したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

おしえてえらいひと

61維力:2009/03/08(日) 11:03:57
すべての2元生成の部分群が従順であるような離散群はそれ自身従順?

62?(@ω@)?:2009/06/15(月) 02:13:19
>>502
(apply + (map length '((a) (b c))))
みたいなのはどうするのでしょうか?

63まことふ:2009/06/15(月) 02:17:02
誤爆しました・・すまんこってす。

>>61を2元生成の半群に変えたらどうなるのでしょうか?

64のろうゐるす:2009/06/15(月) 09:02:16
ほう。
答えになっていなけど、従順群でも自由半群を含むことがあるよね。

65みってらん:2009/08/23(日) 17:09:15
ユニタリ表現についての質問です。
uとvが同じ群Gの同じヒルベルト空間H上のユニタリ表現であって、
sup_g || u(g) - v(g) || < 0.01
なら、uとvはユニタリ同値(な部分表現を持つ)?

66びしー:2009/08/24(月) 20:07:41
Gが従順だったらu(g)^*v(g)の平均を取ればいいのでしょうか?

67みってらん:2009/08/25(火) 05:24:13
ソーダね。なぜ、びしーのことを覚えてるんだ?

68まことふ:2009/08/25(火) 08:55:54
人名としてはぺたんを使うべきだったようだ。テヘ

69まことふ:2009/10/17(土) 01:48:36
ズッ君情報によると鍛冶・ダンがSL2で>>65の反例を与えているらしい。

70のろうゐるす:2009/10/17(土) 04:10:28
Kazhdanのヤツは違うけど、実はKunze-Steinで解決済みだったみたい。ほう。

71のろうゐるす:2009/11/01(日) 03:19:47
G 有限生成離散群
\mu 有限台対称的非退化確率測度
このとき f*\mu = f = \mu*f となる G 上の
実数値有界関数 f は定数に限るけど、
f が非負非有界のときはどうなの?
(マルチンゲールがL^1収束するかどうか分からない)

72まことふ:2009/11/02(月) 23:58:33
F2=<a, b>, \mu = (\delta_a \delta_{a^-1} \delta_b \delta_{b^-1})/4,
f(a^k) = 3^k, a^kを始点とする測地線\omegaで、2番目の点がa^{k 1}でないようなものについて、
\omegaのn番目の点ではfの値を3^{k-n}とすればどうでしょう?

73まことふ:2009/11/03(火) 00:00:38
あ、 f*\mu = f = \mu*f か。これじゃだめね。ゴメソ

74みーしゃ:2009/11/03(火) 10:11:51
ヒューストンでは行きも帰りもダッシュしましたよ。。。

>のろさん
そうですね。
ここはルイーダさんに聞いてみましょうか。

75のろうゐるす:2009/11/03(火) 15:23:41
x=(x_n)_n \in \prod (G,\mu) に
lim_{m,n} f( x_{-m]...x_n ) (マルチンゲールだから概収束)
を対応させる関数 F : \prod (G,\mu) \to R はシフト不変なので定数。
この議論に最大値原理(最小値原理)を適用すればいいだけのような気がする。

76のろうゐるす:2009/11/04(水) 00:05:19
しかし有界じゃないので最大値原理は使えないのであった。

77みーしゃ:2009/11/04(水) 09:12:35
有界の時でも面白い話ですね。

78のろうゐるす:2009/11/07(土) 01:08:31
定常測度の一意性から従うようだね。ひでぶ

79のろうゐるす:2009/11/07(土) 22:57:20
やっぱりダメだった。ほうほう

80のろうゐるす:2010/02/16(火) 10:21:37
○グリス正規部分群定理によれば、SL(n>2,Real)の格子の正規部分群は
有限または有限指数とのことであるが、SL(n>2,Z[X])の任意の商群は
だいたいSL(n,Z[X]/I)なのかのう?平和あたりが知っているのかも試練。

81まことふ:2010/02/25(木) 14:35:42
sigmaを N={1,2,3,...} 上の以下のような全単射とします。
sigma(k(k 1)/2) = (k-1)k/2 1, sigma(n) = n 1 (otherwise)
無限生成自由群 F_infty = <s_i : i in N> の自己同型alphaをalpha(s_i) = s_sigma(i) で定めた時、
接合積Z ltimes_alpha F_\inftyはnon-Gammaまたはnon-McDuffでしょうか?

82みーしゃ:2010/02/25(木) 16:17:34
>>81
sigma(k(k 1)/2) = (k-1)k/2 1, sigma(n) = n 1 (otherwise)

(k 1)とn 1とは何でしょうか?
non-McDuffのような気がしますね。

83のろうゐるす:2010/02/25(木) 17:29:20
ほうほう。特殊文字使った?
とにかく、生成元の上の全単射なら軌道分解して、
軌道がすべて有限ならGamma、無限軌道が一つでもあればたぶんnon-Gamma.

84まことふ:2010/02/25(木) 18:48:53
プラス記号が消えてしまった。
つまり各自然数mについて生成元に関する長さ m の巡回置換が1つあるということです。
じゃあGammaなんですね。

85のろうゐるす:2010/02/25(木) 18:51:23
接合積のユニタリをUとするとき、U^{n!}は漸近的中心的でしょ。

86みーしゃ:2010/02/25(木) 21:59:52
よかったですね。

87まことふ:2010/02/25(木) 22:17:43
そうですね。えへへ。

88みーしゃ:2010/02/25(木) 22:26:33
フォンノイマン環は見かけによらないですね。

89のろうゐるす:2010/07/01(木) 08:38:46
mathoverflowから恩師ビルの質問を転載するよ.
跡0行列Aはたった一個の可換子[B,C]で書けるけど, ノルムの制御は
どうなってるの?任意の n 次跡0行列Aに対して, A=[B,C],
\|B\| \|C\| \le \lambda(n) \|A\|
となるB,Cを見つけてこられるような最小の \lambda(n) は何?
・正規(対角)行列なら, Bをユニタリ(置換)行列, \|C\|=\|A\|とできる.
・だから, 可換子の和にしていいならノルムの制御は簡単にできる.
・昨日やってみたら, \lambda(n) \prec n^{ 1/2 + \epsilon } が示せた.

ついでに:II_1因子環で跡0なら可換子の有限和(実は2個)で書けて
ノルムの制御もできるけど(ファック-ドラハープ, マルコー),
たった一個の可換子で書くことは可能?(たぶん不可能.)

91のろうゐるす:2010/07/05(月) 17:10:39
興味ある人のため.../notes/nc.pdfに参考ファイルを置いておいたよ。

92ばなちゃん:2010/07/31(土) 23:10:52
Y本さんによると、すたいにっつてえすうは \frac{\sqrt{5}}{2} だよ。
cahiers/steinitz-const.pdf

93のろうゐるす:2010/08/01(日) 10:43:56
ほうほう。ピッタシの値が分かるのか。

94のろうゐるす:2010/08/31(火) 10:18:58
n次ユニタリ行列 U と V が2-normでほとんど可換なら
2-normで摂動して(誤差は n によらない)実際に可換にできる(*)けど,
U, V が置換行列のときは置換行列内で摂動してうまくいくのかな?

(*)の証明. (*)が正しくないとして, U_n, V_n をとる.
超極限 U, V は可換. functional calculusにより U, V を可換な
有限位数のユニタリ U', V' で近似. U', V' は(位数を保ったまま)
可換なユニタリ U'_n, V'_n にliftする. 矛盾.

メモ: 2-normをnormに替えたら(*)は正しくない.

95のろうゐるす:2010/10/12(火) 05:51:23
補遺ほい。

>>89の問題にやや進展があったらしい。
>>94はZ^2の表現の問題だけど、同様のことが剰余有限的従順群でも成り立つ。

96のろうゐるす:2010/10/19(火) 11:06:00
>>94は解けたらしい。
http://arxiv.org/abs/1010.3424

97のろうゐるす:2010/10/26(火) 09:56:34
ほうほう。II_1型因子環論はまだ元気のようだね。

98みーしゃ:2010/10/26(火) 12:17:45
うんそうみたいだね。

99ぴょん吉:2011/01/07(金) 19:10:10
mathoverflowを見ていてフト思いついた問題。
任意の正規行列$A$と$B$に対して、$A$と$B$を結ぶ正規行列のpath $C(t)$で、
pathの長さが$ K|| A - B || $で抑えられるようなものは存在する?
(ここで $K$は行列の次数に依らない定数。)
Bhatiaなどが、normal pathという名前のもと研究しているようだが、
反例は知られていないようだ?? なんとなくK理論っぽい。
math intelligencerの記事(↓)は本人の教科書を写しただけ。
http://www.springerlink.com/content/x16w141031814q31/

100せる:2011/05/13(金) 02:43:49
類Sに属さず性質AOをもつ群は見つかってるんだっけ?

101のろうゐるす:2011/05/13(金) 05:02:10
ハレレ、何か違うんだっけ?ふむう。

102みーしゃ:2011/05/26(木) 13:08:12
イグアーベル賞というのは、
うけないだろう。終わり。

103みーしゃ:2011/05/26(木) 13:08:44
おしえてコーナーだった。
まだ100なのか。

104まことふ:2011/05/26(木) 14:26:17
宇宙の真理を手にした数学者に送られるNever・輪廻賞があるじゃない。

105のろうゐるす:2011/05/26(木) 14:34:31
なかなかやるのう

106みーしゃ:2011/05/26(木) 15:13:51
ああ、あの涅槃輪廻賞のことか。

107浪人A:2011/06/10(金) 16:00:16
無粋を承知でおたずね申す。>>58 はどこに書かれているのでござるか?

108のろうゐるす:2011/06/10(金) 16:31:30
どこにも書かれてないよ。今、証明を思い出してみるよ。
xをSL(3,Z)の位数3以上の元とし、xの中心化群をC(x)と書く。
xが3つの異なる固有値を持つ場合、C(x)は可換。
xが2つの異なる固有値を持つ場合、固有値をa,a,a^{-2}とおくと、
特性方程式は t^3-(2a+a^{-2})t^2+(a^2+2a^{-1})t-1 となるけど、
これが整数係数だから、むにゃむにゃ。

109まことふ:2011/06/11(土) 14:23:26
むむ、つまり2つの固有値というのは雲丹ぽてんとな場合に限られて、やはりC(x)が可換と言うことか。

110カハモナク:2011/09/21(水) 23:39:26
大昔からの予想として、「Gが捩れのない群のとき、複素群環CGの可逆元は
一点にsupportを持つ、つまり c \delta_g の形である」というものがあります。
(複素数でない体を考えることもあります。)
可逆元はともかく、CGの元がvN環LGでユニタリのときは何とかなりませんか?

