[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
5701-
5801-
5901-
6001-
6101-
6201-
6301-
6401-
6501-
6601-
6701-
6801-
6901-
7001-
7101-
7201-
7301-
7401-
7501-
7601-
7701-
7801-
7901-
8001-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
国際政治・世界事情
2419
:
チバQ
:2011/03/31(木) 12:49:48
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033101000082.html
リビア外相、英で辞任表明 亡命か、政権に打撃
【ロンドン、ベンガジ共同】英外務省は30日、リビアのクーサ外相が英国の空港に到着し、辞任を表明したと発表した。ロイター通信は友人の話として、カダフィ政権による民間人攻撃に抗議して政権を離脱したと伝えた。英国か第三国に亡命する可能性もある。
リビアで2月に反体制デモが始まって以降、政権離脱が明らかになった高官では最有力者。クーサ氏は最高指導者カダフィ大佐の「右腕」とされ、国際社会との窓口役を果たしてきただけに、米欧などの軍事介入に徹底抗戦を掲げるカダフィ氏にとって大きな打撃だ。
2011/03/31 10:43 【共同通信】
2420
:
チバQ
:2011/03/31(木) 19:34:46
http://mainichi.jp/select/world/news/20110331dde002030010000c.html
リビア:アルカイダ参加、反体制派が否定
【ベンガジ(リビア東部)杉尾直哉】リビア反体制派の民兵集団の報道官を務めるアフマド・バニ大佐は30日の会見で、「我々の中に過激主義者はいない」と述べ、国際テロ組織アルカイダの存在を否定した。米軍高官らが民兵とアルカイダの関連の可能性を懸念していた。
バニ大佐によると、反体制派は30日、北中部の石油精製拠点ラスラヌフから100キロ以上東方のマルサエルブレガまで撤退した。装備や訓練で政府軍に大きく劣っているためで、「我々は通信手段の確保にすら苦労している」と認めた。前線で何人の死傷者が出たかすら把握できていないという。だが、大佐は「戦術的撤退」といい、さらに東方のアジュダビアまで後退する可能性を示唆した。
2421
:
チバQ
:2011/03/31(木) 19:35:28
http://mainichi.jp/select/world/news/20110331k0000e030006000c.html
リビア:新国連大使に異例の外国人指名 元ニカラグア外相
【ニューヨーク山科武司】リビア・カダフィ政権が、新たな国連大使に、元国連総会議長でニカラグア元外相のデスコト氏を指名したことが30日、分かった。外国人を大使に指名するのは異例。指名したのは30日に英国に出国したクーサ外相で、国連は再び対応に悩んでいる。
カダフィ政権は今月上旬、反体制派に転じたシャルガム大使の代わりに、親カダフィ派のトレキ元外相の信任を求める手紙を潘基文(バン・キムン)事務総長に提出。国連としては受理せざるを得ない状況だったが、米国がトレキ氏にビザを発給しなかった。
デスコト氏は米国生まれでニカラグアとの二重国籍を持つとされる。だが、ライス米大使は「私の理解では彼は数年前に米国籍を放棄している。観光ビザで外交はできない」とくぎを刺した。
2422
:
チバQ
:2011/03/31(木) 21:49:56
http://www.asahi.com/international/update/0331/TKY201103310113.html
リビア政府軍、東部ブレガ奪還 アジュダビヤに迫る勢い2011年3月31日10時38分
リビア反体制派の軍報道官は30日夕、拠点都市の東部ベンガジで会見し、再び東進を始めた政府軍部隊が同日までに東部ブレガを奪還し、31日にはアジュダビヤに迫る可能性があると明らかにした。
同報道官は、政府軍は機関砲やロケット砲などの兵器を所持しており、反体制派部隊の武器では対抗できないことも認めた。
また、東進中の政府軍部隊が3200〜3600人の兵力を持ち、その多くがチャド人の雇い兵であると主張。政府軍を率いる司令官がチャドの情報機関幹部であることを複数の情報筋から確認したと表明。チャドの大統領と同じ部族出身者だとして、隣国の軍事介入を批判した。一方で、欧米による政府軍への空爆継続を求め、軍事力を均衡させるため、国際社会に武器の提供を求めた。(ベンガジ=山本大輔)
2423
:
チバQ
:2011/04/01(金) 22:46:56
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY201104010492.html
「自由を」中東各地で反政府デモ 金曜礼拝後2011年4月1日22時35分
中東各国で1日午後、イスラム教金曜礼拝後のデモが行われた。
衛星テレビ局アルジャジーラによると、シリアの首都ダマスカス近郊では数千人が集結。「自由を」と叫んで気勢を上げ、治安部隊が催涙弾で解散させた。AFP通信によると南部ダルアでも数百人がデモ行進した。西部ラタキアからの情報によると、中心部ではすべての商店が店を閉め、治安部隊が検問を設けて警戒を強めている。
1963年から非常事態令が敷かれているシリアでは3月中旬以降、解除を求めるデモが発生。治安部隊との衝突で、これまでに60人以上が犠牲になったとされる。アサド大統領は3月31日、解除を検討する委員会の設立を命じたが、国民の不満は収まっていないようだ。
サレハ大統領の即時退陣を求めるデモが続くイエメンでは、反体制派と大統領派が首都サヌアでそれぞれ大規模なデモを行った。
現地からの報道によると、反体制派はサヌア大学近くの広場に集結。一方の大統領派はサレハ氏の出身部族の支持者らが車で首都に集まり、大統領府周辺を埋め尽くした。
サレハ氏は支持者らを前に、「国民のために全身全霊を捧げる」と語り、大統領の座にとどまる意向を改めて示した。
一方、エジプトの首都カイロでは、ムバラク前大統領の辞任につながった「革命」を支持する若者ら数万人が中心部タハリール広場に再び集結。「革命を守り抜け」と声を上げた。
市民が心配するのは、11月までに行われる予定の大統領選後、民主と自由が本当に根付くかということ。デモ参加者は、(1)革命を確実に達成させる(2)市民がエジプトの新しい政治に参画する――ことを要求した。(カイロ=北川学、奥寺淳、マナマ=五十嵐誠)
2424
:
チバQ
:2011/04/01(金) 22:47:29
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011040101001126.html
イエメン、シリアは厳戒態勢 親・反政権派が大規模デモ
2011年4月1日 21時24分
【カイロ共同】チュニジアとエジプトの政変に触発された反政府デモが続くイエメンの首都サヌアで、イスラム教の金曜礼拝があった1日、親・反政権派の双方がそれぞれ数万人規模の大規模デモを行った。シリア北西部ラタキアでは軍などが厳戒態勢を敷き、デモ警戒に当たった。
独裁体制を敷くサレハ大統領の辞任を求める大規模デモが続くイエメンでは、サレハ氏が大統領職に就いたまま権限を暫定政府に移譲するとの収拾案も浮上。だが即時辞任を求める市民側はデモを継続、数キロ離れた場所では1日、各地から集まった政権支持派が大規模デモを行った。衝突などの情報はない。
一方、南部から全土にデモが拡大、130人以上が死亡したとされるシリアでは、アサド大統領が批判の強い非常事態法の撤廃に向けた懐柔策を提示。だが、デモ隊側の不満解消には至らず、インターネットでデモ参加が呼び掛けられた。
シリアはアラブ諸国屈指の強権支配体制を敷いており、大規模な政府支持デモも発生。デモの発火点になった南部ダルアーでも衝突が起きる恐れがある。
また、少数派のスンニ派王族による支配にシーア派住民らが反発するペルシャ湾岸バーレーンでは、3月中旬の非常事態宣言以降、大きな混乱はないが、反体制派は治安当局の厳しい弾圧を批判している。
2425
:
チバQ
:2011/04/01(金) 22:49:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110401/mds11040109190002-n1.htm
最大都市で激しい戦闘 コートジボワール重大局面
2011.4.1 09:13
コートジボワールの最大都市アビジャンで、装甲車に乗るバグボ氏の支持者=31日(AP=共同)
大統領選の結果をめぐり、昨年末から混乱が続くコートジボワールの最大都市アビジャンの数カ所で3月31日、重火器や機関銃を使用した激しい戦闘があった。ロイター通信などが伝えた。詳細は不明だが、国際社会が当選を承認するワタラ元首相の支持部隊がアビジャンへの進攻を続けていた。
ワタラ氏側政府は陸海空の全国境の閉鎖を命令。4月3日までの夜間外出禁止令をアビジャンに発令した。ワタラ氏側は、大統領職に居座るバグボ氏が即刻退陣しない限り武力で排除する構えを示しており、コートジボワール情勢は重大局面を迎えた。
今週、拠点を置く北部から進攻を始めたワタラ氏側部隊はアビジャンを除くほぼ全土を既に掌握したとみられている。バグボ氏を支持してきた軍や警察は、次々と同氏から離反しているもよう。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110331/mds11033110550005-n1.htm
ワタラ氏側の部隊が首都掌握 混乱のコートジボワール
2011.3.31 10:54
26日、コートジボワール最大都市アビジャンで武器を持って警戒するワタラ元首相支持派の兵士(ロイター)
大統領選結果をめぐる混乱が昨年末から続くコートジボワールからの報道によると、国際社会が当選を承認するワタラ元首相の支持部隊が30日、同国中部の首都ヤムスクロを実効支配下に置くとともに、最大都市アビジャンに向けて進攻、31日にはアビジャン周辺を包囲し始めたもようだ。
南アフリカ国際関係・協力省(外務省)は31日、コートジボワールの陸軍参謀長が30日夜にアビジャン駐在の南ア大使公邸を家族と共に訪れ、亡命申請したと発表した。支持母体の陸軍トップが離脱したことで、バグボ氏は窮地に追い込まれた。
ヤムスクロは1983年から首都だが、実質的な首都機能は南東部の最大都市アビジャンにある。2002〜03年の内戦で南北に分断された同国で、北部を掌握するワタラ氏側の部隊は、中部と東西の3方面から南進を続けていた。(共同)
2426
:
チバQ
:2011/04/01(金) 22:52:13
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY201104010465.html
財政再建巡りポルトガル議会解散 金融危機再燃の懸念2011年4月1日21時30分
ポルトガルのカバコシルバ大統領は3月31日、ソクラテス首相の辞任を正式に認めて議会を解散し、6月5日の総選挙実施を宣言した。国民に信を問うかたちで政治の安定回復を目指すが、それまでの政治空白が財政悪化を加速させ、金融危機再燃の引き金となる恐れもある。
大統領は31日の声明で「我々はまず経済危機、次いで政治危機、そして今、社会危機のただ中にある」と指摘し、政策の基盤である財政再建が選挙の最大の争点となると訴えた。
財政再建をめぐる主要政党の意見は割れている。ソクラテス前政権は社会保険の給付カットなど社会保障予算の削減を中心とする財政緊縮策を提案して野党に否決された。最大野党で中道右派の社会民主党は、政府案より大胆な歳出カットを、と主張するが、具体策はまだ明らかにしていない。共産党や左翼ブロックなど左派政党は「景気刺激策を優先すべきだ」として、財政の引き締めには反対の立場だ。
政府統計局の31日の発表によると、2010年の財政赤字は当初予測の国内総生産(GDP)比7.6%を上回り、8.6%に拡大した。欧州市場では、国債利回りが大幅に上昇している。だが、ポルトガルは今月15日と6月15日に多額の国債償還を控えており、金利が高くても資金を調達せざるを得ず、さらなる財政悪化は避けられない。
ドイツなどは、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が用意した緊急救済融資を早期に受け入れるよう促している。ただ、新政権ができるまでは支援要請も難しい状況だ。
最近の世論調査によると、政党別支持率は、ソクラテス前首相が率いる中道左派の社会党は24.5%と低迷する一方、社会民主党が46.7%と急伸している。選挙によって安定政権が生まれるかどうかが最大の焦点となる。(パリ=稲田信司)
2427
:
チバQ
:2011/04/01(金) 23:12:23
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY201104010422.html
地雷・銃声…リビア戦乱の街、住民「どう生きれば」2011年4月1日20時38分
反体制派への攻勢を強めるカダフィ政権軍が迫るリビア東部のアジュダビヤに3月30日、入った。3月中旬の政府軍の進攻で家や店舗は銃弾で穴だらけになり、焼けた車があちこちに転がる。10万人が暮らしていた街はほぼゴーストタウンと化していた。
「ミサイルが突然、次々に着弾した。必死に家まで走った」。セメント工場で警備員を務めるサーブル・エルワニーさん(46)は話す。高さ20メートルを超す円筒形の製造施設には大きな穴が開き、地面には多数のくぼみがあった。事務所もコンテナも破壊され、4台のトラックを盗まれた。
給料は1年分が未払いだが、ボスニア出身の経営者は帰国したままだ。妻と10〜20歳の2男1女がいるが、他に収入のあてはない。「今でも毎晩、銃声が響いている。この街で、どうやって生きていけばいいんだ」とうなだれた。
目抜き通りに入ると、白とピンクの壁の4階建てマンションが8棟あった。壁は銃弾の穴だらけで、窓ガラスはほとんど割れている。200世帯は入れそうな団地は静まりかえり、駐車場の車はわずか2台。電気も水道も止まっていた。
団地の広場では高校生のカーレッド・ゴマリさん(19)が立ちつくしていた。「約300人の市民が殺され、友人も6人亡くなった。僕の生まれ育った街じゃないようだ。自分がよそ者みたいに感じる」
水や食料はボランティアの配給頼み。団地の入り口には、ハエのたかったパンが数本置かれていた。
部屋に案内されると、スーツケースが積み上げてあった。「家族だけはすぐに逃げられるようにするためだ」と、父の小学校教師ファラジさん(48)。政府軍の進攻の際には妻と6男3女をベンガジに避難させ、ひとり家にとどまった。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは30日、政府軍が約10日間とどまったアジュダビヤの東の外れで約60個の対車両・対人地雷が見つかったと発表した。ファラジさんらが自警団をつくり除去をしているが、住民が犠牲になる可能性もある。
取材中、勢力を盛り返した政府軍が、アジュダビヤから車で西に45分のブレガに向かっているとの情報が入った。帰途を急ぐ記者に、ファラジさんはきっぱりと話した。「俺は街と家を守る。死に場所はここしかない」(アジュダビヤ=伊東和貴)
2428
:
チバQ
:2011/04/02(土) 15:38:34
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011040201000328.html
コートジボワール大統領所在不明 米、仏などが退陣求める
2011年4月2日 11時36分
1日、煙が上がるコートジボワール最大都市アビジャンの町(ロイター=共同)
【ナイロビ共同】大統領選結果をめぐり混乱が続くコートジボワールからの報道によると、同国最大都市アビジャンで1日、ワタラ元首相の支持部隊が、大統領職に居座るバグボ氏の邸宅や大統領府周辺などで治安部隊と戦闘を繰り広げたが、バグボ氏の所在は分かっていない。
パリにいるバグボ氏の顧問はロイター通信に対し、バグボ氏はコートジボワールの「安全な場所」から指揮を執っており、交渉の用意はあるが退陣するつもりはないと述べた。
アビジャンでは1日、複数箇所で爆発音や銃声が聞かれ、煙も上がった。住民によると、国際社会が当選を承認するワタラ氏が拠点を置くホテル周辺で道路封鎖に当たっていたバグボ氏側兵士は逃走したという。
一方、国連は1日、ワタラ氏側部隊による恣意的な逮捕などの深刻な人権侵害の情報があるとして懸念を表明。潘基文事務総長はワタラ氏側を含めた全勢力に対し自制を呼び掛けた。
また米国やフランス、アフリカ連合(AU)などもバグボ氏に即時退陣を求める声明を出した。
全国境の閉鎖を表明していたワタラ氏側政府は1日、空路での出入国は再開すると発表した。
2429
:
チバQ
:2011/04/02(土) 17:28:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110402/mds11040216490004-n1.htm
ワタラ氏派が最大都市に進攻 バグボ氏の敗色濃厚 コートジボワール
2011.4.2 16:44
クリックして拡大する
1日、煙が上がるコートジボワール最大都市アビジャンの町(ロイター=共同)
【ロンドン=木村正人】昨年11月の大統領選をめぐり混乱するアフリカ中西部コートジボワールで、国際社会が当選を承認するワタラ元首相の支持部隊が2日までに国土の大半を制圧、最大都市アビジャンの大統領府と公邸周辺でバグボ大統領の治安部隊と激しい戦闘を繰り広げている。政権に固執するバグボ氏は3月28日から姿を消しており、敗色が濃厚となっている。
大統領選で選挙管理委員会は野党のワタラ氏が現職のバグボ氏を破り当選したと発表。しかし、憲法評議会が投票の一部は無効だとしてバグボ氏の当選を宣言し、2人の対立が続いている。
現地からの報道によるとワタラ氏派部隊は28日以降、バグボ氏の勢力圏の南部に進攻。首都ヤムスクロや南西部の港湾都市サン・ペドロなど国土の4分の3を平定した。赤十字国際委員会(ICRC)によると、ワタラ氏派が制圧した西部の要衝ドゥエクエでは29日に800人以上が殺害されたという。
ワタラ氏派による深刻な人権侵害の情報があるとして、国連の潘基文事務総長はワタラ氏派を含めた全勢力に自制を呼びかけた。
アビジャンでの戦闘は31日に激化し、大統領府や公邸、国営テレビ局周辺でバグボ氏派の共和国防衛隊が抵抗している。しかしバグボ氏派からは軍や警察の離反が相次ぎ、西側外交筋は「バグボ氏の敗北は避けられない」と分析。ワタラ氏派は「バグボ氏は国際刑事裁判所(ICC)の裁きを受けるべきだ」と攻勢を強めている。
2430
:
チバQ
:2011/04/02(土) 18:00:17
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201104020018.html
死者800人超か=西部で「大規模衝突」―コートジボワール2011年4月2日11時6分
【ジュネーブ時事】赤十字国際委員会(ICRC、本部ジュネーブ)は1日、大統領選後の混乱が深刻化しているアフリカ・コートジボワールで今週前半、西部の都市ドゥエクエをめぐって武力衝突が起き、死者は少なくとも800人に上ったとの見方を明らかにした。AFP通信が伝えた。
現地に1日までに入った赤十字のメンバーが多数の遺体を目撃したもので、3月29日に殺害されたと報告している。
[時事通信社]
2431
:
チバQ
:2011/04/03(日) 20:56:40
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110403-OYT1T00518.htm
多国籍軍誤爆か、リビアの反体制派13人死亡
【カイロ=田尾茂樹】リビアの最高指導者カダフィ氏派と反体制派との戦闘が続く東部の石油拠点ブレガ近郊で1日夜、多国籍軍が空爆を行い、反体制派メンバー13人が死亡、7人が負傷した。誤爆とみられる。
反体制派報道官が2日夜、発表した。軍事行動を指揮する北大西洋条約機構(NATO)は調査を始めた。
移動中の反体制派部隊の車列から対空砲が発射された後、空爆があった。メンバーが祝砲として撃ったとの見方がある一方、部隊に紛れ込んでいたカダフィ派兵士が空爆を誘うために発射したとの情報もある。
反体制派報道官は「遺憾な出来事。再発防止に努める」と述べるにとどまり、空爆の負傷者もAP通信に「我々を守っているのは多国籍軍」と語るなど、今のところ目立った批判はないが、軍事介入への反発が今後、高まる可能性もある。
(2011年4月3日19時29分 読売新聞)
2432
:
チバQ
:2011/04/03(日) 21:07:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000006-cnn-int
男児偏重の風潮で女児中絶、人口比に不均衡 インド
CNN.co.jp 4月3日(日)11時21分配信
ニューデリー(CNN) インドでこのほど実施された国勢調査で、男児と女児の人口比の不均衡が拡大していることが分かった。同国では伝統的に男児が好まれる風潮があり、女児なら人工中絶するというケースが目立っている。
発表された暫定値によると、同国の6歳以下の子どもの数は男児1000人に対して女児914人。女児の比率は10年前の同927人からさらに低下し、1947年の独立以来最低を記録した。
同国では性別を理由とした中絶が禁止されているものの、違法クリニックなどの手術が後を絶たない。
インドの女性・児童問題担当相、クリシュナ・ティラス氏は議会で、女児中絶の背景には男児を好む風潮のほか、花嫁持参金の風習、女性搾取や虐待への懸念などがあると述べた。同氏は、一部の州が不均衡是正のため、女児出産への報奨制度や性別に基づく中絶への処罰を発表していると説明。母親たちに的確な判断を促すためには女性の社会的、経済的な地位向上も欠かせないと訴えた。
同調査によると、インドの人口は過去10年間で17%増加し、12億1000万人に達した。増加率は前回より緩やかになったものの、2030年までには中国を追い越し、世界一の人口大国となる見通しとされる
2433
:
チバQ
:2011/04/03(日) 21:40:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000523-san-int
「フジモリの再来」なるか ペルー大統領選、長女が台風の目に
産経新聞 4月3日(日)17時26分配信
【ニューヨーク=松尾理也】南米ペルーの大統領選の投開票が4月10日に迫った。有力候補が乱立し、近年にない接戦といえる同選挙で台風の目となっているのは、現在は収監中のアルベルト・フジモリ元大統領(72)の長女、ケイコ・フジモリ候補(35)だ。世論調査で常に上位につけ、決選投票進出が有力視されるケイコ氏が、父に続く日系人大統領誕生という夢を実現できるか、注目される。
同大統領選には計11人が出馬。うち有力候補はケイコ氏をはじめ中道路線を旗印とするトレド元大統領、元軍人で左派のウマラ氏ら5人とされる。昨年からトレド氏が最有力候補と目されてきたが、投開票まで20日を切った3月下旬に行われた最新の世論調査では、ウマラ氏が21・2%で首位に立ち、ケイコ氏が19%で2位、トレド氏は18・6%で3位に沈むなど、接戦の様相を強めている。
ケイコ氏はフジモリ政権後期、離婚した母親に代わってファーストレディー役を務めた。2006年にペルー国会に初当選。今年1月に正式に大統領選への出馬を表明した。
頼みとするのは、まさしく父の遺産だ。「父アルベルトがこの国に3100校の学校を建てたように、私も新たな学校を建てます」。ケイコ氏はこのほど遊説に立ち寄った首都リマのスラム街でこう語った。
ばらまきと批判されつつも目に見えるやり方で貧困層への富の再分配をはかり、強権的だったにせよ治安の回復、インフレの封じ込めに成功したフジモリ時代への郷愁は強い。そうした空気はそのままケイコ氏への追い風になっている。
ケイコ氏自身、これまで当選の暁には父親の恩赦を行うと公言してきた。ただし、最近行われた司法当局との会談では持論を封印。「当選すればすべての政府機関とともに仕事を行う」と譲歩とも受け取れるコメントを発表したが、最終的にはやはり恩赦に踏み切るとの観測も根強い。
こうしたケイコ氏に対し、「父親の恩赦以外、目立った政策や公約がない」「恩赦は民主主義の破壊だ」といった批判が、とりわけ従来のペルー政治を牛耳ってきた富裕層から強まっているのも事実だ。1990年の大統領選に立候補し、フジモリ元大統領に敗れたペルー出身のノーベル文学賞作家、バルガス・リョサ氏は「獄につながれている独裁者の娘が大統領になったら国の破滅だ」と批判する声明を出した。
4月10日の第1回投票でいずれかの候補が当選に必要な50%を超える票を獲得する見通しはほとんどなく、決着は6月5日に予定されている上位2候補による決選投票で付くとみられている。
2434
:
チバQ
:2011/04/03(日) 23:26:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000515-yom-int
コートジボワール、内戦の様相強まる
読売新聞 4月3日(日)19時23分配信
【カイロ=中西賢司】西アフリカのコートジボワールで昨年11月行われた大統領選を巡る混乱は、当選したワタラ氏支持の部隊と、落選しても大統領職に居座るバグボ氏派部隊との衝突が激化し、内戦の様相が強まっている。
ワタラ派が進攻して800人以上が死亡したとされる西部の町ドゥエクエでは、民間人も襲撃されたとの報道がある。英紙ガーディアンは2日、リベリアに逃れた避難民の話として、別の町でもワタラ派による無差別殺りくがあったと報じた。
これが事実なら、ワタラ氏を大統領選当選者として支持してきた国連や米欧などが対応の見直しを迫られるのは必至だ。国際社会には、1994年のルワンダ大虐殺で国連平和維持活動(PKO)部隊が展開していながら、推定80万人もが殺されるのを阻止できなかった苦い記憶がある。
クリントン米国務長官は3日、バグボ氏に即時退陣を求める声明を発表。ヘイグ英外相も2日、両派に戦闘行為の自制を求めた。だが、戦闘は3日も続き、最大都市アビジャンでは機関銃の音や火砲の爆発音が響き渡り、混乱に乗じた略奪が横行している。 .
