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統一地方選・地方議員関連統一スレッド

1■とはずがたり:2003/01/11(土) 04:21
政権交代には足腰となる地方組織が重要である。
統一地方選や地方議会ネタを扱います。

2928小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 12:22:27
千葉県議会の会派と定数の問題ですけど、自民党の地盤温存の側面もさることながら「千葉都民」vs「千葉市民」vs「千葉原住民」の争いも大きいです。
仮に「自称ナンバー2」の銚子が定数1になりせば、保革入り乱れて大反対運動が繰り広げられるでしょう。

船橋は野田佳彦、志位和夫のお膝元でありますが、7区補選でTVにいっぱい出てた民主千葉県連幹事長が毎回選挙でやっとこすっとこであります。「公共自自自民民」がやっとじゃないでしょうか?
浦安は新住民流入で、民主が公認立てるとまさに戦国時代突入であります。浦安は10月の市長選に私は要注目です。
そのほかにも白井・香取・成田あたりで民主が取る可能性アリ。民主は県議補選で勝ち気味で、千葉県議選は「自民50台確保」がひとつのバロメーターになるんじゃないかと・・

2929片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/17(日) 13:03:58
うーん、現状を見るに、自民50は絶対に割りそうに無いように思える! そんなものをバロメーターにしていいのか!?
それはともかく、定数ちゃんと整理しろ、腐れ千葉県議。憲法違反で茨城と強制合併させるぞ。

2930小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 13:14:01
>>2929
まあ、そうですね。50割れはさすがにないな。かなりテキトーに書いてしまいましたが、普通に考えて60だろうなあ。。
佐倉以東、緑区以南、印西あたりの原住民派のところにボス的県議や国会議員直列の県議がいるのがネックだよなあ。。

2931片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/17(日) 13:25:59
>>2930
千葉の地図の見方が分かってきました。
印西の軍司新県議や我孫子の花崎新県議は、民主にとって防波堤でしょう。ここがバロメーターだと言えるかも?
あと、石井県議が参議院で勝つと、自民県議の足並みが揃う可能性が高い。本間が出馬して負ける可能性も高いし、花沢時代はそれで終焉では?
花沢が終わっても、浜田・石井が威張る構図なら似たようなものなんだろうけど。

2932小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 14:07:06
>>2931
我孫子の花崎勝つかなあ。自民1は確実だから。
印西、白井、香取あたりで民主が勝つか否か。これと千葉市議選、船橋の田中の票数(こっちは個人的興味半分)は千葉の民主が神奈川並みにヘタっているかどうかを見るポイントとしております。

2933小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 14:42:26
茨城と合併させられちゃうのは本当にたまらないので、永遠の4番手、ダ埼玉の県議会も調べてみましたが、あそこのほとんど小選挙区みたいな区割りもなんだかなあという感じですねえ。。。それでいて、自民議員団が定数94人中62人ですか。すごいねえ。

2934片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/17(日) 14:54:34
>>2933
なるほど。県議会の区割りっていろいろと難しいものですね。
いっそのこと、千葉は、千葉市以西が東京に入って、あとはチョバラギ県(県庁銚子市)になればいいかもしれないですね。

2935あかかもめ:2006/09/17(日) 16:59:07
>>2933
四番手とは日本でと言う意味ですか?それはちょっと褒めすぎでしょw。
まあ東京、大阪、神奈川、愛知の次辺りでしょうから5番手と言ったところか。

>それでいて、自民議員団が定数94人中62人ですか。すごいねえ。
変わんないじゃん(笑)

2936小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 20:30:30
>>2935
四番手=首都圏の四番手=「東京、千葉、神奈川、ダ埼玉」の順、0.5ゲーム差で茨城が猛追中。

2937あかかもめ:2006/09/17(日) 20:56:00
>>2936
チバが二番手?
はて?これは異な事を申される・・・(苦笑)しかも神奈川より序列が上とはいやはやなんとも・・・
茨城県と合併して名実共にチバラギ県になった所でありえませんことよ。おほほほほほほほほほほほほ

2938小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 21:07:04
はてはて、その方こそ異なことを申される。その方こそ、京都はおろか兵庫、福岡、静岡より序列が上とは、片腹痛いわ。
所詮田舎ザムライが何を申される。その方のことを鮒と言うのじゃ、(扇子であかかもめの額を叩きながら)鮒じゃ、鮒じゃ、鮒ザムライじゃ、はっはっはっは〜〜〜。

2939小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 21:23:02
福岡市長選の話題。
さすがに、各種世論調査は投票日に向かって現職リードになりそうですけども・・
あと、公約が「飲酒運転撲滅」ですか。仮に京都の桝本市長が「覚せい剤撲滅」なんて言ったら、有権者どういう反応を示すんだ。

福岡市長選投票まで2カ月 乱立選挙へ準備着々 山崎氏と吉田氏が軸
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060917/20060917_002.shtml

 任期満了に伴う福岡市長選(11月5日告示、19日投開票)まであと2カ月。3選を目指し、自民に推薦願を出している現職の山崎広太郎氏(65)と、民主党が推す元西日本新聞編集委員の吉田宏氏(49)との「二大政党対決」を軸に、現在5人が立候補を表明しており、共産党も独自候補を擁立する構え。戦後最多の乱立選挙をにらみ、各陣営は本格的な態勢づくりに動き始めている。
 「飲酒運転を撲滅する市民運動の先頭に立たせていただきたい」
 15日、職員の飲酒運転逮捕事件を契機に1000人以上を集めた大会で、山崎氏は力を込めた。原稿を一切読まない熱のこもった演説。さながら“決起集会”の雰囲気に、側近の1人は「選挙モード全開」と苦笑した。
 前回は総与党体制で危なげなく再選された山崎氏。民主が離反した今回、頼りの自民は総裁選を理由に推薦手続きを遅らせている。「各種世論調査で山崎氏の支持率は吉田氏以下だった」と党関係者。8月末の夏季五輪招致レース敗退に続く職員逮捕。自民党は“失点”の影響を慎重に見極めているとみられる。
 「惨敗したら出られない」。山崎氏自身、五輪招致では一時弱気だった。しかし、あと6票で逆転という善戦で意欲再燃。同党市議も「現職の強みで新しい地域政策を訴え、巻き返すしかない」と、党推薦を待たずに週明けから山崎氏と地域を回る。後援会も月内に中央区の須崎埠頭(ふとう)で事務所開きを行う予定だ。
 16日、吉田氏は同市中央区天神で初めて街頭に立った。「借金を抱えた市政をシェイプアップする」。緊張で顔をこわばらせる吉田氏を、横に並んだ民主市議団が拍手で励ました。
 吉田氏の名前が浮上してから推薦決定まで2カ月余り。手続きが遅れたのは、地元の頭越しの擁立に対する市議団の不満が原因だった。吉田氏がこれまで表だった活動を控えたのも「市議団を刺激してはまずい」と判断したからだ。
 この日は市議団もマイクを握り、「市政を任せられるのは吉田氏」と声をそろえて和解ムードを演出。「入り口では考えをぶつけ合ったが、出口では1つにまとまった」。民主党にとっても、小沢一郎代表再選後初の大型地方選挙だけに、助信良平同県連幹事長は挙党態勢を強調する。
 吉田氏は企業へのあいさつ回りやミニ集会のほか、インターネットのホームページも開設。「時代の流れはIT(情報技術)選挙」と、知名度アップに懸命だ。後援会事務所は27日、中央区警固に開設予定。
 民主推薦を吉田氏と争った福岡市議の高山博光氏(66)=無所属、城南区選出=は、7期連続最高得票当選のベテラン。17日に同区別府の自宅隣に後援会事務所を開く。
 元同市部長、山口啓志氏(58)は教育関係者や主婦で後援会を設立。8月末に早良区小田部で事務所開きを済ませた。技術コンサルタントの上田光彦氏(61)は大学の同窓会などを通じて支持を訴え、10月初旬に事務所を設立する予定。
 共産党は関連する「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」が主体となって8月から候補者選定を続けており、現在最終調整中。市の五輪招致や人工島事業を批判し、大型開発行政からの転換を訴える。

2940あかかもめ:2006/09/17(日) 21:36:25
>>2938
鮒と言えば鮒寿司。その鮒寿司も値段が高騰して庶民には手が届かなくなって久しい。
その鮒寿司をたらふく食える経済力があるのが埼玉と言う事なのですねw。素晴らしいな。

2941小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 21:49:30
>>2940
いやあ、ある有名芝居の田舎者をバカにする有名な台詞を知らないような県だから、ダ埼玉はだめなんだって(笑)。

さて、愛知県知事選が民主推薦決定、「相乗りせず」。

民主、愛知知事選で独自候補 現職に相乗りせず
http://www.asahi.com/politics/update/0916/008.html

 民主党愛知県連は16日、来年2月に任期満了となる愛知県知事選に、新顔で同県犬山市長の石田芳弘氏(60)を党の推薦候補として擁立することを決めた。同党は99年と03年の知事選では、自民、公明両党と相乗りで神田真秋知事(54)を推薦したが、今回は「知事選の相乗り原則禁止」を掲げた党本部の方針に沿い、自公支援で3選をめざす神田氏と対決する。
 民主党は5月、小沢代表ら執行部が相乗り禁止を打ち出したが、7月の滋賀県知事選では自民、公明両党と現職に相乗りし、落選。8月の香川県知事選も最終的に自主投票にとどまった。愛知県知事選をめぐっても、当初、県連では神田氏に相乗りする声が有力だったが、滋賀ショックの後、独自候補擁立に傾いた。
 同県知事選で共産党を除く与野党が本格的に対決するのは32年ぶり。石田氏は自民党県議を経て95年、同市長に初当選。小中学校の30人学級の推進など独自の教育行政を進め、改革派市長として注目された。政権交代をめざす小沢氏の主張に共感しているという。民主党県連では「従来の民主支持層以外からも集票できる」と期待している。

2942小説吉田学校読者:2006/09/17(日) 22:57:31
沖縄知事選は革新側は統一候補に糸数氏擁立を「決定」
遅すぎる。最初から糸数擁立に動けばよかったんだよ。
ここまでこじれたのは、下地(操縦しやすい知事を探っていた)、民主喜納(下地と結んで民主の地盤を作ろうとした)、共産(山内をその気にさせてしまった)の順です。
何はともあれ、社大の調整能力は立派。失地回復と言ったところでしょうか。11月知事選、4月宜野湾市長選、補選、7月参院選(場合によっては県議補選)と、ドキドキハラハラの調整は続くわけであります。

野党一体で糸数氏擁立へ 沖縄知事選、対応を一転
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006091701000586

 11月19日投開票の沖縄県知事選で県政野党の民主、社民、沖縄社会大衆党(社大党)の3党は17日、社大党副委員長の糸数慶子参院議員(58)擁立を決めた。共産、自由連合両党なども同調する見通しで、分裂含みだった野党陣営が一転して共闘態勢を固めた。
 自公両党と地元経済界が推した沖縄電力前会長の仲井真弘多氏(67)は5日に出馬表明しており、同知事選は事実上、与野党候補の一騎打ちとなる。
 社民党沖縄県連合は17日の執行委員会で糸数氏擁立を決定。これを受けて民主、社大両党と3党幹部が協議し、共同で糸数氏を支援する方針を確認した。
 山内徳信元県出納長(71)を強く推してきた共産党も「単独で山内氏擁立はしない。分裂を避けるため糸数氏も検討する」との考え。自由連合も同調する構えのほか、野党陣営から出馬を検討していた下地幹郎衆院議員(45)も不出馬の意向で、一本化の環境が整う。
 野党統一候補の擁立を目指していた野党陣営は1日、候補者調整を断念した。ただ、野党分裂で迎えた2002年の知事選で、与党側に17万票近い大差で惨敗した経緯から危機感を強め、社大党などを中心に根強い人気のある糸数氏で一本化を探っていた。

2943とはずがたり@都人:2006/09/17(日) 23:38:49
はいそこの千葉人も埼玉人も鄙には変わりないので喧嘩しない!

県議会の選挙区の並びがまず郡部で次が市だったのですが,まず千葉市は良いとして次ぎから銚子,市川,船橋,館山…と続き,成る程これが序列なんだなぁと感心しました。

我孫子は保守が乱立したりするとどうでしょうかねぇ??また公認候補決めれない事態になったりすると面白いかもと期待してます。まぁ基本は自民1に残りを民主・社民で争う構図に成りましょうけど。
今のところ民主(系)が議席を伸ばす可能性があるのは中央区,銚子市(議席減らされなければ),船橋市,松戸市,野田市,香取市(?),成田市,習志野市,八千代市,鎌ヶ谷市,浦安市,白井市辺りを期待。これだけで民主が11伸ばしたりすると,共産が弾かれたり欠員を埋めたりで全部自民が減る事はないにせよ自民の議席は60議席は割って貰えるのではないかと楽しみにしております。50を割るのはちょいと難しそうですけど。

2944小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 00:04:42
>>2943
いやあ、とは氏も千葉を最初に置くんですねえ。

とは氏が挙げた中で、中央区、船橋、成田、八千代、鎌ヶ谷は民主議席増の可能性あるでしょう。ただ、船橋は田中が選挙弱い。
市川は社と取り合いになるかもしれないけど2人擁立なら複数当選可能。
浦安は市長選と連動して、非自公+非共産連携なら勝ち目あり。新浦安駅前再開発で新住民流入地域なので本当に分からない。白井、印西も同じです。
銚子は民主党員を探すのが共産党員を探すよりも難しいので、ちょっとムリかも。
習志野は、森田三郎がしょむ系で市民系で、県庁前でもガムテープではった変な車で登庁するけったいなオッサンではありますが、なぜか集票力があるのでバカにできない。ここは民主苦戦でしょう。

2945とはずがたり:2006/09/18(月) 00:25:27
◇船橋市
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2003chiba.html#funabashi

堀江はつ←NTT労組系か
http://www5.ocn.ne.jp/~horie/
前職の堀江女史もまだやる気有りの様ですねぇ。

田中明
http://www.tanaka-akira.net/
プロフィールも工事中だしやる気ねぇなぁ。

地元民主組織の妨害がなければもう一人若いの公募で押っ立てて当選狙うってのも有りなんでしょうけど。。

2946とはずがたり:2006/09/18(月) 00:48:14
銚子が定数減らされないためには香取郡東庄町を香取市・香取郡区から外して銚子とくっつけるしかないのではないか?合併を協議した間柄でもあるし(破談したけど)

2947片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 03:20:41
>>2942
 んー、吉田学校さんの沖縄知事選に関するコメントはやや当を得てないように思われることが多いですネ・・・大口叩いてすみませんが。
 最初から下地派は糸数を落としどころにしたいように見えましたよ。下地派は、糸数に他党が乗ってこないのを見越して糸数擁立を当初から主張していたのではないですか。
 しかし、社大に負担はかかるし、糸数に県政を切り盛りする力ははっきり言ってない! 革新としても、糸数では力不足であり、当選してからが大変であることが分かっていたでしょう。糸数当選後に下地派が威張るのも「想像」つくし。勝てるかどうか分からない補選も生起するし、糸数回避は妥当な判断だったと考えます。
 山内もやや弱い候補である。となれば、下地派の顔色を伺わず、伊波洋一擁立に本気で動くべきだったと考えます。革新陣営が本気で動け、信念と手腕が伴っているのはこの人だったでしょう。最初から、伊波に動けばよかったのです。
 下地、民主喜納、共産というところの分析を見ると、私の以前の書き込みを敷衍した記述のように見えますけど、なんかちょっと違う・・・と思った秋の夜更けでした。

2948片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 03:36:56
>>2946
都民気取りの千葉県民も意味不明な存在だけど(あんたらはあくまで千葉県民!)、2番手とか言って旧い栄光にすがりつく銚子市民もどうかと。そんなに2議席がほしければ茨城県に逃げ込むのはいかがでごじゃろう?
一票格差の問題を重く受け止めたリーズナブルな解決を希望!

2949小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 09:13:02
>>2947
まあ、結論として、私が挙げた三者がそれぞれの理由でこじれてしまったのは一致してるでしょう(笑)。

最初のボタンの掛け違いは、社大が糸数温存策を取ってしまったことでしょう。選択肢が1つ失われてしまった。
私は、伊波擁立で良かったと思いますが、それも危ういと思いますね。今度は「次の宜野湾市長」で揉めたでしょう。宜野湾市長は伊波続投なら勝利間違いなしだけど、新人ならどうなったか。
次のボタンの掛け違いは「候補者の候補者による立会演説会」で、流動的な六者の組織で予備選もどきをやることに何の意味があったのか。これも混乱のもとだったでしょう。一番の混乱の素は下地でありますけれども。
最後に革新共闘の再編における「そうぞう」の地力の評価の違い。共産は小さいと見ているでしょうが、社大は大きいと思っているんでしょう。社大+社+民+公+共<社大+社+民+そ+共、は本当なのか。これは今度の知事選で分かるでしょう。
「勝てる」を最重視で行けば、糸数。「行政」を最重視で行けば、「伊波」。中間取れば、「山内」だったと思います。

まあ、私が社大喜納委員長なら「糸数擁立」で選挙戦ではマニフェストを準備して、副知事やら知事秘書でブレーンをしっかり準備しときますね。利権絡まない2人ですらこれだけ意見が割れるんですから、利権絡んだ六者の協議も難航するでしょうなあ。

2950小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 09:14:24
>>2948
それ言うと、銚子市民が怒るぞ(笑)。
県庁採用でも、「オヤマ」こと市立銚子出身者は名門として映っていますよ。

一番リーズナブルな解決は議席増を厭わないことです。

2951小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 09:56:49
沖縄知事選がらみでさきほど書き忘れたことを1つ。滑走路移転問題です。

V字滑走路の関係で、下地と糸数はだいぶ意見が離れていると思うんです。滑走路問題では糸数「知事」だったら社共的な「撤退」を唱えると思うんです。
下地の方は「滑走路位置で妥協の余地あり」です。
実は仲井真の方も「滑走路位置、修正ならば妥協する」派が一部にいます。
仮に「糸数知事」となれば、この問題で、「下地離脱」になる可能性があると思います。

選挙公約も注意深く見ていかなければいけないと思います。ここで、社共、特に共が妥協するかどうかでしょう。

2952片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 10:44:14
>>2950
法定上限数をきっちり生かすのが一番リーズナブルなんですかね。
そうともいえるかもしれない。
しかし、増やす勇気があるのならいいけど、ないのならキッチリやって頂かないと。
人口増だから定数は増えるべきだろうという意見が出て相殺される結果、話が進まなかったりしますので。

銚子は千葉で2番目に市政を敷いたってことで、プライドが残ってるんでしょうかね。
銚子生まれでない人がここまでいうんだから、銚子の魔力はすごいんだろう。
銚子+東庄+神栖(+鹿嶋)あたりで合併論議をして存在感を出してはどうなんでしょうかね。
このままでは人口が減っていくばかりだし・・・。

2953小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 10:53:21
>>2952
銚子は「2番目に市制」もさることながら、「日本一の漁港」(ホントかよ)のプライドも高いのであります。だから、「銚子復興」とかいうスローガンがうけちゃうんだな。
千葉県議選の銚子の自民2議席ですが、これは農協派と漁協派の違いであります。

2954片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 10:57:04
>>2949
一致っていうか・・・。

宜野湾市長選というファクターも念頭にありますけど、県知事>宜野湾市長だと思うし、勝てるという要素にしたってこっちのほうが上だと思いますし。
糸数で初めからまとまっていたって、名前だけって感じがすごくしたと思いますしね。

まぁ私が糸数知事案に当初から疑問を持っていたというところも大きいでしょうが。下地が戦略的に捌いたから今の段階までこの名前が残っていたんだと思いますけど。その点では下地の勝利ですよね。

2955片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 11:01:52
>>2953
日本一の漁港って言っても、ミタル・スチールと同じで高付加価値の商品がない・・・。
銚子漁港は首都圏のベッドタウンにはならない・・・。やはりそういう守りの案よりは、チョバラギの中核都市を目指してみる価値はあるかも。

