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石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=

1■とはずがたり:2003/01/17(金) 13:45
新日本石油 http://www.eneos.co.jp/
  帝国石油 http://www.teikokuoil.co.jp/
コスモ石油 http://www.cosmo-oil.co.jp/
出光興産 http://www.idemitsu.co.jp/

昭和シェル石油 http://www.showa-shell.co.jp/
新日鉱ホールディングス http://www.shinnikko-hd.co.jp/
  ジャパンエナジー http://www.j-energy.co.jp/

東燃ゼネラル石油(株) http://www.tonengeneral.co.jp/
  エクソンモービル(有)
  エクソンモ ービル・マーケティング(有)
キグナス石油 http://kygnus.jp/index.html

三井石油 http://www.mitsui-sekiyu.mogc.co.jp/top.htm
三愛石油 http://www.san-ai-oil.co.jp/
九州石油 http://www.kyushuoil.co.jp/open/text/open.html

BPアモコ
 BPジャパン http://www.bpjapan.com/
  日本のリテールはJOMOに売却して撤退
カルテックスhttp://www.caltex.com/caltex.com/default.asp

AOCホールディングス
 アラビア石油 http://www.aoc.co.jp/
 富士石油
ジャパン石油開発 http://www.jodco.co.jp/
石油公団 http://www.jnoc.go.jp/menu.html
石油連盟 http://www.paj.gr.jp/

1167荷主研究者:2010/07/19(月) 21:32:51

http://www.lnews.jp/2010/07/37208.html
2010年07月01日 LNEWS
JXホールディングス/釧路にLNG受入基地

JXホールディングスは7月1日、北海道釧路市の旧新日本石油釧路西港油槽所跡地において、LNG内航船受入基地(釧路LNG基地」)の建設を決めたと発表した。

釧路LNG基地は、内航船受入設備および1万KLタンクなどを設置し、2015年4月に運転開始予定の八戸LNG輸入基地からLNGを受け入れ、天然ガス・LNG需要が見込まれる道東地域向けに供給する拠点として、2015年4月に運転を開始する予定だ。

釧路LNG基地の建設・運営については、単独で進めるが、北海道におけるLNG輸入基地建設計画を進めている北海道ガスとは、道東地域における天然ガス・LNGの普及に向けて協力する。

1168荷主研究者:2010/07/19(月) 21:33:28

http://www.lnews.jp/2009/07/32812.html
2009年07月07日 LNEWS
国際石油開発帝石/直江津LNG受入基地を着工

国際石油開発帝石は7月7日、直江津LNG受入基地(新潟県上越市)の着工を発表した。

天然ガスを国内マーケットに中長期的に安定供給するために、2007年8月から直江津港で建設準備を進めていたもので、同日起工式を行った。

基地建設は、今後の天然ガス需要が伸びることが想定されるため、国産天然ガスに加え、2010年1月より静岡ガスから液化天然ガスを受入基地で再度気体に戻したLNG気化ガスを導入予定であることなどを踏まえたもの。

基地は2014年からは操業を開始する予定で、海外のLNGも受け入れ、天然ガスの安定供給体制を強化する。さらに、海外で開発準備作業を実施しているイクシスプロジェクト(オーストラリア)、アバディプロジェクト(インドネシア)で生産されるLNGを本基地で受け入れることを検討中。海外LNG事業と国内の天然ガス事業のインフラストラクチャーを有機的に連結し、安定的な付加価値を生み出すガスサプライチェーン構築を目指す。

*直江津LNG受入基地の概要
 名称:直江津LNG受入基地
 建設場所:新潟県上越市八千浦12番
 敷地面積:約25ha
 主要設備:バース、タンク(地上式18万klタンク×2基、将来1基増設可能)、気化設備、熱量調整設備ほか
 総事業費:約1000億円(土地取得費用等を含む)

1169荷主研究者:2010/07/19(月) 21:53:58

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820100629caam.html
2010年06月29日 日刊工業新聞
Jエナジー、ニードルコークス製販事業を住友商事に譲渡

 ジャパンエナジーと住友商事は28日、両社の共同出資会社でニードルコークス製造・販売事業を行うペトロコークス(東京都港区)の経営権を住友商事に譲渡することで合意したと発表した。すでに譲渡契約を交わし、10月1日付で新会社を立ち上げる。譲渡額は非公表。この事業は新日本石油と経営統合する際、独占禁止法に抵触するとして懸案となったが、Jエナジーのニードルコークス事業を切り離すことで決着することになった。

 新会社「ペトロコークスジャパン」の出資比率は住商90%、JX日鉱日石エネルギー10%の予定。燃料コークスその他副産品の製造・販売事業はJX日鉱日石エネルギーが引き継ぐ。

 ペトロコークスの09年度売上高は100億円強。新日石分のニードルコークス事業の売上高は09年度約100億円で、JX日鉱日石エネルギーがそのまま引き継ぐ。

1170荷主研究者:2010/07/24(土) 14:16:44
>>1102 >>1167
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/239554_all.html
2010年07/02 07:33 北海道新聞
釧路LNG基地 JX日鉱日石が単独整備

 JXホールディングス傘下のJX日鉱日石エネルギー(東京)は1日、釧路市内に建設を計画している液化天然ガス(LNG)の貯蔵、販売基地を2012年夏に着工、15年4月に運転開始すると発表した。また、当初予定していた北海道ガスとの共同建設を断念し、単独で基地を整備する方針を表明した。

 基地は、釧路西港にある旧新日石の遊休地4万5千平方メートルに1万キロリットルのLNGタンク1基を設置。天然ガス気化設備や船舶からのLNG受け入れ設備なども整備する。投資額は数十億円規模。LNGは15年4月に稼働する青森県の八戸輸入基地から内航船で運ぶ。

 同社はLNG供給先として釧路周辺の食品、医薬品関連企業を想定、年間10万トン強の販売を目指す。タンクローリーによる運搬のほか、基地に近い企業向けにパイプラインの敷設も検討している。

 同社は当初、北ガスと共同で基地を建設する方針だったが「両社の思い描く事業形態が一致しなかった」(関係者)として、単独での整備に踏み切った。

1171荷主研究者:2010/07/24(土) 14:17:19

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/240808_all.html
2010年07/10 07:37 北海道新聞
勇払の余剰ガス製品化 石油資源開発 精製施設を建設へ

 【苫小牧】石油資源開発(東京)は、勇払油ガス田(苫小牧)で天然ガスとともに産出する余剰ガスを精製し、プロパンなどを販売する。新精製施設を同社の北海道鉱業所(苫小牧)に建設中で、これまで焼却処分してきた資源の有効利用とともに、焼却時に出る二酸化炭素(CO2)の削減を図る。

 余剰ガスは、メタンが主成分の天然ガスと、原油を分離処理する際に出る微量の低圧ガス。同鉱業所では年産5億9千万立方メートルの天然ガスの1%強にあたる約700万立方メートルの余剰ガスが出て、専用施設で焼却してきた。この余剰ガスを精製してプロパン、ブタンなど4種類の製品を製造する。

 敷地約3・8ヘクタールに液化、蒸留、貯蔵などの新施設を建設する。4月着工し完成は来年6月の予定。投資額は約49億円。

1172とはずがたり:2010/07/30(金) 02:10:53

凍り付いた北極の油田開発 BP事故 各国が掘削規則を厳格化
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100729/mcb1007290505014-n1.htm
2010.7.29 05:00

ノルウェーの首都オスロにあるスタトイル本社。同社をはじめとするエネルギー各社による北極地方での石油・ガス開発はしばらく停滞する見通しだ(ブルームバーグ)

 英メジャー(国際石油資本)BPのメキシコ湾の油井で発生した原油流出事故の影響によって、地球上で最大の未開発石油・ガス埋蔵地とされている北極地方の開発が差し当たり留保される見通しだ。規制当局が掘削規則の厳格化を進め、流出対策の改善を求めていることが背景。

BP、巨額赤字1・5兆円 CEO辞任

 ◆埋蔵量900億バレル

 英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルは、米当局と連邦裁判所の先週の判断を受けてアラスカ沖の探査計画を停止した。またノルウェー最大のエネルギー会社スタトイルは北極海での掘削に関する政府の規制に直面している。

 スタトイルの北極地方開発の責任者、ヘーゲ・マリー・ノルハイム氏は「新たな規制や義務付けが導入される見通しで、われわれはそれを考慮する必要がある」と指摘。「皆、メキシコ湾の事故から教訓を得ることを望んでおり、もっと時間が必要なら時間をかける方針だ」と述べた。

 石油輸出国機構(OPEC)が資源へのアクセスを制限する中、エネルギー需要は拡大。調査が比較的容易な油田は枯渇している。米地質調査所(USGS)の2008年の調査によれば、北極地方には900億バレルの原油が眠っている可能性がある。これは世界の未発見の原油の約13%に相当するとみられ、ノルウェーやカナダ、アイスランド、米国、ロシアが北極地方の領土権を主張している。

 欧州3位の石油会社、仏トタルの北欧州探査・生産担当ディレクター、パトリス・デ・ビビエス氏は、北極地方の原油は誰もが無視できないと指摘。各国政府は「BPに起こったことから教訓を導き出し、すべての手順をチェックするだろう」との見方を示した。

 石油関連の調査・研究を行っている世界エネルギー研究センター(ロンドン)でシニア石油アナリストを務めるマヌーチェフル・タキン氏によれば、北極地方での規制が強化されれば、生産コストが1バレル当たり2〜3ドル(約176〜263円)上昇する可能性があるという。現在のニューヨーク市場での原油価格は1バレル当たり70ドル後半の水準。タキン氏は「1年程度にわたって開発計画に中断や遅れが生じるのではないか」との見通しを示した。

 ◆環境保護団体も警告

 北極海での石油・ガス田開発は、メキシコ湾岸のように深海を掘削するわけではない。しかし、夏でも気温は氷点下で、海には氷塊が浮かんでいる。

 環境保護団体は、北極地方における石油開発について、得られる利益よりもリスクの方が大きいとみている。

 野生動物保護団体ディフェンダーズ・オブ・ワイルドライフ(ワシントン)でシニア政策アドバイザーを務めているリチャード・チャーター氏は「波がおだやかで、天気もよいメキシコ湾で石油会社は原油を除去できないということが実証されている。メキシコ湾と比べて、海氷の浮かぶ北極海は、一年の大部分が凍えるような寒さで、暗闇に包まれている」と指摘している。(ブルームバーグ Kari Lundgren)

1173とはずがたり:2010/07/30(金) 02:13:17

BP権益 争奪秒読み 「共同開発」日本、「千載一遇」中国
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100710/mcb1007100501000-n1.htm
2010.7.10 05:00

* 日本企業とBPが参画する主な石油・天然ガス開発事業

 米メキシコ湾の原油流出事故が、日本企業を巻き込んだ油・ガス田権益獲得競争に発展しそうだ。事故を起こした英BPが多額の事故処理費用に充てるため、世界各地に持つ油・ガス田の権益などを売却することを決めたためだ。その中には日本企業をパートナーとして開発している事業が含まれる可能性もある。その場合、日本企業にとって強力なライバルとなるのが、資金力の豊富な中国企業との見方が高まっている。

 「昨年は約300億ドル(約2兆6520億円)の現金収入があり、きちんとした財務基盤を持っている。諸々の事故に対応できる」。石油・天然ガスの統計発表会のため来日したBPのチーフエコノミスト、クリストフ・ルール氏は8日、講演の冒頭でBPの経営問題に触れざるを得なかった。事故処理や補償費用が莫大(ばくだい)となり、メジャー(国際石油資本)といえども経営を不安視する見方が出ているためだ。

 ただ、市場では「事故処理のめどや今後の影響がどこまで広がるか、誰にも分からない」(日本エネルギー経済研究所の小山堅理事)ため、BPの買収観測さえ流れている。

 BPは事故の被害を補償する基金に200億ドル拠出することを決めたが、オバマ米大統領は「200億ドルは上限ではない」と指摘。加えて罰金もある。上限7500万ドルのものと石油流出1バレルにつき1100〜4300ドルの2種類で、米議会では罰金の上限引き上げ論も出ており、経営不安説の根拠となっている。

 BPは当面、株式配当を見送り油・ガス田の権益など100億ドルの資産売却を決めたが、買収防衛のため首脳が中東の国家ファンドに支援を要請したとの報道もあるほどだ。

政府も資金支援

 BPの危機は、遠く離れた日本も無関心ではいられない。国際石油開発帝石や石油資源開発、JX日鉱日石開発、三井物産などがインドネシアや中東、英領北海などでBPと組んで油・ガス田の開発や生産を行っているが、それらの権益が売却対象となる可能性があるからだ。

 石油開発業界の関係者によると、複数の企業が共同開発する場合、「ある社が権益を売却するときは、まず共同開発する企業が権益を買い取る権利を持つ」契約を結ぶことが多いという。このため、BPの“穴”を日本企業が埋める可能性がある。しかも日本政府は石油などの国内供給量のうち、日本企業が持つ権益から得られる分が占める「自主開発比率」を現在の約26%から2030年に倍増させる目標を打ち出しており、開発会社に資金支援する方針で、日本の権益を拡大する条件がそろっている。

リスクも辞さず

 ただ、注目されるのが中国の動向だ。自国の石油生産量が落ちている中で、資源獲得を活発化させている。実際、昨年はBPと組んでイラクの油田開発のサービス契約を落札し、イランの南アザデガン油田の権益70%を取得したほか、スイスや英国の石油会社を買収している。

 中国にとって、BPの資産売却は探鉱や掘削の手間を省いて石油を得る「千載一遇のチャンス」(エネ研の小山氏)。BPとの共同開発者が優先的に権益を買い取る権利があっても、「外部からより高い価格提示があれば、その限りではない」(業界関係者)ともされる。

 BPと組む日本のある石油開発会社首脳は「油・ガス田の評価は実際に開発している者でなければ難しい。外部からの参入は高値買いになりかねない」と指摘するが、第一生命経済研究所の西浜徹副主任エコノミストは「大きな“出物”があれば中国はリスクを冒しても出てくるだろう」と指摘する。

 中国だけでなく、BPとしのぎを削ってきた米エクソン・モービルや、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルといったメジャーが動く可能性もあり、日本企業の思惑通りに権益を拡大できるかは不透明だ。(粂博之)

1174とはずがたり:2010/07/30(金) 02:13:28

英BPが北米の油田など売却 賠償備えで米石油会社に
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100721/bsg1007211109001-n1.htm
2010.7.21 11:08

 英メジャー(国際石油資本)BPは20日、米国やカナダ、エジプトに保有するガス田や油田の権益を総額70億ドル(約6100億円)で売却することで、独立系の米石油会社「アパッチ」と合意したと発表した。

 BPはメキシコ湾の原油流出事故で多額の賠償支払いなどを迫られ、今後1年間で100億ドルの資金を調達する考えを示している。今回の資産売却はその一環。

 これら資産の帳簿上の価値は6月末時点で30億8500万ドル。BPには多額の売却益が出る見込み。(共同)

1175荷主研究者:2010/08/01(日) 21:45:35

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/13735.html
2010年7月22日 新潟日報
糸魚川と富山結ぶパイプライン新設 帝石・天然ガスの輸送用に

 国際石油開発帝石(東京)は22日、糸魚川市と富山市を結ぶ天然ガスパイプラインの新設を検討していることを明らかにした。ルートの詳細な調査を経て2011年6月ごろ計画を決定。14年度の供用開始を目指す。

 上越市から糸魚川市までは青海ラインと、複線化によって昨年10月に完成した新青海ラインの2本がある。このうち規格が大きく送ガス能力の高い新青海ラインを、海岸に沿って富山方面に約100キロ延伸する案が基軸となる。

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100722302.htm
2010年7月22日03時22分 北國新聞
パイプライン建設を計画 糸魚川―富山市の100キロ

 国際石油開発帝石(東京)が新潟県糸魚川市から富山市までの約100キロ間で、産業用天然ガスの輸送パイプラインを建設する計画を進めていることが21日、分かった。今月から約1年かけてルートなど事業化を本格的に検討し、2012年の着工、14年の開通を目指す。同日の入善町議会全員協議会で町側が報告した。

 同社によると、計画では、パイプラインを糸魚川市から富山市の萩浦地区まで延伸し、LNG気化ガスを日本海ガス(富山市)や沿線の大口需要先に供給する。今月からパイプラインを地中に建設するためのルートやボーリングなどの調査に着手する。事業化が正式に決まった場合の設備投資額は現時点で未定。

 同社の輸送パイプラインは既に、新潟県から東京方面を結んでいるが、富山県内では建設されていない。

 同社は上越市で、2014年度の完成に向けてLNG受入基地を建設中で、「天然ガスを利用する工場の新たな需要を見越して今回の計画を立案した」(広報グループ)としている。

 一方、日本海ガスでは「検討はしているが具体的な条件を提示されておらず、供給を受けるかどうかを含めて計画にかかわるかどうかは現段階では白紙」(広報)としている。

1176荷主研究者:2010/08/01(日) 21:46:23
>>1175
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2010072302000163.html
2010年7月23日 中日新聞
天然ガスパイプライン 糸魚川〜富山 今秋調査

石油開発帝石

 新潟県糸魚川市−富山市の約百キロを結ぶ産業向け天然ガスのパイプライン建設に向け、石油開発大手の国際石油開発帝石(東京)は今秋、約一年間の事前調査に乗り出す。事業化の可否を最終判断し、二〇一二年着工、一四年の開通を目指すという。

 関係者によると、パイプラインは「富山ライン」(仮称)。構想では、糸魚川市田海から富山市上野新町までの道路下などに、直径五十センチのガス管を埋設する。糸魚川市田海は、新潟県上越市と糸魚川市をつなぐ同社の既存パイプライン「新青海ライン」の終点。

 同社は新潟県上越市で「直江津LNG(液化天然ガス)受入基地」の建設を着工。ここで気化した天然ガスを富山ラインを通じ、日本海ガス(富山市)などに供給したい考え。

 帝石広報グループは「建設をまだ決定しておらず、その方向で検討を始めた段階。事前調査でラインの詳細な場所や需要規模を検討する」としている。

 一方、日本海ガス広報室は「現在は別会社からLNGを陸路で受け入れている。共同事業ではなく、(帝石側から)具体的な条件提示を受けてから内容を協議し、受け入れの可否を決める。ただ、選択肢が増えるのは歓迎できる」としている。

1177荷主研究者:2010/08/12(木) 19:08:12

http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10072104.html
2010年7/21 苫小牧民報
火災でガソリン生産ストップ 出光北海道製油所

