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国際政治・世界事情

2472チバQ:2011/04/13(水) 00:04:32
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110412/erp11041221300007-n1.htm
犯人像つかめず ベラルーシテロ 地下鉄で
2011.4.12 21:28 (1/2ページ)

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 11日、ベラルーシの首都ミンスクの地下鉄駅で起きたテロで、救急車に運ばれる負傷者(AP)
 【モスクワ=佐藤貴生】ベラルーシの首都ミンスク中心部の 地下鉄駅で11日午後6時(日本時間12日午前0時)ごろ、爆発が起き、少なくとも12人が死亡、約150人が負傷した。旧ソ連からの独立以来、ベラルーシでこれほど大規模なテロ事件が起きたのは初めて。独裁が長期化するルカシェンコ体制を揺さぶる狙いがちらつくが、治安当局は犯人像を絞り切れずにいる。

 同国内務省などによると、爆発物はオクチャブリスカヤ駅のプラットホームのベンチの下にあったとみられ、殺傷能力を高めるために金属片が詰められていた。帰宅ラッシュのさなかに起きた爆弾テロは、最大限の被害を狙って周到に計画された犯行だ。クレショフ内相は12日、犯行に関与したとみられる男2人のモンタージュ写真をつくり行方を追っていると明らかにした。

 オクチャブリスカヤ駅はミンスクの目抜き通りに面しており、市内を走る地下鉄2路線が交差する首都の交通網の中心地。大統領公邸も駅から約100メートルの距離にある。治安当局は大統領公邸にも近い警備の重要拠点が標的となったことを重視している。

 ベラルーシの首都ミンスク中心部では2008年7月、人込みの中で爆発物が爆発して約50人が負傷する事件が起きたが、未解決のままとなっている。ルカシェンコ大統領は地下鉄でのテロを受け、関連を調べるよう指示した。

 インタファクス通信によると、地下鉄でのテロ発生を受けて野党「ベラルーシ人民戦線」は、事件捜査を口実に反体制政治勢力に対する政治的弾圧を強めないよう求める声明を出した。ルカシェンコ政権は昨年12月の大統領選直後、反体制派の立候補者のほとんどの身柄を拘束しており、反体制派の政権不信があらわになっている。

 政治的な敵対関係にある者が多数いることに加え、大きな被害をもたらしたテロの手法からみて、何らかの武装組織が関与した可能性も捨てきれない。ルカシェンコ大統領は国外の組織の関与も含めて捜査する意向を示した。

 ただ、ベラルーシではロシア南部チェチェン共和国のような独立紛争はなく、イスラム原理主義勢力の活動は活発とはみられない。野党勢力も当局から徹底監視されており、武装闘争を掲げる反政府勢力の存在は伝えられていない。ベラルーシは重大な国際紛争とも無縁だけに、テロを実行した組織の解明には難航が予想される。


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