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国際政治・世界事情

5505チバQ:2012/12/25(火) 22:03:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121225-00000059-mai-int
<プーチン露大統領>汚職追放に本腰 政権浮揚を図る狙い
毎日新聞 12月25日(火)19時45分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアのプーチン大統領が、社会に横行する汚職の追放キャンペーンに乗り出した。昨年来の「反プーチン」の機運がくすぶる中、国民の求める汚職対策に本腰を入れることで政権浮揚を図る狙いがあるようだ。ただ汚職摘発が権力争いに利用されている側面もあり、掛け声倒れに終わる可能性もある。

 「汚職はロシアの伝統だが、徹底的に根気強く闘わなければならない」。プーチン大統領は今月20日の内外記者会見で強調した。

 ロシアでは国防省関連企業の巨額詐欺事件を巡り11月上旬に大統領側近のセルジュコフ国防相が解任されたのを皮切りに、高官絡みの汚職疑惑が相次いで浮上。ウラジオストクで9月に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連工事を巡る横領事件で地域発展省の前次官が逮捕され、スクリンニク前農相も別の横領事件への関与が取りざたされている。

 汚職が事実上放置されてきた中、一連の「反プーチン」デモを主導した著名ブロガーのナバリヌイ氏は政権の腐敗追及を掲げて脚光を浴びた。大統領としては汚職摘発の「実績」を上げることで野党勢力のお株を奪い、支持率向上につなげる意図がある。

 国際社会に汚職撲滅をアピールする狙いもある。世界の汚職を監視する非政府組織「トランスペアレンシー・インターナショナル」が今月発表した腐敗認識指数の国別ランキングによると、ロシアの「清潔度」は世界133位。深刻な汚職は経済近代化や外国投資呼び込みの障害となっているのが現状だ。

 ただ、セルジュコフ氏の国防相解任については、同氏が進めた軍改革に反対する勢力が追い落としを画策したもので、連邦保安庁(FSB)が事件の証拠集めに協力したといわれる。また、ロシアのグローバル問題研究所は、「汚職との闘い」で正当化された権力争いが激化し、予測不能な危険領域に入っていると指摘。疑惑の渦中にあるスクリンニク前農相と関係が近いメドベージェフ首相は来春にも解任される可能性があり、後任の有力候補として軍需産業を担当する保守派のロゴジン副首相を挙げた。

 野党指導者のルイシコフ元下院議員は地元紙に寄稿した論文で、ロシアは法執行機関にも汚職が広がっており、現在浮上している事件や疑惑は大半が立ち消えになると予測。「大統領の反汚職キャンペーンに望みはない」と切り捨てている。


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