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国際政治・世界事情

5533チバQ:2013/01/06(日) 20:49:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130106/mds13010619580003-n1.htm
アサド大統領、約半年ぶりに公の場で演説 対決姿勢強調に失望広がる
2013.1.6 19:57 (1/2ページ)

6日、シリアの首都ダマスカスで演説するアサド大統領のテレビ映像(ロイター=共同)
 【カイロ=大内清】シリアのアサド大統領は6日、首都ダマスカスで演説し、「テロリストと交渉することはない」と、反体制派との戦闘を継続する考えを強調した。

 ブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表が提示した内戦の政治決着に向けた調停案がどの程度、反映されるかが焦点だったが、反体制派との対話を拒む姿勢を示したことで国際社会には失望が広がりそうだ。一方、反アサド政権の急(きゅう)先(せん)鋒(ぽう)である隣国トルコでは5日、米国が地対空誘導弾パトリオットの配備を開始、“アサド包囲網”は着実に狭まっている。

 アサド氏の演説は昨年6月以来。アサド氏は、シリア内戦は「外部の敵による陰謀だ」などと従来の主張を繰り返す一方、「外部の敵に対抗するため、改革は重要だ」と述べ、政治改革を進める考えも示した。

 演説に先立ち、レバノンの親アサド系紙アフバールは、アサド政権指導層の話として、アサド氏が内戦終結に向け、反体制派との停戦▽国連の停戦監視団受け入れ▽新憲法起草委員会の設置▽「国民政府」の樹立▽大統領選と議会選の実施−の5項目を表明する可能性があると伝えていた。

 ブラヒミ氏は昨年12月にアサド大統領と会談した際、米国やアサド政権の後ろ盾であるロシアなどが合意した、停戦と政権移行期間を担う「挙国一致政府」の樹立を軸とした調停案を提示した。調停案の詳細は明らかにされていないが、ブラヒミ氏は、政権側が受諾さえすれば「国際社会の理解は得られる」と自信をのぞかせていた。

 ただ、反体制派武装勢力の多くは、あくまでも武力による政権打倒を目指しており、政権側が単に停戦を表明したとしても、受け入れられる可能性は低い。

 反体制派はここのところ、トルコ国境に近い北部の支配地域を徐々に拡大するとともに、政権のおひざ元である首都ダマスカス近郊のダラヤやジョバル地区にも拠点を確保。反体制派を後押しするトルコ南西部の空軍基地に、米国のパトリオットミサイルが配備されたことも政権側に対する強い圧力となっている。

 パトリオット配備は、トルコ南部に昨秋、シリア側から迫撃砲弾が相次いで着弾したことを受け、トルコ政府が北大西洋条約機構(NATO)に要請していた。トルコと国境を接するイランやロシアは、「地域の安定を損なう」と強く反発していた。

 米国は「パトリオットはあくまでも防衛目的だ」と強調しているが、シリア側から再び迫撃砲が撃ち込まれるといった事態になれば、地域の軍事的緊張が一気に高まる懸念もある。

 国連の推計によるとシリアでは2011年3月以降で約6万人が死亡、約50万人が国外に避難している。


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