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国際政治・世界事情

5460チバQ:2012/12/11(火) 22:30:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121211/mds12121117060001-n1.htm
暫定首相を軍が拘束 マリ、さらに混迷
2012.12.11 17:04

ニューヨークの国連本部で演説するマリ暫定政府のディアラ首相=9月26日(AP)
 西アフリカ・マリからの報道によると、同国軍兵士が10日夜、ディアラ暫定政府首相の身柄を拘束し、ディアラ氏は11日未明、国営テレビを通じて暫定政府の総辞職を表明した。拘束は3月に首都バマコで起きた反乱軍のクーデターを主導したサノゴ大尉の指示という。

 マリではクーデター後、イスラム過激派らが北部を制圧し、国土は事実上、南北に二分された。南部側では4月に議会議長だったトラオレ氏が暫定大統領に就任し暫定政府が発足したが、今回の事態で情勢はさらに混迷が深まった。

 拘束の理由は不明だが、最近、ディアラ氏と軍部の対立が深まっていたという。マリの過激派掃討を目的とする西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の軍事介入計画にも影響を及ぼす恐れがありそうだ。

 軍関係者はロイター通信に対し「暫定大統領はその地位にとどまっており、クーデターではない」と述べた。(共同)

5461チバQ:2012/12/11(火) 23:12:17
http://mainichi.jp/select/news/20121212k0000m030058000c.html
エジプト:与野党「100万人デモ」へ
毎日新聞 2012年12月11日 20時35分

 【カイロ樋口直樹】エジプト新憲法案の是非を問う15日の国民投票を前に、モルシ大統領を支持するイスラム勢力と、イスラム色の濃い新憲法案に抗議する世俗派中心の野党勢力は11日夕(日本時間同日深夜)、首都カイロ郊外などでそれぞれ「100万人デモ」に突入する。両勢力の集合地は異なるが、移動中などに接触し、衝突に発展する可能性もある。カイロ郊外の大統領宮殿周辺にはバリケードが築かれ、デモ隊の乱入に備えている。

 両勢力の大規模デモに向けて緊張が高まる中、カイロ中心部のタハリール広場では11日未明、抗議の居座りを続ける野党支持者のテントが襲撃された。ロイター通信などによると、マスク姿の男たちがテントに向けて銃を発砲したり、火炎瓶を投げつけたりして、9人にけがをさせた。広場の野党支持者は、大統領支持派が野党のデモを妨害するために仕掛けたものだと反発しているという。

 野党側は11日午後、カイロ市内など数カ所の集合地から再び、郊外の大統領宮殿に向けて行進する。宮殿前では先週、与野党の衝突で死者7人、負傷者300人以上を出す惨事が起きたばかり。その後、共和国防衛隊が警備に就いたが、野党勢力のデモ隊に突破されるなど不安定な状況が続いた。国軍は与野党双方に暴力の停止と対話の再開を要求。9日深夜には、国軍に治安維持の強化を命じる新たな大統領令が施行された。

5462チバQ:2012/12/12(水) 22:45:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012121201050
小政党の議席獲得に道=3期目初の教書演説−ロ大統領

12日、モスクワで、年次教書演説を行うロシアのプーチン大統領(EPA=時事) 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は12日、クレムリンに上下両院議員を集めて年次教書演説を行い、政治改革や経済成長への指針を示した。この中で、大政党に有利な2007年からの現行の選挙制度を、小政党の議席獲得に道を開く旧制度に戻すことを提案した。
 プーチン氏の年次教書演説は、5月の大統領復帰後初めて。
 11年から続いた反政権デモを受けて野党勢力の改革要求に配慮。一方で国民の道徳心・愛国心に訴えることにも時間を割いた。通算3期目の任期6年を見据え、国内基盤の強化を重視したもようだ。日本を含めた外交関係に具体的な言及はなかった。
 プーチン大統領は「ロシアの民主主義は、外国の基準ではなく、自国の伝統に基づくべきだ」と強調、外圧による民主化を拒否した。その上で、下院選の小選挙区比例代表並立制の復活に踏み込み、今は認められない選挙時の小政党連合も形成できるよう「検討しよう」と述べた。(2012/12/12-21:16)

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5463チバQ:2012/12/12(水) 22:46:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012121200135
「ドイツ寄り」「物事を単純化」=イタリア前・現首相、危機めぐり応酬
 【カイロ時事】「ドイツ寄りの(緊縮)策で危機を深刻化させた」「ギリシャのような財政危機を脱し、同時に急成長できる方法があるなら教えてもらいたい」。イタリアで首相返り咲きを目指すベルルスコーニ前首相と、辞意を示したモンティ首相が11日、金融危機回避に向けた改革をめぐり応酬を繰り広げた。
 ベルルスコーニ氏は民放番組で、欧州連合(EU)加盟国に財政規律の厳格化を求めるドイツを厳しく批判。モンティ氏が財政再建のために断行した大規模な歳出削減は、ドイツに追従した緊縮財政で景気悪化を招いたと攻撃した。
 また、イタリア国債への信用度を反映するドイツ国債との利回り格差は「政権を引きずり下ろすためのトリックだ」と断言。昨秋のベルルスコーニ政権崩壊を正当化するために利用されたと批判した。
 一方、モンティ首相は国営テレビで、ベルルスコーニ氏の批判を念頭に、「物事を極端に単純化したり、魔法のような解決策を見せる風潮が出ている」と反論。ポピュリズム(大衆迎合)の台頭で構造改革が後退しかねない事態に警戒感を示した。(2012/12/12-08:20)

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5464チバQ:2012/12/12(水) 23:14:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012121202000110.html
イタリア 改革路線継続か否か モンティ首相去就も注目
2012年12月12日 朝刊

 【パリ=野村悦芳】モンティ首相の突然の辞意やベルルスコーニ前首相の政権奪回に向けた出馬表明で、イタリア政界が混沌(こんとん)としてきた。来年二月にも実施される総選挙は、モンティ氏が進めてきた痛みを伴う改革路線を継続するか否かの分かれ道となる。

 AFP通信によると、モンティ氏は十一日、「(就任した)十三カ月前、国は極めて難しい状況だった。数年前に対策を取っていればよかったが」と前首相の手腕を批判した。九日の辞意表明でもベルルスコーニ氏が政権に反旗を翻したことを理由に挙げ政権が倒れる責任が同氏にあるとの認識を広めた。

 モンティ氏は次期総選挙への出馬について「今の段階では考えていない」と言葉を濁すが、手腕を高く評価する中道勢力や財界には首相候補として担ぎ出す動きが活発化している。モンティ氏を擁立する政党が現れれば30%超の支持が集まるとの世論調査もある。

 ただ本人は慎重だ。ベルサニ書記長を首相候補に擁し支持率首位を走る中道左派、民主党が改革継承を打ち出しており、競合して票が割れれば反対勢力を利する恐れが生まれる。このため次期大統領か経済閣僚に就任するとの見方も根強い。

 ベルルスコーニ氏率いる中道右派、自由国民の人気は15%と低迷するが、反緊縮策の新興勢力「五つ星運動」が支持率二位に浮上するなど不況や高失業率への国民の不満は高く、改革派の圧勝は約束されていない。

 一方、ベルルスコーニ氏は十一日のテレビで「ドイツ寄りの政策で経済を悪化させた」とモンティ氏を批判した。人気低迷で四回目の首相就任の可能性は低く、劣勢を覆すには反モンティの主張を強めるしかない状況だ。

5465チバQ:2012/12/12(水) 23:17:17
>>5460
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2916039/9980755
マリ暫定首相が辞任表明、軍兵士に拘束された後
2012年12月11日 19:15 発信地:バマコ/マリ
【12月11日 AFP】西アフリカのマリで11日、シェイク・モディボ・ディアラ(Cheick Modibo Diarra)暫定政府首相が、3月のクーデターを主導したアマドゥ・サノゴ(Amadou Sanogo)大尉の指令を受けた軍兵士に自宅で拘束され、数時間後に辞任を表明した。

 ディアラ暫定首相は国営放送ORTMで短い声明を発表。「私、シェイク・モディボ・ディアラは政権とともに辞任する」と述べた。辞任の理由については明らかにしていない。

 マリは、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)とつながりを持つイスラム武装集団が北部を掌握しており、実質的に国が二分された状態だったが、首相辞任でいっそうの混乱に陥ることになる。

 辞任発表の数時間前、首相の側近は、首都バマコ(Bamako)郊外のカチ(Kati)兵舎から来た軍兵士およそ20人に首相が拘束されたと語っていた。カチ兵舎は前のクーデターの際に拠点となった場所。「兵士らは首相を拘束するためにサノゴ大尉に派遣されたと言った」と同側近は語っていた。(c)AFP

http://www.cnn.co.jp/world/35025639.html
マリ暫定首相、国軍兵に拘束された直後に辞任表明
2012.12.12 Wed posted at 12:28 JST

(CNN) 西アフリカ・マリのシェイク・モディボ・ディアラ暫定首相が11日、国営テレビで突然辞任を表明した。暫定首相はこの前日、国軍兵によって自宅から連行され、身柄を拘束されていた。

マリでは3月に反乱軍のクーデターが発生し、イスラム武装勢力が台頭するなど政情不安が強まっている。

当局者によると、ディアラ暫定首相は10日に療養のためパリに向かう予定だったが、同日午後11時ごろ、武装した兵士がトラック3台で自宅に乗り付け、軍の本部に連行された。同本部では、3月のクーデターを主導したアマドゥ・サノゴ大尉に会ったという。

テレビ局関係者の話では、ディアラ暫定首相は11日午前1時ごろ、武装した兵士に放送局に連れて来られ、兵士が声明文を渡した。「(首相が読むのを)強要されていたかどうかはわからない」と関係者は語る。

ディアラ氏は「マリは歴史上最も困難な時期を経験している。何が起こるかわからない不安の中で、国民は自分たちが不幸な状況に置かれていると知っている。それが私が今日辞任する理由だ」と語った。

ディアラ氏の現在の居場所は不明だが、側近によると、まだ首都バマコにいると思われる。拘束された時点で負傷はしていなかったという。

陸軍の報道官は、ディアラ氏を拘束したのはサノゴ大尉の一派で、軍当局者の大部分は拘束について知らされておらず、現在の状況も不明だと話している。

同国は3月のクーデターで大統領が辞任し、独立運動を続けてきたトゥアレグ族の武装集団が政情不安に乗じて北部の一部を制圧。トゥアレグ族と、北部地域の3分の2を制圧している国際テロ組織アルカイダ系勢力との間で抗争も起きている。

5466チバQ:2012/12/12(水) 23:17:45
http://www.cnn.co.jp/world/35025646.html
英政府、同性婚合法化の法案発表 イングランドとウェールズで
2012.12.12 Wed posted at 13:06 JST

(CNN) 英国のミラー女性・機会均等担当相は11日、イングランドとウェールズで同性婚を合法化する法案を来年初めに提出すると発表した。

ミラー氏は「互いに愛し合い、誓い合うカップルの前に、国が立ちふさがってはならない」「法改正により、社会における結婚はより強固なものになり、現代的な生きた伝統であり続ける。すべての人にとって、より公平な社会も築かれる」と指摘した。

ただし、同性間の結婚式を望まない宗教団体に対して、式を取り行うよう強制することはしないとした。また、イングランド教会とウェールズ教会は、同性婚を禁じた教会の規定が改正されない限り、式を行うことは禁止される。

英国ではスコットランド議会で同性婚の合法化に向けた法制化が進む一方、北アイルランド議会は10月に、同性婚合法化の法案を否決している。

5467チバQ:2012/12/13(木) 23:02:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121213/mds12121321260006-n1.htm
国民投票乱用による「同胞団」支配を警戒 反モルシー派 
2012.12.13 21:24 (1/2ページ)
 エジプトの新憲法案の是非を問う国民投票で、世俗主義勢力を中心とする反モルシー派の根底にあるのは、モルシー大統領が新憲法を通じ、自らの母体であるムスリム同胞団による支配を確立しようとしているのではないか、との疑念だ。

 新憲法案はまず、大統領が国政の重要問題に関し、いつでも国民投票を実施する権限を持ち、その結果は司法を含む「あらゆる国家機関を拘束する」としている。

 民意がすべてに優先されるとの“理念”を強調したようにみえるが、反モルシー派や民主化勢力は「国民投票が乱用され、ポピュリズムに陥る危険性が高い」と批判。特に、組織力が強固な同胞団を通じてモルシー氏が大衆を動員し、司法や議会の監視機能を骨抜きにするとの懸念がある。

 自由や権利が制限されかねないとの批判も根強い。新憲法案では報道の自由について、裁判所の決定があれば、出版物の発行禁止や報道機関の閉鎖も可能だと規定、必要に応じて検閲も実施することができるとしており、独立系メディアは「恣意的な運用の余地がある」と反発を強めている。

 早くから関心が集まっていたイスラム法(シャリーア)の扱いについては、「シャリーアの諸原則を主要な法源とする」と、ムバラク前政権での旧憲法の表現を踏襲。国民の約9割がイスラム教徒で、同条文への表立った異論は少ないが、モルシー政権下で急速なイスラム化が進むという警戒感も指摘されている。

 一方で新憲法案は、モルシー氏が自らに絶大な権限を付与した憲法宣言を発布する中、急ピッチで承認された経緯があるだけに、反モルシー派は「そもそも正当性がない」との立場だ。

 国連人権高等弁務官事務所のピレー高等弁務官は、政権側の強引な手法に疑問を呈した上で、女性や宗教マイノリティの権利擁護などが明文化されていないなど「権利規定は旧憲法より弱まっている」と批判した。(カイロ 大内清)

5468チバQ:2012/12/13(木) 23:08:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2012121300095
ベルルスコーニ氏、返り咲き断念=モンティ首相に出馬提案?−伊
 【カイロ時事】来年のイタリア総選挙で首相返り咲きを目指すベルルスコーニ前首相(76)は12日、モンティ首相(69)が中道右派の首相候補として出馬を決断すれば、自身は身を引く用意があると語った。ただ「現時点では私が引き続き首相候補」とも述べ、発言の真意をめぐり臆測を呼んだ。
 AGI通信によると、ローマで開かれたイベントに出席したベルルスコーニ氏は「もしモンティ首相が(中道右派を)率いるなら、私は出馬しない」と明言。「自ら進んで出馬したのではなく、支持者が推したからだ」と釈明した。
 また、自らが率いる政党「自由国民」を軸とする中道右派連合の首相候補になるようモンティ氏に提案したと説明。ただ同氏は出馬意向を示さなかったという。
 その直後、「(中道右派の)首相候補は引き続き私だ」「(自由国民の)アルファノ幹事長が首相の有力候補だ」と発言が二転三転。伊紙はベルルスコーニ流の「ジョーク」として、同氏は出馬を断念しないとみている。(2012/12/13-07:03)

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5469チバQ:2012/12/14(金) 21:32:54
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000m030032000c.html
反プーチン:デモから1年 厳しい締め付けで退潮傾向に
毎日新聞 2012年12月14日 19時08分

 【モスクワ大前仁】ロシアで昨年12月の下院選不正疑惑を発端とした抗議デモの発生から1年がたった。野党勢力は15日に1周年のデモを予定しているが、政権の締め付けが厳しく、反プーチン運動は退潮傾向にある。

 「12人いた本部職員の4人が給与を受け取れずに辞めた。国内50カ所の事務所のうち20カ所を閉じている」。下院選の際、約7800件の不正行為を告発したロシア最大の選挙監視団体「ゴーロス(ロシア語で声の意味)」のメリコニャンツ副代表は、現状をこう説明した。

 00年に設立されたゴーロスは、最大約2100万ルーブル(約5600万円)の年間予算の7割を米政府の対外援助機関である米国際開発庁(USAID)の基金に頼ってきた。しかしロシア政府が9月、米側に基金の受け取り拒否を伝え、最大の資金源を止められた。下院選の不正行為を告発したことから、プーチン政権が「報復」したといえる。

 ゴーロスは現在、政府が提供する基金への申請を検討中という。数百万ルーブルの基金を得られれば活動の助けにはなるが、「独立性を保てるのか」(メリコニャンツ氏)と難しい判断を迫られている。

 ロシア政府はプーチン氏が5月に大統領復帰後、野党勢力の封じ込め策を続けてきた。6月にはデモ規定違反者への罰金の大幅引き上げを決定。外国から資金を受け取り政治活動を営む非政府組織(NGO)に対し、「外国の代理人」として登録し、報告を義務づける法律も定めた。治安部隊と衝突した5月のデモでは、参加者19人を「騒乱に参加した罪」などで起訴。被告1人が4年6月の自由剥奪(禁錮)刑の有罪判決を受けている。

 野党勢力は今春以降も大規模デモを開いてきたが、当初の熱気は戻らない。独立系世論調査機関レバダ・センターによると、昨年12月の時点で44%がデモを支持したが、10月には30%へ低下した。

 野党指導者のグトコフ元下院議員は「多くの国民が強権的な政府に服従することに慣れてしまっている」と指摘。野党側がプーチン氏の退陣を要求するだけで「建設的な提案を出さなかったため、中間層の支持を失った」(政治評論家のムーヒン氏)ことも原因とみられている。

 巻き返しを図る野党勢力の足並みも乱れている。野党勢力は10月、インターネット上などで8万人以上が参加した「選挙」を実施。ネムツォフ元副首相をはじめ野党活動家ら45人の委員を選んで「調整評議会」を設立した。評議会は来年9月のモスクワ州知事選などに独自候補擁立を検討しており、反プーチン層の受け皿を目指す。だが、著名ブロガーのナバリヌイ氏らが「平和革命」を唱える一方、グトコフ氏らが「政府との対話」を訴えるなど、評議会内部の路線対立が顕著になっている。

 15日の1周年デモについて、評議会はモスクワ市と協議してきたが、ルート変更を求める市当局と対立し、開催許可を得られていない。当日は無許可デモを強行する方針で、治安当局との衝突など混乱も懸念されている。

5470チバQ:2012/12/14(金) 21:41:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121214-35025752-cnn-int
ウクライナ議会、初日から乱闘で負傷者 首相指名持ち越し
CNN.co.jp 12月14日(金)11時30分配信

(CNN) 10月の議会選挙を受けて発足したばかりのウクライナ議会で、初日から殴り合いの乱闘が発生し、議員1人が耳を引き裂かれるけがを負った。騒ぎの影響で、この日に予定されていた首相と議長の指名は翌日に持ち越された。

乱闘騒ぎは12日、議員2人が政策を翻したとの疑念から、野党議員がこの2人の宣誓就任を阻もうとしたことが発端となって発生した。この騒ぎで議員1人が片耳を引き裂かれ、残る議員は議場から締め出された。一部始終は議会チャンネルで生中継された。

議場を締め出された野党スボボダ党の議員たちは、議場の扉を破り、入り口の金属探知機を破壊して乱入。机の上や議長席の上を歩き回ったり、同僚議員の頭を踏みつけるなどして暴れた。負傷者の数は公表されていない

騒ぎを受けてこの日の審議は中断し、13日に再開することで合意した。

同国はプロスポーツ選手出身の議員が多いうえ、法律で議員の不逮捕特権を認めていて警察が介入できないことから、議員同士の乱闘は日常茶飯事になっている。なお、ボクシング世界ヘビー級のタイトルを持つビタリ・クリチコ氏も政党党首を務めているが、この日の乱闘には加わらなかった。

10月の選挙では、ヤヌコビッチ大統領率いる与党の地域党が政権の座に就いた。

5471チバQ:2012/12/14(金) 22:07:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121214/mds12121409010000-n1.htm
【シリア内戦】
シリア東部で数万人孤立 医療支援届かず
2012.12.14 09:00
 内戦状態が続くシリアで緊急医療支援活動を行う国際組織「国境なき医師団」は13日までに、東部デリゾールで負傷者を含む市民数万人が支援を受けられず孤立しているとして、アサド政権に支援活動を認めるよう求めた。

 国連によると、国外に退避したシリア難民は80万人以上、国内で住居を追われるなど支援を必要とする市民は250万人に上る。戦闘が激しい地域には支援スタッフが入ることもできず、国連や非政府組織(NGO)は負傷者や病人の病状悪化に懸念を示している。国境なき医師団は11月末にデリゾール周辺を調査した。昨年3月の反政府デモ本格化以前は人口60万人だったデリゾールの中心部は現在、戦闘の激化で市民がほとんど移動できない状態という。

 シリア各地で医療施設がシリア軍の攻撃対象となり、医療器具や医薬品が不足。トルコやヨルダンなど近隣諸国からの調達も困難になっている。(共同)

5472チバQ:2012/12/15(土) 11:36:06
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000e030169000c.html
イスラエル:外相、起訴を受け辞職…信託義務違反罪
毎日新聞 2012年12月15日 10時39分

 【エルサレム花岡洋二】イスラエル司法当局は13日、職務上の背信行為があったとしてリーベルマン外相を信託義務違反罪で起訴すると発表した。外相は14日、「裁判で疑いを晴らす」として辞職を表明した。来年1月22日に実施される議会総選挙ではリーベルマン氏の加わる統一会派が第1党(会派)に躍進することが有力視されているが、事件で支持率を落とす可能性もある。

 地元メディアによると、リーベルマン氏は声明で、選挙前に無罪判決を勝ち取ると主張。しかし、選挙までの短期間で結審するのは難しく、刑を減軽する司法取引を求める可能性も指摘されている。

5473チバQ:2012/12/15(土) 11:36:27
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000e030175000c.html
イタリア:モンティ氏の動向に注目…総選挙か大統領か
毎日新聞 2012年12月15日 11時05分(最終更新 12月15日 11時14分)


