したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4113チバQ:2012/04/11(水) 23:16:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/mds12041108040001-n1.htm
シリア情勢、再び手詰まりに アサド政権 撤退期限を無視
2012.4.11 08:03 (1/2ページ)
 【ベイルート=大内清】内戦状態が続くシリアのアサド政権が、アナン前国連事務総長と約束した戦闘地域からの軍撤退が10日、期限を迎えた。しかし、政権側はこの日も西部ホムスなどへの砲撃を継続、反体制派によると市民ら少なくとも37人が死亡した。12日の全面停戦期限後も戦闘が続く公算が大きく、アナン調停の行方を見守っていた国際社会は再び手詰まり状態に陥った格好だ。

 シリア国内での弾圧のほか、政権側は9日、隣国トルコのシリア人避難民キャンプに発砲、シリア人4人とトルコ人1人が負傷した。トルコ領に向けた攻撃は、一連の騒乱発生以来、初めて。同国のエルドアン首相は10日、「明白な国境侵犯だ」と強く非難した。

 また西隣のレバノンでは、シリア国境付近を取材中だった地元テレビ局の男性カメラマンが、シリア側から銃撃を受け死亡した。

 こうした中、シリアのムアッリム外相は10日、ロシアのラブロフ外相とモスクワで会談、軍撤退を含めアナン調停案を「履行している」と強調した。同時に、停戦は「国連の監視団到着と同時であるべきだ」とも述べ、事実上、12日の期限は無視する考えを示した。

 アサド政権は、反体制派にも停戦を文書で確約するよう求めており、反体制派の武装闘争が続く限りは弾圧を正当化できると判断しているとみられる。

 一方、アナン氏は10日、トルコ南部の避難民キャンプを訪問、「停戦はまだ可能だ」と呼びかけた。

 とはいえ、調停案が暗礁に乗り上げていることは間違いない。トルコなどでは、シリア領内に市民保護のための緩衝地帯設定を求める声も強まっているものの、こうした動きには軍事行動が伴うことから、ロシアや中国を説き伏せて国連安全保障理事会の決議を得るのは困難だ。

 有志国による「シリアの友人」会合などでは今後、反体制派支援の拡充を模索するとみられる。ただ、反体制派が求める武器供与などに踏み切った場合、支援国側は後戻りができなくなり、内戦の泥沼化を助長するとの懸念は拭えない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板