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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

4039名無しさん:2009/08/20(木) 20:47:44
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009082000790

投票率アップなら民主有利?=与党、浮動票の行方に危機感
 30日投開票の衆院選で、各党は投票率の行方に関心を寄せている。政権選択を問う今回、有権者の関心は高く、投票率アップは優位な情勢にある民主党に有利に働きそうだ。組織票のウエートが高いとされる与党は危機感を強めている。
 「70%近くになるのではないか」。与党幹部は20日、投票率は前回2005年の67.51%を上回るとの見方を示した。民主党も前回程度に達するとの声が少なくない。
 郵政民営化が争点となった05年選挙は、劇場型選挙として注目を集め、投票率は小選挙区比例代表並立制導入以降で最高を記録。高投票率は自民党に不利との見方を覆し、同党が圧勝した。
 しかし、自民党は今回、「浮動票は風が吹いている方に行く」(首相周辺)として、投票率上昇に警戒を強める。実際、投票率が約10ポイント上昇した7月の東京都議選では、民主党が躍進した。
 与党は組織引き締めに躍起だが、限界もある。「水位が上がると厳しい」。支持母体である創価学会の組織票を「頼みの綱」とする公明党からは悲鳴が上がる。
 これに対し、民主党は終盤を迎える来週、前回選挙並みの投票率を目標に、全国各地で「投票に行こう」キャンペーンを繰り広げる方針だ。また、当初用意したマニフェスト(政権公約)が底を突き、急きょ100万部を増刷。同党は「有権者の期待の表れ。投票率が上がれば無党派層の大半は民主党に入れる」(幹部)と手応えを感じている。 
 一方、共産、社民、国民新の各党は投票率アップを歓迎しつつも、「民主党に雪崩を打つ可能性もある」(共産党)と、民主党の「独り勝ち」につながりかねないことに神経をとがらせている。(2009/08/20-19:21)

4040千葉9区:2009/08/20(木) 22:31:39
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082006.html
民主・国民新、連携強める 6・7区、対自民の構図鮮明 '09/8/20

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 衆院選で広島6区の国民新党前職の亀井静香氏(72)が、7区の民主党比例前職の和田隆志氏(46)への支援を強めている。民主党と国民新党が選挙協力した2007年の参院選以降も亀井、和田両氏の連携は表面化していなかったが、政権を懸けた決戦が「与野党対決」の構図を浮き彫りにした。

 「民主党と政策は大方合っている。協力して新風を起こそう」。18日夜、福山市新市町の公会堂であった国民新党新市支部の出陣式。亀井氏はそう和田氏に語りかけ、出席した約100人の前でがっちりと握手を交わした。

 国民新党の推薦を受ける和田氏が戦うのは、故宮沢喜一元首相のおいで、4選を目指す自民党前職の宮沢洋一氏(59)だ。与党の枠組みで公明党の推薦を受ける。

 亀井氏にとって福山市は今は隣の7区。だが、自民党の衆院議員だった中選挙区時代の名残で市北部を中心に支援者は多い。出陣式は比例代表中国ブロックで党の票を獲得するためだが、和田氏にとっても民主、国民新の両党の協力関係をテコに、7区に「1万以上」との見方がある亀井氏の支持票を取り込む狙いがにじむ。「私は亀井党」。和田氏はそうアピールもする。

 一方、7区の議席維持をかける宮沢氏。「こちらは、こちらの選挙をやるだけ」。19日に市内のスーパー前で街頭演説を終えた後、亀井、和田両氏の連携について淡々と話した。陣営は「かつて自民党に所属していた亀井、宮沢両氏の支持層は重なる部分も多い。いかにつなぎ留めるかがが鍵になる」と警戒する。

 亀井氏と、宮沢氏のおじの故喜一元首相は小選挙区へ移行時に6、7区でのすみ分けを約束した。以降、元首相の地盤を引き継いだ宮沢氏の時代になっても宮沢、亀井両後援会はそれぞれの区で一部融合している。こうした事情もあり、亀井、和田両氏の連携は進んでこなかった。

 事態が変わったのは4月。かつて喜一元首相の秘書を務めた自民党新人の小島敏文氏(58)が6区からの立候補を表明。同時期に民主党も亀井氏推薦を決めた。「小島氏と戦う6区の構図が固まったことで和田氏を応援する口実が整った」と亀井陣営の幹部は明かす。

 宮沢氏と和田氏の事実上の一騎打ちとなっている選挙戦。7区に今も少なくない「亀井党」の支持者をどうたぐり寄せるか、両陣営の綱引きは激しさを増している。(与倉康広)

4041千葉9区:2009/08/20(木) 22:32:10
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082007.html
焦点区を歩く<広島2区> 朝立ち場所取りも激戦 '09/8/20

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 ▽1勝1敗 前職が対決

 激戦は「朝立ち」の場所取りから始まる。

 公示から一夜明けた19日午前6時半。広島2区の自民党前職平口洋(61)は、広島市西区の国道2号交差点に立った。車で通勤する会社員たちに約2時間手を振った後、選挙カーに乗り込んだ。

 民主党比例前職の松本大輔(38)も平口と同じ場所に立つはずだった。だが、平口が先に陣取る。別の場所に移らざるを得なかった。「お互い必死。週末以外は毎朝6時半から街頭に出る。バッティングも起こる」と松本は言う。

 6年前から続く

 2人の「朝立ち」は2003年の衆院選前から続く。この時は無所属の会だった平口を含む自民党系の3人が立候補する中、民主党の松本が初当選。「小泉旋風」が吹き荒れた05年の前回は、平口が約1万7千票差をつけて雪辱し、初の議席を獲得した。松本は比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選した。

 この4年間、2人とも「常在戦場」と国会会期中もほぼ毎週末選挙区に戻った。上京する月曜の朝は国道沿いや駅前に立ち続けた。1勝1敗。前職同士で迎える今回の勝敗は政権の行方も左右する。

 18日、西区の事務所前であった平口の出陣式。自民党県議や市議約20人が並び、大竹、廿日市、江田島市の市長、推薦する公明党県議も駆け付けた。03年に対決し、今回は票の上積みのため比例中国に立った自民党元職の姿もあった。万全の支援態勢だが、平口は「大変厳しい。暴風雨の中での船出」と危機感を隠さない。

 7月21日の衆院解散以降、ミニ集会は約30回を数えた。支援者からは麻生太郎首相の失言や「麻生降ろし」と呼ばれた党内の対立への批判が噴き出した。そのたびに「反省すべきは反省する」と理解を求めた。党への逆風をかわそうと、自転車での遊説を始めた。「やれることは何でもやる」と言い切る。

 相手の「牙城」へ

 平口と松本は期せずして19日、海を渡り江田島市に入った。父の出身地で親類も多い平口の「牙城」だ。

 前回は投票総数約1万1千票の同市で、松本は約5千票差をつけられた。以来、島内をこまめに歩き「ポスターもだいぶ張れるようになった」と手応えを感じ取る。有権者が多い西区や佐伯区を「主戦場」としながら、国民新党の推薦で郵便局長たちの政治団体の支援を得て、山間部や島しょ部にも食い込む。

 公示日の18日、西区のJR西広島駅前で行った松本の第一声。「この4年間、待ちに待った。歴史をつくる夏。語り継がれる選挙にしよう」。戦後初の8月投開票の衆院選に、自分の勝ち越しを重ね合わせた。

 前回新人が約1万3千票を得た共産党は候補者擁立を見送った。「共産票」の多くは、民主党に流れる公算が大きい。幸福実現党新人の宮内香織(45)は教育改革などを訴える。=敬称略(永山啓一)

4042千葉9区:2009/08/20(木) 22:33:01
>>3710
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/yamaguchi/Sy09082002.html
「たか村」「高むら」「こう邑」 疑問票、1区で警戒 '09/8/20

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各市選管「混乱回避へ事前に協議」
各陣営 「平仮名で名前浸透狙う」

 山口1区で開票時に疑問票が続出する懸念が浮上している。立候補した自民党前職の高村(こうむら)正彦氏(67)と民主党新人の高邑(たかむら)勉氏(35)の名前が似ているからだ。「高むら」「たか村」「こう邑」…。投票用紙に書かれた名前をどう取り扱うか。選挙区内の各市選管は事前の意識統一で混乱回避を図る。

 「『高むら』票は案分する方針」。周南市選管の義永勝事務局長が言い切る。「『こうむら』とも『たかむら』とも無理なく読める」のが理由。投票先が一読して分からない疑問票は開票所に各陣営が出す立会人の意見を聞くが、市選管は案分を主張する構えだ。

 1区内の周南、山口、防府の3市選管は1月、「異例の事前協議」(周南市選管)を持った。類似名候補者への対応を統一するためのすり合わせ会議だ。

 その結果、「たか村」票は案分はせず、高邑氏の得票とする方針を固めた。「たかむら」としか読めない上、日ごろ目にする機会の少ない「邑」の字をよく使う「村」と書き間違えたとの解釈を示す。

 一方で「こう邑」は無効と決めた。「こうむら」と読めなくはないが、周南市選管は「『村』を『邑』と誤記するのはあり得ない。有効とは認められない」と説明する。

 名前の似た候補との争いによる書き間違いの防止を両陣営はどう考えるのか―。

 当選9回で知名度が抜群の高村陣営。「高村を『たかむら』と読み間違う人は今でもいる」と打ち明け、「すぐに『こうむら』ですと伝えている」とする。選挙ポスターでも漢字の名前に読み方を平仮名で添えてアピールしている。

 自転車遊説などでの知名度向上に尽くす高邑陣営は、徹底した平仮名作戦。選挙ポスターでも名字の漢字表記はない。18日の出陣式では県連幹部が「投票用紙には平仮名で書いて」と呼び掛けるなど書き間違いの排除に努める。

 幸福実現党新人の村田純一氏(45)と共産党新人の吉田貞好氏(56)も立候補した山口1区。投票所の記載台には候補者名を書いた張り紙がある。周南市選管は「投票用紙にはゆっくりと丁寧に、落ち着いて書いてほしい」と呼び掛ける。(山瀬隆弘、石井雄一)

 <案分票> 2人以上の候補者に共通する名前を書いた有効票。開票時には、そのほかの得票数に応じて比例配分する。例えばA候補が60票、B候補が40票を獲得した場合、AB共通の案分票1票につきAへ0・6票、Bへ0・4票を加える。

4043千葉9区:2009/08/20(木) 22:34:06
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/chugoku/Sc09081904.html
揺らぐ元首相ブランド 中国地方、「王国」に吹く選択の風 '09/8/19

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 ▽野党、根ざす威光に挑む

 18日公示された衆院選。「政権選択」が巻き起こす風は、3人の元首相が中国地方に築いた「王国」にも吹きつける。故宮沢喜一元首相の広島7区、故橋本龍太郎元首相の岡山4区、故竹下登元首相の島根2区。自民党の後継者が踏みとどまるか、民主党や国民新党が突き崩すのか。王国での激突が始まった。

 「まだまだ福山のために働きたい。何とか助けてください」。広島7区の自民党前職の宮沢洋一氏(59)は、出陣式で何度も深々と頭を下げた。

 おじで一昨年に死去した喜一元首相から地盤を継いだ宮沢氏。対するのは過去2度戦った民主党比例前職の和田隆志氏(46)だ。2003年の前々回と05年の前回は接戦だった上、自民党への逆風はやまない。

 陣営からは「宮沢」の名が次々と飛び出す。「福山の地から宮沢の灯を消すことはできない」「喜一先生の恩を思い出して」…。支持者に浸透する「宮沢ブランド」に期待をつなぐ。

 和田氏もまた、第一声で「最後のチャレンジ」と危機感をあらわにした。小選挙区で2連敗。今回負ければ、党のルールで次回は公認を得られない可能性がある。「党に風が吹いているというが、7区ではそう思わない」と陣営幹部。王国に挑む困難さを知るからこそ、緩みはない。

 世襲批判動じず

 世襲制限がクローズアップされた今回の選挙。岡山4区の自民党比例前職の橋本岳氏(35)は、世襲批判に立ち向かうかのように、同じく元首相を父に持つ小渕優子少子化担当相(35)を、倉敷市での出陣式の応援に招いた。

 厚相を務めた祖父故龍伍氏、父龍太郎氏と固めてきた地盤。前回は民主党前職の柚木道義氏(37)に敗れ、選挙区を明け渡した。「民主党にはこの地域、この国を任せられない」と橋本氏。父と地盤を守ってきた母久美子さん(67)も駆け付けた。

 「今度は圧倒的勝利を収めよう」。柚木氏の出陣式で陣営幹部はげきを飛ばした。橋本氏と対照的に、サラリーマンから民主党の公募で合格した。「雑草」と陣営幹部は評する。「橋本家が3代60年で築いた壁は大きい」と柚木氏。地域に根ざす「威光」に挑む。

 小泉改革が転機

 龍太郎氏が「七奉行」として支えたのが竹下元首相。実弟で島根2区自民党前職の竹下亘氏(62)は、第一声で「兄の時代から根付いた流れを守り抜く」と声を張り上げた。

 小泉構造改革以降、弱体化が加速した自民党の集票構造。強固だった「竹下王国」も無縁ではなかった。「地方の反乱」と呼ばれた07年参院選の島根選挙区で、自民党の当時の前職が敗れ、王国の一角は崩れ去った。

 自らの選挙でもほとんど地元に戻らなかった自民党の青木幹雄前参院議員会長(75)が張り付く。「政権交代という甘い言葉に迷わされてはいけない」

 挑むのは、国民新党比例前職の亀井久興氏(69)。「自民王国の本丸は島根2区。これをひっくり返さない限り、小泉改革で痛めつけられた島根の怒りは中央に届かない」。郵政民営化をめぐり決別した自民党への批判のボルテージを上げた。

 07年の参院選島根選挙区で長女亜紀子氏(44)は民主、社民、国民新の3党の「野党共闘」で3万票余りの差をつけて勝利した。その再現を狙い、亜紀子氏もフル回転する。

 自民党政権の中心にいた元首相たちの「王国」の存亡は、そのまま政権選択の行方をも映し出す。(衆院選取材班)

4044千葉9区:2009/08/20(木) 22:35:10
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/all/CK2009082002000145.html
演説の力点違い鮮明に <自民>保守固めに主眼 <民主>無党派狙い継続
2009年8月20日

 衆院選公示から2日目の19日、政権の座を争う自民、民主両党の遊説戦術の違いが鮮明になってきた。自民党は、麻生太郎首相(総裁)が民主党の政策を「社会主義的」と非難するなど、保守回帰の主張を強めた。対する民主党は、鳩山由紀夫代表ら幹部が無党派層の支持拡大を狙い、家計支援策を訴えて回った。

 首相は、雨中の北海道帯広市の街頭演説で「自民党は真の保守政党だ。守るべきものは家族であり、郷土であり、日本という国だ。経済を成長させ、きちんとそのパイを大きくした上で配分する」と力を込めた。

 民主党のマニフェストに関しては、国民に直接給付する子ども手当などを念頭に「たらたらばらまくような社会主義的な政策」と決めつけた。

 首相は公示後、これまで以上に「自民党=保守」を強調するようになった。政権交代ムードが高まる中、無党派層に加え、従来の支持層さえも取りこぼしていることへの危機感があるからだ。

 公示直前の本紙世論調査では、自民党支持層で比例代表の投票先に自民を挙げた人は45%にとどまった。そこで、同党を一貫して支えてきた保守層へのてこ入れに乗り出した。

 民主党が鹿児島県内の集会で、日の丸を切り張りした党旗を掲げた問題は、格好の攻撃材料になった。

 細田博之幹事長は、神奈川県内の街頭演説で「日の丸を切り刻むような政党だ」と繰り返した。町村信孝前官房長官も札幌市の街頭演説で「民主党大会では日の丸を掲げたことも、君が代を歌ったことも一度もない」と批判に加わった。

 ただ、こうした保守回帰は、支持層を無党派に広げた前回2005年の郵政選挙から状況が一変し、守勢を強いられている苦しさを物語ってもいる。

 対する民主党の鳩山代表は青森県八戸市から、この日の遊説をスタート。宮城、福島、栃木、埼玉へ南下しながら、7カ所で街頭演説した。首相の「社会主義」批判は気に留めず、家計を直接支援する政策を訴えた。

 仙台市では「少子化問題が一番深刻な国益を損なうテーマだ。だから子ども手当を『ばらまき』とは言わせない」と語気を強めた。遊説した5県は農業の盛んな地域だけに「一次産業を絶対に守る」と、農家の戸別所得補償制度も力説した。

 同様に、菅直人代表代行は広島、愛媛の5カ所で、岡田克也幹事長は熊本、神奈川の5カ所で演説。同党の「三枚看板」が無党派層の支持拡大にフル稼働した。

 表看板の役目は3人に任せ、小沢一郎代表代行は相変わらず「どぶ板選挙」の指南に専念。同党が推薦する福岡11区の社民党候補の事務所を訪れ「麻生さんの地元、福岡の小選挙区で勝つことが政権交代の流れをつくる」と激励した。

 だが、幹部が各地を飛び回っている分、重要政策の擦り合わせが不十分な面も出てきた。消費税率引き上げ議論の先送りに慎重な岡田氏は、鳩山氏が議論は10年後がめどだとの見通しを示したことについて「正確に計算までして言った言葉ではないと思う」と記者団に述べ、微妙な違いを見せた。

 (与野党取材班)

4045千葉9区:2009/08/20(木) 22:37:31
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090820_02.htm
心つかむ味付け苦心 各陣営、イメージ戦略あの手この手
 衆院選(30日投票)で、各陣営が有権者に好印象を残そうと、イメージ戦略に苦心している。運動員に熱のこもった手の振り方を徹底させ、記憶に残るTシャツをそろえるなど工夫を凝らす。政権攻防の熱気も加わり、陣営は都市部に多い無党派層のハートをつかもうと躍起になっている。

 「手の振り方は一生懸命さが伝わることが重要」「手を振ってくれる有権者を探す『見張り役』を配置すること」

 A4判の「虎の巻」には、運動員が守る7項目の注意点が書かれている。宮城県内のある陣営の選対幹部が作製した「選挙カー運営マニュアル」だ。

 幹部の仕事は候補者のイメージ戦略。候補者の口癖が「させていただく」の場合、「する」に言い換えさせる。丁寧過ぎる言葉遣いは有権者に「力強さに欠ける」と映るためだという。

 「有権者は心情的な部分で1票を投じる傾向がある。いかに心を動かすイメージ戦略を打ち出せるかが、短期決戦では重要だ」と言い切る。

 別の陣営は、所属政党とは別に独自のカラーを創出しようと、カラフルな色を基調にしたオリジナルのロゴマークやバッジを作製した。手掛けたのは仙台市内のデザイン会社で、プロの仕事だ。

 デザイン担当者は「候補者のイメージが重なるよう目を引くデザインにした。有権者に視覚で訴えて興味を持ってもらい、候補者の政策を吟味する入り口にしたい」と語る。

 ほかの陣営もスタッフのポロシャツの色を統一したり、練りに練ったキャッチフレーズをチラシやのぼりに記したりして支持拡大を図る。

 東京で選挙戦略コンサルタントを営む渡辺強さん(48)は「無党派層を意識した戦術が必要。選挙区を綿密にマーケティングし、候補者を魅力的な商品としてPRする発想が重要になっている」と話している。



2009年08月20日木曜日

4046千葉9区:2009/08/20(木) 22:45:38
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090820mog00m100022000c.html
ヤフー:支持する政策選ぶ「マニフェストマッチ」 2日で10万回超の利用
 ヤフーは20日、「Yahoo! JAPAN」の政治情報サイトに開設している「マニフェストマッチ」の利用回数が17日夕方〜19日の夕方までの2日間で10万回を超え、20日午前11時時点で約14万回になったと発表した。

 「マニフェストマッチ」は、「子育て・教育」「政治・行政改革」など七つのテーマについて、政党名を出さずに各政党のマニフェストの内容を表示し、自分の考えに近いものを選ぶ。七つすべてを選ぶと、項目ごとに自分の考えに近い政党が分かる仕組み。若者の政治への理解を深めたいと17日から設置。同社は「予想以上に急激に利用が伸びた」と話した。【岡礼子】

4047千葉9区:2009/08/20(木) 22:47:43
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090818ddm005010012000c.html
’09衆院選:政権攻防の前線/1 東京12区/兵庫8区 自公牙城に挑む民主
 ◆東京12区

 ◇青木氏「下町」支持じわり
 自民党が候補を立てず、公明党を支援する自公協力の象徴区だ。民主党は公明党の太田昭宏代表に対し、小沢一郎代表代行の「秘蔵っ子」青木愛参院議員をぶつけた。国替えを取りざたされた小沢氏の出馬見送りで「将来の連携をにらんだ公明への配慮」とも見られたが、元タレントの青木氏はじわじわと支持を広げている。

 北区と足立区西部にまたがる東京12区は、下町情緒の漂う選挙区だ。前回は太田氏約11万票に対し、民主の藤田幸久氏は約7万4000票、郵政民営化に反対し、自民を離れ無所属で戦った八代英太氏は約4万4000票を得た。今回、八代氏は青木氏支持に回る。4年前の都議選で北区の自公票は民主を約2万票上回ったが、今年はひっくり返った。

 太田氏は代表として臨む初の選挙。17日発表の比例名簿には名を連ねず、小選挙区一本で背水の陣を敷いた。07年の参院選で新人の姫井由美子氏が片山虎之助元総務相を破った「姫の虎退治」の再来を警戒し、陣営幹部は「いじめのように見え、相手批判はできない」とこぼす。

 一方の青木氏は、毎朝7時半から駅頭に立ち、夕方まで50カ所近く、小さな路地などを回って顔を売る。小沢氏仕込みの選挙術だ。

 自民党は太田氏支援のため、初めて選対本部を設置した。が、民主が圧勝した都議選では「残り議席」を自公で争った。自民党の区議は「敵だった公明党をお願いとは言いづらい。小沢氏なら反小沢で一致できたのに」。【合田月美】

 ◆兵庫8区

 ◇田中氏、東京と尼崎を往復
 やはり自公協力の象徴区で、公明党幹事長を8年務めた冬柴鉄三元国土交通相の地盤。そこに民主党は、新党日本代表の田中康夫氏を推薦候補として送り込んだ。前回、民主党候補を2万票以上離した冬柴氏も、危機感を募らせている。

 今月3日、尼崎市のJR立花駅前で演説した冬柴氏は「尼崎に帰属意識のない人が代表者になることを許すわけにはいかない」と拳を握りしめ、「落下傘候補」の田中氏をけん制した。

 冬柴氏は与党への逆風に、昨秋から頻繁に地元入り。自転車で地道に支援者を回る。演説では経済対策などの実績を強調し、田中氏が尼崎に住民票を置かないことなどを取り上げて批判を強める。

 自民党からは小池百合子元環境相や伊吹文明元幹事長らが相次いで応援に訪れるなど、表向き自公の協調は緊密だ。

 しかし、政権志向を強める公明党内では、自民党の下野に備え、同党との距離を計る動きも出ている。自民党内には不信感も芽生えつつある。

 一方の田中氏。1日の夏祭りでは、露店の店主や家族連れに積極的に声を掛けてビラを配り、かき氷を三つも食べた。有名人とあって、行く先々でテレビカメラに追われる。

 だが、新党日本からの出馬だけに、本来民主の支持母体である連合兵庫は、社民党新人の市来伴子氏を支持する。田中氏は「尼崎にしがらみがないからこそ、できることがある」と反論し、日々東京と尼崎を往復する。【大沢瑞季】

    ◇ 

 衆院選(18日公示)は、30日の投開票まであと12日に迫った。全国14焦点区の構図を現場から報告する。

4048千葉9区:2009/08/20(木) 22:48:16
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090820ddm005010118000c.html
’09衆院選:政権攻防の前線/2 茨城6区/青森1区 医師の反乱/世襲の是非
 ◆茨城6区

 ◇医師の反乱
 自民党前職の丹羽雄哉元厚相は今月初め、つくば市内で開いた後援会幹部の会合で、約500人を前に危機感をあらわにした。

 「風向きが変わり、『やっぱり丹羽だ』と言われるよう、死力を尽くす」

 連続10回当選で自民党厚生族の筆頭格。前回は民主候補の2倍近い票を得た。それが今回は「地元にはり付く」と公言し、人がまばらなスーパー前で街頭演説を繰り返すなど、初当選以来の「ドブ板選挙」を展開する。

 蜜月関係にあった県医師会の政治団体、県医師連盟(原中勝征委員長)は、後期高齢者医療制度への反発から県内全7小選挙区で民主支持に転換した。「丹羽氏との対決構造を強固にするためだ」(連盟幹部)と、「医師の乱」の前面に立つ。