2435
:
チバQ
:2011/04/04(月) 12:28:11
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110404k0000e030049000c.html
ドイツ:与党党首が辞任へ 州議会選大敗で引責
【ベルリン支局】ドイツ連立与党・自由民主党党首のウェスターウェレ外相兼副首相は3日、来月に予定されている党首選には立候補せず、党首を辞任する考えを明らかにした。先月末の州議会選挙で大敗した責任を取ったとみられる。外相と副首相にはとどまる。州議会選では、東日本大震災の影響で環境政党・緑の党が大勝、南部バーデン・ビュルテンベルク州で初の州首相の座を手にする予定で、大震災が欧州政界にまた影響を与えた形だ。
ウェスターウェレ外相は、日本などを訪れ帰国した際に辞任の意向を表明した。外相は「世代交代するため」と辞任理由を説明した。
先月の州議会選では、バーデン・ビュルテンベルク州で得票率を半減させ州与党から転落、南西部ラインラント・プファルツ州選では議席を失う失態を演じた。
自民党はメルケル首相の与党・キリスト教民主同盟などとともに脱原発の先送りを堅持する構えだが、自民党幹部からは、東日本大震災直後に一時停止した原発について、恒久的に停止するよう求める声もあがっている。
外相は、歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られ、社会保障の拡充を一貫して批判。失業手当の積み増しを「社会主義だ」と公言、野党から厳しい批判を浴びていた。自民党の全国の支持率も議会入りができるハードルとなる5%前後で低迷している。
2436
:
チバQ
:2011/04/04(月) 12:29:43
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011040401000248.html
カダフィ氏次男が解決案 大佐退陣と民主制移行
2011年4月4日 11時10分
【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3日、リビアの最高指導者カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏が同国の紛争解決を目指し、大佐の退陣と立憲民主制への移行を含む案を示したと、同国政府に近い外交筋の話として伝えた。
同案は民主化移行が大佐の息子の指導下で行われるとしており、民主化実現までの指導者としてセイフイスラム氏を想定しているとみられる。
同紙によると、セイフイスラム氏の側近、ムハンマド・イスマイル氏が最近訪英し同国政府高官と協議したことから、停戦に向けた何らかの提案が行われたとの臆測が流れていた。
セイフイスラム氏はこれまでにも、立憲民主制への移行を主張していたという。しかし同紙は同外交筋の見方として、大佐自身および反体制派のどちらも提案をのむ用意はないと報じた。
アラブ紙アッシャルク・アルアウサトは先月末、大佐の権限をセイフイスラム氏に委譲する案が大佐周辺から出ていると報じていた。
2437
:
チバQ
:2011/04/04(月) 23:04:40
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110404-OYT1T00959.htm
カダフィ派・反体制派、外交決着図る動き
【カイロ=田尾茂樹】内戦状態が続くリビアで、カダフィ派と反体制派がともに外交決着に向けた動きを模索し始めた。
多国籍軍の対リビア軍事行動により、カダフィ派優位が崩れ、戦力で双方が決め手を欠く中、戦闘長期化を避ける思惑とみられるが、互いの主張に隔たりは大きい。
「カダフィ政権は解決策を探っているようだ」
最高指導者カダフィ氏の特使として3日、ギリシャを訪問したオベイディ外務次官とギリシャのパパンドレウ首相との会談を受け、同国のドルツァス外相は声明でこう述べた。会談内容は不明だが、次官が停戦条件などを提案した可能性がある。4日にはトルコとマルタも訪れる。
また、米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は3日、リビア当局者や外交筋の話として、カダフィ氏の後継と目されてきた次男セイフ・イスラム氏と、三男サアディ氏が、カダフィ氏退陣とセイフ・イスラム氏への権力移譲で立憲民主制移行を進めるとの解決案を練っている、と報じた。
(2011年4月4日21時01分 読売新聞)
2438
:
チバQ
:2011/04/04(月) 23:18:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110404/mds11040420570012-n1.htm
多国籍軍参加のカタールの野望 中東で指導的地位狙う
2011.4.4 20:51 (1/2ページ)
4日、ベレガでロケット砲を構える反政府武装勢力(AP)
【カイロ=大内清】民衆の反政府行動が中東・北アフリカに拡大する中、ペルシャ湾岸の産油国カタールが存在感を強めている。対リビア軍事作戦では、アラブとして多国籍軍に初参加し米欧に大きな「貸し」を作った。近年は中東各地で調停外交を展開、国内情勢が比較的安定していることもあり、米欧にとっての重要性も高まりつつある。
対リビアでカタールはミラージュ戦闘機6機を派遣した。外交面でも北東部ベンガジを拠点とする反体制派組織「国民評議会」をアラブ諸国で初めて承認し、反体制派の石油輸出を請け負い、資金調達にも協力する。「西洋による干渉」との批判を避けたい米欧各国にとりカタールの関与は「きわめて重要」(ロンゲ仏国防相)で、各国のリビア政策を調整する「連絡調整グループ」の第1回会合もカタールで開催される。
近年は、スーダンのダルフール紛争の和平交渉や、レバノンの各政治勢力間の調停にも乗り出している。カタールのこうした外交面での積極姿勢について、エジプトの政府系シンクタンク「アハラム戦略研究所」の湾岸地域専門家、ムハンマド・エッズルアラブ氏は「中東での指導的な地位を確立しようとの野心のあらわれだ」と指摘する。
これまでアラブ世界では、エジプトとサウジアラビアの2地域大国が中心的な役割を果たしてきた。しかし、エジプトは現在、ムバラク政権崩壊後の混乱にあり、サウジは隣国バーレーンとイエメンの政情不安の対応に追われる。カタールとしては、米欧に対する発言力強化を図る絶好の機会−というわけだ。
人口約150万人ながら豊富な石油・天然ガス収入を誇るカタールには、米中央軍の前線司令部もある。米欧にとり、チュニジア政変後も大きな混乱が起きていない同国は魅力的な存在だ。2005年に三権分立を明記した憲法を発効させるなど、民主化の面でも評価は高い。
その一方でカタールは、今年3月以来、反体制デモへの弾圧を強めるシリアのアサド政権に対し、他の湾岸諸国とともに支持姿勢を示している。エジプトやチュニジアではデモを詳細に報じたカタールの衛星テレビ局アルジャジーラも、シリアに関しては抑制的な報道ぶりが目立つ。
カタールには、イランとも関係が深いシリアが揺らげば中東全体の不安定化につながりかねないとの懸念があるためとみられ、民主化促進より地域の安定維持を優先させるしたたかさをもみせている。
2439
:
チバQ
:2011/04/05(火) 19:10:59
http://mainichi.jp/select/world/news/20110406k0000m030009000c.html
ハイチ:大統領選、人気歌手のマーテリー氏が当選
【メキシコ市・國枝すみれ】カリブ海のハイチで4日、大統領選(3月20日実施)の暫定結果が発表され、人気歌手のミシェル・マーテリー氏(50)が約68%を得票、大学教授で元ファーストレディーのミルランド・マニガ氏(70)を破り当選した。
マーテリー氏は歌と踊りを駆使した選挙キャンペーンで「変革」を訴え、若者の支持を集めた。政治経験はないが、政治腐敗にうんざりしていた国民を引きつけた。
マーテリー氏は保守派として知られ、独裁的だったデュバリエ元政権を支持した人たちも応援した。
ハイチは西半球の最貧国で、政情も不安定だ。昨年1月のハイチ大地震からの復興やコレラの流行など大きな課題を抱える。
2440
:
チバQ
:2011/04/05(火) 19:12:06
http://mainichi.jp/select/world/news/20110405ddm007030070000c.html
カザフスタン大統領選:ナザルバエフ氏、圧勝 国民の不満解消が鍵
【モスクワ田中洋之】カザフスタンで3日行われた繰り上げ大統領選で、中央選管は4日、現職のヌルスルタン・ナザルバエフ大統領(70)が95・5%を得票し当選したと発表した。任期は5年。他の3候補を寄せ付けず圧勝したナザルバエフ氏は、「国民は、改革や社会近代化に向けた私の路線を再び支持した」と勝利宣言した。
同氏は旧ソ連時代末期からカザフスタン共和国の最高指導者の地位にあり、昨年6月には「国民の指導者」の称号を得た。欧米から「権威主義的な体制」と批判されるが、支持者の間で出ていた国民投票による任期延長を拒み、2年近くの任期を残して大統領選を前倒ししたのは、民主化をアピールする思惑があったとされる。
今年で建国20年のカザフは、豊富な地下資源を武器に経済成長を続け、中央アジア諸国の中で政治的安定は際立っている。中東で長期政権が揺らぐなか、国民の不満解消と社会安定を最優先するかじ取りが続きそうだ。
毎日新聞 2011年4月5日 東京朝刊
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110404/erp11040419500007-n1.htm
カザフ、独裁さらに長期化 高齢化への懸念も
2011.4.4 19:47 (1/2ページ)
クリックして拡大する
4日、アスタナで支持者に手を振るカザフスタンのナザルバエフ大統領(ロイター)
【モスクワ=佐藤貴生】中央アジア・カザフスタンの繰り上げ大統領選は4日までの開票の結果、現職のナザルバエフ大統領(70)が圧勝、5年間の任期を手にした。ソ連末期の1990年からナザルバエフ氏が大統領を務める同国では野党不在の状態が長く続いており、独裁は約26年間に及ぶ見通しとなった。
大統領選は3日に投票が行われ、同国中央選管は4日、ナザルバエフ氏の得票率が95・5%に達したとの暫定結果を発表した。氏は同日未明、「国民は私の改革や近代化の方針を支持した」と勝利宣言した。
しかし、欧州安保協力機構(OSCE)の選挙監視団は4日、「民主的選挙の基準を満たしていない」との見解を発表した。南部アルマトイの反体制紙記者は、「ナザルバエフ氏以外の立候補者3人は政権批判もしなかった。国営企業の職員や学生は解雇や退学を盾に脅され、投票に行くよう強制された」と話した。
ナザルバエフ氏は中東・北アフリカ諸国で民主化要求が拡大する様相を示し始めた1月下旬、自らの20年までの任期延長の可否を問う国民投票に代わり、12年に予定されていた大統領選を繰り上げ実施する方針を表明した。
カザフスタンはイスラム教徒が人口の半数近くを占める。複数の立候補者が争う選挙を行い、独裁に対する批判の高まりを回避する狙いがあったとみられる。
石油や天然ウランなど豊富な地下資源の輸出で莫大(ばくだい)な収入を得ているカザフスタンは、中央アジアで最も貧困層が少ない。アルマトイの政治評論家サトパエフ氏は、この点を中東などの民主化要求がカザフスタンに波及しない理由として挙げる一方で、「大統領の死去などにより権力の空白化が生じた場合、外国からの積極的な投資がストップするかもしれない。今後5年間の任期中に後継者を育成することが必要だ」との見方を示した。
中央アジアではウズベキスタン、タジキスタンでも90年代から居座る大統領が長期独裁体制をしいており、その高齢化が政治的混乱の元凶になりかねないとの懸念が強まっている。
2441
:
とはずがたり
:2011/04/06(水) 11:29:23
コートジボワール:元首相の軍部隊 前大統領拠点に総攻撃
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110401k0000e030107000c.html
【ヨハネスブルク高尾具成】昨年11月に実施された大統領選の結果を巡って混乱が続く西アフリカのコートジボワールで31日、国際社会に当選を承認されているワタラ元首相の軍部隊が、落選後も大統領職に居座り続けるバグボ前大統領の拠点である最大都市アビジャンに総攻撃を仕掛けた。ワタラ氏の部隊は既に国土の大半を制圧し、バグボ氏が即刻退陣しない場合は武力で排除する構えを示している。選挙後約4カ月にわたって2人の「大統領」が存在してきたコートジボワール情勢は重大な局面を迎えた。
ロイター通信などによると、ワタラ氏の部隊は今週に入って拠点を置いている国の北部から南進を始めた。アビジャンでは31日以降激しい戦闘が続いており、ワタラ氏の部隊は国営テレビ局を統制下に置いたという。
昨年11月の大統領選では、バグボ氏が選管から「落選」と認定された後も大統領職に居座り続け、国連安保理はバクボ氏と側近の資産を凍結する制裁決議案を採択していた。
毎日新聞 2011年4月1日 12時30分
コートジボワール:元首相支持部隊、南部最大都市にも攻撃
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110402k0000m030056000c.html
コートジボワール:元首相派、全土掌握 前大統領は孤立
http://mainichi.jp/select/world/news/20110402ddm007030077000c.html
【ヨハネスブルク高尾具成】昨年11月末の大統領選決選投票で野党候補が当選しているにもかかわらず、バグボ前大統領が居座りを続け混乱している西アフリカ・コートジボワールで、当選したワタラ元首相を支持する軍隊が1日までに国土のほぼ全域を掌握。南部の最大都市アビジャンで前大統領派への攻撃も続行している。国際社会も一致してバグボ前大統領退陣を迫っており、選挙の混乱が元首相派の武力で決着するかどうか、緊迫した状態が続いている。
元首相側はアビジャンにある国営放送局を支配下に置き1日、国境を封鎖した。さらに、3日までの夜間外出禁止令をアビジャンに発令した。
陸軍参謀総長が3月30日、南アフリカに亡命を求めるなど軍に離反者が続出。前大統領の孤立・弱体化が進んでいる。元首相派はバグボ前大統領の住居への攻撃も続け、前大統領の殺害や拘束も視野に入れている。
元首相の支持部隊は3月28日から攻勢を強め、30日に首都ヤムスクロを支配下に置くなど前大統領の拠点を次々と奪取し、アビジャンに攻め上った。
カーソン米国務次官補(アフリカ担当)は31日、コートジボワールが内戦に直面しているとの認識を示し、バグボ前大統領に対し「流血を避けて辞任する機会はある」と強調した。混乱を招いた要因はバグボ前大統領にあり、責任を追及する考えも示した。国連安保理も30日、前大統領や妻、側近など5人に対する資産凍結などの制裁決議を全会一致で採択。国際社会はバグボ前大統領退陣で足並みをそろえている。
昨年の大統領選でバグボ前大統領は「ワタラ氏当選」の選管発表を受け入れず、双方が大統領就任を宣言する異常事態となった。
北部を支持基盤とする元首相派と南部で強い前大統領派が衝突を繰り返し、これまで460人以上が死亡、推定100万人が避難民化している。
毎日新聞 2011年4月1日 19時30分(最終更新 4月2日 8時34分)
毎日新聞 2011年4月2日 東京朝刊
2442
:
とはずがたり
:2011/04/06(水) 11:30:01
これは両氏の属人的なものなの?両氏抜きでもなお残存する部族的・固定的なものなら国を分割してしまえばよいのに
>元首相は北部を主要支持基盤とし、前大統領は南部に強い権限を持ってきた
>戦闘が激化した南北の境界付近はカカオ豆生産のベルト地帯とも重なる
コートジボワール:市民300人虐殺 カカオ争奪激化
http://mainichi.jp/select/world/news/20110404k0000e030050000c.html
【ヨハネスブルク高尾具成】大統領の座を巡り、前大統領と元首相の部隊が武力衝突している西アフリカ・コートジボワールで、平和維持部隊・国連コートジボワール活動は4日までに、西部ドゥエクエで300人の市民が虐殺されたと認定した。最大都市・南部アビジャンでの戦闘激化で国連は約200人の職員を北部に避難させた。コートジボワールは世界最大のカカオ豆生産国で、前大統領と元首相は支配権を巡る駆け引きを行っている。昨年11月の大統領選以降、カカオ豆の価格も上昇傾向に転じた。
赤十字国際委員会は2日、ドゥエクエで800人以上が虐殺され、大半は一般市民であると報告した。しかしAFP通信は、国連の人権当局者の話として、先月28日〜30日にドゥエクエで犠牲となった推計330人のうち、220人はワタラ元首相の支持部隊が殺害し、バグボ前大統領率いる政府軍も100人を殺害したと伝えた。
アビジャンでは、両派がにらみ合いを続け、緊迫の度が増している。仏政府は、1万2000人の仏市民の避難を始めた。
カカオ豆産業から巨額の利益を得てきたとされるバグボ前大統領に対し、財政面で圧力をかけようとワタラ元首相は今年1月、カカオ豆の輸出禁止令を発令。一方のバグボ前大統領は3月7日、国営テレビを通じ、カカオ豆の買い取り、輸出を国の管理下に置く「大統領令」を発表した。
ワタラ元首相派は、先月28日以降のバクボ前大統領支配地域への猛攻で、最大都市アビジャンの一部を除き、全土をほぼ掌握。カカオ豆の主要輸出港であるサンペドロも奪取した。輸出業者の多くは元首相派の管轄下に入ったとみられる。
元首相は北部を主要支持基盤とし、前大統領は南部に強い権限を持ってきたが、戦闘が激化した南北の境界付近はカカオ豆生産のベルト地帯とも重なる。両陣営間の戦闘激化を受け、多くの生産業者や中間業者が周辺国へ避難している
チョコレートの原料になるカカオ豆の価格は食糧危機の影響や投機により高騰、昨年1月にトン当たり3500ドルを超える高値を付け、その後下落していたが、昨年11月に大統領選を巡る混乱が始まってから、再び上昇。昨年12月には3000ドル台に戻している。チョコレートは大手が在庫を抱えており、消費者への影響は少ないとみられるが、供給不安は増している。
昨年11月の大統領選決選投票では選管がワタラ元首相勝利を認定したが、バグボ前大統領が居座り、国際社会の批判を浴びている。
毎日新聞 2011年4月4日 11時28分(最終更新 4月4日 14時10分)
2443
:
とはずがたり
:2011/04/06(水) 11:30:48
リビアと云いフランス頑張るね。。大統領選対策か?けど選挙結果を尊重するという意味で評価したい。
コートジボワール:仏450人を増派、PKF応援で
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110405k0000m030136000c.html
【パリ福原直樹】西アフリカ・コートジボワールの武力衝突で、フランスは4日までに、現地で展開する仏の平和維持部隊(PKF)の応援として、計450人を増派した。これで現地仏軍は約1700人体制になる。仏部隊は、現地で展開する国連の平和維持活動(PKO)を支援しており3日、主要都市・アビジャンの空港を管理下に置いた。
また、仏政府によると仏軍などは4日、在留仏国民(約1万2000人)救出のため、アビジャンの3カ所に仏市民を集合させ始めた。
一方、現地からの報道では、コートジボワールのワタラ元首相派が近く、大統領職に居座るバグボ前大統領側へ総攻撃をかける、との観測が出るなど緊張が高まっている。
毎日新聞 2011年4月4日 23時26分
コートジボワール:仏が軍事介入 国連と共同
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110405k0000e030075000c.html
【パリ福原直樹】西アフリカ・コートジボワールのバグボ前大統領派とワタラ元首相派の武力衝突で、現地に駐留するフランスの平和維持軍(PKF)は4日、主要都市アビジャンの前大統領派拠点を攻撃し、事実上の軍事介入を始めた。これに呼応して、ワタラ元首相派の部隊も前大統領派への大規模攻撃を開始した。仏国防省筋によると、攻撃は現地の国連平和維持活動(PKO)部隊との共同作戦で、仏大統領府は「国連事務総長の要請に基づく地元住民や国連職員保護のための措置」としている。
仏国防省筋によると、仏軍はヘリ4機で前大統領派の基地を攻撃したほか、前大統領派の装甲車や兵舎などを破壊した。国連PKO部隊も前大統領の住居を攻撃したという。仏軍は現地に駐留する部隊の応援として4日までに計450人を増派。仏軍は約1700人体制となり、アビジャンの空港を管理下に置いていた。
一方、仏外務省によると、アビジャンで攻撃開始に先立つ4日夕、少なくとも2人のフランス人が前大統領派の民兵に誘拐された。2人は現地で活動する企業やホテルの幹部で、他の外国人も誘拐された可能性がある。仏外務省によると、現地の在留フランス人は約1万2000人。仏軍は4日、救出のため自国民をアビジャン市内の3カ所に集合させ始めていた。
フランスは現地でPKFを02年から展開。現在、国連PKO部隊の「国連コートジボワール活動」を支援している。昨年11月の大統領選をめぐるバグボ前大統領派とワタラ元首相派の対立を受け、国際社会が元首相の当選を承認し、前大統領の辞任を求めたことで、本格的な軍事介入の決断を迫られていた。またサルコジ大統領は3日、仏軍に全ての在留フランス人の保護を命じていた。
コートジボワールでは、ワタラ氏陣営が3月末以降、バグボ氏陣営への総攻撃を開始、アビジャンの一部を除き全土をほぼ掌握した。双方が100人以上の虐殺を行ったとの現地からの報告もある。
国連安保理は3月、バグボ氏の資産凍結などの制裁決議を採択している。
毎日新聞 2011年4月5日 12時30分(最終更新 4月5日 13時29分)
2444
:
とはずがたり
:2011/04/06(水) 11:31:18
コートジボワール:バグボ氏退陣へ
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110406k0000m030166000c.html?inb=yt
【ヨハネスブルク高尾具成】西アフリカ・コートジボワールで続く大統領の座を巡る武力衝突で、バグボ前大統領派の軍参謀長は5日、戦闘停止を表明した。同国に駐留軍を置く旧宗主国のフランス・フィヨン首相らは同日、大統領職に居座り続けてきたバグボ氏の降伏が交渉課題となっていると明言し、バグボ氏退陣が目前に迫った形だ。
昨年11月の大統領選の結果を巡り、国際社会の大勢は、バグボ氏と対立するワタラ元首相を当選者と認めている。国連は4日、安保理決議に基づき「市民保護や国連平和維持活動部隊に対する攻撃防止」を目的に仏軍と共同作戦を実施。最大都市アビジャンの軍基地などバグボ氏の拠点施設を攻撃してきた。
ワタラ氏派部隊は、既にバグボ氏邸宅を支配下に置いたと述べている。バグボ氏は邸宅の地下壕(ごう)に避難しているとの情報もあるが、所在は未確認。ロンゲ仏国防相は5日、会見で「事態は数時間で解決に向かうだろう」と述べ、収束が近いとの考えを示した。
毎日新聞 2011年4月6日 0時22分(最終更新 4月6日 7時57分)
