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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

5200チバQ:2015/03/28(土) 10:29:35
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/feature/CO013672/20150215-OYTAT50023.html
飛躍 セントレア10年
特需のち低空飛行 「第3の国際拠点」へ正念場
2015年02月15日



 中部国際空港の開港10周年を半月後に控えた先月29日、記念イベントの概要を発表する記者会見で、空港会社の舘たち剛史たけひと・営業推進本部長は一瞬、表情を曇らせた。会見前日に経営破綻した国内3位の航空会社「スカイマーク」(東京)が、「中部空港発着の新千歳、那覇の2路線を減便する」と発表。その感想を記者団に問われた時のことだ。

 「搭乗率が安定している路線であり、早く経営を安定させ、元に戻してほしい」。舘本部長は言葉を選びながら「要望」を口にした。


開港から10年、利用拡大に向けた努力が続く中部国際空港(本社ヘリから)=稲垣政則撮影
 中部発着便の減少は深刻だ。マレーシアの格安航空会社(LCC)「エアアジアX」は15日以降、中部―クアラルンプール線を運休させる。ガルーダ・インドネシア航空も3月28日から新規就航するはずだった中部―ジャカルタ線の運航の先送りを決定しており、路線確保には苦難が続く。

    □  ■

 「老若男女が押し寄せ、ターミナルがごった返していた。みんなが喜々として食事や見学を楽しむ姿を見て、感無量だった」。開港日の情景が、当時の愛知県知事、神田真秋さん(63)の目には焼き付いている。

 中部空港は、2005年3月25日の愛・地球博(愛知万博)開幕に間に合わせるため、着工からわずか4年半で完成させた。万博の「集客効果」で、初年度の旅客数は1235万人に達し、前年度の名古屋空港を約280万人上回る。神田さんは「万博特需が追い風になり、ロケットスタートを切れた」と振り返った。

 騒音規制のない海上空港の利点を生かし、深夜の貨物便も飛ぶようになった。ピーク時の07年の冬ダイヤは海外33、国内22路線を結び、その年には国土交通省交通政策審議会航空分科会で「完全24時間化を検討する必要がある」と言及、2本目の滑走路建設も現実味を帯びていた。


 ところが、08年のリーマン・ショック後、その機運は急速にしぼむ。同年、米ユナイテッド航空がサンフランシスコ便、翌09年は日本航空がパリ便から手を引き、日航は10年には経営破綻。東日本大震災が起きた11年の旅客数は889万人まで落ち込んだ。その後は徐々に増加し、1000万人近くまで持ち直してきたものの、14年冬ダイヤでは海外27、国内18路線と伸びず、旅客数は国内の空港で8番目、羽田空港の6分の1程度にとどまっている。


 ◇現状打破「存在感」カギ

 国際線が復活して活況を呈する羽田、国際線利用客が国内最多を誇る成田、LCCの新規就航が相次ぐ関西と比べ、中部空港の存在感は必ずしも高くない。

 海外での学会に出席するため、中部空港を月に1度は利用するというノーベル物理学賞受賞者の天野浩・名古屋大教授(54)。中部空港について「名古屋からの交通の便がいい」と評価する一方、「羽田、成田経由でなく、目的地に直接つながる便がもっと増えてほしい」と注文をつけた。

 空港会社の川上博社長は「就航便数の増加に加え、国内外への移動・乗り継ぎを便利にするため、関係業界へのセールスや協力の呼びかけを強化していく」と話し、この地方を訪れる外国人観光客にも、現状打破の鍵を見いだしている。

 政財界は、中部各県の名所旧跡を結ぶ観光ルートを、中国人好みで縁起の良い「昇り龍」に見立てて「昇龍道プロジェクト」と命名し、アジア各国にアピール。各国の旅行業者やマスコミを視察に招いて情報発信に努めている。名古屋商工会議所の岡谷篤一会頭(70)は「地域の観光の魅力を高め、中部空港の利用者を増やせば波及効果で就航便数の増加につながる」ともくろむ。

 さらに、東京(品川)―名古屋間を最速40分で結ぶリニア中央新幹線は、大きな転機になると期待する声は多い。「リニアとの接続が向上すれば、この地域に大きな発展をもたらす」と中部運輸局の野俣光孝みつよし局長は語る。リニアが開業する12年後、品川駅から中部空港までは、成田空港までとほぼ同じ1時間余りに縮まる。“首都圏”の国際空港としての存在感をいかに高めていくか。新たな未来像を描く時期に来ている。

2015年02月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5201チバQ:2015/03/28(土) 10:30:00
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/feature/CO013672/20150216-OYTAT50067.html
飛躍 セントレア10年
空港支える商業系収入
2015年02月16日
売上高全体の4割 地元活性化に貢献


ターミナルビルで開催される物産展は、大勢の旅客らでにぎわう(15日、中部国際空港で)=藤川拓生撮影

 鶏ささみの薫製、ラーメン、ご当地ビール――。中部国際空港(愛知県常滑市)旅客ターミナルビル4階のイベントプラザ。北海道から沖縄まで各地の名産を並べた物産展が22日まで開かれ、人の波は絶えない。夜は開港10周年記念として、ディズニーアニメのプリンセスを描くイルミネーションが点灯。展望台には大勢が詰めかける。

 毎年夏には恒例のコスプレイベントが開催され、世界各国のコスプレーヤーや多くのファンが集結。昨年11月、約1700体が参戦し、初めて空港で行われた「ゆるキャラグランプリ」も話題となった。

    □  ■

 ターミナルビル4階に広がる「ちょうちん横丁」と「レンガ通り」。みそカツや台湾ラーメンといった「名古屋めし」を提供する飲食店、手羽先や菓子販売、衣料品、書店など約60店が軒を連ね、旅客らが買い物を楽しんでいる。航空機の離着陸や伊勢湾に沈む夕日が眺められる「国内初」の空港内の展望風呂も、オープン以来、根強い人気を集める。「魅力ある施設に」と、開港の5年余り前に募ったアイデアを実現させたものだ。

 便数や旅客は伸び悩む一方、商業事業は好調だ。免税店は訪日外国人の増加を受け、昨年4月には開港以来、初めて月間売上高が10億円を突破。2013年度の商業事業の売上高は、前年度を25億円上回る183億円に上った。着陸料や駐機代を含めた全体の売上高は460億円で、40%を占める。

 中部空港では計画段階から、商業系収入を増やすことで着陸料などの施設使用料を引き下げ、航空系収入の増加につなげようと考えていた。交通経済学が専門の山内弘隆・一橋大教授(59)は「航空系以外の収入を有効活用し、空港経営を安定させるというのは賢明な方法だ」と評価する。

 空港会社の川上博社長は「今後も集客効果の高いイベントを開催し、免税店には化粧品や酒類など売れ筋の商品をそろえる。空港スタッフの応接も向上させ、より使いやすく魅力ある空港を目指す」と意欲的に語る。就航便数の増加や新規路線の開拓に結びつけるべく、さらなる努力は続く。


    ■  □

 愛知県による観光資源・施設の利用者数の調査では、13年の中部空港は1177万人。8年連続で県内1位だ。その集客力は、地元の活性化にも寄与している。

 中部空港と橋で結ばれた常滑市りんくう町。飲食店や結婚式場の進出が相次ぎ、13年には会員制大型量販店「コストコ」が開店した。今年秋には大型商業施設「イオンモール常滑」がオープン予定だ。12年に開業した明太子製造直売店「めんたいパークとこなめ」の運営会社代表取締役、大石靖忠さん(50)は「空港という大きな集客施設からの誘客が期待できる。それが進出の理由の一つ」という。

 常滑市の05年度の一般会計歳入額は188億7000万円。それが13年度は210億1000万円まで増えた。市の財政担当者は「空港会社や、りんくう町への進出企業など空港関連の税収は約40億円。財政面の貢献は大きい」と話す。

 市の人口も、05年の約5万1600人から、今年1月末現在で約5万7700人に増加。「一時は5万人を切るともいわれていた。空港ができてから常滑は変わった」。片岡憲彦市長(60)は感慨深げに語り、「今後も空港と共生したまちづくりを進めたい」と、臨空都市の未来を見据えた。

2015年02月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5202チバQ:2015/03/28(土) 10:30:27
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/feature/CO013672/20150217-OYTAT50031.html
飛躍 セントレア10年
2本目滑走路 残る課題
2015年02月17日
需要増やし「負の連鎖」解消へ


国土交通省による、中部国際空港周辺の海での漁業影響調査(2日、愛知県常滑市で)=谷之口昭撮影

 愛知県常滑市の中部国際空港の沖合。波間で揺れる2隻の船からダイバー3人が水深4メートルの海底へ潜り、アサリやハゼを採取した。

 名古屋港の浚渫しゅんせつで出る土砂の処分場建設に向け、国土交通省が昨年4月に開始した漁業影響調査の一環だ。国交省は、空港西側と南側に隣接する計300ヘクタールの海域を新処分場とし、3800万立方メートルの土砂を埋め立てる考えだ。それが漁業に与える影響を、5億円余りをかけて調査している。国交省中部地方整備局の八鍬やくわ隆局長は「現処分場はほぼ満杯。新処分場は一日も早く造る必要がある」と話す。

 中部空港関係者の念頭には、浚渫土を活用して建設した北九州空港の「前例」があり、視察も行われている。漁業影響調査を前にした2013年秋、愛知県幹部は「浚渫土を使えば、新滑走路の総工費は安くできる」と語った。

    □  ■

 北九州空港は、周防灘や関門海峡の浚渫土で海を埋め立てて造られ、06年に開港した。当初、埋め立て後の用途は「公園」だったが、国が空港建設を正式決定後、「空港用地」に変更。「埋め立て地の形は最初から、滑走路の長さや幅など将来の空港の姿が考慮されていた」。北九州市長を07年まで5期20年務めた末吉興一さん(80)はそう明かし、「浚渫土を使うことで空港の建設費を抑えられた」と利点について語った。

 中部空港会社の川上博社長は16日の記者会見で「国際拠点空港として、運営上、滑走路を2本持つのが標準だ」と改めて言及した。中部空港は海上のため騒音規制がなく、深夜も離着陸できるが、現状では、夜間の点検・改修や事故発生時には滑走路を閉鎖しなければならない。中部経済界の関係者も「リニア中央新幹線が開業する27年までに新滑走路を造り、完全24時間化にするのは中部政財界と空港会社の総意」と訴える。

 しかし、財務省幹部は「福岡、那覇空港は発着枠が満杯だから2本目の滑走路を建設するが、中部は利用が大きく伸びず、1本でも余裕がある」と、新滑走路への国費負担に難色を示す。13年度、福岡は相次ぐ格安航空会社(LCC)の就航や中国や韓国などからの訪日客の増加で、発着回数は17万回と10年間で3割も増え、便の遅延が頻発。一方、中部は9万回で、ピークだった06年度の10・7万回からも減少している。


    ■  □

 愛知県の大村秀章知事は「まずは需要を盛り上げるのが最大の眼目」と語る。経済団体と連携した周遊観光キャンペーン「昇龍道」で訪日客を増やし、トップセールスでの路線誘致に努める考えだ。

 中部空港会社は商業事業が好調なこともあり、13年度、累積赤字を解消したのを機に、攻勢に出ている。昨年3月、三菱重工業などが製造した米ボーイングの最新鋭機787の部品を、大型貨物機「ドリームリフター」に運び入れるための部品保管庫を開設。先月には朝夕の混雑解消を図ろうと、駐機スポットの増設工事に入った。LCC向けターミナルの建設も、就航を見極めながら進める方針だ。

 「他の空港へ、路線の不足で利用者が流れ、需要不足を理由に航空会社が流れる負の連鎖を断ち切らねばならない」。中部空港のあり方を考える国の有識者委員会の座長を務めた中部圏社会経済研究所の竹内伝史・研究顧問(70)は、中部地方の旅客の4割が“流出”していると指摘。開港10年を迎えた空港が大きく飛躍するためには「さらに機能と需要の双方を高める努力が必要だ」と強調した。

(この連載は藤川拓生、岡崎哲、南省至が担当しました)

2015年02月17日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5203チバQ:2015/03/28(土) 10:34:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150327/bsd1503270500003-n1.htm
成田空港の総発着、開港以来最高の週4322回 2015年夏ダイヤ (1/2ページ)
2015.3.27 05:34
 成田国際空港会社(NAA)は26日、2015年夏ダイヤ(3月29日〜10月24日)の総発着回数が、前年夏ダイヤより104回多い週4322回になったと発表した。

 1978年の開港以来、夏・冬両ダイヤを通じて最高という。格安航空会社(LCC)を中心に、国際線と国内線で新規就航や増便があったのが主な理由だ。同社が夏ダイヤのうち航空各社の標準的なデータを得やすい4月12〜25日を基に独自にまとめた。

 国際線の発着回数は、前年夏ダイヤより54回多い週3374回。旅客便に限ると、足元の訪日外国人客数の急激な増加などを背景に52回多い2908回となった。

 国内線の発着回数は、前年夏ダイヤより50回多い週948回と、開港以来最高。LCCのピーチ・アビエーションが3月29日に札幌線や福岡線に新規就航することなどが寄与する。

 NAAは4月8日、LCC専用の「第3旅客ターミナル」の運用を開始し、国内外の5社が使用する。同社がまとめた夏ダイヤの発着回数によると、第3旅客ターミナルへの就航航空会社では国際線が週144回、国内線が週562回で計週706回となった。

5204チバQ:2015/03/29(日) 20:46:20
http://www.sankei.com/region/news/150329/rgn1503290037-n1.html
2015.3.29 07:05

空港近くに観光拠点施設 「空の駅 さくら館」オープン 千葉

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 桜の名所であり、成田空港に離着陸する飛行機の撮影スポットとしても人気の公園「成田市さくらの山」(同市駒井野)に、観光拠点施設「空の駅 さくら館」が開館した。オープン初日の26日は、地元農産物の販売コーナーなどに大勢の人が訪れにぎわった。

 市内の観光情報発信や特産品の販売などを目的に市が整備した施設で、地元農家などでつくる管理企業組合が指定管理者として運営する。鉄骨平屋約747平方メートルの館内には物産販売スペースや、焼きたてのパンを楽しめる軽食コーナーなど設けた。

 開館記念イベントとして、29日は世界各国の料理が並ぶ「国際村」を開催。さくらの山から撮影された航空写真展が5月6日まで開かれている。小泉一成市長は開館式典で「地域の魅力を発信する施設。多くの人に来てもらいたい」と述べた。

5205名無しさん:2015/03/31(火) 20:08:48
http://www.yomiuri.co.jp/local/chiba/news/20150330-OYTNT50316.html
ノンストップゲート化 歓迎多数、警備不安視も
2015年03月31日
一時停止せず、直進を促す電光掲示板(30日午後0時17分、成田空港第2ゲートで)
一時停止せず、直進を促す電光掲示板(30日午後0時17分、成田空港第2ゲートで)

 成田空港の敷地入り口にある検問所(ゲート)で、1978年の開港時から旅行者や来場者に身分証提示などを求めてきた「保安検査」が30日、廃止された。初日は特に混乱もなく、多くの利用者はそのまま入場できる「ノンストップゲート化」を歓迎したが、警備態勢を不安視する声も聞かれた。

 過激派対策として始まった保安検査は、成田空港駅など鉄道3駅と、空港内につながる道路上の3か所で行ってきた。身分証提示のほか、警備員がカバンや荷台の中を調べることもあり、混雑時にはゲート前に行列ができるなどして利用客から不満が出ていた。2020年の東京五輪・パラリンピックなどで今後も訪日外国人客の増加が見込まれる中で利便性の向上が課題となり、警察当局との協議を経て、廃止が決まった。

 車の通行量が多い第2ゲートでは正午頃、警備員の合図でノンストップゲート化が始まった。ドライバーらは、赤と青に色分けされた路面塗装を目印に、一時停止しないで各ターミナル方面へ進んでいった。年2、3回、成田空港を訪れるという東京都文京区の会社員鈴木弘真さん(43)は「これまでは車のトランクの開閉が手間だった。いつものように止まる車もあったが、慣れればもっと早く通れそう」と歓迎した。

 一方で、警備態勢を不安視する声もあった。家族を迎えに来た千葉市の団体職員本田勝浩さん(48)は「テロが多発する中、(ノンストップゲート化は)この時期じゃない方がよいのでは。常時トランク内を確認するなど、むしろ厳しくしてほしいくらい」と話した。

 成田国際空港会社(NAA)は新たな警備態勢として、顔認証機能があるカメラ190台、車両管理カメラ140台を各所に新設した。不審な人物や車両の追尾も可能で、NAAでは「警備レベルは強化された」とする。ゲートへの警備員の配置は続け、国内外の情勢に応じて検査を行うという。

2015年03月31日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5206チバQ:2015/03/31(火) 21:27:39
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150331/bsd1503310500004-n1.htm
ANA次期社長、スカイ支援は企業防衛の意味も…「競合他社に主導権移れば大打撃」 (1/2ページ)
2015.3.31 06:21
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ANAホールディングスの社長に就任する片野坂真哉副社長=30日、東京都港区
ANAホールディングスの社長に就任する片野坂真哉副社長=30日、東京都港区【拡大】
 全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)の社長に4月1日付で就任する片野坂真哉副社長は30日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じた。民事再生手続き中のスカイマークの共同スポンサーに名乗りを上げたことについて、片野坂氏は「全日空との共同運航の活用で互いに増収になり、(双方にメリットがある)ウィンウィンの関係ができる」と語った。

 ANAHDは過去にも、経営が悪化した新興航空会社のエア・ドゥやスカイネットアジア航空(ソラシドエア)の再建に関与した経験があり、片野坂氏は「双方にメリットがあるから長続きするということを(スカイマーク側に)説明したい」と述べた。

 スカイマークは「ドル箱」とされる羽田空港の発着枠を1日36往復分持っているが、片野坂氏は「主導権が競合航空会社に移ると、当社の経営に大きな打撃になる」と指摘。支援に名乗りを上げたのは、企業防衛の意味があることも明らかにした。

 さらにスカイマークへの出資をめぐり、国土交通省が5年程度の期限を設けようとしている動きについて、「期限付きではたまらない。エア・ドゥやスカイネットの再建にも時間を要した」と反発した。

 ANAグループの成長戦略の柱と位置づけている国際線の展開については「低燃費で長距離運航が可能な機材の導入が進んでいる」などと述べ、中長期的には南米やアフリカ方面の路線なども検討していく考えを示した。

5207チバQ:2015/03/31(火) 23:29:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150331-00000034-reut-cn
タイ航空当局に「安全上の懸念」、日中韓が新規就航など差し止め
ロイター 3月31日(火)9時44分配信
[バンコク 30日 ロイター] - 国連の専門機関である国際民間航空機関(ICAO)がタイの航空当局について「安全上の懸念」を示したことを受け、タイからのチャーター便乗り入れや新規就航を差し止める動きが広がっている。タイ当局によると、韓国や日本に加え中国も、航空会社の増便計画などを却下した。

タイでは4月のタイ正月連休が観光のピーク。タイ民間航空局(DCA)によると、日本へのチャーター便がおよそ100便キャンセルとなっており、およそ3万枚のチケットが払い戻されるなどしたという。

関係筋がロイターに述べたところでは、ICAOは、タイ航空当局に対する監査の結果、重大な安全上の懸念を指摘。タイ航空当局が航空会社に運航許可を与える際の審査体制について懸念が示されたという。

タイ航空当局によると、中国当局は、格安航空会社オリエント・タイ航空とチャーター便運航会社スカイ・ビューの増便計画を却下した。

また、韓国は、チャーター便運航会社アジア・アトランティック航空による新規就航計画を拒否。日本もすでに同様の措置をとっている。

5208チバQ:2015/04/01(水) 20:43:03
http://mainichi.jp/select/news/20150402k0000m020043000c.html
ジェットスター:鈴木みゆき社長辞任 後任にターナー氏
毎日新聞 2015年04月01日 19時54分

 格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は1日、鈴木みゆき社長が辞任したと発表した。本人が申し出たためとしている。

 後任として、オーストラリアのジェットスターグループ幹部のジェリー・ターナー氏が1日付で、最高経営責任者(CEO)に就いた。

 ジェットスター・ジャパンは日本航空などが出資して設立された。鈴木氏が社長を務めていた2012年に成田空港を拠点に就航した。鈴木氏は「私自身も新たな分野で次なる飛躍を目指す」とのコメントを出した。

 会長にはジェットスターグループ日本支社長の片岡優氏が就いた。会長の福川伸次氏は名誉会長に就任した。(共同)

5209チバQ:2015/04/01(水) 20:51:23
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14265935242668

2015年3月18日(水)

茨城空港就航へ前向き ベトナムLCCが視察
ベトナムの格安航空会社(LCC)、ベトジェット航空の営業担当者ら4人が17日、小美玉市与沢の茨城空港を視察した。同社は国際線の就航路線拡大に意欲的で、昨年12月末に日本初就航となる関西国際空港へのチャーター便を運航した。同国と本県の友好が深まる中、グエン・ズオン・ビン営業担当次長は、茨城空港への就航について「必要性を感じている」と前向きな意向を示した。

茨城空港視察は日本貿易振興機構茨城貿易情報センター(ジェトロ茨城)の招請事業の一環で、渡辺政美県企画部次長兼空港対策監から同空港の利便性や県の支援策などについて説明を受けた後、春秋航空(中国)上海便の離陸やターミナルビル内を見学した。

意見交換で、渡辺次長が「まずは(茨城-ベトナムの)双方向のチャーター便から始めたい」と申し出たのに対し、ビン次長は「大変いい空港。(日本への就航について)調査中だが、ぜひやりたい」と意欲を見せた。

同社は2011年12月に運航を開始し、現在は国内線を中心にバンコク(タイ)、シンガポールへの直行便や韓国などへのチャーター便を運航する。

ジェトロの招請事業では、今月11日にも台湾のLCC、タイガーエア台湾の関係者が茨城空港を視察している。  (松下倫)

5210とはずがたり:2015/04/02(木) 12:31:40
桜美林大、パイロット養成指定返上…管理に不備
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150402-OYT1T50098.html?from=ycont_top_txt
2015年04月02日 11時54分

 桜美林大学(本部・東京都)が、パイロット養成コースの訓練管理の不備を国土交通省から指摘され、ライセンス発行にあたって必要な国の技能審査を免除される「航空従事者養成施設」の指定を返上したことが、同省などへの取材で明らかになった。

 問題が指摘されたのは、4年間訓練を行い、国のライセンスを取得させる「フライト・オペレーションコース」で、2012年に養成施設としての指定を受けた。

 同大はニュージーランドにある民間の養成施設に実機訓練を委託していたが、同大が行うべき現地の指導教官の技能確認を怠っていたほか、学生の訓練飛行時間の管理があいまいだったなどの問題点が同省の監査で明らかになり、同省は是正を指導。同大は3月24日に指定を返上した。

 また国交省は、訓練を修了した当時の在学生10人の技能審査をやり直した。審査の結果、技能不足と判定された学生はおらず、ライセンスの取り消しはなかった。しかし、今後、同大の教育態勢が是正され、再指定を受けるまでの間は、同省が学生の最終的な技能審査を行うという。卒業生については、航空会社などで技能が確認されているとして、再審査は行わない。

2015年04月02日 11時54分

5211とはずがたり:2015/04/02(木) 16:40:51
副操縦士「待遇語ると別人のよう」…元交際相手
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150328-OYT1T50103.html
2015年03月29日 01時12分

 【セーヌレザルプ(フランス南東部)=石黒穣、ベルリン=工藤武人】28日付の独大衆紙ビルトは、アンドレアス・ルビッツ容疑者が昨年、元交際相手の客室乗務員(26)に、「いつかシステムを変えることをする。みんなが自分の名前を知り、記憶に残るだろう」と話していたと伝えた。