ブリュッセルでの欧州連合(EU)首脳会議に出席するイタリアのモンティ首相(左)=2012年12月14日、ロイター 【ローマ福島良典】財政再建下のイタリアで辞意を表明した経済学者、マリオ・モンティ首相(69)の「次の一手」が注目されている。イタリア経済を立て直したモンティ氏の支持率は依然、5割弱と高く、左右の2大政党はモンティ氏を軸とする第三極が出現する可能性に警戒を強めている。

 市民団体や中道政党の間で、来年2月後半に前倒しされる総選挙に次期首相候補として、出馬の期待が高まっている。「次の一手」には、総選挙出馬のほか、首相指名権限のある大統領への就任も取りざたされ、12月下旬までに態度を鮮明にするとの観測が広がっている。モンティ氏は10日、「現内閣の残り時間に全力を注ぐ。(その後は)まだ決めていない」と述べるにとどめた。

 イタリア紙レプブリカによると、モンティ氏に出馬を働きかけているのは▽中道政党「キリスト教中道民主連合」のピエール・フェルディナンド・カシーニ党首▽イタリア自動車メーカー、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長▽歴史学者のアンドレア・リッカルディ国際協力相ら。モンティ内閣の財政緊縮策や構造改革を支持する人々で、モンテゼーモロ氏は先月、モンティ氏支援の市民団体を旗揚げしたばかり。

 イタリアテレビが辞意表明後の10日に実施した世論調査によると、モンティ氏の支持率は45%。国外からもモンティ氏を推す声が上がっている。メルケル独首相は「モンティ内閣の改革を支持している」とエールを送り、11日付の英経済紙フィナンシャル・タイムズは社説で「モンティ氏が選挙に出馬すればイタリアにとって利益になる」と主張した。

 影響を受けるのは中道左派「民主党」だ。民主党は現在、政党支持率でトップを走っているが、モンティ氏が出馬すれば支持層の一部が流れるのは必至。民主党党首のピエルルイジ・ベルサニ書記長(61)は「モンティ氏は競争からは身を引くべきだ」と総選挙には出馬しないよう促している。

 一方、中道右派「自由国民」の首相候補として総選挙に出馬すると表明したシルビオ・ベルルスコーニ前首相(76)は11日、「モンティ政権下で経済は悪くなる一方だ」と指摘し、「ドイツ寄りの経済政策」を批判した。

5474チバQ:2012/12/16(日) 15:57:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121215/erp12121521080003-n1.htm
モスクワで無許可抗議集会 反政権派の退潮くっきり
2012.12.16 01:15
 【モスクワ=佐々木正明】ロシアの反政権勢力は15日、モスクワ中心部で無許可の抗議集会を行い、インタファクス通信によると参加者ら約40人が当局に一時拘束された。ただ、昨年末の与党側による下院選での大規模不正疑惑に端を発する反政権運動の勢いは衰えつつある。反政権派の内部では路線対立も表面化、一部のグループは当局を刺激するのは得策でないとして、不参加を呼びかけた。

 15日午後の集会では著名な反政権ブロガー、ナワリヌイ氏やテレビ司会者のサプチャク氏らが拘束された。警察によると参加者は約700人。ロイター通信は目撃者の話として約2000人が集まったと伝えた。

 プーチン政権の長期化に反対する勢力は、抗議のうねりが起きて今月で1年となるのを機に、露連邦保安局(FSB)本部庁舎周辺での抗議集会を計画。モスクワ市当局は交通に支障が出るとの理由で集会を許可しなかった。

 しかし、ナワリヌイ氏らは集会強行をネットなどで呼びかけ、治安当局は「不法者には相応の対応を取る」として、15日朝から周辺で厳重警戒に当たった。

 反政権勢力は3月の大統領選でプーチン氏が当選して以降、明確な目標を失い、集会の参加人数もかつての数万人規模から減少している。

 また、5月に発足したプーチン政権はデモ規制法制定などで締め付けを強めており、反政権派の中には「集会以外のやり方を考える必要がある」といった意見を持つ者も出てきた。

5475チバQ:2012/12/16(日) 18:11:07
http://www.asahi.com/international/update/1215/TKY201212150322.html
2012年12月16日11時3分
ロシアAPEC事業、不祥事だらけ 欠陥工事や不当支出
APECまでに建設が間に合わなかったウラジオストクのハイアットホテルの工事現場=西村大輔撮影


 【ウラジオストク=西村大輔】ロシア極東ウラジオストクで9月に開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に伴う大規模開発をめぐり、さまざまな不祥事が発覚。高官の逮捕や解任が相次いでいる。

 会計検査院の調査によると、APEC関連の開発に投じられた資金は約6900億ルーブル(約1兆9千億円)。しかし、計画された67施設のうち、建設が間に合ったのは3分の1の23施設だけだった。欠陥工事や不当支出などによる損失は150億ルーブル(約400億円)以上に達した。

 例えば、APEC向けに発注された船は結局納入されず、前払い金1億1千万ルーブル(約3億円)も返還されていないことが判明。新国際空港とAPEC会場のルースキー島を結ぶ道路では、落石などきわめて危険な状態の場所が少なくとも2カ所見つかった。新空港の駐車場では、大雨対策がとられなかったために冠水する重大な設計ミスがあった。

5476チバQ:2012/12/17(月) 19:59:29
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121128/mcb1211281427035-n1.htm
閣僚候補の英会話力チェック リトアニア2012.11.28 14:27
 10月の議会選を受け、組閣作業が進むバルト3国の一つリトアニアで、グリバウスカイテ大統領が27日、政権を奪取した社会民主党など中道左派の閣僚候補者と面談した際、英会話力をチェックした。タス通信が報じた。

 下野する中道右派の議員らはこれまで、中道左派の政治家について、国際会議などでリトアニアを十分に紹介できる英語力があるのかと疑問を呈するなどしていた。(共同)

5477チバQ:2012/12/17(月) 20:09:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012121600061
新憲法案、賛成が優勢=国民投票初日の開票結果−エジプト

15日、エジプトの首都カイロで進む新憲法案の賛否を問う国民投票の開票(AFP=時事) 【カイロ時事】エジプト新憲法案の賛否を問う国民投票は15日深夜、首都カイロなど10県で締め切られ、開票作業が行われた。政府系紙アルアハラム(電子版)が16日伝えた非公式集計結果では、賛成票が56.5%となった。最終結果は残る17県での22日の投票後になるが、憲法案は承認される見通しが強まっている。
 モルシ大統領の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の主導で作成された憲法案に、リベラル系や少数派のキリスト教系コプト教徒は反発。反対票を投じるよう呼び掛けた主要野党の連合体「国民救済戦線」は、多くの選挙違反行為を理由に「不正投票」と非難しており、投票前から高まった緊張が今後も続く可能性が高い。
 最終結果が出た中部アシュート県では賛成76.08%、北東部シャルキーヤ県でも65.94%、南部アスワン県で76.65%、北シナイ県で78.06%と賛成票が大きく上回った。一方、カイロでは同胞団が創設したイスラム政党、自由公正党の集計で、反対票が56.9%となった。(2012/12/17-01:01)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012121701038
正義求め「革命続く」=国民投票後も混乱必至−エジプト

エジプトの「革命の聖地」タハリール広場を埋める反モルシ大統領派のテント=16日、カイロ 【カイロ時事】15日行われた新憲法案の是非を問う国民投票1回目の結果で賛成票が優勢になったのに対し、イスラム勢力主導の憲法制定に反発する野党勢力は16日、正義実現へ「革命は続く」と、モルシ政権への対決姿勢を強めている。「抗議の暴力は必要悪」との声もあり、2回目の投票を22日に控え、混乱の火種が残っている。(2012/12/17-17:42)

5478チバQ:2012/12/17(月) 20:14:40
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/427364.html
南ア、正副大統領が議長の座争う 与党全国大会が開幕(12/16 15:55)

15日、南アフリカ中部ブルームフォンテーンで、道路の分離帯に設置されたマンデラ元大統領のポスター
 【ブルームフォンテーン共同】南アフリカで白人政権時代、アパルトヘイト(人種隔離)政策と闘った現与党アフリカ民族会議(ANC)の全国大会が16日、結成の地である中部ブルームフォンテーンで開幕。20日までの会期中に議長(党首)選を行い、現職のズマ大統領と副議長のモトランテ副大統領が対決する。

 南アでは8月に起きた警官隊による鉱山労働者34人の射殺事件後、各地でストライキが頻発し経済が悪化、ズマ政権やANCへの批判が高まっている。また反アパルトヘイト闘争を率いたネルソン・マンデラ元大統領(94)が今月8日に入院し、国中に不安が広がる中での大会開幕となった。

5479チバQ:2012/12/17(月) 21:05:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012121701361
出直し選挙で与党候補全敗=仏下院
 【パリ時事】フランスで16日、国民議会(下院、定数577)の3選挙区で出直し選挙の決選投票が行われ、即日開票の結果、17日までにいずれも右派野党・国民運動連合(UMP)系候補が勝利を決めた。オランド政権与党の社会党と環境保護政党は全敗し、雇用悪化による政権批判の強さを改めて示した。(2012/12/17-20:18)

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5480チバQ:2012/12/17(月) 21:32:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121217-00000057-asahi-int
ベルルスコーニ氏、27歳女性と婚約 改心アピール?
朝日新聞デジタル 12月17日(月)18時50分配信

 【ローマ=石田博士】返り咲きを目指すと表明したばかりのイタリアのベルルスコーニ前首相(76)が16日、テレビのトークショーに出演し、27歳の一般女性と婚約した、と発表した。

 お相手は南部ナポリ出身のフランチェスカ・パスカレさん。年の差49歳だ。最近まで党職員として勤め、前首相の復権を願うサークルの創設者の1人でもあるという。前首相がオーナーのサッカークラブ・ACミランの試合を一緒に観戦しているところなどをメディアに撮影されていた。

 「やっと寂しさが薄れた。彼女は容姿も美しいが内面はもっと美しい」「彼女は僕をとても愛してくれるし、僕もそうだ。娘も認めてくれている」。前首相はのろけてみせた。

5481チバQ:2012/12/18(火) 22:41:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121218/erp12121820310004-n1.htm
仏最大野党、来年10月までに党首選やり直し
2012.12.18 20:28
 【ベルリン=宮下日出男】新党首選出をめぐり内紛状態にあったフランスの保守系最大野党、国民運動連合(UMP)は17日、党首選を来年10月までにやり直す見通しとなった。フランス通信(AFP)によると、11月の党首選を争ったコペ幹事長とフィヨン前首相が再選挙実施に合意した。

5482チバQ:2012/12/20(木) 22:15:14
http://www.asahi.com/international/update/1220/TKY201212200733.html
2012年12月20日20時24分
イラク大統領、ドイツに搬送 脳卒中の治療のため
 【カイロ=石合力】イラク大統領府によると、タラバニ大統領(79)は20日、脳卒中の治療のためドイツに搬送された。17日にイラク北部のクルド人自治政府と中央政府との係争地をめぐり、マリキ首相と会談。自治政府から代表団をバグダッドに招いて協議することに合意した後に倒れた。

 タラバニ氏は少数民族クルドの政治指導者で、イラク戦争後のシーア、スンニ、クルドの各政治勢力の和解を目指す象徴的な存在。2005年に移行政権の大統領に選ばれ、06年4月の正式政府発足でも大統領に選出された。

5483チバQ:2012/12/20(木) 22:34:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000058-mai-int
<アルジェリア>仏大統領が訪問 植民地支配に謝罪はなし
毎日新聞 12月20日(木)19時11分配信

 【パリ宮川裕章】フランスのオランド大統領は19日、1962年に仏から独立して50周年を迎えた北アフリカのアルジェリアの首都アルジェで記者会見し、130年以上にわたった植民地支配について謝罪する意思がないことを明らかにした。5月の仏大統領選前、謝罪について柔軟な姿勢を示していたため、アルジェリアでは期待が高まっていた。

 オランド大統領は会見で、1830年から続いたアルジェリア支配と独立戦争(54〜62年)について「過去の植民地支配」、「独立戦争の惨事」と述べたが、「悔恨の意や謝罪を表明するために、ここへ来たわけではない」と明言した。謝罪に反発する仏国内世論を考慮したとみられる。

 独立戦争休戦時の「エビアン協定」では「裁判で双方の責任を追及しない」と規定している。仏世論調査では35%が「謝罪すべきでない」と答え、「謝罪すべきだ」の13%を大きく上回っている。

 オランド氏訪問を前にアルジェリアでは主要紙や10政党が、仏の謝罪拒否の姿勢を非難し、謝罪を求めていた。一方、オランド大統領はブーテフリカ大統領と会談し、「対等なパートナーシップ」を掲げ、両国の経済関係強化に取り組む意向を示した。

5484名無しさん:2012/12/21(金) 03:54:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121221-00000185-yom-int
中国、人類滅亡唱える宗教組織信者800人拘束
読売新聞 12月21日(金)2時6分配信

 【広州=吉田健一】中国紙・南方都市報(電子版)など複数の中国メディアは20日、「12月21日に世界が滅亡する」との終末論を唱えている宗教組織「全能神」の関係者800人以上を中国当局が拘束するなどした、と伝えた。

 社会の安定を最重視する中国当局は、この組織が人類滅亡の日だとしている21日を前に取り締まりを強化している模様だ。

 全能神はキリスト教系宗教組織で、古代マヤ文明の暦に基づき、「2012年12月21日に世界が滅びる」との終末論を説く。破滅を免れるためには、「大きな赤い竜」と呼ぶ共産党を打倒し、全能神が統治する国家を樹立しなければならないと主張している。中国政府は全能神を「邪教」と認定している。

 報道によれば、青海省で信者400人以上が拘束されたほか、貴州省では357人が取り調べを受け、浙江省でも組織幹部ら58人が拘束された。福建省や内モンゴル自治区でも摘発が相次いでいる。

5485チバQ:2012/12/24(月) 01:19:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121223-00000004-asahi-int
イタリア上下院が解散 モンティ氏の首相続投が焦点に
朝日新聞デジタル 12月23日(日)1時32分配信

 【ローマ=石田博士】イタリアのモンティ首相の辞任を受け、ナポリターノ大統領は22日、上下院を解散した。総選挙は来年2月24、25両日の実施が有力視されている。経済学者のモンティ氏が改めて首相を目指すかどうかが焦点で、23日に態度を表明する予定だ。

 経済界や欧州連合(EU)、独仏などの各国首脳は、構造改革を進めたモンティ氏の手腕を高く評価し、続投を望む声が強い。ローマ法王庁(バチカン)も「腐敗を一掃し、政治に倫理がもたらされる」と、その政治姿勢を評価する。

 モンティ氏は昨年11月の首相就任の直前、大統領の権限で終身上院議員になった。大統領は、選挙による国民の信任を得ていないモンティ氏の首相続投は「モラルに反する」として、再登板しないよう求めている。また徴税の厳格化や増税で国民の不満は高まっており、世論調査では6割が続投に反対している。

5486チバQ:2012/12/24(月) 01:44:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121223/erp12122322390006-n1.htm
モンティ首相、不出馬表明 続投検討も示唆
2012.12.23 22:37

イタリアのモンティ首相(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】イタリアからの報道によると、21日に辞表を提出したモンティ首相は23日の記者会見で、来年2月の総選挙への不出馬を表明する一方、次期政権に求められた場合には首相続投も検討する考えを明らかにした。

 モンティ首相は自身が進めてきた改革路線継続のための政策綱領を発表。その上で「綱領を支持し、首相職に私を推す考えを進める政治勢力があれば、(協力を)検討する」と語った。

 経済学者出身の同首相をめぐっては、左右両派の二大政党が続投に反対する一方、経済界や中道勢力が擁立に向け動いていた。

5487チバQ:2012/12/24(月) 01:44:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121223/asi12122323080001-n1.htm
レイプ多発、不十分な捜査、処罰少なく インド怒りの抗議多発
2012.12.23 23:01 (1/2ページ)

レイプ事件に抗議し、暴れ回る市民ら=ニューデリー(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】インドで、頻発するレイプ犯罪に対する抗議運動が各地で起きている。22、23日には、首都ニューデリーのインド門広場でデモ隊と警官隊が衝突し、印メディアによると双方の100人以上が負傷した。高まる市民の怒りに、政府はレイプ犯に対する最高刑を終身刑から死刑に引き上げる法改正の検討を始めた。

 「レイプ犯をつるせ」「デリーに治安を」

 プラカードなどを手に学生主体の約1万人のデモ隊は22日、インド門広場で警察が設置したバリケードを突破し、大統領府に向かおうとして警官隊と衝突した。警察は催涙ガスや放水でデモ隊を排除した。23日も、双方は再び衝突した。

 抗議運動のきっかけは、16日夜にニューデリーで起きたレイプ事件だ。女子学生(23)が友人男性と私営乗り合いバスに乗ったところ、別の男に「こんな時間に何をしている」といいがかりをつけられた。その後、酒に酔った6人にレイプされ、鉄パイプで暴行を受けたうえ車外にほうり出された。女性は重体で腸を摘出する手術を受けた。犯人は全員逮捕された。

 インドでレイプ犯罪は多発しており、幼児が被害者となるケースもある。インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、2010年は報告分だけでも2万2千件あり20年間で倍増した。

 インドでは伝統的に、女性が家にとどまることを求められてきたが、最近は女性の社会進出に伴い、夜間に繁華街を出歩く姿も増えた。こうした行動への根強い偏見や反発に加え、もともとある女性の人権を軽視する風潮もあり、女性が性犯罪に遭うリスクは高まっているようだ。

 レイプ事件の捜査が不十分なことも犯罪を助長しているとされる。同紙によれば、犯人が処罰されたケースは20年間で44%から26%に減った。背景には、被害者側が裁判に持ち込むまで警官に賄賂を要求されたり、取り調べで嫌がらせを受けたりするため、手続きを断念せざるを得ないことがある。

 今回の抗議デモでは、レイプ犯の量刑が軽いことが犯罪を誘発していると政府の対応を批判している。シンデ内相は22日、「極めてまれなケースになるが、効果的な処罰をするため、法改正に向けた迅速な対応を取る」と述べ、レイプ犯に極刑を科す法改正を行うことを示唆した。

 今回の抗議行動がここまで拡大したのは、被害者が中間層の女子学生で現場がニューデリー中心部だったため、社会問題に敏感で活動的な学生らの怒りに火がついたからだ。ただし、カースト下位層など社会的に弱い立場の女性の被害はこうした反響を呼ぶこともほとんどなく、相当数が泣き寝入りしているとみられる。

5488チバQ:2012/12/24(月) 01:50:33
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121221/erp12122122280010-n1.htm
露大統領「旧ソ連圏再統合」の野望 ウクライナ囲い込みに躍起 「天然ガス」で揺さぶり
2012.12.21 22:23 (1/3ページ)[ロシア]

21日、ブリュッセルで開かれたロシアEU首脳会議に出席するプーチン大統領(ロイター)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアのプーチン大統領が重要課題に掲げている旧ソ連圏の再統合をめぐり、ウクライナを自国中心の「関税同盟」に取り込みたいロシアと、それに抵抗するウクライナの攻防が佳境に入っている。ロシアは豊富な天然ガスを武器にウクライナへの圧力を強めるが、欧州連合(EU)との関係も重視するウクライナは容易になびかない。旧ソ連諸国の一部がロシア離れを進めている中で、ウクライナの動向はプーチン氏の描く「ユーラシア連合」創設の野望を大きく左右する。

 「ソ連崩壊は20世紀最大の地政学的悲劇だった」。過去にこう語ってきたプーチン氏は、今年5月の大統領復帰にあたって旧ソ連圏再統合の構想を打ち出した。ロシアとベラルーシ、カザフスタンの3カ国で構成する「関税同盟」を拡大し、2015年頃には共通の経済・通貨政策をとる「ユーラシア連合」を発足させたい考えだ。

 旧ソ連でもキルギスやタジキスタンなど経済力の低い国は関税同盟に意欲的とされる。ただ、旧ソ連第2の大国であるウクライナが加わらねば地域統合の効果は乏しく、ロシアは同国の囲い込みに躍起だ。

 ロシアはまず、経済不振にあえぐウクライナがロシア産天然ガス価格の引き下げを求めているのを受け、関税同盟加入をその条件として突きつけている。一部専門家は、ウクライナが関税同盟に参加した場合、ロシア産ガスの価格が現行の1千立方メートルあたり400ドル超から対ベラルーシ並みの同160ドル台に引き下げられるとみている。

 ウクライナにはロシア産天然ガスの欧州向け幹線パイプラインが通っており、ロシアはウクライナの「中継国」としての発言力をそぐことにも熱心だ。ロシアは、EUに直結するバルト海底の新パイプライン「ノルド・ストリーム(北ルート)」を2011年11月に稼働させ、このほど黒海海底を経由する「南ルート」の建設にも着手した。

 ロシアのプーチン大統領は20日の記者会見で「ウクライナは戦略的過ちを犯した」とし、「もはやウクライナのガス輸送システムの存在自体が疑問視される」と高圧的に語ってみせた。

 だが、親露派とされるヤヌコビッチ・ウクライナ大統領もEUとロシアの“バランス外交”に利を見いだしたいのが本音で、関税同盟加入には慎重だ。親露派と国政を二分する親欧米派にも「主権と国益の喪失につながる」と強硬な反対論がある。今月18日にはヤヌコビッチ大統領が訪露を直前になって取りやめ、両国関係の緊張をうかがわせた。

