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国際政治・世界事情

2440チバQ:2011/04/05(火) 19:12:06
http://mainichi.jp/select/world/news/20110405ddm007030070000c.html
カザフスタン大統領選:ナザルバエフ氏、圧勝 国民の不満解消が鍵
 【モスクワ田中洋之】カザフスタンで3日行われた繰り上げ大統領選で、中央選管は4日、現職のヌルスルタン・ナザルバエフ大統領(70)が95・5%を得票し当選したと発表した。任期は5年。他の3候補を寄せ付けず圧勝したナザルバエフ氏は、「国民は、改革や社会近代化に向けた私の路線を再び支持した」と勝利宣言した。

 同氏は旧ソ連時代末期からカザフスタン共和国の最高指導者の地位にあり、昨年6月には「国民の指導者」の称号を得た。欧米から「権威主義的な体制」と批判されるが、支持者の間で出ていた国民投票による任期延長を拒み、2年近くの任期を残して大統領選を前倒ししたのは、民主化をアピールする思惑があったとされる。

 今年で建国20年のカザフは、豊富な地下資源を武器に経済成長を続け、中央アジア諸国の中で政治的安定は際立っている。中東で長期政権が揺らぐなか、国民の不満解消と社会安定を最優先するかじ取りが続きそうだ。

毎日新聞 2011年4月5日 東京朝刊

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110404/erp11040419500007-n1.htm
カザフ、独裁さらに長期化 高齢化への懸念も
2011.4.4 19:47 (1/2ページ)

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4日、アスタナで支持者に手を振るカザフスタンのナザルバエフ大統領(ロイター)
 【モスクワ=佐藤貴生】中央アジア・カザフスタンの繰り上げ大統領選は4日までの開票の結果、現職のナザルバエフ大統領(70)が圧勝、5年間の任期を手にした。ソ連末期の1990年からナザルバエフ氏が大統領を務める同国では野党不在の状態が長く続いており、独裁は約26年間に及ぶ見通しとなった。

 大統領選は3日に投票が行われ、同国中央選管は4日、ナザルバエフ氏の得票率が95・5%に達したとの暫定結果を発表した。氏は同日未明、「国民は私の改革や近代化の方針を支持した」と勝利宣言した。

 しかし、欧州安保協力機構(OSCE)の選挙監視団は4日、「民主的選挙の基準を満たしていない」との見解を発表した。南部アルマトイの反体制紙記者は、「ナザルバエフ氏以外の立候補者3人は政権批判もしなかった。国営企業の職員や学生は解雇や退学を盾に脅され、投票に行くよう強制された」と話した。

 ナザルバエフ氏は中東・北アフリカ諸国で民主化要求が拡大する様相を示し始めた1月下旬、自らの20年までの任期延長の可否を問う国民投票に代わり、12年に予定されていた大統領選を繰り上げ実施する方針を表明した。

 カザフスタンはイスラム教徒が人口の半数近くを占める。複数の立候補者が争う選挙を行い、独裁に対する批判の高まりを回避する狙いがあったとみられる。

 石油や天然ウランなど豊富な地下資源の輸出で莫大(ばくだい)な収入を得ているカザフスタンは、中央アジアで最も貧困層が少ない。アルマトイの政治評論家サトパエフ氏は、この点を中東などの民主化要求がカザフスタンに波及しない理由として挙げる一方で、「大統領の死去などにより権力の空白化が生じた場合、外国からの積極的な投資がストップするかもしれない。今後5年間の任期中に後継者を育成することが必要だ」との見方を示した。

 中央アジアではウズベキスタン、タジキスタンでも90年代から居座る大統領が長期独裁体制をしいており、その高齢化が政治的混乱の元凶になりかねないとの懸念が強まっている。


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