 精神的な問題で治療を受けていることに関し、同容疑者は多くは語らなかったという。女性は人柄について「ふだんは穏やかなのに、待遇や将来など仕事のことを語る彼は興奮して別人のようだった」と証言した。

2015年03月29日 01時12分

5212とはずがたり:2015/04/02(木) 18:04:46
ドイツ航空機墜落は副操縦士だけの問題か? 格安航空会社(LCC)のここが危ない!
http://news.livedoor.com/article/detail/9946803/
2015年3月30日 8時0分
LITERA(リテラ)

 乗客150人が犠牲となったドイツの格安航空会社(LCC)ジャーマンウイングス機の墜落事故で、あらためてLCCの安全性が問われている。これまでの調査によると、事故の原因は27歳の副操縦士が機長を操縦室から締め出し、意図的に機体を急降下させて墜落させた可能性が高いというものだった。独メディアの報道では、副操縦士には精神科の通院歴があり、自室から墜落事故が起きた日が「就労不可」だったとする診断書も見つかっているという。

 ジャーマンウイングス社はルフトハンザドイツ航空の子会社で、問題の副操縦士は2013年9月から勤務し、630時間の操縦経験があった。フランクフルト近郊の在住で、地元航空クラブのメンバーでもあった。パイロットになるのは子どものころからの夢だったのだ。ジャーマンウイングス社は操縦士の採用時に「精神面の安定」をチェックするが、採用後は定期的な健康診断を行うだけで「精神面での定期検査は実施していない」という。いまのところ、本人が病気を会社に隠していたとされている。

 LCCの安全性については、一般に「古い機材を使っているのは大丈夫か」といった声がよく聞かれる。今回、墜落した飛行機も24年間使用した中古のエアバスA320だ。だが、専門家によるとそれはさしたる問題ではないという。整備さえしっかりしてあれば、既存航空会社からの"おさがり"でも十分、安全運航は保たれる。最大の問題は、実は乗務員(とくにパイロット)の管理だという。そのことをいち早く指摘したのが『危ういハイテク機とLCCの真実』(扶桑社)だ。著者の杉江弘氏はボーイング747の乗務時間で世界一の記録を持ち、42年間JALでパイロットを務めた元機長だ。同書は2年前の13年5月に出版された。

 徹底したコストダウンと効率的なオペレーションで格安運賃を実現したLCCは、規制緩和を象徴するニュービジネスとしてもてはやされてきた。日本国内では地方空港活性化の起爆剤として期待と注目を集めている。そのせいもあって、安かろう悪かろうではないかといった不安の声や安全性に対する疑問はタブー視される傾向にあった。ジャーマンウイングス機の事故直後も『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ系)に呼ばれた著者の杉江氏がLCCの問題点を指摘すると、すかさず司会の宮根誠司氏が「まだ原因ははっきりしたわけではありませんので......」などと再三フォローする場面が見られた。本当にLCCの安全性は「問題なし」と言えるのか。

 以下、杉江氏の著書を元に点検してみよう。

 まず知っておいて欲しいのは、LCCはいったん破綻したビジネスモデルだということだ。同書によれば、最初のブームは1980年代から90年代にかけてのアメリカで起きたという。きっかけは78年の規制撤廃法の施行だった。この政策によっておびただしい数の新規航空企業が参入し、それまで全米で36社だった航空会社が233社に急増した。

 その結果、何が起きたか。まず最初の6年間で業界全体の整備費が30%削減された。FAA(米連邦航空局)が摘発した安全基準違反が84年に2万8864件だったものが、87年には6万3191件と2倍以上になってしまった。整備の手抜きは事故に直結する。「LCCといえども厳格な安全基準が定められているから、安全に関しては心配ない」という言説があるが、違反が増えれば元も子もない。実際、当時できたアメリカのLCCは事故を繰り返し、破産したり大手航空会社に吸収されたりして、ほとんどが姿を消すことになる。

 もっとも有名なのがバリュージェット社の事故と倒産劇だ。同社は93年に航空機2機で開業し、わずか3年で保有機数51、運行便数320と大躍進を遂げた。しかし、運賃を引き下げるため徹底的なコストダウンが行われた。機内食、座席指定、搭乗ラウンジ、マイレージなどは一切なく、人件費も抑えられた。パイロットは予定通りにフライトを終了した場合だけ給与が支払われるため、整備や天候に問題があってもフライトを強行した。整備はすべて外部のリペア・ステーション(FAA認定工場)に回し、コストのかかる自前の整備場や部品倉庫、整備士は持たないという徹底したものだった。

5213とはずがたり:2015/04/02(木) 18:05:03
 バリュージェット社の緊急着陸の回数は、94年は15回だったが、翌年はなんと59回と急増した。ほとんど1日おきに緊急着陸を繰り返す時期もあり、大事故の発生は時間の問題とされていた。整備作業には18社の下請けがあり、そこからさらに約50社の孫請けへ回され、航空機の品質管理は下落の一途をたどっていった。そして、ついに起こるべく事故が起きたのだ。

 96年5月、マイアミでDC9が沼地に墜落して105人の乗客と5人の乗員が死亡した。現場はワニが生息する湿地帯で捜索活動が難航し、連日センセーショナルに報じられた。事故原因は貨物室に積み込まれた荷物が発火、煙がコックピットに充満したため、パイロットが操縦不能に陥ったというものだった。危険物のチェック不備や煙探知装置が装着されていなかったことなど、さまざまな点で安全に不備があった。バリュージェット社はこの事故がきっかけで信用を失い、ついに破産に至ったのだ。

 しかも、これはほんの一例に過ぎない。あの冬のワシントンのポトマック川に墜落したエア・フロリダをはじめ、ピープルエクスプレス、ノースイースタン航空などが次々と事故を起こし、多くの利用者が規制緩和と自由競争の犠牲となって命を落とした。これが第一次LCCブームの顛末だ。著者の杉江氏は、当時のLCCと今のLCCはどこが違うのかを問う。本来ならば、この過去の失敗の教訓、とりわけ安全面での教訓をどう活かしているのかを航空会社や行政当局は明らかにする責任があるという。

〈しかし、残念ながらそのような議論はなく、LCCが航空の新しいページを開くがごとく、メディアでも扱われているのが現状だ〉(同書より)という。

 杉江氏が指摘する現状のLCCの問題点は3つある。整備の外注化と機材使い回しのオペレーション、そして乗務員(とくにパイロット)の待遇だ。

 航空機整備には大きな格納庫と整備人員が必要で、既存航空会社でもコスト削減のため一部を外部の専門会社に出す例もある。だが、LCCでは整備のほとんどすべてを外注するケースが珍しくない。こうなると、自社内で航空機の故障やトラブルと向き合う整備士のスキル向上という面でマイナスとなる。外注そのものが悪いということではなく、中長期的に人が育たなくなってしまうということなのだ。

 LCCの最大の特徴は効率のよい運航オペレーションにあるといっていい。保有機をいかに無駄なく使い回し、少ない機材で多くの便数を飛ばすことができるかが勝負だ。宿命的に予備機(問題が生じたときに備える代替機)をほとんど持たないことになる。便と便の間の地上滞在時間も少なければ少ないほどよいとされる。そうなると、いきおい整備上の問題が発見されても、無理をして飛ばそうということになりかねない。

 だが、杉江氏がもっとも危険だと警告しているのが「機械」より「人」に関する問題だ。なかでもパイロットの過労とモチベーションの低下は重大事故につながる可能性がある。効率的な運航のため、LCCでは1日に5回も6回もの離着陸を強いられる。〈そうなると、1日の最後の着陸ともなると疲労から集中力が欠けてくる恐れがある〉(同書より)。それだけではない。夜遅くにホテルにチェックインして朝早く乗務するというのも当たり前だ。地上滞在時間は短く、乗務と乗務の間に機長が客室清掃を手伝うこともあるほど慌ただしい。それでいて労働条件(給与)も決してよくないから、会社への帰属意識も低く、モチベーションが維持されない。健康管理面での支障が出る可能性は否定できない。

 93年8月にアメリカン・インターナショナル・エアウェイズ社のDC8・61型機がキューバのグアンタナモ海軍基地で滑走路手前の地面に激突し、炎上する事故が起きた。このときの機長はアトランタで深夜勤務を終えて自宅に帰る途中、会社から、前日に欠航となった貨物便をノーフォークまで運び、そこで貨物を搭載してグアンタナモ基地へ行き、その後、フリーでアトランタへ戻る勤務を指示された。機長は疲労を感じていたが、断ることができなかった。事故後の公聴会では、「ベースレグからファイナル(最終コース)へ旋回したとき、何となく無気力でどうでもいいような気分を感じたが、飛行場を探したか、パワーを増したか減らしたか覚えていない」と証言した。貨物便なので乗客はいなかったが、そら恐ろしい話である。

5214とはずがたり:2015/04/02(木) 18:05:37
>>5212-5214
 2009年2月にはカナダのナイアガラの滝近くのバッファロー近郊でコルガン航空のボンバルディアQ400が落ち、乗客乗員と住宅地の住民計50人が死亡する事故があった。機首を上げて速度を増すべきところ、逆に下げて失速した。原因は、パイロットの訓練の欠落と過酷な労働条件による疲労だと指摘された。このときの副操縦士の年収は200万円以下ともいわれ、機長ともども遠隔通勤を余儀なくされていた。アメリカでは会社の拠点へ家族と一緒に引っ越すことを諦めて遠距離通勤をするパイロットが当たり前になっている。理由は給与が低いことに加え、いつまた会社が倒産したり、解雇されるかわからないからだ。

 こうした事例は決して対岸の火事ではない。背景には、LCCの参入による世界規模のパイロット不足がある。2014年には日本国内でもLCCのパイロット不足が深刻化し、大量欠航が相次いだ。ピーチ・アビエーションは年初から4月までに病気やけがに加え、航空法が定める身体検査の基準を満たせず就業できない機長が8人も出て、2000便余りが欠航した。そうしたことの影響か、同年4月には沖縄・那覇空港でエアバスA320が海面ギリギリを飛行する重大インシデント(事故に至らなかったが危険だった事例)を起こしている。

 航空会社にとってパイロット養成は大きなコスト負担だ。杉江氏の著書によると、例えばボーイング747で実機訓練を1時間行うと、着陸料の安いアメリカでも150万円はするという。消耗品のタイヤは1本50万円だ。そこで、実機訓練を大幅に削減し、シミュレーター中心に変更する動きが加速している。さらに、規制を緩和し、簡易に副操縦士を養成できるMPL(マルチクルー・パイロット・ライセンス)が導入されようとしている。これは小型機でのわずかな訓練を終了した後、ジェット旅客機のシミュレーターでの訓練で取得できる、あくまで対象機種の副操縦士に特化した限定ライセンスだ。副操縦士になるには、これまでは最低でも4年かかったものが、MPLの導入で2年に短縮できるという。コストを極限まで抑えようとするLCC経営者にとって、これ以上ないシステムだ。

 しかし、いくらシミュレーターの性能が向上しても、実機の訓練に勝るものはないのは素人でもわかる。とくに横風の離着陸テクニックは、シミュレーターをいくらやってもマスターできるものではない。これ以上、実機訓練の削減を行ってはならないと、杉江氏は断言する。

 さて、ジャーマンウイングス機の墜落事故だが、問題の副操縦士が元交際相手の女性に「いつかすべてを変えてみせる。僕の名前を誰もが知り、記憶に残るだろう」と話していたと独大衆紙ビルトが報じている。副操縦士は勤務先への不満を募らせていたようで、元恋人の話では「ふだんは穏やかなのに、待遇や将来など仕事のことを語ると興奮して別人のようだった」という。「給料が安い」と怒りをぶちまける一方、契約が更新されるか異様に怯えていた。夜中に突然「墜落するッ!」などと叫んで目覚めることもあったという。

 杉江氏が指摘するLCCパイロット特有の不安定な待遇が事故の背景にあったのだろうか。今後の調査が気になるところだ。(時田章広)

5215チバQ:2015/04/04(土) 00:15:11
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0119332.html
タイLCC、不認可へ 来月就航の新千歳―バンコク線
04/03 14:02、04/04 00:05 更新


タイ・エアアジアXの機体=2014年9月、成田空港
 タイの格安航空会社(LCC)のタイ・エアアジアXが5月1日から新規就航を予定している新千歳―バンコク線について、国土交通省が認可しない方針であることが3日、分かった。タイ・エアアジアXはこれまで、6月30日まで予定通り就航するとしていたが、延期や中止、グループ会社による運航などを迫られることになる。

 関係者によると、国連の専門機関で航空保安検査の基準策定や加盟国への監査を実施している国際民間航空機関(ICAO)が、タイ政府が航空会社を審査する際、政府機関側の審査体制が不十分なのに運航許可を与えていることなどを問題視している。

 これを受け、国交省はタイの航空会社の新規就航などの認可を一時停止しているが、観光客などへの影響が大きく、タイ航空当局と協議。この結果、検査で安全性が確認できれば、タイの航空会社が既に就航している路線で増便を行う場合に限り、5月末まで暫定的に認可することで2日、合意した。

 ただ新規路線の就航認可については合意していない。タイ・エアアジアXは3月31日、認可を見込んで新千歳―バンコク線を5月1日から6月30日まで予定通り就航し、7月以降は調整すると発表したが、国交省関係者は3日、「5月1日からの就航認可は出さない見込み」と明かした。

5216チバQ:2015/04/04(土) 00:16:21
http://www.sankei.com/politics/news/150403/plt1504030044-n1.html
2015.4.3 21:17

タイの航空会社、新規就航はダメ 安全審査体制不備で

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 太田昭宏国土交通相は3日の記者会見で、タイの航空会社の国内空港への新規就航を当面認めない方針を明らかにした。就航実績のある路線・機材で運航する場合に限り、5月末まで暫定的に増便やチャーター便の運航を認可する。国際民間航空機関(ICAO)がタイ当局に安全審査体制の不備を指摘したことを受けた措置。

 増便などを条件つきで暫定的に認可する方針について、太田国交相は「旅客が多くなる時期を間近に控えていることや二国間関係を踏まえ、安全性確保を前提としながら、2カ月間の暫定的な措置を取る」と説明。タイでは4月に大型連休があり訪日客が増えると予想されることから、日本側が一定の配慮を示した形だ。6月以降の対応は状況の進展を踏まえ二国間で改めて話し合うという。

 ICAOはタイ当局への監査を通じ、タイ当局が不十分な審査体制で航空会社に運航許可を与えていたと指摘していた。ICAOには日本も加盟している。

 タイの格安航空会社(LCC)タイ・エアアジアXは、札幌-バンコク線の新規就航を5月1日に予定しているが、今回の措置で遅れる可能性が高い。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150403/k10010037411000.html
タイからの増便など 条件つきで認可へ
4月3日 13時06分

国際機関から安全上の課題を指摘されたタイからの定期便の増便などの認可を日本が見合わせている問題について、太田国土交通大臣は記者会見で、タイから多くの観光客が訪れると見込まれる来月末までの間、一定の条件を付けて認可することを明らかにしました。
この問題は、タイが「ICAO=国際民間航空機関」から安全上の課題を指摘され、同じ機関に加盟している日本が、タイの航空会社の新たな路線の就航や定期便の増便などの認可を見合わせているものです。
これについて太田国土交通大臣は記者会見で、新たな路線の就航は引き続き認めないものの、来月末までの間、日本に就航の実績があるタイの航空会社に限って、路線や機材が同じであることを条件に、定期便の増便やチャーター便を認可することを明らかにしました。
太田大臣は「今月タイで大型連休があり、日本を訪れる観光客が増えると見込まれることを踏まえ、安全性の確保を前提に暫定的な措置を講じることにした。6月以降の対応について、引き続きタイ側と協議していきたい」と述べました。

5217チバQ:2015/04/04(土) 21:40:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150404-00000065-mai-bus_all
<スカイマーク>社名変更を検討 資金支援代表が説明
毎日新聞 4月4日(土)19時41分配信

 民事再生手続き中の国内航空3位「スカイマーク」は、社名やロゴマークなどの変更の検討に入った。スカイマークに対して資金支援をしている投資ファンド「インテグラル」の佐山展生代表が4日、読売テレビの報道番組に出演して明らかにした。

 番組内で佐山代表は「ゼロから考えていく」と述べ、新社名に「SKY bee(スカイ ビー)」、ロゴにはスズメバチをあしらったキャラクターを採用する案が挙がっていると説明した。機体のデザインも大幅に変更する。

 スカイマークは広告制作大手のティー・ワイ・オー(TYO、東京都品川区)の支援を受け、経営破綻で悪化したブランドの再構築を目指している。社名やロゴの変更もその一環で、客室乗務員の制服の一新なども検討している。【横山三加子】

5218名無しさん:2015/04/05(日) 14:37:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150330-00000006-bloom_cn-bus_all
【コラム】本当に副操縦士が150人殺したのか-バーシドスキー
Bloomberg 3月30日(月)6時31分配信

  (ブルームバーグ):ジャーマンウィングスの副操縦士、アンドレアス・ルビッツ氏が意図的に9525便をフランスの山間部に墜落させたとして、世界中のニュースメディアが一斉に同氏を集中攻撃している。

「アンドレアス・ルビッツ27歳、正気を失ったパイロット」とドイツの大衆紙ビルトは一面に大見出しを掲げた。「操縦室の殺人犯」と表現したのはロンドンのデーリー・メール紙。英紙インディペンデントは「操縦室の大量殺人者」ともう一段階過激だ。このほかにもメディアには「狂人」や「失恋パイロット」、「そもそもなぜ免許を与えたのか」などの言葉が飛び交っている。

これらはすべて、仏マルセイユのロバン検察官の発表に基づいている。副操縦士が「航空機の破壊を望んだ」と検察が結論付けた根拠は、コックピット・ボイス・レコーダー(CVR)に残された音声データだ。しかしながら、ここから導き出すストーリーは解釈次第で変わる。明らかに分かっているのは機長が操縦室を離れ、副操縦士がひとり残されたということだ。そしてロバン検察官によると、副操縦士は機長の再入室を妨害し、機体を急降下させたことになっている。機長は何度もドアを叩いたがドアは開かれなかった。ルビッツ氏から言葉は発せられず、ボイスレコーダーにはドアを叩く音と叫び声を背にしたルビッツ氏の呼吸の音が残された。

ロバン検察官が下した結論を裏付けるには、この証拠では不十分だ。操縦室のドアの開閉を説明したエアバスの動画を基に、ボイスレコーダーの音声データを考えると別の解釈も成り立つ。通常なら外の者が中にいる操縦士にインターフォンで連絡し、キーパッドを操作、そして中の者がその電子音を確認してドアを開ける手続きになっている。手続き通りにいかない場合、外の人が暗証コードを打ちこめばドアは30秒間開錠される。

暗証コードは入力されたのか

機長が操縦室を離れている間にルビッツ氏が意識を失い、機長や乗務員が正しい暗証コードを入力できなかった可能性は考えられないだろうか。

あるいは機長があらかじめ決められた手続きに従わず、ドアを叩いたとしたら。エアバスの動画によるとこの場合、中にいる人はドアをロックするためのボタンを押さなくてはならない。ルビッツ氏がハイジャックだと思い込んでパニックに陥り、同機を着陸させようとしたという可能性はないだろうか。

もちろんこういう仮説はどれも本当らしく聞こえないが、ルビッツ氏が抑うつ状態にあった、あるいはガールフレンドとうまくいかずに悩んでいたからといって赤の他人150人を意図的に殺したとの説も同様に本当らしく聞こえない。ロバン検察官の記者会見では、あるリポーターが副操縦士の宗教について尋ねる場面さえあった。これに対してロバン検察官は「テロリストには指定されていない。質問の意味がそういうことだったらだが」と即座に回答している。

フライト・データ・レコーダーの回収を急げ

現実にはフライト・データ・レコーダー(FDR)のテクニカルなデータを解析するまでは、信頼性の高いセオリーを打ち出すことはできない。FDRを回収し解析すれば、どのように高度が変化したかが分かるだろう。航空機墜落調査に関する報道で知られ、自らもパイロットであるバニティフェア誌の特派員、ウィリアム・ランゲビーシェ氏は現段階の調査では分からないことが多過ぎるのに、仏検察の結論はやや早計過ぎると批判する。

ドイツの操縦士労組も同様に、機長が操縦室に戻れなかった理由でさえ現時点では明確ではないとして、FDRを早急に回収し分析することが極めて重要だと主張する。労組の立場としては認めたくないという気持ちも当然あるだろう。1999年に起きたエジプト航空990便がそうだったように、ルビッツ氏が本当に故意に墜落させた可能性もあるだろう。しかしそれがもっと高い確実性を伴って立証されるまでは、乱暴な非難の言葉は正当化されない。

5219名無しさん:2015/04/05(日) 14:38:06
>>5218

遺族に心労

こうした状況は普通の若者としてルビッツ氏を知っていた家族だけでなく、墜落犠牲者の遺族にも心労をもたらす。怒りと悲しみはうまく調和しないものだ。またルビッツ氏がうつ病を患っていたと報じるタブロイド紙もあるが、こうした報道はうつ病の患者に汚名を着せる。

メルケル首相は調査が完了するまで行動を自粛するよう呼びかけたその翌日に、自ら「すべての犠牲者と遺族への犯罪だ」と発言するべきではなかった。航空機墜落の調査は結論を急ぐようなものではない。これだけ分からないことが多いなか、私が知りたいのは亡くなったアンドレアス・ルビッツ氏のプライベートではない。なぜ9525便がアルプスの上空で高度を失ったかを知ることの方が、はるかに重要だ。

(レオニド・バーシドスキー氏はベルリン在住の作家で、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)

原題:Are We Sure Germanwings’ Lubitz Was a Killer?(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:モスクワ Leonid Bershidski ,lbershidsky@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Mary Duenwald ,mduenwald@bloomberg.net

5220チバQ:2015/04/05(日) 20:44:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150405/bsd1504050710001-n1.htm
関空拠点化で“仁義なき価格競争” 春秋航空も加わりLCC三つ巴 (1/4ページ)
2015.4.5 07:10
 中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空が3月、関西国際空港を拠点にすると発表した。関空を拠点とするLCCはピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンに続いて3社目。3社を含む国内外十数社のLCCが就航してひしめく関空は、いまやLCCの「聖地」の地位を確実にした。その一方でLCC同士の顧客の奪い合いが一段と激しさを増しており、今後は“仁義なき”価格競争が予想される。(橋本亮)

 ガチンコ勝負に

 「日本市場開拓の第一歩だ」

 3月3日に関空内のホテルで記者会見した春秋航空の張秀智最高経営責任者(CEO)は、関空拠点化の意義をこう説明した。

 海外のLCCが日本の空港を拠点化するのは春秋航空が初めてだ。会見に同席した新関西国際空港会社の安藤圭一社長は「(春秋航空の拠点化を通じ)日本最大のLCC拠点という(関空の)強みを強固にしていく」と歓迎した。

 春秋航空は来年度中に関空の第1ターミナルからLCC専用で利用料の安い第2ターミナルに移転。拠点化に伴って駐機する機体を増やして今後5年間で関空から中国への就航都市を現在の6都市から20都市以上に拡大し、週100便体制にする計画を掲げるなど鼻息が荒い。

 春秋航空の関空拠点化は円安などを追い風に急増する中国からの訪日客の取り込みが狙い。経済成長が続く中国では観光需要が内陸部にも拡大している。昨年の関空の中国人利用客は65万5千人と前年比で85%増加。春秋航空の関空線利用客の9割は中国人客だ。

 春秋航空は需要拡大が見込まれる中国内陸部と関空を結ぶ路線に力を入れる方針だが、将来的には他のLCCが運航する香港、台湾線などの就航も視野に入っているとみられている。