 天然ガスを「政治的武器」として使うロシアの戦術が、自らの首を絞めるとの指摘もある。米国の「シェールガス革命」を受けて欧州市場には中東産の液化天然ガス(LNG)が流入し、近年はロシア産ガスのシェアが低下の一途をたどっている。その状況で新パイプライン「南ルート」の建設に乗り出したことについて、露経済紙ベドモスチは「自殺行為だ」と断じた。

5489チバQ:2012/12/24(月) 01:51:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121221/mds12122120200002-n1.htm
イスラエル総選挙まで1カ月 右派優勢 首相、入植推進で支持固め
2012.12.21 20:11 (1/2ページ)

イスラエルのネタニヤフ首相(ロイター)
 【カイロ=大内清】来年1月22日のイスラエル国会(定数120)議員選挙まで1カ月と迫った。ネタニヤフ首相率いるリクードと「わが家イスラエル」の右派連合の優勢が伝えられており、ネタニヤフ氏は、占領地・東エルサレムやヨルダン川西岸でのユダヤ人入植地建設を促進することで、一層の支持固めを目指す。パレスチナ自治政府側は強く反発しており、和平交渉再開はさらに遠のきそうだ。

 現地報道によると、エルサレム市は19日、パレスチナが将来の独立国家の首都に想定する東エルサレムで、新規入植地ギバトハマトスの住宅2600戸の建設を認めた。実際に着工されれば、1997年以降初めて、東エルサレムに新たな入植地が誕生する。

 17日には内務省が、東エルサレムの既存入植地の計画推進を承認。ネタニヤフ氏は「エルサレムは3千年間、ユダヤの首都だ」と強硬姿勢を鮮明にしている。

 一連の入植承認は、11月の国連総会でパレスチナが「オブザーバー組織」から「オブザーバー国家」に格上げされたことへの対抗措置であると同時に、選挙をもにらんだものだ。

 世論調査では、リクードとわが家イスラエルの右派連合が優勢を保ってはいるものの、議席数は現有42から35程度に減少する見込みだ。これに対し、支持を伸ばしているのが強硬な入植推進派の極右政党「ユダヤの家」(現有議席3)で、十数議席を獲得し第3党に躍進する可能性がある。

 19日付のイスラエル紙マーリブは、ネタニヤフ氏は入植を進めることでユダヤの家の支持層を取り込もうとしていると指摘。さらに、争点を入植や対パレスチナ関係に絞ることで、社会保障や失業といった問題から世論の関心をそらす狙いもあると分析した。

 イスラエルの入植計画には、非同盟諸国や西欧グループなどが相次いで反対声明を発表するなど、国際社会の反発は強い。パレスチナ側は安全保障理事会に計画阻止を訴えているが、イスラエルの後ろ盾である米国が静観する限り、入植をやめる実質的な手だてはないのが現実だ。

5490チバQ:2012/12/24(月) 01:53:11
>>5477
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2012122300011
エジプト副大統領が辞任=モルシ政権に打撃
 【カイロ時事】エジプト国営テレビによると、大統領府は22日、判事出身のメッキ副大統領が辞任したと発表した。イスラム勢力主導の新憲法制定に抗議して大統領顧問らが相次ぎ辞任しており、モルシ大統領にとっては新たな打撃となる。
 メッキ氏は声明で「正義や自由のため公平な職務に務めてきたが、判事としての私の特性に副大統領職は適さないとの結論に至った」と辞任理由を説明。11月7日に辞表を提出したが、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃など大統領の職務多忙を理由に受理されなかったという。(2012/12/23-01:48)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2012122300113
エジプト新憲法案を承認=賛成64%に−国民投票

22日、エジプトのギザの投票所で、国民投票第2回投票の開票作業を行う選管当局者(EPA=時事) 【カイロ時事】22日行われたエジプト新憲法案の是非を問う国民投票の第2回投票(最終)は、政府系紙アルアハラムが23日伝えた非公式最終集計によると賛成が71.43%に達した。第1回投票との合計では賛成64.01%で、憲法案の承認は確実となった。ただ、イスラム勢力主導の憲法制定に世俗派中心の野党勢力は反発しており、不安定な政情が続くのは必至だ。
 第1回投票では、賛成が約57%だった。投票率は全体で約32%。選挙管理委員会の最終結果発表は24日以降の見通し。新憲法制定後60日以内に人民議会(国会)選が行われる予定だ。モルシ大統領の支持母体イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は、憲法制定を受けて立法作業を本格化させ経済再建などに取り組み、議会選での勝利を目指す。
 主要野党の連合体「国民救済戦線」は23日の記者会見で、多数の不正行為があったとの報告について選管に調査を要求、投票は無効だと主張した。憲法が制定された後でも改憲を求めていく構えで、与野党の対立で不安定な政局が続く可能性が高い。(2012/12/23-22:26)

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5491チバQ:2012/12/24(月) 01:54:55
http://mainichi.jp/select/news/20121224k0000m030081000c.html
エジプト:新憲法「承認」…国民投票、非公式集計
毎日新聞 2012年12月23日 22時58分(最終更新 12月23日 23時26分)

 【カイロ花岡洋二】エジプト新憲法案の是非を問う国民投票の第2回(最終)投票が22日締め切られ、開票された。政府系紙アルアハラム(電子版)は非公式集計をもとに、合計で賛成が64%に達し、新憲法案が承認されたと報じた。与野党ともに「賛成多数」を認めたが、野党勢力は反発しており、対立は続きそうだ。

 公式結果は24日にも発表される。アルアハラムによると、第2回は賛成が約71%、第1回も賛成は約57%に達した。2回目は賛成派が優勢の農村部が多く含まれていた。投票率は30%超。ムバラク政権打倒後の民主化の成否を占う重要な投票だったが、憲法制定により政情の安定化を願う有権者が多かったとみられる。

 新憲法案は、大統領の任期を再選無制限から2期8年までとするなど権力を制限し、主導したモルシ政権は「民主的」と強調。これに対し野党側は、イスラム色が強く少数者や女性の権利を侵害すると批判。野党勢力は投票所の不備や違法運動などの疑いがあるとして異議を申し立てると宣言。抗議デモが続くおそれもある。今後の焦点は2カ月以内に実施される人民議会選に移る。選挙後は人民議会が立法権を行使する。

5492チバQ:2012/12/24(月) 01:58:48
http://mainichi.jp/select/news/20121223k0000m030012000c.html
伊首相辞任:政治・経済危機の再燃も
毎日新聞 2012年12月22日 18時30分(最終更新 12月22日 19時25分)


首相を辞任したイタリアのモンティ氏=AP
拡大写真 【ローマ福島良典】イタリアのマリオ・モンティ首相(69)が21日に辞任したことで、モンティ政権下で着手された財政緊縮策と構造改革の命運は来年2月24日に実施される見通しの総選挙の結果に託された。失業率の上昇や景気後退を背景に反緊縮世論が強まる中、改革路線にブレーキがかかれば、政治・経済危機の再燃を招く恐れもある。

 昨年11月、シルビオ・ベルルスコーニ前首相(76)の辞任に伴い首相に就任したモンティ氏は実務者内閣を率いて、労働市場や年金制度の改革、歳出削減などの緊縮策を進めてきた。モンティ氏は「構造改革は緒に就いたばかり」と指摘しており、23日の年末記者会見で改革継続の必要性を訴えるとみられる。

 総選挙で勝利する可能性が高い中道左派「民主党」のピエルルイジ・ベルサニ書記長(61)はモンティ路線を踏襲すると言明しているが、民主党を支持する労働組合などには緊縮策への反対が根強く、改革履行には困難がつきまとう。

 一方、中道右派「自由国民」の首相候補として総選挙に出馬するベルルスコーニ氏は緊縮策を「ドイツ型経済政策」と批判し、減税などの人気取り策を主張している。政治団体「五つ星運動」を率いるコメディアンのベッペ・グリッロ氏(64)も「反ユーロ」を掲げて、若年層などに支持を広げている。

 モンティ政権の緊縮策で国債の利回りは低下(価格は上昇)したが、失業率は11%を突破。「痛み」を伴う改革に国民の不満が募っている。中道政党などはモンティ氏に続投を促しているが、世論調査によると、回答者の61%が反対している。

5493チバQ:2012/12/24(月) 01:59:10
http://www.asahi.com/international/update/1223/TKY201212230520.html
2012年12月23日18時52分
パキスタンで自爆テロ、州副首相ら9人死亡 現地報道
 【イスラマバード=中野渉】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州ペシャワルで22日夜、連立与党の一角を占めるアワミ民族党の集会で、爆発物を身につけていた男が自爆し、党幹部のビロウル同州副首相ら少なくとも9人が死亡、17人がけがをした。地元メディアなどが伝えた。

 反政府武装勢力パキスタン・タリバーン運動(TTP)が犯行声明を出した。アワミ民族党は反TTPの立場を明確にしている。

5494チバQ:2012/12/24(月) 02:39:30
http://mainichi.jp/select/news/20121223ddm007030048000c.html
波立つイタリア:13年総選挙 首相辞任 構造改革、停滞の恐れ 緊縮策に国民不満
毎日新聞 2012年12月23日 東京朝刊

 【ローマ福島良典】イタリアのマリオ・モンティ首相(69)が21日に辞任したことで、モンティ政権下で着手された財政緊縮策と構造改革の命運は来年2月24日に実施される見通しの総選挙の結果に託された。失業率の上昇や景気後退を背景に反緊縮世論が強まる中、改革路線にブレーキがかかれば、政治・経済危機の再燃を招く恐れもある。モンティ首相の辞任を受け、ナポリターノ大統領は22日、議会を解散した。

 昨年11月、シルビオ・ベルルスコーニ前首相(76)の辞任に伴い首相に就任したモンティ氏は実務者内閣を率いて、労働市場や年金制度の改革、歳出削減などの緊縮策を進めてきた。

 モンティ氏は「構造改革は緒に就いたばかり」と指摘しており、23日の年末記者会見で改革継続の必要性を訴えるとみられる。

 総選挙で勝利する可能性が高い中道左派「民主党」のピエルルイジ・ベルサニ書記長(61)はモンティ路線を踏襲すると言明しているが、民主党を支持する労働組合などには緊縮策への反対が根強く、改革履行には困難がつきまとう。

 一方、中道右派「自由国民」の首相候補として総選挙に出馬するベルルスコーニ氏は緊縮策を「ドイツ型経済政策」と批判し、減税などの人気取り策を主張している。政治団体「五つ星運動」を率いるコメディアンのベッペ・グリッロ氏(64)も「反ユーロ」を掲げて、若年層などに支持を広げている。

 モンティ政権の緊縮策で国債の利回りは低下(価格は上昇)したが、失業率は11%を突破。「痛み」を伴う改革に国民の不満が募っている。

 中道政党などはモンティ氏に続投を促しているが、世論調査によると、回答者の61%が反対している。

5495チバQ:2012/12/24(月) 02:52:56
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/12/23/kiji/K20121223004835560.html
前大阪総領事が総選挙出馬 極右系ロックバンドメンバーで解任
 極右ネオファシスト系のロックバンドのメンバーだったため、更迭されたイタリアのマリオ・バッターニ前駐大阪総領事(46)が、来年2月のイタリア総選挙で右翼政党「デストラ」から出馬することが22日、分かった。ANSA通信が伝えた。

 上院の南部カンパニア州選挙区で同党比例名簿第1位に指名されたバッターニ氏は「非常に美しい挑戦になる」と当選へ意欲を示した。

 同氏は総領事就任前の2011年5月に開かれた極右の集会で、ネオファシストのバンドリーダーとして極右思想をたたえる内容の曲を歌っていたことが報じられ、ことし2月に解任された。(共同)
[ 2012年12月23日 07:59 ]

5496チバQ:2012/12/24(月) 11:47:48
http://mainichi.jp/select/news/20121224ddm007030065000c.html
波立つイタリア:13年総選挙 モンティ氏、首相続投意欲 改革構想発表「大連立必要」
毎日新聞 2012年12月24日 東京朝刊

 【ローマ福島良典】イタリアのナポリターノ大統領は22日、モンティ首相の辞任を受けて上下両院を解散した。これを受け政府は同日の閣議で来年2月24、25両日に総選挙を実施する日程を決めた。

 一方、経済学者のモンティ氏は23日、首相府での会見で総選挙後に誕生する新政権が実施すべき改革構想を発表。終身上院議員のため自らは選挙に出馬しないものの、「私の構想を支持する政党から首相候補となるよう要請があれば、検討する」と言明、新政権の首相として続投することもあり得ると表明した。

 モンティ氏は23日付イタリア紙レプブリカのインタビューで総選挙後に発足する新政権が100日以内に(1)腐敗対策の強化(2)国会議員数半減と選挙制度改革(3)自由競争促進と財政制度改革−−などを実施すべきだとの考えを示した。その上で、これらの変革を履行するためには「大連立が必要になる」としている。

 モンティ氏は昨年11月の就任以降、財政健全化に取り組み、市場の信頼を回復した。イタリア自動車メーカー、フェラーリのモンテゼーモロ会長や中道政党「キリスト教中道民主連合」のカシーニ党首ら中道勢力が首相続投を呼びかけ、欧州首脳も「モンティ改革継続」を求めている。

 ただ、総選挙で優勢が伝えられる中道左派・民主党が圧勝すれば、同党のベルサニ書記長が首相に就任する公算が大きく、モンティ氏の去就は選挙結果に左右されそうだ。

 世論調査の政党支持率は中道左派・民主党が31%でトップで、コメディアンのグリッロ氏の政治団体・五つ星運動(19%)、ベルルスコーニ前首相の中道右派・自由国民(16・5%)が続く。これらを除く中道勢力は9・3%だが、モンティ氏に首相続投を求める声が強く、モンティ氏が指導者として参加すれば15・1%に跳ね上がる。

5497チバQ:2012/12/24(月) 11:48:20
http://mainichi.jp/select/news/20121224k0000e030112000c.html
エジプト:新憲法案の国民投票 対立の根深さを露呈
毎日新聞 2012年12月24日 10時39分

 【カイロ花岡洋二】エジプト新憲法案は15、22両日の国民投票の結果、モルシ大統領の支持母体である穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団を支持する「改憲派」が、世俗派など野党勢力を推す「反対派」を抑え、承認が確実となった。国論は大きく分裂し、「国民的合意」にはほど遠い結果で、対立の根深さを露呈した。一方、民主化要求運動「アラブの春」が広がった中東諸国でも穏健派イスラム系組織が勢いを増しそうだ。

 地元メディアが報道した非公式集計によると、賛成は64%と6割台で、投票率も30%超にとどまった。民主化の今後を占う国民投票だが、大規模な市民によるデモが繰り返される政情不安が解消されるかは見通せない。

 国民投票の結果は中東に波紋を広げそうだ。2年前に「アラブの春」の出発点となったチュニジアでは、ムスリム同胞団に近いアンナハダ党が憲法制定議会で議席の約4割を占める第1党。来年2月の憲法制定を目指しているが、エジプト同様シャリア(イスラム法)の位置づけや女性の権利などの規定が争点だ。アンナハダのガンヌーシ党首側近のシュフーディ氏は23日、毎日新聞の取材に「新憲法案の承認は前向きな動きだ」と歓迎した。

 ヨルダンでは同胞団を中心に政治経済改革を求めるデモが断続的に発生。アブドラ国王は「政治改革」をアピールするため10月に下院を解散し来年1月23日の総選挙を決めたが、野党勢力の同胞団はボイコットを決めた。政府当局者はロイター通信に「選挙よりもデモで大きな影響力を行使できると考えている」と批判した。

 チュニジアやエジプトなどでは、組織化されていなかった世俗派の若者がインターネットなどを活用してデモへの参加を呼びかけ民衆革命に発展。政権が崩壊すると、組織化されていたイスラム系組織が台頭した。エジプトでは反モルシ派が国民投票実施を「新たな独裁」として反発しており、民主化への道のりはなお険しい。

5498チバQ:2012/12/24(月) 23:34:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121224-00000007-mai-int
<オマーン>初の地方選挙 民主化第一歩評価も実効性疑問も
毎日新聞 12月24日(月)15時5分配信

 【マスカット(オマーン)袴田貴行】アラビア半島東端のオマーンで22日、地方議員を選ぶ初の地方評議会選が投開票された。中東での民主化運動「アラブの春」を受け、国民の声を地方行政に届きやすくするとして実施された。「民主化への第一歩」との評価がある一方、実効性を疑問視する指摘もある。

 10年末からの「アラブの春」は政情の安定した同国にも波及し、賃上げなどを求める大規模デモが発生。内閣改造や雇用創出策に着手したカブース国王は地方評議会選実施も決めた。

 選挙には定員192人に対し1475人(うち女性46人)が立候補。内務省によると、当日有権者数は44万7551人で、即日開票の結果、全議席が決まった。

 首都マスカットの会社員、ワッサム・ムーサ・アルナジャールさん(39)は投票後、「インフラ整備や教育と福祉の充実など、地域の発展に住民の意思が反映される」と評価。北部サマイル州の無職、カウラ・ハッサン・アルアームリさん(23)は「女性の地位向上につながってほしい」と期待を寄せた。

 ただ地方評議会は各州に助言を行うだけで、立法権はない。専門家は「政府の民主化アピールという見方もできる。ただ18世紀から王朝が続くオマーンでは国民も民主化は求めても体制変換までは望んでいない。急な民主化はかえって危険」と指摘している。

5499チバQ:2012/12/24(月) 23:41:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121224-00000077-san-eurp
ユーロ危機 火種抱えての越年 統合深化、独の選挙待ち
産経新聞 12月24日(月)7時55分配信


拡大写真
欧州危機の経過(写真:産経新聞)

 【ベルリン=宮下日出男】欧州債務危機は金融市場の不安が大きく後退する中で年末を迎える。単一通貨ユーロの「崩壊」すら懸念されたが、応急措置がひとまず奏功。今後は財政統合など根本治療が課題となる。来年2月のイタリア総選挙など波乱要因もあり、ユーロの信頼回復に向け、気が抜けない局面は続く。

 「今年、多くを成し遂げた結果、自信を持って来年を迎えられる」(フランスのオランド大統領)。今月中旬の欧州連合(EU)首脳会議では、多くの首脳から安堵(あんど)の声が漏れた。

 ◆信頼回復への道

 2009年秋に始まった債務危機は、今年初め、イタリアの国債利回りが危険水準を超えるなど危機的状況に陥った。春にはギリシャの無秩序な債務不履行(デフォルト)を寸前で回避したが、5月の総選挙で同国政治が混迷。「ユーロ離脱」が現実味を増した。スペインでも金融・財政不安が高まり、銀行支援要請を余儀なくされた。

 ユーロ圏は待ったなしの状況下で対処に追われた。常設の金融安全網を前倒しで発足させ、危機国の銀行への直接資本注入にも合意。欧州中央銀行(ECB)による国債買い支え策が決まると、市場の動揺は静まり、凍結中のギリシャの支援継続も決まった。

 「どこかの国がユーロ圏を離脱する可能性はなくなった」。シンクタンク、欧州政策センターのヤニス・エマヌイリディス上席研究員は仏メディアに語る。

 ただ、これらの対策は対症療法の意味合いが強く、今後は危機再発防止の取り組みが欠かせない。

 ◆今後の波乱要因

 まずは南欧の着実な財政健全化の実施だ。経済回復が遅れ、失業率が過去最悪の中、国民の不満に配慮しつつ進めるのは容易でないが、踏み外せば、再び市場の不安を誘いかねない。イタリアでは2月24、25日の総選挙実施が決定。モンティ首相の改革路線が新政権に確実に受け継がれるか、国際社会は懸念している。

 また、ユーロの「欠陥」克服を目指す統合深化では今月、ユーロ圏の銀行監督一元化に合意したが、財政統合は先送りとなった。来秋に総選挙を控えるドイツが消極姿勢をとったためだ。

 従来、独仏が主導した危機対応はオランド大統領誕生で政治力学が変わり、渋るドイツの背中を仏伊などの南欧が押す形になった。だが、新たな取り組みは、ドイツの選挙後まで進められないとの見方も強い。

5500チバQ:2012/12/24(月) 23:42:11
http://mainichi.jp/select/news/20121225k0000m030044000c.html
モンティ氏:続投へ意欲 改革構想が波紋広げる
毎日新聞 2012年12月24日 20時06分(最終更新 12月24日 20時32分)

 【ローマ福島良典】イタリアのモンティ暫定首相が続投への意欲を表明した23日の記者会見が、イタリア政界に波紋を広げている。来年2月下旬の総選挙を2カ月後に控え、モンティ氏は、政治・経済危機を脱するための構造改革を続けるかどうか、左右の2大政党に「踏み絵」を迫った格好だ。

 モンティ氏が23日に発表した改革構想は「イタリアを変え、欧州を改革する」と題する政策文書。欧州統合の促進、ポピュリズム(大衆迎合主義)の排除、経済・政治の刷新、女性の地位向上−−など、イタリア社会に変革を求める内容になっている。

 モンティ氏は記者会見で不偏不党の立場を強調したが、内閣不支持に動いた中道右派・自由国民のベルルスコーニ前首相とアルファノ幹事長を手厳しく批判。その一方で、「労働組合によって労働(市場)改革にブレーキがかかった」と述べ、中道左派・民主党の党内左派や労組への不満も口にした。

 ベルルスコーニ氏はモンティ政権の存続を「悪夢」と表現。アルファノ氏は「選挙協力の余地はなくなった。モンティ氏が(中道勢力と)左派との連立の首相候補となるのは明らかになった」と別離を宣言した。だが、党内には「モンティ改革はイタリアのためになった」(フラティニ前外相)と続投を支持する声もあり、内部分裂を露呈している。