 苫小牧市の出光興産北海道製油所(津田憲彦所長)で、20日火災が発生し、ガソリン精製設備が停止した上、別の設備も工事中で稼働できないことから、当面の間、ガソリン生産を見送ることにした。製油所は「再開は未定」としている。

 火が出たのはナフサからガソリンを精製する接触改質装置。20日午後1時20分ごろ出火し、装置を緊急停止したことで20分後に消えた。製油所や市消防本部などによると、装置に水素を送り込んでいたところ、配管の継ぎから15〜20センチの火が噴き出たという。けが人はなかった。

 製油所は、定期保全工事(マイナーSDM)と国内需要減による生産調整のため、6月中旬から7月中旬まで生産を停止していた。20日から設備が本格稼働し、ガソリン生産を再開させたばかりだった。稼働前の安全点検で異常はなかったという。

 製油所は、安全が確認されるまで生産を休止する。生産能力は一日2900キロリットル。再開まで、道外の製油所から調達して供給していくという。

1178荷主研究者:2010/08/12(木) 19:12:13

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/07/29/new1007290901.htm
2010/07/29 デーリー東北
秋にも地盤改良着手 八戸・LNG基地

 JX日鉱日石エネルギー(東京)が、八戸市河原木地区の人工島・ポートアイランドに計画している液化天然ガス(LNG)輸入基地をめぐり、同社の林雅巳エネルギー・ソリューション本部ガス事業部長は28日、本紙取材に対し、秋にも建設予定地の地盤改良に着手したい意向を示した。工事は半年ほどかかり、来年夏にも基地本体の建設工事に取り掛かりたい―としている。

 八戸LNG輸入基地計画は、合併前の新日本石油(東京)が昨年12月に決定。今年1月、県と市の3者で、立地協定に調印した。

 予定地はポートアイランドの拡張区域(第2期工事部分)。敷地面積は11万4千平方メートル。貯蔵容量14万キロリットルのLNGタンク2基のほか、外航、内航船用施設、ガス気化設備、タンクローリー出荷設備などを整備する。

 八戸LNG輸入基地の2次基地として、同社は北海道ガス(札幌市)と共同で釧路LNG基地(北海道釧路市)を新設する計画。八戸LNG輸入基地は、釧路LNG基地を含む、北海道と北東北各県への出荷、供給拠点としての機能を有する。

 林部長は28日、東京都内で開かれた「八戸セミナー2010」で講演。八戸LNG輸入基地計画の概要を説明した。

 終了後の取材に対し、本年度内としていた着工時期について「土地の売買契約を済ませた後、秋口から地盤改良に掛かりたい」と語った。

 建設予定地は県が所有。工事着手するためには、土地の売買契約について県議会の承認を得なければならない。同社が目標として示した〝秋着工〟には、9月県議会での関連議案の議決が必須となる。

 昨年改定した八戸港港湾計画で、エネルギー関連産業の形成地と位置付けられた建設予定地では、土砂の埋め立てが終わり、現在、地盤を固める「減容化」作業が進められている。造成は9月末までに完了する見通しだ。

1180荷主研究者:2010/08/22(日) 13:59:39
急行越前様からの情報
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036414563/1134

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100812/bsc1008120501008-n1.htm
2010.8.12 05:00 Fuji Sankei Business i.
コスモ・東燃が石油再編の軸 経産省、閉鎖・合併促す新基準

コスモ石油が今年2月に堺製油所内に完成させた「重質油分解装置」=大阪府堺市西区(コスモ石油提供)

 石油業界に政府からの再編圧力がかかっている。国内の石油会社は少子高齢化などで縮小するガソリン需要と、新興国との価格競争によって厳しい環境下にある。展望の開けない業界に対して経済産業省は7月、石油各社に安価な重質油の利用を促すための規制の基準を公表した。重質油を処理する設備の割合が低いコスモ石油や東燃ゼネラル石油は投資して設備を増強するか、既存の設備を廃棄して精製能力を下げて見かけの装備率を向上させることが求められる。両社の動向次第によっては業界再編へと一気になだれこむかもしれない。

 「売るなに等しい」

 「石油を売ってメシを食ってきたわれわれに対し、石油を売るなと通告しているようなもの。業態転換が難しいだけに脱落者も出てくる」

 経産省の基準公表から1カ月たった今月初め、ある石油元売り会社首脳はこう述べ、顔をこわばらせた。

 JXホールディングス、出光興産、コスモの大手3社の2010年4〜6月期連結決算は、主力の石油精製事業で減産や精製能力の削減を進めたことが寄与し、そろって経常黒字を確保した。それでも、国内の設備過剰が根本的に解消されたわけではない。

 経産省が石油各社に課したのは「重質油分解装置」の装備率を上げること。製油全体の処理能力に対して、重質油を分解する装置の能力を一定以上の比率で備えることを義務づけた。軽質油に比べて安い重質油からガソリンを生産する体制を整備することで、国全体のエネルギーコスト低減を目指す。さらに重質油の利用増は、石油製品の国際競争力強化にもつながる。経産省は、日本全体の装備率を現状の10%から13年度までに13%に引き上げることを目標にしている。装備率が低いほど高い改善目標が設定された。

 石油各社は基準をクリアするために、分解装置を新・増設するか、全体の精製能力を削減する必要がある。同装置の新設には1000億円前後かかるという。石油連盟の天坊昭彦会長は「(内需の縮小で)減産して供給能力の適正化に努めているとき。投資しても採算がとれるマーケットではない」と重質油分解装置の新・増設は業界をさらに疲弊させると懸念する。

 装備率10%未満

 石油各社は明らかにしていないがコスモや米エクソンモービル傘下の東燃ゼネラルは装備率が10%未満とみられ、基準を満たすためには複数の製油所閉鎖などの設備削減が避けられない見通しだ。しかし、閉鎖すれば製品供給において支障をきたす地域がでてくる可能性が高い。「全国規模で展開する石油元売りとして存続するためには、ライバル他社と手を組まざるを得ない状況になるのは必至だ」(石油元売り大手幹部)

 一方、アジア各国・地域では、重質油を処理できる製油所が増えている。資源エネルギー庁の試算では、装備率は中国が35%、シンガポールが22%。アジア主要国・地域平均でも19%で、10%の日本は大きく後れを取る。

 過剰設備と新興国との競争に苦しむ石油業界の再編に向け国が重い腰をあげた格好だ。

                   ◇
 ≪取材メモ≫

 2010年4〜6月期の決算は減産効果で好調となった大手石油各社だが、薄日が差し始めたとはいえない。国内景気の腰折れ懸念がくすぶりガソリン販売は先行き不透明感が漂う上、人口減などによる需要の先細りは避けられない。経産省が打ち出した重質油利用促進のための新基準は、じり貧市場に嫌気がさしているといわれる外資系の撤退観測も浮上させた。

 JXホールディングスなど“勝ち組”が乗り出した太陽電池事業でさえ、苦戦を強いられる公算も大きく、脱石油戦略も混迷の度合いを深めている。八方ふさがりなだけに、再編をテコにした合理化で、早期に筋肉質な体質を構築することが求められている。 (佐藤克史)

1181荷主研究者:2010/08/22(日) 14:56:13
>>1177
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/245608_all.html
2010年08/10 06:48 北海道新聞
火災で停止の製油設備再開 出光北海道

 【苫小牧】出光興産北海道製油所(苫小牧)は9日、7月20日に起きた火災で停止していたガソリン生産設備の稼働を7日から再開した、と発表した。

 火災は、配管の金属疲労で生じた亀裂から水素が噴出して静電気により発火したのが原因。同製油所は、強度が高い配管に交換するなどの対策を施し、苫小牧市消防本部が6日、再開を許可した。

 火災が起きた設備は、国内需要低迷に伴う減産対応で6月19日から1カ月間停止していたが、再開日に火災があり、再停止していた。

1183荷主研究者:2010/08/29(日) 12:33:27

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0818/12.html
2010年8月18日(水)山口新聞
出光徳山製油所、一時停止へ 石油製品の需要減に対応

 周南市の出光興産徳山製油所は9月9日から約1カ月半、装置を一時停止する。石油製品の需要減に対応するため。徳山工場も同時期に定期点検により一時停止する。

 同社は製品の国内需要低迷への対応などのため、製油所の一時停止による稼働調整を図っている。徳山製油所は2008年度以降4年間連続運転可能となっており、本来は12年まで定期点検・修理をしなくてよいが、9月9日から10月25日までの約1カ月半停止し、点検や修理を行う。法定の定期点検以外で同製油所が一時停止されるのは9年ぶりという。

 徳山工場は定期点検により今月19日から10月29日まで、パイプラインを通じてコンビナート企業に供給するエチレンなどの製造設備を除き、装置を停止する。

1184とはずがたり:2010/08/29(日) 12:35:05
>>1182
日本ガスとか九州ガスとか名前は大きいけど,どんな会社だ??

1185荷主研究者:2010/08/29(日) 13:27:47

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201008190145.html
'10/8/19 中国新聞
バイオガスの都市ガス化検討
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 広島ガス(広島市南区)は、下水処理場などで発生するバイオガスを都市ガスに活用する検討を始めた。メタンガスを回収し、都市ガスのパイプラインに注入する方法を探る。再生可能エネルギーを有効活用することで、化石燃料の天然ガスの使用を減らして二酸化炭素(CO2)の排出削減につなげる。

 下水処理場などで発生するガスからメタンガスを回収して精製し、成分を調整した上で使う。再生可能エネルギーの利用を探るプロジェクトチームも設けており、下水処理場を運営する広島、廿日市、呉、三原、尾道の各市や広島県と情報交換を始めた。各処理場で発生するガスの種類や量、成分、熱量などの調査を進める。

 全国の先進事例も参考にする。昨年10月に実証事業を始めた都市ガス大手の大阪ガス(大阪市)と東京ガス(東京)に社員を派遣し、技術面や採算性などを調査している。

 プロジェクトチームは、バイオガス以外の再生可能エネルギーの可能性も探る。都市ガスから水素を取り出して供給する水素ステーションや、太陽光発電と家庭用燃料電池「エネファーム」によるダブル発電の推進などについても研究する。

 プロジェクトチームはエネルギー事業部、経営企画部、技術研究所などの計17人で構成。低炭素社会の実現を目指す経営ビジョンの一環として4月に設立した。

 経営企画室の小原健太郎室長は「バイオガスを導入する技術的なハードルは高いが、実現の可能性を慎重に検討したい」と話す。

1186荷主研究者:2010/09/04(土) 12:51:35

http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201008/23/01201_2121.html
2010年8月23日(月)化学工業日報
出光興産、石油製品の輸出体制を強化

 出光興産は、石油製品の輸出体制を増強する。今秋をめどに、徳山製油所(山口県)に軽油など中間留分の海外出荷体制を整備するもので、能力は年45万キロリットル。当面石油製品内需の縮小が避けられない一方で、隣接する徳山工場は周南コンビナート唯一のエチレンセンターとしての安定供給体制の堅持が求められており、石油製品の機動的な輸出対応を可能にすることで設備稼働の柔軟性を高める。

 石油製品内需は、99年をピークに減少を続けおり、この先も年率3〜4%でのマイナスが続くとみられている。このため出光興産では、かねてより輸出体制の強化を進めてきた。国内4製油所のうち、北海道、千葉、愛知については2008年度までの第2次連結中期経営計画において輸出能力を増強し、合わせて年300万キロリットルを構築。さらなる強化に向けて今回、徳山で初めて輸出体制を整えることにした。能力は軽油など中間留分で年45万キロリットル。今秋の完成を予定している。

 徳山製油所は“ケミカル・リファイナリー”として、隣接する徳山工場にある年62万3000トン能力のナフサクラッカーとの一体運営が強み。東ソーとトクヤマへの塩化ビニルモノマー(VCM)向けエチレン出荷を中心に、同工場は周南コンビナート唯一のエチレンセンターとして機能している。エチレン需要は堅調で、安定供給が最大の責務となっている。出光興産では09年度に152万キロリットルの石油製品を輸出。今年度は5割増の約230万キロリットルを計画している。

1187荷主研究者:2010/09/04(土) 12:59:45

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100827/bsd1008271841019-n1.htm
2010.8.27 18:40 Fuji Sankei Business i.
JXエネ、ペトロチャイナが大阪で石油精製 アジア向け輸出拠点に

 JX日鉱日石エネルギーは27日、中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)日本法人と石油精製の合弁会社「大阪国際石油精製」(大阪府高石市)を10月1日に設立すると発表した。中国の石油会社が日本で製油所を持つのは初めてで、アジア・太平洋市場向けの石油製品の輸出拠点とする。合弁会社設立は、今年6月に基本合意しており、この日、正式に契約を結んだ。

 JXの大阪製油所(大阪府高石市)を分割して新会社としたうえで、ペトロチャイナ側に株式の49%を譲渡する。資本金は50億円。資本の過半をJXが握り、社長もJX側から出す。従業員約250人は同製油所からそのまま移籍する。

 原油処理能力は日量11・5万バレル。原油調達と製品の輸出販売はペトロチャイナ側に委託し、製油所運営に関するサービスはJXに委託する。

1188とはずがたり:2010/09/15(水) 21:22:39

OPECの存続に自信 創設50周年で事務局長
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091401000942.html

 【ウィーン共同】創設50周年を迎えた石油輸出国機構(OPEC)のバドリ事務局長は14日、ウィーンの本部で記者会見し、「石油は今後も主要なエネルギー源であり続けるだろう」と述べ、OPECの存続に自信を示した。

 事務局長は、今後の課題として「技術革新や地球環境問題、市場の変化への対応」を挙げたが、「世界規模での石油需要は増加している」などと指摘。技術革新などを背景とした「脱石油」の動きがOPECを脅かすとの見方を否定した。

 再生可能エネルギーについては「一部は食糧供給と競合するなど問題があり、(石油に取って代わることはないので)OPECにとって試練ではない」と語った。

 最近の原油価格に関しては「満足している」と述べ、10月の次期総会で生産量を変更する必要はないとの考えを示唆した。戦後復興中のイラクの復帰は「5〜6年はないだろう」との見通しを示した。
2010/09/14 20:58 【共同通信】

1189荷主研究者:2010/09/23(木) 14:10:11

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120100903ceat.html
2010年09月03日 日刊工業新聞
伊藤忠、15年に持ち分原油・ガス生産量を倍増

 伊藤忠商事は持ち分原油・ガス生産量を、2015年に現行比約2倍の日量7万バレル(ガスは原油換算)に引き上げる。

 同社が権益を持つ英領北海のハドソン油田の未開発鉱区「メルビル構造」での生産を検討しているほか、アゼルバイジャンにおける既存鉱区の増産や権益比率の拡大、新規権益の買収などで生産量を拡大していく方針。メルビル構造ではすでに試掘井を掘削して良好な結果を得ており、開発費は100億円以上の規模になると見られる。

 伊藤忠商事はメルビル構造で約35%の権益を保有している。同鉱区の開発や、同じ北海で探鉱中のデンマークフェロー自治領、英領西シェットランド諸島の海域鉱区もあわせて、15年までに持ち分生産量を日量1万5000バレルに増やす計画。

1190荷主研究者:2010/09/27(月) 00:27:55

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100901/bsg1009010503000-n1.htm
2010.9.1 05:00 Fuji Sankei Business i.
東ガス、商船三井系のLNG船に出資 柔軟な輸送態勢構築へ

 東京ガスと商船三井は31日、商船三井が保有する「船上再ガス化装置付きLNG船」に関する合弁会社の株式の1.5%を東ガス子会社の東京エルエヌジータンカーに譲渡する契約を結んだと発表した。譲渡額は数億円。

 船上再ガス化装置付きLNG船は、出荷基地で液化した天然ガス(LNG)を積み荷として運び、船上で再び天然ガスに気化させて、海底に延びている天然ガスの受け入れパイプラインに直接送り込むことができる。

 同船は、陸上にLNG受入基地の新増設を行わずにLNGの輸入を可能にする新しいLNGの輸送・受入技術の一つとして、注目されている。

 商船三井は、ノルウェーのLNG船会社と設立した合弁会社を通じて船上再ガス化装置付きLNG船2隻を共同保有している。東ガスは幅広くLNG関連技術を蓄積し、柔軟なLNG輸送態勢の構築を目指す。

1191とはずがたり:2010/09/29(水) 10:53:55

■ JX室蘭製油所、道内初来秋めどにバイオガソリン製造
【2010年9月28日(火)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/09/28/20100928m_01.html


 JX日鉱日石エネルギー(本社東京、木村康社長)は来年秋をめどに、室蘭製油所(室蘭市陣屋町、三ツ井克則所長)で道内初となるバイオガソリン製造を開始する。同社は現在、根岸(横浜市)、大分の両製油所でバイオガソリンを製造しており、今年から順次、拠点を拡大していく方針。「北海道でも環境に優しいガソリンの販売を進め、地球温暖化防止に貢献したい」と話している。

 バイオガソリンは、植物からつくるバイオエタノールと石油系ガスのイソブテンを合成したバイオETBEを配合したレギュラーガソリン。バイオエタノールは植物由来のため、燃焼で二酸化炭素を排出しても大気中の二酸化炭素量は不変(カーボンニュートラル理論)と見なされ、これを原料の一部にするバイオガソリンは環境に優しいエネルギーの一つとされる。

 政府は二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量削減策として、自動車用のバイオ燃料導入を石油元売り業界に要請。石油連盟では積極的な協力を約束し、JX日鉱日石エネルギーも全国各地の製油所で製造するレギュラーガソリンを順次、バイオガソリンに切り替えていく方針を打ち出している。

 同社は年内に大阪、来年秋は室蘭と麻里布(山口県和木町)、同冬に水島(倉敷市)、2012年夏には仙台の各製油所でバイオガソリン製造に転換していく予定だ。9月1日現在で関東・甲信越・九州1都10県のENEOS系ガソリンスタンドの約1300カ所でバイオガソリンを扱っており、将来的に本道を含む全国1万3千カ所に拡大していく考えだ。

 室蘭製油所ではETBEとガソリンを配合するブレンダーなどの製造プラントを新たに建設する。根岸製油所などで製造したETBEを使用する予定。プラント着工時期や製造量、設備投資額はこれから検討する。
(山田晃司)

1193とはずがたり:2010/09/29(水) 18:53:08
data-maxだけど♪

西部ガス 子会社「中間ガス」を吸収合併
企業
2010年9月29日 15:34
http://www.data-max.co.jp/2010/09/post_11952.html

