したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

インド・天竺・中洋スレ

182名無しさん:2015/09/28(月) 22:37:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00000021-pseven-life
カレーの起源はインド だがインドにカレーという言葉はない
NEWS ポストセブン 9月28日(月)16時6分配信

 カレーはインド料理がルーツだが、元来、インドに「カレー」という言葉はない──そう語るのは、全国でカレーを提供する出張料理ユニット『東京カリ〜番長』。国内外のカレー料理に通じる、スペシャリストだ。
 
「欧州列強が競って東インド会社を設立した時代、インド人が食べていた『カリ』なる食べ物と出会い、『curry(カリー)』と名付けて自国へと持ち帰ったのが、そもそもの始まりでした。現地でいう『カリ』とは、汁ものの総称のようです」

 最もカレーに熱心だったのがイギリスだった。英国内で「ブリティッシュ・カレー」に形を変え、1867年発行の料理本にもレシピが紹介されている。
 
「小麦粉を入れたシチューのようなもので、後に日本のカレーの原型となったといわれています。“カレーを作ったらライスを盛りつけてください”と指南している。カルカッタにいた人間が英国本国へ持ち帰ったのですが、ベンガル地方は米が主食のためナンではなく『カリー&ライス』で定着した。インドにはなかったカレー粉を発明したのもイギリス人。これが明治維新の頃に日本へやってきた。カレーはインドからイギリスを経由してやってきたのです」(同前)

 日本へカレーが伝来した経路や時期には、諸説ある。
 
「文明開化で洋食としてもたらされたという説と、英国海軍を手本とした旧帝国海軍が学んだという説の2つが、一般的な定説となっています。1872年発行の料理本『西洋料理通』『西洋料理指南』に記されたカレーのレシピが、日本最古の記録です。カレー粉を使い、小麦粉でとろみをつける調理法などがブリティッシュ・カレーを感じさせます」(同前)

●監修:東京カリ〜番長/1999年結成の出張料理ユニット。『ニッポンカレー大全』(小学館刊)などの著書がある調理主任の水野仁輔氏ほか、男性11人で構成。全国各地のイベントに出張して、テーマに合わせたカレーと音楽を提供している。商品開発やメディア出演も多数。

※週刊ポスト2015年10月9日号

183名無しさん:2015/10/03(土) 22:23:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3055209
「生き神」生活を続ける女性、ネパール地震で初めて歩く
2015年07月25日 15:06 発信地:パタン/ネパール

【7月25日 AFP】今年4月にネパールが大地震に見舞われたとき、同国で最も長く生き神「クマリ(Kumari)」の地位にあった女性が思いも寄らない行動に出た――彼女は生まれて初めて、道を歩いたのだ。

?2歳で俗世間から離れ、今もその生活様式を守っているダナ・クマリ・バジラチャルヤ(Dhana Kumari Bajracharya)さん(63)は、AFPに取材に応じ、クマリとしては異例の30年間に及ぶ生活について語った。1980年代にクマリを解任されたときのうずくような痛みは今も消えないという。

?4月25日にマグニチュード(M)7.8の大地震が起きる前は、バジラチャルヤさんが公の場に姿を現すのは、華麗な装飾が施された木製のみこしで運ばれるときだけだった。

「クマリ」と呼ばれるネパールの女性の生き神たちは、ヒンズー教と仏教の要素を融合した風習に縛られて隠とん生活を送り、めったに人前で話をすることはない。

?しかし、大地震で大地が揺れ、建物が崩壊し、数千人が死亡する被害が出たとき、バジラチャルヤさんは、首都カトマンズ(Kathmandu)南部の歴史の古い町パタン(Patan)にある住居を30年ぶりに離れた。しかも、徒歩で。

「あんな形で住まいを離れるとは思ってもみなかった」と話すバジラチャルヤさんは、8800人以上が犠牲になった大地震のショックを今も引きずっていた。「恐らく、人々が以前ほど伝統を重んじていないことに、神々がお怒りなのだろう」

?大地震がネパールを引き裂くと、バジラチャルヤさんの5階建ての住まいは揺れたが、家族は屋内にとどまった。クマリを引退したバジラチャルヤさんが、伝統を破って家族と一緒に外に歩いて出るかどうか、様子をうかがったのだ。

?めいのシャニラ・バジラチャルヤ(Chanira Bajracharya)さんは、「私たちは、他の人たちのように家を離れることはできなかった。おばのことを考えなければならなかったから。どうしていいのか分からなかった」と語った。

「でも、自然がそれを強いるならば、成し遂げることができる」

184名無しさん:2015/10/03(土) 22:24:09
>>183

■「パタンのクマリ」として30年

?ダナ・バジラチャルヤさんは、わずか2歳だった1954年にクマリに選ばれ、「パタンのクマリ」として30年間、君臨した。

?ネワール(Newar)族の思春期前の少女から選ばれるクマリは、ヒンズー教の女神タレジュの化身とみなされている。

?選定条件は厳しく、体に傷痕などがあってはだめで、獅子のような胸、シカのような太ももなど、肉体的な特徴もたくさん含まれている。

?カトマンズの「生き神」は、公邸であるクマリの館に移り住まなければならないが、パタンのクマリは家族と暮らすことを許されている。しかし、人前に姿を現してもよいのは、町をパレードしながら人々から崇められる祝日だけだ。

「祭りの間に出掛けるのが一番好きだった」と、パタンの狭い通りに、クマリからの祝福を受けようと信者が並んでいる様子を懐かしみながら、バジラチャルヤさんは言った。

?パタンのクマリは昔から、初潮を迎えると解任されることになっているが、バジラチャルヤさんは、初潮が来なかったため、30代になってもクマリの座に就き続けた。

?しかし、1984年、祭りの最中にバジラチャルヤさんを見たディペンドラ(Dipendra)皇太子によって、彼女は退任することになった。

?当時13歳だったディペンドラ皇太子は、「なぜ、彼女はあんなに年を取っているの?」と質問し、僧侶らに、クマリを若い少女に替えるよう働き掛けたといわれている。

?ディペンドラ皇太子はその17年後に、自身の親族を9人殺害する事件を起こしている。

?30年たっても、突然クマリを解任されたことはつらい思い出だ。「私をすげ替える根拠は彼らにはなかった」とバジラチャルヤさんはAFPに語った。「私は少し腹を立てていた…。女神がまだ自分の中にいるのを感じていたから」

185名無しさん:2015/10/03(土) 22:24:41
>>184

■今も変わらぬ日々の習慣

?引退を余儀なくされたバジラチャルヤさんは、自分の務めを放棄することも、隠とん生活を終わりにすることもできず、既知の暮らしを続けていくことにした。

?バジラチャルヤさんは、毎朝目覚めると、クマリだったころに着ていたような刺繍入りの赤いスカートをはき、髪の毛を頭頂に束ね、こめかみに向けて上向きにアイシャドーを塗る。

?特別な日には、額の真ん中に赤と黄色のパウダーで第3の目を描き、真鍮のヘビが彫り込まれた木製の王座に座る。

?毎週土曜日や祭りの間は、公式のクマリだったころと同じように信者が集まる。バジラチャルヤさんが使うのは、赤いれんが造りの家の、狭い階段を上っていった別室だ。下の階は、店舗と組合金融機関に貸し出されている。

「僧侶たちはやらなければいけないことをやったが、私は自分の責任を放棄することはできない」とバジラチャルヤさんは言う。

?バジラチャルヤさんのめい、シャニラさんが2001年にクマリに選ばれたときは、バジラチャルヤさんがシャニラさんに手ほどきをした。

?ネパールは、バジラチャルヤさんが生きているうちに激変し、ヒンズー教の王国から世俗的な共和国になったが、元クマリの日々の暮らしは昔のままだ。

?バジラチャルヤさんの近代化への歩み寄りのひとつは、テレビ好きになったことだ。特に時事問題を扱う番組とインドの神話を下敷きにしたドラマがお気に入りだという。

?しかし、シャニラさんによれば、地震が起きてからのバジラチャルヤさんは、ほとんどの時間を祈りにささげているという。

「地震でおばはひどく悲しんだ。私たちの占星術師は昨年、おばが家を出ることになるだろうと予言したが、どうやってそんなことが起きるのかと私たちは不思議に思っていた」とシャニラさんは言う。

「まさかこんなことが起きるとは、夢にも思わなかった」

(c)AFP/Paavan MATHEMA

186チバQ:2015/10/12(月) 16:36:19
http://www.sankei.com/world/news/151012/wor1510120039-n1.html
2015.10.12 15:46

インド東部重要州で議会選始まる モディ政権運営に影響も 11月開票





 インド東部の重要地域で、人口約1億人を抱えるビハール州の州議会選(定数243)の投票が12日始まった。11月5日にかけ五つの地区で順次投票が行われる。モディ首相の国政与党「インド人民党(BJP)」が州野党として挑む構図。11月上旬に開票する見通し。

 昨年5月に発足したモディ政権は経済改革を掲げたが、大きな実績は挙がっていない。州議会選の結果が政権運営に影響を与える可能性がある。ビハール州はインド最貧州といわれ、貧困削減に対する姿勢も問われる。

 登録有権者数は約6700万人。州議会では、州首相が所属する地域政党「ジャナタ・ダル(統一派)」や昨年の国政総選挙で敗れた「国民会議派」が与党連合を結成しており、BJPを中核とする野党連合が巻き返しを図る。(共同)

187チバQ:2015/10/13(火) 21:25:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3062879
インド「殺人道路」の村、働き盛りの男性は1人だけに
2015年10月12日 15:41 発信地:ペダクンタ/インド
【10月12日 AFP】(写真追加)開発途上のインドでは、ところどころに深い穴が開いた危険な道路が日常生活の一部となっている。南部テランガナ(Telangana)州のペダクンタ(Peddakunta)村を蛇行するように通る幹線道路は、横断者の死亡事故が多発する危険な道路として特に悪名をはせている。

 国道44号の迂回(うかい)路となっている片側2車線のバイパス道路が村の居住地区と役場のある中心地区とを分断しており、この道を横切ろうとした数十人が死亡している。

 2006年にこの道路が開通して以来、ペダクンタは「ハイウエー未亡人の村」と呼ばれるようになった。35世帯のうち、これまでに25人ほどの男性が道を横断しようとして交通事故に遭い死亡。働き盛りの成人男性は1人しか残っておらず、女性と子供、高齢者ばかりの村になってしまった。

 死亡した夫が写った色あせた写真を手にした女性(23)は「夫はあのバイパス道路を渡ろうとして交通事故で死にました。私の兄弟と父親もです。うちの家族に私たちの面倒をみてくれる男性はいなくなりました」とAFP記者に語った。

 別の女性も、問題の道路に横たわる夫の遺体が写ったモノクロ写真を見せてくれた。遺体は左脚が押しつぶされていた。

 住民たちは、役場に年金を受け取りに行く時や仕事を求めて他の村を訪れる際に4車線のバイパス道路を安全に渡れるよう、歩道橋か地下道の設置を求めてきた。だが要求は無視されたままだという。

 交通事故で夫を失った女性(38)は「誰も私たちを助けてくれない。多くの人たちがやってくるけれど、写真やビデオを撮っただけで帰ってしまう」と話した。3人の子を持つこの女性は、土のかまどで料理をしながら「この家にはガスストーブもトイレもない。援助してくれる人は誰もいない」と嘆いた。

 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によれば、インドの交通死亡事故は世界最悪の水準にあり、毎年23万人以上が死亡している。(c)AFP

188チバQ:2015/10/15(木) 22:40:16
http://www.sankei.com/world/news/151014/wor1510140046-n1.html
2015.10.14 19:32

日本の「新幹線」売り込め 中国に敗退受けインドで「優位性」訴え巻き返し

Tweet

鉄道セミナーにJR東日本が持ち込んだ、新幹線の運転を疑似体験できるシミュレーター=14日、インド・ニューデリー(共同)
 日本政府は14日、インドの首都ニューデリーで、新幹線などを紹介する鉄道セミナーを開いた。インドネシアの高速鉄道計画の受注合戦で、好条件を示した中国勢に敗れた日本勢としては、インド西部ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道計画での受注を念頭に、巻き返しを図りたい考え。

 JR東日本や三菱電機、日立製作所なども参加。新幹線の運転を疑似体験できるシミュレーターなどが出展され、日本の技術の優位性を訴えた。

 セミナーで、山本順三国土交通副大臣はニューデリーの地下鉄建設支援など日本の実績を強調し「50年間で築いた新幹線の技術と経験を活用してほしい」とあいさつ。日本がセミナーに合わせて設置した専門館を訪れたプラブ鉄道相らインド政府高官と会談し、協力を求めた。(共同)

189名無しさん:2015/10/20(火) 23:11:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000118-mai-soci
<ロヒンギャ>「11月の総選挙が公正に実施を」とデモ
毎日新聞 10月20日(火)22時21分配信

 日本で暮らす、ミャンマーで少数派のイスラム教徒「ロヒンギャ」約40人が20日、東京都品川区のミャンマー大使館周辺をデモ行進し、11月の総選挙が公正に実施されるよう訴えた。

 デモを主催した在日ビルマロヒンギャ協会によると、ロヒンギャは「国民」と認められておらず、選挙権を持たない。現政権は今年3月にロヒンギャのIDカード(一時身分証)も廃止した。アウンティン会長(47)は「民主的なアウンサンスーチー氏が率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が政権をとれば、ロヒンギャの権利が回復する可能性がある。日本政府は選挙が公正に実施されるようプレッシャーをかけてほしい」と語った。

 ロヒンギャを巡っては今年、政治的圧制を逃れ周辺国に脱出した難民が「ボートピープル」となって海上を漂流し、国際的な人道問題となった。【田ノ上達也】

190チバQ:2015/10/25(日) 15:11:17
http://www.cnn.co.jp/world/35072194.html
2歳児と5歳児が性的暴行被害、当局に対応求める声 インド
2015.10.20 Tue posted at 14:41 JST
ニューデリー(CNN) インドの首都ニューデリーで、幼い子どもが性的被害に遭う事件が立て続けに起き、当局に対応を求める声が高まっている。
警察は18日、16歳と17歳の少年を、2歳半の女児を誘拐して性的暴行を加えたとして逮捕した。警察によれば、女児は家の前から近所の公園に連れ去られ、公園で性的暴行を受けたという。
これとは別に5歳の女児に性的暴行を加えたとして3人の男が逮捕されている。
いずれの事件でも、女児は病院で手当てを受けており、容体は安定しているという。
さらに約1週間前にも4歳児が性的暴行を受けており、この件では男1人が逮捕されている。
デリー首都圏首相のアルビンド・ケジリワル氏は、モディ首相が性的暴行に対し沈黙していると非難。現在はモディ首相に報告を行うデリー警察について、監督権を要求した。
学生組織はデリーの警察本部前で抗議活動を行い、警察の対応が不十分だと非難した。
公式データによれば、2014年にインドで記録された18歳未満の未成年への性的暴行は1万3766件。インドの犯罪統計によれば、このうちの1000件以上がニューデリーで報告されている。

191チバQ:2015/11/06(金) 21:49:00
http://www.sankei.com/world/news/151106/wor1511060067-n1.html
2015.11.6 20:51

インド最貧州で議会選、モディ政権問う試金石に 「失業率も物価も上がった」と反対派、開発推進求める

ブログに書く0




(1/3ページ)

10月30日、インド東部ビハール州ノヌーア村での選挙集会に参加し、住民に手を振るインド人民党の友党幹部(岩田智雄撮影)
 インド東部ビハール州の州議会選が8日、開票される。投票は今月5日までの約3週間で5回に分けて行われ、印メディアが報じた各種出口調査によると、モディ首相率いる連邦政府与党のインド人民党(BJP)と地域政党中心の州政府与党連合の接戦となっている。インドにモディ政権が発足して間もなく1年半。国内最貧の大規模州ビハールでの選挙は、モディ政権の実績を問う試金石となりそうだ。(インド東部ビハール州ノヌーア村 岩田智雄)

 「われわれの訴えはただ一つ、開発だ」

 州北部ノヌーア村での選挙集会で、BJP幹部、ギリラジ・シン中小企業担当閣外相はこう訴えた。

 日本の人口とほぼ同じ1億人余りが住むビハール州は、2012年度の1人当たりの総所得が全州中で最低の約2万8300ルピー(約5万2千円)。下位カーストや少数派イスラム教徒が多く、識字率も全州で最悪の64%しかない。

 ノヌーア村には電気のない簡素な木造住宅が並び、村人は井戸で水をくむ。州民の最大の関心事は開発で、昨年5月開票の下院選で経済改革の期待を受け地滑り的勝利を収めたBJPは、ビハール州でも全議席の半数以上を獲得した。州議会選では、地域政党のジャナタ・ダル統一派を上回る議席の獲得による実権掌握を目指している。

 BJPは、総選挙以来、地方の州議会選ではモディ人気の波に乗って、“快進撃”を続けてきた。しかし、今年2月開票のデリー首都圏議会選では、反汚職を掲げる新政党に惨敗を喫した。今回、こうした負の流れを断ち切らなければならない。モディ氏自身、26回も選挙集会に足を運ぶ力の入れようだ。

 ただ、昨年5月26日のモディ政権発足以来、経済改革のペースは遅い。企業が期待する間接税簡素化のための物品サービス税(GST)の導入は、法案が通らないままだ。土地収用法の修正法案も野党から企業寄りとの批判を受け、取り下げを余儀なくされた。

 ジャナタ・ダル統一派と共闘する地域政党の広報担当者、チッタランジャン・ガガン氏は「モディ政権下で失業率も物価も上がった。モディ氏が足しげく選挙集会に来るのは、空虚な言葉で失政を隠そうとしている証拠だ」と批判する。

 しかし、BJPの州広報担当者デベシュ・クマール氏は「開発の遅れは州政府のせいだ。BJPが勝てば、モディ氏が国政で発表している開発政策が機能する」と反論する。

 BJPの逆風になりかねないのは、インド各地で起きている多数派ヒンズー教徒による少数派住民への暴力事件だ。昨年来、キリスト教徒や教会への暴力が相次いだ。今年9月にはビハール州の隣接州で、イスラム教徒男性がヒンズー教徒に神聖視される牛の肉を食べたとの偽の噂を流され、暴徒に集団暴行を受けて殺害された。BJPはヒンズー至上主義を掲げる。この事件では、党幹部の息子の活動家が暴行を主導した疑いで逮捕された。

 BJP幹部による少数派批判も後を絶たない。選挙戦さなかの10月29日には、アミト・シャー総裁が「BJPが負ければ、(イスラム教国)パキスタンでクラッカーが鳴らされる」とイスラム教徒への敵意をあおった。州少数住民問題委員会元委員長のアブドゥル・マリク氏は「住民を分断し、ヒンズー教徒の票を狙っている」と反発する。

 こうした事件や発言に抗議し、最近、インドの作家などが政府表彰の返上を表明した。米格付け会社ムーディーズの分析部門も、「モディ氏は、党員を抑えなければ内外の信用を失う恐れがある」と警告した。

192チバQ:2015/11/07(土) 23:47:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000029-jij_afp-int
貧困で拡大する腎臓売買、業者になるドナーも バングラデシュ
AFP=時事 11月7日(土)18時26分配信

貧困で拡大する腎臓売買、業者になるドナーも バングラデシュ
闇市場で腎臓を売ったラウシャン・アラさん。バングラデシュ・カライ村の自宅で(2015年8月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】バングラデシュの農村部に暮らすラウシャン・アラ(Rawshan Ara)さん(28)は何年も借金に苦しみ、ついに家族と同じ道を選ぶ決心をした。現金を手に入れるため、片方の腎臓を闇市場で売りに出すのだ。

 貧しいこの農村地帯の多くの住民と同様にアラさんも簡単に地元の仲介業者を見つけ、そして違法ながら同国で活況を呈している臓器売買ビジネスの犠牲者になった。

 今年2月、1児の母であるアラさんが摘出手術を受けると決めた時、2人の親族──姉と義理の兄弟──が反対した。この2人も2年前に手術を受け、その合併症に苦しんでいたのだ。それでもアラさんが決心を変えなかったのは、「貧しさに疲れ切っていた」から。首都ダッカ(Dhaka)から北西に300キロ離れた、アラさんたちが住むカライ(Kalai)村は、いつからか臓器売買の拠点になっていた。

 アラさんは「夫は一年中病気をしている。娘の教育費もかさむようになった。私はダッカに行ってメイドや衣料品産業の労働者として働いたが、賃金は本当にひどかった」と語ったが、仲介業者の名を明かすことは拒否した。

 しかし警察は、親族らがアラさんを説き伏せて手術を受けさせたとみている。臓器を提供した人物がその後で自ら仲介業者になり、別のドナー(臓器提供者)の獲得に成功すると仲介料を取っているという。カライではこのような仲介業者のネットワークが拡大しており、アラさんの親族もその一部だというのだ。

 地元の警察署長は「こういった業者はまず自分の家族を、それから親族、さらに同郷の村人を狙っていく」と語った。警察署長がAFPに明かしたところによると、「腎臓を売ったカライの人は今年だけで40人」だという。2005年から数えれば、その人数は200人に上る。

 これ以外に現在、12人のカライ出身者が行方不明になっている。程近い国境を越えてインドで入院し、臓器の摘出手術を受けている可能性が指摘されている。

■偽造パスポートで隣国インドへ
 バングラデシュでは、約800万人が腎臓病を患っているとされる。その大半が、罹患(りかん)率の高い糖尿病によるもので、毎年少なくとも2000人の患者が腎臓移植を必要としている。

 しかし合法なのは存命の親族からの提供に限られ、移植可能な腎臓が慢性的に不足しているという実態がある。

 その需要に応えたのが、多額の金銭が動く闇市場だ。買い手側も必死なら、貧しい売り手側も同じくらい必死の思いで、双方の流れが絶えることはない。

 2011年、バングラデシュ警察がドナーや看護師、医療機関に対する大規模な摘発を実施すると、違法な手術の多くはインドで行われるようになった。

 血液検査を経て、アラさんの腎臓の移植相手が見つかると、匿名の工作員の男から偽造パスポートと身分証明証を手渡された。「私の名前はニシ・アクテル(Nishi Akter)になっていました。男のいとことして通用するようにです。腎臓を摘出するインドの医院に受け入れてもらうためには、どうしても必要なのだと言い含められました」とアラさん。

 健康状態に問題がないことが確認されると、恐怖におののくアラさんは単身で国境の向こう側に送りだされた。「手術当日、私は怖くてたまりませんでした。全能の神アラーに何度も何度も祈りました」

 アラさんが腎臓を売って得た金額は4500ドル(約55万円)。そのお金はイモと米を栽培する農地の借地料に充てた。将来医者になりたいという13歳の娘のために、家庭教師も雇った。

193チバQ:2015/11/07(土) 23:48:07
しかしその代償は高くついた。重いものを持ち上げられなくなり、疲れやすく、息苦しさを覚えることが増えた。「腎臓を売ったのは大間違いでした。今度は自分の健康維持のために、高価な薬が必要になったんです」

 ドナーの多くが、術後のケアが不十分なために健康被害を受けて農作業ができなくなってしまった。上述の警察署長の話では、ドナーの一部は仲介業者に転身し、提供に応じた村民1人につき3000ドル(約37万円)を稼いでいる者もいるという。

 先月には警察が臓器売買を摘発し、カライ村とダッカで計12人を逮捕した。中には、臓器売買で中心的な役割を果たすようになっていた元ドナーもいたという。

 6歳の少年が犯罪組織に腎臓を摘出され、その遺体が池に遺棄されるという事件が発生すると、当局は直ちに摘発に乗り出した。

 警察と地元当局は、臓器売買の危険性を警告する啓発運動を開始。地域内の家庭や学校、イスラム神学校にパンフレットを配布している。

 それでもカライ村の住民の多くは、大きな変化が期待できるとは思っていない。過去にも同様の動きはあったが、効率の悪い刑事司法制度のせいで成果が上がったためしがないからだ。【翻訳編集】 AFPBB News

194チバQ:2015/11/08(日) 00:03:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000016-jij_afp-int
国民の幸福度向上も「社会的孤立」が問題化、ブータン
AFP=時事 11月7日(土)12時43分配信

国民の幸福度向上も「社会的孤立」が問題化、ブータン
ブータンの首都ティンプーで行われた王の誕生日を祝う行事で、学校の生徒たちの踊りを見物する人々(2013年6月2日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ヒマラヤの小国ブータンで生活水準の向上に伴い、国民の幸福度が全般的に上昇する一方で「社会的孤立」が増えていることが、「国民総幸福量」(Gross National Happiness、GNH)に関する2015年の調査により明らかになった。同国のツェリン・トブゲイ(Tshering Tobgay)首相が3日、発表した。


