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インド・天竺・中洋スレ
271
:
とはずがたり
:2016/09/12(月) 15:27:29
>>270-271
「そうしたアプローチで成功しているのが韓国のサムスンやLGだ。日本勢ではスズキの成功が、同じモデルだ。インドは広大で地域性も強いから、さまざまな手段で全国区のブランドを確立しないとダメだ。広告や展示会を積極化したり、トップがたびたび訪問したりするなど手間を惜しんではならない」
『決断できる政治』に期待。試金石は物品・サービス税の全国一本化
―昨年発足したナレンドラ・モディ政権をどうみますか。
「何より『決断できる政治』が期待されている。前政権の後半は改革が遅れて、国民もうんざりした感がある。貧困にあえぐ層は新たな成長の夢を見たいと思っている」
「モディ首相は、グジャラート州の首相時代に成長路線を実現した。グジャラートは電力の輸出州であり、高速道路も発達している。それをモデルに、全国的な投資優遇策やインフラ整備、行政の迅速な対応を進めるという姿勢を示している。いずれも日本企業がこれまで最も悩まされてきたことだ」
―州政府の自治権が強く、許認可や広域物流が難しいことはインドの欠点ですね。
「試金石は物品・サービス税(GST)の全国一本化だろう。それが実現すれば、さまざまな変化が起きる。ただ、時間はかかるかもしれない」
―日本が支援を表明している『デリー・ムンバイ間産業大動脈構想』の評価は。
「時間はかかっているが、着実に進んできたなという印象だ。最初の提案は、いかにも経済産業省らしくアイデア先行に過ぎたきらいがあった。しかし、それまで東側のチェンナイやベンガルールばかり見ていた日本企業が、西側のグジャラートに目を向けるきっかけになった。日本からの投資が、ようやく出てきたなと思う」
【記者の目/東南アと異なる距離感を認識】
幾度か出張の経験があるが、そのたびにインドは欧米より遠い国ではないかと感じる。榎さんは、それをあえて否定しない。「大使をやめて7年以上たつ私が、いまだにアドバイスを求められるぐらいインドは知られていない国」という。東南アジアとは異なる距離感を認識することが、インドを正しく知る第一歩になるのだろう。
(聞き手=加藤正史)
日刊工業新聞2015年10月01日/08日国際面
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