 29日、西部瓦斯(株)(本社:福岡市博多区、田中優次社長)は子会社(非連結)である中間ガス(株)(本社:中間市、古藤満洲男社長)を吸収合併すると発表した。経営効率化、総合的な営業力の強化およびサービスの向上を図るため。合併期日は11年4月1日を予定している。

 合併対価については、合併効力発生日の前日である11年3月31日の最終の中間ガス株主名簿に記載された株主に対し、所有する中間ガス株式1株につき金10,000円の割合で金銭を交付する。合併対価の総額は2,332万円。

 なお今回の合併による業績への影響は軽微としている。

1194とはずがたり:2010/09/29(水) 23:30:26

中国の次にはアメリカから恫喝されちゃう日本(;´Д`)

米、日本にイラン油田からの撤退要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000675-yom-bus_all
読売新聞 9月29日(水)14時32分配信

 核兵器開発問題をかかえるイランへの制裁措置をめぐり、米政府が日本政府に対し、日本が権益を持つイラン南西部・アザデガン油田開発からの完全撤退を求めてきたことが29日、わかった。

 政府関係者が明らかにした。米政府が来週にも発表するイラン制裁法の制裁対象企業のリストに、同油田開発を行う日本の「国際石油開発帝石(INPEX)」が盛り込まれる可能性を示唆し、日本政府に共同歩調を取るよう求めてきたという。

 INPEXは東証1部上場の株式会社で、経済産業相が筆頭株主。今後の対応を慎重に検討する見通しだが、アザデガン油田の開発は、日本の対イラン独自外交の象徴とみられてきたため、仮に米側の要求通り完全撤退することになれば、日本の中東・資源外交全般にも影響を与えそうだ。

 同油田の開発は、日本が石油輸入量に占める自主開発原油の比率を高めるという戦略のもと、安全保障上の理由で反対する米国を押し切り、2004年にイラン側と契約した。

 ◆アザデガン油田=イラン南西部にある油田。世界最大規模の埋蔵量を誇るとされ、日本の石油公団系の株式会社だった「国際石油開発」(当時)とイラン国営石油公社が2004年に開発契約に調印。総投資額20億ドルで、国際石油開発が75%の権益(開発後の原油)を確保する内容だった。イランの核開発疑惑をめぐって開発が滞り、06年に日本の権益は10%に縮小された。

最終更新:9月29日(水)14時32分
読売新聞

1196とはずがたり:2010/10/01(金) 16:46:42

シェルなど石油4大手、イラン投資撤退へ 米制裁を回避
http://www.asahi.com/international/update/1001/TKY201010010173.html
2010年10月1日12時24分

 【ワシントン=村山祐介】米国務省は9月30日、英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルなど欧州石油大手4社が、イラン投資からの撤退を確約したことを明らかにした。4社はこれにより、イランの核開発疑惑を理由に7月に発動したイラン包括制裁法の適用除外とされた。

 開発権益をもつイラン・アザデガン油田からの全面撤退の方針を固めた日本の国際石油開発帝石は、今回発表された制裁の適用除外企業には含まれなかった。撤退に向けた具体的な調整はまだ進んでおらず、国務省は除外するだけの条件を満たしていないと判断、さらに調査を進めるとみられる。

 会見したスタインバーグ国務副長官によると、シェルのほか、仏トタルと伊ENI、ノルウェーのスタットイルの計4社が、石油などエネルギー分野への投資から撤退したか、あるいは撤退に向けた「重要かつ検証可能な措置をとる」と約束し、新たな活動も控えると確約したという。一方、イラン国営石油会社の完全子会社で、スイスを拠点とする「ナフティラン交易会社」(NICO)を制裁対象に指定した。

 スタインバーグ氏は「いくつかの国際的石油企業はまだイランでの活動を中止すると約束していない」とし、こうした企業への調査に着手したことを明かした。対象企業名については「結果を得るのに有益と考えている限りは守秘する」と言及を控えた。同省によると、これまで少なくとも16社1団体から事業の中止や契約の解除などの報告を受けているという。

1197とはずがたり:2010/10/01(金) 16:51:56

日本、イラン油田から撤退へ 米政府の要請受け
http://www.asahi.com/business/update/0930/TKY201009300136.html?ref=reca
2010年9月30日15時1分

地図: ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/TKY201009300162.jpg

 イラン・アザデガン油田の開発権益を持つ国際石油開発帝石(東証1部上場)は、同油田から完全撤退する方針を固めた。政府関係者が30日明らかにした。核兵器開発問題を抱えるイランへの制裁措置を強めるため、米政府が日本に対し権益の放棄を要請していたことが背景にある。同社株式の約3割は経済産業相が持ち、筆頭株主の立場にある。

 政府関係者によると、米国が近く発表するイラン制裁の対象企業のリストに同社が含まれる可能性があるという。リストに挙がった企業は米金融機関や米企業との取引や共同開発などが禁じられ、資金調達や事業運営に大きな支障が生じる。

 このため、経産省は米国に資源エネルギー庁長官らを派遣し、国際帝石を制裁リストに加えないよう交渉した。しかし米側の姿勢は硬く、アザデガン油田からの撤退を検討せざるをえない状況に迫られた模様だ。同油田周辺には地雷が多く、開発困難な状況が続いていることも、撤退の検討材料になったという。

 アザデガン油田はイラン南西部にあり、日本が同国内に権益を持つ唯一の油田だ。イラン政府によると、埋蔵量は260億バレルと世界最大級。米国は核疑惑を持つイランへ日本が投資することに反対し、日本側も2006年、同油田の権益を75%から10%に引き下げた。国際帝石によると、アザデガン油田への投資は計124億円で、うち61億円は損失に備えた引き当てができているという。

1198荷主研究者:2010/10/03(日) 21:19:21

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/09/16/new1009160901.htm
2010/09/16 デーリー東北
LNG基地11月にも着工/八戸・ポートアイランド

 JX日鉱日石エネルギー(東京)が、八戸港河原木地区の人工島・ポートアイランドに計画している液化天然ガス(LNG)輸入基地をめぐり、青森県は15日、同社への建設用地の売却額が11億2500万円に上ることを明らかにした。県議会定例会に関連議案を提案する。用地の引き渡しに必要な県の事務手続きなどは10月にも完了する見通しで、同社は「11月の着工を目指したい」としている。

 売却用地は約9万3千平方メートル。同社の1月の発表では敷地面積を11万4千平方メートルとしており、残る用地は今後、追加取得する見込み。

 正式な契約には県議会の承認が必要で、県は定例会に議案を提出する。併せて9月補正予算案では、同社を受け入れるためポートアイランドの整備費5300万円を計上。護岸整備や上水道敷設を行い、10月をめどに整備を終える考え。

 一方、県は今回の売却額の一部を活用し、八戸港の整備を行う。補正予算案に同港の港湾施設の補修や改修費として2億5800万円、八太郎地区2号埠頭(ふとう)のコンテナ置き場を広げるため9千万円をそれぞれ計上した。

1199とはずがたり:2010/10/07(木) 04:44:12

ガソリン、19週値下がりでついに底値? 冬場に向け上昇も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101006-00000584-san-bus_all
産経新聞 10月6日(水)17時36分配信

 石油情報センターが6日発表したレギュラーガソリンの4日現在の全国平均小売価格は、1リットル当たり132円10銭で、前週(9月27日)から20銭値下がりした。値下がりは19週連続。

 激戦区を中心に、秋の行楽シーズンに向け、値下げの動きが続いているという。ただ、国際原油市況は、北半球の冬場の需要期を控え、上昇傾向にあり、石油情報センターは「原油価格の動向次第で今後値上がりに転じる可能性もある」とみている。

 都道府県別では、35都府県で値下がりした。値下がり幅が最も大きかったのは、鳥取、秋田の両県の80銭安。次いで高知と香川の両県が60銭安だった。一方、北海道は60銭値上がりし、福島、静岡、富山の3県は20銭上昇、和歌山県、滋賀県、佐賀県も10銭値上がりした。岩手や岐阜など5県が横ばいだった。

 ハイオクは20銭安の142円90銭、軽油は10銭安の112円50銭だった。

最終更新:10月6日(水)21時54分
産経新聞

1200とはずがたり:2010/10/07(木) 10:50:23

取引企業への影響懸念 根岸製油所の閉鎖検討
業種多様 産業空洞化の恐れも
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20101007-OYT8T00076.htm

 国内石油最大手のJXホールディングスが、国内最大級の根岸製油所(横浜市磯子区)を段階的に縮小し、2020年度までの閉鎖を検討していることが6日、明らかになり、県内では取引先企業への影響を指摘する声が出ている。長引く円高に加え、高い賃料や人件費などから、工場を海外や東北、北陸など県外に移す企業が増えており、産業空洞化の懸念も高まっている。

 信用調査会社などによると、県内で同社と取引がある企業は100社を超えるとみられる。配管などの工事業者や石油精製設備用の部品製造会社、ドラム缶製造会社など幅広い業種にまたがっている。売上高のなかで同社との取引が占める割合が高い企業も少なくないという。「会社によっては、将来的に業績に影響がでてくる可能性もある」(経済アナリスト)との見方もある。

 根岸製油所の創業は1964年と古く、50年近く地域経済の発展に貢献してきた。しかし、将来の高い経済成長が見込めないうえ、国内人口が減少するなか、石油製品の需要は減少傾向にあり、縮小の検討は避けられない状況となっていた。

 同製油所では、6月末時点で663人の従業員が雇用されており、将来的には雇用の減少も懸念される。 閉鎖後は、広大な跡地の利用も課題となりそうだ。同製油所の敷地は、横浜市磯子区のJR根岸駅周辺から同市中区の三渓園の先まで東西にわたり、計約227万平方メートルに達している。

 同社は同日、閉鎖の方針について「発表したものではない」としたうえで、「2014年3月末までにグループの精製能力を日量20万バレル削減する検討をしている」とのコメントを発表した。

 県には同日夕、同社から発表したものではない旨の説明があったという。県産業立地課は「現時点では、なんとも言えない。今後の動向を注意深く見守りたい」としている。
(2010年10月7日 読売新聞)

国内最大級・根岸製油所の閉鎖検討…需要減り
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036414563/1208-1209

製油所を縮小、閉鎖へ 需要減でJXグループ
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100601000998.html

 閉鎖や規模の大幅縮小なども想定される、JXホールディングスの根岸製油所=6日午後、横浜市磯子区で共同通信社ヘリから

 国内石油元売り最大手のJXホールディングスは、国内の石油製品の需要減少に対応するため、国内にある製油所再編の検討に入った。JXは2014年3月末までにグループ精製能力を日量20万バレル削減する方針だ。現在国内に8カ所ある製油所のうち、最大級の根岸製油所(横浜市)の閉鎖や規模の大幅縮小なども想定されそうだ。

 少子高齢化や省エネ自動車の普及などで国内の石油製品の需要は減少傾向となっている。JXは製油所の再編を進めることで収益力の向上を図る考えだ。

 JXグループの08年末時点の精製能力は日量約180万バレルだったが、10年10月末には約140万バレルまで縮小。これをさらに20万バレル追加削減し、石油元売り各社の厳しい競争環境の中で生き残りを図る。

 石油連盟などによると、国内製油所の稼働率は以前は80%台後半だったが、最近は70%台にまで低下している。JXは国内施設を再編するとともに、需要が増加しているアジア向けの石油製品の販売や海外資源の権益確保の強化を目指す。
2010/10/06 23:42 【共同通信】

1201荷主研究者:2010/10/07(木) 22:06:36

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101001/bsd1010011406014-n1.htm
2010.10.1 14:01 Fuji Sankei Business i.
米エクソン、日本のGS網縮小を検討

 米石油大手のエクソン・モービルが、日本国内のガソリンスタンド(GS)網を再編し、規模を縮小する方向で検討に入ったことが1日、分かった。景気低迷や低燃費車の普及でガソリン需要は減退しており、今後の回復も難しいと判断したもようだ。

 地域ごとに直営店の統廃合、特約店も含めた再編を検討する。商社系の石油販売会社などとの提携も検討しているもようだ。「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のブランドは維持する。

 エクソン系列のガソリンスタンドは約4100店あり、「エネオス」などのJX日鉱日石エネルギー(約1万2500店)、出光興産(約4300店)に次ぐ。

 エクソン日本法人の2009年12月期の決算は、ガソリン需要の低迷や原油価格の下落で、売上高は前期比34・4%減の1兆3475億円、最終利益は48・0%減の125億円だった。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101003/bsd1010030033001-n1.htm
2010.10.3 00:32 Fuji Sankei Business i.
エクソンモービル 九州の一部GS売却を発表

 石油業界大手の米エクソンモービルは2日、九州地区にあるガソリンスタンド(GS)の一部を売却する計画を正式発表した。対象は九州地区にある400店舗程度のうち、少数の社有物件としている。三菱商事など大手商社系の石油販売会社が名乗りを上げているもようだ。

 エクソンモービルは、国内でGSを運営する石油小売り事業の営業権を段階的に売却する方向で検討しており、その一環となる。

 少子高齢化や低燃費の自動車の普及などを受けて国内のガソリン需要は減少し、今後の需要回復も難しい。特に九州地区の収益性は厳しいと判断したとみられる。「エッソ」「モービル」「ゼネラル」のブランド名を残すことが売却条件となる見通し。

1202荷主研究者:2010/10/23(土) 13:19:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101016t12029.htm
2010年10月16日土曜日 河北新報
アスファルト過少出荷 JX仙台製油所、換算ミスで30年

 JX日鉱日石エネルギーは15日、仙台製油所(仙台市)が海上出荷しているアスファルトを30年間、取引先と契約した本来の数量より少なく出荷していたと発表した。

 過少出荷したのは1980年3月〜2010年8月で、取引先は商社など国内12社。出荷量の把握が可能な03〜09年の7年間は契約量約48万トンに対し、1%に当たる4800トン分が実際には出荷されていなかった。

 同社によると、7年間だけで、計約2億4000万円を取引先に過大請求していた計算になるという。

 9月1日の出荷時に積み込み船から「量が少ない」と指摘があり、判明した。

 温度で体積が変わるアスファルトを数量換算する際に用いる日本工業規格(JIS)の「温度補正係数」が80年に改正されたのにかかわらず、仙台製油所の海上出荷のシステムを更新しなかったのが原因とみられる。

 同社は「管理体制が甘かった。過大請求分の扱いは監督官庁の指導を受けながら適切な善後策を講じていく」としている。

1203荷主研究者:2010/10/23(土) 14:20:41

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010160051.html
'10/10/16 中国新聞
関門海峡経由でLNG運搬へ
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/Tn20101016005101.jpg

 広島ガス(広島市南区)は、ロシア・サハリンから液化天然ガス(LNG)を運ぶ船のルートに山口県沖の関門海峡経由を取り入れた。従来は鹿児島県沖などを通っていたが、新ルートが認められた。所要日数は4日から3日に短縮する。今後、船の稼働率を高めて都市ガスの供給力拡大に備える。

 サハリンと廿日市工場(廿日市市)間は小型LNGタンカーのサン・アローズが運航している。従来は日本海を経由し鹿児島県の大隅半島沖を回るルート(約2400キロ)と、青森県の津軽海峡から太平洋を経由し高知県の足摺(あしずり)半島沖を回るルート(約2300キロ)があり、いずれも4日かかっていた。

 新ルートは8月に1回運航した。ただ新ルートの利用は、視界を確保して瀬戸内海を安全に運航するため4月上旬〜9月中旬の日中に限定する。残る期間は従来のルートを使う。

 新ルートは燃料費を節約できるものの、瀬戸内海で小型警戒船を先導させる費用も生じるため「運航1回当たりのコスト削減効果はない」。ただ将来的に船の稼働率を高めれば、片道7日かかるインドネシアとマレーシアからのLNG調達よりコストを減らせる。

1204荷主研究者:2010/11/23(火) 12:12:05

http://www.tomamin.co.jp/2010t/t10110302.html
2010年11/3 苫小牧民報
余剰ガスからLPG生産へ 石油資源開発北海道鉱業所

低圧ガスを分離処理する蒸留塔

 苫小牧市で天然ガスと原油を採掘する石油資源開発北海道鉱業所は、勇払油ガス田で液化石油ガス(LPG)の生産に乗りだす。余剰ガスからプロパンを精製し、道内向けに販売する。取りだすガスはこれまで燃やしていたから二酸化炭素(CO2)排出量の削減にもつながるという。鉱業所内にプラントを新設し、2011年7月の操業を目指す。

 原油を生産するときに発生する低圧ガスがLPGの原料になる。圧力が低過ぎて実用性がないため、これまで燃やしていた。

 計画では、プロパン、ブタンを中心にイソブタン、ペンタン、ナフサの5種類を生産する。初年度生産量は合計1万7000トンを見込んでいる。同鉱業所総務グループによると、石油資源開発関連の油ガス田で本格にLPGの生産に乗りだすのは、見附油田(新潟県)に続き2カ所目という。

 今春、プラント建設に着手した。3万8000平方メートルの敷地に、低圧ガスの液化・蒸留設備やLPG貯蔵タンク、出荷施設を設ける。11年6月の完成予定だ。総事業費約49億円。ローリー輸送し、主に道内向けに販売することにしている。数年で投資額は回収できる、としている。

 同鉱業所で発生する低圧ガスは年間約700万立方メートル。これをLPG生産に有効利用することで、4万立方メートルに上るCO2の年間排出量を、1万立方メートルまで削減できる見通しという。

 完成したプラントは100%子会社のエスケイ産業が管理する。従業員は20人とし、地元から4人を新規雇用する計画。同鉱業所総務グループは「収益と環境の両方で効果が期待できる」と話している。

1205荷主研究者:2010/12/02(木) 23:12:33

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/11/23/new1011231102.htm
2010/11/23 デーリー東北
LNG輸入基地の地盤改良工事に着手

 JX日鉱日石エネルギー(東京)は22日、八戸市河原木地区の人工島・ポートアイランド拡張区域(第2期工事部分)で、液化天然ガス(LNG)輸入基地の建設に向け地盤改良工事に着手した。工事は来年春まで行い、同4月から基地本体の建設工事に取り掛かる計画。同基地は北海道と北東北3県へのLNG供給拠点の位置付けで、2015年4月の運転開始を目指す。

 これまでは青森県や国が土砂の埋め立てや、地盤を固める「減容化」の作業などを実施していた。地盤改良はJXによる工事のスタートで、同基地の着工となる。この日、式典は行わず、午前から建設現場を頻繁に出入りするトラックが工事の始まりを印象付けた。

 八戸LNG輸入基地の計画は、合併前の新日本石油が昨年12月に決定。今年1月に県と八戸市の3者で立地協定に調印した。

 敷地面積は11万4千平方メートル。貯蔵容量14万キロリットルのLNGタンク2基のほか、外航、内航船用施設、ガス気化施設、タンクローリー出荷設備などを整備する。設備投資額は約500億円。雇用は数十人規模を予定。

 八戸LNG輸入基地からは、北海道や北東北3県へLNGを供給する。民間工場などで使用する工業用の潜在需要を見込む。

 JXは10月、約9万3千平方メートルを約11億2500万円で購入する契約を県と締結。残る用地は今後、追加取得する見込み。

 また、内航船を受け入れる2次基地として、JXは釧路LNG基地(北海道釧路市)を新設する計画。道東地域への供給拠点とする考えで、八戸LNG輸入基地と同じく15年4月の運転開始を予定している。

【写真説明】地盤改良工事が始まった八戸LNG輸入基地の建設予定地=22日、八戸港のポートアイランド

1206とはずがたり:2010/12/02(木) 23:45:34
JXのLNG基地建設でふと思ったがJXのLPG戦略はどうなってんだ?