111のろうゐるす:2011/09/23(金) 07:48:06
任意の群Gに対して、ZGの可逆元は(\pm1)Gに限るってのもあるな。
これのユニタリ版ならどうにか出来るんじゃないか?ほうほう。

112のろうゐるす:2011/10/09(日) 18:08:34
(1) hyperfinite II_1 orbit equivalence relationのfull groupの部分群 G で、
discreteかつ非従順なものは存在するか?
(2) hyperfinite II_1 factorのユニタリ群の部分群ではどうか?
ここで、discreteとは2-normに関してdiscreteってことね。
つまり、 sup{ Re \tau(g) : g in G } < 1.
gがfull groupの元なら、\tau(g)は固定点集合の測度。

まったくの当て推量では、7:3で存在するかな。

113みーしゃ:2011/10/10(月) 20:19:38
水の惑星 地球

114のろうゐるす:2011/10/15(土) 10:33:35
任意の有限生成無限群 G = <S> は非有界Lipschitzな調和関数を持つか?
有限生成系 S はsymmetricであるとしておく。G 上の実関数fが、
Lipschitzとは、\sup_{x \in G} \max_{s \in S} | f(xs) - f(x) | < +\infty;
調和とは、 \forall x \in G に対して \sum_{s \in S} f(xs) = f(x)
が成り立つときを言う。
もし G が一様凸Banach空間上のaffine等長・非有界な作用を持つなら、
非有界Lipschitzな調和関数を持つことが知られている。
だから、(T)でない群や双曲群はOKだ。SL(3,Z)はどうなんじゃろ?

115MMR:2011/10/17(月) 06:46:44
>>114
IHPで平和が言及してた問題ですね。
仁虎羅が「持たない群はない」と主張していましたが、
そのときの議論には埋まらないギャップがありました。。

116まことふ:2011/10/23(日) 17:21:48
逆に>>112 の例になり得ない(かつなるべく小さい)非従順群ってどんなのがあるんでしょね?
SL3(Z)とかぐらい?

117のろうゐるす:2011/10/23(日) 18:32:26
うむ。T群の像は相対コンパクトになるから、無限離散ではありえない。
さらには禿げるプの性質を満たすことぐらい分かるよ。たぶん。

118のろうゐるす:2011/10/26(水) 12:56:55
Calkin環 Q 上の有界なコサイクルはコバウンダリ?
σをQの(内部的)自己同型とする。a ∈ Q(H) が"コサイクル条件"
sup_n \| \sum_{k=0}^{n-1} σ^k(a) \| < +∞
を満たすなら、∃d such that a = d - σ(d) ?
Note: A ∈ B(H) が
sup_n \| \sum_{k=0}^{n-1} σ^k(A) \| < +∞
を満たすなら、∃D such that A = D - σ(D).
Proof: Z_0 := 0, Z_m := \sum_{k=0}^{m-1} σ^k(A) とすると、
Z_m - σ(Z_m) = A - σ^m(A).
D_n := n^{-1} \sum_{m=0}^{n-1} Z_m に対して、
D_n - σ(D_n) = A - n^{-1}Z_n.
(Z_n), (D_n)は有界だから、D として D_n の弱集積点をとればよい。■

119のろうゐるす:2011/10/27(木) 15:44:37
ノートを書いたよ。
/notes/bcc.pdf

120のろうゐるす:2012/02/04(土) 17:44:04
上の話の続きとして、
H^1( G, \ell_\infty(G)/c_0(G) )
を調べてみたら、群 G が可算完全のときはゼロであることが分かった。
それ以外のときはワカラン。ふむう。

121さとう:2012/02/05(日) 09:32:02
>>118 よく解っていないんですが、
こないだの栗栖の話みたいにCHが関係してそうですね。

122のろうゐるす:2012/02/07(火) 15:30:49
irngの次はnaratukaだよ。お遊びでやってることが次々論文になるね。ふむう。

123みーしゃ:2012/02/07(火) 21:26:21
のろさん次々だねえ。
次はnorotakaで行こう!

124のろうゐるす:2012/02/08(水) 05:52:47
遺憾ながら昨年以来の仕事はどれも論文にする価値の薄い中途半端なものばかりだ。
今年は何とかしたいのう。

125のろうゐるす:2012/02/12(日) 19:10:32
ひょんなことから、Pパ+T崎の共著論文を発見。
因子環の雲丹足り群のホモとピー群が自明になる条件についてだけど、
今ならホモとピー群が自明でない例が作れるんじゃないか?

126のろうゐるす:2012/03/13(火) 08:45:12
群・部分群のペア H < G に対する以下の条件を考える。
G の任意のユニタリ表現 π は、もし H への制限 π|_H が
weakly regularなら、 G 上でもweakly regular。
(weakly regular = regular repnにweakly contained)
H < G がco-amenable(G/H上にG-invariant meanが存在する)なら
上の条件が成り立つけど、他に例はないものか?

127のろうゐるす:2012/05/18(金) 15:27:56
ヒマなので、>>118-120をmathoverflowに投稿してみた。
問題をopenにすれば、もう俺が考えなくてもいいしな。ほうほう。
http://mathoverflow.net/questions/97275/sz-nagys-unitarizability-theorem-in-the-calkin-algebra

128まことふ:2012/12/23(日) 19:46:58
スラブ系(キリル文字由来)の表記について。
例えば、よく使われるGelfand-Naimarkという表記は実際には正当性がなく、
英文誌で用いられたGelfand-Neumarkか、キリル文字を転写する決まったルールに則って
ロシア語の論文の表記を写したGel'fand-Na\u{\i}markのどちらかにすべきという立場がある。
さらに、Tannaka-Kreinの場合、ボロのあの論文では論文自体はKreinなのにMathSciNetでは
Kre\u{\i}nという表記で登録されている。どうしてこうなったんだろう?
卦兄との連作ではその場のノリでそれぞれNeumarkとKre\u{\i}nにしてしまったが,よく考えたら
アクセントなしかありのどちらかで統一した方がよかったような気がしてきた。

129さとう:2012/12/24(月) 06:46:08
名前は本人の表記に合わせるのが良いと思います。

130のろうゐるす:2012/12/24(月) 16:24:11
しかし、過去の人物であって別のやり方が通例となっている場合はそうとは限らんだろってことだろ。
そういや日本人も以前は長母音を上に線引いて指示してたけど、今はやらないね。

131のろうゐるす:2013/01/05(土) 11:45:45
初等的従順群のクラスEAとは、以下の条件を満たす最小のクラスのことだ。
(1) EAは、全ての有限群と無限巡回群Zの和集合 B を含む。
(2) EAは、部分群、商群、拡大、増大和について閉じている。
ある性質(P)がEAにおいて真であるためには、以下で十分であることが知られている。
(イ) 性質(P)は B において真である。
(ロ) 性質(P)は増大和、B による拡大(*)について閉じている。
(*: 1-> N -> G -> H -> 1で N \in (P) & H \in B => G \in (P).)
一般に初等的従順群のC*環の性質について知りたいのだが、近年の分類理論の中に、
群環が上の操作で閉じているようなクラスはないものだろうか。
Zによる拡大(半直積)だって、不変な忠実跡もあるわけだし。
何かしら非自明なことを示せれば、これらの環がQDであることも分かるだろう。

132さとう:2013/01/05(土) 17:35:22
言われてみると、EA群環がキル老師の分解階数について有限な気がします。

133まことふ:2013/01/05(土) 18:26:20
思い違いかもしれんけど,C*(\opus_\infty Z) = C(\prod_\infty T)の分解指数って無限じゃないの?

134のろうゐるす:2013/01/05(土) 19:13:39
うむ。グッドポいント!
一応参考論文
http://arxiv.org/abs/1210.4050

135さとう:2013/01/05(土) 19:17:04
そう言われると、全然ダメですね。馬鹿でした。

136まことふ:2013/01/05(土) 22:00:31
ところで>>134 のQuestion 3.7って無理じゃない?@_@?
軍艦がI型じゃなかったらUHF(特に非自明単純)商があるから無理だし,
I型だったら指数有限の正規可換部分群があるんだから非自明な有限次元既約表現が
あってやっぱり非自明単純商をもつのでは?

137さとう:2013/01/06(日) 02:02:58
でもやっぱり、UHFをテンソルして、分解階数有限を示して、
UHF関係なくQDってストーリーが正しい気がします。

138のろうゐるす:2013/01/07(月) 08:16:56
思い返せば、近年のvN因子環分類における重要なinnovationの多くはrelative化にあった。
vN環に関する性質Pを、vN環のinclusion A \subset Bに一般化"relative P"するというものだ。
そこで、A \subset B が AF embedding とは、Aの任意の有限部分集合に対して、それを大体
含むようなBの有限次元部分C*環があるときを言う。駄々羅の昔の結果によれば、
Aがexact QDであることと、A\subset B(H)がAF embeddingであることが同値だ。
C*環と忠実跡の組(A,\tau)に対して、A\subset A''を考えたらどうなるのか?
AF環の接合積の議論を流用できないものかどうか。

139さとう:2013/01/07(月) 09:41:02
キル老師と黒田さんの内部的QDを\tauの表現で切るって事ですか?

140のろうゐるす:2013/01/07(月) 10:54:24
ほう。そういやそんなものもあったけな。

141ぴじょん:2013/02/11(月) 08:25:09
C*環に跡状態がただ1つ存在して、しかも忠実なら、そのC*環は単純ですか?
さらに核型を仮定したらできますか?ほう。

142さとう:2013/02/11(月) 14:56:29
よく解らないですけど、イデアルの半中心的漸近単位 p_i を考えて、
a->lim_i \tau((1-p_i)a)のスカラー倍を考えると忠実でない跡状態ができるから、
単純になるんじゃないかなー。

143のろうゐるす:2013/02/11(月) 16:41:29
>>142 ふむう。\tau(p_i)→1 だからその論法じゃダメだと思うよ。
例えば、A=C*(F_2), J=\ker(A \to O_2)とするとき、idealの族
{I : IはAのidealでJに含まれ、A/Iはtracial stateを持つ }
を考えるとZornの補題とT(A)のコンパクト性から極大元I_0をとって来られる。
A/I_0はtracial stateを持ち、極大性から任意のtracial stateはfaithfulだけど、
I_0≠Jだからsimpleじゃない。もっと努力すれば、反例を作れるんじゃないか?