 一方、モンティ氏の続投を支持する自動車メーカー・フェラーリのモンテゼーモロ会長の陣営は「改革構想を支持する」と支援を表明。一方、モンティ氏の不満の矛先にもなった次期首相の座をうかがう民主党のベルサニ書記長は「構想は検討する」と慎重姿勢を崩さず、労組は「会見で貧困や福祉、社会正義に言及しなかったモンティ氏は左派の価値観に賛同していない」と批判した。

 各党は来年1月中旬に候補者リストと指導者名を提出しなければならず、モンティ改革構想の下にどれだけの政治勢力が結集するかどうかが焦点だ。

5501チバQ:2012/12/24(月) 23:57:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012122400019
ケニア首相が大統領選出馬へ

2013年3月投票のケニア大統領選への出馬を表明したオディンガ首相=10年5月、カイロ(AFP=時事) 【ナイロビAFP=時事】ケニアのオディンガ首相は22日、2013年3月4日投票の大統領選への出馬を表明した。07年の前回大統領選に出馬したムショカ副大統領が今回はオディンガ氏支持に回る。(2012/12/24-06:44)

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5502チバQ:2012/12/24(月) 23:57:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012122400016
略奪相次ぎ厳戒=アルゼンチン

21日、アルゼンチン・ロサリオの商店で略奪を行う人たち(AFP=時事) 【ブエノスアイレスAFP=時事】治安と景気の悪化が続くアルゼンチン各地で20、21日の両日、暴徒による略奪が相次いだ。政府は22日、警官数千人を全国各地に動員し、厳戒態勢を敷いた。(2012/12/24-05:49)

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5503えり:2012/12/25(火) 20:04:34
前代未聞

集スト被害者のデモ行進
http://www.youtube.com/watch?v=PlsDG7dTBVo&feature=youtu.be

被害を認識出来なければ、被害にはなりえません。

単なる偶然で不幸の連鎖が起こっていると片付けられるでしょう。

潜在的な被害者が全国にたくさんいます。

5504チバQ:2012/12/25(火) 21:32:03
http://mainichi.jp/select/news/20121225k0000e030107000c.html
国連分担金:日本は大幅減…13〜15年 加盟国中最大
毎日新聞 2012年12月25日 10時40分(最終更新 12月25日 11時04分)

 【ニューヨーク草野和彦】国連総会は24日、加盟国の通常予算の新たな分担率を決定した。2013〜15年の3年間に適用されるもので、日本の分担率は10.83%となり、前回(10〜12年)から1.7ポイント減少した。米国(22%)に次ぐ2位の地位に変わりないが、減少幅は加盟国中で最大だった。一方、中国は前回比1.96ポイントアップと加盟国中で最大の上昇幅となり、分担率は5.15%となった。順位も8位から6位に上がっており、両国の経済力の変化を反映した形となった。

 ◇中国増加 経済力の変化反映
 分担率は3年ごとに見直され、各国の「支払い能力」に応じて決められる。国民総所得(GNI)の世界合計に対する各国の比率が基準となるが、途上国については対外債務や1人当たりGNIに応じた負担の割引制度が適用される。これに伴い、先進国は単純なGNI比よりも割高の負担となる。

 日本を含む先進国は、世界の経済情勢を反映した見直しを求めたが、中国など新興国が抵抗し、前回と同じ算定方式で交渉が決着した。GNI比だけで算定すると、中国は8.95%で2位となり、3位の日本の8.76%を上回っており、負担の割引制度による恩恵の大きさが分かる。

 一方、算定方法が現在と異なっていたとはいえ、日本の分担率は00年の20.57%をピークに下降を続けている。かつては米国を除く安全保障理事会常任理事国4カ国(英仏露中)の分担率の合計を日本単独で上回っていた。来年からの10.83%は80年代と同じ水準だ。国連外交筋は「国連での日本の存在感を示すためには今後、経済力だけではなく、人材や知恵を含めた総合力がますます、問われていく」と語った。

 分担率上位6カ国は次の通り。(カッコ内は前回の数字)

 米国22%(22%)▽日本10.83%(12.53%)▽ドイツ7.14%(8.02%)▽フランス5.59%(6.12%)▽英国5.18%(6.6%)▽中国5.15%(3.19%)

5505チバQ:2012/12/25(火) 22:03:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121225-00000059-mai-int
<プーチン露大統領>汚職追放に本腰 政権浮揚を図る狙い
毎日新聞 12月25日(火)19時45分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン大統領が、社会に横行する汚職の追放キャンペーンに乗り出した。昨年来の「反プーチン」の機運がくすぶる中、国民の求める汚職対策に本腰を入れることで政権浮揚を図る狙いがあるようだ。ただ汚職摘発が権力争いに利用されている側面もあり、掛け声倒れに終わる可能性もある。

 「汚職はロシアの伝統だが、徹底的に根気強く闘わなければならない」。プーチン大統領は今月20日の内外記者会見で強調した。

 ロシアでは国防省関連企業の巨額詐欺事件を巡り11月上旬に大統領側近のセルジュコフ国防相が解任されたのを皮切りに、高官絡みの汚職疑惑が相次いで浮上。ウラジオストクで9月に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連工事を巡る横領事件で地域発展省の前次官が逮捕され、スクリンニク前農相も別の横領事件への関与が取りざたされている。

 汚職が事実上放置されてきた中、一連の「反プーチン」デモを主導した著名ブロガーのナバリヌイ氏は政権の腐敗追及を掲げて脚光を浴びた。大統領としては汚職摘発の「実績」を上げることで野党勢力のお株を奪い、支持率向上につなげる意図がある。

 国際社会に汚職撲滅をアピールする狙いもある。世界の汚職を監視する非政府組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」が今月発表した腐敗認識指数の国別ランキングによると、ロシアの「清潔度」は世界133位。深刻な汚職は経済近代化や外国投資呼び込みの障害となっているのが現状だ。

 ただ、セルジュコフ氏の国防相解任については、同氏が進めた軍改革に反対する勢力が追い落としを画策したもので、連邦保安庁(FSB)が事件の証拠集めに協力したといわれる。また、ロシアのグローバル問題研究所は、「汚職との闘い」で正当化された権力争いが激化し、予測不能な危険領域に入っていると指摘。疑惑の渦中にあるスクリンニク前農相と関係が近いメドベージェフ首相は来春にも解任される可能性があり、後任の有力候補として軍需産業を担当する保守派のロゴジン副首相を挙げた。

 野党指導者のルイシコフ元下院議員は地元紙に寄稿した論文で、ロシアは法執行機関にも汚職が広がっており、現在浮上している事件や疑惑は大半が立ち消えになると予測。「大統領の反汚職キャンペーンに望みはない」と切り捨てている。

5506チバQ:2012/12/25(火) 22:05:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012122502000097.html
インド、中国台頭けん制 ロシアと軍事強化一致
2012年12月25日 朝刊

 【モスクワ=原誠司】ロシアのプーチン大統領は二十四日、インドを訪問し、ニューデリーでシン首相らと会談した。会談では、ロシアによる原発建設や軍用機販売など安全保障面での協力推進で一致。インドはロシアとの軍事関係を強化させ、台頭する中国に対抗する姿勢をあらためて示したといえる。

 両国は国交樹立六十五周年を迎え、プーチン大統領は「軍事技術を中心に全ての分野で信頼関係が築かれている」と評価した。

 タス通信によると、インドは戦闘機スホイ30MKI四十二機(ライセンス生産)を十六億ドル(約千三百五十億円)で購入。軍用ヘリコプターのミル17B−5は七十一機を十三億ドルで購入することで合意した。

 さらに、ロシアは、戦闘機のライセンス生産拡大を認めるほか、インドの重要プロジェクトへの投資など経済協力に最大二十億ドルの資金を準備する方針という。

 この日の会談では、インド国内でのロシア製原発の建設推進も協議。インド南部のクダンクラム原発では来年一月に原子炉1号機、八月には2号機が稼働する予定で、さらに原子炉二基を増設するほか、新規の原発建設についても話し合われたとされる。

5507チバQ:2012/12/25(火) 22:08:46
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2917932/10027288
政府軍と戦う青春、シリア反体制派の少年戦闘員たち
2012年12月25日 14:29 発信地:アレッポ/シリア
【12月25日 AFP】シリアに住むサミール・クタニ(Samir Qutaini)君(17)は、成績が良かったことは一度もなかったため、学校を中退した。プロのサッカー選手になることを夢見ていたものの、結局は父親が営む携帯電話店で働くことになった。サミール君の人生は、先の見えない未来に向かって暗中模索するその他大勢の17歳とさほど変わらない。唯一の大きな違いは、サミール君が携帯電話を捨て、反体制派の戦闘員になるためにAK-47アサルトライフルを手にしたことだ。

「学校生活で懐かしく思い出すのは、友達とサッカーをしたことくらい。僕はセンターフォワード。ゴールを決められるからね」。サミール君の夢は、スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のスター選手、リオネル・メッシ(Lionel Messi)やアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)とプレーすることだった。

 少年の夢想は、近くで起きた爆発に遮られた。サミール君は銃を置き、小さなストーブで手を温める。今の自宅は、数か月続く砲撃や戦闘で荒廃した北部アレッポ(Aleppo)市内のサラヘディン(Salaheddin)地区にある、見捨てられた食料雑貨店だ。ここに潜伏する反体制派「自由シリア軍(Free Syrian Army、FSA)」の戦闘員と、その掃討に奮闘するバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権の兵士を除けば、同地区は無人の土地だ。

 東部イドリブ(Idlib)市に住む本当の家族のもとを数か月前に去って以来、サミール君が家族のように行動を共にしてきたのは、同じ10代が集まった少年グループだ。少年たちの心は全ての兵士の心がそうであるように、故郷に残してきたものの記憶や、戦闘の本質についての考え、生と死の激しいコントラストに満ちている。

 幼さが残る顔にスカーフを巻いた、グループ最年少のアブデル・ハデル・ゼイダン(Abdel Khader Zeidan)君(15)は、車の運転を法律で認められる年齢に達していないものの、「僕を年齢で判断しないでほしい。もう5か月も戦っているし、兵士を何人も殺した」と語る。通っていた学校は、2011年3月から4万4000人余りが死亡したとされる政府軍と反体制派との戦いの影響で閉鎖された。

「毎日テレビで罪のない人々が政府軍に殺されている様子を見ていたら、自分たちも殺されるのを家で待っていられなくなった。自分も戦おうと決めた日、両親が泣き始めたのを覚えている。家族には毎週会って自分は無事だと伝えているけど、母さんは別れ際にいつも泣くんだ」

 そばに座っている16歳のモハメド・オボリ(Mohammed Obori)君は、もぬけの空となった家で見つけたおもちゃの戦車で遊んでいる。電池はとうの昔に切れたままだ。「これは僕の幸運のお守り。どこにでも持っていって、退屈な時に遊ぶ」。父親は自宅があるイドリブ県で、既にFSAの戦闘員として活動していた。「戦闘員に志願して戦うよう勧めてくれたのは父さんだった」

 モハメド君は家族について考えたり、語ったりしないようにしている。その方が「戦闘に頭を集中できるから」だ。これまでに兵士5人を殺害したというモハメド君だが、自宅の暖かいベッドや、毎日のように食べているチキンやケバブ以外の料理が時々恋しくなるという。

5508チバQ:2012/12/25(火) 22:09:11
■戦いはまるでテレビゲーム、だが「やり直し」はできない

 グループ最年長で、最も経験豊富なマハムート・バサル(Mahmut Bassar)君(18)は、戦闘について多くを語ろうとしない。「誰かを殺したかどうかなんて分からない。そんなことはどうでもいい」とマハムート君。「やつらに向かって撃ったら、撃ち返されたことだけは分かっている。アラーは銃弾を導いてくれる」。「志願する前、銃に触ったことは一度もなかったし、そんなこと考えもしなかった」

 過去に政府支持派の民兵に拘束され、意識を失うまで暴行され所持品を全て奪われたとも語るマハムート君だが、良心が全て失われたわけではない。戦いが終われば復学し、将来は大学で薬学や看護など「社会に役立つこと」を学びたいという。

 今は戦闘参加に両親が反対している事実と折り合いをつけている。「両親が反対するのは当然のこと。僕は長男なので、殺されてほしくないんだ。でも、2人とも口には出さないけど、両親、特に僕と同じ年齢で蜂起に参加した父さんは、僕を誇りに思っている」。父親は1980年代に起きた現大統領の父親ハフェズ・アサド(Hafez al-Assad)前大統領に対する蜂起に参加したという。

 その後、ライフルをいつでも撃てるよう構えた少年戦闘員たちが記者と共に道路を歩いていた時、サミール君は戦闘についてこう語った。「そんなに悪いものじゃない。人は死んだりするけど、結局テレビゲームみたいなもの」。サミール君はシューティングゲーム「コール・オブ・デューティ(Call of Duty)」シリーズの熱烈なファンだ。「僕は(ゲームが)本当にうまいんだ。特に狙撃モードがね」

 ここでは10代の少年の空想が、現実の近代的な戦闘に姿を変えている。サミール君は、自分は実際に狙撃担当だと言う。拠点に戻ってからテレスコープ付きの銃を見せてくれたものの、主張が事実かどうかは分からなかった。

 しかし4人の中で最も分別のあるマハムート君は、テレビゲーム的な空想を全く持っていない。「(現実に)やり直しのチャンスはない。人生は一度だけだ」(c)AFP

5509チバQ:2012/12/26(水) 22:20:54
http://www.cnn.co.jp/world/35026244.html
強姦事件に対する怒り収まらず、官庁街の封鎖続く インド
2012.12.26 Wed posted at 11:42 JST

ニューデリー(CNN) インドの首都ニューデリーで集団強姦事件をきっかけとする抗議デモが激化し、官庁街の一帯を警察が封鎖する事態が25日も続いている。

集団強姦事件は16日に市内を走るバスの中で発生。被害者の23歳の女性は暴行を受けて重体となり、医師団は24日、容体が悪化していることを明らかにした。警察はこれまでに容疑者6人を逮捕している。

抗議デモは週末にかけて激化し、23日には警官隊との衝突も相次いで発生。警察は大統領邸や国会議事堂がある官庁街周辺にバリケードを張り巡らしてデモ隊を阻止したが、周辺地域では24日もデモが続いた。警察によると、デモ隊との衝突で負傷した警察官1人が25日に病院で死亡したという。

抗議デモに参加した学生たちは、特別議会を直ちに招集し、強姦の加害者に対して死刑を科すよう法改正を訴えた。参加者の1人は「首相の声明では納得できない。直ちに議会が招集され、性的暴行を厳正に処罰する法律が通過するまで抗議を続ける」と語気を強めた。

インドのシン首相は24日のテレビ演説で改めて平静を呼びかけるとともに、女性と子どもの安全を守ると表明している。

5510チバQ:2012/12/26(水) 22:22:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012122600454
反政府勢力、次々拠点を制圧=首都へ進撃か−中央アフリカ
 【バンギAFP=時事】中央アフリカ共和国の反政府勢力は25日、中部の拠点都市カガバンドロを制圧した。反政府勢力は12月上旬に攻勢を開始し、北部と東部の町を次々と占拠。23日には中部の拠点都市バンバリを陥落させており、首都バンギに向かって南西部への進撃をうかがっている。(2012/12/26-14:19)

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5511チバQ:2012/12/26(水) 22:23:31
>>5490-5491
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121226/mds12122611490000-n1.htm
賛成64%で新憲法案承認 エジプト、公式集計発表
2012.12.26 11:48
 エジプトの新憲法案の是非を問う国民投票に関し、投票管理委員会は25日、63・8%の賛成多数で新憲法案が承認されたとする公式結果を発表した。昨年2月のムバラク政権崩壊後の国家体制の新指針がようやく定まった。約2カ月後に人民議会選が行われる。

 ただ、投票率は32・9%にとどまった。新憲法に反対する反モルシ大統領派の連合体「救国戦線」は既に「不正があったのは明白で、われわれは戦いを続ける」とする声明を発表、投票結果に異議申し立てを行うと明らかにしている。

 投票は今月15日と22日に分けて全27県で実施された。登録有権者は約5200万人で、賛成は約1070万票、反対は約606万票だった。

 新憲法には「信仰の自由」や「機会均等」の原則が盛り込まれたが、男女同権や少数派キリスト教徒の十分な権利擁護は条文に明記されず、保守的なイスラムの価値観が反映された。(共同)

5512チバQ:2012/12/26(水) 22:24:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121226/erp12122618550004-n1.htm
メルケル首相に“死角”は? 来秋のドイツ総選挙 連立の枠組み、早や焦点 
2012.12.26 18:54 (1/2ページ)
 【ベルリン=宮下日出男】来秋に連邦議会(下院)選挙を迎えるドイツで、メルケル首相の続投を前提にした選挙後の連立の枠組みが早くも議論の焦点となっている。債務危機対応などで手堅いかじ取りを見せた首相への国民の信頼は厚く、3選に向け優位な情勢を保っているためだが、首相にも「死角」が決してないとはいえないようだ。

 首相は今月上旬の与党、キリスト教民主同盟の党大会で党首に再選された際、自由民主党との現連立政権を「ドイツ統一後で最も成功した政権」と強調した。

 危機対応で海外から批判を受けたメルケル首相も、ドイツ経済の堅調さを背景に、その手腕への国民の評価は高い。米誌が発表した今年の「最も影響力のある指導者」ではオバマ米大統領に続く第2位に入った。

 世論調査では「首相にふさわしい人物」として、ライバルの最大野党、社会民主党の首相候補、シュタインブリュック前財務相を10ポイント以上リード。姉妹政党のキリスト教社会同盟を合わせた政党支持率でも、首相率いる同盟は社民党を10ポイント前後引き離す。

 ただし、選挙戦は現連立与党陣営に、メルケル政権打倒で協力する社民党と90年連合・緑の党の陣営が挑む構図で、両陣営の支持率は拮抗(きっこう)し、野党2党陣営が数ポイントリードする調査結果もある。両陣営とも50%には届かず、過半数の議席獲得は困難視されている。

 このため国内では選挙後の連立の枠組みをめぐる議論が早くも活発化。過半数を確保する選択肢として2005〜09年に続き、同盟と社民党による大連立政権が最も有力視される。

 もう一つの枠組みとして最近浮上しているのが、保守系の同盟と環境保護などを掲げる緑の党による初の連立政権だ。肌合いの違いが目立つ両党も、メルケル首相による「脱原発」決定などを受け、政策協調の「壁」は低くなっているとの認識がその背景にある。

 ただ、ドイツでは得票率5%に届かない政党は議席を得られないため、低迷する自民党や一時の勢いが衰えた新興の「海賊党」が議席を確保できなければ、社民党と緑の党が得票率50%未満でも議会過半数を制することがありえる。

 当面、注目されるのは来年1月の北西部ニーダーザクセン州の州議会選挙。連邦政府の連立与党が政権を握る同州の選挙は総選挙の構図に似ており、前哨戦と位置づけられている。

5513チバQ:2012/12/26(水) 22:27:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121226-00000006-maiall-int
<プーチン大統領>汚職追放、実績作りに躍起 権力闘争、激化の懸念
毎日新聞 12月26日(水)10時29分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン大統領が、社会に横行する汚職の追放キャンペーンに乗り出した。昨年来の「反プーチン」の機運がくすぶる中、国民の求める汚職対策に本腰を入れることで政権浮揚を図る狙いがあるようだ。ただ汚職摘発が権力争いに利用されている側面もあり、掛け声倒れに終わる可能性もある。

 「汚職はロシアの伝統だが、徹底的に根気強く闘わなければならない」。プーチン大統領は今月20日の内外記者会見で強調した。

 ◇高官の疑惑、噴出

 ロシアでは国防省関連企業の巨額詐欺事件を巡り11月上旬に大統領側近のセルジュコフ国防相が解任されたのを皮切りに、高官絡みの汚職疑惑が相次いで浮上。ウラジオストクで9月に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連工事を巡る横領事件で地域発展省の前次官が逮捕され、スクリンニク前農相も別の横領事件への関与が取りざたされている。

 汚職が事実上放置されてきた中、一連の「反プーチン」デモを主導した著名ブロガーのナバリヌイ氏は政権の腐敗追及を掲げて脚光を浴びた。大統領としては汚職摘発の「実績」を上げることで野党勢力のお株を奪い、支持率向上につなげる意図がある。

 ◇世界の目も意識

 国際社会に汚職撲滅をアピールする狙いもある。世界の汚職を監視する非政府組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」が今月発表した腐敗認識指数の国別ランキングによると、ロシアの「清潔度」は世界133位。深刻な汚職は経済近代化や外国投資呼び込みの障害となっているのが現状だ。

 ただ、セルジュコフ氏の国防相解任については、同氏が進めた軍改革に反対する勢力が追い落としを画策したもので、連邦保安庁(FSB)が事件の証拠集めに協力したといわれる。また、ロシアのグローバル問題研究所は、「汚職との闘い」で正当化された権力争いが激化し、予測不能な危険領域に入っていると指摘。疑惑の渦中にあるスクリンニク前農相と関係が近いメドベージェフ首相は来春にも解任される可能性があり、後任の有力候補として軍需産業を担当する保守派のロゴジン副首相を挙げた。

 野党指導者のルイシコフ元下院議員は地元紙に寄稿した論文で、ロシアは法執行機関にも汚職が広がっており、現在浮上している事件や疑惑は大半が立ち消えになると予測。「大統領の反汚職キャンペーンに望みはない」と切り捨てている。

