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第25回参議院議員選挙(2019年)

1372とはずがたり:2019/07/03(水) 17:53:52
参院選、山本太郎はどうするか
https://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-12489668870.html

2019年参議院議員選挙が明日から始まります。
れいわ新選組は、選挙区・比例区あわせて10人の候補者を擁立する予定です。

そして、私、山本太郎は比例区で立候補予定です。
今回からは導入された特定枠(比例区の得票数に応じて優先的に当選が決まる)を、
使用する予定です。
その枠に、重度の障害をお持ちの木村英子さん、難病ALS当事者のふなご やすひこさんを登録する予定です。

予定、予定の連発は
公選法上の都合です。
あしからず。

当事者が国会に行き、道を切り拓く。
れいわ新選組の本気のチャレンジ!引き続き応援してください。

山本太郎

1373チバQ:2019/07/03(水) 19:37:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000003-kana-l14
【かながわ参院選】全7党激突で混戦 4議席巡り14人名乗り
7/3(水) 5:00配信 カナロコ by 神奈川新聞
【かながわ参院選】全7党激突で混戦 4議席巡り14人名乗り
立候補予定者
 参院選神奈川選挙区(改選定数4)は、与野党の全7政党が激突する全国屈指の混戦区だ。2日時点で、各党の公認候補予定者をはじめ諸派や無所属の現職と新人の計14人が立候補を表明。他にも出馬を模索する動きがあり、4議席を巡る激しい舌戦が予想される。

 安倍晋三首相の政権運営や実績に対する中間評価として、有権者の審判が示される参院選。神奈川選挙区では、自民党、公明党、日本維新の会の「改憲勢力」が過半数の3議席を押さえるかも焦点だ。

 自民は、島村大氏が働き方改革関連法の成立などに携わった1期6年の実績を強調。単独候補として、6年前の全国最多113万票を上回る得票を目指す。

 連立を組む公明は、佐々木さやか氏が再選を目指す。自民から「推薦」を受け、支持母体の創価学会に加え保守層にも「与党で2議席」を呼び掛ける。

 野党第1党の立憲民主党は、複数擁立を見送り牧山弘恵氏に注力。統一地方選で躍進した追い風を受け、連合神奈川の支援と無党派層への浸透で3選を狙う。

 旧民進党の流れをくむ国民民主党は、新人の乃木涼介氏を擁立。牧山氏とすみ分けた連合の後押しに加え、俳優としての知名度を生かして初当選を目指す。

 共産党は、新人の浅賀由香氏が次点だった3年前の雪辱を期す。護憲派の市民団体を中心とする「市民と野党の共闘」を旗印に、無党派層への浸透を図る。

 日本維新の会から出馬する松沢成文氏は、代表を務めた希望の党を6月に離党。「改革保守」の第三極を掲げ、浮動票の取り込みで2期目を目指す。

 社民党は、新人の相原倫子氏を公認。政党要件維持を至上命令に「党の存亡を懸けた選挙」と位置付け、護憲政党の老舗として政権批判票の獲得を目指す。

 このほか、諸派や無所属の新人7人も名乗りを上げる見通しだ。

神奈川新聞社

1374チバQ:2019/07/03(水) 19:40:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000611-san-pol
新潟選挙区 「忖度」対「落下傘女性」
7/2(火) 22:24配信 産経新聞
新潟選挙区 「忖度」対「落下傘女性」
有権者に支持を求め握手する塚田一郎参院議員=新潟県上越市(沢田大典撮影)
 6月29日、新潟県上越市の屋内イベント会場で、参院選新潟選挙区(改選数1)に自民党公認で出馬する元国土交通副大臣の現職、塚田一郎が約450人を前にマイクを握った。

 「私事でこの度、大変皆さまにご心配、ご迷惑をおかけする事態に至ったことを、まずもっておわび申し上げます」

 塚田はこう語り、深々と頭を下げた。

■1議席争う戦い

 塚田は4月、山口県下関市と北九州市を結ぶ道路整備に関し、首相の安倍晋三や副総理兼財務相の麻生太郎への「忖度(そんたく)」などと発言した責任を取り、辞任した。塚田は丸刈りになり、県内100を超える支部のほとんどに「謝罪行脚」をし、信頼回復に努めた。

 塚田は野党統一候補として無所属で出馬する打越さく良(ら)と対決する。自民県連幹部は「情勢は極めて厳しい。『老後資金2千万円』問題よりも、圧倒的に発言のダメージが大きい」と苦悩を深める。

 自民内では、3期目を目指す塚田が、これまで改選数2で与野党が議席を分け合う「楽な選挙しかしていない」(幹部)との懸念も強い。今回、塚田が初めて1議席を争う戦いに臨むこともあり、政府・与党は総力戦の構えをみせる・塚田が所属する麻生派(志公会)は新潟を最重点区と位置づけている。

 6月26日には安倍に近い新潟県出身のジャーナリスト、櫻井よしこが新潟市に応援に入った。櫻井は安倍から電話で「塚田君をどうにかしてやって。彼は真面目だから、本当にしょんぼりしてどうしようもない。景気づけてあげてほしい」と要請されたと明かした。

 さらに、塚田が北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の中学校の1年先輩で、参院議員になる前から問題解決に向けて活動してきたことを挙げ「立派な政治家だ」と持ち上げた。塚田は「これからが拉致問題の正念場だ。この仕事をやり遂げるまで、働く機会を与えてほしい」と涙声で訴えた。

 同じ会合に出席した県知事の花角英世は「国を動かすのに県選出の国会議員が大変重要だ」などと述べ、「与党候補」の塚田の立場を強調した。

 ■なぜ新潟なのか

 新潟では最近、全国的にも注目の選挙が相次いだ。改選数が2から1に減った平成28年7月の前回参院選で自民現職が落選し、同年10月の知事選も与党系候補が敗れた。自民が大勝した29年10月の衆院選でさえ、県内6選挙区で制したのは2つだけ。30年6月の知事選で花角が勝ち、「負の連鎖」を断ち切ったと思ったところで飛び出したのが忖度発言だった。野党側には格好の批判材料だ。

 「なぜ立候補する決意をしたのか。今の私たちの方を向いていない政権に対する怒りと、それでもなお民主主義を諦めたくないとの思いからです」

 6月9日、打越は買い物客らでにぎわう日曜日の新潟市中心部の一角でこう訴えた。打越は女性弁護士として取り組む貧困問題などを中心に5分間、演説したが、「もっと豊かだったはずの新潟を取り戻したい」と訴えた以外、新潟への具体的な言及はほとんどなかった。42年前、打越の立った場所から2キロ離れた場所で拉致された少女に触れることもなかった。

 北海道出身の打越は東京の大学を出て東京で弁護士となり、5月に参院選への出馬を表明した。新潟出身の塚田とは異なり、縁もゆかりもない典型的な「落下傘」だ。

 応援に駆けつけた立憲民主党代表の枝野幸男は記者団に「新潟のために一番役に立つ議員になると確信している」と持ち上げたが、演説を聴いていた団体職員の男性(56)は「結局、なぜ彼女が新潟で出るのか、よく分からない」と語った。「忖度」と「落下傘」のどちらに軍配が上がるのか。=敬称略

(沢田大典)

1375チバQ:2019/07/03(水) 19:40:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000001-yamagatan-l06
県区、現新3人出馬へ
7/3(水) 7:16配信 山形新聞
 第25回参院選は4日、公示される。令和初の大型国政選挙には与野党7党と諸派・無所属の計360人超が立候補を準備。憲法改正論議や消費税増税の是非、年金問題などを争点として、6年半続く安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に、国民の中間評価が下される。投開票は21日。

 県選挙区(改選数1)は自民現職の大沼瑞穂氏(40)=公明推薦、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小野沢健至氏(49)、無所属新人の芳賀道也氏(61)=立憲民主・国民民主・共産・社民推薦=の3人が立候補を表明している。選挙戦は公明の推薦を得て組織戦を展開する大沼氏と、野党統一候補として「非自民」勢力の結集を図る芳賀氏による事実上の一騎打ちとなりそうだ。

 大沼氏は公明と連動して各地で集会を開くなどし、自公による安定政権の必要性を訴える。尾花沢を除く県内市長の支援を得て市政報告会などに出席し、国と自治体とのパイプ役としての実績を強調。昨年12月に発足した企業後援会を足掛かりに、企業回りも重ねている。公示日の4日には二階俊博党幹事長が来援するほか、選挙期間中は菅義偉官房長官ら閣僚級が次々と県内入りする予定。

 芳賀氏は立民、国民、社民の各県連、連合山形でつくる総合選対本部を軸に活動し、「安倍1強政治」の打破や地方を重視した政策展開を訴える。6月に入り各地で集会を重ね、30日には山形市で総決起集会を開催して団結を確認した。与党候補の組織力に対抗するため民放アナウンサー時代に培った人脈を通じ、草の根で支援の輪を広げる。共産党県委員会も独自に選対を組んで支援する。

 小野沢氏はNHKの受信料制度の改革などを訴え、ツイッターなどで支持拡大に努める。

 参院定数は昨年の公選法改正で6増が決定。3年ごとの半数改選のため、今回選挙では3増となる。改選定数124(選挙区74、比例代表50)の議席を奪い合う。自民は公明と合わせ改選過半数の63議席を勝敗ラインとする。比例代表には、非拘束名簿式とは別に優先的に当選する「特定枠」を初めて導入。自民が活用する見通しだ。

県区の立候補予定者・改選数1(敬称略。略歴は(1)現職(2)最終学歴(3)主な経歴(4)出身地)

大沼 瑞穂 40 自民現
(1)参院議員(2)慶大大学院(3)自民党女性局次長、山形日本香港協会長。厚生労働政務官、内閣府上席政策調査員、NHK記者。当選1回(4)東京都

小野沢健至 49 諸派新
(1)無職(2)日本工学院八王子専門学校(3)NHKから国民を守る党党員。ディーシステム管理本部長(4)前橋市

芳賀 道也 61 無所属新
(1)フリーアナウンサー(2)日大文理学部(3)山形放送報道制作局アナウンス部統括部長、日大文理学部校友会県支部副支部長(4)山形市

1376チバQ:2019/07/03(水) 19:42:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00010003-nishinpc-pol
1強自民に内部対立の種 分裂の懸念、締め付けも 参院選九州7選挙区
7/3(水) 10:08配信 西日本新聞
1強自民に内部対立の種 分裂の懸念、締め付けも 参院選九州7選挙区
「自民1強」による危機感の薄さへ懸念が示された松山政司参院議員(前列左から3人目)の国政報告会=1日夕、福岡県築上町
 「夏の政治決戦」となる参院選の公示が4日に迫った。九州7選挙区では、自民が全選挙区に現職を擁立。候補が乱立する福岡(改選数3)で圧勝を狙い、六つの1人区で野党が一本化した候補を迎え撃つ構えだが、「1強」ゆえに内部対立を招き不安材料を抱えた選挙区も少なくない。

 1日夕、福岡県築上町。福岡選挙区で4選を期す自民現職松山政司氏(60)の国政報告会で、地元選出の武田良太衆院議員は訴えた。「1強というのが一番用心せないかんのです」

 4月の知事選で、自民県連は所属国会議員らが対立し、分裂選挙を展開。以降、感情的なしこりは残ったままだ。福岡での1議席は、自民にとっては「指定席」。野党もまとまりを欠くため「危機感は薄く、内部対立を許してしまう」(県連関係者)状況にある。

 選対本部長の原口剣生県連会長は「県内の衆院全11小選挙区で勝つトップ当選」を掲げるが、得票目標は未定。県連執行部と距離を置く衆院議員は自身の選挙で見返りが期待できる公明新人(自民推薦)の支援の優先をにおわせており、選対幹部は「国会議員が挙党態勢になっていない」と眉をひそめる。

 長崎選挙区では2017年7月の県議会議長選を契機に会派が割れた自民県議団の対立が、再選を目指す古賀友一郎氏(51)の悩みの種だ。6月の県連大会では「挙党態勢」が宣言されたが、古賀氏が各県議と並び立つポスターの完成は一部、公示直前にずれ込んだ。対する国民民主新人は4野党の共同候補。「不協和音が大きくなると一気に崩されかねない」。古賀氏陣営の県議は懸念をにじませる。

 鹿児島選挙区のベテラン自民現職尾辻秀久氏(78)は先月、鹿児島市であった党県連会合で頭を下げた。「私の不徳の致すところ」。元自民県議で無所属新人の前田終止氏(71)が対抗馬として名乗りを上げ、保守王国に分裂の芽が顔を出したためだ。

 「支持団体は割れておらず、保守分裂ではない」。県連会長の森山裕国対委員長は強調する。だが、高齢の尾辻氏の党公認を巡っては一部県議らが反発した経緯もあり、森山氏はその言葉とは裏腹に、前田氏の事務所開きへの出席者に電話でくぎを刺すなど、引き締めに躍起だ。

 前田氏陣営は「顔は向こうに向いても、票はこちらにもらえればいい」と党関係者への支援要請は控えつつ、「締め付けがきつくなれば反発する土地柄だ」と批判票に期待を寄せる。

西日本新聞社

1377チバQ:2019/07/03(水) 19:42:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-07030174-nksports-soci
タレント著名人候補に厳しい目/角谷浩一氏の目
7/3(水) 11:01配信 日刊スポーツ
タレント著名人候補に厳しい目/角谷浩一氏の目
各党予想獲得議席数
令和初の国政選挙、第25回参院選は4日、公示される。政治ジャーナリストの角谷浩一氏(58)が、直前の最新情勢を分析した。12年12月の発足から6年半続く安倍政権への、事実上の審判。与党が甘めに目標設定した改選議席の過半数(63議席)はクリアしているが「老後2000万円」問題などの影響で、32の「1人区」では与党に逆風との分析だ。

【写真】元モー娘市井紗耶香氏が街頭演説、黒パンツ姿ド緊張

<角谷浩一の目>

参院選挙全体では野党の統一候補一本化の遅れや、一本化だけでは選挙態勢が整わないこと、また直前まで衆参同日選挙かも知れないと与党にけん制された遅れが響いて、直前情勢は与党が堅調な伸びを見せている。

ことに前回の参院選で野党が強かった東北では、自民党が大きくゆり戻している。北陸、四国、九州ではいまだ自民党が強さを誇っている。

だが、日米首脳会談での「農業問題密約説」や、秋田県に配備予定の「イージス・アショア」をめぐる防衛省の説明不備問題、そして何より「年金2000万円」問題が、野党によってそれぞれの地元にどう伝えられていくかによって、選挙期間の長い参院選情勢はいかようにも変わる。加えて、このところ自民党では若手からベテランまで舌禍問題が絶えないことを考えると、街頭演説での不規則発言が党のイメージを左右するといえそうだ。

また野党の候補者一本化も1人区ばかりで、都市部の大票田では野党が乱立していることも、与党には有利に働く。野党は場合によっては、与党候補を助けかねない選挙区もある。

ただ、1人区のうちで新潟や滋賀、大分など野党が善戦している選挙区もあり、その雰囲気が全体に波及すると、野党も勢いをつける場合がある。選挙区によっては「比例は共産党へ」と投票を呼びかけるなど、今までには見られない現象も起き始めている。投票率が伸びれば、情勢は激変する。

いわゆるタレント著名人候補が野党に目立つが、最近のタレント議員の仕事ぶりを見れば、政党イメージや人気の核にはなり切れない。有権者は厳しい現実を見ているのではないか。(政治ジャーナリスト)

◆角谷浩一(かくたに・こういち)61年4月3日、神奈川県生まれ。日大卒。テレビ朝日報道局などを経て現職。永田町や霞が関に幅広い人脈を持つ。現在、TBS系「ゴゴスマ」、BS11「報道ライブ インサイドOUT」などでコメンテーターを務める。映画評論家の顔も持ち、年間250本を見る。

1378チバQ:2019/07/03(水) 19:43:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-07030585-nksports-soci
山本太郎氏は比例で出馬、れいわは比例特定枠を使用
7/3(水) 17:30配信 日刊スポーツ
山本太郎氏は比例で出馬、れいわは比例特定枠を使用
れいわ新選組の参院選の公認候補として舩後靖彦氏を紹介する際、涙で声を詰まらせる山本太郎氏(撮影・村上幸将)
山本太郎参院議員(44)が参院選公示日前日の3日、都内で2度の会見を開き、参院東京選挙区からは出馬せず、比例区で出馬すると発表した。その上で今回の選挙から導入される、政党が定めた順位で当選者が決まる「比例特定枠」の制度を使って立候補すると明らかにした。

【写真】れいわ新選組の参院選の公認候補として会見に臨み、涙で立候補への思いを語る渡辺照子氏

比例特定枠とは、全国的な支持基盤を有するとはいえないが、国政上、有為な人材あるいは民意を媒介する政党が、その役割を果たす上で必要な人材が当選しやすくなるように優先的に当選人となるようにする制度。通常の比例区は政党内で個人名の得票数が多かった順に当選者が決定するが、特定枠の場合は、記載された候補者を上位とする。特定枠に入った候補者は、自らの選挙戦ができない。

今回、れいわ新選組は、東京選挙区で立候補者を立てつつ、比例区特定枠を使う。そして難病のALSの当事者で全身まひギタリストとして活動する、介護サービス事業の株式会社アース副社長の舩後靖彦氏(61)を1位、脳性まひで重度障害がある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)を2位として、山本代表は3位となる。

山本代表は「山本が議員で居続けるためには、2人を上げたうえで自分も票を獲得しないといけない。私が、このような動きをしているのは自分の議席を守るためじゃない。6年前の1議席を獲得できたのは市民のお力。同じように勝ち取る1議席で良いのか? 納得できない。より議席を獲得できる市民の力を示す必要があると思う」と訴えた。その上で、目標の議席について「10人、全員勝たせたいが、5議席は行きたい」と語った。舩後氏と木村氏に関しては「国政上、有為な人材と考えている」と語った。【村上幸将】

1379チバQ:2019/07/03(水) 19:45:16
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190702-00000059-sasahi-pol
【参院選予測】自民“年金大逆風” 1人区13敗か〈週刊朝日〉
7/3(水) 17:00配信 AERA dot.
【参院選予測】自民“年金大逆風” 1人区13敗か〈週刊朝日〉
(c)朝日新聞社
 参院選は7月4日公示、21日投開票に決まった。「老後2千万円不足」問題での麻生大臣発言など、選挙前に危機感漂う安倍自民、かと思いきや、官邸周辺からは「乗り切った」との声すら聞こえてくる。ただ、本誌の予測では、それほど楽観できる結果ではないのだが……。

【参院選の獲得議席数予測と立候補予定者の当落予測はこちら】

「問責決議案を提出するなどまったくの常識外れ。恥を知りなさい!」

 参院本会議で安倍晋三首相に対する問責決議案が審議された6月24日、反対討論に立った自民党の三原じゅん子氏は、こう声を張り上げた。野党は年金だけでは「老後2千万円不足」する問題を取り上げ、政府の責任を追及。これに対し、三原氏は次のように反論した。

「国民にとって大切な、大切な年金を政争の具にしないで頂きたい。高齢者の不安をあおらないで頂きたい。猛省を促します」

 盗人猛々しいとはこのことである。年金問題を巡っては、麻生太郎金融担当相は自ら金融審議会に諮問しておいて、報告書を受け取らないという前代未聞の愚挙に走った。森山裕国対委員長に至っては「報告書はもうない」などとうそぶき、野党が求める予算委員会の開催を拒み続けた。

 厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正問題で始まった今国会は、年金問題で幕を閉じた。国民の目から見れば、安倍首相は説明責任を果たさず、どこまでも逃げ回った姑息(こそく)さしか残らない。

 ある自民党幹部は話す。

「首相周辺からは『2千万円問題は終わった。G20サミット成功で支持率アップ。野党はだらしないのでまあ勝てる』なんて話も聞こえてくる。安倍政権になって衆参の選挙は負けていない。なんとなく今回も勝つという根拠のない空気がある。楽観するのはどうなんだか」

 年金問題に加え、10月には消費増税が控える。選挙を目前に、自民党には激しい逆風が吹きつける。

 政治ジャーナリストの野上忠興氏がこう指摘する。

「国民の関心が高く、生活に直結する問題が出そろいました。前門の年金、後門の消費増税、そして左右の門にもイージス・アショアの調査ミス問題と、先送りされた日米貿易交渉があります。安倍首相は四方を囲まれてしまった形です。自民党がここまで厳しい環境の中で選挙戦を強いられるケースは、稀なことです」

 事実、自民党が独自に選挙区の情勢を調査した極秘資料によれば、軒並み厳しい戦いを強いられている。前回の2016年参院選で議席を失った11の選挙区に滋賀、愛媛など5選挙区を加え、「激戦区」を16とした。だが、無風と思われた選挙区でも異変が生じている。調査は、4月15日、5月13日、6月10日の3回行われているが、順次、軒並み評価を下げている。

 しかも6月10日は、参院決算委員会で「2千万円不足問題」が紛糾した日だ。この調査は、年金問題が反映されているとは言い難い。実際、6月末に実施された調査では、さらに惨憺(さんたん)たる結果になったとの情報が永田町を駆け巡る。安倍首相は勝敗ラインを、自公で改選議席の過半数となる63議席に設定した。自公の改選議席は77だから、ずいぶんとハードルを下げたものである。詰まるところ、安倍政権のレームダック化は隠しようもなく、自信を失っている証拠なのだ。

 本誌は「亥年選挙」の総決算となる参院選の獲得議席数を、前出の野上氏、政治評論家の小林吉弥氏、政治ジャーナリストの角谷浩一氏に予測してもらった。3氏とも最大の争点は「年金問題」で一致する。そこへさまざまなマイナス材料が加わってくる。

 参院選の勝敗を左右する1人区で、自民は16年参院選で21勝11敗と野党の善戦を許した。焦点となるのは東北6選挙区で、前回、自民は1議席しか獲得できなかった。農協改革や環太平洋経済連携協定(TPP)など、農政への不安から“農協の反乱”といわれた。

 今回も懸案事項は農業だ。日米貿易交渉でコメ、牛・豚肉など農産物重要5品目でも関税撤廃を迫られるのは必至で、日本の農業は大きな打撃を受けかねない状況だ。さらに、そこへ降って湧いたのが、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の適地調査ミス問題だ。

1380チバQ:2019/07/03(水) 19:45:41
 野上氏は前回と同じく、東北で自民は1勝5敗の再現があり得ると見る。

「配備候補地の秋田は、前回、自民が東北で唯一、5万票の大差で議席を守った選挙区です。今回も当初、自民が安泰と見られていました。しかし、イージス・アショア問題浮上で自民最新情勢調査でも並んでしまいました。東北全般に言えることですが、農業票の流出も懸念される状況です」

 小林氏は4勝2敗で自民が勝ち越すと予想する。5野党・会派が32の1人区すべてで一本化できたのは6月に入ってからだった。小林氏がこう語る。

「野党が統一候補で合意するのが遅すぎました。新人ばかりなのだから、知名度を浸透させていかなければならないのに、その時間が足りません」

 ただし、「接戦ばかりで全県でひっくり返る余地は残っている」と波乱含みだ。

 角谷氏もこう語る。

「東北における野党の勢いは失速気味です。野党も楽な選挙ではない。候補が統一されただけでは勝てず、票を野党に集めるという努力を各党がやらなければ、勝利は見込めない。青森、宮城、秋田は自民が優勢で、3勝3敗と見ます」

 他の注目の1人区については後に触れるが、1人区の戦いで自民は、野上氏が19勝13敗、小林氏が23勝9敗、角谷氏は21勝11敗とした。

 複数区では、北海道の自民高橋はるみ氏は前知事で知名度が抜群。同じ自民の岩本剛人氏の票を食って、一本かぶりする可能性も指摘される。東京では、元厚労副大臣の武見敬三氏が当落線上になるとの予測もある。

 公明は選挙区7、比例7の当選を目指しているが、兵庫で取りこぼす危険性があり、山口那津男代表や公明とのパイプが太い菅義偉官房長官が現地入りしてテコ入れしている。

 維新の党勢の衰えも顕著だ。大阪では16年参院選で比例票が約130万票あったのが、17年衆院選で約93万票とガタ減りしている。大阪での2議席獲得に黄信号がともる。

 自民の獲得議席数は、野上氏が52議席、小林氏が56議席、角谷氏が55議席で、いずれも10議席以上減らす結果となった。維新を足しても、改憲勢力3分の2には届かなくなる。野党では、立憲がいずれも20議席超で躍進するが、国民、共産などは伸び悩む。

「2桁も減らして、3分の2維持どころか、自民単独過半数割れは惨敗です。普通の自民党総裁ならば辞任するでしょうが、安倍首相は『負けじゃない』と言い張り、総理の椅子に居座るでしょう」(角谷氏)

 ロシアとの北方領土返還交渉も北朝鮮との拉致問題解決も暗礁に乗り上げ、解決の糸口すら見えない。議長国を務めたG20もさしたる成果は見られなかった。そこへ、10月からの消費増税が重くのしかかる。

「10%というキリのいい数字は、簡単に税額を計算できるだけに、国民の心理的負担が大きい。一方で、年金だけでは老後に2千万円足りなくなるから投資しろ、では日々の生活に追われる庶民の反発を買って当然です。増税後、景気が冷え込むのを誘発することになるでしょう。ポスト安倍は尻拭い内閣で短命に終わる恐れが多分にある。岸田氏がやろうと、菅氏がやろうと、次の衆院選は勝機が乏しくなるからです」(野上氏)

“消えた年金問題”が第1次安倍政権瓦解の引き金となったように、年金問題や増税は選挙で思わぬ風を吹かすことがある。逆風がつむじ風となって、あちこちの選挙区で議席を巻き上げる事態も起こり得るのだ。

 そうなるとポスト安倍の声も現実味を帯びてくる。自民党で安倍首相が所属する清和会の議員は言う。

「安倍さんは4選を目指す気はない。安倍さんも飽きられている。ポスト安倍がもっと言われるようになっても仕方がない。うちの派閥は、菅さんか、岸田さんを推すことになる。ただ、清和会としては本音は菅さん。安倍さんと一心同体だし、正式な派閥もないのでやりやすい」

1381チバQ:2019/07/03(水) 19:45:56
 先にも触れたが、16年の参院選、東北で唯一、自民党が議席をとった秋田では、今回も自民党の現職、中泉松司氏が優勢と見られていたが、形勢が変わりつつある。

「イージス・アショア」に関する一連の問題発覚について、自民党関係者はため息交じりに語る。

「イージス・アショアは、配備の是非を述べる以前の問題で頭が痛い。そこに『2千万円問題』。国民年金だけに加入している農家も多く、不安が高まっている」

 これで勢いづいたのは、対抗馬の寺田静氏の陣営だ。関係者の一人は「言われるがままミサイル配備に動いていた県と国との関係に疑問を持っていた人は多い。年金問題も尾を引いている。争点になれば十分に勝てる見込みがある」と意気込む。

 新潟は、自民の塚田一郎氏が守勢に回る。国の道路整備事業を巡って安倍首相と麻生氏の意向を「忖度した」と発言し、国交副大臣を辞任した。

「支持者におわびして回っているが、逆効果です。あの発言によって、自民は県議選でも議席を減らし、塚田氏は県連会長まで辞めざるを得なくなった。そのダメージは非常に大きい」(小林氏)

 野上、角谷の両氏も野党統一候補の打越さく良氏が優勢と見る。

 山梨は今年1月の知事選で、自公が推薦した長崎幸太郎氏が当選し、自民が足場を築きつつある。

「自民の内紛が伝統的に多い県ですが、知事選でようやくまとまった」(小林氏)

 だが、00年代に入って過去6回の参院選で、自民は2勝4敗と負け癖がついている選挙区でもある。野上氏と角谷氏が野党の市来伴子氏、小林氏が自民の森屋宏氏と予想が割れた。

 三重は元民主党代表の岡田克也氏の地元。今回、自民が「激戦区」に加えた滋賀は、前知事の嘉田由紀子氏の人気が高く、いずれも野党候補が優位に選挙戦を進めている。

 加計学園の獣医学部新設問題に揺れた愛媛は、野党の永江孝子氏がリードする。

 大分も3氏とも野党候補が有利と予想。安保法制国会のときに安倍首相の補佐官を務めた自民現職・礒崎陽輔氏は、07年と13年の参院選では野党が乱立したことで票が割れ、漁夫の利を得て当選したが、今回は野党候補は安達澄氏に一本化された。

「16年参院選では、自民はガチンコ対決で民進党(当時)にわずか1千票余りの差で敗れている。今回も統一候補のうえ、年金と増税の逆風も吹く。自民連敗があり得ます」(野上氏)

1382チバQ:2019/07/03(水) 20:30:30
https://www.sankei.com/region/news/190703/rgn1907030020-n1.html
10月に参院補選へ 公示日以降に大野氏辞職 埼玉
2019.7.3 07:02地方埼玉
 8月25日投開票の知事選に出馬表明し、国民民主党を離党した大野元裕参院議員(埼玉選挙区)が参院選公示(4日)以降に議員辞職する意向を示していることが2日、複数の関係者への取材でわかった。大野氏の辞職に伴う参院補欠選挙は10月10日公示、27日投開票で行われる見通しで、知事選不出馬を表明した上田清司知事が退任後、10月の参院補選に出馬するかが焦点になりそうだ。

 参院補選をめぐっては、大野氏が参院選公示前に辞職すれば、参院選と合併する形で実施され、改選数が4から5に増える。5議席目の当選者の任期は大野氏の残り任期3年となる。

 しかし、大野氏が4日以降に辞職する意向を示しており、10月に参院補選が実施される見通しとなった。補選には知事退任後の上田氏が出馬するとの観測が飛び交う一方、自民党は公明党との関係に配慮して候補者を擁立しないとの見方もある。

 一方、参院選には大野氏が離党した国民からは新人の宍戸千絵氏が出馬を予定している。国民の中では、参院補選が参院選と合併する形で実施されれば、改選数が増え、宍戸氏が当選圏内に入る可能性が高まることから、大野氏の「公示前辞職」を望む声が多かった。

1383チバQ:2019/07/03(水) 20:37:29
■1人区
野党系が取れるとしたら最大14ですかね
東北6県、甲信越3県、三重・滋賀・愛媛・大分・沖縄

>>1090 佐賀と徳島高知は全然無理でしょう

■2人区
茨城県:自・立・維・共
静岡県:自・立・国・共
京都府:自・立・共
広島県:自・自・無・共

■3人区
北海道:自・自・立・国・共
兵庫県:自・公・維・立・共
福岡県:自・自・立・国・共
 *千葉は自自立|共で無風
 
■4人区
埼玉県:自・公・維・立・国・共
愛知県:自・公・維・立・国・共
大阪府:自・公・維・維・立・国・共

■6人区
東京都:自・自・公・維・立・立・国・共

1384チバQ:2019/07/03(水) 20:39:32
https://www.sankei.com/region/news/190703/rgn1907030007-n1.html
参院選あす公示 熊本選挙区、共産アレルギーきしむ野党共闘 熱量ゼロ「統一候補の思いない」
2019.7.3 07:00
 参院選熊本選挙区(改選1)では4日の公示を前に、「野党共闘」にきしみが生じている。共産党との距離を縮める候補予定者に対し、共産党アレルギーを持つ他党や支持団体が、推薦を見送るなどした。同選挙区は、野党がいち早く統一候補を決めた、いわば野党共闘の「さきがけの地」だが、同床異夢のもろさを物語っている。(九州総局 中村雅和)