AH環やその従順群による接合積では反例を作れないから、従順な場合は難しそう。

被約離散群環のときは
(1)Gが非自明な従順正規部分群を持たない
(2)Gの被約群環がsimple
(3)Gの被約群環がunique tracial state
が同値って予想があるけど、分かってるのは(2)or(3)ならば(1)ってことだけ。

144マーフィー:2013/02/11(月) 17:30:40
ワシの法則(結果)もあるぜよ..

145のろうゐるす:2013/02/11(月) 17:53:00
http://www.ams.org/journals/proc/2000-128-12/S0002-9939-00-05605-7/
ほうほう。非可分非従順な反例があるのか。サンクス。マーフィーと言えば幽霊だな。
ところで、faithful tracial stateを持つ従順C*環はマーフィーのQTS性(任意の商が
tracial stateを持つ, 従順性の仮定のもとBedosのhyper何ちゃらと同値)を持つのか?
AH環やその従順群による接合積は持つぞ。

146のろうゐるす:2013/02/11(月) 18:01:51
上の論文の一番最後に可分な例があるかどうか分からないって書いてあるけど、
非可分な例から簡単に作れるよね。
なぜなら、A が(非可分)unique tracial state τ なら任意の可分部分C*環 B に
対して、可分unique tracial stateな C で B⊂C⊂A となるものがある。
なぜなら、T(B) は汎弱可分だから、次の条件を満たす可分な B_1 を見つけてこられる。
B⊂B_1かつ、B上のtracial stateで B_1 上のtracial stateに延長できるのは τ に限る。
あとは B_1⊂B_2⊂… とやって ∪B_n を考えればよい。

147のろうゐるす:2013/02/11(月) 18:03:54
おや、早トチリしたようだ。書き込む前にちゃんと考えないと。

148のろうゐるす:2013/02/12(火) 08:59:12
>>146-147 一晩寝たら、やっぱり正しかったことが分かった。上の設定の下、
(1) B内の稠密な列 x_1,x_2,...をとる。D_0 := B
(2) Claim: ∃D_n 可分 D_{n-1}⊂D_n such that 任意のμ in T(D_n) に対して
| τ(x_i) - μ(x_i) | < 1/n for all i=1,...,n
∵もしそうでなければ、コンパクト性より ∃μ in T(C) such that
| τ(x_i) - μ(x_i) | >= 1/n for some i=1,...,n
となり、|T(C)|=1に矛盾。
(3) B_1 := closure ∪D_n は可分で、任意の μ in T(B_1) は B に
制限すると τ 。
(4) あとは B_1⊂B_2⊂… とやって closure ∪B_n を考えればよい。

149のろうゐるす:2013/02/12(火) 09:19:55
>>145
そういや任意のexact環はCARのsubquotientになるんだったっけ。
さらに従順環はCARの従順部分環のquotientだったような気がする。
十数年前に学んだことなのでもうすっかり忘れてしまったよ。

150さとう:2013/02/12(火) 11:14:57
すごい勢いで数学するんですね、勉強になります。

151のろうゐるす:2013/02/16(土) 09:53:53
von Neumann環 N を固定したとき、全行列環 M_n の N への埋め込みは全てユニタリ同値
だってことを論文に書く必要があるんだけど、何かいい文献を誰か知らんかね。
埋め込み e_{ij} と f_{ij} が与えられたときに、e_{11} と f_{11} がM-vN同値であること
を言えばいいんだけど、これは(generalized or extended) dimension function d
に対して n d(e_{11})=d(1)=n d(f_{11}) であることから従う。ところがこのことが
ちゃんと書いてある教科書がないんだよね。忠実状態が存在する(あるいは可分)の
時だけでもいいんだけどね。(可算性の仮定があれば、中心は普通のL^\inftyだし、
次元関数の出力値に基数を使う必要もなく簡単に記述できる。)教科書でなく論文でも
型に関係なく書いてあるのはShermanのしか見つからんかった。忠実状態が存在する
(あるいは可分)の時だけでもいいんだけどね。う〜ん。

152みーしゃ:2013/02/16(土) 13:55:38
何年も前に話したね.
可出井村先生の本にはなかったのね.

153のろうゐるす:2013/02/16(土) 16:16:35
TakもKadRinもDixもStrZsiもPedもSakもBlaもダメだった。
面倒だけど、有限のときと無限のときに分けて書くか。

154みーしゃ:2013/02/17(日) 23:41:23
maximal argumentを使いたくないんなら
次の議論がまあまあシンプル.
N=M_n(C), \rho, \sigma\colon N\to Mとする.

1. Mがfinite
central traceがあるから,\rho(e_{11})\sim\sigma(e_{11})

2. Mがproperly infinite
\rho(e_{11})\sim1である.
実際,M\cong\rho(N)\otimes (\rho(N)'\cap M)
で,\rho(e_{11})は\rho(e_{11})\otimes 1と変形.
relative commutantはproperly infiniteだから,
B(\ell^2)をテンソル積で含む.
よって\rho(N)\otimes B(\ell^2)の中で
\rho(e_{11})\oti1は1\otimes 1に同値.

なので\rho(e_{11})\sim\sigma(e_{11}).

I_\infty型factorの埋め込みは
minimal projectionで切ったコーナーのタイプによりけりだ.

155のろうゐるす:2013/02/18(月) 12:47:54
うむ。ありがとう。だが、そういう面倒なことは[Tak]に書いてあるから大丈夫。

156のろうゐるす:2013/02/18(月) 17:06:08
そのスジの人からKadRinのExercise 6.9.14とのタレコミを受けたが、もう送っちゃってたよ。

157あぶらみ:2013/03/05(火) 07:28:56
無限次元単位的単純(核型)C*環 $A$ の勝手なmasa $B$ は当然non-atomicですが、
$A$ 上の勝手なtracial stateを $B$ に制限したものはnon-atomic measureになりますか?

160のろうゐるす:2013/03/28(木) 17:10:24
II_1でないvN環のcentral sequenceについては疎いんだが、
C*環 A のnorm central sequence (a_n)_n は A^{**} のcentral sequence:
$f( [a_n, x]^* [a_n, x] ) \to 0$ for every x in A^{**} & f in S(A)
って事実は(non-trivialだと思うが)どこかで誰か使ってる?

161のろうゐるす:2013/03/29(金) 07:52:37
うむ。事実だと思ったのは勘違いだったようだ。

162のろうゐるす:2013/04/05(金) 17:56:57
>>143-145 任意の被約群環は性質QTSを持つのかのう?

163のろうゐるす:2013/04/07(日) 21:48:02
QTSについて論文を書いているのだが>>144の人は謝辞が欲しければこっそり名乗り出てくれ。

164のろうゐるす:2013/04/30(火) 15:40:48
KOSの論文
http://arxiv.org/abs/1301.5737
についての感想だが、有限次元ではどこまで成り立つのだろうか。
とりあえず行列環が2ベキ次元のときは良いようだ。量子情報理論に何か応用がないかな。
実行列環 M_n の上の線形汎関数 f_0,f_1,...,f_k を考える。ただし、f_0=Tr.
このとき、n=2^l, k<n-1 なら、直交射影 p で f_i(p)=f_i(1)/2 for all i
となるものが取れる。
証明:ホモロジー指数の計算により、grassmanian G(2n;n) から R^k への
Z_2 同変連続写像 p -> (f_i(p)-f_i(p^\perp))_{i=1}^k は零点を持つ。
http://arxiv.org/abs/1006.2263
証明にホモロジー指数を使うので、2ベキ次元以外には対応できない。

165いぎー:2013/06/01(土) 16:53:45
n > 1 のとき L F_n \not\subset L^\infty(O^+_k)?

166こーひー:2013/06/01(土) 17:22:18
O^+_kが何のことかは知らないけど、finite injectiveでなければ、
フツーはLF_2を含むよ。ってゆーかそうでない例は知られていない。

167かぴも:2013/09/01(日) 05:11:10
可分II_1型vN環 M の超積 M^ω の分類問題です。集合論とは距離を置くことにして、
自然数集合N上の超フィルタωは固定したうえでZFCで考えることにして、できるだけ
多くの M^ω を見分けたいんだけど、幾つありますか?コンヌ埋め込みは未知としても、
full,Γ,McDuffで少なくとも3つあることは分かるんですが。L(F_2)^ωの基本群は何?

168のろうゐるす:2013/09/13(金) 14:27:41
Gがコンパクト量子群, C^u(G) full algebra, C(G) reducedとして
C^u(G) -> C^u(G) \otimes_{\max} C^u(G)
-> C(G) \otimes_{\max} C(G)
-> L^\infty(G) \otimes_{\bin} L^\infty(G)
を考えると、どこまで C^u(G)上faithful?もっと一般に余作用を考えたら?
ところでC(G)ってoppositeと同型なの?

169のろうゐるす:2013/09/13(金) 19:18:20
ふむう。ぐるぐる検索したところ、C(G)にはantipode S があるけど*-homでないそうな。
テンソルの右側の成分は C^u(G)^{op}にして最初のhomを(id\otimes S)\Deltaにした方が
センス良さそうではあったのだが。

170のろうゐるす:2013/09/13(金) 21:54:18
ほうほう。どうも世の中にはunitary antipode R というものがあるらしいね。
とりあえず、state
\omega_h(\lambda \times \rho)\Delta: C^u(G) -> C
が何なのかは誰か知ってるはずなので、万が一counitだったら教えて。
\rho: C^u(G) -> B(L^2(G,h)), \rho(x) = J_h R(x^*) J_h;
\omega_h the GNS vector state on B(L^2(G,h)).

171みーしゃ:2013/09/13(金) 23:08:52
いや〜203に乗れて助かった.

それはcounitじゃなくて
ユニタリ表現v(s)にかけたものはスカラー行列\dim H_s / \dim_q H_s.

172のろうゐるす:2013/09/14(土) 07:29:45
それは良かった。連休前ということもあり祇園の辺りは修学旅行生でごった返してたよ。
回答ありがとう。するとcounitになるにはKac typeじゃないとダメっちゅーことだな。
それでもなお、そのstateがreducedの上で連続だったら余従順だったりしないの?

173みーしゃ:2013/09/14(土) 09:21:15
そうかもしれんよ.

