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ラインの黄金

1さーじょん:2004/01/31(土) 23:09
台本/作曲:リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)
初演:1869年、ミュンヘン

2さーじょん:2004/05/10(月) 00:09
バイエルン盤DVD観る
 ネット上ではあまり評判のよくないレーンホフ演出だが、僕は結構気に入っている。特にラインの黄金は、寓話性が高く仕上がっていて、この壮大なドラマの前口上に相応しいと思う。
 ロバート・ティア歌うローゲを、イカサマ師のような現代的な衣装を着せるなど、徹底して「語り部」然と描いているのは、非常に成功している。ティアの演技も悪くない。
 ファフナーを歌うのはクルト・モル。モルの声って、ホントにいろんな役に似合うなあ、と思う。手許にあるソフトだけでも、ザラストロ、グルネマンツ、オックス男爵、夜警(マイスタージンガー)、ヴォツェックでは酔っ払った徒弟職人でも登場する。コミカルな役、重厚な役、善玉悪玉、どちらもハマっている。そういう、何でも似合う声なんだなー。
 ウラシハのアルベリヒも、メト盤よりバイエルン盤のほうが、調子いい気がする。チクルス全体通して、メトとバイエルンで、ブリュンヒルデ、アルベリヒ、ハーゲンは共通しているが、いずれもバイエルンの方がいいように聞こえる。

3さーじょん:2004/06/09(水) 23:44
シェロー&ブーレーズのDVD、amazonより届く。早速通して鑑賞
感想書き込むのは、まず「黄昏」まで一通り観て、
もう一回観てからにした方がよいだろう。
何せ指環は、伏線だらけだからね。

4さーじょん:2004/09/18(土) 15:13
ショルティ盤CD聴く
 ロンドンのヴォータンは、ホッターに比べれば「らしくない」かもしれないが、それほど悪くないと思う。
 というか、ホッターほどの圧倒的な個性はないヴォータンと、ナイトリンガーのアルベリヒやフラグスタートのフリッカ、歌手とほぼ同等(かそれ以上)に響くオケが組み合わさって、心地よい「アンサンブル・オペラ」に仕上がっていますね。

5さーじょん:2004/11/07(日) 21:32
レヴァイン+メトDVDチクルス鑑賞開始!
 以前に観たときは、モリスの声質がヴォータンに合わないとか、イェルザレムの演技が過剰とか思っていたが、改めて観るとそうでもなかった。今回はむしろ、メト管の「大味さ」が良くも悪くも気になった。盛り上がる場面では効果的と思ったけど、静かな場面は、ちょっときびしいところもある(気がする)。でもこの感想も、もう一度聴いたら確実に変わるだろうね。

6さーじょん:2004/12/28(火) 09:37
ヤノフスキ盤チクルス開始!
 ショルティ盤と比べると、録音によってこれほど金管、弦、声のバランスが違うのかと驚いてしまう。ショルティ盤とヤノフスキ盤だから、両極端なものを比べているのかも知れないが。
 バランスが違うと、音を通してみえてくるものも違ってくる。不思議なモノだ。たとえば、第1場、ラインの乙女たちの「Rheingold! Rheingold!」でも、ショルティ盤では黄金の輝きが目に浮かぶが、ヤノフスキ盤では乙女たちの歌う姿が目に浮かぶ。
 歌手陣では、圧倒的に印象的なのはシュライアー。これまで僕が知らなかった新たなローゲを発見した感じだ。残念ながら、「ラインの黄金」に限っては、アダムはそれほど印象的ではない。これを聴くと、「ロンドンもモリスもそう悪くないんだねー」と思えてしまう。とくに「ラインの黄金」でのヴォータンは、かなり俗物だからねー。
 あとポップ。ラインの乙女が3人でいっせいに歌うところでさえも、ポップの声はすぐに分かる。これは、僕がポップ好きだからかも知れないが……。

7さーじょん:2005/04/14(木) 03:01:19
仕事しながらBGMのつもりでクナ57年盤かけていたら、結局最後まで聴いちゃった……。ホッター、ナイトリンガー、グラインドル、の男声陣が充実してるよね。でもやっぱり、クナっておもしろいなあ。。。多少のバラツキなんぞ、気にしてないんだろうな