 トブゲイ首相は、近代化が進み、かつて緊密な人間関係が営まれていた地方の地域社会がばらばらになるにつれ、一部で取り残されてしまう人々が顕在化してきたと述べた。同首相によると「2010年に実施した前回の調査と比べ、生活水準や健康、時間の使い方といった分野の指数が緩やかに上昇している一方で、地域の活力や心理的な幸福度などの分野では指数が低下傾向にある」という。

 ブータンは世界で唯一、国家の繁栄の指標として、国内総生産(GDP)ではなく国民総幸福量という考え方を取り入れている。同国では1960年代まで自動車用の道路や通貨がなく、74年まで外国人観光客を受け入れていなかった。テレビ放送が開始されたのは99年。

 7年前にようやく普通選挙が導入され、民主的に選出された政権が誕生して以降、地方部にも電気や道路が整備され、ブータンは急速な発展を遂げている。

■流動化が進む社会

 国内各地の7153人を対象に実施された2015年のGNH調査では、心理的な幸福度、健康、教育、地域の活力、生活水準など9つの項目を基に数値を算出。幸福度指数は2010年調査の0.743から0.756に上昇した一方で、社会の流動化が進行。伝統的な社会構造に近代化のひずみが生まれ始めていることが明らかになった。回答者の多くが「調和」を重んじるブータンの伝統的な行動規範が崩れてきていると考えていた。

 調査報告書の主執筆者、ダショー・カルマ・ウラ(Dasho Karma Ura)氏はAFPの電話取材に対し、ますます多くの若者が農村部から移住し、高齢者が取り残されていると指摘し、政府は地方での「社会的孤立」の問題に取り組むべきだと述べ「経済的変化の一般的影響が心配だ。多くの人々が地方から離れれば、歴史や文化も取り残されてしまう」と懸念を示した。【翻訳編集】 AFPBB News

196チバQ:2015/11/08(日) 23:44:33
http://www.afpbb.com/articles/-/3064756
生後11か月で結婚、伝統の児童婚に立ち向かう女性たち インド
2015年11月08日 18:27 発信地:ジョードプル/インド
【11月8日 AFP】インドの大学生、サンタデビ・メグワル(Santadevi Meghwal)さん(20)は、脅され、嫌がらせを受け、村八分にされ、長老らによって罰金の支払いまで命じられた。生まれて間もなく決められた児童婚を拒否していたのがその理由だ。インド北部では最近、メグワルさんのように、古くからの伝統である児童婚に応じない女性が少ないながらも着実に増えているという。

 砂漠が広がるインド北西部のラジャスタン(Rajasthan)州に生まれたメグワルさんは、長老らの一存により、生後11か月で近隣の村に住む9歳の少年と結婚させられた。同州では昔から、児童婚の割合が高い。

 自分の「夫」の姿をメグワルさんが最初に目にしたのは16歳の時。メグワルさんがまだ幼児だった時に開かれた「結婚式」に親族が出席したという友人が指さしたのは、学校の外で酔って悪態をついていた男だった。

 児童婚は違法であるにもかかわらず、主に貧しい農村部の風習として深く根付いており、数百万人もの人が幼少時に結婚させられている。政府の統計によると、20〜24歳の女性の50%近くが、法定婚姻年齢の18歳を迎える前に結婚していたことが明らかになっている。

 この風習が特に強く残っているのが、人気の観光地となっているラジャスタン州だ。同州では各村で、同じカーストに属する男性らが組織する強力な政治力を持つ長老会議が、社会生活や道徳観においても強大な力を誇っている。

 しかし少数ではあるが、これに抵抗し、地元の非政府組織(NGO)や政府による摘発の後押しを受け、一度も同意した覚えのない婚姻の無効確認を求める若者が出てきている。

 メグワルさんは、17歳になったら夫と同居する取り決めになっていた。しかしこれを断固拒否すると、激怒した長老会議はメグワルさんとその家族が村の行事などに参加できないようにし、父親に到底支払えないような額の罰金を科した。

■「希望の光」

 メグワルさんは今年5月、児童婚の無効確認の支援を行う唯一の慈善団体だと言うサールティ・トラスト(Saarthi Trust)に助けを求めた。

 同団体のクリティ・バルティ(Kriti Bharti)代表はある時偶然、児童婚を禁止するインドの法律に、当時ほとんど知られていなかった条項があることに気付いた。児童婚の無効確認を可能にする規定だった。

 バルティ代表は、「児童婚は巨大な暗い部屋のようなものです。その部屋に差し込む希望の光を、私たちはこの小さな法律に見いだしたのです」と語った。同団体はこれまでに、ラジャスタン州における27件の婚姻無効確認を支援してきた。

 インドで婚姻の無効確認は、双方の合意と年齢を証明できるものがあれば可能である上、女性側が離婚経験有りという不名誉を回避することもできるため、離婚よりも好まれる傾向がある。

 メグワルさんは、一度も一緒に暮らしたことがなく、拉致すると脅迫さえした夫がかたくなに拒否している婚姻の無効確認を、いずれ勝ち取れるのではと期待している。

 ラジャスタン州では、警察とソーシャルワーカーが連携して児童婚を阻止する運動を展開し、年若い少女らの強制結婚件数の減少に貢献している。

 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)のインドにおける児童保護部門の代表、ヨアヒム・タイス(Joachim Theis)氏によると、この問題は依然として極めて大きく、インドの人口の多さを考えると全国規模のアプローチが必要だと訴えている。

 親は、義理の両親に娘を経済的に養ってもらいたいという願いからこの風習を守っている。また、現在もタブー視されている婚前交渉を避けたいがために結婚させることを選んだり、未婚の少女の方が性的虐待の被害者になりやすいと思い込んだりしている親もいるという。

 しかしその結果は悲惨を極める。特に少女の場合、夫のための炊事や掃除を理由に学校をやめてしまうことも多い。10代の妻らは、若すぎる出産が原因で健康問題に苦しみ、また低体重児で生まれた子どもは長く生きられないケースも多いという。

■自分の人生を決めるのは自分だけ

 タイス氏は、「少女らは十分な教育を受けられず、育児に非常に苦労し、暴力の被害者となる可能性も高い。この連鎖反応が悪影響を拡大している」と指摘する。

 教師志望のメグワルさんは、地元のコミュニティーに対し、自分の人生を決めるのは自分だけだということを証明することが夢だという。「私もいつかは結婚するでしょう。でもそれは学業を終え、自立してからの話です」──そう語ったメグワルさんの目から涙があふれた。(c)AFP/Annie BANERJI

197チバQ:2015/11/09(月) 20:39:14
http://www.asahi.com/articles/ASHC915MSHC8UHBI01Z.html
インド与党、地方選で敗北 モディ政権に痛手
ニューデリー=貫洞欣寛2015年11月9日13時06分

 インド東部ビハール州議会選挙(定数243)が8日、開票され、国政与党のインド人民党(BJP)が敗北した。モディ政権1年半の成果を問う重要な地方選で大敗を喫したことは政権にとって痛手で、看板の経済政策の実現などにも影響を与える可能性がある。

 選管の発表では、同州のクマール州首相が率いる国政野党のジャナタ・ダル統一派(JDU)、国民会議派などの反BJP政党連合が178議席を獲得。一方、BJPなどの連合は30議席以上減らし、58議席にとどまった。BJPが地方選で敗北するのは、今年2月のデリー首都圏議会選以来となる。

 モディ政権は、インフラ整備と外資製造業の誘致による雇用の創出などを軸とする経済政策「モディノミクス」を掲げ、支持を集めてきた。だが、BJPが上院では少数という事情もあり、経済界や外国企業が求めてきた土地収用のハードルを下げる土地収用法の早期改正を、農民の強い反対などで断念するなど改革の進展は遅い。昨年の総選挙でBJPに投票した農民層の支持も弱まりつつある。

 また、ヒンドゥー至上主義を掲げるBJP幹部らが少数派のイスラム教徒を攻撃するような発言を繰り返したことへの反発も強まっていた。(ニューデリー=貫洞欣寛)

198チバQ:2015/11/09(月) 20:48:15
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080059-n1.html
2015.11.8 20:37

モディ首相与党が惨敗 インド・ビハール州議選 経済政策やヒンズー至上主義発言に厳しい審判

ブログに書く1




 【ニューデリー=岩田智雄】インド東部ビハール州議会(定数243)の選挙の開票が8日、行われた。印メディアの集計によると、州与党の地域政党を中心とする連合が170議席以上を獲得する勢いで圧勝し、連邦政府のモディ首相の与党、インド人民党(BJP)を中心とする連合は60議席前後しか取れない見通しで惨敗を喫した。モディ政権発足約1年半の実績を問う地方選で、ビハール州民は、政権に厳しい審判を下した。

 勝利したのは、地域政党のジャナタ・ダル統一派(JDU)と民族ジャナタ・ダル(RJD)、国政最大野党の国民会議派の連合。地域政党連合は議席を30以上増やし、BJP連合は逆に、30以上減らす見通しだ。JDUのニティシュ・クマール州首相は「ビハール州民の力強い支持に感謝する」と勝利宣言し、モディ首相も電話でクマール氏に祝意を伝えた。

 BJPにとっては、今年2月開票のデリー首都圏の議会選に続く手痛い連敗となった。経済政策の手腕が期待されたモディ首相だが、改革のペースが遅いことや、ヒンズー至上主義者のBJP幹部によるイスラム教徒など少数派を攻撃する発言が敗因となった。

199チバQ:2015/11/09(月) 21:38:20
http://www.sankei.com/world/news/151109/wor1511090023-n1.html
2015.11.9 21:17

インド与党、ビハール州議選で惨敗 モディ首相の人気退潮明確に

ブログに書く0




(1/2ページ)
 【ニューデリー=岩田智雄】インド東部ビハール州議会(定数243)の選挙の開票が8日、行われた。選挙管理委員会の集計によると、州与党の地域政党を中心とする連合が178議席を獲得して圧勝し、連邦政府のモディ首相の与党、インド人民党(BJP)中心の連合は58議席しか取れず惨敗した。モディ政権発足約1年半の実績を問う地方選で、ビハール州民は、政権に厳しい審判を下し、「モディ人気」の退潮ぶりが明確になった。

 勝利したのは、地域政党のジャナタ・ダル統一派(JDU)と民族ジャナタ・ダル(RJD)、国政最大野党の国民会議派の連合。議席を37増やし、BJP連合は36減らした。BJP単独では、91議席から53議席に後退した。

 BJPは、今年2月のデリー首都圏の議会選に続く手痛い連敗。経済政策の手腕が期待されたモディ首相だが、改革の遅れや、ヒンズー至上主義者のBJP幹部、活動家によるイスラム教徒など少数派を攻撃する発言などが敗因となった。ネール大のサッジャン・クマール研究員は「社会を分裂させようとの試みが軽蔑され、有権者はBJPを罰した」と指摘した。

 国政への影響も無視できない。上院は各州議会議員の間接投票で議員を選ぶため、BJPが目指す上院での過半数獲得が遠のいた格好だ。国会審議では野党が勢いづくとみられる。

 一方、JDUのニティシュ・クマール州首相は記者会見で「結果は、全国レベルでの確固とした選択肢を与えた」と述べた。JDUとRJDは、昨年5月開票の下院選で、BJP、国民会議派の2大政党と連合を組まず、他の地域政党などと第3極を形成して臨んでおり、地域政党の国政選挙での支持が高まるとの見通しを強調したといえる。

200チバQ:2015/11/17(火) 00:04:50
ネパールの記事は気分でどっちにも貼ってるなあ
まぁ、記事の割合からしてインドスレのほうが適切なんでしょうね ということで
ペタペタ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/180
180 :チバQ:2015/09/17(木) 23:17:38
http://www.sankei.com/world/news/150917/wor1509170054-n1.html
2015.9.17 20:08

ネパール「7州連邦制」新憲法を承認・公布へ 大地震で非難受け加速も州区割りに火種

ブログに書く0




 【ニューデリー=岩田智雄】ネパールの制憲議会は16日夜、新憲法案を賛成多数で承認した。新憲法は20日に公布される。制憲議会は2008年5月以来、新憲法の策定を協議してきた。今年4月の大地震で、政府は早急に新憲法を成立させ復興に傾注すべきだとの国民の批判が高まり、7年越しの協議が決着した。

 これにより、ネパールは7州の連邦制となる。ヒンズー教徒が8割を占めるものの、世俗国家と規定した。最大の懸案だった州の区割りでは政党間合意が何度も見直された末、具体的には今後発足する委員会で決定することになった。

 区割りを含む新憲法案をめぐっては、意見の対立から少数民族などのデモ隊と治安部隊の衝突が発生し、最近だけでも警官を含む40人以上が死亡しており、火種を残す形となった。

 新憲法公布後、コイララ首相は辞任する。与党第2党、統一共産党のオリ党首が新首相に就任する公算が大きい。

 ネパールでは、05年に強権政治を敷いたギャネンドラ国王への反発から、主要政党が団結。世俗国家をうたった暫定憲法を制定し、ヒンズー教に基づく王制を廃止した。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/183
183 :チバQ:2015/09/17(木) 23:25:20
http://mainichi.jp/select/news/20150918k0000m030056000c.html
ネパール:制憲議会が憲法草案承認 7年の空白に終止符
毎日新聞 2015年09月17日 20時55分(最終更新 09月17日 21時28分)

 【ニューデリー金子淳】ネパールの制憲議会は16日、国内を7州に区分することなどを決めた憲法草案を承認した。20日に正式に公布される見通し。ネパールは2008年に連邦共和制に移行して以来、憲法草案を巡る政治対立で7年以上にわたり憲法がなかったが、ようやく異常な状態に終止符が打たれた。ただ、一部の少数民族などは州の区分などを巡り抗議活動を続けており、デモが拡大すれば政情不安が深まる恐れもある。

 AP通信などによると、憲法草案の採決は定数601のうち、賛成507票、反対25票が投じられ、必要とされる3分の2以上の賛成を得て承認された。野党議員の一部は採決をボイコットした。

 ネパールでは06年に政府とネパール共産党毛沢東主義派との内戦が終結。08年に立憲君主制が廃止され、連邦共和制に移行した。制憲議会は速やかに新憲法の制定を進めるはずだったが、主要政党が州の区分などを巡り対立。制定期限はたびたび延期され、7年以上にわたり憲法がない状態となっていた。

 だが、今年4月に約9000人が死亡した大地震が発生したのを契機に、主要政党は6月、復興を早めるために憲法の早期制定で合意。停滞していた起草作業が一気に動き、憲法制定につながった。

201チバQ:2015/11/17(火) 00:05:43
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/321
321 :チバQ:2015/10/13(火) 21:23:53
http://mainichi.jp/select/news/20151013k0000e030099000c.html
ネパール:新首相にオリ氏選出
毎日新聞 2015年10月13日 13時02分

 【ニューデリー金子淳】ネパール議会で11日、第2党の統一共産党議長、K・P・オリ氏(63)が首相に選出され、12日に就任した。ネパールは先月、国内を7州に分ける新憲法を公布したが、一部の少数民族が反発。隣国インドとの国境付近で抗議活動を展開し、物資輸入が滞るなど、政情不安が続いている。約9000人が死亡した4月の大地震の復興も遅れており、オリ氏は難しい政権運営を迫られそうだ。

 新憲法の制定に伴い退任したコイララ前首相は続投を狙ったものの、議会での投票で敗れた。AP通信によると、オリ氏は12日、2人の副首相について、少数民族マデシ族の政党など新憲法の反対派から指名した。政府内に取り込むことで、混乱の収束をはかる狙いがあるとみられる。

 新憲法を巡っては、インドとの国境付近でマデシ族などが「民族が分断される」として州の区分けに反対。国境地帯の混乱で物流が滞り、インドからの輸入に頼っていた燃料などが不足している。地震の被災地では政情不安の影響で復興がいっそう遅れる可能性がある。


http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/395
395 :チバQ:2015/10/25(日) 12:35:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00000009-asahi-int
支援金が宙に、燃料不足も 震災半年、復興遠いネパール
朝日新聞デジタル 10月25日(日)5時27分配信

支援金が宙に、燃料不足も 震災半年、復興遠いネパール
給油を求めるバイクや車が1キロ近く並ぶガソリンスタンド前。先頭の人は3日前から並んでいるという=カトマンズ、貫洞欣寛撮影
 9千人近い死者を出したネパール大地震から25日で半年になる。再建を担うはずの復興庁がいまだに設置されないうえ、国内の政治対立からインドとの国境が封鎖されてガソリンなどの輸入がこの1カ月近くストップ。復興に向けた作業は進まず、被災した人々の暮らしに影を落とす。

 「村に戻りたいが、戻る家もないし、お金もない」

 北東部シンドゥパルチョーク出身のマウサム・サンワルさん(23)はつぶやいた。地震で家を失い、妻や9カ月の娘とともに首都カトマンズの空き地でテント暮らしを続ける。この空き地には被災者ら約4600人が今もテントで生活する。政府の支援はない。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/433
433 :チバQ:2015/10/28(水) 22:40:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015102800971
初の女性大統領選出=統一共産党のバンダリ副議長-ネパール



28日、カトマンズで、ネパール初の女性大統領に選出され、手を振る統一共産党のビドヤ・デビ・バンダリ副議長(AFP=時事)
 【ニューデリー時事】ネパール議会は28日、与党統一共産党(UML)のビドヤ・デビ・バンダリ副議長(54)を大統領に選出した。正式就任は29日。ネパールで女性大統領が誕生するのは初めてとなる。
 バンダリ新大統領は1961年、東部ボジプール生まれ。80年代に政治活動を始め、93年に共産党指導者だった夫を交通事故で亡くしてから本格的に政治家としての道を歩き始めた。
 歯に衣(きぬ)着せぬ弁舌で知られる。議席や公務員職の3割を女性に割り当てる改革を主導し、女性の社会進出を支援した。2009年には国防相を務めた。(2015/10/28-22:06)

202チバQ:2015/11/17(火) 00:06:03
http://www.sankei.com/world/news/151116/wor1511160068-n1.html
2015.11.16 22:48

「インドが非公式に国境封鎖」ネパール首相が物流停止の解除要求「残酷、非人道的だ」

ブログに書く0




 【ニューデリー=岩田智雄】ネパールのオリ首相は15日に行った首相就任後初のテレビ演説で、インドとの国境で物流が9月下旬からほぼ停止していることについて、インドによる「非公式の国境封鎖」と断じ、「残酷、非人道的で、想像を絶するものだ」と非難するとともに、インド側に「国境封鎖」を早急に解除するよう求めた。

 16日付の現地紙カトマンズ・ポストなどによれば、オリ氏は、「このような危機は、戦時においてさえも容認されるものではない」とし、国連憲章などに違反するものだと述べた。

 ネパールでは9月20日に新憲法が公布され、南部の親インド住民「マデシ」が権利拡大を求めて抗議運動を続けている。住民と治安部隊の衝突で約40人が死亡しており、インド側は、物流停止について「貨物業者が治安上の懸念に苦情を訴えている」(インド政府)と説明し、政府の関与を否定している。

 オリ氏はまた、燃料を緊急支援した中国に謝意を表明し、「中国との貿易拡大と、山間部のネパールとの国境付近の道路の連結性改良に最優先で取り組む」と表明した。

203チバQ:2015/11/17(火) 22:16:27
http://www.sankeibiz.jp/express/news/151113/exd1511130930001-n1.htm
州議選惨敗 印モディ政権に内外から批判 (1/4ページ)
2015.11.13 09:30
 【国際情勢分析】

 インドのナレンドラ・モディ首相(65)の与党、インド人民党(BJP)が、今月8日開票の東部ビハール州(人口約1億人)の州議会選(定数243)で惨敗し、党内から指導部の責任を問う声が上がっている。モディ氏が12日に訪問を開始した英国でも、選挙の敗因となったヒンズー至上主義のBJP幹部、活動家による少数派イスラム教徒などへの暴力や発言への反発が聞かれ、モディ氏は内外で批判にさらされている。

 首都圏での教訓生かせず

 ビハール州議会の選挙は、州与党の地域政党ジャナタ・ダル統一派(JDU)と、地域政党の民族ジャナタ・ダル(RJD)、国政最大野党の国民会議派の連合が37議席増の178議席を獲得して圧勝した。BJP連合は36議席減らし、BJP単独では、91議席から53議席に後退し、政権発足約1年半のモディ氏やBJPに州民は厳しい審判を下した。

 これについて、BJPの重鎮で、現在要職から外されているラル・クリシュナ・アドバニ元副首相(88)ら党員4人が抗議の声明を発表し、「(今年2月に惨敗した)デリー首都圏の議会選の大失態から何も学んでいないことを露呈した」「(現指導部が)敗北が全員の責任だといっているのは、誰も責任を持たないということだ」と名指しこそしなかったものの、モディ氏やBJPのアミト・シャー総裁(51)を痛烈に批判し、責任を取るよう求めた。

 BJPは昨年5月開票の下院選で地滑り的勝利を果たし、前与党の「ネール・ガンジー家」主導の国民会議派から政権を奪取した。モディ氏の経済政策の手腕に大きな期待が寄せられたことが大きな要因で、BJPはその後の地方議会選でも“快進撃”を続けた。しかし、風向きが変わったのは、今年2月開票のデリー首都圏議会選で、汚職撲滅を訴える新政党「庶民党」にほぼ全議席を取られる惨敗を喫した。

204チバQ:2015/11/17(火) 22:17:13
ヒンズー至上主義に反発

 アドバニ氏らは、ビハール州議選での敗北について「BJPがこの1年で活力を奪われているということだ」とモディ人気の退潮ぶりを指摘している。

 今回のBJPの敗因は、モディ首相の経済改革のペースが遅いことに加え、ヒンズー至上主義者のBJP幹部、活動家によるイスラム教徒など少数派を攻撃する発言や暴力事件への反発が挙げられている。

 モディ政権発足後、インド各地では多数派ヒンズー教徒による少数派住民への暴力事件が頻発している。昨年来、キリスト教徒や教会への暴力が相次ぎ、今年9月28日には、ビハール州に隣接するウッタルプラデシュ州で、イスラム教徒男性が多くのヒンズー教徒に神聖視される牛の肉を食べたとの偽の噂を流され、暴徒に集団暴行を受けて殺害された。この事件では、BJP幹部の息子の活動家が暴行を主導した疑いで逮捕された。

 BJP幹部やBJPの母体であるヒンズー至上主義組織、民族義勇団(RSS)幹部による少数派批判も後を絶たない。選挙戦さなかの10月29日には、BJPのシャー総裁が「BJPが負ければ、(イスラム教国)パキスタンでクラッカーが鳴らされる」とイスラム教徒への敵意をあおった。ビハール州少数住民問題委員会元委員長でイスラム教徒のアブドゥル・マリク氏は「住民を分断し、ヒンズー教徒からの集票を狙った」と反発する。

英市民団体「歓迎しない」

 少数派住民を標的にする事件や発言に抗議し、最近、インドの作家や映画監督グループが政府から贈られた表彰の返上を表明した。PTI通信によれば、インド出身の英国の著名な彫刻家で高松宮殿下記念世界文化賞受賞者、アニッシュ・カプーア氏(61)も、「芸術は寛容さがある場所にのみ存在する。独裁的国家主義は創造力の可能性を許さない」と述べて、この動きに連帯する意志を示した。

 ロンドンでは、モディ氏の訪英を控えた今月8日夜、英国に拠点を置く宗教憎悪に反対する市民団体が英国議会議事堂のウェストミンスター宮殿に、刀を振りかざすモディ氏の姿をユダヤ人などの絶滅政策を遂行したナチス・ドイツの「カギ十字」とともに映し出し、「モディは歓迎しない」とのメッセージを流した。

 印ネール大のサッジャン・クマール研究員はビハール州の選挙結果について、「社会を分裂させようとの試みが軽蔑され、有権者はBJPを罰した」と指摘。米格付け会社ムーディーズの分析部門も、「モディ氏は、党員を抑えなければならない。さもないと、内外の信用を失う恐れがある」と警告している。(ニューデリー支局 岩田智雄(いわた・ともお)/SANKEI EXPRESS)

205とはずがたり:2015/11/23(月) 22:15:00

2015年 11月 20日 12:22 JST
アングル:第2次インドブーム到来、「ミセスワタナベ」の投資熱再び
http://jp.reuters.com/article/2015/11/20/india-japan-investment-idJPKCN0T909Q20151120?sp=true

 11月20日、世界で最も潤沢な資産を保有しているされる日本の個人投資家、いわゆる「ミセスワタナベ」がインドに続々と復帰、インドは有望な新興国として再び投資熱が高まっている。ムンバイで2013年8月撮影(2015年 ロイター/Danish Siddiqui)
 11月20日、世界で最も潤沢な資産を保有しているされる日本の個人投資家、いわゆる「ミセスワタナベ」がインドに続々と復帰、インドは有望な新興国として再び投資熱が高まっている。ムンバイで2013年8月撮影(2015年 ロイター/Danish Siddiqui)
[東京/ムンバイ 20日 ロイター] - インドはわずか2年前には深刻な資本流出の危機に見舞われていたが、今では世界で最も潤沢な資産を保有しているされる日本の個人投資家、いわゆる「ミセスワタナベ」がインドに続々と復帰、有望な新興国として再び投資熱が高まっている。

