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第25回参議院議員選挙(2019年)

1272チバQ:2019/06/17(月) 11:40:54
https://www.news-postseven.com/archives/20190614_1389070.html
2019.06.14 07:00  週刊ポスト

参院選 東京も大阪も「自民落選」あるか
 令和初の国政選挙となる参院選が迫ってきた。再激戦区となる東京選挙区(定数・6)は19人の出馬(6月6日時点)が予想され、自民党の丸川珠代・元五輪相や公明党代表の山口那津男氏が当確と見られているが、大阪選挙区は、勢いのある維新が現職の東徹氏に加え、元大阪市議の伊藤良夏氏を擁立する方針だ。

「統一地方選以来、維新は大阪で破竹の勢い。しかも複数区での票割りも巧みだ。2人当選は十分可能でしょう。公明党も大阪は牙城だから現職の杉久武氏が当選ラインを下回ることは考えにくい」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 そうなると残る1議席を自民党現職の元大阪府知事・太田房江氏、共産党現職の辰巳孝太郎氏、立憲民主党の新人でテレビコメンテーターとしても知られる弁護士の亀石倫子氏らが争う大乱戦になる。

 自民党は2人擁立を断念して候補者を太田氏1人に絞り込んだが、それでも当落線上にある。政治ジャーナリスト・角谷浩一氏が維新人気をこう分析する。

「大阪の有権者の感覚としては、与党は自民ではなく維新です。自民党が正論を言おうと、維新の人気には歯が立たない。それは既成政党への政治不信の反映であり、維新以外の政党は、自民党も公明党も、立憲民主や国民民主と同じように野党なのです」

 なお、鈴木氏と政治ジャーナリストの野上忠興氏は、東京選挙区で自民党から出馬すると見られる現職の武見敬三氏の苦戦を予想した。風雲急を告げてきた参院選。自民党は東京で1議席、大阪で議席ゼロと2大都市で大きく躓く可能性がある。

 与野党入り乱れた過去に例のない激戦が幕を開ける。

※週刊ポスト2019年6月21日号

1273とはずがたり:2019/06/17(月) 21:28:04


2019年06月17日 16:00
「(それは)立憲民主党です」、山本太郎氏が戦う姿勢見せない野党を名指しで批判〜広島
https://www.data-max.co.jp/article/29951

「国のオーナーはあなた。自信を奪われているだけ」と鼓舞する山本氏(2019.6.16広島パルコ前で筆者撮影)
 衆参両院で予算員会が開かれないまま通常国会の会期末が迫る中、新党「れいわ新選組」の山本太郎参院議員は16日、広島市内で開かれた街頭記者会見でこの状況をつくったのは戦う姿勢が見られない野党にも問題があると指摘し、その元凶は「立憲民主党」と暴露した。

 毎月勤労統計の不正やイージス・アショアの配備地選定をめぐる調査誤り、国家戦略特区ワーキンググループの議事要旨隠蔽(いんぺい)、老後「2,000万円必要」報告書の撤回、トランプのツイートで発覚した日米「FTA」密約など問題が山積するが、与党側の反対で予算委員会は衆院で100日超、参院で80日近く開かれていない。

 街頭記者会見で、市民から「この状況をどう変えるか」と質問があった。山本氏は議席数で圧倒する自民・公明両党に主導権がある現実を説明する一方、「野党側にあらがう武器がまったくないわけではない」と、本会議などで一切の審議に応じなければ与党側が耳を貸さざるを得ない状況が生まれるとの考えを示した。

 「その機会はゴールデンウイーク前にあったが、早々と審議拒否・戦う姿勢をやめた。本会議開催に付き合った野党がいる。だからこんなことになった」とこぼした。その原因を「ずる休みといわれるのが嫌だったみたい」と分析する。

 昨年のゴールデンウイーク前、審議拒否した野党を首相側近や維新、産経新聞は「職場放棄」「早くも大型連休」「欠席戦術」などと攻撃していた。これがこたえたのかもしれない。

 今年の対応について、山本氏は「徹底的に戦うということをやっていない。言わん方いいかな」とためらい、間を置いてから「言った方がいいか。立憲民主党です。言っちゃった。立憲民主党です」と声を大きくした。勇敢な発言に、集まった200人ほどの聴衆から拍手が起きた。

 「野党第一党がまず与党と交渉し、ここでしっかり戦う姿勢を見せなければ、結局流される。それなのに、本会議での採決に応じた」
 
 国民民主党・新緑風会に無所属として所属する山本氏は、同じ会派の議員と「本当、意味分かんない。せめて選挙前だけでも戦う姿勢見せないのかねえ、と話していた」と振り返った。

 そのうえで山本氏は、「立憲民主党の(支持者の)人はがっかりしているかもしれないが、がっかりしている場合ではない。支持者なら、お尻をたたいて」と党や所属議員に圧力をかけることを促した。

 立憲・国民の両党は、大企業の労組が支持母体になっている関係から、本気の与野党対決に消極的なのかもしれない。消費増税をめぐっては旧民主党だった2012年、「税と社会保障の一体改革」で3党合意している。

 ただし、山本氏の名指しの告発は「戦うふりをしながらテーブルの下で手を握る政治」を終わらせ、「がちんこでけんか」できる状況をつくり出すため。それには野党議員の覚醒が必要だ。

 実際、「れいわ新選組」に寄付金が5億円集まった場合、参院選の選挙区は2人区以上のみに候補者を立てる計画だ。しかも、野党が消費税5%への引き下げで共闘できた場合、新党の旗を降ろすと宣言している。

<プロフィール>
高橋 清隆(たかはし・きよたか)
 1964年新潟県生まれ。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。『週刊金曜日』『ZAITEN』『月刊THEMIS(テーミス)』などに記事を掲載。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&Kプレス)、『亀井静香?最後の戦いだ。』(同)、『新聞に載らなかったトンデモ投稿』(パブラボ)。ブログ『高橋清隆の文書館』。

1274チバQ:2019/06/17(月) 22:03:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00010010-nishinpc-int
「200万人」香港再びデモ 「悪法撤回」民意うねり 現地同行ルポ
6/17(月) 14:15配信 西日本新聞
 香港で16日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正に反対する大規模デモがあり、主催者によると103万人だった9日のデモを上回る200万人近くが参加した。香港政府は事態の沈静化を図ろうと、15日に条例改正の審議延期を発表したが、抗議活動はむしろ拡大。「悪法を撤回しろ」。怒りの黒服に身を包み、気勢を上げる参加者とともに街を練り歩いた。

 デモのコースは、香港島北部のビクトリア公園から立法会(議会)までの約3キロ。スタート前、デモ隊の先頭に歌手のデニス・ホーさん(42)がいた。民主選挙の実現を求めた2014年の大規模デモ「雨傘運動」で学生らを支持。以降、中国大陸で仕事がなくなったという。「中国政府に不当な圧力をかけられたが、若者が頑張っている今こそ、大人が立ち上がらないといけない」と力を込めた。

 参加者には中高年の姿も目立つ。車永健さん(62)はエンジニアだった1989年、天安門事件の学生を支援する香港のデモに加わった。12日に起きたデモ隊と警察の衝突ではゴム弾が市民に発砲された。「六四(天安門事件)のようにならないか危機感がある。市民を傷つけないでほしい」と香港政府に求めた。

 「今すぐ撤回しろ」「ヘルプ香港!」。公園を出たデモ隊はシュプレヒコールを上げながら大通りを西へ進む。沿道から香港政府トップの林鄭月娥行政長官の似顔絵入りプラカードが回ってきた。「林鄭不是我老母(林鄭は私の母じゃない)」と書かれている。林鄭氏は市民との関係を母子に例えるが、7歳の娘を連れた40代女性は「子ども(市民)の話を聞かない母親なんていない」とばっさり。

 公園から400メートルほど西へ大通りを進むと歩みが急に遅くなった。沿道の人が次々と加わり、デモ隊が一気に増えたからだ。気温28度、湿度75%。蒸し風呂のような暑さの中、「牛歩」のように隊列はゆっくりと進む。暑いだろうに、マスク姿の参加者が少なくない。「警察に身元を特定されないためだ。誰が見ているか分からない」と30代女性が教えてくれた。

 しばらくして写真を撮ろうと振り返ると、隣の男性がこちらにスマートフォンのカメラを向けていた。「何を撮ってるのか」。男性が渋々見せたスマホには、記者のメモ帳や顔を撮影した写真が何枚もあった。「日本の文化に興味があって…」と釈明する言葉は中国大陸なまりの広東語。中国当局の協力者が取材内容を盗み見ようとしたのか。デモの中にこんな人物が何人紛れ込んでいるのか‐。むせかえるような熱気の中、急に背筋が寒くなった。

西日本新聞社

1275とはずがたり:2019/06/17(月) 23:05:38
https://twitter.com/kencoit/status/1140513051948359680
Ken Coit
@kencoit

新社会党との参院選選挙政策協定を締結
社民党の又市征治党首と新社会党の岡崎宏美委員長は5日、参院選政策・選挙協定を締結した。
両党は「立憲主義・民主主義・平和主義を破壊する安倍政権を打倒し、憲法理念の実現を目指す」など10項目の政策実現を目指す立場から、①両党は条件のある選挙区で野党統一候補の擁立と勝利のため奮闘する②新社会党は、社民党の比例代表候補を支援することを基本に、選挙区の社民党候補にあっては当該都道府県の条件に応じて対応、支援する…こととした。(社会新報2019年6月19日号より)

1276とはずがたり:2019/06/18(火) 14:08:35

参院選 新たに知名町の男性が出馬の意向
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000003-kts-l46
6/18(火) 12:15配信

KTS鹿児島テレビ

鹿児島テレビ

参議院議員選挙で新たな動きです。

鹿児島県知名町で工務店を経営する男性が政治団体「オリーブの木」の公認候補として夏の参院選に出馬する意向を明らかにしました。

参院選鹿児島選挙区に出馬する意向を明らかにしたのは、知名町の工務店経営、奥山 雅貴さんです。

奥山さんは17日、元衆院議員の小林 興起さんが代表を務める政治団体「オリーブの木」の第2次公認候補予定者となりました。

17日夜、KTSの取材に応じた奥山さんは「人口の減少が著しい離島を振興させたい」と出馬の理由を語りました。

夏の参院選にはこれまで、自民党現職の尾辻 秀久さん、野党統一候補の無所属、合原 千尋さん、元霧島市長の無所属、前田 終止さんの3人が出馬の意向を表明しています。

鹿児島テレビ

1277とはずがたり:2019/06/18(火) 14:09:38

「オリーブの木」8人を2次公認 参院選、小林興起代表は比例へ
2019.6.17 22:19政治選挙
https://www.sankei.com/politics/news/190617/plt1906170038-n1.html

 政治団体「オリーブの木」は17日、夏の参院選の第2次公認候補予定者8人を発表した。東京選挙区からの立候補を表明していた元衆院議員の小林興起代表は比例代表に変更する。公認候補は第1次公認と合わせて選挙区6人、比例代表5人の計11人となった。

 第2次公認候補は次の通り。(いずれも新人、敬称略)

 【選挙区】東京 溝口晃一▽神奈川 榎本太志▽愛知 橋本勉▽京都 三上隆▽福岡 浜武振一▽鹿児島 奥山雅貴

 【比例代表】小川学、若林亜紀

1278チバQ:2019/06/18(火) 17:36:38
溝口晃一 15年都議選落選(大田区)
橋本勉 09年岐阜2区比例復活(民主) 12年岐阜2区落選(未来) 13年参院比例落選(大地) 15年県議選落選 16年参院比例落選(国民の怒り)
三上隆 16年京都市長選落選
浜武振一 12年福岡5区落選(未来)
小川学  15年船橋市議選落選(維新) 19年船橋市議選落選(維新)
若林亜紀 10年参院比例落選(みんな) 13年都議選落選(維新・三鷹市) 

一次公認は>>1042
比例代表には天木直人元レバノン大使、加計学園問題を追及する市民団体代表の黒川敦彦氏


https://www.sankei.com/politics/news/190617/plt1906170038-n1.html
「オリーブの木」8人を2次公認 参院選、小林興起代表は比例へ
2019.6.17 22:19
 政治団体「オリーブの木」は17日、夏の参院選の第2次公認候補予定者8人を発表した。東京選挙区からの立候補を表明していた元衆院議員の小林興起代表は比例代表に変更する。公認候補は第1次公認と合わせて選挙区6人、比例代表5人の計11人となった。

 第2次公認候補は次の通り。(いずれも新人、敬称略)

 【選挙区】東京 溝口晃一▽神奈川 榎本太志▽愛知 橋本勉▽京都 三上隆▽福岡 浜武振一▽鹿児島 奥山雅貴

 【比例代表】小川学、若林亜紀

1279とはずがたり:2019/06/18(火) 18:29:31
鈴木宗男氏が維新入党へ=参院選出馬を検討
2019/06/18 15:41時事通信
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-190618X212.html

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は17日、地域政党「新党大地」代表の鈴木宗男元衆院議員と大阪市内で会談し、入党の申請を受けた。松井氏が18日、明らかにした。鈴木氏は新党大地を存続させたまま入党したい考えで、松井氏も認める意向。鈴木氏は参院選への立候補を検討している。

 松井氏は市役所で記者団に「志が同じで政策が合い、覚悟のある人は広く仲間として迎え入れたい」と述べ、鈴木氏を歓迎するとともに他の地域政党や首長経験者らとの連携を強化する方針を強調。参院選出馬に関しては、北海道選挙区と比例代表を選択肢に挙げた上で「本人の要望も聞きながら、組織として対応したい」と語った。

1280チバQ:2019/06/18(火) 18:43:58
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019061802000139.html
「当選後、連盟へ3600万円」 参院選自民予定候補、17年に誓約書

2019年6月18日 朝刊


田中昌史氏が日本理学療法士連盟と交わした誓約書の写し。「財政支援」として3600万円を払うとしている。連盟によるとその後、誓約書は結び直したという

写真
 夏の参院選の比例代表に、自民党公認で政治団体「日本理学療法士連盟」の組織内候補として出馬する田中昌史(まさし)・前連盟会長(53)が二〇一七年十月、当選した場合、議員在任中に連盟に計三千六百万円を支払う誓約書を交わしたことが分かった。公職選挙法は、投票の見返りに寄付などの利益誘導を約束することを禁じており、「公選法に抵触する可能性がある」と指摘する専門家もいる。 (井上靖史、藤川大樹、鷲野史彦)

 田中氏は公益社団法人・日本理学療法士協会理事も務める。本紙が入手した誓約書のコピーには、署名欄に、当時、連盟会長だった田中氏の名前があった。

 誓約書には「議員や候補者は、協会の求める政策課題の解決や組織の発展につながる政治活動を最優先する」と明記。当選後は、参院議員の任期六年のうち、毎年七百二十万円ずつ五年間、計三千六百万円の「財政支援」を行うとし、「公職選挙法、政治資金規正法、政党助成法などの関連法規を踏まえて適正に行う」と記していた。

 さらに「後援会活動の費用の一部(おおむね一千万円)を準備金として自己資金で用意し、準備金の金額を当選後の財政支援金から差し引く」とあった。

 連盟が発行する「連盟ニュース」によると、田中氏は誓約書を交わした当日の一七年十月六日、連盟中央役員会で参院選の組織内候補として承認された。翌年七月、自民党の第一次公認候補になった。

 連盟をめぐっては、今年四月の和歌山市議選で初当選した協会理事経験者が、和歌山県理学療法士連盟の複数の幹部に「当選すれば毎年百万円以上寄付させていただきます」と書いたメールを送ったとして、五月に市議を辞職。県警から同月に公選法違反(利害誘導)容疑で書類送検され、今月六日に在宅起訴された。

 複数の協会関係者によると、今月行われた協会の代議員総会で、この事件を受けて出席者から誓約書について「大丈夫なのか」と質問が出た。協会と連盟双方の会長を務める半田一登氏が「法的な部分を弁護士に相談し、適正に対応している」と回答したという。

◆連盟「立て替え費の返還」
 日本理学療法士連盟は本紙の取材に対し、田中氏への質問も含めてまとめて文書で回答するとし、「誓約書は、田中氏が当選後に行う国政報告会などの議員活動に際し、会場設営や移動など連盟の立て替え費用につき、田中氏が連盟に返還する旨を規定するもので、公職選挙法違反(利害誘導)に該当しない」と説明。「誤解を招くのではないかとの指摘があったので、現在では趣旨をより明確にするため、誓約書を改訂した」としているが、改訂内容は明らかにしていない。

 本紙は田中氏に十六日に直接取材したが、具体的に答えなかった。

◆利益供与の申し込み
<岩井奉信・日本大教授(政治学)の話> 当選後、日本理学療法士連盟に3600万円の財政支援をするということは「投票してくれたら3600万円出します」と言っているようなもので、利益供与の申し込みにあたると思う。連盟は選挙人の集まりであり、公選法に抵触する可能性がある。

<日本理学療法士連盟> けがや病気で障害のある人や要介護の高齢者に、運動療法や物理療法でリハビリテーションを行う理学療法士でつくる日本理学療法士協会の政治団体。協会の会員数は約12万人。連盟は2017年に約1600万円の収入があった。

1281チバQ:2019/06/18(火) 18:49:24
共同通信は比例としてますね
娘のこと考えると北海道からは出れなさそう
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019061801002724.html
2019年6月18日 18時26分


鈴木宗男氏、参院選に強い意欲 維新比例で「最後の勝負」
 政治団体「新党大地」代表の鈴木宗男元衆院議員は18日、夏の参院選への立候補に強い意欲を示した。東京都内で記者団に「身を削ってでも最後の男の勝負をしたい」と述べた。日本維新の会から比例代表での出馬を想定している。

 鈴木氏は、5月に手術した食道がんについて「転移はないが、もう一度検査する」と説明。医師から7月下旬まで安静にするよう指示を受けたとしつつ「私としては変わらざる決意がある。後援会や関係者と相談し、早く結論を出したい」と強調した。

 17日に維新代表の松井一郎大阪市長と大阪市内で会い、比例での出馬を打診されたことも明らかにした。

(共同)

1282とはずがたり:2019/06/18(火) 18:51:12
>>1278
三上隆は元社民連府議っすね〜。一体今何歳なんだ!?