<コートジボワール>バグボ前大統領 権限移譲を拒否
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000022-mai-int
毎日新聞 4月6日(水)9時48分配信
【パリ福原直樹】西アフリカ・コートジボワールの武力衝突で、バグボ前大統領は5日、フランスが仲介する和平交渉に対し、反大統領派のワタラ元首相への権限移譲を否定した。仏テレビの取材に答えた。一方、仏のサルコジ大統領は同日、元首相に早急に新政府の組織を要請しており、仏軍の軍事介入で始まった紛争解決の試みは、前大統領退陣に向けて水面下で折衝が続いている模様だ。
仏のジュペ外相は5日、仏議会での答弁で前大統領の元首相への「権限移譲」が迫ったと指摘。外相は潘基文(バン・キムン)国連事務総長と電話協議し、前大統領に「国外脱出前に、元首相への権限移譲の署名を行うべきだ」と主張した。
外相によると前大統領の側近は、主要都市・アビジャンの仏大使館で、前大統領の権限移譲の条件を話し合っているという。
だがバグボ前大統領は5日夜、仏テレビに停戦の議論が進んでいるとしたものの、国連や仏の求める権限移譲書への署名を拒否。昨年11月の選挙の勝者は自分だと主張し、元首相との「直接対話」が和平の前提条件だと訴えた。
一方ジュペ外相によると、サルコジ大統領は5日、ワタラ元首相に前大統領派との早期和解▽元首相を首班とする挙国一致政府の創設−−を要請。前大統領の処遇については「国連側に前大統領と家族の安全を図るよう求めた」という。
2445
:
チバQ
:2011/04/07(木) 00:04:02
http://www.asahi.com/international/update/0406/TKY201104060534.html
ワタラ氏部隊、バグボ氏の自宅攻撃 降伏交渉失敗と判断2011年4月6日22時15分
コートジボワール大統領選をめぐる混乱で、国際社会が当選を認めたワタラ元首相の部隊は6日、大統領職に居座るバグボ氏の自宅を攻撃し始めた。バグボ氏の降伏に向けた交渉が失敗したと判断したという。ワタラ氏の報道官は「バグボ氏を捕らえるためのプロセスが進行中だ」とした。
現地からの報道によると、バグボ氏は4日に最大都市アビジャンで始まったワタラ派との戦闘の結果、アビジャンの自宅にある地下壕(ごう)に、内側から施錠して家族と隠れている。
劣勢になったバグボ氏側は5日、降伏に向けた交渉に応じ始めたが、バグボ氏はフランスのテレビ局の電話取材に「私が選挙に勝った。退任のための交渉はしていない」と語った。真意は不明だが、交渉を有利に進める狙いだった可能性もある。
バグボ氏の強硬姿勢をうけ、ワタラ氏は6日午前、自らの部隊をバグボ氏の自宅に突入させ、地下壕への攻撃を始めた。(ナイロビ=古谷祐伸)
2446
:
チバQ
:2011/04/07(木) 00:17:11
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=apktqALufegY
レスラー独保健相、FDP党首就任に意欲−初のアジア出身政党党首へ
4月6日(ブルームバーグ):ドイツのレスラー保健相は、連立与党の一角を占める自由民主党(FDP)の党首就任を目指す意向を明らかにした。実現すれば、同党として最年少かつ、ドイツで初めてのアジア出身の政党党首の誕生となる。
現職のウェスターウェレ副首相兼外相は、5月のFDP党首選に立候補しない意向を表明。レスラー保健相は5日、後任候補としてベテラン議員らの支持を取り付けた。同相は1973年、ベトナム人の両親の間に誕生。本人によれば両親はベトナム戦争中に死亡した可能性が高く、カトリックの児童養護施設に預けられた後、生後9カ月でドイツ人夫妻の養子となった。
FDPは全国的な支持率低下に見舞われ、先月行われた2つの州議会選挙で敗北を喫した。レスラー保健相は党の立て直しを目指しており、FDPが伝統的に重点を置く減税と富裕層寄りとされる政策からの決別を呼び掛けている。
同相はベルリンで記者団に対し、「FDPへの信頼を取り戻すのが目標だ」と述べた。「信頼を勝ち取るには時間がかかる。一夜にして成らずだが、可能ではある」と語った。
2447
:
チバQ
:2011/04/07(木) 22:21:28
>>2442
とはさん
>>1764
に少しまとめましたけど南北対立はあるものの、複雑怪奇な構図のようです
>>1755-1759
とかブログで情報出してくれてた大使です
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110407-OYT1T00829.htm
岡村大使の救出作戦、仏特殊部隊がヘリから降下
. 【カイロ=中西賢司、パリ=三井美奈】内戦状態に陥った西アフリカ・コートジボワールの最大都市アビジャンでは、昨年11月の大統領選で当選した野党指導者ワタラ氏を支持する部隊が7日も、落選後も大統領の座に居座るバグボ氏の邸宅や大統領官邸への攻撃を続けた。
6日には邸宅近くの日本大使公邸が武装集団に襲撃、一時占拠される事件が発生。戦闘長期化に伴い、アビジャンは無法地帯の様相を強めている。
フランス国防省は7日、日本の岡村善文・駐コートジボワール大使らの救出作戦のビデオ映像を公開した。特殊部隊が軍用ヘリコプターからロープづたいで下降し、岡村大使を抱きかかえるようにして救出して機内に誘導する模様が映っている。大使は軽装で、落ち着いた様子で隊員と会話を交わしている。
(2011年4月7日21時35分 読売新聞)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040701000962.html
大使救出時、仏軍とバグボ派交戦 コートジボワール
2011年4月7日 21時18分
【ナイロビ共同】大統領選結果をめぐる混乱が続くコートジボワールの最大都市アビジャンに駐在する岡村善文大使(53)の公邸が6日襲撃された事件で、駐留フランス軍がヘリコプターで大使ら8人を同日夜に救出した際、大統領職に居座るバグボ氏側勢力とフランス軍との間で激しい銃撃戦があった。フランス公共ラジオなどが伝えた。
フランス軍側は少なくともバグボ氏側の武装車両1台を損壊させたという。死傷者が出たかどうかは不明。
岡村大使は7日、共同通信に対し電話で「無事です」と話し「私は救われたが、周辺にほかの国の大使らがまだいる」と述べ、詳しい救出状況については安全対策上、答えられないと語った。
日本大使公邸はバグボ氏の邸宅から数百メートルの距離にある。関係筋によると、同邸宅周辺には各国の大使公邸が多くあり、各大使も外に出られない状況が続いている。
バグボ氏は邸宅の地下壕に立てこもっているとされ、6日には、国際社会が当選を認めるワタラ元首相の支持部隊がバグボ氏の拘束を目指し一時邸宅に突入、周辺で激戦があった。ワタラ氏側部隊は邸宅への攻撃を継続する構えを示している。
岡村大使は電話で「昨晩は寝られなかった。アビジャンの状況は悪い。救出の状況などは安全面での問題があり、ノーコメント」と話した。
2448
:
チバQ
:2011/04/07(木) 22:24:40
http://news.google.co.jp/news/search?pz=1&cf=all&ned=jp&hl=ja&q=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B8%E3%83%9C%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB&cf=all&scoring=n&start=10
バグボ氏側が激しく抵抗 邸宅への攻撃停止
2011.4.7 09:08
6日、コートジボワールの最大都市アビジャンで車両に乗って移動するバグボ氏側部隊(ロイター)
大統領選結果をめぐり対立陣営の戦闘が拡大したコートジボワールからの報道によると、国際社会が当選を承認するワタラ元首相の支持部隊は6日、大統領職に居座るバグボ氏が立てこもっているとされる最大都市アビジャンの同氏邸宅に対する攻撃をいったん停止した。バグボ氏側部隊の激しい抵抗に遭ったためという。
ただワタラ氏側部隊の報道官はAP通信に対し「第2の攻撃の準備をしている」と述べた。バグボ氏を拘束する方針に変更はないもようだ。
同報道官などによると、ワタラ氏側部隊は6日、邸宅の門扉を突破したが、重火器による攻撃に遭い、一時退却した。邸宅には戦車や迫撃砲が配備されているという。同邸宅などには4日、現地の国連平和維持活動(PKO)部隊と駐留フランス軍が、重火器破壊を目指した空爆を行っている。(共同)
2449
:
チバQ
:2011/04/07(木) 22:26:21
<フランス>軍事介入「強い大統領」演出
毎日新聞 4月6日(水)19時55分配信
【パリ福原直樹、欧州総局】フランスが世界の主要国を巻き込み、先月からリビアで爆撃を行っているのに続き、4日には西アフリカのコートジボワールで国連と共同で前大統領派への攻撃を開始、二正面作戦を取り始めた。背景には、来年の仏大統領選への対策に加え、欧州が、人権擁護のために軍事力を行使するのをためらわない前例を作ろうとしている、との見方も出ている。ただ、軍事作戦の出口は必ずしも明確でなく、戦況次第ではサルコジ政権が窮地に陥る可能性もある。
コートジボワールへの攻撃について、フィヨン仏首相は5日、「民主主義の防衛にフランスが参加できることは誇りだ」と述べた。
二正面作戦には来年の大統領選への思惑がありそうだ。サルコジ大統領の支持率は政権発足以来、低下の一途で最近30%を切った。また国内的には、側近とされたフィヨン首相の離反も指摘され、再選が危ぶまれている。
一方、仏研究機関の専門家はAP通信に「欧州諸国には力の行使にためらいがある。フランスは欧州が人権擁護のために十分動いていないと考えている」と指摘する。90年代初めの旧ユーゴスラビア連邦を巡る紛争では、欧州主要国はほとんど無力で米国に頼り、北大西洋条約機構(NATO)によるコソボ空爆(99年)で終結させたトラウマもある。
サルコジ大統領には欧州の“沈黙”を打破し、新しい安全保障政策のあり方を見せたいとの欲求があるようだ。08年のグルジア紛争で大統領は仲介役で力を発揮。国内外で高い評価を得た。今回の積極姿勢にも、同様の思惑が見え隠れする。
リビアを巡っては、英国とともに攻撃を容認する国連安保理決議を執拗(しつよう)に要求。決議後、アラブ諸国も加えた多国間会合をパリで開催、直後に攻撃を始め、「危機に強い大統領」を演出した。
ただ、コートジボワール攻撃は「リビアで攻撃しているのになぜ何もしないのか」との批判を受けて踏み切ったとの見方もある。旧宗主国として旧仏植民地への介入を極力避けるという基本方針を持っていたサルコジ大統領には、苦渋の決断だった可能性もある。
他の欧州諸国には「軍事力で解決できることは限られている」(独紙)との冷ややかな見方も根強い。軍事介入が明確な成果を得られなければ、サルコジ大統領の責任を問う声も出かねない。
2450
:
チバQ
:2011/04/08(金) 00:40:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110407/mds11040722300008-n1.htm
民衆デモの波、クルド自治区にも
2011.4.7 22:28 (1/2ページ)
【カイロ=大内清】チュニジアやエジプトの政変に触発された民衆デモが中東各地に拡大する中、イラク北部クルド人自治区でも、自治政府への抗議デモが頻発している。フセイン元大統領の圧政に対する長年の抵抗運動が正統性の源泉となっているクルドの現指導層。しかしデモの主役である若い世代は、「過去の功績」への畏敬の念よりも、現在の腐敗に対する怒りを膨らませている。
イラクでは2月以降、首都バグダッドや南部バスラなど各地でデモが発生しているが、大半はインフラや失業問題の改善を求めるものだった。そんな中、クルド自治区でのデモは、一部が現行指導部の刷新を求めるなど、「他の地域とは様相が異なっている」(エジプトのイラク専門家)。
自治区東部の主要都市スレイマニヤでは毎週金曜日、イスラム教の集団礼拝後に数千人がデモを行い治安当局と衝突、クルド紙ルダウのアイユーブ・ヌーリ編集長によると、これまでに6人が死亡した。
イラク北部に多い少数民族クルド人は1950年代以降、クルド民主党(KDP)と、後にKDPから分裂したクルド愛国同盟(PUK)を中心に自治権闘争を展開。91年の湾岸戦争後に米英軍によってイラク北部に飛行禁止区域が設定されたことで、事実上の自治政府を確立した。
KDPとPUKは、対立しながらも自治区での権力を分け合い、2003年のフセイン政権崩壊後も同様の構図が続いてきた。今回の一連のデモは、こうした利権構造への抗議の意味合いが強い。
米カーネギー財団のイラク専門家、マリア・ファンタッピエ氏は「デモの中心は1990年代以降に成人した世代。父親の代に比べ指導部への思い入れは希薄で、失業率も高い」と指摘、「チュニジアやエジプトの民衆のように、デモを通じて抑圧的な体制に立ち向かおうと考えている者は多い」と話す。
こうした動きに危機感を抱く自治政府トップのバルザニKDP議長は3月、汚職撲滅や延期されている地方議会選の早期実施を表明してデモ隊の要求に応える姿勢を示した。
多くのクルド人には、現指導部が転覆すればアラブ人中心の中央政府から再び抑圧を受けかねないとの警戒心があるとされ、「デモへの支持は限定的だ」(ヌーリ編集長)との見方が支配的だ。ただ、デモ隊側は今後も抗議を続けるとしており、混乱状態が長期化する可能性もある。
2451
:
チバQ
:2011/04/08(金) 19:57:58
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110409k0000m030034000c.html
コートジボワール:ワタラ氏、実権移行を内外に誇示
【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選の結果を巡り武力衝突が続く西アフリカ・コートジボワールで7日夜、国際社会の大勢が新大統領として当選を承認するワタラ元首相がテレビ演説し、同国の輸出に科せられた経済制裁を解除するよう欧州連合(EU)に要請したことを明らかにした。バグボ前大統領派の抵抗は続いているが、ワタラ氏は外出禁止令を緩和する意向も示し、実権移行を内外に誇示した格好だ。
AFP通信などによると、ワタラ氏は演説で国民和解と経済活動の再開・回復を強く訴え、「段階的に正常化を可能にするため、外出禁止令を8日から緩和する」と表明した。また、同氏は大統領職に居座るバグボ氏の邸宅を封鎖したとし、「バグボ氏は重装備の兵器と雇い兵と共に邸宅に立てこもっており、地域住民を守るため周辺を封鎖した」と説明した。
コートジボワールは世界最大のカカオ豆産出国で、輸出が同国経済の命綱。しかし、バグボ氏の大統領職居座りとその後の混乱を受け、EUが今年1月に経済制裁を科し、ワタラ氏もバグボ氏側の資金を断つ目的でカカオ輸出禁止を命じていた。
民間人保護などを目的に、旧宗主国のフランス軍と国連部隊が4日、軍事介入し、バグボ氏の拠点施設を攻撃。バグボ氏はアビジャンの大統領邸宅の地下壕(ごう)に立てこもっているとされる。
ロンゲ仏国防相は上院で、バグボ氏派部隊は共に立てこもる約200人の護衛隊を含め1000人近くいると説明。抵抗が続いているとの認識を示した。一方、国連部隊などの介入を巡っては、ロシアなどから国連の中立性の面から懸念する声も出始めており、国連は今後、調整に苦慮する可能性も浮上してきた。
2452
:
チバQ
:2011/04/08(金) 19:59:00
http://mainichi.jp/select/world/news/20110408dde002030051000c.html
リビア:NATO誤爆 政府軍の戦車で部隊作り誤認か
【ベンガジ杉尾直哉】北大西洋条約機構(NATO)が7日にリビアで行った空爆で攻撃された反体制派の軍勢は、反体制派が新規に編成した戦車部隊だった可能性があることが分かった。ロイター通信によると、この日の空爆では、反体制派のトラックや戦車が空爆され、5人が死亡した。NATO側は「戦車の車列」を攻撃したことを認めている。
反体制派は従来、四輪駆動車の荷台に武器を積んで政府軍と戦っていた。だが、反体制派筋は同日、リビア軍が東部に残したT32型戦車13台で機甲部隊を編成し、北中部の政府軍に総攻撃をかける計画だったと話した。反体制派が戦車を使うのは初めてで、NATOが政府軍部隊と誤認した可能性がある。NATOは「機甲部隊があらゆる方向から移動しており、状況は不透明だ」と説明した。
2453
:
チバQ
:2011/04/08(金) 19:59:46
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/04/08/20110408k0000e030053000c.html
リビア:訓練3週間の“即席兵士” 素人集めた反体制派
ベンガジの陸軍駐屯地で、軍事訓練の参加者に多連装ロケット砲の使い方を教える教官。ロケット砲は「北朝鮮製」という=2011年4月7日、杉尾直哉撮影 【ベンガジ(リビア北東部)杉尾直哉】リビアで政府軍と戦う反体制派の民兵集団は、これまで銃を取ったことのない一般市民がほとんどだ。政府軍と対等に戦える「兵士」にたたき上げようと、軍事訓練を行う試みが始まったが、ベンガジの訓練所を訪れると、参加者の未熟さばかりが目に付いた。
訓練は、反体制派が拠点を置くベンガジの陸軍駐屯地で行われ、午前中だけメディアに公開されている。約50人ずつの10グループに分け、機関銃やロケット砲、高射砲など武器ごとにリビア人教官が使い方を教えている。教科は3週間で一通り終わる。
「自由!」「革命!」−−。教官の掛け声にあわせ、若者たちが「気をつけ」と「休め」の姿勢を繰り返していた。しかし、動きがそろわない。高射砲の扱いを教わる別のグループでは、野球帽姿の若者が、砲身の取り付けに四苦八苦していた。
参加者たちは、多連装ロケット砲などは「(カダフィ体制と良好な関係にあった)北朝鮮製だ」と話した。ただ、兵器に製造国は明示されていなかった。
教官のワエル・アジャリさん(33)は、移民先のギリシャから駆けつけた。20代の時に徴兵でギリシャ軍で服務したことがあって「多少武器の扱いを知っているから」というが、「実は当時、軍隊が嫌で脱走したんだ」と打ち明けた。
ワエルさんによると、民兵集団の最大の問題は「通信手段の欠如」だ。国内の大部分で携帯電話が通じず、後方部隊との連絡は、「伝令しか手段がない」という。反体制派筋が毎日新聞に語ったところによると、中東の産油国カタールが、大量の衛星携帯電話をリビア民兵に提供する計画というが、ワエルさんはこの情報を知らなかった。
訓練所のファウジ・ブカティフ司令官(56)は、「我々はようやく自分で軍を再編しようとしているところだ」と語った。だが、司令官も本職は、地元の石油企業のエンジニアだという。
参加者には、つえをついた高齢男性もいる。3週間の教科を終えたばかりというイスマイルという少年がいた。18歳というが、13、14歳にしか見えない。「戦いに行くのは怖くない」というが、どこに配属されるか聞くと、こわばった表情で「まだ分からない」と答えた。
2454
:
チバQ
:2011/04/10(日) 22:57:46
http://www.asahi.com/international/update/0410/TKY201104100241.html
ペルー大統領選、混戦模様 決選投票になる見通し2011年4月10日22時6分
南米ペルーで、任期満了に伴う大統領選が10日ある。世論調査では、前回大統領選で現職のガルシア氏に敗れた左翼の元軍人オジャンタ・ウマラ氏(48)がリードする。どの候補も当選に必要な過半数の獲得は困難とみられ、決選投票になる可能性が高い。
フジモリ元大統領の長女で、世論調査で2位につける国会議員のケイコ・フジモリ氏(35)が決選に進む公算が大きいとみられてきた。ただ、ガルシア氏の与党が、他の候補支持を直前に表明。2位争いは激戦になりそうだ。
ロイター通信などによると、直前の民間調査会社「CPI」の調査でウマラ氏の支持率は29%、ケイコ氏が21.5%、元首相のクチンスキー氏が19.3%、前大統領トレド氏が15%。
ペルー経済はここ数年、年間平均で7%の成長率を記録しているが、貧富の格差は激しく、国民の3分の1が貧困層と言われる。
経済成長の恩恵に浴せず、現状へ不満を抱える多くの人々の間では、民族主義的な左翼の立場から「変革」を訴えるウマラ氏の支持率が高い。ここ数カ月で急上昇し、終盤で支持率トップに立った。
フジモリ政権末期の2000年、政治の腐敗を批判して反乱を起こし注目を浴びた。06年の大統領選で初出馬。貧困層から支持を受け、トップで決選投票に進んだが、ベネズエラのチャベス大統領の影響が強く、急進的な主張が敬遠され、ガルシア氏に敗れた。
今回は、前回トレードマークだった赤いシャツを、白いシャツとネクタイに変えた。チャベス氏とも距離を置いたが、経済のグローバル化に反対する基本的な主張は変わっていない。
「史上最良の大統領だった父、アルベルト・フジモリの娘であることが誇りだ」。ケイコ氏が選挙戦最終日の7日夜、リマ市の低所得者層が多い地区で話すと、数千人の支持者から拍手がわいた。フジモリ政権下では地方に道路や病院、学校などを建設したが、その後の政権は貧しい人々を見捨てたとの主張だ。
リマ市で、水も電気もない小屋に4人家族で暮らすタニア・キスペさん(28)は「フジモリ氏は貧しい人のために働いた。娘のケイコに入れる」と話す。
一方で、クチンスキー氏は富裕層や企業家らの支持を受け終盤に急上昇。現政権与党も支持を決めた。「変革」を嫌う人々には、トレド氏の人気もある。2位の決定までに時間がかかる可能性もある。(リマ=平山亜理)
2455
:
チバQ
:2011/04/10(日) 23:01:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110410-00000057-mai-int
<コートジボワール>外交官救出作戦中止 PKO
毎日新聞 4月10日(日)21時2分配信
【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選挙の結果を巡り武力衝突が続く西アフリカ・コートジボワールの最大都市アビジャンで9日、国連平和維持活動(PKO)部隊が計画していた各国外交官らの救出作戦が中止に追い込まれた。退陣を拒否するバグボ前大統領派が勢力を盛り返し、戦闘が激化したため。国際社会の大勢が新大統領として承認したワタラ元首相が拠点としているホテルも、バグボ氏派からの攻撃を受けた。
バグボ氏派とみられる民兵は6日、アビジャンの日本大使公邸を占拠。8日にはフランス大使公邸も攻撃を受けた。国連安保理が同日開いたコートジボワール情勢に関する緊急会合でPKO担当のルロワ事務次長は、20カ国以上が「大使館員の安全確保を国連部隊に要請してきた」と述べた。国連は各国の要請に基づき、現地に駐留する仏軍と合同で9日に救出作戦を開始することを決定した。
しかしAFP通信によると同日、バグボ氏派は迫撃砲や小火器でワタラ氏派の拠点ホテルを攻撃し、ワタラ氏の支持部隊や国連平和維持部隊が応戦。安全が確保できないとの判断から救出作戦は中止された。仏軍は各国大使公邸がある地区で、ヘリからバグボ氏派の軍用車両を攻撃したという。