日石+三井丸紅液化ガス→新会社設立
JE+日商LPガス(大ガス52.5%・伊藤忠25%・双日22.5%)+伊藤忠エネクス→ジャパンガスエナジー
三菱液化ガス(三菱商事)+出光興産→アストモスガス

コア事業って訳でもないとするとチャンネル二つあってそれぞれ三井や丸紅,伊藤忠や大ガスに任せるってのも手か?
三石と関係が深い三菱商事は出光と組んじゃったし股裂き分裂のまま放置か。

あとは住商+昭石ガスでエネサンス,コスモガスは独自路線か。

1207荷主研究者:2010/12/05(日) 14:53:52

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101119/bsb1011191124004-n1.htm
2010.11.19 11:23 Fuji Sankei Business i.
地上タンクで最大級、LNG基地が起工 西部ガス・九電

LNG受け入れ基地の起工式でくわ入れする関係者=19日午前、北九州市若松区

 西部ガスと九州電力が設立した「ひびきエル・エヌ・ジー」(福岡市)は19日、北九州市若松区の響灘埋め立て地で、大型運搬船に対応した液化天然ガス(LNG)受け入れ基地の起工式を開いた。地上設置型では世界最大級の18万キロリットルのタンクを2基備え、平成26年11月に運転を始める。

 西部ガスのLNG供給の中核基地となる見通しで、大型運搬船の利用や設備の集約化でコスト削減を狙う。総事業費は約700億円。約32万5千平方メートルの敷地にタンクや気化器、運搬船受け入れ設備などを建設する。

 起工式では、西部ガスの小川弘毅会長ら関係者が神殿に玉ぐしをささげて工事の安全を祈った。

 このLNG基地をめぐっては、特定のゼネコンに工事を発注しないよう求める脅迫文が今年2月に西部ガスに届いたほか、同社の関連ビルなどが発砲を受け、福岡県警が暴力団関係者の犯行とみて捜査している。

1208とはずがたり:2010/12/15(水) 22:45:15

環境税、段階的引き上げへ 税制大綱16日に決定
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121501000760.html
 全体会合が開かれた政府税制調査会。奥右から野田財務相、海江田経財相=15日午後、東京・霞が関

 政府税制調査会は15日、全体会合を開き、2011年度税制改正で残る検討事項を協議した。地球温暖化対策税(環境税)は、11年10月の導入後、税率を15年4月まで段階的に引き上げる最終案を提示。消費税を含む税制改革については、14日に閣議決定した「来年半ばまでに成案を得る」との政府の基本方針に沿った大綱とする方向だ。

 菅直人首相は15日、野田佳彦財務相らから11年度の税制改正大綱、予算編成の基本方針の説明を受けて了承。いずれも16日に閣議決定することを確認した。

 環境税の税率は、二酸化炭素(CO2)排出量に応じて化石燃料ごとに決定。現行と15年4月以降の税率を比べると、原油と石油製品は1キロリットル当たり2040円から2800円に引き上げられる。
2010/12/15 19:48 【共同通信】

1209とはずがたり:2010/12/16(木) 17:06:35

甘粛省で埋蔵量1億トン超の大型油田を発見―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101214-00000003-rcdc-cn
Record China 12月14日(火)5時4分配信

2010年12月13日、シンガポール紙・聯合早報によると、このほど中国石油メジャー・ペトロチャイナ(中国石油天然気)傘下の中国石油長慶油田公司が、甘粛省環県北部で埋蔵量1億トンを超える大型油田を発見したことがわかった。1日の生産量は2.6億〜3億トンの見通し。

記事によると、同油田は深い位置に油層があるため採掘の難度が高く、コストがかさむことが予想されている。長慶油田公司は70年代末にも同県で探査を行ったが、当時は発見できなかったという。

同社はペトロチャイナの傘下で、陝西省、甘粛省、寧夏回族自治区、内モンゴル自治区、山西省にまたがる中国で2番目に大きいオルドス盆地を対象に、37万平方キロメートルの探査を行っている。(翻訳・編集/津野尾)

1210とはずがたり:2010/12/16(木) 17:09:01


英BPや三井物産系に賠償請求=原油流出事故めぐり提訴―米政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000014-jij-int
時事通信 12月16日(木)5時59分配信

 【ニューヨーク時事】米司法省は15日、4月に起きたメキシコ湾の原油流出事故をめぐり、英石油大手BPや三井物産系の石油開発会社MOEXなどに損害賠償を求める訴訟を、米南部ルイジアナ州ニューオーリンズの連邦地方裁判所に起こした。同省は「(BPなどは)流出した原油の除去費用や天然資源などが被った損害に対し、無制限に責任を負う」などとしている。
 BPなどは原油流出事故をめぐる訴訟を多く抱えているが、連邦政府による賠償請求訴訟は初めて。司法省は今回、米国の原油汚染法や水質汚染防止法に基づき、原油の除去費用や経済的損失、環境汚染被害の補償などを求めている。請求額は不明だが、ロイター通信によれば、水質汚染防止法に基づく請求額は最大約210億ドル(約1兆7600億円)に上る可能性があるとしている。
 訴えられたのは、2社のほか米エネルギー企業のアナダルコ・ペトロリアム、スイスの油田掘削大手トランスオーシャンなど。流出した油田の権益は、BPが65%、アナダルコが25%、MOEXが10%を保有している。
 ホルダー司法長官は声明で、「民事、刑事の両面で調査は継続中」と指摘しており、今後もさらに関係企業が法的責任を追及される可能性がある。

1211とはずがたり:2010/12/16(木) 17:09:57

体面を重んじる中国の恫喝も経済的利益の前では柔軟であるねぇ。

中国とノルウェーが油田探査=平和賞に反発も資源開発は推進
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201012/2010121500420&rel=y&g=int

 【北京時事】中国石油大手、中国海洋石油総公司(CNOOC)傘下の油田開発会社、中海油田服務(COSL)が、ノルウェーの石油・ガス大手、スタトイルとノルウェー沖の北海で海底油田を掘削探査する契約を締結していたことが15日、分かった。COSLがウェブサイトで公表した。
 中国政府はノルウェーのノーベル賞委員会が中国の民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞を授与したことに反発、自由貿易協定(FTA)締結交渉の延期を申し入れている。両社の契約は9日付で、同賞授賞式が行われた10日の直前。エネルギー需要が拡大している中国としては、資源開発は予定通り進める姿勢を示した形だ。(2010/12/15-12:54)

1212荷主研究者:2010/12/18(土) 16:06:15

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101203/bsc1012030505006-n1.htm
2010.12.3 05:00 Fuji Sankei Business i.
動揺広がる「製油城下町」 規制強化で閉鎖・縮小 自治体が陳情

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/bsc1012030505006-p1.jpg
和歌山県有田市にある東燃ゼネラル石油和歌山工場

 国の規制強化で大手石油会社が一部製油所を閉鎖・縮小する検討に入ったことが表面化し、和歌山県有田市など「製油所城下町」に動揺が広がっている。各地の自治体は2日までに、存続を求める陳情を行うなど対策に乗り出したが、情報は乏しく、打つ手も限られているのが実情だ。

 有田市は人口約3万2000人。市内にある東燃ゼネラル石油の和歌山工場には約400人が勤め、税収は約10億円と市全体の4分の1に上る。

 「工場が撤退すれば有田の経済は破綻(はたん)する」と市幹部は戸惑いを隠さない。

 望月良男市長は工場存続を求め、7〜11月に同社を4回、経済産業省を7回訪問。地元自治会は市民の8割以上に当たる約2万6000人分の署名を集めた。「存続のためにできることは何でもやる」(市幹部)方針だ。

 経産省は7月、過剰設備の削減を促す規制を導入。主要各社は10月末までに、老朽化した設備の廃棄などで石油精製能力を落とす計画を提出した。東燃ゼネラルの和歌山工場は歴史が古く、リストラの対象になる可能性があると有田市の関係者はみている。各社の計画が非公表という点も、地元に不安感を抱かせているようだ。

 老朽化した製油所はほかにも多い。コスモ石油の坂出製油所(香川県坂出市)は1972年の操業開始。香川県の担当課は「閉鎖の可能性があり、情報収集しているが、製油所側は十分な説明をしてくれない」と危機感をあらわにする。

 石油各社は2014年3月までに精製能力を削減する予定。製油所の統廃合はその1〜2年前に結論を出すとみられ、関係自治体は雇用や財政面の対応を迫られそうだ。

1213荷主研究者:2010/12/30(木) 01:03:09

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1292291830
2010年12月14日10時57分 千葉日報
第2中央幹線が開通
大地震対策も完了 京葉ガス

開通した第2中央幹線の敷設工事の様子

 千葉県北西部を供給エリアとする京葉ガス(市川市)が敷設工事を進めていた柏市と浦安市の51・8キロを結ぶガス導管「第2中央幹線」が開通した。併せて供給停止区域を細分化するなどの大地震対策も完了。総事業費は166億円に上る。都市ガス供給の安定化が図られるとともに、将来の需要増にも対応できるようになった。

 1993年に敷設工事が始まった同幹線は1〜4期に分けて段階的に工事が進められ、第4期(2006〜10年)の柏井−沼南地区(16・5キロ)が完成したことにより、北端の北柏供給所(柏市柏の葉)と南端の浦安供給所(浦安市舞浜)を結ぶ全線が開通した。

 管の直径は同社の市川工場跡と柏供給所を結ぶ「中央幹線」(40キロ)より20センチ太い60センチ。これまで1日当たりの供給量はピーク時で約300万立方メートルに上っていたが、今回の開通で最大供給能力が350万立方メートルにまで向上。同社は天然ガスを主原料とする都市ガスの需要について、「環境面で天然ガスへの期待は高く、中長期的には伸びる見通しにある」と説明する。

 さらに、東京ガスや東京電力などからの原料の受け入れ拠点である沼南供給所(柏市大島田)や習志野ガバナステーション(習志野市茜浜)なども中圧導管で結ばれ、供給の安定化につながった。

1214荷主研究者:2011/01/02(日) 15:31:32

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1222/4.html
2010年12月22日(水)山口新聞
宇部市、ガス事業を民間譲渡へ 来年2月まで募集

 宇部市は、市ガス水道局が経営するガス事業を2012年度に民間事業者へ譲渡する。事業者を来年2月4日まで募集している。ガス事業については、民間企業も含めた競争が激化し、全国的に公営ガス事業は減少。この流れに加え、天然ガスへの切り替え事業で多額の欠損金を抱えるなどしていたため、同市も民営化を決めた。現在、県内でガス事業を行っている自治体は同市のみ。

 同局は、今年3月末現在で、市全世帯の約22%にあたる1万8356世帯に都市ガス、プロパンガスを供給。この事業を一括して、市内に拠点を置く法人に譲渡する。譲渡の時期は、12年4月1日で、事業譲渡価格は18億円以上。募集要項は同局ガス事業部総務課で配布。書類審査やヒアリングで、来年7月ごろに候補者を決める。

 同市のガス事業をめぐっては、06年度の天然ガス転換事業の際に、設備投資などで7億円の欠損金が出るなどしていた。今年3月、有識者、税理士ら9人でつくる市ガス事業検討委が、「すみやかに民営化を」との答申を久保田后子市長に提出。これを受け、市は11月に民営化計画を策定した。同局によると、ガス事業の債務残高は12年3月末で20億4千万円にのぼる見込み。これは、事業の譲渡金額などで一括返済できるという。久保田市長は「なんとか譲渡先を見つけたい」と話している。

 問い合わせは同局ガス事業部総務課(TEL0836・31・0141)へ。

1215荷主研究者:2011/01/02(日) 15:32:36

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/1225/12p.html
2010年12月25日(土)山口新聞
軽油輸出、きょう開始 出光興産、アジア中心に

輸出用の軽油を乗せた船の前であいさつする松下敬所長

 出光興産は25日、周南市の徳山製油所から軽油の輸出を始める。国内向けが伸び悩む中、需要が多いアジアを中心に輸出する。輸出用の船が出港する同製油所の大浦地区側で24日、初輸出を祝うセレモニーがあった。

 同製油所の新宮町側で生産した軽油を、全長約3.3キロメートルの海底配管を利用して対岸の大浦地区側に移送。タンク(最大貯蔵量7万5千キロリットル)に貯めた軽油を桟橋に付けられた船に移して輸出する。原油用だったタンクを軽油用にするなどして準備を進めていた。輸出量は、マーケットの状況を見ながら判断するという。

 景気低迷の影響もあって近年、国内での石油製品の需要は減少。中でも軽油の落ち幅が最も大きいという。逆に中国やインドなど新興国の需要が伸びているという。同社は北海道、千葉、愛知の製油所ですでに軽油の輸出をしており、徳山製油所が加わったことでさらなる輸出が可能になった。

 25日午前中にも、軽油約4万7千キロリットルを乗せた船が輸出先に向けて出航する。

1216とはずがたり:2011/01/05(水) 19:51:01

JX開発、ベトナム沖で天然ガス発見 
2011.1.5 16:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/110105/biz1101051642017-n1.htm

 JX日鉱日石開発は5日、子会社を通じて権益を保有し試掘していたベトナム沖海底の鉱区で、天然ガス・コンデンセートを発見したと発表した。今後、商業性の有無を確認するための探鉱・評価作業を進める。

 JXの子会社で石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の出資を受けている新日石クーロン石油開発が鉱区の権益40%を持ち、残りをベトナム国営ペトロベトナムや同社とロシアの合弁会社が保有している。鉱区があるのは、ベトナム南部のブンタウ市沖120キロで水深約40メートル。

1217荷主研究者:2011/01/09(日) 13:28:33

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/266543.html
12/30 07:31、12/30 15:07 北海道新聞
北ガス 液化天然ガスタンク 2基目建設へ 石狩湾新港に

 北海道ガスは石狩湾新港中央埠頭(ふとう)(石狩市新港中央4)で建設中の大規模液化天然ガス(LNG)基地に、2基目の貯蔵タンクを建設する方針を固めた。投機による価格変動が大きい天然ガスの国際市況や今後の需要増をにらみ、貯蔵施設の拡充で安定供給態勢を整備する。3〜5年以内の着工を目指す。

 2012年12月を予定する石狩基地の稼働時期も数カ月前倒しを検討しており、供給態勢の早期整備を図る。

<北海道新聞12月30日朝刊掲載>

1218荷主研究者:2011/01/16(日) 16:46:28

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110107/bsc1101071145008-n1.htm
2011.1.7 11:43 Fuji Sankei Business i.
出光、北海で油田開発 ノルウェー政府に申請、200億円投資へ

 出光興産は7日、ノルウェー領北海での新たな油田開発計画を子会社を通じ同国政府に提出したと発表した。早ければ6月にも議会の了承を得て、開発準備に入り、2013年第4四半期の生産開始を目指す。権益比率に応じた生産は日量1万1000バレルと見込まれ、同社にとって最大規模の油田となる。

 開発するのはノルウェー沖のヨーバー油田で水深410メートル。可採埋蔵量は5500万〜1億バレル。出光は子会社を通じて25%の権益を持つ。今後、油田の近くに浮体式海洋生産・貯蔵・積み出し設備を建設する。出光の投資額は200億円。

 出光は、ヨーバー油田近くのスノーレ油田の権益も持っている。スノーレでの生産は日量1万4000バレルと同社最大だが、生産開始が1989年と古く、今後、生産量が減少していくとみられ、新油田の開発に着手することにした。

1219荷主研究者:2011/02/02(水) 22:02:04

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2011/01/21/new11012108top.htm
2011/01/21 デーリー東北
八戸LNG基地 桔梗野まで導管新設

 JX日鉱日石エネルギー(東京)が八戸市河原木地区に計画する液化天然ガス(LNG)輸入基地について、JXは20日、同基地から天然ガスを供給する導管(パイプライン)を16キロ新設し、同市の臨海工業地帯を通り、八戸水産加工団地や桔梗野工業団地まで延長させる計画を明らかにした。立地工場の需要が見込めるためで、内航船を受け入れる既存の八戸LNG基地からの導管4・7キロと合わせると、総延長は20・7キロとなる。

 同日、青森県と市、八戸商工会議所が八戸プラザアーバンホールで開いた「LNG利用促進セミナーin八戸」で、JXが説明した。

 計画では輸入基地が立地するポートアイランドから臨海工業地帯を通り、水産加工業者が集まる八戸水産加工団地や、製造業などが立地する桔梗野工業団地まで敷設する。同社天然ガスプロジェクトグループの松田浩二マネジャーは「エネルギー転換を進める工場などの需要が見込まれる。導管で供給すれば利用者の使い勝手がいい」と話した。

 セミナーには約400人が参加。資源エネルギー庁ガス市場整備課の猪狩克朗課長補佐と、昭和電工の福山幸男化学品事業部長、JXの三宅俊作取締役常務執行役員が、それぞれのLNGについての取り組みをテーマに講演した。

1220荷主研究者:2011/02/06(日) 11:12:41

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110120/bsc1101200505010-n1.htm
2011.1.20 05:00 Fuji Sankei Business i.
建設ラッシュで需要急増へ 大手ゼネコン、LNG施設向けに低コスト技術

 大手ゼネコン(総合建設会社)が、LNG(液化天然ガス)施設向けに、低コストな技術を相次ぎ開発している。竹中工務店は19日、LNG地上貯蔵タンクの建設工期を2割短縮させた工法を開発したと発表。大成建設や清水建設、大林組も独自製法でコストを圧縮した工法を開発し、受注活動に力を入れる。電力会社が、石油に比べ燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量が少ないLNGへの燃料転換を加速させ、新規需要が見込まれる中、ゼネコン各社の受注競争も激しさを増しそうだ。

