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国際政治・世界事情

2470チバQ:2011/04/12(火) 19:51:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110412/mds11041219120004-n1.htm
コートジボワール、険しい国民和解の道
2011.4.12 19:10 (1/2ページ)

 11日、コートジボワール・アビジャンで、国民に向けて演説するワタラ氏(AP)
 【ロンドン=木村正人】大統領選をめぐり内戦状態に陥ったコートジボワールで国際社会が当選を承認するワタラ元首相側が11日、大統領職に居座り続けたバグボ氏を拘束した。バグボ氏はワタラ氏の大統領就任を認め、「国家正常化のため戦闘終結」を呼びかけた。紛争の背景に根深い民族対立が横たわるだけに国民和解の道は険しそうだ。

 現地からの報道によると、バグボ氏は「敵対するのは止めよう」と自らの部隊に武器を置くよう呼びかけた。一方、ワタラ氏は「不要な争いは終わった」と演説。1千人以上が死亡、10万人が国外に逃れたとされる今回の紛争で、両陣営に人道に対する罪がなかったかを捜査するため「真実和解委員会」を立ち上げる方針を示した。

 バグボ氏や家族らの訴追について、国連平和維持活動(PKO)局のルロワ局長(事務次長)は11日、国内法で裁くか、国際刑事裁判所(ICC)に捜査を委ねるかはワタラ氏の判断だとの認識を示した。

 1960年に独立した同国ではウフエボワニ初代大統領が一党支配体制を築いたが、バグボ氏は民主化と世界一の生産を誇るカカオ豆がもたらす富の再配分を要求、複数政党による大統領選を実現させた。

 しかし、2000年に大統領に就任すると、北部のカカオ豆農場で働く隣国からの出稼ぎ移民と南部のコートジボワール人の対立をあおり、ブルキナファソ系移民2世でイスラム教徒のワタラ氏を排斥。02〜03年に政府軍と北部中心の反政府勢力の戦闘が激化し、内戦状態に陥った。

 今回の大統領選でもバグボ氏は「北部の移民勢力が投票を操作した」などと民族感情に訴え、最大都市アビジャンの支持者に武器を渡して最後まで抵抗した。

 国際通貨基金(IMF)のエコノミストも務めたワタラ氏も武力を行使し、国連や旧宗主国フランスの力に頼らざるを得なかった。一報では駐留仏軍がバグボ氏を拘束したと伝えられたが、公式発表で「降伏したバグボ氏をワタラ氏側部隊が拘束した」としたのも、民族感情の刺激を避ける狙いがあったとみられる。


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