日銀の金融緩和に伴い、国内の債券利回りがかつてない低水準にはりつく中、より高い利回りへのニーズは強い。 予想される米利上げを前に、海外マネーがピークをつける兆しを見せるなか、インドにとって、日本からの投資の急回復は明るい材料だ。 インドは2013年、経常赤字が過去最悪を記録したことが警戒され、通貨ルピーINR=D2が最安値に落ち込んだ。ここに来て日本からの投資が拡大していることは、昨年5月に就任したインドのモディ首相が取り組む経済・市場改革に対する信認の表れとも言えるだろう。

昨年のモディ政権の誕生とインド市場を外国人に開放した一連の改革について、ファンドマネジャーたちは、日本からの投資を促進するのに貢献した、と口をそろえる。

日本の個人投資家による投資信託を通じたインド投資は、10月は4620億円(約37億6000万ドル)となり、7年半ぶりの高水準に達した。モディ首相が就任した時期の投資額と比べて、倍以上に拡大している。日本マネーが大量に流出しているブラジルなどと対照的だ。

イーストスプリング・インベストメンツ運用部シニアファンドマネージャー、藤原愛氏は「去年はモディ首相が大勝し、それについて報道も多くあり、インドで何かあったらしいということで、株のファンドなどにお金が入った」と指摘。「その後少し新鮮味がなくなって、一時資金流入が止まることもあったが、足元、他の国と比べた相対的位置が浮上して、再び注目が集まっていると感じる」との見方を示している。

トムソン・ロイター・リッパーがまとめた最新のデータによると、日本の個人投資家は今年1─9月に、インド債券ファンドに18億ドルを投資しており、投資額は昨年の4億8960万ドルから急激に拡大した。その結果、現時点での保有残高は23億ドルに達しているという。

インド投資が活発化した背景には、ブラジル、トルコなど、従来人気の高かった新興国の失速がある。高金利通貨の雄だったブラジルは、景気後退や汚職疑惑にともなう政権支持率の低下などで通貨レアルが9月に史上最安値をつけた。また、同じくトルコも政情の不安定化などで、一時の勢いはない。

これに比べると、インドはインフレが大幅に緩和する一方、経済成長率は逆に中国を上回る勢いだ。

三井住友アセットマネジメント営業企画部営業推進課長、前橋智明氏は、インド市場について「今回新興国が売られる局面でも、値下がりが少なかったため関心が高まっている。アジア各国が崩れる中で、販売担当者にとってもインドは相対的に売りやすいのではないか」と話す。

206とはずがたり:2015/11/23(月) 22:15:20
>>205-206
ブラジルやインドネシア、トルコに投資する日本の債券ファンドは第3・四半期、合わせて2億9600万ドルの資金流出超となった。インドの債券に投資するファンドは2億9000万ドルの流入超だった。

特に大きな打撃を受けているのは、日本の個人投資家の人気が最も高いブラジルだ。投信のブラジル債券保有残高は過去1年でほぼ半減し、直近では4270億円(約35億2000万ドル)に落ち込んだ。

<インド投信の成績好調>

前回のインド投資ブームでは、日本の投資家は深刻なダメージを受けた。2007年末までに6120億円(約49億7000万ドル)もの資金を投じたが、世界的な金融危機が吹き荒れるなか、インド株は円建てで約73%下落、投資家の多くが大きな損失を被ることになった。

ただファンドマネジャーは、今回は違うと考えている。

日本の投信によるインド株式の保有残高は現在3150億円(約25億6000万ドル)で、5年ぶりの高水準となっている。

インドでは外貨準備が3510億ドルと、2013年末の2960億ドルから増加しており、米利上げで市場が混乱しても乗り切ることは可能と見られる。

リッパーによると、インドに投資する日本の債券ファンドはこの1年、円建ての運用成績が平均12.6%のプラス。ブラジル投資ファンドは平均27.6%のマイナスで、トルコは15.8%のマイナスだ。

インドはまた、原油価格下落の恩恵も享受できる。インドは、エネルギー需要のおよそ3分の2を輸入に頼っているからだ。

ETF(上場投資信託)を通じてインド株に投資しているという東京都内の男性会社員(51)は、インドにリターンを期待する理由として、原油安に伴う恩恵を挙げている。

外国人投資家は今月これまで、債券・株式を9億9340万ドル売り越した。ただ今年現時点までで見ると、138億ドルの買い越しとなっている。昨年は420億ドルの買い越しを記録していた。

また日本勢は、インドの資産運用セクターで商機を模索している。日本生命保険は今年10月、インドのリライアンス・キャピタル・アセットマネジメントの発行済み株式を1億8400万ドルで追加取得し、出資比率を最大49%に引き上げることで合意した、と発表した。

あるインド資産運用会社の幹部は「日本の個人マネーは概して息が長い。当社は、日本で営業・販売提携を拡大している」と話した。

ホットマネーの流入を警戒するインドにとっては、日本の投資家は、今のところありがたい客に見えるようだ。

(佐野日出之記者、Himank Sharma記者 翻訳:吉川彩 編集:加藤京子)

207チバQ:2015/11/27(金) 00:35:18
http://www.sankei.com/world/news/151126/wor1511260045-n1.html
2015.11.26 22:26

インド、「ボリウッド」スターが批判 ヒンズー至上主義者の暴力や暴言に対し 保守派は怒りあらわに

ブログに書く0




(1/2ページ)
 【ニューデリー=岩田智雄】インド国内の少数派イスラム教徒に対し、ヒンズー至上主義の与党インド人民党(BJP)幹部や活動家らから暴力や暴言が相次いでいることについて、「ボリウッド映画」と呼ばれる印映画のスターらが「不寛容だ」と批判し、ヒンズー至上主義者が反発する事態になっている。

 ボリウッド映画界には、名字が「カーン」の人気男優が3人いる。「3大カーン」と呼ばれ、いずれもイスラム教徒だ。その一人で、日本でも公開された映画「チェイス!」などに主演したアーミル・カーン氏(50)は23日、「多くの事件に動揺している」「この6〜8カ月、失望が強まっている。妻がインドから引っ越した方がいいだろうかと言い出した」と、胸中の不安を告白した。

 「恋する輪廻(りんね)オーム・シャンティ・オーム」など多くの日本公開作品で主演したシャー・ルク・カーン氏(50)も今月2日の誕生日に、「極端な不寛容が存在している」と述べた。

 これらの発言に、多数派ヒンズー教徒の保守派は怒りをあらわにしている。BJP幹部のナイドゥ閣外相は「間違ったことを政治宣伝する者やその影響を受けている者がいる」とし、連立与党連合の一角、右派政党の「シブ・セナ」はアーミル氏が滞在している北部パンジャブ州のホテル前で抗議デモを行い、氏への平手打ち1回に10万ルピー(約18万円)の賞金を出すと発表した。西部ムンバイのアーミル氏の自宅前ではデモ隊が同氏の写真を燃やした。

 26日はイスラム過激派によるムンバイ同時テロから7年目に当たり、BJP幹部の議員はシャー・ルク氏を「テロ首謀者の助言を聞けばいい」と攻撃した。

 野党、国民会議派のラフル・ガンジー副総裁は「政府やモディ氏に疑問を抱く者に、愛国者ではないなどと烙印(らくいん)を押すのではなく、政府は国民の不安を知るべきだ」とモディ政権を批判している。インドでは今月8日、東部ビハール州議会選の開票が行われ、BJPは惨敗。少数派への暴力や暴言が敗因の一つとみられ、“モディ人気”に陰りが見え始めている。

208とはずがたり:2015/12/01(火) 08:48:20
インド成長率、7.4%に加速=製造業が好調-7〜9月期
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2015113000851

 【ニューデリー時事】インド政府は30日、2015年7〜9月期の国内総生産(GDP)が前年同期比7.4%増加したと発表した。内需拡大と工業生産の増加に支えられ、前期の7.0%増から加速した。だが、専門家は「本格的な成長に向かうには経済基盤が安定していない」などと、慎重な見方を崩していない。
 部門別では製造業やサービス業が好調だった半面、建設業が伸び悩んだ。(2015/11/30-21:52)

209チバQ:2015/12/06(日) 19:37:41
http://www.sankei.com/world/news/151205/wor1512050071-n1.html
2015.12.5 21:43

モディ首相の視察写真を捏造 出来栄えひどく、すぐに発覚 インド政府が謝罪「判断ミスだった」






インド政府が3日夜にツイッターに一時公開したモディ首相視察の合成写真(共同)
 政府の捏造写真はお粗末そのもの-。インド政府は5日までに、モディ首相が豪雨災害に襲われた南部タミルナド州を視察した際の写真を意図的に合成して公開したことを認め、謝罪した。

 当局が捏造したのは、冠水したチェンナイ市を上空から視察した際の写真。モディ氏がのぞき込む窓からの景観が鮮明でなかったため、窓に被災地の写真をはめこみ、ツイッターで3日夜に公開した。

 合成写真の出来栄えはひどく、すぐに見抜かれてネット上で批判が集中。政府は写真を削除後に「判断ミスだった」との声明を出した。(共同)

210チバQ:2015/12/07(月) 20:38:45
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-151207X815.html
平和な村に漂う闇=虐殺疑惑、刻まれた恐怖―スリランカ内戦

15:51時事通信

 2009年に終わったスリランカ内戦で戦場だった北部を2、3の両日、訪ねてみると、表面上は平和が戻り、対立していた多数派シンハラ人も少数派タミル人も表情は一様に明るかった。しかし、内戦の最終盤でタミル人に対する虐殺が起きた疑いが消えず、真相は分かっていない。内戦の闇はまだ深い。

 ◇貧しい被害者

 タミル人武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)がかつて支配した北部の中心地キリノッチ郊外で、戦争被害者の男性バラタ・ラサンさん(30)が小さな畑に立っていた。内戦中、避難先に砲弾が直撃。一命は取り留めたが、左腕は大きく変形して自由に使えない。

 今は赤十字国際委員会(ICRC)の支援を受け、苗を育てて市場に出すほか、ペット用のウサギを繁殖させている。庭に設けた大きな飼育小屋では、子供たちが子ウサギたちと戯れていた。

 隣家の女性セルワラサ・タワナヤキさん(51)もICRCの支援でヤギを育てている。夫は戦闘に巻き込まれ死んだ。今一番欲しいものを問われると、はにかみつつ、「収入。母は病気だし、息子も障害者だから」と答えた。横でスカートの裾を盛んに子ヤギがかんでいた。

 LTTEはタミル人の貧困層を支持基盤として勢力を拡大した。内戦後、北部の復興は進んでいるが、戦争で人生が狂った人々の暮らしはなお貧しい。

 ◇戦闘再発の不安

 北部バブニヤ郊外の村では、近くの農園で働く女性パドマ・ナリニさん(43)が、ICRCの支援で整備された井戸で水をくんでいた。ナリニさんはシンハラ人だ。スリランカ全体の人口で見ればシンハラ人は多数派だが、北部はタミル人の世界。暮らしているのは、ここでは少数派のシンハラ人が固まって生活する村だ。

 内戦中のことについて聞くと、「すぐそこで戦闘があって人が死んでいた」と通りの先を指さして説明した。農民の夫や子供たちとの今の暮らしは穏やかだが、「いつまた戦闘があるか分からない」と語る。特に理由があって不安なわけではない。ただ、戦闘は突然始まると訴えた。「以前もそうだったから」と刻まれた恐怖心だけが深い。

 北部では政府軍の姿が目立つ。写真撮影も自由とは言えない状況だ。

 ◇失踪者調査進まず

 ICRCが取り組む大きな課題の一つに、内戦中の行方不明者の捜索がある。「戦争が終わっても、本当は何があったのか分からない」とバブニヤ市民は語る。家族はひたすら帰りを待っている。

 スリランカ失踪者調査委員会の諮問委員には2014年11月、カンボジアの旧ポル・ポト政権による大量虐殺を裁く特別法廷で裁判官を務めた国際刑事裁判所(ICC)「被害者信託基金(TFV)」の野口元郎理事も選ばれている。しかし、今年1月まで10年に及ぶ政権を率いたラジャパクサ前大統領はLTTEを壊滅させた当事者であり、前政権下では調査がなかなか進まなかった。

 1月の大統領選でラジャパクサ氏を破ったシリセナ現大統領の政府は8月の総選挙を経て、ようやく陣容が固まった。新政権下で調査が進むのかどうか、世界が見詰めている。 

シェアツイートgooブログ

211チバQ:2015/12/07(月) 20:39:12
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120500184
元ゲリラ、生活再建中=内戦後のLTTE-スリランカ



 【バブニヤ(スリランカ)時事】2009年のスリランカ内戦終結から6年以上が経過し、北部バブニヤでは今、少数派タミル人の国家樹立を目指した武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の元ゲリラたちが生活再建に取り組んでいる。赤十字国際委員会(ICRC)の案内で現場を見た。

娘(左)と並んで取材に応じる「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の元女性兵士カンダサミ・ムットゥクマリさん=2日、スリランカ北部バブニヤ
 ◇元女性兵、裁縫の訓練
 LTTEには多くの子供兵士や女性兵士がいた。その1人だったカンダサミ・ムットゥクマリさん(33)は、まだ12歳だった94年、LTTEに加わった。兄がやはり12歳でLTTEに合流しており「自分もそうなのかな」と漠然と考え、リクルーターについていった。3年間の戦闘で負傷、視力が弱くなり後方部隊に移り、17歳で結婚して一度は引退した。
 しかし、しばらくして夫と息子は戦闘地域のムライティブ、自分と娘は比較的安全なバブニヤに別れて暮らすことになった。夫と息子をバブニヤに戻そうとしたが、LTTEの許可が下りない。許可を得るため、仕方なく05年から再びLTTEに入って活動を始めた。
 08年に警官に捕まり、ひどい暴力を受けた。今もその傷に苦しんでいる。当時の夫とも別れ、現在はICRCの支援を得て裁縫の訓練を受けながら15歳の娘と暮らしている。

陶芸家になった「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)元ゲリラのヨガナダン・サディサンさん=2日、スリランカ北部バブニヤ
 ◇陶芸の修行
 陶芸家になったゲリラもいる。ヨガナダン・サディサンさん(28)は今、陶芸の修業中だ。両親が陶芸家で、子供の頃からろくろを使って作品を製作できた。
 05年、「特に理由もなく」ふらりとLTTEに加わった。銃弾を受けた傷痕は今も腹に残っている。内戦末期の09年、気付けば「周囲がどんどん投降していくようになっていた」。これを見て仲間3人と投降した。収容施設からは13年に解放されたが、両親の家には戻らず、親族の家に居候し、焼き物の修行を続けている。
 内戦を振り返り「今の方がよほどいい」と平和な暮らしを満喫している。良質の粘土をどう手に入れるかが、目下の悩みだ。

自動車修理店を経営する「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)元ゲリラのムットゥ・クマル・デバラジャさん=2日、スリランカ北部バブニヤ
 ◇自動車修理店を経営
 ムットゥ・クマル・デバラジャさん(42)は現在、小さいながらも自動車修理店を開業している。従業員も3人雇っている。
 妹と義理の弟を政府軍に殺害され、憤りから18歳でLTTEに加わった。その後、約20年間、人生の半分をLTTEにささげたことになる。住民の中にスパイ網をつくり、政府軍の動向を探る情報部員として活動してきた。07年から2年ほど、カタールに逃げていた。帰国後、内戦終結の09年、バブニヤの家にいて逮捕された。「人生は終わった」と観念した。
 しかし、もともと自動車修理の技術を持っていたこともあって、ICRCの支援を得て社会復帰。現在は借家の工場を、自前のものにすることが目標だ。「過去のことは全て忘れることにした」と決意は固い。多数派シンハラ人とも「うまくやっていく」と語り、武装闘争に戻る考えはない。(2015/12/05-14:45)

212チバQ:2015/12/09(水) 00:30:26
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151208-OYT1T50112.html?from=ytop_top
インド、新幹線採用へ…台湾に次いで2例目
2015年12月08日 13時38分


 日本とインド両政府は、インド西部ムンバイ―アーメダバード間(約500キロ)で計画中の高速鉄道に、日本の新幹線方式を採用する方針を固めた。

 12日にインドで行う安倍首相とモディ首相の首脳会談で合意する見通しだ。日本政府は、総事業費約9800億ルピー(約1兆8000億円)のうち、1兆円規模を円借款で供与することを検討している。

 海外での日本の新幹線方式採用は、2007年に開業した台湾高速鉄道に次いで2例目となる。インドは現在7路線の高速鉄道を計画中で、日本や中国、フランスなどが受注を争っている。最大都市のムンバイと工業都市のアーメダバードを結ぶ区間は優先整備路線と位置付けられている。

 同区間を巡っては、13年5月、安倍首相とシン首相(当時)の会談で、事業コストや安全性などに関する共同調査を行うことで合意。日印両政府は今年7月、「新幹線方式が最適」との共同事業化調査の報告書をまとめた。

213チバQ:2015/12/09(水) 00:30:54
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080041-n1.html
2015.12.8 19:04

インド外相、3年ぶりパキスタン訪問 停滞する信頼醸成が動き出す 印パ緊張緩和、COP21がきっかけ

ブログに書く0




(1/2ページ)
 【ニューデリー=岩田智雄】インドのスワラジ外相は8日、パキスタンを訪問、首都イスラマバードで9日に行われるアフガニスタンに関する地域協力会議に出席する。印外相の訪パは約3年ぶり。カシミール地方の領有権問題などで対立し核武装する両国間で、停滞中の信頼醸成の取り組みが動き出した。

 スワラジ氏は、イスタンブール・プロセス「アジアの中核」閣僚級会合に出席し、パキスタンのシャリフ首相らとの会談にも臨む。

 モディ印首相は昨年5月の首相就任式にシャリフ氏を招待し、両新政権下での関係改善が期待された。しかし、その後もカシミール地方で両国軍の交戦が続き、インドはパキスタン側からの越境テロ、パキスタンは国内テロへのインドの関与を非難してきた。

 風向きが変わり始めたのは最近だ。両国は首脳が11月30日、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開かれているパリで短時間接触。今月6日には、8月に中止となった安全保障顧問同士の会談がバンコクで実現した。

 インドはカシミール問題を協議するにはテロの解決が前提だとの立場だが、現状ではカシミール地方を有利に実効支配しており、領土問題の議論を深めたくないのが本音だ。しかし、バンコクでの協議後に発表された文書では、実効支配下に置くジャム・カシミール州についても協議したと明示した。分離・独立派との接触機会がないバンコクでの開催を条件に譲歩した形で、背景には、両国の緊張を憂慮する米国の強い要請があったとの見方がある。

 インドはすでに、来年パキスタンで開かれる南アジア地域の会議にモディ氏が出席すると発表しており、予定通り12年ぶりとなる印首相の訪パが実現することに期待が高まっている。

214チバQ:2015/12/09(水) 23:39:27
http://www.asahi.com/articles/ASHD84VHLHD8UTFK006.html
インド、新幹線方式採用へ 日印首脳、12日に会談
武田肇、ニューデリー=貫洞欣寛2015年12月9日12時05分

高速鉄道計画と原子力協定をめぐる日印関係
Click Here!
[PR]
 日印両政府はインドの高速鉄道計画について、日本の新幹線方式を採用する方向で最終調整に入った。また、原発輸出の前提となる原子力協定でも協議を続けている。いずれも、安倍政権が成長戦略の要と位置づけるインフラ輸出案件で、12日にインドで行われる安倍晋三首相とモディ首相との首脳会談で最終合意をめざす。

 インドのモディ政権が進める高速鉄道計画のうち、新幹線方式が取り沙汰されているのは、西部の最大都市ムンバイと工業都市アーメダバード間(約500キロ)だ。総事業費は約9800億ルピー(約1兆8千億円)と見積もられている。

 両政府は2013年から事業コストや安全性をめぐる共同調査を進め、今年7月に日本の新幹線方式を推す調査結果をまとめた。ただ、日本政府の交渉姿勢に拍車がかかったのは、9月にインドネシアでの高速鉄道計画で日本案が中国案に競り負けたことだった。日本政府内では「インドネシアは逆転負け」(政府高官)とされ、インドでの採用の成否が、米国やマレーシアなどでも進める新幹線導入を左右すると位置づけられた。

 10月には山本順三・国土交通副大臣をインドに派遣し、プラブ鉄道相らに新幹線導入を売り込んだ。インドでの導入が決まれば、07年に開業した台湾高速鉄道以来2例目の新幹線輸出となる。そのため、実務者レベルの交渉で、日本側は1兆円超の円借款を供与し、利率についてもインド側の主張をなるべくくむような提案をして攻勢をかけている。

 ただ、日印外交筋によると、インド政府内には巨額の資金を高速鉄道につぎ込むよりも、事故続きの在来線の改良を優先すべきだとの意見もあるという。岸田文雄外相は8日、交渉経過について「調整中で現時点では何も決まっていない」と指摘。国交省幹部は「最終的には首脳会談次第だ」と話している。

215チバQ:2015/12/09(水) 23:40:05
http://www.sankei.com/west/news/151209/wst1512090096-n1.html
2015.12.9 20:00

北海道、長崎、インド…次こそ四国ぐるっと新幹線だ 経団連に地元財界が主張
 経団連と四国経済連合会は9日、高知市で懇談会を開き、全国に先行して進む四国の人口減少への対策や、外国人観光客を取り込んだ観光振興、四国新幹線の整備などをめぐって意見交換した。四経連は「地域活性化に多大な影響をもたらす新幹線は、基礎的インフラとして欠かせない」と重要性を強調した。

 経団連の榊原定征会長は「地域経済の活性化なくして日本経済の再生はない」とあいさつした。経団連側は、阿波おどりや四万十川など四国の強みは豊かな文化や自然にあると指摘。海外からも注目される「四国遍路」の世界遺産登録を目指す四経連の取り組みなども評価した。

 四経連の千葉昭会長(四国電力会長)は、四国4県の県庁所在地と岡山県を結ぶ新幹線の整備に向け協力を呼び掛けた。

 榊原会長は会合後の記者会見で「四国は強い資源を生かして特徴的な発展を遂げている。新幹線の導入に向け、取り組みを進めてほしい」と話した。

216チバQ:2015/12/13(日) 11:49:34
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121200352
安倍首相、ヒンズー教の聖地訪問=ガンジスに祈り

インドのヒンズー教の聖地バラナシで、モディ首相(前列右から3人目)とともにガンジス川に祈りをささげる安倍晋三首相(同4人目)=12日(AFP=時事)
 【バラナシ(インド北部)時事】インド訪問中の安倍晋三首相は12日、北部ウッタルプラデシュ州にあるヒンズー教の聖地バラナシをモディ首相とともに訪問し、ガンジス川のほとりでヒンズー教の儀式「アルティ」を見学した。
 インドの民族衣装に身を包んだ安倍氏は、靴を脱いで川べりの沐浴(もくよく)場に立ち、ガンジスの水をすくって祈りをささげた。火をともして舞う幻想的な儀式を眺めた後、安倍氏は「たくさんのろうそくの光と花の香りの中での祈りは、大変幻想的で美しかった」と感想を語った。
 安倍氏のバラナシ入りは、同市を選挙区とするモディ氏の強い意向で実現した。両首脳の写真とともに歓迎のメッセージを記したポスターが市内の至る所に貼られ、沿道では日印の国旗を手にした市民が来訪を歓迎した。 (2015/12/12-23:59)

217チバQ:2015/12/13(日) 11:50:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121200253
新幹線と原子力「交換取引」=日印に焦り、政治的意図も



