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国際政治・世界事情

5483チバQ:2012/12/20(木) 22:34:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121220-00000058-mai-int
<アルジェリア>仏大統領が訪問 植民地支配に謝罪はなし
毎日新聞 12月20日(木)19時11分配信

 【パリ宮川裕章】フランスのオランド大統領は19日、1962年に仏から独立して50周年を迎えた北アフリカのアルジェリアの首都アルジェで記者会見し、130年以上にわたった植民地支配について謝罪する意思がないことを明らかにした。5月の仏大統領選前、謝罪について柔軟な姿勢を示していたため、アルジェリアでは期待が高まっていた。

 オランド大統領は会見で、1830年から続いたアルジェリア支配と独立戦争(54〜62年)について「過去の植民地支配」、「独立戦争の惨事」と述べたが、「悔恨の意や謝罪を表明するために、ここへ来たわけではない」と明言した。謝罪に反発する仏国内世論を考慮したとみられる。

 独立戦争休戦時の「エビアン協定」では「裁判で双方の責任を追及しない」と規定している。仏世論調査では35%が「謝罪すべきでない」と答え、「謝罪すべきだ」の13%を大きく上回っている。

 オランド氏訪問を前にアルジェリアでは主要紙や10政党が、仏の謝罪拒否の姿勢を非難し、謝罪を求めていた。一方、オランド大統領はブーテフリカ大統領と会談し、「対等なパートナーシップ」を掲げ、両国の経済関係強化に取り組む意向を示した。


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