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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7547OS5:2023/03/14(火) 13:41:12
https://mainichi.jp/articles/20230313/k00/00m/010/198000c
都構想なき大阪ダブル選、割れる非維新 自民、党本部と思惑ずれ
政治

速報

地方選挙

大阪
毎日新聞 2023/3/14 07:30(最終更新 3/14 07:30) 1563文字
会談で憲法改正などの分野では協力を進めるとした自民党の茂木敏充幹事長(右から2人目)と日本維新の会の馬場伸幸代表(同3人目)。東京では自民と維新の関係強化も進む=国会内で2023年1月17日午後4時31分、竹内幹撮影拡大
会談で憲法改正などの分野では協力を進めるとした自民党の茂木敏充幹事長(右から2人目)と日本維新の会の馬場伸幸代表(同3人目)。東京では自民と維新の関係強化も進む=国会内で2023年1月17日午後4時31分、竹内幹撮影
 自民党の宗清(むねきよ)皇一・大阪府連会長(衆院議員)は2月中旬、法学者の谷口真由美氏(48)らを連れて東京・永田町を訪れ、茂木敏充幹事長と向き合った。府知事選で谷口氏を支援すると報告するためだった。

 知事選には、地域政党・大阪維新の会代表で現職の吉村洋文氏(47)が出馬する。谷口氏はその対抗馬だが、自民の憲法改正草案を批判する著書を過去に出版し、TBSの番組「サンデーモーニング」などのコメンテーターとして政権批判も繰り返してきた。立憲民主党府連も谷口氏を自主支援する。今回の出馬は立憲府連幹部の打診がきっかけで、自民には「敵」に近い存在だ。


 だが、茂木氏は宗清氏の申し出をあっさりと了解したという。「茂木さんは『谷口では勝てない』と考え、大阪自民のことも見限っている。維新の機嫌を取ったのでは」と党関係者は解説する。日本維新の会と立憲の国会での連携にくさびを打ちたい茂木氏はこの前月、吉村氏らと焼き鳥店で会食して維新と距離を縮めていた。

 さらに自民の萩生田光一政調会長は2月24日、東京都内で開いた自身の政治資金パーティーに、日本維新の会前代表で顧問の松井一郎大阪市長を講師として招き、自民府議らが反発するなど、東京と大阪で自民の思惑のずれが垣間見える。


 知事選は大阪市長選とのダブル選で行われる。ダブル選となった2011年以降、維新は3戦全勝。3連敗中の自民府連は候補者探しが難航し、ようやく浮上したのが谷口氏だった。

 ところが、足元で反発が起こる。谷口氏に不満を持つ自民府議の一部が「支援を全力で阻止する」と声を上げるなどし、自民府連は拘束力のない自主支援にとどめた。その後、自民府議3人が「谷口氏を一切支援しない」と文書で表明。大阪府吹田市の自民市議6人も同様の文書をつくり、メディアに公開した。


 自民府連に痛手だったのは、他党を巻き込む「維新包囲網」の形成にも失敗したことだ。維新が掲げる「大阪都構想」の是非が争点だったこれまでのダブル選では、都構想反対で一致する自民や立憲、共産党などが連携して非維新候補を一本化し、各党が実質相乗りで支援してきた。だが、共産系の市民団体が年明け早々、元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)の擁立を発表。さらに参政党も歯科医の吉野敏明氏(55)を公認するなど、非維新勢力が分散している。

 背景には、今回は都構想が争点にならないことがある。2度の住民投票で否決され、維新は今回、都構想を公約から外した。代わりの争点として、維新が大阪への誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)が浮上するが、府連内部で賛否が割れる自民と、反対を打ち出す共産の主張は足並みがそろわず、候補者の一本化はならなかった。

大阪城とキタのビル群(奥)。大阪では4月に府知事・大阪市長のダブル選が行われる=大阪市内で2021年8月4日、本社ヘリから加古信志撮影拡大
大阪城とキタのビル群(奥)。大阪では4月に府知事・大阪市長のダブル選が行われる=大阪市内で2021年8月4日、本社ヘリから加古信志撮影
 こうした状況のなか、維新はダブル選と同日選となる府議選と大阪市議選で過半数の獲得を目指す。市議会では過去に過半数を得たことがなく、都構想の住民投票実現などで公明党の協力を仰がざるを得なかった。見返りに公明が議席を持つ関西の衆院6選挙区に候補を立てない配慮をしてきたが、過半数を奪えば遠慮が不要になる。維新のあるベテラン府議は「都構想という看板はなくなったが、局面を変えるチャンスだ」ともくろむ。【隈元悠太、石川将来、澤俊太郎】

 統一地方選のスタートを切る9道府県知事選の告示が23日に迫った。選挙の構図や注目点を報告する。

大阪府知事選立候補予定者
 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

吉村洋文(よしむら・ひろふみ)47党代表 大維現①

辰巳孝太郎(たつみ・こうたろう)46元参院議員 無新=[共]

佐藤さやか(さとう・さやか)34薬剤師 政新

吉野敏明(よしの・としあき)55歯科医 参新

稲垣秀哉(いながき・ひでや)53執筆業 諸新

谷口真由美(たにぐち・まゆみ)48法学者 無新

7548OS5:2023/03/14(火) 13:41:55
https://mainichi.jp/articles/20230303/k00/00m/010/083000c
維新改革で削られる議員定数 共産襲う「宝の議席」消滅の危機
石川将来  半世紀以上、守ってきた議席がなくなるかもしれない。共産党を今、こんな不安が覆う。

 1951年の第2回統一地方選以来、議席を有する大阪府議会だ。現在は2人の府議がいるが、4月の府議選ではどちらも当落線上にある。

 党の志位和夫委員長も1月に大阪を訪れ、「宝の議席を絶対に守り抜く」と党員らを鼓舞した。そして、こんな「実績」を披露した。条例の制定などについて府に要望や意見を述べる「請願」を府民が出すには府議の紹介が必要だが、2019年4月からの3年間で府議会に提出された約136万人分の請願のうち、9割を超える約127万人分は共産府議のみが紹介した――。「かけがえのない懸け橋の役割を果たしている」と志位氏は強調する。

「コスパ重視」で定数3割削減
 共産が議席消滅の危機にある理由は、府議会で進む議員定数削減の影響が大きい。今回の選挙で、定数は9減の79になる。大阪(人口約884万人)と人口規模が近い神奈川県議会(定数105)や愛知県議会(定数102)と比べると、かなり少ない。人口あたりの議員数は都道府県議会では最少で、府議会には「日本一スリムな議会」をアピールする声もある。

 この定数削減を進めたのが、「身を切る改革」を党是とする地域政党「大阪維新の会」だ。府議会で過半数を占める勢力を背景に、定数条例改正案を自民・公明の両会派と共同提案して成立に持ち込んだ。定数9減により議員報酬や政務活動費など4年間で約7億円の経費削減になるという。

 維新が10年に誕生して以来、定数削減が決まるのは2回目だ。15年府議選の前にも21減の大幅削減を実現させており、約10年間で定数を109から79へ約3割減らしたことになる。維新はその必要性を「財政は依然厳しく、最少の経費で最大の効果を上げる」(条例案提案理由)と訴える。

 だが、こうした「コストパフォーマンス重視」の定数削減の陰で、府議会が全国でも異例の姿に変容していることはあまり知られていない。

7割近くが「小選挙区…

毎日新聞 2023/3/6 06:30(最終更新 3/6 19:06)

7549OS5:2023/03/14(火) 21:37:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/09d0187d05cd616407326a1b3ed466d6dfddd16b
政党色薄めるも熱量に差、アップデート 同床異夢の選挙戦か
3/14(火) 20:29配信
任期満了に伴う大阪府知事、大阪市長のダブル選(4月9日投開票)で地域政党「大阪維新の会」に対抗する政治団体「アップデートおおさか」は、非維新系議員の自主支援を受け、政党色を極力出さずに「市民派」として浸透を図る狙いだ。ただ統一地方選を控えた議員側は、自身の集票にプラスになるかどうかで動く打算が見え隠れし、同床異夢の選挙戦になる恐れもある。

11日、大阪市中央区のビル1階に入ったガラス張りの事務所。アップデートが知事選に擁立する法学者の谷口真由美氏(48)、市長選に擁立する市議の北野妙子氏(63)は事務所開きのあいさつで「ガラス張りの行政」「透明性」を訴えた。

谷口、北野両氏を自主支援する自民党府連や立憲民主党府連からは、国会議員秘書ら事務方が駆け付けたが、議員は自民の川嶋広稔(ひろとし)市議ぐらい。関係者は「政党色など、いろいろ事情がある」と漏らした。

アップデートが政党色を薄める狙いは非維新勢力の結集にある。市長選は維新新人の府議、横山英幸氏(41)に対し、政党の支援を受ける非維新系候補者は北野氏に一本化される予定だが、知事選は奏功しているとはいいがたい。

現職で維新代表の吉村洋文氏(47)と対決する非維新勢力としては、谷口氏のほか、共産党が推薦する元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)▽参政党公認の歯科医、吉野敏明氏(55)▽政治家女子48党公認の薬剤師、佐藤さやか氏(34)-が並び立つ見通しだ。

こうした状況で推薦を求められていない自民は府連会長の宗清皇一衆院議員と川嶋氏がアップデートとの窓口になり、一部の府議や市議、国会議員秘書が支援に回る。立民は府連代表の森山浩行衆院議員に加え、辻元清美参院議員も政治資金パーティー券の販売に協力。「資金はそこまで出せないが、人は出す」とのスタンスで支援に関わっているという。

人員面で組織態勢をカバーするのは、労働組合の連合大阪だ。関係者は「谷口氏の支援は連合が、北野氏のバックアップは自民がそれぞれ受け持つと聞いているが、具体的なことは分からない」と首を振った。

こうした言葉を反映するように今月1日に開かれ、千人超の参加者が集まったアップデートの政治資金パーティーでは、熱量の差が露呈した。

自民府連所属の大阪市議は約20人の大半が出席したが、府議は10人に満たなかった。パーティーがお開きに近づくと地方議員らは足早に出口へ向かい、参加者と握手を交わして「これまで同様、よろしくお願いします」と頭を下げた。

「アップデートへの反発が強くない人間が来ているだけ。北野さんへのはなむけでもある」。ある議員は「消極的付き合い」を強調する一方、「パーティーに来るのは自民支持層だけではない」として、自身の選挙に向けた集票活動が参加の動機と明かす。

アップデート関係者は、ため息交じりに漏らした。「統一地方選が本格化すれば、各議員も谷口氏と北野氏を支援している場合ではなくなる。『市民派』は非維新票を獲得するために必要かもしれないが、まともに戦えない可能性もある」(五十嵐一、土屋宏剛)

7550OS5:2023/03/16(木) 20:13:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9645d8c50b1731963352e62cb7d71fea3b3ef57a
大阪ダブル選で公明が自主投票 衆院選見据え対決を回避か
3/16(木) 19:07配信

毎日新聞
大阪ダブル選の主な立候補予定者と各党の反応

 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)で、公明党は16日、自主投票に決めたと発表した。前回ダブル選で公明は自民党の擁立候補を府本部推薦のかたちで支援したが、今回は次期衆院選を見据えて地域政党・大阪維新の会との対決を回避したとみられる。

 この日、公明の石川博崇・府本部代表が記者会見し「(候補から)推薦の要請がなかった。(統一地方選の)地方議員選挙に全力を入れたい」などと理由を説明した。

 公明の態度決定を受け、主要政党の支援構図が固まった。維新は、知事選で現職の吉村洋文氏(47)を公認。維新に対抗する政治団体「アップデートおおさか」は法学者の谷口真由美氏(48)を擁立し、自民と立憲民主党が自主的に支援する。共産党は元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)を推薦。参政党は歯科医の吉野敏明氏(55)、政治家女子48党は薬剤師の佐藤さやか氏(34)をそれぞれ公認する。他にも政治団体が候補を立てる方針だ。

 市長選は維新が公認する府議の横山英幸氏(41)と、アップデートが擁立する市議の北野妙子氏(63)らが出馬を予定している。自民と立憲は知事選と同様に北野氏を自主支援する。共産は非維新候補を一本化させるため独自候補の擁立を見送った。ただし、北野氏と政策が異なるとして党として自主支援はしない。【隈元悠太】

7551OS5:2023/03/17(金) 08:57:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b950d8a04c171ab7376b699b8eff49d01ef990b
高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」 奈良知事選
3/17(金) 7:15配信



 奈良県知事選(4月9日投開票)で、自民党県連会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相の政治手腕に疑問の声が上がっている。推薦を求めた現新2氏への対応を巡って県連内が混乱。高市氏との意見の食い違いを理由に、選挙対策委員長の県議が役職の辞任届を出すほど事態は深刻化している。県連は支援態勢の一本化を調整するよう党本部に求めているが、収束する気配は見えない。

 ◇議論紛糾、高市氏に一任で最終決定

 「選挙対策委員会で決定したこと。一致団結し、推薦した候補を勝たせる」。知事選の対応を決めた1月15日の県連選対委員会の終了後、高市氏は報道陣にこう強調した。

 県連はこの日、無所属新人の元総務官僚、平木省氏(48)を推薦する方針を決め、党本部に上申することになった。平木氏は高市氏が総務相だった時に大臣秘書官を務めた「側近」とされる人物。5選を目指して推薦を求めていた無所属現職、荒井正吾氏(78)への支援は見送ることになった。県連はこれまで荒井氏を推薦してきた経緯がある。

 選対委員会での議論は紛糾した。会合は非公開で、代理を含めて委員の国会議員や県議ら計24人が出席。4期にわたる県政運営を評価して荒井氏を支援すべきだという声と、若返りのために平木氏を推す意見がそれぞれあった。党本部への相談を求める案も出た。しかし、高市氏は「絶対に決める」と、この日の決定に固執。最終的に判断は高市氏に一任されることになり、平木氏の推薦方針が決まった。

 実はこの選対委員会が開かれる数日前、一部の出席者に「県連選対委員会の進め方」と題した数枚の紙が示された。毎日新聞が入手した文書には、荒井氏を推す意見にどう反論するかや、平木氏推薦に反対する意見への対処法が記されている。採決をとらないようにするとの注意書きもあった。複数の委員へ取材すると、実際に当日、文書と同様の発言をした委員が複数おり、事前のシナリオに近い形で進められた。ある委員は「もし採決していたら、荒井氏と平木氏は拮抗(きっこう)した結果となっていたはずだ」と取材に明かした。

 「えげつない。そこまでやるのか」。文書の存在を知った荒井氏は、逆に出馬への意欲を強めた。自民党参院議員を務めた経験などから党のベテラン国会議員らに人脈を持つ荒井氏は、県連の決定に納得がいかず、選対委員会の2日後に上京して党幹部らに異議を唱えた。党幹部も選対委員会の文書の内容を把握していたという。

 これに対し、平木氏を支持する県議や首長らは2月21日、党本部で茂木敏充幹事長と面会。選考過程の正当性を説明し、平木氏の推薦を認めるよう求めた。荒井氏、平木氏の両陣営から支援の一本化を求められた党本部は、対応に頭を悩ませている。

 一本化が進まぬ状況を憂慮したのか、高市氏は27日、自身のツイッターで知事選について18回連続で投稿。「正当な手続きを経て奈良県連推薦を決定した平木しょう氏にも未(いま)だ党本部推薦が出ない理由は不明です」と記すほど事態は混乱している。

 県連では高市氏ら幹部と意見の食い違いがあったとして、選対委員長の県議が辞任届を提出した。この県議は荒井氏の政治資金パーティーに出席し、荒井氏と固い握手を交わした。ある県連幹部は「党が一丸となって知事選に臨む態勢は、もう崩壊した」とため息をつく。

7552OS5:2023/03/17(金) 08:57:47
 ◇「高市氏はやり方がまずかった」

 荒井氏への包囲網が敷かれたのは、2022年9月に高市氏が県連会長に就いた直後からだ。県政関係者によると、高市氏を支援するベテラン県議や高市氏の秘書が10月に荒井氏を訪ねた。荒井氏がその場で見せられたのは、党本部が実施したとされる情勢調査結果だ。日本維新の会、共産が候補を擁立すれば荒井氏は苦戦するとの内容だったという。

 不出馬を迫られていると受け取った荒井氏は反発。12月に平木氏が出馬を表明した後、年末に党本部の森山裕・選対委員長と極秘で面談した。そこで党本部から出馬への一定の理解が得られたと見込むと、年明け早々の1月4日に立候補を表明した。

 保守分裂の事態に、ある県連幹部は嘆いた。「高市氏はやり方がまずかった。荒井氏としっかり対話もせずに平木氏の擁立に動いたことで、分裂を招いてしまった」

 一方、県政界には荒井氏への不満も広がっていた。市町村の首長の大半は、荒井氏の後援会の代表に就いていた。21年の政治資金収支報告書によると、荒井氏は県内39市町村ごとに後援会を置き、そのうち38後援会の代表が首長だった。

 知事は市町村に対する補助金などで大きな権限を持つ。県より弱い立場の市町村のトップが選挙支援を担う後援会代表を兼ねていることに、一部からは「踏み絵を踏まされている」という声もあった。ある県議は「荒井氏の知事としての成果は素晴らしいが、高齢多選批判もある」と指摘する。

    ◇

 自民の混乱を突くように、維新は弁護士で元奈良県生駒市長の山下真氏(54)を擁立した。告示1カ月前の2月23日にはさっそく、全国的な知名度を誇る吉村洋文・共同代表(大阪府知事)が街頭で支援を呼び掛ける力の入れようだ。大阪府以外で初の公認知事誕生を目指す維新。自民はどう挑むのか。告示が3月23日に迫るが、保守分裂のまま選挙戦に突入する公算が大きく、高市氏の対応に注目が集まる。

 知事選には共産推薦の新人で元奈良県大和郡山市議、尾口五三氏(72)と、無所属新人で元中学校講師の西口伸子氏(68)も出馬する意向を示している。【久保聡】

7553OS5:2023/03/17(金) 20:05:13
https://www.asahi.com/articles/ASR3H7QZ4R3FPOMB00S.html?iref=pc_snk_local2023_news_list_n
奈良県知事選 出遅れた維新、保守分裂を歓迎
統一地方選挙2023維新公明立憲

米田千佐子 上田真美 清水謙司2023年3月16日 10時15分

 2月下旬の桜井駅前。日本維新の会の宣伝車の上で、弁護士で元生駒市長の山下真氏(54)の隣には、党共同代表で大阪府知事の吉村洋文氏(47)が立つ。「奈良でやっぱりね、民間のリーダー。これを生み出してもらいたい」

 山下氏は過去に奈良市長選や奈良県知事選に立候補したが、今回は初めて維新公認の立候補予定者として選挙に向かう。

 立候補表明が早いほど、名も広がり選挙を戦いやすい。だが、山下氏の表明は1月末。維新が擁立を検討しているとして名前が公になったのも1月下旬。昨年末から自民党などの保守勢分裂のムードが漂い、維新が利を得る状況ながら出遅れた。山下氏は「新しい感覚のリーダーが県政のかじ取りをする必要性、有用性を訴え、足で稼ぐしかない」。

 背景には、維新県総支部前代表の前川清成衆院議員(60)の存在がある。前回知事選に無所属で立候補しており、維新公認で衆院議員の議席を得た後も、知事選に意欲的だったとされる。

 しかし、2021年衆院選の事前運動に関して、公職選挙法違反の疑いで在宅起訴された。県総支部幹部らは「前川さんが(知事選に)出たがっている以上、判決待ち」と繰り返した。県内政界では著名人の名前などが浮かんでは消えた。

 今年1月、奈良地裁は有罪判決を言い渡した。前川氏は代表を辞任し、控訴。その直後、維新は山下氏で動き出すことを実質的に決めた。

 先立って立候補を表明している元総務省官僚の平木省(48)、現職の荒井正吾(78)の両氏をめぐり今も保守分裂の解決の糸口は見えない。この現状に、維新県総支部幹部は「(分裂のまま)いけいけ」と歓迎する。

 維新関係者は15年の知事選でも山下氏のポスター貼りを手伝うなどしており、付き合いは長い。市民運動をきっかけに政治家への道を歩き出した山下氏に対し、改革派で維新と相性が良いとの評価がある一方、「維新の理念と山下さんの思いが小異で済むのか」と懸念する声もある。

     ◇

 保守分裂は他党にも影響を及ぼしている。平木氏と荒井氏は公明、立憲民主、国民民主の各党と、連合に推薦を求めた。

 公明県本部は現時点でも対応を協議中だ。県本部の幹部は「とにかく一本化をして欲しい。直前まで諦めずに見守りたい」としており、態度の決定は今月23日の告示ぎりぎりになりそうだ。

 立憲県連は年初まで独自候補擁立を模索したが断念。2月下旬に平木氏の県連支持を決めた。国民県連は今月初旬、荒井氏への推薦を党本部に上申したが見送られ、県連推薦にとどまった。

 連合奈良は自主投票とした。西田一美会長は、支持団体の立憲、国民の対応が分かれたことについて「悩ましい」とこぼした。

     ◇

 日本共産党県委員会などでつくる「憲法をくらしに生かすあったか県政の会」は県議選に立候補予定だった元大和郡山市議、尾口五三氏(72)を擁立した。昨夏から候補者擁立を模索してきたが、2月半ばに尾口氏に打診し、下旬に共産の推薦が出る、ぎりぎりのスケジュールになった。尾口氏は「街頭でしっかり訴えていきたい」と話した。

 陣営関係者は、若い世代や女性らとも交渉していたが、擁立には至らなかったと明かす。「県民本位で県政を批判する人がいなかった」と擁立の背景を語る。

 知事選にはこのほか、中学校講師の西口伸子氏(68)が立候補を表明している。(米田千佐子、上田真美、清水謙司)

7554OS5:2023/03/18(土) 08:24:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfdddf03cfa49c9b2e06f889104df12048fd5c5f
奈良知事選、割れた自民の絶望 隙狙う維新「ここは、うちが」
3/18(土) 7:30配信

 奈良県知事選は、5選を目指す現職の荒井正吾氏(78)と県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相が推す新人の元総務官僚、平木省(しょう)氏(48)の支援を巡って自民党県連内が二分されている。高市氏や党本部が調整を探るが、事態を収拾できていない。一方、自民分裂の隙(すき)を狙う日本維新の会は奈良県生駒市の前市長で弁護士の新人、山下真氏(54)を擁立し、大阪府以外で初の公認知事誕生をうかがう。

 「初の民間出身知事を誕生させよう」

 2月23日、県中部の桜井市での山下氏の街頭演説。駆けつけた維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は、奈良では戦後、官僚出身知事による県政支配が続いてきたと指摘し、こう語った。県内各地で吉村氏らの街頭演説に聴衆が多く集まり、関係者は期待を膨らませる。「奈良は、うちがもらう」と党幹部の鼻息は荒い。

 一方、これまで現職知事を支えてきた自民県連内部の亀裂は深い。

 旧運輸省(現国土交通省)を経て参院議員から知事に転じた荒井氏を巡っては、高齢多選への批判があるほか、公共事業に重点を置いた県政運営を疑問視する声も上がっていた。2022年9月に高市氏が県連会長に就くと、高市氏に近い議員らが世代交代を模索するようになる。その中で12月に出馬を表明したのが、高市氏の総務相時代の大臣秘書官で、いわば「側近」の平木氏だった。

 これに強く反発した荒井氏は、森山裕党選対委員長ら旧知のベテラン国会議員に進退を相談。手応えを感じた荒井氏は「党本部の一定の理解が得られた」と年明けの1月4日、出馬表明に踏み切った。平木、荒井両氏の推薦依頼を受けた県連は対応を協議するもまとまらず、高市氏への一任で平木氏推薦を決めた。しかし、荒井氏に近い県議らは納得せず、県連選対委員長の県議が役職の辞任届を出す事態に発展した。

 「荒井知事には何度も面会を申し入れているが、私とは会わないということだ。一本化へ頭を下げる選択肢はない」。平木氏の決起集会では強気の姿勢も見せた高市氏だが、2月末を迎えても平木氏の党本部推薦が得られない状況にいら立ちを募らせた。自身のツイッターで、知事選について18回連続で投稿。「正当な手続きを経て県連推薦を決定した平木氏にも未(いま)だ党本部推薦が出ない理由は不明です」

 3月に入り、高市氏は荒井氏の自宅を訪ねたが、面会は実現しなかった。荒井氏の側近は引くのは高市氏側だと主張し、「荒井さんは絶対に降りない」と明言。荒井氏も「奈良を良くするために正々堂々と戦う」と譲らない。

 党本部は森山氏が2月下旬に奈良を訪れるなどして一本化を目指してきたが、現時点で奏功していない。党幹部は、党本部として平木氏に推薦を出していない理由について「県連内でも意見が割れており判断が非常に難しい」と語り、静観する方向だ。候補者の選考段階から高市氏の根回しが不十分との意見もあり、党本部側があえて火中の栗を拾う必要はないとの考えだ。

 また、放送法の「政治的公平性」をめぐる総務省文書問題も影を落とす。当時総務相だった高市氏が「捏造(ねつぞう)だ」などと主張して国会審議で野党から連日追及を受ける事態となっており、党内からは「この問題も選挙のプラスにならない。もし平木氏が負ければ高市氏の責任問題に発展するだろう」と突き放す声が上がっている。

 いまだ一枚岩になれない自民県連には絶望感すら漂う。ある県連幹部は、こう恨み節を漏らした。「党本部はもっと本気で一本化に動いてほしい。維新に(知事を)取られてもいいということか」【久保聡】

 ◇奈良県知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

山下真(やました・まこと)54弁護士      維新

尾口五三(おぐち・いつぞう)72[元]市議    無新[共]

荒井正吾(あらい・しょうご)78[元]参院議員  ④無現

西口伸子(にしぐち・のぶこ)68[元]中学講師  無新

平木省(ひらき・しょう) 48[元]総務省課長 無新

7555OS5:2023/03/20(月) 08:32:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a1599cf2dfe1581b301c23af7cda2e97f21cae
「常勝関西」公明、大阪の統一選で危機感…定数削減・維新が積極擁立
3/20(月) 7:10配信
 公明党が4月の統一地方選で、大阪での戦いに危機感を強めている。地域政党・大阪維新の会が積極的に候補者の擁立を進めていることに加え、大阪府議選や大阪市議選で定数が削減されるためだ。統一選の結果次第では、次期衆院選に影響を与える可能性がある。

 公明の山口代表は19日夕、大阪府茨木市でマイクを握り、「公明党の地方議員は宝物だ。全国津々浦々、声をしっかり受け止め、政策として実現していく」と訴えた。山口氏の大阪入りは少なくとも今年4回目で、他の幹部も相次いで投入している。

 かねて支持母体の創価学会は関西で強い組織を誇り、選挙の強さから「常勝関西」と呼ばれてきた。公明は、統一選で実施される大阪府議選と同府内23市町議選には、全国で擁立する計1555人の1割近くにあたる135人を擁立する。

 しかし、2010年に維新が設立されて以降、公明は11年の大阪府議選で現職1人が落選するなど、大阪府内の統一選で3回連続で「全員当選」を逃した。

 維新は今回、定数が88から9減る大阪府議選で、前回より1人多い56人を擁立する予定だ。定数が83から2減る大阪市議選でも、初の過半数獲得を目指して強気の擁立を進め、公明現職が再選を狙う港区選挙区(定数2)で2人目の候補擁立をする。

 過去4回の衆院選では、維新は「大阪都構想」を巡る住民投票での協力と引き換えに、公明が候補を抱える大阪と兵庫の6小選挙区で擁立を見送ってきた。ただ、都構想が事実上頓挫したことで次期衆院選での選挙協力は白紙となっており、公明幹部は「維新が統一選で躍進すれば、対抗馬を立ててくる」と警戒している。

7556OS5:2023/03/20(月) 08:32:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/57303ead9661238d2748703bba52294dc278023f
公明、「常勝関西」に危機感 維新と共存関係に変化も
3/20(月) 7:06配信
 公明党は4月の統一地方選で、大阪を中心とした関西での議席維持に危機感を強めている。

 支持母体の創価学会の基盤が強く「常勝関西」を誇ってきたが、日本維新の会が勢力を拡大しているためだ。4月9日投開票の大阪市議選で維新の単独過半数を許せば、衆院小選挙区ですみ分けてきた維新との「共存関係」に変化が生じる可能性もある。

 「公明党の地方議員は宝物だ。そのネットワークを生かした政策実現力も党の最大の特長だ」。山口那津男代表は19日、大阪府茨木市内での街頭演説で訴え、支持拡大を呼び掛けた。山口氏は2月も大阪に入り、他の幹部も相次ぎ訪れている。

 公明党にとって、大阪は1956年参院選で国政初の議席を得た特別な場所だ。現有の衆院小選挙区9議席のうち6議席は大阪と兵庫で獲得。しかし、大阪は統一地方選で2011年以降3回連続で「取りこぼし」が続き、21年衆院選では比例近畿ブロックの議席を4から3に減らし、勢いに陰りが見える。

 今回の統一選でも、大阪の現有勢力維持に向け候補者の「全員当選」を目指すが、維新が積極擁立しており、党幹部は「統一選の中で最も厳しい」とみている。

 最大の焦点は定数83から2減が決まっている大阪市議選だ。40議席を持つ維新は第1党で、今回49人を擁立。第2党として18議席を持つ公明の協力がなくても議案を可決できる単独過半数を目指す。

 維新はこれまで「大阪都構想」を巡る住民投票での公明の協力と引き換えに、公明が候補を立てる衆院6小選挙区で独自候補を見送る「選挙協力」を行ってきた。

 だが、都構想が事実上頓挫し、維新では候補擁立を求める声が強くなっている。馬場伸幸代表は昨年9月、公明との選挙協力は「白紙」と明言。今月16日の記者会見でも「統一選後、党内の首長とも相談して決定したい」と述べ、候補者擁立への意欲をのぞかせた。

 公明党は20年の住民投票で、自民党府連とたもとを分かって賛成に回った。4月9日投開票の府知事選・大阪市長選も、自民系候補を推した前回の対応を翻し、自主投票を決めた。公明党関係者は「維新とはけんかできない」と語り、選挙協力の継続を最優先とする。党内からは「このままでは『常勝関西』は過去の話と言われかねない」(別の関係者)との声も漏れる。

7557OS5:2023/03/20(月) 08:33:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/674bc90c96ade7a8ef1f53c9234e9a60df6b1d91
奈良知事選は5氏混戦…維新が初参戦・自民は分裂見通し
3/20(月) 6:36配信
 23日に告示される奈良県知事選(4月9日投開票)で、日本維新の会が初めて参戦し、構図が一変している。現職と新人の支援で割れる自民党は、候補者の一本化を目指しているもののめどは立っていない。共産党も独自候補を擁立し、同知事選は60年ぶりに計5人が立つ混戦になる見通しだ。(平野和彦、三歩一真希)

 「地方の政治では自民党に絶対に負けない」

 維新共同代表の吉村洋文・大阪府知事は19日、奈良市の近鉄奈良駅前で演説し、初の公認候補として擁立する弁護士で前生駒市長の山下真氏(54)と肩を組んだ。山下氏も「官僚県政から民間県政に転換する」とアピールした。

 吉村氏が奈良入りするのは2月23日に続いて2回目で、丸1日かけて県内を縦断した。維新関係者は「本気で奈良を取りにいく」と息巻く。知事選と同日に投開票される県議選では、43の議席に対し、過去最多の16人を擁立する構えだ。

 維新が攻勢をかけるのは、自民の対応が分かれているのをチャンスと見ているためだ。

 自民県連はこれまでの知事選で、運輸省(現国土交通省)の官僚出身で現職の荒井正吾氏(78)(4期目)を支援してきた。しかし、今回は荒井氏の多選などを理由に方針を転換。県連会長の高市早苗・経済安全保障相が県連内の一任を取り付けた上で、元総務官僚の平木省氏(48)の推薦を決めた。

 平木氏は、高市氏が総務相時代に秘書官を務めた。一部の県議は「結論ありきだ」と反発して荒井氏の支援に回り、保守分裂選挙になる見通しだ。

 維新は昨年7月の参院選比例選で、奈良県内で3年前より約6万票増の16万1941票を獲得し、自民(19万5173票)に約3万票差まで迫った。

 自民県連内では「票が分散しては、維新に勝てない」との危機感が強まっており、候補の一本化が必要との意見が大勢を占めるが、実現は厳しいとみられる。

 高市氏は1月以降、荒井氏に協議を打診したが、荒井氏は「面会の意図は私を降ろすということだ」として拒否。高市氏は2月27日、「県の未来を誰に託すのかは知事のご判断です」などと自身のツイッターに書き込んだ。

 平木氏側は自民党本部に推薦を求めているが、党本部は判断を示していない。

 荒井氏は今月18日の集会で「奈良を良くするという思いを訴える」と述べ、出馬への意欲を改めて示した。平木氏は12日の会合で「荒井県政から改善すべき点は改善する」と語り、荒井氏との対決姿勢をにじませた。

 一方、共産党が推薦する前大和郡山市議の尾口五三氏(72)は12日の街頭演説で、「コロナ禍で荒井県政は何をしてくれたのか。無駄な予算を省き、地域医療を支援する」と述べた。

 知事選に立候補することを表明しているのは、元中学校講師の西口伸子氏(68)も含めて計5人。5人が立候補するのは1963年以来となる。

7558OS5:2023/03/20(月) 08:44:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a6a68f755e8ea116ce61140c6390518abf5f34c
検証 維新政治 IR実現へ「負の遺産」活用 効率重視の行政、誤算も
3/20(月) 8:00配信
大阪湾に浮かぶ「負の遺産」-。昭和52年以降、埋め立て処分場として整備された人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)には、都市開発事業の頓挫や2008年五輪招致レースに敗れた歴史にちなんだ不名誉な異名がある。

【イラスト解説】維新政治で大都市開発のグランドデザインを策定

現市長の松井一郎が長らく代表を務めた地域政党「大阪維新の会」は平成23年に大阪府知事と市長のダブル選を制した後、この「負の遺産」を活用する方向にかじを切る。

成長の起爆剤に位置付けるのが、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)。令和11年の開業を目指し、事業期間は35年。国際会議場や展示施設などのMICE(マイス)施設や宿泊施設を備える。

国政政党代表でもあった松井は府知事時代、安倍晋三政権で官房長官を務めた前首相、菅義偉(すが・よしひで)とのパイプを生かし、IR実現のための法整備に動いた。

府が昨年4月、国に提出したIR区域整備計画によると、近畿圏への経済波及効果は年間約1兆1400億円、雇用創出効果は同約9万3千人。一方、反対派は経済波及効果について訪日外国人(インバウンド)の増加を前提とし、採算の見込みがないと批判。ギャンブル依存症への懸念も根強い。

府知事で大阪維新の会代表の吉村洋文はカジノについて「厳格なルールに基づいて運営する」と説明し、松井は「負の遺産をほったらかしにするのでなく有効な資源に変える。観光を経済の柱の一つとし、産業として太くする上でIRは必要だ」と強調する。

◆30年先みた指針

夢洲は2025年大阪・関西万博の会場でもある。令和6年にまちびらきするJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」(同市北区)とともに、政府が掲げる最先端都市「スーパーシティ」構想の国家戦略特区に指定された。

先行地区を含む「うめきた」全体の再開発事業は維新発足前に始まったとはいえ、まちづくりの青写真は平成24年に府市が策定した設計図「グランドデザイン・大阪」にある。夢洲やうめきた2期を含む市内の地域を対象に目標時期を定めてインフラを整備し、民間企業を呼び込んで経済成長を促す計画だ。

当時府知事だった松井はグランドデザイン策定に関し「東京に比べ、大阪は成長のためのインフラ開発が遅れていた。20年、30年先をみて大阪市内を中心にビジネスチャンスを生み出す拠点を整備するための指針を作った」と語る。

府市双方が同様の事業を手掛けて無駄を生む「二重行政」を解消するため、大阪市を廃止し広域行政を府に一元化する統治機構改革としての「大阪都構想」は2度の住民投票で否決された。それでも成長関連事業が一体的に進んだのは「バーチャル大阪都」と称し、府知事と市長が連携する維新政治の結果といえる。

◆計画甘く公費支出

実績を上げてきた維新政治には暗雲も立ち込めている。IR事業者への賃借予定地で土壌汚染や地震発生時の液状化リスクが判明。土地所有者の市が対策費として約790億円を負担することになった。

市有地の売却益などで構成される港営事業会計から支出するため、府市は「市税などの一般財源は投入しない」との立場だ。松井も対策費について「20〜30年の賃料で回収できる」と言い切るが、市議会では対策費のさらなる上振れを懸念する声が上がる。

また夢洲にアクセスする高速道路「淀川左岸線」の2期区間工事でも土壌汚染や軟弱地盤が見つかり、約1800億円の対策費が発生。完成予定時期は令和9年春から6年遅れる見通しとなった。

ある市議は「府市が行財政改革で人件費を削減した結果、見積もりなどの専門技術を有する職員も減り、計画の甘さにつながったのではないか」と指摘する。

府市によると、平成23年度に計2611人を数えた建築・土木分野の技術職員は29年度に2359人まで減少。万博やIRなどの大型事業を控え、令和4年度は将来の採用枠を先取りした形で2499人まで増やしたが、7年の万博閉幕後は再び減る見込みだ。

市幹部は漏らす。「維新体制で民間への業務委託を進めてきたが、地元住民や企業との調整は府市の職員が担う。日ごろのインフラ管理に大型公共工事が加わり、業務量は増えている。現場は、かなりしんどい」

いかにコスト配分のバランスを取って成長・発展につなげるか。効率化を重視した維新の行政運営は岐路にさしかかっている。(敬称略)(山本考志)



4月6日の松井氏の政界引退を前に、平成23年の大阪ダブル選以降続いてきた維新政治を検証する。

7559OS5:2023/03/20(月) 08:45:57
https://www.sankei.com/article/20230318-ZXI3SK4C5VNMZOM3CZPS5FMLE4/
検証 維新政治
㊦教育改革 政治が主導、学力いまだ伸び悩み
2023/3/18 07:00
矢田 幸己
「戦前のように政治が教育にコミット(関与)し、権力を絶賛するような教育は、あってはならない。ただ(自治体で)予算編成権を持つ首長として、大方針を教育委員会に丸投げするのは無責任だ」

大阪市長で地域政党「大阪維新の会」前代表の松井一郎は、2月23日の産経新聞の単独インタビューでこう主張した。

念頭にあるのは、大阪府知事在任中の平成24年3月に府議会で成立した教育行政基本条例。法律で教育委員会の専権事項とされてきた教育目標を、「選挙を通じて民意を代表する」府知事主導で設定することを柱とする。


背景の一つに大阪の学力低迷があった。19年に始まった全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、大阪は2年連続、全国最低レベルの成績に落ち込み、20年に府知事だった橋下徹は「教育非常事態」を宣言していた。

条例の原案は教育目標の設定について、首長に決定権があることを前提とし、維新が府議会に提出した。しかし府教委側は「政治の介入」として反発。修正協議を重ねて府知事の松井が条例案を提出した結果、維新や公明、自民両党の賛成多数で可決、成立したものの、府教育委員長は辞任した。


「大もめにもめた」。松井は当時を振り返り「条例の根本にあるのは、第1次安倍晋三政権で成立した改正教育基本法だ」と語る。18年施行の同法は、自治体が「地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に関する施策を策定し、実施しなければならない」と定めている。

条例は、政治主導で教育行政を立て直すとの維新政治の理念を具現化したものだ。文部科学省や教委中心の公教育制度を、児童生徒や保護者といった「受益者」の視点で再構築する試みともいえる。



「学ぶ機会」保障
維新は学力向上の前提として、家庭環境に左右されず、学ぶ機会を保障する政策を進めてきた。代表例が、高校授業料の実質無償化だ。

公立高校の授業料無償化がスタートした22年4月、維新創設者で当時府知事の橋下は全国に先駆け、年収350万円未満の世帯を対象に私立高校の授業料無償化に踏み切った。23年度からは年収610万円未満まで対象を拡大した。

橋下の肝煎りで始めた施策を後継の松井と現府知事(維新代表)の吉村洋文も継承。府教育庁が私立高3年生の保護者を対象に実施した令和3年度アンケートでは「無償化制度があったから私立を選んだ」との回答が全体の8割を超えた。


松井は府知事として平成26年、教育行政基本条例とともに24年に成立した府立学校条例に基づき公立高入試の学区を撤廃し、居住地に関係なく、どの公立高でも受験できるようにした。

広がる学校格差
これに伴い、府立北野高(大阪市淀川区)をはじめとする進学校に優秀な生徒が集まる一方、私立高の授業料実質無償化の影響もあり、人気校と不人気校の差が拡大。「定員割れ」が続く公立高の統廃合が、計画を上回るペースで進む。


大阪市では、公立小中学校の校区を越えて進学先を選べる「学校選択制」を26年4月に導入した。ただ、こうした改革とは裏腹に、令和4年4月の全国学力テストで、府内の小中学校の平均正答率は国語と算数・数学、理科の全教科で全国平均を下回った。平成19年の学力テスト導入後、全国平均を上回った教科は、数えるほどしかない。


選択の自由を保障したことは学力向上に直結していないが、松井は明言する。

「学校の環境を少しずつ変えてきており、今の路線は間違っていない。子供たちも競争にさらされ、生き抜く力を身に付けてもらいたい」

維新の教育改革は、まだ道半ばといえそうだ。(敬称略)(矢田幸己)

7560OS5:2023/03/20(月) 08:46:29
https://www.sankei.com/article/20230317-KWWARYNV2VJUTMYYHJ4LEV52JQ/
検証 維新政治
㊥コロナ対策 司令塔一元化 第4波「医療崩壊」は防げず
2023/3/17 07:00
北野 裕子
95・4人。大阪府内で令和2年以降に確認された、人口10万人当たりの新型コロナウイルス関連の死者数(今月15日時点)である。全国平均の58・1人を大幅に上回り、都道府県別では最多だ。


大阪では感染「第4波」(3年3〜6月)に際し、陽性判明後も一部で適切な治療を受けられない「医療崩壊」に至った。

変異株のアルファ株が拡大し、重症者は最大449人に上り、第3波(2年10月〜3年2月)の約2・4倍に増加。病床確保が追い付かず、一部の重症者は軽症・中等症病床での治療を余儀なくされた。


結果、第4波の死者数は1541人に上り、死亡率は2・8%。病床逼迫(ひっぱく)のあおりで、19人が医療体制下にない自宅や宿泊療養施設などで亡くなった。

府はその後「災害級非常事態」を想定し、第5波(3年6〜12月)にかけて全体の確保病床を3700床規模まで拡充。高齢者らリスクが高い患者を優先的に収容するとともに、宿泊施設や自宅での療養者の重症化を防ぐため、往診の枠組みをつくるなど初期治療体制を強化した。


府知事(大阪維新の会代表)の吉村洋文はこの3年余りを振り返り「感染の波や変異株の種類が変わるにつれ、できる限りの対応はしてきた」と話す。

松井一郎大阪市長(左)と連携し、コロナ対策を取ってきた吉村洋文大阪府知事。研究途上のうがい薬の効果を発表し、物議を醸したこともあった=令和2年8月、大阪市中央区
松井一郎大阪市長(左)と連携し、コロナ対策を取ってきた吉村洋文大阪府知事。研究途上のうがい薬の効果を発表し、物議を醸したこともあった=令和2年8月、大阪市中央区
独自対策で先駆け
第4波に先立つ感染拡大初期のころ、大阪は全国に先駆けた対策で注目を集めた。

迅速な政策決定を可能にしたのが「司令塔」の一元化だ。法律上、感染症対策の権限は都道府県と、保健所を設置する政令市などにある。大阪では平成21年に新型インフルエンザが流行した際、学校の休校措置を巡り、当時府知事の橋下徹と市長の平松邦夫の方針が一致しなかった。


こうした経緯も踏まえ、23年以降、府知事と市長が連携する維新政治のもと、市長(維新前代表)の松井一郎は早々に「コロナ対策の司令塔は大阪府」と表明した。

吉村は令和2年4月、国内初の緊急事態宣言下で府民に外出自粛などを要請。先が見えない状況の中「暗闇に明かりをともす」として、自粛要請と解除の基準を客観的な数値で示す「大阪モデル」を独自に策定した。同年末には重症者向け臨時施設「大阪コロナ重症センター」を開設した。



保健所業務逼迫
コロナ禍で浮き彫りになった課題の一つは、重症化リスクが高い高齢者施設への対応だ。オミクロン株が拡大した第6波(令和3年12月〜4年6月)では、高齢者施設関連のクラスター(感染者集団)が急増し、798件発生。陽性者数は第4波の約9倍にあたる1万3427人に上った。

当時はコロナ治療の協力医療機関を確保していない高齢者施設が多く、松井は「医師らの往診チームが発足するまでは入所者へのケアが難しかった」と語る。


多数の陽性者を担当する大阪市保健所では国への届け出処理が遅滞し、正確な感染動向の把握が困難になった。陽性者へのファーストタッチ(最初の接触)が遅れ、連絡を取る前に亡くなるケースもあった。保健所の感染症対応部署が1カ所しかなく、感染拡大時に業務が逼迫するためだが、職員を補充しても保健所施設が狭く、別の施設で勤務せざるを得ない環境が迅速対応にブレーキをかけた。

松井は「保健所の機能として、入院調整などが十分でなかった。打ち合わせするにも別々の場所で勤務しており、人員配置が課題になった」と明かす。


市は、市有施設のホテルを改修し、大規模感染症が発生した場合も一元的に対応できる保健所施設とする方針。7年春に中枢部署が先行移転し、同年中に全面運用を開始する予定だ。


「危機管理態勢は強化している」と語る松井。コロナ禍の教訓を、新たな感染症の発生時に生かせるかどうか。府市の対応が問われる。(敬称略)(北野裕子)

7561OS5:2023/03/21(火) 19:06:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c369991dce94d177d8539f1384cd0c5a6c405e4
大阪府議選、共産「議席ゼロ」に危機感 維新主導の定数減で 統一地方選
3/21(火) 7:15配信

時事通信
東京都渋谷区の共産党本部ビル

 統一地方選で行われる大阪府議選(4月9日投開票)で、70年以上議席を維持してきた共産党が「議席ゼロ」の瀬戸際に立たされている。


 現職府議2人が立候補する選挙区で定数が1ずつ削減されるためだ。府議会で過半数を握る地域政党「大阪維新の会」が進める「身を切る改革」の影響を受けた形だが、共産陣営は「宝の議席を守り抜く」と懸命になっている。

 今回の府議選から定数は9減の79となる。その結果、人口当たりの議員数が全国の都道府県議会で最少となり、議員報酬なども4年間で約7億円減る。維新が主導した定数削減は2度目で、2011年に109だった定数は10年余りで約3割減ったことになる。

 定数削減に伴い、53選挙区のうち、1人だけが当選する「1人区」は現行の31から36に増加。落選した候補者への「死票」が増えるため、共産は「多様な民意を反映できなくなる」と反発していた。

 共産府議2人の選挙区は定数が5から4、4から3に減り、激戦となるのは必至。共産は前回と同じ得票順位なら議席を失ってしまう。このため同党は、今年に入り志位和夫委員長ら党幹部が大阪を訪れる回数を増加。陣営幹部は「定数削減が決まった昨年2月以来、党員らと対策を講じてきた」と話す。

 ただ、議席消滅の危機について党内では「定数削減だけでなく、党勢も衰えているからだ」との指摘もある。大阪は1970年代に「革新府政」を掲げた黒田了一知事の下、「与党」として存在感を発揮した伝統ある地盤。それだけに、先の陣営幹部は「議席ゼロになったときのインパクトは大きい」と危機感を募らせている。

7562OS5:2023/03/21(火) 19:31:45
news.yahoo.co.jp/articles/e1b21fcb130789fe7f25f7c0c4765c116b15e55c

明石市長選 元加西市長の中川氏が立候補へ 無所属、67歳
3/20(月) 21:30配信


 任期満了に伴う兵庫県明石市長選(4月16日告示、同23日投開票)で、元加西市長の中川暢三氏(67)が20日、無所属で立候補する意向を明らかにした。月内にも会見を開き正式表明する。

【写真】元加西市長の中川暢三氏

 中川氏は加西市出身。2005年から同市長を2期6年務め、12年には公募制度で大阪市北区長に起用された。兵庫県内では17年の知事選、同年と21年の神戸市長選、2019年の三田市長選などに立候補したが、いずれも落選している。

 中川氏は取材に対し「明石市の子育て支援は評価するものの、子どもが使う施設の老朽化対策などやるべきことがやれていない」と話した。

 明石市長選を巡っては、泉房穂市長が昨年10月、自身への問責決議案を出そうとした市議らに「選挙で落としてやる」と暴言を吐き、その責任を取るとして23年4月の任期満了での退任を表明。その後、市政継続を掲げ後継候補を立てる意向を示したが、立候補予定者は明らかになっていない。

 同市長選には、明石市議の林健太氏(40)が立候補を表明している。(長尾亮太)

7563OS5:2023/03/21(火) 22:55:10
滋賀県
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230319-OYTNT50153/
<統一選2023 決戦 前夜 県議選>(上) 自民 単独過半数目指す
2023/03/20 05:00
選挙・滋賀
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 統一地方選の前半戦となる県議選が31日、告示される。自民党が単独過半数の確保を目標に掲げる一方、野党側は自民の過半数を阻止し、自民に県政運営の主導権を渡さないことを目指している。<決戦>を控えた主要政党の動きを追う。

<統一選2023>争点 人口減や教育最多
自民党現職県議の集会に出席する小寺衆院議員ら(左、東近江市で)
  ■危機感


 「これまでよりも不安要素が大きい選挙になる」――。自民党の小寺裕雄衆院議員(62)は2月25日、東近江市で開かれた3選を目指す自民の男性県議の集会で、集まった約350人に地元一丸で選挙戦に臨むよう訴えた。

 男性県議は旧能登川町出身だが、日本維新の会が擁立を決めた新人の男性も能登川が地盤だ。小寺氏は、「思わぬことが起こりかねない」と危機感を示した。

 2021年10月の衆院選では、東近江市は市町村合併前の旧愛東町と旧湖東町が滋賀2区、旧能登川町、旧八日市市、旧蒲生町、旧永源寺町、旧五個荘町が滋賀4区に分割されており、小寺氏は4区で当選した。

 だが、衆院小選挙区を「10増10減」し、区割りを見直す改正公職選挙法が昨年12月に施行され、東近江市は全域が新滋賀2区に集約された。新2区の自民公認には旧2区選出の上野賢一郎衆院議員(57)が選ばれ、小寺氏は比例近畿ブロックの単独候補に転出することが決まった。

 集会には、いずれも自民の参院議員の小鑓隆史氏(56)と有村治子氏(52)が来援したものの、上野氏の姿はなかった。選挙区が広がる上野氏にとって県議選は「顔見せ」の絶好の機会だが、自民党県連は「小寺氏の支持基盤を活用するため、新しい区割りでの国会議員の政治活動は統一選が終わってから。党員らが混乱するので、新たに選挙区に加わる区域には基本的に上野氏は入らない」(幹部)と、統一選を最優先する構えだ。

  ■女性1人

 県議選の定数は、19年の前回選と同じ44。現在の県議会は最大会派の自民党県議団(19人)が過半数に満たず、立憲民主党や国民民主党の県議らで構成する第2会派「チームしが県議団」(14人)などが続く。

 自民は11年の県議選で過半数を確保したが、15年と19年は過半数を割り込んでおり、自民党県連の大岡敏孝会長(50)(衆院議員)は「単独過半数を確保したい」と意気込む。

 県議選は13選挙区で争われ、米原市選挙区以外は定数が2以上となる。自民は大津市(定数10)、東近江市・日野町・愛荘町(同5)、彦根市・犬上郡(同4)などで複数の候補者を擁立する。

 こうした選挙区では各候補が地盤をすみ分け、ほかの自民候補の支持基盤を侵食しないように選挙活動が行われるが、自民候補同士で票の<食い合い>になるケースも多い。19年の県議選で、自民は大津市選挙区に5人を擁立したが、3人しか当選できなかった。

 大岡氏は、「複数区でどれだけ議席を積み上げられるかが鍵になる」と話す。

 大津市選挙区では今回、現職3人、新人1人の計4人の擁立に絞る。新人は自民唯一の女性候補となる見込みで、2月23日に開かれた集会には稲田朋美元防衛相が応援に駆けつけ、「政治の世界は男社会。(女性の当選で)自民党が変わることを示す必要がある」と声を張り上げた。

  ■背水の陣

 今回選では長浜市選挙区の定数が1減の3、守山市選挙区が1増の3に変更されるが、自民は守山で現職1人しか出馬しない見込みだ。2人目の候補の調整がつかなかったためという。

 自民が県議選で擁立を予定するのは公認、推薦を合わせ計26人。過半数という目標達成には取りこぼしがほぼ許されず、背水の陣で選挙戦に臨むことになる。

7564OS5:2023/03/21(火) 22:56:22
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230320-OYTNT50238/
<統一選2023 決戦前夜 県議選>(中)3党共闘で反転攻勢
2023/03/21 05:00
選挙・滋賀
県議選に向けた集会で並び立つ(右から)チームしがの嘉田代表、国民県連の斎藤代表、立民県連の徳永代表(大津市で)

■一騎打ち

 県議選の13選挙区で、米原市選挙区は唯一、定数が1の「1人区」となる。

 2019年の前回選では政治団体「チームしが」公認の男性県議と自民党公認の新人候補が議席を争い、男性県議が再選した。今回選も3選を目指す男性県議と、自民新人の男性候補の一騎打ちとなる公算だ。

 チームしが代表で、前知事の嘉田由紀子参院議員(72)(無所属)は18日、男性県議の集会に出席し、人口減の原因について「自民党の人口社会政策の誤り」と指摘。「子ども手当」を導入した旧民主党政権を評価したうえで、「日本を潰してきた政治に戻してはいけない」と男性県議への支援が自民に打撃を与えることを強調した。

 男性県議は今回選で、立憲民主党、国民民主党、社民党から推薦を受ける。立民県連の徳永久志代表(59)(衆院議員)も「象徴的な選挙区になる」と、米原市選挙区の結果を重視する。

 チームしが、立民、国民が擁立する公認・推薦候補は計17人となる見通しだ。県議会では立民、国民の県議らが会派「チームしが県議団」を構成。県議選では政治団体のチームしが、立民、国民の3者がそれぞれの候補を支援し合うケースが多くなりそうで、そうした候補には社民も推薦を出して後押しする方針だ。

 例えば、大津市選挙区ではチームしが公認の新人男性を立民、国民、社民が推薦する一方、立民公認の女性県議を国民、社民、チームしがが推薦する。地元事情などでチームしがの公認しか受けないといった候補も現れそうだが、17人は当選すれば、チームしが県議団に所属するとみられる。

■国政選見据え

 国民は県内での党勢拡大に注力しているが、今回選で擁立する公認候補は大津市選挙区の男性県議1人だけになる見通しだ。国民県連の斎藤アレックス代表(37)(衆院議員)は「次期衆院選でも間違いなく、立民などと連携することになる」と述べ、国政選挙に向けた基盤作りのため、独自候補の擁立人数にはこだわらない考えだ。

 立民、国民を取り巻く環境は厳しい。2021年10月の衆院選では県内の全4小選挙区で自民に勝利を許し、22年7月の参院選滋賀選挙区では立民と国民の推薦候補が自民現職に敗れた。

 立民は今回から定数が1増の3となる守山市選挙区で、現職と新人の推薦候補2人を擁立することを決めた。立民県連の徳永代表は「自民が候補を1人に絞るため、2議席を獲得できるチャンスがある」と強気だ。

 県議選を反転攻勢の足がかりにできるのか。成否は、県政界の政党力学も左右することになる。

7565OS5:2023/03/22(水) 19:24:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/329fbf2af04c6a63a4ef116734831f2ea1f0100a

れいわ・大石晃子共同代表、大阪市長選出馬に意欲!?「最後まで追求したい。4年後かな」
3/22(水) 16:50配信


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よろず〜ニュース
統一地方選へ向けたれいわ新選組のマニフェストを発表する櫛渕万里、大石晃子両共同代表=国会内

 れいわ新選組共同代表で衆院議員の櫛渕万里氏(55)、大石晃子氏(45)、同党参院政策委員の長谷川羽衣子氏(41)が22日、国会内で会見し、4月の統一地方選へ向けた地方マニフェスト(選挙公約)を発表した。

【写真】「これ!?」れいわ新選組代表選の投票箱に山本太郎代表ら候補者も苦笑

 2019年の結党後、初めて臨む統一地方選には80人の候補者擁立を予定。櫛渕氏は「本当に1人でも多く。それ以上でも以下でもありません。みんなで力を合わせて、真の草の根市民政党として、新しい歴史のページを開きたい。『地方から国を揺らせ!」のメッセージのもと、マニフェスト各論盛り込ませていただいた。地方議会から、地方から国を揺らしてほしいという思い」と意気込んだ。

 大石氏は「私たちの仲間がどういうスタンスで、地方で議員になって、戦っていただけるのかというのがマニフェストに込めた思いでもあります」と説明。「国がもっとお金を出さなきゃいけない。『お金があるから出せよ』って戦っていける仲間が必要。地方が緊縮財政をやっていいというのはダメだろうと。介護や保育や医療や様々な予算が地方でも削られてますので、一番悪い例は身を切る改革。民間資金を利用して、地域をもっともっと活性化できる」とポイントを示した。

 カジノを中心とする統合型リゾート(IR)事業を認可しないよう求めることもマニフェストに掲げたが、IR事業への賛否が最大の争点となる大阪府知事選、大阪市長選(4月9日投開票)への候補擁立は見送った。「大阪ダブル選」への向き合い方を記者から問われた大石氏は「私も大阪市長選に出たいなと思ってますので、そこは最後まで追求したいなと思っています。でも、政治情勢を総合的に考えた時に、難しいな」と述べ「4年後かな」とした。

 続けて「れいわ新選組としては(統一地方選で)自分たちの立てた候補ですとか、マニフェストですとか、きょう初めて訴えてそして今回初めて広げていく活動になりますので、そこに注力したいと今は考えています」と話し、櫛渕氏も「いま初めて聞きました。何が起こるか分からないのが、政治の世界ですから」と驚いていた。

(よろず〜ニュース・杉田 康人)

よろず〜ニュース

7566OS5:2023/03/23(木) 13:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/990b88ac564109bd0b9b236dd6a92f53ef52a1c7
奈良県知事選 混戦模様の幕開け 自民分裂、維新参戦 訴えに熱
3/23(木) 12:12配信

毎日新聞
奈良県庁=奈良市で2019年2月24日、中津成美撮影

 統一地方選が23日にスタートした。地域の未来を占う17日間の論戦が展開される。現新2氏への推薦を巡って自民党県連が分裂し、日本維新の会が参戦するなど混戦模様となった奈良県知事選でも、各陣営の訴えが熱を帯びた。

 奈良を統一選前半戦の「最重点地区」と位置付ける維新。馬場伸幸代表が国会の合間を縫って近鉄奈良駅前に駆け付け、「奈良の政治を変えよう」と呼び掛けた。公認候補で弁護士の山下真氏(54)は戦後、官僚出身の知事が続いたことに触れ、「民間の発想で行財政改革や教育無償化を実現させる」と訴えた。

 自民県連が推薦を決めた元総務官僚の平木省氏(48)は、近鉄大和西大寺駅前で「最も安心・安全で、住みたいと思う県にしていく」と気勢を上げた。後ろ盾となった県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相の姿はなかったが、自民県議や市町村長らが顔を見せた。立憲民主党県連の支持も得て、知名度不足を組織力で補う。

 共産党の推薦を受ける元同県大和郡山市議の尾口五三氏(72)は、行動制限を課さなかった県の新型コロナウイルス対応を批判し、地域医療体制の充実などを掲げる。活動をスタートさせたJR奈良駅前で、集まった支持者らを前に「医療や福祉、介護の充実のために取り組みを強化していく」と誓った。

 奈良市の事務所で第一声を上げた現職の荒井正吾氏(78)は、22日に自民党本部の森山裕・選対委員長から激励の電話を受けたと明かし、「奈良を発展させたいとの思いを最後まで愚直に貫く」と決意表明。南海トラフ巨大地震に備えた「大規模広域防災拠点」など、県が進める大型事業の重要性を訴える。【稲生陽、林みづき、塩路佳子、久保聡】

7567OS5:2023/03/23(木) 18:40:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b15bf0ac2157a4b705d10815715a9e429783c3f5

窮地の高市早苗氏が推す「奈良県知事選候補」は立憲民主からも推薦で“板挟み”に? 候補者を直撃 〈dot.〉
3/23(木) 16:30配信
 3月23日に告示される奈良県知事選(4月9日投開票)は5人の候補者が立つ混戦模様で、保守分裂となった。自民党奈良県連は新顔の元総務省官僚の平木省氏(48)を推薦したが、これに自民内の一部が反発し、現職の荒井正吾氏(78)を支援する。平木氏は、同県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相が擁立を主導したが、国会で議論されている「放送法文書」で高市氏と総務省には向かい風が吹いている。国会論戦の影響は同県知事選にも影響を及ぼすのか。告示直前の同21日、平木氏を直撃した。

*  *  *

 自民党の候補者擁立をめぐっては奈良県内の首長や保守層の支持も分裂する事態となっている。

 平木氏は高市氏が総務相だったときの大臣秘書官を務めていたこともあり注目を浴びた。一方の荒井氏はすでに知事を4期務めており、自民党の一部からも「多選批判」があったが、重鎮の二階俊博・元自民党幹事長と関係が良いとされる。

 平木氏が立候補の意向を公表したのは、昨年11月。まだ荒井氏が態度を保留している段階だった。結局、荒井氏は今年1月に立候補を表明し、現職VS.新顔の保守分裂選挙となったが、平木氏は荒井氏の動向をどう読んでいたのか。

「荒井知事はご自身のご判断で立たれているわけですし、私は私でふるさとで仕事をしたいと思っていました。荒井知事がどうこうで立候補したわけではありません。私は私で、志を持って、奈良県政を担いたいという気持ちがある。ただ、それだけです」(平木氏)

 平木氏と荒井氏の双方が自民党県連に推薦依頼を出したが、今年1月、どちらを推薦するかの判断は県連会長である高市氏に一任された。そのうえで、高市氏は平木氏の推薦を決めた。高市氏は2月27日、自身のツイッターで、18回ものツイートで奈良県知事選について触れ、次のように投稿した。

「党本部の厳しい世論調査結果を受けて、奈良県選出自民党国会議員で話し合い、荒井知事には『名誉の勇退』をお勧めした方が良いという結論になりました」

「平木氏と知事の1本化をしない私を批判する報道も多々拝見しました。知事には面会を申し込みましたが、拒否されています」

「1月15日に正当な手続きを経て奈良県連推薦を決定した新人の平木しょう氏にも未だ党本部推薦が出ない理由は不明です」

 その一方で、「私が平木しょう氏に出馬依頼をしたという事実はありません」とし、平木氏が出馬を決断した後に高市氏へあいさつに行った際は「退官は勿体ない」などと「出馬を思い止まるように説得した程でした」ともつづった。

 実際に高市氏から出馬を思いとどまるように言われたのか平木氏に聞くと、

「やめたほうがいいとはさすがに言わなかったですよ。高市大臣も一人の政治家ですから、それは私の志や気持ちは当然、わかっていただけると思います」

 と高市氏のツイートとは少し異なる回答をした。高市氏が候補者の一本化に失敗したという報道があることについては、

「それは高市大臣に聞いてください。私はもう、どういう状況であっても決めた以上、出ますので。(総務省を辞めて出馬しても)別に保証があったわけではないですから。そういう世界です」

 だが、ここ最近、平木氏に向かい風となりかねない問題が国会で議論され始めている。3月2日、立憲民主党の小西洋之参院議員がいわゆる「総務省文書」を公表。放送法の政治的公平性の解釈について政権の関与があったのではと、当時の総務相だった高市氏が追及されている。だが高市氏は自身に関する発言を「捏造(ねつぞう)」と反論。その後の国会論戦では「(私や答弁が信用できないなら)質問をなさらないでください」と述べたことを撤回する事態にも発展した。

7568OS5:2023/03/23(木) 18:40:40
 前述のように、平木氏は高市氏が総務相だったころに大臣秘書官を務めていた。文書の中で、平木氏が関わった点があるのかどうか聞くと、きっぱりとこう答えた。

「(関わって)ないです。(行政文書の)存在すら知らなかった。私は地方自治の担当秘書官なので、地方自治法や地方財政法などの担当で手いっぱいでした。放送法については郵政部局の秘書官が担当していますので、(問題となっている高市氏レクの文書の)レクに出てくる同席者の秘書官は、郵政の秘書官です」

 平木氏は国会で追及側に回る立憲民主党の推薦も受けている。平木氏、荒井氏ともに立憲民主党奈良県連に推薦依頼を出していたが、今年2月、立憲は平木氏を県連として支持することを決めた。

 国会で高市氏が立憲側から批判を受けることは、同知事選でマイナスにはならないのだろうか。

「調査結果などは見ていませんから、マイナスになるかと聞かれても困ります。逆に、国民民主党には私も荒井知事も推薦依頼を出しましたが、(県連は)荒井知事を選ばれた。非常に厳しい戦いになりますが、それぞれ戦うだけです」(同)

 世論調査などでは、日本維新の会が擁立した元同県生駒市長の山下真氏(54)が一歩リードと伝えられている。

「報道は承知していますが、がんばるのみです。奈良県のポテンシャルは非常に大きいと思っていますので、私はしっかりと経済成長をさせて成長の好循環を持続するということを公約にしています。そのうえで、子育て支援や県民が安心できる財源の確保を訴えていきたいと思っています」(同)

 同県知事選には他にも、共産党が推薦する元同県大和郡山市議の尾口五三氏(72)、無所属で元中学講師の西口伸子氏(68)の計5人が立候補を表明している。

 争点は4期16年の荒井県政の評価となりそうだが、平木氏も荒井氏も共倒れとなれば、他の候補に知事の座を奪われることになる。保守一本化できなかった影響が注目される。

(AERA dot.編集部・上田耕司)

7569OS5:2023/03/23(木) 19:54:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e26bfc04b1c3270f63357efa242af36374f3fe3
共産市議がパワハラで離党、大阪 同僚に「おまえ」「虚言癖」
3/23(木) 18:40配信


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共同通信
 大阪府富田林市の岡田英樹共産党市議(69)が、同僚の女性市議(44)に「おまえ」などのパワハラ発言をしたとして、党地区委員会から警告処分を受け、離党していたことが23日分かった。離党は22日付。

 女性市議によると、普段から岡田市議から「おまえ」「あいつ」呼ばわりされたほか、他人に自分のことを「うそつき」「虚言癖」などと言われたという。

 市議にハラスメント中止を求めていたが改善されないため、女性市議は2021年10月に、党本部に訴えていた。

 党大阪府委員会などによる聞き取り調査に、岡田市議はハラスメント行為を認めた上で、女性市議に文書で謝罪した。

7570OS5:2023/03/23(木) 22:40:49
https://www.asahi.com/articles/ASR3R2S5XR3MPOMB005.html
保守分裂の奈良知事選、5氏が立候補 維新は初の公認知事めざす
統一地方選挙2023

上田真美2023年3月23日 10時06分

 統一地方選が23日スタートし、9道府県の知事選が告示された。投開票は4月9日。

 奈良県知事選に立候補を届け出たのは、日本維新の会新顔で元同県生駒市長の山下真氏(54)、無所属新顔で元総務省課長の平木省氏(48)、無所属新顔で元同県大和郡山市議の尾口五三氏(72)=共産党推薦=、無所属現職の荒井正吾氏(78)ら5人。

 高市早苗・経済安全保障担当相が会長を務める自民党県連が推す平木氏と、これまで自民党の支援を受けてきた荒井氏の双方が立候補し、地方議員や首長らの対応が分かれる保守分裂選挙となった。

 県連は党本部に平木氏の推薦を求め、国会議員らが調整を図る動きはあったが、党本部は推薦を出さずに保留したまま選挙戦に入った。

 一方、維新は大阪府外では初めてとなる党公認の知事誕生をめざす。党幹部が選挙戦前から複数回、県内で演説するなど攻勢を強めている。(上田真美)

奈良県知事選の候補者一覧
(届け出順。丸数字は当選回数、政党の略称の〈〉は推薦・支持。年齢は投票日現在)

山下真(54)維新〈元〉生駒市長

平木省(48)無新〈元〉総務省課長

尾口五三(72)無新〈元〉大和郡山市議〈共〉

荒井正吾(78)無現〈元〉参院議員④

西口伸子(68)無新〈元〉中学校講師

7571OS5:2023/03/23(木) 22:42:05
https://www.sankei.com/article/20230323-NKVQZSDTD5IJNF7734L3URDNDI/?outputType=theme_localelection2023
混戦に臨む6陣営の戦略 火ぶた切られた大阪知事選
2023/3/23 21:16
演説に集まった人とグータッチを交わす大阪府知事選の候補者(右)=23日午前、大阪市天王寺区(南雲都撮影)
演説に集まった人とグータッチを交わす大阪府知事選の候補者(右)=23日午前、大阪市天王寺区(南雲都撮影)
23日告示された大阪府知事選は一騎打ちだった平成31年の前回選と異なり、現職と新人の計6人が立候補した。大阪府市一体の行政運営の継続を目指す地域政党「大阪維新の会」は、知事と市長のダブル選セットでの支持を訴える。対立候補を擁立した政治団体「アップデートおおさか」は、政党色を薄めた「市民派」を打ち出し、無党派層などへの浸透を狙う。混戦に臨む各陣営の戦略を探った。


市長選へセットでアピール
「大阪を成長させていくには、府市一体の成長戦略が必要だ」


23日、大阪市中央区の南海難波駅周辺。再選を目指す現職で維新代表の吉村洋文氏(47)は第一声でこう訴えた。隣には26日告示の市長選に立候補する維新幹事長で府議の横山英幸氏(41)が並ぶ。吉村氏は「横山さんとセットで頑張る」と強調した。

平成23年以降、知事と市長のポストを押さえてきた維新にとっては、今回も両選挙での勝利が〝至上命令〟。セット当選の訴えには横山氏の知名度不足をカバーする狙いもある。

吉村氏は、2025年万博の大阪誘致やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致推進などを挙げ「府市がバラバラではできなかった」とアピール。公立、私立高校の授業料無償化の要件である所得制限の撤廃や大阪公立大の入学料、授業料無償化を公約に掲げている。


女性タッグで刷新感
一方、アップデートおおさかは知事選に無所属新人で法学者の谷口真由美氏(48)を、市長選には市議の北野妙子氏(63)を擁立。ダブル選に男性2人で臨む維新とは対照的に女性タッグで刷新イメージを打ち出す。

過去2回のダブル選では自民党が非維新勢力の中核となって候補者を擁立したが、いずれも敗北。その反省から自民などは今回、自主支援とし、谷口、北野両氏が「市民派」を掲げて支持拡大を図る。これまでに障害者や退職教員、介護従事者らと膝詰めで意見交換する会合を重ねてきた。


谷口氏は23日の第一声でIRを念頭に「インバウンド(訪日外国人客)一本足打法、もう無理です。人の財布を当てにする経済政策ばっかりやっていたらあきません」と主張。インバウンドに頼らない、ものづくりによる経済成長や新型コロナウイルス禍を踏まえた保健・医療態勢の見直しを訴えた。

VS維新を強調
カジノ反対を明確に掲げるのが、新人で元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)=共産推薦。IR候補地の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で開かれる2025年大阪・関西万博についても会場見直しを訴え、「反維新」色を鮮明にする。


辰巳氏は23日、「対立をあおり大阪をめちゃくちゃにした維新政治を終わらせ、希望を取り戻す」と気勢を上げた。

「大阪から日本を取り戻す」をスローガンに掲げる参政党新人の歯科医師、吉野敏明氏(55)は外国資本に対する警戒や伝統的な価値観・歴史観に基づく教育などを訴え、非維新系保守層の取り込みを図る。

吉野氏はIR反対を主張し「一番の依存症対策はカジノをつくらないこと。大阪を一緒に変えましょう、吉村から吉野に変えましょう」と呼びかけた。


政治家女子48党新人の薬剤師、佐藤さやか氏(34)は東京都内で活動し、交流サイト(SNS)で配信する予定だ。従来とは異なる選挙戦を展開して若い世代や女性に政治参加を促す。


諸派新人で執筆業の稲垣秀哉氏(53)は「自衛のための核武装」などを訴えている。

7572OS5:2023/03/23(木) 23:02:17
https://mainichi.jp/articles/20230322/k00/00m/010/405000c
「維新政治の評価」「IR誘致の是非」…大阪ダブル選の争点は?

毎日新聞 2023/3/23 06:30(最終更新 3/23 06:30) 1050文字

 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)が、23日の知事選告示で幕を開ける。過去のダブル選では「大阪都構想」の是非が論戦の中心となってきたが、今回は争点にならない。各陣営は何を争点と考えているのか。主要な立候補予定者に聞いた。

 知事選で再選を目指す現職の吉村洋文氏(47)=大阪維新の会代表=は「維新政治の継続」を争点とする構えだ。官邸のパイプも駆使して誘致にこぎつけた2025年大阪・関西万博の成功や、高校授業料の完全無償化、府市一体の成長戦略といった公約を挙げ、「維新が進めた改革を継続すべきだ」と訴える。


大阪ダブル選の主な立候補者が考える争点拡大
大阪ダブル選の主な立候補者が考える争点
 一方、吉村氏に挑む人たちは何に力を入れるのか。

 元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)=共産党推薦=は、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非を争点に据える。IRは府市が誘致を進めており、現在は国が認定審査中だ。カジノ事業の売り上げは年4000億円を超えるとされ、辰巳氏は「それだけ誰かが負けるということだ。カジノ誘致を止めることが重要」と指摘する。

 「10年以上にわたる維新政治への評価」を争点とするのは法学者の谷口真由美氏(48)。維新が実績としてアピールする「大阪の成長」について、「この10年で大阪は本当に成長したのか。新型コロナウイルスによる死者が全国最多になったのはなぜか」と問い掛け、維新政治の検証が必要だとしている。


 歯科医師の吉野敏明氏(55)=参政党公認=もIRが争点という考えだ。IR予定地の人工島・夢洲(ゆめしま)では土壌汚染などで約790億円の公費が支出されることを批判。「ギャンブル依存症患者を増やす」と誘致のデメリットを強調する。

 薬剤師の佐藤さやか氏(34)=政治家女子48党公認=は「女性や若者の政治参加をもっと増やすことが必要だ」と述べ、政治改革が必要だとしている。


 新人対決となる市長選はどうか。府議の横山英幸氏(41)=維新幹事長=は「府市一体の成長戦略」を争点に挙げる。維新が知事・市長のポストを取るまでは「府市でバラバラな行政運営が行われ、大阪は成長の機会を逃した」と主張。府市一体を継続することで、税収を確保して住民サービスの拡充を図るとアピールする。

 主要政党が非維新候補として一本化した市議の北野妙子氏(63)は「夢洲のビジョン」を掲げる。夢洲について「問題が相次いでいるのに市民に情報開示されないままIR誘致に突き進んでいる」と問題視。「住民投票などを通じ、本当に今の活用法でいいのか考えるべきだ」と話す。【石川将来、野田樹】

7573OS5:2023/03/25(土) 19:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/95ccabe5ee684306c9eea041f2113c4a16f1306c
引退表明の明石市・泉市長、4月の市長選に女性市議を擁立へ
3/25(土) 18:37配信


産経新聞
明石市長選への出馬を表明した丸谷聡子氏(左)と「明石市民の会」代表の泉房穂氏=令和5年3月25日午後、明石市(喜田あゆみ撮影)

暴言を理由に今期限りでの政治家引退を表明している兵庫県明石市の泉房穂市長は25日、4月23日投開票の同市長選に、自身の後継候補として市議の丸谷聡子氏(59)を擁立すると発表した。

丸谷氏は平成27年の同市議選で初当選し、現在2期目。25日に出馬表明の記者会見を開き、泉市政の継続などを訴えた。同席した泉氏は「市民とともに頑張れる方だと思い、声をかけた」と話した。

市長選にはこれまで、同市議の林健太氏(40)と元同県加西市長の中川暢三氏(67)が立候補を表明しており、泉氏への評価などを争点に選挙戦が展開される見通し。

泉氏は昨年10月、自身に対する問責決議案をめぐり、別の市議に「選挙で落としてやる」などと暴言を吐いた責任を取るとして任期満了での引退を表明。自身が代表を務める地域政党「明石市民の会」から後継候補のほか、同時に行われる市議選にも候補者を擁立する考えを示していた。

7574OS5:2023/03/25(土) 19:29:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d62a5b51a4d436e852ebfbf012443106936255a
堺市長選 無所属の元市議が出馬表明 「維新政治を変える」
3/24(金) 20:51配信
毎日新聞
堺市長選への出馬を表明した野村友昭氏=堺市役所で2023年3月24日午後4時42分、榊原愛実撮影

 任期満了に伴う堺市長選(6月4日投開票)について、元市議の野村友昭氏(49)が24日、無所属で出馬すると表明した。堺市長選への立候補表明は、現職の永藤英機氏(46)=大阪維新の会=に続き2人目。

 野村氏は記者会見で「維新政治を変えないと私たちの暮らしが脅かされる」と訴えた。一方で「維新も含めて全ての政党の支持者と等距離で向き合いたい」と述べ、非維新勢力を代表する立場になることは否定。政党からの推薦は受けない意向を示した。

 争点は「永藤市政4年間の評価」だとし、永藤氏が出した「財政危機宣言」や、生活保護費の不正支給の疑いで職員が書類送検されるなど相次ぐ不祥事を批判。給食費無償化の延長や子どもの学力向上などを政策に掲げた。

 野村氏は前回市長選に無所属で出馬し、永藤氏に約1万4000票差で敗れた。【榊原愛実】

7575OS5:2023/03/25(土) 19:35:52

https://www.fnn.jp/articles/-/494277
石川県知事選のしこりか?ベテラン県議の現職に馳知事の元秘書が挑戦する輪島市選挙区【石川発】
石川テレビ
2023年3月15日 水曜 午前7:10
2023年に行われる石川県議会議員選挙。定数1の輪島市選挙区は、自民党県連前幹事長の地元にも関わらず、同じ自民党で馳知事の元秘書が出馬表明した事から、注目の選挙区となっている。現知事と前知事の応援合戦など前哨戦からヒートアップする両陣営の動きをまとめた。


保守分裂の激戦へ!5期20年のベテランvs知事衆院時代の元秘書
宮下正博県議:
ただ、この地域を良くしたい。そしてこの地域を守るのは俺だという、そんな思いは誰にも負けません。

現職で、自民党の宮下正博県議。自民党の公認候補で5期20年のベテランだ。

この記事の画像(37枚)
西田昭二衆院議員:
輪島市の発展のため、先生と共に歩んでまいりたい。

石川県内唯一の岸田派、西田昭二衆院議員が支援する。

一方…

北村麻記子氏:
北村です、よろしくお願いします。

挨拶回りをするのは同じく輪島市選挙区に立候補を表明している新人の北村麻記子氏。

北村氏は元衆院議員、北村茂男氏の娘で馳知事の衆議員時代の秘書でもある。

馳浩知事:
今までと同じようなことをしていては、輪島の新時代を迎えることはできません。

保守分裂の激戦となった2022年の知事選。

宮下県議は馳氏の対立候補、山田氏を支援していた。

しこりが残る中での馳知事元秘書の出馬表明。保守分裂の激戦が予想されている。


両事務所開きに顔を出すも”よんどころない事情”で…
2023年1月。この日は宮下県議の事務所開き。式の前に訪ねてきたのは…

馳知事:
グッドモーニング!

馳知事だ。

馳知事:
きょうは”よんどころない”事情もあって、開会の前にご挨拶にあがりました。多くの後援会のみなさんにもしっかりとご支援をいただきますように私からもお願いを申し上げたいと思います。

約10分ほどで事務所を後にした馳知事。よんどころない事情というのが…

同じ日に行われた北村氏の事務所開きだ。

馳知事:
輪島市民が希望が持てるような環境作りをする。そのためには新たな技術、新たな人材が必要です。それを担うふさわしい人材として、北村麻記子を私は推薦したい。

7576OS5:2023/03/26(日) 13:11:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b91eb6bd222726e4c69d4c5bfdd2a46c1532af7
去就明言せず他陣営翻弄、明石市長が後継擁立 市長選は3人の争いか
3/25(土) 20:23配信


毎日新聞
兵庫県明石市長選に出馬表明した市議の丸谷聡子氏(左)と「明石市民の会」を率いる泉房穂市長=明石市役所で2023年3月25日、大川泰弘撮影

 「出る?」「出ない?」。統一地方選後半戦で実施される兵庫県明石市長選(4月16日告示、23日投開票)は、暴言問題で引退を表明している泉房穂(ふさほ)市長(59)が25日、自身の後継として市議の丸谷聡子氏(59)の擁立を発表した。告示まで約20日と迫ったタイミングを狙った“ステルス作戦”は他陣営を翻弄(ほんろう)、直前まで「やっぱり泉氏が出るのでは」との観測も飛び交った。

 丸谷氏は泉氏が代表を務める政治団体「明石市民の会」の推薦を受け、無所属で立候補する。西村康稔経済産業相が支援し、子育て・介護減税などを掲げる市議の林健太氏(40)、学校給食の有機・無農薬化などを訴える元同県加西市長の中川暢三氏(67)の2人も無所属での出馬を表明しており、3人が争う構図となりそうだ。

 泉氏は政治手法を巡って市議会主要会派の自民、公明党系市議らと対立。2022年10月、自身への問責決議案を巡り、市議らに「賛成したら許さん」「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせた。発言が表沙汰になると、その責任を取るとして政治家引退を表明。市長選と市議選に候補者を立て、力を入れてきた子育て施策など現市政の継続を目指す考えを示していた。

 「市議選は政策の浸透に時間がかかるが、1人を選ぶ市長選は告示日(の表明)でも間に合う」。泉氏は後継指名を急がず、市議会最終日の24日まで公務を優先した。「市長選は白紙」と周囲をけむに巻き、議場では本人から不出馬の言質を取ろうとする市議の質問に、巧みに明言を避けて疑心暗鬼を誘った。

 こうした泉氏の戦略に、市長選と距離を置くある市議は「ステルス作戦のかく乱効果はあったが、結局は人物本位だ。有権者は人を見て投票先を決める」と結果に影響しないとの見方を示した。【大川泰弘】

7577OS5:2023/03/27(月) 00:15:10
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_3C3L7WP5TRMZ5FWL6YU2FAFO4Y.html
大阪市長選候補2氏の深い因縁、同じ地元「都構想」で火花も
2023/03/26 18:30産経新聞

大阪市長選候補2氏の深い因縁、同じ地元「都構想」で火花も

雨の中、大阪市長選候補の街頭演説を聴く人々=26日午前、大阪市北区(甘利慈撮影)

(産経新聞)

26日告示の大阪市長選に立候補した地域政党「大阪維新の会」新人の元大阪府議、横山英幸氏(41)と対立候補の無所属新人で元市議、北野妙子氏(63)は因縁めいた仲だ。議会の違いこそあれ、いずれも議員時代の選挙区は大阪市淀川区。維新の看板政策「大阪都構想」の是非を問う住民投票を巡っては、それぞれ推進派と反対派の論客として火花を散らした。

父親が前香川県三豊(みとよ)市長の横山氏は大阪府職員から政界入り。平成23年の府議選に維新公認で初当選し、3期務めた。令和2年11月から維新幹事長。

北野氏は元市議の父親の地盤を引き継ぐ形で、平成17年の市議補選に自民党候補として立候補し初当選。5期務め、市議団幹事長などを歴任した。

2人は、大阪都構想の制度案を議論するため29年に設置された府市の法定協議会(廃止)のメンバー。令和2年の2度目の住民投票に際し、横山氏は住民説明会で反対派の主張に逐一反論する様子が、交流サイト(SNS)などで注目された。北野氏は、自民を中核に「大阪市廃止にNO!」を掲げる反対派の急先鋒(きゅうせんぽう)として論陣を張った。

今月24日に開かれた市長選立候補予定者の討論会で「府市一体でなければ課題が棚ざらしにされ、政治決断ができなくなる」と訴える横山氏に対し、北野氏は「知事と市長が同じ政党なら意思決定が早いとは集団催眠みたいなもの」と反論した。終了後の撮影では、横山氏がおどけてファイティングポーズを取ろうとする場面もあった。

市長選にはほかに、いずれも無所属新人で飲食店経営の荒巻靖彦氏(58)▽「ネペンサ」名義のユーチューバー、安達真氏(48)▽理学療法士の山崎敏彦氏(44)-の3人が立候補している。

7578OS5:2023/03/27(月) 00:15:38
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_A45JVE4RTNLHNOZRJ6KUBGJBAQ.html?_gl=1*1l9dewf*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3OTg0MzU0NC4xNjUuMS4xNjc5ODQzNzEyLjI2LjAuMA..
公明「常勝関西」に危機感 集票陰りと維新の勢い
2023/03/26 18:17産経新聞

公明「常勝関西」に危機感 集票陰りと維新の勢い

雨の中、街頭演説で統一地方選挙の党公認候補への支持を訴える公明・山口那津男代表=26日午後、京都市下京区(大島悠亮撮影)

(産経新聞)

公明党が統一地方選で、大阪を中心とした関西の情勢に危機感を募らせている。支持母体の創価学会の組織力を背景に強さを見せてきたが、近年は日本維新の会の勢いに押され、取りこぼしが目立ってきた。統一選の結果は次の衆院選に影響しかねず、幹部が集中的にてこ入れに乗り出している。

「(国と地方の)ネットワークを生かした政策実現は与党・公明党だからできることだ。野党は独自に予算を作ることはできず、いくら『あれをやった』といっても、はりぼての訴えに過ぎない」

雨が降りしきる26日の京都市、四条烏丸交差点前。公明の山口那津男代表は街頭演説で、政権与党の強みをこうアピールした。

山口氏は19日にも大阪府茨木市で街頭演説に臨んだ。26日には西田実仁選対委員長が兵庫県入りし、石井啓一幹事長は24日に兵庫県、25日に京都市を訪れるなど、公明は幹部を関西に集中的に投入している。

これまでは関西で、創価学会の強固なネットワークを武器に組織戦を展開し、選挙の強さから「常勝関西」とも呼ばれてきた。だが、平成22年に地域政党「大阪維新の会」の設立後から様相が変化。公明は23年の大阪府議選、27年と31年の大阪市議選でいずれも目標とした全員当選を逃している。

維新は今回、定数が9減の79となる大阪府議選に前回を上回る56人、2減の定数81となる大阪市議選には初の過半数獲得を目指し50人をそれぞれ擁立する構えだ。公明は支持層の高齢化で勢いに陰りも見えており、「大阪は特に厳しい選挙になる」(石井氏)と焦りを募らせる。

次期衆院選への影響にも気をもんでいる。維新は近年の衆院選で、公明が候補を立てる大阪府と兵庫県の計6選挙区で独自候補の擁立を見送ってきた。維新が進める「大阪都構想」を巡る住民投票で協力を得る狙いもあった。

しかし、都構想は住民投票で2度否決され、頓挫した。維新の馬場伸幸代表は次期衆院選での公明との選挙協力について「全てリセットだ」と明言する。維新が大阪の府市両議会で単独過半数を得れば、それぞれ公明に配慮する理由もなくなる。

公明関係者は「統一選の結果次第では、維新が公明の現職がいる衆院選挙区に候補者を立ててくる」と警戒する。関西での統一選の戦績は、公明の今後の党勢全体を占う試金石ともなる。(大島悠亮)

7579OS5:2023/03/27(月) 01:04:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/699699899f448dbc797b5ae27f39b2ef0bca5324
大阪市長選で維新、府市一体を強調「背水の陣」に他党警戒
3/26(日) 21:34配信



産経新聞
大阪市長選候補の街頭演説を聴く人々=26日午後、大阪市北区(甘利慈撮影)

26日告示された大阪市長選は、4月6日の任期満了をもって政界を引退する松井一郎市長(日本維新の会前代表)の後継を決める選挙だ。維新は本拠地の大阪で知事選と合わせたダブル選の勝利に加え、今月31日告示の府議選、大阪市議選でそれぞれ過半数の議席獲得を目指す。全国政党化に向け、統一地方選後半戦も含めて600議席の目標を掲げており、馬場伸幸代表ら党の「顔」を懸けた背水の陣を敷く。

「成長し、安心して暮らせる大阪を府市一体でつくっていこう」

雨天となった26日、大阪市中央区の南海難波駅周辺で、地域政党「大阪維新の会」前代表でもある松井氏は市長選の新人候補の第一声に駆け付け、聴衆にこう呼びかけた。

大阪維新はダブル選での勝利に向け、市長選候補の知名度アップに躍起だ。選挙期間中は松井氏らが街頭演説で候補と並び、知事選とのセット当選を訴える。

統一選前半戦の焦点は、大阪市議選だ。大阪維新の吉村洋文代表(維新共同代表)は定数が今回83から81に減る市議選で過半数の議席獲得を目標に掲げ、達成できなければ代表を辞する意向を示す。

狙いは、党内の引き締めだけではない。

平成23年の党創設以来、市議会で過半数を占めたことがない大阪維新は政策実現のために公明党と協力してきた。過半数を得た場合は大阪維新のみで政策決定が可能になるが、自民党などは「首長ポストと議会の多数派を同じ政党が握れば二元代表制が機能しなくなる」と警戒感を募らせる。

大阪以外での党勢拡大に向け、馬場氏は統一選で地方議員を現状の1・5倍となる600議席以上に増やす目標を掲げ、達成できない場合は代表を辞任する考えだ。結果次第では「ポスト松井」の人材が執行部から消えるリスクをはらむ。(山本考志、北野裕子)

7580OS5:2023/03/27(月) 09:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/5db11bcb157064d7ee58e6b4d4c39a04df8cea44
拡大路線の維新、兵庫が主戦場 統一選の候補を倍増 本拠地・大阪はもう飽和状態
3/27(月) 8:30配信
 兵庫県内でも近く始まる統一地方選で、日本維新の会の拡大路線が各地の選挙に波紋を広げている。全国政党化に向けて積極的に擁立を進める維新に対し、激戦を強いられる各党は警戒感を高める。前半戦(4月9日投開票)の県議選と神戸市議選、後半戦(同23日投開票)の4市町長選と11市町議選を前に、過熱する前哨戦を追う。(統一選取材班)

【写真】「地方の政治で維新は自民に負けていない」 吉村共同代表、兵庫で街頭演説


 「勝負の鍵を握っているのは間違いなく兵庫だ」

 2月下旬、神戸市内であった日本維新の会・県組織の決起集会。党幹事長藤田文武(42)は集まった立候補予定者らにげきを飛ばし、兵庫が「主戦場」になると訴えた。

 今回の統一選で維新は、全国の地方議員を1・5倍となる600人以上に増やす目標を掲げる。全国政党化に向けた足場を固める選挙として、積極的な擁立を進めている。

 本拠地・大阪は府市両議会とも第1党となり、議席数は既に飽和状態。大阪に次ぐ「第2の牙城」とされながら、議員数が約50人と大阪の5分の1にとどまる兵庫は、その「のびしろ」に期待が集まる。

 攻勢の裏には現状へのいら立ちもある。候補擁立を巡り、自民党県連が分裂した2021年の知事選で、維新は自民の一部議員が支援する知事斎藤元彦(45)を推薦。20年ぶりのトップ交代を後押ししたが、県議会の所属議員は現在4人しかいない。

 4年前の県議選は9議席を維持したものの、国政選挙や市長選へのくら替えで目減りし、本会議で代表質問ができる6人以上の「交渉会派」からも外れた。

 「知事与党なのに、われわれの訴えは(知事に)届いていない」。県組織代表の片山大介(56)は不満を口にする。「数は力。最低でも2桁の議席を確保する」と影響力の拡大を狙う。



 「まるで知事選の延長戦のようだ」。維新の擁立が本格化するにつれ、自民県議から懸念の声が漏れる。

 県議選で候補を立てる選挙区が、知事選で斎藤の対立候補を支えた自民県議の地元を狙い撃ちしたように見えたからだ。保守地盤で前回選は多くが無投票だった東播磨や北播磨、丹波地域の1人区で目立つ。

 維新は「刺客」を否定するが、自民側は神経をとがらせる。「無投票で当選できたら仲間の応援に回れるが、自分の選挙区に足止めされる。こちらの動きを止めたいのだろう」

 維新の立候補予定者の発表は昨年11月に始まり、3月になっても選定作業は続いた。党本部が課したノルマもあり、前回選に比べて公認候補は急増している。

 前回12人を立てた県議選は2・5倍の30人に増え、阪神間と神戸市内は全選挙区に擁立。初めて立てる選挙区も15ある。神戸市議選は2倍近い21人に。後半戦の市町議選も含めた総数は計89人で、自民の候補者数に次ぐ多さとなっている。



 維新にとって、強気の擁立はもろ刃の剣でもある。

 にわか仕込みの人材の質を不安視する声は党内からも上がる。2月には神戸市議選の候補予定者について「品位を損なう行為があった」と公認を取り消した。

 統一選で擁立する半数近くは新人で、地盤も知名度も乏しい。県組織の幹部は「大阪の実績を訴えるだけでは響かない」と危機感を持つが、県内でアピールできる実績は多くはない。

 このため県議選の立候補予定者の大半が、党の公約「身を切る改革」を中心に行財政改革の推進を前面に出す。看板をそろえ、浸透力を高める戦略で臨む。

 過去2回の国政選挙の県内比例票は、自民を上回りトップだったが、西宮や尼崎などの市長選では苦杯をなめた。前半戦の結果は、後半戦で推薦候補を立てる姫路市長選にも直結する。

 大阪市長松井一郎(59)の後継として代表に就いた馬場伸幸(58)が退路を断ち、主導する初めての本格選挙。「風」は吹くのか、維新関係者でさえ測りかねている。(敬称略)

7581OS5:2023/03/28(火) 11:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdde5c1f9aca1343805ee938cda0236a473a82c1
維新の拡大路線で楽観ムード一転 きしむ「兵庫の保守王国」、守勢の自公に危機感 統一地方選兵庫県議
3/28(火) 7:30配信

神戸新聞NEXT
兵庫県議会自民党会派から離脱する議員から県知事選の立候補要請を受ける斎藤元彦氏(手前左)=2021年3月、、神戸市中央区下山手通4、兵庫県民会館

 「誰が出てきても受けて立つ」。3月上旬、北播磨を地盤にする自民党の兵庫県議は、選挙事務所開きで覚悟をにじませた。

【写真】斎藤元彦氏の応援に駆け付けた維新幹部ら

 2019年の前回選は無投票当選し、支持者の間には「今回も無風」と楽観ムードが漂っていた。だがその裏で、日本維新の会による候補擁立がささやかれ、程なくして現実となった。


■4年前にはなかった光景


 維新の拡大路線は、県議選の構図を一変させた。その象徴が、七つの選挙区で見込まれる「自民VS維新」の直接対決。いずれも1人区で、4年前には見られなかった光景だ。

 その大半は自民の公認・推薦候補が議席を守ってきた保守王国。しかし、維新の候補9人全員が当選(比例復活を含む)した21年の衆院選では、比例得票も維新に後れを取った保守地盤もあり、勢力図が揺らぐ。

 内閣支持率の低迷で求心力が低下する中、維新の攻勢を受ける自民は今回、政権でタッグを組む公明党との協力を重視する。県議選では前回選の約1・5倍の19人が推薦を受ける。

 昨夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)で公明候補を推薦しており、「借りを返してもらう」とベテラン自民県議。組織力を誇る公明の協力で優位に選挙を進めたいとの計算が働く。

 一方の公明は、県議選の11選挙区で13議席の維持を狙う。ただ、いずれも維新候補と対峙(たいじ)することになり、公明関係者は「厳しいのはうちも同じ」と漏らす。

 「大阪都構想」の協力を前提に連携してきた維新との関係も「リセット」され、「自民の期待には応えるが、最優先はわが党の全員当選だ」と強調する。

     ◇

 県議会のいびつな構成も構図を複雑にする。

 21年の知事選で、自民会派は候補擁立を巡って分裂。維新とともに知事斎藤元彦(45)を支え、会派を出たグループと、対立候補を推したもともとの議員団とのあつれきは、いまだ解消されていない。

 自民の支持団体には合流を望む声が強く、ある地元選出の国会議員は仲介を買って出た。「選挙後、一つにまとまるなら協力する」。維新との一騎打ちに備え、支援を求める県議に交換条件を示し、了承を得た。

 一致団結が求められるのには事情がある。自民は県議選(定数86)で44人を公認・推薦する。分裂した2会派で今は過半数を維持するが、維新が伸ばせば主導権の一端を握られかねない。

 県幹部は県側のスタンスを解説する。「維新の提案も取り入れるが、自民が反発しない範囲が前提。ただ、議席数の差が縮まれば前提も変わる」。決戦の行方は県政の軸足を左右する。

     ◇

 「地方から党勢を回復させるには、これ以上、議席を減らせない」

 旧民主党を源流とし、国政ではたもとを分かつ立憲民主党と国民民主党は今回、同じ危機感を共有する。県議会で現有4議席の立民は7人を立て、国民は現職1人が議席死守を狙う。

 県議会では、両党所属の議員が同じ会派で活動する。前知事時代、県政与党の一角を占めたが、先の知事選で対立候補を支援したこともあり、新知事就任後は是々非々で対応する。

 昨年末、知事との親密ぶりをアピールする宣材写真の撮影会があった。フレームに納まったのは、自民と維新、公明会派の議員たちで、立民と国民の姿はなかった。

 前回選で両党県組織の協力は、各選挙区で候補者が対決しない「すみ分け」にとどまった。崖っぷちに立つ今回は、立候補予定者の相互推薦にまで踏み込み、生き残りをかける。

 共産党は前回と同じ16人を公認し、議案提案権を持つ8議席を目指す。

 各党の思惑が交錯する前哨戦。審判後、議会の風景はどう変わるのか。(統一選取材班)

7582OS5:2023/03/28(火) 13:03:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c27c3361e213fc9e2cd5445449817ca112e1476
なぜ今?IR争点化 維新・非維新のコントラスト鮮明 都構想なき大阪ダブル選
3/27(月) 20:48配信
産経新聞
4月9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選で、主要争点としてにわかに浮上した感があるのが、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致の是非だ。府市のトップを長く独占してきた地域政党「大阪維新の会」が政府・自民党とIR誘致を推進、すでに事業者選定や府市両議会の承認も終え、あとは国の認定を待つばかりとなっている。誘致自治体としての手続きはほぼ完了したともいえるIRが、「維新VS非維新」の対立軸として先鋭化した背景とは-。

【表でみる】大阪IRをめぐる動き

■対立軸示しやすく

「IRは争点じゃないんだけど、僕は正面から訴えていきます。相手はこれしか言わないから」

知事選で再選を目指す維新現職の吉村洋文氏(47)は23日、大阪市中央区の街頭演説でこう述べ、対立陣営のIR争点化について、受けて立つ構えを見せた。

今回の知事選では、非維新候補の5人がIRについて軒並み反対・慎重の姿勢を表明。市長選でも、事実上の一騎打ちとなる維新新人で元府議の横山英幸氏(41)と、無所属新人で元自民市議の北野妙子氏(63)がそれぞれ賛否の論陣を張る。

今回のダブル選で維新は支持者の間でも賛否が割れてきた看板政策「大阪都構想」の主張を封印。過去10年以上にわたって府市の行政運営を主導してきた「維新政治」の評価が選挙戦の底流をなし、論点がぼやける中で、対立のコントラストを最も鮮明にしやすかったのが、IRだったといえる。

■争点でないはずが…

そもそも大阪のIR誘致は平成22年、シンガポールのIR予定地を視察した維新創設メンバーの橋下徹知事(当時)が、アジア諸国との都市間競争の起爆剤にしようと発案。その後、政府・与党によりIR関連法が整備され、自民の安倍晋三政権と蜜月関係にあった維新顧問の松井一郎・大阪市長らが人工島・夢洲(ゆめしま)(同市此花区)の活用策として誘致を推し進めてきた経緯がある。

令和3年9月には米MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスの企業連合に事業者を決定。昨年3月、府市両議会で整備計画案が承認され、同4月には国への申請も済ませた。

もっとも、そこに至るまでは紆余(うよ)曲折があった。IR事業者の募集段階では、開業時期を9年3月末までとしていたが、新型コロナウイルス感染拡大のあおりで11年秋〜冬にずれ込んだ。夢洲の候補地では土壌汚染や液状化リスクも判明、市は土壌対策として当初想定になかった約790億円の公費負担を余儀なくされた。

IR開業により、府市が事業者から受け取る収入は年間1060億円と試算されているが、富裕層をはじめとするインバウンド(訪日外国人客)がコロナ禍で激減した後、どこまで回復するかはまだ見通せない。ロシアのウクライナ侵略に伴う世界的な燃料・物価高騰も、まだ「先の話」ともいえるIRの収支シミュレーションから、現実味を奪ってしまう。

こうした将来の不確定要素はそのまま推進派の維新に対する攻撃材料となる。それが「争点ではない」はずのIRが、争点となった背景にある。

■選挙結果が審査に影響も

吉村氏はダブル選で年間1兆円超と試算するIR開業後の経済波及効果(近畿圏)をアピールし、IRに伴う府市の収入を福祉や教育の政策に充てると強調。ギャンブル依存症対策として相談・治療体制や入場規制の徹底を挙げ、「府市一体の成長戦略でやっていきたい」と横山氏とのセット当選を訴える。

一方、知事選で反対派の急先鋒(せんぽう)となる無所属新人で元参院議員の辰巳孝太郎氏(46)=共産推薦=は「地域で使われるはずのお金がカジノに使われ、地域経済が落ち込む」と経済効果を疑問視。非維新勢力の結集を目指す政治団体「アップデートおおさか」が知事選に擁立した法学者で無所属新人の谷口真由美氏(48)も「カジノですったお金を教育や福祉に回すというのは大阪の気質に合わない」と指摘する。

ダブル選でIR反対陣営は「情報開示が不十分なまま強引な議会運営で手続きが進められた」と批判し、住民投票で民意を問うべきだと主張している。

誘致の是非を問う住民投票条例の制定案はこれまでも府市両議会で提案されたが、いずれも維新、公明の反対多数で否決。仮に反対派のトップが誕生した場合も、両議会での合意という難題が待ち受ける。

もっとも国はIR認定の審査のポイントとして「地域における十分な合意形成」を挙げている。今回のダブル選で反対の民意が示されれば、今後の審査に影響を与える可能性はある。

7583OS5:2023/03/29(水) 16:50:46
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20230328-OYTNT50275/
<統一選2023>県議選情勢(下)
2023/03/29 05:00
選挙・和歌山
御坊 現元一騎打ちか

御坊市(定数1) 
 中村裕一63自元〈8〉 〈公〉
 楠本文郎68共現〈1〉  

 前回選では、元小学校教諭で市議を30年以上務めた楠本が、9選を目指した中村を247票差で破り初当選。県議選の1人区で共産候補が当選するのは戦後初で、大きな話題となった。今回も同じ2人の対決となる。

 1月に行われた御坊市議選で楠本の娘・香織が自民候補らを抑えてトップで初当選を果たすなど「楠本」人気は健在だが、楠本は、19日の事務所開きで「再選を確信するところまでにはまだ遠い」と気を引き締める。

 中村は昨年6月、早々に出馬会見を開き、着々と準備してきた。前回選は、保守分裂となった2016年の御坊市長選のしこりが残っていたが、今回は事務所開きに自民党元幹事長の二階俊博が出席し、挙党態勢を目指す。

新宮市(定数1)
 浜口太史56自現〈3〉 〈公〉
 上田勝之57無新   

 11年に現職を破って浜口が初当選し、その後2回が無風となっていた新宮市選挙区。元新宮市議の上田が挑む構図で、12年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 上田は旧市時代を含めて7期市議を務め、21年の市長選にも挑戦するなど市内で高い知名度を誇る。2月下旬、新宮市内で開いた記者会見では「選択肢を作るべきだという声を多くいただいた」と出馬理由を強調した。

 4期目に挑む浜口は、12年にわたり県と市のパイプ役を務めた実績を訴える。自身も12年前、自民現職に無所属で一騎打ちを挑んで足場を築いただけに、上田への警戒を緩めない。

西牟婁で激戦予想
西牟婁郡(定数2)
 秋月史成54自現〈2〉 〈公〉
 高田由一59共現〈3〉
 三栖拓也36無新 〈自〉〈公〉

 戦後、無投票になったことがない選挙区。15年の選挙で敗れた高田が前回選で返り咲きを果たし、自民と共産で議席を分け合っていたところに、三栖が新たに名乗りを上げた格好だ。議員経験はないが、自民の推薦を得て保守層への浸透も狙う。高田と三栖は地盤が重なり、激しい争いが予想される。

9選挙区で無投票か
 読売新聞の調べでは3月25日時点で、海南市・海草郡、橋本市、有田市、田辺市、岩出市、伊都郡、有田郡、日高郡、東牟婁郡の計9選挙区で無投票となる公算が大きい。現行の定数42で行われた11年の県議選以降最多で、無投票当選議員は全体の半数近い20人に上る見込みだ。

〈注〉敬称略。並びは衆院勢力順などによる。氏名、投開票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦政党。

7584OS5:2023/03/29(水) 16:52:06
https://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20230328-OYTNT50042/
<統一選2023> 県議選情勢(上) 
2023/03/28 05:00
選挙・和歌山
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 春の統一地方選・前半戦で4月9日に投開票される県議選(定数42)が、3月31日に告示される。14選挙区中、少なくとも5選挙区で選挙戦となる見通しだ。立候補予定者の顔ぶれや、各選挙区の構図を2回にわたり紹介する。(文中敬称略)

「18歳選挙権」世代、25歳にして立つ…ボランティアで興味・市民のために動く姿に憧れ
和歌山 衆院補選も視野

 和歌山市(定数15)
 井出益弘76自現〈10〉
 新島雄71自現〈7〉
 山下直也67自現〈7〉
 尾崎太郎57自現〈5〉
 森礼子54自現〈4〉
 林隆一60維現〈1〉
 岡本年永59維新
 浦平美博51維新
 岩井弘次65公現〈2〉
 小川浩樹56公新
 中尾友紀62公新
 奥村規子71共現〈4〉
 松坂美知子66共新 
 浦口高典68国現〈5〉
 加藤充也58参新
 長坂隆司66無現〈7〉
 片桐章浩61無現〈4〉
 藤本真利子69無現〈5〉

 県全体の定数の3分の1以上を占める選挙区。今回は現職12人と新人6人が立候補する見込み。衆院和歌山1区補選(4月11日告示、23日投開票)も見据えた選挙戦になりそうだ。

 現在6議席を占める自民は現職1人が引退予定で、残るベテラン現職5人が全員当選を狙う。同党は同じ和歌山市域を選挙区とする衆院1区補選に門博文を擁立しており、県連幹部の一人は「安定した候補で県議選を勝ち抜き、補選につなげたい」と語る。

 同じく補選に前和歌山市議の林佑美を擁立する維新は、現在の1議席から2増を目指し、現新3人が立候補する。県総支部幹部は「全員当選を目指しつつ、今後に向けて和歌山で政党名をアピールするチャンス」と意気込む。

 現在1議席の共産は2議席獲得を狙う。前回、前々回選も2候補を立てたが票の分配がうまくいかず党勢拡大はならなかった。前回選で649票差で落選した新人と現職の同じ顔ぶれで雪辱を期す。

 現在3議席の公明はベテラン現職2人が引退することを受け、和歌山市、田辺市で議員経験のある新人2人を新たに擁立し、現有勢力を維持する構え。国民民主も現職1人が6選を目指す。参政も新人1人を擁立し、県議選に初挑戦する。

紀の川 12年ぶり選挙戦か
 紀の川市(定数3)
 山田正彦81自現〈6〉 〈公〉
 坂本佳隆53自新    〈公〉
 杉山俊雄72共現〈1〉
 高田英亮78無新

 自民の岸本健が昨年2月、紀の川市長にくら替え当選したため欠員1となっていた。今回、自民、共産の現職に加え、前紀の川市議の新人2人が立候補を表明しており、2011年以来12年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 新人のうち坂本は元沖縄・北方相の参院議員・鶴保庸介の秘書を長年務めたのち21年の市議選で初当選。高田は市議選で5期連続トップ当選を果たした実績の持ち主だ。

 自民現職の山田は7選を目指すが、共産の杉山以外は保守系で一部は地盤も重なるため票の食い合いが予想され、「全員が横一線」との声も聞かれる。

        ※  ※  ※

<注>並びは衆院勢力順などによる。氏名、投開票日現在の年齢、党派、新旧、当選回数。四角囲みは推薦政党。

7585OS5:2023/03/29(水) 17:21:15
https://sakisiru.jp/41829
ディズニー誘致「公約」、前川氏とのコラボで連続炎上…大阪自民、止まらない「学級崩壊」
「感性がズレてる...」頭抱える関係者
2023年03月28日 18:00




SAKISIRU編集部
統一地方選の前半戦で注目される大阪ダブル選挙(大阪府知事選、大阪市長選)がスタートしたが、大阪自民が序盤からネットで炎上する事態が相次ぎ、維新との決着をつける前に早くも逆風にさらされている。

「IR予定地にディズニーリゾート!」
まず物議を醸したのは大阪市内で張り出されたポスターと配布された機関紙の号外だった。その中で大阪市の人口島、夢洲地区へのディズニーリゾート誘致を掲げたことでネット民の波紋を呼んだ。維新の藤田幹事長はツイッターで「大阪自民党ってなんでも有りなんか?」と呆れる。

炎上した主な理由は2つ挙げられる。まずはこのタイミングでIR反対を掲げたことへの疑問だ。

夢洲を巡っては、維新府政・市政が安倍政権時代から統合型リゾート施設(IR)を積極的に誘致し、事業者もMGM・オリックスの共同グループに決定。府議会・市議会でも承認され、すでに国にも認可を申請済みだ。手続き的には既定路線に入っている段階で、国政の自民党もIR実現を後押ししてきた経緯がある。

そうしたことから維新側から言わせれば「IRは争点じゃない」(吉村知事)はずだった。ダブル選で知事選候補の法学者、谷口真由美氏を支援し、市長選候補の前市議、北野妙子氏の出身母体でもある大阪の自民党(大阪府連)は、府議団がIRの区域整備計画に賛成したものの、市議団が反対するという矛盾に陥った。

そして今回の選挙戦に際し、反維新勢力のわかりやすいネタとしてIRが蒸し返され、問題のポスターや機関紙が出回った。機関紙には「大阪IR予定地にディズニーリゾート!」と明確に「IRの代替案」を掲げている。


万博・IRの計画地「夢洲」(平つかさ/PhotoAC)
もう一つ、物議を醸したのは、「ディズニーリゾート」という特定の商業施設名を安易に使ったことだ。ディズニーは版権管理に厳格なことで知られる。有名なところでは1987年、滋賀県内の小学校で、児童が卒業記念として学校のプール底にミッキーマウスを描いたところ、報道でそれを知ったディズニー側から抗議を受け、学校側がやむなく消したケースがある。

ディズニーリゾートの運営会社、オリエンタルランド広報部は取材に対し、「ディズニーリゾートの名称に関する権利は当社ではなくディズニー社に帰属しており、コメントする立場にはない」と静観する構えだが、あるディズニーの関係者は「勝手に名前を使うのはいかがなものか」と困惑気味に語った。そもそも大阪市内にはテーマパークの競合であるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が存在しており、維新の関係者も「現実味のない政策を掲げて何を考えているのか」と呆れる始末だ。

大阪自民の複数の関係者によると、問題のポスターやチラシは、前回の衆院選で落選した前議員が旧知のディズニー関係者に協力を打診するも日本法人に相談するように門前払いされた。ディズニー側と正式に詰めたのかは定かではないが、府連内にも危惧する向きはあったという。

結局、一部の元市議らが“暴走”する形で配布・掲出したようだが、この関係者は「大阪府連として組織的に認めたものではない」と言明しつつ「まさかこのようなポスターやチラシを本当に使うとは思わなかった。これで票になると思っているセンスが疑われる」と半ば怒り気味に話す。

SAKISIRU編集部は大阪府連と前議員の公式サイトに事実関係を確認する質問状をメールしたが、回答期限までにコメントは得られなかった。この後、回答があり次第、追記または続報で伝える(※末尾に追記あり)。

「前川さんとは一緒に本を出した」
この“ディズニーポスター”だけでも「マイナスの影響」(自民府議)にも関わらず、今度は知事選候補の谷口氏のツイートが追い打ちをかけることに。というのも、谷口氏が27日、ツイッターの音声交流サービス「スペース」でゲストに招いたのが前川喜平・元文科事務次官だったのだ。

7586OS5:2023/03/29(水) 17:21:33
言わずもがな前川氏は退官後、安倍政権に最も敵対してきた論客の1人。安倍氏の暗殺から3か月経った昨年10月には、「気の毒とは思ったけど悲しいとは思わなかったです」と述べたことで物議を醸した。それでなくても谷口氏はTBS系サンデーモーニングに出演し、自民党政権を辛らつに批判してきた言動から、自民が野党と共に支援する候補者として擁立されただけでも保守層に波紋を広げてきた。

今回、谷口氏は「実は前川さんとは一緒に本を出したことがあるんです。選挙や政治についてあれこれ話しますよ」と前川氏と親しい関係を臆面もなくつまびらかにした。これにより、安倍政権を支持してきた「岩盤保守層」の離反は決定的になったと見る向きが強い。

自民から離れた大阪の保守層は維新にも行かない人が少なくない。知事選では、参政党公認の歯科医、吉野敏明氏が立候補中だが、岩盤保守層の受け皿になる可能性もある。岩盤保守層の不満を代弁するように、お隣・京都の自民党は、西田昌司参院議員が27日にアップしたYouTube動画で、市長選こそ北野氏への支持を呼びかけたものの、知事選では谷口氏ではなく吉野氏支持を訴えた。



ダブル選序盤にして、もはや大阪自民は「学級崩壊」状態に等しいようだ。



【追記3/29 17時】自民党大阪府連の担当者は29日午後、電話取材に応じ、問題のポスターや機関紙について「大阪府連としてIR予定地のあり方についてはさまざまな案を検討してきたが、ディズニーリゾートいう提案はコンセンサスを得たものではない」との見解を正式に示した。担当者によると、府連所属の中山泰秀前衆院議員が旧知のディズニー関係者に打診したと説明したが、ディズニー側の確認を取ったかについては言及しなかった。

7587OS5:2023/03/29(水) 17:54:36
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230321-OYTNT50169/
<統一選2023 決戦前夜 県議選>(下)新興勢力 初議席狙う
2023/03/22 05:00
選挙・滋賀
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駅前に立ち、あいさつする立候補予定の男性(大津市で)

 2019年の前回選の近江八幡市・竜王町選挙区(定数3)では、共産党新人の女性候補がチームしが公認の現職の男性候補に628票差で惜敗し、「3位当選」を逃した。女性は今回選でも出馬する意向で、男性は立憲民主党公認で立候補して5選を目指す。

<統一選2023 決戦前夜 県議選>(中)3党共闘で反転攻勢
 前回選で1位、2位当選した自民党公認の男性県議2人も出馬し、前回、舌戦を繰り広げた4人が再び争うことになる見込みだ。

 女性は18日、近江八幡市上野町のスーパーの前で演説し、岸田政権が掲げる防衛力強化について、「憲法9条を踏みにじることは許されない」と批判した。

 15日に閉会した県議会定例会では、立民や国民民主党の県議らでつくる会派「チームしが県議団」が岸田首相の掲げる「防衛増税」を批判する一方、防衛力強化の必要性自体は認める意見書案を提案した。結局、否決されたが、共産党県委員会の石黒良治委員長(64)は「軍拡に歯止めをかけられるのは共産だけ。県議会で共産の議席を増やすことが反戦に向けた世論を示すことになる」と話す。

 共産は現在、県議会で4議席を持つ。今回選では近江八幡市・竜王町のほか、長浜市、甲賀市、東近江市・日野町・愛荘町、大津市の各選挙区で現職・新人の計6人を擁立する。定数10の大津市選挙区では現職の女性県議2人が出馬する予定で、2月23日に開かれた集会では、党中央委員会の市田忠義副委員長が「大津の2議席を絶対に確保しなければならない」と強調した。

 ■2議席維持

 一方、公明党も大津市選挙区で2議席を獲得することが重要課題となる。

 公明は現在、県議が2人おり、いずれも大津市選出だ。今回選では女性県議が再選を目指して出馬予定だが、県本部代表の中村才次郎県議(63)は引退し、新人の男性を後継候補として擁立する方針だ。

 選挙中は、大津市の南部では女性県議が、北部で男性が支持を訴え、互いに活動地域を侵食せずに票の掘り起こしを図る戦略だ。中村氏は「ミニ集会などをこまめに開き、県民の声を聞き、困りごとを解決していくという党の姿勢を浸透させたい」と意気込む。

 ■試金石

 今回選では、日本維新の会が大津市、草津市、彦根市・犬上郡、栗東市、守山市、東近江市・日野町・愛荘町、湖南市の7選挙区にそれぞれ新人候補を立て、県議会で初の議席獲得を目指す。

 維新は昨夏の参院選比例で、県内では自民に次ぐ比例票を得た。維新共同代表の吉村洋文・大阪府知事は2月18日、草津、大津両市で演説し、「大阪で進めてきた改革を、滋賀でもやらせてほしい」と訴えた。

 さらに、参政党も大津市選挙区に新人の男性を擁立し、初議席獲得を狙う。

 県議選は、<新興勢力>が県政界で影響力を示せるかどうかの試金石ともなる。(井戸田崇志、藤岡一樹、西村歩が担当しました)

7588OS5:2023/03/29(水) 17:54:54
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230320-OYTNT50238/
<統一選2023 決戦前夜 県議選>(中)3党共闘で反転攻勢
2023/03/21 05:00
選挙・滋賀
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県議選に向けた集会で並び立つ(右から)チームしがの嘉田代表、国民県連の斎藤代表、立民県連の徳永代表(大津市で)

■一騎打ち

<統一選2023 決戦前夜 県議選>(下)新興勢力 初議席狙う
 県議選の13選挙区で、米原市選挙区は唯一、定数が1の「1人区」となる。

 2019年の前回選では政治団体「チームしが」公認の男性県議と自民党公認の新人候補が議席を争い、男性県議が再選した。今回選も3選を目指す男性県議と、自民新人の男性候補の一騎打ちとなる公算だ。

 チームしが代表で、前知事の嘉田由紀子参院議員(72)(無所属)は18日、男性県議の集会に出席し、人口減の原因について「自民党の人口社会政策の誤り」と指摘。「子ども手当」を導入した旧民主党政権を評価したうえで、「日本を潰してきた政治に戻してはいけない」と男性県議への支援が自民に打撃を与えることを強調した。

 男性県議は今回選で、立憲民主党、国民民主党、社民党から推薦を受ける。立民県連の徳永久志代表(59)(衆院議員)も「象徴的な選挙区になる」と、米原市選挙区の結果を重視する。

 チームしが、立民、国民が擁立する公認・推薦候補は計17人となる見通しだ。県議会では立民、国民の県議らが会派「チームしが県議団」を構成。県議選では政治団体のチームしが、立民、国民の3者がそれぞれの候補を支援し合うケースが多くなりそうで、そうした候補には社民も推薦を出して後押しする方針だ。

 例えば、大津市選挙区ではチームしが公認の新人男性を立民、国民、社民が推薦する一方、立民公認の女性県議を国民、社民、チームしがが推薦する。地元事情などでチームしがの公認しか受けないといった候補も現れそうだが、17人は当選すれば、チームしが県議団に所属するとみられる。

■国政選見据え

 国民は県内での党勢拡大に注力しているが、今回選で擁立する公認候補は大津市選挙区の男性県議1人だけになる見通しだ。国民県連の斎藤アレックス代表(37)(衆院議員)は「次期衆院選でも間違いなく、立民などと連携することになる」と述べ、国政選挙に向けた基盤作りのため、独自候補の擁立人数にはこだわらない考えだ。

 立民、国民を取り巻く環境は厳しい。2021年10月の衆院選では県内の全4小選挙区で自民に勝利を許し、22年7月の参院選滋賀選挙区では立民と国民の推薦候補が自民現職に敗れた。

 立民は今回から定数が1増の3となる守山市選挙区で、現職と新人の推薦候補2人を擁立することを決めた。立民県連の徳永代表は「自民が候補を1人に絞るため、2議席を獲得できるチャンスがある」と強気だ。

 県議選を反転攻勢の足がかりにできるのか。成否は、県政界の政党力学も左右することになる。

7589OS5:2023/03/29(水) 17:55:11
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230319-OYTNT50153/
<統一選2023 決戦 前夜 県議選>(上) 自民 単独過半数目指す
2023/03/20 05:00
選挙・滋賀
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 統一地方選の前半戦となる県議選が31日、告示される。自民党が単独過半数の確保を目標に掲げる一方、野党側は自民の過半数を阻止し、自民に県政運営の主導権を渡さないことを目指している。<決戦>を控えた主要政党の動きを追う。

<統一選2023 決戦前夜 県議選>(下)新興勢力 初議席狙う
自民党現職県議の集会に出席する小寺衆院議員ら(左、東近江市で)
  ■危機感


 「これまでよりも不安要素が大きい選挙になる」――。自民党の小寺裕雄衆院議員(62)は2月25日、東近江市で開かれた3選を目指す自民の男性県議の集会で、集まった約350人に地元一丸で選挙戦に臨むよう訴えた。

 男性県議は旧能登川町出身だが、日本維新の会が擁立を決めた新人の男性も能登川が地盤だ。小寺氏は、「思わぬことが起こりかねない」と危機感を示した。

 2021年10月の衆院選では、東近江市は市町村合併前の旧愛東町と旧湖東町が滋賀2区、旧能登川町、旧八日市市、旧蒲生町、旧永源寺町、旧五個荘町が滋賀4区に分割されており、小寺氏は4区で当選した。

 だが、衆院小選挙区を「10増10減」し、区割りを見直す改正公職選挙法が昨年12月に施行され、東近江市は全域が新滋賀2区に集約された。新2区の自民公認には旧2区選出の上野賢一郎衆院議員(57)が選ばれ、小寺氏は比例近畿ブロックの単独候補に転出することが決まった。

 集会には、いずれも自民の参院議員の小鑓隆史氏(56)と有村治子氏(52)が来援したものの、上野氏の姿はなかった。選挙区が広がる上野氏にとって県議選は「顔見せ」の絶好の機会だが、自民党県連は「小寺氏の支持基盤を活用するため、新しい区割りでの国会議員の政治活動は統一選が終わってから。党員らが混乱するので、新たに選挙区に加わる区域には基本的に上野氏は入らない」(幹部)と、統一選を最優先する構えだ。

  ■女性1人

 県議選の定数は、19年の前回選と同じ44。現在の県議会は最大会派の自民党県議団(19人)が過半数に満たず、立憲民主党や国民民主党の県議らで構成する第2会派「チームしが県議団」(14人)などが続く。

 自民は11年の県議選で過半数を確保したが、15年と19年は過半数を割り込んでおり、自民党県連の大岡敏孝会長(50)(衆院議員)は「単独過半数を確保したい」と意気込む。

 県議選は13選挙区で争われ、米原市選挙区以外は定数が2以上となる。自民は大津市(定数10)、東近江市・日野町・愛荘町(同5)、彦根市・犬上郡(同4)などで複数の候補者を擁立する。

 こうした選挙区では各候補が地盤をすみ分け、ほかの自民候補の支持基盤を侵食しないように選挙活動が行われるが、自民候補同士で票の<食い合い>になるケースも多い。19年の県議選で、自民は大津市選挙区に5人を擁立したが、3人しか当選できなかった。

 大岡氏は、「複数区でどれだけ議席を積み上げられるかが鍵になる」と話す。

 大津市選挙区では今回、現職3人、新人1人の計4人の擁立に絞る。新人は自民唯一の女性候補となる見込みで、2月23日に開かれた集会には稲田朋美元防衛相が応援に駆けつけ、「政治の世界は男社会。(女性の当選で)自民党が変わることを示す必要がある」と声を張り上げた。

  ■背水の陣

 今回選では長浜市選挙区の定数が1減の3、守山市選挙区が1増の3に変更されるが、自民は守山で現職1人しか出馬しない見込みだ。2人目の候補の調整がつかなかったためという。

 自民が県議選で擁立を予定するのは公認、推薦を合わせ計26人。過半数という目標達成には取りこぼしがほぼ許されず、背水の陣で選挙戦に臨むことになる。

7590OS5:2023/03/30(木) 11:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/50b9431449d88d907c9e31a22b39321f7c46d099
兵庫・明石市長選、予想外の後継候補に驚きの声 ポスト泉、継承と転換の争点見えにくく
3/30(木) 11:30配信
 誰もが想像していない人選に関係者からも驚きの声が上がった。

 25日、兵庫県明石市役所であった市長選(4月23日投開票)の立候補会見。退任する市長泉房穂(59)は、後継候補として市議の丸谷聡子(59)を紹介し、手放しで褒めた。

 「路線継承と丁寧な進め方を兼ね備えている。しっかりたすきをつなぎたい」

 泉はかねて擁立が念頭にあったとしたが、丸谷が打診を受けたのは会見の4日前。同時に実施される市議選に向けて、事前の書類審査を受けた直後だった。

 市長と市議で立場が違う2人が交わることは、多くはなかった。政策のテーマによっては、議会本会議で丁々発止の議論を戦わせる場面すらあった。

 それでも泉が白羽の矢を立てたのは、「市民目線」で問題に取り組む丸谷の姿勢を評価したからだ。自身の政治信条とも一致した。

 ほころびもある。議会との対立もいとわず市政を推し進めた泉に対し、「施策は引き継ぐが、私はボトムアップでやっていく」と丸谷。違いを鮮明にすることで、「泉頼み」の批判をかわす意図が透ける。

     ◇

 市長選は当初、泉が難なく4選を果たす筋書きが一致した見方だった。

 一転したのは昨年10月。小学校の記念行事で同席した自民、公明両党の議員に「次の選挙で落としてやる」と暴言を吐いた。「相反する考えを排除する姿勢が危険」とした自身への問責決議案がきっかけだった。

 2019年にも市職員への暴言で出直し選を経験し、舌禍を重ねた責任を取って政治家引退を表明。現市政を継続するため、後継を立てる意欲も示した。

 「あらゆる選択肢を排除しない」と引退撤回に含みをもたせつつ、水面下では後継にふさわしい人材を模索。女性県議や会社社長らに相次いで打診したが、良い返事は聞けなかった。

 機先を制するように自民党支部が候補を立て、子育て支援の継承を打ち出すと、余裕を見せていた泉にも変化が表れる。当初の予定よりも2週間早く、後継の発表を余儀なくされた。

     ◇

 「自民支部全体で決めた。自信を持って送り出す」

 泉が後継を発表した翌日の26日。地元選出の衆院議員で経済産業相の西村康稔(60)が集会で訴えると、市長選に挑む市議の林健太(40)が深々と頭を下げた。

 候補者選定はもつれた。2月上旬、党支部として候補の擁立を表明したが、地元県議を含め複数の名前が挙がり難航。長時間にわたる協議の末、西村が林の擁立で押し切った。

 当時、引退を表明した泉が翻意するとの観測がまだあった。後継を立てた場合も、泉が自身で手がけた子育て施策の「継承するか否か」を争点に据えるのは目に見えていた。少子化対策は今やどの自治体にも欠かせない。争点化を避けるには「子育て世代で、支援の継承を訴えやすい林が適任」(自民県連幹部)だった。

 「責任は全て負う」。従来の市長選では関与を避けてきた西村が今回、前面に立つのには訳がある。

 元首相安倍晋三が率いた自民最大派閥の中核を担い、将来の党総裁も見据える。周囲は「地元で求心力を低下させるわけにはいかない」と息巻く。

 ただ、丁寧な議論を重視する丸谷の登場に自民関係者は戸惑う。「全面対決のはずが争点が見えにくくなった」。双方が子育て支援の継承を掲げ、泉の強引な市政運営は転換を訴える。

 現市政の施策を一定評価する元加西市長の中川暢三(67)も名乗りを上げる。

 対立軸はかすみ、色濃くなる主導権争い。見極めるのは有権者の一票にほかならない。=敬称略=

(統一選取材班)

7591OS5:2023/03/30(木) 19:49:32
https://www.asahi.com/articles/ASR3V7R5LR3SPTJB002.html
滋賀県議選は65人の争いか、構図や注目点さぐる 統一地方選前半戦
統一地方選挙2023

武部真明2023年3月27日 10時15分

 統一地方選の前半戦として、滋賀県議選が31日に告示、4月9日に投開票される。県内は13選挙区、定数44。今のところ、計65人が立候補の準備を進めている。

 前回2019年も定数は44で、61人が立候補した。今回はこれを上回る見通しだ。任期中に辞職した1人と引退の7人を除く現職36人、新顔29人が挑む。うち女性は10人(現職7人、新顔3人)で、最高齢は73歳、最年少は31歳。

 全体の定数は変わらないが、長浜市選挙区が1減の定数3、守山市選挙区は1増の定数3になる。

無投票は2選挙区か
 前回は栗東市、湖南市、高島市の3選挙区(いずれも定数2)が無投票だった。なかでも栗東市と湖南市の両選挙区は3回連続の無投票。今回、この両選挙区は選挙戦になる見込みだが、高島市と新たに野洲市選挙区(定数2)が無投票になりそうだ。

 注目される選挙区は、まず大津市選挙区(定数10)。自民、立憲民主、公明、共産、国民民主、チームしがの現職・新顔に加え、県議会に議席のない日本維新の会、参政党の新顔ら計14人が立候補を表明するなど、混戦模様となっている。

 東近江市・日野町・愛荘町選挙区も、定数5を自民、立憲、維新、共産、無所属の計9人で争う激戦になりそうだ。

 一方、県内唯一の1人区の米原市選挙区は、前回に続いて自民と非自民が対決する構図になる見通し。チームしが公認で立憲、国民、社民が推薦する現職に、自民公認の新顔が挑む。

注目のポイント
 立候補を予定している65人を政党別にみると、公認は自民23人、立憲4人、維新7人、公明2人、共産6人、国民1人、参政1人、チームしが6人、無所属15人。

 推薦3人を加えた26人を擁立する自民が、単独過半数の23議席以上を確保できるのかがポイントのひとつだ。自民は衆院旧4選挙区を独占し、22年の参院選でも議席を獲得するなど国政では勢力を維持しているものの、県議選では15年の前々回(定数44)が推薦をふくめ21議席、19年の前回は同じく19議席といずれも過半数に届かなかった。

