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国際政治・世界事情

5541チバQ:2013/01/06(日) 21:02:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130104/mds13010421580002-n1.htm
スンニ派閣僚を強制捜査 イラク、対立激化か “調停役”大統領は不在 
2013.1.4 21:57 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】イラクで昨年末、少数派であるイスラム教スンニ派のイサウィ財務相宅などが治安部隊の急襲を受け、同氏のボディーガード多数が逮捕されるという事件が起きた。スンニ派勢力は、政権を主導するシーア派が強権姿勢を強めていると反発している。両派の調停役を果たしてきたクルド人のタラバニ大統領が病気治療で不在の中、対立激化に懸念が強まっている。

 現地からの報道によると、イサウィ氏宅や財務省が治安当局の捜索を受けたのは昨年12月21日。スンニ派中心会派のイラキーヤに所属するイサウィ氏は、約150人が「違法に拘束された」と主張、(政権を率いるシーア派の)マリキ首相がスンニ派を排除しようとしている、と非難した。首相側は、逮捕者は10人だとし、捜査は法にのっとったものだと反論した。

 イラクでは2011年12月にも、スンニ派でイラキーヤ所属のハシミ副大統領側が、要人へのテロ計画に関与したなどとして捜査を受けている。ハシミ氏はその後、首都バグダッドを脱出、現在は隣国トルコで事実上の亡命生活を送っており、昨年9月には欠席裁判で死刑が言い渡された。

 議会筆頭勢力のイラキーヤと、シーア派勢力の後押しを受けて実権を握るマリキ首相側との間に立ち、これまで政府としてのまとまりを保つ役割を果たしてきたのが、クルド人のベテラン政治家、タラバニ大統領だった。しかしタラバニ氏は12月17日、脳卒中で倒れ、治療のため渡独。回復しても、以前のような影響力は持てないのではないかともささやかれる。

 今回のイサウィ氏側への強制捜査はそうした最中の出来事だけに、政権側がタラバニ氏の不在を狙い、イラキーヤに圧力をかけている−との見方もある。

 中部ラマディやサマラなどスンニ派が多い地域ではこのところ、マリキ首相に抗議する住民ら数千人が幹線道路を封鎖するなど騒ぎが頻発。イラキーヤはマリキ氏の退陣を求めて一歩も引かない構えを見せており、宗派対立の再燃を懸念する声も出ている。


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