1283とはずがたり:2019/06/18(火) 18:51:54
おお,だいぶお爺ちゃんだw
https://twitter.com/kyotomikami

1284名無しさん:2019/06/18(火) 20:35:14
n国党は富山、石川、奈良、山口、宮崎以外で候補擁立

1285とはずがたり:2019/06/18(火) 22:12:49
https://twitter.com/fallen_hyogo/status/1140938201453887490
落ち武者
?@fallen_hyogo

その他
今日たまたま新社会党の人と話したんだが
自分「ぶっちゃけたトコ、選挙区の方どうなんですか?」
新社の人「無理だと思うよ、一本化もできないだろうし、出来ても勝てるかどうか…」
自分「そんなに酷いんですか?」
新社の人「立憲民主党がかなり上から目線なんだよねー」
こんな感じだった
#参院選

ウチは兵庫(三人区)なのですが、対維新で全野党が一本化するって構想があったんですよ
それがダメになったということです

4:03 - 2019年6月18日

1286岡山1区民:2019/06/19(水) 11:49:06
https://www.sanyonews.jp/article/910150?rct=m_seiji
参院選広島に玉田氏出馬表明 無所属新人の医師
選挙

玉田憲勲氏
玉田憲勲氏
 夏の参院選広島選挙区(改選数2)に、新人で医師の玉田憲勲氏(61)=広島市安佐北区=が18日、無所属で立候補する意向を表明した。

 広島県庁で会見した玉田氏は、国会議員の削減が不十分と主張し「選挙制度を抜本的に見直すきっかけをつくりたい」と述べた。兵庫県宝塚市出身、佐賀医科大卒。2016年の同選挙区、17年の衆院選広島3区に出馬し、落選している。

 参院選広島選挙区では、自民党現職の溝手顕正氏(76)、同新人の河井案里氏(45)、国民民主党から無所属に切り替えて出馬を予定する現職の森本真治氏(46)、共産党新人の高見篤己氏(67)、諸派新人の泉安政氏(66)も立候補を表明している。

1287チバQ:2019/06/19(水) 16:25:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000604-san-pol
社民党、参院選で存亡かけた戦いへ 又市党首が不出馬
6/18(火) 20:04配信 産経新聞
 社民党が危機感を強めている。夏の参院選の結果次第では政党要件を失う可能性があり、今年度の活動方針では「国政政党として存続できるかの瀬戸際」と強調した。ただ、改選を迎える又市征治党首(74)は不出馬を表明し、野党共闘でも存在感を発揮できないでいる。

 又市氏は18日の記者会見で「参院選には出馬しない」と述べたうえで、党首として来年2月までの任期は全うする考えを示した。

 4月下旬に肺がんが見つかり、右肺の下半分を切除。5月25日に退院したばかりで、医師からは「無理をしないように」と指摘されていた。リーダーの出馬見送りは、存亡の危機に直面する政党にとって大きな痛手となる。

 公職選挙法は政党要件を「国会議員5人以上」か、「直近の国政選挙で選挙区または比例代表の得票率2%以上」としている。

 社民党は前身の社会党時代を含めれば、衆院だけで最大160人超の議員を擁したことがある。だが、村山富市政権で「自衛隊は合憲」と政策を大きく転換したのを機に支持層の離反を招き、現在の所属国会議員は衆参両院でわずか4人。得票率も平成29年衆院選で基準の2%を割り込んだ。

 公選法の政党要件を失えば政見放送の参加、選挙カーやポスターの数などで不利になる。今回は「至上命題」(吉川元・幹事長)である比例代表の得票率2%確保に向け、吉田忠智前党首ら3人を公認した。選挙区は東京(改選数6)と神奈川、愛知(いずれも改選数4)でそれぞれ新人を擁立する。6人の候補のうち4人が女性だ。

 とはいえ、32の改選1人区に擁立する野党統一候補に社民党の公認候補はおらず、存在感の低さは隠しようもない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000054-mai-pol
又市・社民党党首が不出馬表明 参院選
6/18(火) 18:19配信 毎日新聞
又市・社民党党首が不出馬表明 参院選
記者会見で参院選不出馬などについて発言する社民党の又市征治党首=国会内で2019年6月18日午前11時2分、川田雅浩撮影
 社民党の又市征治党首(74)=参院比例代表=は18日、国会内で記者会見し、改選を迎える夏の参院選について「比例も選挙区も出馬しないと決断した」と述べ、立候補しない意向を正式表明した。党役員の世代交代や自らの健康問題を理由に挙げた。

 党首職に関しては「職責を全うし、次の世代に引き継げるように全身全霊で戦っていく」と述べ、来年2月の任期満了まで続ける意向を示した。また、今夏で議員を引退するのか問われ、「場合によっては『衆院選に出ろ』と言われることもあり得る」と述べた。

 又市氏は2001年に初当選し、3期目。5月から肺がん手術のため療養し、この日、職務に復帰した。【浜中慎哉】

1288チバQ:2019/06/19(水) 20:04:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019061901115&g=pol
除籍の長浜議員を支持=参院選、比例に姫井氏-国民民主
2019年06月19日19時13分


 国民民主党は19日の総務会で、参院選千葉選挙区に立憲民主党の公認候補として出馬する長浜博行元環境相(60)の支持を決めた。長浜氏は昨秋に国民民主に離党届を出し、除籍(除名)となったが、岸本周平選対委員長は「同じ歩調で政策などができると確認した」と記者団に説明した。

 総務会では元職の姫井由美子氏(60)の参院選比例代表擁立も決定。次期衆院選長崎4区に新人で元長崎県議の末次精一氏(56)を公認候補として立てることを内定した。

1289チバQ:2019/06/19(水) 23:55:30
政党要件
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/6
○:満たす、×:満たさない、-:政党が存在しないor選挙不参加

政党名、2013参院選、2016参院選、2017衆院選、所属議員5名
立憲:-、-、○、79
国民:○、○、-、63
維新:-、○、○ 24
社民:○、○、×、4
===↑満たす、↓満たさない=====
希望:-、-、-、3  

自民 公明 共産は省略

公職選挙法;①現職5人以上の国会議員 or 前回の衆院選か参院選で得票率が有効投票の2%以上
政党助成法:①現職5人以上の国会議員 or 前回の衆院選か、前回・前々回の参院選で得票率が有効投票の2%以上

*議員数はwikiによる


■社民党
衆議院 照屋寛徳・吉川元
参22改 福島瑞穂

19年擁立
比例 
 吉田忠智(自治労)
 仲村未央(沖縄)
 大椿裕子(労組)  >>816

*又市征治は引退
東京 朝倉玲子>>940
神奈川相原倫子>>1192
愛知 平山良平>>1237
 

ミズホつながり、「市民派」って感じの候補擁立できないんですかね

1290チバQ:2019/06/19(水) 23:59:01
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019061800002.html
山本太郎・れいわ新選組が選挙で伸びる三つの根拠
左派ポピュリズムのど真ん中の政策。国民の間の「ルサンチマン」も後押し

米山隆一 前新潟県知事。弁護士・医学博士
2019年06月19日
比例代表で複数当選、政党要件の獲得も視野に
 自由党を離れた山本太郎氏が本年の4月1日、れいわ新選組をたちあげて2カ月半が経ちました。政党支持率の世論調査の対象になっておらず、マスコミ的な扱いはまだまだ小さいものですが、その独特な街頭宣伝のスタイルも相まって、SNSを中心に反響を広げつつあります。れいわ新選組が発表しているところでは、すでに1億9000万円の寄付を集めているとのことです。

 無駄に何回も国政選挙を経験したものとして私は、この「寄付額」というものは極めて重要なものだと思います。人は比較的気軽に「応援」はしてくれても、なかなか身銭を切ってはくれません。実感としていえば、寄付をしてくれるのは、支援者の100人に1人ぐらいの感覚で、逆に言うと身銭を切って寄附をしてくれるような「熱い」支援者は、自分の寄付を無駄にしないためにも周りを巻き込んで応援してくれるので、1人から寄付を得ることが出来たら、100人程度からの得票が得られるという感覚があります。

 「ざっくり」であることを承知で、この“計算”をれいわ新選組に当てはめると、寄附1件を3000円〜1万円として2〜5万件の寄付を集め、現時点で200〜500万票を獲得しており、「100万票で1人当選」といわれる比例代表で複数人の当選者を得ることも、「全国比例で2%以上の得票(120万人程度)」を得て政党要件を獲得することも、視野に入っているものと思われるのです。

 予想にはまだ早いとは思いますが、私はきたるべき参院選において、大勢としては与党の勝利が動かないなかで、れいわ新選組が予想以上に伸長し、野党再編のカギとなると同時に今後、政界に波紋を投げかける存在となると考えています。以下その理由を述べたいと思います。

以下略

1291チバQ:2019/06/20(木) 10:08:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000667-san-pol
野党、混迷の「指定席争奪戦」 参院茨城選挙区
6/19(水) 21:24配信 産経新聞
 参院選の公示が有力視される7月4日まで、20日でちょうど2週間となる。茨城選挙区(改選数2)には5人が立候補を予定し、選挙戦を見据えた集会などの動きが活発さを増している。改選2人区は与野党が議席を分け合う「指定席」と評されることが多い。ただ、旧民進党の分裂後初めてとなる今回の参院選は野党側が混戦模様で、「イス取りゲーム」が熱を帯びそうだ。

 茨城選挙区は、自民党現職の上月良祐氏(56)が先行し、立憲民主党新人で元経産省職員の小沼巧氏(33)、共産党新人で元県議の大内久美子氏(69)、日本維新の会新人で前那珂市長の海野徹氏(70)らが追う構図だ。

 改選2人区では、野党第一党の公認候補は手堅く戦いを進めるケースが多いが、今回の茨城選挙区は事情が異なる。立憲民主、国民民主両党県連と連合茨城は一時、国民民主党の女性県議を擁立することで大筋合意していたが、立憲民主党本部が覆し、小沼氏の公認を決めたからだ。

 候補選考の過程で生じた遺恨は埋めがたく、国民民主党県連と連合茨城は小沼氏の推薦を見送った。同党県連代表の浅野哲衆院議員は13日の記者会見で「立憲民主党の都合でひっくり返された経緯から推薦は見送ると判断した」と語り、根深い不信感をにじませた。

 茨城県の連合組織の主軸は、参院選で国民民主党を支援する電機連合だ。

 連合関係者は「旧民進党時代、連合傘下の産業別労働組合は、自らと立場の異なる候補でも『民進党が公認しているから』と考えて支援してきた。党が分裂した今、国民民主党系産別が立憲民主党候補を同じ熱量で応援するとはかぎらない」と語る。

 加えて、立憲民主党は立候補表明の出遅れも際立っている。上月、大内両氏が昨年、海野氏が今年4月末に出馬が決まったのに対し、小沼氏は5月末にずれ込んだ。

 挽回を目指し、小沼氏は街頭演説を繰り返すなどしてアピールを重ねているが、公示日までに浸透させ切ることができるかは見通せない。知名度という点では、議員や首長として有権者に「顔を売った」経験を持つ大内、海野両氏に軍配が上がるという見方もできる。

 一方、小沼、大内、海野各氏はそろって日本原子力発電東海第2原発(東海村)の再稼働反対を主張している。反原発票の分散が避けられない状況も、「指定席争奪戦」の先行きを読みにくくしている。

(松本学)

◇茨城選挙区立候補予定者(改選数2)

上月良祐 56 元農水政務官 自 現
小沼巧  33 元経産省職員 立 新
大内久美子 69 元県議    共 新
海野徹  70 前那珂市長  維 新
田中健  53 元江戸川区議 諸 新

1292チバQ:2019/06/20(木) 10:46:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000005-khks-pol
<地上イージス>自民幹部が秋田で防衛省糾弾 議席死守へ「足引っ張られたくない」
6/17(月) 11:00配信 河北新報
<地上イージス>自民幹部が秋田で防衛省糾弾 議席死守へ「足引っ張られたくない」
秋田入りした岸田政調会長(中央)。イージス・アショアを巡る防衛省の対応を批判した=15日、能代市
 7月4日公示が見込まれる参院選が迫る15日、秋田県内で自民党幹部らが防衛省をやり玉に挙げた。理由は、秋田市が配備候補地となっている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を巡る同省の相次ぐ不手際。防衛政策のかじを取る与党に選挙戦で火の粉が飛ぶことを警戒してか、強気の姿勢を示した。

 再選を目指す自民現職中泉松司氏(40)陣営が能代市で開いた集会。所属派閥の長として駆け付けた岸田文雄政調会長は壇上で「防衛省の今回のミスは言語道断。厳しく批判しないといけない」と語気を強めた。地元選出の金田勝年幹事長代理(衆院秋田2区)も「分度器で測った?居眠り?笑わせんじゃない」と声を荒らげた。

 同省が5月末に公表した配備適地に関する現地調査の結果報告書で、仰角の数値に幾つもの誤りが発覚。原因は距離と標高の縮尺が異なる断面図を基に定規や分度器で算出したためというお粗末なものだった。

 発覚直後の今月8日の住民説明会では同省職員が居眠りした。地元住民らの怒りの高まりに、岩屋毅防衛相が17日に秋田県を謝罪に訪れる事態となった。

 金田氏は15日の集会で、自身を含む秋田の党国会議員6人が、防衛相が秋田に出向くなど真摯(しんし)に対応するよう強く働き掛けたとアピール。「皆さんの声を受け止め、前に進めることができるのは私たちだけだ」と存在感を誇示した。

 参院選を前に同省への批判を強める背景には、議席死守への焦りが透けて見える。

 野党統一候補となる無所属新人寺田静氏(44)は夫が衆院議員で義父は元秋田県知事。選挙初挑戦とはいえ一定の知名度があるとみられる上、イージス・アショアの秋田市配備に対し「強く反対する」との考えを示す。

 自民党が4月に秋田選挙区を「激戦区」に指定して以降、てこ入れで党幹部の秋田入りが続く。党関係者は「ただでさえ厳しい戦いなのに、イージス・アショアに足を引っ張られたくない」と胸の内を明かす。

1293チバQ:2019/06/20(木) 13:02:58
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190619-00012418-bunshun-pol
和田政宗参院議員の「公職選挙法違反疑惑」音声
6/19(水) 16:00配信 文春オンライン
和田政宗参院議員の「公職選挙法違反疑惑」音声
和田氏は「首相にもう1期やってほしい」 ©共同通信社
 今夏の参院選に比例区から出馬予定の自民党・和田政宗参院議員(44)に、公職選挙法違反(事前運動)の疑いがあることが、「週刊文春」が入手した音声データで分かった。

【動画】和田氏の「公職選挙法違反疑惑」音声公開

 元NHKアナウンサーの和田氏は2013年、宮城選挙区でみんなの党から出馬し、初当選。2017年に自民党入りした。安倍晋三首相に近い保守系議員としても知られている。

 その和田氏の“問題発言”が飛び出したのは、5月20日、さいたま市内で開かれた「埼玉合同安全衛生推進大会」(積水ハウスほか主催)でのことだった。

 積水ハウスは和田氏を招いた理由について、以下のように回答する。

「和田議員は、ご自身の推進政策の中で、若い世代が住宅を購入しやすい制度づくり等を掲げておられることから、ご挨拶を頂く機会を設けることとなりました。本大会は特定の議員の支援を目的として参加者を集めた会合ではありません」

 約1000人が集まったというこの会合で、和田氏はこう挨拶した。

「参議院は名簿に順位がついておりません。名前を書いてもらった順に当選をしていきます。ですので、是非、和田政宗、もしくは政宗というふうにお書き頂ければ有難く思います。えー、当選落選ラインが17万票と言われていますので、今必死のお願いを積水ハウス様、積水ハウスの関連企業様に全国回ってお願いをさせて頂いております」

 だが、公職選挙法は、公示前に選挙運動を行うことを禁じている。

 総務省衆議院議員選挙区画定審議会会長で、帝京大学の川人貞史教授が指摘する。

「公選法では日常の政治活動と選挙運動を明確に峻別しています。例えば、選挙準備のために後援会や支援者の人数を集める“地盤培養行為”は政治活動と見なされる。しかし今回のように特定議員の支援が目的ではない会合で、『○○に投票して下さい』と名前をはっきり言って、投票依頼を行うのは選挙運動になります。公選法違反で禁じられた事前運動に当たる可能性が限りなく高いと言えるでしょう」

 和田氏に「発言が公選法違反にあたるのではないか」と確認を求めたところ、書面で以下のように回答した。

「発言は、いずれも、公職選挙法上の選挙運動には該当しないものと考えております」

 過去には村井嘉浩宮城県知事が衆院選公示前の2017年9月、政治資金パーティーで特定の候補者の名前を出して投票を呼びかけたとして、県警から警告を受けていたことが報じられている。和田氏の発言も、政治家としての法令遵守意識が厳しく問われそうだ。

 6月20日(木)発売の「週刊文春」では、和田氏の発言の詳しい中身や、和田氏の人物像などについて報じている。

 また、「 週刊文春デジタル 」では、和田氏の発言の音声データを同日午前5時より公開する。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年6月27日号

1294チバQ:2019/06/20(木) 23:51:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00000595-san-pol
参院選、自民各派の皮算用 細田派は決起集会、竹下派は長野全力
6/20(木) 20:50配信 産経新聞
参院選、自民各派の皮算用 細田派は決起集会、竹下派は長野全力
自民党各派閥の参院選の取り組み
 自民党各派閥が20日に国会近くで開いた例会は、夏の参院選に向けた決起集会の様相を呈した。原則週1回の例会は、会期延長がなければ26日に閉会する今国会で最後の開催となり、幹部からは必勝を期する発言が相次いだ。各派の参院選に向けた思惑を探った。

 安倍晋三首相の出身派閥で党内最大勢力の細田派(清和政策研究会、97人)は24人を擁立する。20日の会合では縁起を担いでカツカレーが振る舞われた。細田博之会長は「緩まずに全員当選できるよう頑張ろう」と述べ、「ガンバロー三唱」が行われた。下村博文事務総長は、自衛隊を明記する憲法改正案について党本部が作成した漫画を活用するよう要請した。

 麻生派(志公会、56人)は改選を迎える8人の全員当選を掲げる。最重点区は「忖度(そんたく)」発言で国土交通副大臣を辞任した塚田一郎氏の新潟選挙区(改選数1)で、今後、人員を多く割くかなどの対策を検討する。

 竹下派(平成研究会、55人)は長野選挙区(同1)に注力する。同選挙区の吉田博美参院幹事長は出馬せず、引退する。党内における同派の力の源泉は参院での影響力の大きさだ。吉田氏が後継指名した新人が敗れれば大打撃で、茂木敏充会長代行はすでに長野に複数回入り、テコ入れを図っている。

 「状況は決して楽観できない。いくつか厳しい選挙を指摘されている」。岸田派(宏池会、49人)の20日の会合で岸田文雄会長はこう述べ、危機感をあらわにした。

 岸田派は9人が選挙区から立候補する。特に改選数1の滋賀や山形など党が指定した「激戦区」を抱える。「ポスト安倍」に意欲を示す岸田氏にとって、参院選の結果は求心力に関わるだけに、衆院議員秘書らを派遣するなど、派を挙げた支援態勢を取る。

 二階俊博幹事長率いる二階派(志帥会、43人)は勢力拡大のため、他党出身者を積極的に起用。旧民主党に所属していた元職は比例代表で議席獲得に挑む。ただ、知名度が不足している上、有力な組織の支援もないため「厳しい戦いを強いられる」(二階派関係者)との見方が強い。

 石破派(水月会、19人)の石破茂会長は昨年の総裁選で自身を支持した参院竹下派を中心とした応援にフル稼働し、次期総裁選の布石としたい考え。石原派(近未来政治研究会、12人)は比例現職の議席確保を目指している。

1295チバQ:2019/06/20(木) 23:58:56
長野
https://www.shinmai.co.jp/feature/election/2019/saninsen/2019/06/07/01.html
与野党激突再び 県区1減、構図がらり 制度見直し・野党候補一本化...
2019年06月 7日掲載

 2019年は4年ごとに春に実施される統一地方選と、3年ごとの夏の参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年選挙」の年。前回の亥年に行われた07年以降の参院選を振り返った。県区は改選2議席だった13年までは主要政党が擁立した4、5人(諸派除く)が立候補。選挙制度の見直しで改選数1となった16年は2人(同)となり、半減。野党側が候補を一本化したことで選挙構図が様変わりした。

 07年参院選は、安倍晋三政権の自民党が惨敗した。野党の民主党が初めて参院第1党の座を獲得。衆参のねじれが生まれ、第1次安倍政権の求心力低下につながった。

 民主躍進の風を受けた羽田雄一郎氏が53万8千票余(得票率47・9%)を得てトップで3選。現在、自民党参院幹事長を務める吉田博美氏が30万1千票余(同26・8%)で再選した。