 もうひとつ注目されるのは、維新が初の議席を獲得するかどうかだ。維新は2月5日の党大会で、地方議員を現有の1・5倍となる600人以上を目標に掲げた。県内でも7選挙区に候補者を擁立。うち4人は市議の経歴がある。22年の参院選比例区の得票率をみると、維新は21・83%と自民の34・64%に次いで2位だった。自民県議のひとりは「侮ってはいけない存在」と警戒している。

 投票率の行方も注目だ。前回は43・13%と補選を除いて戦後最低だった。県議選では明確な争点が見えにくいかもしれないが、子ども施策、物価高、感染症対策、政治倫理、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係など、課題は山積している。4年に1度、身近な地方選挙で1票を投じるチャンス。有権者の行動も問われている。(武部真明)

7592OS5:2023/03/31(金) 09:08:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/03d4d6691b55ca503afdc14d4fcd0b1067911f8c
姫路市職員、市議との面談は「30分以内」「全件録音」 不当要求問題相次ぎ市が基本方針 4月から適用へ
3/31(金) 8:30配信

神戸新聞NEXT
姫路市役所=姫路市安田4

 兵庫県姫路市は、職員が市議から要望を受ける際の対応をまとめた基本方針を策定した。市議との面談は原則30分以内とし、全件の録音を義務付けた。4月1日から適用し、市議による不当要求行為や市の不適切な予算執行の再発防止を図る。


 同市では2020〜21年度、公園への遊具設置や小学校への相撲場建設などで、市議による不当要求が相次いで発覚。市は条例で義務付けられた記録作成を一部で怠り、不適切な工事発注や予算の増額が問題視された。

 市と市議会は22年4月、再発防止策を検討する協議会を設置。今年3月までに計7回の会合を開き、協議会で決定した対応を基に基本方針を定めた。

 市議が職員に電話で要望を伝える行為を禁止し、面談は事前の約束が必要とした。面談が1時間を超える場合は新たに別の日程を設定する。

 職員は面談後、要望内容を記した記録票や、不当要求が疑われる行為の有無を記録する専用シートを速やかに作成。市議の行為に不当要求の恐れがあれば、言動を控えるよう注意する。

 市職員倫理課の有末元三課長(50)は「特定の誰かのためでなく、市民全体のために仕事をするという意識を持ち、職員一丸となって再発を防ぎたい」と話した。(田中宏樹)

7593OS5:2023/03/31(金) 13:00:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/852ae81ed5c66eb8a8e0fba91626e1fd8e22f92b
維新が候補者倍増、1人区7選挙区で自民と一騎打ち 構図一変の兵庫県議選、各党の戦略に影響
3/31(金) 12:52配信
 今回の兵庫県議選、神戸市議選では、全国政党化を狙う日本維新の会が、公認候補を4年前の前回から倍増。30人を立てた県議選では、定数1の7選挙区で自民党との一騎打ちになるなど、従来の構図が一変した。維新の攻勢が各党の戦略に影響を及ぼす。

 12年ぶりの選挙戦となった県議選の高砂市選挙区では、8選を目指す自民現職(77)に維新新人(64)が挑む。維新新人は過去2回の無投票や現職の多選を批判し、「身を切る改革ができるかどうかが、維新と他党との違いだ」と強調。金融機関での勤務経験を踏まえ「県会の定数削減や議員報酬カットには、民間の感覚が必要」と訴えた。

 尼崎市選挙区では、昨年の参院選で市内政党別の得票数トップだった維新が初の2議席獲得を狙う。自民現職(44)は「これまで以上に厳しい戦いになる。確かな政策で恩返しさせてほしい」と声を振り絞った。

 維新が攻勢をかける同選挙区では、前回新人を立てた立憲民主党が候補擁立を見送り、市民派出身の無所属現職を支援。内閣支持率が低迷し、政権与党の求心力も低下する中、防戦を強いられる自民現職2人は「経験」を前面に打ち出す。

 神戸市北区選挙区では国民民主党の現職(65)が県議会唯一の同党の議席死守を目指す。「党を挙げ電気料金の値下げなどを訴え実現させた」と、国政で与党と連携した実績も持ち出し、「厳しい選挙だが政策で期待に応える」と強調した。(まとめ・石沢菜々子)

7594OS5:2023/03/31(金) 21:26:04
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-_life_trend_YOAEU44755PQNO7KOJWRX4BQDE.html
大阪府議選2割が無投票当選 自民、維新の対抗馬立てられず
2023/03/31 20:08産経新聞

大阪府議選2割が無投票当選 自民、維新の対抗馬立てられず

(産経新聞)

31日告示の大阪府議選(定数79)は、全53選挙区の約2割にあたる11選挙区で定数を上回る届け出がなく、計15人の無投票当選が決まった。このうち7選挙区が定数1の「1人区」で、地域政党「大阪維新の会」の立候補者以外に届け出がなかった。維新は残る4選挙区でも議席を獲得した。

無投票当選者の内訳は党派別で、維新11人▽公明党2人▽自民党2人。

前回選挙(平成31年)で告示日に無投票当選が決まった選挙区は8。今回は定数が9削減されたが、無投票当選は増えた。2回連続で無投票になったのは大東市・四條畷市と和泉市の2選挙区(ともに定数2)。

改選前に過半数の46議席を有していた維新は今回、全選挙区に56人の候補者を擁立した。一方、自民が擁立したのは26人で、前回から12人減った。

自民は令和3年衆院選の大阪の選挙区で、維新と争った計15選挙区で全敗。自民大阪府連関係者によると、候補となる人材が集まりにくくなったうえ、現職の国会議員を中心に地方議員が結集するメカニズムもこれまでのように働かず、候補者擁立段階で苦戦を強いられた格好だ。

7595OS5:2023/03/31(金) 21:27:38
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20230331025.html
兵庫県議選、維新の候補擁立10→27選挙区へ一気に拡大 「自民vs維新」の1人区は7選挙区
2023/03/31 20:04神戸新聞

兵庫県議選、維新の候補擁立10→27選挙区へ一気に拡大 「自民vs維新」の1人区は7選挙区

神戸新聞NEXT

(神戸新聞)

 134人が立候補し、決戦の幕が開いた兵庫県議選。無投票選挙区は4年前の15から8選挙区にほぼ半減した。現有4議席にとどまる日本維新の会が、候補者の擁立を前回の10選挙区から27選挙区に一気に広げたためだ。自民党は全員当選すれば過半数に届く44人の公認・推薦候補をそろえ、他党も勢力維持、拡大を目指す。長らく選択の機会から遠ざかっていた選挙区もあり、有権者は論戦に耳を澄ませる。


 「維新以上に『改革とは何か』を考えてきた」。12年ぶりの選挙戦となった三木市選挙区(定数1)。維新新人と一騎打ちを繰り広げる自民推薦の現職は、出陣式で声を張った。

 対する維新新人も「現状維持か改革か、選択の時がきた」と強調し、対決姿勢を前面に出した。

 同様に「自民VS維新」の構図となった1人区は計7選挙区。前回はこのうち6選挙区が無投票で、加東市は16年ぶり、高砂、丹波篠山市は12年ぶりに舌戦が交わされる。

 県議選で無投票選挙区が最も多かったのは1979、99、2003年の18選挙区。前回19年はいずれも定数1の15選挙区で、全20選挙区あった1人区の75%もの候補者が審判を受けることなく当選したことになり、約71万7千人が投票の機会を失った。

 一方、無投票がゼロだったのは83年までさかのぼる。今回も8選挙区(洲本市▽相生市▽たつの市・揖保郡▽赤穂市・赤穂郡・佐用郡▽西脇市・多可郡▽養父市・朝来市▽丹波市▽神崎郡)に減ったとはいえ、約39万4千人は1票を投じることができなかった。

 4回連続の無投票となった丹波市選挙区。15年に同市に移住した植地惇さん(32)は「丹波に来て一度も県議選の投票をしていない」。選挙がないのが当たり前になっており、「今回もあまり意識していなかった」と話す。

 今は過疎地域の古民家活用などに取り組む地元NPO法人で事務局長を務める。「選挙戦になっていれば、空き家の増加防止策や、若い世代が暮らしやすいまちづくりに注目していたと思う」とし、4年後に期待した。

(田中陽一、那谷享平、長沢伸一)

7596OS5:2023/03/31(金) 21:40:34
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230331/2000072419.html
大阪府議選 無投票当選は15人
03月31日 19時12分

大阪府議会議員選挙では、11の選挙区であわせて15人が無投票で当選しました。

当選した方々です。
▽大阪市大正区および西成区選挙区は定員2人です。
▼大阪維新の会の現職、金城克典氏(51)と▼公明党の現職、川岡栄一氏(63)が当選しました。
▽大阪市西淀川区選挙区は定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、中川誠太氏(31)が当選しました。
▽貝塚市選挙区は定員1人。
▼大阪維新の会の現職、牛尾治朗氏(38)が当選しました。
▽泉佐野市および泉南郡熊取町選挙区です。
定員は1人です。
▼大阪維新の会の現職、松浪武久氏(56)が当選しました。
▽富田林市、大阪狭山市および南河内郡選挙区は定員は2人です。
▼自民党の現職、須田旭氏(43)と、▼大阪維新の会の現職、鈴木憲氏(54)が当選しました。
▽松原市選挙区は定員1人。
▼大阪維新の会の現職、山本真吾氏(63)が当選しました。
▽大東市および四條畷市選挙区は定員は2人です。
▼大阪維新の会の現職、橋本和昌氏(55)と、▼公明党の現職、内海久子氏(65)が当選しました。
▽和泉市選挙区も定員2人です。
▼大阪維新の会の現職、森和臣氏(57)と▼自民党の現職、杉本太平氏(46)が当選しました。
▽柏原市および藤井寺市選挙区は、定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、中谷恭典氏(69)が当選しました。
▽羽曳野市選挙区は、定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、西元宗一氏(49)が当選しました。
▽泉南市、阪南市ならびに泉南郡田尻町および岬町選挙区は定員1人です。
▼大阪維新の会の現職、土井達也氏(55)が当選しました。
ここまで、大阪府議会議員選挙で、無投票で当選した方々を紹介しました。

7597OS5:2023/04/01(土) 22:57:33
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/214283
「定数1」9割で無投票、新人出馬に高い壁 岐阜県議選、1人区割合全国2番目の高さ
選挙
2023年4月1日 08:05

 31日告示された県議選(定数46)は26選挙区中の17選挙区で無投票当選となった。うち「定数1」の1人区は15選挙区と約9割に上った。1人区が全選挙区に占める割合を見ると、岐阜県は47都道府県議会で2番目に高い。組織力に劣る新人が出馬しづらい制度だとして、無投票増加の一因と指摘する声もある。

 1人区は17選挙区あり、全選挙区に占める割合は65・4%。1人区では最多得票者しか当選できないため、議席に結び付かない「死に票」が多くなり、組織や体制が整っている現職や第1党に有利とされる。この日、1人区で当選が決まった15人の内訳は、自民党公認の現職が14人、自民党籍を持つ無所属現職が1人だった。「新人、特に野党からは手を挙げにくい。選挙にならないと有権者の関心も上がらない」と話すのは野党の県議の一人。「自民が圧倒的優位な岐阜県議会で、自民に有利な選挙区割りを変えるのは難しい」と悔しがる。

 最大会派の県政自民クラブは今回の県議選に向けて議員定数と選挙区割りの見直しを検討する研究会を立ち上げたが、結論は「現状維持」。超党派の調査懇談会では、他会派から1人区をなくす意見が出たが、自民は「地域代表の確保を求める声は存在する」などとして現状維持を貫いた。

 全国都道府県議会議長会の調査などによると、全選挙区に占める1人区の割合が全国で最も高かったのは大阪で67・9%。今回の統一地方選に向け、人口当たりの議員数を全国最少まで減らす「議会改革」のため、選挙区割りを変えずに定数を9減し、1人区は5増えていた。府議会事務局は「死に票など問題点も議論されたが、全国最少値の達成を優先させた結果」と経緯を話した。

 他の上位には、高知や鹿児島など自民が強い地域が目立つ。近県では、愛知県は45・5%で9番目。民主王国というイメージが強い三重は、1人区が1選挙区のみで6・7%と46番目だった。

 一方、沖縄では2016年の県議選から1人区ゼロが続く。県議会事務局は「1人区は多様な民意を県政に反映しにくくなるという点も考慮された」と説明。選挙区割りの見直し論議は続いているが、1人区復活の可能性は「ない」と断言した。

 朝日大の鏡圭佑講師(政治学)は「定数が複数だと第2、第3の勢力も当選圏内に入り込め、多様な民意を政治に反映させる素地がある」と指摘。「かつての衆院中選挙区制で問題視されたように、同じ党の議員同士が同一選挙区内でしのぎを削ることによって特定の業界・団体との癒着が強くなるデメリットもある。バランスが大切」と話した。

7598OS5:2023/04/02(日) 09:04:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/509d88ac06bfaf3227f07bd322d863590e732d1d
大阪の「ダブル選」は維新優位、保守分裂の徳島知事選は接戦…統一選情勢分析
4/2(日) 5:00配信
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。大阪府知事選と大阪市長選の「ダブル選」は、いずれも地域政党・大阪維新の会の候補が優位に立つ。保守分裂となった徳島は接戦で、奈良では日本維新の会の候補がややリードしている。

 統一選の前半戦は知事選、政令市長選のほか、41道府県議選と17政令市議選が行われている。いずれも9日に投開票される。与野党は、一般市長選などの後半戦と同じ23日に投票日を迎える衆参5補欠選挙に向け、勢いをつけたい考えだ。情勢はなお流動的な要素がある。

 大阪府知事選では、再選を目指す大阪維新代表の吉村洋文氏が知名度を生かし、頭ひとつ抜け出している。「非維新」勢力の結集を目指す政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民、立憲民主両党の地方議員らが自主的に支援する元大学准教授の谷口真由美氏や、共産党が推薦する同党前参院議員の辰巳孝太郎氏は引き離されている。

 日本維新の会前代表で政界を引退する松井一郎氏の後継を決める大阪市長選でも、大阪維新公認の横山英幸氏が先行する。「アップデートおおさか」が擁立した前自民大阪市議の北野妙子氏が追いかける。

 徳島県知事選では、自民前衆院議員の後藤田正純氏と自民前参院議員の三木亨氏、6選を目指して自民県連の推薦を受けた現職の飯泉嘉門氏が激しく競り合う。同様に自民内の支持が割れた奈良県知事選は、日本維新の会公認の山下真氏がややリードし、自民県連が推薦する平木省氏、5選を狙う現職の荒井正吾氏が追い上げる。

 与野党が全面的に対決する北海道知事選は、現職の鈴木直道氏が優勢で、大分県知事選は、前大分市長の佐藤樹一郎氏が優位に戦う。神奈川、福井、鳥取、島根の4県と、札幌、相模原、広島の3市では、いずれも現職が有利に戦いを進める。静岡市は前静岡県副知事、浜松市では元総務官僚がともにリードする。

7599OS5:2023/04/02(日) 17:24:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b33da2da3b9e0db7360b5b1cc8239fe6c70c1f1
保守分裂の奈良県知事選、自民が劣勢に危機感…維新は弾みに期待
4/2(日) 10:45配信
 読売新聞社の統一地方選前半戦の情勢調査で、自民党は支援する知事選候補がおおむね堅調な中、保守分裂の奈良での苦戦に危機感を強めている。日本維新の会は「お膝元」の大阪府知事・市長のダブル選に加え、奈良でも勝利し、隣接する和歌山での衆院補欠選挙へ弾みを付けたい考えだ。

 自民は、知事選で唯一の「与野党全面対決」となった北海道と、事実上の与野党対決と位置付ける大分で優位に戦いを進めている。福井、島根両県の推薦候補も優勢で、遠藤総務会長は「(歴史的に野党が強い)大分はもっと厳しい戦いになるイメージでいたが、思いの外順調だ。内閣支持率回復の追い風を受けている」と分析した。

 ただ、保守地盤が厚い奈良では、2人の自民系候補が対立し、維新に「漁夫の利」を許しかねない状況だ。知事の座を奪われれば、維新に県内で勢力拡大を許す恐れもある。自民幹部は「候補の一本化ができていれば、もっと有利な戦いができるのに」と悔しがる。

 維新は勢いづいている。現職が戦う大阪府知事選だけでなく、前代表の松井一郎氏が引退して新人を擁立した大阪市長選でも先行しているためだ。遠藤敬国会対策委員長は「改革路線を維持してほしいという有権者の意識の表れだ」と胸を張る。

 維新は23日に投開票される衆院和歌山1区補選を重視しており、統一地方選前半戦の近畿圏での好結果は「直後の補選に大きく影響するはずだ」(馬場代表)と期待感を持っている。

 一方、立憲民主党は、自民と直接対決となった北海道で後れを取っており、巻き返しに懸命だ。北海道は自治労などの労働組合が強く、かつては「民主王国」とも呼ばれた。長妻政調会長は「北海道には底力がある。何とか追い上げたい」と語った。

 自民系がリードする大分では、立民は23日投開票の参院補選に候補を擁立している。岡田幹事長は「知事選の候補は政党色を出さずに戦っている。結果は(与野党対決となる)補選とはリンクしない」と指摘した。

7600OS5:2023/04/02(日) 17:25:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d65049b577750050534799fec658980671e7887
[大阪府知事選挙・情勢分析]吉村洋文氏が安定感増す
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

谷口真由美 48 (元)大学准教授 無 新
吉野敏明 55 歯科医師 参 新
辰巳孝太郎 46 (元)参院議員 無 新〈共〉
吉村洋文 47 知事〈1〉 諸 現
稲垣秀哉 53 くにもり役員 諸 新
佐藤さやか 34 薬剤師 政 新

 再選を目指す地域政党・大阪維新の会代表の現職・吉村が、安定感を増している。

 吉村は、日本維新の会(大阪維新含む)支持層の9割超を固めたほか、自民党支持層の7割にも浸透する。全年代で5割以上の支持も得た。コロナ禍の対応や、行財政改革などの実績も強調する。賛否が割れているカジノを中核とした統合型リゾート(IR)の大阪誘致では有権者に理解を求めている。

 谷口は、自民、立憲民主両党の府連などが自主的に支援するが、両党支持層に浸透しきれていない。IRの大阪誘致に反対する層の支持は2割にとどまる。無党派層への支持拡大が今後の課題だ。

 共産党前参院議員の辰巳は、「維新政治」からの転換を主張する。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。


https://news.yahoo.co.jp/articles/51333cfaff22b4156f95d52850f982612ee3e2d8
[大阪市長選挙・情勢分析]横山英幸氏が先行、北野妙子氏が追いかける
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。


横山英幸 41 (元)府議 諸 新
北野妙子 63 (元)市議 無 新
荒巻靖彦 58 飲食店経営 無 新
ネペンサ 48 ウェブ投稿業 無 新
山崎敏彦 44 理学療法士 無 新

 地域政党・大阪維新の会が擁立した前大阪府議の横山が先行し、前大阪市議の北野が追いかける。横山は、日本維新の会(大阪維新含む)支持層の8割に浸透し、自民党支持層の3割からも支持を得た。松井一郎市長の後継候補として、維新の実績も強調し、幅広い支持を狙う。

 北野は、IR誘致に反対する層の支持が3割にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

7601OS5:2023/04/02(日) 17:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d46705e32131b057938518f01c845592591eec
[奈良県知事選挙・情勢分析]山下真氏がやや先行
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

山下真 54 (元)生駒市長 維 新
平木省 48 (元)総務省課長 無 新
尾口五三 72 (元)大和郡山市議 無 新〈共〉
荒井正吾 78 知事〈4〉 無 現
西口伸子 68 (元)中学校講師 無 新
羽多野貴至 43 会社員 無 新

 山下がやや先行し、平木、荒井が追いかける。自民党の支援が、平木と荒井に分かれ、保守分裂選挙となっている。

 山下は、日本維新の会支持層の7割から支持を取り付け、自民支持層の2割弱にも食い込む。無党派層の3割にも浸透する。維新は党幹部を重点的に応援に投入し、挙党態勢で臨んでいる。

 平木は、自民、立憲民主両党の支持層の3割から支持を得た。自民党本部の推薦は得られず、公明党は自主投票とした。保守票の取り込みが課題だ。

 現職の荒井は、平木擁立の動きに反発した一部の自民県議らが支援に回るが、自民支持層の支持は2割にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

7602OS5:2023/04/02(日) 21:46:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8cf990a88167302ad22765f1fd395397a472f32
奈良県連古参幹部が明かした…!「放送法文書で炎上中の高市早苗氏」が、地元・奈良で「嫌われてしまった理由」
3/28(火) 7:03配信



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「大丈夫だと言っているでしょう!」
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 「放送法文書問題」で炎上を続ける高市早苗氏が自民党奈良県連会長として迎える「奈良県知事選」が、3月23日に告示された(4月9日投開票)。

【写真】高市早苗騒動で、岸田政権は「ブチギレ解散」へ

 自民が保守分裂のまま選挙戦に入り、維新(元生駒市長の山下真氏)の“漁夫の利”当選が現実味を帯びている。

 同県自民党県連は去る1月15日、高市氏が総務相だった時の秘書官・平木省氏の推薦を決めていた。この時、高市新会長と地元県連とのあいだにひと悶着あり、平木氏擁立に反対した一部が現職・荒井正吾氏の支援へと動いた。

 その結果、選挙対策委員長の県議が役職の辞任届を出すほど深刻な内輪揉めが起きたことは、全国紙でも報じられている。

 1月15日、選対委員会での議論は紛糾した。県連としては、5選を目指して荒井氏への推薦を求めてきた経緯もある。なぜ今さら「若返り」を理由に平木氏なのか。自民党本部に相談するべきだ、という声もあった。ところが……。

 「高市さんが『本部のことは会長の仕事。私に任せなさい。私が絶対に決める』と引かなかったんですよ。自分の頭を飛び越えた仲裁案がよほど気に入らなかったんでしょう。保守分裂への懸念も『大丈夫だと言っているでしょう! 』と一蹴し、国会答弁でお馴染みの口調で押し切った」(古参の県連幹部)

「かつて辛酸を舐めた政治家とは思えない」
 結局、自民党の混乱を突くように、日本維新の会は元生駒市長の山下真氏を擁立。告示1ヵ月前の2月23日にはさっそく、知名度が高い吉村洋文・共同代表(大阪府知事)を街頭演説に送り込んでいる。すでに自民党本部関係者は白旗を上げているも同然だ。

 「情けないことに、平木氏の負けはほぼ確定的です。高市大臣とは当初から苦戦が予想されるデータを共有していました。にもかかわらず、党内調整できずに、自身のツイッターであれこれ騒ぎまくって、顰蹙をかっています。

 2月27日の1日だけで、『なぜか自民党本部推薦はいまだ出ません』『「自民党分裂」の旨を報道するメディアの記事に、あまりにも誤情報が多い』など、内輪もめに油を注ぐような投稿を計18回も繰り返しています」(自民党本部関係者)

 苦戦が予想される奈良県知事選だが、高市氏を助けようという動きはほとんど見られない。前出の奈良県連古参幹部は「高市氏は地元からも愛されていない」と嘆く。

 「前回の衆院選の際、小林茂樹君(奈良1区で落選、比例復活して3選)のところに、総裁選出馬を表明したばかりの高市さんから、『推薦状を書きましょうか』と打診があったんです。高市さんは『総裁選に出馬した自分が推薦状を出せば、感謝されるだろう』と考えたのでしょう。しかし小林君は『自分は派閥が違うから』と丁重にお断りした。

 奈良1区は、高市さん自身がかつて惨敗した(2003年の衆院選で、当時・民主党の馬淵澄夫氏に敗れ落選)選挙区です。有権者は忘れていませんから、自分の推薦状が逆に迷惑をかけるかもしれないと遠慮するのが礼儀でしょう。

 かつて辛酸を舐めた政治家とは思えない。そうした高市氏の振る舞いが積み重なって、いまの不人気に繋がっているんです」

7603OS5:2023/04/02(日) 21:46:52

地元でも「楽勝」ではなかった
 実は前回の衆院選でも、高市氏は地元(奈良2区)で苦労していた。最終的には高市氏が14万1858票(64.6%)を獲得し、次点の猪奥美里氏(立憲民主党)は5万4326票(24.8%)だった。しかし前出の県連古参幹部によれば「楽勝ムードではなかった」というのだ。

 「実は高市さんは20〜30代の女性の支持基盤が脆いんです。そもそも総裁選に出たのも、自身の知名度を上げたいという思惑がありました」

 「今回の知事選では、勝利を確信した山下陣営から『(奈良1区で落選して、奈良2区に鞍替え当選した高市氏は)どんどん南に下がっていく。保守分裂敗戦の責任を取らされ(3区の)橿原までいくんじゃないか』という嫌味まで言われています。もともと高市さんが選挙に弱いことを知っているからですよ」(前出の県連古参幹部)

 地元・奈良県知事選という山場を迎えようとしている高市氏。だが「放送法文書問題」がなかなか鎮火できずにいる。

 この状況を見て、前出の 県連古参幹部は「高市さんはそもそもテレビのおかげで当選できたのに……」と首を傾げる。

 「高市さんには恩人ともいうべきテレビマンがいました。しかし、その人が亡くなってからテレビとは距離を置いているのです」

 後編『高市早苗氏が恩人である“テレビマン”に「不義理」を働いていた…森元首相との縁を繋いだ“大物放送作家”への裏切り』に続く…。

週刊現代(講談社)

7604OS5:2023/04/02(日) 21:51:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a5439cb4d35ecddc5bb5db434cbc05f6135862f?source=rss
奈良県知事選挙/日本建国の地で続く保守系の覇権争い 『Gの系譜(1)〜歴史からひもとく注目の知事選〜』(歴史家・評論家 八幡和郎)
3/31(金) 19:01配信
歴史家・八幡和郎氏による新連載「Gの系譜〜歴史からひもとく注目の知事選挙〜」がスタート!
Gの系譜〜歴史からひもとく注目の知事選〜第1回 奈良県知事選挙/日本建国の地で続く保守系の覇権争い(歴史家・評論家 八幡和郎)

知られざる「Governor(知事)」たちの権力闘争の歴史。 
ドラマチックな歴史を知れば、現代の選挙が、政治がもっと分かる!

第1回の統一地方選挙は、新憲法や地方自治法が施行される直前の1947年4月6日のことである。それから70年が経過して、知事の途中辞任、解任、死亡などがあり、だんだん、統一地方選挙とは違う時期に知事選挙が行われることが多くなっている。それでも、1999年の第14回の選挙までは、北海道、東京、神奈川、大阪、福岡の知事選挙が、この時期に行われていたのであるが、横山ノック大阪府知事や猪瀬直樹東京都知事が任期途中で辞任したので東京と大阪がはずれた。ただ、大阪では維新が都構想推進のために知事と市長の選挙を統一地方選挙に合わそうとしたために、統一地方選挙で知事・市長の選挙も行われることになった。また、奈良では、前知事の柿本善也が四選目の任期を半年残して、統一地方選挙に合わせるタイミングで辞職したので、2007年からは統一地方選挙の枠内で知事選挙が行われるようになった。

私はかつて、『歴代知事300人〜日本全国「現代の殿様」列伝』(光文社新書)という本を書いて、いまでも関係者の間ではよく読んでいただいている。また、『47都道府県政治地図』(啓文社書房)を書いて、全国の歴代知事や知事選挙を俯瞰してきたので、制度全体の歴史については、少し蓄積がある。その観点から、今回は奈良、徳島、大分の三つの県の選挙について、戦後の歴代知事と知事選挙の経緯を紹介し、そのコンテキストのなかで今回の選挙の状況を分析してみたいと思う。

まずは、元生駒市長の日本維新の会新人、山下真氏(54)、元総務官僚の無所属新人、平木省氏(48)=自民党県連推薦、立憲民主党県連支持、元同県大和郡山市議の無所属新人、尾口五三氏(72)=共産党推薦、現職の荒井正吾氏(78)=国民民主党県連推薦、元中学講師の無所属新人、西口伸子氏(68)▽会社員の無所属新人、羽多野貴至氏(43)ーーの6人で争われている奈良県知事選挙である。

(編集部注:下記、本文中は敬称略とさせていただきます)

歴代知事の数が全国で最も少ない奈良県。8期務めた知事も
奈良県の現職知事である荒井正吾は、公選知事として五代目であって、これは全国でも石川県とともにもっとも歴代知事の数が少ない。

どうしてそうなったのかというと、全国の知事で任期最長が31年つとめた中西陽一石川県知事であり、次が29年つとめた奈良県の奥田良三知事だったからだ。

官選初代の野村萬作(1947年初当選)は狂言師と同じ名前だが、もちろん何の関係もない。最初の知事選挙では、第1回投票で社共推薦の弁護士で官選知事として最後から3人目だった小野正一が1位となったが、当時の法定得票の8分の3に達せず、決選投票となったが、再選挙を前にして公職追放となり、2位だった野村が初代公選知事に就任した。

岐阜県出身で東京大学から内務省入り。官選知事として奈良に赴任した。だが、吉野川の利水問題で和歌山県などともめたことと、地元出身でなかったこともハンディになって、再選されなかった。

奥田良三(1951年初当選)は、筒井順慶の故郷である生駒郡筒井町(現大和郡山市)に生まれ東京大学から内務省に進み、官選の群馬県知事であり、福岡県で革新系の公選知事である杉本勝次のもとでの副知事をつとめた。

抜群の行政能力、中央への工作の巧みさで、吉野川分水問題を片付け、同和問題行政の充実を図った。いまでこそ、行き過ぎを批判されることも多い同和行政だが、問題が少しでも良い方向に向かったのは多くの人の努力の結果である。

工場や住宅の進出が相次ぎ、また、近畿日本鉄道が積極的な経営姿勢を示して観光開発も進んだ。開発と文化財保護の調整も難しい課題であったが、国による立法や遺跡や文化財保護の充実も奈良を先行例として進められていった。また、インフラでは下水道の整備に奥田は力点を置いた。

知事就任時に三高・東京大学の同級生であった下位真一郎を副知事に、出納長に県警出身の西上菊雄を起用し、それぞれ20年以上も在任させた。

7605OS5:2023/04/02(日) 21:51:23

奥田が8期目の途中で辞任すると、副知事の上田繁潔(1980年)が立候補して当選した。奈良市生まれ。旧制金鐘中学(現東大学寺学園高校)から関西大学を経て奈良県庁に入り、副知事となっていた。上田はシルクロード博覧会を成功させるなどした。

柿本善也(1991年)は、大和高田市出身。東京大学から自治省に入省し、自治大学校校長から奈良県副知事に就任。平城建都1300年である2010年に向けて大極殿の復元工事が進んだ。柿本が力を入れたのが道路整備である。奥田のところでも書いたように、奈良県では近畿日本鉄道の充実した路線網があったので、道路よりも下水道の整備がなどが優先していたのである。

経費節減や県議選などと同時に行うのが筋ということで任期満了を前倒して退任した。英断だったと思う。

媚びずパフォーマンスを嫌う現職と、過去4回の知事選
荒井正吾(2007年)は大和郡山市出身で、東京大学から運輸省入り。米国留学、OECD代表部勤務のあと観光部長、海上保安庁長官を経験した。若い頃から豪快なキャラクターで知られ、政官財界で顔が広く、2001年の参議院議員選挙に自民党から立候補し当選した。

その後、二期目の選挙を前にした、2007年の4月に辞職し奈良県知事選挙に立候補した。このときは、柿本知事からの禅譲ということもあり、対立候補は、共産党推薦の候補だけだった。

荒井は官僚時代から、官僚ばなれした感覚で、実質のない仕事には興味は示さず、政治的なパフォーマンスも嫌いだし、大胆に重点化した仕事を好む。運輸省観光部長の経験も生かし観光開発を重点施策にし、念願の国際的な高級ホテルの誘致などにも成功し、常識にとらわれないで成果を上げている。

2010年に奈良県で開催された平城遷都1300年記念事業の公式マスコットキャラクター「せんとくん」など奇想天外で批判を浴びたが、結果的には大成功だった。

かつて大阪府から苦労して独立した経緯に鑑み、道州制に強く反対し、関西広域協議会にも参加してこなかった(2015年に部分参加した)。新型コロナでは大阪の吉村知事らのパフォーマンスに反対し非常事態宣言もなかなか出さないなど、骨のあるところを見せた。

再選時と三選目の知事選挙でも現職としては異例なほど弱かった。再選時の2011年には、前年末に民主党県連から出馬を要請されながら辞退していた、塩見俊県医師連会長が「関西広域連合」への加盟を主張して立候補し、橋下徹大阪府知事が塩見を支援する方針を打ち出し緊迫した。

それでも、荒井は実績を見てほしいと選挙戦に熱が入らなかったが、これを救ったのが東日本大震災である。この大震災で、東京都でもパフォーマンスで浮動票を狙った東国原英夫が予想されていたが、石原慎太郎知事は震災の直後に選挙戦でもあるまいと挑戦を受け流し成功したが、荒井はもっと極端に選挙事務所も実質閉鎖し、選挙カーもまわらせず、事実上、選挙運動をいっさい行わなかった。

このために塩見の挑戦はからまわりになり、荒井が得票率51%で、39%の塩見と11%の共産党推薦北野候補を破って再選された。

2015年の三選目の選挙では、荒井は民主党の推薦を取り付け、今回も立候補している山下真が無所属で出馬して関西広域連合への参加を打ち出して挑戦したが逃げきった。しかし、得票率は50%で、山下が40%で現職相乗りとは思えない弱体ぶりだった。

2019年の四選目では、民主党参議院議員を1期務め浪人中の前川清成、フリーランス医師の川島実が出馬したが、馬淵澄夫代議士が所属する国民民主党県連は、荒井を推薦し、当初、川島を支持する方向だった共産党は前川に乗り換え自主支援するという複雑な選挙だったが、自公の県連の推薦を得た荒井が48%の得票で、32%の前川と20%の川島を振り切った。

7606OS5:2023/04/02(日) 21:51:39
山下元生駒市長の二度目の挑戦と元総務大臣秘書官の平木省がトップを争う
今回の2023年の選挙では、2015年の知事選で次点だった元生駒市長の山下真が早くから意欲をみせ、それに維新が乗った。奈良は経済的には大阪とのつながりが強く、通勤通学者も多いし、マイホームを求めて大阪から引っ越してきた人も多い。

すでに書いたようにJRでなく近畿日本鉄道が交通の中心であることも大阪との特殊な関係の理由だ。テレビも生駒山のテレビ塔から大阪の報道がそのまま流れる。

そういう条件下では、大阪で維新が展開する世論受けを狙った政策に比べて、荒井の「媚びない姿勢」はなんとも不利なのだ。

そういう情勢のなかで、焦ったのが自民党、とくに高市早苗改革相である。高市は早くから荒井にも去就を明らかにするというよりは、勇退の決断を促したのだろう。

なにしろ、高市も荒井も媚びない人たちだから、互いに不快感は増してきたようだ。そして、かつての高市早苗総務相補佐官で、岐阜県副知事だった平木省が、総務省を退職し、現職が県議会で出馬表明をすると予想された日の前日の12月5日に奈良県庁で出馬記者会見を行い、同日付で自民党県連に推薦を依頼した。怒った荒井知事は、自民党本部の選対委員長である森山裕に相談し、1月4日に出馬を表明、党県連に推薦願いを提出した。

県連での会議では、荒井の実績については評価しつつ、5選と77歳(当時)という高齢が問題になった。結局、「会長一任」となったが、ここで一呼吸おかずに、いきなり高市会長が「平木氏支持の声が大きかった」と、平木の推薦を決めたのがやや拙速だったようにもみえる。「保守分裂ならば日本維新の会が擁立する候補に負ける。負けるわけにはいかない」という趣旨は分かるが、知事の退路がなくなってしまった。

平木は1974年、香芝市の生まれ。東大寺学園中学・高校から東京大学法学部を卒業して1997年自治省入り。ハーバード大学ロースクールやニューヨーク大学に留学。浜松市財政部長、京都府自治振興課長、官房企画官、自動車税制企画室長、岐阜県副知事を経て総務省財務調査課長で退官した。この上もない経歴である。山田啓二京都府知事や古田肇岐阜県知事に十分に鍛えられて実績もある。

ただ、公約などを見るとメリハリに欠け、演説なども下手ではないが、官僚臭が抜けきらないと言う人も多い。

山下真は、山梨県牧丘町(現山梨市)生まれで、駿台甲府高等学校、東京大学文学部フランス語フランス文学科を卒業したのち、朝日新聞社に入社するが、すぐに退社し、アルバイトをしながら、京都大学法学部3年次に学士入学。1997年、司法試験に合格し、2000年に大阪市内で弁護士をはじめたが、橋下徹の事務所と同じビルだったという。

2006年に生駒市長選挙に政党の推薦や支持なしに立候補し、自民・公明・社民・新党日本の推薦を受ける現職を破って当選した。市議会はほとんどオール野党で予算案や助役選任もままならず、住居を隣接の奈良市に移したことでも話題となった。

二選目は楽勝だったが、三選目の時には、建設中の市立病院の指定管理者を医療法人徳洲会にする方針を掲げて立候補したが、市政の混乱に嫌気もさされて得票率は下がった。

こうしたなかで、三選から一年たった2015年1月には、4月の知事選挙に立候補することを表明し2月に辞職したが、知事選挙では荒井に敗北した。2017年には奈良市長選挙に立候補したが、現職に敗北。

非常に有能で魅力的だが、弁護士らしく激しく政敵や抵抗勢力と戦うところが、嫌われることもあるようだ。知事選落選後に、国民文化祭奈良県実行委員会がロゴマークのデザイン料として「くまモン」のデザイン会社に支払った委託料が違法だとして訴えた訴訟の代理人を務めたこともある。

7607OS5:2023/04/02(日) 21:51:49
今回の知事選で最多6人が立候補 現・新がしのぎを削る
選挙では自民党県連は平木を推すが、本部は3月27日現在、判断を保留している。維新が山下を公認し、立憲民主党が平木を推し、公明党は自主投票である。日本共産党は大和郡山市議会議員の尾口五三を推す。

ほかに西口伸子氏、羽多野貴至氏も立候補している。

選挙戦は、世論調査に依れば、山下、平木、荒井の順で山下と平木には5%ほどの差がある。山下と平木の差はいっとき縮小したが、逆転にはまだ距離がある。荒井劣勢ということで、自民党支持者の票が平木に流れる可能性はあるが、少し泥仕合になりすぎて、そうはるかどうかは分からない。

また、高市大臣をめぐる「文書偽造問題」に当時、平木氏が総務相秘書官だっただけに政治的陰謀の影も感じられる(旧郵政省所管分野については別の秘書官の担当なのだが)。

=つづく

7608OS5:2023/04/03(月) 09:08:01


4078 :OS5 :2023/04/03(月) 09:07:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa2b469a95926f40495d8055271c25d0c59c0fe
大阪ダブル選、維新リード 北海道は与党系優勢 9知事・6政令市長選終盤情勢
4/3(月) 7:07配信


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時事通信
大阪城

 統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選は、9日の投開票に向け終盤戦に入った。

 大阪府知事選と大阪市長選の「ダブル選」は、地域政党「大阪維新の会」の候補がいずれもリード。与野党が全面対決する北海道は与党系の現職が優勢を保つ。奈良は日本維新の会の候補がやや優位に立っている。

 大阪府知事選は、再選を目指す大阪維新代表の吉村洋文氏が他の候補を引き離している。非維新勢力の結集を目指す政治団体「アップデートおおさか」が擁立した法学者の谷口真由美氏、共産党が推薦する元参院議員の辰巳孝太郎氏は伸び悩んでいる。大阪市長選は、大阪維新の元大阪府議を「アップデートおおさか」が立てた元自民党大阪市議が追う。

 知事選は北海道で自民、公明が推薦する鈴木直道氏が再選に向け優勢に進める。立憲民主党など野党4党が支援する元衆院議員の池田真紀氏は巻き返しを狙う。

 奈良と徳島は自民勢力が割れる保守分裂選挙。奈良は、維新公認で元生駒市長の山下真氏がやや先行し、自民県連が推薦する元総務官僚の平木省氏、5選を目指す現職の荒井正吾氏が追う。徳島は自民元衆院議員や自民元参院議員、自民県連の推薦を受け6選を狙う現職が激しく競り合っている。

 新人同士の一騎打ちとなった大分は、自民、公明県本部が推薦する元大分市長を元参院議員が追う展開。神奈川、福井、鳥取、島根は与野党が支援する現職が安定している。

 大阪以外の政令市長選は、2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点となる札幌で、招致を目指す現職が招致反対を掲げる新人2氏をリード。相模原、広島も現職が優位に立つ。静岡は与野党が相乗りした元静岡県副知事、浜松は自民、公明が推薦する元総務官僚が先行している。

7609OS5:2023/04/03(月) 20:06:04
https://www.sankei.com/article/20230331-VCVU43FKRFMODKFMR7UEPNJUJA/?outputType=theme_localelection2023
無投票一転三つ巴 大阪府議選激戦区、箕面市・豊能郡
2023/3/31 12:11
9選挙区の定数が1減となった大阪府議選が31日、告示された。平成31年の前回選挙で無投票だった箕面市・豊能郡選挙区は一転、自民党現職のほか、共産党と地域政党「大阪維新の会」の新人の計3人が1議席をかけて争う激戦区に。ほかの選挙区でも、現職と新人らがしのぎを削る9日間の論戦が始まった。

大阪府議選が告示され、第一声をあげる自民現職の原田亮氏 =31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
大阪府議選が告示され、第一声をあげる自民現職の原田亮氏 =31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
「維新の人気はすごい。だからこそ切磋琢磨(せっさたくま)するためにも、建設的な議論で大阪を前に進めたい」

箕面市・豊能郡選挙区に立候補した自民現職の原田亮氏(36)は午前9時15分ごろから阪急箕面駅前に立ち、青いジャンパー姿で支援者らに訴えた。

平成27年の府議選で初当選し、現在2度目の自民府議団幹事長を務める。4年前の前回選は別の選挙区で当時の府議団幹事長が落選しており、自民にとってメンツを懸けた戦いになる。

原田氏は第一声で2期8年の経験をアピール。ただ令和2年に維新の看板政策「大阪都構想」の協定書(制度案)が府議会で採決された際は賛成しており、維新との対決姿勢をどこまで示せるかがポイントになりそうだ。

維新新人の堀江優氏=31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
維新新人の堀江優氏=31日午前、大阪府箕面市(柿平博文撮影)
午前10時過ぎ、原田氏と入れ替わるように同じ阪急箕面駅前でマイクを握ったのは、維新新人の堀江優氏(38)。「10年、20年後の新しい大阪を作るためには、この選挙区から維新の府議が誕生しなくてはいけない」と聴衆に訴えた。

4年前に当選した維新現職が令和2年の市長選に転出し、維新にとっては告示前から吉村洋文代表が複数回、現地入りしてきた「重点選挙区」の一つ。

堀江氏の第一声では、吉村氏の激励メッセージも読み上げられた。堀江氏は、吉村氏の名前と写真がプリントされた街宣車から、子育て支援策の拡充や教育無償化など次世代への投資を訴え「府と連携、協力していかなくてはいけない」と強調した。

共産新人の吉村定教氏=31日午前、大阪府箕面市(彦野公太朗撮影)
共産新人の吉村定教氏=31日午前、大阪府箕面市(彦野公太朗撮影)
一方、共産新人の吉村定教氏(71)は午前10時過ぎ、約2キロ南の阪急桜井駅前で第一声。維新公認の知事による新型コロナウイルス対策やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を批判し、「維新に府政を任せておけない。安心して府民が暮らせる生活を守る」と声を張り上げた。

4年前に維新と自民による無投票当選が決まったとき「有権者に選択肢を示したことにならない」と声をあげた。府職員の経験を生かし、障害者対策や生活保護など弱者の視点で支持を広げたい考えだ。

7610OS5:2023/04/03(月) 20:06:36
https://www.sankei.com/article/20230331-AH3TLDGFEZIWJHD5O6DXP6THWI/?outputType=theme_localelection2023
大阪府議選、維自一騎打ち 定数減の大阪市住吉区と堺市北区
2023/3/31 11:48
53選挙区ある大阪府議選で定数1減となったのは、箕面市・豊能郡選挙区のほか、大阪市住吉区▽堺市堺区▽堺市北区▽吹田市▽泉大津市・高石市・泉北郡▽高槻市・三島郡▽八尾市▽東大阪市-の8選挙区。

平成31年の前回選挙と比べ、定数1の「1人区」は31から36に増加。うち大阪市住吉区選挙区は公明現職の引退に伴い、告示前まで市議だった自民新人がくら替え出馬し、維新現職に挑む一騎打ちの構図。堺市北区選挙区では、いずれも現職の維新若手(当選2回)と自民ベテラン(同6回)が対決する。

定数が複数の4選挙区のうち、高槻市・三島郡選挙区(定数3)では、前回当選した維新の2人が令和3年の衆院選と今年4月の高槻市長選に転出し、公明現職が引退。今回は無所属と維新、公明の新人に加え、立民現職と自民新人の計5人が立候補を届け出た。


吹田市(定数3)と東大阪市(定数4)の両選挙区も、それぞれ4人と6人が立候補した激戦区だ。いずれも維新と自民、公明、共産の現職や新人が届け出ており、昭和26年から府議会で議席を持つ共産にとっては改選前の2議席死守を懸けた戦いとなる。

7611OS5:2023/04/03(月) 20:15:07
https://www.asahi.com/articles/ASR4266NWR3XUZPS00D.html
大阪市長選 維新の新顔やや有力、前自民市議が追う 朝日情勢調査
有料記事統一地方選挙2023

2023年4月3日 5時02分

大阪市役所=大阪市北区

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 朝日新聞社は1、2日、統一地方選前半戦(4月9日投開票)のうち、大阪市長選について電話調査を実施、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。大阪維新の会新顔の横山英幸氏がやや有力。無所属新顔の北野妙子氏が追っている。他の候補は厳しい。

 有権者の7割近くが投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を…

7612OS5:2023/04/03(月) 20:16:19
https://www.asahi.com/articles/ASR4266KCR3XUZPS00C.html
大阪府知事選 現職が安定した戦いぶり、他候補苦戦 朝日情勢調査
有料記事統一地方選挙2023

2023年4月3日 5時01分
大阪府庁

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 朝日新聞社は1、2日、統一地方選前半戦(4月9日投開票)のうち、大阪府知事選について電話調査を実施、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。大阪維新の会現職の吉村洋文氏が安定した戦いぶり。他の候補は苦戦を強いられている。

 有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を…

7613OS5:2023/04/03(月) 20:17:04
https://www.asahi.com/articles/ASR4266V3R3XUZPS00F.html
第4回
奈良知事選 維新新顔が一歩抜け出す、平木氏と荒井氏追う 朝日調査
有料記事統一地方選挙2023

2023年4月3日 5時03分
 朝日新聞社は1、2日、統一地方選前半戦(4月9日投開票)のうち、奈良県知事選について電話調査を実施、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。日本維新の会の新顔で元生駒市長の山下真氏が一歩抜け出している。無所属新顔で元総務省課長の平木省氏、無所属現職の荒井正吾氏が追う。共産推薦で無所属新顔の元大和郡山市議、尾口五三氏らは厳しい。

 有権者の5割強が投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を…

7614OS5:2023/04/04(火) 23:59:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230402k0000m010115000c.html
大阪ダブル選 知事・市長とも維新候補リード 本社中盤情勢分析
2023/04/02 18:52毎日新聞

大阪ダブル選 知事・市長とも維新候補リード 本社中盤情勢分析

大阪府知事選が告示され、候補者の演説に拍手をする有権者ら=大阪市北区で2023年3月23日午前9時39分、川平愛撮影(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)について毎日新聞は1、2日に電話世論調査を実施し、取材結果も踏まえて中盤情勢を分析した。知事選では、地域政党・大阪維新の会公認で現職の吉村洋文氏(47)が大きくリード。市長選では、維新公認の横山英幸氏(41)が優位な状況だ。ただし、両選挙とも一定程度の人が態度を決めておらず、終盤に情勢が変わる可能性がある。

 調査は在阪の報道機関5社が合同で行い、共通のデータを各社が独自に分析した。ダブル選は10年以上にわたる「維新政治」を継続させるかどうかや、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非が争点になっている。

 知事選では、府内トップの政党支持率を誇る維新の支持層をほぼ固める吉村氏が安定している。非維新の政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民党や立憲民主党が自主支援する谷口真由美氏(48)は自民支持層を1割程度しか取り込めず、無党派層への浸透も課題だ。共産党が推薦する辰巳孝太郎氏(46)はIRに反対する人の約2割が投票先に選んだものの、谷口氏とIR反対層を分け合う状況になっている。

 参政党が公認する吉野敏明氏(55)、政治家女子48党が公認する佐藤さやか氏(34)、諸派の稲垣秀哉氏(53)は支持に広がりを欠く。

 松井一郎市長の政界引退により新人対決となった市長選は、横山氏が維新支持層の8割超を固めた上、自民支持層も取り込んでいる。アップデートが擁立した北野妙子氏(63)はIRに反対する人の5割近くから支持されるが、古巣・自民の支持層や無党派層の支持を固め切れていない。

 荒巻靖彦氏(58)や山崎敏彦氏(44)、ネペンサ(本名・安達真)氏(48)は伸び悩んでいる。

 世論調査では、ダブル選と同日に投開票される大阪府議選(定数79)と大阪市議選(定数81)についても投票先を尋ねた。両選挙とも維新が過半数を得るかどうかが焦点になっているが、府内と市内の有権者はいずれも5割超が維新を投票先に選ぶ結果になった。【向畑泰司】

7615OS5:2023/04/05(水) 18:09:58
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-666766.html
県議選、初の擁立 維新に各陣営危機感
2023/04/05 05:05中日新聞Web

県議選、初の擁立 維新に各陣営危機感

沿道でマイクを握り支援を呼びかける候補者=彦根市内で

(中日新聞Web)

 九日投開票の県議選で、日本維新の会は大津、栗東市や彦根市・犬上郡など七選挙区に各一人を擁立し、初の議席獲得を目指す。迎え撃つ形の各陣営は実績を強調するなど、舌戦を繰り広げている。

16年ぶり選挙戦に 栗東市

 栗東市選挙区は定数二に現職一人、新人二人の計三人が立候補。二〇一一年から三回続けて自民と非自民が議席を分け合い無投票だったが、維新の候補者が出たことで、十六年ぶりの選挙戦となった。

 維新新人で元市議の片岡勝哉さん(44)は朝、駅前で京阪神方面への通勤客に党名をアピール。「議員報酬削減など、滋賀の財政でできる『身を切る改革』を」と訴える。陣営は「党名を聞いて、家から出てくる住民も多い」と自信をのぞかせる一方「どの地域にどれほどの票があるのか見えない」と戸惑いも語る。

 自民新人の田中英樹さん(58)は、集会所での個人演説会で票固めを図る。「将来、若い世代に支えてもらう立場になるときのため、子育て政策に力を入れる」と主張。維新も同じ元市議で「動きも票も読みづらい」とこぼした。

 無所属現職の九里学さん(59)は、街宣とスーパーや駅前での演説を織り交ぜ、五期目に挑む。今回は立憲民主を離れ、無所属での出馬。「栗東の課題、路線バスなど交通手段の希薄さを改善したい」と話す。「若者向けに動画の発信にも力を入れている」と維新に対抗心を燃やす。 (和泉萌花)

対抗馬ら実績強調 彦根市・犬上郡

 定数四に現職二人、新人四人が立候補した彦根市・犬上郡選挙区。直近の二度の国政選挙では選挙区内の一市三町で、維新が一万余りの比例票を獲得した。

 「住民に負担を求めるのではなく、議員定数の削減などで生まれた財源で医療や福祉、教育の充実を図る」。維新新人の北村善幸さん(64)は四日、彦根市内の県道沿いでマイクを握り「身を切る改革」をアピールした。選挙カーでくまなく回り「新しい選択肢ができたと知ってもらい、掘り起こしさえできれば。感触はある」と語る。

 対する現職や元市議の新人ら五人は、これまでの実績を強調する。ある陣営幹部は「維新が意外と票を取るんじゃないかという話も聞く」。別の陣営も「未知数。維新が取った分だけこちらの票が減る」と危機感をにじませる。

 現職後継の赤井康彦さん(50)は立憲民主と国民民主、チームしが、連合滋賀が推薦。市議二十年での市中部の発展や子育て環境の充実、環境問題への取り組みを強調し「彦根を映画のまちにし、東海や北陸との交流も盛んにしたい」と意気込む。

 市議を二期務めた杉原祥浩さん(61)は、市長や市長与党の市議らの応援を受ける。地元高宮町での演説で市内の慢性的な渋滞を問題視し「政治家は道路整備が一番大事な仕事。私にさせてほしい」と訴える。

 四期目を狙う大野和三郎さん(67)は犬上郡を中心に保守層固めに力を入れる。インフラ整備の実績を強調するほか「中小企業支援で経済と財政を元気にし、教育や子育て支援などの政策を進める」と主張する。

 現職後継の谷口典隆さん(55)は二十二年の市議経験を強調。新型コロナウイルス禍を経た医療や除雪の態勢整備といった課題を挙げる。家族の病気を通じて小児医療の現実を知り「苦しむ人に手を差し伸べる政治を決意した」という。

 前回トップ当選のチームしがの中沢啓子さん(64)は市中心部や多賀町を中心に支援を呼びかけ、七期目を目指す。小さく産まれた乳児の成長を記録する「リトルベビーハンドブック」を例に「生活の中の小さな声を政治に反映させ、安心できる滋賀をつくる」と呼びかけた。 (渡辺雄紀)

7616OS5:2023/04/06(木) 20:38:01
滋賀
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/feature/CO064676/20230406-OYTAT50000/
<3>無投票一転 陣営手探り
2023/04/06 05:00
選挙・滋賀
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栗東市 / 湖南市
 栗東市、湖南市の両選挙区は、16年ぶりの選挙戦が展開されている。両選挙区とも定数2で、これまで自民党と、県議会会派「チームしが県議団」の所属県議が議席を分け合ってきた。

<統一選 2023>各候補 人出求め舌戦
個人演説会で候補者を激励する支援者(栗東市で)

 だが、今回選は、栗東市では自民新人と、地域政党「チームしが」推薦の現職、日本維新の会の新人が立候補。湖南市では、自民現職と立憲民主党現職に加え、維新新人と無所属新人が出馬し、一転して激戦となっている。

 無投票が続いた影響で、現職の集票力や、有権者の投票行動には読みにくい面があり、各候補は手探りで選挙運動を行っている。

■栗東市

 維新新人の片岡勝哉氏は商業施設の前で買い物客に声をかけ、維新の公認候補であることをアピールする。元栗東市議で、市議時代は自民系会派に所属していたこともあるが、街頭では「既得権益を打破したい」と決意して維新から出馬したことを強調している。「無駄な事業は切り捨てるべきだ」と訴え、無党派層への浸透を狙う。

 自民新人の田中英樹氏は、2022年10月の栗東市長選に出馬し、自民の県議から市長に転じた竹村健氏の後継候補だ。市内各地で演説会を重ね、「子育て環境の整備や農業、林業の振興を進めていきたい」と訴える。全面支援する竹村氏も「私の後継者として皆さまの力で勝たせてほしい」と呼びかけ、支持基盤固めを図る。

 5選を目指す九里学氏は22年4月に立憲民主党を離党し、今回はしがの推薦だけを受ける。連合滋賀も陣営に加わらず、所属する社会人ラグビーチームの関係者らが選挙運動を支える。街頭では三日月知事と子ども図書館の整備に取り組んでいることをアピールし、「栗東の交通ネットワークを充実させたい」と訴える。

■湖南市

 22年7月の県議補選で無投票当選した自民現職の菅沼利紀氏は、親子連れの多い公園などで街頭演説を重ね、「子育て支援策を充実させられるのは自民だけ」と力説。少子高齢化に備えた財政基盤づくりを課題に挙げ、幅広い世代に支持を呼びかける。自民県連青年局のメンバーが陣営で選挙運動を支え、動画投稿サイトでの発信も重視する。

 維新新人の柴田栄一氏は3月31日の告示直前に、「湖南の有権者の選択肢を広げたい」と立候補を表明した。湖南市議時代の地盤である菩提寺地域や、新興住宅街を中心に選挙カーでまわり、「県政でも、維新が大阪で進めてきた身を切る改革をしなければならない」と強調する。維新を前面に打ち出し、無党派層の取り込みを狙う。

 無所属新人の藤川人志樹氏は、妻で湖南市議のみゆき氏が地盤とする下田地域などで支持拡大を図り、「子育て世代の目線で教育行政を変えたい」と声を張り上げる。通販会社社長の経験を踏まえた地域経済の活性化を訴え、地元企業の経営者らも支援に入る。演説会には湖南市の生田邦夫市長も出席し、支援を呼びかけた。

 3選を目指す立民現職の塚本茂樹氏は初めての選挙戦で、陣営幹部は「票が読めない」と危機感を示す。連合滋賀の全面的な支援を受け、選挙運動はダイハツ工業の労働組合のメンバーらが支える。商業施設近くなど市内各地で街頭演説を重ね、「医療費や給食費の無償化拡充など、子育て支援に取り組む」と訴える。

■栗東市 (定2、候3)
 片岡勝哉 44 維新
 田中英樹 58 自新
 九里学 59 無現<4>

■湖南市 (定2、候4)
 菅沼利紀 45 自現<1>
 柴田栄一 54 維新
 藤川人志樹 48 無新
 塚本茂樹 58 立現<2>

(届け出順。年齢は投開票日現在。<>数字は当選回数)

7617OS5:2023/04/07(金) 16:01:49
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20230406-OYTNT50229/
<統一選2023>県議選 激戦区 構図様変わり
2023/04/07 05:00
 知事選と同じ9日に投開票される県議選(定数43)。全16選挙区に2019年の前回選を6人上回る計65人が立候補し、無投票となった天理市、五條市、磯城郡の3選挙区を除く13選挙区で、論戦が展開されている。日本維新の会が16人を擁立するなど、前回選とは様相が大きく異なる激戦区の構図を探った。(平野和彦、浜井孝幸)

◎奈良市・山辺郡


 現行の区割りとなった07年以降で最多の19人が争う。

 前回選では、立候補した現職10人が全員当選。だが今回、現職の危機感はこれまでになく強い。背景には、3人を立てた維新の存在がある。

 自民党現職の一人は「大変厳しい。大阪の政党(維新)から3人が立候補している」と気を引き締めた。公明党現職も「死にものぐるいで勝ち抜きたい」と意気込む。

 維新候補は大阪での取り組みに触れ、奈良との差を強調。ある新人は「有権者の期待を感じる。次々握手を求めてもらえる」と手応えを語る。

 一方、大混戦の現状について、立憲民主党現職は「候補者が多く、無党派層も分散する。普段から気にかけてくれる人を重点的に回る」と話す。共産党現職も「下位は混戦になる」とみて、1人でも多くの支持を取り込もうと必死だ。

 県議選初参戦の参政党新人は「まずは党を知ってもらいたい」とし、無所属新人の一人は「無党派層の多い西部などを中心に回りたい」と語る。

◎生駒市

 前回選で候補者を立てた立民、共産が擁立を見送ったことで構図が大きく変化。現職と新人の計5人が争う。

 維新候補の一人は「大阪側の玄関口である生駒は追い風がある。住民の感触もいい」と話す。裏付けとなっているのが昨年の参院選だ。比例票で自民を約800票上回る約1万8300票を獲得した。

 一方、自民候補には公明が推薦を出して支援。候補の一人は「5人が横一線ではないか。直接人に会い、握手を交わす選挙の原点に立ち返って戦う」と主要駅などに立つ。

 前回選では、立民、共産の2候補で計約9800票を獲得。ある候補は「その票がどこにいくのか。各陣営で取り合いになる」とみている。

◎香芝市

 トップ当選者と落選した3番手の差が133票だった前回選。現職、新人の計4人が臨み、再び激戦となっている。

 維新陣営は「大阪に近く、勝つ可能性は十分にある」とみて、無党派層の取り込みに力を入れる。実際、15年の県議選では、維新が議席を獲得した。一方、現職の一人は「長年、地元を回ってきた。準備期間が違う」と強調。支持層を固める考えだ。

 カギを握るのが投票率だ。前回選は無投票を除く選挙区で最も低い41・43%にとどまった。だが、今回は期日前投票(投開票の5日前時点)で、前回選の約3倍の4117人が投票し、有権者の関心は高そうだ。ある候補は「無党派層の票が増えると、誰が勝つか読めない」との見方を示す。

7618OS5:2023/04/07(金) 16:02:51
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/feature/CO064676/20230407-OYTAT50009/
<4>1増1減 影響出るか
2023/04/07 05:00

守山市 / 長浜市
 2020年に実施された国勢調査の人口比に基づき、今回選から、長浜市選挙区の定数が1減の3、守山市選挙区は1増の3に変更された。

 守山市は京都、大阪両府のベッドタウン化を背景に人口が増加しており、新住民を取り込めるかどうかが勝敗を分けそうだ。立憲民主党などが推薦する候補が2人立った一方、自民党は現職1人しか擁立せず、対応が分かれた。日本維新の会が新人を立て、舌戦が繰り広げられている。

 一方、長浜市は少子高齢化が進み、人口減少に歯止めがかからない。現在の長浜市は10年に旧長浜市、旧虎姫町、旧湖北町、旧高月町、旧木之本町、旧余呉町、旧西浅井町が合併して誕生した。自民現職の2人は旧市町域で地盤を分け合い、前回選に続き、2議席の確保を狙う。立民、国民民主党、地域政党「チームしが」が推薦する無所属新人と、共産党新人はいずれも引退する県議の後継候補で、議席の死守を目指している。

■守山市(定3、候4)
 森重重則 49 し新
 岩佐弘明 68 自現〈3〉
 小川泰江 60 無現〈1〉
 二上勝友 48 維新

■長浜市(定3、候4)

 柴田清行 58 自現〈1〉
 宮本鉄也 52 無新
 中山和行 68 共新
 川島隆二 51 自現〈4〉

(届け出順。年齢は投開票日現在。〈 〉数字は当選回数)

        ◇

駅前で政策ビラを配り、アピールする候補者(守山市で)
 ■守山市


 しが新人の森重重則氏は立民、国民、社民党の推薦を受ける。守山市議時代に虐待を受けた子どもらの支援に取り組んだ実績をアピールし、県独自の返還免除型奨学金を創設して若者の経済的負担を軽減する必要性を訴える。JR守山駅前で市民に声をかけ、無党派層への浸透も目指す。

 自民現職の岩佐弘明氏は市内各地を選挙カーでまわり、宮本和宏・前守山市長の市政運営を支えたことを強調する。宮本氏は演説会で応援弁士を務め、県が県立3病院の地方独立行政法人化への移行を見送った背景に岩佐氏の県への働きかけがあったと説明し、岩佐氏の実績を訴えた。

 立民、国民、社民は無所属現職の小川泰江氏も推薦し、政策ビラには「連合滋賀全力推薦」と目立つように記して労働組合票の獲得を図る。街頭では「保育現場の処遇改善を進めたい」と訴え、子育て支援などに取り組むことを強調する。選挙カーを市内各地に走らせ、再選を狙う。

 維新新人の二上勝友氏は、講師を務めていた市立明富中の学区や、新興住宅街を中心に選挙カーでまわっており、「守山でも維新による改革を進めたい」と訴える。児童虐待やヤングケアラーなどの悩みを抱えた子どもを、デジタル技術を活用して支援する体制の構築を公約に掲げた。

 ■長浜市

 再選を目指す自民現職の柴田清行氏は、地盤とする市北部の旧木之本町、旧高月町、旧余呉町、旧西浅井町を中心に選挙運動を展開し、市議や地元企業の関係者らが選挙戦を支える。演説会では「インフラ(社会資本)整備を進めることが交流人口の増加につながる」と声を張り上げる。

 無所属新人の宮本鉄也氏は長浜市議時代、自民系会派に所属していたが、今回選では立民の大橋通伸県議の後継候補として挑む。立民、国民、しがの推薦を受けるほか、前長浜市長の藤井勇治氏も支援する。街頭では「起業や移住を支援し、地域の活性化を図りたい」と訴える。

 共産新人の中山和行氏は共産の杉本敏隆県議の後継候補で、街頭では「平和が何よりも大切。憲法9条に反する軍拡に反対」と力を込め、党支持層への浸透を図る。杉本氏が重視していた県北の活性化や高時川の濁水対策を引き継ぐこともアピールし、杉本氏の支持基盤の継承を目指す。

 5選を目指す自民現職の川島隆二氏は地盤とする旧長浜市、旧湖北町、旧虎姫町の区域を中心に浸透を図る。戦国時代の遺構を活用した観光振興や企業誘致の強化などを掲げ、県が進める北部振興策の充実を訴える。演説会には石破茂元地方創生相が来援し、支持基盤固めを進める。

(おわり。井戸田崇志、藤岡一樹が担当しました)

7619OS5:2023/04/07(金) 18:09:54
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-668015.html
定数減でつばぜり合い 県議選、長浜市選挙区
2023/04/07 05:05中日新聞Web

定数減でつばぜり合い 県議選、長浜市選挙区

国道沿いで支持を訴える候補者=長浜市内で

(中日新聞Web)

 九日投開票の県議選で長浜市選挙区は、定数が四から三に減った。二〇一九年の前回は、自民と非自民が二議席ずつ分け合った。今回は二人の自民現職に、チームしがなどの支援を受ける無所属と共産の二人の新人が、いずれも現職の後継として挑む構図に。三議席を巡り、四人が激しいつばぜり合いを続ける。(渡辺雄紀、平子宗太郎)

 元市議の宮本鉄也さん(52)は引退する現職の後継として立ち、立憲民主や国民民主、チームしが、連合滋賀の推薦を受けて臨む。コンビニを営む経験と、労働者の味方としての立ち位置を強調。地元西浅井町と、現職の地元高月町を中心に、市北部全体での支持固めに奔走する。

 情勢は厳しいとみて、五日夜に新栄町で開いた演説会で、集まった約五十人に向けて力を込めた。「現職が守ってきた三期十二年の議席を失うわけにはいかない。支援の輪を広げ、私を県政に送ってほしい」

 共産新人の中山和行さん(68)は三日夕、高月町のスーパー前でマイクを握り「共産党の議席は守らないといけない」と訴えた。「十日間しかない国民スポーツ大会に費やす無駄遣いをなくし、教育や医療、福祉にお金を使わせることが、共産党議員団の役割だ」

 共産は前回、現職が四位で当選した。三位との得票差は二百弱とわずかだったが、今回は後継探しが難航して準備が遅れ、陣営の危機感は強い。防衛費を増やす政権への反対姿勢も強調しながら、地元湖北町を中心に市域全体を選挙カーで回り、支持の拡大を図る。

 一方、現有二議席の確保を図る自民。二期目を目指す柴田清行さん(58)は、人口が減る地域での医療態勢の維持を強調する。四日夜に地元木之本町で開いた演説会で「県が唯一、へき地医療拠点病院に指定している湖北病院を、皆さんがすぐに使える病院にしなきゃいけない」と訴えた。

 陣営幹部は「一期目に県北部のためにまいた種を二期目で咲かせるため、同じ人が県議を続ける必要がある」と語る。定数減を受け、前回選で得た約七千票に二千票を上乗せする必要があるとし、市北部だけでなく「南にも支援を広げないといけない」と見通す。

 川島隆二さん(51)は五期目を目指し、地盤の市街地や旧東浅井郡などを重点的に回る。陣営の一人は「当選は大丈夫という声もよく聞くが、選挙は水物。油断していると危ない」と気を引き締める。

 三日夜の相撲町での演説会で、県北部の振興を図る県の事業を紹介。「ちょこちょことして終わるだけにならないよう、目を光らせることが私の仕事。滋賀の未来を決める上で、一番大事なのは北部振興だ」と語った。浅見宣義市長も応援に駆け付け、市と県をつなぐパイプ役を強調した。

7620OS5:2023/04/07(金) 19:04:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a4c2c6fa588b228f958ebe972914c298a3c1ff
「市民派」演出の非維新、支える連合大阪 挑む4度目のダブル選
4/7(金) 18:36配信


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産経新聞
労働組合員数は減少傾向が続く

9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選は終盤に入った。双方に候補者を擁立した政治団体「アップデートおおさか」に協力するのが、大阪最大の労働組合「連合大阪」だ。過去3回のダブル選を制した地域政党「大阪維新の会」と再び対峙(たいじ)する今回は、「市民派」を掲げて政党色を薄めるアップデートを人員、経験の両面から支援。維新との対立軸が曖昧になる中、組織の存在意義をかけたダブル選に臨んでいる。

■「ジャンヌ・ダルク」

「このままでは大阪はだめになる。維新と戦わせてください」

アップデート発足の記者会見から一夜明けた2月9日、大阪市内にある連合大阪の事務所。知事選候補で法学者の谷口真由美氏(48)と市長選候補で元自民市議の北野妙子氏(63)に対し、田中宏和会長がダブル選に挑む覚悟を尋ねると、熱意のある言葉が返ってきた。

2人は維新が掲げる「身を切る改革」の転換と、誘致を図るカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の問題点にも言及。その姿に田中会長は、打倒維新の「ジャンヌ・ダルク」に据えると決めた。連合大阪が支援する統一地方選の立候補予定者らが集う「総決起集会」にも2人を招き、自ら支持を呼び掛けた。

連合大阪は過去3度のダブル選から、維新打倒の壁の高さが骨身に染みている。最も衝撃的だったのが平成31年の前回選。自民、公明、国民民主の各党が推薦・支持し、立憲民主党と共産党が自主支援する形で盤石な「非維新包囲網」を築いたにもかかわらず、知事選では約100万票差を付けられる完敗を喫した。

■既得権批判に反発

「政党色を薄めたい」。アップデート設立会見の約1年前、関係者から設立協力への打診を受けた田中会長は首を縦に振った。「既存のやり方では維新に勝てない」。維新の強固な壁をどう崩すのか、模索する中での決断だった。

だが、「今度こそ」という期待も少しずつしぼむ。府内には連合が支持する国会議員や地方議員が少なく、過去に政権批判を繰り返してきた谷口氏への反発から自民も一枚岩になれない。自民の一部議員は街頭演説で谷口氏の同席に難色を示し、アップデート事務局が調整に追われる場面もあった。

効率重視、コストカット、弱肉強食-。労働者の権利を守る立場にある連合大阪には、維新の政治はそのように写る。だが、連合大阪が本質的に維新を拒絶する理由は別にある。

平成23年のダブル選で大阪市長選に臨んだ橋下徹氏が「公務員労組は既得権」と批判。以降、維新はダブル選ごとに自治体の労働組合を中心とする連合大阪の傘下労組などに批判を繰り返してきた。「仮想敵をでっち上げ、支持を集める」という維新の手法には根強い反発がある。

■政権との接近

一方で維新政治が大阪で定着するのに伴い、維新への明確な対立軸を描けずにいる傘下労組も。「野党として存在感を発揮し、万博誘致に成功した維新を評価する組合員もいる」と、ある労組幹部は打ち明ける。

連合大阪幹部は連合本体の動きにも神経をとがらせる。岸田文雄首相が1月に連合の新年交歓会に出席し、芳野友子会長が自民党大会への参加を一時検討するなど、政権との接近が進んでいるからだ。

連合発足から30年余り。労組の組合員数は全国で減少傾向にある。厚生労働省によると、ピーク時に100万人以上いた大阪府内の組合員も昨年は69万3735人。連合大阪のある幹部は、労組が主役を担ってきた賃上げ要求が、今春は政権が経済界に働きかけ、容易に達成された経緯をかみしめて言う。

「このままでは連合の存在意義が問われる。政策の反映を考えるなら、維新との関係性を見つめ直す必要も出てくるだろう」

7621とはずがたり:2023/04/07(金) 22:04:25

https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20230223-OYTNT50214/
2023.03.09
国民民主、荒井氏「県連推薦」に - 奈良県知事選

 国民民主党県連(榛葉賀津也代表)は8日、任期満了に伴う奈良県知事選で、党本部に推薦を上申していた現職の荒井正吾氏(78)について、連合奈良が自主投票としたことなどから、県連推薦とすることが決まったと発表した。同様に上申していた生駒市長選に立候補予定の現職、小紫雅史氏(48)については党本部が推薦を承認した。
平木氏支持を 立民県連決定
2023/02/24 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20230223-OYTNT50214/

 知事選を巡り、立憲民主党県連は23日、奈良市内で常任幹事会を開き、元総務官僚の平木省氏(48)を県連支持とすることを決めた。
期日前投票 知事選8万1189人

 同党県連には平木氏のほか、現職の荒井正吾氏(78)からも推薦依頼が出ていた。

 会終了後、県連の馬淵澄夫代表は平木氏支持の理由を「子育て世代の負担軽減など、基本政策が一致している」と語った。荒井氏については「前回は(民主系で)例外的に推薦したが、5期目を目指す今回は困難と判断した」とした。

 県連レベルの支持としたことについては「自民党本部も(平木氏の)推薦を決めていない中、我々が推薦を党本部に上申するのは筋が違う」と説明した。

7622OS5:2023/04/10(月) 10:08:31
平木と荒井の票を単純に足すと山下超えますね
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/29/18691/skh51593.html
奈良県知事選
有権者数1,112,680
開票終了投票率54.82%
266,404(44.4%)山下真   維新新54歳当選:1回目元奈良県生駒市長弁護士
196,729(32.8%)平木省   無新48歳 推薦:自民県連支持:立民県連元総務省財務調査課長元岐阜県副知事
097,033(16.2%)荒井正吾  無現78歳 当選:4回推薦:国民県連元参議院議員元海上保安庁長官
019,861(03.3%)尾口五三  無新72歳 推薦:共産共産党奈良県委員元奈良県大和郡山市議会議員
013,034(02.2%)西口伸子  無新68歳 元中学校常勤講師
006,806(01.1%)羽多野貴至 無新43歳 会社員

7623OS5:2023/04/10(月) 10:12:46
アップデイトの負け方がヤバですね。供託金は戻ってきてよかったねレベル・・・
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18707/skh51625.html
大阪府知事選
有権者数7,188,665開票終了投票率46.98%
2,439,444(73.7%)吉村洋文  維新現47歳当選:2回目大阪維新の会代表
0,437,972(13.2%)谷口真由美 無新 48歳法学者
0,263,355(08.0%)辰巳孝太郎 無新 46歳推薦:共産元参議院議員
0,114,764(03.5%)吉野敏明  参政新55歳歯科医師
0,032,459(01.0%)佐藤さやか 政女新34歳薬剤師
0,022,367(00.7%)稲垣秀哉  諸派新53歳執筆業

7624OS5:2023/04/10(月) 10:15:09
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18708/skh51626.html
大阪市長選
有権者数2,214,966開票終了投票率48.33%
655,802(64.6%)横山英幸 維新新41歳当選:1回目元大阪府議会議員
268,227(26.4%)北野妙子 無新 63歳元大阪市議会議員
045,369(04.5%)山崎敏彦 無新 44歳理学療法士
030,960(03.0%)荒巻靖彦 無新 58歳飲食店経営
015,408(01.5%)ネペンサ 無新 48歳作家

7625OS5:2023/04/10(月) 10:18:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c477c2cbbc8cf854ab00319eb4e11defb263c15d
大阪ダブル選「維新VS市民派」の構図作れず大敗…北野妙子さん「うねり起こせず」
4/10(月) 6:34配信
 地域政党・大阪維新の会に対抗する勢力の結集を目指し、経済人らが設立した政治団体「アップデートおおさか」が大阪ダブル選に立てた新人2人がいずれも大敗した。政党色を薄めて「維新VS市民派」の構図を作ることを目指したが、陣営は一枚岩になりきれず、維新の勢いを止めることはできなかった。

【一覧】大阪府知事選の開票結果

 「市民派として大きなうねりを起こせなかった」。大阪市長選で敗北を喫した前大阪市議の北野妙子さん(63)は記者団に対し、悔しさをにじませた。

 過去3回のダブル選で、推薦候補を擁立するなどして非維新陣営を主導したのは自民党大阪府連だった。維新が10年以上知事・市長ポストを握る中、3連敗していた自民は今回、独自候補の擁立を断念。代わりに選定作業を進めたのが、1月に発足したアップデートだった。

 自民市議団幹事長を務め、2020年の大阪都構想の住民投票で反対派の先頭に立ち、制度案を廃案に追い込んだ北野さんに出馬を要請。「市民派」を演出するため、北野さんに離党を求めたこともあり、自民府連は自主支援にとどめた。

 アップデートの態勢作りは遅れ、北野さんが活動を本格化させたのは3月上旬。維新が年明けからミニ集会を重ねて選挙準備を進めていたのとは対照的だった。

 焦った自民府連はダブル選告示後、小渕優子・元経済産業相ら知名度の高い自民国会議員を応援に入れる日程を急きょ設定するなど、陣営のちぐはぐさも目立った。

 ダブル選で維新に4連敗を喫した格好の自民府連。幹部は「維新への勝ち方がわからない」と頭を抱えた。

谷口さん 淡々と
 大阪府知事選で敗れた元大学准教授の谷口真由美さん(48)は記者会見で、「敗因は分析できていないが、結果は結果としてちゃんと受け止める」と淡々と語った。

 アップデートの要請で出馬を決めたのは、2月上旬。維新の「身を切る改革」を引き合いに、「大阪は身を切りすぎた。維新政治を検証する必要がある」などと訴えた。

 政治経験がない中、コメンテーター時代に自民党の憲法改正草案を批判したことなどを理由に、自民府連所属の議員からの支援はほとんど得られなかった。

 大阪府議選、大阪市議選では、自民党の府市両議員団の幹事長がいずれも落選した。大阪維新の会がいずれも過半数を獲得し、勢力を伸ばした影響を受けた。

 落選したのは、府議選の箕面市・豊能郡選挙区(定数1)で2期目の原田亮さん、市議選の東成区選挙区(同3)で4期目の川嶋広稔さん。川嶋さんは、維新が掲げる「大阪都構想」反対派の急先鋒(せんぽう)だった。

 2019年の前回選でも、自民の府市両議員団の幹事長が落選している。

7626OS5:2023/04/10(月) 10:26:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/10de24e9e3f34e0d511e7e0add84725b195426d7
維新・吉村氏が歴代最多得票 横山ノック氏を上回る 大阪知事選
4/10(月) 1:58配信
 9日投開票の大阪府知事選で再選された地域政党・大阪維新の会代表の吉村洋文氏(47)の得票が240万票を超え、これまでの府知事選の歴代最多だった横山ノック氏の得票を上回り、過去最多となった。

 投票率は46・98%と前回より2・51ポイント下がったが、有力な対抗馬がなく、知名度の高い吉村氏に有権者の票が集中した。

 これまでの過去最多得票は、横山氏が再選を果たした1999年の235万959票。この際の投票率は53・24%だった。

https://mainichi.jp/articles/20230409/k00/00m/010/103000c?inb=ys
大阪ダブル選で維新4連勝 知事選・吉村氏、市長選・横山氏
政治

速報

地方選挙

大阪
毎日新聞 2023/4/9 20:00(最終更新 4/9 23:14)
 大阪府知事・大阪市長のダブル選は9日、投開票された。知事選では地域政党・大阪維新の会代表で現職の吉村洋文氏(47)が再選を、市長選では維新幹事長で元府議の横山英幸氏(41)が初当選をそれぞれ確実にした。維新はダブル選で4連勝。大阪での「1強」体制を守り、日本維新の会の「全国政党化」に向けて足場を固めた格好だ。

 大阪で11年半近くにわたる維新政治の評価や、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非が争点となった。誘致を進める維新の両氏が勝ったことで、大阪でIRの整備を認めるかどうかを審査している国の判断に影響を与える可能性がある。


 投票を終えた有権者を対象とした毎日新聞の出口調査(知事選で145投票所)で、吉村、横山両氏は維新支持層を固めたほか、無党派層にも広く浸透し、他の候補を突き放した。

 今回のダブル選は、維新のターニングポイントだった。橋下徹氏らと党を結成した松井一郎・前大阪市長(6日で退任)が政界を引退し、世代交代を余儀なくされたからだ。「ポスト松井」の市長候補は、一般党員らの投票による予備選で横山氏に決定。党外では無名に近い横山氏の知名度不足が懸念されたが、新型コロナウイルス対応で全国でも有名になった吉村氏や松井氏と選挙活動をともにし、支持を広げた。維新は今後、40代の吉村・横山両氏が「党の顔」となる。横山氏は政令指定都市の現職市長としても全国最年少。


 大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で府市が誘致を進めるIRを巡っては、予定地で土壌汚染が判明したほか地盤沈下の恐れもあり、カジノ開業によりギャンブル依存症が深刻化するとの懸念も強い。国の認定を受けられれば、2029年秋〜冬ごろの開業を目指す方針だ。

 一方、維新に対抗する政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民党や立憲民主党が自主支援した知事候補で法学者の谷口真由美氏(48)、市長候補で元市議の北野妙子氏(63)は敗れた。IR誘致について反対を訴え、その是非は住民投票で決めるべきだと呼び掛けたが、他の政策が曖昧でIR反対票を固めきれなかった。

 今回は維新の看板政策「大阪都構想」の是非が争点とならず、過去のダブル選では反都構想でまとまってきた非維新勢力の結集が乱れた。知事選では共産党の元参院議員が出馬したほか、次期衆院選を見据えて維新との対決を避けたい公明党が自主投票に転じたことも影響し、維新の独走を許す結果になった。【澤俊太郎、松本紫帆】

7627OS5:2023/04/10(月) 10:27:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa22398df515d8073081583e85c9e956c2e32b36
奈良知事選、保守分裂で落選確実の平木省さん「私の力不足」…高市早苗氏「深くおわび」
4/9(日) 21:46配信 9日に投開票された奈良県知事選で、自民党県連が推薦した新人の平木省さん(48)は落選が確実となった後の午後8時10分頃、支援者を前に「私の力不足だ」と敗戦の弁を述べた。その後、報道陣の取材に「結果的に保守分裂となったが、勝ちきれなかったのは私の責任だ」と語った。

【図】一目でわかる…奈良県知事選を巡る構図

 今回の選挙戦では、一部の自民党県議らが5選を目指した現職の荒井正吾さん(78)の支援に回る「保守分裂選挙」となり、新人で日本維新の会公認の山下真さん(54)の勢いを止められなかった。

 自民党県連は平木さんを推薦。この日、県連会長の高市早苗・経済安全保障相は平木さんの事務所に顔を見せず、「県連会長でありながら国会答弁に追われたうえ、高熱が続き、張り付きで応援することがかないませんでした。深くおわび申し上げます」などとするコメントが読み上げられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5756a1ae23ac51af83274bcf69817081eb06e29d
「側近」敗北の高市氏「審判を真摯に受け止める」 奈良知事選
4/9(日) 21:55配信
 自民党奈良県連の会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相は9日夜、同県知事選で、県連が推薦を決めた新人の元総務官僚、平木省氏(48)の落選が確実になったことを受けて、コメントを発表した。「正々堂々と戦い抜かれたことを誇らしく思い、有権者の皆様のご審判を真摯(しんし)に受け止める」などとしている。

【写真特集】当確報道を受け万歳する今井瑠々氏

 同知事選では、日本維新の会新人で弁護士の山下真氏(54)が初当選を確実にした。

 平木氏は、高市氏の総務相時代に大臣秘書官を務めた「側近」で、高市氏が擁立を主導した。県連は平木氏の推薦を決めたが、現職の荒井正吾氏(78)を支持する県議らが反発し、分裂状態に。党本部も推薦を見送った。高市氏は候補者の一本化に動いたが、事態を収拾できないまま選挙戦に突入。県連の分裂で支持層も割れ、大阪府外で初の維新公認知事の誕生を許した。

 県連内では高市氏の責任を問う声が上がっているが、高市氏はコメントで会長職の進退には触れなかった。【林みづき】

7628OS5:2023/04/10(月) 10:28:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb4d6466cbd7c47305492abfd9d0ea031489a10
保守分裂の奈良知事選、維新が漁夫の利 自民支持層が分散 朝日調査
4/9(日) 22:14配信
 保守分裂選挙となった奈良県知事選は、日本維新の会の山下真氏が勝利した。朝日新聞社などが9日に実施した合同出口調査で、自民支持層が割れ、漁夫の利を得た形となったことが明らかになった。

 投票した人の34%を占めた自民支持層の投票先は、無所属の平木省氏に48%、無所属の荒井正吾氏に25%、維新の山下氏に24%と分散した。

 山下氏は、維新支持層(26%)の86%からも支持を得た。調査では、維新の勢いが奈良県にも及んでいることが浮き彫りになった。地域政党・大阪維新の会の地方政治での実績を聞いたところ、「評価する」は「大いに」17%、「ある程度」57%を合わせて74%を占めた。「評価しない」は「あまり」17%、「全く」7%の計24%だった。「評価する」という人の半数以上が山下氏に投票した。

 無党派層(24%)の支持は山下氏が45%と最多で、平木氏の30%、荒井氏の17%を上回った。

朝日新聞社

7629OS5:2023/04/10(月) 17:29:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/4eb44e01dc504862fae3de5c4d882cce6de03715
松井一郎・前大阪市長「漁夫の利」「これからの4年が勝負」奈良県知事選で初当選の山下真氏に辛口エール
4/10(月) 10:20配信


スポニチアネックス
任期満了で大阪市長を退任した松井一郎氏

 松井一郎・前大阪市長が10日までに自身のツイッターを更新。9日に行われた奈良県知事選で初当選した日本維新の会新人で、大阪府以外で初めて維新の公認知事誕生となった元同県生駒市長の山下真氏(54)に辛口エールを送った。

 松井氏は山下氏の当選確実を伝える記事を引用し「せっかくの勝利に水を差すようですが、奈良県知事選挙は自民党が割れた事による漁夫の利、山下さんはこれからの4年が勝負ですね」とツイート。

 このツイートには「身内の当選でも冷静に分析される姿、流石です」「4年後に真価が問われますね」「この言葉と意味を大切にしましょう」「奈良県政が今後どないなるんかがほんまに注目やね」と厳しくも冷静に現状を受け止める松井氏の分析力を称える声が寄せられた。

 今回の奈良県知事選で注目されたのが「保守分裂」だった。昨年9月に会長に就任した高市早苗経済安全保障担当相率いる自民党奈良県連は、高市氏が総務相時代に秘書官を務めた元総務官僚で無所属新人の平木省氏(48)を推薦。だが、前回まで自民県連の推薦を受けていた現職・無所属の荒井正吾氏(78)も5選を目指して出馬し、自民の支持が一部流れる事態となった。

 保守色が強いとされる奈良県での維新勝利は、保守分裂による“漁夫の利”との声も聞かれ、山下氏の追い風になったとみられる。高市氏、自民にとっては痛すぎる敗北で、政界関係者は「県連会長として候補をまとめきれなかった高市氏に対して責任を問う声が上がるのは必至だろう」と語った。

7630OS5:2023/04/10(月) 17:49:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/6560ebc4ec66b247db70b4f05f139d331bf8aea1
読売テレビ・野村解説委員 高市氏は「調整不足」「政治力、求心力が中央で低下」奈良知事選で自民敗北
4/10(月) 11:54配信
 読売テレビの野村明大解説委員(50)が10日、同局の「朝生ワイドす・またん!」(月〜金曜前5・10)に生出演。9日の奈良県知事選で日本維新の会公認候補の新人で元同県生駒市長の山下真氏(54)が初当選したことに言及した。

 奈良県知事選は山下氏が26万6404票を獲得し、初当選。自民党県連推薦で新人の元総務官僚平木省氏(48)は19万6729票、前回まで自民県連の推薦を受けていた現職の荒井正吾氏(78)は9万7033票だった。

 野村解説委員は「これは国政、中央からもすごく注目の選挙だったと思うんですけど、フタを開ければ結局、自民党が調整仕切れず分裂したところで維新が漁夫の利になってるわけですよね」と指摘。「単純計算で2位と3位を足せば、上回っているので奈良県連トップは誰なんだって。高市さんなんです。高市さんは調整不足でここをまとめきれなかった」と自民党奈良県連の会長を務める高市早苗氏の責任問題に言及した。

 高市氏については「3月の国会でねつ造発言をしたことによって、ずっと高市さんはその問題に追われて、結局その話になるからってこともあったというふうに言われてますけど、選挙区の応援にも全然入れなかったんです」とし「今回の結果は高市さんの政治力、求心力が中央でものすごく低下するのがこの結果になりました」と言い切った。

 平木氏、荒井氏ともに出馬し「保守分裂」となったことに「事前の調整不足」ときっぱり。「荒井さんもベテラン政治家だから、きちっと話を持っていって地道に水面下で調整すれば、まとめることはできた。荒井さんがへそ曲げたという言い方をすれば怒るかもしれないですけど、そのまま立った(立候補した)わけでしょ」と荒井氏を説得しきれなかったことが自民敗北に直結したのではとした。

 その上で「平木さんは高市さんが総務大臣の時の秘書官ですよ。今、ねつ造発言で総務省と高市さんがバチバチやってるわけでしょ。よく分からない構造に実はなってしまっているんですよ」と分析した。

7631OS5:2023/04/10(月) 17:52:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/be363355f4661eea16dc439bdb36747b1f25375e
維新、大阪市議会で初の過半数 全議席が確定
4/10(月) 12:31配信


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産経新聞
会見にのぞむ大阪維新の会、吉村洋文氏(右)と横山英幸氏 =9日午後、大阪市北区(柿平博文撮影)

大阪府知事・大阪市長のダブル選と同じ9日投開票の府議選(定数79)と市議選(同81)は10日未明に開票作業が終わり、全議席が確定した。ダブル選に勝利した地域政党「大阪維新の会」は目標の市議会過半数を初めて達成し、過去最多の46議席を獲得。府議会でも平成31年の前回に続き、過半数となる55議席を獲得した。

今回の知事選で再選した維新代表の吉村洋文氏は、市議会で過半数の議席を獲得できなければ代表を辞任する意向を示していたが、続投することになった。

維新は市議選に改選前の39議席を大幅に上回る50人を擁立し、現職34人、新人12人が当選した。なかでも定数5〜6の淀川区、東淀川区、城東区、住吉区、平野区の5選挙区では3人が議席を得た。

自民党は公認19人中、当選は11人にとどまり、改選前の14議席を下回った。東成区(定数3)で立候補した市議団幹事長の川嶋広稔(ひろとし)氏が落選した。

公認19人の全員当選を目指した公明党は前回に続き1人が落選。都島区(定数3)の新人が323票差で自民元職に競り負けた。共産党は公認16人のうち当選したのは2人で、改選前の4議席から減らした。

一方、今回定数が9減となった府議選に維新は56人を擁立。全53選挙区のうち36選挙区を占める定数1の「1人区」について、35選挙区で当選し、改選前の46議席から55議席に大幅に上積みした。

26人を擁立した自民は1人区での敗北が響いて19人が落選し、7議席。改選前16議席から大幅に減らした。1人区となった箕面市・豊能郡の府議団幹事長、原田亮氏は維新新人に議席を奪われた。

公明は公認14人全員が当選。改選前2議席だった共産は東大阪市(定数4)で現職が落選したものの、吹田市(定数3)で1議席を死守した。立憲民主党も高槻市・三島郡(定数3)で現職が1議席を維持した。

7632OS5:2023/04/10(月) 17:53:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/561adaba1ba8dc435d1370f3f332fc5ce45719db
政治ヨコからナナメから 大阪ダブル選 反省なき失敗続ける自民
4/10(月) 12:29配信


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産経新聞
「大阪ダブル選」に立候補して敗れた谷口真由美氏(左)と北野妙子氏(中央)=3月26日、大阪市北区(甘利慈撮影)

4年に1度行われる統一地方選前半戦の投開票が9日行われ、大阪府知事・大阪市長の「大阪ダブル選」は大阪維新の会の候補が勝利した。自民党にとっては、平成23年11月以降、ダブル選は4連敗となった。

自民は中央で対立する立憲民主党や共産党(知事選は共産系候補も出馬)などの野党と結果的に共闘した。首長選での与野党相乗りは珍しくない。相乗りでも勝てばいいが、大阪で自民は負け続けている。そして負けっぷりもよくない。

選挙期間中、府知事選に立候補した谷口真由美、市長選に出馬した北野妙子両氏がそろい踏みした街頭演説を見た。両氏が選挙カーの上に登壇する前に「応援弁士」と紹介されたタクシー会社経営の男性は、こう訴えた。

「カジノで発展したような都市はない。世界中から名だたる犯罪者が来る街になってしまう」

維新が進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を猛批判していた。ほかのテーマも含め、まるで共産のような主張ばかりだったが、なんてことはない。

この男性は令和3年10月の衆院選で、「比例は日本共産党」と呼びかける同党公式のSNSの動画に出演し、「共産党を残す、増やすことが大事だ」と訴えていた。昨年7月の参院選でも同様の動画に登場し、共産の機関紙「しんぶん赤旗」にも出ている。今年2月には同党のインターネット番組で小池晃書記局長と共演した。

思えば平成27年11月のダブル選のときだった。自民系の市長選候補の街頭演説を取材に行くと、共産などの野党支持者の間で流行していた「アベ政治を許さない」のステッカーを身に着けた多くの聴衆が「頑張って!」と叫んでいた。漫画やドラマでもこんなベタな演出はないだろう。

今回は件の男性と候補2人は一緒に立たなかったが 男性の降壇直後に2人は自民の大阪市議とともに「ギャンブル依存症の人がただ発生するだけ」(谷口氏)とカジノ誘致批判を展開した。出来の悪い喜劇を再び見ているようだった。

谷口氏は選挙期間中、前川喜平元文部科学事務次官とツイッターの音声会話機能「スペース」で対談した。前川氏は安倍晋三元首相を「噓つき」と断じ、自民や維新への批判を繰り返している。対談でも前川氏が「いつまで維新してますの?」と主張すると、谷口氏も激しく同調していた。

言論の自由があるとはいえ、反自民で有名な前川氏と選挙中に対談すること自体、多くの自民支持者には理解できないだろう。

こうした候補を自民の大阪府連は「自主支援」し、中央で対立する野党と連携して敗れるという失敗を繰り返した。2回にわたる大阪都構想の是非を問う住民投票に際し、推進した維新に反対多数で勝ったとの思いがあるのだろう。

今回のダブル選でカジノ誘致反対を前面に掲げた2人だが、そもそもIR推進の法律を作ったのは自民である。本当に反対ならば、共産などと手を組んで党中央に関連法廃止法案の提出を働きかければいいものを、そんな形跡はない。岸田文雄首相ら自民幹部への批判も聞こえてこない。

3月の知事選告示直前、ある維新重鎮が自民系の地方議員と遭遇する場面を見た。「(自民の大阪市議だった)北野さんをかつぐのは、まあええわ。しかし谷口さんはアカンわ」と維新重鎮が訴えると、自民議員は何も反論できなかった。忸怩(じくじ)たる思いがあるならば、中央とねじれた矛盾だらけの野合で支持者を裏切るような行動は、もうやめたほうがいい。(酒井充)



政治にまつわるさまざまな出来事を取り上げる「政治ヨコからナナメから」がスタートします。普通の記事とは少し異なる視点から考察します。

7633OS5:2023/04/10(月) 17:55:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6ac599888562246ed7b4687f58b1ef14a94d46c
大阪府議、市議選 圧勝の維新始動 自民幹部は「力不足」
4/10(月) 12:49配信


産経新聞
大阪市議選で初当選し、駅前で通勤客らにあいさつする維新の佐竹璃保氏=10日午前、大阪市淀川区(甘利慈撮影)

大阪府知事、大阪市長のダブル選と府議、市議選は知事、市長の両ポストと、両議会の過半数を獲得した地域政党「大阪維新の会」の圧勝で幕を閉じた。維新の結党以来、初となる市議選での単独過半数に貢献した新人候補は10日朝、早速地元の街頭で活動を開始。一方、自民は前回に引き続き府議団、市議団の両幹事長が落選するなど議席を減らし、支援者を前に敗戦の弁を語った。

「ご期待を寄せていただきありがとうございます」

投開票から一夜明けた10日午前7時ごろ。市議選淀川区選挙区(定数5)で初当選した維新新人で会社役員の佐竹璃保(りほ)氏(35)は駅前に立ち、通勤客らにお礼を述べた。

同区は市長選で初当選した維新幹事長の横山英幸氏(41)が府議時代に、政治団体「アップデートおおさか」が擁立した対立候補の北野妙子氏(63)が自民市議時代にそれぞれ地元とした〝因縁の地〟でもある。

市議選では維新の現職1人、新人2人が立候補して3議席を獲得。知事選で再選した吉村洋文氏(47)が、維新代表の進退を懸けて掲げた市議選での単独過半数に貢献した。

元兵庫県伊丹市議(無所属)から国替えした佐竹氏は2月に維新の公認を受けると、急ピッチで準備。子育て支援や児童虐待防止対策の充実を訴えてきた。「身が引き締まる思い。選挙戦で掲げた政策を4年間で実現したい」と決意を述べた。

一方、あおりを受けた自民は府議会での議席が16から7に、市議会で14から11に減少。幹部も落選の憂き目にあった。

府議選の箕面市・豊能郡選挙区(定数1)で、3選を目指しながら維新新人に敗れた府議団幹事長の原田亮氏(36)は113票差で涙をのんだ。

9日夜、市内の会場には原田氏の支援者ら約50人が詰めかけたが、10日未明に原田氏の落選が伝えられると落胆の声が広がった。「結果を出せなかったことはひとえに私の責任、力不足」と頭を下げた原田氏は「大阪の自民党にとってかなり厳しい結果。バッジはなくなるがまた大きく成長したい」と前を見据えた。

維新の現職、新人の計2人と公明新人1人が当選した市議選東成区選挙区(定数3)では、5選を目指した自民市議団幹事長の川嶋広稔氏(56)が落選。10日未明、支持者に「維新という大きな波を乗り越えるべく力を尽くしたが及ばなかった」と陳謝した。

7634OS5:2023/04/10(月) 18:00:03

https://news.yahoo.co.jp/articles/c27b70c65451ce7d3f1e033d2a9c817206ac7a50

自民「保守分裂」で奈良県知事選惨敗…“戦犯”高市早苗氏は永田町でも「ぼっち化」加速
4/10(月) 14:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL
結局、平木事務所に顔は出さず(高市早苗経済安保担当相)/(C)日刊ゲンダイ

 夜8時の投票終了と同時に「当確」が出る“ゼロ打ち”──。岸田自民にとって屈辱的な結果となった。


 統一地方選の前半戦で注目を集めた奈良県知事選が9日、投開票された。選挙戦は、現職の荒井正吾知事と高市経済安保担当相の後押しで出馬した元総務官僚の平木省氏による保守分裂の構図。そこに割って入った日本維新の会公認の山下真・元生駒市長が“漁夫の利”を得る形で当選した。

 高市大臣は県連会長として平木氏の推薦を決めた張本人だが、9日は平木事務所に顔を出さず、ツイッターに〈明日は国会答弁もあり、こんな夜に平木省さんの側に居られない事は残念です〉とシレッと投稿。保守分裂の原因をつくった高市大臣が、今後、窮地に追い込まれるのは確実だ。

「高市さんはもう終わりでしょう」と言うのは、ある永田町関係者だ。

「もともと、4期務めた荒井さんが進退を決める前に、県連会長の高市さんは総務大臣時代の秘書官だった平木さんの擁立に動いた。そんな高市さんのスタンドプレーに荒井さんとその周辺は激怒。結果、自民系2人が出馬する保守分裂となってしまった。地元で高市さんの責任を問う声が大きくなるのは間違いない。もはや居場所はないでしょう」

和歌山1区補選にも影響必至
岸田自民には屈辱的な結果(奈良県知事選で当選を決め、ガッツポーズをする維新・山下真氏)/(C)共同通信社

 岸田自民にとって、県知事を維新に奪われたショックは相当なもの。さらに、この惨敗は直近の重要選挙にも影響を与えそうだ。最もあおりを受けそうなのは、岸田政権の「中間評価」と位置づけられている衆参5補選のうちの1つ「和歌山1区」補選である。

「同区は、自民党元職の門博文氏と維新の林佑美前和歌山市議、共産党の男性候補の戦いになっている。維新はもともと、奈良県知事選勝利の勢いを駆って近隣県の和歌山1区補選でも優位に立つシナリオを描いていましたが、その通りの展開になる可能性がある。門氏は女性議員との“路チュー”を写真付きで報じられた過去があり、評判がイマイチ。公明党の支持母体・創価学会は嫌悪感を示しており、女性候補の維新・林前市議に票が流れかねない状況です」(和歌山県関係者)

 高市大臣の失態により、岸田自民が和歌山1区まで落とせば一大事。“戦犯”のそしりを免れないだろう。地元のみならず、永田町でも「ぼっち化」が加速するのは必至だ。自民党ベテラン議員はこう言う。

「奈良県知事選の結果はある意味、自業自得ではないか。保守分裂の件もそうだが、知事選が告示される前後から、高市さんは放送法の解釈を巡る総務省の内部文書問題で炎上していた。『質問しないで』という閣僚としてあるまじき答弁まで展開。この様子は連日報道され、完全に悪目立ちした。知事選への影響も否定できない。本人がかねて『入りたい』と言っていた安倍派(清和会)も、受け入れる様子はゼロ。党内で高市さんをかばう声も、ほぼ皆無です」

 次の内閣改造では経済安保担当相を外されるのが確実とみられている高市大臣。かつては「次の首相」ともてはやされていたが、もはやその目は完全に消えたのではないか。

7635OS5:2023/04/10(月) 18:00:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/827bfa140dbef95821c60d298cceacf1967b9611
奈良知事選落選の78歳荒井正吾氏「保守分裂で今までにない選挙」
4/10(月) 13:57配信

毎日新聞
奈良県知事選で落選が確実となり、あいさつをする荒井正吾氏=奈良市で2023年4月9日午後8時9分、野原寛史撮影

 奈良県知事選では5選を目指した現職の荒井正吾氏(78)が落選した。同知事選で現職が敗れるのは1951年以来72年ぶり。過去4回の選挙で支援を受けた自民党県連が対抗馬の元総務官僚、平木省氏(48)の推薦を決定。分裂選挙となった上、「高齢・多選」との声にも苦しんだ。荒井氏は「保守分裂で今までにない選挙になった。結果は県民の皆様の意思。(自分の主張が)十分に届かなかった」と振り返った。

 荒井氏の後援会は従来、市町村ごとに置かれ、大半の首長が代表に就いた。選挙戦では首長や県議を引き連れて回るのが恒例のスタイルだった。しかし、県連が割れた今回は、多くが高市早苗・経済安全保障担当相が擁立を主導した平木氏に付いた。新型コロナウイルスへの対応を巡っても、荒井氏が行動制限を課さなかったことから、前回は選挙応援を受けた県医師会と対立。一部の業界団体も荒井氏と距離を置いた。

 組織力を生かした大規模な個人演説会などが開けなくなり、焦った陣営はこれまでの方針を転換。県内各地をこまめに巡って街頭演説やミニ集会を催し、地道に支持を訴えた。ツイッターを利用して若者や子育て世代に実績をアピールするなど、新たな支持層の掘り起こしにも注力した。

 「次の4年に奈良の成長がかかっている」。荒井氏は苦境にも表情を変えず、リニア中央新幹線の新駅誘致や県南部に計画する「大規模広域防災拠点」などの必要性を説いて、県政の継続を訴えた。しかし、日本維新の会がこうした大規模プロジェクトをやり玉に挙げて対立軸を鮮明にしたため、荒井氏の主張が裏目に出た。【久保聡】

7636OS5:2023/04/10(月) 18:03:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d000dc5bb699b584c6b0c577bbb769d36a554719
h「勝てば官軍、勝ったら正義です」パッと見『維新』で活動の候補者…公認取消に不満も
4/10(月) 16:55配信


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MBSニュース

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 大阪府知事選・大阪市長選での当選や大阪府議会・大阪市議会での過半数獲得など、大阪で「完勝」した維新の会。お隣の兵庫県でも多数の公認を擁立して、兵庫県議選・神戸市議選でもそれぞれ議席を伸ばしました(兵庫県議選:9議席→21議席 神戸市議選:11議席→15議席)。

 そんな「維新躍動」の選挙戦の最中、神戸市北区の選挙区ではある異変が…。

 (選挙カーからのアナウンス)
 「神戸維新の会、藤本まさひろ、藤本まさひろでございます」

 4月6日、維新カラーの緑色の看板を掲げて走る選挙カー。さらに、緑色のジャンパーに身を包み支援を呼び掛けるのは、神戸市議選に立候補していた藤本昌弘さん(39)です。

 (街頭に立つ藤本昌弘さん)
 「ありがとうございます、ありがとうございます」

 胸元のたすきには「大日本維新の会」候補の文字。一見、“維新”候補の藤本さんですが、国政政党「日本維新の会」からの公認や推薦はなく、自ら立ち上げた「神戸維新の会」所属です。

 (藤本昌弘さん)
 「(Qパッと見、維新。どういう狙い?)元々公認予定者で活動していた。もちろん公認取り消しになった処分は全く納得いかないです、全く」

 実は、藤本さんは去年11月に日本維新の会から公認を受けましたが、SNS上で差別的な投稿を繰り返したなどとして、今年2月に公認取り消しに。しかし、チラシや選挙公報には「日本維新の会所属」と記し、“維新”の候補者のように選挙戦を戦っていました。藤本さんは公認取り消し後も「一般党員の申し込みをしていて維新の会に所属している」と主張していますが、一方で「維新の会」は、入党は許可制で藤本さんは一般党員でも特別党員でもないとしています。

 (藤本昌弘さん)
 「(Q維新の波に乗りたい?)もちろんです、もちろんです、もちろんです。はっきり申しますけど、選挙は勝てば官軍、負ければ賊軍の世界なので、勝てばいいんですよ、勝ったらいいんですよ。勝ったらそれが正義です。負けたらそれが悪です」

 選挙活動中には本物の「日本維新の会」公認候補者と遭遇することもありました。

 (日本維新の会公認 山本憲和さん)「頑張れ。頑張れ」
 (藤本昌弘さん)「頑張ります」
 (日本維新の会公認 山本憲和さん)「一緒ちゃうで」
 (藤本昌弘さん)「ライバルやけど」

 そして、4月9日。神戸でも維新が大きく議席を伸ばしましたが、藤本さんは14人中最下位で落選しました。一夜明けて10日、改めて話を聞きに行きました。

 (藤本昌弘さん)
 「日本維新の公認を外されていなかったら、もしかしたら、『たられば』では思っちゃいますけど、がたがた言ってもしゃあないですよね。やりきったので、できることはやりきったので、あんまり後悔はないですね」

MBSニュース

7637OS5:2023/04/10(月) 18:17:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9756cd0a7cf0fb79e21a99bb4171b2840ae37f5
維新の大阪市長選戦略は9カ月前から 圧勝の裏に周到なシナリオ
4/10(月) 10:50配信
 9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選は、地域政党「大阪維新の会」が完勝した。維新圧勝の裏には、政界を引退した松井一郎前市長に比べて知名度で劣る後継候補をアピールする周到なシナリオがあった。

【写真】松井一郎氏から引き継ぎを受ける新市長

 「種まき」は9カ月前に始まっていた。2022年7月、大阪。焼き付けるような日差しの下でマイクを握る横山英幸氏の姿があった。当時は参院選のまっただ中。大阪府議だった横山氏は、大阪選挙区で日本維新の会が公認した候補の横に並んで何度も演説した。党幹部は当時の取材に「横山氏が市長選の有力候補の一人になるのは間違いない。今から顔を売っておく必要がある」と狙いを語った。

 この年の1月、松井氏は市長後継候補を予備選で決めると表明していた。予備選が始まったのは9月で、まだ誰が候補になるか分からない状況だったが、その前から本番を見据えた動きを始めていたことになる。

 一般党員らによる投票の結果、横山氏が候補者に選ばれると、ダブル選でタッグを組む吉村洋文氏の知名度を生かした戦略を開始した。市民参加型集会「タウンミーティング」を選挙告示日までに約40回開き、吉村氏とセットで売り出すことで浸透を図った。選挙期間中も横山氏の街頭演説計97回(維新発表)のうち27回で吉村氏が隣に並んだ。松井氏も16回応援に駆け付け、「維新の第1ステージは僕と橋下徹さん。次のステージは吉村さんと横山さんのYYコンビ」と世代交代を強調した。

 現職で全国最年少の政令市長となった横山氏だが、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致や2年後の大阪・関西万博など課題は多い。横山氏は「改革の流れを引き継ぎ、守りに入ることなく新しいことに挑戦していきたい」と語った。【澤俊太郎】

7638OS5:2023/04/10(月) 18:30:29
https://www.asahi.com/articles/ASR4900CKR47UTFK01D.html?oai=ASR497L2WR46OHGB00T&ref=yahoo
「今や悪人扱いなので」 高市氏、動けなかった保守分裂の奈良知事選
有料記事統一地方選挙2023自民維新

上田真美 米田千佐子 榧場勇太2023年4月9日 20時30分
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笹川翔平さん岩尾真宏さん
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フロントライン 「保守分裂」の責任

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 「保守分裂」となった奈良県知事選は、高市早苗・経済安全保障担当相が自民党奈良県連会長として擁立を主導した自民県連推薦の元総務省課長の平木省氏(48)が、日本維新の会の元同県生駒市長の山下真氏(54)に敗れた。自民は危惧された通り、知事5選をめざした荒井正吾氏(78)と支持が割れた。高市氏は選挙の陣頭指揮を執れず、9日夜も奈良には行かなかった。「県連会長でありながら、国会答弁に追われた上、高熱が続き、張り付きで応援することができませんでした」とおわびするコメントを出したが、これから敗北の責任を問われることになる――。

 4月7日夜、高市氏は永田町での公務を終えるや、飛行機に飛び乗った。知事選期間中で初めて奈良に戻るためだ。投開票が9日に迫るなか、最終盤になってようやく奈良入りができる状況になった。

 「いろんなことがございました。ほいほい乗っちゃった私がアホやったんですが――」

 平木氏の決起集会に駆けつけた高市氏は、昨秋に周囲からいかに熱心に請われる形で県連会長に就いたか、そしてこの保守分裂選に至るまでの経緯も含めて約15分間、語り続けた。

 「なんとか、なんとか荒井知事の名誉を守りたい。その一心でやってきました」

 高市氏が総務相当時に秘書官を務めた平木氏への応援を呼びかけながら、いかにして荒井氏との意図せぬボタンの掛け違いが起きたのか、自ら説明したかったことをすべて詰め込んだ。そして、演説を終えるとすぐさま空港に向かって帰京した。

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奈良県知事選に立候補した平木省氏の決起集会で応援演説する高市早苗・経済安全保障担当相=2023年4月7日午後7時36分、奈良県橿原市、榧場勇太撮影
 「やっぱり高市氏が来てくれると盛り上がる。放送法問題が影響して、選挙戦の最初のころが一番きつかった」と演説を聞いた県連幹部は胸をなで下ろした。

 「票を減らすので奈良入りはできません。今や世の中では悪人扱いですので。東京で不在者投票に行きます」

 知事選が告示された日の翌3月24日、高市氏は、放送法の政治的公平性をめぐる総務省の行政文書問題で国会で連日追及を受けるなか、そう周囲に自嘲気味に語った。

支援の当て外れ 維新は連日幹部入り
 2日後、知事選初の「選挙サ…

7639OS5:2023/04/10(月) 18:31:21
https://www.asahi.com/articles/ASR4964G6R47UTFK010.html?oai=ASR497L2WR46OHGB00T&ref=yahoo
なりふり構わなかった自民党 それでも維新止められず、公明とも悪化
有料記事統一地方選挙2023

藤原慎一 野平悠一2023年4月9日 20時56分(2023年4月10日 1時03分更新)
 統一地方選前半戦は日本維新の会が各地で新たに議席を獲得した。国会では「是々非々」で与野党双方に接近と反目を使い分け、自民党や立憲民主党は次期衆院選をみすえて、維新の取り込みに腐心してきた。この堅調さは、各党に維新との関係や戦略の見直しを迫るものとなりそうだ。

 国政で巨大与党を形成する自民党は、他党を圧倒する地方議員の多さが力の源泉になっている。4年に1度の統一地方選は、今後の国政選挙を占う先行指標にもなる。そのため「必勝」を掲げて臨んだが、日本維新の会の伸長が今後の党勢と公明党との連立関係に影を落とす状況になろうとしている。

 「残り1週間、必勝に向けて党の総力を結集して臨んでいきたい」。3日の役員会で茂木敏充幹事長は、9日の投開票に向けて最後まで全力を尽くすように引き締めを図った。

 岸田文雄首相(総裁)も重要性を訴えてきた。2月の党大会で「常に地域とともに歩んできた自民党にとって、国民に最も身近なところで行われる統一地方選挙は最も大切だ」と強調。「必ず勝ち抜こう」と声を張り上げた。

 国政を支える基盤となる地方選だけに、政府・与党は勝つためなりふり構わぬ姿勢で対策を打ってきた。

奈良知事選では維新に「漁夫の利」
 3月下旬には自民や公明党の…

7640OS5:2023/04/10(月) 18:31:49
https://www.asahi.com/articles/ASR497JMTR46POMB00N.html?iref=pc_extlink
「高市氏、冷たかった」と自民内に恨み節 奈良知事選、維新躍進許す
有料記事統一地方選挙2023自民維新

米田千佐子 上田真美 浅田朋範2023年4月9日 23時12分
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林尚行さん
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奈良県知事選で当選を確実とし、支持者らと喜び合う山下真氏(中央)=2023年4月9日午後9時31分、奈良市、金居達朗撮影
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 自民が分裂した奈良県知事選は、日本維新の会の公認候補が大阪以外では初となる知事の座をつかんだ。維新は幹部が何度も応援に入って大阪に近い県北部を中心に支持を広げ、「漁夫の利」を得た。候補を一本化できなかった自民内の亀裂は深く、県連会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相の今後の立場にも影響が残りそうだ。

 「大阪と奈良は生活圏や経済圏がかなりかぶっている。大阪の次に奈良で維新公認知事が誕生したのは必然だったのでは」。午後8時過ぎ、当選を確実にした山下真氏(54)は、支持者の歓迎を受けながら奈良市内のホテルに姿を見せ、報道陣の取材に答えた。

 告示前には吉村洋文共同代表が2度県内に入りアピール。選挙期間中も松井一郎氏や馬場伸幸代表ら幹部が幾度も応援に駆けつけ、大阪中心からの飛躍をかけた「大勝負」(党幹部)を挙党態勢で支援した。

 維新は、自民批判票の受け皿となる形で奈良県内でも票を伸ばしてきた。2021年の衆院選や22年の参院選では、大阪府内の企業に通勤する住民も多い県北西部の都市部を中心に支持を得て、比例では自民に迫る票を得た。

 それでも追い抜くまでは至らない中で迎えた「チャンス」が、元総務省官僚の平木省氏(48)と5選をめざした荒井正吾氏(78)で自民が割れた今回選挙だった。

「知事とらなあかん」 維新幹部が発破
 維新の現職議員が3人だった…

7641OS5:2023/04/10(月) 18:34:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a9a72481337addc3b5656acff6466956a0f6cf8
高市早苗氏「高熱続いて応援できず」 奈良県知事選で候補者敗北うけ
4/9(日) 20:44配信
 奈良県知事選で自民県連が推薦する平木省氏(48)の落選が確実となったことを受け、県連会長の高市早苗・経済安全保障担当相は「有権者の皆様のご審判を真摯(しんし)に受け止める」とするコメントを出した。

 知事選で高市氏は、自身が総務相だったころに秘書官だった平木氏の擁立を主導した。

 高市氏は「10日に委員会答弁がある」として、この日は地元に入らなかった。

 平木氏の事務所では「自民党奈良県連会長でありながら、国会答弁に追われた上、高熱が続き、張り付きで応援することができませんでした。深くおわびを申し上げます」とする高市氏の追加コメントも読み上げられた。

 コメントの全文は以下の通り。

 「この度の奈良県知事選挙及び奈良県議会議員選挙において、自民党公認候補者及び推薦候補者全員が、しっかりと政策を訴え、正々堂々と戦い抜かれたことを誇らしく思い、候補者及び支援者の皆様の懸命のご努力に心より敬意を表します」

 「奈良県の有権者の皆様のご審判を真摯に受け止め、選挙期間に各候補者が県内各地で伺った様々なお声を今後の政策構築にいかすことに努めてまいります。まずは、統一地方選挙の後半戦に向けた準備を着実に進めてまいります」

朝日新聞社

7642OS5:2023/04/10(月) 18:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e23c0f5df2c1147d102716f4e9974bfa450cea7
公明「完勝」できず、共産3議席に 大阪府市議選
4/10(月) 13:16配信



産経新聞
大阪市議選などの大勢判明を受け、会見した公明党大阪府本部の石川博崇代表=10日午前3時、大阪市西区

9日投開票された大阪府議選、大阪市議選で「大阪維新の会」が躍進する中、公明党は大阪市議選に擁立した新人1人が落選、「完勝」を逃した。公明は平成19年を最後に統一選での全員当選を実現できておらず、「常勝関西」の中核での黒星に、府本部の石川博崇代表は「完全勝利を目指したが、果たせなかった。党の責任で、おわびしたい」と陳謝した。

公明は支持母体・創価学会の会員高齢化に伴う組織力低下が顕著で、大阪市議選での得票率も減少傾向にある。日本維新の会の馬場伸幸代表は9日の会見で、「公明との関係をリセットする」と言及。次期衆院選では、維新が従来見合わせてきた公明現職がいる選挙区への候補者擁立の可能性が高まった。

石川代表は「衆院選での候補者擁立の話は今のところ、全く何もない。仮定の話はコメントしない」と答えるにとどめ、「(議会では)知事も市長も維新と、構図は変わらない。是々非々の立場で取り組んでいく」との考えを強調した。

一方、府議会で昭和26年以来の議席死守を目指した共産党は府議選・市議選に計30人を擁立したが、市議選で2議席、府議選で1議席を失い、府市両議会での議席はわずか3に。府議選で唯一の議席を死守した吹田市選挙区の現職、石川多枝氏(55)は、「議席の重みを感じる。ピリッと辛い存在として、維新による府の運営にチェックを働かせたい」と話した。

7643OS5:2023/04/10(月) 18:37:26
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/97726.html
2023年4月9日特集記事
高市早苗大臣 帰りたくても帰れない 奈良県知事選挙のお家事情
「荒井知事には『名誉ある勇退』をお勧めした方が良いという結論になりました」
自民党奈良県連の会長を務める高市早苗が現職知事に対しツイートした内容だ。
そして選挙は、6人が立候補する中、現職の荒井と、高市の元大臣秘書官の平木とで自民党内の支持が分かれる「保守分裂」となり、それに維新の山下が挑む事実上の三つ巴で展開され、山下が戦いを制した。
自らの元秘書官を支援したいが、なかなか奈良入りできなかった高市。知事選挙のお家事情は…
(及川佑子、八城千歳、家喜誠也)

写真:立候補者は6人
「高市さん、きょう来るの?」
4月2日、奈良県生駒市で行われた新人・平木省の街頭演説会。

写真:街頭演説の聴衆
「高市さん、きょう来るの?」
集まった聴衆から、こんな声が聞こえた。
奈良県内外の保守層から、熱狂的な支持を集める経済安全保障担当大臣の高市早苗。
この日、平木の応援演説に奈良県入りする予定が組まれていたが、前日にキャンセルとなった。
高市の応援がキャンセルになったのはこれが初めてではない。これまでも告示日以降、毎週末のことだったのだ。

高市が自民党奈良県連の会長に就任したのは参議院選挙を終えた去年の秋。
大幅に刷新された新執行部は、半年後に迫った統一地方選挙への準備を本格化させていた。

現職・荒井への逆風 対立候補は高市の…
写真:現職の荒井正吾氏
自民党は、旧運輸省の官僚から、参議院議員を経て奈良県知事を4期務めている現職の荒井正吾を、政界入りした2001年以降支え続けてきた。
しかし、去年秋に党本部が世論調査を実施したところ、奈良県内で着実に支持を広げる維新の“匿名候補”にすら、大差で敗北するという結果が出たという。
コロナ禍への対応で、県民・自治体トップの間で不満が高まっていたことも背景に、自民内部では「荒井では勝てない」という認識が広まっていった。

写真:新人の平木省氏
こうした中、去年12月、立候補を表明したのが、高市の総務大臣時代に大臣秘書官として仕えた平木省だった。
大臣秘書官は、大半の時間を大臣と共にし、政策実行のため、日程管理から国会答弁の調整までこなす、大臣の懐刀だ。
総務省の官僚の経験から中央とのつながりもあり、岐阜県の副知事も務めた48歳の平木の登場に、自民内部では、世代交代を求める動きが活発化した。

ベテラン県議が荒井のもとを訪れて“名誉ある勇退”を迫り、各市町村長がトップを務めてきた後援会の市町村支部が解散するなど荒井離れの動きも加速した。

だが、荒井はそうした動きに「もう寝ても(政界引退しても)いいかなとも思ったが、『荒井を降ろせ』と運動されると、ムクムクと起き上がる」と不快感を示し、年明け早々に立候補を表明。
決断の前には上京して旧知の自民党の元幹事長・二階俊博と個別に面会した。

荒井は周囲に「高市県連会長とは全然話さない。僕はいつも大事な話は東京とやりとりする」とも語り、高市との間に亀裂が生じていることをうかがわせた。

7644OS5:2023/04/10(月) 18:37:38
亀裂は深く 広く
荒井、平木、双方から推薦願いが出される中、自民党県連は1月15日、平木への推薦を決定する。

写真:歩く高市氏
高市は「さまざまな方から十分に意見を伺い、圧倒的に『平木さんで戦いたい』という意見が大勢だった」と述べ、組織が結束して平木を支援する姿勢を強調した。

だが、荒井に義理や恩義を感じている一部の県議や、新執行部の誕生によって引きずり下ろされた形となっていた旧執行部は、この決定に猛反発。
亀裂は、日を追うごとに深く、広がっていった。

維新・山下 大阪以外で初の公認知事目指す
一方、維新は、1月31日、元生駒市長の山下真の擁立を発表した。
山下の知事選挙への挑戦はこれが2度目だ。

「大阪都構想に批判的なスタンスだった山下が維新で立候補?」

一部で批判の声があがったが、山下は立候補表明後、大阪府知事の吉村洋文と一緒に動画を配信した。
「当時は誤解していたが、吉村知事らの説明を聞いて納得した」と話し、維新側もこのやりとりをもってノーサイドとした。

写真:吉村知事と新人の山下真氏
その後も山下は、同日に行われる県議会議員選挙の16人の候補者などと、一枚岩となって活動を展開した。
自民党支持層が厚い奈良県で「保守分裂」の隙を狙って、大阪以外で初となる維新公認知事を誕生させる。
維新の目標は極めてシンプルだった。
自民「保守分裂」避けられず
自民は内部の調整に忙殺されていた。
平木に一本化を… いやいや荒井に…
党本部を巻き込み、こうしたやりとりが続く中、現地の状況を確認しようと、2月23日、党選挙対策委員長の森山裕はひそかに奈良県入りした。そこで、面会した荒井は、立候補への強い意欲を直接伝えた。
「保守分裂」の構図が事実上固まった。

写真:ツイッター「荒井知事には『名誉の勇退』をお勧め」
高市は2月27日、自らのツイッターで「党本部の厳しい世論調査結果を受けて、奈良県選出自民党国会議員で話し合い、荒井知事には『名誉の勇退』をお勧めした方が良いという結論になりました」と公然とツイートする一方、支援する平木を「立派だと思います」と持ち上げた。

候補者一本化の調整を党本部も巻き込む事態となったことに、高市ら県連執行部の手腕を疑問視する声も徐々に表立つようになっていった。
平木陣営の関係者は「候補者一本化調整に時間がかかってしまい、彼が目いっぱい活動する時間がなくなってしまった。かわいそうなことをした」と唇をかんだ。

総務省行政文書の影響は
3月に入って、永田町での国会審議の動向も、各陣営から注目されるようになった。
総務省の行政文書を巡る議論を通して、野党は追及の照準を当時の総務大臣だった高市に合わせ、審議の様子は連日報じられた。

写真:国会答弁の高市氏
高市は、自身の答弁作成に追われ、知事選挙に手が回らなくなり始めていた。
寝ずに国会対応に追われることもあり、体調不良で応援演説のための奈良入りを断念することも重なった。
なによりも高市は「私が応援に行ったら逆効果で、迷惑をかけてしまうことになる。今は奈良に近づけないわ」と周囲に話し、知事選挙に影響を与えないよう慎重に対応せざるを得なかった。

7645OS5:2023/04/10(月) 18:37:57
最終盤にようやく奈良入り
高市が奈良に戻ることができたのは、投票日2日前の4月7日だった。選挙情勢が予断を許さない中、「県連会長が1度も応援に入らないのはさすがにまずい」と判断したという。
夜7時半、平木の演説会場に姿を現し、1000人を超える聴衆を前に最後の追い込みを呼びかけ、何度も頭を下げた。



「奈良県をぶっ壊すのか、しっかりと守って前に進めるのか。ここは、平木さんに賭けようじゃないか。力をあわせて前に前に進めよう」
その間、約15分。高市は演説を終えると、そのまま会場を離れ、東京へと向かった。
平木自身は、あらかじめ組まれていた別の演説会場からの移動が間に合わなかったためこの日も会えず、結局、選挙期間中に2人が並ぶことはなかった。

現職の荒井と、高市が推す平木が激しい「保守分裂」選挙を繰り広げる間に、大阪以外で初の維新公認知事を狙う山下。

選挙戦は維新・山下が制す

4月9日の投票が終わり、奈良県知事選挙は維新の新人・山下が制した。
日本維新の会の支持層のほか、無党派層や立憲民主党の支持層などからも支持を集め、維新は、大阪府以外で初めてとなる公認の知事を誕生させた。
戦いを制した山下は「『何としても奈良県の政治を変えてほしい』という声が本当に多かったと思う。山下知事になって本当に奈良県がすばらしい県になったと後世の人から評価されるよう全身全霊を尽くして知事として私の生涯を全うしたい」と述べた。

また、日本維新の会の代表・馬場伸幸は、開票が始まると大阪市で記者会見し「大阪でやってきた『身を切る改革』をはじめとする改革が、全国的に広がりつつある。大阪での改革を見てもらった奈良の皆さんから『奈良も大阪のようになればいい』という期待をいただいたと思う」と述べた。

高市はツイッターで…
戦いを終え、高市はツイッターに投稿した。



「平木省さんは、厳しい情勢が伝えられる中でも、最後まで明るく、正々堂々と立派に闘い抜かれた」
(文中敬称略)

7646OS5:2023/04/10(月) 18:44:43
https://mainichi.jp/articles/20230410/k00/00m/010/004000c?inb=ys
自民・大阪府議団の「若きエース」が落選 市議団幹事長も及ばず
政治

速報

地方選挙

大阪
毎日新聞 2023/4/10 01:48(最終更新 4/10 02:04)
 9日投開票された大阪府議選と大阪市議選では、定数削減の影響や地域政党・大阪維新の会の勢いに押されたことで、他の政党には厳しい戦いとなった。

 府議選箕面市・豊能町・能勢町選挙区(定数1)では自民党府議団幹事長の原田亮氏(36)が落選した。当選したのは維新の新人(38)だった。この選挙区では、前回から定数が一つ減っていた。


 原田氏は25歳で箕面市議、28歳で府議に初当選し、歴代最年少の33歳で幹事長に就任。自民府連幹部から「若きエース」と期待されていた。「健全な野党が必要」と維新との対決姿勢を鮮明にし、3回目の当選を目指したが及ばなかった。

 市議選東成区選挙区(定数3)では、自民市議団幹事長の川嶋広稔氏(56)が議席を守れなかった。川嶋氏は2022年から幹事長に就任し、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の反対を訴えていた。【石川将来、野田樹】

7647OS5:2023/04/10(月) 19:58:27
https://news.goo.ne.jp/article/ytv/nation/ytv-2023041009335524.html
【徹底取材・後編】大阪ダブル選挙・維新勝利の裏側 「夢洲にディズニー」反カジノ包囲網との戦い
2023/04/10 19:35読売テレビニュース

【徹底取材・後編】大阪ダブル選挙・維新勝利の裏側 「夢洲にディズニー」反カジノ包囲網との戦い

大阪ダブル選で維新勝利

(読売テレビニュース)

 大阪維新の会の勝利となった「大阪ダブル選挙」。読売テレビでは、各候補者に記者が密着し、情勢やその背景をつぶさに取材してきました。そこから見えてきたのは、プレーヤーたちの思惑や政治信念が絡み合った選挙戦略でした。維新政治の継続を選んだ今後の大阪が向かう先はどこなのか。行政担当記者たちの取材メモから紐解きます。(前編から続く)

(大阪・行政取材班 野神雅史 岡村真朋 前川優也 加藤沙織 有吉優海)

「夢洲にディズニーを」の衝撃


想定外の主張
 だが、選挙戦がはじまると、思ってもみなかったことが起きた。

 「夢洲にディズニーリゾートを!」。大阪市内の一部に張られたポスター、自民党の党名が入っていた。候補者のポスターや選挙カーにもこの文言が躍った。自民党の府議候補は「USJとディズニーが2つあれば相乗効果が期待できる」と話す。しかし、別の府議や市議の候補者からは「IRの誘致を住民投票で決めようと訴えているのに、土地の使い方をディズニーリゾートにすると訴えるのは、主張が矛盾してしまう」と困惑した。

 それでも自民党など非維新陣営には、IRを争点化したい理由があった。「2021年の横浜市長選の再現を」。大阪と同様にIR誘致に手を挙げていた横浜市。しかし、IR誘致が市長選の最大の争点となった結果、誘致に反対する大学教授の山中竹春が現職などを破って当選し、横浜市は誘致から撤退した。

 争点をIRに絞り込み住民運動と連動するカタチに持ち込めば、横浜市同様、反IRを訴える陣営が勝つー。谷口と北野を擁立した「アップデートおおさか」の事務局長を務めた元大阪府副知事の小西禎一(68)は、このような青写真を描いていた。

 しかし、「夢洲にディズニーを」のポスターは、その思惑とは逆の方向に働いた。府議や市議からの反発はもちろん、有権者からも懐疑的な目が向けられたのだ。さらに維新陣営からも「大阪市はUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)と、大規模テーマパークの誘致の際には相談する覚書を結んでいる。ディズニーの誘致はできない」と指摘されるなど、反発が予想以上におきたのだ。