8さーじょん:2005/07/14(木) 00:21:10
 とくにこれといって、どうしても聴きたいオペラもなく、ふと気がついてみると、1月末から半年ほど指環を通しで聴いていなかったので、通勤電車で1957年クナ指揮バイロイト実況を聴くことにした。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1073744514/19に書いたように、こういう古い録音をipodで聴くのは無理があるが、まあ、通勤電車の暇つぶしということで勘弁して下さい。序夜の「ラインの黄金」は2往復半で聴き終わりました。
http://1876.net/wagner/rheingold/knappertsbusch56.htm
http://www.syuzo.com/kna/kna-059.html
 やっぱりテンポ遅いねえ。「イイ感じの『ため』」と思うこともあるし、「重い」と感じることもある。この辺は微妙ですね。でも、細かいことにこだわらない点は、相変わらずですね。歌手では兎に角ホッターがうまいです。まあ、当然といえば当然ですが。とくに第2場のフリッカを言いくるめようとするあたりなんか、本当に表情豊かです。ロンドンのホッターを聴いたときにこれといって不満を感じたことはないんだけど、これを聴いた直後では、「ラインの黄金」をほかのヴォータンで聴くのは、ちょっとつらいかな。。。

9さーじょん:2005/07/14(木) 08:13:20
>>8
×「ロンドンのホッター」→○「ロンドンのヴォータン」

10さーじょん:2005/10/15(土) 03:40:20
久しぶりに観るシェロー/ブーレーズのバイロイト1980年公演DVD(僕が持っているのはフィリップスの旧盤DVD)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005OATM
再発されたDG盤DVD
http://www.deutschegrammophon.com/catalog/product.htms?PRODUCT_NR=0734058
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00092ZAO0
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1078793
 シェロー演出、ヴォータン(をはじめとする神々)がじつに俗物くさく描かれています。第2場のはじめの方で、歌わないで演じるだけのドンナーとフローが、とくにその俗物度合いが高いです。
 演出が話題にのぼることの多いプロダクションですが、あらためて観ると、演奏も結構いいんですね。とくにアルベリヒの呪いのような烈しい場面は、僕の好みです。

11さーじょん:2006/01/22(日) 01:06:59
1月18日、ゲルギエフ&マリンスキー・オペラ来日公演『ニーベルングの指環』第2チクルス序夜、東京文化会館にて。
公演情報↓
http://www.japanarts.co.jp/html/mariinsky2006/index.html
http://www.japanarts.co.jp/html/mariinsky2006/story_rheingold.html
http://www.japanarts.co.jp/html/200601news/index.html
マリンスキー劇場
http://www.mariinsky.ru/en/
http://www.mariinsky.ru/en/opera/spectacle/rheingold_cypin
 演出構想・演出監督・指揮:ワレリー・ゲルギエフ、演出構想・舞台美術:ゲオルギー・ツィーピン、マリンスキー劇場管弦楽団。
 エフゲニー・ニキーチン(ヴォータン)、ニコライ・ガシーエフ(ローゲ)、ヴィクター・チェルノモルツェフ(アルベリヒ)、ウラディミール・フェレンチャク(ミーメ)、ワディム・クラーヴェツ(ファゾルト)、ゲンナジー・ベズズベンコフ(ファフナー)、ラリーサ・ジャチコワ(フリッカ)、ジャンナ・ドンブロフスカヤ(フライア)、ズラータ・ブルィツェワ(エルダ)。

12さーじょん:2006/01/22(日) 01:07:43
 基本的に舞台は4場とも同じ、ていうか、会場で買った公演プログラムを見ると、4夜ともほぼ同じ舞台で演じられるみたい。左右と奥、三方を白い壁で囲まれた、閉ざされた空間、結構上方まで壁が伸びている。照明によって壁の色は、青、赤、緑、紫などに変化します。どの場面でどの色だったかまでは、さすがに覚えていませんが。
 序夜となるこの作品では、4体の巨大な石像が、空中に横たわる形で吊されています。場面によって、4体の高さが入れ替わりますが、それで何を意味しているのかは、さっぱりわからなんだ。あと、お地蔵さんみたいな岩(頭部がさまざまな色に光る)がそこかしこに置かれています。多分20体くらい。ネット上でさんざん書かれていますが、一瞬の構図を取り出して見れば、光の使い方とかいいなあと思う箇所もあるのですが、流れとしてみると「ワケ分からない」感は否定できません。
 冒頭、緑の蛍光色に光る長い髪を着けてレオタードを着けたエキストラが舞台上に佇んでいます。「世界の生成」の音楽に合わせて、立ち上がり、左右に揺れていましたが、「神秘的」などというよりは、昆布が揺れているようにしか見えません。「ラインの黄金」は、プリンスメロンの皮みたいな球体でした。その後の、黄金を積み上げる場面、この「マスクメロン」をただぐるぐると回していたのは、ちょっと参りました。