 野党が攻勢を強める中、安倍首相は体調不良も重なり退陣。09年衆院選で民主が大勝して政権交代が実現した。しかし、鳩山由紀夫内閣が政治とカネの問題などで退陣。後任の菅直人首相が臨んだ10年参院選で民主は大敗し、再び国会はねじれ状態に陥った。

 その10年参院選県区は、勢いに乗った自民の若林健太氏が29万3千票余(同26・4%)で初当選。鳩山内閣で防衛相を務めた民主の北沢俊美氏が僅差の次点で4選を決めた。

 野田佳彦首相は12年11月に衆院解散に踏み切ったが、民主は惨敗し、3年3カ月で政権から転落した。政権を奪還した第2次安倍内閣は「アベノミクス」を掲げ、経済優先の姿勢を強調し、現在まで続く長期政権を維持している。

 自民は13年参院選でも躍進。県区では自民・吉田氏が36万5千票余(同37・2%)で3選、民主・羽田氏が29万4千票余(同30・1%)で4選した。

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての選挙となった16年参院選も、自民、公明が議席を伸ばした。安倍首相が目指す憲法改正に賛同する「改憲勢力」は、国会発議に必要な3分の2議席を確保した。

 一方、改選数1となった県区は、野党が初めて候補者を一本化して全国屈指の激戦に。民進党(当時)新人の杉尾秀哉氏(現立憲民主党県連代表)が57万4千票余(得票率52・5%)で初当選。再選を目指した自民の若林氏は49万9千票余(同45・7%)で及ばなかった。

https://www.shinmai.co.jp/feature/election/2019/saninsen/2019/06/08/02.html
与野党激突再び 07年以降参院選 県内比例、自民の得票堅調 民主・民進、激しく増減
2019年06月 8日掲載

 春の統一地方選と夏の参院選が重なる「亥(い)年選挙」だった2007年以降の4回の参院選で、県内有権者が投票した比例票(政党名票と個人名票の合計)の動きを見ると、旧民主・民進は再編などで激しく増減する一方、12年から現在に至る長期政権を築いた自民党は堅調に得票を伸ばしている。

 自民は、第1次安倍晋三政権で惨敗した07年は24万4千票余(得票率21・9%)で2番手。民主党政権で行われ、政権奪還のきっかけとなった10年参院選で微増。第2次安倍政権で初めて臨んだ13年で躍進し、県内トップに返り咲いた。県区で初めて野党共闘が実現し事実上の与野党対決となった16年前回選では、県区で敗北しながら比例では37万7千票余(同35・3%)まで伸ばした。

 民主は、政権交代に向けて勢いがあった07年は43万6千票余(同39・1%)だったが、菅直人政権の10年に減少。野党に転じた13年は、17万7千票余(同18・2%)と大幅に得票を減らし、自民と逆転した。維新の党と合流し、新たに民進党として臨んだ16年は29万6千票余(同27・7%)に持ち直したが、今年の参院選は立憲民主と国民民主に分裂して臨む。

 公明党と共産党は、13、16年の過去2回で共産が13万5千票台、公明が11万票台前半と安定している。県区の選挙戦では、無視できない「基礎票」の一部として、与党陣営は公明票を、野党陣営は共産票を頼みとする形となっている。

 社民党は07年の6万2千票余(同5・6%)から、16年は3万8千票余(同3・6%)に減少。現在の「日本維新の会」は、改称前の「おおさか維新の会」が16年に4万5千票余(同4・2%)だった。

1296チバQ:2019/06/20(木) 23:59:26
https://www.shinmai.co.jp/feature/election/2019/saninsen/2019/06/09/01.html
与野党激突再び 羽田氏陣営―地盤を守る かつてのライバル、支援
2019年06月 9日掲載

 「大変厳しい現実がある。一致団結して今まで以上に努力しなければ勝てない」。国民民主党現職の羽田雄一郎氏の後援会「千曲会」が5月26日、東御市で開いた拡大役員会。幹部が参院選県区の厳しい情勢を説明した。

 祖父の武嗣郎(ぶしろう)氏、父の孜氏と受け継がれてきた「羽田ブランド」。だが近年、千曲会の高齢化や弱体化が指摘されてきた。羽田氏の「兄弟分」で、昨春の上田市長選に立候補した寺島義幸氏(衆院3区元職)の支援を巡り、内紛が起きた影響も引きずる。

 羽田氏は1999年参院県区補選で初当選。以後4回連続当選した際の選挙戦略は「千曲会の勢いを東信から全県に広げるスタイル」(連合長野関係者)だ。

 今回も「勢い」を出すのに陣営がよりどころとするのが、羽田氏を含む旧民進党系議員らが結成した政治団体「新政信州」だ。千曲会は、新政信州に名を連ねる井出庸生氏を羽田氏の3区選対委員長、同選対本部長を寺島氏とし「2トップ体制」とした。

 井出氏は2010年参院選県区にみんなの党公認で初挑戦し、落選。12年衆院選3区で比例復活を果たし、14年は維新の党、17年は希望の党で出馬して当選を重ね、現在は無所属。祖父は旧衆院長野2区選出の故井出一太郎元官房長官、父親の兄が井出正一元厚相。羽田家と争ってきた歴史を超えて、羽田氏を直接支援することになる。

 拡大役員会で井出氏は「何としても東信で実績のある政治家、羽田先生に継続的に活動してもらわないといけない」と強調。羽田氏は集会などで「信州は一つ」と繰り返し訴えている。

https://www.shinmai.co.jp/feature/election/2019/saninsen/2019/06/09/02.html
与野党激突再び 小松氏陣営―苦戦の地域 増えた県議、積極的活動
2019年06月 9日掲載

 自民党新人の小松裕氏の陣営は参院選県区に向け、同じ派閥の竹下派に所属する小渕優子元経済産業相(衆院群馬5区)を小諸市に招き、800人規模の演説会を15日に計画する。衆院3区内の自民県議8人のうち7人が7日、小諸市選出の山岸喜昭氏の地元事務所で打ち合わせをした。

 「会場が広いのでもう2割増しで来場者の動員をお願いしたい」。演説会の事務を買って出た大井岳夫氏(佐久市・北佐久郡)が説明した。「首長の出席はどうなっているのか」。他の県議も次々に議論に参加した。

 自民は3区を長年切り崩せていない。羽田孜氏が1993年に自民から離党。中選挙区制から小選挙区制に移行された96年からの計8回の衆院選で一度も勝てていない。2017年前回選で比例復活できなかった元職の木内均氏は、衆参同日選がささやかれる中、「まずは県連の判断を待つ」との姿勢だ。

 そんな中、3区内の自民県議が平野成基氏(上田市・小県郡)の1人から一気に8人に増えた。新たな県議は、旧民進系を含む県会第2会派から移った中堅3人、新人の女性2人と30、40代の若手2人。小松氏とあいさつ回りも積極的に行っている。党県連や小松氏陣営はその活動量に期待を掛け「3区で羽田雄一郎氏を上回り、全県で勝つ」と意気込む。

 山岸氏は演説会の実行委員長に就いた。ただ県議選小諸市区は1人区で、自身の支持者には長年、羽田氏親子に1票を入れてきた人もいるという。「自分の後援会を挙げて小松氏支持というわけにはいかない面もある」と難しさも口にする。

1297チバQ:2019/06/21(金) 10:53:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-00000002-at_s-l22
静岡県内各党 参院選の態勢固めにかじ
6/21(金) 7:55配信 @S[アットエス] by 静岡新聞SBS
静岡県内各党 参院選の態勢固めにかじ
参院選しずおか 2019
 衆参同日選が見送られる見通しになったことを受け、静岡県内各党は20日、参院選単独の態勢固めにかじを切った。組織を引き締め、攻勢に出る自民。候補者調整が成らなかった野党は、衆院選空白区への擁立作業を棚上げし、支援組織固めに躍起だ。

 参院選静岡選挙区(改選数2)に、3選を目指す現職牧野京夫氏(60)を立てる自民党県連の竹内良訓幹事長。取材に対し「参院選1本に態勢を明確化して走りだす」と力を込めた。既に、東中西の各地区ごと県議を選対委員長に据える組織体制を構築し、前回選以上の得票を目指す。

 新人徳川家広氏(54)を擁立する立憲民主党県連の杉山淳幹事長は、衆院選の候補者擁立について「一度リセットする」と述べた。静岡4区の候補者として名前が浮上していた旧民進党4区総支部長の擁立には慎重な見方を示した。

 現職榛葉賀津也氏(52)の4選を目指す国民民主党。衆院静岡1、2区に新人の公認候補を内定し、5区でも月内に新人を擁立する方向だったが「保留」にした。岡本護県連幹事長は「参院選をしっかり戦う。それが次の衆院選につながる」と戦略を描く。

 国民県連は5月末、連合静岡に1、2区の新人2氏の推薦願を出そうとしたが、野党間の候補者調整を求められ、受け取りを拒否された。1区は近く、立民が元県議の擁立を決める見込み。国民県連の関係者は「衆院選までに態勢を整える時間的余裕ができた」と本音をのぞかせる。

 新人鈴木千佳氏(48)が出馬する共産党県委員会も参院選に注力する。諸派新人の畑山浩一氏(49)も出馬を予定する。

1298チバQ:2019/06/21(金) 10:54:11

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00000007-san-l44
参院大分選挙区は激戦必至
6/21(金) 7:55配信 産経新聞
参院大分選挙区は激戦必至
参院選大分選挙区の立候補予定者の集会
 ■自民は一騎打ちを危惧…3年前は僅差で敗戦

 ■野党共闘も微妙な壁…連合、共産系の参加拒否

 間近に迫った参院選は、全国32の1人区の勝敗が全体の帰趨(きすう)を決める。そのうち大分選挙区は、3選を目指す自民党現職、礒崎陽輔氏(61)=公明推薦=と、野党統一候補の無所属新人、安達澄氏(49)=立憲民主、国民民主、社民推薦=による一騎打ちの公算が大きい。過去6回の参院選で、与野党が3勝3敗と肩を並べる大分は、今回も激戦が予想される。(九州総局 小沢慶太)

 「野党が一致しており、今回は厳しい選挙だ。与党も自民、公明が一致して勝利をつかむ」

 礒崎氏は15日、大分市の集会で、危機感をあらわにした。議院運営委員会筆頭理事など参院自民の要職を担う傍ら、週末を中心に国政報告会や地域支部の集会に出席し、支持を訴える。

 危機感の背景には、過去の自身の選挙と、構図が一変したことがある。

 礒崎氏が初当選した平成19年の参院選では、旧民主党と社民党が、それぞれ別の候補を推薦した。礒崎氏は野党分裂の間隙を突いた。25年の選挙でも野党間の候補者調整が頓挫し、社民推薦候補ら5人が乱立した。

 礒崎氏が野党統一候補とぶつかるのは、今回が初めてだ。

               ×  ×  × 

 自民にとって野党と1対1の構図が脅威となることは、過去の結果が物語る。

 28年の参院選で、旧民進党の現職、足立信也氏(現国民民主、今回は非改選)と自民新人が争った。

 足立氏が野党共闘の流れに乗ったのに対し、自民は安倍晋三首相が複数回、応援に入るなど、党本部も注力した。結果は、1千票の僅差で足立氏が勝利した。

 九州・山口で自民が議席を逃したのは、大分だけだった。

               ×  ×  × 

 自民本部は、過去の苦い経験から、大分を今回の参院選における「激戦区」の一つに指定した。礒崎氏は、安倍首相の側近でもある。大分県連は議席死守に懸命だ。

 5月に発足した総合選挙対策本部の本部長には重鎮、衛藤征士郎衆院議員(大分2区)が就いた。県連関係者は「国会議員が選対本部長に就くのは、過去にほとんど例がない。本気度の表れだ」と話した。

 県連会長の阿部英仁県議は5月、旧58市町村単位で残る党地域支部をすべて回り、引き締めを図った。そのほかの県議も友好団体などを回る。県議が中心となって組織をフル稼働させ、支持固めに躍起になっている。

 県連幹部は「過去、大分では野党との一騎打ちで自民は勝てていない。相当な危機感を持っている」と明かした。

               ×  ×  × 

 対する安達氏は18日、大分市の集会で、財務省による森友学園に関する決裁文書改竄(かいざん)問題や憲法改正などを引き合いに、安倍政権批判を展開した。

 「個人よりも国家の論理を優先する。おかしな方向に行ってしまっている状況に、待ったをかけるのが参院選だ」と訴えた。

 安達氏は立候補表明に当たって、まず、連合大分に推薦を依頼した。

 連合大分は、過去の野党分裂を繰り返さないよう、立憲民主、国民民主、社民3党に連携を呼びかけた。いわば、連合が扇の要(かなめ)となって、3党による支援態勢を築いた。

 安達氏は県内18市町村でミニ集会を開くほか、連合大分傘下の労働組合を回り、知名度向上を図ってきた。

 陣営は、28年選挙で足立氏が獲得した27万票からさらに上積みし、30万票を目指す。比較的支持層が厚い大分、別府の大票田で票を伸ばし、保守票が多い周辺部では接戦に持ち込む戦術だ。

 今月29日には支持政党や団体が一堂に会する総決起集会を大分市で開催し、結束を促す。総合選対幹部は「現状は各党、団体がそれぞれ動いている。公示までに一つにまとまった運動にしていきたい」と語った。

 微妙なのは、共産党との距離だ。

 5月末、党本部レベルで、共産を含む野党5党派が1人区の候補一本化に合意した。

 だが、安達氏の総合選対に共産は加わっていない。「扇の要」である連合に、共産党への拒絶反応が強いからだ。共産系労組の全労連から選対参加の打診があったが、連合側が断った。

 連合大分の幹部は「中央での政党間の合意を無視するつもりはないが、地元では連合と立民、国民、社民が基軸になる」と話した。

 参院選は7月4日公示、21日投開票の日程が有力となっている。

1299チバQ:2019/06/21(金) 17:10:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-00000575-san-pol
鈴木宗男氏が参院選出馬を正式表明「政治家として集大成の戦い」
6/21(金) 16:44配信 産経新聞
鈴木宗男氏が参院選出馬を正式表明「政治家として集大成の戦い」
日本維新の会から参院選に挑む鈴木宗男元衆院議員(右から二人目)=21日、国会内(内藤慎二撮影)
 政治団体「新党大地」代表の鈴木宗男元衆院議員(71)が21日、国会内で記者会見し、夏の参院選に日本維新の会の比例代表候補として立候補する考えを正式に表明した。鈴木氏は「地域政党が連携して新しい政治をつくるという松井一郎代表の志にしっかり応えていきたい。一兵卒として頑張っていきたい」と述べた。

 「年齢的にも最後の選挙と総括している。政治家として集大成の戦いだ」とも訴えた。

 維新は北方領土をめぐる暴言で丸山穂高衆院議員を除名処分にしたばかり。鈴木氏は維新の速やかな対応を高く評価した上で「丸山氏個人の話と受け止めている。『維新ここにあり』という形で、国民の悲願である北方領土問題で結果を出すべく努力をしていきたい」と強調した。

 長女で自民党の鈴木貴子衆院議員=比例北海道=について問われた際「親子だから、一緒にマイクを持てることが一番だ。それをかなえることはできないが、政治家にはめぐり合わせや宿命がある。自然体で淡々とお互い受け止めていきたい。けじめをもってやっていきたい」と、涙ながらに答える場面もあった。

 また、盟友で歌手の松山千春氏から「維新は健全保守だ。保守の中で戦うのはいいことだ。最後の男の戦いをしよう。応援する」とエールを送られたことも明らかにした。

1300とはずがたり:2019/06/22(土) 14:26:32
>>932-933

吉田博美参院幹事長が引退表明、脳腫瘍で近く手術
[2019年4月23日20時23分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201904230000844.html

自民党の吉田博美参院幹事長(69)は23日の党会合で、改選を迎える夏の参院選に出馬せず、議員を引退する意向を表明した。

会見では、脳腫瘍が見つかったとして近く手術することも明かした。すでに長野選挙区からの不出馬は表明していたが、比例出馬を求める声が出ていた。吉田氏は参院の実力者。独特の存在感で官邸にもにらみを利かせ、安倍晋三首相の信頼も厚い。重鎮の引退で、参院自民の「流動化」も懸念され、今後党内力学が変化する可能性もある。

吉田氏は「比例の話もいただいたが、選挙に出ないことにした。政治活動は続けたい」と述べた。昨年から脚の調子が悪く、最近は車いすを利用していた。

1301とはずがたり:2019/06/22(土) 19:19:51
立憲民主党の公約原案が判明
2019/6/22 19:10 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/515107057691772001?c=39550187727945729

 立憲民主党が夏の参院選で訴える公約の原案が22日、判明した。消費税10%への引き上げ凍結を明記。原発ゼロの実現も掲げた。表題は「新しい政治『令和デモクラシー』」。枝野幸男代表が24日に記者会見し、正式に発表する。

立憲・枝野氏「争点は憲法よりも目の前の暮らし」
https://news.livedoor.com/article/detail/16661308/
2019年6月22日 17時55分 朝日新聞デジタル

■立憲民主党・枝野幸男代表(発言録)

 (安倍晋三首相が憲法改正を参院選の争点の一つに挙げたことについて)憲法については、我々と自民党とで決定的に違う。

 自衛隊を普通の軍隊にしようという憲法改悪をしようとしている自民党と、解散権の制約など民主主義を進化させるための憲法議論を進めようとする(立憲民主党とで)、明確に考え方の違いがある。ただ、それが大事な争点だと考えるかどうか、有権者の判断だと思う。私は、高齢化と人口減少、消費の低迷という、目の前の暮らしを立て直すことこそを、一番力強く訴えていきたい。(22日、岡山市で記者団に)

1302とはずがたり:2019/06/22(土) 20:20:43

私は民主集中制には批判的で共産党の体質は好きでは無いが,今回も増税中止に留めるなど野党共闘に本気なのは認めて評価せざるを得ない。

日本共産党が選挙公約発表 消費増税中止など重点
6/22(土) 0:05配信 テレ朝 news
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190622-00000001-ann-pol
All Nippon NewsNetwork(ANN)

[ 前の映像 | 次の映像 ]
 日本共産党は参議院選挙で掲げる公約を発表しました。「希望と安心」をキーワードに、消費増税の中止や年金改革などに重点を置くものになっています。

 共産党・志位委員長:「安倍政治にサヨナラをして、あすへの希望が持てる政治に切り替える選挙に」
 公約では家計消費と実質賃金が下がるなかでの消費増税は無謀だとして、10%への増税の中止を掲げています。一方で「3つの提案」として、最低賃金を1500円まで上げていくことや低年金者の年金に年6万円を上乗せして給付することなどを訴えています。提案に必要な約7.5兆円の財源としては、大企業に対する税制優遇の見直しや富裕層への最高税率引き上げなどで賄い、消費増税の必要性はないとしています。

1303 チバQ:2019/06/22(土) 21:56:06
https://www.sankei.com/smp/politics/news/190622/plt1906220022-s1.html
【選挙区ルポ】広島 自民強気の2人擁立 仁義なき身内争い

2019.6.22 20:59

  22日午後、広島市の繁華街で黒山の人だかりができた。目当ては、新元号「令和」発表で時の人となった官房長官の菅義偉だ。街宣車から姿を現すと、聴衆から大きな歓声が上がった。
 「この新しい時代に現職2人に向かって挑戦している。広島県一円に名前を広めてほしい」
 菅は改元にからめ、隣に立つ自民党公認の新人で元県議の河井案里への支援を呼びかけた。
 陣営関係者は今回の街頭演説に党県連は関わっていないと説明し、「これだけ人が集まるのはさすが官房長官だ」と手応えを話す。