 この「夢洲ディズニーポスター」騒動や、報道各社の中盤の情勢調査で劣勢が伝えられたことを受けて、アップデート陣営は、これまで封印していた党派色を出しての応援を解禁した。自民党の国会議員が連日応援に入ったり、SNSで自民党国会議員が北野への投票を呼び掛ける動画を公開したりしたが、追い上げることはできなかった。

「横山英幸」という男


好物は昆布うどん
 四国・香川の出身で、大学進学と共に大阪に出てきた横山。大阪府職員を経て、淀川区選出の維新の府議会議員として12年。「大阪維新の会」の幹事長も務め、松井、吉村の舵取りや政治手法を目の当たりにしてきた。党内調整や公明党との折衝に当たった経験から、党内では「調整型の吉村知事よりも調整型だ」という声も多い。

 私生活では双子を含む3人の子育てをしていて、休日は「パパ」としての役割をこなす。善き父であり、良き仕事人である、ように見える。横山は自身を「草食動物」に例える一方、「実は性格悪いんです。『性格きつい』とよく言われる」とうそぶく。

 そんな横山が党内の予備選を勝ち抜いて市長選に出馬する中で、最大の課題となったのが、圧倒的な「知名度不足」だった。記者が街頭演説を取材している最中も、道行く人が横山を指差し、「あの人誰?」と言う場面に幾度となく遭遇した。本人も「顔が売れていないのはしょうがない」と弱音を漏らすほど。

この知名度不足を補ったのは、松井と“創業者”で初代党代表の橋下徹(53)が吉村を押し上げた時と同じ作戦だった。

7648OS5:2023/04/10(月) 19:58:42
入念な選挙戦略と計算


知名度不足との戦い
 選挙戦3日目まで吉村は、河内長野市や池田市など大阪市外の府議選の激戦区を重点的に回ったが、その後は大阪市からほとんど出なくなった。多くの演説を大阪市内で横山と2人セットで訴える作戦に切り替えたのだ。これは吉村が市長選挙に立候補した2015年のダブル選の時に、松井と橋下が入れ替わりで吉村と共に街頭に立った時と同じ作戦だった。

 「知事、市長のどちらかがだめなら大阪の改革は頓挫する。必ずセットで当選させてほしい」。府市一体の成長を訴えることで知事・市長が同じ方向を向いていることの重要性を説くと同時に、「客寄せパンダ」の吉村の演説で多くの聴衆を集め、横山を認識してもらう作戦だった。

 狙いは的中した。読売テレビと読売新聞が行った投票当日の出口調査では、自民支持層の約42%が横山に投票したと答えた。このようにして、維新は終始戦いを優位に進め、投票箱が閉まると同時に2人ともに当選確実が出た。

”維新 大阪市議会過半数”の衝撃と自民党の大敗


新人候補も当選
 投開票日翌日の10日午前3時すぎ、吉村が代表としての進退をかけていた大阪市議選の獲得議席数が明らかになった。「46」。過半数の41を超え、大阪市議会で初めて単独で過半数を獲得した。

 東成選挙区で維新2人目の候補として立候補した近藤美和(45)。4人の子どもの母親として生きてきた近藤。政治経験はなく、選挙戦は始まる前から「厳しい」と言われていた。

 同じ選挙区にいたのは、自民党市議団幹事長の現職。それに前回わずか4票差で維新候補に敗れ、雪辱を果たそうと必死の構えだった公明党が擁立した新人もいた。

 しかし、ふたを開けてみると、近藤は定数3の中での2位当選。維新の1・2フィニッシュとなった。当選確実の一報に、近藤の目に涙があふれた。

 一方で、大敗したのが自民党だ。府議会の議席は自民党系会派が16人から7人と半分以下となった。府連・府議団・市議団の各幹事長も敗れ、ベテラン議員も多く落選した。「維新が強すぎるのはもちろんだが、かつて自民批判をしていた谷口氏を知事選の非維新候補として自主支援したことで、自民党支持者が離れていった」。ある府議はそうぼやいた。

 知事候補の谷口は、かつて自民党の憲法草案を批判したり、安倍元首相の政策に否定的な論評を述べたりしていたため、自民党府議団のなかにも支援を拒否した議員が多く出ていた。その結果、知事選挙と議員選挙の連動がほとんどの選挙区でうまくいかず、活動が広がらなかった。

 ここ数年、国政選挙や大阪府知事・大阪市長選挙で何度も敗れ、「解党的出直しが必要」と言われ続けてきた自民党大阪府連。さきほどの自民府議が冷めた声で言う。「誰も責任を取る体制になっていない。『解党的出直し』というよりも、すでに府連は組織の体を成していない。解党状態に陥っている」。

 党勢を立て直すことができるのか、それを誰が牽引するのか。目途は立っていない。

“党勢拡大”その先にあるもの


日本維新の会・馬場伸幸代表
 投開票日の4月9日夜、日本維新の会代表の馬場伸幸は吉村と横山、衆議院議員の井上英孝(51)、それに今回の統一選で選挙対策本部長を担った府議会議員の森和臣(57)とともに、党の開票センターが設けられた大阪市内のホテルでいつものように談笑していた。

 しかし、投票が締め切られる午後8時が近くなると、表情を急に硬くし、NHKが映るテレビ画面をじっと見入った。数十秒後、吉村と横山の当選確実の一報が報じられると、一瞬だけ表情をやわらげ、2人としっかりと握手をした。そして、再び表情をきゅっとひきしめ、記者会見場へと入っていった。

 馬場と幹事長の藤田文武(42)は、今回の統一地方選(後半戦も含む)において、現在の1・5倍となる「地方議員600議席」という目標を掲げている。そして、それが実現できなければ藤田とともに役職を辞任すると宣言している。

 「次の総選挙で野党第一党になり、その次の総選挙では政権を獲得する」。そのための足腰をこの統一地方選でしっかりと作る算段だ。

7649OS5:2023/04/10(月) 19:58:56
 とはいえ、全国的には今の維新に勢いがあるとは言えない。永田町で存在感が薄い。自民党のある衆議院議員は「安倍政権の時は自民にすり寄り、その後は立憲と共闘した維新は、結局何がしたいのかわからない。“日和見政党だ”」と冷ややかだ。

 ダブル選で、維新の街頭演説を聞いていた男性(58)は「教育無償化など生活に則した政策は市民としてありがたい。でも国政で『核共有』の議論を求めるなど、右寄りの政党かと思えるときもあって、維新の正体が分からない」と話していた。

 かつて橋下が党を率いていたときは「改革派ポピュリズム」と揶揄された維新。結成13年。都構想という大きな目標を失った党が辿り着く先はどこになるのだろうか。

創業者去りし党 「熱量」を注げるものとは


松井氏は政界引退
 維新開票センターの会見場の壇上には、いつもいるはずの男の姿がなかった。長年、党の代表を務め、大阪府知事・大阪市長を歴任した松井一郎だ。前日の4月8日のマイク納めで政治家としての仕事を終え、維新の党員も辞めたのだ。

 強面に加え、歯に衣着せぬ発言で目立つ一方、自宅では2匹の猫を寵愛し、2人の孫を風呂に入れて世話をする好々爺の一面もある。この日、松井は自宅で開票速報を見守った。関係者によると、本当は吉村・横山がいる開票センターのホテルに駆け付けることも考えていたという。「市長選挙が競る状況になれば、2人を励ますために(ホテルに)行く予定だった」という。

 しかし、情勢が徐々に明らかになってくるにつれて、会場にいくのを止めた。「2人にはこれから、自立して党を引っ張ってもらわなければならない」。松井は、巣立つ子どもを見守る親のような心境だったのかもしれない。

 この13年、維新の歴史は松井の歴史そのものだった。その男が党を去った。松井を「最も尊敬する人」にあげる横山は言う。「松井さんにはいつも怒られてばかりだった。いまでも面と向かうと緊張する。この選挙戦でいかに松井さんが大きな存在だったかを痛感させられた」。

 維新の悲願であった大阪都構想は実現できなかった。そればかりか、創業者の橋下・松井が住民投票の敗北という同じ理由で次々に党を去った。彼らはもういない。維新の次の舞台が幕を開けるが、目の前には課題が山積している。

 IR誘致に向けた住民の理解、町村部を中心とした人口減少への対応、老朽化するインフラの更新など。そして、党是を失った維新の党勢拡大も大きな課題だ。共同代表の吉村は言う。「僕は2期にわたって松井さんと首長を

一緒にやってきたんだから、これからは僕が全部背負う。責任もなにもかも」。

 吉村が漏らした言葉の中で、まだそれが一体何を指しているのかわからない言葉がある。「次に熱量を注げるものを見つけたい。もっと大きな、この国を根本的に変革できるようなことをしたい。それに全力で熱量を傾けたい」。

 大阪府民・市民が選んだ「維新政治の継続」。吉村の熱量は今後、何に注がれるのか。そして、それが本当に府民が求めるものなのか。私たちはこれからもそれをしっかりと取材し社会に提示していきたい。(敬称略)

【取材記者の紹介】


読売テレビニュース
野神雅史 行政班キャップ

新潟県出身 大阪の行政を8年間取材

選挙期間の髪型は気合の「パンチパーマ」


読売テレビニュース
岡村真朋 行政班サブキャップ

松井前市長の番記者 迷いクジラのよどちゃんの取材も

時々出勤に利用するのは市の「オンデマンドバス」


読売テレビニュース
前川優也 大阪府庁担当

吉村知事の番記者 吉村氏の立候補表明の日は

ノロウイルス感染で自宅で寝込んでいた


読売テレビニュース
加藤沙織 大阪府庁担当

滋賀県出身 ダブル選では谷口府知事候補担当

休日は大好きな韓流ドラマを一気見


読売テレビニュース
有吉優海 大阪市役所担当

ダブル選では北野市長候補担当 女子野球の投手も

左投げ左打ち 取材も投球も「変化球」勝負

7650OS5:2023/04/10(月) 20:05:39
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20230410002.html
防戦の自民、中堅・ベテランの落選相次ぐ 維新の攻勢で苦境に、過半数遠く及ばず 兵庫県議選
2023/04/10 00:46神戸新聞

防戦の自民、中堅・ベテランの落選相次ぐ 維新の攻勢で苦境に、過半数遠く及ばず 兵庫県議選

支援者に感謝とおわびを述べ、頭を下げる藤原昭一氏=小野市上本町(撮影・伊田雄馬)

(神戸新聞)

 攻める維新に対し、防戦を強いられた自民。維新と一騎打ちの選挙区では踏ん張りを見せ、最大勢力を維持したものの、過半数には遠く及ばなかった。苦境を象徴するように、県会議長経験者2人を含む中堅・ベテランの落選も相次いだ。

 「すまない。一人一人に土下座し、謝りたい」。小野市選挙区では、県連幹事長や県会議長を歴任した自民の重鎮、藤原昭一氏(77)が8選を果たせず、うなだれた。

 2回連続で無投票だったが、今回は様相が一変。4人が1議席を争う激戦に。藤原氏は「8期目を集大成としたい」と実績を強調したものの、多選・高齢を批判する他候補をかわしきれなかった。

 尼崎市選挙区では、5期目に挑んだ自民現職の大谷勘介氏(44)が当選に届かず、「普段の活動が至らなかった」と肩を落とした。維新の攻勢に危機感を募らせ、大阪・関西万博を見据えた臨海部活性化などを訴えたが、自民が長年守ってきた2議席のうちの1議席を失った。

 川西市・川辺郡選挙区でも、8年ぶりの自民議席を目指した新人磯部裕子氏(58)が落選。子育て支援の充実などを訴えたが及ばず、「議席を復活させようと力の限り戦ったが、残念」と頭を下げた。

 一方、地力をみせた選挙区も。「もっと競るのではと不安もあった。選挙を通じて成長できた」。定数1の丹波篠山市選挙区。自民推薦の無所属新人、大上和則氏(56)が維新新人を上回り、初当選を決めると、ほっとした表情で話した。

 地盤のない維新候補に対し、「オール丹波篠山」を掲げ、地元団体や市議らの支援で組織を固めた。「住民と一緒に考え行動する姿勢は今後も変えない」と力を込めた。

 神戸市中央区選挙区でも自民新人伊藤栄介氏(46)が議席を得た。「ここがスタートライン。県民のため力を尽くす」と語った。(まとめ・高田康夫)

7651OS5:2023/04/10(月) 21:58:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/f17afdb13750763363eef80a023f2a245d8f5afa
【速報】泉・明石市長が擁立の新人が初当選確実 兵庫県議選 橋本氏「明石の子育て支援を全県へ」
4/10(月) 0:02配信


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神戸新聞NEXT
当選を確実にし、万歳する橋本慧悟氏(中央)と泉房穂市長(左)ら=明石市大明石町2

 兵庫県議選の明石市選挙区では、泉房穂市長が設立した政治団体に所属する新人の橋本慧悟氏(34)が初当選を決めた。


 昨秋、泉市長が暴言問題に伴う自身の退任を発表し、市議選などで候補者擁立を打ち出すと、小野市職員を辞して参加。看板政策の手厚い子育て支援を前面に、泉市長と一緒に写ったポスターでPRするなど、知名度を生かす戦いに徹して結果をたぐりよせた。

 「明石の手厚い子育て支援を全県へ。明石基準を県政へ」と訴え、子育て世代の期待も集めた。(長尾亮太)

7652OS5:2023/04/10(月) 22:22:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4aae9637160626bf46620f5651f61a0ed5fc8d2
無風区狙った「勝利の方程式」 維新、大阪市議選過半数の裏側 
4/10(月) 19:45配信


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毎日新聞
大阪市議選で初の過半数を獲得した大阪維新の会。新人候補の選挙活動には吉村洋文代表(右)や松井一郎前代表(左)ら「党の顔」が応援に入った。中央は大阪市長に初当選した横山英幸氏=大阪市中央区で2023年3月26日午前10時53分、三村政司撮影

 9日投開票の大阪府議選(定数79)と大阪市議選(定数81)で、地域政党・大阪維新の会は単独過半数の議席を得た。特に市議選では初めてだ。難攻不落とされた市議選をなぜ攻略できたのか。そこには党勢だけではない「勝利の方程式」があった。

 「選挙中はお騒がせしました。頑張っていきます」。淀川区選挙区(定数5)で初当選した維新新人の今村直人氏(39)は一夜明けた10日朝、駅前で道行く人に頭を下げた。冠婚葬祭関連の会社を経営する今村氏が公認されたのは、告示の2カ月前。この無名の新人が他党の現職を押しのけてトップ当選を果たした。

 大阪市北部にある淀川区は、JR新大阪駅を中心に交通の要衝にもなっている。過去3回の選挙は維新(2議席)、自民党、公明党、共産党の4党が議席を分け合った。24選挙区で争われる市議選は、こうした定数3以上の中選挙区が75%を占める。過半数を奪うには中選挙区でも定数に近い議席を取る必要があるものの、他党が候補者を1人に絞ると維新の2人目や3人目が当選圏内に割り込むのが難しい。維新が一度も過半数を手にしたことがないゆえんだ。

 淀川区は今回も「無風」とみられていたが、2022年末に情勢が動いた。地元選出の維新府議だった横山英幸氏(41)が市長選へ出ることになり、府議ポストが空いたのだ。維新はそこに淀川区選出で当選4回のベテラン市議、山下昌彦氏(56)を回す。そして代わりの市議候補に、山下氏の秘書だった今村氏ら新人2人に白羽の矢を立てた。現職の坂井肇氏(48)を加え、前回2人だった候補を3人に増やす攻勢に出た。

 周囲から「無謀」との声も聞こえたが、維新サイドには計算があった。19年市議選でトップ当選した山下氏の得票は約2万3000票だが、淀川区の当選ラインは8000票前後。山下氏の票を均等に割れれば、前回1万2000票余りを獲得した坂井氏も新人2人も当選が可能だ。しかし、公認発表は告示直前まで控えた。党関係者は「早い段階で候補を擁立すれば対策を立てられてしまう」とし、2月に新人2人を一気に公認した。

 新人2人のうち、1人は元兵庫県伊丹市議の佐竹璃保氏(35)。ビラ配りや街頭演説をこなして無党派層への浸透を図った。今村氏の売り込みが課題とされたが、山下氏らと地域をくまなく歩くどぶ板選挙を展開。告示後には吉村洋文代表や松井一郎前代表ら「党の顔」も投入した。その結果、今村氏と佐竹氏はそれぞれ1万4000票余りを獲得してワンツーフィニッシュした。思惑通りの「票割り」で、同一選挙区での3人当選を初めて実現した。議席を失った共産の候補は「維新は票を割った上に全体の票も増えていた。非常に厳しい選挙だった」と話した。

 今回50人を擁立した維新は、淀川区など7選挙区で前回より候補者を1人増やした。このうち5選挙区で狙い通り当選者を1人増やし、過半数獲得につなげた。ただし、ある党幹部は「松井氏引退のタイミングと重なり、過半数は『ご祝儀』の側面が大きい」と気を引き締める。

 ◇「全員当選」逃した公明

 一方、他党は厳しい結果になった。公明は都島区選挙区で公認候補が落選し、国政選挙並みに重視する統一選で「全員当選」を逃した。大阪では11年以降4回連続となる。さらに維新が市議会で過半数を握ったことで、公明が議席を持つ大阪・兵庫の衆院6小選挙区に日本維新の会が候補を立てる可能性も現実味を帯びる。公明府本部の石川博崇代表は10日未明、「国政と地方選はまったく別次元の問題」と述べるにとどめた。【松本紫帆、野田樹、隈元悠太】

7653OS5:2023/04/10(月) 22:29:30

557 :OS5 :2023/04/10(月) 22:29:14
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230410-OYT1T50051/
公明、342人「全員当選」果たせず…山口代表「厳しい選挙区が続出」
2023/04/10 03:36
 公明党は、道府県議選(170人)と政令市議選(172人)に擁立した計342人の「全員当選」を掲げたが、果たせなかった。大阪市議選(都島区、定数3)に立候補した新人や、愛知県議選(春日井市選挙区、定数4)に出馬した現職が落選した。

 公明は統一地方選で毎回、「全員当選」を掲げているが、2007年を最後に達成できていない。11年以降は関西圏を中心に落選者が出ていた。


 今回、公明は、日本維新の会(大阪維新の会を含む)が関西圏の地方選に積極的に候補者を擁立したことに危機感を強め、大阪府議選、大阪市議選などを中心に国政選挙並みの態勢で臨んだ。公明の山口代表は9日の記者会見で「厳しい選挙区が続出した。その危機感の下で非常に引き締まった選挙を展開した」と語った。



https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/23/19528/skh53544.html
愛知県議選春日井市
定員4
有権者数249,181開票終了投票率34.43%
20,806(24.8%)神戸洋美 自民現67歳 当選:6回目
17,059(20.3%)伊藤貴治 自民新38歳 当選:1回目
16,424(19.5%)日比雄将 無 現49歳 当選:4回目推薦:新あ
15,285(18.2%)末永啓  無 新37歳 当選:1回目
14,448(17.2%)市川英男 公明現56歳 当選:3回

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18710/skh51681.html
大阪市議選都島区
定員3有権者数86,680開票終了投票率52.36
15,274(34.8%)岡田妥知  維新現54歳 当選:3回目
09,692(22.1%)大西聖一  維新現48歳 当選:2回目
09,631(21.9%)荒木肇   自民元68歳 当選:2回目
09,308(21.2%)佐々木清美 公明新57歳

7654OS5:2023/04/10(月) 22:43:51
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016228703.shtml
2023/4/9 19:00神戸新聞NEXT

知事交代後初の兵庫県議選 分裂の自民、候補者最多擁立の維新 勢力争い激化
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兵庫県議選と神戸市議選の投票をする有権者ら=9日、神戸市中央区山本通1(撮影・鈴木雅之)
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兵庫県議選と神戸市議選の投票をする有権者ら=9日、神戸市中央区山本通1(撮影・鈴木雅之)
 統一地方選前半の兵庫県議選(定数86)は間もなく、午後8時に投票が締め切られる。二つの会派に分かれる自民党は、過半数の確保を目指して44人を公認・推薦。日本維新の会は結党以来最多の30人を擁立し、戦いの構図を一変させた。この2党を中心に勢力争いが激化している。

 全38選挙区に、4年前の前回選を7人上回る134人が立候補。このうち8選挙区で無投票となり、計9人が当選を決めている。

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 今回は斎藤元彦知事にトップが交代してから初めての選挙で、議会の勢力図にも注目が集まる。

 自民は2021年の知事選で支援候補を巡って会派が割れた。現状では二つの会派で過半数の44議席を維持する。公認・推薦候補の1人でも議席に届かなければ過半数を割り込む。

 前回選で9議席を得た維新は、知事選で推薦した斎藤知事を支えるため、2桁台の当選者確保を目指している。伸長すれば会派間の主導権争いが激化しそう。

 2度目の統一選に臨んでいる立憲民主党は7人、国民民主党は1人を公認。両党とも前回から2人減らし、相互推薦で生き残りを図る。公明党は全13人の当選で現有勢力の維持を狙い、共産党は16人を立てている。

 歴史的な物価高は、新型コロナウイルス禍からの回復にブレーキをかけている。選挙戦では少子化対策に加え、地域の活力や暮らしをどう守るかで論戦が交わされた。(選挙担当デスク・井関 徹)

7655OS5:2023/04/10(月) 22:57:55
https://www.sankei.com/article/20230410-367WRSKM5NMQTC5HCX7HSCLV5U/?outputType=theme_localelection2023
公明「完勝」できず、共産3議席に 大阪府市議選
2023/4/10 12:43
9日投開票された大阪府議選、大阪市議選で「大阪維新の会」が躍進する中、公明党は大阪市議選に擁立した新人1人が落選、「完勝」を逃した。公明は平成19年を最後に統一選での全員当選を実現できておらず、「常勝関西」の中核での黒星に、府本部の石川博崇代表は「完全勝利を目指したが、果たせなかった。党の責任で、おわびしたい」と陳謝した。

公明は支持母体・創価学会の会員高齢化に伴う組織力低下が顕著で、大阪市議選での得票率も減少傾向にある。日本維新の会の馬場伸幸代表は9日の会見で、「公明との関係をリセットする」と言及。次期衆院選では、維新が従来見合わせてきた公明現職がいる選挙区への候補者擁立の可能性が高まった。

石川代表は「衆院選での候補者擁立の話は今のところ、全く何もない。仮定の話はコメントしない」と答えるにとどめ、「(議会では)知事も市長も維新と、構図は変わらない。是々非々の立場で取り組んでいく」との考えを強調した。


一方、府議会で昭和26年以来の議席死守を目指した共産党は府議選・市議選に計30人を擁立したが、市議選で2議席、府議選で1議席を失い、府市両議会での議席はわずか3に。府議選で唯一の議席を死守した吹田市選挙区の現職、石川多枝氏(55)は、「議席の重みを感じる。ピリッと辛い存在として、維新による府の運営にチェックを働かせたい」と話した。

7656OS5:2023/04/10(月) 22:59:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4218c8330e8cdf1eb2330d3ff7a291b6e76177a
京都市議会議員選挙、共産党「牙城」で議席失う 市議団長「維新の台頭許してしまった」
4/10(月) 6:12配信

京都新聞
落選が確実となり支持者と握手して謝意を伝える井坂さん(10日午前0時19分、京都市北区)

 京都市議会議員選挙(定数67)で、共産党は党の「牙城」とされる左京区の現職や市議団長を務める北区のベテランらが相次いで落選し、現有18議席から14議席へ大きく後退した。京都府議会議員選挙(定数60)では、京都市内のベテラン現職らが落選し、改選前から3減の9に沈んだ。全国トップの議席占有率を誇る京都での組織力の低下があらわとなり、退潮傾向が鮮明となった。

【写真】落選が確実となった井坂さん


 北区では市議団長の井坂博文さん(67)が9選を逃し、同区で共産は56年ぶりに1議席に減らした。左京区では6選を目指した現職の樋口英明さん(53)が落選した。市の行財政改革を止め、民間保育園への補助金や敬老乗車証を元に戻すよう訴えたが浸透しなかった。井坂さんは党勢の後退について「市議団長として全て私に責任がある。私たちの改革より維新の『改革』が浸透した結果で、台頭を許してしまった。まだまだやりたいことがあった」と声を落とした。

 ほかにも7選を目指した南区の井上健二さん(73)、前回僅差で勝利した下京区の鎌野敏徳さん(58)も再選がかなわなかった。

 一方、右京区の新人江本佳世子さん(61)は現職の議席の継承に成功した。12年前から全員制の中学校給食の導入に向けた運動に取り組み、子育て世代を中心に訴えを重ねた。江本さんは「続けてきた運動が母親たちに伝わった。議席を引き継げたことはうれしいが重い責任を感じている」と気を引き締めた。

 府議選では、京都市南区で5期務めた現職の議席を新人の森吉治さん(66)が引き継いだが、下京区の西脇郁子さん(65)は32年間続いた党の議席を落とし、伏見区でも現職が再選を逃した。1967年以来56年ぶりに府議会で10議席を下回る厳しい結果となった。

7657OS5:2023/04/10(月) 23:41:21
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016230039.shtml
2023/4/10 00:26神戸新聞NEXT

立民、1議席減らし4人当選 逆風を実感「国会議員はもっと危機感を」 兵庫県議選で存在感示せず
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支援者らと当選を喜ぶ中田英一氏=三田市下井沢(撮影・土井秀人)
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支援者らと当選を喜ぶ中田英一氏=三田市下井沢(撮影・土井秀人)
 立憲民主党は公認7人のうち4人が当選したものの、前回より1議席減らした。候補を絞り、国民民主党との相互推薦で生き残りを懸けたが、維新に存在感を奪われた。

 「『変えていかなあかん』という皆さんの声を届けられず、申し訳ない限り」。兵庫県伊丹市選挙区で落選が決まった元職の相崎佐和子氏(50)は頭を下げた。

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 前回は新人として旧民主系の議席を4年ぶりに奪還。昨年の参院選に党公認として挑戦したが及ばず、空白となった県議選に再び照準を合わせた。「立場の弱い人たちの声を届けたい」と、非正規労働者らが働き続けられる環境づくりや子育て支援策の充実を訴えたが、届かなかった。


 三田市選挙区では現職の中田英一氏(41)が底力を見せた。かつて人口増加率が日本一だった同市の急激な人口減と少子高齢化に危機感を募らせ、「オールドニュータウン対策が一丁目一番地」と強調。だが、街頭で党への逆風を実感したといい、「中央にいる国会議員らはもっと危機感を持ってほしい」と訴えた。

 国民は、神戸市北区選挙区で現職の向山好一氏(65)が唯一の議席を守れなかった。(久保田麻依子、小林伸哉、橋本 薫)

7658OS5:2023/04/11(火) 14:07:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d58974dc33c94de7717c0d4bd0f6216e65b64a
兵庫県議選にも維新旋風 倍増の21議席
4/10(月) 21:13配信


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産経新聞
9日に投開票された統一地方選前半戦の兵庫県議選(定数86)と神戸市議選(同65)。兵庫県内での勢力拡大を狙い、積極的に候補を擁立した日本維新の会が議席を伸ばす一方、自民などは議席を減らした。今回の結果は県内政界の勢力図を激変させる可能性を秘め、統一選後半戦や今後の国政選挙などにも影響を与えそうだ。投票率は県議選が39・01%(前回38・64%)、神戸市議選が40・58%(同39・98%)だった。

平成31年の前回県議選で9人当選だった維新は今回、擁立した30人のうち21人が当選。所属県議の首長選へのくら替えなどで、改選前には4議席となっていたが、第二党に躍進した。

芦屋市選挙区で自民との新人同士の一騎打ちを制するなど阪神間ではほとんどの候補者が当選し、尼崎市や西宮市では2議席を獲得。神戸市内では立候補した9人全員が当選した。

大阪に隣接する兵庫での結果が、全国政党化という課題を抱える党の消長を左右するとの見方もあっただけに、維新関係者は「維新への評価が大阪以外にも広がっていることを実感した」と手応えを語った。

一方、自民は県議選で44人を公認・推薦したが、34議席にとどまった。強固な地盤を誇る但馬や播磨、淡路などでは堅調な戦いぶりをみせ、第一党の座は守ったが、神戸・阪神間を中心に議席を落とした。

芦屋市選挙区で敗れた自民新人の丸山巌氏(53)は9日夜、「本当に厳しい戦い、結果となった」と支援者らに頭を下げた。ある自民県議は「維新旋風が巻き起こった。維新の名前だけで票が入る状況だった」と振り返った。

今後、無所属議員らの取り込みや分裂した会派の再編なども予想され、県議会での維新との主導権争いが焦点となる。

神戸市議選でも、維新は全9選挙区に前回選の倍近い21人を立て、15議席を獲得。公明や共産は議席を維持したが、自民と立民は議席を減らした。

23日には統一選後半戦が投開票され、その先には国政選挙も控える。維新の馬場伸幸代表は9日の記者会見で、衆院選候補擁立を巡る公明との協力関係について「一度リセットする」と明言した。

維新はこれまで、兵庫県内の衆院選挙区で公明現職のいる2区(神戸市兵庫区、長田区など)や8区(尼崎市)には候補を立ててこなかったが、今後は不透明だ。公明関係者は「維新の出方をみるしかない」と言葉少なに語った。(鈴木源也、藤崎真生、倉持亮)

7659OS5:2023/04/11(火) 14:08:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/f31a399b20ad9d8a1c7f25e22585d33fe61b8ccf
維新大勝、凍りつく自民 次期衆院選へ「このままでは戦えぬ」 知事選から続く保守分裂に有権者嫌気か
4/11(火) 7:30配信


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神戸新聞NEXT
統一地方選前半戦の結果を受け、報道陣の取材に受け止めを語る兵庫県の斎藤元彦知事=県庁

 統一地方選前半戦は、関西一円の府県議選と政令市議選で日本維新の会の躍進が際立った。兵庫県議会、神戸市議会とも自民党に次ぐ第2会派に躍り出るのは確実で、影響力も強まる。「これほどまで伸びたのはなぜか」。関係者すら首をかしげる党勢の急拡大に、他党は警戒感を募らせ、早くも次期衆院選に向けた駆け引きが始まった。

【写真】大阪府知事選で再選を果たし、記者会見する吉村洋文知事

 「今まで以上にわれわれの意見を聞き、もっと維新らしさを出してほしい」

 9日深夜、神戸市内で会見した兵庫維新の会の片山大介代表は、開票結果を受けて早速、斎藤元彦知事に注文をつけた。

 4年前の県議選で9議席を得た維新は、2021年の知事選で斎藤知事を推薦。20年ぶりのトップ交代を後押ししたが、最大勢力の自民に抑えられ、存在感も成果も出せていなかった。

 今回の統一選で維新は、全国政党化の足がかりとして地方議員の1・5倍増を掲げた。県議選では、初参戦の15選挙区を含む27選挙区に前回の2・5倍となる30人を公認。「共倒れ」の不安をものともせず、尼崎、西宮、姫路の各選挙区には2人ずつ擁立した。

 結果的に強気の姿勢が奏功した。各地で立てた候補者が看板となり、「点が線になって浸透した」と片山代表。吉村洋文共同代表の知名度で付いた党のイメージ拡散につながった。

 実際、大阪に近い神戸・阪神間では三田市を除く全15選挙区で議席を獲得。トップ当選者も続出し、県全体では18選挙区に党の旗を打ち立てた。

 投開票から一夜明けた10日、取材に応じた斎藤知事は維新大勝を歓迎した。「自民とともに県政を支えていただける体制がより大きくなった」。県政の軸足が維新にも乗った瞬間だった。



 攻勢のあおりを受けたのは自民だ。維新と蜜月関係だった安倍・菅政権時代から一転、岸田政権で維新は対抗姿勢を鮮明にする。

 全面対決の様相となった県議選では、自民の公認・推薦候補10人が苦杯をなめた。獲得議席は前回より4少ない34議席にとどまり、過半数には到底及ばない。

 ベテラン県議は、知事選から続く県内外での保守分裂の影響を口にする。「いつまでも『コップの中の争い』を続けていると思われ、有権者に嫌気が差した」。物価高で暮らしに閉塞感が漂う中、自民「1強」のおごりに批判が集まり、維新が変化への期待の受け皿になったのではないか-。

 昨年の参院選は、選挙区、比例とも維新に得票で先行を許した。県議選も候補者1人当たり自民は約1万800票獲得したが、維新は約1万4200票。「このままではとても衆院選を戦えない」。自民県連幹部は焦りを募らせ、分裂した会派の再結集を急ぐ。

 吉村共同代表は10日、公明党の現職議員がいる衆院兵庫2区、8区と大阪府内の4選挙区について「選択肢を示すのが原則だ」とし、候補擁立の可能性に言及した。やり玉に挙がった公明も神経をとがらせる。

 県内の公明関係者は維新の出方をうかがいつつ、言い切る。「けんかを売るつもりはないが、政権与党に挑むなら徹底的に戦う」

 戦いの舞台は、統一選後半の首長選や市町議選に移る。その先の国政選挙を見据えたつばぜり合いが続く。(統一選取材班)

7660OS5:2023/04/11(火) 14:09:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5c8358049cc25f929cbf31b4abb6142dadb7c5
高市氏の策があだに 奈良知事選敗北 自民県連内に会長辞任論も
4/11(火) 10:35配信


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毎日新聞
選挙戦終盤の2023年4月7日に平木省氏の応援に駆けつけた高市早苗・自民党県連会長=奈良県橿原市で、林みづき撮影

 平木省氏(48)と荒井正吾氏(78)への推薦対応を巡り分裂状態になった自民党奈良県連は、その隙(すき)を突かれる形で日本維新の会の山下真氏(54)に知事の座を奪われた。候補者調整に課題を残した県連内では、高市早苗会長への恨み節も聞かれる。

【奈良県知事選、自民党内はどんな構図だった?】

 「候補者を一本化できなかったことが最大の敗因だ」。県連の井岡正徳幹事長は10日、選挙戦をこう総括した。

 県連は昨秋に高市氏が会長に就任すると、荒井氏に代わる候補者の選定を模索し始めた。これまで支援してきた荒井氏は高齢多選への批判が懸念され、勢いを増す維新が候補を擁立した場合は厳しい戦いを強いられると見込まれたからだという。高市氏は、自身が総務相時に大臣秘書官を務めた平木氏の擁立を主導。平木氏は2022年末に出馬に踏み切った。

 こうした動きが進退を決めかねていた荒井氏の反発を招き、年明けの立候補表明につながった。県連は平木氏の推薦を決めたが、納得しない一部の県議らは荒井氏支援に回った。ある県連関係者は「自民党を応援してくれている人からも『一体、県連は何をやってるんや』とあきれられた」と嘆いた。

 高市氏は、放送法が定める「政治的公平」の解釈に関する総務省の行政文書を巡る国会対応もあり、選挙戦最終盤の7日まで地元に入れなかった。この日、平木氏の集会に駆け付けた高市氏は「厳しい選挙。協力して平木さんを押し上げてほしい」と集まった支援者に訴えたが、最後まで県連をまとめることはできなかった。

 演説の中で高市氏は、自身が当初、平木氏の出馬に消極的だったと言及。一方で県連として荒井氏を推さなかったのは「(落選して)恥をかかせないためだった」などと語った。演説を聞いた県連関係者の一人は「自分は悪くないと正当化しているように感じた」と残念がった。投開票日の9日も平木氏の事務所には姿を見せず、平木氏の落選が確実になった後に「有権者の審判を真摯(しんし)に受け止め、まずは統一地方選の後半戦に向けた準備を着実に進めてまいります」とコメントを出しただけだった。

 保守層の支持が平木、荒井氏で分かれる形になり、維新の山下氏が「漁夫の利」を得る結果になった。ある県議は「維新に勝つために動いた高市さんのやり方が、結果的に維新を利することになった」と皮肉った。県連幹部の一人は「会長の辞任は当然で、執行部も総替えするぐらいでないと次の大きな選挙は勝てない」と危機感をあらわにした。【久保聡】

7661OS5:2023/04/11(火) 14:10:33
https://mainichi.jp/articles/20230316/k00/00m/010/330000c?inb=ys
高市氏一任で混乱 自民県連の分断深めた「シナリオ」 奈良知事選
久保聡
政治

速報

地方選挙

奈良
毎日新聞 2023/3/17 07:15(最終更新 3/19 05:30) 2242文字
自民党奈良県連の新会長に就任し、記者会見で抱負を語る高市早苗氏=奈良市で2022年9月25日午後1時11分、稲生陽撮影
自民党奈良県連の新会長に就任し、記者会見で抱負を語る高市早苗氏=奈良市で2022年9月25日午後1時11分、稲生陽撮影
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 奈良県知事選(4月9日投開票)で、自民党県連会長を務める高市早苗・経済安全保障担当相の政治手腕に疑問の声が上がっている。推薦を求めた現新2氏への対応を巡って県連内が混乱。高市氏との意見の食い違いを理由に、選挙対策委員長の県議が役職の辞任届を出すほど事態は深刻化している。県連は支援態勢の一本化を調整するよう党本部に求めているが、収束する気配は見えない。

議論紛糾、高市氏に一任で最終決定
 「選挙対策委員会で決定したこと。一致団結し、推薦した候補を勝たせる」。知事選の対応を決めた1月15日の県連選対委員会の終了後、高市氏は報道陣にこう強調した。


 県連はこの日、無所属新人の元総務官僚、平木省氏(48)を推薦する方針を決め、党本部に上申することになった。平木氏は高市氏が総務相だった時に大臣秘書官を務めた「側近」とされる人物。5選を目指して推薦を求めていた無所属現職、荒井正吾氏(78)への支援は見送ることになった。県連はこれまで荒井氏を推薦してきた経緯がある。

 選対委員会での議論は紛糾した。会合は非公開で、代理を含めて委員の国会議員や県議ら計24人が出席。4期にわたる県政運営を評価して荒井氏を支援すべきだという声と、若返りのために平木氏を推す意見がそれぞれあった。党本部への相談を求める案も出た。しかし、高市氏は「絶対に決める」と、この日の決定に固執。最終的に判断は高市氏に一任されることになり、平木氏の推薦方針が決まった。


自民党奈良県連選対委員会の前に一部委員に示された文書=奈良市で2023年3月14日、久保聡撮影
自民党奈良県連選対委員会の前に一部委員に示された文書=奈良市で2023年3月14日、久保聡撮影
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 実はこの選対委員会が開かれる数日前、一部の出席者に「県連選対委員会の進め方」と題した数枚の紙が示された。毎日新聞が入手した文書には、荒井氏を推す意見にどう反論するかや、平木氏推薦に反対する意見への対処法が記されている。採決をとらないようにするとの注意書きもあった。複数の委員へ取材すると、実際に当日、文書と同様の発言をした委員が複数おり、事前のシナリオに近い形で進められた。ある委員は「もし採決していたら、荒井氏と平木氏は拮抗(きっこう)した結果となっていたはずだ」と取材に明かした。

 「えげつない。そこまでやるのか」。文書の存在を知った荒井氏は、逆に出馬への意欲を強めた。自民党参院議員を務めた経験などから党のベテラン国会議員らに人脈を持つ荒井氏は、県連の決定に納得がいかず、選対委員会の2日後に上京して党幹部らに異議を唱えた。党幹部も選対委員会の文書の内容を把握していたという。


 これに対し、平木氏を支持する県議や首長らは2月21日、党本部で茂木敏充幹事長と面会。選考過程の正当性を説明し、平木氏の推薦を認めるよう求めた。荒井氏、平木氏の両陣営から支援の一本化を求められた党本部は、対応に頭を悩ませている。

 一本化が進まぬ状況を憂慮したのか、高市氏は27日、自身のツイッターで知事選について18回連続で投稿。「正当な手続きを経て奈良県連推薦を決定した平木しょう氏にも未(いま)だ党本部推薦が出ない理由は不明です」と記すほど事態は混乱している。


 県連では高市氏ら幹部と意見の食い違いがあったとして、選対委員長の県議が辞任届を提出した。この県議は荒井氏の政治資金パーティーに出席し、荒井氏と固い握手を交わした。ある県連幹部は「党が一丸となって知事選に臨む態勢は、もう崩壊した」とため息をつく。

7662OS5:2023/04/11(火) 14:10:51

「高市氏はやり方がまずかった」
奈良県知事選を巡る自民党内の構図
奈良県知事選を巡る自民党内の構図
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 荒井氏への包囲網が敷かれたのは、2022年9月に高市氏が県連会長に就いた直後からだ。県政関係者によると、高市氏を支援するベテラン県議や高市氏の秘書が10月に荒井氏を訪ねた。荒井氏がその場で見せられたのは、党本部が実施したとされる情勢調査結果だ。日本維新の会、共産が候補を擁立すれば荒井氏は苦戦するとの内容だったという。

 不出馬を迫られていると受け取った荒井氏は反発。12月に平木氏が出馬を表明した後、年末に党本部の森山裕・選対委員長と極秘で面談した。そこで党本部から出馬への一定の理解が得られたと見込むと、年明け早々の1月4日に立候補を表明した。

 保守分裂の事態に、ある県連幹部は嘆いた。「高市氏はやり方がまずかった。荒井氏としっかり対話もせずに平木氏の擁立に動いたことで、分裂を招いてしまった」

 一方、県政界には荒井氏への不満も広がっていた。市町村の首長の大半は、荒井氏の後援会の代表に就いていた。21年の政治資金収支報告書によると、荒井氏は県内39市町村ごとに後援会を置き、そのうち38後援会の代表が首長だった。

 知事は市町村に対する補助金などで大きな権限を持つ。県より弱い立場の市町村のトップが選挙支援を担う後援会代表を兼ねていることに、一部からは「踏み絵を踏まされている」という声もあった。ある県議は「荒井氏の知事としての成果は素晴らしいが、高齢多選批判もある」と指摘する。

    ◇

 自民の混乱を突くように、維新は弁護士で元奈良県生駒市長の山下真氏(54)を擁立した。告示1カ月前の2月23日にはさっそく、全国的な知名度を誇る吉村洋文・共同代表(大阪府知事)が街頭で支援を呼び掛ける力の入れようだ。大阪府以外で初の公認知事誕生を目指す維新。自民はどう挑むのか。告示が3月23日に迫るが、保守分裂のまま選挙戦に突入する公算が大きく、高市氏の対応に注目が集まる。

 知事選には共産推薦の新人で元奈良県大和郡山市議、尾口五三氏(72)と、無所属新人で元中学校講師の西口伸子氏(68)も出馬する意向を示している。【久保聡】

7663OS5:2023/04/11(火) 14:12:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d4b0ab1ee806e405d7ae10b05b8fe342d518a2d
高市氏「責任痛感」も森山氏に〝恨み節〟 自民党内に波紋も 奈良県知事選
4/11(火) 13:39配信


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産経新聞
参院決算委員会で答弁する高市早苗経済安保相=10日午後、参院第1委員会室(矢島康弘撮影)

高市早苗経済安全保障担当相は11日の記者会見で、自らが会長を務める自民党奈良県連が推薦した元総務官僚が日本維新の会の公認候補に敗れた奈良県知事選について「維新の躍進に至った責任は痛感している」と述べた。その上で「党本部が県連推薦以外の人を応援したのではないかという疑問の声が上がっている。きちんと検証することが大切だ」と述べた。高市氏の党本部に対する異例の〝恨み節〟は森山裕選対委員長らを念頭に置いたもので、今後党内で波紋を呼ぶ可能性がある。

9日に投開票された奈良県知事選は、元同県生駒市長の日本維新の会の山下真氏が当選し、大阪以外で初の維新公認首長が誕生した。高市氏は元総務官僚の平木省氏を支援したが、一部の自民県議らが現職の荒井正吾氏の応援に回る分裂選挙となった。

高市氏は11日の会見で、知事選を巡り「県連が分裂したように報じられているが、平木氏を全力で応援してくださった県連からは『耐え難い』というお声をいただいている。少し説明をさせていただく」と断ると、約10分間にわたり自身の主張を展開した。

荒井氏が3月23日の出陣式の際に、森山氏から激励の電話を受けたと披露したとの報道を引用し、「地元からは報道が事実かどうかを確認してほしいとの声がある」と指摘。報道が事実であれば「自民の県連と党本部が別々の候補者を応援したのではないか」と疑問視した。

記者団から森山氏の対応に不満があるのかを問われると、高市氏は「事実関係の確認はできていない。あくまでも報道だ。ただ、しっかりと確認し、検証したいというのが地元からの非常に強い要請だ」と説明した。

7664OS5:2023/04/11(火) 18:47:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b0afd76ad5868ec2522b586cfd2275d5009e35
大阪府議・市議選 共産党は”議席半減” 維新の勢いに飲まれ…「議席ゼロ」を免れるだけで精一杯
4/11(火) 16:55配信


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ABCニュース
「議席ゼロ」の瀬戸際に
”維新の勢い”に押され、厳しい戦いとなった共産党

 統一地方選挙の前半戦で、大阪維新の会の「過半数戦略」の前に厳しい戦いを強いられた野党の各党。

 中でも共産党は、すべての議席を失うのではという危機感から懸命に訴えましたが、大阪府議会は1議席、大阪市議会は2議席となり、ともに選挙前から議席を半減させる結果となりました。

 今回の府議選では定数が9つ削減されて79議席となったこともあり、激しい選挙戦が繰り広げられました。

 共産からは現職2人に加え、元職2人、新人10人の合わせて14人が立候補しましたが各地で苦戦。

 告示後最初の日曜日だった4月2日には、志位和夫委員長が吹田市と東大阪市の現職候補の応援に訪れ、「共産党締め出しを狙った定数削減の中、当落線上の争いになっている」などと訴え、野党共闘を強調しながら幅広い支持を呼びかけました。

 党幹部らによる必死の「てこ入れ」も劣勢を挽回するまでには至らず、府議選、市議選とも開票が進むにつれて次々と当選圏外に。「議席ゼロ」を免れるだけで精一杯でした。

大阪府議会 唯一の議席を守り抜いた石川氏は
当選の報告でJR吹田駅前に立つ石川多枝府議

 府議会で唯一、議席を死守した吹田市選挙区の石川多枝府議(55)は当選から一夜明け、「これまで以上にみなさんの思いをしっかり届けないと、という重責を改めて感じている」と気持ちを新たにしていました。

 一方で、「大阪府で共産党の議席を70年与えていただき、この議席が無くなったらどうしようという不安が大きかった」と率直な思いを語り、「1議席になってしまい、維新が府も市も過半数。議決の時にどうにもならない局面は出てくるだろうが、しっかりチェック機能を果たしたい」と決意を述べました。

 注目の大阪市議会選挙でも、初めての過半数獲得を狙う維新が候補者を大量に擁立したうえ、それを阻止しようとする自民、公明などとも激しい議席の奪い合いになり、共産は持っていた4議席のうち2議席を失いました。

 大阪府知事選挙でも、共産が推薦した元参院議員の辰巳孝太郎さん(46)が維新現職の吉村洋文さん(47)に10倍近い大差で敗れたことも、今後に暗い影を落としています。

 統一地方選挙の後半戦への影響は避けられず、「早期解散説」が浮上する次期衆院選に向けても、党勢の立て直しが急がれます。

7665OS5:2023/04/11(火) 23:26:40
https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230410-OYTNT50183/
<統一選2023>しが議席減 維新足場築く
2023/04/11 05:00
県議選 各党の反応
 9日に投開票された県議選(定数44)では自民党が議席を上積みし、3人が当選した日本維新の会が初めて議席を獲得した。一方、立憲民主党、国民民主党、地域政党「チームしが」の3党連合と、共産党が計4議席を減らし、特に湖南市選挙区では立民現職で、しが幹事長の塚本茂樹氏(58)が落選し、衝撃が走った。維新が県内で足場を築いたことで、既存政党は戦略の見直しを迫られそうだ。(井戸田崇志、藤岡一樹)

滋賀県議選挙、44人の顔ぶれ決まる…現職32人・新人12人
  ■共産半減

 改選前の県議会は欠員1で、議席の内訳は会派に所属しない県議を含め自民が20議席、立民、国民、しがの3党連合で構成する会派「チームしが県議団」が14議席、共産4議席、無所属の県議でつくる「さざなみ倶楽部」が3議席、公明党が2議席となっていた。

 今回選では自民が推薦を含めて22議席と2議席増やし、さざなみ倶楽部と公明は現有議席を守った。これに対し、3党連合は2議席減の12議席となり、共産は2議席に半減。3党連合、共産が減らした計4議席と欠員分を、維新と自民が分け合った。

  ■労組頼み脱却

 立民県連の徳永久志代表(衆院議員)は10日、読売新聞の取材に「全体として厳しい結果で、重く受け止めている」とコメント。立民は湖南市で塚本氏が議席を失い、東近江市・日野町・愛荘町で新人が落選し、長浜市で現職の後継候補として推薦した新人が敗れた。徳永氏は「各選挙区の戦いぶりを検証し、(党勢を)底上げするには何をすべきか考えたい」と語った。

 国民は、唯一の公認候補が大津市で再選した。国民県連の斎藤アレックス代表(衆院議員)は「一安心した」と話す一方、3党連合の退潮を「労働組合員を含め、有権者に浸透できず、県南部を中心に維新に票を奪われた」と分析した。

 連合滋賀は大企業の労働組合を軸に構成され、3党連合の候補者を支援した。

 県南部は大阪の大手企業に通勤する住民が多く、地域政党「チームしが」の嘉田由紀子代表(参院議員)は「改革派という点で支持層が維新とかぶっており、その影響が表れた」と話す。「草の根運動を積み重ね、支持層を広げていきたい」と、労組だけに頼らない体制の構築に意欲を示した。

 一方、共産党県委員会の石黒良治委員長は「岸田政権の大軍拡阻止を争点化できず、残念。4年後の議席奪還を目指す」と述べた。

  ■勝利と言えず

 自民は議席は増やしたものの、目標の単独過半数には届かず、自民県連の大岡敏孝会長(衆院議員)は「善戦はしたが、勝利とは言えない。候補者の活動量の不足など課題が残り、検証したい」と説明した。

 当選した22人には、県幹部らへの不適切な言動を理由に、2022年3月に自民会派から離脱させられた彦根市・犬上郡選出の大野和三郎氏(67)が含まれる。自民は今後も大野氏を会派に合流させない方針で、自民会派の所属県議は21人となる見込みだ。

 また、大津市で現職と新人を1人ずつ擁立した公明の中村才次郎・県本部代表は、「何とか2議席を死守できて良かった。支援者に感謝したい」と話した。

 維新は7選挙区で新人を1人ずつ立て、3人が当選した。県総支部幹事長で、大津市で初当選した河村浩史氏(41)は「全員当選を果たせず、残念だが、維新が大阪で行ってきた身を切る改革を県政でも進めるうえで、大きな前進になる」と手応えを語った。

7666OS5:2023/04/12(水) 08:03:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d76be62502cc2e3d20aaf3235c3171c8300c08a
高市氏が異例の党本部批判…奈良知事選で「県連推薦と別候補を応援」
4/11(火) 23:32配信

読売新聞オンライン
高市経済安全保障相

 自民党奈良県連会長を務める高市経済安全保障相は11日の閣議後記者会見で、県連の推薦で出馬した新人候補が敗れた県知事選を巡り、「県連推薦以外の方を党本部が応援したのではないかという疑問の声も上がっている」と述べた。党本部の対応を批判する異例の発言で、党内に波紋が広がっている。


 9日に投開票された奈良県知事選を巡っては、県連は高市氏の主導により、元総務官僚の平木省氏を推薦した。だが、現職の荒井正吾氏がこれに反発し、自民の一部県議らが荒井氏の支援に回る保守分裂選挙となった。この結果、日本維新の会が公認した山下真氏が当選を果たした。

 高市氏は11日の閣議後記者会見で、「県連が分裂したように報じられることは、平木候補を全力で応援してくれた県連の皆様から耐え難いという声をいただいている」とし、約10分間にわたって持論を展開した。

 知事選が告示された3月23日、荒井氏が出陣式で自民の森山裕選挙対策委員長から電話で激励を受けたという報道も紹介。「(党本部の対応を)検証するのも、党本部と県連の信頼をしっかりと構築していくためには大切なことだ」と主張した。

 高市氏の発言について、自民幹部は「高市氏は県連会長だ。現職候補との調整を怠った自身の責任を棚に上げて、党本部に責任を転嫁するような発言は問題だ」と、不快感をあらわにした。

7667OS5:2023/04/12(水) 20:00:17
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR4C6TKDR4CPIHB001.html?_gl=1*1axka2v*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY4MTI5Njk4MC4xODEuMS4xNjgxMjk3MTcxLjM0LjAuMA..
令和の「どぶ板」心つかんだ維新 兵庫・躍進の裏側にあったもの
2023/04/12 10:30朝日新聞デジタル

令和の「どぶ板」心つかんだ維新 兵庫・躍進の裏側にあったもの

初当選を決めた鍔木良子氏(後列右から2人目)=2023年4月9日午後11時17分、兵庫県加古川市加古川町平野、高橋孝二撮影

(朝日新聞デジタル)

 9日に開票された兵庫県議選では維新が躍進し、前回の9議席を大幅に上回る21議席を獲得した。なにが有権者の心をつかんだのか。新顔候補の戦いぶりからは、足を使い有権者に直接訴える、昔ながらの「どぶ板選挙」の手法が浮かび上がる。

 「県政は仲間がいるので心強い。みんなで改革に取り組みたい」。9日晩、加古川市選挙区(定数4)で初当選した維新新顔の鍔木(つばき)良子氏(43)は、支持者らに囲まれ抱負を語った。

 この選挙区で県議2期を務め、衆院議員に転身した維新の掘井健智氏(56)の後継。他の当選者が前回よりも得票数を減らす中、鍔木氏は掘井氏の前回得票より約6千票、前々回得票より約4千票上積みし、全候補中2番目の1万6927票を獲得。維新の議席を取り戻した。他党に投じられてきた票が自らに流れたのではないか、と鍔木氏は見る。

 鍔木陣営は選挙中、ほぼ連日午前6時にJR加古川駅前に一番乗りし、通勤する有権者に地声で名前を売り込んだ。「新しい価値観を取り入れた政治に変えないといけない」。他陣営が同じ場所に来るのはその後。通勤の少ない土曜日の朝も駅頭に立った。

 他陣営は業界団体や労組などの推薦を受けたり、鉄鋼メーカー前で朝立ちをしたり。後援会員らを集めた個人演説会を開いた陣営もあった。維新にはこうした大きな支援団体が無い。

 鍔木氏は8年前、県議に初当選した掘井氏に請われ秘書に。2018年に加古川市議となった。加古川では「2人で維新を始めた」と振り返る。食の安全や、発達障害や不登校児をテーマに、講演会を企画するなどして「友達の友達を紹介してもらい、価値観が近い仲間が広がっていった」。

 選挙戦は掘井氏や3人に増えた維新市議が応援に。8年間で培った人脈で、当選を勝ち取った。(高橋孝二)

7668OS5:2023/04/12(水) 20:03:26
https://news.goo.ne.jp/article/nikkan_spa/trend/nikkan_spa-1902892.html
維新の圧勝で終わった大阪ダブル選。熱狂を後押しする大阪の「特異な事情」
2023/04/12 08:51日刊SPA!

維新の圧勝で終わった大阪ダブル選。熱狂を後押しする大阪の「特異な事情」

吉村洋文

(日刊SPA!)

4月9日、各地で統一地方選が投開票されました。統一地方選は大規模な選挙になるため、今春は4月9日の前半戦と4月23日の後半戦の2回に分けて実施されます。そのために4月9日が前半戦、4月23日が後半戦と呼ばれます。
国政には課題が山積していますが、国政とは別の課題を抱えている地域はたくさんあります。それだけに、国政とは異なる選挙戦が繰り広げられることは珍しくありません。そうした特異な事情を抱える地域の中でも、特に注目されていたのが大阪府と大阪市です。

2023統一地方選の前半戦となる4月9日は大阪府知事選と大阪市長選、さらに大阪府議選と大阪市議選が投開票されました。首相官邸・永田町取材歴15年、大阪府政・市政の取材を10年以上にわたって続けてきたフリーランスライター・カメラマンの小川裕夫が大阪の選挙を解説します。

◆大阪の4選挙は維新の圧勝

国政では自民一強と言われる時代が2012年以降から長く続いてきました。2022年夏の参院選で自民党は63議席を獲得。非改選の56議席と合わせると119議席になり、選挙前の議席数から8も増やしています。

そんな自民党ですが、大阪では苦戦を強いられています。それは昨夏の参院選だけの話ではありません。一昨年に実施された衆議院議員選挙では、19ある大阪の小選挙区から一人も当選できず、比例復活できたのも13区の宗清皇一候補と19区の谷川とむ候補の2人にとどまりました。

統一地方選の前半戦となる4月9日に投開票された大阪府知事選・大阪市長選・大阪府議選・大阪市議選の4選挙でも維新が圧勝。特に府知事選と市長選は、NHKが投票を締め切った20時と同時に当確を打っています。維新がふたつ首長選を制したことで、これから4年間は維新政治が継続されることになりました。

◆大阪の「特異な事情」とは

大阪での選挙結果を見ると、国政選挙で無類の強さを発揮している自民党が大阪では壊滅と言っていい状態に追い込まれています。他方、維新は大阪で10年以上にわたって多大な支持を集めてきました。

大阪の特異な事情は、よその地域に身を置いていると実感しづらく、それを知らなければ「維新が大阪で絶大な支持を得ている理由」を理解できません。維新の強さを少しでも理解するためには、その成り立ちを抑える必要があります。少し長くなりますが、おさらいがてら説明していきます。

◆2010年に旗揚げした大阪維新の会

国政政党である日本維新の会の母体でもある地域政党の大阪維新の会は、2010年に大阪府の橋下徹知事(当時)と松井一郎府議(当時)によって旗揚げされました。松井府議は自民党の会派に属する議員でしたが、守旧的な体質を打破することを掲げて新会派を結成。以降、橋下徹知事と二人三脚で政治活動を続けてきました。

2011年に府知事だった橋下徹さんが市長選に出馬すると、松井一郎さんは府知事選に出馬。両者どちらも当選し、大阪府と大阪市の両トップが維新になりました。

7669OS5:2023/04/12(水) 20:03:42
◆これまでの慣習をPRに逆利用

ちなみに、知事や市長といった首長選では、幅広い支持を取り付けるために所属する政党から一時的に離党してから臨むのが一般的でした。あくまでも慣習に過ぎませんが、長らく自民党で国家議員を務めていた故・石原慎太郎さんも、1999年に東京都知事選に出馬するときは無所属という形式を取っていました。

維新の候補者は首長選でも無所属という形式を取らず、維新公認を全面的に打ち出しています。吉村洋文候補・横山英幸候補が当選した今回の府知事選・市長選でも同じです。

一方、府知事選に出馬した候補者のうち、共産党で国会議員経験のある辰巳孝太郎候補は無所属、自民党・立憲民主党などが推薦した谷口真由美候補はアップデートおおさかという超党派による団体が擁立したことになっています。また、自民党市議から市長選に出馬した北野妙子候補も自民党公認候補ではなく、アップデートおおさかが擁立しています。

前述したように、知事選・市長選では自身の所属する政党を離党してから立候補するのが一般的です。しかし、維新はそうした超党派による立候補者の擁立を「自民党から共産党までがグルになって改革を邪魔しようとしている」とPR材料に逆利用。それは少なからず一定の効果を発揮してきました。

◆街頭演説で支持者の心をつかむフレーズ

橋下徹さん、松井一郎さん、そして吉村洋文知事の街頭演説に足を運ぶと、毎回「自民党から共産党までがグルになって維新を〜〜」という話が出てきます。この定型句は10年以上も続けられていますが、現在も支持者の心をつかむフレーズになっているようです。

維新は「昔の府知事や市長は団体や職員といった既得権益を握る集団ばかりに目を向けていて、府民・市民に顔を向けていなかった」と主張し、だから府民・市民のために「身を切る改革をする」と盛んに訴えてきました。そして、維新以外の政治勢力を「身を切る改革を阻んでいる」との図式をつくり上げてきたのです。

こうした背景もあり、長らく大阪の選挙では維新VS反維新の二項対立で語られてきました。それは、今回の大阪4選挙でも変わりません。

◆維新が熱狂を生み出し続ける理由

二項対立による政治は、分断政治と呼ばれる手法です。分断政治は大阪だけの現象ではありませんが、昨今は対立構図をわかりやすく示した分断政治のほうが票を集めやすいという政治トレンドが背景にあり、それが大阪では支持を集めています。

そして、維新が大阪で圧倒的に支持されている理由は、なによりも「停滞している大阪を変えた」と有権者に思わせていることです。その熱狂が維新の力の源泉でもあります。

維新の候補者を押し退けて当選するためには、候補者が地域をこまめに回りながらも、普段は投票に行かない無関心層にも興味を持ってもらえるような熱狂的なムードを生み出す必要があったのです。それは言葉で説明するのは簡単ですが、かなりの難題です。

新型コロナウイルスによる行動制限が緩和されているとはいえ、いまだ多くの人が一堂に集まることや大声で話すこと、握手といった接触に抵抗を覚える人は少なくありません。そうした状況に置かれた選挙戦では有権者との接触は少なくなり、どうしても熱狂を生み出しづらくなっているのです。

取り巻く環境は維新側も同じですが、いまや維新は大阪でステークスホルダーです。維新政治の10年間は、それまで大阪の有権者が抱いてきた政治不信を払拭させるには十分な訴求力がありました。

◆“失われた30年間”で自民への不信が高まる

では、その前提にある大阪に政治不信が蔓延した理由は何だったのでしょうか? その理由はいくつかありますが、ひとつの理由として考えられるのが経済の停滞です。大阪経済は町工場や中小企業によって支えられてきました。それは“失われた30年間”で完全に沈下したのです。

大阪経済の沈下は政治の不作為の結果です。だから、長らく大阪で政治を担ってきた自民党への不信感が高まったことは自然な成り行きといえます。

しかし、維新政治が始まってから10年が経過しています。この10年間、維新がまったく政治をしてこなかったのならともかく、知事・市長の2トップが手を取り合って政策を進めてきました。

どんな素晴らしい政治でも、万人が是とする政治はありません。また、どんなに優れた政策であっても進め方が拙速だったり、社会状況の変化によってダメな政策に早変わりすることもあります。政治に完璧はありません。

7670OS5:2023/04/12(水) 20:03:54
◆知事・市長を待ち受ける難題

そうしたことを踏まえると、10年が経過した維新政治を点検・総括する時期にきています。街頭演説では、吉村・横山両候補は維新政治の10年間を絶賛し、「過去の大阪に戻すな」と訴えました。

時代は大きく異なっています。仮に非維新の知事・市長が誕生しても昔の大阪に戻ることは考えづらいのですが、それを差し引いても有権者は知事に吉村洋文候補を、市長に横山英幸候補を選びました。これは維新政治が一定の評価を得ている表れですが、当選した吉村洋文知事と横山英幸さんには、10年にわたる維新政治の点検・総括という難題も待ち受けています。

なぜなら、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年以降に身を切る改革で“切り過ぎてしまった”部分があることが表面化したからです。

◆今後の4年間で真価が問われる

過去の大阪に戻さないことにこだわることは、有権者から信託を受けた為政者としての責務です。だからと言って、直近の10年の大阪府政・大阪市政への点検・総括を怠ることは許されません。

維新の創始者でもある松井一郎さんは、今回の統一地方選をもって政界から引退しました。吉村知事は2015年からの4年間を市長として、2019年からの4年間は知事として松井一郎さんとともに大阪の政治を担ってきました。そのため、吉村知事が松井府政・松井市政の計8年間を点検・総括することは自己否定にもつながる部分があります。その点検・総括は、やりづらいと感じることもあるでしょう。それでも、やらなければなりません。

なぜなら、維新最大のセールスポイントは、“身を切る改革”であり、 “府民・市民の方を向いた政治”だからです。

現在の府民・市民に立場になって、それまで維新が取り組んできた政策は有益なのか? 必要なのか? を点検・総括をしていかなければなりません。前任者に忖度して、すべて正しい政策とするならば、これまで維新が否定してきた政治と同じになってしまいます。

大阪府知事選・市長選に勝利した吉村・横山両候補ですが、真価が問われるのは今後の4年間です。

<文・撮影/小川裕夫>



【小川裕夫】
フリーランスライター・カメラマン。1977年、静岡市生まれ。行政誌編集者を経てフリーに。首相官邸で実施される首相会見にはフリーランスで唯一のカメラマンとしても参加し、官邸への出入りは10年超。著書に『渋沢栄一と鉄道』(天夢人)などがある Twitter:@ogawahiro

7671OS5:2023/04/12(水) 20:27:15
https://www.asahi.com/articles/ASR4C7H60R4CPIHB005.html
自民系2会派、統合に向け調整へ 兵庫県議会 維新の躍進で危機感
有料記事統一地方選挙2023維新自民

井岡諒2023年4月12日 10時30分
 兵庫県議選での維新の躍進を受け、県議会の自民系2会派が、統合に向け調整を始めたことが11日、複数の党関係者への取材で分かった。

 9日に投開票された県議選で、維新は21議席を獲得。前回の9議席から大幅に増やした。これに対し自民の獲得は24議席。推薦を出した無所属候補を合わせても34議席にとどまり、2会派の現有44議席から大幅に減らした。

7672OS5:2023/04/12(水) 20:29:19
https://www.asahi.com/articles/ASR4B7TSJR4BPTJB008.html
滋賀県議選、維新が県南部で初の議席獲得 とはいえ「負け選挙」?
有料記事統一地方選挙2023

武部真明 鈴木洋和 林利香2023年4月11日 11時00分
 9日に投開票された滋賀県議選(定数44)では、日本維新の会が初の議席を獲得した。大阪府知事・市長選に加え、奈良県知事選も制した維新の勢いが県内でも表れ始めたとの受け止めが広がり、各党は警戒感を強めている。投票率は戦後最低の42・51%だったが、前回を上回った5選挙区はいずれも維新が立候補したところだった。

 維新は13選挙区のうち7選挙区に1人ずつ候補を擁立し、大津、草津、湖南の各市選挙区で計3人が当選した。草津市では選挙初挑戦の田中誠氏がトップ当選し、大津市で2位だった河村浩史氏とともに1万票を超えた。落選した4選挙区はいずれも次点で、彦根市・犬上郡ではわずか305票差だった。

 今回当選した3選挙区は、大阪への通勤者や大阪からの移住者が多いとされる県南部。「滋賀は潜在的支持者が多い」(馬場伸幸代表)とみて、さらに勢力拡大を目指す。

 とはいえ、京都府議選(定数…

7673OS5:2023/04/14(金) 21:28:58
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016244248.shtml
2023/4/14 18:30神戸新聞NEXT

泉・明石市長の政治団体も参戦、どうなる地域政党 統一選後半戦 大阪の維新は兵庫にも浸透
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手を振り、1票を呼びかける。地方議員を選ぶ統一地方選は地域政党が支持を得る舞台となる=4月8日、神戸市内(撮影・小林良多)
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手を振り、1票を呼びかける。地方議員を選ぶ統一地方選は地域政党が支持を得る舞台となる=4月8日、神戸市内(撮影・小林良多)
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 大阪の「地域政党」から始まった日本維新の会が、今月の兵庫県議選や神戸市議選で大きく勢力を伸ばした。明石市では、泉房穂市長が立ち上げた政治団体に所属する候補者が、初めて県議選に挑んで議席を獲得。16日に告示される明石市長選、市議選でも勢力拡大を図る。物価高などを受けて既存政党に厳しい視線が注がれる中、統一地方選後半戦で地域政党の浮沈も注目される。

 「大きな組織との力の差を痛感した選挙だった」

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 9日に投開票された神戸市議選西区選挙区(定数10)で、辛くも10番目で再選を果たした「神戸志民党」党首、香川真二氏(46)に笑顔はほぼ見られなかった。

 2009、13年の神戸市長選に立候補し、現職らと競った樫野孝人氏(60)が発足させた地域政党だ。だが、前回19年の市議選で香川氏が唯一の議員となり、今回は落選した次点候補者とわずか86票差。「資金や人材、知名度で国政政党に及ばない。パワーゲームの政治の世界でどう戦えばいいのか」と漏らす。

     ◇

 地方分権のかけ声に乗り、全国各地に地域政党が林立したのは10年代。県内では「三木新党8人のサムライ」(三木市)、「三田前進の会」(三田市)などもできたが、どちらも既に解散し、組織を維持する難しさを物語る。

 一方、突出した存在が、10年に大阪で当時府知事だった橋下徹氏(53)らが創設した政治団体「大阪維新の会」だ。12年に日本維新の会を結党すると選挙に勝ち続ける。今回も大阪ダブル選を制し、奈良県知事選も勝利。神奈川や埼玉、福岡などで県議の議席を得て「全国政党化」の足がかりを得た。

 「大阪と兵庫は生活圏がかぶる。阪神間を中心にじわじわと浸透してきた」

 維新の参院議員、片山大介氏(兵庫選挙区)は投開票日の9日深夜、会見で手応えを語った。ただ、県議選で自民党系候補との一騎打ちだった定数1の選挙区は1勝6敗。唯一の勝利は芦屋市で、同じ兵庫でも、地盤の大阪から遠ければダブルスコア以上の差で負けた選挙区が多かった。

 「そういった地域の自民候補は在任期間が長く、新しい人への期待も出てくる。4年後に取れるようになれば、兵庫の維新は強くなる」ともくろむ。

     ◇

 県議選の明石市選挙区(定数4)では、無所属ながらも「明石市民の会」幹事長の橋本慧悟氏(34)が3万2千票余りと最も票を集めた。

 同会は、泉市長が代表を務める政治団体。泉氏は、「選挙で落としてやる」と市議に暴言を吐いた問題で政治家引退を表明したが、橋本氏は「泉市政への評価が後押しになった」と振り返る。同市選挙区で橋本氏の得票率は3割を超えた。

 県議選の結果を受け、泉市長は神戸新聞の取材に「市長選、市議選でも候補者を全員通したい」と意欲を見せた。また「退任後は県民のためにも」として、2年後に任期満了となる県知事選や近隣市の選挙への関与も示唆した。(井沢泰斗、小谷千穂、長尾亮太)

7674OS5:2023/04/14(金) 21:29:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cab1f4be370c8bdced943fc78e9bf68dd2bafe7
統一選前半戦、共産の退潮傾向くっきり 関西の府県議が16議席に半減 兵庫も過去最少2議席
4/14(金) 18:30配信


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 統一地方選前半の41道府県議選で、共産党の退潮傾向が全国的に浮き彫りになった。とりわけ日本維新の会が躍進した関西2府4県で後退が目立ち、改選前の計31議席から16議席にほぼ半減。兵庫県内でも5議席から2議席に減り、1967年以降で過去最少タイとなった。後半戦(23日投開票)での巻き返しを期すが、党関係者は「短期間でどこまで浸透できるか」と焦りの色を濃くしている。

【表】関西の府県議会における共産の議席数

 「まさか2人目も通るとは…」。維新が新人2人を擁立し、そろって当選した県議選姫路市選挙区。3選を阻まれた共産・入江次郎氏(49)は、静まり返った選挙事務所で「皆さんの支援に感謝します」と言葉少なに頭を下げた。

 苦戦は兵庫に限らず、41道府県議選の獲得議席は改選前を24下回る75議席。22県で微増か勢力を維持したものの、19道府県で1〜3議席ずつ失った。長く牙城としてきた京都府でも12議席から9議席に減らし、5県(新潟、福井、静岡、福岡、熊本県)で党の議席がゼロとなった。

 16人を擁立した兵庫県議選も現職、新人各1人の当選にとどまった。落選した陣営の一人は「賛否が割れるような明確な争点が少なく、野党としてのアピール材料に欠けた。これまでターゲットにしてきた政権や行政への批判票も維新に奪われた」とうつむく。

 共産は2人が当選した67年の県議選で初めて議席を得た。以降も4〜7議席を確保し、99年には阪神・淡路大震災の復興事業を巡る行政批判もあって14議席に躍進した。ここがピークとなったものの、2019年の前回選までは4回連続で5議席を維持し、一定の存在感を保っていた。

 だが、党員や支持者の高齢化で組織力は細り、国政でも低迷が続く。阪神・淡路後の98年には、参院選兵庫選挙区で共産候補が自民候補を破って当選したが、以降は議席から遠ざかる。おおむね20万票台を維持していた国政選挙の比例票も、17年の衆院選以降は10万票台に落ち込む。

 統一選前半の告示前には、党首の公選制導入を主張した党員2人を「分派活動」を理由に除名処分としたが、体質を疑問視する声も広がった。

 「誤解もあり、少なからず影響があった」と党県委員会の幹部。後半戦では県内11市町議選に26人を擁立する方針で、「有権者に声を届けるにはもっと活動量が必要。議員数は少数でも、多数派に働きかけて政治を動かす役割を果たしてきたことを訴える」としている。(統一選取材班)

記事に関する報告

7675OS5:2023/04/14(金) 23:07:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/38045bce2f627ceddd20082c68b802ade31f73c8
三つ巴の明石市長戦、16日告示 「ポスト泉」見えぬ争点
4/14(金) 22:50配信


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産経新聞
写真撮影に応じる中川暢三氏、林健太氏、丸谷聡子氏(左から)=明石市

統一地方選後半戦で行われる兵庫県明石市長選が16日、告示される。平成23年から市長を務めてきた泉房穂氏(59)は自身の暴言の責任を取り、政治家引退を表明、後継として女性市議を擁立する。一方、市議会で泉氏と対立関係にあった自民側からも市議が立候補する。さらに1人を加えた新人3人の争いになる見通しだが、全国的にも評価の高い子育て支援策など現市政に対する3人のスタンスに大差はない。功罪それぞれで注目を集めてきた泉氏との距離をどう見るかが争点になりそうだ。

■突然の引退

泉氏が突然、政治家引退を表明したのは昨年10月。当時市議会に提案される予定だった自身への問責決議案を巡り、自民、公明の市議に「賛成したら許さない」「次の選挙で落としてやる」などと発言したことが明らかになり、その引責が理由だった。

それまで泉氏再出馬の見方が強かった市長選の行方はこれで一気に混沌(こんとん)とした。泉氏が後継候補擁立の方針を示す中、先に動いたのは自民。市議会最大勢力で泉氏とたびたび対立してきた自民系会派に所属していた林健太氏(40)が先月上旬、立候補を表明した。

関係者によると、地元選出の衆院議員で経済産業相の西村康稔(やすとし)氏(60)が擁立を強く後押し。林氏は無所属で出馬し、自民、公明が推薦する。

一方、泉氏側の動きはなかなか見えなかった。「引退を撤回し、自分が出るのでは」。自民、公明側からはこんな観測や警戒感も漂った。

泉氏が市議の丸谷聡子氏(59)とともに会見を開いたのは、告示まで1カ月を切った先月25日。時に議会で泉氏と議論を戦わせてきた丸谷氏の指名に予想外との受け止めもあった。丸谷氏自身も3期目に向けた市議選への準備を進めており、泉氏からの出馬打診は「夢にも思わなかった」というが、泉氏は「市民目線で、市民とともに頑張れる方だ」と強調する。

「泉氏派対自公」という構図に、これまで数多の首長選に挑戦してきた元兵庫県加西市長の中川暢三氏(67)も名乗りを上げた。市長選はこの3人の争いになる見通しだが、実は政策面での争点は見えにくい。

■高い市民人気

今月9日に投開票された県議選の明石市選挙区では、泉氏が擁立した新人候補が2位に約2倍の差をつけてトップ当選。独自の子育て施策などを進めてきた泉氏の市民人気の高さをうかがわせた。「市政の継続か逆行か」。泉氏はこう訴え、争点の明確化を図る。

ただ林氏も自身が子育て世代であることをアピール。現在の子育て施策などを継続・発展させるとの立場だ。「泉氏の提案を議会、議員が議決してきた。あたかも泉氏だけの実績のように広まるのはおかしい」と公明関係者。自民関係者も「問われるのは泉氏の政治手法。暴言やトップダウンのやり方に問題がある」と指摘する。

中川氏も泉市政を一定評価しつつ、「議会や職員との関係などに問題がある」と批判する。だが後継たる丸谷氏が、トップダウンではなくボトムアップ型の市政運営への転換を掲げたことで、泉氏の政治手法の評価という点も明確な対立軸にはならなくなった。

13日夜、明石市内で開かれた討論会では3人が手を合わせて撮影に応じた。強い発信力で施策を進めてきた泉氏の後のかじ取りを誰が担うのか、23日の投開票で〝ポスト泉〟の選択が示される。(喜田あゆみ)

7676OS5:2023/04/14(金) 23:25:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/50a3f69f43ba7f8bbe12c0bfac3ad097e75f54ec
大阪自民はどこへ行くのか 維新の猛攻の中で “自民の看板”隠して戦った府議団幹事長の選択
4/14(金) 22:28配信


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関西テレビ
原田亮さん

4月9日に行われた統一地方選前半戦。維新は大阪府知事・大阪市長の「W選」、大阪府議選に加え、市議選でも過半数を獲得するなど、これまでにないような圧勝を遂げた。裏を返すと「圧倒的」な敗者がいるということだ。それは“大阪自民”である。

有権者を訪問

大阪府議選告示前の3月30日。大阪府内で桜が見ごろを迎えていた。

「また大阪でコロナ増えて来ているので、万が一かかったときの相談先一覧ですんで何かあったらここに連絡してください。困ったことあれば言ってください」

箕面市内の有権者の家を1軒1軒回って声をかけていたのは、自民党大阪府議団幹事長(4月14日時点)の原田亮さん(36)だ。2011年、25歳で箕面市議選に立候補し、全国最年少議員として初当選。その後、大阪府議選に自民党公認で立候補し、2期連続当選。府議団の幹事長も務めることなった。まさに大阪自民の「若手エース」だ。

個別訪問は日頃から行っている。河川の改修や信号機の設置の要望などこれまで1800件の相談に耳を傾けてきた。「府議会議員がどんな仕事をしているのかよくわからない」と言われることが多い中で、有権者と顔を突き合わせ、地元の声を議会に届けることを大事にしているからだ。町を歩けば、「亮君や。頑張って」と住民から頻繁に声をかけられる。しかし、3期目を目指す今回の選挙はこれまでとは異なる様相を呈していた。

維新・共産の新人と合わせて3人が立候補

今回の大阪府議選挙では、定数が88議席から79議席に減った。区割りが変わらないまま1人区が5つ増えた。原田さんの選挙区「箕面・豊能郡」も、これまでの2議席から1議席となった。維新、共産党の新人と合わせて3人が、1つの議席を争う。この選挙区では、2015年、2019年の選挙で、維新の候補がトップ当選し、原田さんは2位当選だった。今回、新人とはいえ維新の看板を持つ相手候補は強敵だった。そんな中で3期目を狙い立候補。選挙戦が始まった。

「大阪維新の会」公認の新人・堀江優さん(38)の陣営には、政界引退を直前に控えた松井一郎日本維新の会顧問(当時)や、吉村洋文大阪維新の会代表のほか、国会議員や現職の箕面市長(大阪維新の会顧問)らが続々と応援に入った。「松井・吉村」という“維新の顔”が来くれば、街宣車の前には多くの人が集まり、演説に耳を傾けた。

対照的に、原田さんの陣営に党本部から名の知れた議員が応援に入ることはなかった。原田さんは街頭演説を繰り返し、商店街などを練り歩き、2期8年の実績を地道に訴えた。

■二元代表制形骸化を指摘「府議会には野党が必要」訴えたが…
「大阪府議会には、維新の知事に問題を指摘して改善を促す健全な野党が絶対に必要なんです」

選挙戦で原田さんは、府議会で12年間単独過半数を占めてきた「維新一強」の現状に警鐘を鳴らした。府議会では野党の立場で苦い経験をしてきたからだ。

原田さんは自民党大阪府議団の幹事長に就任

去年4月、原田さんは自民党大阪府議団の幹事長に就任すると記者を控室に集め「議案をどんどん提案していく。大阪府議会で最も改革する団を目指す」と熱く意気込みを語り、維新の改革に改革で対抗する姿勢を見せた。

記者の個人的な印象となるが、「なんだか自民党らしくない人だな」と、この時感じた。維新中心で進む府議会に「風」を吹き込む存在になるのではないか、そんな予感がした。

大阪府議会で発言する原田さん(去年10月26日)

原田さん率いる自民党大阪府議団は、議員が視察の際に新幹線のグリーン車や飛行機のビジネスクラスの利用を廃止する条例改正案や、成立すれば全国で初めてとなるギャンブル等の依存症対策に特化した条例案など、去年6つの条例案を議会に提出した。しかし、その全ては議会で過半数を占める維新などの反対多数で否決された。自民党は、複数会派で協議して取りまとめた議案を議会に提出する「共同提案」も求めたが、維新はそれにも乗らず、独自案を提出。議会では維新案が可決された。

そんな状況でも「改革競争」を仕掛けるなど維新と対峙し続けたのは、府議会での「維新一強」への警戒感だけではなく、「大阪自民」に対しても危機感を抱いてきたからだ。

7677OS5:2023/04/14(金) 23:25:52
「維新じゃないとあかん」「維新は改革してきたやん。大阪の自民党はあかんぞ」そんな言葉を有権者から幾度となくぶつけられた。葛藤しながらも原田さんは今回、自民党の看板を隠して戦うことを選んだ。自民党の看板は、選挙でマイナスになってもプラスにはならない。SNSでは、「党」ではなく「人」や「政策」で選んでほしいと訴えた。離党したわけではないが、SNSや演説などでは自民党の名前を表に押し出さない戦い方を選んだ。ただ、そんな戦略をとりつつ、このままではいけないとも語っていた。

「維新の人気も知事の人気もすごくある中で、大阪の自民党は人気がない。評価されていないと認識しているので、自民党ということを全然訴えていない。でも、そんなんじゃいけないとも思っているので堂々と誇れるような大阪の自民党を作っていきたい」(原田さん)
■自民“若手ホープ”113票差で維新の新人に敗れる  まとまり欠く自民党大阪 3幹事長落選
投票日翌日、駅で有権者に頭を下げる

投票日から一夜明けた4月10日午前7時。まだひんやりと冷たい朝の空気が漂う阪急桜井駅で、有権者に深々と頭を下げる原田さんの姿があった。憔悴しきった表情には、悔しさや憂いも見えた。1年間以上の取材で、初めて見る表情だった。「自分の不徳の致すところ。一から出直します」と言い、1人駅で頭を下げ続けた。開票結果は、維新の堀江優さん2万8548票、原田さん2万8435票。わずか113票差での落選だった。

落選した川嶋広稔さん

今回の選挙では、「府議団」幹事長の原田さんのほか、大阪府議選に立候補した自民党大阪「府連」幹事長の西恵司さん、大阪市議選に立候補した自民党大阪「市議団」幹事長の川嶋広稔さんも落選。大阪自民の3幹事長がそろって落選した。

川嶋さんは、10日の午前1時になって落選を知った。支援者らと開票の結果を待っていた会場で、スマートフォンに届いた落選のメッセージを数秒間じっと見つめ「大変申し訳ありません、残念ながら及ばずでございました」と頭をさげた。予期せぬ敗北に会場はざわめいた。

自民党は今回、大阪市議会で3議席、大阪府議会で9議席を失った。川嶋さんは、敗因について「維新のブランドイメージができ上がっている中で、我々は維新をしのぐものにならなかった。彼らに大阪を代表する政党みたいなイメージがある中で、どう対峙していくのか考えないといけない。総合的に負けている」と話した。

「自民党大阪府連は壊滅的出直しが必要」

原田さんは、維新と対峙できる政党になるためにも、自民党大阪府連は壊滅的出直しが必要だと言う。「維新と切磋琢磨できるような2大政党を大阪で機能させないと、独裁のような状態になってしまい(維新の)議員は府民の声を聞かなくなる」と危機感を露わにした。

「二元代表制」がどう機能するのか注目

自民敗退の一方で、悲願だった大阪市議会での単独過半数を占めた大阪維新の会。吉村洋文代表は「政策をスピーディに実現していきたい」と意気込む。「維新一強」の大阪で、議会が首長の行政運営をチェックする「二元代表制」がどう機能するのか、注目される。

(関西テレビ 大阪府政担当記者:菊谷雅美)

7678OS5:2023/04/15(土) 09:46:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7343be2aa5259d1220e5e448f58bddd5c873594「かなりヤバいことになる」大阪市議選「日本維新の会」に大惨敗で自民党執行部が危惧していること
4/15(土) 7:02配信


現代ビジネス
目も当てられない大惨敗
写真提供: 現代ビジネス

 勝者は日本維新の会(馬場伸幸代表)である。4月9日投開票の第20回統一地方選前半戦の9知事選と6政令市長選、そして41道府県議選(総定数2260)と17政令市議選(総定数1005)のことだ。選挙前に自民党執行部の一人はこう言っていた。「維新に大阪市議会で過半数を奪われたら、かなりヤバいことになる」――。実際、そういう結果となった。

【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る!

 政令指定都市・大阪市議会(定数81)。すでに第1党の維新は46議席獲得し、単独過半数を上回り、府議会(定数79)でも現有議席51に4議席上乗せして55となり、大阪府政・市政ともに盤石な基盤を確立した。

 ちなみに自民党は市議選が6議席減の11、府議選は9議席減の7であり、目も当てられない大惨敗である。自民は兵庫県議選も3議席減の24に対し、維新が現有9から大幅増の21と大躍進した。

 昨年9月に結党10年を迎えた維新の勢いは確実に全国に波及しており、自民は今後の国政選挙へ与える同党の影響力に警戒を強めている。では、なぜ維新はこれほど強力な政党になったのか。

キーワードは「世代交代」
photo by gettyimages

 第1に挙げるべきは、今統一地方選を仕切った馬場代表(衆院大阪17区選出・当選4回)と遠藤敬国対委員長(同大阪18区選出・4回)のツートップの選挙戦略が奏功したことだ。ほぼ同世代の馬場、遠藤両氏には幾つもの共通点がある。大阪府堺市出身の馬場氏と同高石市出身の2人は共に高卒である。

 加えて、元外相の故・中山太郎参院議員(自民党)の秘書を務めた馬場氏に対し、遠藤氏は中山議員後援会の青年局長であった。一方、政界キャリアでは馬場氏に堺市議(6期・市議会議長)という地方政治家経験があり、政治歴が無い遠藤氏には堺高石青年会議所理事長、日本青年会議所大阪ブロック協議会長歴任というビジネスマインドがある。

 日本維新の会について言えば、両氏は共に同党創設者である橋下徹、松井一郎両元大阪市長、大阪府知事がそれぞれ党代表、幹事長時の2012年12月総選挙で初当選を果たした。言わば同じ釜の飯を食べた戦友である。

 馬場氏が描いた統一地方選戦略のキーワードは「世代交代」であった。聞き及んだ維新シナリオによると、擁立した候補者は「若さ」「雄弁」「地方」(政治・自治体経験)「女性」(可能な限り)の観点から選出している。大阪、兵庫など関西圏で維新に惨敗を喫した自民はまさにその真逆であった。

「直接対決」
 閑話休題。実は最近の自民党でも国政レベルではこうした世代交代の流れが加速しているのだ。3月30日、同党デジタル社会推進本部(本部長・平井卓也元デジタル担当相=当選8回・岸田派)傘下の「AI(人工知能)の進歩と実装に関するプロジェクトチーム」(座長・平将明衆院議員=6回・無派閥)は、文章など自動生成できるAIについての提言書を発表した。

 同PTが話題を集めたのは、岸田文雄首相が4月10日に対話型AI「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)と首相官邸で面会したためだ。なぜならば、同提言書冒頭でチャットGPTについて言及していたからである。世界の耳目を集める先進技術の重要性を先取りしていた。

 そしてこの自民PTに蝟集する面子だが、小倉將信少子化担当相(衆院当選4回・二階派)、山下貴司元法相(4回・茂木派)、塩崎彰久衆院議員(1回・安倍派)、神田潤一衆院議員(1回・岸田派)である。維新と比べてこちらの学歴・キャリアが凄い。全員東大卒業。さらに日銀出身の小倉氏は英オックスフォード大学院、神田氏が米イェール大学院修習である。元検事の山下氏は米コロンビア大学ロースクール、弁護士の塩崎氏が米ペンシルベニア大学ウォートンスクール修士号取得。

 「学歴」の比較が本稿の目的ではない。米スタンフォード大学在学中に起業して中退した37歳のアルトマン氏が著名な投資家イーロン・マスク氏(テスラCEO)などの出資を得て15年12月に創業したオープンAIの将来性にいち早く気付いたからこそ、彼ら4人組がアルトマン氏を招き、岸田氏との面会を段取りしてその日の午後に自民党本部での講演をセットできたのだ。

 近い将来の日本保守政治は、先取性がある若手エリート集団中心の自民党と、ローカリズムに根を張ったバタ臭い指導層の維新の直接対決によって二極分化が進み、その勝者が政権を握る時代がやって来るのではないだろうか。

歳川 隆雄(ジャーナリスト)

7679OS5:2023/04/16(日) 07:32:14
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO064936/20230413-OYTAT50071/
奈良

<上>県議選と連動 効果顕著
2023/04/14 05:00
選挙・奈良

山下氏 22市町で最多得票
県議選で当選した新人(手前)とともに通行人らにあいさつする山下氏(10日、奈良市で)

 知事選当選から一夜明けた10日早朝。前生駒市長の山下真氏(54)は当選あいさつのため、奈良市の近鉄大和西大寺駅前を訪れた。

<統一選2023>選挙 広がるネット戦略
 大阪府以外で、日本維新の会公認候補が知事選に勝つのは初めて。県議選では2019年の前回選の4倍となる16人を擁立し、14人が当選した。平均年齢44歳の維新県議の先頭に立つ山下氏は「奈良が発展へかじを切る政策を実現する」と興奮冷めやらぬ表情で語った。

     ◇

 現職の県政運営を支えてきた自民党県連が、元総務官僚の平木省氏(48)、5選を狙う荒井正吾氏(78)の支持で割れ、「保守分裂」で迎えた知事選。維新にとっては千載一遇の好機だった。

 維新陣営には読みがあった。「知事選、県議選の投票日は同じ9日。どちらも同じ政党に投票する人が多い」。裏を返せば、県議選で維新候補のいない選挙区は平木氏らに票が流れる。16選挙区のうち、13選挙区で候補者を擁立し、知事選と連動させる戦略を描いた。

 選挙戦で、山下氏が県議候補と一緒に街頭に立ち、「身を切る改革」「徹底した行財政改革」と繰り返したのはその一環だ。2人のビラをセットで配り、相乗効果で浸透を図った。告示前には、吉村洋文共同代表(47)が2度県内入りし、注目度を高めた。

 大規模な集会を開くわけでも、業界団体を回るわけでもない。人口が多く、大阪の影響を受けやすい近鉄沿線を中心に、無党派層に狙いを定めた。自民側は「イメージ選挙だ」と冷ややかにみていたが、結果は維新の見立て通りだった。

     ◇

 開票結果からも、維新の戦略が読み取れる。

 最多得票の市町村数を比べると、山下氏が22市町、平木氏が16市町村、荒井氏が1村。投票者数1万人以上の17市町に限れば、山下氏が15勝と圧倒した。特に奈良、生駒両市で、平木氏に計4万票近い差をつけ、県議候補も5人全員が当選。得票数で平木氏を下回った天理、五條両市は、県議選で維新候補が不在で、かつ無投票だった。

 維新候補が敗れた選挙区内の葛城、宇陀両市でも「連動効果」が示された。県議選で獲得した計1万3000票近くとほぼ同数が、山下氏に入り、知事候補で最も多くの票を得た。自民は県議選を制しながら、平木氏が約1万票、荒井氏が約6000票と分散し、優位性を生かせなかった。

 立命館大の村上弘特別任用教授(地方自治)は「維新は今回のような勝てそうな選挙に資源を集中する。宣伝も非常に巧みだ。『身を切る改革』などの公約で有権者を引きつけた山下氏に対し、平木氏らは無党派にアピールできなかった」と分析した。

     ◇

 維新が22年参院選の比例選で獲得した約16万票は、今回の県議選全体で、維新候補が得た票数とほぼ一致する。知事選の山下氏の得票は26万6404票。16万票を基礎票とみれば、10万票分の風が吹いたともいえる。

 維新陣営の参謀がシナリオの一端を明かす。「自民支持層といっても、コア層は限られる。『維新に県政を任せてもいい』という民意の風が吹けば、維新支持層の8、9割を固め、自民支持層から20〜30%取り込めると踏んだ」

 読売新聞社の出口調査では、山下氏は無党派層の約5割を押さえ、維新支持層の85%、自民支持層の27%の票を得ていた。筋書き通りの完勝だった。

     ◎

 統一地方選前半の知事選は、維新公認の山下氏が制し、県政は転換期を迎えた。勝因を探るとともに、県政の今後を展望する。

7680OS5:2023/04/16(日) 07:32:47
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO064936/20230415-OYTAT50007/
<中>改革 求められる調整力
2023/04/15 05:00
選挙・奈良

大型事業見直し 選挙公約に
 「公約に掲げた通りのことをさせてもらいます」

<上>県議選と連動 効果顕著
 知事選当選から3日後の12日、山下真氏(54)は県庁を訪れ、職員にそう告げたという。知事の任期は5月3日からだが、早くも行財政改革に取り組む「山下カラー」を示した形だ。

 2006年から15年まで生駒市長を務め、市立病院の建設を実現した。一方で、大規模なニュータウン開発への協力を「事業負担が重すぎる」と白紙に戻すなど、「改革派」の印象が強い。知事選でも「無駄なハコモノ事業をやめ、子育て支援や福祉に回す」と訴えた。

県が五條市で計画する大規模広域防災拠点の第1〜3期のイメージ図=県提供
 市長時代を知る元市議は「頭の回転が速く、やりたい政策はやりきるが、独善的な面もある」と評する。事業見直しを公言する新知事に対し、現職の荒井正吾氏(78)の下、大型プロジェクトを進めてきた職員らは「中止ありきではないか」と戦々恐々だ。

     ◇

 山下氏が厳しい目を注ぐ事業として、県と近鉄、奈良市で合意した近鉄奈良線の移設(1260億円)や、老朽化した大和郡山市の県中央卸売市場の再整備(270億円)などがある。

 知事選の争点になった五條市の大規模広域防災拠点も、その一つだ。南海トラフ巨大地震に備え、昨年10月、同市の整備予定地で事業開始式が行われた。工事は3期に分けて計画され、第2期で600メートル級の滑走路を整備し、第3期で2000メートル級に延伸する。工期は20年で、完成すれば紀伊半島全体をカバーできる機能を持つ。

 総事業費は720億円。国の緊急防災・減災事業債の対象のため、県の負担は実質3割になるが、山下氏は「2000メートル級が必要なのか。ヘリポートではダメなのか。費用対効果の検証が不十分だ」と県に説明を求める考えだ。

 県は、2000メートル級の滑走路があれば、災害医療チームの受け入れが半日で完了し、より迅速に態勢を整えられるとする。担当者は「県民の安全を守るという目的を伝えていきたい」と話す。

     ◇

 今年度の一般会計当初予算は、すでに県議会の2月定例会で成立している。6月議会で減額を含む補正予算案を提出すれば、事業の見直しは可能だ。ただ、新知事の着任日を考えると、検討する時間は十分には残っていない。

 着工した事業を中止すると、受注業者から損害賠償を請求される恐れもある。行財政改革や事業見直しには、慎重な検討が必要で、秋には次年度の予算編成に入る。このため、新知事の意向が大きく反映される予算は、来年度以降となる可能性もある。

 「所得制限なしの高校授業料無償化」などの公約を掲げる山下氏も、首長経験者らしく、「一気に達成できるものではない。財源を把握し、段階的に行う」と語る。各方面と協議しながら、いかにスピーディーに改革を進めるか。実行力だけでなく、調整力も問われる。

7681OS5:2023/04/16(日) 07:33:25
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO064936/20230415-OYTAT50046/
<下>対維新 自民合流の動き
2023/04/16 05:00
県議会再編
県内の首長らが集まった会議。山下氏は市町村との関係強化も求められる(2022年11月29日、大和高田市で)
 日本維新の会の14人が当選した県議選(定数43)。この結果に衝撃を受けたのは自民党だ。当選者数は17人と維新を上回ったが、「予想以上の風だ。4年後は勝てない」と危機感をあらわにした。

<中>改革 求められる調整力

 改選前、自民は23議席で単独過半数を占めていた。立憲民主党、共産党が各4議席で続き、維新は3議席に過ぎなかった。自民は議長の座を巡る争いなどで3会派に分かれるが、党として最大勢力であることに変わりなく、「1強」は揺らがなかった。

 だが、このままでは新知事の山下真氏(54)を擁する維新に、第1会派を奪われかねない。自民県連幹部から「会派分裂で一つになれず、知事選も敗れた。小異を捨てて大同につくべきだ」と3会派の統一を望む声が上がる。

 自民議員全員が合流に加わるかは微妙だが、ベテラン議員は「個人的な感情は抜きだ。4月中にメドをつける」と各議員の説得に奔走する。

        ◇

 知事選で、自民県議は元総務官僚の平木省氏(48)、現職の荒井正吾氏(78)の支持で割れたが、荒井県政への姿勢では足並みをそろえ、立民や公明党も荒井氏を支えた。2019〜23年の4期目で、知事提出議案の否決は1件のみ。ほぼ無風の状態だった。

 しかし、変革を訴える山下県政では、議会の構図が変わりそうだ。自民議員が「反維新の県民、県職員の声を受け止める」と対決姿勢を強めれば、立民県連幹部も「賛同できない政策がある。是々非々で判断する」との立場だ。

 少数与党の維新も、難しいかじ取りを迫られる。山下氏は「議案の否決はあり得る。ただ、基本的な考えを変えることは県民への裏切りになる」と語り、維新側も「野合、談合につながる多数派工作はしない。公約を堂々と主張する」と論戦に応じる構えだ。

        ◇

 市町村長との連携も課題だ。中でも、奈良市長の仲川げん氏(47)は、個人的に山下氏との因縁が深い。

 2人は17年の奈良市長選で争い、3選を目指した仲川氏が約2000票差で山下氏を破った。その後、市営火葬場の用地購入を巡る裁判では、弁護士の山下氏が原告代理人を務め、同市に勝訴。仲川氏と元地権者2人に約1億1600万円を請求するよう、市に命じる高裁判決が確定した。

 仲川氏は「組織を前向きに進める責任がある。最初から色眼鏡で見ることはしたくない」と冷静に受け止めるが、「人間関係はマイナスからのスタート」とも口にする。県と奈良市の足並みが乱れれば、県政全体に響きかねない。

        ◇

 知事選を足がかりに、維新は国政選挙や他の首長選へ攻勢を強める方針を立てる。支持を広げるためには、山下氏の手腕がカギを握る。

 県民の負託を受けた新知事は表情を引き締める。「愚直に丁寧に政策を説明し、実行していく」。初登庁は5月の大型連休明け。古都の県政に新たな風が吹く。

(この連載は知事選取材班が担当しました)

7682OS5:2023/04/16(日) 21:18:21
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-672866.html
滋賀維新の会など6会派が結成届 県議会事務局
2023/04/15 05:05中日新聞Web

 九日投開票された県議選の結果を受け、県議会事務局は十四日、六会派が会派結成届けを出したと発表した。県議会で初めて議席を獲得した日本維新の会は「滋賀維新の会」の結成を届け出た。

 会派別では自民県議団が二十一人、チームしが県議団十二人、さざなみ倶楽部三人、滋賀維新の会三人、公明県議団二人、共産県議団二人、無所属は一人。

 県議選で自民は公認、推薦の計二十二人が当選。うち予算を巡り県に不当な要求をしたとされる大野和三郎県議は無所属となった。自民県議団は昨年三月、会派総会で離脱勧告を賛成多数で決定し、大野県議は無所属となっていた。県議会で初めての政治倫理審査会が設置され、大野県議は今年二月の県議会本会議で謝罪した。

 自民県議団が改選前から議席を二増やし、チームしが県議団は二議席減らした。さざなみ倶楽部と公明県議団は改選前と同じ議席数で、共産県議団は改選前の四議席から半減した。 (北村大樹)

日本維新の会
選挙
国会
行政
滋賀県

7683OS5:2023/04/16(日) 23:02:33
大阪市議会
>>7683-7685あたり

大阪市福島区
定数2
当17,231 57.5% 広田和美  59歳 大維現
当06,195 20.7% 太田勝己  50歳 自民新
落04,518 15.1% 山田みのり 46歳 共産新
落02,048 06.8% 坂幸樹   38歳 無所属新 維新府議離党>>6797

大阪市此花区
定数2
当11,746 46.1% 武智博幸  42歳 大維新
当07,005 27.5% 今田信行  48歳 公明 (自)現
落06,702 26.3% 瀬戸一正  74歳 共産元

大阪市港区 【維新独占狙うも失敗】
定数2
当11,696 37.1% 藤田暁   41歳 大維現
当09,595 30.4% 西徳人   59歳 公明 (自)現
落06,136 19.5% 平原幸弥  32歳 大維新
落04,117 13.1% 竹内祥倫  41歳 共産新

大阪市大正区
定数2
当11,485 46.1% 出雲輝英  53歳 大維現
当07,798 31.3% 小山光明  46歳 公明現
落05,643 22.6% 小原孝志  50歳 共産元

大阪市天王寺区【維新独占狙うも失敗】
定数2
当10,243 33.7% 須藤奨太  30歳 自民新
当10,232 33.6% 金子恵美  51歳 大維現
落09,947 32.7% 人見剛史  53歳 大維新

大阪市浪速区
定数2
当10,028 58.3% 竹下隆   62歳 大維現
当04,759 27.7% 森山禎久  58歳 無所属 (自)現
落02,408 14.0% 円山直子  74歳 共産新

7684OS5:2023/04/16(日) 23:02:48

大阪市都島区 【公明落選】
定数3
当15,274 34.8% 岡田妥知  54歳 大維現
当09,692 22.1% 大西聖一  48歳 大維現
当09,631 21.9% 荒木肇   68歳 自民元
落09,308 21.2% 佐々木清美 57歳 公明新

大阪市西区
定数3
当13,880 39.8% 西拓郎   32歳 大維現
当09,374 26.9% 東貴之   53歳 大維現
当08,023 23.0% 永井啓介  57歳 自民現
落02,588 07.4% 平松秀樹  69歳 無所属新
落01,045 03.0% 古谷仁彦  55歳 無所属新

大阪市西淀川区
定数3
当08,351 22.0% 山田肇   33歳 大維現
当08,270 21.8% 佐々木哲夫 56歳 公明現
当07,575 20.0% 山田佳奈  56歳 大維新
落07,070 18.6% 北山良三  70歳 共産元
落06,698 17.6% 荒木幹男  75歳 自民現 民主と共通会派>>7036

大阪市東成区
定数3
当09,458 28.8% 岡崎太   55歳 大維現
当07,425 22.6% 近藤美和  45歳 大維新
当06,805 20.8% 司隆史   43歳 公明新
落06,060 18.5% 川嶋広稔  56歳 自民現  市議団幹事長
落01,798 05.5% 藤原洋一  40歳 無所属新
落01,241 03.8% 野入俊二  67歳 れいわ新

大阪市阿倍野区
定数3
当13,326 28.3% 梅園周   44歳 大維現
当11,343 24.1% 谷井正佳  42歳 大維新
当10,748 22.8% 木下吉信  61歳 自民現
落08,037 17.1% 田中一範  45歳 無所属新  元自民党府議(2019年落選)
落03,589 07.6% 椛田健吾  42歳 れいわ新

大阪市西成区
定数3
当08,825 25.6% 辻淳子   70歳 大維現
当08,207 23.8% 藤岡寛和  39歳 大維現
当08,011 23.2% 山口悟朗  46歳 公明現
落05,472 15.8% 花岡美也  47歳 自民現
落03,111 09.0% 安田明日香 40歳 共産新
落00,899 02.6% 稲垣浩   78歳 無所属新

大阪市鶴見区
定数3
当15,054 34.1% 黒田真梨子 41歳 大維現
当12,040 27.3% 土岐恭生  66歳 公明現
当10,231 23.2% 大橋一隆  45歳 大維現
落06,821 15.5% 平山隆道  35歳 自民新

大阪市中央区
定数3
当11,667 32.0% 野上蘭   40歳 大維現
当10,019 27.5% 塩中一成  51歳 大維現
当06,053 16.6% 鈴木理恵  54歳 自民新
落05,598 15.4% 権世幸蔵  65歳 無所属 (立)元
落03,107 08.5% 松阪功   66歳 無所属新

大阪市旭区【3人区で唯一維新が1議席】
定数3
当10,321 26.4% 宮脇希   36歳 大維現
当08,732 22.4% 福田武洋  45歳 無所属 (自)現
当08,373 21.4% 西崎照明  65歳 公明 (自)現
落06,635 17.0% 山本大   49歳 大維新
落04,985 12.8% 渡司考一  71歳 共産元

7685OS5:2023/04/16(日) 23:03:00
大阪市生野区
定数4
当09,169 23.3% 木下誠   56歳 大維現
当08,121 20.6% 原口悠介  35歳 大維現
当07,230 18.4% 山田正和  56歳 公明現
当06,742 17.1% 武直樹   50歳 無所属現 民主系
落04,669 11.9% 黒田當士  63歳 自民元
落03,467 08.8% 西田佐枝子 51歳 共産新

大阪市東住吉区
定数4
当15,096 28.9% 高見亮   44歳 大維現
当13,200 25.3% 田辺信広  57歳 大維現
当08,586 16.5% 辻義隆   61歳 公明現
当08,022 15.4% 渕上浩美  48歳 自民新
落07,245 13.9% 山本訓子  37歳 共産新

大阪市住之江区
定数4
当13,488 27.4% 佐々木理江 40歳 大維現
当10,408 21.2% 片山一歩  59歳 大維現
当09,248 18.8% 岸本栄   51歳 公明現
当08,111 16.5% 松崎孔   69歳 無所属現 民主系
落03,866 07.9% 一司智美  46歳 自民新
落03,572 07.3% 辻井大介  43歳 共産新
落00,466 00.9% 田中耕太郎 71歳 無所属新

大阪市北区
定数4
当13,359 25.9% 高山美佳  30歳 大維現
当10,868 21.1% 近藤大   32歳 大維新
当07,184 13.9% 前田和彦  44歳 自民現
当06,841 13.3% 山本智子  63歳 公明現
落06,387 12.4% 蔵本隆之  46歳 大維現  維新現職で唯一落選
落06,070 11.8% 新里嘉孝  62歳 無所属元
落00,804 01.6% 渥美勝也  59歳 無所属新


大阪市東淀川区
定数5
当15,034 24.0% 橋本誠人  41歳 大維現
当11,040 17.6% 森慶吾   44歳 公明新
当09,917 15.9% 桝本沙織  39歳 大維新
当06,917 11.1% 岩池貴代  48歳 大維新
当06,359 10.2% 石川博紀  45歳 自民現
落06,252 10.0% 長岡ゆりこ 52歳 共産現
落05,901 09.4% 表西貴文  53歳 無所属 (自)新
落01,142 01.8% 勝田英紀  64歳 無所属新

大阪市城東区【共産が議席確保】
定数5
当14,919 20.8% 馬場紀幸  48歳 大維新
当13,210 18.4% 本田リエ  49歳 大維現
当11,494 16.0% 明石直樹  66歳 公明現
当11,433 15.9% 山中智子  60歳 共産現
当10,935 15.2% 鷲見慎一  42歳 大維現
落09,863 13.7% 西川裕二  68歳 自民現

大阪市住吉区【共産が議席確保】
定数5
当13,353 21.7% 伊藤亜実  38歳 大維現
当11,162 18.2% 久保田亮  34歳 大維新
当09,609 15.6% 中田光一郎 59歳 公明現
当08,334 13.6% 井上浩   50歳 共産現
当07,489 12.2% 上田智隆  61歳 大維現
落06,708 10.9% 山本長助  53歳 自民現
落03,604 05.9% 野口忠真  34歳 立民新
落01,144 01.9% 藤田祐一  65歳 無所属新

大阪市淀川区
定数5
当14,615 21.9% 今村直人  39歳 大維新
当14,122 21.2% 佐竹璃保  35歳 大維新
当12,681 19.0% 杉田忠裕  68歳 公明現
当09,293 13.9% 坂井肇   48歳 大維現
当08,072 12.1% 南隆文   36歳 自民新
落07,920 11.9% 湊隆介   39歳 共産新


大阪市平野区
定数6
当14,655 19.7% 杉村幸太郎 44歳 大維現
当12,007 16.2% 松田昌利  57歳 大維新
当10,808 14.5% 田中宏樹  49歳 自民現  民主と共通会派>>7036
当09,762 13.1% 永井広幸  61歳 公明現
当09,494 12.8% 吉見美佐子 50歳 大維現
当08,926 12.0% 永田典子  60歳 公明現
落08,667 11.7% 小川陽太  45歳 共産元

7686OS5:2023/04/16(日) 23:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/28d934f00d2ed2974ef9e37576bf92afde3c5db1
維新、首長ポスト獲得へ擁立 10市長選に7候補 大阪
4/16(日) 20:49配信

時事通信
大阪城(資料写真)

 統一地方選の後半戦で、大阪府内では16日、10市長選が告示された。

 府知事選をはじめ前半戦で圧勝した地域政党「大阪維新の会」は、7市長選に公認候補を擁立。うち新人は5人で、首長ポストのさらなる獲得に動く。

 維新が公認候補を立てたのは、吹田、高槻、守口、八尾、寝屋川、高石、大阪狭山の7市。現職は八尾と大阪狭山のみで、残る5市では、元衆院議員や元市議ら新人候補が名乗りを上げた。

 統一選前半戦では、維新が大阪府知事・大阪市長のダブル選を制し、府議選では過半数の議席を維持。同市議選では、初の過半数議席を獲得し、党の勢力を伸ばした。その勢いを後半戦にも持ち込みたい構えだ。

 7市のうち守口市では16日、立候補を届け出たのは維新新人のみで、無投票当選が決まった。

 維新は大阪府以外では、京都府木津川市と奈良県生駒市の2市長選にそれぞれ新人の公認候補を立てた。

7687OS5:2023/04/16(日) 23:10:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/04eccd826dab75b6e33f62eddd2b749afc3850c8
明石市長選告示 3新人による争い確定 ポスト泉巡り、舌戦始まる 市議選は43人が立候補
4/16(日) 17:23配信

神戸新聞NEXT
明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市長選が16日告示された。いずれも無所属新人の中川暢三元加西市長(67)、林健太元市議(40)=自民、公明推薦、丸谷聡子元市議(59)が立候補し、3人による選挙戦が確定した。市議選(定数30)も同日告示され、43人が届け出た。23日に投開票される。


 林氏は西村康稔経済産業相が顧問を務める自民党明石支部が擁立。丸谷氏は泉房穂明石市長が後継として支援し、この2人を軸とした戦いになるとみられる。

 3氏は届け出後、それぞれ街頭で演説した。中川氏は「政策本位の選挙がなされるべきだ」と主張した。

 林氏は「子どもたちのために未来の明石をつくる。小学校給食やランドセル、制服、修学旅行など教育費の自己負担分をゼロにしたい」と聴衆に語りかけた。

 丸谷氏は「泉市長が12年間積み上げてきた市民に優しい施策を、ここで終わりにするわけにはいかない」と述べ、手厚い子育て支援の継続などを訴えた。

 同市では3期12年市長を務めた泉氏が4月末で退任する。市長選では子育て支援や教育の充実、市民の意見を市政へ反映させる方法などが争点となりそうだ。

(松本寿美子、長尾亮太、有冨晴貴)

7688OS5:2023/04/16(日) 23:10:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8249b92a8fd55c734e5763f8ca722b3b7d60c42f
姫路市長選告示 現職、新人の一騎打ち、自公と維新が争う構図に 姫路、相生市議選も届け出確定
4/16(日) 17:18配信

神戸新聞NEXT
姫路市役所=姫路市安田4

 任期満了に伴う兵庫県姫路市長選は16日午後5時に立候補の届け出が締め切られ、いずれも無所属で元財務官僚の新人榑谷健太郎氏(38)=維新推薦=と、2期目を目指す現職清元秀泰氏(59)=自民、公明推薦=の一騎打ちとなることが確定した。同市議選(定数45)は63人、相生市議選(同14)は16人が届け出た。


 姫路市長選は、政権与党と姫路でも勢力を拡大する維新が争う構図となった。

 榑谷氏は16日午前9時半から、同市本町の家老屋敷跡公園で出陣式。地元選出の国会議員らに続いてマイクを握り、「現市政は税金の使い方が根本的に間違っている。今、姫路が変わる時だ」と強調した。子育て支援や公共交通の充実も訴えた。

 清元氏は午前11時、同市東延末1の大年公園で第一声。デジタル改革や水素を活用した新産業の誘致などを進めるとし、「市民の人生を輝かせるため、責任ある政治をする」と声を張り上げた。自民、公明の国会議員や県議らも応援に駆け付けた。(田中宏樹、井上 駿)

7689OS5:2023/04/16(日) 23:12:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3ac191b6516f9a2ecae8f54033f7041362b33d6
芦屋市長選告示、現職に3新人が挑む 西宮、芦屋、伊丹、宝塚の4市議選も届け出確定
4/16(日) 17:09配信
 統一地方選後半の兵庫県芦屋市長選と西宮、芦屋、伊丹、宝塚の4市議選が16日、告示された。芦屋市長選は、現職と新人3人が立候補し、1995年以来となる4人による選挙戦が確定した。投開票は23日。

 同市長選に立候補を届け出たのは、いずれも無所属新人の高島崚輔氏(26)、中島香織氏(55)、大塚展生氏(65)、現職の伊藤舞氏(53)。

 4人は16日朝に立候補を届け出、それぞれの事務所で出陣式に臨んだ。その後は選挙カーなどで市内をめぐり、舌戦を繰り広げた。

 高島氏は高校時代から地域と関わる中で「芦屋に元気がない」と感じたという。市民力を市政に生かし、「世界で一番住み続けたいまちを実現する。一緒に未来をつくろう」と訴えた。

 中島氏は新型コロナ対応などで現市政を批判し「状況を変えたい」と主張。市民の声を聞き、説明責任を果たすことなどを基本に「市民が主役のまちづくりを進めたい」とした。

 大塚氏もごみ処理広域化の方針転換や集会所の統廃合などに触れ、現市政を「失われた4年間」と総括。「市民の声を聞き健全で透明で市民に寄り添った市政にする」と主張した。

 2期目を目指す伊藤氏はJR芦屋駅南側の再開発事業やこども家庭・保健センターの新設などの実績を強調しつつ「市民の命を守ることを第一にしっかりと先頭に立ちたい」と訴えた。

 西宮市議選(定数41)は66人▽芦屋市議選(定数21)は29人▽伊丹市議選(定数28)は33人▽宝塚市議選(定数26)は35人-が立候補を届け出、いずれも選挙戦が確定した。

    □  □

 芦屋市長選について、神戸新聞阪神総局と市内の高校生でつくるグループ「あしや部」は3月26日、公開討論会「あしや若者未来トーク」を開きました。今回立候補した4名が若者から出されたまちづくりや市政の課題について回答されています。質疑応答の詳細記事と、会の様子を撮影した動画を電子版「神戸新聞NEXT」で公開しています。

7690OS5:2023/04/16(日) 23:13:14
https://www.sankei.com/article/20230414-JX2YJMSOJZNSVDCNHJ7LX4WDIQ/?outputType=theme_localelection2023
三つ巴の明石市長選、16日告示 「ポスト泉」見えぬ争点
2023/4/14 22:46
喜田 あゆみ



統一地方選後半戦で行われる兵庫県明石市長選が16日、告示される。平成23年から市長を務めてきた泉房穂氏(59)は自身の暴言の責任を取り、政治家引退を表明、後継として女性市議を擁立する。一方、市議会で泉氏と対立関係にあった自民側からも市議が立候補する。さらに1人を加えた新人3人の争いになる見通しだが、全国的にも評価の高い子育て支援策など現市政に対する3人のスタンスに大差はない。功罪それぞれで注目を集めてきた泉氏との距離をどう見るかが争点になりそうだ。

突然の引退
泉氏が突然、政治家引退を表明したのは昨年10月。当時市議会に提案される予定だった自身への問責決議案を巡り、自民、公明の市議に「賛成したら許さない」「次の選挙で落としてやる」などと発言したことが明らかになり、その引責が理由だった。

それまで泉氏再出馬の見方が強かった市長選の行方はこれで一気に混沌(こんとん)とした。泉氏が後継候補擁立の方針を示す中、先に動いたのは自民。市議会最大勢力で泉氏とたびたび対立してきた自民系会派に所属していた林健太氏(40)が先月上旬、立候補を表明した。

関係者によると、地元選出の衆院議員で経済産業相の西村康稔(やすとし)氏(60)が擁立を強く後押し。林氏は無所属で出馬し、自民、公明が推薦する。

一方、泉氏側の動きはなかなか見えなかった。「引退を撤回し、自分が出るのでは」。自民、公明側からはこんな観測や警戒感も漂った。

泉氏が市議の丸谷聡子氏(59)とともに会見を開いたのは、告示まで1カ月を切った先月25日。時に議会で泉氏と議論を戦わせてきた丸谷氏の指名に予想外との受け止めもあった。丸谷氏自身も3期目に向けた市議選への準備を進めており、泉氏からの出馬打診は「夢にも思わなかった」というが、泉氏は「市民目線で、市民とともに頑張れる方だ」と強調する。


「泉氏派対自公」という構図に、これまで数多の首長選に挑戦してきた元兵庫県加西市長の中川暢三氏(67)も名乗りを上げた。市長選はこの3人の争いになる見通しだが、実は政策面での争点は見えにくい。

高い市民人気
今月9日に投開票された県議選の明石市選挙区では、泉氏が擁立した新人候補が2位に約2倍の差をつけてトップ当選。独自の子育て施策などを進めてきた泉氏の市民人気の高さをうかがわせた。「市政の継続か逆行か」。泉氏はこう訴え、争点の明確化を図る。

ただ林氏も自身が子育て世代であることをアピール。現在の子育て施策などを継続・発展させるとの立場だ。「泉氏の提案を議会、議員が議決してきた。あたかも泉氏だけの実績のように広まるのはおかしい」と公明関係者。自民関係者も「問われるのは泉氏の政治手法。暴言やトップダウンのやり方に問題がある」と指摘する。

中川氏も泉市政を一定評価しつつ、「議会や職員との関係などに問題がある」と批判する。だが後継たる丸谷氏が、トップダウンではなくボトムアップ型の市政運営への転換を掲げたことで、泉氏の政治手法の評価という点も明確な対立軸にはならなくなった。


13日夜、明石市内で開かれた討論会では3人が手を合わせて撮影に応じた。強い発信力で施策を進めてきた泉氏の後のかじ取りを誰が担うのか、23日の投開票で〝ポスト泉〟の選択が示される。(喜田あゆみ)

7691OS5:2023/04/16(日) 23:19:48
https://www.sankei.com/article/20230416-K2O6C225CNNQJBVMRKGCADWBRY/?outputType=theme_localelection2023
大阪・高石市長選は現新一騎打ち
2023/4/16 18:16
任期満了に伴う大阪府高石市長選は16日告示され、7選を目指す無所属現職の阪口伸六氏(66)と、維新新人の元市議、畑中政昭氏(42)が立候補。現新の一騎打ちとなった。

阪口氏は、国や府とのパイプを築き事業を進めたとして「これをしっかりとつなぐことが街の発展につながる」と実績を強調。多選については「長いと悪で、短いと善なのか」と批判をかわす。

畑中氏は、出発式後は徒歩で街頭活動に繰り出し、若さをアピール。「高石市は構造的に元気がなくなっている。身を切る改革が必要だ」と主張し、市長報酬のカットをはじめ行財政改革を掲げる。



https://www.sankei.com/article/20230416-2LIV2BWL5RPD3JAQ3RPNHK3LQA/?outputType=theme_localelection2023
大阪・八尾市長選 現、新、元の4氏の争いに
2023/4/16 18:18
任期満了に伴う八尾市長選は16日告示され、大阪維新の会現職の大松(だいまつ)桂右(けいすけ)氏(53)▽政治団体「アップデートおおさか」が推す無所属元職の田中誠太(せいた)氏(66)▽無所属新人で女性団体役員の間野窪(まのくぼ)民子(たみこ)氏(74)=共産推薦▽無所属新人で主婦の山口穂奈美(ほなみ)氏(32)=参政推薦-の4人が立候補した。

大松氏は出陣式で「さらなる八尾の成長を皆さんとつくる」と市政の継続を訴えた。応援に来た吉村洋文知事との連携も強調した。

田中氏は出陣式後、近鉄八尾駅前で連合大阪の応援を受けて演説。「拝金主義でなく市民と進む八尾をつくろう」と支持を求めた。

間野窪氏は出発式後、JR久宝寺駅近くで子育て充実へ「医療・給食費など5つの無料化」を約束。国会議員も応援にかけつけた。

山口氏はJR八尾駅前で第一声。「生活がしんどくありませんか」と政治参加を呼びかけた。支援者と一斉にポスターを貼った。


https://news.yahoo.co.jp/articles/33512249e5b04e3da148f1028608576066ffb729
大阪・寝屋川市長選 現新2氏が立候補
4/16(日) 17:51配信
任期満了に伴う大阪府寝屋川市長選は16日告示され、大阪維新の会新人の元市議、井川晃一氏(40)と無所属現職の広瀬慶輔氏(52)が立候補を届け出た。

井川氏は京阪寝屋川市駅前で出陣式。

3期12年の市議経験をもとに「市はかつての慢性赤字の時代の入り口にある」と指摘。「市政に民間の力を取り入れ、身を切る改革で教育と福祉を充実させる」と支持を訴えた。

広瀬氏は住吉神社の事務所前で出陣式。

子ども家庭庁も注目する市独自のいじめ対策や9年ぶりの転出入逆転など1期目の実績を強調し、「子育て世代から選ばれるまちとなるため、変化をとめてはならない」と呼びかけた。

7692OS5:2023/04/16(日) 23:21:37
https://www.sankei.com/article/20230416-P3SLF7TAA5K4ZIAHR2T5NSARBQ/?outputType=theme_localelection2023
大阪・藤井寺市長選は現新の一騎打ちに
2023/4/16 18:01
任期満了に伴う大阪府藤井寺市長選は16日告示され、再選を目指す無所属現職の岡田一樹氏(57)と無所属新人の元市職員、堀川国彦氏(75)の一騎打ちとなった。

岡田氏は取り組んできた子育て支援の継続などを掲げる。堀川氏は子供の安全な通学路の確保に向けた施策の充実などを訴えている。

https://www.sankei.com/article/20230416-UCGT5XLUPJPBZKW33XE2DMG4T4/?outputType=theme_localelection2023
大阪・泉佐野市長選は千代松大耕氏が無投票で4選
2023/4/16 18:57
任期満了に伴う大阪府泉佐野市長選は16日告示され、無所属現職の千代松大耕氏(49)=自民、公明、維新推薦=のみが立候補を届け出て、無投票での4選が決まった。無投票当選は平成20年1月以来15年ぶり。

午後5時に届け出が締め切られ、無投票当選が確定した。千代松氏は選挙事務所に現れ、集まっていた支援者らとともにガンバローコールを行った。

関西国際空港の対岸に位置する同市。新型コロナウイルス禍で影響を受けた地域経済の立て直しが大きな課題となっている。千代松氏は「この泉佐野市を日本一の街にすべく再スタートを切る」と強調した。


https://www.sankei.com/article/20230416-D2ESYVVWRNNPBHZQIL3XXAXZ7U/?outputType=theme_localelection2023
大阪・富田林市長選 吉村氏無投票で再選
2023/4/16 20:36
任期満了に伴う大阪府富田林市長選は16日告示され、無所属現職の吉村善美氏(58)以外に立候補がなく、無投票で再選が決まった。

吉村氏は、再選が決まった午後5時過ぎに市内の選挙事務所に到着し、花束を受け取った後、支援者らとともに万歳して喜びを爆発させた。

吉村氏にとって同市議や府議を合わせ今回が9度目の選挙となるが、初めての無投票だという。「これまでの市政が肯定的に受け止められたのかもしれないが、白紙委任ではない。市民からの叱咤(しった)激励ととらえたい」と話し、表情を引き締めた。

2期目については、取り組んできた政策を「バージョンアップさせる」としている。子供を支え、応援することを明確にするための条例の制定を目指したり、0歳児の家庭へのおむつを宅配したりする事業などにも取り組みたいとの考えも示した。

7693OS5:2023/04/16(日) 23:25:09
https://www.sankei.com/article/20230416-AWPCWJB7XJOQXBTYOX4KI6EILE/?outputType=theme_localelection2023
大阪・吹田市長選は三つどもえの戦いに
2023/4/16 17:53
任期満了に伴う大阪府吹田市長選は16日告示され、無所属新人で元市議の上垣優子氏(69)=共産推薦▽大阪維新の会新人で元市議の馬場慶次郎氏(45)▽3選を目指す無所属現職の後藤圭二氏(65)=自民、立民推薦-の3人が立候補を届け出た。

人口が増加傾向にある市のまちづくりや教育、福祉施策の充実のほか、2期8年の後藤市政への評価などが争点。


https://www.sankei.com/article/20230416-LDFFQWDB5FK2DP7CLDNWEEUNUQ/?outputType=theme_localelection2023
大阪・高槻市長選は三つどもえの戦い
2023/4/16 17:55
任期満了に伴う大阪府高槻市長選は16日告示され、大阪維新の会新人で元衆院議員の松浪健太氏(51)▽無所属新人で看護師の吉本草蔵氏(42)▽4選を目指す無所属現職の浜田剛史氏(58)=自民、立民、公明、国民推薦-の3人が立候補を届け出た。

8年ぶりの選挙戦となり、3期12年の浜田市政の評価などで激しい論戦になりそうだ。

https://www.sankei.com/article/20230416-PESXEXLVW5LPJAGGRB6YD4Q3EA/?outputType=theme_localelection2023
大阪狭山市長選は現新の一騎打ちに
2023/4/16 17:58
任期満了に伴う大阪府大阪狭山市長選は16日告示され、3選を目指す大阪維新の会現職の古川照人氏(51)と無所属新人の元市議、丸山高広氏(48)との一騎打ちとなり、前回と同じ戦いの構図となった。古川氏は2期8年の実績と行財政改革を掲げる。丸山氏は多くの声が反映される市政が必要だとしている。

https://www.sankei.com/article/20230416-PO3XDA5VINLXFLN5SVHQZDMMFM/?outputType=theme_localelection2023
大阪・守口市長選は維新新人の瀬野氏が無投票初当選
2023/4/16 17:41
大阪府守口市長選は16日告示された。午後5時までに立候補を届け出たのは大阪維新の会新人の元府職員、瀬野憲一氏(58)だけで無投票での初当選となった。

同市では3期目を務めていた大阪維新の会顧問の西端勝樹氏(59)が2月に政界引退を表明。統一地方選で行われる同市議選と日程を合わせるため、今夏の任期満了を待たず4月1日付で辞職した。

西端氏は後継指名を行わなかったが、府からの派遣で守口市で勤務経験のある瀬野氏が名乗りをあげ、事実上の後継となった。

7694OS5:2023/04/16(日) 23:26:41
https://www.sankei.com/article/20230416-CHXNBHFLUFOHXLVFROL22IQH7Q/?outputType=theme_localelection2023
京都・木津川市長選 新人3人の選挙戦に
2023/4/16 12:50
任期満了に伴う京都府木津川市長選は16日告示され、いずれも元市議で、無所属の呉羽真弓氏(64)、無所属の谷口雄一氏(50)=自民、立民、公明推薦=、日本維新の会公認の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)の新人3人が立候補を届け出た。

4期務めた現職は不出馬。現在の市政方針の継承か刷新か、3町合併から16年が経過する中でどのような政策に重点を置いて今後のまちづくりを進めていくかが争点となる。

7695OS5:2023/04/16(日) 23:26:42
https://www.sankei.com/article/20230416-CHXNBHFLUFOHXLVFROL22IQH7Q/?outputType=theme_localelection2023
京都・木津川市長選 新人3人の選挙戦に
2023/4/16 12:50
任期満了に伴う京都府木津川市長選は16日告示され、いずれも元市議で、無所属の呉羽真弓氏(64)、無所属の谷口雄一氏(50)=自民、立民、公明推薦=、日本維新の会公認の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)の新人3人が立候補を届け出た。

4期務めた現職は不出馬。現在の市政方針の継承か刷新か、3町合併から16年が経過する中でどのような政策に重点を置いて今後のまちづくりを進めていくかが争点となる。

7696OS5:2023/04/16(日) 23:27:31
https://www.sankei.com/article/20230416-BNYLLGMDUZPGHDQ3ZXCBSIOZOQ/?outputType=theme_localelection2023
奈良・生駒市長選、現新一騎打ちの見通し
2023/4/16 12:15
任期満了に伴う奈良県生駒市長選は16日告示され、3選を目指す無所属現職の小紫雅史氏(49)=自民党県連、立憲民主党県連、公明党県本部、国民民主党本部推薦=と、日本維新の会新人のNPO法人理事、海豪うるる氏(55)=本名・中谷由里子=が立候補を届け出た。投開票は23日。

両氏の直接対決は今回で連続3回目で、過去2回は小紫氏が勝利している。関西屈指のベッドタウンとして発展してきた同市だが、現在は高齢化や空き家問題が課題として浮上している。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20230416/2050013251.html
生駒市長選挙告示 現職と新人の2人が立候補
04月16日 17時32分

任期満了に伴う、奈良県生駒市の市長選挙が、16日告示され、自民党など4党が推薦する無所属の現職と日本維新の会の新人のあわせて2人が立候補しました。



生駒市長選挙に立候補したのは、届け出順に
▼無所属の現職で、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦する小紫雅史氏(49)と
▼日本維新の会の新人でNPO法人理事の海豪うるる氏(55)のあわせて2人です。
2人が市長選挙で争うのは、これで3回連続で、前々回(平成27年)は、▼小紫氏は今回の知事選挙で当選した日本維新の会の山下真氏の後継候補、▼本名で立候補していた海豪氏は自民党の支部が擁立した候補でした。
前回(平成31年)は、▼小紫氏は当時の国民民主党、公明党の生駒支部の推薦を受けた一方、▼本名で立候補していた海豪氏は自民党の推薦を受け、選挙戦を戦いました。
今回は政党の支援状況が大きく変わり、▼小紫氏は、自民党・立憲民主党・公明党・国民民主党の4党の推薦を受けて、▼海豪氏は選挙の届け出名を変更した上で、日本維新の会の公認候補として戦います。
立候補の届け出を済ませた2人は早速、街頭などで支持を呼びかけていました。
▼小紫氏は屋内の会場で、「市北部の高山地区第2工区、そして、いま演説を行っているこの場所、この地域を拠点として、生駒駅の南口を再生する。各駅のバリアフリーに取り組みます。むだなハコモノをつくる気は全くありませんが、生駒の発展に必要なインフラの整備、拠点の整備は必ずやります。みなさまとともに日本一楽しく住みやすいまちづくりを進めてまいります」と訴えました。
▼海豪氏は街頭で「生駒は子育て世代が引っ越してきてくれて成長してきた街です。本気の改革、待ったなしの改革をしなければ生駒の未来はありません。県と市が一体となって奈良を、生駒を前に進めていく。大阪の隣町、生駒で大阪でできた改革を前へ進めていく」と訴えました。
選挙戦では、「関西文化学術研究都市」の一角で市北部の高山第2工区の開発計画や、子育て支援策のあり方などをめぐり、論戦が交わされる見通しです。
また、奈良県では、大阪以外では初めて、維新公認の知事が誕生することになりました。
その勢いで、市長選挙でも、大阪以外で初めてとなる維新の公認候補が当選するのか、それとも、与野党4党が推薦する現職が市長の座を守り抜くのかにも注目が集まりそうです。
生駒市長選挙は、今月23日に投票が行われ、即日開票されます。