首脳会談後に共同記者発表を行う安倍晋三首相(左)とインドのモディ首相=12日、ニューデリー(AFP=時事)
 【ニューデリー時事】日本とインドは、新幹線方式導入と民生用原子力協力で大筋合意に達した。インドネシアへの新幹線輸出に失敗した日本は、インドでは是が非でも成約にこぎ着けたい。一方で電力不足が深刻なインドには、日本との原子力協定締結を急がなければならない事情があった。双方の思惑が交錯する中、「交換取引」で着地点を見いだした形だ。
 ◇失敗許されず
 「失敗は許されない」。インドとの新幹線交渉を担当する日本政府関係者は、表情を引き締めた。日印合同チームが7月、新幹線方式の採用を推奨する事業性調査報告書をインド政府に提出して以降、日本は円借款などの財政支援策を提案し、「早期の決断」を迫り続けた。中国に競り負けたインドネシアでの高速鉄道事業と同じ轍(てつ)は踏めないという「焦り」があったからだ。
 一方のインドは、原子力協定締結を急いでいた。脆弱(ぜいじゃく)なインフラが経済成長を妨げる中、モディ首相は原子力や太陽光発電を大規模に導入し、2050年までに総電力の25%を原発で賄う目標を打ち出した。しかし、「日印原子力交渉の停滞が、目標達成の障害になっていた」(印政府関係者)。
 ◇日本が障害
 インドは米英仏豪などと原子力協定を結んでいる。米国とは08年に協定を締結したが、その後に意見が対立。今年1月にようやく最終合意に達し、米原発メーカーによるインド進出に道が開けた。
 だが、米原子力大手ウェスチングハウスは東芝傘下にあり、米複合企業ゼネラル・エレクトリックは日立製作所と合弁を組む。専門家は「原発建設には日本企業だけが有する技術・部品を使う必要があり、日印の協定が締結されない限り、これらの米企業もインドで原発を建てることができない」と指摘していた。
 ◇政治バランス
 日本政府関係者によると、モディ首相は昨年9月の安倍晋三首相との会談で、原子力協定の早期合意を強く要求。今回の会談に至る交渉でも、共同声明に「合意」と明記することを求め続けた。
 インド国内には、新幹線導入で生じる総額9800億ルピー(約1兆8000億円)の新たな財政負担に異論を唱える声が根強い。モディ首相としては、日印原子力協定合意という外交成果を同時に示すことで、「政治的バランス」を取ろうという意図があった。
 それは安倍政権にとっても同様だ。核兵器保有国だが核拡散防止条約(NPT)に加盟していないインドとの協定締結には、国内世論の風当たりも懸念される。新幹線輸出との交換取引で大筋合意したものの、使用済み核燃料の処理などをめぐる取り決めには慎重を期す必要がある。協定の細部を詰める交渉は、今後も難航が予想される。(2015/12/12-17:08)

218チバQ:2015/12/13(日) 11:51:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121200347
安倍首相、中国けん制へ成果急ぐ=インドと温度差も-日印首脳会談



首脳会談に先立ち握手する安倍晋三首相(左)とインドのモディ首相=12日、ニューデリー(EPA=時事)
 【ニューデリー時事】12日の日印首脳会談で、安倍晋三首相は目に見える成果を上げることに腐心した。「アジアの2大民主主義国」と位置付ける日印両国の関係強化を通じ、強引な海洋進出で周辺国との摩擦を強める中国をけん制する狙いからだ。ただ、インドは主要国と等距離を保つ「全方位外交」の原則を崩さず、両首脳の間では温度差もうかがわせた。
 首脳会談では、長らく懸案となっていた原子力協定やインドへの新幹線輸出、安全保障協力に関する協定と、重要案件で合意。首相はこの後の共同記者発表で「日印新時代の幕開けとなる歴史的な会談だ」と自賛した。
 中国が人工島造成を進める南シナ海情勢について、共同声明は名指しこそしなかったものの「地域の緊張につながる一方的な行動を回避するよう呼び掛けた」と明記。モディ首相は共同記者発表で、「国際法の順守」や「平和的解決」の重要性を強調した。「日印関係の強化はシーレーン(海上交通路)防衛の観点からも重要だ」(政府関係者)とする日本側の目的は一定程度達せられた。
 インド高速鉄道計画に新幹線方式導入を実現させたかった日本側は、建設事業を支援するための円借款で「過去にない破格の条件」を設定。インドが急ぐ原子力協定でも、同国が核実験を再開した場合の協力停止は、現段階では首相が口頭で伝えるにとどめた。「両首脳の極めて高い信頼関係から合意に達した」。首相に同行した萩生田光一官房副長官はこう解説した。
 だが、全てが日本側の思惑通りに運んだわけではない。南シナ海情勢について、日本側が用意した共同声明の文案では「深刻な懸念」としていたが、実際には「変化に留意」とするにとどまった。インドとの連携に向け、安倍政権は強硬一辺倒ではない対中姿勢が求められそうだ。(2015/12/12-21:49)

219チバQ:2015/12/13(日) 11:54:40
http://www.sankei.com/world/news/151212/wor1512120064-n1.html
2015.12.12 22:27
【日印首脳会談】
「中国の脅威」に絆ガッチリ…蜜月の安倍・モディ首相、原子力も新幹線もグイグイ

Tweet
(1/2ページ)

携帯電話で撮影したガンジス川での儀式の写真を見る安倍首相(左)とインドのモディ首相=12日、インド北部のバラナシ(共同)
 【ニューデリー=田北真樹子】「歴史的な会談」-。安倍晋三首相がこう表現した12日のモディ印首相との首脳会談。5回目となる会談で、両首脳は両国間で最大の懸案となっていた原子力協定とインドの高速鉄道計画で新幹線方式の導入で合意した。この成果を納めることができた背景には「両首脳の良好な人間関係と、地域の安定を脅かす中国に対する共通の認識」(日本政府高官)がある。

 安倍首相「自分とモディ首相でなければ達成できなかった成果だ」

 モディ首相「安倍首相の強い指導力に敬意を表する」

 両首相は会談で、こう蜜月ぶりをアピールした。

 2人はこの1カ月間でトルコでの20カ国・地域(G20)首脳会合を含め3回会談してきた。特に11月のG20で、モディ首相は高速鉄道計画について「私は日本にコミットする」と安倍首相に伝達。その後の調整でも自らが乗り出し、事務方に指示を飛ばしたという。

 安倍首相もモディ首相の期待に応えるように、原子力協定の検討を加速させた。日本政府関係者は「この2週間ぐらいで一気に話が進んだ」と舌を巻く。実際、安倍首相も周囲に「モディ首相との信頼関係で物事が進んだ」と満足げに語った。

 両首脳が足並みをそろえて関係を発展させようとするのは中国の存在が大きい。東シナ海や南シナ海で現状変更を試みようとする中国の脅威は、中国の隣国である日本とインドにとって共通の課題だ。この点について両首脳の見解は完全に一致しており、それが2人の距離をかなり縮めたのは間違いない。

 インドネシアの高速鉄道計画で、日本は中国との受注競争に敗北したが、モディ首相は「この一連の顛末をつぶさにみていた」(外交筋)という。中国にインドのインフラ整備に関与させたくないモディ首相と、高速鉄道で新幹線技術を推したい安倍首相の思惑が一致した。増大する中国の脅威が、日印関係の一層の緊密化につながっている。

220チバQ:2015/12/13(日) 12:23:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151213k0000m030089000c.html
<インド>新幹線に賛否 事故多発「在来線対策を先に」

12月12日 22:03毎日新聞

<インド>新幹線に賛否 事故多発「在来線対策を先に」
首脳会談後に記者会見する安倍晋三首相(左)とインドのモディ首相(右)=ニューデリーの迎賓館で2015年12月12日午後0時17分、金子淳撮影
(毎日新聞)
 【ニューデリー金子淳】12日の日印首脳会談で、両首脳はインド初の高速鉄道に日本の新幹線方式を導入することで合意した。日本の技術導入への期待は高く、実現すれば、インドのモディ政権にとり急増する中間層へのアピールとなる。だが、総額9800億ルビー(約1兆8000億円)に上る財政負担に加え、在来線は遅延や事故が多発しており「先にやるべきことがある」との声も根強い。

 インドは線路の総延長が約6万6000キロ、年間利用客は延べ80億人を超える世界有数の鉄道大国。記者会見でモディ首相は「新幹線事業はインドの鉄道に革命をもたらす」と、期待をにじませた。

 商都ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道沿線には、IT企業や自動車産業の集積地もある。「ビジネスの町をつなぐ『インドの東海道』のような路線」(アフターブ・セート元駐日インド大使)で、経済界の期待は高い。人気が低迷するモディ首相にとっても出身地グジャラート州を発着するため、地元振興につながる。

 ただ、インドでは列車の事故や遅延が多発しており、今月も事故で少なくとも14人が死亡。数時間以上の遅れも珍しくなく、日系企業関係者ですら「在来線や貨物路線をきちんと整備する方が国民の暮らしの改善につながる」と指摘する。

 また、安全を守る鉄道職員の待遇改善も問題となりそうだ。整備工らの労働組合「全インド鉄道技師連盟」によると、現場の職員は給与が低いうえ裁量権も与えられず「10ルビー(約18円)の部品一つを調達するのにも上司の許可がいる」という。トヤギ事務局長は「新幹線より先に組織改革が必要だ」と訴える。

222チバQ:2015/12/16(水) 21:44:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201512/CK2015121502000118.html
インド新幹線に難題 国鉄は赤字体質で事故も多発

2015年12月15日 朝刊


 日印首脳会談で、インドは同国西部での高速鉄道計画において日本側が強く求めていた「新幹線方式」の導入を決めた。台湾新幹線に続いて二例目。インドネシアの受注合戦で中国勢に敗北した日本側関係者は一様に喜ぶ。JR東日本など日本企業連合が受注を目指すが、実現には幾つもの難題が待ち受ける。
 「金持ちにしかメリットがないと野党が批判しており、細心の注意を払う必要がある」(インド政府筋)。高速鉄道計画をめぐってはインド政府内でも温度差があった。
 難航する交渉で、日本側の武器は総事業費九千八百億ルピー(約一兆八千億円)の最大八割をカバーする円借款。単一のプロジェクトでは過去最大、償還期間五十年で金利0・1%。「リスク度外視の破格の条件だ」(金融筋)
 最終的には、公約で高速鉄道の実現を掲げたモディ首相の強い意志が合意を後押しした。
 難問は山積している。インドでは市民や労働者の権利意識の高さから用地取得や労務管理が難しく、工事遅れは日常茶飯事。インド政府によると、二〇一五年度に中央省庁が関わった七百五十一の大型プロジェクトの四割以上が計画より遅れ、損失は一兆二千億ルピー(二兆二千億円)に上る。高速鉄道計画も円滑に進まなければ、日本側の負担が膨らみかねない。現地の組織づくりも難しい。インド国鉄は従業員約百三十万人を超える巨大組織で、旅客部門は慢性的な赤字体質。従業員教育の未熟さなどから〇七〜一三年度は毎年五十〜百回程度の脱線事故が発生し、衝突事故も珍しくない。
 日本側は高速鉄道を運営する組織を別会社として設立し、人材教育を徹底する構想。JR東日本の冨田哲郎社長は「新幹線は運行、保安、信号を含めた総合的なシステム。教育、文化を含めノウハウを移入するのが課題」と話す。
 インドでは現在、新幹線導入が決まった最大の商業都市ムンバイとアーメダバード間のほか、ニューデリーなど四大都市を高速鉄道で結ぶ「ダイヤモンド鉄道構想」も同時並行で進む。中国やフランスが巻き返しを図っている。日本の外交筋は「目の前のことをやり、信頼を勝ち取りたい」と話す。
 一六年の「新幹線計画」具体化に向け、インド側との厳しい詰めの交渉も続く。インド政府の最大の関心事は、日本からの技術移転と車両や機材の現地生産。国内需要を満たすだけでなく、いずれは輸出をもくろんでおり、契約の在り方によっては将来、日本の競争相手にもなりかねない。 (ニューデリー=共同)

223とはずがたり:2015/12/22(火) 21:36:46
ユニカーやってくれたなぁ。。┐('〜`;)┌
>>222に「インドでは市民や労働者の権利意識の高さ」とあるがこの辺が原因か。

「インド」「米国」でも望み薄「原発ビジネス」の落日
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/3180-3182
http://www.fsight.jp/articles/-/40781
執筆者:杜耕次 2015年12月21日 無料

 インドでは、31年前の化学工場爆発事故で広がった国民の反企業感情がいまだに根強く、さらに原発建設候補地では死者が出るほどの激しい反対運動が起きている。

 スンダラムによると、福島の原子力発電所事故(3.11)以来、インドでも反原発運動が広がっている。例えば、2011年初めに出力100万キロワット級のロシア製加圧水型原子炉2基の建設工事が完了したインド最南端タミルナド州にあるクダンクラム原発。インドネシア・スマトラ沖地震(2004年)で巨大津波に襲われた地域でもあり、3.11直後から稼働反対の声が一段と強まっていたのだが、そんな中で、2011年7月に1号機の試運転が強行されたため、反対運動が一気に過熱。連日1万人以上が参加するデモが起き、ハンストも頻発した。

 対応に苦慮した州政府は、同年9月に「住民の合意ができるまで稼働させない」と表明して事態を収拾したものの、その半年後に一転して稼働を許可したため、反対運動が再燃。翌2012年3月に、地元警察が各地から集まっていた約190人の反原発活動家を一斉逮捕したのに続き、9月には警官隊がデモ行進をしていた住民に発砲、1人が死亡した。その後も住民の反対運動は収まらず、同原発は完成から5年近く経った現在もいまだに稼働していない。

 西部マハーラーシュトラ州のジャイタプール原発は仏アレバ製の欧州加圧水型原子炉(EPR)を6基(合計出力990万キロワット)建設予定だが、ここでも激しいデモが続いている。

70万キロワット級の加圧水型重水炉(PHWR)を4基建設予定の北部ハリヤナ州のゴラクプール原発でも、農民の座り込みやハンストなどが3.11以前の2010年8月から続いており、体調を崩した数人が死去したと伝えられている。

「インドの住民運動の激しさは他国の比ではない」と大手商社幹部は解説する。根底にあるのは、徹底した「企業不信」だ。

 1984年12月、中部マディヤ・プラデーシュ州のボパールにある米ユニオン・カーバイド社の化学工場が爆発し、殺虫剤原料になる猛毒のイソシアン酸メチルガスが噴出。当初は市民2000人以上が即死、約20万人が負傷と伝えられたが、その後死者は約3800人に膨れ上がり、約60万人が健康被害を受けたとされる。現地の汚染除去はいまだに進まず、後遺症などを含む死者は2万人を超えるとの推計値もある。

 1989年にユニオン・カーバイドはインド政府と4億7000万ドルの賠償金支払いで和解したが、被害者が増え続けたために補償金の受取額は1人あたり2万5000ルピー(約4万5000円)と激減したうえ、呼吸器障害や感覚の麻痺など後遺症に悩まされている住民は多く、怒りと不満は蓄積されたままだ。

 インドの裁判所は1991年に刑事訴訟の再開を認め、事故直後にいったん逮捕したもののその後国外に逃亡した、当時のユニオン・カーバイドCEO(最高経営責任者)ウォーレン・アンダーソンの身柄引き渡しを米国政府に求めた。しかし、送致は実現せず、アンダーソンは2014年9月に92歳で死去した。「インド人の命を安く買い叩いた男」として、アンダーソンの名は人々の記憶に焼きついているという。

 不十分な補償や汚染除去で禍根を残した「ボパールの悲劇」だが、一方で、企業に対する厳格な責任追及を定める法整備が進んだ。その1つが、2010年に成立した原子力損害賠償法。事故の際の賠償責任を原発の運営会社だけでなく設備・装置のメーカーにも求める内容で、インド国民の強い「企業(特に外資)不信」を反映している。2008年に米印原子力協定が結ばれているにもかかわらず、米原発大手のウエスチングハウス(WH)やゼネラル・エレクトリック(GE)が進出に及び腰なのも、この“インド版原賠法”が理由とされる。

「地震や津波の頻度が日本並みのインドの原発プロジェクトに、東芝や日立、三菱重工が飛びつくとは思えない」と重電業界に詳しい大手証券アナリストは指摘する。

 いまや世界市場で原発受注に躍起になっているのは、国家ぐるみで至れり尽くせりのサービスを提供する中国、ロシアと、破綻に瀕して事業継続に四苦八苦しているフランスのアレバくらい。3.11で顕在化した事故リスクだけでなく、アレバのEPRやWHのAP1000など「3.5世代」と呼ばれる高スペックの最新鋭原子炉の建設が行き詰っていることに加え、このところの原油安や再生可能エネルギーのコスト低下など原発ビジネスに対する逆風は一段と強まり、先行き不透明感は増すばかりだ。

224とはずがたり:2015/12/24(木) 18:44:20
バングラ工場崩壊事故、出廷忌避の被告24人に逮捕状
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%80%81%E5%87%BA%E5%BB%B7%E5%BF%8C%E9%81%BF%E3%81%AE%E8%A2%AB%E5%91%8A24%E4%BA%BA%E3%81%AB%E9%80%AE%E6%8D%95%E7%8A%B6/ar-BBnMuO5
AFPBB News
2日前

【AFP=時事】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)近郊で2013年、縫製工場などが入っていた複合ビルが崩壊し、1100人以上が死亡した事故で、同国の裁判所は21日、殺人罪で起訴された被告が出廷していないとして、24人の逮捕と財産差し押さえを命じた。

 少なくとも死者1138人、負傷者2000人以上を出し、バングラデシュ史上最悪の産業事故となった9階建ての複合ビル「ラナプラザ(Rana Plaza)」の崩壊をめぐっては、ビルの所有者や入居していた各工場の所有者、ビルの安全管理と査察を管轄していた政府当局の職員など計41人が殺人罪で起訴されている。

 検察によると、41人の起訴状を受け取った裁判所は、うち24人が行方をくらましているとして逮捕状を出した。また同じ24人の財産差し押さえを命じた。

225チバQ:2015/12/26(土) 12:44:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151225-00000587-san-asia
モディ印首相がパキスタンを電撃初訪問 首相訪パは12年ぶり、核武装で対立から信頼醸成へ
産経新聞 12月25日(金)19時58分配信

 【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ首相は25日、パキスタンを初訪問し、東部ラホールに到着後、シャリフ首相と会談した。印首相のパキスタン訪問はバジパイ氏以来約12年ぶり。カシミール地方の領有権問題などで対立し核武装する両国で動き始めた信頼醸成が加速している。

 モディ氏はこの日、これに先立ってアフガニスタンを事前の発表なしに訪問し、訪パを突然発表した。25日はシャリフ氏とバジパイ氏の誕生日に当たる。

 カブールでは、ガニ大統領と会談。インドの支援で建設された国会議事堂の落成式に出席した後、演説で、アフガンの発展や平和と安定には「インドやパキスタンなどが信頼と協力で結束すること」にかかっていると述べた。同時に、「越境テロを阻止し、テロの温床や聖域を閉ざすとともに、テロ支援者の活動を止めなければならない」と指摘し、イスラム原理主義勢力タリバンの背後にいるとされるパキスタン軍情報当局を暗に批判した。

 印パ関係は、イスラム過激派によるムンバイ同時テロなどで悪化してきたが、最近、対話再開に合意していた。地域の不安定化を憂慮する米国の要請があったとされる。

226チバQ:2015/12/26(土) 15:39:56
http://www.sankei.com/world/news/151225/wor1512250053-n1.html
2015.12.25 23:21

伏せられたモディ印首相のパキスタン電撃訪問 空港で抱擁、シャリフ氏誕生日に祝意…陰に米国の要請か

ブログに書く0


(1/2ページ)

25日、パキスタン・ラホールで握手するインドのモディ首相(右)とパキスタンのシャリフ首相(ゲッティ=共同)
 【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ首相は25日、パキスタンを初訪問し、東部ラホールのシャリフ同国首相の私邸で、シャリフ氏と会談した。印首相のパキスタン訪問はバジパイ氏以来約12年ぶり。カシミール地方の領有権問題などで対立し、核武装する両国で動き始めた信頼醸成が加速している。

 モディ氏はこの日、これに先立ってアフガニスタンを事前の発表なしに訪問し、滞在中に突然、短文投稿サイト「ツイッター」で訪パを発表した。印テレビ局は訪問は朝に決まったと伝えたが、軍内などには、関係改善への反対があり、訪問が直前まで伏せられていた可能性もある。

 25日は66歳になったシャリフ氏と、モディ氏与党のインド人民党(BJP)をかつて率い、91歳を迎えたバジパイ氏の誕生日に当たる。モディ氏は空港で出迎えたシャリフ氏と抱き合い祝意を伝えた。モディ氏がこれまでカメラの前で抱擁した首脳は、安倍晋三首相、オバマ米大統領らに限られ、印外交の最大課題であるパキスタンとの関係改善へ向けて行動力を示した。

 アフガンの首都カブールでは演説で、アフガンの発展や平和と安定にはインドやパキスタンの結束が必要だと強調すると同時に、「越境テロを阻止し、テロの温床や聖域を閉ざすとともに、テロ支援者の活動を止めなければならない」と指摘し、イスラム原理主義勢力タリバンの背後にいるとされるパキスタン軍情報当局を暗に批判した。

 印パ関係は、イスラム過激派によるムンバイ同時テロなどで悪化してきたが、両首相は先月末に短時間接触するなど関係改善に向けた動きもあり、最近、対話再開に合意していた。地域の不安定化を憂慮する米国の要請があったとされる。

227チバQ:2015/12/26(土) 15:41:03
http://www.sankei.com/world/news/151226/wor1512260010-n1.html
2015.12.26 15:00
【国際情勢分析】
インドの大気汚染は北京以上?ディーゼル車規制など対策は不評

Tweet
(1/3ページ)

インド・ニューデリーの交通渋滞。世界保健機関(WHO)のデータで「世界最悪」とされる首都の大気汚染対策で、インド最高裁はディーゼル車使用者に非常に厳しい判断を下した=2015年12月16日(AP)
 インドの首都ニューデリーで、大気汚染対策が強化されつつある。タクシーやトラックに多いディーゼル車の通行が規制され、通行車両からは「環境税」の徴収が始まっている。北京よりもひどい「世界最悪」といわれる空気の浄化に、インド人は本腰を入れる姿勢を見せ始めた。

世界最悪のPM2.5数値

 ニューデリーでは毎年冬になると、健康被害を与える微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が跳ね上がり、政府などが設定した基準をはるかに上回るようになる。町は連日、白いスモッグに包まれ、特に夜から朝にかけては、気温の低下で空気が停滞して大気汚染がよりひどくなる。霧も追い打ちをかけ、視界が悪くなるために航空機や鉄道のダイヤが大幅に乱れる。

 昨年、世界保健機関(WHO)が公表した数字によれば、世界91カ国約1600都市のPM2.5の年平均値の中で、ニューデリーが最悪だった。

 先日パリで開かれた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)では、地球温暖化防止を目指し、世界の国々が二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの排出を減らしていくための目標や道筋などをとりまとめた「パリ協定」が採択された。インドもそれに加わり、ニュースとして注目されただけに、地球温暖化防止への取り組みとともに、大気汚染対策への関心が高まっている。

最高裁が厳しい判断

 こうした中、インドの最高裁は16日、ディーゼル車使用者に非常に厳しい判断を下した。

 デリー首都圏とその周辺地域で運行するタクシー約8万台の7割を占めるディーゼル車について、来年3月31日までに圧縮天然ガス(CNG)車に全面的に切り替えるよう命じたのだ。デリー首都圏内では今年10月、すでに圏内だけを走るディーゼル車タクシーの運行が禁止されていたが、今回の命令によって、首都圏内から近隣地域まで運行することもできなくなり、タクシー会社や個人タクシー所有者は打撃を受けることになりそうだ。

 最高裁はこれに加え、排気量2000cc以上のディーゼル車の登録を来年1〜3月の間禁止した。製造から10年以上のディーゼルトラックの通行も禁じた。

 首都圏政府はこれまでも製造10年以上のディーゼルトラックの利用を認めていないが、違反車は野放し状態になっていた。最高裁の命令で当局は本格的な取り締まりを迫られる。

ディーゼル車規制、賛同少数

 最高裁はまた、首都圏政府が11月からデリーを経由するトラックから徴収している「環境税」について、デリーを目的地とするトラックにも対象を広げて税額を2倍にし、経由トラックについては幹線道路を使うことを当面禁止した。

 これに先立ち、首都圏政府は今月はじめ、自家用車について来月1日から15日間、登録番号が偶数か奇数かによって1日ごとに使用を禁止することを決めている。

 こうした最高裁の命令などに対する市民の反応は複雑だ。タイムズ・オブ・インディア紙が16日、インターネット上でディーゼル車規制について世論調査を行ったところ、62%に当たる7319人がディーゼル車だけを問題にするのは適切ではないと答え、賛成した人は32%にとどまった。

 排気量2000cc以上のディーゼル車の一時的な登録禁止については、51%の人が別の方法を取るべきだと答え、賛同した人は18%しかいなかった。

 また、74%の人は、4月以降に登録が再開されたとしても排気量2000cc以上のディーゼル車の購入を検討しないと答え、自動車メーカーは苦しい立場に置かれそうだ。(ニューデリー支局 岩田智雄)

       ◇

 PM2.5

 大気中に浮遊する小さな粒子のうち、大きさが2.5マイクロメートル(1マイクロメートル=1ミリの1000分の1)以下の非常に小さい粒子。髪の毛の太さの30分の1しかない。物の燃焼などによって直接排出されるものと、環境大気中での化学反応により生成されたものがある。肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系疾患への影響のほか、肺がんのリスクの上昇や循環器系への影響が懸念されている。