 背景には同医療制度を主導した丹羽氏への強い不信感がある。自民党県連幹部は、連盟の動きを上部団体の日本医師連盟との確執と見て、「患者を人質にした『政治ごっこ』だ」と吐き捨てる。しかし、連盟の会員と家族でつくる3000人規模の党県連支部解体に発展し、身内からも「丹羽氏は厚生行政一本で、地元に何もしてこなかった」(自民ベテラン県議)との恨み節が漏れる。

 連盟は民主党新人の元厚生省課長、大泉博子氏の全面支援に回る。シンクタンクも組織し、医療政策面でも支える。「新旧社会保障制度の対決」と位置付ける陣営は、「丹羽氏の背中が見えてきた」と手応えを隠さない。【八田浩輔、橋口正】

 ◆青森1区

 ◇世襲の是非
 民主党は「医療」同様、「世襲」の是非を問うことも狙う。だが、自民党の争点隠しにあい、この地では必ずしも奏功していない。

 解散目前の7月19日、自民党前職、津島雄二氏(79)が引退を表明。党県連は公募での候補者選びを決め、20人が応募した。結局、津島氏の長男淳氏を後継としたが、党本部は「世襲は認めない」として公認しなかった。

 地元では「淳氏ありきの出来レース」とやゆする声も上がる。それでも「公募」の建前の前に、世襲批判の盛り上がりは今一つ。公明党本部は12日、「地元事情に配慮した」と、自民党本部の意向に反し、淳氏の推薦を決めた。淳氏も世襲の是非を「有権者が判断すること」と受け流す。淳氏は作家・太宰治の孫でもある。今年生誕100年を迎えた太宰を前面に出し、「走れメロス」にかけて「走れJUN!」と染めたのぼりを手に街頭に立つ。

 民主党の横山北斗氏は過去2回、雄二氏に敗北。前回比例復活を果たし、今回は小選挙区初勝利を狙う。「小沢流」を取り入れ、票を固められる郡部から回る。「うわべごとは嫌い」と言い切り、追い風に頼らない意志を示すため、名刺からは「民主党」の名を外している。

 「無所属では政策を実現できない」。横山氏は、世襲批判をかわす津島氏をそうけん制する。これに対し津島氏は、「横山氏も初挑戦時は無所属。立場が変われば人も変わるんですかね」と切り返している。【後藤豪】=つづく

4049千葉9区:2009/08/20(木) 22:49:34
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090820-OYT1T00907.htm
マニフェストに高い関心、各党冊子増刷へ
 与野党は今回の衆院選で政権公約(マニフェスト)への関心が高いため、マニフェストを記した冊子の配布に力を入れている。

 民主党は、22、23日の週末にマニフェストを配るキャンペーンを行う方針を決めた。岡田幹事長が全候補者に、〈1〉期間中の街頭演説の際には、「マニフェストあります」というのぼりを掲げる〈2〉個人演説会などの掲示に「マニフェスト説明会」と記す――などを指示する通達を出した。

 同党では、7月に用意した100万部と8月に入って増刷した200万部のマニフェストはすべてなくなりそうで、さらに増刷することを決めている。「政権交代が現実味を帯び、党の政策を知りたい人が増えている」と見ており、岡田氏ら幹部も街頭などで直接、配布する予定だ。

 共産党も当初作成した210万部では足りず、増刷を決めた。社民党も100万部を準備したが、不足気味で増刷を検討している。国民新党も、用意した150万部がなくなりつつあるといい、「『郵送で送ってほしい』という要望が多いが、現行法ではできないのが残念だ」としている。

 自民党でも、マニフェストを街頭で受け取る人や各陣営に直接冊子を求める人が多いという。ただ、印刷部数や追加印刷したかどうかは公表していない。選挙情勢が厳しい中、「民主党と比較されるのは得策ではない」という判断があるとみられる。公明党は「詳細版」と「簡易版」の2種類を作成し、詳細版は10万部、簡易版は250万部をそれぞれ印刷した。

(2009年8月20日21時09分 読売新聞)

4050千葉9区:2009/08/20(木) 22:51:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090820-OYT8T00056.htm
「民主推薦」前面に
対立候補「公認強調が筋」
 都内の社民党や新党日本の候補者が、「民主党推薦」を前面に押し出す選挙戦術を展開している。チラシには所属政党より民主の党名やロゴが目立つよう印刷し、候補者や陣営も「民主に吹く追い風に乗りたい」と話す。他陣営からは「その方が票が取れるのかもしれないが、もっと公認を強調して戦うべきでは」とぼやく声が聞こえてくる。

 19日夕、JR高円寺駅南口。8区(杉並区)で立候補した社民公認の保坂展人候補の周囲に民主の参院議員や都議、区議らがずらりと並んだ。のぼりは民主ばかりで社民はなし。この日は選挙期間中、3回設ける「民主党デー」の初回で、一日中、民主の都議らが一緒だった。

 候補者ビラには本人の顔写真の上に「民主党推薦」と書かれ、「社民党公認」の文字は「国民新党推薦」などと一緒に隅の方に並んでいる。保坂候補は「民主推薦と言うと、有権者の反応がいい」と意気込む。昨年9月、民主との選挙協力で6区(世田谷区北西部)から8区に移った頃は、ここまで「民主」を強調することは考えていなかったという。

 保坂候補は比例選東京ブロックに重複立候補し、「民主」を強調するのはもろ刃の剣にもなるが、「比例選は都連が動いている。私は8区に全力投球する」と言う。

 これに対し、自民の石原伸晃候補の陣営幹部は、「民主推薦ばかり強調しないで、社民公認をアピールするのが筋ではないか。釈然としない」と首をかしげる。共産の沢田俊史候補の選対幹部も「民主の推薦を打ち出した方が票が伸びるのだろうが、堂々と公認を掲げて戦うのが本来じゃないか」とぼやいた。

 一方、11区(板橋区)で新党日本から立候補した有田芳生候補は19日、区内での街頭演説で「民主党推薦、新党日本の有田です」と名乗った。高齢化問題への対策などを話した後、最後に再び民主推薦を強調。乗り込んだ選挙カーの車体には、「新党日本公認」より一回り大きく「民主党推薦」の文字が書かれている。

 有田候補が民主の推薦を得て11区での立候補を決めたのは、昨年9月。地元の民主区議によると、最初は民主側と積極的な選挙協力は進めなかった。

 しかし、春頃から、有田候補は区議らと「追い風に乗らないといけない」と相談し、演説でも「民主推薦の有田」と話すようになったという。事務所には「民主のマニフェストがほしい」と訪れる有権者もいるといい、有田候補も「自民の議席を奪うには、民主の力を借りなければ」と説明する。

 11区に立候補している自民公認の下村博文候補の陣営では「いくら民主を前面に出しても、公認候補ほどの風は起きていない」としつつも、「いつ突風に変わるか分からない。気を引き締めている」と警戒している。

(2009年8月20日 読売新聞)

4051千葉9区:2009/08/20(木) 22:54:39
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908200214.html
《地殻変動:21》しがらみに決別を 宮崎の風
2009年8月20日

 19日、宮崎県議会。松田勝則さん(43)ら第3勢力の会派「愛みやざき」のメンバーが控室に顔をそろえ、衆院選の話題はそこそこに9月県議会への取り組みを話し合った。

 東国原英夫知事(51)が誕生して間もない07年4月の県議選で、無所属で初当選した4人で会派を組んだ。最年長の松田さんはリクルート社員で神奈川県に住んでいたが、地元の地域代表になるよう請われ、その半年前に延岡市に里帰りした。

 05年総選挙は、人づてに頼まれた候補者に投票したという記憶しかない。それより、投票5日前に襲った台風で、ふるさとの高千穂鉄道の橋が流失したことに心を痛めた。鉄道の存続運動に携わった縁で、地元とも結びつきができた。

 勝算があったわけではない。自民党系が派閥争いを繰り返す土地柄にあって、勧められるまま党員にもなった。知事選では東国原氏が圧勝し、「じっとしちょれん」を合言葉にした松田さんも当選した。「政治を権威者に任せ、誰についたかで優遇、冷遇される時代ではない。『思いがどれだけ伝わるか』で有権者は判断している」

 自民会派が過半数を占める県議会で、「愛みやざき」は若さ、しがらみのなさを強みに定数削減など議会改革に力を注ぐ。はじめは「東国原チルドレン」とも呼ばれたが、いまでは「知事に最も厳しい会派」だと松田さんらは自任する。

 8日、延岡市での県政報告会。支持者40人に、松田さんが「東国原知事で生活が良くなったと実感する方」と問いかけたら、誰も手を挙げなかった。ところが、「自民党総裁」を条件に国政転身を図った直後にもかかわらず、3分の2は「知事続投」を支持し、「辞任」は10人だった。

 そこには旧来の政治に後戻りすることは避けたい、との意識がかいま見える。松田さんの支持者で、衆院選では「今のままでは良くならない」と民主候補を応援する福祉機器販売業、岩田数馬さん(55)は東国原知事を生んだ民意をこう解説する。「当選したのは彼が自民党ではなく、しがらみがなかったからだったはずだ」

 政党に寄り添うのではなく、地域に根ざした松田さんのような政治家を支持する有権者は、この衆院選でどこを向くのか。

 東国原氏は18日の会見で、民主党優位とされる情勢を「一党長期政権が続いた手詰まり感が国民意識にある。風は2年前の参院選、地方選くらいから動いているんじゃないか」と分析し、自らになぞらえるように語った。「希望だけをふくらませると、期待はずれの時の揺り戻しは強い」

4052 ◆ESPAyRnbN2:2009/08/20(木) 22:57:31
>>4044
> 自民党は、麻生太郎首相(総裁)が民主党の政策を「社会主義的」と非難するなど

オバマを「Socialist!」と叫んだマケインを思い出した・・・

日本の場合、国家の志向する政策への減税や、関連団体への補助金を主体とする自民党の方が
社会主義的だと思うのだけれど。
ただ、それこそ高度成長時代の通産省主導の経済発展の姿であって、その意味で保守主義で
あることは間違いない。
低成長時代に国家社会主義が成立するかは、別の問題としても。

4053千葉9区:2009/08/20(木) 22:58:11
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000908200001
南伊勢の風〜自民半減 民主倍増
2009年08月20日


◇◆比例区 どの党に投票する?◆◇


 東海3県でも有数の保守地盤を持つ南伊勢町の町民は、どんな政権選択を考えているのか。有権者100人に05年衆院選の比例区の投票先を聞いたところ、7割の人が「自民党」と回答したが、今回はそのうち半数強が「民主党」「投票先は決めていない」と回答するなど、自民党支持層の自民離れの傾向もみられた。


 「05年衆院選でどの候補に投票しましたか」と聞いたところ、5区では、自民党候補と回答した人が74人、民主党候補が15人、共産党候補が2人、「投票していない、覚えていない」が9人だった。


 比例区についても同様の質問をしたが、自民党が71人、民主党14人、公明党1人、共産党2人、社民党2人、「投票していない、覚えていない」が10人で、いずれも自民党が7割以上の支持を集めていた。


 だが「今回の衆院選でどの政党に投票しますか」と聞いたところ、自民党は35人に減り、民主党は28人に増えた。「投票先を決めていない」という人も32人いた。このほか公明党2人、共産党2人、社民党1人だった。5区の投票先でも同様の傾向がみられた。


 05年衆院選の比例区の投票先を自民党と回答した71人は、今回、どういう投票行動をとろうとしているのだろうか。自民党と答えた人は33人で、民主党と答えた人が17人いた。このほか「投票先を決めていない」が20人、公明党が1人だった。


 今回も自民党に投票すると答えた人に理由を聞くと、半数以上の17人が「昔から自民党を支持してきた」ことを挙げた。主婦(80)は「夫が漁師で漁友会にも入っている。投票権を得てからずっと自民党に投票してきたので、安心感がある」と話した。


 また、無職の男性(78)は「国を守る政党として民主党の防衛政策に不安がある」と答えるなど、民主党への不信を理由に挙げた人が8人いた。「人に頼まれた」という人も7人いた。


 今回は自民党ではなく、民主党に投票すると答えた人では、「政権交代のために入れる」というミカン農家の女性(70)のように、政権交代への期待を理由に挙げる人が10人いた。「自民党がだめだから」とした人が4人、「政策への期待」が2人、「人間関係から」が1人だった。


 一方、今回は投票先を決めていないという会社員の男性(54)は「自民には不満、民主には不安があって迷っています」と理由を挙げた。


 同じような理由を口にする人は多く、ガソリンスタンド店員の女性(58)は「自民党のベテランの人の発言に傲慢(ごうまん)さを感じる」。地方公務員の男性(49)は「民主党の政策は財源が問題」と民主党の公約への不安を隠さなかった。

4054千葉9区:2009/08/20(木) 22:58:45
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000908190006
影ひそめた「小さな政府」
2009年08月20日

 世界同時不況の中で実施される今回の総選挙では、県内の候補者にも「積極的な財政出動を」といった声が目立つ。「民間にできることは民間に」と構造改革や財政再建を訴えた小泉・自民党が大勝した前回選挙から4年。当時、自民や民主の候補者の多くが競って口にした「小さな政府を」という訴えは、すっかり影をひそめた。(柳川迅、西村宏治)


 「当面は財政再建のために歳出を抑えるのでなく、景気対策のために財政出動をすべきだ」――。朝日新聞と東大が今回の総選挙の公示前に実施した共同調査で、県内の自民の候補者は全員がこの意見に賛成する立場を取った。


 過去最大規模となる15兆円を投じた経済対策を打った自民は、「お陰で景気が上向いてきた」と訴えるのに必死だ。選挙運動初日の18日、各候補者は「景気対策が着実に効いてきた」「芽が出てきた」などと強調した。


 民主も、羽田孜氏(3区)が「どちらとも言えない」、矢崎公二氏(4区)が「反対」と答えたほかは、3人が賛成の立場だった。前回は、2人が反対側の立場で、下条みつ氏(2区)が「どちらかと言えば賛成」、羽田氏は同じく中立の立場、1人が未回答だった。


 政府がより多くのカネを使うべきだという考えは、世界同時不況に対する緊急措置の意味合いを超えて広まっている。「社会福祉など政府のサービスが悪くなっても、お金のかからない小さな政府の方が良い」という質問の賛否について、主要政党の候補者では、自民の小坂憲次氏(1区)と、下条氏が「どちらとも言えない」としたほかは、全員が反対側に立った。


 もともと手厚い政府サービスをめざす「大きな政府」寄りの考えを持つ共産、社民の候補者は前回選挙時も全員が反対の立場だった。


 だが前回、小泉元首相のもとで選挙戦に臨んだ自民の候補者のうち2人が、民主も1人が、小さな政府路線に賛成の立場だった。自民で反対側に立つ候補者はおらず、民主では1人だけが「どちらかと言えば反対」だった。この4年で、両党の候補者の態度は様変わりした。


 理由として、自民、民主の候補者とも昨秋以降の経済状況の悪化を挙げている。


 1区では、小坂氏が05年に「財政出動」は「反対」としていたが、今回は賛成側に回った。理由について「景気の回復を本物にし、さらに発展させるため」と答えた。民主の篠原孝氏も「反対」から賛成側に転換。「経済状況、雇用環境が急速に悪化した中では、意図的に仕事を作り出す必要がある」と話した。


 幸福実現党は、全員が小さな政府に賛成の立場だ。


 小さな政府への反対意見が増えたことについて、自民党県連の石田治一郎幹事長は「小さな政府の方がよいが、限度がある。サービスが低下するのは駄目だ。中負担、中福祉でないといけないという姿勢の表れだろう」とする。


 民主党県連の倉田竜彦幹事長は「行政改革、無駄を省くことは必要だが、小泉内閣の改革は地方を疲弊させた。国民へのサービスを悪くする形の『小さな政府』は駄目だということだ」と話した。


 真壁昭夫・信州大教授は「小泉改革を誰も適正に評価しないまま、今回の総選挙になり、都市と地方の格差といった負の側面ばかり注目されたからだろう」とみる。一方で「人口減少、少子高齢化が進む中、何もしなければ日本の経済力は下がる。それを避けるには民間の力を生かすことは欠かせない」と指摘。「問題は政府の大小ではなく、負担と受益のバランスをどう考え、日本の将来をどう描くかだ。各党は有権者に分かりやすく示す必要がある」と話した。

4055千葉9区:2009/08/20(木) 23:03:23
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090819/stm0908191226002-n1.htm
【09衆院選・注目区を歩く】「1区現象」顕著だが市長選の影が… (1/2ページ)
2009.8.19 12:25

 埼玉県の民主は「小泉旋風」が吹き荒れた前回平成17年の衆院選の小選挙区で3勝12敗と苦杯をなめた。そんな苦境の中でも、勝利を収めたひとつが1区だ。さいたま市内の旧浦和市を中心とする1区は12年、連続10期当選の元大蔵相、松永光が敗れて以来、民主候補が3期連続で自民候補に勝利。都心部で自民が苦戦する典型的な「1区現象」を示している。

 1区は今回、民主の武正公一(48)と自民の金子善次郎(65)が三度まみえた。過去2回連続で11万票台を獲得した武正に対し、金子は15年は約6万票。17年に追い風を受け、2922票差まで迫ったが敗れた。

 民主の牙城ともいえる1区だが、5月のさいたま市長選での対応が武正陣営に影を落としている。

 市長選では民主県連支持の清水勇人(47)が、自民県連などが推薦した3選を目指す前市長からの「政権交代」を主張して圧勝。だが、民主が浸透するこの絶好の機会に、武正は清水を明確には応援しなかった。後援会員が前市長と一部重なるためだ。

 このことがしこりを残した武正は7月、見沼区内で開かれた決起集会で「ご心配をかけました」と、対応を支持者に謝罪。改めて組織固めに力を入れている。

 一方、金子陣営は「市長選後、武正の支持者らが金子支持に転じる動きもある」と話す。厚労政務官の金子は7日、決起大会に舛添要一厚労相を招いた。舛添は「一番信頼できる同志です」とアピール。金子は今後、各地のミニ集会で実績を強調する予定だ。

 共産の伊藤岳(49)は、街頭演説で支持拡大を目指す。幸福実現の内海浩唯(48)も党の政策を訴えている。(敬称略)



 「政権交代」が最大の争点になる衆院選の選挙戦がスタートした。注目選挙区の事情をみてみる。

4056千葉9区:2009/08/20(木) 23:04:50
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090820/stm0908201140001-n1.htm
【09衆院選・注目区を歩く】絶対的強者不在の埼玉9区 舌戦火花 (1/2ページ)
2009.8.20 11:39
 「再質問はないのですか」。自民の大塚拓(36)が、民主の五十嵐文彦(60)への質問の回答に納得せず司会者に尋ねた。再質問は認められず、大塚はぶぜんとした表情をみせた。

 公示直前の15日に埼玉県入間市で開かれた公開討論会。立候補予定の3人全員が登壇、火花を散らした。

 大塚が「『子ども手当て』は典型的なばらまき。高所得者への手当ては無駄だ」と指摘すれば、五十嵐は「子供の成長に国が責任を持つという思想の転換だ」と回答する。

 対抗心をむき出しにする大塚と、落ち着いた口調ながら引かない五十嵐。約250人の聴衆は約2時間半、やり取りに耳を傾けた。

 元官房副長官、大野松茂の後継だが落下傘の大塚と、元職で追い風を受けるものの、小選挙区での勝利経験がない五十嵐に、幸福の各務正人(51)が絡む。絶対的強者はいない。

 各候補は決められた時間を惜しむように、大塚は日米同盟の維持など安全保障、五十嵐は税金の無駄遣いをなくすこと、各務は消費税の全廃などを訴えた。

 討論会を主催した「埼玉の未来を考える会」のあるメンバーは「状況的に民主は有利だろうが、9区には保守的な地盤がある。ふたを開けてみなければ分からない」と話す。

 その言葉を裏付けるように、大塚は「若干追っているという感じだが大接戦」と情勢を分析。平成20年9月に大野の後継に指名されて以降、妻で元アナウンサーの参院議員、丸川珠代の応援もあり、必死の浸透を図ってきた自信も見せた。

 一方、五十嵐陣営は公示前の2週間で約1万部のマニフェストを配った。通行人らに直接手渡しする方法にこだわり、五十嵐は「駅頭で若い女性も取っていく。これまでになかったことだ」と手応えを話す。

 最終日まで激戦が続きそうだ。(敬称略)

4057千葉9区:2009/08/20(木) 23:12:59
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082007_all.html
「民主300議席」の衝撃…小沢チルドレン大増殖
小選挙区は200議席突破

 8・30総選挙で民主党が「300議席」目前の勢い−。20日付の朝日新聞が同社の総選挙序盤戦情勢調査として、こんな衝撃的な議席予測を報じた。一方、自民党は選挙前の300議席から半数以下に激減すると予測。政権交代を旗印に勢いに乗る「鳩山民主」、窮地に立つ「麻生自民」両党の党勢の違いが改めて鮮明になったと言えるが、果たして民主はこの勢いを持続できるのか。

 朝日新聞によると、序盤戦情勢調査は18、19両日、全300小選挙区のうち(1)都市型(2)地方型(3)中間型−とそれぞれ50選挙区、計150の選挙区を選定。有権者に投票先などを聞いた結果を2倍にして情勢を分析した。

 調査結果で最も議席を伸ばしたのが民主。過半数(241議席)を大きく上回り「300議席」をうかがう勢いをみせている。特に小選挙区では200議席を突破し、前職、元職に加え、新人も優位に選挙戦を展開している選挙区が目立つ。

 このうち「都市型」選挙区では、2005年の郵政選挙で自民に多くの議席を奪われたが、今回は民主がほとんどを“奪還”するとしている。比例代表でも民主の勢いはとまらず、11ブロックすべてで議席増。郵政選挙(61議席)を上回る80議席台後半に届く情勢だという。

 こうした「民主旋風」に乗り、総選挙後は小沢一郎代表代行が手塩にかけてきた新人議員、いわば「小沢チルドレン」が大増殖するとの見方が強い。自民党関係者は「総選挙が終わってみれば民主は小沢氏に近い議員が100人前後に増え、『小沢王国』誕生だ。その勢いで左ウイングを排除していくのでは」と指摘する。

 一方の自民党。小選挙区で100議席を下回る可能性が高いとしたうえ、比例代表も郵政選挙(77議席)から大幅に減らし、60議席に達するか微妙な情勢としている。自民が強固な地盤の多い「地方型」選挙区でも大きく議席を減らす見通しだ。実際、大物議員の陣営は「逆風は猛烈。もう弾も食糧もない」とこぼす。

 永田町事情通は「民主に勢いがついたまま、選挙最終盤に突入するか、『300議席』報道で、逆バネが働き揺り戻すのか。まだまだ情勢は予断を許さない」としているが…。

ZAKZAK 2009/08/20

4058千葉9区:2009/08/20(木) 23:16:03
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090820/elc0908202036012-n1.htm
【09衆院選】選挙区ルポ決戦 突風は組織の壁をうがつか (1/4ページ)
2009.8.20 20:35

このニュースのトピックス:民主党
 「突風は人を倒し、ものを破壊します! 破壊のみです!」

 衆院兵庫8区の同県尼崎市・阪急塚口駅前。炎天下の街宣車の上で8日、公明党の前職、池坊保子(比例代表近畿ブロックで立候補)が絶叫した。

 突風とは、兵庫8区の公明党候補、冬柴鉄三(73)の対立候補となった新党日本代表で元参院議員、田中康夫(53)を指す。

 「尼崎を縁もゆかりもない関東の方に渡すわけにはいかない。絶対に負けられませんッ」

 冬柴は公示日の18日、尼崎市内で開いた出陣式でも田中を意識して声を張り上げた。

 尼崎市は公明党の支持母体、創価学会が昭和30年代から「日本の柱、広布(布教)の柱と呼び、布教拠点としてきた学会の牙城(がじょう)」だ。

 組織力を背景に、冬柴は過去連続7回の当選を果たしてきた。元党幹事長、安倍晋三、福田康夫両内閣では国交相を務めた実績もある。落下傘候補を恐れる理由はないはずだった。

 だが、突然殴り込みをかけてきた田中への危機感は強い。

 田中は東京生まれ、小学2年から高校卒業まで長野県で暮らした。長野県知事を経て、参院比例代表で当選した。選挙区とのつながりは、平成7年の阪神大震災でボランティア活動をした経験が「政治を志した原点だ」という点だ。

 そんな中、阪神尼崎駅前の商店街を練り歩く田中に「長野県知事の退職金は何に使いましたのん?」と大声で尋ねたり、罵声(ばせい)をとばす中年女性が現れた。

 こうした声に田中は「尼崎は九州や沖縄から分け隔てなく(出稼ぎの)人を受け入れ、新参者が活力になってきた」と何食わぬ顔だ。公示日の第一声では、「しがらみ、なれあいと無縁な政治のリーダーシップが必要だ」と訴えた。