174のろうゐるす:2013/10/05(土) 18:56:18
局所コンパクト群 G が余コンパクト従順閉部分群 H を持っていたら、全C*群環 C*(G) は核型?
余コンパクトとは、等質空間 G/H がコンパクトってことね。
モヂュラ関数 Δ_G|_H と Δ_H が異なるときは、G/H に非零な G 不変測度は存在しないから、
上の条件を満たしていても G が従順になるとは限らない。
条件を強化して、G にコンパクト部分群 K が存在して G = KH としても応用上それほど違わない(?)。
例: G=SL(n,R), H=上三角(可解群), K=SO(n)。より一般に、概連結な G についても同様に G = KH。
概連結な G に対して、C*(G) が核型であることはHilbert 5th + 連結Lie群の表現論から従う。

C*_red(G) が完全であることなら、コンパクト G 空間 G/H が従順であることから分かるんだけどね。

175さとう:2013/10/06(日) 11:04:25
Hilbert 5th + 連結Lie群表現論の部分がよく解りません。どこかに載ってる議論なんですか?

176のろうゐるす:2013/10/06(日) 11:57:10
さあ。局所コンパクト群の専門書を見ればどこかには載ってると思うよ。
G が概連結とは G/G_0 がコンパクトなこと。ここで G_0 は単位元の連結成分。
このとき、Hilbert 5th解決により、コンパクト正規部分群 L が存在して、
G/L をLie群にできる。G/L は概連結なLie群なので、最大従順正規部分群で割ると
半単純Lie群となる。結局、G を従順根基 N で割ると、G/N は半単純Lie群。
岩沢分解を考えれば、余コンパクトな可解部分群を見つけてこられる。
アレ? G=KHになってるのか?Lie群の従順根基について勉強しないと。
他にもどこか間違ってるかも。

177さとう:2013/10/06(日) 14:10:27
へーそんな話があるんだ、勉強になるな。
いいかげんな事を聞きますが、似た議論で C*(G) のRFD とか QDも出たりしますか?

178のろうゐるす:2013/10/06(日) 15:03:50
SL(n,R)の有限ユニタリ表現(つまり有限I型, 有限II型)は自明なものしかないから、
RFDではないね。QDでもないはず(n>2なら自明表現が孤立してるから)。

179のろうゐるす:2013/10/06(日) 15:12:34
>>175
連結Lie群の全群環が核型であることは、半単純Lie群の全群環がI型であること
から従う。半単純Lie群がI型であることは既約ユニタリ表現の分類理論の結論の
ひとつ(従順部分群のユニタリ表現からの誘導表現として出てくるものが全て)。

180さとう:2013/10/06(日) 20:19:13
非従順群の扱いに慣れていないので、「従順なのにQDじゃない全群環」って不思議な感じがします。
のろさんにとっては、わりと当たり前なんですか?

181のろうゐるす:2013/10/06(日) 21:11:56
アレ?I型でコンパクトがたくさんだから多分QDだね。
単位的でないから有限型ユニタリ表現がなくてもいいのか。

182のろうゐるす:2013/11/16(土) 10:20:31
まったくナンセンスな質問かも知れんが、Out(O_2)やOut(R)は同型か?
O_2は君津環、Rは超有限因子環。これらの群は普遍的で特に構造がないpolish群と
いうのが俺のフィーリングだ。同じように普遍的で構造がない群は皆同型かも知れぬ。
可算無限集合N上の全単射全体の成す群とか、その"mod有限集合"versionとかはどう?
とりあえず単純かどうかぐらい分からんか。

183のろうゐるす:2013/12/04(水) 17:26:27
ふとした疑問なのだが、kap稠密定理ってスペクトル込みで出来るのかな?
A⊂B(H) が単位的C*部分環のとき、任意の T∈A'' に対して、ネット T_i∈A で、
T_i→T (SOT), sp(T_i)→sp(T) (Hausdorff距離) となるものが見つけられる?
可逆元を可逆元で近似することなら出来るのだが。

184ブッコ:2013/12/05(木) 16:16:22
>183
成り立たなさそうです。これでどうでしょうか。

A=C[0,1]をH=L^2[0,1]に掛け算作用素として作用させます。
A"=L^{infty}[0,1]です。

x=1_[0,1/2]\in A"とすると、sp(x)={0,1}です。d_HをHausdorff距離として、
x_nをAの列とします。もしd_H(sp(x_n),sp(x))→0となったとすると、
ある番号Nがあって、n>Nに対して d_H(sp(x_n),{0,1})<1/4です。

特に任意のsp(x_n) (n>N)の元λは
min(λ,1-λ)=d(λ,{0,1})<=d_H(sp(x_n),{0,1})<1/4
を満たすので、sp(x_n)は[0,1/4)\cup (3/4,1]に含まれます。
sp(x_n)は連続関数x_nを掛け算作用素として考えた時のspec、よって連結です(中間値の定理)
よって、各nに対してsp(x_n)はI=[0,1/4)またはJ=(3/4,1]に含まれます。

よって{n>N; sp(x_n)はIに含まれる}または{n>N; sp(x_n)はJに含まれる}のいずれかは無限集合です。
前者が無限集合{n_1<n_2<・・・}であったとします。
するとx_{n_k}<=1/4ですから、その強極限はxになり得ません。後者の場合も同様です。

よってsp(x_n)→sp(x)となるx_nはAからはとれません。

185ブッコ:2013/12/05(木) 17:17:16
>>184
min(|λ|,|1-λ|)<1/4
I=(-1/4,1/4), J=(3/4,5/4)
とするべきでした。すみません。

186のろうゐるす:2013/12/05(木) 18:38:05
うむ。そりゃあそうだ。

187のろうゐるす:2013/12/20(金) 18:00:52
Rがunital f.g. ringのとき、EL(n>2,R)は(T)を持つが、unitalでないときは、
交換子群( = EL(n,R^2))が無限指数を持ちうるので一般に (T) ではない。
そこで予想は「EL(n,R)において交換子群がrel (T)を持つ」ということになるが、
はたしてどうだろうか。これはEL(n,R)が2次元以上の既約表現たちに対して
(T)を持つことと同値だ。特に、R = { f ∈ Z[X] : f(0)=0 }のときはどうか。

188のろうゐるす:2013/12/20(金) 18:25:14
あれ?ぴちょかーの結果はナンだったっけ?

189のろうゐるす:2014/01/16(木) 09:50:40
今野埋め込み予想のC*環版を安直に考えると、「任意の可分C*環$A$は核型C*環(O_2でよい)の
C*超積の部分環(さらに条件付期待値あり)として実現できる」ってなるけど、どうなんだろ。
条件付期待値ありのverは、今野予想より強いのでhopelessだけどね。そもそも何の役に立つのやら。

190さとう:2014/01/16(木) 12:39:48
キル老師の様にカッコイイ特徴付けとかあればいいですね。

191のろうゐるす:2014/01/28(火) 16:48:58
AがC*環, τ 跡状態, p in A 直交射影のとき, 任意の x in pA(1-p), || x || < 1 に対して
τ(1+(p-xx^*)^{1/2}-(1-p-x^*x)^{1/2}) = 2τ(p)
になるんだけど, なんか簡単な理由でもあるのか?
このクイズの答えは掲示板のどこかに書いておいた。

192のろうゐるす:2014/01/28(火) 18:05:42
ほう。「クイズの答え」って書いたけど、現在の証明に納得がいっていないので、
もっと一般的な現象なのか、また背後に何かしらの機構があるのかを知りたいってことね。

193s:2014/01/28(火) 20:20:15
多項式近似からτ((1-xx^*)^{1/2})=τ((1-x^*x)^{1/2})
これからすぐに分かるんじゃないでしょうか

194のろうゐるす:2014/01/29(水) 00:42:47
うむ。その通りだ。当たり前だったね。

195さとう:2014/02/10(月) 02:56:16
>>192 降参です。一週間考えたけど、よく解りませんでした。
悪化マン、アンダー損の非可換 Lyapunov定理とか近い事考えてると思うんですが、、、

196のろうゐるす:2014/02/18(火) 22:39:45
不亜羅波勝良の定理に、nonseparableなC*環では二つの自然なAFの定義に違いが
出るというのがあるが、vN環ではどうなんだろ。例えば、非加算集合 I に関して、
ITPFI II_1因子環 \bigotimes_I M_p の同型類は自然数 p によるのだろうか?

197のろうゐるす:2014/03/12(水) 21:26:27
群 G 上の擬準同型とは, 実数値関数 q: G -> R であって, ある定数 K>0 に対して、
| q(xy) - (q(x) + q(y)) | < K for all x,y in G
が成り立つもののことだ. 以下の2結果が良く知られている.
・双曲群はnontrivial(つまり非有界な)擬準同型をたくさん持つ.
・SL(3,Z)などの高階格子は非有界な擬準同型を持たない.
G 上の非有界擬準同型 q を考えて, G の群構造を忘れて単に距離空間と思うと,
弱い条件: ∀R>0 ∃S>0 s.t. for all x
q(B(x,R)) ⊂ B(q(x),S) & B(q(x),R) ⊂ N_K(q(B(x,S)))
が成り立つ. ここで, N_K は K-近傍を意味する.
この弱い条件は, q が疎商写像であるということと同値だ.
問題: 任意の可算離散群 G に対して実数値疎商写像は存在するか?
提案: 距離空間に対して距離性質(T)を定義して, 以下を示す.
 (1) それが疎商写像で閉じていることを示す.
 (2) 距離性質(T)を満たす群は(T)群に限ることを示す.
 (2) SL(3,Z)が距離性質(T)持つことを示す.

198のろうゐるす:2014/04/06(日) 08:30:46
無限局所有限体 K に対して,局所有限群 G=PSL(n,K) のC*群環 A を考えると,
A はAF環で単位指標の核 I は単純環になるのだが,具体的にK_0を計算できないだろうか?
I が単純であることは,I上稠密に定義された正定値跡が正則表現跡の定数倍に限る
ことから従う.(τがI上稠密に定義された実正定値跡ならexp(-τ(1-g))はG上の
正定値跡になるので,鐚損・富むの指標剛性を使うとτ(1-g)がg \neq 1に依らない
ことが分かる.)