5514チバQ:2012/12/27(木) 23:30:06
http://mainichi.jp/select/news/20121228k0000m030112000c.html
エジプト:ムバラク前大統領、病状悪化か 軍病院に移送
毎日新聞 2012年12月27日 23時20分(最終更新 12月27日 23時27分)

 【カイロ花岡洋二】ロイター通信は治安当局者の話として、エジプトの検察当局が27日、ムバラク前大統領を収監先のカイロ市内の刑務所施設から市南部の軍病院に移送する決定を下したと報じた。中東の衛星テレビ・アルアラビーヤは「体調が悪化したため」と伝えている。移送決定は診療結果に基づくものだが、内容や移送時期などは不明。

 約30年の独裁政権を敷いたムバラク前大統領は昨年2月、民主化要求運動「アラブの春」で権力の座を追われ、デモ隊殺害に関与した罪で終身刑判決を受け、収監された。今年6月に脳卒中を起こして軍病院に移されたが再び刑務所に戻っていた。

5515チバQ:2012/12/27(木) 23:30:46
http://mainichi.jp/select/news/20121228k0000m030112000c.html
シリア:移行政府樹立、双方に呼びかけ ブラヒミ特別代表
毎日新聞 2012年12月27日 21時14分(最終更新 12月27日 22時28分)

 【カイロ花岡洋二】ロイター通信によると、シリア情勢を調停しているブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表は27日、訪問中のシリアの首都ダマスカスで会見し、大統領選などを実施するまでの間、シリア各派による移行政府を樹立するよう、アサド政権と反体制派の双方に呼びかけた。しかしアサド大統領が移行政府に関与すべきかには触れなかった。

 ブラヒミ氏は24日にアサド大統領と会談し、移行政府樹立を提案したとみられる。同氏は米露とも協議を継続し、両国は移行政府を樹立する方向で合意。しかしアサド大統領の退陣を求める米国と、政権を支持してきたロシアとの間で隔たりが残る。ブラヒミ氏はこの後、ロシアへ向かい、29日に米露当局者と話し合う。

5516チバQ:2012/12/27(木) 23:34:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121227/amr12122718050005-n1.htm
権限の一部を副大統領に委譲 闘病続けるチャベス大統領 ベネズエラ
2012.12.27 18:04

テレビ演説を行うチャベス大統領(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】キューバでがんの闘病を続けるベネズエラのチャベス大統領(58)が今月上旬、予算権限など大統領権限の一部をマドゥロ副大統領に委譲していたことが26日、明らかになった。

 チャベス氏の容体は若干回復したと伝えられているものの、詳細は依然不明。1月10日に予定されている4期目の大統領就任式は延期されるとの見方が強まっている。

 AP通信などによると、委譲された権限は予算、資産没収、国家債務に関する権限。大統領がキューバに出国した2日前の8日に委譲されていたという。

 マドゥロ副大統領は24日、手術後に呼吸器感染症を起こして重篤との見方もある大統領について、「わずかに回復しており、歩けるようになった」と説明し、「(国民への)最高のクリスマスプレゼントだ」と強調した。しかし、手術後の写真は依然、公表されていない。

 1月の就任式をめぐっては、チャベス氏側近の国会議長が最近、「チャベス氏は10日に、ここ(ベネズエラ)にいないかもしれない」と述べており、参加は困難との見方が強い。

 ベネズエラの憲法では、大統領が職務不能や死亡などによる“完全不在”の場合、国会議長が職務を代行し、30日以内に再選挙が実施される。だが“暫定不在”の場合、副大統領が90日間職務を代行し、国会の同意でさらに90日間延長されることになっている。

 新政権はチャベス氏の回復を待って、就任式を行いたい意向だ。しかし、今年10月の大統領選でチャベス氏に敗北し、今月16日の州知事選でも大敗した野党側は、チャベス氏が就任式に出席できないのは「完全不在」にあたるとして、大統領選のやり直しを求めている。

5517チバQ:2012/12/27(木) 23:35:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121227/erp12122716180005-n1.htm
極右非合法化に反対も ドイツ、失敗なら存在是認
2012.12.27 16:17
 極右のドイツ国家民主党(NPD)の非合法化手続きが始まることになった。ネオナチによるトルコ系移民らの連続殺人事件で党関係者の関与が判明、批判が高まったためだ。ただ非合法化の申請は過去に一度却下されたことがある。再度の非合法化失敗はNPDの存在を是認する効果を持つ恐れがあり、申請に反対する意見もある。

 NPDは国政には進出していないが、二つの州議会で議席を持つ。移民排斥を主張し、前党首は独裁者ヒトラーを偉大な政治家と呼んで批判を浴びた。

 ドイツでは「民主的秩序を侵害する政党」の活動が禁じられ、連邦政府、連邦議会(下院)、連邦参議院(上院)が連邦憲法裁判所に非合法化を申請できる。参院は今月14日、申請を決定した。(共同)

5518チバQ:2012/12/27(木) 23:44:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122700664
パレスチナ、今後は「国家」「大統領」=駐日代表部が呼称変更要請

パレスチナ自治政府のアッバス議長=6日、ヨルダン川西岸ラマラ(AFP=時事) 駐日パレスチナ常駐総代表部は27日、11月の国連総会でオブザーバー国家への格上げが採択されたことを受け、日本のメディア各社に対し、今後はパレスチナ自治政府や自治区を「国」、自治政府議長を「大統領」と呼称変更するよう要請した。政府関係機関や旅行代理店などにも順次要請を行うという。 
 変更を求める手紙は26日付で、代表部のワリード・シアム代表名で送られた。それによると、全ての国連会議や出版物などで正式名称を「パレスチナ国」に変更するとの国連側の決定を受けた措置と説明している。(時事)(2012/12/27-16:32)

5519チバQ:2012/12/28(金) 01:12:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121225/amr12122508020002-n1.htm
シリア緊迫 頭を悩ます米国
2012.12.25 08:02 [米国]
 欧米の有力メディアが、シリア内戦の緊迫ぶりを相次ぎ伝えている。主戦場が首都ダマスカス周辺に迫ってきたようだ。そんななか、反体制派を支援する国々は12月12日、「シリアの友人」会合で、反体制派の統合組織「シリア国民連合」をシリア人の唯一の正統な代表と承認した。指導者に選ばれたハティーブ氏は14日付英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)の会見記事で、アサド政権が大量破壊兵器を使用する事態になれば、「特に責任がある」とロシアを非難した。

 氏の批判の矛先は米国にも向けられた。内戦をめぐる国際社会の介入の時期や方法が適切でなかったとの考えを示唆し、「誤った国際的な方針が過激主義(の拡大)へと導いた」と述べた。

 「過激主義」とはシリアの反体制派、「ヌスラ(勝利)戦線」を指す。なぜ、この発言が対米批判なのかというと、米国は「国民連合」を信任する前日の11日、イラクのアルカーイダ系武装組織に近いという理由で彼らをテロ組織に認定したからだ。ヌスラ戦線はアサド政権側と対決する有力な武装組織とされる上、食料や燃料を与えて民衆の支持を広げてきたといわれ、米国の判断はシリアの人々の反感を招いたとの報道もあった。

 国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(アジア版)は12日付社説で、アサド政権崩壊後にヌスラ戦線がシリアの主要な政治勢力となることに懸念を示す一方、オバマ政権にも、影響力をどう行使するつもりなのかを指し示す「より鮮明な青写真」を見せるべきだと注文した。カタールやサウジアラビアなど、アサド政権の崩壊を望む国々による武器などの支援を通じてアルカーイダ系の勢力が権力を握れば、“アサド後”のシリアがテロ組織の温床になりかねない。

 軍事介入を避けつつ、友好国を背後から導く形で影響力を発揮する。そんな米国の手法について米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は14日付社説で、カタールにリビアやシリアへの対処を委ねた結果、イスラム過激派の急速な武装強化という米国が望まない結果になったと評した。かといって、米国が手を引けば、だれかがその「空白」を埋めるだけだ。社説は結局、こうした姿勢が中東地域における米国の影響力の地盤沈下につながるとの見方を示唆した。2期目のオバマ政権にとってもシリアは重大なテーマだ。

5520チバQ:2012/12/29(土) 00:07:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121228/mds12122822280003-n1.htm
南ア大統領「犬を飼うのは白人の文化」 「人種差別だ」多くの反発
2012.12.28 22:27

南アフリカのズマ大統領
 南アフリカのズマ大統領が26日、犬をペットとして飼うことは「白人の文化」であり、アフリカ的でないと発言。インターネット上で動物愛好者らから批判が相次いでいる。地元メディアなどが28日までに伝えた。

 ズマ氏は、東部クワズールー・ナタール州での演説で、アフリカ人の若者世代が他の人種の生活様式を身に付けようとしていると指摘。犬を飼って散歩などに連れて行く行為は白人の文化とし、人間より犬を愛する人々は「人間性が欠けている」と語った。「髪をストレートにしても白人にはならない」とも述べた。

 これに対し、短文投稿サイト「ツイッター」などを通じ、ズマ氏に対して「黒人だが犬も愛している」「人種差別だ」などと多くの反発が出た。(共同)

5521チバQ:2012/12/29(土) 09:03:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012122900089
「モンティ党」旗揚げへ=改革勢力結集目指す−伊
 【ジュネーブ時事】イタリアのモンティ暫定首相(69)は28日、2013年2月24、25の両日投票の総選挙に向け、自らの政権で取り組んだ構造改革を支持する中道政党を軸とする政策連合を率いる考えを表明した。中道左派と中道右派の対決色が強まる中で、事実上の「モンティ党」を旗揚げし、「第三極」として対抗する。
 21日に首相を辞任したばかりのモンティ氏はこれまで、既に終身上院議員であり、次の総選挙に「首相候補として出馬しない」と述べてきた。しかし、出馬せずとも政界で引き続き指導的役割を果たす考えを明確にしたことで「首相続投」への意欲を強くにじませた。
 モンティ氏は28日、キリスト教中道民主連合(UDC)のカジーニ党首、自動車メーカー、フェラーリ経営トップのモンテゼモロ氏が設立した政治団体「未来のイタリア」の代表者らと約4時間会談した。全員がモンティ氏の改革手腕に期待を寄せる中道勢力で、会談終了後の記者会見でモンティ氏は「中道勢力を率いることで合意した」と表明した。(2012/12/29-08:42)

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5522チバQ:2012/12/29(土) 09:44:28
http://mainichi.jp/select/news/20121229k0000e030137000c.html
シリア:「移行政府」に望み アサド大統領の決断がカギ
毎日新聞 2012年12月29日 09時20分

 【カイロ花岡洋二】内戦が激化したシリア情勢を巡り、国際社会は、シリア各派による移行政府樹立を目指すブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表の調停による政治的な解決に、かすかな望みをかけている。逆にアサド大統領が実権を譲らず、政府軍と反体制派が軍事的な決着をつけるまで混乱が続くとの見通しもある。鍵を握るのはアサド大統領の決断と、支持する大国ロシアの姿勢となりそうだ。

 今後の情勢は三つのシナリオが考えられる。第一のシナリオは、アサド大統領が実質的な退陣と「移行政府」樹立という調停案を受け入れるものだ。動きは活発化している。ブラヒミ氏は23日から首都ダマスカスに5日間滞在し、アサド大統領や反体制派と個別に協議。さらに29日と年明け早々に米露政府関係者と3者会談する日程も決まっている。

 調停案は6月、国連安全保障理事国やアラブ諸国、トルコなどがジュネーブで合意しながら、失敗した案と大きく変わらない。失敗は、ロシアが政権を支持し続け、安保理も機能不全に陥ったことにあるとされる。しかしその後に情勢が動き、ロシア政府高官からもシリア政権の交代を容認するような発言があり、注目される。

 情勢変化は、露・中を除く、欧米やアラブ諸国など100カ国以上が今月半ば、反体制派の統一機構「シリア国民連合」を「唯一の正統な代表」として承認したことだ。反体制派が先月末以降、首都ダマスカス中心部へ進攻しつつあり、戦闘でイスラム過激派が台頭したことをロシアも懸念している。

 第二のシナリオは「戦闘は終わらず、泥沼化する」(米オクラホマ大のジョシュア・ランディス教授)というものだ。人口の1割強の少数派ながら政権で中枢を占めるイスラム教アラウィ派の人々は「武器を手放せば、スンニ派中心の反体制派に家族ごと抹殺される」との恐怖にかられていて大統領が実権を譲る可能性は低いという。

 また政府軍の装備・戦闘能力は反体制派を上回り、スンニ派の富裕層・中産階級や、ドルーズ派、キリスト教徒ら少数派も、反体制派を積極的には支持していないという。一方、反体制派側にも停戦への動機づけが少ない。反体制派は自分たちが有利に戦況を進めていると考えており、このままアサド政権を倒し、実権を握りたいと考えている。また、アラウィ派への憎しみが高まっているのも、戦闘継続の要因となっている。

 第三は、安保理決議による「飛行禁止区域設定」や平和維持軍の派遣など、武力介入による解決だ。ブラヒミ氏も会見で、調停が失敗した場合の安保理決議の可能性に触れた。だがロシアが反対し、欧米も慎重なため、可能性はなお低そうだ。

 在英の反体制派組織「シリア人権観測所」によると、昨年3月に民主化要求デモの弾圧が始まってから、双方の死者は26日までに4万5000人に達した。AFP通信が報じた。
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5523チバQ:2012/12/29(土) 09:47:52
http://mainichi.jp/select/news/20121229k0000m010100000c.html
未来の党分裂:有権者「やっぱり」「がっかり」
毎日新聞 2012年12月28日 22時53分(最終更新 12月28日 23時22分)


首相官邸前のデモに参加し原発廃止を訴える人たち=東京都千代田区で2012年12月28日午後6時22分、宮間俊樹撮影
拡大写真 衆院選で、小選挙区と比例合わせて641万余りの票を獲得した日本未来の党が「分裂」を発表した。結党からわずか1カ月。党内から「成田離婚」と自嘲する声も上がったが、同党が掲げた「卒原発」などに共鳴し票を投じた有権者の思いはどうなるのか。28日夜、首相官邸前であった「脱原発」を訴える抗議行動の参加者からは「裏切られた」「がっかり」といった声が相次いだ。

 小雨の降る中でも「原発反対」のコールはやまない。「子供を守れ」「福島返せ」と書かれた手作りのプラカードがぬれても、脱原発を求める声は響き続けた。

 1人で参加したという相模原市の無職男性(59)は未来の分裂に「がっかりした。裏切られた思いだ」と話した。選挙から半月もたたないうちの分裂に「取った票をどう思っているのか」。

 結党後間もなく、嘉田由紀子氏が「小沢(一郎)さんを使いこなす」と言った時には「難しいのでは」と不安に思っていた。予感が的中し「やっぱりか」と感じたという。未来が受け取るはずだった政党交付金もほとんどを生活の党が引き継ぐ。「お金は小沢さんに渡してもいい。一からまたやり直して」と語った。

 父親に誘われて参加したという東京都世田谷区の会社員女性(37)も「しがらみを断ち切れなかった民主党にない新鮮さ」に期待し、未来に票を投じた。党の分裂に「これ以上細かく分かれたら、どこがどんな党なのか分からなくなる」と困惑する。「脱原発の声は上げ続けるが、どの政党にこれからは託せばいいのか……」と戸惑いを隠さなかった。

 「いずれ(分裂)すると思っていたけれど、これほど早いのかと驚きました」。そう話した江戸川区の女性会社員(42)は迷った末に小選挙区、比例とも未来に投票した。「嘉田さんに好感が持てた。原発ゼロまでのプロセスも明確だった。(分裂は)党内に脱原発の思いに対する温度差があったのだろう」

 杉並区の自営業女性(42)は「政治にはがっかりすることだらけ」とあきらめた表情。「原発事故を起こした国なのに、原発推進派が政権を取り、脱原発派は分裂した。私は自分のできることをやっていきます。これからも(脱原発を訴える)デモに通い続けるでしょう」と話した。

 小選挙区、比例ともに未来に投票したという北区の自営業、野口聡一さん(44)は「議席が稼げなければ別れると思っていた。小沢さんは今までも党を壊してきたし、亀井(静香)さんも癖がある。小沢さんのイメージは悪いが、もうちょっと議席を取れると思っていた。争点が原発の是非でなく、分散してしまった」と冷静に受け止めていた。

 一方、東京都町田市の会社員、梅沢義光さん(59)は結党時から疑問を抱いていた。「いろいろな思想、思惑を持った政治家が集まっていて、投票先に選べなかった」。昨年6月にインターネットで抗議行動やデモのことを知り、できる限り足を運んでいる。「政治家は結局、財界の言いなり。国会の外で声を上げ続けなければ、社会が国民の望まない方向に進んでしまう気がする」と強調した。【青島顕、安高晋、川崎桂吾、水戸健一】

5525チバQ:2012/12/30(日) 00:32:27
http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY201212290468.html
2012年12月29日20時0分
伊・モンティ氏「政党連合率いる」 2月総選挙へ表明
 【石田博士】債務(借金)危機のさなかに首相に任命され、財政再建に取り組んだイタリアのモンティ氏が28日、2月の総選挙に向けて「政党連合のリーダー役を担う」と表明した。AP通信などによると、モンティ氏が掲げる構造改革を共通公約とし、上院で統一比例名簿をつくる。

 イタリア政界はこの20年ほど、ベルルスコーニ前首相が率いて中小企業経営者らを支持基盤とする中道右派と、労組が支える中道左派が軸になってきた。

 それぞれ、緊縮策を求める欧州連合(EU)と対立したり、規制緩和などの改革に消極的だったりすることが多く、モンティ氏は記者会見で「従来の左右の対立をイタリアは求めていない。欧州各国と密につながり、国を改革する基軸が必要だ」と語った。「金融危機は乗り越えた」とし、若年層の就職難や経済の低成長の克服を課題に挙げた。

5526チバQ:2012/12/30(日) 12:18:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121229/erp12122923240008-n1.htm
最高所得税率75%認めず 仏憲法会議、政権に打撃
2012.12.29 23:23
 【ベルリン=宮下日出男】フランスで法律の違憲審査などを行う憲法会議は29日、オランド政権が年間100万ユーロ(約1億1千万円)超の高額所得者に最高税率75%を課す税制について、違憲との判断を示した。オランド大統領が大統領選で公約に掲げた主要政策の一つだけに、政権にとって打撃となる。

 ロイター通信によると、判断は「75%課税」が税制の公平性を欠くと指摘。具体例として、夫婦いずれかの所得が100万ユーロ超なら課税対象になるが、ともにわずかでも下回れば対象外となり、高収入の夫婦が税制面で有利になる可能性があるとの問題点を挙げた。

 仏首相府は判断を受け、予算編成を見直す方針を表明した。来年の財政赤字削減目標達成への影響はないとしている。政権は財政健全化のため富裕層の課税強化に乗り出しているが、高額所得者の国外流出を招くとの批判もある。

5527チバQ:2012/12/30(日) 12:25:03
http://mainichi.jp/select/news/20121230ddm007030035000c.html
波立つイタリア:13年総選挙 「モンティ党」旗揚げ 中道結集、第三極を形成
毎日新聞 2012年12月30日 東京朝刊

 【ローマ福島良典】イタリアのマリオ・モンティ暫定首相(69)は28日、自らの政権で進めてきた構造改革と財政再建路線を支持する中道勢力を結集した政治集団を率いて、来年2月24、25両日の総選挙に臨む考えを明らかにした。終身上院議員であるモンティ氏自身は選挙には立候補しないが、首相続投に向けての事実上の「モンティ党」の旗揚げにあたる。左右の2大政党に対抗してモンティ氏を軸とする「第三極」が形成された格好で、選挙の混戦模様が深まるのは必至だ。

 モンティ氏は28日にローマで中道勢力指導者と約4時間会談した後、記者会見し、「新たな政治集団が生まれた」と宣言した。結集したのは▽自動車メーカー・フェラーリのモンテゼーモロ会長が創設した政治団体「未来のイタリア」▽中道政党「キリスト教中道民主連合」▽フィーニ下院議長率いる政党「イタリアのための未来と自由」▽カトリック系の「イタリア・キリスト教労働者協会」−−などの構造改革支持派。

 新政治集団はモンティ氏が23日に発表した改革構想に基づき、「イタリアのためのモンティ計画」と名付けた統一候補者リストで上院選挙に参戦する。下院選挙にも趣旨に賛同する政党の連合として臨む。モンティ氏は記者会見で「イタリアが必要としているのは伝統的な左右対立ではなく、欧州と改革に特化した政党連合だ」と述べ、第三極としての立場を鮮明にした。

 これにより選挙戦はピエルルイジ・ベルサニ書記長(61)率いる中道左派・民主党と、シルビオ・ベルルスコーニ前首相(76)の中道右派・自由国民の2大政党に「モンティ党」が挑む三つどもえの構図となる。ベルサニ書記長はモンティ陣営との将来的な連携の可能性を排除していないが、ベルルスコーニ氏は対決姿勢を強めている。

 世論調査では民主党が支持率約30%で首位に立ち、自由国民と、ベッペ・グリッロ氏(64)の政治団体・五つ星運動が10%台後半で2位争いを演じている。モンティ氏の参加で中道勢力は15〜20%に支持率を伸ばすとの調査結果もあり、モンティ氏は「相当の結果を出せる」と自信を示した。

 だが、国民の間には、モンティ内閣が進めた財政緊縮策への不満があり、エリート色の強い「モンティ党」が大衆の支持を得られるかどうかが焦点だ。

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 ■ことば

 ◇イタリア総選挙
 上院(任命制終身議員を除く選出議員定数315)、下院(定数630)とも、有権者が候補者個人でなく政党を選ぶ比例代表制。選挙後に発足する政権を安定させるため、両院とも第1勢力が総議席数の55%に達するように「ボーナス議席」が与えられる。下院議員でなくとも、大統領の指名により首相に就任できる。経済学者のモンティ氏は昨年11月の首相就任に先立ち、ナポリターノ大統領から終身上院議員に任命された。