 田中の出馬は公明党の組織力を兵庫8区にくぎ付けにしたい民主党との共同戦略だ。田中は民主党代表代行の小沢一郎と親しく、その小沢の選挙戦術に歩調を合わせたのが8区からの立候補だった。

 ただ、今のところ動員できる大きな組織はない。本来なら民主党を支持する連合兵庫が田中の支援に回るところだが、田中は神戸空港建設の是非をめぐって連合と激しく対立した経緯がある。連合兵庫は社民党新人、市来伴子(32)の支持を表明している。それだけに、落下傘候補である田中は、まさに“突風”だ。

   × × ×

 衆院東京12区では、民主党の元参院議員、青木愛(44)が、公明党代表で与党統一候補の太田昭宏(63)に戦いを挑んだ。青木は自身の名前をもじって「愛は日本を変える」がキャッチフレーズ。街頭への動員はあまりせず、公開討論会やメディアへの露出よりも、ひたすら秘書らと小沢仕込みの“歩き”に徹しているが、「出遅れ感は否めない」(民主党幹部)という。

 それでも太田は、民主党への風を読み切れないでいる。

 「1週間前の豪雨でこの近くが水浸しになったが、私は消防車とほとんど同じスピードで現場に駆けつけた。身近なことから大きなことまで、すぐにやります!」

 公示日の18日午後、JR赤羽駅前。首相の麻生太郎を迎えての街頭演説で、太田は、こう叫んだ。

 太田は、民主党を厳しく批判しながらも対立候補の青木への言及はゼロ。それがかえって、元タレントという知名度頼みの青木への危機感をうかがわせた。

 東京12区では一時、小沢の国替え出馬も取りざたされていた。太田は公務の合間をぬって地元に戻り、夏祭り、運動会などのイベント、支持者回りに走り回った。「こんな(小さな)会合にまで来なくても」(太田を支援する自民党区議)といわれるほどだった。

 青木の擁立が決まった後も、公明党は「党代表に万一があってはいけない」と同党の首脳では例がない比例代表との重複立候補も検討された。だが、最終的には従来どおり選挙区単独での出馬となった。

 だが、ある公明党関係者はいう。「いったん突風が吹けば、東京の無党派は組織力で押しとどめられない。選挙上手の小沢さんが何か仕掛けてくるのかもしれない」。強い組織力と自公の選挙協力をバックにしても不安は尽きない。

      =敬称略

(福島香織、佐々木美恵)

4059千葉9区:2009/08/20(木) 23:17:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090820/elc0908202040013-n1.htm
【09衆院選】夏決戦(1)自民「分裂選挙」の宮崎1区 (1/2ページ)
2009.8.20 20:40

このニュースのトピックス:民主党
 「すべてをささげる覚悟のある男です」。20日午後、北朝鮮の拉致問題への取り組みで知られる首相補佐官、中山恭子(69)が宮崎市内の繁華街に立った。隣に並ぶ夫で元国交相、中山成彬(66)を持ち上げ、夫婦二人三脚で選挙を戦う姿勢をアピールした。

 昨年9月、日教組批判の不適切発言で国交相をわずか5日で辞任した中山。いったんは不出馬を表明したが、自民党県連が不仲だった元自治相の上杉光弘(67)を後継に選んだ後、これを撤回。党公認をめぐる2人の駆け引きは公示直前まで続いたが、党本部が「両者とも公認しない」と裁定したことで宮崎1区は「分裂選挙」に突入した。

 混乱を招いたことへの反発、公認問題で生じた県連との確執。無所属での出馬を余儀なくされ、中央とは別の「逆風」の中、中山があえて打って出たのは、所属する自民党最大派閥・町村派の後押しが背景にある。

 「民主党政権になるかもしれない中で、黙って見過ごしていいのかという正義感から、もう一度頑張る気持ちになったのでは」。11日に来援した派閥会長の町村信孝は、不出馬を撤回した一連の経緯に触れ、派閥の重鎮である中山を気遣った。

 ただ党の有力支援団体はほとんどが上杉側についており、中山は個人後援会の集票力に頼らざるを得ないのが実情。「大変厳しい選挙だが、初当選のときと同じように草の根でやるしかない」。演説で見せた険しい表情にも危機感がにじむ。

 県連公認の正当性を主張し、「筋が通っていない」と中山批判を繰り返す上杉。県連会長の緒嶋雅晃は「派閥の論理で公認を見送った党本部の方が古い体質だ」と不満を口にするが、まだ一枚岩になりきれていない組織固めに力を注ぐ。

 保守分裂の間隙(かんげき)をつき優位に立ったのが、民主党などが推薦する元林野庁長官の川村秀三郎(60)だ。連合系の基礎票に加え、民主への追い風も重なり、序盤から有利に戦いを進める。中山、上杉も「敵は川村」と見据えるが、陣営幹部は「上滑りにつながりかねない」と気を引き締める。

 川村は2年前の宮崎県知事選に出馬し、現知事の東国原英夫に敗れた。この際も保守分裂で事実上の三つどもえとなり、川村はそのあおりをくらった苦い経験がある。

 それでも東国原の国政転身騒動で揺れた地元は「自民への嫌悪感」として、いまだしこりが残っており、保守層の投票行動にも少なからず影響を与えることが予想される。

 「こういう展開になると公明党がカギを握る」。中山陣営の幹部は本音を漏らす。選挙区内で約3万票ともいわれる公明票。自主投票を決めた公明党の動きに各陣営とも神経をとがらせ、選挙協力も懸命にアピールする。

 保守分裂は「政権選択」にどんな結果をもたらすのか。特定政党の応援はしないと決めた東国原は「ある評論家が(分裂は)宮崎名物と言っていた。ことさら言及することはないが、伝統的に行われている感じはする」と指摘した上で、こう付け加えた。

 「一つだけ事実を。(過去の)分裂選挙が東国原県政を生んだ」

 保守分裂の合間を縫うように、共産党新人の馬場洋光(40)と幸福実現党新人の鶴丸千夏(44)もそれぞれの支持者をまとめるために奔走している。

       (敬称略)

     ◇

 30日の投開票に向けて連日、舌戦を繰り広げる候補者。注目区の熱戦の模様をリポートする。

4060千葉9区:2009/08/20(木) 23:20:26
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4214913.html
民主党・鳩山代表の街頭戦術とは?
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低  衆院選を前にした「党首たちの夏」。2回目は、麻生総理とは対照的に選挙戦でいち早く街頭に飛び出した民主党・鳩山代表の街頭戦術に迫ります。

 今月7日の朝。民主党・鳩山代表は東京・谷中の墓地に姿を見せました。手を合わせていたのは、自民党を結党した祖父・鳩山一郎元総理の墓です。

 「多分、じいさんが今生きていれば、『これはオレのつくった自民党ではない』と思ってくれるんじゃないかなと」(民主党・鳩山由紀夫 代表)

 祖父が作った自民党。その政権の終わりを訴え、鳩山代表が攻勢を強めています。

 「民主党に政権交代の力をお与えください」(民主党・鳩山由紀夫 代表)

 麻生総理が団体回りを優先していた頃から、鳩山氏はいち早く街頭に飛び出し有権者に支持を訴えてきました。一日に何か所もはしごする強行日程で、衆院が解散した先月21日以降、立った街頭は既に70か所以上です。

 「街頭をやると反応がいい。できるだけ多く街頭をやりたい」(民主党関係者)

 実は鳩山氏が演説に立っている地域は、民主党の候補者が当落のボーダーライン上にいるところばかりです。小沢代表代行を中心に各地の情勢を分析。小沢氏自身が2年前の参院選と同様に、農村部を手堅く固める一方、与党との激戦区には街頭で人気の鳩山氏が立つ戦術です。

 鳩山氏が訪れるのは、4年前の郵政選挙で民主党が軒並み惨敗を喫した都市部がほとんどです。

 「やっぱり前回は(神奈川は)全敗ですから、ここで勝ち越せなかったら政権交代はあり得ませんよね」(民主党・岡田克也 幹事長)

 街頭演説を重視する戦略について応援に飛び回る蓮舫参院議員は、こう狙いを語ります。

 「私たちの仲間は特定支援団体の支援が非常に少ない。不特定多数の方々に私たちの訴えをお伝えするのは、最上の方法は、街頭でお訴えすることだと」(民主党・蓮舫 参院議員)

 ただ、鳩山代表は1つ、街頭で封印したことがあります。

 「鳩山代表は自らの政治資金疑惑に答えておられないと思っております」(麻生首相【党首討論、13日】)

 「説明責任が足りないところはこれからも続けていきたい」(民主党・鳩山由紀夫 代表【党首討論、13日】)

 解散以降、元秘書が関わった故人献金疑惑について、街頭演説では語っていません。そのアキレス腱をも追い風は克服させるのでしょうか。終盤戦も鳩山氏は、この街頭戦術で突破する構えです。(20日17:59)

4061千葉9区:2009/08/20(木) 23:38:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090730_01.htm
政権選択の夏

(1)竹下ブランドに陰り

 石見銀山の積み出し港として栄えた島根県大田市の温泉津(ゆのつ)温泉街で26日、雨の中、傘もささずに走る自民党の竹下亘の姿があった。街頭の市民に駆け寄って握手した後、こう訴えた。

 「車の通る量の多い、少ないで、物事を決める野党の人たちに、古里の未来を託すことはできない」

 道路建設など公共事業削減を掲げる民主党を必死に批判する竹下を横目に、陣営幹部は「今はハコ(建物)で会合をやっても、案内した人しか来ず、外に出て訴えざるを得ない。島根も都市型選挙になったわね」と、ため息交じりにつぶやいた。

 島根2区は竹下の兄、竹下登元首相が1958年に初当選して以降、中選挙区時代も含め、半世紀にわたって「竹下家」が議席を守ってきた。前回衆院選も竹下が国民新党の亀井久興を圧倒した。

 ところが今回、竹下陣営に余裕はうかがえない。

 2007年の参院選ショックが尾を引いているためだ。島根では自民党現職で竹下元首相の秘書を務めた景山俊太郎が国民新党新人の亀井亜紀子に思わぬ敗北を喫した。そのうえ、今回は民主、共産両党が候補擁立を見送っており、亀井が反自民票を結集する環境が整っている。

 出雲市で26日夜開かれた亀井のミニ集会では、民主党と国民新党の旗が並んで掲げられた。島根県議の成相安信(なりあいやすのぶ)は約70人の聴衆を前に「自民党を倒す包囲網ができた」と自信を見せた。前回選挙の竹下の得票は、民主、共産、国民新3候補の合計票より約1万票上回ったが、今の野党への追い風に乗れば「1万票差を埋め、さらに上回ることは可能」というわけだ。亀井は「竹下軍団(陣営)は選挙のプロ。(勝つのは)簡単ではない」としながらも、「情勢は五分五分」と手応えを隠さない。

 危機感を募らす竹下陣営は、参院選直後、街頭用ポスターをそれまでの倍以上の5000枚以上も印刷。「数か月で色落ちする」として、これまで計5回も張り替えるなど、逆風を押し返そうと懸命だ。しかし、竹下系の大田市議からはこんな弱音も漏れる。

 「公共事業が極端に減った今、『竹下ブランド』の威光にも陰りが出ている」





 茨城県医師会の政治団体、県医師連盟の幹部らが25日夕、水戸市の県医師会館3階の会議室に顔をそろえた。かつて自民党の有力支援団体だった連盟だが、会合は民主党の大泉博子を政策面で支援するためだった。

 連盟の原中勝征(かつゆき)委員長は、自民党の丹羽雄哉への敵対心をむき出しにした。

 「誰もが丹羽先生は厚労族のトップと思っているが現場の意見を聞こうともしない」

 政府・与党の医療費抑制策に連盟には不満がうっ積。後期高齢者医療制度の導入が自民党と決別する契機となり、県内全選挙区で民主党候補の推薦を決めた。特に、厚生労働行政に影響力をもつ丹羽に矛先を向け、6区を最重点区とした。原中自身が白衣姿でビラ配りに汗をかくほどの念の入れようだ。「保守王国だけに、民主党支援をためらう会員も多い」(連盟幹部)が、大泉陣営は大泉と原中が一緒に写った政党ポスターを掲示し、堅固な保守地盤に生じた裂け目を突く戦術だ。

 29日朝、JRひたち野うしく駅前で街頭演説を行った大泉は旧厚生省出身らしく、「政権交代をして、医療制度改革をしたい」と訴え、丹羽をけん制した。

 一方の丹羽陣営。連続10回当選で、これまで「横綱相撲」を展開してきた。だが、今回、丹羽は地元に張り付き、ドブ板選挙に徹する。25日にはつくば駅近くで辻(つじ)立ちを行い、精力的にあいさつ回りをする姿に、地元では「珍しいことだ」と評判になるほどだ。

 丹羽は25日夜、土浦市での公明党関係者を前にした講演で、「高齢者医療制度、色々言われるが、負担もサービスも全く変わっていない」と連盟の批判に反論したうえで、こう締めくくり、公明票への期待を語った。

 「小選挙区は丹羽、比例は公明党。どんなに逆風があろうと、はねのけたい」(敬称略)

(2009年7月30日 読売新聞)

4062千葉9区:2009/08/20(木) 23:39:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090731_01.htm
政権選択の夏

(2)新人女性 大物狙う

 歌舞伎「勧進帳」の舞台、安宅の関で知られる石川県小松市。民主党の田中美絵子=コラージュ左下=は28日午後、JR小松駅前の商店街の店先から店先へダッシュを繰り返していた。クリーム色のジャケットに白いパンツ姿の田中は、腰を90度に曲げ、店主らの手を両手でしっかり握る。「生活を変えるチャンス。政権交代をお願いします」。汗だくになりながら、ひたすら頭を下げていた。

 小松市は自民党の元首相、森喜朗の地元だ。連続当選13回。小泉、安倍、福田、麻生内閣の後見人でもある実力者。民主党はそこに名古屋市長の河村たかしの秘書を務めた33歳の新人女性を送り込んだ。

 民主党は2007年の参院選岡山選挙区に新人の姫井由美子を擁立。当時自民党参院幹事長だった片山虎之助は苦杯をなめた。

 〈自民党の大物に新人女性が挑むシンボル選挙区を作って世論の関心を集め、選挙戦全体の主導権を握る〉

 民主党代表代行の小沢一郎は、衆院選も同じ手法をとる。

 その小沢は16日、田中陣営の選対本部長代行を務める北村繁盛県議らを都内の料理店に呼び「森は今までにないほど企業に圧力をかける選挙をしている。どぶ板選挙、草の根選挙をやってくれ」と要請。自らの秘書も田中陣営に送り込んだ。田中は「自転車街宣」を得意とする河村の選挙術も取り入れ、「姫の虎退治」に続く2匹目のドジョウを狙う。

 これに対し、森陣営の緊張感はかつてなく高まっている。森は週末はほとんど地元入りし、企業や支持者を休みなく回り続けている。若手議員らへの応援で全国を飛び回っていた前回選挙までとは様変わりだ。

 今年の元旦、森は21年ぶりに地元で過ごし、神社で当選祈願した。以来、願掛けで断酒を続けている。小学校の学区ごとに国政報告会を開催。系列の県議や市町議を町内ごとに3〜5人ずつ配置し、徹底したどぶ板選挙で「大番狂わせ」の阻止に懸命だ。

 「『(田中と)握手したら、ぽちゃぽちゃして、なんや気持ちよかったわー』とよく言われる。気持ちよくなって、そのまま投票されると困る」

 森の冗談めいた言葉にも危機感がにじむ。



 愛媛1区から出馬する民主党新人、永江孝子も地元民放アナウンサーとしての知名度に目をつけた小沢がスカウトした一人だ。前回参院選の愛媛選挙区で、元Jリーガーの友近聡朗が閣僚経験を持つ自民党現職を破った再現を狙ったものだ。

 松山市の伊予鉄道松山市駅前に27日、ポロシャツ姿の永江が演説のために現れると「永江さんや」「絶対勝ってな」と通行人から声がかかった。

 永江は「私は番組で18年間、愛媛を取材してきた」と自己紹介から入ったが、すぐに政府批判に切り替えた。

 「無駄遣いの税金は10兆円を超えとんです」「国交省職員のタクシー代は、多い人で年間490万円。愛媛県民所得の2年分です」

 永江はその知名度が「武器」だが「保守王国の愛媛では、イメージ戦術だけでは限界がある」と見た陣営幹部が「具体的な数字で政府批判ができるように」と助言し、永江も党の資料を熟読して暗記したという。世論の不満を追い風に、保守の壁を崩す戦術だ。

 自民党の元官房長官、塩崎恭久も政策重視で受けて立つ構えだ。自民党の政権公約(マニフェスト)策定の遅れにしびれを切らし、衆院解散に合わせ、「日本・愛媛再生提言」と題した独自の7項目の政策チラシを作成。「与野党協働による新年金制度」「天下り・渡りの廃止」などを盛り込んだ。

 塩崎は「国、地方を元気にすることを丁寧に語るしかない」と強調する。(敬称略)

(2009年7月31日 読売新聞)

4063千葉9区:2009/08/20(木) 23:40:04
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090804_01.htm
■政権選択の夏

(3)チルドレンもつらいよ

 甲府盆地特有のじっとりした暑さが、日没後も続いていた。7月28日夜、小野次郎は甲斐市で開いた自らの選挙対策本部会合で、緊張した面持ちで頭を下げた。

 「私は不幸にして、保守系の分裂選挙でデビューせざるをえなかった。綿々と自民党が守ってきた議席を、守らせてほしい」

 元首相、小泉純一郎の首相秘書官だった小野は、2005年の前回衆院選で、「郵政造反組」の現甲斐市長、保坂武に対する刺客候補として秘書官を辞めて山梨3区に出馬した。小選挙区では保坂に敗れたが、比例で復活当選し、以後、当選1回の「小泉チルドレン」の象徴的存在だった。

 そのチルドレンたちは今回、ほとんどが苦しい戦いを強いられている。小野も例外ではない。

 保坂が昨年、甲斐市長に転身したことで、小野は元自民党副総裁の金丸信が築いた強固な保守地盤で「オール自民」の支援を受けて戦うことになった。しかし、盤石の体制には程遠いのが実情だ。保坂支持者の取り込みが遅れているからだ。

 「4年前、郵政民営化反対の人が選挙区で勝ったことを忘れてはいけない」

 「小野先生も変わってくれ。もっと地域代表の政治家になってほしい」

 大半が保坂支持者だった28日の会合でも、「遺恨」をうかがわせる発言が次々に飛び出した。

 4年前の選挙で負けたにもかかわらず、相変わらず構造改革や郵政民営化を叫び、地元に目を向けようとしない――。

 多くの保坂支持者の小野に対する思いはこうだ。

 小野は8月8日の総決起大会に小泉を招くことにしている。これまでの会合の来賓も、元幹事長の武部勤、元防衛相の小池百合子、元行政改革相で自民党を離党した渡辺喜美ら、「小泉系」「構造改革派」が大半だ。

 「まだ小泉離れをしていないのか。これでは保坂支持者は離れるばかりだ」

 保坂支持から小野支持に回った地元有力者も、こう小野にかみついたほどだ。

 保坂自身は小野支援の姿勢を見せている。小野も保坂の秘書を雇い、保坂系を含む自民党県議9人との集合写真をポスターに使うなど、融和に懸命だが、「壁」は取り払えていない。

 そんな小野を横目に、民主党の後藤斎は、郵便局長らの政治団体「郵政政策研究会」の支援を得た。同会は親類縁者をたどって1000人以上の名簿を集め、ポスター張りや電話での支持集めにも加わっている。後藤が7月17日に開いた決起大会には、局長や家族ら約170人が駆けつけた。

 郵政民営化を唱える小野への同会の敵対心はひときわ強い。郵政研県西部地区会長の片田駿三はこう語る。

 「小野氏には大差で勝たなければ。比例復活も許してはならない」



 東京5区に「落下傘候補」として出馬するチルドレンの一人、佐藤ゆかりも、必死で地元への浸透を図っている。

 7月30日、ヘッドセットマイクを付け、愛用の赤いマウンテンバイクにまたがった佐藤は、自分の名前を連呼しながら目黒区の住宅街を走り抜けた。行く先々にはテレビカメラが何台も待ち構えていた。報道各社に事前に連絡していたからだ。

 前回出馬した岐阜1区で、「造反組」の消費者相、野田聖子との公認を争って全国的な注目を集めた佐藤は、党本部の調整で東京5区に国替えした。戦術の柱は、メディアを活用した露出度アップだが、佐藤を支援する自民党のベテラン目黒区議、宮沢信男は「どぶ板をやらないと勝てない」と苦言を呈する。佐藤と宮沢は7月31日、宮沢の支援者の自宅など約250軒を4時間かけて回ったが、効果は定かではない。

 対する民主党の手塚仁雄は8月3日、朝から東急中目黒駅前に立って政権公約(マニフェスト)を掲げ、「自民党批判はもう終わり。これからは民主党の政策の現実味を感じてほしい」と訴えた。知名度の高い党の女性参院議員、蓮舫と連携し、街頭演説を共にしたり、ポスターに登場させたりして、佐藤に対抗している。

 都議の初当選から16年以上、5区で活動してきた手塚はこう語り、胸を張る。

 「全国的な知名度は1対100だが、地元では五分五分だ」(敬称略)

(2009年8月4日 読売新聞)

4064千葉9区:2009/08/20(木) 23:40:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090805_01.htm
政権選択の夏

(4)世襲 ゆえに悩む

 「政治家の世襲は、歌舞伎役者や落語家みたいなものではない。有権者が当選させて初めて成立する」

 三浦半島の三崎港近く、三浦市民ホールで7月28日夜に開かれた、神奈川11区の公開討論会。自民党の小泉進次郎は、他の候補予定者からの世襲批判に苦笑を浮かべながら反論した。

 親の地盤を引き継ぐ政治家の世襲は、有能で幅広い人材の政界進出を妨げる障壁だ――。世襲批判の高まりを受け、自民党は今春の一時期、すでに公認が内定していた小泉純一郎元首相の次男、進次郎を含め、世襲新人候補公認の是非を検討した。だが、「公認内定を取り消せば、現場の反発と混乱を招く」として、本格的な世襲制限は次々回衆院選から、で落ち着いた。

 民主党は神奈川11区を「小泉100年王朝」と揶揄(やゆ)する。曽祖父は逓信相を務めた又次郎、祖父は防衛長官だった純也で、4代目の進次郎は「世襲候補」の代名詞というわけだ。

 進次郎陣営は世襲の長所、短所を計算しつつ、戦術を組み立てる。

 進次郎は6月下旬まで街頭に立つのを控えていた。「先代からの支援者あいさつが先」と党県連幹事長の竹内英明ら陣営幹部が抑えてきたためだ。

 しかし、6月28日の横須賀市長選で父、純一郎が支援した現職が敗れると、危機感は高まり、進次郎も街頭へ飛び出した。

 街頭演説をする進次郎の周りには、常に多くの人だかりができる。世襲問題を巡る報道は、進次郎の知名度アップにつながった。ただ、上滑りを警戒する進次郎は8月2日、横須賀市での事務所開きで「厳しい声を浴びない日はない」と険しい表情で訴えた。

 父、純一郎だけでなく、兄で俳優の孝太郎についても、進次郎は「応援はあり得ない」と明言。公明党へ推薦願も出さず、比例との重複立候補も拒否し、退路を断った。ひ弱、親の七光りという世襲のマイナスイメージを払拭(ふっしょく)したいとの思いがにじむ。

 民主党の横粂勝仁とは、全国で唯一の自民、民主両党の新人20歳代対決となる。

 横粂は集会で「相手が世襲候補では太刀打ちできない、そんな政治を直すのが私の役目だ」と力説する。

 進次郎とは若さ以外、共通点は少ない。横粂は愛知県出身で、「小泉改革の発祥地で自民党政治を問い直すべきだ」として、縁もゆかりもない神奈川11区からの出馬を決めた。

 「トラック運転手の息子」という庶民性、1日30キロ以上を自転車で走り回る運動量で、「小泉王朝」に挑む。



 東京湾に近い千葉市の「美浜ふれあい広場」。7月29日朝、ゲートボール大会に集まった年配の女性約30人を前に臼井正一はマイクを握った。

 「父の臼井日出男は28年間務め、引退しました。私も地べたにはいつくばってでも国のため頑張ります」

 あえて世襲候補であることに言及したのは「高齢者の前では、父のことに触れないと『親不孝者』と思われる」(正一)との判断があった。父は衆院議員を8期、祖父の故荘一も衆・参院議員を務め、「臼井党」を自任する年配の支援者も少なくない。「世襲問題はマイナスだけではない。(自分の)知名度は上がった」と正一も前向きにとらえている。