199のろうゐるす:2014/04/09(水) 12:01:31
超有限II_1型因子環 R が擬対角的かという問題があるが、一般に安定有限環と
擬対角環のテンソル積は(安定)有限的だ。安定有限環同士のテンソル積で、
安定有限的でない例は知られていないのだが、例えば
M = l_\infty(N;M_n) / c_0(N;M_n)
は擬対角的ではないが安定有限的だ。M \otimes (M or R) は有限的か?
無限組み合わせ論に精通していれば解けるかもしれない。

200のろうゐるす:2014/04/15(火) 10:04:43
>>131 が解けたらしいな。
http://arxiv.org/abs/1404.3462
そういやウィンダムが「恐ろしい子ッ!」と言っておったわい。

201のろうゐるす:2014/05/23(金) 09:33:06
取り立てて重要ではないがフト気になったこと。
Xが局所有限とは限らないグラフ距離空間のとき、有界有限幅核はell_2(X)上の
有界作用素になるとは限らない。この場合の一様蝋環 C*_u[X] は有界作用素で
有限幅を持つものたちの閉包と定義されているが、その部分環として対角作用素と
有限幅平行移動作用素たちで生成される環 B が存在する。つまり B の元は
有限幅で sup_x #{ y : T_{x,y} \neq 0 } < \infty & sup_y(同様) を満たすものたちだ。
はたして、いつ B は C*_u[X] で稠密になるのであろうか?

202のろうゐるす:2014/06/04(水) 18:46:51
Aronszajn--SmithやLomonosovに影響されて次のようなことを考えてみたが、
どうだろうか。余り考えていないので簡単に反例が見つかるかもしれないが。
Aがバナッハ環, V, W が左Aバナッハ加群, T: V -> W がコンパクトA線形写像.
予想: Vは有限次元であるか, 非自明なA不変閉部分空間を持つ.

203のろうゐるす:2014/06/04(水) 22:18:26
フツーに間違って種。ほう。

204のろうゐるす:2014/06/21(土) 17:14:16
群 G の(可算)集合 X 上の作用が全面的に従順であるとは、任意の G 軌道上に不変平均があるときを言う。
別の言い方をすれば、\ell_\infty(X) から \ell_\infty(X)^G への G 不変条件付期待値があるときをいう。
G_1 と G_2 が X 上に可換に作用していて、両方とも全面的に従順なら、G_1×G_2 作用も全面的に従順?
証明が見つからないから反例があるのだと思うが、はたしていかに。

205がくせい:2014/06/26(木) 14:19:52
Xへの作用が全面的に従順なのは、各点の固定部分群が余従順なときですよね。
すると、G_1×G_2の作用による固定部分群は固定部分群の直積を含んでいて、
小さい部分群が余従順だから、大きい部分群もそうで、全面的に従順?

206のろうゐるす:2014/06/26(木) 14:46:24
ふむう、ふむう。そんなに簡単なのか。

207のろうゐるす:2014/07/04(金) 09:51:33
「局所コンパクト群 G が従順ならvN環 L(G) も従順、Gが離散のときはその逆も正しい」は
基本的な命題だが、有限型とは限らない一般のvN環に対して性質(T) を定義して、
この命題の「従順」を「性質(T) 」に置き換えられないものか。たぶん「従順+性質(T) = I型」と
なるのだろうが、それでよい。そもそも、(T)群で L(G) が半有限でないものはあるのだろうか。

208のろうゐるす:2014/07/04(金) 10:44:59
あいや。(T)群はunimodularだった。というわけで上の話は空っぽかな。

209のろうゐるす:2014/07/04(金) 10:45:47
ところで格子を持たない局所コンパクト(T)群はあるのかのう。

210ぽげむた:2014/08/14(木) 13:34:01
[BO]に、「安定有限核型C*環はQDか?」って質問は I 型のときですら未解決って
書いてあるけど、そうなんですか? さとうが頑張ったら何とかなりませんか?

211さとう:2014/08/14(木) 17:35:53
一般には、まだちょっとよく解らないけど、
QDの接合積になってたら大丈夫だと思います。

212のろうゐるす:2014/08/15(金) 04:14:46
ほうほう。「AがI型QDなら任意のユニタリ u in B(H)
such that uAu^*=A and B := norm-cl( \sum_{n in Z} a_nu^n ) がI型
に対して、BがQDである」を示せば十分だな。

213のろうゐるす:2014/09/21(日) 10:22:06
離散群 G に左右作用の両方を考えて粗距離空間にしたら、いつ粗従順なんだ?
(つまり、G = <S> 有限生成としたとき、d(x,y) = min{ |v|+|w| : y=vxw }。)
もちろんクラスSなら粗従順だが、別にそれに限らなくともよい気がする。

214のろうゐるす:2014/10/13(月) 09:48:12
http://arxiv.org/abs/1410.2626
ふむう。[ES11]に比べてどこが新しいんだ? 参考: >>94-96

215のろうゐるす:2014/10/16(木) 12:58:44
>>138 Aが核型、τが跡のとき、(1)τがQDであることと、(2) A⊂A'' が
AF embeddingであることは同値なのだろうか? (2)=>(1)は良いのであるが。

216さとう:2014/10/16(木) 13:45:21
なんだろう、Voiculescu の定理をうまく使えばできるのかな。

217すぱてぃふぃらむ:2014/10/18(土) 10:18:18
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/7140/1141965756/432
従順根基が自明な群の被約群環の跡は自明なものに限るそうですが、
擬跡はどうなんでしょうか?考えるだけ無駄でしょうか?

221のろうゐるす:2014/10/22(水) 13:53:18
4年生セミナーの最中に浮かんだ疑問なのだが、C*環の極大イデアルは常に閉だったり
するのだろうか。単位的でないC*環には稠密かつproperなイデアルが存在してもよい。
そのようなイデアルは、感覚的には、極大になりそうにないのだが。ふむう。
c_0の場合はどこかで誰かが考えていると思うのだが。

222のろうゐるす:2014/10/22(水) 14:51:30
うむ。可換のときは既に解決しておった。暇な人は非可換のときにチャレンジしてくれ。
http://www.ams.org/journals/tran/1971-159-00/S0002-9947-1971-0283575-1/

223のろうゐるす:2014/10/22(水) 15:04:42
ところで極大*部分環の場合はどうなのだろうか?

225名無しさん:2014/10/26(日) 05:49:53
>>222
えー、Conwayの A corse in functional analysisに書いてなかったっけ?

226のろうゐるす:2014/10/26(日) 09:46:03
ゑっ何ゐってんの?単位的な場合しか扱ってないと思うが。
VII.§8.Exercise 2で非単位的な場合を扱っているが、モヂュライデアルしか扱っていない。

229のろうゐるす:2014/11/05(水) 18:16:09
特に理由はないがOut(O_2)が単純かどうか知りたい(>>182)。
一般にOut(A)は既約表現のユニタリ同値類の集合 \hat{A} に作用するが、
これは忠実なのだろうか。つまり自己同型 \alpha が任意の純粋状態 \phi に
対して \phi\circ\alpha 〜_unitary \phi であれば、\alpha は内部的?

230のろうゐるす:2014/11/05(水) 18:35:55
ふむう。少なくとも A に単純性の仮定をおかないとつまらないね。

231のろうゐるす:2014/11/06(木) 06:57:45
そういや、Out(O_2) の元は位数さえあえばconjugateなんだったっけ。

232のろうゐるす:2014/11/06(木) 13:05:40
タレコミがあったよ。>>231はそんなことないそうな。さらに、
「A 上の自己同型 \alpha が任意の純粋状態 \phi に対して \phi\circ\alpha 〜_unitary \phi
であれば、\alpha は内部的」は少なくとも単純環に対して成り立つそうな。(岸本cmp81)
上の条件は拡大にも閉じているから、論文をちゃんと読めば任意のC*環についても成り立つことが
分かるのだろう。

233のろうゐるす:2014/11/08(土) 18:24:45
有限生成群 G = <S> が擬対角的であることと、
 ∀ε>0 ∃H \ell_2G の有限次元部分空間
 s.t. δ_1 \in H and max_{s∈S} ||[P_H,λ(s)]|| < ε
が同値だ。そのような H の中で dim H を最小化して d_S(ε) と置く。
ε→0 としたときの d_S(ε) の増大度は生成元 S の取り方に依らないので、
G の擬対角的エントロピーが定義できる。これはどういったもんなんじゃろ?
growth function |S^n| との関係は分からぬが、少なくともベキ零群のときは
d_S(ε) が 1/ε の多項式で抑えられるようだ。これは劣指数的増大度を持つ
群が擬対角的であることを示唆しているように見えるが、はてさて。

234さとう:2014/11/08(土) 19:29:05
なんだか新しい切り口ですね。
僕なんかでは群の増大度と擬対角に関係があるようには見えないですよ。

235Rui:2014/11/09(日) 14:54:44
Voiculescu の quasicentral approximate units の obstruction では?

236のろうゐるす:2014/12/02(火) 10:36:46
ロシアからの飛行機の上で解いた演習問題。なんかの役に立つとは思えんが、
量子情報理論でcloneable状態と呼ばれて研究されているみたいだ。
「C*環上の状態φとψは、φ=ψ or φ⊥ψ でない限り、
|| φ@φ - t ψ@ψ || > || φ - t ψ || となる実数 t が存在する。」
実際のところ、不等号"≧"はいつも正しく、等号"="が成り立つ t は 1 付近で孤立している。
もっとquantitativeな不等式に出来んものかのう?
ちなみに、φ=ψ でない限り、テンソル積を増やしていくと
|| φ@φ@… - ψ@ψ@・・・ || → 2 となるのはstandard formを考えれば分かる。

237さとう:2014/12/02(火) 13:16:26
cloneable, なんだか生物みたいだな。

238のろうゐるす:2015/01/27(火) 17:32:15
2頁の論文の定理は既に腕家によって示されておった。
しかも小樽講演の主題だったらしいよ。アーメン。

239のろうゐるす:2015/02/04(水) 17:20:16
>>213はG=SL(2,Z[1/p])やSL(3,Z)でもう駄目なことが分かった。
これを使って「羅怒問題」を最終的に解決することを目指したのだが、
とりあえず振出しに戻ったようだ。

240MMR:2015/02/04(水) 23:19:09
>>239
SL(3,Z)はともかく、SL(2,Z[1/p])も駄目なんですか。。意外な気がします。
「羅怒問題」は根が深そうですね。。

241のろうゐるす:2015/02/18(水) 06:04:33
可算離散群 G が確率空間 (X,m) に非特異に作用しているとき、G は L^∞(X,m) の
スペクトラムに作用するが、この作用はスペクトラムが有限集合でない限り、
minimalにはならない。なぜなら、L^∞(X,m)上の特異状態φを考えて、
ψ = Σ 2^{-n} g_nφ, ここで G={g_n}, とすると、ψはやはり特異状態なので
0でない射影 p で ψ(p)=0 となるものが存在する。このとき、任意の g に対して、
φ( gp )=0 となるから、有限個の gp で、X 全体を覆うことは出来ない。豆知識。

243のろうゐるす:2016/03/29(火) 23:35:03
Aが安定有限単純核型C*環でGが従順のとき、ベルヌイ積
 B := (\bigotimes_G A) \rtimes G
に関する富む図・瓶照る予想ってどうなってんの?QDは?
Aが単跡でない限り、T(B)はプール栓単体になるようだが。

244さとう:2016/03/30(水) 10:34:13
よく解らないですが、富む図もプール栓単体はどうかと言ってましたよ。
富む図はファラ波にプール栓単体を教えてもらったと言ってました。
プール栓単体の普遍性かなにかで他のショケ単体も解ったりするんですか?

