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国際政治・世界事情

5536チバQ:2013/01/06(日) 20:58:19
 【シェール革命】 地中の頁岩(シェール)と呼ばれる硬い岩盤に含まれる石油や天然ガスによってもたらされるエネルギー革命。シェールオイルやシェールガスの開発は難しかったが、高圧水で岩盤に亀裂を入れて取り出す「水圧破砕(フラッキング)」技術が確立されたことで採掘コストが下がり、開発しやすくなった。米国は岩盤の質に合わせて水に混ぜる化学物質の量を調整するなど、効率的な採掘のノウハウがあり、開発でも先行している。一方で、水圧破砕による地下水汚染などの公害問題も心配されている。

 ◆IEA予測

 国際エネルギー機関(IEA)が昨年11月に発表した2012年版のエネルギー展望によると、米国は20年までに石油生産量でサウジアラビアを抜いて世界一になり、20年代半ばまでトップを守る見通しだ。シェールオイル開発が拡大するためで、米国の石油純輸入量は35年になると、11年時の約3分の1(1日当たり340万バレル)まで減少する。米国ではシェールガス開発も進んでおり、15年には天然ガス生産量でもロシアを抜き世界一になる。

 イラクの石油生産量も11年の1日当たり270万バレルから、20年には610万バレルまで増え、米国、サウジアラビア、ロシアに次ぐ世界4番目の規模になる。生産量は35年には830万バレルまで増えるとされる。イラクは石油輸出国としても存在感を強め、IEAは30年代までにロシアを抜いて世界2位の輸出国になるとみている。

 IEAのファンデルフーフェン事務局長は「世界のエネルギーの構図は一変しようとしている」と指摘する。(小雲規生)


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