ワタラ氏派の部隊は3月下旬からの戦闘でほぼ全土を掌握し、4日には国連部隊や駐留仏軍も軍事介入した。しかし、バグボ氏派は権限移譲交渉の停戦時間を戦力強化や武器調達にあてたとみられ、反転攻勢に出ている。
2456
:
チバQ
:2011/04/11(月) 12:34:38
http://www.cnn.co.jp/world/30002413.html
ペルー大統領選は決選投票へ ウマラ氏首位、2位は激戦
2011.04.11 Mon posted at: 11:57 JST
ペルー・リマ(CNN) 南米ペルーで10日、大統領選の投票が行われ、出口調査の結果、左派のオジャンタ・ウマラ氏が首位に立った。しかし過半数には届かず、決選投票に持ち込まれる公算が大きくなった。
出口調査によると、得票率はウマラ氏が31.6%でトップ、次いでケイコ・フジモリ氏(21.4%)、ペドロ・パブロ・クチンスキー氏(19.2%)、アレハンドロ・トレド氏(16.1%)の順となっている。
首位のウマラ氏が決選投票に進むのは確実だが、次点はフジモリ氏とクチンスキー氏が激戦を展開しており、どちらが決選投票に進出するかはまだ読めない状況だ。
今回の大統領選ではペルーの堅調な経済成長をどう持続させるかが焦点となった。公式結果は同日中に発表される見通し。
ウマラ氏は元軍人で、前回2006年の大統領選挙では再選を目指した現職のガルシア大統領に敗れた。この時は社会主義改革を掲げるベネズエラのチャベス大統領にならったことが敗因となったが、今回は中道寄りのブラジルのルラ大統領にならう姿勢を強調した。
2457
:
チバQ
:2011/04/11(月) 12:35:56
http://www.asahi.com/international/update/0411/TKY201104110064.html
サウジなど湾岸諸国、イエメン大統領の退陣促す
2011年4月11日10時6分
サウジアラビアなどで構成する湾岸協力会議(GCC)諸国の外相が10日、リヤドで協議し、デモで混乱が続くイエメンのサレハ大統領に退陣を促す声明を出した。イエメンでは2月以降、同大統領の即時退陣を求めるデモが繰り返され、治安部隊との衝突でこれまでに120人以上が死亡している。
AP通信などによると、GCC諸国はサレハ大統領に辞任後の免責を保証する代わりにハディ副大統領への権限移譲を促し、さらに野党勢力も加わる挙国一致政府による新憲法制定と選挙の実施を求めた。
隣国のサウジアラビアなどは、国内に分離独立運動を抱え、国際テロ組織アルカイダ系の勢力も活動するイエメンで騒乱が拡大することを恐れ、サレハ大統領が退陣する方向で調停を進めてきた。だが、同大統領は8日に「露骨な干渉だ」と拒否し、GCC諸国のカタールから大使を召還した。(カイロ=松井健)
2458
:
チバQ
:2011/04/11(月) 23:18:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110411/amr11041119290003-n1.htm
ペルー大統領選開票始まる ケイコ・フジモリ氏、悲願へ一歩
2011.4.11 19:26
10日、リマ市内で支持者にスピーチするケイコ・フジモリ国会議員(ロイター)
【ニューヨーク=松尾理也】ペルー大統領選の投票が10日、行われ、左派のオジャンタ・ウマラ元陸軍中佐(48)が得票率27%で首位、続いてアルベルト・フジモリ元大統領(72)の長女、ケイコ・フジモリ国会議員(35)がつけ、6月5日の決選投票に進む見通しになっている。決選となれば、急進的なウマラ氏を嫌う層がケイコ氏に流れる可能性が強く、父子2代にわたる日系人ペルー大統領の誕生という筋書きも現実味を帯びてきた。
同日夜までの暫定的な開票結果によると、2位には元首相でエコノミストのクチンスキー氏が続いているが、これはあくまで首都リマを中心とした都市部の票。最終的に開票結果が出そろうまでには数日かかる見通しだが、今後、地方の開票が進むにつれ、ケイコ氏が2位に浮上するとの見方が有力だ。
ウマラ氏は前回2006年大統領選でも第1回投票で首位に立ち、ベネズエラのチャベス大統領らに続く左派政権誕生かと注目を集めた。しかし、基幹産業の国営化など急進的な主張への懸念から対抗陣営がそろって反対に回り、現職のアラン・ガルシア大統領に決選で敗れた経緯がある。
今回も決選投票では、同様に反ウマラ陣営が結束する可能性が強い。このため、決選ではむしろ2位候補のほうが有利との指摘がもっぱらだ。
一方、同じく貧困層を地盤とするケイコ氏は選挙戦で、服役中の父、フジモリ元大統領の功績をひたすら強調する戦術をとってきた。対立陣営からは「公約は父親の恩赦だけだ」などと批判を浴びることも多いが、ケイコ氏の強みは、そうした批判など意にも介さない父親時代からの強固な支持者の存在だ。
2006年に国会議員に当選して以来、ケイコ氏の支持率は20%程度でまったく変わらない。この「岩のように強固な」(ペルーのメディア)地盤が、主要候補5人が浮き沈みを繰り返す今回の激しい選挙戦で最大のよりどころとなった。
ウマラ氏とケイコ氏との一騎打ちが実現すれば、最大の敗者はこれまでペルーを牛耳ってきたエリート白人層ということになる。
投票を前に、1990年に大統領選に出馬しながらフジモリ氏に敗れたノーベル賞作家、バルガス・リョサ氏は2人をいずれも民主主義にとってマイナスだとして「まるで末期がんとエイズのいずれかを選ぶようなものだ」と非難した。裏返せば、不穏当な表現は、エリート層の危機感がそこまで強いことの証明ともいえよう。
2459
:
チバQ
:2011/04/11(月) 23:22:14
>>605
>>2433
>>2454
>>2456
オジャンタ・ウマラ :民族主義的な左翼の立場 前回2006年の大統領選挙では再選を目指した現職のガルシア大統領に敗れた
ケイコ・フジモリ :90-01年大統領の娘
ペドロ・パブロ・クチンスキー:富裕層や企業家らの支持を受け終盤に急上昇。現政権与党も支持を決めた
アレハンドロ・トレド :2001-2006年大統領
今回も決選投票では、同様に反ウマラ陣営が結束する可能性が強い。このため、決選ではむしろ2位候補のほうが有利との指摘がもっぱらだ。
2460
:
チバQ
:2011/04/11(月) 23:28:37
>>1391
http://www.asahi.com/international/update/0411/TKY201104110571.html
仏、ブルカ禁止法を施行 着用し抗議の主婦らを聴取2011年4月11日23時6分
法律施行への抗議を記者団に語るニカブ姿の女性=レミ・ファブレス氏撮影
イスラム教徒の女性が顔を含む全身を覆い隠すブルカやニカブの公共の場での着用を禁止する法律が11日、フランスで施行された。違反者には、罰金150ユーロ(約1万8千円)が科せられる。
パリ警視庁や裁判所に近いノートルダム大聖堂の前では同日朝、法律の施行に抗議していたニカブ姿の主婦(37)が「これを着続ける。私の信条の一部なのだ」と訴えた。AFP通信によると、この女性と支援者らは警察官の事情聴取を受けた。(パリ=稲田信司)
2461
:
チバQ
:2011/04/11(月) 23:29:51
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2042.php
「優等生」トルコがアラブ世界のお手本に
An Islamist Makeover
独裁者を倒し権力を握った各国のイスラム政党は、「イスラムと民主主義の両立」の教えを求めてトルコ詣で
2011年04月07日(木)13時08分
オーエン・マシューズ(イスタンブール)
[2011年3月 9日号掲載]
革命の波が広がる中東諸国で、イスラム政党が各国で政権を掌握する可能性が出てきた。穏健路線への転換を目指す地域のイスラム主義の指導者がお手本と仰いでいるのが、トルコのエルドアン首相だ。
亡命先から帰国したチュニジアのイスラム政党指導者ラシド・ガンヌーシは近々、トルコの首都アンカラを訪問する。政治的な主流派になるには「イスラムと近代主義の両立」が必要であり、エルドアン率いる公正発展党(AKP)に学ぶべきだと考えるからだ。
エジプトのムスリム同胞団もエルドアンを見習い、穏健政党「自由公正党」を結成。少数派のコプト教徒も取り込んで、今後の選挙に打って出る計画だ。モロッコのイスラム政党は、トルコと同じ「公正発展党」。ヨルダンのイスラム行動戦線は、アブドラ国王との会談で「トルコ型」の政治を求めた。トルコのシンクタンクが最近行った調査では、75%のアラブ人がトルコは「イスラム教と民主主義の共存の成功例」だと考えている。
エルドアンもかつては過激なイスラム主義者だった。99年には扇動罪で投獄された経験もある。その後穏健派に転じ、現代トルコ史上最も安定した政権与党の党首となった。
エルドアンの指揮下で、AKPは全国規模の選挙(国民投票も含む)に5回勝利。政教分離の原則を振りかざす司法の介入や軍のクーデター計画を乗り切り、政権発足後8年でGDPを倍増させた。
エルドアン自身は、トルコが他国の模範になるなどとは言わない。かつてオスマントルコに支配されたアラブ世界の人々は、今でもトルコが盟主気取りになることを警戒するからだ。
「トルコは手本というより、彼らに勇気を与える存在になるだろう......ある国の成功例がすべての国に当てはまるわけではない」と、エルドアンは本誌に語った。ただし彼が言うように、「トルコが人権擁護と法の支配を土台に、きちんと機能する民主主義を打ち立てた」ことは、イスラムと民主主義の両立は可能という証拠にほかならない。
原理主義との訣別が鍵
わずか10年前まで、トルコはお粗末な民主主義の最たる例だった。腐敗した指導者たちが政権交代劇を繰り広げ、軍がたびたび政治に介入。金融部門は脆弱で、多くのクルド人と左派活動家が闇へ葬られた。
エルドアンにも汚点はある。アラブ世界の同盟国であれば、相手が独裁政権でも目をつぶってきたのだから。昨年末には、リビアの最高指導者カダフィ大佐が創設した人権賞をありがたく受け取っている。
それでも、今のトルコを築いたのはエルドアンの功績だ。現政権下で軍は政治に口出しできなくなり、内政は安定。近隣諸国との関係も良好で、年率8%の急成長を遂げるトルコは地域経済の牽引役になっている。
近隣諸国のイスラム政党がトルコを手本にするには、不都合な点もある。AKPはイスラム原理主義と訣別し、欧州のキリスト教民主政党を見習って「ムスリムの民主政党」となった。
その一方で、イランやスーダン、アフガニスタンのイスラム政権は「社会正義、平等、法の支配、外国支配からの解放を実現するという約束を果たせなかった」と、中東問題研究所(ワシントン)のゴナル・トルは指摘する。「その結果、若い世代のイスラム教離れが進んだ」
冷戦後、東欧の共産主義者は社会民主主義者に転じた。同じように、トルコのイスラム主義者も現実的な穏健派に生まれ変わった。革命後の新時代に向けてアラブのイスラム政党がトルコに学ぶつもりなら、この事実を受け入れる必要がある。
2462
:
チバQ
:2011/04/11(月) 23:31:09
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/03/post-2029.php
無政府状態なのにベルギーが安泰なワケ
Belgium Without a Government
政府不在の最長記録を更新し続けるこの国が示す中央政府の無用度
2011年03月31日(木)12時57分
藤田岳人(本誌記者)
[2011年3月 9日号掲載]
国内のオランダ語圏とフランス語圏の対立がもたらしたベルギーの「政府不在」期間が、世界最長の8カ月になった。暫定政権が続く異常事態だが、それでも国が存続し、国民が普通に生活できているのはなぜか。
理由はベルギーの特殊な政治体制にある。この国は権限の多くが地方に移譲されており、連邦政府のほかに言語や文化に関する権限を持つ「共同体」、経済をつかさどる「地域」という自治機関がそれぞれ3つずつ存在する。
外交や防衛は、EUとNATOという国際機関に「外注」が可能(おまけにそれぞれの本部が首都ブリュッセルにある)。つまり、正式な決定権を持つ連邦政府がなくても、最低限のことはそれ以外の機関で対応できるのだ。
ただ、この国が抱える公的債務残高だけはどうにもならない。その額は対GDP比100%に迫り、こればかりは強い指導力を発揮して歳出削減に踏み切れる連邦政府の存在が欠かせない。
国家分裂までささやかれるが、政府不在の長期化は分裂論者に「そもそも連邦政府は何の役にも立っていない」という格好の言い分を与えかねない。
2463
:
チバQ
:2011/04/11(月) 23:41:54
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110411-OYT1T01063.htm
コートジボワール、バグボ氏を自宅で拘束
【ヨハネスブルク=中西賢司】西アフリカ、コートジボワールからの報道によると、昨年11月の大統領選で敗北した後も居座りを続け、内戦状態の中で最大都市アビジャンの自宅にたてこもっていたローラン・バグボ氏が11日、拘束された。
アビジャンでは11日、旧宗主国のフランス駐留軍が十数台の戦車などからなる地上部隊を市街地に進軍させ、バグボ氏邸に突入を図るなど、同氏排除に向けた実力行使が進んでいた。
ロイター通信は国連筋の話として、バグボ氏が大統領選で当選した野党指導者のアラサン・ワタラ元首相の勢力に投降したと伝えた。AFP通信はワタラ派報道官の話として、バグボ氏と妻がワタラ派の兵士により拘束されたと報じている。
ワタラ氏はバグボ氏について「混乱の責任を取らせる」として配下の部隊に身柄の拘束を指示していた。今後は、バグボ氏訴追を目指すとみられる。
(2011年4月11日23時23分 読売新聞)
2464
:
チバQ
:2011/04/11(月) 23:53:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110411/asi11041121200002-n1.htm
「恩を返すとき」 北マリアナ・ロタ島で被災者受け入れへ
2011.4.11 21:16 (1/2ページ)
東日本大震災発生から1カ月が経過し、歴史的に日本とゆかりの深い北マリアナ諸島のロタ島で、震災被災者の受け入れ計画が進んでおり、現地のロタ市では島内の公営住宅やホテルで約200人を受け入れる意向だ。両親が日本の学校教育を受けた同市のメルチョ・メンディオラ市長(61)は産経新聞の取材に対し、「ロタ島の住民は日本人の先人から多くのことを学び、多大なる恩恵と教訓を受けた。いまが恩を返すときだ」と話しており、早ければ来週にも被災地を視察に訪れる。
ロタ島は東京から南南東に約2400キロ離れた米自治領北マリアナ諸島に位置し、年間平均気温27度の常夏の島で面積は約85平方キロメートル。チャモロ人ら約3000人が居住し、ゴルフやマリンレジャーなどで年間約5千人の日本人観光客が訪れる。大正3年から昭和20年までは日本が統治しており、学校や電気、水道などを整備。高齢者を中心に日本語を話すことができる住民は多い。
同市では、東京電力福島第1原子力発電所の放射能被害で一時避難を余儀なくされた住民や、津波被害で自宅を失った被災者らに対し住宅や食事面で支援を実施する。近く、受け入れのための準備室を設置し、滞在期間や費用面について関係者と協議を進めるとともに、メンディオラ市長が被災地を訪れ、日本の関係各機関と意見交換する意向を示している。
また、同市での被災者支援の動きをうけ、約100部屋を持つ市内の日系ホテルでは数十人の被災者受け入れを表明し、同市や現地ホテル協会などとの調整を開始。ロタ島はじめサイパン島やテニアン島を管轄する北マリアナ諸島自治政府でも滞在資格取得の支援や、ほかの島での受け入れが可能かどうかの検討を始めており、支援の輪は広がりを見せつつある。
メンディオラ市長は「日本人に対し心から敬意を抱いており、ロタの住民は被災者の方々を心から歓待したい気持ちであふれている」としている。
海外での震災被災者受け入れの動きとしては台湾政府が、台湾島中部での長期滞在を検討している。
問い合わせは現地のロタ市長室((電)国番号1・670・532・9451)で、日本語での会話も可能。(岡嶋大城)
2468
:
チバQ
:2011/04/12(火) 12:35:31
http://www.afpbb.com/article/politics/2795387/7073879?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
フジモリ氏長女、決選投票へ ペルー大統領選
2011年04月12日 10:36 発信地:リマ/ペルー
【4月12日 AFP】ペルー大統領選は11日、左派で元軍人のオジャンタ・ウマラ(Ollanta Humala)候補(48)とアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領の長女ケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)候補(35)が決戦投票に進むことが確実となった。
選挙管理委員会によると、開票率約80%の時点で、ウマラ氏が得票率30.5%でトップ、ケイコ氏が23%で続いている。3位は元首相のペドロ・パブロ・クチンスキー(Pedro Pablo Kuczynski)候補(72)で得票率は20%。
決選投票でペルー国民は、ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領にもなぞらえられる国家主義者のウマラ氏と、服役中の父親の影響を不安視する人の多いケイコ氏という、両極にある2人のどちらかを大統領に選ぶことになる。(c)AFP/Sophie Nicholson
2469
:
チバQ
:2011/04/12(火) 12:40:17
http://www.asahi.com/international/update/0412/TKY201104120073.html
リビア反体制派、停戦案拒否 アフリカ連合の仲裁困難に
2011年4月12日10時12分
内戦状態になっているリビアを訪問しているアフリカ連合(AU)首脳らによる代表団が11日、同国東部ベンガジで反体制派「国民評議会」幹部と会談した。AUはリビアの最高指導者カダフィ大佐が受け入れた停戦案を示したが、同評議会は拒否した。
同評議会のアブドルジャリル議長は会談後に会見し、「国民が一貫して求めているのは、カダフィ氏の追放と現体制の終結だ」と強調。カダフィ一族が権力を手放す内容が含まれない一切の案は受け入れられないとし、「AUの案は国民の気持ちを表していない」と批判した。
AUの停戦案は、(1)即時停戦(2)北大西洋条約機構(NATO)による空爆の停止(3)国民への人道支援(4)外国人保護などを条件とし、カダフィ政権が政治改革を進めること、を求めているとされる。反体制派にはカダフィ氏と関係が深いAUへの不信も強く、AUの仲介による解決は困難な状況となった。
これに対し、カダフィ氏の次男セイフルイスラム氏は11日、カダフィ大佐の追放を求めることは「全くばかげたことだ」と一蹴。カダフィ氏自身も退く姿勢を全く示しておらず、両者の溝は埋まっていない。(ベンガジ=奥寺淳)
2470
:
チバQ
:2011/04/12(火) 19:51:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110412/mds11041219120004-n1.htm
コートジボワール、険しい国民和解の道
2011.4.12 19:10 (1/2ページ)
11日、コートジボワール・アビジャンで、国民に向けて演説するワタラ氏(AP)
【ロンドン=木村正人】大統領選をめぐり内戦状態に陥ったコートジボワールで国際社会が当選を承認するワタラ元首相側が11日、大統領職に居座り続けたバグボ氏を拘束した。バグボ氏はワタラ氏の大統領就任を認め、「国家正常化のため戦闘終結」を呼びかけた。紛争の背景に根深い民族対立が横たわるだけに国民和解の道は険しそうだ。
現地からの報道によると、バグボ氏は「敵対するのは止めよう」と自らの部隊に武器を置くよう呼びかけた。一方、ワタラ氏は「不要な争いは終わった」と演説。1千人以上が死亡、10万人が国外に逃れたとされる今回の紛争で、両陣営に人道に対する罪がなかったかを捜査するため「真実和解委員会」を立ち上げる方針を示した。
バグボ氏や家族らの訴追について、国連平和維持活動(PKO)局のルロワ局長(事務次長)は11日、国内法で裁くか、国際刑事裁判所(ICC)に捜査を委ねるかはワタラ氏の判断だとの認識を示した。
1960年に独立した同国ではウフエボワニ初代大統領が一党支配体制を築いたが、バグボ氏は民主化と世界一の生産を誇るカカオ豆がもたらす富の再配分を要求、複数政党による大統領選を実現させた。
しかし、2000年に大統領に就任すると、北部のカカオ豆農場で働く隣国からの出稼ぎ移民と南部のコートジボワール人の対立をあおり、ブルキナファソ系移民2世でイスラム教徒のワタラ氏を排斥。02〜03年に政府軍と北部中心の反政府勢力の戦闘が激化し、内戦状態に陥った。
今回の大統領選でもバグボ氏は「北部の移民勢力が投票を操作した」などと民族感情に訴え、最大都市アビジャンの支持者に武器を渡して最後まで抵抗した。
国際通貨基金(IMF)のエコノミストも務めたワタラ氏も武力を行使し、国連や旧宗主国フランスの力に頼らざるを得なかった。一報では駐留仏軍がバグボ氏を拘束したと伝えられたが、公式発表で「降伏したバグボ氏をワタラ氏側部隊が拘束した」としたのも、民族感情の刺激を避ける狙いがあったとみられる。
2471
:
チバQ
:2011/04/12(火) 19:51:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110412/mds11041211350002-n1.htm
殺人やレイプ、略奪が頻発 国連高官が「治安空洞化」懸念
2011.4.12 11:29
国連のシモノビッチ事務次長補(人権担当)は11日、コートジボワール情勢について、大統領職に居座っていたバグボ氏が拘束され戦闘がほぼ収まったものの、最大都市アビジャンでは「大半の警察官が配置に就いておらず、治安の空洞化が起きている」と述べ、治安面への懸念を示した。ニューヨークの国連本部での記者会見で語った。
シモノビッチ氏は、アビジャンで殺人やレイプ、略奪が頻発しており「国連平和維持活動(PKO)部隊に(こうした事件を報告する)電話が1日に200〜300件かかってくる」と述べた。
また国連は11日までに、バグボ氏側部隊と、国際社会が当選者と認めるワタラ元首相側部隊の戦闘によるとみられる大量殺害が起きた西部で、約400人の遺体を確認したと明らかにした。(共同)
2472
:
チバQ
:2011/04/13(水) 00:04:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110412/erp11041221300007-n1.htm
犯人像つかめず ベラルーシテロ 地下鉄で
2011.4.12 21:28 (1/2ページ)
クリックして拡大する
11日、ベラルーシの首都ミンスクの地下鉄駅で起きたテロで、救急車に運ばれる負傷者(AP)
