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インド・天竺・中洋スレ

245チバQ:2016/04/26(火) 23:25:47
http://www.sankei.com/world/news/160425/wor1604250007-n1.html
2016.4.25 10:16
【ネパール地震から1年】
崩れた家屋、崖崩れ跡…中国国境の町・コダリの復興なお深く ニューデリー支局長・岩田智雄

 ネパールで起きた大地震から、25日で1年になる。約9千人が死亡した惨事からの復興の歩みは遅く、多くの住民が今も仮設住宅生活を続ける。隣国、中国との貿易拠点だったヒマラヤ山脈の町コダリでは最近、国境がようやく一時開けられたが、本格再開のめどは立っておらず、壊れた家屋やその後発生した崖崩れの跡が生々しく残されたままになっていた。(ネパール北部・コダリ 岩田智雄、写真も)

 首都カトマンズから車で北東へ約3時間半。川沿いを走る道路では、あちこちに崖崩れの跡が残る。移動中、パラパラと落ちてきた小石が車のフロントガラスを直撃した。

 コダリに着くと、何百台ものトラックが国境を先頭に列を作っていた。一帯は大地震で建物が倒壊するなどの被害に見舞われ、国境はこの約1年間、閉鎖されたままだった。しかし、ネパール側の輸入業者が中国側の倉庫に保管したままになっている布製品などを早く輸入したいと申し入れ、今月13日に一時的に国境が開けられたからだ。

 急峻な山道を走る道路は、トラックがすれ違うのも容易ではない。1日に通過できるのは50台程度で、多くの運転手が順番待ちを強いられている。銀行などの看板が掲げられた建物は、壊れたまま廃虚と化している。中国の商工会議所の事務所の隣のビルにめりこんだ巨大な岩は、地震後の昨年5月に起きた崖崩れによるものだ。

 現地警察のガネス・スレスタさんは「地震後、崖崩れの頻度が増えた。間もなく雨期になり、さらに危険になる。川がせきとめられ、洪水になることもある」と話す。仕事を失った付近の住民は、がれきの撤去と国境の再開を求めているものの、現地の税関職員によれば「中国側の被害も大きく、再開はいつになるかわからない」という。

 ネパール政府は、そんな過酷な環境にある中国との国境を整備し、貿易を活発化させようとしている。

 きっかけとなったのが、昨年9月の新憲法制定を機に、ネパール南部の親インド住民「マデシ」が政治的権利拡大を求めて行ったインドとの「国境封鎖」だ。インドもマデシの権利擁護を求めて新憲法に不満を表明しており、ネパールはインドが自国の影響力を保持するためにマデシを操っているとみなした。インド側は否定しているが、ネパールのオリ首相は「インドによる非公式の国境封鎖だ」と非難してきた。

 今年になって、ネパールがマデシやインドの大半の要求をのんで憲法改正を行い、2月に国境封鎖は解かれた。しかし、4カ月半に及んだ物流停止は貿易の大半をインドに頼るネパールに燃料を含むあらゆる物資の不足をもたらし、震災からの復興を遅らせた。


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