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国際政治・世界事情

4048チバQ:2012/04/02(月) 20:44:33
http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203310581.html
2012年4月1日0時50分シリア難民、遠い安住 弾圧逃れ周辺国に数万人シリア難民の子どもたち。屈託のない笑顔に「写真を撮っても良いか」と尋ねると、母親は「子どもは大丈夫だけど、大人はアサド政権に知られると捕まる」と子ども(右)の後ろで顔を隠した=レバノン北部アルサール、貫洞欣寛撮影


 アサド政権による反体制派弾圧が続くシリアから周辺国へ脱出する人たちが増加の一途だ。だが、命からがら脱出しても安住はできない。レバノンではアサド政権を支える勢力も多いため、避難した人々は息を潜めるように暮らす。トルコは反体制派の「拠点」となり、政権軍との戦闘で負傷した人であふれていた。

■レバノン 公設キャンプなし

 レバノンにシリア難民のための公的機関によるキャンプはない。イスラム教・シーア派組織ヒズボラなど親シリア派与党が設営に反対しているからだ。ヒズボラは長年、アサド政権から軍事・経済支援を受けてきた。シーア派の街にはアサド大統領の肖像があちこちにある。シリア難民が行ける雰囲気ではない。2005年までレバノンにシリアが軍を駐留させた経緯から、今もシリアの秘密警察網があるとされる。「目立てば連れ戻される」と語るシリア人は多い。

 レバノンのシリア難民は1万6千人超。北部トリポリやベカー高原などに集中し、民家や倉庫で暮らす。

 10日前、シリア中部ホムスのババアムル地区からトリポリに逃れた男性(41)は昨年3月、デモに参加し、8カ月間拘束された。「アサドの写真に忠誠を誓えと命じられた。拒否すると両手を踏まれ、電気ショックを受けた」。3月上旬、同地区に軍が進攻、脱出を決めた。男性らは「帰国すれば殺される。政権が倒れるまで帰れない」と口をそろえる。

 ホムス近郊クサイル出身の中学3年の女子生徒(15)は、2人の兄弟、祖父母とともに徒歩で国境の山を越えた。父親は2カ月前、頭を狙撃され全身不随に。看護師の母親は反体制派の「野戦病院」での勤務を志願した。生徒は「学校に行きたい。お母さんや友達に会いたい」。


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