 関空には2月、ジェットスターが初の国際線となる香港線を就航したが、すでに同路線はピーチと香港エクスプレスが運航しており、LCC同士のガチンコ勝負の火ぶたが切って落とされているのだ。そこに春秋航空が加わると、顧客争奪戦は一段と激しさを増すのは避けられない。

5221チバQ:2015/04/05(日) 20:44:55
低価格で勝負も

 「他社には負けない低運賃でやっていく」。ジェットスターの鈴木みゆき社長は、関空-香港線就航にあたり、ピーチなどライバルのLCCに価格競争を仕掛けることを宣言した。

 LCCの最大の武器は、同一機材による効率的な運用や機内サービスの簡略化で実現する格安運賃だ。

 大手航空会社の半額以下の運賃が相場のLCCのなかでも、ジェットスターは異色だ。「最低保証価格」をうたい、出発便の前後1時間に飛ぶ他社の同一路線の運賃の方が安いと確認できれば、その運賃から10%割り引く制度を設け、他社との差別化を図っている。

 ジェットスターは拠点化に伴って関空発着路線の強化・拡充を進めていく方針で、他LCCからの顧客奪取に向けた低価格攻勢を強めることも想定される。

 これに対し、迎え撃つピーチは「価格戦争に加わるつもりはない。不毛な消耗戦に足を踏み入れ、お互いの経営体力を弱めることに意味があるとは思えない」(担当者)と冷ややかだ。

 ピーチは価格競争に挑むよりも、ネットワーク充実などによる使い勝手の向上で顧客獲得や収益確保を目指す戦略に軸足を置く。

 3月には関空、那覇、成田空港に次いで仙台空港の第4拠点化を発表。首都圏市場への本格参入を視野に羽田空港就航も検討中で、「多くのLCCの中から、ピーチを選んでもらえるようにすることの方が重要」(同担当者)との立場だ。

 LCC同士の切磋琢磨を通じて運賃の低下だけでなく、ネットワークが広がったり、サービスに磨きがかかることは利用者にとって大きなメリットとなる。

 日本の航空業界の勢力図を一変させたLCCが聖地である関空を舞台に、再び日本の空に“革命”を起こす可能性が出てきた。

5222チバQ:2015/04/06(月) 20:56:34
http://www.sankei.com/politics/news/150406/plt1504060026-n1.html
2015.4.6 18:34

羽田の定額タクシー拡大 国内線側も予約不要に





 羽田空港から新宿など東京都内の主要エリアに割安な運賃で行ける定額タクシーが6日から、予約不要で国内線ターミナルでも利用できるようになった。2020年東京五輪をにらみ、国土交通省などが進める利便性向上策の一環。タクシー各社や団体が協力し、国際線側で導入済みのサービスを拡大した形だ。

 東京23区のうち同空港に比較的近い中央、港、江東、品川、目黒、大田を除く17区と武蔵野、三鷹両市までが対象。市区ごとに運賃を決めており、基本的にメーターより安くなる。

 従来、国内線ターミナルからの利用は1時間前までの予約が必要だったが、今後はターミナルビルでタクシーに乗れば行き先に応じた定額運賃が適用される。

 例えば東京駅まではメーターで約6000円だが、同駅含む千代田区全域が5600円、ホテルが多い西新宿までは約8000円が6800円になる。ただメーター時と同様に高速道路の通行料金は別途かかる。

5224チバQ:2015/04/08(水) 22:07:47
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150408-OYT1T50022.html?from=ycont_latest
夜間制限時間の15秒過ぎに離陸…成田空港で
2015年04月08日 12時06分
 千葉県の成田空港で6日深夜、離着陸ができない夜間の制限時間に入った15秒後、貨物便が離陸していたことがわかった。


 成田国際空港会社(NAA)が同日、発表した。同空港は周辺自治体などとの合意に沿い、出発地の悪天候による遅れといった例外に限り、午後11時台の離着陸を認める弾力的運用をしているが、例外に当たらないケースだった。

 同空港では午後11時から翌午前6時まで、原則として離着陸ができない。NAAなどによると、韓国の仁川インチョン行き定期貨物便ポーラーエアカーゴ213便が6日午後10時59分にA滑走路に入り、同11時を15秒過ぎてから離陸した。離陸を許可した国土交通省成田空港事務所は「これまでは、午後10時59分に滑走路に入っていれば離陸を許可し、問題は起きていなかった」と説明。一方で「今後は滑走路入りの時刻を前倒しすることもNAAと協議し、再発防止に努めたい」としている。

5225チバQ:2015/04/09(木) 21:34:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150408-00000001-fsi-bus_all
成田空港、LCC誘致に活路 専用ターミナル開業 存在感向上目指す
SankeiBiz 4月9日(木)8時15分配信

成田空港、LCC誘致に活路 専用ターミナル開業 存在感向上目指す
開業を迎え、大勢の利用客らでにぎわうLCC専用の第3旅客ターミナルビル=8日、成田空港(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 成田空港で8日、格安航空会社(LCC)専用となる「第3旅客ターミナルビル」が開業した。成田で新しいターミナルビルの稼働は1992年12月の第2旅客ターミナルビル以来、22年4カ月ぶり。同じ首都圏にあり東京都心から近い羽田空港で国際化が進み、アジアの主要空港との競争も厳しさを増す。存在感低下が懸念される中、成田は「LCC誘致」を一つの活路とする考えだ。

 午前3時半に開業すると集まった利用客約100人から拍手が起きた。初便は午前6時15分ごろ、札幌に向け飛び立った。

 延べ床面積は約6万6000平方メートル。天井は配管類がむき出しで、利用客が機内に乗り込むための搭乗橋を省いて低廉なエプロンルーフで代替するなど建設コストを極力抑えた。建設費は約150億円で、既存のターミナルビルに比べ1平方メートル当たりで4割削減した。

 簡素なつくりにしたことで、入居する航空各社が負担する施設使用料は既存のターミナルビルの半額程度に抑制。利用客が支払う施設使用料も国内線出発(大人)で約14%安くした。

 成田に乗り入れるLCCは14社あり、ジェットスター・ジャパン、バニラ・エア、春秋航空日本など5社が第3旅客ターミナルビルに移った。年間750万人の利用客に対応できる能力があるが、初年度は5社合計で約550万人を見込む。成田国際空港会社(NAA)は、他のLCCにも入居を働きかけている。

 成田がLCC誘致に力を入れる背景には、空港間競争が激化する中、存在感低下への危機感がある。国内線が主体だった羽田では近年、国際線が拡充。昨年3月の発着枠拡大で欧州や東南アジア向けの中長距離路線が昼間に利用可能になった。ビジネス客の利便性が高まり、欧州向けなどの便が羽田に移る「成田離れ」の動きも出た。

 台頭著しいアジアの主要空港との間では、ハブ空港の座をめぐる競争にも直面。成田と羽田を合わせた国際線旅客数は、2011年に韓国の仁川空港やタイのバンコク空港に逆転され、香港空港、シンガポールのチャンギ空港を含めたアジアの主要5空港の中で最下位に転落し、13年までその状況が続いている。

 NAAの夏目誠社長は「成田にとってLCCは、フルサービスの航空会社と並ぶ1つの大きな柱」と語る。成田の旅客便全体に占めるLCC比率は13年冬ダイヤの11.5%から今年夏ダイヤでは24.1%に上昇。LCC誘致を加速させ、「選ばれる空港」に道を開く。

5226チバQ:2015/04/09(木) 22:16:33
http://www.sankei.com/economy/news/150409/ecn1504090006-n1.html
2015.4.9 08:30

米当局が運航の一元化認可 アメリカン傘下の2社





 米アメリカン航空グループは8日、傘下のアメリカン、USエアウェイズ両航空便の運航を一元化する認可を米連邦航空局(FAA)から受けたと発表した。

 アメリカン航空グループは両航空便の統合作業を進めており、航空機の整備なども一体化する。

 アメリカン、USエアウェイズは日本航空と同じ航空連合「ワンワールド」に加盟している。(共同)

5227チバQ:2015/04/10(金) 23:23:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015041000885
春秋航空が名古屋4路線申請=中国各社、日本線開設ラッシュ


 【上海時事】中国民用航空局は10日、格安航空会社(LCC)の春秋航空が名古屋行き計4路線の開設を申請したと発表した。いずれも6月に就航する。
 春秋が申請したのは上海、合肥(安徽省)、ハルビン(黒竜江省)と名古屋をノンストップで結ぶ3路線と、フフホト(内モンゴル自治区)から石家荘(河北省)を経由して名古屋に飛ぶ1路線。上海-名古屋は毎日1往復、残りの3路線は週3、4往復を計画している。
 一方、中国南方航空も上海-大阪と上海-福岡の2路線の5月開設を申請。海南航空も北京-大阪路線の6月開設を届け出た。
 各社の日本路線開設ラッシュは、中国人の日本旅行ブームに対応したものとみられる。(2015/04/10-19:44)

5228とはずがたり:2015/04/12(日) 16:52:18

茨城空港、必死の「ばらまき」 6千円分ギフトも 国内線スカイのみ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150412-00010000-doshin-soci
北海道新聞 4月12日(日)14時27分配信

各地で路線見直し

 スカイマークの経営破綻を受け、茨城県が茨城空港(茨城県小美玉(おみたま)市)の路線維持に躍起になっている。同空港が全国で唯一、国内線運航をスカイマーク1社に頼っているためだ。同社は各地で路線見直しを進めており、茨城でも既に新千歳便や福岡便などが減らされた。今後決まる支援企業の方針によっては、さらなる減便や運休の可能性もあり、地域経済への悪影響が懸念される。定期便を特定の航空会社に依存することの危うさが露呈した形だ。

茨城空港の路線

ピーク時(2014年夏)
新千歳・神戸・福岡・中部・米子・那覇

15年9月〜
新千歳・神戸・福岡

常陸牛やメロン

 「このまま減便や運休が続けば空港の体をなさなくなる」。スカイマークによる路線見直しの動きに、空港ビルを運営する県開発公社の担当者は危機感を募らせる。

 茨城空港は水戸市の南西側、車で約30分のところにある。2010年3月の開港以来、国内線を飛ばすのはスカイマークだけ。ピーク時の14年夏には新千歳や神戸など6路線10往復が運航していたが、今年9月以降は3路線4往復へと半減される。同社は茨城発着の国内線は残す意向だが、支援企業が採算重視を徹底すれば、維持される保証はない。家族4人で神戸に向かうという水戸市の会社員男性(38)は「路線があれば旅行しようと思うのでなくなるのは困る」と話す。

 茨城県は15年度、国の交付金6億4千万円も加えて例年の2倍以上となる計11億1900万円を空港支援に投入し、利用を促す。目玉の一つが、茨城着の国内線利用客を対象に、空港ビルなどで使える3千円分の商品券と、常陸牛やメロンといった県の特産品を選べる6千円分のカタログギフトを贈るキャンペーンだ。

道内にも1社依存空港

 「『ばらまき』との批判があるのは確か。だが、何としてでも路線を維持したいというのが地域の願い。潜在的な需要を開拓し、利用実績を残したい」。県空港対策課の池田正明課長補佐の表情は切実だ。

 県はこれまでも、空港利用客を対象に空港とJR東京駅を片道500円で結ぶバスを走らせたりしてきた。そのかいもあって、14年度の国内線利用客は1月末時点で36万8913人と、初の40万人台に達する見込みだ。ただ、開港時に予測した「年間81万人」の半分にとどまっているほか、公金投入による利用促進策には「長年続けられるものではない」との批判もある。

 離島を除いた道内では、稚内、オホーツク紋別、中標津の3空港が国内線運航を全日空1社に頼っている。紋別市の空港担当者は「乗り入れが1社だけという点では茨城と同じだが、突然の運休や撤退などは心配していない。引き続き利用促進に取り組む」と話す。

5229チバQ:2015/04/15(水) 00:46:04
http://www.asahi.com/articles/ASH4G7HWQH4GPTIL04P.html?iref=comtop_6_01
強い衝撃、パニックの機内「死ぬかと」 アシアナ機事故
2015年4月15日00時18分
 広島県三原市の広島空港で14日夜、韓国から到着したアシアナ航空機が着陸に失敗し、多数の乗客が負傷した。突然の事故に夜の空港は騒然となった。

 到着ロビーにいた広島市佐伯区の会社員、岡崎みどりさん(52)は友人2人と旅行に行った帰りだった。出発前から「乱気流のため揺れます」とアナウンスがあり、不安だったという。

 「離陸して30分後に機体が上下に揺れ始めた。大丈夫かと不安に思いながら着陸すると、すぐに機体がガタガタと揺れ、強い衝撃がきた。思わず頭を抱えた」

 機内では「きゃー」という叫び声がし、外を見ると機体の翼のエンジンから炎と煙が見えて、機内がきな臭くなったという。

 「爆発するんじゃないかと思って死ぬかと思った。脱出して地面に足をつけたときは、本当によかったと思った。荷物は機内にあって、持ち出すことができなかった。これからどうしていいのか困惑しています」

 一緒に旅行した広島市東区の女性(55)は「着陸前からガタガタ揺れていて、地面についた後も何度かバウンドした感じだった」と証言。「止まった後に前方から煙が来て、上からマスクが落ちてきて焼け焦げたようなにおいがした。乗客の男性が『頭を抱えて!』と叫んでいた。客室乗務員もパニックになって、『扉が開かない、開かない』と言っていた」と緊迫した機内の状況を語った。

 2人と帰国した広島県廿日市市の女性会社員(58)は「天気が悪いから揺れるなあとみんなで言っていたけど、こんなことになるとは。揺れていたときは本当に死ぬかと思って、手が震えました」と話した。

 広島市中区の女性(29)は機内8列目に乗っていた。着陸の10分ほど前から機体が大きく下がったり、細かく揺れたり、ガタガタ揺れたりしていた。雨が激しく窓に打ち付けていた。着陸の際、大きな音と衝撃とともに電気が消え、叫び声が上がった。煙の臭いが充満し、乗員からも叫び声が聞こえたという。非常口が開き、外の草むらへ脱出した。「無我夢中で、ほかの人を助ける余裕はなかった」と語った。

 広島空港内にあるレストランの男性店員(40)は午後8時半ごろ、店内やロビーに流れた放送で事故を知った。店内の窓から滑走路周辺の様子を見てみると、アシアナ機の周りにライトをつけた緊急車両4、5台が暗闇に浮かんでいた。

 広島空港ビルディングの男性職員は「事故で滑走路が閉鎖されて、他の飛行機の乗客は次々に空港から引き揚げた。売店も閉じている。緊急車両が4、5台来ているのが見えたが詳しいことはわからない」と話した。

 広島地方気象台によると、事故があった午後8時ごろは雨がふり、広島空港周辺で霧がかかっていた可能性が高いという。

5230チバQ:2015/04/15(水) 01:36:57
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150414/bsd1504140500007-n1.htm
日本勢は共同運航で歓迎 アラブ系航空3社、欧米路線急拡大 (1/2ページ)
2015.4.14 06:20
 アラブ系の航空3社が「オイルマネー」をバックに欧米路線を急拡大している。富裕層を取り込む顧客獲得戦略や欧州の航空大手への出資で攻勢を強め、日本航空、全日本空輸ともコードシェア(共同運航)を通じた協力を進める。政府資金も投入されており、米国の大手各社は「不公平な競争を繰り広げている」と反発している。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、アラブ系3社による3月の米国への座席供給量はリーマン・ショック直後の2009年3月と比べて急拡大。アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空は約7.7倍、エミレーツ航空も約3.2倍、天然ガスが豊富なカタールのカタール航空も約3.1倍に達した。最近の原油安でも、油田の採掘費用が安いため採算を取りやすく「競争力を保てる」(石油会社幹部)という。

 エティハドは景気回復に伴ってビジネス需要が堅調な米路線を強化。ニューヨーク-アブダビ線では12月1日、欧州エアバスの総2階建て超大型機A380を導入する。富裕層向けの最上級クラスの座席はダブルベッドへと一変でき、シャワーも備えるなど「空飛ぶホテル」のようだ。

 アラブ諸国を含む中東に地理的に近い欧州大手は利用客を奪われ、業績不振に陥っている。フランスのエールフランスKLM、ドイツのルフトハンザ航空はともに14年12月期最終損益が赤字。ルフトハンザに関しては、今年3月にフランス南部で起きた傘下の格安航空会社(LCC)の航空機墜落も経営に悪影響を及ぼしそうだ。

 こうした動きを受け、エティハドがアリタリア航空(イタリア)株の49%を取得するなど、連携への足掛かりを築いた。

 米大手は欧州での動きが米国に波及することに危機感を強める。「アラビア半島からのテロリストが起こした(01年)9月11日のテロで、米航空産業は打撃を受けて大規模な再編に追い込まれた」。デルタ航空のリチャード・アンダーソン最高経営責任者(CEO)はCNNテレビで、米中枢同時テロと結び付けるかのように批判。デルタはその後、謝罪したが、発言は脅威の大きさを物語っている。

 アラブ勢は米国と結んでいるオープンスカイ(航空自由化)協定を背景に「顧客に選ばれた結果だ」と反論する。

 3社はいずれも日本路線を持ち、成田と中部の両空港に乗り入れるエティハドは全日空、成田と羽田、関西各空港に展開するカタール、エミレーツは日航とそれぞれ共同運航を手掛ける。日航は「就航地点で一部競合もしているが、それ以上に当社のネットワークが及ばない地域を顧客に提供できる」と利点を強調する。

 ただ、消費者を魅惑する最新鋭の航空機を、国際線網に着実に拡充しており、米大手の関係者は「日本も明日はわが身になる」と警告している。(ニューヨーク 共同)

5231とはずがたり:2015/04/15(水) 17:13:41

着陸10分前、突然大揺れ「吐きそうになった」
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20150415-567-OYT1T50056.html
読売新聞2015年4月15日(水)13:27

 損傷したエンジン、機体後部に開いた穴――。

 広島空港(広島県三原市)で発生したアシアナ機の事故は、一夜明けた15日、国や広島県警による原因調査が本格化した。大惨事につながりかねなかった「その時」を、乗客らの証言から再現した。

 韓国・ 仁川 インチョン空港を14日午後6時49分に出発した機体に異変が起きたのは、着陸約10分前の午後7時55分頃だった。

 突然、左右の翼が大きく揺れ、3回ほど急降下と急上昇を繰り返した。「吐きそうになるほどだった」。広島市佐伯区の女性会社員(52)は振り返る。

 まもなく「ドーン」と突き上げるような激しい衝撃が起きた。着陸誘導用の無線アンテナに衝突したとみられる。機内上部の荷物入れの扉が開き、荷物が次々と落下。窓の外では、エンジンがオレンジ色の光を発していた。

 そして、着陸時とみられる2回目の衝撃音が響いた。広島県 廿日市 はつかいち市の女性(58)は「雷が直撃したかと思った」。機内では、「頭を抱えろ」と男性が叫んだ。

 その後も揺れが続く中、機内は真っ暗に。前方から煙が上がり、焦げた臭いが機内に充満。窓の外では、翼の先端部分が折れ曲がっていた。乗務員が韓国語のような言葉で何かを叫んでいたが、なかなか非常口は開かない。頭から血を流す人、泣きわめく子供たち。パニック状態に陥る乗客もいた。

 乗務員が誘導する様子は見られず、やがて開いたシューターを使い、乗客が助け合って脱出した。

5232チバQ:2015/04/15(水) 21:17:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000571-san-soci
専門家「人為的ミスが争点」 度重なる事故、アシアナ航空側の安全姿勢に疑問
産経新聞 4月15日(水)20時5分配信
 広島空港のソウル発アシアナ航空162便エアバスA320型機による事故で、なぜ同機は着陸に失敗したのか。国土交通省などによると、事故機は、滑走路の大きく手前から異常な低空姿勢を取っていたという。急な霧の発生による視界不良が指摘され、専門家は「人為的なミスが大きな争点になる」とする。ただ、アシアナ航空(韓国)は度重なる事故を起こしており、安全に対する意識にも問題があるとみている。

 事故機は、滑走路のはるか手前、約320メートルの位置にある無線アンテナに接触した。アンテナの高さは約6・4メートル。国交省によると、この距離では、通常はアンテナより30メートル程度の高度を取っているという。

 国交省によると、着陸の5分前に管制官が着陸許可を出した際は、問題はなかったが、徐々に、視界が悪くなっていたという。国交省は、1600メートル先まで見通せるのが着陸許可の最低基準だとする。 

 ただ、最終的な着陸の判断は、操縦士に任されるとされており、航空評論家の青木謙知さんは「詳しい調査を待たなければならないが、気象が悪ければ、着陸をやり直す選択肢もあったはずだ」と疑問を呈する。

 事故機は、アンテナに接触した後、滑走路を大きく外れ旋回。180度回転する形で停止したが、少し先は斜面で、大惨事につながる恐れにあった。広島空港事務所によると、滑走路には深さ約2センチ、幅約2センチの傷が約1キロにわたって残っていたという。青木さんは「大きく損傷はしたが、火災が発生しなかったことが被害を抑えられた要因だ」とみている。

 アシアナ航空は、平成21年、関西国際空港で着陸に際し、機体後部を滑走路に接触させる事故を起こしている。23年には、韓国の済州島沖で貨物機が墜落し乗員2人が死亡。25年には、米サンフランシスコ国際空港で着陸時に護岸に接触させるなどした炎上事故も起こした。この際は、米運輸安全委員会(NTSB)は機長らの操縦ミスなどが原因とする調査結果を示している。

 ただ、このNTSBの決定には韓国側が抗議。青木氏は「抗議は事故で反省点を見出し次につなげようとする意識に欠ける行為にみえる。このような姿勢も事故多発の背景にあるようにも思える」と話している。

5235チバQ:2015/04/15(水) 22:44:32
http://www.sankei.com/west/news/150415/wst1504150080-n1.html
2015.4.15 21:07

関空、今後の課題は施設などハードの充実 運営権売却も不透明





(1/2ページ)

LCC向けの関西国際空港第2ターミナル
 平成26年度の外国人客が日本人客をついに上回った関西国際空港。今後課題となるのは、訪日客の増加に対応できる宿泊施設やターミナルの増設などハード面の充実だ。そのために新関空会社は運営権の売却による民間ノウハウの導入を目指しているが、厳しい条件に企業が尻込みするなど不透明感が強まっている。(中山玲子)

 新関空会社の担当者は、急増する旅客数について施設の充実が「需要に追いつけていない」とする。

 新関空会社は28年下期の供用開始を目指し、LCC専用の第3ターミナルを着工する。LCC専用は現在第2ターミナルのみ。ピーチ・アビエーションが第2ターミナルを主に使用し、他のLCCは第1ターミナルを使っている。第3ターミナルは今後の増設も視野に入れた設計にして、LCCの増便に対応できる態勢を考えている。

 昨年からターミナルビルの椅子で寝泊まりする人が急増しているため、簡易ホテルの新設も検討する。

 外国人の買い物需要に対応して免税店も拡充。大阪市内で開業を検討する市中免税店も合わせ、「(現在3、4割の)商業収入の売上高を5割まで高める」(新関空会社の安藤圭一社長)方針だ。

 ただ、刻々と変わる経済状況や顧客ニーズに対応するには、国の影響力が強い経営体制では限界がある。そこで関空は運営権を売却し、民間企業によるスピード感ある経営へ移行することにした。

 ただ、運営権売却も曲折が予想される。新関空会社は当初の計画では、2月から1次入札を始め、5月に2次入札を行い、6月に優先交渉権者を決め、28年1月から民間企業による運営に移行する算段だった。