【モスクワ=佐藤貴生】ベラルーシの首都ミンスク中心部の 地下鉄駅で11日午後6時(日本時間12日午前0時)ごろ、爆発が起き、少なくとも12人が死亡、約150人が負傷した。旧ソ連からの独立以来、ベラルーシでこれほど大規模なテロ事件が起きたのは初めて。独裁が長期化するルカシェンコ体制を揺さぶる狙いがちらつくが、治安当局は犯人像を絞り切れずにいる。
同国内務省などによると、爆発物はオクチャブリスカヤ駅のプラットホームのベンチの下にあったとみられ、殺傷能力を高めるために金属片が詰められていた。帰宅ラッシュのさなかに起きた爆弾テロは、最大限の被害を狙って周到に計画された犯行だ。クレショフ内相は12日、犯行に関与したとみられる男2人のモンタージュ写真をつくり行方を追っていると明らかにした。
オクチャブリスカヤ駅はミンスクの目抜き通りに面しており、市内を走る地下鉄2路線が交差する首都の交通網の中心地。大統領公邸も駅から約100メートルの距離にある。治安当局は大統領公邸にも近い警備の重要拠点が標的となったことを重視している。
ベラルーシの首都ミンスク中心部では2008年7月、人込みの中で爆発物が爆発して約50人が負傷する事件が起きたが、未解決のままとなっている。ルカシェンコ大統領は地下鉄でのテロを受け、関連を調べるよう指示した。
インタファクス通信によると、地下鉄でのテロ発生を受けて野党「ベラルーシ人民戦線」は、事件捜査を口実に反体制政治勢力に対する政治的弾圧を強めないよう求める声明を出した。ルカシェンコ政権は昨年12月の大統領選直後、反体制派の立候補者のほとんどの身柄を拘束しており、反体制派の政権不信があらわになっている。
政治的な敵対関係にある者が多数いることに加え、大きな被害をもたらしたテロの手法からみて、何らかの武装組織が関与した可能性も捨てきれない。ルカシェンコ大統領は国外の組織の関与も含めて捜査する意向を示した。
ただ、ベラルーシではロシア南部チェチェン共和国のような独立紛争はなく、イスラム原理主義勢力の活動は活発とはみられない。野党勢力も当局から徹底監視されており、武装闘争を掲げる反政府勢力の存在は伝えられていない。ベラルーシは重大な国際紛争とも無縁だけに、テロを実行した組織の解明には難航が予想される。
2473
:
とはずがたり
:2011/04/13(水) 17:58:17
ムバラク氏を15日間拘束 事情聴取でエジプト検察
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/2011041301000577.htm
【カイロ共同】エジプトの検事総長は13日の声明で、大規模反政府デモで辞任に追い込まれたムバラク前大統領と長男のアラア氏、次男ガマル氏の3人について、汚職や公金横領、デモ弾圧に関与した容疑などで事情聴取を継続するため、15日間拘束すると明らかにした。
ムバラク氏は12日、当局の取り調べ中に心臓に異常が生じ、滞在中の東部シャルムエルシェイクの病院に入院、集中治療室(ICU)に運ばれた。検察当局は大統領の容体は深刻ではなく、身柄拘束にも耐えられると判断したもようだ。
アラア、ガマル両氏については身柄を首都カイロに移送するという。
2011年04月13日水曜日
ムバラク前大統領が入院 エジプト、息子2人拘束
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/2011041301000087.htm
【カイロ共同】エジプトの国営テレビによると、大規模反政府デモで辞任に追い込まれたエジプトのムバラク前大統領(82)が12日、デモ弾圧に関与した容疑などで当局の取り調べを受けている際に心臓に異常が生じ、滞在していたシャルムエルシェイクの病院に入院した。
詳細な状況は伝えられていないが、集中治療室(ICU)に運ばれたという。同国メディアなどによると病院当局者は、深刻な容体ではなく、取り調べ再開も可能な状態との認識を示した。
AP通信などによると、エジプト治安当局は13日、デモ弾圧に関与したかどうかなどの捜査のためムバラク氏の長男アラア、次男ガマルの両氏を拘束。スーザン夫人も取り調べを受けている。
2011年04月13日水曜日
2474
:
チバQ
:2011/04/13(水) 23:57:10
http://www.asahi.com/international/update/0413/TKY201104130606.html
「脱原発」TV司会者が出馬表明 仏次期大統領選2011年4月13日23時1分
来年4月のフランス大統領選で、地球環境の破壊を告発するテレビ番組の人気司会者だったニコラ・ユロ氏(55)が13日、出馬の意向を表明した。「脱原発」の立場を明確にして支持獲得を目指すとみられる。
ユロ氏はこの日の出馬宣言では脱原発に触れなかったものの、10日の仏雑誌テラ・エコのインタビューで福島第一原発事故に言及し、「脱原発は避けて通れない」と明言した。最近の次期大統領選に関する世論調査では、8%が同氏に投票すると答えた。(パリ=稲田信司)
2475
:
チバQ
:2011/04/14(木) 00:02:24
http://www.asahi.com/international/update/0413/TKY201104130237.html
「このままでは皆殺し」 リビア激戦地からの避難民語る(1/2ページ)2011年4月13日13時52分
リビアの反体制派とカダフィ政府軍との間で激戦が続く同国西部ミスラタの避難民ら約400人を乗せた船が東部トブルクに着き、朝日新聞の取材に応じた。避難民らは、市内は危機的な状況となっていると口をそろえた。
ミスラタは2月下旬に反体制派が市街地を掌握したが、政府軍は陸路を封鎖、包囲を続けながら激しい攻撃を続けている。多国籍軍の戦闘機が政府軍の拠点を空爆する一方、監視飛行を続けているため、ミスラタ港の出入りは可能になっている。船はカタールなどが手配、10日にミスラタを出港、11日にトブルクに到着した。
避難民らによると、政府軍は市内のあちこちに狙撃手を配置、戦車砲やロケット砲などによる砲撃を加えている。政府軍の多くは外国人傭兵(ようへい)で、モーリタニア人やウクライナ人、セルビア人らの存在が確認されたという。
貴金属販売店員マフムード・ムハンマドさん(43)は、中心部の目抜き通りにあった自宅周辺で戦闘が激しくなったため、1カ月以上、ミスラタ港の岸壁周辺で過ごした。「カダフィ軍の兵士は外国人ばかりだから、市民を殺すことなんて何とも思っていない。狙撃が恐ろしくて外出できない。私の知人を含め、多くの市民や外国人労働者が拉致されて行方不明になっている」と話す。
市内の製鉄所と港の岸壁にエジプト人ら外国人労働者を中心に多くの避難者が集まり「避難所」となっている。製鉄所内ではエジプト人ら1万人を超える外国人労働者らが避難生活をおくっているが、テントなどが足りず、ほとんどの人々は路上で寝ているという。
リビア人の住民の多くは、比較的安全とされる市内東部の親族宅などに避難しているが、水道や電気が止まり、食糧も不足しているという。
エジプト人のムハンマド・ハミドさん(64)は「ミスラタに対して早急に食糧や医薬品を支援し、空爆も強化しないと、このままでは皆殺しにされる」と話した。(トブルク=貫洞欣寛)
2476
:
チバQ
:2011/04/14(木) 00:10:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011041302000025.html
国民の分断解消課題に コートジボワール
2011年4月13日 朝刊
【ロンドン=松井学】アフリカ西部コートジボワールの内戦は、昨年十一月の大統領選で敗れながら退任を拒否したバグボ氏が十一日に拘束され、同氏派の部隊に停戦を呼び掛けたことで、流血拡大の事態は当面避けられる見通しだ。内戦の背景には民族と宗教の対立があり、南北に分断された国の統一はワタラ新大統領にとって険しい道のりになる。
バグボ氏は同国南部を支持基盤にし、昨年十一月の大統領選では南部コートジボワール人と、ワタラ氏の基盤である北部に流入した出稼ぎ移民との対立感情をあおった。カカオ豆農場で働く移民にはイスラム教徒が多く、南北紛争は宗教対立の側面もあった。
「分断国家」を今後立て直すには、バグボ氏訴追が課題になる。国際刑事裁判所(ICC)はバグボ氏個人と支持部隊に対し、非武装の市民らを殺害した容疑で捜査する見通しだ。一方、ワタラ氏は国内での裁判を優先させる意向。大統領選は46%の国民がバグボ氏を支持し、刑事責任の追及は、国民の対立感情を一段と悪化させる可能性がある。刑事責任より国内の安定を優先させ、近隣国にバグボ氏を亡命させる選択肢もある。
大統領選後の四カ月間の内戦で、コートジボワール全土で水や燃料不足、衛生状態の悪化が進み、「人道危機の恐れは続いている」(国連平和維持活動局のルロワ事務次長)。国連機関など国際社会の早急な支援は欠かせず、欧州連合(EU)は十二日の外相会議でコートジボワールのカカオ豆輸出の禁止制裁を解除し、経済復興を後押しする方針だ。
2477
:
チバQ
:2011/04/14(木) 23:13:47
http://www.asahi.com/international/update/0327/TKY201103270134.html
雪解け進む? 印パ両首相、クリケット代表戦共に観戦へ2011年3月29日7時32分
【ニューデリー=武石英史郎】長く対立関係にあるインドとパキスタンの両首相が、両国代表チームが対戦するクリケット・ワールドカップ準決勝を一緒に観戦することになった。両国民にとって最大の人気スポーツを利用した「クリケット外交」で、関係を修復できるかどうか、注目されている。
ワールドカップはインドで開催中。勝ち進んだ両チームが30日にインド北部モハリで対戦することが決まったことを受け、インドのシン首相がパキスタン首脳を招待する意向を表明。パキスタンからの報道によると、ギラニ首相が27日、招待に応じることを決めた。
3度の戦争を経験し、核兵器を保有して向き合う両国は、2008年にインド西部ムンバイで起きた同時テロを機に関係が険悪化。先月になって、中断していた包括対話の再開で合意するなど、関係正常化を探る動きが出ていた。
2478
:
チバQ
:2011/04/15(金) 21:52:29
>>2137
>>2151
http://www.asahi.com/international/update/0415/TKY201104150383.html
シーア派最大野党会派の解党に着手 バーレーン政府(1/2ページ)2011年4月15日20時9分
印刷
ブログに利用
>> 利用規約 >> 使い方はこちら
.
バーレーン地図
バーレーン政府が、反政府デモを主導したイスラム教シーア派の最大野党会派・イスラム国民統合協会(ウィファーク)の解党手続きに着手した。スンニ派王室が実権を握る政府が議会からのシーア派勢力排除を狙ったもので、民主化運動はさらに抑え込まれる形となりそうだ。
法務・イスラム問題省は14日の声明で、ウィファークの解党を裁判所に申し立てたと発表。「憲法と法律に違反し、社会の平穏を乱した」ことを理由としている。結論が出るには1カ月ほどかかるとみられる。国営通信は15日、「(政府は)証拠が出そろうまで措置は取らない」と伝えた。
ウィファークは穏健シーア派で、昨年10月の国民議会選挙(定数40)では最多の18議席を獲得。今回の措置に対して弁護士と対応に追われており、15日のイスラム教金曜礼拝後の抗議行動は呼びかけていない。
バーレーンでは2月中旬から、ウィファークなど野党7団体が主導する民主化要求デモが始まったが、主張は「王制打倒」へと変化した。ハマド国王は3月中旬、サウジアラビアなどスンニ派の湾岸諸国に援軍を要請。非常事態令を宣言し、弾圧を強めた。
これを受け、ウィファーク側はこれまで拒んでいた政府との対話を模索する姿勢を見せ始め、アリ・サルマーン事務局長は13日、朝日新聞の取材に、「真の立憲君主制の実現を求めており、王制打倒は目指していない」と強調。「数週間後にも王室と対話を始めたい」と述べていた。
それだけに、解党は寝耳に水で、ウィファーク関係者は「対話どころではなくなった。最悪の展開だ」と反発している。
ウィファークの説明によると、「王制打倒」の要求は、後にデモに合流した反体制組織や、インターネットでデモ参加を呼びかけた若者グループらによるものだったという。
しかし、デモに対抗してつくられたスンニ派の政治組織・国民統合の会のマフムード議長は、「ウィファークは過激な連中の主張を止めようともしなかった。王制打倒という目的があるのは明らかだ」と不信感を隠さない。
シーア派を国教とするイランがデモを扇動したとみるバーレーン政府は、国民の多数を占めるシーア派に支持されているウィファークの解党で、イランやシーア派の影響力拡大を食い止める狙いがあると見られる。(マナマ=北川学)
2479
:
チバQ
:2011/04/15(金) 22:14:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110415/mds11041508000004-n1.htm
政府軍がミスラタを攻撃、港閉鎖に 人道危機の懸念高まる
2011.4.15 07:59
ロイター通信によると、リビア反体制派の報道官は14日、激戦が続く同国第3の都市、西部ミスラタの港が政府軍の攻撃を受けて破壊、閉鎖されたことを明らかにした。
ミスラタは政府軍に包囲され激しい攻撃を受けており、人道危機の懸念が高まっている。港はミスラタに人道支援物資を搬入する唯一の窓口で、影響が出そうだ。
報道官によると、港湾や隣接する住宅地がロケット弾200発以上の攻撃を受けたという。報道官は政府軍が意図的に港を攻撃したとしている。(共同)
2480
:
チバQ
:2011/04/16(土) 18:16:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011041602000029.html?ref=rank
シリアデモ 非難の応酬
2011年4月16日 朝刊
【カイロ=内田康】シリアの反政府デモをめぐり、米国務省のトナー副報道官代行は十四日、ワシントンでの記者会見で「シリアのデモ鎮圧に、イランが手を貸していることを示す信頼すべき情報がある」と述べた。一方、シリア国営テレビは、隣国レバノンの親米勢力が、シリアのデモを扇動する「武装組織」に資金や武器を供給したと報じた。デモの混乱が長引くにつれ、「外国の関与」を訴える非難合戦も過熱してきた。
米紙ウォールストリート・ジャーナルも米高官の話として、イランがシリアに対し、デモ鎮圧や反体制派監視のための装備を提供していると報じている。シリア外務省は米側の指摘を「根拠がない」と否定した。
シリアと米国はこの数年、関係が冷却していたが、オバマ米政権は、空席だった駐シリア大使を昨年末に任命。対シリア関係を改善することで、イランとシリアの友好関係にくさびを打ち込む思惑を抱いていた。三月中旬に始まったシリアの反政府デモを収束させるため、アサド政権がイランとの関係を深めることを米側は懸念しているとみられる。
一方、シリア国営テレビは十三日、反政府デモを扇動する「武装テロ組織」メンバーとされる複数の男の証言を放映。メンバーは、武器や資金の提供元として、レバノンの反シリア・親米派サード・ハリリ暫定首相に近い国会議員を名指しした。国会議員は関与を否定している。
レバノン政界は、ハリリ暫定首相ら反シリア・親米派と、イランやシリアに近いイスラム教シーア派組織ヒズボラなど反米派が対立している。シリアのアサド政権は、反シリア派勢力の関与を国民に強調し、デモを収束させたい思惑がある。
2481
:
チバQ
:2011/04/16(土) 18:17:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110415/mds11041522430007-n1.htm
したたかイラン 混乱利用し周辺国への影響力拡大狙う
2011.4.15 22:42 (1/2ページ)
チュニジア政変を契機とする民衆デモが中東各地に広がる中、イランが友好国であるシリアのアサド政権によるデモ弾圧を支援、その一方で親米政権のバーレーンやイエメンでは反体制派に浸透しようとしているとの見方が強まっている。米国が、政権と民衆の衝突が激化するこれらの国々に明確な立ち位置を示せない中、イランとしては混乱状況を利用して影響力を強化する狙いがありそうだ。
「シリアのデモ弾圧をイランが支援しているとの確かな情報がある」。米国務省のトナー副報道官代行は14日の会見でこう指摘。同日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルも、イランがシリアに対し、インターネットや携帯電話の使用を妨害する装置を提供しているなどと報道した。
ただ、シリアとの関係改善を模索してきたオバマ米政権は、アサド政権に「平和的なデモへの抑圧を非難する」(カーニー大統領報道官)などとする声明を出すだけで、弾圧を食い止める手立てを打てていない。
イランにとっては、アサド政権への支援がシリアの「イラン離れ」を阻止する絶好の機会となっている格好だ。イランは中東での孤立化を防ぐため、シリアに兵器を供与するなど関係強化に努めてきた。
シリアの人権活動家(45)は「アサド政権は、2009年の大統領選後に起きた反政府デモを鎮圧したイランからノウハウを学んでいる」などとして、両者の関係が緊密化していると指摘する。
イランが、イスラム教シーア派住民の不満がくすぶるペルシャ湾の島国バーレーンにも触手を伸ばしているとの見方も根強い。
エジプトの湾岸専門家は「バーレーンのシーア派の家には(イラン最高指導者)ハメネイ師の肖像画がかかっている」と強調。イランの浸透が現実の脅威だとする認識は、湾岸地域のスンニ派政権に共通したもので、バーレーンでは最近、イラン人ら3人がスパイ容疑で訴追を受けた。
バーレーンのシーア派住民の間では、治安当局による反政府デモの封じ込めを“黙認”する米国への反感が強まっているとの指摘もあり、混乱が長引けばイランの活動がさらに活発化する可能性もある。
また、サレハ大統領の即時退陣を求めるデモ隊に対する政権側の弾圧が続くイエメンでも米国は、テロ対策で協力関係にあるサレハ氏が退陣した場合の混乱を懸念し、事態打開に向けた青写真を描けずにいる。
イランは、イエメン北部を拠点とするシーア派の一派ザイド派の反政府勢力を支援、イエメンの隣国サウジに対する牽制(けんせい)に利用してきたとされ、最近の混乱の中でイランに有利な状況が生まれつつある。
(カイロ 大内清)
2482
:
チバQ
:2011/04/17(日) 17:05:04
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110416-OYT1T00791.htm
エジプト行政裁判所、ム政権旧与党に解党命令
. 【カイロ=田尾茂樹】エジプトの行政裁判所は16日、2月に崩壊したムバラク政権の旧与党、国民民主党(NDP)に解党を命じる判決を下した。
NDPが保有する資金や不動産などの資産も政府に引き渡すよう命じた。ロイター通信などが伝えた。
ムバラク前大統領を辞任に追い込んだ反体制デモでは、参加者が腐敗の象徴としてNDPの解党も強く要求。反体制派の弁護士が解党を求めて提訴していた。カイロにある党本部は1月末、デモ隊の放火でほぼ全焼している。
NDPは1978年にサダト元大統領が設立。ムバラク政権時代は人民議会(国会)の議席をほぼ独占して独裁政権を支えた。NDPの若手党員の中には、秋に予定される人民議会選挙をにらみ、集団離党して新党を結成する動きも出ていた。
(2011年4月16日22時53分 読売新聞)
2483
:
チバQ
:2011/04/17(日) 17:05:51
http://www.asahi.com/international/update/0417/TKY201104160437.html
リビア政府軍、クラスター爆弾使用か 国際人権団体指摘2011年4月17日1時22分
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW、本部・ニューヨーク)は15日、リビア政府軍が西部ミスラタの住宅地で非人道性が指摘されているクラスター爆弾を使ったと指摘した。少なくとも14日夜に3発が目撃されたとしている。
HRWによると、爆弾の薬莢(やっきょう)を調べたところ、21発の子爆弾が飛び散るスペイン製のクラスター爆弾と判明したという。目撃情報によれば、ミスラタの病院から300メートルのところに着弾。死傷者が出たかは確認できていない。HRWは「リビアはクラスター爆弾の使用を直ちにやめるべきだ」と主張している。
クラスター爆弾は、不発のまま残った子爆弾が一般市民に被害をもたらしてきたため、昨年8月に使用や製造を禁じる条約が発効したが、リビアは米ロ中などとともに加盟していない。(ニューヨーク=田中光)
2484
:
チバQ
:2011/04/17(日) 17:06:40
http://www.asahi.com/international/update/0416/TKY201104160403.html
報酬69万円・敵はアルカイダと言われ…リビア政府兵(1/2ページ)2011年4月17日7時56分
「敵はアルカイダだと言われた」と話すリビア人の捕虜。報酬も戦闘に加わった目的だったという=14日、ベンガジ、奥寺写す
内戦状態に陥っているリビアで、反体制派の捕虜となったカダフィ政府軍の兵士に会った。反体制派の民兵は「カダフィ追放」のために戦っているが、政府軍兵士の大義は何だったのか。兵士たちが語ったのは、「(国際テロ組織)アルカイダや外国人部隊との戦い」、そして報酬だった。
反体制派が拠点とするリビア東部ベンガジの郊外。高さ約3メートルの壁に囲まれ、看板のない施設がある。門そばの鉄格子の窓からは、自動小銃を構えた男が外を警戒している。2月に民衆デモが始まる前は、少年院だった。ここに今、数百人のカダフィ政府軍の捕虜が収容されている。
ここに3日間通い、ようやく面会許可が出た。取材に応じるかは、本人次第と告げられた。しばらくすると、同国西部ベンワリド出身だというリビア人男性(21)が現れた。
「前線部隊の支援が任務でした」。髪はボサボサで戦闘服姿のまま。最初の表情は硬かったが、およそ10分後、男性は話し始めた。
3月上旬、最高指導者カダフィ大佐の出身地シルトの部隊に投入され、石油の輸出都市ブレガまで進軍した。荒野で武器などを監視していたら、反体制派に攻め込まれ後方へ撤退した部隊から取り残された。羊飼いの小屋で一夜を明かし、前線から逃れようと道路を歩いていたところ、反体制派に捕らえられたという。
前線に来る前は、大学生だった。「国の東部にアルカイダがいる」。政府は国を守るためだと言って、学校や街中で若者をかき集めていたという。もともと地方都市は政府の締め付けが強いうえ、インターネットは制限され、国営テレビはカダフィ体制を賛美するばかり。敵は外国人部隊だという政府の言葉を信じ、部隊に加わった。
さらに、「任務が終わったら十分な報酬を与える、とも言われた」。13人の兄弟がいる男性にとって、大きな動機だった。
前線では、政府軍兵士が捕らえた反体制派民兵を殺し、砂漠に埋めるのも見た。部隊にはチャド人やアルジェリア人の外国人傭兵(ようへい)も大勢いて、彼らの報酬は1日3千ドル(約25万円)ともうわさされていた。
