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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

6613チバQ:2018/11/12(月) 14:13:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000008-mai-soci
<ANA>国内線の搭乗 「ステータス」から「番号」に変更
11/12(月) 9:00配信 毎日新聞
<ANA>国内線の搭乗 「ステータス」から「番号」に変更
10月から番号順で機内へ案内しているANA国内線の搭乗口=東京都大田区の羽田空港で、米田堅持撮影
 全日空(ANA)は、国内線の搭乗客を航空機内へ案内する方法をリニューアルした。搭乗回数の多さを示す「ステータス」の名称で呼び出していたこれまでの方式を改め、ステータスなどを基に振り分けたグループごとに並んでもらうことにした。導入の背景には、飛行機をあまり利用しない人にとってなじみの薄いステータス名を使うことで起きるトラブルを防止したいという意図もあるようだ。【米田堅持】

【番号が掲示された搭乗口】

 ◇「優先」の認識にずれ

 ANAを含め多くの航空会社では、妊娠中の女性や乳児など幼い子ども連れ、車いす利用者などに最優先で搭乗してもらい、その後はステータスのランクに加えて、機種の大きさなどの特性も加味して利用者の搭乗順を決めている。搭乗回数が多いほど優先的に搭乗できるため、航空各社は、「得意客」の利用満足度を高めることができる重要なサービスと捉えている。

 ただ、乗客の勘違いが原因のトラブルも少なくない。空の旅に不慣れな乗客が、「優先搭乗」のシステムを鉄道やバスの「優先座席」と勘違いしたり、ステータスの意味が分からずにいち早く搭乗したりすることがあり、「ステータスを無視して割り込まれた」という苦情も寄せられるという。そこで、ANAでは、顧客満足度の低下を防ごうと、搭乗方法の改善に着手。今年4月からは、搭乗前に乗客が並ぶ位置をステータスごとに割り振ることにした。ANAの担当者は「搭乗案内を分かりやすくすれば、サービス向上につながる。スムーズに搭乗してもらえば、定時出発にもつながる」と期待する。

 ◇幼児連れや介助が必要な人は遠慮せず申し出を

 10月からは、さらに改善を図り、搭乗券や保安検査場で渡される保安検査証に搭乗順を示す番号を印字することにした。搭乗前に並ぶ位置を示す掲示も、ステータス名から印字された番号に変更。最上位ステータスの「ダイヤモンドサービス」を示す「1」から、ステータスを保持しない一般搭乗客のうち機体前方の席に座る「4」までの数字で表している。

 ステータス名から数字に表記を変えたことで、飛行機に乗り慣れない乗客の動きも変わってきた。羽田空港(東京都大田区)では、年配の女性グループが「私たちは3番に並ぶのね」などとしゃべりながら列に並ぶ姿も見られるようになった。搭乗案内のアナウンスでもステータス名などを列挙する必要がなくなり、業務の軽減という副産物も生みだした。

 ANAでは今後、2019年中に国際線での番号表記導入を予定しているという。もちろん、乳幼児連れや介助の必要な人が最優先であることに変わりはなく、「チケットの予約時やチェックイン手続きの際に申し出てほしい」と呼びかける一方、子ども連れや高齢者などへ積極的に声を掛け、個々のニーズの把握に努めている。

6614チバQ:2018/11/14(水) 10:21:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000596-san-m_est
成田-テルアビブ便就航へ 日本とイスラエル協議
11/13(火) 17:48配信 産経新聞
 【テルアビブ=坂本一之】日本とイスラエルの両政府が、成田空港とイスラエル最大都市テルアビブ近郊のベングリオン国際空港を結ぶ初のチャーター便就航に向けて協議を進めていることが13日、分かった。技術力の高いベンチャー企業が多いイスラエルには近年、日本企業による投資が急拡大している。両政府は、チャーター便で実績を積んで成田-テルアビブの定期便就航を目指す考えだ。

 両国の政府関係者によると、ツアー客が利用する成田-テルアビブ間のチャーター便の運航は、イスラエルのエルアル航空を軸に調整している。チャーター便は2019年にも就航させたい考えで、経済関係の拡大を狙うイスラエル側は、日本の航空会社による同航路の定期便就航に強い期待を寄せている。

 日本企業のイスラエル投資額は、11年にわずか3億円だったが、サイバーセキュリティーなど高い技術を持つIT企業などへの投資が増え、16年には222億円に急増。17年には、田辺三菱製薬がバイオベンチャーのニューロダームを1240億円で買収した。両政府は投資協定を17年10月に発効しており、日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、イスラエル進出企業数は同年に70社を超えた。

6615チバQ:2018/11/15(木) 19:27:56
https://www.sankei.com/west/news/181114/wst1811140030-n1.html
関西3空港の役割分担に見直し論 台風被害背景
2018.11.14 15:35産経WEST経済

 関西の空の玄関口である関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港について、国際線・国内線・貨物便などの運航をめぐり役割分担の見直しを求める声が強まっている。訪日外国人客が増え続ける中、今年9月、台風21号の被害で関空が一時閉鎖され国際線が運航できない事態が発生し、リスク分散の必要性が顕在化したからだ。関西財界では神戸空港での国際線運航を模索する動きもあるが、今春から3空港を一体的に管理・運営している関西エアポートは、経営への影響などを考慮して慎重姿勢だ。関係自治体の思惑もさまざまで、足並みはそろっていない。(阿部佐知子、牛島要平)

 ■財界と空港運営会社に相違

 3空港の役割は、神戸空港の開港を控え平成17年に開かれた関係自治体などによる「関西3空港懇談会」(3空港懇)で、当時業績が低迷していた関空に配慮し、関空を国際拠点空港、伊丹、神戸を国内線の空港とする基本方針で合意した。これを見直すには改めて関係者で合意する必要があるが、3空港懇は22年を最後に8年間開かれていない。

 訪日客の増加を受け、3空港の役割見直しを求める声は台風以前からも挙がっており、3空港懇の座長を務める松本正義・関西経済連合会会長(住友電気工業会長)は昨年から議論再開を呼びかけていた。松本氏は台風被害後の10月15日の定例記者会見で「早くやったほうがいい。事務局に任せてきたが、(自身が)オープンマインドで話をまとめていきたい」と話し、3空港懇再開の段取りが進まない現状への不満をにじませた。

 最大のネックとなっているのは、3空港を一体運営する関西エアポートとの見解の相違だ。松本氏は、関西エアが3空港の役割について中長期的な見通しを示すことが議論に不可欠として、何らかのプランを提出するよう求めている。

 ■関空の「成田化」を懸念

 一方の関西エアは、そもそも伊丹、神戸を国内線とする規制は自治体の合意を受け入れたものであり、見直しに積極的に関与する立場にはないとの姿勢だ。また、現状の規制の中で経営計画を立てており、見直しにともなう収益などへの影響を懸念している。

 関西エアの山谷佳之社長は「一般論として、自由な経済活動には規制は少ない方がいい」と述べるなど、将来的な規制緩和への議論は否定していない。

 ただ、関西エア関係者は「関空が、羽田空港の国際化で需要を奪われた成田空港のようになることは懸念している」と明かす。都心部からの利便性が高い伊丹、神戸で国際線を扱うべきかどうかについては、社内でも慎重論が根強い。

 加えて、9月の台風被害を受け、まずは防災対策の構築を最優先している事情もある。3空港の役割見直しは「考えがまとまっていない」(西尾裕専務執行役員)のが現状という。

 ■年内再開厳しく

 業を煮やした関経連は、国際線の定期便が認められていない神戸空港で「国際定期チャーター便」を認める規制緩和案を検討しており、何とか議論を前進させたい考えだ。

 ただ、神戸市はかつて関空建設の候補地となりながら拒否したいきさつがあり、現在の神戸空港の国際化案には関空の地元から反発の声が挙がっている。また国際線の復活を望む伊丹空港周辺自治体も、神戸の先行をすんなりと受け入れるかは不透明だ。

 関経連が目指す年内の3空港懇再開は“視界不良”で、関係者からは「年内開催は厳しいのでは」と懸念する声も出始めている。

6616チバQ:2018/11/18(日) 22:47:14
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181116-OYT1T50075.html
地方空港へLCC続々、大手と競わずニッチ路線
2018年11月16日 17時37分
旅客ターミナルが整備された後の下地島空港のイメージ(三菱地所提供)
旅客ターミナルが整備された後の下地島空港のイメージ(三菱地所提供)


 訪日外国人旅行者の増加を受け、格安航空会社(LCC)を中心に地方空港への新規就航が相次いでいる。航空大手と競わないニッチ(すきま)路線への進出で、拡大する需要を取り込む戦略だ。国も地方空港による新路線の誘致を後押ししており、地方経済の活性化につながるか、期待がかかる。

 ◆訓練空港が一転

 LCCのジェットスター・ジャパンは15日、沖縄県の下地島空港と成田空港を結ぶ路線を来年3月30日に就航させると発表した。運賃は6990円(税込み)からで、きょう16日から先着400席を385円で売り出すなどLCCらしさを打ち出した。同社の片岡優社長は、「成田に来る海外からのお客さんに、(下地島まで)足を運んでもらえる」と期待感を示す。

 下地島空港は有名観光地・宮古島の西側にあり、これまではパイロットの訓練飛行に使われてきた。2015年に新たな橋が開通して宮古島まで車で行けるようになり、観光地として注目度が高まった。下地島への定期旅客便の就航は25年ぶりだ。

 来年には三菱地所などがリゾートらしさを重視した新ターミナルビルを開業する。関係者によると、成田以外の空港との路線の就航も見込まれているという。

(ここまで498文字 / 残り396文字)

6619チバQ:2018/11/21(水) 10:22:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/249109
新千歳にエアソウル就航 26日から仁川便 韓国LCC勢ぞろい
11/17 16:35 更新
新千歳にエアソウル就航 26日から仁川便 韓国LCC勢ぞろい
 【千歳】韓国の格安航空会社(LCC)エアソウルは16日、新千歳―仁川(インチョン)(ソウル)間の国際定期便を26日から運航すると明らかにした。エアバスA321―200型(195人乗り)で毎日1往復する。新千歳の国際線には現在、韓国のLCC5社が就航しており、エアソウルが運航を始めれば、日韓を結ぶ路線に就航する韓国のLCC全6社が勢ぞろいする。

 エアソウルはアシアナ航空(韓国)の100%子会社で2015年4月設立。日韓間の国際線では成田、関西などと仁川を結ぶ12路線に就航している。新千歳線は発着時間が曜日によって異なり、26日の初便は仁川発午後0時25分、新千歳発午後4時50分。所要時間は3時間〜3時間半程度で、運賃は片道約3千〜約3万8千円。

6621チバQ:2018/12/03(月) 15:32:41
http://news.livedoor.com/article/detail/15674592/
ジェットスター、「中距離参入」の必然と不安
2018年12月1日 6時0分 東洋経済オンライン
「中距離国際線参入を本格的に検討します」

オーストラリアのLCC(格安航空会社)、ジェットスター航空のグループ会社であるジェットスター・ジャパンの片岡優社長はそう強調した。

11月27日、同社が開いた事業戦略説明会で、最大244席を備えた最新鋭のエアバス製小型機「A321LR」を2020年に3機導入すると初めて発表。まずは座席利用率が高い、既存の国内線や短距離国際線に投入する。

ジェットスター・ジャパンは2012年から運航を開始し、LCC初の関西国際空港=大分路線就航を実現するなど積極的に国内地方路線を開拓してきた。今年9月に高知県、11月には沖縄県・宮古地域へ「LCC初上陸」を発表し、現在はLCC国内路線で運航規模(旅客数×輸送距離)シェアトップを走る。



2019年中にANAホールディングス(ANA)傘下で統合予定のピーチ・アビエーション(ピーチ)とバニラ・エア(バニラ)を合わせても、ジェットスター・ジャパンには及ばない。

狙いは中距離国際線への参入
今回の新型機導入も、山形県の庄内空港をはじめとする東北路線や、宮古地域以外の沖縄離島路線への新規就航が視野にある。しかし、ジェットスター・ジャパンにとって新型エアバス機を投入する最大の狙いは国内路線の拡大ではなく、中距離国際線への参入だろう。

ジェットスター・ジャパンの国際線展開は今まで、台北や香港、遠くてもフィリピンのマニラといった、日本から片道4時間程度の短距離路線のみだった。

しかし、今回検討する中距離国際線は、日本から片道7時間程度の路線だ。ジェットスター・ジャパンの片岡社長は時期や候補地を決めていないとしつつも、具体例として東南アジアを挙げる。タイやベトナムといった新興国が中心の東南アジアは、これから最も航空需要が伸びる地域とされている。

日本のLCC業界で中距離路線は一種のブーム状態にある。まず、今年2月にANAが2020年に傘下にあるバニラ統合後のピーチによる中距離国際線参入を発表。さらに、JALは中・長距離に特化したLCC準備会社「ティー・ビー・エル」の立ち上げを発表し、同じく2020年の就航を目指す。

いままでのLCC国際線は短距離が大前提だった。理由はLCCのビジネスモデルにある。そもそも、なぜLCCが「ローコスト」なのかというと、機内サービスを簡略化しているからだ。

加えて「単一機材」「短距離・多頻度」がカギとなる。単一機材にすることで、交換部品調達やパイロット、客室乗務員訓練を効率化できる。短距離・多頻度化により、飛行機1機ごとの機材回転率も向上する。

JALの戦略はちぐはぐか?
前出のエアバス新型機のように、「中距離を飛べる小型機」が登場したことも大きい。実際、ピーチもジェットスター・ジャパンに先んじて今年7月、2020年度に新型エアバス機を2機導入すると発表している。

日本発着の国際線LCC同士の激しい価格競争が起きている。チェジュ航空など韓国勢の台頭やエアアジアXなど東南アジア勢が猛追し、ピーチとバニラが統合したのもアジア勢台頭の対抗策と言える。各社は短距離国際線の過当競争の影響を緩和するため、東南アジアをはじめとする中距離国際線に進出しようとしているのだ。

6622チバQ:2018/12/03(月) 15:33:06
JALはジェットスター・ジャパンに33.3%出資するとともに、今年7月に中長距離LCCのティー・ビー・エルを作ったばかり。今回のジェットスター・ジャパンの中距離国際線参入に対して、複数の業界関係者は「JALの子会社と中距離国際線参入の”共食い”は起きないのか」と、その戦略のちぐはぐさをいぶかる。

しかし、今のところ共食いの可能性は少なさそうだ。ジェットスター・ジャパンとティー・ビー・エルは市場が明確に異なる。今回ジェットスター・ジャパンが導入する新型エアバス機はあくまで小型機なのに対し、ティー・ビー・エルが採用するのはボーイング製の1万5000キロメートル近く航行できる中型機だ。JALの赤坂祐二社長が「(ティー・ビー・エルは)アジアだけでなく、欧米に路線を伸ばす」と語るように、より長距離路線を視野に入れている。

世界の「中距離LCC競争」はすでに始まっている。東南アジア各国でLCCを展開するエアアジアグループは、中長距離路線を担うエアアジアXを設立。このエアアジアXとシンガポール航空傘下のLCC、スクートが昨年、関西国際空港とハワイ・ホノルルを結ぶ路線に就航した。日系各社もこれ以上黙ってみているわけにはいかなくなった。

とはいえ、中距離LCCというビジネスにはすでに暗雲が立ち込めている。
先述したように、先行して中距離路線を展開してきたアジアのLCC各社が一部で路線撤退を余儀なくされているのだ。

エアアジアXはバリ島=成田線を2019年1月に、スクートは関空=ハワイ・ホノルル線を同年6月にそれぞれ運休する。スクートの親会社・シンガポール航空は「需要低迷のため」としているが、収益確保の難易度の高さに直面した形だ。先行したアジア勢も、いまだ中距離LCCの「正解」を見出せていない。

ジェットスターの逆張り戦略
ジェットスター・ジャパンの片岡社長は「運休するLCCとは使用機材が異なるため、コストモデルが違う」と話す。実際、上記2社は通路が2本ある通称「ワイドボディ型」の機体を採用しているが、ジェットスター・ジャパンが今回採用するA321LRは通路が中央の1本しかないサイズ。一般的に機体は大きくなるほど燃費が悪くなる。「従来の同型機より燃費は15〜20%削減される」(エアバスジャパンのジヌー社長)。



「LCC路線の戦略は、訪日需要を取り込むことを念頭に置くのが鉄則」(業界関係者)とされるのに対し、ジェットスター・ジャパンの片岡社長は「(日本人の)レジャー路線を中心に検討する」と、日本人の観光需要の深耕という「逆張り路線」を行く。低価格のLCC登場で新たな観光需要を掘り起こした前例があり、ジェットスターの戦略を無謀と決めつけるのも、それこそ時期尚早だろう。

ただ、エアアジアXやスクートの例を見ると、中距離LCCが容易なマーケットでないことも事実。世界各社が血眼で探し求める中距離LCCのビジネスモデルという「宝の地図」を見つけ出す会社は、日本から現れるのだろうか。

6623チバQ:2018/12/04(火) 16:03:16
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/469969/
福岡-バンコクLCC就航 タイ・ライオン航空 来年2月、毎日1往復
2018年12月02日 06時00分

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 タイを拠点とする格安航空会社(LCC)タイ・ライオン航空が、福岡空港とバンコク・ドンムアン空港を結ぶ路線を来年2月に開設することが分かった。福岡-バンコク線は大手のタイ国際航空がスワンナプーム国際空港発着で1日1往復しているが、LCC参入で割安での行き来も可能になり、福岡とタイの交流促進が期待できそうだ。

 関係者によると、タイ・ライオン航空は1日1往復を計画。所要時間は5〜6時間で、午前7時ごろ福岡着、同8時ごろ福岡発の便で最終調整している。

 機材はボーイングの新型機737MAX9で、座席数は215席。座席間隔は狭いが、格安なのが売りでセール時の運賃は片道1万円程度が見込まれる。タイでは九州旅行への需要が高まっており、若者などを取り込みたい考えだ。

 ドンムアン空港は旧バンコク国際空港で中心部から約20キロ北にある。LCC拠点空港として東南アジアで存在感を高めており、タイ・ライオン航空は今月以降、成田や中部、関西にもドンムアン線を開設する。

 タイは10月、福岡市に総領事館を設け11月末には観光庁福岡事務所も再開した。

=2018/12/02付 西日本新聞朝刊=

6624チバQ:2018/12/04(火) 16:20:13
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201812/0011874372.shtml
2018/12/4 05:30神戸新聞NEXT

8年ぶり3空港懇へ 神戸の規制緩和など議論 24日軸に調整
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 関西と大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を話し合う「関西3空港懇談会」の開催時期について、事務局の関西経済連合会(関経連)が今月24日を軸に参加機関と調整していることが3日、複数の関係者への取材で分かった。実現すれば2010年4月以来、8年ぶりの再開となる。急増する訪日外国人(インバウンド)の受け入れ態勢をいかに強化するか-などが焦点となる。

 関経連の松本正義会長は、年内に開きたい意向を表明していた。ただ一部メンバーの出欠が依然不透明なため、28日など他の日程も浮上しており、年明けに持ち越す可能性もある。

 前回10年4月の懇談会で目標とされた「3空港の一元管理」が今年4月、神戸市が神戸空港の運営を関西、大阪両空港の運営者である関西エアポートに委ねたことで実現。空港同士が協力関係に移ったため、関空に配慮して神戸空港に課されてきた規制(1日30往復の発着枠▽午前7時〜午後10時の運用時間▽国内線限定)などの意義が問い直される。

 関空の17年の発着回数は18・5万回で、過去5年間で1・5倍に増加。環境影響評価(アセスメント)で想定された23万回に迫る勢いで、アジアの経済成長に伴う訪日客増加は今後も続く見通しだ。さらに大阪開催が決まった25年の国際博覧会(万博)には海外から350万人の来場が見込まれる。こうした状況を踏まえ兵庫県の井戸敏三知事は、神戸空港の国際チャーター便の運航を懇談会で提案する意向を表明している。

 また神戸、大阪両空港は9月、台風被害を受けた関空の振り分け便を受け入れ、補完役としての存在価値を高めた。大阪府の松井一郎知事は「バックアップ(緊急時の備え)が必要だと関西全体が認識した」との考えを示している。(長尾亮太)

【関西3空港懇談会】神戸空港や関西空港第2滑走路の完成を控え、3空港の役割分担を話し合うため2003年2月にスタート。これまで計7回の会合は、神戸空港の規制内容などに合意した第1期と、3空港の一元管理などに合意した第2期に分けられる。当初の参加機関は国土交通省航空局▽同省大阪航空局▽大阪府▽兵庫県▽大阪市▽神戸市▽関西経済連合会。09年から京都府▽和歌山県▽堺市▽大阪商工会議所▽神戸商工会議所▽関西国際空港会社-が加わった。今後の第3期は、3空港を運営する関西エアポートが関わる見通し。

6625チバQ:2018/12/04(火) 16:21:33
https://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20181203-OYO1T50012.html
外国人向けに検疫済み果物店オープン…関西空港
2018年12月03日
 関西空港に3日、訪日外国人向けに検疫済みの果物などを販売する店舗「J’s Agri Market(ジェイズアグリマーケット)」がオープンした。検疫を通す手間を省き、果物を手軽におみやげとして持ち帰ってもらうのが狙いだ。

 JTBが、第1ターミナル北側の出国審査場近くに開設。外国人旅行者が日本国内で購入した農産物を持ち出す場合、品種や国によって、植物防疫所での検査が必要となる。この負担を軽減するため、出国審査を受けた後の客に、検疫済みの商品を販売する。

 旅行者が事前にJTBの通販サイトで注文した商品の引き渡しのほか、旬の果物など約10品目を販売。国によって持ち込み禁止の農産物が違うため、購入時にチェックリストで確認する。この日は京都産の梨、鳥取産のあんぽ柿など8品目が並び、店員が旅行客に試食を勧めた。

6627チバQ:2018/12/06(木) 18:28:53
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASLD55TKWLD5PLFA00N.html
関西3空港の役割どう見直す?8年ぶりに関係者が懇談会
09:22朝日新聞

関西3空港の役割どう見直す?8年ぶりに関係者が懇談会

関西にある三つの空港

(朝日新聞)

 関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港について、地元自治体や財界が役割分担を話し合う「関西3空港懇談会」が、8年ぶりに開かれる。今年4月に神戸空港が民営化され、3空港とも民間企業の関西エアポートが運営しており、関空を補完する2空港の規制緩和策が最大の焦点となる。

 懇談会には、関係自治体の首長や、関西経済連合会のトップらが参加。今月24日に開くことで調整している。大阪府の松井一郎知事は5日、「(3空港の)運営会社が一つになった。やっと前向きな議論ができる」と語った。

 懇談会はもともと、2006年の神戸開港が迫る03年に発足した。国際拠点(ハブ)空港を目指す関空との競合を懸念した、経済界が呼びかけた。もともと廃港するはずだった伊丹が残り、関空の利用は伸び悩んでいた。05年には、伊丹と神戸の国際線就航に制限をかけた。

 今回は、これまでとは状況が異なっている。ここ数年は訪日客が増え、関空を発着する格安航空会社(LCC)が相次いで増便している中での開催だ。

6628荷主研究者:2018/12/07(金) 23:55:11

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00496867
2018/11/22 05:00 日刊工業新聞
社説/存在感が増す北九州空港 混雑する福岡の代替目指せ

 24時間空港の利点を生かした北九州空港の存在感が増している。同空港が拠点のスターフライヤーは10月末に国際定期便を就航した。一方、全日本空輸も6月から国際定期貨物便の運用を始めた。福岡県内には国際空港の福岡空港があるが「混雑空港」のため、航空各社の新規乗り入れや発着枠拡大が難しい状態が続く。補完する意味からも100キロメートル圏内にある北九州空港の存在が欠かせない。

 スターフライヤーは北九州・中部の2空港と台北(桃園)を結ぶ新路線に参入した。2014年3月に韓国・釜山線を休止して以来、ほぼ4年半ぶりの国際線再参入となる。当初は福岡―台北線も予定していたが、福岡空港の発着枠が獲得できなかったため断念したが、松石禎己社長は「福岡発の獲得は今後も目指す」としており、県内2空港を利用した業容拡大を狙う。

 また、全日本空輸は24時間運用の利点を生かし、深夜発便で沖縄・那覇空港を経由して上海などアジア主要6都市に貨物便を運ぶ業務を始めた。傘下のANAカーゴ(東京都港区)が業務を担い、19年度7000トンの取扱量を見込む。これまで関西や成田空港に一度輸送していた貨物が九州から発送可能となるため、迅速な輸出が図れるという。自動車や電子部品のほか、生鮮食品などにも期待する。

 北九州空港の17年度利用者数は約164万人。約2380万人の福岡空港と大きな開きはあるものの、訪日外国人(インバウンド)増加で過去最高を記録した。16年末の韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーなどの就航も後押しし、今後もLCC誘致による観光客増を狙う。

 九州最大都市・福岡市に近い北九州空港は、福岡空港の代替機能を果たすことで成長が可能だ。滑走路が1本しかない福岡空港は常に過密状態で、使い勝手が悪い。北九州空港へ国際線利用を一定数移すほか、災害など有事の際に代替できるようになれば利便性は高まる。福岡県と北九州市は、地方都市が二つの空港を持つという好条件を最大限利用して、地域のさらなる活性化に生かしてほしい。

(2018/11/22 05:00)

6629チバQ:2018/12/14(金) 16:55:00
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/471764/
地域航空5社 共同運航へ 業務提携、九州3社先行 合併、当面見送り
2018年12月09日 06時00分
 オリエンタルエアブリッジ(ORC、長崎県大村市)や天草エアライン(AMX、熊本県天草市)、日本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)など離島やローカル路線を持つ地域航空5社が、コードシェア(共同運航)や機体整備、パイロット訓練の共同化といった包括的な業務提携を進める方針で合意したことが8日、関係者への取材で分かった。ORC、AMX、JACの九州3社で先行し、2019年度から協業化の準備を始める。業務効率化で収支改善を図るのが狙い。国土交通省の有識者会議が提言した経営統合や合併は当面見送る。

 ORCは全日本空輸(ANA)、AMXは日本航空(JAL)とコードシェアなどで協力し、JACにはJALが出資している。関係者によると、国内外で激しく競争する系列を超えた提携は世界的にも珍しいという。

 5社は九州3社と、ANA系のANAウイングス(東京)、JAL系の北海道エアシステム(札幌市)。いずれも収支の厳しい生活路線を抱える。

 有識者会議は、人口減少で将来的に存続が危ぶまれる路線の維持策を検討するため、国交省が16年に設置。会議は今年3月、「合併か持ち株会社の設立による経営統合を模索すべきだ」とする報告をまとめた。