 だが、運営期間が45年と長く最低落札額も2兆2千億円と巨額なことから、一度手を挙げた企業の多くが応札見送りを検討。新関空会社は1次入札期限を5月22日まで延期することを余儀なくされた。売却条件の見直しも進めるが、企業側と条件面での調整が難航すれば、民間運営への移行も後ずれする可能性がある。

5236チバQ:2015/04/15(水) 22:45:02
http://www.sankei.com/west/news/150415/wst1504150050-n1.html
2015.4.15 15:10

すごいゾ訪日客効果 関空の国際線外国人旅客数初めて日本人上回り699万人に 国際線旅客数全体も過去最高






 新関西国際空港会社が15日発表した平成26年度の運営概況(速報値)によると、関空の旅客数が前年比11%増の2004万人となり、14年ぶりに2千万人を突破した。歴代2番目の水準で、旅客数の増加は3年連続。国際線の外国人旅客数は同41%増の699万人で、年度として初めて日本人(630万人)を上回った。

 新関空会社担当者は「ビザの発給要件和や円安に加え、日中関係の風向きが変わったことなどで外国人客が伸びた」と分析。過去最高の旅客数となる2058万人を記録した12年度は、外国人が2割しかなかったが、5割を超えるまでに増えた。

 26年4月から27年1月の国・地域別の旅客数は、中国が前年同期比86%増と大きく伸長。香港(49%増)や台湾(35%増)、タイ(49%増)などアジアからの客が目立った。

 格安航空会社(LCC)の旅客数は、中国、香港、韓国、台湾で216万人となり前年比52%増。飲食サービスなどを提供するフルサービスキャリアは同16%増の633万人だった。

 新関空会社は「外国人増加の傾向は今後も続く。27年度は過去最高の旅客数にしたい」とした。

5237チバQ:2015/04/16(木) 21:22:09
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150416-00000050-jnn-soci

TBS News i
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事故で閉鎖の広島空港、17日運用再開へ
TBS系(JNN) 4月16日(木)19時18分配信
 アシアナ航空機の着陸事故で滑走路が閉鎖されていた広島空港の運用が17日から再開されることになりました。

 事故直後から滑走路が閉鎖されていた広島空港は15日と16日の2日間、全便が欠航しました。

 広島空港では、事故の直前に滑走路東側の視界が急激に悪化したことが分かっています。国の航空事故調査官は、事故の原因解明に向けた重要なポイントの一つとして、なぜ機長が「ゴーアラウンド」、つまり着陸のやり直しを判断しなかったのかをあげました。

 「天候悪化すればゴーアラウンドするだろうが、何かがあったのかを調べたい」(航空事故調査官)

 一方、国土交通省は17日から滑走路の運用を再開することを決めました。空の便も徐々に運行される予定です。(16日20:55)
最終更新:4月16日(木)21時15分TBS News i

5238チバQ:2015/04/19(日) 14:21:04
http://www.asahi.com/articles/ASH4L2P8GH4LULFA003.html
ANA、スカイマークに出資へ 役員派遣も検討
2015年4月18日10時51分
 民事再生手続き中の航空会社スカイマークに対し、ANAホールディングスが出資する方向で調整に入った。出資は2割未満になる見通しで、すでに支援を決めている投資ファンド「インテグラル」などと共に再生計画づくりに乗り出す。

 スカイマークの支援では、航空会社ではANAとエアアジアの2社が名乗りを上げていた。

 スカイマークは2000年前後に誕生した国内の航空4社で、唯一ANAからの出資を受けていなかった。今後も「独立路線」を貫く考えもあったが、大口の債権者である航空機メーカーやリース会社と交渉力がある同業大手のANAの支援が必要だと判断した。


http://www.sankeibiz.jp/business/news/150418/bsd1504182218018-n1.htm
大口債権者無視できず ANA出資を受け入れるスカイマーク 不信感あったのに… (1/2ページ)
2015.4.18 22:18 Tweet

 スカイマークがANAHDの出資を受け入れる方向となったのは、再生計画案や債権額の減額で大口債権者の理解を得て再建を軌道に乗せるにはANAHDの後ろ盾が必要との判断に傾いたためとみられる。一方、ANAHDが出資すれば、羽田空港に乗り入れる新興航空会社は全てANAHDの資本を受け、「ドル箱」とされる羽田の国内線発着枠でANAHD陣営が約6割を占めることになる。

 スカイマークへの出資比率では、ANAHDは銀行団と組んで実質的に過半数としたい意向を示したが、経営破綻直後から資金面で支えてきたインテグラルも過半数の出資にこだわったという。だが、ANAHDが譲歩する姿勢に転じ、双方が折り合ったようだ。

 スカイマーク側は破綻前にANAHDに求めていた資金面での支援が1月半ばに物別れに終わった経緯から、ANAHDに不信感を持っていた。

 だが、ANAHDの出資を受け入れる方向になったのは、欧州エアバスや航空機リース会社などの大口債権者を無視できないためだ。6月下旬の債権者集会で再生計画案の可決を得たり、債権者が届け出た3千億円超の債権額を減らすには、大口債権者の動向が鍵を握る。大口債権者に対しにらみもきくANAHDが共同スポンサーとなれば、再建が進みやすいとの判断に落ち着いたとみられる。

 ANAHDの狙いは、支援を通じてスカイマークの羽田発着枠(1日36往復分)を自社の影響下に置くことだ。羽田に就航する新興航空会社は4社あるが、スカイマークへの出資が実現すれば全社がANAHDの資本を受ける。傘下の全日本空輸と出資する新興航空会社を合わせたANAHD陣営の羽田発着枠のシェアは、現状の5割強から約6割に上昇する。

 こうした事情もあり、国土交通省はANAHDがスカイマークに出資する場合は期限を区切ることも検討している。これに対しANAHDには「航空会社の再建には時間がかかる。期限を設定されたら、たまらない」との声もあり、今後の課題となる可能性がある。

5239チバQ:2015/04/19(日) 14:21:43
http://www.sankei.com/premium/news/150419/prm1504190018-n1.html
015.4.19 11:00
【日本の議論】
「安かったのに…」 スカイマーク撤退で地方困った 生活直撃も路線復活は「?」

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(1/3ページ)

鳥取県の米子空港に着陸するスカイマーク機。ことし9月からは全ての発着便が運休する=3月23日
 民事再生手続き中のスカイマークによる路線の見直しが、地方の生活を直撃している。飛行機の代わりとなる交通機関が乏しいうえ、価格競争を仕掛け、比較的割安だったスカイマークの撤退で利用者の負担が増えるとの懸念も根強い。地元民は困惑の色を隠せず「再建したら路線を復活してほしい」と願うが、実現は不透明だ。(SANKEI EXPRESS)

わずか1年8カ月

 2013年12月にスカイマークが就航した鳥取県の米子空港。ピーク時には札幌(新千歳)など5空港と結ぶ直行便を運航していたが、現在は神戸線と那覇線を残すのみ。9月からは全ての発着便が運休する。

 就航前に西久保慎一社長(当時)は「周辺に十分な市場がある。道があれば観光や産業で都市間の結びつきが生まれる」と皮算用した。だが、期待に反して搭乗率は低迷し、1年8カ月で姿を消す。

 スカイマークは苦戦する路線に見切りをつけるのが早いとされる。鳥取県でも就航前から「すぐに撤退するのでは」との見方があった。平井伸治知事は「航空自由化の時代が山陰地方にもたらされたが、休止には失望感がある」と落胆の表情を浮かべた。

 利用者にも戸惑いが広がる。米子市の女子大生(23)は「安いので半年に1回は使う。路線がなくなるのはすごく残念」と話し「友達はスカイマークが運休する前に急いで沖縄へ旅行している」と明かした。

 地元企業約100社は1月、路線の存続を目指して「スカイマーク応援団」を結成した。杉原弘一郎団長は「企業が沖縄へのゴルフツアーなどで積極的に利用して実績を残したい」と話し、再建後の再開を求めていく考えだ。これに対し、スカイマークの幹部は「経営再建後にどうするかは次のステップの議論だ」と言葉を濁す。

「観光で活性化」厳しく

 スカイマークが3月下旬で廃止した石垣-那覇線と宮古-那覇線は、運賃も割安に設定されており、通院や帰省など「島民の足」として利用されていた。

 例えば石垣-那覇線は利用当日でも購入できる普通運賃が9900円だった。一方、ライバル他社の普通運賃は2万5800円、島民向けの割引運賃でも1万6850円だ。沖縄県はスカイマーク撤退による島民生活への影響を抑えるため、運賃を補助し、他社の島民向け運賃は4月から1万500円に値下げされたが、観光客には適用されず、県による補助がいつまで続くかも見通せない。

 地元経済への影響も懸念される。宮古島市は観光で産業を活性化させる青写真を描いていたが、撤退で厳しい状況に追い込まれた。市の担当者は「他の航空会社にチャーター便の運航を依頼するなどして地元への影響を最小限にしたい」と話した。

5240チバQ:2015/04/20(月) 21:40:52
http://www.sankei.com/politics/news/150420/plt1504200001-n1.html
2015.4.20 15:00
【経済インサイド】
VS羽田、VSアジア主要空港、内憂外患「成田空港」の正念場
 成田空港で今月、低運賃が魅力の格安航空会社(LCC)専用となる「第3旅客ターミナル」がオープンした。成田で新しいターミナルビルが稼働したのは、平成4(1992)年12月の第2旅客ターミナルビル以来、22年4カ月ぶり。同じ首都圏空港で東京都心から近い羽田空港で国際化が進むほか、アジアの主要空港との競争も厳しさを増している。“内憂外患”を抱え、地盤沈下も現実味を帯びる中、成田は「LCC誘致」を活路の一つとしていく考えだ。

建設コストは既存より4割カット

 強い寒気で全国的に冷え込み、関東が真冬並みの寒さとなった今月8日午前3時半、第3旅客ターミナルが開業した。本館2階の国際線・国内線出発ロビーは早くも、旅行かばんやキャリーバッグを手にした利用客で混雑。熊本県の「くまモン」など、空港周辺の自治体や就航地の自治体の「ご当地キャラ」が20以上集まり、開業を盛り上げるシーンもみられた。

 実際に中に入ってみて印象的なのは、その簡素なつくりだ。天井は仕上げ板がなく、配管類や柱がむき出しになっている。利用客が機内に乗り込むときも、搭乗橋(ボーディングブリッジ)は備えておらず、「エプロンルーフ」と呼ばれる伸縮可能な登場通路を用いる。とにかく建設コストを切り詰めた。「どことなく殺伐とした感じ」。就職活動で福岡に行く大学4年生の男性はこう漏らした。

 一方で、随所にこだわりもみせた。LCCは早朝便も多いため、空港に泊まる利用客のために、横になって休めるソファベンチを100席以上設置。国内の空港で最大規模という約450席のフードコートは午前4時から営業している。

 建設費は約150億円。既存の第1、第2旅客ターミナルに比べ、建設コストを1平方メートル当たりで4割カットした。これにより、入居する航空各社が負担する施設使用料は既存の旅客ターミナルの半額程度に抑えたほか、利用客が支払う施設使用料も国内線出発(大人)の場合は約14%安い。

 現在、成田に乗り入れているLCCは14社(国内勢4社、海外勢10社)。このうちジェットスター・ジャパン、バニラ・エア、春秋航空日本など5社が第3旅客ターミナルに移った。

 バニラ・エアの石井知祥社長は「以前入居していた(第2旅客)ターミナルでは、当社の国内線と国際線のチェックインカウンターは別々の場所にあった。ここでは1カ所に集約されており、ずいぶんと機能的になった」と満足そうだ。

 ただ、最寄りの鉄道駅がある第2旅客ターミナルからは離れた場所に位置するため、利用客は約500メートルある連絡通路を歩くか、直通の連絡バスに乗る必要がある。大手航空会社に比べて低運賃で飛行機に乗るには多少の我慢は必要とはいえるが、重い荷物を持って移動すると時間がかかる恐れがあり、余裕を持った行動が必要となりそうだ。

 実家のある北海道に行くために札幌行きの便に乗るという40代の主婦は「連絡通路を歩いてきたが、雨が強い日には衣服や荷物がぬれるのではないか。普段は自家用車で成田空港に来るので、近くに駐車場があればありがたい」と話した。

5241チバQ:2015/04/20(月) 21:41:11
羽田の国際化、アジアとのハブ空港争い

 成田がLCC誘致に力を入れている背景には、国内外で空港間競争が激化する中、手をこまぬいていては地盤沈下しかねないとの強い危機感があるためだ。

 国内線が主体だった羽田では近年、国際線が拡充。昨年3月の発着枠拡大によって欧州や東南アジア向けの中長距離路線が昼間に利用できるようになった。時間を有効活用したいビジネス客の使い勝手が改善、航空会社が欧州向けなどの便を成田から羽田へ移す「成田離れ」の動きも出た。

 それは数字にも表れている。国土交通省東京航空局がまとめた平成26年の速報値によると、国際線旅客数は羽田が発着枠拡大の効果もあって前年比32.8%増の1059万3059人だったのに対し、成田は2.6%減の2693万2949人とさえなかった。

 首都圏空港には長らく、「国内線は羽田、国際線は成田」というすみ分けがあった。だが近年は、羽田で国際化が進む一方、成田もLCC誘致を通じて国内線を強化。国交省は32(2020)年の東京五輪までに成田、羽田の発着枠をそれぞれ年4万回程度ずつ増やす方針で、五輪後の航空需要拡大への対策として成田、羽田で1本ずつ滑走路を増設する案もある。増えた発着枠の扱い次第では、首都圏空港の垣根は将来的にどんどん低くなっていく可能性が高い。

 外からの脅威も見過ごせない。成田は、台頭著しいアジアの主要空港との間で、ハブ空港の座をめぐる競争にさらされている。成田と羽田を合わせた国際線旅客数は23(2011)年、韓国の仁川空港やタイのバンコク空港に逆転され、香港空港、シンガポールのチャンギ空港を含めたアジアの主要空港の中で最下位に転落。データが最新の25(2013)年までその状況が続いている。成田は、開港以来世界各地に張り巡らしてきた国際線の路線網だけではアジアの主要空港としての地位を守っていける保証がない状況にある。

5242チバQ:2015/04/20(月) 21:41:29
離着陸制限も「成田でのLCC成功を証明」

 運営する成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長は、LCCについて「成田にとっては(全日本空輸や日本航空のような)フルサービスの航空会社と並ぶ、1つの大きな柱」と大きな期待を寄せる。日本は24(2012)年に「LCC元年」を迎え、若者や女性を中心に少しずつ支持を広げている。成田では旅客便全体に占めるLCCの割合が25(2013)年冬ダイヤは11.5%だったが、今年3月からの27年夏ダイヤでは24.1%に上昇した。

 第3旅客ターミナルの利用可能旅客数にはまだ余裕があり、NAAは国内外のLCCに入居を働きかけている。また、新規就航の航空会社を対象に、条件を満たせば着陸料が最大で1年間無料となる取り組みを今月から新たに始めた。LCCも含めて「航空会社の路線開設を支援する」(夏目社長)との狙いがある。

 ただ、障害もある。成田は騒音上の問題もあり、午後11時から翌朝6時までは原則として離着陸ができない。LCCは、最大の売りである低運賃を実現するために、機材を1日に何度も往復させて効率良く運航することが求められる。それだけに、成田の離着陸制限は「24時間空港の関西空港などに対し、大きなハンディキャップ」(証券アナリスト)といった声が多い。

 それでも、バニラ・エアの石井社長は「成田を拠点とするLCCとして成功事例になる。27(2015)年度は黒字を達成し、成田でLCCが成功するということを証明してみせたい」と意気込む。

 国交省によると、国内線でのLCCのシェアは26(2014)年に約7.6%。同じ先進国の欧米では国際線と国内線を合わせたLCCのシェアが3〜4割に達しており、日本は開拓余地が大きい。その受け皿に成田がなり空港間競争で勝ち残っていけるのか、正念場を迎える。

5243チバQ:2015/04/21(火) 20:56:18
http://toyokeizai.net/articles/-/67073
アシアナ航空、相次ぐ事故に"韓国病"の影
韓国第2のエアラインに何が起きているのか
福田 恵介 :東洋経済 編集局記者 2015年04月21日
4月14日に広島空港で着陸に失敗し負傷者を出した、韓国のアシアナ航空機。同社は2011年、2013年と重大な事故を起こしてきた。特に後者は、韓国・仁川国際空港発サンフランシスコ行き214便がサンフランシスコ空港での着陸を失敗し、死者も出している。

今回の事故の正確な原因解明にはまだ時間がかかるものの、2011年は機体火災、2013年は操縦ミスが原因とされている。さらにさかのぼると、アシアナ航空は1993年に韓国の国内線でも事故を起こし、乗員乗客112人中68人の死者を出した。これも操縦士のミスと判定されている。

陸運と石油化学から航空へ

そもそも、アシアナ航空とはどのような航空会社なのか。ナショナルフラッグキャリアである大韓航空1社による独占状態が続いた韓国の航空業界にアシアナ航空が参入したのは、民主化がなされた直後の1988年。第2の航空会社設立を託されたのは、タクシーやバスなど陸運を主要事業とする中堅財閥・錦湖(クモ)グループだった。


同グループの拠点は、韓国南西部の光州市と全羅(チョルラ)道。1946年に朴仁天(パク・インチョン)氏がタクシー会社を設立したのが原点だ。1960年に錦湖タイヤを設立してから石油化学事業を手掛け、グループの主軸事業へと成長させた。「KUMHO」ブランドのタイヤは中国やベトナム、米国でも生産され、ブランドの知名度が高まっている。

2014年12月期の決算で見ると、アシアナ航空の売上高は5兆8362億ウォン(約6400億円)、本業の儲けを示す営業利益は980億ウォン(約107億円)。同じ期の大韓航空が売上高11兆9097億ウォン(約1兆3000億円)、営業利益が3950億ウォン(約430億円)なので、アシアナはほぼ半分の売り上げ規模だ。

1988年に第2の航空事業の運営主体に選定された背景には、当時の韓国政府が大財閥への事業集中を嫌っており、現代やサムスングループのような大財閥を排除し、中堅財閥に任せたい意図もあったという。そのため、陸運で実績のある錦湖に白羽の矢が立った。

事業選定を受け、錦湖グループは「ソウル航空」を設立。後に「アシアナ航空」へと社名を変更する。「アシアナ」とは、ラテン語で「アジアの」という意味だ。新会社の人材は大韓航空や外国航空会社から引き抜き、特にパイロットは主に韓国空軍から招き入れた。

5244チバQ:2015/04/21(火) 20:56:43
大韓航空に追いつけ追い越せ


大韓航空(写真)に追いつくべく、アシアナは空軍から多くのパイロットを引き入れた(撮影:尾形文繁)
設立当初は機内サービスに力を入れ、「大韓航空よりいい」と言われることを目指した。設立前後には全日本空輸(ANA)と業務提携を結び、ANAの就航便にアシアナ航空の客室乗務員が乗務していたこともある。

お役所体質がしみ付いている大韓航空に比べ、民間企業らしくサービスに優れるというのが、韓国国内におけるアシアナ航空の一般的なイメージだった。空軍出身のパイロットが操縦しているため、「運転は荒いが腕はいい。落ちることはない」という評価も受けていたことがある。

2004年には、知名度が高まったアシアナ航空の名を加える形で、グループ名を錦湖アシアナに変更した。そんな錦湖グループに暗雲が立ち込め始めたのは、2000年代後半に立て続けに仕掛けたM&Aがきっかけだった。

2006年には、大宇(デウ)建設の買収契約を締結。さらに2008年には、ライバルの大韓航空の傘下にあった大韓通運を買収した。これは、M&Aによる規模拡大でさらなる成長を図ろうとした、当時の朴三求(パク・サムグ)会長の方針だった。

ところが、2008年にリーマンショックが発生し、不況の波が建設業にも押し寄せる。さらに、大型買収を重ねたことにより、同グループの財務負担も増大。経営危機に陥った。

その渦中に、韓国恒例の“お家騒動”が発生する。朴会長の弟で、錦湖アシアナグループ化学部門会長の朴贊求(パク・チャング)氏が、グループの錦湖産業の保有株式全量を売却。と同時に、錦湖石油化学の株式を買い増し、朴会長に反旗を翻したのである。

財務改善のため、いったん買収した大宇建設を売却しようにも、当時の経済状況では買ってくれる相手先も見つからない。そのような危機の中で発生したお家騒動を受け、2009年7月、朴会長は弟を解任。本人も経営の一線から退いた。そして、グループは錦湖アシアナと錦湖石油化学の2つの分裂してしまった。

お家騒動という"韓国病"が襲う


アシアナ航空は一時、債権団による共同管理下に入った(撮影:尾形文繁)
その後、グループの主要企業は「ワークアウト」(日本でいう民事再生法の適用)を受け、アシアナ航空も「自律協約」(債権団による共同管理)に入った。2010年7月には、朴三求氏が会長として経営に復帰している。

経営再建を続けてきたアシアナ航空が、自律協約から抜け出したのは2014年11月のことだ。「過剰投資による経営不安にお家騒動。韓国財閥の宿痾ともいえる問題が、アシアナ航空にも影響を与えている」と、藤田東アジア研究所の藤田徹代表は指摘する。

商社マンとして韓国に滞在し、同国企業に詳しい藤田氏は、2010年以降、アシアナ航空にトラブルが多いことについて「直接的な関係はもちろんない」と前置きしたうえで、「経営の状況が悪くなると、社員にもそれが伝染する。さらに、大韓航空に比べ歴史が浅く、社員の教育体制にもまだ十分ではない点があるのでは」と指摘する。

また、チェジュ航空やジンエアー、イースター航空など、韓国でもLCC(格安航空会社)が相次いで生まれており、競争が激しさを増している。「アシアナ航空も傘下にLCCのエアプサンを持っているが、日本の人口の半分の国に航空会社が乱立していることによるプレッシャーも大きいはずだ」と藤田氏は見る。

効率と安全。運輸業界に共通する課題ではあるが、お家騒動を経て、その両立の難しさがアシアナ航空にも出てしまったのだろうか。

5245チバQ:2015/04/22(水) 07:52:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150422-00000002-jij-bus_all

スカイマークに取締役1人派遣=出資は19.9%―ANAの支援策
時事通信 4月22日(水)1時2分配信

 民事再生手続き中のスカイマークに対し、全日本空輸の親会社ANAホールディングスが行う支援の内容が21日、明らかになった。関係者によると、ANAはスカイマークに19.9%出資するとともに、取締役として1人を派遣。一部座席を買い取るコードシェア(共同運航)や燃料の共同購入なども実施し、スカイマークの収益力改善を後押しする。22日に発表する。
 スカイマークは再建に向け、現在の株式を全て無効にする100%減資を実施し、新たに180億円の増資を行う計画。同社の再生を金融面で支援してきた投資ファンド「インテグラル」(東京)が、このうち過半の50.1%を出資して経営の主導権を確保する。ANAの取引先の金融機関も出資に応じる見通しだ。

5246チバQ:2015/04/23(木) 21:59:33
http://www.sankei.com/politics/news/150423/plt1504230007-n1.html
2015.4.23 06:00

新興航空は「ANA連邦」に…空の「第三極」風前の灯 自由化政策、漂う行き詰まり感






航空会社「スカイマーク」の経営再建について会見前にお辞儀をする、左からスカイマーク・有森正和社長、同・井出隆司会長ら=22日午後、東京都千代田区の国交省(宮崎瑞穂撮影)
 スカイマークが新たなスポンサーにANAホールディングス(HD)を選んだことで、スカイマークが担ってきた国内航空会社の運賃競争を促す「第三極」としての役割は風前の灯となった。全日空と日本航空の2強への対抗軸を育てる、という航空市場の自由化政策にも行き詰まりの感が漂う。