5528チバQ:2012/12/30(日) 15:48:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121230/mds12123015410003-n1.htm
国民も新聞も一斉に批判 イラン大統領、唯一の女性閣僚を更迭 
2012.12.30 15:41

2009年9月、イラン国会の開会式に出席したバヒドダストジェルディ氏(左)(AP)
 イランのアハマディネジャド大統領が30日までに、唯一の女性閣僚、バヒドダストジェルディ保健相を更迭した。欧米の経済制裁の影響で供給不足に陥っている医薬品の輸入をめぐり、両者の間に対立があったことが背景とされる。

 国会議員や国民からは大統領への批判が集中。2013年6月の大統領選を前に政権のレームダック(死に体)化に拍車が掛かっている。29日付のイラン各紙は1面で、27日の保健相更迭を大きく報じた。

 核兵器開発疑惑をめぐり、欧米が対イラン制裁を強化した影響で、イランの経済は急激に悪化。医薬品輸入にも支障が出ている。保健相は医薬品不足のため、がんや血液疾患などの患者が苦しんでいると指摘。「高級車の輸入を支援する金はあっても、医薬品輸入に使う外貨はないのか」と批判していた。(共同)

5529チバQ:2012/12/30(日) 19:13:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121230/asi12123018350002-n1.htm
性的暴行被害の女子学生、インドで葬儀 シン首相ら遺体の出迎えも
2012.12.30 18:30
 【ニューデリー=岩田智雄】インドの首都ニューデリーで女子学生(23)が男6人にレイプされ暴行を受けて死亡した事件で、女子学生の遺体が30日未明、入院先だったシンガポールから空路、ニューデリーに到着した。葬儀も早朝に行われた。インドでは事件を機に、政府に性犯罪の対策や罰則の強化を求めるデモが各地で拡大しており、国民の怒りに敏感になっている政府は、シン首相らが遺体を出迎えるなど異例の手厚い対応を取った。

 PTI通信によると、遺体を乗せたエア・インディアの特別機は午前3時半に到着し、シン首相のほか最大与党、国民会議派のソニア・ガンジー総裁も出迎え、女子学生の家族に弔意を伝えた。遺体を乗せた車は警察の厳重な警備の中、ニューデリー市内葬儀場に運ばれた。葬儀はメディアをシャットアウトして営まれた。地元州政府の内相らも参列したという。

 30日付のインド各紙は女子学生の死を大きく伝え、ヒンドゥスタン・タイムズは、女子学生の父親が先祖伝来の土地を売って学費を工面し、勉学に優秀だった女子学生がこれから働いて、お金を返す決意だったなどとその人柄を伝えた。

5530チバQ:2012/12/30(日) 19:19:51
http://mainichi.jp/select/news/20121231k0000m030008000c.html
インド:レイプ惨劇、女性怒り…各地で抗議デモ
毎日新聞 2012年12月30日 19時13分

 【ニューデリー杉尾直哉】インドの首都ニューデリーで今月、女子医学生(23)が乗り合いバスに乗車中に男6人にレイプされたことから、性犯罪対策の不備に怒った市民らの抗議デモが国内各地で相次いでいる。

 女子学生は29日、搬送先のシンガポールの病院で多臓器不全で死亡。インド政界最高指導者で与党「国民会議派」のソニア・ガンジー総裁は「あなたの死を無駄にしない」と、異例の声明を出し、シン首相も市民に平静を呼び掛ける追悼声明を発表。国連の潘基文(バン・キムン)事務総長はインド政府に性犯罪防止の「緊急策」を訴えた。首都中心部では集会が禁止され厳戒態勢が敷かれる異常事態となっている。

 インドでは経済成長で女性の社会進出が進む一方、女性蔑視の風潮も根強い。強い権利意識を持つ中産層を中心に、性犯罪対策を怠ってきた政府への怒りが爆発した形だ。シン政権は14年の総選挙まで、中産層の抗議活動に直面しそうだ。

 29日夜、首都中心部に近い広場では、会社員や学生ら約3000人が集い、ろうそくを手に女子学生の死を悼んだ。「レイプ犯を死刑に」と連呼する人や、「性犯罪に無関心な政治が彼女を殺した」とのプラカードを掲げる人もいた。デリー大2年のラビ・プラカシさん(19)は「政府は我々の母や姉妹の安全を守れない」と話した。広場の周囲は警官隊が取り囲み、緊迫した雰囲気。付近の地下鉄10駅も閉鎖された。

 大統領府がある首都中心部では23日にデモ隊が警察と衝突し、催涙弾や放水で鎮圧される騒ぎとなった。

 報道によると、被害にあった女子学生は16日、友人の男性と映画を見た帰りに乗車した乗り合いバス内で男6人に暴行を受け、走行中のバスから放り出された。主犯とされるバス所有者の男ら容疑者全員は暴行などの疑いで逮捕された。女性の死亡を受け、警察は殺人容疑に切り替えて調べを進めている。

 インド内務省によると国内のレイプ事件は年間約2万件だが、実数は大きく上回るとみられる。北部パンジャブ州で11月起きた集団レイプ事件では、少女(17)が警察に被害を届けたが受理されず、加害者との結婚を求められ自殺した。

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5531チバQ:2012/12/30(日) 22:26:22
>>5472>>5489
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121230/mds12123020300004-n1.htm
イスラエル前外相起訴 選挙戦に影響も
2012.12.30 20:29

イスラエルのリーベルマン前副首相兼外相=2011年4月、エルサレム(ロイター)
 イスラエル検察当局は30日、職務上の義務を履行しなかったとして、信託義務違反罪で極右政党「わが家イスラエル」党首のリーベルマン前副首相兼外相=18日付で辞任=を起訴した。同国のメディアが伝えた。

 来年1月22日の総選挙に向け、「わが家イスラエル」はネタニヤフ首相の右派リクードと統一会派を組んで優位を保っているが、司法手続き次第では、リーベルマン被告は国会議員や閣僚への就任が危うくなる可能性がある。外相は現在、ネタニヤフ氏が兼務している。

 リーベルマン被告は2008年10月、駐ベラルーシのイスラエル大使(当時)から自身に対する収賄容疑などの捜査情報を得た上、その事実を公表しないまま、同大使が駐ラトビア大使に異動するのを後押ししたとして、信託義務に違反したとされる。収賄事件は不起訴となった。(共同)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012123000103
前イスラエル外相起訴=総選挙に影響も
 【エルサレム時事】イスラエル検察当局は30日、リーベルマン前外相を背信行為などの罪で起訴した。イスラエル放送が伝えた。検察当局が今月中旬、起訴の方針を表明したことを受け、リーベルマン氏は外相を辞任した。リーベルマン氏は、ネタニヤフ首相の与党、右派リクードと統一会派を組む極右政党「わが家イスラエル」の党首として2013年1月の総選挙に出馬する意向。今回の起訴が選挙戦に影響を及ぼす可能性もある。(2012/12/30-19:46)

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5532チバQ:2012/12/31(月) 11:21:11
http://mainichi.jp/search/index.html?q=%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84&r=reflink
ドイツ:極右政党「非合法化」の試み 地下潜伏の懸念も
毎日新聞 2012年12月31日 09時24分

 【ベルリン篠田航一】外国人排斥などを掲げるドイツの極右政党・国家民主党(NPD)の活動を「非合法化」する案を巡り、ドイツが揺れている。失敗した場合、逆に党の存在に「お墨付き」を与えてしまう懸念があるためだ。仮に非合法化に成功しても、活動を禁じられた党員が今度は地下に潜伏し、かえって社会不安が高まるとの見方もある。

 政党の非合法化については、政府、連邦議会(下院)、連邦参議院(上院)の3者が憲法裁判所に申請できるが、政府は「リスクがある話なので、13年3月ごろまでに判断したい」(メルケル首相)と慎重姿勢を崩していない。一方で上院は12月、賛成多数で申請を決め、意見は割れている。

 ドイツでは11年11月、極右ネオナチの男女3人組が00〜07年にトルコ系移民ら計10人を殺害していた事件が発覚。国家民主党の元幹部が拳銃などの凶器入手でこの3人に協力した疑いが浮上し、「党を活動禁止にすべきだ」との声が高まった。

 ドイツ基本法(憲法)は「民主的秩序を侵害する政党」の活動を禁じており、憲法裁は01〜03年にも同党の活動禁止について審理した。だが裁判の過程で、政府側の公安当局が同党に多数の「内通者」を送り込んでいた事実が判明。政府側が裁判所に提出した証拠の中に、内通者であることを隠して党員になりすました人物の証言も含まれ、証拠の客観性に疑問符がついたため、「公正な審理が不可能」として裁判が中止になった経緯がある。

 このため、再び非合法化の試みに失敗すれば、同党を勢い付かせるとの指摘が出ている。仮に国内で非合法化できても、「今度は同党が欧州人権裁判所(仏ストラスブール)に提訴する可能性がある」(ロイトホイサーシュナレンベルガー法相)とみられ、裁判長期化で同党の存在感が一層高まる懸念もある。

 アプフェル国家民主党党首は独メディアに「非合法化の動きは、言論・思想の自由の封殺」と話している。

 ◇国家民主党(NPD)
 反ユダヤ主義や外国人排斥を唱え64年結成。西ドイツが移民を多く受け入れ始めた時期で、反外国感情を持つ人々から支持を得た。東西ドイツ統一後は失業問題が深刻な旧東独地域で浸透、ザクセン州とメクレンブルク・フォアポンメルン州の東部2州の議会に議席を持つ。ボランティア活動にも力を入れる。党員約6000人。

5533チバQ:2013/01/06(日) 20:49:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130106/mds13010619580003-n1.htm
アサド大統領、約半年ぶりに公の場で演説 対決姿勢強調に失望広がる
2013.1.6 19:57 (1/2ページ)

6日、シリアの首都ダマスカスで演説するアサド大統領のテレビ映像(ロイター=共同)
 【カイロ=大内清】シリアのアサド大統領は6日、首都ダマスカスで演説し、「テロリストと交渉することはない」と、反体制派との戦闘を継続する考えを強調した。

 ブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表が提示した内戦の政治決着に向けた調停案がどの程度、反映されるかが焦点だったが、反体制派との対話を拒む姿勢を示したことで国際社会には失望が広がりそうだ。一方、反アサド政権の急(きゅう)先(せん)鋒(ぽう)である隣国トルコでは5日、米国が地対空誘導弾パトリオットの配備を開始、“アサド包囲網”は着実に狭まっている。

 アサド氏の演説は昨年6月以来。アサド氏は、シリア内戦は「外部の敵による陰謀だ」などと従来の主張を繰り返す一方、「外部の敵に対抗するため、改革は重要だ」と述べ、政治改革を進める考えも示した。

 演説に先立ち、レバノンの親アサド系紙アフバールは、アサド政権指導層の話として、アサド氏が内戦終結に向け、反体制派との停戦▽国連の停戦監視団受け入れ▽新憲法起草委員会の設置▽「国民政府」の樹立▽大統領選と議会選の実施−の5項目を表明する可能性があると伝えていた。

 ブラヒミ氏は昨年12月にアサド大統領と会談した際、米国やアサド政権の後ろ盾であるロシアなどが合意した、停戦と政権移行期間を担う「挙国一致政府」の樹立を軸とした調停案を提示した。調停案の詳細は明らかにされていないが、ブラヒミ氏は、政権側が受諾さえすれば「国際社会の理解は得られる」と自信をのぞかせていた。

 ただ、反体制派武装勢力の多くは、あくまでも武力による政権打倒を目指しており、政権側が単に停戦を表明したとしても、受け入れられる可能性は低い。

 反体制派はここのところ、トルコ国境に近い北部の支配地域を徐々に拡大するとともに、政権のおひざ元である首都ダマスカス近郊のダラヤやジョバル地区にも拠点を確保。反体制派を後押しするトルコ南西部の空軍基地に、米国のパトリオットミサイルが配備されたことも政権側に対する強い圧力となっている。

 パトリオット配備は、トルコ南部に昨秋、シリア側から迫撃砲弾が相次いで着弾したことを受け、トルコ政府が北大西洋条約機構(NATO)に要請していた。トルコと国境を接するイランやロシアは、「地域の安定を損なう」と強く反発していた。

 米国は「パトリオットはあくまでも防衛目的だ」と強調しているが、シリア側から再び迫撃砲が撃ち込まれるといった事態になれば、地域の軍事的緊張が一気に高まる懸念もある。

 国連の推計によるとシリアでは2011年3月以降で約6万人が死亡、約50万人が国外に避難している。

5534チバQ:2013/01/06(日) 20:50:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-35026524-cnn-int
シリア大統領が演説へ 反体制派、空爆拠点の基地攻略間近か
CNN.co.jp 1月6日(日)15時26分配信

(CNN) 内戦が続くシリアの国営メディアは6日、アサド大統領が同日、最近の国内や地域情勢に関する演説を行うと伝えた。演説の詳しい内容は明らかでないが、内戦が始まって以降、同大統領が演説するのは異例。

一方、反体制派の武装組織は北西部イドリブ県での攻防で、反体制派が政府軍のタフタナズ空軍基地の大半を攻略するなどの戦果を収めたと主張した。基地を占拠すればアサド政権軍が優位に立つ空軍力を削ぐことになる。同基地への攻撃は4日目に入り、反体制派の戦闘員800人が対空砲や戦車を投入して攻撃、基地の7割を掌握したとしている。

基地には政府軍の兵士数十人と狙撃兵約30人が依然残って抵抗しているが、掃討は間近いとも述べた。

反体制派「地域調整委員会」によると、政府軍は同基地を周辺の町の反体制派勢力へのヘリコプター攻撃の出撃拠点として主に使っている。政府軍の戦闘機はタフタナズ基地にクラスター(集束)爆弾を投下、複数の建物を破壊しているという。同爆弾は、1発の爆弾が空中から多数の子爆弾をまき散らす兵器で殺傷能力が高い。

首都ダマスカスの反体制派武装勢力の指導者は、反体制派や民兵組織は政府軍戦闘機による空爆能力を最小化するためイドリブ県内の軍基地を標的にした攻撃を強めると述べた。タフタナズ基地への攻撃には、米国がテロ組織として指定したイスラム過激派「ヌスラ戦線」も加わっているという。

政権軍はダマスカスの南部郊外で過去数週間、食料や医薬品の供給を断ち切る措置に出ているとも述べた。注射器などの医薬品を運んでいる住民を見付けた場合、屋外で処刑しているとも語った。

地域調整委員会によると、シリア全土での戦闘などによる死者は5日だけで少なくとも79人。ダマスカス内外で35人、イドリブで18人などとなっている。国連はシリア内戦による死亡者はこれまで6万人を超したと報告している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130102-35026450-cnn-int
シリア内戦 2012年の死者数は4万人、今年はさらに増加か
CNN.co.jp 1月2日(水)12時42分配信

(CNN) シリアでは内戦が開始して以来の総死者数が4万6068人に上り、その約85%に当たる3万9520人が2012年に死亡した。英国に拠点を置くシリア人権監視機構(SOHR)が1日明らかにした。

11年の死者数は6548人で、全体の約14%に当たる。

シリア内戦の和平調停にあたっているブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表は、13年は死者がさらに増える恐れがあると指摘する。代表は12月30日の記者会見で、「13年の死者数は2万5000人では済まず、10万人に達するだろう」と述べ、「死者数は急速に増加している」と懸念を表明している。

反体制派の地域調整委員会(LCC)によると、1日には少なくとも136人の死亡が確認されたという。

またSOHRは、年明け早々にシリアの8つの県で戦闘と砲撃が行われたとしている。最も激しい戦闘が見られたのは首都ダマスカスとその周辺、さらにすでに廃墟と化している北部アレッポだ。

アレッポの国際空港で30日に爆発が発生し、同空港は閉鎖された。現在、SOHRが犠牲者の有無や爆発の原因を調査中だという。

隣国トルコの難民キャンプでは、シリア難民が今も厳しい生活を送っている。13年の彼らの共通の願いは、アサド政権の崩壊と内戦の終結だ。

キャンプで暮らすあるシリア人女性は、食料用に道端の草を抜いていた。女性は「われわれが難民になったのはアサドのせいだ」とし、「彼は私の2人の子どもを殺し、われわれの家を破壊した」と語った。苦しい生活を送る彼女の唯一の願いは、祖国シリアへの帰国だという。

5535チバQ:2013/01/06(日) 20:57:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130105-00000516-san-n_ame
石油地図一変 「シェール革命」進む米国、エネルギー新時代に
産経新聞 1月5日(土)11時26分配信


 昨年、国際エネルギー機関(IEA)が発表したある予測が世界に衝撃を与えた。「シェール革命」の進む米国が2020年までに、サウジアラビアをしのぐ世界最大の産油国になるというのだ。政治的混乱が収まりつつあるイラクでも石油生産が急拡大するという。米国で石油輸入の大幅削減が視野に入る中、中東産石油の大半は経済成長が続く中国などアジアに向かう。こうした変化の兆しを受け、米国内では中東への関与を弱めるべきだとの議論も浮上。石油をめぐる世界の勢力図が大きく塗り変わろうとしている。

 「60年以上にわたって米国はペルシャ湾を警護してきた。だが、そのコストは過小評価されたままだ」

 昨年11月28日の米議会上院。シャヒーン議員(民主)は国防総省のエネルギー政策に関する審議で、石油の安定的輸入のために、油田やシーレーン(海上交通路)の防衛にかかる負担の大きさに噛みついた。

 米国は2011年、1日当たり約1130万バレルの石油を輸入し、そのうち17%程度は中東産だ。

 2010年末から始まった中東・北アフリカの民主化運動「アラブの春」やイランの核問題の緊迫化に伴う中東情勢の不安定化は、米国に「石油を継続的に調達することの難しさを示した」(シャヒーン氏)。

 そこにシェール革命が石油輸入の大幅削減に現実味を持たせたことで、米国内では巨額の費用を投じ人命を賭してまで中東の安定を守る必要があるのかとの疑問が広がっている。

 守る必要はない―となれば、中東安定のためには軍事力行使も辞さないとする1980年代以降の外交方針からの一大転換となる。

 全米アジア研究所(NBR)のハーバーグ氏は、中東の石油の最大の買い手が今後中国になることを踏まえ、「中国は米国が安全を保っているシーレーンにただ乗りしている」と指摘。専門家の中には、米国はペルシャ湾から空母を引き揚げ、中国に負担を求めるべきだとの声もある。

 だが、米国が中東に巨大な軍事力を展開してきた理由は、経済成長とガソリン消費拡大に見合うだけの石油を調達するというエネルギー政策上の理由ばかりではない。見逃してならないのは、ロシアの南側にある中東の地政学的な重要性だ。

 エネルギー問題の権威であるIHSケンブリッジ・エネルギー研究所のヤーギン会長は「米国はトルーマン政権以来、冷戦を通じて旧ソ連の影響力を中東から排除するのに努めてきた」と分析。米海軍大のレヴェロン教授も「米国が50年代からイランやサウジアラビアに介入してきたのは、石油へのアクセス確保とソ連の進出を阻止する狙いからだ」と同様の見方を示す。

 そして、中東の地政学的な重要性はソ連崩壊後の今も変わらず、むしろ強まっているとみる識者も多い。米有力シンクタンク、ランド研究所のクレーン博士は、アラブの春やイランの核問題に加え、イスラエルとパレスチナの紛争、国際テロ組織アルカーイダなど対テロ作戦の重要性を挙げ、「米国は今後も中東の安定確保に関与し続ける」と予測する。

 オバマ大統領も昨年12月19日付タイム誌のインタビューで、米国が外国産原油の輸入への依存を減らしていると指摘し、「このトレンドを維持すれば、中東や世界がどのようにあるべきかについてより自由に発言できる」と強調した。

 世界経済への影響の面からも、米国は簡単には中東から手を引けない。中東産原油の重要性はそうたやすく低下しないからだ。

 中東情勢が不安定化して石油価格が高くなれば、米国を含む世界中の経済活動に影響が及ぶのは確実で、米戦略国際問題研究所(CSIS)のカルーソ上級アドバイザーは「米経済と原油市場にとって中東の安定は今後も重要だ」と強調する。

 また、米国でのシェールオイルの生産予測が急激に上方修正される一方で、石油精製施設などのインフラ整備は追い付いておらず、中東産から米国産への石油シフトは言うほど容易ではないとの見方もある。

 中国が米国に取って代わって中東の安定を主導するとの一部指摘についても、中国にその能力があるのかどうか、また、たとえ能力があったとしても、中国にそれを任せていいのかという議論もある。

 「米国が引き続き(中東の安定確保に)役割を果たすことは中東産の石油に依存する国にとって悪くない話」(ヤーギン氏)で、米国だけの事情で中東から手を引こうというのは国際社会からも容認されないだろう。(ワシントン 柿内公輔)

5536チバQ:2013/01/06(日) 20:58:19
 【シェール革命】 地中の頁岩(シェール)と呼ばれる硬い岩盤に含まれる石油や天然ガスによってもたらされるエネルギー革命。シェールオイルやシェールガスの開発は難しかったが、高圧水で岩盤に亀裂を入れて取り出す「水圧破砕(フラッキング)」技術が確立されたことで採掘コストが下がり、開発しやすくなった。米国は岩盤の質に合わせて水に混ぜる化学物質の量を調整するなど、効率的な採掘のノウハウがあり、開発でも先行している。一方で、水圧破砕による地下水汚染などの公害問題も心配されている。

 ◆IEA予測

 国際エネルギー機関(IEA)が昨年11月に発表した2012年版のエネルギー展望によると、米国は20年までに石油生産量でサウジアラビアを抜いて世界一になり、20年代半ばまでトップを守る見通しだ。シェールオイル開発が拡大するためで、米国の石油純輸入量は35年になると、11年時の約3分の1(1日当たり340万バレル)まで減少する。米国ではシェールガス開発も進んでおり、15年には天然ガス生産量でもロシアを抜き世界一になる。

 イラクの石油生産量も11年の1日当たり270万バレルから、20年には610万バレルまで増え、米国、サウジアラビア、ロシアに次ぐ世界4番目の規模になる。生産量は35年には830万バレルまで増えるとされる。イラクは石油輸出国としても存在感を強め、IEAは30年代までにロシアを抜いて世界2位の輸出国になるとみている。

 IEAのファンデルフーフェン事務局長は「世界のエネルギーの構図は一変しようとしている」と指摘する。(小雲規生)

5537チバQ:2013/01/06(日) 20:58:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-00000524-san-m_est
イラク台頭“潜在力”ある産油国でも…拭えぬ政情不安
産経新聞 1月6日(日)13時33分配信


【特集 シェール革命 石油地図一変】(下)

 先月上旬、イラク南部の油田地帯バスラで開かれた石油・ガス関連企業による国際見本市は、ビジネスマンたちの熱気に包まれた。昨年で3回目という同見本市はこれまでで最大規模となり、40カ国から約350社が参加。各社のブースには掘削用機械などの見本のほか、自社の実績や技術を売り込むパンフレットが積まれ、イラクの石油産業の勢いを示した。

〔フォト&図解〕シェールガス採掘で地震誘発?

