したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

戦場スレpart1

1 ◆vzVlxBPoGo:2011/09/26(月) 01:42:40 ID:lt3Zpmxg
ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。

イベント告知テンプレ↓

【イベント名】
【予定日時】
【予定人数】
【内容】
【備考】

666ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/19(土) 13:48:00 ID:WPYcA1ng
「強くなる。か。分かっていますよ。巨神どの。」
先ほどの戦闘で、自分には強さが必要だと、知った。
そして、太古の時代、から、AIがあった。ってことか。
「ゾクゾクするねぇ。」
ユウセイは、鳥肌をせずにはいられなかった。
>>655 
「どこの、神話だ。」
レイナには直球で、突っ込みを入れる。

667武雷神@豊布都霊 ◆E8ckRIIdug:2012/05/19(土) 14:22:16 ID:ikTZxDkk
>>665
『哥哥哥、そのう、虚滅ぼす?が何だか知らぬが、当てにせず待っておるぞ、未来の戦女神よ』
 スピーカーから笑い声が聞こえるだけではなく、本体も笑っているように身を捩ってみせる。

 古来より、武神になる最も確実な方法は、武神を倒す事である。
 故に武神足るもの、挑戦者を拒んではいけない、ただ未熟と言うのみである。

 ちなみに、大国魂は単に武神と言うだけでは無く色々な神格を持っているので簡単に挑戦を受け付けるわけにはいかない。
 しかし、経緯はどうあれ打ち負かしたリガシンもまた現代の武神の資格を持つ者かもしれない……

>>666
『さて、強念者よ。
 お前の事がもう少し知りたい。顔を見せい』
 そう言いながら、ASSSに鎌首を向ける。
『大国魂を倒した者の連れもお前のような強念者だった。
 あの者とは因縁があるようだが?』
 チロチロと舌を揺らしながら。

 コクピットが開いたらレイナたちのようにスキャンをかけるつもりでいる。

 そうすると、念動力者であるが故にユウセイの過去の記憶を掘り起こす事になるのだが……

668ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/19(土) 15:40:59 ID:WPYcA1ng
「なにを、するつもりだ。」
怪しすぎて、よく分からない。だが、
レイナが、死んでいない以上、恐らく、何もないだろう。
「分かった。顔を見せよう。」
ASSSのハッチを開け、顔を見せる。
実は、ユウセイは邪魔だと言い、ヘルメットを、付けない。【宇宙では、さすがに、付けるが。】

669武雷神@豊布都霊 ◆E8ckRIIdug:2012/05/19(土) 16:06:51 ID:ikTZxDkk
>>668
『ふむぅ……』
 顔を見せたユウセイに舌を伸ばし、なめるようにスキャンする。

『ほぅ……む?』

 ユウセイの表層記憶を流し読みしていた武雷神の感覚が、とある深層の記憶に引っかかり、呼び起こす。

 そう、それは、ユウセイが弥生と初めて出会った日の事。

 おもむろに斬り掛かられ、それを凌いだ、あの思い出……忘れられない、あの太刀筋……

『……すまん、少々立ち入り過ぎた……

 だが、とても大事な事が判った。
 彼の娘のその太刀筋、紛れもなく我等“タケミカヅチ”の秘剣だ。

……お前は言うなれば、儂と戦ったようなものよ……』
 頭を垂れ、詫びると共に大事な事を伝える。

『お前がかの娘を取り返そうとするなら、更なる苦難となろう。
 つまり、お前が過去に出会ったよりもなお強い“タケミカヅチ”を改めて破らねばならぬのだから……』

 それは、レイナが自らに課したほどでは無いにせよ過酷な試練。

 俗に“神は乗り越えられない試練は与えない”と言うが、ユウセイにとっては乗り越えなければならない試練……

670 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/19(土) 16:27:42 ID:0pl403MM
>>661
「あんたは人のことをいろいろ調べてあんたは調べられたくないと……勝手だぜ」

元春は口を尖らせて抗議する

「それに俺が調べようってわけじゃない、可愛い女の子が調べようってしてるんだぜ?神様なら聞いてあげるべきだろ?乙女の願いってやつおな」

671ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/19(土) 18:46:31 ID:WPYcA1ng
>699
『なぜ、途中で止める?』
ユウセイは、この際良い機会なので、過去が知りたいと思っていた。
そう、封印された過去を、
『俺は、もっと、過去を知りたい。教えてくれ。』
ユウセイは、どんな事があっても、それを受け止めるつもりだった。
>>670
『神様に対して、それは失礼だ。』
すぐに、元春にたまたま持っていたハリセンで一撃お見舞いする。
『すみません。後で、きつく言っておきます。』

672武雷神@豊布都霊 ◆E8ckRIIdug:2012/05/19(土) 19:31:11 ID:ikTZxDkk
>>670
『お前がそれを喜ぶのは分かった。

 だが、儂は、どうもな……その、何だ?』
「……何ですか?」
『……』

 彼が感じているモノを、別の言い回しで表現するとこうなる。

ドク○ー中○「はぁい、診察するから口を開けてぇ?」


……おおよそ言葉に出来ない事が理解出来るだろうか?

>>671
『……お前の過去が失われている事も分かった。
 だが、神にも出来る事と出来ない事、得手と不得手がある。
 残念だが、この国の神は人の心の奥深くに入るのは苦手でな』

 だからこそ、不用意に奥底を視てしまった事を詫びたのだ。

『異国の神の力を借りるか、己の力で扉を開くか、二つに一つであろう……

……いや、百邪の力を利用する手もあろうが、これはとても危険だからな……』
「百邪!古代の邪悪な侵略者であり、一部の超機人を悪に染めて妖機人にした勢力ですね?」
『有無、彼奴等なら人の心に入り込むなど容易いだろうが、そのまま心を奪い取るだろうからな……』
 メグが口をはさみ、それを受けて危険を説く。
「……そうよね、記憶喪失を治そうと言うんだから、奪われそうなほど心を開かないといけない……」

673ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/19(土) 19:51:04 ID:WPYcA1ng
『はっ、はぁ理解しました。』
それほど、危険だということか。
やはり、自分の手で、取り戻すしか、
『そうか、ありがとう。何とかやってみるさ。』

674武雷神@豊布都霊 ◆E8ckRIIdug:2012/05/19(土) 21:07:10 ID:ikTZxDkk
>>673
『有無、男ならやってやれ、だ』

 先生、訳がわかりません。

『おお、それと、秘剣破りの為のその一、二つの目に頼るな、だ。
 後は自分で考え、感じろ』

 何処の秘剣も結局、これに尽きるようである。

675元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/05/19(土) 21:32:28 ID:Sg4Y3rnI
「・・・武雷神殿、一つよろしいか?」
先程の盾を見せる。
「この盾・・・否、弓と言うべきか?これは元々、そちらのものではないかと思うが・・・。」
つまりは「本来の所有者たる貴殿に返すべきか」と言う質問であった。
確かに武器は必要だ、それは疑う余地もない。
されど、そのまま持って行きますなどと言うのは自分の誇りにも関わるし相手にも失礼に当たる。
持って行くにしろ本人?の許可を取るのが筋であると考えたのであった

676ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/19(土) 21:38:13 ID:WPYcA1ng
「その教え、胸に刻みます。」
二つの目に頼るな。己を信じろ。
目に頼るな。感じろって、事か。
後は、自分を信じて突き進めか。
なるほど、答え、見つけられたな。
そう、理解していると、無線が入った。
「もしもーし、アストでーす。」
「小学生みたいな話しかたですね。で、用件は?」
「小学生っていうな。でね用件は、お客さんが来てるって事と、ゲシュちゃんできたよ。」
「おい、まだそれ使うって言ってないし、つーかいくらだそれ。」
「えっとねー¥¥¥¥¥万円」
「おい!まだ俺少佐だよ。そんなに金を」
「大丈夫、どっかの財団から、寄付して貰ったから。」
「何処だよ。」
「えっとねー知らなーい。伝えることは以上じゃあね。」
全く、いかにも小学生のお喋りにしか思えんよ。
早く帰らないとな、お客に迷惑だな。

677??? ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/19(土) 22:18:11 ID:iINfsHAw
>>676
「あー…アスト君の冗談は真に受けんように…後でなハヤミ少佐」

678ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/19(土) 22:22:52 ID:WPYcA1ng
「じょっ、冗談だと。そうですか。」
聞き覚えのある。いかにも男という声だが俺は気にしない。
それよりも、あの巨神ばらしてーそして、あの、ソフトウェア、あの毛利の奴につけてー、超改造してー

679武雷神@豊布都霊 ◆E8ckRIIdug:2012/05/19(土) 22:25:51 ID:ikTZxDkk
>>675
『……構わぬ。
 武器は使い手有っての物だ。存分にするが良い、土師の同胞よ』
 と言っても、身内同然だから、という訳ではない。
『しかし、なかなかに面白い使い方を編み出したものだな。
 これだから武神は辞められぬわ』
 その創意工夫に敬意を表しての事である。

『かつて“タケミカヅチ”の手にあったその弓もまた、“タケミカヅチ”だ。

 おそらく、お前たちはこれから先、各所の“神”と出会うだろう。
 そして、お前たちの巨神に“神を降ろす”機会が多々訪れよう。

 言祝ぐか祟られるか、それは儂にも分からんて……』

 そして、もう良かろうとばかりに向きを変え、最初の穴に潜ろうとする……

680レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/19(土) 22:48:24 ID:d2dYNuBI
>>679
「そうか。……くっくっく。さらばだ武雷神よ、また来世でね」
大蛇は深い深い眠りにつくのだろう。
先程、威勢良く再開の約束はしたものの、それが叶わないと言う事がレイナには何となく解っていた。
レイナは、この偉大で雄大な蛇の戦士が穴蔵に戻り、永い眠りに入るまでをずっとその朱の瞳で見つめていた。
「……メグ。ちょっと残念だったわね?超機人」
横に立つ悪友メグは何を思っていたのだろうか。眼鏡の小動物の様な少女の華奢な背にぽんぽんと手を置く。
同じく悪巧みをしてこの山を訪れた仲だ。落ち込んでいないかレイナは気にかけていた。
だから、柄にも無く励ましてやるのも悪くは無いと思っている。

681ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/19(土) 22:57:47 ID:WPYcA1ng
>>679
「そうか、眠るのか。俺、あなたの言葉忘れませんから。」
自分を信じる。か守ってみせる。
【一万二千年後にまた会おうな。何らかの形で。】
そう、思った。

「さて、帰りますか。全てのことが終わりましたし。」

そう、みんなに呼びかける。

682武雷神@豊布都霊 ◆E8ckRIIdug:2012/05/19(土) 23:07:05 ID:ikTZxDkk
>>680
 最後に、ちらりと彼女らを振り返る。

 (また会おう)

 レイナは、そう言われた気がした。
 なんだかんだ言って気に入られたのかもしれない。

 一方、この偉大で雄大で尊大な“神”をずっと見ていたメグは、
「……そう言えば、人型でないのに超機人も変よね?
 少なくとも彼は“巨神”と呼んだ方が適切なんだわ」

……相変わらずだった……

「それに、この国には、いえ、他の国にも超機人や巨神、あるいはそれらに類する古代の兵器や人工知能があるって事よね!
 まずはタケミカヅチつながりで鹿島神宮かしら!!」

 落ち込んでなんかいられない、と、燃えていたのである。

683レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/20(日) 00:13:57 ID:kFIAjIuw
>>682
「……ふふっ。“また会おう”と言ったのかしら?なら、私は永遠の時を生きる高貴なる不死の王よ。お前が眠り飽きるまで気長に待ってあげるわね♪」
他の者にはまだ聞こえていただろうか。レイナには確かに聞こえた。眠りにつく直前の武雷神の念話の様なものが。
気長に待ってやるとは言っているが、恐らく、レイナというワガママ人間によれば彼の目覚めを待たずして、無理矢理叩き起こすぐらいやってしまうに違いない。
彼女が、真に彼の神力を欲した時にもう一度必ずここに来るだろう。

【「それに、この国には、いえ、他の国にも超機人や巨神、あるいはそれらに類する古代の兵器や人工知能があるって事よね!
 まずはタケミカヅチつながりで鹿島神宮かしら!!」】
「まったく。…心配して損をしたじゃないか。研究者ってみんなこんなのかしら?うちの眠り姫もタマに火が点けば似たような感じになるけれども」
レイナは結構心配していたのだが。メグと言えば全然、落ち込んでなどいなかった。
しっかり次の目的地まで決めており、その探求心は何処までも止まる事を知らないと言った感じである。

>>681
【「さて、帰りますか。全てのことが終わりましたし。」】
「あなたも勝手に幕を締め無いでよ。では、とりあえず超機人探索は切り上げてアスト研究所へ引き上げるわよ。紅茶飲みたいし、武神の左腕の解析もあるでしょ?」
それは主人の役目だとユウセイ少佐に代わって最後の指示を出すレイナ。
厚かましくもアスト研究所にあがりこんで、休憩するつもりらしい。
春の人やレイナのジェネラルが少佐殿に凄く何か言いたそうにしていたが、まぁ後でなんとかするのだろう。

684ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/20(日) 07:38:38 ID:w9V0JnUs
>>683
『えっ、まだいんの?』
超人機のことは、知っていたが、多くいるのは、中国とかだと思っていたので、これは、ただ驚くばかりだった。
だが、少し恐れていることがあった。
それは、減俸、階級下げ、今回の戦闘でDCに超人機を破壊され、海賊まで来た。
市街までの、被害は、免れたが、森林を荒らしてしまった。

685イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 19:36:54 ID:i2fLM3gw
――アスト研究所、受付――
黒の袴に白い胴着の男が受付嬢に指示を伝えている

「――では、皆が期間後は夕食後、休憩を取らせたら訓練用の道場へ向かわせるよう頼む。特にハヤミ少佐は必ず来るように伝えておいてくれ」

指示を伝えた後に受付嬢に頭を下げ待合室へと向かう。

――待合室――
トントントン…ドアを小気味良く叩きノブを回して

「…待たせたな。アスト博士に…河嶋大佐」

応接室に設けられたソファーに腰を掛けて二人の顔を見る

「…さて、早速で申し訳ないが…大佐
超機人を奪われた…この件については適当に騒がせておくとして…」

女性がテーブルにお茶を置いている。その間も河嶋大佐から目を離そうとしない

「元DCのリガシンが現れた事も問題であるが…敵方のパイロットに彼女、弥生君が居たらしい、との知らせが来ている事と…」

アスト博士には鋭い視線を送る

「特にここ最近の彼の振る舞いは、目に余るものがある…と方々から殺到してきている訳だが…処分については私に任せて貰って構わないか?」

と二人に問いかける

686河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/20(日) 20:21:26 ID:AxrwM1gc
>685
「閣下、お久しぶりです」
 立ち上がって出迎える。
 しばらくは議員の仕事が多かったが、伊豆の事件を受けて軍籍に戻った途端にこれなので何とも言い難い。

「……超機人絡みはすでに動いている一派があるからね……事前情報も無かったしこちらとしてはどうしようもないが……

……リガシンと弥生か……」

 うなだれた彼の頭頂部は、先日より白いものが増えた気がする。

「……閣下にお任せしますよ。
 議員の座もこれから進退伺いを出そうかと思っているところです。
 いやはや、甘やかしすぎましたな……」

687イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 20:35:56 ID:i2fLM3gw
>>686
「いや、我々はほんの少し道が違っただけのこと。畏まらないで頂きたい」

>「……閣下にお任せしますよ。――
そう聞いてスッと立ち上がると

「これから道場へ出向き、今回の労いと…ちょっとしたレクリエーションを行おうと思う。河嶋大佐も、どうですかな?」

少々、意地悪そうな笑みを浮かべて河嶋大佐を見る

688河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/20(日) 20:48:43 ID:AxrwM1gc
>>687
「ほんの少し、でしょうね……」

 あの日以来、河嶋の心の片隅にはいつもビアン・ゾルダークがいて道を問い続けている。
 途中の道は違えども、目指したものは同じだった筈の、もはや永遠となった求道者が……

「道場、ですか……仕方がないですな、お付き合いしましょう。
 ま、お手柔らかに願いますよ」
 削り終えたばかりの木刀を取り出した。

689イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 21:05:04 ID:i2fLM3gw
――道場――
集まった全員に(女性は任意)胴着に着替えさせて整列

「今回の件、思う所は多々あると思われるが…まずは礼を言わせて貰いたい
良くやってくれた。」

威風はそのままに頭を下げてゆっくりと顔をあげる

「さて、腹ごなしの稽古の後は祝勝会なのだが…まずはやらなければならない事がある…」

ひと呼吸の後に一声する

「ハヤミ少佐、前へ!」

690ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/20(日) 21:12:02 ID:w9V0JnUs
>>689
「はい、お願いします。」
心中では、ちゃんとした剣道したことないが、ルールぐらいは、理解している。
「稽古付け、感謝します。イサム大佐。」
とにかく、気を抜くな。気を抜いたら、死ぬ。
「やれるだけやってみる。」
そして、木刀を構える。

691イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 21:21:33 ID:i2fLM3gw
>>690
木刀は持たすにユウセイの前に出る、
(ちなみに大佐ではなく大将)

「ハヤミ・ユウセイ。私に打ち込んで見ろ。間合いは任せる」

692河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/20(日) 21:28:03 ID:AxrwM1gc
>>689-691
 それを道場の片隅(インターホンのそば)で見ている。

 竹刀ではなく木刀を持たせるあたりに、本気度の高さを見ていた……わざわざ削った人が何か言えたものでもないが。

693ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/20(日) 21:34:43 ID:w9V0JnUs
「了解です。大将、行きます!」
打ち込むだけなら、やってやるぜ。
ユウセイは、木刀を構え、一気に間合いを、つめて、
「せいやー!」
イサム大将の首元をねらい、打つ。

694 ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 21:47:06 ID:i2fLM3gw
>>693
首元を狙うユウセイ。僅かに木刀が上がるその瞬間、腰を落とし両腕は既に腰の辺りまで落とし拳を作っている

>「せいやー!」

木刀が首元に届くより先の事だった
道場全体が轟音と共に揺るがされユウセイの鳩尾に右腕がめり込んでいる

「チェェストォォォオオオ!!!!!」

そのまま拳を突ききり、メリメリと軋むような感覚と共にユウセイを体ごと壁の向こうまで吹き飛ばすと
遅れて乾いた炸裂音がこだまする

「ハヤミ・ユウセイ…君は本日付で曹長だ。理由は解るな?」

胴着を手早く直して向き直る

「とんだ前座となったな…実は紹介しておきたい人物がいる。来なさい」

695ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/20(日) 21:57:03 ID:w9V0JnUs
寸前に、見事にやられてしまった。
「本日づけで、曹長だ。」
「理由は、わかってます。DCの件と超人機のことですね。新型のASは、返納でよろしいでしょうか?」
DC残党、リガシンを、取り逃がしたのは、大きい。

そして、弥生。

あと少しで、救えたのに。
悔しさが、滲んでくる。

だが、

これで良かったのかもしれない。また、鍛え直すことができるのだから。

最後に、イサム大将に、
「ありがとうございました。」
そういった。

696アカリ ◆Tg./UqnJ52:2012/05/20(日) 21:58:56 ID:UyNImBS6
>>694

「はっ! 失礼いたします!」

声を張り上げて立ち上がったのは、列の最後列に居た、薄茶色の髪の女性。
緊張しているのが手に取る様にわかる表情をしているが、足は辛うじて動いているようだ。
そのままややぎこちない動作で、イサム大将の横に立つ。

「皆さん、初めまして。アカリ・クレマチ伍長です。所属は東北方面軍、PTパイロットです」

そこまで言って、一礼する。
普通ならばここで「よろしくお願いします」等の言葉が入るのだろうが、
今回のアスト研への招聘がどういう意図によって行われたのかがわからないアカリには、
その言葉を継ぐことはできなかった。
ここに招かれたときも何の説明も無かったため、目の前に整列している面々が何の集団なのかもわかっていなかった。

697ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/20(日) 22:05:54 ID:w9V0JnUs
「こちらこそ、初めまして、ハヤミ、ユウセイ曹長です。よろしく。」
この人、俺より二階級下、俺の部下?
まさか、こんな年で、部下など。
でも、

同じ所で、働いてみてぇな。

698河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/20(日) 22:07:01 ID:AxrwM1gc
>>694-695
「……」

 これはもう、ユウセイの技量がどうこうでは無い。
 イサムが圧倒的に強すぎるだけである。

 ちなみに河嶋がやると、その場で激痛に苦しみながらうずくまったりになる。

(ユウセイ、お前にはもう三回りは大きくなって貰わんとな……閣下はそのために、立ちはだかってくれたのだ)

>>696
 そして今一人。
 彼女もまた、海の物とも山の物ともつかないが……

699 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/20(日) 22:12:16 ID:fOtN1zjQ
>>696
「し、しつれいしま〜す」
アカリの挨拶の後に室内入ってきたのは黒いロングの髪を後ろで束ねた気弱そうな女性だ

「わ、私はた、武田姫といいます
階級は中佐です。試験艦 甲斐の艦長です!み、みなさんとはこれからいろいろとご縁があるとおもいます!よろしくお願いします!」

深々とお辞儀する
階級は中佐というがその声からは階級に見合った威厳などはかけらも感じなかった

700ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/20(日) 22:53:03 ID:w9V0JnUs
「あっ、自分はハヤミユウセイ曹長です。乗船することがあったら。よろしくお願いします。」
もう一人来た。威厳は、感じられない。
ユウセイにとってはとても、好印象だ。

701イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 22:53:33 ID:i2fLM3gw
>>696
怪訝そうな表情のアカリと実情を知っている姫

「今回、彼女達を紹介したのは他でもない。DCの残党達が勢力の巻き返しを図っているらしいと言うことが先の戦闘で解った。
本来ならば正規軍全軍でもって連携する必要があるが欧州支部は宇宙海賊の対応に追われている事と、
頑なにDCは既に存在しないの一点張りと来ている」

実際は欧州支部のハラなど解っていた
リガシンはSKとの確執があるとは言え賢い男…
あくまでも水面下で、暗黙の上でさえあるのだが
仮に彼等が遭遇しても、のらりくらりとやり過ごし、公には宇宙海賊のせいであると主張すれば今の連邦では通ってしまうのだ

この対応が火に油を注いでいるに過ぎないと言うのに

「しかし先立って彼等がDCであると証明され、あまつさえ出し抜かれたと言う事実は看過する訳にも行かない
…しかし、彼等を追い掛ける有効な手段に欠けていると言う事もまた事実…」

レイナの方に視線を向け

「我々は、そこに居る民間人であるレイナ・カーマイン嬢と提携し、相談役にも成って貰っている訳だが…」

レイナの前にすっ…と歩み寄り、前に出る

「恥ずかしながら申し上げる。DC調査部隊編成に置ける中核として協力を願い出たい。
本来なら君も彼女達と…そこの河嶋大佐には正式な書類を送った上しかる後に同意を得るべきであるが…
口もはばかる理由があり、直前での依頼になった事をお詫びする。
どうか、この儀、賛同して貰えないだろうか?」

702アカリ ◆Tg./UqnJ52:2012/05/20(日) 23:11:28 ID:UyNImBS6
>>701

彼の話をかみ砕くと、つまりは自分は、ここにいる人たちと共にDC残党軍を追うことになる、ということ。
正規軍全体で当たれないとなると、前大戦でもそうしたように、少数精鋭で事に当たるということになるのだろうが……。

(えっ、もしかしてここに居る人たち、みんなその少数精鋭ってこと?
 そこに連れてこられたってことは、つまり、えっ、私がこの中に?)

事は思った以上に重大らしい。
無論、そんな精鋭部隊に、自分の様なパンピーに毛の生えた程度のPTパイロットが配属されるとは思えない。
と、すれば、これは一体何なのだろうか? とりあえずの頭数揃え? 新技術のためのモルモット?
ここに来る前に受けた、あの奇妙な身体検査も意味不明のままだし……。

(だ、誰か説明して〜!)

クエスチョンマークで埋め尽くされる頭に、アカリはいっぱいいっぱいだった。

>>697
そんな感じで混乱している今のアカリには、彼の言葉は耳に入らなかったようだった。

703レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/20(日) 23:15:58 ID:kFIAjIuw
>>699
【「わ、私はた、武田姫といいます
階級は中佐です。試験艦 甲斐の艦長です!み、みなさんとはこれからいろいろとご縁があるとおもいます!よろしくお願いします!」】
「へぇ。あなたが艦長なのね?」
どことなくというか、かなりガチガチで弱気な武田中佐。それはもう先に紹介があったアカリ伍長よりも場馴れしていない様に見えた。
信じられない。と言いたげな風に、真逆の存在。自信に溢れた強気っ娘の最先端の様な赤ツインテールの少女は声を掛けた。
ちなみに、黒のドレス姿。剣道具の着用は当然に断ってやった。
「あなた。もっと威厳を持った方が良いわ。そんな気持ちじゃシモジモの士気が上がらないものよ?」
ビシッと武田中佐を指差した。
気の弱そうな彼女ならそれだけで悲鳴を上げてしまうのでは無いかと少々心配になってくる。
初対面のしかも女性相手にすら、相変わらずズケズケと言いたい事をはっきり言うレイナであった。

>>701
【「我々は、そこに居る民間人であるレイナ・カーマイン嬢と提携し、相談役にも成って貰っている訳だが…」
「ただの気紛れよ。それにイサム。あなたと言う人間は信用に値するからね」
大変偉そうに腕を組んでいる。
しかも先程、ユウセイ元少佐殿を場外に吹き飛ばしたとんでも体術をやってのけた恐怖の極東司令官を当然の様に呼び捨て。
不遜ここに極めり。といった感じであろうか。
【「恥ずかしながら申し上げる。DC調査部隊編成に置ける中核として協力を願い出たい。
本来なら君も彼女達と…そこの河嶋大佐には正式な書類を送った上しかる後に同意を得るべきであるが…
口もはばかる理由があり、直前での依頼になった事をお詫びする。
どうか、この儀、賛同して貰えないだろうか?」】
「……あなたがそう言って来るのは私には解っていたわ。あの残党共は私も個人的に気に入らなくてね。……うん、良いわよ。レイナ・カーマインとその雄大な闇の眷属はしばらくの間、イサム。あくまでも盟友であるあなたの頼みという事で協力を誓うわ」
それを聞いたレイナはほぼノータイムで答えを決めていた。すぐに、イサム司令の願いを聞き入れた。
だが、あくまで軍に完全に隷属する訳では無い。これだけは絶対に譲らないつもりでは有るし、そうはさせない。