 「独立を維持し、第三極を保つ」

 22日の会見で、スカイマークの井手隆司会長はこう強調した。同様にANAHDの長峯豊之上席執行役員も「スカイマークは独立した事業運営が続く」と述べるなど、出席者は「独立性」「第三極の維持」という言葉を繰り返した。

 だが、これを額面通りに受け取る向きは少ない。出資検討中の三井住友銀行などは、ANAと共同歩調を取る方針だ。ANA陣営だけで半数近い出資比率を握ることになり、経営への影響は避けられない。

 スカイマークなど新興航空会社の誕生は、政府の規制緩和のたまものだ。2強の寡占市場に風穴を開ける狙いは当たり、一部路線での運賃引き下げにつながるなど一定の効果を上げた。

 だがエア・ドゥなど新興航空会社の多くは、競争に耐えられず最終的にANAの出資を受け入れた。スカイマークは唯一の第三極として「低コスト・低運賃」を武器に拡大路線を進めたが頓挫した。新興航空会社は今や「ANAの連邦国家」(関係者)の様相だ。

 国土交通省幹部は「格安航空会社(LCC)も第三極だ」と強弁する。だが、台頭著しいLCCもほとんどは2強の傘下にある。国はANAの出資を期限付きとし、再上場したスカイマークを再び第三極として“離陸”させる思惑だが、弥縫(びほう)策の感は否めない。わが国の航空政策も再出発を迫られている。(田端素央)

5247チバQ:2015/04/23(木) 22:04:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150423-00000503-fsi-bus_all
スカイマーク支援、主導権争いの火種 “呉越同舟”ANAHDとインテグラル
SankeiBiz 4月23日(木)7時2分配信
インテグラルとANAHDは交渉過程で、過半出資をめぐって激しく争った経緯があり、「呉越同舟」の船出となる。両社はスカイマークの再生計画案の策定を本格化させるが、主導権争いの火種は依然残っているとの見方もあり、信頼関係の醸成が鍵となる。

 2月に始まったスカイマークの共同スポンサー選定は大幅に長期化し、約2カ月を要した。ANAHDは当初から「本命」とみられていたが、交渉で最大の争点となったのがスカイマークへの出資比率だった。

 ANAHDは、共同歩調を取る銀行団と組んで実質的に過半数を占める意向を示し、大口債権者を味方に引き込んで8割程度の出資を主張。インテグラルもスカイマークの経営破綻直後から資金面で支援してきたとの自負から、「過半出資は譲れない一線」とこだわった。再生計画案の提出期限が5月29日に迫り、時間がない中、最後は監督委員が取りまとめに動いた。

 スカイマーク社内にANAHDへの警戒感が根強い中、インテグラルが過半出資を確保する一方、ANAHDが経営陣刷新後の社長を出し、バランスに配慮した形だ。

 インテグラルの佐山展生代表は22日の記者会見で「(ANAHDとの共同支援の合意で)今や『同じ船』に乗っている。全く違うステージへ一緒にこぎ出す」と語ったが、主導権争いを演じた両社が信頼関係を築けるかは、スカイマーク再建の行方を占う。

 ANAHDはこれまでにも、スカイマークと同じ新興航空会社であるエア・ドゥやスカイネットアジア航空(ソラシドエア)、スターフライヤーに20%未満で出資しつつ、要職に人材を送り込むなどして経営への影響力を強めてきた。

 ある航空業界関係者は「航空のプロであるANAHDが支援すれば、スカイマークの収益力改善が期待できるのは確かだ」とする一方、「インテグラルは、スカイマークがエア・ドゥなどのような道をたどることを望んでいないだろう。要所でANAHDを牽制(けんせい)してくるのでは」と指摘し、主導権争いの火種はなおくすぶっているとみる。両社の神経戦はまだ続く可能性がある。(森田晶宏)

5248チバQ:2015/04/23(木) 22:59:19
http://www.47news.jp/47topics/e/264661.php
【スカイマーク再建】 妥協の支援枠組み 足並み乱れ曲折も
 民事再生に向けたスカイマーク支援の枠組みがようやく固まった。再生計画案の策定は前進するが、投資ファンドのインテグラル(東京)とANAホールディングスが対立した末の「妥協の枠組み」(関係者)。曲折も予想され、足並みが乱れれば利用者への影響が懸念される。
 ▽にらみ合い
 「最低限でも出資の過半数を持つ。全部でも構わない」。スカイマークの破綻後すぐにスポンサー契約を結んだインテグラルの 佐山展生 (さやま・のぶお) 代表取締役は早くからこう主張していた。
 「航空会社の支援を受けなくても再建は可能だ」とまで公言したのは、ANAが三井住友銀行などの金融機関と組んで、過半出資を目指していたからだ。主導権を渡せば、佐山氏の目指すスカイマーク本位の再建はおぼつかない。
 高収益が期待できる羽田空港のスカイマーク分の発着枠は航空会社の関心の的だった。他社に渡したくないANAは「再建には航空会社の経験やノウハウが欠かせない」との論陣を張り、にらみ合いが続いた。
 スポンサーは2月に募集され、ANAやオリックスなど20社前後が名乗りを上げた。だが、当初予定された3月が過ぎてもスポンサー決定の見通しは立たなかった。
 「民事再生手続きの監督委員のあっせん案が示されたことで、両者が折り合いに向かった」。事態が動きだしたのは、4月中旬だったと交渉関係者は明かす。
 ▽しこり
 「交渉なのでテーブルの反対側にいたが基本合意を結んだので第1幕が終わり、これからは同じ船に乗って第2幕が始まる」。22日の記者会見で佐山氏は協力していく姿勢を強調した。
 ただ、スカイマークは破綻直前までANAに共同運航などの支援を求めたが実現しなかった経緯があり「感情的なしこりが残っている」(航空関係者)ともされる。
 再生計画案の提出期限は5月29日。両者は出資総額や比率、再生計画案が認可された後の役員構成などでは合意したが、肝心の事業計画は内容に乏しいままだ。
 再生計画案には路線計画なども盛り込まれる見通しで、利用者には路線や便数、安全性への関心が高い。再建のため一段の減便や不採算路線の廃止が必要になったときに「両陣営の対立が再燃する可能性はある」との見方も出ている。
(共同通信)
2015/04/23 10:39

5249チバQ:2015/04/24(金) 23:24:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000015-kobenext-bus_all
スカイマーク、神戸-仙台便休止 仙台空港から撤退
神戸新聞NEXT 4月24日(金)21時45分配信

 民事再生手続き中のスカイマークが仙台-神戸線を10月25日に休止し、仙台空港から完全撤退することが24日、分かった。経営改善のため採算性を向上させる。同社が神戸空港で運航する1日21往復は、他路線を拡充して維持する方針。

 同日、国土交通省に休止申請した。仙台発着では札幌(新千歳)、福岡、神戸の3路線を運航していたが、3月29日に札幌と福岡の2路線を休止している。

 仙台-神戸線は1日2往復を運航し、1月の搭乗率は30・9%、2月は28・5%と低迷。3月は43・7%と多少改善されたが、採算ラインとされる60%を大きく割り込んでいた。

 一方、神戸空港で現在運航している21往復は10月24日までの夏ダイヤ中は維持し、仙台線を休止する25日以降は搭乗率などをみて他路線に振り向ける。振り向け先は未定としている。

 同社は「経営の再生を目指す中で総合的に判断した。将来経営が改善されれば復活も検討したい」とした。支援企業決定を発表した今月22日の記者会見では、路線のさらなる縮小はないとの方針を示していた。(黒田耕司)

5250チバQ:2015/04/25(土) 00:02:59
http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150422-OYTNT50448.html
羽田便維持へ 県躍起…利用4割減
2015年04月23日
北陸新幹線開業後、小型化された全日空の羽田便(富山市秋ヶ島の富山空港で)
北陸新幹線開業後、小型化された全日空の羽田便(富山市秋ヶ島の富山空港で)

◆職員の出張利用、団体ツアー補助金

 北陸新幹線の開業に伴い、富山空港では今月に入り、羽田便利用客が前年同期に比べて4割減少している。羽田便を維持したい県は、職員に割引運賃での飛行機利用を呼びかけたり、団体ツアーに補助金を出したりと、利用促進に躍起となっている。

 3月14日から1か月間の北陸新幹線の利用者は、上越妙高―糸魚川(ともに新潟県)間が1日平均約2万5000人となり、在来線時代の3倍近くに上った。

 これに対し、3月14〜31日の富山空港の羽田便利用者は3万927人で前年同期比31%減。4月1〜12日の富山空港は同43%減と減少幅が広がっている。

 過去に新幹線で東京と2時間前後で結ばれるようになった仙台や新潟の空港では、羽田便が廃止された。富山空港は、利用客の8割以上が羽田便に集中しており、存続にもかかわる。

 空港を運営する県は全日空に便数維持を要請。1日6往復は維持されたが、3月下旬のダイヤから大半の機体が小型化された。年間3億〜4億円台の着陸料収入は、4〜5割程度減る見通しだ。

 県は既に職員約4300人に対し、出張の際、羽田便の料金が新幹線より安い場合、飛行機を使用するよう求めている。前日までの予約・購入が条件の「特割」で最安値は1万1000円となり、新幹線の料金を下回ることがあるためだ。

 また、羽田便を使って富山空港からバスで旅行し、県内で1泊以上する10人以上の団体ツアーには、今月から客1人あたり最大5000円を旅行会社に補助する制度を始めた。羽田便で到着した乗客がレンタカーを使う場合、1日2000円以下で利用できる助成も夏頃から行う。

 県総合交通政策室の中橋宗一郎次長は「様々な支援を通じ、羽田便の利用を後押ししたい」と話している。

◆新幹線と両立「県民ぐるみで議論を」

 北陸新幹線と羽田便の両立を巡っては、様々な声が出ている。

 県外出張の機会が多いという富山市花園町、会社員石田晴彦さん(63)は、「新幹線の方が本数が多く、手荷物検査などにかかる時間もないので便利」と話す一方、「海外とつながる空の玄関口も大切。羽田便利用を促す県の姿勢は理解できる」と複雑な表情を浮かべる。

 これに対し、新高岡駅への最速型「かがやき」定期列車の停車に向け、利用実績の積み上げを目指す高岡商工会議所(高岡市)は、「空港どころではない」のが本音。布村雅之企画調査役は「いかに新高岡駅に利用者を呼び込むかが課題で、富山空港の利用を促すという話は出ていない」と話す。「1人1乗車運動」に取り組んでいることもあり、高岡市の企業では羽田便を使わず、あえて新幹線を使うケースも多いという。

 立命館大学の土居靖範名誉教授(交通政策論)は、「採算が取れなければ羽田便の維持は難しいが、新幹線が運行できない災害時など、危機管理の面からも空港の役割は大きい」と指摘。そのうえで、「別の路線開拓を目指すなど、どんな空港にしたいのか、県民ぐるみの議論が必要ではないか」と話している。

2015年04月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5251チバQ:2015/04/25(土) 00:03:26
http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20150423-OYTNT50297.html?from=yartcl_popin
GW予約 航空2社明暗
2015年04月24日
 日本航空と全日空は、ゴールデンウィーク(28日〜5月6日)の小松―羽田便の予約状況を発表した。北陸新幹線開業により利用客の減少が懸念されるなか、21日時点の予約数は両社で明暗が分かれた。


 日本航空は、予約数が約1万3000席で前年比1・7%減とほぼ前年並みを維持。小松発羽田行きだけを見ると、同0・1%増と前年を上回った。全体の予約率は62・5%だった。同社は一部便を小型機の運用に変更したことで、供給座席数は計約2万1000席と前年比約30%減少した。

 一方、全日空は、期間中の予約数が約1万席にとどまり、同32・9%減と大幅に落ち込んだ。全体の予約率は56・7%。同社は3月に全便を小型化したことで、供給座席数は計約1万7000席と前年比でほぼ半減した。

 予約数の変化について、両社とも「今後、原因を分析したい」としている。

2015年04月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5252とはずがたり:2015/04/26(日) 07:33:57

スカイマーク、神戸-仙台便休止 仙台空港から撤退
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00000015-kobenext-bus_all
神戸新聞NEXT 4月24日(金)21時45分配信

 民事再生手続き中のスカイマークが仙台-神戸線を10月25日に休止し、仙台空港から完全撤退することが24日、分かった。経営改善のため採算性を向上させる。同社が神戸空港で運航する1日21往復は、他路線を拡充して維持する方針。

 同日、国土交通省に休止申請した。仙台発着では札幌(新千歳)、福岡、神戸の3路線を運航していたが、3月29日に札幌と福岡の2路線を休止している。

 仙台-神戸線は1日2往復を運航し、1月の搭乗率は30・9%、2月は28・5%と低迷。3月は43・7%と多少改善されたが、採算ラインとされる60%を大きく割り込んでいた。

 一方、神戸空港で現在運航している21往復は10月24日までの夏ダイヤ中は維持し、仙台線を休止する25日以降は搭乗率などをみて他路線に振り向ける。振り向け先は未定としている。

 同社は「経営の再生を目指す中で総合的に判断した。将来経営が改善されれば復活も検討したい」とした。支援企業決定を発表した今月22日の記者会見では、路線のさらなる縮小はないとの方針を示していた。(黒田耕司)

5253とはずがたり:2015/04/27(月) 23:08:30
快適からどんどん遠ざかる空の旅
http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/04/post-3614.php
Airlines are Getting Worse
年間ランキングでわかる航空会社の著しいサービス低下
2015年4月15日(水)15時24分
アリソン・グリズウォルド

 旅客機の乗客同士が足元のスペースをめぐって喧嘩する事態が相次いだ昨年は、全体的にも米航空業界全体にとってひどい年だった。

 今週公表された航空サービスの研究報告書によると、2014年には定時運航率が低下し、預けた荷物のトラブルが増加、さらに乗客が飛行機から降ろされるケースが増加するなど、航空会社の様々なサービスの質が低下した。

 結果として、乗客10万人あたりのクレーム発生率は13年の1.13件から14年の1.38件に上昇。この報告書は、カンザス州のウィチタ州立大学などで作る研究グループが米運輸省の各種の統計を毎年集計してまとめている。

 アメリカの12の大手航空会社のうちヴァージンアメリカ航空が3年連続でランキングトップに立ち、最下位はエンボイ航空だった。デルタ航空は前年より1ランク上げて第3位、ジェットブルー航空は2ランク下げて第4位。定時運航率が最も低いのはハワイアン航空、乗客のクレームが最も多かったのはフロンティア航空だった。すべての航空会社に関して、サービスの低下は「航空業界が好調な経済の恩恵を受ける中、乗客に悪印象を与えている」と、報告書は述べている。

 この報告書では、航空会社のサービスが悪化して乗客の我慢が限界まできていることがデータで示されている。昨年、座席の足元のスペースをめぐって乗客同士が喧嘩になり、飛行機が目的地を変更する事態が相次いで発生した。喧嘩の原因はテーブルの位置を固定して前の座席をリクライニングさせなくする旅行用具「ニー(ひざ)・デフェンダー」で、ほとんどの大手航空会社は使用を禁止している。

 かつては標準サービスだった座席指定や荷物の預け入れには、オプション料金が課せられている。さらに航空会社は、1フライトあたりの乗客数を増やそうと、シートをどんどん小さくしている。

 乗客はこうした傾向に反発しているが、かといってより良いサービスのために料金が上がることにも反対だ。ここ数年は「超低価格」LCC(格安航空会社)のスピリット航空やアレジアント航空が営業利益で他社に勝っている。長年、「広い座席」と「手荷物1個無料」のサービスを守ってきたジェットブルー航空も、今年は座席を小さくして手荷物への課金を始める。

 こうした現状を見れば、アメリカの航空会社が新しいファンを獲得する見込みは薄い。しかし乗客が実際の消費行動で抗議を始めなければ、航空業界は何も変わらないだろう。

5254とはずがたり:2015/04/28(火) 14:52:58

操縦室、常時2人態勢を義務づけ 独機墜落で国交省
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASH4X3TBNH4XUTIL00Z.html
朝日新聞2015年4月28日(火)12:48

 独ジャーマンウィングス機の墜落事故を受け、国土交通省は28日、国内の航空会社に、運航中の操縦室内にパイロットらを常時2人以上配置するよう義務づける指示を出した。トイレなどでパイロットが操縦室を離れる場合、客室乗務員(CA)や同乗の社員が代わりに入り、操縦室内を1人にしないようにする。

 独機の事故では副操縦士が機長を閉め出し、故意に墜落させた疑いが強まっている。60席以上の旅客機の操縦室ドアはテロ防止のため外から開けられない強化構造で、航空各社は国交省の指示を受け、パイロットの代わりに入るCAらに出入りの手順を事前に訓練する。各社とも1週間程度で実施できる見込み。

5255チバQ:2015/04/29(水) 07:56:35
http://www.sankei.com/west/news/150429/wst1504290002-n1.html
2015.4.29 07:00
【ビジネスの裏側】
「一本足打法は危うい」LCC“偏重”やめる関空…JAL、ANAに秋波「バランス重視」に戦略転換





(1/3ページ)

上空からみた関西国際空港
 新関西国際空港会社が、国内の格安航空会社(LCC)拠点に位置付けられる関西国際空港の“LCC偏重路線”を転換した。国際線に占めるLCCの割合が25%を超え、一部路線で飲食などの提供サービスのあるフルサービスキャリアとの競争が激化しているからだ。ソウル線は平成27年夏期から日本航空が運休し、全日本空輸もすでに運航をやめている。関空は、安定収益のため囲い込みを図るビジネス客が主に利用するフルサービスキャリアが駆逐されるのは避けたいところ。目指すはバランスのとれた就航拡大だ。(中山玲子)

 
ビジネス客囲い込み

 「今回は、(国際線で)LCCを3割にする目標は掲げない」

 3月、27年夏期ダイヤを発表した記者会見で、新関空会社の安藤圭一社長は会見で、こう宣言した。従来のLCCに特化した拡大路線から、「LCCとフルサービスキャリアの両方の便数を引き上げる」(安藤社長)方針に転換するというのだ。

 LCCを積極的に誘致してきた関空がフルサービスキャリアの便数増にもこだわりだすのはなぜか-。関係者は「背景には、LCCとの競争激化によるフルサービスキャリアの運休があるようだ」と打ち明ける。

 関空ではLCCの積極誘致で外国人観光客の利用が大幅に増え、成長の源泉となっている。ただ、観光客は、SARS(重症急性呼吸器症候群)拡大など不測の事態によって利用が急激に落ち込む可能性があるため、新関空会社は、安定収益が見込めるビジネス客の取り込みにも力を入れている。ただ、ビジネス客が主に利用する日航や全日空といったフルサービスキャリアの便数が首都圏の空港より少ないのが課題だ。

 このため、ビジネス客の利用促進のためにもフルサービスキャリアの充実も重要になってきているのだ。主にフルサービスキャリア向けの第1ターミナルは、LCC専用の第2ターミナルよりも施設利用料が高いため利益も大きいこともある。

5256チバQ:2015/04/29(水) 07:56:53

競争による消耗戦

 座席が狭く、飲食サービスが有料のため4時間以内の近距離飛行が一般的なLCCの主戦場はアジア路線だ。とくにソウル(仁川・金浦)線には、日系のピーチ・アビエーションをはじめ、韓国系4社の計5社のLCCが就航。フルサービスキャリアも加えた激しい競争を繰り広げている。

 競争の激化のあおりを受け、日航は夏期から、金浦線の運行をやめた。さらに全日空も平成25年夏期から仁川線を運休。両社は、他社とのコードシェア便に切り替えた。日航の2月の金浦線の搭乗率は71・3%と平均的な水準を保ったものの、運休の背景には「価格競争があった」(日航広報)といい、LCCの低価格攻勢で採算の悪化を避けられなかったもようだ。

 これまで関空にはピーチやジェットスター・ジャパン、中国・春秋航空の3社が拠点化。ピーチなど国内LCCが就航を始めた約3年前から急速に利用者を増やしてきた。

 この夏期は、関空の国際線に占めるLCCの割合が26・8%となり、成田の9・6%を大きく上回る。とはいえ、欧米でのLCCの割合は3〜4割程度。関空は欧米の水準に迫りつつあるといえる。

 この状況に対し、関係者は「LCC同士やフルサービスキャリアも含めた競争が激しくなりすぎて、淘汰が進みかねない」と警鐘を鳴らす。

 
棲み分けとバランス

 新関空会社にとって大切になるのは、就航便の棲み分けとバランスといえる。このため、あえて成長エンジンとなっている国際線のLCCの割合をさらに引き上げる目標を“封印”したのだ。LCCの主戦場であるアジアでは、低価格競争の激化による共倒れを防ぐため、同じ路線の過度の集中をできるだけ回避したい考えで、国内外のフルサービスキャリアの就航もバランスよく増やすことを目指す。

 幸い、LCC圏外の遠距離飛行の北米路線では、フルサービスキャリアの就航便数が増えつつある。日本航空が3月、ロサンゼルス線を8年半ぶりに復活し、エア・カナダのバンクーバー線も5月、7年ぶりに就航。フルサービスキャリアの存在感は高まっている。

 一方、国内LCCで唯一の黒字化を達成したピーチは「これまで飛行機に乗らなかった層の潜在需要を掘り起こした」(広報)ことが成功の背景にあるため、これ以上はフルサービスキャリアに真っ向勝負を挑まない方針。とくに大株主でもある全日空とは棲み分けを進めるとみられる。

 LCCの拠点として成長してきた関空で、フルサービスキャリアとの共存共栄を実現できるか。関空に続けとLCC誘致を積極化させている他の国内空港の試金石ともなりそうだ。

5257チバQ:2015/04/29(水) 08:24:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000004-at_s-l22
搭乗300万人目前 静岡空港、開港5年11カ月
@S[アットエス] by 静岡新聞 4月29日(水)7時42分配信

搭乗300万人目前 静岡空港、開港5年11カ月
静岡空港の搭乗者数推移
 静岡空港の搭乗者数が近く、累計300万人に達する見通しになった。2009年6月4日の開港からおよそ5年11カ月。好調な中国路線の状況などから利用は増加傾向にあるが、静岡県が「年間70万人」と設定する目標にはまだ遠い。

◇国内線「堅調に回復」 中国路線「爆発的増加」
 県のまとめによると、搭乗者数が100万人に達したのは11年2月。2年3カ月後の13年5月には200万人を達成した。15年3月末までの累計は295万141人と、300万人に迫っている。
 単年度では、開港翌年度の10年度に55万5459人を記録した。だが、11年3月の東日本大震災を経て、国内線のうち小松線、熊本線の運休もあり、11年度以降は一気に40万人台に落ち込んだ。
 その後も低迷が続いた中で、国際線は台北線や武漢線の就航などの動きも。14年度は天津線など中国路線の新規就航などで54万9179人と、震災前の水準まで盛り返した。県幹部は「国内線は堅調に回復してきた。このところは中国路線の利用が爆発的に増えている」と現状を話す。

◇年70万人目標、なお遠く
 一方、県が当面の目標に掲げるのは年間70万人で、17年度までの達成を目指す。好調だった14年度と比べても15万人の開きがあり、達成は簡単ではない。好調に推移する国際線は、国際情勢に利用状況が左右されるという懸念もある。
 県空港利用促進課の板垣孝博課長は「就航支援策と利用促進策の両面に取り組む。路線を充実させて県民が使いやすくなる好循環を実現したい」と話す。空港の運用時間延長後に見込まれる増便などの好材料を挙げ、年間70万人は「無理な数字ではない。目標に向けて頑張る」と意気込む。

5258チバQ:2015/04/29(水) 08:24:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000002-reut-bus_all
オリックスと仏企業、関空・伊丹運営権の入札参加へ=関係筋
ロイター 4月29日(水)1時8分配信