 イラクは1980年に始まったイラン・イラク戦争以降、湾岸戦争やイラク戦争など大規模な戦乱が相次いで石油開発が停滞してきたが、2008年ごろからマリキ政権の下で南部の油田開発が本格化。海外からの投資を引き寄せ、35年までの世界の石油生産の伸びの約45%はイラクが占めるとされるほどだ。

 米欧のみならず、中国やロシア、東南アジアなど世界各地の石油会社との間で契約した開発が軌道に乗っていることのあらわれで、現時点で「最も潜在力が高い産油国の一つ」(外交筋)とされる。

 日本勢もイラクへの進出を加速させている。大手商社の三菱商事は昨年10月、1990年の湾岸危機で撤退して以来初めての駐在員事務所をバスラに開設、原油採掘の際に副次的に発生する天然ガスを利用可能な形に精製するプロジェクトを展開する。精製されたガスは当面、イラク国内の発電や家庭用に回されるが、将来的には国際市場向けにも輸出する計画だ。

    ◇ ◇

 ただ、イラクでのビジネスのリスクは小さくない。多数派のイスラム教シーア派と、スンニ派との宗派対立が最も高まった2006〜07年に比べれば大きく減少したとはいえ、現在も国際テロ組織アルカーイダ系武装勢力などによるテロが頻発、フランス通信(AFP)によると、昨年11月だけで166人が死亡した。

 また、首都バグダッドの中央政府と、北部クルド人自治政府との間では、油田地帯の帰属などをめぐる緊張が横たわる。昨年11月中旬、燃料密輸業者を追っていたイラク軍部隊が、双方が支配権を主張する北部の町に入ったのをきっかけにクルド側と交戦し、少なくとも1人が死亡した。

 同様の事件は昨年8月にも発生。これまでは両者の間に立ってきた駐留米軍が11年末に撤退し、緊張が高まりやすい状況が生まれているとの指摘もある。

 クルド人自治政府は11年後半以降、米メジャー(国際石油資本)のエクソンモービルなどとの間で自治区内の鉱区開発で合意。イラク国内の地下資源はすべて中央政府が管理するべきだとするマリキ政権の反発を無視する形で、独自の石油開発を加速させる構えをもみせている。

 イラク戦争開戦から10年がたつとはいえ、同国では電力供給が需要の約半分にとどまるなど、再建はなお道半ばの状態だ。マリキ政権としても自治政府との本格的な衝突は避けたいのが本音とみられるが、資源管理は「主権」に関わる問題でもあるだけに、妥協は容易ではない。(カイロ 大内清)

5538チバQ:2013/01/06(日) 20:59:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-00000071-san-eurp
「シェールガス」欧州二分 資源確保…英・ポーランド開発促進 環境保全…仏なお禁止措置、独も慎重
産経新聞 1月6日(日)7時55分配信


 【ベルリン=宮下日出男】新型天然ガス「シェールガス」をめぐる欧州諸国の対応が割れている。開発を促進する英国やポーランドに対し、フランスなどは、採掘時に化学物質が使われることなどから環境への影響が大きいとして禁止措置を取る。しかし、これまでのエネルギー輸入国を輸出国に変える可能性を持つ「シェール革命」が世界で注目される中、エネルギーの安定的確保を目指す欧州も全体としての取り組みを迫られつつある。

〔フォト〕シェールガス採掘で地震誘発?

 フランス通信(AFP)によると、ポーランド政府は昨年11月、2020年までに総額1千億ズロチ(約2兆8千億円)をエネルギー部門に投資する計画を公表した。シェールガス開発には50億ズロチを充当。トゥスク首相は「大きな投資の始まりだ」と強調した。

 経済成長が続くポーランドは発電量の9割を石炭に依存し、天然ガスはロシアからの輸入に大きく頼る。欧州連合(EU)の環境目標達成と、ロシアへの依存脱却を同時に図るため、同国初の原発建設とともに、シェールガス開発はエネルギー政策の柱だ。

 国内消費量の「300年分」とされた推定埋蔵量は大きく下方修正され、米石油大手が撤退するなど試掘段階の開発は難航気味で原発とシェールガスの「二兎(にと)」を追うことに懸念も出るが、「エネルギーは政治の鍵」(トゥスク首相)との姿勢だ。

 英国も昨年12月、シェールガス開発を事実上、解禁した。11年に採掘現場付近で微小地震が発生し、採掘を暫定的に禁じていたが、「科学的調査」(英政府)の結果、姿勢を転じた。だが、欧州全体での開発の取り組みは概して低調だ。大量の水や化学薬品を使う採掘方法が環境に与える影響への懸念が大きいからだ。

 ポーランドと並び、欧州最大のシェールガスが眠るとされるフランスでは前政権に続き、オランド政権も開発を許可しない方針。ブルガリアなども禁止や暫定的禁止の措置をとり、ドイツも慎重だ。

 一方、ポーランドにとどまらず、ロシアへの天然ガス依存が高い欧州全体にとって、その供給源が多様化されることは魅力だ。開発に成功し、天然ガスの価格が下がれば域内経済の競争力強化も期待できる。

 欧州委員会のエッティンガー欧州委員(エネルギー担当)は、採算性などの問題で米国ほどの開発効果は見込めないとの見方を示す一方、代替エネルギーとしての潜在力にも注目。「環境への負担回避を前提に、このテーマに集中的に取り組む」との考えを示している。

【用語解説】シェール革命  地中の頁岩(シェール)と呼ばれる硬い岩盤に含まれる石油や天然ガスによってもたらされるエネルギー革命。シェールオイルやシェールガスの開発は難しかったが、高圧水で岩盤に亀裂を入れて取り出す「水圧破砕」技術が確立されたことで採掘コストが下がり、開発しやすくなった。米国は岩盤の質に合わせて水に混ぜる化学物質の量を調整するなど、効率的な採掘のノウハウを持ち、開発でも先行。一方で、地下水汚染などの問題も心配されている。

5539チバQ:2013/01/06(日) 21:00:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130105/asi13010520130004-n1.htm
印レイプ事件 死亡女性の友人男性が証言 「服もなく放置 病院到着まで3時間」
2013.1.5 20:13 [アジア・オセアニア]
 【ニューデリー=岩田智雄】インドの首都ニューデリーで女子学生(23)が男6人にレイプと暴行を受けて死亡した事件で、女子学生とともに無認可バスの中で暴行を受けて負傷した友人男性(28)が4日、地元テレビ局のインタビューに初めて応じ、2人とも犯人に服をはぎとられて路上にほうり出されたが誰も衣服を貸してくれず、病院に運びこまれるまで約3時間もかかったと証言した。

 男性が5日付のジー・ニューズ(電子版)に語ったところによると、男性は路上で通行人に助けを求めた際、車やバイクが速度を落としたが止まってくれず、見回り中の住民が警察に通報するまで25分かかった。警察が到着したのは解放から45分後で、その後も警察はどこの警察署が管轄するのかを決めるために時間を浪費し、病院に着いたのは、警察到着から2時間以上も後だった。その間、警察や病院内の人は誰も衣服を貸してくれず、シーツの切れ端を提供されただけだった。

 男性は、レイプ事件をめぐる抗議デモについて、ろうそくに火を灯しても人々の考え方は変わらないと批判。「道で助けを求めている人がいれば、助けなければならない」と訴えた。

 一方、PTI通信によると、警察はインタビューの放映がレイプなどの被害者の身元特定を禁じた法律に違反するとして、同テレビ局を訴追することを決めた。

5540チバQ:2013/01/06(日) 21:00:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130105/erp13010516370000-n1.htm
連合名「モンティと共に」 2月総選挙へ伊首相
2013.1.5 16:35 [選挙]

政党連合の名称とシンボルマークを発表するモンティ伊首相=4日ローマ市内(ロイター)
 イタリアの中道政党連合を率いて2月24〜25日の総選挙に臨むと表明したモンティ首相は4日、ローマで記者会見し「イタリアのためモンティと共に」とする政党連合の名称とシンボルマークを発表した。

 4日発表の世論調査では、民主党を中心とする中道左派連合が40%と優勢。モンティ氏率いる中道連合は12・6%と伸び悩んでおり、今後どれだけ中道左派連合に肉薄し、選挙後の政権運営に関与できるかが鍵となる。

 モンティ氏によると、下院では「キリスト教中道民主連合」「イタリアのための未来と自由」の2政党と、既存政党に属さないモンティ氏派のグループが政党連合「モンティと共に」の旗の下、個別の候補者名簿を掲げて争う。上院は同連合の統一候補者名簿を作り、選挙戦に臨む。両院とも選挙は比例代表制。(共同)

5541チバQ:2013/01/06(日) 21:02:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130104/mds13010421580002-n1.htm
スンニ派閣僚を強制捜査 イラク、対立激化か “調停役”大統領は不在 
2013.1.4 21:57 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】イラクで昨年末、少数派であるイスラム教スンニ派のイサウィ財務相宅などが治安部隊の急襲を受け、同氏のボディーガード多数が逮捕されるという事件が起きた。スンニ派勢力は、政権を主導するシーア派が強権姿勢を強めていると反発している。両派の調停役を果たしてきたクルド人のタラバニ大統領が病気治療で不在の中、対立激化に懸念が強まっている。

 現地からの報道によると、イサウィ氏宅や財務省が治安当局の捜索を受けたのは昨年12月21日。スンニ派中心会派のイラキーヤに所属するイサウィ氏は、約150人が「違法に拘束された」と主張、(政権を率いるシーア派の)マリキ首相がスンニ派を排除しようとしている、と非難した。首相側は、逮捕者は10人だとし、捜査は法にのっとったものだと反論した。

 イラクでは2011年12月にも、スンニ派でイラキーヤ所属のハシミ副大統領側が、要人へのテロ計画に関与したなどとして捜査を受けている。ハシミ氏はその後、首都バグダッドを脱出、現在は隣国トルコで事実上の亡命生活を送っており、昨年9月には欠席裁判で死刑が言い渡された。

 議会筆頭勢力のイラキーヤと、シーア派勢力の後押しを受けて実権を握るマリキ首相側との間に立ち、これまで政府としてのまとまりを保つ役割を果たしてきたのが、クルド人のベテラン政治家、タラバニ大統領だった。しかしタラバニ氏は12月17日、脳卒中で倒れ、治療のため渡独。回復しても、以前のような影響力は持てないのではないかともささやかれる。

 今回のイサウィ氏側への強制捜査はそうした最中の出来事だけに、政権側がタラバニ氏の不在を狙い、イラキーヤに圧力をかけている−との見方もある。

 中部ラマディやサマラなどスンニ派が多い地域ではこのところ、マリキ首相に抗議する住民ら数千人が幹線道路を封鎖するなど騒ぎが頻発。イラキーヤはマリキ氏の退陣を求めて一歩も引かない構えを見せており、宗派対立の再燃を懸念する声も出ている。

5542チバQ:2013/01/06(日) 21:03:18
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130103/mds13010319010002-n1.htm
エジプト財政深刻化 モルシー政権に新たな不安要因
2013.1.3 18:56 (1/2ページ)

2日、エジプトの首都カイロの外貨交換所で、下落が続くエジプト・ポンド紙幣を大量に差し出す市民(AP)
 【カイロ=大内清】エジプトの財政悪化が深刻化し、モルシー政権の新たな不安要因となっている。中央銀行は外貨準備が「危機的水準にある」と警告、通貨エジプト・ポンドは12月30日、対米ドルで史上最安値を更新した。円滑な政権運営には国際通貨基金(IMF)からの融資が不可欠だが、融資を得るための緊縮策を実施すれば国民からの反発を受けて政権基盤が揺らぐことになりかねず、大衆受けする政策を掲げて当選したモルシー大統領はジレンマに陥っている。

 エジプト中銀の発表によると、ムバラク前政権が崩壊した一昨年2月時点で、同国には過去最高水準となる約350億ドル(約3兆450億円)の外貨準備があった。しかし、政変後の混乱で主要産業の観光や海外からの投資が低迷し、2012年12月末時点で約150億ドルまで激減した。これは同国の総輸入額の3カ月分に過ぎず、対外債務の支払い停止も視野に入る“危険水域”に迫る水準だ。

 その上、11月にモルシー大統領が、自身に絶対的な権限を付与する憲法宣言を発布し反モルシー派との政治対立が激化したことを受け、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは12月、エジプト国債の長期格付けを「B」から「Bマイナス」に引き下げた。

 政府は、外貨の持ち出し制限を厳しくするなど対症療法を実施しているが、企業などの間ではポンドを売って外貨を確保する動きが加速。為替相場では30日、1ドル=6・3ポンドと前日より1・8%低い最安値をつけた。

 待ったなしの財政事情が続く中、モルシー政権は11月、IMFとの間で48億ドルの支援で大筋合意している。しかし、エジプト側は12月、「不安定な政治状況」を理由に、交渉延期を申し入れた。背景には、支援と引き換えにIMFが求める財政改革を先延ばしにしたい思惑がある。

 モルシー氏の母体のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は、慈善事業を通じ貧困層に浸透、モルシー氏自身も主食のパンの価格抑制などを大統領選の公約に掲げた。だが、財政改善のため、増税や、各種の生活必需品への補助金見直しを行えば、国民の不満が高まるのは必至。2カ月以内に人民議会(下院に相当)選が予定されるだけに、不人気な政策には踏み込みたくないというわけだ。

 政府は酒類やたばこ、ホテルなど、反発の少ない分野から増税に着手する方針とみられるが、「根本的な対策にはならない」(専門家)と指摘されている。

 こうした事情を熟知する反モルシー派は、議会選に向け、経済問題を重要争点に据えて反政府機運を盛り上げたい考えで、モルシー氏は一段と厳しい政権運営を迫られることになる。

5543チバQ:2013/01/06(日) 21:11:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130103/erp13010301130000-n1.htm
ムハンマドの漫画発売 仏風刺紙 イスラム教の目立った抗議なし
2013.1.3 01:12
 フランスの風刺専門週刊紙シャルリエブドは2日、イスラム教の預言者ムハンマドを漫画で描いた特別号「ムハンマドの生涯」を発売した。

 同紙はこれまでムハンマドの風刺画を掲載しイスラム教徒らの反発を受けたが、今回は目立った抗議などはない。フランス公共ラジオによると、編集責任者は「権威あるイスラム教の書物に書かれていることを漫画化しただけだ。内容そのものに(イスラム教徒が)反発することはないだろう」と話した。

 2日発売の特別号は「第1部」で、ムハンマドの前半生が描かれている。(共同)

5544チバQ:2013/01/06(日) 21:13:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013010600055
らんちき騒ぎで大使辞任=売春婦呼びパーティー−ホンジュラス
 【テグシガルパAFP=時事】中米ホンジュラスの外務省は5日、在コロンビア大使館で売春婦を呼んだクリスマスパーティーが開かれていたとして、駐コロンビア大使の辞任を発表した。
 ホンジュラスのメディアによると、問題のパーティーは昨年12月20日、大使の護衛を務める親友が開催。夜10時ごろから始まり翌朝5時近くまで続いたが、帰る段になって売春婦らが「報酬をもらっていない」と訴え、大使館のパソコンや携帯電話を盗んだり、大使らの机の上に排便したりする騒ぎになった。(2013/01/06-14:50)

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5545チバQ:2013/01/06(日) 21:18:46
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35026517.html
仏俳優ドパルデューが富裕税反発で国籍放棄 ブリジット・バルドーも動物愛護で?
2013.01.05 Sat posted at 16:57 JST

(CNN) フランスの著名な俳優ジェラール・ドパルデュー氏は5日までに、フランス国籍を放棄し、友人でもあるロシアのプーチン大統領が大統領令で付与したロシア国籍を受け入れると発表した。ロシア通信が報じた。

ドパルデュー氏の行動については仏社会で賛否両論が出ているが、同国の有名な女優で動物保護の運動家でもあるブリジット・バルドーさんも、仏東南部リヨン市の動物園でのインドゾウ2頭の安楽死計画が実行されたらロシア国籍の取得を申請するとの考えを明らかにした。

バルドーさんは声明で、安楽死が行われれば「動物の墓地」にも等しくなる母国を去る決心を固めたと表明。オランド仏大統領に対し、ゾウ助命への介入を求めた。

ドパルデュー氏による国籍変更は、社会党政権を率いるオランド仏大統領が富裕層を狙った高率所得税への反発がきっかけ。実業家の富豪としても知られるドパルデュー氏は既にベルギーに移住し、昨年12月中旬にフランスの日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュにエロー仏首相宛ての公開書簡を載せ、国籍返上を表明していた。

書簡の中では「多くの感情を共有しているフランス国民を愛し続けるだろう。成功や創造性、才能の処罰を信奉する政権のために私は国を出る」などと主張。本当の欧州人、世界の市民となるためフランスを去るとも語った。

財政再建を図るオランド大統領は年収100万ユーロ(約1億1500万円)を越える富裕層に75%の所得税を課す方針を表明。ロシア通信によると、同国の所得税は一律13%となっている。

ドパルデュー氏は、過去45年間にわたり計1億4500万ユーロの税金を支払い続けたとし、昨年は収入総額の85%に当たる所得税に応じたと述べた。

ロシア通信によると、ドパルデュー氏はロシア語習得を始めるとし、同国国民や歴史、作家、文化、思考の方法への愛情も明らかにした。同氏は以前、ロシアの帝政時代を題材にした映画に出演したこともある。父親は共産党員で、子どもの時にはモスクワのラジオ放送を聴取していたという。

プーチン氏によるロシア国籍の授与は、ドパルデュー氏が約2週間前、仏紙ルモンドの取材に他国から国籍付与の申し出があるとし、「プーチン(大統領)は既に私に旅券を贈ってくれた」と冗談を飛ばしたのがきっかけだった。

映画産業関連サイトによると、ドパルデュー氏は1967年以来、少なくとも195本の映画に出演してこれまで数々の賞を受け、ナイト爵位も贈られた。1990年の映画「グリーンカード」では米国での永住権を得るため米国人女性と結婚する役を演じた。

5546チバQ:2013/01/06(日) 21:19:53
http://www.cnn.co.jp/world/35026513.html
チャベス大統領の病状めぐりさまざまな憶測 米関与を懸念する声も
2013.01.05 Sat posted at 12:47 JST

ワシントン(CNN) ベネズエラのマドゥロ副大統領は4日、チャベス大統領は「(術後も)必死に病気と戦っている」とし、さらに大統領はこの機に乗じて権力を盗もうとする野党を非難していると述べた。しかし、副大統領はチャベス大統領の詳しい病状は語らなかった。

チャベス大統領は、3週間以上前に4度目のがん手術のためキューバに渡って以来、公の場に姿を見せていない。

ベネズエラのビジェガス情報相は3日、チャベス大統領は深刻な肺感染症に伴う合併症を発症したと発表した。大統領が患っているがんの種類や術後の予後については明らかにされていない。

そんな中、重病のチャベス大統領が果たして10日に予定されている4期目就任式に出席できるのかとの疑問の声が上がっている。さらに、万が一、大統領の職務遂行が不可能になった場合、米国が権力の移行に関与しようとするのではないかとの憶測も流れている。

国務省のヌーランド報道官は、米政府がベネズエラの野党とも交渉している事実を認めた上で、「ベネズエラ国内の政治的移行はベネズエラ国民の決定に基づくものでなければならない。米国が解決に乗り出すことはありえない」として、関与の可能性を否定した。

しかし、米国は2002年にベネズエラの野党や、チャベス大統領が一時的に権力の座から降りることになったクーデターに関与した人々と親密な関係にあった。米政府はクーデターへの関与を否定したが、ベネズエラ国民の多くがクーデターは米国がチャベス政権の転覆を狙って仕組んだものと考えている。

5547チバQ:2013/01/06(日) 21:24:24
http://www.mbs.jp/news/jnn_5224619_zen.shtml
ページ更新時間:2013年01月06日(日) 20時25分