 「絶大なご支援に感謝している。どうかよろしくお願いします」。6月30日午後、熊本市内で開かれた国民民主党の県連大会で、野党統一候補として出馬予定の弁護士、阿部広美氏(52)=無所属=が声を張り上げた。

 だが、同党の支持団体、連合熊本の関係者の視線は、冷ややかだった。ある民間労組幹部は「熱量はゼロだ。組合員やOBには選挙区の話なんてしない」と吐き捨てた。

 阿部氏の参院選挑戦は、2度目となる。前回の平成28年も野党統一候補として立ち、民進、共産、社民3党の推薦を得た。結果は、自民候補に17万票差で敗れた。

 今回、30年11月に出馬表明した。31年3月には主要野党6党派の幹事長・書記局長会談で、統一候補に決まった。全国32ある1人区で、愛媛と並んで最速の決定だった。

 しかし、国民は推薦を見送り、立憲民主党も「邪魔はしないが、何もしない」(県連幹部)と静観する。

 結局、阿部氏を推薦するのは共産、社民2党だけの見通しだ。

 ◆「裏切り」に怒り

 「阿部離れ」の直接の原因は、今年4月の統一地方選だった。県議選、熊本市議選で、阿部氏は共産候補の応援にマイクを握った。この選挙区には、連合熊本の推薦候補がいた。


 連合熊本は昨年12月、連合本部も今年1月、阿部氏の推薦を決めていた。推薦に際しての政策協定には「統一選の候補者当選に向けて努力する」との文言があった。

 連合にとって阿部氏の行動は「裏切り」であり、関係者は烈火のごとく怒った。

 しかも、連合が阿部氏に不信感を抱いたのは、これが初めてではない。

 28年の参院選で、野党各党と阿部氏、連合は「運動に政党色は持ち込まない」との合意をした。その上で共産党県委員会も入った合同事務所を設けた。

 しかし、合同事務所が指揮した選挙戦では、終盤になると「憲法改悪反対」「脱原発」など、共産色の強い主張が目立つようになった。

 「約束が違う」。連合熊本は再三注文をつけたが、状況は変わらなかった。

 連合の母体となった「日本労働組合総評議会(総評)」と「全日本労働総同盟(同盟)」は戦後、共産系の組合と労働運動で衝突を繰り返してきた。

 それだけにOBを中心に、共産党へのアレルギーは根強い。


 だが阿部氏は今年2月にも、共産党が主催した演説会に出席した。

 連合熊本の古沢利光副事務局長は「阿部氏は政治の素人ではない。組合と共産党の関係は分かっているはずだ。それでも、彼女や後援者には響かないんだ」とこぼした。

 怒り心頭の連合は今年5月、阿部氏からの申し入れを受ける格好で、推薦を取り消した。

 政党も同じだ。ある立民県連幹部は「県議会でも共同歩調を取れない共産党と、どうして参院選で一緒にやれるのか。理解に苦しむ」と語った。

 ◆「どんな支持も」

 連合の姿勢に疑問を投げかける声もある。

 28年の参院選当時、民進党県連代表だった鎌田聡氏(県議)は「候補者は反社会的勢力でもない限り、どんな支持だってほしい。共産党でも何でも、運動をやってくれる人は大事だ。むしろ連合がもっと活動をしていれば、共産党の印象は薄まり、共闘はやりやすかっただろう」と述べた。

 鎌田氏は現在、地域政党「くまもと民主連合」の代表として、出身母体の情報労連を中心に、阿部氏支援の態勢づくりを急ぐ。


 一連の混乱に共産党は距離を置く。県委員会幹部は「われわれは条件を付けたりせず、ぶれずに阿部氏を支えていく。政治を変えるには、共闘しかない」と語った。

 選挙運動で頼りになるとなれば、候補者は共産党に近づく。それを立民や国民、民間労組が苦々しく眺める。全国各地の1人区で、同様の現象が起こりうる。

 「とにかく、統一候補なんて言ってもらったら困る。少なくとも、われわれには3年前から、そんな思いはかけらもない」

 連合熊本の古沢氏は、ため息混じりで語った。

                   ◇

 熊本選挙区には、自民党現職の元厚労政務官、馬場成志氏(54)=公明推薦=と、諸派新人の最勝寺辰也氏(38)も立候補を予定している。

1385チバQ:2019/07/03(水) 20:41:37
https://www.sankei.com/politics/news/190703/plt1907030057-n1.html
【令和の戦い】大阪選挙区 自民・立民 維新旋風に恐れ
2019.7.3 20:04
 大阪市を舞台に20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が開幕した6月28日、同市東住吉区の「駒川商店街」は平日にもかかわらず、いつもの買い物客にまじって、子供たちの姿でにぎわっていた。サミット開催に伴う交通規制のため、市内の学校が休みになったからだ。

 「元知事の太田房江です」「がんばりまっせ、やりまっせ」

 東西190メートル、南北540メートルの蒸し暑い商店街に、自民党から立候補する太田の声が何度も響いた。オレンジ色のたすきには「元大阪府知事」。ひたすら元知事を印象付ける作戦のようだ。声をかけられた魚屋の男性は「あっ、知事や!」と驚いた様子だった。

 こまめに水分補給しながら商店街を練り歩く太田は「名前を思い出してもらわないとね」とつぶやいた。その表情には焦りがにじむ。4月の大阪府知事・大阪市長のダブル選や衆院大阪12区補選などを制し、大阪選挙区(改選数4)に2人の候補を擁立する日本維新の会を意識していたのは明らかだ。

 仮に勢いに乗る維新が2議席を占めれば、残る2議席を自民、公明、立憲民主、国民民主、共産の5党が競う狭き門となる。太田は周囲に「(2025年)大阪・関西万博は維新だけでやりきれない。大阪から自民党議員が消えることは絶対にあってはならない」と語った。


 不安材料は維新の勢いだけではない。自民党大阪府連が太田支援でまとまりきれていないことも悩みの種だ。

 自民党は当初、太田と元大阪市議の柳本顕の2人を公認していたが、柳本が大阪市長選に立候補するため辞退。ダブル選や衆院補選などの連敗に危機感を強めた自民党本部は「共倒れのリスクがある」(党幹部)と判断し、2人目の擁立見送りを決めた。

 しかし、一部の国会議員らが6月11日、柳本を再び参院選で擁立するよう求める嘆願書を党本部に提出した。「最後は一つになるのが自民党だ」。太田はこう前を向くが、同時に「一枚岩にならなければ勝ち抜けない。支援をお願いするしかない」と不安な気持ちを吐露した。

 生き残りに必死なのは野党第一党も同じだ。

 「調査によると、私は5番目につけていると聞く。挽回に向けた本気の戦いをしていきたい」

 立憲民主党が擁立した亀石倫子(みちこ)は6月28日夜、堺市のホテルで開かれた会合でこうあいさつした。衛星利用測位システム(GPS)を利用した捜査は令状がなければ違法との判断を最高裁が示した事件を担当し、名を上げた弁護士が気になるのも維新のようだ。政治学者の中島岳志との対談では維新が実現を目指す大阪都構想に触れ、「多数決の悪用だ」と批判した。

 立憲民主党の府連幹部は「北方領土をめぐる暴言で維新を除名された丸山穂高衆院議員の問題で勢いは弱まった」と強調したが、「軍隊さながら、指示通りに動く地方議員を多く抱えており、組織力は脅威だ」と維新への警戒を強めている。

 気になるのは国民民主党の動きだ。大阪は幹事長を務める平野博文の地元だけに、公認候補を取り下げる気配がない。このままでは旧民主党支持層の投票先が割れる可能性が高く、共産党や公明党に組織力で劣る大阪の立憲民主党にとっては痛手だ。連合大阪の幹部は「亀石を当選させるには投票率を上げることがマスト(必須)だ」と分析した。


 受けて立つ維新は新人で司会業の梅村みずほを主に大阪市議、堺市議、国会議員団がサポートし、現職の東徹を大阪府議、両市以外の市議が中心に支援する態勢を整えた。維新幹部は「大阪ではG20に絡み松井一郎代表(大阪市長)の映像が多く流れた。有権者は政府とタッグを組んで大阪を元気にしているのは維新だと感じている」と述べ、支持の広がりに自信を深めている。=敬称略

(内藤慎二)

1386チバQ:2019/07/03(水) 20:43:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201907/CK2019070302000143.html
<参院選>「電力」候補、議席に危機感 再稼働推進・脱原発をけん制

2019年7月3日 朝刊


連合の産別候補10人のポスター。電力総連の浜野喜史氏ら5人は国民民主党、他の5人は立憲民主党の比例代表で立候補する=東京都千代田区の連合会館で

写真
 参院選(四日公示、二十一日投開票)で、原発再稼働を掲げる大手電力会社の労働組合の全国組織「電力総連」が擁立する候補者が厳しい選挙戦に直面している。これまで民主党・民進党の比例代表で上位当選してきたが、今回は支持率が伸び悩む国民民主党の公認となり一転当落線上に。各電力労組からは「党勢が上向かなければどうにもならない」と悲鳴が上がる。 (宮尾幹成)

 今年三月十九日、東京・霞が関の経済産業省で、電力総連の岸本薫会長が世耕弘成経産相に、原発再稼働を着実に進めるよう求める要請書を手渡した。その場には電力総連出身の小林正夫(東京電力労組)、浜野喜史(よしふみ)(関西電力労組)両参院議員が同席していた。浜野氏は今回改選を迎える一人だ。

 ちょうどこの時期は、二議員が所属する国民民主が立憲民主党や共産党との野党共闘をにらみ、公約に「原発ゼロ」を盛り込む方向で調整のさなかだった。

 電力総連は一九五九年の参院選で関電出身候補を当選させて以来、ほぼ一貫して国会に代表を送っている。二〇一一年の東電福島第一原発事故後は、民主党・民進党を急激な「原発ゼロ」政策に進ませない壁として立ちはだかってきた。

 しかし、一七年の民進分裂を機に状況が一変。民主・民進最大の支持母体だった日本労働組合総連合会(連合)に加盟する産業別労組(産別)も、支持政党が分裂状態となった。今回の産別出身候補は、立憲民主、国民民主両党の比例に五人ずつ出馬する。

 ただ国民民主には勢いがなく、五人全員の当選は厳しい。電力総連関係者は「産別ごとの順位争いだったのが、座布団(議席)の取り合いだ」とこぼす。カギは、比例票の七割程度を占める「政党名」でどれだけ得票できるかだ。

 一六年の参院選で民進党の政党名得票は約八百七十五万票。六月下旬の共同通信の世論調査では、比例の投票先は国民民主が1・6%、立憲民主が9・0%。この比率で単純計算すると、国民民主は百三十万票程度で、今回見込まれる個人名得票と合わせても最大で二百万票台にとどまる。一議席獲得の目安は百万票とされ、一人か二人しか当選できない情勢だ。

 電力総連出身者の議席が減れば、野党の脱原発志向をけん制する力が弱まるのは必至。「守りつないできた伝統を守りきれるのかどうか、極めて厳しい状況」。浜野氏が自身のウェブサイトに記すように、関係者の危機感は強まっている。北陸電力労組の六十代の元幹部は「今回は組合からOB・OG同士の働き掛けを強めるよう言われている」、中部電力労組出身の日比雄将(ひびたけまさ)愛知県議も「電力関係以外の親しい支援者にも『比例は浜野』とお願いしている」と明かした。

<参院選の比例代表> 政党や政治団体が候補者名簿を提出し、有権者は候補者の個人名か政党・団体名で投票。個人票と政党・団体票の合計に基づき各党・団体に議席を割り振り、個人票の多い順に当選者を決める「非拘束名簿式」で行われる。今回から、特定候補が個人票によらず優先的に当選できる「特定枠」が導入されるが、利用するかは各党・団体に委ねられている。

1387チバQ:2019/07/03(水) 23:03:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000022-san-l22
【参院選】2議席めぐり5氏出馬予定 立民と国民は“城対決” 静岡
7/3(水) 7:55配信 産経新聞
 ■7月4日公示

 令和最初の国政選挙となる参院選が4日、公示される。静岡選挙区(改選数2)には、自民党現職の牧野京夫(たかお)氏(60)▽立憲民主党新人の徳川家広氏(54)▽国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)▽共産党新人の鈴木千佳氏(48)▽諸派新人の畑山浩一氏(49)-の5氏が名乗りを上げる予定。「老後準備2千万円」で話題になった年金制度問題や消費税率10%への引き上げの是非などを政策的な争点に、各地で舌戦が始まる。

 静岡選挙区は榛葉氏が初当選した平成13年以降これまで、自民と旧民主党(旧民進党)が議席を分け合ってきた。ところが今回は、旧民進が立民と国民に分裂して候補者調整に失敗し、双方が有力候補者を立てたことで、従来の勢力図が崩れる可能性が出てきた。牧野氏と榛葉氏が現職の強みを発揮して議席を維持するのか、徳川氏が野党第一党の党勢と抜群の知名度を生かして2現職の間に割り込むのか。共産を含む主要政党の党勢を占う選挙区として、全国的にも注目されている。

 「与党代表として静岡県の可能性を県民に訴える」という牧野氏は4日、静岡市葵区の青葉公園で支援者を集めて大規模な出陣式を行う。その後、JR浜松駅前とJR沼津駅前で地元の県議や市議らとともにマイクを握る。

 徳川氏は4日午前9時半、静岡市葵区の駿府城公園にある徳川家康公の銅像前で出陣式を開催する。静岡選挙区を「最重要選挙区」と位置づける党本部からは、蓮舫副代表が出馬表明以降4度目の本県入りを果たし、応援演説を行う。徳川氏は先祖の家康公に見守られて、敵陣ならぬ永田町を目指して出陣する。この日は県中部と県西部の駅前で地元の有権者への訴えを行う。

 徳川氏と旧民進の“陣地”を分け合う形になる榛葉氏は4日午前10時半から、徳川氏に対抗すべく掛川市の掛川城公園三の丸広場で出陣式を行う。党本部の玉木雄一郎代表は、榛葉氏のために公示後初の応援演説を行うことになっており、党本部の静岡選挙区への力の入れようがうかがえる。その後は静岡市内に入り、富士宮、三島市を経てJR沼津駅前でマイクを置く予定。この日だけで県西部から東部まで駆け抜ける。

 「8時間働けば普通に暮らせる社会を」と労働問題や社会福祉の充実を訴える鈴木氏は4日午前9時半、静岡市葵区の党静岡地区委員会前で第一声。この日は終日、居住地である静岡市内をくまなく遊説して回る。

 政治団体「NHKから国民を守る党」から出馬予定の畑山氏は、NHKの受信料徴収の仕組みを見直すよう主張している。4日には候補者本人の演説は予定されていないが、支援者が各地でポスター貼りを行い、党の訴えの浸透を図る。

1388チバQ:2019/07/04(木) 11:04:54
https://www.asahi.com/articles/ASM72760ZM72UOHB015.html
新潟)序盤から大物が続々来県へ 参院選
杉山歩、高木真也、高浜行人 2019年7月4日03時00分
 参院選は4日公示される。新潟選挙区(改選数1)では、現職と新顔の計3人が立候補を表明しており、安倍晋三首相が目指す憲法改正や年金など社会保障制度のあり方、農業振興策などを争点に議論が交わされそうだ。

 新潟選挙区で立候補を表明しているのは、自民党現職の塚田一郎氏(55)=公明党推薦=、無所属新顔の打越さく良氏(51)=立憲民主、国民民主、共産、社民の各党推薦=、政治団体「NHKから国民を守る党」の新顔、小島糾史氏(43)の3氏。与党候補となる塚田氏と野党各党が推す打越氏による事実上の一騎打ちとなりそうだ。

 塚田氏は4日朝、新潟市中央区の白山神社で出陣式に臨み、その後にJR新潟駅前で街頭演説をする。新発田市から糸魚川市まで、沿岸部を中心に主な都市を街頭演説して回る予定だ。出陣式には所属派閥の麻生太郎副総理が出席予定。自民県連幹部によると、5日以降、与党・政権幹部が相次ぎ新潟入りし、塚田氏支持を訴える予定という。

 打越氏も4日朝、JR新潟駅前で第一声の演説をする。同日は新発田市や長岡市のほか、主に県央地域を回り、夕方に新潟市内で再び演説する日程だ。立憲民主や国民民主の県選出国会議員らと共に支持を訴え、同日夕には立憲民主の長妻昭代表代行も応援に入る予定。5日は共産の小池晃書記局長も県内で演説し、支持を呼びかける。

 小島氏は、新潟県内での選挙活動はほぼやらないという。(杉山歩、高木真也、高浜行人)

選挙人名簿登録192万5666人と発表
 県選挙管理委員会は3日現在の有権者数を192万5666人と発表した。21日投開票の参院選に投票できる有権者は県内の選挙人名簿登録者192万4658人(男性92万7812人、女性99万6846人)と在外選挙人名簿に登録した1008人(男性347人、女性661人)。

 3年前の参院選公示日前日現在の有権者は196万3538人(男性94万3877人、女性101万9661人)だった。

立候補を予定している3氏
塚田一郎 55 自現② 〈元〉国交副大臣
小島糾史 43 諸新  N国党員
打越さく良 51 無新  弁護士

=敬称略。丸数字は当選回数

1389チバQ:2019/07/04(木) 11:05:40
https://www.asahi.com/articles/ASM735RTSM73UTFK02H.html?iref=com_senkyo2019_news_list_n
れいわ山本太郎氏、比例区で出馬 特定枠にALS患者ら
2019年7月3日20時17分

参院選比例区での立候補を表明するれいわ新選組の山本太郎氏=3日午後、東京都千代田区、藤原伸雄撮影

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 政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表(44、参院議員)は3日、東京都内で記者会見し、参院選で比例区から立候補することを表明した。前回2013年の参院選では東京選挙区から立候補して当選した。山本氏は「6年前と同じ1議席でいいのか、私は納得がいかない。1議席をより増やせるという市民の力を示していく必要がある。目標議席は5。政党要件をクリアしたい」と述べた。

 また山本氏は、比例区で個人の得票に関係なく優先的に当選できる「特定枠」を活用することも表明。1位に筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦氏(61)、2位に重度障害のある木村英子氏(54)を充てる。

 れいわの擁立候補者は計10人。山本、舩後、木村の3氏以外は次の通り。(いずれも新顔、敬称略)

 【東京選挙区】野原善正(59)=創価学会員

 【比例区】蓮池透(64)=北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長▼安冨歩(56)=東大東洋文化研究所教授▼三井義文(62)=元コンビニオーナー▼辻村千尋(51)=環境保護NGO職員▼大西恒樹(55)=元外資系銀行員▼渡辺照子(60)=元派遣労働者

1390チバQ:2019/07/04(木) 11:22:14
ふぁっ!?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000147-jij-pol
元衆院議員が出馬取りやめ=オリーブの木【19参院選】
7/3(水) 22:22配信 時事通信
 政治団体「オリーブの木」は3日、参院選比例代表に立候補を予定していた小林興起元衆院議員が出馬を取りやめると明らかにした。

 関係者によると、2日に代表を辞任したことで選挙運動の態勢を組めなくなったという。オリーブの木の候補者は選挙区6人、比例4人の計10人となった。

1391とはずがたり:2019/07/04(木) 12:55:10
大量公認。。

N国党が参院選候補41人を発表
https://www.sankei.com/politics/news/190701/plt1907010032-n1.html
2019.7.1 18:32政治政局

 政治団体「NHKから国民を守る党」は1日、参院選に公認候補41人を擁立すると発表した。公約として「スクランブル放送を実現し、NHKの受信料を払わない人への電波を止める。NHKを見たくない人の権利を守る」と訴えている。公認候補はいずれも新人で内訳は次の通り。(敬称略)

【比例代表】立花孝志▽浜田聡▽岡本介伸▽熊丸英治

【選挙区】北海道=山本貴平▽青森=小山日奈子▽岩手=梶谷秀一▽宮城=三宅紀昭▽秋田=石岡隆治▽山形=小野沢健至▽福島=田山雅仁▽茨城=田中健▽栃木=町田紀光▽群馬=前田みか子▽埼玉=佐藤恵理子▽千葉=平塚正幸▽東京=大橋昌信▽神奈川=林大祐▽新潟=小島糾史▽福井=嶋谷昌美▽山梨=猪野恵司▽長野=古谷孝▽岐阜=坂本雅彦▽静岡=畑山浩一▽愛知=末永友香梨▽三重=門田節代▽滋賀=服部修▽京都=山田彰久▽大阪=尾崎全紀▽兵庫=原博義▽鳥取・島根=黒瀬信明▽岡山=越智寛之▽広島=加陽輝実▽徳島・高知=石川新一郎▽香川=田中邦明▽愛媛=椋本薫▽福岡=川口尚宏▽長崎=神谷幸太郎▽熊本=最勝寺辰也▽大分=牧原慶一郎▽沖縄=磯山秀夫

1392とはずがたり:2019/07/04(木) 12:56:45
>>1390
なんかあったんですかねえ??

代表馘??

1393チバQ:2019/07/04(木) 13:03:44
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190704480629.html
参院選 集票マシンは? 打越氏
連合新潟 産別候補と相乗り
 参院選は4日の公示で17日間に及ぶ選挙戦の幕が切って落とされる。新潟選挙区は自民党現職の塚田一郎氏(55)と、野党各党から支援を受ける無所属新人の打越さく良(ら)氏(51)による事実上の与野党一騎打ちの構図が予想される中、塚田氏は業界団体の新潟県建設業協会から、打越氏は労働組合の連合新潟から支援を受ける。与野党それぞれの「集票マシン」とされる団体が今回の選挙戦でどう動くのか。

     ◇  ◇

 「働く者の立場に立った勢力の拡大は極めて重要だ。さらなる行動を一人一人まで広げてほしい」。新潟県内の労働組合でつくる連合新潟が6月18日、新潟市中央区で開いた地方委員会。産業別組織(産別)の代表者ら約100人を前に、牧野茂夫会長は参院選で打越氏ら連合推薦候補への支援を呼び掛けた。

 連合にとっての参院選は、打越氏の支援にとどまらない重要な意味を持つ。連合の10の産別から、立憲民主党や国民民主党の公認で比例代表に10人が出馬を予定しているからだ。

 組合員約12万人とされる連合新潟も組織力が試される。牧野会長は参院選を「3年に一度の通信簿」とし、「組合員数以上の票を出さないと立場がない。本気モードだ」と強調する。

 打越氏の支援活動も比例候補の票固めの場を活用。大規模な集会や機関紙で打越氏を比例候補と並べ、組合員に浸透を図っている。

 野党各党でつくる打越氏の選挙対策本部には職員が常駐し、各党と情報共有が円滑にできる態勢を整えた。新潟県内を28地域に分けて人員を配置し、きめ細かい運動も展開。ある幹部は「ここまで徹底した態勢は例がないのでは」と話す。

 本気度がにじむ一方、実際に組織票が選挙区で機能するかは見通せない状況だ。原発再稼働問題のスタンスを巡り、打越氏の推薦を見送った産別もある。北海道出身で約2カ月前に出馬表明したばかりの打越氏に対し、組合員の熱量も高いとは言えない。

 ある産別幹部の見方は厳しい。「短期間での浸透は難しい。比例候補との相乗効果を期待しているが、票につながるかは未知数だ」

【政治・行政】 2019/07/04 07:51

1394チバQ:2019/07/04(木) 13:05:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-04013001-ehime-l38
参院選公示 愛媛選挙区3新人出馬
7/4(木) 10:27配信 愛媛新聞ONLINE
 第25回参院選が4日公示され、午前9時半現在、愛媛選挙区(改選数1)には届け出順に、衆院にくら替えする自民党現職の後継で自民新人らくさぶろう氏(54)=本名冨永幸伸、松山市、公明党推薦、野党統一候補で旧民主党元衆院議員の無所属新人永江孝子氏(59)=同市、政治団体・NHKから国民を守る党の新人椋本薫氏(45)=大阪市=の3氏が立候補している。21日の投開票に向けた舌戦が始まった。
 愛媛は、与野党の勝敗を左右する32ある改選1人区の一つ。自民党が「激戦区」に位置付け、野党は全国に先駆け候補者を一本化しており、激しい選挙戦が見込まれる。
 主な争点は、6年半を超える長期政権となった第2次安倍政権への評価に加え、憲法改正の是非や年金問題、10月の消費税率10%への引き上げ、原発を含めたエネルギー政策などになるとみられる。
 立候補の届け出受け付けは4日午後5時まで県庁第2別館6階大会議室で受け付けている。5日からは期日前投票が始まる。
 ◇
 愛媛新聞社は21日投開票の参院選で、愛媛選挙区を含む全国の開票結果を有料携帯サイト「愛媛新聞モバイル」と愛媛新聞ONLINEで速報します。

愛媛新聞社

1395チバQ:2019/07/04(木) 13:06:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000524-san-l28
参院選兵庫選挙区 公明「常勝」堅持へ、与党の結束アピール
7/4(木) 11:18配信 産経新聞
 改選数が2から3に増えた兵庫選挙区には、現職と新人の計6人が立候補。支持母体・創価学会の組織力を背景に「常勝」とされてきた公明は新人の高橋光男氏(42)を擁立、「最重点区」として総力戦で臨む。山口那津男代表は神戸・元町の商業施設前を第一声の場に選び、「国内世界の課題解決には何よりも政治の安定が必要だ。そのためには連立政権での公明の存在がなくてはならない」と声をからした。

 高橋氏を推薦する自民は、公示2日前に菅義偉官房長官が応援に訪れるなど、全面的にバックアップ。選挙事務所前で行われた出陣式には自民の国会議員も出席し、政権与党の“結束”をアピールした。それでも公明幹部は「まだまだ当選圏内にない」と引き締めを図る。

 一方で、自民は元防災相の故・鴻池祥肇氏の後継として新人の加田裕之氏(49)を擁立。県連は公明の動きに気をもむ。ある幹部は「公明から友好団体に手を突っ込まれ、引きはがされている」と危機感を募らせる。加田氏の出陣式には河村健夫・元官房長官らが駆けつけ、保守票の死守を訴えた。

 立憲民主は週末にかけ枝野幸男代表や蓮舫副代表が兵庫入りして新人の安田真理氏(41)を支援。唯一の現職、維新の清水貴之氏(45)は活動の遅れを知名度で巻き返せるかが注目される。共産新人の金田峰生氏(53)、諸派新人の原博義氏(47)も立候補している。

1396チバQ:2019/07/04(木) 13:07:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00010007-saitama-l12
<参院選>激戦予想される埼玉選挙区、4議席巡り各党の戦略は 自公で2議席確保、残りを野党奪い合いか
7/4(木) 11:53配信 埼玉新聞
<参院選>激戦予想される埼玉選挙区、4議席巡り各党の戦略は 自公で2議席確保、残りを野党奪い合いか
参院選埼玉選挙区過去3回の得票結果
 令和初の国政選挙となる第25回参院選は4日公示され、21日投開票に向けて本格的に論戦がスタートする。公選法改正で埼玉選挙区は今回から改選数が3から4に増え、現在までに自民党と公明党の現職2人と、立憲民主党、国民民主党、共産党、日本維新の会、諸派の新人7人の計9人が立候補を予定。6年半続く安倍政権の評価や憲法改正、消費増税の是非、年金問題などを争点に、激戦が予想される。

参院埼玉選挙区の展望、4議席巡り混戦 立憲、国民、共産の各新人が準備 2議席は野党の争いか

 過去3回の参院選埼玉選挙区を振り返ると、自民、公明、旧民進(旧民主)を軸とした議席争いが続いている。与党の自民・公明は計約125万〜約160万票を集め、2議席を確保している。今回も手堅く自公で2議席を狙う方針で、残りの2議席を野党が奪い合うとの見方が強い。

 3選を狙う自民現職の古川俊治氏(56)は「参院選と知事選の両方に勝ってこそ意味がある」と、知事選に弾みがつくような選挙戦を意識。6年前は100万票超えで圧勝したが、新藤義孝県連会長(衆院議員)は「過去の得票や党の支持率は一切意味がない。自公2議席確保へ全力で臨む」と気を引き締める。

 自民から推薦を受け再選を狙う公明現職の矢倉克夫氏(44)は、「厳しい戦いになると覚悟しているが、前回(約60万票)と同じぐらいの票は取りたい」と意気込む。西田実仁県本部代表(参院議員)は「かつてない勢いで激戦を突破したい」と力を込める。

 立民新人の熊谷裕人氏(57)は「他人の声に耳を貸さない政治を変えていかなければならない」と安倍政権を批判。枝野幸男党代表(衆院議員)は「熊谷さんには大きなハードルを乗り越えてもらわなければならない」と地元の埼玉選挙区で必勝を期す。

 国民新人の宍戸千絵氏(41)は介護経験や官民での勤務経験を通じて「女性や若い世代の視点を取り入れて、政治を変えたい」と意気込む。大島敦県連代表(衆院議員)は「ずっと運動をしてきて共感を得ている」と議席獲得にまい進する。玉木雄一郎党代表も県内入りする予定。

 共産新人の伊藤岳氏(59)は消費増税阻止や老人ホーム増設など福祉拡充を掲げる。共産党県委員会の荻原初男委員長が「これまでにない力の入れよう」と言う通り、志位和夫委員長や小池晃書記局長が数回県入りする「総力戦」で21年ぶりの埼玉選挙区議席獲得を目指す。

 維新新人の沢田良氏(39)は「維新か既存野党か、選択を」と訴え、消費増税凍結、改憲議論推進などの方針を打ち出す。与党と積極的に対話する「与党でも野党でもない、ゆ党」のスタイルで他政党との違いをアピールし、しがらみを嫌う若者層や無党派層の取り込みを狙う。

 ほかに幸福実現党新人の小島一郎氏(48)、NHKから国民を守る党新人の佐藤恵理子(えりぃ)氏(33)、安楽死制度を考える会新人の鮫島良司氏(64)が準備を進める。

■埼玉選挙区立候補予定者(3日現在)

古川俊治56(2)自民 現 医師
矢倉克夫44(1)公明 現 党県本部副代表
熊谷裕人57   立民 新 政党役員
宍戸千絵41   国民 新 政党役員
伊藤岳 59   共産 新 党県民運動委員長
沢田良 39   日維 新 県総支部幹事長
小島一郎48   諸派 新 党県本部代表
佐藤恵理子33  諸派 新 タレント
鮫島良司64   諸派 新 会社員