 河井の夫は党総裁外交特別補佐の河井克行で、菅や首相(党総裁)の安倍晋三と良好な関係にある。安倍が地元・山口の秘書を広島に派遣するなど、首相官邸の全面的な支援を受ける。
 自民党は広島選挙区(改選数2)で現職の元国家公安委員長、溝手顕正に加え新人の河井を擁立した。広島での2人擁立は21年ぶりだ。2議席独占へと一丸になりたいところだが、現実は身内の“中傷合戦”の様相を呈しつつある。
■「いじめ」合戦
 「党本部によるいじめという印象を持っている」

 5月25日、広島市内で開かれた溝手の事務所開きで党県連会長の参院議員、宮沢洋一は党による河井擁立に疑問を呈した。地元県議や国会議員の大半が溝手支持でまとまっている上、過去に2人擁立した際は当選1人にとどまったからだ。
 一方、河井は5月末に「溝手さんにいじめられている」と幹事長の二階俊博のもとに駆け込んだ。今月2日の河井のパーティーでは元厚生労働相の塩崎恭久が「いじめられているのは河井さんだ」と同調した。地元選出の国会議員は「住み分けというが、実際は票の奪い合いだ」と話す。

■岸田派のおひざ元
 広島は岸田派(宏池会、49人)の牙城だ。領袖(りょうしゅう)で党政調会長の岸田文雄をはじめ6人の国会議員を抱える。2人目の擁立には2議席独占で党勢を拡大したい安倍の意向があるが、派内には「なぜ2人目を出すのか」との不満が根強い。
 茨城と京都、静岡も2人区だが、早々と2人目の擁立は見送られている。この21年間、自民党が2人区を独占した実績はない。
 指摘されるのが安倍と溝手の確執だ。溝手は第1次安倍政権の閣僚だった平成19年参院選で党が大敗した際、「首相の責任」を問うた。野党時代の24年には安倍を「過去の人」とも言い放った。このため安倍周辺は、今回の事態を「溝手の自業自得だ」と突き放す。

 今月18日夜、安倍は都内で開かれた8年初当選の議員の会合に姿を見せた。菅や河井克行、複数の派閥事務総長らも顔をそろえた席で、安倍は「事前調査で河井は岸田派議員(溝手)に3倍の差をつけられている」と話したという。出席者からは、河井を支援しようという声が上がった。
■ポスト安倍を左右?
 ポスト安倍の一人である岸田にとり、安倍からの禅譲は次期首相に向けた有力な選択肢だ。2人は今月2度会談したが、安倍は河井支援を求めたとされる。一方、岸田派内には「そんなことをしたら面目は丸つぶれだ」との声がくすぶる。

 河井はポスト安倍に急浮上する菅に接近する一方、「地元には岸田首相を望む声が強い。2人議席を確保することがその近道だ」と秋波を送る。しかし今回、溝手が落選する事態になれば、岸田はポスト安倍どころか派内での求心力自体を低下させかねない。
 岸田は周囲に漏らす。
 「人(河井)のことをいろいろ言うつもりはない。オレは溝手をやるだけだ」=敬称略
(田村龍彦、中村智隆)

 参院選は7月4日公示、21日投開票の日程で行われる見通しだ。注目の選挙区に焦点を当てる。

1304とはずがたり:2019/06/23(日) 16:36:50

参院選,国民も選挙区自主投票 島根県連,野党協議受け入れ
2019/6/13
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=542872&comment_sub_id=0&category_id=1149

1305とはずがたり:2019/06/23(日) 16:55:59

広島で野党が新政治団体設立
参院選、統一候補支援へ
https://this.kiji.is/515433844533216353?c=39550187727945729
2019/6/23 16:49 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 広島県の国民民主、立憲民主、社民各党と政治団体「新社会党」の県組織の代表が23日、広島市内で会合を開いた。夏の参院選に向け新政治団体「国民主権を取り戻すために結集する広島政党連絡会」を設立、広島選挙区(改選数2)に出馬する無所属現職森本真治氏(46)を推薦することで合意した。

 広島選挙区で自民党が改選2議席を独占するのを阻止するため、街頭演説やポスター配布などを通じて森本氏の支援態勢を強化する狙い。通称名は「結集ひろしま」とする。

 代表に就任した無所属の佐藤公治衆院議員=広島6区=は「一致結束して野党の議席を確保しなくてはならない」と強調した。

1306チバQ:2019/06/23(日) 21:32:29
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190623_11019.html
<参院選宮城>愛知氏陣営「父子共闘」 定数減で危機感、元防衛庁長官和男氏てこ入れに奔走

支持者に握手を求める和男氏=15日、仙台市青葉区
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 7月4日公示、21日投票が有力視される参院選の宮城選挙区で、4選を期す自民党現職愛知治郎氏(50)の父で元防衛庁長官の和男氏(81)がてこ入れに奔走している。宮城選挙区は改選数が2から1に減る上、祖父で元蔵相の故・揆一氏の代から続く後援会「愛知会」の高齢化が進む。陣営は野党統一候補との一騎打ちに向け「父子共闘」で決戦に挑む。
 「お久しぶりです。よろしく頼みます」。仙台市青葉区で15日にあった愛知氏の後援会事務所開きで、和男氏は旧知の支持者と次々に握手を交わした。
 和男氏は1976年、中選挙区時代の旧宮城1区から出馬し初当選。2009年に引退するまで衆院議員を9期務め、防衛庁長官や環境庁長官を歴任した。現在は東京の福祉関係団体などで要職に就いている。
 春先からほぼ毎週末、業務の合間を縫って東京と宮城を行き来する。複数の党県連関係者は「ここまで必死な和男さんを見るのは久々だ」と口をそろえる。
 和男氏を動かすのは選挙戦に対する危機感だ。次男の愛知氏は過去3回の選挙で野党と議席を分け合い、トップ当選は1度のみ。16年参院選では党現職が野党統一候補に敗れ、今回も競り合いが予想されるだけに陣営には焦りも広がる。
 加えて、和男氏には「現役時代に積み残した宿題がある」(県連関係者)との見方もある。
 和男氏の選挙初挑戦は1974年の仙台市長選。国政進出を期待した支持者からは当時、批判が相次いだ。その後、新生党や新進党など野党も渡り歩き、愛知会から自民支持層を手放したとの声が付きまとう。
 5月下旬に宮城県南地域であった会合では「十数年ぶりに地域に入った。『治郎の顔が見えない』との批判はあるが、何とか協力いただきたい」と述べ、頭を下げた和男氏。県連幹部は「高齢だけにこれまでの借りを返す『最後の政戦』と捉えているのではないか」と推し量った。
 和男氏は取材に「初の1人区は非常に難しい選挙になる。僕が頭を下げることで少しでも何かの支えになるなら、しっかりと汗をかきたい」と話す。
 宮城選挙区では、野党統一候補で立憲民主党の新人、ラジオ局アナウンサー石垣のり子氏(44)も立候補を表明している。


関連ページ:宮城政治・行政
2019年06月23日日曜日

1307とはずがたり:2019/06/23(日) 22:37:08

先日,立民と共産の間で候補者の統一がみなせん主催で話し合われたそうだが物別れだったとの情報入手。

この野党候補の一本化と云う活動方針に対して友好政党の共産党も立民もすげない対応は出来ず一応は話し合った模様。

まあ京都でがちだし大阪で辰己に譲るぐらいのことしないと一本化なんて無理だよなあ。
定数4で厳しいとは云え野党第一党の立民も大阪地盤の共産も単独ででも取りに行かないとしゃーないしね。

京都を擁立回避で実質共産支援という俺の持論は前原の先手に潰されたしw

連帯兵庫みなせん
https://minasen-hyogo.com/

参院選へ向け「野党統一候補」を実現しよう
兵庫選挙区で議席奪還めざすアピール

連帯兵庫アピールへの賛同署名をスタートします!!
 12月10日で臨時国会が終わりました。 これまでにも増して、安倍政権と与党の傍若無人の専横、暴走が際立った国会でした。 アベ改憲の提案は先送りになりましたが、外国人の受け入れを拡大する法案や水道事業の民営化法案、漁業への企業参入を広げる法案など、政権と与党のごり押し、採決強行...
minasen-hyogo.com2018-12-11 20:28
宣言・声明・アピール | 運動方針
2018.12.1?New!
参院選・兵庫選挙区で野党統一候補を実現させよう
アベ政治から流れを変えるために
 連帯兵庫みなせんは今年(2018年)3月に再々出発した際、次期参院選の兵庫選挙区で野党議席を奪還する方針を掲げました。前回2016年参院選では、定数が1増える中で野党候補が2名競合して共倒れになり、参院兵庫選挙区での野党議席を失った手痛い教訓を生かすためです。11月末には「参院選兵庫選挙区で野党統一候補を実現させよう」と題した、連帯兵庫みなせんアピールを採択し、野党6党に提案しました。

 本来、与党と与党補完勢力に3分の2議席を与えないためには、定数3の選挙区で1議席を取るだけでは不十分ですが、2017年衆院選でも12選挙区すべてで野党議席を得られなかった現状とその後の与野党勢力の伸長を直視した場合に、公明党や日本維新の会の勢力が強い兵庫では野党2議席確保は現状では到底無理だと判断します。

 前回選挙でも、野党候補を一本化していれば1議席は確保できた得票結果でした。

 前回参院選では全国32の一人区ではすべての選挙区で初めて野党統一候補が実現し、11選挙区で野党が勝利を収めました。しかし、複数区では各党とも「それぞれが切磋琢磨する」という“政党の論理”が優先し、兵庫をはじめ数多くの選挙区で議席を逸しました。

 来年7月の参院選では野党5党と1会派は、一人区では候補者を一本化する方針を確認していますが、複数区では「候補者調整はしない」としています。兵庫選挙区でもすでに、共産党が5月に候補予定者を公認発表し、立憲民主党も独自候補者を立てる方針を明言しています。

 連帯兵庫みなせんは、県内6つの野党組織の代表者との「市民と野党の協議」で次期参院選での野党統一候補の実現を提案し協議を続けていますが、独自候補を擁立または検討している3党は党中央の方針を超えた対応ができない状況にあります。

 連帯兵庫みなせんはこのアピールを野党各党の代表者に届けて、兵庫選挙区の特殊性に鑑み英断を下すよう要請します。また、議席奪還を心から望む兵庫選挙区の市民の声を、大きなうねりとして野党各党に届けるために、アピールへの「賛同署名」を始めます。

 たくさんの市民団体や個人の声を政党本部に届け、統一候補の実現と議席の奪還をめざしましょう。

1308チバQ:2019/06/24(月) 00:34:31
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190623/k00/00m/010/197000c
「保守王国」で与野党激突 参院選 岐阜選挙区
毎日新聞2019年6月23日 22時15分(最終更新 6月23日 22時15分)
「野党に政権は渡せない。日本、岐阜が崩れる」。岐阜市で8日に開かれた自民岐阜県連の定期大会。党員ら1700人を前に、岐阜選挙区(改選数1)で再選を目指す自民現職の大野泰正氏が支持を訴えた。

 県内は衆参両選挙区の全7議席を自民が独占する「保守王国」。大野氏は党副総裁を務めた故大野伴睦(ばんぼく)氏の孫だ。父は元運輸相、母も元参院議員という政治家一族の知名度に加え、支持団体などを地道に回り、盤石の態勢で2期目に挑む。先月末には公明の比例代表候補と共に岐阜市で街頭に立ち、公明票取り込みにも余念がない。

 陣営は、民主(当時)新人ら3人を降して初当選した2013年参院選の結果に準じた「得票数50万余、得票率58・75%」を最低ラインとする。党本部が岐阜選挙区を「安定区」に指定する中、陣営が唯一懸念するのは「油断」だ。県連の村下貴夫幹事長は「安定区は党本部の考え方。初陣のように危機感を持って臨む」と引き締める。

 対する野党陣営。「国会議員を入れ替え、一緒に歩んでほしい」。今月2日、岐阜市内に設けた後援会事務所の開所式で、野党統一候補の立憲新人、梅村慎一氏が訴えた。

 梅村氏は立憲、国民、さらに両党最大の支持母体の連合岐阜によって昨年末に擁立された。共産はいち早く候補者を決めたが、先月末の野党間協議を受けて取り下げ、梅村氏への一本化が決まった。

 16年参院選に続く一本化で、共産県委員会の幹部は「野党と市民の共闘は新たな段階に来ている」と共闘の深化を強調する。しかし各組織が候補者を別々に応援するスタイルは16年と変わらず、連合関係者は「協力はこれが限界だろう」と本音を漏らす。

 自民に結束して挑みたい野党だが、連合と共産の日ごろの立場の違いなどを背景に、協力は一筋縄では行かないのが現状だ。「各組織で支援態勢にちぐはぐさがあっても仕方ない」。立憲幹部は厳しい表情で語った。【岡正勝】

岐阜選挙区(改選数1)立候補予定者
大野泰正60 [元]国交政務官①自現
梅村慎一48 司法書士   立新

1309チバQ:2019/06/24(月) 09:17:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-00000011-tospoweb-ent
元“ポスト壇蜜”が参院選挑戦 国民民主の隠し玉セクシー行政書士・小山田経子氏直撃
6/21(金) 11:10配信 東スポWeb
元“ポスト壇蜜”が参院選挑戦 国民民主の隠し玉セクシー行政書士・小山田経子氏直撃
参院選へ向け、気持ちだけは準備万端という小山田氏
 7月4日公示、同21日投開票が濃厚とみられる参院選に、国民民主党がビックリの隠し玉を用意していた。比例代表で擁立が決まった小山田経子(つねこ)氏(41)は、“ミニスカ行政書士”“ポスト壇蜜”と騒がれた元グラドルだったのだ。その仰天経歴と政界挑戦のワケを本人に直撃し、聞いてみた。

 ――タレントになったのは30代になってから

 小山田氏:高校卒業してから、北海道で3年ほどバスガイドをしていて、その後、東京で結婚しました。ダンナが家に帰ってこなくて、ワンオペ育児みたいになって。結局、離婚して…。何かをしたいなと思い、宅建の資格を取ったんです。翌年には行政書士も合格した。資格取得後のLEC(資格取得支援予備校)の祝賀会で、講師にならないかとスカウトされたんです。

 ――セクシー行政書士が誕生した

 小山田氏:タレントになろうとしていたところで、壇蜜さんが最初にいた事務所(エクセルヒューマンエイジェンシー)に入ったんです。壇蜜さんは、見た目のセクシーさとは裏腹に、考え方や意見とか、女性として共感する部分があった。彼女のように強く生きたいと思い、憧れていたところがあった。

 ――3年前に38歳で、初のDVDを発売。遅咲きだ

 小山田氏:どういう路線にするかは事務所に任せていたんですが、とにかく一度やると決めたら中途半端なのは絶対嫌な性格だったので。(38歳での初DVDは)かなりレアというか、いないと思います(笑い)。

 ――当時から政治家を志望し、「熟女好きの人は減税」と言っていたのはさすがにネタ?

 小山田氏:私みたいなのが政治家になれるなんて露にも思ってなく、タレントとして、とにかくウケ狙いで話していた。片山さつきさんを目指したいというのも、行政書士の先輩で、名前を挙げただけなんです。

 ――いつからリアルな政治家志望に

 小山田氏:行政書士仲間で4月の統一地方選で新宿区議になったLGBTの依田花蓮(よだ・かれん)さんの理念を以前から聞いていて、共感できるものがあったのと、行政書士は、自分たちの職域を越えて、もっとこういう仕事をしたいと政治と密接してくる。1年前に女性政治塾に参加したのをきっかけに、国民民主党の方とご縁ができて、今回、出馬のオファーを頂いたんです。

 ――いきなり国政とは驚いたのでは

 小山田氏:びっくりですよ。東京で区議選に出ようと思っていたので、国政は雲の上の話でした。ただ、私の人生において、このチャンスを逃したら今まで何をしてきたんだと思い「よろしくお願いします」と二つ返事でした。

 ――参院選でもセクシー路線は維持?

 小山田氏:立候補すると決めてからはタレントとしての仕事はしていないんです。もう(セクシー路線は)封印ですね。

 ――政治家になってやりたいことは

 小山田氏:30〜50代の人たちが一度、人生から転落してしまった場合、なかなか這い上がれない構造になってしまっている。私は資格を取るなどして、なんとか上がってきましたが、なんとかもう一回、人生をやり直せるような再チャレンジの政策や法案を打ち出していきたい。私の名前はつねこなので「“つね”に行動」で、皆さんに訴えていきたい。

☆おやまだ・つねこ 1978年5月29日、山口県柳井市生まれ。血液型=A。高校卒業後、北都交通でバスガイトを務める。2014年に行政書士合格。LECで「ミニスカ・セクシー行政書士」として講師を務め、タレントに。16年にイメージDVD発売。家族は一男。

1310チバQ:2019/06/24(月) 10:22:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00000013-jij-pol
政党要件維持で瀬戸際=「得票率2%」見通せず-社民
6/24(月) 7:26配信 時事通信
 社民党が存続の「瀬戸際」に追い込まれている。

 長期低迷から抜け出せず、夏の参院選の結果次第で政党要件を失う可能性があるからだ。同党は要件を維持できる最低ラインである「得票率2%以上」の獲得を参院選目標に掲げるが、クリアできるかは見通せない。

 公職選挙法上は、政治団体が政党として認められるには、現職国会議員5人以上、もしくは直近の衆院選か参院選で全国での得票率2%以上のいずれかを満たす必要がある。

 社民党の現在の所属国会議員は衆院2人、参院2人の計4人。参院選には選挙区3人、比例代表4人の計7人を擁立するが、改選の又市征治党首は不出馬。「5人」を超えるには少なくとも2人の当選が必須となる。ただ、党内は「まずは比例代表で1人当選」(幹部)を目指すのが精いっぱいの状況だ。

 過去2回の参院選では比例でそれぞれ1人当選し、得票率は2%を上回った。ただ、直近の国政選挙である2017年の前回衆院選の得票率は1.69%。党勢の衰えに歯止めがかかっておらず、目標達成はおぼつかない。

 政党要件を失うと、選挙運動で選挙カーやポスターの数に制限がかかるなど大きな「ハンデ」が生じる。

 参院選の陣頭指揮を執る又市氏は肺がん手術から復帰したばかりで、運動は制限される。党関係者は「社民が政治の表舞台から消えるところまで追い詰められている」と語った。

1311チバQ:2019/06/24(月) 14:15:49
https://www.sankei.com/politics/news/190624/plt1906240009-n1.html
公明、自民要請の推薦完了 参院選複数区
2019.6.24 11:51政治政局
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 公明党は24日の持ち回り中央幹事会で、参院選茨城、静岡、京都選挙区の自民党候補計3人の推薦を決めた。いずれも改選2人区で公明党と競合しない。自民党から要請された改選複数区の推薦は全て終えた。既に32の改選1人区でも自民党候補を推薦している。

 推薦者は次の通り。(いずれも現職。敬称略)

 茨城 上月良祐▽静岡 牧野京夫▽京都 西田昌司

1312とはずがたり:2019/06/24(月) 22:11:20
>>2062とか

福井
2019年6月19日
連合、参院選で誰も応援せず 「非自民・反共産が理念」
https://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20190619/CK2019061902000008.html