■ 北アイルランドで英国旗掲揚めぐりデモ
 北アイルランドの主要都市、ベルファストで、イギリス国旗を市庁舎に一年中掲揚することを取り止めると市議会が決定したことに対し、抗議するデモ隊の一部が暴徒化し、多数の負傷者が出ています。

 警察車両に向かって瓶を投げつける暴徒化した男たち。燃え上がる車に放水する警察車両。発端は、先月3日、ベルファストの市庁舎に一年中、イギリス国旗を掲げることを取り止めると市議会が決定したことです。

 この決定に対し、プロテスタント系のイギリス擁護派は取り消しを要求。先月からデモを行っていて、クリスマス休暇が明けた今月3日に再開しました。これまでに警察官の負傷者は60人を超え、デモ隊の逮捕者も20人以上にのぼっています。

 イギリス領の北アイルランドでは、多数派のプロテスタント系住民がイギリスによる統治の存続を望む一方で、少数派のカトリック系住民はイギリスからの分離とアイルランドへの併合を要求。こうした宗派間・住民間の対立がおよそ30年に及ぶ中、過激派のテロなどによる犠牲者は3200人以上にのぼっています。

 1998年4月に和平合意が結ばれてからは比較的治安も安定していただけに、事態の更なる悪化につながらないか、懸念されています。(06日15:45)

5548チバQ:2013/01/06(日) 21:24:59
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2917769/9989144?ctm_campaign=txt_topics
北アイルランドで暴動3週間、英国旗掲揚中止が火種に
2012年12月21日 19:13 発信地:ベルファスト/英国

【12月21日 AFP】英国・北アイルランドで今月3日以降、英統治存続派のプロテスタント系住民(ロイヤリスト)による暴動や放火、機動隊とのにらみ合いが続いている。首府ベルファスト(Belfast)の市議会が3日、市庁舎での英国旗の常時掲揚を中止し、限られた日にだけ掲揚すると発表したのが発端だ。北アイルランドの宗派間対立が今なお続いていることが改めて浮き彫りになっている。

 市議会の発表以降、複数の議員事務所が放火され、女性警官の乗る車に火炎瓶が投げ込まれる事件も起きた。少なくとも4人の議員に殺害の脅迫状が届いたほか、19日には議員5人に宛てた銃弾5発が北アイルランド議会に送り付けられたことが明らかになった。ベルファスト北部キャリックファーガス(Carrickfergus)では市議会の議場にデモ隊がなだれこみ、市議らを脅す騒ぎもあった。

■「血染めの国旗守る」

 警察当局によると、一部の暴力事件の背後にはロイヤリスト系武装組織がおり、英国からの分離とアイルランドへの併合を求めるカトリック系住民(リパブリカン)との間で緊張が高まっている。1998年の包括和平合意が脅かされる事態にはならないと政治家らは口をそろえるが、路上で展開される光景は、宗派間の衝突が続いたかつての暗黒の時代を思い起こさせる。

 抗議行動に参加する人数は徐々に減少しているとみられる一方、英国への帰属意識が強固なロイヤリストたちは、ベルファスト市庁舎に再び英国旗ユニオンジャックが常時ひるがえるようになるまで毎夜、抗議行動を続けると宣言している。

 12日夜、ロイヤリストの拠点として知られるベルファスト西部のシャンキル・ロード(Shankill Road)でバリケードを築き機動隊と対峙していた1人は、AFPの取材に「あの旗は、われわれの血に染まっているんだ」と訴えた。

「父祖たちはあの(英国旗の)ために死んだ。われわれの旗が再び掲揚されるまで、抗議をやめることはない。この世の終わりまで続ける」

■減りつつあるプロテスタント人口

 デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相は、暴力行為に訴えるロイヤリストたちについて「全く英国に忠実(ロイヤル)でもなければ、英国らしさのために立ち上がった人々だとも言えない」と非難。北アイルランド議会の指導者らと歩調を合わせた。ベルファスト市民の多くも、民主的に選ばれた市議会の決定を受け入れられない一部のロイヤリストが騒いでいるだけだと批判している。

 リパブリカン側は、市議会の多数派がロイヤリストでなくなった以上、市庁舎の英国旗掲揚を続けることはできないとの考えだ。

 ロイヤリストたちには今、北アイルランドの人口比でプロテスタント系が減少しているという厳しい現実が突きつけられている。前週発表された最新の人口調査では、ついにプロテスタント系住民が半数を割り込んだ。2011年までの10年間で、プロテスタント系人口が53%から48%に減少した一方で、カトリック系人口は45%まで増加している。

 ベルファストでも、プロテスタント系とカトリック系の住民比がほぼ並んだ。こうした中、市議会は市庁舎での英国旗の掲揚を年間17日だけに限定する決定を下したのだ。

「嫌な奴らだよ」と、カトリック系のあるタクシー運転手は抗議行動について語った。「あいつらはこの街を支配してると思っている。僕ら(カトリック系)がニ級市民だった昔は確かにそうだった。だが、もう違うんだ」

5549チバQ:2013/01/06(日) 21:25:34
■「英国らしさが削られていく」

「私たちは極めて分断された社会に生きている。一方はプロテスタント地区に暮らし、もう一方はカトリック地区に暮らしていて、公共の場所はいまだに取り合いになっている」と、クイーンズ大学ベルファスト校(Queen's University Belfast)アイルランド研究所のドミニク・ブライアン(Dominic Bryan)所長は語る。「労働者階級のプロテスタント系住民は、和平交渉を通じて最も損をしたと感じているといえる」

 和平交渉がリパブリカンに政治的権力を与えすぎたと考えるロイヤリストたちは、両者の間の緊張は何年もかけて高まってきたものだと主張する。市庁舎の英国旗掲揚問題は、最後の一押しに過ぎなかったのだ、と。

「彼ら(リパブリカン)は何年もかけて、われわれから英国らしさを削り取ってきたのさ」と、ロイヤリストの活動家ジム・ウィルソン(Jim Wilson)さんはAFPに語った。

 プロテスタント系の進歩統一党(Progressive Unionist Party、PUP)のビリー・ハッチンソン(Billy Hutchinson)党首は、プロテスタント系の若者たちの間に「高い失業率と社会からの孤立感」が広がっていることを指摘する。暴動を起こしている人々の多くは、こうした若者たちだ。

 ハッチンソン党首は若者たちに暴力に訴えることのないよう呼び掛けつつ、北アイルランド自治政府に参加するカトリック系政党にこそ「ロイヤリストのアイデンティティー」をこれ以上奪わないよう対策を取る責任があると主張している。(c)AFP


http://www.afpbb.com/article/sports/golf/golf-men/2918930/10053001?ctm_campaign=txt_topics
マキロイ、リオデジャネイロ五輪不参加を示唆
2013年01月04日 14:09 発信地:ロンドン/英国
【1月4日 AFP】男子ゴルフ世界ランキング1位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy)は3日、2016年リオデジャネイロ五輪の不参加を検討していることを明らかにした。

 リオデジャネイロ五輪ではゴルフが初めて正式競技に採用されるため、北アイルランドのハリウッド(Holywood)出身のマキロイには、英国とアイルランドのどちらかで代表になる選択肢がある。

 英国放送協会(BBC)に対してマキロイは「とても難しい立場にいる」と話し、どちらの国も怒らせたくないとして五輪不参加を示唆した。

 マキロイは、「僕は北アイルランド出身で、英国とアイルランドにつながりがある。北アイルランド代表チームがあれば、僕は北アイルランド代表としてプレーしたい。どちらかの代表としてプレーすることになれば、もう一方の人たちを混乱させることになる。僕はこれら3つの選択肢をとても慎重に考慮している」と語った。(c)AFP

5550チバQ:2013/01/06(日) 21:46:24
http://mainichi.jp/select/news/20130107k0000m030042000c.html
イタリア:サッカー選手に人種差別的やじ 非難の声広がる
毎日新聞 2013年01月06日 19時45分(最終更新 01月06日 19時59分)

 【ローマ福島良典】サッカー・イタリア1部リーグ(セリエA)ACミランの黒人選手に人種差別的なやじを飛ばした相手チーム・サポーターの振る舞いに対して、イタリア内外で非難の声が広がっている。事件は欧州社会の一部に巣くう人種差別の根深さを浮き彫りにした形で、差別された選手らはサッカー当局者に対策の強化を求めている。

 やじの主な標的となったのはガーナ代表のACミランMF、ケビンプリンス・ボアテング選手(25)。3日にイタリア北部で行われた同国4部リーグ・プロ・パトリアとの親善試合で、猿の鳴き声をまねたやじを相手チーム側スタンドの観客から浴びせられたことに腹を立て、試合を途中放棄した。ACミランのチームメートも同調して退場した。

 警察当局はやじを飛ばした若者グループの一人(20)から事情を聴き、監視カメラのビデオ映像から他の5人を特定した。地元メディアによると、検察当局は、人種的憎悪を扇動した容疑で若者グループの刑事訴追手続きを進める方針。イタリア・サッカー連盟も独自調査を実施すると発表した。

 元フランス代表のリリアン・テュラムさんは伊スポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトのインタビューで、退場したACミラン選手の行動を「人種差別との闘いにおいて大きな助けとなる」とたたえた。ACミラン会長のベルルスコーニ前伊首相は「こんなことが再び起きれば、国際試合であっても退場する」と警告した。

 欧州サッカー界では「労働市場の流動化・国際化」が進み、多くの黒人選手が活躍している。それに伴い、近年、類似の人種差別事件が相次いでおり、一般社会での差別助長につながると懸念が広がっている。元フランス代表のパトリック・ビエラさんは「サッカー当局者が立ち上がり、行動すべき時だ」と話すなど対応を求める声が高まっている。

 当のボアテング選手はドイツ紙ビルトのインタビューで「イタリアでプレーし続けるに値するかどうかを検討せざるを得ない」と述べ、今シーズン終了後の移籍もあり得るとの考えを示唆した。

5551チバQ:2013/01/06(日) 21:46:55
http://mainichi.jp/sports/news/20130104k0000e050123000c.html
サッカー:ACミラン、人種差別抗議し練習試合中止
毎日新聞 2013年01月04日 09時58分(最終更新 01月04日 11時38分)


相手サポーターの差別的なやじに抗議の身ぶりを見せるACミランのボアテング(右)=2013年1月3日、AP共同
拡大写真 サッカー、イタリア1部リーグ(セリエA)のACミランは3日、相手サポーターの人種差別的な応援に抗議し、同国4部リーグのクラブとの練習試合を途中で中止した。

 前半途中にガーナのボアテングが突然ボールを拾い上げ、差別的発言を繰り返していたサポーターに向けて蹴った。ボアテングはユニホームを脱ぎ捨ててピッチを後にし、ミランの他の選手もそれに続いた。

 ACミランのアレグリ監督は「ピッチを立ち去ったのは正しい判断だった。このような野蛮な行為が二度と起きないように願う」と語った。(共同)

5552チバQ:2013/01/06(日) 21:48:22
http://mainichi.jp/select/news/20130106k0000m030053000c.html
パレスチナ:ファタハ、ガザで初の集会 和解機運高まる
毎日新聞 2013年01月05日 19時43分

 【カイロ花岡洋二】パレスチナ自治政府主流派組織ファタハは4日、自治区ガザ地区で設立48周年記念式典を開き、支持者数万人が参加した。イスラム原理主義組織ハマスが07年6月にガザを武力制圧して以来、ガザでのファタハ集会は初めて。和解機運が高まっていることを示す象徴的な出来事といえる。

 パレスチナのメディアなどによると、集会にはファタハのラジューブ幹部らが出席した。アッバス自治政府議長は会場の大型画面を通じ「再び団結し、近く(イスラエルによる)占領を終結させよう」などと演説。支持者らは熱狂的に黄色いファタハ旗を振った。

 12月には自治政府がヨルダン川西岸でのハマスの大規模集会を許可していた。

 両組織は11年5月に基本合意した統一政府樹立協議を2週間以内にカイロで再開する。ロイター通信が仲介するエジプトの当局者の話として報じた。

 両者の接近は、パレスチナとの和平問題を抱えるイスラエルを難しい立場に置きかねない。イスラエルは「テロ組織」に指定するハマスとの交渉を拒否するが、パレスチナ側が「一体化」すれば、10年9月に中断した和平交渉の再開を求める国際社会の圧力が強まる可能性があるからだ。

 ファタハは内部対立を克服してイスラエルの揺さぶりを目指す。ハマスも、中東の民主化要求運動「アラブの春」に触発された住民の要求を受け占領終結による生活改善を模索する。昨年11月にはハマスがイスラエルとの戦闘で軍事力を示し、自治政府が国連で地位格上げに成功し、対イスラエル圧力強化で協調機運が強まった。

■パレスチナ内部対立と和解の経緯

06年1月 評議会選でハマスが圧勝

07年6月 ハマスがガザを武力制圧。ヨルダン川西岸はパレスチナ自治政府が統治。

10年9月 自治政府とイスラエルの和平交渉が中断

11年5月 ファタハとハマスが和解合意

12年11月 ハマスとイスラエルが戦闘、停戦。パレスチナの国連での地位が格上げ

  12月 ハマスが西岸で集会

13年1月 ファタハがガザで集会

5553チバQ:2013/01/06(日) 21:52:47
http://mainichi.jp/select/news/20130105k0000m030026000c.html
マリ:過激派分裂の可能性 一部が政府と交渉の構え
毎日新聞 2013年01月04日 18時37分(最終更新 01月04日 23時20分)


イスラム過激派支配地域
拡大写真 【ヨハネスブルク服部正法】イスラム過激派掃討のため国連安全保障理事会が周辺国の軍事介入を認めた西アフリカ・マリで、過激派の一部に軟化姿勢が見えてきた。マリの遊牧民主体の過激派「アンサル・ディーン」はマリ政府との交渉に応じる構えをみせ、敵対してきた遊牧民主体の世俗主義反政府組織との和解にも合意した。過激派が地元マリ人勢力と国際テロ組織アルカイダ系の外国勢力に分裂する可能性も出てきた。

 マリでは昨年3月に起きた軍事クーデターに乗じ、北部の遊牧民トゥアレグ人の世俗主義反政府組織「アザワド解放民族運動(MNLA)」とトゥアレグ人主体のイスラム過激派アンサル・ディーンが連携して4月に北部を制圧。アンサル・ディーンはアルカイダの北アフリカ組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」などと協力し、MNLAを北部の都市部から放逐し、過激派による支配を固めた。多数の外国人戦闘員が流入し、シャリア(イスラム法)に基づく統治が進んでいる。

 マリ北部がアルカイダの温床になることを懸念した周辺国グループ「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は軍事介入を計画し、安保理は先月20日、3300人規模の部隊派遣を承認。軍事行動は今秋以降に始まる見通しだ。

 軍事介入圧力を高める一方、周辺国はアンサル・ディーンに対し、政府と交渉し、アルカイダと関係を断絶するよう呼び掛けた。隣国ブルキナファソの仲介による先月4日の会合ではマリ政府、アンサル・ディーン、MNLAの代表が国家分裂を防ぐことで一致。21日には隣国アルジェリアでの会合でアンサル・ディーンとMNLAが対立関係の解消などで合意した。交渉開始以降、アンサル・ディーン側からは、アルカイダとの一体化を否定する発言が出ている。

 マリの首都バマコの複数の情報筋によると、アンサル・ディーンの指導者イヤド・アグガリ氏がイスラム過激思想を持ったのは近年で、目的はトゥアレグ人社会や出身地の北部キダル地域での覇権にとどまり、国境を超えた「聖戦」を目指すAQIMとは方向性が異なるという。

5554チバQ:2013/01/06(日) 21:56:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130105/mds13010518050000-n1.htm
南北スーダン大統領が会談 国境問題など打開目指す
2013.1.5 18:03
 スーダンのバシル大統領と南スーダンのキール大統領は4日、エチオピアの首都アディスアベバで直接会談を始めた。ロイター通信などが伝えた。昨年前半、国境地帯で軍事衝突を繰り返した両国は同年9月、大統領会談で国境への非武装地帯の設定などで合意。しかし合意は履行されないままで、会談で事態打開を目指す。

 会談は5日も続く見通し。ただ南スーダン側が会談前に、国境地帯の自国領土をスーダン軍が空爆したと非難するなど、両国の対立は続いている。スーダンへの反発から昨年1月に停止した南スーダンの石油生産も再開されていない。

 南スーダンの首都ジュバには、国連平和維持活動(PKO)で陸上自衛隊部隊が展開している。(共同)

5555チバQ:2013/01/07(月) 21:57:02
>>5455
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130107/mds13010721470003-n1.htm
ガーナ大統領が就任宣誓 日本大使館の元現地職員
2013.1.7 21:46
 西アフリカのガーナで昨年12月に行われた大統領選で当選した与党、国民民主会議(NDC)の現職ジョン・ドラマニ・マハマ氏(54)が7日、首都アクラで就任宣誓した。任期は4年。

 日本外務省などによると、マハマ氏は1991年から95年まで、在ガーナ日本大使館で広報文化担当の現地職員として勤務した経験がある。

 マハマ氏は2009年1月に副大統領に就任。昨年7月、ミルズ前大統領の急死に伴い、大統領に昇格した。

 同大統領選でマハマ氏に接戦で敗れたアクフォアド元外相(68)の野党、新愛国党(NPP)は不正があったと主張、昨年12月28日に最高裁判所に異議を申し立てた。

 ガーナは約2年前に産油国となり、経済が急成長している。(共同)

5556チバQ:2013/01/07(月) 21:58:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130107/mds13010710290001-n1.htm
社会のイスラム化に不安 コプト教徒がクリスマス
2013.1.7 10:25

6日、カイロのタハリール広場で、コプト教のクリスマスイブを祝うコプト教徒とイスラム教徒ら(ロイター)
 AP通信によると、主にエジプトで信仰されているキリスト教の一派、コプト教の教徒らが6日夜、同国の首都カイロの大聖堂でクリスマスイブの深夜ミサに参加した。エジプトではイスラム組織出身のモルシ大統領が誕生し、コプト教徒は社会のイスラム化への不安を訴えている。

 コプト教徒はイスラム教を国教とするエジプトで、人口約8300万人のうち1割弱の少数派。将来への不安などから、エジプトを離れることを考えているコプト教徒もいるという。

 コプト教では1月7日がクリスマスに当たる。(共同)

5557チバQ:2013/01/07(月) 22:07:33
>>5554
http://www.cnn.co.jp/world/35026545.html
南北スーダン大統領が会談、油田地帯の扱いで暫定合意
2013.01.07 Mon posted at 12:21 JST
(CNN) アフリカ・スーダンのバシル大統領と南スーダンのキール大統領は6日、エチオピアの首都アディスアベバで行っていた会談を締めくくり、帰属が確定していない産油地帯の扱いに関する暫定的な取り決めで合意した。両国間では経済、石油、安全保障問題をめぐって緊張が高まり、一時は全面戦争寸前の状態にまで陥っていた。

今回の会談では、油田地帯アビエイの暫定統治と治安強化に向け、警察および統治機構の創設などで合意。また、アビエイ地区の帰属問題に関する最終決着を目指し、再度首脳会談を行うことでも合意した。

南スーダンは、約200万人の死者を出した数十年に及ぶ内戦を経て、2011年にスーダンから独立した。しかし独立直後から未解決の問題をめぐって両国の対立が激化し、昨年4月には全面戦争寸前の事態に陥った。

その後、9月の首脳会談で石油生産の再開で合意したが、アビエイの帰属については結論が出ていなかった。

5558チバQ:2013/01/07(月) 22:10:35
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130107/mds13010721480004-n1.htm
リビア議長、暗殺未遂 滞在先で銃撃、けがなし
2013.1.7 21:47
 リビア制憲議会のマガリエフ議長が3日に南西部セブハの滞在先で襲われる暗殺未遂事件に遭っていたことが分かった。建物が銃撃され、警備員3人が負傷したが、議長にけがはなかった。議長の報道官が6日、明らかにした。ロイター通信が報じた。

 議長は地元の当局者や地域の指導者らと会談するためにセブハを訪問していたという。

 リビアでは2011年8月にカダフィ政権が崩壊した後、内戦で出回った武器の回収が進んでいない。地域間抗争や部族間の衝突が絶えず、治安が安定しない状況が続いている。(共同)

5559チバQ:2013/01/07(月) 22:18:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000035-jij_afp-int
公式表記を 「パレスチナ国」に、アッバス議長が命じる
AFP=時事 1月7日(月)16時58分配信

パレスチナ自治区ヨルダン西岸のラマラで、「オブザーバー国家」格上げを祝い、風船で作った巨大なパレスチナの旗を掲げる人びと(2012年12月2日撮影)。

【AFP=時事】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長は7日、自治政府が新規に発行する旅券(パスポート)、身分証、運転免許証、切手などの表記に「パレスチナ国(State of Palestine)」の名称を使うよう命じた。パレスチナ解放機構(PLO)の公式通信社、パレスチナ解放通信(WAFA)が伝えた。


 これまでパレスチナ自治政府が発行する公文書では「パレスチナ自治政府(Palestinian Authority)」の名称が用いられていた。パレスチナは昨年11月末、国連(UN)で「オブザーバー国家」に格上げされている。

 アッバス議長は、公文書における表記を改めることがパレスチナの国家としての足場を固めることにつながり、国家機関を設立して自治領の主権を確立できると述べた。同議長は既に前週、外務省と在外公館に対し外交書簡に「パレスチナ国」を使用するよう通達していた。【翻訳編集】 AFPBB News


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