704元春 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/20(日) 23:32:11 ID:fOtN1zjQ
>>701
「へ〜そんな部隊の話は聞いたことあるけどな〜
そんなのの隊員になれるなんてまた1歩出世の道が開けたぜ!」

元春は嬉しそうな表情を浮かべた
彼が嬉しそうなのはもちろん……

>>697
「ふふふ、ユウセイ曹長く〜ん
これからも仲良くしようぜ
曹長く〜ん」

ことさら曹長を強調している

>>696
「俺は小早川元春っていうんだ
階級は少尉だけど、細かいことは気にすんな
仲良く楽しくいこうぜ!」

アカリににこやかに挨拶

705イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 23:37:53 ID:i2fLM3gw
>>703
「その真摯さにはいつも頭が下がるな、恩に着る。そして私からも約束しよう
決着が着き次第、軍には指一本触れさせんと。この剣にかけてな」

腰に差してある日本刀を取り出して鞘の部分を持ち水平を保ちレイナに見せる

>>702
「すまない。急な話なのは承知している故、今すぐに、とは言えない
断ったとして、この研究所に配属される事については決まっている事だ。安心して欲しい」

706元春 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/20(日) 23:45:45 ID:fOtN1zjQ
>>700
「は、はい!
曹長さんなんですね。
これからよろしくお願いしますね」

ユウセイにはにこりと挨拶を返す

>>703
「い、威厳ですかっ!」

いきなりの指摘に驚いている

「これから徐々にできるだけ見つけれるように頑張ります!」

彼女はレイナに対して敬礼を返した

707 ◆zv577ZusFQ:2012/05/20(日) 23:50:04 ID:kFIAjIuw
>>705
【「その真摯さにはいつも頭が下がるな、恩に着る。そして私からも約束しよう
決着が着き次第、軍には指一本触れさせんと。この剣にかけてな」】
「くくく。この剣にかけてか。その歳で騎士道……んいや、武士道…?を語るなんて。あまり無理をしない様にね」
と、周りの者が思わずヒヤヒヤする様な無礼な話を繰り広げるレイナとイサム司令。

708河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/20(日) 23:50:54 ID:AxrwM1gc
>>699,703
 対象的な二人の女性を見比べる。
 ここにいるメンバーで実働部隊を編成するなら、艦長である武田中佐がリーダーでなければならないのが建て前。
 ただし、実質的にはレイナ嬢が圧倒的なカリスマと押しの強さで実権を握るのは明白。

 河嶋個人としてはそれはそれで面白いのだが、参謀官としては民間人に勝手されても困る。

>>701
 名前があがったところで壁から離れる。

「連邦軍極東支部参謀官、河嶋籐十郎大佐だ。
 諸君等は私の管轄下に入る、という事になるだろう。
 正式な辞令が発布されるのは後日になるが、諸君等はこれから一つのチームとして戦って行く事になる」

 ここで言葉を切り、

「まあ、私が艦に乗り込んで直接命令を下す事はまず無いがな。
 それと、もう一名」

 指を鳴らすと入ってきたのはエレミーラ・タイデグリー中尉。
「何人かは既に知っているはずだが、彼女が他の部隊との折衝や事務レベルの補佐をしてくれる」
「エレミーラ・タイデグリーです。皆さん、よろしく」
 紹介されたレミーが皆に敬礼する。

 ちなみに、レイナの後ろでメグは目を丸くしっぱなし。

709イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/20(日) 23:52:17 ID:i2fLM3gw
>>704
楽しそうにしている元春を見る

「君は…吉川元春…少尉だったかな?前に出たまえ」

今度は自身も木刀を持ち蜻蛉に構える

「好きに打ち込んで構わん。それとも、こちらから参ろうか?」

710アカリ ◆Tg./UqnJ52:2012/05/20(日) 23:56:07 ID:UyNImBS6
>>705
「へっ? あっ、えっと」

いきなりのイサム大将の言葉に、アカリは完全に虚を突かれる。
彼の言葉は、断っても良い、というふうに聞こえた。
おかしな話だ。軍のお偉方ならば、頼む様な真似はしないで、辞令を出せば済むことではないか。
そうすれば、一介の下士官である自分は否応なくその部隊へと配属される。
しかし、彼はそれをしなかった。不可思議きわまりないが、そうすることが出来ない事情がある、とも考えられる。
そういえば、彼は先ほど欧州支部に不穏な動きがあるようなことをほのめかしていた。その関係とすれば、一応の辻褄は合う。
大将というとんでもなく上の人物に、そうまでさせる「何か」……問題は根深いのかもしれない。

「……わかり、ました。部隊への配属、微力ながら引き受けさせていただきます」

自分の考えに自信はないが……これも何かの縁だろう。
バッと敬礼しながら、アカリはそんなことを考えていた。

>>704
「はっ、小早川少尉殿! これからお世話になります!」

大将に了承の意を伝えた後、アカリは元春に対してそんな返礼をしていた。
やってから、向こうがフレンドリーにしてきたのに……やってしまったか? という不安が押し寄せてきていた。

711ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/20(日) 23:58:35 ID:hXDgb1Ac
(なんで俺までここにいるんだ・・・)
ヒツギは正規軍人ではない、立場もレイナのように高いわけでもない、あくまでも民間企業受けのテストパイロットどまりの立場だ。
つまりヒツギは超場違い、大将直々の御前で立っているというこの状況に異常性を感じても仕方が無いだろう

先ほどイサム局長がユウセイに対して放ったのは剛拳だったが、拳の突きの威力だけで吹き飛ばしたのではない。
あれはユウセイが一撃を入れるために行った「体を前に出す踏み込み」によって起こる重心のズレに重ねたのだ

そのタイミングで間合いの深いところへと半歩踏み入れ、浮いた体の中心へと腕に捻りを加えず叩き付けた
捻りを加えたら拳に貫通力が生まれてしまいユウセイの体に致命的なダメージを与えてしまう、そこで捻りを加えないシンプルな叩くという動作で吹き飛ばしたのだろう。
パワーも去ることながら間合いの中に入り込む瞬発力と木刀の太刀筋を見切った慧眼
恐らくは達人、ヒツギの中にある最強の人物・・・祖父の拳とも十分に渡り合える技術だった

(滅茶苦茶なくらい強い・・・!!)

そしてそれと同じくらいレイナの言動にも驚いていた。
お嬢様とは言ったがこれは勝気で済むような領域ではない、交渉術の一つと見るべき口回しだ
こういったものは舐められることそのものが負けに近い、そこである程度高圧的な言動を取ったのだろう。
局長もそういった物になれているのか対応が涼しい、なんともいえない大人の世界(?)だった

712河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/21(月) 00:07:51 ID:UP2gZV7Q
>>711
 そんな少年に声を掛ける。

「ヒツギ・ハヤセ君だね。
 どうだい、一つ君も打ち込んできたまえ」

 ハヤセと言う拳士に聞き覚えがあった。
 彼に縁のある若者なら、叩けば伸びるように叩いてやらねばならない。

 それに、ユウセイには秘剣を今一度見せ、今後弥生が彼に振るうであろうこれを破って貰わねばならない。

713レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/21(月) 00:11:17 ID:np/ALzIU
>>711
やはり怪訝そうな表情のヒツギ、まあ当然か
「ヒツギ、レイナがああ言う以上は無関係じゃなくなってるぜ?」

どうも反応が鈍い。その視線はイサム局長を見て固唾を飲んでいる

「お前も手合わせしたらどうだ?獲物は好きにしても良いだろうし」

そう言ってヒツギの背中をはたく

714元春 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/21(月) 00:31:15 ID:tF0j7Gog
>>710
「しっかり頼むぜ。伍長
ここにはやっかいな少佐もとい曹長がいるからな
貧乏くじはもう勘弁だ」

>>709
「ほんっとその間違いにはあきあきだぜ…………いえ、あきあきです。大将」

さすがに大将相手には言い直す

「自分がですか……?自分はあまり剣術の心得というものはありませんよ?せいぜい訓練でかじった程度ですよ?」

疑問を口にしながらも構える構えは大上段
素人にしては様になっている

「自分は小早川元春です
けっして吉川元春でも小早川隆景でもありません」

やれやれといった様子で踏み込み、上段から竹刀を降る

715アカリ ◆Tg./UqnJ52:2012/05/21(月) 00:55:04 ID:N2kO5lWk
>>714
少佐もとい曹長とは、さきほど殴り飛ばされた男のことだろう。
アン○ニオ猪木のやる闘魂注入のようなものに見えたが……一体何のヘマをやらかしたのやら。
それはともかく、この小早川という少尉もこの部隊の一員なのであれば、当然平凡以上の何かを持つ士官だということになる。
機体か、経歴か、技術か……今はまだ、それを読み取れる何かはない。

「自分も自分を貧乏くじだとは思いたくありません。
 少尉殿のお助けになれるよう、努力を欠かさぬ様にします」

一般兵の自分と量産型ゲシュペンストで一体何ができると言うのだ……という本音は伏せて、
アカリはそんな、どこか事務的な返答をした。

716イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/21(月) 01:01:28 ID:np/ALzIU
>>714
その訓練で見せた剣筋こそ、実はこの研究所に呼ばれた理由なのだが

元春の踏み込みに合わせて半歩下がり紙一重でイサムの額を通り過ぎると
いつの間にか元春の首元には既に木刀が添えられていた。

(…ふむぅ筋は確かに悪くない…しかし『あの時』の一撃には随分と…)

「小早川少尉。私とは流儀は異なるが近々、剣匠を君に付ける事になる
ある機体のテストを行って貰いたい」

>>710
元春の会話の直ぐ後

「決断が早いな。戦場に置いては大事な事だ。その決断に礼を言わせて貰う有り難う
疑問に思うかも知れないが…その件はアスト博士にお願いしようか」

小学生と見間違えるような白衣に着られている少女がアカリを見上げる

アスト「はーい。貴方はインパルス…神経伝達の認識速度の高さ、つまり確認から反応の時間が物凄く短く済むのね。
そこで将来的に腕利きのPT乗りに…と言うか別にPTに限らず、運動や操縦に関わる物への適性が高いの
本当は平和維持法に乗っ取って相応とされる機体で武装したテロリストなどに対応するんだけど、火力以外で他に出来ることはより早い火気管制が必要なのね」

つらつらとしゃべりアカリの目をのぞき込む

「そこで、貴女の操縦データを解析させて貰う事で優秀なOSを作りたかったの」

717アカリ ◆Tg./UqnJ52:2012/05/21(月) 01:20:48 ID:N2kO5lWk
>>716
つまりは自分の反射速度が異常に速く、そのデータはOSの開発に有用だから、データ採取のための被研体になれ、ということらしい。
確かに時折、ひどく機体の挙動が重く感じることがあったが……それはパイロットならば誰にでもなる現象だったのではないのか?
少なくとも今までアカリはそう思っていたが、この幼女に片足突っ込んでいるような博士の言動からすると、それは違うらしい。

「えっと、博士? それって本気で言っているんですか?
 確かに機体がすごく重く感じるときがあったりしますけど、それってパイロットなら誰にだってある経験だとばっかり……。
 い、いやでも、私の機体、量産型ゲシュペンストですよ? もう旧式も良いところの機体なんですよ?
 重く感じて当然なんじゃないですか?」

嘘か真か、いまだ判別の付かないアカリは、半ば詰め寄るようにアスト博士に質問攻めを仕掛ける。

718元春 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/21(月) 01:29:28 ID:tF0j7Gog
>>716
当てるつもりで振り抜いた
この人からは雲の上の上官だろうとも手を抜いてはいけないという雰囲気が感じられた

「嘘……だろ」

木刀がイサム大将をすり抜けた
いや、正しくはすり抜けたように感じらた
紙一重でよけたことで打ち込んだ本人にだけの錯覚だ

反撃がくる、そう思ったときには元春は負けていた
首に感じる嫌な木刀の気配がいやがおうにもそれを感じさせていた

「了解であります……
いまとは別の機体、その適正をみるための審査というわけですか」

なんとなく納得がいったという顔をみせる

「俺に目をつけるとはいい審美眼ですね。大将」

大将への言い方が完全に飲み屋の大将と同列になっている
すぐに調子に乗る

>>715
「言い方が硬いぜ、アカリはよぉ
これからは仲間なんだしさぁ
もっとフランクにいこうぜ、な!」

元春は初対面なのに慣れなれしすぎる

719 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/21(月) 01:37:32 ID:tF0j7Gog
一方、姫は……

ユウセイがぶっ飛ばされていたあたりから隅で固くなり震えていた
元春は大爆笑していたが……

(え、え、なんであの人
殴られたうえに少佐から曹長に落ちちゃったのぉ)

心の中で悲鳴をあげる

(ああ、ジュネーブのオフィスが懐かしい
どうして、私がこんなところに……いいえ、こんなことで怯えちゃダメ!私も艦長さんなんだからしっかりしないとダメ!)

