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国際政治・世界事情

5508チバQ:2012/12/25(火) 22:09:11
■戦いはまるでテレビゲーム、だが「やり直し」はできない

 グループ最年長で、最も経験豊富なマハムート・バサル(Mahmut Bassar)君(18)は、戦闘について多くを語ろうとしない。「誰かを殺したかどうかなんて分からない。そんなことはどうでもいい」とマハムート君。「やつらに向かって撃ったら、撃ち返されたことだけは分かっている。アラーは銃弾を導いてくれる」。「志願する前、銃に触ったことは一度もなかったし、そんなこと考えもしなかった」

 過去に政府支持派の民兵に拘束され、意識を失うまで暴行され所持品を全て奪われたとも語るマハムート君だが、良心が全て失われたわけではない。戦いが終われば復学し、将来は大学で薬学や看護など「社会に役立つこと」を学びたいという。

 今は戦闘参加に両親が反対している事実と折り合いをつけている。「両親が反対するのは当然のこと。僕は長男なので、殺されてほしくないんだ。でも、2人とも口には出さないけど、両親、特に僕と同じ年齢で蜂起に参加した父さんは、僕を誇りに思っている」。父親は1980年代に起きた現大統領の父親ハフェズ・アサド(Hafez al-Assad)前大統領に対する蜂起に参加したという。

 その後、ライフルをいつでも撃てるよう構えた少年戦闘員たちが記者と共に道路を歩いていた時、サミール君は戦闘についてこう語った。「そんなに悪いものじゃない。人は死んだりするけど、結局テレビゲームみたいなもの」。サミール君はシューティングゲーム「コール・オブ・デューティ(Call of Duty)」シリーズの熱烈なファンだ。「僕は(ゲームが)本当にうまいんだ。特に狙撃モードがね」

 ここでは10代の少年の空想が、現実の近代的な戦闘に姿を変えている。サミール君は、自分は実際に狙撃担当だと言う。拠点に戻ってからテレスコープ付きの銃を見せてくれたものの、主張が事実かどうかは分からなかった。

 しかし4人の中で最も分別のあるマハムート君は、テレビゲーム的な空想を全く持っていない。「(現実に)やり直しのチャンスはない。人生は一度だけだ」(c)AFP


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