 連合福井は十八日、執行委員会を開き、夏の参院選福井選挙区(改選数一)で、応援できる候補予定者がいないとして「対応しない」と決めた。県内最大の労組組織が福井選挙区で関与をしないことになった。

 福井選挙区には、再選を目指す自民党現職の滝波宏文さん(47)と、共産党公認で野党統一候補の山田和雄さん(51)の二人が出馬する見込み。

 執行委員会は非公開で実施された。終了後、矢野義和事務局長が「連合は非自民・反共産を理念の一つにしている。県内野党は山田氏に候補を一本化したが、応援できない」と説明。出席した産別労組の代表者からも異論は出なかったという。

 加盟する約四万人には、選択を促すことになるため「『自主投票』という言い方もしない」という方針。参院選は、連合本部の推す比例代表の組織内候補十人の当選に傾注する。参院選を巡っては、連合福井の横山龍寛会長が五月二十五日に「山田さんの応援はできない」と発言していた。

 (尾嶋隆宏)

1313チバQ:2019/06/24(月) 23:15:16
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190624/k00/00m/010/134000c
参院選愛知 減税候補が届け出政党「維新」に変更
会員限定有料記事 毎日新聞2019年6月24日 18時43分(最終更新 6月24日 18時44分)
 政治団体「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長は24日、夏の参院選愛知選挙区(改選数4)に日本維新の会と合同で擁立したフリーアナウンサーの新人岬麻紀氏(50)について、愛知県選挙管理委員会への届け出を当初の「減税」から「維新」に変更すると明らかにした。減税は法律上、政党ではないため、「諸派」として…

1314岡山1区民:2019/06/25(火) 04:53:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000002-spnannex-ent
元モー娘・市井紗耶香 参院選に立憲民主から出馬へ 4児のママ「子育て世代の声届けたい」
6/25(火) 4:30配信 スポニチアネックス
元モー娘・市井紗耶香 参院選に立憲民主から出馬へ 4児のママ「子育て世代の声届けたい」
来月の参院選に立憲民主党から比例代表として出馬することがわかった市井紗耶香
 元「モーニング娘。」でタレントの市井紗耶香(35)が、来月の参院選に立憲民主党から比例代表候補として出馬することが24日、分かった。近く出馬会見を行う。関係者によると、市井は「子育て世代の若いお母さんたちの声を届けたい」と意気込みを話している。

 モー娘のメンバーとしてファンを魅了した市井が“第2のステージ”を国会に定めた。

 党関係者によると、市井は「若いお母さんたちは何か問題があっても実際に声を上げることは少ない。声を上げることは決して恥ずかしいことではない。一歩踏み出す勇気を持ってほしいということを発信していきたい」と出馬を決意。母親と国会の橋渡し役となることを目指しているという。

 4人の子供を育てるママ。日ごろから子供の安心・安全に関心が高かった市井について、党の別の関係者が耳にしたことから急接近。今月に入りトントン拍子で話が進んでいった。立民からの出馬について市井は、党理念である「多様性を認め合い、困った時に寄り添い、お互いさまに支え合う社会の実現」に共感していたという。

 市井がモーニング娘。入りしたのは中学生の時。活動はわずか2年間だったが強烈な印象を残した。人気者だったがゆえに、党内では「浮ついたところがないか心配」の声もあったが、関係者は「実際に話をしてみると自分たちが直面している問題を直視していて、考え方も非常にしっかりしている。演説などを通じて実際に接してもらえば、有権者には良さは絶対に分かる」と太鼓判を押した。

 さらに市井は、憧れの議員として同党の蓮舫参院議員の名前を挙げ「委員会での質問を見ていても、ポイントを的確に押さえた切り込み方が気持ちいい。インスタグラムも毎日チェックしています」と目を輝かせて説明したという。

 次期参院選で立民は社会派弁護士、LGBT、聴覚障がい者ら多彩な候補者を公認。実生活で2歳から14歳のママでもある市井には“子育て中のお母さん”代表として期待を寄せている。

 ○…今夏の参院選のほかの主な著名人候補としては、アカペラグループ「RAG FAIR」の元メンバー、奥村政佳氏(41)が立憲民主党から比例代表で出馬することを表明している。また、同党からは元格闘家の須藤元気氏(41)“筆談ホステス”として知られる前東京都北区区議・斉藤里恵氏(35)らも比例代表で立候補予定。自民党からは元F1レーサーの山本左近氏(36)が比例代表での出馬を発表した。

1315チバQ:2019/06/25(火) 16:01:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00010019-sp_ctv-soci
“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
6/24(月) 18:31配信 中京テレビNEWS

中京テレビ 「キャッチ!」 6月24日放送より

 三重県菰野町の町民があの人を見ようと殺到しました。それは、“令和おじさん”ともいわれる菅官房長官。野党の重鎮のお膝元に乗り込んだのです。参院選の激戦区・三重を取材しました。

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
菰野町町民センター
 23日、三重県北部にある菰野町。普段は静かな町民センターが一変。

「会場の近くの駐車場に入ろうとする車が何台も列を作って待っています」(記者)

 会場脇の駐車場は満車状態。多くの人が詰めかけたワケは…。

「僕はあまり興味ないですけど、嫁が来るっていうんでお付き合い。1回見ておくみたいな」
「来なくていいかと思っていたが、菅さんが来るならぜひ話を聞きたいなと。“令和おじさん”で有名ですからね」(来場者)

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
自民党の現職・吉川有美さんの応援に来た菅義偉官房長官
 みなさんのお目当ては新元号の発表で話題となった菅義偉官房長官。

 菅官房長官がわざわざ三重に来た理由は、夏の参院選に立候補予定の自民党の現職・吉川有美さんの応援です。

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
菅義偉 官房長官
 吉川さんの実績をアピールした後、出てきた話はやっぱり…

「私は4月1日に新元号を発表させていただきました。よく『(令和を)掲げた時に緊張したのでは?』と言われましたけど、実は至って冷静でして」(菅義偉 官房長官)

 さすが“令和おじさん”。改元当時のエピソードで、盛り上げる作戦です。

「写真撮ろうか、まだ時間あるからいいよ」(菅義偉 官房長官)

 実は三重北部はこれまでの国政選挙で旧民主系が毎回強みを見せてきました。今をときめく菅官房長官の力を借りて、自民党候補の支持拡大を狙う戦略があるのでしょうか。

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重

1316チバQ:2019/06/25(火) 16:02:05
岡田克也衆議院議員
 三重県四日市市では、対する野党統一候補で新人の芳野正英さんの陣営に、地元の三重で強い影響力を持つ、岡田克也衆議院議員が登場。

 有力議員の支えで態勢は万全かと思ったら、陣営の会議では緊張感が漂います。

「(芳野氏の)認知度が上がっていないのは反省すべき点。必ず追いつき、追い越すことができると考えています」(岡田克也 衆院議員)
 新人候補ともあって、知名度をあげることが課題。顔と名前を覚えてもらおうと積極的に街に繰り出しますが…

「芳野正英です。よろしくお願いします」(芳野正英さん)
「ヨシノヤさん?」(街の人)
「ヨシノヤじゃないです芳野です」(芳野正英さん)

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
新旧の名刺
 頼みの綱である名刺にはこんな工夫も…

「今の名刺は(髪型)とんがっていないバージョン。ちなみにこれ前のバージョン」(芳野正英さん)

 髪型の一部をマイナーチェンジ。ラグビーの五郎丸選手をまねた髪型で好感度アップを狙ったはずが支持者からは不評で、急遽、作り直したといいます。

「あんまり、とんがり過ぎずにマイルドにいけということですかね」(芳野正英さん)

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
湯の山温泉(三重・菰野町)
 お互い異なる戦略で挑む今回の参院選。

 この選挙に期待をかけている観光地がありました。菰野町にある湯の山温泉です。

「企業誘致とか、お店が全然ないので、どんどん政治の力で変えていってほしい」(湯の山温泉 鹿の湯ホテル 伊藤裕司 代表取締役)

 今年3月に開通した新名神の菰野IC。開通をきっかけに客足は伸びていますが、ホテルでは課題に直面しているといいます。

「夏休みはいいんですけど、この時期が(宿泊予約数が)あまり良くなくて、ピークの6割とか7割」(湯の山温泉 鹿の湯ホテル 伊藤裕司 代表取締役)

 閑散期でも客を呼び込めるような仕掛けを政治に求めています。

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
現職・吉川有美さんと新人・芳野正英さん
 菰野町のある三重北部は、新人・芳野正英さんを支援する岡田克也衆院議員の地盤。芳野さんは案内パネルなどに外国語表記を増やすことで、外国人旅行客を呼び込みたいとしています。

 一方の現職・吉川有美さんも同じ三重北部の出身。高速道路などのさらなる拡張で人を呼び込みたいとしており、激戦が予想されています。

“令和おじさん”参上 狙うは野党の重鎮のお膝元 参院選の激戦区・三重
NHKから国民を守る党の新人・門田 節代さん
 この他にも三重選挙区からはNHKから国民を守る党の新人・門田 節代さんが立候補予定です。

 参院選を前に全国でも注目される激戦区では、早くも動きが活発化しています。

中京テレビNEWS

1317チバQ:2019/06/25(火) 16:13:30
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190625-00000001-pseven-soci
『NHKから国民を守る党』の参院選7連ポスターがNGのワケ
6/25(火) 7:00配信 NEWS ポストセブン
『NHKから国民を守る党』の参院選7連ポスターがNGのワケ
予定されていたポスター
 令和初の国政選挙となる参院選が迫っている。台風の目になるとみられていたのが、定数6の東京に7人の候補者を立てると豪語していた『NHKから国民を守る党』だ。それぞれの候補の選挙ポスターに「N」「H」「Kを」「ぶ」「っ」「壊」「す!」の文字をでかでかとデザインし、横並びで掲示するという仰天アイデアをぶち上げていた。

 だが、その“7連ポスター戦略”を断念せざるを得ない状況に陥ったという。同党代表・立花孝史氏がこう話す。

「東京都の選挙管理委員会から『公職選挙法に違反する疑いがある』との指摘を受けたのです。私もポスターの予想図を見て『これはちょっとやりすぎたかな』と思っていた矢先でした(笑い)。これを受け、7連ポスターは諦めました」

 選管の担当者はこう説明する。

「公職選挙法の144条4項は『1枚のポスターのサイズが長さ42センチ、幅30センチを超えてはならない』と規定しています。7枚のポスターを組み合わせた全体が1枚のポスターであると判断され、公職選挙法違反となる可能性があることを指摘しました。また、『過去には類似する判例がある』という旨をお伝えしています」

 こんな突拍子もないアイデアに“前例”があったのだ。1968年11月に大阪高等裁判所が下した判決である。

 1966年に行なわれた兵庫県川西市の市長選で2枚を横並びで掲示するとひとつの顔になるポスターが掲示された。強烈なインパクトが後押しとなったのか、候補者は当選。

 ところがその候補者陣営で、ポスターを製作・掲示した関係者2人が公選法違反に問われ罰金1万円と公民権の2年間停止の有罪判決を受けた。

 当時の新聞記事によれば、この手法はかなり“ブーム”だったらしい。

〈事実上野放しに近い“組み合わせポスター”に一つの基準を示したものとして、こんごの選挙運動にも影響しそうだ〉(朝日新聞1968年11月13日朝刊)

 まさか50年後の選挙運動に影響が及ぶとは。

※週刊ポスト2019年7月5日号

1318チバQ:2019/06/25(火) 20:44:45
https://digital.asahi.com/articles/ASM6R5JT9M6RPTJB00D.html?rm=782
がん、共闘難航、おわび…非自民・嘉田氏「最後の挑戦」
有料記事

山中由睦(よしちか)、新谷千布美 2019年6月25日15時17分
 「卒原発」で知られる嘉田由紀子・前滋賀県知事(69)が、7月の参院選滋賀選挙区(改選数1)に野党統一候補として臨む。国政政党の党首も務め、「非自民」の旗を振ったが、一昨年の衆院選で落選。野党間に残るきしみを乗り越えて、この夏、「最後の挑戦」となるのか。

 「いろいろな面で困難があったと自覚している。それでもやらなければいけない」。5月末の立候補会見で嘉田氏は、推薦する立憲民主、国民民主、共産、社民各党の県組織の幹部の前でこう述べた。

 「困難」とは――。トゲとなったのは、2017年の衆院選をめぐる曲折だ。

「比例は『希望』と」、野党離散
 この衆院選で引退した川端達夫・元民主党副代表(74)の地盤を継ぎ、衆院議員への転身をはかった嘉田氏。立候補表明の会見で「比例は『希望』と言わせていただく」と発言したことなどで共闘にヒビが入る。小池百合子・東京都知事(66)が立ち上げた希望の党は安全保障法制を容認する姿勢だったため、社民は対抗して独自候補を擁立した。

 希望から合流を拒否された民進党出身の議員らが結成した立憲は、枝野幸男代表(55)が「うちから出てほしい」とオファーした。しかし嘉田氏は断り、無所属で出馬。自民候補に5千票差で敗れた。

 しこりはその後も残った。今回の野党統一候補選びで、枝野氏は「信頼できない」と嘉田氏を批判。共産内でも知事時代の政策に対し「脱原発の姿勢が後退していた」と異論が出た。全国32の「1人区」での候補者一本化を各党が発表する直前でようやく、4党の足並みがそろった。

非自民のスター、その栄光と挫折
 今年3月、嘉田氏は乳がんの手術を受けた。退院から約1週間で、自身が支援する県議選の候補者の応援に奔走した。必死に支持を訴えて回る姿に、立憲や国民の県連幹部からは「年齢を考えると、最後の挑戦になる」という声もあがる。

 ログイン前の続き嘉田氏は非自民の栄光と挫折を共に知る政治家だ。

 2006年の知事選で、環境学者だった嘉田氏は、新幹線新駅やダム事業などを「もったいない」と訴え、県民の心をつかんだ。自民、公明などが推す候補を破って初当選し、政治家人生をスタートさせた。

 09年に民主党政権が誕生。滋賀県内の4選挙区すべてを民主が押さえる「民主王国」の象徴となった。

 知事2期目に東日本大震災が起きると、「卒原発」を主張。12年の衆院選前には、小沢一郎氏(77)に請われて「日本未来の党」を結党し、党首に就任した。だが十分な支持を得られず、14年に党は解散。嘉田氏は「政策が近い人同士で批判し合ってしまった」と振り返る。

 同じ年、民主党衆院議員だった三日月大造氏(48)を後継指名し、知事を退いた。知事選で卒原発を掲げた三日月氏は、自民推薦候補らを破った。だがその「後継者」は、再選された昨年の知事選で自民の支援を受け、嘉田氏らが10年前に建設を凍結した大戸川ダムの建設推進にかじを切った。

 国民の県連幹部はこうみる。「負けたままで終われないという思いが彼女を突き動かしている。政治家として集大成の選挙になる」

「政治家として未熟でした」
 統一候補になったものの、立憲や社民を支援する護憲団体などには、衆院選で希望に近づいた嘉田氏への不信感が拭えていない。野党4党は2月につくった共通政策への賛同を呼びかけることで、嘉田氏への支持を広げたい考えだ。

 「2017年、希望の党に一瞬寄り添った。政治家として未熟でした。おわび申し上げます」。今月8日夜、滋賀県近江八幡市で開かれた4党の支持者らによる集会で、嘉田氏はこう言って、深々と頭を下げた。

 16日に大津市であった共産党の演説会では、共産党の小池晃書記局長(59)が「今までの行きがかり、立場の違いを越えて応援しましょう」と訴えた。嘉田氏は取材に対し、「近い人たちが割れてはいけない。野党共闘の雰囲気は良い。懐の大きな政治グループをつくりたい」と語る。

 滋賀選挙区は今のところ、無所属で立候補する嘉田氏と、自民党現職の二之湯武史氏(42)=公明党推薦=の一騎打ちの構図。二之湯氏は、観光振興など6年間の実績をPRし、今年20年の節目を迎えた自公政権の安定を訴える。知事時代、嘉田氏と対立してきた自民県議の一人は「嘉田氏はもう過去の人。時計の針を逆戻りさせてはいけない」と話す。(山中由睦(よしちか)、新谷千布美)

1319とはずがたり:2019/06/25(火) 21:51:52

参院選の公認・推薦は載ってるけど支持(主に国民公認)は載ってないのか・・。

立憲民主党
選挙情報
https://cdp-japan.jp/elections

1320 チバQ:2019/06/25(火) 21:53:43
>>1319
そうなんですよねー
国民は支持も載ってますね

1321チバQ:2019/06/26(水) 22:12:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000619-san-s
参院選東京選挙区、約20人出馬へ 事実上の選挙戦スタート 
6/26(水) 20:32配信 産経新聞
 通常国会が閉幕し、参院選の日程が決まった26日、今回から定数が1人増え、6つの枠を争うことになる東京選挙区でも事実上の選挙戦がスタートした。街頭に出て演説するなど現職5人(改選組)らは活動を展開。同選挙区では10人以上が出馬を表明しているが、ほかにも立候補の動きがあることから、約20人の候補者による戦いになるとみられる。

 現職候補は早くも選挙モードに入った。

 前回トップ当選した丸川珠代氏(自民)はこの日、党本部で開かれた比例候補の決起会合に出席した。既に港区と立川市に選挙事務所を立ち上げており、7月2日には新宿駅前で街頭演説を行う予定だ。

 同じ自民の武見敬三氏も選挙期間中、頼みの医師・薬剤師関係の組織票に上積みする票の獲得に向け、島嶼(とうしょ)部も含めた都内全域を回り、政策を訴える方針だ。

 自民とともに与党として政権運営にあたる公明代表の山口那津男氏も今後、新宿駅前で街頭演説を実施する予定。幼児教育の無償化など党の実績や公約を訴える意向だ。

 4月に政治団体「れいわ新選組」を設立した山本太郎氏は今月27日に新宿区内で記者会見し、自身も含めた同団体の候補者を発表する予定。既に各地で街頭演説などを行い、団体名の浸透を図るとともに、選挙資金となる寄付金を広く集めている。

 前回、12年ぶりに東京選挙区で共産の議席獲得を果たした吉良佳子氏はこの日夕方に新宿駅前で、志位和夫党委員長と街頭演説を予定。今後、文京区などでも街頭演説を行い、支持拡大を図る。

 このほか、立民の山岸一生氏や幸福の七海ひろこ氏ら新人候補もこの日、街頭演説を実施。今後、遊説活動やミニ集会を予定する他の陣営もあり、各候補の選挙活動はさらに活発化しそうだ。oci」

1322チバQ:2019/06/26(水) 22:17:24
羽田余裕かとおもったら追い込まれてますね
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190626/KT190625ATI090025000.php
羽田氏と小松氏競り合う 公示前情勢 5割が投票先未定 参院選県区 本社調査



 信濃毎日新聞社は25日、参院選を前に県内有権者809人を対象に実施した電話世論調査や取材を総合し、県区(改選数1)の情勢を探った。立候補を予定する4氏のうち、国民民主党現職の羽田雄一郎氏(51)と自民党新人の小松裕氏(57)が現時点で激しく競り合っている。ただ約半分の人が投票先を決めておらず、特に20、30代は大半が未定。「7月4日公示、21日投開票」の日程が確実となった参院選に向け、両氏の主張を見極めようとしている。