2956とはずがたり:2006/09/18(月) 14:07:41
あくまでチョバラキが持論の片言丸氏ですが(都道府県大勢の超克が持論の俺にも魅力的な意見ですが),成り上がりの旭市と合併して名前は銚子市,新市役所は現旭市役所みたいな名を取って実を捨てる作戦が実行可能で銚子の名跡を次世代に残しうる方法であるのかもしれません。
こうなると東庄町を含めて県東15万都市の誕生であります。

2957とはずがたり:2006/09/18(月) 15:07:43
武村氏は嘉田氏を支援している模様。引退後もお元気ですな〜。
来夏の参院選に最後の国政へのご奉公は如何w

「新駅凍結に力注いで」
武村氏講演 嘉田県政にエール
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006091800021&genre=K1&area=S20

 元大蔵大臣の武村正義さんが滋賀県知事時代の県政運営について振り返る講演会「少数与党時代の滋賀県知事」(政策フォーラム滋賀主催)が17日、滋賀県近江八幡市内であった。嘉田由紀子知事に対し「新幹線新駅の凍結に力を注いでほしい」とエールを送った。

 武村さんは1974年に知事選で現職を破って初当選し、少数与党で県政運営に臨むなど嘉田知事と似た状況にあった。

 講演会では、武村さんの前知事時代に県土地開発公社を舞台に起こった「土地転がし事件」に触れ、「話し合いと裁判の和戦両用で解決を目指した。嘉田知事も(新駅計画における)契約は履行できないと宣言し、たとえ損害賠償を求められても受けて立つべき」とアドバイスした。
 今後の嘉田県政について「あれもこれもと突っ込んでいくと肝心の(新駅の)問題がおろそかになる」と注文を付けた。

2958とはずがたり:2006/09/18(月) 15:23:40
<首都圏>千葉県
>>2956
ほんとに申し入れしてたけど断られてたんだな。。
旧飯岡,海上両町は市外局番銚子なのに旭との合併を選んだらしい。
合併協議を見てもプライドばっか高い銚子は周囲から嫌われているのではないか?丁度青森県の野辺地町を彷彿とさせる。

2002/10/21東庄町が旭市,海上町,飯岡町,干潟町に合併協議への参加を申入れ
10/22銚子市が旭市,海上町,飯岡町,干潟町に合併協議への参加を申入れ
 旭市,海上町,飯岡町,干潟町が銚子市,東庄町の申入れを拒否
11/21香取郡小見川町,山田町が東庄町に合併協議への参加を呼掛け
2003/6/30銚子市が東庄町に合併協議を申入れ
7/24小見川町,山田町が東庄町に合併協議を申入れ
8/28東庄町が小見川町,山田町に銚子市を含めた4市町での合併協議を提案,小見川町,山田町は銚子市を含む合併に慎重
9月銚子市は東庄町,小見川町,山田町との4市町での合併を検討へ
2004/4/192市町で研究会「銚子市・東庄町合併検討会」設置
2004/8/26法定協議会設置
2005/1/20東庄町が銚子市に合併協議中止を申入れ
 東庄町で合併の是非を問う住民投票を実施予定(2005/2/20)→中止
2006/3/31以前合併予定期日
 新市名公募終了(住民対象2004/11/15〜12/15)
 新市役所:現・銚子市役所
 合併協定調印式予定:2005/2/24→中止
2005/3/252市町での合併を断念,協議会を解散

2959とはずがたり:2006/09/18(月) 15:49:48
焼津を近隣に擁する静岡県西部地方住民として漁港に関しては少々五月蠅く,漁港というと根室・釧路・八戸・気仙沼・花巻・銚子・焼津・境・下関・唐津・長崎辺りがぱっと浮かび出しますがそもそも銚子が日本一の漁港>>2953とはこれ如何に?

割と順位は簡単に変動するものかもしれませんけど数量なら焼津[人口12万],金額なら福岡[人口140万]だ。千葉県で見ると成田空港から輸入されるマグロなどもあって漁業県千葉なのかもしれません。そんなの嫌だという千葉都民の声が聞こえてきそうでありますが。

http://www.city.yaizu.shizuoka.jp/yaizu_kids/02.html
焼津漁港の水揚げ数量と金額

水揚げ数量
平成17年 ①焼津②銚子③石巻④松浦⑤八戸
平成16年 ①焼津②銚子③松浦④釧路⑤福岡

水揚げ金額
平成17年 ①福岡②三崎③焼津④長崎⑤根室
平成16年 ①福岡②長崎③焼津④三崎⑤八戸
※焼津は焼津魚市場と小川魚市場の合計。

http://knowledge.livedoor.com/9570
 日本の漁獲水揚げ量日本一は裏日本、日本海沿いの鳥取県境港市だと思います。 

境港の漁獲水揚げ量は、昭和61年から平成6年まで9年連続50万トン以上を記録し、平成5年には境漁港最高の69万トン、その後も日本一、二を毎年争っています。

市の広報によると、例年の缶詰工場など企業誘致において、竹本助役の地道なご努力や、黒見市長のトップセールスが効果をあげているとのことです。

2960とはずがたり:2006/09/18(月) 15:50:46
>>2959
○石巻
×花巻

2961小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 18:04:54
>>2959
銚子市は郵便局員もプライドが高く、すこーしでも番地が違うと届かない可能性ありです。
また、「市制施行2位なんだから」というわけなんでしょうか、市街地の電柱地下化なんてのも千葉市に先駆けてやっている。やっぱりプライドは高いんでしょうかねえ。

私も小名浜を近くに擁しておりましたので、ここらへんのことちょっと解説できます。それにしても焼津なんぞに抜かれてたか・・
「日本一の漁港」(私が唱えているわけでもないだけども)の件についていいますと、「イワシ」水揚げ量がかつて日本一だったからそう称しているんでしょう。イワシにアジにサバあたりは良く聞きます。安い魚ばっかりですんで水揚げ金額はグンと下がりますな。
で、さらに、かつて和歌山の那智勝浦あたりから来る船の遠洋漁業(捕鯨が主)の寄港地であったというのもあるからでしょうか?
勝浦=那智勝浦、白浜=白浜、野島崎=野島なんて地名の結びつきもあるし、銚子市に行けば分かりますが、結構、関西弁を話す者が多い。流れの漁師がくるんでしょう。昆布ロードならぬ鯨ルート、黒潮ルートであります。
で、そこいらへんを考慮して、小学校の副読本あたりで「かつては日本一の漁港として栄え、いまでも水揚げ量は日本2位」とか言うんですね。そして、たぶんイワシが戻ってくるか銚子+外川+飯岡で計算すれば、また1位になるでしょうな。

ということで、過去の栄光にぶら下がっている街、銚子であります。あそこらへん、椎名一保あたりが動いて、農業特区ならぬ京成資本を使った漁業特区でもやれば、まだ復興の機運高まるんでしょうが。新しいことはやらない。しかしプライドは高い街、それが銚子であります。

2962とはずがたり:2006/09/18(月) 18:13:54
おおそうですな>小名浜を近くに擁し

おかげさんで焼津も地味に頑張っておる訳ですよ>それにしても焼津なんぞに抜かれてたか・・

銚子の解説感謝です。
京が一番上にある筈なのに上総より下総の方が京に近い立地になってるのは東海道の順路が昔は京─相模─[海路]→安房→上総→下総だったからで(その当時武蔵は全て山の中の東山道所属),海を通じた外との結びつきは昔から強いのでしょうね。

2963小説吉田学校読者:2006/09/18(月) 18:18:37
日本一、日本一と言っていましたので、今気づいていましたが、銚子市民は「日本一」って言葉に好きですね。
「日本一日の出が早い犬吠埼」「日本一の流域の利根川」「川にかけられた橋では日本一の長さの銚子大橋」「日本一の光量の犬吠埼灯台」。。思いついただけでも結構あるなあ。人によっては「日本一かわいい銚子電鉄」なんていう人もいるし。
ただこれら日本一がクソの役にも立たない。やっぱりプライドだけの街なんでしょう。

2964とはずがたり:2006/09/19(火) 05:13:22

1人区が減るのは非常に良いこと。それにしても三次も庄原も合併しても1人区なんやねんな〜。

広島県議会選挙区 1人区が減少'06/7/4
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200607040098.html
 ▽一票の格差も改善

 広島県議会の新たな選挙区と定数が三日夜、可否同数のうえ議長による裁決でようやく決まった。議員定数・選挙区調査特別委員会の設置から約一年。来春の県議選から選挙区は現行の三十三から二十三に再編され、総定数は七十から六十六へと削減される。一人区は減り、選挙区の一票の格差は改善される。(守田靖)

 県議会の選挙区は、公選法の規定により郡市を区域とするのが原則。県内の基礎自治体は「平成の大合併」で八十六市町村から二十三市町に再編された。選挙区の単位となる市は十三から十四に、郡は十五から五となった。郡市の枠組みは大きく様変わりし、選挙区の見直しが必要となっていた。

 選挙区の見直しでは、公選法の規定に基づき、選挙区別の議員一人当たりの人口が、県平均の議員一人当たり人口の半分に満たない三つの選挙区は、隣接選挙区へ「強制合区」されることになった。可決された条例改正案では、豊田郡は竹原市▽世羅郡は三原市▽最後まで焦点になっていた神石郡は府中市―へそれぞれ合区される。これにより、広島市(八選挙区)に十五選挙区を加えた二十三選挙区が確定した。

 「死票」が多くなるほか、現職有利などの批判が伴う一人区は、現行の三十三選挙区のうち十七(51・5%)から二十三選挙区のうち八(34・8%)へと減る。

 新たな定数六十六での議員一人当たり県平均人口は四万三千五百七十八人。選挙区別の議員一人当たり人口は、最大が三次市の五万九千二百九十六人、最少は山県郡の二万九千九十五人で、一票の格差は二・〇三八倍。現行の三・八九九倍から大幅に改善される。

 ▽現職「自己保身」にじむ

[解説] 広島県議会(定数七〇)が三日可決した定数と選挙区の見直しに伴う条例案は、新定数を六十六とした。地方自治法上の定数上限の七十二に比べ8・3%減。削減率は都道府県議会平均の約9%に及ばないものの、中国地方の五県議会では最も高い。ただ、内実は昨年の国勢調査速報値を人口比で割り振った場合、「四増四減」となる選挙区のうち四増をしないというだけの内容。現職の「自己保身」もにじむ。(守田靖)

 中国地方の四県議会の法定上限に対する条例定数の削減率は山口、島根が7・5%、岡山が5・1%、鳥取が5・0%。広島県議会が8・3%になった背景には、八十六市町村から二十三市町へと全国一進んだ合併を受け、市町村議が五割近くへと減った事情や、逼迫(ひっぱく)する県財政がある。

 三年前の中国新聞の取材に対し、主要会派が示したのは「一割減」や「六十人前後」。多様な県民の声を県政に反映させる役割を踏まえれば、やみくもに削減すればいいわけではない。「自分たちの身を削れるぎりぎりの範囲が六十六だった」と複数の主要会派の代表は明かすが、議論の当初からすれば大きくトーンダウンした印象はぬぐえない。

 神石郡の合区先は、府中市とする条例改正案が可決された。有権者の八割以上が署名で示した「民意」と異なる判断を下す際、果たして十分な議論があったのか。中山間地域への配慮などを含め、原点に返った県議の役割についての議論が少なかった点にも疑問を残した。

広島県議会、定数4減の66に'06/7/4
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200607040028.html
▽「神石郡」を府中市に統合

 可決された条例案では新定数は、昨年の国勢調査結果に基づいて七十議席を配分した場合に一増となる広島西(現行定数四)、安佐南(同四)、安佐北(同三)、廿日市市(同二)の四選挙区を据え置いた。

 選挙区は「平成の大合併」後の市郡域を基本に再編。神石郡と同じく公選法の規定で強制合区が必要だった「豊田郡」は竹原市に組み込み、「世羅郡」は特例区を廃止し三原市と統合した。

三次市…定数1 庄原市…定数1 安芸高田市…定数1 山県郡…定数1 安芸郡…定数3
東広島市…定数4 呉市…定数6 江田島市…定数1 廿日市市…定数2 大竹市…定数1

2965片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/19(火) 11:12:30
生駒都市開発の破産問題:補償金3億円、専決処分承認せず−−市議会 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2006/09/15/20060915ddlk29010327000c.html

 ◇市長へ不満の声−−市議会企画総務委

 生駒市議会の企画総務委員会(井上充生委員長、6人)は14日、自己破産した第三セクター「生駒都市開発」の損失補償金計約3億円の専決処分承認案などを審議した。委員からは、議会への説明が不十分だとして山下真市長へ不満の声が上がり、賛成少数で否決された。

 山下市長によると、今回の処分は7月31日に実施。8月以降に支払えば、1日11万5000円の遅延損害金が発生するため、同日に酒井隆議長へ通告し、9月議会を待たず専決処分した。

 審議では委員の不満が噴出。「費用対効果だけ考えれば、公民館など公共機関はすべてつぶす必要がある」「会社をつぶすにも温情のあるつぶし方は出来ないのか」など、自己破産についての批判が続き、採決の結果、賛成2、反対3で否決された。【曽根田和久

毎日新聞 2006年9月15日

2966片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/19(火) 11:16:12
専決処分:議会へ事前説明を 三セク補償金支出で5会派、生駒市長に申し入れ /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000231-mailo-l29

 生駒市議会(定数24)のうち共産党(3人)を除く5会派は5日、山下真市長に対し、専決処分をする際などに議会へ事前説明を求める申し入れ書を提出した。破産した第三セクター「生駒都市開発」の損失補償金約3億円の支出を7月末に専決処分した際、事前説明がなかったためで、「議会無視は問題」としている。
 清和会(8人)▽ビジョン21(4人)▽公明党(3人)▽民主市民連合(同)▽凛風(同)の5会派。申し入れ書では、損失補償金支出について「議会に対する事前の説明を行わず専決処分された」と主張。その上で「議会は審議討論の場。審議過程を否定されることは議会制度そのものの否定と言わざるを得ない」と山下市長を批判した。
 これに対し、山下市長は「議会は軽視していない。時間に余裕があれば、議会へ事前了承を求めるが、すべてに了承を求めれば迅速な意思決定は出来ない」と反論している。【曽根田和久】

9月6日朝刊
(毎日新聞) - 9月7日13時59分更新

組織改編議案など否決-生駒市会企画総務委  (2006.9.15 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/060915/all060915b.shtml

   生駒市議会の企画総務委員会(井上充生委員長、6委員)が14日開かれ、行政組織改編に向けた条例改正案と生駒都市開発の破産に伴う債務保証約3億円を一般会計補正予算で専決処分とした承認案の2議案を賛成少数で否決した。21日に再開する本会議で委員会の審議結果が報告されて採決が行われるが、市行政組織条例改正案は「現時点では賛成しかねる」とする議員の声が強い。山下真市長は否決について「残念」と話し、採決までに理解を求めて各会派と対話することに前向きな姿勢を見せた。

 組織改編については、小笹浩樹副委員長(民主市民連合)が、市民自治基本条例の制定を担当する市民活動推進課を市長公室から総務部に移行することを「市の憲法を作る一番大事な部署を市長公室から外すのに合理的な理由がなく理解できない」と指摘した。人権施策課と人権教育課の統合にも疑問を示した…

生駒総合病院:跡地「売買は先送り」 議会で山下市長 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2006/09/16/20060916ddlk29010412000c.html

 生駒市議会の「新病院設置等に関する特別委員会」(稲田欣彦委員長、8人)は15日、生駒総合病院(同市山崎新町)跡地の売買交渉問題を審議した。市側は今年8月の県国民健康保険団体連合会の理事会と総会で、跡地の売却が先送りされたことなどを報告。山下真市長は「土地代から差し引く建物取り壊し費用について、市と連合会側で認識に差がある」と説明した。

 委員からは「(跡地を)5億円で買い取る業者がいるとも聞く。本当に取得出来るのか」などの声が出た。これに対し、山下市長は「早く売買契約が結べるよう、臨時の理事会開催を要請している」と述べた。【曽根田和久

毎日新聞 2006年9月16日

2967とはずがたり:2006/09/19(火) 12:36:28
どうしても山県郡の人口が少ないから優遇になってしまうんやねぇ。

<広島県議会>「削減」巡る議論大詰め No.5
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/kikaku/055/3.htm

 市町村合併に伴う県議会の選挙区の区割りと議員定数を見直す議論が、県議会の議員定数・選挙区調査特別委員会(大山広司委員長、17人)で大詰めを迎えている。昨年8月からこれまで10回の議論を重ね、選挙区は現行の33から23へと大幅に縮小、定数も70から67へと減る見通しとなった。統一地方選まで約1年に迫る中で、議論の過程を追った。(中筋夏樹)

 選挙区は公職選挙法で郡と市の区域で設定することになっており、「平成の大合併」で郡と市が大幅に変更された県内では、見直しが課題となった。

 委員会ではまず「枠組み」となる選挙区を中心に検討。県人口を現行の総定数70で割った議員一人あたりの人口は約4万1000人で、豊田郡と世羅郡、神石郡の3選挙区は半数にも満たないため、公選法に定められた、隣接郡市と1選挙区にする「強制合区」の対象となる。

 昨年11月、豊田郡は竹原市と合区し、神石郡は府中市または福山市と合区することが決まった。世羅郡は1966年以降、郡の区域変更がないため、「特例選挙区」として合区しない選択肢もあったが、議員一人あたりの人口が1万8860人と県内最小となり、三次市の5万9296人との格差が3倍以上に広がるため、今年2月に三原市と合区することで一致した。

 府中市か福山市かに絞られた神石郡については、神石高原町長が「生活圏として強く結びつきのある福山市との合区が妥当」と訴え、町議らも陳情書を提出。委員からは「地元の意向を尊重すべきで、交通の利便性を考えれば福山市との合区が合理的」「福山市と一緒になれば衆院選の小選挙区(広島7区)より広くなり、おかしい」という福山市、府中市それぞれの意見があり、結論は出ていない。

 各選挙区の議員数は人口に比例するのが原則だが、条例で特別の事情があるときは地域間のバランスを考慮して定めることができるとされる。

 合併で市町の人口規模が変化した中で、単純に人口比で配分した試算では、広島市西区(定数4)▽同安佐南区(同4)▽同安佐北区(同3)▽廿日市市(同2)の4選挙区は1増となるが、▽呉市(同7)▽庄原市(同2)▽三次市(同2)▽府中市・神石郡(同2)か福山市・神石郡(同12)の4選挙区は1減とする〈4増4減〉となる。

 しかし、広島市の3選挙区については「合併でエリアが広くなったのに、定数が減る見込みの選挙区の痛みを分かち合おう」と据え置くことに決まった。

 一方、削減対象となっている三次市は県議一人あたりの人口が、最低の山県郡の2倍以上になり、県内の面積の15%を占める庄原市も「西日本で最も広大」(同市)と主張し、現行定数の維持を求め、伊達亮詞・三次市議会議長らが新田篤実・県議会議長らに申し入れをした。

 ある委員は「1減となるかはまだ議論の余地はある」と話すが、両市とも定数削減を免れるのは難しい状況だ。

 来春の県議選までの補選は現行の選挙区で実施することは合併特例条例で決まっているが、“本番”ではどういう形で行われるのか――。審議は6月議会での条例改正をにらんで最終段階へ突入する。

 平成の大合併 県内では2003年2月に内海町と新市町が福山市に編入合併したのを最初に、今年3月に神辺町が福山市と合併したことでひとまず区切りとなった。86市町村(13市67町6村)から23市町(14市9町)へと県内地図は大幅に塗り替えられ、減少率は全国一という。

2968とはずがたり:2006/09/19(火) 12:38:53
ずっと混乱してたが,何で揉めるのか解らん。刷新会がごり押ししてる感じがする。

県議会:県議定数と選挙区割り、府中市と神石郡の合区案可決 可否同数で混乱 /広島
http://72.14.253.104/search?q=cache:vxFGoVSiFXMJ:www.gslb.mainichi-msn.co.jp/chihou/hiroshima/news/20060704ddlk34010062000c.html
 ◇新田議長裁定で