245のろうゐるす:2016/03/30(水) 14:34:23
他のことは知らんが、ベル縫いについてはMR1475550 (99f:28029)を読むと分かるんじゃないか。

246さとう:2016/03/31(木) 09:09:33
勉強になります。でも掲示板に載ると競争率が上がりそうで複雑です。

247のろうゐるす:2016/05/07(土) 22:00:17
ほうほう。>>21が解けたらしい。10年も経ったのか。。。

248のろうゐるす:2017/01/23(月) 10:13:49
単位的C*環のユニタリ群が稠密かつ(離散群として)従順な部分群を
持ったら、可換?非可換有限次元表現がないことはすぐにわかるのだが。

249ほむす:2017/02/10(金) 15:58:06
A が可換vN環で M_i, i=1,2 が因子環、vNテンソル積 A \otimes M_i が
同型だったら、M_i は同型ですよね? こんなことは当たり前ですか?

250???:2017/02/10(金) 17:13:51
ディクシミエの教科書の直積分のところの主張(命題3の系+命題11)を組み合わせたら出るんじゃないのかな?可分性が要るけど...当たり前とは違うと思うけど.

251のろうゐるす:2017/02/12(日) 16:20:36
A \otimes M から M への全射準同型が存在するから、M に可分性の仮定がある場合は、
(M が可分前双対を持つときは)M の可分Hilbert空間への作用はnormalなものに限る
という事実を使えば直積分を経由しなくとも証明できそう。一般の因子環 M でも、
M から M への準同型はnormalなものに限るんじゃないか?ふむう。

252???:2017/02/13(月) 00:17:35
うーん、言われてみればそれっぽいけど、どうやって示すんだろう。

253のろうゐるす:2017/02/17(金) 12:56:31
>>251
>A \otimes M から M への全射準同型が存在する
ふむう。そのようことはないね。

254???:2017/02/17(金) 17:09:12
可分でなくても良いと思うんだけど、直積分使わない方法は思いつきませんね。誰か思いつく人がいたら教えて欲しい。

255のろうゐるす:2017/05/26(金) 10:15:04
>>221>>249をmathoverflowに投稿しといた。誰かが解いてくれるじゃろう。

257のろうゐるす:2017/06/13(火) 10:36:24
G が離散群で N が従順正規部分群,G のユニタリ表現 π が正則表現 λ に
弱包含され(つまり,C*(λ(G)) から C*(π(G)) への準同型が連続),
さらに N ⊂ ker π のとき,π は G/N の正則表現に弱包含される?
\ell_\infty(G/N) ⊂ \ell_\infty(G) から B(H_π) への G/N-共変写像があるから
G/N が完全群のときは正しいんだけどね.N の上に G-N-不変平均が
あるときも正しい.

259まことふ:2017/08/13(日) 22:44:15
群コホの相当基礎的な一般論(?)
可換群 M に離散群 G の自明作用を考えた時のコホモロジー H*(G; M) は f: G^{n+1} -> M で
不変性 f(g g0, ..., g gn) = f(g0, ..., gn)
を満たすものに微分
(d f)(g0, ..., g(n+1)) = \sum (-1)^i f(g0, ..., giは外す, ..., g(n+1))
を入れたbar complexで計算できることはよく知られている。Gromovによると M が標数0の体上のベクトル空間なら
f(g(s(0)), ..., g(s(n))) = (-1)^|s| f(g0, ..., gn)
を満たすalternating cochainの部分複体が既に H*(G; M) を計算しているらしい。
これはなぜ?(よくある単体複体のcochainの反対称化の議論は頂点集合上に順序を入れるので不変性を壊してしまう)
M が可除群(T や Q/Z など)でもいいの?

260のろうゐるす:2017/08/14(月) 20:11:08
反対称化って
f \mapsto \sum_{s \in Sym(n+1)} sign(s) f \circ s
のことか? 不変性が壊れているようには見えないぞ。

261まことふ:2017/08/14(月) 21:13:14
その写像(の 1/n! 倍)がコホモロジーに同型を誘導するのを示さないといけないですが,単体複体の
コホモロジーについて類似のことを示す際,普通は頂点の間に適当に設定した全順序を使った議論を
するので,安直にはG不変性を保った形でbar complexについての議論にはできないと思いますよ。

262のろうゐるす:2017/08/15(火) 07:23:38
ふむう。コホモロジーは、条件(何とか入射的)を満たすresolutionなら何を
使ってもカノニカルに同型となるはず。つまり、余鎖の空間 C(G^{n+1};M) から
交代余鎖の空間 C_alt(G^{n+1};M) への写像
f \mapsto |Sym(n+1)|^{-1}\sum_{s \in Sym(n+1)} sign(s) (f \circ s)
と包含写像 C_alt(G^{n+1};M) -> C(G^{n+1};M) はどちらも複体の準同型だけど、
C(G^{n+1};M)上の任意の複体の準同型は最初のところが同型ならコホモロジーに
同型を導くはず。C_alt(G^{n+1};M)の方も同様だと思うよ。

263まことふ:2017/08/15(火) 10:44:32
そうか,反対称化子を bar chain complex (Q[G^{n+1}])_{n=0,1,..} に作用させた時の像として得られる
直和因子が自明表現 Q の Q[G] 加群としての射影分解になってる,ってだけのことでしたね。
ありがとうございます。加除群のことを気にしすぎて心が曇っていたようです。

264のろうゐるす:2017/08/15(火) 17:06:20
A:=L^∞[0,1] ⊂ M:=B(L^2[0,1]) に対して次が成り立つと思うんだがどうだろう。
 ∀x∈M, ∀ε>0 に対して∃ p,q∈A 非零射影 s.t. || pxq || < ε || x ||.
ここで「∀ε>0」は「∃0<ε<1」に代えてもよいのであろう。

265のろうゐるす:2017/09/18(月) 02:42:49
>>264 mathoverflowで解決した。役に立たない方だけどね。一人で研究してると、
どうしても煩悩に惑わされて(正しければウヒ!、間違っていたら計画がパー)
本気で痛みが伴う方を追求できないから、冷静な人に聞いてみるのはいいことだ。

266まことふ:2017/10/24(火) 12:13:47
授業の準備をしている途中でテリーマンのブログ記事 (2016.04.22) がこれに含まれてるのに気がついたけど:
http://www.jstor.org/stable/2034534
作用素環版も誰かどこかで使ってましたっけ?

267まことふ:2017/10/24(火) 12:18:21
含まれてるってほどではないか。

268のろうゐるす:2017/10/26(木) 14:18:57
そんな面倒なことをしなくとも、AがC*環で\phiが忠実状態のとき、
線形写像 T: A -> A が || T(x) ||_2 \le K || x || を満たすなら、
一様有界性原理から
|| \phi( aT( . ) ) || \le C || a ||_{L^1(\phi)}
が成り立ち、Tが有界なことが分かるよ。

269のろうゐるす:2017/12/18(月) 16:48:47
Gを可算離散群とし、F(G)をGを基底とする自由群とする。
GはGに左から作用し、従ってF(G)に自己同型で作用し、
さらにC*(F(G))に作用する。今、単位的G-C*環 B と
G-イデアル J とG-ucp写像 T: C*(F(G)) -> B/J が勝手に
与えられたとして、T は B へのG-ucp写像に持ち上がる?
T が*準同型ならよいのであるが。

270のろうゐるす:2018/03/28(水) 12:13:23
もう必要なくなったんだけど、後学のために知っておきたいこと。
d 点集合上の確率測度 μ を有理確率測度 ν で近似することを考える:
|| μ - ν || < ε, ν(i) in (1/q)N for all i
このとき、分母 q = q(d,ε) をなるべく小さく取るとどれくらい?
trivialな評価は、max( d, 1/ε ) ≦ q(d,ε) ≦ d/ε だけど、どっちかというと
左寄りじゃないかと思うんだが、はてさて。

272のろうゐるす:2019/04/01(月) 14:52:33
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/7140/1473054478/277
を一般化すると、 P ⊂ N ⊂ M に対して
・∃T: M -> N such that T|_P = id_P
・P-N 加群として L^2(N) < L^2(M)
が同値になると思うんだけど、どうなんだろうか?

273のろうゐるす:2019/04/30(火) 12:33:48
次の形のDiniの定理の非可換版って成り立つの?
「a_i が C*環 A の減少ネット(列)で純粋状態空間 P(A) 上で
零に収束するのであれば、ノルムで零に収束する」
ふと気になっただけだけど、多分ダメなんだろうな。

274名無しさん:2019/04/30(火) 16:02:58
Aはユニッタルとしていいですよね.(ユニテゼーションすればよいので)
0にノルム収束しないとして,ノルムのlimをC>0とすれば
ステイト空間のコンパクト性から,
\varphi(a_i)\geq Cをすべてのiで満たすステイトが一つは存在します.
こういうステイトの集合はステイト空間のフェイスになっているはずなので,
そのエクストリマル点を取れば,条件に反しませんか.

