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国際政治・世界事情

2458チバQ:2011/04/11(月) 23:18:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110411/amr11041119290003-n1.htm
ペルー大統領選開票始まる ケイコ・フジモリ氏、悲願へ一歩
2011.4.11 19:26

10日、リマ市内で支持者にスピーチするケイコ・フジモリ国会議員(ロイター)
 【ニューヨーク=松尾理也】ペルー大統領選の投票が10日、行われ、左派のオジャンタ・ウマラ元陸軍中佐(48)が得票率27%で首位、続いてアルベルト・フジモリ元大統領(72)の長女、ケイコ・フジモリ国会議員(35)がつけ、6月5日の決選投票に進む見通しになっている。決選となれば、急進的なウマラ氏を嫌う層がケイコ氏に流れる可能性が強く、父子2代にわたる日系人ペルー大統領の誕生という筋書きも現実味を帯びてきた。

 同日夜までの暫定的な開票結果によると、2位には元首相でエコノミストのクチンスキー氏が続いているが、これはあくまで首都リマを中心とした都市部の票。最終的に開票結果が出そろうまでには数日かかる見通しだが、今後、地方の開票が進むにつれ、ケイコ氏が2位に浮上するとの見方が有力だ。

 ウマラ氏は前回2006年大統領選でも第1回投票で首位に立ち、ベネズエラのチャベス大統領らに続く左派政権誕生かと注目を集めた。しかし、基幹産業の国営化など急進的な主張への懸念から対抗陣営がそろって反対に回り、現職のアラン・ガルシア大統領に決選で敗れた経緯がある。

 今回も決選投票では、同様に反ウマラ陣営が結束する可能性が強い。このため、決選ではむしろ2位候補のほうが有利との指摘がもっぱらだ。

 一方、同じく貧困層を地盤とするケイコ氏は選挙戦で、服役中の父、フジモリ元大統領の功績をひたすら強調する戦術をとってきた。対立陣営からは「公約は父親の恩赦だけだ」などと批判を浴びることも多いが、ケイコ氏の強みは、そうした批判など意にも介さない父親時代からの強固な支持者の存在だ。

 2006年に国会議員に当選して以来、ケイコ氏の支持率は20%程度でまったく変わらない。この「岩のように強固な」(ペルーのメディア)地盤が、主要候補5人が浮き沈みを繰り返す今回の激しい選挙戦で最大のよりどころとなった。

 ウマラ氏とケイコ氏との一騎打ちが実現すれば、最大の敗者はこれまでペルーを牛耳ってきたエリート白人層ということになる。

 投票を前に、1990年に大統領選に出馬しながらフジモリ氏に敗れたノーベル賞作家、バルガス・リョサ氏は2人をいずれも民主主義にとってマイナスだとして「まるで末期がんとエイズのいずれかを選ぶようなものだ」と非難した。裏返せば、不穏当な表現は、エリート層の危機感がそこまで強いことの証明ともいえよう。


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