 県議会6月定例会は最終日の3日、市町村合併に伴う県議定数と選挙区割りの条例改定案を巡り紛糾した。自民党議員会などが提出した改定案は可否同数で、新田篤実議長が否決の裁定をしたことから、同議員会などが新田議長の不信任案を提出、混乱が続いた。夜になって、府中市と神石郡の両選挙区を合区させる案を採決した結果、可否同数だったが、議長が可決の裁定をした。[吉川雄策]

 同議員会などは「神石高原町の有権者の約8割が福山市選挙区との合区を望んでいる。府中市と神石郡(神石高原町)が合区した選挙区の『1票の格差』は、山県郡(北広島町・安芸太田町)選挙区の2倍近くになり問題」などとして、先月29日の議員定数・選挙区調査特別委員会で賛成多数で可決した福山市と神石郡の両選挙区を合区する案を提出。

 一方、自民党刷新会などは「市町村が合併していないのに、選挙区だけを強制合区させた選挙区が、二つ以上の衆院の小選挙区にまたがることは全国的に聞いたことがない。府中市選挙区と合区した方が活動範囲が明確になり地元にとってはいい」などと府中市と神石郡の両選挙区を合区させる別の案を提出した。両案とも定数を現行の70から66に削減することは一致しているが、選挙区割りは会派の思惑が絡み対立していた。

 本会議には67議員(欠員2)が出席。両案の採決を前に、採決を記名投票とする案と無記名投票とする案が出され、3票差で無記名投票に決まった。そのうえで、同議員会などが提出した改定案を採決したところ、新田議長を除く66票のうち、賛成32票▽反対32票▽無効2票と可否が同数だったため、地方自治法に基づき、新田議長が否決の裁定を下した。直後に同議員会などは「新田議長自らが発案し、議決を経て設置した議員定数・選挙区調査特別委員会の(先月29日の)結論を無視して否決するのは、議会における意思決定のあり方を逸脱した不適切な議会運営だ」として新田議長の不信任決議案を提出。各会派の折衝が続いた後、採決の結果、不信任案は否決。その後府中市と神石郡を合区させる案が提案され可決された。

毎日新聞 2006年7月4日

2969とはずがたり:2006/09/19(火) 12:49:09
>新尾道市は旧御調郡と因島市の各1の定数に旧尾道の定数2を加えて計4議席。現職4人のうち自民の3人は立候補が確定的。

>三原市は世羅郡を合区して定数1増の3。自民2人と無所属1の現職が出馬の意向。連合広島が新人擁立を模索している。

尾道市因島・瀬戸田周辺地域の週刊新聞
せとうちタイムズ より。地域誌かな?頑張って欲しいね。

来春の統一地方選<1>県議会定数見直し合併で1人区減少
http://0845.boo.jp/times/archives/001751.shtml
掲載号 06年07月13日号

選挙区名(定数)…有権者数/一議員当たり有権者数
福山市(11)…37万1814人/3万3801人
尾道市(4)…12万7293人/3万1823人
三原市・世羅郡(3)…10万1163/3万3721人
府中市・神石郡(1)…4万8672
三次市(1)…5万9296人→一票の重み最小
山県郡(1)…2万9295人→一票の重み最大
定数66での議員1人当たり県平均人口…4万3578人

 平成の大合併による市町村再編と新市町の誕生に伴う首長選、議員選が来春に実施される。

 統一地方選が実施されたのは1947年。来年で19回目を迎える。首長、議員が3月1日から5月31日に任期満了を迎える地方自治体は4月の第2か第4日曜に統一して実施された。しかし、昭和の大合併に続き、任期途中の首長辞職による選挙などで首長、議員の同時選挙は少なくなってきた。

 しかも広島県の合併前は86市町村だったが23市町村に減った。全国でもっとも合併が進んだ背景のなかで来春の統一地方選挙は8で前回の約6分の1。

 首長選は尾道市と大崎上島町の市長、町長選。議員選挙は広島▽呉▽東広島、尾道の4市議選と熊野▽坂の両町議選がある。尾道は市長と市議のダブル選挙になる。

 当初の合併特例法に1年遅れて尾道に編入合併した因島市と瀬戸田町はここ数年毎年選挙を繰り返してきたが、来春の統一地方選挙でやっと普通のパターンにもどってくる。

新尾道市県議 定数は4人に

 県議会の新たな選挙区と定数が3日夜、可否同数となり議長議決で決った。議員定数・選挙区調査特別委員会が設置されてから約1年。選挙区は70から66に4減され1人区は減った。そして公選法に基づき、豊田郡は竹原市に▽世羅郡は三原市に▽神石郡は府中市にそれぞれ隣接選挙区へ「強制合区」された。

 新尾道市は旧御調郡と因島市の各1の定数に旧尾道の定数2を加えて計4議席。現職4人のうち自民の3人は立候補が確定的。

 三原市は世羅郡を合区して定数1増の3。自民2人と無所属1の現職が出馬の意向。連合広島が新人擁立を模索している。

2970とはずがたり:2006/09/19(火) 12:50:04

>>2968
神石郡の処遇を巡るゴタゴタ

来春の統一地方選<2>県東部県議選定数1減 尾道市は2増の4議席
http://0845.boo.jp/times/archives/001762.shtml
掲載号 06年07月15日号

 広島県議会の議員定数は現在の70から4減の66として来春改選の県議会に臨む。定数と選挙区見直しの背景に平成の大合併で県下に86あった市町村が23市町へと再編され全国一の結果を残し、市町村の議員が5割近く減った事情や行財政改革などがあげられる。

 合併当初は「1割近い減で60人前後」という声が高かった。結果は4減の定数66で民意よりほど遠く議論の当初からすれば大きくトーンダウンした印象はぬぐえない。

民意無視された神石郡怒り心頭

 県議の選挙区の単位となる市は13から14に。郡は15から5になり選挙区の枠組みが様変わりしてきた。公選法によると、議員1人当たりの人口が県平均の半分に満たない選挙区は隣接選挙区へ「強制合区」されることになっている。強制合区になったのは県内で3選挙区。豊田郡は竹原市に。世羅郡は三原市。神石郡は府中市―へ、それぞれ合区される。

 このうち政争の具にされ後味の悪い結果となったのが神石高原町。町内有権者の8割をこす署名をもとに生活圏である福山合区を要望していたが県議会議長採決で府中市合区となった。民意を無視された神石高原町住民。同町との結びつきは福山ほどないといぶかる府中選出議員。いずれも後味悪い結果を生じている。

 神石・甲奴郡のうち甲奴郡が消滅し、事実上定数1減となる。このため神石郡選出の自民現職、藤井正巳県議は11人の立候補予定者がいる福山市へのくら替えを模索している。

 その理由の一つに府中市には同じ自民党議員会に所属する岡崎哲夫氏がいる。一方で、福山市は同会派と対立を深める自民党刷新会の平浩介氏(芦品郡)と松岡宏道氏(深安郡)の2人が合区で立つことになるので混戦に持ち込み一矢酬いることも視野に入れる。

 早くも、福山市・沼隈郡▽深安郡▽芦品郡の3選挙区となっている福山市は、合併による市域で1選挙区に11のイスをめぐって虚々実々の駆け引きが繰り広げられている。

2971とはずがたり:2006/09/19(火) 12:51:44

>現職有利で「死票」が多くなるなど批判が伴う1人区は県東部だけで7選挙区だったが、平成の合併で無くなった。
素晴らしい。民主にとって状況は改善している筈である。

来春の統一地方選<3>県議選は新選挙区で都市の枠組様変わり
http://0845.boo.jp/times/archives/001770.shtml
掲載号 06年07月22日号

 来春の県議選の選挙区の見直しで現行の33から23に再編され、定数は70から66へと削減される。1人区は減り、県平均の議員1人当たり人口の半分に満たない選挙区は強制合区され一票の格差は改善される。

 これで定数66での議員1人当たり県平均人口は4万3578人。選挙区別の議員1人当たり人口は最大が三次市の5万9296人、最小は山県郡の2万9295人で一票の格差は2.038倍。現行の3.899倍から大幅に改善される。

1人区消え激戦の構図

 現職有利で「死票」が多くなるなど批判が伴う1人区は県東部だけで7選挙区だったが、平成の合併で無くなった。

 現在、福山市・沼隈郡▽深安郡▽芦品郡の三選挙区になっている福山市は合併後の市域通り一選挙区になった。

 自民党現職は宇田伸、門田峻徳、中津信義、川上征矢、松岡宏道、平浩介の6氏が再出馬の構え。公明党現職の田辺直史、浅野洋二の両氏は党本部で調整中。共産現職の辻恒雄氏は再出馬が決っている。

 無所属の渡壁正徳氏は出身母体の福山市職労で調整中。無所属の石田幹雄氏は引退し、出身母体であるJEFスチール福山労組は新人を擁立する。

 神石・甲奴郡は合併に伴い甲奴郡が消滅、神石郡の合区先が府中市に決まり事実上1減となる。

 尾道市は、旧因島市▽御調郡▽瀬戸田町を編入して定数2から4に。現職4人のうち自民3人は立候補を決めているが、日立造船向島が出身母体だった木曽真理行氏(59)8期の引退説もあり連合広島が新人擁立の準備を進めている。

 三原市は世羅郡を合区して定数3。自民2人と無所属1人の現職が再出馬の意向。それに連合広島が新人擁立を模索している。

2972片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/22(金) 14:29:21
カツラをかぶせてみたい。

石田氏が出馬を正式表明―愛知知事選
http://www.jiji.com/jc/p?id=20060921194814-4725055

来年2月の任期満了に伴う愛知県知事選で、民主党県連が推薦候補として擁立を決めた同県犬山市長の石田芳弘氏(60)が記者会見し、立候補を正式に表明した(21日午後、名古屋市内のホテル)

選挙:犬山市長選 坂部太一氏が出馬表明−−石田市長の県知事選出馬表明受け /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000025-mailo-l23

 石田芳弘・犬山市長の県知事選出馬表明を受け、経営・政策コンサルタントの坂部太一氏(35)=犬山市天神町=が19日に記者会見し、無所属での同市長選出馬を表明した。市長選は市議会議長が市長の辞職願を受理後50日以内に行われるが、石田市長は10月末までに辞職時期を表明するとしている。
 同市出身の坂部氏は東大大学院修了で、外資系経営コンサルティング会社やハーバード大大学院などを経て、同市長インターンを経験している。
 出馬動機について、坂部氏は「石田市長の改革を引き継ぎ、さらに発展させたい」と強調。▽高齢者の活動場所創出▽子育て支援▽教育環境の充実▽安全なまちづくり▽一体感ある町の発展――などのマニフェストも発表した。桜井平

9月20日朝刊
(毎日新聞) - 9月20日11時1分更新

2973とはずがたり:2006/09/23(土) 04:36:22
選挙間近そわそわ? うるま市議会4人に1人欠席
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-17219-storytopic-1.html

 開会中のうるま市議会(崎原弘議長)の9月議会は14日、一般質問が始まった。しかし、議場には空席が目立ち、傍聴に来た市民からは「欠席している議員は市議選に向けた選挙運動でもしているのか」との声も上がった。
 同市議会は合併後の在任特例で議員は84人で、体調不良などを理由に議会事務局に欠席を午前中に届け出た議員は5人。議場の電光掲示板は出席者数を79人と表示したが、午後には表示が71人に。
 携帯電話を手に頻繁に議場を出入りしたり、ロビーで選挙情報を交換する議員も。常に着席している議員は65人ほど。ほぼ4人に1人が“欠席”する状態が続いた。 ある議員は「選挙は個人的なこと。一般質問という議員最大の権利も行使しないで“市民のために働く”と訴えても、本末転倒で恥ずかしい」と嘆いた。
 崎原議長も「告別式や体調不良などを理由に早退を届け出た議員もいるが(これだけ欠席が目立つことは)好ましくない」と指摘。「議場内で携帯電話が鳴った後、出て行く議員も多く、選挙運動の集まりに出ているのでは」と疑った。「このような状況が続くなら、議長として文書で注意しなければならない」と苦り切った。
 傍聴していた同市の男性(35)は「本当に情けない。ちまたは選挙戦のお祭り騒ぎで各候補は浮足立っているのだろう」とうんざり顔で話した。
 10月1日告示の市議選(定数34)には現在、58人が立候補予定。水面下でし烈な選挙戦が展開されている。
(9/15 9:46

2974とはずがたり:2006/09/23(土) 04:45:02

桑折町長選/残る疑惑嘆く町民も
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000609220006
2006年09月22日

 19日に告示された桑折町長選で、現職の林王喜久男氏(57)が無投票で再選された。林王町長が信任された格好だが、林王町長の身内が経営する会社が町発注工事を100%の落札率で受注していた問題や、町長が兼業禁止規定に違反したとの疑惑は残されたままだ。町民からは無風の町長選に嘆きの声も聞こえてくる。(田中美穂、斎藤智子)

 町役場で8月下旬に開かれた町長選の立候補予定者説明会には、林王氏の陣営と、前町長の安細隆清氏が出席した。町議1人が傍聴しており、説明会には出なかったものの、共産党側も「独自の候補者をたてる場合もある」としていた。

 同町は長年、地元の建設会社「近藤組」と「安細組」が中心になり、町長を支援してきた。初代町長の早田傳之助氏(1期)は近藤組が支援。続く宍戸房吉氏(4期)は安細組が担いだ。3代目町長の菊田芳衛氏は近藤組の支援で4期続き、次に安細組の安細隆清氏が3期務めた。

 現在の林王町長は近藤組の支援を受け、安細氏を選挙で破って02年、町長に就任している。

 今回は結果的に無風となったが、告示前、林王町政の問題点を指摘する声は強かった。
 一つは入札問題。町発注工事で03、04年度、入札予定価格に対する落札価格の割合(落札率)が100%となった入札が計10件あり、そのうち4件は、林王町長の創業した「林王測量設計」が落札した工事だった。
 さらに、町長の兼業疑惑も持ち上がった。林王氏によると、林王測量設計は林王氏から妻が社長を継いだのち、仙台市に住む妻の兄が、代表取締役社長(1人取締役)となっている。だが、町議会では「桑折町で現社長の姿を見かけたことがない。事実上は町長の影響下にあり、首長の兼業禁止規定に違反しているのでは」と指摘された。

 「100%落札」を批判してきた議員グループ「政友会」(会長、半沢正仲町議)では、「対抗馬を立てて町政を一新すべきだ」(大宮平吾幹事長)との声が上がり、町議会議長の高橋宣博氏を対立候補者にたてる方向で活動を始めた。高橋氏も8月上旬、政友会の町議たちを前に二度にわたって「後援会の理解を得られれば立候補を考える」と支援を求めた。

 だが、数日後、高橋氏は突然、立候補の意思を撤回する電話を大宮幹事長に入れる。理由は今も明らかではない。

 高橋氏は朝日新聞の取材に対し、「自分の未熟さを痛感している。選挙は理屈ではない。こういう世界では色々あるんだが、脇が甘かったんだろう」と語っただけだ。

 9月に入っても、複数の町議の名が対抗馬として挙がったが、結局、時間切れとなった。

 また、共産党も独自候補擁立を一時検討したようだ。同党は、林王町政と「政策合意」し、与党の立場だった。だが、6月中旬に、「(林王町長は)100%落札をくりかえし清潔公正さが疑われる」「兼業禁止規定違反の疑いを招く」などチラシを町内で配布。「町長との支持協力関係の解消」を表明した。

 同党の斎藤松夫町議は「林王町長との協力関係を解消して、まだ日が浅い。町議を辞めて立つということも、小さな町では簡単ではない」と、自らが立候補を見送った背景を説明した。

 一方、町民の落胆は小さくはない。住民の一人は「町がおぼれて死にかけているのに。情けない……」と肩を落とす。

 林王町長の2期目に入ったが、町議会は特別委で入札問題を追及する構えだ。斎藤町議は「落札問題を追及すれば、兼業疑惑についても、町長が実質的なオーナーだったということが浮かび上がるだろう」と話す。

 林王町政1期目は、議員18人中、過半数が林王町長支持だった。2期目は過半数が批判派に回っている。

 林王町長は再選を果たした19日夜、朝日新聞の取材に対し、町内の選挙事務所で、こう話した。

 「(落札率が)99・9%、いや99%ならいいのか? 以前から公正な入札制度に基づいてやってきている。後ろめたいことは全くない」

2975小説吉田学校読者:2006/09/23(土) 08:05:45
>>2972
いつの日か、政治家のヅラ問題について、突っ込んだ議論をしたいと思います。

明日の注目は大村市長選ですな。松本氏は贈収賄事件で逮捕、有罪の過去があります。野口氏は前市長系?

選挙:大村市長選 候補の横顔 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000311-mailo-l42

 任期満了に伴う大村市長選は、24日の投開票日に向け2候補が舌戦を繰り広げている。両者の横顔を紹介する。
………………………………………………………………………………………………………
 (届け出順)
 ◇「市役所大改革」訴える−−野口健司候補(43)=無新
 小学生のころ、大村市内の自宅そばにある滝周辺の遊歩道に雑草が生い茂り、整備が行き届いていないことを嘆いた。やがてまち全体の整備の大切さを感じるようになり、政治家という夢を描いて衆議院議員秘書や県議2期を経験した。
 今回の訴えの中心となるのは「市役所大改革」構想だ。市長給与の2割カットや退職金の見直しをはじめ、公用車や収入役廃止が公約。行財政改革のためには、市職員の待遇を守る労働組織も「抵抗勢力」と映る。厳しい民間の経済情勢を念頭に「役人の意識を変えなければならない」と言い切る。
 年齢に合わせて「43」にもわたるマニフェストを練り上げた。そのほとんどが市役所合理化施策。経営が厳しい大村競艇場は「ボート事業そのものが公営にふさわしくない」と民営化を主張。また、公立保育所を廃止し「民間でできることは民間で」とコスト削減を徹底するつもりだ。
 海が大好き。暇さえあれば、船に乗って釣りを楽しむ。座右の銘は「至誠天に通ず」。この言葉を信じて選挙戦に臨む。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇考えるより“行動”優先−−松本崇候補(65)=無現
 「間違いを言ってはならない!」。会場がざわめく。10日、大村市であった立候補予定者による公開討論会。市職員の人件費のデータを巡り、相手候補が示した数字に対して大声を張り上げた。感情的な態度にみえたが、本人は「いつも本音でぶつかってしまうんですよ」と説明する。
 20代のころ、広告代理店に勤務した経験を基に、自らを「(市の)トップセールスマン」と自認する。何事も考えるより“行動”が優先する。九州新幹線長崎(西九州)ルート建設を巡り、昨春、建設反対派の佐賀県鹿島市長宅を何度か訪れ「建設促進をお願いします」と頭を下げた。鹿島市長の反対の意志を覆すことはできなかったが「なんとか説き伏せたいと体が動いた」と振り返る。
 4選を目指す今回は、財政再建が最大の争点。職員削減などで大村競艇場は7年ぶりの黒字化に成功し、今後も「大型レースの誘致に全力で営業に励む」と誓う。
 趣味は音楽鑑賞や読書。座右の銘は「生涯青春」。一番好きな瞬間は「焼き鳥屋で、仲間と語らうひととき」という。

2976名無しさん:2006/09/23(土) 17:53:43
>>2975
野口健司も、政治資金規正法違反罪で公民権停止になった過去があります。
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2003/touitu/kikaku3/02.html

2977とはずがたり:2006/09/23(土) 19:48:53
田中康夫・前知事、退任後も15ポスト辞任せず
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20060922/20060922it12-yol.html
2006年 9月22日 (金) 19:20

 8月いっぱいで任期を終えた田中康夫・前長野県知事が、依然として県の外郭団体など15団体の理事長や会長などの役職にとどまっている。

 これらは知事が自動的に就任する「あて職」と呼ばれるもので、退任に伴って辞職するのが通例。村井仁知事は22日の記者会見で、「大変けしからん話だ。全く理解に苦しむ」と批判した。