 県区の改選数は2016年前回選から1に減り、野党が候補を一本化したことで事実上の与野党一騎打ちになった。今回は立憲民主党、共産党、社民党が羽田氏を支持し、公明党が小松氏を推薦しており、再び与野党が真っ向からぶつかり合う展開となる。

 羽田氏は、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が成立したことを踏まえ、「日本が戦争に参加できる国になった」として安倍首相の退陣を訴える。立民、国民、共産、社民支持層のそれぞれ5〜8割、無党派層の約3割に食い込んでいる。

 小松氏は、内科医だったことから「医療や介護の現場を一番知っている」と訴える。衆院議員を2期務めた経験から、地域の課題を解決するには与党議員が必要だ―とする。現時点で自民支持層の7割を固め、公明支持層の約4割を引き付けている。

 衆院小選挙区別では、羽田氏が4区で先行し、地盤の3区でやや上回る。一方、小松氏は5区で先行している。1、2区はほぼ拮抗(きっこう)している。年代別では、20、30代の若年層には小松氏が、40、60代、70歳以上には羽田氏がそれぞれ支持を広げている。

 諸派では、政治団体・労働の解放をめざす労働者党新人の斎藤好明氏(68)と、政治団体・NHKから国民を守る党新人の古谷孝氏(43)が立候補の準備をしているが、浸透していない。

 参院選に関心が「大いにある」とした割合は15%、「ある程度ある」は50%。16年前回選のほぼ同時期の本紙世論調査と同様の傾向。「全くない」は6%、「あまりない」は29%だった。

(6月26日)

1323チバQ:2019/06/26(水) 23:26:10
https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20190618/CK2019061802000020.html
長野

2019年6月18日


与野党一騎打ち、構図固まる 参院選説明会に4陣営出席
4陣営が参加した参院選の立候補予定者説明会=県庁で

写真
 県選管は十七日、夏の参院選長野選挙区の立候補予定者説明会を開き、自民党が擁立する元衆院議員小松裕さん(57)と国民民主党の現職羽田雄一郎さん(51)ら四陣営が参加した。選挙戦は小松さんと羽田さんの一騎打ちになる構図がほぼ固まり、両陣営は決選に向けて着々と準備を進めている。

 長野選挙区の改選数は、羽田さんが前回出馬した二〇一三年の参院選から一減の一。与野党の勝敗を左右する全国三十二の一人区のうち、現職の野党議員がいる唯一の一人区。野党の浮沈を占う上でも注目されている。

 長野選挙区は戦後、補選などを除き、ほぼ自民党と社会党や民主党(いずれも当時)が議席を分け合ってきた。ただ、改選数が一に減った一六年の前回選では、民進党(当時)の杉尾秀哉さん(61)が共産や社民などの支持層も固め、五十七万票余りを得て自民党の現職候補若林健太さん(55)を退けて初当選した。

 今回、共産が擁立する予定だった候補者を取り下げ、羽田さんを国民民主、立憲民主、社民などと野党統一候補として支えることで合意。今期で引退する自民党参院幹事長の現職吉田博美さん(70)の後継で、公明党が支える小松さんと一議席を争う構図となる。

 事実上の与野党一騎打ちの構図は三年前と変わりないが、情勢は変化している。四月の県議選では、羽田さんのお膝元の上田市・小県郡区で国民民主の現職候補が落選した一方で、自民系候補が各地で当選。改選後は自民党県議団が県議会の過半数を押さえた。

 父の故羽田孜元首相から引き継いだ後援会「千曲会」も、一八年の上田市長選を巡り一部の役員が離脱。共産との連携に消極的な見方がくすぶるほか、選挙運動を支える後援会員の高齢化が指摘される。

 小松さんにも課題はある。衆院議員時代に地盤とした北信地域の長野1区から選挙区が県内全域に広がり、有権者に浸透できるか見通せないからだ。十六日に松本市で開かれた党会合では、県内の全七十七市町村で決起大会などの集会を開く方針を確認。県連会長の後藤茂之衆院議員は「三年前の参院選を上回る取り組みを行う決意の表れだ」と強調した。

 陣営内には三年前に若林さんが得た五十万票から、上積みして六十万票を目指そうとの声も聞かれる。ある自民県議は「前回選も吉田さんの得票力を見込んだが結果的に敗れた」と楽観視しない姿勢を示した。

 (我那覇圭、渡辺陽太郎)

◆新人、古谷さん出馬表明
 今夏の参院選長野選挙区で、諸派新人で社会保険労務士の古谷孝さん(43)が十七日、立候補すると表明した。

 古谷さんは茨城県出身で、東京都豊島区在住。立教大学卒業後、地銀勤務を経て二〇〇九年、社会保険労務士法人を設立した。政治団体「NHKから国民を守る党」の公認で立候補する。

 長野選挙区には、自民党新人で元衆院議員の小松裕さん(57)と国民民主党現職の羽田雄一郎さん(51)、諸派新人で元高校教諭の斎藤好明さん(68)が既に立候補を表明。この日の参院選長野選挙区の立候補予定者説明会には、この三人と古谷さんの四陣営が出席した。

1324チバQ:2019/06/26(水) 23:27:53
長野県 羽田けっこうヤバそうですね。
いまさらですが県議選も結構負けてますし。

1325岡山1区民:2019/06/27(木) 07:25:57
https://cdp-japan.jp/news/20190626_1871
○参院比例区総支部の設置承認について
 参院比例第30総支部(代表・今泉真緒)
 参院比例第31総支部(代表・市井紗耶香)

1326チバQ:2019/06/27(木) 10:34:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00010000-fukui-l18
3野党、共産公認の野党統一候補を推薦、支持せず 参院選福井選挙区
6/27(木) 8:23配信 福井新聞ONLINE
3野党、共産公認の野党統一候補を推薦、支持せず 参院選福井選挙区
参院選福井選挙区で立候補を予定している共産党公認の野党統一候補、山田和雄氏
 立憲民主党、国民民主党、社民党の福井県内3野党が、参院選福井選挙区で立候補を予定している共産党公認の野党統一候補、山田和雄氏(51)に推薦や支持を出さない見通しとなった。党独自の行動はせず、県内野党組織と市民団体でつくる「ピースふくい」のメンバーとしての協力にとどめる方針。

 立民県連合は6月24日の運営委員会で、推薦や支持は出さないものの「ピースふくいの中でできることについて協力していく」との方針を確認した。野田富久代表は「共産公認候補に対し、党を挙げての応援は難しい」と話した。

 国民県連も推薦や支持を協議する予定はない。斉木武志代表は「山田氏が無所属でなく共産公認になったので、選挙協力は対立候補を出さない形にとどまる」と話した。

 社民県連合は25日の選挙対策委員会で、「社民の比例候補当選に向けて全力を挙げるのに合わせて、山田氏に協力する」という方針を決めた。龍田清成代表は「推薦や支持がないだけで、野党共闘としての選挙協力はさせてもらう」と強調した。

 共産県委員会の南秀一委員長は「各党の事情を尊重しながら、最大限の力を合わせていきたい」としている。

 ピースふくいは29日に臨時総会を開き、山田氏と共通政策5項目の合意を結ぶ予定。

1327チバQ:2019/06/27(木) 10:35:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00000001-yamagatan-l06
大沼氏、芳賀氏が熱い前哨戦
6/27(木) 7:15配信 山形新聞
 通常国会が26日閉会し、与野党が令和初の国政選挙となる第25回参院選に向けた動きを本格化させた。政府は「7月4日公示―21日投開票」の日程を閣議決定。県選挙区(改選数1)は、自民現職の大沼瑞穂氏(40)と無所属新人の芳賀道也氏(61)の事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。政権与党の強みを生かした組織戦で支持拡大を図る大沼氏と、野党統一候補として非自民勢力を結集させて浸透を目指す芳賀氏が、前哨戦から激しいつばぜり合いを演じている。

 元厚生労働政務官の大沼氏は尾花沢を除く34市町村長、町村議会議長の有志から推薦を受けたほか、自民として参院選では12年ぶりとなる県農協政治連盟の推薦を取り付け、農業票獲得に向けた土台も固めた。各首長との会合に出席して市町村重視の姿勢を示す一方、22日の総決起大会には所属する自民派閥宏池会会長の岸田文雄党政調会長を招くなど中央とのパイプをアピールした。

 党県連は鈴木憲和会長を本部長とする選対本部を5月中旬に設置し臨戦態勢を整えた。今後、閣僚級が県内に投入される見通しで、乳幼児用液体ミルクの解禁や山形新幹線福島―米沢間での携帯電話の不感区間解消などに貢献した大沼氏の実績を訴える。

 芳賀氏は3月に出馬表明した。立憲民主、国民民主、社民の各党県連と連合山形が支援体制を構築し、今月1日には共産党県委員会、新社会党県本部を加えて政党間の選挙協力の確認書を締結。共産は独自候補を取り下げた。無党派層、現政権に批判的な保守層を幅広く取り込む戦略を練る。

 舟山康江参院議員をトップとする総合選対本部は既に活動を活発化させており、各地で決起集会を重ねている。民放アナウンサー時代の芳賀氏の人脈を生かした草の根活動も展開。30日に山形市で総決起集会を開催し、さらに勢いをつけたい考え。中央との格差是正、10月からの消費税率引き上げ反対などを訴え、会員制交流サイト(SNS)で広く発信する。

 政治団体「NHKから国民を守る党」から、元会社役員小野沢健至氏(49)も出馬の意向を固めている。

■県選挙区立候補予定者(改選数1、敬称略)
大沼瑞穂(40) 参院議員 自民現(公明推薦)
芳賀道也(61) 元民放アナウンサー 無所属新(立民、国民、共産、社民推薦)

1328チバQ:2019/06/27(木) 10:43:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00010004-iwanichi-l03
与野党対決の構図軸 公示まで1週間・参院選いわて
6/27(木) 10:01配信 岩手日日新聞社
 参院選は、7月4日の公示まで1週間に迫った。岩手選挙区(改選数1)には現職と新人の2人が出馬予定。4選を目指す自民党現職の平野達男氏(65)、野党統一候補で無所属新人の横澤高徳氏(47)との与野党対決の構図が軸となる見通し。26日に参院選の日程が決定したことを受け、両陣営とも臨戦態勢に入った。【4面に関連】

 平野氏は2018年6月に出馬を表明し、党公認を受けた。15年の知事選で告示直前に出馬を断念したことを払拭(ふっしょく)すべく、元復興相で現職の知名度を生かして県内を回り、与党として安定した政権運営を強調し、より一層の支持拡大に努めている。

 5月には選対本部を立ち上げ、県連の選対本部と連動した動きを本格化させている。鈴木俊一五輪担当相の地盤でもある衆院2区を中心に、与党の国会議員や地方議員と連携しさらなる浸透を目指す。

 横澤氏は3月に野党候補として正式に出馬表明。国民民主党、共産、社民、旧自由の野党4党による候補者選定作業の難航などによる出遅れを取り戻すべく精力的に街頭演説をこなす。

 元パラリンピック選手で、達増拓也知事の後援会青年部での活動経験もあることから、達増氏と木戸口英司参院議員の後援会を軸に、県内各地で後援会発足を急ぐ。新たに立憲民主党を加えた4野党の選対会議を発足させるなど、各党と連動した動きを展開し支持拡大を図る。

 両陣営とも今後は総決起大会の開催や党首クラスの来県も予定されており、攻防はより一層激しさを増しそうだ。

 同選挙区ではさらに1陣営が候補者の擁立を模索する動きがあり動向が注視される。

来月4日公示、21日投開票
 第198通常国会は26日、150日間の会期を終えて閉幕し、与野党は参院選に向けた活動を本格化させる。政府は午前の臨時閣議で参院選日程を「7月4日公示、21日投開票」と決定した。

 今回の参院選は、定数を6増やす改正公職選挙法の成立後初めて。参院は3年ごとに半数が改選されるため、今回の選挙では124議席を与野党が争う。

 首相の政権運営や10月の消費税率10%への引き上げの是非、年金制度の在り方などが争点となる。

1329チバQ:2019/06/27(木) 10:44:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000019-san-l22
参院選 現新5氏が出馬の準備 徳川氏参戦で一転、混戦模様 静岡
6/27(木) 7:55配信 産経新聞
 参院選日程が7月4日公示、21日投開票と決まったことを受け、26日から県選挙管理委員会による静岡選挙区(改選数2)の立候補予定者提出書類の事前審査が始まった。出馬が予想される5陣営が事前審査を受ける見通しで、令和初の国政選挙となる参院選静岡選挙区の対決の構図が固まった。(田中万紀)

 これまでに出馬を表明しているのは、自民党現職の牧野京夫(たかお)氏(60)▽立憲民主党新人の徳川家広氏(54)▽国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)▽共産党新人の鈴木千佳氏(48)▽諸派新人の畑山浩一氏(49)-の5氏。牧野氏と榛葉氏が現職の強みを発揮して議席を維持するのか、徳川氏が野党第一党の党勢と家柄の知名度を駆使して滑り込むのか、全国でも屈指の注目選挙区となりそうだ。

 ■野党から3人

 静岡選挙区では長年、自民と旧民進系が1議席ずつ分け合ってきた。今回も牧野、榛葉、鈴木の3氏が早々と出馬を表明し、現職2氏に新人が挑戦する構図になるかと思われた。ところが立民が5月末に抜群の知名度を持つ徳川氏を擁立したことで、旧民進系が分裂して一気に混戦模様に。鈴木氏を含め野党からは3候補が立つことになる見込みだ。

 野党の候補者調整の失敗を受け、自民党は2議席独占を視野に、一時は2人目候補者の擁立を前向きに検討した。ただ、1年以上前から牧野氏1人の出馬を前提に準備を進めていること、公示まで1カ月余のタイミングで別の候補者を立てれば選挙戦の手足となる地方組織が混乱することを考慮し、今月上旬に“2人目断念”を正式に表明した。

 今回の台風の目となりそうな徳川氏は、本来は自民党支持層である神社や仏教関連団体からの得票が期待でき、旧民進系を母体とする榛葉氏とは支持層の一部が重なるため、現職2氏の票田を切り崩す展開が予想される。

 ■現職の焦り

 出馬表明の遅れを挽回しようと徳川氏は、今月から県内に長期滞在し、連日街頭でマイクを握り企業や団体へのあいさつ回りを行っている。その精力的な活動ぶりに、公務優先で公示まで表立った活動が難しいという現職特有の悩みを持つ牧野、榛葉両陣営の焦りは次第に大きくなっている。

 牧野氏は国土交通副大臣としての公務をこなしながら、時間を作って地元に戻り支援団体にあいさつ回りをするなど、組織固めに余念がない。22日には自民党県連の支部代表者らを集めた会合で「静岡県の可能性を県民に訴え、年金や自然災害に対してわれわれができる精いっぱいの改革を伝えながら、与党の自民の代表として選挙を戦い抜きたい」と支援を求めた。

 分刻みのスケジュールをこなす徳川氏は、23日には立民の福山哲郎幹事長とともに、静岡市内の繁華街など4カ所で演説。「立憲民主党の徳川です」と連呼しながら、浜岡原子力発電所の廃炉やリニア中央新幹線の見直しなどを主張し、「なぜ消費税を上げるのか、アベノミクスが失敗したからだ」と政権批判に力を込めた。

 榛葉陣営では、思うように地元入りできない本人に代わり、国民の地方議員らが各地で街頭に立って政策を訴え、推薦する連合静岡の下部組織などが側面から支援する組織戦を展開。榛葉氏は25日の会見で「年金問題や安全保障、外交、内政、さまざまな問題がある中で、各党がパフォーマンスの政治をやめなければダメだ。この参院選、しっかりと正統派で戦っていく」とアピールした。

 鈴木氏は21日、共産党の地方議員とともに静岡市内の駅前で「8時間働けば普通に暮らせる社会の実現を」と熱弁をふるった。鈴木氏は「2人区では野党候補が競い合って、とにかく自民候補を落とそうと頑張っている」と、野党による2議席独占を目標に掲げている。

 政治団体「NHKから国民を守る党」から出馬予定の畑山氏は、NHKの受信料徴収の仕組みを見直すよう訴えている。

1330チバQ:2019/06/27(木) 10:45:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000084-jij-pol
「安楽死考える会」10人擁立=参院選
6/26(水) 15:37配信 時事通信
 政治団体「安楽死制度を考える会」(佐野秀光代表)は26日、参院選8選挙区に9人、比例代表に1人の計10人を擁立すると発表した。

1331チバQ:2019/06/27(木) 11:29:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00000002-khks-pol
<参院選福島>選挙に「美人か否か」必要? 女性対決で与野党弁士発言に違和感も
6/27(木) 9:20配信 河北新報
<参院選福島>選挙に「美人か否か」必要? 女性対決で与野党弁士発言に違和感も
女性議員を増やす活動を続ける市民団体が国会で開いた集会。古い意識は女性参画の障壁となる=5月23日
 7月4日公示、21日投票が決まった参院選の福島選挙区(改選数1)で、立候補予定者の容姿がたびたび話題に上っている。東北唯一の女性同士の対決構図がほぼ確定し、「美人か否か」を大っぴらに口にする両陣営に一部の有権者は違和感を示す。今回の参院選は「政治分野の男女共同参画推進法」が初適用される国政選挙だが、関係者の意識は旧態依然のようだ。

 「見た目は優しい感じでチャーミングでしょう。美人ではないけど」

 野党統一候補の元県議水野さち子氏(57)の集会が22日、伊達市であった。席上、総合選対本部長を務める国民民主党の増子輝彦参院議員(福島選挙区)が冗談めかして語ると、集まった支持者ら約120人から笑いが起きた。

 増子氏は19日の福島市での集会でも「ご覧の通り決して美人ではないが、非常にチャーミング」と水野氏を紹介した。

 伊達市の集会に参加した80代女性は「あんなことを言う必要はないし、同じ女性として『ノー』。職場ならセクハラになるのに、みんなが笑ったのも気になった」と話す。一方で「場を和ませるための発言だったのでは」(30代女性)と受け取る人もいた。

 3選を目指す自民党現職の森雅子氏(54)の陣営は4月中旬に郡山市であった集会で、元防衛相の稲田朋美衆院議員が「自分と森さんの共通点は2人とも美人ということ」「森さんがいるだけで華やかだ」などと発言。公明党県本部の幹部も同調した。

 「『他人の容姿に言及しない』という世間の常識に両陣営とも後れを取っている」。上智大の三浦まり教授(政治学)は、野党側は選挙を控えた候補者が弁士の発言に抗議できない構図である点、与党側は女性政治家の役割を外見的な魅力に押し込める点がそれぞれ問題だと指摘する。

 昨年5月に成立した政治分野の男女共同参画推進法は政党などに、候補者数をなるべく男女均等にする努力を求める。同法に関する参院内閣委員会の付帯決議には今後、内閣府が女性の政治参画の障壁などを実態調査する方針も盛り込まれた。

 三浦氏は「女性政治家が見た目に言及されることこそ障壁の一つ。ハラスメントを許す土壌となるような政治家の発言は厳しく批判されるべきだ」と訴える。

1332チバQ:2019/06/27(木) 11:59:48
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/319158/
立憲民主党会派の小川勝也氏 参院選不出馬 長男逮捕「ゼロではない」
06/26 18:38 更新
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 立憲民主党会派の小川勝也参院議員(55)=無所属、道選挙区=は26日、7月4日公示―同21日投開票の参院選に出馬しないことを表明した。北海道新聞の取材に答えた。政界引退については「この世界から離れることを決めたことではない」と否定した。