怖がったり、落ち込んだり、奮起したりと心の中の葛藤が全部顔に出ている

元春「この人が艦長で大丈夫かホント」

わざと聞こえるようにいう
その声を聞いた姫がより縮こまってしまったのは言うまでもない

720ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/21(月) 01:53:05 ID:s5UewN9g
>>713
>「ヒツギ、レイナがああ言う以上は無関係じゃなくなってるぜ?」
「DCや海賊と戦う為に協力するっていうのには俺も賛成だぜ。
 それをレイナが決めたっていうのなら勿論手を貸す、そーいう契約済みだしな」
確かにヒツギがテストパイロットをやっていくことに対しカーマインからの言葉が後押ししたのは事実だ。
しかしヒツギは感づいているかもしれないがその事実を知っているとは思えない
つまりこの言葉はそれらの事情を抜きにしたものとみて間違いないだろう

>「お前も手合わせしたらどうだ?獲物は好きにしても良いだろうし」
「稽古を付けていただく・・・か、是非お願いしたいかも」
流れる血か性格か、強者との組み手と聞いて何か疼くものがあったらしい。

「獲物?拳士の武器は四肢五体だぜ」
ぐっと右の手を握ってこぶしを作る、幼少から鍛えられた拳は程よく殴打ための形に変形していた。
だが筆頭すべきはそこではなく、力を込めた際に見えた指1本1本の力強さだろうか

>>712
>「ヒツギ・ハヤセ君だね。どうだい、一つ君も打ち込んできたまえ」
「え、俺ですか?」
突如横から語りかけてきたのは局長と同じく背広姿の男。
確か今は予備役で政治家をしており、階級は大佐だというお話だが・・・

拳を学んだことがあるヒツギにはその立ち姿からすぐに実力が分かった。
まず直立の状態でぶれないという点、そして脇が締まっていながらも肩に力がかかっていない
脇を締めるという動作を一般人がやると肩があがりやすい、文字通り肩と脇で締めてしまうからだ。
修練を積んだものは脇を締める場合もっと下で締める
つまりこの人もかなりの実力者ということになる・・・が、注意深くみていたからこそヒツギにはすぐに分かった

「稽古のお誘いありがとうございます。ですが・・・俺なんなよりもふさわしい相手が居ると思います」
心ここにあらず、その目も心もユウセイへと向かっている、最初から相手が決まっているような物だ
深く礼をしてから自らが感じたことを素直に伝えた

721レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/21(月) 05:52:13 ID:yCgxJE1c
>>706
【「これから徐々にできるだけ見つけれるように頑張ります!」】

「それなら、なるべく早く頼むわよ。なんたって艦長というものは皆の命を預かるのだからね」

レイナも決して嫌がらせ目的で武田中佐をイビりに来た訳では無いのだ。
真剣にこういう事を言うとレイナらしく無いので恥ずかしくて言わないが、ヒツギやレオンハルト、いや皆に無事で生き抜いて欲しいだけなのだ。

「この私、レイナ・カーマインもしばらくはあなた達の艦に厄介になるわ。実戦であなたの真の指揮能力をしっかり見させて貰うわ、ヒメ?」

まぁ全ては武田中佐の仕事ぶりを見てからだ。全くそう見えないが、実は士官学校を主席で出た凄い女性なのかもしれない。ひそかにレイナは期待していた。
そして、艦長だろうともやはり名前を呼び捨てにする様だ。一応、名字では無く下の名前を呼ぶのはレイナなりの友愛の証という事で受け取って貰いたい。


>>716
【アスト「はーい。貴方はインパルス…神経伝達の認識速度の高さ、つまり確認から反応の時間が物凄く短く済むのね。】
「……!?」

アスト博士と新人パイロットのアカリが会話している内容に、何か気になったところが有ったのだろうかあのレイナが珍しく驚いて目をぱちくりさせている。

「ねぇアスト叔母様、ソレは本当?あの娘がそうなの?」

なんか……顔馴染みらしい。
どうやらレイナお嬢様はアカリの持つと言う所謂、超反射に興味を惹かれたらしい。
理由としては、彼女の予知能力との相性だった。
レイナは戦闘中でも未来を読み回避や攻撃にも利用するのだが、いかんせん超極近未来の危険を回避するには感知から動くまでがスムーズに行かない事が有る。
見えているのだが、反応出来ない状態。
もしアカリの超速度の反射能力を持ち合わせたなら……と、考えてしまった様だ。


>>717
【「えっと、博士? それって本気で言っているんですか?
 確かに機体がすごく重く感じるときがあったりしますけど、それってパイロットなら誰にだってある経験だとばっかり……。
 い、いやでも、私の機体、量産型ゲシュペンストですよ? もう旧式も良いところの機体なんですよ?
 重く感じて当然なんじゃないですか?」】
「…くっくっく。あなたが4444年前に神の怒りにより二つに裂かれてしまった私の愛しき半身だったのね?……さぁダークフュージョンしましょう、アカリ!」

当然、お互いに全くの初対面。であるはずなのに何が愛しいか。
突然、この場違いな赤いツインテールのお嬢様が乱入して来てそれまた容姿に相応しく無い不気味な事を言い出すのだ。警戒心を持たれても仕方がない。
しかしいつもこうなんですアカリさん。彼女はいたって平常運転です。

722ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/21(月) 07:54:49 ID:uVq6vV4A
>>705「イサム大将、俺もやります。借りを返したいんです。」
DC残党に借りはいくつもある

>>719
「その点については、もう触れないでくれ。武田中佐。」
自分は、いきなり、少佐に持ってこられて、よく分からず、戦い。
挙げ句の果てには
投げ飛ばされて、デッド エンド

「俺の人生は。どうなんだよ。」
ユウセイの心は、揺らいでいた。

「そして、元春少尉。あんまり、勘弁してください。男には触れられたくない事があるのです。」

元春は、おちょくる事があるが、何とかやるしかないな。

「あの女、ゲシュちゃんは、ポンコツだとな?正しいが。」
実際、ユウセイは、ゲシュちゃんに何も改造しなければ、ポンコツだと思っている、しかし、

ジェットアバカーだけは、惚れ惚れしていた。

723シュート  ◆6d930KmJ9g:2012/05/21(月) 17:14:21 ID:zcTQ/2cM
【ある小さな孤島の浜辺】

周りには目立つものは何もなく、人の気配はなかった。
いや、一応一人いた。
砂浜の岩に腰掛けて空を見上げる目の濁った男が一人。

「…、これが地球の空かぁ〜。
空と言う物は、始めてみるなぁ〜。」

そう呟くと、立ち上がり、すぐ近くの洞窟に入る。

コッコッコッと、足音が響く。
しばらく歩くと、大きな宇宙船が泊まっていた。

「お〜い、まだか〜い?」

コックピットを開き、誰もいない筈の場所に声を掛ける。

「…、まだ修理し終わってないか。
速く終わんねぇかねぇ〜、一人じゃ心細いんすよぉ〜、シュートさんは案外
小心者ですからねぇ〜。」

そう言うと、コックピットから降りる。

「ハァ〜あ、いくら俺の生い立ち聞かれたくなかったからって
やっぱりあの時に一緒に行くべきだったかな〜。」

後悔したように呟く。

「ま、いっか、何れあの道化師の同類が俺を追ってくればまた会えるだろうし。(あくまで勘です)
それに次に会ったらぶっ殺すし。」

バシッと腕を叩く。

「ま、その内またあの道化師と同類が追ってくるだろ。
もうあんな奴らと同じ所に戻りたくねぇけどな。」

そう言って、洞窟から出る。

「ん〜、風が気持ちいいねぇ。」

724アスト ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/21(月) 20:18:28 ID:np/ALzIU
>>717>>721
アカリへの説明に混ざったのはレイナだった

「あれ?レイナちゃん?大きくなったね〜…積もる話もあるけど
説明をしちゃうね」

二人に挟まれながら続ける

「こほん…確かにアナタに支給されているゲシュペンストは既に一線を退きつつあるけど、それでも機体の方のレスポンスが遅れる程になるには、それこそトップエースと呼ばれる程の極一部にしか見られないわね。
ハガネ・ヒリュウ隊でもブランシュタインのあの二人と、あとはラトちゃんくらいじゃないかしら?」

725河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/21(月) 20:31:38 ID:UP2gZV7Q
>>720
 普通に見れば何の変哲もない中段の構えだが、少しでも心得のある者が相対すればその隙の無さや威圧感などから彼の手並みが分かるというものである。

「彼は一度受けているからね。
 岡目八目とも言うし、第三者の目で見る事でも破り方を編み出して貰いたいんだ。

 だいたいだね、これ以上彼を死にそうな目に遭わせるのはさすがに遣りすぎだろう」

 つまり、殺す気でかかるのかい。

「それに、ハヤセの血族なら相手にとって不足はない。
 我が八島神道流は鹿島神宮から剣訣を授かり「カシマってタケミカヅチのっ!?」って何だね君はっ!?」

 不意をメグに詰め寄られ、達人と言えどもビックリ。
 見かねたレミーが引き剥がすまでエラい勢いでまくしたてられた。

726元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/05/21(月) 20:50:46 ID:81v7J9Ig
道場に他の方々と共に集まった元鳳は周囲の人間達を軽く観察していた。
中でもひときわ眼を引いたのはやはりレイナ・カーマインだった。
「安芸の民を照らす光」を目指す毛利と異なり「闇」を好んでいると聞いてはいたが、どうもそれだけで推し量れるような裁量ではない。
むしろ何かこちらにも通ずるものを持っている、と感じた。
他の方々も文字通り即戦力になるような猛者揃い・・・己を鍛えるのにこれ程、好都合な場所もない。
そう思っていると、男性がゆっくり姿を現したる
>>689
入って来た男性に対して抱いた印象は強い・・・と言う事であった。
鋼・・・とでも言うべきだろうか、強い信念を感じられる佇まいは、剣士たる元鳳には好印象だった。
「今回の件、思うところは多々あると思われるが・・・まずは礼を言わせて貰いたい。
よくやってくれた」
(剣士としての礼も忘れない・・・成程、武人だ)
元鳳は元より剣に精通している身の上である。眼の前の男が恐らく、今の自分より格上である事は容易に見て取れた。
「さて、腹ごなしの稽古の後は祝勝会なのだが・・・まずはやらなければならない事がある・・・。」
呼び出されたのは、ユウセイ・・・先の戦いで敵将に一撃を与える為の活路を開いてくれた1人だ。
結果は・・・イサムの勝利に終わった。
(やはり、強い・・・それも技術的な面のみでなく、精神面も)
見事な後の先・・・と言うべきか。その技量は素直に称賛してもおかしくないものだった。
その当の本人は佇まいを直すと向き直った。
「とんだ前座となったな・・・実は紹介しておきたい人物がいる、来なさい。」
>>696
「皆さん、初めまして。アカリ・クレマチ伍長です。所属は東北方面軍・PTパイロットです。」
その名乗りに対し、元鳳は佇まいを直す。
「毛利元鳳・・・初対面ではあるがこれから背を預け合うのだから元鳳で良い。以後よろしくお頼み申す、クレマチ殿。」
そう言って元鳳は右手を前に出した。

727元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/05/21(月) 21:00:20 ID:81v7J9Ig
>>705
「是非もないな。よろしく頼み申す。」
端的に、だが手早く答える。
事実、あんな連中を野放しにしていたら安芸の民の悲鳴がまた別の場所で数多く繰り返される事になるだろう。
「あのような悲鳴を繰り返してなるものか・・・。」
何の咎もなく、罪もなく・・・ただ理不尽に奪われる。
元鳳は聞いたのだ。安芸の民のすすり泣く声を、その涙を。
だから思う。繰り返させてなるものか、と・・・!!

728 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/21(月) 21:06:52 ID:tF0j7Gog
>>727
「直接挨拶はまだだったな
さっきは手伝ってくれてありがとう
改めて自己紹介だ
俺は小早川元春。よろしくな!毛利元鳳!」

元春は元鳳に何気なくあいさつする

729ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/21(月) 21:09:30 ID:s5UewN9g
>>725
>「彼は一度受けているからね。
> 岡目八目とも言うし、第三者の目で見る事でも破り方を編み出して貰いたいんだ。
> だいたいだね、これ以上彼を死にそうな目に遭わせるのはさすがに遣りすぎだろう」

>「それに、ハヤセの血族なら相手にとって不足はない。
> 我が八島神道流は鹿島神宮から剣訣を授かり「カシマってタケミカヅチのっ!?」って何だね君はっ!?」

「・・・分かりました、そこまで仰って頂いた手前無碍には出来ません、宜しくお願いします」
顔には出してこそ居ないがヒツギは不機嫌になった。
淡々と礼をこなすと道場の真ん中に向かい、間合いをあけて立つ

リスペクトの概念は当然持つが、纏う気の主成分は威だ
・・・河嶋大佐はヒツギ・ハヤセの"何か"に火をつけてしまったのだ

730メグ ◆E8ckRIIdug:2012/05/21(月) 21:12:53 ID:UP2gZV7Q
>>726-727
 そんな元鳳の決意を余所に、話しかける少女が一人。

「あ、あのっ、毛利元鳳さんですね?“火流羅”って超機人のパイロットの……
 わたし、マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと言います。京都大学で超機人を研究してるんで、是非お話を聞かせて下さい!」
 それはもうキラキラとした瞳で、身長差の分若干上目使いで。

731河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/21(月) 21:45:39 ID:UP2gZV7Q
>>729
(少し、遣りすぎたか)

 何か知っているようだが表には出さず、一礼してから改めて中段に構える。

 切っ先が多少揺れるが、そんな誘いには乗らぬと見たか、ピタと止まり、

 その切っ先が視界から消えた。

 種を明かせば河嶋がその場で時計回りに回転し、一瞬背中を見せる、それだけの事である。
 だが、背中と言う絶対の隙を見せられた側もまた反射的に攻めに移行しようとし、やはり隙を生じる、そしてその隙を突くと言う、武芸の本道から外れた邪剣である。
 そして、その一瞬に視界から消えた木刀は、再びヒツギの視界に現れた時、彼の目線と同じかやや上の高さにあった。

 手加減無く、愛娘が彼らに向けるであろう殺意を込めた渾身の一撃。
 今すぐは破れずとも、何時かは破られねばならない、邪道とは言え悲しき秘剣であった……

732 ◆Tg./UqnJ52:2012/05/21(月) 22:01:52 ID:N2kO5lWk
>>724
ブランシュタインの二人とはライディース・F・ブランシュタインとエルザム・V・ブランシュタイン、
ラトちゃんというのは、「スクール」のラトゥーニ・スゥボータのことか。どれもDC戦争及びL5戦役で活躍したエースパイロットではないか。
正直、話を盛りすぎではないかとも思ったが、大将から信を得ている研究機関の博士が、デタラメを言うとも思えない。
では本当に……?