13さーじょん:2006/01/22(日) 01:08:40
 ライン川底〜ヴァルハラの移行の場面、ラインの乙女たちは、黄金を奪われたショックで倒れていますが、そこにローゲが現れて、彼女たちを慰めるように声をかけていきます。この箇所だけは、なるほどと思いました。ライン川底〜ヴァルハラに移行すると、上から4本の柱が降りてきました。柱の中には、床に置いてあるモノと同じような「地蔵岩」が入っています。
 巨人族たちは、巨大な岩から顔だけ出しています。この岩の張りぼて、腕が上下に動く以外には動きはなし。演技もへったくれもなく、まったく知らないで見ていたら、「ファフナーがファゾルトを打ち倒した」こともわからないのではなかろうか。
 ニーベルハイムの場面、アルベリヒと同じような「ルチ将軍」を思わせるかぶり物の子どもたちが「小人族その他大勢」を演じていました。アルベリヒが化ける大蛇は、黒子が扇子のようなものを並べて動かすという趣向。意図的にチープ感を出しているとしか思えませんでした。
 第4場に登場するエルダ、黒装束で左右に鍔が長〜く伸びた黒いかぶり物で、その伸びた鍔からすだれが垂れてました。一人では支えきれなかったのか、鍔を支えるお付きの者がいました。最後のヴァルハラ入城の場面、4体の巨石像がちょっと上体を起こすような形になり、4本の「地蔵入り柱」がアーチのようなカーブ状にしなります。

14さーじょん:2006/01/22(日) 01:09:19
 さて肝心の演奏・歌唱ですが、印象に残ったのは、フリッカのデカイ声。あとはローゲくらいでしょうか。ドンナーやフロー、ラインの乙女たちなどは、どうにも声が飛んでこなくて……。ニキーチンのヴォータンはどうなんでしょ? ヴォータンに合っているとは思えませんが、それなりにしっかりした歌手っぽいので、今回の公演の中では、「悪くない要素」の一つといった感じです。
 オケ・歌手ともに、襖の向こう、霞がかかった状態で演奏しているような感じでしたね。オケがバラバラになったり、オケピと舞台がずれたりといったことはなかった(ややこしい合唱がないから当たり前ですが)のですが、「流して」いるような演奏です。もう2日経って、印象がだいぶ薄れちゃってるなあ。会場でお会いしたワーグナー通の方は「ゲルギエフはまだ指環を自分のモノにしてないんだろうね」と仰有ってました。そういうことなんでしょうね。

15さーじょん:2006/01/22(日) 01:09:55
エフゲニー・ニキーチン(ヴォータン)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/nikitin
ニコライ・ガシーエフ(ローゲ)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/gassiev
ヴィクター・チェルノモルツェフ(アルベリヒ)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/chernomortsev
ウラディミール・フェレンチャク(ミーメ)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/felenchak
ゲンナジー・ベズズベンコフ(ファフナー)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/bezzubenkov
ラリーサ・ジャチコワ(フリッカ)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/dyadkova
ジャンナ・ドンブロンフスカヤ(フライア)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/dombrovskaia
ズラータ・ブルィツェワ(エルダ)http://mariinsky.ru/en/opera/soloist/bulycheva

16さーじょん:2006/01/27(金) 01:28:24
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/47に書いたように、ベーム盤チクルス開始です。1966年7月バイロイト実況録音。
http://1876.net/wagner/rheingold/bohm.htm
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002CHOJG
 やっぱりベームは素晴らしいのお!!!!! 男声陣が充実しています。アダムのヴォータンもなかなかですが、この「ライン」では、ナイトリンガー(アルベリヒ)、ヴィントガッセン(ミーメ)、タルヴェラ(ファゾルト)、ベーメ(ファフナー)といった、英雄的ではない、性格的な役柄の充実度が高いですね。改めて聴くと、ファゾルトって結構好感の持てるキャラですね。タルヴェラの歌で聴くと、なおさらそう感じます。
 録音のせいか、それともベームの音づくりなのか、弦楽器の中音域がとても豊かに響いています。そのおかげで、第2場で、ローゲが歌うたびに奏でられる、「ローゲの動機」のヴァリエーションが、とても印象に残りました。