 これを受け、5社とANA、JAL、国交省が実務者協議を設置し、合併や経営統合を含めた具体策を議論していた。

 関係者によると、実務者協議は合併や経営統合について、系列や各社の収支状況の違い、地域性が薄れることを懸念する地元自治体の反発などから、当面は困難と判断。将来の課題とすることで合意した。

 一方で、コードシェアに向けたANA系とJAL系双方のシステム改修や、乗り継ぎを容易にするための空港搭乗口の変更、機種統一による整備の共同化、操縦訓練用シミュレーターの共同使用に関し、必要経費の調査などを始めることで一致。系列を超えたマイレージの利用や旅行商品の開発で既に協力する九州3社で先行することにした。

   ×    ×

【ワードBOX】地域航空会社

 客席数30〜70程度のプロペラ機を中心に、離島や地方の航空路線を運航。著しい人口減少の影響で離島路線は収支が悪化。大手航空会社や地元自治体からの出資、運航費や機体購入費への国庫補助を受けている。保有機が少ないため、故障や定期点検で欠航が発生しやすいほか、パイロットや整備士の確保、養成も課題となっている。

=2018/12/09付 西日本新聞朝刊=

6630チバQ:2018/12/17(月) 18:46:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181217-00000005-awire-bus_all
バニラ、19年10月で終了 既存10路線ピーチに、函館など3路線廃止
12/17(月) 15:53配信 Aviation Wire
バニラ、19年10月で終了 既存10路線ピーチに、函館など3路線廃止
19年10月で運航を終了するバニラ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
 ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のLCCバニラエア(VNL/JW)は12月17日、運航を2019年10月26日で終了すると発表した。同じくANAHD傘下のLCCピーチ・アビエーション(APJ/MM)への統合に伴うもので、一部を除き、既存路線をピーチに移管する。

 バニラは現在、国内線7路線と国際線6路線の計13路線を運航している。2019年3月31日から始まる夏ダイヤでは、成田-函館線と那覇-石垣線の国内2路線と、成田-香港線の国際1路線を廃止。残りの国内・国際5路線ずつ計10路線を、5月から段階的にピーチへ移管する。移管後、ピーチは3路線を再就航する。

◆3路線廃止

 3路線は段階的に廃止する。最も早く廃止するのは成田-函館線で、今年の冬ダイヤが終了する3月30日が、最終運航となる。成田-香港線は5月31日に廃止とし、ピーチは6月28日から、那覇-香港線を2017年10月以来、1年8カ月ぶりに再就航する。

 那覇-石垣線も、5月31日が最終となる。ピーチは10月27日から始まる2019年冬ダイヤ期間で、関西-石垣線と、バニラが移管する成田-石垣線を、それぞれ1日2往復へ増便を予定する。

◆10路線を移管

 移管10路線のうち、バニラとして最も早く運航を終了するのは関西-奄美大島線で、5月6日が最終となる。最も遅い2路線は、10月26日に終了。成田-台北(桃園)線と福岡-台北線で、ピーチ便での就航は、3路線とも2019年冬ダイヤ期間を予定する。

 関西-台北(桃園)線は、5月7日が最終となる。ピーチへの移管は6月29日からで、既存便を増便する。成田-那覇線は5月31日で運航を終了し、翌6月1日からはピーチ便として、2017年3月以来2年3カ月ぶりに再就航する。

 那覇-台北線は5月31日に終了し、6月28日からピーチの既存便を増便。成田-札幌線は8月31日で終了し、翌9月1日からピーチ便として、2017年3月以来2年6カ月ぶりに再就航する。8月31日に終了する成田-奄美大島線は、10月1日からピーチ便で就航する。

 9月30日には、成田-高雄線と成田-石垣線の2路線を終了。いずれも2019年冬ダイヤ期間で、ピーチ便として就航する。

 成田空港では現在、バニラはLCC専用の第3ターミナル(T3)、ピーチは全日本空輸(ANA/NH)などが使用する第1ターミナル(T1)を使用している。ピーチによると、路線移管を進める夏ダイヤでは、旧バニラ便はT3を、既存のピーチ便はT1を継続して使用し、冬ダイヤ以降は未定だという。

◆バニラ機材19年7月からピーチに

 ANAHDは今年3月22日に、ピーチとバニラの統合を発表。アジア諸国の中距離国際線LCCが成功するなど、競争環境が激化していることから、競争力のあるピーチを軸に一本化する。また、ピーチの本社機能のうち一部を首都圏に移し、採用競争力やマーケティングを強化する。

 ピーチは現在、バニラ吸収に向けた手続きを進めている。11月2日には、ピーチの井上慎一CEO(最高経営責任者)と森健明副社長が、それぞれ新社長と新副社長に就任し、ピーチと兼務している。

 今後は、ANAHDが保有するバニラの全株式の取得を予定している。また、バニラが運航するエアバスA320型機の一部を対象に、2019年3月から塗装や内装の改修を進め、7月からピーチの機材として運航を始める。

◆5年10カ月で幕

 バニラの前身は、マレーシアのエアアジアとANAHDが出資して2012年8月1日に就航した旧エアアジア・ジャパンで、旧エアアジア・ジャパンは2013年10月26日に運航を終了した。

 同年12月20日には、バニラエアとして就航。成田から那覇線と台北線の2路線を開設した。2019年10月の運航終了により、5年10カ月で幕を閉じることになる。

Yusuke KOHASE

6631チバQ:2018/12/25(火) 00:32:06
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1812220022.html
関西3空港懇、8年ぶり開催、国際化期待も足並み乱れ
12月22日 21:34産経新聞

関西3空港懇、8年ぶり開催、国際化期待も足並み乱れ

関西3空港の運用状況

(産経新聞)

 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を官民で議論する「関西3空港懇談会」(3空港懇)が24日、8年ぶりに開催される。伊丹と神戸の両空港がある兵庫県内の自治体は、念願の国際線就航に向けて両空港の規制緩和を要望する構え。だが議論は、騒音問題を抱える伊丹空港よりも、海上空港のため制約が少ない神戸空港での議論が先行する見通し。伊丹周辺の各市は焦りを募らせるが、自治体間で足並みがそろっておらず、議論は難航しそうだ。(岡本祐大、中井芳野)

 「扇風機の裏側」

 11月下旬、兵庫県の川西市役所市長室。10月に就任したばかりの越田(こしだ)謙治郎市長を、伊丹空港周辺市で構成する「大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)」会長で同県伊丹市の藤原保幸市長が訪ねた。事務方を排したトップ会談は1時間近くに及んだという。

 この会談で藤原市長は、訪日外国人の増加を踏まえ、「関西全体のため」と地元活性化につながる国際線就航に理解を求めた。しかし、越田市長は「活性化の議論は必要だが、住民への環境対策が先」と、国際化ありきの議論に待ったをかけた。

 川西市は滑走路に近い市南部で騒音問題を抱えるが、空港利用者の市内訪問につながっておらず、伊丹空港との関係で「扇風機の裏側」という言葉がしばしば使われる。このため平成6年以来となる国際線復活について、積極的な伊丹市や大阪府豊中市と異なり、川西市は慎重姿勢を保ってきた。

 神戸先行への懸念

 そんななか、10月の市長選で元県議の越田氏が前市長の後継候補を破り初当選。「改革派」を掲げる40代の新市長に、国際線の復活を望む兵庫県や周辺市は期待を膨らませるが、越田市長もあくまで環境対策優先の姿勢を維持した。伊丹の騒音は国と地元の協定で定めた基準値を上回ったままで、川西市の国際線へのアレルギーは根強い。

 一方、神戸空港は国際線や発着枠で規制緩和の機運が高まる。9月の台風21号の被害を受けた関空の振り分け便を受け入れ、補完役としての存在価値を高めた。その後、関空の補完機能が必要との認識が広がり、2025年国際博覧会(万博)の大阪開催決定も後押しになっている。

 「関空を補完する国際化であれば、反対する必要がない」(大阪府の松井一郎知事)などと、これまで慎重だった大阪側からも規制緩和を容認する声が相次いでいる。こうした「神戸先行論」が広がりつつある状況に、伊丹空港周辺の各市は焦りを募らせる。

 神戸の規制緩和への機運の高まりが、8年ぶりとなる3空港懇開催につながった。今春から3空港を一体的に管理・運営している関西エアポートは、議論を見守るとみられる。

 「川西外し」声も

 10市協は3空港懇に参加していないが、議論次第で見解が問われることになる。10市協として統一した意見を出したいところだが、川西市のような慎重姿勢もあり、「伊丹の規制緩和に反対する(関空周辺の)大阪府泉南地域から『地元が賛成していない』と言われかねない」(伊丹市幹部)との懸念もある。関係者によると、内部から「川西市を外すことも検討すべき」との強硬論も出ているという。

 旧運輸省時代に伊丹の協定の原案づくりを進めた井戸敏三知事は伊丹の国際線の必要性を繰り返し訴えており、3空港懇でも要望する方針。「地元が納得する落としどころが必要」と周囲に漏らしている。

6632チバQ:2018/12/25(火) 11:27:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000002-kobenext-bus_all
関西3空港懇 関西経済浮揚へ規制緩和焦点
12/25(火) 7:30配信 神戸新聞NEXT
関西3空港懇 関西経済浮揚へ規制緩和焦点
8年ぶりの関西3空港懇談会に出席した井戸敏三兵庫県知事(中央)ら=24日午後、大阪市北区中之島6(撮影・大山伸一郎)
 関西、大阪(伊丹)、神戸空港の在り方を話し合う「関西3空港懇談会」(座長=松本正義・関西経済連合会会長)が24日、大阪市内で8年ぶりに開かれた。兵庫県の井戸敏三知事は、神戸空港に課せられている午前7時〜午後10時の運用規制を朝1時間、夜2時間延長し、1日60便の発着枠も2倍に広げるよう正式に提案した。大阪、神戸両空港で、旅行会社などが一般客を対象に企画する国際チャーター便の解禁も求めた。

【表】関西3空港を巡る経過

 訪日外国人客の急増をはじめ航空需要が高まる中、関西3空港懇談会が再開された。2025年大阪国際博覧会(万博)も見据え、大阪(伊丹)、神戸両空港への規制がどう見直されるかが今後の焦点となる。

 一方で再開まで8年もかかった背景には、過去の確執があることも否めない。

 1970年代、国は大阪空港の騒音に対処するため神戸沖で関空建設を構想したが、神戸市が反対して現在の泉州沖となった。その後、同市が一転して単独で空港建設を決めたことから、大阪の政財界は反発。海上にある神戸空港は24時間運用が可能だが、関空優先の名目で、発着枠や運用時間などが規制された。

 神戸市や兵庫県が規制緩和を国に何度求めても、関西全体の「地元合意」が必要として、議論の俎上に載らない時代が続いた。懇談会の再開も、兵庫側が関西経済連合会などに再三要望した末に実現した形だ。

 しかし、当初不振だった関空は様変わりした。10年度に10・7万回だった発着回数は、17年度に18・8万回まで増加。航空関係者からは「(関西3空港のうち)国際線が関空だけでは訪日外国人客を取り逃すのでは」との声も漏れる。

 その懸念は災害時の危機管理にも当てはまる。関空は9月に台風21号の高潮で冠水し、旅客便が通常の運航スケジュールに戻るまで半月以上を要した。航空物流も一時寸断され、幅広い産業に打撃が広がった。

 関西経済も低迷が続いており、15年の国内総生産(GDP)の地域別シェアは15%にとどまる。

 国連世界観光機関によると、国境をまたぐ国際観光客は30年に18・1億人となり、アジアを中心に、10年の1・9倍に増える見通し。内閣府は11月、訪日外国人客のさらなる取り込みへ「格安航空会社(LCC)増便や路線新設が有益」とするリポートをまとめた。

 「関西の空」を巡る議論は、関西浮揚を占う試金石ともなる。(長尾亮太)

6633チバQ:2018/12/25(火) 11:28:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00000002-kobenext-soci
関西3空港懇談会 あす24日、8年ぶりに再開 神戸の発着枠や運用時間の拡大焦点
12/23(日) 8:30配信 神戸新聞NEXT
関西3空港懇談会 あす24日、8年ぶりに再開 神戸の発着枠や運用時間の拡大焦点
神戸新聞NEXT
 関西と大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を話し合う「関西3空港懇談会」が24日、8年ぶりに再開される。急増する訪日外国人客や2025年の大阪国際博覧会(万博)を見据え、高まる航空需要の受け入れ態勢などが焦点になる。中でも、空港建設を巡る過去の経緯から、関空に配慮して課されていた神戸、大阪両空港への規制に対する見直しの行方が注視される。

【表】関西3空港を巡る経過

(石沢菜々子)


 「大変ありがたい。年内に開催できることに大きな意義がある」。懇談会の再開決定後の記者会見で、神戸市の久元喜造市長は謝意を示した。4月に神戸空港の運営を関西、大阪両空港の運営者である関西エアポートに委ねた同市。久元市長は「(民営化で)3空港の一体運用が始まったことが開催の大きな契機になった」とみる。

 神戸空港は騒音公害の少ない海上空港で、24時間運航や近距離国際線の発着が可能だが、1日60便の発着枠▽午前7時〜午後10時の運用時間▽国内線のみ-との規制が課されている。旅客数は17年に初めて300万人を突破したが、規制による頭打ち状態にある。

 規制の要因は、関空建設計画当時までさかのぼる。

 1970年代、騒音公害に悩まされていた大阪空港の廃止を前提に、国が神戸沖での関空建設計画を構想したが、神戸市が反対し、現在の泉州沖になった。だが同市が一転して単独での空港建設を決めたことから、国や大阪側が反発。大阪空港は航空機の騒音防止技術の進歩などで存続され、結果的に3空港となった。

 各空港の役割分担を議論するため、03年に関西の自治体、財界などでつくる懇談会が発足。3空港の位置付けを明確化し、関空は国際拠点空港、国際線を廃止した大阪は国内線の基幹空港、神戸は関空の国内線乗り継ぎをサポートする地方空港-とした。巨額の負債と利用低迷に苦しんでいた関空の活性化を優先し、05年の合意で神戸空港への規制が明文化された。09年には「3空港の一体運用を目指す」との合意がなされたものの、10年以降は開かれていなかった。

 再開の背景には、神戸空港の民営化で3空港が協力関係になったことに加え、格安航空会社(LCC)の普及や訪日外国人客の急増といった航空需要の変化もある。関空の発着回数は10年の10・7万回から、17年には18・8万回と大幅に増加。「(神戸、大阪の)規制緩和なしに対応するのは難しい」(松本正義・関西経済連合会会長)との大阪側の意識も高まった。

 9月には台風21号の高潮で関空が浸水し、大阪、神戸での1日計70便の代替が決定。直後に開かれた与党関西国際空港推進議員連盟の会合後、会長を務める自民党の二階俊博幹事長は報道陣に「これを機に、3空港を一体運用して機能するよう十分議論したい」と意欲を見せた。

 懇談会再開に向け、兵庫県の井戸敏三知事が大阪、神戸両空港で、一般客を対象に旅行会社などが企画する国際チャーター便を提案する方針を示すなど、出席予定者から規制緩和に前向きな発言が相次いだ。久元市長は「どうすれば神戸空港が関西全体の航空需要、関西経済の発展に寄与できるか、という関係者の共通理解が(規制緩和の)前提になる」としている。

6634チバQ:2018/12/25(火) 11:28:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181222-00000052-san-l12
【年の瀬記者ノート】成田空港開港40周年 機能強化、早期に道筋を
12/23(日) 7:55配信 産経新聞
【年の瀬記者ノート】成田空港開港40周年 機能強化、早期に道筋を
成田空港の開港40周年記念パーティーで鏡開きをする森田健作知事(左)ら=成田市(城之内和義撮影)
 3月に国、成田国際空港会社(NAA)、県、地元自治体の4者協議会で空港の機能強化策が合意され、5月には開港40周年を迎えた成田空港。今後、第3滑走路の新設、開港以来の合意事項であった午後11時〜午前6時の夜間早朝の飛行制限の緩和などの具体化に乗り出す大きな節目の1年となった。一連の取材で感じたのは、騒音や落下物などへの懸念が根強い地域住民と、国際空港間競争に遅れることで成田空港の地位低下を懸念する経済界、現状の恩恵に差がある自治体間の思惑などが複雑に絡み合う実態だった。

 国が2020年東京五輪・パラリンピックとその後を見据え「観光立国」を目指すなか、日本の空の表玄関である成田空港の機能強化は欠かせない。現状では発着枠に比較的余裕があるものの、格安航空会社(LCC)に代表されるアジアの航空需要の高まりに応えるには、滑走路の新設や夜間早朝の飛行制限緩和は避けて通れない状況になっている。

 一方で、周辺地域の恩恵の格差是正も大きな課題として浮かびあがった。空港立地自治体として地方交付税の不交付団体で人口増が続く成田市に対し、飛行ルート下の多古町、横芝光町、山武市などは人口減が続き、騒音や落下物に悩まされる割には恩恵が少ないとの感情が根強い。「東西格差」「南北格差」と言われるゆえんだ。4者協議会の合意が当初の見込みよりも遅れたのは、騒音や落下物対策と地域振興策を強く求めていた横芝光町での議論が紛糾していたことも影響した。

 「判断をこれ以上遅らせることは当町にとって得策ではない。熟慮に熟慮を重ねたうえでの選択」という4者協議会で示された機能強化案を最終的に受け入れた佐藤晴彦町長の言葉が現状を表していた。現在の成田空港からの恩恵に不満はあるものの、成田空港の地位低下は周辺自治体にも跳ね返る。機能強化の実施と引き換えに得る地域振興策に期待するしかない自治体の苦悩が浮かび上がる。

 今月18日には、機能強化策の実施に向け、特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法(騒特法)に基づく県の基本方針が変更され、成田、多古などの5市町で移転補償の対象となる「防止特別地区」に新たに1078戸が指定。新築住宅への防音工事が義務づけられ、必要な経費をNAAなどが負担する「防止地区」も成田市と横芝光町で1562戸が追加された。地域振興策の具体化とともに騒音や落下物対策も着々と進む。

 だが、アジアの国際空港間競争に目を向ければ、シンガポールのチャンギ、韓国の仁川、中国の上海浦東などの各空港は成田空港を上回る年間旅客者数を誇り、滑走路やターミナルの新設が着々と進む。そのスピードと比べれば、2020年代での第3滑走路整備は盛り込まれたが、具体的な時期は未定の成田空港の機能強化は見劣りする。

 「成田空港がしっかりすることは千葉県の発展と同時に、首都圏、日本の発展にもつながる」と森田健作知事は強調する。地域住民への丁寧な対応、そして空港の機能強化で生まれる恩恵で地域振興策を行う。共存共栄で開港50年、その先の未来を目指す成田空港の新しい姿にこれからも注目していきたい。(永田岳彦)

                   ◇

 今年もあと1週間余り。各記者が印象に残った取材を振り返ります。

6635チバQ:2018/12/25(火) 17:54:05
https://www.sankei.com/west/news/181224/wst1812240016-n1.html
関空の機能強化要望 運営会社、兵庫県と思惑の相違も 
2018.12.24 21:52産経WEST経済
 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港の役割分担を官民で議論する「関西3空港懇談会」(座長=松本正義・関経連会長)が24日、大阪市で8年8カ月ぶりに開かれた。3空港を運営する関西エアポートは、関空を「基幹空港」と位置付け、発着回数の引き上げなどを要望した。神戸空港については兵庫県が、発着枠・運用時間の拡大と段階的な国際化を提案した。

 3空港懇は2010(平成22)年4月以来開かれていなかったが、訪日外国人客の急増や3空港の民営化を背景に関経連が再開を呼びかけた。会合は非公開で、大阪府の松井一郎知事、兵庫県の井戸敏三知事、関西エアの山谷佳之社長らが出席した。

 山谷氏は「関空には圧倒的なポテンシャル(潜在力)がある」とし、機能を強化する方針を説明。環境影響評価(アセスメント)などから上限とされた年間発着回数23万回について「引き上げを検討してほしい」と求めた。

 井戸氏は神戸、伊丹両空港で、旅行会社などが借り切る「国際定期チャーター便」の就航を2021年までに認めるよう主張した。伊丹については、午後9時以降の遅延便の離着陸を禁止している規制を見直す必要性で一致した。

国際競争力強化の狙いも

 3空港の2017(平成29)年度の発着回数は約35万回。前回の3空港懇では2025年度に28万回との見通しが示されたが、訪日外国人客の急増を背景に需要が想定を大きく上回っている。

 こうした状況から山谷氏は、関空の発着回数の引き上げを要請。井戸氏や神戸市の久元喜造市長からは、伊丹、神戸両空港への国際定期チャーター便就航などが要望されたが、山谷氏は「環境変化と需要変動を踏まえて進める」と慎重姿勢を示し、思惑の違いも浮かび上がった。

 関西エアには、9月の台風21号で被害を受けた関空の災害対策を強化しつつ、機能充実を図り、羽田、成田、仁川(インチョン、韓国)など近隣の国際空港に対抗する狙いがある。和歌山県の仁坂吉伸知事も「関空が世界で競争するため、ハブ(拠点)空港機能を確保すべきだ」と指摘。欧米などへの長距離国際線や国内線の誘致を進める必要性を唱えた。

 民間企業の関西エアには、稼ぎ頭である関空の収益力をさらに高めたいとの思惑もある。

 次回の3空港懇は来年春をめどに開き、神戸空港の発着枠拡大などの規制緩和を具体的に進める見通しだが、意見がまとまるかどうかは不透明だ。

6636とはずがたり:2018/12/25(火) 21:53:51

日航、「機内で飲酒」と判断
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000103-kyodonews-soci
12/25(火) 15:39配信 共同通信
日航、「機内で飲酒」と判断
客室乗務員の飲酒について記者会見する日航幹部=25日午後、国交省
 日航は25日、成田発ホノルル行きの女性客室乗務員からアルコールが検知された問題に関し「機内で飲酒があったと総合的に判断した」との調査結果を公表した。赤坂祐二社長が来年1月分の役員報酬の20%を自主返上し、客室乗務員も懲戒処分を検討するとしている。日航は20日に問題を明らかにした際、乗務員は飲酒を否定していると説明していた。

 日航は、客室乗務員が機内で飲酒したとする根拠として、積み込んだシャンパンのボトル1本(170ミリリットル)の空き瓶が、機内のごみ箱から見つかったことや、同じ乗務員が昨年11月にも乗務中に飲酒した疑いを指摘されていたことを挙げた。

6637チバQ:2018/12/26(水) 09:13:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00050005-yom-bus_all
ANA、豪西部パースへ直行便…来年に新規就航
12/26(水) 8:13配信 読売新聞
 ANAホールディングスは、現在、日本からの直行便がないオーストラリア西部のパースに、来年9月に成田空港から新規就航する方針を固めた。「ホワイトスポット」と呼ばれる未就航地域の路線拡大を進め、競合他社に対抗する。

 片野坂真哉社長が読売新聞のインタビューで明らかにした。

 パースはエネルギー産業や鉱山業が集積し、安定したビジネス目的での需要が見込める。環太平洋経済連携協定(TPP)の発効による貿易や交流の活発化も後押しとなる見通しだ。片野坂社長は「米ヒューストンやカンボジア・プノンペンなど、ここ数年の新規路線は就航当初から利用率が高かった。パース便も大いに期待できる」と話した。

 新規就航や新機材の導入を積極的に行い、2019年度の国際線の事業規模を前年度比で約8%拡大させる方針だ。

6638チバQ:2018/12/26(水) 09:15:00
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20181222-OYT1T50013.html
ウラジオ-新千歳の定期便、中国観光客にも期待
2018年12月22日 09時14分
ウラジオストクから新千歳空港に到着したロシア人観光客ら(21日、千歳市で)
ウラジオストクから新千歳空港に到着したロシア人観光客ら(21日、千歳市で)
 ロシア極東のウラジオストクと新千歳空港を結ぶ定期便が21日就航し、第1便が同空港に到着した。ロシア第4の航空会社ウラル航空(本社・エカテリンブルク)が、火曜と金曜に週2往復する。

 ウラジオストクと日本国内を結ぶ定期便は現在、成田と関空にそれぞれ就航している。ウラル航空が定期便を日本に就航させるのは初めて。

 機材は座席数156席のエアバスA320を使う。来年3月末までの運航だが、同社は搭乗率7割も見込めるとしており、順調なら通年で運行したい考えだ。北海道内のパウダースノーのスキー場はロシア人にも人気で、ロシアの高所得層以外に、長春やハルビンなど中国東北部からウラジオストク経由で来道する中国人観光客の需要も見込んでいる。

2018年12月22日 09時14分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6639チバQ:2018/12/26(水) 18:06:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00010000-nishinp-bus_all
なぜ安い?「パック旅行」お得の裏側 ホテルや交通機関にもメリット
12/26(水) 8:12配信 西日本新聞
なぜ安い?「パック旅行」お得の裏側 ホテルや交通機関にもメリット
パック旅行は、いったん購入すると交通機関などの変更ができない場合が多い。キャンセル料規定などにも注意して利用したい
 往復の航空券や新幹線チケットと宿泊がセットになった「パック旅行」。その価格は、羽田-福岡の航空券とホテル1泊で「1万9800円から」といった具合に驚くほど安いことがある。「どうしてこんなに安いのだろう」。特命取材班に寄せられた疑問に応え、「お得な旅」の仕組みを取材した。

【画像】パック旅行の弁当は10%?8%?