 だが、街頭演説などで日出男や世襲に触れることはほとんどない。3日朝、JR西千葉駅前に立った正一は、「いよいよです。よろしく」と通行人に声をかけながら、重点政策やプロフィルを記した三つ折りの名刺を配るだけだった。「世襲をあまり表に出せば批判を浴びる」(陣営)からだ。

 民主党の田嶋要は7月26日、千葉市での民主党の会合で「安倍、福田の政権の投げ出しを見れば、世襲の弊害は明らかだ」と訴え、正一をけん制した。だが、田嶋陣営も、世襲批判は「ネガティブキャンペーンと見られかねない」として、民主党内の会合などに限定して発信していく構えだ。(敬称略)

(2009年8月5日 読売新聞)

4065千葉9区:2009/08/20(木) 23:41:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090806_01.htm
政権選択の夏
(5)因縁の対決 再び

 舌戦はエスカレートする一方だ。

 自民党の片山さつきは2日、記者団に「今や敵は城内さんじゃない。政党の候補でない方に何ができるのか」と語った。片山が切り捨てたのは、前回同様、無所属で戦う城内実だ。

 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の4年を過ごした城内は、片山が議員としての実績を強調している点を逆手に、「実績があるなら自民党は圧勝だろう」と、低迷気味の自民党の姿に片山を重ねて切り返す。

 前回、郵政民営化に反対して離党した城内に、党本部が「落下傘」で片山を送り込み、全国が注目した戦いは片山が748票差で辛勝した。今回は「小泉旋風」に代わる逆風が吹く。昨年は選挙区内に自宅を建て、納涼祭や中小企業の朝礼にも顔を出し、「地元重視」を印象づけてきた片山は、強気の発言と裏腹に、日増しに危機感をあらわにしている。

 7月11日、浜松市の事務所開き。サーモンピンクのジャケットの片山は約1500人の支持者を前にスカートのままひざをついた。

 「身を切る政治をやっていけるのはこの片山です。伏してお願いしたい」

 東大卒、女性初の財務省主計官の経歴で、「高飛車」と評される片山の土下座。地元の反応は「エリート意識丸出しの姿勢が変わった」「しょせん落下傘。焦りが見え見えだ」と割れた。

 一方、「どん底からはい上がってきた」という城内は1日朝、新居町の交差点で「信念を貫く男」と書かれたのぼりと拡声機を抱えた。通行人から「がんばれ」と声がかかる。「郵政造反組」が次々と復党する中、自説を曲げず、同じ態度を貫いた平沼赳夫元経済産業相率いるグループの看板候補だ。都市部から郡部までスニーカーを履きつぶして歩き、郵便局長らの「郵政政策研究会」も重点選挙区として全面支援する。

 その戦いに民主党から参戦してきたのが、元NHKアナウンサー斉木武志だ。

 自ら車を運転し、1日40〜50か所で「辻(つじ)立ち」を行う。「片山氏は財務省、城内氏は外務省出身。今こそ政党主導の政治を」と、2人の対決を「官僚対決」とくくり、有権者の視線を引きつけようとしている。



 石和温泉の川沿いのちょうちんに明かりがともり始めた。7月31日夜。自民党の堀内光雄は近くの笛吹市の福祉施設であいさつし、無所属で出馬する長崎幸太郎を、名指しは避けつつ、痛烈に皮肉った。

 「民主党に風が吹いてあおられている上に、私の足を引っ張るヤツがいる」

 前回、「郵政造反組」として無所属で戦った堀内に自民党公認で挑んだのが長崎だった。財務官僚だった当時を知る堀内には「目をかけてやったのに」との思いもよぎった。937票差で惜敗し、比例で復活した長崎と、安倍政権になって復党が認められた堀内は立場を変え、再び対決する。

 公認争いで長崎は党国会議員で最多の約5700人の新規党員の獲得実績を訴えたが、執行部は堀内の知名度と経験を買った。長崎は「熱心な支持者の気持ちを考えると比例に回る選択肢はない」と、小選挙区にこだわった。比例で優遇されても、次に小選挙区が確約されるわけではない。

 そんな態度を批判した古賀選挙対策委員長名の文書が党員に郵送されると、長崎は7月に離党。古賀と堀内は同じ派閥で、それも長崎陣営の反発を強めた。支持者ら3648人が追随して離党届を出したが、県連は「党費を払っている本物は415人」と断じ、泥仕合になった。

 亀裂は、富士五湖を擁する観光業界にも走った。堀内には長男の光一郎が社長を務める富士急行と関連会社40社がつく。一方、長崎にはそれ以外の観光業者の多くが支援に回る。

 両者を横目に民主党の坂口岳洋は2日、大月市で支援者に「民主党にフォローの風が吹いているが、油断せず、テープを切りたい」と訴えた。坂口は小沢塾出身。風をめいっぱい受けるには、「自民対民主」の構図に持ち込みたい。堀内と長崎の戦いに埋没しないよう、声をからす日が続く。(敬称略)

(2009年8月6日 読売新聞)

4066千葉9区:2009/08/20(木) 23:42:51
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090807_01.htm
政権選択の夏

(6)「伝統」の自民分裂

 “宮崎名物”を売り歩くあの東国原英夫・宮崎県知事が表情を硬くした。4日の記者会見で、ご当地の自民党分裂選挙について「伝統的な感じ」と答えた時だ。

 宮崎の自民党は、2007年の知事選、参院選、今回の衆院選――と、分裂の伝統を繰り返している。

 1区は、党最大派閥の町村派が推す中山成彬・前国土交通相と、党宮崎県連が支援する上杉光弘・元自治相が激突する。上杉は党公認を得られないまま、無所属での出馬だ。

 4日、宮崎市で中山と、県連会長の緒嶋雅晃が一本化に向けた協議を行った。緒嶋は「上杉は公募で選ばれた」と訴えたが、中山は「自分が立たなければ勝てない。(2区出身の)あなたは1区に口を出すな」と耳を傾けず、決裂した。

 ことの発端は昨年秋にさかのぼる。中山は日教組批判発言などの責任を取って国交相を辞任。次期衆院選への不出馬を表明した。県連は公募でベテランの上杉を後継に選んだが、上杉と不仲だった中山が今春に一転、出馬に意欲を見せた。

 背景には、中山が属する町村派の後押しがあった。

 「県連が決めた候補予定者(上杉)を党本部は受けていない。幹事長は(町村派の)細田君。私の仲間だ」。7月25日には、派の重鎮の森元首相が激励に駆けつけて講演し、執行部への影響力をこう誇示した。森は中山の出馬を求める署名を手に、中山支持を訴えた。

 町村派は、麻生首相を支える会長の町村信孝、森、安倍元首相、中山が主軸ラインだ。「反麻生」の急先鋒(せんぽう)、中川秀直元幹事長と緊張関係が続く森、町村にとって、派閥事務総長の中山は「派閥運営上、かけがえのない同志」なのだ。

 中央の派閥意識むき出しのやり方に、党内からは「地元軽視だ。最大派閥のおごりと言われても仕方ない」との批判が漏れる。

 むろん、県連も黙っていない。緒嶋らは30日に上京、細田らに「何のための公募だったのか。派閥の発想では、政党政治はおかしくなる」と「上杉公認」を迫った。

 派閥、県連の板挟みになった党執行部は結局、31日に「公認見送り」を決定。反発した県連は、上杉を「県連公認」とした。

 上杉陣営には1区が地盤の自民党県議5人全員がそろう。県内の経済10団体のうち、最大規模の農民連盟を含む5団体が推薦し、「県連公認」が錦の御旗だ。上杉は8月4日、市内で農業関係者約60人に、「敵は中山氏じゃない。民主党が推薦する川村氏だ」と述べ、今後は矛先を民主党に向けるよう訴えた。

 一方、中山は、北朝鮮拉致問題への取り組みで知名度の高い妻、恭子と二人三脚で巻き返しを図る。夫妻は4日の昼と夕、宮崎市内の繁華街に立った。恭子が「成彬は一生懸命働く」と訴えると、道行く人が握手を求めて集まってきた。11日には町村が応援に訪れる。

 民主党などが推薦する無所属、川村秀三郎は、「政権選択選挙にもかかわらず、自民党のまとまりのなさは、国民に何を訴えるのかという点からも、極めてわかりづらい」と自民批判のボルテージを上げる。(敬称略)

(2009年8月7日 読売新聞)

4067千葉9区:2009/08/20(木) 23:44:20
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090808_01.htm
政権選択の夏
(7)公募はしたけれど

 青森県五所川原市で伝統の「立佞武多(たちねぶた)」祭りが始まった4日。「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」のかけ声と笛や太鼓の音が飛び交う中、「太宰治生誕百周年」のたすきを付けた津島淳は必死に声を張り上げた。

 「新聞でお騒がせしています。太宰の孫の津島淳です」

 津島は、自民党前衆院議員の雄二を父に、作家・太宰治の娘を母に持つ。しかし、つい半月前までは、自分が今回の衆院選に出馬するとは思ってもいなかった。

 雄二は衆院解散直前の7月19日、「若い人が次の時代を開く政治の必要性を感じた」と突然、引退を表明した。前夜に電話で知らされた淳は、驚きながらも、「私も政治家を目指します」と決意を伝えた。

 党青森県連会長の大島理森は20日、「開かれた党として広く人材を集め、活力を再生したい」と、後継は公募で決めることを宣言した。ただ、県連では当初から、「雄二の地盤(後援会)、看板(知名度)、かばん(資金)を継ぎ、短期決戦に対応できるのは淳だけだ」「太宰治の生誕百周年のブームに乗れるかもしれない」と淳の出馬を求める声が強かった。

 29日、県内外の応募者20人から淳が選ばれると、反発の声がわき起こった。「公募は世襲批判をかわすための出来レース」という見方があったところに、県連が最終選考での県議らの無記名投票の結果を発表せず、演説もプライバシー保護を理由に公開しない対応をとったからだ。地元メディアは「不透明な選考過程」と報じた。

 党本部では、公認決定に影響力を持つ選挙対策副委員長の菅義偉がもともと世襲制限を主張していた。党は31日、淳の公認見送りを決めた。

 収まらないのは大島だ。同日夜、党幹事長の細田博之に電話し、「(公認しない理由は)世襲ということか。公募をきちんとやっている。強く抗議する」とかみついたが、細田は「世襲に問題があると強く言う人がいる。理解してほしい」と繰り返すばかり。県連は淳を独自に「公認」した。

 「県連公認」は公式には無所属候補となり、選挙運動の面で様々なハンデがある。世襲批判も消えないが、陣営幹部は「それでも津島後援会の組織をフル稼働させられるのは淳しかない」とプラス面を強調する。

 対する民主党の横山北斗の陣営では「世襲政治の是非を積極的に問うべきだ」という声がある。一方で、「親子で攻めてくる敵を結束させる結果になる」という見方も出ている。

 横山は「無所属では有権者との約束を果たせる保証はなく、無責任だ」と指摘しており、淳が自民党の公認を得られなかった点を攻める構えだ。



 あまりにも突然の離党だった。

 7月21日の衆院解散直後、自民党神奈川県議の土井隆典の携帯に山内康一から電話が入った。「今解散になりました」と言う山内に、「頑張ろうな」と声をかけようとした土井の耳に、思いもかけぬ言葉が飛び込んできた。

 「実は離党します」

 土井は言葉を失った。

 山内は2005年の前回衆院選に自民党県連の公募候補として出馬し、初当選した。福岡出身の「落下傘」候補だった山内を、選挙事務所設営から家探しまで面倒を見たのが土井だった。土井は自らのホームページに「裏切られた気持ちでいっぱいだ」とつづった。

 県連は後継候補を見つけられず、前回に続く公募を決めた。募集期間は4日間で、8月9日に最終選考を行う窮屈な日程だ。ただ、山内離党の苦い経験から、地元には「公募アレルギー」も出ている。幹事長の竹内英明は「将来も含め、覚悟があるかどうかを面接でしっかり確認する」と語る。

 捲土重来を期す民主党の笠浩史にとっては、自民党の混乱は好機だ。しかし、「公募で知名度のある人が出てくると想定し、選挙活動をしている」と述べるなど、陣営を引き締めている。(敬称略)

(2009年8月8日 読売新聞)

4068千葉9区:2009/08/20(木) 23:44:59
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090811_01.htm
政権選択の夏

(8)首相おひざ元も逆風

 人気アニメ「サザエさん」の曲が会場に流れた。

 「全国各地を走っている皆のため 何でも解決 うちらの誠ちゃん 沿岸道路も開通しましたよ ルルルルルル きょうもいい天気」

 1日午後、福岡県みやま市の公民館で開かれた自民党の古賀誠の「女性の集い」。約400人の出席者が最後に、古賀の応援歌を大合唱した。

 地元には、「誠橋」と呼ばれる橋もあるほどだ。公共事業を通じた地元への貢献をたたえる歌に、古賀は照れ笑いを浮かべた。

 これまで古賀は、衆院選の投開票日までに選挙区に入ることは少なかった。まして今回は、自民党全体の戦いに目を配る選挙対策本部長代理の職にある。その古賀が地元に張り付き、必死で組織を固めている。

 大牟田市の夏の風物詩とされる7月25日の「大蛇山まつり」には、白い法被とねじり鉢巻きをつけて踊る古賀の姿があった。毎年顔を出しているが、選挙直前の今年は、1万人の参加が見込まれる「総踊り」は支持獲得のチャンスだ。若者から記念撮影や握手を求められると、両手でVサインを作って上機嫌で応じた。

 最近は、小学校区ごとに数十人から100人程度の会合を重ねている。30年以上前から古賀を知る地元の市議が「かつてない危機感だ」と漏らすほどだ。

 理由は、党への逆風ばかりではない。民主党代表代行の小沢一郎が、代表だった昨年9月、古賀の元秘書で古賀が仲人もした前八女市長の野田国義を対抗馬に擁立し、「下克上選挙」に持ち込んだことが大きい。

 小沢の狙いはこうだ。

 福岡は首相の麻生太郎のおひざ元だ。その福岡で最低でも全11区の過半数を制する。選挙を仕切る古賀の落選はその象徴となる――。

 古賀のもとにいた野田なら、古賀票の引きはがしを見込めるというわけだ。

 古賀は5日、大牟田市での会合でこう語った。

 「苦しい選挙戦だが、30年の政治活動の集大成として悔いのないようにしたい」

 対する野田は6日夜、日中の暑さが残るみやま市の小さな公民館で、約30人の聴衆に「福岡7区から政権交代ののろしを上げてください」と訴えた。

 隅々まで後援会組織を張り巡らせる古賀の前に、野田陣営は一時、手詰まり状態に陥っていた。勢いを取り戻したのは、6月の小沢の訪問がきっかけだ。

 小沢は、柳川市内の料理店に野田後援会の幹部ら約100人を集めた。名産のうなぎ料理を前に、小沢がお酌して回った相手の中には、古賀後援会の元幹部もいた。野田は「各地域で核になる人をつくれ、という『小沢流』を学んだ」と意を強くした。

 多くの首長が「私は古賀先生と心中する」と公言するなど、古賀の「壁」はなお厚い。それでも、野田は「自民党が下野したら、どんな大物政治家でもただの野党議員だ」と強気だ。



 麻生も6日、首相就任後初めて選挙区に入った。演説会場となった飯塚市の広場には7000人が集まり、せみ時雨をかき消すほどの「太郎コール」が起きたが、マイクを握った麻生は自らの失言などに触れ、「私の力不足。心からおわび申し上げます」と頭を下げた。

 麻生陣営は、「首相といえども楽観はできない」と組織を引き締めている。しかし、全国を飛び回る麻生が再び選挙区に入るのは難しい。

 「おやじが厳しいので帰ってきました。よろしくお願いします」

 麻生の窮状を見て、米国の大学に留学している24歳の長男が一時帰国した。父親から譲られ、裏地に「TA」というイニシャルが入ったスーツを着て、支持者を回っている。

 対する民主党の山本剛正は、地縁のない「落下傘」候補だ。県連が2007年に擁立を決めてから、街頭演説は3500回、戸別訪問は2万軒を超えたという。

 「麻生政権ができた時は、邪魔者扱いされ、心が折れそうになった。それに比べれば、今は地獄から天国に来たようなものだ」と、相手への逆風を自らの追い風にすることに手応えを感じている。(敬称略)

(2009年8月11日 読売新聞)

4069千葉9区:2009/08/20(木) 23:46:45
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090814_01.htm
政権選択の夏
(9)「第3極」への道険し

 無所属の元経済産業相・平沼赳夫はこの日、冗舌だった。

 西日本有数の桜の名所、岡山県津山市の津山城跡近くのホテルで8日夕に開かれた女性後援会の会合。約200人の女性を前にあいさつに立った平沼は、ジャーナリストの櫻井よしこへの講演依頼から話を始めた。

 「平沼さんからは(謝礼を)いただかないわ」

 平沼が、櫻井の独特の声色をまねると、会場は大きな笑いに包まれた。

 しかし、自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)の話題になると、口調は一変した。

 「ローマ時代末期が頭に浮かんだ。パンとサーカスだ」

 両党が子育てなどに関し、「無償化」や「手当」を乱発する様子を、ローマ帝国の政治家が市民の関心を引こうと、食べ物と娯楽をふんだんに提供した故事になぞらえたのだ。「帝国はばらまき合戦で滅亡した。両党を見るとそんな気持ちが起こる」と批判すると同時に、「迎合政治はしない。絶対にぶれない」と自らの信念を強調した。

 平沼は2005年、郵政民営化に反対して自民党を離党した。「誇り高き無所属」を貫き、元衆院議員ら17人でつくる「平沼グループ」を率いて衆院選に挑む。06年に患った脳梗塞の後遺症もほぼ消え、「今では1時間の演説を1日4回もできる」という。

 5議席以上を確保し、与野党とも過半数に届かない状況に追い込む。自民、民主両党を巻き込んだ「健全な保守勢力」を結集し、「第3極」としてキャスチングボートを握る――。

 平沼が描く衆院選後のシナリオだ。7月5日には、弟分である自民党の中川昭一(前財務・金融相)の地元、北海道帯広市に駆けつけ、「中川先生と合体し、日本にいい政治の流れを作っていきたい」と訴えた。

 民主党はそんな平沼に秋波を送ってきた。代表代行の小沢一郎は代表時代、ゴルフや食事を共にし、7月25日のテレビ番組では、最高顧問の渡部恒三が平沼と共演し、「一緒に内閣をつくりましょう」と誘った。

 ところが、約2週間後の今月10日。小沢は岡山市内で記者会見を開き、弁護士の西村啓聡の擁立を発表した。連携を明言しない平沼に、事実上の「絶縁状」をたたきつけたわけだ。小沢はカメラを構える報道陣に「表情が硬いか」と笑いかけるなど、吹っ切れたように西村をもり立てた。

 自民党の阿部俊子の陣営は、こうした動きを追い風にしようと、活動にさらに熱を込めている。阿部は05年の衆院選に平沼の「刺客」として立ったが、及ばなかった。しかし、選挙後には家族とともに移り住み、そのころから使っている車の走行距離は20万キロを超えた。地元滞在も、年250日を数える。

 陣営幹部の一人は「民主支持層の票が割れる可能性が出てきた。そうなれば、地域密着の成果が必ず出てくる」と語る。



 「脱官僚、地域主権、生活重視。私たちは覚悟を持って旗印の下に集まった」

 11日午後、那須高原にほど近い栃木県大田原市の集会施設。みんなの党代表の渡辺喜美が地元後援会の約300人を集め、結党への理解を求めた。政界再編を目指し、1月に自民党を飛び出した渡辺だが、副総理や蔵相を歴任した父・美智雄譲りの地盤は強固だ。自民党は対抗馬擁立をすでに断念し、民主党も手控えている。

 しかし、単独での政権獲得に自信を強める民主党は、渡辺への配慮からけん制に態度を変え始めた。小沢は平沼への対抗馬擁立を発表した10日の記者会見で、「渡辺氏の姿勢が自公政権を代えると明確には取れない。公認候補擁立がある、かもしれません」と含み笑いを漏らしながら語った。

 渡辺はすぐさま、13日の日本外国特派員協会での講演で、「民主党と方向性は似通っており、選挙後の連立の可能性はある」と強調してみせた。最近は、周囲にこう漏らしているという。

 「民主党が勝ちすぎると、出番がなくなる」(敬称略)

(2009年8月14日 読売新聞)

4070千葉9区:2009/08/20(木) 23:47:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090815_01.htm

(10)政界再編強い思い

 「正義をつらぬく白い鳩」

 前総務相の自民党の鳩山邦夫が羽織る法被には、すっかりおなじみとなった“鳩山語”が躍っている。

 5日夜、福岡県久留米市。法被姿の鳩山は、筑後川の花火大会に向かう浴衣姿の女性らと握手を繰り返していた。「新党を作って下さい」と声をかけられると、鳩山は「選挙後にね」と機嫌よく応じた。

 不祥事が相次ぐ日本郵政を糾弾して「正義の実現」を唱え、政治資金収支報告書の虚偽記載問題を抱える民主党代表の兄・由紀夫を「黒い鳩」と攻撃する鳩山。4日の夏祭りでは、100メートルを歩いただけで名刺2500枚がなくなったといい、「『正義』は非常によく浸透している」と満足げだ。

 鳩山は、持論の政界再編論も引っ込めない。2日、大川市で開いた総決起集会では「選挙後、政界はぐじゃぐじゃになる。絶対に政界再編成が起きる」と言い切った。まず自民党内で、地方分権や環境政策などで自らに近い勢力の拡大を目指す一方、新党も視野に他党からの同調者を募る、というのが戦略のようだ。

 だが、鳩山が政界再編絡みの発言を続けることに、地元の自民党関係者の心中は穏やかではない。「政界再編=離党」につながりかねないからだ。

 6月上旬、久留米市内の鳩山の事務所で、後援会の最高幹部ら数人が鳩山と向き合ってくぎを刺した。

 「ほかにどんなことをやってもいい。しかし、自民党を離党するとか、そんなことは言わんでくれ」

 鳩山の政治歴はめまぐるしく変わった。自民、新進、民主党を渡り歩いた末に自民党に戻り、選挙区も東京2区、東京18区から、祖父が久留米市で「ブリヂストン」を創業した縁で、福岡6区に「国替え」し、その間、東京都知事選にも立候補した。こうした鳩山の動きも、支持者の不安を増幅させている。

 ある久留米市議は「鳩山が自民党を離党したら、我々は応援しない。離党などでけんよ」とけん制を強める。

 一方、民主党の古賀一成は鳩山と東大の同級生だが、鳩山と違い、中学、高校を久留米市で過ごしたことを売り物にする。街頭演説で「私の血の中には筑後川の水が流れている。この地で負けるわけにはいかない」と地元密着を訴える。

 7月19日には、菅代表代行が応援に駆けつけた。菅と鳩山は民主党結党をともにしながら、2003年の衆院選では東京18区(武蔵野市など)で争った因縁の間柄だ。菅は西鉄久留米駅前で、「東京のど真ん中で生まれ育った人が『おれは九州男児だ』なんて言えますか。(鳩山は東京18区で)『骨をうずめる』と言っていた」と皮肉った。

 今月13日夜、久留米市内で鳩山と古賀の公開討論会が行われた。鳩山は「自民党の腐っている部分を内部から変えてやろうと思い、自民党で戦います」と強調した。だが「新党を作るべきか迷いました」とも吐露し、最後は思わせぶりな言い回しで締めくくった。

 「『自公政権が良い』という人はごくわずか。『民主党が良い』も少ない。古賀先生と私が話し合って決めていける、安定した政治を国民は推している」

 古賀も苦笑せざるを得なかった。(敬称略)

(2009年8月15日 読売新聞)

4071名無しさん:2009/08/20(木) 23:51:55
総選挙、関心高いが期待薄? 朝日新聞世論調査
朝日新聞社が衆院選の序盤情勢調査と併せて18、19の両日実施した世論調査によると、今回の衆院
選に「大いに関心がある」と答えた人は54%に達した。郵政解散で国民の関心が高まった05年衆院選
の時の調査と同じ数字で、高い関心度の表れといえる。「少しは関心がある」は37%(05年調査では38
%)、「関心はない」は9%(同7%)だった。

「大いに関心がある」とする人の衆院選での投票動向を探ると、比例区投票先を答えた人のうち、自民は
24%なのに対し、民主は57%。05年に自民47%、民主33%だったのと逆転している。

政権交代が起きたら日本の政治が「よい方向に向かう」と思う人は24%で、「変わらない」が56%を占め
た。「悪い方向に向かう」は8%。比例区で民主に投票すると答えた人の中でも「よい方向」との答えは41
%で、「変わらない」とする46%の方が多かった。