 田中氏の役職は、松本空港ターミナルビル社長、信州・長野県観光協会理事長、県体育協会会長など。県は田中氏に辞職する意思があるかどうかを打診したが、21日に届いた電子メールでは、「鋭意判断すべく熟慮しています」と態度を保留している。

 県によると、辞職する義務があるわけではないものの、例えば、県が大株主の松本空港ターミナルビルで、田中氏が社長を続けた場合、県の施策と社長の意向が食い違う可能性もある。このまま、返答がなかったり、辞任しない意向を示したりした場合、県は株主総会を開いて解任手続きを取ることも検討している。

2978小説吉田学校読者:2006/09/23(土) 20:13:38
>>2976
なんだ、どっちもどっちなんだ・・・

2979小説吉田学校読者:2006/09/24(日) 11:49:21
やっぱり知事選になるんだろうか。知事弟訴追なら、政治資金規正法での本人立件が視野だけれども・・だとしたら、関が原は10月か11月。この「たまらん」ムードが最高潮に達すると、佐藤知事サヨナラ。
こうなると、1月知事選、4月上旬統一地方選で県議選、岩城と佐藤雄平出馬なら4月下旬ダブル補選(任期3年3ヶ月)、7月参院選+県議補選ともうひっちゃかめっちゃかになりますな。

福島県談合 長期捜査「たまらん」関係者疲労感ずっしり
http://news.goo.ne.jp/news/kahoku/chiiki/20060924/20060924t63032.html?C=S

 福島県発注工事をめぐる談合事件は24日、佐藤栄佐久知事支援者の会社社長辻政雄容疑者(59)ら最初の逮捕者が出てから20日がたつ。辻容疑者と県内建設最大手、佐藤工業(福島市)会長の佐藤勝三容疑者(67)は、東京地検特捜部の調べに容疑を認める供述を始めたが、最大の焦点とされる知事実弟の関与は、聴取開始から2週間がたってもまだ不明のまま。県や建設業界の関係者は「県議会9月定例会に混乱が出なければいいが…」「いつまで聴取が続くのか」と不安と疲労を募らせている。
 「どこが受注して、どういう形で発注しているか、一切分からない。今でも分からないし、分かる必要もない」
 20日の知事定例記者会見。予定の30分が迫った時、佐藤知事は発注者責任を放棄したかのような言葉で、会見を切り上げようとした。いら立ちがピークに達したようだった。
 県北流域下水道整備工事の談合を取り仕切ったとされる辻容疑者は、佐藤知事の参院議員時代からの支援者。知事就任後も無断で知事秘書の名刺を持ち歩き、建設業者に受注の口利きをし、リベートも受け取っていたとされる。
 知事の実弟で衣料メーカー「郡山三東スーツ」(同県本宮町)の佐藤祐二社長(63)は辻容疑者と親しく、ゼネコン関係者らの訪問も度々受けていた。6日からは談合への関与などについて、断続的に特捜部の事情聴取を受けている。一時、体調を崩したこともあり、聴取は2週間に及び、足踏み状態が続く。
 調べでは、辻容疑者は佐藤勝三容疑者らと共謀。2004年8月、県が実施した県北流域下水道の整備工事の入札で、佐藤工業と準大手ゼネコン東急建設(東京)の共同企業体(JV)が落札できるよう談合した疑い。
 関係者によると、辻容疑者と同時に逮捕された佐藤工業の営業統括部長八巻恵一容疑者(47)の2人は談合への関与を認めた。佐藤勝三容疑者も容疑を一部認め始めたが、談合について三容疑者と佐藤社長をつなぐ確定的な事実は浮かんでいないとされる。
 佐藤社長の関与が判明すれば、26日開会予定の県議会9月定例会では知事の責任を追及する声が上がるのは必至。「当然、進退問題になるだろうが、開会中に何かあれば議会自体も混乱してしまう」(与党県議)。
 一方、8月中旬に始まった県内建設業者の聴取もまだ終わっていない。特捜部は今月から福島地検も聴取場所に加え、東京地検と並行して、県北流域下水道の整備工事にかかわった建設業者や設備業者らの聴取を連日重ねている。
 さらに特捜部は今月中旬、佐藤知事が就任した1988年以降に発注した事業費10億円以上の工事の関連資料を県に追加提出させた。8月初めに過去10年間の発注資料をトラック2台で任意提出させた後だけに、土木部職員も「こんな古い資料で特捜部は何を調べる気なのか」と首をかしげている。
 長期にわたる事情聴取と膨大な資料収集。異例ずくめの捜査の終点は一体どこか。渦中の佐藤知事だけでなく、事件の推移を見つめる関係者の表情も日増しに疲労の色が濃くなっている。

2980とはずがたり:2006/09/25(月) 09:52:31

死ね,埼玉自民。自己の当選と利権漁りしか考えてない。

春日部市など3市で分断
県議会 定数・区割りで協議会設置
http://www.chunichi.co.jp/00/stm/20060923/lcl_____stm_____000.shtml

 県議会は二十二日、来年四月の県議選に向け、選挙区などの見直しを検討する超党派の「県議会議員定数・選挙区問題協議会」を設置した。協議会で提出予定の自民党案は「できる限り現選挙区の線引きを変えない」(党幹部)方針で策定。春日部市など三市が区割りで分断され、児玉郡や秩父郡で“飛び地選挙区”になる。他会派から「多数派の自民が現職の当選を最優先した我田引水の区割り」という批判も出ている。 (藤原正樹)

 協議会初日の二十二日、野本陽一県議(自民)が会長に、遠藤俊作県議(自民)と福永信之県議(公明)が副会長に選出された。すでに公表された共産党案と自民党案の二案を参考に協議されるが、多数派を占める自民党案が今議会で議決される可能性が高い。

 区割り変更の焦点は、二〇〇三年の県議選以降の市町村合併で選挙区をまたいだ形で誕生した六市の扱い。公職選挙法では県議選挙区は「原則として郡市の区域による」と規定され、市町村を分断した選挙区は原則として認めていない。

 ただ、公選法の例外規定として、衆院選小選挙区の区割りで市町村が分断されている場合には、県議選の区割りラインにできる。

■3分割の飛び地も

 自民案はこの例外規定を活用。〇三年当時の市町村単位で定められた衆院選の区割りラインで、三市を分断している。旧庄和町と合併した春日部市は衆院選小選挙区13・14区の区割りで分断され、旧庄和町は杉戸町、松伏町と同じ現選挙区のままになる。同様に、鴻巣市と合併した旧川里町は騎西町、北川辺町、大利根町と同じ選挙区に。ふじみ野市も現区割りを維持したため旧大井町部分だけが三芳町と同じ選挙区になる。

 一方、同案では県西北部地区で「市は市で一選挙区に、同じ郡なら飛び地でも同一選挙区が原則」(党幹部)と、分断三市とは矛盾する方針で区割りしている。旧吉田町や旧大滝村、旧荒川村と合併した秩父市は一選挙区になり、他の秩父郡町村(長瀞町、皆野町、横瀬町、小鹿野町、東秩父村)は三分割された飛び地の一選挙区に。旧児玉町と合併した本庄市を一選挙区(定数一)にした結果、他の児玉郡三町(上里町、神川町、美里町)も飛び地選挙区(定数一)になった。この区割りで児玉町が地元の田島敏包県議長は地盤を離れ、児玉郡三町の選挙区に移る案が有力という。

 その他の区割り変更では、旧岡部町、旧花園町、旧川本町と合併した深谷市は寄居町と同一選挙区(定数三)に。熊谷市は来年二月合併する予定の江南町と同じ選挙区になる。

■逆転選挙区は減少

 この結果、自民案では定数は現行の九四のままで、選挙区は一減の五十九。人口の多い選挙区の定数が、それより人口の少ない選挙区の定数より少ない『逆転選挙区』は九カ所から三カ所に減少する。自民幹部は「自民案は九月議会の議員提出条例案で決定される」と明言する。

 一方、定数は四増の九八、五十二選挙区に再編する改正案を打ち出す共産党は「選挙区の一票の格差が二倍以上ある十二選挙区もそのまま。現職の当選を最優先した恣意(しい)的な区割り」と批判。

 総務省によると、政令指定都市を除いて都道府県議選挙で市が分断された選挙区になっているのは岡山市だけだが、飛び地選挙区は多数あるという。しかし自民県議からも「三市を分断したり、飛び地選挙区をたくさんつくるのはむちゃくちゃ」などと疑問視する声も出ている。

2981小説吉田学校読者:2006/09/26(火) 22:45:03
さあ、風雲急。さすがに5期18年では溜まる一方の君臨の垢。
中央の感覚で申し上げますと、自民、民主に跨る旧竹下派系がいて、それに対峙してこれまた自民、民主に跨る旧福田派系がいるわけであります。
今回、私には積年の清和会人脈が結託したようにしか見えない。

知事、議会で進退に言及せず 福島談合
http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY200609260393.html

 福島県発注工事をめぐって実弟と元県土木部長が逮捕された問題で、佐藤栄佐久知事は26日、開会した9月定例県議会の本会議で、自らの進退には一切言及しなかった。県議会の各会派は、知事が辞意を表明しなければ不信任案の提出も辞さない構えで、進退をめぐる外堀は埋まりつつある。
 佐藤知事は冒頭の所信表明で、実弟の佐藤祐二容疑者(63)の逮捕に触れ「断腸の思い」と語り、今回の談合事件に対しては「再発防止と信頼回復に徹底して取り組む」と述べた。
 知事の所信表明を受け、県議会最大会派の自民党(33人)と第2会派の県民連合(15人)など3会派は同日夜、対応を協議した。28、29日の代表質問で、知事が辞意を明らかにしなければ、辞職勧告決議案か不信任決議案を提出することを申し合わせた。今後、他会派にも呼びかけていくという。
 自民党県連の遠藤忠一幹事長は「知事は県発注工事を巡る疑惑に対して道義的責任、職務上の監督責任を免れない。所信表明の内容は納得できるものではなく、まことに遺憾だ」としている。
 この日、午後1時に開会する予定だった本会議は、議会運営をめぐって各会派の調整が難航し、開会が約3時間半遅れた。

2982とはずがたり:2006/09/27(水) 02:10:37

続く「滋賀の乱」〜栗東、近江八幡、市長選が面白い2006/09/18
http://www.janjan.jp/government/0609/0609171313/1.php

 10月には知事選の争点となった東海道新幹線新駅の建設予定地・栗東市の市長選挙が行われるが、新駅推進の立場を取る現職の国松正一市長(58)に加えて、元県労連事務局長の杉田聡司氏(58)が「中止」、民主党県連から出馬要請を受けた田村隆光栗東市議(48)が「凍結に近い一時中止」を掲げて相次いで出馬表明、県知事選と同様の構図が形成されてようとしている。

 また、11月に実施される近江八幡市長選に、滋賀県議の冨士谷英正氏(59)が無所属で立候補する予定だが、自民党県連は党の方針に反して嘉田氏を応援した冨士谷氏を党籍停止処分にしており、県内政界に知事選が波紋を投げかけた格好になっている。

 「嘉田知事誕生が滋賀県にもたらした影響は、日一日と強くなっている。滋賀県民は近江商人伝統の『三方よし』の精神で、思い切って現状を変革する気性を持っている。栗東市長選の結果いかんでは、県内の政治勢力図が一新される可能性すらある」

 県内の議会関係者は、新知事誕生の波紋をそう分析した。前知事の国松善次氏が再選されていれば、栗東市長選もさほど混乱は起きなかっただろう。しかし新駅凍結を掲げる嘉田知事の登場で、国松市長も枕を高くして寝られなくなったわけだ。

 県労連出身の杉田氏は知事選に出馬した辻義則県労連議長(59)と同じく中止の立場。田村氏は微妙な言い回しだが、嘉田知事の「凍結」に近い「一時中止」の立場と見ることができる。

 杉田両氏の立場は中止で明確だが、田村氏が微妙な立場を取る理由は、知事選で民主党県連が建設推進の前職に自民、公明とともに相乗りしたにも関わらず、敗れて支持者から批判を受け、嘉田知事誕生後に今度は「凍結支持」に回るという混乱を見せたことにありそうだ。

 民主党を支持してきた県民の一人は「今回の民主党県連の動きはまずかった。嘉田氏とは政策の立場が近かったのに、勝てそうと踏んだ国松氏に相乗りして負けた。県民の意向が無視できなくなり、一転して推進から凍結とは、節操がないと言われても仕方がない」と話す。

 民主党県連としては新駅建設に懐疑的な県民の意向が判明したため、現職との対抗機軸を明確にすれば市長選に勝てるとの目算があるようだ。しかし、栗東市は新駅の地元であり、知事選の投票結果を見ると前職の票が嘉田氏を3000票あまり上回っており、必ずしも知事選と同じ結果になるとは限らない。こうしたことから田村氏は知事と全く同じ立場を表明できないわけだ。
 
 一方、11月の近江八幡市長選は、現職2期目の川端五兵衞市長(68)がすでに立候補しないことを表明しており、関心が高まっている。そんな状況下で県議会議長まで務めたいわば「自民党県連のボス」的存在の冨士谷氏が、県連に反旗をひるがえして嘉田氏を応援、県連が反発すると過去を投げ打って市長選に転身しようとしている。知事選では同市では嘉田氏が国松前知事の倍以上の得票数を獲得しており、冨士谷氏は嘉田氏寄りの立場で市長選に臨めば、勝機は十分すぎるほどある。

 新知事誕生の余波は県内でも主力2市の市長選に大きな影響を与えている。元々、滋賀県は「新党さきがけ」の武村正義氏を中央政界に送り込んだ実績を持つ。近江商人から受け継ぐ「売り手よし、買い手よし、世間よし」という三方よしの精神で、時に驚くほどの優れたバランス感覚を発揮する県民性があり、嘉田知事誕生で政治の流れが大きく変わる可能性が高くなってきた。

2983とはずがたり:2006/09/27(水) 02:11:05

●9月25日(月)
新幹線の新駅建設に○×△!――栗東市長選
http://www.janjan.jp/election/0609/0609180397/1.php

 10月22日に投開票が行われる滋賀県の栗東市長選挙は、新幹線の新駅建設の是非が大きな争点となっている。9月23日に立候補予定者説明会が行われ、新駅の建設に推進、反対、慎重推進の考えを示す3陣営が出席した。

 推進派は、現栗東市長の国松正一氏。
 反対派は、「新しい栗東市政をつくる会」の杉田聡司氏。
 慎重推進派は、「栗東市民ネットワーク」の田村隆光氏。

 前滋賀県知事の国松善次氏は建設推進の立場をとっていたが、7月の滋賀県知事選挙では「限りなく中止に近い凍結」を訴えた嘉田由紀子氏が県民の支持を得た。もう一人の候補、辻義則氏も新駅建設には反対の考えであったため、知事選では48万の有効票のうち、約29万票が建設に反対であったことになる。(参考:滋賀県知事選挙情報)

 新駅は新幹線とJR草津線の立体交差部から少し離れた場所に建設される。このため、自動車でのアクセスが不可欠となり、駅周辺の土地区画整理事業と一体となった建設が進められている。

 建設主体であるJR東海は「新駅は必要なし」との立場をとっており、この駅は地元の要望により設置される「請願駅」という位置づけとなっている。そのため、建設費約250億円の大部分である約240億円は、地元自治体の負担により建設される。

 240億円のうち、滋賀県の負担は117億円で最も大きく、残りを栗東市をはじめとする周辺自治体が負担する。栗東市は旧栗東町の頃からすでに、土地区画整理事業用地の取得などに178億円を支出しているが、一部の報道では土地の取得に不明な点があるという。

 JR東海と滋賀県、栗東市、周辺の市など4者でつくる設置促進協議会は、昨年12月に締結した工事協定で、協定に関する事項は栗東市がJR東海と協議することを定めている。7月25日に、嘉田由紀子知事と松本正之・JR東海社長が会談した際にも、松本社長は「話し合いの窓口は栗東市である」と述べ、県との交渉を事実上拒否している。

 国松正一・栗東市長らは嘉田知事に、新駅建設を凍結すると判断する根拠を示すよう求めているが、嘉田知事は建設凍結は「民意」であると述べるにとどまり、凍結すべき具体的な根拠を示せていない。

2984とはずがたり:2006/09/27(水) 02:11:40

法学スレとか行政改革スレでもいいかも

栗東の新幹線新駅:起債差し止め 「活動報われた」 「完全勝訴」に沸く住民 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/news/20060926ddlk25010636000c.html
 ◇「これまでの活動が報われた」 来月22日の市長選にも影響

 東海道新幹線新駅を巡り、栗東市の住民が国松正一市長を相手に、43億円の起債差し止めを求めた訴訟は、すでに借り入れしている金額を除き、差し止めを命じる原告側の全面勝訴という結果になった。栗東市は財源を起債に頼っていたため、工事費を工面することが困難になる。来月22日に投開票される栗東市長選では、建設の是非が大きな争点となっていることもあり、新駅建設に大きな影響が出そうだ。[蒔田備憲、豊田将志、近藤希実]

 「全面勝訴です!」。閉廷後の裁判所内、原告代理人の吉原稔弁護士が笑顔で告げると、原告、支援者は大きな拍手で喜びを表した。原告団は大津地裁正門前で、「完全勝訴」と書いた紙を力強く掲げ、傍聴席に座れず法廷の外で待っていた地元住民らに報告。集まった約20人は一斉に手を挙げて拍手を送り、「やったぞ」などと歓声を上げた。

 弁護士会館で開かれた記者会見で、吉原弁護士は「良かった。ほっとした。この判決で、全国の地方自治体がこれまで行ってきた無駄な公共事業に歯止めをかけることができる」と話した。起債は県から許可を受けて行っていたことにも触れ、「市も県も、工事が適切か審査をしっかりしていなかったことがはっきりした。国松善次・前知事の県政のあり方も問われることになる」と語気を強めた。

 原告団の一人で、「新幹線新駅を考える会」の奥村俊信・事務局長(75)は「これまでの活動が報われた。来月に控える市長選で、新駅建設の最後の決着をつけたい」と涙で声を詰まらせながら語った。裁判を傍聴した大津市の女性会社員(33)は「新駅の問題は、全県民にかかわる問題。県民は、凍結を宣言した嘉田由紀子知事を選んだのだから、税金の無駄遣いはもうやめてほしい」と興奮した様子で語った。今後、原告団は、すでに市が借り入れてJR東海に支払っている5260万円について返済を求める活動も視野に入れている。

 ◇「ただちに影響なし」−−県対策室

 一方、県新幹線新駅問題対策室を率いる川口逸司・政策理事は「審理の期間も短いし、庁内では栗東市勝訴との予想があり、判決は意外だった。対策室としては促進協議会の総会も控えており、これまで通りのことを粛々とこなすだけ。ただちに影響があるという話ではない。ただ、問題の多い事業だということが段々と明らかになりつつある流れの中での判決だったのかもしれない」と話した。

 ■視点

 ◇「苦肉の策」にくぎ

 大津地裁に差し止めを命じられた栗東市の起債。市の説明では、県と折半する仮線部分の工事費用約101億円のうち、市は今回違法とされた道路事業との一体化で約43億円の起債が可能となり、ほぼ全額を活用する予定だった。今年度も8520万円の起債を予算化していたが、起債に必要な県の同意が保留されたことで、財源の見通しが立たなくなった。

 栗東市の立場としては、起債は県の指導を受けてきたもので、起債に違法性はないと考えていた。当初目当てにしていた「たばこ税」の増収が税制改正で見込めなくなった上、費用負担は名目上「寄付金」にあたり、建設事業ではないことから、通常事業では起債は行えない状況だった。そこに県のアイデアを取り入れて出来た資金計画。今回の判決は、この「苦肉の策」に対し、裁判所が「禁じ手」とくぎを刺した形となった。