1397チバQ:2019/07/04(木) 13:11:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000018-khks-pol
<参院選>岩手選挙区 個性PR過熱 自民現職・平野氏「農水の政策通」 無所属新人・横沢氏「福祉の実践者」
7/4(木) 12:43配信 河北新報
<参院選>岩手選挙区 個性PR過熱 自民現職・平野氏「農水の政策通」 無所属新人・横沢氏「福祉の実践者」
商店街で支持者と共に手を振る横沢氏=6月29日(写真左) 総決起大会で拳を振り上げる平野氏=6月26日(写真右)
 「農水の政策通」か「福祉の実践者」か。4日に公示される参院選(21日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、与野党が立候補予定者に備わった個性のアピールに余念がない。それぞれ選挙戦の大事な論点を体現しているだけに、関係者の期待も大きい。




 「1次産業は衰退しない。私にお任せください」。盛岡市で6月26日にあった自民党現職平野達男氏(65)の総決起大会。約700人の聴衆を前に立候補予定者は、自ら「農政のプロ」を演出してみせた。

 平野氏は東大卒で、農林省(現農林水産省)に24年間勤務。国政に転身後も、民主党政権の復興相として沿岸被災地の漁港や農地の再生に取り組んだ。

 自他共に認める農水族だけに、壇上には手腕に期待する1次産業団体のトップがずらり。

 「政策通として地方の現実を認知している」(大井誠治岩手県漁連会長)、「農産物の市場自由化が進む混迷の時代だ。われわれの望む政策のため力を存分に発揮してほしい」(久保憲雄県農政連委員長)とエールを送る。

 一方、盛岡市で30日に開かれた「県障がい者スポーツ協会」の総会には、野党統一候補で無所属新人横沢高徳氏(47)の姿があった。車いすで登場し「ここにも来られない方々の声を国政に届ける」と「障害者の利益代表」を前面に打ち出す。

 横沢氏は盛岡工高卒。モトクロスバイクの選手だった1997年、練習中の事故で脊髄を損傷し、車いすでの生活を送る。2010年バンクーバー冬季パラリンピックにチェアスキー日本代表として出場した。

 実体験に基づいて障害者施策を論じる横沢氏。安倍晋三首相が大阪城の復元時に設置したエレベーターを「大きなミス」と発言したことに「戸惑いを感じた。全ての人に住みやすい社会をつくりたい」とやんわり批判を加えた。

 29日にあった後援会の集会には福祉関係者が続々来場した。県身体障害者福祉協会の藤井公博会長は「障害のある人が国政に参加すれば、福祉の考え方が大きく前進する」と訴えた。

 岩手選挙区にはNHKから国民を守る党の梶谷秀一氏(53)も立候補する予定。

1398チバQ:2019/07/04(木) 13:15:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000012-jij-pol
自民と野党、全1人区で一騎打ち=2回連続、構図定着も【19参院選】
7/4(木) 5:27配信 時事通信
 参院選の結果を左右する改選数1の「1人区」は2016年の前回に続き、全32選挙区で自民党と主要野党の統一候補による事実上の一騎打ちとなった。

 一方、改選数2以上の複数区は野党間でも争う選挙区が目立つ。

 立憲民主、国民民主、共産、社民の主要野党は全1人区で候補者を一本化。18人は無所属で立候補し、4人を除きいずれかの党の推薦を受けた。政党の公認候補として立ったのは14人。立憲は宮城、宮崎など7人、国民は石川、長野など6人、共産は福井の1人となっている。

 2回連続の統一候補実現で、「自民VS主要野党」の構図が定着する可能性がある。ただ、立憲、国民両党は分裂の後遺症から公認候補の相互推薦を見送っており、共闘の度合いに影響しそうだ。

 ◇複数区は争奪戦
 16年は四つの2人区(茨城、静岡、京都、広島)のいずれも自民、旧民進両党が議席を分け合った。今回、自民は広島で2人目を立て、独占を狙う。全体的な議席減が予想される中、少しでも積み上げを図る思惑だ。

 野党も静岡で立憲、国民両党が競合し、共産は4選挙区全てに擁立。政権批判票を奪い合う。

 四つの3人区で与党の対応は16年と同じ。北海道と千葉は自民から2人が出馬、兵庫と福岡は自民、公明両党が1人ずつ立てた。立憲、共産両党は4選挙区ともそれぞれ1人を擁立し、国民は北海道と福岡で参戦した。四つの4人区(埼玉、神奈川、愛知、大阪)と6人区の東京は与野党の乱戦模様だ。

 政党別では、公明が前回同様に3人区以上の7選挙区に立て、日本維新の会は地盤の関西以外に茨城、埼玉、東京、神奈川、愛知で議席を狙う。社民は東京、神奈川、愛知にとどめた。

1399チバQ:2019/07/04(木) 13:16:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000002-kana-l14
【かながわ参院選2019】14人が立候補見通し 全国屈指の混戦区
7/4(木) 5:00配信 カナロコ by 神奈川新聞
【かながわ参院選2019】14人が立候補見通し 全国屈指の混戦区
(写真:神奈川新聞社)
 第25回参院選は4日、公示される。神奈川選挙区(改選定数4)は、全7党が公認候補を擁立する全国屈指の混戦区。諸派や無所属を含め少なくとも14人が立候補する見通しで、21日の投開票に向けて激しい選挙戦が展開されそうだ。

 参院選で最大の争点とされる安倍政権の評価に加え、神奈川選挙区では憲法改正に賛同する「改憲勢力」が過半数の3議席を占めるかも焦点。与野党ともに公認を1人に絞っており、各党の議席争いは基礎票固めに加えて浮動票の取り込みが鍵を握るとみられる。

 現職は、自民党の島村大、公明党の佐々木さやか、立憲民主党の牧山弘恵、日本維新の会の松沢成文の4氏が再出馬。新人は国民民主党の乃木涼介、共産党の浅賀由香、社民党の相原倫子の3氏のほか、諸派5人、無所属2人が名乗りを上げている。

 憲法改正を巡る議席争いは、現有維持を目指す自民、公明、維新の改憲勢力に対し、立民、国民、共産、社民が神奈川での過半数阻止を狙う。年金問題や消費税増税などの論戦も熱を帯びそうだ。

 立候補の届け出は、4日午前8時半から午後5時まで。陣営の多くは届け出後に街頭に立ち、第一声を響かせる。

神奈川新聞社

1400チバQ:2019/07/04(木) 13:16:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00000095-mai-pol
れいわ、重度障害者2人を「特定枠」に 山本太郎氏は比例転出
7/3(水) 21:28配信 毎日新聞
れいわ、重度障害者2人を「特定枠」に 山本太郎氏は比例転出
れいわ新選組から参院選比例「特定枠」で立候補予定の木村英子氏(右)と舩後靖彦氏(中央)。中央奥は代表の山本太郎参院議員=東京都内で2019年7月3日午後7時24分、宮原健太撮影
 政治団体「れいわ新選組」代表の山本太郎参院議員(44)=東京選挙区=は3日、東京都内で記者会見し、参院選(4日公示、21日投開票)比例代表で優先的に当選する「特定枠」に、介助が欠かせない重度身体障害者の舩後(ふなご)靖彦氏(61)と木村英子氏(54)を擁立する方針を明らかにした。両氏が当選した場合、国会内の幅広いバリアフリー化が求められることになるとみられる。

 また、山本氏は、自身については、東京選挙区からではなく比例代表で立候補すると表明した。同区には新人で創価学会員の野原善正氏(59)を擁立する。山本氏は「山本が議員を続けるためには2人を当選させたうえで自分も票を獲得しなければいけない」と強調。自身の知名度を生かして票を掘り起こし、複数当選を目指す考えだ。

 舩後氏は全身の筋力が低下する難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者。商社マンだった41歳の時に発症し、現在は自力でほとんど体を動かせないという。特殊な意思伝達装置などを使いながら看護・介護サービス会社の副社長を務める。3日の記者会見で出馬の理由を問われると、介助者を通じて「私の信条は人に尽くすことだからだ」と述べた。

 また、木村氏は生後8カ月で脳性まひを患い、両足や左手がほとんど動かず、車椅子生活を送っている。ヘルパーなどの助けを借りながら行政に障害者支援の強化を求める活動に取り組んできた。

 舩後、木村両氏は、現状の国会では、議場での登壇や記名投票、議事堂内の移動は困難。さらに舩後氏は意思疎通に特殊な機器が必要であるなど、両氏が当選した場合は、移動手段や質疑方法など幅広い検討が求められそうだ。【宮原健太、田辺佑介】

1401チバQ:2019/07/04(木) 13:19:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-00010000-minyu-l07
自民現職に野党挑む 「参院選」4日公示、福島選挙区激戦に
7/3(水) 8:28配信 福島民友新聞
 第25回参院選は4日、公示される。福島選挙区(改選数1)には、自民党現職で元少子化担当相の森雅子氏(54)、無所属新人で元県議の水野さち子氏(57)、諸派新人で会社社長の田山雅仁氏(35)が立候補を予定。21日の投開票に向け17日間の選挙戦に入る。
 震災から8年4カ月が経過する中、古里再生や根強い風評への対応など復興のさらなる進展に加え、地方創生、社会保障制度などが争点になるとみられ、自民公認、公明推薦で3選を目指す森氏と、野党共闘で議席獲得を狙う水野氏の2氏が激しく争う構図だ。
 森氏は福島市やいわき市などで総決起大会を開き、農業や建設業、商工業など約140団体で構成する支援・友好団体と後援会の結束を強める。自民県連幹部らは県議会の合間を縫って支援者回りに奔走。前回、自民の現職閣僚が野党統一候補に敗れた経験を踏まえ組織固めを徹底する。公示後、現職閣僚が来県する予定で、政権与党の実績や実効力を周知する狙い。
 水野氏は老後資金2千万円問題に端を発した年金制度の検証や10月の消費税増税中止、早期の原発ゼロ社会の実現を訴え、与党との対立軸を打ち出す。市・郡単位に19の選対本部を設け、あいさつ回りを重ね知名度向上を図っている。陣営は投票率アップと無党派層の投票動向が勝敗の鍵を握るとみており、会員制交流サイト(SNS)も使い幅広い世代への浸透を目指す。
 田山氏は遊説を行わず、動画投稿サイト「ユーチューブ」などSNSを活用したネット選挙運動を展開する。

1402チバQ:2019/07/04(木) 18:21:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000036-at_s-l22
野党激突、静岡の陣 自民は切り崩し警戒 参院選しずおか
7/4(木) 17:00配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
野党激突、静岡の陣 自民は切り崩し警戒 参院選しずおか
(写真:静岡新聞社)
 第25回参院選が4日、公示され、5人が立候補を届け出た静岡選挙区(改選数2)。2001年から自民党と旧民主党系の候補が議席を分け合ってきたが、今回、立憲民主党新人の徳川家広候補(54)と国民民主党現職の榛葉賀津也候補(52)が立候補した。旧民主系勢力が割れ、真っ向対決する構図となり、全国屈指の激戦区として注目を集める。自民党現職の牧野京夫候補(60)は緩みと切り崩しを警戒し、16年に続く参院選挑戦の共産党新人、鈴木千佳候補(48)は雪辱を期す。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の畑山浩一候補(49)も立った。

 徳川候補は出馬表明が5月末と遅れたが、枝野幸男代表ら党幹部が相次いで県内入りするなど、党の「最重点選挙区」と位置付け議席奪取を狙う。1カ月余りで伊豆半島から浜松市の山間部まで県内をくまなく回った。陣営は安倍政権への批判票に加え「徳川宗家の知名度を最大限に生かし、保守層も取り込む」と意気込む。

 榛葉候補は連合静岡との二人三脚で議席死守を目指す。比例で立民を推薦する五つの産別労組の支援も取り付けた。党本部は静岡を「全国でも最重点区」と位置付けていて、4日は玉木雄一郎代表が出陣式に駆け付けて第一声を放つ異例の対応を取った。陣営幹部は「過去の選挙とは状況が全く違う」と危機感をあらわにする。

 牧野候補は公明党をはじめ、農林漁業や建設、医療、商工会関係など約170の団体から推薦を受けた。比例代表の候補とも連動して業界団体の支援も受ける。ただ、陣営は2人目の党公認候補擁立が見送られたことによる緩みや、旧民主党系2候補による保守票の切り崩しを懸念していて「追い風は吹いていない」と引き締める。

 鈴木候補は党の方針「暮らしに希望を」を前面に掲げ、特に若者や子育て世代が安心して暮らせる社会の実現を訴える。街頭や集会で直接、有権者に訴えるだけでなく、ツイッターとフェイスブックを活用して主張を発信する。

 畑山候補は、NHKの受信料を払った人だけが視聴できるスクランブル放送の導入を主張する。

静岡新聞社

1403チバQ:2019/07/04(木) 18:22:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000019-khks-pol
<参院選公示>宮城選挙区3人届け出 自民と野党共闘激突
7/4(木) 15:25配信 河北新報
<参院選公示>宮城選挙区3人届け出 自民と野党共闘激突
愛知治郎氏(写真左)、石垣のり子氏(写真右)
 第25回参院選が4日、公示された。改選124議席(選挙区74、比例代表50)に選挙区213人、比例代表146人の計359人が立候補を届け出た。歴代最長政権に近づく安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に審判が示される。最大の焦点は、憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2以上の議席を維持するかどうかだ。宮城選挙区(改選数1)には午後1時現在、予想された3人が立候補した。与野党は老後資金2千万円問題に端を発した年金不安や10月の消費税増税、東日本大震災からの復興・創生などを巡り論戦に入った。21日に投開票される。

 改選数が2から1に減った宮城選挙区には、政治団体のNHKから国民を守る党の新人三宅紀昭氏(57)、自民党現職の愛知治郎氏(50)=公明推薦=、立憲民主党新人の石垣のり子氏(44)=社民推薦=の3人が立候補を届け出た。

 4選を期す愛知氏は、仙台市青葉区の中心部で第一声を上げた。「実現力、実行力のある政治を進める。成し遂げなければいけないのは完全復興だ」と支持を訴えた。

 10月に予定されている消費税率10%への引き上げに触れ「年金の重要な財源は消費税だ。無責任な政策に耳を傾けてはならない」と増税反対の野党をけん制した。

 石垣氏は、宮城野区のJR仙台駅東口で第一声に臨んだ。安倍政権への対決姿勢を鮮明にして「賃金は上がらないのに、税金だけが上がる。安心して子どもを育てられない」と強調した。

 原発再稼働や憲法改正に関しては「原発が立地する県で、なぜ住民の声を聞かないのか。憲法9条改正も何としてでも阻止する」と力を込めた。

 三宅氏は選挙事務所の届け出がなく、第一声も行わなかった。

【宮城選挙区立候補者】

(4日午後1時現在)

◎愛知治郎(あいち・じろう)(50)=自(無)現(3)(公推)

参院財政金融委(党県会長、衆院議員秘書)仙台市、中大

<責任ある政治行う>

 公的年金制度の維持が最重要課題だ。100年たっても守る。宮城から、未来のために責任ある政治を行っていく。無責任なパフォーマンス政治には任せられない。安定した政治を担えるのは、自民と公明の連立政権のみだ。日本の未来を託してほしい。

 

◎石垣のり子(いしがき・のりこ)(44)=立新(社推)

FM放送局アナウンサー、仙台市、宮教大

<時代変える流れを>

 豊かな生活を手にしたい。安心して老後を迎えたい。次世代を担う子どもを安心して育てたい。そのために今、上げるべきは賃金で、消費税ではない。宮城から時代を変える流れをつくる。私たちにはそれが実現できる。野党が協力して全力で戦う覚悟だ。

 

 

◎三宅紀昭(みやけ・のりあき)(57)=諸新 

NHKから国民を守る党員(会社員)大阪府、日大

1404チバQ:2019/07/04(木) 20:02:33
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019070401075&g=pol
特定枠、れいわ・労働も利用【19参院選】
2019年07月04日18時23分


 4日公示の参院選で、今回から導入された比例代表の「特定枠」を、自民党のほかに政治団体の「れいわ新選組」と「労働の解放をめざす労働者党」も利用した。特定枠は、政党があらかじめ指定した候補を優先的に当選させる制度。

1405チバQ:2019/07/04(木) 20:11:07
chunichi.co.jp/article/senkyo/chihosen2019/gifu/
山本太郎氏れいわが新宿で2候補発表、辻村&大西氏


2019年07月02日 22時18分 日刊スポーツ

山本太郎氏れいわが新宿で2候補発表、辻村&大西氏
れいわ新選組の街頭演説会に参加した、左から安富歩氏、大西恒樹氏、辻村千尋氏、山本太郎氏(撮影・村上幸将)

山本太郎参院議員(44)が代表を務める「れいわ新選組」が2日、都内で会見と街頭演説会を開き、今夏の参院選の公認候補に沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)日本自然保護協会保護室長の辻村千尋氏(51)元JPモルガン銀行資金部為替ディーラーの大西恒樹氏(55)の擁立を発表した。

辻村氏は「自然保護は人と自然とのつながりを守ること。弱い人の犠牲によって成り立つ社会、やめませんか?」、大西氏は「今の金融システムが、いかにおかしいかを見てきた。本当の財政金融の話を広げるため立たせていただいた」と支持を呼び掛けた。

   ◇   ◇   ◇

山本太郎参院議員(44)が代表を務める政治団体「れいわ新選組」が2日、東京・新宿駅西口で街頭演説会を開き、今夏の参院選の公認候補に公益財団法人日本自然保護協会保護室長の辻村千尋氏(51)と、元JPモルガン銀行資金部為替ディーラーで思想家の大西恒樹氏(55)を擁立すると発表した。この日、都内で開いた会見で、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏の擁立を発表したのに続き、1日で候補者を3人発表した。

辻村氏は「環境の専門家として、国会に参考人として呼ばれ、種の保存法の改正とか、いろいろな法律の改正に携わってきました。ただ、残念ながら法律に反映しない」と訴えた。その上で「自然保護とは、人と自然とのつながりを守ること。日本1個分の暮らしを取り戻しませんか? 僕は取り戻したい。そのためには環境省が弱すぎる。法律で権限を与えられていないんです。かわいそう。僕は環境省を強くしたい。そのために法律を変えることが必要。NGOも弱い。金がないのと、団体訴権もないので全部、門前払い。弱い人たちの犠牲によって成り立つ社会、やめませんか? 僕は退路を断ちました」などと語った。

大西氏は「今の金融システムが、いかにおかしいかというのを、ずっと目の前で見てきた。2008年のリーマンショックの時に、完全に終わったと思った。おかしな詐欺まがいの金融商品をさんざん、作って、実態のない金を作り出して、全く消えてないまま、皆さんの生活を圧迫している」などと持論を展開。「政府の借金が900兆円なのに対し、皆さんの税金は1000兆円。返してしまうとお金がなくなっちゃう。政府の借金が大変だから税金で返す、消費税を上げなきゃいけない、財源がない…全てうそっぱち。本気でやったら今の金融システムが崩壊する」と訴えた。

その上で「そんなことが分からない人が、国を動かしてきた。とんでもないこと。どうしようもない人間の考え方を破壊したい。僕は、この選挙戦でまともな議論をしていく。説得していくことが出来ると、すごい数の人の参道を集める可能性がある。僕の役目は(支持層の)幅を広げること。本当の財政金融の話を日本に広げるために立たせていただいた」などと語った。

山本氏は「国会内でガチンコでケンカできるようにしたい。山本1人じゃ無理…2人、5人にして上げたいねという、あなたの力がないと始まらない。力を貸して下さい」と訴えた。

れいわ新選組は、前日1日にも大手コンビニチェーンのセブン-イレブンのオーナーを9年務め、経験した24時間365日の営業形態など過酷な日々を踏まえ、他国に存在するフランチャイズ規制法制定を訴える、コンビニ加盟店ユニオンの元副執行委員長・三井義文氏(62)の擁立を発表したばかり。5月31日に北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫氏の兄透氏(64)を擁立すると発表。また6月27日には女性装で知られる安富歩・東大東洋文化研究所教授(56)、同28日には脳性まひで重度障害がある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)の擁立を発表しており、6月27日からの6日間で4回の会見、1回の街頭演説会で、山本代表以外に6人の公認候補を発表している。【村上幸将】

1406チバQ:2019/07/04(木) 20:13:59
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907030000582.html
山本太郎氏れいわ元派遣労働者渡辺照子氏比例で擁立
[2019年7月3日17時23分]

れいわ新選組の参院選の公認候補として会見に臨み、涙で立候補への思いを語る渡辺照子氏(撮影・村上幸将)
れいわ新選組の参院選の公認候補として会見に臨み、涙で立候補への思いを語る渡辺照子氏(撮影・村上幸将)

山本太郎参院議員(44)が代表を務める政治団体「れいわ新選組」が、参院選公示日前日の3日午後、都内で2度目の会見を開き、今夏の公認候補に、元派遣労働者でレイバーネット日本運営員の渡辺照子氏(60)の擁立を発表した。比例区での出馬となる。

渡辺氏は25歳だった1985年(昭60)の時、3歳と1歳の子供を残して配偶者が失踪し、シングルマザーとなった。その後、保育園の給食調理、保険営業などを経て01年に派遣社員として企業に勤めたが、17年12月に、それまで16年8カ月、働いていた派遣先から一方的に雇い止め通告を受けた。

渡辺氏は会見で「残業時間は月100時間の時もございました。正社員より働いた。でも健康管理が悪いからと言われた。資格を取っても賃金は上がらず、セクハラもパワハラにも耐え、頑張って働いたのに、雇い止めという最悪の形で仕事を終えた。努力が足りなかったのか? 派遣を選んだのが間違っていたのか? 有期雇用を選んだあなたの自己責任だからと散々、言われた」と涙ながらに訴えた。

その上で、今回の出馬について「ようやく、れいわ新選組が現れてくれた。候補者は皆さん当事者…私もその1人。比較どうこうは言いたくないけれど、野党を含めて他の政党はいろいろなことを勉強した高学歴のエリート。我々は困っているけれど出る幕がなかった」と、れいわ新選組は市井の人々が立候補し、政界に打って出ることが出来る政党だと強調。「特別なエリートが政治をやる時代じゃない…それを体現しているのが、れいわ新選組」と声を大にした。

れいわ新選組は、渡辺氏の会見に先立って行った会見で、難病のALSの当事者で全身まひギタリストとして活動する、介護サービス事業の株式会社アース副社長の舩後靖彦氏(61)の擁立を発表した。

前日2日は、沖縄創価学会壮年部の野原善正氏(59)公益財団法人日本自然保護協会保護室長の辻村千尋氏(51)元JPモルガン銀行資金部為替ディーラーで思想家の大西恒樹氏(55)の擁立を発表したばかり。1日にもセブン-イレブンのオーナーを9年務めた、コンビニ加盟店ユニオンの元副執行委員長・三井義文氏(62)の擁立を発表している。

れいわ新選組は、4月10日に結党会見を開き、5月31日に北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫氏の兄透氏(64)の擁立を発表。6月27日には女性装で知られる安富歩・東大東洋文化研究所教授(56)、同28日には脳性まひで重度障がいがある、全国公的介護保障要求者組合・書記長などを務める木村英子氏(54)の擁立を発表。6月27日からの1週間で5回の会見、1回の街頭演説会を開き、山本代表以外に8人の公認候補を発表している。【村上幸将】

1407チバQ:2019/07/04(木) 20:14:42
れいわ新選組

【東京選挙区】野原善正(59)=創価学会員
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/?q=%CC%EE%B8%B6%C1%B1%C0%B5


【比例区】

1位に筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦氏(61)>>1400
2位に重度障害のある木村英子氏(54)>>1400


山本太郎参院議員
蓮池透(64)=北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元事務局長>>1102
安冨歩(56)=東大東洋文化研究所教授
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/8245
三井義文(62)=元コンビニオーナー>>1357
辻村千尋(51)=環境保護NGO職員 >>1405
大西恒樹(55)=元外資系銀行員  元JPモルガン銀行 >>1405
渡辺照子(60)=元派遣労働者 >>1406

1408チバQ:2019/07/04(木) 20:15:56
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190628/pol1906280004-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】候補者乱立で「東京選挙区」大激戦! 当選圏上位は…自民・丸川氏、公明・山口氏、立民・塩村氏か 「れいわ新選組」山本氏が台風の目に? (1/2ページ)
参院選2019
2019.6.28
 通常国会が26日閉幕し、参院選(7月4日公示、21日投開票)に向けた事実上の選挙戦が始まった。なかでも注目されるのは東京選挙区だ。今回から改選定数が1増えて6となるものの、26日時点で少なくとも15人の候補者が乱立しており、最激戦区となりそうだ。

 「いまの国会議員の多くはステレオタイプだ。当たり前のことができていない。福祉が細っているのが問題だ」

 立憲民主党の新人、元都議の塩村文夏氏は26日夜、JR新宿駅東南口前で、約400人の聴衆にこう呼びかけた。

 参院選屈指の注目区である東京選挙区。選挙分析で定評のある選挙プランナー、松田馨氏の分析では、当選圏上位には、自民党の丸川珠代元五輪相と公明党の山口那津男代表の現職2人に加え、塩村氏も食い込んでいる。

 自民党の武見敬三元厚労副大臣、共産党の吉良佳子氏、「れいわ新選組」を率いる山本太郎氏の現職3人が続くが、こちらは団子状態という構図だ。

 6年前に106万票でトップ当選した丸川氏は、環境相や五輪担当相も務めて存在感を発揮しており、今回も勢いがある。無党派にも強く、100万票の大台獲得が注目点だ。

 自民党は当初、3人の候補者を擁立する強気の方針だったが、共倒れを防ぐために、丸川氏と武見氏で確実に2議席を狙うことになった。武見氏は現状では「堅調」だが、投票率次第で抜け出るかどうか。

 公明党の山口氏は6年前、約80万票を獲得した。政策通で、社会福祉だけでなく、外交・安全保障にも強く、支持母体の創価学会がフル稼働する。

 立憲民主党は、2017年衆院選や今春の統一地方選の勢いを維持している。

 「蓮舫氏を尊敬している」という塩村氏について、松田氏は「党が女性候補者を積極擁立し、多様な社会づくりをうまくアピールしている。安倍政権に批判的な女性票や60代後半の全共闘世代の男性支持層が多い」と分析した。

 立民のもう1人の新人、元朝日新聞記者の山岸一生氏は出遅れが響いている。

 台風の目が「れいわ新選組」の山本氏だ。6年前に66万票を獲得したが、今回は自民党支持層にまで食い込み、前回を上回る得票の可能性がある。これまでに2億円近くの寄付を集めており、比例への転出も取り沙汰されている。

 国民民主党のJAXA職員、「宇宙かあさん」こと水野素子氏や、日本維新の会の元都議、音喜多(おときた)駿氏らは知名度アップに必死だ。維新は大阪ダブル選での勝利の余勢を駆って、東京にも勢いが波及するかが注目される。

 無党派層の8割ほどはまだ投票先を決めていないもよう。勢力図は大きく変わる可能性もある。

1409チバQ:2019/07/04(木) 20:16:49
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190629/pol1906290003-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】「保守王国」千葉選挙区で波乱あるか 自民が現職2人を擁立、立民ベテランが追う展開へ (1/2ページ)
参院選2019
2019.6.29
 参院選の千葉選挙区(改選定数3)は、「保守王国」と呼ばれる地盤に、自民党が実力派の現職2人を擁立し、立憲民主党のベテランと、個性的な共産党新人が追う展開だ。

 3選を目指す自民党の石井準一氏は、「政界の暴れん坊」こと浜田幸一氏の元書生で、千葉県議を経て、2007年に初当選した。国会運営を仕切る「国対畑」が長く、「参院のドン」候補ともいわれる。「次の世代に誇れる国に」と、経済再生と社会保障、教育などに力を入れている。

 自民党のもう一人は、2期目を狙う豊田俊郎氏。千葉県議や八千代市長を経て、13年に初当選した。「地域が主体となる真の地方創生を推進する」と訴えている。趣味は献血とジョギングという。

 立憲民主党からは、衆院4期を経て、参院3期目を目指す長浜博行氏が「立憲主義の遵守」「ガラス張りの政治・行政」などを掲げて出馬する。松下政経塾出身で、細川護煕元首相の秘書も務めた。野田佳彦元首相にも近い。

 長浜事務所の選対関係者は「千葉が野党共闘のモデルケースになればいい」と話している。

 共産党の新人、浅野史子氏は、木更津市役所で土木技師としての勤務経験があり、「土木女子(ドボジョ)」の異名を持つ。3児のママでもあり、働き方改革や子育て支援なども訴えている。

 政治評論家の小林吉弥氏は「千葉の自民党は4月の統一地方選でも強かった。農協も現職2人を推薦しており、公明票が乗るので『2人当選』の可能性が高い。長浜氏は立憲民主党の基礎票に、無党派層を取り込む。全国に激戦区があるなか、波乱要因が少ない選挙区だろう」と語っている。

1410チバQ:2019/07/04(木) 20:17:40
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190629/pol1906290002-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】大阪「オンナの戦い」に注目! 「美しすぎる弁護士」亀石倫子氏、人気アナ・梅村みずほ氏、元知事・太田房江氏… (1/2ページ)
参院選2019
2019.6.29
 大阪は28、29日、日本初のG20(20カ国・地域)首脳会合で厳戒態勢だが、事実上スタートした参院選(7月4日公示、21日投開票)も大激戦だ。改選定数4に、27日時点で11人が名乗りを上げている。2025年の万博開催も決まり、活気にあふれた大阪では「オンナの戦い」も注目されている。

 「2児の母親として、教育やいじめ、児童虐待問題に取り組みたい」

 日本維新の会の梅村みずほ氏は17日、立候補にあたり、こう語った。関西で人気のアナウンサーで、話し方教室も運営しており、さわやかな弁舌が印象に残る。

 維新は、4月の府知事・市長のダブル選と、衆院大阪12区補選を制した勢いで、2議席獲得を狙う。現職で「東京一極集中を打破し、日本の成長へとつなげる」「大阪から日本を変える」と主張する東徹氏には在阪の国会議員団が、梅村氏には府議団が支援に回る「すみ分け」戦術をとる。

 同党幹部は「6年前は、東氏が約106万票を獲得した。うまく振り分けられれば2人当選となるが、決して油断しないで頑張る」と語った。

 公明党は6年前に69万票、3年前は67万票と、強固な組織力で手堅く票を積み上げてきた。

 杉久武氏は、日米両国での公認会計士の資格を持つ、党内きっての「財政のプロ」として知られる。「不正やムダを見逃さない」「苦境にあえぐ企業や労働者に寄り添う」と訴えている。

 やや先行する3人に続き、自民党と立憲民主党、共産党の候補者らが激しく争っている。

 自民党は当初、2人擁立論もあったが、ダブル選大敗を受けて、比例からくら替えした太田房江氏に絞った。太田氏は元府知事で知名度は高く、「大阪まるごと万博の元気を!」と支持拡大を図っている。