228チバQ:2016/01/13(水) 00:25:07
http://www.afpbb.com/articles/-/3072757
世界初の「スラム街博物館」、インド・ムンバイに誕生へ
2016年01月11日 15:41 発信地:ムンバイ/インド
【1月11日 Relaxnews】2009年のアカデミー賞受賞作である映画『スラムドッグ$ミリオネア(Slumdog Millionaire)』の舞台として一躍有名になったインド・ムンバイ(Mumbai)のダラビ(Dharavi)地区で、世界初となるスラム街の博物館がオープンする。プロジェクトの主催者が5日、明らかにした。

 この博物館では、アジア最大級のスラム街の1つであり、ダニー・ボイル(Danny Boyle)監督による同映画の舞台となったスラム街で毎年生産される数々の製品が披露される。

 スペインの芸術家ホルヘ・マニェス・ルビオ(Jorge Manes Rubio)氏がAFPの取材に対して、移動式の展示施設「デザイン・ミュージアム・ダラビ(Design Museum Dharavi)」は2月から2か月の間開館し、陶器や織物、リサイクル品などを展示すると話した。

 スラム街で生活する人々の創造的才能をつまびらかにすることで、人々が抱くスラム街に対する認識に挑みたい、と主催者らは語る。

 100万人以上の人々が暮らすダラビでは、多くの人が街を張り巡らす路地にある小規模な工場で働いており、そこでは多種多様な製品が生産されている。

 また同地区は、映画のヒットにより観光名所となっており、何百もの作業場へのツアーをガイドたちが提供している。

 2010年には英国のチャールズ皇太子(Prince Charles)が、持続可能な生活スタイルのモデルケースとしてダラビの名前を挙げ、慣用的に行われている廃棄物の再利用を賞賛したほか、昨年には初のアートビエンナーレが同地区で開催された。

 ムンバイの人口約2000万人のうち、半数以上がスラム街で暮らしており、過密状態で換気が悪く、トイレも不足した状況での生活を強いられている。(c)Relaxnews/AFPBB News

229チバQ:2016/01/18(月) 20:43:15
http://www.sankei.com/world/news/160118/wor1601180034-n1.html
2016.1.18 20:02

ムシャラフ元大統領に無罪判決 パキスタン、指導者殺害で

ブログに書く0




 パキスタンの反テロ裁判所は18日、バルチ族の指導者殺害の罪に問われていたムシャラフ元大統領らに無罪判決を下した。地元メディアが伝えた。

 同指導者は、ムシャラフ氏が大統領兼陸軍参謀長だった2006年に軍事作戦で殺害されていた。

 ムシャラフ氏に対する非常事態宣言による国家反逆罪や、ブット元首相殺害の罪の裁判は継続中。(ニューデリー 岩田智雄)

230とはずがたり:2016/02/21(日) 13:54:07
インドでカースト暴動、死者4人 スズキ系列は操業中止
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASJ2N6X1VJ2NUHBI020.html
02月20日 23:57朝日新聞

 インドの首都ニューデリー近郊で、特定のカーストの集団が、被差別カーストに与えられる公務員採用や大学入試などでの優先枠の割り当てを求めるデモを始めて暴徒化。20日までに少なくとも4人の死者が出たほか、道路の封鎖などで日系企業の操業にも影響が出ている。

 ニューデリー近郊のハリヤナ州ロータクなどでデモを始めたのは「ジャート」と呼ばれる、伝統的に自作農とされるカースト。被差別カーストに対して与えられる優先枠の割り当てを求め、道路や線路を封鎖。州政府は19日、一帯に外出禁止令を出し、軍を派遣した。

 スズキの現地子会社マルチ・スズキは20日、部品の納入などに支障が出たため、同日午後からニューデリー近郊の2工場の操業を一時中止すると発表した。日本大使館も在留邦人に注意を呼びかけている。

 カーストはインドに残る身分差別。出自や先祖の職業などにより数千の集団に分かれる。カースト差別は憲法上、禁止されているが今も存在しており、政府は対策の一つとして被差別カーストへの優先枠を設けている。だが、別のカーストが枠の割り当てを求めたり「逆差別」と批判したりすることが、しばしばある。(ニューデリー=貫洞欣寛)

231とはずがたり:2016/02/21(日) 23:36:12

インド、公立大学に国旗掲揚を義務付け 学生逮捕の抗議デモも
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%80%81%E5%85%AC%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AB%E5%9B%BD%E6%97%97%E6%8E%B2%E6%8F%9A%E3%82%92%E7%BE%A9%E5%8B%99%E4%BB%98%E3%81%91-%E5%AD%A6%E7%94%9F%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%81%AE%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%83%87%E3%83%A2%E3%82%82/ar-BBpH4JC
AFPBB News
1日前

【AFP=時事】インド政府は18日、国内の一流公立大学20校に対し国家の団結を促すために国旗掲揚を義務付けた。一方、首都ニューデリー(New Delhi)などでは学生自治会委員長の逮捕に抗議する学生たちによる大規模なデモが行われた。

 ニューデリーの名門ジャワハルラル・ネール大学(Jawaharlal Nehru University)で学生自治会委員長を務めるカンハイヤ・クマル(Kanhaiya Kumar)さん(32)は12日、デモ行進で反国家的なスローガンを叫んだとして警察に逮捕された。

 これに対し、18日にはニューデリーで学生ら約5000人が「クマルを釈放せよ」「国家によるテロリズムを打破せよ」などと叫びながら市中心部を行進。インドでの学生による抗議運動としては、ここ数年来では最大規模のものとなった。コルカタ(Kolkata)など複数の都市でもクマルさんとJNUへの連帯を示すデモが行われた。

 クマルさんは右派が掲げるナショナリズムを公に批判してきたため、クマルさんの逮捕には政権批判を抑え込む目的があるとデモ参加者らはみている。

インドの首都ニューデリーで、国旗を掲げて学生自治会委員長の逮捕に抗議する学生たち(2016年2月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
c AFPBB News 提供 インドの首都ニューデリーで、国旗を掲げて学生自治会委員長の逮捕に抗議する学生たち(2016年2月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News
 デモ参加者の1人はAFPに「われわれが今日、ここに集まったのは人権と言論の自由を守るためだ」と述べ、「政府は国民を反国家的だと決めつけて刑務所に入れることはできない」と批判した。

【翻訳編集】AFPBB News

232チバQ:2016/02/22(月) 21:37:20
http://mainichi.jp/articles/20160220/k00/00e/030/190000c
インド
低カーストの優遇要求デモ暴徒化 衝突で3人死亡

毎日新聞2016年2月20日 10時11分(最終更新 2月20日 11時08分)

 【ニューデリー金子淳】インド北部ハリヤナ州ロータクで19日、カーストの優遇措置の適用を求めるデモが暴徒化し、治安部隊と衝突した。地元民放NDTVによると、治安部隊の発砲などで少なくとも3人が死亡、多数の負傷者が出た。治安当局はロータクや周辺地域に外出禁止令を出し警戒を強めている。

 地元メディアによると、デモを起こしているのは「ジャート」と呼ばれる農業者中心のカースト集団。公務員の採用や大学入試などで低カーストを優遇する制度の適用を求めている。

 デモは数日前から始まり、幹線道路や鉄道の線路に座り込み交通を妨害。一部が暴徒化し、州政府の閣僚の自宅や警察車両、ショッピングモールなどに放火した。デモは周辺地域にも広がっており、軍が警戒に当たっている。ハリヤナ州は首都ニューデリーに隣接しているため、混乱が続けば首都の物流に影響する可能性もある。

 カースト制度はインドの伝統的な階級制度で、出自により数千の集団に分かれる。低カースト層は差別の対象になってきたため、政府は公務員の採用などで特定のカーストを優遇しているが、上位カーストからは「逆差別だ」との批判もあり、カースト単位のデモがたびたび発生している。

233チバQ:2016/02/25(木) 23:13:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160225-00000089-mai-asia
<インド>有力カーストも優遇へ…州政府、暴動受け新法
毎日新聞 2月25日(木)22時1分配信

カースト優遇策の適用を求める暴動のさなかに商品が強奪された菓子店=インド北部ハリヤナ州ゴハナで2016年2月23日午後6時28分、金子淳撮影
 インド北部ハリヤナ州で今月、公務員の採用などで低カーストを優遇する「留保制度」の適用を求める比較的裕福な有力カーストのデモ隊が治安部隊と衝突し、地元メディアによると、少なくとも19人が死亡した。州政府が要求を認めたため、23日にデモはほぼ収束したが、州政府の決定に対して「留保制度の意味が失われた」との批判も出ている。

 ハリヤナ州ゴハナでは外出禁止令が解かれた23日、多くの住民が暴徒化したデモ参加者に放火された商店の片付けを行っていた。「商品は全て持って行かれた。100万ルピー(約160万円)の損失だ」。携帯電話販売店のゴーラブさん(21)は肩を落とした。住民によると、ゴハナでは20日、銃や刀で武装したデモ隊が商店街を襲撃し、強奪や放火を繰り返した。暴動を目撃したシャーム・メヘターさん(58)は「狙いは初めから強奪だったんだ」と声を荒らげた。

 デモを起こしたのは「ジャート」と呼ばれる農業者中心の有力カースト。比較的裕福とされ、人口が多いため政治的発言力も強い。デモでは、政府の低カースト優遇策を「逆差別だ」として自分たちにも制度を適用するよう要求。幹線道路や鉄道を封鎖し、用水路の給水施設を破壊した。

 ハリヤナ州政府は23日までにジャートも優遇策の対象とする方針を決定。州議会で新法を制定すると明らかにした。だが、有力カーストであるジャートを優遇することで、他カーストの反発を呼ぶ可能性がある。被差別カーストの支援を行っている人権活動家、マノージ・クマール・シンさん(40)は「有力カーストが留保制度を食い物にしている。これでは制度の意味がない」と批判した。【ゴハナ(インド北部ハリヤナ州)で金子淳】

 ◇留保制度

 出自によって序列が決まる「カースト制度」と呼ばれる伝統的な身分制度があるインドで、少数民族や地位が低い特定のカーストに対し、優先的に大学の入学枠や公務員の採用枠などを割り当てる制度。不平等を是正する目的があるが、上位カーストからは「逆差別だ」との批判もあり、カースト単位の抗議運動がたびたび発生している。

234とはずがたり:2016/02/26(金) 23:43:33
7%超の成長予測=「世界経済減速でも安定」-インド政府
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2016022600883&m=rss

 【ニューデリー時事】インド政府は26日、年次経済白書を公表し、2016年度(16年4月〜17年3月)の国内総生産(GDP)伸び率が7〜7.75%になるとの見通しを示した。財務省は声明で「世界経済が低迷する中でも、インド経済は安定している」と強調した。
 白書は15年度のGDP伸び率が7.6%になると予測した上で「16年度には主要経済の中で最も高い成長を遂げる可能性が高い」と指摘。一方で、「世界経済の低迷が長引けば、インド経済にとって逆風になることが予測される」との見方も示した。(2016/02/26-19:51)

235とはずがたり:2016/02/29(月) 22:02:31
いみねー(;´Д`)

<インド>有力カーストも優遇へ…州政府、暴動受け新法
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160225-00000089-mai-asia
毎日新聞 2月25日(木)22時1分配信

 インド北部ハリヤナ州で今月、公務員の採用などで低カーストを優遇する「留保制度」の適用を求める比較的裕福な有力カーストのデモ隊が治安部隊と衝突し、地元メディアによると、少なくとも19人が死亡した。州政府が要求を認めたため、23日にデモはほぼ収束したが、州政府の決定に対して「留保制度の意味が失われた」との批判も出ている。

 ハリヤナ州ゴハナでは外出禁止令が解かれた23日、多くの住民が暴徒化したデモ参加者に放火された商店の片付けを行っていた。「商品は全て持って行かれた。100万ルピー(約160万円)の損失だ」。携帯電話販売店のゴーラブさん(21)は肩を落とした。住民によると、ゴハナでは20日、銃や刀で武装したデモ隊が商店街を襲撃し、強奪や放火を繰り返した。暴動を目撃したシャーム・メヘターさん(58)は「狙いは初めから強奪だったんだ」と声を荒らげた。

 デモを起こしたのは「ジャート」と呼ばれる農業者中心の有力カースト。比較的裕福とされ、人口が多いため政治的発言力も強い。デモでは、政府の低カースト優遇策を「逆差別だ」として自分たちにも制度を適用するよう要求。幹線道路や鉄道を封鎖し、用水路の給水施設を破壊した。

 ハリヤナ州政府は23日までにジャートも優遇策の対象とする方針を決定。州議会で新法を制定すると明らかにした。だが、有力カーストであるジャートを優遇することで、他カーストの反発を呼ぶ可能性がある。被差別カーストの支援を行っている人権活動家、マノージ・クマール・シンさん(40)は「有力カーストが留保制度を食い物にしている。これでは制度の意味がない」と批判した。【ゴハナ(インド北部ハリヤナ州)で金子淳】

 ◇留保制度

 出自によって序列が決まる「カースト制度」と呼ばれる伝統的な身分制度があるインドで、少数民族や地位が低い特定のカーストに対し、優先的に大学の入学枠や公務員の採用枠などを割り当てる制度。不平等を是正する目的があるが、上位カーストからは「逆差別だ」との批判もあり、カースト単位の抗議運動がたびたび発生している。

236チバQ:2016/03/01(火) 20:37:31
http://www.sankei.com/world/news/160301/wor1603010047-n1.html
2016.3.1 20:12

「私も間もなく逮捕されるだろう…」 スリランカ前大統領に迫る汚職捜査網
 スリランカのラジャパクサ前大統領の一族に対する司法当局の汚職捜査網が狭まっている。資金洗浄の疑いで次男が逮捕され、ラジャパクサ氏は1日までに記者団に「私も間もなく逮捕されるだろう」と不安を吐露した。

 約10年間の長期政権を敷いたラジャパクサ氏は独裁的との国民の批判を受け、昨年1月の大統領選でシリセナ現大統領に敗北。シリセナ政権下でラジャパクサ体制の見直しが進んでいる。

 海軍将校の次男ヨシタ氏が資金洗浄の疑いで今年1月末に逮捕されたほか、昨年4月にはラジャパクサ氏の弟のバシル元経済開発相も公金横領容疑で逮捕された。妻やほかの親族に対する捜査も加速している。

 地元紙などによると、ラジャパクサ氏は次男逮捕について「政治的な復讐だ」と涙を流した。(共同)

237とはずがたり:2016/03/18(金) 12:16:43

インドの「超富裕層」は10年間で4.4倍に
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/154/10b4f1a55711164502ddf3dea6fde933.html
(フジサンケイビジネスアイ) 08:21

 インドは、経済成長などに伴い富裕層が拡大している。英不動産大手ナイトフランクの調査によると、インドでは3000万ドル(約33億8100万円)以上の資産を保有する「超富裕層」の人数が、10年前の4.4倍となる6020人に達し、伸び率は世界全体の61%増を大きく上回った。現地経済紙フィナンシャル・エクスプレスなどが報じた。

 同社が今月発表した「ウエルネス・リポート2016年版」では、25年までに世界全体の超富裕層の人数におけるインドの割合は5%となり、05年の1%から拡大すると予測される。10年後には、インドの超富裕層の人数が中国、米国に次ぐ3位になるとみられている。

 同調査によると、インドの超富裕層による不動産投資が今後も続くとされる。超富裕層をはじめ富裕層全体が拡大すると見込まれる中、高級分譲住宅などへの需要が高まるとの見方だ。インドの富裕層が所有する住宅物件数は平均4件とされ、世界平均の3.7件を上回る。そのほか、インドの富裕層は宝飾品に加え、自動車や二輪車、芸術品などへの投資に積極的なもようだ。

238とはずがたり:2016/03/18(金) 19:54:12

インドのモディ政権、財政赤字縮小の計画を堅持-来年度予算案
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O3AUL56JIJUU01.html
2016/02/29 17:45 JST

 (ブルームバーグ):インドのモディ政権は29日発表した来年度予算案で、農家救済のための歳出措置を施しながらも財政赤字を縮小する計画を堅持した。来年度に予定されている主要州での選挙を前に、予算案には農村地域での支持を取り戻すという首相の意向も反映されている。
ジャイトリー財務相は同日、4月1日からの新年度の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を、計画通り3.5%に縮小させる方針を議会で表明した。これは2008年以降で最小。同相は今年度の比率は目標の3.9%に達する見込みだとした上で、長期目標を見直すと述べた。予算関連の資料によると、再来年度以降2年度の同比率は3%を見込んでいる。
原油安によりインフレは来年の目標近辺にとどまる見通しであり、財政再建方針の堅持によって追加利下げに道が開かれそうだ。インド準備銀行(中央銀行)のラジャン総裁は先月、モディ政権が財政赤字縮小路線から外れれば債券利回りが上昇する可能性があると警告し、世界的に市場が混乱する中、マクロ経済の安定こそがインドの「唯一の最重要の強み」だと指摘していた。

239チバQ:2016/04/03(日) 19:10:12
http://www.sankei.com/world/news/160402/wor1604020016-n1.html
2016.4.2 08:58

インド高架道路倒壊が政争の具に「州首相辞任すべき」6人拘束、死者は25人に

 【ニューデリー=岩田智雄】インド西ベンガル州コルカタで起きた建設中の高架道路倒壊事故をめぐり、主要政党が責任の所在をめぐってライバル政党への非難を強めている。同州では4日から議会選の投票が始まるためで、事故は政争の具の様相を呈している。

 地元メディアによれば、連邦政府与党でモディ首相を支えるインド人民党(BJP)のラフル・シンハ州代表は、州与党の地域政党「草の根会議派」党首のママタ・バナジー氏に対し、「道義的責任を取り、州首相を辞任すべきだ」と迫った。BJPはこのところ地方議会選で惨敗続きで、ヒンズー至上主義的な政策や党幹部の言動がやり玉に挙げられている。西ベンガル州議会選では草の根会議派が優勢とされ、事故を支持拡大のきっかけにしようとしているとみられる。

 高架道路建設を請け負った業者は、過去に事業で何度も工期を守らなかったとして、2013年に政府などから契約すべきではない業者の「ブラックリスト」に載せられていた。

 西ベンガル州では、11年に草の根会議派が勝利するまで30年以上、共産党政権が続いており、バナジー氏は「工事契約は共産党時代」だと弁明した。共産党幹部は「ブラックリスト化は、われわれの時代ではない。現政権は業者を変えるべきだった」と反発した。

 一方、業者の幹部は事故を「想像を超えたもので、神の仕業だ」と述べている。事故による死者は1日、25人に増え、当局は業者6人の身柄を拘束した。

240チバQ:2016/04/04(月) 21:09:13
http://www.sankei.com/world/news/160404/wor1604040038-n1.html
2016.4.4 18:47

モディ与党の退潮食い止められるか インド大型地方選投票始まる

 【ニューデリー=岩田智雄】インドで4日、大型地方議会選の投票が始まった。1カ月余りの間に4州1連邦政府直轄地で投票が行われ、結果は、モディ政権発足から約2年となる5月19日に発表される。与党のインド人民党(BJP)はこのところ、地方選で惨敗続きで、退潮の流れを食い止められるかどうかが焦点だ。

 4日に投票が始まったのは、北東部アッサム州と東部の西ベンガル州。インドの大規模州では通常、地域を分けて複数の投票日が設定され、2州では今後も選挙が続く。5月16日には南部タミルナド州、ケララ州、連邦政府直轄地ポンディシェリーで投票が行われる。BJPは、アッサム州以外の地域では支持基盤が弱く、同州で国民会議派から政権を奪うことに注力している。

 アッサム州では、複数の地方議員が連邦政府旧与党だった国民会議派から、一昨年の下院選で圧勝したBJPにくら替えした。ヒンズー至上主義のBJPは、バングラデシュからのイスラム教徒の不法移民排斥を訴えており、反移民の一部地域政党が友党を国民会議派からBJPに変えた。BJPは勝利すれば初の州与党となり、逆風をはね返すきっかけとなる。

 今月1日に地元テレビが報じた世論調査結果によると、アッサム州ではBJPと国民会議派それぞれの政党連合が接戦を展開している。他州では地域政党や共産党連合が優勢だ。

 BJPは、少数派のイスラム教徒などに対する不寛容な政策や幹部の挑発発言に加え、不十分なインフレ対策が批判され、これまでデリー首都圏、東部ビハール州で惨敗している。地方議員の間接投票などで議員を選ぶ上院で過半数に届いておらず、重要法案の通過には地方選での着実な勝利が必須となっている。

241チバQ:2016/04/05(火) 21:43:38
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050037-n1.html
2016.4.5 21:09

インドの映画スターも資産隠しか 「パナマ文書」流出、インド与党関係者らも

反応

反応



 パナマの法律事務所の内部文書が流出し、世界の政治家や著名人が資産隠しを行っていた可能性が明らかになった問題で、インド紙インディアン・エクスプレスは5日までに、印映画ボリウッドの大物男優でモディ首相との親交が厚いとされるアミターブ・バッチャン氏や長男の妻の有名女優アイシャワリヤ・ライさん、与党インド人民党(BJP)の地方幹部を含む500人以上が租税回避地の法人を所有していたと報じた。モディ氏はこうした不透明な資金の洗い出しを掲げてきたが実績は上がっておらず、政府は特別捜査チームが調査に当たるとしている。(ニューデリー 岩田智雄)

242名無しさん:2016/04/23(土) 11:24:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00000038-jij_afp-int
赤ちゃんをレイプされた父親、容疑者少年の両手を切断 インド
AFP=時事 4月21日(木)22時40分配信

【AFP=時事】インド北部パンジャブ(Punjab)州で、生後7か月の女の赤ちゃんをレイプしたとされる17歳の少年が、赤ちゃんの父親に両手を切断される事件があった。警察当局が20日、述べた。

 少年は2014年4月、赤ちゃんにいたずらしているのを赤ちゃんの母親に発見され、青少年向けの矯正施設に送られていた。

 警察当局によると、赤ちゃんの父親のパーミンダ・シン(Parminder Singh)容疑者(25)は、バティンダ(Bathinda)地区の裁判所に出廷して少年に示談を提案し、裁判所の外に誘い出したという。だがシン容疑者は少年を激しく殴りつけて木に縛り、両手を切断した。

 バティンダの警察幹部はAFPの電話取材に「(シン容疑者は)干上がった運河に少年を連れ出し、激しく殴打した後で木に縛り、両手を切断した。少年は手首から先がない状態だ」と語った。

 また、「地元住民からの通報があり、警察官が現場に駆け付けたところ、少年とその両手を発見し、病院に搬送した」と述べ、容体は安定していると付け加えた。

 警察当局は殺人未遂容疑で、逃走したシン容疑者の行方を追っている。【翻訳編集】 AFPBB News

243名無しさん:2016/04/24(日) 08:37:33
インドスレかスーフィズムスレか迷いましたが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160423-00000020-jij_afp-int
なたでめった切り…バングラ、今度は大学教授が犠牲に
AFP=時事 4月23日(土)17時7分配信

【AFP=時事】バングラデシュの警察当局によると、北西部ラジュシャヒ(Rajshahi)で23日、大学教授が何者かになたで襲われて殺害された。同国ではイスラム過激派による世俗派や無神論者の活動家の殺害が相次いでおり、警察は今回も同様の事件とみて捜査を行っている。

 殺害されたのはラジュシャヒ市の公立大学で英語を教えていたレザウル・カリム・シディーク(Rezaul Karim Siddique)教授(58)。市内の自宅から徒歩でバス停に向かっていたところ、背後からなたで切り付けられたという。

 地元警察幹部はAFPの取材に「シディークさんの首は少なくとも3度切り付けられた痕があり、70〜80%切れていた」と説明。襲撃の特徴から判断してイスラム過激派集団の犯行とにらんでいると語った。

 警察の話では、シディーク教授は音楽などの文化的なプログラムに携わっており、非合法のイスラム過激派組織「ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」の拠点だったバグマラ(Bagmara)に学校を設立していた。

 バングラデシュでは2013年以来、世俗派のブロガーが殺害される事件が多発しており、いずれも国内で生まれ育ったイスラム過激派の仕業とみられている。今月初めにも首都ダッカ(Dhaka)で同様の事件が起きたばかりだった。【翻訳編集】 AFPBB News

244チバQ:2016/04/26(火) 00:24:29
http://mainichi.jp/articles/20160425/k00/00m/030/083000c
ネパール
「脱インド依存」親中国政策にかじ

