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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ
7669
:
OS5
:2023/04/12(水) 20:03:42
◆これまでの慣習をPRに逆利用
ちなみに、知事や市長といった首長選では、幅広い支持を取り付けるために所属する政党から一時的に離党してから臨むのが一般的でした。あくまでも慣習に過ぎませんが、長らく自民党で国家議員を務めていた故・石原慎太郎さんも、1999年に東京都知事選に出馬するときは無所属という形式を取っていました。
維新の候補者は首長選でも無所属という形式を取らず、維新公認を全面的に打ち出しています。吉村洋文候補・横山英幸候補が当選した今回の府知事選・市長選でも同じです。
一方、府知事選に出馬した候補者のうち、共産党で国会議員経験のある辰巳孝太郎候補は無所属、自民党・立憲民主党などが推薦した谷口真由美候補はアップデートおおさかという超党派による団体が擁立したことになっています。また、自民党市議から市長選に出馬した北野妙子候補も自民党公認候補ではなく、アップデートおおさかが擁立しています。
前述したように、知事選・市長選では自身の所属する政党を離党してから立候補するのが一般的です。しかし、維新はそうした超党派による立候補者の擁立を「自民党から共産党までがグルになって改革を邪魔しようとしている」とPR材料に逆利用。それは少なからず一定の効果を発揮してきました。
◆街頭演説で支持者の心をつかむフレーズ
橋下徹さん、松井一郎さん、そして吉村洋文知事の街頭演説に足を運ぶと、毎回「自民党から共産党までがグルになって維新を〜〜」という話が出てきます。この定型句は10年以上も続けられていますが、現在も支持者の心をつかむフレーズになっているようです。
維新は「昔の府知事や市長は団体や職員といった既得権益を握る集団ばかりに目を向けていて、府民・市民に顔を向けていなかった」と主張し、だから府民・市民のために「身を切る改革をする」と盛んに訴えてきました。そして、維新以外の政治勢力を「身を切る改革を阻んでいる」との図式をつくり上げてきたのです。
こうした背景もあり、長らく大阪の選挙では維新VS反維新の二項対立で語られてきました。それは、今回の大阪4選挙でも変わりません。
◆維新が熱狂を生み出し続ける理由
二項対立による政治は、分断政治と呼ばれる手法です。分断政治は大阪だけの現象ではありませんが、昨今は対立構図をわかりやすく示した分断政治のほうが票を集めやすいという政治トレンドが背景にあり、それが大阪では支持を集めています。
そして、維新が大阪で圧倒的に支持されている理由は、なによりも「停滞している大阪を変えた」と有権者に思わせていることです。その熱狂が維新の力の源泉でもあります。
維新の候補者を押し退けて当選するためには、候補者が地域をこまめに回りながらも、普段は投票に行かない無関心層にも興味を持ってもらえるような熱狂的なムードを生み出す必要があったのです。それは言葉で説明するのは簡単ですが、かなりの難題です。
新型コロナウイルスによる行動制限が緩和されているとはいえ、いまだ多くの人が一堂に集まることや大声で話すこと、握手といった接触に抵抗を覚える人は少なくありません。そうした状況に置かれた選挙戦では有権者との接触は少なくなり、どうしても熱狂を生み出しづらくなっているのです。
取り巻く環境は維新側も同じですが、いまや維新は大阪でステークスホルダーです。維新政治の10年間は、それまで大阪の有権者が抱いてきた政治不信を払拭させるには十分な訴求力がありました。
◆“失われた30年間”で自民への不信が高まる
では、その前提にある大阪に政治不信が蔓延した理由は何だったのでしょうか? その理由はいくつかありますが、ひとつの理由として考えられるのが経済の停滞です。大阪経済は町工場や中小企業によって支えられてきました。それは“失われた30年間”で完全に沈下したのです。
大阪経済の沈下は政治の不作為の結果です。だから、長らく大阪で政治を担ってきた自民党への不信感が高まったことは自然な成り行きといえます。
しかし、維新政治が始まってから10年が経過しています。この10年間、維新がまったく政治をしてこなかったのならともかく、知事・市長の2トップが手を取り合って政策を進めてきました。
どんな素晴らしい政治でも、万人が是とする政治はありません。また、どんなに優れた政策であっても進め方が拙速だったり、社会状況の変化によってダメな政策に早変わりすることもあります。政治に完璧はありません。
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