公示直前に実施した世論調査でも、子ども手当など民主党の目玉政策への評価の低さが浮き彫りになっ
ている。有権者による「政権交代願望」の強さは情勢調査結果でも表れたが、それが民主党の政策や政権
運営への期待の反映とはいえないようだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0820/TKY200908200278.html

4072千葉9区:2009/08/20(木) 23:59:03
493 :無党派さん:2009/08/21(金) 23:07:22 ID:MxlFJRnd
日テレ&讀賣&政治広報センター合同世論調査 調査対象:全国約25万人
民主300を超える勢い、自民100議席割れも、公明も苦戦、共産躍進、社民・国民・日本苦戦、みんなは悲劇的状況

宮川隆義@NEWSZERO
・民主300議席超の可能性が高い、自民は100割れもあり得る
・民主に全国的に風が吹いている
・新人候補でも民主の看板だけで大きな支持
・自民のベテラン、閣僚経験者は大苦戦
・共産の候補者絞り込みで民主候補が優位に
・無党派層で民主は自民に小選挙区でダブルスコア、比例でトリプルスコア近い
・共産は京都1、埼玉8で議席確保の可能性、さらに比例で20議席狙える状況、最低でも13は固めた
・自民は支持層の7割しか固めきれていない
・公明は下手すると選挙区は全滅、比例も20割れがあるかも知れない
・社民は比例で大苦戦。国民・日本は選挙区でしか議席が取れない状況。みんな・大地は全滅の可能性も
・重視する政策は社会保障、景気雇用、子育ての順
・態度未決定者は小選挙区で25%、比例で16%

4073おま天:2009/08/21(金) 00:34:37
>>4072
それデマがかなり混ざってますよ。

>・共産は京都1、埼玉8で議席確保の可能性、さらに比例で20議席狙える状況、最低でも13は固めた
>・公明は下手すると選挙区は全滅、比例も20割れがあるかも知れない
>・社民は比例で大苦戦。国民・日本は選挙区でしか議席が取れない状況。みんな・大地は全滅の可能性も

私が見ていた限り、この3つはなかったと思います。
それと解説していたのは、いつもの粕谷政治部長ですね。

4074千葉9区:2009/08/21(金) 00:51:46
マジだ
失礼しやした
読まずに貼るとこういう失敗をやらかす汗

4075山口新聞男:2009/08/21(金) 01:15:59
見出しでも、合ってるのは
「民主300を超える勢い」だけですね

で、結果予想スレから転載

1274 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/08/21(金) 01:09:30
康夫や辻元は接戦その他に含まれてるんでしょうか。

NNN ZERO8/21放映

民主300議席を超える勢い
自公半分以下に

東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫の102選挙区
自公優勢  5
接戦その他 18
民主優勢  79


自民4連勝・94選挙区
優勢  12
接戦  36
劣勢  46

無党派の投票予定
         自民 民主
小選挙区 15.8  31.3
比例代表 12.5  35.8

4076やおよろず ◆U3upeXXkAk:2009/08/21(金) 03:59:55
民主300議席超す勢い…衆院選情勢調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00050.htm?from=navr

 読売新聞社は30日投票の第45回衆院選を前に18日から20日までの3日間、全国の有権者約11万人を対象に世論調査を行い、全国総支局などの取材を加味して、序盤の情勢を探った。

 民主党は小選挙区選、比例選ともに自民党を圧倒しており、単独で過半数を確保し、300議席を超す勢いだ。

 自民党は、都市部に加え、伝統的な保守地盤である農村部でも、民主党候補に支持を奪われ、公示前議席の300議席から激減する見込みだ。

 公明党は公示前議席を固めきれず、苦戦している。投票態度を明らかにしていない人が、小選挙区選、比例選ともに2割前後おり、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。

 衆院選には、小選挙区選(定数300)に1139人、11ブロックの比例選(定数180)に888人(比例単独候補は235人)の計1374人が立候補している。

 小選挙区選に271人を擁立した民主党は、全体の7割強を占める200人弱の候補者が当選有力になり、さらに40人前後が当落線上で優位に立つなど圧倒的な戦いぶりを展開している。

 小選挙区選に289人を擁立した自民党は、当選が有力な候補は限られており、大苦戦を強いられている。当選可能性のある候補が今後健闘すれば90人に近づく可能性がある。自民党は、社民、国民新の両党候補らと対決する選挙区では善戦しているが、対民主党では苦戦している。

 公明党も前議員8人が立候補したが、全員当選は難しい情勢だ。東京や大阪で厳しい接戦となっている。

 社民、国民新、みんなの党の3党は、いずれも小選挙区で2議席確保の可能性が高い。比例選も合わせて、公示前勢力を維持出来るかどうかの戦いとなりそうだ。共産党は小選挙区で苦戦するが、重視する比例選で公示前勢力の9議席を固め、さらなる議席の上積みをうかがう。

 比例選では、民主党が、前回衆院選で自民党が獲得した77議席を上回り、80議席台に乗る勢いだ。自民党は伸び悩み、50議席台の公算が大きい。

 国政選の世論調査では、具体的な投票先を明らかにしない人が3、4割を占めるケースが多いが、今回は小選挙区選、比例選ともに少なく、特に比例選では2割を切った。解散から投開票まで40日間の長期間だったこともあり、具体的な投票先をすでに決めている有権者が多いとみられる。

(2009年8月21日03時03分 読売新聞)

4077神奈川一区民:2009/08/21(金) 04:41:22
朝日新聞の8月21日付
選挙区毎の情勢が掲載さ
れていたので、一部を書
き込みます。

神奈川一区 △中林
神奈川二区 互角
神奈川三区 ○岡本
神奈川四区 △長島
神奈川五区 ○田中
神奈川十二区 ○桜井
神奈川十四区 ○本村
神奈川十七区 △神山
神奈川十八区 ○樋高

4078千葉9区:2009/08/21(金) 07:13:53
>>4076
みんな:江田当確
国民新:殿亀はまだ

40人が当落線上

民主:200+80=280+α
自民:90+50=140−α

こんなとこか

4079名無しさん:2009/08/21(金) 07:35:56
朝日150序盤選調査

*03自05自の76選挙区のうち
民主優勢:37選挙区(北海道5、静岡3)
民主やや優勢:13選挙区(京都1、広島13)
接戦:14選挙区(大分2)
自民ややリード:3選挙区(島根2)
自民優勢(群馬5)
愛知9:海部が厳しい戦い
和歌山3:競り合う

*03民主05自民30選挙区
民主優勢:23選挙区(東京1、福岡3)
民主やや先行:6選挙区(神奈川4)
社民優勢:1選挙区(大阪10)

*03民05民24選挙区
すべての選挙区で安定

*公明
大阪3:接戦
大阪16、兵庫2:公明が厳しい

4080名無しさん:2009/08/21(金) 07:45:00
北海道:5区12区民主
青森:2・3接戦
宮城:4区やや民主
秋田:2区 自民と川口接戦
福島:1・3・5民主
茨城:2・7接戦
栃木1:民主
群馬3:民主
埼玉8・10・11・13:民主
千葉:9民主、11やや民主、12接戦
東京:14・23民主、4・13・16・やや民主、9接戦、11 22自民
神奈川 略
山梨3:民主
新潟3:民主
富山3:接戦
石川3:民主
福井:1接戦、3民主
長野:4民主、5接戦
静岡:3・4民主
愛知:9・13民主
三重:1民主、4やや民主

そろそろ時間なのでおしまい

4081名無しさん:2009/08/21(金) 07:47:00
あと鹿児島4 沖縄4も民主

4082千葉9区:2009/08/21(金) 07:54:34
自分です。
途中で気づいたこと「自民が勝てる選挙区」をリストアップしたほうが早かったorz

4083名無しさん:2009/08/21(金) 15:06:09
北海道
民主   5区以外
自民   5
比例   民主3、自民2、大地2、公明1
     民主14、自民3、大地2、公明1
東北
民主   青森1、3、岩手全部、宮城4区と6区以外
     福島1区以外、秋田2区以外、山形3区以外
自民   青森2、4、宮城4、6、福島1、山形3
無所属  秋田2(野党系)
比例   民主7、自民4、公明1、社民1、共産1
     民主25、自民10、公明1、社民1、共産1、無所属1

4084名無しさん:2009/08/21(金) 15:16:34
北関東
民主   茨城1、3、5、6、栃木3区と5区以外、群馬4区と5区以外
     埼玉11区以外
自民   茨城2、4、栃木5、群馬4、5
みんな  栃木3
無所属  茨城7(自民系)、埼玉11(平沼系だが連合推薦)
比例   民主9、自民7、公明2、共産1、社民1
     民主33、自民12、公明2、みんな1、共産1、社民1、無所属2
東京
民主   14、17区以外
自民   11、14、17、25
社民   8
比例   民主8、自民5、公明2、共産1、日本1
     民主28、自民9、公明2、共産1、社民1、日本1

4085名無しさん:2009/08/21(金) 15:29:32
ここまでの合計
民主100、自民34、公明6、社民3、共産3、大地2、みんな1、日本1、無所属3
南関東
民主  千葉10、11、12以外、神奈川8、11、13、15以外、山梨全部
自民  千葉10、11、12、神奈川11、13、15
みんな 神奈川8
比例  民主10、自民6、公明3、共産1、社民1、みんな1
    民主37、自民12、公明3、共産1、社民1、みんな2
北信越
民主  長野5区以外、新潟全部、富山1、石川1、福井1、2
自民  長野5、富山2、石川2、3、福井3
無所属 富山3(民主党系)
比例  民主5、自民3、公明1、国民1、共産1
    民主19、自民8、公明1、国民1、共産1、無所属1
ここまでの合計
民主156、自民54、公明10、社民4、共産5、大地2、みんな3、国民1、日本1、無所属4

4086名無しさん:2009/08/21(金) 15:41:34
東海
民主 静岡3区以外、愛知全部、三重5区以外、岐阜1、3、5
自民 静岡3、三重5、岐阜2、4
比例 民主11、自民6、公明3、共産1
   民主40、自民10、公明3、共産1
近畿
民主 滋賀全部、京都5区以外、大阪6、10、13、14、15区以外、兵庫8、9区以外   
   奈良4区以外、和歌山3区以外
自民 京都5、大阪14、15、兵庫9、奈良4、和歌山3
公明 大阪6、兵庫8
社民 大阪10
国民 大阪13
比例 民主12、自民8、公明4、共産3、日本1、社民1
   民主50、自民14、公明6、共産3、日本1、社民2、国民1
ここまでの合計
民主246、自民78、公明19、共産9、社民6、みんな3、日本2、国民2、大地2、無所属4

4087とはずがたり:2009/08/21(金) 15:41:40
秋田2は社民をものともせず川口が優勢ですねぇ〜。

朝日は生駒帰る迄我慢。

4088名無しさん:2009/08/21(金) 15:50:35
中国
民主  岡山3区以外、広島1、6区以外、山口2、鳥取2
自民  広島1、鳥取1、島根1、山口2以外
国民  広島6、島根2
無所属 岡山3(平沼)
比例  民主5、自民4、公明1、国民1
    民主16、自民10、公明1、国民3、無所属1
四国
民主  徳島1、2、香川1、2、愛媛1、3、高知1、3
自民  徳島3、香川3、愛媛2、4、高知2
比例  民主3、自民2、公明1
    民主11、自民7、公明1
ここまでの合計
民主273、自民95、公明21、共産9、社民6、国民5、みんな3、日本2、大地2、無所属5

4089名無しさん:2009/08/21(金) 16:04:24
九州
民主  福岡8、11以外、佐賀1、長崎4以外、熊本1、2、大分2以外、鹿児島1、沖縄3
自民  福岡8、11、佐賀1以外、長崎4、熊本3、4、宮崎1以外、鹿児島2、4、5、沖縄4
社民  大分2、熊本5、沖縄2
国民  鹿児島3、沖縄1
無所属 宮崎1(民主、社民、国民推薦)
比例  民主9、自民7、公明3、社民1、共産1
    民主29、自民19、公明3、社民4、国民2、共産1、無所属1
合計  民主302、自民114、公明24、社民10、共産10、国民7、みんな3、大地2、日本2
    無所属6(うち平沼と中村以外野党系)
    民主は302人で民主党系無所属を加え304議席
    自民は自民党系無所属を加え116人と6割減

4090名無しさん:2009/08/21(金) 16:10:29
>>4083-4089
これはどこの調査ですか?

4091名無しさん:2009/08/21(金) 17:38:50
>>4090
結果予想スレに入れようとして
誤爆しました

4092北海道1区:2009/08/21(金) 18:12:40
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−1
----------
※小選挙区で横一線やデットヒート、三つどもえなど競り合いしている場合でも、先に名前のあるほうが有利だと判断しました。
※比例区では、記事になっている具体的な数字を足して定数を満たせば、そのままアップしています。



〈北海道小選挙区〉
民主 1〜12

〈北海道比例〉8
民主 4
自民 2
大地 1〜0
公明 1〜0
共産 0〜1


〈東北小選挙区〉
民主 青森1・3/岩手1〜4/宮城1〜5/秋田1・3/山形1・2/福島1〜5
自民 青森2・4/宮城6/秋田2/山形3

〈東北比例〉14
民主 7
自民 4〜5
公明 1
共産 1
社民 0〜1

4093北海道1区:2009/08/21(金) 18:14:08


〈北関東小選挙区〉
民主 茨城1〜7/栃木1・2・4/群馬1〜3/埼玉1〜10・12〜15
自民 栃木5/群馬4・5
みん 栃木3
無所 埼玉11

〈北関東比例〉20
民主 10
自民 6
公明 2
共産 1
みん 1


〈東京小選挙区〉
民主 1〜7・9・10・12〜16・18〜24
自民 8・11・17・25

〈東京比例〉17
民主 8
自民 5
公明 2
共産 2


〈南関東小選挙区〉
民主 千葉1〜11・13/神奈川1〜10・12・14・16〜18/山梨1〜3
自民 千葉12/神奈川11・13・15

〈南関東比例〉22
民主 9
自民 6
公明 3
共産 2
社民 1
みん 1

4094北海道1区:2009/08/21(金) 18:27:13
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−3

〈北陸信越小選挙区〉
民主 新潟1〜6/富山1/石川1〜3/福井1〜3/長野1〜5
自民 富山2
無所 富山3

〈北陸信越比例〉11
民主 5
自民 4
公明 1
共産 1


〈東海小選挙区〉
民主 静岡1〜6/愛知1〜12・14・15/岐阜1・3・5/三重1〜5
自民 静岡8/愛知13/岐阜2・4
無所 静岡7

〈東海比例〉21
民主 10〜11
自民 5〜8
公明 3〜2
共産 1
社民 0〜1

4095名無しさん:2009/08/21(金) 20:06:15
本日の朝日は要約版みたいなのは載っていましたが、読売は詳細版が載っていました。

朝日は経費節約のため詳細は無くなったのかな。

だから全選挙区の詳細が載っている読売を買って読んでオドロキ。

4096名無しさん:2009/08/21(金) 20:13:16
朝日は今回は150選挙区しか調査しなかったみたいですよ。
また、選挙戦中盤に改めて300選挙区調査をするとあります。

4097名無しさん:2009/08/21(金) 20:16:52
明日の日経を買う必要はないかも。
>いずれも「本社調査」をうたいながら実際には合同調査だったことがわかった。

http://www.cyzo.com/2009/08/post_2620.html

読売と日経が隠蔽した !?「民主党圧勝」世論調査の"秘密"

 読売新聞と日経新聞が本日21日付け朝刊1面トップで、「衆院選で民主党圧勝」との世論調査結果を同時掲載しているが、いずれも「本社調査」をうたいながら実際には合同調査だったことがわかった。

 日本を代表する大手新聞2紙が自前で調査する費用を捻出できなくなったことが理由とみられ、新聞業界の深刻な経営事情を浮き彫りにしている。

 21日の朝刊2紙は1面トップで「民主300議席超す勢い 衆院選情勢 本社11万人調査」(読売)、「民主圧勝の勢い 300議席超が当選圏」(日経)と見出しにとり、今月30日実施の衆院選で民主党が単独過半数をとる情勢にあると報じている。

 1 面の記事はともに「読売新聞社は......全国の有権者約11万人を対象に世論調査を行い」「日経新聞は......全国の有権者約21万人を対象に約11万人から有効回答を得た」と書き出し、自前の調査であることを強調しながらも、11万人の調査データを基に分析したことに触れている。

 しかし、通常、明らかにすることになっている世論調査の方法について両者の対応は分かれた。日経では、8月18日から20日にかけ、日経リサーチが乱数番号(RDD)方式により電話で実施し、51.2%の回答率だったことを明記しているのに対し、読売は調査方法を明らかにしなかった。

「今回、読売は日経リサーチに調査を依頼したようです。実は、昨年10月解散を取りざたされたときにすでに読売は、億単位の費用をかけた大がかりな自前の世論調査を実施していて、あらためて調査するだけの余裕がなかったようですね。それでも、今回も日経サイドにはそれに近い額の支払いをしたようで、読売と日経が組んだ異例の大規模調査になっています」(大手メディア幹部)

 不況になれば、大手企業が合併や業務提携をするのは世の趨勢で、ビール業界で起きたキリンとサッポロの経営統合の動きには公正取引委員会も目を光らせる。

 読売と日経はすでに朝日新聞との間で共同運用サイト「あらたにす」をスタートさせ、その寡占化の弊害も懸念されている。

 巨大な部数を誇る大手2紙による合同調査は、一歩間違えれば大きな世論誘導にもつながりかねないだけに、客観性を担保するためにも調査方法を明らかにすることは必須だろう。

 これに対して、読売新聞広報部に聞いたが「今日(21日)はもう担当者がいないので回答できない」とのことだった。しかし、読者サービスセンターに問い合わせると「日経との合同調査である」ことは認めた上で、「なぜ、そのことを明示しなかったのか?」という問いには、「こちらではわからない」ということだった。

 一方、日経新聞広報部も、本日中(21日)に回答するのは難しいということだった。
 なぜ、両社とも合同調査であることを明示しなかったのか? それによる影響をどう考えているのか? 回答が揃い次第、報告したい。

4098小説吉田学校読者:2009/08/21(金) 20:52:07
>>4097
なんじゃ、こりゃ。まあ、基数は同じでも取材情勢を加味しているから、そこらへんに変化があるのか。
果たして「300をうかがう」か「300超の勢い」か。全く予断を許さない。

さて、東京11は下村逃げ切りか。こうなるの分かってたんだからさあ。有権者から梯子を外したツケはボディブローのように効いてくるかもしれない。

【09衆院選】新党日本 有田氏の出馬取り下げも 参院繰り上げで
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090821/elc0908211441003-n1.htm

 新党日本の田中康夫代表は21日、自らの参院から衆院へのくら替え出馬に伴い、22日に開かれる参院比例代表の選挙会で東京11区に立候補している有田芳生氏の繰り上げ当選が決まれば、衆院選の立候補取り下げもあり得るとの考えを示した。都内で記者団に述べた。
 田中氏は21日、有田氏と都内で対応を協議し、週明けに衆院選情勢を見極めて再協議することにした。
 有田氏は2007年参院選比例代表で田中氏に次ぐ票を得たが、今回の衆院選で民主党の推薦を得て東京11区に立候補した。参院の選挙会で繰り上げ当選が決まれば、有田氏が28日までに参院当選を辞退しない限り、公選法の規定により衆院選の立候補は自動的に取り下げとなる。

4099名無しさん:2009/08/21(金) 21:18:58
寝言

>自民党の菅義偉選挙対策副委員長が秋田市内で記者団に対し、報道機関の情勢調査の結果につ
>いて「私どもの調査(自民党独自の調査)と乖離(かいり)している。党勢回復の基調は変わっていない」

http://www.asahi.com/politics/update/0821/TKY200908210212.html

《政治決戦24時:21日》「これからが本当の戦い」2009年8月21日13時14分
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 午前 民主党の岡田克也幹事長が京都市内で記者団に対し、朝日新聞に続き、読売新聞、日本経済新聞の調査でも、民主党が300議席を超す勢いであることについて、「全国を回っている実感とはかけ離れた数字だ。これからが本当の戦い。しっかりやった候補者だけが勝ち残れる。その趣旨を徹底させたい」

 同 自民党の菅義偉選挙対策副委員長が秋田市内で記者団に対し、報道機関の情勢調査の結果について「私どもの調査(自民党独自の調査)と乖離(かいり)している。党勢回復の基調は変わっていない」「保守票の回復に全力をあげると同時に、私たちは実現可能な政権公約を掲げているので、民主党の公約ときちっと対比してもらう」

 同 共産党の志位委員長が党常任幹部会で「自公政権退場の流れが圧倒的な国民の声になりつつある。国民の関心も選挙戦の焦点も、自公政権退場後に移ってきている」

 昼 民主党の鳩山代表が鹿児島県日置市で街頭演説し、「私もかつては自民党におった人間だ。というよりも、自民党をつくったのは私の祖父、一郎だ。我が家は子どものころから、政治といえば自民党と相場が決まっていた。問題はその孫が、今は自民党を離れて活動していることだ。今大事なことは、どの政党、政権が国民の暮らしのためにしっかり仕事をできるか、まさにこの1点ではないか」

4100SWERVES:2009/08/21(金) 21:29:17
読売新聞・神奈川面詳細
買ってきたので要約しておきます。

01区◆中林優位 松本追い上げ
中林|民8割、国社の支持、無党派リード、各年代から支持
松本|自公8割、無党派が課題

02区◆三村菅、激しく競り合う
三村|民8割、無3割、男性から高い支持、30代60代で優位
菅 |自8割、公9割、民1割、無2割、主婦から支持、20代70歳以上で高い支持

03区◆岡本小此木、激しく競り合う
岡本|民8割、無党派から一定の支持、40代〜60代やサラリーマンの支持
小此|自公7割、幅広い年代の支持、無党派取り込みカギ

04区◆長島先行、林追い、浅尾も絡む
長島|民6割
林 |自6割、公8割
浅尾|無3割、民主支持層の取り込みカギ

05区◆田中先行、坂井激しく追う
田中|民8割、無党派からも支持、自の一部に食い込む、全ての年代に浸透
坂井|自6割、公7割、無党派が課題

06区◆池田優位、上田追い上げ
池田|民8割、社半数、自の一部からも支持、女性から4割の支持
上田|公9割、自4割にとどまる、無党派浸透カギ

4101SWERVES:2009/08/21(金) 21:30:32
07区◆首藤が鈴木を頭一つリード
首藤|民8割、サラリーマンや主婦層の4割が支持
鈴木|自7割、公6割、サラリーマンの3割が支持

08区◆江田ややリード、山崎福田追う
江田|無4割、民3割、自にも食い込む
山崎|民5割
福田|自5割、公からも支持

09区◆笠安定、中山追いかける
笠  |各年代から幅広い支持、無3割、自公3割に食い込む
中山|自5割、公3割、態勢固めに懸命

10区◆城島ややリード、田中追い上げ
城島|民8割、無にも支持広げる、30代40代に浸透、サラリーマンや自営業者から支持
田中|自7割、公6割、50代以上で厚い支持、無党派取り込みが課題

11区◆小泉横粂、競り合い
小泉|無党派を重視するが浸透しきれず、自主投票の公明は確保
横粂|民8割

12区◆中塚、桜井阿部をリード
中塚|民7割、無にも支持広げる
桜井|かつての学会批判が響き、公の半数しか取り込めず
阿部|社9割、党支持層以外への浸透課題

4102SWERVES:2009/08/21(金) 21:34:19
13区◆甘利橘、激しく競り合う
甘利|自8割、公5割、無3割、50代以上で4割の支持、主婦層などの女性で優位
橘  |民8割、無2割、サラリーマンや自営業者から支持

14区◆本村一歩リード、赤間追う
本村|民8割、無3割、自にも食い込む、30代〜70歳以上で支持、サラリーマン層で他を引き離す
赤間|自公7割、無党派への浸透課題

15区◆河野勝又、しのぎ削る
河野|自9割、公8割、商工自営業者から過半数の支持
勝又|民8割、30代60代で河野に迫る4割の支持

16区◆後藤、亀井を頭一つリード
後藤|民9割、厚木や相模原で幅広い支持、伊勢原でも支持伸ばす、専業主婦層にも浸透
亀井|自7割、50代60代で支持集めきれず

17区◆神山、牧島を離す
神山|民9割、無4割、自からも1割取り込む
牧島|自6割の段階
井上|自1割に食い込む

18区◆樋高優位に
樋高|民9割、社6割、サラリーマンや自営業・主婦層で山際上回る
山際|自7割、公3割しか固められず

文中の「無」は無党派層のことです。

4103千葉9区:2009/08/21(金) 21:35:44
>>4099
4年前、おからも似たようなこと言ってましたね

4104北海道1区:2009/08/21(金) 21:37:24
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−4

