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インド・天竺・中洋スレ
270
:
とはずがたり
:2016/09/12(月) 15:27:14
2015年10月08日
元インド大使が語る中国との決定的な違い「20年後の想像がつくかつかないか」
榎泰邦氏「日本は『好きな国』だが、まだ互いに『疎遠な国』」
http://newswitch.jp/p/2277
榎泰邦氏
―中国の次はインドだと言われます。最大の要因は何ですか。
「安定性ではないだろうか。中国の20年後は分からない。しかしインドなら、ある程度は想像がつく。5年ごとに総選挙があり、円滑な政権交代をしっかりした官僚が支えてきた歴史がある」
「カントリーリスクの最大のものが政治だ。インドの安定要因のひとつは英国の伝統を引く官僚制度。(高等文官制度に似た)『IAS』が社会的に高い尊敬を得ている。また軍はシビリアンコントロールが効いていて、クーデターを起こしたことがない」
―中国とは国民性も違いますね。
「中国になくてインドにあるのは宗教の基盤だ。貧困は政治のせいではなく、前世の因縁だと考える。これが社会のスタビライザー(安定装置)として機能している」
「一方でインドの現代史をみると、2ケタ成長をした政権は必ず次の選挙で負ける。急成長で貧富の格差のひずみが出るからだ。大多数の貧困層が票を持っているから、そうした人のいる農村を大事にすることが政権にとって欠かせない」
―対日感情はどうでしょう。
「(インドからミャンマーにかけての)アラカン山脈を越えると自己主張の文化圏に入るといわれる。同じアジア人でも顔つきが違う。日本人はここで戸惑うが、それと相手が自分をどう見ているかは別だ」
「現地で如実に分かることは、負の歴史がないことだ。日露戦争の勝利に対する高い評価。第2次大戦を機に、日本のおかげで独立できたという思いもある。さらに皮膚感覚として、彼らは仏教をヒンドゥー教の一派のように感じている。“分家”である日本が、経済発展でよく頑張ったな、という感じだ」
「だからイメージ先行で、日本は『好きな国』といわれる。実際のインド人は留学する先も英米であり、まだ十分に日本を知らない。互いに疎遠な国であり、相互理解を進めるのはこれからだろう」
―現地進出する企業が注意すべきことは。
「東南アジア諸国連合(ASEAN)の延長線上で見るな、ということだろう。タイからインドに出張し、バンコクのにぎわいと比べたらインドが小さく見えてしまう。国内総生産でASEANに匹敵する規模の、自己完結的な市場としてとらえるべきだ」
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