275のろうゐるす:2019/04/30(火) 16:06:03
ほうほう。簡単だったな。

276のろうゐるす:2019/08/28(水) 10:09:11
この問題が気になる
https://mathoverflow.net/questions/338936/quantum-inspired-matrix-inequality
反例はimprobableだがimpossibleとまでは見えない。

277のろうゐるす:2020/05/27(水) 11:40:20
有限型von Neumann環 M とその部分環 N があったら、
いつも正規条件付き期待値があるんだよね?だれか知らない?
M のσ有限な中心射影の増大ネット z_i で 1 に収束する
ものをとれば、E_i: Mz_i -> Nz_i は見つけられるから、
Nz_i をnon-unitalに M に埋め込むことで E_i を M 上の写像と
みて極限操作すると M から N への条件付き期待値は見つかる
けど、これじゃ正規にはならないね。

278のろうゐるす:2020/05/27(水) 12:05:51
昼めし食いに行ったらあっという間に解けた。
M がσ有限vN環の直和なら、勝手な埋め込み N ⊂ M は、
N = π N_j ⊂ M_0=π M_j と Θ: N -> M_1 を使って
N ∋ x -> (x,Θ(x)) ∈ M_0 \oplus M_1 = M と書ける。
ここで、各 N_j ⊂ M_j はσ有限。

279のろうゐるす:2020/05/28(木) 16:41:46
ちょっと間違ってたね。N'∩Mの射影で切る操作も入れておかないと。

280ぽびどん:2020/09/22(火) 12:34:46
>>157 それより弱い結果だけど、どうかな
https://arxiv.org/abs/2009.06940

281のろうゐるす:2022/01/11(火) 11:43:16
ふと気になったHecke環についての質問です。
(G,H)がHecke対、つまり H が G でcommensuratedなとき、
任意の G ユニタリ表現 (π,V) を V^H (H-invariant vectors) への
射影 p で切ると、V^H 上の Hecke環 H(G,H) の表現が出来る:
HgH -> p π(g) p
Hecke環 H(G,H) の任意の表現がこのような形をしているのは
どんなとき?
言い換えると、普遍包絡C*環 H_max(G,H) が p C*_max(G) p と
同型になるのはいつ?

282のろうゐるす:2022/01/11(火) 18:03:38
聞いたところによるとSchlichting completionを
考えたら当たり前らしいな。

283名無しさん:2022/01/11(火) 18:24:38
ふ〜ん。これのQ 6.16だったりする?(適当)
https://doi.org/10.1017/S0013091506001419

284のろうゐるす:2022/01/12(水) 10:04:50
うむ。ありがとう。
Schlichting completionを考えても何の得にもならんかったな。

285名無しさん:2022/01/19(水) 11:02:41
arXiv:2003.03469
一年以上ぐだぐだやって、結局主定理の一つは撤回か。
誰かが綺麗にしてくれるからって、
うんこやションベンその辺で垂れ流してるのとやってること変わらんな(^^;

286のろうゐるす:2022/01/19(水) 18:06:20
ほうほう。荒れとるねえ。
ひょっとして1.6ってBCの定理から明らかなのでは?

287ぷるぷ:2022/01/19(水) 18:24:51
そうだね。>1.6
俺はもう相手にするのはやめた。
次に周る人、頑張ってね。

結局この人たちはアレコレ名前つけた以外従順作用については何も貢献なかったね。
挙句人の定理の自明な系を自分の結果のように振る舞ったり、
どんどんどーでもいい自明なこと書き足していってページ水増ししていく醜悪さよ。

288名無しさん:2022/01/21(金) 11:56:29
こんな論文でも権力やコネがあれば
何度でも不死鳥のように蘇って通るまでやり直しできるんだってな。(fair and balanced とは一体…?)

289たれながさん:2022/02/10(木) 13:52:49
elibm.org/article/10012164

(悪意があるわけでなく,単純に無能力なんだろうが)
暗号解読と同じで,もっともらしいものをでっちあげる手間より
内容を検証して間違い探しするほうがずっとたいへんだよね.
くどくどと長文書いて,その中に一行嘘(願望)を仕込めば,なんでも「証明」できるからね.
そういえば,第三著者が入ってる100ページくらいの論文でも,肝心なところでお粗末で致命的なやらかしを見つけたこともあったな.
完全に時間の無駄よね.

内容に対する責任(研究費とか,ポジション)があとで追及されないような仕組みになっている以上,
破綻するのは必然で不可避であろう.
信頼度の低い論文を量産しているメイワクな人たちをシステムとして
どう排除・制裁していくかがカギとなるんじゃなかろうか.

290のろうゐるす:2022/02/11(金) 23:03:34
ふむ。4.3で(AxG)xKと(AxK)xGの同一視がおかしいということかな。
たぶんこねくり回してたらうまくいったと思っちゃたんだろうな。
森田一貫性はG-cp写像と接合積との一貫性だから、ないと困るもんね。
ふむう。しかし正しくないような気がしないでもない。

291ぷるぷる:2022/02/22(火) 12:15:48
arXiv:2202.09809
まだ準備論文だけだけど、本当にできるんだな。(正確な分類定理の主張はまだ出てないけど。)
分類定理の信頼できそうな証明も出るらしいし、
globalncgseminar.org/talks/tba-29/
群作用も含めて分類周辺(の意味があり、できそうなこと)は終わりやね

292さとう:2022/02/22(火) 12:49:52
僕が学生の頃から終わりだと言われてました

293のろうゐるす:2022/02/22(火) 17:31:03
ほうほう。俺もずーっともう終わりだと言い続けてきた。
その間[TWW]が出たりもしたけど、いつかは予言が実現するもんな。
後はUCTとTW予想の完全解決だな。

それはそうとロシアのウクライナ進駐を受けていよいよICMも
開催が危ぶまれるな。多くの国が渡航中止勧告を出すだろうし。

294名無しさん:2022/02/22(火) 21:31:18
因縁でっち上げてちょっとずつ切り崩されて乗っ取られていく様は、
日本の大学の将来を見ているようですね!

295のろうゐるす:2022/02/23(水) 16:21:45
https://www.ams.org/news?news_id=6987
早くも動きがあり。"AMS leadership"はleadershipという
だけのことはある。大勢は決したか?

296のろうゐるす:2022/02/23(水) 22:00:04
ふむう。IMUは寄り合い所帯だしもっと責任重大だから、
何らかの発表があるのは1週間くらい先のことになるのかな。
最終的には完全オンライン化なんてどうじゃろうか?

297ぷるぷり:2022/02/23(水) 22:15:42
せっかくの招待講演者たちがかわいそうだね。
なんで巴里にしなかったんだい?

298ぷる:2022/03/12(土) 19:34:27
こんばんは。質問です。
ユニッタル(単純)AF環cl(/bigcup A_n) 上のステイト/phiがあったとき、
/int_[U(A_n)]/phi(u ・u*)du
は収束する?トレースに集積することはわかるんだけどね。

299のろうゐるす:2022/03/14(月) 10:22:25
あまり正しそうな気がしないが、俺は単純AF環でmonotracialでないもの
の例すら知らんから、反例を作ることは出来ないな。

300のろうゐるす:2022/03/16(水) 09:31:13
>>297
幾つかのソースから、IMUがロシアの提示したカネに釣られた
と聞いた。この度のキャンセルの結果、IMUはロシアから貰う
はずだったカネがなくなったので財政状況がずいぶん悪いらしい。
ICMもオリンピック同様カネ目の話だったのかしら。。。
辺留市区さんのコメント
https://www.facebook.com/dmitry.kleinbock/posts/10101689163963769
ICM2022がロシアに決まった際の俺のコメント
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/7140/1473054478/217

301名無しさん:2022/03/16(水) 11:57:32
ほうほう。某うちゅうといい、
数学者は毒饅頭とソーシャルハックにはめっぽう弱いのう。

302のろうゐるす:2022/03/16(水) 12:24:49
プーチンのようなオイルリッチな独裁者は、自分の見栄えのいい写真を
撮るためになら10億円くらいポンと出してくれるからな。シベリア虎の
保護とか、ナントカ数えきれない。

まあプーチンを選んだ前総裁は責任なしというわけにはいかんだろう。
何か発言しとかないと立場が悪くなるんじゃないか。

303のろうゐるす:2022/03/17(木) 13:51:43
IMUはそもそも大してお金持っていない。IMUによればICM開催には
現在7億円くらい必要で(なんでそんなに掛かるんでしょうね?)、
参加費1億円を引いた残りの6億円くらいをどうにか用意しないと
ならない。昔、日本でやった時は小平さんとかが必死に走り回って
企業から献金を集めたそうな。

304:2022/03/17(木) 23:16:31
Zoomなのにそんなにかかるの?
まあ大きくて権威のある組織にはシロアリがいっぱいいるからねえ。

305のろうゐるす:2022/03/18(金) 09:43:51
もちろんzoomならそんなに掛からないよ。
現地開催の場合。数字はIMUの資料による。
https://www.mathunion.org/icm/icm-2026
2026は中島総裁で会場はPhiladelphia。
トランプ大統領ではありませんように。

306ぷる:2022/04/07(木) 14:57:31
非可換(fg)自由群は(標準的な対称生成集合に対して)非有界正値調和関数を持つよね。
これって群の従順性と関係するんでしょうか。
Zだと等差数列なので正値にはならず、素人としては何か関係しそうですが。。
なんとなく病的分解と関係しそう?

307のろうゐるす:2022/04/07(木) 20:15:04
非定数有界調和関数の有無はLiouville propertyとしてよく研究されてるけど、
非有界正値調和関数はどうなんだろ。
abel群なら調和関数はadditive homに限る。
有界調和関数の空間 H^\infty(G) \cong L^\infty(\partial G) が無限次元なら
正値関数に対して、sup-norm と 原点での値 f(e) (= \partial G 上の積分値)が
同値でないから、一様有界性原理で非有界正値調和関数を見つけられる。
ベキ零群とか扱いたいのならHarnack不等式とか?よく知らん。

308ぷるっ:2022/04/08(金) 15:37:46
なるほど。遠くで大きくなるのを足し上げていくと確かに作れますね。さんくす
そういう分解を持たないものはどれくらいあるんだろう?

309ぷる:2022/04/15(金) 14:30:19
>>291, 292 もうちょっとだけ続くらしいよ。
arXiv:2204.04480

 (でも抽象的な分類とかでたら、すぐに陥落するんじゃろな〜)

310ぷるぷる:2022/05/01(日) 15:33:54
なんか色々トラブルに巻き込まれそうなので、
丸精油行きは断念!
ただでキャンセルできたけど、時間は結構無駄にしたな
結局某本航空の予約サイトのルートはインチキっぽいね。
鶴居の時もトラブったし、寛容な俺でも流石にもう使う気にならんよな。

ルーマニア行く人、面白いことが起きたらブログでレポお願いします。

311みーしゃ:2022/05/01(日) 22:57:48
そういう不自由なんか誰のためにも地球のためにもならんことだし,
これからCO2やなんやかやの問題に人類が対処していかねばならん時に
ほんといらんことしてくれたわ奴は.
一体どれだけの人の人生がこれまで,これから狂っていくのだろうか.
2月23日の日付のままの小学校の黒板に心が痛むわ.