「そ、そうなんですか……」

大きな驚きと不安と、ほんのちょっとの誇らしさが、アカリの胸に宿った。

>>718 >>726
アスト博士の話を聞き終えたアカリは、元鳳と元春の二人に向き直り、

「はい。新米ゆえ、至らぬ所が多々あるとは思いますが、これからよろしくお願いします。
 元鳳さん、元春さん」

バッと敬礼をし、元鳳からさしのべられた右手をしっかりと握る。
元鳳は物静かで深い知性を感じる人物、対し、元春はムードメーカー的な明るさを持っている。
前の職場には居なかったタイプの人たちだ。他の人たちもそうなんだろうか?
そう考えると、何か、学校などで新しいクラスに配属された時の様な、期待感に満ちあふれた気分になった。

>>721
と、新しいタイプの人に会うのに期待感を持ったアカリであったが、いきなり話しかけてきたレイナの容姿と言動に、
その期待感は石を投げつけられたガラスのように粉砕されてしまった。

「え、ええ……? 4444年前……?」

4444年前とはいつのことだ? 紀元前2400年あたりのことか? 何があった時代だっただろうか……?
……いや、少し待とう。このお嬢様の服装や言動を見るに、おそらく彼女は、いわゆるところの「厨二病患者」というやつではないのか?
だとすると、この突飛な言動にも説明がつく。
しかも、4444年前とは、また特徴的な数字の並びだ。見た目は外国人のようでも、中身は日本人的な厨二病患者らしい。

「ざ、残念ですけど、それはできません。私は最後まで、私という〝個〟で居たいのです」

彼女の「病気」に合わせて、アドリブでこんなことを言ったが、これで大丈夫なのだろうか……?

733ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/21(月) 22:12:01 ID:uVq6vV4A
「河嶋大佐、相変わらず、大人げ、いや全力だな。」
この人も、イサム大将と、同じく、武道派である。
「見ているだけで、怖い。可哀想、ヒツギさん」
まぁ、ヒツギさんも武道派だから、大丈夫か。
「完全に、毛利家にもってかれたな。話すタイミング。」
だが、あの二人、どっちが、ぶっ飛ぶかな?

734ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/21(月) 22:32:36 ID:s5UewN9g
>>731
一報のヒツギは腰を低く落として親指を内側に他四指を真っ直ぐに伸ばした中段の手刀受けに近い形。
左側に背を向けて右側を前面とする横向きの立ち姿だが、少し違うところといえば足を肩幅よりも少し大きく開いて居るということか

足を大きく開くという行為は機動力を重視した足捌き、相手が刀だと分かっている以上懐に入り込む速さを取るのは至極当然の形だった
この時点でヒツギの実力と勝負にかける真剣さが受け取れるはずだ。
だが彼は何も語らない、河嶋がその瞳に必殺の気を出しているのと同様にヒツギもまた必殺の意志を見せている。

河嶋の回転するという異形の剣技。
その目論見どおりヒツギは前に出した左の足で、大きく河嶋の右側に踏み込む。
刀の間合いと拳の間合いはほぼ同じと言われ、徒手空拳が刀に勝ることそれは腕を振る必要が無いという一点に尽きた
必殺の間合いが異なるのだ、腕から先に生える刃がそうであるか手足そのものかの違いだけ・・・しかしそれこそが決定的な差である
大きく右にずれられると相手の右側を打つ、つまりは左側から刃を伸ばす純の形では自身の右腕そのものが邪魔になるのだ

時計回りに回るという攻撃は即ちヒツギからしてみたら右から刀が飛んで来る、通常の胴もしくは横なぎと同じだ。
大きく右側に踏み込んだヒツギは刀ベストポイントである中心からずれる
ヒツギ自身も河嶋の基点となる右腕をふさぐように前腕を置いた、刀への対処を完全に学んでいるものの動きだ、そこに淀みは一切無い

「――― セイッ!!」
そして相手の動きと踏み込み足とは逆の腕で突く逆突き、カウンター攻撃によく使用される拳の出し方
握りは正拳でも逆拳でもなく、人差し指だけを真っ直ぐに伸ばした『一本貫手』
喉や目、脇腹や脇の下などの脆い部位に突き刺すことを前提としたものであり、自分にも相手にも危険性が高く今では教える場所は殆ど存在しない。
何よりも驚くべきはその突き出しの切れ味
ヒツギの祖父『コウゼン・ハヤセ』の貫手は突き出しと引き戻しの速度から驚異的な切れ味を生み出していた。
体のこなし、踏み込みの速さ、拳の出し
その全ては祖父そっくりであったが・・・絶対的な『実力』こそが欠けていた。

河嶋の喉を下から狙った右の『一本貫手』は思いもよらない方法で外した
回転によって河嶋の位置が少しずれたのだ、これによりヒツギの右側への踏み込みも効果を無くす。
押さえに回っていたはずの左腕が間に合わず寸前のところで頭部に直撃を食らってしまったのだ
体を頭から吹き飛ばされそうになる一撃に対し、ギリギリ踏みとどまるヒツギだったがこの勝負は誰が見ても負け。

素人目では分からないこの電光石火の攻防は、文字通り一瞬で決着がついた

735レミー ◆E8ckRIIdug:2012/05/21(月) 22:33:47 ID:UP2gZV7Q
>>728
 不運にも、“それ”に気付いてしまった女がここに一人。

 表には出さないが一瞬吹き出しそうになっていた。

736河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/21(月) 22:57:28 ID:UP2gZV7Q
>>734
「無手で剣と戦う為の、必死の踏み込みか」

 この展開は八割がた予想出来ていた。

 元来この秘剣は、刀同士を想定したものである。
 相手が刀で切りかかる、つまり自分を刀の間合いに捉えると言う事はこちらの刀の間合いに相手がいるという事に他ならない。無手の間合いは刀より短く、懐に入れば無手が有利となる。
 今回の結果としては河嶋の勝ちだが、ヒツギに対して二度目は無いだろう、そう思わせるだけの踏み込みである。
 なにしろ、ヒツギの踏み込みは十分に速かった。木刀の“芯”より手元で打つ事になり、耐えられる程度のダメージで済んだのだから。

「その踏み込みこそ、我々剣客が畏れる物の一つだ」

 河嶋としては最大級の賛辞であった。

737ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/21(月) 23:16:48 ID:s5UewN9g
>>736
>「その踏み込みこそ、我々剣客が畏れる物の一つだ」

「・・・俺は今、貴方に負けて死ぬほど悔しいと感じています」
悲鳴を出さぬようにと歯を食いしばって居るのか声は重く、囁くように小さい
達人という領域であろうとも人間だ、武に対して達観したものばかりとは限らない。
ヒツギもそれを聞かされていた、ある種の憧れを持っていたからこそ・・・信じたくは無かったのだろう

そっと身を引き、伸ばしていた人差し指をそっと畳んだ。
今の一撃は点に集中した一本貫手ではなく線で穿つ通常の貫手
もしくは胴打ちと顎打ちの二択を狙える手の甲を下に向けて握る逆拳か、軸になっている脚を払うか・・・
怒りによって選択を誤った、相手が必殺を狙っていると分かっていたのだからこそこちらが優位だったはずだ

ヒツギでも分かる、これは未熟からなる敗北だった

「ありがとうございました・・・!」
すっと背筋を伸ばしてから深く礼をする

738河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/21(月) 23:38:12 ID:UP2gZV7Q
>>737
「……その悔しさをバネにしろ」

 変形の邪剣を使うからこそ、当たり前の言葉を使った。
 邪道に負けたからと邪道に走られては元も子も無いが、少なくとも彼は正道を歩んでくれる、そう思えた。

「あ、あの、今のがタケミ「忘れたまえ」……えっ!?」

「この技は、学者の玩具にして良いものではない。
 君は忘れたまえ」

 食いついてきたメグを、改めて切り捨てた。

739イサム ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/22(火) 01:34:42 ID:3PB25zM6
「さて…そろそろ休憩にするが…レオンハルト、お前はやらんのか?」

レオン「局長と手合わせ出来る機会も多くはないか…お願いします」

道場の中央に移動し、互いに礼と同時に構える。二人とも獲物は無い
レオンは右半身で腰を落とし両腕を上げ、イサムは左真半身に左腕を上げ右手は腰の近くで拳を作っている

先に動いたのはレオン。短く息を吐きながら踏み込みつつ右ジャブを刻む

イサム「ふん!」

対するイサムは左腕で僅かにこれを払い軌道をズラして対処する
そして正拳で腹部を狙い打つ
轟音と共に『空』を叩いていた

突き出された左腕の上にはレオンの左手が在る

レオン「貰った!」

イサムの腕上から体ごと右足を突き出しイサムの顔面を捉えるが…

「些か、軽いんじゃないか?」

左手でレオンの右足を掴んで空中で一度振り回して、そのまま手を離す
レオンは試合う直前の位置に無事着地していた

レオン「む…参りました」
イサム「フェイントは良かったが、勝負を急ぎ過ぎたな」
レオン「より一層努力する。有難うございました」

互いに礼をして皆の元へ歩み寄り

「さ、お茶にでもしようかね?急を要した為に洒落た物はないが」

用意してあるのはポットと湯呑みとお茶受けの最中である

740レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/22(火) 07:24:37 ID:bCqgGYYc
>>724
【「あれ?レイナちゃん?大きくなったね〜…積もる話もあるけど
説明をしちゃうね」】
「ほんと?……少しはお母様に似てきたかしらね。でもでも、そういうアスト叔母様は昔から全く変わらないわ。もしかして不死の霊薬で新陳代謝が起きないとか?」

何となくいつもの何処までも偉そうな態度は無く、様子の違うレイナ。
この見かけ完全な子供であるアスト博士にまさか安心感を持っているのだろうか?
それは確かに親しい大人と話す様なそういう喋り方である。


>>730
【「あ、あのっ、毛利元鳳さんですね?“火流羅”って超機人のパイロットの……
 わたし、マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと言います。京都大学で超機人を研究してるんで、是非お話を聞かせて下さい!」】

「……おや、あれはメグと毛利の?……ふふふっ。流石は我が親友という訳か」

メグと毛利元鳳が交流している所を遠巻きに見てニヤリと意味深な笑みを浮かべているレイナ。
イクリプスがとあるルートから調べて来た情報によるとウィルマース家のご令嬢と毛利の後継ぎは……。

(……ふぅん。お互いに初々しいけれど、なかなかお似合いの二人じゃない)

レイナの眼にはそう見えたらしいが、元鳳にもメグにもその様な自覚は無いだろう。
メグは多分、超機人の操者としての毛利元鳳から色々と詳しく聞きたい故に、こんなにもハイテンションなのは明らか。
しかし、この二人の姿を見ていてレイナは重大な事に気が付いてしまった。
それは……。

「ふたりともちっさいな」

思わず感想を口に出してしまった。聞こえてしまったかもしれない。
何の事は無い。彼女が気になったのはそんな小さい事である。
見れば毛利元鳳の身長。あれは女性のレイナよりも少し低く、それは男性としてはかなり小柄な部類に入る。155cmぐらいでは無いだろうか?
更にその元鳳を上目遣いで見つめてしまうメグはそれよりも小さい小動物。
――ああ、なんか可愛いな。と和むレイナであった。動物に例えるならそうだ。ハムスター?リス?ウサギ?……ウサギ。そう言えば先程、ヒツギにウサギ呼ばわりされた様な。

>>732
【「ざ、残念ですけど、それはできません。私は最後まで、私という〝個〟で居たいのです」】
「個……か。アカリ、あなたってなかなか、深い事を言うわね。そう言うの好きよ?」

アカリのアドリブでの返答はレイナに充分にウケた様だ。
断られはしたがレイナなりに納得したと言う様に頷いている。
もっとも「フュージョン?オッケー!アッカリーン!」とノリノリで返されていた場合、具体的にどうしようも無かったのだが。