7697OS5:2023/04/17(月) 13:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/d252a4087bfb67d9d20e7f414da197e52addca4f
大阪・高槻市長選 非維新の4選目指す現職と維新の元衆院議員が対決
4/17(月) 12:20配信



産経新聞
高槻市長選候補者の出発式に集まった多くの人々=大阪府高槻市(恵守乾撮影)

16日にスタートした統一地方選の後半戦で、大阪府高槻市長選は、4選を目指す無所属現職の浜田剛史(たけし)氏(58)=自民、立民、公明、国民推薦=に、大阪維新の会の元衆院議員で府議も務めた松浪健太氏(51)ら新人2人が挑む構図になった。非維新の主要政党から推薦を受けた浜田氏に対し、松浪氏は前半戦で伸長した維新の勢いに乗り、刷新を狙う。

市長選が告示された16日朝、松浪氏は市内の選挙事務所前で出発式に臨んだ。浜田氏を「オール与党」と位置付け「行政と政治がなれ合っている」と批判。「市政の改革を進め、全国で一番進んだ高槻市をつくる」と訴えた。

衆院議員を通算5期、府議1期を務めた松浪氏。前半戦での維新の伸長は好材料との見方もあるが「勢いが続いているのか見通せない」(陣営関係者)との声も。陣営は「相手は強くて厳しい戦い」と話す。16日は維新代表の吉村洋文知事と維新幹事長を務める横山英幸大阪市長も応援のため、てこ入れした。

対する浜田氏は高槻市役所前で市議選候補者約20人と合同で出発式。立憲民主党の参院議員、辻元清美氏も応援に駆け付けた。浜田氏は「市町村の政治に党派は全く関係ない。市民の意見を聞きながらまちづくりを進めたい」とし、松浪氏の「オール与党」批判に対抗心をあらわにした。

平成31年の前回選挙では無投票当選を決めており、維新候補との直接対決は初めて。警戒するのは維新の勢いだ。9日投開票の知事選で、維新候補の吉村氏の得票割合は高槻市内全体の得票総数(14万7870票)の約74%に達し、府議選の高槻市・三島郡選挙区(定数3)では維新候補がトップ当選した。

浜田氏の陣営関係者は「前半戦の結果を見る限り安心できない」とする。推薦政党の支持を固めるとともに無党派層の取り込みも図る方針だ。

市長選には無所属新人で看護師の吉本草蔵(そうぞう)氏(42)も立候補し「環境とケアのまちをつくる」などと訴えている。

7698OS5:2023/04/17(月) 13:00:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/e416f48b3f1f02475a78dea0137606da77339912
市長選、市議選告示 奈良県生駒市、五條市はダブル選突入 - 統一地方選2023
4/17(月) 9:10配信

奈良新聞デジタル
候補者を拍手で迎える聴衆=16日、生駒市内

 第20回統一地方選挙は後半戦を迎え、奈良県内では16日、3市の市長選挙と5市の市議選挙、1市の市議補欠選挙が告示。各市の選挙管理委員会が午前8時30分から午後5時まで立候補の届け出を受け付けた。このうち生駒市は市長と市議、五條市は市長と市議補欠のダブル選に突入。大和高田市長選は無所属現職の堀内大造氏(55)=自民推薦=が無投票で再選を果たした。

 生駒市長選は、3選を目指す無所属現職の小紫雅史氏(49)=自民、公明、立民、国民推薦=と日本維新の会新人の海豪うるる=本名・中谷由里子=氏(55)が出馬。五條市長選は、ともに元市議の無所属新人、養田全康氏(44)と平岡清司氏(59)=自民推薦=の一騎打ちとなった。

 市議選はいずれも選挙戦となり、定数改正で2減の22議席を争う生駒市は28人が立候補。大和高田市(定数17)は21人、大和郡山市(定数20)は25人、天理市(定数16)は20人、桜井市(定数16)は17人が、それぞれ届け出た。五條市議補選(欠員3)は5人が出馬、舌戦がスタートした。

7699OS5:2023/04/17(月) 17:39:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d02e525e22728e09aab5efa559047eec71b8963
【ABC特集】維新VS反維新 大阪市議会「過半数」の攻防 “絶対に負けられない戦い”の結末は その舞台裏に密着
4/17(月) 17:02配信


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ABCニュース
「大阪市議会過半数」を達成できなければ、大阪維新の会代表を辞任すると宣言した吉村洋文氏

 統一地方選挙の前半戦の投開票日を迎えた9日。大阪府知事と大阪市長を決める「大阪ダブル選」の陰で、今後の大阪に大きな意味を持つ、もう一つの選挙が行われました。それは、大阪市議会議員選挙です。維新が過半数に届かない市議会こそ、他の党にとっては維新の思い通りにさせない、いわば「防波堤」となってきたからです。

(大阪維新の会・吉村代表)
「市議会の過半数をめざすと、代表の目標として公言した以上、実現できなければ、大阪維新の会の代表は辞任します」

 吉村代表の“クビ”をかけて、悲願である「市議会過半数」を狙う維新。それに対し、土俵際に追い詰められた他の政党。両者の戦いを追いました。

防戦を強いられる自民
大阪自民のキーマン・川嶋広稔幹事長も厳しい状況

 自民・大阪市議団のリーダー的な存在、川嶋広稔幹事長(56)。ダブル選を含めて党の戦略を練る、「大阪自民」のキーマンです。

(自民・川嶋氏)「維新の過半数っていうのは現実味を帯びています」「(自民候補は)全員当選してくださいと言いました。新人も含めて全員当選しないと、維新の過半数が起きうる」
 
 自民を軸とする非・維新勢力は、選挙のたびに維新との間で「10年戦争」ともいうべき、熾烈な戦いを続けてきました。その最前線に立ってきたのが、川嶋さん。市長だった維新の松井一郎さんとは長年、市議会を舞台に火花を散らす立場。2人の間には、いつも緊張感が漂います。

維新は大阪市議選に50人の候補を擁立

 市議会で、単独で議案を可決できる「過半数」は41。選挙前に40議席を握っていた維新は今回、大幅に上積みして50人の候補を公認しました。

(自民・川嶋氏)「(Q維新の勢いは感じる?)維新は強いからね。どう考えても、新住民に維新支持者は多いと思う。自民党は大変厳しい」

維新は「過半数戦略」 大半の区で複数候補を立てる
定数3の東成区には維新から2人が立候補

 今回、川嶋さんのいる定数3の東成区には、維新から2人が立候補。吉村代表の盟友で、維新市議団を率いる幹事長の岡崎太さん(55)と人の近藤美和さん(45)です。こうして、大半の区で複数の候補を立て、定数の半分以上を押さえていくのが、維新の描く「過半数戦略」です。

 その結果、定数3の東成区は6人がひしめく激戦区に。川嶋さんは16年間守ってきた議席をおびやかされています。

7700OS5:2023/04/17(月) 17:39:21
維新に押されたままでは終われない公明
フレッシュさをアピールする公明・司隆史氏

 維新と自民がせめぎあう中、間に入ってきたのが…公明が満を持して送り込んだ新人、元党職員の司隆史さん(43)です。

 キャッチフレーズは「知名度ゼロ、情熱無限大」。新人であることを逆手にとって、フレッシュさをアピールします。4月、大阪入りした公明の山口那津男代表が、真っ先に駆けつけたのも東成区でした。力の入れようが伝わってきます。

公明・山口代表が大阪入り

 (公明・山口代表)「大阪市議会へと、ぜひとも送っていただきたいのであります」

 司さんは、公明が前回選挙で、維新とわずか4票差で失った東成区の議席を奪還するという、重要な使命を帯びています。支持母体である創価学会が、強い組織力を誇る関西。「常勝関西」とも呼ばれ、維新に押されたままでは終われません。

 (公明・司氏)「今回、大激戦の東成区。みなさまのお声を力に戦わなければ勝てません。力を貸してください」

共産守る4議席 全て失う可能性も
「共産党が議会からいなくなるわけにはいかない」と山中智子団長

 一方、隣の城東区でも、維新の「過半数戦略」に神経を尖らせる人物がいました。共産市議団の山中智子団長(60)。選挙は10回目といいますが、今回ほど大きな危機感を抱いたことはないといいます。

 (共産・山中氏)「みなさん、このままでは議席を失いかねない、非常に厳しい選挙です」

 共産が守る4議席は、前回選挙で区ごとの得票数がいずれも最下位(住吉区は無投票)。今回、維新が積み増してくれば、当選圏外に押し出される危険が大きくなります。維新が過半数を占めると、多様な意見が議会に反映されず、市長の考えをただ追認するだけになってしまう…。山中さんは、こう危惧します。

 (共産・山中氏)「とにかく、共産党が(議会から)いなくなるわけにはいかない。岩をこじ開けてでも頑張ろうと思う」

結果は…維新が“悲願の過半数”達成
東成区は維新2人と公明が当選

 そして迎えた投開票日。大阪ダブル選は、維新の「圧勝」。市議会も、悲願の過半数を達成しました(46議席)。定数3の東成区は 維新2人と公明が当選。一夜が明け、街頭には当選した2人の姿が。

 (維新・岡崎氏)「維新という看板に信頼があって、そこを支援していただいている」

 一方、自民市議団を率いる川嶋さんは落選。

 (自民・川嶋氏)「維新の波が来ているというか、すごいとしか言い様がない。知事選、市長選」「過半数取られた、首長も取られた、すごいことだということは、いいのか悪いのか。僕は民主主義を潰すのは、民主主義のルールの中でできると思うので、その第一歩が始まったという怖さを感じる」

維新はダブル選を含めて“完勝”。反維新勢力は“最後のとりで”だった市議会過半数を阻止できず

 城東区では 共産・山中さんが辛くも勝利。しかし共産市議団は、議席が4から2へと半減しました。

 それぞれが身を粉にして挑んだ今回の選挙戦。反維新は、維新の過半数を阻止することはできませんでした。

(朝日放送テレビ・尾崎文康、岡谷藍、朝日新聞・丘文奈、寺沢知海)

7701OS5:2023/04/18(火) 08:02:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/addad4f7ca1123bae9768a2af5b11a63aa7d7e2f
京都初の維新公認首長か、自立公による進出阻止か 3新人が争う木津川市長選
4/17(月) 20:02配信
産経新聞
選挙カーから支援を呼び掛ける立候補者ら=木津川市

統一地方選前半戦での日本維新の会の躍進を受け、16日に始まった後半戦で注目を集めるのが、4期務めた現職が引退し、新人3人が争う京都府木津川市長選だ。本拠地の大阪に近く、県知事選を制した奈良と隣接する同市で京都府内初の公認首長誕生を狙う維新に対し、自民党などの主要政党は維新の進出を阻止すべく、相乗りで現職の後継候補を支援。各陣営が激しい選挙戦を展開している。

【グラフィックでみる】木津川市の所在地

■大阪・奈良のベッドタウン

平成19年に3町合併で生まれた木津川市は、奈良や大阪へのアクセスも良いことから新興住宅街を中心に子育て世帯などが増え、合併時に約6万6千人だった人口は昨年8万人を突破。全国でも有数の増加率を誇る一方、高齢化や過疎化が進む旧地域との間で、施策のバランスをどう取るかが市政の課題となっている。

過去2度の市長選は、いずれも現職と新人の一騎打ち。ただ今回は、昨夏に元市議で市民団体代表の呉羽(くれは)真弓氏(64)が3度目の挑戦を表明した後、今年1月に合併時から市長を務めた現職が突如引退を表明したことで、各党の候補者選びが活発化した。

自民と立憲民主、公明の3党は現職の後継として元市議の谷口雄一氏(50)を推薦し、維新は元市議の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)を擁立、新人による三つどもえの選挙戦に突入した。

■「舞鶴に続け」

令和3年の知事選で維新の推薦候補が初当選した兵庫県などと比べ、共産党をはじめとした革新系と自民中心の保守系が長年競り合ってきた京都政界への維新の進出は遅れていた。ただ今年2月の舞鶴市長選で党府総支部が単独推薦した新人候補が自民、公明両党推薦の現職らを破り初当選。維新は統一選前半戦の府議選でも、改選前の3倍となる過去最多の9議席を獲得して勢いに乗る。

維新が告示前日の今月15日に木津川市内で開いた決起大会には馬場伸幸代表が駆け付け、高味氏について「京都に維新ができたときからのメンバーで、私にとっても兄貴分だ」と持ち上げ、市長選への本気度を示した。ある維新幹部は「舞鶴に続き木津川も首長ポストをとれれば、本丸である来年の京都市長選に向けて弾みがつく」と明かす。

ただ自民支持層が分裂した隙を突き、維新が勝利した奈良県知事選と異なり、今回は自民、立民、公明が支援する候補が相手だ。維新府議の一人は「勢いだけでなく、どう改革していくか丁寧に説明しなければ巨大な組織は崩せない」と気を引き締める。

■身を切る改革に「NO」

一方、谷口氏陣営は維新への警戒感と危機感を隠さない。告示日の出陣式には現職市長や自民、立民、公明の地元組織の幹部が勢ぞろいし、市政継続の重要性を訴えた。マイクを握った自民の参院議員は「(維新が掲げる)身を切る改革で街が良くなるわけがない。木津川を維新に明け渡すわけにはいかない」と気勢を上げた。

2陣営と異なり、呉羽氏は政党の支援を受けない「無党派・市民派」の市政運営を掲げる。告示日は市内を駆け回り、社会的弱者の立場からの政策実現を訴えた。(杉侑里香)

7702OS5:2023/04/18(火) 08:08:30
https://mainichi.jp/articles/20230414/k00/00m/010/247000c?inb=ys
非維新は何を間違えたのか 大阪ダブル選で歴史的大敗のわけ
野田樹
政治

速報

地方選挙

大阪
毎日新聞 2023/4/16 06:30(最終更新 4/17 02:34)
 地域政党・大阪維新の会の圧勝に終わった大阪ダブル選。維新政治を転換させるチャンスと踏んだ非維新の政治団体「アップデートおおさか」の関係者らは、想像以上の大敗にショックを隠しきれない。「市民派」候補を追い求め、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致の是非で戦った非維新は何を間違えたのか。

過去の非維新の得票にも遠く及ばず
 投票が締め切られた直後の9日午後8時、大阪府知事・大阪市長のダブル選で報道各社が維新の勝利を一斉に伝えた。その約15分後、アップデートが擁立した市長候補の元自民党市議、北野妙子氏(63)が伏し目がちに記者会見場へ姿を現す。「市民のうねりを起こしたかった。結果を重く受け止めている」と淡々と敗戦の弁を語った。

 非維新の共産党の元参院議員や参政党の公認候補も出馬した知事選と異なり、市長選は維新対非維新による事実上の一騎打ちとなった。しかし、維新が公認した元府議の横山英幸氏(41)が65万を超える票を得たのに対し、北野氏は約26万票と倍以上の差を付けられ、全く歯が立たなかった。過去のダブル選で非維新の市長候補の得票が40万〜50万票だったことを考えると、あまりにも振るわない結果だった。

誤算に終わった市民派擁立
 「市長選が最後のチャンス」。自民などの非維新側では2022年秋ごろから、ダブル選でも特に市長選への期待が高まっていた。松井一郎市長(当時)の政界引退で新人対決となる今回は、候補や戦略次第では維新の勢いを止める絶好の機会と捉えていた。

 こだわったのが市民派候補の擁立だ。…

7703OS5:2023/04/18(火) 08:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd56b65b87ac4c7f81ac7cdac6f03ab3ae9c546a
統一選後半戦 維新は近畿の9市長選に擁立 5選挙で新人が現職に挑む
4/17(月) 14:12配信


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産経新聞
集まった人々と握手を交わす高槻市長選の候補者(右)=大阪府高槻市(恵守乾撮影)

統一地方選後半戦の幕開けとなる88市長選が16日告示された。前半戦で躍進した日本維新の会と地域政党「大阪維新の会」は大阪で7人、京都、奈良で1人ずつの計9人の公認候補を擁立。18日告示の奈良県河合町長選にも1人が立候補を予定しており、奈良県知事選に初めて勝利した余勢を駆って大阪以外への伸長を狙う。

大阪維新は大阪府内の吹田、高槻、守口、八尾、寝屋川、高石、大阪狭山の7市長選に現職2人と新人5人の立候補を届け出た。また京都府木津川市と奈良県生駒市の2市長選に維新公認の新人が立候補した。吹田や生駒など5市長選は新人が現職に挑む構図。いずれも23日に投開票される。

守口市長選では新人の瀬野憲一氏(58)の無投票当選が決まった。

八尾市長選は大阪維新現職の大松桂右(だいまつけいすけ)氏(53)▽政治団体「アップデートおおさか」が推す無所属元職の田中誠太氏(66)▽無所属新人で女性団体役員の間野窪民子(まのくぼたみこ)氏(74)=共産推薦▽無所属新人で主婦の山口穂奈美氏(32)=参政推薦-の計4人が争う。維新前代表の松井一郎氏の地元で各党がしのぎを削る。

木津川市長選にはいずれも元市議で、無所属の呉羽(くれは)真弓氏(64)と無所属の谷口雄一氏(50)=自民、立民、公明推薦、維新公認の高味孝之(こうみ・たかし)氏(65)の新人3人が立候補した。

生駒市長選は現職と新人の一騎打ち。3選を目指す無所属現職の小紫(こむらさき)雅史氏(49)=自民、立民、公明、国民推薦=と維新新人のNPO法人理事、海豪(かいごう)うるる(本名・中谷由里子)氏(55)が立候補を届け出た。

7704OS5:2023/04/18(火) 21:31:41
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016257582.shtml
時計2023/4/18 19:00神戸新聞NEXT

自公「負けられぬ戦い」VS維新「歴史変え西の拠点に」 姫路市長選 次期衆院選占う政党対決がヒートアップ
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支援者とともに気勢を上げる姫路市長選の立候補者ら。政党対決も熱を帯びる=姫路市内(撮影・辰巳直之、画像の一部を加工しています)
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支援者とともに気勢を上げる姫路市長選の立候補者ら。政党対決も熱を帯びる=姫路市内(撮影・辰巳直之、画像の一部を加工しています)
 23日投開票される兵庫県姫路市長選は、日本維新の会が推薦する新人榑谷健太郎氏(38)と、自民、公明両党が推す現職清元秀泰氏(59)の一騎打ちとなり、24年ぶりに政党推薦の候補者同士が争う構図となった。兵庫第2の都市・姫路でも勢力を拡大する維新に対し、警戒を強める政権与党。次期衆院選を見据え、政党対決の様相は激しさを増している。

 「次世代エネルギーを使った新産業を姫路に誘致する。『身を切る改革』でお金をばらまいても、未来に何が残せるのか」

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 16日の告示日、清元氏は第一声で維新の看板政策を批判し、顔をそろえた自民、公明の国会議員や地方議員とともに気勢を上げた。

 2期目を目指す清元氏は2019年の前回、政党の推薦を受けずに当選。しかし今回は、榑谷氏が立候補を表明し、維新の支援を受けることを明らかにすると、相次いで自民、公明に推薦を要請した。

 本拠地・大阪から離れた姫路でも維新は勢力を伸ばし、自民としのぎを削る。21年衆院選では比例代表の得票で市内第1党に躍進。22年参院選は自民が維新を抑えてトップに返り咲いた。今月9日の県議選では維新の新人がトップ当選し、姫路市選挙区で初の2議席を獲得する一方、自民は4議席から一つ議席を減らした。

 「市長選は負けられない。もし落とせば、次の衆院選で維新にひっくり返される」と自民のベテラン市議。党姫路市支部は県議選後、清元氏への支援態勢を強化するよう急きょ文書で党員らに求め、組織の引き締めを図る。

 「今の市政は税金の使い方が間違っている。古い政治を変えていこう」

 榑谷氏は出陣式で、道の駅や市立3高校の統合新設、山陽電鉄手柄駅に近い手柄地区の再整備など市が進める大型事業に反発し変革を訴えた。公約には市長の退職金5割カットや副市長の減員など、維新流の行財政改革を掲げる。

 党本部単独の公認、推薦を含め、県内では初となる首長誕生を目指し攻勢を強める維新。県内の地方議員が連日、事務所に応援に入り、選挙戦が中盤に差しかかる19日には、共同代表、吉村洋文大阪府知事が来援を予定する。


 「この市長選を制すれば維新の歴史が変わる。兵庫に根付いた政党になれる」と県組織「兵庫維新の会」代表の片山大介参院議員。姫路を西の拠点にし、さらに勢力を拡大する構想を描く。(田中宏樹、井上 駿)

7705OS5:2023/04/18(火) 21:33:39
https://news.livedoor.com/article/detail/24077162/
高市早苗氏〝元側近〟当選ならますます窮地 維新も絡み…複雑な人間模様の奈良・生駒市長選
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2023年4月18日 6時15分 東スポWEB
連敗は許されない高市早苗経済安全保障相
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 統一地方選の後半戦(23日投開票)が全国で熱い戦いを繰り広げている中、注目されているのが奈良県生駒市長選だ。前半戦で行われた奈良県知事選では日本維新の会の候補が当選し、自民党奈良県連会長を務める高市早苗経済安全保障担当相の責任を問う声が上がったが、同市長選の維新公認候補は、何と高市氏の〝元側近〟。複雑な人間模様が交差する選挙戦を追った――。

 16日に告示された生駒市長選には、無所属の現職で自民、立憲民主、公明、国民民主が推薦する小紫雅史氏(49)と、日本維新の会公認の海豪うるる氏(55)の2人が立候補した。

 実はこの2人が同市長選を争うのは、これで3回連続となる。過去2回はいずれも小紫氏が制しているが、今回とは推薦する政党が全く違ったのだ。

 実は海豪氏は、岸田文雄首相が誕生した2021年の自民党総裁選で、高市氏の選対で広報担当をしていた人物で、いわば〝高市氏の側近〟。そのため過去2回の市長選には、自民党の候補として出馬していた。

 前回までは本名の中谷由里子として出馬していたが、今回は届け出名を「海豪うるる」に変更して、維新の公認候補として出馬する。高市氏にとっては、まさに〝飼い犬に手を噛まれる〟という状況だ。

 それでなくても高市氏は今、厳しい状況に置かれている。前半戦で行われた奈良県知事選は保守分裂となり、日本維新の会の山下真氏が当選した。自民党の奈良県連会長を務める高市氏に対しては「候補の調整ができなかった」と責任を問う声が上がっている。

 高市氏は当面、県連会長を続投する考えを示しているが、もし知事選に続いて生駒市長選でも維新に敗れれば、責任を問う声がますます高まるのは間違いない。しかも、その維新の公認候補は、自身の側近だった人物なのだから、当選を許してしまうとますます「なぜ調整できなかったのか?」と言われることになりそうだ。

 ただ、海豪氏だけでなく、小紫氏にも複雑な人間模様が交差する。小紫氏は2015年の生駒市長選に初当選し、それから2期市長を務めたが、その前の生駒市長は先日、奈良県知事選に勝利した山下氏だったのだ。

 15年の選挙で山下氏は、副市長を務めていた小紫氏を後継候補に指名。その時は海豪氏に勝って市長に就任したわけだが、山下氏はその後、小紫氏と袂を分かつこととなった。

 山下氏は16日、海豪氏の応援に駆け付けたが、その演説で「後継指名は間違いだった。後継者は海豪さんです!」と声を上げた。

 さらにこんな話もしていた。

「市長になってから態度が豹変し、すぐに(県知事選を争った)荒井正吾さんにすり寄っていった。やったことといえば市で小さなイベントをたくさん作って、そのたびに顔を出しては次の選挙のための活動をしてただけ」「市役所の職員からは市長がひどい。職員を辞めたいという電話がいまだにかかってくる」

 奈良県知事選では大阪以外で初めて維新公認の知事が誕生したが、それに続いて生駒市長選にも勝利すれば、こちらも大阪以外で初となる維新公認の市長誕生となる。

 生駒市長選を重視する維新は18日、山下氏とともに大阪府知事の吉村洋文共同代表が現地入り。午後6時から近鉄生駒駅北口ロータリーで街頭演説を行うという。

 複雑な人間模様が交差する生駒市長選は、候補者のみならず高市氏の命運も握る選挙戦となっているが、果たしてどんな結末を迎えるのか?

7706OS5:2023/04/19(水) 19:21:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/311b2fa6645d97e3f762aa348694a1661cc781cb
奈良・河合町長選告示、維新新人と無所属現職の2人が立候補
4/18(火) 17:17配信

 統一地方選前半戦(9日投開票)で、大阪以外で初めて日本維新の会の公認知事が誕生した奈良県では、河合町長選が18日に告示され、維新新人と無所属現職の2人が立候補を届け出た。維新が勝利すれば、大阪以外で初めての公認市町村長となる。

 県北西部に位置する町の人口は約1万7000人。町内に近鉄、隣の斑鳩町にJRの駅があり、大阪のベッドタウンとして発展したが、近年は人口減が続く。

 町長選に立候補したのは、維新新人の森川喜之氏(67)と無所属現職の清原和人氏(69)。

 かつて民主党会派所属の奈良県議だった森川氏は2019年前回町長選に無所属で出馬して落選。今回は維新公認で立候補した。知事選で当選した山下真氏(54)や維新県議が応援に駆けつけ、森川氏は「町を根底から変えなければならない」とした。

 元町立小学校長の清原氏は、4人の争いとなった前回選で初当選した。この日の出発式には、自民党県連会長の高市経済安全保障相の秘書や近隣9市町の首長が出席。清原氏は「防災機能を備えた体育館の整備などで町民の命を守っていく」と訴えた。

7707OS5:2023/04/19(水) 21:55:30
大阪市都島区
定数1
当27,068 62.3% 魚森豪太郎 44歳 大維現
落16,361 37.7% 花谷充愉  60歳 自民元

大阪市福島区・此花区
定数1
当36,799 68.6% 橋本有人  40歳 大維新
落16,862 31.4% 杉浦美香  57歳 自民 (公)新
*坂幸樹(維新) 金銭トラブルで離党。市議選出馬落選>>6797>>7683

大阪市西区
定数1
当23,893 69.1% 横倉廉幸  76歳 大維現
落10,695 30.9% 工藤祐貴  30歳 自民新

大阪市港区
定数1
当21,061 68.1% 三田勝久  63歳 大維現
落09,851 31.9% 雫川俊博  41歳 自民 (公)新

大阪市天王寺区・浪速区
定数1
当31,323 66.5% 和田賢治  58歳 大維現
落15,784 33.5% 林陽子   53歳 自民新

大阪市東成区【前回自民当選】
定数1
当16,972 52.7% 森田彩音  42歳 大維新
落15,226 47.3% 徳永慎市  56歳 自民現
藪田将天(維新)出馬予定だったが死亡>>7492

大阪市生野区
定数1
当24,258 63.6% 角谷庄一  45歳 大維現
落13,904 36.4% 竹沢宣之  62歳 自民新

大阪市旭区【前回自民当選】
定数1
当19,406 51.0% 楠好美   43歳 大維新
落18,625 49.0% 冨田忠泰  49歳 無所属現 自民系

大阪市阿倍野区
定数1
当30,632 67.0% 置田浩之  45歳 大維現
落15,110 33.0% 堀内孝雄  71歳 無所属新

大阪市住吉区 【減員区】
定数1
当35,500 59.8% 河崎大樹  51歳 大維現
落23,877 40.2% 多賀谷俊史 74歳 自民新
*中村広美(公明)は出馬せず

大阪市東住吉区
定数1
当36,401 74.5% 富田武彦  60歳 大維現
落12,436 25.5% 江川繁   73歳 共産新

大阪市鶴見区
定数1
当31,954 76.4% 徳村聡   49歳 大維現
落09,894 23.6% 高山純三朗 50歳 無所属新

大阪市住之江区
定数1
当34,008 73.6% 永井公大  40歳 大維現
落12,178 26.4% 沢邑啓子  60歳 立民新

大阪市北区
定数1
当35,980 71.7% 久谷真敬  51歳 大維現
落14,205 28.3% 茂原英仁  54歳 自民新

大阪市中央区
定数1
当22,363 62.3% 坂上敏也  64歳 大維現
落13,540 37.7% 山中良介  30歳 自民新

大阪市西淀川区
定数1
無投票 中川誠太  31歳 大維現

堺市堺区【減員区】
定数1
当31,032 58.5% 中川覚仁  43歳 大維現
落21,984 41.5% 西村日加留 36歳 自民 (公)現 IR反対>>7246

堺市中区【前回自民が当選】
定数1
当22,012 53.4% 奥村幸恵  53歳 大維新
落19,232 46.6% 西恵司   76歳 自民 (公)現  >>6872都構想に賛成票

堺市東区・美原区
定数1
当31,204 68.8% 中野稔子  60歳 大維現
落14,172 31.2% 山根亜希子 49歳 無所属新

堺市西区
定数1
当37,632 77.6% 三橋弘幸  49歳 大維現
落10,889 22.4% 沢田博志  63歳 共産新

堺市南区
定数1
当41,922 76.7% 西林克敏  52歳 大維現
落12,701 23.3% 井上光吉  76歳 共産新

堺市北区【減員区】
定数1
当38,543 64.2% 伊良原勉  50歳 大維現
落21,459 35.8% 奴井和幸  57歳 自民 (公)現

7708OS5:2023/04/19(水) 21:55:43
池田市【前回自民当選】
定数1
当18,797 44.9% 浦本知恵  37歳 大維新
落18,414 44.0% 原田孝治  42歳 自民 (公)現
落04,663 11.1% 永谷義浩  67歳 共産新

泉大津市・高石市・泉北郡
定数1
当37,581 73.3% 大橋一功  64歳 大維現
落13,698 26.7% 中村与志子 50歳 無所属新
*奥田悦雄(自民)は出馬せず

守口市
定数1
当39,660 81.8% 西田薫   55歳 大維現
落08,803 18.2% 酒井美知代 71歳 共産新

河内長野市【1人区で唯一維新が取れなかったところ】
定数1
当23,228 53.3% 西野修平  50歳 自民現 元維新>>5740
落17,100 39.3% 橋上和美  61歳 大維新
落03,217 07.4% 山崎裕史  39歳 無所属新

箕面市・豊能郡【減員区】
定数1
当28,548 42.3% 堀江優   38歳 大維新
落28,435 42.1% 原田亮   36歳 自民現 >>6872都構想に賛成票
落10,582 15.7% 吉村定教  71歳 共産新
上島一彦(維新)は20年箕面市長選に当選

門真市
定数1
当26,225 76.4% 泰江征樹  52歳 大維現
落08,102 23.6% 亀井淳   66歳 共産新

摂津市
定数1
当22,071 83.9% 中川嘉彦  53歳 大維現
落04,225 16.1% 岡本隆幸  60歳 無所属新

交野市
定数1
当20,428 65.9% 美好 かほる 52歳 大維現
落10,564 34.1% 松本 直高  50歳 自民元

貝塚市
定数1
無投票 牛尾治朗  38歳 大維現
*今井豊(維新)は金銭問題で辞職>>7143

泉佐野市・熊取町
定数1
無投票 松浪武久  56歳 大維現

松原市
定数1
無投票 山本真吾  63歳 大維現

柏原市・藤井寺市
定数1
無投票 中谷恭典  69歳 大維現

羽曳野市
定数1
無投票 西元宗一  49歳 大維現
*19年当選山入端創(維新)は20年市長選で当選>>6770
 西元宗一は補欠選で当選

泉南市・阪南市・田尻町・岬町
定数1
無投票 土井達也  55歳 大維現

7709OS5:2023/04/19(水) 21:56:11

大阪市東淀川区
定数2
当35,696 58.2% 笹川理   41歳 大維現
当15,531 25.3% 横道淳子  45歳 公明新
落10,114 16.5% 高橋一郎  45歳 無所属新

大阪市城東区
定数2
当40,469 57.5% 紀田馨   47歳 大維現
当17,464 24.8% 鹿田松男  61歳 自民現
落12,457 17.7% 山川義保  60歳 無所属新

大阪市淀川区
定数2
当39,668 60.1% 山下昌彦  56歳 大維新
当16,159 24.5% 加治木一彦 54歳 公明現
落10,123 15.3% 前島一輝  25歳 無所属新
*横山英幸(維新)大阪市長選出馬当選

大阪市平野区
定数2
当40,686 55.2% 岩木均   64歳 大維現
当19,951 27.1% 藤村昌隆  47歳 公明現
落13,044 17.7% 山本陽子  69歳 共産元

大阪市大正区・西成区
定数2
無投票 金城克典  51歳 大維現
無投票 川岡栄一  63歳 公明現

岸和田市
定数2
当30,035 47.9% 前田将臣  32歳 大維現
当19,659 31.3% 垣見大志朗 66歳 公明 (自)現
落13,032 20.8% 今口千代子 74歳 共産新

八尾市【減員区】
定数2
当52,610 53.3% 前田洋輔  41歳 大維現
当23,632 23.9% 堀川裕子  50歳 公明新
落12,938 13.1% 小松久   65歳 共産元
落09,530 09.7% 梅田匡   57歳 無所属 (自・参)新
西川訓史(自民) >>6872都構想に賛成票 IR反対>>7246は出馬せず

寝屋川市
定数2
49,170 56.7%上田健二  39歳 大維現
25,748 29.7%肥後洋一朗 58歳 公明現
11,775 13.6%谷口正曉  75歳 共産新

富田林市・大阪狭山市・南河内郡
定数2
無投票 鈴木憲   54歳 大維現
無投票 須田旭   43歳 自民現

大東市・四條畷市
定数2
無投票 橋本和昌  55歳 大維現
無投票 内海久子  65歳 公明現

和泉市
定数2
無投票 森和臣   57歳 大維現
無投票 杉本太平  46歳 自民現

7710OS5:2023/04/19(水) 21:56:30

吹田市【減員区】 自公で食い合い
定数3
当79,250 50.7% 杉江友介  44歳 大維現
当28,120 18.0% 石川多枝  55歳 共産 (社)現
当24,724 15.8% 大竹泉   45歳 公明新
落24,247 15.5% 奥谷正実  59歳 自民現  >>6872都構想に賛成票

高槻市・三島郡【減員区】
定数3
69,851 43.1% 市来隼   36歳 大維新
32,800 20.3% 野々上愛  45歳 立民 (社)現
28,757 17.8% 吉田忠則  60歳 公明新
20,222 12.5% 杉本哲也  44歳 自民新
10,256 06.3% 末岡友行  40歳 無所属新
*松浪健太(維新)は市長選へ
*池下卓(維新)は21年衆院選出馬当選

茨木市
定数3
48,002 44.4% 大野幾子  43歳 大維新
26,228 24.3% 占部走馬  38歳 自民現 >>6872都構想に賛成票 IR反対>>7246
20,504 19.0% 中野剛   50歳 公明現
13,322 12.3% 長崎由美子 67歳 社民 (立・共)新
*松本利明(維新)は出馬せず(高齢?)

豊中市
定数4 – 候補5
当42,725 27.9% 木下昌久  53歳 大維新
当40,362 26.4% 植田正裕  60歳 大維現
当25,602 16.7% 中井源樹  49歳 自民現
当24,743 16.2% 八重樫善幸 59歳 公明現
落19,509 12.8% 松下三吾  68歳 共産新
*漆間譲司(維新)は21年衆院選出馬当選

枚方市
定数4
当55,258 34.8% 岩本優祐  43歳 大維新
当31,422 19.8% 山田健太  37歳 無所属 (立・社)現
当26,138 16.5% 大橋章夫  62歳 公明現
当24,936 15.7% 岡沢龍一  55歳 大維現
落13,852 08.7% 出来成元  74歳 自民元
落07,167 04.5% 田代ミチル 53歳 無所属新
*中司宏(維新)は19年衆院選出馬当選

東大阪市【減員区】
定数4
当64,464 38.7% 西野弘一  54歳 大維現 >>5740 自民→維新
当31,995 19.2% 山下浩昭  62歳 公明現
当28,319 17.0% 広野瑞穂  57歳 大維現
当20,564 12.3% 由井聖太  39歳 自民新
落19,136 11.5% 内海公仁  66歳 共産現
落02,303 01.4% 上妻敬二  64歳 無所属新

7711OS5:2023/04/20(木) 20:57:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_3D6GGSGS6ZKW7H4PXYTH4GVJGE.html
自民大阪府連会長が辞任へ 惨敗の統一選、党内混乱を受け
2023/04/20 10:55産経新聞

自民大阪府連会長が辞任へ 惨敗の統一選、党内混乱を受け

自民党大阪府連会長の宗清皇一衆院議員

(産経新聞)

自民党の宗清皇一衆院議員(比例近畿)が同党大阪府連会長を辞任する意向であることが20日、分かった。9日投開票の統一地方選前半戦の惨敗を受けての決断で、既に関係者に辞任の意向を伝えた。次期府連会長は、谷川とむ衆院議員を軸に調整が進んでいる。

自民府連は大阪府知事・大阪市長ダブル選で政治団体「アップデートおおさか」が擁立した候補者2人を自主支援したが、党内では知事選に擁立した候補者が過去に自民の憲法改正草案を批判していたことなどから反発が起きていた。両候補とも地域政党「大阪維新の会」に敗北した。

さらに、同日投開票の府議選は16から7に議席が大幅減。大阪市議選も14から11に減らしたことで維新に初の議会過半数を許しており、責任を取った形だ。

宗清氏は塩川正十郎氏の秘書、大阪府議を経て、平成26年の衆院選に大阪13区から初当選し現在3期目。令和3年10月の衆院選で自民は候補を擁立した全15選挙区で維新に敗北し、立て直しを目指して同年12月に府連会長に就任していた。

西恵司府議と川嶋広稔市議も落選したため、それぞれ府連の幹事長と総務会長を辞任する意向で、体制刷新を進める。

7712OS5:2023/04/20(木) 21:52:12
https://sakisiru.jp/42496
“炎上”女性現職とハーバード卒26歳らが激突!兵庫・芦屋市長選バトルロワイヤル
元タカラジェンヌ、元ABCアナも参戦
2023年04月20日 06:00




SAKISIRU編集部


統一地方選の後半戦、東京・世田谷区長選では29歳の元財務官僚がベテラン現職に挑み注目されているが、関西に目を転じると、同じく“ハイソ”な街、兵庫県芦屋市の市長選がいつになく盛り上がっている。

市長選に際し、通例なら2期目の選挙は強いはずの女性現職が数々の“失政”で炎上。そこへ地元灘高出身でハーバード卒の26歳、タカラジェンヌ出身の元県議、ABCアナウンサー出身の元市議というユニークな経歴の新人が挑むバトルロワイヤルになっている。

芦屋といえば東京でも知られる関西屈指の高級住宅街。その歴史は大正期に現在の阪急電鉄が敷設するなど交通インフラの発達を背景に大阪や神戸の富裕層が家を建てるようになり、昭和期にかけて発展。朝日新聞の元社主、上野精一(1882〜1970)やダイエー創業者の中内功(1922〜2005)など名だたる経営者らも豪邸を構えた。

ハイソな住民たちだけにまちづくりの意識も先進的だ。日本ではいち早く電線を地中化し、街の景観を守ることにセンシティブ。2015年にはその伝統を守るため、全国的にも厳格な屋外広告物条例を制定した。パチンコ店が1軒もないことでも知られる。

議会で5度否決、問われる現職の手腕
そんな芦屋の市政の近況は東京でほとんど知られていないが、近年は議会に度々批判されるなど“炎上”が続いた。理由は2019年に市長に就任した伊藤舞氏の市政運営だ。

伊藤氏は神戸大大学院を修了後、保険代理店、外資ブランドでの勤務を経て2007年から市議3期。前回の市長選は自民党の元県議と「女性同士」の一騎打ちを、わずか593票、得票率にして1.6%の僅差をものにして初当選した。

ところが就任後の市政はネガティブな話題で新聞を騒がせることに。1期目はコロナ対応に注力せざるを得ない不運はあったとはいえ、懸案のJR芦屋駅南の再開発は議会で5度も否決。さらには市の幹部による部下へのパワハラ問題への対応のまずさも浮き彫りに。第三者委員会に「部下の訴えを放置していた」と指摘され、議会で問責決議案が可決されてしまった。兵庫県の自治体事情に詳しい官僚OBは「性格が悪い人ではないが、経営手腕に欠けた」と指摘する。

女性首長の2期目をめざす選挙は、東京都の小池知事が3年前に圧勝したことに見られるように通例は無敵であることが多いが、がたつく市政からの転換を訴え、ABCアナ出身の元市議、大塚展生氏がいち早く立候補を表明し、選挙1年前の22年5月に辞職。さらには市民団体が元加西市長で、都知事選にも出馬経験のある中川暢三氏に立候補を要請したこともあった。

中川氏は明石市長選に転戦したものの、前県議の中島香織氏が参戦。中島氏は市議も3期経験しているが、市民にはタカラジェンヌ出身として知られる。月組ではトップスターの天海祐希と同期だった。

ただ、ここまでの展開なら首長選でしばしばある“バトルロワイヤル”だが、彗星のように現れたNPO法人理事長の高島崚輔氏の登場が激戦を盛り上げている。

7713OS5:2023/04/21(金) 13:36:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/dac11b7e651d26d52f6112148c218f43ba965154
自民の若手ホープ“113票差”で敗れる 「大阪自民」はどこへ行くのか…維新の猛攻の中で
4/21(金) 12:32配信
4月9日に行われた統一地方選の前半戦。維新は大阪府知事・大阪市長の「W選」、大阪府議選に加え、市議選でも過半数を獲得するなど、これまでにないような圧勝を遂げた。裏を返すと「圧倒的」な敗者がいるということだ。それは“大阪自民”である。

大阪自民の「若手エース」 3期目を目指す戦いはこれまでと違う様相が…
大阪府議選告示前の3月30日。大阪府内で桜が見ごろを迎えていた。

「また大阪でコロナ増えて来ているので、万が一かかったときの相談先一覧ですんで何かあったらここに連絡してください。困ったことあれば言ってください」 箕面市内の有権者の家を1軒1軒回って声をかけていたのは、自民党大阪府議団幹事長(4月14日時点)の原田亮さん(36)だ。

2011年、25歳で箕面市議選に立候補し、全国最年少議員として初当選。その後、大阪府議選に自民党公認で立候補し、2期連続当選。府議団の幹事長も務めることなった。まさに大阪自民の「若手エース」だ。

個別訪問は日頃から行っている。河川の改修や信号機の設置の要望などこれまで1800件の相談に耳を傾けてきた。「府議会議員がどんな仕事をしているのかよくわからない」と言われることが多い中で、有権者と顔を突き合わせ、地元の声を議会に届けることを大事にしているからだ。

町を歩けば、「亮君や。頑張って」と住民から頻繁に声をかけられる。しかし、3期目を目指す今回の選挙はこれまでとは異なる様相を呈していた。 

今回の大阪府議選挙では、定数が88議席から79議席に減った。区割りが変わらないまま1人区が5つ増えた。原田さんの選挙区「箕面・豊能郡」も、これまでの2議席から1議席となった。維新、共産党の新人と合わせて3人が、1つの議席を争う。

この選挙区では、2015年、2019年の選挙で、維新の候補がトップ当選し、原田さんは2位当選だった。今回、新人とはいえ維新の看板を持つ相手候補は強敵だった。そんな中で3期目を狙い立候補。選挙戦が始まった。

「大阪維新の会」公認の新人・堀江優さん(38)の陣営には、政界引退を直前に控えた松井一郎日本維新の会顧問(当時)や、吉村洋文大阪維新の会代表のほか、国会議員や現職の箕面市長(大阪維新の会顧問)らが続々と応援に入った。「松井・吉村」という“維新の顔”が来くれば、街宣車の前には多くの人が集まり、演説に耳を傾けた。

対照的に、原田さんの陣営に党本部から名の知れた議員が応援に入ることはなかった。原田さんは街頭演説を繰り返し、商店街などを練り歩き、2期8年の実績を地道に訴えた。


二元代表制形骸化を指摘「府議会には野党が必要」訴えたが…
「大阪府議会には、維新の知事に問題を指摘して改善を促す健全な野党が絶対に必要なんです」 選挙戦で原田さんは、府議会で12年間単独過半数を占めてきた「維新一強」の現状に警鐘を鳴らした。府議会では野党の立場で苦い経験をしてきたからだ。

2022年4月、原田さんは自民党大阪府議団の幹事長に就任すると記者を控室に集め「議案をどんどん提案していく。大阪府議会で最も改革する団を目指す」と熱く意気込みを語り、維新の改革に改革で対抗する姿勢を見せた。

記者の個人的な印象となるが、「なんだか自民党らしくない人だな」と、この時感じた。維新中心で進む府議会に「風」を吹き込む存在になるのではないか、そんな予感がした。

原田さん率いる自民党大阪府議団は、議員が視察の際に新幹線のグリーン車や飛行機のビジネスクラスの利用を廃止する条例改正案や、成立すれば全国で初めてとなるギャンブル等の依存症対策に特化した条例案など、去年6つの条例案を議会に提出した。

7714OS5:2023/04/21(金) 13:36:43
しかし、その全ては議会で過半数を占める維新などの反対多数で否決された。

自民党は、複数会派で協議して取りまとめた議案を議会に提出する「共同提案」も求めたが、維新はそれにも乗らず、独自案を提出。議会では維新案が可決された。

そんな状況でも「改革競争」を仕掛けるなど維新と対峙し続けたのは、府議会での「維新一強」への警戒感だけではなく、「大阪自民」に対しても危機感を抱いてきたからだ。

「維新じゃないとあかん」「維新は改革してきたやん。大阪の自民党はあかんぞ」そんな言葉を有権者から幾度となくぶつけられた。葛藤しながらも原田さんは今回、自民党の看板を隠して戦うことを選んだ。

自民党の看板は、選挙でマイナスになってもプラスにはならない。SNSでは「党」ではなく「人」や「政策」で選んでほしいと訴えた。

離党したわけではないが、SNSや演説などでは自民党の名前を表に押し出さない戦い方を選んだ。ただ、そんな戦略をとりつつ「このままではいけない」とも語っていた。

自民党・原田亮さん:
維新の人気も知事の人気もすごくある中で、大阪の自民党は人気がない。評価されていないと認識しているので、自民党ということを全然訴えていない。でも、そんなんじゃいけないとも思っているので堂々と誇れるような大阪の自民党を作っていきたい

まとまり欠く自民党大阪 3人の“幹事長”が落選
投票日から一夜明けた4月10日午前7時。まだひんやりと冷たい朝の空気が漂う阪急電鉄・桜井駅で、有権者に深々と頭を下げる原田さんの姿があった。憔悴しきった表情には、悔しさや憂いも見えた。1年間以上の取材で、初めて見る表情だった。

「自分の不徳の致すところ。一から出直します」と言い、1人駅で頭を下げ続けた。開票結果は、維新の堀江優さん2万8548票、原田さん2万8435票。わずか113票差での落選だった。

今回の選挙では、「府議団」幹事長の原田さんのほか、大阪府議選に立候補した自民党大阪「府連」幹事長の西恵司さん、大阪市議選に立候補した自民党大阪「市議団」幹事長の川嶋広稔さんも落選。大阪自民の3幹事長がそろって落選した。

川嶋さんは、10日の午前1時になって落選を知った。支援者らと開票の結果を待っていた会場で、スマートフォンに届いた落選のメッセージを数秒間じっと見つめ「大変申し訳ありません、残念ながら及ばずでございました」と頭をさげた。

予期せぬ敗北に会場はざわめいた。 自民党は今回、大阪市議会で3議席、大阪府議会で9議席を失った。

川嶋広稔さん:
(Q.選挙での敗因について)
維新のブランドイメージができ上がっている中で、我々は維新をしのぐものにならなかった。彼らに大阪を代表する政党みたいなイメージがある中で、どう対峙していくのか考えないといけない。総合的に負けている

原田さんは、維新と対峙できる政党になるためにも、自民党大阪府連は壊滅的出直しが必要だと言う。「維新と切磋琢磨できるような2大政党を大阪で機能させないと、独裁のような状態になってしまい(維新の)議員は府民の声を聞かなくなる」と危機感を露わにした。

自民敗退の一方で、悲願だった大阪市議会での単独過半数を占めた大阪維新の会。吉村洋文代表は「政策をスピーディに実現していきたい」と意気込む。「維新一強」の大阪で、議会が首長の行政運営をチェックする「二元代表制」がどう機能するのか注目される。
(関西テレビ 大阪府政担当記者:菊谷雅美)

関西テレビ

7715OS5:2023/04/22(土) 08:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3f71a141c2e74ed1f770b8e1b3cffb7c1961bd0
社員に選挙手伝わせ報酬を約束した疑い、会社社長ら逮捕 大阪府議選
4/22(土) 6:00配信


朝日新聞デジタル
大阪府警本部

 9日に投開票された大阪府議選で、自社の社員に特定の候補者の陣営で選挙運動を手伝う見返りに報酬の支払いを約束したとして、府警は21日、大阪府吹田市の建設会社「紙谷工務店」社長、紙谷繁夫容疑者(83)や取締役で社長の息子の和也容疑者(56)、別の取締役の山岸徳昭容疑者(63)の3人を公職選挙法違反(買収約束)容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、3人の逮捕容疑は3月上旬、同社の社員2人に対し、社長らが応援する候補者2人の陣営に出向かせ、選挙運動を手伝わせる見返りに、報酬を支払うという約束をしたなどの疑いがある。

 公選法では告示期間中に選挙の運動員に報酬を支払うことや、期間外でも支払う約束をすることを禁止。支給対象は選挙管理委員会に事前登録した事務員や車上運動員などに限られる。(河野光汰、華野優気)

朝日新聞社

7716OS5:2023/04/22(土) 08:51:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/3429454ec77eb50bf68040cfe047e3de20c48802
兵庫・明石市長選、熱帯びる3新人の争い 市政12年…継承か転換か 西村、泉氏「代理対決」の様相も
4/21(金) 20:26配信
神戸新聞NEXT
明石市役所=明石市中崎1

 4月末の任期満了で退任する泉房穂市長(59)の後任を選ぶ兵庫県明石市長選(23日投開票)は新人3人が立候補し、西村康稔経済産業相(60)らが擁立し自民、公明両党が推薦する元市議の林健太氏(40)と、泉市長が推す元市議の丸谷聡子氏(59)が火花を散らしている。泉市政に対する評価も争点となり、自民党や政府の要職を占めてきた大臣と、手厚い子育て支援などで全国的な知名度を誇る市長が街頭で支持を訴え、「代理対決」の様相も見せる。

【図】選挙カーで名前連呼、なんと得票効果 数値で実証


 「自民、公明党が自信を持って送り出した。国、県、市が一体となり明石を発展させられる」。20日朝、西村経産相はJR西明石駅前で声を張り上げ、隣に立つ林氏を持ち上げた。

 一方、前日の19日夜には泉市長が西二見公民館で丸谷氏の応援演説に立ち、生まれ育った地元の有権者に「培ってきた12年の明石をちゃんと引き継いでもらう」と涙を交えて訴えた。

 2人はともに明石市の西部、二見の出身。学生時代に東大キャンパスで出会った。泉氏は衆院議員を経て明石で弁護士業務に就き、2011年の市長選で初当選。元経産官僚の西村氏は、同市と淡路島が選挙区の衆院兵庫9区で7期当選を続ける。

 昨秋、泉氏は自民、公明党の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせた。自身への問責決議案がきっかけで、「発言の責任を取る」として政治家引退を表明。一方で市長選や市議選に自らが支援する候補者の擁立を打ち出し、市議選は「自民、公明以外で過半数」と対抗心を見せた。

 自民の市議らが頼ったのが西村氏だった。同氏は2月上旬に市長選への候補者擁立を表明。その後、林氏の名が明らかになった。他の議員の名も挙がったが、西村氏が待ったをかけた。「若い力に期待したい。全責任を取る」。林氏を指名し、決意をにじませた。

 林氏は西村氏と同じ場所に事務所を構え、西村氏の秘書や後援会関係者らが選挙活動を支える。市議の一人は「泉氏との代理戦争」と語る。9日に投開票された県議選は、県議会議長も務めた自民のベテラン現職(60)が落選したのに対し、泉氏が立てた新人(34)は2番手候補に対し2倍の得票で圧勝した。選挙期間は西村氏も明石に入り、てこ入れをしただけに、自民関係者に衝撃が走った。

 泉氏は3月下旬、市議選の準備をする丸谷氏に立候補を打診。数日後に会見で市長選擁立を表明した。

 丸谷氏は、泉氏が立ち上げた政治団体「明石市民の会」の一員として活動。泉氏の顔が大きく写るポスターを使い「子どもを核としたまちづくりを継続させていく」と訴え、「泉市長の後継」を前面に出す。

 一方、林氏は泉市政は財政的に持続可能でないとし「税収を増やすため事業者を後押しする。インフラ再整備も進める」と訴える。

 注目の選挙に自民、公明の国会議員、地方議員も駆け付ける。ある市議は「泉市長は議会をないがしろにした。自公にとって(市長選は)多様な民意も守る戦いだ」と漏らす。

 明石市長選には元加西市長の中川暢三氏(67)も立候補し、「政党や推薦団体の影響を受けない政策本位の選挙にするべき」と主張している。(長尾亮太)

7717OS5:2023/04/24(月) 07:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c5344045fa32798f7f2b6bd72bde15d819c3795
維新、大阪府外に初の公認町長誕生 2市長選は敗北で課題残す
4/24(月) 0:36配信
「全国政党化」を目指す日本維新の会は、奈良県河合町長選で公認候補が当選した。大阪府外での公認首長の誕生は奈良県知事選(9日投開票)に続き2人目で、市町村長では初めて。一方、公認候補を立てた他の2市長選(京都府木津川市、奈良県生駒市)では敗れるなど党勢拡大に課題も残した。本拠地・大阪では3市長選で勝利し、堅調な戦いぶりを見せた。

 河合町長選は維新新人で元県議の森川喜之氏(67)が、再選を目指した無所属現職の清原和人氏(69)との一騎打ちを制した。両候補の得票差は22票という激戦だった。

 県北西部に位置する河合町は町内に近鉄、隣町にJRの駅があり、大阪へ通勤通学する人も多い。大阪を発祥とする維新の影響を受けやすい土地柄で、県知事選の勝利も追い風になったとみられる。

 次期衆院選で野党第1党の獲得を目指す維新は「大阪偏重」を打破するため、府外の首長選で積極的に公認候補の擁立を進めている。首長が地方政治の場で実績を上げることで、党勢拡大につなげた大阪での成功例を全国に展開しようとする狙いがある。馬場伸幸代表も「維新の力をパワーアップさせるには地方で首長を誕生させることが重要」と強調する。

 ◇明暗分かれ「基盤強化が急務」

 こうしたなか、統一選前半戦では奈良で知事ポストを奪取。道府県議選でも13道県で初めて議席を得るなど、全国に勢力を広げた。後半戦も京都府と奈良県の計3市町長選で公認候補を立てたが、新人3人の対決になった木津川市長選は維新公認の元市議が最下位に沈み、自民党や立憲民主党、公明党が推薦した元市議が当選した。奈良県知事選に維新公認で当選した山下真氏(54)がかつて市長を務めた生駒市の市長選も、3選を目指した現職に維新新人が敗れた。

 府外の首長選の結果は明暗が分かれるかたちになり、党幹部は「地方の市町村レベルではまだまだ力が足りない。基盤強化が急務だ」と話した。

 大阪府内では地域政党・大阪維新の会が7市長選(うち一つは無投票)に公認候補を擁立した。選挙になった6市長選中、4市長選には新人を立てた。

 維新は前半戦の府知事・大阪市長のダブル選で圧勝。府議会で過半数を維持し、大阪市議会でも初の単独過半数を獲得した。こうした勢いを背景に後半戦では非維新の現職に戦いを挑み、大阪での「1強」体制を強固にすることを狙った。

 投開票の結果、3市長選で現職2人と新人1人が勝利した。高石市長選では維新新人で元市議の畑中政昭氏(42)が、7選を目指した無所属現職の阪口伸六氏(66)との一騎打ちを制した。選挙戦では、大阪維新代表の吉村洋文知事ら党幹部が連日応援に駆けつけて支持を広げた。

 しかし、高槻市長選では維新新人で元衆院議員の松浪健太氏(51)が、自民や立憲、公明、国民民主党が推薦した現職の浜田剛史氏(58)に敗北。残る2市長選も維新新人が「現職の壁」に阻まれ、当選には届かなかった。

 今回の統一選で府内43市町村長のうち維新系は20人になり、選挙前(18人)から2人増えた。【熊谷仁志、鈴木健太郎、澤俊太郎】

7718OS5:2023/04/24(月) 07:40:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/0824a905b689bf55d5914b7563f990de44328a47
奈良・河合町長に森川氏 大阪以外の市町村長選で維新公認が初勝利
4/23(日) 23:49配信



任期満了に伴う奈良県河合町長選は23日投開票され、日本維新の会新人で元県議の森川喜之氏(67)が、無所属現職の清原和人氏(69)を破り、初当選した。大阪府以外の市町村長選で維新の公認候補が勝利したのは初めて。

昨年11月に「維新の改革を河合町でも実現させたい」と出馬を表明。身を切る改革として、町長の退職金ゼロや期末手当の30%カットを掲げるほか行財政改革を主張していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/006863a354eb45e83b6968c4a05ac47ae23fa755
維新の新顔、22票差で現職破り初当選 奈良県河合町長選
4/23(日) 23:20配信
 河合町長選は、維新新顔で元県議の森川喜之氏(67)が、無所属で現職の清原和人氏(69)を22票差で破って初当選を果たした。維新公認の市町村長は県内初。当日有権者数は1万4745人、投票率は63・91%(前回65・66%)。

 22票差での森川氏当選が伝えられると会場は歓喜に包まれた。森川氏は「この感激を忘れることなく、住んで良かったと思ってもらえる町を作りたい」。財政を徹底的に調べ、給食費無償化や地域交通の整備などに取り組むと話した。2019年は無所属で出馬。維新の公認を得た今回、知事選で初当選した党公認の山下真氏や党幹部も応援に駆けつけ、後押しした。

 清原氏は事務所で「個人対政党の選挙になってしまった。力及ばず、申し訳ない」と支持者に頭を下げた。終盤は高市早苗・経済安全保障担当相が応援に入ったが、及ばなかった。(米田千佐子、今井邦彦)

7719OS5:2023/04/24(月) 18:54:24
https://www.sankei.com/article/20230424-HZM423ZJYRPEPNIVNUU25QFWT4/?outputType=theme_localelection2023
〝泉房穂旋風〟明石市議選も 支援候補圧勝、暴言浴びた議長は得票減
2023/4/24 14:28
23日に投開票された兵庫県明石市長選は、自身の暴言の責任を取って政治家引退を表明した現職の泉房穂氏が後継指名した元市議の丸谷聡子氏(59)が、自民、公明推薦の元市議らにダブルスコア以上の票差で圧勝した。同時に行われた市議選(定数30)でも、泉氏が支援した新人候補らが圧倒的な得票数で次々と当選。功罪両面で注目を集めてきた泉氏の人気の高さを示した。

一方、泉氏から昨年10月、「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせられた自民市議で、市議会議長を務める榎本和夫氏(66)も4選を果たした。


ただ、得票数は前回の3190票から2649票に減った。榎本氏は取材に「あの暴言から、少なくとも『泉氏と対立している議員』という印象になり、その影響が出たと感じている」と分析。「泉氏の街頭演説に市民が集まっているのをみて、危機感を持った。当選できてよかった」と述べた。

新市長となる丸谷氏については、「はなから対立するつもりはない」と是々非々で対応する考えを示した。

市議選では、泉氏が擁立した新人5人が全員当選。トップ当選はこのうち1人の女性候補で、2千票が当選ラインとなる中、1万2千票余りを獲得する圧勝ぶりだった。


泉氏は24日、報道陣の取材に、自身の市政運営を踏まえ、「市民と一緒にやってきた12年間が今回の結果だ」と強調。「市民自身が政治をつくっているというのは、全国的にも明石が誇れる形だと思う」と述べた。

市長任期は今月いっぱい。泉氏は市長退任をもって政治家を引退するとともに、今回の市長選、市議選に向けて設立した政治団体「明石市民の会」を解散する方針だ。自身の今後について泉氏は「白紙状態で、あらゆる選択肢はあると思う」としつつ、「本音でいえばかなり疲れた。もう少し12年の振り返りもしたい」などと話した。

7720OS5:2023/04/24(月) 19:04:28
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202304/0016277640.shtml
2023/4/24 01:09神戸新聞NEXT

明石市議選 泉氏の政治団体「市民の会」は5人全員当選 今後の会派構成に注目


神戸新聞NEXT
 兵庫県明石市議選(定数30)は23日投開票され、現職17人、新人12人、元職1人の当選が決まった。泉房穂市長の政治団体「明石市民の会」に所属する5人は全員当選、維新は立候補した5人のうち4人が当選した。投票率は前回より11・81ポイント高い48・80%だった。

7721OS5:2023/04/24(月) 19:08:00
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1013397
最下位当選のはずが…法定得票に満たず落選、来年再選挙へ 滋賀・日野町議選
2023年4月24日 0:52
 滋賀県日野町議会議員選挙(定数14)は23日投開票を行い、得票順位14番目の村嶋勝治候補は公職選挙法の定める法定得票数に満たず、落選となった。定数内で落選者が出たのは18回実施した日野町議選では初めて。町選挙管理委員会は2024年7月10日に任期満了となる町長選と併せて欠員1の再選挙を行う。

 法定得票数は有効投票総数を議員定数で割った数の4分の1以上。町選管によると、今回は166・714票で、村嶋候補は88票だった。

7722OS5:2023/04/25(火) 19:56:58

明石市市議選(定数:30)

中川夏望 12,658票41歳無所新 明石市民の会
山中裕司 09,827票45歳無所新 明石市民の会
黒田智子08,660票45歳無所新 明石市民の会
金尾良信 04,190票58歳無所新 明石市民の会
中西礼皇 03,919票43歳無所元
梅田宏希 03,129票70歳公明現
竹内きよ子03,116票63歳無所現
辻本達也 03,000票50歳共産現
正木克幸02,909票50歳維新新
石井宏法02,804票41歳自民現
宮坂祐太02,737票39歳無所現
中村茂雄02,703票55歳維新新
榎本和夫02,649票66歳自民現 暴言を浴びせられた

山下祥02,395票30歳無所新 明石市民の会
======当落線============

7723OS5:2023/04/25(火) 19:57:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/25ba9ccf5b0c623b9677cc34e0e3ced100e6752d
明石市長選 泉氏が旗揚げの政治団体解散へ「きれいに身を引きたい」 当選の丸谷氏「市民の期待裏切らない」
4/24(月) 12:41配信
 兵庫県明石ダブル選から一夜明けた24日、泉房穂市長(59)が会見し、昨秋立ち上げた政治団体「明石市民の会」について「選挙戦向けに立ち上げたもので、4月末に区切りとして解散する」と明らかにした。


 同会が立てた市長選候補の丸谷聡子氏(59)は、自民、公明両党から推薦を得た候補にダブルスコアで圧勝。市議選でも候補者5人全員が当選し、当選者の上位4位までを占めた。

 泉市長は「順位は予想通り。街の空気は8割が応援だった。前回より投票率が上がりうれしい。私が担った12年間で市民自身がまちをつくるという意識を高めた結果で、誇りたい」と話した。

 団体の解散については「新市長に市政継承のバトンをしっかりつなぐため、議会に仲間を増やすために立ち上げた。しかし市長と議会は二元代表制。市長が一部の議員を束ねるのは本来の姿ではない。丸谷さんも同じ考え」とした。

 団体に関わり続けることにも「私はキャラクターが濃いので居続ければみんなが気になる。裏にいるように見られ誤解につながるので、きれいに身を引きたい」と語った。

 会見に同席した丸谷氏は「予想できないほど多くの市民から期待をいただいた。裏切らないように頑張りたい」と決意を語った。団体との関係については「今後相談しながら、市民目線の政治を目指す同じ志の集団として連携していきたい」と語った。

 また、議会との関係の見通しについて「議案一つ一つに是々非々で判断するのが正常な議会。過半数を取ることや多数派対策ではなく、多様な意見があっていいし、議員一人一人に向き合っていきたい」と語った。

 泉市長も「私の12年間にはいわゆる与党的過半数などなかったが、まちを変えられた」としつつ「私の限界でもあるが、かなり対立構図にはまってしまった。せっかく変わるので、仕切り直していい関係を作ってほしい」と話した。(松本寿美子)

7724OS5:2023/04/25(火) 22:38:05
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016279788.shtml
兵庫県議会、自民新会派が役員体制を発表 分裂の2会派が合流、37人所属
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兵庫県議会の議場=2019年6月19日、神戸市中央区下山手通5
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兵庫県議会の議場=2019年6月19日、神戸市中央区下山手通5
 兵庫県議会の新任期が30日に始まるのを前に、分裂していた自民党2会派が新たに発足させる会派「自民党・兵庫議員団」が24日、2023年度の役員体制を発表した。9日投開票の県議選で当選した新人4人を含め、計37人で構成。幹事長には山口晋平氏(たつの市・揖保郡選出)が就く。(田中陽一)

 会見で山口氏は「県議選でも(会派が二つに分かれているのは)分かりにくいという指摘があった」と説明。「広い県土の多様な声を県に届けるため、一つの固まりになる」と合流の狙いを話した。

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 過半数を大きく割り込むことになった県議選の結果にも触れ「県民一人一人と向き合うところが足りなかった」と述べ、「時代に見合った保守改革の会派」として、新たな綱領や理念づくりを進めていることも明らかにした。

 会派名は当面の使用とし、正式な名称は今後、協議するという。

 他の役員は次の通り。(敬称略、かっこ内は選挙区)

 副幹事長=大豊康臣(加西市選出)、橘秀太郎(豊岡市・美方郡選出)▽政務調査会長=門間雄司(豊岡市・美方郡選出)▽政務調査副会長=奥谷謙一(神戸市北区選出)、松本裕一(加古川市選出)

7725OS5:2023/04/27(木) 21:04:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a0ac25aaf8d23452ac45981a7f78984102422fe
「自浄能力ない」解体的出直しの大阪自民 〝党本部直轄管理〟の可能性も
4/27(木) 20:24配信

統一地方選で大敗した自民党大阪府連が解体的出直しを迫られている。会長の宗清皇一衆院議員=比例近畿=は辞表を提出したが、後任が決まらず「預かり」に。次期衆院選をにらみ、日本維新の会の躍進を警戒する自民党本部が選挙対策を指揮する「直轄管理」の可能性も取り沙汰される。自民幹部は28日、府連所属の国会議員と立て直しについて協議する予定だ。

「責任を取りたい」

統一選後半戦が始まった16日深夜、大阪市中央区のビルの一室に集まった自民府連の国会議員ら数人に宗清氏はこう切り出し、会長を辞する意向を伝えた。

府連は大型連休明けにも総務会を開き、後任を決めるが、選挙期間中の府連トップの辞意伝達は前半戦の大敗に伴う混乱とショックの大きさを物語っていた。

前半戦の大阪府知事・大阪市長のダブル選で、自民府連は、独自候補の擁立もかなわず、地域政党「大阪維新の会」に対抗する政治団体「アップデートおおさか」が立てた候補を自主支援するとした。しかし知事選に立候補した法学者の谷口真由美氏は自民政権を批判した過去があり、支援拒否を公言する議員も出た。

実際、ある国会議員は、自民を離党して市長選に臨んだ元市議の北野妙子氏の応援に駆けつけた際「妙子さんだけは、何とかお願いします。今でも仲間なんです」と支援者に懇願した。ただ谷口氏支援を呼びかけることはなかった。

大阪市内の会合で岸田文雄首相(自民総裁)とともに、谷口、北野両氏が「頑張ろうコール」をする写真が交流サイト(SNS)に流出したときも、府連内部は「首相が応援した」「首相に恥をかかせるな」と二分され、選挙を戦う組織とは思えぬ惨状を呈した。結果、知事選では維新候補に過去最多得票を許し、200万票差をつけられた。

府議選(定数79)と市議選(同81)では、それぞれ府連の幹事長と総務会長を務める西恵司府議と川嶋広稔(ひろとし)市議をはじめ多くの公認候補が落選した。府議選の当選者は議案提出に必要な7人にとどまった。

大敗を招いた理由の一つに候補者不足がある。前半戦直前に来阪した自民の森山裕選対委員長は「とにかく立てろ」と府連幹部を叱咤(しった)したが、自民の公認候補は府議選26人、市議選は19人。維新がそれぞれ56人と50人を擁立したのと比べれば差は歴然だ。府議選では定数1の7選挙区で維新候補が無投票当選を決めた。

深刻さは衆院選に波及する。自民府連は26日、次期衆院選の公認候補予定者となる支部長が決まっていない府内4選挙区で公募を始めた。党関係者は「他の選挙区も選び直すよう党本部から指示があるかもしれない。それほど大阪は信用がない」と嘆く。

自民の茂木敏充幹事長は前半戦終了後の記者会見で「大阪では抜本的改革が必要だ」と述べており、28日に府連幹部と組織の立て直しを協議する予定だ。ある党関係者はため息まじりに漏らした。「今の府連に自浄能力などない。党本部直轄になったほうが、まだましかもしれない」

7726OS5:2023/04/27(木) 23:09:07
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1015406
国民民主と維新が京都で統一会派を結成へ 京都市議会では京都党も、京都市長選にも大きく影響か
2023年4月27日 6:00

7727OS5:2023/04/28(金) 16:27:25
さらに1人区を増やすかw
https://news.yahoo.co.jp/articles/57247eb67112aebef2a3e4574f0dd58ff30a0a22
大阪維新の会、大阪市議会「10減」案提出へ…定数81→70前後に
4/28(金) 10:20配信
 地域政党・大阪維新の会(代表・吉村洋文大阪府知事)は、大阪市議会の議員定数を現行の81から10程度削減する条例改正案を5月18日開会の市議会に提出する方針を固めた。4月9日投開票の市議選で目標としていた過半数の46議席を獲得しており、可決される見通し。

 維新は看板政策の「身を切る改革」に基づき、統一地方選の公約に市議会の議員定数削減を明記。削減幅は以前から「2割」を主張してきた。今回、10程度減らして70前後になれば、2011年当時の86から約2割減ることになる。

 維新が市議選で過半数を獲得したのは今回が初めてで、24ある選挙区(定数2〜6)の「1票の格差」が2倍以上にならないことを前提に、削減する選挙区の絞り込みを進めている。

 維新は、11年の大阪府議選(定数109)で57議席を獲得し、初めて過半数を達成した後、府議会の定数を公約通り88に削減した。市議会の大幅な定数削減も、公約を早速実行することで党の支持を高める狙いがあるとみられる。

7728OS5:2023/04/28(金) 16:55:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a28c473952aa1d2ef2e0e45515c9eaa7c9cbc899
国民、維新が合流 京都府議会と京都市議会
4/28(金) 0:32配信
統一地方選後の京都府議会(定数60)と京都市議会(同67)の会派再編で、国民民主党と日本維新の会が合流し新会派結成に向けて調整を進めていることが27日、わかった。新会派はいずれも自民党に次ぐ第2会派となる。両議会の勢力図の変更は府と市の行政運営のほか、来年に控えた京都市長選にも影響するのは必至だ。

政党関係者によると、国民府連の前原誠司代表(衆院京都2区)が「非自民、非共産の中道勢力結集を目指す」として合流を提案。統一選直後から国民と維新が協議を進めている。

国民は昨年7月の参院選で維新の新人候補を推薦し、立憲民主現職の支援を見送った経緯がある。統一会派には次の国政選挙を視野に入れた地ならしの意味もありそうだ。

今年の府議選では維新9人、国民4人が当選。府議会では、両党で計13人の会派となった場合、自民(28人)に次ぐ第2会派になる。市議選でも議席数を伸ばした維新10人と国民3人に、すでに維新と統一会派を組む京都党5人が合流。計18人の勢力は共産(14人)を上回る第2会派となり、自民(19人)に迫る。現在国民と統一会派(民主・市民フォーラム)を組む無所属1人は新会派には加わらないという。

国民はこれまで知事選、京都市長選とも自民、公明、立憲民主との相乗りで候補者を推薦し、維新は相乗りに加わらず野党の立場を貫いてきた。統一会派の結成がこうした首長選挙の構図を一変させ、来年の京都市長選に影響するのは確実とみられる。

一方、国民が支持母体とする連合京都は維新の唱える「身を切る改革」に反発しており、支持の一部を失うリスクも抱える。連合京都の原敏之会長は27日、産経新聞の取材に「目に見えない壁が国民民主との間にできたように感じる」と組織分裂への懸念を述べた。また「連合は府政、市政を(推薦する議員を通じ)与党の立場で支えるのが基本姿勢だ。統一会派の行政や市長選への対応を注視している」と話した。(平岡康彦、田中幸美)

7729OS5:2023/04/28(金) 17:40:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ebfc22e97ea7346604bdea8f0fc4bee366b26cb
「一寸の虫にも五分の魂」 落選の奈良県知事が振り返る選挙戦
4/27(木) 11:00配信

毎日新聞
知事選を振り返る荒井正吾知事=奈良県庁で2023年4月26日午前10時1分、吉川雄飛撮影

 奈良県知事選(9日投開票)で落選した荒井正吾知事が26日、県庁で報道各社の取材に応じ、「支援者から熱心に応援していただき、すがすがしい気持ちだった」と選挙戦を振り返った。一方で、自身と他候補の推薦を巡って自民党県連が割れる保守分裂選挙となったことに関しては「候補の一本化の動きは私が引退する前提で、ノーと言わざるを得なかった」と心境を明かした。

 知事選では、元総務官僚で新人の平木省氏が立候補の意志を示した後、5選を目指す荒井氏も出馬を表明。自民県連は平木氏の推薦を決めたが、党本部は認めなかった。さらに一部県議が反発して両氏への支援が割れたため、県連は平木氏への候補者一本化を模索した。

 荒井氏は、一本化により自らが出馬を断念することは「支援者に義理が立たないし、談合して出馬をやめたという疑惑も立ちかねない」と強調。「選挙をおとしめることにもなり、納得できなかった」と訴えた。さらに、弱いものにもそれ相応の意地があるという意味のことわざ「一寸の虫にも五分の魂」を引用し、「やめさせる=一本化というのは(荒井氏の)五分の魂が収まらない」と話した。

 また、知事選で日本維新の会公認の山下真氏が当選したことについて「知事選で維新と政策論争をした感じがしなかった。私は『未来の政策はこうだ』と訴えたが、あまりかみ合わなかった」と指摘。今後、大規模広域防災拠点(五條市)など自ら立案したプロジェクトが中止される可能性があることは「心配している」と話した。

 新知事への期待を問われた荒井氏は「とにかく奈良県をよくしてほしい」と語った。【吉川雄飛】

7730OS5:2023/04/28(金) 20:10:18

>>7727
大阪市議会に一人区はなかったです。間違えた!
でも、一人区を作り岩盤にしそうですね。

7731OS5:2023/05/02(火) 00:28:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/c82dd48799bf0bca62e1b4d28b437ec0f2885d33
兵庫県議会の正・副議長、自民「独占」に幕 半世紀超譲らずも過半数割れで 維新は副議長獲得へ意欲
4/30(日) 9:00配信
 新任期が30日に始まる兵庫県議会(定数86)で、正副議長のポスト争いに注目が集まっている。1966年から両ポストを独占してきた自民党だが、9日投開票の県議選で過半数を大きく割り込み、副議長を他会派に譲るのは避けられない。第2会派は県議選で躍進した日本維新の会となり、存在感の高まりを警戒する自民内には「譲るなら維新以外」との声もある。次期衆院選を見据え、会派間の攻防が早くも激化している。(田中陽一)

【図】兵庫県議会の新たな会派構成


 正副議長の任期は地方自治法で「議員の任期による」とされ、4年間務めることができるが、県議会では1年交代が慣例化。毎年6月の定例会で正副議長の選挙を行ってきた。

 「数の力」で両ポストの独占を続ける自民に対し、他会派は2015年以降、「議会運営に多様な民意を反映させる必要がある」などとし、副議長ポストを譲るよう要求してきた。副議長の選挙では、第2会派が推す議員に第3、4会派もそろって1票を投じてきたが、逆転に至らなかった。

 自民は前回知事選で支援候補を巡って分裂したとはいえ、二つの会派で過半数の44人以上を維持していた。それが先の県議選では、公認・推薦候補の当選が34人にとどまった。再結集を決めたものの、無所属議員を取り込んでも勢力は37人と過半数に届かない。自民独占に終止符が打たれるのは確実な情勢で、焦点はどの会派が副議長ポストを握るかに移る。

    ◇   ◇

 自民が警戒するのが、県議選で21議席を獲得し、4年前から倍増させた維新だ。「不毛なポスト争いは避けるべきだ」との意見の一方、「副議長を譲れば、議会運営でも主導権を握られかねない」との焦りも強い。維新が議員定数削減など「身を切る改革」を主張することも予想され、自民のベテラン県議は「反対すれば抵抗勢力だと思われる」と漏らす。

 対する維新会派の幹部は「交渉はこれから」としつつ、「これまでも副議長は第1会派以外から出すべきだと訴えてきた。その考えに変わりはない」と強調。副議長奪取の意欲を隠さない。

 鍵となるのは第3会派の公明党(13人)と、立憲民主党や無所属議員で構成する第4会派の「ひょうご県民連合」(9人)。両会派が維新に協力すれば、すんなり維新からの選出が決まるが、自民に協力した場合、維新を外した上で自民、公明、県民連合で副議長ポストを回す-というシナリオも成立する。

    ◇   ◇

 ただ、3会派には「露骨に維新を外せば、民意に反しているとの批判を浴びかねない」との懸念もある。

 さらに公明は別の事情も抱える。これまで維新が掲げた「大阪都構想」への協力を名目に、衆院兵庫2区、8区を含む計6選挙区で候補者をすみ分けてきたが、維新側は「リセット」を表明。候補者擁立で揺さぶりをかけられ、公明関係者は「対決姿勢を示すのも一つの考えだが、第2会派の立場は一定、尊重せざるを得ない」と頭を悩ませる。

 全国都道府県議会議長会によると、都道府県議会で正副議長の所属会派が異なるのは15議会。兵庫県議会の新たな正副議長は、5月16日の臨時会で決まる。

7732OS5:2023/05/02(火) 00:34:20
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230423/2010017157.html
京都 向日市長選 現職の安田氏 3回目の当選
04月23日 22時44分
現職と新人の2人の争いとなった京都府向日市の市長選挙は、現職の安田守氏が3回目の当選を果たしました。

向日市長選挙の開票結果です。
▼安田守、無所属、現、当選、1万1545票
▼木下秀美、無所属、新、4325票
自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党、社民党が推薦した現職の安田氏が新人を抑えて、3回目の当選を果たしました。
安田氏は58歳。
向日市議会議員や京都府議会議員を経て、平成27年の市長選挙で初当選しました。
安田氏は「選挙で訴えてきた少子化対策、高齢者福祉など、さまざま直面している課題がある。市民や議会と話しながら、解決に向けて取り組んでいきたい」と話していました。
今回の選挙の投票率は34.83%でした。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1013347
京都・向日市長に現職の安田守氏、3回目当選 市議会や経済界の支持幅広く
統一地方選挙
2023年4月23日 22:26
 任期満了に伴う京都府向日市長選が23日、投開票され、無所属現職の安田守氏(58)=自民、立民、公明、国民、社民推薦=が、無所属新人の木下秀美氏(62)を大差で破り、3選を果たした。

 得票は安田氏1万1545票、木下氏4325票だった。

 安田氏の2期8年間の市政に対する評価やJR向日町駅東口開設に伴う周辺開発が争点となった。

 安田氏は開発推進による新たな税収で住民福祉を向上させると強調。「少子高齢化への対策、脱炭素社会を目指す取り組みのための資金を生み出す」と訴えた。市議会の多くの会派、各種団体、経済関係者らの支援を受け、幅広い支持を集めた。

 木下氏は、共産党や労働組合などの支援を受け、子どもや子育て支援など福祉の充実を訴えたが、浸透しなかった。

 投票率は34・83%で前回を0・83ポイント上回った。





向日市
安田守   11,545票:72.75% 58歳 無所現 推薦・支持:自民 / 立憲 / 公明 / 国民 / 社民
木下秀美  04,325票:27.25% 62歳 無所新

7733OS5:2023/05/02(火) 00:40:26
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230423/2000073156.html

奈良 五條市長選 新人の平岡氏 初めての当選
04月23日 23時35分

無所属の新人、2人の争いとなった奈良県五條市の市長選挙は、元市議会議員で自民党が推薦する平岡清司氏が初めての当選を果たしました。

五條市長選挙は、開票が終了しました。
▼平岡清司、無所属・新、当選、7661票
▼養田全康、無所属・新、7352票
3期12年務めた現職が引退を表明したことを受けて、平成19年の選挙以来、16年ぶりに新人どうしの争いとなった五條市長選挙は、自民党が推薦する平岡氏が養田氏に競り勝ち、初めての当選を果たしました。
平岡氏は59歳。
自動車販売業を営みながら、平成25年に五條市議会議員選挙で初当選しました。
市議会議員選挙には、これまでに3回当選しています。
今回の五條市長選挙の投票率は63.42%でした。

平岡清司氏は、「高齢者の方々が買い物に行くバスや病院に行くバスを実現したい。五條市は財政難でもあるし、しっかりと皆さんと協議をして話を聞いた上で、国と県と市が連携し五條市の発展につなげていく。しっかりと気を引き締めて頑張っていきたい」と話しました。

https://www.asahi.com/articles/ASR4X74P4R4XPOMB005.html
「維新県政」に懸念 防災拠点整備要望へ 平岡・新五條市長
清水謙司2023年4月29日 10時15分


 23日の奈良県五條市長選で初当選した元同市議の平岡清司氏(59)が28日、新市長として市役所で記者会見した。日本維新の会公認で知事選に初当選した山下真氏(54)による県政が始まることに、「『身を切る改革』は都会ではいいのかもしれないが、県南部は公共事業整備がまだ必要だ」などと懸念を示した。

 平岡氏は市長選で自民党の推薦を受けた。国・県・市の連携強化で市政運営にあたると主張している。維新は「行財政改革」を唱える。会見では人口減少問題が課題の同市などで、「それが適当なのかどうか明確にはできない」と述べた。

 同市で計画されている大規模広域防災拠点については、あらためてその必要性を強調。「消防団員だった。(市内でも死者・行方不明者が出た)紀伊半島大水害にも出動した。市の状況をしっかりと説明して、知事に要望する」と力を込めた。

 この日、新市長として初登庁した平岡氏は、職員たちへもあいさつした。地域のバス(の見直し)や買い物支援、給食費の無償化など、「市民に直結する身近な政策をやらせていただきたい」と述べた。(清水謙司)


 23日の奈良県五條市長選で初当選した元同市議の平岡清司氏(59)が28日、新市長として市役所で記者会見した。日本維新の会公認で知事選に初当選した山下真氏(54)による県政が始まることに、「『身を切る改革』は都会ではいいのかもしれないが、県南部は公共事業整備がまだ必要だ」などと懸念を示した。

 平岡氏は市長選で自民党の推薦を受けた。国・県・市の連携強化で市政運営にあたると主張している。維新は「行財政改革」を唱える。会見では人口減少問題が課題の同市などで、「それが適当なのかどうか明確にはできない」と述べた。

 同市で計画されている大規模広域防災拠点については、あらためてその必要性を強調。「消防団員だった。(市内でも死者・行方不明者が出た)紀伊半島大水害にも出動した。市の状況をしっかりと説明して、知事に要望する」と力を込めた。

 この日、新市長として初登庁した平岡氏は、職員たちへもあいさつした。地域のバス(の見直し)や買い物支援、給食費の無償化など、「市民に直結する身近な政策をやらせていただきたい」と述べた。(清水謙司)

7734OS5:2023/05/02(火) 00:46:46
https://www.asahi.com/articles/ASR4V6S38R4SPIHB00G.html
暴言を重ねても…明石市長選、泉氏の「後継」が大勝 市民の本音は
統一地方選挙2023

新谷千布美 天野剛志 鈴木春香2023年4月27日 12時34分
 23日に投開票された兵庫県明石市長選は大きな注目を集めた。子育て施策で人気を集めながらも暴言を重ね引退を表明した泉房穂市長。類いまれなキャラクターが12年間牽引(けんいん)した市政とその後継候補を、市民がいかに評価するのかが、関心の的となった。結果は泉氏側の大勝。市民は何を考えていたのか。(新谷千布美、天野剛志、鈴木春香)

 「泉さんは問題もあったけど、市民を思ってやってくれた。子育てしやすい町にしてくれたり、駅前に図書館ができたり、街に活気が出た。明石の知名度も上がった」

 市長選が告示された16日。JR明石駅前で泉氏と丸谷聡子氏(59)の演説を聴いていた主婦(61)は話した。

 1週間の選挙期間中、泉氏の人気ぶりは際立った。街頭ではサインや写真撮影を求められた。最終日の22日、朝から明石駅前で演説を始めると、多くの人が足を止めた。絶叫気味に訴える姿を見つめる聴衆は時に100人ほどに上った。

 「泉さんは言い過ぎだと思うこともよくあります。だけど熱意に胸を打たれちゃうんですよね」とパートの女性(36)。手厚い子育て施策や街づくりを進めた実績を理由に、「泉氏を支持しているので、後継の丸谷氏に入れる」と話す市民も複数いた。

 泉氏は昨秋、議会で対立する自民、公明の市議に「選挙で落としてやる」などと暴言を浴びせ政界引退を表明。今回の市長選で自民側が擁立した林健太氏(40)は、「敵や味方で市民を分断する政治とはおさらばだ」と訴えた。

 泉氏は2019年も、暴言を理由に辞職。重ねて問題を起こす姿を市民はどう捉えていたのか。

 明石駅近くを歩いていた女性(73)は、「もともと明石弁ってきれいな言葉じゃない。思ったことをわーっと言ってしまう文化みたいなのがある。だからなんとも思わない」。教員の男性(37)は「今の時代にああいう発言は良くない」とし、「泉さん本人がやめるならクリーンになる」。子育て中で暮らしやすさを実感しているといい、丸谷氏に投票すると話した。

 丸谷氏の得票は、11年、15年市長選での泉氏の得票を上回り、19年の出直し市長選での泉氏の最多得票にも迫った(グラフ参照)。林氏は、陣営が県議選明石市選挙区の得票をもとに自公支持層と見込んだ4万票あまりの多くを得たが、丸谷氏に2倍以上の差をつけられた。

 林氏は落選後、「候補者本人じゃない人(泉氏)と戦った」と話した。林陣営幹部は「大阪の維新や東京の都民ファーストのような、泉さんによる『ブーム』が起きた」と振り返った。

     ◇

 泉氏に厳しい意見もあった。林氏に投票すると話した会社役員の男性(50)は、「泉氏は暴言もあるし、自分のイメージに反することは言わないから信用できない」。

 市内の企業や団体からは「泉氏は子育て支援など関心のあるところは手厚いけど、バランスに欠ける」「企業の声をもっと聞いてほしい」という声も出た。

 林陣営が市役所前で開いた街頭演説では、昨年3月に任期途中で辞職した宮脇俊夫元副市長がマイクを握った。宮脇氏は過去の取材に「泉氏の恐怖で職員を動かす手法についていけない」と辞職の理由を話していた。演説では「市長と信頼関係で結ばれてこそ職員の力も存分に発揮される。それができるのは林候補だ」と訴えた。

 泉氏自身も「トップダウンで命令するスタイル」と表現する市政運営の手法は、議会や市役所内などに「溝」を残したのも事実だ。

 泉氏は丸谷氏の当選後、報道陣に「丸谷さんにしっかり引き継ぐ。私は終わり。今後は基本的に一切口出ししない」と話した。丸谷氏の市長としての手腕に注目が集まることになる。

7735OS5:2023/05/02(火) 00:48:44
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016276263.shtml
2023/4/23 20:00神戸新聞NEXT

明石市長選で泉市長後継候補が当選確実 元市議の丸谷聡子氏 自公推薦候補が敗北
 兵庫県明石市長選は23日投開票され、退任する泉房穂市長(59)が後継指名した元市議の丸谷聡子氏(59)が初当選を確実にした。同市で初めての女性市長となる。

 泉市長の政治家引退表明に伴い、いずれも無所属新人3氏が立候補。元市議の丸谷氏と、西村康稔経済産業相(60)らが擁立し自民、公明両党が推薦した元市議の林健太氏(40)を軸とする戦いとなった。

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 今回の市長選を巡る動きは、泉氏が昨秋、自民、公明党の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせたことが発端となった。「発言の責任を取る」として政治家引退を表明した一方で市長選や市議選に自らが支援する候補者の擁立を打ち出した。

 泉氏は3月下旬、市議選の準備をする丸谷氏を後継に指名。丸谷氏は、泉氏の顔が大きく写るポスターを使い「子どもを核としたまちづくりを継続させていく」と訴え、「泉市長の後継」を前面に出した。

 西村氏は市長選への候補に林氏を擁立。何度も明石入りするなどして全面支援した。林氏は子育て支援継続とともに、教育費の自己負担ゼロ、インフラの再整備などを掲げたが及ばなかった。(長尾亮太)


https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016280098.shtml
2023/4/24 21:44神戸新聞NEXT

明石市長選、泉氏VS西村氏 泉氏に軍配、西村氏は維新に秋波も及ばず 「市長選は序章に過ぎない」の声も

 暴言問題で退任する泉房穂市長(59)の後任を選んだ兵庫県明石市長選は、後継候補を立てた泉氏と、自民系候補を支援した地元選出の西村康稔経済産業相(60)が激しく火花を散らした。子育て支援策で全国的に知名度がある泉氏。対する西村氏は日本維新の会にも秋波を送り、なりふり構わずに戦ったが、軍配は泉氏に上がった。

 「完敗だ。全責任は私にある」。23日夜、西村氏は候補者をねぎらいつつ、自身の責任に言及した。

 泉氏が後継指名した元市議の丸谷聡子氏(59)は、自民、公明両党の推薦を受けた元市議の林健太氏(40)らを破り、初当選を決めていた。

 従来の市長選で関与を避けてきた西村氏だが、今回は前面に立った。泉氏から敵視された自民市議らの強い求めもあったが、地元で自身の求心力を保つ思惑も透けて見えた。

 選挙戦は苦戦を強いられた。絶大な知名度を誇る泉氏に対し、明確な対立軸を示せず、打開策を考えた。その一つが躍進を続ける維新との連携だった。

 自民と維新は岸田政権下で対峙するが、関係者によると、林氏側は維新の県組織に推薦を要請。維新から良い返事はなかったが、選挙戦で具現化した場面があった。

 2日後に投開票を控えた21日夕、明石駅前。市議選候補者の応援で訪れた維新の馬場伸幸代表(58)に、西村氏と林氏が駆け寄り、握手した。2人を意識しながら馬場氏は声を張り上げた。「皆で力を合わせて改革のうねりを起こしていこうではないか」

 この光景は偶然の鉢合わせとされた。自公推薦候補と政党対決を繰り広げていた姫路市長選の応援に向かう馬場氏への配慮もあったとみられる。

     ◇

 「政党や団体に依拠せず、市民は自らまちをつくることを選んだ」。23日夜、丸谷氏の当選で沸く事務所で泉氏は、自公を念頭に勝因を強調した。

 昨年10月、自身への問責決議案を巡って、自公の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言をはき、政治家引退を表明。だが、その後も交流サイト(SNS)での発信を続け、人気は衰えなかった。

 選挙結果は丸谷氏が7万票以上を集め、林氏にダブルスコアで圧勝。昨秋に立ち上げた政治団体から出た市議選候補5人も全員が当選し、うち4人は得票の上位を独占した。

 選挙から一夜明けた24日、泉氏は会見で政治団体の解散を表明。「議会に仲間を増やすために立ち上げたが、市長と議会は二元代表制。市長が一部の議員を束ねるのは本来の姿ではない。きれいに身を引きたい」と覚悟を語った。

 ただ、議会と摩擦を繰り返し、県知事選に関心を示す泉氏の動向を懐疑的に見る向きもある。「市長選は序章に過ぎない」(統一選取材班)

明石市
丸谷聡子  77,017票:64.74% 59歳 無所新
林健太   36,944票:31.06% 40歳 無所新推薦・支持:自民 / 公明
中川暢三  04,995票:04.20% 67歳 無所新

7736OS5:2023/05/02(火) 00:50:04
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016268757.shtml
2023/4/21 20:20神戸新聞NEXT

明石市長選、熱帯びる3新人の争い 市政12年…継承か転換か 西村、泉氏「代理対決」の様相も
4月末の任期満了で退任する泉房穂市長(59)の後任を選ぶ兵庫県明石市長選(23日投開票)は新人3人が立候補し、西村康稔経済産業相(60)らが擁立し自民、公明両党が推薦する元市議の林健太氏(40)と、泉市長が推す元市議の丸谷聡子氏(59)が火花を散らしている。泉市政に対する評価も争点となり、自民党や政府の要職を占めてきた大臣と、手厚い子育て支援などで全国的な知名度を誇る市長が街頭で支持を訴え、「代理対決」の様相も見せる。

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 「自民、公明党が自信を持って送り出した。国、県、市が一体となり明石を発展させられる」。20日朝、西村経産相はJR西明石駅前で声を張り上げ、隣に立つ林氏を持ち上げた。

 一方、前日の19日夜には泉市長が西二見公民館で丸谷氏の応援演説に立ち、生まれ育った地元の有権者に「培ってきた12年の明石をちゃんと引き継いでもらう」と涙を交えて訴えた。

 2人はともに明石市の西部、二見の出身。学生時代に東大キャンパスで出会った。泉氏は衆院議員を経て明石で弁護士業務に就き、2011年の市長選で初当選。元経産官僚の西村氏は、同市と淡路島が選挙区の衆院兵庫9区で7期当選を続ける。

 昨秋、泉氏は自民、公明党の市議に「次の選挙で落としてやる」と暴言を浴びせた。自身への問責決議案がきっかけで、「発言の責任を取る」として政治家引退を表明。一方で市長選や市議選に自らが支援する候補者の擁立を打ち出し、市議選は「自民、公明以外で過半数」と対抗心を見せた。

 自民の市議らが頼ったのが西村氏だった。同氏は2月上旬に市長選への候補者擁立を表明。その後、林氏の名が明らかになった。他の議員の名も挙がったが、西村氏が待ったをかけた。「若い力に期待したい。全責任を取る」。林氏を指名し、決意をにじませた。

 林氏は西村氏と同じ場所に事務所を構え、西村氏の秘書や後援会関係者らが選挙活動を支える。市議の一人は「泉氏との代理戦争」と語る。9日に投開票された県議選は、県議会議長も務めた自民のベテラン現職(60)が落選したのに対し、泉氏が立てた新人(34)は2番手候補に対し2倍の得票で圧勝した。選挙期間は西村氏も明石に入り、てこ入れをしただけに、自民関係者に衝撃が走った。

 泉氏は3月下旬、市議選の準備をする丸谷氏に立候補を打診。数日後に会見で市長選擁立を表明した。

 丸谷氏は、泉氏が立ち上げた政治団体「明石市民の会」の一員として活動。泉氏の顔が大きく写るポスターを使い「子どもを核としたまちづくりを継続させていく」と訴え、「泉市長の後継」を前面に出す。

 一方、林氏は泉市政は財政的に持続可能でないとし「税収を増やすため事業者を後押しする。インフラ再整備も進める」と訴える。


 注目の選挙に自民、公明の国会議員、地方議員も駆け付ける。ある市議は「泉市長は議会をないがしろにした。自公にとって(市長選は)多様な民意も守る戦いだ」と漏らす。

 明石市長選には元加西市長の中川暢三氏(67)も立候補し、「政党や推薦団体の影響を受けない政策本位の選挙にするべき」と主張している。(長尾亮太)

7737OS5:2023/05/02(火) 00:53:18
>>7712とか
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230423/2000073145.html
兵庫 芦屋市長選 新人の高島氏 当選
04月23日 23時09分

兵庫県芦屋市の市長選挙は、無所属で新人の高島崚輔氏が、2期目を目指した現職らを抑え、初めての当選を果たしました。
高島氏は26歳で、全国市長会によりますと歴代最年少での当選だということです。

芦屋市長選挙の開票結果です。
▼高島崚輔、無所属・新、当選、1万9779票
▼伊藤舞、無所属・現、1万1981票
▼中島香織、無所属・新、5671票
▼大塚展生、無所属・新、4958票
現職と新人あわせて4人の争いとなった芦屋市長選挙は、無所属で新人の高島氏が、2期目を目指した現職の伊藤氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。
高島氏は26歳で、全国市長会によりますと歴代最年少での当選だということです。
高島氏は、若者の海外留学などを支援するNPO法人の理事長を務めていて、去年、アメリカのハーバード大学を卒業しました。
選挙戦では、18歳までの医療費の無償化や、在宅介護を進めるための介護士の待遇改善などを掲げ幅広い世代に支持を訴えました。
抱負について高島氏は「身の引き締まる思いでこれから市民の皆さんと市政を担っていくことができ、非常にわくわくした気持ちだ。さまざまな方と対話を重ねながら、世界で一番住み続けたいと思ってもらえるようなまちづくりを進めていく」と述べました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9daa36dbcd1e5bd656d6ee8ae2856f5d5d819cce
議会との軋轢、市民との溝「不信感招いた」 芦屋市長選 現職伊藤氏、26歳高島氏に敗れる
4/23(日) 22:55配信

神戸新聞NEXT
駆け付けた支援者の前で涙ぐむ伊藤舞氏=芦屋市打出小槌町(撮影・長嶺麻子)

 「全て私の力不足。コロナ禍で、議会運営もうまくいかず不信感を招いてしまった」。兵庫県芦屋市長選で2期目を目指した無所属現職の伊藤舞氏(53)は無念さをにじませた。

 4年前、自民推薦の元県議と女性同士の一騎打ちとなり、僅差で制して初当選した。しかし議会は自民が最大会派の「ねじれ状態」で、JR芦屋駅南側の再開発は関連予算案が再三否決され、2年にわたって停滞。西宮市とのごみ処理広域化も頓挫するなど混乱が続き、新型コロナ対応では近隣自治体に比べワクチン接種の遅れも指摘された。

 それでも「自分の手でまちを前に進めたい」と昨年11月末に立候補表明すると、早朝から駅前に立った。選挙戦では市議選候補との連携も強調。母子保健と児童福祉を一元化した「こども家庭・保健センター」創設などの実績を掲げ「1期目にまいた種が花開こうとしている。もう一度任せてほしい」と訴えた。

 だが、前回伊藤氏に投票した有権者からは「4年で何も変わらなかった」との声も上がり、静かに広がっていた市民との溝は埋められなかった。伊藤氏は「今後は一市民として新市長を支え、市の発展に尽くしたい」と振り絞った。(村上貴浩、広畑千春


芦屋市
高島崚輔  19,779票:46.66% 26歳 無所新
伊藤舞   11,981票:28.26% 53歳 無所現
中島香織  05,671票:13.38% 55歳 無所新
大塚展生  04,958票:11.70% 65歳 無所新

7738OS5:2023/05/02(火) 00:55:46
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016286649.shtml
2023/4/26 19:45神戸新聞NEXT

加西市長選 元市長の中川氏が無所属で立候補へ
 任期満了に伴う兵庫県加西市長選(5月14日告示、21日投開票)に、元同市長の中川暢三氏(67)が26日、無所属で立候補する意向を明らかにした。近く会見を開き、正式に表明する。

 中川氏は加西市出身。信州大卒業後、大手ゼネコン勤務を経て2005年から同市長を2期6年務めた。12年には公募制度で大阪市北区長に起用された。19年の加西市長選や21年の兵庫県知事選、神戸市長選などに立候補して落選。4月23日に投開票された明石市長選にも立候補したが敗れている。

 中川氏は、神戸新聞社の取材に「市民に考える材料と選択肢を提供し、しっかりと考えてもらう選挙にしたい」と述べた。

 加西市長選には既に、元市教育長の高橋晴彦氏(65)と前副市長の河尻悟氏(47)、市議の深田真史氏(38)が立候補を表明している。(敏蔭潤子)

7739OS5:2023/05/02(火) 00:56:44
https://www.asahi.com/articles/ASR4R6WN1R4NPIHB01B.html
全国最年少26歳が芦屋市長選で当選 ハーバード大出身、現職ら破る
統一地方選挙2023

真常法彦2023年4月23日 23時36分

兵庫県芦屋市長選で「当選確実」の知らせが入り、支援者から花束を受け取る高島崚輔氏=2023年4月23日午後8時15分、芦屋市大原町、真常法彦撮影

 兵庫県芦屋市長選では、26歳の無所属新顔、留学支援NPO理事長の高島崚輔氏が現職ら3氏を引き離し、初当選を決めた。全国市長会によると、1994年の東京都武蔵村山市長選に27歳で当選した志々田浩太郎氏を抜き、史上最年少での当選となった。

 当選確実の報を受けた高島氏は「年齢ではなく結果をみてほしい。ただ、若い分走れる。誰よりもフットワークよく進んでいきたい」と話した。若者の政治離れが指摘されていることについては、「社会を変える成功体験のなさが原因。若者を若者扱いせず、良いまちをつくる仲間として、一緒に市政活動を進めていきたい」と語った。

 大阪府箕面市出身。米ハーバード大で環境工学を専攻し、再生可能エネルギーの送配電方法などを学んだ。在学中の2019年に芦屋市でインターンを経験して市政に関心を持ち、昨年5月に大学卒業後、芦屋に移り住み、市長選挑戦を決めた。

 選挙戦では、子育て支援の拡充、18歳までの子ども医療費無償化、英語教育の充実などを公約に掲げ、「市民との対話を重視した市政の実現」を訴え、幅広い支持を得た。

 全国市長会によると、全国の現職市長で最年少は大阪府泉南市の山本優真氏(32)=大阪維新の会=で、昨年4月の初当選時は31歳だった。(真常法彦)

高島崚輔氏の横顔
 幼いころは小児ぜんそくに苦しみ、環境問題は常に「自分の問題」だった。高校時代には東日本大震災の被災地で同世代と語らい、日本のエネルギー政策を考えるようになった。米・ハーバード大学では環境工学を専攻。主に再生可能エネルギーの送配電や蓄電の方法を学んだ。

 学んだことをどう社会に還元するか。2019年に大学を休学し、インターンとして芦屋市政策推進課で働き、行政の仕組みを学んだ。「自然豊かで住みやすい芦屋のポテンシャルの高さに気づいた。次世代に引き継がねばと思った」。学生の留学を支援するNPO法人の運営にも携わってきた。

 中学、高校、大学とラグビー部に所属。「すべての選手がそれぞれの役割を果たさなければトライは生まれない。そこがラグビーの魅力。市政にも『ワンチーム』で取り組みたい」

7740OS5:2023/05/02(火) 08:40:40
>>7692
泉佐野市 維新含む相乗り >>6763ふるさと納税
無投票
千代松大耕 49歳 無所現 当選4回 推薦・支持:自民 / 公明 / 大維 

>>7692
富田林市
無投票
吉村善美  58歳 無所現 当選2回 府議(無所属:民主会派→自民会派)



藤井寺市
岡田一樹  19,182票:87.59% 57歳 無所現
堀川国彦  02,717票:12.41% 75歳 無所新
https://www.sankei.com/article/20230424-4FSK4UTMEJPUXFAGQ4K2AMQQ5I/?outputType=theme_localelection2023
大阪・藤井寺市長選 現職の岡田氏が再選
2023/4/24 00:21
任期満了に伴う大阪府藤井寺市長選は無所属現職の岡田一樹氏(57)が、無所属新人の元市職員、堀川国彦氏(75)を制し再選を果たした。

岡田氏は、前回選で初当選を果たすまで行政や政治経験がなく、就任後は「市民目線」を掲げて市役所の窓口改革などを実施した。

選挙戦では子育て支援をより進め、子供を主役とする「子育ち」支援を打ち出したほか、2年後の大阪・関西万博を控え、世界遺産の古市古墳群を活用した観光客の取り込みなどに、周辺自治体とともに取り組みたい考えを示した。


堀川氏は選挙戦で、子供らの安全な通学路の確保や人が集まる場所づくりなどを進めたいと主張。市役所で28年勤務した経験を市政運営に生かすと訴えたが、及ばなかった。

7741OS5:2023/05/02(火) 08:44:23
>>7693
守口市 《維新当選》  現職西端勝樹は引退
無投票
瀬野憲一 58歳 大維新

7742OS5:2023/05/02(火) 08:47:20
https://www.asahi.com/articles/ASR4R5QN2R4KPPTB002.html
ジャルジャル後藤さんの父、維新候補らを破り3選 大阪府吹田市長選
統一地方選挙2023

瀬戸口和秀 田中祐也2023年4月23日 23時59分(2023年4月24日 0時53分更新)
 大阪府吹田市長選は、無所属現職の後藤圭二氏(65)が、大阪維新の会新顔で元市議の馬場慶次郎氏(45)と、無所属新顔で元市議の上垣優子氏(69)を破り、3選を果たした。後藤氏の長男はお笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平さん。

 午後11時50分ごろ、後藤氏の支持者らに当選確実の知らせが入ると、一斉に拍手が起きた。後藤氏は「引き続き、民主的な市政を4年間続けて参りたい」とあいさつ。今回の選挙については「本当に読めませんでした」と振り返った。

 後藤氏は選挙戦で、北大阪健康医療都市「健都」のまちづくりなど2期8年の実績や、市の人口が約38万人と増え続けていることを強調。「好循環にある吹田市の勢いを止めるわけにはいかない」などと訴えた。

 馬場氏は落選が決まると、支援者らに「本当に申し訳ない結果となった。多くの期待に応えられず、私の力不足だ」と述べた。

 選挙戦では、市民の声を集めてつくったという「『吹田の未来』政策集152項目」を掲げ、「市民の声が届き、市民の声で動く市役所をつくっていきたい」などと訴えた。

 上垣氏は、教育や医療、子育て、福祉が充実したまちづくりなどを訴えたが、及ばなかった。(瀬戸口和秀、田中祐也)


https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230424-OYT1T50056/
大阪・吹田市長選挙、無所属現職の後藤圭二さんが3選…「ジャルジャル」淳平さんの父
2023/04/24 01:34
 大阪府吹田市長選は、無所属で現職の後藤圭二さん(65)が、維新新人の馬場慶次郎さん(45)ら2人との戦いを制して3選を果たした。後藤さんの長男はお笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平さん。

 市内のホテルで吉報を受けた後藤さんは、支持者らと握手を交わすなどして喜び、「背中を押してもらった。明日からスタート。民主的な市政を4年間で進めたい」と笑顔を見せた。

 選挙戦では中核市移行など2期の実績を「街の魅力が上がり、人が集まる好循環を生み出した」とアピール。維新新人との激戦を「まったく読めない選挙だった」と振り返り、「市民のあらゆる意見を聞き、しっかりと皆さんとチームでやっていきたい」と語った。

 維新の馬場さんは、保育無償化の対象拡大などの政策を訴えたが、届かなかった。市内の事務所で「多くの市民から『維新がんばれ』との声を頂いたが、期待に応えられなかった」と何度も頭を下げた。


吹田市 【維新落選】
後藤圭二  71,564票:48.61% 65歳 無所現 推薦・支持:自民 / 立憲
馬場慶次郎 58,761票:39.91% 45歳 大維新
上垣優子  16,907票:11.48% 69歳 無所新 推薦・支持:共産

7743OS5:2023/05/02(火) 08:49:18
https://www.asahi.com/articles/ASR4R5K76R4POXIE002.html
現職の浜田剛史氏が維新の松浪健太氏らを破り4選 大阪府高槻市長選
統一地方選挙2023

島脇健史 浪間新太2023年4月23日 23時54分
 大阪府高槻市長選は、無所属現職の浜田剛史氏(58)が、大阪維新の会新顔の松浪健太氏(51)、無所属新顔の吉本草蔵氏(42)を破り、4選を決めた。

 浜田氏は事務所で支持者らと喜び、「『高槻を何としてでも守って』という声を予想以上にいただいた。市民にまちづくりの実績とビジョンをお伝えできて良かった」と語った。

 浜田氏は芸術文化劇場のオープンや関西将棋会館の誘致などを「市民と積み重ねた成果」と強調。18歳までの子どもの医療費と小中学校の給食費を無償化することを公約に掲げ、子育て世代への浸透も図った。

 午後11時20分ごろに事務所に現れた松浪氏は、支援者らに「これほど大きな差が出るとは思わなかった。維新に大きく風が吹いている中で、ひとえに私の力不足。民意を受け止められなかった。しっかりとした争点を作りきれなかった己の不覚です」と頭を下げた。

 松浪氏は、「オール与党で、行政と政治がなれ合っている」と、4党が相乗りする浜田氏を批判。衆院議員5期、府議1期を務めるなど地元での知名度を生かし、街頭演説を中心に活動したが、届かなかった。

 吉本氏は、ごみの減量や自然保護といった循環型社会の実現などを訴えたが、及ばなかった。(島脇健史、浪間新太)

高槻市 【維新落選】
浜田剛史  99,816票:67.93% 58歳 無所現 推薦・支持:自民 / 立憲 / 公明 / 国民
松浪健太  42,401票:28.86% 51歳 大維新
吉本草蔵  04,716票:03.21% 42歳 無所新

7744OS5:2023/05/02(火) 08:52:07
参政党>共産党ってのも気になる

https://www.asahi.com/articles/ASR4R5H8VR4GPPTB001.html
維新現職の大松桂右氏が再選、元職ら3氏を破る 大阪府八尾市長選
統一地方選挙2023維新

編集委員・中島隆 松永和彦2023年4月23日 23時21分
大阪府八尾市長選は、大阪維新の会公認で現職の大松桂右氏(53)が、元職の田中誠太氏(66)、新顔の山口穂奈美氏(32)、新顔の間野窪民子氏(74)を破り、再選を果たした。

当選を決めた大松氏は、「いろいろなご意見、厳しいご意見をいただいた。すべての市民に光を当てる。初心を忘れずにやりたい」と抱負を述べた。

 大松氏は、1期目に市長給与の30%カットといった「身を切る改革」をして市の借金体質を変えたとして、改革の継続を訴えた。また、小中学校の給食無償化など、切れ目のない子育て支援を公約に掲げた。

 前回大松氏に敗れた田中氏は「最後の立候補でリベンジを」と自らを追い込んだ。政治団体「アップデートおおさか」の応援のもと「コロナ禍でいたんだ市を再生する」と訴えたが、維新の勢いに押された。田中氏は23日夜、支援者らに「僕の時代も終わったのかなという思いはあるが、政治にはこれからも関わっていきたい」と語った。

 山口氏は「政治への無関心をやめよう」と強調。間野窪氏は「防衛費増を決めた国にモノ言う市長を」と訴えたが、いずれも支持が広がらなかった。(編集委員・中島隆、松永和彦)

https://www.sankei.com/article/20230423-TLUPBUZ6WNIX3IOH33OGP2YB4M/?outputType=theme_localelection2023
大阪・八尾市長選は維新現職が再選 創設者の松井氏地元 知事選の構図再び
2023/4/23 23:37
地域政党「大阪維新の会」を創設し、8日に政界を引退した松井一郎氏の地元で、維新対非維新の構図で争われた大阪府八尾市長選は、維新現職の大松桂右(だいまつけいすけ)氏(53)が、政治団体「アップデートおおさか」が推す無所属元職の田中誠太氏(66)ら3人を破り、再選を確実にした。

維新政治の継続か刷新かが主な争点。9日投開票の大阪府知事選と同様、維新候補とアップデート側の候補らが対決し、再び維新が制した。

大松氏は選挙事務所で支持者らを前に「八尾はまだまだ成長の余地がある。住み続けたい八尾を感じられるよう、ご協力いただきたい。選挙期間中は叱咤(しった)激励もあり、謙虚に受け止め、市政を前に進めていく」と述べ、2期目に臨む決意を示した。


大松氏は選挙戦で、市長の退職金返上など「身を切る改革」に加え、空き地の状態が続いてきた八尾空港西側エリアの再開発事業にめどをつけた実績を強調。有権者の支持を広げるとともに、統一地方選前半戦で維新が勝利した余勢もあってか、府内の首長ポストを守った。

大松氏は平成31年の前回市長選で小中学校の給食費無償化を掲げ、小学校については公約を果たした。2期目の任期中に「中学校での無償化も実現したい」と意気込む。

一方、アップデート設立時の呼びかけ人の一人でもある田中氏は、大松氏とは市長選で3回連続対決し、前回に続いて敗れた。選挙戦では、元市長として3期12年の実績をアピールし、市政刷新を呼びかけたが及ばなかった。


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田中氏は選挙事務所で「力及ばず申し訳ない。政治には今後も関わっていくが、(市長選については)僕の時代は終わったかなという思いだ」と語った。



八尾市 《維新当選》
大松桂右  55,071票:56.77% 53歳 大維現
田中誠太  33,086票:34.11% 66歳 無所元 2019年市長選で落選
山口穂奈美 04,760票:04.91% 32歳 無所新 推薦・支持:参政
間野窪民子 04,092票:04.22% 74歳 無所新 推薦・支持:共産

7745OS5:2023/05/02(火) 08:54:30
>>7709府議選では維新が過半数の票を得て圧勝してるのに市長選は惨敗ですね
https://www.asahi.com/articles/ASR4R5QR0R4POXIE008.html
現職の広瀬慶輔氏が維新新顔を破り再選 大阪府寝屋川市長選
統一地方選挙2023

島脇健史2023年4月23日 22時44分
 大阪府寝屋川市長選は、無所属現職の広瀬慶輔氏(52)が、大阪維新の会新顔の井川晃一氏(40)を破って再選を決めた。

 広瀬氏は、独自のいじめ対策や行財政改革、図書館新設など、4年間の実績を強調。中学校給食の無償化などを新たな公約に掲げた。駅頭に10年以上立ち、ツイッターで情報発信するなど地元での高い知名度を生かし、「寝屋川市の『変化』を止めるな」と訴えて、幅広く支持を集めた。

 井川氏は、「職員数の増加などで、かつての赤字の時代へ逆戻りする」と広瀬市政を批判。市議として予算案を6回修正するなど、議会側のとりまとめの先頭に立った実績や民間主体のまちづくりを訴えたが、十分に浸透しなかった。(島脇健史)


https://www.iza.ne.jp/article/20230424-CNRVBVS5CZM73IKYILAVVQ72HQ/
大阪・寝屋川市長選に無所属広瀬氏が再選
2023/4/24 00:02
任期満了に伴う大阪府寝屋川市長選は、改革派として名高い無所属現職の広瀬慶輔氏(52)が、知事選などの勢いに乗る維新新人の元市議、井川晃一氏(40)をかわして再選を果たした。

当選確実の連絡を受け、午後10時過ぎに選挙事務所へ現れた広瀬氏は「この4年間で寝屋川市は変わったという声をたくさんいただいた。次の任期もこれまでを上回る劇的な変化を実感していただけるよう力を尽くしたい」と語り、支持者らと喜びを分かち合った。


市議3期、市長選と府議選の落選を経験し4年前に市長となった広瀬氏は任期当初から「寝屋川モデル」と称する独自の取り組みを次々と打ち出した。

新型コロナ対応では、きめ細かな配食サービスを全国に先駆けて導入し、日々の学校園の状況や対応をツイッターで発信。市長が介入して重大化を防ぐいじめ対策は全国から問い合わせが相次ぎ、こども家庭庁からも注目されている。



今回の選挙戦は政党の推薦を受けず、街頭演説では「シルバー世代中心の寝屋川市を維持・発展させるには若い子育て世帯から選ばれるまちになる必要がある。変化をとめてはならない」と訴えた。


寝屋川市 【維新落選】
広瀬慶輔  64,917票:72.08% 52歳 無所現
井川晃一  25,149票:27.92% 40歳 大維新

7746OS5:2023/05/02(火) 08:55:42
https://www.sankei.com/article/20230423-WRPUPOQCPNNSXEMEBXKW7CBRIM/?outputType=theme_localelection2023
大阪・高石市長選 維新新人が7選目指した現職破り初当選
2023/4/23 22:52
7選を目指す現職に大阪維新の会新人が挑み、一騎打ちの構図となった大阪府高石市長選は、維新新人で元市議の畑中政昭氏(42)が現職の阪口伸六氏(66)を破り、初当選を決めた。維新公認の高石市長が誕生するのは初めて。

4期16年にわたって市議を務めた畑中氏は、選挙戦で市の財政再建の必要性を指摘。退職金カットによる市長報酬減額など「身を切る改革」を前面に掲げ、政策の財源としてふるさと納税の活用を打ち出した。

選挙期間中は、維新代表の吉村洋文知事ら党幹部や所属地方議員が連日応援に駆け付け、てこ入れした。畑中氏は演説で、多選について「新陳代謝を起こし、まちを若返らせなくてはならない」と訴え、多選自粛の条例制定を検討する考えも示した。


一方、阪口氏は、国や府とのパイプを活用して進めた南海電鉄高架化などの実績をアピール。政治団体「アップデートおおさか」の推薦を受けて維新に対抗する姿勢を鮮明にし、「高石市を守る戦いだ」と主張したが、広がりを欠いた。


https://www.asahi.com/articles/ASR4S73TLR4RPPTB006.html
大阪・高石市長選、6選現職が敗れる 維新の勢い「否定できない」
統一地方選挙2023

井石栄司 丘文奈2023年4月25日 10時15分
 23日に投開票された大阪府高石市長選は、無所属現職の阪口伸六氏(66)の7選を、大阪維新の会新顔の畑中政昭氏(42)が阻んだ。狭い市域を知り尽くした現職がなぜ敗れたのか。

 「大阪都ができたら、後は議会の議決だけで区になる。堺も高石も」

 阪口氏は16日の出陣式で訴えた。吉村洋文知事が当選後に「都構想の看板を下ろしたわけではない」と言ったことを受けたものだ。

 「大切な高石をのみ込まれてはいけない。高石が勝つこと、高石が生き残ることが、地方自治体を守る最高最大の戦いになる」

 阪口陣営はこうした主張を盛り込んだビラを作成。これに維新側が反応した。

 吉村知事はツイッターで「これまで都構想で高石の議論をしたことすらありません」。維新の国会議員や首長らも一斉に批判した。

 選挙戦序盤、阪口氏は記者にこう語っていた。

 「痛いところを突かれたから、過剰反応しとる」

 口ぶりに余裕が感じられた。自信の背景には、徹底した「地上戦」がある。

 初当選以来、役所への通勤は自転車。銭湯に通い、市内の様々な店に顔を出す、毎日が選挙戦のような日々を送り、市民が「シンロク」と呼ぶほどの気さくさを前面に出していた。

 面積11平方キロに約5万5千人が暮らす。選挙中は自転車や軽トラックで市内をくまなく回った。歩けば、市民の側から「今回は大変そうだけど、頑張って」と声をかけられていた。

 子どもを見つければひざをついて子どもと目線を合わせ、保護者向けに「今度は南海の高架下を子どもが安心して遊べる広場にします」と政策を売り込む。いたる所にあるなじみの店に飛び込み、「この店のカツサンドは最高。食べてみて」と周囲に勧める。演説でも、自らが長年かけて中央官庁で築いた人脈を駆使して、学校改修や南海本線の高架化などの事業に国の補助金を引き出して実現したことを、エピソードを交えて軽妙に語った。

 「人脈は一朝一夕にはできない」。阪口氏はこう強調することで、多選批判をはねのけようとした。

 維新は攻勢を強めた。

 吉村知事は選挙前を含めて3回応援に入り、「市長退職金を受け取らない」と訴える畑中氏の横で、幾度も退職金を得てきた阪口氏を批判。「新しい市長と、高石新時代へ」と訴えた。維新の国会議員や首長らも続々と応援に駆けつけた。

 23日夜の結果は、阪口氏の完敗だった。

 敗因について多くを語らなかった阪口氏。「維新の勢いに負けたのか?」と問うと、こう返ってきた。

 「前半戦圧勝の流れから間を置かずに後半戦を迎えた。否定はできない」

 一方の畑中氏は24日、早朝から街頭に立ち、市役所で当選証書を受け取った。

 阪口氏が都構想を持ち出したことで、維新側の活動に火が付いたという。「維新の市議候補3人を含めた支援者のチームが数珠つなぎで広がり、熱量がとにかくすごかった」と選挙戦を振り返った。(井石栄司、丘文奈)




高石市《維新当選》
畑中政昭  14,708票:56.21% 42歳 大維新
阪口伸六  11,456票:43.79% 66歳 無所現

7747OS5:2023/05/02(火) 08:56:43
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230423/2000073134.html
大阪狭山市長選 現職の古川氏 3回目の当選
04月23日 22時49分

大阪狭山市の市長選挙は、大阪維新の会の現職の古川照人氏が3回目の当選を果たしました。

古川氏は、大阪狭山市出身の51歳。
市議会議員や府議会議員を経て8年前の市長選挙で初当選しました。
選挙戦では、行財政改革のほか、子育てや移住促進策の充実など、2期8年の実績を訴えて支持を広げ、3回目の当選を果たしました。

古川氏は「皆様のおかげで、前回の得票数を上回る票をいただくことができました、心から厚く厚くお礼、申し上げます。きょうのこの結果がゴールではありません、これからがスタートです。まずは私の身を切る覚悟を市役所の職員はじめ、市民に示すことが第一歩だと思います。退職金の100%カットをはじめ、市長給与の30%カットをしっかりと断行して、市役所全体の改革、意識改革をしていくという決意をしっかりと示していきたいと思います」と話していました。



大阪狭山市《維新当選》
古川照人  13,589票:61.68% 51歳 大維現
丸山高広  08,444票:38.32% 48歳 無所新

7748OS5:2023/05/02(火) 08:58:36
https://www.sankei.com/article/20230423-6YSBAY6QCRNUFIW7IPYTUIBEB4/?outputType=theme_localelection2023
京都・木津川市長選 谷口氏が維新候補らに競り勝つ
2023/4/23 22:58
いずれも元市議の新人による三つどもえの戦いとなった京都府木津川市長選は23日投開票され、自民と立憲民主、公明の推薦を受けた無所属の谷口雄一氏(50)が、日本維新の会の高味孝之氏(65)ら2人に競り勝ち、初当選した。当日有権者数は6万2806人。投票率は49・14%(前回47・72%)だった。

4期16年を務めた現職が1月に不出馬を表明。市政方針の継承か転換か、また3町合併から16年が経過する中で子育て支援や旧町地域間の格差是正をどう進めていくかが争点となった。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1013408
「反維新」で3党相乗り、組織力で混戦抜け出す 京都・木津川市長に谷口雄一氏
統一地方選挙 京都・木津川市長選の解説
2023年4月24日 6:00

https://mainichi.jp/articles/20230425/ddl/k26/010/205000c
「京都の壁」維新旋風阻む 木津川で「公認市長」逃す 6市議選では存在感 /京都

毎日新聞 2023/4/25 地方版
 23日に投開票が行われた統一選第2ラウンドの木津川市長選では、無所属新人で元市議の谷口雄一氏(50)=自民、立憲民主、公明推薦=が初当選を果たし、維新の新人は最下位に沈んだ。維新は府内初の「維新公認市長」を逃したが、同日投開票の6市議選では計13議席を獲得し、京都でも改めて大きな存在感を示した。【鈴木健太郎、水谷怜央那】



京都府木津川市 【維新落選】
谷口雄一  11,992票:39.39% 50歳 無所新 推薦・支持:自民 / 立憲 / 公明
呉羽真弓  10,188票:33.47% 64歳 無所新
高味孝之  08,261票:27.14% 65歳 維新新

7749OS5:2023/05/02(火) 09:05:08
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20230423/2050013309.html
奈良 生駒市長選 現職の小紫氏 3回目の当選
04月23日 23時29分

無所属の現職と日本維新の会の新人、2人の争いとなった奈良県生駒市の市長選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦する現職の小紫雅史氏が3回目の当選を果たしました。

生駒市長選挙は開票が終了しました。
▼小紫雅史、無所属・現、当選、3万7169票
▼海豪うるる、維新・新、1万4401票
自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦する現職の小紫氏が維新の新人の海豪氏に2万2700票余りの差をつけて3回目の当選を果たしました。
小紫氏は兵庫県小野市出身の49歳。
環境省の職員を経て、生駒市の副市長を務めたあと8年前の市長選挙で初当選しました。
今回の生駒市長選挙の投票率は54.61%でした。

小紫氏は、「維新の嵐をとにかく生駒市で止めてくれというような声をたくさんいただいた。これからの4年間は、生駒市にとって単なる4年ではない。本当に次の10年、50年の未来を作る大切な4年間だ。市民みんなでつくる、日本一楽しく住みやすい街づくりをこれからも続けていく」と話しました。


■2015年
当 24955 小紫雅史 41 無新 山下真・前市長(現知事)の後継
  19660 中谷由里子47 無新 自民党市支部が擁立
  03140 都築直人 64 無新


■2019年
当28,902 小紫雅史 45 無所属 (国) 現2 市長
落18,816 中谷由里子51 無所属 (自) 新  NPO法人理事

■2023年 >>7705構図が激変
奈良県生駒市 【維新落選】
小紫雅史  37,169票:72.07% 49歳 無所現 推薦・支持:自民 / 立憲 / 公明 / 国民
海豪うるる 14,401票:27.93% 55歳 維新新

7750OS5:2023/05/02(火) 09:06:27
https://www.sankei.com/article/20230423-QDX5Z6DCGBIE5OBOHUQXMXB6SQ/?outputType=theme_localelection2023
奈良・河合町長に森川氏 大阪以外の市町村長選で維新公認が初勝利
2023/4/23 23:47
任期満了に伴う奈良県河合町長選は23日投開票され、日本維新の会新人で元県議の森川喜之氏(67)が、無所属現職の清原和人氏(69)を破り、初当選した。大阪府以外の市町村長選で維新の公認候補が勝利したのは初めて。


昨年11月に「維新の改革を河合町でも実現させたい」と出馬を表明。身を切る改革として、町長の退職金ゼロや期末手当の30%カットを掲げるほか行財政改革を主張していた。



https://smart-flash.jp/sociopolitics/232490/1/1/
高市早苗氏、唯一応援に入った地元の町長選で敗北「ヤバくね??」知事選に続く連敗に心配も
社会・政治 投稿日:2023.04.24 15:45FLASH編集部
 4月23日、奈良県河合町長選が投開票され、日本維新の会の新人で元県議の森川喜之氏が、無所属現職の清原和人氏を22票差で破り、初当選した。大阪府以外の市町村長選で維新の公認候補が勝利したのは初めて。投票率は63.91%だった。



●森川喜之:維新・新、4608票
●清原和人:無所属・現、4586票



 森川氏は町長の退職金ゼロなど行財政改革を主張。維新の公認を得た今回は、知事選で初当選した党公認の山下真氏や党幹部も応援に駆けつけた。



【関連記事:国会議員の超党派 “バイク乗り” 議連誕生…発起人「ワイルド7」高市早苗の相棒を公開!】



 2期めを目指した清原氏はわずかに及ばず、「個人対政党の選挙になってしまった。力及ばず、申し訳ない」と支持者に頭を下げた。



「河合町は、高市早苗経済安全保障担当相の選挙区(奈良2区)にあたり、高市氏のお膝元。高市氏は投票日前日に清原氏の応援に入り、『みんなで力を合わせて河合町を守ろうじゃないですか』と訴えていましたが、一歩、及びませんでした。



 統一地方選の前半戦・奈良県知事選での敗北に続き、維新に2連敗。高市氏は知事選での候補者推薦に対し、党本部の対応に不満を漏らす異例の会見をおこなっており、統一地方選後に選挙体制の総括をする、とも語っていましたが、党本部の反応は冷ややかです。



 奈良県議選でも、日本維新の会は3議席から14議席に大きく躍進しています。高市氏は、2022年9月に就任した県連会長としての責任を問われることになります」(政治担当記者)



 実際、SNSでは、維新の躍進を許した高市氏を心配する声があがっている。



《高市早苗大臣が応援に入った候補者が奈良県知事選に続き河合町長選でも敗れてしまった》



《ここだけは行くんか?って散々ツッコまれてましたがまさか負けるとは・・・》



《高市さんが統一地方選挙後半で唯一、唯一、唯一応援に入った奈良県河合町町長選挙 維新に取られました、はい対立候補が当選しました 高市さんの地盤(奈良二区)なのにヤバくね??どうすんの、これ》



 日本維新の会は、統一地方選で目標に掲げた「地方議員600人以上」を達成し、改選前から議席数を約1.5倍に伸ばした。奈良は大阪への通勤圏でもあり、維新の影響を受けやすい。維新の勢いを止めたいなら、自民党内でいがみ合っている場合ではないのだが。

( SmartFLASH )




奈良県河合町 《維新当選》
森川喜之 4,608票 67歳 維新新〈元〉県議
清原和人 4,586票 69歳 無所現

7751OS5:2023/05/02(火) 09:08:09
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016276820.shtml
2023/4/23 21:40神戸新聞NEXT

自公の組織力、維新の攻勢かわす 一騎打ちの姫路市長選、清元氏振り切り再選

 24年ぶりに政党推薦の候補者同士が争った兵庫県姫路市長選。日本維新の会推薦の新人を破り再選を確実にした現職清元秀泰氏(59)は、事務所に駆け付けた自民、公明両党の地方議員らと喜びを分かち合い、「皆さんの支援のおかげ。市民の人生を輝かせる市政をこれからも続ける」と語った。

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 2019年の前回選は政党推薦を受けなかったが、今回、新人榑谷健太郎氏(38)が維新の支援を受けて立候補を表明すると、相次いで自民、公明に推薦を要請。政権与党の強固な組織力に加え、連合兵庫や市連合自治会など前回を上回る約670団体の推薦を受け、当初は陣営に楽観ムードが漂っていた。

 だが、統一選前半の県議選姫路市選挙区で維新の新人がトップ当選し、初の2議席を獲得。一方の自民は4議席から一つ減らし、陣営の危機感が一気に増した。自民支部は市議や県議の引き締めを図り、地元選出の衆院議員、松本剛明総務相も告示日と最終日に駆け付けた。公明も支持母体・創価学会の組織力で票固めを急いだ。

 演説会では「身を切る改革をしてばらまいても、未来へ何が残せるのか」と維新を批判。医師の知見を生かした新型コロナ対応など4年間の実績や、4期16年務めた石見利勝前市長から引き継いだ市政継続を訴えた。

 選挙戦中盤には、来援した維新共同代表の吉村洋文大阪府知事から「トップが代われば暮らしは変わる」と攻勢を受けたが、組織力の差で振り切った。

 2期目は総額約260億円を投じる手柄山再整備や市立3高校の統合新設など大型事業が本格化し、加速する人口減への対応も求められる。清元氏は「住みやすい姫路をつくっていく」と力を込めた。(田中宏樹、森下陽介)



兵庫県姫路市 【維新落選】
清元秀泰  111,790票:59.28% 59歳 無所現 推薦・支持:自民 / 公明
榑谷健太郎 076,786票:40.72% 38歳 無所新 推薦・支持:維新

7752OS5:2023/05/02(火) 09:10:24
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1014084
京都の自民が恐怖する「維新包囲網」 京都市長選へ有力候補は確保できるか
「決戦 京都のこれから」上
2023年4月25日 6:30
京都府木津川市長選の投開票が終わった23日深夜。自民党や公明党などが推薦した無所属谷口雄一(50)が日本維新の会の新人らをかわして初当選を決めた。歓喜に沸く事務所

7753OS5:2023/05/02(火) 09:12:12
https://www.nara-np.co.jp/news/20230502213545.html

2023.05.02
奈良県会会派は自民・無所属22、維新14、公明3、改新3 - 自民15年ぶり一本化
 4月9日投開票の奈良県議選で当選した新議員(43人)の県議会所属会派結成届の提出が1日、締め切られ、4会派が届け出た。改選前に三つに分裂していた自民党会派が2008年以来、15年ぶりに一本化され、無所属3人を加えた22人で新会派を結成した。一方、改選前の4議席から1議席へと大幅減となった共産党は、単独で会派が結成できず無所属となった。県議会は22〜24日まで臨時会を開き、正副議長選挙を行う予定。これまで自民党の会派分裂の原因となってきた役員改選の人選や会派間の連携などが注目される。

7754OS5:2023/05/02(火) 09:15:07
https://www.asahi.com/articles/ASR4X7482R4WPLZB006.html
維新・京都・国民が合同会派結成 京都市議会
河原田慎一 原田達矢2023年4月29日 10時15分
 日本維新の会と国民民主党、地域政党京都党の3党の京都市議らが28日に記者会見し、市議会で新会派「維新・京都・国民市会議員団」(18人)を結成すると発表した。自民(19人)に匹敵する勢力となり、市議会運営で力が強まるだけでなく、来年初めにも行われる市長選の候補者選びにも大きく影響しそうだ。

 3党の市議は、行財政改革▽次世代への投資▽市民サービス改革▽文化首都京都の確立▽京阪神連携の推進▽議会改革、の6点で政策合意したと発表した。隠塚功市議(国民)は「非自民、非共産という立場のなかで目指すこと、政党同士の感覚も近い。大きな枠組みをつくる取り組みの結果として会派結成に至った」と語った。

 国民は、代表代行の前原誠司衆院議員が主導して昨年の参院選で維新候補を推薦して以来、維新との関係を深めていた。市議会ではこれまで自民・公明などと「市長与党」の立場だったが、今後は「是々非々で向き合う」としている。

 ただ、市長選の候補者選びで会派内が一致できるかは未知数だ。京都は、党政策顧問の村山祥栄氏(45)の擁立を目指すが、維新関係者は「会派内の所属議員数を見れば、こちらが方針を変えることはない」と話す。28日の記者会見では京都の森かれん市議は「新会派のなかでそれぞれ考え方があるので、やっていきたい政策を実現できる市長を模索したい」と語った。一方で各党の議員から「選挙のために集まったわけではない」という声もあった。

 京都府議会でも、維新(9人)と国民(4人)の府議が、新会派「国民民主党・日本維新の会京都府議会議員団」の結成を届け出た。新会派は自民(28人)に次ぐ第2会派となる。国民の酒井常雄府議は「政策実現には数が必要」と説明。同じ会派を組んできた府民クラブにも新会派入りを打診したが、立憲や無所属の府議から合意を得られなかった。酒井氏は「(知事の)与党か野党かではなく、是々非々でいく」と語った。

 一方、西脇隆俊知事は同日の記者会見で「ほとんどの議案について維新からもこれまで賛成頂いている。どのような会派構成になろうと、みなさんにご理解いただき、府政を進めていく責務を果たしていく」と述べた。(河原田慎一、原田達矢)

7755OS5:2023/05/02(火) 09:15:55
https://mainichi.jp/articles/20230429/ddl/k26/010/274000c

維新&国民が統一会派 府議会と京都市議会、第2勢力に 京都党も 来春市長選へ影響か /京都
地域

京都
毎日新聞 2023/4/29 地方版

日本維新の会と国民民主党は28日、府議会(定数60)と京都市議会(同67)で統一会派を結成すると発表した。市議会では、既に維新と統一会派を組んでいる地域政党京都党も加わる。新会派は府議会13人(維新9、国民民主4)、市議会18人(維新10、京都党5、国民民主3)。いずれも自民党に次ぐ第2勢力となり、来春に予定される市長選にも影響しそうだ。【千葉紀和、千金良航太郎】

 両議会の各党議員団の代表が同日、府庁で記者会見し、行財政改革などで政策合意したと明らかにした。市議会会派では、国民民主の中野洋一氏が団長に就いた。府議会側は未定という。

7756OS5:2023/05/05(金) 00:56:58
https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202305/0016309403.shtml
2023/5/3 05:30神戸新聞NEXT

明石市議会、自公会派で半数近く 泉前市長擁立の5人「市民の会」に 兵庫県明石市議会(定数30)は2日、改選後の新たな会派構成を発表した。自由民主党明石が8人と最大で、公明党が6人で続き、改選前に連携してきた自民・公明が半数近くを占める。

7757OS5:2023/05/08(月) 20:43:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/37458fac439fcea2864ecb1def9a5dd552f20d85
奈良・山下新知事、前知事による一部予算を執行停止
5/8(月) 19:00配信



4月の奈良県知事選で初当選し、大阪以外で初の日本維新の会公認知事となった山下真氏(54)が8日、県庁に初登庁した。幹部職員らを集めた会議を開き、前知事の荒井正吾氏が組んだ令和5年度県予算のうち、21項目計約80億7千万円の執行をいったん停止するよう指示した。6月上旬までに査定し、執行の是非を判断する。

停止となったのは、荒井氏が重点事業として掲げた広域防災拠点の整備や平城宮跡を横切る近鉄奈良線の移設、リニア中央新幹線「奈良市付近駅」と関西国際空港を結ぶ鉄道の整備など。

山下氏は会議後に記者会見を開き、「5年度予算は荒井氏肝いりの事業が満載だ。選挙で見直しをうたった以上このまま執行するわけにはいかない」と述べた上で、事業の必要性や費用対効果を考えて執行の是非を判断するとした。

この日は就任式も行われ、山下氏は幹部職員に「前例にとらわれずに改革案をどんどん出してほしい」と訓示した。

山下氏は山梨県山梨市出身。荒井氏と新人の元総務官僚との間で自民党の支持が分裂、事実上の三つどもえとなった選挙戦を制して初当選した。

7758OS5:2023/05/09(火) 20:41:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_X2S3SR7DJ5ID7DGHHUEYT6AZHM.html
木津川市議選で当選の参政党新人に無効異議申し立て
2023/05/09 14:54産経新聞

木津川市議選で当選の参政党新人に無効異議申し立て

(産経新聞)

4月23日投開票の京都府木津川市議選を巡り市選挙管理委員会は8日、参政党公認で立候補し初当選した野田えり氏(39)の当選無効を求める異議申し立てがあったと発表した。

次点で落選した元市議の森本茂氏(70)が、「野田氏の居住実態がないと思われる」として申し立てた。市選管は事実関係の確認を進める。

市選管の発表に対し野田氏は「私は木津川生まれ、育ちであり現在の住所には4年以上の居住期間がある。申し立ては事実無根だ」とのコメントを発表した。

7759OS5:2023/05/11(木) 18:30:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/92ad7a0fcfae847c95731f7a06734c6eddfedb7f
「党内で対立している場合ではない」…自民が各地で会派一本化、躍進の維新に対抗
5/11(木) 18:12配信
 4月の統一地方選で、日本維新の会(地域政党・大阪維新の会を含む)が躍進した近畿の3府県議会で、自民党が分裂していた会派を一本化した。近く招集される議会での攻防や衆院選を見据え、維新との対決姿勢を鮮明にするなどの狙いがある。

維新知事を向こうに「是々非々で」…奈良
奈良県

 奈良県知事選では、維新新人の山下真氏(54)が初当選した。大阪以外で党公認の首長が誕生したのは初めて。県議選(定数43)でも前回選から3倍以上となる14議席を獲得した。
 自民は前回選から4減の17議席。県議会では2008年以降、議長選への対応や意見の違いで、会派は複数に分かれていた。今回の知事選でも、県連推薦の新人と前知事との間で県議の支援が割れる「保守分裂」を招いている。
 県議会で分裂が続けば、維新が最大会派となり、議会運営を主導する可能性があったため、自民は無所属5人と「自由民主党・無所属の会」(22人)を結成。なんとか過半数を確保した。
 山下知事は「県政を変えるのが私の責務」として、行財政改革を進める構え。早速、前知事が編成した今年度予算のうち、五條市への大規模広域防災拠点の設置や県中央卸売市場の再整備など21項目(約80億円)の執行停止を命じており、議会との調整が必要になる。
 自民県連幹部は「自民が過半数を握ったことで、山下知事と是々非々で臨むことができ、維新にも対抗できる」とアピールする。

維新倍増の兵庫県議会でも自民再結集
兵庫県

 維新は兵庫県議選(定数86)でも、前回選から2倍以上となる21議席に伸長。24議席の自民は前回選から3減となった。
 県議会の自民会派は、21年知事選に元副知事の擁立を決めたが、当時所属した44人のうち11人がこうした方針に反発して離脱。自民系会派を新設し、維新とともに斎藤元彦氏(現知事)の支援に回ったことで、対立してきた経緯がある。
 今回は自民の2会派が合流し、無所属新人らを加えて「自由民主党・兵庫議員団」(37人)を発足させた。自民県連幹部は「衆院選や県議会で維新と対峙(たいじ )するには、党内で対立している場合ではない」と強調した。

党本部が立て直しに乗り出す異例の事態…大阪府連
大阪府

 大阪府では、自民府連が知事・大阪市長の大阪ダブル選に独自候補を擁立できず、府議選(定数79)と大阪市議選(同81)で維新に過半数を許した。
 府議会の自民会派は昨年、カジノを中核とした統合型リゾート(IR)誘致を巡り、当時所属した16人のうち3人が反対し、分裂した。
 今回の府議選の当選者はIR誘致に反対した1人を含む7人。議案提出に必要な定数の12分の1以上(7人以上)を確保するためには、合流が不可欠だった。
 自民府連は21年衆院選で、候補を立てた府内15選挙区で維新に全敗しており、党本部が府連の立て直しに乗り出す異例の事態となった。茂木幹事長は「大阪は抜本的な改革が必要だ」と指摘している。

受けて立つ維新幹部は…
 一方、首長・地方議員を600人以上に増やすという統一選の目標を達成した維新幹部は「勢力の拡大に浮かれず、公約を果たしていく」と気を引き締める。

会派
 議会で活動をともにする議員の集まりで、各議会が定める規則などに基づいて、結成や解散を議長に届け出る。所属人数に応じて、質問時間や委員会のポストが割り当てられるため、同一政党の議員で結成することが一般的だが、政策や理念が近い政党同士や、無所属議員を含めて結成することもある。

7760OS5:2023/05/11(木) 21:51:55

これは痛いな・・・
自分が20代の代表だと思ってるのであれば、勘違い甚だしい
https://news.yahoo.co.jp/articles/a11e7f4b40cfa12e938d3938ecbec1f7a5d80f55
近畿市長会で史上最年少『高島市長』が初参加で挨拶「20代の声が聞きたい時は私に」
5/11(木) 17:38配信
 近畿市長会に史上最年少・兵庫県芦屋市の高島崚輔市長が参加。そこで先輩市長たちに語ったこととは?