チャド国籍の捕虜(21)にも面会許可が出た。この男性も指揮官に「敵は外国人部隊」と言われ、前線に送り込まれたという。両親もチャド人だというこの男性は、職業兵士だった。チャド国境に近い、リビア南部セブハの部隊に2006年入隊し、リビアの身分証を手に入れたという。
反体制派幹部によると、カダフィ政権は以前から周辺のアフリカ諸国より豊かなリビアの身分証を与えるとの条件で、外国籍の若者を部隊に集めていたという。この男性もそうした兵士だったとみられる。
前線投入の命令は絶対だったが、「戦いが終わったら、1万リビア・ディナール(約69万円)の報酬と乗用車が支給され、結婚相手も紹介すると上官に言われた」。厳しく統制された部隊の中では、リビアで民主化を求めるデモが起き、内戦状態になっているとは知らなかった。男性はいう。「捕まって失望した。まさか、敵がリビア人だったとは」
2人の捕虜は、いずれも同じ事を打ち明けた。「捕虜になってしまい、家族がカダフィ政権に危害を加えられないか心配だ」と。(ベンガジ=奥寺淳)
2485
:
チバQ
:2011/04/17(日) 21:10:20
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110416-OYT1T00599.htm
ナイジェリアで大統領選、民主主義定着の試金石
. 【ヨハネスブルク=中西賢司】西アフリカのナイジェリアで16日、大統領選の投票が始まった。
軍事政権から民政移管した1999年以来、政権を握る与党・国民民主党のグッドラック・ジョナサン大統領(53)の勝利が有力視されている。
西アフリカでは、コートジボワール大統領選を巡る混乱があったばかりで、地域大国ナイジェリアの大統領選の成否は、地域の安定と民主主義定着の試金石として注目される。
約20人が出馬表明しているが、3月の世論調査ではジョナサン氏が約60%の支持率を保って優勢だ。順調なら大勢は数日中に判明するが、AFP通信によると16日朝には北東部マイドゥグリで爆発が起きるなど、混乱も懸念されている。
(2011年4月16日21時19分 読売新聞)
http://www.cnn.co.jp/world/30002467.html
ナイジェリア大統領選、現職ジョナサン氏優勢
2011.04.17 Sun posted at: 09:34 JST
(CNN) 西アフリカのナイジェリアで16日、大統領選が行われた。与党・国民民主党(PDP)の現職大統領のグッドラック・ジョナサン氏が優勢とみられる。
昨年5月にヤラドゥア前大統領が死去した後、当時副大統領だったジョナサン氏が大統領に就任した。今回の選挙で対抗馬として有力視されているのは、漸進変革会議(CPC)からの立候補者、ムハンマド・ブハリ氏。
ナイジェリアの大統領は伝統的に、イスラム教徒中心の北部出身者とキリスト教徒中心の南部出身者が2期ずつ交代で就任している。ところが北部出身のヤラドゥア前大統領の死を受けて就任したジョナサン現大統領は南部出身だったことから、このバランスが崩れたため、北部出身者から大統領を選ぶべきとの声が与党内から上がっている。
16日の投票日には北東部都市のマイドゥグリで2回の爆発があったほか銃声も聞こえたが、死傷者は出ておらず、選挙はおおむね平和的に実施されたという。9日の議会選投票日には北部地域の投票所などで多数の爆発が起き、選挙が妨害された。
ナイジェリアはアフリカ最多の人口を有し、アフリカ有数の産油国でもある。米国の主要原油供給源で、多数の欧米石油企業が同国でビジネスを展開している。
2486
:
チバQ
:2011/04/17(日) 21:13:35
http://www.asahi.com/international/update/0417/TKY201104170215.html
キューバ共産党「平等主義」廃止へ 14年ぶり党大会2011年4月17日20時50分
キューバ共産党の第6回党大会が16日、4日間の日程で始まった。国民生活を圧迫する経済危機を乗り越え、キューバ革命から半世紀続く社会主義を守り続ける策として、「平等主義」の廃止や市場経済の部分的導入を盛り込んだ経済社会計画を採択する予定だ。
党大会の開催は1997年以来、約14年ぶり。65年の結党時から党トップの座にあるフィデル・カストロ第1書記(84)は病気療養中で大会を欠席した。今大会で正式に辞任する可能性があり、新たな党指導部人事で若手がどれだけ登用されるかが焦点になる。
弟のラウル・カストロ第2書記(79、国家評議会議長)は開幕報告で、党と政府の要職を最長10年の任期制にする制度を導入する方針を表明し、世代交代を進める考えを明確にした。
ラウル氏は昨年11月、今後5年間の国家運営の基本方針を定める経済社会計画の草案を発表。国家財政が極度に悪化している実情をふまえ、国民全体に富を等しく配分する「平等主義」からの脱却を明文化し、食糧配給制度の廃止や、働きに応じて賃金を増減させる成果主義を盛り込んだ。
無駄が多い国営部門でのリストラを進め、自営業者など民間部門の雇用を増やす方針もうたっている。
16日は、米国が後押しした1961年の革命政権転覆作戦(ピッグス湾事件)を受け、フィデル氏が社会主義宣言を出してからちょうど50年にあたる。党大会開幕に先立ち、首都ハバナの革命広場では同日朝に軍事パレードが行われ、党の発表によると50万人以上が参加した。(ハバナ=堀内隆)
.
2487
:
チバQ
:2011/04/17(日) 21:14:59
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041701000335.html
EUの金融支援めぐり激戦 フィンランド議会選
2011年4月17日 20時50分
【ヘルシンキ共同】フィンランド議会選(一院制、定数200)の投票が17日、始まった。即日開票され、18日未明にも大勢判明の見込み。財政危機に陥ったポルトガルに対し、欧州連合(EU)が検討中の金融支援の是非が最大の争点。最新の世論調査によると、四つの政党が支持率数ポイント差で競り合う大激戦となっている。
台風の目は、反EUを掲げる保守政党の真正フィン人党。現在は少数政党だが、対ポルトガル支援問題を機に盛り上がった支援反対の世論を追い風に、支持を急速に拡大している。キビニエミ首相率いる中央党、穏健保守主義の国民連合、最大野党である社会民主党の三大政党に迫る勢いになっている。
フィンランドでは、昨年6月に同国2人目の女性首相になったキビニエミ首相と、国民連合党首のカタイネン財務相のコンビで好調な経済を維持し、国民からも一定の評価を得ている。一方、財政危機に陥った国への支援が自国経済に打撃を与えるとして反EU感情が浸透しつつある。
2488
:
チバQ
:2011/04/17(日) 21:16:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110417-00000047-mai-int
<フィンランド>議会選投票始まる 注目は真正フィン人党に
毎日新聞 4月17日(日)19時2分配信
【ロンドン笠原敏彦】任期満了に伴うフィンランド議会(1院制・定数200)選挙の投票が17日朝、始まった。事前の世論調査では、連立政権の一翼を担う中道右派の国民連合がややリードするが、過半数には遠く及ばない。一方で、反ユーロや反移民を掲げる右派「真正フィン人党」が大きく支持を伸ばす見通しで、波乱含みとなっている。
小党乱立の同国では主要3党が選挙結果を受けて連立政権を主導するのが一般的。3党の支持率は拮抗(きっこう)しているが、カタイネン財務相の率いる国民連合が、キビニエミ首相の中道右派・中央党などを抑えて第1党になると予想されている。
一方、真正フィン人党は反ユーロの立場から、財政危機に陥った加盟国への欧州連合(EU)による金融支援に反対。税金を他国への支援に使うことに反発する国民の不満を吸収して、前回07年総選挙の得票率4%から支持率を4倍近い16%前後まで伸ばしている。選挙結果次第で、EUのポルトガル金融支援に影響を及ばすとの指摘も出ている。
選挙は比例代表制。即日開票される。
2489
:
チバQ
:2011/04/17(日) 23:13:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000015-cnn-int
英政府、王位継承法の見直し開始 「差別」是正にらみ
CNN.co.jp 4月16日(土)16時33分配信
ロンドン(CNN) 英国の王位継承権の問題で、同国政府が現在の関連法には「差別的」と受け止められかねない内容があるとして、これを修正する内部検討を開始したことが16日までに分かった。同国政府筋がCNNに明らかにした。
1701年に制定された王位継承関連法では、継承権は男女平等となっておらず、国王の直系の子孫に男子優先で与えられる。また、継承はプロテスタントに属する英国国教会教徒に限られている。
英内閣府当局者によると、非公開で進められている内部検討にはかつて英植民地だった諸国で構成する英連邦加盟国も参加している。英連邦の一部加盟国はエリザベス英女王を国家元首としている。
検討内容の詳細は明らかにしなかったが、王位の継承は国教会教徒のみに許されるとの宗教的な制限問題も対象にしているとみられる。この制限は1600年代にカトリック教徒の国王だったジェームズ2世がカトリック教徒を要職に重用した事実を反省して打ち出されていた。継承法の見直しには、18世紀に制定された内容は21世紀にそぐわないとの判断もあるとみられる。
英国では今月29日、王位継承順位で2位のウィリアム英王子と庶民出身のケイト・ミドルトンさんとの結婚式が予定されている。王子は継承順位1位のチャールズ皇太子の長男。仮に2人に女子、男子の順序で子どもが生まれた場合、男子の子がウィリアム王子に次ぐ王位継承権を持つことになる。ケイトさんがカトリック教徒なら、王子は王位継承権を失う可能性もある。
ウィリアム王子は最近、地元テレビITNの取材に応じ、最初はケイトさんとの「結婚生活をうまく進めることを考える。その後、子どものことを考える」とし、「家族が欲しい」とも語っていた。
英議会のバーズ議員は、ウィリアム英王子とケイトさんとの間に生まれる第1子が男子であることを祈るとしながらも、現在の継承法には問題があり改正されるべきだと主張。特に同法での差別的な部分を破棄する法案も提案した。
一方、バッキンガム宮殿の報道担当者は王位継承関連法とその改正は政府が対応する問題であると述べた。
2490
:
チバQ
:2011/04/17(日) 23:57:21
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110417/asi11041723120002-n1.htm
34年の共産勢力政権に終止符? インド西ベンガル州議会選
2011.4.17 23:10 (1/2ページ)
インドで唯一、34年の長期政権を敷いてきた西ベンガル州の共産党政権が、18日から投票が始まる州議会選で敗北するのではないかとの見方が強まっている。他州に後れを取る経済や共産党の強権姿勢に辟易(へきえき)した住民が“変化”を求め始めたからだ。その急先鋒(せんぽう)に立つのが、「草の根会議派」(TMC)の女性党首ママタ・バナジー氏(中央政府鉄道相)で、「共産党打倒の歴史を作ろう」と有権者に訴えている。(西ベンガル州コルカタ 田北真樹子)
□ □
州都コルカタから車で1時間ほど北に進むと、道路脇にすすけた色の工場が林立するカルダー選挙区にたどり着く。
「この15年で閉鎖した工場は20軒以上」。住民のひとり、アロック・クマール・ダスさん(50)はため息をついた。「州政府は産業推進派というが、じゃあ、なんで大量の工場が閉鎖するんだ?」。
怒りは、同選挙区選出のアシム・ダスグプタ財務相に向かう。34年間の共産党政権の大半を財務相として居座ってきた人物だ。
同選挙区は1962年以降、共産党以外の州議を選出したことのない共産党の牙城。隅々まで党員の監視の目があった。しかし、バナジー氏が2000年代に西ベンガル州で相次いで起こった土地収用への反対運動を率いてから、州全体の空気が変わった。ダスさんは「自分がTMC支持者であることを自由に言えるようになった」と語る。
□ □
なぜ西ベンガルで共産主義が長期間支持されてきたのか。ベンガル地方はもともと英国植民地時代から反英的、反帝国主義だった。コルカタの名門ラビンドラ・バラティ大のロイチョードリー教授は「左派知識層の存在の大きさがある」と指摘する。「一般のベンガル人にとって左派であることはプライドに関わる事柄だった」という。
1977年に共産党政権が発足したとき、「住民は大きなイデオロギー的勝利を体験した」(コルカタ大のミトラ教授)という。80年代前半まで行われた耕作人への土地分配は好評で、住民の喜びを増幅した。
しかし、91年のインドの経済開放後、州政府がタタ自動車など大企業誘致に本格的に取り組もうとすると、強引な土地収用に土地所有者たちが立ちはだかった。インフラ整備のための土地収用さえ困難で、多くの企業が他州へ移った。土地配分政策は開発の“障害”として跳ね返ってきた。
□ □
カルダー選挙区のダスグプタ氏の対抗馬に、TMCはインド商工会議所連盟(FICCI)の事務局長、アミット・ミトラ氏をぶつけてきた。FICCIはインドを代表する経済団体。独立運動の英雄チャンドラ・ボースの遠縁にあたるミトラ氏は、次期州財務相との呼び名が高い。
だが、ミトラ氏の擁立は「打倒共産党」を意味するだけでない。バナジー氏が土地収用に反対したことでつきまとう、TMCの“反産業・開発”のイメージ払拭の狙いもある。
共産主義者のマルクスや旧ソ連指導者のレーニンらの肖像画が見守るコルカタの共産党本部で会った同州選出の元下院議員、モハメド・サリム氏は、今回の選挙について「重大な政治闘争だ。共産主義がインドの地図から抹消されるかもしれない」と危機感を抱く。
ロイチョードリー教授は「ほかの州は雇用、産業、生活様式、自由など諸々の面で先を走っている。変化が求められていることから、今回はTMCに有利ではないか」と予測する。
投票は、治安維持や選挙妨害を防ぐための治安要員の投入を必要とするため、18日から5月10日まで6段階にわけて実施される。開票は5月13日。
2491
:
チバQ
:2011/04/18(月) 00:03:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110416/mds11041623010008-n1.htm
カダフィ政権の闇 「死の使者」クーサ前外相のナゾ
2011.4.16 22:59 (1/3ページ)
【ロンドン=木村正人】リビアの最高指導者、カダフィ大佐の右腕としてリビアの光と闇を行き来する男がいる。かつて「テロの支配者」「死の使者」と呼ばれ、国際社会を震え上がらせたクーサ前外相だ。内戦下の3月に突然、カダフィ大佐を裏切り、英国に逃れたクーサ氏に対し米国と欧州連合(EU)は金融制裁を解いた。1988年に英スコットランド上空を飛行中の米パンナム機が爆破されたリビアによるテロで娘を失い、真相究明に生涯をささげる英国人医師は「クーサ氏はカダフィの密命を帯びている」と疑う。
□ □
英国の観光地コッツウォルズの中でも、「王冠の中の宝石」と呼ばれる景勝地チッピング・カムデンで余生を過ごすジム・スワイア氏(75)は、長女のフローラさん=当時(23)=を爆破事件で亡くした。
91年12月、スワイア氏はジャーナリストの仲介でリビアの首都トリポリを訪れ、カダフィ大佐と面会した。事件の容疑者と特定されたリビアの元情報将校ら2人を国際社会の法廷に立たせるよう、遺族を代表して申し入れるためだった。
スワイア氏を面接するため最初に現れたのが、クーサ氏だった。カダフィ大佐に危害を加える恐れがないか入念に調べた。クーサ氏は2つの電話で報告を受けては命令を下していた。カダフィ政権の中心人物であることが見て取れた。クーサ氏はすごみを漂わせ、スワイア氏は戦慄を覚えた。
その後、窓ガラスが真っ黒に塗られた車に押し込まれた。車は高速でトリポリ郊外に移動し、真っ白な壁に行き着くと、壁はゆっくり上昇を始めた。壁の下には鋭利な鉄製のキバが不気味な光を放っていた。
スワイア氏は中のソ連製戦車の前を横切り、真っ暗な待合室に案内された。同行してきたクーサ氏は次から次へたばこを吸った。医師のスワイア氏が「健康に悪い」と注意すると、クーサ氏は「私を殺すのはたばこではない。カダフィ氏だ」と返した。
カダフィ大佐は特設テントの中で、ソ連製自動小銃AK47で武装した屈強な女性兵士約10人に護衛されていた。45分の会談中、大佐は友好的だが尊大に振る舞った。
「爆破事件の原因に心当たりはない。人工衛星か強大なヒョウが落ちてきて旅客機にぶつかったのか」と首をかしげた。スワイア氏は娘の写真を渡し、「真実は必ず証明される」と刻まれたバッジを大佐の襟元に着けた。
結局、元情報将校ら2人は99年、国連側に引き渡され、オランダで開かれた特別法廷は2001年、元情報将校に終身刑(09年に温情的措置で釈放)、残る1人に無罪を言い渡した。しかし、裁判資料を検討したスワイア氏は「真犯人は別にいる」との印象を強めたという。
法廷は正義ではなく政治決着のため開かれたという氏の疑念を裏付けるように、スコットランド刑事事件再審委員会は07年、「(元情報将校には)アリバイがあり、誤審の可能性がある」と指摘した。末期がんの元情報将校をスコットランド司法当局が釈放した背景には、英石油大手BPによるリビア沖海底油田開発への配慮や、元情報将校に対する再審開始への懸念があったとささやかれる。
□ □
クーサ氏はパンナム機爆破事件のほか、北アイルランドのカトリック過激派、アイルランド共和軍(IRA)や日本赤軍への支援など、数々のテロ工作に関与した疑いが持たれる。
欧米はカダフィ政権を瓦解(がかい)させるためクーサ氏に免罪符を与えようとしているが、スワイア氏は「クーサ氏は家族をトリポリに残している。カダフィの密命を帯びているのでなければ、家族は投獄されるか殺されるだろう」と指摘し、クーサ氏に疑惑のまなざしを向けている。
リビアは2003年、米パンナム機爆破事件の遺族への補償金支払いを始めるとともに、大量破壊兵器開発計画を放棄するに至った。最高指導者カダフィ大佐の説得に当たったのがブレア元英首相で、両者はその後、親交を深めた。
リビアにのめり込んだのは英石油大手BPやブレア氏だけではない。英名門大ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)は、カダフィ大佐の講義をビデオを通じて実施したことまである。だが、大佐の次男の博士号取得をめぐる不正や巨額寄付疑惑で、学長が3月に辞任している。
1995年まで10年間LSEで教鞭をとった作家のマイケル・バーリー氏は、「BP元会長がLSE理事会の議長を務め、カダフィ氏との政治交渉に動いた英国の情報局保安部(MI5)関係者や情報局秘密情報部(MI6)長官がLSEで職を得ていた」と証言する。
2492
:
チバQ
:2011/04/18(月) 23:34:23
http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY201104180054.html
反EU政党、議席6倍増で第3党に フィンランド総選挙2011年4月18日9時26分
任期満了に伴うフィンランド総選挙(一院制、定数200)が17日投開票され、連立与党の一つである中道右派の国民連合が44議席を獲得し初めて第1党となった。一方、反欧州連合(EU)の姿勢を示してきた政党「真のフィンランド人(真フィン)」が現状の6倍以上の39議席を獲得し、第3党に躍進した。
選挙戦では、ポルトガルなど財政難の国をEUが救済することの是非が大きな争点となった。見直しを求める真フィンに押され、与党の中央党と国民連合、野党の社会民主党の3大政党が議席を減らす結果になった。
今後は国民連合を中心に連立交渉を始める。真フィンのソイニ党首は政権入りに意欲を示しているが、EUの救済策の扱いをめぐり難航も予想される。
国民連合党首のカタイネン財務相は選挙後の共同記者会見で「我々は問題を引き起こすのではなく、解決しないといけない」と述べ、従来の姿勢を変えるべきでないとした。これに対して真フィンのソイニ党首は「新しい政府は独自の政策を持つべきだ。ポルトガルやアイルランドの救済について再交渉すべきだ」と語った。(ヘルシンキ=有田哲文)
2493
:
栃木都民
:2011/04/19(火) 11:22:14
>>2492
所詮、上から目線の政治屋には庶民の苦しさがわからんということでしょう。
放漫財政のツケをなぜ自分等がしなければならないか。
選挙にも神の手が動くのでしょうね。
2494
:
チバQ
:2011/04/20(水) 00:13:32
>>2485
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110419/t10015412881000.html
ナイジェリア 大統領選で混乱
4月19日 16時14分
西アフリカのナイジェリアで行われた大統領選挙で、18日、現職の大統領が再選されましたが、対立する候補を支持するイスラム教徒らが各地で暴動を起こして多数の死傷者が出ており、混乱の拡大が懸念されています。
16日に投票が行われたナイジェリアの大統領選挙で、現地の選挙管理委員会は、18日、現職のジョナサン大統領が57パーセントを得票し、かつての軍事政権下で国家元首を務めたブハリ元最高軍事評議会議長に26ポイントの大差をつけて当選したと発表しました。ナイジェリアは、アフリカで最も多い1億5000万人を超える人口を抱えていますが、キリスト教徒の多い南部とイスラム教徒の多い北部の住民が対立し、テロや衝突が続いています。今回の選挙では、キリスト教徒のジョナサン氏とイスラム教徒のブハリ氏が争うという南北の宗教対立の構図をそのまま反映する形となり、結果が注目されていました。ナイジェリアの赤十字によりますと、ジョナサン大統領の再選を受けて、イスラム教徒が多い北部の複数の州では、対立候補の支持者らがキリスト教徒の教会や住宅に火をつけるなど暴徒化し、多数の死傷者が出ているということです。ジョナサン大統領は事態の沈静化を呼びかけていますが、今後、混乱がさらに広がることが懸念されます。
2495
:
チバQ
:2011/04/20(水) 00:17:44
http://www.asahi.com/international/update/0419/TKY201104190518.html
ナイジェリア大統領選で現職当選 結果発表後に暴動2011年4月19日21時35分
. ナイジェリアの選挙管理委員会は18日、16日の大統領選で国民民主党の現職グッドラック・ジョナサン氏(53)が、総投票数の59%にあたる約2250万票を獲得して当選したと発表した。任期は4年。
ジョナサン氏は、南部の産油地帯出身のキリスト教徒で、動物学者から政界に転じた。副大統領だった2010年5月、ヤラドゥア前大統領が病死し、大統領職を引き継いでいた。
大統領選はジョナサン氏のほか、イスラム教徒の多い北部出身のブハリ元最高軍事評議会議長ら19人が立候補。ブハリ氏は不正があったとして結果受け入れを拒んでいる。
結果発表後に北部各地で暴動が起き、地元赤十字によると270人以上が死亡した。ジョナサン氏の権力掌握に反発する北部の政治勢力が、暴動の背後にいると指摘されている。(アビジャン〈コートジボワール〉=古谷祐伸)
.