 市にとって、10月末のJR東海への負担金支払いが大きな負担となるのは間違いない。長期的にも、判決が確定すれば大幅な財源不足に見舞われ、建設を推進するとしても大幅な計画見直しが迫られることになる。[阿部雄介]
毎日新聞 2006年9月26日

2985とはずがたり:2006/09/27(水) 02:26:08

「知事弟はジョーカー」 福島談合、「祐二詣で」日常化
2006年09月26日06時18分
http://www.asahi.com/national/update/0926/TKY200609250450.html

 「祐二詣で」――。福島県の建設業者の間では、こんな言葉が日常的に使われていた。佐藤栄佐久・同県知事の実弟で、県発注工事に関する競売入札妨害容疑で逮捕された、郡山三東スーツ社長の佐藤祐二容疑者(63)に対する「陳情」を業者たちは繰り返していた。5期18年の佐藤県政の陰で知事の実弟が影響力を行使してきた。

 同県北部の建設業者の一人は数年前、ある道路計画の予算化を求め、さらに事業を請け負わせて欲しいと、政界関係者の仲介で、三東スーツに佐藤社長を訪ねた。

 約束の時間より早めに着くと、駐車場に複数の業者がたばこを吸いながら面会の順番を待っていた。しばらくして、同社の会議室に呼ばれた。仲介者を通じて面会の趣旨を伝えており、「お願いします」と言って頭を下げ、30分ほど話した。その場で返事はもらえなかったが、半年ほどたって依頼した道路計画が県予算に組み込まれたことを知ったという。

 その建設業者は「談合ではコネクションがモノを言う。誰の名刺を持っているか見せ合った時に、トランプで言えば一番強いカードを持っていた人が勝つ。祐二さんはジョーカー。誰より強い」と話す。

 落札した工事は事業費1億円未満だった。この業者によると、その規模なら謝礼金は必要ないという。「知事選に人や車を出す。定期的に三東スーツから服を買う。謝礼の方法は色々とある」と話す。

 県内の建築関連業者の一人は「お歳暮」の現金を持参し、三東スーツに佐藤社長を訪ねたことがある。100万円を入れた茶封筒を差し出すと佐藤社長が受け取ったという。

 「気持ちの上では知事に差し上げたつもりだった」と、この業者は話した。

 佐藤知事と佐藤社長をよく知る関係者は、知事は「優等生で家父長的な存在」、佐藤社長は「おとなしく目立たない」とする。三東スーツは佐藤知事が後を継ぐはずだったが、83年に参院議員になったため佐藤社長が継いだ。

 佐藤社長は、競売入札妨害容疑で逮捕・起訴された設備会社社長辻政雄容疑者(59)と親交が深かった。「仕切り役」同士として、業者からの依頼を互いにつなぎあっていた。ある業者が佐藤社長に「陳情」に行くと、「辻君に言っておけばいい」と、辻社長を紹介された。知事の支持者の一人の話では、辻社長も「おれと祐二さんの仲だから」とよく言っていたという。

 2人のほか、県発注工事の「差配」に、佐藤社長と一緒に競売入札妨害容疑で逮捕された、元県土木部長で県建設技術センター理事長だった坂本晃一容疑者(65)らも関与していた、と言われる。

 関係者によると、坂本容疑者は数年前から、佐藤社長の意向を受けて業者間の調整を行っていたという。ある業者は、陳情のため佐藤社長を訪ねた際、「あなたが来たことは、坂本に間違いなく伝えます」と言われたという。

 あるゼネコン関係者によると、佐藤社長を中心とした受注差配の構図は、佐藤知事が就任した1988年から2、3年目で始まったという。佐藤社長は東京地検特捜部に任意の聴取を受ける前、「僕はきちんとやっていた。お金を不正に操作したとか、知事の政治資金にしたということはない」などと、関係者に話していたという。

2986とはずがたり:2006/09/27(水) 03:00:39
>>2980
勿論自党に有利な選挙制度を提案するのは自民党も共産党も変わりはないが,自民党と違ってプリンシプルがある。
>「逆転現象」(県内9カ所)の解消や一票の格差を2倍未満とすることを基本原則に、定数を98議席(4増)、選挙区を52(8減)と提案した。

県議会:補正予算など22議案提出 選挙区割りや定数見直し、検討協を設置 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060923-00000119-mailo-l11
 ◇県議会開会
 県議会9月定例会が22日開会し、上田清司知事は、総額約2億1625万円の一般会計補正予算案や、高校生の奨学金制度を拡充する条例案など22議案を提出した。会期は10月12日までの21日間で、一般質問は9月27〜29日と10月2、3日の5日間。
   ◇   ◇
 県議会は22日、議長の諮問機関「議員定数・選挙区問題協議会」を設置した。各会派から17人の委員が参加する。昨年行われた国勢調査の結果や、03年以降に市町村合併で選挙区をまたぐ6自治体が誕生したことなどを考慮し、区割りや定数の見直しを検討する。
 共産党県議団はこれに先立ち改正案を発表した。人口の多い選挙区の議員定数が、人口の少ない選挙区の定数より少ない「逆転現象」(県内9カ所)の解消や一票の格差を2倍未満とすることを基本原則に、定数を98議席(4増)、選挙区を52(8減)と提案した。[高本耕太]
9月23日朝刊
(毎日新聞) - 9月23日13時1分更新

2987小説吉田学校読者:2006/09/28(木) 18:29:55
法学論集には談合本編を中心に。こちらは辞職の背景を。

佐藤知事が辞職表明 弟逮捕受け 福島県談合
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/09/20060928t61032.htm

 佐藤栄佐久福島県知事(67)は27日、県発注の下水道工事をめぐる談合事件が実弟や元県土木部長の逮捕に発展したことを受け、渡辺敬夫県議会議長に辞職願を提出した。提出後、県庁で記者会見した佐藤知事は「道義的責任を取り、県政に対する信頼を一刻も早く取り戻すため、18年間の職務に自らの手で終止符を打つ決意をした」と述べた。原子力政策での国への苦言など、地方の立場で主張を続けた佐藤県政は5期目途中、任期を約2年残して幕を閉じる。
 26日に9月定例会が開会した県議会は、実弟らの逮捕を受け、知事の辞職を求める声が支配的になっていた。各会派は、初日の本会議で佐藤知事が自身の責任に言及しなかったことに反発。辞職勧告決議案や不信任案を提出する構えを見せ、知事に進退の表明を迫る姿勢で同一歩調を取る流れになっていた。
 議会は28日の本会議で辞職に同意する見通し。知事の職務は川手晃副知事が代行する。県選挙管理委員会に辞職が通知されてから50日以内に出直し知事選が行われる。10月26日告示、11月12日投開票の日程が有力視されている。
 佐藤知事は会見で「大変ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げる」とあらためて陳謝。「私の追い求めてきた地方自治の理想が曲がりなりにも実現しようとする時期に、弟らが逮捕される事態になった」と無念さもにじませた。
 知事はこれまで、事件をめぐって自らの潔白を繰り返し強調。実弟で郡山三東スーツ社長の佐藤祐二容疑者(63)=競売入札妨害(談合)容疑で逮捕=をめぐる疑惑についても「弟を信じている」と一貫して述べてきた。しかし、祐二容疑者とともに元県土木部長の坂本晃一容疑者(65)が逮捕され、官製談合の疑いも濃厚になっていた。
 佐藤知事は郡山市出身。東大法学部を卒業後、父親が創業した郡山三東スーツに入社した。青年会議所活動に取り組み、日本青年会議所副会頭も務めた。立候補2度目の1983年の参院選で初当選。88年に知事選に立候補し、旧建設省出身の対立候補を破り、保守分裂の激戦を制した。
 再選時には史上最多の約87万票を獲得。04年の知事選で5選を果たした。在職は現役知事では2番目に長く、97年から全国知事会副会長を務めている。
◎世論との溝広がる
 <解説>福島県発注工事をめぐる談合事件で佐藤栄佐久知事が辞職を表明した。実弟や元県土木部長が逮捕された翌日の県議会でも陳謝の一方で従来の釈明を繰り返し、反発を招いた佐藤知事の姿は、何が問われているのかさえ見えなくなる長期政権の「疲労」を浮き彫りにした。共産党を除くオール与党態勢の県議会にも辞職を促す流れが決定的になり、知事も最終決断に追い込まれた。
 「いかなる大きな力、権力者の圧力があろうとも県民の立場で考えてきた」。佐藤知事は、注目された26日の県議会で自身を身ぎれいにして原発問題などで国と対じしてきた姿勢をあらためて強調。県議会からも「県民の認識との溝は大きい」と反発が渦巻いた。
 実弟の逮捕を受けて上がった知事辞職を求める声は、県議会でも知事側の想定を超えて一気に広がった。関係者によると、佐藤知事は27日も、不信任案を想定した情勢分析を側近に尋ねるなど、あらゆる選択肢を検討したが最後は持ちこたえられないと判断した。
 捜査で浮かび上がったのは、知事の足下で、知事との関係を使って公共工事がゆがめられていた犯罪の構図。「周りには県政に一切関与させないできた」と胸を張った姿勢とのかい離はあまりに大きい。支え続けた県議会が代表する県民世論への感度も鈍っていた。
 知事は5期目を前に、多選批判を意識し「県民の意見を聞かなくなったり、県民の状況が分からなくなったりしたらすぐにでも辞める」と話したことがある。その時が来たと言わざるをえない。
(福島総局・佐藤崇)

2988小説吉田学校読者:2006/09/28(木) 18:45:59
「功罪相半ば」の記事ですが、この記事、肝心な前半期の失政の1つ「首都機能移転を本気で少し考えていた」点はスルー。

長期政権でひずみ 上意下達批判なく 福島県談合
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060928t61030.htm

 福島県の佐藤栄佐久知事は、県発注工事をめぐる談合事件の道義的責任を取り、県政史上最長となった5期目半ばで辞職を表明した。保守分裂の激しい知事選を制し、初当選してから約18年。盤石と言われる支持基盤を築いた近年は、原子力政策や道州制で国と異なる主張を展開、“抵抗派”知事として独特の存在感を示した。一方、オール与党態勢の県議会のチェック機能低下や、県庁内の閉塞(へいそく)感など、多選の弊害を指摘する声も広がっていた。
■地産地消を推進
 「国は原子力政策を相変わらずブルドーザーのように推し進めている」。2002年の東京電力トラブル隠し以降、佐藤知事は国策批判を強め、核燃料サイクルの見直しも主張。県が一度は了解したプルサーマルも、東電は口にすらできない状況が続いていた。
 地方分権では、国の道州制論議を「枠組み先行だ」と批判。市町村の広域合併も自主性に任せる姿勢を貫いた。公共工事を含めた「地産地消」を推し進め、大型小売店の郊外出店を規制する条例も制定するなど、大手資本を排除する地域経済の保護的政策を展開した。
■政策「リベラル」
 環境問題に当初から力を入れ、公立の全小中学校に30人程度学級も導入。政策の方向性は「リベラル」(知事周辺)とされる。分野によっては革新勢力の評価も高く、一連の捜査が始まると、反原発派から「国策捜査だ」との声まで挙がった。
 原発問題で厳しい姿勢を掲げる一方、東電が寄付したサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)を核に地域振興、教育施策を繰り広げるなど、したたかさも見せた。多選批判には「長年の経験から分かることもある」と反論してきた。
 しかし、今回の事態の背景に長期政権のひずみを見る関係者は多い。
 知事就任以降、先輩政治家らが次々と引退、他界し、任期を重ねるとともに県内に敵なしの状態に。共産党系候補と戦う構図となった2回目以降の知事選は圧勝を続け、県内に張り巡らした後援会組織などを通じて県議や県内の首長らにもにらみを利かせた。
■もの言えぬ職員
 県庁内ではトップダウン型の姿勢を強め、「目玉施策は一度言い出したら聞かない」(県幹部)との嘆きも漏れた。指示が細かく、職員を厳しくしかりつけることもたびたび。「知事の顔色をうかがって仕事をする職員が多い」との指摘もあった。
 「知事には誰もはっきりとものを言えなくなっていた」と県政関係者。知事の周辺で威光を利用した犯罪の構図がよりはっきりしていくにつれ、有力支援者からも「やはり長すぎた」との言葉が口をついて出た。

2989小説吉田学校読者:2006/09/28(木) 18:48:41
全国紙は「弟と辻容疑者との三者体制」を示唆する記事が結構載っていますが、「兄弟相克」の指摘は強制捜査直後から地元には流れていました。
これはまさに「贔屓の引き倒し」の典型であります。

厳格な兄、支えた弟 2人で歩んだ道終わる 福島県談合
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060928t61020.htm

 「兄弟げんかは2、3回した程度。兄とは話しにくい」。辞職を表明した佐藤栄佐久福島県知事について、実弟の佐藤祐二容疑者(63)は競売入札妨害容疑で逮捕される前、河北新報社の取材に兄への畏怖(いふ)心を明かしていた。常に日の当たる道を歩んだ兄と、影となって支え続けた弟。2人の物語は27日、1つの終章を迎えた。
 佐藤知事が参院議員から転出、初当選した1988年の知事選。旧建設省幹部との一騎打ちを制し、18年にわたる佐藤県政は幕を開けたが、候補者調整で立候補断念を迫られるなど、苦難の末につかんだ勝利だった。
 「けんか両成敗だ。2人ともやめなさい」。知事が政治の師と仰ぐ故伊東正義元外相(会津若松市出身)に相手候補とともに立候補を思いとどまるよう説得され、一度は断念した逸話を、知事の古参支援者は明かす。
 「栄佐久さんは参院議員になる前から知事を目指すと決意していた。祐二さんも全力で支援する覚悟だった。いったん断念した時は兄弟2人で泣いたと聞いた」という。
 参院議員、知事と表舞台に立ち続ける兄の陰で、選挙運動の取りまとめや政治資金管理など裏方に徹してきた弟。だが、2人を知る人たちは「人を寄せ付けない雰囲気もある兄が『陰』とすれば、人当たりが良く穏やかな弟は『陽』だ」とみていた。厳格な兄には弟も「壁」を感じていた。
 祐二容疑者が経営し、知事が筆頭株主の郡山三東スーツ(福島県本宮町)。数年前から中国の関連会社工場で技術指導と生産を行っているが、祐二容疑者は取材に「中国進出を兄に言えなかった。しばらく後で打ち明けると、『県内企業の雇用を増やそうとしているのに、なぜ中国なんだ』と怒られた」と話した。
 県内の会社社長は3、4年前、祐二容疑者に一枚の写真を見せられた。北京の工場でミシンを操作する女性を眺める佐藤知事の姿が写っていたという。
 会社社長は「祐二さんは『兄がようやく理解してくれた。中国進出がなければ会社が危うかった』と上機嫌だった」と振り返る。だが、東京地検特捜部の捜査の発端は皮肉にも、祐二容疑者が兄に代わって守ろうとした家業の会社の土地取引をめぐる疑惑だった。

2990小説吉田学校読者:2006/09/28(木) 18:52:37
河北の記事を裏返すとこうなる。

腐敗の構造:福島県知事辞職/上(その1) さびついた両輪
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2006/09/28/20060928ddm041040154000c.html

 ◇5期18年支えた実弟と辻被告、さびついた両輪
 「18年の職務に、自らの手で終止符を打つ決意をした」。福島県発注工事を巡る談合事件で27日、佐藤栄佐久知事(67)は「県民の信頼を取り戻すため」と強調し、辞職を表明した。相次ぐ強制捜査にも強気の姿勢を貫いたが、かばい続けた弟の佐藤祐二容疑者(63)が談合を主導していた疑いが強まり、一気に追い詰められた。88年の初当選以来「政治は『私(わたくし)』を無くして初めてある」とクリーンさを前面に押し出してきたが、5期続いた長期政権の裏で、深く静かに腐敗が広がっていた。
 午後4時、県庁2階の応接室。緊急会見に臨んだ佐藤知事は頭を下げ、用意した書面を読み上げた。「弟が逮捕された場合は、常々(辞職を)考えていた。きょうの朝、三役と相談して決めた」。質問を早々に切り上げ、退出しようとしたが、報道陣から次々と質問が飛び、立ったままの会見が約10分続いた。
  ■   ■
 88年の知事選。建設業界は相手候補の前建設省技監をこぞって応援した。接戦との前評判だったが、22万票もの大差で初当選を決めた。知事は「個別の企業とは会わない。会合後の2次会には顔を出さない」と業界との決別を宣言した。
 順調な船出。しかし、再選を目指す92年には、安泰ムードから陣営がゆるむ。3000人の参加を見込んだ郡山市の決起集会は、目標を大幅に割り込む見通しになった。頭を下げるのが苦手な知事に代わり、祐二容疑者が引き締めの先頭に立つ。「お願いします」。酷暑の中、戸別訪問を繰り返し、倒れて病院に運び込まれた。
 多選を支えたもう一人の立役者は空調設備会社社長、辻政雄被告(59)。知事に無断で「秘書」と書かれた名刺を配っても関係を断ち切れなかった理由は、その情報網にあった。
 「政敵になりそうな県議や寝返りを図りかねない業者の動きを、いち早くキャッチする諜報(ちょうほう)機関」(周辺関係者)。業界との直接の接触を避ける知事にとって、必要不可欠なレーダーとなった。
  ■   ■
 2人を知事のアキレス腱(けん)と見抜いた業者は、接触を始めた。祐二容疑者が経営する衣料メーカー「郡山三東スーツ」(同県本宮町)が、海外からの輸入品に押され経営危機に陥った94年ごろ、業者たちは現金を手に、盆暮れごとに顔を見せた。「祐二さんに了解をもらったA社が今度の工事を落とす」。うわさが広がった。
 辻被告への日参も始まった。公的な肩書のまったくない辻被告だが「どの工事がいつ発注されるかという(極秘)情報をいち早く握っていた」(ある県議)。辻被告は周囲に「知事はおれに借りがある。工事を取りたければ相談に乗る」と豪語するようになった。
 「最初の選挙で業界との戦いになったので、身を清めてやってきた」。辻被告に続き、祐二容疑者の逮捕が近づく9月20日。知事は定例会見で、自身の責任を問われてこう強調した。その姿に、古参業者が笑った。

2991小説吉田学校読者:2006/09/28(木) 20:51:55
で、福島県内の反応ですが、結構同情論が大ですね。たぶん、玄葉落選とかの余波も最小限にとどまる見通し。(でも居酒屋に「玄葉本店」の酒が多いのは。。。)
たしかに、非中央の姿勢は評価されるてしかるべきでしょう。東電にも原発については、かなり言いたいことを言ってきた。それに、首都機能移転以外はリアリストで「教育改革」と首長が言うと、ついでに「右偏向」しちゃうんだけど、この人の場合は、「学区改革」(中途半端だったけどね)、「高卒就職促進」(これも中途半端だったけど)を持ってきた。

しかし、それが「小さい政商もどきの人」を登場させた温床でもあったんでしょうか。
詳しい論考は、たぶん次にあるだろう「知事訴追」の結論のときに書きますが、「調整役がいないとまとまらない建設業界の体質」「地域のドン依存体質」「変わらない『三地区分立』構造」「原発助成金」が足を引っ張ったのではないかと・・

2992とはずがたり:2006/09/28(木) 21:18:15
詳細な記事と解説感謝であります。佐藤工業ってのは知事とは何の関係もないんですかね??知事の弟とか出てきててっきり親族の会社かと思ってましたがスーツ屋でしたので混乱してました。。

合併が余り進んだとは云えない福島県の現状は知事のリベラルな姿勢が背景にあったのですな。
自称リベラルかつ合併推進派,原発懐疑派かつプルサーマル別にええんちゃうん派の俺はなにかと複雑ですが,吉田学校氏に解説いただく迄知りませんでしたが地域経済重視政策で基本的にリベラルな政策の佐藤知事の政策そのものはそれなりに評価できますし,それだけに残念です。
思えば加藤紘一も変なの秘書にしてて地元の公共工事牛耳ってましたな。土建屋ってのは本質的に談合無しでは存続すら不可能なんではないでしょうか?良い悪いは別にして,制度設計上の問題点がなんら解決されないからいつまで経っても無くならないのかも。

2993片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/28(木) 22:11:05
公明は「3減」案
格差2倍内、合併尊重 県議定数 千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei06092809514601

 県議の定数問題で公明党県議団は二十七日、現行の総定数九十八から九十五に三減し、選挙区を四十七から四十四とする是正案を発表した。

 同党は、一票の格差を二倍以内、合併後の新自治体は同一選挙区―などの原則を踏まえ検討。合併した新市に「定数一」を配分しながら、県議一人当たりの人口を四万人以上とし、特例区廃止と逆転区解消を図った。

 是正案では、「千葉市緑区」「船橋市」「八千代市」「四街道市」に加え、沼南町と合併した「柏市」の計五選挙区でそれぞれ定数一増。

 一方、四万人以上の観点から、「銚子市と東庄町」(定数二)、「勝浦市と大多喜町、御宿町」「鴨川市と鋸南町」(同一)をそれぞれ合区とした。

 また、飛び地を解消するため「香取市と神崎町、多古町」(同二)、「山武市と横芝光町、芝山町」(同二)、「大網白里町と九十九里町」(同一)で合区。

 これにより、一票の格差は「習志野市」と「勝浦市合区」との比較で1・90倍となる。高崎照雄幹事長は原則について「他党と話し合う」と述べ、柔軟に対応する考えを示した。

2994小説吉田学校読者:2006/09/28(木) 22:17:08
>>2992
詳しいことはそのうち書きますが、
「合併にアクセルもブレーキも踏まない」姿勢は、裏を返せば「三地区分立+地区内でも牽制」の福島県内の独特の気質を考えて、あえて手を出さなかったと見ることも出来る(私は、この「お国柄」の要因が大であると思う)。もしかすると「90市町村」の枠組みが分かりやすいから壊したくなかったのかもしれない。
「原発には、イエス&バット」の姿勢も「金さえ降りればそれでよい」というしたたかさの裏返しかもしれない。
教育改革(この人のやった高校共学化は全面評価します。「部活が体育会しかない」校見直しもいじめ解消策としては巧いと思う)も組合に流し目使った裏返しなのかもしれない。

結局、したたかだったんでしょうなあ。

2995とはずがたり:2006/09/28(木) 22:35:04
愛知県はわがとは総研の県議会選挙と会派の纏めの内最後迄残った県の内の一つであるが,選挙区は今回はいじらない,定数是正も最小限に近い2減に止めるのだな。
北設楽郡は既に南北設楽郡で定数1の様だがどうやって減らすんだ?