「……ククク。気に入ったよ我が半身。もし軍が嫌になったら、その時はメイドとして良い条件で雇ってあげるわ♪」

何となくアカリが軍に馴染めていなさそうな気がして、レイナはそう言う茶化し方をした様だ。……まぁ、半分は悪ふざけであるのには間違い無いのだが。

>>737>>739
ヒツギとレオンハルト。レイナの勇猛な闇の眷属達二人を持ってしても、あの化け物達を追い詰める事は出来なかった様だ。
レイナも武道の事はあまり良く解らないながらも、余興として二人の打ち込みをちゃんと見ていた。

「ご苦労様ね、我が眷属。まぁ、壁を突き抜けてった曹長君よりは大分、勝負になっていたじゃない。
私の狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)を持っていたなら勝てたかもね。……いいや、絶対勝った」

健闘を称えて、直々にスポーツタオルを持って二人を出迎えたのはレイナ。
眷属の負けは主も共有するのだろう。
完全に口には出さないが、割と悔しかった様だった。まるで自分が負けた様にぶつぶつ負け惜しみを言っている。

741ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/22(火) 10:24:11 ID:QOlOYuvs
>>738
「はい!!」
激突した頭部を痛そうにしてはいるが大きく揺さぶられたにしては割と意識もはっきりとしている。
G耐性といい先天的にそういった事に対して体が丈夫なのだろう
ド直球な感情の見せ方といい、叩けば伸びる逸材という目測は外れではなさそうだ

>>739
「レオンの動きはステップが軽い・・・アウトレンジか」
リズムと間合いを計る為に細かいステップで動きジャブで牽制する。
この動きはボクサーにもよく見られるモノで中でもある種の人間に多い動きだ
所謂『カウンターパンチャー』と呼ばれる部類の動き、確かにイサム局長の殴打は当たればほぼ一撃で落とされるのだからこれ以外の手は無い。
ヒツギの見立てどおりレオンは一撃をかわし、イサムにカウンターを狙うが・・・レオンの蹴りは掴まれてしまった。

レオン側の脚の引き込みが遅くスナップの効きが悪かったわけではない、あれはイサムの腕の引き戻しが早すぎただけだろう

>「さ、お茶にでもしようかね?急を要した為に洒落た物はないが」
「すみません、お気遣いありがとうございます」

>>740
>「ご苦労様ね、我が眷属。まぁ、壁を突き抜けてった曹長君よりは大分、勝負になっていたじゃない。
>私の狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)を持っていたなら勝てたかもね。……いいや、絶対勝った」

「お、サンキュー」
レイナからタオルを受け取ると顔を拭いてから剣を受けた頭を抑えた、やはり少しだけ出血している
木刀とは言え速さと重さを乗せ、それを達人が殺すつもりで振るえば威力としては十分・・・しかし逆に出血していて良かった。
頭部をぶつけた場合下手に血が出ないよりは血が出るほうが安全だ、内出血のほうが大事に陥りやすい

「いや、どうかな・・・もしレイナのウサギ眼を持っていたとしても、
 あの時の俺じゃきっとそこまで頭が回らなかったと思うぜ、何せ頭に血が上ってたし・・・」
そんな主と違って眷属は謙虚

「・・・だけど、次は負けない」
なんてことは無い様子だ、本人があの場で呟いていた通り負けたことが中々に悔しいのだろう。
負けという事実こそ受け入れるがこちらもこちらで負けず嫌い、へんなところだけ共感していた
ちなみにウサギ眼とはレイナの言う狂気の瞳(ルナティック・レッドアイズ)のことを指しているらしいぞ

>>732>>719
「挨拶が遅れたけれど、俺はヒツギ・ハヤセ
 バルクレイスのパイロットをやらせて貰ってるんだ、宜しく!」
先ほどまで河嶋大佐と仕合を行っていた少年が声をかけてくる。
あの取った取られたの緊張感を生み出していた張本人とは思えないほどの明るさであった
そしてこの名前に聞き覚えがあるはずだ

虎の子の新型機がアスト研による一部改修を受ける為に日本に運び込まれ、極東支部に置かれているとき
その時はまだパイロットが決まっていないことを耳にしたものも多い、特にそのパイロットをやっているアカリにとっては聞き覚えのある話だろう
そしてその機体のパイロットが企業側からの推薦で民間から選ばれたという不満に近い話も耳にしたはずだ。

目の前にいるこの少年が噂の新型機のパイロット・・・
軍人というには軍という環境で順ずるオーラが無い、民間から引っこ抜かれたという話は嘘ではなさそうだ

742 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/22(火) 11:05:08 ID:TDG/VOSw
>>741
「よろしくお願いします。ヒツギさん
確か……資料では民間人なのにばるくれいすのパイロットに選ばれたんですよね
すごいですね。頼りにしてますね」

その声は震え、表情はひきつっていた
先ほどの立会いをみて怯えているのだ
彼女は本質的に戦いを好まない

743レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/22(火) 11:17:43 ID:bCqgGYYc
>>741
【「いや、どうかな・・・もしレイナのウサギ眼を持っていたとしても、
 あの時の俺じゃきっとそこまで頭が回らなかったと思うぜ、何せ頭に血が上ってたし・・・」】

「まんまと乗せられたのよ、あのカシマとかいう男にね。相当にズル賢い嫌な奴よ。何なの、あの妙な剣術?」

等と、少々ご立腹である。
もしレイナだったら敵が不意に背を向けてもそのまま勢いで突撃していただろう。とか野蛮な事を考えていた。

【「・・・だけど、次は負けない」】

「勢いがあるのも結構だが、頭から血が出ているわ。興奮すると余計に。……イクリプス、彼の手当てを」

ここはレイナの手で直々に手当てをしてやるのが王道と言った所だが、効率を重視した結果、やはり使用人を呼んだ。

「ではヒツギ様。消毒、失礼します」

主の声を聞き、治療キットを持って疾風のごとく颯爽と参上した燕尾服。
彼の側に屈んで、ヒツギの額の傷の手当てを鮮やかに執り行う。そんなに傷は大した事は無いようだ。
消毒後に傷口を塞ぐと、また一礼してすぐ様その場から消えていた。今度は何やら盛大に潰された壁の補修を実行している。
一体、彼女は何者なのだろうか?そんな事はレイナにも解らない。

「はい。もう良いわよヒツギ。あまりヒヤヒヤさせないでよね」

自分は腕を組んで治療する様子を見ていただけなのだが、偉そうに注意している。
流石である。ちなみにレイナに治療を任せた場合、厨二の方々をリスペクトし、無駄に包帯を巻きまくっていた。関係ない右手とかまで巻いていたかも知れない。

744ハヤミユウセイ  ◆LhPwl0z77I:2012/05/22(火) 12:50:05 ID:CcBNqQBg
>>739
『大佐いくらなんでも、やりすぎです。頭から血をだすなんて、』
しあいを見ていたユウセイは竜尾返しを知っていた。
『あの技は、殺すためのやつじゃないですか。ヒツギ君大丈夫?』

745アカリ ◆Tg./UqnJ52:2012/05/22(火) 16:42:10 ID:RJDdL9ZE
>>740
どうやらアドリブは成功したようだ。そのことに内心、アカリはほっとする。
民間協力者、レイナ・カーマイン……大富豪カーマイン家の名は風の便りに聞いたことがある。
その大富豪家の人間が、軍の特殊戦隊のオブザーバーとして着任するというのは、中々に好奇心をくすぐられる経緯だ。
あまり陰謀論の様な胡散臭いものは振り回したくないが、何か裏があると考えてしまうのもまた自然だと、アカリは思う。
まあ、事情のよく知らない自分がどうこう言えることでもないし、考えられることでもない。
ただ単に、それに足るだけの実績があったのかもしれないし。

「はい。転職先の候補として考えておきます」

軍が嫌になったら……どこか見透かされているような言葉だった。

>>741
「ええ、よろしく、ハヤセさん。お噂はかねがね」

アストとレイナの両人と話し込んでいたアカリは、彼と河嶋大佐とのやりとりを見ていなかったので、
このヒツギ・ハヤセという青年に対しては何も気負うことなく接することができた。
試作機バルクレイス……鋼龍戦隊で運用されたアーマリオンをもっと近接戦闘寄りにしたようなコンセプトの機体だという噂だ。
その異常とも言える加速性能のおかげで、もはや並の人間には扱えない機体だという話も聞く。
新型の試作機、そのテストパイロットが民間から選ばれたということで、腕に覚えのあるパイロットたちは不満をこぼした様だったが、
徐々に明らかになるそのピーキーな仕様に口を閉ざす者も多かったという。
そのテストパイロットが、こんなどこにでもいそうな青年だったことは、意外と言えば意外であった。
だが、鋼龍戦隊で活躍したリュウセイ・ダテも、もとはバーニングPTの上手いただの青年だったことを考えると、
この選抜もそういう意味を持つものなのか、とも考えられた。

746レオン&アスト ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/22(火) 17:05:17 ID:3PB25zM6
>>740
レイナからタオルを受け取るレオン

「お見苦しい所を…いや、本当に姫と戦えたならアレはないな…」
>>741
タオルを首に掛け、ヒツギの方へ目を光らせると、どこからともなく取り出したのはバナナ

「ところでヒツギく〜ん。レイナとはどこまで進んでるのかなぁ〜?」

既に剥かれたバナナを目の前でぶらぶらさせながら問い詰める

そんな様子は余所に説明はひとしきり終わり紅茶のセットを用意するアスト
手慣れた手つきの一方でレイナの目を見ながらカップに注ぐ

アスト「ふふ…アンブロシアを口にせしものは皆、私のように…なんてね」

レイナを見る表情は幼女と云うような雰囲気はなく、とても和やかなものだ
レイナとレオンと自身のを淹れ、それぞれの手近の所へ移す

アスト「そんな薬も憧れるけど、私はレイナちゃんみたいなスタイルに憧れちゃうな〜…ひょっとして、好きなコでも出来た?
レオンちゃんは駄目よ?だって私のお姉ちゃんの子供だから」
>>744
ブフーーーッ!!!
レオンの方から何かを吹いた音がする。二人がその方向を見ると紅茶まみれのユウセイの姿もあった

レオン「いや!アストちゃん!それはまだ!」

慌てて立ち上がり同様するレオンをよそに続ける

「元々、お姉ちゃんも身分の高い家へ嫁ぐ筈だったのだけど、
当時の執事さんのウォルフガング・シュナイダーさんに泣いて頼んで駆け落ちしたのよ。
ここまでは良かった「ストップ」

話は続きそうだったが不意にレオンから制止が入るアスト博士の口にはバナナがねじ込まれていた

「…まぁ、レイナは俺の姪でもあるって訳だ。ただそれだけの話さ」

747ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/22(火) 20:11:53 ID:QOlOYuvs
>>742
>その声は震え、表情はひきつっていた、先ほどの立会いをみて怯えているのだ
すっと軽くだが腕を動かす振りをしてみる、姫はびくりと反応した。
何よりも視線がヒツギの顔から見て下に落ちている、これは・・・

「・・・俺のこと怖い?まぁ頭から血流してるもんな」
頭から血を垂らしている人間を見て怖がるなというほうが中々難しい、こういうことの免疫あるなしは慣れもあるが元々備わったものも必要だ
「確か武田中佐は艦長だったよな?中佐が戦闘中怖い思いをしないように俺頑張るから、よろしく」
しかしヒツギとしてもファーストコンタクトで怖いイメージを持たれるのは好ましくない、気の利いた一言でも出ないかと考えた上で出た言葉がこれだった

>>743
>「まんまと乗せられたのよ、あのカシマとかいう男にね。相当にズル賢い嫌な奴よ。何なの、あの妙な剣術?」
「背面を見せることによって相手を誘い不意打ちを食らわせる
 確かに邪剣だけど分かってて飛び込んだからいいんだ、どの方向から剣が飛んでくるかも大体分かってたし」
あの剣が後ろ回し蹴りと違うのは、自身の脚を引き込んでから放つ『スナップ』の動作が無いこと
真っ直ぐな刀ではそもそもそんな芸当が出来ない、だからどの方向からどうやって切ってくるのかはヒツギも読んでいた。
それを分かって突っ込んだ以上河嶋大佐を責めるのは違うということか

>「勢いがあるのも結構だが、頭から血が出ているわ。興奮すると余計に。……イクリプス、彼の手当てを」
>「ではヒツギ様。消毒、失礼します」

「すみません」
イクリプスに礼を言うと処置がしやすいようにと何故か正座で座り込んだ
傷というほどのものではない、偶然血が出てしまっただけですぐに治るだろう。
当のヒツギといえば女性に頭を弄られているのが少し恥ずかしいらしく、顔を俯けていた

>「はい。もう良いわよヒツギ。あまりヒヤヒヤさせないでよね」
「心配かけてごめんよ、いやーまさかやる前には血が出る様なことになると思ってなかったし」
とは言えイクリプスもレイナの要望に答えたのか結構壮大に包帯が巻いてあった、記憶喪失者かって位頭に包帯が巻いてあるのだ
そしてヒツギは自分の頭だから気づいていない