312のろうゐるす:2022/08/30(火) 14:38:42
C*環 A が可分単純非可換のとき、Aの超冪はnonzero characterを持たない?
当たり前のような、そうでないような。

313さとう:2022/08/30(火) 15:16:32
ラーダムとロバートが似たことを考えていましたよ。Aを動かして超羃にすれば持つような気がします。
https://arxiv.org/abs/1106.5523

314のろうゐるす:2022/08/30(火) 17:37:42
なるほど。ありがとう。これでmathoverflowの問題が解けた。

315のろうゐるす:2022/08/30(火) 17:40:41
追伸:Aを動かさなければ、持たないね。

316ぷるぷる:2022/08/30(火) 17:44:15
>>315 ホント?ユニっタルならもちろんそうですが・・・

317のろうゐるす:2022/08/30(火) 17:49:41
ああ、そうだ。ユニっタルじゃなければ、>>313の反例をc_0直和した
ものが反例になるな。

318のろうゐるす:2022/08/30(火) 17:50:23
あれっ?単純にしたかったんだっけ?そこをなんとか。

319ぷるぷる:2022/11/07(月) 18:09:32
第二可算局所コンパクト群は有限生成局所コンパクトに閉に埋め込めるんでしたでしょうか?
と聞こうと思ったけど、できないらしいどすねえ ふっしぎ〜😮
https://www.normalesup.org/~cornulier/embed.pdf
(>>309は離散でなくてもひねるところ変えればできたっぽいけど、有限生成じゃないと今のところダメなんよね😓)

320のろうゐるす:2023/06/26(月) 21:09:13
C*環 A の元 x の極分解をしたいのだが、 x = u|x| として、
p := 1_[ε,∞](|x|) in A^{**} としたとき、
partial isometry v in A で || xp - v|x|p || < ε となるものは
存在しますか?

321ぷるぷる:2023/06/26(月) 23:08:40
非自明射影がなくて安定階数2以上なら無理なんじゃないでしょうかね😉 可換でも無理やろな😥
結局xpもxに近い(絶対値も同様)から、もしあれば可逆元で近似できてしまうやん😌
というか回転数考えれば円盤でも当たり前か🙂

322のろうゐるす:2023/06/27(火) 09:56:06
>>321 すまん。εが重なってた。 p:= 1_[1/2,∞] にしてくれ。
sr=1のときはぺ打線が示してるらしいな。さとうがそう言ってた。

323のろうゐるす:2023/06/27(火) 10:53:55
うむ。ダメだな。

324<削除>:<削除>
<削除>

325<削除>:<削除>
<削除>

326ぷるぷる:2023/07/12(水) 14:52:46
お、再来週夜の部で教えてくれるのかな?☺️

https://www.uni-muenster.de/MathematicsMuenster/events/2023/cstar-algebras.shtml
僕は所用で行けなくなったけど、君津さんのお話が面白そう😊

327のろうゐるす:2023/07/14(金) 09:15:36
政治犯として隔離されていた(らしい)キル老師が西側へ放り出されたとき、
君津が拾ったんだ。職を手配するにあたって、江風呂須らに評価を頼んだら、
自分には理解不能だがとにかく天才であるみたいな返答が来たそうだよ。
それで君津が頑張って職にねじ込んだんだけど、論文を全然出さないんで、
君津が借金取りばりに苛斂誅求して論文を書かせたそうだ。君津は、人類に
貢献したって回想してたよ。キル老師はその業績をもとに大学を移ったので、
以後単著論文が出なくなったんだ。

328ぷるぷる:2023/07/14(金) 11:17:38
感動的なエピソードよね
キルの論文は直接読んだことあんまないけど、徒然なるままに書いてあって訳がわからんかったわい😔
分類論文くらい、禿げさんのときみたいに、誰か整備して出版すればええのにね😌
結局あれは何があったんや?😟

https://arxiv.org/abs/2307.06480
第一弾、でたね☺️
ちなみに従順作用でもできるのか、って我部さんに聞いたら
UCTを3回crucialなところで使うから
KKをどう見ればいいのかわからん😆、Wテンソルしておけばできるんじゃね😉
って言っとった🙂 ナワちゃん、ピンチ?😚

329のろうゐるす:2023/07/14(金) 11:37:41
>>327 間違ってた。君津がハイデルベルグから移籍したんだった。

330のろうゐるす:2023/07/14(金) 12:04:55
>>328 追悼集会に間に合わせてきたね。

俺も追悼集会のための論文を書いた。ずーっと前から頭の中で出来てたことを
書いたんだけど(ユニタリ群の弱従順性の話で普通の人は興味ない)、証明を
詰めてみたら、実はもっと簡単にもっといいことが示せることが分かった。
やっぱりちゃんと紙に打ち付けないとだめだな。キル老師は8年間ものあいだ
ろくな紙もなしによく数学を続けられたな。

331<削除>:<削除>
<削除>

332ぷるぷる:2023/07/15(土) 17:59:18
https://www.nhk.or.jp/shutoken/chiba/article/014/29/
数おりには特に興味ないけど、中華は一位の常連国なんやな☺️
飛行機でIMOのTシャツ着てる人たちがたくさんおったわ😌
そういや昔サマースクールの講師やったけど、金払いが良くてびっくりしたわ😁

人口多いとはいえ、科学、少なくとも数学の世界で欧米が抜かれるのは時間の問題やろなぁ😙
人海戦術で虚偽論文告発し始めたら面白いんだけどねぇ😊
ほとんど何も残らなくなってしまう人、結構おると思う
ロビー活動、エッセイ・プレゼンコンペ、見切り発車の出鱈目論文濫造大会に堕落している現代欧州数学界では、
>>327のような美談が生まれることも今後なさそうやな😅

333のろうゐるす:2023/07/15(土) 20:24:58
1位中国、2位アメリカ、3位韓国だけど、アメリカの出場者の過半数はアジア系だぞ。

334ぷるぷる:2023/08/06(日) 19:48:03
arXiv:2307.08267
これの最後に書いてあるquestionってK1見れば
円盤テンソルZでもダメだと思うけど、僕が何か忘れているんでしょうか・・・?😴
Cf. >>321

335のろうゐるす:2023/08/06(日) 21:14:31
アレ、変なこと書いてあるね。str=1 はムリでも s(a) in closure(GL) に
なるかって聞こうと思ったはずだったんだよ。きっと時差ぼけのせいだな。

336ぷるぷる:2023/08/06(日) 22:21:52
ほうほう、定数列(あるいは直行列)考えれば同じ理由でダメなんとちゃう?😷

ルーベン、ええなぁ。。。伝説よ再び、おみやげよろしくぅ

337のろうゐるす:2023/08/07(月) 01:02:18
ふむう。Aが可換なら tsr( C*(F_\infty) \otimes A ) = 1 だと思ってたが違うのか?

338ぷるぷる:2023/08/07(月) 12:02:44
>>337 やっぱり円盤→円周のK1考えると正しくないよね😷
>>336 で書いてあるのもなんか変だった
free generatorだから大熊-禿-羅ダムを読めばできるのかもね☺️
僕が証明を読んだのは自由群環のときだけや😁

339のろうゐるす:2023/08/08(火) 17:13:15
ところでふと気になったのだが、単純核型C*環の分類って実係数の場合は
どうなってんの?たしか実C*環のほうが、KO群がたくさんあるんだよね?
実C*環 A_r の複素化 A_c は自分自身の複素共役と同型だけど、別の
実C*環 B_r の複素化 B_c が A_c と同型になっていると A_c になんか
変な共役自己同型ができるよね。きっとK理論になんか起きるんだよね?

340のろうゐるす:2023/08/08(火) 17:18:21
単に位数2の共役自己同型を分類するというだけの話だが、分類可能クラスでは
もうできてるのかのう?

341ぷるぷる:2023/08/08(火) 19:38:00
黒田の構成いじったらO2だけでも山ほどありそうやね・・・🙃

342のろうゐるす:2023/08/09(水) 05:12:53
そういや分類には興味ないんだけど、UCT問題は O_2 の任意の位数2の自己同型の
固定点環に対するUCTに帰着できるってキル老子が主張してたことがあったけど、
キル文書には書いてないね。我部によると位数2&位数3ならいいらしいけど。

343<削除>:<削除>
<削除>

344ぷるぷる:2023/11/01(水) 11:21:20
arxiv:2310.20594
第二弾?出たね☺️
ぼちぼち腰を据えて読んでみるか😌

345のろうゐるす:2023/11/01(水) 15:47:41
やった、査読者候補決定!

346ぷるぷる:2023/11/06(月) 11:02:46
内容フォローしてないけど、頑張っとるなインド人🇮🇳☺️🍛
arxiv:2311.01524

347のろうゐるす:2024/01/19(金) 16:35:52
サカイの定理:「C*環Aに全双対があればvN環」ってやつなんだけど、
A^{**}がvN環(かつσ-weak = σ(A^{**},A^*))であることを認めれば
id: A -> A=(A_*)^*がweak*-weak*連続写像 \pi: A^{**} -> A に
拡張出来て、\piがσ-weak-denseなところ(つまりA)で*-homだから
全体でσ-weak-weak*連続*-homが分かって証明終了だと思うんだけど、
なんか間違ってるか?ふむう。

348ぷるぷる:2024/01/19(金) 22:25:44
ふむふむ、Aの積がpredualの弱位相で連続かどうかわからないからダメみたいですよ、
0時の本に書いてあった☺️

349のろうゐるす:2024/01/20(土) 08:10:23
なるほど。歴史がゆがんだかと思っちゃったよ。

350ぷるぷる:2024/01/31(水) 18:14:50
ジンマー祭り@ポアンカレー、のろさんは行くのかな?🙂
剛性学校で連続講演聞いた時は最先端のハイテクツールが絡み合って
なかなかの大作だと思ったけど、その後進展はあったのかな?😌

351のろうゐるす:2024/03/27(水) 19:24:20
>>257
N<G が従順正規部分群のとき、C*_r(G) -> C*_r(G/N) の核は
{ (1-n)g : n in N, g in G }で張られるものとばかり思ってきたが、
完全性がないとそれが分からんということか。ふむう。

352ぷるぷる:2024/03/27(水) 21:23:34
StabilizationしたらG/Nの接合積だけど、
Nの自明表現はG-同変split持つから大丈夫ちゃうん?🙃
イデアルに射影作れるやろ😊

ナワちゃん、控訴しないって😥

353のろうゐるす:2024/03/28(木) 14:22:30
stabilizationの話は知らんけど、それってC*_r(G)をG/Nの捩じれ接合積で
書くって話とたぶん同じなのでは。捩じれがあって旨くいかないんだけど。

354ぷるぷる:2024/03/28(木) 15:57:15
Sectionが同変にならんのね😌


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板