〈近畿小選挙区〉
民主 滋賀1〜4/京都1〜4・6/大阪1〜9・11・12・14〜19/兵庫1〜7・10〜12/奈良1〜3/和歌山1・2
自民 京都5/大阪13/兵庫9/奈良4/和歌山3
公明 兵庫8
社民 大阪10

〈近畿比例〉29
民主 13
自民 7
公明 4
共産 3
みん 1
社民 1

4105北海道1区:2009/08/21(金) 21:38:21
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−5

〈中国小選挙区〉
民主 鳥取2/岡山1・2・4/広島2〜5・7/山口2
自民 鳥取1/島根1・2/岡山5/広島1/山口1・2・4
国民 広島6
無所 岡山3

〈中国比例〉11
民主 4〜5
自民 4〜5
公明 1〜2
国民 1


〈四国小選挙区〉
民主 徳島1〜3/香川1・2/愛媛1・3/高知1
自民 香川3/愛媛2・4/高知2・3

〈四国比例〉6
民主 3
自民 2
公明 1

4106北海道1区:2009/08/21(金) 21:38:50
読売新聞 小選挙区・比例の情勢−6

〈九州小選挙区〉
民主 福岡1〜6・9・10/佐賀1・2/長崎1〜4/熊本1〜3/大分1・3/鹿児島1・4/沖縄3・4
自民 福岡7・8/佐賀3/熊本4・5/大分2/宮崎2・3/鹿児島2・5
社民 沖縄2
国民 鹿児島3/沖縄1
無所 宮崎1(川村)

〈九州比例〉21
民主 9
自民 7
公明 3
社民 1
共産 1

4107千葉9区:2009/08/21(金) 21:41:36
>>4097
どうでもいいが経営統合するのはキリンとサントリー
サッポロではない。

4108名無しさん:2009/08/21(金) 21:42:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090821/elc0908212031008-n1.htm

【09衆院選】自民、「民主躍進」報道相次ぎ激しく動揺 民主は引き締め躍起 (1/2ページ)
2009.8.21 20:29
 朝日新聞や読売新聞などが実施した世論調査で民主党優勢を示すデータが相次ぎ、「民主、300議席」などと報じられ、自民、公明両党に動揺が広がっている。特に自民党では支持率は緩やかな回復基調にあるとみていただけに冷や水を浴びせられた形となった。一方、大勝ムードが漂う民主党では引き締めに躍起だ。選挙は投開票日までの1週間が勝負。各メディアの世論調査が終盤戦の選挙情勢にどんな影響を与えるのか。(大谷次郎)

 朝日新聞は18、19両日、150選挙区で電話調査を行い、「民主、300議席をうかがう勢い」と報じた。読売新聞は18〜20日に11万人を対象に世論調査を実施。日本経済新聞も同様の調査を行い、民主党が単独過半数を大幅に超え、自民党は100議席前後になるとの見通しを伝えた。

 自民党では定期的に極秘世論調査を実施している。「麻生降ろし」が吹き荒れた6月末の調査では100議席前後で大敗しかねない数値だったが、7月末の調査では比例を合わせると150議席は確保できるほど党勢を回復していた。民主党で日米FTA(自由貿易協定)をめぐる混乱や、鹿児島県で起きた「日の丸切り張り」問題などが表面化したことも追い風とみて接戦区をてこ入れし、積み上げを狙う算段だった。

 それだけに党執行部は朝日、読売などの調査結果に困惑を隠さない。

 自民各派では各社世論調査の詳細をめぐる情報が錯綜(さくそう)した。ある閣僚経験者は「一発逆転の策があったら教えてほしい」と必死の形相。「もうチェンジ旋風を止めるのは難しい」と肩を落とす候補者もいる。ある閣僚は「こんなんでくじけていては何のために政治家になったか分からん。まだ一週間ある」と自らを励ました。

 河村建夫官房長官は21日午前、愛知県入りしていた自民党の細田博之幹事長と電話で今後の対応を協議。記者会見では「(調査結果は)非常に厳しいが、多くの皆さんが接戦を展開している。ここが踏ん張りどころだ。トレンドだけで日本の運命を託していいのか」と述べた。

 麻生太郎首相は21日、新幹線で移動中に記者団の質問に応じ、「世論調査はよく見る方でもないし、信用もしていないが、1カ月前と今では調査結果が変わってきた感じがする。7月の東京都議選のときが底だった。聴衆の反応は悪くない。有権者は民主党のマニフェストを見て不安に思っていると思う」と楽観的な見通しを示した。

 一方、民主党は「報道の数字は実感とかけ離れている」(幹部)と警戒心を隠さない。岡田克也幹事長は20日夜、各候補者の陣営に「緩んでしまえば最後に逆転される。これから本当に厳しい戦いが始まる」との檄文をファクスで送り、慢心を戒めた。小沢一郎代表代行も21日、秋田県湯沢市内で記者団に「にわかには信じがたい。そういう楽観的な見方はしていない。民主党が国民の心をどこまでつかむことができるかが最大の勝負だ」と党内の引き締める考えを示した。




 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は今週末に終盤情勢調査を実施する。

4109名無しさん:2009/08/21(金) 21:48:02
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908200354.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200908200362.jpg


「民主300議席の勢い」各党に衝撃2009年8月21日1時37分
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支持者と握手を交わす自民党の麻生総裁(首相)=20日午後1時56分、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前、森本浩一郎撮影

車のサンルーフから身を乗り出して支持者らと握手する鳩山民主党代表=20日午後6時42分、和歌山県田辺市のJR紀伊田辺駅前、杉山敏夫撮影

郵政選挙と比べると…
 民主、300議席をうかがう勢い――。朝日新聞が20日報じた総選挙の序盤情勢調査で、各党に衝撃が走った。世論の風向きは、自民党が大勝した05年郵政総選挙と全く逆方向。民主党は揺り戻しを警戒して手綱を締め、自民党は「政権交代旋風」に吹き飛ばされないよう必死だ。

■民主幹部ら「揺り戻し」警戒

 「政権をとって、まず1期4年やらせていただくなかで、消費税の増税などは全く必要ない政権をつくる」

 民主党の鳩山代表は20日、島根県出雲市で演説し、政権交代への意欲を強調した。ともに演説に立った国民新党の亀井久興幹事長は朝日新聞の情勢調査にふれ、こう鳩山氏を持ち上げた。

 「今のままでいけば政権交代は間違いない。鳩山首相が誕生する」

 政権交代への期待の高さは民主党候補も戸惑うほどだ。あるベテランは「駅に立っていても『マニフェストを下さい』と寄ってくる人が多い」と有権者の反応に驚き、別のベテランも「反応がよすぎる。自民党候補もどう戦っていいかわからない選挙になっている」と首をかしげた。

 ある幹部は05年郵政選挙の情勢調査と比較しながら、こう解説した。「(低く見積もっても)単独過半数はいく。『逆郵政』で、300議席とってもおかしくはない」

 4年前とは逆方向の風が吹く。党執行部が「もう勝った気になっている候補がいる」と警戒するのは「上滑り」と「揺り戻し」だ。菅直人代表代行は記者団に「4年前惨敗した大都市は、一瞬にして変わる。楽観はしていない」と強調。岡田克也幹事長は静岡県磐田市での街頭演説で、こう引き締めた。

 「マスコミは今、民主党有利だという。そんなものは全くあてにならない。1週間前の予想は当たったためしはない。あまりに楽観的なものが出ると、必ず反動がある」

 民主党が連立パートナーと見込む国民新、社民両党も別の立場から警戒している。協力関係にあるといっても、民主党に票が集中すれば、苦戦を強いられるからだ。参院は民主党が過半数に届かないため3党共闘が不可欠という事情は変わらないが、有力者が衆院議席を失えば、民主党との力関係も変わりかねない。

 国民新党の幹部は「みんな民主党に流れている。とにかく、勝ち上がらなければ」。社民党の福島党首も20日、仙台市での会見で「もっと比例区重点でやっていきたい」と強調した。民主党政権を前提に、是々非々路線にシフトした共産党の志位委員長は札幌市での会見で「自公政権にもう退場してほしいというのは圧倒的だが、民主党にも不安がある」と牽制(けんせい)した。

 民主党にとっても大勝は良いことばかりではない。もし300議席を超えれば、元職と前職が全員当選しても140人程度の新人議員が誕生することになる。「党をどうやってまとめていくのか」(若手)と心配する声も上がる。

 また、今回の事態は郵政選挙の反動でもある。再び同じような反動が民主党に跳ね返ってくるかもしれない。困難な霞が関改革などを断行し、国民の期待をつなぎ留めることができるのか――。中堅幹部は選挙後を見すえ、不安を漏らした。

 「政権をとったら、次々と改革を実行しないと国民が納得しない。国民の期待値が高いのが、逆に怖い」

4110名無しさん:2009/08/21(金) 21:48:19
>>4109

■自民、残る手段は「麻生隠し」

 「まだ10日間ある。結論を急ぐべきではない。民主党のマニフェストの実現性を疑問に思う人も多くなっている」

 自民党の細田博之幹事長は20日、朝日新聞の取材に対し、「自民党半減」との情勢調査の結果について強気に語った。

 だが、与党内の受け止めは深刻だ。参院自民党の有力議員が「厳しい、厳しい、どこも厳しい」と吐き捨てれば、閣僚の一人も「全国を(遊説で)回っている肌感覚と同じだ。4対6で負けていたところが、3対7に落ち込んできている」と危機感を募らせる。公明党幹部も「ショックが大きい。(調査結果の)数字は具体的にイメージできない」とため息をついた。

 衆院解散前、「麻生降ろし」でどん底を味わった自民党だったが、選挙戦に突入してから、民主党によるマニフェストのドタバタ修正など「敵失」が相次ぎ、反撃の余地が出てきた、との期待感も党内に広がっていた。

 実際、麻生首相は17日の朝日新聞などのインタビューで「少なくとも解散以前と解散後とは少し雰囲気は変わってきた。自民党内の結束の乱れは7月21日の両院議員懇談会でほぼ終結。市場経済原理主義が行きすぎた部分の対応をきちんと申しあげた。それが評価として出てきている」と語っている。

 「小選挙区で155議席、比例区では55議席で合計210議席。公明党の31議席を合わせると(与党で過半数の)241議席になる」。政権維持に向け、こんな皮算用をしてみせる幹部もいる。党執行部の一人は「国民は、民主には『不安』を覚え、自民には『不信』がある。いかに民主党の不安を指摘し、自民への不信を取り除いていくかだ」と反撃の筋書きを描く。

 しかし、自転車で選挙区を駆け回っている閣僚経験者は「(有権者は)みんな熱に浮かされた状態だ。もうどうしようもない」と悲鳴をあげる。

 そんな中で、自民党内で巻き返し策として浮かんでいるのが「麻生隠し」だ。

 加藤紘一元幹事長は20日の演説で「麻生政権の評判がよくないから困っている。自民党もいつまでも麻生政権ではない。麻生政権への評価で自民党の評価を決めないでほしい」と強調した。

 ある3役経験者も、参院自民党の有力幹部に「有権者は『選挙に勝てば麻生首相が続投するから、自民党には入れない』と考えている」と語りかけ、「選挙後は麻生総裁ではない」と打ち出すことで党勢回復を図ろうと模索する。

 05年郵政選挙で自民党を大勝に導いた小泉元首相は19日夜の演説で「この10年間、政権交代を何とか耐えてきた。『寄せ集め』が民主の弱みだったが、いまや、それが強みになってしまった」と指摘。「これだけの逆風、よほどのことがない限り、政権交代は実現する」と語り、早々と白旗を掲げた。

4111名無しさん:2009/08/21(金) 21:49:26
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009082007_all.html

「民主300議席」の衝撃…小沢チルドレン大増殖
小選挙区は200議席突破

 8・30総選挙で民主党が「300議席」目前の勢い−。20日付の朝日新聞が同社の総選挙序盤戦情勢調査として、こんな衝撃的な議席予測を報じた。一方、自民党は選挙前の300議席から半数以下に激減すると予測。政権交代を旗印に勢いに乗る「鳩山民主」、窮地に立つ「麻生自民」両党の党勢の違いが改めて鮮明になったと言えるが、果たして民主はこの勢いを持続できるのか。

 朝日新聞によると、序盤戦情勢調査は18、19両日、全300小選挙区のうち(1)都市型(2)地方型(3)中間型−とそれぞれ50選挙区、計150の選挙区を選定。有権者に投票先などを聞いた結果を2倍にして情勢を分析した。

 調査結果で最も議席を伸ばしたのが民主。過半数(241議席)を大きく上回り「300議席」をうかがう勢いをみせている。特に小選挙区では200議席を突破し、前職、元職に加え、新人も優位に選挙戦を展開している選挙区が目立つ。

 このうち「都市型」選挙区では、2005年の郵政選挙で自民に多くの議席を奪われたが、今回は民主がほとんどを“奪還”するとしている。比例代表でも民主の勢いはとまらず、11ブロックすべてで議席増。郵政選挙(61議席)を上回る80議席台後半に届く情勢だという。

 こうした「民主旋風」に乗り、総選挙後は小沢一郎代表代行が手塩にかけてきた新人議員、いわば「小沢チルドレン」が大増殖するとの見方が強い。自民党関係者は「総選挙が終わってみれば民主は小沢氏に近い議員が100人前後に増え、『小沢王国』誕生だ。その勢いで左ウイングを排除していくのでは」と指摘する。

 一方の自民党。小選挙区で100議席を下回る可能性が高いとしたうえ、比例代表も郵政選挙(77議席)から大幅に減らし、60議席に達するか微妙な情勢としている。自民が強固な地盤の多い「地方型」選挙区でも大きく議席を減らす見通しだ。実際、大物議員の陣営は「逆風は猛烈。もう弾も食糧もない」とこぼす。

 永田町事情通は「民主に勢いがついたまま、選挙最終盤に突入するか、『300議席』報道で、逆バネが働き揺り戻すのか。まだまだ情勢は予断を許さない」としているが…。

ZAKZAK 2009/08/20

4112名無しさん:2009/08/21(金) 21:50:54
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00010.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090821-416740-1-N.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090821-416756-1-N.jpg

衆院選情勢調査<1>民主旋風、津々浦々に



 読売新聞社の衆院選情勢調査では、4年前の2005年衆院選の「小泉旋風」をしのぐ、民主への追い風が全国で吹いていることが、明らかになった。

 都市と地方、世代を問わず、民主党への支持が前回比で自民党を逆転している。無党派層の民主党支持は自民党の3倍に達した。自民党は、態勢の立て直しに懸命だ。

 ◆自民離れ深刻◆

 比例選での投票動向を分析すると、有権者に全国規模で地殻変動が起きていることが浮かび上がる。

 有権者の所在地を都市規模で五つに分類し、自民、民主両党の支持を比較したところ、民主党は大都市から町村部までのすべての層で4割の支持を集め、初めて自民党を圧倒した。とりわけ、自民党支持が厚かった小都市(人口10万人未満)や町村部で逆転したことで、2007年参院選の地方の1人区で大勝した勢いを維持し、地方でも支持を広げる傾向が顕著となった。

 地方に多い農林水産業の従事者の支持動向を見ても、前回は自民党が27ポイントの大差でリードしたのに対し、今回は6ポイント差に縮小。民主党が目玉政策とする農家への戸別所得補償制度の導入が評価を集め、地方への浸透力を強める一因になったとみられる。

 年齢別でも、民主党支持は20〜60歳代のすべてで初めて自民党を上回り、まんべんなく浸透。自民党は70歳以上で優位に立ったが、民主党との差はわずか2ポイントに過ぎず、後期高齢者医療制度への反感が持続している可能性がある。

 自民党は、これまで強みとしてきた「地方」「高齢者」のいずれでも、深刻な支持離れに直面した格好だ。前回、小泉首相人気で民主党とほぼ伯仲した無党派層の支持も、自民党12・5%に対し、民主党35・8%と、大きく水をあけられている。

 比例選に見られる有権者の劇的な意識変化は、小選挙区情勢にも色濃く表れている。

 都道府県庁所在地を含む1区(47選挙区)のうち、自民、民主両党が対決する44選挙区を見ると、民主党が有力となった選挙区は30選挙区あるのに対し、自民党は2選挙区にとどまり、民主党に強い追い風が吹いている状況だ。自民党は残り12選挙区をすべて獲得する可能性もあるが、現時点では当落線上で民主党が優位な選挙区は10選挙区に上っている。

 また、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以来、自民党の公認候補が4回連勝し、今回も同党が候補をたてている92の「金城湯池」選挙区に関しても、自民党は7割近い選挙区で苦戦している。

(2009年8月21日07時10分 読売新聞)

4113名無しさん:2009/08/21(金) 21:52:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00022.htm

衆院選情勢調査<2>野党共闘、民主の独り勝ち?

 小選挙区選での民主優勢には、政党間の対決構図の変化も、プラスに働いているようだ。

 共産党が候補者を擁立せず、自民、民主2党の一騎打ち型となった122選挙区では、民主党が80区前後で有力、20区程度で当落線上で優位に立つ。共産党支持層全体の5割は民主党候補に投票する意向を示し、議席の上積みに貢献している。共産党支持層の3割は投票先を回答しておらず、民主党にさらに票が集中する可能性もある。

 また、選挙後の連立を想定する民主、社民、国民新、新党日本の野党4党は今回、共闘を進め、248選挙区では民主党に候補を一本化する形で自民党と対決している。この248選挙区を見ると、民主党は社民、国民新両党の支持層全体の各6割程度を固めており、一定の共闘効果が見られた。

 ただ、社民党に候補を一本化し、自民党と対決する15選挙区では、民主党支持層の5割程度しか社民党に投票すると回答しておらず、2割は自民党に流れている。実際、社民党候補は小選挙区で伸び悩んでおり、野党共闘は民主党の“独り勝ち”の様相も呈している。

(2009年8月21日07時09分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090821-OYT1T00026.htm

衆院選情勢調査<3>組織力の自民、回復傾向も
 序盤を優位に戦う民主党に対し、自民党は巻き返しに懸命だ。経済成長戦略や安全保障などで民主党の政策に対する批判を強め、挽回(ばんかい)を図る方針だ。

 麻生首相は20日、鹿児島、熊本両県を回り「我々は経済の成長戦略を持っている。それが自民党の良さだ」と訴えた。首相は読売新聞などのインタビューで「解散前と解散後で雰囲気が変わってきたという感じはしている」と述べ、情勢は上向きだとの見方を示している。

 組織力で上回る自民党にとって、個人後援会や企業・団体などの末端まで支持を浸透させるには、長い選挙期間のほうが有利との見方がある。今回の衆院選は、解散から投開票日までの期間が40日間で、現憲法下で最も長い。党幹部の一人は「じわじわと良くなっている」と自信を見せる。

 閣僚経験者らベテラン勢の選挙区では、徹底的な組織固めが功を奏し、次第に追い上げているとの分析もある。中国、四国、九州などを中心に民主党との差は詰まっているとして、党執行部は「もともと選挙に強い人は上向きになっている。逆に、支持基盤が弱い新人や若手が苦戦する傾向が顕著だ」と見ている。

 民主党は陣営の緩みを警戒している。岡田幹事長は20日、神奈川県厚木市での街頭演説で「全国を回っていると、たいして強くない人が浮かれてしまっている。演説も、周囲も、勝ったつもりでやっている。そういう人は勝てない」と上滑りを戒め、「これからが本当の戦いだ」と訴えた。

 党内でも「政権交代ムードが高まり、無名の新人も民主党というだけで強烈な追い風を受けているが、候補者の実力で上回っているわけではない」(幹部)との見方が一般的だ。

 今後、政権公約(マニフェスト)をさらに前面に押し出し、政党対決の構図にすることで、勢いを持続させたい考えだ。

(2009年8月21日07時07分 読売新聞)

4114とはずがたり:2009/08/22(土) 00:50:53
>>4100-4102
乙ですヽ(´ー`)/
茨城版もゲトしたんで近日うp予定。
静岡版も明日ゲトしてみようと思います♪

4115とはずがたり:2009/08/22(土) 01:05:21
大阪では中山家も松浪家も放逐出来そうで喜ばしいですな。
願わくば比例復活などしないことを望む。

4116とはずがたり:2009/08/22(土) 02:37:16
読売日経合同調査注目区抜粋・コメント

☆:まさか度 ●:要梃子入れ区

■まさかの選挙区<1>=ちょっと出来過ぎかも
・青森2●江渡と中野渡が競り合い ☆☆☆
・青森4●木村と津島が互角の戦い ☆☆☆
・宮城4 石山が戦いを優位に進めている ☆☆☆
・秋田2●金田と川口が横一線で争う ☆☆
・福島2 先行する太田を根本が猛追する ☆☆
・福島5 吉田がリードする展開 ☆

・茨城2●石津と額賀が横一線の戦い ☆☆☆☆☆
・茨城4●高野と梶山がデッドヒート ☆☆☆☆☆
・茨城6 大泉が先行し,丹羽が追いかける展開 ☆☆☆☆☆
・茨城7●柳田,中村,永岡が三つ巴でしのぎを削る ☆☆
・栃木5●茂木と富岡がつばぜり合い ☆☆☆
・群馬1●宮崎と尾身が横一線 ☆☆☆
・群馬2 柿沼が優位に立つ☆☆←結構下馬評高かったけど俺はこんなに強いとは思えなかった
・群馬4●福田と三宅が競り合う展開☆☆☆←最早それ程驚きではない。

・東京10●江端がわずかに先行し,小池が激しく追う☆☆←小池が幸福に土下座した時点で或る程度読めてたけど。将に貧すれば鈍す。
・東京14 木村が安定した戦いぶり。松島は自民,公明の支持層を得ているが一部は木村に流れている☆☆←どぶ板選挙大好き松島だが。
・東京15 東が優位に立っている☆

・千葉10●谷田川が先行し,林が猛追する展開☆☆☆☆←谷田川には期待してた分☆1個減
・千葉11●金子と森が横一線の戦い☆☆☆☆←リードではないので☆1個減
・千葉12●浜田と中後が激しく競る☆☆☆←中後が後ろなので☆2個減
・神奈2●三村と菅が横一線で競り合う☆☆
・神奈11●小泉と横粂が競り合っている。小泉は無党派に滲透し切れていない。横粂は民主支持層の8割を固めた☆☆←小泉色々しょぼそうなのでこんな展開もあり得たがやっぱり驚き。横粂は民主層への伸びしろもあり?
・神奈15●河野と勝又がデッドヒートを展開している☆☆☆☆←河野太郎は自民党内で最も嫌らしい嫌いなタイプなので出来れば落ちて欲しいのだが。
・神奈17 神山に有利な展開。民主支持層の9割を固めた。牧島は河野の後継指名で追い上げを目指す。☆☆☆☆←河野指名の若い女候補をやや引き離している?!
・山梨2 先行する坂口を堀内と長崎が追う☆☆

・石川2 田中と森の戦いが予断を許さない展開☆☆☆☆←ホントは5つ星だろうが,いなばやまさんに此処は面白くなると云われてたので。
・石川3 近藤と北村がデッドヒートを繰り広げる☆☆☆☆☆←今まで中選挙区時代から野党が一回も獲れない選挙区なのに・・
・福井2 糸川と山本が激しく競り合う☆☆←新進党の山本が善戦した事はあったが
・福井3 松宮と高木が互角の戦い☆☆←自民落選は96年の再来ではあるが。
・長野5 加藤が優位に立っている←世襲宮下の強大な地盤に社民の分裂もあるのに吃驚

・静岡3 小山が有利に戦い☆☆☆←ここん所の流れとしてはそれ程不思議でもない。。
・岐阜1 柴橋が優位に戦いを進めている☆☆←此処迄地盤崩壊すれば
・岐阜2●棚橋と橋本の接戦☆☆☆☆
・岐阜4●金子と今井が横一線☆☆☆☆

4117とはずがたり:2009/08/22(土) 02:37:43
>>4116-4117
■まさかの選挙区<2>=ちょっと出来過ぎかも
・京都1●平と伊吹が横一線☆☆
・京都5●谷垣と小原が接戦☆☆☆☆
・大阪1 熊田が安定した戦いを進めている。中馬は自民支持層の一部が熊田に流れ固め切れてない☆☆←此処は諦めてた。なんか裏切りとかありましたっけ?
・大阪6 村上がややリードし,福島が追い上げる。☆☆←此処は公明党が一番強い地域
・大阪13●西野と白石がデッドヒート☆☆☆
・大阪14 長尾が優位に立っている☆☆☆
・大阪15 大谷が一歩リード☆☆☆
・大阪18 中川がリードする展開☆☆
・若山3●二階と玉置が横一線☆☆←ココも色々二階異変の噂も聞くが横一線はなかなかのもの。是非もう一突きして落としたい

・島根1●細田と小室が横一線で争っている☆☆←小室は善戦すると思ってたが正直自信あんまなかったので
・岡山5●加藤と花咲が一歩も譲らぬ展開☆←村田より全然弱い加藤だが。加藤家もそろそろ絶滅させたい。
・広島1●岸田と菅川が小差の競り合いとなっている。☆☆
・広島4●空本と中川が一歩も譲らぬ展開☆☆
・徳島3 仁木が先行し,後藤田が追いかける展開☆☆☆☆←考えてみれば新進党が取ったりの選挙区ではあった。
・香川2 玉木が優位に立っている。
・愛媛3 先行する白石洋を白石徹が猛追している☆☆←小野はダメダメだったみたいだけど徹は満を持しての出馬の印象だったんですけどね
・高知1●田村,橋本,福井の3人がデッドヒート☆←慌てて喜美に擦り寄りだした大二郎。巧く行くと橋本家も放逐出来るか?