[東京 29日 ロイター] - 関西と大阪(伊丹)両空港の運営権売却で、オリックス<8591.T>がフランスの空港運営会社バンシ・エアポートと連合を組んで、1次入札に参加する。関係者が28日、明らかにした。

両社はコンソーシアムを組むことで基本合意し、28日に新関西国際空港会社に報告した。1次入札の締め切りは5月22日。

バンシは、リスボン国際空港(ポルトガル)など世界24カ所で空港を運営している。

国が予定している関空と伊丹の45年間の運営権の売却最低価格は2兆2000億円。 国内最大の空港の民営化案件として激しい争奪戦が予想されていたが、民間企業は最低価格が高過ぎると及び腰になっていた。このため、国は今年2月の予定だった1次入札の締め切りを3カ月間延期していた。

(浦中 大我)

5259チバQ:2015/04/29(水) 08:25:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00000080-mai-bus_all
<中部国際空港>次期社長に友添氏 4代続けてトヨタ出身
毎日新聞 4月28日(火)19時48分配信

 中部国際空港会社(愛知県常滑市)は28日、次期社長に元トヨタ自動車専務でトヨタモーターセールス&マーケティング社長の友添雅直氏(61)を迎える人事を発表した。6月24日の株主総会後の取締役会で正式決定する。川上博社長(65)は相談役に退く。トップ交代は6年ぶり。初代から4代続けて、トヨタ自動車出身者の社長就任となる。

 記者会見した友添氏は「空港経営は未知の分野だが、安全安心という基本は(自動車と)変わらない。必ず改善点はあるという視点で見ていきたい」と抱負を述べた。年間旅客数1500万人などを掲げる新中期経営戦略を具体的に進める考えも示した。

 友添氏はトヨタ自動車で海外部門を歩き、豪州に5年、米国に通算10年の海外経験がある。川上社長とは、米国トヨタ自動車販売で副社長と部下という間柄。川上社長は「能力もキャラクターも知っており、(空港会社の社長に)適任。新中期戦略の実現のため、若さと強いリーダシップが必要と考えた」と社長交代の理由を説明した。【黒尾透】

 【略歴】友添 雅直氏(ともぞえ・まさなお)早大卒。77年トヨタ自動車販売(現トヨタ自動車)。専務役員を経て12年6月からトヨタモーターセールス&マーケティング社長。福岡市出身。

5260荷主研究者:2015/04/29(水) 18:19:01

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150409_6
2015/04/09 岩手日報
花巻空港利用者4年連続増加 台湾チャーター便が貢献
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 県は8日、花巻空港の2014年度利用実績をまとめた。定期便とチャーター便を合わせた利用者数は39万6966人(13年度比3・8%増)で、4年連続で増加した。台湾との定期チャーター便の運航や、国内定期便の増便・機材大型化が利用者の伸びにつながった。県は15年度も利用促進に向けてPRを強化する。

 県によると、定期便と臨時便の利用者数は38万2002人(同2・8%増)。利用率は68・3%で、同1・7ポイント増加した。

 名古屋線は13年度の上期3往復、下期2往復から通年3往復への増便で同9・5%増、福岡線は機材の大型化で同14・1%増とそれぞれ利用者数を伸ばした。

 国際と国内のチャーター便は115便を運航し、同37・2%増の1万4964人と大幅に増加した。台湾と結ぶ路線が貢献。曜日を固定して海外と結ぶ初の国際定期チャーター便は70便の8789人、プログラムチャーター便は28便の4846人で計1万3635人が利用した。

5261チバQ:2015/05/05(火) 22:44:07
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201505/20150505_12028.html
LCC追い風 仙台空港、国内線利用者が最多

 仙台空港の2014年度の国内線利用者数が307万を超え、過去最多を記録したことが県のまとめで分かった。格安航空会社(LCC)の運航が追い風となった。仙台空港アクセス線の利用者数も334万で過去最多を更新した。
 県の速報値によると、国内線利用者は前年度比2.8%増の307万2541人。これまでは06年度の304万7955人が最多だった。昨年4月にLCCのスカイマークが神戸線を開設し、県空港臨空地域課は「新たな需要が掘り起こされた」と分析する。
 国際線利用者は5.5%減の16万5498人。ソウル線の減便、バンコク線の運休が響いた。ソウル線は日韓両国間の関係悪化が影を落としている面もある。
 国内線、国際線を合わせた利用者数(323万8039人)では2.3%の増加となった。
 アクセス線の利用者は4.6%増の334万8334人。仙台空港鉄道(名取市)が運営する3駅の乗降客を集計した。
 駅別では仙台空港駅171万7369人(5.0%増)、美田園駅46万8463人(11.0%増)、杜せきのした駅116万2502人(1.6%増)だった。
 空港利用者の増加に加え、東日本大震災後の沿線開発に伴う住民増加で通勤通学の利用が伸びた。空港臨空地域課は「周辺開発はほぼ頭打ち。空港利用者を伸ばし、鉄道経営を安定させたい」と話す。


関連ページ:宮城経済
2015年05月05日火曜日

5262チバQ:2015/05/05(火) 23:04:40
http://www.sankei.com/economy/news/150505/ecn1505050016-n1.html
2015.5.5 10:01

カタール航空が米路線拡大 デルタなど反発

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 中東のカタール航空は4日、カタールの首都ドーハと米ロサンゼルスやボストン、アトランタを結ぶ3路線を来年開設すると発表した。1日1往復する。ドーハ-ニューヨーク線を来年3月1日から2往復に増便する。

 ロサンゼルス線の開設は1月1日、ボストン線は3月16日、アトランタ線は7月1日の就航を予定している。

 カタール航空などアラブ系航空大手の路線拡大に対し、デルタ航空などの米大手は「政府資金を受けて不公平な競争を繰り広げている」と反発。今回の新路線にはデルタの本拠地アトランタへの乗り入れも含まれ、一段と反発が強まりそうだ。(共同)

5263チバQ:2015/05/05(火) 23:04:57
http://www.sankei.com/economy/news/150430/ecn1504300045-n1.html
2015.4.30 21:22

ANAHDの売上高が最高 航空2社、羽田増枠分で明暗

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ANAホールディングスと日本航空の2015年3月期決算は、羽田空港の国際線発着枠の配分で明暗を分けた=羽田空港
 ANAホールディングス(HD)と日本航空の航空大手2社が30日発表した、平成27年3月期連結決算は、訪日外国人の増加などで両社とも増収となった。ただ、最終利益では羽田空港の国際線発着枠が大幅に増えたANAHDが増益だった半面、増枠分の少なかった日航は減益となり、明暗を分けた。

 ANAHDは売上高が過去最高となった。羽田増枠分が10便に上り、「地方からの乗り継ぎや首都圏の需要を取り込んだ」(平子裕志上席執行役員)という。羽田での国内線-国際線間の乗り継ぎは前期比で2倍に増えた。

 一方、羽田増枠分が5便にとどまった日航は「(羽田の国際線拡充で)成田空港発着便が影響を受け、相当な減収につながった」(斉藤典和専務執行役員)としている。

 28年3月期の連結業績予想については、原油安による燃油費の負担減が両社とも増益要因として働きそうだ。

 一方、最終利益予想はANAHDが32.5%増の520億円としたものの、日航は円安などのリスクを考慮し、3.4%減の1440億円と見込んでいる。

5264チバQ:2015/05/05(火) 23:05:33
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150501/CK2015050102000095.html
中国南方航空が新4路線 静岡空港
川勝知事(左)に新規路線就航を報告する中国南方航空の呉支社長(右)=30日、静岡県庁で
写真
 アジア最大規模の航空会社、中国南方航空は三十日、静岡空港と中国中南部の武漢、南寧、長沙、鄭州の四都市との定期便を五、六月から就航させると発表した。四路線の年間座席数は十二万席超で、県と同社は旺盛な訪日需要から十万人の利用を見込む。二〇一四年度の静岡空港の年間搭乗者数は約五十四万九千人。新規就航を弾みに、目標の七十万人達成を目指す。

 同社の呉国翔日本支社長が県庁を訪れ、川勝平太知事に就航を報告した。知事は空港ターミナルビルの増改築や通訳と標識の充実、東海道新幹線の空港新駅建設推進の意向を伝えた。知事は記者団に「四路線を定期便で結び、年間十万人を運ぶ。目標の七十万人が射程内に入った」と述べた。

写真
 新規路線は五月十五日から武漢線が火・金・土曜日の週三便、南寧線が月・金曜日の週二便、六月十五日から長沙線が月・木曜日の週二便、六月二十八日から鄭州線が火・日曜日の週二便。

 中国南方航空は中国南部の広州を拠点とし、航空機六百機を所有する。年間旅客輸送量は一億人で、アジア最大規模。〇九年の静岡空港開港以来、六十六便のチャーター便を運航しているが、定期便は初。

 静岡空港の中国線は、上海・武漢線、天津線、寧波線の定期便がすでに運航。国際線は台北線、ソウル線と合わせ計五路線ある。定期便化に向けた杭州との週二便の連続チャーター便も

5265チバQ:2015/05/05(火) 23:05:54
貼り直し
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150501/CK2015050102000095.html
中国南方航空が新4路線 静岡空港
川勝知事(左)に新規路線就航を報告する中国南方航空の呉支社長(右)=30日、静岡県庁で
写真
 アジア最大規模の航空会社、中国南方航空は三十日、静岡空港と中国中南部の武漢、南寧、長沙、鄭州の四都市との定期便を五、六月から就航させると発表した。四路線の年間座席数は十二万席超で、県と同社は旺盛な訪日需要から十万人の利用を見込む。二〇一四年度の静岡空港の年間搭乗者数は約五十四万九千人。新規就航を弾みに、目標の七十万人達成を目指す。

 同社の呉国翔日本支社長が県庁を訪れ、川勝平太知事に就航を報告した。知事は空港ターミナルビルの増改築や通訳と標識の充実、東海道新幹線の空港新駅建設推進の意向を伝えた。知事は記者団に「四路線を定期便で結び、年間十万人を運ぶ。目標の七十万人が射程内に入った」と述べた。

写真
 新規路線は五月十五日から武漢線が火・金・土曜日の週三便、南寧線が月・金曜日の週二便、六月十五日から長沙線が月・木曜日の週二便、六月二十八日から鄭州線が火・日曜日の週二便。

 中国南方航空は中国南部の広州を拠点とし、航空機六百機を所有する。年間旅客輸送量は一億人で、アジア最大規模。〇九年の静岡空港開港以来、六十六便のチャーター便を運航しているが、定期便は初。

 静岡空港の中国線は、上海・武漢線、天津線、寧波線の定期便がすでに運航。国際線は台北線、ソウル線と合わせ計五路線ある。定期便化に向けた杭州との週二便の連続チャーター便もある。国内線は福岡、札幌、沖縄、鹿児島の四路線。

5266チバQ:2015/05/06(水) 10:47:35
http://news.livedoor.com/article/detail/10077448/
何の修行ですか-- 2日間で16回飛行機に乗る鬼のようなツアー、JAL グループ

2015年5月4日 7時30分 えん乗り
1泊2日で16回も航空機に乗るという「アイランドホッピングツアー」の最新版が、日本航空(JAL)のマイレージ会員向けに5月16日から始まる。小型プロペラ機で鹿児島県の薩南・奄美諸島を飛び回るという内容。一体誰が参加するのだろうか。

【画像が掲載された記事、より大きな画像、その他の画像など】

鹿児島空港近くのホテルを拠点に、JAL グループの日本エアコミューター(JAC)が運行する36席から74席の小型プロペラ機を利用し、薩南・奄美の離島を次々に訪れる。島から島への短い移動が中心で、搭乗回数は自然と多くなる。通常のツアーと異なり、各島で観光する時間は設けていないという。果たして申し込む人なんているのだろうか。

ツアーを扱う JAL グループの旅行会社ジャルパックに問い合わせたところ、「います」という回答。こうしたツアーはかねてから色々な航空会社の便で企画があり、時々テレビや雑誌も取り上げるほど人気なのだとか。

まず苦労に耐えて沢山の空の便を乗り継ぐことで、マイルの特典を獲得しやすくなる「マイル修行」として参加する人がいる。加えて「乗り鉄」ならぬ「乗り空」とでも言うか、「車窓マニア」ならぬ「機窓マニア」とでも言うか、美しい島々の風景を高みから眺望したり、撮影したりすることが楽しみな愛好家が少なくない。

同ツアーでは奄美〜沖永良部(与論)〜与論(沖永良部)〜奄美という「三角飛び」を1日目、2日目とも旅程に含んでいる。この三角飛び航路は機窓風景が特 に美しく変化に富む。両日とも同じ航空機に乗るため、運航・客室乗務員も一緒。身近に親しめる雰囲気で周遊ができるという。

確かに愛好家には楽しい内容だと思うが、JAL グループはなぜまたこうしたツアーを続けているのだろうか。

実は JAL グループは以前から薩南・奄美諸島の離島に多数の航空路線を張り巡らせ、海上を結ぶ内航船フェリーとともに重要な生活路線となっている。それを維持するのが目的だ。

離島の空港は、大都市のそばにある空港とは異なる、独特な雰囲気がある。電気や通信機器の保守点検員とおぼしき人や、医療器材を搭乗手続カウンターで預けている人、待合室の一角を占める畳敷きスペースで寛ぐ老人、見送りに手を振る親子連れなどの光景が見られるそう。ちょうど乗り合いバスの停留所のような印象だと、JAL グループは説明している。

ただ一方で小型プロペラ機でも地元の利用者だけでは満席にならない現実もある。そこでうまく航空機ファンや「マイル修行僧」に使ってもらう、という着想なのだ。何とも奥深い世界である。

5267チバQ:2015/05/06(水) 10:48:38
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150503-OYT1T50045.html
成田の外国人客、初の1000万人突破…昨年度
2015年05月04日 12時31分
 成田国際空港会社(NAA)は、成田空港の2014年度の旅客数を発表した。


 国際線の外国人旅客数は前年度比15%増の1063万8444人と3年連続の増加となり、初めて1000万人を突破した。東南アジアの訪日ビザ発給要件緩和や円安基調、中国、台湾からの訪日客の増加が要因という。

 発表によると、全体の旅客数は2%減の3530万5000人で、3年ぶりの前年度割れだった。内訳は国際線が5%減の2930万2444人だったが、国内線は16%増の600万2556人と過去最多を記録した。

 国際線日本人旅客数は15%減の1349万9072人と2年連続の減少で、1380万人だった1992年度以来の水準。NAAは、海外旅行の行き先の中心となる中国で大気汚染が深刻化していることや、円安の影響が大きいとみている。

 国内線発着回数5万593回は開港以降最高で、格安航空会社(LCC)の就航や増便が相次いだためだという。

2015年05月04日 12時31分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5268荷主研究者:2015/05/06(水) 13:28:26

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150414/CK2015041402000089.html
2015年4月14日 中日新聞
静岡空港 4年ぶり利用50万人超

◆14年度 国際線24万人、47%増

 静岡県は十三日、静岡空港の二〇一四年度年間搭乗者数が前年度より九万百七十三人多い五十四万九千百七十九人となり、四年ぶりに五十万人を突破したと発表した。過去二番目に多い。県は好調な中国線を中心に、目標としている七十万人超えを目指す。

 国際線は前年度比47%(七万八千七十一人)増で過去最多の二十四万四千百七十七人。上海・武漢線が145・7%(二万七千五百五十四人)増の四万六千四百六十五人。今年一月に新たに就航した中国天津線が一万五千七百五十七人。天津や杭州などの国際線チャーターが前年度の三十八倍に当たる八万一千九百六十二人だった。

 台北線は2・5%増の四万七千五百四十六人。大韓航空が運休し、週三便に減便となったアシアナ航空のソウル線は47・1%(四万六千五百四人)減の五万二千百六十五人。

 国内線は4・1%(一万二千百二人)増の三十万五千二人で堅調だった。全日空の札幌線が六万七千七百二十九人、フジドリームエアラインズの福岡線が十一万七千四百五十六人でいずれも過去最多だった。

 静岡空港の搭乗者数は開港した〇九年度が五十二万七千人、一〇年度は最多の五十五万五千人だった。東日本大震災後の一一年度は最低の四十一万一千人に落ち込み、以後は四十万人台で低迷。一三年度は四十五万九千人だった。

 県は七十万人達成に向け、現在は一日十三時間の運用時間(午前七時半〜午後八時半)を十五時間(午前七時〜午後十時)に延長することや、ソウル線の大韓航空の運航再開とアシアナ航空の増便を目指すほか、新規路線の開拓、浜松地区での乗り合いタクシー運行などの対策に取り組んでいる。

5269チバQ:2015/05/07(木) 21:06:49
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/254854
成田用地、反対派売却へ B滑走路進入灯に隣接
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2015年05月6日 10:03

 成田市東峰の成田空港用地内にあり、B滑走路(2500メートル)南側の進入灯に隣接する土地約2130平方メートルを所有する空港反対派の男性(67)が、この土地を成田国際空港会社に売却する意向を示していることが5日、男性らへの取材で分かった。

 近く移転登記などの手続きを行う予定で、完了すれば、反対派からの売却は2006年3月以来、9年ぶりとなる。

 対象の土地は、かつて男性を含む反対派農家15戸でつくっていた団体の共同堆肥場と、男性が代表理事を務める農事組合法人の鶏舎の跡地。既に団体の元会員14戸も土地の売却に同意しているという。

 男性の父親は、空港建設に反対する三里塚・芝山連合空港反対同盟熱田派の世話人を務め、03年に死去した。男性は取材に「自分の(反対)運動はもう終わっている」と話した。

 B滑走路は、02年に反対派の所有地を避ける形で当初の計画より320メートル短い2180メートルで供用が始まった。09年に北側へ320メートル延伸したが、発着回数増を目指す国は将来的な再延伸の可能性も検討している。

 ただ、南側への延伸には男性以外の反対派農家が所有する土地が空港用地内に計約2・9ヘクタール残っており、これら農家が売却に同意する必要がある。

5270チバQ:2015/05/08(金) 00:18:10
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0131267.html
エアアジア・ジャパン、就航は来年以降
05/07 18:59

 今夏に予定されていたマレーシアの格安航空会社(LCC)大手エアアジアの日本法人、エアアジア・ジャパンの就航が遅れ、来年以降になる見通しとなったことが7日、分かった。国土交通省などとの調整に時間がかかっているため。新たな就航時期は未定だ。

 エアアジアは、楽天などと組んで昨年、日本法人を設立した。中部空港(愛知県常滑市)を拠点に想定して就航準備を進めていたが、エアアジアグループの航空機が、昨年12月にインドネシア沖で墜落したことが日本法人の申請に影響しているとみられる。

5271とはずがたり:2015/05/11(月) 19:58:28

全日空、日航に迫る=国際線の14年度搭乗実績
http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e5%85%a8%e6%97%a5%e7%a9%ba%e3%80%81%e6%97%a5%e8%88%aa%e3%81%ab%e8%bf%ab%e3%82%8b%ef%bc%9d%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e7%b7%9a%e3%81%ae%ef%bc%91%ef%bc%94%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e6%90%ad%e4%b9%97%e5%ae%9f%e7%b8%be/ar-BBjpYzm?ocid=AARDHP
時事通信


 全日本空輸は8日、国際線の旅客の輸送距離を合計した「旅キロ」が、2014年度は前年度比16.1%増の355億4895万5000キロになったと発表した。日本航空は2.0%増の361億958万8000キロ。全日空が羽田空港発着の国際線を14年3月に大幅拡充した結果、日航に迫った。

5272チバQ:2015/05/11(月) 22:27:09
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150511/CK2015051102000166.html
成田空港 旅客数2%減 国際線日本人客が大幅減

2015年5月11日


 成田国際空港会社(NAA)は、二〇一四年度の成田空港運用状況(速報値)を発表した。旅客数は前年度比2%減の約三千五百三十万人で、一一年度以来の減少となった。昨年三月末の羽田空港の国際線増枠などが影響し、国際線の日本人客が大幅に減った。国際線の外国人客や国内線客はともに過去最高を記録。日本人客の減少を補った。
 国際線の日本人客は15%減の千三百四十九万人で、二十二年ぶりに千四百万人を下回った。羽田の増枠以外にも、円安での海外旅行控えなどが影響した。
 国際線の外国人客は円安や東南アジア諸国のビザ緩和などで、15%増の千六十三万人と初めて一千万人を突破。三月は初めて月単位で百万人を超えた。国内線旅客も格安航空会社(LCC)の新規就航や増便で初めて六百万人を超えた。
 NAAの夏目誠社長は「旅客減少は想定の範囲。一時、羽田の影響を受けたが、首都圏の旅客需要はまだあり、また伸びていくと思う」と話した。 (渡辺陽太郎)

5273チバQ:2015/05/11(月) 22:35:04
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201505/0008016602.shtml
2015/5/11 22:16

神戸空港 4月の搭乗者数は微減 スカイマークの減便響く
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 神戸市は11日、神戸空港の4月の搭乗者数が前年同月比1・2%減の18万9170人だったと発表した。民事再生中のスカイマークの減便などが響き、4カ月連続で前年を下回った。

 8路線のうち、前年割れは6路線。スカイマークが2月末に2便を半減させた米子便(62・1%減)のほか、鹿児島便(16・4%減)、那覇便(8・8%減)などの下落が目立った。羽田便(9・3%増)と、スカイマークが14年4月に就航した仙台便(33・7%増)は好調だった。

 搭乗率は58・3%と前年同月比1・1ポイント減だった。

 一方、スカイマークは2月末に減らした新千歳、那覇便を3月末に復活。1便減らした米子便に代わり、仙台便を増やした。市空港事業室では「減便分が元に戻り、回復の兆しはある」としている。(黒田耕司)

5275荷主研究者:2015/05/16(土) 18:34:19

http://www.at-s.com/news/detail/1174191587.html
2015/5/1 07:58 静岡新聞
静岡空港、国際線9路線に 中国人客大幅増へ

 中国南方航空が30日、明らかにした静岡空港と中国を結ぶ新規4路線の就航で、同空港の国際線は9路線になる。このうち7路線は中国からの定期便。旺盛な訪日需要を背景に国際線搭乗者の大幅な増加が見込まれる。

 2009年の開港当初、2路線だった国際線の定期便は現在、韓国のソウル線、中国の上海・武漢線、天津線、寧波線、台湾の台北線の5路線になった。これに5月から武漢線と南寧線、6月から長沙線と鄭州線が加わる。

 4路線の新規就航の理由について、同社の呉国翔日本支社長は記者団に「(中国側の)ニーズに応えるために路線を開拓している」とし、「静岡県は富士山に一番近く、間近に見ることができる」と静岡空港の優位性に言及した。

 県のまとめによると、静岡空港の14年度の搭乗者数54万9179人のうち、国際線は24万4177人。このうち中国路線の定期便の搭乗者は6万2504人で、チャーター便の定期便化などで13年度の3・3倍になった。

 県は、課題になっている乗客の待ち合い機能の強化などを狙い、旅客ターミナルビルの増改築を計画している。17年度中の完了に合わせ、現在は1時間1便に限っている国際線を1時間3便まで対応できるようにするなどの改善を進め、就航路線のさらなる充実を図る方針。

5276チバQ:2015/05/16(土) 20:03:26
880 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2015/05/16(土) 15:34:02.86 ID:espGssWK0
2014年 空港別利用者数【速報値】 (総数 / 国内線 / 国際線)