 「代理店の集客力を頼りにしていただいている、ということだと思います」。西鉄旅行(福岡市)商品企画部の中島恵南さんは説明する。

 一般的な仕組みはこうだ。代理店は、交通機関や宿泊施設から、割安な価格で座席や部屋の提供を受け、セットにして個人客に販売する。価格は時期により変動するが、個人で手配する場合の7〜8割程度に収まることが多い。閑散期の平日なら、交通機関のチケット代単独より宿泊費を含むパック料金が安いことさえある。

 代理店は販売額の10〜20%程度を手数料として供給元から受け取る。販売目標は事前に打ち合わせることが多いが、一般的に、目標に達しなくてもペナルティーはなく、売れ残っても買い取り義務はない。かなり代理店優位の商慣行といえる。

ホテルや交通機関のメリットは?
 ではホテルや交通機関にとってのメリットは何なのか。やはり最も大きいのは、代理店の強力な販売網を使って商品をさばける点。「自社だけではとてもさばけない量を売ってもらえる。広告宣伝費と考えれば、格安に卸しても十分に引き合う」とホテル業者。さらに「相場の値崩れを防ぎながら、空き室を処分できる」ことも大きい。

 業者の側は「部屋を空けておくぐらいなら、通常1万円の部屋を3千円にしてでも売りたい」のが本音。しかし室料などを単独で大幅値引きして売るとイメージが傷つきかねない。パック旅行なら、セット料金なので個別の値引き率が目立たない形でさばける。

パック旅行はキャンセル率低く
 またパック旅行はキャンセル率が低いので、安く提供してもそれだけのメリットがあるのだという。

 どの程度の量を代理店に卸すか、どれだけ値引きするか、といった点は、供給元の販売戦略や代理店との力関係で異なるそうだ。

6640チバQ:2018/12/26(水) 18:06:30
「ネット販売の方が、今の消費者のニーズに合うのでは」
 しかし最近は、こうした事情に変化が見えてきた。

 福岡市内を中心に25施設前後のホテルを運営するSHI(福岡市)は11月現在、パック旅行向けには部屋を供給せず、インターネットの宿泊予約サイトだけで販売している。

 同社は既存のマンションなどを1棟丸ごと宿泊施設に転用。キッチン、冷蔵庫、洗濯機を備えた広い客室を売りに、月平均95%以上の客室稼働率を維持している、という。斎藤仁代表取締役は「画一化された宿泊パックより、自分に合った部屋を探せるネット販売の方が、今の消費者のニーズに合うのでは」と話す。

 実際、昨年の電子商取引による旅行サービスの市場規模は3兆3700億円(経済産業省調べ)と、2013年と比較し4割近く拡大している。

 それでもパック旅行はまだまだ存在感を失ってはいない。理由について福岡市内のビジネスホテルの担当者は「リスク管理」を挙げる。たとえば16年の熊本地震発生時、九州の旅行需要は大きく落ち込んだが、担当者のホテルは被災状況を確認するため現地入りした保険会社関係者などの宿泊需要を、代理店経由で獲得できたという。「日頃からの付き合いがないと、いざというとき助けてもらえませんから」と担当者。「お得」の裏側を垣間見た気がした。

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西日本新聞社

6641荷主研究者:2019/01/01(火) 14:14:11

https://www.sakigake.jp/news/article/20180714AK0030/
2018年7月14日 秋田魁新報
さらなる飛躍へ(1)V字回復 全国的旅客増、背景に

乗客や出迎えの人などで混雑する到着ロビー

http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20180714akita01.JPG
大館能代空港定期便年間旅客数

 県北の空の玄関口として1998年7月18日に開港した大館能代空港(北秋田市脇神)が、間もなく20周年を迎える。大阪便の休止、東京便の低迷など、度重なる苦境を乗り越え、近年は景気回復を追い風に旅客数を伸ばし続けている。本格的な人口減時代を迎える中、さらなる飛躍を遂げるため、大館能代空港はどうあるべきか。空港を取り巻く今を見詰めながら課題を探る。

◇  ◇

 東京、大阪、札幌。98年の開港時、大館能代空港は3路線計3往復でスタートした。新幹線も高速道路もなく、高速交通体系から完全に取り残されていた県北地域にとって、空港は人や物の流れを活発化させる起爆剤になると期待されていた。

 試練の時は、開港からわずか2年足らずで訪れた。旅客数の低迷で2000年6月に札幌便が運休。11年1月には大阪便が運休に追い込まれた。両路線は今に至るまで「運休」のまま。現在は東京便の2往復が就航しているだけだ。

 ただ、この10年を見ると、旅客数は鮮やかなV字を描いて回復している。大阪便運休などの影響を受けた12年度の10万3704人を底に、5年連続で増加。17年度は東京便単独では開港以来最多の13万8584人に達し、本年度は14万2千人を目標に据える。

 数字上は好調ぶりが浮かび上がるが、大館能代空港利用促進協議会事務局の佐藤和浩・大館市移住交流課長は「好調なのはここだけではない。全国的な航空需要の伸びが背景にある。今はこの流れに乗ってさまざまな手を打ち、流れが止まった時に備えなければならない」と気を引き締める。

 全国の国内定期便の旅客数は、東日本大震災があった11年度に7905万人まで落ち込んだが、その後は順調に回復。好調なビジネス、レジャー利用に加え、訪日外国人の急増もあって昨年度は1億212万人と初めて1億人の大台を超えた。11年度を基準にすると、昨年度の全国の旅客数は1・29倍、大館能代空港も1・30倍で、伸び率はほぼ一致している。

 こうした社会的要因のほかに、独自の利用促進策で近年、大きな成果を上げているのが、西日本をターゲットにした羽田経由での誘客だ。従来の首都圏を中心にした営業活動では限界があると判断し、羽田で乗り継ぎ可能な便がある岡山や広島、福岡などの空港に目を付けた。

 県、利用促進協、空港ターミナルビルの三者が連携し、3年前から現地の旅行代理店を訪問。県の助成制度の説明や観光地のPRなどを行っている。

 営業活動が浸透して西日本からのツアー数が大幅に伸びた結果、県の助成制度を利用したツアー数が17年度26件(前年度比2倍)、利用者数1586人(同2・57倍)と増加。本年度も既に25件の申請があり、予算の1050万円も間もなく底を突く状態だ。

 県は本年度、新たに北陸からの誘客にも取り組み始めた。県交通政策課は「県北や北東北を一度も訪れたことがない人、大館能代空港の存在を知らない人はまだまだ多く、利用者を伸ばせる可能性はある。乗り継ぎの利便性を訴えながら、さらなる誘客を図りたい」としている。

6642荷主研究者:2019/01/01(火) 14:15:09

https://www.sakigake.jp/news/article/20180715AK0017/
2018年7月15日 秋田魁新報
さらなる飛躍へ(2)負のイメージ 東京便3往復化遠く

うっすらとかかった霧の中を着陸する全日空789便

 「欠航が多い」「運賃が高い」「便数が少ない」―。大館能代空港には開港当初から、こうした負のイメージがつきまとってきた。しかし、同空港利用促進協議会事務局の高松方純・大館市移住交流課主査は「『欠航』と『運賃』の二つはもう払拭(ふっしょく)されているんです」と力を込める。

 内陸部に位置する同空港は、昼夜の気温差が大きいため、近くを流れる米代川から霧が発生し、開港当初から欠航が相次いでいた。しかし、原因別の統計がある2009年以降をみると、10年を境に霧による欠航が激減している。

 霧が原因の欠航は、10年が全欠航本数の54便中22便だったのに対して、11年以降は最多が13年の7便と減少。ゼロの年も7年のうち4年あった。2%を超えることが多かった欠航率は徐々に改善し、14年以降は1・0〜1・2%で推移している。

 県大館能代空港管理事務所によると、欠航率改善の最大の要因は11年10月のダイヤ改正。第1便の到着時間を午前8時半から1時間半遅くしたことにより、早朝に霧が発生しても到着時には晴れていることが多くなった。12年には衛星利用測位システム(GPS)を利用する高規格の進入方式「RNP―AR」を全国で初めて導入し、欠航率はさらに改善したという。同事務所は「よほどの悪天候でない限り、欠航はなくなったと言っていい」と強調する。

 周辺の秋田、青森両空港と比べて「割高」といわれる運賃も、市町村による助成や早期購入による割引、他空港までの交通費、駐車料金(大館能代は無料)などを総合的に考えると遜色のない水準だという。県北でも比較的、秋田空港の利用が多い能代市では11年から運賃助成(現在は片道3千円、往復6千円)を行っており、毎年1〜2割ずつ利用が伸びている。同市観光振興課は「大館能代空港を利用した方が得だという考え方が、市民に浸透してきた」と話す。

 一方、「便数の少なさ」の問題は依然として解消されていない。大阪便が休止となった11年1月以降、定期便は東京便の2往復4便だけで、使い勝手の悪さは否めない。第1便の大館能代出発は午前11時のため、ビジネス客から「午後からの会議に間に合わない」「都内の滞在時間が短く(4時間弱)、日帰り出張では利用しづらい」といった不満の声が上がっている。

 こうした不便さを解消し、利用者をさらに増やすため、「東京便3往復化」は関係者の悲願となっている。利用促進協議会は毎年、運航会社の全日空に要望活動を行っているが、旅客数が堅調に推移している中でも慎重姿勢は変わらないという。同協議会は「(全日空に)真剣に増便を考えてもらえる段階にまだ達していないということ。旅客数、搭乗率の実績を積み上げていくしかない」と話している。

6643荷主研究者:2019/01/01(火) 14:16:03

https://www.sakigake.jp/news/article/20180716AK0015/
2018年7月16日 秋田魁新報
さらなる飛躍へ(3)高速道直結 開通後の旅客数好調

今年3月に開通した大館能代空港ICの出入り口。奥がICで手前が空港

 「大館能代空港開港20周年の節目に高速道路の開通が重なったことは大きな喜び。地域が輝くための明るい兆しが見え始めてきた」。日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の大館能代空港インターチェンジ(IC)が開通した3月21日、北秋田市の津谷永光市長は記念式典で、地元の期待と喜びをこう表現した。

 同ICは県道を挟み空港と向かい合わせで、1日の平均交通量は約4500台。国土交通省能代河川国道事務所によると、これほど空港に近いICは全国でもほとんどなく、利便性の向上による空港利用の促進が期待されている。

 開通後の空港利用者数は4月が前年度比1211人(12・4%)増の1万944人、5月が395人(3・0%)増の1万3635人。この2カ月の利用者は前年度より計1606人多かった。同空港利用促進協議会は本年度の目標を、前年度より3416人多い14万2千人としており、2カ月ですでに5割近くを達成したことになる。

 レストランや売店など空港ターミナルビルのテナントの2カ月間の売り上げは約4割伸びた。ビル社は「全てとは言えないが、これまでの誘客努力に加え、開通効果が表れてきている」とみる。

 県北地域の日沿道は1998年7月の開港時、能代南IC以北は未開通だったが、同年12月に大館南IC―大館北IC間4・6キロが開通。その後も段階的に延伸し、20年かけて同空港に直結した。

 延伸とともに数字を伸ばしたのが同空港でのレンタカー貸出台数だ。能代河川国道事務所の調べでは、東日本大震災で低迷した2011年は5219台だったが、17年は7248台に増加。ビジネス利用は11年の1・1倍にとどまる一方、観光利用は2・4倍に伸びた。

 レンタカー会社の調査からは、長距離利用が増えている傾向がうかがえる。走行距離が250キロを超えた割合は3年前の59%から昨年は84%にアップ。連泊利用も3年前の2・4倍となり、同空港を拠点に白神山地や八幡平、十和田湖など北東北の観光地を周遊する利用客が増えているという。

 半面、空港周辺に大規模な宿泊施設がない北秋田市では、空港利用者が「素通り」する懸念が広がっている。あるバス業者は「空港に夕方到着しても、すぐに鹿角市や青森県の宿泊施設まで移動してしまうツアーが増えている」と指摘する。

 津谷市長は「北秋田市に泊まってもらえればいいが、宿泊施設は限られている。例えば三内丸山遺跡(青森市)と伊勢堂岱遺跡(北秋田市)を回るコースを提案するなどして、どうすれば立ち寄ってもらえるか考えなければならない」と話した。

6644荷主研究者:2019/01/01(火) 14:16:52

https://www.sakigake.jp/news/article/20180717AK0018/
2018年7月17日 秋田魁新報
さらなる飛躍へ(4)認知度向上 道の駅、にぎわい創出

ランチ客でにぎわう空港ターミナルビルのレストラン

 大館能代空港は午前に1往復、夕方に1往復の東京便が運行し、午前11時から午後5時25分までは離着陸がない。だが、乗客がいないその間、空港内が閑散としているかといえば、そうではない。

 ドライブ途中に立ち寄った大館市の夫婦、病院への見舞い帰りという秋田市の家族連れ、山梨県からの観光客…。お昼時、空港内のレストランはさまざまな人たちでにぎわいを見せる。

 食事を終えた大館市の60代女性は「友人とちょっと遠出してランチするにはちょうどいい」。地元のサラリーマンや女性グループなど常連客も多く、同空港ターミナルビルの担当者は「レストランのにぎわいは、空港に立ち寄る人が増えていることの証し」と話す。

 2010年9月、県は全国で2例目となる空港施設を活用した道の駅をオープンさせた。当時就航していた大阪便、東京便ともに旅客数が伸び悩む中、新たな角度からにぎわいを創出しようという試みだった。道の駅の登録に必要な24時間利用の駐車場を新たに整備。レストランや売店の営業はターミナルビルを活用した。

 道の駅のオープン以降、地元農家や飲食店が野菜や漬物などを販売する「大空市」も毎月開催。ターミナルビルは「道の駅を目的に訪れる人も増えている。空港の存在を認知してもらうことが、利用促進につながる」としている。

 ほかにも写真展やミニコンサート、川柳教室を企画するなど、空港内では地域住民が気軽に足を運ぶきっかけづくりが多様に展開されている。

 定期便以外の利用者を増やす取り組みでは、地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、本社静岡市)による国内チャーター便を誘致。16年に6便、17年に9便が運行され、延べ1049人が搭乗した。今年はさらに増え、12便が運行予定だ。

 大館能代空港の誕生は、「県北に空港を」という官民一体の誘致活動が県や国、航空会社を動かす原動力となった。行政や商工会などのほか、婦人グループや地権者らも陳情に加わり、地元の情熱をアピールした。

 だが、開港フィーバーが収まり、時が経過するにつれ、住民の関心は薄れてしまった―。それが空港関係者の共通認識だ。

 空港が多くの人でにぎわい、地域での存在感が高まれば、住民の関心を取り戻すことにもつながる。県交通政策課は「多くの住民が開港時に駆け付けたように、20周年という節目が『おらがまちの空港』という熱い思いを再び高めるきっかけになってほしい」と期待している。

6645荷主研究者:2019/01/01(火) 14:19:50

https://www.sakigake.jp/news/article/20180718AK0016/
2018年7月18日 秋田魁新報
さらなる飛躍へ(5)広域連携 北東北の玄関口に

開港20周年を迎えた大館能代空港

http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20180718akita02.JPG

 5月15日に北秋田市で開かれた大館能代空港利用促進協議会の総会で、青森県弘前市の新規加入が承認された。「これまでは県境という少し高いハードルがあった。このハードルを下げ、皆さんと一緒に地域の発展、交流人口の増加につなげたい」。弘前市の桜田宏市長があいさつすると、会場は大きな拍手に包まれた。

 同協議会には、JR五能線を通じた連携で青森県深浦町が設立当初から参加しており、県外自治体の加入は2例目。同協議会は「弘前市のネームバリューを活用するとともに、南津軽の市町村との広域連携に弾みをつけたい」と意気込む。

 6月19日には青森県の黒石市、大鰐町、田舎館村を訪問して加入を呼び掛け、「前向きに興味を示してもらえた」と手応えを得た。ほかにも同県平川市や藤崎町、岩手県八幡平市にも声を掛け、北東北3県に連携を広げることを視野に入れる。

 広域連携を推進するのは、県北地域の人口減少がさらに進めば、空港利用者も先細りする可能性が高いからだ。同協議会は「県北だけで定期便を維持するだけの利用者を確保するのは難しい。広域連携して観光やビジネスなど外から継続して人を呼び込むしかない」と危機感を口にする。

 一方の弘前市も加入を好機と捉える。市国際広域観光課の山本浩樹課長は「観光客が意識するのは、県境でなく時間。3月に大館能代空港に高速道が直結し、弘前は1時間エリアになった。青森空港ともそれほど差がなくなった」と話す。

 青森空港は東京便が日本航空のみのため、弘前市は大館能代空港の全日空便による誘客に期待を寄せる。弘前市と桜を通じて交流があり、東京への全日空直行便がある中国・武漢から、昨年8月に大館能代空港を経由した観光ツアーを既に受け入れたという。山本課長は「秋田県には海外でも人気の秋田犬や秋田内陸線がある。連携を深めて海外や首都圏からの誘客を強化したい」と語る。

 大館能代空港は県北地域の中央に位置し、秋田空港と青森空港との中間にある。高速道と直結したことにより、青森、岩手両県とのアクセスも大幅に向上した。同協議会はこうした立地の優位性と高速ネットワークを生かし、大館能代空港を拠点にした周遊観光の促進に近年、力を注いでいる。「空港に来てもらうことが目的ではなく、その先が大切であり、利用者を伸ばす鍵になる。この地域にある桜や紅葉、樹氷など四季折々の魅力的な観光資源を売り込んでいきたい」とする。

 多くの地域住民の期待を背負い「県北の玄関口」として誕生してから、きょう18日で20年。国内、そして海外から観光客を呼び込む「北東北の玄関口」への飛躍を目指す。

 〈終わり〉

6646チバQ:2019/01/07(月) 15:12:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00010002-doshin-hok
吹雪の余波、混乱続く新千歳
1/7(月) 11:04配信 北海道新聞
吹雪の余波、混乱続く新千歳
混雑は多少緩和されたものの、早朝から長い列ができた新千歳空港のカウンター=7日午前7時25分(国政崇撮影)
8日まで全便ほぼ満席、疲労の利用客
 【千歳】年始のUターンラッシュを吹雪が直撃し、5日夜から約2千人が足止めされた新千歳空港は7日午前、ほぼ平常運航に戻った。ただ日本航空や全日空の全路線の全便で満席状態が続き、搭乗手続きをする客で朝から混雑した。航空各社によると8日も夕方の便まで羽田や関西線を中心に満席に近い状態が続く。

 国土交通省新千歳空港事務所によると7日は正午までに機材繰りで函館、女満別線などで7便が欠航し、搭乗手続きに時間を要したため出発便26便に30分以上の遅れが出た。臨時便も2便飛んだが、5、6日の欠航便から振り替えた客や空席待ち客も加わり、出発ロビーには早朝から列ができた。ただ、混雑は6日よりは緩和された。

 6日夜は45人が空港ビル内で足止めされた。6日の搭乗便が欠航になり、空港内で毛布にくるまり一夜を明かした広島県尾道市の看護師(46)は、道内でスキー合宿をした中高校生を連れて帰る途中で「5人全員で乗れる飛行機は8日夕方までないと言われた。9日に地元で大事な大会があるので子供たちの体調が心配」と不安そうだった。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/264532
「2夜連続で空港とは」 新千歳足止め 募る疲労
01/07 06:57 更新
配られた毛布を受け取り、新千歳空港国内線ビル内で一夜を明かそうとする利用客=6日午後11時30分(国政崇撮影)
配られた毛布を受け取り、新千歳空港国内線ビル内で一夜を明かそうとする利用客=6日午後11時30分(国政崇撮影)
 【千歳】Uターンラッシュを吹雪が直撃し、5日夜から約2千人が足止めされた新千歳空港は6日も大混雑が続き、約30人が泊まり込んで2夜連続での足止めとなった。「8日の予約しか取れない」「今晩も空港で過ごすのか」。仕事や学校の始業を前に、帰省や旅行で北海道を訪れた人たちは空港ビル窓外の雪景色を恨めしげに見つめた。

 千人以上が降雪の影響で新千歳空港ビルに泊まるのは、600便以上が欠航した2016年12月以来。これ以降、滑走路の除雪体制は強化されたが、発着便数や乗降客数は年々増えており、今回の荒天はUターンラッシュのさなかだけに影響は甚大だった。

 ビルを運営する新千歳空港ターミナルビルディングは、5日夜に続き6日夜も国内線ビル4階を開放し、約30人に毛布を配った。

 夫婦で旅行にきていた岡山県倉敷市の自営業和田弘行さん(56)は、5日の岡山行き便が欠航。空港で一夜を明かして6日は終日、空席待ちをしたが席を取れず、2夜連続で足止め。「7日も朝から空席がないか確認します。仕事も休まざるを得ない。早く帰りたい」と毛布を敷き体を横たえた。

6647チバQ:2019/01/07(月) 16:20:53
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190104-OYT1T50076.html
乗り入れる路線ない熊本空港、鉄道延伸を協議
2019年01月04日 17時57分
 熊本県の蒲島知事は、JR豊肥線三里木駅(菊陽町)から熊本空港(益城町)への鉄道延伸計画について、JR九州と協議を始めたことを明らかにした。

 県によると、田嶋徹副知事が昨年12月25日、JR九州を訪れ、担当専務と面会。延伸実現に向け協力を要請した。県は、県などでつくる第3セクターが延伸区間を整備し、完成後にJR側に整備費の協力を求める方向で検討している。

 蒲島知事は同28日の定例記者会見で「早く基本的な方針について、(JR側と)合意できるよう取り組みたい」と話した。JR九州の青柳俊彦社長は延伸計画について「真摯しんしに受け止め、対応したい」と述べている。

 熊本空港は乗り入れる鉄道路線がなく、熊本市中心部からのアクセス(交通の便)向上が課題となっている。県は三里木駅から鉄道を分岐させ、途中で県民総合運動公園(熊本市東区)付近を経て熊本空港につなぐルートを想定している。

2019年01月04日 17時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6648チバQ:2019/01/07(月) 18:25:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00010004-nishinpc-bus_all
福岡空港にサンフランシスコ線 新運営会社が誘致計画
1/7(月) 10:23配信 西日本新聞
福岡空港にサンフランシスコ線 新運営会社が誘致計画
サンフランシスコ線の誘致計画が進む福岡空港=福岡市博多区(本社ヘリから)
 4月に民営化される福岡空港の新しい運営会社「福岡国際空港」が、2023年度までに米サンフランシスコ線の誘致を計画していることが分かった。現在、日本とサンフランシスコを結ぶ直行便は羽田、成田、関西のみ。米西海岸のハブ空港・サンフランシスコ国際空港との間に路線を開設することで、九州と北米各都市との渡航の利便性を高め、ビジネスや観光の交流拡大につなげる考えだ。

【地図】サンフランシスコ国際空港

 米本土への路線は1999年10月に撤退したポートランド線以来。昨年、国土交通省が福岡空港を運営する事業者を選定した際、サンフランシスコ線の開設を事業計画に盛り込んだ。

 福岡空港の国際線は現在、10カ国・地域の18都市に直行便が就航。韓国や中国などアジア路線がほとんどで、唯一の欧州便もフィンランド航空が夏季限定で運航するヘルシンキ線だけとなっている。

 同社は、民営化による営業力強化や着陸料の柔軟設定により、2023年度までの今後5年間で13カ国・地域の26都市に拡大する計画を策定。新たな8都市のうち7都市は北京やジャカルタなどアジアだが、民営化の目玉としてサンフランシスコを盛り込んだ。

 同社は昨夏に路線誘致の専門部署を設置し、経営に参画するシンガポールの空港運営会社や三菱商事のネットワーク、ノウハウを生かした営業を展開中。中長距離や新規路線の就航を促すための着陸料割引制度などの導入で、サンフランシスコ国際空港を拠点とする米大手ユナイテッド航空などの誘致を視野に入れている。

 福岡と米本土を結ぶ路線は、米デルタ航空が1998年10月に初めてポートランド線を開設したが、1年足らずで撤退した。北米路線は座席数の多いビジネスクラスが収益源。ビジネス客の安定的な集客が鍵で、路線の開設や維持には福岡市へのグローバル企業の誘致など都市の国際競争力底上げも必要となりそうだ。

西日本新聞社

6649チバQ:2019/01/07(月) 18:26:09
https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/416427/

【福岡空港の1ヘクタール当たり利用数→5・67万人で羽田超え】 面積も“混雑”か
2018年05月15日 13時34分

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福岡空港国内線新ターミナルビルの完成予想図
福岡空港国内線新ターミナルビルの完成予想図
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市街地にある福岡空港=福岡市
市街地にある福岡空港=福岡市
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 日中は、旅客機が絶えず離発着を繰り返す福岡空港。滑走路の使用は「限界」が指摘される。「日本一」とも言われるその混み具合は、空港全体にも広がっているかもしれない。

 国土交通省のホームページ(HP)で公表されているデータを基に、国内の主な空港と九州の空港の計16空港について、敷地面積と乗降客数(国内線と国際線の合計、2014年度)を調べてみた。

 敷地面積が広いのは羽田、成田、関西、新千歳、中部国際の順。

 ところが、乗降客数をみると、羽田、成田、福岡、関西、新千歳の順で多く、福岡が3位に。面積が狭いのに、客数が多い実態がうかがえた。

 実際、福岡の面積は、乗降客数で並ぶ新千歳の半分、関西の3分の1しかない。

 その“密度”はいかがなものか。敷地面積1ヘクタール当たりに年間何万人の乗降客が利用したか計算してみた。

 すると、福岡は5・67万人で16空港でトップ。続いて、那覇の5・36万人、羽田の4・88万人、伊丹の4・70万人と続いた。もはや、飛行機の離発着だけでなく、空港そのものが「混雑状態」だった。

■市街地の立地、便利さと不利益

 こんなデータを計算したのには理由があった。

 先日、東京出張から福岡に帰るため、羽田から福岡行きの飛行機に乗ったときのことだ。

 「福岡空港って、ほんときつきつだなぁ」と思った。

 1本の滑走路から、絶えず飛行機が離発着を繰り返す福岡と違って、滑走路が4本ある羽田は搭乗してから飛び立つまでの間、別の飛行機が近くを通過することはなかった。

 何度も利用しているので慣れてしまっていたが、ターミナルビルも、広々としたつくりの羽田に比べると、福岡はひょろ長く、入り口ドアと手荷物検査場までとても近い。

 ベンチも少なく、出発までの待ち時間をゆっくりと過ごせる雰囲気も乏しい。初めて訪れた人の中には、窮屈な印象を覚える人も多いのでは。

 外国人なら、その感覚は福岡、もしくは九州の第一印象になる可能性がある。市街地にあり、博多駅や天神までのアクセスの良さは抜群だが、その分、福岡市の中心部に建つビルには高さ制限があり、都市開発の“重荷”との指摘も。

 福岡では現在、滑走路増設の計画が進む。しかし、市街地にあるが故に、これ以上の拡張は難しく、騒音問題も避けられない。万が一、事故が起きれば、被害も大きいだろう。便利さの半面、今後の福岡の発展を考える上では、デメリットは小さくないのかもしれない。

■佐賀、北九州と欠かせない連携

 乗降客数は毎年変動するし、貨物を運ぶ飛行機もあるので、一概には言えないが、福岡が全国有数の過密ぶりであることは間違いない。

 九州の空港をみると、福岡に続いて、1ヘクタール当たりの年間乗降客が多いのは、鹿児島の2・76万人、熊本の2・07万人だった。

 気になるのは、福岡に近い佐賀、北九州の両空港が、ともに1万人に届いていないことだ。

 北九州は、面積は熊本や大分とほぼ同じ。それなのに、乗降客数は年間125万人で福岡の16分の1。政令指定都市の空港としては寂しいデータだ。

 小倉-博多間は新幹線で15分ほど。佐賀-博多間も特急で40分ほど。福岡はアクセスの良さもあるのか、北九州や佐賀から利用客を吸収していることは想像に難くない。

 福岡は、2019年3月の完成に向け、ターミナルビルの改修が進む。さらに、滑走路を2本に増やす財源確保のため、国土交通省は空港の運営権を民間に売却し、19年4月から民営化する見通しだ。今後10年で福岡の“空模様”はがらりと変わるだろう。