◇名古屋市千種区(定数3)
当 8910 小出典聖(自現、54歳、四選)
当 8397 今井安栄(無元、57歳、三選)→無所属<ボランティアネットまごころ愛知>
当 6967 山田幸洋(無現、民推薦、63歳、三選)
  6393 堀  一(共現、54歳)

◇名古屋市北区(定数3)
当 19344 塚本 久(民現、55歳、七選) 
当 15699 桂 俊弘(公新、59歳、初当選)
当 12621 松川浩明(自現、39歳、三選)
   8059 木村恵美(共新、52歳)
   1439 北川道明(無新、60歳)

◇名古屋市南区(定数3)
当 18108 近藤 浩(自現、42歳、再選)
当 12474 岩田隆喜(公現、51歳、四選)
当  8926 久野哲生(民新、38歳、初当選)
   7595 林 信敏(共現、56歳)
   4281 大松沢光敏(無元、み推薦、57歳)

◇豊田市・東加茂郡(定数4)
当 51913 片桐清高(民現、63歳、三選)
当 32864 倉知俊彦(自現、71歳、九選)
当 30756 三浦孝司(自現、59歳、再選)
当 26662 小島丈幸(公現、49歳、再選)
  19515 小林 収(無元、社・み推薦、58歳)
   8991 西村完一(無新、60歳)

◇北設楽郡・南設楽郡(定数1)
当 13310 佐宗靖ひろ(自現、公推薦、67歳、三選)
   8654 穂積亮次(無新、50歳)

定数是正で自・民対立
愛知県議会、異例の調整中断
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20060928/mng_____sei_____003.shtml

 愛知県議会の民主党県議団は27日、県議会の定数是正問題について自民、公明両党と意見のすり合わせをするのをやめ、本会議の採決に持ち込む異例の方針を決めた。自公民の3党相乗りが32年ぶりに崩れる来年2月の県知事選に向け、自民・公明と民主のせめぎ合いが激しくなってきた形だ。

 県議会は来春の県議選の選挙区割りを特別委員会を設けて協議している。自民は豊田市を2議席増やし、名古屋市南、千種の両区と北設楽郡を1議席ずつ減らす「二増三減」を主張。公明は北設楽郡のみの「一減」、民主は名古屋市南、千種、北の3区と北設楽郡を減らす「四減」をそれぞれ主張していた。

 3党は、定数是正の条例改正案を合同で提出することを目指していたが、意見がまとまらないため、特別委の正副委員長にあっせんを要請した。

 正副委員長は、3党の意見をまとめる形で北設楽郡に名古屋市千種区を加えた「二減」の案を水面下で3党に提示。自民と公明はこれを受け入れる方向だが、民主は27日の内部会議で拒否すると決めた。

 過半数の自・公が10月12日の本会議の採決で「二減」の案を通過させる可能性が高い。

議員定数等調査特別委員会調査結果報告書
http://www.now.or.jp/tomomi/day/val/276/

2996とはずがたり:2006/09/28(木) 23:36:50
>>2993
千葉には佐倉の歴史民俗博物館と浦安の東京ディズニーランドと市原〜袖ヶ浦の京葉臨海鉄道の見学に各一度づつしか行ったことのない私如きが差し出がましいが「鴨川市と鋸南町」がやや苦しい他は良い案の様に思える。

>>2994
郡山もいわきも昭和40年代ぐらいに大合併を経験しているので合併の気運が盛り上がらなかったのかと勝手に思ってました。

2997とはずがたり:2006/09/28(木) 23:58:53
現職新人地盤固め手探り 07年県議選(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000005-agara-l30

 来年4月の県議選に向け、紀南地方でも立候補に向けた動きが活発化している。市町村合併に伴い定数や区割りが変更された選挙区では、地盤を失った現職もおり、新人を交えての激戦が予想されている。日高郡以南で、今のところ出馬が予想される立候補予定者を中心に情勢をまとめた。
●田辺市選挙区
 議員定数が1増の「4」となる田辺市。今のところ現職3人、新人2人の出馬が予想されている。
 自民現職の大沢広太郎氏(65)は新たに各旧町村部に後援会支部をつくった。「これまで市議、県議として旧田辺市内を回ったが、旧町村部は初めてなので、時間を見つけて回っている」という。
 現職の野見山海氏(62)は、既に社民公認で出馬する意向を後援会に伝えた。開会中の9月議会が終わった後、県議選に向け本格的に始動する考えで、知人へのあいさつ回りから始める。「とにかく足を運んで政策を訴えていきたい」と話す。
 無所属の原日出夫氏(65)は、組織づくりなどは特にしていないという。梅生産農家を中心に回り、厳しい現状を見聞きしている状況。「それが自分にとっての選挙活動になっている」と言う。
 旧本宮町長の泉正徳氏(54)は出馬の意向。町長時代の後援会を母体に6月末、田辺市本宮町で後援会を発足した。8月には中辺路で支部を設立、近く龍神と大塔でも設立する。旧町村部を中心に講演会を開き、組織づくりを積極的に進めている。
 公明党県本部は田辺市選挙区での擁立を検討している。田辺支部長で市議の小川浩樹氏は「県本部からまだ田辺に打診はない。候補者を出させてもらえればありがたいが、何も決まっていない」と話す。
●西牟婁郡選挙区
 西牟婁郡は合併で中辺路、大塔、串本の旧町村が郡域から外れたため、定数が半分の「2」となる。
 今のところ、出馬に向けて準備を進めているのは、自民現職の町田亘氏(70)、無所属現職の玉置公良氏(51)、共産元職の高田由一氏(42)。
 自民現職の前芝雅嗣氏(58)は串本町を地盤にしているため、東牟婁選挙区に転戦の予定。白浜町長選出馬を機に辞職した元職前川勝久氏(61)は「今のところ考えていない」というが、後援会幹部は「まったくないわけではない」と話す。
●新宮市選挙区
 新宮市は定数「2」のままで、合併の影響は小さい。いずれも自民現職の須川倍行氏(46)と下川俊樹氏(63)が強く、「無風ではないか」との声も聞かれる。
 前回共産公認で出た金田真氏(53)は、党の1次公認が通らなかったため、年末の2次公認を目指す。旧新宮市長の上野哲弘氏(62)の名も取りざたされているが、今のところ決まっていない。
●東牟婁郡選挙区
 定数は「2」のままだが、合併で串本町が新たに加わり、熊野川、本宮の旧町が抜けて、区割りが大きく変わった。現職3と新人1の4人が今のところ出馬の構えをみせる。
 立候補が確実視されているのは、いずれも自民現職で那智勝浦町の谷洋一氏(58)、田辺市本宮町から郡内に転居する小原泰氏(53)、串本町の前芝雅嗣氏(58)と、民主党推薦が決まった串本町議の清水和子氏(60)。
 小原氏は合併によって旧本宮町、旧熊野川町という地盤を失っており、新たな地盤の開拓を目指す。前回西牟婁郡選出だった前芝氏は、地元・串本以外の東牟婁郡でも地盤づくりする必要がある。
 前回は無投票だったが、今回は一転して激戦模様。水面下で票田開拓の前哨戦が繰り広げられている。清水町議の立候補に加え、那智勝浦町でも新人が出馬する動きがあり、さらに激戦となる可能性もある。
●日高郡選挙区
 日高郡は合併で10町村から6町に減ったが、旧龍神村が抜けた以外、選挙区の範囲は大きく変わらず、定数は「3」のままとなる。現職3人と新人1人が出馬の意向を固めており、無投票だった前回から一転した少数激戦が予想される。
 自民現職で、みなべ町の坂本登氏(60)、印南町の花田健吉氏(48)、日高町の冨安民浩氏(58)はそれぞれ、本紙の取材に出馬の意思があると答えた。さらに無所属新人の玉置一郎氏(42)が由良町議から転戦し、10月上旬、正式に出馬表明する予定。
●御坊市選挙区
 御坊市選挙区は合併がなかったため定数「1」のまま。自民現職の中村裕一氏(46)が出馬の意思を固めており、今のところ無投票の公算が大きいとみられる。
(紀伊民報) - 9月25日17時4分更新

2998とはずがたり:2006/09/29(金) 00:09:52
>>2995
新城市・北設楽郡(定数1)と成るのだな。
他所では自分と関係ない選挙区故に定数減に熱心な公明党も自分の議席が減ってしまう可能性のある愛知ではえらく不熱心。

県議会:県議選の定数見直し、3会派が試案提示 総定数が今後の焦点 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060921-00000037-mailo-l23

 県議会の議員定数等調査特別委員会が20日開かれ、自民、民主、公明の3会派が県議選の定数見直しの試案を提示した。来春の統一地方選で合区する見通しの新城市(定数1)と北・南設楽郡(同)の選挙区については、定数を1に削減することで一致した。9月定例県議会で議員定数条例の改正を目指すが、総定数(106、欠員6)については各会派で意見が分かれており、今後の焦点となる。
 最大会派の自民は、総定数については「未定」とした。しかし、一票の格差を是正するための検討課題として、豊田市の定数を4から6に増員する一方、新城市と北・南設楽郡での1減に加え、名古屋市南区と千種区の両選挙区で定数をそれぞれ3から2に減らす「2増3減」案を提示した。
 一方、第2会派の民主は名古屋市の南区、千種区、北区の3選挙区でもそれぞれ1減として総定数を102とする案を示した。公明党は新城市と北・南設楽郡での1減によって総定数を105とする案を示した。
 新城市と北・南設楽郡の両選挙区は、来年4月の県議選で合区することで、既に各会派の意見が一致している。[武本光政]9月21日朝刊
(毎日新聞) - 9月21日11時2分更新

2999とはずがたり:2006/09/29(金) 00:13:27
佐藤女史なんかも民主・社民推薦で推せないのかな?本人が嫌がるのか?

行政・政治 : 県議選に新人10人擁立目指す 民主党県連
更新:2006-9-15 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4821

 民主党県連(羽田孜代表)は14日、長野市内で常任幹事会を開き、来春の県議選に10人前後の新人候補の擁立を目指し検討していくことを決めた。来夏の参院選に向けては、同日付で選対本部(本部長・下条みつ衆院議員)を発足させた。

 県議選で、新人候補の擁立を模索している衆院選挙区ごとの内訳は▽1区=3人▽2区=2人▽3区=1人▽4区=2人▽5区=2人。具体的な選挙区は明らかにしなかったが、5区で検討している2人の新人のうち、「1人は擁立したい」と意欲を示した。

 会議後、会見した北沢俊美幹事長は「いずれも民主党から立候補したい意思を示している」と述べ、公認するか推薦となるかについては「県内の各総支部で論議してもらい、判断する」との見通しを示した。

 参院選では県区選出で現職の羽田雄一郎氏の3選を期す。県区からの出馬が取りざたされている田中康夫前知事の動向を見守りながら「怠りのないよう、今後組織を強化し、再構築する」(北沢幹事長)とした。

 先の知事選で事実上の自主投票とした対応については、羽田代表が会議に先立ち「県民の皆さまに選択肢を示すことが出来ず、申し訳なく思う」と総括した。

行政・政治 : 県議選諏訪市区 佐藤よし江氏が立候補へ
更新:2006-9-22 6:01
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4891

 来春の県議選諏訪市区(定数1)に無所属新人で諏訪市議の佐藤よし江氏(51)=清水1=が21日までに、立候補する意思を固めた。

 佐藤氏は長野日報の取材に対し「出馬を前提に準備を進めている」と語った。今後、具体的な政策などが固まった段階で正式表明する。

 佐藤氏は生活クラブ生活協同組合(本部岡谷市)理事から1999年の市議選で初当選し、現在2期目。2003年5月から2年間、副議長を務めた。

 県議選では生協から離れ、市民派的な立場で幅広い支持を獲得したい考え。「具体的な政策はこれからだが、生協運動の経験を踏まえ、生活者の視点で県政課題に取り組んでいきたい」と決意を話している。

 同市区ではこれまでに、前県議の金子ゆかり氏(48)が出馬に意欲を示している。現職で1期目の宮川速雄氏(68)は「(出馬するかどうかは)五分五分。村井県政の動向を見極めたい」として今のところ態度を明らかにしていない。

3000とはずがたり:2006/09/29(金) 00:18:10
選挙:大子町長選 綿引県議が出馬の意向−−12月17日投開票 /茨城
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2490480/detail

 来年1月の任期満了に伴う大子町長選(12月12日告示、同17日投開票)に、自民党の綿引久男県議(61)=久慈郡選挙区=が無所属で立候補する意向を固めた。27日の県議会閉会後に正式に出馬表明する。

 綿引氏は毎日新聞の取材に「町は高齢化や過疎化が著しく、活気を取り戻すために新しいリーダーが必要。退職後、田舎暮らしを求めている団塊世代を受け入れる環境作りに取り組みたい」と意欲を述べた。

 綿引氏は大子町出身。県庁に入り02年まで企画部次長を務めた。同年の県議選に無所属で出馬し初当選。その後自民党入りし現在1期目。町長選には無所属で現職の飯村精造町長(74)が3選を目指して立候補を表明している。

 一方、県議選(12月1日告示、10日投開票)に向けて久慈郡選挙区(定数1)では、すでに元常陸太田市議が出馬を表明しており、ほかにも新人2人が立候補の準備を進めている。[土屋渓]

2006年09月25日12時16分

3001とはずがたり:2006/09/29(金) 00:18:25
3人も立てちゃって大丈夫かね??しかも綾氏は完全に民主ときれちゃったのか?

09/22-12:48--来春県議選 高原氏が出馬表明
http://www.okanichi.co.jp/20060922124830.html

 来春の岡山県議選の岡山市1区・御津郡・加賀郡(定数12)に、元県職員の高原俊彦氏(43)=岡山市北方2丁目=が21日、民主党公認で立候補する考えを明らかにした。  県庁で記者会見した高原氏は「高齢者福祉の問題など、県庁勤務時代に行政の立場で考えていたことを県政の場で実現したい」と立候補の動機などを語った。  高原氏は岡山市出身。中央大法学部を卒業後、岡山県庁入り。中小企業総合指導センター、備前県民局健康福祉部勤務などを経て今年7月退職した。自治労県本部執行副委員長で、連合岡山の推薦も受ける。  民主党県連は同日付で高原氏の公認を決定。同席した津村啓介県連代表は「高原氏には将来の県連の中核的な存在として期待している。ぜひとも高位当選させたい」と述べた。  同党の県議選公認候補は現職の姫井由美子氏(岡山市第1区)、新人の岡田幹司氏(前回岡山市第一区出馬最下位落選)に続き3人目。

3002とはずがたり:2006/09/29(金) 00:19:51
推薦じゃなくて支持なの?あとの二名は誰だ?

選挙:県議選 来春の「支持」3人内定−−民主党県連 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20060917ddlk24010096000c.html

 民主党県連(高橋千秋代表)は16日、幹事会を開き、来春に予定される県議選で、「支持」3人=いずれも現職=を追加で内定した。既に2人の支持を内定しており、計5人となった。

 新たに内定されたのは次の皆さん。(敬称略、かっこ内は選挙区)

 萩野虔一(南牟婁郡)▽大野秀郎(多気郡)▽藤田泰樹(四日市市)

〔三重版〕
毎日新聞 2006年9月17日

3003とはずがたり:2006/09/29(金) 00:23:02
丹羽秘書→民主公認候補

ニュースBOX:県議選土浦市区に民主公認候補 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060924-00000080-mailo-l08

 県議選(12月1日告示、10日投開票)の土浦市区(定数3)で、新人で元衆院議員秘書の青山大人氏(27)が23日、民主党公認で立候補することを表明した。同日開かれた党県連常任幹事会で公認が決まった。青山氏は03年から今年7月まで自民党の丹羽雄哉衆院議員の私設秘書を務めていた。これで同党の県議選候補者は公認9人(現職3人)、推薦1人(現職)の計10人(9選挙区)。

9月24日朝刊
(毎日新聞) - 9月24日13時1分更新

3004とはずがたり:2006/09/29(金) 00:25:08
やばいねぇ。高齢化批判で落選しそうなよかん・・

選挙:県議選・鶴岡市区 社民党支部、田辺省二氏を擁立へ /山形
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2477745/detail

 社民党鶴岡支部は21日夜、鶴岡市内で全党員集会を開き、来年春の県議選鶴岡市区(定数5)に、現職の田辺省二氏(72)を擁立することを決めた。田辺氏は引退も検討したが、後任の人選を詰め切れなかった。

 同選挙区では、現職では自民の阿部信矢、志田英紀、共産の笹山一夫、新人の鶴岡市議、菅原元、旧藤島町長の阿部昇司の5氏が立候補の意向を明らかにしている。[粕谷昭二]
2006年09月22日10時41分

3005とはずがたり:2006/09/29(金) 00:32:46

雄和町は川辺郡(定数1木村友勝自民現)だったが秋田に合併されて消滅,選挙区も編入。自民現職は新生会を除いて秋田に少なくとも4人(秋田市+川辺郡)居るがだれか引退でもするのかな

選挙:県議選・秋田市選挙区 竹下博英氏を自民県連が公認 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000112-mailo-l05

 自民党県連(津谷永光会長)は25日、来春の県議選秋田市選挙区(定数13)からの出馬を表明している同市雄和の獣医師、竹下博英氏(53)を党公認候補予定者とすることを決めた。竹下氏は党県連青年部常任委員を務めており、県連に公認を申請していた。秋田市選挙区の党公認候補予定者は4人目。[福永方人]
9月26日朝刊
(毎日新聞) - 9月26日13時2分更新

旧雄和町議の竹下博英氏が出馬表明 来春の県議選
2006/09/15 21:27 更新
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp
 旧雄和町議で獣医の竹下博英氏(53)=秋田市雄和平尾鳥字西野=が15日、来春の県議選秋田市選挙区(定数13)に立候補することを表明した。自民党に公認を申請中。

 自宅近くの事務所で会見した竹下氏は「弱者へのアフターケアが全国で不足している。本県も少子高齢化や高い自殺率に悩んでおり、県政で何かできないかと思い出馬を決意した」と述べた。個々の具体策は検討中としたが、福祉と農業分野に力点を置く意向を示した。

 竹下氏は日本獣医畜産大卒。平成元年から雄和町議に連続4期当選し、秋田市と合併した17年からは雄和地域審議会長を務めている。

 秋田市選挙区は合併に伴う区割りと定数の変更に伴い、来春の県議選から定数が12から13となる。

3006とはずがたり:2006/09/29(金) 00:41:09
結局どうなったんだ?