*1. 羽田 72,762,530人   *1. 羽田 62,169,471人   *1. 成田 26,932,949人
*2. 成田 32,876,519人   *2. 千歳 17,717,548人   *2. 関西 12,913,927人
*3. 福岡 19,703,769人   *3. 福岡 16,236,618人   *3. 羽田 10,593,059人
*4. 千歳 19,270,922人   *4. 那覇 15,833,560人   *4. 中部 *4,356,057人
*5. 関西 19,214,804人   *5. 伊丹 14,526,575人   *5. 福岡 *3,467,151人
*6. 那覇 17,278,024人   *6. 関西 *6,300,877人   *6. 千歳 *1,553,374人
*7. 伊丹 14,526,575人   *7. 成田 *5,943,570人   *7. 那覇 *1,444,464人
*8. 中部 *9,755,412人   *8. 中部 *5,399,355人   *8. 広島   288,408人
*9. 鹿児 *5,154,250人   *9. 鹿児 *5,026,164人   *9. 静岡   204,130人
10. 仙台 *3,213,337人   10. 仙台 *3,046,420人   10. 小松   177,729人
11. 熊本 *3,067,624人   11. 熊本 *3,017,540人   11. 仙台   166,917人
12. 長崎 *2,964,474人   12. 長崎 *2,902,314人   12. 函館   161,983人
13. 宮崎 *2,852,009人   13. 松山 *2,803,000人   13. 岡山   160,679人
14. 松山 *2,838,910人   14. 宮崎 *2,780,239人   14. 旭川   143,875人
15. 広島 *2,677,134人   15. 神戸 *2,497,733人   15. 新潟   139,660人
16. 神戸 *2,497,755人   16. 広島 *2,388,726人   16. 鹿児   128,086人
17. 石垣 *2,325,230人   17. 石垣 *2,307,564人   17. 高松   115,937人
18. 小松 *2,313,403人   18. 小松 *2,135,674人   18. 茨城   107,659人
19. 大分 *1,732,422人   19. 大分 *1,711,826人   19. 富山   97,033人
20. 高松 *1,725,227人   20. 高松 *1,609,290人   20. 佐賀   76,396人

静岡空港が国際線のみだがランクイン
大したものだと思う。

5277チバQ:2015/05/16(土) 20:36:46
http://www.asahi.com/articles/ASH5H4JHZH5HULFA018.html
LCC増でも航空収入減 成田空港、変わる稼ぎ方
野口陽2015年5月16日16時25分
 成田空港会社の2015年3月期の売上高で、着陸料など航空事業が全体の47%にとどまり、物販などの非航空事業を04年の民営化後初めて下回った。使用する飛行機の小型化などで航空事業の収入が伸び悩み、稼ぎ方が変わってきた。

 15日に発表した決算では、売上高が前年より1・8%増の2031億円、最終的なもうけ(純利益)は1・4%減の196億円だった。

 長距離路線が都心に近い羽田空港に移る中、成田は格安航空会社(LCC)の路線を増やす戦略をとっている。これにより発着回数は3年連続で過去最高になったものの、着陸料などの空港使用料収入は減った。料金が飛行機の重さで決まるため、小型機を使うLCCからの収入は限られてしまうからだ。

 一方、海外から訪れる観光客の増加や商業エリアの増床もあって、物販や飲食などの「リテール事業」の売上高は14・3%伸びた。(野口陽)

5278チバQ:2015/05/17(日) 22:11:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150517-00000507-san-soci
身体検査で不合格者は年間1千人超、パイロット不足も深刻化…解決策なし
産経新聞 5月17日(日)8時36分配信


国交省の審査会にかけられる年間の検査「不合格」人数と推移(写真:産経新聞)
 多くの乗客の命を預かる航空機パイロットは、法定の航空身体検査の項目で1つでも不合格となれば乗務できない。年間1万人余りが申請するが、厳しい内容のため、不合格者は1千人以上に及ぶ。航空需要の高まりに伴うパイロット不足が今後深刻化する見通しだが、質と量を両立させる抜本的な解決策は見いだせていない。

■視力は1・0以上

 航空身体検査では国が指定した医師が内科、循環器、外科、眼科、精神神経、耳鼻咽喉-の各項目を詳細にチェックする。精神神経分野では既往歴、日常行動などに注意して検査するが、既往歴だけでも出生時の状況や生後の発育のほか、高熱疾患、頭部外傷、失神発作、不眠などの有無も判断材料となる。

 肥満にも厳しく、体容量指数(BMI)の標準は30未満が標準。乗務中の体調急変を招く動脈硬化などの原因になる恐れがあるからだ。視力も裸眼で0・7以上、両眼では1・0以上が求められる。

 しかし、厳しい検査をパスしても、乗務中に体調が急変したケースもある。平成12年9月、全日空機が名古屋から佐賀に向け飛行中、機長が意識不明となり、その後、小脳出血のため死亡した。16年3月には成田からシンガポールに向かっていた全日空機で、副操縦士が急性膵炎(すいえん)を発症している。いずれも、もう1人のパイロットが操縦し、目的地まで飛行したが、厳しい検査といえども万能ではないことを示す。

■過去には不正通過も

 乗務続行の可否を決める航空身体検査。国土交通省によると、25年度の検査では自家用を含め約1万人が申請し、1割程度が不合格となっている。不合格でも判定が難しい場合は、指定医が複数の専門医らで構成する国土交通省の審査会に諮り、条件付きで合格するケースも少なくない。

 航空会社によっては、パイロットの不合格が運航計画に影響を与える場合もあり、過去には不正に手を染めたケースもあった。20年5月、がんの病歴を隠すよう指示するなどして外国人機長の資格に必要な航空身体検査証明を不正に取得させたとして、スカイネットアジア航空(宮崎市)が国交省から業務改善勧告を受けている。

 一方、自ら大事をとって乗務しないケースも多い。航空評論家で日航元機長の山田不二昭さん(66)は血圧が上限値に近かったため、医者の指導を受けながら一定期間、乗務を休んだことがある。「体調不良を隠して乗務し、万が一事故になれば大変なことになる。パイロットは通常、自発的に会社に相談している」と話す。

■アジアでは4倍超必要

 パイロット不足の傾向は今後、深刻化する。世界全体での航空需要の拡大を背景に、2030年に必要とされるパイロット数は2010年の2倍以上の約98万人と見込まれる。とりわけ、アジア太平洋地域では4・5倍の約23万人が必要となり、各社のパイロット争奪戦も激化しそうだ。

 各国は国際民間航空機関(ICAO)基準に沿って、検査マニュアルを作成しているが、身体的特徴などもあり、検査項目にばらつきがある。そのため、日本の航空会社を希望する外国人パイロットの中には、検査基準をクリアできないケースもある。

 検査基準については、日本でも過去に複数回見直され、「国際基準に近づいている」(航空関係者)が、それでも国交省航空局の担当者は「パイロットの人数拡大を優先するため、検査を緩くすることはない」と言い切る。

 国交省は23日、現行64歳の乗務上限を67歳に引き上げるなどパイロット不足解消に動き始めた。上限引き上げには厳しい身体検査が条件だが、高齢化に伴う健康面への懸念も付きまとう。

 パイロットの質と量をどう両立させるか-。日本の航空業界は解決策を模索している。

5279チバQ:2015/05/20(水) 07:29:55
http://www.asahi.com/articles/ASH5M575KH5MULFA01V.html
羽田―中国便、増便へ 8往復から20往復に 国交省
野口陽2015年5月20日05時27分

 国土交通省は19日、羽田空港と中国を結ぶ昼間の時間帯(午前6時〜午後11時)の路線枠が、現在の1日8往復から10月末以降は20往復に増えると発表した。北京、上海と羽田を結ぶ路線枠をそれぞれ1日8往復に倍増させ、広州線も1日4往復で新設する。日中の航空当局が合意した。

 羽田は都心から近いため、ビジネス客の利用が期待できる。広州には、トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車など、日本企業の工場などが多く進出している。

 日本と中国は2012年、航空会社が両国間の路線を自由に開設・増便できる「オープンスカイ」協定を結んだ。ただ、発着枠に余裕がない羽田、成田、北京、上海(浦東)は対象外だった。

 日中両政府は今回、羽田空港の深夜・早朝時間帯や成田空港と中国の各都市を結ぶ路線の新設や増便も、航空会社の申請があれば認めることでも合意した。(野口陽)

5280チバQ:2015/05/20(水) 07:31:22
http://mainichi.jp/select/news/20150520k0000m020125000c.html

スカイマーク:インテグラルへの警戒感が生んだ2銀行出資
毎日新聞 2015年05月19日 22時17分(最終更新 05月19日 22時38分)
 民事再生手続き中の航空会社スカイマークに対し、三井住友銀行と日本政策投資銀行が計33.4%、ANAホールディングス(HD)が16.5%をそれぞれ出資することが固まった。ANAの出資比率を当初想定より引き下げる一方、銀行側が3分の1超を保有し、一定の発言権を確保した。銀行側などには、筆頭株主として50%超の株式を握る予定の投資ファンド「インテグラル」をけん制する狙いがあるとみられる。

 「投資ファンドの言いなりになるのは経営の安定を図る上で、望ましくない。航空事業のノウハウを持つANA主軸の再建に必要な枠組みだ」。スカイマーク関係者は、ANAの主力取引行である三井住友銀が政投銀と合わせて株式の3分の1超を獲得する意義を強調した。3分の1を超えれば、定款変更など経営上の重要事項を決める際の拒否権を持つことができるためだ。

 インテグラルとANAは4月、スカイマークへの出資比率をインテグラルが50.1%、ANAと銀行側が計49.9%にすることで合意。このうちANAの出資比率は最大19.9%としていた。ANAが比率を抑えたのは、羽田空港の発着枠配分ルールで、大手航空会社が新規参入会社の株式を20%以上保有した場合、グループ会社とみなされ、スカイマークが持つ発着枠を失う可能性があるためだ。

 ただ、合意後もANA側はインテグラルについて「航空会社の経営ができるのか」と不安視。投資ファンドとして利益を上げるために、スカイマークに過剰な配当を求めることなどを懸念したためだ。このためANAの出資比率を下げつつ、2行が折半出資で設立する投資ファンドが33.4%を保有することで調整。関係者は「銀行と連携するANA側が経営の重要事項で拒否権を持つ狙いがある」と解説する。

 スカイマークは5月29日までに再生計画案を東京地裁へ提出する。現在、大口債権者の仏エアバス社などとの間で債権の弁済額を交渉中。一方、インテグラルやANA、銀行2行は計180億円を出資する。債権者の届け出債権額は計3000億円に上っており、今後は債権に対する弁済率が焦点となる。【山口知、土屋渓】

 ◇民事再生法

 経営が悪化した企業が、事業を継続しながら再建するための手続きを定めた法律。2000年4月に施行された。申請した企業は裁判所の管理下で借金の減免などを盛り込んだ再生計画案を作り、銀行など債権者の同意を得て残りの借金を返済していく。債務超過などで経営破綻する前の「破綻の恐れ」の段階で申請できる。手続きを迅速化し、早期再建を目指しているのが特徴だ。民事再生法と並ぶ倒産法の一つである会社更生法よりも計画案成立の条件は緩く、計画の認可までにかかる期間も短いケースが多い。旧経営陣が引き続き経営に携わることも可能。当初は中小・中堅企業への適用を想定していたが、スカイマークなど大企業の申請も目立つ。

5281チバQ:2015/05/21(木) 22:26:43
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20150520-OYTNT50245.html
広島空港離れ懸念 再開〜GW利用16.8%減
2015年05月21日
空港内で保管されている事故機(下)の上を離陸する旅客機(三原市本郷町で)
空港内で保管されている事故機(下)の上を離陸する旅客機(三原市本郷町で)

 ◇アシアナ事故影響 県、PR拡大へ

 アシアナ航空機着陸失敗事故のあった広島空港(三原市本郷町)の発着便について、4月17日の運用再開から大型連休終了の今月6日までの搭乗者数が11万8829人と、前年同期比16・8%減に落ち込んだ。特に羽田線が同24・6%減と顕著で、事故により、近隣の空港や新幹線に流れたとみられる。「空港離れ」を懸念する県は利用促進のPRに乗り出す方針。(浦野親典)

 県によると、羽田線(1日17往復)の搭乗者数は7万9974人(前年同期10万6116人)だった。札幌線(1日2往復)は6323人で前年同期比16・9%減、仙台線(同)は3537人で同9・5%減、那覇線(同1往復)8146人で同11%減と、国内線は10万9009人、同15・4%減だった。

 国際線も、事故後4月29日まで欠航したアシアナ航空のソウル線が同77・2%減だったほか、中国路線も同19・2%減など、計9820人で同29・8%減少した。

 大型連休中(4月28日〜5月6日)、日本航空(JAL)と全日空(ANA)は好調で、全国の国内線搭乗者数は同6・7〜8・8%増。近隣でも、岡山空港の羽田線はANAが同21・7%増、JAL同13・8%増、高松空港もANA同13・5%増、JAL同5・2%増などだった。広島空港関係者は「事故の影響で、『運航しないことがあるのでは』と、避けられた可能性が高い」と推測する。

 一方、新幹線(4月24日〜5月6日)は岡山―広島間の上下線利用者数が同8%増えており、JR西日本も「確実性の高い新幹線が選ばれたのでは」(広報担当者)とみる。

 県が、旅行会社や航空各社に影響を聞き取り調査したところ、「出張で空港を使わなくなった企業がある」などの声があった。大手旅行会社JTB中国四国(広島市)の担当者は「不安を見せる客には、新幹線や別の空港を勧めることもある」と明かす。

 広島空港は4月14日夜の事故後、2日間閉鎖。再開後も運用に厳しい気象条件が課され、同19、20両日は悪天候でほぼ全便が欠航した。しかし、事故機が撤去され、計器着陸装置(ILS)は仮復旧したことで、気象条件も緩和された。

 連休中の天候による欠航は計6便で、事故後運休したアシアナ航空ソウル線などを除く実質的な就航率は98・8%と事故前(3月、99・2%)と同程度だった。

 このため、県は、仮復旧したILSでも、1993年の開港当時と同程度の就航率が確保されていると、広告などでPRすることを検討。黒川幸雄・県空港振興課長は「『広島空港は予定を立てにくい』とのイメージを払拭したい」と話している。

2015年05月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

5282チバQ:2015/05/21(木) 22:27:13
http://mainichi.jp/select/news/20150522k0000m040035000c.html
航空便:富山−羽田便、苦戦 北陸新幹線に押され
毎日新聞 2015年05月21日 18時49分(最終更新 05月21日 19時19分)

羽田空港の国際線ANAラウンジで提供される富山の日本酒=富山市新総曲輪の県民会館で2015年5月20日、成田有佳撮影
羽田空港の国際線ANAラウンジで提供される富山の日本酒=富山市新総曲輪の県民会館で2015年5月20日、成田有佳撮影
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 3月14日の北陸新幹線開業後、富山−羽田(東京)の航空便が苦戦を強いられている。開業2カ月間(5月15日まで)の利用客は対前年比61.3%に落ち込み、4月の1カ月間だけでは56.9%とほぼ半分に減った。就航する全日本空輸(ANA)は20日、富山特産の日本酒を提供するなどの誘客作戦を発表。県なども利用促進のPRを展開して航空便の利便性維持を図っている。

 北陸新幹線開業後、富山−羽田の航空便数は12便で維持されたが、機材は小型化された。県は2月補正を含む今年度予算で、富山空港の利用促進に計約1億9000万円を計上。PR事業だけでなく、レンタカー利用料を助成したり、宿泊施設のクーポン券を提供したりするなど、利用を促す支援策も充実させた。

 20日には、ANAホールディングスの伊東信一郎会長が富山市内で記者会見。北陸新幹線について「切磋琢磨(せっさたくま)する好敵手」としてライバル視し、「新幹線に一度乗ってみたいという需要がまだ一巡していないのでは」と現状を分析した。また、夏の利用状況を見極めた上で、機材の大型化は「需要があれば当然やっていく」とした。

 一方、機内食や空港ラウンジで県の特産品を扱う「Tastes of JAPAN by ANA TOYAMA」を発表。6〜8月に羽田空港の国際線ラウンジで県の日本酒12銘柄を用意する他、県産野菜を使ったドライカレーなどを提供する。一部の国際線の機内食では、富山のワインを使ったソースを生かしたメニューなども出す。47都道府県を順番に取り上げるプロジェクトの一環で、石川県は昨年実施されたが、富山県では、新幹線開業を見据えた展開という。【成田有佳】

5283チバQ:2015/05/21(木) 22:28:00
http://www.sankei.com/west/news/150521/wst1505210048-n1.html
2015.5.21 11:31

「行きは乗れた…」車いす男性搭乗拒否 LCCおわび




西宮市の男性 人権救済申し立てへ

 格安航空会社(LCC)のジェットスター・アジア航空から搭乗を拒否されたのは障害者差別に当たるとして、脳性まひのため電動車いすを使用している兵庫県西宮市の大久保健一さん(38)が21日、同日中に日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済を申し立てることを明らかにした。

 弁護団などによると、大久保さんは昨年9月、渡航先のバンコクから帰国するため、バンコク発福岡行きの便に搭乗しようとして拒まれた。弁護団は「単独で搭乗することは事前に伝えてあり、行きの便には乗れた。搭乗拒否の正当な理由はない」と主張している。

 ジェットスター・アジア航空は「さまざまな事情が絡み合い、特別なケアを必要とするお客さまに最大限のケアを提供できなかったことを心よりおわび申し上げる」とコメントした。

5284チバQ:2015/05/21(木) 22:28:28
http://mainichi.jp/select/news/20150522k0000m020058000c.html
関西国際空港:15社目のLCC「スクート」
毎日新聞 2015年05月21日 19時46分

 ◇シンガポール便を7月8日から週6便就航
 シンガポール航空傘下の格安航空会社(LCC)「スクート」は21日、関西国際空港−シンガポール便を7月8日から週6便就航すると発表した。うち3便はバンコク、3便は台湾・高雄経由。関空に就航するLCCは15社目。

 スクートは2011年設立の中長距離専門のLCC。日本には12年、成田空港に台北経由で就航している。これで同社の就航都市は6カ国13都市となる。

 同社のキャンベル・ウィルソン最高経営責任者(CEO)は同日、大阪市内で記者会見し、「(訪日旅行客に)東京、大阪、京都を一度に回る旅が人気なので、東京と大阪双方への就航が重要だ」と述べた。【吉永康朗】

5285チバQ:2015/05/21(木) 22:29:22
http://www.sankei.com/west/news/150520/wst1505200075-n1.html

2015.5.20 20:36

外国人が日本人の2倍超 関空、4月の国際線旅客





 新関西国際空港会社が20日発表した4月の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線の外国人旅客数は前年同月比52%増の94万2310人となり、3カ月連続で単月としての過去最高を更新した。円安で海外旅行を控える傾向が続く日本人は、8%減の40万5650人。外国人が日本人の2倍を超したのは初めてという。

 アジアを中心に訪日需要が高まり、格安航空会社(LCC)などの増便が相次いだのが背景。

 国際線旅客数全体では25%増の135万7466人となり、2カ月連続で最高を更新した。国内線は11%増の52万9171人だった。

 大阪(伊丹)空港の旅客数は1%増の113万4618人だった。

5286チバQ:2015/05/21(木) 22:29:42
http://www.sankei.com/west/news/150518/wst1505180046-n1.html
2015.5.18 09:32

「真の24時間空港」へ改善 関空、夏までに「未明のアクセス空白」解消目指す






早朝の出発便などのため、関西国際空港のベンチで一夜を過ごす旅行客ら=16日午前1時50分ごろ
 日本を訪れる外国人観光客の急増を受け、関西国際空港が受け入れ体制の充実を急いでいる。深夜や未明に到着し、始発電車を待つ人や、早朝の出発客が空港内で一夜を過ごすケースが増える中、リムジンバスの24時間運行や、休憩用エリアの整備などで利便性の向上を目指す。

 新関西国際空港会社によると、平成26年度の関空の国際線旅客数は約1352万人で過去最高になった。中でも外国人観光客は前年度比41%増の約699万人。6年の開港以来初めて日本人の数を上回った。

 一方、空港から大阪市内へと向かうリムジンバスの最終便は午前1時45分で、始発便は午前5時。電車も午後11時40分から午前5時45分まで運行しておらず、早朝の格安航空会社(LCC)の出発便などのために約200〜300人が空港内で夜を過ごし、その約7割が外国人観光客だ。

 第1ターミナルビルのベンチ約1300席は、こうした人々で埋まり、シャワーが使える有料ラウンジには順番待ちの列ができることも。タクシーはあるが「24時間空港なのに深夜に到着しても関空から出られない」と不満の声もあった。

 新関空会社は改善策を検討。7月までに複合商業施設「エアロプラザ」内に約200席の椅子を配置して休憩や仮眠用のスペース(約550平方メートル)を整備し、コインシャワーも設置する。

 リムジンバスの会社には、深夜や未明でも1時間に1本のペースで大阪市内行きを運行するように増便を要請。夏の繁忙期前までに実現させる。

 午前6時半から午後10時までだった国際線到着ロビーの案内カウンターは24時間対応にする。

 新関空会社の担当者は「24時間空港として、深夜も快適に過ごせる場所にしていきたい」と話している。

5287チバQ:2015/05/21(木) 22:30:51
http://www.sankei.com/west/news/150515/wst1505150064-n1.html
2015.5.15 17:20

稼ぐ関空、中国・台湾“爆来”と商業施設で…営業益も36%増




【中国】
 新関西国際空港会社が平成27年3月期連結決算を発表。売上高にあたる営業収益が前期比21%増の1538億円、本業のもうけを示す営業利益は36%増の442億円と、大幅な増収増益となった。

 中国、台湾などアジアで格安航空会社(LCC)の新規就航や増便があり、関空の国際線航空旅客数が最高となったことなどが寄与した。外国人の増加を受け、関空では免税店を中心とする商業収入も伸びた。

 最終利益は、前期に大阪国際空港ターミナル(OAT)の買収に伴う特別利益を計上した反動で、18%減の195億円となった。

 28年3月期の営業収益について安藤圭一社長は「1600億円を超える水準になる」としている。

5288チバQ:2015/05/25(月) 22:37:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0137582.html
新千歳の発着枠、1時間で5回増 今夏に試行、最大37回に
05/25 16:30、05/25 19:44 更新

 国土交通省と防衛省は25日、新千歳空港の日中(午前7時〜午後10時)の1時間当たりの発着枠について、7月25日と8月8〜16日の間、現在の32回から試行的に5回増やし、最大37回とすることを決めた。試行した結果を踏まえて年末年始でも同様の措置を実施し、今後、42回に拡大することを目指す。受け入れ態勢の強化で、国際線の混雑緩和や新規海外路線の開拓が進むとみられる。

 新千歳空港の管理は国交省だが、航空自衛隊機が離着陸する千歳飛行場が隣にあるため、空港の管制業務は防衛省が担当する。航空管制の処理能力などを基に、日中の1時間当たりの発着枠を32回に制限している。

 しかし国内航空会社の機材小型化や格安航空会社(LCC)の就航、道内を訪れる外国人観光客増を受けた国際便の増加で需要が拡大している。

 国交省と防衛省は、お盆期間や年末年始などの客が多い時期に臨時便やチャーター便を対象に発着回数を試行的に増やすことで合意した。

5289チバQ:2015/05/25(月) 22:44:13
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000007691.shtml
関空・伊丹運営権売却 オリックス・仏企業連合のみ応札
 2兆円を超える関西空港と伊丹空港の運営権売却を巡り、入札に応じたのはオリックスとフランスの空港運営会社による企業連合だけとみられることがわかりました。

 今月22日に締め切られた関空と伊丹の運営権売却の1次入札。

 参加を表明したのは、オリックスとフランスの空港運営会社「ヴァンシ・エアポート」の連合だけとみられています。

 「少なくとも主幹事として中心的な役割を担うことからは手を下ろす」(三菱地所)