 府連幹部は「ダブル選での後遺症がある」と危機感をあらわにする。

 立憲民主党が擁立した亀石倫子氏は「美しすぎる弁護士」といわれ、ポスターも目立っている。大阪府警が裁判所の令状を得ずにGPS捜査をしたことを、最高裁判所が2017年に違法とした刑事裁判で主任弁護人を務めて時の人になった。

 「古い価値観や常識にとらわれず、新しい発想で、生きやすい社会を作っていきたい」などと訴える。夕刊フジ記者が以前、「美しすぎるといわれてどう思う?」と質問すると、「大阪では逆に票が逃げて困っている」と語っていた。

 共産党の辰巳孝太郎氏は「顔立ちが良く、演説もうまい。共産党らしくない」(大阪府民)として善戦している。

 国民民主党は、スリランカ出身の羽衣国際大教授でタレントのにしゃんた氏を擁立し、猛追する。「教育格差の是正」を訴える。名前の「にしゃんた」は、スリランカのシンハリ語で「静かな夜」を意味する言葉だという。

1411チバQ:2019/07/04(木) 20:18:31
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190701/pol1907010001-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】家康の末裔が静岡で“天下取り”!? 立民公認・徳川家広氏が出馬表明 「優勢」自民・牧野氏は3選目めざす (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.1 参院選(7月4日公示、21日投開票)で、静岡県(改選定数2)が熱くなっている。与野党の現職2人が出馬するなか、かつて同地(駿河国、遠江国など)を治め、その後、江戸幕府を開いた徳川家康の末裔(まつえい)、政治経済評論家の徳川家広氏が名乗りを上げたのだ。先祖は天下獲りに成功したが、子孫も勝利の美酒を味わえるのか。

 「静岡の皆様の生命財産を、そして、この美しい静岡の自然を守り後世に残していくために、浜岡原発の完全廃炉を主要政策の1つに掲げています」

 徳川宗家19代目にあたる家広氏はこう語った。

 家広氏は1965年、東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、米ミシガン大学大学院で経済学、コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得。政治経済評論家や翻訳家として活躍している。

 今年4月の北海道知事選でも、出馬要請を受けたが辞退した。今回、先祖の縁がある静岡から、立憲民主党公認候補として“出陣”する。

 静岡市内にある駿府城は、家康が築城した。秀忠に将職を譲った後に居城した場所でもある。家広氏は現在、県内の隅々まで足を運び、徳川家の歴史が感じられる地を見つけては通るようにして支持を訴えている。

 この選挙区で、「まっとうな政治と、まっとうな社会を取り戻そう」と訴えているのが、自民党当選2回の牧野京夫(たかお)氏だ。国交省や内閣府、復興庁の副大臣を務め、3選目を目指している。

 静岡県出身だけに「徳川愛」は当然のようで、配信動画では、駿府城前で、「日本と静岡の力強い再生を実現したい」と意気込んでいる。趣味は「江戸時代研究」という。

 もう1人は、国民民主党の榛葉(しんば)賀津也氏で、4選目を狙う。「孤独や寂しさや苦しさでもがいている多くの方々を国の制度で、政治で、しっかり変える努力をしなければならない」と訴える。民主党政権時代には、防衛副大臣や外務副大臣を歴任した。

 このほか、共産党からは党県常任委員の鈴木千佳氏、政治団体「NHKから国民を守る党」から会社員の畑山浩一氏が出馬を表明している。

 静岡県生まれで、現在も同県三島市に在住する大宅壮一ノンフィクション賞受賞のジャーナリストの加藤昭氏は「静岡県は中部が家康との縁が深く(家広氏の)得票に関係するかもしれない。ただ、野党共闘がうまくいっておらず、野党支持層の票がどこに向かうかは不透明だ」と語っている。

1412チバQ:2019/07/04(木) 20:19:19
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190703/pol1907030005-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】“ポスト安倍”めぐり仁義なき戦い…広島選挙区で「菅vs岸田」代理戦争勃発! 自民党の狙いは「2議席独占」だが… (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.3
 広島選挙区(改選定数2)は、与野党から複数候補が出馬予定だが、自民党が6期目に挑む溝手顕正(けんせい)氏と、新人の元広島県議、河井案里(あんり)氏を擁立したことが、最大の注目だ。この戦い、「ポスト安倍」をめぐる、岸田文雄政調会長と、菅義偉官房長官による“仁義なき代理戦争”の様相も呈している。

自民党
 「1日30回も街頭に立ち、何をやるかを県民の皆さまに訴えているのです。河井案里を広めてください!」

 安倍晋三政権の危機管理を担当して、日々多忙な菅氏は6月22日、広島市での街頭演説にわざわざ駆け付け、約5000人の聴衆に向けて、河井氏をこうアピールした。

 この姿を見て、自民党県連幹部は「地元県連は、この街頭演説はノータッチだ」と語った。

 不協和音とも思える現象は、なぜ起きたのか。

 広島選挙区は宏池会(岸田派)の牙城だ。派閥領袖(りょうしゅう)の岸田氏を筆頭に、宏池会は広島に国会議員6人(衆院比例含む)をそろえる。中でも、溝手氏は自民党参院会長や国家公安委員長を務め、岸田派最高顧問という重鎮。自民党候補1人なら楽勝だった。

 だが、2013年参院選と16年参院選で、自民党候補はともに、野党の当選候補にダブルスコアの大差で勝利していた。つまり自民党は2議席獲得が可能なのだ。党本部主導で河井氏が2人目に選ばれた。

 一部県連の不満に対し、党本部関係者は「二階俊博幹事長と、甘利明選対委員長らが過去の選挙を分析して、『広島は2議席可能』と判断した。『溝手イジメ』『世代交代』といった発想は邪推だ」と反論した。

 県連関係者は懸念するのは、1998年参院選の二の舞いだ。

 自民党は奥原信也氏(宏池会)と、亀井郁夫氏(志帥会)の2人を擁立したが、奥原氏が落選し、亀井氏が当選した。

 地元関係者はいう。

 「河井氏は、安倍晋三首相を支える派閥横断型の政策グループ『きさらぎ会』幹事長を務める河井克行総裁外交特別補佐の妻。同会は菅氏が深くかかわる。広島での選挙結果は、岸田氏と菅氏の『ポスト安倍』争いにも影響が出そうだ」

 これに対し、前出の党本部関係者は「そんな雑音は無視して、『2人当選』を目指すべきだ。うまくいけば、地元の岸田氏は『ポスト安倍』の筆頭に立てる」と語る。

 野党陣営では、国民民主党の現職、森本真治氏が無所属で出馬する。国民民主党と立憲民主党などから推薦を得た。

 狙い通りに、自民党が2議席独占できるのか。不協和音の間隙を縫って、野党が漁夫の利を得るのか。(ジャーナリスト・田村建雄)

1413チバQ:2019/07/04(木) 20:20:00
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190703/pol1907030003-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】秋田選挙区「イージス・アショア」問題で自民“大逆風” 資料ミス、防衛省職員居眠りに県民怒り (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.3
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イージス・アショアの配備を巡るデータの誤りや住民説明会で自民は逆風にさらされている(共同) イージス・アショアの配備を巡るデータの誤りや住民説明会で自民は逆風にさらされている(共同)
イージス・アショア(共同)
秋田選挙区の主な立候補予定者

 3年前の参院選では、安倍晋三政権のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)推進方針に、農業票が反発した。自民党は東北で「1勝5敗」とボロ負けで、唯一勝利したのが秋田県だ。ところが今回、秋田市が候補地となっている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の説明資料に誤りがあった問題で、自民党に逆風が直撃している。

 「わが党の中泉松司参院議員や地元自民党は、問題発覚前から『住民の声をよく聞き、住民が納得できるように、ゼロベースで対応すべきだ』と訴えてきた。『政府・防衛省=自民党』とみられるのが一番困る」

 自民党関係者はこう困惑する。

 イージス・アショア配備をめぐっては、防衛省の職員が安易に3次元地図サービス「グーグルアース」を利用したため、レーダーの障害となる山の標高など、説明資料にミスが見つかった。さらに、住民説明会で同省職員の居眠りが指摘され、火に油を注いだ。

 党関係者は「地元選出の金田勝年衆院議員が街頭演説で『(防衛省職員が)分度器で測った? 居眠り? 笑わせるな!』と激怒した。あの怒りが自民党の本音です」と語る。

 議席死守のため、自民党大物も動いた。

 二階俊博幹事長の尽力もあり、前回は自主投票だった秋田県農協政治連盟(県農政連)の推薦を得た。秋田出身の菅義偉官房長官が6月、異例の秋田入りして激を飛ばした。岸田文雄政調会長は派閥領袖(りょうしゅう)として防衛省の姿勢を猛批判した。

 佐竹敬久(のりひさ)知事も、中泉氏支持を打ち出したという。

 これに対し、野党陣営は、民主党政権時代に「菅直人首相の側近」といわれた寺田学衆院議員(立憲民主党会派)の夫人で、無所属の寺田静氏を統一候補として推す。イージス・アショアには「反対」だ。

 地元県議がいう。

 「秋田で『寺田家』といえば、学氏の父で、横手市長や県知事、参院議員を歴任した寺田典城(すけしろ)氏もいる。知名度は抜群だ」

 寺田事務所の広報担当者は「寺田は、野党統一候補というより無所属出馬。主婦目線で年金問題や、消費税増税反対、農家への個別所得補償制度の復活などを愚直に訴えていきたい」と語る。

 ずさんな防衛省への怒りと、不安を抱える無党派層などに寺田氏は支持を広めているという。(ジャーナリスト・田村建雄)

1414チバQ:2019/07/04(木) 20:23:14
三重
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/mie/CK2019070102000275.html

<与野党激突>(上)自民・吉川有美さん 挙党態勢、逆風に挑む
2019年7月1日


決起大会で来場者の声援に応える吉川さん(左)と菅官房長官=6月23日、菰野町福村の町民センターホールで

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 老後の二千万円不足問題が逆風となっている。「4ポイントくらい候補の支持率が落ちている。大ピンチです」。六月二十九日夜、松阪市内で開いた自民現職、吉川有美の決起大会で、元厚生労働相の衆院議員田村憲久が危機感を語る。続いてマイクを握った吉川は、声を張り上げ、何度も深々と頭を下げた。「どうか、どうか、どうか、もう一度仕事をさせてください」

 自民は、三重が「民主王国」と呼ばれることに長く甘んじてきた。二〇一三年の吉川の初当選は、一九九八年以来、十五年ぶりの参院選勝利で、全国での自民圧勝の勢いに乗った。

 だが、王国の壁はなお厚い。三年前は、民進党代表だった衆院議員岡田克也の地元として、三重は全国屈指の激戦区に。今回は中立を宣言した知事の鈴木英敬が、当時は自民新人の応援に立ち、伊勢志摩サミット直後だけに首相の安倍晋三も繰り返し県内に入った。新人の得票は六年前の吉川の三十七万を超え、自民として平成で最多の四十二万だったが、二万票差で野党統一候補に敗れた。

 今回、自民は一人区のうち、三重を十六ある激戦区に指定し、六月中は県内九カ所の決起大会に閣僚経験者を続々と呼んだ。二十三日の菰野町では官房長官の菅義偉が「まさに最大の激戦区です」と語った。

 菅は演説後、県内首長や大手企業の工場幹部らと面会した。知事が豚コレラ対策を要請すると、県内初感染を経た三日後に野生イノシシへのワクチン散布が決まった。「官房長官から農林水産省へ働き掛けがあった」(県関係者)。菅は公示日も四日市市に入る。「令和おじさんと評判になり、トップランクの応援弁士。何度も来てくれるのは、それだけ厳しいのだろう」と県連幹部は話す。

 全県で一人を選ぶ参院選では、常に「北」対「南」の構図も語られる。松阪市以南は保守地盤が厚い一方、大票田の北勢は、衆院の議席を旧民進系の岡田と中川正春が守り続ける。吉川の決起大会も、四日市と鈴鹿では空席が目立った。

 岡田がいる四日市から北の衆院3区は、自民の候補予定者が不在のまま。吉川は「3区では衆院議員のつもりで活動してきた」と、新名神高速の県内区間開通を実績に挙げる。「北勢のインフラ整備は遅れている。与党議員がいなければ予算は取れない」

 野党統一候補との決戦は三年前と同じだが、県連幹部は「今回はこちらが現職で知名度は上。北で五分に持ち込めば逃げ切れる」と占う。

 老後二千万円問題が争点化する中、吉川は演説で必ず小泉進次郎の名を挙げる。小泉を中心に党の若手国会議員の勉強会で人生百年時代の社会保障を議論し、「母親として子どもたちの未来に安心できる制度をつくっている」と強調する。

 県連会長の三ツ矢憲生も「一期生が、あれもこれもやった、と言ってもうそくさい。それより母親の立場で語った方がいい」と助言する。安倍や小泉の来県も求め、挙党態勢で臨む。「やっと取り戻した議席。絶対に負けられない」

=文中敬称略

(森耕一)

   ◇ 

 参院選は四日の公示が迫ってきた。三人が立候補を予定する三重選挙区(改選数一)は、与野党による事実上の一騎打ちで激戦は必至だ。主要二陣営の動きを二回に分けて伝える。

1415チバQ:2019/07/04(木) 20:23:29
三重
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/mie/CK2019070202000278.html
<与野党激突>(下)無所属・芳野正英さん 野党一丸、知名度上げ
2019年7月2日


中川衆院議員(左)と共に、小規模集会で支援者と対話する芳野さん=6月29日、伊賀市柏野の柏野公民館で

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 まだ知名度が足りない。「演説に反応してくれるのは、地元の四日市なら十人に一人、津だと二十人、東紀州なら三十人に一人」。野党統一候補の無所属新人、芳野正英は、県議の任期を終えた四月から県内を連日走り、痛感する。

 学生時代から民主党を支援し、衆院議員中川正春らの秘書も務めた。いずれは目指すと決めていた国政への初挑戦は、野党が分裂する中で、候補者一本化にも苦労した。

 参院選の一人区で、野党同士が争えば自民党を利する。三年前は、民進党代表だった岡田克也が全国で一本化調整を主導した。狙い通り、三重選挙区では現職の野党統一候補が二万票差で競り勝った。

 だが、岡田の思いとは裏腹に、民進は分裂し、岡田と中川は無所属に。県内の旧民進系勢力は、二人を中心に地域政党「三重民主連合」を起こし、よりどころをつくった。芳野は、民主連合が擁立しながらも、無所属で出馬する。

 三年前の再現を狙う共産との一本化調整は順風ではなかった。共産の県委員会は早くから「三重はうちが降ろすしかない」と前向きだったが、民主連合最大の支持団体の連合三重では、自動車など民間労組に共産への拒否感が強かった。一月からの話し合いは停滞し、五月に主要野党の協議が東京で進み、ようやく芳野への一本化が実現した。

 民主連合と共産は、三年前に続いて市民団体の「市民連合みえ」とそれぞれ協定を結んだ。市民連合を介す「ブリッジ協定」ならば、民主連合は「共産と直接手を結んだわけではない」(幹部)と説明できる。

 芳野は「融和」に心を砕く。大きなホールではなく、市民連合や県議などが主催するミニ集会を一日に何件も回る。保育士の母親には「私が取り組んできた子育てや障害児の支援に力を入れてほしい」と背中を押された。就職氷河期の生きづらさを抱える世代の代表として、福祉の立て直しや引きこもり支援に取り組む思いも伝える。

 老後二千万円不足問題を巡り、芳野は弁舌に抑制を利かせる。「自民支援者でも安倍政権の福祉政策に疑問を持つ人は多い。今は、批判より共感してもらえる話をしたい」。中川は「地方議員として本当によく勉強し、地に足のついた演説ができる」と評する。

 民主連合幹事長の三谷哲央は「途中にわだかまりがあっても、決まれば一丸になって動く。まだ差はあるが、かなり相手を追い上げている」とみる。

 もっとも無所属では不利なことも多い。法定ビラや事務所の数が少なく、政見放送は撮り直しができない。閣僚経験者が次々と応援に入る自民現職のような活動も、現状では難しい。組織と知名度を補うように、岡田も「活動量が結果につながる」と、自ら駅でビラをまき、集会前には来場者を誘導する。

 芳野は「自民が強い県南部で、現政権の漁業政策を何とかしてほしい、と声をかけてもらった」と、少しずつ手応えを感じる。「自民政権は変えられなくても、野党が勝てば、安倍政権を退場させられる」。そう地道に訴えていく。

  =文中敬称略

(鈴鹿雄大)

1416チバQ:2019/07/04(木) 20:23:46
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/mie/CK2019070302000290.html
岡田衆院議員、今回は県内重視
2019年7月3日


 非自民勢力の「顔」でもある岡田克也衆院議員は、これまでの国政選挙で県外を応援に回ることが多かったが、今回は十日間以上は県内で活動する。一日夜、津市内で報道陣に表明した=写真。自ら擁立した芳野正英さん(44)について「しっかりした候補者なので冷静に判断してもらえれば支持してもらえる」と語った。

 参院選を「安倍政権にブレーキをかけるかどうかの選挙だ」と強調。三年前は伊勢志摩サミット直後、今回はG20大阪サミット直後の選挙戦になることは「国際会議さえ選挙に利用する政権のやり方だ。前回も苦労したが、三年前と比べると政権への批判が高まっている」と分析した。

 老後に二千万円不足するとの金融庁報告書を巡り、政権が受け取りを拒んだ問題には「議論する必要があるのになかったことにした」と批判した。消費税では「10%にすることは私が担当大臣として決めたが、安倍政権はポイント還元などで二兆円以上を返すと言っていて、何のために上げるか分からない」と、十月の増税に反対を表明した。

 自民候補が「北勢に自民の国会議員がいないためにインフラ整備が遅れている」と主張していることには、「伊勢大橋や東海環状道の整備がなかなか進まない理由をよく分かっておられないのでは」と反論した。

 また、自身が前回衆院選で「野党をひとつの固まりにする」と公約したものの、分裂状態が続いていることには「一度分裂したまま選挙をすると一つになるのは簡単ではない」と説明。芳野さんが当選した場合は「すぐにどこかの政党に入ることはないと言っている」と、共に無所属で野党結集を目指す考えを語った。

(鈴鹿雄大、森耕一)

1417チバQ:2019/07/04(木) 20:24:08
https://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201907/aic/CK2019070402100030.html
維新の新人「河村カラー」 減税、愛知選挙区で共同擁立
2019年7月4日


合同で演説会を行った日本維新の会代表の松井一郎大阪市長(左)と減税日本代表の河村たかし名古屋市長=名古屋・名駅で

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 四日公示、二十一日投開票の参院選の愛知選挙区(改選数四)で、河村たかし名古屋市長率いる減税日本は、日本維新の会と共同で新人女性(50)を擁立する。選管への届け出政党は「維新」。減税が維新の求めに応じた形だ。ただ、根強い河村市長人気を生かそうと、選挙ポスターは候補と市長の「ツーショット」。政党の看板は維新でも「河村色」は維持する。

 陣営によると、候補の政見放送でも、冒頭に河村市長の映像を流す。市長の選挙スタイルとして知られる自転車遊説を、二人一緒に各地で繰り広げる。維新関係者も「届け出は維新だが、河村市長の顔で戦っていきたい」と話す。

 六年前、三年前の参院選でも独自候補を擁立して敗れた減税。三年前も維新(当時はおおさか維新の会)と共同で擁立したが、届け出政党は減税だった。

 今回も河村市長は当初、減税で届け出るつもりだったが、維新の下地幹郎衆院議員や愛知の維新関係者が説得した。本拠地の大阪以外に勢力を広げたい維新。愛知選挙区の候補の看板を維新にし、比例票発掘につなげる思惑もあった。

 市長が折れた背景には、新人を発掘したのが維新側だったことのほか、減税が背負う「ハンディ」もある。名古屋市議会(定数六八)では十四議席の第三勢力だが、国会議員がいないため、公職選挙法では政党とみなされない。このため、選挙報道では「減税」と表記せずに「諸派」と記す報道機関が多い。選挙に合わせた党首討論にも招かれない。減税は、他の既成政党と同列に扱われないのが実情だ。

 六月末に減税が名古屋市内で開いた政治資金パーティー。河村市長は「届け出が減税だと、(報道の表記が)『諸派』になって何が何だかわからない」と支持者に説明した。

 過去二回の参院選で減税候補は、河村氏の地盤である名古屋市の外で票が伸び悩んだ。看板を維新にすれば、名古屋市外で伸びるかもしれないとの期待も陣営にはある。

 「総理を狙う男」の看板を下ろさず、国政復帰の可能性を否定しない河村市長。届け出が維新であっても、自身が支援した候補が参院選で勝つ意味は小さくない。市長はパーティーで候補を紹介しながら「応援したってちょう」と呼び掛けた。

 愛知選挙区には自民、公明、立憲民主、国民民主、共産、社民なども候補をたてる。

 (中山梓)

1418チバQ:2019/07/04(木) 20:26:56
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=548968&comment_sub_id=0&category_id=1146
4陣営軸、前哨戦火花 広島選挙区2議席、にじむ思惑
2019/7/3
 4日に公示される参院選で、中国地方5県で唯一、改選2議席を争う広島選挙区には、現職2人、新人5人の計7人が立候補を予定する。自民党が2議席独占を目指して擁立する現職と新人、国民民主党の公認をあえて外れて無所属で戦う現職、共産党新人の有力4陣営の争いが軸となる。前哨戦では自民党の現職と新人が対照的な手法で浸透を図るなど、各陣営の戦い方には事情と思惑がにじむ。

 7人は自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦、自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦、共産党新人の高見篤己氏(67)、諸派新人の泉安政氏(66)、諸派新人の加陽輝実氏(69)、無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主推薦、無所属新人の玉田憲勲氏(61)。政党の後ろ盾がある溝手氏、河井氏、高見氏、森本氏の4人が、2議席を競り合う構図となりそうだ。

 溝手氏は防災担当相などを務めた経験から、災害対策の強化や治安の向上を説く。街頭演説や会合には、自民党の岸田文雄政調会長(広島1区)や宮沢洋一税制調査会長(参院広島)たち党県連所属の国会議員や県議が駆け付け、それぞれの地元で後押しする。

 6選を目指す活動は徹底した組織戦が柱となる。4月の統一地方選を勝ち抜くなどした地方議員が「実動部隊」となり、企業や業界団体へのあいさつ回りに力を注ぐ。陣営は「地元の力を一つにして、必ずトップで勝ち抜く」と強調する。

 河井氏は、終身雇用を前提とする日本の雇用制度は硬直化しているとして、若者や子育て世代が再チャレンジできる社会の実現を説く。4月まで県議を4期務めた経歴などをアピール。菅義偉官房長官が応援で訪れるなど、擁立を主導した党本部の支援を受ける。

 広島選挙区の立候補予定者で唯一の女性。ベテランの溝手氏も念頭に「女性、若者」たち無党派層の取り込みを支援拡大の鍵とみる。「新しい党支援者を掘り起こし、2位に食い込む」と陣営。市街地で街頭演説や名刺配りを重ねる。

 両陣営が広島市中区で6月下旬に街頭演説した際の街宣車は、溝手氏が広島ナンバー、河井氏が品川ナンバーだった。自民党が2人を立てるのは1998年以来21年ぶりだが、党県連と党本部の「分裂選挙」の様相はより色濃くなっており、互いの連携は乏しい。

 野党は、旧民主党系の公認候補者が2004年に初めて当選し、2度の政権交代を挟んで5回連続で議席を守ってきた。今回は、野党共闘を掲げる森本氏と、共産党の政策を訴える高見氏が、自民党の2議席独占をどう阻むかが試される。

 再選に挑む森本氏は、憲法9条改正の阻止や社会保障制度の再構築を主張。推薦を受ける連合広島の組織票に加えて、安倍政権への批判票の受け皿も目指す。陣営は「野党の力を結集し中国地方唯一の野党の現有議席を守り抜く」とする。

 国民民主党で党男女共同参画推進本部長代理を務めるが、今回は幅広い野党から支援を受けるとして無所属で臨む。立憲民主、国民民主両党の県組織が設立した政治団体の街宣車もフル活用して知名度アップに懸命だ。無党派層へ支援をどう広げるかも重視する。

 高見氏は街頭での訴えを中心に、党の政策への理解を広げる戦略を採る。消費税率10%への引き上げ中止や、憲法9条の改正反対などを主張。老後に2千万円の蓄えが必要と試算した金融庁審議会の報告書を政府が受け取らなかった問題も「追い風」と受け止め、与党への批判を強める。

 4月の統一選で党候補者の苦戦が目立ったのを踏まえて、若者や女性たちと並んでマイクを握るなど、新たな支援者の獲得も重視する。陣営は「野党で2議席を取り、横暴な安倍政権を止める」と語気を強める。

 政治団体「労働の解放をめざす労働者党」党広島支部長の泉氏は、街頭で賃金差別の解消などを訴える。政治団体「NHKから国民を守る党」党員の加陽氏は2日に立候補を表明。開業医の玉田氏はブログを活用して選挙制度の抜本的な改革などを主張し、今後は街頭活動も計画する。(教蓮孝匡)

1419チバQ:2019/07/04(木) 20:27:34
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=549408&comment_sub_id=0&category_id=1145
改選1人区 中国地方の展望
2019/7/4

 4日に公示される参院選は、全国32の改選1人区が勝敗の鍵を握るとされる。中国地方5県では山口、岡山、島根・鳥取合区の3選挙区が該当。いずれも自民党現職に、野党が一本化した新人が挑む構図が軸となる。自身の知名度や厚い支援基盤を背にする自民党現職や、野党共闘で国政の「自民党1強」に風穴をあけようとする新人たちは、21日の投開票に向けた17日間の論戦をどう戦おうとしているのか、展望した。

 ■島根・鳥取 与野党、島根側に注力

舞立昇治43内閣府政務官 自(破)現(公推)
黒瀬信明34通信会社社員 諸新
佐々木信夫80社福法人代表 無新
中林佳子73元衆院議員 無新(共推)

 2013年に鳥取選挙区で初当選した自民党現職の舞立昇治氏(43)=公明推薦=は、合区される島根県側で重点的に遊説する。集会などでは、父親が江津市出身という縁を強調。島根県を地盤とする党国会議員に加えて、党分裂選挙となった4月の知事選で国会議員側と対立した多数派の県議の支援も取り付け、選挙態勢を整えた。

 本人が不在になりがちな鳥取県側は、党県連の石破茂会長(鳥取1区)が全面的に支える。「島根に負担をかけないよう、しっかり票を出す」と引き締める。公明党の支援固めも図る。

 野党統一候補で無所属新人の中林佳子氏(73)=共産推薦=は島根県を地盤とする。1979年の衆院選島根全県区に共産党公認で初当選し、通算で衆院議員を4期9年務めた。有権者の多い島根県側で支援拡大に力を入れる。

 選挙戦を支える政治団体が6月下旬、両県で発足した。原発ゼロや安全保障法制廃止へ活動する市民団体が名を連ね、「安倍政権を少数に追い込む」と草の根で訴えを広げる。支援を受ける社民党の両県連合に加え、県組織が自主投票とした立憲民主、国民民主両党の支援者にも浸透を狙う。

 諸派新人で会社員の黒瀬信明氏(34)、無所属新人で社会福祉法人理事長の佐々木信夫氏(80)も準備する。(小畑浩、口元惇矢、三宅瞳)

 ■山口 支援組織への浸透が鍵

林芳正58前文部科学相 自(岸)現(公推)
大内一也45党県副代表 国新(立・共・社支)
河井美和子56幸福実現党員 諸新
竹本秀之63元新聞社社員 無新

 自民党現職の林芳正氏(58)=公明推薦=が、文部科学相や農相を歴任した知名度を生かして圧勝での5選を狙う。公示後も他の自民党候補者の応援に回るため、地元には6日間しかとどまらない予定。不在の間は、山口党県連が「平成の大合併」前の旧56市町村単位に張り巡らせた支部をフル活用し、裕子夫人(54)が首長や県議と共に各地のミニ集会で支援を呼び掛ける。

 国民民主党新人の大内一也氏(45)は、立憲民主、共産、社民の野党3党から支持を得て態勢を固める。地盤とする周南市以外では知名度が低いとみて、最大の支援組織である連合山口のバックアップで県全域の加盟労働組合を丹念にあいさつ回り。野党各党の県組織の代表や県議に帯同して関係団体の会合にも精力的に出席し、「野党統一候補」として浸透を図っている。

 諸派の幸福実現党新人の河井美和子氏(56)は国政への挑戦が7度目となる。消費税率の5%への引き下げや防災・国防の強化を訴えの軸に据え、各地を回る。

 無所属新人の竹本秀之氏(63)も立候補を予定する。(門脇正樹、中川晃平)

1420チバQ:2019/07/04(木) 20:27:46
 ■岡山 世代交代進むか焦点

石井正弘73元知事 自(細)現(公推)
原田謙介33党県副代表 立新(社推、国支)
越智寛之45会社社長 諸新

 自民党現職の石井正弘氏(73)=公明推薦=と立憲民主党新人の原田謙介氏(33)=社民推薦、国民民主支持=による、事実上の一騎打ちが見込まれる。知事を4期務めたベテランに対し、野党統一候補の若者が挑む構図で、世代交代が進むかどうかが焦点となる。

 石井氏は地方自治の経験をアピール。「地方創生 第二幕」を旗に、国から地方重視の政策を打ち出す姿勢に共感を求める。自民党の市議たちの集会などにも小まめに顔を出す。自身の後援会と党の岡山県議・市議の支援組織、団体・企業が各地域に支援の輪を張り巡らせており、知事時代の知名度も生かして浸透を図る。

 原田氏は若さと市民感覚を売り込む。「政治に信頼を取り戻す」と主張。年金問題や所得格差など暮らしの改善を訴えの軸に置き、非自民党勢力の幅広い結集を呼び掛ける。無党派層や一部の保守層も取り込みたい考えで、街頭演説に加えて学生と政治を語り合う催しも開く。会員制交流サイト(SNS)も駆使する。

 諸派新人で会社社長の越智寛之氏(45)も立候補を表明している。(中島大)

 ≪名簿の見方≫名前の次は年齢。名簿の並べ方は(1)参院の各党勢力(2)現元新(3)五十音―の順。党派の略称は、自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、国=国民民主党、共=共産党、社=社民党、諸=諸派、無=無所属。かっこ内は推薦や支持。自民党派閥略称は、(細)=細田派、(岸)=岸田派、(破)=石破派。

1421チバQ:2019/07/04(木) 20:30:57
https://www.asahi.com/articles/ASM743RT8M74UTFK013.html
勝敗のカギ握る「1人区」 野党共闘で激突の構図鮮明に
村松真次 別宮潤一 2019年7月4日20時15分
 参院選の勝敗のカギを握るのが1議席を巡って争う「1人区」だ。与野党で議席を分け合う傾向の複数区に比べ、わずかな票差でも当落が決まり、全体の結果を左右する。立憲民主党など野党5党派は32の1人区すべてで候補者を一本化し、与野党激突の構図が鮮明になった。