17さーじょん:2006/10/01(日) 12:56:31
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/49に書いたとおり、クナ56年バイロイトORFEO盤の鑑賞開始です。
http://1876.net/wagner/rheingold/knappertsbusch56.htm
http://www.syuzo.com/kna/kna-057.html
http://www.syuzo.com/kna/kna-058.html
 これまで聴いていた57年バイロイトGM盤と比べると、当然ながら音質はかなりクリアです。
 さて演奏ですが、冒頭の場面、ラインの乙女たちのアンサンブルで、驚くほど遅いところがあったので、この調子で最後までいくのかと思いきや、意外と普通のテンポでした。クナの指揮に関しては、「細かいことにこだわらない」ところは相変わらずです。やっぱ面白いなぁ。
 歌手では、ナイトリンガーが秀逸です。僕の所有する数少ないリング・セットでも、ナイトリンガーのアルベリヒは4種ありますが、これがいちばん好調ではないかしら。第4場でヴォータンに指環を取り上げられるやり取りなんか、ゾクゾクしますねえ。ホッターもズートハウスも好演なのですが、ナイトリンガーのインパクト強すぎです。
 意外だったのが、グラインドル。まず「ファゾルトじゃなくて、ファフナーじゃねぇの?」という疑問がありますが、第2場、いくつかフラットしてしまう箇所があります。こういう人でしたっけ???

18さーじょん:2007/01/28(日) 09:28:09
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/51に書いたとおり、カラヤン盤鑑賞開始です。67年スタジオ録音。予定では、今回は間をあけずに一気に4作品鑑賞してしまおうと思っています。
http://www.deutschegrammophon.com/catalog/product.htms?PRODUCT_NR=4577812
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/B0000254UT
http://www.hmv.co.jp/product/detail/694287
http://1876.net/wagner/rheingold/karajan67.htm
 オケの性能、雄弁さ、カラヤンの完璧主義、叙情性については、すでに言い尽くされているので、僕が何かを付け加えることはないでしょう。一つだけ「これもイイなあ」と思った点ですが、ラインの乙女のアンサンブル、他の録音に比べると本当に優しいイメージで、まったくワーグナーっぽくないように聞こえたのですが、ヘレン・ドナートとエッダ・モーザーが入っています。パミーナと夜の女王じゃん!
 タルヴェラ、リッダーブッシュ、ケレメンなどの男声陣も充実しています。あと特筆すべきはやはり、F=ディースカウの起用ですね。僕が持っているオペラのソフトの中では、カラヤンとF=ディースカウはこれが唯一の共演です(探せば他にもあるのかしら?)。『ハンス・ホッター 名歌手の横顔』http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1085282357/2の121ページには「劇的には最も難しい《ラインの黄金》」という言葉があります。おそらくそうなのでしょう。F=ディースカウの歌で聴いて、「『ラインの黄金』のヴォータンは、多彩な表現が必要とされる役なんだなあ」ということに気づかされました。

19さーじょん:2007/05/30(水) 23:03:54
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/54に書いた経緯で購入したセット、「ラインの黄金」から聴き始めました。フルトヴェングラー指揮1950年スカラ座公演実況録音。
http://1876.net/wagner/rheingold/furtwangler50.htm
このセット購入の大きなお目当ては、フラグスタートのブリュンヒルデですが、これには当然出ていません。じっくり聴いていると、なるほどフルトヴェングラーらしい響きだと思う瞬間はありますが、この音質で、しかもあまりお目当ての歌手もいないとなると、ちょっと「資料としての聴き方」以上にはならないなあ。
 それでも、大詰めの行進曲なんかはやはり、感心してしまうわけですが。。。

20さーじょん:2007/12/08(土) 11:58:23
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/56に書いたように、久しぶりに聴きます、>>6のヤノフスキ盤。
オケの響きも録音も、本当に「聴きやすい」なあと思います。耳に心地よい響きですね。歌手も(とくにショルティ盤に比べると)非常にリリカルな印象です。大詰め、ヴォータンの詠唱から行進曲にかけてのオケの響きが素晴らしいですね。

21さーじょん:2008/01/23(水) 00:42:12
というわけで、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/58に書いたように、聴き始めました。カイルベルト指揮1955年バイロイト実況録音。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1454759
ネット上のレビューでは必ず「音質」についての言及があります。一聴して納得。確かに音がいい! 臨場感たっぷりです。
指揮は言うまでもなく質実剛健です。何よりも印象に残ったのは、ホッターとナイトリンガー。二人ともたいへんな迫力ですねー。

