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第25回参議院議員選挙(2019年)

1418チバQ:2019/07/04(木) 20:26:56
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=548968&comment_sub_id=0&category_id=1146
4陣営軸、前哨戦火花 広島選挙区2議席、にじむ思惑
2019/7/3
 4日に公示される参院選で、中国地方5県で唯一、改選2議席を争う広島選挙区には、現職2人、新人5人の計7人が立候補を予定する。自民党が2議席独占を目指して擁立する現職と新人、国民民主党の公認をあえて外れて無所属で戦う現職、共産党新人の有力4陣営の争いが軸となる。前哨戦では自民党の現職と新人が対照的な手法で浸透を図るなど、各陣営の戦い方には事情と思惑がにじむ。

 7人は自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦、自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦、共産党新人の高見篤己氏(67)、諸派新人の泉安政氏(66)、諸派新人の加陽輝実氏(69)、無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主推薦、無所属新人の玉田憲勲氏(61)。政党の後ろ盾がある溝手氏、河井氏、高見氏、森本氏の4人が、2議席を競り合う構図となりそうだ。

 溝手氏は防災担当相などを務めた経験から、災害対策の強化や治安の向上を説く。街頭演説や会合には、自民党の岸田文雄政調会長(広島1区)や宮沢洋一税制調査会長(参院広島)たち党県連所属の国会議員や県議が駆け付け、それぞれの地元で後押しする。

 6選を目指す活動は徹底した組織戦が柱となる。4月の統一地方選を勝ち抜くなどした地方議員が「実動部隊」となり、企業や業界団体へのあいさつ回りに力を注ぐ。陣営は「地元の力を一つにして、必ずトップで勝ち抜く」と強調する。

 河井氏は、終身雇用を前提とする日本の雇用制度は硬直化しているとして、若者や子育て世代が再チャレンジできる社会の実現を説く。4月まで県議を4期務めた経歴などをアピール。菅義偉官房長官が応援で訪れるなど、擁立を主導した党本部の支援を受ける。

 広島選挙区の立候補予定者で唯一の女性。ベテランの溝手氏も念頭に「女性、若者」たち無党派層の取り込みを支援拡大の鍵とみる。「新しい党支援者を掘り起こし、2位に食い込む」と陣営。市街地で街頭演説や名刺配りを重ねる。

 両陣営が広島市中区で6月下旬に街頭演説した際の街宣車は、溝手氏が広島ナンバー、河井氏が品川ナンバーだった。自民党が2人を立てるのは1998年以来21年ぶりだが、党県連と党本部の「分裂選挙」の様相はより色濃くなっており、互いの連携は乏しい。

 野党は、旧民主党系の公認候補者が2004年に初めて当選し、2度の政権交代を挟んで5回連続で議席を守ってきた。今回は、野党共闘を掲げる森本氏と、共産党の政策を訴える高見氏が、自民党の2議席独占をどう阻むかが試される。

 再選に挑む森本氏は、憲法9条改正の阻止や社会保障制度の再構築を主張。推薦を受ける連合広島の組織票に加えて、安倍政権への批判票の受け皿も目指す。陣営は「野党の力を結集し中国地方唯一の野党の現有議席を守り抜く」とする。

 国民民主党で党男女共同参画推進本部長代理を務めるが、今回は幅広い野党から支援を受けるとして無所属で臨む。立憲民主、国民民主両党の県組織が設立した政治団体の街宣車もフル活用して知名度アップに懸命だ。無党派層へ支援をどう広げるかも重視する。

 高見氏は街頭での訴えを中心に、党の政策への理解を広げる戦略を採る。消費税率10%への引き上げ中止や、憲法9条の改正反対などを主張。老後に2千万円の蓄えが必要と試算した金融庁審議会の報告書を政府が受け取らなかった問題も「追い風」と受け止め、与党への批判を強める。

 4月の統一選で党候補者の苦戦が目立ったのを踏まえて、若者や女性たちと並んでマイクを握るなど、新たな支援者の獲得も重視する。陣営は「野党で2議席を取り、横暴な安倍政権を止める」と語気を強める。

 政治団体「労働の解放をめざす労働者党」党広島支部長の泉氏は、街頭で賃金差別の解消などを訴える。政治団体「NHKから国民を守る党」党員の加陽氏は2日に立候補を表明。開業医の玉田氏はブログを活用して選挙制度の抜本的な改革などを主張し、今後は街頭活動も計画する。(教蓮孝匡)


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