 ただ、滑走路が1本から2本に倍増しても、発着面で大幅な改善に結びつかない。新しい滑走路が使える25年3月以降の年間発着可能数は最大でも約3割増の21万1千回にしかならない。

 このため、さらなる福岡、九州の発展には、佐賀、北九州両空港との連携が欠かせない。海外からの旅行客、ビジネス客など福岡からあふれた需要を両空港が受け皿となって取り込む態勢づくりが課題だ。

 福岡空港がどんな姿を目指すのか。今後も考えたい。


この記事は2016年12月05日付で、内容は当時のものです。

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6650チバQ:2019/01/08(火) 09:48:18
https://trafficnews.jp/post/82545
空港アクセス「海路」の実力 関空、神戸、長崎…バスや鉄道より早くて安いことも
2019.01.03 乗りものニュース編集部
空港へのアクセス手段は、電車やバス、タクシーなどがありますが、一部の空港では海路も選択可能です。陸路をショートカットできたり、料金を安く抑えられたりします。

神戸空港と関空を30分で結ぶ船
 大阪湾に浮かぶ関西国際空港には、JRと南海電鉄が乗り入れているほか、関西の各地域とを結ぶ高速バスが発着しています。

駅前から高速バス(空港リムジンバス)が直通しており、関空までの所要時間は1時間5分、料金は1950円です。ほかに、電車を乗り継ぐ方法のほか、実は神戸からは海路で関空へ向かう方法もあります。

 神戸空港も関空と同様、大阪湾に浮かぶ海上空港です。陸地をぐるりと回るよりも海上を直線で結んだほうが近いため、両空港のあいだを高速船「神戸〜関空ベイ・シャトル」が運航しています。乗船時間はおよそ30分、料金は1850円。神戸空港ターミナルから乗船場までは歩いても5〜6分、無料のシャトルバスも出ています。関空側の乗船場からも、第1・2ターミナルまでバスが連絡しています。

 三宮からは、神戸新交通のポートライナーで神戸空港駅(神戸空港ターミナルに隣接)まで行き、船に乗り換える必要があります。ポートライナーの所要時間は18分、料金は330円です。ただし、ポートライナーとベイ・シャトルの両方に乗れる「ポートライナーセット券」を購入すれば、料金は1850円と、実質的にポートライナーのぶんが無料になります。

「徳島〜関空」高速バスとフェリーどっちが便利?
 関空は、四国の徳島県からも多くの人が利用します。JR徳島駅から関空への直通高速バスは所要2時間45分、料金は4100円です。

 JR徳島駅から船を利用したアクセスは、まず市営バスで15分、徳島港の南海フェリー乗り場へ向かい、そこからフェリーで和歌山港へ渡ります。乗船時間は2時間15分。和歌山港からは南海電鉄の列車に乗り換え、急行や特急「サザン」ならば泉佐野駅でさらに乗り換え、関空に到着します(和歌山港駅から普通列車利用の場合は和歌山市駅でも乗り換えが必要)。所要時間は50分ほどです。

 全行程を合わせると3時間半近くかかる計算ですが、料金は徳島駅〜徳島港が210円、そしてフェリー乗り場でフェリーと南海電鉄の両方で使える「好きっぷ2000」という切符が2000円で購入できるので、合わせて2210円。直通の高速バスと比べ1890円もお得になります。

徳島から関空へのアクセス手段は、高速バスと船、どちらにもメリットとデメリットがあります。高速バスならば少々値段は高いものの、乗り換えなしで関空まで直行可能。しかし、途中の道路渋滞に巻き込まれる恐れもあります。一方、船ならば料金は安いものの、時間がかかるほか、乗り換えが多いため、大きい荷物を持っているときも不便でしょう。

 ただ、船は深夜も運航しています。徳島港2時55分発のフェリーに乗船すれば、徳島からの高速バスでは間に合わない関空7時半前発の便に搭乗することも可能。まさに一長一短なのです。

6651チバQ:2019/01/08(火) 09:48:58
長崎空港にも「海路」あり
 九州の長崎空港も、大村湾に突き出た海上空港です。大村湾の東海岸と橋で結ばれており、空港から県内各地への高速バスのほか、近くのJR大村駅とを連絡する路線バスも日に20本運行。大村駅から列車に乗り換えて移動することも可能です。

 この長崎空港にも海路によるアクセス方法が存在します。大村湾の北岸に位置する観光地ハウステンボスとのあいだで、安田産業汽船が高速船を運航。所要時間50分、料金は1960円です。

 長崎空港からハウステンボスまでの陸上交通手段としては、佐世保方面へ向かう高速バスで直通、もしくはいったん大村駅に出て、JRで向かう方法があります。前者は所要59分、料金1250円。鉄道を利用する場合は、大村駅まで路線バスで12分、240円。さらに大村駅からハウステンボス駅まで40分前後、650円です。

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長崎空港をバックに大村湾を航行する高速船「オーシャンライナー3」(画像:安田産業汽船)
 船は料金的には最も高くなりますが、ハウステンボスの園内に発着するというのが特徴。正面入り口とは反対側のハーバータウンにある、ハウステンボスマリンターミナルです。

 ハーバータウンはハウステンボスの入場券なしで出入りでき、ここには「フォレストヴィラ」というハウステンボス公式ホテルのひとつがあります。正面入り口から遠く、シャトルバスなどで向かう場所ですが、船ならば到着する場所が比較的近いので便利です。長崎空港からハウステンボスへのアクセス手段は、泊まるホテルによって変えるのもいいかもしれません。

【了】

※記事制作協力:風来堂、加藤桐子

6652チバQ:2019/01/08(火) 11:20:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00010000-doshin-hok
吹雪、帰省、発着便増…連鎖で影響拡大 新千歳大量欠航
1/8(火) 6:02配信 北海道新聞
吹雪、帰省、発着便増…連鎖で影響拡大 新千歳大量欠航
新千歳空港の除雪作業。5日は懸命の作業で滑走路2本の全面閉鎖は避けられたが混雑が生じた=7日午前(国政崇撮影)
交互に滑走路閉鎖 離着陸が停滞
 【千歳】新千歳空港が吹雪の直撃を受けた5日の欠航便数は計105便だった。大雪で100便程度が欠航することはこれまでも冬場にあったが、一晩に2千人もが空港内で寝泊まりする事態になったのは異例だ。原因は吹雪の時間帯とUターンラッシュという繁忙期、そして増加の一途をたどる同空港の発着便数にあった。

【動画】新千歳空港 混雑うんざり 北海道 暴風雪から一夜(2015/01/08)

 5日午後4時ごろ、空港周辺は雪が激しくなった。北西風が雪雲を運び、午後4〜10時の降雪は22センチに達し、欠航便が急増する。「出発が30分、1時間、2時間と遅れた揚げ句に欠航した」「乗ったはいいが誘導路で2時間も待たされた上、駐機場に引き返した」。欠航便の乗客は混み合う空港ビルで不満をあらわにした。

 この日、滑走路2本の全面閉鎖はなかった。大雪で全面閉鎖となって600便以上が欠航した2016年12月の教訓から、国は高性能作業車の導入など除雪体制を強化した。5日も午後4時2分〜10時45分に滑走路を交互に閉じて除雪し、発着全面停止は回避した。

 だが滑走路1本だと、多数の便をさばくのは難しくなる。今回は発着の多い午後6時台までの時間帯にぶつかったことが響いた。離着陸が停滞し、到着便は上空で待機中に燃料が減って引き返す。出発便も待機が長引き、機体に散布した防氷剤の有効時間が過ぎて離陸できない―。欠航が多発し、影響が連鎖した。

満席便多く振り替え困難
 航空各社も荒天を予測し、5日朝にメールで予約客に欠航の可能性を知らせていたが、雪の量は「予想以上だった」(複数の社の幹部)。「誘導路にある誘導灯が見えにくくて欠航した例が多かった。誘導路の除雪に課題があった」(航空関係者)との指摘もある。

 Uターン期の5日に計画された発着便数は約450と通常より1割強多く、満席の出発便が多かった。運航が少ない夜間でもあり、後続便への振り替えは困難だった。空港に連絡するJRやバスも通常通り6日午前0時前に運行が終わり、行き場を失った乗客は空港に残るしかなかった。

「冬場の発着便数は限界」
 新千歳空港は冬場も1日平均約400便が発着し、8年前より2〜3割増という。観光立国を掲げる国は2年前、日中の枠を1時間当たり32回から42回に大きく広げた。ある航空会社関係者は「滑走路1本で運用する時もある冬場の発着便数は限界に来ている」と話す。(高木緑、津野慶、中川大介)

北海道新聞

6653チバQ:2019/01/09(水) 09:19:47
乗ったことありますw
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190108-00000066-jij-soci
成田使用料滞納=エアアジア系LCC
1/8(火) 15:52配信 時事通信
 格安航空会社(LCC)の「インドネシア・エアアジアX」(IDX)が、成田空港の空港使用料を数億円滞納していることが8日、分かった。

 IDXは14日で成田―バリ線の運航を取りやめ、日本路線から撤退する。定期航空会社の空港使用料滞納は異例だ。

 IDXはほぼ1日1往復、成田とバリのデンパサールを結ぶ路線を運航してきた。数カ月前から、月額数千万円の空港使用料の支払いが滞っていたもようだ。

6654チバQ:2019/01/09(水) 15:28:10
https://www.sanspo.com/geino/news/20190109/eco19010913550001-n1.html
2019.1.9 13:55

LCC計画の企業が破産…秋田、庄内空港で20年開設目指すも
 東京商工リサーチは9日、秋田空港や庄内空港(山形県)などで格安航空会社(LCC)の定期便就航を計画していたエア・リージョナル・ジャパン(東京)が、東京地裁から昨年12月26日に破産手続きの開始決定を受けたと発表した。負債額は不明。

 東京商工リサーチによると、エア・リージョナル・ジャパンは2016年に設立し、成田空港や関西空港と、秋田、庄内空港を結ぶ路線の20年開設を計画。関係者との調整が進まず、事業継続を断念したという。

6655チバQ:2019/01/09(水) 15:30:04
https://kumanichi.com/kumacole/interest/786403/
熊本空港延伸のJR豊肥線分岐駅 三里木?肥後大津?
2019/1/8 15:00
©株式会社熊本日日新聞社

「阿蘇くまもと空港駅」の愛称を持つJR肥後大津駅。熊本空港への無料ジャンボタクシー「空港ライナー」(中央)も発着する=大津町
 熊本市中心部から熊本空港(益城町)へのアクセス改善策として、県がJR豊肥線・三里木駅(菊陽町)からの分岐・延伸案を表明し、JR九州と正式協議に入った。本年度中の合意を目指しており、菊陽町では「町の発展につながる」と期待が高まる。「阿蘇くまもと空港駅」の愛称を持つ肥後大津駅がある大津町では落胆が広がる一方、「肥後大津からの分岐を諦めない」との声も出始めている。

 県の延伸案は、三里木で分岐し、県民総合運動公園(熊本市)を経由するルート。菊陽町の後藤三雄町長は「実現すれば町南部のにぎわい創出、交流人口の増加も見込める」と期待を膨らませる。三里木区の藤田英也区長(71)も「県や町と歩調を合わせて、地域活性化につなげたい」と歓迎する。

 当初、三里木での分岐を中心に協議が進むとみられたが、JR九州の青柳俊彦社長は輸送面から肥後大津での分岐を希望することを表明。大津町では諦めムードから一転、肥後大津分岐の実現に向けた動きが加速しそうだ。

 「町の振興に拍車がかかる」。家入勲町長は町単独の住民説明会を開く方針で、JR九州の意向を後押ししたい考えだ。

 背景にあるのが、三里木分岐は「運行本数が減り、肥後大津の利用者減につながるのでは」という懸念。豊肥線は単線のため、運行本数の増加には限界がある。複線化が考えられるが費用などの面で難しく、肥後大津止まりの運行本数が減る可能性もある。

 家入町長は「町内には三つの県立学校があり、通学の利用者も多い。運行本数が減る事態は避けなくてはならない」と強調する。菊陽町の後藤町長も「菊陽町から大津町への通勤・通学は多い」。肥後大津までの運行本数維持については両町の考えは一致する。

 JR九州によると、2017年度の肥後大津の駅別乗車人員は、同社管内上位300駅中75位で、県内では玉名に次ぐ7番目。駅から空港まで無料で結ぶジャンボタクシー「空港ライナー」の利用者も順調に伸びており、昨年度は11月末時点で7万人を超えるなど、過去最多の一昨年を上回るペースだ。

 大津町区長会の西本哲治会長(69)は「空港ライナーの状況を考えても、県に肥後大津分岐の検討をお願いしたい。町の発展のためにも諦めない」と訴える。

 三里木か、肥後大津か-。県とJR九州は2019年度に事業化の検討を本格化させることにしており、分岐点を巡る議論が活発化するのは必至だ。(丁将広、田端美華)

(2019年1月8日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

6656チバQ:2019/01/10(木) 13:08:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000026-asahi-pol
ネパール直行便、年内にも就航 外相会談で再開合意
1/10(木) 11:00配信 朝日新聞デジタル
 河野太郎外相は9日、訪問中のネパールでギャワリ外相と会談し、2007年5月以降なかった日本とネパールの直行便を再開させることで合意した。早ければ年内にもネパール航空が首都カトマンズと関西空港を結ぶ見通しだ。

 日本からネパールへの訪問者数は、15年のネパール大地震の影響で減ったが、観光や登山者などの需要はあるとみられている。一方、ネパールから日本への訪問者数は、経済成長に伴う観光や留学、就労などの増加で12年の約1万3千人から4年間で2倍以上(3万4千人)に。日本政府は今年4月に外国人労働者の受け入れを拡大する新制度を始め、ネパールもその対象になる。そのため、訪問者数の増加が期待されている。

 外相会談では、外国人材の受け入れにあたって悪質なブローカーの排除などを目的とした政府間文書を早期に取りまとめることでも一致した。河野氏は会談後、問題解決にむけて「ネパール政府と協力する」と記者団に話した。(カトマンズ=奈良部健)

朝日新聞社

6657チバQ:2019/01/16(水) 09:06:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190116-00000004-at_s-l22
静岡空港、LCC続々 中国・煙台、ソウル路線参入
1/16(水) 7:42配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
静岡空港、LCC続々 中国・煙台、ソウル路線参入
静岡空港の国際線(2019年5月時点の見込み)
 旺盛な訪日需要を背景に地方空港へ目を向ける格安航空会社(LCC)が増加し、静岡空港に昨年12月、相次いで2社の就航が決まった。中国連合航空が昨年末、中国山東省の煙台と結ぶ路線の運航を始め、韓国の済州航空はソウル線の運航を今年5月ごろ開始する見通し。

 静岡空港の国際線6路線のうち、LCCは3社2路線になる。ソウル線は日韓外交のあつれきが表面化する中、韓国のLCC2社が定期便を飛ばすことになる。底堅い観光需要を見越しての経営判断とみられ、県や富士山静岡空港株式会社は国際線拡充の好機と捉え、LCC就航の働き掛けを強める。

 煙台線は180席程度の航空機で月、木、土曜の週3便。昨年8月から、初の日本路線として福岡-煙台線を週2便運航し、静岡を日本で2カ所目の就航先に選んだ。

 ソウル線はエアソウルが既に週3便を運航。済州航空は週4便を目指す。両社の調整次第で毎日運航になる可能性もある。ソウル線は開港以来、韓国大手を含む航空会社が便数の増減を繰り返してきたが、昨年11月のエアソウルの搭乗率は90%超と人気だった。

 訪日客を年間4千万人に増やす政府目標に呼応し、海外LCCは日本就航を加速させている。ただ、国内主要空港への路線開設が一巡したとの見方から、地方空港でのビジネスチャンスをうかがう。現状では長崎、鹿児島、北九州など九州の空港が中心だが、他の地方への路線拡大が期待されている。

 静岡空港への2社就航は、こうしたLCC側の事情とターミナルビル増改築など利便性向上策がかみ合った。県空港利用促進課は「低価格が魅力のLCCは、フルサービス(の航空会社)でなくとも構わない若者の層に食い込んでいる」と指摘する。

 今年4月、県から静岡空港の運営権を譲渡される富士山静岡空港株式会社の西村等社長は「LCCの比率は今後も高くなる」と見通した。



 ■30空港を国交省認定 外国人誘客支援

 国土交通省は2017年、外国人観光客誘致に取り組む地方空港の支援で、静岡空港を含む約30空港を訪日誘客支援空港に認定。静岡空港は3段階ある支援のうち、最優先で支援する拡大支援型に指定され、LCCを含む新規就航の国際線着陸料について国から3年間、3分の1の補助が受けられる。ターミナルビルの待ち合いスペースや出入国管理施設の整備も他の空港に優先して補助される。

静岡新聞社

6658チバQ:2019/01/17(木) 11:41:07
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/479832/
欧米路線拡大逆風 ホノルル線撤退 福岡
2019年01月17日06時00分 (更新 01月17日 06時06分)
 デルタ航空が5月に福岡-ホノルル線から撤退、九州とハワイを結ぶ直行便が姿を消す見通しになった。4月に完全民営化される福岡空港の運営会社「福岡国際空港」は国際線の新路線開拓に力を入れ、2023年度までに現在の18から26路線に拡大する計画だが、長距離路線の看板でもあるホノルル線撤退は、立ち上がりから冷や水を浴びせられた格好だ。

 福岡空港はアクセスの良さや格安航空会社(LCC)の台頭を背景に、訪日外国人客(インバウンド)など利用者が増加。福岡国際空港は25年に滑走路を増設するなど処理能力も増強し、30年後には67路線を目指す。

 一方で現在就航している国際線18路線のうち、アジア以外は3路線(ホノルル、グアム、ヘルシンキ)止まり。デルタ航空の米ポートランド線が1年足らず、KLMオランダ航空のアムステルダム線も3年弱で撤退するなど、欧米路線の定着は進んでいない。

 路線維持には単価が安くシーズンが限られる観光客だけでなく、ビジネス客の利用増加が不可欠だが、そのための有効な手だては手探り状態。関西や成田空港経由でLCCの国際線を利用するなど、価格競争も激しさを増している。

 福岡空港が得意とするアジア路線は、今後も安定したインバウンド需要が見込まれる。一方で欧米での福岡の知名度には限りがあり、需要急増は計算しづらい。新運営会社が米サンフランシスコ線の開設を目指すなど欧米路線拡充を図る中、定着には日本国内での需要掘り起こしが不可欠といえる。

デルタ航空が福岡-ホノルル5月撤退

=2019/01/17付 西日本新聞朝刊=

6659チバQ:2019/01/21(月) 14:10:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/266227
フィンランド航空、12月に新千歳就航 17年ぶり欧州便復活へ
01/12 05:00
フィンランド航空、12月に新千歳就航 17年ぶり欧州便復活へ
 北欧航空大手フィンランド航空は、12月に新千歳―ヘルシンキ線に就航する方針を固めた。当面は週2往復程度、冬季のみの運航とする。北海道と欧州を結ぶ定期航空路線の運航は、KLMオランダ航空が2002年に新千歳―アムステルダム線から撤退して以来17年ぶりとなる。

 フィンランド航空の拠点であるヘルシンキ空港は、欧州では最も東アジアに近く、新千歳からの飛行時間は8時間程度。欧州の100以上の都市に路線がある「ハブ空港」で、新千歳との直行便開設により、欧州各国と北海道との往来が飛躍的に便利になる。

 関係者によるとフィンランド航空は、欧州各国からニセコなど道内へのスキー需要があると見込み、3年ほど前から新千歳就航を検討してきた。日本国内では、成田、中部、関西の3空港とは通年、福岡空港とは4〜10月限定で直行便を飛ばしており、いずれも利用が好調なことから、5路線目として新千歳就航を固めたとみられる。

 フィンランド航空の新千歳線就航をめぐっては、15年に道の担当副知事らがフィンランド航空本社を訪れるなど誘致活動を展開。道が20年度までに来道外国人観光客を500万人に増やす目標を掲げる中、道幹部は「伸びしろのある欧州客を増やすのに、のどから手が出るほど欲しい路線」と話していた。

 <ことば>フィンランド航空 1923年(大正12年)に設立されたフィンランドの航空会社。欧州を中心に約130路線を運航しており、2017年の旅客数は約1190万人。1983年、日本と欧州を結ぶ初の直行便として成田―ヘルシンキ線に就航。95年関西線、2006年中部線、16年に福岡線に就航している。(五十地隆造)

6660チバQ:2019/01/22(火) 11:48:07
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201901/0011993871.shtml
神戸空港をビジネス機の拠点に 関西エア構想
2019.01.20
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米国などで多くの企業経営者らが活用するビジネスジェット(双日提供)
米国などで多くの企業経営者らが活用するビジネスジェット(双日提供)

 国内で国際ビジネスジェットの発着が急増する中、神戸空港をビジネスジェットの拠点にする構想が浮上していることが19日、空港を運営する関西エアポートの関係者への取材で分かった。現在の主要拠点である羽田空港などでは受け入れを増やす余地が限られており、周辺の未利用地に駐機場を設けやすい神戸空港に着目した。神戸の都市部に近い立地も企業経営者らへのアピールポイントになるとみられる。(長尾亮太)

 国土交通省によると、国内での国際ビジネスジェットの発着回数は、2011年の2639回が17年には5190回に倍増。アジアからの飛来が6割ほどを占め、今後の経済成長でさらに増える見通しという。

 発着シェアで半分近くを占めている羽田空港は、ビジネスジェットを駐機できる期間が5日間と短い上、訪日外国人客増加に伴う旅客定期便の混雑で発着時間の自由度が低い。30日間駐機できる成田空港も、将来的な駐機場不足が見込まれている。

 こうした状況を受け、関西エアは、周辺の未利用地に格納庫や整備拠点を設けられる神戸空港に着目。ターミナルビルがコンパクトで乗降しやすく、都心の三宮との近さも拠点化にふさわしいとみている。同社が一体運営する関西空港で、発着が増加している旅客定期便の受け入れに専念できることも利点となる。

 神戸空港はビジネスジェットなら国際便でも受け入れが認められているが、CIQ(税関・出入国管理・検疫)が平日の午前8時半〜午後5時に限られる上、2週間前までに運航を申請する必要がある。すぐに移動できるビジネスジェットの特性を生かしにくく、発着はこれまで年10〜30回にとどまってきた。

 ビジネスジェット機の販売などを手掛ける総合商社の双日は、神戸空港の運用を改善すれば「ハブ(拠点)になり得る可能性は十分にある」と指摘。国交省の担当者は「海外の経営者が神戸に来やすくなれば(外資系企業の誘致など)企業活動の活発化につながる。地元での消費や観光、宿泊など経済効果も期待できるだろう」としている。

【ビジネスジェット】数人から十数人乗りの小型機を使った航空便。定期便と違い、好きなときに目的地まで直行できるのが最大の利点。機内での会議や商談も可能で、時間を有効活用できる。欧米では、世界を飛び回る企業経営者らの重要な移動手段となっている。「プライベートジェット」とも呼ばれる。

6661チバQ:2019/01/22(火) 11:48:37
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/590715.html
FDA北九州便就航へ 夏ダイヤ、毎日1往復
(2019/1/21 17:00)
FDAの静岡空港発着路線(夏ダイヤ)
FDAの静岡空港発着路線(夏ダイヤ)
 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は21日までに、静岡空港と北九州空港(福岡県)を結ぶ定期便を夏ダイヤとなる3月31日から就航させることを決めた。観光とビジネス両面の利用を見込み、毎日1往復する。関係者への取材で分かった。
 FDAによる静岡発着の新規定期便就航は、2018年3月の出雲線以来。北九州線の静岡空港発は午後3時55分、北九州空港発は午後6時を予定している。関係者によると、北九州への新規就航は、近隣の福岡空港の混雑回避と、日本有数の温泉地を抱える大分県へのアクセス向上が目的とみられる。
 FDAの静岡発着の夏ダイヤは、北九州線と既存の福岡、札幌(丘珠)、出雲、鹿児島を合わせ、計5路線、週56往復になる。FDAは、18年3月から段階的に小型ジェット機3機を調達し、国内路線網を拡充する方針を表明していた。
 また、FDAは既存路線のうち、出雲線について、現行の午後4時35分静岡空港発、午後2時55分出雲空港発のダイヤを、3月31日以降は午前8時台に静岡空港発、午後3時台に静岡空港着へと改善する方針も固めた。静岡空港発の便を利用した場合、現行ダイヤよりも現地での滞在時間を長く確保できる。

6662チバQ:2019/02/04(月) 16:21:57
https://www.sankei.com/economy/news/190204/ecn1902040007-n1.html
成田空港A滑走路 10月から1時間延長 開港以来初
2019.2.4 14:52経済産業・ビジネス
 国と千葉県、成田国際空港会社(NAA)、空港周辺の9市町の4者協議会が4日、同県芝山町役場で開かれ、今年10月末から成田空港A滑走路の発着時間を1時間延長することで合意した。発着時間が延長されるのは昭和53年の開港以来初めて。

 2本ある滑走路のうち、A滑走路は原則午前6時から午後11時に限ってきた発着時間を、翌午前0時まで延ばす。

 発着時間延長は、空港機能強化計画を検討する昨年3月の4者協議会で、2020年東京五輪・パラリンピックまでに実施することで合意。国などがアジア諸国との間で空港間競争が激化していることなどを理由に、今年10月末の冬ダイヤからの実施を求めていたが、騒音の影響を受ける一部の自治体が難色を示していた。

 この日の4者協議会では全ての自治体が早期実施に同意し、10月末からの延長が正式に決まった。

6663チバQ:2019/02/06(水) 15:21:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000006-mai-soci
成田空港運用延長 地元、苦渋の受け入れ 騒音問題、懸念根強く
2/5(火) 8:42配信 毎日新聞
成田空港運用延長 地元、苦渋の受け入れ 騒音問題、懸念根強く
会合後、記者会見に臨む国と県、成田国際空港会社、地元自治体の関係者=千葉県芝山町で2019年2月4日午前10時1分、中村宰和撮影
 成田空港の1時間の運用時間延長が4日、決まった。10月末から午後11時〜午前0時の深夜帯にも航空機が離着陸する。地域住民の騒音問題への懸念は根強く、地元自治体は「苦渋の判断」で受け入れた。国や千葉県、成田国際空港会社(NAA)は騒音対策や地域振興策を充実させるとともに、空港の発展を地域全体の振興につなげることが求められる。

【アニメ聖地88カ所の0番札所に成田空港】

 騒音問題への懸念から反対の立場だった山武市の松下浩明市長は芝山町であった会合後の記者会見で、「防音・騒音対策にしっかりと努力するという言葉があった。まさに『苦渋の判断』」と述べた。また、成田市の小泉一成市長は「(航空機からの)落下物の対策をしっかりやってほしい」と語った。