 応札した企業の名前は公表されていませんが、企業などへの取材の結果、日本生命は、「代表企業としての参加は空港運営などのノウハウの観点から現実的に難しい」、また、東京急行電鉄は、「企業連合の形成がうまくいかなかった」などとし、資格審査を通過した国内外20社のほとんどが入札を見送ったことがわかりました。

 応札は1企業連合だけでも進められ、オリックス・ヴァンシ連合が実質的に優先交渉権を得たことになりますが、この連合に出資する企業を募るのに時間がかかるとみられ、今後、運営権移行などの時期が遅れる可能性が強まっています。 (05/25 19:13)

5290チバQ:2015/05/26(火) 21:25:30
http://mainichi.jp/select/news/20150527k0000m020067000c.html
スカイマーク:ANA支援、最大債権者が反対
毎日新聞 2015年05月26日 20時48分

 民事再生手続き中のスカイマークの最大の債権者である米航空リース会社が、ANAホールディングス(HD)によるスカイマークの再建支援に反対していることが26日、分かった。再生計画案の可決には債権者の一定の同意を得る必要があり、最大債権者の反対によって計画案の成立が困難になる恐れが出てきた。
 ANAの支援に反対しているのは、米航空機リース会社のイントレピッド・アビエーション。スカイマークと航空機7機のリース契約を結んでおり、スカイマークの破綻後、東京地裁に約1000億円の債権を届け出た。届け出があった債権総額約3200億円の約3分の1を占める。

 関係者によるとイントレピッドは、再生手続きを監督するために地裁が選任した弁護士に、ANAによる支援に反対する意向を伝えてきたという。反対の理由は不明だが、スカイマークがイントレピッドの届け出た債権額を「過大だ」と主張して減額を交渉しているため、交渉を有利に進めるための駆け引きとの見方もある。

 スカイマークは29日までに再生計画案を東京地裁へ提出し、6〜7月に債権者集会を開いて計画案への同意を得たい考えだ。民事再生法では、計画案を可決するためには、債権総額、債権者数のいずれも2分の1以上の同意を得る必要がある。債権額の約3分の1を持つイントレピッドが反対すれば、採決への影響は大きい。計画案が否決された場合、最悪の場合は破産手続きへ移行する可能性もあり、スカイマークの再建の道が閉ざされかねない。

 このため、今後はスカイマークが仏エアバスなどイントレピッド以外の債権者から再生計画案への賛成を取り付け、可決の要件を満たせるかが焦点となる。スカイマークは計画案を提出後、イントレピッドを含む債権者から計画案への賛成が得られるよう、交渉を続けるとみられる。

 スカイマークの再建策では、ANAと三井住友銀行、日本政策投資銀行が計49.9%、投資ファンドのインテグラルが50.1%を出資することで合意している。ANAは出資のほか、共同運航などによってスカイマークの再建を支援する方針を示していた。【山口知】

5291チバQ:2015/05/26(火) 21:26:33
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0137789.html
新千歳、発着枠の本格増には課題山積 地上要員増や交通手段拡充
05/26 13:36、05/26 13:42 更新

 新千歳空港の日中の1時間当たりの発着枠をお盆期間などに現在の32回から37回まで試験的に増やすことが25日決まり、道内外の観光関係者から歓迎の声が相次いだ。ただ、抜本的に発着枠を増やし、今まで以上の観光客を円滑に受け入れるには、新千歳全体の体制強化や、各地に向かう交通手段の充実など克服すべき課題は山積みだ。新千歳への一極集中が進む中、他空港の振興策も欠かせない。

 新千歳の発着枠はこれまで順次増えてきたが、今も運航ダイヤの過密が続いており、さらなる拡大が課題だ。今回の取り組みについて、北海道観光振興機構は「外国人観光客の増加につながる取り組みだ」と注目し、千歳市も「市内に立ち寄る空港利用者が増えることが期待できる」(空港・基地課)と受け止める。

 海外の航空会社も評価する。新千歳―大連線の開設準備を進める中国南方航空(広州市)は「短期間の増枠とはいえ、新千歳を使いやすくする動きとして前向きに捉えている」と話す。

 今回の試験運用がうまくいけば、国土交通省と防衛省は2016年から定期便を含めて発着枠を正式に増やす方向で検討する見通し。

 道の試算では、17年度の外国人観光客は従来目標の120万人からほぼ2倍の230万人に達する見込みで、高橋はるみ知事は20年に300万人を目指す公約を知事選で掲げた。こうした目標の達成には、発着枠の拡大だけでは不十分だ。カウンター業務など地上ハンドリング業務の要員を増やしたり、税関・出入国審査・検疫(CIQ)の機能を強化したりする必要がある。

5292チバQ:2015/05/26(火) 22:07:45
http://www.sankei.com/west/news/150526/wst1505260001-n1.html
2015.5.26 07:00
【ビジネスの裏側】
LCCめぐる東西ガチンコ対決…〝地盤沈下〟成田が反転攻勢、〝好調〟関空に死角あり





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4月に開業したLCC専用の成田空港第3旅客ターミナルの出発ロビー
 台頭著しい格安航空会社(LCC)をめぐる東西の拠点空港の“ガチンコ対決”が熱を帯びている。成田空港がLCC専用の第3旅客ターミナル開業を機に誘致を本格化させたのだ。羽田空港の国際線発着枠の拡大に伴い航空各社が長距離路線の羽田シフトを進める中、成田は利用者増の切り札にLCCを選んだ格好。LCCの拠点空港の地位を確立した関西国際空港も新たなターミナルの建設を計画。全日本空輸や日本航空など、従来からあるフルサービスキャリアの誘致と合わせて迎撃態勢を整えるが、首都圏空港の本腰に厳しい戦いも予想される。(橋本亮)

 
徹底したコスト削減

 配管類や柱がむき出しになった天井。窓が少なく、質素というよりも殺風景という言葉が合うのが成田空港で4月8日に開業した第3旅客ターミナルだ。簡素なつくりにすることで建設コストを大幅に削減。その結果、入居する航空各社が負担する施設使用料を既存のターミナルビルの半額程度に抑え、利用客が支払う施設使用料も国内線出発(大人)を約14%も安くすることができる。

 外見より中身を優先させる成田。実は日本の玄関口としての成田の地位に陰りが見え始めているのだ。

 その要因のひとつが羽田空港との競合だ。国内線が主体だった羽田だが、26年3月に国際線発着枠が拡大したことで欧州や東南アジア向けの中長距離路線が昼間に利用可能になった。都心に近い羽田の利便性が高まったことで、ビジネス客が中心の欧州向けなどの便が羽田に移る「成田離れ」に歯止めがかからない。

 成田を運営する成田国際空港会社(NAA)が発表した26年度の空港運用状況(速報値)によると、羽田の国際線発着枠拡大の影響を受け、成田で出入国した日本人旅客数は前年度比15%減の約1349万9千人にとどまった。

 成長が続くアジアの主要空港とのハブ(中核)空港の座をめぐる競争にも直面している。成田、羽田の両空港を合わせた国際線旅客数でも、23年に韓国の仁川空港やタイのバンコク空港に逆転された。すでに香港空港やシンガポールのチャンギ空港の後塵を拝しており、アジアでの存在感が低下している。

 そんな成田が起死回生の策として選んだのが、LCCの誘致だった。「フルサービスの航空会社と並ぶ一つの大きな柱」(NAAの夏目誠社長)と位置づけ、誘致を活発化。現在は国内外の計14社が運航し、27年の夏季ダイヤでは1週当たりの成田全体の旅客便発着回数に占めるLCCの割合は24・1%に上っている。

 
好調関空にも死角

 一方、関空はLCCの就航・増便で先行しており、勢いは衰えない。3月には中国のLCC、春秋航空が拠点化を発表。関空を運営する新関空会社の安藤圭一社長は「日本最大のLCC拠点という強みを強固にする」と意気込む。LCC受け入れ体制の拡充に向け、28年中にLCC専用の第3ターミナルの供用が始まる予定で、第4ターミナル建設の構想も浮上している。

 関空は深夜早朝帯に離着陸制限のある成田と違い、24時間離着陸が可能。そのうえ、成田、羽田という首都圏空港よりもLCCがターゲットとするアジアの主要都市に1時間程度近いという強みを生かしてきた。

5293チバQ:2015/05/26(火) 22:08:31
 ただ、関空に死角がないわけではない。成田にとどまらず、地方空港もLCCの誘致に躍起となっており、LCCは引き手あまたの状況。このまま上昇気流に乗り続けられるかは予断を許さない。

 真っ先に関空を拠点化したLCCのピーチ・アビエーションは26年度、関空からの新規路線を設定しなかった。ピーチは那覇、成田、仙台空港を拠点化してネットワークを拡充する計画で、関空発着以外の路線に力を注いでいることが背景にある。

 LCCをエンジンに成長を遂げてきた関空だが、大きなジレンマも抱える。

 LCCとの競争激化によるフルサービスキャリアの相次ぐ運休が、安定収益確保に向けて進めるビジネス客の囲い込みに水を差してきているのだ。このため新関空会社は「LCCとフルサービスキャリアの両方の便数を引き上げる」(安藤社長)方針を打ち出す。

 とはいえ、フルサービスキャリアが飛ばす長距離路線で、関空は成田に水を空けられているのが現状だ。関空の“弱点”とされる長距離路線網の脆弱さ。欧米便は国際線全体の1割程度に過ぎず、日本を代表する国際拠点空港の成田とでは大きく見劣りする。「長距離路線への乗り換えなどを考えれば、関空よりも成田の方がはるかに便利で、地力は成田が上」(航空業界関係者)との見方が強い。関空にとって、成田のLCC拡充は最大の脅威といえる。

 国土交通省は2020年の東京五輪までに成田、羽田両空港の発着枠を増やす方針を打ち出す。成田の猛追が予想されるなか、関空がLCC誘致で優位を保ち続けるにはLCCだけでなく、フルサービスキャリアの就航による路線網の拡充などが急務となる。

 日本最大のLCC拠点の地位をかけた戦いの軍配はどちらにあがるのか。勝負の行方は、関西の地域経済にも影響しそうだ。

5294チバQ:2015/05/26(火) 22:16:21
http://zuuonline.com/archives/63510
空港施設も変えたLCCのインパクト
2015/05/25 in ZUU TOPICS, ハウツーコラム(ビジネス・経営者向け), ビジネス

 成田空港に第2旅客ターミナルビルがオープンしたのが1992年12月。それから22年以上の時を経て、4月8日に、格安航空会社(LCC)専用の「第3旅客ターミナルビル」が開業した。LCCの利用者が増え続ける中、LCCの拡大を自社の事業の成果につなげようとする各社の戦略からも、目が離せない。
徹底したLCC路線が話題を呼ぶ
 延べ床面積6万6000平方メートル。旅客取扱い能力は年間750万人で、当初は550万人の利用を見込むというこの新ターミナルには、LCCをターゲットに見据えたさまざまな工夫が施されている。
 まず目に付くのが徹底したコストダウン。窓を少なくしてエアコンの効率を向上させる一方、案内表示には張り替えが簡単な布の横断幕を活用している。本館と国内線の搭乗エリアを結ぶブリッジには、空調すらない。
搭乗橋を設置せずシールによる案内表示など、隅々に渡るコストダウン策の結果、既存のターミナルと比べて建設費が約4割削減できたという。
 また、顔認証システムの導入により、空港に入る前に検問を設けて実施していた身分証明証のチェックを廃止して利便性を向上させたほか、早朝便に間に合うよう、午前4時からフードコートをオープン、施設内の休憩も24時間受け入れるなど、LCC利用者に的を絞ったアピールに徹底している。

コンセプトに同調する拡販戦略
 こ うした「LCC路線」は、新ターミナルのオープンに関わった企業各社の戦略にも如実に反映されている。無印良品を展開する良品計画 <7453> は、1991年に誕生したロングセラーヒット商品「脚付マットレス」を進化させた新商品ソファベンチを、約400台導入した。「待ち時間の長い空港で旅する人たちに快適さをお届けしたい」というのが狙いだという。
 同商品は一般向けに仕様を一部変更し、第3ターミナルの開港と同日の4月8日から、全国の無印良品で発売されている。
 また資生堂 <4911> は、免税エリア「Fa-So-La DUTYFREE」に子会社「ザ・ギンザ」を通じて免税店をオープンした。
 空港等で免税事業を行うトラベルリテール(TR)は、世界的な旅行需要の高まりを受け伸長傾向にある。資生堂の国内TR事業を運営し、全国の空港23施設に43店舗で展開する「ザ・ギンザ」は、既に成田空港第1・2旅客ターミナルビルに計8店舗の免税店を構えている。
 今回オープンする第3旅客ターミナルビルの店舗は、出国審査通過後の正面という好ロケーション。取り扱う商品もLCC利用者のニーズに合わせてグローバル展開のブランドを揃えるとともに、店には資生堂専属の担当者として、美容の専門知識を得た「Fa-So-Ra DUTYFREE」の従業員が接客にあたる。
関連銘柄の動向にも注目
 「第3旅客ターミナルビル」の開業は、関連株の動向にも大きな影響を与える。中でも注目すべきは京成電鉄 <9009> だろう。
 成田空港からのLCCは、当初は国際線がジェットスター、チェジュ航空、バニラ・エア、国内線がジェットスター、Spring Japan、バニラ・エアと絞られているが、今後海外の航空会社が増えていくだろう。JR東日本 <9020> とともに成田空港へのアクセスの主力を担う京成にとって、開業が追い風となることに間違いはない。
 京成電鉄は「第3旅客ターミナルビル」の開業に向けて、昨年11月にダイヤ改正を実施した。都心方向へ向かう朝7時台のスカイライナーと、早朝ならびに深夜に成田空港に到着する便の運行をスタートさせ、空港アクセスを強化した。
 さらに、LCC機内での企画乗車券の販売を拡大するなどの施策も、今後効果を発揮してくることが予想される。まさに京成は、新ターミナル関連銘柄の本命と言えそうだ。(ZUU online 編集部)

5295チバQ:2015/05/27(水) 22:53:30
http://www.asahi.com/articles/ASH5W5KMXH5WUHBI00M.html
シンガポール航空、飛行中にエンジン停止 墜落は回避
シンガポール=都留悦史2015年5月27日18時41分
 シンガポールを23日夕に出発し、上海に向かっていたシンガポール航空SQ836便(エアバスA330―300型、乗客乗員194人)が、飛行中に全エンジンが一時停止するトラブルを起こしていたことが27日わかった。パイロットがエンジンの再始動に成功し、墜落は免れた。けが人も出なかった。

 シンガポール航空によると、トラブルは離陸から3時間半後に発生した。高度3万9千フィート(約1万2千メートル)を飛行中に悪天候に見舞われ、両翼にある英ロールス・ロイス社製のエンジン2基が停止。うち1基はすぐに再始動でき、残り1基も機体を下降させながら再始動した。同機は定刻から11分遅れで上海の空港に着陸した。

 インターネットで飛行データを提供する「フライトレーダー24」によれば、トラブルへの対処で、同機の高度は1万3千フィート(約4千メートル)降下していた。

 このトラブルを同航空は航空当局に伝えたが、26日に複数の専門メディアが報じるまで公表していなかった。シンガポール航空事故調査局の報道官は「情報とフライトデータを集めている」とコメントした。(シンガポール=都留悦史)

5296チバQ:2015/05/28(木) 21:31:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150527-00000024-fsi-bus_all

エアバスもスカイマーク再生案に難色
SankeiBiz 5月28日(木)8時15分配信

 民事再生手続き中のスカイマークが策定する再生計画案に対し、大口債権者の欧州エアバスが難色を示していることが27日、分かった。最大債権者である米リース会社、イントレピッド・アビエーションも再生案に反対している。エアバス、イントレピッドの2社の動向次第では、再生案の見直しを迫られる可能性が出てきた。スカイマークの再生案では、小型機中心の運航にシフトする見通し。これに対し、エアバスは自社製の航空機の導入が少ないことに不満を示しているという。スカイマークは29日までに再生計画案を東京地裁に提出する予定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000008-jij-bus_all
日航への株売却に歯止め=事前通知でANAなど合意―スカイマーク再生
時事通信 5月28日(木)2時32分配信

 スカイマークの民事再生をめぐり、新たに株主となる投資ファンド「インテグラル」(東京)やANAホールディングスが、株を売却する際に他の株主に事前通知することで合意したことが27日、明らかになった。ANA側には、競合する日本航空にスカイマーク株が売却されるのを阻止する狙いがある。スカイマークは再生計画案を29日に東京地裁に提出する方針だ。

5297沖縄無党派:2015/05/30(土) 23:38:34
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-243152-storytopic-4.html
台湾のLCC来月29日就航 那覇―台北、週3往復
2015年5月20日 10:04

 台湾の中華航空などが出資する格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾(台湾虎航)は6月29日に那覇―台北線を新規開設する。月・木・日曜日の週3往復で、使用機材はエアバス320。同社の沖縄路線就航は初めて。
 台北から那覇行きは午前6時半、那覇から台北行きは午前9時50分に出発する。
 タイガーエア台湾は、シンガポール航空傘下のタイガーエアウェイズ・ホールディングスと中華航空が2013年に合弁で設立した台湾初のLCC。
 那覇―台北は現在、中華航空、復興航空、エバー航空、LCCのピーチ・アビエーションが就航している。

5298チバQ:2015/05/31(日) 21:40:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150531-00071482-toyo-bus_all
「空港アクセス戦争」はこんなに過熱していた
東洋経済オンライン 5月31日(日)6時0分配信
 成田国際空港と関西国際空港。日本を代表する東西の2大空港を舞台に、鉄道各社のシェア争いが激しさを増している。

【写真あり】ピーチ仕様のキュートな「ラピート」

 東の成田空港では、アクセス手段として最も利用者が多いのが鉄道で、全利用者の42%を占めている。これに空港バス(21%)、自家用車(20%)が続く格好だ。

 鉄道では、1991年にJR東日本と京成電鉄が乗り入れを開始。以来、「成田エクスプレス」「京成スカイライナー」という看板特急を導入して、しのぎを削っている。両者のシェアはほぼ互角。ただ、特急料金のかからない列車も含めると、京成のシェアがJR東日本を上回る。

■ 京成は料金、JRは広域性に強み

 京成は日暮里―空港第2ビル間を36分で結ぶスカイライナーのほか、所要時間は1時間程度かかるものの特急料金の不要なアクセス特急や快速特急が、割安さを武器に利用者を集めている。

 一方、JR東日本の成田エクスプレスは、都内のみならず大宮や横浜の発着もあることから、首都圏の幅広いエリアから乗客を集めている。ただ、東京駅から成田空港まで1時間半程度かかることに加え、料金がスカイライナーより割高というデメリットがある。

 成田空港では、22年ぶりの新ターミナルとなる第3ターミナルが4月8日に稼働したのをきっかけに、数多くのLCC(格安航空会社)が新たに就航している。京成は「グループ会社が運営しているバスも加え、多様なアクセス手段を提供することで、LCCの乗客に利用していただきたい」と意気込む。

 だが、LCCの利用客は価格に敏感だ。割高なスカイライナーが敬遠されることはないのか。

 こうした見方について、京成電鉄の担当者は「LCC利用客がアクセス手段についても割安感を求めるという捉え方はしていない」と話す。価格ではなく利便性を高めることで、LCC利用客を取り込む構えだ。京成が昨年11月に行ったダイヤ改正からはこの傾向がはっきりと浮かび上がる。

 まず、上り始発スカイライナーの成田出発時刻を8時台から7時台に繰り上げた。早朝に成田空港に到着する便の多いLCC乗客の獲得を狙ったものだ。一方、下りの最終イブニングライナーは京成上野発車時刻を22時00分から23時00分に繰り下げた。成田空港着は24時10分で、翌朝のLCC早朝便の利用者に対応した。

 ライバルである成田エクスプレスの上り始発は7時44分、快速エアポート成田の下り到着時刻は22時47分。京成が一歩リードしたといってよい。

■ JRが外国人に人気なワケ

 スカイライナーと成田エクスプレスを比較すると、前述のとおり、シェアはほぼ互角だが、外国人だけで比較すると成田エクスプレスの利用者のほうが多い。この理由は、「ジャパンレールパス」など外国人専用のJRパスを使えば、成田エクスプレスに無料で乗れるためだ。

 そこで京成は、東京メトロや東京都交通局と組み、地下鉄が1〜3日間乗り放題となる切符にスカイライナーの往復乗車券を組み合わせた「京成スカイライナー & 東京サブウェイ・チケット」の販売を昨年7月から開始している。

 さらに、春秋航空、バニラエア、ピーチ・アビエーション、エアアジアXといったLCCの機内で「スカイライナーバリューチケット」も販売している。成田空港に到着した外国人客の中には、JRと京成のどちらを利用したらよいか迷う人もいるだろう。だったら「到着前に売ってしまえ」という戦略だ。2470円のスカイライナー料金が2200円に割引になるというメリットもある。

 次々と手を打つ京成に対して、JR東日本は成田エクスプレスに往復割引切符を導入し、さらに空いている指定席があれば事前の指定なしに座れる「座席未指定券」という制度を導入した。両社のサービス合戦は激しさを増す一方だ。

5299チバQ:2015/05/31(日) 21:40:57
 1994年に開港した西日本のハブ空港・関西空港でも、JRと私鉄のシェア争いは繰り広げられている。

 関空の鉄道アクセスを担うのはJR西日本と南海電鉄の2社。JR西日本は「はるか」、南海は「ラピート」という空港特急列車を投入し、客の奪い合いに躍起だ。

 両社の空港アクセス輸送人員を比較すると、JR西日本が一歩リードしている。南海は料金こそ安いのだが、終点が大阪ミナミの玄関口であるなんばで、そこから先は他社線に乗り換える必要があるのがネックだ。

 一方のJR西日本は、京都など他都市との間を直通で結んでいるという強みがある。人気のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)への乗り換え移動も簡単で、「USJがお目当ての人はJRを使うのではないか」と見る関係者も多い。成田エクスプレス同様、JRが乗り放題となる外国人向けのジャパンレールパスも輸送人員増に一役買っている。

 ところが、近年になって南海が巻き返しに動き出した。関空─なんば間の割引切符と交換できる引換券を2012年3月からピーチの機内で販売。開始時期は京成のスカイライナーバリューチケットより1年以上早く、南海のほうが本家といえる。この切符は2013年度に9万6000枚を売り上げるヒット商品となった。

 LCC向けのPR展開もぬかりない。昨年9月には、ラピートの一部編成の色をピーチの機体と同じ白とピンクに塗り替えた。こうした戦略を取ることで、「LCCなら南海」というイメージ醸成につなげていく戦略だ。

■ 関空バスでは南海が優位

 さらに視野を広げると、空港アクセスバスの台頭も著しい。

 首都圏の空港バスといえば、白地にオレンジの塗装が目を引く「エアポートリムジン」が知られている。都心の各所と成田空港間を結ぶ料金は3100円。これに対して、京成バスの「東京シャトル」(東京駅―成田空港間)の料金はたったの900円。平和交通とJRバス関東が共同運行する「THEアクセス成田」の料金も1000円と割安だ。どちらも、低価格を武器に利用者を増やしている。

 成田空港同様、関空でも空港アクセスとしてバスが台頭している。南海はリムジンバスを運営する南海バス、関西空港交通を傘下に抱える。鉄道が走っていない早朝や深夜の時間帯にバス便を投入し、じわじわとシェアを伸ばしている。鉄道ではJR西日本にリードを許すものの、鉄道とバスのトータルで見れば、関空アクセスの主役は南海だといえそうだ。

 かねてから、都心部とのアクセスの悪さが指摘されてきた成田、関西の両空港。JRと私鉄が火花を散らす中で利便性が向上するのであれば、利用者にとってはうれしい限りだ。


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