 2013年の参院選では1人区で野党が2勝29敗(当時は31選挙区)と大きく負け越し、自民党が改選34議席を65に増やす大勝をした。だが、3年前は野党が11勝21敗と持ち直した。理由は野党が候補者を一本化したためだ。

 立憲民主党の枝野幸男代表は、3日の日本記者クラブ主催の党首討論会で「国民生活が大変危機的な状況に追い込まれている。生活防衛の共闘として1人区では候補者を一本化し、今の政治のままの継続でいいのか、軌道修正が必要ではないのかという明確な選択肢を示した」と強調した。

 野党統一候補の内訳は、立憲が7選挙区、国民民主党が6選挙区、共産党が1選挙区で、社民党は立てなかった。残る18選挙区は、党派色を薄める狙いで無所属として擁立した。

 ただ、自民党が現職28人、新顔4人であるのに対し、6年前の惨敗の影響で野党は長野、佐賀両選挙区を除いてすべて新顔。候補者調整が6月までずれ込んだ影響もあり、知名度の低い新顔がどこまで浸透するかが課題だ。

 与党側も必死だ。自民は3年前に敗れた11選挙区を含む16選挙区を「激戦区」に指定。幹部を重点的に送り込む。

 1人区での戦いは国政の影響を受けやすい傾向もあり、「イージス・アショア」の配備計画を巡って相次いだ防衛省の調査ミスなどの影響を受ける秋田選挙区などで厳しい戦いも予想されている。特に与党間では「東北各県がなかなか厳しい」(公明の高木陽介国会対策委員長)という認識が共有されており、てこ入れを図る方針だ。

 複数区では、自民候補同士や、野党間での戦いも焦点となる。

 広島選挙区(改選数2)では、自民が21年ぶりに現職と新顔の2人を擁立。2議席独占を狙うが、自民分裂含みの展開も想定される。国民の現職がいる中で立憲が新顔を擁立した静岡選挙区(同)なども激戦の様相となっている。(村松真次)

     ◇

 4日公示の参院選には計370人が立候補を届け出た。前回2016年参院選の389人を下回り、比例代表制が導入された1983年以来では04年の320人に次ぐ少なさだった。

 候補者の内訳は、現職97人、前職6人、元職5人、新顔262人。新顔は前回より14人少なかった。

 政党別では、自民党が最も多い82人を擁立。立憲民主党が42人、共産党が40人、国民民主党が28人、公明党が24人、日本維新の会が22人、れいわ新選組が10人、社民党が7人だった。

 改選数1の「1人区」では、32選挙区すべてで自民党と野党系の候補が立候補し、与野党対決の構図が確定した。

 比例区で初めて導入され、得票にかかわらず優先的に当選できる「特定枠」になったのは計5人。自民党は「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区に伴い、選挙区に立候補できなかった現職と新顔の計2人をあてた。れいわは新顔2人を特定枠とした。(別宮潤一)

1422チバQ:2019/07/04(木) 21:43:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000590-san-pol
参院選 大阪、攻めの維新と守りの自民 与野党乱立の混戦
7/4(木) 21:35配信 産経新聞
 改選数4に12人が立候補した大阪選挙区。4月の統一地方選以降、大阪の一連の選挙で躍進し、勢いに乗る日本維新の会は、現職と新人の2人を立て、攻勢に出た。自民も当初は2人を擁立予定だったが、公認していた元大阪市議が大阪市長選に出馬して敗れると、現職に一本化。守りの選挙で確実な議席確保を目指す。1人区では統一候補を立て共闘する野党も、大阪では各党の候補者が舌戦の火花を散らした。

 「今度の選挙は大変厳しい。2人分、頑張らないといけない。力を貸してほしい」

 自民現職の太田房江氏(68)は4日、大阪市の天神橋筋商店街前で声を張り上げ、平成12年から2期8年にわたり府知事を務めた知名度と、政権与党の強みを前面に打ち出した。

 自民府連にはかつてない危機感が広がる。4月の府知事・大阪市長のダブル選以来、維新に苦杯をなめさせられ、5月に府連会長に就任した渡嘉敷奈緒美衆院議員は維新との融和路線を提唱、これに反発する地元議員団が辞任を要求するなど混乱していた。

 こうした状況下で、府連は参院選での2人擁立を断念、実績のある太田氏に絞った。渡嘉敷氏も選挙直前に地元議員側との和解にこぎ着け、この日は「危機的状況に陥ったとき、組織は底力を発揮する。一致団結することができた」と“新生自民”をPRした。

 対する維新からは、現職の東徹氏(52)と新人の梅村みずほ氏(40)が立候補。南海難波駅前(大阪市中央区)でそろって第一声を上げ、代表の松井一郎・大阪市長も駆けつけた。

 府知事と大阪市長のポストを独占する維新は「10年前と比べれば、よっぽどましな大阪を作ってきた」(松井氏)と府市連携の成果を強調。東氏も「大阪がさらに成長していくために都構想を実現し、副首都にしていく」と看板政策をアピールした。梅村氏は2児の母として子育て支援策を中心に演説、主婦層への浸透を図った。

 公明は現職の杉久武氏(43)に絞り、確実な票固めを狙う。この日は大阪市役所前に大勢の支援者を集め、「東京が主役の時代から、大阪が主役の時代に変える。新時代の改革をする」と決意を語った。

 全国32の改選1人区では候補者を一本化した野党も大阪では立憲民主と国民民主がそれぞれ新人を擁立。弁護士出身の立民の亀石倫子氏(45)は、大阪地裁前で「かけがえのない暮らしや自由を守る」と第一声。国民民主のにしゃんた氏(50)も、JR大阪駅前で「働くことを軸とした安心社会の実現、差別のない社会をつくる」と訴えた。

 一方、議席死守を目指す共産現職の辰巳孝太郎氏(42)はJR天王寺駅前で「安倍政権を倒して、希望ある日本をつくる」と力を込めた。

1423チバQ:2019/07/04(木) 23:00:16
「選挙に出るから消す」のほうがよっぽど問題ですね

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00000123-dal-ent
元モー娘。市井紗耶香 タトゥー消さず選挙戦…立民「特に問題ない」と見解
7/4(木) 18:31配信 デイリースポーツ
元モー娘。市井紗耶香 タトゥー消さず選挙戦…立民「特に問題ない」と見解
左耳裏のタトゥーを残したまま選挙戦に臨む市井紗耶香氏=東京・有楽町駅前
 21日に投開票が行われる第25回参議院議員選挙が4日、公示された。立憲民主党から比例代表で立候補した元モーニング娘。の市井紗耶香候補(35)は、同党の枝野幸男代表(55)らとともに東京・新宿駅前で演説会を行い、初の選挙戦に突入。左耳の裏に入っているタトゥーは消さないままだった。

 市井候補は「ただいまご紹介にあずかりました、市井紗耶香です。皆さんこんにちは!雨の中、ありがとうございます」と元気に第一声。「私がなぜ、今、こうして政治の道に行きたい、そう決意した理由は、政治の世界に子育ての当事者が少なすぎるからです!」とし、従来の主張である子育て支援の充実を訴えた。

 演説終了後には、ファンに声を掛けられる場面もあった。第一声の感想を問われると「緊張しましたが、自分の言葉は伝えられたと思います」とニッコリ。初体験となる選挙戦のスタートを迎え「身が引き締まる思いです。自分の言葉で伝えていきたい」と心境を口にした。

 市井候補は体の数カ所にファッションでタトゥーを入れていることでも話題。ボクシング・井岡一翔選手が、6月に行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、JBCの規定によりタトゥーを隠して試合を行ったように、国内ではいまだタトゥーへの反感は少なくない。

 市井候補はこの日、自身のタトゥーに対する質問には答えず。それでも、同党所属の手塚仁雄衆院議員(52)は本紙の取材に応じ「(タトゥーを入れたのは)若い頃の話だし、本人もそれを出そうとも隠そうともしていない。党としては、タトゥーが入っているから認めない、というようなことはなく、特に問題ない」と“公認”の立場を示した。

 また手塚氏は、選挙戦初日を迎えた市井候補について「さすがですよね。大舞台に慣れているし、落ち着いてしゃべれている」と絶賛した。

1424とはずがたり:2019/07/06(土) 10:26:45
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279896594/1761
1人区は兎に角野党に。複数区の戦略的投票は以下の如し,か。

共産…北海道・千葉・神奈川
立憲…大阪・兵庫

●北海道:自立(以上優勢)自(有利)/共(懸命に追う)国(支持に拡がりなし)→なみちゃん推してたけどここは共産推しだな。実際立憲の一部が共産に入ってるらしい。
・東京:自公共(以上安定)立(優位)自立(やや優位)|維(激しく争う)…戦略的には音喜多に入れて武見を落としたいとこだけどそれで山岸が落ちてしまっては元も子もないなあ。。
●千葉:立自(以上安定)自(リード)|共(懸命)…此処は共産推しだな
●神奈川:自立公(安定)共|維(互角)…此処も共産推しだな。
●大阪:維自公(以上やや先行)維/立(競る)共(僅差)…此処は立憲亀石推し。辰巳も良い候補だけど
●兵庫:自(安定)公(やや有利)維/立(激しく競る)…此処も立憲安田推し
・福岡:自公立(安定)|ほかは厳しい

1425とはずがたり:2019/07/06(土) 18:13:27
全国屈指の激戦区・組織力VS草の根の事実上の一騎打ち 両陣営が気勢 山形
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190704-00010003-sakuranbo-l06
7/4(木) 20:15配信 さくらんぼテレビ

参院選の山形県選挙区は全国屈指の激戦区の一つとされている。「政権与党の組織力」と「知名度を活かした草の根」、相見える両陣営が17日後の勝利へ気勢を上げた。

第一声の前に山形市で行われた自民現職の大沼瑞穂氏(40)の出陣式には約600人が集まり、県選出の衆院議員などが1期6年の実績と自公連立政権の継続を訴えた。

(加藤鮎子衆院議員)
「大沼候補がしっかり地元のために働き、それを今の安倍政権につなげていく。『この体制を続けていくことでいいですよね』と問い掛けて選挙戦を戦っていきたい」
(選対本部長・鈴木憲和衆院議員)
「相手は何党の候補ですか?誰も分かりません。政策は何だろうか?これも分かりません。地域と国のつなぎ役をできるのは与党候補である大沼瑞穂さんしかいない」

大沼氏は今回、県内35市町村のうち34の市町村長から推薦を受けた。さらに自民党として参院選では12年ぶりに県農協政治連盟の推薦を取り付けた。政権与党の強みを活かした組織力をいかにフル稼働できるかに再選のカギがありそうだ。

(遠藤利明衆院議員)
「今度の相手候補は何が何だか分からないと言っても知名度がある。みんなの力を合わせて頑張るしかない」

ユニークなキャッチフレーズが踊る、無所属新人の芳賀道也氏(61)の出陣式には約450人が出席した。

(選対本部長・舟山康江参院議員)
「安倍政権の今の体質そのものを変えていく、強い意志を持った選挙になる」

その体質の1つとしてやり玉に挙がったのが、尾花沢を除く県内の市町村長が公に相手候補の支援に回ったこと。

(連合山形・小口裕之会長代行)
「首長に圧力をかけて『この人を応援しろ』。それは何ですか?地位を利用していないんですか?イエスマンを作っていく、そんな選挙は止めにしなければ」

さらに県農政連が相手候補を推薦したことについて、芳賀氏の友人の農家は、土に隠れて見えない「草の根」の声を代弁しました。

(友人の農家・平尾喜代春さん)
「自分の知り合いの組合長や経営者に出向いたり電話したりして抗議したが、いや『内情はみんな芳賀ちゃんだ』と」

出陣式では安倍政権の政策と強引な政治手法を問題視する声が相次いだ。そうした不満をいかに自分の票にしていくか。最大の武器の知名度を活かした無党派への働きかけがポイントとなりそうだ。

山形県選挙区には2人の他、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小野沢健至氏(49)も立候補している。

1426とはずがたり:2019/07/06(土) 18:16:43
それ覚悟ちゃうやろw

音喜多駿氏、参院選落選なら「都知事選挑戦の覚悟」
[2019年7月2日19時5分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201907020000634.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

日本維新の会から参院選東京選挙区(改選6)に出馬する元都議の音喜多駿氏(35)は2日、仮に参院選で議席を得られなかった場合、来年の東京都知事選に挑戦する選択肢を考えていることを明かした。

音喜多氏はこの日、同党から比例代表に出馬する元都議の柳ケ瀬裕文氏とともに国会内で会見し、東京に特化した選挙政策を発表。<1>偏在是正措置の抜本的見直し<2>20年東京大会のコストの完全情報公開<3>東京メトロと都営地下鉄の経営一元化という、3項目の政策を掲げた。

その上で音喜多氏は、これらの政策を実現するには、都議時代に「是々非々」の関係を続けた小池百合子都知事との連携が不可避と強調。小池氏は「<1>は積極的だが、<2>と<23>は姿勢が明確ではない」とした上で、「政策実現のために都知事と連携したいが、なかなか達成できないなら、来年の都知事選の対応を考えないといけない」と述べた。

都知事選の具体的な対応として「私は参院選を勝ち上がり国政の立場でこの政策を進めるつもりだが、万が一、不覚を取るようなことがあれば、来年の都知事選に挑戦するくらいの覚悟をもって、この政策を推し進めたい」と述べた。

政策推進への強い覚悟を示したものだが、参院選が公示される前から来年の都知事選の対応に言及するのは異例。音喜多氏は「もちろん、参院選を勝ち上がるつもりでやる。あらゆる選択肢があるということだと思っています」と説明した。

東京選挙区は、維新をはじめ各党やさまざまな団体が候補者を擁立する大激戦区で、大阪では選挙で連勝を続ける維新も、今回、東京を最重点区に位置づけている。馬場伸幸幹事長は「東京でのろしを上げないと、中央集権の打破は現実的にはスタートしない」と述べ、議席獲得に強い期待を示した。

1427とはずがたり:2019/07/06(土) 19:37:21
<参院選>岩手選挙区 個性PR過熱 自民現職・平野氏「農水の政策通」 無所属新人・横沢氏「福祉の実践者」
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190704_31046.html
商店街で支持者と共に手を振る横沢氏=6月29日(写真左) 総決起大会で拳を振り上げる平野氏=6月26日(写真右)
拡大写真
 「農水の政策通」か「福祉の実践者」か。4日に公示される参院選(21日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、与野党が立候補予定者に備わった個性のアピールに余念がない。それぞれ選挙戦の大事な論点を体現しているだけに、関係者の期待も大きい。

 「1次産業は衰退しない。私にお任せください」。盛岡市で6月26日にあった自民党現職平野達男氏(65)の総決起大会。約700人の聴衆を前に立候補予定者は、自ら「農政のプロ」を演出してみせた。
 平野氏は東大卒で、農林省(現農林水産省)に24年間勤務。国政に転身後も、民主党政権の復興相として沿岸被災地の漁港や農地の再生に取り組んだ。
 自他共に認める農水族だけに、壇上には手腕に期待する1次産業団体のトップがずらり。
 「政策通として地方の現実を認知している」(大井誠治岩手県漁連会長)、「農産物の市場自由化が進む混迷の時代だ。われわれの望む政策のため力を存分に発揮してほしい」(久保憲雄県農政連委員長)とエールを送る。
 一方、盛岡市で30日に開かれた「県障がい者スポーツ協会」の総会には、野党統一候補で無所属新人横沢高徳氏(47)の姿があった。車いすで登場し「ここにも来られない方々の声を国政に届ける」と「障害者の利益代表」を前面に打ち出す。
 横沢氏は盛岡工高卒。モトクロスバイクの選手だった1997年、練習中の事故で脊髄を損傷し、車いすでの生活を送る。2010年バンクーバー冬季パラリンピックにチェアスキー日本代表として出場した。
 実体験に基づいて障害者施策を論じる横沢氏。安倍晋三首相が大阪城の復元時に設置したエレベーターを「大きなミス」と発言したことに「戸惑いを感じた。全ての人に住みやすい社会をつくりたい」とやんわり批判を加えた。
 29日にあった後援会の集会には福祉関係者が続々来場した。県身体障害者福祉協会の藤井公博会長は「障害のある人が国政に参加すれば、福祉の考え方が大きく前進する」と訴えた。
 岩手選挙区にはNHKから国民を守る党の梶谷秀一氏(53)も立候補する予定。


関連ページ:岩手政治・行政19参院選
2019年07月04日木曜日

1428とはずがたり:2019/07/06(土) 19:39:24
<参院選山形>芳賀氏陣営ユニーク戦術 掛け声は「優しい政治にズームイン」
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190706_51002.html
掛け声に合わせ、候補者と一緒に指さしポーズを決める支持者ら=5日、村山市
拡大写真
 参院選(21日投開票)の山形選挙区(改選数1)で、野党統一候補の新人芳賀道也氏(61)の陣営が、集会の締めくくりなどで定番の「団結頑張ろう」をやめるなど新たな形の選挙戦を模索している。民放アナウンサーだった芳賀氏の経歴や個性を踏まえつつ、陣営の若手地方議員が実践した戦術に刺激を受けた面もありそうだ。

 「優しい政治に ズーム」という掛け声に続き、集まった支持者が指さしポーズで一斉に「イン」と声を合わせる。
 陣営の集会の締めくくりのフレーズだ。かつて担当したテレビ番組の決めぜりふをアレンジした。連合の支持も受けているため陣営内には労組関係者も多いが、「団結頑張ろう」は徐々に行われなくなった。
 元アナウンサー福留功男氏と政治について語り合った5月末の集会では、福留氏の「国会へ行きたいか」という掛け声に続き、参加者全員が「おー」と反応。会場の一体感を演出した。
 こうした戦術の先駆けとなったのは陣営に加わる松井愛山形市議(43)。4月に初当選した。
 集会では参加した支持者にもマイクを回し、思いを語ってもらう。締めくくりのコールも「市政へ送ろう」。事務所には有権者がメッセージを記したハート形のカードを天井からつるし、「市民参加」の選挙を表現した。
 松井市議は20年以上、引きこもりや不登校の若者らを支援するNPO活動を続けている。市議選では「代弁する役目を引き受けるだけ。一人一人が考えることが大切」と訴え続けた。
 こうした松井氏の戦いぶりが陣営の若手地方議員らを刺激したとみられる。市民有志の勝手連を設立したり、「政治カフェ」の開催を企画したりする動きが広がっている。
 選対幹部は「厚い支持組織を持つ現職に挑むには、これまで政治に関心がなかった層の参加が不可欠。戦術を工夫して対抗していく」と話す。
 芳賀氏サイドの取り組みを、再選を目指す自民党現職大沼瑞穂氏(40)の陣営も注視する。大沼氏を支える須貝太郎山形市議(69)は「相手は知名度がある。『何かを変えてくれそう』というイメージ戦略で、巧みに有権者の心を動かしている」と痛烈に批判した。
 大沼氏も山形市で開いた4日の演説会で「私はパフォーマンスはできないが地道に山形を前に進めてきた」と強調した。

【山形選挙区立候補者】(1―3)
大沼 瑞穂 40 自現(1)(公推)
芳賀 道也 61 無新(立・国・共・社推)
小野沢健至 49 諸新


関連ページ:山形政治・行政19参院選
2019年07月06日土曜日

1429名無しさん:2019/07/06(土) 23:13:39
>>1424
可能なら大阪は辰巳亀石両方当選させたいですが現状は維新の2人当選しそうな状況ですからね
辰巳でいいと思いますよ
大阪は立憲より共産党の方が支持基盤がある

1430とはずがたり:2019/07/06(土) 23:31:18
>>1429
毎日は辰巳が亀石より先でしたね〜。

未だ序盤なんで変動はありましょうけど,私個人は共産党は余り支持出来ないので大阪で最終版でも競り合いだったら亀石に入れるかな。

1431チバQ:2019/07/07(日) 08:22:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000014-san-l41
参院選 「これが我が党の現実だ」国民・玉木代表、佐賀で寂しい遊説
7/7(日) 7:55配信 産経新聞
参院選 「これが我が党の現実だ」国民・玉木代表、佐賀で寂しい遊説
佐賀市内でマイクを握った国民民主党の玉木雄一郎代表
 国民民主党の玉木雄一郎代表が6日、参院選の応援に佐賀、長崎両県に入った。佐賀は2年前の衆院選で、野党系候補が全2選挙区で勝利した全国唯一の県だ。だが、玉木氏の街頭演説の聴衆は数えるほど。低迷する党支持率を映し出したかのような現実に、党関係者から嘆きが漏れた。(九州総局 中村雅和)

 「正直な政治が危機にひんしている。国民生活の安心も壊れつつある。それらを取り戻すための戦いが、今回の参院選だ!」

 同日午後、玉木氏は佐賀市北部の幹線道路沿いで、声を張り上げた。聴衆は10人程度で、報道関係者より少なかった。

 佐賀県は、平成29年10月の衆院選で、旧民進党系の原口一博氏(1区)と、大串博志氏(2区)が当選した。野党が大敗した選挙にあって、例外中の例外だった。原口氏はその後、国民入りし、国対委員長を務める。大串氏は無所属となった。

 今回の参院選で野党は、国民の元職を統一候補とした。原口、大串両氏も陣営に入り、衆院選の再現を狙う。事実、自民党は佐賀選挙区を情勢が最も厳しい「激戦区」と位置づける。

 だが、聴衆の数を見る限り、原口、大串両氏の人気も、国民の党勢拡大には結びついていない。玉木氏はこの日、佐賀市内でもう1カ所、街頭演説に臨んだが、聴衆は20人足らずだった。

 陣営関係者は「原口氏らの人気が高い佐賀は、他県とは違うと思っていたが…。この聴衆の少なさが、今のわが党の現実ですよ」と自嘲気味に語った。

 それでも演説を終えた玉木氏は産経新聞の取材に「地元(香川県)でも、こんなものだよ。聞いてくれるだけでありがたい。うちは草の根だから、飛び込んでいかないといけないからね、大丈夫だよ」と、気にするそぶりを見せなかった。

1432チバQ:2019/07/07(日) 08:23:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190707-00000002-jij-pol
自民、分裂選挙の余波続く=野党も共闘態勢築けず-福岡、福井選挙区【注目区を行く】
7/7(日) 7:07配信 時事通信
自民、分裂選挙の余波続く=野党も共闘態勢築けず-福岡、福井選挙区【注目区を行く】
集会で演説する参院選候補者(右端)=6月30日、福岡県粕屋町*一部加工処理をしています
 統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年選挙」。

 4月の福岡県知事選で、自民県連所属の国会議員は現職と新人の2陣営に分かれて激しく争い、その余波は参院選にも及んでいる。対する立憲民主と国民民主は、共闘を模索する向きがあったがかなわず、つばぜり合いを演じている。(敬称略)
 「一億総活躍社会の実現も政治の安定が続かなければ進めていけない」。自民の松山政司は4日、福岡市での出陣式で、閣僚経験に触れつつ安倍政権の継続を訴えた。

 改選数3の福岡選挙区で、自民公認は松山だけ。「断トツの1位」(県選出国会議員)との見方が強く、県連が一体感を欠く素地になっている。

 県連主流派の副総理麻生太郎は知事選で新人擁立を主導。非主流派は現職を支援し、勝利した。県連関係者は異口同音に「関係修復は全くできていない」と語る。

 6月上旬に党本部で開かれた県連会合。松山陣営の選対本部長の人選が話題になり、国会議員側は県議で県連会長の原口剣生の就任を打診した。県議側は「一致結束していることを示すために国会議員がやってほしい」と押し返した。日を改めて原口就任で決着したが、態勢整備の遅れに陣営幹部は「ばたばただ」と顔をしかめる。

 麻生の求心力が低下する中、非主流派は「自公で2議席を取ることが勝利だ」と公明新人で教員出身の下野六太への支援に流れている。出陣式で下野が「教育現場から政治の世界に挑戦する」と述べたのを受け、自民二階派の宮内秀樹は「自民と公明が勝ってこそ安定した政治ができる」と力を込めた。

 対する野党側。立憲現職の野田国義は6月30日に福岡県粕屋町で開いた集会で、老後資金「2000万円不足」問題を挙げて安倍政権を批判しつつ、「仲間であった政党からも出てくる。非常に厳しい選挙戦になる」と訴えた。国民民主の新人春田久美子は1日、福岡市の街頭で「女性の声を代弁する者を送り出してほしい」と呼び掛けた。

 国民県連は独自候補擁立に消極的だった。次期衆院選で共闘するには、参院選で立憲に協力する必要があるとの判断からだ。このため今回は野田を支援し、3年後に自前の候補への協力を求める案を検討したが、党本部は「3年後なんて、どうなっているか分からない」と一蹴。党本部主導で弁護士春田の擁立が決まった。

 「わが方は一本化に相当努力した」。国民県連幹部のこうした恨み節を、立憲県連幹部は「民主党が分裂していると言われるが違う政党だ」と突き放した。

 ◇公示間近の処分報告-福井
 福井県知事選で、前参院議長で自民県連会長の山崎正昭が推した新人が勝利、一部の自民県議らが支援した現職は敗れた。県連は「仮面夫婦」(県議)という状態が続いている。

 公示が迫った6月29日、福井市での自民県連総務会。知事選で党推薦の新人を応援しなかった県議ら18人の処分報告に対し、「どうしてこのタイミングで処分するのか」と疑問の声が上がった。会合後、山崎は記者団に「参院選にそんなに影響はない」と強気の姿勢を崩さなかった。

 自民現職の滝波宏文は同日の小浜市での国政報告会で「ここまで来るのにいろいろな困難があった」と振り返り、「非常に難しい戦いだが、支援を広めてほしい」と求めた。

 野党側は共産新人、山田和雄を統一候補とした。国民県連が無所属とするように求めたのに対し、共産は公認を譲らなかった。比例代表での得票を上積みしたいとの思惑がのぞく。

 山田は6月29日、立憲や社民などとの政策協定締結の会合で「皆さんと一緒に戦い抜いていく」と力説。だが、国民県連幹部の姿はなかった。

 国民県連代表の斉木武志は翌日の記者会見で、県連として推薦や支持はしないと決定したと説明。「共産は勝とうと思うなら無所属にすべきだった」と語った。

1433チバQ:2019/07/07(日) 08:24:17
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190706-00015548-jprime-ent
市井紗耶香の参院選出馬、立憲民主党と本人の「時代の読めてなさ」がヤバい
7/6(土) 22:00配信 週刊女性PRIME
市井紗耶香の参院選出馬、立憲民主党と本人の「時代の読めてなさ」がヤバい
7月4日、JR新宿駅東南口で行われた街頭演説会での市井紗耶香
「ヤバい女になりたくない」そうおっしゃるあなた。ライターの仁科友里さんによれば、すべてのオンナはヤバいもの。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、仁科さんがさまざまなタイプの「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」を分析していきます。

【写真】演説をする市井、ゴミ出しをする市井、モー娘。時代の市井

第26回 市井紗耶香

 6月26日、第25回参議院選挙の日程が閣議決定されました。それに伴い、元モーニング娘。の市井紗耶香が立憲民主党から比例代表で立候補することを発表し、話題を集めています。市井は4人の子どもを持つお母さんであり、「今の日本が本当に子育て世代に温かい社会になっているのか、疑問に思う」と出馬の理由について語っています。

 参院選に芸能人や著名人が出るというのは、今に始まったことではなく、なぜ「政治のシロウト」が出馬するのかというと、投票の仕方にあると言えるでしょう。参院選比例代表の場合、支持する政党もしくは候補者名を書き込むことが認められています。

 特定の党を支持しているわけではない人、いわゆる無党派層が、条件反射的につい知っている名前を書いてしまうことはあるでしょう。党にとって有名人を候補者にすることは、もともとの党の支持者を維持できるうえに有名人のファンを取り込めますから、ダブルに票が見込めて「大助かり」と言えるのではないでしょうか。

 世界各国の国会議員の連合体である「列国議会同盟」の発表(2018年版)によりますと、日本の女性政治家の議員比率は10%程度で、193か国中165位、先進7か国(G7)中ダントツ最下位です。

 市井紗耶香なら女性だし、国民的アイドル・元モーニング娘。の一員だったから知名度は申し分ないし、この少子化の時代に4人の子どもを持つお母さんだから、「お母さん目線」を訴えれば、楽勝だ。「女性に優しい党」だとアピールできて、党のイメージもよくなる。

 党の執行部がそう思って市井をリクルートしたのだとしたら、時代が読めていないという意味で、ヤバいのではないでしょうか? ヤバいと思う理由は3つあります。

理由その1:SNSの時代であることをわかっていない
 タレントが選挙に出ると、「芸能人が政治家になって、何ができる」と必ず言われます。確かに、弁護士やニュースキャスターなど政治や法律にかかわる専門分野を持っている他の候補者と比べたら、知識や経験が不足している部分があるところは否めないでしょう。実際、三原じゅん子(自民党)や、谷亮子(民主党、1期で辞職)が出馬したときも、各週刊誌には「芸能人に何ができる」という論調の記事が並びました。

 週刊誌なら1週間もすれば、店頭から消えますが、SNSはそうはいきません。個人の意見をいつでもつぶやくことができますし、関心のある人の間でリツイートされたり、いいね! がついたりします。テレビや新聞でなく、SNSが世論を誘導することもある時代になってきています。

 仮に市井が不勉強で不見識な言動を取った場合、「アイドルが政治家に向いていない証拠」として、一気にSNSで拡散されるでしょう。タレント出身の候補者で、注目度が高いからこそ、ささいなミスも許されないのです。

理由その2:タレント議員に向けられる視線が厳しくなっている
 アイドルでお母さんである参議院議員と言えば、元SPEEDの今井絵理子議員を思い出す人もいるでしょう。お子さんが聴覚障害者であることが政界進出のひとつの理由とされていますが、2017年に『週刊新潮』(新潮社)に神戸市の市議(当時)と新幹線内での手つなぎショットや、ホテルの同部屋宿泊を撮られています。今井議員は「一線を越えてない」と不倫関係を否定したものの、印象としてはかぎりなくクロでしょう。

「アイドルから政治家となり、仕事にかこつけて不倫をする」というあしき前例を今井議員が作ってしまったことに加え、上述したとおり、「そもそも、芸能人に何ができる」と思っている有権者はたくさんいます。芸能人から政治家になろうとする人に、かつてない厳しい視線が注がれていることを、市井本人や党は気づいているのでしょうか?