>>744
>『あの技は、殺すためのやつじゃないですか。ヒツギ君大丈夫?』
「おう大丈夫だぜ」
肩をまわしてピンピンしていると言うことをアピールしているようだ

「ユウセイ、殺すつもりの剣じゃなければ意味が無いだろ?
 実戦の相手は手加減をしてくれるわけが無い、稽古だからこそ本物の太刀筋が必要になるんだ
 それだけ気をかけてくれてるってことに繋がるんだよ」
稽古だからといって温いことをしても実践では役に立たない、新体操鉄棒の選手がわざわざ低い鉄棒で練習を行うか?
答えはNOだ、常に実際の場と同じ雰囲気を作り出して練習する。
武の訓練も同じだ、攻撃をかわす防ぐの技術を磨くなら実際に攻撃をされる必要があるのだ

748ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/22(火) 20:13:15 ID:QOlOYuvs
>>745
>「ええ、よろしく、ハヤセさん。お噂はかねがね」
「噂ね・・・絶対良い内容じゃねーよなぁ・・・」
当たり前だがヒツギは裏でなにを言われているのかなんてものは一切知らない。
しかし今まで基地内を歩いていて、どこと無く気負いの様なものを感じたことがあった
その雰囲気からなんとなく察していたのだろう

「そういえばゲシュペンストに乗ってるんだってね、レリエルとかあるのに・・・なんで?」
素朴な疑問だ、彼女はゲシュペンストを旧式旧式と呼んでいたがわざわざ乗っている。
そこには何か意味があるのではないだろうかと考えた

>>746
>「ところでヒツギく〜ん。レイナとはどこまで進んでるのかなぁ〜?」
「はぁ!?突然なんの話だよ!」
ぶらぶらさせながら近づいてくるバナナに対して、体を後ろにそらした上にまるで羽虫が飛んでくるかのようにシッシ!と手で払っている

>アスト「そんな薬も憧れるけど、私はレイナちゃんみたいなスタイルに憧れちゃうな〜…ひょっとして、好きなコでも出来た?
アストの『好きなコでも出来た?』という言葉に対してほんのちょっとだけ反応した。
やはりヒツギはレオンの振ってきた話題の意味を理解した上でごまかしていたらしい、しかしその次の言葉に対し疑問符をあげることしかできなかった

>レオンちゃんは駄目よ?だって私のお姉ちゃんの子供だから」
「・・・はい?」
驚きを通り越して思わずもう一度聞きなおしてしまう、ぺらぺらと喋りだすアスト・・・なるほど頭の悪そうなヒツギでも経緯を理解できてしまった。
そんなアストに対しレオンは思わずヒツギの前にぶら下げていたバナナを使ってしまう

>「…まぁ、レイナは俺の姪でもあるって訳だ。ただそれだけの話さ」
「レイナの親戚だったわけか・・・凄いビックリして思わず何も言えなかったわ
 でもとりあえず汚ねぇから口の周りタオルで拭けよ・・・」

749河嶋籐十郎 ◆E8ckRIIdug:2012/05/22(火) 20:32:12 ID:ZtZfOHgA
>>739
レミー「こんな事もあろうかと、岩国から来る途中で買い求めておきました」
 と、広島名物紅葉饅頭の入った紙袋を取り出した。
>>740
 しーっ!
レミー「ぷぷぷ……駄目ですよそれ、岩国からずっと我慢してたのに…………ぷぷぷ」

>>741
 そんな彼を頭のてっぺんから爪先までもう一度見て、うむ、と頷く。

 内心では(後はほっといても伸びるな)とかひどい事を考えながら。
>>742
 一方の彼女。こちらはさすがに不安が残る人事であり、レイナとレミーで引っ張ったり支えたりを期待するしかない。
>>744
「いや、彼は“そう言う”人種だからな。
 その気になれば気合いで血を止めたりするだろう」
 それは、ユウセイがまだ持っていない領域であり、
「そして、“殺すか殺されるか”を彼にも味あわせてみたかった」
 そこは、ユウセイも見たはずの世界だ。

「……後は毛利の若僧だが……どうしたものかな?」
 今日はもう何かしようとは思わないが。

750ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/22(火) 21:12:46 ID:w4vtSprQ
『やめてくださいよ、いきなり、顔に紅茶をぶっかけられるなんて。』
いきなり、紅茶をかけられビックリしたが、タオルを持っていたので、すぐにふいた。
>>748
『まぁね、血ぐらいは予想してたけど、本当になるなんて、まぁ、大佐の、むす、いや、この話は、また今度。』
大佐の娘は、河嶋弥生。レディマーチである。
今はなすとなると、大佐の威信にかかると思ったので、止めた。

751ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/22(火) 21:33:30 ID:w4vtSprQ
『あっ、紹介遅れたね。俺はハヤミユウセイです。よろしくお願いします。毛利元凰殿』
この男、いかにも侍、明らかに、イサム大将と同じ、気を持っているな。
さすがは、毛利家だな。

さて、武田姫中佐、あの艦長はどっちかな?
ミズマル、ユリカのような、おとぼけでも、なんだかんだで何とかなるのか?
それともグ0ヴ00ンのと0がみたいな、性格が豹変するのか。
興味があるな、つーかゾクゾクするね。

752レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/22(火) 23:37:00 ID:bCqgGYYc
>>745
【「はい。転職先の候補として考えておきます」】

「良い返事ね半身。そうだ、生のゲシュペンストに満足出来なくなったらすぐに言いなさい。私があなたの機体ぐらい見繕ってあげるから」

流石に半身と呼ぶだけあってアカリに対して羽振りが良い。
もし超反射能力が戦闘中に存分に発揮されるのなら、すぐにゲシュペンストも限界を迎えるだろう。
どうせ何らかの形で強化は必要なのは必然的である。

>>746
【アスト「そんな薬も憧れるけど、私はレイナちゃんみたいなスタイルに憧れちゃうな〜…ひょっとして、好きなコでも出来た?
レオンちゃんは駄目よ?だって私のお姉ちゃんの子供だから」】

「好きな子ね……ふっ。取り敢えずただのニンゲンには興味無いわ」

興味対象とすればここにいる面子は皆、おもしろい。言わば皆大好きである。威厳に欠けるのでそのような言葉は口には絶対に出さないが。

【「元々、お姉ちゃんも身分の高い家へ嫁ぐ筈だったのだけど、
当時の執事さんのウォルフガング・シュナイダーさんに泣いて頼んで駆け落ちしたのよ。
ここまでは良かった「ストップ」
「…まぁ、レイナは俺の姪でもあるって訳だ。ただそれだけの話さ」 】

「ふふふっ。それは気付かなかったわ。でもそれは…無理。レオンハルトとはもう契約を交わしているわ。誰が何を言おうが彼は私の闇の軍団を率いる地獄将軍(ヘル・ジェネラル)なのに変わりは無いの?」

なにやらアスト博士の口から衝撃の事実が明らかになったがレイナは特に驚いたりはしなかった。
落ち着き払ってアスト博士が淹れてくれた紅茶を優美に味わっている。

もちろんあのレイナが“お兄ちゃん、起きて〜”等とレオンハルトの事を呼んで甲斐甲斐しく慕う様な事は今後とも無いし、接し方を変えるつもりは無い。
レイナはお姉ちゃん属性なのだ。今更、妹になどなり下がらない。

753アカリ ◆Tg./UqnJ52:2012/05/23(水) 01:17:21 ID:x9DAiQ9A
>>748
良い内容ではない噂が流れているのは、彼も承知の上のようだった。

「まあ、気にすることは無いと思いますよ? 出る杭が打たれるのは、一定以上の規模を持つコミュニティなら自然な話ですし。
 それに、悪い噂ばかりでもないんです。一部では、「リュウセイ・ダテの再来」だと言われてますからね。
 ハヤセさんが彼にどういう感情を抱いているかはわかりませんが、彼のように民間出でありながら鋼龍戦隊で活躍し、
 エアロゲイターの中枢を叩いて地球を救ったヒーローになり得る人がまた来たのかも知れない、という期待感も兵達の間にはあるんです。
 別に、おべんちゃらの類ではありませんよ?」

ヒツギの経歴はパイロットとしては異質の部類であり、「伝承的」でもある。
すなわち、危機的状況において、偶然にも軍の最新鋭兵器に乗り込み、敵を撃滅せしめたという事実。
敵の質こそ違えど、これはまるであの「機動戦士ガンダム」の主人公ではないか。
運命に愛された者、英雄の黎明に相応しい幕開け……要素は揃いすぎるほどに揃っている。
兵達の嫉妬もわからなくもないかな……そう思ったところで、ヒツギが話題を変えてきた。

「ゲシュペンストに乗っている理由ですか? ……あー、あんまり盛り上がる話じゃないんですけどもね。
 確かに旧式なんですけど、やっぱり楽なんですよ、操縦関連が。
 古い機体だからこそ、TC−OSのバージョンも一番進んでますし、旧教導隊の皆さんも製作に携わったシステムですから、
 PTパイロットとして学ぶべき部分が多いんです。
 …………なーんて、言ってますけど、実のところ、これしか置いてなかったっていうのが一番大きいでしょうね。
 うちの基地の指令、ゲシュペンスト大好き人間なんですよ。私たちはそのとばっちりをくった形です」

困ったもんですよね、とアカリは肩をすくめてみせた。

>>752
アカリの聞き間違いでなければ、このお嬢様、なんと、今のゲシュペンストでやっていけなくなったら、新しい機体をくれると豪語なすった。
あんパンヒーローの顔ではあるまいし、とは思うが、カーマインの家の名がそれに現実味をプラスしている。なんという羽振りの良さであろうか。
これを受ければ、あの重いゲシュペンストともおさらばだが……。

「ありがとうございます、レイナさん。でもしばらくは、今のゲシュペンストでやっていくことにします。
 超速度反射能力があるにせよ、私は操縦技術に関してはまだおむつの取れたばかりの新米ですし。
 分不相応な機体に乗ってももてあますだけでしょう。そのお心遣いだけで、今は十分です」

そう言って、アカリは今すぐの権利行使をやめた。
確かに自分には超速度反射能力がある。とはいえ、その認識、反応速度に、技術が追いつかなければ意味がない。
例えば、先ほど、ハヤミ「少佐」が「曹長」になった一件での、大将の一連の動作。
よくわからない場に連れてこられた緊張により、目の前の出来事に集中せざるを得なかったあのときだからこそだろうが、
かの大将の動きが、スロー・モーション映像のように見えていた。あれが、超速度反射能力の力なのだろう。
しかし、今の自分にはあの拳に対応する術がない。技がない。力がない。せいぜいが逃げ回る程度。
レイナの求めている、超速度反射能力保持者、「半身」としての自分は、そんなちんけなものではないはずだ。
彼女の求めに応じるにせよ、NOと言うにせよ、この戦隊でやっていくからには、せめて操縦技術くらいは磨いておかねばならないのだ。

754ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/23(水) 04:38:25 ID:OeA9riJY
>>752
>「好きな子ね……ふっ。取り敢えずただのニンゲンには興味無いわ」
レイナがいつもの様に口にした言葉だったが、それが誰よりも深く突き刺さる人間がここに居た
超常的な能力も無く家柄も無い、そして天才というわけでもない・・・どこまで一般人であるこの男が。
当然顔には出さないが心の中でこの言葉を強く噛み締めた

>「ふふふっ。それは気付かなかったわ。でもそれは…無理。レオンハルトとはもう契約を交わしているわ。
>誰が何を言おうが彼は私の闇の軍団を率いる地獄将軍(ヘル・ジェネラル)なのに変わりは無いの?」

「へぇレイナも知らなかったのか、でも確かに伯父だって知ってたら対応がちょっと違うよな」
こんな時にポーカーフェイスというものが効いてくる
幸か不幸かヒツギはこういったことを隠すのが無駄に上手だった、なんとも青臭い話である

「あ、俺にも紅茶もらえる?」
気を紛らわせるためにもヒツギも紅茶を頂くことにしたようだ

>>753
> それに、悪い噂ばかりでもないんです。一部では、「リュウセイ・ダテの再来」だと言われてますからね。
「いやいやそんなことは無いって、俺はダテ少尉の様な念動力を持っているわけじゃないから
 あんまり期待されても困るって言うか何ていうか・・・」
煽てられて若干照れているらしく頭につけた包帯を恥ずかしそうに動かしている。

> 確かに旧式なんですけど、やっぱり楽なんですよ、操縦関連が。
> 古い機体だからこそ、TC−OSのバージョンも一番進んでますし、旧教導隊の皆さんも製作に携わったシステムですから
「確かにゲシュペンストは初代PTと呼ばれてもおかしくない機体だからな
 最新鋭の武器や装備も最適化すれば搭載できる拡張性もあるし、それにあわせてモーションも最適化されているし・・・」
この男中々語れる、PTオタクや軍事オタクほどではないが男の子だけにロボが好きと言う事か
ヒツギの乗っているバルクレイスも一応はゲシュペンストの系譜、その恩恵を受けている立場でもあった。

> …………なーんて、言ってますけど、実のところ、これしか置いてなかったっていうのが一番大きいでしょうね。
> うちの基地の指令、ゲシュペンスト大好き人間なんですよ。私たちはそのとばっちりをくった形です」
「俺も好きだぜゲシュペンスト、王道って感じがしてさ
 実機演習は全部レリエルだったけれどゲシュペンスト乗りたかったんだよなぁ」
そしてここにも亡霊が好きな人間が一人いた