 近畿市長会は111の近畿の市長で構成され、地方が抱える問題の研究や国への要望などを行っています。5月11日、滋賀県大津市で開催された総会には約90人の市長が集まり、史上最年少の26歳で就任したばかりの高島崚輔市長が挨拶しました。

 (兵庫県芦屋市 高島崚輔市長)
 「若さと経歴を売りにしたと言われたあの高島でございます。20代の声が聞きたいということがありましたら、是非私までお声がけいただければと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします」

 初々しい様子に当選7回で76歳のベテラン市長は。

 (兵庫県小野市 蓬莱務市長)
 「年齢とか経歴には関係なく、どう行政をマネジメントするか、どのような成果を出していただけるのか、大いに若さを生かして頑張っていただきたいと思います」

 ハイスペック新市長の今後の手腕に注目です。

MBSニュース

7761OS5:2023/05/12(金) 18:40:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/329ec8eaca7d3d432fe5677a5d13317590003fe6
天理市議逮捕、告示前に1人3千円の飲食提供し投票依頼した疑い…定数16で15番目当選
5/12(金) 13:27配信


読売新聞オンライン
奈良県警察本部

 4月の統一地方選で実施された奈良県天理市議選(定数16)で、告示前に有権者を飲食接待して自身への投票を依頼したとして、奈良県警は12日、当選した同市議の仲西敏容疑者(71)(天理市田井庄町)を公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕した。

 捜査関係者によると、仲西容疑者は、市議選告示前の3月、天理市内の飲食店で有権者10人に対し、1人あたり約3000円の飲食を提供し、自身への投票を依頼した疑い。

 仲西容疑者は大阪市職員を経て、2015年の天理市議選に無所属で立候補して初当選。今回の市議選では、当選者で15番目となる631票を得て、3度目の当選を果たしていた。

7762OS5:2023/05/15(月) 02:40:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/28fcacff4e4a3e6961c42ff0083c4fae8655e555
【速報】加西市ダブル選、市長選に新人3人が立候補を届け出
5/14(日) 9:11配信
 任期満了に伴う兵庫県加西市長選が14日告示され、午前9時の時点で、いずれも無所属新人で元加西市議の深田真史氏(38)、元加西市教育長の高橋晴彦氏(65)=自民推薦、元加西市副市長の河尻悟氏(47)の3人が立候補を届け出た。立候補の受け付けは午後5時まで。市議選(定数15)も告示された。投開票はともに21日に行われる。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202305/0016344352.shtml
2023/5/12 19:48神戸新聞NEXT

加西市長選 元市長の中川氏が立候補取りやめ

 21日投開票の兵庫県加西市長選に立候補の意向を示していた元市長の中川暢三氏(67)は12日、立候補を取りやめると表明した。

 理由について「組織と政党が主導する村型のしがらみ選挙になっている。政策を訴えても思いが通じないと懸念した」と話した。(敏蔭潤子)

7763OS5:2023/05/15(月) 14:18:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a7eae168d3e543a29e4acf822895366583a4a93
【独自】維新、大阪市議会の定数81→70に削減の方針固める 平野区・北区など11区で1つずつ減
5/15(月) 13:53配信
 大阪市議会の議員定数の削減について検討を進めてきた大阪維新の会は15日、平野区や北区、西淀川区など11の選挙区で定数を1つずつ減らす方針を固めました。実現すれば、大阪市議会の定数は現在の81から70となります。

 維新の会がまとめた素案によりますと、対象となるのは現在、定数6の平野区、定数5の城東区、東淀川区、住吉区、定数4の北区、生野区、住之江区、東住吉区、それに定数3の西淀川区、東成区、旭区の11の選挙区で、これらの区で定数を1ずつ減らし、現在合わせて81の定数を70に減らします。

 維新の会は4月の大阪市議会議員選挙で「身を切る改革」を標榜し、市議会の定数削減を公約に掲げて戦った結果、初めて過半数を獲得しました。

 選挙のあと、維新の会は党内で調整していましたが関係者によりますと15日、市議団の執行部で素案をまとめたということです。

 ただ、議員1人あたりの有権者の数は、これまでの約2万7800人から3万2170人となり、近畿にある4つの政令指定都市の中でもっとも多くなります。これは議員一人当たりの有権者数が1万4200人あまりの堺市と比較すると2倍以上です。

 他の会派の一部からは「定数削減は少数会派潰しの数の横暴だ。市民の声が議会に届けづらくなる」といった指摘も出ています。

 維新の会は、定数を減らすとしている選挙区の中には、4月の市議会議員選挙で維新の候補者が最下位で当選しているところもあることから、維新も議席を失うリスクを背負っていることを他の会派にも説明することで理解を得たい考えです。

 素案をもとにした定数を削減するための条例の改正案は、5月18日に開会する市議会に提出される予定で今後、各会派間での調整が本格化する見通しです。

7764OS5:2023/05/16(火) 12:37:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fe8b6678e49f1021b42e78f9cf83082879ef5e4
【速報】兵庫県議会、初の女性副議長に維新・徳安氏 自民以外の会派から58年ぶり 議長は自民・内藤氏
5/16(火) 12:19配信
 兵庫県議会(定数86)は16日、正副議長選を行い、第126代議長に自民党・兵庫議員団の内藤兵衛氏(64)=西脇市・多可郡選出、第131代副議長に維新の会の徳安淳子氏(61)=尼崎市選出=を選んだ。県議会事務局によると、副議長に女性が就くのは県政史上初めて。自民以外の会派から副議長が選出されたのは、1965年以来58年ぶりという。

【写真】内藤兵衛議長

 今年4月の県議選で、自民は公認・推薦候補の当選が34人にとどまり、無所属議員を会派に取り込んでも37人と過半数の44人を大きく割り込んだ。一方、維新は前回選の2倍超となる21議席を獲得し、一気に第2会派に躍り出た。

 県会の正副議長は慣例により1年で交代し、毎年、選挙を実施している。自民は会派が発足した66年から一貫して候補を擁立し、「数の力」で両ポストを独占してきたが、今回は副議長候補の擁立を見送った。自民県議の一人は「県議選で示された民意を重視した」としている。

 選挙は全86議員が投票し、議長選で内藤氏、副議長選で徳安氏がいずれも75票を獲得した。両氏はともに当選5回で、それぞれ会派の幹事長などを歴任している。(田中陽一)

7765OS5:2023/05/16(火) 17:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8f6abb16e89403ed28802ab1e28d748e9118fb9
【速報】大阪府議・西野修平氏の事務所職員の女を逮捕 4月の府議選で運動員に金銭支払い約束か 大阪府警
5/16(火) 15:18配信
 今年4月に行われた大阪府議選に対して、運動員に金銭の支払いを約束したなどとして55歳の女が逮捕されました。

 公職選挙法違反(買収の約束)などの疑いで逮捕されたのは、事務所職員の富岡寛子容疑者(55)です。

 警察によりますと、富岡容疑者は4月9日に投開票が行われた大阪府議会議員選挙において、立候補届け出前の今年2月中旬に、選挙事務所において運動員1人に対して、投票を依頼するなど選挙運動をすることの報酬として、金銭を与える旨の約束をするとともに、立候補届け出前に選挙運動を行った疑いがもたれています。

 警察は富岡容疑者の認否を明らかにしていません。

 関係者によりますと、富岡容疑者は4月の府議選で当選した河内長野市選出の西野修平議員の事務所職員だということです。

 警察は運動員についても公職選挙法違反(被買収)の疑いで捜査を進めています。

7766OS5:2023/05/16(火) 17:30:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0be06d5fcdff9fe6dec8daa0517f0209129d1bf9
大阪市議会、定数81→70に削減へ 維新が条例改正案を公表
5/16(火) 16:04配信
 大阪維新の会の大阪市議団は16日、同市議会の定数を現行の81から70に削減する条例改正案を公表した。18日開会の市議会定例会に提案する。維新は単独で過半数の議席があるため、改正案は成立する見通しだ。

 維新はこれまで「身を切る改革」の一環として、議員定数の2割削減を掲げてきた。改正案では、市内24選挙区のうち、定数3人〜6人区の11選挙区で1ずつ定数を削減。「1人区」を設けない前提のもと、いわゆる「一票の格差」が、衆院選で司法が「違憲状態」などと判断する目安の2倍にならないよう調整し、削減幅は11になったという。

 改正案は16日の市議団総会で全会一致で了承され、岡崎太幹事長は「議員が率先して(身を切る)姿勢を示すことで、市政を動かしていくという覚悟を示す」と述べた。

 維新はこの日までに改正案を公明、自民市民クラブの両会派に提示。いずれの会派とも定数減には反対しない見通しで、今後、会派内での意見集約を進める。

     ◇

 定数減となる選挙区は次の通り。【定数6→5】平野【定数5→4】東淀川、城東、住吉【定数4→3】北、生野、住之江、東住吉【定数3→2】西淀川、東成、旭(菅原普)

朝日新聞社

7767OS5:2023/05/16(火) 17:30:50
https://www.asahi.com/articles/ASR4C6GFSR4COXIE01R.html?oai=ASR5J56G2R5JOXIE00W&ref=yahoo
党の威信かけた大阪・東成の陣 記者が追った議員選挙の舞台裏
有料記事統一地方選挙2023自民公明維新共産

丘文奈 寺沢知海 朝日放送テレビ・尾崎文康 岡谷藍2023年4月12日 7時00分
 大阪維新の会が初の過半数を得るかが大きく注目された今回の大阪市議選(定数81)。維新は代表がトップの座をかけて臨み、候補を大量擁立する一方、自民党や公明党にとっても党の威信にかかわる絶対に負けられない一戦だった。その構図を凝縮したのが東成選挙区。維新が過半数を得た闘いの舞台裏で、何が起きていたのか。

大阪市議選の東成選挙区で繰り広げられた攻防を朝日新聞と朝日放送テレビの共同取材班が追いました。記事後半ではルポ動画も。

 「人生45年間で一番濃い9日間で、今までで一番頑張った」。初めての選挙で勝利した維新の近藤美和氏(45)は投開票日の翌朝、黄緑色の維新のジャンパーを羽織ってすがすがしい表情だった。

 定数3の東成区に、維新は近藤氏と、現職で市議団幹事長の岡崎太氏(55)の2人を擁立。代表の吉村洋文氏は、市議選で過半数を得られなければ代表を辞任すると明言。維新は、ほかの選挙区でも大量擁立を仕掛けた。

 このため、苦戦が予想される新顔のもとには、吉村氏らが集中的に応援に入った。維新幹部によると、新顔の名前を浸透させるため吉村氏が応援に入る際は、一部の現職には現場に来ないよう指示していた。

 今回、東成区でトップ当選し、現職の意地を見せた岡崎氏は、躍進の一方で、有権者の心理を冷静に分析する。「(候補者個人より)維新という『看板』に対する信頼があって、そこを応援してくれる人が多い。今後、維新が作り上げたブランドをいかに守っていくかが重要だ」

知名度ゼロの肩にかかった重責
 屈辱の敗北から4年。公明は総力戦で臨んだ。

 10日未明、公明新顔の司隆…

7768OS5:2023/05/17(水) 08:14:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/529e51c64384c61a29e69bdb5ad0bcbc62f0baa2
維新が大阪市議会の定数11減案を発表 可決の見通し
5/16(火) 18:42配信
地域政党「大阪維新の会」大阪市議団は16日、市議会の定数を11削減して70とする市条例改正案を発表した。今後は公明、自民両会派と協議を進め18日開会の市議会定例会に提案、会期中の採決を目指す。維新は市議会で過半数の議席を持つため可決する見通し。

市議団は市内の行政区を単位とした定数2〜6の24選挙区のうち、定数3〜6の選挙区を対象に、議員1人あたりの人口が少ない選挙区から1ずつ削減。現行の定数81から70にする。

維新は今春の統一地方選で「身を切る改革」の一環として市議会の定数削減を公約に掲げ、過半数の46議席を獲得。維新結成直後の平成23年当時の定数86を基準に約2割削減することを決めた。

この日、市議団は総会を開いて条例改正案について採決し、全会一致で可決。市議団の岡崎太幹事長は総会後、記者団に「われわれ議員が身分や待遇に拘泥しない姿勢を示したうえで、さまざまな課題がある市政に立ち向かっていきたい」と述べた。

条例改正案で削減対象とする11選挙区は定数6の平野▽定数5の東淀川、城東、住吉▽定数4の北、生野、住之江、東住吉▽定数3の西淀川、東成、旭-の各区。

7769OS5:2023/05/17(水) 18:24:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/4292c44fbe2917de022461528792e1b9bcec39ae
自民大阪府連、新会長に谷川とむ衆院議員 統一地方選の大敗受け立て直しへ
5/17(水) 17:24配信
産経新聞
自民党本部=東京都千代田区

自民党大阪府連は4月の統一地方選での大敗を受け、新会長に谷川とむ衆院議員を起用する方向で調整に入った。21日にも正式に決める見通し。党関係者が17日、明らかにした。

自民大阪府連を巡っては、統一選の大阪府知事・大阪市長ダブル選で自主支援した候補が大差で落選。府議選や市議選でも議席を減らした。結果を受け、現会長の宗清皇一衆院議員が辞任の意向を示していた。

自民党は今月11日、府連の立て直しに向け茂木敏充幹事長を本部長とする「大阪自民党刷新本部」を設置した。茂木氏と森山裕選対委員長は来週にも大阪を訪問し、次期衆院選の公認候補となる支部長や友好団体などと意見交換する方向だ。

7770OS5:2023/05/17(水) 18:25:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/45f71849a7ac3a2f11308212f88345c3857ad36b
維新・大阪府議団の笹川理代表に女性議員へのパワハラ&ストーカー疑惑〈証拠LINE入手〉
5/17(水) 16:12配信

文春オンライン
笹川理大阪府議(自身の公式HPより)

 先月の統一地方選で首長と地方議員の数が774人に達し、勢力を拡大する日本維新の会。その中核組織である「大阪維新の会」の府議団代表に、女性議員へのパワハラの疑いがあることが「 週刊文春 」の取材で分かった。


 疑惑の人物は、この5月8日に府議団代表に就任した笹川理(おさむ)大阪府議(41)だ。

「関西大の院修了後、リクルートを経て、2011年に29歳の若さで府議に初当選、現在4期目です。府議団政調会長などを歴任した“維新のホープ”。プライベートでは3人の子を持つ既婚者です」(地元記者)

市議になりたての“美人市議”にパワハラやストーカー行為
 だが今回、笹川氏が「府議団代表にふさわしいのか?」と疑問視する声が地元関係者の間で上がっているという。話は2015年にさかのぼる。当時、笹川氏の地元・東淀川区選出の維新市議だったのが同年に初当選した宮脇希氏(36)だ。

「外資系証券会社勤務やモデル活動を経て現在3期目の“美人市議”です。2020年に夫から性感染症をうつされた体験を市議会で明かし、性教育の重要性を訴えたことでも話題になった」(同前)

 当時笹川氏は、市議になりたての宮脇氏を先輩として指導する立場にあった。

「しかし、宮脇さんは『笹川さんにパワハラやストーカー行為をされている』と漏らし、関係者に相談していました。笹川さんは当時独身で1人暮らしだった宮脇さんの自宅を深夜に訪れてインターホンを押したり、LINEや電話でひっきりなしに連絡していたそうです」(宮脇氏の知人)

別の議員の車に乗せてもらったら…東大阪市議選の時の決定的な出来事
 当時すでに妻帯者だった笹川氏だが、“片思い”は次第に過激化したという。

「宮脇さんが夜に事務所で1人残って作業していると笹川さんが事務所前に車を停め、じーっと中を見ていたそうです。宮脇さんが『やめてください』と伝えても『勝手に見ているだけだから問題ないやろ』と言って帰路につく宮脇さんのあとをつけたりしていた」(同前)

 決定的だったのが、2015年9月に行われた東大阪市議選の時の出来事だ。維新関係者が明かす。

「笹川先生の車に同乗したくなかった宮脇先生が、茨木市の実家に帰るため、距離的に近い高槻市在住の池下卓府議(現衆院議員)の車に乗せてもらった。すると、笹川先生が、なぜだ! と激怒しはじめたのです」

 小誌が入手した当日のLINEによれば、笹川氏は〈こいや〉〈ふざけんなや〉〈おれ、あの場でめっちゃかっこわるいやん〉などとメッセージを連投している。

7771OS5:2023/05/17(水) 18:25:51
「上下関係を僕が意識してなかった」
 当事者はどう答えるのか。

 宮脇氏を直撃すると、「証拠をお持ちだというのであれば否定しません。過去の話なので、コメントは差し控えます」

 笹川氏を直撃した。

――ああいうLINEを後輩議員に送っているのは、パワハラにあたるのでは?

「今考えれば適切ではない。上下関係を僕が意識してなかったというところが、申し訳ないかもしれない」

――宮脇市議の事務所の前にずっといた?

「会いたいとかではなかったと思う。行き過ぎだといわれたら、それはもう……。深夜にガラス張りの事務所で作業しているのが心配だと連絡が(有権者から)あり、早く帰ってもらいたくて事務所の近くにいた。『帰ったら僕も帰るから』とは言ったが、家までついていった記憶はない」

 日本維新の会は、5月14日、15日に4月の統一地方選で大量に当選した新人の研修会を大阪市内で開いた。この場で、馬場伸幸代表は新人に「社会人として当たり前のルールやマナーを徹底してほしい」と釘をさしていた。ただ、女性議員へのハラスメントが問題となる中、指導役となるはずの中核組織・大阪維新の会の府議団代表がパワハラやストーカーを疑われる事案を起こしていたことで、維新の政党としてのガバナンスが問われることになりそうだ。

 5月17日(水)正午配信の「 週刊文春 電子版 」、および18日(木)発売の「週刊文春」では、笹川氏のストーカー行為と思われる言動の詳細や、妻帯者である笹川府議が宮脇市議に贈ったとされる指輪について、さらに詳しい笹川氏の釈明も含めて報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年5月25日号

7772OS5:2023/05/18(木) 22:20:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aeb75e165294ce83d663dfed294859ffc3d3287
維新の大阪府議、深夜に女性市議宅インターホン押す 威圧的言動謝罪
5/18(木) 21:00配信

毎日新聞
女性市議への威圧的な言動について謝罪、説明する大阪維新の会大阪府議団の笹川理代表=大阪府庁で2023年5月18日午後4時過ぎ、東久保逸夫撮影

 大阪維新の会大阪府議団代表の笹川理(おさむ)府議(41)=4期目=は18日、同会の宮脇希・大阪市議(36)に対し、威圧的、ハラスメント的な言動をしたとして謝罪した。同日発売の週刊文春が笹川府議の言動を報じたのを受け、府庁で報道陣の取材に応じた。大阪維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は「不適切な言動があったのは事実で、府民のみなさんにおわびを申し上げる」と述べた。維新は17日付で笹川府議を口頭による厳重注意処分とした。

 笹川府議によると、2015年9月、他都市の選挙応援に行った際、宮脇市議が自分の車ではなく関係者の車で帰宅したことを巡り、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「ふざけんなや」「おれ、あの場でめっちゃかっこわるいやん」などとメッセージを連投。宮脇市議の自宅を深夜に訪れてインターホンを押したり、宮脇市議の事務所を車で訪れ、1人で作業している様子を外から見ていたりしたという。

 笹川府議は自身の行為について「後輩議員ができてすごくうれしい気持ちでいたが、配慮や思慮が欠けていた」と説明。辞任を求める声は上がっていないとして、府議団代表を続ける意向を示した。一方、宮脇市議は取材に「党の内部では処理が終わり、私自身の問題としては解決していることなのでコメントすることはない」と述べた。【東久保逸夫、石川将来】

7773OS5:2023/05/20(土) 04:46:23
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230517/2010017316.html
京都市議会開会「維新・京都・国民」が合同会派 第2会派に
05月17日 14時12分

先月の統一地方選挙のあと、初めてとなる京都市の定例議会が17日、開会しました。
市議会議員の選挙結果を受けて会派が新たな構成となり、日本維新の会と京都党の議員団に国民民主党の議員が合流して、議員の数が2番目に多い会派となりました。

17日始まった京都市議会では、先月の選挙を受けて会派が新たな構成となり、▼自民党の議員団は19人で最も多く、第1会派に、▼日本維新の会と京都党の議員団に、国民民主党の議員が加わった「維新・京都・国民」の議員団が18人で、第2会派となりました。
▼共産党の議員団は14人で、52年前の昭和46年以来の第3会派となっています。
そして、▼公明党の議員団が11人、▼立憲民主党の議員団が2人、▼「民主・市民フォーラム」が2人、▼無所属が1人となっています。
また、新たな議長と副議長を選ぶ投票も行われ、▼議長は自民党から、▼副議長は公明党から、それぞれ選ばれました。
議会には京都市の今年度の補正予算案が提出され、この中では物価高騰の負担が大きい低所得世帯に対し、1世帯あたり3万円を支給することなどが盛り込まれています。
提案理由の説明で、門川市長は「長引く物価高騰への対応として、昨年度からの切れ目のない支援を実施すべく、国費などを活用して必要な経費を補正する」と述べました。

【京都府議会も会派が新たに】
京都府議会も先月(4月)の府議会議員選挙を受けて、会派が新たな構成となりました。
▼自民党の議員団が28人で最も多く、第1会派を維持しました。
▼日本維新の会と国民民主党は合同の会派を結成して13人となり、第2会派となりました。
▼共産党の議員団は9人で、8年前、平成27年(2015年)以来の第3会派となりました。
▼公明党の議員団が5人、▼立憲民主党と無所属の議員で構成する「府民クラブ」が5人となっています。

7774OS5:2023/05/20(土) 04:46:49
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20230517/2050013464.html
奈良市議会自民党系会派が分裂 知事選候補者応援対応など原因
05月17日 11時43分

奈良市議会の自民党系の会派が、およそ10年ぶりに2つの会派に分裂しました。

分裂したのは、奈良市議会の自民党系の会派で、10人の議員が所属していた「自民党・結の会」です。
自民党の公認や推薦で当選した議員が、平成25年に発足させた会派の流れをくむもので、10年ほど1つの会派として活動してきました。
関係者によりますと、▼先月、行われた知事選挙の候補者応援や、▼火葬場の用地取得などに絡む和解案への対応をめぐり、賛否が分かれたことなどが分裂の原因だということです。
新たな会派の名称は、▼無所属の議員1人を加え6人の議員が所属する「自民党・無所属の会」と、▼5人の議員が所属する「自由民主党奈良市議会」になりました。

7775OS5:2023/05/20(土) 13:58:35
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR5M7715R5MPPTB001.html
維新市政の継続か刷新か 21日告示の堺市長選、一騎打ちの見通し
2023/05/20 10:30朝日新聞デジタル

維新市政の継続か刷新か 21日告示の堺市長選、一騎打ちの見通し

堺市役所=堺市堺区

(朝日新聞デジタル)

 堺市長選が21日、告示される。前回初めて堺市長のポストを握った大阪維新の会は、現職を公認して再選をねらう。前回惜敗した無所属新顔の元市議が再び挑み、超党派の市議らが支援する。維新市政の継続か刷新かを争点に、一騎打ちとなる見込みだ。

 市長選には、現職の永藤英機氏(46)、元市議の野村友昭氏(49)が、それぞれ立候補を表明している。

 永藤氏は2月の市議会で立候補を表明した。13日に南海本線堺駅近くに事務所を構え、馬場伸幸日本維新の会代表も駆けつけた。14日には、大阪維新の会代表の吉村洋文知事と幹事長の横山英幸大阪市長が南海高野線堺東駅など堺市内2カ所で街頭演説をして、市長選へののろしを上げた。

 横山氏や吉村氏は、堺市長選を前倒しして統一地方選と一緒にすれば選挙経費を削減できたと主張。昨年12月の堺市選挙管理委員会で、維新以外の党が推薦した委員が慎重論を示して別日程になった経緯を説明し、「大切な税金が無駄に使われた」(吉村氏)などと批判した。「改革する維新」対「古い体質の政治勢力」という構図を繰り返し訴えた。

 前回の市長選で自民市議を辞して無所属で立候補した野村氏は、今年3月に再挑戦となる立候補を表明した。「地方自治体の首長に政党色はなじまない」として、今回も党派の支援を受けない「完全無所属」であることを強調する。

 ただ、4月の市議選では自民や立憲民主系会派の一部市議と連携した動きをみせた。その時の市議らが市長選では支援に回る。共産は関連する市民団体とともに野村氏を自主支援することを表明している。

 18日夜にあった野村氏の政策発表会には、自治会関係者の姿が目立った。支援する市議らは「祭りが盛んな堺は昔ながらの横のつながりがいきている。そのつながりを使って支持を広げていきたい」と語った。

     ◇

 立候補を予定している2人は18日と19日にそれぞれ、政策を発表した。

 18日に政策を発表した野村氏は、「日常と非日常」を争点として挙げた。

 永藤市政が進める大山古墳(伝仁徳天皇陵)での気球運航事業などを念頭に、「非日常の政策にどんどんお金を突っ込む状況になっている。日常生活にしっかりと予算を使いたい」と訴えた。小学校の給食の無償化継続や、公共交通利用促進策の「おでかけ応援制度」を高齢者以外に広げる策、給付型奨学金の創設などを公約に掲げた。

 永藤氏は19日、「畑を耕すところからスタートし、芽が出始めた。次の4年で花が咲いて実を結ぶ様子を実感していただきたい」と語った。国の交付金を財源に今年度の2学期と3学期に小学校給食を無償化することを公約に掲げ、その後の実施は「次の4年間で何とか実現したい」。堺市博物館リニューアル計画の策定や持続可能な財政運営の堅持、AIオンデマンドバスによる公共交通の利用促進なども公約とした。(井石栄司)

7776OS5:2023/05/20(土) 23:31:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd3c3ea654132d2e13721caa48c45171dc5bd327
「維新一強」の行方 背景に大阪自民の衰退…「民主党政権ができた時と似ている」と大物議員 自民大阪府連の解体論も
5/20(土) 19:32配信



FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

4月に行われた統一地方選挙。維新は、創設以来党の顔であり、かじ取り役だった橋下徹さんに続き、松井一郎さんも引退。それでも、大阪市議会で初めて過半数を獲得するなど、これまでにない圧倒的な強さを見せつけた。

【画像】「維新vs反維新の構図では勝てない」と政治学者

橋下徹さん、松井一郎さんが引退 それでも見せつけた圧倒的な強さ
大阪維新の会 吉村洋文代表(5月9日の会見):
大阪府、大阪市一体で成長戦略を実行する。府民の皆様と約束したことを必ず実行していく

裏を返せばそこには敗者の存在も…

自民党・原田亮前大阪府議団幹事長:
全然支持されてないし(自民党大阪府連を)解体するしかないって思っている議員は、たくさんいらっしゃると思います

大阪で大敗した自民党では、大阪府連の「解体論」も浮上!?

関西学院大学法学部 善教将大教授:
維新VS反維新みたいな対立軸だと勝てないんですよ、絶対。絶対勝てない

維新一強となった大阪。その先にあるものとは…

統一地方選で維新圧勝 議会でも過半数獲得 自民は完敗
4月行われた統一地方選挙で、維新は、大阪府知事と市長の「ダブル選」に加え、奈良県知事選や衆議院和歌山1区の補欠選挙でも勝利。

さらに…

維新大阪府議団 久谷眞敬代表(当時・4月25日)
55名の大所帯となった。維新のパワーがあって当選された

大阪府議会では、改選前から10議席増やし、79議席のうち55議席を獲得。

大阪維新の会 吉村洋文代表(2022年12月20日全体会議):
政策を実現する上でも過半数を目指すのは、当たり前だと思っています

吉村代表が進退をかけて挑んだ大阪市議会選挙でも、定数3から6の選挙区では、2人から3人の当選者を出し81議席中46議席と、過半数を獲得した。

その裏で大敗したのが、大阪の自民党だ。大阪府連が自主支援した大阪府知事選と大阪市長選の候補者が大差で落選したほか、府議会で9議席、市議会で3議席を失い、大阪府連・大阪府議団そして、大阪市議団の3人の幹事長も落選した。

中でも、府議団の幹事長だった原田亮さんは、維新が掲げる「都構想」に賛成したり、議員特権を廃止する条例改正案を提出したりするなど、維新と是々非々で議論してきた若手エースだ。

戦う相手は“維新ブランド”と“吉村人気” 大阪自民は成す術なし
原田さんは、3期目を目指して、箕面市・豊能郡選挙区から大阪府議選に挑んだが、自民への逆風は想像以上だった。

自民党・原田亮前大阪府議団幹事長:
「維新は改革してきたやんか。大阪自民党なんかあかんぞ」みたいなことは本当によく言われます。大阪の自民党も人気ないし、維新の人気はすごくあって、吉村知事の人気もすごくある

戦う相手は候補者本人ではなく、「維新のブランド」と「吉村人気」だった。吉村代表が応援に行けば、維新は無名の新人の候補であっても地域を問わず多くの人が演説に耳を傾けた。

有権者たち:
維新の人気?そりゃあ吉村さんの人気でしょ。吉村さん見に来ているんちゃいますか。
コロナ問題の吉村さんの対応、全国にアピールする。ああいうのが上手いこといったんちゃうかな。だからカジノとかなんやかんや反対していても(維新に)やっぱり入れるでしょ

強烈な「維新の風」を前に、原田さんはSNSでも「政党ではなく人で選んでほしい」と訴えた。しかし、維新の新人候補に113票の僅差で涙を飲んだ。

「地域の声を議会に届けたい」という思いから、これまでに受けた相談は1800件。落選しても、住民が市ともめていた桜並木の伐採現場に足を運んだ。

7777OS5:2023/05/20(土) 23:32:07
箕面市民:
ここの桜通りは昔から非常にきれいで、箕面で一番景観いい桜並木。一部残っていますけどね、破壊されてしまった

自民党・原田亮前大阪府議団幹事長:
説明会、本当に開催してほしいということを相談受けて、私からも何度も言ったものの…

箕面市民:
(Q:原田さんは地元の声を聞く議員という認識がある?)
はい、そうです。今の市議会議員はほとんど聞いてくれない

永田町や菅元首相も危機感あらわ 民主党政権交代時の前夜に似ている
維新は、今回の選挙で全国に469人いた地方議員を、600人以上に増やす目標を掲げていたが、蓋を開けてみれば775人に。次の衆院選では、野党第一党を目指す。

「維新の風」は、永田町でも脅威となり始め…

伊吹文明元衆議院議長:
「身を切る改革」「教育無償化」「私、維新です」と言う人が日常活動を何もしていなくても次々当選した。我々が政権を失ったとき、民主党の鳩山政権ができたときの前夜と非常によく似ていましたね

伊吹文明元衆議院議長は、維新に対する有権者の期待の高まりを、2009年に政権交代した時の民主党への期待に重ね合わせた。

そして、いち早く維新の存在を危惧していたのが、奇しくも、その民主党政権で2010年に首相を務めたこの人だった。

立憲民主党大阪特命担当 菅直人元首相:
カジノは失敗することが見え見えでもやる。維新が野党第一党になったら歯止めは効かないんですよ

2年前の衆院選、大阪の選挙区で立憲民主党が全敗したことを受け、2022年の参院選で「大阪特命担当」として維新の本拠地に乗り込んだ菅直人元首相。

菅さんは、統合型リゾート=IRや、維新が議論の開始を訴える「核共有」などに異を唱え、自ら冊子まで発行。

今回の統一地方選でも立憲民主党の候補者の応援に駆け付け、「維新一強」の大阪の政治体制を批判。しかし、立憲民主党の府議会での議席はわずか2議席。市議会にいたっては0だ。大阪の状態が国政にも波及することに危機感をあらわにする。

立憲民主党大阪特命担当 菅直人元首相:
(議会の)議席数に占める維新の割合を、5割6割7割としたら、今、現実そうなっているが、事実上議会が完全に維新の知事や市長の言うがままですから、議会が議会として機能してない。機能してないことを良しとしているのが維新なんです。維新という政党がそういう非常に特殊なやり方をしているのに対し、実は立憲民主党だけじゃく、自民党も戦っていない。もし維新が国会でも同じような行動がとれるになったら日本という国は独裁国家ですよ

維新一強の背景に“大阪自民の衰退” 府連が党本部と連携し立て直しを
有権者の政治に対する考え方や行動について研究している関西学院大学の善教将大教授は、大阪での自民党の衰退が、維新一強を生み出していると分析する。

関西学院大学法学部 善教将大教授:
一番ダメなのが対抗勢力っていうのが消失してしまっている状態。何かしらの問題が維新の側に生じたときに、その人たち(対抗勢力)にすぐ票が移動したり勢力がひっくりかえったりする。これであれば問題がないんですよ。交代するので。これが非常に起きづらい状態になっているっていうのがむしろ根本的な問題であって、要は維新が何か問題を起こしても交代する不確実性っていうのが極端に低いので好き勝手する。自民党の足腰が弱っているからこそ問題なんです

4月、統一地方選での大敗を受け、自民党大阪府連の宗清会長ら幹部は府連の立て直しに向けた協力を党本部に依頼した。

自民党大阪府連 宗清皇一会長:
有能でやる気のある人が今回議席を得ることができなかった。自力で今までのような形で再建をしていくっていうのは非常に難しい

自民党・世耕弘成参議院幹事長:
まず府連を抜本的に立て直していく、刷新をしていく。そのことに関して党本部にも組織を作って府連と連携をしていく

自民党本部は5月11日、大阪府連の再生に向け、茂木敏充幹事長や世耕弘成参議院幹事長、森山裕選対委員長らで構成する「大阪自民党刷新本部」を立ちあげた。「刷新プロジェクト」を策定して大阪での党勢拡大を図る。

本部長に就いた茂木幹事長は、次期衆院選のほか、4年後の統一地方選をにらんだ年単位での取り組みが必要との考えを示し、近く森山裕選対委員長とともに大阪を訪れ、支部長ら関係者の意見を聞きながら必要な対策を検討するとしている。

選挙で敗れた元議員からは…

自民党・原田亮前大阪府議団幹事長:
(大阪自民が)支持されてない結果が今回、如実に出て、この間(府連の)ガバナンス(内部統制)も効いてないのは明らかですから、リセットした方がいい。(府連は)解体するしかないって思っている方(議員)はたくさんいらっしゃると思います

7778OS5:2023/05/20(土) 23:32:42

一部の党員からは、大阪府連「解体論」も噴出。宗清会長は…

自民党大阪府連 宗清皇一会長:
「大阪府連変わらなあかんよ」と言うなら自分自身変わらないと。じゃあ、あなたはどのぐらい努力したんです、組織のために。誰が会長でも党本部と一体になってやっていく。それから誰がなっても支えないとね。どんなにすばらしい人がなっても支えないとだめですよ
(Q:今はそうなっていない?)
なってないね、はっきり言うと

今回の選挙で相当な痛手を負った大阪自民。党勢立て直しが急がれる。

こうした中、大阪市議会で過半数の議席を占め、単独で議案を通すことが可能となった維新。早速、5月18日開会の議会に議員定数を10前後削減する条例改正案を提出する方針だ。

民意により、数の力を手に入れ「一強」となった維新。今、大阪自民に求められることは…

関西学院大学法学部 善教将大教授:
アカウンタビリティという言い方をするんですけども、市民に対して維新が応答しようとする責任を持つかどうかは、結局自民党が強いかどうかに一番依存するんです。維新以外の勢力が、維新に勝てないというのを彼ら(維新)がもし認識していたら、それはとんでもないことになりますよ。だからこそ、この状態を早く脱することが一番大事。
維新VS反維新みたいな対立軸だともう勝てないんですよ、絶対。批判するのはいいが、「あなたたち、大阪府市政を運営できるんですか」って言ったときに「それはよく分からんけど」と言うようなのはだめで、あれは「できます」と言わないといけないんですよ。それができて次に、維新に代わるより良いビジョンを示す。これが十分条件になってきます

維新一強のカギを握る大阪自民の再生。維新に対抗する新たなビジョンを示すことができるのか。

(関西テレビ「newsランナー」2023年5月10日放送)

関西テレビ

7779OS5:2023/05/21(日) 18:57:49
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR5N6KWLR5JPOMB00Y.html
奈良がわかる! 議会真っ二つ 奈良市の火葬場をめぐる訴訟の和解案
2023/05/21 10:30朝日新聞デジタル

奈良がわかる! 議会真っ二つ 奈良市の火葬場をめぐる訴訟の和解案

新斎苑「旅立ちの杜」。山林があった約11ヘクタールの土地を利用している=2022年5月11日午後3時38分、奈良市横井町、富岡万葉撮影

(朝日新聞デジタル)

 オシドリの「はなくいどり」は朝日新聞奈良総局の公式キャラクター。正倉院宝物にも描かれた吉祥文様です。花をくわえて、最新のニュースや身近な話題を求めて県内を飛び回ります。

 はなくいどり 奈良市の火葬場「新斎苑」の用地取得をめぐる訴訟が、もうすぐ終わりそうなの?

 A 土地を評価額の3倍超にあたる額で購入したのは不当だとして、市民団体が2018年に市を提訴したことに始まる一連の問題だ。一つ目の住民訴訟は21年に高裁判決が確定した。個人としての仲川げん氏(奈良市長)と元地権者らに計約1億1600万円を請求するよう、市に命じた。

 期限までに支払いがなく、市は仲川氏と元地権者らを22年に提訴した。

 この二つ目の訴訟の中で、奈良地裁が和解案を示した。両被告の支払い能力や新斎苑が早期に開業した「便益」を考慮して、解決金を3千万円ずつ市に支払う内容。市は請求額との差額と利子計約8600万円を回収しないことになる。

 市が和解案を受け入れるには市議会の承認が必要で、臨時議会が招集され、今月10日に採決が行われた。

 市議36人の投票は18対18で真っ二つに。最大会派「自民党・結(ゆい)の会」(当時、現在は改名)は会派内で賛否を一本化できず、自主投票となった。公明党は賛成し、共産党と日本維新の会は反対。「明日の奈良を創る会」と無所属も賛否が分かれた。最後は自民党・結の会に属する議長が可決すると判断した。

 は どうして、それほど賛否が割れたんだろう。

 A 要因はいくつかあるが、一つ目の訴訟が二つ目にどれほど影響を及ぼすかという法律論に答えが出なかったことも大きい。

 住民訴訟では2002年の法改正まで、住民が自治体に代わって首長や企業を直接訴えられた。改正後は、首長などに賠償請求することを自治体に義務づける訴訟を住民が起こし、判決に基づいて自治体が首長などを訴える2段階の手続きが必要になった。

 議会中に市議の有志が開いた勉強会で、曽和俊文・関西学院大名誉教授(行政法)は「第2段階の訴訟は単なる債権回収のためのもの。和解は違法とまでは言えないが、本来、想定されていない」と解説した。ただ、この点は専門家の間でも解釈が分かれている。

 和解案に反対する市議らは住民訴訟を無視できないと主張したが、市や監査委員は「和解案は裁判所が主体的に示したもので問題ない」と繰り返した。今議会の質疑は2日間だけで、かみ合わない議論を深めるのに十分ではなかった。「質疑に必要な資料を精査する時間がなかった」という声も市議らから上がった。

 は 和解案が通った後も、市議会では動きがあったんだとか。

 A 自民党・結の会(当時10人)から議長を含む和解案に賛成した5人が、明日の奈良を創る会(同5人)からは反対した1人が退会した。

 ただ、自民党の分裂は、個々の党派色の濃淡や仲川市長との距離、4月にあった知事選での姿勢など複雑な要因がからんでいるとされる。複数の市議が「和解案をめぐる意見の相違は引き金にはなったが、直接の原因ではない」と話している。市が仲川氏に対する賠償請求権を放棄する議案が市議会で否決された21年にも、自民党・結の会は賛否が割れたが、このときは分裂に至らなかった。

 は 二つ目の訴訟は今後、どうなるの?

 A 今月31日にも奈良地裁で和解が成立する見込みだ。成立後は判決と同じ効力があるとみなされ、仲川氏と元地権者らは計6千万円を市に支払う。

 住民訴訟を起こした市民団体は和解案やこれを受け入れた市に反発していて、新たな訴訟を起こすという。解決までは、まだ時間がかかりそうだ。(富岡万葉)

7780OS5:2023/05/21(日) 18:58:15
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR5M7715R5MPPTB001.html
維新市政の継続か刷新か 21日告示の堺市長選、一騎打ちの見通し
2023/05/20 10:30朝日新聞デジタル

維新市政の継続か刷新か 21日告示の堺市長選、一騎打ちの見通し

堺市役所=堺市堺区

(朝日新聞デジタル)

 堺市長選が21日、告示される。前回初めて堺市長のポストを握った大阪維新の会は、現職を公認して再選をねらう。前回惜敗した無所属新顔の元市議が再び挑み、超党派の市議らが支援する。維新市政の継続か刷新かを争点に、一騎打ちとなる見込みだ。

 市長選には、現職の永藤英機氏(46)、元市議の野村友昭氏(49)が、それぞれ立候補を表明している。

 永藤氏は2月の市議会で立候補を表明した。13日に南海本線堺駅近くに事務所を構え、馬場伸幸日本維新の会代表も駆けつけた。14日には、大阪維新の会代表の吉村洋文知事と幹事長の横山英幸大阪市長が南海高野線堺東駅など堺市内2カ所で街頭演説をして、市長選へののろしを上げた。

 横山氏や吉村氏は、堺市長選を前倒しして統一地方選と一緒にすれば選挙経費を削減できたと主張。昨年12月の堺市選挙管理委員会で、維新以外の党が推薦した委員が慎重論を示して別日程になった経緯を説明し、「大切な税金が無駄に使われた」(吉村氏)などと批判した。「改革する維新」対「古い体質の政治勢力」という構図を繰り返し訴えた。

 前回の市長選で自民市議を辞して無所属で立候補した野村氏は、今年3月に再挑戦となる立候補を表明した。「地方自治体の首長に政党色はなじまない」として、今回も党派の支援を受けない「完全無所属」であることを強調する。

 ただ、4月の市議選では自民や立憲民主系会派の一部市議と連携した動きをみせた。その時の市議らが市長選では支援に回る。共産は関連する市民団体とともに野村氏を自主支援することを表明している。

 18日夜にあった野村氏の政策発表会には、自治会関係者の姿が目立った。支援する市議らは「祭りが盛んな堺は昔ながらの横のつながりがいきている。そのつながりを使って支持を広げていきたい」と語った。

     ◇

 立候補を予定している2人は18日と19日にそれぞれ、政策を発表した。

 18日に政策を発表した野村氏は、「日常と非日常」を争点として挙げた。

 永藤市政が進める大山古墳(伝仁徳天皇陵)での気球運航事業などを念頭に、「非日常の政策にどんどんお金を突っ込む状況になっている。日常生活にしっかりと予算を使いたい」と訴えた。小学校の給食の無償化継続や、公共交通利用促進策の「おでかけ応援制度」を高齢者以外に広げる策、給付型奨学金の創設などを公約に掲げた。

 永藤氏は19日、「畑を耕すところからスタートし、芽が出始めた。次の4年で花が咲いて実を結ぶ様子を実感していただきたい」と語った。国の交付金を財源に今年度の2学期と3学期に小学校給食を無償化することを公約に掲げ、その後の実施は「次の4年間で何とか実現したい」。堺市博物館リニューアル計画の策定や持続可能な財政運営の堅持、AIオンデマンドバスによる公共交通の利用促進なども公約とした。(井石栄司)

7781OS5:2023/05/22(月) 21:01:02
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20230521019.html?_gl=1*i34f7e*_ga*MTEyMTE0NTU4Ni4xNjg0MjQzMzI5*_ga_XJ5END643J*MTY4NDc1NDkxNC4yMjYuMS4xNjg0NzU2Nzg1LjExLjAuMA..
病院建て替え見直し掲げる、元教育長・高橋氏が加西市長に 手堅く組織固め「風通し良い市政」に支持
2023/05/21 23:25神戸新聞

病院建て替え見直し掲げる、元教育長・高橋氏が加西市長に 手堅く組織固め「風通し良い市政」に支持

初当選し、バンザイして喜ぶ高橋晴彦氏(左から2人目)=加西市豊倉町

(神戸新聞)

 「風通しの良い市政」を掲げ、有権者の心をつかんだ。21日に投開票された兵庫県加西市長選、市議選。西村和平市長の引退表明を受け、無所属新人3人で争われた市長選は、元市教育長の高橋晴彦氏(65)=自民推薦=が手堅い組織戦を展開し、元市議の深田真史氏(38)、元副市長の河尻悟氏(47)を破り初当選を確実にした。投票率は前回を5・02ポイント下回る57・66%だった。


 当選確実の知らせに、同市豊倉町の事務所は歓喜に沸いた。高橋氏は笑顔で支持者に感謝した。

 昨年11月末、市長選立候補を表明した。「職員が市長に意見を言えず、疲弊している」。市総務部長や市教育長を歴任した身として、市政刷新の必要性を感じていた。

 政策は是々非々の方針で臨んだ。子育て支援の無料化は継続・拡充。一方、市立加西病院については医師の確保を最優先課題とし、事業費が138億円に膨らんだ建て替えは再検討を掲げた。

 選挙戦では連日、地元選出の国会議員、県会議員と街頭に立ち「国、県、市の3本の矢が一つになって課題に取り組む」と実行力をアピール。自民党の推薦に加えて地元出身の利を生かし、北条地区の住民や同級生、市職員時代の同僚らから強力な支援を受けた。

 「市職員の能力を引き出し、風通しの良い市政を」。訴えが実り、高橋氏は「喜びに浸りたいが、先を見れば、学校や病院など喫緊で取り組まなければならない課題が山積している。重圧を感じているが、加西市の発展のために頑張りたい」と抱負を語った。(敏蔭潤子、小野萌海)


https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20230521020.html
深田氏、猛追も出遅れ響く 「人口減少へ備え」市政転換の訴え届かず 加西市長選
2023/05/21 23:30神戸新聞

深田氏、猛追も出遅れ響く 「人口減少へ備え」市政転換の訴え届かず 加西市長選

落選の知らせを受け、支持者らに感謝の言葉を述べる深田真史氏=加西市鶉野町

(神戸新聞)

 落選の知らせが届くと、兵庫県加西市鶉野町の事務所は沈痛な雰囲気に包まれた。深田真史氏は「悔いのない戦いはできたが、全て私の力不足。結果をきちんと受け止めたい」と頭を下げた。

 「5万人都市の再生」を掲げた現市政が人口増施策を進めるのに対し、「人口減少に備える町に」と転換を訴えた。医師不足が続く市立加西病院は新病院建設計画を見直し。教育では小学校を2〜4校程度、中学校を1校に再編し、県立高校2校を統合する案など大胆な施策を示した。

 立候補表明は4カ月前。候補者3人で最も遅かった。変革を望む有権者の応援を日増しに受け、「追い風を感じる」と手応えを口にしたが、勝利に届かなかった。

 加西市議選に26歳で初当選してから12年。「政策の訴えに手応えを得た。立派な選挙はできた」と前を見据えた。(敏蔭潤子、坂本 勝)

7782OS5:2023/05/23(火) 16:04:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/49827cd8f23dadada7bc8c5ba24cc649ca7ad95c
父の書類送検「何も知らされてない」 元京都市会議長の長男市議
5/23(火) 13:55配信

産経新聞
京都府警本部=京都市上京区

4月9日投開票の京都市議選を巡り、市選挙管理委員を務めながら立候補予定者だった長男の選挙活動を行ったとして、京都府警が公選法違反の疑いで、井上与一郎元市議会議長(78)を書類送検した。長男の市議、与裕(よしひろ)氏(45)は23日、市役所で記者団の取材に応じ、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と陳謝した。


与裕氏は事件について「何も知らされていない」と説明。「内容を精査した上で市民のみなさまに説明する場を設ける」とした。与裕氏は4月9日投開票の市議選で再選を果たした。この日、自身の進退については明言を避けた。

与一郎元議長の書類送検容疑は告示前の3月中旬、公選法で選挙活動が禁止されている市選管委員であったのに、現職で立候補を予定していた与裕氏の集会への参加を呼び掛けるはがきを複数の有権者に郵送したとしている。

与一郎元議長は市議を10期連続で務め、議長を2度歴任。令和3年からは市選挙管理委員に就任した。委員の任期は7年まであったが、体調不安を理由に今年4月14日付で辞職した。

7783OS5:2023/05/23(火) 18:11:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2dfea050e5291e7a1fce158fc588454a27a4816
再選22日後に辞職の前市議、買収疑いで書類送検
5/23(火) 16:11配信
4月23日投開票の京都府福知山市議選を巡り、車上運動員に法律の規定を超える報酬を支払ったとして京都府警は23日、公職選挙法違反(運動員買収)の疑いで、前市議の尾嶋厚美氏(63)を書類送検した。府警は認否を明らかにしていない。

福知山市議会事務局によると、尾嶋氏は市議選で再選し、5月8日に初登庁したが、11日の本会議に欠席。体調不良を理由に15日付で辞職している。

尾嶋氏の書類送検容疑は共謀し4月23日、車上運動員を務めた同府与謝野町の女性会社役員(61)に、法定の上限(1日1万5千円)を超える報酬を支払ったとしている。

府警によると、車上運動員のとりまとめ役だった女性会社役員には計16万5千円の超過報酬が支払われていた。府警は預かった報酬を他の車上運動員5人に違法に支払っていたとして、同容疑でこの女性も書類送検した。

7784OS5:2023/05/23(火) 19:59:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230523k0000m010242000c.html
「文面に下心。情けない」不適切言動の維新大阪府議 議員辞職は否定
2023/05/23 19:56毎日新聞

「文面に下心。情けない」不適切言動の維新大阪府議 議員辞職は否定

報道陣の取材に応じる大阪維新の会の笹川理・大阪府議=大阪府庁で2023年5月23日、東久保逸夫撮影

(毎日新聞)

 大阪維新の会大阪府議団の笹川理(おさむ)府議(41)=4期目=は23日、後輩の宮脇希・大阪市議(36)への不適切な言動を理由に、22日付で府議団代表を辞任したと明らかにした。無料通信アプリ「LINE(ライン)」で性的関係を迫るようなメッセージを送っていたとの文春オンラインの報道を受けて23日、報道陣の取材に応じた笹川府議は「記憶がないが、それを全否定する記憶も証拠もない。事実であれば本当に申し訳ない」と謝罪したが、離党や議員辞職は否定した。

 笹川府議を巡っては、18日発売の週刊文春が宮脇市議へのハラスメント行為を報じ、17日付で党から口頭で厳重注意処分を受けていた。報道や笹川府議によると、2015年9月、宮脇市議が選挙応援後に関係者の車で帰宅したことについて、LINEで「ふざけんなや」などとメッセージを連投。深夜に宮脇市議の自宅のインターホンを押したり、事務所で1人で作業している様子を外から眺めたりしたという。文春オンラインはその後、一連のやり取りの続きとして、性的関係を迫るような内容や「愛している」とのメッセージを送っていたと報じた。

 宮脇市議は23日、報道陣の取材に事実関係を認め、「当時、党の責任者には報告したが一人の議員として仕事ができるようになりたいという思いが強く、話を大きくしたくなかった」と述べた。笹川府議は「客観的に文面を見ると下心が見えるなと思う」と述べ、「自分自身が見ても不適切。事実であれば、ばかげているし、情けない。有権者の皆様にも申し訳ない」と陳謝した。

 維新の横山英幸幹事長(大阪市長)は、性的関係を迫るようなメッセージについて「事実であったという認識のもとで、不適切だったと思う。双方からの聞き取りは継続しており、再発防止と信頼回復に努める」と述べた。【東久保逸夫、石川将来】

7785名無しさん:2023/05/24(水) 19:47:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0a4f786f2f2cccba7640726a648b2cfd52bcca5
我流〜社会部発 迷走重ねた大阪自民 羅針盤は安倍氏の軌跡だ
5/24(水) 18:36配信


4月の統一地方選で地域政党「大阪維新の会」に大敗した自民党大阪府連が谷川とむ新会長(衆院議員)のもと、次期衆院選に向けて動き出した。今月24日に党本部の茂木敏充幹事長が来阪し、府内の支部長や選挙態勢について協議した。党本部が支援するとはいえ「再建」などの通り一遍の言葉では形容しがたいほど前途は多難である。

「足りなかったのは統一的、計画的、組織的に選挙を展開すること」

自民府連会長を辞した宗清(むねきよ)皇一衆院議員の言葉だ。ただし語ったのは、1年前の令和4年4月。党会合で3年衆院選の惨敗を総括した中での発言だった。

くしくもこの反省は、今回の統一選にも通じるといえないだろうか。

大阪府知事・大阪市長のダブル選で、維新に対抗する政治団体「アップデートおおさか」が擁立する候補を自主支援するとした自民府連の対応は「統一的」とはいえまい。知事選では、アップデート側から提案された法学者の谷口真由美氏に事実上乗っかった。

谷口氏は自民が野党時代にまとめた憲法改正草案や安倍晋三政権への批判を繰り返しており、自民とは相いれない人物だ。当然、安倍氏を支えてきた岩盤保守層を中心に自民支持者が離反し、知事選は維新代表で現職の吉村洋文氏に200万票差をつけられた。

もとをただせば、独自候補を立てられなかった時点で勝負は決まっていたのかもしれない。維新関係者が選挙前にこう語っていた。

「4年に1回必ず選挙はある。自民は(2年11月の)大阪都構想住民投票でわれわれに勝った後、すぐにダブル選の候補者を決めて備えるべきだったはず。何をしていたのか」

取材していても、自民が「計画的」に準備していたとは思えなかった。維新が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の対案として自民府連内で浮上した大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)へのディズニーリゾート誘致構想は、その最たるものだ。機関決定を経ないまま拡散し、混乱した末に府連がポスター回収を呼びかける事態となり、「組織的」な選挙戦には程遠い惨状を招いた。

「消費者(=有権者)の心をつかみ、売れる商品を出すのがうまい」。統一選まで自民府連総務会長を務めた前市議の川嶋広稔(ひろとし)氏は、教育無償化を打ち出した維新の選挙戦術をこう評価しながら、「でも政治はビジョンを持っていなければだめだ」と語った。

政権与党の気概がにじむ言葉であり、共感するところもある。維新はポピュリズム的色彩が強く、国家観が心もとない議員も少なくない。だからこそ自民府連には、維新への対抗意識だけにとらわれた迷走状態から脱してもらいたいという期待は大きいのだ。

『安倍晋三回顧録』(中央公論新社)で、安倍氏は平成19年の第1次政権退陣という挫折を経て、自民が政権を奪われた21年衆院選までに支持者らとのミニ集会を300回重ねた「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」の日々について語っている。

「地域を回ることで、有権者の関心は、やっぱり日々の生活なんだなと気づかされた。だから、そこにも重点を置くべきだ」

この認識から経済政策「アベノミクス」は生まれ、政権奪還につながった。自民府連は、安倍氏の軌跡を羅針盤として地に足をつけた組織に生まれ変わってほしい。(社会部 土屋宏剛)

7786OS5:2023/05/25(木) 18:03:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d2bf61a85856270d33cf7f4ef29c5cefbcfe142
自民会派が正副議長を独占 対維新で15年ぶりに会派一本化 奈良県議会
5/24(水) 21:22配信



奈良県議会(定数43)は24日、正副議長選を行い、議長に岩田国夫氏(75)=7期目、副議長に池田慎久氏(54)=3期目=を選んだ。2氏はともに県議会の最大会派「自由民主党・無所属の会」(22人)の所属。4月の統一地方選で勢力を伸ばした日本維新の会に対抗するため分裂していた自民会派が一本化、正副議長を独占する形となった。任期は慣例で1年。

「維新も色々な提案をしてくると思う。私どももきっちりとした対案を出していきたい」。2年連続3回目の議長選出となった岩田氏は記者会見を開き、会派で一丸となって維新と対峙(たいじ)する姿勢を打ち出した。

自民会派は、過去には正副議長選でポスト争いから分裂したことがあり、改選前も3会派に分かれていた。しかし4月の県議選で、維新が3議席から14議席へと躍進。危機感を抱いた自民県議らが15年ぶりに会派を一本化し、単独過半数を確保した。

今回の正副議長選で、自民会派は過去の反省を踏まえて一部幹部の意向で候補を決めるのではなく、立候補制にして全員で話し合って決めることに。ただ、誰を議長候補にするか意見がまとまらず、議論は難航。24日の会派総会で投票を行い、岩田氏に決めた。

その後の臨時議会での投票では、議長選で岩田氏、副議長選で池田氏が、ともに最多の28票を得て当選。維新会派は維新議員2人にそれぞれ投票することを決めたが、及ばなかった。

維新幹部は、他会派からも自民の候補2人に票が流れていたことを指摘し、「大阪と同じように、維新対他党の構図。数では負けているが、われわれのやりたい改革に淡々と取り組んでいくだけだ」と述べた。

7787OS5:2023/05/25(木) 19:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b8d30c4737fe9c5c65db78aa54b27159cf013fc
松井一郎氏「対応甘かったと反省」 パワハラ維新府議を8年前に注意
5/25(木) 17:45配信


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産経新聞
記者団の取材に応じる地域政党「大阪維新の会」前代表の松井一郎氏=25日午後4時30分、大阪市中央区の大阪府庁

地域政党「大阪維新の会」の笹川理(おさむ)大阪府議(41)が宮脇希(のぞみ)大阪市議(36)にパワハラなどをした問題を巡り、維新前代表の松井一郎氏は25日、党幹事長だった平成27年に宮脇氏から相談を受け、笹川氏を指導したものの「こういう事態になり、8年前の対応に少し甘い部分があったと反省している」と述べた。府庁で記者団の取材に答えた。

【写真】ハラスメント被害の女性市議

松井氏によると、宮脇氏から「笹川氏のつきまとい行為が精神的に苦痛」という相談があった。党内で大ごとにならないようにしてほしいとの宮脇氏の意向を踏まえ、笹川氏に「社会人として不適切な行動を一切やめるように」と厳重注意したという。

松井氏は、笹川氏が宮脇氏に送ったメッセージの内容を報道で知ったと説明し「内容をチェックし、組織で共有して対応すべきだった」との考えを示した。

吉村洋文代表は24日、8年前に宮脇氏から相談を受けた松井氏が、笹川氏を指導していたと説明。指導後は、宮脇氏への頻繁な連絡やつきまとい行為はなくなったとしていた。また、維新に所属する全議員を対象にハラスメント被害の調査を行う考えを示した。

笹川氏を巡っては、18日発売の週刊文春が、27年ごろに当時1期目だった宮脇氏にパワハラなどをしたと報道。22日には文春オンラインが「愛している」といった言葉や性的な内容のメッセージをLINE(ライン)で送ったと報じた。

笹川氏は22日付で維新府議団代表を辞任した。

7788OS5:2023/05/26(金) 12:30:16
>>7709


大阪市東淀川区
定数2
当35,696 58.2% 笹川理   41歳 大維現
当15,531 25.3% 横道淳子  45歳 公明新
落10,114 16.5% 高橋一郎  45歳 無所属新


このひと。私投票してた・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/41fc7fbb79efd9851dfd22ead8407cbf2a360268
維新大阪府議団の笹川氏、離党へ 女性市議へのハラスメント問題受け
5/26(金) 11:51配信

地域政党「大阪維新の会」の笹川理(おさむ)大阪府議(41)が維新を離党する意向を固め、周囲に伝えたことが26日、関係者への取材で分かった。笹川氏は同じ維新の女性議員に対するパワハラなどを理由に党から厳重注意処分を受け、府議団代表を辞任する一方、維新での議員活動は継続する意向を示していた。

【写真】ハラスメントを受けた女性市議

笹川氏を巡っては、18日発売の週刊文春が、平成27年ごろに当時1期目だった宮脇希(のぞみ)大阪市議(36)にパワハラや付きまとい行為をしたと報道。22日には文春オンラインで性的な関係を迫るメッセージなどをLINE(ライン)で送っていたと報じられた。

笹川氏はパワハラなどの事実関係をおおむね認め、22日付で府議団代表を辞任。性的な関係を迫ったとする報道内容については「記憶がない」としたが、宮脇氏は「基本的に事実だ」と認めていた。

この問題を巡っては、維新前代表の松井一郎氏が幹事長時代に宮脇氏の相談を受けて笹川氏に注意した経緯があり、25日に取材に応じた松井氏は「対応に甘さがあった」と謝罪した。

7789OS5:2023/05/26(金) 13:04:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/032894c1569c4d73e7c28a79e21b9f820ddde39e
維新の山下・奈良県知事、関西広域連合に全面参加を表明…前知事時代は防災・観光分野のみ
5/26(金) 12:12配信
 奈良県の山下真知事は25日、鳥取市で開かれた関西広域連合委員会に出席した。同県はこれまで部分参加だったが、日本維新の会の公認を得て4月の知事選で初当選した山下氏は「広域で取り組んだ方が効率的な分野がある」として、全面参加する意向を表明した。

 広域連合は2010年に発足。近畿2府4県と4政令市、鳥取、徳島両県の8府県・4市で構成し、医療や産業振興など7分野で連携している。奈良県は「府県と個別に連携した方が効果的」として当初は未加入で、15年から防災・観光分野に限って参加している。

 山下氏は会合で「関西を盛り上げるため、全力で奮闘させていただきたい」と述べた。各議会の議決を経て、年内にも奈良県の全面参加が決定する。4月に初当選した後藤田正純・徳島県知事も出席し、「関西・中四国が一つになって発信していきたい」と語った。

7790OS5:2023/05/29(月) 20:08:36
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230526k0000m010300000c.html
堺市長選、勢いそのまま維新か、巻き返す非維新か 4回目の戦い
2023/05/26 19:49毎日新聞

堺市長選、勢いそのまま維新か、巻き返す非維新か 4回目の戦い

堺市長選の構図

(毎日新聞)

 6月4日投開票の堺市長選は大阪維新の会の現職、永藤英機氏(46)と無所属新人の元市議、野村友昭氏(49)が一騎打ちの論戦を繰り広げている。過去3回、維新対非維新を軸に激戦が展開されてきたが、今回も同様の構図となった。永藤氏は統一地方選で躍進した維新の勢いを取り込んで支持の浸透を図る。一方の野村氏は「完全無所属」を掲げ、政党色を薄めて支持の結集を目指す。

 維新は「大阪都構想」への参加の是非が争点となった2013年、反対を唱えた現職の竹山修身氏に敗北。17年は府議出身の永藤氏を立て、都構想を封印して挑んだが、再び竹山氏に敗れた。しかし19年、竹山氏に政治資金収支報告書への多額の記載漏れが発覚。引責辞職に伴う同年の市長選で、永藤氏が初当選した。一方、当時市議だった野村氏は自民党を離党して無所属で出馬、反都構想を掲げて永藤氏に1万4000票差まで迫った。

 4月の統一選で大阪府議会に加え、大阪市議会でも単独過半数を得た維新。府議選では堺市の6選挙区(いずれも定数1)で維新が全勝した。しかし、足元の堺市議選(定数48)では維新の獲得議席は前回19年と同じ18議席にとどまった。

 今回、維新は告示日に地元選出の衆院議員で日本維新の会の馬場伸幸代表や吉村洋文共同代表(大阪府知事)が来援、計7カ所で永藤氏とマイクを握った。陣営幹部は「統一選を経て維新への期待は増している。1期4年の経験と大阪府・市での実績を訴えれば十分戦える」と話すが、党所属府議による後輩市議へのハラスメント問題や参院議員による入管法改正案を巡る国会での不適切発言など不祥事の影響も懸念される。

 これに対し、野村氏は主要政党への推薦依頼を出さず、「市民派」を強調して無党派層への浸透を目指す。立憲民主党府連と共産党府委員会が自主的に支援する一方、統一選で維新に大敗し、組織の立て直しを迫られている自民党府連は有志市議らが個人的に活動する。陣営幹部は「非維新、反永藤でどれだけ支持を結集できるかが勝敗を左右する」と話す。

 市議選で維新に次ぐ11議席を得た公明党は自主投票を決め、静観の構えだ。市議選の結果を見ると、落選者も含む維新候補の得票は計約12万2200票。一方、公明を除く非維新候補の合計は約12万2000票となり、その差はわずかだ。中盤戦に入り、両陣営の支持の取り込みはヒートアップしている。【藤河匠】

7791OS5:2023/05/29(月) 20:35:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/54bb4366946dd49afa8c3a520db006ee102c75c2
維新大阪府議団代表に金城氏 前代表はハラスメント問題で辞任、離党届提出
5/29(月) 16:53配信
地域政党「大阪維新の会」府議団は29日、議員団総会を開き、新代表に金城(きんじょう)克典議員(51)=大阪市大正区・西成区選出=を選任した。女性議員へパワハラなどをしたとして、笹川理(おさむ)議員(42)=同市東淀川区選出=が22日付で代表を辞任したため、再び役員を選任した。

金城氏は選出後の記者会見で「この間さまざまなことがあったが、新たな体制で、しっかり議員各位が仕事に邁進(まいしん)できるよう、団運営に努めたい」と語った。

金城氏は笹川前代表のもとで副代表に選任されていたこともあり「彼(笹川氏)がやったことは大きな問題だと思うが、彼のマニフェストへの思い、政策実行への思いはきっちり受け継いでいかなければならない」とも述べた。

幹事長は河崎大樹議員(52)=同市住吉区選出、政調会長は徳村聡議員(50)=同市鶴見区選出、総務会長は坂上敏也議員(64)=同市中央区選出、副代表は西林克敏議員(52)=堺市南区選出=がいずれも再任した。任期は次の役員が選任されるまで1年前後となる。

笹川氏は8日付で代表に就任したが、18日発売の週刊文春が同じ維新の宮脇希(のぞみ)大阪市議(36)へのパワハラなどを報じ、22日付で代表を辞任していた。府議団によると、笹川氏は29日に府議団への離団届と離党届を提出したという。対応については党が協議している。

7792OS5:2023/06/02(金) 16:14:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a692fe38e4a435df25049b00224ef2d880cb1f2
維新、議員定数11減へ 大幅削減の条例改正案を提案 大阪市議会
6/2(金) 16:10配信

朝日新聞デジタル
議員定数削減の条例改正案を提案後、報道陣の取材に応える大阪維新の会市議団の岡崎太幹事長(左端)と公明市議団・杉田忠裕幹事長(中央)、自民市議団の前田和彦幹事長=2023年6月2日、大阪市議会、原田達矢撮影

 地域政党・大阪維新の会の大阪市議団は2日、同市議会の定数を現行の81から70に大幅削減する条例改正案を他会派に提案した。今後、他会派との調整に入るが、維新は単独で過半数の議席をもつため、1週間後の9日にも、賛成多数で成立させる方針だ。


 維新は「身を切る改革」の一環として、4月の統一地方選で大阪市議会で過半数を得れば議員定数を削減すると掲げていた。

 維新が提案した条例改正案は、市内の24選挙区のうち、平野、東淀川、城東、住吉、北、生野、住之江、東住吉、西淀川、東成、旭の11選挙区について、それぞれ定数を1ずつ削減する内容。維新はかねて議員定数の「2割削減」を主張してきており、2011年当時の定数86から、今回の削減案で約2割の削減となる。

 削減幅や対象区は、公職選挙法といった関係法令などに沿って計算したもの。選挙区間のいわゆる「一票の格差」が、司法が衆院選について「違憲状態」などと判断する目安の2倍にならないよう調整したといい、約1・54倍となる今回の案に落ち着いた。

 複数の議会関係者によると、維新は当初、削減幅を12とすることも検討したが、格差が1・9倍ほどになることと、12選挙区目となる大正区は1減すると、当選市議が1人だけの「1人区」となってしまうため見送った。住民に身近な基礎自治体では、多様な民意を反映させるため、複数の議員が選ばれるべきだとの判断だという。

 朝日新聞の試算によると、議員1人当たりの市民の数は、削減前は約3万4千人だったのが、今回の削減で同3万9千人となる。議員1人がカバーしなければならない市民の数が5千人増える計算で、全国の政令指定都市のなかでは、同4万4千人の横浜市に次ぐ2番目の多さとなる。

 条例改正案は、市議会閉会日の9日に各会派間での再協議を経て本会議に提出され、その日のうちに採決される予定。他会派による意見を受けて微修正が加わることも予想されるが、維新の賛成多数で可決される見通しだ。新たな定数は、4年後の次回市議選から適用される。(菅原普、原田達矢)

■維新が定数削減を提案した大阪市の11選挙区

【定数6→5】平野

【定数5→4】東淀川、城東、住吉

【定数4→3】北、生野、住之江、東住吉

【定数3→2】西淀川、東成、旭

朝日新聞社

7793OS5:2023/06/02(金) 17:54:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/614228358b11a205b68b712491cdf2d7d6d3180f
維新市政への評価が争点 堺市長選4日投開票 投票率の動向も注目
6/2(金) 17:18配信

毎日新聞
堺市長選の期日前投票をする有権者=同市堺区の同市役所で2023年6月2日午後2時56分、藤河匠撮影

 任期満了に伴う堺市長選は4日、投開票される。再選を目指す大阪維新の会の現職、永藤英機氏(46)と2度目の挑戦となる無所属新人の元市議、野村友昭氏(49)の一騎打ち。過去3回の市長選と同様、維新対非維新の構図で、2019年の前回選で初めて市長ポストを得た“維新市政”への評価が争点となっている。大阪都構想への参加の是非が問われた13年は50・69%まで上昇した投票率の動向も注目される。

 永藤氏は21年2月、「恒常的な収支不足で30年度には基金残高が底を突く」との見通しを示して「堺市財政危機宣言」を発表。2年後の23年1月末に解除した。選挙戦では「就任当初は毎年数十億円の赤字が見込まれたが、全ての事業を見直し、危機的状況から脱却できる見込みが立った」と実績をアピール。市長報酬30%カットを継続し、退職金も受け取らない方針だ。2期目の公約には、小学校給食の無償化や中学校給食の選択制から全員制への移行、大阪府・市との連携による地域活性化などを掲げた。

 野村氏は現市政の事業見直しや補助金の削減について「市民の身を切る改革で暮らしはよくならない」と指摘、「永藤氏が財政赤字を強調するのは政治的パフォーマンスだ」と反論する。積極財政による市独自の給付型奨学金の創設や氷河期世代の支援、65歳以上の市民が路線バスなどを1回100円で利用できる「おでかけ応援制度」の拡充などを掲げ、「誰一人取り残さない社会を」と訴える。市長報酬は50%カットし、成果に連動した給与制度の導入を提案。大阪都構想には断固反対の姿勢を貫く。

 永藤氏には大阪維新の吉村洋文代表や馬場伸幸副代表ら党幹部が応援に駆け付け、300人以上の党所属議員を動員して組織戦を展開する。野村氏はどの政党にも公認や推薦を依頼せず、「市民派」を標ぼう。立憲民主党府連や自民党の市議有志らが陣営を支え、共産党府委員会も自主的に支援する。公明党は自主投票。

 投票率は過去最高が1951年の86・8%、最低が05年の32・39%。前回(19年)、前々回(17年)と40%台が続いた。【藤河匠】

7794OS5:2023/06/05(月) 11:29:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/efe4e24787bb9a82ac66ec2f79a7f13d1bec4553
維新、堺市長も堅持 4回目「対非維新」 現職の永藤英機氏再選
6/4(日) 20:25配信



毎日新聞
堺市長選で当選確実となり、右手を突き上げる永藤英機氏(中央)=堺市堺区で2023年6月4日午後8時16分、長谷川直亮撮影

 任期満了に伴う堺市長選は4日投開票され、大阪維新の会の現職、永藤英機氏(46)が無所属新人の元市議、野村友昭氏(49)を破り、再選を確実にした。選挙戦では“維新市政”の評価が問われたが、維新は4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選に続き、堺市長のポストも堅持した。


 当選確実の一報を受けて支援者の前に姿を見せた永藤氏は「これからの4年間、より多くの皆様に『堺は本当に良くなった、将来にも夢と希望が持てる』と感じていただけるよう、引き続き全身全霊で臨んでまいります」と語った。

 「維新対非維新」の構図は大阪都構想への参加の是非が争点となった2013年以来4回目。13、17年は都構想反対を掲げた非維新候補が勝利、前市長が不祥事で辞職した19年は永藤氏と野村氏の接戦となり、両氏の得票差は約1万4000票だった。

 永藤氏は持続可能な財政運営や大阪府・市との連携を掲げ、「堺を過去に戻してはいけない。改革と成長を原資に住民サービスを拡充していく」と訴えた。告示日や週末には大阪維新の吉村洋文代表や馬場伸幸副代表も来援。統一地方選を経て府下300人超となった党所属の首長や地方議員らと総力戦を展開した。党所属府議(3日付で除名)による女性議員へのパワハラ・セクハラ行為など不祥事の影響も懸念されたが、着実に支持を固めた。

 野村氏は前回同様、政党に公認や推薦を求めず、「完全無所属」をアピール。自民党や立憲民主党の市議有志らが中核となり、共産党の自主支援も受けて非維新勢力の結集を図った。だが、統一選で大敗した自民府連が党の直轄で立て直しに追われるなど足並みがそろわず、支持を広げられなかった。【藤河匠、斉藤朋恵】

7795OS5:2023/06/05(月) 11:55:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/4935a7d87b7edd70c8ea08d829223bc23f00502c
少数会派に不利? 維新の大幅定数削減案 幹部「党利のためじゃない」
6/2(金) 18:00配信

朝日新聞デジタル
記者会見で議員定数削減の条例改正案に反対の意見表明をした共産市議団の山中智子団長(左)ら=2023年6月2日、大阪市役所、原田達矢撮影

 地域政党・大阪維新の会の大阪市議団が2日、大阪市議会の定数を11減らす、大幅削減の条例改正案を他会派に提案した。


 議会の定数削減は、議席の少ない少数会派ほど影響が大きく、多様な民意を議会に反映しづらくなるとの指摘が根強い。今回の維新の削減案は、議会の公での議論が計2日のみの見通しであることにも批判がある。

 11選挙区の定数減を、各選挙区で最下位当選した会派の議席が削減されると想定して、直近の選挙結果と会派構成にあてはめると、自民系(自民・市民クラブ、自民くらし)は15人のうち4人(全体の27%)、公明は18人のうち4人(同22%)、大阪維新の会は46人のうち3人(同7%)の議席を失うことになる。

 維新は1割にも満たないが、他会派にとっては2割〜3割ほどの議席が削減される計算だ。維新の議席占有率も、現在の81議席中46議席(57%)から、70議席中43議席(61%)に増加。実際には新たに選挙が実施されるため計算通りになるとは限らないが、少数会派ほど不利な影響が予想される。

 維新幹部は「それは結果論。(対象選挙区などの)算出は総務省のルール通りにやっている。維新の党利のため、ということは決してない」と話す。

朝日新聞社

7796OS5:2023/06/05(月) 21:26:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae56c768ddc98fad9e022b6a82a7f3c3f9fcdd9「大阪ダブル選」の勢い続く、堺市長選も維新の勝利…議員ら300人動員「活動量で圧倒」
6/5(月) 17:09配信

読売新聞オンライン
支持者と握手を交わして喜ぶ永藤さん(4日午後8時23分、堺市堺区で)=前田尚紀撮影

 地域政党・大阪維新の会が4年前の前回選に続き連勝した堺市長選。4月の大阪府知事・大阪市長の「大阪ダブル選」に続き、「維新VS非維新」の構図で争われたが、ダブル選で完勝した維新が勢いを維持する結果となった。


 再選が確実となった維新現職の永藤英機さん(46)は4日夜、堺市内の事務所で「将来に夢と希望が持てると感じてもらえるよう、全身全霊で臨む」と語った。

 大阪第2の都市・堺は、他都市と比べ非維新が強い地域とされ、過去3回の市長選で、維新は1勝2敗と負け越していた。日本維新の会を含め、統一地方選で365人の新人が誕生して全国で躍進する中、堺市議選は2019年前回選と同じ18議席だった。

 先月には維新府議団前代表による同僚女性へのハラスメント行為が発覚。党は対応に追われ、今月3日付で除名処分としたが、選挙戦への影響が懸念された。

 こうした事情もあり、維新は挙党態勢で臨んだ。府内の議員や首長計約300人を市内7区にそれぞれ27〜52人配置。投開票日までに1人計12時間以上の駅立ちや住宅地でのビラ配りなどの応援ノルマを課した。

 加えて、吉村洋文代表(大阪府知事)や地元の日本維新の馬場伸幸代表ら党首級がマイクを握った。党幹部は「非維新が強い堺で、活動量で圧倒できた。統一選に続く勝利は、衆院選の弾みになる」と語る。

 一方、無所属新人の野村友昭さん(49)は、政党に推薦を求めず、非維新の結集を目指す「チーム堺」を掲げたが、2連敗となった。

 一部の自民党堺市議のほか、立憲民主党と共産党の自主的支援を受け、非維新支持層の取り込みを図る戦略だった。しかし、野村さんの応援に回った堺市議は15人程度。維新のような組織戦を展開できなかった。

 市長選の日程を決める過程の議論も影響した。

 統一選臨時特例法に基づき、今回の市長選は、4月の大阪府知事・大阪市長の「大阪ダブル選」と同日実施が可能となり、維新は選挙経費を1億1000万円節約できるとして、ダブル選との同日選を主張。これに対し、維新以外の自民、立民、公明各党が推薦した選管委員は反対し、単独実施が決まった。
 維新側は街頭などでこうした経緯に触れ、「自民や立民のせいで、税金を余分に使った」と野村さんの陣営を繰り返し批判した。

 野村さんを支援した市議は「『非維新』だけで結集しても有権者の共感は得られない」と敗因を語った。

自民は不戦敗…「府連再建は道半ば」
 自民党大阪府連は「不戦敗」に終わった。2021年衆院選や4月のダブル選での敗北を受け、党本部が府連の再建に向け「大阪自民党刷新本部」を5月に発足させたばかりで、静観せざるを得なかったためだ。

 自民府連は21年衆院選で、府内15小選挙区で日本維新の会に全敗。ダブル選には独自候補を擁立できず、自主的に支援した非維新候補は敗れ、府議選と大阪市議選でも大敗している。

 野村さんは元自民堺市議だが、党は支援を見送った。府連幹部は「府連の再建は道半ばで、堺で戦う力がなかった」と語った。

7797OS5:2023/06/06(火) 08:56:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6649ddb7455b7a6756722358d47a40f7b9258d5
収支報告を未提出の維新・橋本府議が離党届
6/5(月) 20:40配信
政治資金収支報告書を2年連続で期限内に未提出だった地域政党「大阪維新の会」の橋本和昌大阪府議(56)が5日、離党届を提出したことが分かった。同日、橋本氏が産経新聞の取材に明らかにした。

橋本氏は「責任の所在を明確にする。申し訳なかった」と述べた。

橋本氏は令和元年にも4年連続で後援会の収支報告書を提出していなかったことが発覚し、一時離党。2年8月に復党していた。維新から3日付で離党勧告を受けた。

7798OS5:2023/06/07(水) 18:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5be4b35e5fcb1971d431d9bd5b2591f255dd793
共産が兵庫・南あわじ市議を除籍「除名党員の主張に同調」
6/7(水) 11:48配信
共産党の小池晃書記局長は6日の記者会見で、党淡路地区委員会が兵庫県南あわじ市議の蛭子智彦氏を除籍したと発表した。「除名された元党員などの主張に同調し、そうした主張をSNS(交流サイト)に投稿した。その後、会派を離脱して離党表明をした。そういう行為は地区委員にふさわしくない」と述べた。

【グラフでみる】共産党の党員数・「赤旗部数」

蛭子氏は自身のツイッターで「志位(和夫)委員長の長期のトップ在任に異議を持っている」などと発信していた。共産は今年に入り、党首公選制導入などを訴えた2人の党員に除名処分を下している。

7799OS5:2023/06/07(水) 21:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b209d56f9dab4e5cf5ef66ed4eb074b7ddcb9e
維新の京都府議ら3人、党員資格停止 収支報告書を期限内に提出せず
6/7(水) 12:37配信
産経新聞
日本維新の会の京都府議2人がそれぞれ関係する政治団体が、複数年にわたって政治資金収支報告書を期限内に京都府選挙管理委員会に提出していなかったことが7日、分かった。これまでに久保田正紀京都市議(43)の収支報告書未提出が判明しており、党府総支部は6日付で計3人を3〜6カ月の党員資格停止処分とした。

府議2人は、上倉淑敬(かみくら・きよゆき)氏(47)と西條利洋氏(34)。上倉氏は党府総支部の幹事長で、6日に幹事長の辞任届を提出し、受理された。

上倉氏側は平成30年と令和元年の報告書を、西條氏側は京都府長岡京市議を務めていた元年と2年、4年の3年分を、いずれも期限までに提出していなかった。党府総支部が久保田氏の問題を受け、府内の所属議員を調査していた。

産経新聞の取材に上倉氏は「提出を失念していた。議員として明確にしなければならない報告書を未提出にしていた責任を重く受け止めている」と話した。

党府総支部代表の堀場幸子衆院議員は「報告書を期限内に提出するのは当然で、議員に厳しい目が向けられる事態だ。大変重く受け止めており、しっかり指導していきたい」と述べた。

7800OS5:2023/06/07(水) 22:26:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c23129108855b2d5228911b78608684d260b153
共産党が兵庫・南あわじ市議の蛭子氏を除籍 「党内民主主義は終わっている」などと発信
6/7(水) 22:00配信



神戸新聞NEXT

 共産党に属していた兵庫県南あわじ市議の蛭子智彦氏(65)を、同党淡路地区委員会が除籍したことが7日までに分かった。除籍は2日付。党兵庫県委員会も3日に承認した。蛭子氏は交流サイト(SNS)で「党の閉鎖的で独善的なイメージを打ち破るには綱領を大きく変え、地道に活動するしかない」「党内民主主義は終わっている」などと発信していた。


 共産党は今年に入り、党首公選制の導入などを求めた別の党員2人を相次いで除名処分にしている。

 蛭子氏は5期目で、市議会の副議長を務めている。これまでの選挙は共産党公認で当選した。4月には別の共産市議との2人会派を解散し、5月下旬に自ら離党届を提出。その後、無所属で「市民の会」という1人会派を立ち上げている。

 党淡路地区委員会は市議も辞職するよう勧告したが、蛭子氏は「課題の残る地域のためにも辞めるわけにはいかない」としている。(西竹唯太朗)

7801OS5:2023/06/10(土) 09:25:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/966c60da01cd230e2fa9dc068796a4d1370ce300
大阪市議会、定数11削減案可決 維新主導で審議は実質1日
6/9(金) 21:11配信


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毎日新聞
大阪市議会の本会議で議員定数を削減する条例改正案が大阪維新の会などの賛成多数で可決された=2023年6月9日午後4時23分、野田樹撮影

 大阪市議会は9日、議員定数を現行の81から11削減し、70とする条例改正案を賛成多数で可決した。4月の統一地方選で単独過半数を得た大阪維新の会の主導で、公明党、自民党・市民クラブの3会派が共同提案し、即日採決した。戦後初の市議選が行われた1947年以降で最大の削減数となったが、公開での実質的な審議はわずか1日のみだった。2027年の市議選から適用される。

 全24選挙区(定数2〜6)のうち、平野▽東淀川▽城東▽住吉▽北▽生野▽住之江▽東住吉▽西淀川▽東成▽旭――の11選挙区で、いずれも定数を1ずつ減らす。維新によると、20年の国勢調査の人口を基に、定数1の「1人区」をつくらず、「1票の格差」を極力小さくする条件でとりまとめたといい、自民・市民クラブの提案で25年の国勢調査を受けて必要な見直しを行うとの付則を付けた。今回の削減で、議員1人当たりの人口は現状の3万3980人から3万9320人に、1票の格差は最大1・451倍から同1・544倍となる。

 維新の高見亮議員はこの日の本会議で、「統一選のマニフェストに掲げ、市民から一定の負託を受けた以上、速やかに実行していきたい」と提案理由を説明。「市政は市民の税金を無駄にしない効率的な行政の実現にまい進してきた。議会も同様の努力をするのは当然だ」と定数削減の必要性を強調した。

 他の自民系会派の一部と共産党は反対した。無所属の立場で反対討論した武直樹議員は「多様な声が届きにくくなり、住民のチェック機能が弱くなる。『身を切る改革』というなら、議員報酬削減で実現すべきだ」と指摘した。共産の山中智子団長は「『減らせばいい』と言わんばかりの削減は、議会制民主主義の重大な後退を招く。極めて拙速で乱暴だ」と批判した。

 市役所前では採決に先立ち、複数の市民団体が抗議の声を上げた。同市東住吉区の会社員、渡辺美里さん(35)は取材に「市民にメリット、デメリットを説明する双方向の対話の場を設け、熟議すべきだ」と話した。【野田樹、石川将来】

7802OS5:2023/06/10(土) 09:33:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88464563801c26d0a43c36a01e28c37ef0a7c2c
維新の『議員定数削減』次々実現 他党関係者は「勝てないので賛成せざるを得ない…」
6/9(金) 17:50配信
 6月9日、大阪市議会が議員定数の削減を決めました。

 (維新大阪市議団 高見亮幹事長代行 6月9日の大阪市議会)
 「この70という定数で日本一の議会をつくることは十分可能であると考えております」

 6月9日の大阪市議会で話し合われた議員定数の削減案。これまで「身を切る改革」として議員定数削減を進めてきた維新。過去には他党が猛反発することもありましたが、大阪府議会・大阪市議会ともに削減を進めてきました。

 【大阪府議会の定数】
 2015年:109→88
 2023年:88→79

 【大阪市議会の定数】
 2019年:86→83
 2023年:83→81

 そして今回は大阪市議会の定数を81から11削減して70にする案です。11の選挙区(東淀川区・西淀川区・北区・旭区・城東区・東成区・生野区・東住吉区・住吉区・平野区・住之江区)でそれぞれ1議席ずつ削減されます。仮に前回の選挙に当てはめてみると、維新3人・公明党4人・自民党2人・無所属2人が落選となった可能性があるということになります。

 定数が減ることになる旭区で街の人に聞きました。

 (70代の旭区民)
 「やってみんことにはわからへんな。(Q声が届きづらくなる?)今までもそんな届いたことはないわな。何かにつけても」

 (80代の旭区民)
 「少数精鋭でもいいんちゃうの。それだけの実力のある人を選べばいいんやろ」

 (40代の旭区民)
 「多くいてほしいですけどね。旭区の区民の民意を反映してほしいですからね」

 『議員定数の2割削減』を掲げてきた維新。定数が減ることで1年間で2億円あまりの無駄が削減されると主張します。

 (維新大阪市議団 岡崎太幹事長 5月16日)
 「議員がまず率先してその姿勢を示すことによって、市民理解を深めるとともに、市役所を動かしていく場合にもその覚悟を示すと」

 定数削減について自民党は次のように話します。

 (自民党大阪市議団 前田和彦幹事長 6月8日)
 「やっぱり選挙の結果というのは受け止めないといけない。市民の方々がそういうことをやっぱり求められていらっしゃる声、この声があることは事実なので」

 自民党は、1票の格差の是正のため最新の国勢調査で定数を見直すことを条件に、改正案に賛成しました。ある自民党関係者は「今は何をしても維新には勝てないので賛成せざるを得ない。議論をすることが自民の言い訳に見えてしまう」と話します。

 また公明党も賛成して、維新・自民・公明の共同提案となりました。

 一方で6月9日の大阪市役所前では「行政のチェック機能が果たせなくなる」と反対デモが行われていました。

 (共産党大阪市議団 山中智子団長 6月9日)
 「一番大事な市民とのパイプをどんどん切っているわけですから。それは身を切っているのではなくて、やっぱり市民の声を切っている」

 そして削減案は維新・自民・公明の賛成多数で可決されました。4年後の大阪市議選から適用される予定です。

MBSニュース

7803OS5:2023/06/11(日) 11:32:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b44093d38e7dc7ca521b80afc7a6bf0feee0c52
京都市議会で躍進の維新、会派室「明け渡し」要求を断念 改修費用最小限に
6/11(日) 10:32配信

京都新聞
京都市役所(京都市中京区)

 京都市議会では所属議員数によって各会派の執務室「会派室」の面積を決める慣例があり、市議選の結果に応じて多額の税金を投じて改修を繰り返してきた。今回も第2会派になった維新・京都・国民が、第3会派に転落した共産党に会派室の「明け渡し」を求めるなど水面下の協議が行われたが、最終的に要求を断念し、費用は最小限にとどまる見通しとなった。背景には市の財政難がある。



■共産は半世紀ぶりの第3会派に

 市議会では自民党が第1会派、共産が第2会派という状況が50年以上にわたって続き、本庁舎2階の議会棟を大規模改修した1999年以降、議場の西側に自民、東側に共産の会派室を配置している。2021年の本庁舎改修でも配置は変わらなかった。

 しかし、今回の市議選で自民は19議席を獲得して第1党を堅持したものの、共産は4減の14議席にとどまり、一方の日本維新の会は10議席に躍進。その後、維新が地域政党京都党と国民民主党と合同会派を組んで18議席となったため、共産は52年ぶりに第3会派に後退した。

■財政難の中「市民理解得られない」

 関係条例や内規では会派室の大きさや場所に関する規定はないが、議員数に応じて会派室の広さを決める慣例がある。維新・京都・国民はこの慣例や第2会派に躍進したことを理由に、共産会派室への引っ越しを要求したが、共産は「面積が減るのは仕方ないが、部屋を移る理由がない」と難色を示した。

 維新・京都・国民が共産会派室へ移ると、共産は次に広い部屋を持つ公明党室に「玉突き」で移動し、公明も別の部屋への移動を余儀なくされる。会派室の改修も必要になり、市会事務局の試算で費用は2千万円を超えることが判明した。

 これを受け、各会派間で調整した結果、維新・京都・国民は引っ越しを断念し、共産の分室を譲り受けることで合意。共産は市会図書室の倉庫に分室を置くことになった。ある維新市議は「市議選で市の財政運営を批判し、身を切る改革を訴えた以上、改修に多額の費用をかけるのは市民理解が得られない」と理由を明かした。

■新人市議からは冷ややかな声も

 市議会では市議選後の会派構成の変化に応じて会派室の大きさを変える改修を行ってきた。議員数に応じた会派室の広さを厳密に守るため、大規模改修した1999年以降も毎回数千万円の改修費をかけ、2007年選挙後の改修費は約5300万円に上った。

 今回の配置では維新・京都・国民と共産、公明は会派室の面積が計算上の割り当て分より少なくなったが、市会事務局の山田聡局長は「厳しい財政状況の中、割当面積に一定の差が生じたとしても、できるだけ経費をかけない方法を検討した。従来の枠にとらわれない配置案ができた」と話した。一方、新人市議からは「部屋がどこがいいとか言うこと自体がナンセンス。市民目線で考えたら今のままで十分」と冷ややかな声も上がっている。

7804OS5:2023/06/21(水) 18:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8f9e23a6c92081750f39d79266b2702a1445e1c
「不信感そのもの」「あんた考えが足らん」 維新町長らが町議を“つるし上げ音声”入手 ハラスメント被害を党に申告
6/21(水) 16:12配信
 日本維新の会大阪府熊取町支部支部長の藤原敏司熊取町長(70)や支部役員から、威圧的な言動を受け、議会活動に支障を来しているなどとして、大阪維新の会の熊取町議が党本部に対し、ハラスメント被害を申告していることが、「 週刊文春 」の取材でわかった。また、藤原町長らが町議に対し、「不信感そのものですわ」「あんた考えが足らんわ」などと強く離党を迫る音声データも入手した。


 大阪維新の会は、「週刊文春」5月18日発売号や5月25日発売号などで報じた笹川理前府議団代表(除名処分)による女性議員へのセクハラ問題を受け、全所属議員を対象にしたハラスメント被害の調査を実施してきた。「週刊文春」6月15日発売号では、女性府議が党の調査に、吉村洋文知事らのSPを務めてきた日本維新の会交野市支部の高石康幹事長によるハラスメント被害を申告していた旨を報道。大阪維新の会幹事長の横山英幸大阪市長は6月16日の記者会見で、ハラスメント調査の結果、被害の申告が14件あったことを明らかにし、「大変重く受け止める」などと述べた。

約2時間に及ぶ圧迫会議で身体精神に影響
 横山氏の会見から3日後の6月19日付で、党本部に藤原氏からのハラスメント被害を申告したのは、熊取町支部副支部長の田中豊一熊取町議(69)。今年4月の統一地方選ではトップで2期目の当選を果たした人物だ。

 一方、藤原氏は熊取町議を2期務めた後、2011年4月の大阪府議選で初当選。大阪維新の会の初期メンバーとして活動し、2016年に熊取町長に転じた。現在、2期目。党首長団の一員だ。

「週刊文春」は、田中氏が提出した〈熊取町支部長(及び藤原敏司町長)及び熊取町支部役員からのハラスメント報告〉と題した文書を入手。そこには、〈「大阪維新の会を離党せよ」「議会会派をやめよ。」「支部役員をやめよ。」と幹事会で支部長及び支部幹事から詰問され自らその要求に答えよと約2時間の圧迫会議があり、その結果、身体精神に影響を及ぼし、議会活動、政党活動、議会会派活動もに(ママ)支障をきたしている〉などと記されていた。

田中氏が町長の座を狙っていると敵視し、嫌がらせ
〈ハラスメント報告〉文書によれば、発端は、田中氏が6月4日、熊取町支部の総会で出した緊急動議だったという。

「田中氏が来年1月に予定される町長選に向け、予備選で候補者を決めるべきという提案を行ったのです。ただ、採決の結果、動議は否決された。すると、3選を目指す藤原氏は田中氏が町長の座を狙っていると敵視し、嫌がらせを始めました。他の町議に命じ、議員控室をパーテーションで区切り、田中氏を孤立させたのです」(支部関係者)

 そして急遽開催されたのが、6月11日の支部幹事会だ。藤原氏は進行を妨げられないよう、府議らに「友好関係を崩したくないなら出席を辞退するように」と厳命。自身の後援会メンバーが大半を占める支部幹事に出席者を絞った。

「もう不信感そのものですわ」
「週刊文春」はこの幹事会の音声データを入手。藤原氏は繰り返し田中氏への不満を述べたうえで、会議中盤では次のように語っていた。

7805OS5:2023/06/21(水) 18:10:40
「もう不信感そのものですわ。で、一言も、町議会選挙でこんなこと言われました、あんなこと言われました、というのが、一言もないんですよ」

 さらに、藤原氏と近い幹事らが田中氏に執拗に離党を迫る様子も記録されている。幹事の一人が「あんた自ら離党するべき」と矛先を向けると、別の幹事も「田中さん、あんた考えが足らんわ。全然反省の色がないですわ」と批判を重ねていた。 

 田中氏への“つるし上げ”は約2時間に及び、藤原氏は最後にこう語った。

「僕は決(議)をとって、除名という人の話も聞いてます。田中さんにとって、それはごっつ不名誉な話ですよ。だから自ら決断して、ちょっと離れますと」

 離党しなければ、除名処分にすることを強く示唆する発言だ。だが、田中氏はこれに応じず、除名決議が取られた。ただ、除名は支部ではなく、党本部が判断するものとされている。藤原氏はその後、大阪維新の横山英幸幹事長に除名を要請したものの、「正当な理由がない。パワハラであり得ない」と却下されたという。

 田中氏に尋ねると、次のように回答した。

「(ハラスメントは)事実です。ハラスメントを申告する文書も6月19日付で党本部に提出した」

 藤原氏にも事実確認を求めた。

「ちょっと一定期間置かんとあかんやろう」
――「心がズタズタにされた」として離党を求めた?

「私の気持ち的にはちょっと裏切られたような。だからそんなふうにね、僕も発言してしもうたんやけど」

――除名を党本部に要請したら、横山幹事長は「パワハラだ」と却下した?

「はい。『そういう方法もあるんですかね?』と問い合わせした。パワハラっていうんですかね。まぁ色んな意味合いもあったとは」

――議員控室で孤立させるように指示したと?

「信頼関係を損なった中で、ちょっと一定期間置かんとあかんやろうと、そんなことを言うたのかも」

――ハラスメントでは?

「自衛隊の例あげるの間違うてるかもしれないが、信頼関係を置く隣の人に鉄砲で撃たれたようなもん。パワハラって書くんやったら書けるかもわからへんけど。そらちょっと憤慨したこともありますよ、実際」

 大阪維新の会に事実確認を求めたところ、次のように回答した。

「大阪維新の会、日本維新の会大阪府総支部においては現在ハラスメントの調査を行っております。申請事案に関しては現在聞き取りの上対応を進めているところであり、その内容を含めてお伝えすることはかないません。ハラスメントの有無など申告があった場合は聞き取りの上、必要な措置を講じてまいります」

 大阪維新の会のハラスメント問題を巡っては、これまで対応の遅れなどが度々指摘されてきた。党代表の吉村氏がハラスメントの根絶を掲げる中、今回新たに申告されたハラスメント被害についてどのような対応を取るのか、注目される。

 6月21日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および6月22日(木)発売の「週刊文春」では、藤原町長らによるハラスメント問題のほか、高石氏からのハラスメント被害を訴えた女性府議への“口封じ”、笹川氏からセクハラ被害などを受けた女性市議の新たな反論などについても取り上げている。また、「週刊文春 電子版」では、熊取町支部幹事会における藤原町長らの“つるし上げ音声”を公開している。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年6月29日号

7806OS5:2023/06/22(木) 13:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/06a85e69841d85a18991129817b9c4e777afabd0
兵庫県内首長で最高齢、共産党籍の市川町長が退任へ 岩見氏「次の町長に任せる」
6/22(木) 12:05配信

神戸新聞NEXT
岩見武三氏

 兵庫県市川町の岩見武三町長(82)は22日午前、任期満了に伴う同町長選(8月1日告示、同6日投開票)に立候補せず、2期で退任する意向を表明した。岩見氏は県内首長で最高齢で、唯一、共産党籍を持つ。


 22日の町議会本会議で「公約はほぼ実現できた。次の町長に任せるべきだと考えた」と述べた。

 岩見氏は中学校教員を経て2011年の市川町議選に同党公認で当選。15年の同町長選には無所属で立候補して初当選し、19年に再選された。

 同町長選では、元同町議で自動車部品製造会社社長の津田義和氏(70)が無所属で立候補する意向を固めている。ほかに立候補を目指す動きもある。

7807OS5:2023/06/25(日) 09:06:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/abf4c586550e006a23439e1216a16ebc1dd030b3
自民奈良県連、高市会長の続投決定 本人は辞意表明も
6/24(土) 19:42配信

産経新聞
高市早苗経済安全保障相(岩崎叶汰撮影)

自民党奈良県連は24日、今春の統一地方選を総括する総務会を開き、県連会長の高市早苗経済安全保障担当相の続投方針を決めた。高市氏は冒頭、統一選前半で行われた奈良県知事選で日本維新の会候補が当選したことの責任を取るとして辞任を申し出たが、委員の大半が続投を支持した。

知事選では、高市氏が一任を取り付け、総務相時代に自身の秘書官だった新人の県連推薦を決定した。だが、党重鎮や一部県議が現職を支持し、党本部が態度を決めないまま選挙戦に突入。隙をつく形で維新公認の山下真氏が戦いを制し、維新が大阪以外で初の知事ポストを獲得した。

県連幹部によると、会議の冒頭、高市氏から「責任を取って職を辞したい」と申し出があったが、「県連の一本化に向けて頑張ってもらいたい」などの意見があり、挙手で採決した結果、出席した委員約30人のほぼ全員が賛成したという。県連幹事長の井岡正徳県議は「国政選挙や市町村長選挙も控えている。高市会長に先頭を切ってもらいたい」と話した。

高市氏は昨年9月25日に2年間の任期で県連会長に就任していた。

7808OS5:2023/07/10(月) 20:21:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c8da64193a4fdd8082c1067ba58d584bf426a61
京都・和束町長、車にはねられ死亡 出張先の北海道で、運転手逮捕
6/30(金) 18:01配信


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時事通信
 京都府和束町の堀忠雄町長(78)が出張先の北海道中標津町で29日夜、車にはねられ死亡していたことが30日、道警中標津署への取材で分かった。

 
 同署は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、自称会社員川村昌樹容疑者(45)=同町=を現行犯逮捕した。「歩行者とぶつかる事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めているという。

 同署によると、事故は29日午後10時50分ごろ、中標津町の道道で発生。堀町長は信号のない道路を横断中、川村容疑者が運転する普通乗用車にはねられたとみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。

7809OS5:2023/07/10(月) 20:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe97b5dc1cfe1de2837ac191e3ed04182f98c968
維新に対抗「大阪都構想反対」で先頭立った北野妙子氏、政治活動引退「これで一区切り」
7/7(金) 12:27配信


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読売新聞オンライン
北野妙子氏

 前大阪市議で、大阪維新の会の看板政策「大阪都構想」への反対運動で先頭に立った北野妙子氏(63)が6日、読売新聞の取材に対し、「今後選挙で出馬したり、誰かを応援したりすることは一切ない」と述べ、政治活動を引退したことを明らかにした。

 北野氏によると、3日に市内で後援会の会合を開き、約200人の出席者を前に約20年間の政治活動を振り返り、感謝を伝えた。北野氏は「これで一区切り」と、会合で政治活動を終えたとの考えを述べた。

 北野氏は大阪市議を5期務め、都構想の賛否を問う2度目の住民投票が2020年に実施された際は、自民党市議団幹事長として、反対運動の先頭に立った。今春の大阪市長選には、維新に対抗する勢力の結集を目指した政治団体「アップデートおおさか」の擁立を受けて無所属で立候補したが、落選した。

7810OS5:2023/07/17(月) 16:49:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/aeefeaed141468f40f1f035078de7181b31ed0f8
三田市長選告示 現職と3新人の争いに 市民病院の再編統合やニュータウン再生が争点
7/16(日) 17:13配信
神戸新聞NEXT
三田市役所=三田市三輪2

 任期満了に伴う兵庫県三田市長選は16日告示され、3選を目指す現職の森哲男氏(71)=自民、立民、公明、国民推薦=と、いずれも新人で元市議の長谷川美樹氏(72)=共産推薦、元銀行員の田村克也氏(57)、元市議の多宮健二氏(53)の4人が無所属で立候補を届け出た。投開票は23日。


 4人による争いは、前々回の2015年以来。三田市民病院と済生会兵庫県病院(神戸市北区)の再編統合やニュータウンの再生、人口減少対策などを争点に論戦を展開する。

 森氏は2期8年の実績をアピールし、病院再編の必要性を訴える。長谷川氏は病院を現在の場所に残し、機能を充実させるとする。田村氏は病院の神戸移転を白紙撤回し、市民との対話を重視すると強調。多宮氏は人口減対策として、子ども医療費無償化を掲げる。

 市議補選(欠員2)も同日告示され、自民元職の三谷禎勇氏(36)、無所属新人の那須俊男氏(57)、無所属元職の関口正人氏(65)、維新新人の福本愛氏(34)の4人が立候補を届けた。(橋本 薫)

7811OS5:2023/07/18(火) 22:56:10

1031 :OS5 :2023/07/18(火) 22:55:25
東徹  2019年大阪選挙区当選 いまのところ補欠選行われない
梅村聡 2019年比例当選    藤巻健史(元職)が繰上げになる

https://news.yahoo.co.jp/articles/e02dd4b07461dcbadf64e1f102fba8c0088b5d46

衆院選への維新予備選、7人が届け出 公明現職いる大阪4小選挙区
7/18(火) 20:03配信

朝日新聞デジタル
日本維新の会の党内予備選で、立候補届を出す各陣営の関係者たち(手前)=2023年7月18日午前11時14分、大阪市中央区島之内1丁目、吉川喬撮影

 日本維新の会は、公明党の現職衆院議員がいる大阪府内の4小選挙区について、次期衆院選の立候補予定者となる選挙区支部長を決める党内の予備選を始め、同党所属の国会議員や地方議員ら計7人が18日、党本部で立候補を届け出た。8月末までに4小選挙区の支部長を順次決定する。

 予備選の対象は大阪3、5、6、16区。立候補届を出したのは、3区が東徹参院議員▽5区が梅村聡参院議員、藤田暁大阪市議▽6区が西田薫府議、徳村聡府議▽16区が伊良原勉府議、黒田征樹堺市議(いずれも届け出順)。3区は東氏が無投票で選ばれた。

 予備選では、各小選挙区の特別党員と一般党員が郵便などによる投票を行う。16区は7月31日告示、8月9日開票。5、6区は同22日に告示され同31日に開票される。開票日に選挙区支部長が即日決定する。

 維新はこれまで、公明から大阪都構想への協力を得るため、公明現職のいる府内4小選挙区と兵庫2、8区の関西6小選挙区への擁立を見送ってきた。だが、4月の府議選と大阪市議選で過半数を獲得し、方針転換を表明していた。(吉川喬)

7812OS5:2023/07/20(木) 08:00:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/8226c8b9879fa4de296efccca2ebdd01855d485b
〈うちの父って反社〉〈連れ去ると言っており〉LINE入手 維新新人イケメン市議が未払い被害告発の下請け業者を脅迫か
7/20(木) 7:12配信


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文春オンライン
「居酒屋の分は支払っているから土下座しろ」維新新人市議が下請け業者と工事未払いトラブル 「訴えるで」LINE入手 から続く

【画像】“脅迫LINE”を送っていた「維新新人イケメン市議」の森健人氏

「日本維新の会」の西宮市議で、リノベーションなどを手掛ける不動産関連会社「リノメゾン」代表取締役の森健人氏(32)が、工事費の支払いを巡り、〈うちの父って反社みたいな人間なので〉などと下請け業者への脅迫が疑われるLINEを送っていたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。森氏が送ったLINEを入手した。

 森氏は同志社大学を卒業後、サイバーエージェント勤務などを経て、2021年にリノメゾンを起業。維新政治塾にも通い、2023年4月の統一地方選で初当選した。「“イケメン議員”として、党も期待を寄せている」(維新関係者)という。

“イケメン議員”が「週刊文春」の報道後に送ったLINE
「週刊文春」は 7月6日発売号 で、森氏に対し、下請け業者のA氏やB氏から工事費の未払い被害を訴える声が上がっている実態などを報道。森氏はA氏やB氏とは認識の差があるとしつつ、「飛ぶつもりはない」などと話し、未払い分を支払う意向があるとしていた。

 さらに、 7月13日発売号 では、自らは宅地建物取引業免許を所有していないにもかかわらず、会社のホームページに別会社の宅建業免許番号を記載していたとして宅建業法違反の疑いがあることなどを報道。森氏は「父の不動産会社のもの(番号)。ミスで残っていた」などと答えていた。

 そんな中、「週刊文春」が宅建業法違反疑惑などを電子版で報じた7月12日、森氏は工事関係者D氏に対し、B氏に関して次のようなLINEを送っていた。

〈Bが言って、こんな記事を書くもんですから。〉

〈うちの周りが、Bを連れ去ると言っており。〉

〈いや(B氏の)家に行くと〉

〈この人がいくかもしれません〉〈ややこしいおっちゃんです〉
 B氏の訴えを報じた「週刊文春」の記事が不満だったのだろうか、自らの仲間が「B氏を連れ去る」と言っていることを明かしている。さらに「森氏も同行するのか」などと尋ねると、森氏は次のようにメッセージを送っていた。

〈でなくて うちの父って反社みたいな人間なので。と。〉

〈今回は、僕だけでなく父のことも出てるじゃないですか? なのでです。〉

 森氏は、同じく不動産会社を経営する父親は〈反社みたいな人間〉だとして、その父親がB氏の家に乗り込む可能性を匂わせていたのだ。

 それだけではない。森氏は、〈この人がいくかもしれません😅〉〈ややこしいおっちゃんです😅〉と、自らの知人X氏と交わしたLINEのスクリーンショットもD氏に送付していた。そのスクリーンショットからは、森氏はX氏に対し、下請け業者A氏の名刺とB氏のフェイスブックアカウントを送付していたことが窺える。つまり、森氏は〈ややこしいおっちゃん〉にA氏やB氏の個人情報を伝え、その〈ややこしいおっちゃん〉が彼らの家に乗り込む可能性も匂わせていたのだ。

 万が一、暴力や脅迫によって連れ去りをした場合、刑法225条で定める略取誘拐罪に該当する可能性がある。

 当事者のB氏はこう語る。

「私が連れ去られる危険があるということで、D氏から緊急的にLINEのスクリーンショットが送られてきました。万が一のことがあるとまずいので、家族を別の場所へと避難させました」

7813OS5:2023/07/20(木) 08:00:43
森氏は何と答えるか
 森氏はどう答えるのか。本人に話を聞いた。

――どういうつもりでLINEを送った?

「いや、どういうつもりというか。うちも困っているので」

――連れ去るというのは?

「いや、わからないです。僕も『行くかもしれない』と言われただけなので」

――お父さんに?

「あのー、そのー、Xとかいう人間が。『どうしてほしいねん?』というから、『どうするも何も僕はやめてください』っていう話をしているわけです。事が大きくなりすぎていて、僕としてもよくわからないんですよ。僕はBを連れ去るなんて思ってもいないですし。うちとしても逆に困っているんです」

「わーって怒鳴られるんで(笑)」
“身を切る改革”を掲げる吉村洋文知事 ©時事通信社

――〈うちの父って反社みたいな人間なので〉とは?

「いやいや、うちの父が怒ったら、わーと怒る人なんで……。ていう話だけです」

――反社会的勢力とかかわりがあるという意味では?

「じゃあないです」

――怒ると手が付けられないと。

「そうそうそうそうそう! それを言っているんですよ。Bさんがうちの父に取り立てに行くって話をしたんで。それはやめたほうがいいよっていう注意喚起をして。怒ったら怖いという話だけ。これ以上、事が大きくならないために、お金の件だったら解決しようと、BさんにDさんを通じて連絡をした形。僕は穏便にしたい」

――実際、お父さんは怖い?

「いや、僕も、僕も怖いです(笑)。 わーって怒鳴られるんで(笑)」

――A氏やB氏のプロフィールをX氏に送っているが、連れ去りを指示した?

「指示したとか、指示してないとかじゃなくて、どういう人間やねん?ということなので、こういう人間ですと。指示したわけではない」

――〈この人がいくかもしれない〉と。Xさんはどういう人?

「わからないんですよ。僕も。色んな選挙の時に来たりするおっちゃんです。(B氏の家に)行くかもしれないんで、だから僕も注意喚起のために送ったんですよ。Dさんに。気を付けてくださいね、僕は関係ないですよ、というために送ったんですよ。市議会の維新幹事長も知っている人なんで相談して、Xさんに首突っ込まないように言ってもらった」

――連れ去りが実行されたら犯罪では?

「そうなんですよ。ほんまに。だからやめてほしいですよね。僕も。Bさんに恨みはないので」

 日本維新の会を巡っては、2023年4月の統一地方選の結果、全国で700名以上の地方議員や首長を抱えるなど躍進が続いている一方、所属議員のハラスメント問題が相次いで発覚するなど、ガバナンスやコンプライアンス面での不安が指摘されてきた。工事費の未払い疑惑をはじめ、立て続けに問題が浮上している森氏についても今後、党としてどのような対応をとるのか注目される。

「週刊文春」編集部/週刊文春

7814OS5:2023/07/23(日) 20:12:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/99e8d1077a5d8f9ca3e2032d77e7ea0c404ec9cf
兵庫・三田市長選、病院再編巡り現職森氏と新人田村氏が激戦 久元・神戸市長や泉・前明石市長も応援
7/23(日) 20:07配信

神戸新聞NEXT
三田市役所=三田市三輪2

 現職と新人3人が争った兵庫県三田市長選は23日、午後8時に投票が締め切られた。神戸新聞の出口調査では、3期目を目指す現職森哲男氏(71)=自民、立民、公明、国民推薦=と元銀行員の田村克也氏氏(57)が激しく競り合う展開となり、元市議の長谷川美樹氏(72)=共産推薦、元市議の多宮健二氏(53)が続く。大勢判明は午後11時ごろの見込み。

 選挙戦最終日の22日、田村氏は前明石市長・泉房穂氏とニュータウンの商業施設前で並んでマイクを握った。抜群の知名度を誇る泉氏に足を止める買い物客の姿も。田村氏は「元気な三田を取り戻す。ベクトルは一つだけ。市民を向いて仕事をする」と力を込め、泉氏は「明石は12年前の選挙から始まった。まちを変えたのは私ではない。市民が変えた。それが選挙だ」と支持を訴えた。

 一方の森氏は同日夕、三田駅前に自民党の国会議員らと立った。神戸市長の久元喜造氏も駆けつけ、「二つの病院をそれぞれ単独で残すことは絶対にできない。賢明な選択を」と訴えた。森氏は選挙戦でからした声を振り絞り「市民病院はなくなるのではなく、新しく生まれ変わる。道を間違えてはいけない」と理解を求めた。

 今回、最大の争点となったのが、三田市民病院(けやき台3)と済生会兵庫県病院(神戸市北区)の再編統合問題だ。現市政は統合先の新病院を神戸市北区長尾町宅原に建設する計画を進めており、三田市と神戸市は統合に向けて協力してきた関係にある。

 だが、三田市内から市民病院がなくなることへの有権者の反発は大きかった。田村氏は「白紙撤回」を掲げ、現市政の情報発信などを批判。一方で長谷川氏が現在の場所での存続を訴えており、現職への批判票が割れた。

 子育て支援にも関心が集まった。三田市では前市長が「子育てするならゼッタイ三田」をキャッチフレーズに掲げ、中学生までの通院費を無償化。しかし森氏は財政再建のため、1期目で低所得世帯以外の小中学生に通院費の一部負担を求めた。2期目には「財政が安定してきた」とし、再び医療費助成の拡充へとかじを切った。田村氏は森氏が無償化をやめたことを批判。明石市で手厚い子育て施策を展開してきた泉氏の応援を受けて18歳以下の完全無償化などをアピールし、子育て世代に浸透を図った。

 長谷川氏は共産党市議時代の11年間を含め、「誰よりも市民の声を聞いてきた」と自負し、「市民病院を現在の場所で充実させていくのは自分だけ」と他候補との違いを強調。多宮氏は森市政の8年間を「コストカットばかりで将来ビジョンがない」と批判し、子育て支援を充実させ、三田の魅力を高めると訴えた。

7815OS5:2023/07/24(月) 08:10:52
>>7814
>田村氏は前明石市長・泉房穂氏とニュータウンの商業施設前で並んでマイクを握った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd545ee5954946792d77b304bbdf92e4fd30c38a
兵庫・三田市長選 新人田村氏が当選 市民病院再編、撤回を主張 現職批判票取り込む
7/23(日) 22:39配信
神戸新聞NEXT
田村克也氏

 任期満了に伴う兵庫県三田市長選が23日投開票され、無所属新人で元銀行員の田村克也氏(57)が、3選を目指した現職森哲男氏(71)=自民、立民、公明、国民推薦=と、いずれも無所属新人で元市議の長谷川美樹氏(72)=共産推薦、元市議の多宮健二氏(53)を抑え、初当選を決めた。


 三田市民病院と済生会兵庫県病院(神戸市北区)の移転を伴う再編統合が争点となり、田村氏は「市民の声を聞くトップになる」と強調し、移転の白紙撤回を主張。新病院が神戸市内に建設される計画に対し、市民の懸念は根強く、現市政への批判票を取り込んだ。

 森氏は、医師の確保や急性期医療を維持するため「再編は不可欠」と計画の妥当性を訴えた。2期8年の実績も強調し、政党相乗りで支援を受けたが、届かなかった。

 長谷川氏は現在の場所での病院存続を訴え、多宮氏は子育てがしやすいまちの復活を掲げたが、いずれも及ばなかった。(橋本 薫)

7816OS5:2023/07/31(月) 11:59:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb4b7059959d2c3e73051d3009db4c4f4a117c63
維新の県議、バイクで人身事故 小学生の自転車に接触、自ら通報 兵庫・伊丹
7/30(日) 21:53配信
神戸新聞NEXT
神戸新聞NEXT

 日本維新の会所属の佐藤良憲兵庫県議(42)=同県伊丹市選出=が30日、伊丹市内でバイクを運転中、小学生の男児が乗る自転車と接触する人身事故を起こしたことが同日、関係者らへの取材で分かった。佐藤氏が110番と119番し、男児は軽傷のもよう。佐藤氏は神戸新聞社の取材に「自転車には9歳の男児が乗っていた。(バイクは)低速だったが、もっと気を付けて運転するべきだった」と話した。

 佐藤氏によると、現場は同市内の信号機がない丁字路。佐藤氏がバイクで南向きに直進中、西向きに進んできた自転車とぶつかった。男児の搬送後、佐藤氏も病院を訪れ、男児の保護者と連絡を取ったという。議員活動中ではなかった。

7817OS5:2023/08/02(水) 08:39:56
>>5310 2016年現職を破って当選

2020年 維新候補破り再選
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%94%B0%E6%99%BA%E6%98%8E
島田智明 50 無所属 現 24,358票 58.48%
浦尾雅文 51 大阪維新の会 新 17,291票 41.52%

https://news.yahoo.co.jp/articles/4129678d94e2554cdabca3ba11d4e4118ed0610f
<独自>自民新支部長に大阪・河内長野市長 15区、次期衆院選へ刷新
8/2(水) 5:05配信
自民党が次期衆院選に向け刷新を進めている大阪府内の新支部長について、河内長野市長の島田智明氏(53)を、同市などを含む大阪15区の新支部長に選んだことが1日、関係者への取材で分かった。現支部長の加納陽之助氏(43)は府内の別の区の支部長にスライドする。

島田氏は京都大を卒業、東大大学院を修了後、会社員や神戸大大学院准教授などを経て、平成28年に河内長野市長に初当選し、現在2期目。任期満了は令和6年8月。

自民は日本維新の会に押され退潮が続く大阪府連の再建のため、党本部主導の刷新本部が15区を含め府内6選挙区の候補予定者となる支部長を事実上、更迭。空白区の4選挙区を含む計10選挙区の支部長を公募していた。

7818OS5:2023/08/02(水) 15:29:15
https://mainichi.jp/articles/20230704/ddl/k26/010/270000c?inb=ys
舞鶴副市長人事案 市議会、反対多数で不同意 続く異例の「ナンバー2」不在 /京都
地域

京都
毎日新聞 2023/7/4 地方版
 舞鶴市の鴨田秋津市長は3日の6月定例市議会最終日に福田豊明参事(63)を特別職の副市長に起用する議案を提案したが、反対多数で不同意となった。「副市長人事は重要な案件で、議会初日に提案してしっかりと時間をかけるべきだった」などの反対理由の説明があった。鴨田市長は2月の市長選で初当選し、前市長を支えた2人の副市長は3月末までに退任しており、副市長不在の異例の事態が続くことになった。【塩田敏夫】

 鴨田市長は市長選後の3月定例議会に元健康・子ども部長の福田氏を副市長に起用したいとし、議会側と調整したが、最終的に「同意を得るのは困難」と判断して議案提出を見送った。福田氏を4月1日、議会の同意を必要としない部長級の参事として任用した。

7819OS5:2023/08/02(水) 17:53:44
https://mainichi.jp/articles/20230801/ddl/k29/010/276000c
橿原市長選 維新が森下氏擁立 選挙戦の可能性高まる /奈良
地域

奈良
毎日新聞 2023/8/1 地方版 有料記事 285文字
 日本維新の会県総支部は31日、任期満了に伴う橿原市長選(10月15日告示、22日投開票)に前市長の森下豊氏(65)を擁立すると発表した。

7820OS5:2023/08/02(水) 19:05:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b804e4f5dd0e4c4244103d3a84ce8484d961c2c
大阪自民の候補予定者“公募” 維新に敗れた前支部長に明暗 3人は“再任”、2人は“保留” 4区・中山氏は不満あらわ
8/2(水) 19:02配信
 自民党が大阪府連の立て直しに行った候補予定者の公募。その結果は?