1434チバQ:2019/07/07(日) 08:24:30
理由その3:「母として」という言葉のあいまいさ
 国会内で出馬会見をした市井は、子育てに関する政策が不十分なことを挙げ、その理由を「現役のお母さんが政治の世界に少ないから」と分析しています。しかし、「現役のお母さんとして」の視点が何なのかは、明らかにされていません。

 ひと言で「お母さん」といっても、境遇や信条などいろいろなタイプの「お母さん」がいて、困っていることも人それぞれです。どのゾーンの「お母さん」もしくは「子ども」を助けたいのか、具体的な政策として訴えないと、最大のターゲット層である「現役のお母さん」の支持は集まらないのではないでしょうか。

 #MeToo運動以降、女性のあり方について個人が意見を述べる流れが続いています。同じ女性だから、私もお母さんだから支持するというほど、有権者は甘くないと思うのです。

 そうは言っても、参院選での芸能人の当選率は高いと言えるでしょう。実績のない芸能人が当選しているということは、有権者も知名度の高さには逆らえないということ。政治家を知名度で選んでしまう、われわれ有権者もヤバいのです。

 それでは、なぜ知名度の高い人が票を集めてしまうかと言うと、「誰に投票したらいいかわからないから」という面もあると思うのです。政治家がどんな活動をしていて、どんな考えを持っているのかを知る機会はほとんどないと言っていいでしょう。

 ですから、ぜひ大衆認知に長(た)けたテレビで、選挙前だけでなく定期的に政治家の討論番組をやってほしいと思うのです。有権者は普段から政治家の活動について知ることができますし、政治家も自分をアピールするいい機会になるでしょう。政治を身近に語ることができるようになれば、政治家の質も向上していくのではないでしょうか。

 政治は生活に密接に結びついています。暮らしをよくするために、有権者ができることは、投票に行くこと。この国がヤバくなっていくのか、それとも持ち直すかは有権者次第なのです。

プロフィール仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ。会社員を経てフリーライターに。『サイゾーウーマン』『週刊SPA!』『GINGER』『steady.』などにタレント論、女子アナ批評を寄稿。また、自身のブログ、ツイッターで婚活に悩む男女の相談に答えている。2015年に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)を発表し、異例の女性向け婚活本として話題に。好きな言葉は「勝てば官軍、負ければ賊軍」。

文/仁科友里

1435チバQ:2019/07/07(日) 08:26:12
山形県
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000001-yamagatan-l06
大沼氏先行、迫る芳賀氏
7/6(土) 7:53配信 山形新聞
 第25回参院選で山形新聞は世論調査と本社、支社の取材を総合し、現新3候補が争う県選挙区(改選数1)の序盤情勢を探った。高い政党支持率を背景に組織戦で先行する自民現職の大沼瑞穂氏(40)に、野党統一候補で「非自民」の結集を図る無所属新人の芳賀道也氏(61)が迫る展開となっている。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小野沢健至(たけし)氏(49)は大きく引き離されている。

 投開票は21日で選挙運動期間は2週間以上ある。3割以上の有権者がまだ態度を決めておらず、勝敗の行方は流動的な要素が残る。老後資金2千万円問題に端を発した年金不安、憲法改正、10月からの消費税率引き上げなどが争点となる中、与野党の事実上の一騎打ちとなった県選挙区は注目区の一つだ。

 大沼氏は自公連立政権継続による政治の安定を掲げ、与党として国と自治体とのつなぎ役の必要性を訴える。党の公認、公明の推薦に加え、尾花沢を除く市町村長からの支援、町村議会議長有志からの推薦などを土台に強固な支持基盤を生かして運動を展開。県農協政治連盟からも参院選では12年ぶりとなる推薦を得ており、これを足掛かりに農業票の取り込みを狙う。

 年代別で10〜30代の6割以上に浸透するほか、各年代で優位に立つ。政党別では自民支持層の8割を固めているが、公明支持層の取り込みが遅れ、一部が他候補に流れている。分厚い布陣だが組織的な動きは全般的に鈍く、今後は閣僚級を次々と県内に投入する空中戦を仕掛けながら、無党派層への浸透を図る。

 芳賀氏は非自民勢力の結集に加え、現政権に批判的な保守層の受け皿を目指し、3月1日に立候補を表明。5月下旬に設置した総合選対本部を核に、公示前から県内各地で決起集会を重ね、小規模な座談会を開くなどして支持拡大に努めてきた。アナウンサー時代の知名度と、取材で培った人脈を生かした草の根活動を繰り広げている。

 政党別で国民民主、社民の支持層を8割以上固め、立憲民主にも一定の浸透を見せている。年代別では10〜30代を中心に他候補に後れを取っており、若い世代の取り込みに向け、フェイスブックや動画投稿サイトを駆使した情報発信に引き続き力を入れる。大票田の県都・山形市を重点地域と捉え、陣営をフル回転させる構えだ。

 小野沢氏はツイッターなどを活用してNHKの受信料制度改革を訴えているが、浸透していない。

【調査の方法】県選挙区の有権者を対象に4、5の両日、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で共同通信が実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは671件、このうち500人から回答を得た。

1436チバQ:2019/07/07(日) 08:26:47
福島県
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000004-fminpo-l07
森氏先行、水野氏追う 参院選世論調査福島県選挙区序盤情勢
7/6(土) 8:10配信 福島民報
 共同通信社は四、五の両日、第二十五回参院選の電話世論調査を行った。福島民報社の取材を加味した福島県選挙区(改選一議席)の公示直後の序盤情勢は、自民党の現職森雅子候補(54)が先行し、無所属の新人水野さち子候補(57)が追う展開となっている。政治団体「NHKから国民を守る党」の新人田山雅仁候補(35)は浸透し切れていない。ただ、現段階では調査対象の四割弱が投票する候補者を決めておらず、今後の選挙戦が当落を分けるとみられる。

 福島県選挙区は政権与党の現職森氏、野党統一候補の新人水野氏、政治団体の新人田山氏の計三人が一議席を争う構図。

 森候補は公明党の推薦を受け、後援会や党、支援・友好団体による選対本部が組織戦を繰り広げている。水野候補は国民民主、立憲民主、社民、共産の四党の支援による野党共闘で臨んでいる。

 地区別に見ると、県北・相馬地方と県中地方は森候補が優位に戦いを進めている。県南地方は森候補と水野候補が激しく競っている。地盤がいわき・双葉地方の森候補、会津地方の水野候補は、それぞれ相手の地盤に食い込みを図っている。

 支持政党別では、森候補は自民支持層の約七割、維新の大半を固めた。国民民主の約二割も取り込んでいる。水野候補は立憲民主、国民民主の約八割をまとめた。共産、社民の大半、無党派層の半数を超える支持を得た。

 連立与党の公明には森、水野両候補とも浸透を図っている。

 年代別では、森候補は二十代と七十歳以上からの支持が目立つ。水野候補は五十代に浸透している。

 男女別では、森候補は女性、水野候補は男性の支持が厚い。

 田山候補は支持が広がっていない。

■福島県選挙区立候補者(届け出順、敬称略)

森雅子 54 自民現
水野さち子 57 無所新
田山雅仁 35 N国新

1437チバQ:2019/07/07(日) 08:27:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00010011-saitama-l11
<参院選>埼玉選挙区、序盤情勢を分析 自公安定、立民に勢い 議席うかがう共産、激しく追う国民
7/6(土) 16:05配信 埼玉新聞
 4日に公示された参院選で、共同通信社の調査に埼玉新聞社の取材を加え、埼玉選挙区(改選数4)の序盤情勢を分析すると、自民党現職の古川俊治氏(56)が組織力を生かし優位な戦い、立憲民主党新人の熊谷裕人氏(57)に勢いがあり、公明党現職の矢倉克夫氏(44)が安定した戦いを展開する。公選法改正で増えた1議席を共産党新人の伊藤岳氏(59)がうかがい、国民民主党新人の宍戸千絵氏(41)が激しく追う展開だ。ただ、6割近くの有権者が投票態度を明らかにしておらず、投票日までの残り約2週間で情勢が変わる可能性がある。

 6年前に100万票以上を獲得し、今回3選を狙う自民の古川は、10代から70代以上まで幅広い年代に浸透。党所属の地方議員らと組織選を展開し、県内全域で安定した支持を集める。

 枝野幸男代表のお膝元で議席獲得を目指す立民の熊谷も、幅広い年代で支持を集める。立民支持層の7割弱を押さえ、社民支持層や無党派層の一角にも食い込む。

 今回も自民から推薦を受け、再選を目指す矢倉は、公明支持層の8割超を固めた。女性からの支持が比較的厚い。

 共産の伊藤は共産支持の8割近くをまとめた。埼玉選挙区で1998年以来の議席獲得に向けて、党幹部も頻繁に来援してさらなる支持獲得を図る。

 主要政党で唯一の女性候補となる国民の宍戸は、国民支持層の6割超を獲得。玉木雄一郎代表がてこ入れし、議席獲得に懸命だ。

 日本維新の会新人の沢田良氏(39)は伸び悩み、NHKから国民を守る党新人の佐藤恵理子氏(33)、幸福実現党の小島一郎氏(48)、安楽死制度を考える会新人の鮫島良司氏(64)は厳しい情勢だ。

1438チバQ:2019/07/07(日) 08:27:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-11638677-kbcv-l40
参院選 福岡・佐賀選挙区 朝日序盤情勢調査
7/6(土) 21:20配信 九州朝日放送
参院選 福岡・佐賀選挙区 朝日序盤情勢調査
選挙
7月21日に投開票される参院選で、朝日新聞が4日から5日にかけて電話調査を行うなどして福岡・佐賀両選挙区の序盤の情勢を探りました。

調査は電話を使ったRDD方式で行われ福岡選挙区は1441人を対象に実施、有効回答率は50%でした。

この調査に取材で得た情報を加味し情勢を分析しました。自民党の松山政司候補は自民支持層の7割以上を固め、無党派層の4割にも浸透し優位に立っています。

公明党の下野六太候補は公明支持層をほぼまとめたほか、無党派層の2割以上を取り込むなど安定した戦いぶりです。

立憲民主党の野田国義候補は立憲支持層の9割近くに浸透。候補者を一本化できなかった国民支持層にも一定程度浸透しリードしています。

国民民主党の春田久美子候補、諸派の川口尚宏候補共産党の河野祥子候補諸派の本藤昭子候補諸派の江夏正敏候補は厳しい戦いです。

一方、佐賀選挙区は1132人を対象に行い有効回答率は48%です。自民党の山下雄平候補が自民・公明支持層をほぼまとめ立憲支持層の一部にも食い込み安定した戦いぶりです。

国民民主党の犬塚直史候補は国民、立憲、共産、社民の各支持層には浸透を見せていますが、無党派層の支持で山下にリードを許し伸び悩んでいます。

ただ、福岡・佐賀ともに半数以上がまだ投票先を決めておらず、今後情勢が変わる可能性があります。

九州朝日放送

1439チバQ:2019/07/07(日) 08:28:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00010000-satvv-l22
牧野・榛葉氏優位、徳川氏苦戦 参院選序盤調査
7/6(土) 18:24配信 静岡朝日テレビ

朝日新聞社が参院選の序盤情勢を調査しました。静岡選挙区は、自民党の牧野京夫氏と国民民主党の榛葉賀津也氏が優位に戦いを進めています。

朝日新聞社は公示日からきのうまでの2日間、県内の有権者に電話調査を実施し、取材と総合して序盤情勢を探りました。調査の有効回答は784人で回答率は50%でした。

それによりますと、改選2の静岡選挙区では、自民党の現職・牧野京夫氏が、優位に戦いを進めています。自民支持層の7割近くを固め、推薦を受ける公明支持層をほぼ固めました。

国民民主党の現職・榛葉賀津也氏も、国民支持層をまとめたほか、立憲支持層にも食い込んで、無党派層の4割近くに浸透。優位に戦いを進めています。

立憲民主党の新人・徳川家広氏は、立憲支持層を4割程度しかまとめきれておらず、無党派層から3割近くの支持を得ていますが、苦戦しています。

共産党の新人・鈴木千佳氏は、共産支持層をまとめましたが、支持の広がりが見られず、厳しい戦い。

政治団体「NHKから国民を守る党」の新人・畑山浩一氏は、伸び悩んでいます。

この調査では、投票態度を明らかにしなかった人が5割程度いて、今後、情勢が変化する可能性があります。参院選の投票日は今月21日です。

1440チバQ:2019/07/07(日) 08:28:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000007-kumanichi-l43
参院選序盤情勢 馬場氏先行、阿部氏追う 熊本選挙区
7/6(土) 11:37配信 熊本日日新聞
 熊本日日新聞社は、4、5日に共同通信社が実施した電話世論調査に独自取材を加味して、参院選熊本選挙区(改選数1)の序盤情勢を探った。自民党現職の馬場成志氏(54)が先行し、野党統一候補で無所属新人の阿部広美氏(52)が追う。ただ無党派層を中心に半数以上が投票先を決めておらず、残る15日間の選挙戦で情勢が変わる可能性がある。

 2期目を目指す馬場氏は、党国会議員や県議の地方組織に加え、150超の各種団体から支援を受けて強固な組織戦を展開。自民と推薦を受ける公明党の支持層のそれぞれ7割程度を固めたほか、立憲民主党や共産党支持層の一部にも食い込んでいる。年代別でも10代を除き幅広く支持を集めている。

 3年前に続き立候補した阿部氏は、消費税増税反対などで安倍政権との対決姿勢を鮮明にし、非自民層へ食い込む。推薦を受ける社民党支持層の7割超を固めたほか、推薦を見送った立憲民主、国民民主両党の支持層の6割程度も押さえた。ただ、推薦を得た共産支持層に浸透しきれていない。

 政治団体「NHKから国民を守る党」新人の最勝寺辰也氏(38)は、NHKを希望者のみが視聴できるスクランブル放送の実現を目指すと主張。現段階では支持の広がりを欠いている。(野方信助)

(2019年7月6日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1441チバQ:2019/07/07(日) 08:28:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000001-ryu-oki
高良氏やや先行、安里氏追う 参院選沖縄選挙区 序盤情勢 投票先4割未定
7/6(土) 5:04配信 琉球新報
高良氏やや先行、安里氏追う 参院選沖縄選挙区 序盤情勢 投票先4割未定
(左から)安里繁信氏 高良鉄美氏
 琉球新報社は5日、共同通信社が実施した第25回参院選の序盤の電話世論調査に本紙の取材を加味し、沖縄選挙区の情勢を分析した。それによると、「オール沖縄」勢力が支援する無所属新人で琉球大名誉教授の高良鉄美氏(65)がやや先行し、自民新人でシンバホールディングス前会長の安里繁信氏(49)=公明、維新推薦=が追う展開となっている。諸派新人の磯山秀夫氏(72)と無所属新人の玉利朝輝氏(60)は支持が広がっていない。

 ただ、4割以上が投票先を決めておらず、終盤にかけて情勢が大きく変化する可能性もある。特に、無党派層の半数以上は投票先を決めておらず、無党派層の動向が当落に大きく影響を与えそうだ。

 安里氏は自民支持層の7割近くを固めたほか、公明支持層でも7割弱を固めた。一方、維新の支持層では3割を切った。一方、無党派層の支持が伸びておらず浸透が課題となりそうだ。高良氏は立憲民主と社民支持層の9割以上を固めた。共産は6割近くを固めたほか、無党派層の約3割の支持を固めた。一方、国民民主支持層では安里氏と高良氏で割れた。

 投票先を「決めている」と答えたのは38・8%、「だいたい決めている」が17・6%、「まだ決めていない」は42・9%だった。

 参院選への関心度を問う質問では、「大いに関心がある」「ある程度関心がある」との回答が合わせて69・4%、「あまり関心がない」「まったく関心がない」は合わせて30%だった。('19参院選取材班)

琉球新報社

1442チバQ:2019/07/07(日) 08:40:45
野党リード 秋田 長野 愛媛 沖縄
競り合い  岩手 宮城 山形 新潟 滋賀
https://www.asahi.com/articles/ASM6X6DPSM6XUZPS025.html
1人区、激戦目立つ 岩手・秋田・新潟・滋賀 序盤情勢
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2019年7月6日05時00分
 朝日新聞社が実施した参院選序盤情勢調査をみると、自民、公明の両党は、改選議席の半数を上回った3年前の参院選の勢いを維持している。ただ、年金の「2千万円不足」問題や消費増税では政権の対応に否定的な意見が多い。勝敗の行方を左右する1人区では激戦も目立ち、今後情勢が大きく変わる可能性もある。

 自民は選挙区で、37議席を獲得した前回の2016年参院選を超える可能性が高そうだ。

 全体の動向を左右する32の1人区すべてで野党は統一候補を立てたが、自民は21勝11敗だった前回同様、多くの選挙区で優位にある。29勝2敗と大勝した13年に当選した議員のほとんどは、今回も立候補。西日本ではそうした現職が優勢の選挙区が多い。

 前回敗れた11選挙区でも、山…

1443チバQ:2019/07/07(日) 08:42:14
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190706_02.html
<参院選>青森選挙区序盤情勢/滝沢氏優位な戦い
2019年07月06日 土曜日
 再選を狙う滝沢(自現)が優位に戦いを進め、野党統一候補の小田切(立新)が追う展開。
 滝沢は自民の強固な組織力を武器に、盤石な態勢を敷く。街頭演説には首長らが駆け付け、滝沢の実績を強調。自民県議らも積極的に会合を開き、支持を呼び掛けている。
 南部地方が地盤の滝沢は、津軽地方での攻勢も強める。5日は党本部から甘利明選対委員長が応援に入り、弘前市など4市町で滝沢と街頭演説に立った。南部地方では党本部が今後、岸田文雄政調会長と菅義偉官房長官を投入し、票固めと引き締めを図る。
 小田切は立民、国民の支持層を基盤に、共産、社民の支持層にも浸透しつつある。地縁の薄い南部地方を重点的に巡る戦略を取る。5日は五戸町での街頭演説に立民の長妻昭代表代行が駆け付け、支持を訴えた。
 選挙は初挑戦。知名度不足への懸念が残る。6月の知事選で、現職と共に県内を回った滝沢に対し、統一候補に決定する前の小田切は表立った動きができなかった。野党各党が地方議員らを動員し、無党派層への支持を広げる。
 小山(諸新)は独自の戦い。

https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190706_06.html
<参院選>岩手選挙区序盤情勢/平野氏を横沢氏追う
2019年07月06日 土曜日
 4選を狙う平野(自現)が先行し、野党統一候補の横沢(無新)が激しく追い上げている。
 平野は3期18年の実績や初代復興相としての知名度を生かして幅広く浸透。1次産業の振興や中小企業対策の強化を掲げ、農林水産、建設など各種業界団体に幅広くアピールする。
 27年ぶりの選挙区勝利を目指して党本部はてこ入れに懸命。無党派層の取り込みを狙い、5日には小泉進次郎党厚生労働部会長が選挙区入り。盛岡市や奥州市で街頭演説を展開した。中盤に向けて党幹部や閣僚を送り込み、組織を固める。
 横沢は達増拓也知事や国民の小沢一郎衆院議員(岩手3区)、木戸口英司参院議員(非改選)の支持層に浸透。知名度不足を挽回して急速に支持を広げている。4日の第一声には小沢氏も駆け付けて激励し、組織の引き締めを図った。
 足並みをそろえるのが遅れていた立民、国民、共産、社民は連携強化を確認。5日は横沢と木戸口氏が自民の支持が厚い沿岸北部に入り、保守層の切り崩しを図った。9日には共産の志位和夫委員長が盛岡に入り、安倍政権への批判票結集を呼び掛ける。
 梶谷(諸新)は厳しい。

1444チバQ:2019/07/07(日) 08:43:07
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190706_04.html
<参院選>宮城選挙区序盤情勢/立・自激しく争う
2019年07月06日 土曜日

 野党統一候補で初当選を目指す石垣(立新)と、4選を期す愛知(自現)が横一線で激しく競り合う。
 石垣は立民、国民、社民の支持層を手堅く固めた。共産支持層に浸透し始めており、公明支持層の一部にも食い込んでいる。無党派層の4割から支持を受けるのが強み。
 年代別では40、50代の中年層を軸に、各年代から満遍なく支持を得る。10月に控える消費税増税や憲法改正、原発再稼働といった安倍政権の政策を批判し、反自民票の取り込みに懸命。仙台市を主戦場に位置付け、無党派層の掘り起こしを図る。
 愛知は自民支持層の7割以上をまとめたが、公明支持層を固め切れていない。無党派層の支持も十分に取り込めていない。元防衛庁長官の父和男氏から受け継いだ後援会を背景に、高齢層の支持を得ている。
 党地方議員の組織を生かし、県内全域で浸透を図る。4日には安倍晋三首相が宮城入り。仙台市内など計3カ所で街頭演説を展開し、重点的にてこ入れした。党本部は今後も幹部級を相次いで投入し、強力に後押しする。
 三宅(諸新)は出遅れている。

https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190706_07.html
<参院選>秋田選挙区序盤情勢/中泉氏に寺田氏迫る
2019年07月06日 土曜日
 再選を目指す中泉(自現)が先行し、野党統一候補の寺田(無新)が激しく追い上げている。
 中泉は強固な党組織に支えられ、地盤の秋田市を中心に保守票を固めつつある。党の県選出国会議員や地方議員がフル回転。佐竹敬久知事や県南を地盤とする村岡敏英元衆院議員の支援を得た。公明支持層にも浸透する。
 攻防の焦点は、秋田市が候補地の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」。計画の賛否には踏み込まず、防衛省の不手際を批判してゼロベースでの候補地検討を訴え、支持層をつなぎ留める。
 寺田は出馬表明が3月と大きく出遅れたものの、公示前に県内全25市町村で集会を開いて支持を着実に広げた。立民、国民、共産、社民の野党支持層に浸透してきたほか、政党色を薄める戦いで無党派層を呼び込んでいる。連合秋田は組織力を生かしながら票の上積みを図る。
 イージス・アショアについては、候補地が住宅地に隣接しているとして配備反対の姿勢を鮮明に打ち出し、計画に対する批判票を取り込む。
 石岡(諸新)は広がりに欠ける。

1445チバQ:2019/07/07(日) 08:44:01
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190706_05.html
<参院選>山形選挙区序盤情勢/大沼氏を芳賀氏急追
2019年07月06日 土曜日
 再選を目指す大沼(自現)を、野党統一候補の芳賀(無新)が懸命に追っている。
 大沼は党の手厚い支援を受け、各年代で支持を広げる。公示日の4日には二階俊博党幹事長、小野寺五典前防衛相が応援のマイクを握ったほか、7日には菅義偉官房長官も来援を予定するなど、与党の力を背景にやや優位に立つ。
 「国と山形をつなぐパイプ役」を強調し、県内首長の多くから支持を取りつけ、企業・団体の党支持組織を固める一方、「子育て・介護応援団」のキャッチフレーズで広い世代の女性に浸透を図る。
 芳賀は出馬表明が大沼より約8カ月遅れたものの、アナウンサー時代の知名度と人脈を足掛かりに急速に無党派層に浸透している。
 大物政治家の応援には頼らず、「県民党」として、これまで投票に行かなかった層からの政権批判票の掘り起こしを狙う。
 農村部では、選対本部長で農政通として知られる舟山康江参院議員(非改選)と共に環太平洋連携協定(TPP)反対などを訴え、農政不信を深める農業者の取り込みを図る。
 小野沢(諸新)は広がりを欠く。

https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190706_03.html
<参院選>福島選挙区序盤情勢/森氏を水野氏が追走
2019年07月06日 土曜日
3選を目指す森(自現)が知名度を生かしてややリードし、野党統一候補の水野(無新)が追う。
 森は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に取り組んできた実績と政権与党の実行力を強調。推薦を得た公明とも連動し、地盤の浜通りを中心に中通りでも深く浸透している。
 自民は2016年参院選で野党統一候補に敗れた経験を踏まえ、国会議員や県議が組織固めを徹底。党本部も大物弁士を次々と投入し、てこ入れに余念がない。農業や建設業、商工業など約140の党の友好団体も支援に回る。
 水野は、擁立作業に関わり、そろって推薦を出す立民、国民、社民の支持層を固めつつある。候補者調整に応じた共産の支持層にも浸透。さらに無党派層からも一定の支持を集め、全県的な知名度の底上げを図っている。
 陣営は、選挙期間の前半は野党統一候補としての名前の周知を最優先し、街頭活動を最小限にして選挙カーで県内をしらみつぶしに回る作戦を取る。5日から1日当たり数カ所の個人演説会を開き、政策を訴える。
 田山(諸新)は広がりを欠いている。

1446チバQ:2019/07/07(日) 08:45:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/322565?rct=n_hokkaido
高橋氏先行、追う勝部氏 3氏競り合う 参院道選挙区
07/06 05:00

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 共同通信社の参院選世論調査に、北海道新聞社の取材を加味して、新人9人が争う道選挙区(改選数3)の情勢を探ったところ、自民党の高橋はるみ氏(65)が先行し、立憲民主党の勝部賢志氏(59)が追走。続いて有力3候補が競り合う展開になっている。世論調査では全体の5割が投票先を決めておらず、21日の投開票に向けて情勢が変わる可能性がある。

 高橋氏は知事を16年務めた知名度を生かし、幅広い世代、地域で他の候補を抑えている。勝部氏は立憲民主支持層に浸透し、60代以上で健闘している。

 自民党の岩本剛人氏(54)は、高橋氏と共に公明党支持層を取り込む。共産党の畠山和也氏(47)は同党支持層を固めた。勝部氏と共に連合北海道の推薦を受ける国民民主党の原谷那美氏(35)は同党支持層をまとめる。

1447チバQ:2019/07/07(日) 08:46:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/322624?rct=n_hokkaido
<インサイド2019参院選>知事選の余波 自民に遺恨 遠い結束
07/06 09:19
 「岩本はどんどん良くなりますよ」。6月29日昼、官房長官の菅義偉は札幌のホテルで、自民党道連会長の吉川貴盛や会長代行の長谷川岳、知事の鈴木直道らとラーメンをすすった。

 菅はこの日、自民党新人岩本剛人の会合を三つ「はしご」し、街頭にも立った。同党新人の高橋はるみとは、顔を合わせなかった。

 不思議はない。前知事の高橋は、圧倒的な知名度。片や岩本は道議歴20年とはいえ、いまだ「無名の新人です」と頭を下げ続ける。

 自民は改選数が3に増えた3年前、野党に2議席をさらわれた。「今回はいかに高橋の票を引き剥がし、組織の力を岩本に注ぐかにかかっている」(党幹部)

 だが肝心の実動部隊である道議の一部が「勝手にやってくれ」(中堅)と冷ややかだ。自民の参院議員は長らく有力道議が上り詰めるポスト。現在、唯一当てはまる参院議長伊達忠一は引退する。岩本が負けると39年ぶりに途絶え、出世ルートが消滅しかねないのに、なぜか力が入らない。岩本陣営幹部は「知事選が尾を引いている」と漏らす。

 自民の知事選候補選びで、国会議員や道議、市町村長、経済人の多くが、吉川らが擁立を主導した鈴木ではなく、国土交通省北海道局長の和泉晶裕を支持した。「鈴木をかわいがる菅を、吉川が忖度(そんたく)した」「北海道は官邸かいらいになる」。こんな不満が日々語られ、党内抗争が激化した。

 岩本は吉川と近く、当選すれば同じ二階派に入る。ベテラン道議は「はるみさんは和泉を推してくれた。菅や吉川が岩本をやるほど、おれははるみさんだ」。

 亀裂が表面化した一件があった。6月22日の道連役員会。吉川が会長代行を2人から4人に増やし、近しい道議を充てる案を示すと、「和泉派」だった元議長の高橋文明らが反発、一時紛糾した。

 この先、鈴木は頻繁に岩本を応援する。一方の和泉は、9日付で国交省を去る。自民は恩讐(おんしゅう)を越え2議席を得られるか。=敬称略=(佐藤陽介)



 21日投開票の参院選。各党、道選挙区各陣営の動きや思惑を探る。

1448チバQ:2019/07/07(日) 08:48:22
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15623348383304
2019年7月6日(土)

参院選茨城選挙区 序盤情勢 
上月氏安定、小沼氏追走 大内氏、海野氏追う


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21日投開票の第25回参院選で、茨城新聞社は共同通信社の世論調査(4、5日)に独自取材を加味し、茨城選挙区(改選数2)の序盤情勢を探った。自民党現職の上月良祐氏(56)が安定感を見せ、立憲民主党新人の小沼巧氏(33)もこれに続き先行している。共産党…

1449チバQ:2019/07/07(日) 08:49:30
https://www.kanaloco.jp/article/entry-179873.html
島村、牧山、佐々木氏先行 4割弱が態度未定
参院選
かながわ参院選2019
選挙 神奈川新聞  2019年07月06日 05:00

神奈川選挙区本社総合調査
参院選神奈川選挙区立候補者14人(改選定数4)
参院選神奈川選挙区立候補者14人(改選定数4)
 改選4議席に14人が立候補している参院選神奈川選挙区の序盤情勢について、神奈川新聞社は共同通信の世論調査に取材を加味して総合的に分析した。自民党・島村大氏が先行し、立憲民主党・牧山弘恵氏、公明党・佐々木さやか氏も堅調。4議席目を巡り、日本維新の会・松沢成文氏、共産党・浅賀由香氏、国民民主党・乃木涼介氏が混戦模様だ。ただ4割弱が投票先を未定としており、21日の投開票日に向けて情勢は変わる可能性がある。

 自民が単独擁立した現職の島村氏は、同党支持層の5割を固め、無党派層も1割弱が支持。3割の支持を得た30代をはじめ40代以上の各年代にも浸透している。陣営は所属議員と団体を軸に手堅い組織戦を展開しているが、緩みを警戒して引き締めを図る。

 立民現職の牧山氏は同党支持層の5割台半ばをまとめ、無党派層からの支持は他候補を上回る2割弱を集める。連合神奈川の支援と党への追い風を受け、浮動票のさらなる上積みを目指す。

 公明現職の佐々木氏は、同党支持層の7割強を固め、推薦を受ける自民の支持層からも1割強を集める。支持母体・創価学会の支援に加え、保守票の取り込みが鍵を握る。

 維新現職の松沢氏は同党支持層の6割を押さえた。ただ「与党でも野党でもない第三極」を掲げて期待する無党派層の支持は広がりを欠き、前知事としての知名度も生かしきれていない状況だ。

 共産新人の浅賀氏は、同党支持層の8割をまとめた。「市民と野党の共闘」を旗印に無党派層への浸透を図るが、現時点で広がりはみられない。

 国民新人の乃木氏は若者の支持を最も多く集めるが、同党支持層への広がりは3割に届かない。俳優の知名度をどう生かすかも焦点だ。

 社民党新人の相原倫子氏は、厳しい戦いを強いられている。立候補表明の遅れが響いたとみられる。

1450チバQ:2019/07/07(日) 08:50:00
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190706481019.html
参院選序盤分析 塚田氏と打越氏競る
新潟選挙区情勢
 参院選新潟選挙区(改選数1)について、新潟日報社が加盟する共同通信社の電話世論調査に本社独自の取材データを加味し、序盤情勢を探った。自民党現職の塚田一郎氏(55)=公明党推薦=と、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)氏(51)=立憲民主、国民民主、共産、社民推薦=が激しく競り合っている...

