?在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、市街戦があったのはダマスカス南部のカダム(Qadam)区アサリ(Asali)。カダム区は1年前に政府軍と反体制勢力が停戦を結んで以来、比較的平穏だったという。同監視団は、この市街戦で戦闘員15人が死亡したが死亡者が属していた勢力の内訳は不明だとしている。
クラシ容疑者の本名はファディル・アフマド・ハヤリ(Fadhil Ahmad al-Hayali)。声明では、死亡時の状況は明らかにされていないが、米ホワイトハウス(White House)は今年8月の発表で、同月18日にイラク北部モスル(Mosul)近郊で米軍が行った空爆で同容疑者が死亡したと発表していた。
チトラル地区を含むカイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakhtunkhwa)州では今年7月、数週間にわたる豪雨により洪水が発生し、38人が死亡。同地区では数千人が避難を強いられ、数十か所の道路や橋が損壊する被害を受けた。だが今度は地震に見舞われ、同州は再び大きな被害を受けた。被害の全容はやっと明らかになり始めたばかりだ。(c)AFP/Gohar ABBAS
>>1176-1177
ロシア空軍は一時的にはアサドを支えられるかもしれないが、アラブ世界のスンニ派ムスリムに嫌悪されている指導者を支持するという危険なゲームをロシアはしている。反乱軍側は「アサドの側に立ついかなる勢力もシリア人の敵である」と警告している。 失敗に終わったアフガン侵攻から36年、ロシア軍はジハーディスト戦士との戦いに再び向かっている。プーチンはフルンゼ軍アカデミーによるアフガンの教訓についての1991年の研究(英訳:The Bear Went Over the Mountain)を見直したらいい。著者たちは、ムジャヒディンの狡猾さなどを描写、「ロシア市民は自分たちの息子がなぜ見知らぬ土地での戦いのために徴兵されているのか分からなかった」と指摘している。オバマはシリアにおけるロシアの軍事介入の危険について誤判断したかもしれないが、プーチン自身も誤った判断をしたのかもしれない、と論じています。
Sがヤジディー教徒への「ジェノサイド」展開、現地調査報告 写真拡大 ×イラク北西部のクルド人自治区フィシュカブルで、自宅を追われイラク・シリア国境を越えるイラクのヤジディー教徒たち(2014年8月13日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら
【11月13日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がイラクの少数派ヤジディー(Yazidi)教徒たちに対する「ジェノサイド(集団虐殺)」を展開しているとの報告書を、米ホロコースト記念博物館(Holocaust Memorial Museum)が12日、発表した。レイプや拷問、殺人などに関する詳細な証言はイラクで行った聞き取り調査に基づいている。
「ヤジディーの人々に対するジェノサイドは現在も続いており、拉致された大量の女性や子どもたちがIS戦闘員らの奴隷にされている」と、報告書をまとめた同博物館サイモン・スキョート虐殺防止センター(Simon-Skjodt Center for the Prevention of Genocide)のキャメロン・ハドソン(Cameron Hudson)所長は説明した。
報告書は、「強制退去や改宗の強要、レイプ、拷問、拉致や殺人といった数多くの恐ろしい証言を聞いた」と指摘。「男性も女性も子どもたちも、拉致された大勢のヤジディー教徒たちは今もISにとらわれ、残虐な犯罪行為の犠牲になっている」「彼らの解放を最優先事項としなければならない」と訴えている。(c)AFP/Fanny ANDRE