したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4062チバQ:2012/04/03(火) 20:46:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120403/erp12040319080004-n1.htm
存在感増すアジア系幹部 国際機関に新風も
2012.4.3 19:05 (1/2ページ)

安住財務相と握手する世界銀行次期総裁候補のキム氏(左)=1日、東京都千代田区の財務省
 【ワシントン=柿内公輔】国際機関でアジア系幹部の存在感が高まっている。世界銀行の次期総裁が確実視される韓国系米国人のジム・ヨン・キム米ダートマス大学長をはじめ、要職を占めるアジア系が急増。新興国の受けもよい、調整型のアジア系リーダーが、欧米偏重だった国際機関の運営に新風をもたらす期待も寄せられている。

 キム氏は支持固めのため各国を歴訪中で、中国やインドのほかブラジルやメキシコも回り、アジアと新興国を重視する姿勢を鮮明にする。3月28日の英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)にも寄稿し、「世銀の運営への途上国の関与を拡大する」と強調した。

 韓国紙の中央日報(電子版)は、国際機関で働く韓国人が2011年末で398人と、9年間でほぼ倍増したとし、潘基文国連事務総長や、再選された宋相現国際刑事裁判所長など、「韓国人の活躍が注目されている」と強調。国際社会で、「韓国は主賓テーブルに移った」と胸を張る。

 国際通貨基金(IMF)では、副専務理事に朱民氏が中国人として昨年初めて就任。香港出身の陳馮富珍世界保健機関(WHO)事務局長や台湾出身の林毅夫世銀副総裁の評価も高い。日本も篠原尚之IMF副専務理事や、企業のカントリーリスクを保証する世銀系の多国間投資保証機関(MIGA)に小林いずみ長官を送り込んでいる。

 国際機関でアジア系幹部の進出が目立つのは、国際経験豊富で語学も堪能なグローバルな視野を持つ人材がアジアで増えたことに加え、「ボトムアップや調整型のリーダーが組織でも歓迎される」(IMF関係者)風潮があるようだ。

 国際社会で存在感を増す新興国が発言力に見合うポストを要求し始めたことも大きい。IMFと世銀の出資比率で米国、日本に次ぐ第3位に浮上した中国はその典型だ。世銀トップを独占してきた米国が韓国系のキム氏を擁立したのも、「新興国の不満を和らげる」(国際金融筋)狙いがあり、篠原氏も「アジア人の国際機関進出を大幅に拡大すべきだ」と訴えている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板