 竹中が開発した工法は、タンク設計の効率化で、建設工期とコストの圧縮を実現できるのが特徴。たとえば18万キロリットルのタンクをつくる場合、通常より8カ月短い30カ月まで工期を縮めることが可能としており、この利点を電力やガス会社に売り込み、受注につなげる。

 大成建設は、道路の橋を建設する際の低コスト工法を応用し、地上型LNGタンクを建設する際の資材の使用量を、コンクリートで10%、鋼材で30%減らせる工法を開発。資材費用を抑えることで、建築費全体の削減につなげられるという。

 大林組は、地上型LNGタンクの外壁工事の工期を、従来より3割減らした工法のほか、タンク内側の断熱材の敷設にかかる時間を3分の2、コストを半減できる技術を確立した。

 清水建設は、1966年に、東京ガスが根岸工場(横浜市磯子区)に建設したLNGの受け入れ基地工事に携わったのを契機に、これまで国内のLNG基地の半数以上の建設に参画してきた。この実績や独自の低コスト化技術などをてこに、さらなる受注拡大につなげる考えだ。

 大手ゼネコンが、LNG向けの新技術開発に注力するのは、今後、LNG受け入れ基地の建設がラッシュを迎えるため。電力やガス会社によるLNGの受け入れ基地は2017年まで8施設建設される計画。12年には中部電力が新潟県に新設するほか、15年には東京ガスが茨城県に建設するなど計画は目白押しとなっている。(今井裕治)

1221チバQ:2011/03/12(土) 23:13:17
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103120432.html
コスモ石油が否定 「火災で有害物質降る」のメール連鎖2011年3月12日16時13分
 東日本大震災で起きた千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災について、「有害物質が雨などと降るので注意」とする出所不明のチェーンメールなどがインターネットで出回っている。コスモ石油は12日、「そのような事実はない」とするメッセージをウェブサイトに掲示した。

 チェーンメールの内容は「工場勤務の義弟から情報。外出に注意して、肌を露出しないようにしてください!」「コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降るので外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、身体が雨に接触しないようにして下さい!!! コピペとかして皆さんに知らせてください!!と知り合いから連絡が回ってきました!!気を付けてください(顔文字)」などといった内容。ネットユーザーの間で広範囲に転送されている模様で、情報の出元を「厚生労働省によると」などとしたものも出回っているという。

 コスモ石油広報室では「タンクに貯蔵されていたのはLP(液化石油)ガスであり、燃焼で発生した大気が人体へ及ぼす影響は非常に少ない」と説明。同社は火災について「近隣住民の方々をはじめ、関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしております事を心よりお詫び申し上げます」とする文章も併せて掲載した。(アサヒ・コム編集部)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110312/dst11031219120267-n1.htm
「次は近畿」「有害物質の雨が降る」 ネット上でデマ飛び交う
2011.3.12 19:12

 東日本大震災をめぐっては、被災地の詳細な情報が伝わらない中、ネット上では事実無根の情報が飛び交った。「次の震源地」や「有害物質の雨」などを指摘する内容だが根拠は薄弱。枝野幸男官房長官も12日夕の会見で冷静な反応を呼びかけたが、デマの拡散は収まらなかった。

 「近畿のプレートが小さくなってこれが元に戻ろうとする。明日明後日は近畿の方は警戒してください」「阪神大震災後には女性暴行が増えた」

 ミニブログ「ツイッター」では、地震発生直後から不安をあおるような様々なデマが広がった。

 千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災について、「有害物質が雨などと降るので注意」とするツイッター上の書き込みやメールが拡散。コスモ石油が「そのような事実はない」と否定するコメントをウェブサイトに掲載する騒動もあった。

 12日午後になり、福島第1原発周辺で放射性物質が検出され、炉心溶融(メルトダウン)の可能性が指摘されると真偽不明の発言は増加。「原発から100キロ圏内にいる子供にはヨウ素剤を飲ませた方がいい。とろろ昆布があれば食べて」という“指南”以外にも、「スーパーで客がすごい勢いで食料を買いあさってる」「脱出できる方は今すぐ新潟から西へ避難を」と混乱をあおるような書き込みも広がった。

 こうした情報の多くには「拡散希望」などという一言が添えられ、利用者がさらに広めてしまうという悪循環につながっている。

1222とはずがたり:2011/03/13(日) 20:39:14

消防庁「有害物質発生しない」 千葉県市原市の製油所火災
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031301000391.html

 総務省消防庁は13日、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災に関し「有害物質が飛散する」といった虚偽情報が出回っていることについて「火災原因のLPガスは、不完全燃焼の場合に一酸化炭素が発生するが、ほかの有害な物質は発生しない」と注意を呼び掛けた。

コスモ石油が否定 「火災で有害物質降る」のメール連鎖
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103120432.html
2011年3月12日16時13分

 東日本大震災で起きた千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災について、「有害物質が雨などと降るので注意」とする出所不明のチェーンメールなどがインターネットで出回っている。コスモ石油は12日、「そのような事実はない」とするメッセージをウェブサイトに掲示した。

 チェーンメールは「工場勤務の義弟から情報。外出に注意して、肌を露出しないようにしてください!」「コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降るので外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、身体が雨に接触しないようにして下さい!!! コピペとかして皆さんに知らせてください!!と知り合いから連絡が回ってきました!!気を付けてください(顔文字)」などといった内容。ネットユーザーの間で広範囲に転送されている模様で、情報の出元を「厚生労働省によると」などとしたものも出回っているという。

 コスモ石油広報室では「タンクに貯蔵されていたのはLP(液化石油)ガスであり、燃焼で発生した大気が人体へ及ぼす影響は非常に少ない」と説明。同社は火災について「近隣住民の方々をはじめ、関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしております事を心よりお詫び申し上げます」とする文章も併せて掲載した。(アサヒ・コム編集部)

1223とはずがたり:2011/03/14(月) 12:29:48

千葉の製油所、鎮火めどなく 消火作業続く
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011031401000385.html
2011年3月14日 12時05分

 千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災は14日も消火活動が続き、鎮火のめどは立っていない。

 市原市消防局によると、液化石油ガス(LPG)流出による二次災害を防ぐため、タンク内に残留したガスを燃やし尽くす必要があり、放水で温度上昇を抑える作業を続けている。ガスの残量が確認できないため、鎮火の見通しは立っていないとしている。

 総務省消防庁は14日午前6時半時点で鎮火を確認したと発表したが、午前11時すぎの発表で火災が続いていると訂正した。

 火災は11日午後3時半ごろ、地震の影響で傷ついた配管から漏れたガスに引火。隣接のタンクに延焼し、爆発した。作業員1人が全身やけどの重傷、2人が軽傷。
(共同)

1224とはずがたり:2011/03/14(月) 14:41:53

JXエネルギー、根岸製油所で出荷再開=仙台など再開の見通し立たず
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011031400412

 JX日鉱日石エネルギーは14日午前、東北関東大震災が起きた11日以来停止していた横浜市磯子区の根岸製油所で出荷を再開した。消防や病院に優先的に配送する。(2011/03/14-11:48)

1225とはずがたり:2011/03/14(月) 15:12:36

被災地のガソリン不足深刻 東北・関東で販売制限
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103140098.html
2011年3月14日14時9分

仙台市青葉区のガソリンスタンドには、給油を待つ車列が出来たが、一般車両には給油が出来ないと店員が合図をしていた=14日午前10時30分、戸村登撮影

各地でガソリン給油のために長い車列が出来た=13日、仙台市若林区、日吉健吾撮影

 被災地でのガソリン不足が深刻化している。配送が困難になっているだけでなく、ガソリンスタンドも警察や消防、救援のための車両を優先し、一般利用者への販売を制限しているためだ。販売制限は、関東地方の一部でも見られるようになっている。

 千葉市の幹線道路沿いのガソリンスタンドでは14日午前10時ごろ、50台以上の車が列をつくっていた。待っている運転者に店員が、「もうガソリンがありません」と説明していた。

 JX日鉱日石エネルギーによると、地震の影響で二つの製油所と、ガソリンなどを保管する各地の油槽所が出荷を停止したままだ。輸出用の石油製品を振り向けるなどの対応をとっている、という。

 出光興産も東北では日本海側からの輸送を始めているが、太平洋側に到着できたかどうかは把握できていないのが実態だ。各地の拠点には「どこに行けば給油できるのか」との利用者からの問いあわせが増えているという。

1226とはずがたり:2011/03/15(火) 21:48:46

ガソリン不足改善、少なくとも1週間
http://www.asahi.com/business/update/0315/TKY201103150394.html
2011年3月15日20時49分

写真:ガソリンスタンドの営業開始を待つ車列は500メートル以上になっていた=15日午前6時6分、青森県八戸市、杉本康弘撮影拡大ガソリンスタンドの営業開始を待つ車列は500メートル以上になっていた=15日午前6時6分、青森県八戸市、杉本康弘撮影

 東日本大震災で被災地や首都圏でガソリン不足が続いているが、状況改善には少なくとも1週間程度はかかりそうだ。物流網が滞ったり、消費者が買い急いだりしているだけでなく、東北と関東の6製油所が操業を止めたことがガソリン不足を招いている。

 地震後、東北唯一の製油所であるJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所(仙台市)と、コスモ石油の千葉製油所(千葉県市原市)で火災が発生。JX鹿島製油所(茨城県神栖市)も破損し、いずれも復旧のめどが立っていない。

 JX根岸製油所(横浜市)と極東石油工業(市原市)、東燃ゼネラル石油の川崎工場(川崎市)の一部も操業が止まった。JX広報は「根岸が復旧するまでには1週間程度かかる」としている。

 6製油所の停止で、合わせて日量100万バレル超の原油処理能力が一時的に失われた。

 もともと国内の処理能力は過剰で、330万バレル程度の実需に対して約450万バレルあった。とはいえ、100万バレル超の能力が関東・東北に集中して滞ったことで、需給バランスが一気に崩れた。心理的な不安から「買いだめ」も起こり、混乱を後押しした。

 石油元売り最大手のJXは北海道室蘭市や西日本にも製油所を持つが、被災地では太平洋側の港湾施設や油をためるタンクが損壊。秋田県や山形県などの港から被災地に運ぶ方法を検討している。

 製油所が正常に動いている出光興産や昭和シェルは、被災地向けや病院の自家発電向けを優先しているため、首都圏へのガソリン供給は減っている。西日本の製油所から石油製品を関東以北に回そうとする動きもあるが、正常に供給できるまでには「相当な時間がかかる」(昭和シェル)とみられている。

1227とはずがたり:2011/03/16(水) 14:54:10

東日本大震災 ガソリン枯渇深刻 給油求め長蛇の列
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000009-khk-l04
河北新報 3月16日(水)6時13分配信

 東日本大震災の影響で、被災した宮城県などを中心に東北のガソリン供給が不足している。津波による保管施設の損傷や製油所の火災などに加え、給油で優先される被災地支援の緊急車両が次々と入り、一般向けまで回しにくくなっていることなどが理由という。仙台市内では再開したスタンド周辺に長蛇の列ができ、在庫が底を突くケースも相次ぐ。元売り各社は通常とは別ルートでガソリンを運び込むなど対応に懸命だ。
 石油連盟などによると、東北では地震と津波で塩釜市など東北の港にあるオイルタンクが破損。製油所では仙台港にある施設が炎上し、東北向けに対応する関東地方の施設も出荷できない状態になった。
 タンクローリーも津波で押し流され、運転手が亡くなるなどした。海からの輸送ができないなど物流ルートも不十分で、被災の激しい地域以外にも運びにくくなったという。
 全国から集まる緊急車両の急増も要因の一つ。小売業者でつくる宮城県石油商業協同組合は「一般向け販売を増やすように協力をお願いしているが、従業員が被災するなどして開店できないスタンドもある。通常営業に戻る見通しは、言える段階にない」と嘆く。
 こうした事情を受け、元売り各社は、東北以外の他地域から日本海側経由のルートで、東北への供給を増やすことを申し合わせた。
 元売りの1社は「東北方面への出荷を最優先に対応している」と強調。別の元売りも「西日本の製油所からも東北に回している」と説明する。
 これまでと比べ輸送時間はかかるため、供給不足は簡単に解消されそうにないものの、資源エネルギー庁は「今後は元売り各社の備蓄放出も見込まれ、品薄感が一定程度解消されることを期待したい」と話す。

◎言い争い、交通妨げ…/GS、混乱回避へ知恵絞る/従業員増やし車列整理

 ガソリンの供給不足をめぐっては、一般向けに営業するスタンドが限られることから、順番待ちなどでトラブルになるケースも起きている。仙台市内では車列の整理に店員を充てるなど、混乱回避に取り組むスタンドも出始めた。
 宮城県石油商業協同組合によると、県内では利用客同士が言い争ったり、従業員が殴られたりする事態が起きている。給油待ちの車列が交差点内に続き、交通の妨げになるケースも増えている。
 このため仙台市青葉区一番町のスタンド「仙台一番町SS」では、地震前は4人程度だった従業員を18人に増員。道路の曲がり角ごとに店員を配置し、車両の割り込みを防ぐなどしている。
 給油量も1台当たり上限3000円分に設定。夕方には在庫切れとなることから、あらかじめ当日の給油可能な台数を算出し、張り紙などで情報提供している。
 利用客の反応は上々で、青葉区の男性(61)は「他店舗で給油の順番をめぐって口論になった知人もいる。被災して心がすさむ今、店側の配慮はありがたい」と話す。
 このスタンドを経営する会社の小林弘幸さん(39)は「長時間待った揚げ句に給油できないという事態はなるべく避けたい」と語る。
 一方、宮城県は15日、給油待ちの車列が路線バスや緊急車両の通行の妨げになるとして、報道機関を通じ、給油する県民に交通マナーの徹底を呼び掛けた。
 県総合交通対策課は「警察官の指導にさえ従わない悪質な例もある。ドライバーはもちろん、店舗側にも協力をお願いしたい」と呼び掛ける。


◎「もう少し我慢を」宮城知事

 村井嘉浩宮城県知事は15日、宮城県内で不足するガソリンや灯油などの供給について、「日本中が燃料不足。近日中の確保は難しい」との見通しを示し、県民に「もうしばらく我慢してもらいたい」と呼び掛けた。
 村井知事によると、国と秋田、山形、新潟3県に供給を要請しているが、いずれの地域も枯渇寸前の状態という。
 県は地震による火災で損傷した仙台港地区の石油コンビナートの復旧を最優先事項と決め、修復工事を側面支援する方針。石油会社には復旧めどを特定するよう求め、近く燃料供給の見通しを明らかにする考えだ。

最終更新:3月16日(水)6時13分
河北新報

電源用燃料、病院に優先配分を=関東知事会が要請
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/1508

1228チバQ:2011/03/16(水) 22:05:04
http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY201103160400.html
寒波、被災地を襲う 避難所で足りぬ灯油、インフル懸念(1/2ページ)2011年3月16日21時32分
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時折激しく風雪が舞う中、傘を飛ばされながら歩く男性=16日午前、宮城県南三陸町、西畑志朗撮影
 真冬のような寒さが16日、被災地を襲った。黒い津波になぎ倒された街の残骸には真っ白な雪が降り積もった。底冷えのする避難所ではインフルエンザ流行の兆しがある。着の身着のまま逃れてきた避難者たちは、追い打ちをかける寒さから身を守ろうと苦闘を続ける。

 宮城県石巻市雄勝町の森林公園は16日、数センチの積雪に覆われた。

 コテージや管理棟には、約270人が分かれて身を寄せている。もともと屋根しかないバーベキューハウスには、がれきの中から拾ってきた板やブルーシートを張って壁代わりにし、中でたき火をして暖を取っている。

 「風邪をひいた子どももいる。毛布はお年寄りや子どもに優先的に回しているから、若い男の多くはたき火の周りに集まって夜を明かしている」と建設業の大槻敏也さん(52)は話した。

 津波の当日は多くの住民が裏山に逃れ、雪の中で夜を明かした。このうち、少なくとも8人のお年寄りが、夜半に寒さで動かなくなり、息を引き取ったという。

 福島県白河市立白河中央中学校の体育館では、福島第一原発に近い沿岸部から避難してきた約70人が、毛布にくるまって寒さに耐えていた。

 家族や親類11人で同県富岡町から避難してきた安斉泰協(ひろやす)さん(69)は、床が冷たいので毛布の下に段ボールを敷いている。セーターなどを4枚重ね着したうえにダウンコートを着込み、さらに毛布をかけて夜を過ごしている。

 この日の最低気温は零下2.6度。ストーブは4台あるが、一晩で100リットルほどの灯油が必要だ。在庫分はほぼ使い切った。「天井の高い体育館から、もっと狭い会議室にみんなを移せば燃料を節約できるかもしれない」と、同校に詰める県職員は検討している。「だが、そうするとプライバシーを守れずストレスになる。判断が難しい」

 寒さで体調を崩すことに加え、医療関係者が懸念するのは、避難所でのインフルエンザの広がりだ。狭い空間で多くの人が共同生活を余儀なくされるため、感染しやすい。

 宮城県七ケ浜町の避難所では避難者2人がインフルエンザに感染したことを、巡回診察した医師が確認した。ほかの避難者とは別の部屋に移し、治療薬を処方している。患者を診察した男性医師は「インフルエンザの感染は年中ある。避難所生活で体力が弱っていればかかりやすい」と話す。町は避難者にマスクの配布を始めた。

 13日まで仙台市若林区の高齢者施設などを巡回した国際医療NGO「AMDA(アムダ)」看護師の石岡未和さん(30)は、小さな工夫で感染を抑えようと呼びかける。例えば、せきやくしゃみをする時、マスクがなければ、服のすそでもいいので口を覆う。調子が悪ければ早めに誰かに伝える。

 数百人が避難している岩手県大船渡市立盛(さかり)小学校。佐々木せき子さん(58)は校舎玄関前のロビーで夜を過ごした。人が出入りするたびにドアから寒風が吹き込む。「お風呂にも入れず、体が芯から冷えて弱ってきている。温かいものが食べたい」。隣で寝込む母(80)のことも気がかりだ。

 そうした窮状に、「ロビーの方々が寒い思いをします」「ドアを開けたらすぐに閉めて下さい」と書かれた紙が張り出された。玄関の出入り口前についたても置かれた。鈴木祥子副校長(54)は「知恵を出し合い、少しでも暖かく過ごせれば」と話した。