 運用時間延長をめぐっては、2018年3月の会合で、20年東京五輪・パラリンピック開催までの実施で合意していた。十分な準備期間が必要として早期実施を目指していたNAAの夏目誠社長は記者会見で「重要な一歩で、大変ありがたい。地域の期待を裏切らないように対策を実施する」と述べた。

 背景には、羽田空港が20年までに国際線の発着枠を年最大3万9000回増やす方向で検討されており、激化する空港間競争を勝ち抜きたいとの意図がある。夏目社長は「航空会社にアピールし、貴重な時間延長を最大限有効に活用していく。機材稼働率の向上を図りたい格安航空会社(LCC)、集荷時間を延ばしたい貨物航空会社からは午後11時台の延長をぜひ活用したいと聞いている」と説明した。NAAは今後、交通アクセスの確保や店舗の営業時間延長、空港で働く要員確保などに取り組む。【中村宰和】

6664チバQ:2019/02/06(水) 15:22:32
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成田空港開港40年
日本の表玄関は今/1 米航空大手デルタの成田離れ 相対的な地位低下懸念 /千葉
毎日新聞2018年5月17日 地方版
発展へ地域との共生課題
 ゴールデンウイーク最終日の5月6日、旅行客でごった返す成田空港から南国サイパンへ向かうデルタ航空の最後の便が飛び立った。国内唯一のサイパン直行便だった。

 米航空大手デルタの成田離れが止まらない。成田を拠点空港と位置付けて2011年には週196便を運航していた。だが、10年に羽田空港が再国際化されると、同社は成田-ニューヨーク線を運休するなど次々と路線を減らしていった。今年に入ってからも1月にグアム線、5月にサイパン線とパラオ線を運休し、7月には上海線が消え、週53便まで減る。同社太平洋地区広報部は「成田がアジア最大の拠点に変わりない」と言うが、ロサンゼルス線など2路線を羽田に移し、米国と東アジア各都市との直行便を増やしたため、成田での乗り継ぎ便も減っている。

 それでも成田の17年度の航空機発着回数と航空旅客数は、訪日外国人の増加や格安航空会社(LCC)の好調を背景に、開港以来過去最多を記録した。一方、国内外の空港との競争も激化しており、相対的な地位の低下が懸念される。

 それを表すデータがある。17年度の旅客数は過去最多だが、国際線に限ってみると3347万人で、最盛期(06年度)の3418万人を下回る。国内空港全体でみると、成田の国際線旅客数のシェアは下がり続け、11年度に47・1%と5割を割り込み、16年度は35・7%だった。シェア2位は関西空港で22・6%、3位は羽田の18・6%だ。成田の17年度の国際線の乗り継ぎ客は383万人と20年ぶりに400万人台を割り、ピーク時の6割以下に落ち込んだ。国際線旅客数を比較した世界ランキングでも成田は05年に8位だったが15年は17位に落ちた。一方、韓国・仁川空港は05年の10位から8位に伸ばしている。

 「ビジネス利用では首都圏に近い羽田がどうしても有利で、成田はレジャー需要が強い。成田には運用時間の制限があり、使い勝手がいいとは言えない」。ある外資系航空会社関係者は指摘する。

 鉄道で成田から日暮里まで最短36分。一方、羽田から品川は最短11分。空港の運用時間も羽田は24時間だが、成田は午前6時〜午後11時の制約がある。さらに羽田の国際線の発着枠は20年までに現在の43%増の年最大12万9000回に増える方向で検討されている。

 成田は、国際競争力強化の切り札として、既存のB滑走路を現行の2500メートルから3500メートルに延伸し、新たに3500メートルのC滑走路を整備する。全日空(ANA)、日本航空(JAL)とも成田の便数は微増しており、ANAは「成田と羽田を首都圏のデュアルハブ(二つの拠点空港)として拡大していく」、JALも「重要な首都圏の基幹空港」と成田の重要性を語る。

 国土交通省の石井靖男・成田国際空港長は言う。「利用者は増えており、機能強化が必要で、今後も発展させなければいけない」。伸び続ける首都圏の航空需要を取り込み、地域との共生を図りながら空港をどう発展させていくかが問われている。【中村宰和】=つづく

  × × ×

 成田空港が20日、開港40年を迎える。累計旅客数10億人を超え、「日本の表玄関」として発展してきた成田空港の現状と課題を探る。

6665チバQ:2019/02/06(水) 15:23:09
■成田空港の主な歩み

1966年 7月 建設地を成田市三里塚に閣議決定

         三里塚芝山連合空港反対同盟結成

  69年 9月 空港公団、用地の強制収用のための事業認定を申請

  71年 2月 第1次代執行

      9月 第2次代執行。東峰十字路(成田市)で警官3人死亡

  78年 3月 管制塔占拠事件発生、開港を2カ月延期<1>

      5月 開港<2>

  86年11月 2期工事着工

  91年11月 第1回成田空港問題シンポジウム開催

  92年12月 第2旅客ターミナルビル供用開始

  93年 9月 第1回成田空港問題円卓会議開催

2002年 4月 2180メートルの暫定平行滑走路の供用開始

  04年 4月 空港公団が民営化し、成田国際空港会社設立

  09年 3月 貨物機フェデックスが着陸に失敗し、乗員2人死亡。開港以来初の死亡事故<3>

     10月 延伸された2500メートル滑走路の供用開始

  10年 7月 成田スカイアクセス開業。日暮里駅と最短36分で結ぶ

  11年 3月 東日本大震災。空港施設に大きな被害なし

  15年 4月 格安航空会社(LCC)専用の第3旅客ターミナルビル供用開始

  17年 7月 成田国際空港会社発注事業を巡り、業者から現金を受け取ったとして元上席執行役員逮捕

         開港からの累計航空旅客数10億人を達成

  18年 3月 3本目の滑走路(3500メートル)新設を柱とする空港機能強化の4者合意<4>

6666チバQ:2019/02/07(木) 22:53:34
https://www.sankei.com/west/news/190207/wst1902070005-n1.html
関空に1千億円投資し第1ターミナル大規模改修へ 大阪万博にらみ外国人受け入れ強化
2019.2.7 05:00産経WEST
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外国人を中心に旅客が増加する関西国際空港。関空は第1ターミナルの大規模改修で対応する
外国人を中心に旅客が増加する関西国際空港。関空は第1ターミナルの大規模改修で対応する
 関西国際空港の運営会社、関西エアポートは、第1ターミナルの大規模改修に着手する方針を固めた。大阪・関西万博が開催される2025年までに防災対策も含めて約1千億円を投資し、受け入れ可能な年間の旅客の許容人数を1千万人増やす。第2ターミナルと合わせると現在の約1.3倍の年間4300万人程度の利用が可能となる。大阪万博で急増が予想される訪日外国人客の受け入れ態勢を整備する。(阿部佐知子)

 山谷佳之社長が、6日までに産経新聞のインタビューで明らかにした。主力ターミナルである第1ターミナルの大規模改修は平成6年の開港以来初となる。


 工事内容は今後検討するが、国内線の旅客エリアを国際線に衣替えすることなどを想定しているとみられる。空港全体の旅客数のうち、8割近くを占める国際線の状況に対応する。

 大規模改修の背景には、訪日外国人客を中心とする旅客の急増がある。平成30年の国内外合わせた旅客数は、9月の台風21号による一時閉鎖があったものの、過去最高の2894万人を記録。開港翌年の7年と比べ約1.7倍の規模だ。

 現在の第1ターミナルの受け入れ能力は年間約2500万人で第2ターミナルビルと合わせて計3335万人だが、山谷氏は今後も予想される訪日外国人客の増加に関し「現在の収容能力がボトルネックになる。大阪万博までに、外国人客の受け入れ体制を整えたい」などと述べた。

 また、大規模改修と合わせ、昨年末に方針を打ち出した防災強化策も実施する。当初、第1ターミナルの改修は昨年中にも着手する予定だったが、9月の台風被害を受けて保留。災害対策と合わせて実施することにした。災害対策には1千億円のうち270億円程度を投じる予定で、台風で浸水した地下電源設備の移転や、護岸のかさ上げなどを計画している。

■   ■

 関西国際空港が、旅客の受け入れ態勢充実に本腰を入れる。勢いが衰えない訪日外国人客への対応に加え、昨年の台風による一時閉鎖という事態を受けた災害対策も柱の一つだ。政府が2030年に訪日外国人数6千万人を目標に掲げる中、「災害にも強い」関西の中核空港としての機能を強化する。


 関空では近年、旅客数が前年比約7%増のペースで推移。今後も続けば、旅客の受け入れを中心とするターミナルの能力が限界を超えることが懸念され、抜本的な対策が課題となっていた。

 関空を運営する関西エアポートは当初、昨年中にも改修に着手する予定だったが、9月の台風被害を受け、防災対策を優先。改修の実施は見合わせていた。

 電源設備の浸水防止工事や護岸のかさ上げ工事の設計に着手する。さらに、同社内に災害時に警察や消防、航空会社など関係機関が一堂に会し、情報や対策などを共有するスペースを4月に開設。非常時に「総合対策本部」として機能させる計画だ。

 一方、台風で関空の機能がまひしたことなどをうけ、大阪(伊丹)空港や神戸空港での国際線乗り入れなどを求める声も高まっている。昨年12月に8年ぶりに開催された地元自治体と経済団体などによる関西3空港懇談会でも、主要な議題になっている。

 関西エアポートの山谷佳之社長は「24時間運用できる滑走路を2本持つ関空のポテンシャルは圧倒的」と強調。関空の国際線機能の強化を最優先に議論を進めるべきだとの考えを示した。

6667チバQ:2019/02/12(火) 11:05:56
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASM2D32ZPM2DUTFK006.html
羽田空港の増便、半数が日米路線 「国際競争力を強化」
2019/02/12 10:25朝日新聞

羽田空港の増便、半数が日米路線 「国際競争力を強化」

石井啓一国交相=2015年10月7日

(朝日新聞)

 日米両政府は、2020年に増便を予定している羽田空港の国際便について、1日あたり24便を両国の日米路線にあてることを決めた。石井啓一国土交通相が12日の閣議後会見で明らかにした。増加分のうち半数を日米路線で占めることになる。

 政府は東京五輪・パラリンピックがある20年までに羽田空港の国際便の発着数を最大年6万回から9・9万回に増やすことを計画している。1日あたり約50便を増やす計算となる。

 このうち日米路線に割り当てられる24便は、日米両国の航空会社で半数の12便ずつを分け合うことになった。

 石井国交相は「増加する発着枠は、訪日外国人旅行者の受け入れ拡大や、国際競争力の強化をはかるために活用する。今後の配分においても、これをふまえて対応する」と説明。今後、関係自治体などの理解を得るよう努めるとした。

 増便を実現するためには、米軍が管轄する横田基地周辺の「横田空域」を通過する必要がある。日米両政府は先月末に空域を通過する新飛行ルートで合意したばかりだが、国交省の担当者は「交渉している部署が違い、横田空域の問題と発着便数の割り当てとは関係ない」と話している。

6668チバQ:2019/02/12(火) 19:00:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000014-mai-soci
関空連絡橋 新しい橋桁つり上げ作業へ GW前の完全復旧目指す
2/12(火) 11:01配信 毎日新聞
関空連絡橋 新しい橋桁つり上げ作業へ GW前の完全復旧目指す
新しい橋桁の設置工事が始まる関西国際空港の連絡橋=2019年2月12日午前10時35分、本社ヘリから小松雄介撮影
 昨年9月の台風21号で関西国際空港の連絡橋にタンカーが衝突して破損した事故で、西日本高速道路は12日、自動車道下り線に新しい橋桁を設置する工事を始めた。同日深夜から14日の未明にかけ、2本に分かれた橋桁を架設する。完全復旧は4〜5月のゴールデンウイーク前になる見込み。

 事故で破損した連絡橋下り線の橋桁2本(計187メートル)を撤去し、和歌山県海南市や堺市内の工場で修復・新造した。橋桁は台船に載せて運搬。12日正午過ぎに、空港島に近い方から橋桁(89・8メートル、790トン)を高さが100メートルある大型クレーンでつり上げる作業に入った。航空機や鉄道の安全に支障がない夜間の時間帯が作業の中心になる。

 連絡橋は現在、上り3車線の一部を対面通行にしている。舗装などが順調に進めば、3月中に上下2車線ずつの通行を開始する。その後、3車線ずつの完全復旧を目指す。【蒲原明佳】

6669チバQ:2019/02/12(火) 22:26:03
https://www.sankei.com/economy/news/190208/ecn1902080046-n1.html
ANAとJAL、アジアで火花 路線拡大、観光・ビジネス客見込み
2019.2.8 20:43経済産業・ビジネス
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資本業務提携の調印式で、お互いの運航する航空会社の航空機のミニチュアを交換し合うANAホールディングスの片野坂真哉社長とPALホールディングスのマイケル・G・タン取締役=8日、東京都港区
資本業務提携の調印式で、お互いの運航する航空会社の航空機のミニチュアを交換し合うANAホールディングスの片野坂真哉社長とPALホールディングスのマイケル・G・タン取締役=8日、東京都港区
 ANAホールディングスがフィリピン航空の親会社と資本・業務提携したのは、フィリピンなどアジア地域は、日本への観光客や日本からのビジネス客の大幅な拡大が見込まれるからだ。一方、日本航空も羽田-マニラ便の新規路線を就航させるなどアジアで提携や路線拡大を進めており、アジアを舞台に両社が火花を散らせている。

 「新規路線と提携でしっかりやる。アジアの戦略が固まった」。全日本空輸の平子裕志社長は8日の会見でこう決意を述べた。全日空は今回のフィリピン航空との提携を機に新規路線を検討するほか、「利用しやすい運賃」も検討するという。フィリピンは政府が自動車産業に注力していることから、日本からのビジネス客利用が見込まれるほか、フィリピンからの労働者や観光客も、昨年8月の短期滞在ビザの緩和でさらに増える見通しだ。


 全日空はフィリピン以外でも、インドネシアのジャカルタ-羽田便を平成29年に増便したほか、自動車産業が盛んで日本からのビジネス客の拡大が期待される、南インドのチェンナイへの新規路線も年内に就航する。

 日本航空もアジアに注力。昨年にガルーダ・インドネシア航空と包括提携したほか、1日には羽田-マニラ便の新規路線を開設。南インドについても、「インドのシリコンバレー」と呼ばれ、IT産業が盛んなバンガロールに新規路線を開設する計画を発表するなど余念がない。

 一方、アジアの航空会社にとっても、格安航空会社(LCC)の台頭で苦戦を強いられており、日本の航空大手との提携によりLCCにない“おもてなし”を強化できることから、さらに提携関係が進むことになりそうだ。

6670チバQ:2019/02/14(木) 11:15:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-35132649-cnn-int
ルフトハンザ航空、搭乗しなかった乗客を提訴
2/13(水) 11:17配信 CNN.co.jp
ルフトハンザ航空、搭乗しなかった乗客を提訴
ルフトハンザ航空が、乗継便に搭乗しなかった乗客に損害賠償を求めて提訴している
(CNN) ドイツのルフトハンザ航空が、乗継便に搭乗しなかった乗客に損害賠償を求めて提訴している。問題とされているのは、格安航空券を購入した乗客が最終目的地まで行かず、経由地で降りる「Hidden City(隠れ都市)」というやり方だ。

写真特集:操縦席からの絶景、飛行士が撮影

例えばニューヨークからサンフランシスコへ行きたい乗客が、運賃の安いニューヨーク発サンフランシスコ経由タホ湖行きの航空券を予約して、タホ湖へ行く便には乗り継がずにサンフランシスコで降りてしまうといったやり方が「Hidden City」と呼ばれる。

ルフトハンザ航空に訴えられた男性乗客は、ノルウェーのオスロからドイツのフランクフルトを経由して米シアトルへ向かう往復航空券を予約。行きは全便に搭乗したものの、帰りはフランクフルトからオスロへ向かう便に搭乗せず、別に予約したフランクフルト発ベルリン行きのルフトハンザ便に搭乗していた。

ルフトハンザ航空は、このやり方が利用規約に違反するとして、男性に対し2112ユーロ(約26万円)の損害賠償を請求。ベルリン地方裁判所は昨年12月、同社の訴えを退けたが、ルフトハンザ航空がこれを不服として提訴した。

「Hidden City」を巡っては、2014年に米ユナイテッド航空と旅行会社のオービッツが、このやり方に関する情報サイトを運営していた22歳の男性を提訴した。

しかしイリノイ州東部地区裁判所は2015年、男性が同市を拠点としていないことから同裁判所の管轄には入らないとして、訴えを退けている。

6671チバQ:2019/02/25(月) 13:41:04
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190225-00412809-fnn-soci
【独自】「空港使用料」未納12億円超 海外の会社や倒産会社など
2/25(月) 12:51配信 Fuji News Network

フジテレビ

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各国の航空会社が日本国内の空港を利用する際に支払うべき「空港使用料」が未納になっているケースが増えていて、未納金の総額が12億円を超えていることがわかった。

「空港使用料」は、空港の維持、管理費用として、航空会社が国に支払うべきもので、空港を利用する頻度などに応じて料金は増減する。

国土交通省によると、この空港使用料の未納が増えていて、総額が12億円を超えているという。

海外航空会社による未納がほとんどで、会社の倒産などで徴収できなくなっているものや、最近では、海外からのチャーター機が使用料を支払わないまま、踏み倒すケースが増えているという。

6672チバQ:2019/02/26(火) 18:52:58
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190226-00412895-fnn-soci
羽田 国際線ターミナル改称へ 2020年3月「第3ターミナル」に
2/26(火) 12:56配信 Fuji News Network

フジテレビ

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羽田空港の「国際線ターミナル」の名前が、「第3ターミナル」に変わることになった。

羽田空港は、国内線に使用されている第1、第2ターミナルと国際線ターミナルがあるが、日本を訪れる外国人の数が増え続けているため、第2ターミナルでも国際線に対応できるよう、施設を整備中。

この施設は、2020年3月に運用が始まる予定で、それに合わせて「国際線ターミナル」が「第3ターミナル」に改名される。

また、東京モノレールと京急電鉄の駅の名称も、「羽田空港第3ターミナル駅」に変更されるという。

6673チバQ:2019/02/28(木) 13:11:50
https://www.asahi.com/articles/ASM2X2CLNM2XUHBI00F.html
仏と蘭、航空会社の主導権めぐり大バトル 両政府が出資
有料記事

パリ=疋田多揚 2019年2月28日10時58分
 フランスとオランダ両政府が出資する、航空持ち株会社エールフランスKLM。その主導権をめぐり、両国政府による「バトル」が過熱している。

 同社は、フランスの航空会社エールフランスとオランダのKLMオランダ航空が2004年に経営統合してできた持ち株会社。これまでの株式の出資比率は、フランス政府が14%、オランダ政府が6%。主導権はフランスにあった。

 ところが27日、オランダ政府が同社株を14%まで買い増したと発表。AFP通信によると、同国のフクストラ財務相は前日、その理由として「持ち株会社の戦略に重大な疑問がある。KLMオランダ航空の立場は常に(フランスに都合のいいように)侵食されてきた」と不満を訴えた。KLMの発着便がフランス側に移されることで、オランダのスキポール空港が国際拠点としての機能を失う懸念があり、経営の主導権を取りに来た形だ。

 これを受けて、フランスのマク…

残り:156文字/全文:531文字

6674チバQ:2019/03/06(水) 15:59:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/283272
道管理6空港、10年連続赤字 17年度総額19億7300万円
03/06 00:59 更新
道管理6空港、10年連続赤字 17年度総額19億7300万円
 道は5日、道が管理する道内6空港の空港本体と空港ビル、有料駐車場を合わせた2017年度の収支試算について、赤字総額が19億7300万円(前年度比1・8%増)に上ったと公表した。10年連続で全6空港が赤字となり、赤字額は道が公表を始めた08年度以降で過去最高。

 6空港の営業収入は、航空会社から徴収する着陸料や空港ビル会社からの土地建物貸付料など計4億3100万円で、前年度比0・5%増。営業費用は空港整備費や人件費など25億4300万円で同0・6%増だった。

 空港ごとの収支では、20年度に道内7空港の運営を一括で民間委託する「空港民営化」に含まれている女満別の赤字が7億5700万円と最多。ただ、使用機材の大型化で着陸料収入が増え、前年度から3・7%減となった。中標津は3億9300万円(前年度比20・6%増)で、3年ごとに行う測量調査の費用などが膨らんだ。

 6空港のうち女満別、中標津、紋別の3空港は滑走路などの空港本体を道が管理し、空港ビルを自治体出資の企業が管理している。空港本体と合わせた収支は赤字だが、空港ビル会社はいずれも黒字を計上した。

 赤字については道が一般財源で穴埋めしている。道は国管理4空港(新千歳、函館、釧路、稚内)と市管理の旭川、帯広、道管理の女満別の計7空港の一括民営化による経営の安定を目目指している。このうち、民営化後も赤字の解消が見込まれない女満別については30年間で計約159億円を上限に経費負担する。(中村征太郎)

6675チバQ:2019/03/06(水) 16:01:02
https://diamond.jp/articles/-/195705
2019.3.4

JR東日本、京急、リムジンバス…羽田空港アクセスを巡る熱い戦い
枝久保達也:鉄道ジャーナリスト
右肩上がりで増え続ける羽田空港利用者を取り込むべく、JR東日本と京急電鉄の戦いがいよいよヒートアップしてきた。JR東は2029年にも「羽田空港アクセス線」を開業する予定だが、JR東が狙うのは京急利用者ではなく、もっと高運賃を望めるリムジンバスの乗客ではないだろうか。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

京急vsJR東日本の戦いが
一段とヒートアップ
 羽田空港は国際線発着枠の拡大に伴い、第2ターミナルで国際線の取り扱いを開始することから、2020年3月に国際線ターミナルを第3ターミナルに改称すると発表した。あわせて京急電鉄は国際線ターミナル駅を「第3ターミナル駅」、国内線ターミナル駅を「第1・第2ターミナル駅」に変更、東京モノレールの駅名も従来の「○○ビル駅」から「第1ターミナル駅」「第2ターミナル駅」「第3ターミナル駅」に統一する。

 羽田空港の旅客数は2010年の再国際化以降、右肩上がりで増加中だ。1日平均旅客数は2010年の17万人(うち国際線1.3万人)から、2017年は23.8万人(同4.7万人)に達している。今後も増加する空港利用者を取り込もうと、空港アクセスの主導権争いがにわかにヒートアップしはじめた。

 羽田空港アクセスを巡る戦いは、1998年の京急電鉄空港線ターミナルビル乗り入れから始まった。東京モノレールの輸送人員はピークから3割減少、シェアは7割から4割弱まで低下した。経営が悪化した東京モノレールは2002年にJR東日本の傘下に入り、接続する浜松町駅の乗り換え改札整備、Suica導入、快速運転開始など競争力向上に努めたが、京急は経営の軸足を三浦半島から空港輸送に移し、ダイヤ改正のたびに「エアポート快特」「エアポート急行」を増発。モノレールのシェアをじりじりと奪っていった。

 2013年、ここに突如浮上したのが、JR東日本の「羽田空港アクセス線」だ。休止中の貨物線と、既存路線、新設トンネルを組み合わせ、東京駅・新宿駅・新木場駅の各方面から羽田空港まで直通列車を走らせるという壮大な構想である。今年2月15日、JR東日本は環境影響評価手続き(環境アセスメント)の実施に向けた準備に着手したと発表。最短で2029年頃の開業に向けて準備は着々と進行している(環境アセスメントの位置づけについては「横浜市営地下鉄延伸、2030年開業でもあまり時間がない理由」を参照)。

 すると翌日の2月16日、今度は京急電鉄が、今年10月から京急空港線の加算運賃を引き下げると発表した。これにより、品川〜羽田空港国内線ターミナル駅間の運賃は、ICカードで407円から287円に120円も値下げされることになる。

京急の運賃値下げに
JRはどう出るか?
 加算運賃とは、1998年の空港ターミナルビル乗り入れにあたり、トンネル建設工事をはじめとする建設費700億円と利息など諸費用を回収するために、空港利用者に上乗せしている運賃である。京急は2017年の時点では、今後も空港線増強の設備投資が控えており、回収完了にはまだしばらく期間を要する見込みであると発表していたが、JR東日本の積極攻勢に対して、「値下げ」という切り札で先手を打った格好だ。

 このインパクトは絶大だ。東京モノレールは浜松町から羽田空港第2ビルまでICカードで483円であり、200円もの運賃格差が生じてしまう。東京駅からの運賃で比較しても、京急は452円(東京〜品川間JR利用)、モノレールは637円(東京〜浜松町間JR利用)だ。羽田アクセス線が開業するまでの10年間で、利用者をがっちり囲い込んでしまいたいという京急の強い熱意が感じられる。

 ちなみに羽田アクセス線は、現状京急・モノレールのいずれを乗り継いでも約30分を要する東京〜羽田空港間を、乗り換えなしの20分弱で結ぶ予定。東京〜羽田空港間約17kmを現在のJRの運賃表にあてはめると302円(ICカード)になるが、こちらも約3000億円の建設費を回収するために加算運賃が設定される。京急空港線や関西空港線の事例からしても加算運賃は少なくとも200〜300円になるとみられ、京急は運賃上の優位を何とか保てそうだが、厳しい戦いになるのは間違いない。

6676チバQ:2019/03/06(水) 16:01:21
 ただし、JR東日本は京急の運賃に真っ向勝負を挑んでまで、シェアを奪いにいくつもりはないと思われる。そのヒントとなる数字がある。羽田アクセスのシェアは、実は国内線旅客と国際線旅客で異なる傾向を示しているのだ。

 国土交通省の調査によると、2017年(平日)の国内線旅客の利用交通機関は京急が32%、モノレールが23%、リムジンバスが16%だった。一方、2016年の国際線旅客(全日)は、京急が30%、モノレールが16%、リムジンバスが24%である。なお国際線旅客について日本人と外国人の傾向は大きく変わらない。

 神奈川から千葉県まで広いエリアに直通運転する京急空港線がいずれも約3割のシェアを獲得しているのに対し、乗り換えが必須のモノレールは国際線ではシェアがかなり低い。その分支持を得ているのが、ターミナル駅から空港まで乗り換えなく移動できるリムジンバスだ。国内線旅客と比べて荷物が多い国際線旅客のニーズがここにある。

JR東が狙うのは
リムジンバスの乗客
 国内線旅客についても同様の傾向が表れている。2013年まで約30%を保っていたモノレールのシェアが、2015年に26%、2017年に23%と直近5年間で大きく数字を落とし、入れ替わるように増加したのがリムジンバスや自家用車だ。2015年に首都高中央環状線大井JCT〜大橋JCT間が開通したことで、羽田空港までの所要時間が大幅短縮した影響と考えられる。