2496
:
チバQ
:2011/04/21(木) 00:44:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110420/mds11042018420006-n1.htm
エジプト若者グループ内部分裂 敵失い路線対立表面化
2011.4.20 18:41 (1/2ページ)
【カイロ=大内清】ムバラク前大統領を退陣に追い込んだエジプトの反政府デモで、動員に大きな役割を果たした若者中心の民主化勢力「4月6日運動」が内部分裂を起こしている。「4月6日」は、「反ムバラク」の旗印の下、「小異を捨て大同につく」形でさまざまな考え方の人間を糾合してきた同国の民主化運動のシンボル的存在だったが、明確な「敵」を失い路線対立が噴出。求心力を維持できるか、岐路に立たされている。
分裂の直接のきっかけは、米紙ニューヨーク・タイムズが14日、「4月6日」が米政府の支援を受ける団体から資金や訓練を受けていたと報じたことだった。
この報道後、「4月6日」の一部メンバーが、「外国からの影響を排除する」として運動の創設者アハマド・マーヘル氏らの「除名」を発表。マーヘル氏らは報道内容を否定した上で、このメンバーらを「逆除名」した。
両者の関係がここまでこじれた背景には、運動の将来像をめぐる路線対立がある。マーヘル氏が政治団体として組織化を目指しているのに対し、一部メンバーは「誰でも参加できる運動体のままでいるべきだ」と反発。政変後に一躍、メディアの寵(ちょう)児(じ)となったマーヘルへの反感も指摘される。
19日に首都カイロで記者会見したマーヘル氏らは「敵・味方をはっきりさせる必要がある」と、“反乱者”への敵意をむき出しにした。関係者によると、「4月6日」で積極的に活動するメンバーは約3千人。「何人がこちらに残るかは読めない」という。
エジプトでは最近、旧体制の一掃を求めるデモを受け、ムバラク氏をはじめとする前政権高官の拘束や訴追が相次いでいる。その一方で、全権を掌握する軍がどこまで民主化に取り組む意思があるのか測りかねるとの声も根強い。
「4月6日」などの若者グループは、民主化の流れを定着させるために軍に圧力をかけ続けるべきだとの点では一致している。だが、ムバラク氏退陣という当面の目標を達成してからは、軍との距離の取り方などをめぐる意見対立も生じている。
2497
:
チバQ
:2011/04/21(木) 00:47:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000164-yom-int
産業ないのに贅沢三昧、王妃13人国王への憤り
読売新聞 4月20日(水)9時56分配信
スワジランドの国王ムスワティ3世(政府ウェブサイトから)
【ヨハネスブルク=中西賢司】アフリカ南部スワジランドで、国王ムスワティ3世(43)の退任を求めるデモが散発的に発生した。
伝統を重んじ忠誠心が強いとされる国民の間に、贅沢(ぜいたく)三昧を続ける君主への憤りが芽生えている。
中部マンジニで12日、1000人あまりがデモを行い国王退任などを求めた。治安部隊がゴム弾や放水で抑え込み100人以上を逮捕した。首都ムババーネでは3月、1万人規模のデモがあった。中東政変に触発された民主化グループが「国王の無駄遣いを許せば国は滅びる」と危機感を募らせ、交流サイト・フェイスブックでデモを呼びかけた。
英国留学を終え1986年に18歳で即位した国王は司法、立法、行政の全権を握り、「アフリカ最後の絶対君主」とも呼ばれる。
一夫多妻の伝統が残る同国で、国王は、数万人もの未婚の少女らが踊る年に1度の舞踊祭で見初めた女性を次々と王妃に迎え、今では少なくとも13人の王妃がいるという。
散財ぶりも有名だ。王妃それぞれに宮殿と運転手付き高級車を与え、議会の反対を押し切って約37億円の自家用飛行機を購入。08年には独立40年と自身の40歳を祝う盛大な式典を開いた。その準備のため王妃8人がチャーター機でアラブ首長国連邦のドバイへ出かけ、約3億円の買い物をしたと報じられた。
米誌フォーブスによると、ムスワティ3世は、資産総額が推定約165億円で「世界で最も裕福な王族15人」にランクイン。
だが目立った産業がないスワジランドは、周辺国と作る関税同盟からの配当金が歳入の柱で、国際社会の経済支援も受ける。
外交筋によると、王族予算は国家予算の2・5%に当たる約25億円。その一方、国民の7割が1日1ドル(約83円)以下で暮らす。
2498
:
とはずがたり
:2011/04/21(木) 11:52:39
産業ないのに贅沢三昧、王妃13人国王への憤り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000164-yom-int
読売新聞 4月20日(水)9時56分配信
【ヨハネスブルク=中西賢司】アフリカ南部スワジランドで、国王ムスワティ3世(43)の退任を求めるデモが散発的に発生した。
伝統を重んじ忠誠心が強いとされる国民の間に、贅沢(ぜいたく)三昧を続ける君主への憤りが芽生えている。
中部マンジニで12日、1000人あまりがデモを行い国王退任などを求めた。治安部隊がゴム弾や放水で抑え込み100人以上を逮捕した。首都ムババーネでは3月、1万人規模のデモがあった。中東政変に触発された民主化グループが「国王の無駄遣いを許せば国は滅びる」と危機感を募らせ、交流サイト・フェイスブックでデモを呼びかけた。
英国留学を終え1986年に18歳で即位した国王は司法、立法、行政の全権を握り、「アフリカ最後の絶対君主」とも呼ばれる。
一夫多妻の伝統が残る同国で、国王は、数万人もの未婚の少女らが踊る年に1度の舞踊祭で見初めた女性を次々と王妃に迎え、今では少なくとも13人の王妃がいるという。
散財ぶりも有名だ。王妃それぞれに宮殿と運転手付き高級車を与え、議会の反対を押し切って約37億円の自家用飛行機を購入。08年には独立40年と自身の40歳を祝う盛大な式典を開いた。その準備のため王妃8人がチャーター機でアラブ首長国連邦のドバイへ出かけ、約3億円の買い物をしたと報じられた。
米誌フォーブスによると、ムスワティ3世は、資産総額が推定約165億円で「世界で最も裕福な王族15人」にランクイン。
だが目立った産業がないスワジランドは、周辺国と作る関税同盟からの配当金が歳入の柱で、国際社会の経済支援も受ける。
外交筋によると、王族予算は国家予算の2・5%に当たる約25億円。その一方、国民の7割が1日1ドル(約83円)以下で暮らす。
2499
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:52:58
http://www.asahi.com/international/update/0421/TKY201104210416.html
ハイチ大統領に人気歌手マーテリー氏 決選投票で圧勝2011年4月21日20時52分
. ハイチの中央選管は20日、3月に行われた大統領選決選投票で、人気歌手のミシェル・マーテリー氏(50)が当選したと発表した。得票率は67.57%と、圧倒的多数。5月14日に就任する。
昨年1月に起き、30万人を超す犠牲者を出したとされる大地震からの復興が最大の課題だ。20日に訪米したマーテリー氏と会談したクリントン国務長官は、米国がハイチの復興支援を続ける意向を表明した。
マーテリー氏は米マイアミで建設労働者などとして働いた後、ハイチのダンス音楽「コンパ」の歌手としてデビュー、人気を集めた。政治腐敗に対する若者の不満を背景に、現プレバル大統領が推す候補や元大統領夫人の有力野党候補を抑えて当選した。(堀内隆)
.
2500
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:54:00
http://www.asahi.com/international/update/0420/TKY201104190649.html
カストロ氏、公職から完全引退 党トップも退任(1/2ページ)2011年4月20日0時57分ハバナで18日、投票を前に投票用紙を読むカストロ第1書記=ロイター
キューバ共産党は党大会最終日の19日に開いた全体会議で、病気療養中のフィデル・カストロ第1書記(84)が退任し、弟のラウル・カストロ第2書記(79、国家評議会議長)が昇格する人事を発表した。党大会は同日閉会した。
フィデル氏は国家元首である国家評議会議長も2008年に退任しており、革命後のキューバを半世紀にわたって率いたカリスマ指導者が、公の職務から完全に退くことになる。
ただ今回の党大会で、革命が生んだ社会主義体制の維持は確認されており、精神的支柱としての存在感が今後も残るのは間違いない。ラウル氏も、これまで同様にフィデル氏の助言を得ながら国家運営を続けていくとみられる。ラウル氏の後任には党序列で2人に次ぐ古参政治局員のホセ・ラモン・マチャド氏(80)が選ばれた。
フィデル氏は党大会初日の全体会議は欠席したが、19日にジャージー姿で出席。会場に姿を見せると、満場の拍手で迎えられ、涙ぐむ代議員もいた。ラウル氏を第1書記に選ぶ人事が発表されると、フィデル氏はひな壇上で左隣のラウル氏に満面の笑みで拍手を送った。
フィデル氏は1956年、チェ・ゲバラとともに革命闘争を始め、59年にバチスタ独裁政権を倒した。61年、米国の後押しを受けたカストロ政権転覆作戦(ピッグス湾事件)が失敗に終わると、ハバナで「社会主義宣言」を発表、冷戦体制を背景に、米国との対決姿勢を決定的にした。
06年7月に腸の緊急手術を受け、評議会議長などの権限を一時的にラウル氏に譲った。昨夏以降、国会など公の場に再び姿を見せ始め、健康の回復を内外に印象づけた。
キューバ共産党は18日の大会で、ラウル氏が提案した経済社会計画を満場一致で承認した。全国民に食糧を配給する制度を廃止し、市場主義や成果主義を部分的に取り入れて社会主義の延命を図る路線が、今後5年間の国家運営の基本と正式に定められたことになる。経済改革の実務責任者であるマリノ・ムリリョ前経済企画相(50)が新たに党政治局員に選ばれ、経済改革を推進するラウル氏の意志を印象づけた。
配給制度やさまざまな補助金で国民を手厚く保護するフィデル氏の「平等主義」路線は国家財政を圧迫し、見直しが不可避だった。この点でも、キューバは「フィデル後」に向けて大きくかじを切ったことになる。(ハバナ=堀内隆)
2501
:
チバQ
:2011/04/22(金) 20:34:13
http://mainichi.jp/select/world/news/20110422dde002030036000c.html
ナイジェリア:暴動、泥沼 大統領選巡り、死者200人超
【ヨハネスブルク高尾具成】大統領選結果を巡る西アフリカ・ナイジェリアの混乱で地元人権団体「人権会議」は21日までに、暴動による死者数が推計200人以上になったことを明らかにした。AFP通信が伝えた。
◇地域・宗教間対立に発展「内戦を想起」
16日に実施された大統領選では、南部出身のキリスト教徒である現職ジョナサン大統領が58・89%を得票して再選。対立候補で北部出身のイスラム教徒、ブハリ元最高軍事評議会議長(得票率31・98%)は選挙後に不正を主張。宗教間対立に政治抗議が重なって18日の選管発表後、北部を中心に選挙に敗れたブハリ氏支持者らが暴徒化し、死傷者が多数出ている。
一方、ジョナサン氏は21日、国営テレビを通じて、治安強化を前提に、26日の州知事選と州議会選を予定通りに実施する方針を示した。しかし、AP通信によると選管は北部の一部地域での投票延期を決定しており、混乱が懸念されている。
同国では67〜70年、イボ人中心の東部州がビアフラ共和国として独立を宣言したことで内戦(ビアフラ内戦)に突入し、飢餓なども含めて推定150万人が犠牲になった。ジョナサン氏は、この内戦に言及し、「(今回の選挙後の)暴動は30カ月にも及んだ不幸な内戦を思い起こさせる。政治的抗議のレベルを超えており、受け入れられない」と非難した。
==============
■ことば
◇ナイジェリア
人口は約1億6000万人でアフリカ最大。原油確認埋蔵量は世界第10位。1960年に英国から独立。250以上の民族からなり、主に北部にイスラム教徒、南部にキリスト教徒が集住、民族・宗教間衝突がしばしば発生してきた。軍事政権が続いたが、99年に民政移管した。移管後2人目のヤラドゥア大統領が昨年5月に病死、大統領代行だったジョナサン氏が大統領を継いでいた。
==============
■ことば
◇ビアフラ内戦
ナイジェリア国内で人口の多い▽ハウサ=フラニ▽ヨルバ▽イボ−−の3大民族のうち、南東部に多く住むイボ人が「ビアフラ共和国」の分離独立を宣言したことで始まった内戦。ナイジェリア政府側を英国、ソ連(当時)、ビアフラ側を仏、中国などが支援し、ビアフラ側の降伏で終結した。
2502
:
チバQ
:2011/04/24(日) 18:16:58
http://www.cnn.co.jp/world/30002536.html
イエメン大統領、退陣受け入れへ 調停案で大筋合意
2011.04.24 Sun posted at: 09:14 JST
サヌア(CNN) イエメン当局者らが23日語ったところによると、サレハ大統領は同日までに、アラブ6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)の仲介による退陣交渉に応じる意向を固めた。
外務当局者が匿名を条件に語ったところによると、大統領と野党「合同会議党(JMP)」はともに、提示された調停案に大筋で合意した。同案には、大統領が30日以内に退陣すること、大統領や政権関係者に全面的な免責を保証すること、7日以内に挙国一致政権を樹立することなどが盛り込まれた。ただ、大統領はまだ正式に署名していないという。
JMP側は当初、調停案に大統領の即時退陣が明記されていないことを理由に受け入れを拒否していた。
サレハ大統領は合意後もJMPに対し、「政権打倒のために汚い金を受け取った」「民主主義の枠外で権力を握ろうとしている」との批判を展開している。
大統領は1978年に就任し、長期にわたって親米路線を堅持してきた。大統領退陣を求める大規模な反政府デモは1月から続いている。
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042401000008.html
イエメン大統領が退陣案受け入れ 収束には曲折も
22日、イエメンの首都サヌアで開かれた集会で支持者に手を振るサレハ大統領(ロイター=共同)
【カイロ共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどによると、サレハ大統領の退陣を求める大規模デモが続くイエメンの政権与党、国民全体会議(GPC)の報道官は23日、サレハ氏が、野党側との合意後1カ月以内に退陣するなどとするペルシャ湾岸諸国の仲介案を受け入れたと明らかにした。
仲介案は、サレハ氏が1カ月以内に大統領権限を副大統領に委譲、野党や無党派勢力も取り込んだ「挙国一致内閣」を立ち上げる一方、サレハ氏の訴追は免除するとの内容。サレハ氏退陣の道筋が明確化することで事態が収束に向け動きだす可能性もあるが、依然、不透明な部分も残りそうだ。
与党側は湾岸諸国に仲介案受け入れの方針を伝えたという。AP通信によると、野党側も仲介案を歓迎したが、合意後7日以内に発足させることになっている挙国一致内閣については、サレハ氏が事前に辞任すべきだとして難色を示している。
2011/04/24 07:34 【共同通信
2503
:
チバQ
:2011/04/24(日) 18:19:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000008-cnn-int
リビア西部ミスラタで死者20人以上 政府側が撤退表明
CNN.co.jp 4月24日(日)11時3分配信
トリポリ(CNN) リビア西部ミスラタの住民がCNNに語ったところによると、同市内で23日、政府軍と反政府派の衝突により少なくとも22人が死亡した。一方、政府側は同市での対応を地元部族に引き継ぐ考えを表明した。
同住民によると、ミスラタの戦闘では65人が負傷した。死者の大半は、政府軍による市西部への砲撃で死亡した。また市中心部では不発弾により数人の死者が出たという。
同市では激しい市街戦の末、反体制派が中心部や主要道路を奪還した模様。同住民によれば、道路の閉鎖は不発弾処理後に解除される見通しで、通信網の復旧作業も進んでいる。
カイム外務次官はこれに先立ち、同市での戦闘や交渉には今後、部族指導者らが対応するとの申し入れがあったと述べ、引き継ぎの方針を示した。
一方、反政府派の報道担当者はこれを一笑に付し、ミスラタは「解放」されたが政府軍は敗退をごまかそうとしていると主張。一部の政府軍兵士は身の安全の確保と引き換えに、反政府派に武器を渡して投降する交渉を開始していると語った。
一方、米国防総省によると、米軍は同日午後、リビアで初の無人機攻撃を実施した。国防総省は通例により詳細を公表していないが、北大西洋条約機構(NATO)によると、政府軍がミスラタ住民らへの攻撃に使っていたロケット弾発射装置を破壊した。
2504
:
チバQ
:2011/04/24(日) 18:20:20
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042301000749.html
リビア西部激戦地から政府軍撤退 「解放」と反体制派
2011年4月23日 23時21分
【ベンガジ(リビア北東部)共同】ロイター通信によると、リビア反体制派の報道官は23日、政府軍と反体制派の激戦が続いていた第3の都市、西部ミスラタから政府軍が撤退、反体制派がミスラタを「解放した」と述べた。
西部における反体制派の拠点だったミスラタは約2カ月にわたって政府軍の激しい攻撃を受け、人道危機への懸念が高まっていた。ただ、政府軍はミスラタ郊外に展開したままで、砲撃を再開できる態勢という。
リビア政府のカイム外務次官は22日、政府軍がミスラタから撤退し、代わって周辺の部族が反体制派と戦闘を続けると明言。反体制派側に拘束された政府軍兵士のうちの一人も23日、制圧したミスラタ港から撤退するよう22日に命令が出たと述べていた。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチによると、15日までに市民ら少なくとも267人の死亡が確認された。
ロイターによると、米軍は23日、リビアで初めて無人偵察機による爆撃を行った。標的や被害状況は不明。
2505
:
チバQ
:2011/04/24(日) 18:20:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110423/amr11042319410006-n1.htm
中国に気兼ねする米政府の思惑 イラン制裁、ダブルスタンダード
2011.4.23 19:40 (1/2ページ)
【ワシントン=佐々木類】核開発疑惑の持たれているイランへの制裁をめぐり、米政府のダブルスタンダード(二重基準)が鮮明になってきた。日本など同盟国にイランのアザデガン油田開発から撤退させる一方、中国企業は制裁対象とせず経済活動を容認しているためだ。国連安全保障理事会での対リビア決議などで「中国の協力をとりつけるための取引」(日米外交筋)との見方が強い。日本の中長期のエネルギー政策が中国に気兼ねする米政府の思惑に振り回された形で、日米間に禍根を残しそうだ。
イラン政策をめぐり「ダブルスタンダード」(日米関係筋)だと批判されているのは、国務省が3月29日に発表したイラン制裁に関する制裁対象企業のリストだ。
対象企業には中国が含まれず、ベラルーシの石油関連企業1社が載せられたが、この企業は米企業との取引はなく、米メディアは「制裁対象にしても実害はゼロ。中国企業という巨人に目をつぶり、小さなハエを捕まえて外交成果だと自賛している」(ウォールストリート・ジャーナル紙)と米政府の対応を批判している。
これまでに日本のほか、英、オランダ企業などが安保理の対イラン制裁決議や米国内法を受けてイランからの撤退を余儀なくされている。
米下院外交委員会のロスレイティネン委員長(共和党)は3月29日、「中国企業が制裁対象に含まれていないのは大きな問題だ」との声明を発表。31日の外交委公聴会ではバーマン議員(民主党)が、イラン政策を主導するスタインバーグ国務副長官を前に、「失望を禁じ得ない。米政府の決定は、イランに対し(本気で制裁する気がないという)誤ったメッセージを与えてしまうことになる」と批判した。
日本政府が出資する国際石油開発帝石(INPEX)は昨年10月、アザデガン油田に所有していた10%の権益放棄を発表。逆に中国はその約1年前、権益の70%取得でイラン政府と合意していた。
日本政府が撤退を決めたのは、米国内でその年の7月にイラン包括制裁法(CISADA)が発効、アザデガン油田に権益を持っていたINPEXが制裁対象とされる恐れがあったためだ。9月には沖縄・尖閣諸島で中国漁船衝突事件があり、クリントン国務長官が日本支持の発言をしたことも撤退決断を後押しした。
スタインバーグ国務副長官は藤崎一郎駐米大使にINPEXの撤退を数回にわたり強く要請、撤退しなければ制裁対象にすると圧力をかけていた。制裁対象になれば米金融機関との取引が禁止され、大きなダメージとなる。
日本政府は国務省の発表後、中国が制裁対象に含まれていない理由の説明を求めているが、スタインバーグ氏は「イランで新しい事業を始めているわけではないから、制裁対象にする必要はない」などと釈明している。