【政治・行政】 2019/07/06 08:30

1451チバQ:2019/07/07(日) 08:50:26
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190706/KT190705ATI090029000.php
羽田氏やや先行 小松氏急追 投票先未定5割近く 参院選県区序盤情勢



 信濃毎日新聞社は5日、共同通信社の電話世論調査(県内845人回答)と、同日に始まった期日前投票の出口調査に取材を加味して、4人が立候補した県区(改選数1)の序盤情勢を探った。事実上の一騎打ちとなった政党公認の2氏のうち、国民民主党現職の羽田雄一郎氏(51)がやや先行、自民党新人の小松裕氏(57)が急追する展開となっている。世論調査では有権者の5割近くが態度未定。女性や若い世代、無党派層で態度を決めかねている割合が高く、両派はこれらの層への訴えを強めている。

 羽田氏は野党統一候補として立憲民主、共産、社民3党が支持。安全保障法制などを進めた安倍政権を批判する。国民支持層の9割、立民支持層の7割超を固めた。共産や社民両党支持層の5割超を引き寄せている。

 小松氏は、引退する県区現職の吉田博美氏(党参院幹事長)から後継指名を受け、公明党が推薦する。与党議席を確保し、安心して暮らせる仕組み作りを主張。現時点で、自民、公明両党支持層の7割近くをまとめた。

 無党派層は約3割が羽田氏、約1割が小松氏を支持。ただ未定などが5割近い。年代別では50代以上で羽田氏が優位に立っている。小松氏は20代と40代で羽田氏を上回っている。

 衆院小選挙区別では、羽田氏が地盤とする3区で優位に立ち、小松氏は地元の1区で先行する。2区と4区では両者がしのぎを削り、5区はもみ合っている。

 政治団体・労働の解放をめざす労働者党新人の斎藤好明氏(69)、政治団体・NHKから国民を守る党新人の古谷孝氏(43)の諸派2人は浸透していない。

 参院選への関心が「ある」(「大いにある」と「ある程度ある」の合計)は68%。一方、投票先を「決めている」(「だいたい決めている」との合計)とする男性は61%だったのに対し、女性は「まだ決めていない」が55%だった。

(7月6日)

1452チバQ:2019/07/07(日) 08:54:28
https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k25/010/367000c
毎日新聞総合調査 嘉田氏、二之湯氏が横一線 政党支持は自民31%、無党派層21%(その1) /滋賀
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版

https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k26/010/346000c
毎日新聞総合調査 西田氏、優位な戦い 倉林氏、増原氏競る /京都
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 参院選が公示された4日と翌5日、毎日新聞は府内有権者を対象に電話による特別情勢調査を実施し、取材情報を加味して京都選挙区(改選数2)の序盤情勢を探った。自民党現職の西田氏が優位に戦いを進め、共産党現職の倉林氏と立憲民主党新人の増原氏が激しく競り合う。だが、有権者の3割近くが投票先を未定としており、情勢は流動的だ。【篠田直哉、澤木政輝、矢倉健次】

https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k34/010/409000c
毎日新聞総合調査 溝手氏が優位に 森本氏、河井氏が横一線 /広島
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 毎日新聞は4、5の両日、第25回参院選広島選挙区(改選数2)の特別情勢調査を実施し、取材結果を加味して序盤情勢を探った。自民現職の溝手顕正氏(76)が優位に立ち、無所属現職の森本真治氏(46)と自民新人の河井案里氏(45)が横一線に並ぶ。投票先を決めていない有権者も多く、情勢は変わる可能性がある。投開票日は21日。【元田禎】

https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k28/010/284000c
毎日新聞総合調査 加田氏、一歩リード 残る2議席、3氏が争う /兵庫
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 毎日新聞は参院選公示後の4、5両日、特別情勢調査を実施した。取材を加味した序盤情勢の分析によると、兵庫選挙区(改選数3)では自民新人の加田裕之氏(49)が優位に立ち、2議席を維新現職の清水貴之(45)▽公明新人の高橋光男(42)▽立憲民主新人の安田真理(41)--の3氏が激しく争う展開。共産新人の金田峰生氏(53)も追う。一方、特に女性で投票先を決めていない有権者が多く、今後の情勢は変わる可能性がある。【参院選取材班】

1453チバQ:2019/07/07(日) 08:55:46
https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k27/010/307000c
毎日新聞総合調査(その1) 東氏優勢、追う太田氏 後に続く杉氏、梅村氏 /大阪
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 毎日新聞は4、5日、電話による特別情勢調査を実施し、取材結果を加味して参院選大阪選挙区(改選数4)の序盤情勢を分析した。6年前にトップ当選した維新現職の東氏が一歩リードし、自民現職の太田氏が追う展開。更に公明現職の杉氏、維新新人の梅村氏が続き、共産現職の辰巳氏と立憲民主新人の亀石氏も激しく追っている。ただ投票先を明らかにしていない回答者が2割いて、終盤に向けて情勢が変わる可能性もある。【津久井達、林由紀子】

https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k11/010/138000c
毎日新聞総合調査 古川氏浸透、熊谷氏追う 伊藤氏と矢倉氏、競り合い /埼玉
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 毎日新聞は4〜5日、第25回参院選(21日投開票)の有権者を対象とした特別情勢調査を実施した(県内回答者1009人)。調査結果に取材を加味して埼玉選挙区(改選数4)の序盤情勢を分析したところ、自民現職の古川俊治氏が選挙戦を優位に進め、立憲新人の熊谷裕人氏も安定した戦い。共産新人の伊藤岳氏と公明現職の矢倉克夫氏が競り合いながら後を追う。この4人を国民新人の宍戸千絵氏が懸命に追い、維新新人の沢田良氏が続く。また現時点で投票先を決めていない有権者が3割に上り、中盤から終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。【参院選取材斑】(全国情勢は12、13面)

https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k02/010/029000c
毎日新聞総合調査 滝沢氏と小田切氏、接戦 無党派層への浸透カギ /青森
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 毎日新聞は参院選公示直後の4、5日の2日間に全国で特別情勢調査を実施し、調査結果に青森支局の取材を加味して序盤情勢を分析した。青森選挙区では、自民現職の滝沢求氏(60)=公明推薦=がわずかにリードし、立憲民主新人の小田切達氏(61)=社民推薦=と激しく競り合う展開となっている。政治団体「NHKから国民を守る党」新人の小山日奈子氏(53)は浸透していない。約3割の有権者が態度を決めておらず、投開票日までに情勢が変わる可能性がある。【井川加菜美、岩崎歩】

1454チバQ:2019/07/07(日) 08:57:11
https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k22/010/137000c
参院選2019
毎日新聞総合調査 牧野氏が優勢 追う榛葉・徳川両氏激戦 /静岡
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 21日投開票される参院選で、毎日新聞は4、5の両日に特別情勢調査を実施、取材と合わせて選挙戦序盤の情勢を分析した。5人が立候補した静岡選挙区(改選数2)は、自民現職の牧野京夫氏(60)が優勢、2議席目をかけて国民現職の榛葉賀津也氏(52)と、立憲新人の徳川家広氏(54)が激しく競り合いながら追う展開になっている。誰に投票するか決めていない有権者も約3割いるため、終盤で情勢が変わる可能性がある。【山田英之】(全国情勢は12、13面)

https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k01/010/061000c
毎日新聞総合調査 道選挙区 高橋氏優勢、勝部氏が追う 3議席目は2氏接戦 /北海道
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 21日投開票の参院選で、毎日新聞は公示直後の4、5両日に全国で特別情勢調査を実施し、これまでの取材結果を加味し序盤情勢を分析した。道選挙区(改選数3)では、自民新人の高橋氏が優勢で、立憲新人の勝部氏が追う展開となっている。注目の3議席目を巡っては自民新人の岩本氏と共産新人の畠山氏が競り合う。ただ、投票先を決めていない有権者が約2割おり、終盤に向け情勢が変動する可能性もある。【参院選取材班】(全国情勢は10、11面)

https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k05/010/192000c
毎日新聞総合調査 寺田氏に幅広い支持 中泉氏が背後に迫る /秋田
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月6日 地方版
 21日投開票の参院選で、毎日新聞は4〜5日、全国で特別情勢調査を実施し序盤情勢を分析した。取材の結果を加味して秋田選挙区(改選数1)の序盤情勢を探ったところ、野党統一候補として出馬した無所属の新人、寺田静氏(44)がリードしている現状が浮かんだ。自民党の現職で再選を目指す中泉松司氏(40)が背後に迫る展開。ただ、無党派層を中心にまだ投票先を決めていない人が一定数おり、浮動票を取り込めるかが鍵となりそうだ。(全国情勢は12、13面)

1455チバQ:2019/07/07(日) 08:57:51
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201907060010
永江・らくさぶろう氏激戦 序盤情勢 投票先4割未定
2019年7月6日(土)(愛媛新聞)

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 4日公示された第25回参院選で愛媛新聞は5日、本社・支社局での取材に世論調査(4、5日実施)を加味し、3新人が立候補した愛媛選挙区(改選数1)の序盤情勢を探った。野党統一候補で旧民主党元衆院議員の無所属永江孝子氏(59)と自民党らくさぶろう氏(54)=本名冨永幸伸、公明党推薦=が激戦を繰り広げている。4割程度は投票先を決めていないと回答し、両陣営は浮動票の取り込みを狙う。



 2016年参院選の敗戦直後から活動を続けてきた永江氏は、自身の後援会組織や県内野党などと連携。松山市では公民館単位での集会を開くなどしてさらなる浸透を図る。子育て支援策や、税金の使い道の適正化を主張している。

 らくさぶろう氏は、1月の出馬決定の遅れを取り戻そうと、公示後も自民県連支部の組織網を生かし、細かく地域を街宣。序盤は南予を中心に入り、出身の大洲市などが被災した西日本豪雨からの復興への思いなどを訴える。

 愛媛は全国に32ある改選1人区の一つで、与野党の幹部らが来援予定。自民は7日の茂木敏充経済再生担当相をはじめ、安倍晋三首相や片山さつき地方創生担当相らの来県を調整、政権の実績などをアピールする。対する野党は、5日に国民民主党の玉木雄一郎代表が松前町で街宣。国民の原口一博元総務相や共産党の小池晃書記局長らも入り対決姿勢を強調する。

 愛媛選挙区で政治団体・NHKから国民を守る党の椋本薫氏(45)は放送法改正などを訴えている。

 比例代表は公明現職の山本博司氏(64)が3選を目指し、県内でらくさぶろう氏陣営と連携している。

1456チバQ:2019/07/07(日) 08:59:45

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/524729/
自民松山氏抜け出す勢い 参院選序盤情勢 野田、下野、春田、河野の4氏追う
2019/7/6 6:00
西日本新聞 ふくおか版
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福岡市東区役所で期日前投票をする有権者


 西日本新聞が共同通信の世論調査(4、5日実施)に独自取材を加味して参院選福岡選挙区(改選数3)の序盤情勢を探ったところ、9候補のうち自民党現職の松山政司氏(60)が抜け出す勢い。立憲民主党現職の野田国義氏(61)、公明党新人の下野六太氏(55)、国民民主党新人の春田久美子氏(52)、共産党新人の河野祥子氏(39)が追う展開。投票先を決めていない有権者は5割に上り、情勢は変わる可能性がある。

 「NHKから国民を守る党」新人の川口尚宏氏(50)と「オリーブの木」新人の浜武振一氏(53)、「安楽死制度を考える会」新人の本藤昭子氏(77)、政治団体「幸福実現党」新人の江夏正敏氏(51)は苦戦している。

 支持動向を分析すると、松山氏は自民支持層の6割をまとめる。男女ともに支持を集めており、年代別では30〜50代に浸透している。

 野田氏は、立民支持層の7割、推薦を受けた社民党支持層の4割をまとめた。

 下野氏は公明支持層の7割近くを固め、60代以上の支持が比較的高い。

 春田氏は国民支持層の6割をまとめ、女性の支持が比較的高い。

 河野氏は、共産支持層の8割を固め、60代で比較的浸透している。

 参院選の関心度は「大いに関心がある」は14・2%、「ある程度関心がある」は41・8%で計56%。「あまり関心がない」は27・3%、「全く関心がない」は13・4%だった。

■期日前投票が始まる

 参院選の期日前投票が5日、県内で始まった。投票日前日の20日まで、72市区町村の132カ所で受け付ける。「18歳選挙権」が始まった前回に比べ、大学の投票所設置が4カ所から1カ所に減った一方、商業施設が1カ所から6カ所に増加。県選挙管理委員会は「利便性が高まった。ぜひ投票所に足を運んでほしい」としている。

 期日前投票ができるのは投票日(21日)に仕事などで投票できない有権者。市区町村から届く「投票所入場券」に理由を記入して持参するか、券がなくても身分証を持参して投票所にある誓約書に氏名、住所などを記入すれば投票できる。

 5日、福岡市の東区役所で投票した同区の自営業岡本和三さん(74)は「年金が少ない中、暮らし向きを良くしてくれそうな候補に投票した。社会の閉塞(へいそく)感を打破してほしい」と期待を込めた。

1457チバQ:2019/07/07(日) 09:01:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000015-san-l40
「ポスト安倍」火がついた? 岸田氏行脚、自派てこ入れに首かしげる関係者も
7/6(土) 7:55配信 産経新聞
「ポスト安倍」火がついた? 岸田氏行脚、自派てこ入れに首かしげる関係者も
長崎選挙区の自民党公認候補の応援でマイクを持つ岸田文雄政調会長(中央)
 参院選序盤の4、5両日、自民党の岸田文雄政調会長が九州4県を巡った。応援先をみると、選挙戦を比較的優位に運ぶ自派の候補が目立ち、「厳しくなった『ポスト安倍』に向けて、火が付いているのだろう」との声が出る。もっとも「苦戦の著しい選挙区に行く方が感謝されるのに」と、首をかしげる党関係者もいた。 

(九州総局 高瀬真由子、中村雅和)

 「私にとって長年にわたる大切な友人だ。新しい挑戦を実現するには、なくてはならない存在であり、力を集めていただくよう、心からお願い申し上げる」

 岸田氏は5日、長崎県佐世保市で、党公認で岸田派(宏池会)の候補応援に熱を入れた。

 次期総裁選に意欲を示す岸田氏にとって、参院選の結果は求心力に関わる。

 佐世保市の演説で岸田氏は、いつものように冷静に政策を語った。話を聞いた主婦(44)は「安倍首相と遜色ないくらい、他国の首相と渡り合えるインテリな感じがあって良かった」と語った。

 聴衆のまずまずな反応に、岸田氏は笑顔で壇上を降り、産経新聞の取材に「自民党としても宏池会としても、大切な選挙区だ。勝利のために全力で取り組みたい」と意気込んだ。

 長崎には参院選候補を加え、宏池会のメンバーが3人いる。候補陣営のある関係者は「岸田さんは折々で来県する。『ポスト安倍』を意識して、火が付いているのだろう。岸田派にとっても戦いという意識があるのではないか」と推察した。

                ×  ×  × 

 参院選全体の勝敗は、32の1人区が握る。党本部は、情勢の厳しい順に「激戦区」「警戒区」「安定区」と分類した。

 岸田氏は4〜5日の九州行脚で、熊本、佐賀、長崎、福岡に赴いた。このうち「激戦区」は佐賀だけで、熊本は「安定区」、長崎は「警戒区」だ。

 自民熊本県連の前川收会長(県議)は、4日の来援に喜びながらも「こちらから岸田氏に依頼をしたわけじゃない。いろいろな兼ね合いで、そうなったんでしょう」と語った。

 ある陣営関係者は「岸田氏にとって、派閥のメンバーがどういう勝ち方をするかが将来につながると考えているのだろう。必死さを感じる」と話した。

                ×  ×  × 

 岸田氏は、「ポスト安倍」の有力候補と言われてきた。

 だが、昨秋の総裁選で出馬を断念して以来、取り巻く状況は厳しい。

 今年4月には、菅義偉官房長官が、元号「令和」の発表で知名度を一気に高めた。同月、岸田派に影響力を残す古賀誠名誉会長が、BS番組で「(岸田氏が)ポスト安倍でなければいけないということでない」と発言し、首相候補に菅氏の名前を挙げた。派閥という足下が揺らぐ。

 さらに参院選で、岸田氏の本拠地である広島選挙区(改選数2)に、党本部主導で、2人目の候補を擁立した。同選挙区には岸田派の現職候補がいる。岸田氏にとっては、地元に手を突っ込まれたことであり、派内の求心力を失いかねない。

 それだけに、参院選を通じて派内を固め、ポスト安倍レースへの勢いを取り戻したいところだろう。それが九州行脚に現れたといえる。

 岸田氏は7日には山口県に入る。同選挙区は自民が盤石の組織を誇る。山口県の自民党関係者は「なんでわざわざ、山口に来るんでしょうか。もっと競っているところに応援に入った方が、感謝されると思うけど」と首をかしげた。

1458チバQ:2019/07/07(日) 09:01:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000584-san-pol
野党統一の「無所属」候補18人、当選後どこに 政党隠し批判も
7/5(金) 22:34配信 産経新聞
 参院選(21日投開票)で立憲民主、国民民主、共産など野党5党派が改選1人区で擁立した無所属統一候補の当選後の所属政党が注目されている。今回は18人が政党名を掲げずに出馬し、もともと所属していた政党の政策や理念を前面に訴えない候補もいる。ただ、過去には当選直後に出身政党に戻るケースもあり、「新手の政党ロンダリングだ」と指摘する与党幹部もいる。

 「共産党は『自衛隊は憲法違反』と言っている。『こんな大事なことで食い違っていていいのか』と、立憲民主党の枝野幸男代表を問い詰めた」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は5日、新潟県長岡市内でマイクを握り、憲法観や安全保障など基本政策でズレを抱えながら、候補一本化に踏み切った野党の姿勢を批判した。これに関して枝野氏は3日の党首討論会で「政府の安全保障法制は廃止する点で一致している」と述べるにとどめ、直接的な回答は避けた。

 野党は今回、32の全ての改選1人区で候補を一本化した。野党候補の乱立で政権批判票の受け皿が分散し、与党を利することを防ぐためだ。18人の無所属候補のうち、国民民主党が立候補を主導したのは8人で最多を占める。立憲民主党と共産党は2人ずつだ。

 なぜ無所属で選挙に出すのか。一つは政策や理念の違いを覆い隠す「看板」として利用されている側面がある。例えば、特定の政党に忌避感を持つ有権者も無所属なら票を入れやすくなる-という具合だ。加えて、無所属ならば他の野党からの協力も得られやすいとの計算も働くようだ。

 主要野党は参院の勢力拡大を図りたいだけに、無所属候補の当選後の所属先に気をもんでいる。平成28年の前回参院選では無所属で出馬した16人のうち、木戸口英司氏(岩手選挙区)、舟山康江氏(山形選挙区)、森裕子氏(新潟選挙区)、伊波洋一氏(沖縄選挙区)の4人が当選した。木戸口、森両氏は小沢一郎衆院議員が率いた政党に加入。舟山氏は旧民進党会派に入り、今は国民民主党会派の参院国対委員長を務めている。伊波氏も参院会派「沖縄の風」を結成し、活動している。

 今回の無所属候補について、立憲民主党幹部は「当然、当選後の入党を見込んでいる」と期待を示すが、与党幹部の一人は「明らかな『政党隠し』だ」と批判を強めている。(千田恒弥)

1459チバQ:2019/07/07(日) 17:26:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190707-00000148-sph-soci

「れいわ新選組」山本太郎氏、セオリー無視で斬り込む タレント候補いらない


7/7(日) 14:10配信

スポーツ報知







「れいわ新選組」山本太郎氏、セオリー無視で斬り込む タレント候補いらない


都内で行われた演説で熱弁する山本太郎代表


 山本太郎代表(44)率いる「れいわ新選組」が、第25回参院選(21日投開票)にセオリー無視とも言える異例の選挙戦術で臨んでいる。特徴は「特殊な候補者選び」と「代表自身の落選上等の選挙戦術」だ。車椅子かつ介助が必要な重度障害者を2人擁立するなど「社会問題の当事者」を数多く起用。山本氏自身は、6年前に当選した東京選挙区の地盤を捨てて比例で出馬した。現有1議席からの党勢拡大を狙う、山本氏とれいわの戦略に迫った。(樋口 智城)

 4日の公示日、都内で第一声を上げた山本代表のシャウトが響き渡った。「今はインディーズだけど、メジャーになれるはず。この選挙はそのスタートだ!」

 候補者は山本氏を含め10人。代表自身が「“ややこしい”メンバーでしょ? 国会で見たくなるでしょ?」と胸を張るほど濃いメンツがそろった。「濃い」とはキャラのことではない。日本の抱える諸問題への関わりの濃さ、だ。

 重度障害者の木村英子氏(54)は、生後8か月の事故が原因で脳性まひを患い、現在は首から上と右手が少ししか動かない。「施設から出た重い障害者は社会から隔絶される」「社会に出て、介護保障運動をしなければ生きていけないと知った」―。理路整然と訴える言葉には重みがある。市民団体代表として厚生労働省と交渉を繰り返し、国会にも呼ばれた経験がある。三井義文氏(62)はコンビニオーナーのブラック化問題、渡辺照子氏(60)は「派遣切り」を経験した。

 れいわの候補者選びは、既存政党が昭和・平成と行ってきた、高い知名度を生かした浮動票狙いの、いわゆる「タレント候補」とは真逆だ。ほとんどが「当事者」かつ「問題に長年、取り組んできたスペシャリスト」。れいわが唱える「市民運動を政治につなげる」理念に合致した。

 知名度頼みの「タレント候補」は、初出馬時は演説すらままならないことが多いのに対し、れいわの候補者は多くの人に訴えた経験を持つ。そのために全員、演説上手で、強烈なインパクトを与える。消費増税へ反対の立場を取るなど似た政策も多い立憲民主党関係者からは「支持層の一部が向こうに流れている…」と危惧の声も上がる。

 ◆得票率2%以上、政治団体から政党目指す

 今回、れいわは候補者10人のうち9人を比例で、残る1人を東京選挙区に擁立した。山本氏は6年前に東京選挙区でブームを起こして議席を獲得したが、今回は「安定の東京」を捨てて比例に回った。これも異例に見えるが、現在は政治団体扱いの「れいわ」が政党要件を満たすための戦略だ。

 公選法では、政党になるには5人以上の国会議員が在籍するか、国政選挙で全国を通じた得票率が比例で2%以上が条件だ。山本氏は「4月に設立したれいわ新選組は、世間に浸透していない。浸透しているのは『山本太郎』だけだった。前回は私一人の戦いだったが、今回はもう一つ前に進めないといけない。5議席以上と2%以上、両方狙う」と宣言。自身の当選より、比例で自身の集票力を生かす選択をしたと説明した。

 「特定枠」に さらに、木村氏ら重度障害者の2候補を、党内で優先的に当選となる比例の「特定枠」に入れたことで、山本氏の比例順位はその下。前回2016年の参院選の比例代表合計投票者数は約5800万人で、1人が当選するには約100万票、得票率2%は約120万票がラインだった。共同通信による選挙序盤の情勢では、れいわは1議席獲得の可能性があるが、山本氏自身が当選するためのハードルは高い。異例ずくめの戦略が吉と出るか凶と出るか。有権者の判断は投票日まで見えない。

1460チバQ:2019/07/07(日) 17:26:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190707-00000015-khks-pol

<参院選>自民幹部東北に次々 初日から異例の引き締め、前回惨敗神経とがらす


7/7(日) 13:22配信

河北新報







<参院選>自民幹部東北に次々 初日から異例の引き締め、前回惨敗神経とがらす


選挙戦初日に街頭演説する安倍首相。東北のてこ入れに躍起だ=4日午後4時55分ごろ、仙台市宮城野区


 参院選(21日投開票)で、自民党が序盤戦から党幹部らを次々と東北に投入し、てこ入れを図っている。東北6選挙区(改選数各1)を「激戦区」と位置付け、与党の威信をかけた攻勢に出る。地元の自民関係者は「激励という名のプレッシャーだ」と緊張感を強めている。

【写真】女性議員を増やす活動を続ける市民団体が国会で開いた集会
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 「宮城は最重点区だ。どんどん幹部を入れ、必ず勝ちに行く」。甘利明選挙対策委員長は6日夕、宮城選挙区に立った党現職の仙台市青葉区にある事務所を訪ね、県連幹部らにハッパを掛けた。
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 公示日の4日には安倍晋三首相が宮城入り。初日から異例の県内3カ所で街頭演説を行った。5日には二階俊博幹事長も石巻市であった党国会議員の集会に駆け付け、候補者を持ち上げた。
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 陣営関係者は「『何が何でも勝たせろ』との意味だ」とため息。宮城県連関係者は「宮城が劣勢となれば、東北全体に波及しかねない。序盤から引き締めに来たのだろう」と推し量る。
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 自民が東北に照準を定めるのは、2016年の前回選挙で全国の動向とは真逆に1勝5敗の惨敗を喫したからだ。1人区は全体の勝敗を左右するともいわれ、東北の情勢に神経をとがらせる。
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 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡る問題が選挙戦に影を落とす秋田選挙区。公示日には小泉進次郎衆院議員が応援弁士としてマイクを握った。
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 安倍首相、湯沢市出身の菅義偉官房長官の応援も予定し、党現職を後押しする。秋田県連幹部は「候補は1期目で知名度不足が否めない。党幹部の威光で補う戦略だ」と話す。
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 地元で高い知名度を誇る元テレビ局アナウンサーと党現職がぶつかる山形選挙区には、公示日に二階幹事長と小野寺五典前防衛相(衆院宮城6区)が入った。
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 前回の参院選では野党統一候補に12万票もの大差をつけられた。二階幹事長は「初日に入り、候補者も心強いだろう。この期待に応えてほしい」と陣営を鼓舞。県連関係者からは「情勢は厳しい。危機感の表れだ」との声が漏れた。
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 序盤戦からの巨大与党の攻勢に対し、野党関係者は冷ややかな視線を送る。立憲民主党宮城県連の幹部は「大物議員を投入しても、決して支持が広がらない。有権者の怒りは増すばかりで、むしろ大歓迎だ」と皮肉った。

1461チバQ:2019/07/07(日) 17:27:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190707-00000014-khks-pol

<参院選山形>故岸氏の「後継者」に恩返し? 吉村知事の大沼氏激励波紋


7/7(日) 13:11配信

河北新報







<参院選山形>故岸氏の「後継者」に恩返し? 吉村知事の大沼氏激励波紋


自民党山形県連大会で、大沼氏(左)と握手を交わす吉村知事


 6月の自民党山形県連大会で、吉村美栄子知事が参院選(21日投開票)の山形選挙区(改選数1)で再選を目指す大沼瑞穂氏(40)を激励したことが波紋を広げている。吉村知事は2009年、旧民主党などの非自民勢力に加え、元自民党参院議員の故岸宏一氏の支援を受けて初当選。岸氏が後継者として意識していた大沼氏にエールを送ることで、岸氏への義理を果たそうとしたとの見方が一般的だ。果たして今回、「吉村票」は動くのか。

【写真】選挙戦初日に街頭演説する安倍首相
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 山形市で6月23日に開かれた自民党県連大会。吉村知事は来賓あいさつで「大沼先生のご健闘を心から期待申し上げます」と述べ、退席する際には大沼氏と笑顔で握手を交わした。
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 吉村知事は「選挙の恩は選挙で返す」を基本姿勢としてきたが、過去2回の知事選で無投票当選を重ねるうちに、国政選挙や県議選などで非自民、自民それぞれに義理のある候補への応援はほぼ一巡。近年は大型選挙で態度を鮮明にすることはなくなっていただけに、県連大会での言動が臆測を呼んだ。
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 野党統一候補の無所属新人芳賀道也氏(61)を支持する立憲民主党県連の幹部は「選挙前の注目される時期にあんな発言は心外だ。気持ちとしては、こちらの野党統一候補を応援してほしいくらい。せめて中立であってほしい」とこぼす。
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 一方、自民党県連は応援されたはずなのに、反応は微妙だ。県連幹部は「社交辞令に過ぎない」「握手は(大沼氏が)求めたから応じただけ」と何も期待していないような口ぶりだ。
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 県連は17年の前回知事選で対立候補を擁立できずに不戦敗。吉村知事を支援していた所属県議3人を会派から離脱させるなど、3期目の知事と対決色を強めていることが背景にある。
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 吉村知事後援会や自民県連の幹部はともに「岸氏との関係から出た社交辞令」と受け止める。
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 岸氏は09年知事選で、現職支持の党の意向に反して吉村氏を応援した。岸氏の後援会役員を長年務めた最上地方の町議は「岸氏は吉村知事の生みの親と言っていい」と強調。「岸氏は『後継者は大沼さんみたいな人がいい』とまで口にしていたから、岸氏への思いが大沼氏支援の発言になったのだろう」とみている。
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 公示前日の3日、吉村知事は定例記者会見で参院選への対応を問われ、「(大沼、芳賀)両氏の健闘を期待申し上げる」と述べた。自民党県連大会での発言の真意については「あれ以上でも、あれ以下でもない」と話した。
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 山形選挙区にはほかに、NHKから国民を守る党員の小野沢健至氏(49)も立候補している。

1462チバQ:2019/07/07(日) 17:30:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000025-jij-pol

自民、総出でてこ入れ=野党は共闘成否カギ-参院選始まる〔深層探訪〕


7/6(土) 8:30配信

時事通信



 参院選が4日公示され、17日間の政治決戦が始まった。自民党は全体の勝敗を左右する改選数1の1人区の応援に、安倍晋三首相(党総裁)や二階俊博幹事長らを重点的に投入、国政選挙6連勝を目指す。全32の1人区で候補を一本化した主要野党は、年金制度や消費税増税の凍結・中止など国民生活に密接に関わるテーマを掲げて対抗する。

 4日午前、福島市内の果樹園。小雨が降る中、首相は桃畑を背に第一声を上げた。東京電力福島第1原発事故後、福島県産食材の輸入を規制した諸外国に規制撤廃を認めさせてきたと説明し、「これからも強い外交力で全力を尽くし、福島の復興に取り組む」と強調した。

 自民党はこの日、二階氏が山形、甘利明選対委員長が三重と新潟、小泉進次郎党厚生労働部会長が滋賀と秋田でそれぞれ応援。福島に続いて宮城に足を運んだ首相は、5日は新潟、6日は滋賀を回る。いずれも接戦や苦戦が予想される1人区だ。

 2013年参院選の1人区で29勝2敗と圧勝した自民党は、野党が共闘態勢を組んだ16年は21勝11敗と後退した。アベノミクスの果実が地方に行き届いていないとの指摘も念頭に、首相は今回、1人区での票の掘り起こしを重視する考えだ。

 ◇共闘批判
 首相は福島市での演説で、野党間で憲法改正や安全保障政策での立場が違うことに触れ、「(野党候補が)当選したら、バラバラで決められない政治の再現だ」と非難。麻生太郎副総理兼財務相はJR新潟駅前で共闘について「野合とか談合と言う」となじった。老後資金「2000万円不足」問題をめぐる政府批判に対する危機感の裏返しとみられる。