 新宿〜羽田空港間のリムジンバスは、中央環状線開通によって所要時間が最大15分短縮し、定時性も向上した。現在の所要時間は最短25分、混雑時は40〜50分だ。新宿〜羽田空港間を25分程度で結ぶ羽田アクセス線(西山手ルート)が開業すれば、リムジンバスの乗客を取り込むことができるだろう。その場合、山手線経由京急利用の運賃481円(値下げ後)ではなく、新宿発リムジンバスの運賃1230円の価格帯で勝負することができる。

 新宿以外の主要ターミナル駅からのアクセスも視野に入るはずだ。

 たとえば、成田空港アクセスにおいて、JR東日本の「成田エクスプレス」は主要ターミナル駅から乗り換えなく直通する利便性を売りに、京成電鉄のスカイライナー・アクセス特急に対抗している。羽田空港アクセスにおいても、宇都宮線・高崎線、常磐線、埼京線、中央線、京葉線の各方面から毎時1〜2本の羽田空港行き直通特急列車を走らせれば、各方面から羽田空港に向かうリムジンバスの乗客を奪うことができる。

 そう考えると、JR東日本グループとしての東京モノレールの今後も見えてくる。現在、日中時間帯に羽田空港に乗り入れる本数は京急12本に対してモノレールは15本。この高頻度運転を全て、羽田アクセス線に転換することはできないから、設備や保有車両数をダウンサイジングしながら役割分担をして生き残ることになる。

 開業当初の東京モノレールは羽田空港までノンストップで運転していたが、現在では大井競馬場や流通センターなど中間駅の利用者が増え、天王洲アイルや天空橋周辺など沿線開発も進んでおり、4割以上が空港旅客以外の利用者だという。今後は再開発が進む臨海部の通勤路線としての性格が強まり、中間駅の利便性を重視したダイヤに変わっていくことになるだろう。

6677チバQ:2019/03/11(月) 13:50:25
https://www.asahi.com/articles/ASM3855PDM38ULFA02R.html?iref=com_latestnews_01
日航LCC、社名はジップエア 「あっという間」表現
北見英城 2019年3月11日13時24分
 日本航空は8日、新たに設立した格安航空会社(LCC)の社名を「ZIPAIR(ジップエア) Tokyo」とすると発表した。また、2020年夏ダイヤで成田―バンコク、成田―ソウルの2路線を就航すると国土交通省に事業許可申請を提出した。

 ジップエアは日航の100%子会社。社名に使われた「ZIP」は矢などが素早く飛ぶ様子を表した英語で、乗客が行き先に「あっという間に着いた」と思うような、ストレスなく、快適に機内で過ごせるサービスを展開するといった思いを込めたという。

 都内で会見したジップエアの西田真吾社長は「時代に合ったサービスとコストバリューを両立して、今までに無いエアラインにしたい」と意気込みを話した。

 ジップエアは、成田空港を拠点に、欧米やアジアを結ぶ中長距離路線を目指して設立された。ただ、長距離路線を飛ばすには一定の運航実績を積む必要があり、まずはバンコク、ソウル線で実績を積む考えだ。

 西田社長は「まだ太平洋を渡っているLCCはなく、パイオニアになりたい」として、早ければ21年夏ダイヤにも北米路線を就航したい考えを示した。(北見英城)

6678チバQ:2019/03/11(月) 17:57:49
https://www.afpbb.com/articles/-/3215031
エチオピア航空機が墜落、乗客乗員157人全員が死亡
2019年3月10日 22:18 発信地:ナイロビ/ケニア [ ケニア エチオピア アフリカ ]
【3月10日 AFP】(更新、写真追加)エチオピア航空(Ethiopian Airlines)は10日、同国の首都アディスアベバからケニアの首都ナイロビへ向かっていたボーイング(Boeing)737型機が同日朝、離陸直後に墜落し、搭乗者157人全員が死亡したと発表した。

 エチオピア航空は、「きょう、アディスアベバ発ナイロビ行きのET302便が事故に巻き込まれたことを確認した」と発表。その後、「事故現場にいる当グループの最高経営責任者(CEO)が、残念ながら生存者がいないことを確認した」と述べた。

 同国の政府系ニュースメディア、ファナ放送会社(FBC)も、同航空の話として、乗客149人および乗員8人全員が死亡したと伝えていた。

 同機は午前8時38分(日本時間同日午後2時38分)にアディスアベバのボレ空港(Bole Airport)を離陸した6分後、アディスアベバの南東約60キロのビショフトゥ(Bishoftu)付近で連絡を絶った。

 事故機はボーイング製の737-800MAXで、昨年10月13日に墜落し、乗客乗員189人全員が死亡したインドネシアの格安航空会社ライオン航空のものと同型機だという。(c)AFP

https://www.asahi.com/articles/ASM3C3W5XM3CUHBI012.html
墜落のエチオピア機はボーイング最新鋭 半年で2度墜落
有料記事

オースティン=江渕崇 2019年3月11日13時41分
 アフリカ東部エチオピアの首都アディスアベバ郊外で10日、乗員・乗客157人を乗せて離陸直後に墜落したエチオピア航空機は、米ボーイング社の最新鋭の小型機「737MAX8」だった。同型機は昨年10月にもインドネシアで離陸直後に墜落している。半年足らずの間に墜落事故が2度も起きたことで、同型機の安全性への懸念が一層強まりそうだ。

 ボーイングは10日、「深い悲しみに包まれている。エチオピア航空のチームを支援する準備がある」と声明を出した。エチオピアや米当局の指示のもとで技術的な協力をする専門チームを現地に派遣するとした。13日には世界の報道機関を米シアトルに招き、次期主力大型旅客機「777X」をお披露目する予定だったが、これも取りやめた。

 737MAXシリーズは、世界で最も売れている小型機ボーイング737シリーズの燃費や航続距離を向上させた最新鋭機で、2016年1月に初飛行した。19年1月までに約350機を世界の航空会社に納入し、さらに4600機以上の受注が残っている。

 今回の事故原因は不明だが、ア…

6679チバQ:2019/03/14(木) 13:15:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031400284&g=int
ボーイング新型機、米も運航停止=航空当局「新証拠で判断」
2019年03月14日10時38分


米アメリカン航空のボーイング「737MAX8」型機(手前)=12日、米フロリダ州のマイアミ国際空港(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、墜落事故が相次いだ米ボーイングの新型旅客機「737MAX8」の運航停止を命じた。米国がこの措置を取ったことで、飛行停止の動きは全世界に広がった。代替機への変更などに伴う乗客への影響は避けられない。
 トランプ氏の指示を受け、米連邦航空局(FAA)はこの日、737MAX8とシリーズ機の運航停止を航空各社に命じた。FAAは「データ収集や、事故現場で得られた新たな証拠などに基づいて判断した」と説明。737MAX8は10日にエチオピアで、昨年10月にインドネシアで墜落事故を起こした。
 同型機をめぐっては、中国や欧州連合(EU)などが安全性が確保されるまで運航見合わせを命じている。13日にはカナダ政府も、事故を起こした2機の人工衛星追跡データが類似しているとの「新情報」に基づき、運航停止を決定した。
 米当局は10日の事故発生以降、運航停止に慎重姿勢を取ってきた。ただ、利用者や政治家らから新型機の安全性を疑問視する声が噴出。事故をめぐる追加情報に背中を押される形で今回の措置に踏み切った。(2019/03/14-10:38)

6680チバQ:2019/03/14(木) 13:50:41
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASM3F3SFCM3FTIPE00H.html
那覇空港に「際内連結ターミナル」 新たに36店も出店
2019/03/14 01:04朝日新聞

那覇空港に「際内連結ターミナル」 新たに36店も出店

落成式があった那覇空港の際内連結ターミナル=2019年3月13日午後1時48分、那覇市、伊東聖撮影

(朝日新聞)

 那覇空港(那覇市)の国内線と国際線の各ターミナルビルをつなぐ「際内連結ターミナル」が完成し、13日、落成式典があった。すでに2階の一部は利用が始まっており、18日から全体が利用可能になる。国内・国際線のチェックインカウンターが大幅に増え、土産店や飲食店計36店も出店する。

 沖縄は観光客が増えており、受け入れ態勢を強化するのが目的。国内線機能についてはピーチ・アビエーションとバニラ・エアのチェックインカウンターが暫定貨物LCCビルから新ターミナルに移転する。国際線機能については、国際線ビル2階にあるチェックインカウンター20ブースを移し、60ブースに増やす。搭乗口も2カ所できる。

 那覇空港ビルディングによると、2階には「日本ブランド」と「プレミアムな沖縄」を感じられる商品をそろえた商業エリアを設ける。飲食店は3、4階にあり、沖縄そばやタコライス、すしやラーメンなど様々な食事が楽しめる。

 鉄筋コンクリート5階建て。延べ約3万9200平方メートル。(伊東聖)

6681チバQ:2019/03/14(木) 21:02:16
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190314/mcb1903140655001-n1.htm
「一帯一路」すったもんだの末路 仏の空港、中国企業撤退で大揺れ (1/3ページ)
2019.3.14 06:55
 欧州航空産業の中心地、フランス南西部トゥールーズの国際空港が中国資本をめぐって大揺れだ。空港民営化に伴って参入した中国企業が、社長の失踪や投資計画の不履行など、すったもんだの末に経営撤退に動いたため。現地を訪ねると、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」のお粗末な実態が見えてきた。

 「トップがいきなり、2年以上も消息不明になった。取締役会には毎回、別の人が来て、言葉もロクに通じない。撤退計画には正直、ホッとしている」

 地元自治体による広域連合の空港担当、ベルナール・ケレル氏はこう話した。

 問題になっているのは、利用者数で国内5位のトゥールーズ・ブラニャック空港。空港の筆頭株主である中国の企業連合「欧州カジル」が1月、株売却の手続きを始めたと報じられた。既に複数の仏企業が株取得に意欲を表明した。

 カジルは2015年、仏政府の空港株売却に伴い全体の49.99%を落札した。カジルを率いるのは、香港出身で40代の潘浩文氏。トゥールーズの関係者に「8億5千万ユーロ(約1千億円)を投資し、空港周辺の交通網や展示場を整備する。空港利用者を2倍以上に増やす」と言って喜ばせた後、17年まで姿をくらませた。

 カジル参入の「成果」は、巨大な免税品店を作ったことぐらい。中国との直行便を開設する計画も、めどが立たないままだ。

 登録されたカジルの本社住所を訪ねると、パリ中心部の雑居ビルだった。看板はなく、管理人は「そんな会社聞いたこともないわ」と首をかしげるだけ。資本金は1万ユーロ(約125万円)。空港経営の業務にしては、あまりに少ない。

 この一件が地方空港の経営問題にとどまらないのは、トゥールーズが欧州航空最大手エアバスの技術が集まる重要拠点だからだ。

 「普通の地方空港」でないことは、ゲートを出ればすぐ分かる。世界最大の旅客機A380が駐機し、巨大貨物機ベルーガが飛来する。エアバスはトゥールーズが本社。空港と借地契約を結び、敷地内で機体組み立てや試験飛行を行う。

 カジルの実質的な経営権は中国が握る。51%が国営・山東高速の出資で、潘氏が率いる投資会社「富泰資産管理」と組んでいる。富泰資産はホームページで「一帯一路」に沿った空港投資を行うと明記し、中国の空港投資の「先兵」であることを自任する。

 カジルの撤退は「空港買収のあてが外れたための措置。最初から本気で空港を経営しようという意図はなかったのでは」(自治体関係者)という見方が強い。

6682名無しさん:2019/03/14(木) 21:02:47
 撤退騒ぎの中で1月末、エアバスは「サイバー攻撃を受けた」と発表した。仏誌によると、中国国家安全省の傘下にあるとされるハッカー集団「APT10」が、航空機認証の情報取得を狙ったとみられている。カジル撤退との関係は不明だが、中国のハイテク投資に対するフランスの警戒感を高めたのは間違いない。(三井美奈)

6683名無しさん:2019/03/14(木) 21:31:23
https://this.kiji.is/478848018430395489?c=39546741839462401
B737、日本でも乗り入れ停止
米国での運航禁止受け

2019/3/14 18:19
©一般社団法人共同通信社 国土交通省は14日、日本に就航している外国の航空会社に対し、ボーイング737MAX8とMAX9の日本への乗り入れを停止すると通知した。航空機の製造国である米国の連邦航空局(FAA)が、米国内での運航などを禁止したことを受けての措置。

 現在、MAX8とMAX9を運航している日本の航空会社はなく、日本への路線で使用していた外国の航空会社も、別の機種に変更していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190312-00000010-jij-n_ame

米ボーイング、小型機戦略に暗雲=5カ月で2機墜落
3/12(火) 7:17配信 時事通信
 【ロンドン時事】米航空機大手ボーイングの小型機の販売戦略に暗雲が漂っている。

 最新鋭の737MAX8が10日、エチオピアで墜落。わずか5カ月間で2機目の墜落事故を受け、安全性への疑念が高まっているためだ。

 エチオピアの事故では、乗客乗員157人全員が死亡した。同型機の墜落事故は昨年10月にインドネシアでも起きており、離陸直後に不具合が生じたのも同様だった。

 エチオピアのアビー首相は10日、事故原因の究明に向け、包括的な調査を指示。政府は究明のカギを握る墜落機のブラックボックスを回収した。ボーイングのミューレンバーグ最高経営責任者(CEO)は「政府と規制当局の調査に技術的な協力をしている」と表明した。

 事故機を運航していたエチオピア航空は、保有する全ての同型機の運航を当面停止すると発表。中国やインドネシアの当局も、安全性が確認されるまで同型機の運航停止を航空会社に指示した。

 格安航空会社(LCC)の台頭で、小型機の需要は世界的に急速に高まっている。ボーイングの737MAXシリーズは、競合する欧州航空機大手エアバスのA320シリーズに対抗するための小型機戦略の柱だ。中でも737MAX8は2017年に初号機を納入し、LCCを中心に受注が好調だっただけに、相次ぐ墜落事故はボーイングの経営戦略にも大きな打撃となりかねない。

6684荷主研究者:2019/03/17(日) 10:51:58

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/484764/
2019年02月06日 06時00分 西日本新聞
北九州空港170万人突破 昨年の旅客数、過去最高に 前年比6.8%増、台湾線就航で急伸 [福岡県]

 国土交通省大阪航空局は4日、2018年の管内空港の利用状況(速報値)を発表した。北九州空港の旅客数は、過去最高の174万9962人となった。市空港企画課によると、170万人を突破したのは06年3月の開港以来初めてとみられる。前年比では6・8%増で、離島を除く九州の空港で最も高い伸び率となった。特に昨年10月に台湾線が就航した国際線は、18・3%増の32万5252人だった。

 北九州空港の国際定期便は現在、6路線が運航。旅客数は増加傾向にある。市内を訪れる訪日客数も、17年まで6年連続で増加している。国内線も4・5%増と好調。市空港企画課は好景気を背景に、出張客の東京線の利用が増えているためと見ている。

 昨年6月にANAグループが専用定期便を就航させた国際線貨物の取扱量は367万1019キロと、前年比147・3%の大幅増になった。国内線貨物も9%増加した。

 九州の他の空港の旅客数は、前年比で福岡3・5%増▽佐賀2・7%増▽長崎2%増▽熊本3・2%増-などだった。

=2019/02/06付 西日本新聞朝刊=

6685チバQ:2019/03/18(月) 14:00:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000500-fsi-bus_all
日航・ANA、LCCで対決 来年 子会社が国際線中距離に進出
3/18(月) 7:30配信 SankeiBiz
日航・ANA、LCCで対決 来年 子会社が国際線中距離に進出
日本航空が運航するボーイング787。日航系LCCのジップエアも同型機を導入する(日本航空提供)
 格安航空会社(LCC)事業をめぐり、日本航空とANAホールディングス(HD)が激突する。日航の100%子会社「ZIPAIR Tokyo(ジップエアトーキョー)」とANAHD傘下のピーチ・アビエーションがともに来年、これまで国内LCCで手薄だった国際線中距離路線に進出する。利用者には費用負担軽減が見込まれるが、従来のLCCは近距離路線で稼ぐビジネスモデルで、中長距離はノウハウも異なる。事業の成否は両社の成長を左右しそうだ。

 ◆欧米も視野に

 「太平洋を渡っているLCCはないのでチャレンジしたい」

 ジップエアの西田真吾社長は8日の記者会見で、長距離路線を目指す決意をこう述べた。

 ジップエアは国内LCCでは初めて中長距離の国際線に進出する計画のLCCだ。来夏のダイヤで、所要時間約6時間程度の成田-バンコク線、約3時間程度の成田-ソウル線といった中距離で就航。実績を積んだ上で、再来年の夏ダイヤで、10〜12時間程度の長距離の欧米路線へ進出し、先行者利益を狙う。

 従来、LCCは国内を中心とした近距離路線がビジネスモデルの中心だった。機内サービスが無料で座席間も広い通常の航空会社と比べて運賃を安くする代わりに、サービスを有料とし座席数を増やして何度も往復することで便数を増やし、収益につなげてきた。ジップエアは通常の航空会社の半分の運賃を掲げており、バンコク路線は約4万円になるとみられる。

 長距離のLCCには課題も多い。目的地まで時間がかかるため、近距離LCCのように稼働回数を増やすというノウハウが通じないのだ。さらに、運航距離が長くなればなるほど、LCCよりも座席間が広く、客室乗務員のサービスの“ありがたみ”も感じやすい通常の航空会社が利用者に好まれるという傾向もある。西田社長も、親会社の日航の赤坂祐二社長が掲げる就航から2年以内に黒字化という目標について「非常に高いハードルだ」と認める。

 日航にとっては、経営破綻後にANAHDに差をつけられた国際線の輸送能力で挽回するのは急務となっている。日航は2018年度末で402都市の就航先を20年度中に500都市にする目標を定めている。単価が高い国際線の就航先を増やすことは、頭打ちの国内線に比べて売上高全体への貢献が大きいからだ。

 ジップエアもこうした日航グループの国際線強化の方針の一翼を担う。日航がジップエアの機材として、座席間が広くて快適性が高く、低燃費で長距離飛行も可能な「ボーイング787」を準備したのも本気の表れだ。

 中長距離LCCで世界でも数少ない成功例とされるシンガポールのスクートなどでも、787の快適さが好評を得ている。西田社長は「気圧や湿度が快適で非常に良い機材だ。座席にも材質の良いものを選んだ」と従来のLCC以上の高品質をアピールする。

6686チバQ:2019/03/18(月) 14:00:36

 ◆収益力に課題

 日航よりも以前からLCCに力を入れてきたANAHDも、手をこまねいてはいない。19年度末で傘下のLCC、バニラエアとピーチを統合させて国内LCCのパイオニアのピーチを強化し、アジアナンバーワンのLCCを目指す。20年度以降には50機以上の機材を用意して中距離路線にも本格参入し、ジップエアとの競争を展開することになる。就航先は発表されていないが、5〜6時間程度かかるバンコク周辺のベトナム・ハノイなど東南アジア地域が有力視されている。

 ただ、バニラエアの社長も兼務するピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)が「中距離LCCはどのように利益をあげていくのか課題も多い」と述べているように、日航と同様、中距離LCCが成功するかは予断を許さない。

 日航のLCC事業は、ANAHDに比べると限定的で、ジェットスターなどへの出資にとどまっていた。ジップエアの挑戦は日航にとって大きな転換点といえ、ANAHDとの競争の激化は必至だ。

 SMBC日興証券の長谷川浩史シニアアナリストは「世界の航空各社も中長距離のLCC事業を展開し始めており、米国の西海岸や東南アジアから競合が日本に就航する前に先手を打った」と日航、ANAHDの取り組みを評価する。パイロット不足などの厳しい環境下、「当初の計画通りに事業が発展できるかは未知数」(長谷川氏)だが、中長距離LCCの成功は訪日客のさらなる拡大にも寄与するだけに、期待も集まりそうだ。(大坪玲央)

                   ◇

【用語解説】LCC

 英語で格安航空会社を意味する「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の頭文字。着陸料の安い空港を利用して運航回数を増やしたり、機内サービスなどを有料化して運航経費を軽減したりすることで、航空運賃をフルサービスキャリアと呼ばれる通常の航空会社より大幅に低廉化している。他路線への乗り継ぎが不便だったり、欠航が比較的多かったりするデメリットもある。

6687荷主研究者:2019/03/31(日) 10:18:59

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190219/CK2019021902000051.html
2019年2月19日 中日新聞
県営名古屋-北九州、3月末でFDA運休

 豊山町の県営名古屋空港と北九州空港(北九州市)を結ぶ路線が、三月三十一日から運休となる。

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が二〇一五年三月から一日二往復を運航、一七年三月から一日一往復になっていた。

 同社によると、一七年度は搭乗率42・1%。名古屋空港に就航する同社の他の八路線の搭乗率は六割前後ある。広報担当は「既存の公共交通に対抗するのが難しかった」と運休の理由を説明する。

 北九州便の見直しで、三月三十一日から同社の名古屋-青森便と名古屋-高知便が一日一往復ずつ増えて、それぞれ四往復、三往復となる。

6688荷主研究者:2019/03/31(日) 13:07:43

https://www.sakigake.jp/news/article/20190226AK0033/
2019年2月26日 秋田魁新報
秋田空港利用130万人突破 旅行需要堅調で14年ぶり

http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20190226akita01.JPG

 秋田県がまとめた2018年の県内空港利用状況によると、秋田空港の利用者数は前年比1・3%(1万6746人)増の130万187人で、04年以来14年ぶりに130万人台となった。旅行やビジネスの利用が堅調に推移した。大館能代空港の東京便の利用者数は6・3%(8720人)増の14万6788人となり、1998年の就航以来最多を更新した。

 秋田空港の利用者数は2年連続で増えた。自治体や民間企業でつくる秋田空港利用促進協議会は「近年は景気の回復基調によって、航空需要が全国的に伸びている」とした上で「秋田空港での夜間駐機や便数の増加、一部機材の大型化により利便性が向上したことも大きい」とみている。

 搭乗率は0・6ポイント減の67・5%。国内4路線のうち、札幌、大阪の2路線が前年を上回った。

 大阪便は日本航空が機材を大型化したことから、9・5%(1万9333人)増の22万1990人。秋田支店によると、提供座席数の増加に伴い、観光や帰省シーズンといった繁忙期の需要に応えることができたという。札幌便は0・4%(467人)増の11万4707人だった。

 一方、東京便は0・3%(2394人)減の89万651人、名古屋便も0・9%(660人)減の7万2839人だった。

 チャーター便は、前年より2便多い計136便が運航。台北間など国際122便、大分間など国内14便で、利用者数は1万8349人、搭乗率は83・1%だった。

 一方、大館能代空港の利用者数は6年連続で増加。地元自治体による運賃助成などの効果もあり、個人・団体の旅行客が好調に推移した。搭乗率は6・1ポイント増の64・9%だった。

 チャーター便は、徳島や広島間など国内18便が運航し、前年より9便増えた。利用者数は1099人、搭乗率は72・7%だった。

6689チバQ:2019/04/01(月) 22:53:36
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/020/252000c
福岡空港が完全民営化 国際線拡充に意欲
毎日新聞2019年4月1日 20時48分(最終更新 4月1日 21時47分)
 九州・山口で旅客数最大の福岡空港が1日、完全民営化された。民間の創意工夫を生かした新路線の誘致などが期待される一方、慢性化している空港の混雑解消対策も課題となりそうだ。滑走路と旅客ターミナルビルを一体運営する特別目的会社「福岡国際空港(FIAC)」の永竿哲哉社長はこの日開いた記念式典で「東アジアに加え、欧米豪の新規路線誘致を進め、国際線ネットワークを拡充する」と意欲を示した。

 福岡空港では3月、福岡市地下鉄「福岡空港」駅の改札口(地下2階)付近と国内線出発ロビー(地上2階)などを直通のエスカレーターで結ぶアクセスホールの利用が始まった。改札口から出発ロビーへの所要時間は約3分と従来の3分の1に短縮され、利便性が高まった。また、FIACはこの日、国際線の出国審査後のエリア2カ所に免税店を新たにオープンすると発表した。

 福岡空港をめぐっては国内線と国際線のターミナル間のアクセス改善が課題とされている。FIACは今後、連絡バスの専用道を整備し、現在10〜15分かかる移動時間を5分以内に短縮する計画を掲げている。【浅川大樹】

6690チバQ:2019/04/01(月) 23:01:29
https://mainichi.jp/articles/20190401/k00/00m/040/014000c
静岡空港が民営化 アクセス向上で利用増へ
毎日新聞2019年4月1日 08時58分(最終更新 4月1日 08時58分)
 静岡県が管理する静岡空港(同県牧之原市)が1日、民営化された。三菱地所と東急電鉄のグループが滑走路やターミナルビルの運営といった空港業務を一体的に担う。周辺地域からのアクセス向上などで利用者増を図るとしている。

 グループは、現在は年間60万〜70万人の利用者数を2038年には倍の135万人とする目標を掲げる。格安航空会社(LCC)の比率を高めて就航路線を増やし、神奈川県や山梨県の一部からも利用しやすいようにバス網も充実させる。グループは20年間の運営権を10億円で取得した。

 静岡空港は09年に開港した。(共同)

https://www.sankeibiz.jp/business/news/190329/bsd1903290500002-n1.htm
熊本空港、地元連合に委託 来年4月民営化へ優先交渉
2019.3.29 06:11Tweet


 国土交通省は28日、2020年4月に民営化する熊本空港(熊本県益城町など)の委託先をめぐり、三井不動産や、九州電力、九州産業交通ホールディングスなどの地元連合で構成する陣営と優先交渉すると発表した。運営方針や地域の魅力向上策などの提案が評価された。5月に正式契約する。

 国管理空港の民営化は仙台、高松、福岡に続き4例目。ターミナルビルや滑走路を一体運営する。

 委託期間は当初33年とし、運営会社側が希望すれば15年まで延長を認める。災害など不測の事態が起きた場合はさらに10年延長できる。

 熊本空港民営化は16年4月の熊本地震からの復興に向けた主要事業の一つ。運営会社は、被災した国内線ターミナルビルを撤去し、耐震性に優れた国際線も就航する新たなビルを22年度末までに整備する。

 熊本県の蒲島郁夫知事は「空港の復興に向け、さらに大きく動きだすことを大変うれしく思う。地元経済界や地域とのより強固な連携が期待される」とのコメントを出した。

 熊本空港の委託先については、地元連合のほか、住友商事と清水建設をそれぞれ中心とする2陣営が応募していた。

6691チバQ:2019/04/01(月) 23:02:22
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201903/0012194892.shtml
神戸空港民営化1年 進化足踏み、鍵握る規制緩和議論
2019.03.30
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民営化を契機に、搭乗橋に掲げられた企業広告=神戸空港
民営化を契機に、搭乗橋に掲げられた企業広告=神戸空港