このため、日本側には「東日本大震災での『トモダチ作戦』はありがたいが、それとこれは別。米側に振り回された」(関係筋)との思いが強いようだ。
米大手シンクタンク「ヘリテージ財団」のディーン・チェン研究員は、「確たる証拠はないが、リビアに対する安保理決議で、中国が棄権も含む協力的な態度を示したのはイラン問題と無関係ではないだろう」と述べている。
2506
:
チバQ
:2011/04/24(日) 18:25:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011042402000031.html
シリア 葬儀の列に発砲 再び鎮圧強行、13人死亡
2011年4月24日 朝刊
【カイロ=今村実】シリア全土で発生した反政府デモから一夜明けた二十三日、各地で犠牲者の葬儀が行われたが、参列した市民に治安部隊が発砲し、AFP通信によると少なくとも十三人が死亡した。首都ダマスカスなどで参列者による大規模な抗議デモが拡大する中、アサド大統領が再び強硬姿勢で鎮圧に乗り出したことで、情勢は緊迫している。
ダマスカスでは三人が射殺されたほか、近郊のドゥマでは地元のモスク(イスラム教礼拝所)から墓地まで大勢の参列者が行進していたところ、建物の屋根から狙撃兵に撃たれ五人が死亡。南部イズラでも葬儀の参列者らが死亡した。
前日に治安部隊に射殺されるなどした犠牲者の葬儀は各地で営まれ、参列者ら数万人がそのまま抗議デモに参加。「政権打倒」を叫び、アサド大統領を「裏切り者」と名指しで非難するなどした。
一方、人民議会の議員二人が「住民を守ることができなかった」として辞職したと、中東の衛星放送アルジャジーラに語った。多くの犠牲者が出た南部の選出という。
ロイター通信は地元活動家の話として、金曜礼拝に合わせて決行された二十二日のデモの死者が、少なくとも百人に上ると伝えた。先月中旬に一連の反政府デモが始まって以降、最悪の惨事になったことから、反政府派の反発が一段と激化するとみられていた。
同国では今月九日にも、ダルアーのデモで射殺された住民の葬儀で参列者に向けて治安部隊が発砲し、多数の負傷者が出るなどした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011042302000182.html
シリア死者88人に
2011年4月23日 夕刊
【カイロ=今村実】シリア全土で二十二日の集団礼拝後に発生した反政府デモで、治安部隊の発砲などによる死者は、少なくとも八十八人に上ることが明らかになった。三月中旬に反政府デモが始まって以来、最悪の惨事となり、長期独裁政権のアサド大統領(45)に対する反発が一層強まりそうだ。
ロイター通信が、デモ参加者の証言として伝えた。政権の打倒を叫ぶ大規模デモは、首都ダマスカス近郊のドゥマ、南部ダルアー、西部ホムスなど各地で発生。治安部隊は排除に乗り出し、市民が銃弾を受けたり、催涙ガスを吸うなどして死傷者が続出した。
反政府デモは、イスラム教の集団礼拝に合わせ、市民らがフェイスブックなどで呼び掛けた。アサド大統領は前日、強権支配を支えた非常事態法を半世紀ぶりに撤廃する懐柔策を発表したが、親子で約四十年の独裁政権や経済の低迷に不満を募らせるデモ隊を抑えられなかった。
ダマスカス在住のフリージャーナリストは本紙の電話取材に「市内は厳戒態勢で取材は許されない。これまでになく犠牲者が多く、アサド政権は市民の怒りを増幅させた」と語った。
2507
:
チバQ
:2011/04/24(日) 18:31:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110424-00000102-san-int
シリア連日市民弾圧 22日の死者100人 2議員、抗議の辞職
産経新聞 4月24日(日)7時56分配信
【カイロ=大内清、ワシントン=犬塚陽介】シリア各地では23日、前日のデモでの犠牲者の葬儀が行われ、全土で数万人が参加した。フランス通信(AFP)がシリアの人権活動家らの話として伝えたところによると、首都ダマスカス周辺や南部イズラアでは、葬列などに対して治安部隊が発砲、少なくとも13人が死亡した。
中東の衛星テレビ局アルジャジーラは23日、シリア人民議会の議員2人が、アサド政権によるデモ弾圧に抗議するため辞職したと報じた。3月の反政府デモ発生以来、議員の辞職が伝えられるのは初めてで、体制内部でもデモ弾圧への批判が表面化してきた。
ロイター通信はシリアの人権活動家の話として、22日のデモ弾圧による死者が100人に達したようだと伝えた。死傷者が連日出ていることで国内は緊迫した空気に包まれている。
一方、オバマ米大統領は22日発表した声明で、「アサド大統領は国民の意向よりも個人的な利益を優先している」と明確にシリアを非難した。包括的な中東和平の実現とイランの孤立化のため、米政府は表立ったシリア批判を控えてきたが、深刻化するデモ弾圧に圧力強化を余儀なくされた形だ。
オバマ大統領は、「非道な暴力」の即刻停止を要求。さらに「イランが使ったものと同様の残忍な市民弾圧の手段を用いるため、イランに支援を求めている」と、異例の表現でアサド政権を批判した。
オバマ政権はこれまで、クリントン国務長官がアサド大統領を「改革者」と呼ぶなど、直接的な批判を避ける形でシリア政府に反体制派との対話を促してきた。
シリアは1980年代以降、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを支援しており、米国は、イスラエルの安全保障に加え、中東和平を実現する上でもシリアの動向を重視してきた経緯がある。
イランの孤立化を図る上でも“シリア接近”には利点があり、「親密にならなくとも、関係改善を対外的に示すこと自体に大きな意義があった」(中東外交筋)とされるが、今回の事態を受け、米政府高官はシリア情勢への「対応策を検討している」と話している。
2508
:
チバQ
:2011/04/24(日) 19:34:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000082-san-int
候補者乱立気味の仏大統領選
産経新聞 4月20日(水)7時56分配信
【パリの屋根の下で】山口昌子
「DSKは出るのか出ないのか」−約1年後に迫ったフランス大統領選で注目を一身に集めているのが仏社会党の重鎮、ドミニク・ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事(61)。DSKは名前の頭文字。
専務理事の任期は2012年11月まで。社会党は公認候補を7月の予備選で決めるので出馬するなら、その前に辞任する必要がある。IMF専務理事は通常2期が約束されているとされる。国家元首級の座を捨てて、確実な勝利が約束されていない大統領選に出馬するのか否か−。
DSKの支持率は週刊誌パリ・マッチの最新の世論調査では前月比6%減とはいえ69%で4位(シラク前大統領が75%で1位)。元人気キャスターの夫人がブログで「専務理事として2期目は狙わない」と書いたところから出馬説が濃厚になっている。
社会党の予備選出馬表明組はフランソワ・オランド前第1書記(56)が65%で9位。前回07年の社会党公認候補のセゴネル・ロワイヤル氏(57)は35%で35位。若手のマニュエル・バル国民議会(下院)議員(48)やアルノー・モントブール下院議員(48)も出馬表明済みだが肝心のマルチヌ・オブリ第1書記(60)は未表明で支持率も56%で12位とふるわない。
一方、再選を狙うニコラ・サルコジ大統領(56)は33%で42位。他の世論調査では07年5月の就任以来、最低の27%を記録したが、世論調査は得票率とは直結しないといわれるだけに意欲満々だ。
ただ、「大統領党」といわれる与党の右派政党、国民運動連合(UMP)から最近、ジャンルイ・ボルロー前エコロジー・エネルギー・持続的開発相(60)が離党。中道右派政党の急進党党首として出馬の可能性が指摘されている。支持率は68%で7位と好位置についているだけに出馬すればサルコジ氏を脅かす存在になりそうだ。
極右政党、国民戦線のマリーヌ・ルペン党首(42)は34%で39位。02年の大統領選では父親のジャンマリ・ルペン氏が決選投票に進出してシラク氏と争ったが、今回も決選進出を予測する調査結果がある。
台風の目になりそうなのが環境派で人気ドキュメンタリー番組の主演者兼制作者で作家のニコラ・ユロ氏(55)。出馬宣言を受けた支持率は前月比5%減だが、それでも71%、2位と出馬表明組の中では最高位だ。
環境派では社会党政権時代の汚職事件でデュマ元外相らを起訴(2審で無罪判決)した辣腕(らつわん)予審判事だった欧州議会議員のエバ・ジョイ氏(67)も出馬宣言した。支持率は48%で20位だ。
ちなみに他の最近の世論調査ではフランス人の会話のテーマは福島第1原子力発電所事故を含む東日本大震災が92%でトップ。リビアへのフランスの軍事介入が74%で2位、大統領選は60%で3位だ。換言すれば東日本大震災と原発事故への関心がいかに高いかを物語っているといえる。
2509
:
チバQ
:2011/04/24(日) 19:34:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000099-mai-int
<フランス>大統領選まで1年…サルコジ氏苦境
毎日新聞 4月23日(土)22時1分配信
【パリ福原直樹】フランスの次期大統領選まであと1年となり、与党・国民運動連合(UMP)や最大野党・社会党など各党は、候補者選定に本格的に乗り出した。UMPからはサルコジ大統領の出馬が確実視されるが、世論調査の支持率では、社会党からの出馬が取りざたされるストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事が大統領を大きくリード。極右政党「国民戦線」の伸長も著しく、大統領にとっては苦しく長い選挙戦になりそうだ。
仏リベラシオン紙の最近の調査では「次期大統領にふさわしい人物」として、ストロスカーン氏が45%とトップ。大統領は23%と6位で、UMPのフィヨン首相(30%)や社会党のオブリ第1書記(29%)にも引き離された。大統領の支持率は前回選挙時(07年)の約70%が、最近は30%を切った。
仏メディアによると、大統領不人気の理由は、イスラム教徒や少数民族ロマに対する過激な排斥政策▽アラブ独裁者との癒着など閣僚のスキャンダル−−など。経済政策にも批判が集中し、ルモンド紙は、前回選挙時の大統領の公約13のうち、企業減税や投資促進など七つが「実現されないか放棄された」と批判した。
一方、ストロスカーン氏について仏各紙は「IMF専務理事として欧州財政危機や、IMF改革で手腕を発揮した」と評価。国際派なうえ経済問題にも詳しく、保守支持層にも食い込んでいる。同氏はまだ出馬表明していないが、社会党は10月の予備選挙で統一候補を決める方針だ。
大統領にとってもう一つの脅威は移民排斥を訴える極右「国民戦線」の台頭だ。同党は今年、ジャンマリ・ルペン氏が娘のマリーヌ氏に党首を譲り、その後、過激な表現を避け「ソフトな極右」を演出。一部の穏健右派票を取り込み始めた。
仏の大統領選は2回投票で、1回目の上位2人が決選投票に臨む。だがパリジャン紙の最近の調査では、ストロスカーン氏出馬の場合、同氏が得票率23%、マリーヌ党首が24%で決選投票に進出。大統領は1回目投票で敗退するとの結果が出た。
選挙日程は10月に正式に決まるが、第1回投票が来年4月22日、決選投票が同5月6日となる可能性が高い。
2511
:
チバQ
:2011/04/28(木) 00:25:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110427/mds11042721100007-n1.htm
シリア 続く市民への徹底弾圧 アサド政権権力維持に恐怖支配選ぶ
2011.4.27 21:08 (1/2ページ)
【カイロ=大内清】反政府デモ鎮圧に軍を投入したシリアのバッシャール・アサド政権が、国際社会からの非難を無視し市民への武力行使を続けている。南部ダルアーでは27日も軍による包囲が続き、AP通信によると25日からの無差別攻撃による死者は少なくとも34人に達した。政権側には、米欧諸国がシリアに軍事介入することはないとの読みがある上に、国民の怒りが増す中、権力維持には徹底した弾圧を強めるしかないと判断したとみられる。
シリアの人権活動家(45)は産経新聞の電話取材に「ダルアーでは通信網や電気、水道が遮断され、食糧不足の懸念もある」と指摘。軍が派遣された北西部ジャブレや西部ホムスなども同様の状況で、数百人が拘束されたという。同国の人権団体によれば、一連のデモ発生後の死者は全土で400人を超した。
シリアは現大統領の父ハフェズ・アサド前大統領時代の1982年、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の拠点だった中部ハマなどを武力弾圧し数千から数万人の市民が虐殺された。
当時は情報統制によって虐殺の実態が外部に漏れにくかったが、携帯電話やインターネットが普及した現在では、各地の様子が少しずつではあるが外国メディアにもたらされている。シリア問題では露骨な批判を控えてきた米国も、当局による市民への無差別攻撃を受けてアサド氏やその側近に対する制裁の検討に着手、ヘイグ英外相も26日、制裁の可能性に言及した。
それでもアサド政権が弾圧の手を緩めないのはまず、アフガニスタンとイラクに軍を派遣し、対リビア軍事作戦にも参加する米国や欧州各国には、シリアに本格介入する余力はないと踏んでいるためだ。
シリアのジャアファリ国連大使は26日、「デモが平和的であれば武力を使うことはない。何も隠していない」とうそぶき、政権のデモ弾圧を正当化した。
さらに、アサド氏はこれまで、非常事態令解除などデモ隊の要求に一応はこたえる姿勢を示してきたが、デモが勢いを増す中、権力維持には、徹底弾圧による恐怖支配以外の選択肢が現時点ではないのが実情だ。
リビアやイエメンのケースと同様、多数の市民が殺害されたシリア国民の怒りは大きい。アサド氏としては、この段階で暴力を停止するなどの譲歩姿勢をみせれば、各地の政権転覆を求める声がさらに強まり、自身の首を絞めることにつながりかねない。このため、政権側がデモ拡大の懸念を払拭できるまでは弾圧が続くという見方も出ている。
2512
:
名無しさん
:2011/04/28(木) 12:37:53
http://mainichi.jp/select/today/news/20110428k0000e030013000c.html
シリア:与党バース党員が離党 政権基盤揺らぐ恐れ
2011年4月28日 10時20分
【カイロ鵜塚健】反政府デモによる混乱が続くシリアで、政権与党のバース党員233人が離党したと、中東の衛星放送アルアラビーヤが27日伝えた。アサド大統領を支える同党員の離反が今後拡大すれば、強硬路線を突き進む政権の基盤が内部から揺らぐ可能性もある。
インターネットの交流サイト「フェイスブック」上の反体制派とみられるページには、南部ダルアー周辺や北西部バニヤースの党員約200人が署名した文書が掲載されており「党の姿勢に反対し、離脱を表明する」としている。
バース党はアラブ統一と社会主義を掲げ、1963年に政権を握って以降、シリアの強固な支配体制を支えてきた。
また、アルアラビーヤは27日、ダルアーでのデモ弾圧に投入された軍の一部が離反して市民側に回り、軍内部での衝突に発展したと報じた。米民間情報機関ストラトフォーは、未確認情報として、この軍内部の対立で兵士50人が死亡したと伝えたが詳細は不明だ。ダルアーは一連のデモが最初に起きた町で、23日には地元選出の国会議員2人が政府に抗議して辞職している。
2513
:
名無しさん
:2011/04/29(金) 00:22:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000026-jij-int
反原発「緑の党」、初の州首相に=社民党と連立合意―ドイツ
時事通信 4月28日(木)8時17分配信
【ベルリン時事】ドイツ南西部のバーデン・ビュルテンベルク州で3月に行われた州議会選挙で、第2党となった90年連合・緑の党と第3党の社会民主党は27日、連立政権の樹立で合意した。これにより、緑の党の州首相候補ウィンフリート・クレッチュマン氏(62)を首班とする連立政権の誕生が確実になった。反原発を党是とする同党から州レベルで首長が出るのは初めて。
クレッチュマン氏は記者会見で、「再生可能エネルギーのモデル州とならなければならない」と決意を語った。
2514
:
名無しさん
:2011/04/29(金) 00:26:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110428/mds11042822230006-n1.htm
政権党員200人が離党 シリア南部、将校5人離反
2011.4.28 22:20
クリックして拡大する
28日、混乱を逃れて隣国レバンノに避難するシリア人の家族ら(AP)
ロイター通信によると、シリアの大規模反政府デモの中心地、南部ダルアー周辺で27日、アサド政権を支える支配政党、バース党の党員約200人がデモ鎮圧に抗議して集団離党を表明した。同日には北西部バニヤスでも党員約30人が離党を表明した。
また、AP通信が複数の住民の話として伝えたところによると、軍の戦車などが展開したダルアーでは将校少なくとも5人がデモ隊側に離反。一部の兵士らは検問所で市民を拘束する命令を拒否しているという。
ダルアーでは25日、戦車などとともに市内に配置された治安部隊が無差別発砲を行い、市民ら多数が死亡。水や電気、電話回線などが切断されているといい、離党を表明したダルアー周辺の党員らは「治安部隊の手によって数百人の死者と数千人の負傷者」が出たことに抗議する声明を出した。(共同)
2515
:
チバQ
:2011/05/04(水) 08:05:18
>>2400
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000074-mai-int
<カナダ>総選挙で与党が過半数獲得
毎日新聞 5月3日(火)20時9分配信
カナダ下院(任期5年、定数308)の総選挙は2日、投開票が行われ、ハーパー首相率いる与党保守党が過半数を獲得した。カナダの総選挙で第1党が過半数を占めるのは00年の自由党以来。ハーパー首相は党首として4度目の総選挙で初の過半数獲得。第2党(野党第1党)には左派の新民主党が議席数を大幅に増やして躍進した。【ニューヨーク】
2517
:
チバQ
:2011/05/04(水) 08:26:00
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aZoPf3LTMgYw
カナダ総選挙:与党保守党が初の単独過半数−減税、歳出抑制に信任
5月3日(ブルームバーグ):カナダ総選挙が2日に投開票され、ハーパー首相率いる与党の保守党が初めて下院で単独過半数を獲得した。追加減税により景気回復を確実なものとし、歳出抑制で財政赤字を削減するという同党の政策が信任された。
連邦選挙管理局のウェブサイトに掲載された開票状況によれば、ニューヨーク時間午前2時36分(日本時間午後3時36分)現在、保守党は定数308議席のうち167議席を獲得。ジャック・レイトン党首率いる労働者寄りの新民主党は102議席、マイケル・イグナティエフ党首率いる自由党が34議席、ケベック連合が3議席などとなっている。
カナダでは7年にわたり少数与党政権が続き、その間に政府歳出が膨らんでいた。ハーパー首相は2014年までにカナダ予算を均衡させる方針を表明している。一方で、景気拡大を維持するため個人と法人の所得税減税に向けた取り組みを進めている。
マクリーン・アンド・パートナーズ(カルガリー)で運用に携わるポール・マ氏は、「一貫した計画を通すことのできる過半数議席を持つ政権の誕生は、市場にとり大変な安心材料だ」と述べた。
2518
:
チバQ
:2011/05/04(水) 08:28:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2011050300266
保守党、悲願の過半数=安定政権へ−カナダ総選挙
【ニューヨーク時事】2日投票のカナダ下院(定数308)総選挙は即日開票され、ハーパー首相率いる少数与党・保守党が2006年の政権奪回以降初めて、過半数となる155を超える議席を獲得した。これまで厳しい議会運営を強いられてきたが、ようやく安定政権が実現する。
カナダの公共放送CBCによれば、保守党が選挙前の143から167に伸長。野党第3党だった左派・新民主党は36から102へと大幅に議席を増やし、初めて野党第1党に躍り出た。保守党と二大政党政治の歴史を築いてきた自由党は、77から34へと減らし、野党第2党に転落。ケベック州が地盤のケベック連合は47から4に大幅減となった。
今回の選挙は自由党が提出した内閣不信任案可決後の下院解散に伴うもの。事前予想では保守党の過半数獲得は微妙とみられていたが、ハーパー政権の手堅い経済政策が有権者の支持を得た結果となった。(2011/05/03-16:36)
--------------------------------------------------------------------------------
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板