22ウィンザーの陽気な名無しさん:2008/07/05(土) 22:49:09
というわけで、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/7336/1075558116/60に書いたように、>>4のショルティ盤聴き始めました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2727542
http://www.hmv.co.jp/product/detail/451492
http://www.amazon.co.jp/dp/B0000042H5
改めての感想もないのですが、以前に比べると、ロンドンも悪くないなーと思うようになってきました。あとは、この録音での主役はやはり、ナイトリンガーですね。

23さーじょん:2009/03/15(日) 22:12:31
3月14日(土)「トーキョー・リング」新国立劇場公演鑑賞。
 キース・ウォーナー演出、ダン・エッティンガー指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
 ユッカ・ラジライネン(ヴォータン)、トーマス・ズンネガルド(ローゲ)、長谷川顯(ファゾルト)、妻屋秀和(ファフナー)、ユルゲン・リン(アルベリヒ)、高橋淳(ミーメ)、エレナ・ツィトコーワ(フリッカ)、蔵野蘭子(フライア)、シモーネ・シュレーダー(エルダ)。
公演概要&初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000075_opera.html
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/updata/20000082.html
初演(2001年3月)
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s110/s110.html
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/opera/2000~2001/rhein/rhein.html
 今シーズン(2008/2009シーズン)と来シーズン(2009/2010シーズン)にて、トーキョー・リング4作品上演です。今回は「序夜」です。

24さーじょん:2009/03/15(日) 22:13:01
 すでに初演の時から演出については多くが語られています。何らかの演出家の意図はあるのかも知れませんが、僕自身は、一つ一つの場面が、スナップショットとして観たときに、非常にうまくできているように思いました。
 指揮とオケ、いくつかの場面で金管がヘタこいてましたけど、トータルとしては、かなり覇気を感じるものだったと思います。静かな場面で緊張がとぎれるような感があったのですが、ワーグナー作品ってよほどの超名演でない限り、だいたいそうなるので、まあ許容範囲でしょう。
 歌手では、アルベリヒとエルダが非常に印象に残りました。ツィトコーワ、豊かな声ですねー。ラインの乙女がちょっと弱く、日本人歌手はそれぞれ不満ありですが、それ以外の主役陣に関しては上出来と言ってよいでしょう。
 まずは、「序夜」としては十分に楽しめましたし、この後の3作品も非常に楽しみ卯です。

25さーじょん:2009/12/06(日) 12:34:36
>>21カイルベルト盤を聴く。
演奏、歌唱、録音、あらゆる意味で決定盤と呼ぶに相応しいと思います。とくに「深さ」が印象に残ります。

26さーじょん:2015/10/11(日) 07:30:01
2015年10月4日(日)新国立劇場の新たなリング・チクルスが始まりました。
ゲッツ・フリードリヒ演出、飯守泰次郎指揮、東京フィルハーモニー交響楽団。
ユッカ・ラジライネン(ヴォータン)、ステファン・グールド(ローゲ)、妻屋秀和(ファーゾルト)、クリスティアン・ヒュープナー(ファフナー)、トーマス・ガゼリ(アルベリヒ)、アンドレアス・コンラッド(ミーメ)、シモーネ・シュレーダー(フリッカ)、クリスタ・マイヤー(エルダ)。

公演特設サイト&初日舞台写真
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/dasrheingold/
http://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/151001_007634.html

当日の僕の書き込み
https://www.facebook.com/hogehoge2005/posts/724772770989669

27さーじょん:2015/10/11(日) 07:42:35
>>26で久しぶりに聴いたら、通しで聴きたくなりました。通勤電車で1週間かけて、>>17のクナ盤を聴く。改めて聴くと、ライン川、天上、地底という場面の移り変わりが面白い作品ですね。

28さーじょん:2020/06/17(水) 01:58:13
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/7336/1085704860/77-78 のティーレマンがとっっってもヨカッタので、ずいぶん前(2016年)に購入したものの全く聴いてなかったティーレマン指揮バイロイト2008年実況録音の「指環」を聴き始めちゃいました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3708679
http://www.hmv.co.jp/product/detail/7270649
https://www.amazon.co.jp/dp/B002QEXC7G
何か、イイなぁ、とっても!!! フルヴェンとかクナとかベームとか、いにしえの指揮者に通じる深さとか重厚さとか、うねりとかもあって、なおかつ現代的な明瞭さもあって。
ティーレマンとヴァイグレ、僕的には「ライバル」のようにも見えて、両方好きだなぁ。
これからしばらくは「指環漬け」の日々が続きそうです(笑)


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