・福岡6●古賀と鳩山が激しく競り合う←鳩山のみっともない右往左往を有権者がちゃんと見抜いているなら喝采であるヽ(´ー`)/
・佐賀2 大串が頭一つ抜け出している☆☆☆☆←結構衝撃
・熊本2 福嶋が有利な戦い☆☆←熊本郊外ではあるんだけど
・熊本4 後藤と坂本が激しく競り合う☆☆☆☆←結構衝撃
・鹿児3●松下と宮路が激しく競り合う☆☆
・鹿児4●皆吉と小里が横一線で争っている☆☆☆☆☆←ミスター新幹線の世襲候補が労組系に先行されるとはね。。
・鹿児5●森山と網屋がしのぎを削る
・沖縄3 玉城が戦いを優位に進めている☆☆
・沖縄4 瑞慶覧が頭一つ抜け出している☆☆☆

4118とはずがたり:2009/08/22(土) 02:38:27

■やっぱりの選挙区<1>=だろうとは思ってたけど調査みる迄は半信半疑だった選挙区
・北海5 小林を町村が猛追
・北海11 石川が有利な戦い
・青森3●僅かに優位に立つ田名部に大島が肉薄している
・岩手2 畑が民主支持層の8割を固め,頭一つ抜け出している☆←どんだけ頑張っても固かったので突き抜けたならば爽快感強し♪
・秋田3 京野がややリードし,御法川追い上げる。
・福島1 石原が優位に立っている

・茨城1 福島が安定した戦い→この後公明推薦が赤城に付いたので赤城に伸び代あり。この時点は公明の4割が態度未定。
・栃木4 4連敗中の山岡が今回は頭一つ抜け出した
・埼玉8 公募の小野塚が優勢←公募の柴山の人気が多少不安だったが安心した
・埼玉9 五十嵐が安定☆
・埼玉10●松崎と山口が接戦☆
・埼玉12 本多が安定感増している☆
・埼玉13 森岡がややリードし,土屋が追いかける展開☆
・埼玉14 中野が安定した戦い☆

・東京4 藤田が先行し,平が追いかける展開
・東京5 手塚が一歩リード
・東京23 櫛渕がリードする展開

・千葉9 奥野が戦いを優位に進めている。
・神奈1 中林が優位☆
・神奈3●岡本と小此木の接戦
・神奈4●長島が微かにリード
・神奈6 池田が頭一つ抜け出した
・神奈10 先行する城島を田中が激しく追い上げる
・神奈13●甘利と橘がしのぎを削る。

・新潟2 鷲尾がリードする展開
・新潟3 黒岩が優位
・富山3●相本と橘がしのぎを削る
・長野1 篠原が有利な戦い
・長野4 矢崎がリードする展開☆←裏切りもんの後藤は落としたかったので非常に嬉しい

4119とはずがたり:2009/08/22(土) 02:39:05
>>4118-4119
■やっぱりの選挙区<2>=だろうとは思ってたけど調査みる迄は半信半疑だった選挙区
・静岡1 海野が優勢
・静岡2 津川が優位に
・静岡4 田村がリード
・岐阜5●阿知波と古屋が激しく競り合う☆←期待はしてたけど
・愛知7 山尾が優勢
・愛知8 全世代に支持が拡がる伴野が安定感を増す←前回落ちたのがだらしないんだけど
・愛知9 岡本が有利な戦い←相手が元首相でももうほぼ驚きはない
・愛知12 中根が一歩リード←実は少々心配してたのも事実だが
・愛知15●森本と山本が激しく競り合っている
・三重4 森本が頭一つリード☆←地元情報では余り元気がないなんてのもあったけど
・三重5 藤田が有利な戦いを展開する☆←自民層に食い込めそうな感じではあった。

・大阪2●萩原と左藤が競り合い,川条が追う。
・大阪3 中島が先行
・大阪4 吉田が優位に←イマイチ頼りなかったけど
・大阪5 稲見が有利な戦い。
・大阪16●森山と北側が横一線の戦い
・大阪17 返り咲きを目指す辻が優位に戦いを進める
・兵庫2 向山が先行し,赤羽が追いかける
・兵庫4 高橋が有利な戦い
・兵庫5 梶山が頭一つ抜け出している☆
・兵庫10●岡田が微かにリードし,渡海が追う
・奈良2 滝が先行し,高市が追いかける展開
・奈良3 吉川が優位に立っている☆
・奈良4●田野瀬と大西が大接戦を展開
・若山1 岸本が戦いを優位に進めている☆☆←こうなるとは信じてたけどやっぱり嬉しい
・若山2●阪口と石田が競り合う☆←この程度はやるとは

・鳥取2 湯原がリードする展開
・岡山1●高井と逢沢が激しく競り合う☆
・岡山4 柚木が優位に戦いを展開する←本物や…前回の当選はフェイクとちゃう。。
・広島2 松本が安定した戦い
・広島3 橋本が戦いを優位に進めている
・広島7●和田が微かにリード
・徳島2 高井がリードする展開
・高知3●山本と中山がつばぜり合い←此処迄は驚き無し。此処からもう一つ上を狙いたい。

・福岡4 古賀が先行し,渡辺が追いかける展開
・福岡5●楠田が微かにリード
・長崎2 福田が先行し,久間が追いかける展開
・鹿児1●川内が微かにリード☆
・鹿児2●徳田と打越が一歩も譲らぬ展開☆

4120とはずがたり:2009/08/22(土) 02:41:11
>>4116-4120
■まさかの選挙区<追加>=ちょっと出来過ぎかも
・宮崎2●江藤と道休が小差の競り合い

■もっとがんばりましょうの選挙区
・北海7 仲野が僅かにリード→惜敗者を稼いで町村や中川を落とそうというのは良い傾向だw
・山形1●鹿野と遠藤が激しく競り合う
・東京1●海江田,与謝野が一歩も譲らぬ展開←健康不安がじわじわ効くのでは?
・東京11 下村が頭一つ抜け出している
・東京12 青木が太田とデッドヒートを展開
・東京13●平山と鴨下が横一線で争っている
・東京17●平沢と早川が一歩も譲らぬ展開☆←驚きはそれ程ない。もうちょいだ。
・東京22 追い風に乗る山花を伊藤が猛追←もっと突き放しているべき
・神奈8 江田が無党派に滲透し,ややリードしている。
・石川1●奥田と馳が横一線
・静岡7 城内が頭一つ抜けだし。自民支持層から約5割の支持を得て無党派にも滲透。斉木は民主支持層の約5割,片山は自民支持層の約4割しかそれぞれ纏め切れてない。
・静岡8●塩谷と斉藤が激しく競り合う。
・愛知10●杉本と江崎が横一線←こんなものだとは思うが余所が頑張ってる分非常にもの足りぬ
・愛知13●大村と大西が互角の戦い
・三重1●中井と川崎が激しく競り合う
・兵庫8●先行する冬柴を田中が猛追←田中は無党派の2割以上の支持との事で伸び代は十分
・鳥取1 石破が戦いを優位に進めている
・島根2●竹下と亀井が激しく競り合う←もちっとやると思ったけど国新の看板が仇かねぇ。。
・広島5●三谷と寺田が横一線で争っている。
・愛媛1●永江と塩崎が互角の戦い←流石政策通みたいな顔して地元で利権漁りしてただけのことはあって固いわ
・福岡7●古賀と野田が一歩も譲らぬ展開
・福岡9●緒方と三原が互角の戦い←市長後継なんだからもうちとやらねば
・長崎3●山田正と谷川が横一線で争っている
・長崎4●宮島と北村が激しく競り合う
・大分2●衛藤と重野が横一線で争っている

4121とはずがたり:2009/08/22(土) 03:16:29
>>4114
静岡版はネットでげと。

衆院選情勢 民主1〜6区で優勢
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090820-OYT8T01065.htm

 30日投開票の衆院選で、読売新聞社は18〜20日の3日間、全国の有権者を対象に世論調査を実施し、取材を加味して序盤の情勢を探った。県内の静岡1〜8区では、1〜6区で民主党候補が好調な滑り出しを見せ、自民党候補が追撃する展開となっている。7区は無所属候補が先行し、民主と自民の候補が追いかける。8区は自民と民主の候補が競り合いを演じている。ただ、調査時点では、小選挙区で誰に投票するかを明らかにしていない有権者が各小選挙区とも2〜3割おり、情勢が今後大きく変わる可能性もある。(文中敬称略)

1区 牧野リード追う上川

 牧野がややリードし、上川が追う。全体の4分の1を占める無党派層の動向が鍵を握りそうだ。

 牧野は民主支持層の8割弱を固めたほか、無党派層で3割弱の支持がある。性別では男性の5割弱が支持し、年代別では30、50、60歳代で4割強の支持を集める。職業別では、商工自営・自由業の5割弱、給与所得者の4割に食い込んでいる。

 上川は自民支持層の約8割をまとめた。無党派層の支持は2割で、牧野に一歩後れを取る。年代別では70歳以上の4割近くをまとめ、牧野を上回る。職業別では無職で支持が牧野を上回ったほか、専業主婦でも牧野と互角の浸透ぶり。

 池野は共産支持層の7割をまとめたが、無党派層にはまだ浸透していない。佐藤は公示直前の出馬表明で、まだ知名度が上がっていない。

 中野はまだ支持が広がっていない。

2区 雪辱期す津川優位

 雪辱を期す津川が支持を広げ、優位な戦いを進めている。

 津川は、民主支持層の9割近くを固めたほか、無党派層でも4割近くに浸透。自民支持層でも1割強の支持がある。給与所得者、商工自営・自由業、専業主婦のほぼ半数を固めたほか、年代別でも60歳代と70歳以上を除く各年代で5割以上の支持を集める。

 原田は、自民支持層の7割、公明支持層の5割を固めた。無党派層の支持は1割強にとどまる。職業別では、農林水産業で7割強を固める強さを見せ、商工自営・自由業でも3割強の支持がある。年代別では、70歳以上で4割弱の支持を集め、津川を上回った。

 浜口はまだ支持が広がっていない。

3区 小山先行柳沢追う展開

 小山がリードし、ベテランの柳沢が追う。

 小山は民主支持層の8割強を固め、無党派層の4割弱から支持を集める。自民支持層でも1割に食い込む。年代別では20、30、40歳代で5割以上の支持があり、職業別でも専業主婦の5割強、給与所得者の5割弱の支持を得ている。

 柳沢は自民支持層の8割弱を固めたが、無党派層への浸透はまだ1割。年代別では70歳以上で5割超の支持があり、職業別では農林水産業や無職で小山を上回る支持を集める。

 江頭はまだ浸透していない。

4区 田村を望月が追う

 先行する田村を望月が懸命に追う展開。

 田村は民主支持層の8割強を固めたほか、無党派層の4割弱にも支持を広げる。年代別では30、40歳代で6割強の支持を集めるほか、男女別では男性の支持が5割強。職業別では、給与所得者、無職の支持が5割以上となった。

 望月は自民支持層の8割強を固め、民主支持層の1割も支持するが、無党派層の支持は3割弱で、田村に比べまだ弱い。年齢別では、70歳以上で5割近い支持を集めたが、30、40歳代の働き盛り世代の支持が2割程度で、まだ浸透不足。職業別では、商工自営・自由業で5割、専業主婦で4割弱の支持がある。

 神沢はまだ支持が広がっていない。

5区 好調細野追う斉藤

 細野が好調なスタートを切り、斉藤が追う。

 細野は民主支持層の約9割をまとめた。無党派層からも4割超の支持を集めているほか、自民支持層でも1割超に食い込んでいる。全年代層で斉藤を上回る支持を集め、職業別でも無職、給与所得者、商工自営・自由業で5割超の支持を得ている。男女別では、男女とも斉藤を上回る支持を集める。

4122とはずがたり:2009/08/22(土) 03:17:11
>>4121-4122
 斉藤は自民支持層の7割強を固めたが、無党派層の支持は2割弱で細野に後れを取っている。年代別では、70歳以上で3割強の支持がある。職業別では、商工自営・自由業と専業主婦で3割超の支持を得ているが、給与所得者では細野に比べ支持がまだ弱い。

 堀はまだ浸透していない。

6区 渡辺優位倉田は懸命

 渡辺がスタートから優位な戦いを展開。倉田は懸命に支持固めを図る。

 渡辺は民主支持層の9割弱をまとめ、無党派層でも5割強に支持を広げる。自民支持層でも約1割に食い込んでいる。年代別では60歳代で6割を固め、30〜50歳代でも5割以上の支持を集めている。職業別では商工自営・自由業や給与所得者、無職で5割以上の支持を得るなど、手堅く浸透している。

 倉田は自民支持層の支持が6割で、まだ固め切れていない。無党派層の支持も約1割にとどまり、渡辺に比べ出遅れている。年代別では、30歳代で4割弱の支持を集めるが、そのほかの年代での支持はまだ弱い。職業別では、給与所得者や商工自営・自由業で2割以上の支持があるが、まだ浸透具合は弱い。

 加藤は支持がまだ広がっていない。

7区 城内、順調浸透 斉木・片山追う

 城内がリード。斉木と片山はそれぞれの支持層に懸命に働きかけ、必死に追撃する。

 「郵政解散」の前回選で落選し、雪辱を期す城内は、4年間の徹底した草の根活動が奏功し、順調な浸透ぶり。無所属だが自民支持層の5割を固め、民主支持層の3割強にも食い込む。無党派層では5割強の支持を集め、他候補をリードしている。年代別では20歳代と40歳代で5割超の支持があり、職業別では無職と給与所得者で4割強が支持する。

 斉木は民主支持層の支持が5割強で、まだ浸透不足。無党派層の支持も1割程度で、城内に比べ出遅れ感がある。年代別では、30歳代で3割超、職業別では商工自営・自由業や専業主婦で3割の支持を得ている。

 片山は、自民党支持層を城内に浸食され、4割弱の支持にとどまっている。無党派層への浸透も不十分。年代別では、70歳以上で2割強、30、60歳代で2割弱の支持を集める。

 竹内はまだ支持が広がっていない。

8区 塩谷と斉藤競り合う

 塩谷と斉藤が激しく競り合う。

 塩谷は自民支持層の8割強を固めたほか、無党派層でも2割強に食い込んでいる。年代別では70歳代以上で5割以上の支持があるほか、50、60歳代で4割弱の支持を集める。職業別では無職で5割弱、商工自営・自由業と専業主婦で4割弱の支持を得ている。

 斉藤は民主支持層の8割を固めた。無党派層の支持は3割強。年代別では30、50歳代で支持が4割を超えたほか、職業別では給与所得者で4割強、商工自営・自由業で4割弱の支持を得ている。

 平賀は共産支持層を固めるが、全体として支持の広がりはまだ弱い。小西はまだ浸透していない。
(2009年8月21日 読売新聞)

4123とはずがたり:2009/08/22(土) 03:19:17
本件じゃなくて本県だと思う。。

結構情勢は固まってきてる?
>各選挙区で2割前後の人がだれに投票するか態度を保留しており

民主・自民 全区で拮抗
世論調査 本件の情勢
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20090820-OYT8T01135.htm

 読売新聞社は18日から3日間、衆院選に関する世論調査を実施し、これまでの取材を加味して各選挙区の情勢を分析した。1区では、奥田建氏と馳浩氏がほぼ互角に争い、佐藤正幸氏はさらなる浸透を狙う。2区は、田中美絵子氏と森喜朗氏が激しい戦いを繰り広げる。3区は、近藤和也氏と北村茂男氏が拮抗(きっこう)しており、予断を許さない。各選挙区で2割前後の人がだれに投票するか態度を保留しており、今後、情勢が動く可能性も大きい。

 議席奪還を目指す奥田氏は、民主支持層のほか、無党派層からも3割弱の支持を得ている。世代別では、20、30歳代の若年層に加え、60歳代でも他の候補を上回っている。70歳代以上では、馳氏と並ぶ。特に男性からの支持が高く、5割に迫る勢い。

 馳氏は、推薦を受ける公明支持層の票を固め、無党派層からも2割の支持を得ている。女性からの支持も4割を集め、専業主婦の支持も5割弱と優位に立つ。ほかの職種では、給与所得者では奥田氏と支持が拮抗(きっこう)するが、商工自営や無職では後れを取っている。

 佐藤氏は、共産党支持層を固めているが、無党派層にはほとんど浸透していない。性別では女性の支持が比較的高い。

 庶民感覚をアピールする田中氏は、無党派層の4割弱を取り込んだ。都市規模別では中都市(10万人以上)の4割強で支持を得た。男女別では男性の4割強、年代別では50歳代の5割弱の支持を集めた。職業別では、給与所得者、専業主婦の4割強から支持を得た。

 連続14選を目指す森氏は、公明支持層の7割強を固めた。都市規模別では、町村で5割強の支持を集めた。年代別では、60歳代の5割弱、70歳以上の4割強と、年配層に強みを発揮。職種別では、商工自営業、給与所得者の4割弱、無職の4割強から支持を得た。

 2年前に出馬表明し、選挙区内を地道に回ってきた近藤氏は、民主支持層の8割強を固めた。年齢別でも各世代でまんべんなく支持を集めるが、特に若い30歳代では7割強を固め、40歳代でも優位に立っている。職種別では給与所得者や主婦層に浸透している。

 “自民王国”での再選を目指す北村氏は、引退を表明した瓦力氏の支持層取り込みを図り、50〜70歳代の年配層に浸透している。公明支持層の5割の支持を得ているが、無党派層の取り込みで後れをとる。職種別では、農林水産業の7割弱を固めた。

 ◆1区
奥田  建50 民 元《3》
佐藤 正幸41 共 新 
馳   浩48 自〈町〉前《3》
松林 淳一45 諸 新

 ◆2区
宮元  智49 諸 新 
森  喜朗72 自〈町〉前《13》
田中美絵子33 民 新

 ◆3区
東  義和54 諸 新 
近藤 和也35 民 新 
北村 茂男63 自〈町〉前《1》

 届け出順。白抜き数字は当選回数。〈町〉町村派=自民の派閥。
(2009年8月21日 読売新聞)

4124おま天:2009/08/22(土) 03:22:47
衆院選:民主320議席超す勢い 本社世論調査
http://mainichi.jp/select/today/news/20090822k0000m010148000c.html

2009年8月22日 2時30分 更新:8月22日 2時30分

 毎日新聞は第45回衆院選(定数480=小選挙区300、比例代表180)が30日に投開票されるのを前に、公示翌日の19日から21日にかけて特別世論調査を実施し、その結果をもとに全国の取材網を通じて選挙情勢を探った。民主党は271人を擁立した小選挙区の大半で優位に戦いを進め、比例代表と合わせて320議席を超す勢い。小選挙区の当選者数によっては、比例代表での復活も含め候補者全員の当選も視野に入る。05年衆院選で大勝した自民党は小選挙区、比例代表とも振るわず、100議席を割り込む可能性もある。

 小選挙区で約4割、比例代表で約2割の人が投票態度を明らかにしておらず、情勢が流動することもある。

 民主党は北海道、岩手、新潟、福井、山梨、長野、愛知、滋賀、奈良、和歌山、長崎の11道県ですべての小選挙区を制する勢いを見せ、230議席以上をうかがう。比例代表では全11ブロックで「第1党」となり90議席台を確保する勢い。

 民主党は衆院選後、社民、国民新両党と連立政権を組む方針を示しているが、衆院の3分の2(320議席)以上を占める大勝となれば、提出法案が参院で否決されても単独で再議決が可能となる。

 小選挙区と比例の推定当選者数の上限を合計すると、公認候補者数330人(小選挙区271人、比例単独59人)を超える計算となる。小選挙区候補の大半が当選し、比例の獲得議席枠に対して比例名簿の立候補者数が不足するケースが想定される。

 そうなれば、他党の次点候補に議席が割り振られる。05年衆院選の東京ブロックで自民党が社民党に1議席譲った実例がある。

 自民党は、05年選挙で23勝1敗だった東京でも優勢なのは3選挙区にとどまる。保守地盤の強い茨城、群馬などでも大物前職が民主党候補にリードを許している。小選挙区は、前回の219議席から大幅に減らし、60議席台も厳しい情勢。比例代表も50議席を割り込む可能性が出ている。

 公明党は最重点区の東京12区や兵庫8区で接戦を展開しているが、残る6選挙区では伸び悩んでいる。比例代表と合わせ、公示前の31議席を維持するのは難しい情勢だ。

 共産党は比例代表で公示前の9議席を確保しそう。社民党は小選挙区と比例代表を合わせ、公示前の7議席を維持できるか微妙だ。

4125とはずがたり:2009/08/22(土) 03:23:48
<鹿児島県>
民主候補の集票一覧

>川内は、民主、社民の両支持層で約8割を固めたほか、無党派層の約4割に浸透している。

>打越は、自民支持層の一部にも食い込んでいる

>松下は、30〜50歳代で宮路より優位に立つ。保守地盤の農林水産業で約4割の支持を集める。国民新、民主支持層のほか、自民支持層の一部にも食い込んでいる。

>皆吉は、20〜50歳代の幅広い支持を得る。民主党支持層の約8割を固めたほか、県組織が推薦する社民支持層もまとめ、自民支持層の一部にも食い込む。

>網屋は、政党別では民主、社民の支持層を固めている。公明の約2割にも食い込んでいる。

衆院選1区は民主リード
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090821-OYT8T00133.htm

 自民、公明両党の現政権の継続か、民主党を中心とする新政権の誕生かを最大の争点にする衆院選。読売新聞が18〜20日に行った情勢世論調査結果に、これまでの本社取材を加味した主要政党の情勢分析によると、鹿児島1区は民主公認候補がわずかにリードし、2〜5区は自民と民主、国民新の各公認候補が横一線の戦いを展開している。ただ、各選挙区ともに投票態度を決めていない有権者が約2、3割おり、今後の情勢次第では大きく変わりそうだ。各選挙区の情勢や有権者の関心などを2回に分けて紹介する。(敬称略)

【1区】
 政治情勢による“風”の影響を最も受ける県都の大部分を含む選挙区。民主への追い風によって無党派層の支持を受ける川内が、自民支持層を固めつつある保岡をわずかにリードする展開となっている。

 川内は、男性からの支持が半数を超え、30〜60歳代の年齢層で保岡を上回り、給与所得者、商工自営業者からの支持が高い。民主、社民の両支持層で約8割を固めたほか、無党派層の約4割に浸透している。麻生内閣を支持しない人たちの6割強に食い込む。

 保岡は、女性からの支持が川内をやや上回った。70歳代以上では約4割の支持を固めている。職業別では、専業主婦層への支持も広げている。自民、公明の支持層に約8割の浸透を見せるが、無党派層の取り込みは約2割で川内より低かった。

 県内唯一の共産候補の山口は、共産支持層をしっかり固めている。

【2区】
 自由連合から自民入りした徳田と、自民県議だった民主の打越がつばぜり合いを演じている。大票田・鹿児島市域に多いとされる無党派層からの支持も分け合い、デッドヒートを展開している。

 徳田は自民、公明の支持層を手堅くまとめ、農林水産業、主婦らへの浸透が目立つ。町村部や小都市では打越を一歩リードしている。

 打越は商工自営業の支持が厚く、自民支持層の一部にも食い込んでいる。また、麻生内閣を「支持しない」と答えた人の半数以上を押さえている。無党派層の投票行動も鍵を握りそう。

【3区】
 かつてコスタリカ方式で議席を分け合った郵政造反組で元議員の松下と、7選を目指す宮路が横一線の戦いを展開している。

 松下は、30〜50歳代で宮路より優位に立つ。保守地盤の農林水産業で約4割の支持を集めるほか、給与所得者、商工自営業者らにも浸透。国民新、民主支持層のほか、自民支持層の一部にも食い込んでいる。

 宮路は、女性支持率で松下を上回り、年代別では60〜70歳代で4割以上の浸透。無職者、専業主婦にも4割強の食い込みを見せる。自民のほか、民主支持層の一部も取り込む。

【4区】
 新人皆吉と2期目を目指す小里が小差の競り合いを演じ、予断を許さない展開となっている。

 皆吉は、20〜50歳代の幅広い支持を得る。給与所得者の約4割、商工自営業者約5割を取り込む。民主党支持層の約8割を固めたほか、県組織が推薦する社民支持層もまとめ、自民支持層の一部にも食い込む。

 小里は、60歳代以上の支持が高く、農林水産業の約7割を取り込んでおり、無職者にも浸透している。自民党支持層の約8割、公明党支持層の約7割を固めている。麻生内閣を支持する人の約7割を押さえた。

【5区】
 農畜産業が盛んな地域で、強力な保守地盤を足場にする森山と民主新人の網屋が競り合う。

 森山は、30歳代と50歳代で網屋と支持を分け合っているほかは、幅広い年齢層に浸透。農林水産業者の約6割を固めたほか、商工自営業者らにも支持を広げる。自民、公明のほか、民主支持層の1割弱も取り込む。

 網屋は、給与所得者や主婦らへの浸透が森山をやや上回る。麻生内閣を「支持しない」と答えた人の約5割を押さえるほか、政党別では民主、社民の支持層を固めている。公明の約2割にも食い込んでいる。
(2009年8月21日 読売新聞)

4126とはずがたり:2009/08/22(土) 03:25:58
<青森県>

>津島は民主支持層の8割を固めるが、無党派層の支持は2割弱と今ひとつで、無党派層への浸透がカギ。
>江渡は自民支持層の8割を固め、公明支持層の9割程度を固めたが、無党派層の支持は伸び悩んでいる。中野渡は民主支持層の7割程度を固めたが、無党派層の支持は2割弱にとどまっている。
津島も中野渡も今から無党派に滲透すればかてんちゃうの?!