 小川氏は不出馬の理由について「出馬環境が整わなかった」と説明。同居する長男が女子中学生への強制わいせつ致傷の罪で逮捕・起訴された事件との関連については「ゼロではない」と述べた。

残り:192文字/全文:400文字

1333チバQ:2019/06/27(木) 13:08:25
https://www.asahi.com/articles/ASM6N5HL1M6NUTIL03P.html
東京)参院選公示まで1週間、主要政党が候補者擁立へ
2019年6月27日03時00分

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参院選の公示に向け、ポスター掲示場の設置も進んでいる=2019年6月25日、東京都新宿区

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 7月4日の参院選の公示まで、あと1週間となった。東京選挙区の改選数は6で全国最多。主要政党は1〜2人の候補者を擁立し、与野党の間だけでなく、野党同士でも激しい争いとなる見通しだ。議席の維持や奪取に向け、各陣営が活動を本格化させている。

自民
 6年前の参院選で、27年ぶりに東京選挙区で2議席を獲得した自民党。改選数が1増えた今回も、丸川珠代氏と武見敬三氏の議席維持を目指している。

 丸川氏は前回、106万票でトップ当選。元アナウンサーで五輪相も務めた高い知名度を背景に幅広く支持を訴える。武見氏は、前回は61万票で最下位(5番手)当選。「有権者に名前と顔が知られていない」と危機感を持ち、医師や歯科医師らでつくる団体など組織を頼りに、無党派層も取り込みたい考えだ。党内では、老後の生活費が2千万円不足するとした金融庁の報告書をめぐる問題が、政権批判票につながりかねないと警戒する声もある。

公明
 公明党は、党代表でもある山口那津男氏の4選を目指す。山口氏自身は応援で全国を回るため、支持母体の創価学会や地方議員らのネットワークで票を固める方針だ。「代表としての認知度は高いものの、(改選を迎える)候補者であることがまだ浸透していない」(都本部幹部)のが課題だが、前回を上回る80万票を目標に定める。

立憲
 野党第1党の立憲民主党は、元都議の塩村文夏氏、元朝日新聞記者の山岸一生氏の2氏を擁立し、2議席奪取を狙う。民主党時代の6年前は逆風のなか、1人に絞った公認候補が落選したが、立憲民主都連の手塚仁雄幹事長は「安倍政権に納得できない人たちの受け皿になる」と意気込む。

 今春の都内の統一地方選では女性候補が躍進するなど、一定の勢いを示した。ただし、今回擁立するのはいずれも新顔で、そろって当選するためには知名度の向上と票の分散がカギだ。塩村氏は区部を、山岸氏は多摩地域を重点地区に振り分け、浸透を図る。

国民
 国民民主党は新顔の水野素子氏を擁立する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員で、都連の川合孝典会長は「経験に基づく産業政策と子育て施策の充実を訴え、即戦力として期待できる」と胸を張る。知名度と党勢の向上が課題となるが、有権者が多い東京選挙区は比例票の掘り起こしにもつながるため、玉木雄一郎代表も支援に入る。

共産
 6年前の参院選で12年ぶりの議席獲得を果たした共産党は、吉良佳子氏の再選を目指す。公約に掲げたブラック企業対策を国会で重点的に取り上げてきた成果を強調。政権批判の受け皿が多様化しており、陣営幹部は全国的には野党共闘を進める中、共産党の存在感もアピールしたい考えだ。

れいわ
 同じく6年前に初当選した山本太郎氏は今春、新たに「れいわ新選組」を立ち上げた。前回のような脱原発のうねりはないが、演説で各地を行脚し、ビールケースの上に立って消費税廃止などを訴える。全国で候補者を擁立するため寄付金も募っており、山本氏の事務所によると、2億円ほど集まっている。寄付の金額や候補者の人選によっては、自身は比例区に回る可能性もあるとしている。

日本維新
 日本維新の会は、前都議の音喜多駿氏を公認。規制緩和による経済成長や教育の無償化など、維新が重点を置く政策を訴える。選対幹部は「維新は大阪カラーが強く、ローカル政党と見られがち」として、「払拭(ふっしょく)のためにも音喜多カラーを出していきたい」と話す。

社民
 社民党は全国一般三多摩労働組合書記長の朝倉玲子氏を擁立し、最低賃金や非正規雇用など労働問題を中心に訴える。野党が乱立する状況だが、都連代表の羽田圭二氏は「厳しい戦いになるのは承知の上だ。労働相談に長年携わってきた経験を生かしたい」と話す。

     ◇

 東京選挙区にはほかに、オリーブの木や、NHKから国民を守る党、幸福実現党なども候補者を擁立するほか、無所属で立候補する動きもある。

東京選挙区の予想顔ぶれ
武見敬三 67 自現
丸川珠代 48 自現
山口那津男 66 公現
塩村文夏 40 立新
山岸一生 37 立新
水野素子 49 国民新
吉良佳子 36 共現
音喜多駿 35 維新
朝倉玲子 60 社新
山本太郎 44 れ現
大橋昌信 43 諸新
七海ひろこ 34 諸新
溝口晃一 50 諸新
関口安弘 67 無新
森純   71 無新

1334チバQ:2019/06/27(木) 13:31:17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201906/CK2019062702000145.html
<参院選>来月4日公示 現新5人名乗り 東海第二再稼働「反対」票どこへ

2019年6月27日


 参院選公示が七月四日に決まり、事実上の選挙戦に突入した。茨城選挙区(改選数二)は今のところ、現新五人が立候補を表明している。東海村の東海第二原発の再稼働の是非が争点の一つとなる中、自民候補は立場を曖昧にし、主要野党の候補はこぞって反対の姿勢を示す。反対の票が割れることになりそうだ。 (鈴木学)

 立候補を表明しているのは、元県副知事で自民現職の上月良祐さん(56)、元経済産業省職員で立憲民主新人の小沼巧さん(33)、元県議で共産新人の大内久美子さん(69)、元那珂市長で日本維新の会新人の海野徹さん(70)、元東京都江戸川区議で政治団体「NHKから国民を守る党」新人の田中健さん(53)。

 上月さんは再稼働の是非を明言しない。その上で「エネルギーはベストミックス。原発はベースロード電源で考えるべきだと思う」と、立候補予定者で唯一原発を活用していくとの見解をとる。

 一方、全ての原発の廃炉を求める「原発ゼロ基本法案」を国会に提出している立民、共産は、再稼働に反対の立場だ。小沼さんは「避難計画やテロ対策、住民合意の観点などから反対せざるを得ない」と主張、大内さんも「東海第二は廃炉に。再生可能エネルギーへの転換を図る」と力を込める。

 海野さんは那珂市長時代に再稼働反対を打ち出したこともあり「再稼働に徹底的反対する」との姿勢。「国政の場でエネルギー政策の転換に全力を注ぎたい」と意気込む。

 田中さんは、選挙での訴えは、団体が掲げる「NHKをぶっ壊す」との主張が中心のため、個人的意見として「原発は廃止した方がいい。人知を持って扱うのは難しい」と原発の廃炉を主張する。

 ◇ 

 茨城選挙区は、自民と、旧民進などの野党第一党が長く議席を分けあってきた。そこに維新や共産が割って入るかが注目される。

 今回、旧民進系の候補者選びは混迷を極めた。国民の公認候補予定だった現職の藤田幸久議員が立民に電撃移籍したことが引き金だった。国民県連と立民県連、支援団体の連合茨城は一時、国民系県議の擁立でまとまったが、国民と、原発政策で異なる立民の党本部は小沼さんを擁立。国民は「立民とぶつかりあえば、与党を利するだけ」と候補者を擁立しなかったが、小沼さんの推薦や支持も見送り、溝ができたままだ。

 一方、自民も、野党の混乱に乗じ二人目擁立が取り沙汰された。しかし、過去に二人擁立しても、当選一人が続いたこともあり、安全策をとったとみられる。

1335チバQ:2019/06/27(木) 13:32:11
https://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201906/CK2019062702000139.html
<参院選>千葉選挙区、6人の争いか 公示まで1週間 事実上の選挙戦スタート

2019年6月27日


写真
 二十六日の臨時閣議で、参院選の日程が七月四日公示、二十一日投開票に決まった。千葉選挙区(改選数三)では自民、立民、共産の三党が計四人の独自候補を擁立。諸派の二人を加えた計六人による戦いが見込まれる。二十六日に国会が閉会し、公示まで一週間と迫る中、事実上の選挙戦がスタートする。四十万〜五十万票を当落ラインとした攻防が繰り広げられそうだ。 (村上豊)

 主要政党で立候補を予定するのは、自民現職の石井準一(61)、豊田俊郎(66)、立民現職の長浜博行(60)、共産新人の浅野史子(48)の四氏。ほかに「NHKから国民を守る党」、「安楽死制度を考える会」からそれぞれ新人一人が出馬の動きをみせている。

 主な政党の立候補予定者は、前回の二〇一六年が自民と民進が二人ずつ、共産一人の三政党の五人。前々回の一三年は自民二人に民主、みんな、生活、共産、維新の六政党の七人。候補者全体でも前回の八人、前々回の九人と比べて少なくなりそうだ。

 自民は過去二回と同様、二人を擁立し、公明の推薦を得て二議席の維持を狙う。前回は二人の擁立で一人の当選だった旧民主・民進は、立民から一人のみが出る。国民は独自候補を立てず、同党を除籍処分になった立民候補を支持する。共産は前回次点だった候補で初の議席獲得を目指す。

 過去二回の候補者の得票をみると、自民が二人で百三十三万票と百九万票。民主・民進は前回が二人で七十八万票、前々回は一人で三十八万票。共産は一人ずつで三十五万票と二十三万票だった。

 最下位の当選は、前回が四十七万票、前々回が三十八万票で、当落ラインは四十万票前後だった。今回は候補者数が六人で少なく、票が分散せずに当落ラインが上がる可能性もある。ある政党関係者は「五十万票がボーダー」とみる。

1336とはずがたり:2019/06/27(木) 14:19:27
共産公認の野党統一候補を推薦せず
参院選福井選挙区で3野党
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/882859
2019年6月27日 午前7時20分

 立憲民主党、国民民主党、社民党の福井県内3野党が、参院選福井選挙区で立候補を予定している共産党公認の野党統一候補、山田和雄氏(51)に推薦や支持を出さない見通しとなった。党独自の行動はせず、県内野党組織と市民団体でつくる「ピースふくい」のメンバーとしての協力にとどめる方針。

 立民県連合は6月24日の運営委員会で、推薦や支持は出さないものの「ピースふくいの中でできることについて協力していく」との方針を確認した。野田富久代表は「共産公認候補に対し、党を挙げての応援は難しい」と話した。

 国民県連も推薦や支持を協議する予定はない。斉木武志代表は「山田氏が無所属でなく共産公認になったので、選挙協力は対立候補を出さない形にとどまる」と話した。

 社民県連合は25日の選挙対策委員会で、「社民の比例候補当選に向けて全力を挙げるのに合わせて、山田氏に協力する」という方針を決めた。龍田清成代表は「推薦や支持がないだけで、野党共闘としての選挙協力はさせてもらう」と強調した。

 共産県委員会の南秀一委員長は「各党の事情を尊重しながら、最大限の力を合わせていきたい」としている。

1337チバQ:2019/06/27(木) 17:10:12
https://www.kobe-np.co.jp/news/senkyo/2019/sanin/news/201906/0012463147.shtml
2019/6/27 06:30
5人名乗り、激戦の様相 立候補予想者と情勢 
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 参院選兵庫選挙区は2016年の前回に続き、今回も改選数が1増の3となり、立候補を表明した与野党5人の争いが予想される。「政治の安定」を争点に挑む自公はいずれも新人を立て、2議席獲得を目指す。女性候補を立てる立民は、国民民主党の擁立断念で旧民進党系の結集を模索。共産新人は消費税増税反対などを訴え、唯一の現職を抱える維新は議席の死守を目指す。他にも立候補を目指す動きがある。

 鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相(昨年12月死去)の後継に選ばれた自民新人の加田は、団体や企業を回り支持固めを急ぐ。兵庫県内選出の国会議員や県議らが開く会合などに出席し、4期務めた県議の実績をアピール。知名度の向上を図るため精力的に県内を駆け巡る。

 公明新人の高橋は昨年7月以降、県内全市町を訪問し、党主催の講演会を各地で開催。山口那津男代表ら党幹部も度々来援し、支持母体・創価学会を挙げた前哨戦を展開する。自民の推薦を受けて企業や団体回りを重ねる一方、街頭でも支持拡大を訴える。

 3月に立候補を表明した立民新人の安田は、推薦を受けた連合兵庫の傘下労組を中心に回り支持を要請。枝野幸男代表らの来援も度々受けるほか、地方議員の集会にも出席している。国民の擁立断念を受け、前回選挙で失った旧民進系の議席奪還をうかがう。

 前々回から3度目の挑戦となる共産新人の金田は、集会や街頭演説で主張を訴え、市民団体とも積極的に連携。従来の支持層に加え、若者や子育て中の母親らへの浸透も図る。LINEなどのインターネットツールも駆使し、行動力や人柄をアピールする。

 唯一の現職となる維新の清水は、国会の合間を縫って県内各地を回り、駅前などで党の施策を訴える。大阪府知事・市長ダブル選での圧勝などを追い風に、地方議員による応援態勢を強化。街頭活動やミニ集会でのビラ配りなどに注力し、浸透を目指す。

 16年 自公お 13年 自い

    (三-5)=改選数1増=

 加田裕之 49 元兵庫県議  自新
 高橋光男 42 党国際局次長 公新
 安田真理 40 元民放アナ  立新
 金田峰生 53 元兵庫県議  共新
 清水貴之 44 党政調副会長 維現

【名簿の見方】先頭行は前回2016年、前々回13年の当選者の政党名を得票順に記載。続くかっこ内は改選数、立候補予想者数。予想者の氏名(本名の漢字書き、敬称略)に続き、27日現在の満年齢、肩書、党派、現元新別を記載。立候補予想者は26日現在の神戸新聞社調べ。名簿の並べ方は①参院の各党勢力②現元新③五十音-の順。

 ▽党派の略称 自=自民党、公=公明党、立=立憲民主党、共=共産党、維=日本維新の会。16年当選者の「お」はおおさか維新の会、13年の「い」は当時の日本維新の会。

1338チバQ:2019/06/27(木) 17:11:29
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190627_21040.html
<参院選 いざ決戦>青森/敵地での得票に腐心

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 参院選(7月21日投開票)は4日の公示まで1週間となった。改選数各1の東北6選挙区では12人が立候補を予定する。老後資金2000万円報告書問題、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の調査ミスなど、争点が急浮上する中、自民、公明の与党と、統一候補を擁立する野党が激突する。各選挙区の焦点を追った。(6回続き)

 再選を狙う自民党現職の滝沢求に、立憲民主党が立てる野党統一候補で新人の弁護士小田切達が挑む。滝沢は青森県八戸市など南部地域が地盤で、小田切は津軽地域の同県弘前市出身。与野党対立の構図に青森県特有の地域バランスが絡み合う。

◎与党実績を強調

 今年相次いだ地方選を生かしたのは滝沢。4月の県議選や6月の知事選で、自民が推す候補者の街頭演説に立つなど精力的に活動し、県内を一巡し終えた。
 政権与党のメンバーである意義を前面に押し出し、経済成長など安倍政権の実績を強調。地方創生の推進などを公約に掲げ「雇用を創出し、人を呼び込み、地域の活性化を図る。全世代が安心して暮らせる社会をつくりたい」と訴える。
 県議や市町村議を多数抱える自民の強固な組織力を中心に、全県的に人気の高い知事三村申吾をはじめ、首長の多くも滝沢の支援に回る。県内の業界団体からも着々と推薦を取り付け、支持基盤を固める。
 懸念材料は県議選での自民重鎮2人の落選。各選挙の陣頭指揮を執ってきた2人が地盤とした津軽地域で、集票を維持できるか。県連関係者は気をもむ。
 滝沢は「津軽での浸透が、まだ足りない」と危機感を抱く。選対本部長で自民県連会長の衆院議員(比例東北)江渡聡徳も「大変厳しい戦いが予想される」と気を引き締める。

◎「安倍1強」批判

 小田切は街頭演説を中心に知名度向上を図る。安倍1強をターゲットに、批判票を取り込む算段。「アベノミクスで一部の富裕層が豊かになっただけ。青森に恩恵はない」と繰り返す。
 立民の組織が比較的弱い八戸市では、国民民主党が戦いを主導。2016年の参院選で、野党統一候補として自民候補を破った参院議員(非改選)の田名部匡代が「3年前の再現を目指そう」と呼び掛ける。
 合同選対本部長を務める立民県連代表の山内崇は「敵地、南部での得票が重要だ」と強調。14日には立民代表の枝野幸男が八戸入りし、てこ入れを図った。
 公認候補を取り下げた共産党も積極的に支援。23日には同党衆院議員(比例東北)の高橋千鶴子と小田切が並んで街頭に立った。
 各党が共闘の難しさを抱える。国民県連代表の田名部は「選挙区は立民を推すが、わが党の比例得票と、うまく連動させられるか」と苦悩する。社民党県連代表の三上武志は「比例で得票できなければ、党は崖っぷちに立たされる」と危機感をあらわにする。
(敬称略)


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2019年06月27日木曜日

1339チバQ:2019/06/28(金) 20:17:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000007-kumanichi-l43
「年金問題」逆風を警戒 組織戦の自民党熊本県連 <参院選くまもと「臨戦の構図」>
6/28(金) 12:07配信 熊本日日新聞
「年金問題」逆風を警戒 組織戦の自民党熊本県連 <参院選くまもと「臨戦の構図」>
自民党県連が開いた選対本部会議の終了後、友好団体の関係者と握手する馬場成志氏=22日、熊本市中央区
 「参院選に向けて緩んでいるという声がある。だが、相手が誰であろうと最後の最後までやり抜くのが自民党の選挙だ」

 22日、熊本市内のホテルで開かれた自民県連の参院選対策本部会議。幹事長の松田三郎は県議や友好団体幹部ら約180人を前に、引き締めを図った。

 自民が熊本選挙区(改選数1)に擁立した現職馬場成志(54)は初当選した6年前、45万票余りを獲得し、民主党現職に2倍以上の大差を付けた。県連はその再現を狙う。

 今回は12年に一度、統一地方選が重なる「亥[い]年選挙」。12年前は「消えた年金」問題で与党が大敗し、第1次安倍内閣退陣の引き金となった。「風に左右されない準備をしてきた」。県連会長の前川收は、苦い記憶を踏まえて布石を打った。

 前哨戦となる4月の県議選に向け、候補者と馬場が横並びで写ったポスター作成を指示するなど二つの選挙を徹底して連動させた。6月に来熊した党選対委員長の甘利明は「県議とのツーショットは他県では聞いたことがない」と舌を巻いた。

 県議選で1増の37議席とした余勢を駆って、強固な組織戦の網も張り巡らせた。業界団体の推薦は150を超え、公明党の推薦も取り付けた。選挙期間中、全市町村で最低1カ所は街頭演説する予定だ。

 ところが6月に入ると、公的年金では高齢夫婦世帯は「月5万円の赤字」と報告書に記載した金融庁金融審議会の「老後資金2千万円」問題が急浮上。安倍政権は報告書を受け取らない対応で沈静化を図ったが、野党は参院選の争点化を狙い、攻勢を掛ける。