755レイナ・カーマイン ◆zv577ZusFQ:2012/05/23(水) 08:01:52 ID:Eci16l.U
>>753
【「ありがとうございます、レイナさん。でもしばらくは、今のゲシュペンストでやっていくことにします。
 超速度反射能力があるにせよ、私は操縦技術に関してはまだおむつの取れたばかりの新米ですし。
 分不相応な機体に乗ってももてあますだけでしょう。そのお心遣いだけで、今は十分です」】

「ふ。良く言ったわね、我が半身。確かにそのぐらい強気で無いと面白くも無い。ならば腕のプラズマ・ステークが焼き切れるぐらい、その亡霊を使い倒してやりなさい」

やはりアカリの返答はレイナの思っていた通りのものだった。予知を抜きにしても半身と呼ぶだけあってか、非常に解り易い。
強気に意気込むアカリに対してならば、やってみろとレイナは白く輝く八重歯を見せ、不敵に笑っていた。
残念。アカリのゲシュペンストはこれからも性能以上にこき使われる運命であった。しばらく休む事は許されないだろう。

>>754
【「へぇレイナも知らなかったのか、でも確かに伯父だって知ってたら対応がちょっと違うよな」】

「それが彼の運命。どの様な関係だろうとレオンハルトが我が闇の眷属となる事は既に決定していたの。
だから、あなたもジェネラルとは今まで通りで良い。対等で良いのよ」

今更アレ(紅茶吐くバナナマン)を“お兄ちゃん(はぁと)”なんて呼べるか?……いや、レイナには呼べない。呼ばない。
彼の姪っ娘がこんなに可愛い訳が無いのだ。
ならば“おじさん?”流石に失礼だ。彼は顔は普通に格好良かったりする。
ヒツギ達もこの件には触れずくれぐれも今まで通りで行ってくれると助かるのだが。

【「あ、俺にも紅茶もらえる?」】

「あなたは日本茶党かと思ったけれど?……ふふ。悪魔の坊やヒツギには砂糖を特に多めにいれてあげよう♪ふはははは」

大サービスである。とヒツギのカップには強制的に角砂糖を三個は入れてやった。
完成したそれは、とても甘い甘い紅茶。
しかし、当のヒツギ少年はそれをどう感じるのだろうか?むしろ強い苦味を感じているかも知れない。

先程の何気無い一言がヒツギを傷付けた事など全く知りもしないレイナは、当然彼のポーカーフェイスになんか気付けない。いつも通りの振る舞いしかしない。
許して欲しい。一度説明が有ったかも知れないが予知も全知全能の力では無い。
傷付いた一少年の真相心理など余程のキマグレでも無いと教えてはくれない。

故にレイナには見えない。

756レオン ◆NcltM1gQ/Q:2012/05/23(水) 16:53:33 ID:RyyXetKc
>>755
ヒツギの指摘により口元を拭いながら
(なるほど、いつも通りだな。良くも悪くも、だが…)
アストちゃんもこの様になると見越して明かしたようだ
流石にあのレイナにしてお兄ちゃんはない

問題はこっちだ
ヒツギは平静を装ってはいるが、その目の光は元気と覇気を、ごっそりと失っている
>>754
「余計な事を聞いたな…」

ヒツギの前に皮付きのバナナをそっと置いてアカリに話し掛ける

>>753
「よう。話は聞かせて貰ったよ。俺はレオンハルト・シュナイダー。
そこのお姫様の暗黒大将軍(*地獄将軍)を務めさせて貰っている…と、それはさて置いて、こっちに座ったらどうだ?」

時計周りに座っているアスト、レイナ、ヒツギ、レオン自身その隣の席を引いて促す

「アストちゃんからも聞いたけど、かなり出来るかも知れないって?
俺も速い方だと自負してる…がつまらないのを良くもらっちゃうんだよなぁ」

757元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/05/23(水) 20:11:48 ID:UuP57iCc
>>「直接的な挨拶はまだだったな。
さっきは手伝ってくれてありがとう
改めて自己紹介だ
俺は小早川元春。よろしくな、毛利元鳳!」
「ああ、こちらこそ御願いする。」
ムードメーカー、と言うべき彼のまとう空気を見て元鳳は内心で苦笑した。
何せ厳粛かつ荘厳、威厳の類たっぷりな環境で育った元鳳は、彼のような空気をまとう人間を知らなかったのだ。
だが一方で、だからこそ手を取り合えるのだろうと言う納得もした。
>>「あ、あのっ、毛利元鳳さんですね?火流羅って超機人のパイロットの・・・
わたし、マーガレット・ウィリアム=ウィルマースと言います。京都大学で超機人の研究をしてるんで、是非お話を聞かせて下さい!」
今度は己よりやや小柄な女性が何だか物凄い勢いで詰め寄って来た。
(何と言うか・・・近所のチワワに鶏肉を分けてあげた時のリアクションに通ずるものがある)
かなり失礼な発言を頭の中で思ったが表情は変えてないので分かりはしない。
「・・・火流羅から聞いた話で良ければ、私から伝えられるがそれでよろしいか?」
火流羅の意志と自由に疎通出来るのは己のみなので、それしか方法がないのだが。

758元鳳 ◆LrBYZIhU4E:2012/05/23(水) 20:33:37 ID:UuP57iCc
>>「はい。新米ゆえ、至らぬところが多々あるとは思いますが、これからよろしくお願いします。
元鳳さん、元春さん。」
軽くだがしっかりと握り帰してきたアカリの眼を軽く見つめる。
(良い眼だ・・・しっかりした師匠の下につけば、強くなるな)
しっかりと己を持っている眼を見て、元鳳もまた強くなろうと決意を新たにした。
>>ふと、こちらを見つめる眼を確認した。先程のイサムと呼ばれた男と同じく、歴戦の剛の者の空気をまとうそれを見据える。
・・・考えてみれば自分だけ手合わせしてないのだから、その実力を確認したいと思う事は不自然でもあるまい。
「・・・どうしたものかな・・・。」
歴戦の剛の者とし合いたい気持ちはあれど、さすがにこの空気でおっ始める訳にもいくまい。
とは言え、焦る事もない。何故なら同じ場所に立ってる以上、早いか遅いかはあれど必ずその機は訪れるからだ。
>>「あっ、自己紹介遅れたね。俺はハヤミユウセイです。よろしく御願いします、毛利元鳳殿。」
「・・・別の方に先にも申したが、皆も呼び名は元鳳で良い。背中を預けあう仲で殿を付けるなど聞いた事がない。」
これは事実である。普通の時ならまだしも、戦場で命を預けあう人間に「殿」付けされるのは逆に違和感しか生まれない。
まして自分が一方的に預かるのではなく、「預けあう」対等の関係なのだから。

759ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/23(水) 20:43:08 ID:OeA9riJY
>>755
>「それが彼の運命。どの様な関係だろうとレオンハルトが我が闇の眷属となる事は既に決定していたの。
>だから、あなたもジェネラルとは今まで通りで良い。対等で良いのよ」
「まぁ俺もいまさら変える気もねぇけど・・・」
いまさらレオンに対しての対応を変えることなどヒツギもさらさらない
レイナが取ってくれた紅茶を受け取ろうと手を伸ばすが・・・

>「あなたは日本茶党かと思ったけれど?……ふふ。悪魔の坊やヒツギには砂糖を特に多めにいれてあげよう♪ふはははは」
「確かにじいちゃんとばあちゃんは緑茶が好きだったけど
 家は朝は紅茶を飲む習慣があって・・・っておいおい!あんま入れすぎんなよ!」
レイナから渡された紅茶は最終的に角砂糖が3つも落とされていた
忌々しげに見つめてこそいるがそこまで拒否反応を見せている様子は無い。
一応ティースプーンを使って混ぜてから口に運び・・・

「俺の家の紅茶も甘いと思ってたけれど、ここまで行くとな・・・」
やっぱりダメでした
とは言え甘さと紅茶独特の香り、優しい暖かさがどこと無くヒツギの気を安らげてくれる

しかし、溶けきらなかった砂糖が口の中でざらざらしていた

>>756
ヒツギはバナナをそっとレオンの前に戻した

760ハヤミ ユウセイ  ◆JryQG.Os1Y:2012/05/23(水) 20:52:45 ID:vHv/TuKs
>>758
『あっ、そうか。じゃあ、今度から元凰っていうわ。』
この人、武家の人だからお堅いのかと思ったがそうでもないな。安心した。
『所で、博士。アカリさんのゲシュちゃん改造しないの?』

『そうねー、一様データとかとってから、の話なんだけど。』
『じゃあ、こういうのはどうでしょう。』
ユウセイは、頭で考えていた。改造プランを話す。
『無理、いろんな意味で、』
『そうですか』

761メグ ◆E8ckRIIdug:2012/05/23(水) 22:19:15 ID:OUypqkVs
>>757
「あ、ありがとうございます!
 先ほどの二上山のタケミカヅチさんにも色々聞きたい事は沢山あったんですが聞けなくて……
 あ!という事は火流羅さんも自我を持っているんですね!?」
 パブロフの犬ならぬパブロフのメグ、と思った誰かさんが若干名。
「じゃあまず、火流羅さんの作られた場所と時期をお願いします。それと、誰に作られたかも。
 超機人は“百邪”と呼ばれる侵略者と戦うために作られたそうですが、彼らについて。
 あ、さっきのタケミカヅチさんは“超機人”ではなく“巨神”だと言ってましたが……」
 思い付くままつらつらと。

762 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/24(木) 09:19:34 ID:P2YbzPS2
>>747
「正直いうと少し怖いです
男の人の本気を見たことはあまり無いですから」

血が流れるヒツギの顔を見ることが出来ず、その視線はヒツギの胸をぼんやりと捉えているだけだ

「でも、私のほうがしっかりして皆さんを守らないといけないのに……」

はあ、と深いため息をひとつ
今後の自分への不安が高まっていくのだ
しかし、ヒツギの明るい口調はいくぶんかは気持ちを楽にしてくれる

「は、はじめてで新鋭機を動かすのはすごいことですよね
なんだかお話の主人公みたい!」

思い出したかのようにヒツギへと話題を紡ぐ
もっと自分の艦に乗る人を知りたいという一心だった



>>ALL

「ここにいる人たちは個性的な人達が多いですね
吸血鬼さんやあんこくだいしょうぐん?さんもいらっしゃいますし
若くして少佐になっていたかたもいらっしゃいますし、超速度反射能力を持っているかた
毛利家の跡取りの方
いろいろな方がいてと、とても面白いと思います」

このバラエティ豊か面々を前にもはや面白いとしか感想がでない


元春「おい!俺のことわすれてるぞ!


763元春 ◆XjQJWeKg6g:2012/05/24(木) 09:23:28 ID:P2YbzPS2
>>758
「よろしくな!元鳳
いや、殿あるいは親父殿とでも言えばいいか?」

意地の悪い笑顔を浮かべる
どう考えてもお互いの名字をネタにしている

764ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/26(土) 01:55:11 ID:LZ49Z3Aw
>>762
>「でも、私のほうがしっかりして皆さんを守らないといけないのに……」
「気にすんなって、こういうのって慣れてけばいいもんだと思うぜ
 戦艦って言うのは帰る場所みたいなもんだし、そこにあるだけでもありがたいんじゃないかな」
ヒツギからすれば年上に当たるのだが雰囲気がどこと無く年下のように感じていた。
だからこそ敬語を通り越してタメ口になっていた。

>「は、はじめてで新鋭機を動かすのはすごいことですよね、なんだかお話の主人公みたい!」
「でも俺が動かせたのは単純化されていたコントロールのお陰だぜ?
 教導隊の皆さんの力だし、それにあれに乗れたのはきっとレイナの力もある様な気がするしな・・・」
最初、バルクレイスはヒツギの操作を一切受け付けていなかった。
後から聞いた話だがSCIを使用したままの起動に成功したのはヒツギただ一人、今までもSCIを切った状態で既存のコントロールシステムで動かしていたらしい
そこで共に乗っていたレイナの力添えもあると考えてもおかしくは無いだろう

765リガシン ◆zwG.6Bg2jY:2012/05/26(土) 11:38:22 ID:LZ49Z3Aw
【???】
赤色の装飾がされた巨大な陸上艦ライノセラスがDC残党・・・ひいてはリガシン一派のアジトへとたどり着く。
これこそリガシン・サイドーラ張本人が駆る旗艦であった
ハッチから出てきたのはバリオンでもゲシュペンストでもない、ワイヤーにまかれたその姿は巨大な人間そのもの
捕獲された超機人だ、少なくとも計画通りにことは進んだらしい

リガシンの横にいる男、恐らくは副官であろう数名に指示を出す
「超機人は大型機搬送用のB特設ラボに持っていきなさい、担当研究者にも2時間後に集合と伝えておくように」

「ユズカとレディは私と来なさい、指示の無かった者はマニュアル通りに」
そうとだけ言うとレディ・マーチのほうに振り向く、ことを察したのか副官たちはもう何も言わなかった
『調整』と呼ばれる作業、人為的に操作された人格や精神は脆く下手をすると発狂・崩壊する危険性がある。
そこで心的ストレスを排除する為にまた人為的且つ外部から刺激与えるのだ

回りの人間が直視はしたくないと見てみぬ振りをするのも頷ける、それはとても正しいとはいえない行為だからだ。
リガシンもまたそれを重々承知していた、少なくともここにいる誰よりも・・・




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板