 連立政権を組む公明党の山口那津男代表は、候補を擁立した七つの選挙区のうち、最も情勢が厳しいとみられている兵庫を第一声の地に選んだ。神戸市の街頭で「公明党が(政権に)いればこそ、政治に信頼と希望が生まれ、真の意味の政治の安定がつくれる」と訴えた。2日には菅義偉官房長官が公明候補のてこ入れに入り、首相も今後、応援する方向だ。

 ◇「07年再現」
 立憲民主、国民民主、共産、社民各党は、消費税増税の凍結などで足並みをそろえ、「野党勢力の最大化」(立憲幹部)を目指す。老後不安の高まりを踏まえ、街頭などで年金制度改革を訴える。「消えた年金」を追及して大勝した07年参院選の再現を狙う戦略だ。

 立憲の枝野幸男代表は4日、東京都内で記者団に「今の安倍政権では生活が破壊される。生活防衛のための連帯が1人区全てでできたことを大変うれしく思っている」と語った。

 ただ、共闘の陰で不協和音も聞こえる。旧民進党から分裂した立憲、国民両党は1人区で互いの公認候補の推薦は見送り、より緩やかな「支持」にとどめた。背景には、分裂のしこりがなお残り、参院で議席を競り合う両党が国会戦略で対立を重ねたことがある。改選数2の静岡選挙区では、4選を目指す国民の参院幹事長に立憲が新人をぶつけ、火花を散らしている。

 両党を支援する連合は組織の分断を懸念し、比例代表の統一名簿作成を呼び掛けたが、立憲側が「票が減る」と拒んだ。立憲幹部は「選挙で決着をつける」と意気込んでおり、参院選の結果は、野党内の主導権争いに影響しそうだ。

 4野党と距離を置く日本維新の会は行財政改革などを掲げ、「真の改革政党」をアピール。4月の大阪府知事・市長のダブル選や衆院大阪12区補選を制した勢いで本拠地の関西以外に浸透を図ろうと、東京、埼玉、神奈川などでも議席を狙う。
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1463チバQ:2019/07/07(日) 17:31:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000014-san-l40

参院選 福岡で公明、議席獲得に躍起 山口代表も応援、総力戦に


7/6(土) 7:55配信

産経新聞







参院選 福岡で公明、議席獲得に躍起 山口代表も応援、総力戦に


党公認候補への支持を呼びかける公明党の山口那津男代表


 公明党の山口那津男代表は5日、参院選福岡選挙区(改選数3)に立候補している公認候補の応援に福岡入りした。九州・山口の選挙区では唯一、候補がいるとあって、公明は福岡を「重点区」と位置づけ、連立を組む自民党を巻き込んだ総力戦を展開する。

 「連立政権に公明党がいなければ、本当の政治の安定はない」

 山口氏は、JR博多駅前でマイクを握り、約6年半におよぶ自公政権の成果を強調した。「今、年金がいろいろと話題になっているが、あおって不安を拡大することは政治家の役割ではない」と野党批判も忘れなかった。

 公明は今回、福岡を含む改選3以上の選挙区に計7人を擁立した。この7人全員に比例6人以上を加え、13人以上の当選を目指す。

 公明は、福岡選挙区の改選数が2から3に増えた平成28年の前回参院選で、公認候補を立てた。約47万票を得て、3位で当選。公認候補の当選は、平成4年以来だった。

 3年前の再現を狙い、山口氏ら党幹部が公示前から複数回、福岡に応援に入った。

 連立パートナーの自民も支援に動く。

 公示前日の3日、政権中枢で公明とのパイプ役となっている菅義偉官房長官が、福岡市で公明候補の大規模な集会を開いた。菅氏本人は九州南部の豪雨対応のため急(きゅう)遽(きょ)欠席したが、福岡選出の自民衆院議員が壇上に並んだ。4月の知事選で公明の支援を受けた小川洋知事の姿もあった。

 今回、福岡選挙区は自民と立憲民主党の現職を含む9人が立ち、楽観できる情勢ではない。それでも公明県本部代表の浜地雅一衆院議員は「50万票が大目標だ」と鼻息が荒い。 (小沢慶太)

                   ◇ 

 届け出順(1増・3-9)
春田久美子 52 弁護士   国 新 
  川口尚宏 50 元会社員  諸 新 
河野祥子 39 元直方市議 共 新 
浜武振一 53 元筑紫野市議 諸 新 
下野六太 55 元中学教諭 公 新 【自】
本藤昭子 77 元会社員  諸 新 
野田国義 61 元国交委員長 立 現 【社】
江夏正敏 51 党政調会長 幸 新 
松山政司 60 前1億活躍相 自(岸)現

1464チバQ:2019/07/07(日) 17:32:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00000591-san-pol

元格闘家や元レーサー、著名人候補で票掘り起こし


7/5(金) 23:42配信

産経新聞







元格闘家や元レーサー、著名人候補で票掘り起こし


街頭で支持を訴える著名人の新人候補=5日午前、東京都内(今仲信博撮影、一部画像を処理しています)


 与野党は参院選にタレントやスポーツ選手ら著名人の新人候補を次々と擁立した。知名度を生かして若者を中心に無党派層の票を掘り起こす狙いがあり、今回は立憲民主党が特に力を入れている。

 「食の安全、環境保護、平和外交に取り組んでいきたい」

 公示から一夜明けた5日朝、立憲民主党から比例代表で出馬した元格闘家は、東京・JR渋谷駅前に立った。元格闘家は格闘技イベント「K-1」などで活躍し、中年の男性会社員らが「ファンです」と駆け寄り、握手やサインを求めてきた。約40分間の街頭活動で約90人と握手した元格闘家は「17日間でどれだけの人とコミュニケーションが取れるかの勝負だ」と意気込んだ。

 今回の参院選で、立民は著名人を最も多く擁立。比例には元格闘家をはじめ、人気アイドルグループの元メンバーや漫才師、ボーカルグループの元メンバーらが並ぶ。急遽、擁立が決まったアイドルグループの元メンバーは6月29日、蓮舫副代表とともに街頭演説。白のジャケットに黒のインナーとパンツという蓮舫氏と同じコーディネートで街頭デビューに臨んだ。

 立民が著名人擁立に力を入れるのは、新しい政党のため他の野党と比較して組織力が劣り、無党派層に浸透する必要があるためだ。

 参院選の比例代表は「政党名」と「個人名」のどちらでも投票でき、個人名の票も政党の得票として数えられ、著名人への投票が党全体の底上げにつながる。

 一方、自民党は元F1レーサーが比例代表で立候補しているほか、地元テレビ番組で活躍した元タレントが選挙区から出馬。国民民主党もタレントでスリランカ出身の大学教授を選挙区に擁立している。(今仲信博)

1465チバQ:2019/07/08(月) 10:24:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000007-jij-pol
与野党、2議席確保へしのぎ=近親憎悪が拍車-北海道選挙区【注目区を行く】
7/8(月) 7:06配信 時事通信
与野党、2議席確保へしのぎ=近親憎悪が拍車-北海道選挙区【注目区を行く】
第一声を上げる候補者=4日、札幌市中央区(一部画像処理しています)
 「食と観光を北海道活性化の柱として世界に発信してきた」。

 参院選公示を控えた6月24日朝、自民新人高橋はるみは札幌市内でのつじ立ちで知事4期16年の実績アピールに余念がなかったが、内心穏やかでなかった。国政転身を決意した高橋を待ち受けていたのは「いじめ」(自民道議)にも似た仕打ちだった。(敬称略)
 6月18日、首相安倍晋三と1996年衆院初当選組が東京都内で会合を開いた。安倍が席上、「(高橋は選挙が)強いのに、やり過ぎだ」と発言したと道内で報じられると、高橋は「あれは誤報。選挙をやらずに怒られることはあるけど、やり過ぎて怒られることはない」と「安倍発言」の打ち消しに躍起となった。

 自民は高橋と元道議の岩本剛人の2人当選が至上命令。前回の2016年、2人擁立した自民は、旧民進を上回る計113万票を獲得したものの、票割りに失敗して1議席にとどまり、民進に2議席をさらわれた。

 道内で抜群の知名度を誇る高橋が票を取り過ぎれば岩本が沈み、前回の轍(てつ)を踏みかねない。当然、高橋への道連の支援は貧弱になる。岩本支援の先頭に立つのは高橋と不仲とされる道連会長吉川貴盛。「おとなしくしていてほしい」。吉川に近い道連幹部は高橋陣営をけん制する。連立パートナーの公明党の道本部も街頭演説会に呼ぶのは岩本だけだ。

 高橋がすがるのは、4月の道知事選に際し、現知事鈴木直道の擁立に異を唱えた一部道議ら。6月末の公開討論会を欠席してまで訪れたオホーツク地方で、元道議会議長らと支持拡大を訴えた。陣営は「勝てばいいというものではない。順位と票数が大事」。目指すのは圧倒的なトップ当選だ。

 7月1日の総決起大会。高橋は「首相から電話をいただき、『頑張るなという発言はしていない。頑張ってくれ』との温かい言葉を頂戴した」と紹介した。周囲は全力で戦う決意と受け止めた。

 一方、党の全面支援を受ける岩本は道議を5期務めたものの全道での知名度不足は否めない。6月29日の総決起大会でも「あいさつに行っても『誰なんだ』と言われる。厳しい状況だ」と、188センチの長身を小さくかがめて支持を呼び掛けた。

 「遊説隊長をやっていた、あの背の高いやつだべ?」。参院選出馬をにらみ、先の知事選で鈴木の遊説隊長として全道を回った岩本だが、なかなか名前は浸透していない。自民支持の企業・団体ですら「ポスターを張っていない所もある」(農業関係者)という。

 公示前、当落線上との情勢調査が伝わり、陣営は危機感を強める。官房長官菅義偉も総決起大会に駆け付け、居並ぶ企業・団体幹部を前に「まだまだ知名度が足りない。岩本さんの魅力をぜひ北海道一円に広めてほしい」と檄(げき)を飛ばした。

 ◇政権批判票どこへ
 「申し出は、現在のところ受けていただくことにならなかったようだ」。国民民主が7月2日、道連幹事長名で公表した文書には、立憲民主に相互支持を提案したものの返事がないことを暗に批判する言葉が並んだ。

 民進から分かれた立憲と国民は、勝部賢志と原谷那美をそれぞれ立てた。既に道内を3周した元道議勝部は「安倍政権の下で壊れてしまった安心な暮らしを取り戻すことが最大の争点だ」と訴える。これに対し、獣医師の原谷は出馬表明が昨年10月と出遅れ、政治経験も乏しい。

 両候補に推薦を出した連合北海道は「高橋、勝部が下馬評通りで岩本が組織票をまとめられなければ、原谷が浮上して野党2議席確保の可能性もある」(幹部)と期待する。ただ、共産の畠山和也も立憲、国民の間隙(かんげき)を突いて、「安倍政権を終わらせよう」と批判票取り込みへ動きを強める。野党票が分散すれば、自民に2議席奪取を許しかねない。

 「厳しい戦い」と認める原谷は浮動票を当て込み、大票田札幌に張り付く。5日もJR札幌駅前や大通公園で「私だけ政治家のキャリアがないが、皆さんと同じ働く仲間の一人だ」と握手作戦を繰り広げた。立憲との協力について国民陣営は「あちらも必死。難しいだろう」と諦めの表情。立憲陣営も「近親憎悪だ」と突き放す。もはや古巣のよしみを、どちらも当てにしていない。

1466チバQ:2019/07/08(月) 10:24:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190707-00000545-san-pol
茨城選挙区、野党「2議席目」争い過熱 党首が続々てこ入れ
7/7(日) 22:24配信 産経新聞
 参院選茨城選挙区(改選数2)では、報道各社の序盤情勢調査で自民党候補の優勢が伝えられ、野党間の「2議席目」の争奪戦が過熱している。7日は立憲民主党の枝野幸男代表、6日は日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)がそれぞれ茨城入りし、党公認候補のてこ入れを図った。

 「新聞に出ています通り、自民党が圧勝という感じですよ。ただ、自民党だけでいいんですか? おごりや緩みや弛(たる)みもあるじゃないですか?」

 松井氏は6日、水戸市で街頭演説し、聴衆にこう問いかけた。「2議席ありますから。2番目に(党公認候補を)永田町に送ってもらえる形を作っていただきたい」とも訴えた。

 日本維新の会の売りは、党発祥の地である大阪で進めた議員定数削減、首長の報酬カットなど行財政改革の実績だ。松井氏は「同じことを国会でもやりましょうよ。自民党では見直せない。民主党も政権をとったのに知らんふりだった。われわれは実際にやっています」と述べ、「有言実行」の立場をアピールした。

 一方、枝野氏は7日、水戸市での街頭演説で、茨城選挙区の新人候補と、県内を地盤とする比例代表の現職候補への投票を呼びかけ「茨城から2つ議席を取るチャンスだ」と気勢を上げた。

 さらに「自民党王国といわれる茨城で『番狂わせ』と言わせてやろう。『変わったな』と言わせてやろう」と聴衆に呼びかけた。そして、平成29年10月の結党直後の衆院選で連呼したフレーズで演説を締めくくった。

 「あなたの力が必要です!」

(松本学)

1467チバQ:2019/07/08(月) 11:04:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000092-spnannex-soci
弁護士にフリーアナ、元府知事 ナニワ女のガチバトルがアツい
7/8(月) 5:30配信 スポニチアネックス
弁護士にフリーアナ、元府知事 ナニワ女のガチバトルがアツい
男性ファンからの握手に笑顔で応える亀石倫子氏
 参院選公示後最初の日曜となった7日、改選4議席に対し12人が立候補した大阪では、女性候補3人の戦いがヒートアップした。自民現職の元大阪府知事太田房江氏(68)、立憲民主党新人の弁護士亀石倫子氏(45)、日本維新の会新人のフリーアナウンサー梅村みずほ氏(40)は職業柄、全員弁が立つ。「ああ言えば、こう言う」。ナニワを舞台にしたオンナの舌戦から目が離せない。

 口が立つナニワのオンナによる議席争いが熱を帯びている。大阪では維新現職の東徹氏(52)が優位に立ち選挙戦をリード。残る3席を公明党の杉久武氏(43)と共産党の辰巳孝太郎氏(42)の両現職、そして女性3人の計5人が激しく競る情勢となっている。

 アナウンサー活動のほか話し方教室も運営する梅村氏は、7歳と5歳の子供を持つ母親。知名度の低さで苦戦するが、堺市などを回ったこの日は「全くの無名のお母さんの名前を書くことで、日本の政治を変えてください」と逆手に取り熱弁。「主婦には20、30円でも安い方がありがたいんです」と、よどみない語り口で母親世代にアピールした。

 陣営は、6年前の参院選で約106万票を獲得した東氏からの票の分散も働き掛ける。馬場伸幸幹事長からは「もう一人の候補(東氏)はもういい」と冗談が飛び出すほど。北方領土を巡り不適切発言で維新を除名処分となった丸山穂高衆院議員の騒動も「個人の問題と捉える人が多い」(関係者)と影響はなし。4月の府知事・市長ダブル選後も続く勢いを、2議席確保で示したいところだ。

 弁護士としてGPS捜査に関する最高裁判決を勝ち取った亀石氏は、徹底した草の根運動で活路を見いだす構え。難波、梅田での演説ではいずれも約1メートル四方の簡易台に立ち、聴衆と同じ目線で「格差をなくす社会にしたい」と語り掛けた。

 大阪では逆風を呼びかねない「美しすぎる弁護士」との呼び声は「自分の声が届かないことがあり残念。それでも一人一人に直接訴えたい」と力説した。公示前から「自分は5番手と聞いている」と当落線上の争いを覚悟。応援に入った辻元清美衆院議員も「危ないと思っている。演説を聞いた人は友達10人に言うて」と訴えた。

 当初2人を擁立予定だった自民は維新の勢いから共倒れを恐れ、ギリギリで候補を太田氏一本に絞った。「盤石」との声が上がる一方で、党府連関係者の間では「4番手で競っているのでは」との見方もあり、混とんとした状況だ。

 前日6日には安倍晋三首相、この日は世耕弘成経産相が自身の和歌山選挙区を留守にして駆けつけた。太田氏は知事時代の実績を猛アピールしつつ「厳しいんです。何としても勝たないと大阪の夢はかないません」と切実な訴え。激しい三つ巴の戦いが最後まで続きそうだ。

 ▼18、19歳の投票率 前回2016年の参院選から、有権者の年齢が18歳に引き下げられた。前回参院選では18歳の投票率が51.28%、19歳が42.30%で全体の54.70%を下回った。2度目となった17年10月の衆院選では、18歳は47.87%、19歳は33.25%と低下した。18歳より19歳の投票率が大幅に低いのは、進学などで親元を離れたものの住民票は移していない学生が多いからと推測される。住民票がある自治体に投票用紙を請求する制度もあるが、手間がかかるため、なかなか実行されず投票から足が遠のいている。

1468チバQ:2019/07/08(月) 11:14:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000001-at_s-l22
動揺、連合静岡 国民・立民対決で股裂き 参院選
7/8(月) 8:00配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
動揺、連合静岡 国民・立民対決で股裂き 参院選
連合静岡湖西地域協議会が主催した国民候補の国政報告会。労組票の行方は固まっていない=1日、湖西市内
 全国屈指の激戦区となった参院選静岡選挙区(改選数2)で、国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)を推薦して支援する連合静岡(中西清文会長)の結束が揺らいでいる。立憲民主党が新人徳川家広氏(54)を擁立したことで、徳川氏の支援に回ったり、榛葉氏が浸透しきれるか懸念が生じたりしている組合があるためだ。共同通信社の選挙戦序盤の情勢調査では両氏が横並びで競り合っていて、労組票の動向が当落を左右する可能性もある。

 徳川氏が6月末にJR浜松駅前で開いた総決起集会。約200人が集まった会場に連合静岡幹部の姿があった。「あの飲食店関係の女性はこちらの支持者だったはずなのに」。“敵陣”を偵察し、立民による切り崩しに警戒感を募らせた。

 2017年に旧民進党が分裂し、中央では連合が立民、国民両党と政策協定を結んで股裂き状態にある。今回の参院選全国比例には、連合を構成する産業別労働組合(産別)の組織内候補が両党から出馬している。

 連合静岡は昨年5月に榛葉氏の推薦を早々と決めたが、結果的に組合の中には静岡選挙区は榛葉氏、全国比例は立民の候補の支援という複雑な対応を迫られたところもある。組合員1万5千人の県教職員組合もその一つ。幹部は「多くの組合員が受け入れている」と自信を見せるが、連合静岡幹部の1人は「(方針が)末端まで浸透するか分からない」と不安を隠さない。

 一方、自治労は「選挙区での立民支援を容認する」として事実上の徳川氏支持だ。4月の県議選で後押しした立民候補が初当選するなど勢いがある。自治労傘下の県職員組合の伊東秀執行委員長は「連合静岡が国民に偏重しすぎるのは望ましくない」と批判的だ。

 両党の対決構図に、連合静岡の中西会長は「野党同士で票を奪い合っても仕方ない」と困惑する。県中部地区の地域協議会の幹部も「(支援している)国民所属の県議や市議に『自分の選挙だと思って』と求めたが、危機感に乏しい」と嘆く。

 連合は1989年に民間労組中心の旧同盟系と、自治労や日教組などの旧総評系が合流して発足した。旧民進党を離党し、連合と距離を置く無所属県議は「組織力を発揮できない連合は、また同盟と総評に分かれた方がいい」と切り捨てた。

 参院選静岡選挙区には、自民党現職の牧野京夫氏(60)と共産党新人の鈴木千佳氏(48)、「NHKから国民を守る党」新人の畑山浩一氏(49)も立候補している。



 ■一部農業関係者 国民候補支援も

 連合静岡が立民と国民の股裂きになる一方で、自民の牧野氏の支持基盤である県内農業関係者の一部が、国民の榛葉氏を支援する可能性も出てきている。

 「この選挙戦、牧野氏を国会に送り出していただきたい」

 4日に静岡市葵区の中心部で行われた牧野氏の出陣式で、県農政対策協議会の鈴木勝委員長(JA静岡中央会長)は力強くあいさつした。協議会は県内各農協の組合長が名を連ねる政治団体で、昨年10月に「一枚岩になって支持する」として牧野氏に推薦を出した。

 だが、静岡県内の17農協のうち、榛葉氏の地元のJA遠州夢咲(菊川市)とJA掛川市は、牧野氏の推薦願を協議会に出さず、事実上の自主投票となっている。ある自民党関係者は「地元なので榛葉氏とつながりのある人も少なくない。選挙情勢を踏まえ、これまで以上に榛葉氏に票を入れる人が増えるかもしれない」と気をもむ。

静岡新聞社

1469チバQ:2019/07/08(月) 11:14:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000513-san-pol
参院選「合区」絡み、政党の都合 今回から導入された比例代表特定枠とは?
7/8(月) 10:24配信 産経新聞
参院選「合区」絡み、政党の都合 今回から導入された比例代表特定枠とは?
新しい比例代表選挙仕組み
 7月21日投開票の参院選(改選124議席)では、比例代表(50議席)に「特定枠」が導入される。政党が特定の候補者を優先的に当選させることを可能にする仕組みで、“民意”を純粋に反映させるというより、政党側の選挙区事情で設けられた性格が強く、何より制度が複雑だ。まずは、しっかり仕組みを理解して、1票を投じたいところだ。(手塚崇仁)

 ■非拘束名簿式

 参院選は「選挙区」と「比例代表」の2つの枠組みで行われるが、有権者が「この人に!」と思う候補者の名前を書いて投票すればいい選挙区はともかく、比例代表はそもそもが、ちょっと複雑な仕組みだ。

 基本的には全国で政党ごとに得票を争い、票数に比例して50の議席が配分される制度だが、有権者は投票の際、政党名を書いてもいいし、政党ごとに作成する候補者名簿の中から、個人名を選んで書いてもいい。

 例えば、Y党という政党があったとすると、「Y党」と書いた票も、Y党の名簿に載っている候補者名を書いた票も、両方ともY党に投じられた票となり、議席が割り振られる。

 この場合、Y党の名簿に載っている候補者のうち有権者が個人名を書いた票が多い順に当選していく。つまり、政党同士が議席を争うと同時に、各党内でも候補者が競争することで、民意をより反映させていこうという仕組みなのだ。

 この仕組みは「非拘束名簿式」と呼ばれる。以前は、候補者同士の競争はなく、当選者は政党があらかじめ決めた優先順位によって決まっていく「拘束名簿式」を採用していたが、平成13年に改められた。

 ■消えた選挙区

 今回の参院選から実施される「特定枠」は、政党が候補者名簿の中に特定の枠をつくり、その枠に入っている候補者だけは、党内の競争の枠外にして、優先的に当選させる仕組み。非拘束名簿式に、廃止されたはずの拘束名簿式を一部交ぜたような制度で、昨年7月に成立した改正公職選挙法で導入が決まっていた。

 例えば、議席数が2となったX党で、名簿に載っている3人の候補者のうちAが30万票、Bが70万票、Cが50万票だったとする。従来なら得票数1位のBと2位のCが順に当選し、3位のAが落選するが、今回からはX党がAを特定枠としておけば、3位のAと1位のBの順に当選し、2位のCは落選することになる。

 ある意味で、民意を無視した結果になるのだが、なぜ、こんな特定枠が設けられたのか。東京大学の牧原出(いずる)教授(政治行政システム)は「特定政党の事情で決められた」と指摘する。

 発端は、いわゆる「一票の格差」問題だ。参院選では、それまで各都道府県を1選挙区とし、各県から最低1人は当選者が出るようにしていたが、格差解消のため、人口の少ない鳥取県と島根県、徳島県と高知県をそれぞれ1選挙区にする「合区」に踏み切った。その結果、1人ずつ選挙区からあぶれることになった。

 「合区で、あぶれた議員を比例代表で“救済”するために、特定枠が設けられた。十分な議論がされないまま採決され、制度化されたのです」と牧原教授。

 ただ、総務省は新制度の意義を「政党がその役割を果たす上で必要な人材が当選しやすくなる」などと説明する。確かに「必要な人材」なら意味はある。さらに言えば、特定枠は設定しなくてもいい。新制度がどう使われているのかにも注目したい。

1470チバQ:2019/07/08(月) 11:16:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000004-sph-soci
秋田選挙区は「イージス・アショア」配備問題で野党が勢い、自民に逆風
7/8(月) 6:07配信 スポーツ報知
秋田選挙区は「イージス・アショア」配備問題で野党が勢い、自民に逆風
各野党幹部の応援演説に頼らない選挙戦を繰り広げる寺田静氏
 第25回参院選(21日投開票)は7日、最初の日曜を迎えた。混戦模様の東北の中でも、最も注目を集めているのが秋田選挙区(定数1)。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備問題を巡って政府への不満が高まり、現職の自民・中泉松司氏(40)に逆風が吹く一方、野党統一候補の寺田静氏(44)は勢力拡大を目指す。(高柳 哲人)

 前回2016年の参院選では、東北6県のうち唯一、自民が勝利した秋田県。今回も「与党有利」の空気が流れていたが、公示1か月前に一変した。イージス・アショア配備に関するずさん調査などが明るみに出たからだ。

 「報道によって、秋田市だけの問題が全県に広がった。せめて防衛省が『ゼロから調査し直す』と言えばよかったが…。そりゃあ、逆風ですよ」。前秋田市議で、中泉氏の後援会の総括責任者を務める鎌田修悦氏はそうボヤく。近鉄・巨人などで活躍した同県の石井浩郎参院議員も「(中泉氏の頭に)白髪があったので伝えたら『最近、見付けたんです』と聞いて、苦労しているんだな、と思った」。中泉氏も「厳しい戦い」と自ら口にする。

 それでも、イージス問題を隠すことはせず、戦う決意を固めている。秋田市から離れた県南地域で開かれた演説会では「人口減少社会、人生100年時代に向き合い、豊かな社会を築いていく」と、問題には一切触れなかったが、陣営は「その地域にとって重要な政策を第一に話した。(イージス問題から)逃げるつもりはない」と強調する。秋田市内では「イージス(ずさん調査)は言語道断」と演説しており、今後も「与党としての責任を持ち、県民に寄り添う政治を訴えたい」とした。

 一方、寺田氏の選対本部長を務める秋田県議の石田寛氏は「相手は巨象で我々はアリ。でも、アリでも無力でないところを見せたいね」。挑戦する立場を崩さない一方で、手応えもつかんでいる。夫は寺田学衆院議員(立憲民主党)だが、野党の推薦は一切受けず“オール県民候補”の立場を鮮明化。各党の幹部の応援も受けずに戦う。

 5歳の男児の母である寺田氏は「イージスの配備がなければ、出馬を決意しなかったと思います」。問題の発生以降、支援者からはイージスに関する質問が増えており「全国的にも注目されることで、共有してもらえる機会が増えたことは喜ばしいことではないでしょうか」と問題意識の広がりが、自身のプラスにもつながるとみている。

 「公示日には、ものものしい雰囲気で『行って参ります』と言ったのを見た息子が、しばらく会えなくなると思ったらしく泣いていて、ちょっとかわいそうになった」と母親の顔も見せた寺田氏。その息子も含めた子供たちが涙を流すことのないよう「将来、安心して暮らせる秋田を作りたい」と言葉に力を込めていた。

 ◆「イージス・アショア」配備問題 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を配備候補地と決定した調査報告書の中に、複数の誤りが見付かったことが6月4日に判明。実地調査をせず、「グーグル・アース」を使用するなどずさんなデータを用いていたことが原因と防衛省が認めた。さらに同8日の住民説明会において、防衛省の職員が居眠りをしていたことが、住民の不信感を高める結果に。岩屋毅防衛相が佐竹敬久県知事に謝罪したが、配備に関する協議には応じられない考えを示した。

 ◆秋田(改選定数1)

 中泉松司40〈1〉自現

 寺田静 44 無新

 石岡隆治45 諸新

 ※敬称略、届け出順。<>数字は当選回数。年齢は21日の投開票日

1471チバQ:2019/07/08(月) 18:42:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190706-00000125-spnannex-soci
塚田氏「忖度」ぶり健在、新潟入り安倍首相に猛ダッシュ
7/6(土) 5:30配信 スポニチアネックス
塚田氏「忖度」ぶり健在、新潟入り安倍首相に猛ダッシュ
演説会で自身の出番を終えた塚田一郎氏は安倍晋三首相の演説に耳を傾ける
 参院選公示2日目の5日、「忖度(そんたく)」発言で国土交通副大臣を事実上更迭された自民党の塚田一郎氏(55)が新潟選挙区で安倍晋三首相(党総裁)の応援を受けた。長岡市の演説会場では、先に到着していた首相の元まで猛ダッシュで向かうなど、変わらない“体質”がにじんだ。

 首相と麻生太郎副総理兼財務相の地元を結ぶ下関北九州道路の整備を巡る「忖度発言」で、野党側に攻撃材料を与えた塚田氏。この日は首相と県内4カ所を回り支持を訴えた。

 6月に最大震度6強を記録した村上市に続く、2カ所目の演説場所になった長岡市。塚田氏は車を降りると、先に待機していた首相の元まで約100メートルの距離を猛ダッシュ。その3分後、意気揚々と首相を先導し、聴衆とハイタッチを交わした。

 壇上では、北海道出身で落下傘の野党統一候補・打越さく良氏(51)を念頭に「新潟生まれ新潟育ちは私一人しかいない」とアピール。約8分間で演説を終えた。続く首相は、その3倍近くとなる約23分間にわたって熱弁。降壇した塚田氏は、いったん首相と横並びの場所に立ったが、すぐに一歩下がって直立不動の姿勢で耳を傾けた。

 国交副大臣だけでなく県連会長の辞任も余儀なくされた塚田氏。陣営によると、丸刈りにして支援組織や街頭で謝罪行脚してきた。それでも、政界関係者によると、選挙前に行った自民の情勢調査で塚田氏は苦戦。選対関係者は「老後資金2000万円問題よりも、忖度発言のダメージが大きい」と語る。

 事実上の与野党一騎打ちとなっている新潟選挙区は、2016年から1人区になり、これまで与野党で分け合っていた議席を争う構図になった。党としては最重点区の一つに位置付け、前日の公示日には所属派閥の領袖(りょうしゅう)である麻生氏が駆けつけた。

 6日には「令和おじさん」こと菅義偉官房長官が応援に入る。「忖度」は続きそうだ。

 ▼塚田氏の忖度発言 4月1日に北九州市で開かれた集会で、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相、それぞれの地元を結ぶ「下関北九州道路」の整備を巡り、塚田氏が「私が忖度した」と発言。翌日には「事実と異なる発言だった」として文書で撤回、謝罪したが、野党6党派が塚田氏の辞任を要求し、5日には発言の責任を取って副大臣を辞任する事態となった。


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