 自民党はおととしの衆議院選挙で、大阪府内15の小選挙区で維新に全敗し、府連の立て直しが課題となっています。

 茂木幹事長が本部長を務める「大阪刷新本部」は7月、このうち10の選挙区について候補予定者となる支部長の公募を開始。

 8月2日、幹事長自らその結果を発表しました。

(茂木幹事長)「大阪のみなさんに対して『自民党は変わった』という姿勢を理解して頂き、自民党大阪の再生を実現してまいりたい」

 前回の選挙で維新に敗れ、改めて公募に手を挙げた前支部長5人のうち3人は再任されましたが、4区の中山氏と17区の岡下氏は「保留」とされました。

(大阪4区 元衆院議員・中山泰秀氏)「オフィシャルに党本部から何らかの連絡があったということはありません。いつ連絡が来るんでしょうか、ということが私たちの正直な思いです」

 茂木幹事長は「来たるべき選挙で勝利できるか、今後の活動状況をみて再任について改めて判断したい」と説明しました。

ABCテレビ

7821OS5:2023/08/02(水) 19:06:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/8759c6e2ab3255fbac1d9095330ba3ff0beeab55
自民、大阪の新支部長8人決定 元支部長は3人再任・2人保留
8/2(水) 17:19配信

毎日新聞
記念撮影する自民党の茂木敏充幹事長(前列右から3人目)と大阪府内小選挙区の新支部長たち=大阪市北区で2023年8月2日午後4時48分、山崎一輝撮影

 自民党の茂木敏充幹事長は2日、大阪市内で記者会見し、次期衆院選の公認候補予定者となる大阪府内小選挙区の新支部長8人を発表した。日本維新の会に押されて退潮著しい府連を立て直そうと、10選挙区で支部長を一括公募し、計約70人から応募があったという。人心刷新で差し替えの可能性が取り沙汰された落選中の元支部長6人は、1人が公募に応じず政治家引退を表明、3人は再任、残る2人は保留となった。


 再任されたのは、大阪8区の高麗啓一郎(43)▽同10区の加納陽之助(43)▽同12区の北川晋平(36)――の3氏。加納氏は2021年衆院選で同15区から出馬して落選、今回、国替えとなった。

 残る大阪9、14、15、18区と、公募に応じず政治家引退を表明した佐藤ゆかり元衆院議員が支部長を務めていた11区には、いずれも新人が選ばれた。9区=会社員、東田淳平(40)▽11区=同、大辻沙耶(28)▽14区=元大阪府議、塩川憲史(33)▽15区=同府河内長野市長、島田智明(53)▽18区=演歌歌手、尾形大作(60)――の各氏。

 4区と17区はこの日は該当者の発表はなく、結論を保留した。それぞれ、元衆院議員の中山泰秀氏(52)=5期=と、岡下昌平氏(48)=2期=が支部長を務めていた。両氏については今後の活動状況を踏まえ、改めて支部長への採否を判断するという。【戸田紗友莉、東久保逸夫】

7822OS5:2023/08/05(土) 10:11:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b522764115c3f481164cf1d488bc3701924528ec大阪市議会、一度に47項目の質問は「嫌がらせ」?…「追及は必要」と自民、大阪維新の会と対立
8/4(金) 18:02配信

読売新聞オンライン
大阪市の木下吉信市議が提出した質問主意書と実績を報告する自身の機関誌(手前)

 首長の見解を文書で問う質問主意書制度を巡り、大阪市議会が揺れている。質問数に上限はないが、自民党のベテランが4月に初当選した地域政党・大阪維新の会の横山英幸市長に対し、一度に47項目に及ぶ質問を提出したことをきっかけに、維新側は「就任直後の市長に対する嫌がらせだ」と反発、上限数を設けるなどの見直し案を秋までにまとめる考えだ。民主主義の根幹に関わる制度だけに各会派の合意形成が重要になる。(三歩一真希)

 発端は5月18日に木下吉信市議(62)が提出した47項目の質問主意書だ。内容は「カジノを中核とした統合型リゾート(IR)の整備計画」「市長の退職金」「喫煙所の整備」などで、自身の機関誌では「横山新市長に宣戦布告」「市民が聞きたい質問を列挙」と経緯を説明している。

大阪市議会での質問主意書を巡るやり取り

 市議会は5人以上の会派しか本会議で市長に質問できず、誰でも提出できる質問主意書は、少数会派に配慮した制度となっている。

 木下氏は元議長で当選9回のベテラン。5人以上の自民会派に所属し、質問主意書の利点を「口頭だと、市にはぐらかされる恐れがあるため、文書のやりとりは有効」と説明する。過去6年で12回提出したが、最も多い時でも19項目だった。

 市政をただした実績もある。共同住宅のエレベーターの防災対策に関する国の補助事業を巡り、市が関連の制度を導入していなかったため、設置事業者が改修に伴う補助を受けられなかった問題を追及した際は、市が指摘を踏まえ、補助制度を創設した。

 今回の異例の大量質問には「回答を考える職員の負担が増える」との批判もあり、維新は市側の回答期限を延ばすため、分割して出すよう要求。公明党も同調した。木下氏は求めに応じ、2回に分けて提出。それぞれ期限内に回答を得た。

 自民は木下氏の動きを容認した。ある市議は「維新と論戦しなければ、存在意義がなくなる」と語る。4月の市議選(定数81)で46議席を得て初めて過半数を獲得した維新は、府議選(同79)も過半数を獲得。知事・大阪市長の「大阪ダブル選」でも完勝し、大阪で勢いを増していることが影響しているためだ。
 自民は7月、次期衆院選での反転攻勢に向け、公明が擁立する4小選挙区を除く府内15小選挙区の支部長のうち10人を公募してテコ入れを図るなど、維新との対決姿勢を鮮明にする。

 一方、市議会で主導権を握る維新は、看板政策「身を切る改革」を進めて支持拡大を図っている。6月には次の市議選から議員定数を11削減し、70とする改正条例案の可決を主導した。

 質問主意書に関しては、上限数を設けたり、本会議で質問できる時期は利用を控えたりする見直し案を検討している。しかし、提出を制限すれば、少数派の意見が市政に反映されにくくなる可能性もある。維新市議団幹部は「質問を妨げるつもりはない。議員としての品位を保ち、節度を持った振る舞いが必要」とする。

 これに対し、自民市議は「議会が市政を追及する権限を自ら放棄するなんてばかげている」とし、制度の見直しに反対の立場だ。

 質問主意書に詳しい千葉商科大の田中信一郎准教授は「野党の追及をかわすため、質問制限するのであれば、議会制民主主義に反する」と懸念を示し、「各会派の申し合わせで回答期限を延ばしたり、部局長名の答弁を今より増やしたりして、職員の負担軽減を図りながら、制度を充実させていくことが必要」と話す。

質問主意書とは? …国会にも同様の仕組み
  Q 質問主意書とは。
 A 地方議会が会議規則などで定めている。大阪市議会の場合、開会中に市政に関する質問を文書で提出でき、市長は7日以内に文書で回答すると定める。質問数に上限はなく、質問と答弁内容は議事録に残る。
  Q 提出に上限数を設けるケースはあるのか。
 A 2015年度の文書質問が200件近くに及んだ神奈川県鎌倉市議会では、職員の負担が急増し、質問数は1回1件と決めた。
 千葉市議会は21年、コロナ禍で文書質問を導入した際、乱用を防ぐため、「質問数6問」「文字数900文字」「再質問なし」といったルールを設けた。
  Q 国会ではどうか。
 A 国会法に基づいた同様の仕組みがある。開会中に文書で提出し、内閣は7日以内に答弁書を作成し、閣議決定する。00年以降、旧民主党は、政府を追及する武器として積極的に活用し、「消えた年金」問題で新事実を引き出すなどして政権交代の原動力となった。

7823OS5:2023/08/09(水) 08:52:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d111b15ce0db838e6d4b5ab4ecfa99213ca1b72
新編集長は極右主義者 記者の半数退職か 仏日曜紙
8/9(水) 7:08配信
 【パリ時事】フランスの伝統ある日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ(JDD)の新編集長に、極右主義者が就任した。

 国内有数の資産家で右派支持者のバンサン・ボロレ氏(71)が進めるメディア企業買収・再編戦略の一環とみられているが、現場の猛反対を意に介さない起用で、記者の約半数が退職の意向と伝えられる。6日に発行された新生JDDの第1号は、掲載写真にけちがつくなど、多難な船出となった。

 新編集長はジョフロワ・ルジュンヌ氏(34)。昨年の仏大統領選で「反イスラム」を掲げ落選した極右候補を支持したことで知られ、保守系誌バロールザクチュエルの編集長も務めた。

 同誌はルジュンヌ氏の指揮下にあった2020年、アフリカ出身の左派下院議員を奴隷姿に仕立てた風刺画を掲載。政界から一斉に非難の声が上がり、裁判で人種差別による侮辱と認定された。

 JDDは政治家のインタビュー記事に定評があった。記者約100人はルジュンヌ氏の起用が内定すると「この新聞に愛着がある。75年の歴史を持つJDDの危機だ」と訴え、40日間にわたり抗議ストライキを展開。会社側に編集長人事の撤回を求めたが、最後は押し切られた。

 新体制下の第1号は、仏北部で7月に15歳の少年が刺殺された事件を特集。AFP通信によると、人手不足のためフリーランスの記者とボランティアが中心になって作った。1面を飾ったのは、被害者の名前は同じでも別の事件の写真。「二つの事件を混同した」(リベラシオン紙)という不備の指摘が相次いだ。

 極右の勢力拡大に神経をとがらせるマクロン政権は、アブドゥルマラク文化相が「(編集権の侵害を)懸念するのはもっともだ」と述べ、JDDの記者を擁護。新生JDDのインタビューに応じた別の政府高官は慎重さを欠いたと批判された。

7824OS5:2023/08/09(水) 13:02:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/71acf254bfdbceaed414acde816df186fa971303
副市長の襟元つかむなどした長浜市議、「一身上の都合」で辞職願を提出…即日許可
8/9(水) 11:51配信

読売新聞オンライン
議員辞職した押谷与茂嗣氏(長浜市ホームページから)

 滋賀県長浜市議会の押谷与茂嗣市議(75)は8日、「一身上の都合」を理由に市議会議長に議員辞職願を提出し、同日付で辞職した。押谷氏は市職員に対して威圧的な言動を繰り返したなどとして、昨年12月、市議会が辞職勧告決議案を可決。副市長の襟元をつかんだとして長浜区検が暴行罪で略式起訴し、罰金10万円の略式命令を受けていた。

 関係者によると、押谷氏は8日午前、議長室を訪れ、「辞職したいので受け取ってほしい」と辞職願を提出。同日の市議会定例会で議員辞職が許可された。

 押谷氏は無所属。浅井町議を経て、2006年2月に同町と合併した長浜市の市議に在任特例で就任し、同年7月から連続5回当選している。今回の押谷氏の辞職で市議会(定数22)は欠員1となる。

7825OS5:2023/08/11(金) 22:50:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/62989b065140bd62db0cd7b13c72a4b430928406
大阪維新、定数7減案提出へ 身を切る改革、実現不透明 堺市議会
8/11(金) 7:09配信

時事通信
 地域政党「大阪維新の会」の堺市議団は、市議会の定数を48から41に削減する条例案を22日に開会する8月定例会に提出する方針を固めた。

 関係者が10日までに明らかにした。維新が力を入れる「身を切る改革」を推進する狙いがあるが、議会で過半数を確保しておらず、実現は不透明だ。

 維新は七つある選挙区の定数について「1票の格差」を2倍未満に抑えるとともに、1人区をつくらないように調整。次回市議選から、堺区は2減らし、中、東、西、南、北の5区は1ずつ削減する案を検討している。

 堺市議会では2022年にも維新が同様の条例案を提出したが、他会派の反対で否決された経緯がある。23年4月の統一地方選で維新は18議席を獲得し、最大会派を維持したものの、過半数には届いておらず、他会派が賛成に回らなければ条例は成立しない。

 統一選で維新が過半数を得た大阪市議会では6月、定数を81から70に減らす条例が公明、自民の賛同も得て可決、成立した。

7826OS5:2023/08/16(水) 15:37:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d4888b278e16bf0f5edf8c96eacbf3b997a77ce
現職維新公認で出馬へ、自公支援から一転…東大阪市長選
8/16(水) 12:02配信

読売新聞オンライン
衆院選への決意を語る日本維新の会の馬場代表(中央)(大阪市中央区で)

 9月17日告示、24日投開票の大阪府東大阪市長選に現職の野田義和氏(66)(無所属)が5選を目指し、地域政党・大阪維新の会公認で出馬する方針を固めたことがわかった。野田氏は初当選以来、自民、公明両党の支援を受けてきただけに、首長としては異例の「転身」となる。市長選を巡っては、これまでに出馬表明した人はいない。

【写真】記者団の取材に応じる日本維新の会の馬場代表(左)と藤田幹事長(大阪市で)

 複数の維新関係者が明らかにした。野田氏は近く記者会見を開き、党の看板政策「身を切る改革」などを掲げ、立候補を表明する。野田氏が維新公認で出馬すれば、次期衆院選などを巡り、維新と対立を深める自民、公明両党の反発は必至とみられる。

 維新は府内の首長選で勢力を拡大しており、43市町村のうち、党所属の首長は大阪市や堺市など20人。大阪市、堺市に次ぐ人口約48万人の第3の都市での市長ポスト獲得に向け、初めての候補擁立を模索する中、5期目を目指す野田氏と思惑が一致したという。
 野田氏は自民の東大阪市議を5期務めた後、2007年市長選で初当選した。

7827OS5:2023/08/16(水) 21:36:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4d0632a61326ded0fe03a527ca4aa650137acec
東大阪市長、維新公認で出馬へ 自公から〝転身〟
8/16(水) 20:00配信

産経新聞
大阪府東大阪市長選に「大阪維新の会」の公認で出馬する意向を明らかにした野田義和市長=16日午後、東大阪市役所

大阪府東大阪市長選(9月17日告示、24日投開票)で現職の野田義和氏(66)は16日、5選を目指して地域政党「大阪維新の会」の公認で出馬する意向を明らかにした。野田氏は初当選以来、自民、公明の支援を受けていた。次期衆院選を巡り維新と激しく対立する自公からの反発が強まるとみられる。

市長選で出馬の意向を明らかにしたのは野田氏が初めて。野田氏は16日、記者団から維新公認での出馬の意向を問われ「そういう意思を持っている」と話し、維新の横山英幸幹事長(大阪市長)とも協議しているとした。

また、維新の首長が市政を担う大阪市、堺市との連携を深めることが「市の発展につながると確信している」とも述べた。

野田氏は、東大阪市議を5期務め、平成19年の市長選で初当選した。

7828OS5:2023/08/18(金) 10:19:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/989307d217ef701e16c7213aab72b24d0b6ad663
東大阪市長選、現職が維新公認で出馬へ 5選を目指し自公から転身
8/17(木) 11:30配信

毎日新聞
東大阪市

 任期満了に伴う東大阪市長選(9月17日告示、24日投開票)に、現職の野田義和氏(66)が16日、5選を目指し大阪維新の会公認で立候補する意向を明らかにした。野田氏は初当選以来無所属で自民、公明両党の支援を受けていた。同市長選の立候補表明は初めて。


 野田氏は「東京に対峙(たいじ)する大阪を作ることは私自身の一貫した考え方」と自説を述べた上で、維新が市長を務める大阪、堺の両市と連携することが「東大阪の発展につながると確信をしている」と語った。

 維新公認での出馬は自民、公明両党の反発が予想されるが、東大阪市を前に進めるため、理解が得られるとの考えを示した。近く記者会見を開き、市民に維新公認で立候補する理由などを説明したいとしている。

 野田氏は東大阪市議(自民)を5期務め、2007年の市長選で初当選した。【玉木達也】

7829OS5:2023/08/19(土) 23:56:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a604c65c835e689da7736c65c72ba24ee2debcc0
自民・公明怒り収まらず、「支持者への裏切り」…維新公認で出馬表明の東大阪市長に
8/19(土) 12:01配信


読売新聞オンライン
衆院選への決意を語る日本維新の会の馬場代表(中央)(大阪市中央区で)

 9月17日告示、24日投開票の大阪府東大阪市長選で、現職の野田義和市長(66)(4期)は18日、地域政党・大阪維新の会公認で立候補すると表明した。2007年の初当選時から無所属で、これまで自民、公明両党の支援を受けてきたが、一転して、維新所属で5期目を目指すことになった。


 野田氏は大阪市内で記者会見を開き、維新公認で出馬する理由について「東京に 対峙たいじ する大阪を作る考え方は一致している」と説明した。党の看板政策「身を切る改革」として、退職金ゼロや市長報酬の2割削減を公約に掲げるとした。
 維新は、大阪、堺両市に次ぐ府内第3の都市・東大阪市でも市長ポストを獲得し、支持拡大を図りたい考え。同席した横山英幸幹事長(大阪市長)は「効率的な自治体運営を進める方向性は合致している。ともに歩むことはプラス」とした。

 一方、野田氏を4期16年支えてきた自民、公明両党側は怒りが収まらない。
 野田氏が5月に開催した政治資金パーティーには自民、公明両党の支持者も参加しており、府内選出の自民衆院議員は「支持者への裏切りで、批判する言葉すら思いつかない」と不快感をあらわにした。公明府本部幹部も「維新の勢いを感じ、生き残るための決断だろう」と突き放した。
 両党は近く市長選への対応を決めるが、告示まで1か月を切る中、独自候補の擁立は難しいという。
 共産党府委員会は過去4回の市長選と同様、対立候補を擁立するとしている。

7830OS5:2023/08/22(火) 08:17:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/71a57bc8ba58fc9e54a5a00c33cbc1d8d76c3b41
大阪市議会定数削減 維新主導のスピード可決は「約束」か「拙速」か
8/22(火) 7:30配信


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毎日新聞
戦後最大となる11減の定数削減について報道陣の前で意見を述べる(右から)自民・前田和彦、維新・岡崎太、公明・杉田忠裕の各市議団幹事長=大阪市役所で2023年5月15日午後2時14分、石川将来撮影

 地域政党・大阪維新の会の大阪市議団が主導した議員定数削減の条例改正案が6月、大阪市議会本会議に提出され即日、可決した。削減を公約に掲げ4月の市議選で初めて単独過半数を獲得した維新は「市民との約束だ」と採決までのスピードを重視。一方で4年後適用の改正案を早々に成立させる姿勢に、一部の議員や有権者から「実績づくり」「拙速」と批判も上がる。あの時、議員や市民は何を感じ、どう歩もうとしているのか。取材報告する。【石川将来、野田樹】

 ◇維新内でも説明求める声

 5月16日、維新市議団所属の全46人が集まる会合で、幹部がまとめた削減案の採決がとられようとしていた。次期市議選(2027年)から定数を81から70とし、24選挙区(定数2〜6)のうち11選挙区で定数を1ずつ減らす内容だ。維新の「身を切る改革」の一環で、各議員に前日までにデータで案が示された。11減は市議会では戦後最多という。

 会合で新人議員を中心に目立ったのが、案の詳細な説明を求める声だ。ある新人議員は「選挙後の慌ただしい中で案の数字が来た。理解しないままでの決は早急」と発言。別の1期目議員も「住民に考え方を説明する立場にある。根拠をお話ししてほしい」と求めた。

 維新議員からも要望があがる中、岡崎太幹事長は「細かな部分を一つ一つ団に諮るのはこれだけのメンバーが動く中では難しい」と回答。詳細は後日送りにして採決に入り、全会一致でまとまった。

 同じ時期、維新から第2会派の公明、第3会派の自民にも案が初めて示され、最終的に3会派による共同提案が実現したが、市会運営委員会で議案提出の考えが表明されたのは、採決1週間前の6月2日になってから。委員会審議は省略し、9日の即日採決となった。市民に開かれた場での議論はこの2日間のみで、戦後最多の定数削減は、維新団内や他会派に案が示されてひと月もたたない内に決着がつけられた。

7831OS5:2023/08/22(火) 08:18:36
 ◇25年の国勢調査待たずに

 維新は23年春の市議選後、最初の定例会での可決にこだわった。ある市議は「定数削減は市民との約束だ。スピードを重視すべきだ」と話した。

 市議会で17年2月に3増6減の定数変更が決まった時には、事前に専門の会議体を新設して約8カ月、協議を重ね、一つの案に絞り込んだ。だが、維新幹部は「話し合いではなかなか決まらない。採決までの期限は区切るべきだ」と話す。

 「定数削減は民意だ。市民の気持ちなのでしっかり削減すべきだ」。公明党の杉田忠裕幹事長は維新から話を持ちかけられた直後から、共同提案に前向きな姿勢を示していた。

 ただ公明議員の本音は複雑だった。5年に1度、実施する国勢調査の次の公表見込みは26年だが、維新は20年実施(21年公表)の調査を基に削減案をまとめた。27年市議選の時点で選挙区の人口が変わっている可能性がある。ある公明市議は採決前、取材に「さすがに性急すぎる。次の国勢調査の結果を見てからでいいはずだ」と首をかしげた。

 自民は25年実施の国勢調査を踏まえ「所要の見直しを行う」と付則に記すことを条件に共同提案に乗った。前田和彦幹事長は「市民から『議員が多すぎる』との声が届く」などと賛成理由を述べるが、ある市議は「なぜ今なのか。維新の『やってる感』のアピールだろう」と冷ややかだ。一方で「過半数をとられ、定数削減に真正面から反対するのは難しい」と弱音も吐いた。

 少数会派は怒りの声を上げた。共産党の山中智子団長は5月、定数削減を巡る緊急シンポジウムで「国政選挙に向けた維新の実績作りだろう。あからさまな姿にあきれる思いだ」と発言した。

 市民はどう受け止めたか。大阪市中央区の無職、上畑清美さん(75)は「公約をすぐ実行に移して頼もしい。国会でも削減したらいい」と評価する。一方で大阪市平野区の無職、酒井聖(さとし)さん(68)は「定数削減はお手盛り選挙にもつながる。これ程の大幅削減をこんなに短期間で決めていいのか」と憤った。この間、「拙速な定数削減」「市民不在の密室議会」と廃案を求めたり、早期採決に反対する陳情書が市民から33件提出された。

 地方議会に詳しい大正大の江藤俊昭教授(地域政治論)は「定数の議論は市民のためのものだ。市民討論会を開くなど世論を呼び起こし、慎重に協議することが重要」と指摘。「『身を切る改革』で民主主義を推し進める議会機能を低下させてはならない。市民を巻き込んだ手続きがなければ、選挙結果を盾にした独善に陥る」と批判した。

7832OS5:2023/08/22(火) 08:18:46
◇多様な意見、くみ取れるか

 大阪市議会は今回の条例改正で市議の1割が減ることになる。2027年の次回選挙から適用されるが「少数意見が届きにくくなる」「行政へのチェック機能が低下する」といった懸念は議員の間でも根強い。自らの存在を否定しかねない「身を切る改革」に当事者はどう向き合っているのか。

 大阪市生野区で市議を12年続ける武直樹さん(50)=無所属=は、市議会で定数削減の改正条例案に反対したわずか3人のうちの1人だ。同じ会派で賛成に回る議員がいる中、本会議の壇上に立って「多様な声が届きにくくなり、行政へのチェック機能が弱まる」と訴えた。

 7月中旬、武さんは生野区内の交流施設で、子ども食堂を運営する富田恵子さん(47)らと向き合っていた。食堂に通う子どもや親を支援するため、学校や役所とどうすればうまく連携できるか意見を交わした。

 富田さんはコロナ禍で不登校が増えていると知り、21年夏ごろに地域でつながる場をつくりたいと考えた。区役所などに相談しても要領を得られない中、順を追って必要な手続きを教えてくれたのが武さんだった。「『やろうよ』と背中を押してくれた。今も連絡をくれて、必要な情報を教えてくれる」と信頼を寄せた。

 武さんのもとには、さまざまな相談が寄せられる。中には、区内で進む小規模校の統廃合に反対する市民から意見が届く。生野区には市議が4人いるが、武さん以外は統廃合を推進する政党に所属している。「立場が違う議員には相談しにくい市民もいる。相談で日程が埋まっていき、今の生野区の議員数でも少ないと感じる」と語った。

 特に問題視するのは、大阪市内に議員定数が2〜3の選挙区が多いことだ。定数が少なくなるほど政党所属など組織力がある議員が有利になり、多様な意見が選挙で反映されにくくなるとされる。

 これには市特有の事情がある。政令市は公職選挙法で行政区ごとに選挙区を定めなければいけない。市内には行政区が24あり、定数2〜3の選挙区は現在15に上る。20政令市の選挙区の定数を毎日新聞が調べると、計175選挙区のうち、定数2〜3の選挙区は約2割の29選挙区しかない。それなのに、大阪市の選挙区がその半数以上を占めている。

 27年の市議選に定数削減が適用されれば、定数2〜3は19選挙区に増える。武さんは「24選挙区のまま議員数を減らせば、少数の意見がますます届きにくくなる。本来なら、この問題もセットで議論すべきだった」と疑問を呈した。

 ◇市民の関心がある議会へ

 公明党市議団は7月、定数削減を受けた議会改革プロジェクトチーム(PT)を立ち上げた。25日に市内であった第1回会合で、団長の土岐恭生市議は「市民に関心を持ってもらえるような開かれた議会にする第一歩だ」と語った。

 公明は6月の市議会で、定数削減を掲げる大阪維新の会が過半数に達したことを「民意」と捉え、削減案に賛成した。一方、団内では「民意が得られたことを反省すべきではないか」といった声も上がった。議員の仕事が評価されず、市民が定数削減を肯定的に捉えていると考えられるからだ。

 PTでは、会期を定めない通年議会の導入などを定めた条例案の作成を進める。仕事がある市民でも傍聴しやすい休日議会などができないかも検討する。市民が議会に参加できる機会を増やすのが狙いだ。8月には他都市の先進事例を視察し、秋ごろに案をまとめる。

 ただ、市職員の負担増などを指摘する声があり、他会派との調整はこれからだ。公明の杉田忠裕幹事長は「議員の仕事ぶりを見て、議員を減らせばいいものではないと感じてほしい。人数が減ってチェック機能が弱まる分、議員の能力を上げていく」と息巻いた。

 最大会派の維新も議会改革には前向きで、情報通信技術(ICT)の活用やペーパーレス化による議会運営の効率化などを掲げる。岡崎太幹事長は「改革の方向性を一にできるか(公明の)案を見て検討したい」と語った。

 定数を削減しても市民の声を十分にすくい上げることができるのか。4年後の適用を前に、議会や議員のあり方が問われている。

7833OS5:2023/08/24(木) 13:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/e106a53e1ca429ac9fb1751ab62b72fbe7630e0f
「ポスト門川」、維新「千載一遇のチャンス」…自民・共産も擁立急ぐ
8/24(木) 12:00配信

読売新聞オンライン
今期限りでの退任を表明する京都市の門川大作市長(23日午後、京都市役所で)=川崎公太撮影

 「ポスト門川」を決める次の京都市長選を巡っては、自民党や共産党が候補の擁立を検討するほか、日本維新の会が初参戦の構えを見せており、混戦になる可能性がある。
 「京都市は財政が厳しいにもかかわらず、本気の身を切る改革をやっていない。改革派の市長が就けば、京都の力はもっと伸びる」。維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は23日の記者会見で、候補者の擁立を目指す方針を示した。

【図表】京都市議会の会派構成

 今年4月の京都市議選(定数67)では、維新の公認候補11人中10人が当選し、改選前の4議席から大幅に増加。国民民主党や地域政党の京都党と組む合同会派(18人)は、自民(19人)に次ぐ第2の勢力となっている。
 今期限りでの退任を表明する京都市の門川大作市長(23日午後、京都市役所で)=川崎公太撮影
 ある維新市議は「大阪発祥の維新に対する拒否感は薄れつつあり、勢いも感じる。千載一遇のチャンス」と話す。国民や京都党も維新との連携を検討する。

 自民は、前回までの市長選と同様、公明党や立憲民主党などとの相乗りの枠組みを維持する方針だ。京都で強固な地盤を持つ共産に対抗する狙いがある。
 自民府連幹部は「市政の改革に期待を持つ人たちは維新に票を入れるのではないか」と警戒。「地元を大切にして市民の声をすくい上げる、実行力がある候補の擁立を目指す」と話した。

 過去4回、門川氏の対立候補を立てた共産は、前回推薦した弁護士の福山和人氏(62)の擁立を軸に調整している。福山氏は23日、読売新聞の取材に対し、「市民の需要があれば、個人的には前向きに応えたい」と語り、出馬に意欲をにじませた。

7834OS5:2023/08/24(木) 13:40:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f71fe42e295621935c938fdd3036e9f1bc941ef
どうなる「オール京都」 京都市長退任表明、自民は維新警戒 
8/24(木) 10:26配信
産経新聞
次期市長選への不出馬を表明した京都市の門川大作市長=23日午後、京都市役所

京都市の門川大作市長(72)が23日、次期市長選に立候補せず、退任すると表明した。記者会見を開いた門川氏は、これまでの支援に謝意を示すとともに、自身の後継候補については「一切考えていない」と述べた。誰が「ポスト門川氏」にふさわしいのか。各党の動きが本格化する。

「一人の人間が首長を長くやるべきではない」。4期目の任期が始まるにあたり、周囲に今期限りでの退任意向を伝えていたという門川氏。次期市長選については「政党や政治家の動きについて答える立場にない」と述べた。

門川氏の過去の選挙は自民、公明、立憲民主、国民民主、社民の5党と連合京都が連携して支える「オール京都」体制と称されてきた。だが自民党府連の西田昌司会長(参院京都選挙区)は今年1月、次の京都市長選では門川氏の支持を見送り、新たな候補者を擁立すると表明。日本維新の会も独自候補擁立の姿勢を明確にしている。

維新は今春の統一地方選後、府議会では国民民主と、また京都市議会では同党と地域政党の京都党と統一会派を結成。これまでのオール京都体制が崩れる可能性がある。「門川氏の退任表明で維新の動きが加速する。早期に候補者を立てたい」。自民府連幹部は警戒感をにじませた。

国民民主府連の酒井常雄幹事長(府議)は「市長選については白紙。国民民主の政策に賛同してもらえる候補者かどうかを見極める。単独での擁立も可能性はある」。連合京都の原敏之会長は「次期市長選は、府と京都市の協調路線継続が重要と考えている。門川氏同様、オール京都で支えられる候補者が望ましい」と述べた。(鈴木文也、平岡康彦)

7835OS5:2023/08/25(金) 15:17:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/20a8fc50f2609c4bde8729448ff340566578ff63
「議会との共存が」 京都・八幡市長が任期満了前の退任を表明
8/25(金) 13:56配信

産経新聞
退任を表明した京都府八幡市の堀口文昭市長=25日、八幡市役所

京都府八幡市の堀口文昭市長(71)が25日、来年2月の任期満了を待たずに年内に退任する考えを表明した。10月に退任となる予定で、次期市長選挙は11月となる見込み。

この日記者会見した堀口氏は理由について、任期満了の来年2月に退任した場合、翌年度の当初予算編成に一部しか関与することができず「円滑な市政運営が図れない」と説明。また議会で上下水道管理者の設置に関する条例改正案が否決されたことを踏まえ、「議会との共存を図ることができなければ(市政)運営ができない」などとし、退任を決断したと明かした。

堀口氏は副市長などを経て平成24年に初当選、現在3期目。「次の市長には柔軟に八幡市政を見つめ直してもらいたい」と話した。

7836OS5:2023/08/30(水) 11:44:48
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR8Y766QR8XPLZB002.html?_gl=1*rdbl3t*_ga*OTExNzg4NDgyLjE2ODA2ODU1Mzg.*_ga_XJ5END643J*MTY5MzM2MzM3Ny4xNS4xLjE2OTMzNjM0MzAuNy4wLjA.
門川市長が「不出馬」の京都市長選、政党相乗りの構図が変わるか
2023/08/30 10:30朝日新聞デジタル

門川市長が「不出馬」の京都市長選、政党相乗りの構図が変わるか

4期目の今期限りでの退任を表明した門川大作市長=2023年8月23日午後6時47分、京都市役所、八百板一平撮影

(朝日新聞デジタル)

 京都市の門川大作市長(72)=4期目=の今期限りでの退任表明を受け、次の市長選に向けた各党の候補者選びが本格化している。これまでの市長選は、国政の与野党が門川氏の支援に相乗りし、共産系の候補らと争う構図が続いていた。今回は維新が独自候補の擁立を目指し、政党の連携の枠組みが変わる可能性がある。

 門川氏は、来年2月の任期満了での退任を今月23日に表明した。記者会見では、後継指名は「一切考えていない」とし、「政党や政治家の動きについて答える立場にない」と述べた。ただ、任期を半年残す時期での退任表明は「候補者の選考にいい影響を与えると考えた」と述べ、自らの路線を引き継ぐ候補の選定への期待をにじませた。

 門川氏は初当選した2008年の市長選から、相乗りする与野党の支援を受けてきた。各党は、京都で歴史的に強い地盤を持つ共産党に対抗する思惑で一致していた。前回20年の市長選では、公明党のほか、自民、立憲民主、国民民主、社民の各党の京都府連が門川氏を推薦して「オール京都」と呼ばれる態勢を組み、共産とれいわ新選組が推薦した候補者らを破っていた。

 自民府連の津田大三幹事長は「様々な課題があるなかで、全体としては良くやってきたと思う」と門川市政を評価する。次の市長選に向けては、他党との連携を続けたい考えを示す。「これまでの枠組みを維持しながら、できるだけ早く候補者を見つけたい」

 公明府本部の湯浅光彦幹事長も、これまでの枠組みを念頭に「多くの声を幅広く受け止められる人を候補にするべきだ」と話す。

 立憲府連の田中健志幹事長は「何も決まっていない」としつつ、「私個人としては西脇府政と連携できないと困る。府市が協調して進んでほしい。そういう人が市長になることを期待する」と述べた。

 注目されるのは、4月の統一地方選後に市議会で合同会派を組んだ日本維新の会、地域政党・京都党、国民の動向だ。3党の合同会派(18人)は、市議会(67人)では最大会派の自民(19人)に次ぐ勢力になった。前回選挙では門川氏を支援した国民府連の酒井常雄幹事長は「枠組みありきではなく、候補者が重要だ」と話す。

 維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は「京都の政治は古い」と述べたうえで、市長選での候補擁立を目指す考えを示している。維新京都府総支部の宇佐美賢一副代表は「誰を出すのか、どう戦うのかはこれからだ」と言う。京都党の江村理紗代表は「市議会で同じ会派でやってきた。できる限り足並みをそろえたい」と話す。

 過去の市長選で門川氏の対立候補を一貫して推薦してきた共産は、今回も市民団体と連携して候補者選びを進めている。共産府委員会の渡辺和俊委員長は「候補者の決定に向けて市民団体と議論を重ねてきた。共闘を広げる努力を焦らず、粛々と進めていく」と話す。(武井風花、八百板一平)

■過去の京都市長選の開票結果

◆2020年2月
門川大作 21万640 無現〈公〉
福山和人 16万1618 無新〈共〉〈れ〉
村山祥栄 9万4859 無新

◆2016年2月
門川大作 25万4545 無現〈自〉〈民〉〈公〉
本田久美子 12万9119 無新〈共〉
三上隆 1万5334 無新

◆2012年2月
門川大作 22万1765 無現〈民〉〈自〉〈公〉〈社〉〈み〉
中村和雄 18万9971 無新〈共〉

◆2008年2月
門川大作 15万8472 無新〈自〉〈公〉
中村和雄 15万7521 無新〈共〉
村山祥栄 8万4750 無新
岡田登史彦 2万4702 無新

※四角囲み政党は推薦・支持。〈民

7837OS5:2023/08/31(木) 17:19:42


1172 :OS5 :2023/08/31(木) 17:19:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/92b505c0fe68043c2982816652fcd01a9d5c69f4
公明と対決の大阪6区、維新支部長に西田府議 
8/31(木) 14:16配信
産経新聞
日本維新の会本部が入るビル=大阪市中央区

日本維新の会が次期衆院選に向け、公明現職がいる大阪6区の公認候補予定者を決める予備選が31日開票され、西田薫・大阪府議(56)に決定した。22日に告示され、西田氏と徳村聡(さとる)・大阪府議(50)の2人が立候補していた。

有権者は6区の首長や議員ら特別党員22人と、6区内に居住する一般党員1253人の計1275人。

投票は郵送のほか、31日午前のみ党本部に設置された投票箱で受け付ける方式で行われ、同日午後に開票された。

維新は6月、次期衆院選で、公明現職がいる大阪・兵庫の6選挙区での候補者擁立を決定。大阪の4選挙区については、予備選で候補者を決めることとしていた。

これまでに3区は東(あずま)徹参院議員(56)、16区は黒田征樹・堺市議(43)が公認候補予定者となる支部長に決定した。5区も同日開票され、4選挙区すべての候補者が出そろった。

7838OS5:2023/09/03(日) 10:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff4d1980bb4006350cdb0d17226b13e2efe9fd9d
任期満了に伴う『東大阪市長選』 元PTA会長が立候補表明「市民に寄り添った行政を」
9/2(土) 9:30配信

MBSニュース
MBSニュース

 任期満了に伴う東大阪市長選挙に、市の元PTA会長が立候補することを表明しました。

 9月1日、立候補を表明したのは、市のPTA協議会の元会長で会社員の龍神晃弘さん(51)です。

 龍神さんは2022年、市内の小学校の約半数で学校給食が約1か月にわたってストップした問題について、PTAの代表として市に要望する活動などをする中で、市の対応に疑問を持ち、市長選に立候補することを決めたということです。

 (龍神晃弘さん)「私自身が市の行政の中に飛び込んで、そしてこれまで自分が疑問に思っていたこと、わからなかったことを見て、もし私で市民に寄り添った行政ができていくのであれば、そういったことをしていきたい」

 東大阪市長選をめぐっては、現職の野田義和市長(66)が、これまで推薦を受けてきた自民党や公明党ではなく、大阪維新の会から公認を受けて出馬することを明らかにしています。

 また、8月24日には、共産党からの推薦を受ける見通しの内海公仁元大阪府議(67)が立候補することを表明しています。

 任期満了に伴う東大阪市長選は、9月17日告示、24日投開票です。

MBSニュース

7839OS5:2023/09/03(日) 19:50:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bad304cf0de847243939e243b8b103cfc91e3b4維新が大阪以外の首長選で初の公認候補、茨城・牛久市長選が告示 新人4人が届け出る
9/3(日) 19:12配信


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日刊スポーツ
茨城県牛久市で市長選が告示された(写真は牛久市役所)(撮影・中山知子)

 関東圏での勢力拡大を目指す日本維新の会が、大阪以外の首長選では初めて公認候補を擁立した茨城県牛久市長選が3日告示され、新人4人が立候補を届け出た。市長を2期務めた現職の引退に伴う選挙。維新公認の翻訳業、坂野美紗子氏(42)は「外部の視点を持ったしがらみのない人材が必要と、背中を押していただいた。政治も時代に合わせて変わらなければならない。維新スピリッツで人生をかけて戦う」と訴えた。

 一方、自民党系は元茨城県議の沼田和利氏(46)と、経産省出身で益子町副町長を務めた横田清泰氏(53)の2人が立候補し、支持基盤が分裂する中での選挙戦。沼田氏陣営は「しがらみとは全く縁がない。県と国のパイプを生かしたかじ取りをまかせてほしい」と訴え、横田氏は、豊富な行政経験を打ち出し「躍動する牛久を実現していきたい」と支持を訴えた。元茨城県職員の赤須理世自氏(61)も立候補した。投開票は9月10日。【中山知子】

7840OS5:2023/09/04(月) 17:29:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e01a90d549da308258e8126c1a537159c26d4c
大阪維新公認の現職、枚方市長選で3選…「まだまだやるべきことがある」
9/4(月) 12:00配信


読売新聞オンライン
当選を決め、花束を手に支持者と握手を交わす伏見氏(3日午後10時13分、大阪府枚方市で)

 大阪府枚方市長選は3日、投開票され、大阪維新の会公認で現職の伏見隆氏(55)が、無所属新人で元小学校教諭の永田吉康氏(69)(共産党推薦)を破り、3選を果たした。投票率は31・17%(前回36・90%)で、過去最低を更新した。当日有権者数は32万8870人。

【写真】横山英幸氏

 同市東田宮の伏見氏の事務所では、当選確実の一報が伝わると、支持者らから拍手が起こった。伏見氏は「2期8年の取り組みを評価してもらったが、まだまだやるべきことがある。子育て支援策や京阪枚方市駅周辺の再整備計画など、『未来への投資』をさらに進めていく」と決意を述べた。

 伏見氏は選挙戦で、子育て政策を推し進め、市人口の転入超過を実現した実績などをアピール。市役所の移転や大型商業施設の誘致を含む枚方市駅周辺の再整備計画の推進を訴え、地元選出の日本維新の会の国会議員や府議、市議らの応援も受けて支持を固めた。

 永田氏は「人に優しい市政」を掲げ、枚方市駅周辺の大規模開発の見直しを主張。中学3年生までの少人数学級実現や給食無償化、高齢者の外出支援の充実など、子育てや教育、福祉に関する施策の拡充を訴えたが、浸透しなかった。

7841OS5:2023/09/04(月) 17:36:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9338c3c640e0c602ea82eb428dda3a0d11d4780
京都市長選、二之湯府議が立候補検討 父親は元国家公安委員長
9/4(月) 14:12配信
京都新聞
二之湯真士氏

 来年2月の任期満了に伴う京都市長選に、新人で自民党京都府議の二之湯真士氏(44)が無所属で立候補を検討していることが4日、関係者への取材で分かった。


 二之湯氏は京都市出身で早稲田大卒。父親で元国家公安委員長の二之湯智参院議員(2022年で引退)の秘書を経て、07年の府議選右京区選挙区で初当選。府議会副議長などを歴任した。現在5期目。

 現職の門川大作市長(72)は4期目の今期限りで引退する意向を表明しており、次期市長選は16年ぶりの新人対決となる見通し。新人で弁護士の福山和人氏(62)が立候補の意向を固めており、市民グループや共産党、労働組合などでつくる団体が支援を検討している。過去4回の市長選で門川氏を推薦してきた自民党や公明党、立憲民主党は統一候補の選定に着手している。市議会で合同会派を組む日本維新の会と国民民主党、地域政党京都党は統一候補の擁立を模索している。


https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1095884?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
京都市長選に福山和人氏が立候補の意向 新人の弁護士 共産など支援へ
2023年8月26日 5:00
冨田芳夫
来年2月の任期満了に伴う京都市長選に、新人で元京都弁護士会副会長の弁護士福山和人氏(62)が無所属で立候補する意向を固めたことが25日、複…


https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1096774?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
国民・前原氏、京都市長選への立候補「100%ありません」
2023年8月27日 17:20
 国民民主党の前原誠司代表代行は27日、京都市内で記者会見を開き、来年2月の任期満了に伴う京都市長選について「まずは市議会議員でご議論いただくこと」と述べ、市議会で統一会派を組む国民、日本維新の会、地域政党京都党との協議を重視する考えを改めて示した。

 その上で、前原氏の支持者に市長選への立候補に期待の声もあるとの質問を受け、「そのように言ってくださる方がいらっしゃるのは大変ありがたいことだが、100%ありません」と語り、立候補を否定した。

 次期市長選を巡っては4期目の門川大作市長が今期限りで退任することを表明している。

7842OS5:2023/09/05(火) 08:46:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/23aceeb833122a45ec745e56bcf5e8f847be25b9
自公、次期京都市長選に松井孝治元官房副長官の擁立を検討
9/5(火) 6:02配信


京都新聞
松井孝治氏

 来年2月の任期満了に伴う京都市長選に、市議会与党の自民党、公明党が、今期限りで退任する門川大作市長(72)の後継候補として、元内閣官房副長官で元民主党参院議員の松井孝治氏(63)の擁立を検討していることが4日、複数の関係者への取材で分かった。

【動画】退任を表明する門川市長

 松井氏は京都市出身で東京大卒。通産省(現経済産業省)に入り、2001年参院京都選挙区に民主公認で立候補し、初当選。鳩山由紀夫内閣で官房副長官を務めた。13年に2期12年で政界を引退し、その後、慶応大教授に就任した。

 関係者によると、自民府連、公明府本の関係者で協議を続け、地元京都市出身で政策に精通し、政財界や中央省庁に幅広い人脈を持つ松井氏が有力候補に浮上した、という。今後、経済界や医療福祉といった業界団体のメンバーらから意見を聞き取り、立候補の打診を最終判断する。

 次期市長選では4期務めた門川市長が立候補しない意向を発表し、16年ぶりの新人対決となる見通しになっている。他にも新人で弁護士の福山和人氏(62)が立候補の意向を固め、市民グループや共産党、労働組合などでつくる団体が支援する方向。市議会で合同会派を組む日本維新の会と国民民主党、地域政党京都党は統一候補の擁立を模索している。

7843OS5:2023/09/05(火) 09:17:40
https://www.asahi.com/articles/ASR8R6V36R8RPTJB005.html
佐藤市長へ市長選立候補を要望 2会派16人議員が要請書
林利香2023年8月24日 10時15分
 【滋賀】来年1月14日告示、21日投開票の大津市長選をめぐり23日、市議会の2会派計16人の議員が佐藤健司市長に市長選への立候補を求める要請書を手渡した。佐藤氏は「まずは任期一日一日を真摯(しんし)に取り組み、しかるべき時期に答えを出して参ります」と述べた。

 市議会の自民党会派「湖誠会」と、同党議員らでつくる「新和会」に所属する16人の議員が、佐藤氏に立候補を求める要請書を手渡した。両会派に所属する議員らは2020年の市長選で佐藤氏に立候補を要請し、佐藤氏は初当選した。

 市長選では、元県議の成田政隆氏(49)が無所属での立候補を表明している。(林利香)

7844OS5:2023/09/07(木) 18:35:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fec14efb53e30f44bf388ed70dda7c14baee969
今の京都市政は「慣れ合い」 二之湯府議が京都市長選出馬を正式表明
9/7(木) 17:38配信


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産経新聞
京都市長選への出馬を正式表明した二之湯真士氏=7日午後、京都市中京区

来年2月の任期満了に伴う京都市長選について、自民党府議の二之湯真士氏(44)は7日、京都市内で記者会見を開き、無所属で立候補すると表明した。

二之湯氏は会見で以前から出馬を模索していたと明かした。その上で現在の市政について「『共産対非共産』の構図が長く続き、行政と議会が慣れ合っている」と批判した。

また二之湯氏は公約として、府と市の二重行政の解消を訴えた。また市の財政難に関し、市長給与や退職金のカットも掲げた。保守分裂への懸念については「これまでの選挙の結果を見ても共産党が利する結果になるとは思っていない」と述べた。

二之湯氏は京都右京区出身で早稲田大学卒。元参議院議員で国家公安委員長を務めた父の二之湯智氏の秘書を務めた後、平成19年の府議選で初当選。府議会副議長などを務め、現在5期目。

京都市長選を巡っては、現職の門川大作氏(72)が今期限りでの退任を表明し、各党が候補者の擁立準備を進めている。

7845OS5:2023/09/08(金) 07:54:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/49cf3ae4b89810593cf00141a2abd15aad183de3
自民独自候補見送りへ、現職は維新公認で…東大阪市長選
9/7(木) 12:07配信


読売新聞オンライン
衆院選への決意を語る日本維新の会の馬場代表(中央)(25日、大阪市中央区で)

 17日告示、24日投開票の大阪府東大阪市長選で、自民党東大阪市支部が独自候補の擁立を見送る方針であることがわかった。複数の支部関係者が明らかにした。


 市長選を巡っては、自民、公明両党の支援を受けてきた現職の野田義和氏(66)(4期)が8月、大阪維新の会公認での立候補を表明。自民東大阪市支部では、「支持者への裏切りで許せない」などとして候補者擁立を模索していた。

 しかし、関係者によると、これまでに元議員や会社経営者ら複数人に断られ、9月4日夜に開かれた支部の会合でも、具体的な候補者の名前は出ず、擁立は難しいとの見方で一致したという。支部幹部の一人は読売新聞の取材に対し、「もう時間的に厳しい」と述べた。

 市長選には、共産党前府議の内海公仁氏(67)(共産党推薦)、元東大阪市PTA協議会会長の龍神晃弘氏(51)がそれぞれ無所属で立候補を予定している。

7846OS5:2023/09/10(日) 22:01:46


https://news.yahoo.co.jp/articles/7b1c9645caf2a4e5ed75a114902263bf22e06f15
公明、東大阪市長選は自主投票 支援してきた現職の維新「転身」受け
9/9(土) 18:30配信

朝日新聞デジタル
東大阪市長選について自主投票の方針を示した公明党大阪府本部代表の石川博崇参院議員=2023年9月9日、大阪市西区、原田達矢撮影

 17日告示、24日投開票の東大阪市長選について、公明党大阪府本部は9日の幹事会で自主投票とすることを決めた。公明は、現職の野田義和氏を前回を除く過去3回の市長選で自民とともに推薦してきたが、野田氏が今回、大阪維新の会の公認候補として5期目を目指すため、公明の地元組織が野田氏の再選を支持しない方針を確認していた。


 石川博崇府本部代表は記者会見で、野田氏について「密接な関係を築いてきていたにもかかわらず、大阪維新の会から公認を受けて立候補することは極めて遺憾だ」と指摘。自民党が候補の擁立を模索していたが、同日までに見つかっていないことも明らかにし、「個人的な見解として言わせていただければ、やはり対抗馬を擁立できれば望ましかった」とも漏らした。(野平悠一、原田達矢)

朝日新聞社

7847OS5:2023/09/11(月) 20:27:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4ab5799b4f73de115789084e865836704cd1c7e
交野市議選で維新以外のポスター塗り潰した画像投稿 維新の大阪市議
9/11(月) 18:45配信


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朝日新聞デジタル
大阪維新の会の本田リエ・大阪市議が投稿したX(旧ツイッター)。大阪府交野市議選のポスター掲示場の写真を加工し、維新公認候補を緑の太線で囲み、他候補は塗り潰している

 10日に投開票された大阪府交野市議選で、大阪維新の会の大阪市議が、維新の公認候補を緑色の太線で囲み、それ以外は塗り潰したポスター掲示場の画像をX(旧ツイッター)に投稿し、投票を呼びかけていたことがわかった。選挙は定数15に22人が立候補。投稿は投票前日の9日付で、維新からは5人が出て、3人が当選、現職2人が落選した。

【写真】大阪維新の会の本田リエ・大阪市議

 投稿したのは本田リエ・大阪市議(50)。9日に維新公認候補の応援で現地に入っていたという。本田氏は取材に対し「投票に行った人がすぐわかるように、維新の5人のポスターを見やすくしようと思った」と説明した。

 ポスターに落書きをするなどの行為は、公職選挙法の「選挙の自由妨害罪」に抵触する恐れがある。今回は写真の加工で、本田氏は「ポスター自体に何かしたわけではない。他の候補をおとしめる行為はしていない」と語った。

 本田氏は大阪市城東区選出で現在4期目。2020年5月から1年間、議長を務めた。

 画像加工でポスターを塗り潰された交野市議の1人は「(画像は)知っていたが、選挙中は気にする余裕がなかった。ただ『選挙は何でもあり』というのは良くないと思う」と話した。

 市選挙管理委員会事務局の担当者は「公選法違反とは考えにくいが、道義的に望ましくない」と話した。総務省の担当者は「公選法の違反行為は、一般的にポスターを破ったり、損傷させたりすることを指す。個別具体的な事案については、選挙の自由妨害が認められるかなど、実態に即して違反かどうか判断される」としている。(島脇健史)

■識者「別のやり方あったのでは」

 公選法に詳しい只野雅人・一橋大教授(憲法)の話 有権者に候補者の情報が届かなくなっているわけではなく、直ちに公選法違反というものではないと思う。公選法もこうした状況は想定していないのではないか。ただ、「別のやり方があったのではないか」という違和感はある。なぜこの候補者を支持するのか、支持できないのか、ということを有権者に示すことの方が重要だ。

朝日新聞社

7848OS5:2023/09/12(火) 18:08:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/63628b7f8f5c4ce422d01e6ba714ecc07c83db62
保守分裂か…激戦必至の京都市長選 投開票は来年2月4日
9/12(火) 16:33配信


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産経新聞
京都市役所本庁舎

京都市選挙管理委員会は12日、任期満了に伴う京都市長選を来年1月21日告示、2月4日投開票とする日程を発表した。現職の門川大作氏(72)は今期限りで退任する。

京都市長選を巡っては、すでに自民党京都府議の二之湯真士氏(44)が、自民を離党し無所属で出馬する方針を表明。また令和2年の前回市長選に出馬した弁護士の福山和人氏(62)も無所属での立候補を表明している。

自民なども候補者の擁立準備を進めているほか、日本維新の会も「候補者を立てる」(共同代表の吉村洋文大阪府知事)と明言するなど、保守分裂の激戦が予想されている。

7849OS5:2023/09/13(水) 09:27:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7c1e2423f82199ad83e5bc13d76f09568fe0726
市議選の候補者、当選祝う文書渡され直後に回収…「天国から地獄」
9/13(水) 6:56配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 滋賀県草津市議選の投開票があった10日、市が落選した参政党新人候補の女性に、誤って当選を祝う文書を渡していたことがわかった。文書はその後回収された。12日、市役所で秘書課長らが女性に経緯を説明し、謝罪した。女性は「一生に一度あるかないかという舞台で天国から地獄を味わい、つらい思いをした。二度とないようにしてほしい」と話した。

 市では市議選の開票時に市長らが当選見込みの候補者の事務所を訪問し、祝福するのが慣例の公務になっているという。今回も橋川渉市長と辻川明宏、山本芳一両副市長で手分けして事務所を巡回し、当選を祝う橋川市長の署名入りの文書を配っていた。

 市によると、10日午後9時15分から開票所の市役所2階特大会議室で始まった開票作業で、市長らに候補者の当落を伝えるために待機していた秘書課長が女性の得票数を数え間違い、午後10時半過ぎに当選確実と判断。秘書課長から連絡を受けた辻川副市長が女性の事務所を訪問し、お祝いの文書を渡した。その後、間違いに気づいて文書を回収。女性は最後の当選者と63票差で落選した。

 秘書課長は機械で読み取った票数が公表される前に、開票所で候補者別のかごに入れられた票の束を目視で確認し、得票数を推測していたが、女性のかごの中に他候補の100票が交ざっているのに気付かず、数え間違えたという。

 秘書課長は「少しでも早く結果を伝えたい一心だったが、先走ったことで候補と支持者らに不快な思いをさせた」と説明。「この公務の必要性や運用法などのマニュアル整備について今後検討したい」としている。

7850OS5:2023/09/13(水) 10:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a6084b4afe7979e259f1b694c25cc4adf27d8d4
落選した市議選候補に副市長が「当確祝い」 30分後に謝罪 草津
9/12(火) 20:55配信

毎日新聞
滋賀県草津市

 10日に投開票された草津市議選で、辻川明宏副市長が市の誤った情報を基に落選した参政党の中田裕美氏の事務所へ当選祝いに訪れていたことが12日、市への取材で判明した。

 市秘書課によると、同市では投開票日当日に、当選が確実となった候補者を市長や副市長が訪ね、祝いの言葉を伝えることが慣例となっており、10日も得票上位者から訪問していた。当確の判断は同課の担当者が開票所で独自に票数を目視して行うが、中田氏の票を集めたかごに別の候補者の票が一時的に交ざったため票数を読み違えたという。同課から連絡を受けた辻川副市長は、午後10時50分ごろに中田氏の事務所で当確を伝えたが、その後に落選が判明。約30分後に謝罪した。

 同課は「慎重を期さなければならない判断を確実性がないまま下し、中田氏や党関係者、中田氏に投票した有権者にも多大な迷惑をおかけし、申し訳ない」としている。参政党県連は「あってはならないことで、大変遺憾。市には再発防止の徹底をお願いした」とのコメントを出した。【礒野健一】

7851OS5:2023/09/14(木) 19:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/35c685f5fc2337d1a860a498e2e77072aca2cde3
維新・松浪武久大阪府議に離党勧告 政治資金収支報告書の提出を怠っていたとして
9/14(木) 18:30配信


関西テレビ
松浪武久大阪府議

大阪維新の会に所属する大阪府議会議員が政治資金収支報告書の提出を怠っていたとして離党勧告処分を受けました。
政治資金収支報告書の提出を怠っていたとして
関係者によると、大阪維新の会の松浪武久大阪府議(56)は、去年分の後援会の政治資金収支報告書を期限までに選挙管理委員会に提出していませんでした。

松浪議員は、過去にも2017年までの2年間政治資金収支報告書を提出していなかったため、党から当時半年の党員資格停止処分を受けていました。

大阪維新の会は、今回が2度目であることを重くみて、9月12日付で松浪議員を離党勧告処分としています。

これまで維新の議員の政治資金収支報告書をめぐっては、複数回にわたり政治資金収支報告書の提出を怠っていた橋本和昌大阪府議(55)が離党勧告処分となり離党しています。

関西テレビ

7852OS5:2023/09/19(火) 19:33:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0d367d53f101e3531234fd1c4dfc8d5f1510726
前明石市長、泉氏のX投稿 「事実と異なる」と兵庫知事が否定 図書館跡地めぐる「おわび電話」
9/13(水) 21:42配信

産経新聞
兵庫県立明石公園(同県明石市)内にある旧市立図書館跡地の活用方法をめぐり、「斎藤知事から明石市におわびの電話があった」とする前明石市長の泉房穂氏のX(旧ツイッター)の投稿について、斎藤元彦知事は12日の記者会見で、「事実と異なる」と否定した。

【写真】前明石市長の泉房穂氏

同図書館は、昭和49年に開館し、県の設置管理許可を得て運営されていた。市立図書館が移転された後も、建物は郷土史関連の資料を集める施設として活用されていたが、令和2年3月に完全に閉館。許可の期限が今年3月に切れたものの、解体費が約8億円かかることもあり、活用方法が決まらないままになっている。

斎藤氏は今月11日、この問題について、同市の丸谷聡子市長と電話で協議。丸谷氏は市民の交流拠点なども候補の一つとして跡地の活用を検討していると説明し、斎藤氏も県と市で連携して解決することで合意したと明らかにした。

この電話をめぐり、泉氏は同日午後、「斎藤知事から明石市に本日、おわびの電話があった」などとXに投稿(その後、削除)。これに対して、県は「知事からおわびをした事実はなく、同席した複数の県職員も確認している」といい、斎藤氏は「あくまで知事と現役の市長の電話の内容が外部に伝わって、それが誤った内容でSNSを通じて数十万人に拡散した。恐ろしいことであり大変遺憾。明石市の情報管理のあり方についても、苦言を呈する」と指摘した。

7853OS5:2023/09/19(火) 19:34:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/a399ffb3435a427ca99f223339b81f6c7e093e6a
泉・前明石市長のX投稿巡り、市が市役所内の盗聴器調査へ 図書館跡地利用の電話内容漏れる?
9/15(金) 21:22配信

神戸新聞NEXT
明石市役所=明石市中崎1

 旧明石市立図書館の跡地利用に関し斎藤元彦知事と丸谷聡子市長が話した電話について、前市長の泉房穂氏がX(旧ツイッター)で発信した問題で、市は15日、泉氏に情報が漏れた経緯を調査するため、庁舎内で盗聴器の有無を調べることを明らかにした。市議会の総務常任委員会で、議会側の要求に市幹部が応じた。



 市の説明によると、丸谷市長は11日午後、庁舎内の応接室で斎藤知事からの電話を受け、受話器で会話。部屋には高橋啓介政策局長だけがいた。高橋局長はその後、同日朝からXに県を批判する内容を連投していた泉氏に電話し、投稿をやめるよう依頼。その際も「知事との電話の件は話さなかった」と説明した。丸谷市長も「泉氏とは話していない」と本会議で答弁している。

 委員は「2人でなければ盗聴器がある可能性もある。しっかり調べなければ県の信頼は回復できない」と主張。市は「業者を入れて盗聴器の有無を調べ、他に知り得た者がいるか聞き取り調査し報告する」と答えた。(松本寿美子)

7854OS5:2023/09/20(水) 17:01:18
>>6482>>6604
https://news.yahoo.co.jp/articles/4972d1835aadac1c745c9d6004cfdc052d1e810c
京都・八幡市長選に元府議が維新から出馬、自民に離党届 「しがらみのない政治目指す」
9/20(水) 13:54配信
産経新聞
日本維新の会の公認での出馬を表明した尾形賢氏=20日午前、京都府八幡市(鈴木文也撮影)

京都府八幡市の堀口文昭市長(71)の辞意表明に伴う次期市長選で、元自民党京都府議の尾形賢氏(43)が20日、日本維新の会公認で立候補すると表明した。15日に自民党に離党届を提出したと明かした。

尾形氏は八幡市出身で大阪市立大(現大阪公立大)卒。平成19年に府議に初当選し、31年4月の京田辺市長選に出馬したが落選している。

尾形氏はこの日の記者会見で、8月に維新から出馬の打診を受けたと説明。「旧態依然とした市政運営が行われる中、しがらみのない政治は自民党ではできない」と考え、維新からの出馬を決断したという。

訴える政策として、維新が掲げる「身を切る改革」を挙げ、市長報酬の2割削減のほか、高校授業料の実質無償化などを列挙した。その上で「今が故郷を転換するとき。生まれ育った街に貢献する」と語った。

八幡市長選を巡っては現職の堀口市長が8月、任期満了を待たずに退任することを表明。すでに堀口氏の後継候補として元京都市職員の川田翔子氏(33)が立候補を表明しており、自民が推薦を決定している。(鈴木文也)

7855OS5:2023/09/21(木) 08:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e4186557622c0980fa967a60d5629a66cea8444
高市氏が自民奈良県連の会長職辞意 「対維新」で決断か 大臣との兼務は会議出席もままならず
9/21(木) 6:11配信


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奈良新聞デジタル
 衆議院議員(奈良2区)の高市早苗経済安全保障担当大臣が自民党奈良県連役員に対し、県連会長職の辞職を申し出たことが20日、関係者への取材で分かった。9月13日の内閣改造で大臣に留任したことが理由。同党として県内でも勢力を伸ばす日本維新の会と対峙していく上で、大臣との兼務で会議出席もままならない状態で関わるより、身を引いた方が意思決定などがスムーズにできると判断したとみられる。党県連役員は辞職を受理するかどうか検討している。

 高市会長は今月16日に開かれた党県連政務調査会の研修会に講師として出席した際、党県連役員に辞意を伝えたという。

 自民党県連を巡っては、今年4月の知事選で候補者を一本化できず、5選を目指した荒井正吾氏と、党県連が推薦した元総務官僚の平木省氏で票が割れ、間隙を突く形で日本維新の会公認の山下真氏が当選、自民党は敗北を喫した。

 この結果を受け、高市会長は6月24日に開かれた党県連総務会で辞意を表明したが「知事選で分裂した党県連の一本化に尽力してほしい」などの声が上がり、高市会長続投への賛成意見が多数を占めたため、役員らが慰留し、高市氏も了承した。

 しかし、10月15日告示、同22日投開票の橿原市長選では自民党が推薦する現職の亀田忠彦氏と日本維新の会公認の元職、森下豊氏の一騎打ちが予想されるなど、今後、自民党と日本維新の会の激突が予想される中、大臣留任となり、中途半端に関わるべきではないとして、会長辞職を申し出た。

 現在、県連役員が受理するかどうかを協議している。会長辞職が受理された場合、高市会長の任期が満了する来年9月まで会長不在の状態となり、堀井巌会長代行が会長職の代理を務めることとなる。

7856OS5:2023/09/22(金) 17:59:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8a67842410acfa3d8293069b8b687205fe6cf08
「議員職のプレッシャーに参り」維新市議、5カ月で辞職 滋賀
9/22(金) 12:36配信

毎日新聞
近江八幡市庁舎=近江八幡市桜宮町で2022年4月

 4月の滋賀県近江八幡市議選で日本維新の会の公認候補として初当選した福永義洋市議(49)が21日、辞職した。任期開始から約5カ月での辞職について、福永氏は毎日新聞の取材に「プレッシャーに押しつぶされた」などと話した。市議会(定数22)は欠員1となったが、公選法で補欠選挙の実施が必要になる定数の6分の1を超えておらず補選は行われない。


 福永氏は得票順2位の1884票で当選、維新は市議会で初めて議席を獲得した。

 市議会事務局によると、福永氏は9月定例会を11日から欠席し、15日に「一身上の都合」を理由に辞職願を提出。21日の本会議で辞職が認められた。

 福永氏は取材に対し「9月定例会が始まるころから議員職のプレッシャーに押しつぶされて気持ちが不安定になり、精神的に参ってしまった。支援していただいた人には大変申し訳なく思っている」と話した。【村瀬優子】

7857OS5:2023/09/22(金) 20:42:31
https://news.goo.ne.jp/article/ytv/nation/ytv-2023092205761537.html
【独自】大阪・高槻市長と後援会の名前で葬儀に供花 公選法に抵触か 市長「違反には当たらない」認識
2023/09/22 17:01読売テレビニュース

【独自】大阪・高槻市長と後援会の名前で葬儀に供花 公選法に抵触か 市長「違反には当たらない」認識

読売テレビニュース

(読売テレビニュース)

 今年7月、大阪府高槻市で行われた葬儀に「高槻市長」の名前と「市長の後援会」の名前で供花が贈られていたことが分かりました。公職選挙法に抵触する疑いがありますが、濱田剛史市長は「違反にはあたらない」との認識を示しています。

 複数の関係者によりますと、今年7月に高槻市内で行われた市民の通夜と葬儀で斎場の祭壇の両脇に、「高槻市長」と「はまだ剛史後援会」の名札が添えられた供花が飾られていたということです。

 公職選挙法では政治家が選挙区内で供花を贈る行為は寄附にあたるとして禁止されています。また、通夜には濱田剛史市長本人が出席していたということです。

 濱田市長は読売テレビの取材に対し、カメラ取材を拒否した上で「高槻市長の供花は副市長がだした。供花が出ることは把握しておらず通夜当日は供花に気が付かなかった」と文書で回答しました。

 また、「高槻市長の職名で出されたもので公職選挙法の規定に抵触するものではない」としていますが、公職選挙法では「氏名が類推されるような方法で寄付をしてはならない」と定められています。濱田市長は検事や弁護士を経て2011年に高槻市長に初当選し、現在4期目です。

7858OS5:2023/09/22(金) 21:34:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b603b5de85bb6ed652e6f58cfa090b3e1f57089
知事電話漏えい問題で前明石市長・泉氏が陳謝「また聞きでツイート」
9/18(月) 16:19配信
毎日新聞
泉房穂・前明石市長=東京都千代田区で2023年8月6日、前田梨里子撮影

 兵庫県立明石公園(同県明石市)内の旧市立図書館の取り扱いを巡り、斎藤元彦知事と丸谷聡子市長の電話協議内容が泉房穂・前市長に漏れ、泉氏が誤った情報としてSNS(ネット交流サービス)に投稿したとされる問題で、泉氏は16日にX(ツイッター)で「不確かな情報だった。申し訳なかった」と陳謝した。一方、毎日新聞の18日の取材に詳細についてのコメントを避けた。

 泉氏は11日、図書館の対応を巡って知事から市長におわびの電話があったと投稿。県が市に「そういう事実はない」とする申し入れ書を送付した。誰が漏えいしたのか不明で、市議会も「盗聴の可能性もある」と調査を求めている。投稿はその後、削除された。

 泉氏は16日に「複数のマスコミ関係者から連絡があり、その他からも情報提供があり、それら情報を総合的に判断して、電話の件をツイートしたが、また聞きの不確かな情報だったので、その後、削除したという経緯。軽率な対応につき、反省しています。関係者の皆さん、申し訳ありませんでした」と投稿。17日には「盗聴なんかするわけないし、荒唐無稽(むけい)な誹謗(ひぼう)中傷ネタにすぎない」とも投稿した。

 泉氏は18日に立憲民主党の衆院選立候補予定者が神戸市西区で開いた集会と街頭演説会に弁士として登壇。終了後、毎日新聞の質問に応じなかったが「ノーコメントか」との問いかけには「そうやない。きょうはそういう会と違う」と答えた。【入江直樹】

7859OS5:2023/09/25(月) 19:03:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9fb99498144db3126143bd9f6b2098f890dd7c4
東大阪市長に野田氏5選 維新転向で府内首長半数
9/24(日) 23:17配信

共同通信
5回目の当選が確実となり、万歳する野田義和氏=24日夜、大阪府東大阪市

 任期満了に伴う大阪府東大阪市長選は24日投開票の結果、政治団体・大阪維新の会の現職野田義和氏(66)が、いずれも無所属新人で共産党推薦の元大阪府議内海公仁氏(67)と会社員龍神晃弘氏(51)を破り、5回目の当選を果たした。野田氏はこれまで自民、公明両党の推薦や支援を受けてきたが、今回維新に転じた。維新所属の首長は府内の半数を占めた。

 野田氏は市内の事務所で記者団に「大阪府を司令塔に、地方自治の在り方を大阪から変えていく」と抱負を語った。投票率は39.86%で、2019年の前回選を0.95ポイント上回った。

 選挙戦を通じて、野田氏は「東京に対峙する大阪をつくりたい。地方の声を届けて、自治体が国を動かす」と主張。4期目の退職金50%カットや給与削減を掲げ、論戦を優位に進めた。

 自民は対抗馬を擁立できず「不戦敗」となった。維新に所属する首長は府内43市町村のうち21人で、吉村洋文知事を加えて22人になる。

7860OS5:2023/09/25(月) 19:05:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/9758dfe895b828cf3572a08b65dd38cb84476efc
東大阪市長選、自公から維新へ転身の現職が5選…大阪府市町村の「維新首長」21人
9/25(月) 0:07配信

読売新聞オンライン
当選を確実にし、花束を手に笑顔を見せる野田義和氏(中央)(24日午後10時56分、東大阪市で)

 大阪府東大阪市長選は24日投開票され、自民、公明両党と決別し、地域政党・大阪維新の会公認に転じた現職の野田義和氏(66)が、共産党推薦の新人ら2人を破り、5選を果たした。維新は大阪、堺両市に次ぐ府内第3の都市の首長ポストを獲得。府内43市町村長のうち、維新首長は21人となる。

 午後10時半過ぎ、事務所に姿を見せた野田氏は支持者から拍手で迎えられ、「市民の信託を得た重みを感じる。東大阪の改革を進め、成長につなげる」と語った。

(写真:読売新聞)

 野田氏は過去4回の市長選で自民、公明の支援を受けたが、告示の約1か月前に突然、維新からの出馬を表明。これまで対抗馬を擁立できなかった維新も、党所属の公認候補とした。

 東大阪市の人口は大阪、堺両市に次ぐ約48万人。維新は次の衆院選で初めて府内19小選挙区全てに候補者を擁立する方針で、幹部は「衆院選への弾みになる」と歓迎した。

 野田氏は選挙戦で、吉村洋文代表(大阪府知事)と一緒に街頭に並び、「東京に負けない大阪をつくる。吉村知事と一緒にやらせてもらいたい」と強調。野田氏が他党の支援を受けてきた経緯から、維新内には連携を疑問視する声もあり、吉村氏は「(維新が掲げてきた)大阪都構想に最初に賛成してくれたのが野田さんです」とアピールした。

 一方、野田氏に「裏切られた」形となった自民は候補者を立てられず、維新に対抗するため、府連の再建に取り組むさなかの不戦敗となった。府連幹部は「大阪での弱さをまた露呈してしまった」と肩を落とした。

 24日には東大阪市議選も投開票された。市議会(定数38)で改選前、公明(10人)、自民(9人)に次ぐ第3党の維新(8人)は最多の14人の候補者を立てた。全員当選しても過半数には届かず、議会運営には他党の協力が不可欠になるが、公明府本部幹部は「市長選のしこりは残る」と語った。

7861OS5:2023/09/26(火) 17:46:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcd9cecc6c74f7c53b73c802d1fc5aa83849b39f
大阪で「勝ち筋が見えない」自民、東大阪市長選は過去4回支援の現職が維新に転身
9/26(火) 10:07配信


 自民党が次期衆院選に向けた大阪の立て直しに苦戦している。24日投開票の大阪府東大阪市長選で、自民、公明両党が過去4回の市長選で支援してきた現職が地域政党・大阪維新の会公認に転じ、5選を果たした。対抗馬を擁立できなかった自民は党勢回復への糸口が見いだせない状況だ。

 自民の茂木幹事長は25日、大阪市内の会合で「来たるべき総選挙に向け、『大阪再生』『新しい自民党』を掲げている。大阪で議席を奪還することが党にとって最優先課題だ」と語った。

 だが、言葉とは裏腹に大阪での現状は厳しい。

(写真:読売新聞)

 東大阪市は、人口48万人を擁し、大阪、堺両市に次いで、府内第3の都市だ。公明は、維新と府内で全面対決する次期衆院選を念頭に、独自候補の擁立を主張。自民は元府議らの擁立を模索したものの「勝ち筋が見えなかった」(党幹部)として断念した。

 市長選と同日に投開票された市議選(定数38)でも、維新は14人中11人が当選。公明は10議席を維持したものの、市議会第1党を維新に譲り、自民も1議席減の8議席にとどまった。

 自民党は2021年の前回衆院選で、大阪府内19小選挙区のうち15選挙区に候補者を擁立したが、日本維新の会に全敗を喫した。今年4月の大阪府知事、大阪市長の「ダブル選」でも自主支援した候補が敗れたことを受け、5月に茂木氏を本部長とする「大阪刷新本部」を設置した。

 7月には、次期衆院選に向け、支部長が決定済みだった6選挙区を含む10選挙区で公募に着手した。ただ結果的には、公募に応じず引退した前衆院議員を除く従来の支部長5人全員が選任され、「刷新への本気度が見えない」(閣僚経験者)との声が出ている。

 これに対し、維新は引き締めを強めている。

 次期衆院選の大阪府内の全19小選挙区の候補者について、比例選の重複立候補を認めないことを検討している。大阪で「背水の陣」を敷くことで各陣営に緊張感を持たせつつ、「地盤の弱い他府県で復活当選を積み増したい」(幹部)との思惑がある。

7862OS5:2023/09/27(水) 12:11:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/df898ed77f50d0ba2947e8424ec580663eaa9c0d
市長名で葬儀に供花「副市長の私費で」 後援会名義も 大阪・高槻
9/27(水) 10:21配信
毎日新聞
大阪府高槻市

 7月に大阪府高槻市内であった市民の葬儀で、「高槻市長」と浜田剛史市長の後援会名を記した供花2基が贈られていたことが分かった。同市は市長名の供花は石下誠造副市長が私費で準備し、違法性はないと主張している。

 26日の市議会一般質問で北岡隆浩市議(無所属)が明らかにした。供花は7月上旬にあった市民の葬儀で「高槻市長」と「はまだ剛史後援会 新たな飛躍をめざす市民の会」とそれぞれ札を付けて置かれていたという。

 選挙区内の有権者に対する政治家やその支援団体からの寄付は、公職選挙法に触れる恐れがある。市の担当者は「市長は葬儀場に並べられていたことなどは認識していなかった」と説明。市選管は「市長名の供花は違法性はない」とする一方、後援会名義の供花は「公選法に抵触する可能性がある」とする。

 石下副市長は「ボランティア活動で市に大いに貢献された方の家族で、内規を元に検討した。市長の事前承諾がなくても理解を得られると判断した」などと答弁した。

 浜田市長は毎日新聞の取材に「職名での供花は市としての弔慰を表したものと理解している。『市民の会』の供花については個別の団体に関することで、お答えする立場にない」とコメントした。

 北岡市議は、石下副市長と市長後援会を公選法違反で刑事告発することを検討している。【小坂春乃】

7863OS5:2023/10/01(日) 23:54:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/289329e7500497c6c8af4ae1f233e91b1d3645e7
維新の枚方市長が3選後に「祝勝会」出席 公選法抵触恐れ 大阪
10/1(日) 20:52配信
毎日新聞
毎日新聞が入手した集会の写真。「祝勝会」「心からありがとう」と書かれた横断幕が掲げられ、大阪府枚方市の伏見隆市長が参加者の前であいさつする姿が写っている=提供写真

 地域政党・大阪維新の会の現職として9月の大阪府枚方市長選で3選を果たした伏見隆市長(55)が投開票の約2週間後、「祝勝会」の横断幕が掲げられた集会に出席していたことが関係者への取材で明らかになった。毎日新聞が入手した集会の写真には、伏見氏が参加者の前であいさつする姿が写っており、選挙後の当選祝賀会の開催を禁じる公職選挙法に抵触する恐れがある。


 伏見氏は毎日新聞の取材に出席を認めたうえで、「選挙対策スタッフの解散式という認識だった。横断幕を見て『これはまずい』と思ったが、外してほしいと言わなかった。私の注意不足で申し訳ない。今後は法令を順守していきたい」と陳謝した。2日に記者会見を開き、詳しい経緯を説明する方針。

 枚方市長選は9月3日に投開票され、3期目を目指した伏見氏が無所属新人の候補に大差をつけて勝利した。関係者によると、伏見氏の選対スタッフが集会を企画し、枚方市内の日本料理店で15日夜に開かれた。選挙応援に入った維新の府議や市議らを含めて約30人が参加し、会費は1人6000円だった。

 伏見氏によると、選対スタッフらから誘われ、内輪の会という認識で参加を決めた。参加者の会費について、自身や後援会が負担した事実はないという。

 毎日新聞が入手した写真に写っている集会の横断幕には「伏見たかし祝勝会」と書かれているほか、「心からありがとう!」という言葉が確認できる。伏見氏の顔写真も添えられている。

 公選法は事後買収を防止する目的から、選挙後の当選祝賀会の開催や戸別訪問などを禁じている。違反した場合は30万円以下の罰金が科される。

 伏見氏は集会での自身のあいさつについて「あくまで選挙活動に協力してくれた人へのお礼で、投票へのお礼は述べていない」と説明した。

 集会に参加した一人は「何も知らずに知人に会場へ連れて行かれたが、祝勝会と書かれた横断幕に驚いた。すぐにまずいと思い、その時に注意すべきだった」と話した。

 公選法に詳しい神戸学院大の上脇博之教授(憲法学)は「市長は選対スタッフが開催した集会に呼ばれたと説明するが、選対と陣営は同一で市長側が開いたと言っても過言ではない。事後買収と疑われかねず、横断幕費の負担先や会費額の妥当性などを領収書を示して説明すべきだ」と指摘した。【小坂春乃、砂押健太、藤河匠】

7864OS5:2023/10/02(月) 14:17:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/af9436272b29a732791843d8f6ee5f0f620bf4b5
京都市長選巡り前原氏「維新が公認ならば推薦せず」
10/2(月) 12:54配信
産経新聞
任期満了に伴う来年の京都市長選について、国民民主党京都府連会長の前原誠司衆院議員(京都2区)は2日、京都市内で産経新聞社の取材に応じ、「(市長選に)日本維新の会が公認候補を立てた場合、推薦しない。推薦は無所属の場合だ」と述べた。維新は吉村洋文共同代表(大阪府知事)が「維新として候補者を立てる」と明言しており、今後両党間の調整が注目されそうだ。

昨年7月の参院選京都選挙区で、国民は維新公認の新人候補を推薦。今年の統一地方選後、京都市議会は維新、国民、地域政党・京都党が合流し、府議会も維新と国民が合流して統一会派を立ち上げるなど、維新と国民が連携を深めている。

ただ、国民の支持母体の連合京都は維新の政策に反発しており、国民にとっては支持基盤の分裂の懸念がある。

前原氏は、京都党から元市議擁立の提案があったが維新と国民の中で賛否が別れていると説明。「広く支持を集めたい。維新公認ではやれないと維新側に言ってある」と述べた上で、「維新も国民も、トップで決めてくれという状況になりつつあると思う。維新の幹部と話をする」と説明した。(平岡康彦)

7865OS5:2023/10/02(月) 22:35:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8046928856b9d0556ed093048136093a090dce1
維新の奈良・斑鳩町議が辞職、自治会費数百万円流用か 党支部は除名
10/2(月) 20:33配信
毎日新聞
奈良県斑鳩町

 日本維新の会の大森恒太朗・奈良県斑鳩町議(41)が自治会費を使い込んだとして、同党県総支部に離党届を提出していたことが2日、明らかになった。大森氏は同日、町議を辞職した。関係者によると、大森氏は数百万円を私的に流用した疑いがあるという。

 同支部は離党届を受理せず、同日付で除名処分とした。

 関係者によると、大森氏は所属する自治会で会計を担当。今後実施する地元の祭りの予算に不審な点が見つかり、使い込みが発覚したという。大森氏は取材に「コメントできない」と話した。

 大森氏は2019年に無所属で町議選に出馬し初当選。23年選は維新の公認を受け、再選を果たした。【吉川雄飛、川畑岳志】

7866OS5:2023/10/03(火) 08:35:38
>>7788
https://news.yahoo.co.jp/articles/60407e843e001fd4939c4116105f7b74052b7462
大阪府議から性的暴行と被害届 維新の女性市議、府警に提出
10/2(月) 21:11配信
共同通信
笹川理氏

 大阪市の女性市議へのセクハラやパワハラで政治団体・大阪維新の会から除名処分を受けた大阪府の男性府議について、市議が性的暴行を受けたとして府警に被害届を提出し、受理されたことが2日、複数の関係者への取材で分かった。府議は取材に性的暴行を否定した。府警は両議員から事情を聴き、事実関係の確認を進めるとみられる。


 関係者によると、被害届を提出したのは維新の宮脇希市議(36)。2015年9月、市内の事務所兼自宅で笹川理府議(42)に押し倒され、性的暴行を受けたと訴えている。2人は当時、同じ大阪市東淀川区から選出されていた。宮脇市議は現在、同市旭区選出となっている。

7867OS5:2023/10/06(金) 12:59:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d478a6ce9f99de2006d9d831ea658ae3beeb512
泉氏投稿に後継市長は「迷惑」、謝罪したとされる斎藤知事は「誤った内容で遺憾」 明石市「盗聴器」騒動
10/5(木) 22:19配信
兵庫県の斎藤元彦知事が同県明石市の情報管理態勢を問題視し、市が庁舎内の盗聴器の有無を調査した問題を巡り、丸谷聡子市長は5日の市議会総務常任委員会で、発端となった泉房穂前市長のX(旧ツイッター)への投稿について「県との信頼関係を築いている矢先の出来事で、大変迷惑している」と述べた。

斎藤氏と丸谷氏は9月11日、県立明石公園内にある旧市立図書館跡地の活用方法について電話で協議した。泉氏は同日、«斎藤知事から明石市にお詫(わ)びの電話があったとのこと»とXに投稿した。

斎藤氏は翌12日の記者会見で、泉氏の投稿は「事実と異なる」と否定し「知事と市長の電話の内容が外部に伝わり、誤った内容でSNSを通じて数十万人に拡散した。大変遺憾だ」と不快感を表明。「市の情報管理のあり方にも苦言を呈する」として批判の矛先を市に向けた。

その後、市議会からの追及も受けた市は、盗聴器の有無を含め経緯を調査。10月5日の同委員会で、盗聴器はなく、市から泉氏に情報も伝わっていないとする調査結果を報告した。

泉氏の支援を受け、今春の市長選で初当選した丸谷氏は委員会終了後、報道陣の取材に応じ、「市政運営について私が(泉氏に)指示を仰いだり、指示を受けたりということは一切ない。私自身が市長として、市民の暮らしと命を守っていく」と強調した。

一方、市の情報管理に問題はなかったとする調査報告を受け、斎藤氏は同日の定例記者会見で「明石市と市議会が今回の調査結果を踏まえ、これを是とするのか、本当にどうだったかということをさらに調査していくのかは、明石市側の内部管理の問題だ」と言及。「明石市、市議会に委ねていくことでいいと思っている」とも話しており、市側の対応が注目される。

7868OS5:2023/10/11(水) 22:00:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20231011k0000m010070000c.html
維新市長の「祝勝会」 大阪・枚方市議会が問責決議案を可決
2023/10/11 11:26毎日新聞

維新市長の「祝勝会」 大阪・枚方市議会が問責決議案を可決

毎日新聞が入手した集会の写真。「祝勝会」「心からありがとう!」と書かれた横断幕が掲げられ、大阪府枚方市の伏見隆市長が参加者の前であいさつする姿が写っている=提供写真

(毎日新聞)

 地域政党・大阪維新の会に所属する伏見隆・大阪府枚方市長(55)が、3選を果たした9月の市長選後に「祝勝会」の横断幕が掲げられた集会に出席した問題で、市議会は11日午前、伏見氏に対する問責決議案を賛成多数で可決した。問責決議に辞職などの法的拘束力はないが、伏見氏の対応に注目が集まる。

 この日開かれた本会議で、公明党や共産党など四つの会派は「法律に違反する恐れがある行為を市長自ら行うことは断じて許されない。猛省を促すとともに責任を強く問う」などとして、共同で決議案を提出。採決の結果、賛成多数で可決された。

 集会は投開票から約2週間後の9月15日夜、枚方市内の日本料理店で開かれた。伏見氏の選挙対策スタッフらが企画し、選挙応援に入った府議ら約30人が参加した。会場には、「伏見たかし祝勝会」「心からありがとう!」などと書かれた横断幕が掲げられた。

 公職選挙法は選挙後の当選祝賀会の開催を禁じている。維新は伏見氏を口頭注意処分にし、吉村洋文代表(大阪府知事)は同法に違反する可能性に言及している。伏見氏は「祝勝会という認識はなく、選対の解散式のつもりで行った」と釈明している。【砂押健太】

7869OS5:2023/10/17(火) 14:10:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0fbe713b9ceb50b37f69cf4bee0d1f3847c9e7d
自民京都府連が維新公認で出馬表明の元府議を除名 京都・八幡市長選巡り
10/16(月) 19:38配信
産経新聞
日本維新の会の公認での出馬を表明した尾形賢氏=9月20日、京都府八幡市(鈴木文也撮影)

現職市長の辞任に伴う京都府八幡市長選(11月5日告示、12日投開票)で、自民党が推薦を決定した立候補予定者がいると知りながら日本維新の会からの出馬を表明したのは規約違反だとして、自民党京都府連は16日、元府議の尾形賢氏を除名処分としたと発表した。9月30日付。

八幡市長選では、現職の後継候補として元京都市職員の川田翔子氏が9月7日に無所属での出馬を表明し、自民府連が推薦した。これに対し尾形氏は同15日に自民に離党届を提出し、20日に維新公認で市長選に出馬すると表明した。

府連は京田辺支部からの上申を受け、党紀委員会で処分を検討していた。尾形氏側からの弁明や再審査請求はなかった。

同市長選を巡っては、このほか元市議の亀田優子氏が立候補を表明しており、三つどもえの争いとなる見通し。

7870OS5:2023/10/17(火) 15:19:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/77a955a214524f43cf5ab4657b7272e794cda03c
京都市長選、自民・立憲・公明が相乗りへ 前原氏の動向が焦点に
10/17(火) 14:00配信

朝日新聞デジタル
記者会見する自民党京都府連の西田昌司会長(左から2人目)ら=2023年10月16日午後1時2分、京都市中京区、八百板一平撮影

 来年2月投開票の京都市長選を巡って、自民、立憲民主、公明の3党は相乗りする方向となった。伊吹文明・元衆院議長の呼びかけで発足した「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」の提言への賛同を相次いで決めた。候補者擁立に向け、国会議員らを中心に協議を進める方針だ。

【写真】取材に応じる立憲民主党京都府連会長の福山哲郎参院議員=2023年10月15日、京都市上京区、武井風花撮影

 11日に公表された「考える会」の提言は、市長像として府政との協調などを挙げる。会のメンバーは大学教授や医師、会社経営者ら19人で、伊吹氏が相談役だ。

 公表を受けて、公明府本部は13日に役員会を開き、自民府連は14日に議員総会、立憲府連は15日の常任幹事会で、提言をそれぞれ承認した。

 自民府連会長の西田昌司参院議員は16日の記者会見で、府政との協調や「ポピュリズム的判断を避ける」といった提言の内容を評価した上で、「提言に沿う形で、市長候補となるべき人を速やかに決めていきたい」と述べた。

 立憲府連会長の福山哲郎参院議員は15日、報道陣に「提言を前向きに受け止め、この方向で候補者を擁立したい」と話した。公明府本部幹事長の湯浅光彦市議も16日、提言について「候補者選定の大きな基礎となる」と歩調をそろえる。

 次期市長選では、現職の門川大作市長が不出馬を表明している。焦点の一つは、これまでの選挙で3党と共に門川市長を支えてきた国民民主党の前原誠司衆院議員の動向だ。

 国民は4月の統一選後、市議会で日本維新の会などと合同会派を組んでいる。西田氏は、前原氏について「国では与野党と、立場が違うかもしれないが、地方行政の場では大きな対立点はない。会の方々も、考えに共鳴していただければ、同じような候補者を推薦できるのではないかと期待している」と話した。

 一方、候補擁立の方針を明らかにした維新については「維新の言う『身を切る改革』には全く賛同できない」(西田氏)、「維新の大阪の行政には違和感を持っている」(福山氏)と、連携に否定的な声が出ている。(武井風花、八百板一平)

朝日新聞社

7871OS5:2023/10/17(火) 16:32:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e703c8455dd9e4a8af214243be61fa926bf1daee
京都市長選、自立公の相乗り態勢固まる…にじむ維新への反発
10/16(月) 18:40配信

産経新聞
任期満了に伴う来年の京都市長選を巡り、学識者や経営者らで構成する「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」による提言について、自民、立憲民主、公明3党の府連などの地方組織がいずれも提言を了承し、執行部に候補者選定を一任した。次期市長選では少なくとも3党相乗りで候補者を支援する態勢が固まった。


自民府連は14日、議員総会を開き、提言を多数決で承認。西田昌司会長(参院京都選挙区)や幹事長ら幹部に候補者選びを一任した。

立民府連も15日の常任幹事会で提言を承認。福山哲郎会長(同)は「提言には府市協調や財政問題などが盛り込まれていることを評価している」と語った。

公明府本部の湯浅光彦幹事長は16日、記者会見を開き「会の提言を承認する」と表明した。19人で構成し、伊吹文明元衆院議長が相談役を務める同会について湯浅氏は「そうそうたるメンバー。市民の声が十分に反映されている」と高く評価した。

京都市長選を巡っては、市議会で統一会派を構成している日本維新の会、国民民主党、地域政党・京都党が統一候補の擁立を模索。「考える会」は維新、国民両党の合流を呼び掛けたが、維新に関し「身を切る改革や行財政改革の一本鎗に賛同できない」(自民の西田会長)、「維新の大阪での政策には違和感がある」(立民の福山会長)との反発もある。

一方、国民については府連の前原誠司会長(衆院京都2区)を念頭に、西田会長が「地方行政の場では一緒に応援してほしい」とラブコールを送る場面もあった。

これまでの京都市長選では、国政の与野党や連合京都などが現職を相乗りで支援し、共産党系の候補らと争う構図が続いてい

7872OS5:2023/10/19(木) 17:40:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c045d11ca10a9d7dbc6035c7295ec5d22e30bfa7
「政党主導だ」 京都市長選、出馬表明の自民府議が「考える会」を批判 伊吹氏が相談役
10/19(木) 17:14配信


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産経新聞
記者会見する二之湯京都府議=19日午後、京都市西京区

任期満了に伴う来年の京都市長選に関し、学識者や経営者らでつくる団体の提言を受けて自民、立憲民主、公明の3党の相乗りが固まったことを巡り、すでに出馬を表明している自民党府議の二之湯真士氏(44)が19日、記者会見し「(団体は)市民の思いで自然発生的に生まれたものでなく政党主導だ」と批判した=写真。二之湯氏は自民を離党し、無所属で立候補する意向だ。

団体は「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」。伊吹文明元衆院議長が相談役を務め、各党の国会議員もオブザーバーとして参加している。二之湯氏は「政党主導で共産対非共産の枠を作ろうとする、時計の針を逆に回す行為。会の在り方に違和感を覚える」と述べた。会見には父で、国家公安委員長などを務めた智氏(79)も同席した。

京都市長選ではこのほか弁護士の福山和人氏(62)も無所属での立候補を表明している。

7873OS5:2023/10/19(木) 21:26:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8aa619fc6c87daa50bbd38e870507edb1d141cf
「フリースクールは国家の根幹崩す」発言 東近江市長に抗議文
10/19(木) 20:21配信


毎日新聞
東近江市役所で抗議文を手渡した県フリースクール等連絡協議会の谷川知・副会長(中央)=同市八日市緑町で2023年10月19日午後4時1分、伊藤信司撮影

 滋賀県東近江市の小椋正清市長がフリースクールについて「国家の根幹を崩す」、「不登校の大半の責任が親にある」などと発言したことを受け、県内でフリースクールを運営する団体などからは批判の声が広がっている。19日には市長宛ての抗議文が出されたほか、発言の撤回などを求める署名活動も始まった。

 小椋市長は、17日に同県愛荘町であった不登校問題を話し合う知事と首長の会議でフリースクールについて言及。同市には秘書課だけでも19日午後2時半までに電話85件と70件以上のメールが寄せられた。同課によると、批判的な意見が大半だったが、賛同も2〜3割あったという。

 県フリースクール等連絡協議会(柴田雅美会長、43団体)は同日、市役所で抗議文を手渡した。抗議文は、文部科学省がフリースクールを教育機会確保法に基づいて支援することを決めていると指摘。教育の多様性や自由を子供たちに供することは「国家の根幹を崩す」のではなく「国家の未来を担う」ことだとしている。更に、発言の撤回や、不登校関連団体や保護者、児童生徒などとの対話による共通認識の構築などを求め、26日までに回答するよう要請した。

 同会副会長で、フリースクール「ひとつぶてんとう園」(同県近江八幡市)の西村静恵代表は「言葉にならない悲しみがこみ上げた。首長であっても不登校への理解が浸透していないことが表面化したが、これを契機に(当事者との)対話を深め、理解してほしい。なぜ不登校になるのか、フリースクールを子供たちが選ぶのかを考えていくことが学校教育を変えるきっかけになる」と話した。

 東近江市などで不登校の子供を支援するNPO法人「Since」(近江八幡市)も市長に発言の撤回などを求める署名活動を18日から始めた。同法人の門脇真斗理事(24)は「活動を通して子供たちに味方がいるという安心感を与えたい」と話す。今後、1万人を目標にオンラインなどで署名を集める。【伊藤信司、飯塚りりん】

7874OS5:2023/10/20(金) 21:23:06
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/24ec24fecc920bae14f600d1022e9de7c14b8c72
「自民・維新対決」の奈良・橿原市長選 亀田氏がやや先行 森下氏激しく追う=JX通信社 情勢調査

米重克洋JX通信社 代表取締役
10/16(月) 17:05
0月22日に投開票される奈良県橿原市長選挙について、JX通信社は14日・15日の両日、橿原市内の有権者を対象に、電話とインターネットによる独自の情勢調査を実施した。その結果、無所属で自民党が推薦する現職の亀田忠彦氏が先行し、前市長で日本維新の会の森下豊氏が激しく追っていることがわかった。

現職に前市長が挑む今回の選挙は、現職を推薦する自民党と前市長を擁立した日本維新の会が対決する構図ともなっている。支持政党別に見ると、亀田氏は自民党支持層の5割、公明党支持層の6割から支持を集めるほか、立憲民主党支持層の3割、無党派層の3割強からも支持を得ている。対する森下氏は日本維新の会支持層の6割を固めているほか、立憲民主党支持層の4割、自民党支持層の1割にも食い込んでいる。この他、無党派層から1割台半ばの支持がある。

電話調査、ネット調査ともに、投票態度を明らかにしていない有権者が一定数おり、今後情勢は変わる可能性がある。

調査の方法

10月14日(土曜日)と15日(日曜日)の2日間、橿原市内の有権者を対象に、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式の電話調査と、大手リサーチ会社に登録したモニターを対象としたインターネット調査を実施した。電話調査では319人、インターネット調査では327人(計646人)から有効回答を得た。

7875OS5:2023/10/22(日) 17:58:49
それでも楽観できない 京都市「財政難」の現在地
10/22(日) 17:00配信


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産経新聞
平成初期に誕生した梅小路公園=京都市下京区

京都市と聞けば、深刻な財政難をイメージする人が多いだろう。社会保障費の増加や平成初期の多額の設備投資などがのしかかり、門川大作市長が企業の倒産と同等の「財政再生団体」への転落を示唆するなど、当時大きなニュースとなった。あれから約3年。市は市民サービスの見直しなどで、令和4年度一般会計決算で22年ぶりの黒字を達成した。深刻な財政危機からの脱却の兆しともいえる一方、過去の赤字の補�鹸(ほてん)のために発行した公債は今も積み重なり、先行きは不透明といえる。新局面を迎えた京都市の現状を分析する。

【グラフィック】ほかの政令市との借金比較、京都市の推移

20年以上に及ぶ財政難の発端は平成初期の大型公共投資に起因する。梅小路公園の整備(約530億円)や鉄道高架化事業(約610億円)。こうした大規模投資に伴い、平成6〜10年の5年間に約5千億円の多額の市債が発行された。

もう一つの要因が、開業以来赤字が続いた市営地下鉄の存在だ。特に東西線の建設がバブル期と重なっただけでなく、利用者数も伸び悩んだ。市は救済のため、平成29年度まで967億円の市債を発行した。

将来の借金返済のために積み立てた公債償還基金を取り崩し、赤字の補填に流用する「禁じ手」にも手を染めた。ピーク時の令和2年には、本来であれば積み立てられていたはずの基金の3割にあたる642億円が不足していた。

再建に向け、市は職員の削減や敬老乗車証の料金見直しをはじめとしたコストカットを徹底し、令和4年度の一般会計決算で22年ぶりの黒字を達成した。3年8月に策定した行財政改革計画では、収支均衡の達成に10年以上を要するとしていたが、策定からわずか2年で黒字化を成し遂げたことになる。4年度は基金の取り崩しも回避した。

もっとも昨年度は、想定を上回る市税収入の伸びの影響が大きかった。具体的には、コロナ禍に伴う行動制限の緩和による経済活動の再始動や、土地の地価上昇による固定資産税の増加など。高齢化による社会保障費の増加や人口減による税収減は不可避といえ、将来的な財政状況は決して楽観視できるわけではない。

続く正念場に門川市長は「今後も財政は厳しい見込み。以前の状態に戻さないことが重要」と力を込めた。(鈴木文也)

https://news.yahoo.co.jp/articles/39f0541f776b19162ab022477f76a74e06e57218

7876OS5:2023/10/23(月) 10:06:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/84b927f84df21d6c4f5edcfd30f79629637f3451
【速報】亀田氏再選 支持者と万歳三唱 - 橿原市長選
10/22(日) 23:31配信


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奈良新聞デジタル
再選を決め、支持者と万歳をする亀田忠彦氏(中央)=22日午後10時40分、橿原市久米町の選挙事務所

 任期満了に伴う橿原市長選挙は22日に投開票され、現職の無所属、亀田忠彦氏(51)=自民推薦=が元職の日本維新の会、森下豊氏(65)を破って再選を果たした。前市長の森下氏は前回無所属だったが、今回は維新の看板を掲げて亀田氏と再び対決。事実上の「自民対維新」の政党対決となり、市役所本庁舎の建て替え問題などを巡って激しい舌戦が繰り広げた。投票率は44・80%で前回(41・67%)を上回った。

 亀田陣営は同市久米町の選挙事務所に大勢の支持者が集まり、開票結果を待った。午後10時35分ごろ、当選確定の一報が入ると、亀田氏は支持者とともに万歳を三唱し、感謝の気持ちを伝えた。

 市長選で争点となったのは、市役所本庁舎の建て替え問題。亀田氏は公費負担をせずに民間活力を導入した複合施設としたい構想を示し、森下氏も速やかに現地で建設したいと訴えた。

 また亀田氏は、新庁舎にかかる多額の税金を子育てや教育の環境、高齢者サービスの充実にまわし、市をPRするための世界遺産登録や国民スポーツ大会に向けた市内スポーツ施設の整備の必要性などをアピール。

 一方の森下氏は、維新が掲げる市長退職金ゼロなど政治家の身を切る改革や税金の使途の見直しなどで生み出した財源を、市内の小中学校給食費や18歳までの医療費の無償化といった子育て、教育支援などの未来投資につなげたいと訴えたが、及ばなかった。

【亀田忠彦氏の略歴】

 1972(昭和47)年9月生まれ。神戸市出身。天理大学体育学部卒。県内の県立高校で保健体育の講師として勤務した後、1998(平成10)年から2012年まで衆院議員の田野瀬良太郎氏の秘書を務めた。その後、田野瀬氏の地盤を受け継いだ次男・田野瀬太道氏の公設第一秘書。15年4月の県議選橿原市・高市郡区で初当選し、19年4月に再選。任期中の同年10月の市長選に立候補し、初当選した。久米町。

7877OS5:2023/10/23(月) 10:11:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/da6d0872722af96e76c448c660ae9459e2a42898
奈良県橿原市長選、現職の亀田忠彦氏が再選 維新の前市長を破る
10/22(日) 22:57配信

朝日新聞デジタル
当選が決まり、バンザイする亀田忠彦氏=2023年10月22日午後11時1分、橿原市、仙道洸撮影

 奈良県橿原市長選と市議補選(被選挙数2)が22日、投開票され、市長選では無所属現職の亀田忠彦氏(51)=自民推薦=が、返り咲きを狙った日本維新の会の前市長・森下豊氏(65)を破り、再選を果たした。市長選の投票率は44・80%(前回は41・67%)だった。当日有権者数は10万221人。

【写真】奈良県橿原市長選で再選を果たした現職の亀田忠彦氏

 市長選は前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなった。市役所のあり方などを争点に、激戦となった。

 亀田氏は5月に立候補を表明。「改革断行」を掲げた。子育て・教育支援の充実や財政健全化などを主張。解体後の市役所本庁舎の土地に、民間と市役所の複合施設を整備するとも訴えた。推薦を受けた自民党の国会議員や県議らのほか、公明党の地元議員らも支援した。

 当選を受け、亀田氏は事務所で支援者を前に「本庁舎建設の経緯を説明し、市民の皆様にご理解いただいた。約束したことに取り組みたい」とあいさつした。

 森下氏は今回は維新公認で立候補。選挙戦では、身を切る改革と行財政改革で市民サービスを向上させると力説。市役所本庁舎は速やかに現地で建て替えるとも主張した。維新の県総支部代表の山下真知事のほか、共同代表の吉村洋文・大阪府知事らも応援に駆けつけたが、支持が広がらなかった。(清水謙司、阪田隼人、仙道洸)

7878OS5:2023/10/23(月) 22:09:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/1341f2f4e6650305acc6fdec86077de17954f18b
京都市長選の「共産対非共産」構図は「虚像だ」…国民・前原氏が持論
10/23(月) 15:47配信

産経新聞
来年2月の京都市長選について、国民民主党府連会長の前原誠司衆院議員(京都2区)は23日、記者団の取材に対し、党が掲げる「理想の市長像」について同市議団がまとめていると明らかにした。

自民、立憲民主、公明の3党相乗りが固まった京都市長選を巡っては、前原氏の動向や、国民と日本維新の会などによる候補者擁立が焦点だ。前原氏は先週末に市議団から説明を受け、意見を付け加えたと明かし「維新がすべてを決めるわけではない。われわれの市長像はある程度、固まっている」と話した。維新、国民、地域政党・京都党の3党でつくる市議会の統一会派内でもこの市長像が議論されているとした。

与野党相乗りの端緒となった学識者や経営者らで構成する団体の提言に関し、前原氏は改めて検討を否定。団体側は維新、国民にも連携を呼び掛けているが「共産対非共産の構図は共産を大きく見せている、いわば『虚像』だ。この構図に無理やり持っていくのは市民のためにならない」と持論を述べた。

7879OS5:2023/10/25(水) 08:07:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4e6d22c8ab249a72b7e26388d6cdde2f28b2c91
<独自>京都市長選、元内閣官房副長官の松井孝治氏に出馬要請へ 自立公が推薦方針
10/25(水) 7:00配信
産経新聞
任期満了に伴う来年2月の京都市長選で、自民、立憲民主、公明3党の京都府連などが、元内閣官房副長官で元民主党参院議員の松井孝治氏(63)に出馬を要請する方針を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。市長選を巡っては現職の門川大作市長(72)が政界引退を表明。すでに3党相乗りで推薦する構図が固まっており、門川氏の後継候補として松井氏を支援するとみられる。

松井氏は京都市出身で東京大卒。通産省(現経済産業省)に入省し、平成13年の参院選で初当選。鳩山内閣の官房副長官として政策立案で中心的な役割を担った。25年に2期12年で政界を引退し、その後は慶応大教授に転じた。

市長選を巡っては、自民党京都府議の二之湯真士氏(44)と、弁護士の福山和人氏(62)がいずれも無所属での出馬を表明。日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)も公認候補擁立を明言している。

7880OS5:2023/10/25(水) 18:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ff2700964e6ca30d75c173fb816530b21ea92a2
滋賀・東近江市長、フリースクール否定発言を「言葉足らず」と謝罪
10/25(水) 12:22配信
毎日新聞
定例記者会見でフリースクールを巡る発言について謝罪した滋賀県東近江市の小椋正清市長=同市八日市緑町の市役所で2023年10月25日午前11時6分、伊藤信司撮影

 滋賀県東近江市の小椋正清市長がフリースクールについて「文部科学省がフリースクールの存在を認めたことにがくぜんとしている。国家の根幹を崩してしまう」と発言した問題で、小椋市長は25日、定例記者会見で「深く反省し謝罪したい。ワンフレーズで傷つけたことを反省し、(フリースクールに子供を通わせる)保護者や設置者におわびしなければと思っている。言葉足らずで不適切だった」と陳謝した

https://mainichi.jp/articles/20231024/k00/00m/040/283000c?inb=ys
東近江市長「申し訳なく思う」も撤回せず フリースクール発言
毎日新聞 2023/10/24 20:27(最終更新 10/24 20:54) 478文字
滋賀県東近江市
 滋賀県東近江市の小椋正清市長のフリースクールを巡る発言を受け、同市教委が市立小中学校の保護者と教職員が登録するウェブ連絡網で藤田善久教育長名の「認識と見解」を配信したことが24日判明した。

市教委は釈明配信
 配信は20日付で、フリースクールは学校に行きづらい児童生徒の居場所の一翼を担っている▽「不登校は大半が親の責任である」という市長の発言は苦しんでいる児童生徒や保護者に対して配慮に欠けた▽不登校の要因はさまざまであり、責任の所在を問うものではない――などの内容。


 市教委は「市長も了解の上で配信した。市長も発言の行き過ぎを認めており、今回の見解は(市長発言と)全く矛盾したものではない」としている。

 小椋市長は24日夕方、市内で報道陣の取材に応じた。「(フリースクールに通う子供は)何の問題もない。フリースクールをやっている人、送っている親御さんに誤解を与えるように伝わったことについては説明が舌足らずだった。申し訳なく思っている」と述べたが、謝罪や発言撤回はしない意向を示した。そのうえで25日の定例記者会見で改めて説明するとした。【伊藤信司】

7881OS5:2023/10/26(木) 11:46:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf1e390748c1705c6af6af625128538c5c9996b5
京都市長選 自民・立憲・公明3党相乗り擁立へ 自民は分裂含み
10/26(木) 11:39配信
毎日新聞
京都市長選に向けた提言を発表する「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」の伊吹文明相談役(左)ら=京都市下京区で2023年10月11日午後4時0分、千葉紀和撮影

 任期満了に伴う来年2月の京都市長選を巡り、自民、立憲民主、公明の3党が相乗りする態勢が固まった。自民府連顧問の伊吹文明・元衆院議長の声かけで発足した団体の提言に今月、相次いで賛同を表明。各党の国会議員らが統一候補の擁立に向けた協議を急いでいる。だが、市議会最大会派の自民は、現職府議が独自に立候補を表明して保守分裂の様相。府連内部からも公然と執行部への批判の声が上がり、内紛で足元が揺らいでいる。【千葉紀和、千金良航太郎】


 ◇4期目現職は不出馬、後継候補が焦点

 4期目の門川大作市長は、次期市長選に出馬しない意向を表明。16年ぶりに新人同士の争いが見込まれ、門川氏の後継候補が大きな焦点となっている。

 今月に入って動きが活発化した。11日に「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」が提言を発表。新市長に求める要件として、京都に地縁・血縁がある▽健康と3期務めうる年齢▽府市協調できる人物――などを挙げた。会は大学教授や経営者、学生ら19人で構成し、呼びかけ人の伊吹氏は相談役、3党の国会議員らがオブザーバーとして参加している。

 3党は呼応するように府連役員らが会議を開き、提言の承認を発表。無所属の北神圭朗衆院議員(京都4区)も賛同を表明した。この枠組みで後継候補を選定し、考える会に提案することにした。

 ◇自民相乗り 議席減への危機感強く

 相乗りの理由について、16日に記者会見した自民府連会長の西田昌司参院議員は、4月の市議選での議席減を挙げた。19人の自民に対し、躍進した維新が国民民主、地域政党・京都党と組んだ18人の会派が競り合う状況に「非常に危機感がある」と強調。「政党だけでなく、下からの意見を聞いて積み上げでやってきた」と、提言に各党が賛同する意義を語った。

 立憲府連会長の福山哲郎参院議員も、15日の記者会見で府市協調を盛り込んだ提言を評価。「今の府連の体制で独自候補を出して勝てるか」と吐露し、相乗りの理由を述べた。

7882OS5:2023/10/26(木) 11:47:14
 ◇国民民主府連会長、前原誠司氏に秋波

 これらの会見では、維新との候補擁立を模索する国民民主府連会長の前原誠司衆院議員に対する連携の呼びかけが目立った。3党は統一候補として元国会議員を最優先に調整している。前原氏は元議員との関わりが深く、維新に対抗する意味でも、国民府連の協力に期待しているからだ。

 公明府本部の湯浅光彦幹事長は「前原氏は多くの支援者を抱えている。ウイングは大きく広げて一緒にできれば」と秋波を送り、伊吹氏は「提言に賛成だが別の人を出すというのは、政策本位でなく別の意図があるということになる」とけん制球を投げた。だが、前原氏は維新と協調する姿勢を変えていない。

 ◇「市民の会ではなく政党主導だ」

 こうした動きに対し、既に出馬表明している自民府議の二之湯真士氏(44)は19日に記者会見し、「政党主導で作られた市民の会だ」「各政党が共産対非共産の枠組みを作ろうと、時計の針を逆に回している。非常に違和感を覚える」と批判した。会見には、国家公安委員長などを歴任した父親の智氏も同席。自民府連顧問を務める立場ながら「選考方法や議論のプロセスが全然ないのに市民の会だというのは、こじつけに近い」と断じた。

 自民は内紛も表面化し、分裂含みで混迷を深めている。片山誠治、四方源太郎両府議が今月、府連の実態について「西田氏が府連を私物化し、京都では党勢が減退している」などと告発し、改善を求める文書を岸田文雄総裁ほか党幹部に送ったのだ。四方府議は市長選に関して「西田氏からは何も知らされておらず、独裁でしかない。自主投票にすべきだ」と取材に語った。

 自民では他にも、元府議の尾形賢氏が維新公認で11月の八幡市長選への立候補を表明し、除名処分に。二之湯親子に対しても処分が想定されている。

 市長選には、弁護士の福山和人氏(62)も無所属で立候補を表明している。福山氏は取材に「政党の論理で物事が動いている。目を向けるべきは市民の暮らしだ」と語った。

7883OS5:2023/10/26(木) 19:23:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/8352d1ea419a7b15c1ffe0f6a5bf4398eee16d97
内紛勃発?維新が和歌山県議に離党勧告も反発「妻がとんとん拍子で国会議員になり嫉妬表面化した」
10/25(水) 18:50配信



読売テレビ
読売テレビ

 日本維新の会和歌山県総支部は25日、所属する県議会議員1人に離党勧告を出しました。これに対し、議員側は反発しています。その理由とは…。

 維新の和歌山県総支部から離党勧告を受けたのは、林隆一和歌山県議です。この日会見を開き、不満をあらわにしました。

 日本維新の会・林県議「一方的な離党勧告処分。これは到底、納得できるものではございません」

 今回、維新支部が林議員に離党勧告を出した理由とは。

 日本維新の会 吉村洋文共同代表「我々身を切る改革っていうのを徹底してやってきた政党で今もやっている政党です」

 今春の県議選で再選した林議員は、1期目の任期中、党が「身を切る改革」の一環で所属議員に求めている寄付行為を行っていなかったというのです。

 維新の和歌山県総支部は、先週金曜日(20日)の党紀委員会で、林議員の離党勧告を決めました。

 維新和歌山県総支部・浦平美博幹事長
 「一般の人はもっと苦しい状況にあるんじゃないか。だとしたら議員がまず身を切らなければならないんじゃないか、というのが私たちの原動力」

 維新本部も「明確な理由で処分をしていて問題ない」との立場で離党勧告を支持しています。

 一方の林議員は周囲に対し、「寄付行為が絶対厳守だとは思っていなかった」などと話しているといい、いったんは勧告を受け入れて、離党する考えを示しました。しかし…。

 林議員「妻が衆院議員であるということで、これからも、もちろん支援の方はしていきますし…」

 林議員の妻は、4月の衆院和歌山1区補選で当選した、維新の林佑美衆議院議員なのです。大阪府の吉村知事らの支援によって、維新が和歌山で初めて手にした国政の議席だけに、維新内からは、こんな声も聞かれます。

 維新の和歌山市議「妻がとんとん拍子で国会議員になったことへの嫉妬が表面化した」
 維新本部の関係者「上げ潮の和歌山で内紛はやめてほしい。有権者が離れる」

 衆議院の年内解散・総選挙の憶測が消えない中で、不穏な空気が漂い始めています。

7884OS5:2023/10/27(金) 09:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cd25129d2a6094da73418ddf60ff9c3aaf3855a
京都市長選に松井孝治氏出馬へ 元官房副長官 保守分裂の見通し
10/26(木) 16:56配信

毎日新聞
松井孝治・慶応大教授=東京都港区で2023年6月30日、玉城達郎撮影

 2024年2月の任期満了に伴う京都市長選に、元民主党参院議員で内閣官房副長官を務めた松井孝治氏(63)が立候補する意向を固めた。関係者への取材で明らかになった。自民、立憲民主、公明の3党が相乗りで支援する方針で、今期限りでの引退を表明している門川大作市長(72)の実質的な後継候補と位置付ける。

 松井氏は京都市出身で東京大卒。通産省(現経済産業省)職員を経て、01年の参院選京都選挙区で初当選した。民主党(当時)の鳩山由紀夫内閣で官房副長官を務めた。13年に政界を引退し、慶応大教授を務めている。

 3党の京都府連幹部らが、地元出身で政財界に幅広い人脈を持つ松井氏を軸に統一候補を検討してきた。自民府議の二之湯真士氏(44)も無所属での出馬を表明しており、保守分裂選挙となる見通し。共産党の支援を受ける弁護士の福山和人氏(62)も無所属での立候補を表明しているほか、日本維新の会も公認候補の擁立を模索している。【千葉紀和】

7885OS5:2023/10/31(火) 11:59:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/29e4d4a619ae697afe0aa4a3a1b38d5acd6b7bdc
京都市長選に出馬表明の二之湯京都府議が自民に離党届
10/31(火) 11:16配信

産経新聞
京都市役所。来年の市長選を巡り攻防が激化している=京都市中京区

任期満了に伴う来年2月の京都市長選に無所属での立候補を表明している自民党京都府議の二之湯真士氏(44)が10月30日、自民府連に離党届を提出した。府連は今後、受理の可否などを検討するとした。

取材に応じた二之湯氏は「離党届の提出は出馬会見のときに表明していた。第一歩だ」などと話した。またこのタイミングでの提出に関し、学識者や経営者らで構成する団体の提言を受けて自民、立憲民主、公明の3党相乗りがほぼ固まった経緯に触れ「自民にとどまっていては、こうした動きを容認するか、加担することになりかねない」と説明した。

市長選には弁護士の福山和人氏(62)も無所属での出馬を表明している。

7886OS5:2023/11/01(水) 17:29:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/cce0336957493dd8a0e2c4a935816460752d0d22
維新vs.自立公vs.共産の八幡市長選 京都市長選の「前哨戦」は激戦必至
11/1(水) 17:15配信
産経新聞
現職の任期途中での辞職に伴う京都府八幡(やわた)市長選(5日告示、12日投開票)が注目されている。後継の無所属候補と日本維新の会公認の元府議、共産党推薦の元市議の新人3人が立候補の意向を表明。府内初の公認首長を狙う維新に対し、国政与野党の自民、立憲民主、公明3党は相乗りで無所属候補を推薦し総力戦で臨む構え。維新の動向が焦点となる来年2月の京都市長選の前哨戦ともいえ、激戦は必至だ。


「維新スピリッツを持つ人を京都で一人でも増やしたい」。今年10月中旬、維新の馬場伸幸代表は、維新公認で出馬する元自民府議、尾形賢氏(43)の決起大会で、こう気勢を上げた。

尾形氏は維新の看板政策の「身を切る改革」を掲げ「しがらみのない政治ができるのは維新しかない」と語った。

維新は国政選挙や統一地方選を通じ、本拠地の大阪に加え、兵庫や奈良などで伸長してきた。大阪と隣接する八幡市は多くの市民が大阪に通勤・通学するなどなじみがあり、京都での浸透の足がかりと位置づけられる。

吉村洋文共同代表(大阪府知事)は10月31日、自立公による後継候補支援を「旧態依然の談合政治」と批判。「これでは京都の力が発揮できない。風穴を開けることが重要だ」と息巻き、選挙期間中、尾形氏の応援に入る考えを示した。

ただ情勢は必ずしも維新有利というわけではない。八幡市を含む衆院京都6区は、立民の山井(やまのい)和則衆院議員=当選8回=が旧民主党時代から長年議席を確保してきた。大阪と同じく、京都では自民や立民などが維新を敵視し、首長選での結束は固い。同じ京都6区の木津川市で今年4月に行われた市長選でも、維新新人が、自立公推薦の無所属新人に大敗を喫した。

一方で今回、3期目途中の10月末に辞職した堀口文昭前市長(71)の後継候補として名乗りを上げたのが、33歳の川田翔子氏だ。「これまでの実績を受け継ぎつつ、新たな一歩を踏み出す市政にする」と訴える。

川田氏は京都市職員を経て、8月末まで自民参院議員の私設秘書を務めた。関係者によると、以前から政治への志向が強く、これまでの行政経験もあり後継候補に選出された。自立公に加え、労働組合「連合京都」の推薦を受ける。

10月下旬に開かれた連合京都の定期大会で、川田氏は「大阪が近いこともあり、非常に厳しい戦いになっている」と発言。改めて維新への警戒感をにじませた。

共産が推薦する元八幡市議、亀田優子氏(62)は20年の市議経験をアピールする。3氏のうち、尾形氏は平成31年の京都府京田辺市長選に自公の推薦を受けて出馬し、敗れた過去がある。川田氏は八幡市での行政経験はない。亀田は出馬会見で尾形、川田両氏を念頭に「(八幡市政を)何も知らない人に任せていいのか」と訴えた。

7887OS5:2023/11/01(水) 17:33:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/6318b03b1a05d15367f19587000db36201a699b7
共産、京都市長選で推薦せず 支援候補の意向、党勢退潮影響か
11/1(水) 17:24配信

共同通信
 共産党京都府委員会は1日、任期満了に伴う来年2月の京都市長選で、候補者への公認や推薦・支持は出さない方針を表明した。歴史的に支持基盤の厚い京都では異例の対応。他の団体と共に支援する新人の弁護士福山和人氏(62)の意向を踏まえたとするものの、党勢の退潮が影響した可能性もある。

 市長選は自民や旧民主系、公明など各党が相乗りで支援する「非共産」対「共産」で激しく争う構図が長く続いてきた。2020年の前回選では福山氏が共産の推薦で出馬。現職門川大作氏に5万票近い大差で敗れている。福山氏は今回、どの政党にも推薦や支持を求めない意向を示している。

7888OS5:2023/11/01(水) 17:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/e04d10d1172426d5cdbd8cdfd08b77119ec815f1
大阪府吹田市議の石田就平さん、住宅火災で死亡 19年に初当選で現在2期目
11/1(水) 12:03配信
日刊スポーツ
石田就平さん(自民党ホームページから)

 10月31日午後7時半ごろ、大阪府吹田市で、通行人の女性から「焦げ臭いにおいがする」と119番あった。大阪府警吹田署によると、吹田市山田東の木造2階建ての住宅で火災があり、この家に住む吹田市議の石田就平さん(59)が意識不明の状態で見つかった。石田さんは病院に搬送されたが死亡が確認された。

 署によると、石田さんは1人暮らし。住宅には鍵がかかっており、消防が玄関から突入した。2階の和室約6畳が燃えており、ベッドの上の天井には穴が開いていた。石田さんはあおむけの状態で床に倒れていたという。服は燃えておりやけどはあったが、外傷などは見られなかったという。31日午後9時半ごろ、鎮火した。署は出火原因を調べ、1日に司法解剖を行う予定。

 石田さんは市職員を経て、19年に自民党公認で出馬して初当選。2期目だった。

7889OS5:2023/11/01(水) 22:50:01
2331 OS5 2023/10/30(月) 19:23:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c65a420124dbaf3b9f9202d915b7015426fda53
前原誠司氏、京都市長選で自公と相乗り方針の「立民」批判 「党首のお膝元なのに理解できない」
10/30(月) 11:32配信
京都新聞
前原誠司氏

 国民民主党府連の前原誠司会長(衆院京都2区)は30日、京都市内で報道陣の取材に応じ、来年2月の京都市長選で自民党、公明党と相乗りする方針を示している立憲民主党について、「野党第1党の党首のお膝元で、始めから自公と組むということ自体、理解ができない」と批判した。あらためて日本維新の会と統一候補擁立を目指す考えを示した。

【地図】京都市はここ

 立民の泉健太代表は衆院京都3区選出。前原氏は国政では与党の自民、公明と、野党の立民、国民が対立している構図に触れ、「地方もそういった構図が本来であれば持ち込まれるべきだ。非共産で固まってやりましょうという考え方はかなり古く、時代にそぐわない」と否定。維新や地域政党京都党と独自候補を擁立し、「自公と対峙する形でやりたい」と語った。

 次期市長選を巡っては4期目の門川大作市長が立候補しない意向を表明している。自民、公明、立民は前原氏へ協力を求め、国民の支持団体である連合京都も立民との連携を要望している。

7890OS5:2023/11/02(木) 18:06:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/0db4474d8e3de0339174792cbe34462a611fdb5f
京都市長選で共産、候補者を「推薦せず」 無所属・市民派を訴えか
11/1(水) 18:06配信

産経新聞
立候補を表明した弁護士の福山和人氏。共産党は福山氏を推薦しないことを決めた=京都市中京区

共産党京都府委員会は1日、任期満了に伴う来年2月の京都市長選に無所属での立候補を表明している弁護士の福山和人氏(62)について、党として推薦しない方針を発表した。福山氏が10月31日に政党推薦を求めない考えを表明したことを受け、「無所属、市民派で戦う福山さんの基本的立場を尊重した」とした。共産が伝統的に強い京都で、市長選で共産が推薦などを出さないのは異例。

福山氏を巡っては、すでに同氏を支援する確認団体「つなぐ京都2024」が立ち上がっている。福山氏は同団体と協定を締結した上で、政党に推薦を依頼しない方針を明らかにしていた。一方、同団体の構成メンバーである「市民本位の民主市政をつくる会」には、党府委員会も加わっている。

渡辺和俊委員長は福山氏について「一般的な意味の支持はするが、党として推薦や支持などの機関決定はしない」と表明。一方で「推薦を機関決定しなかったことで活動が制限されることはない」とも述べた。

京都市長選ではこのほか、京都府議の二之湯真士氏(44)が立候補の意向を表明している。

7891OS5:2023/11/02(木) 21:07:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0c6fe783b0cf82ba130f261aa71704311a79909
京都市市長選の「3党相乗り」に反発、立民京都市議が離党意向
11/2(木) 18:10配信


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産経新聞
京都市役所=京都市中京区

立憲民主党の京都市議、片桐直哉氏(45)は2日、離党する意向を表明した。来年2月の京都市長選に関し、自民、立民、公明の3党による相乗りの構図が固まったことを受け「自民党と同じ市長候補を応援することは(自らの)政策や志と一致しない」などと理由を語った。

市長選では、経営者らで構成する「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」の提言を受け、3党の相乗りが固まった経緯がある。また府議の二之湯真士氏(44)と、弁護士の福山和人氏(62)がいずれも無所属での出馬を表明している。

7892OS5:2023/11/05(日) 20:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/da49de829cd09c2a8ce87fe97f01317a389d3fda
「非共産対共産」構図に変化、維新も初参戦の構え・自立公は連携継続…京都市長選まで3か月
11/5(日) 13:50配信

読売新聞オンライン
京都市役所

 京都市長選の投開票(来年2月4日)まで3か月となり、各党の候補者選定が大詰めを迎えている。4日には、退任する門川大作市長(72)の後継として、自民、立憲民主、公明の3党が推す新人が立候補を正式表明した。共産党は既に支援する候補者を決定。日本維新の会も初参戦の構えを見せており、従来の「非共産対共産」の構図は様変わりしそうだ。

【写真・図表】京都市長選を巡る構図

 元民主党参院議員で慶応大教授の松井孝治氏(63)は4日、京都市内で記者会見し、「生まれ育った京都に恩返ししたい」と述べ、市長選に無所属で立候補する意向を示した。

 4期目の門川市政については「現場重視や教育を基軸にしたまちづくりを尊重し、発展させたい」と語った。自民、立民、公明の3党が推薦する見通しだ。

 松井氏は京都市出身。通商産業省(現経済産業省)の官僚から2001年の参院選京都選挙区に民主党公認で出馬して初当選し、鳩山由紀夫内閣で内閣官房副長官を務めた。2期12年で政界を引退した。

 松井氏の擁立を主導したのは、衆院京都1区を地盤としていた自民の伊吹文明・元衆院議長と京都府連会長の西田昌司参院議員だ。松井氏は議員時代から旧知の間柄で、政財界にも人脈を持つ。伊吹氏は「あなたしかいない」と松井氏を誘った。

 国会では対立する自民と立民が相乗りするのは、共産の地盤が強い京都特有の事情がある。門川市長が初当選した08年の市長選では、共産推薦の新人との差はわずか951票だった。共産に対抗するため、市長選では30年以上、非共産陣営が連携してきた。松井氏は政界引退から10年が経過しており、立民府連会長の福山哲郎参院議員は「与野党問わずに推しやすい」と説明する。

 共産は、前回に続いて弁護士の福山和人氏(62)を支援するが、今回は推薦を見送るという異例の対応を取る。共産府委員会幹部は「『政党を問わず、市民派のスタンスで間口を広げたい』という福山氏の意向を尊重した」とする。

 このほか、自民府議の二之湯真士氏(44)も「新たな選択肢を示したい」として無所属での出馬を表明し、先月に離党を届け出た。保守分裂の影響も焦点となる。

維新と国民連携を模索
 維新はこれまでは自民側にいた国民民主党を味方に引き込み、年内をめどに候補者を決めたい考えだ。

 「自民と立民は国会であれだけぶつかり合っているのに京都では一緒に選挙をする。古い政治のやり方に風穴を開ける」。吉村洋文共同代表(大阪府知事)は4日、新人を立てる京都府八幡市長選(12日投開票)に向け、同市で街頭演説し、与野党相乗りを批判した。

 維新は過去2回の京都市長選で候補者擁立を目指したが、人材が見つからず断念した経緯がある。今年4月の京都市議選では、擁立した11人中10人が当選しており、維新側は追い風が吹いているとみる。維新幹部は「京都市長を取ることができれば、野党第1党を目指す次の衆院選にも大きな弾みになる」と語る。

 連携を模索するのは、市議会で4月から合同会派を組む国民だ。国民の前原誠司代表代行(衆院京都2区)は従来、市長選で自公や立民と連携してきたが、今回は維新とタッグを組む方針。吉村氏が維新公認候補を目指すのに対し、前原氏は「公認候補と一緒にはやりにくい」と難色を示しており、調整が課題になる。

7893OS5:2023/11/05(日) 20:38:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/168e5bcbe56d0269ef736a14235ac27461410e88
「京都の人間として恩返し」京都市長選、元官房副長官の松井孝治氏が出馬表明 自立公が支援へ
11/4(土) 19:34配信

産経新聞
京都市長選への立候補を表明する松井孝治氏=4日、京都市中京区(田中幸美撮影)

旧民主党政権で内閣官房副長官を務めた元参院議員の松井孝治氏(63)が4日、任期満了に伴う来年2月の京都市長選に無所属で立候補すると正式に表明した。自民、立憲民主、公明の3党が、今期限りで退任する門川大作市長(72)の事実上の後継候補として支援する見込み。