定数、区割りで揺れる県議会(06/6/1)
自民党一転「新区割り」視野に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/kikaku/098/7.htm

 次期県議選の区割り問題が急展開を見せている。「県議会議員の選挙区の特例に関する条例(特例条例)」を根拠に、合併前の旧市郡を単位とする「旧区割り」での選挙を主張していた自民党が一転、合併後の市郡を単位とする「新区割り」の導入を視野に議論を始めた。他会派はこの動きを評価する一方、急浮上した自民党の「大幅定数削減論」に警戒を強めている。県議選まであと10か月。区割り問題は大きな山場を迎えつつある。(有田考行)

<方針転換>

 「本当に県民のためになる定数、選挙区がどうあるべきか総合的に協議する」。5月24日、新潟市内で開かれた自民党県議団の「選挙区等検討委員会」。会合後、委員長の三富佳一県議は、次期県議選を「新区割り」で行うことも視野に、6月県議会中に党内の意見集約に努める考えを明らかにした。

 自民はこれまで、2004年の9月県議会で可決した「特例条例」を根拠に、「旧区割り」で次期県議選を行う姿勢を崩さなかった。だが、反対世論や党内の危機感が高まり、再考を余儀なくされたのだ。

<強まる逆風>

 特例条例はそもそも「合併の先行きが固まらない中で新区割りを導入すれば地域の混乱を招く」との理由で可決された。ところが、合併は順調に進み、111あった市町村は35に統合された。特例条例の大義名分がなくなり、当初、特例条例に賛成した社会民主県民連合(社民)、公明は新区割りに方針転換したが、自民だけが旧区割りにこだわった。

 ある自民県議は「議会で議決したものを簡単には変更できない。県議会の権威にかかわる」と説明するが、新区割りが導入されれば、自民がほぼ議席を独占する郡部や小規模市の1人区、さらには無投票当選区が減るためとみる県議も少なくない。

 さる2月県議会では、連合新潟などの県民連絡会が新区割りを求める請願を県議会に提出。4月には県市議会議長会が「合併後の市町村の一体感を損ねる」として、区割り見直しを求める3度目の決議を行い、県議会議長や各会派に要望した。市長会や町村会のほか、反対決議をした市町村議会はこれまでに約20に上る。

 じわじわと“包囲網”が築かれる中、自民党内には若手・中堅議員を中心に危機感がまん延。「このままでは『守旧派』のレッテルが張られ、選挙で大敗する」「支援者は旧区割りを望んでいない」との声が強まった。早くから新区割りを主張していた中堅県議は「決断が遅れ、自民党への不信感が深まった。遅きに失した感はぬぐえない」と話した。

<定数見直し論>

 新区割りを模索し始めた自民だが、他会派は警戒を緩めていない。民主系の「新潟県を発展させるみらいの会」(みらい)の市川政広県議は「しばらく動きを注視する」とし、成り行き次第では6月県議会に特例条例改正案を他会派と共同提案する姿勢を崩していない。

 一方、自民党内では新区割りへの方針転換とセットで「大幅な定数削減」を打ち出す案が浮上している。改革意欲を打ち出すことで、「守旧派」イメージを払しょくする狙いもあるとみられ、新潟市を中心に10人程度の大幅削減も検討されている。

3007とはずがたり:2006/09/29(金) 00:41:45
>>3006-3007
 これに対し、他会派は「定数削減は自民が強い1人区や少数区を増やすのが狙い」「多様な意見が出る妨げになる」と反発を強めている。公明の志田邦男県議は「2月県議会で1減の定数60に決定したばかり。議員自らが『議会無用論』を主張しているのに等しい」と批判。社民の小山芳元県議は「根拠のない削減は問題だ」とし、66を主張する共産の五十嵐完二県議も「行政をチェックし、多様な民意を反映させるには一定の定数が必要」と反対する。

 55を主張する無所属の会の青木太一郎県議は「合併で市町村議員の多くが失職した。県議会も例外ではない」と大幅削減には賛成するが、「自民党内で様々な意見がある。意見集約できるか疑問」とみる。みらいの市川県議は「新区割りの会派でも定数では意見の隔たりは大きい。『総論賛成、各論反対』で時間切れとならなければいいが」と指摘する。

<告示日は?>

 告示日がいつになるかも議論に影響を与える。前例をみると、新潟市が政令市に移行する前の3月30日となる公算が大きい。この場合、新潟市は8行政区単位ではなく、1選挙区となる。

 新区割りを主張する会派の中には「告示日にかかわらず、8行政区での選挙を国に求めるべき」と主張する会派と、「告示日が3月中なら80万人で1選挙区」とする会派があり、同じ新区割り支持でも立場は異なる。告示日の正式決定は今秋の臨時国会となるため、自民党内には「告示日が決まらなければ判断できない」と、区割りの方針転換に慎重意見もある。

 区割りや定数をめぐる各会派の駆け引きは今後、大きな山場を迎える。だが、いたずらに議論が長引けば、新人の出馬の動きを妨げ、公正な選挙の支障となる。県議会への不信感も助長しかねない。党利党略でなく、県民の視点に立った早急な意見集約が求められている。

<県議会議員の選挙区の特例に関する条例(特例条例)> 次期県議選の区割りを合併前の旧市郡を単位とすることを定めた条例。自民、社民、公明の賛成多数で2004年の9月県議会で可決された。合併後1回に限り、旧市郡を単位とする区割りで選挙を行うことを認めた「合併特例法」に基づくもので、04年11月1日以降の合併が対象。県議会事務局によると、同様の条例を設けた道県は複数あるが、旧区割りで選挙を実施後、3か月以内に議員を新区割りに配当替えする「3か月条項」を設けているのは新潟だけ。

 <県議選をめぐる動き>

03年4月 前回県議選(34選挙区、定数61)の告示(4日)、投開票(13日)
04年9月 自民と社民、公明の賛成多数で特例条例を可決(9月県議会)
05年3月 みらい提案の特例条例改正案を否決(2月県議会)
  7月 特例条例改正案を再度否決(6月県議会)
06年3月 県民連絡会が提出した新区割り求める請願を「保留」(2月県議会)
  4月 県市議会議長会、新区割り求める3度目の決議
  5月 自民党「選挙区等検討委」、新区割り視野に議論を再開
  秋  臨時国会で統一地方選の告示日決定
07年4月 次期県議選

3008とはずがたり:2006/09/29(金) 00:44:41

県議ら民主入り、効果は?
http://sf01.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000120606270001
2006年06月27日

7人入党正式承認 「来春の選挙で優位に」

 党籍を持つ県議が3人しかおらず、国会議員5人より少ない「逆ピラミッド型」だった民主党に、県議や立候補予定者7人が入党した。26日の党県連常任幹事会で正式に承認された。「小沢・民主」の看板で、来春の合併後初の県議選を優位に戦いたい県議らと、党勢拡大を目指す党の思惑が一致したものだが、対する自民党からは「入党が即、選挙に結びつくのか…」との声も聞こえてくる。(鈴木彩子、大西一城)

 入党が承認されたのは、県議会の第2会派「平成21」(所属議員17人)の岡本譲会長=浜松市選出=ら、浜松市、沼津市、磐田郡南部選出の同会派の県議4人と、「民主党・無所属クラブ」の県議1人=下田市・賀茂郡選出=と、来年の県議選に立候補予定の富士宮市議ら2人の計7人。この日、統一地方選の選挙対策本部を立ち上げた党県連の渡辺周会長は「参院選の前哨戦である統一地方選で勝たなければ。今後も地域の中で支持を掘り起こしていきたい」と話した。

 平成21はもともと、99年の県議選後、連合静岡が推薦した旧新進、民主、社民各党系の議員が「反自民・非共産」を掲げてまとまった会派で、無所属議員も多い。民主党からの数年来の入党要請にも応じなかった点について、岡本会長は「政党が乱立していたし、あまり変わるようでは支持者がついてこられない。民主党自体不安定な所もあった」と話し、2大政党への筋道が見え始めた今、入党を決意したことを強調する。

 しかし、大規模な市町村合併を経て選挙区割りが変わり、静岡市や浜松市、磐田市などで議員定数が減少。今回、入党した県議の中には、選挙が苦しくなる議員も出てきた。いずれの選挙区でも、自民や公明の候補と対決するのは避けられない。

 一方、05年の総選挙での敗北で民主党も「地方組織をしっかりしなければ」との危機感を強めていた。小沢一郎代表の就任と、千葉の衆院補選での勝利を経て、安定感を取り戻しつつある。「小沢・民主」の看板ができたことで「これで抵抗無く入れる」と話す県議もいた。

 県議選立候補予定者11人の推薦を決めている連合静岡の平野哲司会長は、民主党入党を「健全な野党が望まれている今の流れの中では、いい傾向だと思う」と話す。

 一方、県議会最大会派・自民党(所属議員41人)の県議で、大場勝男同党県連幹事長は「選挙の時に党員ばかりが血眼になって支援、投票してくれる時代ではない。地方選挙は人脈など、政党と離れた部分も多い」と冷ややかだ。他党のことと前置きしつつ「入党が即、次回の選挙に大きな影響を与えるかについては疑問もある」と、静観の構えを見せている。

3009とはずがたり:2006/09/29(金) 00:52:29

民主県連:第2次公認・推薦候補−−統一地方選 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2006/09/10/20060910ddlk40010192000c.html
 民主党県連は9日、来春の統一地方選の第2次公認・推薦候補を発表した。県議選と福岡市議選の候補者は次の通り。(敬称略)

[県議選・公認] 北九州市戸畑区 冨田徳二(50)▽同市八幡西区 岩元一儀(46)=以上現職▽前原市・糸島郡 川崎俊丸(55)▽福岡市早良区 宮浦寛(40)▽粕屋郡 小池邦弘(45)=以上新人

[同・推薦] 福岡市南区 新村雅彦(54)▽久留米市 清田信治(49)=以上現職▽田川市 古賀靖典(41)=新人

[福岡市議選・公認] 南区 三原修(49)=現職▽中央区 田中慎介(28)=新人

[同・推薦] 博多区 田中丈太郎(34)▽東区 森山瑞治(39)=以上新人

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2006年9月10日

ドキュメント・福岡市長選:9日 民主選対 “戦友”迎え走り出す /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2006/09/10/20060910ddlk40010189000c.html

 9日午前、博多区の民主党県連本部で福岡市長選の選挙対策本部が発足した。選考の末、推薦候補に選ばれた元西日本新聞編集委員、吉田宏氏(49)も出席し、冒頭「力強い応援団を頂き、ありがとうございます。最終ゴールまで一気に突っ走ります」と頭を下げた。

 だが、その場には「もう一人の主役」がいた。推薦願を出したものの、選考で漏れたコンサルタント会社経営、玉井輝大(てるひろ)氏(54)だ。

 市議団は選考後、玉井氏にも「協力してもらえないか」と持ちかけた。玉井氏は「自分も市長選に出たかった」という思いもあったが「反現職の票が割れ、現職有利を助長しては意味がない」と協力を承諾した。都市政策に精通している経験を請われ、選対に加わる。ただ、市長選を目指す意欲に変わりはなく「選対に入ることが次のステップへの下地になる」との見方もある。

 「気合を入れて一致団結し、力と心を合わせてゴールに向かって努力しよう」と松本龍県連代表。吉田氏、玉井氏という“戦友”を迎え、民主選対は走り出した。
〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2006年9月10日

3010とはずがたり:2006/09/29(金) 00:55:16
>>3002
ここでも名前が出てないが,前回は全員無所属だった新政みえも民主色が強まるか?

岡田かつや日記
http://www.katsuya.net/katsu_new.html

■7月15日(土)
民主党三重県連幹事会に参加。来年の統一地方選の三重県議選候補の公認・推薦についての1次締め切りで、公認5人・推薦8人・支持2人の内定を確認しました。

■7月2日(日)
民主党三重県連の臨時幹事会に参加。来年の県議選候補者選定について議論をしました。県連で候補者をできるだけ公認候補とすること、公認・推薦・指示のそれぞれの基準を明確にすることなどが話し合われました。県議会における民主党系会派「新政みえ」は現在、自公両党の統一会派を上回る議席を得て、第一党になっています。次は単独過半数を目指して、すべての選挙区で候補者を立てて、3人区以上は過半数の擁立を何とか実現したいと思います。

3011とはずがたり:2006/09/29(金) 01:06:57

【展望07(青森)県議選】
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2006/kengisen/kengisen_menu.htm

【(岩手)県議選始動】
http://www.iwate-np.co.jp/07chihosen/kengisidou/kengisidou.html

3012片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 02:16:32
>>3010
ちなみに、新政みえ代表三谷哲央氏の考え方。

三谷氏は、国政と県政を分け、党と会派も分けてる感じ。

http://blog.goo.ne.jp/mitani-jimusho/e/b5d3a6c079e940da73e0bb7b9deac4a8
http://blog.goo.ne.jp/mitani-jimusho/e/d7a7a14facf858ccea1b098caf93eaaa

会派の合同記者会見へ。

http://blog.goo.ne.jp/mitani-jimusho/e/e6d8b9627deba79a14425c20ae5a1ac5

3013片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 02:28:35
>>3003
http://cats.ruru.ne.jp/ibaraki/election2.asp?id=42&key=%88%EF%8F%E9%90V%95%B7%91I%8B%93%91%AC%95%F1%83%5F%83%7E%81%5B

5人が出馬予定、激戦濃厚2006/08/03(木) 掲載
 出馬が確実なのは自民現職の松浦英一氏(75)=七期=と伊沢勝徳氏(35)=一期、公明現職の足立寛作氏(62)=八期。これに新人の土浦市議・竹内裕氏(56)と、自民元職の青山富士比児氏(61)も名乗りを上げている。

民主、青山氏擁立へ 土浦市区2006/09/24(日) 掲載
 青山氏は慶応大経済学部卒。二〇〇三年十一月から今年七月まで丹羽雄哉衆院議員の私設秘書を務めた。父は元自民党県議の富士比児氏(61)。
 青山氏は「自民党は既存の権益と癒着しており、市民一人一人にそのツケが回っている。民主党に新しい政治の可能性を感じた。信頼される政治、活力ある県土づくりを進めたい」などと抱負を語り、「住みたくなるまちづくり」や「税金をむだにしない県」などを公約に掲げた。
 土浦市区は自民現職の松浦英一氏(75)が八選、同、伊沢勝徳氏(35)が再選、公明現職の足立寛作氏(62)が九選を目指しており、市議の竹内裕氏(56)も出馬が確実視されるなど激戦の様相を呈している。

竹内氏が出馬へ2006/09/28(木) 掲載
 竹内氏は一九九一年、土浦市議に初当選し、現在四期目。父は元衆院議員の故猛氏。
 同選挙区にはほかに、現職三人と新人一人が出馬を予定している。

3014片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 11:27:36
県議定数の自・公条例案、きょう本会議で可決へ 富山讀賣

 県議会の自民党と公明党が共同提案した、県議の定数や選挙区割りに関する条例改正案は、28日の経営企画常任委員会で、賛成多数で可決された。同委員会では、自公以外から「横暴だ」などの反論が相次ぎ、きょう29日の本会議では、両者の溝が埋まらないまま可決される見込み。

 提案では、県議の定数を45から40に減らし、富山市については、衆院選の区割りに従って、第1(旧富山市)と第2(旧町村部)の2選挙区に分ける。

 同常任委では、社民、共産の委員と、発言を希望した新・県民会議の県議がそれぞれ、提案者である自民党県議の見解を問い、改めて反対を表明。「説得力がない」「理論が破たんしている」「暴挙」などの批判が出たが、自公側は、「県民の理解を得られると思う」などと答弁した。

 採決は、高平公嗣委員長を除く7人が挙手で行い、社民と共産の2人が反対したが、自公の5人が賛成し、委員会を通過した。

 議案は、9月定例会の最終日となるきょう29日、本会議で採決されるが、県議45人中、自公で35人を占めることから、賛成多数で可決される見通し。

(2006年9月29日 読売新聞)

3015とはずがたり:2006/09/29(金) 13:09:07
>>3014
富山第1(旧富山)…11←13(…自自)
富山第2(上婦負)…3←3(自自・自)
魚津市…2←2(自自)
滑川市…1←1(自)
黒部市…2←2(自自)
高岡市…7←7
射水市…3←4(社自・自自)
砺波市…2←2(自自)
南砺市…2←2東砺(自自)
小矢部市…1←3小矢部・西砺(自自自)
氷見市…2←2(社自)
下新川郡…2←2(自自)
中新川郡…2←2(自自)

射水・富山第1での議席死守と,富山第2での議席奪取が課題だね。
さすれば9/45(0.2)→11/40(0.25)と県議会で1/4超の議席を民主・社民等の非自公非共産勢力で占有可能となる。政権交代の暁には綿貫系県議9人(弱←綿貫系の居る射水や砺波地区で議席減されてるけど))が寝返ったりしたら一気に20弱と過半数を窺う勢いに☆

「定数5減」29日可決 9月定例県議会
2006年09月22日
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20060922/372.html

 県議会定数を現行四五から五削減する議員定数条例改正案が二十一日、九月定例県議会本会議に提案された。自民と公明による共同提案で、二十八日の経営企画常任委員会で審議した後、最終日の二十九日に可決される見通し。「平成の大合併」後、初となる来年四月の県議選の枠組みが決定する。

 改正案は定数を四〇とするほか、富山市を合併前の旧富山市(富山市第一)と上婦負(富山市第二)に分割する以外は各郡市をベースに計十三選挙区とする内容。議員一人当たりの人口格差は最小の黒部市に対し、最大の滑川市が一・五九三倍となる。

 本会議では坂田光文氏(自民)が提案理由を説明した。定数について「県全体のバランスを考慮した。県民世論も思い切った削減に賛同している」とし、富山市の選挙区分割は「市の選挙区は広く、衆院小選挙区で(富山1区と2区の)二つに分かれている」ことを理由に挙げた。

 県議会は昨年の国勢調査を受けて、定数や選挙区の見直しを進めてきた。

 各会派による懇談会で議論してきたものの、調整はつかなった。自公案に社民、新県民、共産の他会派は反対し、改正案は異例の委員会審議が行われるが、自公は議会の過半数を占めており、最終日の採決で可決される見通しだ。

3016とはずがたり:2006/09/29(金) 13:40:34
結局どう決着したのかな?また自民党は県民会議(16→14)と交友会(8)に別れてたと思ったのに何時の間に3分裂してたんだ?県民会議が新政会と明政会に分裂したのか?しかも自民系で過半数割る程弱かったっけ??

