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第25回参議院議員選挙(2019年)
1377
:
チバQ
:2019/07/03(水) 19:42:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190703-07030174-nksports-soci
タレント著名人候補に厳しい目/角谷浩一氏の目
7/3(水) 11:01配信 日刊スポーツ
タレント著名人候補に厳しい目/角谷浩一氏の目
各党予想獲得議席数
令和初の国政選挙、第25回参院選は4日、公示される。政治ジャーナリストの角谷浩一氏(58)が、直前の最新情勢を分析した。12年12月の発足から6年半続く安倍政権への、事実上の審判。与党が甘めに目標設定した改選議席の過半数(63議席)はクリアしているが「老後2000万円」問題などの影響で、32の「1人区」では与党に逆風との分析だ。
【写真】元モー娘市井紗耶香氏が街頭演説、黒パンツ姿ド緊張
<角谷浩一の目>
参院選挙全体では野党の統一候補一本化の遅れや、一本化だけでは選挙態勢が整わないこと、また直前まで衆参同日選挙かも知れないと与党にけん制された遅れが響いて、直前情勢は与党が堅調な伸びを見せている。
ことに前回の参院選で野党が強かった東北では、自民党が大きくゆり戻している。北陸、四国、九州ではいまだ自民党が強さを誇っている。
だが、日米首脳会談での「農業問題密約説」や、秋田県に配備予定の「イージス・アショア」をめぐる防衛省の説明不備問題、そして何より「年金2000万円」問題が、野党によってそれぞれの地元にどう伝えられていくかによって、選挙期間の長い参院選情勢はいかようにも変わる。加えて、このところ自民党では若手からベテランまで舌禍問題が絶えないことを考えると、街頭演説での不規則発言が党のイメージを左右するといえそうだ。
また野党の候補者一本化も1人区ばかりで、都市部の大票田では野党が乱立していることも、与党には有利に働く。野党は場合によっては、与党候補を助けかねない選挙区もある。
ただ、1人区のうちで新潟や滋賀、大分など野党が善戦している選挙区もあり、その雰囲気が全体に波及すると、野党も勢いをつける場合がある。選挙区によっては「比例は共産党へ」と投票を呼びかけるなど、今までには見られない現象も起き始めている。投票率が伸びれば、情勢は激変する。
いわゆるタレント著名人候補が野党に目立つが、最近のタレント議員の仕事ぶりを見れば、政党イメージや人気の核にはなり切れない。有権者は厳しい現実を見ているのではないか。(政治ジャーナリスト)
◆角谷浩一(かくたに・こういち)61年4月3日、神奈川県生まれ。日大卒。テレビ朝日報道局などを経て現職。永田町や霞が関に幅広い人脈を持つ。現在、TBS系「ゴゴスマ」、BS11「報道ライブ インサイドOUT」などでコメンテーターを務める。映画評論家の顔も持ち、年間250本を見る。
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