この日、京都市内で記者会見した松井氏は「京都の人間として恩返しをしなくてはいけない」と述べた。

松井氏は京都市出身で、東京大卒。通商産業省(現経済産業省)に入省し、平成13年の参院選で初当選。25年に2期12年で政界を引退し、慶応大教授に転じた。

松井氏は会見に先立ち、伊吹文明元衆院議長が相談役を務め、学識者や経営者らでつくる「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」のメンバーと意見交換した。同会が10月に理想の市長像を提示し、自民、立民、公明の3党がこれに賛同。合致する人物として、松井氏に出馬を要請していた。

京都市長選にはこれまで、京都府議の二之湯真士氏(44)と、弁護士の福山和人氏(62)がいずれも無所属での立候補を表明。日本維新の会による候補者擁立なども焦点になっている。

7894OS5:2023/11/05(日) 20:39:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f44878c59c0da8adb5392a6c70844a4f80a3c58
京都市長選、松井孝治・元官房副長官が出馬表明「京都に恩返しを」
11/4(土) 18:26配信

朝日新聞デジタル
来年2月投開票の京都市長選へ出馬を表明した松井孝治氏=2023年11月4日、京都市中京区、武井風花撮影

 来年2月投開票の京都市長選で、元民主党参院議員で内閣官房副長官を務めた松井孝治氏(63)が4日、無所属で立候補すると表明した。今期限りで退任する門川大作市長(72)の後継候補として、自民、立憲民主、公明の3党が推薦する見通しだ。

 松井氏は記者会見で「京都に恩返しをしたい。京都の課題をもう一度学びなおし、今まかなければならない種をまきたい」と述べた。

 松井氏は京都市出身。旧通産省を経て、2001年の参院選京都選挙区に民主党公認で初当選。07年に再選し、09年発足の鳩山由紀夫内閣で官房副長官を務めた。13年に政界を引退し、現在は慶応大教授を務めている。

 門川市長の選挙を支えてきた3党が、伊吹文明・元衆院議長の呼びかけで発足した団体の提言に賛同する形で、次期市長選でも相乗りの構図が固まっていた。提言に盛り込まれた市長像に合う人物として、行政・政治経験が豊富な松井氏を3党側が推し、松井氏も最終的に決断したという。

 京都市長選には、自民に離党届を出した京都府議の二之湯真士氏(44)と弁護士の福山和人氏(62)も立候補を表明。日本維新の会も候補を立てる方針を示している。(八百板一平)

朝日新聞社

7895OS5:2023/11/06(月) 13:06:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/32ae612b9de8091b245fab94fddd1ad08ac41fa9
国民・前原氏「自公の土俵、非常に残念」 京都市長選に盟友・松井氏出馬表明で
11/6(月) 12:43配信
産経新聞
京都市長選に立候補を表明した松井孝治氏=京都市中京区

任期満了に伴う来年2月の京都市長選に立候補を表明した元民主党参院議員で慶応大教授の松井孝治氏(63)について、国民民主党京都府連の前原誠司会長は6日、記者団の取材に応じ「松井さんの優秀さや人格のすばらしさはよく認識している」と述べた。その上で「優秀でよい人柄というだけで応援はしない。自民、公明を中心とする土俵に乗られることは非常に残念。松井さんに負けない独自の候補者を選んで京都市民に信を問いたい」などと強調した。

京都市長選にはこのほか京都府議の二之湯真士氏(44)と、弁護士の福山和人氏(62)がいずれも無所属での立候補を表明。日本維新の会も候補者擁立を模索している。

7896OS5:2023/11/06(月) 16:05:11
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231022/2000078918.html
奈良 橿原市長選 亀田忠彦氏が2回目の当選
10月22日 22時42分

任期満了に伴う奈良県橿原市の市長選挙は、無所属の現職で自民党が推薦した亀田忠彦氏が、2回目の当選を果たしました。

橿原市長選挙の開票結果です。
▼亀田忠彦、無所属・現。当選。2万6014票。
▼森下豊、維新・元。1万8080票。
前回・4年前の選挙と同じ顔ぶれでの争いとなった橿原市長選挙は、無所属の現職で自民党が推薦した亀田氏が、日本維新の会の元橿原市長の森下氏を抑え、2回目の当選を果たしました。
亀田氏は51歳。
衆議院議員の秘書や奈良県議会議員などを経て、前回の市長選挙で初めて当選しました。
亀田氏は、「大きな課題としてあった市役所本庁舎の建設に税金を投入しないということに理解いただいた。次の4年間、子育てや教育、高齢者福祉に必死に取り組んでいきたい」と述べました。
投票率は44.80%で、4年前の前回を3.13ポイント上回りました。

7897OS5:2023/11/06(月) 16:05:39
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20231023/2010018686.html
京都 亀岡市長選 桂川孝裕氏が3回目の当選
10月23日 08時30分

任期満了に伴う京都府亀岡市の市長選挙は、無所属の現職の桂川孝裕氏が、3回目の当選を果たしました。

亀岡市長選挙の開票結果です。
▼桂川孝裕、無所属・現。当選。1万8388票。
▼苗村活代、無所属・新。5617票。
▼井上耕作、無所属・新。1732票。
無所属の現職で、自民党と公明党が推薦した桂川氏が、共産党が推薦した新人らを抑え、3回目の当選を果たしました。
桂川氏は、岐阜県出身の60歳。
亀岡市議会議員や京都府議会議員などを経て、平成27年の市長選挙で初当選しました。
桂川氏は、「このまちの可能性や、ポテンシャルの高さを十分感じている。市民が安心して、住んでよかったと実感できるまちをともに作っていかなければならない」と述べました。
投票率は36.24%で、4年前の前回を0.12ポイント上回りました。

7898OS5:2023/11/06(月) 21:45:29
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5477e8cbeb6a5e037cd232604d67ccccf93396b4
政党「三つ巴」対決の京都・八幡市長選 川田氏と尾形氏が激戦、亀田氏追い上げる=JX通信社 情勢調査

米重克洋JX通信社 代表取締役
11/6(月) 18:50
11月12日に投開票される京都府八幡市長選挙について、JX通信社は3日から5日までの3日間、八幡市内の有権者を対象に、電話とインターネットによる独自の情勢調査を実施した。その結果、自民党・公明党・立憲民主党が推薦する無所属新人で元京都市職員の川田翔子氏と、日本維新の会新人で元京都府議の尾形賢氏が激しく争い、共産党が推薦する無所属新人で元八幡市議の亀田優子氏が追い上げていることがわかった。

今回の選挙は、前市長が任期途中で辞職したことに伴い実施される。八幡市は大阪府に隣接する地域だけに、維新は京都府内で初となる公認首長誕生を狙う一方、自民・公明・立憲の三党はともに前市長の後継候補を推し、共産党は別の新人を押す「三つ巴」の政党対決の構図となっている。

支持政党別に見ると、川田氏は自民党支持層の約半数と立憲民主党支持層の4割、公明党支持層の8割から支持を得ているほか、尾形氏を公認した日本維新の会支持層の2割近くからも支持を集める。対する尾形氏は公認を受けた日本維新の会の支持層の6割から支持を得ているほか、川田氏を推薦する自民党、立憲民主党支持層のそれぞれ2割前後と公明党支持層の1割強からも支持を得ている。亀田氏は推薦を受ける共産党の支持層をほぼ固めたほか、立憲民主党支持層の2割強からも支持を受ける。無党派層では尾形氏と川田氏がそれぞれ2割前後の支持を集めている。

電話調査、ネット調査ともに、投票態度を明らかにしていない有権者が一定数おり、今後情勢は変わる可能性がある。

調査の方法

11月3日(金曜日)から5日(日曜日)までの3日間、八幡市内の有権者を対象に、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式の電話調査と、大手リサーチ会社に登録したモニターを対象としたインターネット調査を実施した。電話調査では350人、インターネット調査では192人(計542人)から有効回答を得た。

7899OS5:2023/11/06(月) 21:47:03
https://www.asahi.com/articles/ASR8T75JGR8TPLZB001.html
八幡市の堀口市長、10月末の辞職表明 3期目途中、市長選を前倒し
北川学2023年8月26日 10時30分
 京都府八幡市の堀口文昭市長(71)は25日の記者会見で、来年2月26日の任期満了より4カ月早い今年10月末に辞職する考えを表明した。9月4日に始まる市議会定例会の会期中に、議長に辞表を提出するという。市長選挙も今秋に前倒しされる。

 現在3期目の堀口氏は理由について、「今後4年間、体調を維持できるか自信がなかった。4期目は出馬せず、今期で退任する」と述べた。さらに、「新市長が市政を円滑に進めるためには、(来年度の)当初予算からスタートダッシュを切ってほしい。そのためには10月末に辞めるのが良いと考えた」とも述べた。

 八幡市では市長選が2月に行われることが続いてきた。これでは新市長の政策を新年度の当初予算に反映させる時間がなく、市長選の時期を変えるという。

 6月の市議会では、堀口氏が提案した、上下水道事業管理者を置くための条例改正案が否決された。与党会派の一部も反対しており、堀口氏は「辞職を考えるきっかけになった」と話した。

 堀口氏は八幡市出身。同志社大を卒業後、八幡町(現・八幡市)の職員になった。政策推進部長、副市長などを務め、2012年の市長選で初当選した。

 公職選挙法によると、首長からの退職の申し出は5日以内に選挙管理委員会に通知され、通知から50日以内に選挙が行われる。(北川学)

7900OS5:2023/11/06(月) 21:47:25
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231105/2000079294.html
京都 八幡市長選告示 新人3人が立候補
11月05日 17時26分

前の市長の辞職に伴う京都府八幡市の市長選挙が5日、告示され、新人3人が立候補しました。







八幡市長選挙に立候補したのは、
届け出順に、
▼無所属の新人で共産党が推薦する元八幡市議会議員の亀田優子氏(62)。
▼日本維新の会の新人で元京都府議会議員の尾形賢氏(43)。
▼無所属の新人で自民党、立憲民主党、公明党が推薦する元京都市職員の川田翔子氏(33)。
以上の3人です。
今回の選挙は、前の市長が、先月(10月)、辞職したことに伴って行われるもので、新人3人の争いとなりました。
選挙戦では、子育て世帯への支援策や行財政改革、それに公共交通の整備などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
八幡市長選挙は、今月(11月)12日に投票が行われ、即日開票されます。

7901OS5:2023/11/09(木) 21:13:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f2178d3bf91ace32e51b72b407c40a99c31810
自民政治資金に出どころ不明の収入 滋賀県連、伝票起票など怠る「ずさんで無責任」と専門家
11/9(木) 10:32配信

京都新聞
滋賀県

 自民党滋賀県連が2019〜21年の政治資金で、出どころ不明の収入が計約870万円あったとして政治資金収支報告書に追加計上する訂正をしていたことが、京都新聞社の取材で分かった。日常的な伝票起票や現金出納帳の作成をしていなかったといい、ずさんな会計管理が浮かび上がった。昨年には元事務局長による県連資金の横領問題が発覚しており、自民県連の「政治とカネ」に対する姿勢が厳しく問われそうだ。


 専門家は「あまりにも組織的にずさんで無責任な会計だ。収支報告書の訂正だけではなく、きちんと説明責任を果たすべき」と指摘する。

 県連によると、元事務局長の問題を受けた調査で不明な収入が明らかとなったが、この問題との関連については詳細が判明していないという。

 自民県連が訂正した収支報告書や滋賀県選挙管理委員会に提出した訂正願いによると、「その他の収入」欄に「不明差異」の名目で19年に109万3769円、20年に155万4402円、21年に604万131円を追加して記載した。

 収支報告書には「不明差異により一部を不明と訂正する。不明差異の原因が判明した際には再度訂正を行う」とも記していた。

 京都新聞社の取材に対して自民県連は書面で回答し、「従来日常的な伝票起票や現金出納帳の作成を行っておらず、会計上のあるべき残高と実際の現預金残高の整合性を確認できる状態になっていなかった」と不明な収入に気づかなかった理由を説明した。考えられる要因について「資料や関係者の記憶にないものは集計されていない」「元事務局長は横領して後日返金したものがあるとしているが、金額や時期が明らかでないため集計されていない」ことを挙げた。

 その上で、「かかる事態を招いたことに関しては、大変申し訳なく思っている」と謝罪。「会計処理に関しては、現在、外部監査を導入するなどしており、会計処理のさらなる改善に努めたい」とした。

 また、収支報告書では元事務局長による横領によって、19〜21年で計2357万4480円の被害があったとして、支出の項目に「横領」として追加し、訂正した。

 横領問題を巡っては、自民県連が昨年11月、多額の現金を県連口座から不正に流用したとして、業務上横領容疑で元事務局長を県警に告訴している。

7902OS5:2023/11/10(金) 07:28:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/afb6a48fb4742e9f50b3aea9a39e75389169dffb
議長は自民、副議長が公明 維新が最大会派の東大阪市議会
11/10(金) 0:02配信
大阪府東大阪市議会は9日、9月の市議選後初めての本会議を開き、新たな議長に自民党の右近徳博氏(50)=4期、副議長に議長経験者で公明党の山﨑毅海(よしうみ)氏(64)=7期=をそれぞれ選出した。任期は慣例で1年の見通し。

最大会派の大阪維新の会がポストを譲り、自民、公明両会派の意向に同調したとみられる。

7903OS5:2023/11/13(月) 08:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5ea10339fbe534d6d1f486830b2fd8f632b047a
京都府八幡市長選で自民・立民・公明推薦の新人当選…33歳、史上最年少の女性市長誕生
11/12(日) 22:26配信

読売新聞オンライン
京都府八幡市長選で初当選を果たした川田翔子氏(中央)

 京都府八幡市長選は12日投開票され、新人で元京都市職員の川田翔子氏(33)(無所属=自民、立憲民主、公明推薦)が、日本維新の会新人で元府議の尾形賢氏(43)、新人で元八幡市議の亀田優子氏(62)(無所属=共産推薦)を破り、初当選した。女性市長としては史上最年少となる。


 川田氏は奈良市出身で、京都大卒。京都市職員を経て、昨年2月から山東昭子・前参院議長の私設秘書を務め、3期目途中で退任した堀口文昭前市長(71)の後継として、自民党などからの誘いを受けて立候補した。

 選挙戦では、「33歳」と書かれたタスキをつけて若さをアピール。子育て支援の充実や商店街の活性化などを掲げ、「住み続けたいと思うまちをつくる」などと訴えた。堀口氏や自民、立民、公明3党の国会議員らの応援も受け、支持を広げた。

 投票率は43・67%(前回29・64%)だった。

 全国市長会によると、これまでの史上最年少の女性市長は、36歳で初当選した徳島市長の内藤佐和子氏だった。

7904OS5:2023/11/13(月) 09:24:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c493ca49ea11aab26a0553bf6b532970d2911df4
維新、京都で初の公認市長誕生ならず 八幡市長選は自・公・立推薦の33歳女性候補が初当選
11/13(月) 5:15配信

日刊スポーツ
 前市長の辞職に伴う京都府八幡市長選は12日、投開票され、自民、公明、立民各党が推薦した新人で元参院議員秘書の川田翔子氏(33)が、日本維新の会公認の新人で元府議の尾形賢氏(43)、共産党推薦の元市議亀田優子氏(62)を破り、初当選した。全国市長会によると、女性の市長当選時の年齢では史上最年少。

 維新は京都府内の首長選で初の公認候補誕生を目指し、吉村洋文大阪府知事らが応援に入ったが、及ばなかった。

 八幡市長選は、維新が候補擁立を目指し、今回と同じ自民・公明・立民が相乗りで松井孝治元官房副長官を推薦&支援する、来年2月の京都市長選の前哨戦と位置づけられていた。維新は「本丸」と見据える京都市長選に向けて、あらためて戦略を練り直すことになりそうだ。

 一方、自民党は、岸田政権への大逆風が吹き、近畿圏では維新に押されっぱなしの中、激戦の三つどもえ対決を制した。来年2月の京都市長選は、さらなる激戦となりそうだ。

 投票率は43・67%で、前回の29・64%を、14・03ポイント上回った。

7905OS5:2023/11/13(月) 17:01:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/258fe94985f4f27fb578659c7cefaff198301ba0
京都市長選で予備選挙も検討 前原誠司氏が発言 国民と維新、京都党の統一候補で
11/13(月) 11:33配信
京都新聞
【資料写真】前原誠司氏

 来年2月の京都市長選で、国民民主党府連の前原誠司会長(衆院京都2区)は13日、記者団に対し、「現職議員(の投票)で選ぶことも一つの案だ」と述べ、統一候補擁立を目指す日本維新の会、地域政党京都党の3党による予備選挙を検討していることを明らかにした。

 複数の関係者によると、京都市内で12日に開かれた国民府連常任幹事会で前原氏が予備選挙を提案し、了承された。京都党元代表の村山祥栄氏(45)ら複数の名前が候補に挙がっているという。

 統一候補を巡っては3党間の調整に時間がかかっており、早期に候補者を決めることに加え、選考の透明性をアピールする狙いがあるとみられる。ただ予備選挙で敗北した立候補希望者は市長選への出馬が難しくなるため、3党間の協議が難航する可能性もある。

 前原氏は予備選実施について「(維新代表の)馬場さんと話をしている」と明かし、方法については「現職議員で選ぶことも一案だ。時間はそんなにかけられない」とし、投票者は地方議員や国会議員などに絞る可能性を示唆した。

 市長選を巡っては4期目の現職門川大作氏が立候補しない意向を表明している。

7906OS5:2023/11/14(火) 07:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d1464a3b383ca203ea3b7e28bdd722b48581dc1
維新頭打ち、本拠地・大阪周辺の首長選で相次ぎ落選…万博建設費用増額でイメージダウン要因か
11/14(火) 7:27配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 日本維新の会が、党勢の頭打ちに直面している。12日投開票の京都府八幡市長選で公認候補が敗れるなど、本拠地・大阪の近隣で苦戦が続いているためだ。2025年大阪・関西万博の会場建設費の増額問題が影響しているとの見方もあり、党内では、今後の選挙を懸念する声が出ている。

 維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は13日、八幡市長選での敗北について、「候補者は頑張ったが、党としてあと一歩、力及ばずだった」と大阪市内で記者団に振り返った。

 八幡市長選で維新は、京都府内の自治体では初めてとなる公認首長の誕生を目指した。選挙戦最終日の11日には、吉村氏や藤田幹事長が応援に入るなど、総力戦で臨んだ。結果は自民、公明、立憲民主各党が推薦した新人候補に約2200票差で敗れた。

 奈良県橿原市長選(10月22日投開票)でも、維新は公認候補が涙をのんだ。維新幹部は、「地盤を一定程度構築できているはずの関西地方での敗因をよく分析する必要がある」と語る。神奈川県海老名市長選(11月12日投開票)でも推薦候補が敗北し、「全国政党化」の難しさが改めて浮き彫りになった。

 4月の統一地方選では、奈良県知事選で大阪以外で初めて公認首長が生まれるなど、伸長が目立ったが、党内では「一時期の追い風がやんだ」とみる向きが多い。

 勢いにブレーキがかかった最大の要因とみられているのが、維新が誘致を主導した万博開催だ。会場建設費が当初の想定の2倍近くに膨らみ、建設工事の遅れも深刻化している。巨額の負担は、「身を切る改革」を看板としてきた維新には、イメージダウンにつながっている。

 来年2月の京都市長選でも候補者を擁立し、勝利を目標とする。ただ、万博問題の批判は今後も続くとみられ、維新幹部からは「選挙戦と万博問題を関連づけられれば、戦いにくい」との声が漏れている。

7907OS5:2023/11/14(火) 18:15:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26cce9eaca82954b436f4c65b64879594854d6f
33歳「女性最年少市長」、維新・共産との三つどもえ制す…京都市長選の前哨戦
11/14(火) 12:01配信

読売新聞オンライン
駅前で当選のあいさつをする川田さん(右、京都府八幡市で)

 前市長の辞職に伴い、12日に投開票された京都府八幡市長選。新人で元京都市職員の川田翔子さん(33)(無所属=自民、立憲民主、公明推薦)が、日本維新の会新人で元府議の尾形賢さん(43)、新人で元八幡市議の亀田優子さん(62)(無所属=共産推薦)との三つどもえの戦いを制した。史上最年少での女性市長就任となる。(冨浪俊一、畝河内星麗)


 投票率は43・67%で、前回の29・64%を大きく上回った。自民、立民、公明の3党と、維新、共産が争う構図が来年2月の京都市長選と重なるため、前哨戦としても注目を集めた。
 投開票日の夜、八幡市文化センターの会議室に設けた川田さんの陣営の会場には、堀口文昭・前市長のほか、自民、立民、公明の国会議員らが集まった。川田さんは優勢が伝えられると会場に姿を見せて喜びを分かち合い、「知名度ゼロからのスタート。たくさんの皆さんが心を一つにして歩んでくださった。全てはその結果だ」と支援に感謝した。

 尾形さんは市内の事務所で、「多くの期待に応えることができなかったのは、ひとえに私の不徳のいたすところ」と述べた。「新市長には、選挙で寄せられた意見に 真摯しんし に向き合ってもらい、よりよい市政をつくってほしい」と話した。
 亀田さんは約20年務めた市議としての実績を強調し、「八幡のことがよくわかる」と主張して上下水道の基本料金減免制度の実施などを訴えたが、及ばなかった。

 投開票から一夜明けた13日朝、川田さんは八幡市の京阪・石清水八幡宮駅前に立ち、通勤・通学する人たちに当選のあいさつをした。「支援していただき、ありがとうございました。頑張ります」などと謝意を伝えて頭を下げ、市民らと笑顔で握手を交わした。
 川田さんは報道陣に対し、「決意を新たにしている」と表情を引き締め、「都市計画の基本計画に沿った新たなまちづくりを進めることと、子育て支援、福祉の充実を両面で進めたい」と抱負を語った。

7908OS5:2023/11/20(月) 22:26:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/91fded87f3ef021906653efee25d42ce8c8c3b6a
保守分裂の市長選で「苦渋の選択」 自民のベテラン京都市議が離党届
11/17(金) 18:24配信

産経新聞
京都市役所=京都市中京区

自民党の京都市議・繁隆夫氏(77)は17日、自民市議団を離脱したと明らかにした。また繁氏は同日、党に離党届を提出した。来年2月の京都市長選を巡り、無所属での出馬を表明した府議の二之湯真士氏(44)を支援するとみられる。

自民は京都市長選で、無所属での立候補を表明した元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)の推薦を決めている。繁氏はコメントを発表し、二之湯氏の父で、元国家公安委員長の智氏(79)を「盟友」と表現。「自民党の期待に十分応えられない。苦渋の選択。けじめをつける」とした。

京都市長選にはこのほか、弁護士の福山和人氏(62)が無所属で出馬する方針。

7909OS5:2023/11/21(火) 15:44:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/033b07bdcb17377a94d8e8cec5770c5d5192e731
元市議出馬へ、維新・国民の支援を希望…京都市長選
11/21(火) 12:00配信
読売新聞オンライン
村山祥栄氏

 京都市長選(来年2月4日投開票)に、地域政党・京都党前代表で元市議の村山祥栄氏(45)が立候補する意向を固めたことがわかった。京都党が市議会で合同会派を組む日本維新の会、国民民主党の支援を受けたい考えだ。
 村山氏は京都市出身で専修大卒。2003年以降、市議選で5回当選した。10年に財政規律の堅持や議員定数の削減を掲げる京都党を設立し、代表に就任。19年に退任した。京都市長選には過去2回出馬したが、いずれも落選した。

 村山氏は読売新聞の取材に対し「京都の良さを生かす市政に変える必要がある」と述べた。維新と国民は候補者を選ぶ手段として、党員らの投票で決める「予備選」の実施を検討しており、村山氏は予備選になれば出馬する考えを示した。
 市長選を巡っては、自民党京都府議の二之湯真士氏(44)、弁護士の福山和人氏(62)、元民主党参院議員の松井孝治氏(63)が、いずれも無所属で出馬する意向を示している。
 自民と立憲民主両党は松井氏の推薦を決め、公明党も推薦する見通し。共産党は福山氏を支援する。

7910名無しさん:2023/11/21(火) 23:52:14
【独自】維新 来年の京都市長選に元市議の村山祥栄氏を軸に擁立検討
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20231121/GE00053790.shtml

来年2月の京都市長選挙で日本維新の会が元京都市議の村山祥栄氏を軸に擁立作業を進めていることがわかりました。

 日本維新の会の馬場代表はMBSの取材に対し、京都市長選の候補者として村山氏を軸に検討に入ったことを明らかにしました。

 馬場代表は村山氏について「ともに改革を進められるかが大切だ」とし、 近く京都の維新議員らにも説明した上で党として擁立を決定する考えです。

 村山氏は維新が京都市議会で合同会派を組む地域政党・京都党の元代表で京都市議に5回当選していて、維新の吉村共同代表も「京都市政に詳しく改革意欲が非常に強い」と評価しています。

 京都市長選には、自民党に離党届を提出している京都府議の二之湯真士氏、弁護士の福山和人氏、民主党元参院議員の松井孝治氏がすでに立候補を表明しています。

7911OS5:2023/11/22(水) 14:16:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/e75bc74cf3ac152e7e240d764bc76f10e664cf7d
兵庫・加西市議「夫婦の寝室は一緒か」、市職員のパワハラ指摘に市長も「何が悪いのか」「おられへんようになるぞ」
11/22(水) 6:45配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 兵庫県加西市の50歳代の管理職の男性職員が、市議会委員会が開かれた部屋で高橋晴彦市長と市議からハラスメントととれる発言があったとして、市長に抗議していたことがわかった。

 職員は、13日の建設経済厚生委員会に説明のために出席。複数の出席者によると、休憩を挟んで審議が再開される直前に「夫婦の寝室は一緒なのか」と市議に尋ねられ、市長からも「この年になったら普通、別室やろ。同じ家におっても別居みたいなもんや」などと言われたという。取材に対して「他の市議や副市長、職員らがいる前での発言に屈辱を感じ、止めてくれると思った市長の発言に失望した。再発防止のために見過ごせない」と話した。

 他の管理職も見ることができる庁内メールで職員が市長に指摘すると、市長は「(市議に)注意を申し入れる」と返答。16日に職員が対応を確認すると「何が悪いのか。市議は笑いながら言ってたやないか」「お前、おられへんようになるぞ」と答えたとしている。

 高橋市長は取材に「職員の緊張をほぐそうとして話の流れで言ったが、悪意はない。雑談や世間話で意思疎通を図っている」と説明。市議は「発言は記憶にない。ハラスメントと受け止めたのならその場で言ってくれれば、きちんと話ができた」と話した。

 厚生労働省ではパワーハラスメントについて、▽職場での優越的な関係を背景とした言動▽業務上必要かつ相当な範囲を超えたもの▽労働者の就業環境が害されるもの――と定義。またセクシュアルハラスメントは、労働者の意に反する性的な言動により就業環境が害されることなどで、同性間でも起こりうる。

7912OS5:2023/11/22(水) 14:18:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/3001588278a26d5624fa4a2d6943255fe9f2d0e9
市議のゆるキャラ動画で職員を処分 大阪府吹田市「削除要請できず」
11/21(火) 18:50配信

朝日新聞デジタル
削除された動画の一部。左が「すいたん」を名乗るキャラ、右が藤木栄亮市議

 大阪府吹田市の自民党市議が、市のマスコットキャラクター「すいたん」と酷似したキャラが登場する動画を配信していた問題で、市はすいたんを管理する部署の職員や上司を2日付で訓告処分にした。


 後藤圭二市長が21日の会見で明らかにした。訓告処分を受けたのは都市魅力部長ら4人。「議員に適切な削除要請ができなかった」と処分理由を説明した。

 動画を配信していたのは自民党の藤木栄亮(えいすけ)市議(55)。ユーチューブの自身のチャンネルで、「(吹田市は)共産党の支持者の巣」などと発言し、すいたんを名乗るキャラが「いやー怖いわー」と応じる動画などを作って配信していた。

 市のすいたんの使用要領では、声を出すことや、特定の政治や思想の支持や批判などを認めていない。

 6月に市民から動画を問題視する意見が寄せられ、担当者が藤木市議に3回にわたり削除を「お願い」した。市議は削除せず、一部を修正するにとどまった。

 市民が監査請求し、10月に市の監査委員が動画を「著作権侵害」と認定。市は改めて市議に削除を要請し、11月10日に動画は削除された。後藤市長は「一部修正の時点で削除を諦めたことが問題」と指摘した。

 市長は今春の市長選で自民党の推薦を得て当選。選挙戦では藤木市議と一緒に演説をした。それが職員に影響したのではと会見で問われると、「職員は36人の市議会議員を対等に扱う。私も配慮せよという姿勢を見せたことはない」と語った。

 藤木市議が報道陣の取材に応じていないことについては「市が言う立場ではないが、要請があれば議員が自身の判断で対応されると思う」と話した。(田中祐也)

朝日新聞社

7913OS5:2023/11/23(木) 05:50:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fff13365fc0434d78b85fcbe7e497d37a9d0280
京都市長選、主要政党の対決の構図固まる…維新が村山氏を推薦方針・国民も支援へ
11/23(木) 5:30配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 来年2月4日投開票の京都市長選を巡り、日本維新の会が、元京都市議で大正大客員教授の村山祥栄氏(45)を推薦する方針を決めたことがわかった。国民民主党も支援する方向で調整している。両党関係者が明らかにした。自民、立憲民主、公明3党と共産党は、それぞれ別の新人を支援する方針で、主要政党が対決する構図が固まった。

 村山氏は、2003年から市議選で5回当選。10年に議員定数の削減などを掲げる地域政党・京都党を設立し、代表に就任した。市長選には08、20年に出馬したが、いずれも落選した。京都党は4月から、市議会で維新、国民と合同会派を組んでいる。村山氏は取材に対し、市長選で維新、国民の支援を受けたい考えを示していた。

 維新の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は21日、記者団に対し、村山氏について「京都市政に詳しく、非常に維新と近い改革をされてきた」と評価。当初は党公認の候補者を擁立すべきとしていたが、「公認にこだわる必要はない」とも語っていた。

 維新は、複数の中から党員らの投票で候補者を決める「予備選」の実施も検討していた。しかし、党幹部によると、予備選は実施せず、村山氏を擁立することで固まったという。

 国民も、党代表代行で京都府連会長の前原誠司衆院議員(京都2区)が、地元議員らに村山氏の支援方針を伝える見通しだ。

 一方、自民と立民は、元民主党参院議員の松井孝治氏(63)の推薦を決定し、公明も推薦する方針だ。4期目で退任する門川大作市長(72)の後継候補と位置づける。

 共産は、前回市長選で推薦した弁護士の福山和人氏(62)を支援する。政党の枠組みにとらわれずに幅広い支持を集めたいとする福山氏の意向を受け、今回は推薦を見送る。

 自民京都府議の二之湯真士氏(44)も既に出馬を表明し、自民に離党届を出している。

7914OS5:2023/11/26(日) 09:00:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c569f72c78b61df99af344d6442c3d46da26f74
「凍結してきた計画を再開する」三田市民病院の再編統合『病院移転の白紙撤回』公約掲げた三田市長 市議会で表明 市議ら問責決議案を提出
11/24(金) 10:30配信

MBSニュース
三田市の田村克也市長

 兵庫県三田市では市民病院の再編統合問題について、統合の白紙撤回を公約に掲げて当選した市長が「再編統合計画を再開する」と24日の市議会で話しました。

 三田市民病院は19の診療科を持つ市内唯一の公立病院で、24時間対応の救急外来を構え市内の救急搬送の6割以上の受け皿となっている地域の中核病院です。

 しかし医療の維持・充実やそれに伴う医師不足、設備の老朽化などの課題があり、6年前から病院を再編統合する議論が進められ、三田市などは去年隣接する神戸市北区にある済生会兵庫県病院と統合させ、およそ5キロ離れた場所に移転することを決めました。

 これに対し、市民からは「救急搬送が間に合うのか」「アクセスが悪い」などといった不安の声が上がっていました。

 三田市の田村克也市長は今年7月の市長選で「病院移転の白紙撤回」を公約の1つに掲げて当選。しかし就任後の議会で「辞書でいう白紙撤回の意味と自分の理解は違う」「『白紙撤回』とは再編統合を 取りやめるのではなく、市民に情報を広く伝えること」と具体的な方針を示さず、批判の声が上がっていました。

 24日に行われた三田市議会で田村市長は「これまで凍結してきた再編統合計画を本日をもって再開いたします」と発言し、再編統合を進める方針を示しました。

 これを受け、市議らが、「公約の解釈を選挙後に変えることになれば、 選挙そのものが成り立たなくなる」として問責決議案を提出。賛成多数で可決されました。

7915OS5:2023/11/26(日) 09:10:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a7e883abf59a3f630d5e3e2e21190cacdd516d0
三田市長の問責決議案、市議会が可決 21人中19人が賛成 市民病院の再編巡って公約撤回を問題視
11/24(金) 16:31配信


神戸新聞NEXT
三田市民病院の再編統合を再開すると表明した田村克也三田市長=24日午前、三田市議会議場

 兵庫県の三田市民病院の再編統合計画を巡り、市議会は24日、白紙撤回する公約を掲げて当選しながら一転して推進を表明し市民を混乱させたとして、田村克也市長に対する問責決議案を賛成多数で可決した。


 問責決議案では、神戸市への移転の白紙撤回を公約としながら、就任後は明確な方針を示さず、市議会で「白紙撤回について、辞書と公約は法的根拠を含めて私の理解は違う」と発言したことなどを問題視。「公約の解釈を選挙後に変えれば、選挙そのものが成り立たなくなる」と指摘した。

 議案は議長を除く議員21人のうち、維新会派以外の19人が賛成。問責決議は不信任決議とは異なり、法的拘束力はない。

7916OS5:2023/11/26(日) 09:11:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6216cc71ea0a511ec2121d7d32c11167c1f65f3a

パワハラととれる発言、市議「深く反省」市長「認識ない」…防止条例検討も足並みそろわず
11/25(土) 19:00配信

読売新聞オンライン
兵庫県

 兵庫県加西市議や市長が市職員に対して「夫婦の寝室は一緒か」などとハラスメントととれる発言をした問題で、市議会が24日、再発防止に取り組む方針を打ち出した。パワハラ防止条例の制定に向けて検討を始め、議員への研修も行う。一方、高橋晴彦市長は「ハラスメントの認識はない」と説明。議会と市の足並みはそろわなかった。

 発言をした市議に丸岡弘満議長が聞き取り、厳重に注意した。この日の議会運営委員会に条例の検討を諮問した丸岡議長は「『職員に何を言ってもいい』という風潮を一掃し、対等な立場を自覚して共通ルールの下にハラスメントを根絶したい」と説明、各会派で検討を進める。

 これに続く議員協議会の席上、発言を指摘された市議が「市民に迷惑をかけた。深く反省し、今後は気をつけたい」とわびた。他の市議からは「同席していた自分たちにも責任がある」「議員の意識改革や資質向上に真剣に取り組まなければ」といった声が相次ぎ、報道で知った市民から厳しい声が寄せられた報告もあった。

 高橋市長に対しては「人権意識が問われる。看過できない」と指摘があり、問題を明らかにした職員の心情や意向を踏まえたうえで、市側とともにさらに詳しい調査と対応を求める意見が出た。

議長と市長は面談
 丸岡議長は22日、高橋市長と面談して発言内容を確認のうえ、議会としての謝罪の意を伝えた。これに対して高橋市長は「雑談の流れの中での発言。議長に謝ってもらう筋合いはない」と答え、現状に危機感を示した議会側と認識が一致しなかった。

7917OS5:2023/11/26(日) 17:13:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/53e4e4d894f858f6014d66585b5e1309276f65c7
初当選の市長、就任3か月半で公約覆す…病院統合「白紙撤回」から推進に
11/25(土) 20:31配信
読売新聞オンライン
再編統合計画を巡る経緯

 兵庫県の三田市民病院と済生会兵庫県病院(神戸市北区)の再編統合問題で、田村克也三田市長は、24日開会した市議会の12月定例会で、計画を推進する意向を表明した。田村市長は7月に計画の「白紙撤回」を掲げて初当選しており、就任3か月半で公約を覆す結果となった。(竹村文之)

【写真】再編統合計画を推進すると表明する田村市長(兵庫県三田市で)

 計画は、両病院を再編統合し、中間地点付近の神戸市北区長尾町宅原(えいばら)に、400〜450床の新病院を建設。三田市が設置者で、県済生会に運営を委託する「公設民営」方式で、2028年度の開院を目指していた。

 田村市長は議会の冒頭、「凍結していた再編統合計画を再開する」と述べ、考えに至った経緯を説明。市民と直接対話する「地域医療市民会議」を計10日開催したことに触れ、「市民が知りたい情報を伝え、考えや不安を把握できた」と意義を強調した。

 市民病院で職員らと意見交換したとし、「人員不足で、24時間救急をはじめ急性期医療の提供体制が逼迫(ひっぱく)している」と説明。統合した県内の公立病院を視察して、医療資源の集約化で地域医療の充実が図られていることも確認したとした。

 その結果として、田村市長は「現状での急性期医療の存続は不可能」とし、森哲男前市長が道筋をつけた計画内容を全面的に追認。「急性期、回復期、慢性期など全ステージで、適切な医療を切れ目なく受けられる体制づくりに取り組む」と述べた。

 市長選で「白紙撤回」を公約に掲げたことについては、「情報発信や意見聴取を経た上で、最善策を検討すると意図していた」と改めて釈明し、「この表現で心配と混乱を招いた」と頭を下げた。

 一方、三田市議会は、田村市長への問責決議案を可決。決議では、白紙撤回の解釈を巡り「辞書とは違う」などと発言した点を「有権者が判断する公約の解釈を変えるなら選挙が成り立たない」とし、「多くの市民を混乱させ、市政を停滞させた」と指摘した。

「合意した方針変わりはない」久元・神戸市長
 三田市の田村市長が病院再編統合計画の推進を表明したことについて、神戸市の久元喜造市長は24日、定例記者会見で、正式に話を聞いていないとした上で、「神戸市として、三田市と正式に合意した両病院の再編統合を進める方針に変わりはない」と強調した。また、28年度の開院を目指すスケジュールへの影響については、「できるだけ遅れることがないように作業を進めたい」と話した。

7918OS5:2023/11/26(日) 21:25:38
>>7762
無所属新人で元加西市議の深田真史氏(38)、元加西市教育長の高橋晴彦氏(65)=自民推薦、元加西市副市長の河尻悟氏(47)の3人が立候補

2023年5月 自民推薦で初当選

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0f889270dfc009f0ab3231b5fd4539577176cee
自転車を飲酒運転の市部長、停職2か月…「押して帰る」と言ったが乗って転倒し顔にケガ
11/25(土) 13:28配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 兵庫県加西市の男性部長が自転車を飲酒運転した問題で、市は「地方公務員法で定めた信用失墜行為に当たる」として、部長を24日付で停職2か月の懲戒処分にした。

 市によると、飲酒運転したのは市民部長(55)で、10月19日夜、職員9人が参加した人事異動の歓送迎会でビールをジョッキ2杯、日本酒2合程度を飲んだ。帰り際に「飲酒運転になる」と注意した職員に対し、「押して帰る」と言い、乗って帰宅中に転倒、顔に軽傷を負った。「迷惑をかけて申し訳ない。通り慣れた道で油断があった」と話しているという。

 市の懲戒審査委員会は、自動車の飲酒運転に対して自転車の場合はどの程度の処分が妥当か、市や他の自治体の事例に照らして判断した。停職中の職務は副市長が担う。加西署も道路交通法違反の疑いで市民部長から任意で事情を聞いた。

 記者会見した高橋晴彦市長は「深くおわびする。市民の信頼を回復し、繰り返さないために必要な改善とモラルの向上を進める」と謝罪した。

7919OS5:2023/11/26(日) 21:26:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d23d70c810c25de90e06a859dda00cd06fbe2ed
「白紙撤回」公約の撤回表明 三田市長、就任3カ月半で手のひら返し
11/24(金) 20:30配信

朝日新聞デジタル
移転計画の反対を訴えて市庁舎の前に並んだ市民たち。「公約を守って」「田村市長は直ちに辞職を」などと声を上げた=2023年11月24日午後0時34分、兵庫県三田市三輪2丁目

 兵庫県三田市の市民病院の移転計画を巡り、田村克也市長は24日、計画を進めると表明した。この日始まった市議会本会議で明らかにした。市長は、計画の是非が最大の争点だった今夏の市長選で、「白紙撤回」を掲げて初当選した。就任からわずか3カ月半で事実上の公約撤回となる。

 本会議冒頭、市長は市民病院についての考えを述べたいとして「白紙撤回という表現により、混乱を招きましたことを深くおわび申し上げます」と話し、頭を数秒間下げた。

 計画は、市民病院と済生会県病院(神戸市北区)を統合し、北区に新病院をつくる内容。市長は市長選で、重点公約として「地域医療の充実化(三田市民病院神戸移転、白紙撤回)」と明記していた。

 市長はこの日の本会議で「地域医療を充実させるプロセスとして白紙撤回という言葉を使った」と持論を展開。「市民の命を守り抜くためには再編統合が唯一の方策であり、市民病院が現在地で急性期医療を存続するのは不可能だと判断した」と明言した。

朝日新聞社
https://www.asahi.com/articles/ASRBZ5V9GRBWPIHB00X.html?oai=ASRCS5R9CRCSPIHB00N&ref=yahoo
「白紙撤回」あいまい3カ月、新市長の混迷 三田市民病院移転めぐり
有料記事

高松浩志2023年10月31日 8時00分

三田市長選に向けた田村克也陣営のビラ。重点政策のトップに「地域医療の充実化(市民病院神戸移転、白紙撤回)」とある
写真・図版写真・図版写真・図版写真・図版

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 三田市民病院(兵庫県三田市)の再編統合計画をめぐり、田村克也市長の対応が波紋を広げている。計画の「白紙撤回」を掲げて7月に初当選したものの、就任後3カ月近く、あいまいな発言を続ける。計画をめぐる市民の声は割れたままで、市長は10月から市内各地で意見交換会を始めた。

マイク握った市長は早口で…
 「市長選では重点公約として『市民病院神戸移転、白紙撤回』と書いていますよね」

 市民の一人が、選挙時に田村陣営が配ったビラを手に、市長に問うた。「白紙撤回を撤回するなら、市長を辞任して再び選挙を」

 22日、意見交換会「地域医…

7920OS5:2023/11/27(月) 23:06:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/743d08c302ddd494b8a0d83a9d2b7a3106c1a5f9
崩れた「非共産対共産」、行く末は 京都市長選で政党対決の構図固まる
11/27(月) 21:26配信
産経新聞
京都市長選の構図

任期満了に伴う来年2月の京都市長選を巡り、主要政党の対決の構図がほぼ固まった。元京都市議の村山祥栄氏(45)が27日、無所属での立候補を表明。日本維新の会と国民民主党の地元組織が推薦する。自民、立憲民主、公明の3党は相乗りで元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)を支援。一方、共産党は党派色を薄めるため候補者推薦を見送った。京都市長選で長年続いた「非共産対共産」の構図は大きく変化することになる。


■維新・国民が推薦

京都市出身の村山氏は平成15年から市議選に5回当選。22年には地域政党「京都党」を設立した。過去2回、市長選に立候補したが、いずれも敗れた。京都市内で会見した村山氏は「『非共産対共産』ではなく、改革勢力が根付くことが重要だ」と訴えた。

会見には維新の馬場伸幸代表や国民の前原誠司代表代行らも同席。馬場氏は「(京都の)文化を守りつつ、大阪でやってきたやり方を京都でもやらせてもらいたい」、前原氏は「民主主義には選択肢が必要。維新との連携の必要性を感じる」と述べた。京都党も村山氏を推薦する。

京都では、革新系の故蜷川虎三氏が28年間にわたり府知事を務めた歴史がある。このため非共産の主な与野党は市長選での革新首長誕生阻止で連携することに。その結果「非共産対共産」の構図が定着することになったが、非共産陣営の相乗りには批判も根強かった。

■自立公は相乗り

今期限りで退任する門川大作市長(73)の事実上の後継候補が、無所属での立候補を表明した松井氏だ。すでに自民、立民両党が推薦を決定。公明も近く推薦を決める。西脇隆俊知事も支持を表明している。

京都市長選の前哨戦と位置付けられた今月の京都府八幡市長選では、自立公3党が「反維新」で結束。3党が推薦した無所属新人が維新公認候補を破る展開となった。

京都市長選にはこれまで4人が立候補を表明。無所属での出馬を表明した京都府議の二之湯真士氏(44)は、国家公安委員長を務めた二之湯智氏(79)の次男。10月末に自民府連に離党届を提出した。自民、立民、公明の3党相乗りを批判している。

■共産は異例対応

同じく無所属で立候補する意向の弁護士、福山和人氏(62)は、令和2年の前回市長選で共産とれいわ新選組の推薦を受けたが、落選。今回は幅広い支援を集めたいとして、政党に推薦を依頼しない方針を示した。

こうした状況を踏まえ、共産は今回の市長選で候補者推薦を出さないことを決めた。伝統的に共産が強い京都では異例の対応だ。

このほか社民党の地元組織は自主投票を決めている。前回は現職の門川氏を推薦していた。

7921OS5:2023/11/28(火) 17:49:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d18e8bc3505c9251ece89c55a6d20f28d61cd2
京都財界トップが松井孝治氏支援を表明、京都市長選で
11/28(火) 16:55配信
産経新聞
京都市役所=京都市中京区

来年2月の京都市長選に関し、京都商工会議所の塚本能交会頭(ワコールホールディングス名誉会長)は28日の定例会見で、無所属での立候補を表明している元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)=自民、立民推薦=を支援すると明らかにした。日本商工会議所の政治団体・日本商工連盟京都地区の代表世話人の立場としての考えを示した。


塚本氏は「対共産」で非共産勢力が結集した従来の市長選と異なり、今回は保守票が割れる可能性があると指摘。「票を一つに集中させるのが大事だ」と述べた。その上で松井氏はあらゆる政策に精通し、府市協調も担える最適の人物と評価した。

京都市長選にはこのほか、京都府議の二之湯真士氏(44)、弁護士の福山和人氏(62)、元京都市議の村山祥栄氏(45)=維新、国民府連、京都党推薦=の新人3人が、それぞれ無所属での立候補を表明している。

7922OS5:2023/12/02(土) 08:02:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ab23c04075e2dd87bf416bb5d5a7ba9b24ff130
最年少市長の人事案、市議会が異例の否決 重視する教育改革つまずく
12/1(金) 20:39配信


朝日新聞デジタル
5月の市議会での高島崚輔市長(手前左)=2023年5月18日、芦屋市議会議場、真常法彦撮影

 兵庫県芦屋市議会で1日、高島崚輔市長が提案した教育委員の人事案が、反対多数で否決された。教育委員の人事案が否決されるのは極めて珍しい。高島氏が「1丁目1番地」と重視する教育改革が、それを進める要職選びからつまずいた形だ。

 人事案はこの日の本会議に提出。5日で任期満了となる上月敏子委員の後任に、今年6月までさいたま市の教育長を務めた細田真由美氏をあてる内容だったが、採決の結果は賛成7人、反対10人、棄権3人だった。

 議員からは「芦屋とのゆかりが薄い」「埼玉に住む人が芦屋に頻繁に来るのは難しく、教育委員制度を軽視している」などの反対意見があった。

 高島市長によると、細田氏はすでに芦屋市を訪れ、市が8月に策定した教育大綱などについて、市長と議論を重ねてきたという。

 高島市長は議会後にコメントを出し、「最高の教育委員を提案したが、結果的に議会の理解を得られず、芦屋の子どもたちに申し訳ない思いでいっぱいです」と無念さをにじませた。その上で、「今後も芦屋市のために日本中から最高の人材をお招きしたい思いは変わらない。引き続きご理解いただけるよう対話を尽くしていきたい」とした。(真常法彦)

朝日新聞社

7923OS5:2023/12/03(日) 18:59:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/49fe9f6a27721af7dca032b48049fcc4a0fd568c
ハラスメント発言の兵庫・加西市長、職員への聞き取りを拒否…市議会の申し入れに「対応ずみ」
12/2(土) 12:16配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 兵庫県加西市議や高橋晴彦市長が市職員にハラスメントととれる発言をした問題で、市議会が会派代表者による職員への聞き取りを申し入れたことに対し、市長は応じない回答をした。市議会は1日、詳しい説明のための市長の議員協議会出席と、ハラスメントについての職員アンケート実施を求めることを申し合わせた。

 市議会はハラスメント防止条例制定に向けて職員への聞き取りを市側に求め、11月28日に高橋市長に申し入れ書を提出。市長は同30日に「市として聞き取りを終え対応済み。職員の心情を考慮し、意向の確認をすることは控えさせていただく」などと文書で回答した。

 この日の議員協議会では「再発防止へ今回の問題をしっかりと分析するべきだ」「これで幕引きとせず、議会と市が課題を共有し、一緒に考えていくことが必要」との意見があり、市長の考えを直接ただして事実を確認する機会を求める。

 これまでの事例や他職員へのハラスメントについても、アンケートで把握したい意向を併せて伝える。

7924OS5:2023/12/08(金) 17:05:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/94ac4f599690cf5d23c22b9c12b397d5cfda6d26
維新、和歌山で「身を切る改革」巡り内紛…党関係者「せっかくの勢いに自ら水差す」
12/8(金) 17:00配信
読売新聞オンライン
維新の和歌山県総支部を巡る構図

 日本維新の会が4月の衆院補欠選挙で初めて小選挙区の議席を得た和歌山県で、看板政策の「身を切る改革」を巡る内紛が起きている。議員報酬の削減に従わなかったとして、県総支部が県議を処分したことに反発した和歌山市議2人が、総支部役員の解任を要求。総支部はこの2人を除名と離党勧告処分とした。市議の1人は処分を不服として裁判で争う構えだ。

 発端は、4月の県議選で再選された林隆一県議(60)が1期目の任期中に議員報酬の一部を寄付しなかったとして、維新の県総支部から10月10日に離党勧告処分を受けたことだった。林県議は、4月の衆院和歌山1区補選に維新から出馬し、自民党候補らを破って初当選した林佑美氏(42)の夫だ。

 「身を切る改革」を掲げる維新は、所属議員に対し議員報酬の一部を被災地などに寄付することを義務づけている。林県議が1期目だった当時、県議は月7万円を寄付する必要があった。

 林県議は2期目当選後の今年6月、豪雨の見舞金として和歌山県紀美野町に1期目分の500万円を寄付した。林県議は記者会見で「寄付が遅れることは総支部幹部の了承を得ていた」と主張したが、総支部は否定。林県議は10月27日に離党した。

 これに反発したのが、4月の和歌山市議選で初当選した志賀弘明氏(68)と新古祐子氏(51)だった。「違法な離党勧告を主導し、混乱を招いた」として、総支部代表の井上英孝衆院議員(大阪1区)ら5人に対する解任請求書を11月15日に提出した。

 しかし、総支部は今月5日、林県議の記者会見に許可なく同席したことや、事実誤認で役員への誹謗中傷とも取れる解任請求書を出したことなどを理由に、志賀氏を除名、新古氏を離党勧告処分とした。志賀氏は、党への連絡や相談がないことなどからより重い処分とした。

 総支部の浦平美博幹事長(県議)は「身勝手な行為を許せば、組織が成り立たない」と説明。志賀氏は「自分たちに都合の悪い人間を排除したいのだと思う。処分は不当で、訴訟を検討する」と述べた。新古氏は離党するという。

 和歌山では、維新は衆院和歌山1区補選で勝利したほか、4月の統一地方選の県議選で1から3に、和歌山市議選で2から4に議席を増やした。党関係者からは「せっかくの勢いに自ら水を差している」との嘆きも漏れる。

7925OS5:2023/12/11(月) 09:53:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/92c5f9c6d78376cef1cee0621c343a5c09a3b7cc
兵庫維新の会代表選が告示 現代表の片山氏、衆院議員の市村氏の一騎打ちに 17日に投票
12/10(日) 19:31配信


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神戸新聞NEXT
兵庫維新の会の代表選が告示され、討論会に臨む現代表の片山大介参院議員(左端)と市村浩一郎衆院議員(右端)=10日午後、神戸市中央区北長狭通4

 日本維新の会の県組織・兵庫維新の会の代表選が10日告示され、現代表の片山大介参院議員(57)=兵庫選挙区=と市村浩一郎衆院議員(59)=兵庫6区=の2人が届け出た。県内選出の国会議員と地方議員ら特別党員計109人による投票が17日にあり、新代表が選ばれる。任期は来年1月から2年間。

【写真】神戸の繁華街で政権批判を繰り広げた日本維新の会の吉村洋文共同代表

 現代表の任期満了に伴い、11月の会合で代表選の実施を決めた。立候補には特別党員28人以上の推薦が必要とし、片山氏と市村氏の一騎打ちの構図となった。

 両氏はこの日、立候補を届け出た後、神戸市内の事務所で特別党員向けの討論会に臨んだ。

 片山氏は改革の継続や党勢拡大の必要性などを訴え、「県内全ての自治体で維新議員をつくり、維新単独の首長を誕生させる」と強調。市村氏は「(兵庫維新の内部が)どこかしっくりいっていないと感じている。一度リセットも必要ではないか」と賛同を求めた。

 自民党の派閥パーティーを巡る裏金疑惑を受け、県組織の政治資金パーティーを延期したことについて、市村氏は「自民の問題は法律上必要な処理を行わず、裏金を作っていたこと。パーティー自体は合法で、兵庫維新の財政を潤すためなら堂々と名乗って実施すべきだ」と述べた。

 一方、片山氏は「法にのっとり透明性を持って開催するのが基本だ。パーティーに対する(認識の)フェーズが変わり、延期を決めた。支援者が不安を抱く限り、開催すべきではない」と語った。(金 旻革)

7926OS5:2023/12/13(水) 13:08:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/916e92525fd2d8d0bb6db449ebe5800750501294
ハラスメント発言の兵庫・加西市長「ことさら騒ぎ立てるのはパワハラだ」…職員の大半が退席した異例の議場
12/13(水) 12:30配信


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読売新聞オンライン
大半の職員が退席した議場で答弁する高橋市長(左から2人目、兵庫県加西市議会議場で)

 兵庫県加西市議や高橋晴彦市長が市職員にハラスメントととれる発言をした問題について、11、12日にあった市議会一般質問で複数の議員が市側の認識と対応をただした。市長は「解決済み」と繰り返し、質問に正面から答えなかった。市は今年度中に管理職を対象にしたハラスメント防止研修を開き、一般職員にも順次実施する方針を明らかにした。

【地図】兵庫県

 一般質問した14人中6人がハラスメント問題に関する内容を通告。発言を受けた職員に配慮し、市長、副市長らと数人を残して職員の大半が議場を退席し、答弁を行う異例の措置が取られた。

 事実確認や職員への対処などを問う質問に対し、市長は「この件は解決、対応済みで、職員の心情を踏まえて答弁を差し控える。緊張感の欠如に注意しながらコミュニケーションの活性化に努め、風通しの良い職場作りをする」との答弁を繰り返した。

 「再発防止を訴える職員の意向に沿っていないのでは」と食い下がったり、詳細な説明を求めたりする質問に、市長は「解説までしていただき、ありがとうございます」「信用ならないというのなら不信任なりしていただければ結構」と応酬。「なぜ事を大きくしようとしているのかわからない。ことさら騒ぎ立てるのはパワハラだ」と答弁した。

 市議会は、この問題に対する詳しい説明のための議員協議会出席と、職員アンケート実施を市長に求めていた。11日の議員協議会では、市長から拒否する回答が文書であったことが報告された。

7927OS5:2023/12/17(日) 10:17:21
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1166480
大津市長選挙「無党派層」狙う新人・成田政隆氏 知名度向上へ出馬表明もいち早く
大津市長選挙 戦いの構図㊦
2023年12月16日 6:15
門田俊宏、葦原裕

 10日朝、元滋賀県議の成田政隆氏(49)は、地元の大津市唐崎地区の自治会が主催する年末恒例のもちつき行事に参加し、住民とともにきねを振るった。来場者と談笑し、「いつでも話を聞かせてくださいね」と言葉を添える。唐崎地区も新興住宅地の開発で市外からの住民が増えている。市長選に新人として挑むにあたり、「他の地域でも新旧の住民交流を増やしたい」と当選後を思い描いた。

 市長選の日程がまだ決まっていない6月下旬に早々と立候補を表明した。32歳で県議に初当選し16年間務めたが、春の県議選には出馬せず、4期目の任期満了で退任した。初めて挑む市長選に向け、名乗りを上げるタイミングを慎重に図ってきた。

 2020年の前回市長選では、

7928OS5:2023/12/17(日) 18:51:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1ef73bc393d26fa24b3ed4ebf17988591652c23
維新の看板政策「身を切る改革」巡り内紛、新古・和歌山市議が離党届…「無所属で議員を続ける」
12/17(日) 12:11配信
読売新聞オンライン
和歌山県

 日本維新の会の看板政策「身を切る改革」の対応を巡り、和歌山県総支部役員への中傷とも取れる解任請求書を出したなどとして、離党勧告処分を受けた和歌山市議の新古祐子氏が離党届を提出した。県総支部は14日付で受理した。

 新古氏は、読売新聞の取材に「維新という肩書で私を支援してくれた有権者には申し訳ないが、真面目に正直に活動したい。無所属で議員を続ける」と述べた。

 維新は所属議員に議員報酬の一部を被災地などに寄付するよう義務づけている。新古氏は、前任期中に寄付をしていなかったとして離党勧告を受けた林隆一県議(離党)の記者会見に同席した。その後、「違法な離党勧告を主導し、混乱を招いた」として、県総支部代表の井上英孝衆院議員(大阪1区)ら5人に対する解任請求書を提出した。

 県総支部はこうした言動を問題視し、新古氏に対して離党勧告を出していた。

 一方、新古氏とともに解任請求書を提出し、除名処分を受けた同市議の志賀弘明氏は期限までに不服申し立てをせず、党を離れた。

7929OS5:2023/12/18(月) 09:52:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4f3626720e498f2e12b17ac8085b07c644d4ee2
「兵庫維新の会」代表選、片山代表が一騎打ち制し再選 任期は2024年1月から2年
12/17(日) 20:20配信
神戸新聞NEXT
兵庫維新の会代表選で再選し、あいさつに立つ現代表の片山大介参院議員=17日夜、神戸市内

 日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は17日、任期満了に伴う代表選を神戸市内で行い、現代表の片山大介参院議員(57)=兵庫選挙区=を選んだ。任期は来年1月から2年。

 10日に告示された代表選には、片山氏と市村浩一郎衆院議員(59)=兵庫6区=の2人が立候補。県内選出の国会議員と地方議員ら特別党員計108人が投票し、有効投票数106票のうち片山氏が55票、市村氏が51票だった。

 片山氏は慶応大理工学部卒業後、NHKに入局し、2015年に退職した。翌16年の参院選で兵庫選挙区から初当選し、22年に再選した。

 片山氏は代表選後のあいさつで「(僅差の結果は)不信任の部分はあったと思うので、直すべきところはしっかりと直したい。来年も多くの選挙が控えており、一致団結して乗り越えていきたい」と強調した。(金 旻革)

7930OS5:2023/12/18(月) 21:57:21
https://www.asahi.com/articles/ASRDG5TKJRDFPLZB00Y.html
京都市長選、維新が念願の「参戦」 長年の構図崩れ主要政党は3極に
有料記事

八百板一平 日比野容子2023年12月15日 8時00分

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 来年2月4日投開票の京都市長選の構図がほぼ固まった。長く続いた「非共産対共産」の構図が崩れ、自民・立憲民主・公明3党と、国民民主党と日本維新の会、共産党の主要政党が「3極」で相対する選挙になる見通しだ。一方で、京都市が地元の前原誠司衆院議員が新党結成を表明するなど、次の衆院選を見据えた動きも活発化してきた。

維新「総力を結集したい」
 「村山さんなら一緒にスクラムを組んで戦える。最後まで全力で戦う」

 11月27日、京都市内で開かれた記者会見。維新の馬場伸幸代表は元京都市議の村山祥栄氏(45)と選挙に臨む覚悟を語った。

写真・図版
記者会見する(左から)日本維新の会の馬場伸幸代表、村山祥栄氏、国民民主党京都府連の前原誠司会長、地域政党・京都党の江村理紗代表=2023年11月27日午後1時21分、京都市下京区、八百板一平撮影
 維新は過去にも、京都市長選に独自候補の擁立を目指していた。だが、選挙を勝ちきるだけの力がないとみて断念を続けていた。地域政党・大阪維新の会を母体として設立され、関西で勢力を伸ばしてきた日本維新にとって、京都は「近くて遠い」(藤田文武幹事長)場所だ。昨年の参院選京都選挙区でも、維新の公認候補は自民と立憲に続く次点で敗北した。

 だが、京都府内で躍進が目立ったのが今年4月の統一地方選だ。府議選で京都市内や府南部に擁立した9人全員が当選。京都市議選でも議席を4から10に増やした。維新が関西で地盤を固めて全国政党に飛躍する足がかりになるとみて、馬場氏は「党を挙げて、総力を結集したい」と意気込む。

相乗りに同調しなかった国民民主
 京都市長選では30年以上に…

7931OS5:2023/12/19(火) 22:15:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/f29c052296127d2398b58084c36013321ea72f18
維新、大津市長選の候補者擁立を断念 現職と新顔の一騎打ちの公算大
12/19(火) 21:22配信

朝日新聞デジタル
大津市役所の本館=大津市御陵町

 来年1月21日に投開票される大津市長選で、独自の候補者擁立をめざしていた日本維新の会滋賀県総支部が19日、擁立を断念した。同日の役員会で決めた。市長選は、いずれも無所属で立候補を表明している新顔で元滋賀県議の成田政隆氏(49)と、現職の佐藤健司市長(50)の一騎打ちとなる公算が大きくなった。

 維新は今年4月の大津市議選(定数38)で、新顔の女性候補が過去最多の8508票でトップ当選するなど3議席を獲得。市長選への対応に注目が集まっていた。

 県総支部幹事長の河村浩史県議は取材に「維新として独自候補を立てたかったが、かなわなかった。支持者や市民に選択肢を示せず、申し訳ない」と話した。市長選では、市議会の会派「大津維新の会」(3人)として、政策的な一致点があることから佐藤氏を支持するという。

 共産党大津市会議員団と市民団体でつくる「いのちとくらしを守る大津市政をつくる会」は候補者擁立を断念している。(仲程雄平)

7932OS5:2023/12/21(木) 16:26:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0791f01062611b331753192ad842512ac6fb6353
奈良・三郷町長を官製談合防止法違反で在宅起訴 大阪地検特捜部
12/21(木) 16:08配信

毎日新聞
奈良県三郷町

 奈良県三郷(さんごう)町発注の入札を巡り、業者に設計金額を漏らしたとして、大阪地検特捜部は21日、森宏範町長(64)を官製談合防止法違反の罪で在宅起訴した。また、町幹部2人と建設会社「山岡組」(同町)の山岡告章(こうじ)代表取締役(55)の計3人を同法違反と公契約関係競売入札妨害の罪で在宅起訴した。

 町幹部は、水口洋司・環境整備部長(54)と山崎充弘・都市建設課長(53)。

 起訴状によると、森被告は2020年10月に行われた町発注事業の一般競争入札に先立ち、山岡組とは別の業者に設計金額を教え、入札の公正を妨害。水口、山崎両被告は21年5月〜23年8月にあった計5件の入札で、山岡被告に他の業者に関する情報を漏らしたなどとされる。

 特捜部は10月、町発注の入札で不正が疑われるとして、町役場など関係先を家宅捜索していた。【古川幸奈、高良駿輔】

7933OS5:2023/12/25(月) 10:46:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/697ccf92abed2b512e73d92956a46596288cd1e8
市議が市議会可決の懲罰動議を拒否 他の議員が再び動議提出、「出席停止」の懲罰科す 兵庫・洲本
12/19(火) 21:14配信

神戸新聞NEXT
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 兵庫県洲本市議会で市のふるさと納税問題に関する濱野隆議員(会派=うずしお)の発言を巡り、ほかの議員3人が懲罰動議を出し「陳謝」とする案が19日の本会議で可決されたが、同議員は従わなかった。そのため、ほかの議員3人が再び動議を提出。懲罰特別委員会と本会議を経て、同日付で「出席停止1日」の懲罰を科すことを決めた。

 濱野議員が懲罰動議を出されるのは4回目。

 濱野議員は8日に開かれた本会議の一般質問で、ふるさと納税の元担当課長(退職)が返礼品の商品券で購入したパソコンが行方不明になった問題に触れ、浜辺学副市長に「副市長がパソコンを持ち出し、元に戻した事実はあったか」などと尋ねた。

 これに対し、先田正一議員(公明)、福本巧議員(宙)、木戸隆一郎議員(志)の3人が「不適切な行為があったかのような発言をした上で、根拠を示せなかった」として、濱野議員への懲罰を求める動議を出した。

 19日の本会議で、濱野議員は「一般質問中に無礼な言葉を用いたとして、注意を受けた事実はない」「根拠を示して質問し直すよう促された事実もない」と反論。弁明中、笹田守議長から「弁明になっていない」と発言を制止される場面もあった。

 続いて、陳謝文を読み上げる懲罰案が賛成多数で可決されたが、濱野議員は「県知事に審決を申し立て、刑事告訴と民事訴訟を行う」として受け入れを拒否。福本議員、木戸議員と清水茂議員(宙)の3人が再び動議を出し、即日、懲罰委と本会議で審議された。

 本会議では、福本議員が動議を出した理由を「懲罰を命じたにもかかわらず異なる発言をした」と説明。出席停止1日の懲罰案が賛成多数で可決されると、濱野議員は議場を退室した。

 本会議後の取材に、福本議員は「議会はルールにのっとって進めていくもの。自分の価値観だけで進んでいくことは改めてほしい」と強調。濱野議員は「実情を知らないまま懲罰動議を提出され、名誉が毀損(きそん)された」とし「動議を出したメンバーは、一緒にふるさと納税問題を調査している百条委員会のメンバーでもある。今後も協力してやっていけるのか不安だ」と話した。

 地方議員の処分については、地方自治法に基づき都道府県知事に審決を申請できる。濱野議員は昨年12月にも懲罰を受け、斎藤元彦知事に審決を申し出た。(荻野俊太郎)

7934OS5:2023/12/27(水) 17:52:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b73ae498499f83eb3008014b223926142e8d8e3
維新の元吹田市議を不起訴処分 大阪地検 百条委の出頭拒否で告発
12/25(月) 17:38配信

朝日新聞デジタル
大阪地検特捜部が入る大阪中之島合同庁舎=大阪市福島区

 政務活動費の問題を巡る調査特別委員会(百条委員会)への出頭を正当な理由なく拒んだとして、大阪府吹田市議会が地方自治法違反容疑で告発した「大阪維新の会・吹田」の経理責任者だった松尾翔太・元市議(35)について、大阪地検特捜部が25日、不起訴処分とした。

 特捜部は理由を明らかにしていないが、関係者によると、起訴猶予とみられる。

 百条委の調査報告書によれば、松尾元市議は2019〜22年に計13回、会派の政務活動費の専用口座から使途不明の出金をした。出金額は計約50万円で、いずれも出金から3〜103日後に同額を口座に入金していた。報告書は13回のうち少なくとも6回は「私的流用していたと推察できる」と認定した。

 市議会は22年11月〜23年1月の百条委への出頭を求めたが、元市議は「会派の問題で、議会に対し証言すべき項目はない」などと拒んだ。(戸田和敬)

朝日新聞社

7935OS5:2023/12/30(土) 01:06:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/1abe3da08d5270834f7bd2d55330e38c3c5f5c04
「地元に受注してもらいたくて」…官製談合で在宅起訴の町長が辞職表明
12/29(金) 17:00配信
読売新聞オンライン
記者会見の冒頭で頭を下げる森町長(奈良県三郷町で)

 奈良県三郷町発注の公共事業で入札情報を漏らしたとして、大阪地検特捜部に官製談合防止法違反で在宅起訴された森宏範町長(64)が28日、町議会議長に辞職願を提出し、受理された。来年1月17日に失職する。通知を受けた町選挙管理委員会は町長選を2月6日告示、同11日投開票の日程で行うことを決めた。

 森被告は28日、町役場で記者会見を開き、「検察の指摘を受け入れ、非を認めなければならないという考えに至った。複数の職員が起訴された監督責任にも鑑み、職を辞することを決意した」と述べた。

主な一問一答は次の通り
 ――会見を開いた理由。
 「27日に届いた起訴状を読み、辞意を示すに至った」

 ――入札に関する情報は自分から漏らしたのか。
 「起訴状に間違いはない。地元企業に受注してもらいたくて漏らした」

 ――問題だという認識はなかったのか。
 「法律に抵触すると分かっていた。ただ、違反は今回の1件のみという認識」

 ――事件に関して職員への説明はしたのか。
 「公判を控えており、事件の全体像も分からないので説明できていない。迷惑をかけたことは謝罪する」

 ――町民に不信感を抱かせたことはどう思うか。
 「町の発展のためだったが、法を犯してしまった。信頼を損ねる事態を引き起こしたことは申し訳ない」

町長選、2月11日投票
奈良県

 町選挙管理委員会は28日、辞職に伴う町長選の日程を来年2月6日告示、11日投開票と決めた。立候補予定者説明会は1月18日午前10時、町役場で開く。新町長が決定するまでの間は、池田朝博副町長が職務代理者を務める。

7936OS5:2023/12/30(土) 01:17:23
大阪
https://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20231227-OYTNT50167/
<回顧2023>統一選 維新「1強」揺れる自公
2023/12/28 05:00
 4月の統一地方選で、知事と大阪市長の「ダブル選」は、地域政党・大阪維新の会が引き続きポストを独占することが決まった。維新は府議選(定数79)でも過半数を維持。大阪市議選(同81)は初めて過半数を獲得し、党勢を拡大した。府内での「維新1強」の状況は、次期衆院選に向けた政権与党の自民、公明両党などの戦略にも影響を及ぼしている。(山本貴広)

■243万票
 「12年間、維新の府政、市政は間違っていなかった」

 統一選の前半戦投開票日だった4月9日夜、知事選で早々と再選を確実にした大阪維新の会代表の吉村洋文氏は、大阪市内のホテルで記者会見し、胸を張った。

 吉村氏は、243万票を獲得。1999年の知事選で横山ノック氏が得た235万票を上回る過去最多の得票数だった。維新の「創業者」、松井一郎氏の後継として大阪市長選で初当選した横山英幸氏も、65万票で圧勝。府内での維新の勢いを裏付ける数字だった。

 維新に対抗する勢力の結集を目指した政治団体「アップデートおおさか」は、知事選に法学者の谷口真由美氏、市長選に元大阪市議の北野妙子氏をそれぞれ擁立。自民、立憲民主両党が自主的に支援した。知事選では、共産党は元参院議員の辰巳孝太郎氏を推薦した。

 3人は、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)を大阪湾の人工島・ 夢洲ゆめしま (大阪市此花区)に誘致する維新の計画への反対を訴えたが、支持は広がらなかった。

■初の過半数
 市議選では、維新は定数2の選挙区に2人、定数4の選挙区に3人の候補を立てるなど、共倒れのリスクを負いながら、攻めの姿勢を貫いた。その結果、立候補者50人のうち46人が当選し、過半数を獲得。自民は市議団幹事長が議席を失い、都島区(定数3)では公明新人が落選した。

 府議選でも、過半数を確保した維新に対し、自民は選挙前の13議席から、7議席まで後退した。

■自民は立て直し
 維新に大敗した自民府連を立て直すため、党本部は5月、「大阪刷新本部」を新設。次期衆院選を見据え、府内10小選挙区の支部長を公募で決め、街頭活動で市民の意見を聞く目安箱を設置するなどの新たな広報戦略を練っている。

 刷新本部長に就任した茂木幹事長は12月9日の府連大会で、「大阪はゼロからの出発だ」と強調した。

■公明と全面対決
 維新はこれまで、看板政策「大阪都構想」に協力してもらう見返りに、衆院選で公明現職がいる府内4小選挙区は対抗馬の擁立を見送っていた。しかし、府議会、市議会で過半数を獲得したことを受け、協力関係を解消。次期衆院選は府内全19小選挙区に候補者を立てる考えで、公明との全面対決にかじを切った。

 関西で強い集票力があるとされる公明は、「常勝関西」の威信をかけて維新に対抗するため、自民との連携強化に腐心している。

 11月13日の公明府本部主催の政経フォーラムには、自民の茂木氏を招待。山口代表が「きょうが大阪の自民と公明の出発の時だ。力を合わせ、大阪の政治基盤を立て直す」と訴えかけた。

 維新が誘致を主導した2025年大阪・関西万博の会場建設費増額などを巡り、立憲民主や共産も批判を強めている。次期衆院選に向けた各党のせめぎ合いが始まっている。

7937OS5:2023/12/30(土) 01:18:17
奈良
https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/feature/CO071096/20231227-OYTAT50000/
<2>知事選保守分裂 維新制す
2023/12/27 05:00

 1947年の知事選に並ぶ過去最多の6人が出馬した知事選は4月9日、投開票され、日本維新の会公認の新人山下真氏(54)が初当選した。大阪以外で初めての維新公認知事となった。

 自民党県連は過去4回の知事選で、現職の荒井正吾氏(78)を支援してきたが、今回は高齢や多選を理由に見送った。元総務官僚で新人の平木省氏(48)を推薦することを決めたが、一部の県議は荒井氏の支援に回り、「保守分裂」選挙となった。維新にとっては千載一遇のチャンスだった。

 山下氏は大規模な開発に力を入れるハード重視の県政方針を批判し、県政刷新をアピールした。その結果、山下氏が26万6404票で初当選。平木氏は19万6729票、荒井氏は9万7033票で、平木、荒井両氏の票を合わせれば、山下氏を上回っていた。自民党県連幹部は「候補者を一本化できなかったことが最大の敗因」と振り返る。

 知事選と同日に投開票された県議選(定数43)。維新は2019年の前回選の4倍となる16人を擁立し、知事選と連動した選挙戦を展開した。14人が当選を果たし、これまでの3議席から躍進した。自民は新人8人を含め、公認・推薦した26人のうち19人が当選し、県議会第1党を死守した。

 山下氏は5月の就任直後に、前知事が進めてきた五條市の「大規模広域防災拠点」や、磯城郡3町(三宅、田原本、川西)の「大和平野中央田園都市構想」などの大型事業を見直し、今年度予算で約73億円の執行を停止した。10月には公約の「一丁目一番地」に掲げる来年度からの高校授業料無償化の実施に向け、制度案をまとめた。

 知事野党となった自民党県議は選挙後、3会派を一本化。無所属の県議を合わせて「自由民主党・無所属の会」を結成し、単独過半数の22人を確保した。山下氏には「是々非々で臨む」立場を取っている。

 山下氏にとっては知事就任後で初めての来年度一般会計当初予算案の編成を控える。知事選で掲げた公約実現に向け、〈山下カラー〉をいかに打ち出すのか。県議会との今後の議論も注目を集める。(倉岡明菜)

7938OS5:2023/12/31(日) 17:08:58
大阪のタバコマナー(歩きタバコとか)の悪さは異常
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c7417c01918a54ba7f5ffdc93e1972602ad7059
大阪市路上喫煙全面禁止めぐり異例の賛否拮抗 噴出した反対派の切実事情
12/31(日) 7:30配信

大阪市が2025年大阪・関西万博直前の令和7年1月から実施を検討している市内全域の路上喫煙禁止。これに伴う条例改正に向けたパブリックコメント(意見募集)の結果、「賛成」と「反対」が拮抗(きっこう)した。受動喫煙などが問題化する中、賛否が拮抗するのは異例で、大阪市民の喫煙率が全国平均を上回っていることや、新たな規制で影響を受けかねない飲食業界からの反発が背景にあるようだ。

■分煙環境の必要性

大阪市は一部地域で導入している路上喫煙禁止の対象地域を市全域に広げるため、条例の改正を目指しており、市民の意見を聞くため今年8月7日〜9月6日にパブリックコメントを実施。延べ545件の意見が寄せられ、市は11月30日に結果を公表した。

路上喫煙の全面禁止について「賛成」が69件。中には、市が路上喫煙者から徴収する千円の過料では「極めて不十分」とする意見も6件あった。一方、「反対」は88件。このうち「喫煙者の自由を奪う」などとして憲法違反を指摘する意見が10件あった。

たばこ業界関係者は今回の結果を「受動喫煙への批判が高まる中、他の自治体で同様のパブリックコメントを行えば、禁止に賛成する意見が多くなりやすく、大阪市のように賛否が拮抗するのは珍しい」とする。市民の4年の喫煙率は17・7%で全国平均の16・1%を上回っており、そうした背景も結果に影響した可能性がある。

回答では賛成、反対とは別に「条件付きでの賛成」も27件あった。この条件とは公衆の喫煙所の整備だ。こうした分煙環境の必要性を指摘する声は賛成派、反対派の双方に見られ、「禁止するだけでなく喫煙環境を整備し周知することが重要」(賛成派17件)、「まずは喫煙所の整備を行うべきだ」(反対派11件)との意見が出た。

■「120カ所で足りる?」

分煙環境の整備が課題として認識される中、市は指定喫煙所120カ所を新設するほか、既存の喫煙所を指定するために20カ所を改修することを計画。市による公設と、民間事業者らへの補助金による民設で整備を進めている。

ただ、12月15日時点で整備の手続きが始まっているのは公設で6カ所、民設で28カ所、改修8カ所と計画の3割にとどまる。そもそも、すでに路上喫煙全面禁止の東京都千代田区では、公衆喫煙所の整備を区域11・6平方キロメートルに100カ所を目標とし、約80カ所まで整備。大阪市域は225・2平方キロメートルで、面積に対する市の整備計画数に疑問の声も目立つ。

今月8日に市議会で開催された委員会では、市内の商店街や業界団体が整備計画数の上方修正などを求める陳情書について議論した。ある委員は市側に「120カ所で足りるのか」と指摘。全面禁止まで1年あまりとなる中、「整備が間に合うのか」といった進捗(しんちょく)を不安視する声も上がった。

■私有地の灰皿も

パブリックコメントの質問のうち、反対(78件)が賛成(13件)を大きく上回ったのが、道路に面する私有地などに設置された灰皿の撤去に関する努力義務規定だ。市は店先の灰皿などを想定し、喫煙者が私有地から道路に出て路上喫煙をするおそれがある場合、灰皿の移設や撤去などを依頼するとしている。

この努力義務に反発しているのが、飲食店経営者約2700人が加盟する「大阪府飲食業生活衛生同業組合」(大阪市中央区)だ。

府内では万博開幕直前となる7年4月1日から、国の健康増進法より厳しい府受動喫煙防止条例で、店内で喫煙できる客席の面積が100平方メートル以下から30平方メートル以下に引き下げられる。禁煙になる小規模店は店内に分煙スペースを設けることが難しく、喫煙者の客をつなぎとめるためには店先に灰皿を置くことになる。

同組合の中村実事務局長は「新型コロナ禍で打撃を受けた飲食店にとって、喫煙者の客離れは追い打ちとなる」とした上で、「近くに喫煙所があれば店先に灰皿は必要ないが、120カ所ではカバーしきれない。市は喫煙所の整備計画数を増やすべきだ」と訴えている。(山本考志)

7939OS5:2024/01/04(木) 17:39:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/19f9ea2a8835a5130a5b66de0000dee242c3f463
自民京都府連が立候補表明の二之湯真士元府議の「除名」発表 京都市長選巡り
1/4(木) 16:39配信
産経新聞
京都市役所=京都市中京区(渡辺恭晃撮影)

自民党京都府連は4日、任期満了に伴う2月の京都市長選に無所属での立候補を表明している元府議の二之湯真士氏(44)について、党の方針を公然と非難し規律を乱したなどとして、除名処分にしたと発表した。昨年12月16日付。


京都市長選を巡り自民は、元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)への推薦を決定。二之湯氏は昨年9月に立候補を表明し、同年10月に離党届を提出していた。

京都市長選にはこのほか、弁護士の福山和人氏(62)と元京都市議の村山祥栄氏(45)、市民団体代表の寺田浩彦氏(61)がいずれも無所属での立候補を表明している。

7940OS5:2024/01/08(月) 14:13:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/f79296b47783e709d90bb4200727fd8f2cf530e2
滋賀県議会議員 岩佐弘明氏 死去
1/7(日) 19:45配信

BBCびわ湖放送
滋賀県議会議員で、前の議長の岩佐弘明さんが亡くなりました。69歳でした。岩佐弘明さんは、1999年から地元である守山市議会議員を3期務めた後、2011年に県議会議員に初当選。現在4期目でした。自民党滋賀県議会議員団に所属し、2022年4月からは1年間、議長も務めました。岩佐さんは、肺がんのため療養中でしたが、昨夜、入院していた湖南市内の病院で、亡くなったということです。通夜は、9日(火)、告別式は翌10日(水)に、いずれも守山市内の野洲川斎苑で家族葬として執り行われますが、両日とも一般の焼香の時間が設けられます。

7941OS5:2024/01/10(水) 09:04:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/f96ba70394394e76e0a89ead511f367d4d903276
高砂市長選、新人石本氏が立候補へ 元市職員、DX推進を担当 4月7日投開票 
1/10(水) 7:45配信

神戸新聞NEXT
高砂市役所の本庁舎=高砂市荒井町千鳥1(高砂市提供、小型無人機で撮影)

 任期満了に伴う兵庫県高砂市長選(3月31日告示、4月7日投開票)に、元市職員で一般社団法人代表の石本玲子(れいこ)氏(47)が無所属で立候補する意向を固めたことが9日、分かった。


 石本氏は高砂市出身。国立明石工業高等専門学校を卒業後、1997年に高砂市役所に入庁し、公共施設の総合管理計画などを担当した。2022年4月、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進担当主幹に就任。23年7月に市役所を退職した。地域課題の解決に向けて活動する人材を支える一般社団法人「かえるかなえる研究所」(同市)を設立している。

 石本氏は「古民家活用をはじめ、地域で活動の場や機会を求めている人は多い。そうした人たちの手助けになれる市役所を目指す」と話す。

 同市長選では、現職の都倉達殊(たつよし)氏(64)が立候補を表明している。(増井哲夫)

7942OS5:2024/01/10(水) 17:37:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e55d347f1689bc1e8da95f661cc38e660fcb063
14日告示の大津市長選、現新一騎打ちの見通し…維新・共産は独自候補擁立を断念
1/10(水) 17:27配信

読売新聞オンライン
大津市役所

 14日告示、21日に投開票を控える大津市長選の構図がほぼ固まった。現職の佐藤健司氏(50)と、新人で元県議の成田政隆氏(49)の2人が無所属での立候補を表明しており、一騎打ちとなる見通しだ。(林華代、小林由佳)

■佐藤氏
 「種まきをして、育て、果実を実感してもらうためには、もう4年、どうしても必要になります」。再選出馬を目指す佐藤氏は、昨年11月に自民党系市議らでつくる支持母体が開いた決起集会で、出席者約300人に語りかけた。佐藤氏は愛知県出身。NHK記者から大津市議、県議を経て、2020年の市長選で初当選した。

 立候補を表明したのは告示の約4か月半前の8月30日。市議会の自民党系の新和会、湖誠会の2会派16人の市議から要請を受けての決意だった。この日開かれた市議会定例会で、佐藤氏は「コロナ禍で落ちこんだ街の元気を取り戻す困難に、強い危機感を持って取り組む」と語った。

 任期中は市長就任直後にコロナ禍に見舞われ、感染症対策の対応などに追われた。その間も中消防署の新築移転、保育園の耐震化、大津湖岸なぎさ公園の整備などを進めた。「いま、やるべき事業を着実に進めてこられた」と振り返る。2期目は妊婦健診の完全無料化、学校体育館へのエアコン設置などを掲げる。

 前回自主投票だった公明党も今回は大津総支部で支援する。

■成田氏
 成田氏は昨年6月、市長選にいち早く立候補を表明した。大津市出身。旧民主党県連事務局次長を経て、07年に32歳で県議選に初当選し、4期を務めた。昨年4月の県議選には出馬せず、市長選に備えた。出馬記者会見では「大学時代から市長を目指していた。県議として経験を積み、このタイミングになった」と説明した。

 成田氏が県議時代に所属していた立憲民主党県連のほか、社民党県連が支援を表明しており、国民民主党県連が応援にまわる。政党の推薦はないが、前回の市長選で佐藤氏の対立候補を推薦した連合滋賀が推薦を決めている。

 成田氏は、現職について発信力不足を課題に挙げており、「顔が見える市政を目指す」と意気込む。「ベッドタウン化させないためにも、行政主導で魅力ある大津に」と訴え、子育て支援を含めた図書館を核にした複合施設の整備、コミュニティーバスの運行など公共交通の維持・拡大などの政策を掲げる。

 支援する市議会の立憲系、国民系の会派「市民ネット21」の市議6人らと朝駅前に立つなどし、その様子をSNSで発信して、無党派層の取り込みにも注力する。


 市長選を巡っては、日本維新の会が独自候補の擁立を模索していたが断念。市議会の会派「大津維新の会」として佐藤氏の支持を表明しているが、選挙活動は行わないことを明らかにしている。同じく独自候補の擁立を模索していた共産党県委員会も擁立せず、今回は自主投票としている。

7943OS5:2024/01/12(金) 08:10:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/2913ad7a6b95154a757c94f0e2bb86602b5dc951
京都市長選、日本維新の会が推薦取り消し検討 前原氏が推す元市議
1/12(金) 0:44配信

朝日新聞デジタル
村山祥栄氏の事務所=2024年1月11日午後、京都市中京区、武井風花撮影

 2月4日投開票の京都市長選に立候補を表明している元京都市議の村山祥栄氏(45)について、日本維新の会がすでに決定した推薦を取り消すことを検討していることが、関係者への取材でわかった。推薦の取り消しや支援の方針について、12日に地元組織と協議するという。21日の告示まで10日となるなか、決定すれば異例の判断となる。

 村山氏は昨年11月下旬に出馬を表明。記者会見に同席した維新の馬場伸幸代表は「村山さんなら一緒にスクラムを組んで戦える。最後まで全力で戦う」と話していた。京都市が地元の前原誠司衆院議員が代表を務める教育無償化を実現する会、国民民主党京都府連なども推薦を決めていた。

 関係者によると、前原氏が市長選の候補として村山氏を維新に推したといい、前原氏は「民主主義には選択肢が必要。共産党対オール与党という今までの形とは違う、新たな政治をつくっていく」と述べていた。

 今回の京都市長選には、4期目の門川大作市長が不出馬を表明。自民党に離党届を出して除名された元府議の二之湯真士氏(44)、弁護士の福山和人氏(62)、元民主党参院議員の松井孝治氏(63)、元ホンダ社員の寺田浩彦氏(62)が立候補を表明している。

朝日新聞社

7944OS5:2024/01/12(金) 11:57:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc704b554a67dc62df6b25d680c41d9a1915e052
京都市長選、維新が村山祥栄氏の推薦取り消し 政治資金疑惑浮上か
1/12(金) 11:24配信

朝日新聞デジタル
事務所開きであいさつする村山祥栄氏=2023年12月10日午前11時38分、京都市下京区、日比野容子撮影

 2月4日投開票の京都市長選に立候補を表明している元京都市議の村山祥栄氏(45)について、日本維新の会が推薦を取り消す方針を決めた。12日に地元組織に伝え、了承された。近く正式決定し、維新幹部が発表する見通し。維新は11日、京都市長選に向けた活動を中止するよう通知した。

 関係者によると、村山氏側が過去に開いた政治資金パーティーをめぐる疑惑が浮上したという。

 村山氏は昨年11月下旬に出馬を表明。記者会見に同席した維新の馬場伸幸代表は「村山さんなら一緒にスクラムを組んで戦える。最後まで全力で戦う」と話していた。京都市が地元の前原誠司衆院議員が代表を務める教育無償化を実現する会、国民民主党京都府連なども推薦を決めていた。

朝日新聞社

7945OS5:2024/01/13(土) 00:24:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/821d34ee00e03d82c191d1ae854dd7f7ec95e47b
告示9日前に次々と政党が推薦撤回…揺れる京都市長選 国民民主党“即日乗り換え”の背景
1/12(金) 21:06配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

京都市長選(2月4日投開票)で、候補者に政治資金を巡る疑惑が浮上したことから、告示日が迫る中、政党の推薦が次々と撤回、変更される事態が起きている。

国民民主党は12日、京都府連での推薦を白紙撤回し、党本部が別の立候補予定者を推薦した。

京都市長選に立候補を表明している元京都市議の村山祥栄氏(45)について、日本維新の会、教育無償化を実現する会、地域政党「京都党」のほか、国民民主党京都府連も推薦していた。

ところが告示まで9日となった12日、維新・教育が相次いで撤回の方針を決定。維新幹部などによると、村山氏を巡る「政治と金の問題」の疑いが理由という。

パーティーを9回開催するとして政治資金を集めたが、開催されたのは1回で、「架空パーティーではないか」という疑惑が浮上しているというのだ。

複雑な事情を抱えるのが国民民主党だ。
京都府連は2023年、村山氏の推薦を決定したが、当時の府連会長は前原誠司氏。前原氏はその後、党を離れ新党を結成している。

さらに、労働組合の中央組織「連合」は、元民主党参院議員の松井孝治氏(自民・公明・立憲推薦・63)を支持。連合と行動を共にするため、国民民主党の労組系の京都府議が離党する事態も起きた。

こうした中、国民民主党の榛葉幹事長は、村山氏の推薦を撤回し、新たに松井氏を推薦すると発表。

榛葉氏は、「党を離れざるを得なかった議員もいる。これは二重三重の罪だ。パーティーがきっかけだけども、元々グレーの推薦だった」と振り返った。離党した府議については、榛葉氏が自ら復党を働きかけるという。

また、榛葉氏は、「維新から『おかしい』と言われる前に、国民民主党の京都府連が先に『おかしい』と言うべきだった。全て後手後手だ」と悔しがった。

松井氏への早々の“乗り換え”については、「松井氏は『知の巨人』。(参院で)同期ということでいつも声をかけてもらった。人柄も素晴らしく、(政策も)一致しまくりだ」と持ち上げた。

一方、渦中の村山氏も12日、FNNの取材に応じ、「資金パーティーを繰り返しやる中で、お客さんがお越しにならなかった部分があった。来ていただけるものと思って開催はしていたものの、『架空パーティーではないか』と指摘されたので、全部中止をして返金も終えている。問題ないという認識でいる」と反論した。立候補の意思は変わらないという。

告示直前の波乱に見舞われた京都市長選。

このほか、元京都府議の二之湯真士氏(44)、弁護士の福山和人氏(62)、元会社員の寺田浩彦氏(62)が立候補を表明している。

フジテレビ,政治部

7946OS5:2024/01/13(土) 00:30:04
このタイミング(前原新党決定後)に離島する意味あるのか?

>>7495
>さらに、労働組合の中央組織「連合」は、元民主党参院議員の松井孝治氏(自民・公明・立憲推薦・63)を支持。連合と行動を共にするため、国民民主党の労組系の京都府議が離党する事態も起きた。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1169294
国民民主の京都市山科区選出の京都府議が離党へ 維新との会派も離脱見通し 
2023年12月21日 6:00
田代真也、阪口彩子
国民民主党の梶原英樹京都府議(40)=京都市山科区選出、2期=が離党する方針を固め

7947OS5:2024/01/14(日) 19:52:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/61626d6f2a4a1ffae0613e9a110b3de0ab523ea6初参戦の京都市長選、勝利目指した維新の会「不戦敗」…「架空パーティー」疑惑で推薦取り消し
1/14(日) 13:34配信

読売新聞オンライン
記者会見に臨む日本維新の会の馬場代表(左)と教育無償化を実現する会の前原代表(13日、京都市下京区で)

 京都市長選(21日告示、2月4日投開票)を巡り、日本維新の会の馬場代表は13日、京都市内で記者会見し、立候補を表明している元京都市議の村山祥栄氏(45)の推薦を取り消したと発表した。代わりの候補は立てず、自主投票とする。党勢拡大の足がかりにする目算だった維新は、告示目前に不戦敗に追い込まれた。市長選の構図は大きく変わり、「非共産対共産」が軸になる。

【図解】一目でわかる…京都市長選の構図

 推薦の取り消しは、村山氏側が年末年始に企画した政治資金パーティーが、参加者のいない「架空パーティー」だった疑惑が生じたため。馬場氏は記者会見で、「政治家の資金集めに関心が集まる中、市民の理解を得られない」と説明した。

 維新は昨年4月の京都市議選(定数67)で、擁立した11人中10人が当選し、議席を改選前の4から大きく伸ばした。さらに初参戦の市長選で勝利し、野党第1党を目指す次の衆院選への弾みにする思惑があった。

 馬場氏は「京都で積み上げてきたものが瓦解した」と厳しい表情を見せ、「地に足をつけた活動をして、信頼回復に努めたい」と強調した。

 記者会見には、市長選で維新と連携する予定だった国民民主党京都府連、教育無償化を実現する会、地域政党「京都党」の幹部も同席し、村山氏の推薦取り消しと自主投票を発表した。

 京都市を地盤とし、村山氏の擁立に中心的に関わった教育代表の前原誠司衆院議員は「この人なら(市政を)変えてくれるという期待が高まっていた。残念としか言えない」と述べた。

 市長選は、元民主党参院議員の松井孝治氏(63)を推薦する自民、立憲民主、公明、国民民主の4党と、弁護士の福山和人氏(62)を支援する共産党との争いが軸になる。京都で長く続いてきた「非共産対共産」の構図だ。

 自民京都府連会長の西田昌司参院議員は13日の決起集会で、「推薦を取りやめた各党は変わらず我々と対立する立場にある。『勝った』という思い込みが一番の敵だ」と引き締めを図った。

 共産京都府委員会の渡辺和俊委員長は「(派閥による)パーティー券や裏金問題がある陣営と、市民本位の清潔な政治を訴える福山氏との『2極対決』の様相が鮮明になった」とのコメントを出した。

 市長選には、元自民京都府議の二之湯真士氏(44)、市民団体代表の寺田浩彦氏(62)も立候補を表明。4期目の門川大作市長(73)は退任する。

村山氏が謝罪、出馬の意向
 維新などの推薦取り消しを受け、村山氏は13日、京都市の事務所で記者会見を開いた。「疑義を持たれるパーティー運営をしたのは不徳の致すところ。責任は自分にある」と涙ながらに謝罪する一方、「市民の選択肢を封じたくない」として市長選に立候補する意向を改めて示した。

 村山氏によると、パーティーは村山氏の資金管理団体が昨年12月19日〜1月9日に市内の社会福祉施設やホテルで計9回企画したが、昨年12月28日を除く8回は来場者がいなかった。パーティー券は1枚2万円で、この8回は村山氏の講演が予定され、飲食はなかった。会場には事務所スタッフを配置し、村山氏は会場近くなどで待機していたという。

 来場者がいなかった8回のパーティーで得た収入は2268万円。延べ115の企業が1134枚の券を購入したという。

 政治資金規正法では、企業や団体からの献金を受け取れるのは政党と政治資金団体だけで、個人や資金管理団体は対象外だ。パーティー開催の実態がない場合、村山氏の資金管理団体は、券を買った企業から実質的に違法な献金を受けたとみなされる恐れがある。村山氏側も誤解を招く行為だと認め、8回分は全額返金したという。

 村山氏は来場者がいなかった理由は「わからない」とし、「各党の国会議員らが来る12月28日の集客に注力し、他の日の出席状況を気にしていなかった」と語った。

7948OS5:2024/01/17(水) 13:40:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/73ef970592bc2c3fdf45fdc17435c87c64b789db
維新・推薦取り消しで第3極結集ならず、歴史が変わるタイミングだったのに…京都市長選
1/17(水) 12:01配信
読売新聞オンライン
推薦取り消しを説明する(右から)教育の前原代表、維新の馬場代表ら4党関係者(13日、京都市下京区で)

 21日に告示される京都市長選(2月4日投開票)は、16年ぶりに新人同士の対決が見込まれる。決戦前夜の各党の表情を追った。
 昨年末に現れた緑色のポスターが、新年の街角から消えていった。

 日本維新の会共同代表で大阪府知事の吉村洋文(48)と元市議の村山祥栄(45)の「2連ポスター」。同世代の2人の顔写真を挟み、財政再建への覚悟と世代交代を訴える文字が躍っていた。13日、維新は市内で記者会見し、村山の政治資金パーティーの対応に問題があるとして推薦を取り消すと発表した。村山が違法性を否定する中、「不戦敗」の見解を問われた代表の馬場伸幸(58)は「京都でゼロからのスタートというつもりで地道に信頼回復に取り組む」と唇をかみしめた。
 いち早く街頭に立ってきた村山の出馬表明は昨年11月27日。主要政党が支援を表明した新人の中では最も遅かった。候補者選定を巡り、維新幹部と国民民主党府連の会長だった衆院京都2区の前原誠司(61)、村山が代表を務めた地域政党・京都党との調整が必要だったためだ。

 前々回の2016年市長選で擁立を断念した維新は、前回選で村山の推薦に向けて動いたが、本人は幅広い支持を目指すとして政党の推薦を受けずに出馬。今回、公認候補を模索した維新にはその遺恨を口にする関係者もおり、当初は3度目の挑戦となる村山に否定的な見方もあった。
 連携の要となったのは前原だった。前回選で連携した自民、立憲民主、公明3党が、前原の民主党時代からの盟友の松井孝治(63)を推す中、その誘いに応じず、「従来の共産対非共産の政治を変えてくれる」と村山を後押しした。
 選定を巡っては予備選も検討されたが、結果、村山が当選後、特別党員になるという「維新のエキスを飲んだ形」(維新幹部)で落ち着いた。「今までの形と違う、新たな政治を作っていく」。村山の出馬記者会見で馬場らと並んだ前原は、そう強調した。

 市長選を見越し、維新は22年の参院選で公認の新人候補を立て、国民、京都党の支援を受けた。結果は自民、立民の2人に及ばなかったが、維新の幹事長で府総支部顧問の藤田文武(43)は「信頼関係を積み重ねるスタートになった」と振り返る。昨年4月の市議選(定数67)では議席数を4から10に増やし、維新・国民・京都党の合同会派は自民と並ぶ18議席までに成長した。
 他方、首長選では新人対決となった昨年4月の木津川市、11月の八幡市で公認候補が自民、立民、公明3党の推薦候補に敗れた。一進一退の攻防が続く中、近年の集大成と位置付けた今回の京都市長選では、前原が先月に設立した新党「教育無償化を実現する会」も加わり、国政と地元の4党が支える態勢が完成。「京都の壁を越える好機」という機運が高まった。
 そのさなかでの推薦取り消し。初参戦の機会はまたも見送られ、地元議員は「京都の維新は今が最も勢いがある時で、歴史が変わるタイミングだった。急に希望が絶たれ、怒りさえわかない」と天を仰いだ。

 週が明け、恒例になり始めていた村山と前原、維新、国民の議員の街頭演説は行われなかった。13日の記者会見で、「与野党の対立構図をしっかり地方に持ち込むのが大きなミッションだった。極めて残念としか言いようがない」と語った前原。結集を目指した「第3極」の票の行き先は、混迷の度を深めている。(敬称略)

7949OS5:2024/01/18(木) 10:45:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6bd772bf2765b60c7047b0fa008ef69db78d0d8
兵庫・高砂市長選 元市職員の石本氏が立候補を正式表明「ビジョンを確実に実行するリーダー目指す」
1/17(水) 18:39配信
神戸新聞NEXT
高砂市役所=高砂市荒井町千鳥1(市提供)

 任期満了に伴う兵庫県高砂市長選(3月31日告示、4月7日投開票)に、元市職員で一般社団法人代表理事の石本玲子氏(47)が17日、無所属で立候補することを正式に表明した。

 同市出身の石本氏は明石工業高等専門学校を卒業後、1997年に高砂市役所に入庁。公共施設の総合管理計画、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進などを担当し、2023年7月に退職した。現在は地域課題の解決に向けた活動を支える一般社団法人の代表理事を務める。

 同市内での会見で石本氏は、市民病院将来構想について、1年かけて市民と対話し、経営形態の判断は24年度末に行うなどの政策を発表。「市民と対話して、ビジョンを示し、確実に実行するリーダーを目指す」と述べた。

 同市長選では、現職の都倉達殊氏(64)が立候補を表明している。(中川 恵)

7950OS5:2024/01/18(木) 12:54:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a301a54d92fdc6ec45a7882d8b43399ddd5b211c
京都市長選の「連合艦隊」、ライバル「敵失」も「『勝負あった』なんてとんでもない話」
1/18(木) 11:50配信

読売新聞オンライン
総決起大会に出席した与野党の国会議員ら(13日、京都市左京区で)

 日本維新の会などが村山祥栄(45)の推薦撤回を発表した13日の同じ頃、自民、立憲民主、公明、国民民主4党が推薦する松井孝治(63)の総決起大会が京都市で開かれていた。来場者の関心が向いたのは、専らライバルの「敵失」。しかし、壇上に立った自民府連会長の西田昌司(65)は険しい表情を崩さなかった。「降ってわいたニュースで、大変な選挙が終わったようになっている。『勝負あった』なんて、とんでもない話ですよ」

 4期目の門川大作(73)の引退表明を受けて擁立した慶応大教授の松井は、元民主党参院議員。通商産業省(現・経済産業省)出身で、2009年の政権交代直後の鳩山由紀夫内閣では官房副長官を務めた。自民には、かつての政敵の擁立を疑問視する声があったが、親子2代で議席を争った西田も「様々な立場から日本の状況を見てきた人」と手腕を評価する。政界引退から10年がたって政党色が薄れ、「非共産」の与野党が、これまで通り連携して推せる候補としても適任だった。

中央の「政治とカネ」を巡る問題
 だが、楽観ムードに浸れる状況にはない。自民は昨年4月の市議選で議席数を1減らし、9月には自民府議5期目だった二之湯真士(44)が「長年の『非共産対共産』の枠組みで市を停滞させた責任は、最大勢力の自民にある」と批判、無所属で出馬表明した。ベテラン市議も同調して離党し、市議会(定数67)の議席数(18)は維新・国民・京都党の合同会派に並ばれた。そこに、中央の「政治とカネ」を巡る問題が追い打ちをかけ、市議の一人は「党員をやめる支援者もいるが、引き留めるのは逆効果になりかねない」と二の足を踏む。

 厳しい風当たりの中で迎える新人対決で、引き合いに出される選挙がある。自民、公明、民社(当時)の3党が支えた新人が辛勝した1989年の市長選だ。リクルート疑惑や消費税導入を巡って逆風が吹き、新人9人が乱立、次点の共産推薦候補に321票差まで迫られた。陣営は「今回もマイナスイメージが付きまとう選挙になる。影響がないはずがない」と警戒する。

「京都のことは京都で決めよう」
 「連合艦隊」とも称される与野党陣営。国政での対立構図は持ち込まず、他陣営の相乗り批判を「京都の発展を目指す姿勢は共通している」とかわす。

 連携を示す言葉が、「府市協調」だ。立民府連会長の福山哲郎(61)も支持者を集めて「維新や共産では絶対にできないことだ」と訴え、「京都のことは京都で決めよう」と、自身が維新新人らを振り切った前回参院選でのフレーズを持ち出した。

 福山と松井、そして前回市長選まで「連合艦隊」の一員だった衆院京都2区の前原誠司(61)は、共に民主党政権を実現したかつての盟友だ。だが前原は、元衆院議長の伊吹文明(86)が「政党ありきではなく市民による候補者選定を」と主導した市民有志の会の呼びかけに乗らず、村山の推薦撤回後も与野党の枠組みに復帰する考えを否定する。

 政党が3極に分かれる構図が一変し、陣営では「推薦はせずとも維新、前原らの勢力の塊は温存されている」として村山、二之湯を警戒する意見と、批判票の受け皿になってきた共産党が支援する福山和人(62)をより意識すべきだとの意見が交錯する。支持者が流動化し、ポスターや動員のノルマなど個人、地域間で活動の熱量に温度差も垣間見え、「緩んでいるとしか思えない議員もいる」「次の自分の選挙を見越しているのか」との不信感も渦巻く。

立候補予定者

 国・地元の双方で唯一連携する公明関係者から「いまだに自民の活動が見えない」との声が漏れる中、自民議員は「やるべきことが多すぎる」と焦りを見せ、現状をこう表現する。「手負いの連合艦隊が霞(かすみ)の中、荒波を進むようだ」(敬称略)

7951OS5:2024/01/22(月) 11:58:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/22e5b9aa3161f41c8051a5d4eca0f073012b3130
34歳新顔が初当選、現役町長では全国最年少に 奈良・田原本町長選
1/22(月) 0:10配信
 奈良県の田原本町長選は21日に投開票され、前副町長の高江啓史(ひろふみ)氏(34)が前町議の吉田容工(かつのり)氏(66)を破り、初当選した。現役町長では全国最年少になる。2014年以来の選挙戦は、無所属新顔同士の一騎打ちとなった。当日有権者数は2万6516人、投票率は39・87%(14年は42・02%)だった。

 2期目の森章浩町長(48)は知事選立候補を検討したことを理由に、「みそぎが必要と判断した」として3期目の立候補を見送り、高江氏を後継として指名していた。多くの町議も支持に回った。

 高江氏は愛媛県出身で、法務省の元官僚。20年に公募に応じて町参事となり、22年に副町長になった。初当選が決まると、「人のつながり、居場所、出番のある町づくりにしっかり取り組む」と抱負を述べた。

 吉田氏は、田原本小学校の運動場が工事で4年にわたり使用を制限されることへの反対を訴えたが、支持を広げきれなかった。(机美鈴、清水謙司)

朝日新聞社


https://www.asahi.com/articles/ASRDJ0BW9RDHPOMB013.html?oai=ASS1P7L0HS1HPOMB009&ref=yahoo
田原本町の森町長、3選不出馬を表明 大学院に進む考え示す
机美鈴2023年12月16日 10時15分
 奈良県田原本町の森章浩町長(48)は14日、来年1月の任期満了に伴う町長選に立候補しないことを町議会で表明し、後継に高江啓史(ひろふみ)副町長(34)を指名した。

 森町長は2016年、酒気帯び運転容疑で逮捕された前町長の辞職に伴う町長選に立候補し、初当選した。現在2期目。

 森町長は記者会見で、夏ごろから自問自答してきたとし、「今春の知事選出馬を検討したのは事実。(仮に3選して)何かあったら辞めるだろうと言われながら政策を実行する図太さはない。みそぎが必要と判断した」と述べ、3期目を目指して出馬しない考えを表明した。

 また、「政策は継続性が大切」として、高江副町長にバトンを渡す考えを示した。

 森町長は「政治家は引退しない」と明言。「政策を学びたい」として、大学院に進む考えを明かした。今後のプランについては「町づくりに参画できるように検討したい」と話した。

 山下真知事の大和平野中央田園都市構想の見直しにより、サッカースタジアムの構想が白紙になっている。「具現化は県にボールがある」としながらも、「任期中に方向性をつけてバトンを渡したい」と話した。山下県政については「地域の課題を変えるのは政策しかない。カットだけではなくビルドもして地域を元気にする行政を」と要望した。

 森町長は昨年11月、知事選について「現職が出るなら全力で応援する。出ないならば立候補を検討する」と出馬に意欲を示した。保守分裂となった今春の知事選では5選をめざした荒井正吾前知事を支援していた。(机美鈴)

7952OS5:2024/01/22(月) 12:37:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/cafe67dd54bf53863e64bfcee88772030d61f25f
「政治とカネ」激しく攻防、非共産VS.共産の構図…京都市長選告示・新人5氏の争い
1/22(月) 12:00配信

読売新聞オンライン
京都府

 21日に告示された京都市長選は、主要政党が京都で長く続く「非共産対共産」の構図で争うことになった。自民党の派閥による政治資金規正法違反事件の刑事処分が出たばかりで、「政治とカネ」を巡る攻防が繰り広げられた。


 「時計の針を何十年か前に戻してはならない」。元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)は出陣式で、戦後の革新市政を念頭に共産党への対決姿勢をにじませた。
 自民、立憲民主、公明、国民民主の4党は、引退する4期目の門川大作市長(73)の後継として松井氏を擁立。約700の企業や団体から推薦を受け、組織力を生かして支持拡大を図る。
 懸念材料は、政治資金パーティーを巡る事件だ。自民府連には批判が相次ぎ、党員をやめる支援者もいるという。出陣式では自民の国会議員らがあいさつをする予定だったが、急きょ取りやめた。自民市議は「党のイメージはなるべく出したくない」と説明する。

 村山氏は出陣式で「多くの方に迷惑をかけ、政党が撤退せざるを得ない状況をつくってしまった」と陳謝し、「それでも前に進みたい」と表明。「『非共産対共産』の選挙が繰り返され、市民不在の政治が続いてきた。ひっくり返すチャンスは今だ」と訴えた。
 元京都府議の二之湯真士氏(44)は市長選に出馬するため自民に離党届を出し、除名となった。街頭演説で、「『非共産対共産』の枠組みでは政策の議論は深まらず、京都の発展を阻害してきた。政党の都合で行われてきた政治を変えなければならない」と述べた。

 一方、弁護士の福山和人氏(62)を支援する共産は、事件に絡めて攻勢をかける。
 福山氏は市役所前で、「政治家は、お金集めよりも市民の声を集めるべきだ」と主張。京都選出で党副委員長の倉林明子参院議員は応援演説で「政治とカネの問題で政治をゆがめてきた本体は自民党だ」と批判し、「暮らしを守る市長を誕生させよう」と呼びかけた。
 共産は4年前の前回選では福山氏を推薦したが、今回は20年ぶりに市長選での推薦は見送った。幅広い層から支持される「市民派」の立場を強調するためだ。「京都に福を」を合言葉にSNSで発信するなど、無党派層へ親しみやすさをアピールする。
 日本維新の会と教育無償化を実現する会は、元京都市議の村山祥栄氏(45)の推薦を決めていたが、村山氏側の政治資金パーティーの運営に問題があったとして、告示直前に取り消した。

7953OS5:2024/01/22(月) 13:00:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/10da6c1fd690d8be0d32ad3324561eb85fb55597
大津市長に現職佐藤氏再選 元県議の新人破る
1/21(日) 23:14配信
共同通信
大津市長選で再選を決め、支援者らと万歳する佐藤健司氏(中央)=21日夜

 任期満了に伴う大津市長選は21日投開票され、無所属現職の佐藤健司氏(50)が、無所属新人の元県議成田政隆氏(49)との一騎打ちを制し、再選を果たした。投票率は36.61%で、前回選を3.16ポイント下回った。

 選挙戦では子育て支援策を中心に論戦が交わされた。佐藤氏は1期4年の実績をアピールし、活力あるまちづくりのため市政をさらに前に進めると強調。自民、公明両党の地元支部が支援した。

 成田氏は立憲民主、国民民主、社民各党の支援を受けて「子どもを真ん中に置いたまちづくり」を主張。自民が派閥の政治資金パーティー裏金問題で揺れる中「クリーンでしがらみのない政治を」と呼びかけたが、支持の広がりを欠いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/421ed8d719ae641089585976bd5caca056a48ffc
大津市長選挙 現職・佐藤氏が再選
1/22(月) 0:32配信

BBCびわ湖放送
BBCびわ湖放送

任期満了に伴い21日に投開票された大津市長選挙は、開票の結果、現職の佐藤健司さん(50)が2回目の当選を果たしました。

《開票結果》
無・現 佐藤健司 5万4970票
無・新 成田政隆 4万7122票

なお投票率は、過去2番目に低い36.61%でした。

7954OS5:2024/01/22(月) 18:50:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d323f3683e7bdd2b9693faa7a475ed8ad90bc36
観光公害・人口流出・不動産価格の高騰…京都市長選、課題山積
1/22(月) 12:00配信

読売新聞オンライン
京都府

 世界的な観光都市として知られる京都市は、様々な課題を抱えている。

【写真】京都市役所

 コロナ禍を経て再燃しているのが、観光公害(オーバーツーリズム)の問題だ。市の観光客数は2021年にコロナ禍前の19年の39%(2102万人)まで落ち込んだが、22年は81%(4361万人)まで回復した。観光客の急増に伴い、市民がバスに乗れなかったり、観光地にごみが散乱したりといった事態が起きている。
 人口減にも悩まされている。近年はホテル進出に伴う不動産価格の高騰などで、子育て世代が大阪や滋賀、京都南部などに流出。23年1月時点で1年間の人口減少数(日本人)は1万1317人に上り、全国の市町村で3年連続最多だった。25〜39歳の市外への転出が目立っている。
 財政も厳しい。収入の規模に対する借金の割合を示す「実質公債費比率」は22年度、政令市ワースト1位の11・9%。財源不足を補うため、借金返済に積み立てる公債償還基金を取り崩すなどの「禁じ手」を繰り返してきたツケが回る。

 市は21年度からの行財政改革計画に基づき、高齢者が市バスと地下鉄を格安で利用できる「敬老乗車証(敬老パス)」の自己負担額を引き上げるなど市民サービスの見直しに取り組む。22年度決算では22年ぶりに黒字を達成したが、同基金にはなお470億円の返済が必要だ。

7955OS5:2024/01/24(水) 13:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/f69856e1428fa7ea807064e815a08c51b48be88f
市議除名申し入れ、辞職勧告決議後も議員報酬支給…業務上横領で起訴
1/24(水) 12:10配信

読売新聞オンライン
兵庫県

 政務活動費を着服するなどしたとして業務上横領などの罪で起訴された兵庫県尼崎市の光本圭佑市議(44)について、市民オンブズ尼崎は23日、市議会に懲罰特別委員会を設置し、除名の決定を求める申し入れ書を福島さとり議長に提出した。

 申し入れ書では、光本市議は辞職勧告決議が3度出されたにもかかわらず、現在も議員報酬などが支給されていると指摘。裁判中も支給が続くことから、地方自治法に基づく同委員会を設け、除名にするべきだとしている。

7956OS5:2024/01/24(水) 13:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d798402622335e8232936fd6a4bf86afc868042
元ガンバ大阪・西野貴治氏が茨木市議補選に立候補 宮本恒靖氏の〝後継者〟が胸中激白
1/24(水) 11:32配信


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東スポWEB
立候補した西野貴治氏

 元Jリーガーでガンバ大阪やU―22日本代表などで活躍した西野貴治氏(30)が4月に行われる大阪・茨木市議補選に挑戦することが分かった。“ツネ様の後継者”ともいわれた西野氏に政界転身の決意を聞いた。

【写真】JR茨木駅で支持を訴える西野氏

 西野氏は22日、まだ夜も明けきらぬ午前7時からJR茨木駅前で初めての駅立ちを行った。西野氏に気付いた有権者からは「応援してます。頑張って」と声をかけられ、写真撮影や握手など気さくに応じていた。

 地元のG大阪にジュニアユース時代から在籍し、ユースからトップチームに昇格した。各カテゴリーの日本代表にも選出され、身長187センチの屈強なディフェンダーで、端正な顔立ちからも同クラブの顔だった元日本代表で、日本サッカー協会の次期会長に内定した宮本恒靖氏の後継者と目された。

 しかし、ケガに泣き、一昨年に在籍したJ3・讃岐で現役を引退していた。政界への挑戦は選手時代から感じていた政治への悪のイメージを変えたい思いからだという。

「ゴタゴタと内輪でもめていて、普通の感覚と違うなと思ってました。選手は税金をいっぱい払ってるんで、自分たちの役に立つことにもお金を使ってほしいと思ってました」と振り返る。

「市議会議員になったら茨木市のスポーツ推進をやりたい。子供のスポーツ教育に力を入れて、大人向けに生涯スポーツを広めたい。大阪府には万博ばかりにお金を使わず、茨木市にもお金を使ってもらえるように交渉したい。茨木市は大きなスポーツ施設がなくて、試合は他市に遠征になるんです。子供たちがプロのスポーツ選手やオリンピックを夢見て、実際に実現するサポートができる街にしたい」と熱っぽく話した。

 現在は茨木市内で4世帯家族で暮らしている。「一つ屋根の下、いろんな年代の人がいるので、いろんな声を聞いています。選挙活動をする中で街角や店舗を回って、人の話を聞いて、SNSで情報を発信していきたい」と地元回りに奔走している。

 正月の初夢には宮本氏が現れ、エールを受けたという。「“ツネさま2世”って、呼ばれていたんですけど、実は何人もいて僕は5世くらいなんです(笑い)。サッカー界でツネさまは雲の上の人になっているので、もう夢の中でしか会えないような方なんですけど、補選に勝ったら直接報告したい」と吉報を届けたいという。

 自民党に逆風が吹き荒れる中、ライバルは大阪維新になる。「知人に『維新じゃないの?』とよく聞かれます。自民党に風通しの良さを感じました。『絶対に負けられない戦い』がここにあるので、選挙で維新には負けません」と誓った。

 西野氏の中学時代の先輩で自民党・大阪府議会議員のうらべ走馬氏は「プロスポーツ選手として活躍してきた彼の知見には大いに期待している。青年会議所のメンバーとして頑張ってくれている。次は市議会で経験を生かして活躍してほしい。とてもまじめなので、安心感もあります」と太鼓判を押した。

東スポWEB

7957OS5:2024/01/24(水) 20:46:27
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20240122/2060015033.html
大津市長選 現職の佐藤健司氏が再選
01月22日 00時21分

現職と新人の2人による争いとなった大津市長選挙は、現職の佐藤健司氏が、2回目の当選を果たしました。

大津市長選挙の開票結果です。
▽佐藤健司、無所属・現。当選。5万4970票。
▽成田政隆、無所属・新。4万7122票。
自民・公明両党の地方組織と日本維新の会の市議会会派が支援した、現職の佐藤氏が、新人で元滋賀県議会議員の成田氏を抑え、2回目の当選を果たしました。
佐藤氏は50歳。
NHKの記者を経て、大津市議会議員や滋賀県議会議員を務めたあと、前回・4年前の市長選挙で初当選しました。
今回の選挙で佐藤氏は、▽災害に強いまちづくりや、▽子育てしやすい環境の整備、それに、▽物価高騰対策に取り組むなどと訴えました。
そして、支援を受けた自民・公明両党の支持層を固めたほか、いわゆる無党派層などからも支持を集めました。
佐藤氏は、「1期4年間の取り組みを、一定、評価いただいたものだと思う。ここからまちの元気を取り戻していくとともに、ポストコロナ社会で顕在化したさまざまな課題に取り組みながら、物価高という困難に対しても、暮らしを守る取り組みを進めていく」と述べました。
投票率は、36.61%で、前回・4年前の選挙より3.16ポイント低下し、過去最低だった平成8年の選挙に次いで過去2番目に低くなりました。

7958OS5:2024/01/29(月) 09:26:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/499854803969094bc596cdf9ce06a6e92183e360
松井氏、ややリード 福山氏、激しく追う 京都市長選 朝日情勢調査
1/29(月) 6:00配信

朝日新聞デジタル
朝日情勢調査

 新顔5人が争う京都市長選(2月4日投開票)について、朝日新聞社は27、28の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。元参院議員の松井孝治氏がややリードし、弁護士の福山和人氏が激しく追う展開。元京都府議の二之湯真士氏、元京都市議の村山祥栄氏らは苦しい。有権者の5割近くが投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性がある。

 市長選は4期目の現職の引退に伴い、16年ぶりに新顔同士で争われている。自民、立憲民主、公明、国民民主の4党は松井氏を推薦。共産党は政党として推薦を見送ったが、福山氏を支援する。告示直前に日本維新の会が村山氏の推薦を取り消したため、選挙の構図が変わった。

 投票態度を明らかにした人でみると、松井氏は自民支持層の7割弱、無党派層からは半数近くの支持を得る。福山氏は共産支持層をほぼ固め、維新支持層の一部からも支持。無党派層から2割の支持がある。立憲支持層の支持は松井氏、福山氏、二之湯氏、村山氏で割れている。二之湯氏と村山氏は無党派層からそれぞれ1割の支持を得ているが、支持の広がりが見られない。

     ◇

 〈調査方法〉1月27、28の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、京都市内の有権者を対象に調査した。有権者がいると判明した1880世帯のうち、948人の有効回答を得た。回答率は50%。

■京都市長選の候補者

 福山和人(ふくやまかずひと)  62 無新 弁護士

 村山祥栄(むらやましょうえい) 45 無新 〈元〉市議

 二之湯真士(にのゆしんじ)   44 無新 〈元〉府議

 松井孝治(まついこうじ)    63 無新 〈元〉官房副長官〈自〉〈立〉〈公〉〈国民〉

 高家悠(こうけゆう)      35 諸新 事業家

 (届け出順。敬称略。〈〉内政党は推薦)

朝日新聞社

7959OS5:2024/01/29(月) 09:30:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/04940a1d9b48d1d386a1bfc6222ef16c20cf6436
京都市長選挙、4党推薦の松井孝治氏と共産支援の福山和人氏が横一線…読売情勢調査
1/28(日) 22:20配信

読売新聞オンライン
京都市役所

 読売新聞社は、2月4日投開票の京都市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。自民、立憲民主、公明、国民民主の4党が推薦する元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)と、共産党が支援する弁護士の福山和人氏(62)が横一線で競り合い、元京都市議の村山祥栄氏(45)、元京都府議の二之湯真士氏(44)が追う展開だ。有権者の3割は態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な面がある。

 松井氏は自民と立民支持層の5割強、自主投票としている日本維新の会支持層の3割の支持を集める。福山氏は共産支持層の9割近くを固め、立民支持層の2割に食い込む。無党派層の支持は松井氏が2割強、福山氏が2割弱と拮抗(きっこう)している。

 村山氏は維新支持層の2割弱、二之湯氏は立民と維新支持層の1割の支持を得ている。

 自民派閥による政治資金規正法違反事件を投票の判断材料にするかを尋ねたところ、「する」が51%、「しない」が44%。「する」と答えた人のうち、最多の25%が福山氏に投票するとし、「しない」と回答した人のうち最多の41%が松井氏に投票すると答えた。

 調査は26〜28日、京都市を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1402世帯の中から759人の回答を得た。回答率54%。

7960OS5:2024/02/01(木) 19:47:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0771d7af39445b53c73848f0a7cd74088e5f0c9
高砂市長選に維新公認の新人・赤井氏が立候補へ 元同市議で工務店経営 4月7日投開票
2/1(木) 18:30配信

神戸新聞NEXT
高砂市役所

 任期満了に伴う兵庫県高砂市長選(3月31日告示、4月7日投開票)で、日本維新の会は1日、新人で工務店経営の赤井浩康氏(65)=同市荒井町小松原1=を党公認候補とすると発表した。赤井氏は2日に会見を開いて立候補を表明する。

 赤井氏は同市出身。中央大経済学部を卒業後、1981年から銀行で勤務。94年の同市議選で初当選し、1期務めた。98年の同市長選、2023年の県議選高砂市選挙区に立候補したが、いずれも落選した。

 赤井氏は、大型商業施設だった「サンモール高砂」跡地活用の促進を主張。高砂市民病院を移転建て替えする現行方針の見直しや、「身を切る改革」として市長の給与、退職金のカットを訴える。

 同市長選には現職の都倉達殊氏(64)、新人で元市職員の石本玲子氏(47)が立候補を表明している。(中川 恵)

7961OS5:2024/02/02(金) 15:37:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b23e1b320d39e7279ce16ed282a3c8ffc9569b
韓国DJの音楽イベント主催会社が添田詩織市議を提訴 「中国系企業」発言は「ヘイトスピーチ」
2/2(金) 14:56配信

産経新聞
提訴後の記者会見に出席した「TryHard Japan」の大付楽洋代表取締役(中)ら=2日、大阪市

大阪府泉南市の添田詩織市議のインタビュー記事やインターネット上での発言で名誉を傷つけられたとして、イベント企画会社「TryHard Japan」(大阪市)が2日、添田市議らを相手取り、計1100万円の損害賠償などを求める訴えを大阪地裁に起こした。


訴状によると、添田氏は昨年2月、週刊誌上で同社を「中国系企業」と称し、多額の公金が「中国系企業に〝ダダ漏れ〟している」「中国共産党がバックの中国系企業への公金支出に行政機関は慎重を期すべき」などと述べた。

同社によると、大付楽洋(らくよう)代表取締役は以前、中国籍だったものの現在は日本国籍という。この日、提訴後に大阪市内で記者会見した大付氏は「政治家という立場にありながら事実無根のヘイトスピーチで民間企業を陥れた。断じて許せない」と訴えた。

添田氏は「訴状が届いていないので現時点ではコメントできない」としている。

トライ社は各地で音楽イベントや花火大会などの企画・運営にあたり、韓国の人気タレント「DJ SODA(ソダ)」さんが出演した昨年8月の泉南市での音楽イベントも主催している。

同社は、ソダさんが体を触られる性被害を受けたとして、容疑者不詳のまま不同意わいせつ罪などで刑事告発したが、加害側である観客の男女3人とソダさん側の間で和解が成立し、告発も取り下げられた。

7962OS5:2024/02/05(月) 10:39:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ecc3d750b2cd94345b7129db804fbb9bfec585f
「反共産」で激戦制す 松井氏「かけがえない2週間」 京都市長選
2/5(月) 1:42配信

産経新聞
初当選を果たした松井孝治氏にお祝いを述べる西脇隆俊京都府知事=京都市中京区

任期満了に伴う京都市長選は4日、投開票が行われ、元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)=自民、立民、公明、国民推薦=が初当選を果たした。国政ではいがみ合う与野党4党が「反共産党」でタッグ。共産から実質的な支援を受ける弁護士、福山和人氏(62)の猛追をかわし、激戦を制した。

京都市中京区のホテルには午後8時過ぎから続々と支援者らが集まり、朗報を待ち続けた。報道各社の出口調査や開票速報などでは一時不利も伝えられたが、午後11時ごろに当選確実が伝えられると、会場からは割れんばかりの拍手と「おめでとう」の大歓声が。姿を現した松井氏は「本当に厳しい選挙戦でしたが、厳しいゆえに市民のいろんな方々の率直な声を聞かせていただいて、私にとってかけがえのない2週間でした。真剣に真正面から市政運営に取り組んでいきたいと思います」と深々と頭を下げた。

市の財政再建や若年層の人口流出などが争点となった今回の市長選。松井氏は、官僚や参院議員の経験を生かした府市協調路線の継承や、世界に誇る文化首都・京都の創出を訴えた。

市長選の初陣は大接戦になるというジンクス通り、共産党が実質支援する福山氏と終始デッドヒートを展開。経済界をはじめとする約950の組織と団体からの推薦状を取り付け、推薦を受けた各党の国会議員や府市議らとともに40回以上の個人演説会などに臨んで勝利をつかんだ。

7963OS5:2024/02/05(月) 13:00:02
2442 OS5 2024/02/05(月) 11:13:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/e92a0a02cbe3af2b361c04738475de9a9c79b2ae
共産支援の福山氏は落選 「期待に添えず残念、無念」 京都市長選
2/5(月) 0:40配信
産経新聞
支持者に頭を下げる福山和人氏=4日午後11時12分、京都市下京区(渡辺恭晃撮影)

任期満了に伴う京都市長選は4日、投開票が行われ、元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)=自民、立民、公明、国民推薦=が初当選を果たした。共産党が支援する弁護士の福山和人氏(62)の選挙事務所には支援者らが集まり、祈るように開票状況を見守ったが、松井氏の当選確実の報を受けて肩を落とした。

事務所に姿を見せた福山氏は支援者らを前に深々と頭を下げ、「皆さまの熱い期待に沿えなかったことは本当に残念、無念だ。私に願いを寄せてくれたすべての皆さまの思いに応えることができず申し訳なく思う」と敗戦の弁を述べた。

福山氏は「こういう結果になったことは極めて残念だが、われわれが5カ月間にわたり皆さまと戦い抜いてきた成果というものは得たものは大きいと思う。多くの皆さまの戦いの輪が広がっていったと思う」と振り返った。

福山氏は平成30年の京都府知事選と令和2年の市長選にも出馬し、今回が3度目の挑戦。これまでは共産党などからの推薦を受けていたが幅広い支持を得るため、政党推薦は受けず「無所属市民派」を標榜して臨んだ。

選挙戦では宿泊税の引き上げなどで財源を確保し、高校卒業までの医療費や小中学校の給食費の無償化を掲げ、子育てと暮らしの応援を訴えた。政治とカネの問題が上がる中、唯一のクリーンさを主張し、多くの賛同を得たが、4党が全力を挙げて支援した松井氏にあと一歩及ばなかった。

7964OS5:2024/02/05(月) 13:00:26
2443 OS5 2024/02/05(月) 11:14:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbdd9ad3dfe6530fc642a6be27a9bc9650a02e47
「リードされているぞ」直前に激震、京都市長選で初当選の松井孝治氏 4党相乗りも薄氷の勝利
2/4(日) 23:48配信
産経新聞
当選し、支持者と握手する松井孝治氏(中央)=4日午後11時13分、京都市中京区(柿平博文撮影)

4日に投開票が行われた京都市長選で自民、立民、公明、国民が推薦する元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)が初当選を果たした。告示直前、維新などが推す有力候補に架空の政治資金パーティーを開いた疑惑が浮上。松井氏が一歩抜け出したかと思いきや「政治とカネ」を巡る政権不信の逆風は思いのほか強く、共産が実質支援する弁護士、福山和人氏(62)に猛追され、何とか逃げ切った形となった。

【写真】当選を決め花束を受け取る松井孝治氏

「福山氏に1ポイントリードされているぞ!」

投票直前の2日夜に開かれた松井氏陣営の緊急選対会議。終盤情勢の調査結果が報告され、激震が走った。福山氏に最終盤で抜かれ、「数十票差の戦いになるかもしれない」(市議)と陣営は危機感を強め、市内選出の府議、市議をかき集めて「死力を尽くして戦い抜く」ことを確認した。

陣営が当初、最大のライバルとみていたのは、維新や前原誠司衆院議員(衆院京都2区)が代表を務める新党などが推薦した元京都市議、村山祥栄氏(45)だった。

しかし告示直前に、村山氏が架空の政治資金パーティーを開催していた疑惑が発覚し、全ての推薦が取り消された。失速した村山氏に代わり、政権批判の受け皿として存在感を増したのが福山氏だった。

福山氏は、共産などの推薦を受けて敗れた前回選を踏まえ、幅広い有権者から支持を得ようと「完全無所属市民派」を掲げ、党の推薦を受けずに選挙に挑んだ。

自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件で「政治とカネ」の問題がクローズアップされる中、福山氏の「私は一度も政治資金パーティーを開いていない、唯一クリーンな福山だ」との訴えは、幅広い有権者に浸透。報道機関による中盤の情勢調査で「横一線」となり、最終盤の別の調査でついに逆転した。