徳島県内のニュース (紙面から) (4月28日付)
自民3会派一本化合意 県議会定数問題、可決は微妙な情勢
http://www.topics.or.jp/News/news2006042806.html

 徳島県議会の定数見直し問題で二十七日、自民系三会派は徳島選挙区の定数を二減、板野選挙区を一増とし、総定数を一議席減らす条例改正案の一本化に合意した。三会派は二十八日に開かれる臨時会に改正案を提出する構え。ただ、三会派の議席だけでは過半数に届かず、可決されるかどうかは微妙な情勢だ。

 定数問題は、現在の総数四二を減らすのか維持するのか、どの選挙区の定数を見直すのかなどをめぐり、会派間で意見が分かれていた。

 自民系会派では、自民交友会(七人)が「徳島二減、板野一増(総定数四一)」、最大会派の自民新政会(九人)と自民明政会(四人)は「徳島一減、板野一増(四二)」を主張。臨時会を翌日に控えた二十七日夜まで協議を続けた。その結果、「総定数を削減しなければ県民の理解を得られない」との意見が大勢を占め、交友会案でまとまった。

 定数一を保つ人口に満たない勝浦については、小松島と合区し、定数は現在の両選挙区の合計数三のまま据え置いた。

 県議は現在四十人(二人欠員)で、改正案の可決には、議長を除いた過半数の二十人の賛成が必要。自民系三会派は計二十人だが、議長を出しているため採決では十九人となり、一人足りない。

 三会派は改正案一本化の協議と並行し、他会派の議員にも賛同を呼び掛けてきた。しかし、各会派の間には、非自民系が多い徳島から二議席減らすことへの反発や、「板野一増は定数削減の流れに反する」「人口の少ない選挙区から減らすべきだ」といった主張があり、賛同を得られるかどうかは不透明だ。

3017とはずがたり:2006/09/29(金) 20:10:05
>>3016
議長選を巡り自民系会派が分裂。その余波で自民党から二名離脱して各一人会派を結成,結局旧大田与党会派の一部や旧自由党系会派と合同して中間派の「「改革・一新」県政会」なる会派が出来,自民党3会派を足しても20議席となり過半数を割り込んだ模様。
素晴らしいね,徳島県。参院の議席ともう一議席衆院で奪えば民主王国だw

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2006tokushima.html
徳島県議会会派構成(2006年秋時点)
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2003tokushima.html#2003
同(2003年春の当選直後)

3018片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/29(金) 20:19:46
>>3016
まとめが更新されてましたが、県民ネットに関しての事情を補足しておきます。

県議セクハラ問題:県議会会長・幹事長会で取り上げ 厳しい意見相次ぐ /徳島
http://72.14.235.104/search?q=cache:fjz1D8giSj8J:www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokushima/archive/news/2006/09/07/20060907ddlk36040040000c.html+%E6%9C%AC%E7%94%B0%E8%80%95%E4%B8%80+%E5%A5%B3%E6%80%A7&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=6

 県議会経済委員会が8月上旬に実施した県外視察で、本田耕一県議(51)がコンパニオンに抱きつくなどセクハラ行為を行ったとされる問題が、6日の県議会の会長・幹事長会で取り上げられた。本田県議への厳しい意見が相次ぎ、竹内資浩議長が直接本人に伝えた。

 指摘されている行為が温泉旅館での夕食懇談会時とされていることから、「プライベートな時間であり、議員個人のモラルの問題」「視察の延長線上に、懇談会があり、議会としても説明責任があるのでは」などの意見が出た。

 また、今年実施された県外視察について、特別委員会を含む8委員会中、6委員会で、コンパニオンを呼んで懇談会が開かれたことを、事務局側が説明。これに対し、「県民の視線を考えて、今の時代は慎むべきだ」との意見があった一方、「費用は議員のポケットマネーから支払っており、コンパニオンを問題にするのはおかしい」との指摘もあった。【植松晃一】

 ◇本田県議が会見で謝罪

 本田耕一県議は6日までに会長を務める会派「県民ネットワーク・夢」を退会し、無所属となった。県庁で会見した本田県議は、指摘されたセクハラ行為について、「不適切であったと深く反省しています。二度とこのようなことがないようにする」と述べ、「けじめが必要」として、今後は無所属で活動を続ける考えを示した。

 本田県議は、セクハラ行為の有無については、「相手女性に迷惑がかかる」と明言を避けたが、「写真があり、否定できない」と述べた。

 県民ネットワーク・夢は、03年統一地方選で初当選した新人4人が結成。しかし、今年1、2月に2人が退会しており、吉田益子県議(吉野川市選挙区)のみとなった。

毎日新聞 2006年9月7日

3019とはずがたり@転載:2006/09/29(金) 20:22:11
1066 名前:小説吉田学校読者 投稿日: 2006/09/29(金) 19:57:57

私は元いわき市民でありますが、「やる気、元気、イワキ」とかあの女性が叫ぶのは本当に止めて欲しいです。

元いわき市長にして苗字もいわき。さすがに3地区対抗戦みたいなことはないと思いますが・・・
今、出馬が取りざたされているのは、岩城、佐藤雄平、福島県出身の中央官僚で政令市に出向経験がある40代の男性、福島県内の某市長、大穴で荒井、某女性県議と多士済々、固まるのは国会議員が帰ってくる週明けからでしょうな。

岩城氏に出馬要請へ 出直し福島県知事選 後援会が準備
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060929t61022.htm

 佐藤栄佐久福島県知事の辞職に伴う出直し県知事選に向け、岩城光英参院議員(56)=自民、福島選挙区=の後援会組織が28日、岩城氏に出馬を求める方向で準備を始めた。
 いわき市のいわき地区後援会連合会が近く役員会を開いて協議した上で、出馬を求める予定。後援会関係者の1人は「全県をまとめる大きな仕事をしてほしい。早めに決断し、名乗りを上げてほしい」と話している。
 岩城氏はいわき市出身。上智大卒。福島県議、いわき市長などを経て、1998年の参院選で初当選し現在2期目。

3020とはずがたり:2006/09/29(金) 20:30:03
>>3018
そんな楽しげな事して会派離脱に追い込まれたんですなぁ〜。
情報感謝です。リークしたのは過半数割れに悩む自民系議員かな〜

3021とはずがたり:2006/09/29(金) 20:44:56
民主はすんなり幸山市長支援とは行かないのか。と思ったら本田氏も出るし,推薦要請を寄せたのは佐藤氏のみなのか。

熊本市長選挙民主党熊本県連は自主投票決定
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=9900

11月に行われる熊本市長選挙で民主党県連は、自主投票とすることを正式に決めた。民主党県連では28日午後6時半から常任幹事会が開かれ、元・自治官僚の佐藤達三さんから提出されている推薦願いの取り扱いなどについて話し合った。会議では、党本部が県知事選や政令市の市長選で自民党との相乗りを認めていないことや、党県連の中にも様々な意見が混在しているなどの理由から、自民党が推薦している佐藤さんの推薦は見送り、自主投票とすることを正式に決めた。
2006-09-28 21:03:50

走る:’06熊本市長選/9 市議会閉会 4年間の“戦い”に幕 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20060921ddlk43010301000c.html

 現職の幸山政史氏(41)にとって、任期中最後となる9月定例市議会が20日、閉会した。

 幸山氏は4年前の初当選後、議員の口利きを防止するために市執行部が受けた相談などを記録・情報公開の対象としたり、議案の行き過ぎた根回しを排除するなど、議会との緊張関係を押し出してきた。それだけに各会派に最後のあいさつ回りをする幸山氏への対応に注目が集まったが、民主・社民系の会派「市民連合」を訪ねた時には、部屋から笑い声も。ある市議が「市長もきつかろう」とあめ玉を差し出すと、幸山氏は笑顔で受け取った。

 他候補から推薦願を受けている公明も、議員は笑顔で迎えた。ある自民市議は、階段ですれ違いざまにネクタイを見て「えらい武者んよかですな」と声をかけた。

 とはいえ、互いの胸の内は分からない。

 幸山氏は終了後の会見で「議案の否決や修正もあったが、議論を通して市民にも市政の課題が分かりやすくなったのではないか」と4年間を振り返った。

 積極的に企業回りを続ける新人で元県総務部長の佐藤達三氏(61)はこの夜、故郷の芦北・水俣地方出身者が集まる励ます会に参加。竹崎一成・芦北町長は「財界などにいろんな人脈を持ち、県にとってもすごい力になる人物」と訴えて、支援を呼びかけた。

 新人で元参院議員の本田良一氏(66)は推薦する連合熊本との政策協定に調印。河瀬和典会長から推薦状を受け取り、固い握手を交わした。「労組回りの日程が入ってきている」とこちらも熱が入ってきた。=つづく

毎日新聞 2006年9月21日

選択:’06熊本市長選 あと44日 民主、自主投票決める /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/archive/news/2006/09/29/20060929ddlk43010338000c.html
 ◇県連、本田氏出馬などで考慮

 民主党県連は28日、常任幹事会を開き、11月5日告示、12日投票の熊本市長選で自主投票とすることを正式に決めた。

 同市長選に立候補を表明している3氏のうち、民主党に推薦願を出していたのは新人で元県総務部長の佐藤達三氏(61)だけだった。ただ、佐藤氏はすでに自民党の推薦を受けており、民主党が地方首長選では相乗りをしないことを原則としていることや民主党県連代表も務めた実績を持つ新人で元参院議員の本田良一氏(66)も出馬を表明していることなどを考慮した。

 民主党県連は4年前の市長選で三角保之市長の推薦を決定。しかし、その後に立候補を表明した現職の幸山政史氏(41)を支援する動きも出るなど、ねじれ現象が起きた。【谷本仁美】

毎日新聞 2006年9月29日

3022とはずがたり:2006/09/29(金) 22:12:10
>>2980 >>2986
郡部が中心市によって分断される場合は,郡部と市部を合区の上施行するという原則を法律に明記すべきやね。

公明が独自案発表
県議選区割り問題
http://www.chunichi.co.jp/00/stm/20060927/lcl_____stm_____004.shtml

 来年四月の県議選に向け、公明党県議団は二十六日、定数を四減の九〇として、五十八選挙区に再編する新区割り案を発表した。三市が分断される自民党有力案に対し「市、郡単位の選挙区で、合併した自治体を分断しない」原則を打ち出した。自民案より多い三選挙区が新たに“飛び地選挙区”になる。民主党も独自案を作成しており、二十七日開かれる超党派の「県議会議員定数・選挙区問題協議会」には共産党も含め四党の区割り案が出そろうことになる。 (藤原正樹)

 公明案では、公職選挙法で定められた「(県議選挙区は)原則として郡市の区域による」という規定を順守。選挙区をまたいで誕生した春日部市、ふじみ野市、鴻巣市、本庄市、秩父市も同一選挙区になる。

 その結果、本庄市と合併した旧児玉町以外の児玉郡三町(上里町、神川町、美里町)は飛び地選挙区に。また、春日部市と合併した旧庄和町で分断された杉戸町、松伏町が一選挙区に。秩父市との合併で三分割された秩父郡五町村(横瀬町、小鹿野町、長瀞町、皆野町、東秩父村)と合わせ、飛び地選挙区が三カ所できる。

 公明党幹部は「飛び地になることより、市の分断阻止を優先した。市が割られると市選管が機能しなくなり、市民の幸せを考えた区割りではない」と説明する。

 また、県の厳しい財政状況を考慮し現在の定数九四より四減の九〇とした。法定定数一二〇に対する削減率は25%で、実現すれば全国一の削減率になる。定数二の戸田市、朝霞市、さいたま市岩槻区を定数一に削減。寄居町や江南町などで構成されていた定数一の選挙区を、分割して深谷市選挙区と熊谷市選挙区に組み入れ、両選挙区の定数をそのままとすることで一減とし、計四減となる。

 同党案では、人口の多い選挙区の定数が、人口の少ない選挙区の定数を下回る「逆転現象」が現在の九からゼロになる。ただ、選挙区の一票の格差が二倍以上ある選挙区は十五選挙区(現在十二選挙区)に増加する。

 「できる限り現選挙区の区割りを変えない」ことを優先した自民党有力案。定数四増の九八、五十二選挙区にして一票の格差を解消した共産党案。これに公明・民主両党案も合わせた四党案をもとに協議される。

3023とはずがたり:2006/09/29(金) 22:40:10

自民、定数11減提案へ 横浜市議会
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000609270003
2006年09月27日

  横浜市議会は、07年春の統一地方選に合わせ、議員定数を削減しようとしていた問題で、最大会派の自民(31人)が29日の市議会本会議に、現行定数92を11減らし81とする条例改正案を単独で提案することになった。しかし、民主、公明など他会派は反対する方針で、定数の削減は難しい情勢となった。
(太田泉生)

  自民党の改正案は、26日の議会運営委員会で示された。鶴見、神奈川、南、港南、保土ケ谷、旭、磯子、金沢、港北、戸塚、泉の11区で1議席ずつ減らすという内容。

  第2会派の民主(28人)内には大幅削減を主張する議員もいるが、会派としては自民案に反対する見通し。公明、共産、ネット横浜は現状維持を主張しており、自民案は否決される見込みだ。

  定数問題は、今年3月の市長選に中田宏市長が立候補するに伴い、定数削減も視野に入れて議会主要会派に議会改革の必要性を迫ったのを受け、議会内で検討が進んでいた。

  自民は5月に「10前後」の大幅削減を提案し、民主も「6減」案で追随した。しかし、現状維持を前提に候補者選定を進めていた公明が難色を示し、自民は削減幅を10以下にして民主と共同提案することも検討したが、合意できなかった。

  ■委員会傍聴の請願を不採択

  県内の地方議会で、唯一、委員会の傍聴を市民に認めてこなかった横浜市議会が、引き続き、傍聴を認めない見通しになった。傍聴を認めるようよこはま市民オンブズマンから出されていた請願が26日の議会運営委員会で不採択となったためだ。29日の本会議でも不採択となる見通し。

  議運では、自民、民主、公明の多数会派が反対した。反対理由について自民は、市議会の調査会が「予算・決算特別委員会で試行的に市民傍聴を認めることが可能」とする報告書を出したことから、「調査会で議論した結果を尊重すべきだ」とした。民主は「工夫できるかも含めて議論した結果なので、不採択とすべきだ」。公明も「試行を始めることが決まっている」とした。

  共産とネット横浜は賛成した。

3024とはずがたり:2006/09/29(金) 22:44:23
横浜市議会 定数10減案浮上
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000160605120001
2006年05月12日

  横浜市議会の議員定数の削減をめぐり、各会派の駆け引きが熱を帯び始めた。削減方針を真っ先に打ち出した最大会派の自民党は11日、第2会派の民主党と第3会派の公明党に賛同を求めた。一方で、共産党やネット横浜といった少数会派にとっては、大幅な定数減は死活問題につながりかねず、反発姿勢を強めている。
(太田泉生)

  自民党は10日の会派会議で、定数を10程度減らす方針を確認したことを受け、11日、民主、公明両党の幹部に、07年春の統一地方選に合わせ削減をめざす意向を伝えた。これに対し、両党とも会派内で検討すると回答した。

  市議会に動揺が走るのは、定数削減による会派ごとの損得勘定は、ある程度はっきりしているからだ。

 自民党は大幅削減を率先して打ち出すことで、「議会も身を切って改革に乗り出す」と のイメージを印象づけたい考えだ。所属議員は31人で、定数を10減らしたところで議席数への影響は限られ、得票力のある大政党にとっては不利にはならないとの打算がうかがえる。

  悩ましいのは民主党だ。市民感情を考え、一定程度の削減は避けられないとの見方は会派内には根強い。

  ただ、10前後の削減となると、苦戦を強いられる議員が増える可能性がある。基礎票のある労組出身議員は比較的安泰とみられるが、中田宏市長の人気にあやかって当選した議員らは組織力がそう強くはない。03年の前回の市議選では、中田市長を支持した民主系候補が高得票で当選したが、状況はまだ見通せない。

  このため、各選挙区にどのような影響が出るか見極めながら、削減幅について自民党と協議を進めるとみられる。

  公明党はいまのところ、市民の意見を施策に反映させるためには削減は認められないとの姿勢だ。

  一方、ネット横浜(6人)と共産党(6人)は、いずれも所属議員の半数が最下位当選者だ。議席数が大幅に減る可能性もあることから危機感を強めている。

  ネット横浜の杉山典子団長は「大会派に有利な提案であることは明らか。議会を市民から遠くする」。共産の大貫憲夫団長も「定数減は改革ではない。市民意見をきめ細かく吸い上げるためには定数を維持するべきだ」と反発する。

  ネット横浜と共産は、定数削減より、むしろ政務調査費の使途公開や費用弁償の廃止で議会改革を進めたい考えだ。両会派とも4月分の費用弁償の受け取りを、10日拒否した。「議員の報酬額そのものや政務調査費のあり方を議論すべきだ」との意見で一致している。

3025とはずがたり:2006/09/30(土) 14:27:10
03年に改選された県議会関係。最早アーカイブだが・・

福島県議会ニュースより
http://www.pref.fukushima.jp/gikai/fu_1/index.html

自民党改革クラブ…16名→15名居た。首長転出者が目立つ

小野民平(いわき),望木昌彦(福島),成井英夫(白河→白河市長),橋本克也(須賀川),清水敏男(いわき),佐藤憲保(郡山),横山蔵人(双葉→改進の会→浪江町長),白石卓三(東白川),瀬戸孝則(福島→H13.9無所属→福島市長),渡辺廣迪(田村)、渡辺敬夫(いわき)、櫛田一男(いわき)、斎藤栄吉(伊達→引退?)、柳沼秀雄(郡山→夫人が現職)、大野雅人(石川→引退?),小澤隆(河沼→改進の会)

H14.4.30自民党改革クラブが会派を解消し、会派解消届を提出。13人が自民党議員会に合流,2名が新会派改進の会を結成。

福島第1ネットワーク…3名→0名:どういう経緯で出来たか知らぬが次々と自民へ。農業系会派のようではあるが。

高橋信一(福島市)(H14.3.15●自民へ)
斎藤勝利(相馬市)(H14.1.8●自民へ)
遠藤保二(伊達郡)(H13.9.17●自民へ)

喝破の会…川田昌成(自由党から01年参院出馬(落選),元自民・岩瀬郡)→03年出場の川田伍子と関係はあるのかな?

3026とはずがたり:2006/09/30(土) 14:49:34
昨日丁度多治見の多治見南バイパスを堪能した序でに国道19号線に這入るつもりが間違って県道15号線に這入ってしまい,愛岐処分場の入り口の前を通ったところである。
あの辺は木曽川水系じゃなくて土岐川(愛知県にはいると庄内川)なんですな〜

岐阜・多治見市長が勇退表明
「市民活動に参加」
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20060930/mng_____sei_____005.shtml

 岐阜県多治見市の西寺雅也市長(62)は29日、3期目の今期(来年4月29日任期満了)限りでの勇退を表明した。現在、県市長会長、東海市長会副会長を務めている。

 市議を5期務めた後、1995年の市長選で初当選。2002年には同市内にある名古屋市のごみ埋め立て施設「愛岐処分場」の延命問題に絡み、日本初の自治体間税として、名古屋市に対し埋立税を課税するなど環境問題に取り組んだ。

 前回の選挙では、東海地方の市長選で初めてマニフェストを作成、地方での「マニフェスト型政治」を推進した。

 04年には土岐、瑞浪、笠原の2市1町との合併を目指したが、住民意向調査で反対票が上回り破たん。06年1月に笠原町との合併を果たした。

 多治見市役所での記者会見で西寺市長は「当初から市長は10年一区切りと考えていた。退任後は一市民として市民活動に参加していきたい」と話した。

3027とはずがたり:2006/09/30(土) 14:59:03
>>2993

県議選定数是正問題:5増8減案発表−−公明党県本部 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000133-mailo-l12

 県議の定数是正問題で、公明党県本部は27日、現行の47選挙区を44選挙区に改編した上で定数を調整し、定数を98人から95人に減らす「5増8減」の改正案を発表した。ただし29日の各会派による定数等検討委員会では具体数は示さず、「1票の格差を2倍以内とする」などの4原則の提案にとどめる。4原則はほかに、定数は98以下として削減を目指す▽市町村合併を尊重、合併後の自治体を同一選挙区とする▽飛地選挙区は作らない。
 同党案は、1選挙区の議員1人当たりの人口を4万人以上8万人未満とし4原則に沿って見直すのが特徴。[中川紗矢子]
9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日12時1分更新


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