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国際政治・世界事情

5512チバQ:2012/12/26(水) 22:24:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121226/erp12122618550004-n1.htm
メルケル首相に“死角”は? 来秋のドイツ総選挙 連立の枠組み、早や焦点 
2012.12.26 18:54 (1/2ページ)
 【ベルリン=宮下日出男】来秋に連邦議会(下院)選挙を迎えるドイツで、メルケル首相の続投を前提にした選挙後の連立の枠組みが早くも議論の焦点となっている。債務危機対応などで手堅いかじ取りを見せた首相への国民の信頼は厚く、3選に向け優位な情勢を保っているためだが、首相にも「死角」が決してないとはいえないようだ。

 首相は今月上旬の与党、キリスト教民主同盟の党大会で党首に再選された際、自由民主党との現連立政権を「ドイツ統一後で最も成功した政権」と強調した。

 危機対応で海外から批判を受けたメルケル首相も、ドイツ経済の堅調さを背景に、その手腕への国民の評価は高い。米誌が発表した今年の「最も影響力のある指導者」ではオバマ米大統領に続く第2位に入った。

 世論調査では「首相にふさわしい人物」として、ライバルの最大野党、社会民主党の首相候補、シュタインブリュック前財務相を10ポイント以上リード。姉妹政党のキリスト教社会同盟を合わせた政党支持率でも、首相率いる同盟は社民党を10ポイント前後引き離す。

 ただし、選挙戦は現連立与党陣営に、メルケル政権打倒で協力する社民党と90年連合・緑の党の陣営が挑む構図で、両陣営の支持率は拮抗(きっこう)し、野党2党陣営が数ポイントリードする調査結果もある。両陣営とも50%には届かず、過半数の議席獲得は困難視されている。

 このため国内では選挙後の連立の枠組みをめぐる議論が早くも活発化。過半数を確保する選択肢として2005〜09年に続き、同盟と社民党による大連立政権が最も有力視される。

 もう一つの枠組みとして最近浮上しているのが、保守系の同盟と環境保護などを掲げる緑の党による初の連立政権だ。肌合いの違いが目立つ両党も、メルケル首相による「脱原発」決定などを受け、政策協調の「壁」は低くなっているとの認識がその背景にある。

 ただ、ドイツでは得票率5%に届かない政党は議席を得られないため、低迷する自民党や一時の勢いが衰えた新興の「海賊党」が議席を確保できなければ、社民党と緑の党が得票率50%未満でも議会過半数を制することがありえる。

 当面、注目されるのは来年1月の北西部ニーダーザクセン州の州議会選挙。連邦政府の連立与党が政権を握る同州の選挙は総選挙の構図に似ており、前哨戦と位置づけられている。


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