福山氏の猛追を受ける中で、追い込まれた非共産陣営の最後のよりどころとなったのは、強固な組織力だった。

選挙戦最終日の3日、市内の繁華街には立民の泉健太代表(衆院京都3区)の姿も。国政ではいがみ合う与野党幹部がそろい踏みし、かつて革新派首長によって行政が停滞したとして、共産に集中砲火を浴びせたのだ。

自民府連の西田昌司会長(参院京都選挙区)が聴衆を前に「過去の革新知事は市民の意見を聞かなかった。共産市長の誕生は絶対避けないといけない」と口火を切ると、公明府本部の竹内譲代表(衆院比例近畿)が「共産党によって京都市をつぶすわけにはいかない」と呼応した。

最終盤でのなりふり構わぬ共産批判の大合唱が、最後に薄氷の勝利をたぐり寄せた。

7965OS5:2024/02/05(月) 13:00:41
2443 OS5 2024/02/05(月) 11:14:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbdd9ad3dfe6530fc642a6be27a9bc9650a02e47
「リードされているぞ」直前に激震、京都市長選で初当選の松井孝治氏 4党相乗りも薄氷の勝利
2/4(日) 23:48配信
産経新聞
当選し、支持者と握手する松井孝治氏(中央)=4日午後11時13分、京都市中京区(柿平博文撮影)

4日に投開票が行われた京都市長選で自民、立民、公明、国民が推薦する元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)が初当選を果たした。告示直前、維新などが推す有力候補に架空の政治資金パーティーを開いた疑惑が浮上。松井氏が一歩抜け出したかと思いきや「政治とカネ」を巡る政権不信の逆風は思いのほか強く、共産が実質支援する弁護士、福山和人氏(62)に猛追され、何とか逃げ切った形となった。

【写真】当選を決め花束を受け取る松井孝治氏

「福山氏に1ポイントリードされているぞ!」

投票直前の2日夜に開かれた松井氏陣営の緊急選対会議。終盤情勢の調査結果が報告され、激震が走った。福山氏に最終盤で抜かれ、「数十票差の戦いになるかもしれない」(市議)と陣営は危機感を強め、市内選出の府議、市議をかき集めて「死力を尽くして戦い抜く」ことを確認した。

陣営が当初、最大のライバルとみていたのは、維新や前原誠司衆院議員(衆院京都2区)が代表を務める新党などが推薦した元京都市議、村山祥栄氏(45)だった。

しかし告示直前に、村山氏が架空の政治資金パーティーを開催していた疑惑が発覚し、全ての推薦が取り消された。失速した村山氏に代わり、政権批判の受け皿として存在感を増したのが福山氏だった。

福山氏は、共産などの推薦を受けて敗れた前回選を踏まえ、幅広い有権者から支持を得ようと「完全無所属市民派」を掲げ、党の推薦を受けずに選挙に挑んだ。

自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件で「政治とカネ」の問題がクローズアップされる中、福山氏の「私は一度も政治資金パーティーを開いていない、唯一クリーンな福山だ」との訴えは、幅広い有権者に浸透。報道機関による中盤の情勢調査で「横一線」となり、最終盤の別の調査でついに逆転した。

福山氏の猛追を受ける中で、追い込まれた非共産陣営の最後のよりどころとなったのは、強固な組織力だった。

選挙戦最終日の3日、市内の繁華街には立民の泉健太代表(衆院京都3区)の姿も。国政ではいがみ合う与野党幹部がそろい踏みし、かつて革新派首長によって行政が停滞したとして、共産に集中砲火を浴びせたのだ。

自民府連の西田昌司会長(参院京都選挙区)が聴衆を前に「過去の革新知事は市民の意見を聞かなかった。共産市長の誕生は絶対避けないといけない」と口火を切ると、公明府本部の竹内譲代表(衆院比例近畿)が「共産党によって京都市をつぶすわけにはいかない」と呼応した。

最終盤でのなりふり構わぬ共産批判の大合唱が、最後に薄氷の勝利をたぐり寄せた。

7966OS5:2024/02/05(月) 13:00:56
2444 OS5 2024/02/05(月) 11:15:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85f905529caa3088d5e69f774edc15d71d3c855
京都市長選、松井孝治氏が初当選 自民・立憲・公明・国民が推薦
2/4(日) 23:02配信

朝日新聞デジタル
当選を決め、贈られた花束を掲げる松井孝治氏=2024年2月4日午後11時27分、京都市中京区、新井義顕撮影

 京都市長選は4日投開票され、新顔で元民主党参院議員の松井孝治氏(63)=自民、立憲、公明、国民推薦=が、弁護士の福山和人氏(62)=共産支援=ら新顔の4氏を破り、初当選を決めた。国との連携や西脇隆俊・京都府知事との「府市協調」を打ち出し、国政与野党が相乗りで推薦した。連合京都や経済界も支えた。投票率は41・67%(前回40・71%)。

【写真】当選を決め、贈られたタイを掲げる松井孝治氏=2024年2月4日午後11時28分、京都市中京区、新井義顕撮影

 4期目で現職の門川大作市長が引退を表明。16年ぶりの新顔対決となり、門川市政への評価や市の財政再建策などが争点になった。

 松井氏は京都市出身。2001年の参院選で民主党公認で立候補し、初当選。09年発足の鳩山由紀夫内閣で官房副長官を務めた。政界引退後は慶応大教授を務めていたが、「京都に恩返しがしたい」と昨年11月に立候補を表明した。選挙戦では「門川市政を継いで、国や府としっかりスクラムを組みたい」などと訴えた。

 福山氏は京都で一定の支持層を持つ共産党が支援した。門川市政を「財政難を口実に福祉を切り刻んできた」などと批判。自民党派閥の政治資金問題を受けて、「お金よりも市民の声を集めるべきだ」と訴えたが、及ばなかった。(八百板一平)

■京都市長選の得票
松井孝治 177454
福山和人 161203
村山祥栄   72613
二之湯真士 54430
高家悠    2316

=確定得票

朝日新聞社

7967OS5:2024/02/16(金) 22:30:21

https://news.yahoo.co.jp/articles/46ecdf3cca587593319e986dd5a1af873ac24cb7「トップにふさわしくない」 兵庫・三田市長リコールへ市民団体が発足 病院再編統合巡る選挙公約を白紙撤回
2/16(金) 18:29配信


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神戸新聞NEXT
田村克也市長

 三田市民病院(兵庫県三田市)と済生会兵庫県病院(神戸市北区)の再編統合問題で選挙公約の「白紙撤回」を翻すなど、トップにふさわしくないとして、三田市の田村克也市長のリコール(解職請求)に向けた市民団体「『田村市長にNO』の会」が16日、発足した。現時点で約50人が参加しているという。

【写真】三田市長が神戸市長に謝罪 病院の再編統合で


 市民病院を巡っては、前市長時代に再編統合方針が決定。市境に近い神戸市側で2028年度の開院を目指していた。田村市長は再編統合に反対する市民有志らの候補者公募に応じて23年7月の三田市長選に立候補し、「神戸移転の白紙撤回」などを訴えて初当選した。

 だが、就任後は市民病院の医療体制について「ここまで切迫した状況とは知り得なかった」と話すなど主張を後退させ、11月に再編計画の再開を表明した。

 三田市選挙管理委員会によると、リコールには1カ月間で選挙人名簿登録者数の3分の1以上の署名を集める必要がある。

 同市内で会見した同会の室谷啓一代表(76)は「信頼関係は地に落ちている。署名活動を展開する時期は今後決めたい」と話した。(橋本 薫)ahoo.co.jp/articles/46ecdf3cca587593319e986dd5a1af873ac24cb7

7968OS5:2024/02/25(日) 21:07:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/207dbfe9ea7c4f94a9dc70e4c8ed66315dce694f
田村・三田市長が初当選後に戸別訪問か 市民3人が公選法違反容疑で告発状提出
2/21(水) 19:55配信

神戸新聞NEXT
神戸地方検察庁=神戸市中央区橘通1

 2023年7月の兵庫県三田市長選で初当選した田村克也市長が、選挙後に戸別訪問していた疑いがあるとして、60〜70代の市民3人が21日、公職選挙法違反容疑の告発状を神戸地検に提出した。代理人弁護士によると、3人は田村市長らが当選後の7月24〜30日、有権者にあいさつする目的で同市内の少なくとも8軒の民家を訪れたと主張している。田村市長は「告発された件について、詳細が分からないのでコメントできない」とした。

7969OS5:2024/02/27(火) 17:28:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8a807e6b2d1141c475a639befe1ac39d5e4c4fe
市長の問責決議可決、「市HPで2会派批判」として…市長「議員軽視でも言論封殺でもない」
2/27(火) 17:20配信

読売新聞オンライン
京都府

 京都府舞鶴市議会は26日、鴨田秋津市長への問責決議案を賛成19、反対5で可決した。市民交流施設「西市民プラザ」の指定管理者の選定や運営を巡り、保守系2会派が「市がホームページ(HP)で2会派を名指しで批判した」として、決議案を提出し、公明、共産も同調した。市長への問責決議が可決されたのは、1943年の市制施行以来、初めて。


 新政クラブと自民党鶴政クラブが提出。市長に対し、3月7日の本会議での謝罪と、HPの訂正を求めた。

 発端は、プラザの2024〜28年度の指定管理者の選定だ。市選定委員会は審査の結果、現管理者のNPO法人「まちづくりサポートクラブ」ではなく、プラザ内でFM局を開く一般財団法人「有本積善社」を管理者候補とした。

 市は昨年12月の定例会で、有本積善社を指定管理者とする選定議案を提案した。それに対し、保守系2会派が反発し、反対13、賛成11で否決。24年度は市が直営することになった。

 一連の事態を受け、2会派はそれぞれの広報誌に「市選定委員会で現管理者が減点された理由が不公正ではないか」(新政クラブ)などと記載。市は今月22日にHPで「事実と異なる誤解や臆測に基づく記述」と否定し、見解を紹介した。

 市のHPへの書き込みに対し、決議案を提出した会派側は、「公権力を使って議会や議員の発信を 萎縮(いしゅく)させる政治的圧力」などと市を非難。一方、決議案に反対した議員からは「様々な情報が飛び交うなかで正確な見解を記載しただけ。2会派への批判ではない」と擁護する意見も出た。

 住民から現管理者との契約延長を求める動きが出たこともあり、鴨田市長は議決後、「(HPで)事実を伝えた。議員を軽視したわけでも言論を封殺したわけでもない」と述べた。

 鴨田市長は昨年2月、日本維新の会府総支部の推薦を受け、2会派などが推す前職の4選を阻み初当選した経緯がある。

7970OS5:2024/03/04(月) 21:15:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/e33ff63511c103591f98379bc394b4986a9edaf8

バンザイ促されても拒み、頭を下げ続けた…共産関係者「投票率がもっと上がっていれば」
3/1(金) 16:10配信

読売新聞オンライン
始動 新京都市長<6>
初当選が決まり、祝福される。責任の重さからバンザイはしなかった(2月4日、京都市中京区で)

 京都市長選の対立陣営に、松井孝治(63)はどう映ったのか。

【写真】かつての盟友、前原誠司氏と目を合わせることはなく

 1万6251票差まで迫った弁護士の福山和人(62)を支援した共産党。市議出身で国会対策委員長の穀田恵二(77)は激戦について、自民党の政治とカネの問題、与野党相乗り、現市政への厳しい評価があったとした上で、「数十年先のことを抽象的に語る姿勢は、市民に理解されにくかったのではないか」と見る。「公約の検証を阻む選挙戦術なのかもしれないが、市民が暮らしに悩みを抱える中、福山さんは身近な問題に対する希望を具体的に語った」

 松井は自民、立憲民主、公明、国民民主4党の推薦を受け、組織戦を展開した。「突き抜ける世界都市京都」を掲げ、企業誘致や大学発ベンチャーの支援を打ち出し、「京都をシリコンバレーのように」と訴えた。

 一方、2度目の挑戦となった福山は、松井より2か月早い昨年9月に出馬表明。「無所属市民派」を前面に出し、共産は前回に続く推薦を見送った。福山は市民とのタウンミーティングを200回以上重ね、18歳までの子ども医療費無償化や敬老乗車証の負担引き下げなど「暮らし優先」の政策で応戦した。

 「10年、20年後を見据えることは大事だが、今の生活の一日一日も見てほしいという市民の願いは大きかった」。昨春まで市議を8期務めた井坂博文(68)もそう振り返る。

 読売新聞の出口調査では無党派層の34%が福山に投票したと答え、松井を上回った。後半の追い上げに手応えを感じていた共産関係者には「投開票日がもう少し遅い日程で、投票率(41・67%)がもっと上がっていれば」との見方が今もくすぶる。

 初当選を決めた松井は、バンザイを促されてもそれを拒み、頭を下げ続けた。理由を、「政治信条でもある。厳しい政治不信、他候補者に寄せられた得票の多さも含め、市民の負託をかみしめなければいけない」と語った。

 「であるなら」と井坂は言う。「対立候補の政策を無視するのではなく、市民の苦しみを理解し、ケース・バイ・ケースで生かしてほしい」。子ども医療費について、松井が「いきなり18歳までの無償化は財源がイメージできない」と反論しつつ、1医療機関で月200円を中学3年まで拡充すると訴えたことを踏まえたものだ。

 一方、松井が市バスの混雑対策で示した市民優先価格の導入などには、「政策通、人脈があると言われるが、それだけで法改正や新制度が実現するわけではない」とクギを刺した。

 市長選では告示直前、日本維新の会や地元選出の前原誠司(61)が代表を務める教育無償化を実現する会などが、元市議の村山祥栄(46)の推薦を撤回した。これに伴い、長年続く「非共産対共産」の側面が強まり、陣営だけでなく、松井もかつての革新行政を念頭に「時計の針を戻してはならない」と批判を強めた。

 今期での引退を表明している穀田は「我々は非共産対共産という意識はないが、相手は『共産党が推している市長を誕生させない』というところに最大の眼目を置いている。自民だけじゃなく、総掛かりでくる相手と戦う歴史の中に、我々は今もいる」と捉える。

 衆院選に向け、共産は府内全6区で候補者擁立を決めた。市議会(定数67)では昨春、井坂らの4議席を減らし、第3会派となったが、府委員長の渡辺和俊(72)は「市民と共闘し、政治を変える。市長選でその道筋がはっきりした」と前を見据える。(敬称略)

7971OS5:2024/03/04(月) 21:16:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71cadc294c7e0eb683aaf35a1267e77523e3dfb9
「快刀乱麻を断つことで傷つく人がいる」と前市長…新市長は「1回白紙にし改革を始めなければ」
3/1(金) 18:08配信

読売新聞オンライン
始動 新京都市長<8>
総決起大会で和服姿がトレードマークの門川市長らの応援を受ける(2月1日、中京区で)

 第26代京都市長、門川大作(73)が2月24日、4期16年間の任期を終えた。門川と前職の桝本頼兼(83)は市教育長出身で、松井孝治(63)は1996年以来28年ぶりに庁外出身の市長となる。

 選挙戦では門川を支えた自民、立憲民主、公明、国民民主4党の推薦を受け、門川の応援も受けた。だが、その後継と受け止めるかは、それぞれの立場で微妙に異なる。

 松井は文化庁移転に象徴される府市協調や教育面での功績を評価する一方、こう訴えてきた。「後継という意識は持っていません。良いところは引き継ぐが、今の市の課題は何かということを自分の中で1回白紙にし、皆さんの意見を聞くところから改革を始めなければいけない」

 擁立にかかわった元衆院議長の伊吹文明(86)は松井の当選後、「門川市長の『現場主義』というのは守って、市民の声に耳を傾けてほしい」と述べた。

 門川も2月15日の読売新聞の単独インタビューに、「私も後継指名しないと言ってきた」と改めて答えている。

 ただ、自身の4回と今回の選挙戦を比較し、「これほど朝から晩まで、時間がある限り電話やメールをしたのは1番かもしれない」と振り返り、「松井さんが良いところは継承して発展させるし、足りないところ、新たなことはどんどんやっていく。そういうもんやと思います」と自負と期待をにじませた。

 これに対し、対立候補を支援した共産党の関係者は「後継でないと強調しても応援を受けている限りそう見え、その場しのぎの発言に聞こえる。厳しい視線が向けられている現市政のイメージを拭いたいのではないか」と対決姿勢を保つ。

 実際、門川市政への評価は分かれている。読売新聞の市長選出口調査でも「評価しない」「あまり評価しない」が計59%で、「評価する」「おおむね評価する」の計39%を上回った。

 選挙戦で松井以外の陣営は「暮らしより大型事業を優先した」「しがらみを断ち、覚悟を持った財政再建が必要」と批判を展開した。

 民主党参院議員時代、「脱しがらみ」を掲げてきた松井も、市民サービス削減を招いた財政運営や人口減少などの課題解消、改革の必要性を強調した。

 門川が就任した2008年、市民が市の将来像や課題を議論する「京都市未来まちづくり100人委員会」が設置された。松井は自身が掲げる市政参画の取り組みに通じるとしつつ、現在は開かれていない状況に検証が必要と指摘した。

 コロナ禍を経て再燃するオーバーツーリズムや経済再生などを念頭に、「伝統を受け継ぎながら安住してはいけない。京都の素晴らしいところはチャレンジする進取の精神。改革成長を続けないかん、ここが最近足らんかったんじゃないでしょうか」と、従来施策に是々非々で対応する考えも示した。

 市政史上最長に並ぶ任期満了に、門川は何を思うのか。「しがらみを、絆と書いたらどうなる? 地域との絆、人々とのご縁を大事にしながら、より発展させていくことが必要ではないか」と言う。

 「政治の世界は快刀乱麻を断つことが評価されるが、そこには傷つく人がたくさんいる。だから乱麻を断つような仕事の進め方はしたらあかんというのがこの16年間、ずっと心の中にあった。少し時間がかかっても、もつれをほどいていくということやね」

 何を是とし、非としていくのか。課題に目を移せば、任期は長いようで短い。(敬称略)

7972OS5:2024/03/04(月) 21:17:14
https://news.livedoor.com/article/detail/25940593/
「残念ながら私の中では終了です」と批判した相手から出馬要請…「いや、今更どんな顔をして」
2024年2月26日 11時7分 読売新聞オンライン
■始動 新京都市長<4>

 京都市長選の告示を控えた1月8日、松井孝治(63)の発言は謝罪から始まった。

 「本当にお久しぶりです。また、離れておりましたときに、勝手なことを色々申し上げました」。市内で開かれた立憲民主党の時局講演会。府連会長の福山哲郎(62)や民主党参院議員時代の支援者らに頭を下げ、「言うだけじゃなくてやってみろと激励いただいたのが、福山さんたちであったわけです」と続けた。


 かつて民主王国と呼ばれた京都。流れをくむ立民には代表で衆院3区の泉健太(49)、元民主党国会対策委員長で6区の山井和則(62)、教育無償化を実現する会には代表で2区の前原誠司(61)、無所属では4区の北神圭朗(57)がいる。福山は同じ参院議員として松井の選挙戦で汗をかき、官房副長官の後任として菅直人政権(2010〜11年)を支えた。


 だが、松井が2013年に引退し、慶応大教授となってから距離が広がった。国政で「自民1強」となる中、福山が立民の幹事長だった21年には野党共闘の方針に対し、SNSでこう断じた。「立憲民主党。残念ながら私の中では終了です。立派な方もおいでなのに…」

 昨夏、市長選候補に名が挙がり始めても、松井は「自分では、福山さんはついてくれないだろう」と語っていた。引退後、民主党の解体、政党の紆余(うよ)曲折を経験した福山らに追い打ちをかけた事実も消えない。

 その福山が、松井を国会近くのホテルに呼んで説得にかかった。「昔の仲間やないですか。色々あったけど、京都のために汗をかいてくれるなら一生懸命頑張りますので一緒にやりませんか」「いや、今更どんな顔をして一緒にやらせてくださいと言えばいいのかわからない」。その後も迫る福山の姿に、松井は「色々な感情があったはずだが、福山さんは見せなかった。利害が一致したと言えばそうかもしれないが、ここまでできるのか」と自らと照らし合わせた。

 ただ、出馬を決断する最後の一手にはなり得なかった。国政で対立する自民、公明両党と同じ枠組みに入ることに、立民支持者からの反発も予想できた。

 福山は「市長選で国政の与野党は関係がない。京都の未来のために」と訴えて回った。新市長像を提言した市民有志の会に対しては、松井に「あなたを知らない人は多い。一度電話をするべきだ」と伝えた。会議を重ねてきた一部メンバーから外部で松井の名が出ていることに、「議論がないがしろにされている」との不満があったためだ。松井は時間の許す限りメンバーに会い、思いを伝えた。

 「福山さんは、かゆいところに手が届く。民主党に籍を置いた人間は、相手をどうやってこっち側にするかという体験がある」。選挙戦を通じ、久々に経験を共有することで、わだかまりを解いていった。

 「元々我々の仲間だと訴えたが、なかなか理解してもらえず、しんどい選挙だった。国会で自民の政治とカネの論戦が始まると、その空気は厳しくなった」と福山は述懐する。その言葉通り、読売新聞の出口調査で立民支持層は、松井と共産党支援候補が各4割と分かれた。

 9日、福山は淡々と語った。「与党の問題は追及する。当たり前のことをしているだけだよ」(敬称略)

7973OS5:2024/03/04(月) 21:17:43
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240223-OYT1T50113/?ref=livedoor
不戦敗の前原誠司氏「我々に乗ってくれるなら、応援する準備は出来ていた」
2024/02/26 10:08
始動 新京都市長<3>
連合の新春旗開きで前原代表と再会した。かつての盟友と目を合わせることはなかった(1月12日、京都市下京区で)
 「あの人は変わらないから。政治人生を懸けているから仕方ないが、そこがネックだった」。遠い日のことのように松井孝治(63)は振り返る。

「ほっといても熱くなる人」京都市長…安倍内閣のキーマンは「慌てたら民主党政権と同じになる」

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 衆院京都2区選出の前原誠司(61)。共に民主党で政権交代を果たし、昨年9月に京都市長選で松井の名が取りざたされた時も、「前原さんなしには」と出馬を否定するメールを送っていた。

 元衆院議長の伊吹文明(86)も、前原が前回市長選で連携した自民、立憲民主、公明3党の国会議員らと共に、市民有志の会の議論に立ち会うよう、参加調整を試みた。しかし、「非自民、非共産」を主張してきた前原からは、「京都の政界に必要な人と思って順序を追って何度も話してきたのに、それでも返事がない」(伊吹)。10月に市民有志の会から新市長への提言が示されても、状況は変わらなかった。

 同月、松井は東京で前原や日本維新の会の幹部と向き合った。

 「ここまで来ている以上、何とかなりませんか」。頭を下げ、自身への支援を探った。維新にとっても、政策の勉強会でアドバイザーを務めてきた松井と親しい議員は多く、「なぜ維新は応援しないのか」と働きかけた識者もいた。

 「ベストの候補者だ」と前原は言った。しかし、その後の言葉は予想外だった。「我々側から出てください」

 「――それはないでしょう」。松井は食い下がったが、前原は首を縦に振らない。「しがらみを振り払ってください」。見かねた松井は「それなら仕方ない、こちらはこちらでやります」と唇をかんだ。

 「大きな 狷介けんかい 、こだわりを手放した。伊吹先生も、前原さんも取ってというのは、わがままだった」

 11月4日、市民有志の会と並んだ松井は、出馬を表明した。

 松井が初当選を決めた翌5日、前原は左京区の街頭に立った。市長選では自身が代表を務める教育無償化を実現する会や維新などが、松井の対立候補を推薦した後に撤回し、不戦敗となった。

 前原は、自民の政治とカネを巡る問題や与野党相乗りの批判を受け、苦戦を強いられた松井をねぎらいつつ、語気を強めた。「誘いに乗る気はなかったし、松井さんも伊吹先生も分かっていたはず。我々に乗ってくれるなら、応援する準備は出来ていたのに、私より伊吹先生を取った。頑固な人だ」

 8日、前原は党の記者会見で、市長選の対応に反省を示しつつ、自民に対抗する野党勢力の結集に改めて意欲を示した。昨日の友は、まだ戻らない。前原の視線の先には、次の国政選が映る。(敬称略)

京都の選挙速報・最新ニュー

7974OS5:2024/03/04(月) 21:18:27
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240223-OYT1T50109/
「京都に帰ってくるんだ、そうかね」と応じた伊吹文明氏…候補者選びは「始まっていたのかもしれない」
2024/02/26 09:50
始動 新京都市長<2>
当選証書を受け取る。就任後は維新、共産などが勢力を持つ議会との関係も課題になる(京都市中京区で)
 6日、京都市長選で初当選した元官房副長官の松井孝治(63)は、中京区の事務所で当選証書を受け取った。「実感がわく。就任までに市政の現状と課題を頭の中で整理し、準備をしたい」。25日からの任期を前に、意を新たにした。

「ほっといても熱くなる人」京都市長…安倍内閣のキーマンは「慌てたら民主党政権と同じになる」

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 ただ、市議会(定数67)では、松井を支えた自民党の議席が、市長選初参戦を目指した日本維新の会など3党の合同会派と18議席で並び、第1会派の座を分け合う。公明党と合わせても過半数には届かず、他会派との関係も焦点になる。

 市長選(投票率41・67%)では有効票の6割が対立4候補に流れ、共産党が支援する候補には1万6251票差まで迫られた。維新も共同代表(大阪府知事)の吉村洋文(48)が6日、擁立断念を改めて陳謝した上で所属市議らに発破をかけた。「維新の同志、仲間には、ぜひ改革推進に向けて頑張ってもらいたい」

 市長選の有力候補として松井の名前が挙がったのはいつ頃だったのか。「あのときから始まっていたのかもしれない」と松井は回顧する。

 元衆院議長の伊吹文明(86)が2021年に政界引退後、松井が所属した民主党で幹事長を務めた輿石東(87)を交えて面会する機会があった。伊吹と輿石は重鎮として主張をたたかわせながらも教育分野を中心に汗をかいた。松井は京都で亡父の家を引き継ぎ、次男坊だった自分をかわいがってくれた祖父の墓の隣に自らの墓を設けたことを伝えた。慶応大教授を退任後は、故郷で学生を指導する。それもいいと考えていた。「伊吹先生は何か感じたんだろうね。『京都に帰ってくるんだ、そうかね』と。折に触れて『松井さん』と言うようになった」

 自民では、4期目の門川大作(73)の引退が既定路線になっていた。後継には複数の名前が取りざたされた。2021年、衆院京都4区で当選した無所属の北神圭朗(57)もその一人だったという。大蔵省(現・財務省)出身で民主党衆院議員だった12年には、野田佳彦内閣で首相補佐官を務めた。働きかけには、親交がある松井も加わった。だが、同年から衆参で4度の落選を経験し、政界復帰した北神は「選挙区は京都市だけではない。つらい時期に支えてくれた人を置いていけない」と固辞し続けた。

 昨年4月、自民は市議選で議席を減らし、維新の躍進を許した。共産も退潮傾向にあるとはいえ、根強い支持基盤を持ち、「反維新」「非共産」の各党が連携して推せる候補が必要だった。「松井さんしかいない」。「なぜ自民ではなく、元民主党からなのか」。自民関係者らの声が交錯し続けた。

 昨年10月11日。大学、伝統産業など市民有志19人による「文化首都京都の市長候補を京都市民で考える会」が提言を発表した。会は伊吹が相談役となり、自民、立憲民主、公明3党の国会議員らが議論に立ち会った。新市長の要件の一言目には「市民の心根を理解できる、京都に縁がある人」が入り、「府市協調できる」「中央との人脈」が続いた。「心根」は、伊吹が昨春の文化庁移転時をはじめ、折に触れて使っていた言葉だ。「出来レースではないのか」との批判が自民の内外からも上がる中、松井は出馬のそぶりを見せなかった。

 念頭にあったのは民主党で松井、北神と行動を共にした前原誠司(61)の存在だった。前原は、橋本竜太郎内閣(1996〜98年)で行革を推進する中枢にいた官僚の松井を、「民主党は政権を担う覚悟ができている。京都で出てみないか」と政界入りを誘った「盟友」だった。

 前回市長選で門川を推す一方、今回は維新との連携を表明していた前原が、自立公の枠組みにつくかどうか、衆目の一致するところだった。

 だが、市民の会の提言2日後に記者会見した北神は、調整に時間がかかる見通しを示した。「私の意中の人が受けてくれるかはわからない。なかなか難しいと思う」

 出馬表明に向け、松井は東京で旧知の男と顔を合わせた。前原だった。(敬称略)

7975OS5:2024/03/04(月) 21:19:09
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240223-OYT1T50108/
「我慢しないところが面白い」と言われた元官房副長官「ちゃぶ台ひっくり返すのは大人げない」
2024/02/26 09:19
始動 新京都市長<1>

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 始まりは雨だった。京都市長選から一夜明けた5日、初当選を決めた松井孝治(63)は、朝から四条大宮(中京区)の街頭に立った。「自分の経験を過信せず、私とは違う意見の方にも耳を傾けたい」。傘を差し、自らにも言い聞かせるように語った。

 午後4時からの記者会見の表情は晴れ晴れとしていた。「地域を守り、経済、文化、社会活動で突き抜ける世界都市をつくる」。そう宣言し、目を細めた。

 だが、この場所に立つまでは、自身が言う「狷介(けんかい)」、内なるこだわりを一つ一つ手放す必要があったという。

 「白紙撤回、ちゃぶ台返しせざるを得ないと思った」。昨年10月26日夜、東京にいた松井の目は笑っていなかった。鳩山由紀夫政権(2009〜10年)で官房副長官を務めた元民主党参院議員。慶応大で教授を務める松井はこの日午前、市長選に向けて実家の旅館で家族と話し合いを持つために京都にいた。支援を見込む関係者らにも伝えていたが、おり悪くその朝、「出馬意向固める」との報道が一部で流れた。

 「どうなっているんですか」。松井は電話で自民党府連会長の西田昌司(65)に珍しく感情をぶつけた。2001、07年の参院選、親子2代にわたって議席を争った相手。だが、議員引退から10年たち、水面下で動静をやりとりする間柄になっていた。「白紙撤回してください。こんなんじゃ信頼関係が」「こっちもわからない」。自分の中では取るべき手順がまだあった。西田もそのことはわかっていたが、松井は怒りをぶつけるしかなかった。

 創業90年の旅館に次男として生まれ育った松井の意識には常に「洛中」があったという。「嫌いで、好きで、やっぱり嫌いで、それでも――」。地元小学校から洛星中・高に進み、「京都を出て外の空気を吸いたくなった」と東京大に入学。街と人の多様性、スケール感に捕まった。旅館は兄が継ぐこともあり、卒業後は通商産業省(現・経済産業省)に入り、参院議員、大学教授と、40年以上、外から京都を見てきた。「洛中は打ち勝たなければならない、内なる狷介。こだわりがあることは悪くないけれど、持っている狷介さを手放すことが、僕の人生なんですよ」

 狷介は出馬に当たっても重なっていた。自身を支えてくれるのが、かつて対峙(たいじ)した自民党が主導する枠組みだったことに、ためらいがなかったわけではない。枠組みには民主党の流れをくむ立憲民主党も加わっていたが、大学教授の立場で批判的な言葉を浴びせたこともあった。

 陣営の体制も、かつてほど盤石ではなかった。昨年8月23日に門川大作(73)が4期での市長退任を表明すると、9月7日に自民府議5期目だった二之湯真士(44)が無所属での出馬を発表。翌日、共産党の支援を受ける弁護士の福山和人(62)も前回に続く挑戦を明らかにした。そして、初参戦を目指す日本維新の会は、民主時代からの松井の盟友、前原誠司(61)と連携し、対立候補の選定に入っていた。

 「政党ありきではなく、市民が選んだ候補」の擁立に向け、自立公3党の国会議員らが立ち会い、新市長像を提言した市民有志の会との面会も、手順として必要だった。

 「我慢の時もあるだろう。だが、自分を受け入れてもらった。何でもおいしいところ取りはできない」

 家族と話し合った後、東京に戻った松井は、そのまま国会開会中の西田を訪ね、怒りの矛を収めた。議員引退後の10年間、「我慢しないところが面白い」と周囲に言われた自分、これも放すべき狷介なのかもしれない。一日を振り返り、松井は言い直した。

 「ここまで来て、ちゃぶ台をひっくり返すのは大人げない。顔で笑って、心で泣いて。大人というのは、負けないかんときは負けないかんのですよ」(敬称略)

7976OS5:2024/03/04(月) 21:20:23
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240226-OYT1T50105/
旧村上ファンドのセショウから「自分でやれよ」…慕ったボスには「そりゃ先生、ひどくないですか」
2024/02/26 14:04

始動 新京都市長<5>
 京都市長選の出馬に当たり、松井孝治(63)に直言した人物が、地元関係者以外にもいるという。

「ほっといても熱くなる人」京都市長…安倍内閣のキーマンは「慌てたら民主党政権と同じになる」
村上世彰氏(2006年6月)
 昨年12月25日、松井を「京都に送り出す会」が、東京の日本プレスセンタービルで開かれた。元自民党幹事長の石破茂(67)、元環境相の小泉進次郎(42)、通商産業省(現・経済産業省)時代の同僚ら政官財学の100人以上が顔をそろえた。


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 11月に出馬を表明した松井は「選挙は縦横斜めから見られて恥ずかしい思いをすることですね。どんなまちをつくるかイメージしながら、向いていない活動に汗をかいております」とあいさつした。終了後、出席者の一人が「どういう言葉で説得されたんですか」と聞いた。松井は名前を出さず、こう答えた。「世話になった人に、『松井君、恩返しだよ』と」

 言葉の主は、松井が所属した民主党で幹事長を務め、「ボス」と慕った輿石東(87)だった。参院議員会長も歴任し、教職員の組合に力を持つことでも知られる。

 輿石は、新市長像を提言した市民有志の会で相談役を務めた元衆院議長の伊吹文明(86)に、態度を表明していなかった松井について尋ねられたことがあるという。

 「松井君は本当に大丈夫なんですかと聞かれたので、大丈夫と言ったぞ」「そりゃ先生、ひどくないですか」。松井が返すと、輿石は「絶対、君はそうするべきだ」。古里にできる最大の「ご恩返し」は市長になることだ。そう言い切った。「自民は裏打ちを取った形になった」と松井は振り返る。

 市長選が後半を迎え、接戦が伝わった頃、輿石は京都に入った。マイクこそ握らなかったが、支援者にあいさつ回りをし、応援の一端を担った。

 もう一人を松井は「セショウ」と呼ぶ。投資家の村上 世彰よしあき (64)だ。

 松井とは東京大在学中からの付き合いで、通産省に同期入省した。松井が参院議員だった2006年には、村上が代表を務めた村上ファンドの関連会社を巡る問題で、松井が党の役職を退いたこともあった。

 その後、連絡が途絶えた時期もあるが、大学の同窓会をきっかけに国家像を語り合い、 切磋せっさ琢磨たくま する交友関係が再開した。

 昨年、村上は「こんな話があるけど、どう思う」と松井に聞かれた。村上は即座に答えた。「絶対やるべきだ。いつまでも評論家みたいなことをしてないで、自分でやれよ」

 村上は松井が30歳代の頃、「もし、機会があるなら京都市長になってもいい」と漠然と考えていたことも知っていた。民主党にいた前原誠司(61)から誘われ、01年に参院選に出馬する際も、 逡巡しゅんじゅん する松井の背中を押したという。

 村上は昨秋、シンガポールから帰国した際、松井と共通の知人である自民党の国会議員らに応援に駆けつけるよう頼んだ。本人たちからは了承を得たが、折しも中央で政治とカネを巡る問題が起こり、見送りになった。

 選挙後、取材に応じた村上は明快に語った。「旅館の息子で働く人、京都に来る人を見て育ったのは大きい。慣れ親しんだ街で人生を終えるのはいいだろう、やりがいがあるはずだ」(敬称略)

7977OS5:2024/03/04(月) 21:21:01
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240226-OYT1T50127/
安倍元首相が「誰に対しても同じ目線で、あんなふうに言ってくれる人はいなかった」と評した伊吹氏の言葉
2024/03/01 17:51
選挙・京都
始動 新京都市長<7>
 「脱しがらみ」にこだわってきた、という。その考えからすれば、選挙戦はこれまでとは異なる戦い方になった。京都市長選で松井孝治(63)は自民、立憲民主、公明、国民民主の4党、900以上の団体から推薦を受けた。「これだけの人に応援してもらって、一度全部受け入れてみようと思った」と話す。


 官僚から転身し、2001年の参院選で民主党から初めて出馬した時、選挙戦を担う支援者は限られていた。参院議員を2期12年で引退するのは、その時に決めていた。選挙母体となる人たちに恩義を感じざるを得ない環境に居続けるのは難しい。そう思ったことも影響したという。


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 政界引退から10年後に迎えた今回は、出馬表明が昨年11月と他の一部候補より2か月遅かった。組織力を生かそうと、各党などが街宣車を十数台走らせる一方、自身は議員らの紹介を受けながら関係者回りを重ねた。

 公約では曲折もあった。当初、市立高校の無償化に意欲を示したが、「府市協調と言いながら、府立でやっていないことを市立でやるのか」との声が上がり、明記されなかった。政策を発表する記者会見で、松井は「市立に通う生徒は一部で、府立も私立もあり、広く捉え直したほうがいいと思った」と軌道修正の説明を迫られた。

 選挙戦の応援要請は意見が分かれた。親交が深い元自民党幹事長の石破茂(67)や元環境相の小泉進次郎(42)らの名前が挙がったが、中央の政治とカネの問題で陣営は見送った。

 「今までの政治活動と違い、わからないことも多かったが、それがたくさんの人に担がれるということ。これまでのやり方とは違っても、まずは大きな目標のために、みんなで動いている」と判断を受け入れた。

 接戦が伝わった2月1日、支援者を集める総決起大会が急きょ開かれた。民主党時代ではおよそ支援を得られなかった業界の関係者らの姿も見えた。

 松井は、自身の擁立に関わった元衆院議長・伊吹文明(86)の言葉を覚えている。「『本当に大事な1票1票は、寒い日でも暑い日でもポスターを貼ってくれる人、チラシを入れてくれる人だ。民主党のように一時的に財界の 寵ちょう児じ になっても政治は動かない』。これは一面の真実で、目からうろこだった」。かつて元首相の安倍晋三と話した際、安倍が「誰に対しても同じ目線で、あんなふうに言ってくれる人はいなかった」と、引退した伊吹の直言を懐かしんでいたことも思い起こした。

 松井は「しがらみと言うけれど、そこにも一人一人の生活、人生の思いがあることがわかった」と語り、「別の候補への支持があったことも重く受け止めなければならない」と自戒する。

 「民主党時代、脱しがらみにこだわり、軽い舵(かじ)を切ろうとして世の中を動かしきれなかった。コンクリートから人へと言いながら、コンクリートの重さがわかっていなかったんだろう。今回は当然、舵は重くなる」

 これから、どんな針路をとっていくのか。2月25日の就任後、答えを見せることになる。(敬称略)
スクラップ

7978名無しさん:2024/03/04(月) 21:49:19
高家悠

「京都市長選は無効」東京在住の男性申し立て 「告示日より前に選挙運動」
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1211272

京都市長選(2月4日投開票)に立候補した4人が告示日前に選挙運動を行っていたとして、東京都在住の男性が選挙無効などを求める異議申し出を行った。市選挙管理委員会が1日受理し、発表した。

 公選法で異議申し出は有権者か候補者に限られていることから、申し出を行ったのは市長選に立候補し落選した男性とみられる。男性は当選した松井孝治氏のほか、福山和人氏、村山祥栄氏、二之湯真士氏とその関連団体について「告示日より前に選挙運動を行っており、公選法に違反している」などと指摘し、選挙と当選の無効を求めている。

7979OS5:2024/03/08(金) 16:00:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf500f42a4831062f99247d4148780c1eced9f86
<独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出
3/8(金) 11:35配信


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産経新聞
自民党和歌山県連が主管した会合後に行われた懇親会で、男性にしなだれかかる女性ダンサー。懇親会には国会議員も参加していたとみられる(一部画像を処理しています)

近畿の自民党若手議員らが参加した昨年11月の会合で、主管した党和歌山県連が下着と見まがうような露出の多い衣装をまとった複数の女性ダンサーを会場に招いていたことが8日、関係者への取材で分かった。産経新聞が入手した動画には、ダンサーに口移しでチップを渡す参加者の姿も。費用は党本部や県連が支出したが、公費が含まれている可能性がある。

【写真】自民党の梶山弘志幹事長代行「公費は出ていないということだけは確認できている」

会合は昨年11月18日に和歌山市内の「ホテルアバローム紀の国」で開かれた「青年局近畿ブロック会議」で、党本部青年局の国会議員や近畿2府4県の若手地方議員、党関係者など約50人が参加した。

女性ダンサーが登場した会議後の懇親会にもほぼ同数が参加。動画では、少なくとも5人が音楽に合わせてステージや宴席のテーブル周辺で踊り、参加者にボディータッチなどをしていた。紙幣のようなものを口にくわえ、ダンサーに口移しで渡す参加者や、ダンサーの衣装に紙を挟み込んで尻を触る参加者の姿もあった。

近畿ブロック会議は例年、府県持ち回りで開催され、今年度は和歌山県連が運営を担当。会合全体の企画運営は和歌山県連青年局長の川畑哲哉県議(岩出市選挙区、3期目)が務めた。

費用については、党本部や和歌山県連の予算から事業費を支出した。党本部には政党助成金が支給されており、和歌山県連も例年、党本部から交付金を受け取っているため、費用の一部に公費が使われている可能性が高い。

川畑県議は産経新聞の取材に対し「彼女たちは世界的に活躍するダンサーであり、多様性の表現として出演を依頼したが、一部関係者から強い批判があり、真摯(しんし)に受け止めている」と釈明。和歌山県連幹事長の山下直也県議は「会合が始まるまで、こんな余興が準備されているのは知らなかった。何らかの対応を検討している」と述べた。

7980OS5:2024/03/10(日) 18:35:12
847 OS5 2024/02/27(火) 14:56:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec575fd4c64deddf9bc7573b2a2e293adaef41a8
「公の力の乱用」舞鶴市長への問責決議案可決、市の公式ホームページで一部会派批判
2/27(火) 11:42配信
産経新聞
鴨田秋津氏

京都府舞鶴市議会は26日、一部会派が発行した広報紙の内容を市がホームページで批判したとして、鴨田秋津市長に対する問責決議案を賛成多数で可決した。市によると、市長への問責決議案の可決は昭和18年の市制施行以来初めて。

市内の交流施設「西市民プラザ」の指定管理者の選定を巡り、市議会会派の新政クラブと自民党鶴政クラブは昨年12月の市議会で市提出の議案に反対。議案の否決を受け、市は4月からは施設を直営化する方針。

市は今月22日、施設に関する両会派の意見などを伝えた広報紙に対し「事実と異なる誤解や憶測に基づく記述がある」との文章をホームページで掲載。市のメール配信サービスに登録する約1万3千人にも知らせた。

両会派は文章について「議決に関する疑義を公共のホームページを利用して広めたことは、民主主義的活動に対する公の力の乱用」などとして、鴨田市長の本会議での謝罪と文章の訂正などを求める問責決議案を提出。賛成19人、反対5人で可決された。

市は今月26日、ホームページで鶴政クラブの広報紙の内容を巡り「そのような事実はありませんでしたのでおわびします」と謝罪、文章を削除した。

鴨田氏は京都府内初の日本維新の会系首長で、今年2月で就任から1年となった。(橋本亮)

7981OS5:2024/03/12(火) 10:26:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/39be0db6090056d7d932094e925e7474d10098f3
スーツ姿に議員バッジで「飲酒運転」の町議、「軽はずみだった」と陳謝はしたが辞職せず
3/12(火) 9:45配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 奈良県下市町議会は11日、飲酒運転をしたとして、前垣昇司議員(62)(3期目)への議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。決議に強制力はない。

 前垣氏や辻本光雄議長によると、前垣氏は昨年12月下旬の夜、飲酒していたが、年末警戒の消防団の激励に車を運転して向かった。激励先でも酒を飲んで深酔い状態となり、別の人に自宅へ送ってもらったという。

 議長に今月、町民から連絡があり発覚。4日に他の議員らが聴き取り、飲酒運転を認めたため、11日に決議案が議員提出された。

 前垣氏はスーツ姿で議員バッジを付けて飲酒運転をしていたといい、「警察沙汰にはならなかったが、軽はずみだった」と陳謝したが、議員は続けると述べた。

 前垣氏は2015年に初当選し、議長も務め、20年の町長選にも立候補した。

7982OS5:2024/03/13(水) 02:41:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/698443d47d9341a4c1af5e33a50e0d853e45ef70
懇親会過激ダンスで陳謝 自民和歌山県連、余興企画した川畑哲哉県議の離党届を受理
3/12(火) 16:25配信

紀伊民報
自民党若手議員の懇親会に過激なダンスを披露する女性ダンサーを招いたことの責任として、離党届を提出した川畑哲哉県議(右)=11日、和歌山県庁で

 自民党和歌山県連は11日、近畿6府県の党若手議員が出席した懇親会で、過激な衣装を着た女性ダンサーによる余興を企画した川畑哲哉県議(岩出市)の離党届を受理した。県連幹事長の山下直也県議(和歌山市)は「主管した県連として誠に申し訳なく思っている」と陳謝した。


 懇親会は昨年11月18日に和歌山市のホテルで、近畿ブロック会議の後にあった。余興として招かれた女性ダンサー5人が下着のような露出の多い衣装を着て、壇上やフロアでダンスを披露した。出席者がダンサーに口移しでチップを渡したり、体を触ったりする場面もあり、一部参加者から不適切だという声が上がった。

 川畑県議は11日、一連の騒動を謝罪した上で「多様な生き方や仕事などをテーマにスポットの当たっていない場所もしっかり見ていこうという問題提起だった」などと企画の趣旨を説明。「ゴーゴーダンス」という種類は知っていたが、詳細な衣装を事前にチェックしていなかったという。引責離党はするが、議員辞職はしない方針。

 県連によると、会議と懇親会の費用は合わせて約120万円。このうち約90万円が党本部からの助成金と参加者の会費、約30万円を県連の一般会計から支出。懇親会に公費は使われていないという。

紀伊民報

7983OS5:2024/03/13(水) 02:44:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a74760bad20aaf69b791ebb885ebfabd4afee527
3副市長交代の姫路市 新副市長や、教育長に元TBSアナの起用案、清元市長が説明
3/12(火) 20:56配信
産経新聞
副市長らの人事案について説明する兵庫県姫路市の清元秀泰市長(左)=同市、12日午前(福井亜加梨撮影)

副市長3人全員がいずれも任期途中で交代する予定であることが明らかになった兵庫県姫路市で、清元秀泰市長は12日、市議会の議会運営委員会に出席し、副市長3人や3月末で任期を迎える市教育長の後任人事案について説明した。少子化対策や教育改革に力点を置く上で、現役の子育て世代の意見を取り入れる観点を踏まえたという。19日に議会で人事案の承認が得られれば決定する。

現在の副市長は、国土交通省出身の志々田武幸氏(52)が任期2年を、市職員出身の和田達也氏(63)と佐野直人氏(61)はそれぞれ1年を残して退任する見通し。

この日、副市長の後任案として示されたのは市政策局長の井上泰利氏(60)と市政策局理事の岡本裕氏(59)のほか、外務省出身で姫路女学院中学・高校を運営する摺河(するが)学園の学園長経験がある山田基靖氏(41)の3人。

市教育長の西田耕太郎氏(64)の後任には、TBSテレビ報道局の久保田智子氏(47)の起用案が提示された。平成12年に同社にアナウンサーとして入社した久保田氏は、31年にコロンビア大大学院を修了。少子化対策や平和教育など教育分野に造詣が深く、姫路女学院中学・高校で非常勤講師を務めた経験もある。

副市長の退任をめぐっては、志々田氏は国から帰任の要請があったとされる。清元市長はこの日、委員からの質問を受け「(和田、佐野両氏に)慰留はしたが、全体の若返りも考え、後輩に譲りたいと申し出があった」と説明。市教育長人事に関しては「現役の子育て世代の意見を積極的に入れるべきだと(西田氏とも)相談した」とし、「候補者数人と面談した中、(久保田氏は)いじめ問題や少子化対策への見識が最も優れていた」と答えた。

7984OS5:2024/03/18(月) 08:11:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/5675527173cefab039888ee5bf540208d831dd79社長、専門家「買収立件難しい」 法の抜け穴に
3/17(日) 19:30配信


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産経新聞
生コン会社の社長から渡された商品券を前に、男性は「もらったから選挙に行った」と話した=2月、大阪府内

大阪府内で昨年行われた市長選の期間中、現職候補者の演説会に出席した複数の有権者に、選挙区外に住む会社社長がそれぞれ5千円分の商品券を配った。社長は取材に配布を認めたが、あくまで来場への個人的な謝礼で、有権者を買収する目的ではないと主張する。専門家は「限りなく買収に近い」としながらも、候補者陣営に社長が属しておらず、公選法違反での立件は難しいとの見解だ。政治とカネに厳しい目が向く中、法の「抜け穴」はまだ多い。

【グラフィック】大阪府内の市長選で行われた商品券授受の構図

社長は、府内在住の70代で生コン製造会社を経営。自身の選挙区外の市長選が告示された後、現職候補者側が小学校で開いた個人演説会で商品券を配った。社長によると、現職候補者とは直接的な関わりはなく、陣営側から演説会の案内を受け、各方面に出席を呼び掛けたという。

有権者だった鉄筋工の50代男性は、社長の経営する生コン会社関係者に誘われて演説会に出席。終了後、生コン会社へ行くと社長が現れ、その場にいた出席者約10人が商品券を受け取った。50代男性は社長から「ありがとう」「よろしく」などと声をかけられたと記憶している。商品券の額は5千円だった。

社長も取材に「何人かは覚えていないが、1人5千円」と答えた。総額で数万円程度とみられる。陣営側から配布の指示や依頼は一切なかったとし、「商品券は演説会出席のお礼に過ぎない。(出席を)お願いする以上、ただというわけにはいかず、ポケットマネーで渡した」と話した。有権者への投票依頼もしていない、とした。

■「頼まれ」一票

50代男性は「演説会に行くだけで商品券をもらえるのか」と疑わしく思ったが、拒まなかった。この前日にも別の演説会に足を運び、生コン会社関係者から商品券を渡されたという。結局、男性は演説会に2回出席し、会社側から商品券計1万円分をもらった。

投開票当日、50代男性は有権者として「人生初」の投票に向かった。「社長に投票を頼まれた」と感じた男性は、現職候補者に一票を投じたという。

後日、友人に経緯を話すと軽率だと注意された。投票の見返りに商品券を配っていたのではないかと思い始め、「自分は買収された」と考えるに至った。


生コン会社社長と知り合いという府議は取材に、社長に動員を頼んだことは認めた。一方で、「商品券のことは一切知らない。知っていたら絶対に(配布)させない。あり得ない」と答えた。

この選挙で当選した現職市長も取材に「(社長と)面識はあるが、初めて聞いた」と述べ、配布に全く関知していないことを強調した。

■過去に「何十回もある」

社長の行為について、市選挙管理委員会は、公選法の「買収」に抵触する可能性を認めつつ、「判断は司直に委ねられる」(担当者)とする。友人らは男性から事実関係を聞き取り、地元の警察にも伝えたが、事態の進展は見られない。

専門家はどうみるか。公選法に詳しい日本大の岩井奉信(ともあき)名誉教授は「行為は限りなく買収だが、ポイントは社長が候補者の後援会幹部といった『組織的選挙運動管理者』にあたるかどうか」。単なる知り合い程度であれば、買収に問うのは要件的に難しいとの見方だ。その上で「モラルの問題であり、誤解を招く行為は慎むべきだろう」としている。

ただ、社長は過去、選挙に絡んで商品券を配ったケースは「何十回とある」とも明かした。

7985OS5:2024/03/19(火) 18:44:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc19111b4c504934a8547f3441a3af1b5d0b6fb3
自民会派が予算案反対へ 奈良県議会、戦後初の「再議」に現実味
3/19(火) 11:34配信

朝日新聞デジタル
「大規模広域防災拠点」の用地として奈良県が取得した五條市のゴルフ場跡地=2024年1月12日、阪田隼人撮影

 奈良県が県議会に提案している新年度当初予算案について、最大会派の「自民党・無所属の会」が反対する方針を固めたことが複数の県議への取材で分かった。山下真知事が進める、五條市での大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の整備構想を前提とした防災計画の見直しを問題視。会派側から修正案を提案する見通しだ。

 自民会派は、19日の予算審査特別委員会の採決で反対する方針。修正案の準備も進めている。

 県議会の定数43人のうち、同会派の所属議員は議長を含めて22人。採決に加わらない議長を除くと、ちょうど半数を占める。同会派単独でも可否同数で議長裁決に持ち込めるため、修正案は可決される可能性が高い。

 一方、地方自治法では、知事は議案が可決された場合でも異議があれば再議にかけることができる。その場合、自民会派が再度可決を目指すには議会の3分の2の同意が必要で、ハードルが高くなる。再議になった場合には、知事与党の日本維新の会を除く、他の会派・議員の動向が結果を左右することになる。

 議会事務局によると、戦後の県議会において、当初予算案が事実上否決され、再議にかけられた例はないという。

 五條市のゴルフ場跡地では、前知事の時に2千メートル級滑走路を備えた「大規模広域防災拠点」計画が進められていたが、昨年5月に就任した山下知事がその必要性に疑問を呈し関連予算の執行を停止。今年1月に新たな方針として、災害時の非常用電源にも活用するというメガソーラー構想を発表した。併せて、県立橿原公苑(橿原市)を新たに「中核的広域防災拠点」に位置づけることも示された。

 これに対して、自民会派からは、地元住民が反対しているうえ、防災態勢が十分検討されていない中での方針決定だとして批判が相次いでいた。

 19日の予算審査特別委員会は知事も出席。議員との激しい論戦が予想される。(阪田隼人)

朝日新聞社

7986OS5:2024/03/19(火) 18:54:44
奈良県議会

自由民主党・無所属の会22名
 米田忠則
 中野雅史
 池田慎久
 粒谷友示
 山本進章
 川口延良
 田中惟允
 井岡正徳
 疋田進一
 荻田義雄
 乾浩之
 浦西敦史
 岩田国夫
 西川均*
 小村尚己
 若林かずみ 自民推薦
 伊藤將也 無所属当選
 金山成樹 󠄀
 芦󠄀髙清友 自民推薦
 斎藤有紀
 川口信  無所属当選  
 永田恒  無所属当選

日本維新の会14名
 松尾勇臣
 工藤将之
 松木秀一郎
 清水勉
 福西広理
 清田典章
 佐藤光紀
 原山大亮
 山田洋平
 中川崇
 関本真樹
 星川大地
 小林誠
 福田倫也

公明党 3名
大国正博
亀甲義明
藤田幸代

改新なら3名
 森山賀文 立憲民主党
 藤野良次 立憲民主党
 阪口保  無所属

無所属 1名
(日本共産党)
 山村幸穂


  (令和5年4月30日時点)

7987OS5:2024/03/20(水) 00:13:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a50448d8b60e60137d6ecede4a5a11c589fcbcf
メガソーラー巡り議会反発、奈良で県予算案が否決…午後11時半まで続いた議論は平行線
3/19(火) 23:59配信

読売新聞オンライン
メガソーラーの整備案についての質問に応じる山下知事(6日、奈良県庁で)

 昨年5月に就任した奈良県の山下真知事が初めて編成した新年度当初予算案が、19日の県議会特別委員会で否決された。同県五條市で計画する防災拠点の整備で、太陽光発送電施設(メガソーラー)の建設に向けた費用を計上したことに、最大会派の自民党などが反発したためだ。

 山下知事は昨年4月の知事選で、日本維新の会公認で初当選した。選挙戦では、前知事が計画した五條市での防災拠点整備の見直しを掲げ、当選後に2000メートル級の滑走路の建設を撤回。今年1月、非常用電源を確保するためのメガソーラー(約25ヘクタール)やヘリポートを建設する計画を発表した。

 しかし、メガソーラーは災害時に破損して使えなくなるなどのトラブルが起きていることを理由に、地元住民らが反発。山下知事は2月に住民説明会を開き、「滑走路よりも有効に活用できる」と理解を求めたが、反対の声は収まらなかった。

 当初予算案には、防災拠点整備の検討費4700万円が盛り込まれた。自民は山下知事に計画の撤回を求めたが、知事は応じず、19日午後11時半まで続いた特別委でも議論は平行線をたどり、予算案は反対多数で否決された。

 県議会(定数43)は、メガソーラーに反対する自民と公明党で計25議席を占めており、山下氏を支える維新は14議席にとどまる。本会議での採決は25日に予定され、県が予算案の修正に応じなければ、混乱が続く可能性がある。

7988OS5:2024/03/22(金) 15:49:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6b851c04f6645b3bb4b48d3b3a48ef8253e21ae

「態勢整えられず」京丹後市長選で長砂氏が出馬取りやめ
3/22(金) 15:03配信

産経新聞
任期満了に伴う京都府京丹後市長選(4月14日告示、同月21日投開票)に立候補する意向を示していた新人の元市職員、長砂浩基氏(60)が21日、出馬を取りやめると表明した。長砂氏は同日、記者会見し「選挙戦に向かえるだけの態勢が整えられなかった。断腸の思いだ」などと説明した。

長砂氏は無所属で出馬した令和2年の前回市長選で共産党の推薦を受けたが、今回は政党に推薦を依頼しない考えを示していた。

今回の市長選には、通算5期目を目指す現職の中山泰氏(64)が立候補を表明している。

7989OS5:2024/03/23(土) 01:04:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6b851c04f6645b3bb4b48d3b3a48ef8253e21ae
「態勢整えられず」京丹後市長選で長砂氏が出馬取りやめ
3/22(金) 15:03配信


産経新聞
任期満了に伴う京都府京丹後市長選(4月14日告示、同月21日投開票)に立候補する意向を示していた新人の元市職員、長砂浩基氏(60)が21日、出馬を取りやめると表明した。長砂氏は同日、記者会見し「選挙戦に向かえるだけの態勢が整えられなかった。断腸の思いだ」などと説明した。

長砂氏は無所属で出馬した令和2年の前回市長選で共産党の推薦を受けたが、今回は政党に推薦を依頼しない考えを示していた。

今回の市長選には、通算5期目を目指す現職の中山泰氏(64)が立候補を表明している。

7990OS5:2024/03/24(日) 18:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba78eb965b84e21b3605e159d3708defaaaae78d
【混迷】異例の予算案否決!古都・奈良で前知事の防災計画覆した維新知事VS自民系会派の泥沼の戦い メガソーラー計画めぐり市民・議員が猛反発
3/24(日) 7:00配信
読売テレビ
奈良県・山下真 知事

 4月まであと1週間に迫る中、奈良県議会の予算審査特別委員会で、県の新年度の一般会計予算案が「否決」される異例の事態が起きています。背景にあるのは、前知事が進めていた防災拠点計画をめぐって「日本維新の会」の推薦を受けて当選した山下真知事が、計画を覆した上で打ち出した「メガソーラー」計画。25日の本会議最終日を前に、自民系の最大会派が予算の修正案を提出するなど、依然として紛糾が続く中、古都・奈良でいったい何が起きているのでしょうか。(報告:櫻茜理、古井林太郎)


■「本当に大丈夫なのか」「反対のための反対」10時間に及ぶ応酬の末…予算案が「否決」される異例の事態
奈良県議会・予算特別審査委員会(19日)

 「知事は防災の専門家でもないし、県民の生命と財産を守る決断なので、大きな不安を頂きました」(金山成樹議員)「法的にできないとなったらどうやって後戻りするんですか」(永田恒議員)  「本当に大丈夫なの。せっかく作っても意味ないんじゃないの」(小村尚己議員)

 19日に開かれた奈良県議会の予算審査特別委員会。新年度まで2週間に迫る中、県の当初予算案を審議する場は荒れに荒れ、最大会派の「自由民主党・無所属の会」の議員からは知事の計画を批判する声が相次ぎました。

 一方の山下知事は「私はこれが正しいと思っています。逆に聞きたいですがどういう点が不安ですか」「対案がないままあかんと言われても、私としたら反対のための反対かなと思わざるを得ないんですよ」などと反論。

 10時間を超える審議の末、新年度の当初予算案は最大会派の自由・無所属の会と公明党が反対し、賛成5人・反対6人と、反対多数で否決。時計の針は午後11時半を回っていました。

■『メガソーラー計画』巡り紛糾「五條市民を馬鹿にしている」
「防災拠点」の予定地である五條市の県有地

 背景にあるのが、予算案に含まれている山下知事“肝いり”の新たな「防災拠点」の建設計画です。

 奈良県南西部の五條市にある、広大な敷地が広がるゴルフ場跡地。2018年、当時の荒井正吾知事が、災害時に物資や救援隊の中継地点となる拠点をこの場所に整備すると決めました。2000m級の滑走路や備蓄庫を備えた「大規模広域防災拠点」です。

 ところが、2023年の奈良県知事選で、自民党奈良県連が別の候補を推薦したため、5選を目指した荒井氏との間で“保守分裂”となり、漁夫の利を得る形で、維新候補の山下氏が当選を果たし、大阪以外で初めて、維新の公認候補の知事が誕生します。

 「改革路線」を掲げた山下知事は、就任直後から荒井前知事が進めていた事業の見直しを図り、去年6月、世界遺産の平城宮跡を横切る近鉄奈良線の移設計画など、29の事業について、プロジェクトの全面中止を含む予算執行の見直しを発表しました。今回の大規模広域防災拠点の見直しもその1つでした。

 山下知事は、五條市の予定地には防災ヘリポートや備蓄庫は整備するものの、2000m級の滑走路を建設するのは取りやめ、その代わりにメガソーラーを設置して、災害時に自立した電力を供給できるよう計画。さらに、新たな防災拠点は橿原市に整備することを打ち出しました。

7991OS5:2024/03/24(日) 18:08:10
■「市民を馬鹿にしている」住民も猛反発 議会は自民会派が過半数に対し維新は3分の1に届かず
2月に行われた住民説明会

 知事が打ち出した事業見直しに、猛反発したのが五條市の住民です。

 「元々3年も4年もかけて進めてきた話が水の泡になるんですよ」「急に説明もなく計画を変更するなんて五條市民を馬鹿にしている。何がメガソーラーや!」

 長年にわたって地元との間で協議が進められた防災拠点計画の突然の変更に、2月に行われた住民説明会では、知事の批判が相次ぎました。

 県議会でも「本当に地元と真摯に向き合うつもりはあるのか」と議員から問われるなど、山下知事の姿勢を批判する声が上がりましたが、それでも山下知事は「前知事の発想そのものが誤っていた。意見交換はさせて頂くが現計画を変更するつもりはない」などと強気の姿勢を崩しませんでした。

 ただ、地方議会では、不信任決議が可決された場合などを除いて、総理大臣がいつでも衆議院を解散できるような「議会解散の専決権」を首長が持っているわけではありません。

 定数が43の奈良県議会において、最大勢力の「自民党・無所属の会」は過半数を超える22人。山下知事を支持する「日本維新の会」は第2勢力ではあるものの14人で、3分の1にも及んでいまんせん。

 特別委員会での予算案否決に対し、「自民党・無所属の会」の幹部は、「事前のお伺いもなかった。知事は物事の進め方がなっていない」と突き放します。

■自民・無所属の会が修正案を提出「100%ダメだと言ってない」知事が「再議」を求める可能性も
自民・無所属の会 川口延良議員らの会見(22日)

 「知事の言っていることが100%ダメだと言っているつもりはありません。お互いの良い所を取り合って、より良い県政運営・防災拠点ができることが一番の目的」(22日の記者会見・川口延良議員)

 予算案の否決を受け、「自民党・無所属の会」は21日、修正案を議会事務局に提出しました。修正案では、五條市や橿原市などの防災拠点を検討する費用などを白紙に戻し、県としてより適切な防災体制を構想し直すための費用に修正することなどが提案されました。

 これに対し、山下知事は22日、「修正案を出されて県民生活への影響を最小限に食い止めようとされること自体は、議会としても一定の県民に対する責任を果たそうとする心の表れではないかと受け止めている」と話す一方、五條市にメガソーラーを整備する計画については「(方針に)変わりはない」と強調しました。

 修正案は、25日の本会議最終日で採決される予定です。修正案は「自民党・無所属の会」が過半数を握るため、可決される公算は高い状況です。

 一方、山下知事は議決をやり直す「再議」を求めることができます。地方自治法により、通常であれば過半数の賛成で議案が可決されるのに対し、再議の場合、3分の2以上の賛成が必要となります。「自民党・無所属の会」にとって、維新以外の他の会派全員が賛成に回らなければ、再可決しません。また、県が当初の予算案を修正し、再び議論する可能性も残されています。

 山下知事と県議会の泥沼の戦いに、自身も知事を務める日本維新の会の吉村洋文共同代表は22日、記者団に対し「僕らも都構想のときもガチンコでやってきました。ぶつかりあうことが僕は悪いことではないと思っています」とした上で、「大事なのは奈良にとって何が一番いい選択肢なのか。奈良県にとって最も適切な結論を出してもらえればと思います」と語りました。

 予算案には「高校の授業料無償化」をはじめ、県民の生活にも直結する様々な事業が含まれています。まもなく新年度を迎える中、双方の溝は埋まらないまま、奈良県政史上、稀にみる混迷の様相を呈しています。

7992OS5:2024/03/26(火) 17:30:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/e943cc08511dc6894b4a47c1d99130faf79d1528
茨木市議会、自主解散を否決 市長選と同日選狙い一部議員が提案
3/25(月) 21:03配信


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毎日新聞
茨木市議会の自主解散案についての賛否を投票する市議ら=茨木市で2024年3月25日午後4時46分、砂押健太撮影

 大阪府茨木市議会(定数28、欠員2)は定例会最終日の25日、自民党会派の一部議員が提出した任期満了(2025年1月30日)前に自主解散する決議案を、賛成少数で否決した。

 自主解散して市議選を前倒しして実施すれば、4年後は市長選と同日選とすることも可能で、経費削減と投票率の減少に歯止めがかかるなどとして提出されていた。反対市議は「市議会が選挙の実施日まで都合のよいように操作できるという傲慢な思い込みは慎むべきだ」などと訴えた。

 地方議会の解散に関する特例法は決議案可決には、4分の3以上の議員が出席し、5分の4以上の賛成が必要とされている。今回は出席22人で、10人が賛成、12人が反対、4人が棄権した。【砂押健太】

7993OS5:2024/03/27(水) 00:24:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e6f3e36d6076f3ec9a99de1f9ca457c0850de15
大阪府内6市の水道統合案実現せず 東大阪市議会が否決、市長の維新転向も一因か
3/27(水) 0:07配信

産経新聞
賛成少数で大阪府内6市の水道統合計画案を否決した東大阪市議会の本会議=26日、同市議会

令和7(2025)年4月を目標に、大阪府内6市が進めていた水道事業の統合計画案について、東大阪市議会は26日の本会議で大阪維新の会を除いた自民、公明、共産の各主要会派による反対多数で関連議案を否決した。

統合実現には6市すべての議会で承認を得る必要があり、東大阪市の否決で6市の計画案は白紙となった。野田義和市長は同日、今後の水道統合の再提案については慎重に検討する姿勢を示した。

市議会の採決では、維新が大阪広域水道企業団への統合が将来的に「市民らの負担軽減につながる」と賛成。一方で、他会派からは統合で水道料金が値上がりする可能性があり、市民生活に「大きな影響が出る。統合は時期尚早」(自民)や「デメリットが大きい」(共産)との反対意見が相次いだ。

同市では昨年9月の市長選で、野田市長が維新公認に転向。議会は維新が最大会派となったが、野党が過半数を占める「ねじれ」状態が続く。

否決を受けて野田市長は「説明は尽くした」と強調。今後の議会で水道統合を再提案するかを問われると「他の5市(八尾、柏原、岸和田、富田林、高石)に迷惑をかけられない」と述べ、明言を避けた。

7994OS5:2024/03/27(水) 03:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7242e90c4338330feea7c9bc9bb6609f9968c90紛糾した奈良の予算審議、県政の停滞回避へ知事・議会はひとまず一致…五條メガソーラー計画は白紙状態に
3/26(火) 16:31配信


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読売新聞オンライン
自民提案の修正案を受け入れた山下知事(25日午後2時45分、奈良県議会で)

 奈良県五條市の太陽光発送電施設(メガソーラー)計画を発端とした県の新年度当初予算案を巡る攻防は25日、県議会の最大会派「自民党・無所属の会」の提出した修正案が可決され、ひとまず決着した。議会は紛糾したが、県政の停滞は避けたいという山下真知事、議会双方の思いが一致した形だ。ただ、現行の計画が最善という知事の考えに変わりはなく、防災拠点を巡る議論は続く。

 山下知事が初めて編成した予算案は、19日の予算審査特別委員会で否決されていた。25日の本会議では、同会派がメガソーラーの計画に向けた検討費を、広く県全体の防災体制を考えるための費用に変更した修正案を提出した。

 川口延良議員は、提案理由で計画に触れ「庁内で十分な議論がなく、具体的な機能が不明だ」と批判。計画をゼロベースで見直す必要性を訴えた。また、大和高田市に移転する予定の消防学校(宇陀市)は「防災拠点整備と一体的に考えるべきだ」としたほか、橿原公苑(橿原市)の新アリーナ計画も「まずは基本構想に着手すべきだ」と再検討を要求した。

 川口議員は「(修正案は)県民生活への影響を抑え、県政停滞がないようにした。山下県政に対して是々非々で臨む」と修正案への賛同を呼びかけた。日本維新の会の議員は退席して採決で賛否を明確にせず、知事の判断に委ねた。

 修正案の可決を受け、山下知事が審議をやり直す「再議」を求めるかが焦点だったが、知事は再議を求めず譲歩した格好だ。ただ、閉会後の記者会見で、防災拠点や消防学校について「今後設置する有識者会議などで議論するが、ゼロベースといっても候補地がいくつもあるわけではない」と強調。現行の計画が最善だとの考えを示した。

 知事は一方、太陽光発電施設の設置に関する条例に市町村長の意見を尊重することを求める文言を加えた条例改正案の可決で、再議を要求。「計画を妨害する意図があり『首長の意見を尊重する』という部分も曖昧だ」と理由を述べた。
 改正案も自民会派が提案していたが、再採決で必要な3分の2の賛成に満たず廃案になった。同会派は「より良い案を検討したい。防災拠点はゼロベースで考えていくことになったと理解している」とした。

 本会議では、五條市長と市議会から提出されたメガソーラー計画の撤回を求める請願は採択された。

7995OS5:2024/03/27(水) 18:02:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/22511a6289dd53ebfb8ded5e88f85ceeb653ad5c
維新転身の市長の来年度予算案、「アルファードの買い替え高額」自公が反対…修正で可決
3/27(水) 17:20配信


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読売新聞オンライン
2024年度一般会計当初予算案の修正案に賛成し、起立する市議ら(大阪府東大阪市で)

 大阪府の東大阪市議会は26日、野田義和市長が編成した2024年度一般会計当初予算案の一部を修正し、可決した。大阪・関西万博の機運を高めるため、花園ラグビー場がある花園中央公園で開催する関連イベントや市長公用車の買い替えなどに自民党や公明党などが反対し、関連費用を削除した。

 万博関連イベントは「HANAZONO EXPO」で、22年から毎年11月に開催。自民や公明などは、毎回約1億円かかるのに市外の来場者は少なく、物価高などで市民生活が困窮する中、「別の方法を考えるべきだ」と指摘。万博は来年4月の開幕が迫り、市費によるPRは不要だとした。

 野田市長の公用車を、トヨタ・アルファードのプラグインハイブリッド車が発売されると予想して、買い替えるための900万円の予算案も削除した。自民や公明などは「高額で市民の理解は得られない」とした。野田市長は記者団に「決して『野田色』が強いわけでもないのに、なぜ否定されたのか。ショックだ」と話した。

 野田市長は昨年9月の市長選で、それまで自公の支援を受けてきた立場を一転させ、大阪維新の会公認で出馬して5期目の当選を果たした。

7996OS5:2024/03/27(水) 19:46:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/e044949fb1418512e9f26c1269fdf530ee3fc213
兵庫県幹部が知事を中傷する文書を配布 知事「うそ八百」と解任、退職も認めず 報道機関や県警が入手
3/27(水) 18:42配信


神戸新聞NEXT
異例の人事異動について定例会見で説明する斎藤元彦知事=兵庫県庁

 兵庫県の斎藤元彦知事と県幹部を誹謗中傷する文書を流布したとして、県は27日、西播磨県民局長(60)を同日付で解任したと発表した。県民局長は今月31日付で退職予定だったが、退職を認めず、今後降格させた上で懲戒処分を検討する。

【写真】異例の人事異動について定例会見で説明する斎藤元彦知事

 斎藤知事の定例会見での説明によると、県民局長は職務中に職場のパソコンを使用し、知事や県幹部を中傷する文書を作成。県民局長自身も作成を認めたという。文書は複数の報道機関や県議、県警などに送付されており、斎藤知事は警察に被害届などを提出する考えも明かした。

 県は、県民局長を27日付で総務部付に異動させ、4月1日以降は役職定年で班長級に降格。勤務を継続させる。また、この文書流布に携わった可能性があるとして、自己都合で退職予定だった女性幹部職員(55)の退職も認めなかった。

 西播磨県民局長の後任には、危機管理部次長(58)を充てた。

 異例の人事について斎藤知事は「文書には事実無根の内容が多々含まれ、看過できない。業務時間中にうそ八百を流す行為は絶対に許されず、組織を立て直す意味でも綱紀粛正が必要だと判断した」としている。(前川茂之)

7997OS5:2024/04/01(月) 16:50:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac2b6ba69de43059baeace651b5c35a8b289e8b5
兵庫・高砂市長選、現職と新人2人の争いに 4月7日投開票
3/31(日) 17:36配信

神戸新聞NEXT
高砂市役所の本庁舎=高砂市荒井町千鳥1(高砂市提供、小型無人機で撮影)

 任期満了に伴う兵庫県高砂市長選が31日告示され、無所属新人で元市職員の石本玲子氏(47)、2期目を目指す無所属現職の都倉達殊氏(64)、日本維新の会新人で元市議の赤井浩康氏(65)の3人が立候補した。投開票は4月7日。


 沿岸部の企業進出で発展してきた同市だが、人口は1995年の約9万8千人をピークに減少し、現在は約8万7千人。選挙戦では出生数や流入人口の増加策をはじめ、医師不足や老朽化が課題となっている高砂市民病院の今後、山陽電鉄高砂駅前にあった大型商業施設「サンモール高砂」の跡地利用などが争点になる。

 石本氏は持続可能な市民病院を目指して市民と対話するとしている。都倉氏は前市長時代からの大型工事やJR曽根駅周辺の整備など実績を強調。赤井氏は地域の核になる場所を目指し、同施設の跡地活用を重視する。(中川 恵)

7998OS5:2024/04/02(火) 08:42:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3353670c68b2e99fd4cb4c54f8d992fbe90cce0
東大阪市長、5期目の給料2割&退職金全額カット 専決処分で…昨年市長選で維新転身の条件提示
4/2(火) 0:07配信

産経新聞
令和5年9月の大阪府東大阪市長選で5選を決め、初登庁した野田義和市長(右手前)=同年9月26日、同市役所

大阪府東大阪市は1日、野田義和市長(67)が5期目(令和9年10月まで)の給料2割削減、退職金全額返上のための関連条例制定の専決処分を3月29日付で行ったと発表した。昨年9月の市長選で野田市長が大阪維新の会公認で出馬する際に「身を切る改革」の一環で表明していた。

市によると、給料の月額103万円を82万4千円に変更。昨年11月〜今年3月分は通常通りだったため、4月〜来年1月分を3割減の72万1千円で減額調整する。また、5期目の退職金見込み額2472万円を全額返上する。

こうした関連条例案を3月議会に提出する方向で一時検討したが、4月から速やかに実施するため、専決処分にしたという。

「身を切る改革」の一環で野田市長は昨年10月、4期目の退職金の半額(1236万円)を返上した。他の府内自治体では維新公認の首長が給料で3割カットを実施しているところもある。

7999OS5:2024/04/02(火) 13:40:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0dafe84f5a62a9158b5b9d278543537d0b6570a
知事らを中傷した疑いで退職直前に県民局長を解任された元局長、「文書は内部告発」と反論
4/2(火) 12:03配信

読売新聞オンライン
兵庫県庁

 兵庫県の斎藤元彦知事らを中傷する文書を作った疑いがあるとして、西播磨県民局長を解任された県総務部付の男性職員(60)が1日、「文書は内部告発で、私の言動が事実と異なる内容で公にされた」などと反論する見解を公表した。

 県などによると、職員は3月12日、勤務中に知事や県幹部の名誉を傷つける内容の文書を作成し、報道機関などに送付。事態を把握した県は27日、3月末での退職予定を取り消して役職定年で在籍させ、懲戒処分を検討していることを明らかにした。知事は「ありもしないことを並べ、本人も認めている」と記者会見で説明していた。

 これに対し、職員は「告発文」を書いたことは認め、「事実無根の文書を作成したとは認めていない。事実関係を早急に調査すべきだ」などと主張している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240328-OYT1T50003/
退職4日前の県民局長、異例の異動…知事「事実無根文書で職員の名誉傷つけた疑いがある」
2024/03/28 06:59

 兵庫県は27日、3月31日付で退職予定だった西播磨県民局長を27日付で総務部付とし、後任には4月1日付で異動予定だった危機管理部次長を前倒しで就任させる人事を発表した。県民局長は4月1日以降、役職定年で班長級となった上で在職するという。

兵庫県庁
 退職直前の異例ともいえる人事異動について、県人事課は「詳細は控える」と理由を明らかにしなかったが、斎藤知事は定例の記者会見で、「職務中に職場のパソコンで事実無根の文書を作成し、職員の名誉を傷つける情報を流した疑いがある」と説明。「県民局長としてふさわしくない行動であり、本人も認めているため、適切に対処した」と述べた。


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 県は今後、懲戒処分も視野に事実確認を進める方針。県警に被害届を出すことも検討しているという。

8000OS5:2024/04/04(木) 18:17:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6413a6875d68cbc069bee266c362465de3cd060
「やり残していることがある」和歌山市長、通院しながら職務続行の意向…副市長が一時代行へ
4/4(木) 17:00配信
読売新聞オンライン
和歌山市役所

 和歌山市は3日、尾花正啓市長(70)が膵臓(すいぞう)がんの治療のため入院するにあたり、犬塚康司副市長が4〜6日、職務代理者を務めると発表した。

 尾花市長は3日午後、投薬治療を始めるため、市内の病院に一時入院した。市によると、尾花市長は8日に復帰する予定だという。

 膵臓がんの状態は、「ステージ(病期)3」。がんの病期は0〜4期に分かれ、数字が大きいほど進行している。

 尾花市長は今回、入院で投薬治療を受け、その後も定期的に通院して投薬を続ける。がんを小さくしたうえで、手術を行って完全切除を目指す。

 「早期に辞職するのでは」との臆測も出ていたが、尾花市長は3日、関係者に「やり残していることがある。通院しながら市長を続けたい」と述べ、職責を果たす意思を伝えたという。

 尾花市長の入院中、犬塚副市長が庁内で決裁をしたり、式典などに参加したりする。

8001OS5:2024/04/08(月) 17:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/61c2314554569f407a0b909fefa1c11e5664bb08
大勝した大阪ダブル選から1年、万博への逆風で維新が苦境に…3度目の「都構想」が切り札か
4/8(月) 12:40配信

読売新聞オンライン
大阪では「1強体制」だが
万博のキャラクター「ミャクミャク」の旗の横で、記者団の取材に応じる維新代表の吉村知事(左)と、維新幹事長の横山市長(3月26日、大阪市内で)

 地域政党・大阪維新の会が、大阪府知事・大阪市長のダブル選挙で大勝してから9日で1年となる。維新は同日選だった府議選、市議選で初めてそろって過半数を獲得し、大阪での「1強体制」を強固にしたが、誘致を主導してきた2025年大阪・関西万博への逆風に苦しんでいる。連携を解消した公明党から万博を攻撃材料にされていることも悩みのタネだ。

【グラフ】各政党の支持率の推移

いらだちをXに
 「このやり取りをすると不安をあおるだけだ」。維新幹事長の横山英幸・大阪市長は3月9日未明、1200字を超える長文を自身のX(旧ツイッター)に投稿し、いらだちをぶつけた。

 発端は、前日の8日の市議会だった。公明市議が万博の開催経費の市負担額748億円を市民1人当たりに換算した金額を質問し、市の担当者は約2万7000円と回答した。

会場建設費増額への批判「正直、痛い」
 横山氏は「意味のない数字」と反発し、Xで1人当たりの経済効果を質問するよう維新議員に要請。12日の市議会では、調査研究機関の試算を基に23万8600円と説明した上で、「事業費や経済効果を1人当たりに割り戻しても建設的な議論にならない」と訴えた。

 維新側の発案で誘致された万博の会場建設費は昨年11月、当初の1・9倍の2350億円に膨らむ見通しになり、全国で批判が起きた。維新幹部は「費用面で攻撃されるのは正直、痛い」と漏らす。

公明は対決姿勢
 維新は11年と19年の大阪府議選で過半数を得た一方、大阪市議選では届かず、看板政策「大阪都構想」の実現に公明の協力を得る見返りとして、公明現職のいる大阪、兵庫の衆院6小選挙区への擁立を見送ってきた。

 しかし、横山氏と維新代表の吉村洋文氏が市長・知事のダブル選で当選した昨年4月には、府議選に加え市議選でも過半数の議席を獲得。公明に譲歩する必要がなくなり、次期衆院選を見据え、6月に6小選挙区で対抗馬の擁立を決定し、8月末までに候補者をそろえた。

予算案に反対
 維新に是々非々の対応を取ってきた公明はこれに反発し、対決姿勢を強めている。市議会では事あるごとに横山氏の答弁を要請し、費用増額について「市民感覚からすると、想像がつかない本当に大変な額だ」などと指摘した。今年1月には万博の予算検証委員会を党府本部内に発足させ、会場建設費の使途などをチェックしている。

 維新が大阪府内で首長ポストを持っている東大阪、岸和田の2市では先月、公明などの反対で24年度当初予算案が一部修正されたり、否決されたりした。公明は前年度の予算案には賛成していた。公明関係者は「先に攻撃を仕掛けてきたのは維新の方だ。徹底的に戦う」と息巻く。

 一方、自民党からは万博について維新の責任を追及するような主張はほとんど聞こえてこない。「政府主導の国家プロジェクトなのに、自民が批判するのは筋が通らない」(自民大阪市議)と考えるからだ。

■下がる支持率
 読売新聞社の全国世論調査によると、国政政党・日本維新の会の支持率は、ダブル選後の昨年5〜11月は6〜9%で立憲民主党を上回っていたが、今年2月には4%に下がり、立民に逆転された。

 費用膨張や海外パビリオンの建設遅れで、万博への批判が高まっていることが影響しているとみられる。全国では、地方議員が議員報酬の一部を寄付する「身を切る改革」に従わず処分を受けるなどのゴタゴタや不祥事も相次いだ。

党勢拡大の切り札は……
 党勢拡大の切り札として注目されるのが、3度目の都構想への挑戦だ。過去2回の住民投票では否決されたが、吉村氏は今月3日、記者団に対し、「政治だから何が起こるかわからない」と含みを持たせた。

 ある維新幹部は「万博が無事に成功すれば、支持率は回復し、3度目の都構想に挑戦する選択肢も出てくる」と強調する。

 維新内の一部では、万博の2年後に行われる知事、市長のダブル選と住民投票を同日に実施し、有権者の関心を高めて住民投票を優位にする案もささやかれている

8002OS5:2024/04/09(火) 17:14:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7984c8d6df76dc8d7b355c45bc8925d2228699b1
大東市長選、大阪維新の市議が立候補を表明…これまでに元教諭と元市職員の2新人が出馬を表明
4/9(火) 16:50配信

読売新聞オンライン
大阪府

 14日告示、21日投開票の大阪府大東市長選について、新人で大阪維新の会に所属する市議の石垣直紀氏(58)が8日、記者会見し、立候補を表明した。

 石垣氏は2012年の市議選に無所属で立候補して初当選。16年、20年の選挙は大阪維新の会公認で出馬して当選している。会見では「市政の良いところも悪いところも見てきた。経済、教育、福祉を充実させるには予算が必要で、財政基盤強化を最優先させる」と訴えた。

 市長選にはいずれも新人で元市職員の逢坂伸子氏(56)、市立中学校の元教諭、松浦哲朗氏(71)がそれぞれ無所属で出馬を表明している。

8003OS5:2024/04/12(金) 17:39:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e663bc28d2e3d6555ed9b14a4c9f0ae8b1929fa4
「がんと闘いながら働いている人もいる」闘病と公務を両立…市長が通院治療
4/10(水) 12:00配信


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読売新聞オンライン
和歌山県

  膵臓(すいぞう)がんの投薬治療で一時入院した和歌山市の尾花正啓市長が9日、今年度初めての定例記者会見に臨み、「まずは新年度をしっかりスタートさせたい。がんと闘いながら働いている人もたくさんいるので、その先頭に立って頑張りたい」と語った。通院しながら公務にあたる姿勢を鮮明にした。

【写真】尾花正啓・和歌山市長

 尾花市長は冒頭、「8日から通常勤務に戻った。市民の皆さまにはご心配をおかけした」とあいさつ。今後の治療について問われると、「2週間に1回、通院して投薬治療を行う予定だ」と答えた。
 2014年の市長選で初当選し、今年8月には3期目の折り返しを迎える。「1、2期目と基礎的な準備を進めてきた事業もある。和歌山市が次のステップへ向かう1年になる」とした。
 治療には困難がつきまとうが、「(投薬の)副作用など、体調の変化は私自身もわからない。体調を見ながら(今後の進退などを)判断したい」と述べた。

8004OS5:2024/04/12(金) 17:45:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/30bceb925edd0852bc9c70abdbb97a38a7a77bcb
高砂市長選 都倉達殊氏が再選、実績強調し新顔2氏破る
4/8(月) 17:00配信

朝日新聞デジタル
高砂市長選で再選を果たし、市職員から花束を手渡される都倉達殊氏=2024年4月8日、高砂市役所、大久保直樹撮影

 兵庫県高砂市長選は7日投開票され、無所属現職の都倉達殊氏(64)が、無所属新顔で元市主幹の石本玲子氏(47)と維新新顔で元市議の赤井浩康氏(65)の2人を破り、再選を果たした。投票率は40・25%(前回40・00%)だった。

 都倉氏は「未来に向けて市の発展と市民が安心して暮らせる町づくりをめざす」と主張。播磨臨海地域の産業振興や高砂市民病院の経営改革、山陽電鉄主要駅の周辺整備などを公約に掲げた。

 都倉氏は元高砂商工会議所副会頭。選挙戦では自民党の国会議員や県議、市議らが駆けつけ、業界団体の推薦も得て組織戦を展開。2市2町による広域ごみ処理施設整備など4年間の実績を強調し、支持を固めた。

 石本氏は市職員の経験を踏まえ、「市政の決断で未来は確実に変わる」と市政刷新を主張。自転車で回り、幅広い支持を訴えたが及ばなかった。

 赤井氏は商業施設跡地の活用などを掲げた。維新県議らの支援も受けて、県内初の維新公認首長を目指したが、支持が広がらなかった。(大久保直樹)

朝日新聞社

8005OS5:2024/04/14(日) 17:31:05
市長:永野耕平 大阪維新
https://news.yahoo.co.jp/articles/590f55c141f7fd92c448f27cc45ac15f2f3bf3e1
大阪・岸和田市役所、庁舎建て替え計画が白紙に 建設予定地に市議会反発
4/12(金) 22:03配信



産経新聞
庁舎建て替え計画が白紙に戻された岸和田市役所

大阪府岸和田市の庁舎建て替え計画が白紙に戻り、市側が見直しを進めている。現庁舎がある敷地内での建て替えには、防災上の理由から市議会が反発。令和6年度当初予算案が否決され、改めて提出した暫定予算案の可決に際し、建設予定地の変更を要望する付帯決議が採択されたためだ。新庁舎の行方は混迷している。

現庁舎敷地内で建設する市の計画に対し、市議会の一部会派から、建設予定地が活断層の近くだったり、高潮の浸水想定区域に含まれていたりするとして、計画を進めることに反対の声があがっていた。

このため、3月22日の市議会本会議で新年度当初予算案が賛成少数で否決された。市側は市民生活に影響がないよう4月からの4カ月間の必要経費を盛り込んだ暫定予算案を提出。28日に可決されたものの、建設予定地を市立福祉総合センターの隣接地に変更するよう要望する付帯決議が全員賛成で採択された。

市の担当者は「予算の議決権を持つ議会の判断は非常に重い」とする。だが、すでに基本計画を立て、建て替えに向けて動き出していただけに、「どう見直すか詳細は決められていない」と明かす。

市議会から新たな案が示されたが、実際の作業としては建て替え候補地の選定から仕切り直すことになる。令和10年を目指していた新庁舎の利用は4年遅れて14年となり、事業費も129億円から209億円に膨らむ見込みという。

同市の庁舎建て替えをめぐってはこれまでも曲折があった。3年3月、業者選定の公平性などが疑問視され、本契約の締結案案が市議会に否決された。

昨年、設計施工を担う業者を募集するプロポーザルを実施したが、物価高騰を背景にした資材費の急騰から参加事業者はなく、同10月に中止に追い込まれ、計画は足踏みしていた。

8006OS5:2024/04/22(月) 08:55:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a6cd45f1854d836388944e8c01379840344e82b
大阪・大東市長に逢坂氏 大阪維新、初の公認候補は及ばず
4/21(日) 23:49配信
任期満了に伴う大阪府大東市長選と同市議選(定数17)は21日、投開票された。市長選は無所属新人の元市高齢介護室課長の逢坂伸子氏(56)が、無所属新人の元市立中学校教諭、松浦哲朗氏(71)=共産推薦=と大阪維新の会新人の元市議、石垣直紀氏(58)を破り、初当選した。当日有権者数は9万6024人。市長選の投票率は39・70%(前回38・68%)。市議選も続々と当選者が決まった。

人口減少時代で住民サービスを維持しつつ、いかに市を発展させるかが主な争点だった。逢坂氏は市職員としての34年の経験を強調し、市民が参画しやすい市政を目指すと訴えた。

午後11時過ぎ、逢坂陣営に当選確実の一報が入ると、支持者が喜びを爆発させた。逢坂氏は「市民と一緒に取り組む市政にしていく。大東市をもっと元気にしていきたい」と述べた。

維新が同市長選で初めて擁立した公認候補で財政基盤の強化を訴えた石垣氏と、教員の負担軽減などを主張した松浦氏はいずれも及ばなかった。


https://news.yahoo.co.jp/articles/336cc9591d94b6a322670e795984433241f6907b
大阪府大東市長選、元市課長の逢坂伸子氏が初当選 市初の女性市長に
4/21(日) 23:34配信
 大阪府大東市長選は21日投開票され、無所属で元市課長の逢坂伸子氏(56)が、大阪維新の会で前市議の石垣直紀氏(58)と、無所属で元中学校教諭の松浦哲朗氏(71)=共産推薦=を破り、新顔3人による選挙戦を制した。当日有権者数は9万6024人、投票率は39・70%(前回38・68%)だった。

 3期務めた現職の東坂浩一氏の後任を決める市長選は、大東市初の女性市長誕生となった。

 逢坂氏は告示2カ月前に立候補を表明。高齢者向けご当地体操「大東元気でまっせ体操」の考案者としての知名度を生かし、各地で集会を開いてきた。

 選挙戦では政党からの支援を断り、活動を支えるボランティアには障がい者や高齢者も入った。「大東市初の女性市長となり、どの政党、団体の色にも染まらない目で市民を見続ける」などと訴え、支持を広げた。

 石垣氏は「維新の改革を大東でも実践する」、松浦氏は「失われた教育の魅力を取り戻す」とそれぞれ掲げたが、いずれも届かなかった。(編集委員・中島隆)

朝日新聞社

8007OS5:2024/04/22(月) 10:53:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024041900788&g=eco
静岡知事選、リニア「推進」 脱・川勝路線訴え―鈴木、大村両氏
時事通信 内政部2024年04月19日17時19分配信

 静岡県の川勝平太知事(75)の辞職に伴う知事選(5月9日告示、26日投開票)に無所属での出馬を表明している前浜松市長の鈴木康友氏(66)は19日、知事選で訴える政策を発表した。リニア中央新幹線静岡工区について「課題を克服して前進させたい」と明言。「人生最後のご奉公なので2期8年ぐらいでしっかり仕事をしたい」と述べた。

 リニアに関し、既に出馬表明している元総務官僚で県副知事も務めた大村慎一氏(60)も「基本的に推進しなければいけない」と表明。川勝氏は在任中、県内を流れる大井川の水量減少や環境への影響を懸念し、着工を認めてこなかったが、両氏とも川勝氏と異なる手法で推進する立場を示した。

 知事選を巡り、立憲民主党県連などは鈴木氏の推薦を決定。国民民主党本部も19日、同氏の推薦を決めた。自民党県連は大村氏の推薦を内定しており、与野党対決の構図となる見通しだ。

8008とはずがたり:2024/04/22(月) 17:35:04
大東市長選挙は新人3名の争い!4月21日投票 大阪府
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a9103a3da810f4c402ff4302f291ecadaa80e4f
4/19(金) 18:00配信
選挙ドットコム

大東市長選挙は新人3名の争い!4月21日投票 大阪府

4月14日に告示された大東市長選挙には、無所属新人の逢坂伸子(おおさか・のぶこ)氏(56)、共産党が推薦する無所属新人の松浦哲朗(まつうら・てつろう)氏(71)、大阪維新の会新人の石垣直紀(いしがき・なおき)氏(58)の3名が立候補しました。投開票は4月21日に行われます。

現職の東坂浩一氏が退任を表明し新人3名の争いとなった今回は、子育て世代への支援策、教育環境の充実、高齢者支援策、人口減少が進む中での財政基盤の強化などが争点と考えられます。
市民の大きな力で、今よりもっと元気な大東を 逢坂氏

大東市長選挙 選挙公報

逢坂氏はIBU四天王寺大学大学院人文社会学研究科博士前期課程修了、大阪公立大学大学院総合リハビリテーション学研究科博士後期課程修了。医療法人恒昭会藍野病院勤務を経て、大東市に入職。大東市地方創生局課長参事 兼 保健医療部高齢介護室 課長参事、大東市保健医療部高齢介護室課長を歴任。現在は大阪歯科大学医療保健学部非常勤講師、大阪河崎リハビリテーション大学 客員教授を務めています。
聴いて学んで実行し究め、やさしさあふれる大東へ 松浦氏

大東市長選挙 選挙公報

松浦氏は長崎県西海市出身、京都教育大学英文学科卒業。大東市内の中学校で英語科教諭を務めました。58歳で退職し、上之宮学園高等学校非常勤講師等を経て、現在は「市民が主人公の大東民主市政をつくる会」代表委員、大東市退職教職員の会事務局長を務めています。
大東市の未来への戦略で、経済に成長を、街づくりに優しさを 石垣氏

大東市長選挙 選挙公報

石垣氏は大東市出身、大阪高津理容美容専門学校卒業。美容院経営などを経て、2008年から福祉施設の特別顧問を務めています。2012年から大東市議会議員を3期連続で務めました。


幹事長のおひざ元で連敗、党内に衝撃広がる 大東市長選で維新が敗北
https://www.asahi.com/articles/ASS4Q0SC1S4QOXIE004M.html
有料記事
野平悠一2024年4月22日 11時52分

 21日投開票の大阪府大東市長選で、地域政党・大阪維新の会が擁立した新顔が2335票差で敗れた。同市は国政政党・日本維新の会の藤田文武幹事長のおひざ元。維新にとっては「負けられない選挙」だっただけに、党内で衝撃が広がっている。

 「全て私の力不足。本当に申し訳ございませんでした」。21日夜、大阪維新公認で市長選に挑んだ前市議の石垣直紀氏(58)は、選挙事務所で支援者に頭を下げた。当選を決めた元市課長の逢坂伸子氏(56)は1万7204票を獲得、石垣氏は1万4869票だった。

 大阪維新は今回、大東市長選に初めて公認候補を擁立。3期務めた市長の引退に伴うもので、12年ぶりに新人同士が争う構図になった。

 大東市は、維新の藤田幹事長の選挙区の衆院大阪12区内にあり、大阪維新幹部は「市長の代替わりのタイミングで、ましてや藤田幹事長のおひざ元。擁立を見送る選択肢はなかった」と語る。
支持率も伸び悩み

 ただ、候補の擁立作業は難航…

8009OS5:2024/04/22(月) 22:11:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5084d4ffcfdfb8c925010b813b958a17e18cfc
【大阪で維新敗れる】大東市長選を無所属の元市職員が制す 演説で万博封印?「そんなことはない」と吉村氏
4/22(月) 18:53配信
 3期務めた東坂浩一市長の任期満了にともなう大阪・大東市の市長選挙が21日行われ、無所属の新人で元大東市職員の逢坂伸子さんが、大阪維新の会公認の前市議などを破って初当選を果たしました。22日、逢坂さんに当選証書が授与されました。

■「大東元気でまっせ体操」の考案者
当選した逢坂伸子さん

 21日に行われた大東市長選挙は、3期務めた現職の東坂浩一市長が4選不出馬を表明し、新人同士の争いとなりました。

 当選したのは、元大東市職員の逢坂伸子さん。逢坂さんは市職員時代、保健医療部高齢介護室の課長を務め、介護予防のための高齢者向け体操「大東元気でまっせ体操」の考案者として知られ、厚生労働省の委員会の委員などを経験。大阪維新の会公認の前市議・石垣直紀さんや、共産党が推薦する新人を破って当選しました。

■維新幹事長の「おひざ元」で敗北 万博の話題は封印?「そんなことはない」と吉村氏
当選証書授与(4月22日)

 大東市は、日本維新の会の幹事長で大阪12区選出の藤田文武衆議院議員の「おひざ元」。この地での2000票以上をつけられての「完敗」に、維新の幹部からは落胆の声が聞かれました。

 大阪維新の会の吉村代表は22日、記者団の取材に応じ、大阪維新の会公認を受けた石垣直紀さんの選挙戦については「我々の力不足だった」「石垣さんはよくやったと思う」と述べ、「候補者が決まったのが告示直前で、準備が不十分だったと感じている」と敗因について語りました。

 また、選挙期間中の応援演説で大阪・関西万博に関する発言がほとんど聞かれなかったことについて、封印しているのかと問われ「そんなことはない。いろいろな場で、万博について毎日話している。ただ、大東市長選挙の争点ではない」と話しました。

■維新の府議がおらず「まとめ役」不在に
出馬を表明する石垣直紀さんと藤田文武 日本維新の会幹事長(4月8日)

 今回、逢坂さんは、選挙の告示のおよそ2か月前のことし2月にはすでに立候補を表明。一方、維新は、石垣候補の発表が告示直前の4月8日となるなど、後手に回っていました。候補者の選定にかかわった大阪維新の会の横山英幸幹事長は22日、記者団に対し、「真摯に受け止めて気を引き締め直して、次の戦いに臨んでいきたい」と述べました。

 大阪維新の会の関係者は、今回の選挙戦について、藤田幹事長のおひざ元での敗北は「重たい」とした上で、「まとめ役」が不在だったことが大きいのではないかと明かしました。

 多くの場合、大阪府下の地方選挙では、当該の市町村から選出された大阪府議会議員が担いますが、大東市選出の維新の府議会議員は現在いません。関係者は、「負けに不思議の負けはない。組織の引き締めにつながるだろう」と話しています。

■逢坂さんは高齢者介護に関わる市職員として地域を回ってきた
大東市役所

 一方、今回当選した逢坂さんは、政党の支援を断り、無所属での選挙戦を戦いました。自民党大阪府連や、公明党大阪府本部は、府連や本部として支援することはせず、地域の支部が支持・支援をする形にとどまっています。

 今回の当選について、ある関係者は、「高齢者介護に関わる市職員として、選挙の前から地域を回っていた逢坂さんのこれまでの行動が、当選という結果につながったのではないか」と分析しています。

■市議選では維新の候補5人が当選
大東市議会

 しかし、同日実施された大東市議会議員選挙では、大阪維新の会公認で立候補した5人全員が当選しています。(トップ当選は維新の候補者)。維新は今後、市議会で最大会派となり「大東市内で維新への支持に陰りが見える」という分析は現実的ではないとも言えます。

 今回の選挙結果が、今後の大阪の地方選挙や、年内にもあると取り沙汰されている衆議院の解散総選挙での活動にどのような影響を与えるのか、注目されます。
(関西テレビ記者・竹下洋平)

関西テレビ

8010OS5:2024/04/23(火) 11:19:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/9696fae3694a191c9032a30a69c9b7987f251344
大阪・大東市長選、維新公認候補及ばず 藤田氏お膝元で3連敗
4/23(火) 0:04配信

産経新聞
集まった支援者らに陳謝する日本維新の会幹事長の藤田文武衆院議員(左、右は落選した石垣直紀氏)=21日夜、大阪府大東市

21日投開票され、新人3氏の争いとなった大阪府大東市長選は、無所属で元市高齢介護室課長の逢坂伸子氏(56)が制した。府内の首長選勝利が〝党是〟でもある地域政党、大阪維新の会は、同市長選で初の公認候補を立てたが及ばなかった。これで国政政党、日本維新の会の藤田文武幹事長のお膝元である衆院大阪12区(大東、寝屋川、四條畷の各市)内の市長選は3連敗に。府内で伸長してきた大阪維新は戦略の見直しを迫られそうだ。


「あー、マジか」。21日午後11時過ぎ、大東市長選の開票速報で大阪維新の元市議、石垣直紀氏(58)の落選が濃厚になると、選挙事務所に詰めかけた支持者からため息が漏れた。藤田氏は「選対本部長の私に責任がある」と陳謝。「候補者選定がギリギリになり、活動が足りなかった」と敗因を分析した。

今回は現職の東坂浩一市長が昨年末、4選不出馬を表明し混戦模様に。維新にとっても「新人同士の戦いでチャンス」(関係者)だった。出陣式には枚方や守口、東大阪など近隣の維新市長が集結し気勢を上げるなど必勝態勢を取っただけに、党内はショックを隠せない。

藤田氏の地元では、4年前の四條畷市長選で現職に挑んだ維新候補が敗れ、昨春の寝屋川市長選でも維新候補が現職にダブルスコア以上の差で完敗した。大阪維新の横山英幸幹事長は22日「(藤田氏の)お膝元で維新の評価が悪いということではない。(逢坂氏の陣営が)市政の詳細を把握し発信できたので及ばなかったのだと思う。党本部と現地で戦略を練って戦いたい」と述べた。昨春の統一地方選まで府内で維新の伸長が続いたなか、他党にとっては攻勢のチャンスとなりそうだ。

ただ、大東市長選と同時に行われた市議選では維新候補は5人全員が当選。前回選挙より1人増やした。次期衆院選で府内の選挙区で日本維新と対決する公明党の関係者は「市長選で有権者は政党よりも候補者本位で選択したのではないか」と分析。「(衆院選などに向け)全く楽観視できない」と話す。

8011OS5:2024/04/23(火) 15:24:50
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2024/0017490803.shtml
当 都倉達殊13,267無現
  石本玲子9,425無新
  赤井浩康6,116維新
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202404/0017518045.shtml
高砂市長選、現職の都倉達殊氏が再選 元市職員の石本氏、元市議の赤井氏及ばず
2024/4/7 23:00

 任期満了に伴う兵庫県高砂市長選は7日投開票され、無所属現職の都倉達殊氏(64)が、無所属新人で元市職員の石本玲子氏(47)、日本維新の会新人で元市議の赤井浩康氏(65)を破り、再選を果たした。

 医師不足や赤字経営に悩む市民病院の在り方、山陽電鉄高砂駅前の大型商業施設跡の活用、人口減少対策などが争点となった。

 都倉氏は1期4年の実績として、市役所新庁舎や東播磨2市2町の広域ごみ処理施設の建設など、前市長から引き継いだ大型事業を完了させたと強調。通学路の「見守りカメラ」設置やJR曽根駅南北自由通路設置に向けた協議の進展など自身の注力する施策も挙げ、市政の継続を訴えた。

 石本氏は市民との対話を重視する姿勢を掲げ、赤井氏は高砂駅前の開発を最優先課題としたが、いずれも及ばなかった。

(中川 恵)

8012OS5:2024/04/29(月) 00:19:21
>>5689大江康弘
>>6735 2020年白浜町長選
>無所属で現職の井澗(いたに)誠氏(65)=自民、公明推薦=が、いずれも無所属新人の元参院議員、大江康弘氏(66)と元衆院議員、玉置公良氏(65)を破り、3選を決めた。


元参院議員秘書の鈴木彬人氏(31)   鶴保庸介秘書
元衆院議員秘書の井本司氏(32)    古川禎久秘書

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf54f390d37b2531618cffccfbf2f8c1970a616
【選挙速報】白浜町長選で元参院議員の大江氏が初当選 和歌山県
4/28(日) 21:48配信

 任期満了に伴う和歌山県白浜町長選は28日、投開票され、元参院議員の大江康弘氏(70)=無所属=が初当選を決めた。4選を目指していた現職の井澗誠氏(69)=無所属=は敗れた。

 町長選は無所属4人による争いで、元参院議員秘書の鈴木彬人氏(31)と元衆院議員秘書の井本司氏(32)は及ばなかった。

 当日有権者数は1万7091人、投票者数は1万551人、投票率は61・73%だった。

紀伊民報

8013OS5:2024/05/06(月) 18:59:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/346cac20c5470081c3b30f60bb5173919d4b1e2b
「盤石の大阪でなぜ…」ひそかに敷かれた維新包囲網 公認敗北の大阪・大東市長選の舞台裏
5/6(月) 18:30配信
拠点の大阪で盤石の強さを見せてきた地域政党「大阪維新の会」が、4月の大阪府大東市長選で敗北を喫した。維新の公認候補を破った同市の元高齢介護室課長、逢坂伸子氏(56)は連休明けの7日から、市政運営を本格的にスタートさせるが、政党推薦のない逢坂氏に敗れたことに維新党内ではいまだ動揺が尾を引く。維新退潮の兆しともささやかれた選挙戦の舞台裏では、次期衆院選も見据えた「維新包囲網」が築かれていた。

「私と一緒に12年間(市政を)進めてきた。庁内における妹分です」

投開票を翌日に控えた4月20日、大東市長を3期務めた現職の東坂浩一氏が、隣に立つ元部下の逢坂氏を持ち上げた。それまで態度を明かしてこなかった東坂氏の満を持しての応援演説。「これで決した」と見る向きは少なくなかった。

平成24年に初当選した東坂氏は無所属ながら維新と良好な関係を築き、維新は対立候補を一度も立てなかった。そうした経緯がありつつも、東坂氏は最終的に逢坂氏の応援に駆け付けた。

「応援要請があった中で(任期中に自身が推し進めた)公民連携の継続をうたった逢坂氏の政策集を読んだから」。東坂氏は取材にこう理由を明かした。

もっとも維新関係者は「額面通りに受け取れるはずがない」と冷ややかだ。「公明党の本気度を見定め、勝ち馬に乗っただけだ」

公明は次期衆院選で現職がいる大阪、兵庫の計6選挙区で維新と初めて争う。維新はこれまで大阪市政運営などで公明の協力を求めてきたが、昨年4月の統一地方選で初めて、大阪市議会でも過半数を確保。もはや公明に頼る必要なしと、衆院選での対決姿勢を鮮明にしていた。

そうした中で迎えた今回の大東市長選は、首長選とはいえ今後の趨勢(すうせい)を占う「メルクマール(指標)になり得る」(公明関係者)。維新を勝たせるわけにはいかなかった。公明大東支部は上部組織の府本部へ逢坂氏を「支持」する方針を伝え、告示前の4月8日、本部も了承した。

無党派層へ「完全無所属」をアピールしたい逢坂氏に配慮せざるを得ない側面はあったものの、公明府議が逢坂氏の出陣式に駆け付けるなど、同じ日程で行われた大東市議選での公明現職4人の再選を最優先事項に掲げつつ市長選でも随所に共闘。「市長選は逢坂」を連呼した。

対する大阪維新。府内43自治体のうち21人の首長を擁し、大東市長を押さえれば過半数となる節目の戦いでもあった。

だが、そうした位置付けとは裏腹に、候補者探しは難航。昨年地元の維新府議が離党、辞職したため、大東市などを含む衆院大阪12区選出で、国政政党「日本維新の会」の藤田文武幹事長に擁立作業を全面的に委ねた。

もっとも、関係者によれば、藤田氏が当たりをつけた中央省庁の官僚らは、いずれも首を縦に振らなかったという。結局、前回市議選でトップ当選を果たしたベテランで、大阪維新の市議団幹事長を務めていた元市議(58)に落ち着く。

公認発表は告示まで1週間を切ったタイミングで、2月14日に出馬を表明した逢坂氏と比べて明らかに出遅れた。ただ逢坂陣営は選挙自体が初めてで、組織力で勝る維新にはこの時点でも焦りはなかった。

だが、維新を取り巻く情勢は予想以上に思わしくなかった。旗振り役を務める2025年大阪・関西万博の会場整備費が当初想定から大幅に増加、工期の遅れも相まって維新への風当たりは強まっていた。

さらに東京15区や長崎3区など衆院3補選とも時期が重なり、吉村洋文代表(大阪府知事)が現地入りできたのは告示前の一度きりだった。

こうしたマイナス要素を選挙のたびに吹き飛ばしてきた「最後は維新」という無党派層を中心とした風が、今回の市長選では吹かなかった形だ。

一方、市議選では維新は改選前の4人から1人増やした。維新人気の堅調ぶりを示す結果ともいえるが、全当選者の獲得票数は前回から877票減らしている。中堅議員は「局所的敗北と楽観視できない」と、今回の市長選の結果に危機感を募らせている。(矢田幸己)

8014OS5:2024/05/10(金) 01:45:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/89b34c13140f4e2eb1e115b163455910b004eaba
維新の会の奈良県議、近鉄電車に踏切内ではねられ死亡
5/10(金) 0:39配信


読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 9日午後6時10分頃、奈良県大和高田市日之出町の近鉄大阪線高田第3号踏切(警報機、遮断機付き)で、日本維新の会の福田倫也県議(41)が、大阪上本町発伊勢中川行き急行電車(6両)にはねられ、死亡した。乗客約400人にけがはなかった。近鉄は同線五位堂―大和八木駅間の上下線で約1時間運転を見合わせ、約1万人に影響した。

 県警によると、急行電車の運転士が、踏切内にいた福田県議に気づいて急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。福田県議は同県橿原市議などを経て、昨年4月の県議選(大和高田市選挙区)に維新公認で立候補し、初当選した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f674ec9858a28b7d42a85176a99f607c239b002e
維新の奈良県議、列車にはねられ死亡 大和高田の近鉄線の踏切
5/10(金) 0:25配信

朝日新聞デジタル
事故があった現場の踏切=2024年5月9日午後8時54分、奈良県大和高田市日之出町、仙道洸撮影

 9日午後6時10分ごろ、奈良県大和高田市日之出町の近鉄大阪線大和高田―松塚駅間の踏切で、日本維新の会所属の奈良県議、福田倫也氏(41)=選挙区・大和高田市=が伊勢中川行きの下り急行電車(6両編成)にはねられ、その場で死亡が確認された。

 奈良県警高田署によると、現場は遮断機のある踏切で、運転士は「踏切内で人影が見えて、ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。乗員や乗客にけがはなかった。

 この事故で最大約1時間20分の遅れが発生し、約1万人が影響を受けた。

 福田氏は元橿原市議。昨春の県議選に維新公認で立候補し初当選した。

朝日新聞社

8015OS5:2024/05/10(金) 14:26:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd06b7384419d28991d061e2f4225b28e278ce0e
奈良の維新の会・福田倫也県議死亡に「突然のことで大変驚き」「志を引き継ぐ」奈良県知事
5/10(金) 10:50配信
奈良県大和高田市の近鉄大阪線の踏切で9日夜、日本維新の会の奈良県議、福田倫也さん(41)が電車にはねられ死亡した事故を受け、維新県総支部代表の山下真知事は10日、「突然のことで大変驚いています。まだ41歳と若かったので、ご遺族のご心痛はいかばかりかと察するに余りありません。心よりご冥福をお祈りするとともに、故人が成し遂げられなかった志を同志として引き継いでいきます」とコメントした。

福田さんは9日午後6時10分ごろ、大和高田市日之出町の近鉄大阪線大和高田駅-松塚駅間の踏切で、大阪上本町発伊勢中川行き急行電車にはねられて死亡した。奈良県警高田署は福田さんが踏切内に立ち入って電車にはねられたとみて、詳しい経緯を調べている。

8016OS5:2024/05/10(金) 15:08:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6571632d5bf951c5cb9ae3f1f45dea0cf9ddf766
羽曳野市長選 元市職員の渡辺氏が立候補表明  人口減少対策など訴え
5/10(金) 14:06配信
産経新聞
任期満了に伴う大阪府羽曳野市長選(6月30日告示、7月7日投開票)で、元市職員の渡辺浩一氏(65)が9日、会見を開き、無所属での立候補を表明した。

渡辺氏は現在の市政について「人口減少への危機感が薄い」と指摘。人口減少に対応する戦略を策定すると打ち出した。渡辺氏は立命館大卒業後、昭和57年に同市役所に入庁。市長公室部長などを歴任した。

一方、現職の山入端創氏(43)は今年3月の市議会で、再選を目指しての立候補を表明。大阪維新の会から公認を得ている。

8017OS5:2024/05/12(日) 11:41:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/64c6f2e6cf5c099448fe06df4e8d8eb04173a0d3
相生市長選が告示、2人が立候補届け出 24年ぶりの選挙戦に 19日投開票
5/12(日) 9:49配信

神戸新聞NEXT
相生市役所=相生市旭1

 任期満了に伴う兵庫県相生市長選が12日告示された。午前9時の時点で、いずれも無所属で7期目を目指す現職谷口芳紀氏(75)=自民、公明推薦=と、元県議の新人小西彦治氏(52)の2人が立候補を届け出た。選挙戦となるのは2000年以来24年ぶり。


 立候補の受け付けは午後5時まで。投開票は19日に行われる。

 「子育て応援都市」を掲げる同市だが、少子化を食い止められていない。高齢化率は4割が間近に迫る。選挙戦では若年人口の増加策や、造船業の衰退によって沈滞する地域経済の活性化、医療体制の充実などが争点になるとみられる。(豊田 修)

8018OS5:2024/05/13(月) 08:43:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f51fa1312945931b3a68627bb3735978c8bbf30
市長選告示日に珍事 立候補届け出た新顔が夕方に辞退、結局無投票に
5/12(日) 20:30配信

朝日新聞デジタル
7回目の当選を決め、支持者から花束を受け取る谷口芳紀氏(中央)=12日午後5時26分、兵庫県相生市、宮沢崇志撮影

 兵庫県相生(あいおい)市長選が12日に告示され、無所属で現職の谷口芳紀氏(75)=自民、公明推薦=が6回連続の無投票で7回目の当選を決めた。新顔がこの日朝にいったん立候補届け出たが、午後になって立候補を辞退する異例の経緯となった。


 午後5時過ぎ、当選を決めた谷口氏は「私も経緯がつまびらかではないのだが、相生市を思う市民の情念の結果ではないか。相生の元気づくりに取り組みたい」と話した。

 市長選には、無所属で元兵庫県議の小西彦治氏(52)が立候補する意思を表明していた。

 小西氏はこの日朝、谷口氏に次ぐ届け出番号2番で手続きを済ませた後、市役所前で「長期政権は負の連鎖しかない。変えるべきことは変え、1期4年で全てやり遂げる」と訴えた。

 ところが午後4時50分ごろ、市選挙管理委員会を訪れ、立候補を辞退した。辞退届には、理由として「一身上の都合」と記したという。

 立候補辞退後、取材に応じた小西氏は「古くから支援していただいている県外の方から、『別の選挙に出てほしいので辞退してくれ』と言われた。相生市で訴えたいことがあったので残念だが、没収される供託金100万円はその方に補助していただけることになったので、辞退することにした」と話した。

朝日新聞社

8019OS5:2024/05/13(月) 08:49:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8fe67f2f054dbac160cd24a59c395b7b3c41a9e
現職の金剛氏が再選 高見、松下両氏を大差で下す - 奈良県宇陀市長選
5/13(月) 0:10配信
奈良新聞デジタル
再選を決めて支援者らと万歳する金剛氏=12日午後10時15分、宇陀市榛原篠楽の選挙事務所

 任期満了に伴う宇陀市長選挙は12日投票が行われ、即日開票の結果、現職の金剛一智氏(67)=無所属、自民・立憲民主・公明・国民民主推薦=が、前市長の高見省次氏(64)=無所属=と、政治団体代表の新人、松下幸治氏(51)=諸派=を破って再選を果たした。当日有権者数は2万3817人。投票率は69・36%で、4年前の前回(62・81%)を上回った。

 今回の市長選は現市政への評価を争点に、各候補が人口減少や高齢化の進行、行財政健全化、地域経済活性化といった市の課題解決に向けた政策を主張。

 午後10時5分ごろ、宇陀市榛原篠楽の金剛氏の選挙事務所に当選確実の知らせが届くと、集まった大勢の支援者から大きな拍手と歓声が上がった。直後に金剛氏が姿を現すと、支援者は口々に「おめでとう」と祝福した。金剛氏は支援者と万歳を三唱して喜び合い、「(市政を)過去に戻さず、今の流れを未来につなげていくための大きな意味を持つ選挙。宇陀を消滅させてなるものかとの思いで訴えてきた。過疎化、少子高齢化、人口減少といった課題もたくさんあるが、宇陀の底力を発揮して未来に切り開いていきたい」と述べた。

 一方、市長選と同日選で実施された市議会議員選挙(定数12)は、前職8人、新人3人、元職1人の当選が決まった。

 投票率は69・37%で、4年前の前回(65・36%)を上回った。

8020OS5:2024/05/13(月) 14:29:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/06abf90a21c2715e3761cbd85613c2d919e5d819
首長「ちゃぶ台返しだ」VS議会「高額な施設いらぬ」小さな町で対立…文化センター建設に維新、共産町議ら反発
5/13(月) 11:50配信

読売新聞オンライン
総合文化センター(仮称)建設が予定されている町有地(大阪府田尻町で)

 大阪府田尻町の総合文化センター(仮称)建設を巡り、町と町議会の対立が続いている。基本計画には賛成していた議会が、選挙で顔ぶれが変わった後、反対に転じ、2024年度当初予算から関連事業費が削除され、建設の是非を問う住民投票の実施も要求された。建設推進を掲げて町長選に当選した栗山美政町長は議会の対応を批判するが、解決の糸口は見えない。(北口節子)


住民投票案で揺れる
 「住民の意見を積み重ね、進めてきたのに、ちゃぶ台返しをしている」――。4月15日、センター建設に反対する大阪維新の会や共産党の会派の町議らが、住民投票の実施条例案を臨時議会に提出。賛成多数で可決されると、栗山町長は審議のやり直しを求める再議を申し立て、議場で声を震わせた。

 再議により、住民投票条例案は可決に必要な出席議員の3分の2の賛成を得られず、廃案になったが、対立の火種は残ったままだ。

計画全面見直し
 総合文化センターは、町が公民館の老朽化を受けて「各世代が集う場所」として建設を決め、2020年度に基本構想を策定。予定地は南海吉見ノ里駅近くの町有地で、ホールや蔵書5万冊の図書館、展示室などを備え、災害時には住民の避難場所として活用することも想定している。

 町議会も、22年3月にはセンターの建設費を約31億円とする概算事業費を示した町の基本計画を承認。23年3月の議会では、約4億4300万円の整備事業費を盛り込んだ予算案を可決していた。

 ところが、23年4月の町議選(定数10)で新人5人が当選し、顔ぶれが変わると、議会は態度を一変させた。同5月の臨時議会で「高額な予算を伴う施設は必要ない」などと建設計画の全面見直しを求める決議を賛成多数で採択した。背景には、栗山町長への反発があるようだ。

 他方で、同11月の町長選では、センターの建設推進を公約に掲げた栗山町長が3選を果たした。町は「住民の意思は確認できた」として今年3月、関連事業費を盛り込んだ当初予算案を議会に提出したが、町議会は反対多数で否決。町は関連費などを削除した予算案を出し直し、可決された。

町民「代案を」
 議会の姿勢に疑問の声を上げる町民もいる。4月20日、町議会がセンター建設について町民向けに開いた公開討論会では、参加した95人から「反対するなら代案を出すべきだ」「町長の不信任案を出せばいい」と議会を批判する意見も出た。建設反対派の議員らは「過剰投資で、子どもの世代につけを回すことはできない」「最優先で取り組むべき事業ではない」と説いたが、出席した男性(79)は「小さな町なのに、対立が続いているのが情けない」とこぼした。

 町PTA連絡協議会の会長を務める妹尾晃典さん(37)は、町民の意見や要望を町と町議会に届けるため、市民団体「田尻町のこどもと教育を考える会」を新たに設立した。これ以上混乱が続くようなら、議会の解散請求も検討するという。「子どもたちのため、町の利益のため、一人でも多くの町民に関心をもってもらい、対立の解消につながれば」と話す。

8021OS5:2024/05/14(火) 20:39:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/57b939043c6006ba55301302ecc6afcb87281ade
大阪・大東市議会が副市長案を否決 元職員の新市長、出だしつまずく…新議長・副議長選出
5/14(火) 18:01配信
産経新聞
大阪府大東市の逢坂伸子市長

大阪府大東市議会で14日、逢坂伸子市長が提案した副市長の人事案が反対多数で否決された。副市長の人事案が否決されるのはまれ。元市職員の強みを訴えて市長選に当選し、今月5日に就任した逢坂氏だったが、出だしからつまずいた格好だ。

野田一之前副市長は3期務めた東坂浩一前市長の退任とともに今月辞職した。逢坂氏は後任に東克宏理事兼都市経営部長(60)を充てる人事案を、この日の本会議に提出。無記名で採決が行われた結果、賛成5票、反対が11票だった。引き続き副市長が不在となる。

議会側との間で調整不足があったとみられる。逢坂氏は14日午後、自身のX(旧ツイッター)に「めげずに、大東市民のために頑張ります」と投稿した。

逢坂氏は4月の市長選で地域政党「大阪維新の会」の公認候補と共産党が推薦する候補を破って初当選を果たした。

大東市議会は14日、新たな議長に酒井一樹氏(53)=公明党、4期目=を、副議長に木田伸幸氏(44)=維新、2期目=をそれぞれ選出した。任期は慣例で1年。

8022OS5:2024/05/16(木) 12:25:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/824fdd3c37621f1b7f60f21b3905cf9029551977
自民・中井氏が府議会副議長就任、公明は擁立断念…維新「万博賛成明確でない会派は望ましくない」
5/16(木) 12:03配信

読売新聞オンライン
大阪府庁

 大阪府議会(定数79、欠員1)の新しい副議長に、第3会派・自民党の中井源樹氏が就任する見通しとなったことが15日、わかった。副議長は慣例的に第2会派のポストだが、現在の第2会派・公明党が、第1会派の地域政党・大阪維新の会との対立から、副議長獲得を断念した。

 府議会の主な会派構成は大阪維新の会が52人、公明が14人、自民が7人。維新と協調関係にあった公明は、第2会派になった2022、23年に副議長を輩出した。

 しかし、23年に維新が次期衆院選を巡って、公明現職のいる関西6選挙区に対抗馬の擁立を決めたことで、両者の関係が悪化。公明は、維新が誘致を主導した大阪・関西万博に慎重姿勢を示すようになった。

 維新内で「万博に賛成の立場を明確にしない会派からの選出は望ましいのか」との声が噴出。副議長の選出は、府議会の過半数を握る維新の動向で決まることから、公明は擁立を見送った。

 20日に開会する府議会で正副議長が選出され、議長は維新の中谷恭典氏となる見通し。

8023OS5:2024/05/16(木) 15:26:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/824fdd3c37621f1b7f60f21b3905cf9029551977
自民・中井氏が府議会副議長就任、公明は擁立断念…維新「万博賛成明確でない会派は望ましくない」
5/16(木) 12:03配信

読売新聞オンライン
大阪府庁

 大阪府議会(定数79、欠員1)の新しい副議長に、第3会派・自民党の中井源樹氏が就任する見通しとなったことが15日、わかった。副議長は慣例的に第2会派のポストだが、現在の第2会派・公明党が、第1会派の地域政党・大阪維新の会との対立から、副議長獲得を断念した。

 府議会の主な会派構成は大阪維新の会が52人、公明が14人、自民が7人。維新と協調関係にあった公明は、第2会派になった2022、23年に副議長を輩出した。

 しかし、23年に維新が次期衆院選を巡って、公明現職のいる関西6選挙区に対抗馬の擁立を決めたことで、両者の関係が悪化。公明は、維新が誘致を主導した大阪・関西万博に慎重姿勢を示すようになった。

 維新内で「万博に賛成の立場を明確にしない会派からの選出は望ましいのか」との声が噴出。副議長の選出は、府議会の過半数を握る維新の動向で決まることから、公明は擁立を見送った。

 20日に開会する府議会で正副議長が選出され、議長は維新の中谷恭典氏となる見通し。

8024OS5:2024/05/19(日) 18:18:01
https://www.sankei.com/article/20240516-SQIIES26WBMD5KDRAZSUEVTS2Y/
斎藤兵庫県知事「パワハラ」疑惑 百条委設置が加速へ 最大会派自民の検討で
2024/5/16 19:20
兵庫県の西播磨県民局長だった男性(60)が斎藤元彦知事らの言動を「違法行為」などと指摘し、懲戒処分を受けた問題で、県議会は16日、各会派の代表者会議を開いた。関係者によると、非公開の会議では、自民が地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置を検討していると説明した。他会派や無所属議員の中には百条委の必要性を訴える声があり、最大会派の自民が検討に入ったことで百条委設置の動きが加速する可能性がある。

関係者によると、自民は15日に総会を開き、斎藤氏のパワハラ疑惑などが記載された文書内容を調査する第三者機関や、百条委について協議。百条委に関しては、会派内で設置の必要性や時期などをめぐって意見が割れているといい、自民幹部は取材に「温度差がある。会派の中でもいろいろ意見が出たので、検討を進めていく」と話した。

県議会では、第4会派のひょうご県民連合(9人)なども設置を目指す意向を示している。85議席(議長を除く)のうち過半数の賛成で設置されるため、35議席(同)を占める自民の方針が設置を大きく左右する。

複数の会派幹部らによると、この日の代表者会議では自民と公明が第三者機関の設置を県に要請する意向を示し、維新は今後の団総会での協議で方針を決定すると説明。設置要請の意向がまとまれば、議長から県に申し入れる方針が決まったという。

一方、共産(2人)はこの日、第三者機関を設置するよう県に申し入れた。

8025OS5:2024/05/19(日) 18:29:48

高見省次 元市議 
2014年落選 2018年当選 >>6721-6722市議会解散 
2020年失職→出馬落選
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20240512/2050016018.html
宇陀市長選 現職の金剛一智氏 2回目の当選
05月12日 23時05分

任期満了に伴う宇陀市の市長選挙は、現職の金剛一智氏が2回目の当選を果たしました。

宇陀市長選挙の開票結果です。
▼金剛一智、無所属・現。当選。1万1130票。
▼高見省次、無所属・元。3549票。
▼松下幸治、諸派・新。1445票。
無所属の現職で、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した金剛氏が、元市長と新人を抑え、2回目の当選を果たしました。
金剛氏は67歳。奈良県のまちづくり推進局長などを務めたあと、前回・4年前の市長選挙で初当選しました。
金剛氏は、「小中学校などの給食費の無償化に早速取りかかりたい。宇陀で活躍したい、住みたい、子どもを育てたい、そう思えるまちになるよう頑張っていきたい」と話しています。

8026OS5:2024/05/20(月) 08:05:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/7899f7b4d231483a218dd3718178b26c1ca3136f
奈良の香芝市長選、35歳弁護士が初当選 維新知事が推す現職ら破る
5/20(月) 1:00配信

朝日新聞デジタル
香芝市長選で初当選を決め、万歳をする三橋和史氏(左から2人目)=2024年5月19日、香芝市、清水謙司撮影

 香芝市長選が19日投開票され、無所属で新顔の三橋和史氏(35)が、前市長の吉田弘明氏(63)、現職の福岡憲宏氏(50)、新顔の中瀬弘氏(72)=いずれも無所属=を破って当選した。

【写真】香芝市長選で敗戦の弁を述べる現職の福岡憲宏氏=2024年5月19日、香芝市、今井邦彦撮影

 得票は、三橋氏9215票▽福岡氏8187票▽吉田氏7542票▽中瀬氏2021票。当日有権者数は6万3288人、投票率は43・22%(前回43・09%)だった。

 三橋氏は争点となった小学校統廃合について見直しを訴え、子ども人口を増やすことの重要性を主張。子育て支援と共に高齢者対策も訴えた。若さと共に県職員や奈良市議のほか、現職弁護士の経験もアピール。知名度向上が課題だったが、地元育ちを訴えて浸透を図り、市議長らの支援を受けて支持を広げた。

 三橋氏は初当選が決まると、事務所に姿をみせた。集まった支持者に、「香芝市発展に向け、市民の立場に立ってきめ細やかな行政を実現するという公約をしっかりと果たしていきたい」と決意を述べた。

 福岡氏は立憲、維新県総支部、国民の推薦を受け、第2子以降の保育料一律無償化など1期4年の実績を強調。告示日には山下真・奈良県知事が選挙カーに同乗して応援したが、再選を果たせなかった。

 福岡氏は落選の知らせを受け、山下知事ら支持者を前に、「力及ばず、本当にすみません。私が市長になってすぐにコロナ禍があり、大変な期間が長かったが、職員はよくやってくれた。再選できなかったのは私の責任だ」と淡々と述べた。

 吉田氏は市長時代の実績などを訴えたが、返り咲きを果たすことはできなかった。中瀬氏は学校統合の白紙撤回を訴えたが、票が伸びなかった。

 市議補選(被選挙数1)も同日投開票され、当選者が決まった。投票率は43・21%だった。(神田剛、仙道洸、今井邦彦)

朝日新聞社


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