毎日新聞2016年4月24日 21時20分(最終更新 4月24日 21時20分)
 【ニューデリー金子淳】ネパールのオリ政権が親中国政策にかじを切り「インド依存」からの脱却を進めている。昨年公布した新憲法に南部インド系住民が猛反発して地域が混乱。ネパール側は背後にインドがいるとみて、不信感を募らせているからだ。昨年4月の大地震では印中両国とも直後から「支援合戦」を繰り広げ、影響力の拡大をはかったが、現時点では中国に軍配が上がりつつある。

 「ネパールはいかなる理由にせよ、中国に対抗するために(インドなどに)国土を利用させはしない」。地元メディアなどによると、オリ首相は3月、訪問先の中国でこう語り、親中姿勢を強調した。

 この時オリ氏は、中国の習近平国家主席や李克強首相と会談。中国チベット自治区からネパール国境付近まで鉄道を延伸するよう求めたほか、西部ポカラの国際空港建設の融資を受けることで合意。さらに、対外貿易にインド東部コルカタ港を利用しているが、今後は中国の港湾も利用することでも一致した。

 「脱インド依存」のきっかけが、昨年9月の新憲法公布に伴う南部の混乱だ。新憲法では国内を7州に分けると規定したが、マデシと呼ばれる南部のインド系住民らが州の区分けに猛反発し、大規模な抗議活動を展開した。

 このあおりで数カ月間、インドとの国境が封鎖され、インドからの輸入に頼っていたガソリンなどの燃料不足が深刻化し、被災地を含む国内各地で住民生活が混乱した。

 ネパールでは、国境封鎖はマデシを支持する「インド政府の圧力」との見方が一般的だ。ネパール内務省高官は「インドによる国境封鎖で2カ月は復興が遅れた」と批判する。

 ネパールは核を保有する印中両国に挟まれた内陸国で、インドにとっては中国の南アジアへの影響拡大を防ぐ「緩衝地帯」に当たる。

 モディ首相は3月に「ネパール憲法を巡り(マデシなどとの)包括的な合意が必要だ」と言及。ネパール側から「内政干渉だ」と反発を招くなど、関係はぎくしゃくしたままだ。

245チバQ:2016/04/26(火) 23:25:47
http://www.sankei.com/world/news/160425/wor1604250007-n1.html
2016.4.25 10:16
【ネパール地震から1年】
崩れた家屋、崖崩れ跡…中国国境の町・コダリの復興なお深く ニューデリー支局長・岩田智雄

 ネパールで起きた大地震から、25日で1年になる。約9千人が死亡した惨事からの復興の歩みは遅く、多くの住民が今も仮設住宅生活を続ける。隣国、中国との貿易拠点だったヒマラヤ山脈の町コダリでは最近、国境がようやく一時開けられたが、本格再開のめどは立っておらず、壊れた家屋やその後発生した崖崩れの跡が生々しく残されたままになっていた。(ネパール北部・コダリ 岩田智雄、写真も)

 首都カトマンズから車で北東へ約3時間半。川沿いを走る道路では、あちこちに崖崩れの跡が残る。移動中、パラパラと落ちてきた小石が車のフロントガラスを直撃した。

 コダリに着くと、何百台ものトラックが国境を先頭に列を作っていた。一帯は大地震で建物が倒壊するなどの被害に見舞われ、国境はこの約1年間、閉鎖されたままだった。しかし、ネパール側の輸入業者が中国側の倉庫に保管したままになっている布製品などを早く輸入したいと申し入れ、今月13日に一時的に国境が開けられたからだ。

 急峻な山道を走る道路は、トラックがすれ違うのも容易ではない。1日に通過できるのは50台程度で、多くの運転手が順番待ちを強いられている。銀行などの看板が掲げられた建物は、壊れたまま廃虚と化している。中国の商工会議所の事務所の隣のビルにめりこんだ巨大な岩は、地震後の昨年5月に起きた崖崩れによるものだ。

 現地警察のガネス・スレスタさんは「地震後、崖崩れの頻度が増えた。間もなく雨期になり、さらに危険になる。川がせきとめられ、洪水になることもある」と話す。仕事を失った付近の住民は、がれきの撤去と国境の再開を求めているものの、現地の税関職員によれば「中国側の被害も大きく、再開はいつになるかわからない」という。

 ネパール政府は、そんな過酷な環境にある中国との国境を整備し、貿易を活発化させようとしている。

 きっかけとなったのが、昨年9月の新憲法制定を機に、ネパール南部の親インド住民「マデシ」が政治的権利拡大を求めて行ったインドとの「国境封鎖」だ。インドもマデシの権利擁護を求めて新憲法に不満を表明しており、ネパールはインドが自国の影響力を保持するためにマデシを操っているとみなした。インド側は否定しているが、ネパールのオリ首相は「インドによる非公式の国境封鎖だ」と非難してきた。

 今年になって、ネパールがマデシやインドの大半の要求をのんで憲法改正を行い、2月に国境封鎖は解かれた。しかし、4カ月半に及んだ物流停止は貿易の大半をインドに頼るネパールに燃料を含むあらゆる物資の不足をもたらし、震災からの復興を遅らせた。

246チバQ:2016/04/26(火) 23:26:43
 ネパールはアジアの2大国、インドと中国に挟まれる。新憲法制定直後に就任したオリ首相は、中国との関係強化に走り、インドへの過度な依存からの脱却を図ってきた。中国は、コダリの西にあるヒマラヤ越えの国境ラスワガディを通じて燃料支援を実施。オリ氏は中国から燃料輸入の約束もとりつけた。

 しかし、本格的な貿易実現には大規模なインフラ整備が必要になる。オリ氏は3月21日、北京で中国の李克強首相と会談し、両国が陸空の連結性を高め、交通インフラを改善することで合意した。

 ネパールの観光地ポカラでは今月、中国の支援でカトマンズに次ぐ国内2番目の国際空港となる新空港の建設が始まった。両国は中国・チベットからネパールのラスワガディ付近まで鉄道を延伸する構想を描く。ネパールは最近、ラスワガディ-カトマンズ間の山道改良工事にも着手した。

 ただ、ネパール政府関係者らは「ラスワガディへの道はコダリへの道より険しい。雨期には崖崩れ、冬には降雪もあり、拡幅しても物流確保は容易ではない」と口をそろえる。

 ネパール国民の間では、インドによる圧力から逃れたいとの思いが強い。チベット問題を抱える中国も、ネパールを自国側に手繰り寄せ、チベットに隣接するネパールでチベット人の「高度の自治」を求める運動が広がることを阻止したい。ネパールと中国、双方の思惑が国境開拓へと向かわせている。

 しかし、ネパール政府の取り組みは遅く、カトマンズでは、恒久住宅建設支援のための住宅被害の調査がようやく始まろうとしているところだ。その道のりは、文字通り険しい。

 ネパール大地震 2015年4月25日、ネパール中部を震源とするマグニチュード(M)7・8の地震が発生。約9千人が死亡した。世界最高峰エベレストでは雪崩が発生し、日本人1人も犠牲になった。同年6月の復興に関する国際会議で、日本やインド、中国を含む各国・機関が計44億ドルの支援を表明した。

247チバQ:2016/05/08(日) 23:02:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050800018&g=int
駐印大使を召還=首相引き下ろしに関与?-ネパール

 【カトマンズAFP=時事】ネパール政府は7日、駐インド大使を6日夜に召還したことを明らかにした。8日からの予定だったバンダリ大統領によるインド公式訪問も取りやめた。対印関係悪化が懸念されている。
 ネパールは最近、ネパール共産党毛沢東主義派が連立与党離脱を警告したり、オリ首相の退陣を要求したりした影響で政治が混乱。一連の動きをインドが裏で支援していたとも報じられた。(2016/05/08-06:36

248チバQ:2016/05/11(水) 22:36:58
>>53
http://www.sankei.com/world/news/160511/wor1605110022-n1.html
2016.5.11 10:35

バングラでイスラム政党党首の死刑執行、治安悪化の恐れ
【ニューデリー=岩田智雄】バングラデシュで11日未明、1971年の独立時の戦争犯罪を裁く特別法廷に死刑を言い渡されていた野党のイスラム保守政党、イスラム協会(JI)のニザミ党首(73)の死刑が執行された。JIは12日から抗議のストライキを行うとしており、治安が悪化する恐れがある。

 現地メディアによれば、ニザミ党首はパキスタンからの独立時の戦争で、市民450人を殺害したなど3つの罪で死刑判決を受けていた。特別法廷で死刑判決を受け、執行されたのは、JI幹部4人と野党、バングラデシュ民族主義党(BNP)幹部1人の計5人となった。ニザミ党首はかつて、BNPとJIの連立政権下で閣僚も務めた。

 バングラデシュでは過去、特別法廷の判決をめぐって、野党支持者と治安部隊の衝突が起き、多数の死傷者が出ている。11日の死刑執行を受け、治安当局は主要都市に数千人の警官らで厳戒態勢を敷いた。

249とはずがたり:2016/05/16(月) 18:19:09
バングラデシュで「前例ない」落雷被害、3日間で59人死亡
AFP=時事 5月16日(月)9時58分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160516-00000010-jij_afp-int
バングラデシュで「前例ない」落雷被害、3日間で59人死亡
バングラデシュの首都ダッカで、モンスーン前の豪雨で冠水した道路。NurPhoto提供(2016年5月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】バングラデシュでは先週末にかけ、各地でモンスーンシーズン前の雷雨が発生し、3日間で落雷により59人が死亡した。当局が15日、明らかにした。

 災害対策当局の関係者はAFPに対し、バングラデシュ各地で落雷によって12日に34人、続く2日間で25人が死亡したと述べ、「落雷でこれほど多数の死者が出たことは前例がない」と語った。犠牲者の多くは水田で農作業中だった人たちだという。

 落雷による死者が増加していることについて、気象専門家のシャー・アラム(Shah Alam)氏は、避雷針の役目を果たしていたヤシなどの高木が伐採されたことや、農作業中に携帯電話など金属製品を身に着ける人が増えたためではないかと指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

250とはずがたり:2016/05/16(月) 18:20:01
年間の子供の水死約1万8000人、バングラデシュが水泳必修化
2016年02月09日 16:10 発信地:ダッカ/バングラデシュ
http://www.afpbb.com/articles/-/3074218?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Mon_r3

【2月9日 AFP】バングラデシュのジャハナラ・アンワル(Jahanara Anwar)さんは、長男を水難事故で失った。その直後に心に誓ったことがある――次男には絶対に水泳を習わせると。

「長男には、試験が終わったらスイミングセンターへ通わせてあげると約束していた。でもその時は、そこまで大事だと思っていなかった」と悔やむアンワルさん。2011年、当時14歳だった長男は近所の運河へ遊びに行ったまま、帰らぬ人となった。

「今はそれがどんなに重要か疑う余地もない。私が抱えてきた心痛を、他のどんな母親にも味わってほしくない」

 バングラデシュでは毎年約1万8000人、1日平均でおよそ49人の子どもが水の事故で命を落としている。1〜17歳の子供の死因で最も多いのが「水死」だ。

 国土の大半がデルタ地帯にあり、雨季には何度も洪水に見舞われる。人口1億6000万人のうち約4分の1は海辺に住んでおり、水の事故の危険が日常生活の一部となっている。

 しかし泳げる子供はほとんどいない。世界最貧国の一つであるバングラデシュでは、生活に苦しむ世帯がほとんどで、水泳教室に通わせる金銭的余裕がないのが実情だ。

■水泳を必修化

 そこで政府は昨年、全就学児童生徒に水泳を必修とする方針を発表。同国史上最も野心的な大規模水泳プログラムを立ち上げた。

「5歳から17歳まで、4000万人近い子供たちに水泳を教える計画だ」と、同プロジェクトを管轄する教育省の高官はAFPに語った。オーストラリアなども水泳の練習を義務付けているが、バングラデシュほど大きな目標を掲げた国はない。

 設備の整ったスイミングセンターが不足しているため、政府は学校に近隣の池を使うよう指示。国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は巨大なゴムプールの提供に加え、レッスンの一部を資金・運用面で支援している。

 首都ダッカ(Dhaka)の肌寒い日曜の朝、12人ほどの児童がユニセフのプールに入っていた。水深は、子供たちがやっと足をついて立てる1.2メートル。

 1コースを泳ぎ切った10歳の女の子は、「前は水がすごく怖かった。でも今はここに来るのがすごく楽しい」と誇らしそうに語った。そしてまたすぐ折り返し、友人たちが待つ反対側のプールサイドまで泳いで行った。

■大惨事を招くフェリー事故

 とりわけ多くの市民が水死するのは河川を運航するフェリーが転覆事故を起こした場合だ。乗客が定員を大幅に上回っていることも珍しくない上、川幅が広い所もあり、多数の死者が出るのは避けられない。

 昨年2月には、パドマ(Padma)川でフェリーが貨物船と衝突して沈没し、少なくとも78人が命を落とした。

 そのパドマ川で、4歳の娘と一緒に18キロの区間を船で渡っていた22歳の女性は、「無事でありますようにと神頼みするしかない」と、母子共に泳げないことを認めた。二人が乗っている下層デッキには、数十人の乗客に対し、数着の救命胴衣しか用意されていなかった。

 現在、8歳の次男に水泳を習わせているアンワルさん。緊急事態に見舞われたとき、次男は自分の命だけではなく他の人たちも救えるはずだと期待している。

「息子には、溺れている人を見たら助けなさいと言ってある。誰もお兄ちゃんを助ることができなかったけれど、お前にはそうする義務があるって」(c)AFP/Sam JAHAN

251チバQ:2016/05/19(木) 22:36:20
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1605190052.html
モディ与党、連敗ストップ インド地方議会選 北東部で歴史的初勝利へ
20:19産経新聞

 【ニューデリー=岩田智雄】インドで19日、大型地方選の開票が行われた。4州と連邦政府直轄地ポンディシェリーのうち、モディ首相の与党、インド人民党(BJP)は、唯一、支持基盤を持つ北東部アッサム州で初勝利し、地方議会選での連敗を食い止めることが確実になった。「ネール・ガンジー家」主導の旧与党、国民会議派は2州で与党の座を失う見通しで、衰退の流れに歯止めをかけられなかった。

 選挙管理委員会の集計によると、アッサム州では、ヒンズー至上主義のBJPが、バングラデシュからのイスラム教徒の不法移民排斥を訴えて約半数の議席を獲得する勢いで、北東部地域での歴史的な初勝利となる。友党とともに国民会議派から政権を奪取することになり、モディ氏は短文投稿サイト「ツイッター」で、「アッサムの人々の夢と希望を満たし、州の開発を新たな高みに押し上げるため、BJPはできることはすべてやる」と勝利宣言した。

 国民会議派は小規模なポンディシェリーで勝利したものの、ケララ州でも共産党連合に敗れた。西ベンガル州とタミルナド州では地域政党が第1党となる勢いだ。

 BJPは2年前の総選挙後、「モディ人気」の波に乗って、3州で与党の座を国民会議派などから奪っていたが、昨年行われたデリー首都圏と大規模州、ビハール州の議会選では、少数派のイスラム教徒などに対する不寛容な政策や幹部の挑発発言に加え、不十分なインフレ対策が批判され、地域政党に惨敗を喫していた。

 地方議員の間接投票などで議員を選ぶ上院で過半数に届いておらず、重要法案の通過には地方選での着実な勝利や野党の協力が必須となっている。

252とはずがたり:2016/05/25(水) 22:20:05
<インド>最高51度…国内史上最高 死者440人以上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160525-00000086-mai-asia
毎日新聞 5月25日(水)20時9分配信
 【ニューデリー金子淳】インド各地で記録的な高温が続き、熱波による死者が相次いでいる。地元メディアなどによると、西部ラジャスタン州ファローディで19日、国内史上最高の51度を記録。首都ニューデリーでも4月以降、ほぼ連日40度を超え、首都圏だけで少なくとも440人以上が熱中症などで死亡した。インド気象局は首都を含む北インドを中心に熱波に対する注意を呼びかけている。

【現地の写真特集】かつてない猛暑に見舞われるインドの人たち

 インドの最高気温はこれまで1956年に同州アルワルで記録した50.6度が最高で、60年ぶりに更新された。熱波による死者は南部テランガナ州でも300人を超えるなど、各地で相次いでいる。

 ホームレスを支援するニューデリーの非政府組織「CHD」のスニル・クマール事務局長は「死者の多くはホームレスだ。地元政府はほとんど保護対策を取っていない」と話す。

 インドでは昨年、熱波により全土で約2500人が死亡したが、今年は昨年以上の猛暑になる可能性がある。既に各地で干ばつも発生しており、約3億3000万人が影響を受けているという。

253チバQ:2016/05/29(日) 19:56:09
http://www.sankei.com/world/news/160528/wor1605280065-n1.html
2016.5.28 20:19

モディ政権、日米とは良好…関係深化 発足2年、近隣国外交に課題
【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ政権が発足して約2年。モディ首相は日本や米国と経済や安全保障面で良好な関係を深化させ、実績を挙げてきた。一方で、カシミール地方の領有権などで対立する中国、パキスタンなど近隣国との外交では関係改善への課題が表面化している。

新幹線導入へ協議加速

 モディ首相は2年前の5月26日に就任し、安倍晋三首相との会談は6回を数える。昨年12月の安倍氏の訪印時、インドが高速鉄道建設に日本の新幹線システムを採用し、米印共同海上訓練「マラバール」に日本が恒常的に参加することを確認した。両国は、新幹線導入に向けた合同委員会を今年2度開いており、日印間の協議を加速させている。

 米国とは今年4月、米印が燃料補給など後方支援協力の覚書を結ぶことで原則合意した。今後は中国の軍事的台頭に対抗し、マラバールへのオーストラリアの参加も協議していくとみられる。来月7、8日の訪米は今年2度目。日米との安全保障面での協力強化はインドにとり、従来の全方位外交からは一歩踏み出した内容といえそうだ。

中国・パキスタンとは…

 中国とは緊張緩和にも努め、昨年5月の訪中では厳しい発言を封印した。しかし今年4月、パキスタンに拠点を置くイスラム過激派指導者を国連の制裁リストに載せようとして、パキスタンと蜜月関係にある中国に阻止された。今月23日には、インドが希望する原子力供給国グループ(NSG)への加盟に中国が改めて反対を表明。3月には、カシミール地方で中国人民解放軍による越境事件も起き、インドの神経を逆なでした。ただし、中国政府は越境行為を否定している。

 パキスタンへは、昨年12月に印首相としては12年ぶりに訪問し、シャリフ文民政権と包括的対話の再開を確認、友好ムードを演出した。しかし、直後に印空軍基地がパキスタンからの越境テロに遭い、対話は空中分解した。信頼醸成が進みかけると、反対勢力に妨害される構図から抜け出せずにいる。ネパールとの間でも、親インド住民による国境封鎖で関係が悪化した。

 中東諸国に対しては、最近、イランを初訪問するなど関係強化を図っている。

 インド紙ミントによれば、モディ氏の最近の国内での支持率は74%と高く、政府全体への支持率68%を上回る。経済改革のペースは遅いものの、国民は首相の外交を含めた指導力に期待しているといえそうだ。

254チバQ:2016/06/01(水) 21:27:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00050109-yom-int
ガンジス川「聖水」ネット販売へ…インド通信相
読売新聞 6月1日(水)10時11分配信

 【ニューデリー=田尾茂樹】インドのプラサド通信相は5月30日、北部を流れるガンジス川の「聖水」をインターネットで通信販売する方針を明らかにした。

 インドで通販市場が急拡大する中、ガンジス川の水を通販で購入したいとの声が寄せられていたといい、通信相が郵便当局に販売準備を指示した。発売日や価格などは明らかにしていない。

 PTI通信などによると、販売するのは、ヒンズー教の聖地の一つであるガンジス川上流域の北部ハリドワールやリシケシュで採取する水。川は近年、生活排水などによる水質汚染が深刻化している。

 しかし、インド人の約8割を占めるヒンズー教徒は、ガンジス川の水に罪を洗い流す効果があると信じており、多くの巡礼者が北部バラナシなどの聖地を訪れ、川でもく浴したり、水を飲んだりしている。

255名無しさん:2016/06/19(日) 20:11:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00010002-clc_teleg-int
「肌が黒過ぎる」、夫の家族に生きたまま火をつけられた花嫁 印
The Telegraph 6月17日(金)15時30分配信

 インド・西ベンガル(West Bengal)州で、ある夫妻の夫側の家族が、肌の色が黒過ぎるという理由で妻に火を放って殺害した。夫の家族は、より明るい肌色の女性との再婚を希望していたとみられる。

 コルカタ(Calcutta)に本社を置く現地紙テレグラフ(Telegraph)によると、ソメラ・ビビさん(22)の夫の家族は結婚に際し、黒い肌の「代償」として10万ルピー(約15万円)という地元では大金の支払いと農地を要求したという。

 ビビさんの家族の話では、夫の家族はその後も、婚姻関係を維持する見返りにさらなる金銭をゆすり続けたとされる。

 死の直前にビビさんが地元警察に話したところによると、ビビさんの家族は結婚後何とか25万ルピー(約39万円)を捻出したものの、ついに破産。自身の家族に対する扱いにビビさんが抗議するに至ると、以来攻撃を受けるようになったという。

 3日に起こったいさかいの後、夫と母親と3人の兄弟がビビさんに灯油をかけて部屋に閉じ込めたという。叫び声と煙に気が付いた近隣住民らが家に押し入って救出したが、ビビさんは後に搬入先の病院で亡くなった。

 ビビさんの兄弟は同紙に対し、「追い詰められた彼女は初めて反発した。肌の色の償いとしてはもう十分なお金を支払い、これ以上出せるお金などないと言ったが、彼らは聞き入れなかった」「肌の白い女性との再婚を望んでいた」と話した。

 花嫁の家族が夫の家族から金品をひっきりなしに要求され、断ったり応じられなかったりしたために花嫁が殺されるという「ダウリー(持参金)死」が、インドではいまだかなり頻発している。2012年から14年の3年間に報告されたダウリー死は2万4771件に上り、平均すればほぼ1時間に1件の割合で発生している計算になる。

 インドの古い風習であるダウリー制は、現在は違法ながら依然根強く残っている。花嫁の家族が未来の夫と身分が釣り合うようにと、夫の家族に多額の金銭を支払うカースト制とも関係している。同国では、肌の色がカーストを明示するものとして捉えられることが多い。

 今回の報道によれば、ビビさんの母親は、娘が夫の家族に日常的に暴力を振るわれ、「おまえは肌が黒い、一族にふさわしくない」とののしられていたと、警察に届け出ていたという。

 夫とその親族は、夫妻の2歳になる息子を連れて逃亡しているとみられている。地元警察に取材を申し込んだが、コメントは得られていない。

 西ベンガル州は、夫あるいはその家族による妻への暴力行為が国内で最も多い地域とされ、国家犯罪統計局(National Crime Records Bureau)によると、報告件数は6万1259件に上っている。【翻訳編集】AFPBB News

最終更新:6月17日(金)15時30分

256名無しさん:2016/07/02(土) 15:48:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160702-00000000-jijp-int.view-000
飲食店襲撃、多数人質に
時事通信 7月2日(土)8時49分配信
バングラデシュの首都ダッカで1日夜(日本時間2日未明)、武装した集団が外交エリアにある飲食店を襲撃し、店内の客らを人質に取って立てこもった。写真は襲撃された飲食店から運び出されるけが人。

257チバQ:2016/07/03(日) 10:32:33
http://www.cnn.co.jp/world/35085259.html
ダッカ襲撃 人質20人が死亡、邦人7人も犠牲に
2016.07.03 Sun posted at 10:16 JST
ダッカ(CNN) バングラデシュ軍によると、首都ダッカのレストラン襲撃事件で死亡した人質20人のうち7人は日本人、9人はイタリア人だった。警察責任者がCNNに語ったところによれば、実行犯は全員バングラデシュ人で、うち5人は警察に手配されたことのある武装勢力メンバーだった。
死者はこのほか1人がインド人、2人がバングラデシュ人、もう1人はバングラデシュ出身の米国人。米国の大学に通う学生3人が含まれていたとされる。人質のうち13人は救出された。事件ではさらに警官2人が銃撃戦で死亡した。
ハシナ首相は、実行犯のうち6人を殺害、1人を拘束したと発表している。
イタリア外務省は死者の身元を公表した。
日本の菅義偉官房長官は2日夜、日本人7人の死亡を確認したと発表した。
救出された日本人男性は、現地で国際協力機構(JICA)のプロジェクトに参加していたコンサルタント会社「アルメックVPI」の社員4人のうちの1人、渡辺玉興(たまおき)さんと判明した。渡辺さんと会食していた同社社員らが死亡したとみられる。
政府は3日にも、現地へ向かう遺族らの政府専用機を手配すると表明した。また、木原誠二外務副大臣がテロ専門家のチームとともに現地へ派遣された。