1229チバQ:2011/03/16(水) 22:45:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110316/CK2011031602000053.html
ごみ収集に影響 バス会社便数減
2011年3月16日

 県内では、自治体のごみ収集作業にも影響が出始めている。

 さいたま市では、機械式塵芥(じんかい)車(パッカー車)が直営・委託合わせて約三百三十台が稼働。燃料の軽油や天然ガスの入手が震災後、難しくなっている。市は県石油業協同組合へ緊急車両と同様の優先供給を要請したが、見通しが立たないという。道路の渋滞や停電による信号消灯で、作業が遅れ始めている。

 ガソリン不足で県内のバス各社が減便を決定。西武は通常の半分、東武と国際興業は休日ダイヤとする。

 千葉県市原市の製油所火災などの影響で、各社は燃料の軽油確保に苦慮。「計画停電が続けば、さらに減便を強いられる」としている。計画停電による渋滞も激しく「遅延対策も課題」という。

  (前田朋子、鈴木賀津彦)

1230チバQ:2011/03/16(水) 22:49:25
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110316/bsd1103161938030-n1.htm
【東日本大震災】給油所の開店休業相次ぐ、重油や軽油も逼迫、ガソリン価格高騰は回避? (1/2ページ)2011.3.16 19:37
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ガソリンスタンドに並ぶ人たち=16日午後、仙台市泉区【拡大】
 東日本大震災で多くの製油所が火災や操業停止に追い込まれたことでガソリンや重油などの品薄状態が深刻化し、家計や企業の活動への影響が拡大している。売り切れで“休業”に追い込まれる給油所も続出。石油元売り各社は在庫があっても物流網が寸断されて供給できない。東京電力などの計画停電に備えた自家発電用の重油も品薄だ。買いだめも深刻で、政府は自粛を呼びかけている。

 「震災直後からタンクローリーが到着せず、入荷の見通しもない。緊急車両や月決め顧客だけの営業だ」

 東京都千代田区の給油所経営者は、入荷のめどすら立たない現状を嘆いた。

 都心にある別の給油所では、早朝は開店前から車で長蛇の列ができたが、午後には品切れでシャッターを下ろし、“完全休業”状態に陥った。店頭には「品切れ」の看板を掲げたが、それに気づかない車が何台も列を作っていた。

 品薄傾向は重油や軽油なども同じだ。計画停電が始まったことで、マンションや企業が使う自家発電用の重油の需要が急増。石油元売り会社の担当者は「少しでも重油を回してほしいという引き合いは多いが、とても対応できない」と悲鳴を上げている。

 ガソリンなどが品薄になったのは東日本の製油所が軒並み被災したためだ。現在、コスモ石油の千葉製油所(千葉県市原市)やJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所(仙台市)など6製油所が停止。これにより日本全体の供給力の2割程度が失われている状況だ。

 もちろん備蓄はたくさんある。元売り各社には、最低1カ月分の製品在庫と原油を合わせて88日分の備蓄がある。政府も14日、国家備蓄の3日分を市場に放出することを決めた。それでも品薄が続くのは、震災で物流網が被害を受けたことで製品を供給できなくなっていることに加え、品不足を見越した買いだめが全国的に進んでいるためだ。

 枝野幸男官房長官は16日の記者会見で、「不足しているガソリンや軽油、重油は被災地への輸送を優先させ、買いだめをしないようお願いしたい」と国民に呼び掛けた。給油所の業界団体の全国石油商業組合連合会(全石連)も「不要不急の給油を控えて」と自粛を強調している。

 石油情報センターが16日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(14日現在の全国平均)は1リットル当たり前週から3円値上がりして148・5円となったが、これにはまだ震災の影響を織り込んでいない。今後の価格動向はどこまで原油相場が下落するかにも左右されるが、品薄で高騰する可能性は十分にある。

 元売り業界は「生産が回復して物流網が改善するにはしばらくかかる。それまでは品薄が続く」(関係者)とみている。

1231チバQ:2011/03/17(木) 20:23:48
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110317-OYT1T00738.htm?from=main6
ガソリン、西日本の製油所で増産…緊急供給対策

 政府は17日、東日本巨大地震の被災地で深刻化する燃料不足に対応し、ガソリンや灯油などを被災地に届けるための緊急供給対策を発表した。


 西日本の13製油所の稼働率を高めて増産し、石油製品の市場への供給量を増やす。さらに大型のタンクローリー車を追加投入し、物流の目詰まりを解消するとしている。

 経済産業省は、石油各社に対して、西日本13製油所の稼働率を現在の80%から95%以上に高めることを要請した。増産分と海外輸出の抑制などで確保した1日当たり2万キロ・リットルのガソリンや軽油などを、新潟や秋田の石油油槽所(タンク)に海路で輸送する。北海道の2製油所からは1・8万キロ・リットルを青森の石油タンクに運び、震災前の東北地方の需要量(3・8万キロ・リットル)を確保する。

 灯油はドラム缶に詰め、トラックで大量に陸送する。宮城県の重要拠点である宮城県塩釜市の石油タンクへの補給の再開を急ぐ。

 輸送力の強化も石油各社に求め、西日本からタンクローリー300台を追加で投入し、現在被災地にある400台と合わせて700台体制とする。港湾にある石油タンクから被災地のガソリンスタンドへの輸送も確保する。

 消防や警察など緊急車両や救援物資を運ぶトラックなどが優先的に使える拠点ガソリンスタンドとして、東北で約100か所を指定する。運輸業者の間に「救援物資を運搬した後、燃料切れで帰れなくなる」との懸念が出ているためだ。

 石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産会長)は17日の記者会見で、ガソリンや軽油の供給不足について「来週いっぱいか、3月中にはほぼ正常化できる」との見通しを示した。

(2011年3月17日19時28分 読売新聞)

1232チバQ:2011/03/17(木) 20:30:15
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031716220058-n1.htm
関東でも続く物資不足、行列でトラブル「みなが疲れているからこそマナーを」
2011.3.17 16:20

ガソリンを求めスタンドに並ぶ給油待ちの車=16日午後、東京都品川区
 関東でも続く物資不足から生じる混乱で、住民には疲労感も広がっている。

 震災を受け、栃木県益子町の実家に神奈川県内から帰郷した会社員女性(24)は16日、朝から家族総がかりでガソリンの在庫がある店舗を探し回ったところ、昼ごろ、タンクローリーが入るガソリンスタンドをようやく発見。店員から「開始は午後4時だからまだ並ばないで」と求められ、裏口で待った。ところがその間に表通りに車列が発生。店員は注意を続けたが列は切れず、途中で注意をやめてしまったという。

 女性らは仕方なく車列の後部に並び、給油できたのは午後7時ごろ。数百台となった車列では、客同士で割り込みを注意され、「耳が聞こえない」と居直る人の姿もあった。

 横浜市中区では行列待ちで事件も。16日夜、2時間待ち以上となった給油の列で、運送会社役員の男(64)が、前の車の運転手に「割り込んだ」と果物ナイフを突きつけ、暴力行為の現行犯で逮捕された。

 栃木県内では、福島など被災地のナンバーの車もあるという。女性は、栃木県内でも死者や数百棟の全壊家屋被害があることから「みんな疲れ切っているからこそ、みんながマナーを守ってほしい」と話した。

1233チバQ:2011/03/17(木) 20:31:01
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031521260160-n1.htm
都内で買いだめ収まらず 企業の対応も焼け石に水
2011.3.15 21:19 (1/3ページ)

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トイレットペーパーやティッシュ、マスクなどが飛ぶように売れていた=新潟市中央区のドラッグストア
 東日本大震災の被害が深刻化し、計画停電の広がりが生活を直撃する中、首都圏のスーパーでは、食料品や生活必需品などを買いだめする動きが一向に収まらない。都内のスーパーでは開店と同時に買い物客が押し寄せ、争ってティッシュペーパーや飲料水を買い込み、昭和48年の第1次オイルショックを再現する光景がみられている。メーカーには増産で対応する構えをみせるところもあるが、計画停電で思うように対応が進まず、沈静化どころか全国に広がり始めている。

 ■奪い合いに対応限界

 「1人1個まででお願いします!」

 東京都大田区の大手スーパーでは15日、開店直後から店員の連呼する声が響いた。店員が商品棚にティッシュペーパーを置いたそばから買い物客がひったくるようにかかえていく。店内のカップめんや缶詰コーナーの棚はすべてカラ。レジには、こぼれ落ちそうなほどに商品を詰め込んだかごを手にした買い物客の列が続いた。

 震災発生直後は、工場の稼働停止や物流の混乱で供給不足に陥った。その後はメーカーの増産態勢の確立や、小売りの物流態勢の立て直しを急ピッチで進め、週明けの14日からは「商品の供給は平常の水準に戻りつつある」(イトーヨーカ堂)という。

 しかし、スーパーやドラッグストアなどの小売店の店頭では、米やミネラルウオーター、カップめん、ティッシュペーパーや紙おむつ、乾電池などは品薄状態が解消しない。

■メーカー、増産に着手

 逼迫する需給に、メーカーは対応の強化を急いでいる。乾電池では、電機各社が増産や数量確保に向けて動き出した。アルカリ乾電池で国内最大手のパナソニックは、大阪府守口市の工場で増産を検討。生産規模は今後詰めるが、年産6億個と国内需要の半分以上をまかなう同工場をフル稼働し、供給不足に対応する。東芝も通常の2倍の出荷量を確保する。

 紙おむつなどを手がけるユニ・チャームは福島工場(福島県棚倉町)が被害を受けたが、静岡(静岡県掛川市)、四国(香川県観音寺市)の両工場で12日以降、24時間体制で生産している。「供給態勢に支障はない」としている。

 カップめん最大手の日清食品も、操業を停止した関東工場(茨城県取手市)以外の生産拠点で、カップヌードルなど主力商品に注力した生産態勢に変更。「欠品は近く回復できる」としている。

■止まらぬ消費者の不安

 深刻なのは必要以上に品物を買いだめする動きが、震災の影響がなかった地域にも拡大している点だ。

1234チバQ:2011/03/17(木) 20:31:21
 四国地方でティッシュペーパーなどを生産する中堅メーカーでは「14日から関西、九州など全国の取引先から問い合わせが殺到しており、とてもさばき切れない」と悲鳴を上げる。

 「品数が少なくなっているから、消費者が『いまのうちに買わなくちゃ』という心理になっている」と大手ドラッグストアの担当者はため息まじりに話す。

 スーパー大手のダイエーは、品薄の続く商品を中心に「通常の数倍となる供給量を確保できるよう手配中。足りなければ、集めるエリアを広げる」と供給アップを最重要課題に掲げ、取引先にかけあっているが、思うようには確保できない。

 災害危機管理アドバイザーの山村武彦氏は「首都圏では、家屋被害などは比較的少ないが、消費者が実際に強い揺れを体感し、被災地の映像をテレビで見て危機感が高まっている。スーパーやコンビニも収益を圧迫しないよう、在庫を抑制しているため、品薄に拍車がかかった」とみている。

1235荷主研究者:2011/03/17(木) 23:37:45

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2011/03/15-858.html
2011年03月15日 化学工業日報
東日本巨大地震 6製油所が操業停止

 11日に起きた大地震の影響により東北・関東で6製油所が稼働を停止した。JX日鉱日石エネルギーの仙台製油所(原油処理能力日量14万5000バーレル)とコスモ石油の千葉製油所(同22万バーレル)で火災が発生したほか、JX日鉱日石エネルギーの鹿島製油所(同25・2万バーレル)と根岸製油所(同27万バーレル)、極東石油(同17・5万バーレル)、東燃ゼネラル石油の川崎工場(同33・5万バーレル)の一部で操業を停止した。

 火災を発生した2製油所のほか、鹿島製油所でも破損が著しく、長期間の操業停止を余儀なくされるもよう。その他の4製油所についても、見通しは立っていないものの、特別な異常がみつからなければ1週間程度で稼働を再開できる可能性もある。

 元売り各社からなる石油連盟では、政府からの要請もあり、加盟各社に被災地への燃料供給に最大限の努力を行うよう要請した。これを受け元売り各社では新潟にある油槽所へ燃料を集め、そこから東北地方への出荷を進めている。ただ、被災地までの交通インフラは、陸路、海路とも大きく破壊されており、迅速な供給の障害となっている。

 国内の原油処理能力およそ日量450万バーレルほどで、同100万バーレルは余剰能力として削減が求められていた。復旧までに時間を要するとことが避けられないとみられるJX日鉱日石エネルギーの仙台製油所と鹿島製油所、コスモ石油の千葉製油所能力合計は同馼万��ほどで、通常の需要であれば、その他の製油所が稼働を再開することで賄うことができる。

1236荷主研究者:2011/03/17(木) 23:45:18

http://yamagata-np.jp/news/201103/16/kj_2011031600427.php
2011年03月16日11:08 山形新聞
重要性増す日本海ルート 酒田にまず灯油到着

 東日本大震災の影響で東北地方の物流が停滞し、本県でもガソリンや灯油など燃料の残量不足が深刻化している中、日本海側ルートの重要性が増してきた。15日には酒田市大浜の東西オイルターミナル酒田油槽所に灯油3000キロリットルを積んだタンカーが到着。本県を含む東北向けの総量はまだ震災前の数量には程遠く、急激な改善は見込めないものの、「徐々に回復基調に入っていくのではないか」との見方をする石油メーカーもある。

 酒田油槽所によると、灯油を積んだ北海道からのタンカーがこの日、入港。16日にはガソリン1000キロリットル、軽油1900キロリットルのタンカーが着く予定で、JX日鉱日石エネルギーとコスモ石油が運搬する。被災地や医療機関向けなど緊急性を要するものが含まれ、一般向けの出荷には制限があるという。

 「配送は滞っているが、在庫はある」と話すのは出光興産。石油メーカーに国が指導する「70日間分の供給用在庫の確保」が緩和され、そのうち数日分を出荷できるとの情報があるとし「精製のできない企業も今後、出荷はできるようになる。徐々に流通は回復はしていくだろう」と観測する。

 昭和シェル石油は、神奈川県の製油所に被害がなく13日から海上、陸上の輸送を再開。塩釜(宮城県)、八戸(青森県)の油槽所が打撃を受け、秋田ルートなどで東北地方に供給している。被災地、災害支援用が含まれ、本県などでは流通量が減少。動き始めた新潟経由のルートに関し「関東、関西にあるタンクローリーを東北に振り分ける方法も検討している」。

 東日本向けの製造拠点・千葉製油所が火災に遭ったコスモ石油は、東北地方太平洋側の油槽所、タンクローリーも被害を受け、各ガソリンスタンド(GS)への出荷ルートの確保が難しいという。同社広報は「精製が厳しく、出荷総量は減少。タンクローリーの確保なども必要で、今後の見通しは不透明」と話す。

 各メーカーで組織する石油連盟も「物流は悪いが、在庫は十分にある」と話し「全国的に、徐々に回復基調に入ってきている」と説明。「買いだめ、必要以上の給油は控えてほしい。消費者には冷静な対応をお願いしたい」と話している。

1237荷主研究者:2011/03/17(木) 23:49:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110317t13023.htm
2011年03月17日木曜日 河北新報
塩釜油槽所きょう再開 出光興産

 出光興産は16日、東日本大震災による停電のため出荷をストップしていた「塩釜油槽所」(塩釜市)を、17日に再開すると発表した。出光によると、同油槽所には現在、約8600キロリットルの在庫がある。

 数日間は緊急性の高い病院や消防車などを優先して在庫品を供給。当面はほかの石油元売り各社の基地としても共同利用する。

 震災後、宮城県には秋田と新潟の油槽所から燃料油を輸送していたが、塩釜の復旧により仙台市への往復が11時間から4時間に短縮するという。宮城県石油商業組合も「スタンドの在庫不足がかなり改善される」と歓迎している。

1238チバQ:2011/03/19(土) 11:01:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110319t13011.htm
便乗値上げ? 1リットル200円 栗原のGS
 栗原市内の複数のガソリンスタンドが東日本大震災後、ガソリンや灯油の小売価格を大幅に引き上げた。現在は、在庫切れで販売していないが、市民からは「便乗値上げではないか」との批判が出た。

 あるスタンドは地震翌日の12日、レギュラー、ハイオクとも価格を1リットル200円に上げた。地震前と比べ40〜55円程度の値上げ。1人20リットルまでで、5リットル単位で販売した。灯油(18リットル)も約1600円から2500円に引き上げた。

 スタンドは「手動による給油や交通整理で人手とコストがかかった。釣り銭がなく、切りのいい5リットル(1000円)刻みにした」と説明する。別のスタンドはガソリンを10リットル2000円で売った。
 利用者からは「他のスタンドが頑張る中、ひどいのではないか」「価格についての説明もなかった」と憤りの声が出た。

 宮城県石油商業組合の関係者は「現状では便乗値上げに当たるのかどうか判断できない。ただ1リットル200円は行き過ぎ。組合員には便乗値上げなどしないように注意喚起したい」と話す。

 県消費生活文化課は「便乗値上げだとすれば、関係法に基づき適正価格で販売するよう指導したい」としている。


2011年03月19日土曜日

1239とはずがたり:2011/03/20(日) 00:39:11

コスモ石油タンクの火災、丸8日で鎮圧
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000673-yom-soci
読売新聞 3月19日(土)19時57分配信

 東日本巨大地震によって、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所で発生した液化石油ガス(LPG)タンクの爆発・火災について、同県災害対策本部は19日、同日午後4時20分に鎮圧したと発表した。

 発生から丸8日たち、依然として配管からは残留ガスの流出が続いているものの、ほぼ鎮火し、拡大する恐れはなくなったという。

 市原市消防局によると、この火災で30歳代の男性が全身にやけどを負う重傷、5人が軽傷を負った。また、敷地内の別のタンクが損傷して多量のアスファルトが海上に流出、海上保安部の巡視艇などが回収を急いでいる。

最終更新:3月19日(土)19時57分

読売新聞

1240荷主研究者:2011/03/20(日) 15:27:56

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000622-san-soci
3月17日(木)17時53分 産経新聞
東北のガソリン不足解消へ 関西などから輸送

 経済産業省は17日、東日本大震災の被害で東北地方が深刻な燃料不足に陥っているため、西日本や北海道の製油所から現地に大量輸送すると発表した。すでに石油連盟各社に要請しており、一両日中に現地に届く見込み。計画通り実施されれば、震災前の東北地方の需要量に相当する1日当たり3・8万キロリットルを確保できるという。

