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国際政治・世界事情

2453チバQ:2011/04/08(金) 19:59:46
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/04/08/20110408k0000e030053000c.html
リビア:訓練3週間の“即席兵士” 素人集めた反体制派

ベンガジの陸軍駐屯地で、軍事訓練の参加者に多連装ロケット砲の使い方を教える教官。ロケット砲は「北朝鮮製」という=2011年4月7日、杉尾直哉撮影 【ベンガジ(リビア北東部)杉尾直哉】リビアで政府軍と戦う反体制派の民兵集団は、これまで銃を取ったことのない一般市民がほとんどだ。政府軍と対等に戦える「兵士」にたたき上げようと、軍事訓練を行う試みが始まったが、ベンガジの訓練所を訪れると、参加者の未熟さばかりが目に付いた。

 訓練は、反体制派が拠点を置くベンガジの陸軍駐屯地で行われ、午前中だけメディアに公開されている。約50人ずつの10グループに分け、機関銃やロケット砲、高射砲など武器ごとにリビア人教官が使い方を教えている。教科は3週間で一通り終わる。

 「自由!」「革命!」−−。教官の掛け声にあわせ、若者たちが「気をつけ」と「休め」の姿勢を繰り返していた。しかし、動きがそろわない。高射砲の扱いを教わる別のグループでは、野球帽姿の若者が、砲身の取り付けに四苦八苦していた。

 参加者たちは、多連装ロケット砲などは「(カダフィ体制と良好な関係にあった)北朝鮮製だ」と話した。ただ、兵器に製造国は明示されていなかった。

 教官のワエル・アジャリさん(33)は、移民先のギリシャから駆けつけた。20代の時に徴兵でギリシャ軍で服務したことがあって「多少武器の扱いを知っているから」というが、「実は当時、軍隊が嫌で脱走したんだ」と打ち明けた。

 ワエルさんによると、民兵集団の最大の問題は「通信手段の欠如」だ。国内の大部分で携帯電話が通じず、後方部隊との連絡は、「伝令しか手段がない」という。反体制派筋が毎日新聞に語ったところによると、中東の産油国カタールが、大量の衛星携帯電話をリビア民兵に提供する計画というが、ワエルさんはこの情報を知らなかった。

 訓練所のファウジ・ブカティフ司令官(56)は、「我々はようやく自分で軍を再編しようとしているところだ」と語った。だが、司令官も本職は、地元の石油企業のエンジニアだという。

 参加者には、つえをついた高齢男性もいる。3週間の教科を終えたばかりというイスマイルという少年がいた。18歳というが、13、14歳にしか見えない。「戦いに行くのは怖くない」というが、どこに配属されるか聞くと、こわばった表情で「まだ分からない」と答えた。


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