 神戸空港は4月1日で民営化から丸1年を迎える。建設主体の神戸市は「関西全体の航空需要の拡大」を目指して民営化に踏み切ったが、運用規制(午前7時〜午後10時、国内線限定の1日60便)は2006年の開港から課されたままだ。一方、昨年末に「関西3空港懇談会」が再開され、規制緩和への期待も膨らむが、課題も多い。

 「とても北海道まで手が回らなくなった」。昨年末、オリックスの役員が国土交通省航空局の幹部を訪ね、切り出した。

 新千歳など道内7空港の民営化を巡り、関西エアポートの大株主であるオリックスと空港運営会社の仏バンシ・エアポートが組んで運営権取得に乗り出したが、審査から撤退する意向を伝えたのだ。航空局幹部から異論はなかったという。

 背景には、昨年9月の台風21号被害があった。関西エアが運営する関西空港が被災し、防災対策を最優先にする必要が生じたのだ。「限られた人材と資金を関空に集中しなければ」と関西エア幹部は内情を明かす。

 被災直後は大阪(伊丹)空港とともに関空からの代替便を一部受け入れ、3空港一体運営の強みが生かされたが、関空の被害は神戸空港にも影響を及ぼしかねないという。関空の防災力を高める大規模改修が必要となり「神戸空港にヒト、モノ、カネを回しにくくなる」(空港関係者)との懸念もささやかれる。

 神戸空港の旅客数は17、18年と2年連続で過去最多を更新したが、景気によるところが大きい。運用規制が現状のままだと、旅客数の拡大余地も限られるのが現状だ。

 神戸市の久元喜造市長は民営化1年を振り返り「3空港懇が久しぶりに開催され、今後に向けた大きな一歩だ」と評価した。東京五輪や大阪・関西万博などもにらみつつ、3空港一体運営の強みを生かし、関西全体の航空需要拡大に向けた取り組みも求められそうだ。

■企業広告、新たな増収策

 関西エアポート神戸は、神戸市の第三セクターから空港ターミナルビルの運営も引き継ぎ、新たな増収策やコスト削減に取り組む。

 昨年12月、ターミナルビルと航空機をつなぐ搭乗橋にメガバンクの広告がお目見えした。内外壁に計12カ所。「年間に何百万人も訪れる空港は広告主には魅力的」(関西エア)という。

 ビル3階の空きスペースにはカプセル玩具の自動販売機を置いた。国際空港では、帰国前の外国人観光客に使い残した日本円の小銭を消費してもらおうと、よく見られるが、国内線のみの神戸空港でも「一定の売り上げがある」という。

 コスト削減では、ビルの省エネに取り組む。窓ガラスに熱を遮断する塗料を施し、空調費を抑えたい考えだ。「地道な努力で、少しでも収益性を高めたい」とする。(長尾亮太)

6692チバQ:2019/04/01(月) 23:03:19
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190326_12042.html
<民営化の針路 仙台空港>(上)競争激化/地方間で新路線を争奪

台湾からの旅行者らでにぎわう仙台空港の国際線到着ロビー
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 仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)

<台北線が10倍に>
 東急時代に渋谷再開発などに携わった後、未経験の空港運営に挑んで3年近く。仙台国際空港の岩井卓也社長は今、うれしい誤算に期待を膨らませる。
 民営化前、わずか週2便の仙台-台北線が19年7月、週19便の運航になる。「まさか3年で約10倍に増えるとは思いもよらなかった」と驚きを隠さない。
 仙台空港民営化の2日前、国際線では初の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が就航。17年9月には国内LCCピーチ・アビエーション(大阪市)が路線を開いた。
 仙台国際空港は、旅客数に連動した着陸料制度を導入し、航空会社の新規就航や増便のリスクを減らした。さらに若者や女性の利用が多いLCCの就航が、潜在需要を開拓した。座席の供給量が増えても搭乗率は高い状態が続き、相次ぐ増便を呼び込んだ。
 仙台空港の成功は、東北の他空港にも波及した。花巻空港では18年8月に台北線が就航。青森空港では19年7月、路線が開設される。その他の空港でも多くのチャーター便が運航された。台湾から東北を訪れた延べ宿泊者数は18年、約50万人となり、16年に比べて倍増した。

<大きい経済効果>
 文字通りの誤算もある。新たな国際線の就航地がまだ一カ所も開拓できていない。岩井社長は「民営化から3年後には中国への新路線が誕生するのではないかと考えていた」と明かす。
 訪日客の増加に伴い、地方空港の路線獲得競争も過熱している。仙台空港に続いて高松や神戸、鳥取なども民営化され、今後も多くの空港で予定されている。新規就航に向けた需要喚起などで航空各社にアピールする。
 ただ、民営、公営にかかわらず、地方空港の路線誘致では訪日客需要を取り込みたい自治体との協力も必要になる。
 ある航空会社によると、国際線1路線で年間億単位の経済効果が見込めるとされ、多くの自治体は多額の税金をつぎ込んででも誘致する価値を見いだしている。訪日客の宿泊費や交通費を補助金で負担するインセンティブを航空会社に与え、路線を呼び込んでいる。

<県との連携必要>
 宮城県も新年度、新路線を就航した航空会社に対し、1路線当たり最大3000万円を助成する事業を導入する。
 航空会社関係者は「国際線の誘致には発着枠の調整や国の認可取得など規制が多く、民間だけでは限界がある。仙台国際空港は宮城県などと連携を深めるべきだ」と指摘する。


関連ページ:宮城経済
2019年03月26日火曜日

6693チバQ:2019/04/01(月) 23:03:53
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190327_12005.html
<民営化の針路 仙台空港>(中)独り立ち/訓練重ね運用経験積む

真剣な表情で航空機トラブルの図上訓練に臨む空港運用部の担当者ら
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 仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)

 「エンジン停止の確認は速やかにできていたか」
 仙台空港で3月11日、航空機の滑走路逸脱を想定した図上訓練があった。国土交通省から仙台国際空港(名取市)に出向した職員が、対応を指摘した。

<ノウハウを学ぶ>
 仙台空港は2016年7月に民営化したが、滑走路の管理や事故発生時の対応など空港運用の専門性が高い業務は国から専門職員の出向を受け、仙台国際空港空港運用部の担当者がノウハウを学んできた。その期限の3年が迫り、7月以降は独り立ちしなければならない。
 トラブルが発生した場合は管制から一報が入り、状況によって現場での情報収集や関係機関への連絡、滑走路閉鎖の手続きなどが必要になる。運用ルールの把握はもちろん、迅速で的確な判断が担当者に求められる。
 民営化からたった1カ月余りの16年8月、大きなトラブルが起きた。航空大学校の小型プロペラ訓練機が胴体着陸。火災などは起きなかったが、滑走路を約3時間閉鎖した。

<トラブルに対応>
 当時、対応の中心になったのは出向職員で、同社の担当者はサポートに回った。空港運用部運用企画グループの野川達也統括グループ長は「経験値がなく、先の想定ができない中での判断の難しさを痛感した」と振り返る。
 同社の担当者に空港運用の経験者はほぼいない。運用ルールを覚えるだけでなく、ルールが作られた背景も調べることで過去の教訓を学んだ。最も重要な判断力、調整力に必要な経験は図上訓練などの疑似体験を積み重ねて養った。
 18年12月には、小型機が着陸時に滑走路を外れるトラブルが発生した。直前に同様の事故を想定した訓練をしていたこともあり、運用部の担当者が関係機関と連携して対応。約2時間半後に滑走路を再開した。
 「これで自立できる」。野川統括グループ長は確信を得た。

<「健全な恐怖感」>
 民営化後、運営会社の有責事故や重大事故は一件もない。空港運用の経験はなかったが、仙台国際空港に参画する東急電鉄や前田建設工業の出身者は、鉄道運行や建設作業の現場で安全を担う人材育成の重要さを身に染みて知っている。
 仙台国際空港の岩井卓也社長は「もうかる、もうからないは社会的使命を果たしてからできる話。安全への健全な恐怖感は、どの業界にも共通する感覚ではない。空港経営はわれわれにとって、親和性の高い分野への参入だった」と語る。


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2019年03月27日水曜日

6694チバQ:2019/04/01(月) 23:04:44
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190328_12004.html
<民営化の針路 仙台空港>(下)体制整備/人員拡充し攻めの経営

20億円をかけて整備したピア棟。減価償却費などが今後の負担となる
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 仙台空港は2016年7月、全国の国管理空港で初めて民営化されて以降、旅客数の最多記録を更新するなど東北の空の拠点として存在感を高めている。東急電鉄など7社による運営会社「仙台国際空港」(名取市)が、民間ならではの事業展開で早くも結果を出した一方、前例のない地方空港ビジネスだけに誤算も少なくなかった。同社の現在地を振り返り、課題を探る。(報道部・保科暁史)

 仙台国際空港(名取市)に吸収合併された宮城県の第三セクター、仙台空港ビルの社員らは2016年7月、戦々恐々として民営化を迎えた。

<素早い意思決定>
 乗り込んでくる運営会社の株主企業は東急電鉄や豊田通商などの大手企業だ。「脱落者が出るのではないかと思った」と、空港ビル出身の馬場秀治人事総務グループ長は振り返る。
 三セクとは意思決定の早さが全く違った。空港ビル時代から要望があった携帯電話の充電設備などは、すぐに整備された。売り上げやコストに対する意識が違う。戸惑うケースも少なくなかった。
 仙台国際空港の従業員数は19年4月で160人を超え、民営化前に比べて倍増する。株主企業の出向者約30人と空港ビルなどの出身者約70人に加え、民営化後に中途採用した数が70人近くに上る。
 人員体制の急拡大は、仙台国際空港で深刻な人員不足が続いていたことの裏返しでもある。
 金子次郎取締役管理部長は「運営者を決める提案コンペの段階で必要人員を想定したが、実際に始めてみなければ分からないことが多かった」と語る。

<東北出身者7割>
 ほとんどの社員が未経験の業務に当たった。休暇は取りづらく、残業に追われた。岩井卓也社長は「日々の業務を回しながら体制を直していくのは本当に大変だった」と説明する。
 救いは、航空業界の人材流動性が高かったことだ。航空会社や空港運営会社などの経験者を次々と採用できた。そのうち7割を東北出身者が占める。東北の地方銀行を辞め、2月に入社した管理部の木村泰知さんは「交流人口の拡大で東北の経済を発展させるというミッションに共感した」と話す。
 社員のバックグラウンドが多様化する中で、三セク出身者たちが感じていた「民営化アレルギー」は薄まった。馬場グループ長は「岩井社長が最初、『皆さんが主役』と言ってくれた通り、われわれを重視してくれた。出身母体を意識しなくなった」と強調する。

<設備投資 負担も>
 企業としての足元が固まってきた一方、経営面では今後、厳しい局面を迎える。2期目の17年度に初の利益を計上。3期目の18年度も黒字は維持できそうだが、「設備投資で来期は非常に厳しくなる」(岩井社長)という。
 44年度の目標に掲げた年間旅客数550万人に対応できる旅客搭乗棟(ピア棟)を18年10月、20億円をかけて整備した。18年度の旅客数は358万人ほどの見込み。先行投資で建設費を抑えようという経営判断だが、年間で億単位になる減価償却費や管理費などがのし掛かる。
 ターミナルビルの大規模なリニューアルも計画する。岩井社長は「新規の設備投資を背負いながら利益を出していくということが次の挑戦だ」と意気込む。


関連ページ:宮城経済
2019年03月28日木曜日

6695チバQ:2019/04/01(月) 23:06:00
https://www.asahi.com/articles/ASM2L745RM2LPITB00L.html
広島)21年4月の広島空港民営化、運営を民間委託へ
有料記事

原田悠自 2019年3月15日03時00分
 2021年4月の広島空港(広島県三原市)の民営化に向けて、国土交通省は6日付で、空港の運営を民間委託することを正式に決め、事業計画の概要をまとめた。今年5月に委託先企業の募集を始める。民間のノウハウでLCC(格安航空会社)誘致や商業エリアの充実を進め、県も空港アクセスの強化を急ぐ考えだ。

施設一体運営 収益増狙う
 国交省が6日に示した事業計画は、委託先の民間企業が滑走路やターミナルビルに加え、空港周辺の県営施設なども一体的に運営するとし、収益増をめざす県の要望が反映された。

 空港は滑走路や駐機場を国が設…

残り:1063文字/全文:1305文字

6696チバQ:2019/04/12(金) 10:46:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00010005-norimono-bus_all
垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
4/11(木) 16:36配信 乗りものニュース
垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
垂直尾翼に大きく「Z」がひるがえるジップエアの機体デザイン(画像:JAL)。
「ZIP」な感じに!
 JAL(日本航空)が新たに展開していく国際線の中長距離LCC「ZIPAIR(ジップエア)」。その機体と制服のデザインが2019年4月11日(木)、発表されました。

【写真】「ジップエア B787」のデザインを詳しく見る!

 垂直尾翼は、コーポレートカラーのグレーをベースに、ジップエアのシンボルマークを配置。そして機体側面は、一筋の細いグリーンのラインを入れ、矢が「ビュッ(ZIP)」と飛ぶように、目的地へ向かって一直線に大空を飛びゆく姿をイメージしたとのこと。

 使用する飛行機はボーイング787-8型機。ちなみに「ZIP」は、英語で矢などが素早く飛ぶ様子を表す擬態語で、ジップエアの名称にはその意味も込められています。

 また、「Harmony Gray(ハーモニー・グレー)」と名付けられているそのグレーは「コストと満足度の調和」、「Trust Green(トラスト・グリーン)」と名づけられているそのグリーンは「安全運航・定時運航などの高品質なオペレーション」を示しているそうです。

垂直尾翼にひるがえる「Z」! JALの新LCC「ジップエア」機体&制服デザイン決定!
様々なアイテムを自由に組み合わせるジップエア制服(2019年4月11日、伊藤真悟撮影)。
空港や機内で制服を見るのが楽しそう!
 運航乗務員(パイロット)、客室乗務員(CA)、地上係員が着用する制服のデザインは、ファッションブランド「TARO HORIUCHI」や「th」を手がけ、世界的に注目を集めているというファッションデザイナー、堀内太郎さんによるもの。

「着回し」をコンセプトに、全体的な統一感を持ちつつ、その日の業務内容や天候、気分、体調などに合わせて、数あるアイテムのなかから自由に組み合わせられるのが大きな特徴。靴はスニーカーです。

「日常服のように、制服も着る人の意思で自由に組み合わせることができれば、スタッフはもっと自分らしく生き生きとした働き方で、集中して業務に邁進できる」という考え方のもと、こうした「機能美」を追求した制服の導入によって社員のパフォーマンスを最大限に引き出し、サービス向上に繋げることを目指すといいます。

「エアラインの仕事では、しゃがんだり立ったりを繰り返します。制服のデザインを依頼するにあたっては、着る人の動きも加味しました」(ZIPAIR Tokyo 西田真吾社長)

 ジップエアは2020年のサマースケジュールより、東京(成田)〜バンコク(スワンナプーム)線、東京(成田)〜ソウル(仁川)線で運航を開始する予定です。

恵 知仁(乗りものライター)

6697チバQ:2019/04/18(木) 15:14:23
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201904/0012244240.shtml
神戸空港 発着枠1日80回へ増やす案で調整
2019.04.15
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神戸空港=2014年、神戸市中央区
神戸空港=2014年、神戸市中央区

 関西経済連合会の松本正義会長は15日の定例会見で、関西の官民が協議中の神戸空港の規制緩和案について、発着上限を現行の1日60回から80回に拡大することで最終調整していると明らかにした。また、午後10時までの運用時間を11時まで延長する案についても公式に言及した。

 関西、大阪(伊丹)、神戸空港の周辺自治体、経済団体でつくる「関西3空港懇談会」で2018年末から議論し、松本氏が座長を務めている。

 神戸空港の規制緩和が実現すれば、06年の開港以来初となる。現在、スカイマークと全日本空輸など4社が上限に近い便数を運航中。緩和で増便が期待される。

 この日の会見で松本氏は、運用時間と発着枠の拡大が「第一段階」との認識を示した。国内外の航空需要の高まりを背景に「関西へのアクセスを便利にする必要があるとだれもが考えている。阻害する要因はない」とも指摘した。

 一方、兵庫県の井戸敏三知事らが求めている国際線の解禁に関しては「中期的な観点で神戸の活性化を考えないといけない」と述べるにとどめた。合意を目指す提案には「どういう緩和をしていくか定期的に話し合う内容も含む」とし、国際化は継続課題となる見通し。

 関経連は、各団体トップらの会合の日程を調整しており、開催は5月にずれ込む可能性があるという。国への要請を経て規制が緩和される時期について明言を避けた。

 井戸知事は15日の定例会見で「求めている運用時間の延長と発着回数は(調整案と)隔たりがある」としつつも「段階的な対応としてそれなりに評価すべき」と一定の理解を示した。(内田尚典、井関 徹)

6698チバQ:2019/04/18(木) 15:15:08
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201904/0012233930.shtml
2019/4/12 06:00神戸新聞NEXT

神戸空港が午後11時まで延長 開港初の規制緩和へ
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
 関西、大阪(伊丹)、神戸空港の役割分担を決める「関西3空港懇談会」(座長=松本正義関西経済連合会会長)の構成自治体と経済団体が、神戸空港の運用時間を現行の午後10時から11時へ1時間延長するなどの規制緩和を国に求める方向で調整していることが11日、分かった。「24時間利用可能な海上空港」として神戸側が求めていた規制緩和に比べて小幅な内容にとどまるものの、実現すれば2006年の開港以来初となる。(内田尚典、長尾亮太)

 神戸空港には現在、運用時間は午前7時〜午後10時▽発着は1日60回まで▽受け入れは国内線のみ-という規制がある。いずれも05年の3空港懇の合意に基づくが、航空需要の拡大を受け見直しを議論していた。

 合意を目指す内容には、発着枠の拡大も盛り込む。定期便を含む国際線の受け入れは将来的な検討課題にとどめ、当面は現行の規制の範囲内で認められている「海外からのビジネスジェット」の受け入れを増やせるよう、通関、出入国管理、検疫体制の充実を訴える。

 各空港の役割については、関空が西日本を中心とする国際拠点空港▽伊丹が国内線の基幹空港▽神戸が神戸周辺の需要に対応する地方空港-との分担を踏まえ、神戸が関空と伊丹を補完する位置付けを明確にする。

 関空と伊丹は12年に経営統合し、運営権を民間に売却する手続き(コンセッション)を経て、16年にオリックスなど出資の関西エアポートによる運営が始まった。神戸も18年から関西エアが運営し、3空港一体運用が始まった。

 こうした状況を受け18年末、関経連の呼び掛けで8年ぶりに3空港懇が開かれた。席上、関西エアの山谷佳之社長は関空について、環境アセスメントで想定した年23万回を上回る発着の受け入れが必要になると指摘。兵庫県の井戸敏三知事は神戸、伊丹の国際化を要望していた。

 大阪府・市などの構成自治体、経済団体は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に向け、航空需要の一層の高まりに期待している。運航の安全性や環境への影響を含めた中長期の課題に対応するため、次回以降、年1回程度の定期開催も調整する。

6699チバQ:2019/04/21(日) 23:45:47
https://www.asahi.com/articles/ASM4C4JLDM4COBJB001.html
駐車場不足で「乗り遅れの心配も」 10連休の中部空港
豊平森 2019年4月16日10時38分
 中部空港(愛知県常滑市)の駐車場は春の10連休中、最大約5600台分も不足する見通しだ。空港会社は「非常事態」として、公共交通機関の利用を求めている。

 空港会社が11日に発表した。空港会社によると、9月にできる格安航空会社(LCC)向け第2ターミナル(T2)工事の影響で、空港内の駐車場は臨時駐車場を含めてかつての約1万台分から約7900台分に減少。一方で就航便数の増加は続き、駐車需要が連休中の大半で容量を超え、5月3日には開港以来最多の1万3500台に達する見込みという。

 尾頭嘉明・常務執行役員は「旅行者だけでなく、(複合商業施設の)フライト・オブ・ドリームズや空港見学に来る人も多い。これまでにない混雑が予想され、航空機に乗り遅れる心配もある」と訴える。

 そのため、T2に合わせて新設する立体駐車場2棟のうち1棟600台分を前倒しで活用する。また、各地でコインパーキングを運営する名鉄協商と協力し、ウェブサイト(https://www.centrair.jp/access/parking/full/別ウインドウで開きます)で、空港へのアクセス路線になっている名鉄常滑線沿線の駐車場の空き状況を案内。途中で電車に乗り換える「パーク・アンド・ライド」を呼びかけている。

 4月27日〜5月4日の空港の駐車場予約は、協力関係にある常滑市内の民間駐車場約2千台分も含めてすべて満車という。問い合わせは、セントレアテレホンセンター(0569・38・1195)へ。(豊平森)

6700チバQ:2019/04/24(水) 11:17:32
https://www.sankeibiz.jp/business/news/190424/bsd1904240500005-n1.htm
全日空「A380」投入、ハワイ路線で火花 日航の牙城切り崩し狙う (1/2ページ)
2019.4.24 06:15
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 ANAホールディングス傘下の全日本空輸(ANA)と、日本航空(JAL)がリゾート地として高い人気を誇る米ハワイ路線をめぐって火花を散らしている。1954年にハワイ路線を就航し65年の歴史を持つ日航は先行の利が強みだ。これに対し、全日空は世界最大の総2階建て旅客機エアバスA380を5月に国内航空会社として初めてホノルル線に導入、日航の牙城切り崩しを狙う。

全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
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全日空がホノルル線に導入する旅客機エアバスA380型機「FLYING HONU」のファーストクラス=23日、成田空港
離陸する日航機=羽田空港(ブルームバーグ)
20年までに3機体制

 全日空は成田-ホノルル線にA380を5月24日から就航させる。ハワイで神聖な生き物とされるウミガメ「ホヌ」をモチーフとしており、フライングホヌの愛称が付けられている。23日の内覧会で公開されたA380の内部には、横並びの座席をベッドのように使える「カウチシート」を日本の航空会社で初めてエコノミークラスに採用。ビジネスクラスにも仕切りのないペアシートを一部座席に設けるなど、「子連れの家族や若いカップルが快適に乗れるよう配慮した」(担当者)という。

 当初は水色の1機体制だが、2020年までにオレンジ色と緑色の2機を追加。成田-ホノルル線での座席数と便数を掛けた全日空の供給量のシェアは、航空会社全体に占める割合で34%に達する計画で、日航の30%を上回る見込みだ。「3機目が就航する2年後には日航を抜いて1位になる」。全日空の担当者はこう語り、自信を示す。

 全日空は、国際線の売上高が近年右肩上がりで上昇しており、15年3月期に日航を上回った。ただ、全日空の国際線の定期運航は1986年からで、54年から国際線を運航する日航と比べると歴史が浅い。そのため、全日空の国際線は確実な収益が見込めるビジネス客向けの路線展開が多く、「ビジネス路線でためたマイルをリゾート路線で使いたい」という声が多く上がっていた。ハワイ路線は、こうした声に応えるためにも、特典航空券の座席が確保しやすい520席のA380を導入した。他にも、機内食に20、30代の女性に人気のオーストラリア発のレストラン「bills(ビルズ」の人気メニューを取り入れるなど、ハワイ路線を国際線強化に向けた旗艦路線とする方針を鮮明にする。

高付加価値で“応戦”
 一方、全日空の攻勢に対し、日航も着々と手を打つ。まず、2017年9月に、それまで全日空と提携していたハワイアン航空と提携。同航空のハワイ各島路線を共同運航便(コードシェア便)とすることが可能となった。

 これに加え、昨年から「JAL HAWAII」キャンペーンを展開。特に個人旅行者をターゲットに各種サービスを提供する。所有者が使用しない期間にコンドミニアムや別荘などを貸し出す「バケーションレンタル」の利用のほか、米国出張の帰国途中にハワイで休暇を取ることが可能になるサービスや、休暇先で仕事をする「ワーケーション」を支援するための共同オフィスの提供など、ハワイに度々訪れる高収入の顧客を意識する。

 国際路線事業本部長の大貫哲也常務執行役員はハワイについて「時代の流れとともに、渡航形態が個人向けに変化している」と説明する。「『ハワイといえばワイキキビーチとショッピング』のスタイルではなくなってきた」という。ハワイの島々において、各種サービスメニューを用意する“ハワイリゾートの進化形”で全日空を迎え撃つ。

 日航は、路線の充実度でも18年4〜9月期では全日空を上回る。全日空が東京(成田、羽田)からのホノルル線しかないのに対し、日航は成田・関西・中部からホノルルへの便を運航しており、東京、名古屋、大阪の三大都市圏の利用客に対応できるなど、国際線65年の一日の長があるといえそうだ。

 少ない路線が不利の全日空はA380の就航を機に海外の空港では唯一のラウンジをホノルルに設けるなど、国内、国際線ともに日本を代表する航空会社としての立ち位置を明確にする考え。ハワイをめぐる両社の競争は熱気を帯びそうだ。

6701チバQ:2019/04/24(水) 13:31:24
https://this.kiji.is/490709141981725793?c=92619697908483575
熊本空港民営化 東アジア13路線誘致、九州中央の玄関口に
2019/4/16 09:57
©株式会社熊本日日新聞社

 国土交通省は15日、熊本空港の民営化に関する入札で優先交渉権者に選んだ企業グループの提案概要を公表した。東アジア路線の誘致を進め、国際線ネットワークを拡充。九州中央のゲートウェイ(玄関口)を目指す。バス路線を増やすなど二次交通も充実させる方針だ。

 提案したのは地元企業5社を含み、三井不動産を代表とする「MSJA・熊本コンソーシアム」。

 国際線では中国の北京や上海、タイのバンコク、ベトナムのハノイなど13路線を開設する目標を掲げており、誘致に関する専任部署を設置。小型機が就航しやすい環境も整備するとした。

 一方、国内線は新千歳や静岡などへの就航を目指し、民営化から約30年後の2051年度には全体の旅客数を622万人と、17年度の約2倍に引き上げる目標を示した。

 二次交通については、空港発着のバス路線数を現状の11から23に拡充。主に福岡や長崎、鹿児島など県外路線を増やす。

 提案には直接的な言及はないものの、県が整備予定のJR豊肥線三里木駅から分岐するアクセス鉄道の乗り入れも念頭に置いており、関係者によると、企業グループが建て替え予定の国内線と国際線が一体となった新ターミナルビルに直結した駅を目指すという。