 西日本の11製油所で稼働率を通常の80%程度から95%以上まで高めるとともに、各社が輸出を抑制し、ガソリンや軽油、灯油などの燃料約2万キロリットルを調達。これに北海道の2製油所から1・8万キロリットルを追加し、東北各地に輸送する。各地の給油所へガソリンを運ぶタンクローリーも不足していることから、関西などから300台を投入する。

 また、被災地での給油が困難なために救援物資の輸送が滞っているとの指摘に対応し、被災地で活動している約500カ所の給油所のうち約100カ所を拠点サービスステーションに指定。輸送車両や消防、警察などの緊急車両に優先して給油するよう求める。

 このほか、同じくガソリン不足が続いている関東地方に対しては、3日以内に関東や西日本の製油所の製品在庫を取り崩すことで計8万キロリットルを供給する。

1241荷主研究者:2011/03/20(日) 15:28:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110318t11025.htm
2011年03月18日金曜日 河北新報
灯油・軽油きょう供給 宮城知事「当面は被災地」

 東日本大震災による燃料不足で、村井嘉浩宮城県知事は17日、仙台港地区にある製油所からの灯油、軽油の供給が18日に始まることを明らかにした。当面は被災地への供給を優先し、その後、被災地以外に補給する。経済産業省はガソリンなど燃料3万8000キロリットルを北海道、西日本から海路で被災地に緊急調達する体制を発表した。

 村井知事によると、18日は灯油と軽油を入れたドラム缶(200リットル)各60本を自衛隊が被災地に輸送する。灯油は避難者の暖房に充て、軽油は緊急車両の燃料に使う。供給量は徐々に増える見通しで、早ければ今週末にタンクローリーでの大量供給に移行できる。

 村井知事は「燃料確保は少しずつ供給のめどが立ってきた」と語った。

 一方、経産省が発表した燃料供給体制によると、西日本の製油所の稼働率を15%アップし、増産分の1日当たり2万キロリットルを秋田、酒田、新潟の油槽所に船舶で輸送。北海道の製油所からも青森に1万8000キロリットルを送る。

 東北にある大型タンクローリー400台と、関西地区などから投入予定の300台で、各ガソリンスタンド(GS)に届ける。

 東北経済産業局によると、宮城、岩手、福島3県のGS2205店のうち、一般向け営業を継続しているのは17日現在で35店。宮城は営業店舗自体が全体のわずか4.7%にとどまる。

 東北の各GSにガソリンが到着する時期は未定だが、海江田万里経産相は17日の記者会見で、早ければ2、3日後には供給状況が正常化に向かうとの見方を示した。

 来週には川崎、横浜、千葉にある大手石油会社の製油所が稼働する見通し。

◎JR「石油列車」あす盛岡に到着/日本海ルート使用

 東北の燃料不足を受け、JR貨物は18日、ガソリンと軽油を積んだ「石油列車」を首都圏から盛岡貨物ターミナル駅(盛岡市)に向け特別運行する。迂回(うかい)ルートを使い、1回で20キロリットルタンクローリー40台分の燃料を運ぶ。

 列車は18両編成でガソリン405キロリットル、軽油387キロリットルの計792キロリットルを運ぶ。18日午後7時44分に製油所のあるJR根岸駅(横浜市)を出発し、19日午後9時51分に盛岡貨物ターミナル駅に到着する。

 ルートは、地震の影響で東北での再開見通しが立たない東北線を回避。日本海側の信越、羽越、奥羽各線などを使い、青森経由で盛岡に向かう。

 石油元売り会社の依頼で運行する。JR貨物は第1便後の予定について「元売り会社と調整を進めている」としている。

1242チバQ:2011/03/21(月) 16:47:58
http://www.asahi.com/business/update/0321/TKY201103210071.html
出光の宮城・塩釜油槽所が復旧 灯油・ガソリン配送再開2011年3月21日11時21分
 出光興産は21日、宮城県塩釜市の油槽所が復旧し、宮城とその周辺地域へのガソリン、灯油、軽油の配送を再開したと発表した。東日本大震災の発生後は日本海側の秋田県や新潟県から配送していたが、今後、宮城県発に切り替え、配送時間を短縮する。

 設備は大きな損傷を受けておらず、電気の復旧に合わせて運用を再開した。21日午前10時30分に愛知県を出発したタンカーが着岸し、ガソリン1050キロリットル、灯油470キロリットル、軽油490キロリットルの計2010キロリットルを荷揚げ。同社の13台の輸送車が1日2回ずつ、宮城県と周辺地域に配送する計画だ。ただ、営業可能なスタンドすべてにガソリンが届くには数日かかる。

 油槽所の貯蔵能力は2万6千キロリットル。これまでは8620キロリットルの在庫があったが、自衛隊などに優先的に出荷していた。当面は、出光だけではなく石油連盟に加盟する5社が共同で利用し、被災地への配送を急ぐ。
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1243チバQ:2011/03/21(月) 18:03:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000324-yom-bus_all
燃料供給、今週後半頃にほぼ解消…経済産業省
読売新聞 3月21日(月)12時12分配信

 経済産業省は20日、東日本巨大地震の被災地で不足するガソリンや軽油などの緊急確保策の状況をまとめた。

 西日本の13製油所から東北地方への輸送では、計画の3・8万キロ・リットルに対し2・2万キロ・リットルを輸送したほか、輸出停止で当面70万キロ・リットル、緊急輸入で50万キロ・リットル確保する見込みという。

 福島第一原子力発電所周辺地域の住民向けでは、20日中に地域内のガソリンスタンドにまず200キロ・リットル分を搬入した。灯油と軽油についても20日までにドラム缶400本分を宮城県内などの自衛隊基地に搬入し、今後さらに1400本分を追加する。

 一方、製油所が回復し、関東地方のガソリンなどの供給不足は、今週後半頃にほぼ解消するとの見通しを示した。 .

1244荷主研究者:2011/03/22(火) 22:31:35

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/19/new1103191601.htm
2011/03/19 16:05 デーリー東北
久慈国家石油備蓄基地 地上施設ほぼ全壊

 震災による大津波の影響で、久慈市夏井町の久慈国家石油備蓄基地は地上施設がほぼ壊滅し、石油の受け渡しができない状況に陥っている。基地を管理する独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(川崎市)によると、復旧の見通しは立っていない。

 地上施設では、機械を動かす重油の燃料タンク2基のうち1基が破損。排水タンク3基、機械潤滑油の廃油タンク2基が倒壊し、約47キロリットルの油が周辺の海域に流出した。

 電気、工業用水、排水処理の各施設と資材倉庫も損壊し、原形をとどめているのは管理棟だけ。係留ブイ6基が流失しタンカーが接岸できないほか、油回収船、防災船各1隻も座礁、大破した。

 日本の石油消費量3日分の約170万キロリットルを備蓄するメーン施設の地下岩盤備蓄タンクには被害はなかった。

 地下タンクの底にたまる湧き水の排水装置が壊れたため、18日から復旧作業に当たっている。湧き水の量が増えると、石油を封入している水の圧力バランスが崩れ、石油が漏れる可能性があるが、現時点では水量が少なく、心配はないという。

 同機構資源備蓄本部は「岩手県や市など関係当局の指導を受けながら、適切に対処する。復旧の見通しについては発表できる段階にない」としている。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/img1103191601.jpg
【写真説明】地上施設がほぼ全壊した久慈国家石油備蓄基地=18日午前11時ごろ、久慈市夏井町

1245荷主研究者:2011/03/22(火) 22:36:42

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/19/new1103191403.htm
2011/03/19 14:03 デーリー東北
八戸港の航路確保 エネ施設を最優先

 東日本大震災の大津波で、八戸港内に漁船や車、コンテナなどが水没して航路の確保が困難となっている問題で、国や青森県、八戸市などの関係機関は18日、河原木地区の八戸工業港にあるLNG(液化天然ガス)や燃油などエネルギー関連施設に接岸する専用船の航路確保を最優先に進める方針を決めた。港内の調査や水没した船などの引き揚げについては、米海軍が協力する姿勢を示した。

 同市内で開いた対策会議には、国と県、市、八戸海上保安部、米海軍、LNG基地を持つJX日鉱日石エネルギーの関係者ら約20人が出席した。

 JXの担当者は、貯蔵容量4500キロリットルのタンク内のLNGが少なくなっていると現状を報告。「一度供給がストップすると、復旧に時間がかかる恐れがある」とし、袖ケ浦LNG基地(千葉県袖ケ浦市)から輸送する内航船が入港できるよう早急な対応を求めた。

 石油元売り各社のタンクがある石油基地では現在も停電が続いており、通電後に設備の動作を確認し、不具合を調整した上で燃油を供給する方針。

 出席者は、燃料不足で被災地のライフラインの復旧が滞っている現状を重視し、最優先課題として取り組むことを確認した。港内の調査を進め、水没した漁船などの引き揚げを行う考え。

 会議に出席した米海軍第7艦隊西太平洋ロジスティック部隊(シンガポール)サルベージオフィサーのデレク・ピーターソン少佐は、「今、日本にいる米海軍の座礁船舶の引き揚げ専門家は私一人だ。八戸港が機能できるように作業に取り組みたい」と全面的に協力する意向を示した。

1246荷主研究者:2011/03/22(火) 22:42:27

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/16/new1103161601.htm
2011/03/16 16:16 デーリー東北
石油元売り各社 県南への配送開始

 東日本大震災により、八戸市内などのガソリンスタンド(GS)でガソリン類の売り切れが続出している問題で、石油元売り各社は15日までに、日本海側からタンカーを回し、青森市内の油槽所から被災地の青森県南地方への配送を始めた。八戸市にあるオイルターミナルをはじめ太平洋側の関連施設が被災しているためで、各社は安定供給には至ってないが、「被災地優先で供給したい」としている。

 元売り各社によると、青森県南、岩手県北などでガソリンが不足している主な原因は、被災地の施設が稼働できないからだという。

 大手のJX日鉱日石エネルギーでは、仙台など3製油所が稼働不能状態に陥っている。また、各社共同で設置している八戸市の油槽所も冠水し、出荷のめどは立たない。

 陸路の輸送も、道路の分断や渋滞の発生で時間がかかっている。

 ただ、14日に津波警報などが解除されたため、タンカーの使用が可能になった。昭和シェル石油と出光興産などは、日本海側から青森市や秋田県の油槽所にタンカーを送り、各地に出荷している。日鉱日石も、室蘭製油所からの輸送を検討している。

 経済産業省の指導により、ライフラインや緊急車両へ優先的に供給されるが、昭和シェルの担当者は「一般のGSにも、十分行き渡るよう通常より多く出荷している」と強調。

 出光興産の広報は「タンクローリーが足りず、閉めているGSもあるが、確実に供給されるように手配している。待ってもらえば、消費者の方には確実に供給される」と話している。

1247荷主研究者:2011/03/22(火) 22:51:19
日本オイルターミナルは郡山営業所が復旧するまでは、宇都宮営業所から供給する形になるのだろうか?

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110317/476451
2011年3月17日 05:00 下野新聞
ガソリン徐々に改善 一部製油所で出荷再開 業界団体「不急の給油控えて」

 東日本大震災の影響でガソリンの品薄が続く県内だが、生産が止まっていた関東地方の製油所の一部で出荷が再開するなど、供給態勢は復旧しつつある。県石油商業組合(宇都宮市)は16日、県庁で会見し、「供給不足は徐々に解消されていく」として、不急の給油を控えるよう消費者に求めた。

 石油精製・元売り会社で組織する石油連盟(東京都千代田区)によると、地震の影響で関東にある8カ所の製油所のうち4カ所で生産がストップしたが、このうち2カ所は同日までに生産再開の準備に入った。13日ごろから一部で出荷が再開しているという。同連盟広報グループは「供給能力はまだ残っている。輸送の面で完全ではないが、状況は徐々に良くなるだろう」とみている。

 宇都宮貨物ターミナル駅(上三川町)内の日本オイルターミナルでは、16日までに震災前の積み込み分の入荷が決まった。

 県内では16日も、早朝から営業するガソリンスタンド(GS)に自動車が列を作り、「休業」「在庫切れ」の看板を掲げる店が目立った。県内でGSを展開する新庄(那須烏山市)は「現時点で入荷の見込みはまったく不透明。在庫を緊急車両に分けるだけで、店をほとんど開けることができない」という。

 需要が供給を上回れば、逼迫した状態が続く懸念もある。同組合の村上芳弘理事長は「今の状態が続くわけではない。安定供給に全力を挙げるので、必要以上の給油をしないように協力をお願いしたい」と呼び掛けた。供給不足の百%解消には「1カ月程度かかるのではないか」との見通しを示した。

1248荷主研究者:2011/03/22(火) 22:57:40
タンクローリーとガソリンが不足しているならば製油所〜内陸間の鉄道輸送の比重を上げて、油槽所〜GSの短距離輸送にタンクローリーを集中させる方が効率的であろう。内陸立地で世界最大級の油槽所といわれる日本OT高崎の重要性が改めて再認識されたと思いたい。
>同営業所への石油類の入荷量が通常の2倍
>県内で消費される石油類の約7割は同営業所から配送

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/03/19/news02.htm
2011年3月19日(土) AM 07:11 上毛新聞
●ガソリン入荷 各地へ・高崎

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/news02.jpg
日本オイルターミナル高崎営業所に集まった多くのタンクローリー=高崎市栗崎町

 ガソリン不足が深刻化する中、日本オイルターミナル高崎営業所に石油製品を積載した貨物列車が到着、各地のガソリンスタンド(GS)に向かうタンクローリーが列をつくっている。大沢正明知事は18日、記者会見で同営業所への石油類の入荷量が通常の2倍になっていることを明らかにした。

 県内で消費される石油類の約7割は同営業所から配送される。鉄道運休の影響で備蓄量は一時20%まで落ち込んだが、15日から鉄道輸送が再開し、40%に回復した。ただ計画停電により製品をタンクローリーに移す作業が滞り、GSへの配送が遅れているという。

 大沢知事は「連休で計画停電の回数が減れば、配送がスムーズになる」と供給回復に期待を込めた。県民には買い占めなど極端な行動の自制を求めた。

 県内で複数のGSを展開する小売業者によると、今週は品切れで1割の店舗しか営業できなかったが、予定した配送があれば19日は5割程度で営業再開できる見込み。

 県石油商業組合は「被災地を優先する事情もあり、供給が完全に戻るまで時間はかかる。過剰な心配は不要だが、燃料節約に努めてほしい」と呼び掛けている。

1249荷主研究者:2011/03/22(火) 23:12:26

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/278895.html
2011年03/17 10:45 北海道新聞
石油まず被災地へ 室蘭・苫小牧から元売りが優先出荷

 東日本大震災の被災地の東北でのガソリンと灯油の不足に対応するため、道内2カ所の製油所をはじめ石油元売り各社は優先出荷を行っている。

 JX日鉱日石エネルギー広報部によると、室蘭製油所から輸送船で秋田、山形などの拠点に運んだガソリンや灯油を、タンクローリーで優先的に被災地に搬送している。

 同製油所のガソリンや灯油などの生産能力は日量18万バレル(1バレルは159リットル)。このうち45%を道内、55%を日本海側の東北・北陸地方に出荷。震災前の2月中旬からほぼフル生産態勢を続けているという。広報部は「道内の安定供給体制は変わらない」としている。

 出光興産は地震直後から、被災地向けの優先出荷を開始。苫小牧の北海道製油所(生産能力日量14万バレル)では16日現在、船で秋田、新潟に運んだガソリンや灯油をタンクローリーで宮城県や岩手県へ優先配送している。ただ、道路の遮断など混乱があり、到着まで「通常の数倍の時間がかかる」(IR・広報室)という。

 震災後、北海道製油所はフル稼働で生産している。同社は被災地への優先出荷について「これまでも道外に出荷しており、道内への供給に不安をもたらすものではない」としている。

 一方、道内では一部のガソリンスタンドが給油量制限を行っている。

 コスモ石油系列の北海道丸善(札幌)は16日、道内10店舗で1台当たり20〜30リットルの給油制限を始めた。同社は「今後の見通しが立たないので念のために踏み切った」と話す。

 コスモ石油千葉製油所(千葉県市原市)は地震後、大規模火災が発生し停止中。同社広報室は「稼働中の他製油所は被災地の病院や緊急車両への提供を最優先している。ただ、道内では元売り同士での(製品)融通もあり、安定供給は確保できる」と説明する。

 北海道エネルギー(札幌)各店も1台当たり20〜30リットル以下とする給油制限を続けている。

 石油連盟によると5日時点の国内石油施設の稼働率は87・5%。JX日鉱日石エネルギーの根岸製油所(横浜)が来週中の生産再開を目指していることなどから、同連盟は「停止中の製油所の復旧が続き、各工場がある程度稼働率を高めれば、十分需要に応じて処理できる」としている。

1250とはずがたり:2011/03/23(水) 02:03:09
今回の震災に於いて,山形市周辺など昔より油槽所も統廃合された悪影響はどうなんやろ??