258チバQ:2016/07/03(日) 10:33:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160703-00000003-mai-int
<バングラテロ>コーランで選別…暗唱できぬ人を襲う
毎日新聞 7月3日(日)0時48分配信

 【ダッカ金子淳】「ここから助け出してくれ!」「無事を祈っているよ」。バングラデシュの首都ダッカで1日(日本時間2日未明)起きた人質テロ事件で、人質になったバングラデシュ人の兄は、弟と約8時間にわたってメールで連絡を取り合った。悲痛な叫びを伝えてきた兄の安否を気遣う弟が、地元紙「デーリー・スター」の取材に応じた。脱出した人たちによると、人質は武装集団にイスラム教の聖典コーランを暗唱させられ、できない人が襲われたという。

 同紙によると、人質になったのは、現場の飲食店「ホーリー・アルチザン・ベーカリー」で働いていたサミール・バロイさん。弟のゴパルさんは、事件発生から約30分後の1日午後10時ごろ、携帯電話のメールで兄と連絡がついた。

 「僕とおいは無事だ。トイレの個室にいる」。兄からの連絡に弟はほっとし「みんな大丈夫だよ」と励ました。

 発生から4時間あまりたった2日午前1時45分、兄から切羽詰まったメールが来た。「壁を壊して助け出してくれ!」。しかし、家族は現場周辺に近づけずどうにもならない。

 「やつらは、兄さんがトイレにいることを知っているの?」。弟のメールに兄は「そうだ。やつらにトイレに閉じ込められているんだ」と説明した。「兄さん、元気?」「無事、元気に帰って来ることを祈っているよ」。弟はメールを送り続けた。

 午前5時48分。「治安部隊はもうすぐ突入してくる。すぐにトイレに来てくれ。ここは(体が)痛い」。兄のメールに弟は「軍には兄さんのことを伝えてあるよ」と返した。返事はなかった。午前6時22分、「今どんな状態なのか教えて」とメールを送ったが、やはり返事がない。午前7時40分、治安部隊が突入した。その後も、兄から返事は返ってきていない。

 生存者がAP通信などに語った証言によると、武装集団は従業員に店内の明かりを消すように命令。内部の様子を悟られないために店に取りつけられた監視カメラを黒い布で覆い隠した。

 また、襲撃者らはバングラデシュ人に1階にいるように指示。外国人は選別されて2階に連れて行かれたという。生存者のバングラデシュ人、ハスナット・カリムさんから当時の状況を聞いた父親は「(人質)全員にコーランの一節を唱えることができるか尋ね、できない者は拷問を受けた」と証言した。

 店内に突入した治安部隊の足元には、真っ白な石畳の床を真っ赤に染めた血の海が広がっていたという。

259チバQ:2016/07/03(日) 10:34:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160703-00000054-san-asia
イスラム過激派、摘発強化に反撃
産経新聞 7月3日(日)7時55分配信

 【ダッカ=岩田智雄】バングラデシュでは、過去にもイスラム過激派が日本人を含む外国人や世俗主義のブロガーらを殺害するテロが相次いでいる。今回の事件の背景には、過激派の摘発を強化するハシナ政権への反発もあるとみられる。

 犯行現場となったグルシャン地区では昨年9月、イタリア人男性が殺害され、ISがバングラデシュで初の犯行声明を出した。翌月には日本人男性の星邦男さんが同国北部で射殺され、このときもISの犯行声明が出た。

 同国ではまた、ヒンズー教徒やキリスト教徒、イスラム教シーア派住民を標的にしたテロも起きている。ロイター通信によれば、昨年初頭から先月にかけて、30人以上がイスラム過激派に殺害され、ISや国際テロ組織アルカーイダを名乗る集団が犯行を認めている。

 ただ、バングラデシュ政府は、ISやアルカーイダは自国内で活動しておらず、地元のイスラム過激派の犯行だと主張。政府がISやアルカーイダの存在を確認すれば、外国からの投資に悪影響が出かねないとの配慮があるとみられる。

 一方で、政府は先月、イスラム過激派の構成員約200人を含む1万人以上を武器不法所持などの容疑で逮捕するなど取り締まりを強化し、イスラム保守派が強く反発していた。

 イスラム教徒が人口の約9割を占めるバングラデシュでは、ハシナ政権が全ての宗教に寛容な世俗主義を掲げてきた。こうした中、1971年のパキスタンからの独立戦争時の虐殺などを裁く特別法廷で、イスラム保守政党「イスラム協会」のニザミ党首(73)らが死刑判決を言い渡され、5人が死刑となっており、イスラム協会の支持者と治安部隊との間で衝突も起きていた。

260チバQ:2016/07/03(日) 18:51:25
http://www.asahi.com/articles/ASJ725HGQJ72UHBI01B.html
バングラ与野党、根深い対立 イスラム過激派台頭に拍車
ニューデリー=貫洞欣寛 聞き手・鈴木暁子 聞き手・貫洞欣寛2016年7月3日12時12分

 首都ダッカで1日に立てこもり事件が起きたバングラデシュではここ数年、イスラム過激派の活動が目に付くようになった。背景には、ハシナ首相率いるアワミ連盟と、ジア元首相が率いるバングラデシュ民族主義党(BNP)などの野党勢力との対立の深まりがあるとみられる。

 ハシナ首相とジア元首相は因縁の間柄だ。ハシナ首相は、1975年に軍部に暗殺されたムジブル・ラーマン初代大統領の娘。後に大統領になり、81年に暗殺された軍部出身のジアウル・ラーマン氏の妻がジア元首相だ。地元のジャーナリストは「ハシナ氏とジア氏は、互いに相手が自分の身内を殺したと信じている」とみる。

 ハシナ首相とジア元首相は、それぞれの党を率いて長く対立してきた。ジア元首相のBNPはイスラム政党の「イスラム協会」(JI)とも連携し、さらに対立は激しさを増している。

 ハシナ政権側は、JIの元党首に対し、パキスタンからの独立戦争(71年)に関する戦争犯罪特別法廷で死刑を言い渡し、今年5月に処刑した。好調な経済を背景に、野党側の抵抗を力で押し切ろうとしている。

 BNPは2014年の総選挙をボイコットした。インド防衛研究所のアナンド・クマール研究員は「混乱をつくり出し、国際社会に働きかけて選挙のやり直しをするようハシナ首相に圧力をかけさせようとしたが、うまくいかなかった」とみる。

 代わりに野党勢力は激しい反政府行動に出て、イスラム過激派がそれを利用しようとする構図ができつつあるようだ。実際、昨年9月にダッカでイタリア人援助機関員が殺害され、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出すなど、イスラム過激派の犯行とみられる事件が増えている。

 だが、ハシナ政権は、これらの責任を野党勢力だけに転嫁しようとしてきた。地元記者の1人は「2大勢力が今のような争いを続ける限り、外部から過激派などが忍び寄る余地が広がってゆく」と懸念する。(ニューデリー=貫洞欣寛)

261チバQ:2016/07/03(日) 19:18:07
http://mainichi.jp/articles/20160702/k00/00e/030/209000c
ダッカ襲撃
店周辺は富裕層が多い地区

毎日新聞2016年7月2日 11時57分(最終更新 7月2日 12時37分)
 バングラデシュの首都ダッカで1日夜、武装集団が襲撃し、立てこもったレストラン「ホーリー・アルチザン・ベーカリー」は、大使館や外国人向けのホテルが並ぶグルシャン地区にある。地元住民が利用する商業地区からは少し離れ、駐在員など富裕層が多く住むエリアで、日本人学校も近い。

 襲撃されたレストランは、焼き立てのパンを提供する人気店で、広い庭のある開放的な雰囲気が外国人に好まれていた。

http://mainichi.jp/articles/20160703/k00/00m/030/075000c
バングラテロ
普段より外国人多く…ラマダンの惨劇

毎日新聞2016年7月3日 00時27分(最終更新 7月3日 11時37分)

 バングラデシュの首都ダッカで起きた人質テロ事件は、現地の日本人たちを不安に陥れた。【高木香奈】

 ダッカに拠点を置く日系企業で働いている日本人女性駐在員(35)は先週の土曜の6月25日夜に、事件の標的になったレストランを訪れていた。女性は電話取材に応じ「外国人が狙われた計画的な事件と思った」とおびえていた。

 女性によると、レストランはベーカリーに併設された欧州料理店で、約1年前にオープンした。広さは200平方メートル弱で2階建て。1階はテーブルが並び、2階は調理場と個室が設けられていた。外にはオープンテラスもあり、最大で50人ぐらいが入れたという。

 経営者はバングラデシュ人で、この店以外にもバングラデシュで日本食レストランなどを共同経営していた。シェフやウエーターには欧米人のスタッフもおり、女性は「外国人がつくる本場の欧州料理という感じで、昼はおいしいコーヒーとサンドイッチ、夜は本格ディナーが楽しめた」と言う。金曜と土曜は朝も開店していた。

 女性は時々週末に訪れていた。「昼も夜もにぎわっていて、大体他に1組は日本人グループの姿を見かけた」と話す。客層は外国人が中心で、現地で暮らす駐在員や観光客が多く、バングラデシュ人の富裕層の姿も見た。

 外交官らしき人の姿もよく見た。先月25日夜に訪れた際はほぼ満席で、欧米人の他、中国人、韓国人などでにぎわっていたという。

 一方で女性は「昨年末、このエリア内で外国人が殺害される事件があり、警備は強化されていた」と話す。レストランの門の前にも常時、警備員1人がいたという。

 事件が起きたのはラマダン(イスラム教の断食月)最後の金曜日の夜。女性は「この時は、現地の人の多くがモスクや自宅で祈りをしていて、飲食店が並ぶこの通りに来るバングラデシュ人は少なく、いつもより外国人が多くなる。そういう時が狙われたのかなと思った」と不安がっていた。

262チバQ:2016/07/05(火) 23:19:34
スーフィズムスレのほうが良いんですかねえ
http://mainichi.jp/articles/20160706/k00/00m/030/112000c
バングラテロ
大学が過激派の「温床」 勧誘役の存在

毎日新聞2016年7月5日 21時32分(最終更新 7月5日 22時12分)
 日本人7人が犠牲となったバングラデシュ・ダッカで起きた人質テロ事件。実行犯の多くは裕福な家庭で育っていた。なぜ、比較的恵まれた若者たちが過激思想に染まったのか。背景を探ると、ネット上で拡散する「聖戦」の訴えに感化されやすい若者の姿やダッカの大学が過激派の「温床」となっていた可能性が見えてきた。【ダッカ金子淳、クアラルンプール平野光芳】

 実行犯らはインターネットのソーシャルメディアで過激派組織「イスラム国」(IS)への関心を強め、ネットを通じて過激思想に染まっていった可能性が出ている。

 リーダー役のニブラス・イスラム容疑者は短文投稿サイト「ツイッター」で、過激なイスラム教指導者やISのリクルーター(勧誘役)とされる人物を14年からフォロー。少なくとも2年前にはISへの関心を示していた。

 その一人はロンドンを拠点に宗教活動をしていた著名なイスラム教指導者アンジェム・チャウダリー被告で、ISへの支援を呼びかけたとして昨年8月、英警察に反テロ法違反の疑いで逮捕された。

 もう一人は「シャミ・ウィットネス」の名前で登録していたインド人のメディ・ビスワス被告。ビスワス被告はツイッターを通じてISの宣伝活動をしており、テロをあおったとして14年12月にインド警察に逮捕された。

 ほかにも、実行犯の一人、ロハン・イムティアズ容疑者も昨年、過激な発言で知られるインド人のイスラム聖職者、ザキール・ナイク師の「すべてのイスラム教徒はテロリストになれ」との発言を会員制交流サイト「フェイスブック」上で広めていた。

 イスラム過激思想は以前から、こうした若者が集まる場所に浸透していたようだ。

 イスラム容疑者が通っていたダッカ市内の有名私立大学は、以前から過激派の温床になっていた可能性がある。地元メディアによると、2012年に米ニューヨークの銀行を爆破しようとして元学生が逮捕された。13年には、バングラ国内で無神論を表明していたブログで著名だった人物が刺殺された事件で、学生のグループ数人が逮捕されていた。容疑者の若者らはいずれも武装組織に所属したり、過激思想に染まったりしていたとされる。

 過去には、この大学を含む計2大学で、バングラのイスラム過激派「ジャマトル・ムジャヒデヒン・バングラデシュ」(JMB)と関わりを持つ学生2人が、同グループの新たなメンバーを大学で勧誘したとして逮捕されている。

 物質的にも不自由のない彼らが行き着いた先は、命を軽んじる極端な思想と行動だった。

 人質だったレストランの男性従業員は「容疑者たちが死を望んでいるのは明らかだった」と米紙ニューヨーク・タイムズに証言した。同紙によると、夜が明け、治安当局が店を包囲すると、容疑者の一人が横たわる人質の遺体を指さしながら、「俺たちにも同じことが起こるんだ」と穏やかに語った。

 午前7時半、治安当局が救出作戦を開始。容疑者の一人は「俺たちは行くよ。天国で会おう」と従業員に告げ、治安当局が待ち構える屋外に出て行った。

 豊かで最先端の暮らしの中に、過激思想の魔手が潜む「落とし穴」があったのか。カーン内相はこう肩を落とした。「テロが(若者たちの)ファッションになってしまった」

  ◇
 イスラム容疑者は12年、ダッカの私立大学からマレーシアの大学に留学したことが分かっている。イムティアズ容疑者も同じ大学に留学していた。イスラム容疑者の知人によると、同容疑者は14年後半に失恋したことをきっかけに過激思想に染まっていったとみられ、帰国後の彼は様子が一変していたという。

263とはずがたり:2016/07/12(火) 12:35:10

中国軍がインド北東部に侵入 領有権主張、日米との連携強化に反発か
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/160615/wor16061519190023-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp
2016.6.15 19:19

 【ニューデリー=岩田智雄】インドと中国が領有権を争い、インドの実効支配下にある印北東部アルナチャルプラデシュ州に今月9日、中国人民解放軍が侵入していたことが分かった。印国防省当局者が15日、産経新聞に明らかにした。中国は、インドが日米両国と安全保障で連携を強めていることに反発し、軍事的圧力をかけた可能性がある。

 中国兵約250人は、州西部の東カメン地区に侵入し、約3時間滞在した。中国兵は3月にも、中印とパキスタンが領有権を主張するカシミール地方でインドの実効支配地域に侵入し、インド軍とにらみ合いになっていた。アルナチャルプラデシュ州への侵入は、最近約3年間、ほとんど確認されていなかったという。

 9日は、中国海軍が艦船を尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域で航行させた時期と重なる。インドは10日から日本近海で、日米とともに海上共同訓練「マラバール」に参加していた。訓練は米印が実施してきたが、昨年、日本の恒常的参加が決まっていた。

 インドは、今月6〜8日のモディ首相の訪米では、中国が軍事拠点化を進める南シナ海に言及せず、中国に配慮を示していた。

264チバQ:2016/07/23(土) 13:42:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100780&g=int
元首相の息子に禁錮7年=資金洗浄罪、野党は「弾圧」批判-バングラ
【ニューデリー時事】バングラデシュの高等裁判所は21日、ジア元首相の息子で資金洗浄の罪に問われたタリク・ラーマン被告の裁判で、被告欠席のまま禁錮7年と罰金2億タカ(約2億7000万円)の実刑判決を下した。同被告はジア氏の後継者と目され、野党・民族主義党(BNP)の幹部を務めている。
 司法当局によると、ラーマン被告の知人は発電所建設事業に絡み、業者から不正に受け取った金をシンガポールの銀行口座に送金。同被告が2003年から07年にかけ、複数回にわたって金を引き出し、2億タカの資金を洗浄したとされる。
 汚職防止委員会が09年にラーマン被告らを告訴。地方裁判所は13年、同被告に無罪判決を下したが、今回の高裁判決で逆転有罪となった。
 ラーマン被告はロンドンに事実上の亡命中。高裁は同被告に出頭を命じるとともに、今後の政治活動を禁止した。BNP幹部は「政権の意向をくみ、野党弾圧を目的とした判決だ」と批判した。
 1991年に民主化したバングラデシュでは、ハシナ首相とジア前首相がほぼ交互に政権を担い、政権を取るたびに互いを弾圧している。(2016/07/21-19:49)

265とはずがたり:2016/07/30(土) 15:20:35

失速した中国に代わってインドが先進国型経済に移行出来れば,資本主義vs社会主義かは兎も角,少なくとも民主主義vs共産(党独裁)主義で再び民主主義が勝てると云う事になる。
併しインドもまた随分カオスが国だからこのまますんなり離陸出来るとも思えないがどうだろうか?

また藤さんは金融部門の不良債権処理の先送りをしろと云ってる様にも見えるが,日本は先送りして失敗したのではないか?中国も漸進して巧く云ってないのではないか?膿を出し切った方が良いのでは?

世界で最も石油をがぶ飲みする国になっていくインド原油価格を左右する国に?
イランもロシアもインドに輸出攻勢
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/2155-2157
2016.05.19(木) 藤 和彦

>「インドが世界の原油市場の成長エンジンという地位を中国から引き継ぎつつある」

>インドの2015年の経済成長率は7.3%と中国の成長率を上回り、今年の成長率についても世界銀行は7.5%と予測している。「高成長を続けるインドは原油価格の下落で恩恵を受けており、高成長を続けることによりますます原油需要が増大する」という見方が一般的である。

>4月8日付ブルームバーグは「インドの原油需要は1990年代後半の中国と似た形で拡大する可能性がある。当時の中国の原油需要は現在のインドの原油需要とほぼ同水準だった」と指摘する。

>1999年当時の中国の経済規模は現在の10分の1未満だったが、その後の17年間で経済規模は世界第7位から第2位に浮上し、自動車販売の急増で原油需要もその間約3倍に拡大した。今年は米国を抜いて世界最大の原油輸入国になろうとしている。

>2015年7月の国連の予測によれば、インドは2022年までに中国を抜き世界最大の人口大国になる。膨大な原油需要が発生すると見込まれるが、アキレス腱はないのだろうか。

>インドは中国以上に外資依存で成長を続けている。ここに来て銀行セクターの脆弱性が改めて浮き彫りになっているのが気がかりである。
>?5月12日付ロイターは「インドの不良債権問題は水面下で急増しており、1700億ドル(ニュージーランドの経済規模)を上回る」と報じた。インド準備銀行(中央銀行に当たる)のラジャン総裁が繰り返し警告してきたことである。

>米格付け会社大手フィッチの関連会社に試算によれば、インドの銀行融資の20%に相当する約1950億ドルが既に回収困難な状況にある。インド政府は2016年2月経営不振に陥った国営銀行に対し340億ドルの追加資金を投入するなど、国内の信用不安への対応に追われている。

>ラジャン総裁はあくまで「来年3月まですべての不良債権を開示し、引き当てを行うべし」と「抜本的な外科手術」を主張している。

>中国経済が大躍進を遂げた期間を振り返ると、2008年にリーマンショックが起きるまでは、世界経済はインフレなき経済成長を達成する理想的な景気状態だったとされていた(その正体は巨大なバブル経済に過ぎなかったことが判明したが・・・)。このような状況下で「荒療治」を行い、頼みの綱である外資が大量に流出するような事態は生じないのだろうか。

>ラジャン氏の主張は正論だが、インドを取り巻く世界情勢次第では経済自体に深刻なダメージを与える「劇薬」にもなりかねない。そうなれば「インドが第2の中国になる」との見通しは露と消えるであろう。

266チバQ:2016/08/03(水) 23:17:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300892&g=int
ダハル氏、首相返り咲き=毛派の短命政権か-ネパール

3日、ネパールの首都カトマンズで、新首相に選出され支持者に手を振るプスパ・カマル・ダハル氏(AFP=時事)
 【ニューデリー時事】ネパール議会は3日、オリ首相の辞任を受けて首相選挙を行い、共産党毛沢東主義派(毛派)のプスパ・カマル・ダハル書記長(61)を選出した。反政府武力闘争を率いたダハル氏が首相に就くのは、2008年に次いで2回目。
 オリ前首相は野党連合が不信任決議案を議会に提出したことを受け、7月下旬に辞任を表明した。ダハル氏は、毛派のほか第1党ネパール会議派が後押し。他に候補は出ず、過半数の票を獲得した。
 首相選出後、ダハル氏は「全政党をまとめ、国家の安定に向けて最善を尽くす」と決意を表明した。ただ、会議派との間には9カ月後に政権を譲る約束があるとされ、政権は短命に終わるとみられる。(2016/08/03-20:39)

267チバQ:2016/08/04(木) 20:48:51
http://www.sankei.com/world/news/160803/wor1608030046-n1.html
2016.8.3 20:21更新


ネパール新首相に毛沢東主義派のダハル氏 中印外交に変化


 【ニューデリー=岩田智雄】ネパール議会は3日、議会第3党、ネパール共産党毛沢東主義派のダハル(別名プラチャンダ)書記長を新首相に選んだ。首相就任は2回目。第2党、統一共産党のオリ議長が先月、毛派の連立離脱で首相辞任に追い込まれていた。

 オリ氏は、昨年10月に首相に就任したが、内戦時の戦争犯罪の扱いなどをめぐり毛派が不満を表明し、連立を解消していた。オリ氏は、新憲法に反発する親インド住民によるインドとの国境封鎖への対応で中国に接近していたものの、新政権では、インドとの関係が深い第1党のネパール会議派が連立与党に復帰。近隣国外交の振り子がインド側にやや戻りそうだ。

268チバQ:2016/08/21(日) 22:33:57
http://www.sankei.com/world/news/160821/wor1608210026-n1.html
2016.8.21 20:51

カシミール混乱、死者60人超す 独立過激派の指導者殺害から1カ月半…外出禁止令、携帯使用制限も

反応 プッシュ通知

反応


(1/2ページ)
デモ隊と治安部隊の衝突から一夜明け、町をパトロールする治安部隊員=21日、スリナガル(ロイター)
デモ隊と治安部隊の衝突から一夜明け、町をパトロールする治安部隊員=21日、スリナガル(ロイター)

 【ニューデリー=岩田智雄】インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド支配地域で、分離・独立派の指導者が治安部隊に殺害されたことに反発する市民と治安部隊の衝突による混乱が長期化している。PTI通信などによれば、21日までの約1カ月半で市民や警官を含む64人が死亡し、数千人が負傷した。抗議行動を抑え込むためのインド政府による外出禁止令や携帯電話の使用制限が続き、市民生活は大きな影響を受けている。

 混乱の発端は、7月8日に分離・独立派イスラム過激組織ヒズブル・ムジャヒディンの若手指導者ブルハン・ワニ幹部が治安部隊に殺害された事件だ。ワニ幹部はインターネット上にインド支配を批判する写真や画像を載せ、若年層から大きな支持を受けていたため、治安部隊への反発が拡大した。ワニ幹部の葬儀には約5万人が集まったとされ、治安部隊への投石などが相次ぐようになった。

 インド支配地域である印ジャム・カシミール州の州都スリナガルなどでは21日も外出禁止令が続き、商店やガソリンスタンドは閉鎖されたままだ。市民の移動も制限されている。携帯電話は20日に一部の通話が回復したが、インターネット通信が遮断されている。

 カシミール地方ではイスラム教徒が多数派を占め、分離・独立派市民と、治安部隊との衝突に加え、過激組織によるテロがこれまでも頻発してきた。インドはパキスタンをテロを支援していると非難している。

 一方、パキスタン政府は、混乱を「インド政府による露骨な人権侵害」(外務省報道官)と非難。国連安全保障理事会の決議に基づき、カシミール地方の帰属を住民投票で決めるべきだとする従来の主張を強調して、領有権争いを有利に進めようとしている。

269とはずがたり:2016/09/10(土) 23:57:03
インドが超音速巡航ミサイルを中印国境に配備へ 中国は「深刻な脅威」と猛反発だが…
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/160903/wor16090312330016-n1.html
2016.9.3 12:33
【国際情勢分析】

 インドと中国が領有権を争いインドが実効支配している印北東部アルナチャルプラデシュ州に、インド政府が超音速巡航ミサイル「ブラモス」(射程約290キロ)を初めて配備することを決め、中国が猛反発している。両国関係は最近、核関連物質・技術の輸出を管理する原子力供給国グループ(NSG)へのインドの参加に中国が反対したことなどにより、ぎくしゃくした状態が続いており、安全保障をめぐっても険悪な空気に包まれ始めている。

 ブラモスは、インドとロシアが共同開発し、陸軍と海軍の一部には、すでに配備されている。インド・メディアによれば、印政府は8月はじめ、430億ルピー(約650億円)をかけてブラモスを配備した新たな連隊を立ち上げ、山岳地帯での戦闘のために、アルナチャルプラデシュ州に展開することを決めた。

