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国際政治・世界事情

5519チバQ:2012/12/28(金) 01:12:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/121225/amr12122508020002-n1.htm
シリア緊迫 頭を悩ます米国
2012.12.25 08:02 [米国]
 欧米の有力メディアが、シリア内戦の緊迫ぶりを相次ぎ伝えている。主戦場が首都ダマスカス周辺に迫ってきたようだ。そんななか、反体制派を支援する国々は12月12日、「シリアの友人」会合で、反体制派の統合組織「シリア国民連合」をシリア人の唯一の正統な代表と承認した。指導者に選ばれたハティーブ氏は14日付英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)の会見記事で、アサド政権が大量破壊兵器を使用する事態になれば、「特に責任がある」とロシアを非難した。

 氏の批判の矛先は米国にも向けられた。内戦をめぐる国際社会の介入の時期や方法が適切でなかったとの考えを示唆し、「誤った国際的な方針が過激主義(の拡大)へと導いた」と述べた。

 「過激主義」とはシリアの反体制派、「ヌスラ(勝利)戦線」を指す。なぜ、この発言が対米批判なのかというと、米国は「国民連合」を信任する前日の11日、イラクのアルカーイダ系武装組織に近いという理由で彼らをテロ組織に認定したからだ。ヌスラ戦線はアサド政権側と対決する有力な武装組織とされる上、食料や燃料を与えて民衆の支持を広げてきたといわれ、米国の判断はシリアの人々の反感を招いたとの報道もあった。

 国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(アジア版)は12日付社説で、アサド政権崩壊後にヌスラ戦線がシリアの主要な政治勢力となることに懸念を示す一方、オバマ政権にも、影響力をどう行使するつもりなのかを指し示す「より鮮明な青写真」を見せるべきだと注文した。カタールやサウジアラビアなど、アサド政権の崩壊を望む国々による武器などの支援を通じてアルカーイダ系の勢力が権力を握れば、“アサド後”のシリアがテロ組織の温床になりかねない。

 軍事介入を避けつつ、友好国を背後から導く形で影響力を発揮する。そんな米国の手法について米紙ウォールストリート・ジャーナル(アジア版)は14日付社説で、カタールにリビアやシリアへの対処を委ねた結果、イスラム過激派の急速な武装強化という米国が望まない結果になったと評した。かといって、米国が手を引けば、だれかがその「空白」を埋めるだけだ。社説は結局、こうした姿勢が中東地域における米国の影響力の地盤沈下につながるとの見方を示唆した。2期目のオバマ政権にとってもシリアは重大なテーマだ。


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