1・3区で民主優勢2・4区は自・民競り合う
本社世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090821-OYT8T00124.htm

 読売新聞社は衆院選を前に、18日から3日間で全国の有権者を対象に世論調査を実施し、取材を加味して選挙の序盤情勢を分析した。県内小選挙区では、民主候補が1区で優位に立ち、3区でも先行する一方、2、4区では自民候補と激しく競り合っている。ただ、各選挙区とも2〜3割の有権者が投票する候補名を挙げておらず、情勢は流動的だ。(敬称略)

横山が抜け出す■1 区

 民主比例前議員の横山が頭一つ抜け出し、ほかの5候補を引き離している。

 横山は農林水産業で5割弱、給与所得者や専業主婦層で4割程度と幅広く支持を集め、民主支持層の7割程度を固めた。大票田の青森市で支持を広げる一方、郡部では3割程度の支持にとどまっている。

 津島は自民支持層の5割、公明支持層の5割を固めたものの、無党派層への広がりは乏しい。升田は郡部で2割弱の支持があるものの、青森市での支持が伸び悩んでいる。

 渡辺、吉俣はいずれも無党派層に浸透しきれていない。

江渡中野渡拮抗■2 区

 自民前議員の江渡と民主新人の中野渡が激しく競り合っている。

 江渡は自民支持層の8割を固め、公明支持層の9割程度を固めたが、無党派層の支持は伸び悩んでいる。中野渡は民主支持層の7割程度を固めたが、無党派層の支持は2割弱にとどまっている。

大島郡部伸びず■3 区

 民主比例前議員の田名部がわずかに優位に立ち、自民前議員の大島が追っている展開。

 田名部は民主支持層の8割強を固め、農林水産業、給与所得者、商工自営業でそれぞれ4割程度の支持を集めている。大島は自民支持層の8割を固めるが、郡部での支持が伸び悩んでいる。

木村津島が接戦■4 区

 自民前議員の木村と民主元議員の津島がつばぜり合いを演じている。

 木村は自民支持層の8割、公明支持層の7割の支持を固める。津島は民主支持層の8割を固めるが、無党派層の支持は2割弱と今ひとつで、無党派層への浸透がカギ。職業別では商工自営業では木村、農林水産業、給与所得者では津島の支持が上回っている。
(2009年8月21日 読売新聞)

4127おま天:2009/08/22(土) 03:26:05
>>4124
>民主党は北海道、岩手、新潟、福井、山梨、長野、愛知、滋賀、奈良、「和歌山」、長崎の11道県ですべての小選挙区を制する勢いを見せ
なんと、二階が苦戦とのこと。

>自民党は、05年選挙で23勝1敗だった東京でも優勢なのは3選挙区にとどまる
8、11、17、25のうちのどれか1つで優勢でない様子。

>公明党は最重点区の東京12区や兵庫8区で接戦を展開しているが、残る6選挙区では伸び悩んでいる。
大阪3・5・6・16区を含め、大阪では全滅の見込み。

4128二階席:2009/08/22(土) 07:23:35
>>4124

しかし320って…。これじゃ産経は350くらい書いてくるのでは(嘘)
民主議席予想を派手に多く書いたもん勝ちじゃあ,あるまいし。

4129とはずがたり:2009/08/22(土) 08:29:24
>>4127-4128
福井なんかも凄いですね,とれるなら。
奈良も4区も獲れそうってことかー。

衆院選:揺らぐ自民の牙城 15道県全敗か 本社情勢調査 - 毎日jp(毎日新聞)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1342

東京に関しては読売の結果が↓ですので17が接戦では?
東京 ★■■●■●■◎▲▲◎★★■■★☆■■■■■■■◎
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1313

散々解散先送りにして反自民のマグマ溜め込むからこんなことになる。
麻生ですら就任直後・小沢秘書事件時で解散できず,麻生降ろしもやらず,と悉く勝機も自分らで潰している。
先を見通す力という重要な政権担当能力を失った自民党には恰度良いお灸か。
次は4年後だろうしじっくり党解体・再編・再生の時間はある。

4130とはずがたり:2009/08/22(土) 08:34:21
<秋田県>
無党派の半分以上と民主支持層の2割と云う伸び代があるぶん川口有利か?

>金田候補は、自民支持層の7割を固めたほか、民主支持層の一部からも支持を集めている。ただ、公明支持層は6割弱しかまとめきれていない。70歳以上と、20歳代から支持を集め、主婦層の5割弱から支持を得ている。

>川口候補は、民主支持層の5割近くをまとめた。また、自民支持層や公明支持層の一部からも支持を集めている。

>山本候補は、社民支持層の6割強をまとめた。しかし、推薦を受ける民主支持層の2割弱しか支持を得られていない。

>無党派層の半数以上が投票先を決めておらず、民主支持層も2割弱が投票する候補者が未定となっており、混戦に拍車をかけそうだ。

《09衆院選》世論調査(上) 3区京野、ややリード
2区の金田、川口は横一線
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090820-OYT8T01117.htm

 30日投開票の衆院選を前に読売新聞社が実施した衆院選情勢世論調査から秋田1〜3区の情勢を探る。1区は民主の寺田候補が優位に選挙戦を展開。2区は自民の金田候補と無所属の川口候補が横一線の争いを繰り広げている。3区は、民主の京野候補が他候補をややリードしている。しかし、各選挙区とも2割以上の有権者が投票する候補者について態度を明らかにしておらず、勝敗の行方は流動的だ。

■1区 

 寺田候補は4割近い支持を集め、自民の二田候補らに先行し、優勢に立っている。

 寺田候補は、民主支持層の9割近くをまとめたほか、推薦を受ける社民支持層の大半を固めた。無党派層にも支持を広げ、公明支持層にも食い込みを見せる。年代別では、20歳代〜60歳代まで幅広く浸透し、給与所得者や商工自営、主婦からも支持を得ている。

 小選挙区での返り咲きを目指す二田候補は、自民支持層の約7割をまとめたが、他候補への取りこぼしも見られる。推薦を受けた公明支持層は手堅くまとめている。年代別では、60歳代と、70歳以上の支持を集めるが、若年層の取り込みがカギになりそう。

 共産の鈴木候補は、共産支持層の約7割をまとめ、給与所得者への浸透も伺え、上積みを図っている。

 平沼赳夫・元経産相の平沼グループに所属する無所属の藤井候補は、無党派層への支持拡大を図る。

 鶴田候補は、各層に浸透しきれていない。

 内閣を支持する有権者の6割以上は二田候補を支持。寺田候補は、内閣不支持の6割弱を取り込んでいる。

 ただ、無党派層の4割以上が態度を決めていない。

二田 孝治71 自■前《7》
鶴田裕貴博50 諸 新 
藤井 陽光61 無 新 
鈴木  知32 共 新 
寺田  学32 民 前《2》

4131とはずがたり:2009/08/22(土) 08:34:47
>>4130-4131
■2区

 金田候補と川口候補が一歩も譲らず、競り合う展開となっている。

 野呂田芳成・元農相の地盤を継いだ金田候補は、自民支持層の7割を固めたほか、民主支持層の一部からも支持を集めている。ただ、推薦を受ける公明支持層は6割弱しかまとめきれていない。70歳以上と、20歳代から支持を集め、主婦層の5割弱から支持を得ている。

 公示の約2週間前に急きょ出馬表明し、民主を離党した元党員らの支援を受ける川口候補は、民主支持層の5割近くをまとめ、公認候補のいない民主の支持層の受け皿となっていることがうかがえる。また、自民支持層や公明支持層の一部からも支持を集めている。

 国政復帰を目指す社民の山本候補は、社民支持層の6割強をまとめた。しかし、推薦を受ける民主支持層の2割弱しか支持を得られておらず、川口候補出馬のあおりを食った格好だ。

 みんなの党の佐々木候補と、藤原候補は支持の広がりが見られず、無党派層の取り込みを図る。

 無党派層の半数以上が投票先を決めておらず、民主支持層も2割弱が投票する候補者が未定となっており、混戦に拍車をかけそうだ。

川口  博62 無 新 
藤原 純一58 諸 新 
佐々木重人39 み(民)新 
金田 勝年59 自 新 
山本喜代宏53 社 元《1》

■3区

 京野候補が一歩リードし、自民の御法川候補、さらに無所属の村岡候補が追い上げている。

 京野候補は、連合秋田の支援などを受け、民主支持層の7割近くをまとめ、推薦を受ける社民支持層にも広く浸透している。さらに、無党派層にも支持を広げ、公明支持層や自民支持層にも食い込みを見せる。また、市部、町村部とも幅広く支持を集めている。

 御法川候補は、自民県議が分裂、連立を組む公明の推薦を得られない厳しい選挙となっているが、自民支持層の過半数を固め、公明支持層にも浸透。20歳代や30歳代の若い層や主婦層で他候補より多くの支持を集め、無党派層の獲得が追い上げのカギとなりそうだ。

 無所属ながら地元の自民支部の支援を受ける村岡候補は、自民支持層の3割近くの支持を得ており、公明、民主の各支持層にも浸透。無党派層からの支持も集めている。人口10万人以上の中都市や町村での上積みを図る。

 西本候補は、さらに支持拡大を狙う。

村岡 敏英49 無 新 

御法川信英45 自 前《2》

京野 公子59 民 新 

西本  篤39 諸 新
(2009年8月21日 読売新聞)

4132とはずがたり:2009/08/22(土) 08:42:22
<広島県>

1区…公明に3割の伸び代があって無党派にも食い込む岸田が競り勝ってしまうかも

4区…無党派に食い込みつつある空本が食い込みを果たせば中川を落とせそうだ

5区…寺田に自公票の伸び代がありそうだが無党派への滲透が両者これからの様なので三谷も機会十二分

本社世論調査(上)民主2、3、7区優勢 1、4、5区 自・民譲らず
6区 亀井氏リード
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20090820-OYT8T01173.htm

 30日投開票の衆院選で、読売新聞社が18〜20日の3日間に実施した世論調査に取材を加味して情勢を探ったところ、県内7小選挙区では、民主党候補が3選挙区で、国民新党候補が6区で優位に戦いを進める一方、3選挙区が自民、民主両党の候補の接戦となっている。ただ、回答者の4分の1は投票態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。調査結果から各選挙区の情勢と有権者の意識を分析する。

  ◆…1区…◆

 県内最多の6人が立った1区は、岸田氏と菅川氏が抜け出して、互角の戦いを演じる。

 岸田氏は、後援会や地方議員がフル回転して自民党支持層の大半をまとめ、公明党支持層も7割を固めた。さらに、無党派層の3割にも食い込む。民主党支持層から厚い支持を得る菅川氏は、給与所得者や、同世代に浸透している。藤本氏と上村氏はそれぞれ、共産、社民党支持層以外への浸透が課題。

  ◆…2区…◆

 都市部で強さを見せる松本氏が安定感を増しており、平口氏が懸命に追う。

 松本氏は民主党支持層を固める一方で、無党派層の4割近くの支持を受ける。年代別でも、30〜50歳代で5割前後が支持している。自民党支持層の7割を固める平口氏は、公明党支持層でも7割近くをまとめている。年代別では60歳代以上で強みを発揮。若年層への支持拡大を図る。

  ◆…3区…◆

 都市部、山間部をくまなく回ってきた橋本氏がリードし、増原氏が追う展開となっている。

 民主党支持層の大半をまとめた橋本氏は50、60歳代を中心に幅広い年代層で支持を広げ、商工自営業も4割以上をまとめ、給与所得者の人気も集める。自民党支持層の7割強を固めた増原氏は、公明党支持層の8割以上に浸透。都市部での支持拡大を目指している。

  ◆…4区…◆

 3度目の対決となる、空本氏と中川氏が激しいつばぜり合いを演じている。

 民主党支持層の8割を固めた空本氏は無党派層にも食い込みつつある。年代別で20、40、50歳代で浸透している。自民党支持層の8割をまとめた中川氏は、公明党支持層も8割以上を固めた。年代別では30歳代と70歳以上から支持を集めている。

  ◆…5区…◆

 小選挙区初当選を目指す三谷氏と、3選を目指す寺田氏が、一歩も譲らぬ展開。

 民主党支持層の大半を固めた三谷氏は、出身の呉市を中心に支持を拡大。年代別では30〜50歳代の支持が高い。自民党支持層の7割をまとめた寺田氏は、公明党支持層の7割近くに食い込む。地域別では呉市以外の市町で、年代別では60歳代以上で、浸透している。ともに無党派層取り込みが抜け出す鍵になりそうだ。

  ◆…6区…◆

 亀井氏が優位に戦いを進め、小島氏らが追う。

 亀井氏は、国民新党支持層の9割をまとめ、自民党支持層も3割を取り込む。各年代、各職種で強さを見せている。小島氏は、自民党支持層の5割、公明党支持層の6割以上を固める。花岡氏は、共産党支持層をまとめきれていない。

  ◆…7区…◆

 先行する和田氏を、宮沢氏が猛追する展開。和田氏は無党派層に浸透しつつあり、30〜60歳代で支持を広げる。宮沢氏は女性や70歳以上から支持を集める。
(2009年8月21日 読売新聞)

4133小説吉田学校読者:2009/08/22(土) 08:42:50
各紙情勢調査分析はこのスレで良いでしょうか?
昨日の読売には軽くカタストロフィを覚えましたが、もはや、ええじゃないか状態であります。配達された毎日を読んで、私は稲毛駅界隈をええじゃないか踊りをしたところであります。さながら、現状は、鳥羽・伏見の戦いでしょうか。あの党首討論での麻生の攻撃性は小御所会議での山内容堂だ。

毎日新聞情勢調査の注目選挙区の分析
北海道比例 民主5をうかがう 自民1に転落も←そうなると共産に1議席降ってくる?
北海道5 小林リード
北海道7 仲野優位 伊東は無党派層で仲野をやや上回る
北海道11 石川優位 中川支持伸びぬ
北海道12 松木優勢 武部は市部でも町村部でも差をつけられる←中川、武部さよならか?
青森2 江渡を中野渡が追う
青森3 田名部に追い風、優位な展開←自民が比例4だとすると、大島は復活もない可能性
青森4 津島がリード
岩手2 畑が優勢
秋田2 川口やや優位
秋田3 京野と御法川が接戦
宮城4 石山優位
福島1 石原、亀岡激しく競り合い
福島2 太田がリード 根本は無党派を取り込めていない

4134とはずがたり:2009/08/22(土) 08:48:02
保守地盤福井でも山本も平然と糸川に並ばれてるがこの辺も遠因か。
>福井2区から出馬を予定する山本拓は顔を紅潮させ、声を上ずらせながら〈総裁選前倒し論〉を繰り返した。会場からは激しいヤジが山本に対して飛び、緊張感が漂った。


決戦の夏 衆院選2009ふくい
自民揺らぐ保守王国<上>
議席死守へ組織結束
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1249568133086_02/news/20090806-OYT8T01160.htm

自民党県連定期大会で気勢を上げ、結束を呼びかける立候補予定者ら(福井市内で)

 「何としても反転攻勢に向かっていかなければならない」。7月19日に開かれた自民党福井市支部の定期大会。あいさつに立った県議の前田康博は自らに言い聞かせるように、会場を埋めた支持者約200人に語りかけた。「過去の経緯は水に流し、団結していきたい」と話す前田には、ようやく県内の体制をここまで固められたという思いがあった。

 2003、05年の過去2回の衆院選で分裂選挙を余儀なくされた自民党。中でも前回選は、“郵政造反組”として離党を迫られ、福井1区から無所属で出馬した松宮勲を、前田を含む多くの県議が支援した。

 その際のしこりは様々な局面で残り続けた。だが、来るべき衆院選を見据え、分裂していた県議会の自民党系2会派と、1地域1支部という党の原則に反して並立していた福井市内の二つの支部は昨年、相次いで一本化に成功した。その裏には、県連会長を務める参院議員山崎正昭らの強力な働きかけがあったという。

 「党の選挙対策委員長だった古賀(誠)さんから直接、稲田朋美の支援を要請されたよ。選挙に勝つためにはそれしかないと」。ある県議が明かす。前田も今回、松宮を破った稲田の選対本部長を務め、結束を推し進める。すべては、かつてない自民党への逆風の中、福井1〜3区で独占している議席を死守するためだ。

 だが、結束を演出する党内の空気を凍り付かせるような場面が、7月5日に開かれた県連定期大会であった。立候補予定者3人が壇上での決意表明に臨む中、福井2区から出馬を予定する山本拓は顔を紅潮させ、声を上ずらせながら〈総裁選前倒し論〉を繰り返した。会場からは激しいヤジが山本に対して飛び、緊張感が漂った。

 大会終了後、記者団から山本発言の感想を問われた山崎は「私は批判もしませんし、賛同もしません」と述べながらも不快感をにじませた。努めて平静を装った山崎。だが、会場を後にする際、「さざ波で済めばいいが」とつぶやいた。

 強大な集票力を誇り、県内の議席を独占してきた自民党の足元が今、大きく揺らいでいる。“保守王国”と称される県内の議席を守れるかどうか。組織の結束力が試されている。
(2009年8月7日 読売新聞)

4135とはずがたり:2009/08/22(土) 08:50:13
>>4133
>各紙情勢調査分析はこのスレで良いでしょうか?
なんか予想スレと役割分担が曖昧ですが,まあ何となくの自分の中での区別はありますがご自由にどぞヽ(´ー`)/

すごいですねぇ〜>海道比例 民主5をうかがう 自民1に転落も←そうなると共産に1議席降ってくる?

4136とはずがたり:2009/08/22(土) 08:51:45
>>4134

決戦の夏 衆院選2009ふくい
共産 埋没を懸念<下>
雇用問題 存在アピール
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1249568133086_02/news/20090809-OYT8T00091.htm

非正規雇用の解消などを訴え、存在感の発揮に努める共産党。支持者の高齢化も顕著だが、若者への支持拡大を模索する(福井市内で)

 来る日も来る日も福井市内などの街頭に立ち、現行の年金や福祉、医療などの各制度の問題点を指摘する。自民党でも民主党でもない“確かな野党”の存在意義を声高に訴える。共産党公認で1区から出馬する金元幸枝。今回が7度目の国政挑戦となる。出勤途中の車内から手を振る有権者も時折見られるが、多数は金元の姿に目もくれず、通り過ぎていく。

 自民と民主の2党による“政権選択選挙”に注目が集まるほど、小政党の存在が埋没してしまう――。そんな危機感を抱く関係者は多い。

 共産党は、昨秋からの経済情勢の悪化で顕在化した非正規雇用問題に対する取り組みをアピールすることで、存在感を示そうしている。党県委員会副委員長の佐藤正雄は「有権者との対話を通じ、労働者派遣法の抜本改正などを訴えることで若者の支持を呼び込みたい」と語る。

 福井市内で7日に開かれた同党の演説会。2月に派遣切りされた男性が特別参加し、派遣会社に対して地位保全などを求める仮処分を地裁に申し立てて、「解雇は無効」とする決定を7月に勝ち取ったことを報告した。男性は自らの体験に基づいて非正規労働者を取り巻く実情などを熱っぽく語り、「派遣社員は横のつながりが弱く、団結とは無縁だ。だから、会社にも粗末に扱われるが、泣き寝入りしてはいけない」と強調した。

 雇用問題など、暮らしに密着した政策を訴えることに加え、同党は比例選北陸信越ブロックでの議席奪還にも重点を置く。2003、05年の過去2回の衆院選では、あと1歩のところで比例選での議席を取りこぼした。比例選に重複立候補する金元には、県内の比例票を掘り起こすという使命もある。

 2大政党化が進む中、少数の民意を受け止める政党は生き残れるのか。今回の衆院選では、小政党の存在意義も問われている。(文中敬称略、この連載は上田友也が担当しました)
(2009年8月9日 読売新聞)

4137小説吉田学校読者:2009/08/22(土) 08:52:31
(続き)
茨城1 福島が安定
茨城2 石津がリード
茨城4 高野、梶山横一線
茨城6 県医師連盟全面支援の大泉が大きくリード
茨城7 柳田を中村、永岡が横一線で猛追←茨城民主全勝も視野
栃木1 石森優勢
栃木4 山岡が優位 無党派層は山岡、佐藤、植竹とも固めていない
栃木5 富岡、茂木横一線←ここもか!!
群馬1 宮崎を尾身が追う
群馬2 石関優位
群馬3 柿沼が幅広い世代に浸透しリード
群馬4 三宅と福田互角←三宅が前
埼玉12 本多が幅広い年代に浸透しつつある。小島は組織戦展開。
埼玉13 森岡リード
埼玉14 中野を三ツ林が懸命に追う
北関東比例 民主11議席をうかがう←となると2〜4議席あふれる。降ってくるのは社民1 自民1 公明1 自民2の順番か

4138とはずがたり:2009/08/22(土) 08:55:06
無党派層への滲透が小室・亀井両氏が未だだとすると期待もてんちゃうの?
島根選出の国会議員が青木だけに成る日も近いかも。

2区自、国しのぎ削る1区は自、民の接戦
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20090820-OYT8T01012.htm

  30日投票の衆院選を前に読売新聞社が18〜20日に実施した世論調査と、これまでの取材を加味した結果、島根1区は自民前議員と民主新人の接戦となり、同2区は自民と国民新の前議員同士がしのぎを削っている。しかし、有権者の約2割が投票する候補を決めておらず情勢はなお流動的で、無党派層の取り込みが当落の鍵を握るとみられる。

■1区 党幹事長の細田候補は、自民、公明支持層の9割弱をまとめ、女性の半数や農林水産業の8割弱から支持を受けている。全国遊説の合間を縫い、23、24両日は地元に戻り、街頭演説などで支持拡大を図る。

 「政権交代」を旗印に実績のある自民前議員に挑む小室候補は、民主支持層の8割前後を固め、無党派層への浸透も図っている。20日には鳩山由紀夫・党代表の応援を受け、陣営の士気を高めた。

 護憲の立場などを強調する石飛候補は、共産支持層の大半をまとめたが、無党派層の支持は広がっていない。自民、民主の2党対決の構図に埋没しないため、市街地などで精力的に街宣活動を続けている。

■2区 4選を狙う竹下候補は、自民支持層の8割以上を固め、推薦を受ける公明支持層にも食い込んでいる。60歳代以上の半数の支持を受けるが、30歳代などには浸透しておらず、選挙区内をくまなく回る。

 民主、社民から推薦を受ける亀井候補は、国民新だけでなく、民主支持層の8割、社民の7割を固めた。共産支持層の7割強も取り込んでおり、長女の参院議員、亜紀子氏と共に無党派層に働きかけている。

小選挙区候補者 届け出順

1区 松江市、出雲市の一部など

 石飛 育久31共 新 党県常任委員
 小室 寿明48民 新 (元)県議
 池田健一郎29諸 新 幸福実現党員
 細田 博之65自〈町〉前《6》党幹事長

2区 浜田市、出雲市の一部など

 亀井 久興69国 前《5》党幹事長
 竹下  亘62自〈津〉前《3》財務副大臣
 相浦 慎治41諸 新 幸福実現党員

 氏名、投票日現在の年齢、所属、□は自民の派閥、新旧、当選回数、主な肩書。
(2009年8月21日 読売新聞)


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