 中国は早速、これに反発した。中国人民解放軍の機関紙、解放軍報は「国境付近での超音速巡航ミサイルの配備は、自衛のための必要性を超えており、中国のチベット自治区や雲南省への深刻な脅威となる」と指摘するとともに、「ブラモスの配備は、中印両国関係に競争と対立を増加させ、地域の安定に悪い影響をもたらす」とインドの決定を批判した。

 ただ、インドは昨年来、中国との関係を悪化させないよう腐心してきた経緯がある。

 ナレンドラ・モディ首相今年6月の訪米で、米印両国の共同文書に「南シナ海」への言及を避けた。中国による南シナ海の軍事拠点化にクギを刺す「航行と上空飛行の自由の確保」の文言を使ったものの、具体的な地域を明示しなかったのだ。

 2014年9月と昨年1月のオバマ氏との首脳会談では、南シナ海情勢への「懸念」などが明確に表明されており、中国批判はトーンダウンしたといえる。

 これに加え、今年3月には、インド政府が中国の反体制活動家3人に対する査証をいったん発行しながら、訪印直前にこれを取り消していたことが明らかになった。中国の抗議を受けた措置とみられている。

 では、なぜ対中姿勢が変化したのか。それは、中国側からインドが期待する譲歩を引き出せていないことが理由といえそうだ。

 今年4月、インドはパキスタンに拠点を置くイスラム過激派指導者を国連の制裁リストに載せようとして、パキスタンと蜜月関係にある中国に阻止された。

 6月には、NSGの総会で、インドの加入問題が議論されたが、中国の反対で合意が得られず、結論は先送りされた。

 インド外務省のスワループ報道官は、NSG総会について「手続き上の障害が、1つの国によってしつこく提起されたものの、3時間の議論が昨夜、行われた」との見解を発表し、名指しを避けながらも、インドの加入に反対した中国を批判した。

 7月には、南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定について、インド政府は「すべての関係国に対し、仲裁裁判所への最大限の敬意を示すよう求める」との声明を発表し、名指しを避けながら中国に裁定を受け入れるよう促した。

 また、インドに駐在する中国国営新華社通信の記者3人が、査証の延長をインド政府に拒否された。

 8月に入ると、インドの対中姿勢はさらに硬化した。30日、ニューデリーで米政府と「米インド戦略・商業対話」を行い、31日に発表した共同声明で、中国が軍事拠点化を進める南シナ海への言及を復活させ、航行と上空飛行の自由の維持の重要性を改めて強調した。中国は、米印両国の接近に、大いに神経を逆なでされたはずだ。

 一方、元インド軍高官は、産経新聞の取材に「ブラモスの配備は軍の近代化の一環であり、中国が懸念すべきものではない。反発は、NSGや南シナ海、チベットなどの問題が顕在化する中での中国の政治宣伝に過ぎない」と中国の反発を突き放している。(ニューデリー支局 岩田智雄)

270とはずがたり:2016/09/12(月) 15:27:14
2015年10月08日
元インド大使が語る中国との決定的な違い「20年後の想像がつくかつかないか」
榎泰邦氏「日本は『好きな国』だが、まだ互いに『疎遠な国』」
http://newswitch.jp/p/2277

榎泰邦氏

 ―中国の次はインドだと言われます。最大の要因は何ですか。
 「安定性ではないだろうか。中国の20年後は分からない。しかしインドなら、ある程度は想像がつく。5年ごとに総選挙があり、円滑な政権交代をしっかりした官僚が支えてきた歴史がある」

 「カントリーリスクの最大のものが政治だ。インドの安定要因のひとつは英国の伝統を引く官僚制度。(高等文官制度に似た)『IAS』が社会的に高い尊敬を得ている。また軍はシビリアンコントロールが効いていて、クーデターを起こしたことがない」

 ―中国とは国民性も違いますね。
 「中国になくてインドにあるのは宗教の基盤だ。貧困は政治のせいではなく、前世の因縁だと考える。これが社会のスタビライザー(安定装置)として機能している」

 「一方でインドの現代史をみると、2ケタ成長をした政権は必ず次の選挙で負ける。急成長で貧富の格差のひずみが出るからだ。大多数の貧困層が票を持っているから、そうした人のいる農村を大事にすることが政権にとって欠かせない」

 ―対日感情はどうでしょう。
 「(インドからミャンマーにかけての)アラカン山脈を越えると自己主張の文化圏に入るといわれる。同じアジア人でも顔つきが違う。日本人はここで戸惑うが、それと相手が自分をどう見ているかは別だ」

 「現地で如実に分かることは、負の歴史がないことだ。日露戦争の勝利に対する高い評価。第2次大戦を機に、日本のおかげで独立できたという思いもある。さらに皮膚感覚として、彼らは仏教をヒンドゥー教の一派のように感じている。“分家”である日本が、経済発展でよく頑張ったな、という感じだ」

 「だからイメージ先行で、日本は『好きな国』といわれる。実際のインド人は留学する先も英米であり、まだ十分に日本を知らない。互いに疎遠な国であり、相互理解を進めるのはこれからだろう」

 ―現地進出する企業が注意すべきことは。
 「東南アジア諸国連合(ASEAN)の延長線上で見るな、ということだろう。タイからインドに出張し、バンコクのにぎわいと比べたらインドが小さく見えてしまう。国内総生産でASEANに匹敵する規模の、自己完結的な市場としてとらえるべきだ」

271とはずがたり:2016/09/12(月) 15:27:29
>>270-271

 「そうしたアプローチで成功しているのが韓国のサムスンやLGだ。日本勢ではスズキの成功が、同じモデルだ。インドは広大で地域性も強いから、さまざまな手段で全国区のブランドを確立しないとダメだ。広告や展示会を積極化したり、トップがたびたび訪問したりするなど手間を惜しんではならない」

 『決断できる政治』に期待。試金石は物品・サービス税の全国一本化

 ―昨年発足したナレンドラ・モディ政権をどうみますか。
 「何より『決断できる政治』が期待されている。前政権の後半は改革が遅れて、国民もうんざりした感がある。貧困にあえぐ層は新たな成長の夢を見たいと思っている」

 「モディ首相は、グジャラート州の首相時代に成長路線を実現した。グジャラートは電力の輸出州であり、高速道路も発達している。それをモデルに、全国的な投資優遇策やインフラ整備、行政の迅速な対応を進めるという姿勢を示している。いずれも日本企業がこれまで最も悩まされてきたことだ」

 ―州政府の自治権が強く、許認可や広域物流が難しいことはインドの欠点ですね。
 「試金石は物品・サービス税(GST)の全国一本化だろう。それが実現すれば、さまざまな変化が起きる。ただ、時間はかかるかもしれない」

 ―日本が支援を表明している『デリー・ムンバイ間産業大動脈構想』の評価は。
 「時間はかかっているが、着実に進んできたなという印象だ。最初の提案は、いかにも経済産業省らしくアイデア先行に過ぎたきらいがあった。しかし、それまで東側のチェンナイやベンガルールばかり見ていた日本企業が、西側のグジャラートに目を向けるきっかけになった。日本からの投資が、ようやく出てきたなと思う」

 【記者の目/東南アと異なる距離感を認識】
 幾度か出張の経験があるが、そのたびにインドは欧米より遠い国ではないかと感じる。榎さんは、それをあえて否定しない。「大使をやめて7年以上たつ私が、いまだにアドバイスを求められるぐらいインドは知られていない国」という。東南アジアとは異なる距離感を認識することが、インドを正しく知る第一歩になるのだろう。
 (聞き手=加藤正史)
日刊工業新聞2015年10月01日/08日国際面

272チバQ:2016/09/13(火) 21:34:23
http://www.sankei.com/world/news/160913/wor1609130018-n1.html
2016.9.13 08:12

印IT都市のバンガロールでデモ拡大、1人死亡 水配分めぐる住民の不満が噴出

反応 プッシュ通知

反応


放火されたトラックを背景に自撮りをする人たち=12日、インド・バンガロール(AP)
放火されたトラックを背景に自撮りをする人たち=12日、インド・バンガロール(AP)

 インドのIT都市として知られる南部カルナタカ州バンガロール(ベンガルール)で、隣接タミルナド州との水配分を巡る住民のデモが12日拡大し、地元紙によると、警察の鎮圧でデモ隊の1人が死亡、数人が負傷した。

 バンガロールや周辺には邦人約1200人が在住している。日本の在バンガロールの領事事務所によると、日本時間13日未明現在、邦人被害は確認されていない。

 インド最高裁が9月5日、カルナタカ州に対し、主要河川コーベリー川の水配分を下流のタミルナド州に拡大するように指示した。不満を持った住民が街頭に繰り出し、タミルナド州の民族タミル人のトラックを襲うなどした。バス20台以上が放火され、都市鉄道(メトロ)は運行を停止。一部地域では外出禁止の措置もとられたという。(共同)

273とはずがたり:2016/09/17(土) 14:16:14

インドの電車が「ドア開けっ放し」で走るワケ 事故死が毎日起こる国に日本流は通用しない
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-133654.html?page=1
09月02日 06:00東洋経済オンライン

インド最大の都市ムンバイには、インド国鉄のセントラル・レイルウェイとウェスタン・レイルウェイがそれぞれ複々線の線路で近郊電車を運行、通勤輸送の大動脈となっている。広軌1676mmの線路を走る電車の車体幅は約3.6メートル、日本の新幹線より約200mm広く、12両編成の電車が線路別に各駅停車と急行として運行され、朝夕のラッシュ時にはそれぞれ4?5分間隔でやって来る。住宅事情が悪く家賃が高いムンバイでは、この電車で1時間以上かけて遠距離通勤する人も少なくない。

転落事故は乗客の自己責任
冒頭の写真をご覧になって、日本の電車とは決定的に違うことがおわかりいただけるだろう。ムンバイの近郊電車はドアが開けっ放し、多くの乗客が戸口から身を乗り出しているが、転落事故は乗客の自己責任である。

日本でも30年くらい前までは、機関車牽引の客車の一部はドアが手動の開き戸であったが、このように混雑する電車は自動ドアであることが常識である。安全に対する日本の物差しで測れば、これは許容しがたい危険な状況であるが、インドの物差しで測れば許容範囲ということである。

インドでもメトロ(地上区間が大半で地下鉄と呼ぶのは相応しくない)の電車は自動ドアで、それを国鉄の近郊電車に適用することは可能である。しかし、メトロとはケタ違いに多くの乗客をさばく近郊電車(運賃はメトロより1ケタ安い)を自動ドアにして、日本と同様にすべてのドアが閉まらないと発車できないようにすると、停車時間が延びて定時運転ができなくなる。ムンバイの近郊電車は見切り発車(戸口にしがみ付く自信の無い人は乗車をあきらめる)により定時運転を確保しているのである。

しかし転落事故は毎日発生しており、線路横断なども含めてムンバイ地区の鉄道事故死者数は1日7?8人に達する。もちろんこの状況を放置すべきではないが、過大な輸送需要をこなすため、安全対策が後手に回っているのが現状といえる。

乗客もドアを閉めることにより電車が遅れ、通勤時間が延びるような状況は望んでいない。昨年7月ウェスタン・レイルウェイに新型電車が登場、この1年で半数以上が新型に置き換わったが、相変わらずドアは開けっ放しで空調も付いていない。

混雑した状況の中で自動ドアを使いこなすという意味では、日本が世界一のノウハウを持っていると思う。しかし、それをインドに適用する場合に注意すべき点は、女性の衣服から垂れ下がる長い布である。日本の自動ドアに使用されている戸閉スイッチ(隙間により戸ばさみを検知する機械的なスイッチ)では、この布をはさんだことは検知できない。発車の際に布がドアにはさまれたままホームに取り残された場合、重大事故に結び付く可能性がある。ドアが開けっ放しなら戸ばさみ事故は発生しない。

線路が冠水しても運転を継続
筆者は昨年7月からメトロの鉄道車両コンサルタントとしてムンバイに住んでいる。6?9月のムンバイは雨季、降雨はこの4カ月間に集中する。朝から大雨が降り続いた今年8月某日の正午過ぎ、職場の一斉メールで13時半の満潮(しかも大潮)を避けて早めに帰宅するよう“早期帰宅勧告”が出た。

今がチャンスと退勤して線路冠水を撮影した。場所はセントラル・レイルウェイのサイオン駅前にある跨線道路橋と駅構内。雨季に入る前に浸水しやすい場所として下見をすませていた。

274とはずがたり:2016/09/17(土) 14:16:31
>>273-274
急行線、各駅停車の緩行線とも、いずれもレール面上10cmくらい冠水しているが、電車は徐行運転で走り続けている。急行は若干間引いているが、各駅停車は遅れているものの通常の運転間隔でやってくる。

「日本の鉄道技術は世界一」と手放しで言う人がいるが、日本の電車はこの洪水の中を走れるだろうか。日本の電車が走れないなら、なぜダメなのか、走るためには何が必要なのか、信号システムなども含めて提案できなければ、日本の鉄道技術(者)は世界一とはいえない。

筆者が車両屋の目で近郊電車を観察すると、インドの電車の洪水対策が見えてくる。まず日本では床下にある制御装置が床上に搭載されている。パンタグラフの下は機器室になっており、客室スペースを犠牲にしても必要な対策なのだろう。またモーターが車輪を駆動する方式は、古い吊り掛け式(日本の昔の茶色い国電が採用していた方式)にこだわるのも洪水と関係ありそうだ。歯車箱に水が入った場合、ギヤオイルが乳化して潤滑が損なわれるが、吊り掛け式のギヤコンパウンド(グリース)なら耐水性がある。

線路が冠水しても運転を継続できるかどうかは、信号システムも関係してくる。日本で一般的な軌道回路は、左右のレールを車輪と車軸が電気的に短絡して列車の存在を検知するが、レールが冠水した場合は誤動作する可能性がある。信号が赤になる側に誤動作するので、フェイルセーフの思想には則っているが、運転は継続できなくなる。インドで一般的なのはアクスルカウンター、ある区間に入った車軸と出た車軸の数を比較して列車の存在を検知する方法で、軌道回路よりは洪水に強い。

鉄道は土着の交通機関である。自動車や飛行機は基本設計を大幅に変更せずに外国に適応させることができるが、鉄道車両はどのような地域を走るかによって設計は根本から変わってくる。

「日本の鉄道技術は世界一ですか?」と質問されたとき、筆者は「世界一の要素技術をたくさん持っています」と答えることにしている。日本でうまくいっているからといって、その技術をそのまま外国に持ち込んでうまくいくとは限らないからだ。

日本の技術のカスタマイズが鍵
近年、日本の鉄道システムを丸ごと輸出しようという動きがある。それで成功すれば大いにけっこうだが、そのやり方が通用するのは地球上にほんの数カ所しかないだろう。システム一括輸出というやり方は日本の鉄道が進むべき王道ではないと考える。日本の技術を現地に合わせて、いかにカスタマイズできるか、現地や他国の技術と融合させて如何にシステムを構築できるか、そこに成功への鍵があると思う。

インド人へのプレゼンの場で、「日本はこの方法で成功しています」などと説明しても、彼らは聞く耳を持たない。なぜ成功したかの論理的・定量的な説明、インド国内の法規や国際規格との整合性についての説明が求められる。そして最低限インドの前例、できれば諸外国の例と比較しながら、インドの物差しで日本優位であることを論破しないかぎり、インド人は首を斜め横(OKの意思表示)に振ることはない。

ムンバイ?アーメダバード間の高速鉄道プロジェクトが円借款のSTEP案件(本邦技術活用条件)で成立したが、新幹線システムがそのまま採用されるような誤解を与える報道がある。インドが外国の鉄道システムを丸ごと採用することなど絶対にありえない。実務担当者はタフな交渉の最中だと思うが、聞き取りにくい英語で延々と持論を展開し、他人の話の途中に割って入るインド人に負けないよう、ご健闘をお祈りする。

275名無しさん:2016/10/09(日) 22:42:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000046-jij_afp-int
インドの教員、カースト下層の男性を「斬首」 警察当局
AFP=時事 10月7日(金)21時55分配信

【AFP=時事】インド北部ウッタラカンド(Uttarakhand)州で、身分制度カーストの最下層ダリット(Dalit)の男性が製粉機を使ったことに腹を立てた教員が、口論の末、ダリットの男性を斬首した。警察当局が7日、述べた。インドではダリットの人たちへの攻撃が後を絶たない。

 PTI通信(Press Trust of India)によると、容疑者の教員は、ダリットのソハン・ラムさん(35)が製粉機を使ったことに腹を立て、製粉機を「不浄」にしたと非難したという。

 インドでは「不可触民」という考えが違法化されているものの、今でも一部のヒンズー教徒は、下層カーストの人との接触が不浄をもたらすと信じている。

 警察本部長のスクビル・シン(Sukhbir Singh)氏はAFPに「ソハン・ラムさんは製粉機を使ったことによりののしられ、それに抗議したところ、鎌で襲われた」と語り、「容疑者を逮捕した」と述べた。

 インドに深く根付いた社会階層の中で、かつて「不可触民」と呼ばれたダリットは、今も単純労働を担わされていることが多い。

 ダリットの人々は人口の16.6%、約2億人いるが、カーストによる差別が禁止されてから60年が過ぎた今でも迫害は続いている。【翻訳編集】 AFPBB News

276とはずがたり:2016/10/23(日) 18:22:59

2016.08.19
インド、間接税改正法案が成立 歴史的税制改革へ前進
http://www.eytax-insights.jp/article/news-20160819/?utm_source=insights&utm_medium=link&utm_term=india&utm_campaign=OB160819_002

 インドは、経済成長の足かせとなっている複雑な間接税の改革に向けて前進した。インド議会下院(ロック・サバー)は8月8日、制度改正に必要な憲法改正案を全会一致で可決した。8月3日の上院(ラージャ・サバー)可決に続くもので、これにより法案は国会で成立したことになる。今後、州議会の過半数の賛成が必要だが、これは単に形式的なもので問題なく実現すると思われる。

 改正が実現すればインド独立後、最も歴史的な税制改革になると言われている。現行の間接税制は税率を含め州ごとに異なっており、その複雑な制度が経済成長の阻害要因として指摘されてきた。これを「物品サービス税(GST=goods and services tax)」に統一することにより排除し、13億人市場の活性化につなげたい考えだ。

 GST導入をシン前政権が表明したのは、10年以上も前の2005年。その後、紆余曲折を経て昨年議会下院は一旦可決したが、当時与党が少数派だったため上院で可決できず、導入が遅れていた。今年6月になって上院の構成が大きく変わったことにより、ようやく成立にこぎつけた。

 インド政府は、GSTを2017年4月から実施すると発表している。憲法改正案の成立でGST制度導入への大きなハードルがクリアされたが、まだ課題は山積している。GST税率の決定権限は中央政府と州政府それぞれに与えられており、難しい調整が予想される。また、実施に当たって法令の作成に加え、税務当局はITのインフラやシステム(GSTネットワークなど)を構築する必要がある。

 インドで事業を展開する企業も周到な準備が必要だ。変更が広範囲に及び、特にサプライチェーン、価格設定、運転資本、ITシステム等は直接的、間接的な影響を受けることが予想される。特筆すべきは、インドのGSTは他国の制度と異なり、企業側に高いレベルのIT体制を要求し、この分野での準備も欠かせない。

278とはずがたり:2016/10/31(月) 19:04:53
2011年09月12日 11時20分 更新
世界の再生可能エネルギー(2):
インドが狙う太陽光発電、ゼロからコスト重視で立ち上げる
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/2416-2419

2016年09月30日 13時00分 更新
太陽光:
インドが秘めた力、短期間に最大規模の太陽光
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/2412-2413

279とはずがたり:2016/11/05(土) 13:49:13
>>44>>55>>100>>217
インド電力の専門家に訊いたところ風力発電にネガティブだった。大規模水力ももう無理でしょうとの事。
中国産の石炭火発等を導入しているけど,電力の絶対量が足りずに停電してるから風力や太陽光は系統を不安定にして余計に停電を増やすと云う見解の様だった。

http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/2416-2419
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/2429
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/2437-2438

■石炭
インドは石炭大国だ。固体燃料68%の大半を石炭が占める。石炭の埋蔵量、産出量とも2009年時点で世界第3位であるにもかかわらず石炭輸入国でもあり、輸入量は世界第4位である。

従来主力の石炭火力は大気汚染物質や温暖化ガスの排出量も多い。しかも、インドで採掘される石炭は一般的に質が悪くて発電に適さない。

■電力供給
 インドの電力の課題は2つある。総発電量が不足していることと、系統が十分に発達していないことだ。

都市部の世帯電化率は9割だが、地方部(村落)は4割にとどまっていた。

 インド政府は2005年4月、「Rajiv Gandhi Gramin Vidyutikaran Yojana(RGGVY)」という電化計画を立案、2009年までに全ての村落を電化し、全世帯が電力にアクセスできる設備を整備、貧困層には無償で世帯電化を行うという3つの方針を掲げた。

計画の骨子は、2020年までに20GW、2050年までに200GWという累計導入量だ。初期段階として、2012年までにインド政府が公共施設に100MWの太陽光発電システムを導入することになっている。

■太陽光発電
 2009年の太陽光発電システムの導入量は30MW。これでは間に合わない。

 インド政府の動きは速かった。2009年10月、中央電力規制委員会(CERC)が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT:Feed-In Tariff)を発表。水力や風力を含む全再生可能エネルギーを対象とした。インドの制度はFITと太陽光発電システム購入時の補助金を組み合わせた形になっている。買い取り期間は、太陽光発電の場合25年、出力3MW以下の小規模水力は35年である。

2008年の計画を修正した政策も打ち出した。累計量が20GWに達する期限を2年遅らせて第13次5カ年計画(2017-2022年)と合わせた他、2022年までを3つのフェーズ(2010-2013年、2013-2017年、2017-2022年)に区分して、3種類の太陽光発電の方式ごとに目標を定めた。3種類の方式とは、集光型太陽光発電と系統独立型(無電化地区などに設置)、系統に連携した住宅の屋根置き型とメガソーラーである。

太陽光パネルの価格下落でインドの太陽光発電のコストは石炭火力と同水準。政府は2022年までに太陽光の発電能力を風力を抜く1億キロワット=100GWにする計画だ。(100GWなの20GWなのどっちだ?)

■風力発電
風力発電は2000年前後から米国、ドイツ、スペイン、デンマークの4カ国がリードしてきました。
2005年からはそれに加え、EU諸国も追随、またこの頃から経済発展に応じて急速に電力需要が増加した中国とインドでも導入量が増えていきます。日本は2015年時点では世界第18位にまで後退しています。

インド政府は電力インフラの整備で風力を積極的に導入、発電能力は世界4位の規模になった。地場のスズロン・エナジーに加え、スペインのガメサやデンマークのヴェスタスなど外資勢も続々と進出。2030年には中国、米国に次ぐ世界3位の市場に躍り出る可能性もある。成長市場を巡る攻防が激しくなる。

 「南部や北西部などで風況が安定している」(インド風力エネルギー協会のスブラマニアン会長)。

国際エネルギー機関(IEA)の推計では30年までに発電能力は1億キロワット程度に拡大。その時点でドイツを抜いて世界3位の規模になる公算が大きい。総発電能力に占める風力の割合も14年の8%から40年には13%に高まる。

281とはずがたり:2016/11/09(水) 08:55:10
インドはやらなきゃ行けない事が沢山ありすぎて大変だ・・。

インド首相「高額紙幣、4時間後に無効」 混乱は必至
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJC90FWQJC8UHBI03W.html
02:00朝日新聞

 インドのモディ首相は8日夜、テレビ演説し、高額紙幣の1千ルピー(約1600円)札と500ルピー(約800円)札を演説の約4時間後から無効にすると突然、発表した。偽造紙幣や汚職、資金洗浄などの根絶が目的。旧紙幣は10日以降、銀行などでいったん預金した後で、新紙幣で引き出せるとしているが、混乱は避けられそうにない。

 新紙幣は2千ルピー札と500ルピー札の2種類。旧紙幣での預け入れは「1週間に2万ルピー(約3万2千円)まで」などと上限が設けられている。地元テレビは、発表の直後から、使用不能になる高額紙幣を現金自動出入機(ATM)で預金してしまおうと、銀行に人々が殺到する様子を伝えている。

 政府系の病院や鉄道、ガソリンスタンドなどでは例外的に引き続き旧紙幣を使えるとしているが、ニューデリー市内のスタンドは高額紙幣の受け取りを拒否し始めた。

 モディ氏は偽造紙幣がテロの資金源になり、インフレの原因になっているとして、「一時的に困難はあるが、みなさんなら国家のためにやり遂げることができる」と忍耐を求めた。

 ただ、中央銀行の当局者は記者会見で「最初の15?20日は混乱が予想される。とにかく新紙幣を刷り続ける」と、準備が整っていないことを暗に認めている。(ニューデリー=武石英史郎)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板