1251荷主研究者:2011/03/25(金) 00:26:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110322t15050.htm
2011年03月22日火曜日 河北新報
塩釜港にタンカー 海からも燃料到着 震災後初

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/20110322002jd.jpg
震災後、塩釜港に初めて石油タンカーが入港。船体には「頑張れ」の横断幕が掲げられた=21日午前10時45分ごろ

 東日本大震災で利用できなくなっていた塩釜港に21日、ガソリンなど約2000キロリットルの石油製品を積んだタンカーが入港した。震災後、東北の太平洋側にタンカーが着岸したのは初めて。

 入港したのは出光興産の依頼を受けた旭タンカー(東京)の鶴宏丸。ガソリン1050キロリットル、灯油470キロリットル、軽油490キロリットルを積んで愛知県を19日昼に出港、2日かけて塩釜港に到着した。

 港にある塩釜油槽所のタンクに移されたガソリンはタンクローリーに積み込まれ、宮城県内のガソリンスタンドなどに向けて出発した。営業可能な出光系の十数カ所のスタンドすべてに行きわたるのに数日かかるという。

 出光は東北への供給を秋田、新潟経由で行ってきたが、塩釜港の利用再開で宮城県と周辺地域への供給拠点を塩釜に切り替える。

 塩釜港には22日にも石油タンカー2隻が入港予定。塩釜油槽所は当面、昭和シェル石油やエクソンモービルなど元売り5社が共同利用できる基地として運営される。

 石油連盟(東京)のピー・ピー・デューコム常任理事は「太平洋側で供給態勢が整えられ、配送がスムーズになる。輸送態勢も整いつつある」と述べ、塩釜港の再開が燃料不足緩和につながるとの認識を示した。

 塩釜港は津波によるがれきなどの浮遊物で、航路がふさがった。第2管区海上保安本部(塩釜)などが東北への石油供給拠点と位置付け、復旧作業を進めてきた。

1252荷主研究者:2011/03/25(金) 00:34:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t15050.htm
2011年03月23日水曜日 河北新報
カメイ2千キロリットル陸揚げ ガソリンなど塩釜港へ

 カメイは24日、塩釜市の塩釜港にある塩釜貞山油槽所にガソリンと軽油計2000キロリットルを陸揚げする。石油製品の受け入れ態勢を回復させ、ガソリンスタンドへの供給を本格化させる。

 JX日鉱日石エネルギーの室蘭製油所(北海道室蘭市)でガソリン1500キロリットル、軽油500キロリットルを積んだタンカー第31周宝丸(749トン)が23日夕に塩釜港沖に到着する見通し。24日朝に入港し荷揚げを始める。

 塩釜貞山油槽所は18日に操業を再開。タンクに残ったガソリンや灯油、軽油などを病院や緊急車両向けに供給した。20日には被災地に入る重機に軽油の供給も始めた。

 同社が全国で運営するガソリンスタンド76店のうち、22日は宮城県内15店を含む46店が営業した。塩釜貞山油槽所の操業を本格化させ、残りの営業可能な店舗の早期再開を目指す。

 各地で給油を待つマイカーが行列をつくる混乱が起きていることを踏まえ、同社は「燃料の供給態勢は平時に戻りつつある。お客さまには冷静な対応をお願いしたい」と呼び掛けている。塩釜港には、出光興産のタンカーも入港している。

1253荷主研究者:2011/03/25(金) 00:36:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110323t11058.htm
2011年03月23日水曜日 河北新報
燃料不足週末にも解消 塩釜港から大量供給 宮城県見通し

 村井嘉浩宮城県知事は22日、塩釜貞山油槽所(塩釜市)からガソリンなどの安定供給が可能になったとして、「早ければ今週末にも燃料不足は解消される」との見通しを明らかにした。

 石油連盟によると、県内で1日に必要な燃料(2009年度実績)は、ガソリン3600キロリットル、軽油2050キロリットル、灯油1850キロリットルの計7500キロリットルとなっている。

 震災で多くの工場が稼働しておらず、当面は需要量の5〜6割あれば十分と分析。21日から塩釜港に燃料2000キロリットルを積んだタンカーが毎日入港しており、逼迫(ひっぱく)した状況は改善されるとみている。

 さらに県などは5000キロリットルを積んだ大型タンカーの接岸に向け、塩釜港のがれきの撤去を急ピッチで進めている。海上保安庁が早ければ23日にも点検する予定で、接岸可能になれば燃料供給は一気に安定する見通し。

 塩釜貞山油槽所から県内の各ガソリンスタンド(GS)へ運搬するタンクローリーの不足も懸念されたが、石油大手2社が今週末、大幅増車することにしており、燃料供給ルートの支障も解消される見通しだ。

 村井知事は「今週末から来週にかけて、県内のGSに燃料が行き渡るはずだ。不要不急以外は車での外出を控えるなど、もうしばらくは辛抱してもらいたい」と話した。

1254チバQ:2011/03/27(日) 12:32:32
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110327/dst11032711020026-n1.htm
被災地でGS行列深刻化、バスも巻き込まれ「震災以来初めて」
2011.3.27 11:02 (1/2ページ)

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ガソリンを求める長蛇の列に、仙台市営バス3台が巻き込まれて立ち往生。進まぬ列に苛立つドライバーたちが路上で情報交換を始めていた=27日、仙台市青葉区(荒船清太撮影)
 ガソリン不足が続く被災地で、ガソリンを求める車の長い列が交通を麻痺(まひ)させるまで深刻化している。仙台市郊外では、車列が三重にできて道路をふさぎ、複数の路線バスが立ち往生。通勤の足にまで影響した。

 震災以来、仙台市内ではガソリンスタンドごとにできる数キロに及ぶ車列は日常の光景となった。大半はスタンドが閉店した前日夜からの列で、開店まで無人のまま放置した車も多い。列に割り込もうとした運転手と並ぶ人の間で口論も絶えない。

 道路沿いに複数のスタンドが並ぶ同市青葉区南吉成では27日午前8時ごろ、車列がスタンド周辺をめぐって三重にでき、片道2車線を完全に封鎖。JR仙台駅などに向かう路線バス3台が1時間近く立ち往生した。バスを諦め、歩き始める通勤客も。駅前の勤務先に向かっていた中村智子さん(26)は「いつまで待てばいいか分からない。会社も人手がない中やっているので遅れるわけにはいきません」とバスを下り、走りだした。

 給油待ちをしていた近くの看護師、遠藤美香さん(47)は「徹夜で並ぶ車の列は毎日できるけど、こんな混乱は震災直後以来初めて」。

 状況は市外も同様で宮城県大和町のスタンドでは、「27日は営業しません」との張り紙が張り出されているにもかかわらず、早朝から車の列ができた。60代男性は「昨夜は給油できたと聞いた。もしかしたらできるかもしれないので並び続けます」。

 これまで比較的給油がスムーズだった高速道路のパーキングエリア(PA)でもガソリンが枯渇した。東北道鶴巣PAでは、上下線とも26日夜にガソリンが売り切れ。「緊急車両用の油まで切り崩した。次いつ入るか分からない」(男性職員)。にもかかわらず、PA駐車場は「次」を期待する車であふれていた。

1255チバQ:2011/03/27(日) 12:34:33
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110326-OYT1T00724.htm
ドラム缶と手動ポンプ活用、仮設GS設置へ

 政府は26日、東日本巨大地震の被災地を対象にドラム缶と手動ポンプを活用した仮設のガソリンスタンドの設置を進める方針を決めた。


 スタンドが被災して給油できない地域も多いため、自衛隊などの協力を得て生活や復旧作業に欠かせないガソリンの供給体制を強化する。

 経済産業省資源エネルギー庁によると、仮設スタンドは地元自治体の要請に応じて設置する。現在、岩手、宮城、福島3県の約10市町と調整に入っており、第1弾として27日に岩手県陸前高田市の避難所になっている小学校など5か所に開設する。

 ドラム缶計200本を配置し、1日あたり650台に給油できるようにする。1回限りではなく、ガソリンスタンドが復旧するまでドラム缶によるガソリンの補給を続ける。

(2011年3月26日21時17分 読売新聞)

1256名無しさん:2011/03/27(日) 17:44:41
震災直後に

1257荷主研究者:2011/03/27(日) 20:57:49

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2011/03/04-730.html
2011年03月04日 化学工業日報
東亜石油 水江でスルフォラン装置着工

 東亜石油は3月に京浜製油所水江工場(日量6万5000バーレル)でスルフォラン装置に着工する。改質ガソリンからベンゼンを抽出する設備で、これにより改質ガソリンを自動車ガソリンの品質規格に適合させるとともに、同工場での芳香族生産を可能にする。10月の完成を予定。一体運営している同製油所扇町工場(日量12万バーレル)には芳香族製造装置が配備されているが、9月までの閉鎖が決まっており、水江工場での対応が検討されていた。

1258荷主研究者:2011/03/27(日) 22:33:00

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/21/new1103210902.htm
2011/03/21 09:34 デーリー東北
オイルターミナル一部復旧 燃料出荷/八戸

 八戸市河原木地区の八戸工業港に面したオイルターミナルで20日、コスモ石油(東京)とJX日鉱日石エネルギー(同)の一部タンクの燃料の出荷が再開され、タンクローリーが岩手県などの被災地に向け出発した。ただ、港内には漁船や車、コンテナなどが沈み、燃料輸送船の航路の確保が困難なことから、当面はタンク内の在庫のみで対応する方針。

 コスモ石油と関係者によると、津波で電気設備が浸水しポンプが稼働できない状態が続いていたが、19日にハイオクと軽油をくみ上げるポンプの作動テストを行い、安全性を確認した。

 20日午前8時ごろ、タンクローリー5台が油槽所に到着。計116キロリットルの軽油を積んで、被害の大きい岩手県内の被災地へと向かった。

 JX日鉱日石エネルギーは同日午後1時ごろからハイオクと軽油を出荷。タンク内の圧力でくみ上げることができたレギュラーと灯油もタンクローリーに積み込んで出荷した。

 コスモ石油広報室は「石油を運んでくる船が接岸できず、まだ完全復旧ではないが、安定供給へ向け最大限の努力をしていく」としている。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/img1103210902.jpg
【写真説明】油槽所から被災地へと向かうコスモ石油のタンクローリー=20日午後1時35分ごろ、八戸市河原木地区

1259荷主研究者:2011/03/27(日) 22:41:21
>>1248
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/03/23/news03.htm
2011年3月23日(水) AM 07:11 上毛新聞
●石油製品の備蓄100%へ

 石油製品の入荷状況について県は22日、同日中に貨物列車7本88両が日本オイルターミナル高崎営業所(高崎市)などに到着すると発表し、同営業所の備蓄が100%近くになるとの見通しを示した。

 本県への入荷は19日から大幅に増加しており、22日までの4日間で26本411両が届くことになる。貨物列車は1両当たりタンクローリー3台分の積載量。23日も6本を予定している。

 県内各地のガソリンスタンドでは依然として給油を求める行列ができており、県商政課は「タンクローリーによる配送状況にばらつきがある。ガソリンがある程度残っていても不安心理でスタンドに並ぶ人が多いようだが、供給量は十分あるので理解してほしい」としている。

1260荷主研究者:2011/03/27(日) 22:44:12

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1300759163
2011年03月22日10時59分 千葉日報
操業、出荷本格化へ 市原臨海部 製油3工場

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/nesp1300759163.jpg
被災地へ搬送する灯油がトラックに積み込まれた=20日、市原市千種海岸の極東石油工業

 市原市臨海部の石油精製3工場は、操業や出荷の本格化へ向けた準備を進めているほか、被災地支援などにも乗り出している。

 東日本大震災が発生した11日にガス爆発事故があったコスモ石油千葉製油所(同市五井海岸)では、21日にようやく火災が鎮火。

 火災前にストックしていた石油燃料の海上出荷を始めるため、一部桟橋の安全性を確認。タンクローリーによる陸上出荷へ向けても設備の安全確認作業を進めている。

 精製設備の再稼働は未定。しばらくは輸送などの中継基地としての機能を果たすとみられる。

 極東石油工業(同市千種海岸)は、地震後の停電などの影響で精製設備の運転を停止。16日から再稼働を始め、近日中に全面稼働となる見込み。13日からはタンクローリーによる震災前ストックの出荷を開始する。

1261とはずがたり:2011/03/28(月) 08:14:49
>>1258
根岸→盛岡タの石油列車に八戸行きも併結出来ないのかな?もともとの専用線は出荷用であろうししかも今は撤去されて無いかもだからこのためだけに施設整備するのは無駄ではあるけど。。
>ただ、港内には漁船や車、コンテナなどが沈み、燃料輸送船の航路の確保が困難なことから、当面はタンク内の在庫のみで対応する方針。

1262とはずがたり:2011/03/29(火) 03:33:13

しんどいなぁ。。円滑な流通が早期に復活することを祈るのみ。。

給油待ちの男性、車内で死亡 練炭で中毒か 福島
http://www.asahi.com/national/update/0327/TKY201103270113.html
2011年3月27日18時23分

 27日午前7時5分ごろ、福島県棚倉町の国道118号で、同町の無職男性(82)がガソリンスタンドの給油待ちの列に並んでいた軽自動車内で死亡しているのをスタンドのスタッフが見つけた。運転席の足元に練炭火鉢があり、棚倉署は車のエンジンを切って待っていた男性が、暖をとるために練炭を使っている間に一酸化炭素中毒になったとみて、死因を調べている。

 同署によると、スタンドではこの日早朝から給油待ちの車が列をつくり、男性の車の前に20台ほど並んでいたという。

1263荷主研究者:2011/03/31(木) 23:57:27

http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13010562511337
2011年3月25日(金)茨城新聞
鹿島製油所、海上受け入れ再開「震災前並の供給可能な体制に」

 JX日鉱日石エネルギーは25日、鹿島製油所(神栖市)の海上受け入れを同日再開したと発表した。西日本の製油所などから鹿島港経由で転送を受け、県内のエネオス系列のガソリンスタンドなどへ供給する。同社は「震災前並みの供給が可能な体制に復旧しつつある」としている。

 同製油所の生産体制は被災により停止しているため、西日本の水島製油所(岡山県倉敷市)、麻里布製油所(山口県和木町)、大分製油所(大分市)などからタンカーで運び鹿島港で転送を受ける。生産体制の復旧のめどは立っていないが、鹿島製油所の出荷能力は回復しつつあるという。

1264荷主研究者:2011/04/03(日) 15:08:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110330t12030.htm
2011年03月30日水曜日 河北新報
ガソリン不足 いまだ解消せず 消費者の焦りも影響

ガソリンを求めて行列をつくる一般車両=29日、仙台市宮城野区

 東日本大震災から半月以上たった今も、宮城県内などで深刻なガソリン不足が解消されていない。供給量は回復しつつあるが、各地への配送やガソリンスタンド(GS)の態勢立て直しが追いつかない状況。店頭では緊急車両優先で一般車の給油を制限しているケースが多く、満タンを求める消費者の焦りが品薄感に拍車を掛けている。

◇◆◇

 仙台市宮城野区のガソリンスタンドでは29日、早朝から整理券を求めるドライバーで長い行列ができた。同区の会社員土田浩さん(44)は「1回に20リットルしか入れられず、満タンにならない。通勤にはどうしてもガソリンが必要だが、なかなか手に入らない」と嘆く。

 ガソリン出荷は徐々に改善している。29日までに塩釜、八戸、小名浜の各港にタンカーが次々と入港。東北経済産業局によると、ガソリン、軽油、灯油の東北への出荷量合計は1日約2万4000キロリットル(26日現在)で、前年同期の88%まで戻った。

 市民にガソリンが広く行き渡らない理由には、さまざま見方がある。

 出光興産は「営業可能なスタンドが少ない」と説明する。東北にある同社直営店は4割弱が震災の影響で休止中。各社も開店を急いでおり、カメイは29日、東北の52店のうち営業店舗を40店にまで広げた。

 石油連盟は「東北の太平洋沿岸では半数の油槽所が停止しているため、各地に配送するタンクローリーの運行効率が悪く、隅々まで行き届かないのではないか」と推測。

 宮城県石油商業組合は「県内外からの緊急車両や公共交通機関のまひに伴う車利用、被災者の車中泊の増加が重なり、需要に供給が追いつかない」と分析し、東北の流通業者は「金額、数量限定のスタンドが多い中、満タンにして安心したいという消費者心理が働いている」と語る。

 宮城県内のガソリン販売関係者は「給油待ちの行列を整理するため、1店で2店分の人手が必要になり、営業できない店もある」と指摘。「『とりあえず満タンにしておこう』という人が1週間くらい給油を控えてくれれば、平常に戻ると思うが…」と話している。

◎塩釜港油槽所からタンクローリーへ/給油を3時間延長/元売りの一部

 東北経済産業局は29日の宮城県災害対策本部会議で、石油元売り会社の一部が、塩釜港の油槽所の燃料をタンクローリーに給油する時間を1日15時間から3時間延長したと報告した。

 豊国浩治局長は「効果が波及するまでには時間がかかるが、徐々に正常化するはず」と強調した。

 塩釜港では既に大型タンカーの入港が可能になり、元売り各社のタンクローリーの台数も震災前の水準まで回復した。しかし、油槽所の給油口の数や給油時間が限られ、効率的な燃料配送の障害になっていた。

 塩釜港には28、29日、ガソリン計1万100キロリットルが運び込まれた。村井嘉浩宮城県知事は対策本部会議で「被災前の1日の使用量3600キロリットルを大きく上回るガソリンが入ってきている。国などの努力が数字として表れてきた」と評価した。

1265荷主研究者:2011/04/09(土) 17:08:34

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110401/biz11040121070042-n1.htm
2011.4.1 21:05 産経新聞
被災地のガソリン不足、4月中旬には安定化 石油連盟の天坊会長会見

 石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産会長)は1日、大手元売り4社の社長とそろって会見し、東日本大震災で深刻なガソリン不足による被災地の混乱が「4月中旬には解消する状態になる」との見通しを示した。

 天坊会長は「東北6県の給油所の復旧は約8割に達し、今後1週間でさらに79カ所が復旧する」と説明。タンクローリーの増強など追加の供給対策も講じるとした。

 また、同日から石油各社のホームページ上で被災地域の給油所の営業情報を公表。石油連盟がとりまとめた上で自治体に配布し、情報公開を徹底する。

 東日本大震災では、石油元売り各社の太平洋沿いの6製油所が被災し、一時は日量140万バレルの生産が停止。原油処理量は被災前の452万バレル(日量)から320万バレルへと減少した。

 その後、3製油所が復旧し、現在は390万バレルまで回復した。残る3製油所のうち、JX日鉱日石エネルギーの鹿島製油所(茨城県神栖市)が今夏にも、仙台製油所(仙台市宮城野区)は来夏の生産回復を目指すが、コスモ石油の木村弥一社長は千葉製油所(千葉県市原市)の復旧時期について「事故原因を調査中」と述べるにとどめた。

1266荷主研究者:2011/04/09(土) 17:42:57

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/28/new1103281403.htm
2011/03/28 14:01 デーリー東北
八戸にLNG船入港 都市ガス安定供給めど

 津波の被害を受けた八戸港第1工業港の航路が確保できたことを受け、JX日鉱日石エネルギーの液化天然ガス(LNG)内航船「鶴令丸」が27日午前、八戸市河原木地区の八戸LNG基地に震災後初めて入港し、LNG千トンを陸揚げした。

 今後も従来通り定期的に入港する予定で、八戸市内の都市ガスの安定供給にめどが付いた。

 千葉県袖ケ浦市の袖ケ浦LNG基地を出港した鶴令丸は当初、26日に入港する予定だったが、天候不良のため延期していた。

 震災後、第1工業港の湾内には車や漁船などが沈下。船舶の航行に安全な水深が保たれていなかったため、民間業者のクレーン船や米海軍のサルベージ船・救難艦「セーフガード」が撤去作業を進めていた。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/energy/img1103281403.jpg
【写真説明】震災後初めて入港したLNG船=27日午前8時ごろ、八戸港の第1工業港


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