 このほか新ビルについて、保安検査後のエリアの店舗面積を現在の54平方メートルから2500平方メートルに拡大するといった目標を掲げた。

 企業グループは4月中に国と基本協定を締結。19年7月にビル施設などの運営事業を始め、20年4月に空港運営全般の事業を開始予定。(嶋田昇平、中原功一朗)

(2019年4月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

6702荷主研究者:2019/04/28(日) 21:47:52

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/296665?rct=n_hokkaido
2019年04/15 21:54 北海道新聞
新千歳構内の道路アンダーパス化 22日から暫定供用

 【千歳、苫小牧】札幌開建は15日、新千歳空港構内の道路の一部をアンダーパス化し、22日から暫定的に片側1車線で供用を始めると発表した。

 アンダーパス化したのは千歳市のJR南千歳駅付近と苫小牧市美沢を結ぶ道路の一部で、千歳市美々と苫小牧市美沢にまたがる約830メートル。同開建が2016年から進めている国際線ターミナルビルと滑走路を結ぶ南側誘導路の増設に伴う工事で、誘導路の下を道路が通る。工事に伴い設けられていた迂回(うかい)路は廃止される。

全文:222文字

6703チバQ:2019/05/14(火) 11:49:03
https://www.sankei.com/west/news/190513/wst1905130037-n1.html
スカイマーク会長、神戸空港「すぐにも増便できる」
2019.5.13 20:45
 スカイマークの佐山展生会長は13日、神戸空港で報道陣の取材に応じ、官民でつくる「関西3空港懇談会」が神戸空港の規制緩和で合意したことを受けて、「(緩和が実現すれば)便数はすぐにも増やせる。発着枠が増えた20便は全部もらってもいいぐらいだ」と神戸を最重要視する姿勢を表明した。将来的な24時間運用と国際化を求め、サイパンやアジア方面に就航させる考えも明らかにした。

 懇談会は11日、令和3(2021)年ごろまでに神戸空港の運用時間(午前7時〜午後10時)を夜間に1時間延長して午後11時までとし、発着枠を現在の1日60便から80便に増やす規制緩和で合意。国際線就航は7年ごろまでの検討課題とした。

 佐山氏は、需要の多い羽田-神戸便について「羽田空港の発着枠が埋まっており増便は難しい。(午後11時以降に羽田発の)深夜便が空いているが、今回の合意では神戸で受け入れられない」と指摘。当面は発着枠の空いている路線を検討する方針を示した。

 神戸空港の規制緩和が、関西国際、大阪(伊丹)空港の業績に影響するとの懸念が根強いことに対しては「一歩踏み出すことでどんな影響があるか分かる。むしろ関西全体の旅客が増えると思う」と語った。

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201905/0012328241.shtml
スカイマーク会長 神戸空港国際化ならサイパン便検討
2019.05.14
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運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区
運用時間延長など規制緩和の実現に期待が高まる神戸空港=神戸市中央区

 スカイマークの佐山展生(のぶお)会長は13日、神戸空港で記者団の取材に応じ、同空港の国際化が実現した場合、サイパンやアジア地域向けの国際チャーター便を運航する意向を明らかにした。佐山氏は「関西が日本の窓口になるため(関西、大阪を含む)3空港が協力して受け入れ能力を引き上げてほしい」と述べ、国際化の実現に期待を寄せた。

 佐山氏は、11日の「関西3空港懇談会」で神戸の規制緩和が開港以来初めて合意されたことを「非常に貴重な一歩」と評価。同社は神戸を最重要拠点としており「将来的に24時間運用となり、海外にも行ける空港になってほしい。発着枠が増えた分だけ飛ばしたい」と意欲を示した。

 空港と新神戸駅を結ぶ公共交通機関の輸送力増強にも触れ「京都など新幹線沿線から旅客を呼び込めるようになる」と必要性を強調した。(長尾亮太)

6704チバQ:2019/05/14(火) 11:49:50
https://www.sankei.com/west/news/190511/wst1905110019-n1.html
神戸空港、夜11時まで運用、発着枠拡大 規制緩和で合意
2019.5.11 21:40産経WEST
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神戸空港=11日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影) 
神戸空港=11日午後、神戸市中央区(本社ヘリから、恵守乾撮影) 
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 関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方を官民で議論する「関西3空港懇談会」(座長=松本正義・関西経済連合会会長)が11日、大阪市内で開かれ、神戸空港の規制を緩和することで合意した。運用時間は夜間1時間の延長、発着枠は1日60回から80回となり、開港以来初めての規制緩和が決まった。焦点だった神戸、伊丹両空港の国際線就航は今後の検討課題とされ、結論が持ち越された。

 3空港懇は昨年12月以来の開催。会合は非公開とされ、大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の井戸敏三知事、関西エアポートの山谷佳之社長らが出席した。


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 今回の合意で、神戸空港の運用時間(午前7時〜午後10時)は午後11時までに延長。発着枠拡大とともに、遅くとも令和3(2021)年までに規制が緩和される。国際線就航を認めるかは、2025年大阪・関西万博に向けた中期的な課題との位置づけにとどまった。

 一方、関空の発着回数の上限(年間23万回)の根拠となる環境影響評価(アセスメント)の見直しも万博開催までの課題とされた。伊丹の国際線就航については「状況に応じて議論する」とした。

■ビジネス客増加に期待

 神戸空港の発着枠拡大などが合意されたことを受け、地元自治体や経済界には「規制緩和の方向が明確になった。まずは第一歩」(井戸敏三・兵庫県知事)などと歓迎ムードが広がった。夜間の運用時間が延長されればビジネス利用の増加につながり、地元が期待する国際線就航への機運も高まりそうだ。

 神戸空港は騒音の影響が少ない海上空港で、本来は24時間運用が可能とされる。空港から神戸市中心部の三宮までは車や新交通ポートライナーで約20分、阪神間や大阪市内にもアクセスしやすい。現在、羽田-神戸の最終便は午後8時15分発。運用時間が午後11時まで延長されれば、東京での滞在時間も延ばせることになり、ビジネス利用客の増加が見込まれる。

 神戸商工会議所の家次恒会頭は「東京で夜の会合に出席できるようになり、企業にとってメリットは大きい」と期待する。神戸市の久元喜造市長は、空港へのアクセス改善やターミナルの整備について「早期に検討を進めたい」と応じた。

■兵庫県知事は「不十分」

 ただ、兵庫県は昨年12月の3空港懇で運用時間を午前6時〜翌午前0時に、発着枠は1日120回にすることを提案。国際定期チャーター便就航も認めるよう求めていた。

 それだけに井戸知事は3空港懇後、「当初の主張が値切られており、不十分な点がある」と強調。兵庫県は、地元の要望が強い大阪(伊丹)空港での国際線再就航も訴えていく構えだ。(岡本祐大)

6705チバQ:2019/05/14(火) 11:50:31
https://www.kochinews.co.jp/article/276307/
2019.05.14 08:48
【動画】8銘柄飲み比べ 土佐酒バー高知空港に 搭乗前にほろ酔い!?
5/26まで 売店で土産購入も可能
 自動販売機を使った「土佐酒(さけ)バー TOSA GATE」がこのほど、高知龍馬空港の2階出発ロビーにオープンした。26日までの期間限定。8銘柄の中から500円で好きな3杯を飲み比べでき、国内外の旅行客が高知をたつ前の“ちょっと一杯”を楽しんでいる。

 「土佐酒バー」は、ワイン販売用のイタリア製自販機(縦60センチ、横120センチ、奥行き30センチ)を活用。ワンコインで30ミリリットルの容器を三つもらえ、飲み口など好みに合わせて店員が酒をついでくれる。飲んで気に入れば、空港内の売店で土産の購入も可能だ。


 仕掛けたのは、県酒造組合認定の土佐酒アドバイザー、平野宏明さん(48)=東京都出身。「素晴らしいお酒を造る高知の蔵元を知ってほしい」と、「高知家ビジネスプランコンテスト2018」に提案、優秀賞を受賞した。今春、合同会社「コチコチ」(高知市)を設立し事業化した。

 初日の12日は、純米大吟醸中心の豪華なラインアップで「まずは知ってもらうこと。赤字覚悟です」と平野さん。蔵元巡りの帰りという男女7人組は「何杯でもいける」「次はこの蔵元に行こう」などと、次々におかわりしていた。

 15日まで県東部、16〜18日は県中部、19〜21日は県西部の酒を用意する。営業は午前11時〜午後7時半。詳細は同社のHPか、フェイスブック、インスタグラムで「TOSA GATE」と検索。

土佐酒との「出合い」提供 経営の平野さん
 「杜氏(とじ)さんがチャレンジ精神旺盛。誰も使ったことのない酵母なんです」「蔵元初の純米大吟醸。手に入りにくいレアものですよ」

 高知龍馬空港にオープンした「土佐酒バー」では、経営者の平野宏明さん自ら店頭に立ち、酒のうんちくを語っている。「高知の蔵元は小規模でも精鋭。出合いの場を提供したい」。

 大学卒業後、会計事務所勤務を経て英国に留学し、経営学修士(MBA)を取得。外資系コンサルティング会社を経営していたが、ゆっくりした生活を求めて4年前に妻の古里、香美市へ移住した。

 転機は3年前。亀泉酒造(土佐市)の純米吟醸原酒を飲み、酸味と甘味の絶妙なバランスに衝撃を受けた。県内のほかの蔵元にも足しげく通うようになった。世界各国のワインを飲み歩いた経験から、土佐酒のポテンシャルを確信。「甘めの酒でも魚料理に寄り添える。グローバル市場で通用する」。

 バー事業のアイデアは、かつてポルトガルで見たワイン自販機から浮かんだという。

 日本ソムリエ協会認定の「ワインエキスパート」でもあり、酒の専門家として「海外、県外と高知をつなぐお手伝いをしたい」とも。バーの発展型のほか、訪日客を対象にした土佐酒ツーリズムなども夢に描く。

 「去りがたし、土佐の国」。紀貫之が帰京時に残した言葉を引き合いに、「高知を離れる人にそう思っていただける一助になれば」と力を込めた。(横田宰成)

6706チバQ:2019/05/14(火) 11:51:44
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201905/0012322557.shtml
2019/5/12 06:30神戸新聞NEXT

ビジネスマンに朗報? 午後9時台の東京発登場か 神戸空港規制緩和
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 神戸空港の運用が現行より1時間延長されて午後11時までになれば、東京からの最終フライトは午後9時台発になる可能性があり、東京出張のサラリーマンらに歓迎されそうだ。利用が集中する夜間の便は“ドル箱”で、新幹線との競争も激化するとみられる。

 関西エアポートによると、5月時点で神戸への空の最終便は午後8時15分羽田発、同9時半神戸着の便。スカイマークの市江正彦社長は3月、規制緩和で発着枠が拡大された場合、追加導入する1機を神戸空港に充てる意向を示しており、規制緩和後は、同9時すぎに羽田をたつ便の登場も見込まれる。

 対して、新幹線で新神戸に止まる最終は、同8時50分東京発、同11時38分着。新大阪には同9時23分発、同11時45分着。搭乗手続きや立地、便数の観点から単純な比較はできないが、東京から夜遅くに神戸に向かう場合、「飛行機の方が便利」という利用者が増えるかもしれない。

 東京や各地の造船所への出張で頻繁に空路を利用するという船舶用エンジン製造「ジャパンエンジンコーポレーション」(兵庫県明石市)の川島健社長は「伊丹空港の発着は午後9時までなので、神戸が同11時に延長されれば、より時間を有効活用できるので助かる」と話す。(上杉順子、三島大一郎)

6707チバQ:2019/05/21(火) 11:25:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00050284-yom-bus_all
羽田の米国便拡大、4社が10都市に12路線
5/20(月) 23:03配信 読売新聞オンライン
 米運輸省は、2020年に予定されている羽田空港の国際線発着枠拡大で、米国の航空会社が就航させる都市の素案を発表した。デルタ航空など大手4社が、ニューヨークやシカゴ、ホノルルなど10都市に12路線を展開する。

 内訳は、デルタ航空が最も多く、シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルルの5路線。次いでユナイテッド航空がニューヨーク(ニューアーク空港)、シカゴ、ワシントン(ダレス空港)、ロサンゼルスの4路線。

 アメリカン航空はダラス・フォートワース、ロサンゼルスの2路線、ハワイアン航空がホノルルの1路線となる。航空会社の意見を踏まえ今後、正式に決める。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00010002-travelv-bus_all
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定、ロサンゼルスとホノルルは2便ずつ、ラスベガスは対象外に
5/17(金) 17:38配信 トラベルボイス
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定、ロサンゼルスとホノルルは2便ずつ、ラスベガスは対象外に
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定
米運輸省、羽田空港の増枠分で路線決定
米運輸省(DOT)は2019年5月16日(現地時間)、2020年夏の路線開設に向けて調整が進む羽田国際線の昼間発着枠について、米国航空会社4社による12路線を国土交通省に提案する方針であることを発表した。今年1月に、日米当局は日米航空協定を改正することで暫定合意。その際に羽田国際線12枠を米国航空会社に割り当てることが決められ、これに対して2月には4社が計19便枠を申請していた。

新たに申請する航空会社と路線は以下の通り。
・アメリカン航空:ダラス/フォートワース、ロサンゼルス
・デルタ航空:シアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド、ホノルル
・ハワイアン航空:ホノルル
・ユナイテッド航空:ニューアーク、シカゴ、ワシントンDC、ロサンゼルス

2月に申請した路線のうち、アメリカン航空のラスベガス、ユナイテッド航空のヒューストンとグアムが対象から外れた。アメリカン航空のダラス/フォートワース、デルタ航空のホノルル、ハワイアン航空のホノルルは発着時間帯別に複数申請されていた。

現在、昼間時間帯に運航されている米国便は、アメリカン航空のロサンゼルス線、デルタ航空のロサンゼルス線とミネアポリス/セントポール線、ハワイアン航空のホノルル線、ユナイテッド航空のサンフランシスコ線。

羽田の発着枠を米国運輸省に申請した米国航空各社は、今回の仮決定にコメントの機会が与えられている。デルタ航空によると、運輸省は各社からのコメントを検討後に2019年夏終盤に最終決定を発表すると見込まれているという。

今後、日米当局間の正式な合意を待つことになるが、米運輸省は新規発着枠便について2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック前の就航を希望している。

トラベルボイス編集部

6708荷主研究者:2019/05/26(日) 10:58:55

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44656980Q9A510C1962M00/
2019/5/13 6:30 日本経済新聞 中国・四国
民営化まで2年 広島空港、旅客500万人挑戦
(ウエーブ広島)

6709チバQ:2019/05/27(月) 18:50:42
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190527-00283217-toyo-bus_all
JALがハワイの「マイナー路線」開拓を急ぐわけ
5/27(月) 5:10配信 東洋経済オンライン
JALがハワイの「マイナー路線」開拓を急ぐわけ
JALのイメージキャラクターを務める嵐のメンバーがプリントされた飛行機。イベントにはメンバーの大野智さんと松本潤さんが駆けつけた(撮影:尾形文繁)
 常夏の楽園・ハワイと日本を結ぶ路線は航空会社にとって収益性の高い“ドル箱”だ。そこで圧倒的な存在感を示してきた日本航空(JAL)がいま、大きな戦略転換を迫られている。

【グラフ】ハワイ路線シェアはJALがANAを圧倒

 JALは5月22日、イメージキャラクターを務める人気アイドルグループ・嵐とコラボレーションした特別塗装機のお披露目イベントを開催した。嵐メンバーの大野智さんと松本潤さんらも同席。当日夜の成田=ホノルル便には早速この機材が使用された。

■ハワイ路線の情報発信を強化

 JALは今年に入り、ハワイ路線の情報発信を急加速している。

 4月21日には東京ミッドタウン日比谷で、JTBやエイチ・アイ・エスなど多くの旅行会社と共同でイベント「JAL HAWAII フェス」を開催。5月14日には、初日の出を飛行機に乗って上空から鑑賞する「初日の出フライト」を、2020年の元旦にハワイ諸島上空で初めて実施すると発表した。

 中でも注目を集めたのは、3月29日に開かれた新たなハワイ旅行コンセプトの発表である。大自然の中で夕陽や星空を堪能するキャンプ型宿泊サービス「グランピング」、高級別荘をレンタルして自分の家のように過ごす「バケーションレンタル」などを動画で紹介した。

 ただ、この動画の主な舞台となったのはワイキキビーチや人気商業施設「アラモアナ・センター」のあるオアフ島ではなく、ハワイ諸島主要8島のうち最大の島であり「ビッグ・アイランド」の愛称で親しまれるハワイ島だった。4月のイベントもハワイ島の紹介ブースが設けられており、5月発表の初日の出フライトもハワイ島上空を旋回する内容となっていた。

 なぜいまJALはハワイの情報発信を強化し、中でもハワイ観光の王道であるオアフ島ではなく、ハワイ島を重視するのか。その背景には、ライバル・全日本空輸(ANA)の急拡大がある。

 JALが日本からホノルル(オアフ島)への定期直行便を就航したのは1959年、つまり今から60年も前のことだ。日本の航空行政が主要な国際線を長くJALに限定していたこともあり、ライバル・全日本空輸(ANA)のハワイ線就航(1991年)より32年も先行している。

 2010年の経営破綻でJALは国際線縮小を余儀なくされたが、ハワイ路線は例外で、現在でもJALはホノルルへ、成田から1日4便、ANAにはない関西国際空港と中部国際空港からも1日1便運航している。

 2019年3月時点の日本―ハワイ間の供給座席数シェアはJALが31%で首位。2位はハワイアン航空の22%。ハワイアン航空とJALは2017年から共同運航(コードシェア)を行っており、両社を合わせたシェアは過半を超え、同13%のANAを圧倒している。

■「ハワイと言えばJAL」イメージが奏功

 これだけの強さを発揮できている理由について、JALの内藤建一郎・国際路線事業部長は「ハワイと言えばJAL、というイメージを形成できたからだろう」と分析する。圧倒的な座席数を供給し、1990年代に専用の特別内装ジャンボ機を投入するなど、「日本人のハワイ渡航需要を創出してきた自負がある」(同)。

 また、長い歴史で培ったハワイのホテルとの関係性も奏功している。JALは1984年から「ホノルルマラソン」のスポンサーを務め、客足が途絶える12月初旬の送客に貢献してきた。

 ハワイ戦略を担当するJAL国際路線事業部の阿部元久・アシスタントマネジャーは「ハワイはホテル需要が逼迫しており、ホテルとの関係が強いかどうかが(JALの座席利用率にとって)重要になる」と語る。というのも、今のハワイ旅行は航空運賃以上に、ホテルの仕入れ値が旅行パック料金に影響しており、「(ホテルと目に見える)提携をしていなくても、長い間送客してきた付き合いから、(JALの航空券を用いた旅行パックを、ホテルから)優遇してもらえている」(阿部氏)からだ。

 毎年12月初旬に開催されるホノルルマラソンだけでなく、年度明けで客足が遠退く4月初旬のハーフマラソン大会や、夏休み明けとなる9月下旬のロードレース大会など、複数の閑散期イベントをスポンサーとして支えている。

6710チバQ:2019/05/27(月) 18:50:58
 しかし、長年続いてきたJALの天下が覆ろうとしている。

 5月24日、ANAが世界最大のエアバス製旅客機「A380」を、成田―ホノルル線に導入したのだ。総座席数は520席と、ANAがこれまでハワイ路線で使用してきたB787-9(246席)の2倍超という驚異の送客力を誇る。就航時は週3便、7月1日からは週10便と徐々にB787-9からの置き換えを進めていく。

 これによりJALは首都圏(羽田・成田)発のホノルル路線の供給座席数で、ANAに逆転される。4月26日の決算会見で、JALの菊山英樹財務・経理本部長は「(ANAの座席数大量供給で)需給バランスが崩れるのは明々白々。(供給座席数を前年比で)10%以上落とす」という計画を明かした。

■ハワイ島で「JALの牙城」を築く

 劣勢に立たされたJALがひねり出した戦略が「ハワイ島」の活性化だ。ハワイ島のコナ空港に日本から直行便を運航するのは、JALとハワイアン航空のみ。しかも、ハワイアン航空はホノルル―コナ間の乗り継ぎ便を多数持つ。ANA不在のハワイ島は、JALが新たな「牙城」を築くのにうってつけなのだ。

 前出の阿部氏は「JALにはANAのA380のような目新しい機材がなく、今までどおりにやっていたらダメになる。どうやってJALのハワイ路線を愛し続けてもらうか考えたとき、ハワイ島を生かした新しい旅の提案にたどり着いた」と語る。

 JALの調査によると、今の日本人がハワイ旅行に求めるものの1位は、ホノルルでビーチと買い物を楽しむことではなく、ゆっくり過ごしたいニーズが大きくなっているという。JALとしては、ハワイ島でしかできない楽しみ方を創り出し、定着させていく考えだ。

 日本とハワイ島コナ空港を結ぶ路線の座席利用率は、年間通して90%程度のホノルル線を大きく下回る。昨年5月にハワイ島のキラウエア火山が噴火したこともマイナスとなった。前出の国際路線事業部長・内藤氏も「(高需要の)ホノルル線よりも、コナ線の需要をしっかり盛り上げていくことを優先する」と意気込む。

■西武、ヒルトン系と相次ぎ提携

 カギはハワイ島が注目されるようなアクティビティーをJALが用意できるかだ。今年2月にはハワイ島にリゾートホテルを構える西武ホールディングスと、3月にはコンドミニアムを多く抱えるヒルトン系の業者と、商品開発で相次ぎ提携した。

 それらの提携を生かしたハワイ旅行コンセプトを前述したような形で3月に発表したが、定まっているサービスはわずかで、中身が煮詰まっていないものがまだ多い。ハワイ戦略担当の阿部氏は「これから深めていく。世界中からアイデアを集めている」と今後の深化に自信を見せる。

 新天地・ハワイ島でANA追い落としを図るJAL。ハワイ路線盟主の座を死守するために、かつての開拓者としての手腕が再び試されている。

森田 宗一郎 :東洋経済 記者

6711チバQ:2019/05/29(水) 19:56:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190520-00000006-kumanichi-l43
天草エアライン、機長不足で窮地に 3割欠航続く 人員確保見通せず
5/20(月) 12:06配信 熊本日日新聞
天草エアライン、機長不足で窮地に 3割欠航続く 人員確保見通せず
機長不足で約3割の便が欠航している天草エアラインの「みぞか号」。4月26日にはエンジントラブルが発生し、5月4日まで全便欠航が続いた=天草市の天草空港
 熊本県などが出資する天草エアライン(天草市)が2月以降、機長不足のため、1日10便のうち約3割の便で欠航が続いている。直接の原因は3人の機長のうち1人が病気療養中のためだが、世界的なパイロット不足のあおりを受け、新たな機長確保はままならず、通常ダイヤに戻る見通しは立っていない。

 「利用者に大きな迷惑を掛ける」。10連休を翌日からに控えた4月26日、天草エアの吉村孝司社長は天草市で会見し、約3割の欠航が来年3月まで続く可能性に言及。深々と頭を下げた。同社によると、2020年3月期決算の純損益は数千万円の赤字の見込み。赤字転落は11年ぶりとなる。

根本的問題

 天草エアは50代の男性機長が2月下旬から病気療養のため乗務できなくなり、計画運休を実施。機長1人が運航できるのは1日8便、1カ月100時間の飛行時間などの上限があり、熊本、福岡、大阪の3路線のうち、飛行時間が長い大阪便を多めに欠航するなどして現体制で運航可能なダイヤに見直した。

 こうした事態に対し、国土交通省は「航空会社として機長が足りないのは異例の状況だ」(同省幹部)として、通常ダイヤへの早期回復を同社に要請。同省は1日10便の運航には予備人員を含め4人の機長が望ましいとしており、天草エアについては「人員が足りていない根本的な問題がある」と指摘する。

運航に支障

 天草エアもこれまで4人目の機長を探してきたが、見つからないまま機長不足で運航に支障が出た。県交通政策課は「格安航空会社(LCC)が増え、世界的にパイロット不足が深刻化している。小さな会社が新たな機長を探すのは難しくなっている」と頭を抱える。

 大手航空会社と給与水準の開きは大きく、蒲島郁夫知事は「パイロットの処遇改善も重要だ」との認識を示す。

 副操縦士の機長昇格に必要な国家資格は飛行時間1500時間以上などの厳しい要件があり、「昇格するまでには4〜5年かかる」(天草エア)。機長経験者を採用できても、機体の種類ごとに免許が異なり、すぐに機長としての乗務はできないという。

“命の翼”

 天草エアは、島内の慢性的な医師不足を解消するため、天草市に1カ月に延べ40〜50人の医師を運び、“命の翼”とも呼ばれる。市病院事業部によると、天草エアが使えない場合、医師らは九州新幹線で出水駅(鹿児島県出水市)からフェリーを経由して天草入りするという。同部は「現状では医師の到着に問題は生じていない。しかし新たな派遣を要請するときに、天草エアのダイヤが不安定なら交渉が難航する可能性がある」と不安を抱える。

 大型連休中には空路で天草入りできなかった観光客のキャンセルもあったという。天草宝島観光協会の赤木聖一事務局長は「天草エアラインが利用できるかどうかは、天草での滞在時間に直結する。早く通常ダイヤに戻ってほしい」と訴えた。(野方信助、赤池一光、嶋田昇平)

(2019年5月20日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

6712チバQ:2019/05/30(木) 11:38:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000097-asahi-int
イスラエルへの直行便が初就航 成田から週に往復3便
5/29(水) 23:27配信 朝日新聞デジタル
 イスラエルの「エル・アル航空」は29日、商都テルアビブのベングリオン空港と成田空港を結ぶ直行便を来年3月から就航させることを発表した。両国間の直行便の定期運航は初めて。週に往復3便を予定しているという。

 イスラエルは近年の経済発展がめざましい。特にテルアビブは「中東のシリコンバレー」と言われるほどハイテク産業が活発で、世界の注目を集めている。経産省によると、日本からの進出企業は昨年4月時点で70社となり、2013年比で倍増。日本からの投資額も120倍に急増し、17年には約1300億円にのぼった。

 また、観光客の行き来も増えており、同航空によれば昨年は4万人がイスラエルから日本を訪れ、日本からも2万人がイスラエルを訪問した。イスラエル外務省は「直行便の就航は、両国間の経済と外交関係の発展につながると信じている」としている。

 直行便の所要時間は、イスラエルから日本が11時間15分、日本からイスラエルが12時間半。現在は、乗り継ぎで16時間以上かかるため、大幅な時間短縮となる。

 両国間では昨年5月の首脳会談で直行便を目指す方向で一致し、調整を進めてきた。今年9月には、初の直行便として往復2便のチャーター便運航も予定されている。(エルサレム=高野遼)

朝日新聞社


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