 馬場自身、22日の選対会議で「(公的年金は)長生きすれば、掛け金より多い額がもらえる。国民が生活できない状況を、自民が放っておくわけがない」と火消しを急いだ。

 県議の1人は「本格的な逆風にならなければいいが」と民意の動向に神経をとがらす。10月に控える消費増税も、共同通信社の直近の全国世論調査で引き上げ「反対」が半数を超えており、不安材料の一つだ。

 農業票の出方も見通せない。米大統領のトランプは5月、農産物の関税引き下げなどを巡る日米貿易交渉の妥結を、参院選後まで待つ考えを表明した。首相安倍晋三の意を酌んだとみられるが、JAグループ熊本の政治団体・県農業者政治連盟の幹部は「日本が大幅譲歩する『密約』があるのではないか」と勘繰る。

 県農政連は3月、馬場と「日米貿易交渉はTPP(環太平洋連携協定)水準を超えない」とする政策協定を結んだ。しかし、「TPP反対」など過去に自民候補と結んだ政策協定は、「なし崩し的に守られなかった」との不満が農政連側に今もくすぶる。

 「農家に『何が何でも自民』という熱はない。消去法ですよ」。県北のJA組合長が冷ややかにつぶやいた。=文中敬称略

     ◇

 7月4日公示、21日投開票の参院選が間近に迫った。熊本選挙区で、与野党対決に臨む2陣営の現場を追った。(参院選取材班)

(2019年6月28日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1340チバQ:2019/06/28(金) 20:18:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00000634-san-pol
安楽死制度会、参院選で10人擁立発表
6/27(木) 20:54配信 産経新聞
安楽死制度会、参院選で10人擁立発表
安楽死制度を考える会の浜田健氏
 政治団体「安楽死制度を考える会」は27日、参院選の公認候補として10人を擁立すると発表した。いずれも新人で、内訳は以下の通り。(敬称略)

 【比例代表】佐野秀光

 【選挙区】北海道=中村治▽埼玉=佐藤均▽千葉=門田正則▽東京=横山昌弘▽神奈川=加藤友行▽愛知=牛田宏幸▽大阪=浜田健▽福岡=本藤昭子▽選挙区未定=鮫島良司

1341チバQ:2019/06/28(金) 20:23:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000018-khks-pol
<参院選 いざ決戦>岩手/巡る因縁 互いに挑発
6/28(金) 14:56配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>岩手/巡る因縁 互いに挑発
(写真:河北新報)
 自民党が民主党政権の初代復興相を担げば、野党共闘の新人には旧自由党代表小沢一郎(衆院岩手3区)と知事達増拓也が後ろ盾になる。参院選後の知事選と県議選(9月8日投開票)にも影響する一戦は、立候補予定者にも増して周囲の舌戦が熱を帯びる。


 4選を目指す自民現職の平野達男は知名度で優位に立つ。党内には「事実上の信任投票」と強気の発言も飛び交う。1992年を最後に選挙区で勝利したことのない自民は「これまでにない候補」(県議)に懸けた。

 この間、自民の前に立ちはだかったのが野党勢力だった。敵陣へ寝返った平野に敵意をむき出しにし「盗まれた議席を取り戻す」(県議)。無所属新人の元パラリンピック選手横沢高徳に連勝記録更新を託す。

 元農林水産官僚の平野は、選対総括本部長に県漁連会長を招き入れた。東日本大震災からの復興途上にある1次産業を重視する戦略だ。復興相時代に築いた市町村長にも働き掛けを強めている。

◎不信感払拭急ぐ

 ただ、民主から無所属を経て入党した旧敵を旗頭とすることに違和感を抱く党員は少なくない。平野には2015年知事選で自民の支援を得ながら、告示直前に立候補を取りやめた自責点もある。

 不信感払拭(ふっしょく)に精力を注ぎ込む平野は、ここまで県議らの先導で51市町村支部、23職域支部の行脚を続けてきた。

 26日の総決起集会に駆け付けた党政調会長岸田文雄も地元の雰囲気を察知。「野党に公約実現能力はあるだろうか」とあおり、与党の団結を促した。

 国民民主党と旧自由の合流を巡るお家騒動で空中分解寸前に至った野党共闘は、公示が近づくにつれ再び結束していった。5月下旬には立憲民主党県連も発足。国民、共産、社民の各党と戦線を組む。

◎野党、知事と連動

 「無名の新人」(陣営幹部)横沢が頼りにするのは、岩手野党共闘の象徴である現職知事だ。

 達増は自身の後援会を次々と横沢後援会に切り替えて「小沢仕込みの陣構え」(野党県幹部)を築く。自らの知事選でも野党に推薦を要請。横沢と完全相似形の選挙態勢を整えた。

 「横沢さんに期待している」「多数の県民が支持する野党こそ県民党」。選対責任者然と振る舞う達増が政権与党を挑発する。(敬称略)

1342チバQ:2019/06/28(金) 20:24:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000017-khks-pol
<参院選東北>比例が主戦場、公明と共産 「共闘」埋没と紙一重
6/28(金) 14:55配信 河北新報
<参院選東北>比例が主戦場、公明と共産 「共闘」埋没と紙一重
街頭でマイクを握る公明の比例現職(中央)の応援に、宮城選挙区の自民現職(右)が駆け付けた=23日、仙台市宮城野区
 7月4日公示、21日投開票の参院選東北6選挙区(改選数各1)で、比例代表が主戦場の公明、共産両党がそれぞれ他党との連携に力を入れている。両党は、各地域に根を張る組織力が強み。選挙区との連動に活路を見いだすが、他党共闘という「現実路線」が独自色を薄めるジレンマも抱え、党勢拡大は一筋縄ではいかない。


<公明/政策実現強みを前面>

 「政権が安定していて初めて政策を実行できる」

 仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城で24日にあった公明の講演会で、井上義久副代表(衆院比例東北)は自民党との連立政権の安定性を前面に押し出し、支持を訴えた。

 宮城選挙区で4選を狙う自民現職と比例で再選を期す公明現職が両手でがっちり握手。「事実上の総決起集会。成功だ」。庄子賢一宮城県本部代表は手応えを口にした。

 公明が自民と連立を組んで20年。「選挙区は自民、比例は公明」の訴えは定着した感もある。強固な連帯は、10月の消費税増税に伴う軽減税率導入など看板政策の実現を後押しする。

 一方で埋まらない溝も浮き彫りになる。安倍晋三首相が参院選の争点として強調する憲法改正には「今はその段階にはない」(山形県本部幹部)と慎重姿勢を崩さない。

 与党の強みと党の理念との間で揺れる公明。前回2016年参院選の比例は東北で48万票を得た。17年衆院選は1万5000票減らし、14年に続く東北2議席に届かなかった。

 票の上積みに懸命な公明が気に掛けるのは、野党が争点化をもくろむ「老後資産2000万円問題」。宮城県本部関係者は「野党に追い風が吹かないでほしい」と警戒する。

<共産/支持に厚み意義強調>

 仙台市青葉区の仙台国際センターで23日にあった共産の演説会。支援する宮城選挙区の立憲民主党新人を前に、共産の山下芳生副委員長が熱弁を振るった。「共闘が広がり、共産も躍進する」。連携の意義を強調した。

 2016年参院選で東北の野党勢力は選挙区候補を一本化し、5勝1敗の大勝。福島県委員会の町田和史委員長は「異なる政党が一緒に戦うことで支持に厚みが生まれる」と振り返る。

 15年知事選から共闘関係が続く岩手で共産はさらに活気づく。小池晃書記局長は2日に一関市総合体育館であった党の演説会後に「岩手を最重要区と位置付けて戦う」と力を込めた。

 共産が選挙協力に熱心なのは、自公が政権を奪還した12年衆院選以降、野党票が与党票を上回る逆転現象が各地で起きているからだ。一本化で非自民票の分散は避けられている。

 反面、生活や福祉分野などで掲げる独自政策の存在感は薄まっているのも事実だ。宮城県委員会関係者は「相乗り政策が目立ち、昔からの支持者が離れないか心配だ」と気をもむ。

 選挙区候補を取り下げた影響は大きく、16年参院選で39万票だった東北の比例票は、17年衆院選で31万票と大きく減らした。今回の参院選は、共産が共闘効果を生かせるかを見極める試金石となりそうだ。

1343岡山1区民:2019/06/28(金) 20:39:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000629-san-pol
87歳の野末陳平氏が参院選出馬へ 「高齢者の声反映させる」
6/28(金) 20:25配信 産経新聞
87歳の野末陳平氏が参院選出馬へ 「高齢者の声反映させる」
参院選東京選挙区への出馬を表明した元参院議員の野末陳平氏=28日、都庁(松崎翼撮影)
 元参院議員の野末陳平氏(87)が28日、7月の参院選東京選挙区(改選数6)に無所属で立候補する意向を表明した。都庁で記者団の取材に答えた。

 「高齢者の生の声を反映させたい」と野末氏。「今の政治家は僕の時代よりもレベルが落ちて劣化している。税金、年金、医療が高齢者の不安材料になっている」と指摘し、「老後資金2千万円問題」をめぐる与野党の姿勢などを批判した。

 高齢による健康不安については「心臓の不整脈で医師からは出馬しないよう警告されている」としながらも、「体力と相談しながら年齢に応じた選挙運動をする」と話した。

 野末氏はテレビタレントとして活躍後、昭和46年に参院選に初当選し、4期務めた。

1344チバQ:2019/06/29(土) 08:55:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00010004-bbcbiwakov-l25
【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
6/28(金) 19:20配信 BBCびわ湖放送

BBC びわ湖放送

参議院議員選挙は、7月4日(木)公示。21日(日)投開票と確定しました。もう公示まで1週間切っています。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
滋賀県選挙区の改選数は1。これまでに、立候補を表明しているのは2人です。
自民党公認・公明党推薦の現職 二之湯武史さん(42)。
無所属 新人・前滋賀県知事の嘉田由紀子さん(69)。
嘉田さんは、無所属ですが、今回、立民・国民・共産・社民、この4党の野党統一候補として立候補予定です。ですので、自公の与党と野党との事実上の一騎打ちとなりそうです。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
自民党・現職 二之湯武史さん(42)。
教育・文化・スポーツの分野などでの1期・6年の実績を強調し、公明党との連携で、安倍政権を継続し、安定した政治や経済政策をと訴えます。「時代は大きく変わり、彼女がいう「もったいない」ダムはいらない新幹線の駅はいらない。そういう時代ではない。」

ただ現職といえども、自民党にとって相手の嘉田さんは、知事選で負け続けた長年の宿敵。自民党としては、絶対に負けられない選挙と気を引き締めます。今月23日には、党本部から甘利明選対委員長が滋賀県を訪れ、党員らに協力を呼びかけました。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
無所属・新人 嘉田由紀子さん(69)。
滋賀県知事を2期8年務めています。
「もったいないで2期8年の成果を出させていただいたみなさんそこについてはご理解いただけるでしょうか」
子育てや防災といった2期8年の知事時代の実績を訴え、支持拡大を急ぎます。

今回の選挙で立憲民主・国民民主・共産・社民の4党は、安倍政権打倒のため、候補者1本化に向けての協議を進めてきましたが、最終的に国民が推す嘉田さんが、野党統一候補として無所属で出馬することが決まりました。
今月16日に嘉田さんは、共産党の演説会に出席。共産党の小池晃書記局長は、党員らに嘉田さんへの協力を求めました。

【報道特集】参議院議員選挙 滋賀選挙区
BBC びわ湖放送
正式に立候補を表明しているのは、今のところこの2人ですが、政治団体「NHKから国民を守る党」も、候補擁立に向けて準備を進めています。

1345チバQ:2019/06/29(土) 08:56:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000041-san-l13
野末氏が参院選出馬表明 87歳元職「高齢者の声反映」
6/29(土) 7:55配信 産経新聞
 元参院議員の野末陳平(のずえ・ちんぺい)氏(87)が28日、7月の参院選東京選挙区(改選数6)に無所属で立候補する意向を表明した。都庁で記者団の取材に答えた。

 「高齢者の生の声を反映させたい」と野末氏。「今の政治家は僕の時代よりもレベルが落ちて劣化している。税金、年金、医療が高齢者の不安材料になっている」と指摘し、「老後資金2千万円問題」をめぐる与野党の姿勢などを批判した。

 高齢による健康不安については「心臓の不整脈で医師からは出馬しないよう警告されている」としながらも、「体力と相談しながら年齢に応じた選挙運動をする」と話した。

 野末氏はタレントとして活躍後、昭和46年に参院選に出馬して初当選し、4期務めた。

1346チバQ:2019/06/29(土) 08:57:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000135-mai-pol
脳性まひの重度障害者女性、れいわ新選組から出馬表明
6/28(金) 22:00配信 毎日新聞
脳性まひの重度障害者女性、れいわ新選組から出馬表明
支援者の介助を受けながら参院選への立候補を表明する木村英子氏=東京都内で2019年6月28日午後4時3分、宮原健太撮影
 脳性まひで重度障害者の木村英子氏(54)=東京都多摩市=が、7月の参院選に政治団体「れいわ新選組」(代表・山本太郎参院議員)から出馬する。選挙区は未定。木村氏は28日、東京都内で記者会見し、「国政の意思決定の場に障害者の私が加わることで、障害者も健常者と同じように生活できる環境を整えたい」と述べた。

 木村氏は生後8カ月で脳性まひを患い、両足や左手がほとんど動かず、車椅子生活を送っている。「多くの障害者は施設に閉じ込められ自由がない」と感じ、ヘルパーなどの助けを借りながら行政に障害者支援の強化を求める活動に取り組んできたという。体調に考慮しつつ、演説など選挙活動に取り組む。【宮原健太】

1347チバQ:2019/06/30(日) 16:53:49
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190628_11019.html
<参院選宮城>対決ムード一気 1議席の争い、結束訴え

立候補予定者の決意表明を聞き、拍手する支持者ら
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 通常国会閉会から一夜明けた27日、参院選(7月4日公示、21日投開票)宮城選挙区に立候補を予定する自民党現職愛知治郎氏(50)、野党統一候補で立憲民主党新人石垣のり子氏(44)の2人は党関係の会合などに出席し、決戦に向け闘志をみなぎらせた。両陣営は結束を誓い、1議席を争う対決ムードは高まった。
 愛知氏は同日夜、仙台市青葉区のホテルであった党県連主催の政経セミナーに出席。講師として招かれた菅義偉官房長官と壇上で固い握手を交わし、与党色を前面に押し出した。
 菅氏は「財務副大臣として宮城のため、東北のために大変な努力をして復興に尽力した」と強調。「宮城は大接戦だ。支援の輪を広げてほしい」と呼び掛けると、会場を埋めた約2500人から大きな拍手が沸き起こった。
 愛知氏は「この国を担えるのは自公だ」と切り出し、政権の安定性をアピール。「万が一にも敗れれば政治、経済は混乱に陥る。政権維持に向けた全身全霊の戦いを支えてほしい」と力を込めた。
 石垣氏はほぼ同時刻、自民のセミナー会場から程近い同区のホテルで、立民県連顧問の無所属安住淳氏(衆院宮城5区)の後援会会合に出席。参加者約200人と共に戦いに向けて気勢を上げた。
 安住氏は老後資金問題に触れ「2000万円の不足でなく、おごる政治が問題だ」と批判。愛知氏が政治家一家であることを当てこすり、「世襲議員ではなく新鮮な感覚の人を押し上げよう」と呼び掛けた。
 石垣氏は「安住氏から多様な意見に耳を傾けることの重要性を教わった」と野党共闘のけん引役を持ち上げ、「庶民の立場から国に発信していきたい。皆さんと力を合わせて前進する」と誓った。


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2019年06月28日金曜日

1348チバQ:2019/06/30(日) 16:54:30
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190629_71014.html
<参院選東北>「自民支援」「中立主張」「野党推し」6県知事の立ち位置分かれる

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 参院選(7月4日公示、21日投開票)で、東北6県知事の立ち位置が分かれている。態度を鮮明にするのは青森、岩手、秋田の3県知事。宮城、福島は「中立」を主張し、山形は前回(2016年)までとは異なる動きを見せる。選挙戦の行方を左右する県政トップの対応を陣営は注視する。
 6月に知事選を終えた青森は与党、8月に告示が迫る岩手は野党を推す。
 三村申吾青森県知事は22日、青森市であった自民党県連大会に出席。6月の知事選で自民県連の推薦を受け5選を果たした。壇上で「大変お世話になった。本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。
 知事選では、青森選挙区で再選を狙う自民現職と行動を共にした。三村氏は「青森に最も求められているのは誰か」と現職の名前になぞらえて支持を訴えた。
 「岩手は野党共闘の源流」と強調するのは達増拓也岩手県知事だ。9日に盛岡市であった野党統一候補の無所属新人の事務所開きで「(新人には)私が衆院選に出た際、応援演説をしてもらい当選できた」と旧知の仲をアピールした。
 8月22日告示、9月8日投開票の知事選が迫る。4選を目指す達増氏は、参院選と連動した戦いを展開する構えだ。
 臆測を呼んでいるのは山形。吉村美栄子知事は23日、自民県連が山形市で開いた県連大会に姿を見せた。再選を目指す自民現職に「ご健闘を心から期待申し上げる」とエールを送った。
 過去の知事選では野党の支援を受けてきただけに、立憲民主党県連幹部は「踏み込んだ発言との印象だ。せめて中立であってほしい」と動揺を隠さない。
 「私は中泉君」。佐竹敬久秋田県知事は27日の記者会見で、再選を期す自民現職の支持を表明した。秋田は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画に揺れる中でも従来の姿勢を崩さなかった。
 自民県議出身の村井嘉浩宮城県知事は15日、仙台市青葉区であった自民現職の後援会事務所開きに出席した。17日の定例記者会見では「選挙事務所ではない」と持論を展開。「応援要請があれば、県政にプラスかどうか判断しながら決めたい」との姿勢を示した。
 内堀雅雄福島県知事は「これまで同様、特定の政党にうんぬんすることはない」と完全中立を貫く。


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2019年06月29日土曜日

1349チバQ:2019/06/30(日) 16:55:06
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201906/20190629_11006.html
<参院選 いざ決戦>宮城/議席減 競り合い激化

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 改選数が2から1に減り、与野党が生き残りを懸けて激突する。4選を期す自民党現職の愛知治郎に、野党統一候補で立憲民主党新人のラジオ局アナウンサー石垣のり子が挑む。組織力で優位に立つ愛知に対し、石垣は都市部を中心に無党派層の取り込みを狙う。

◎後援組織高齢化

 愛知を支えるのは、元蔵相で祖父の故・揆一、元防衛庁長官の父和男から引き継いだ後援会組織だ。春先から各地で会合を開き、引き締めを図るが、50年以上続く組織は高齢化が進み、関係者には運動量の低下を指摘する声も根強い。
 党県連は、各支部や首長、地方議員が持つ強固なネットワークを生かし、組織戦を徹底する構えだ。「顔が見えない」との批判を払拭(ふっしょく)しようと愛知も各地の会合に小まめに顔を出し、基盤固めに力を入れる。
 2013年に愛知に次いで当選し、17年に自民入りした現職和田政宗が比例代表に回った。連立を組む公明党も比例代表に候補者を立てており、陣営は選挙協力の調整や街頭での訴えの文言に神経をとがらす。
 愛知は過去3回の選挙で野党候補と議席を分け合い、トップ当選は13年のみ。改選数が2から1に減った16年参院選では野党統一候補が勝利したこともあり、陣営には危機感が広がる。
 愛知は「消費税増税直前の選挙とあり、逆風は吹くだろう。3期18年の実績と安定政権の維持を訴え、勝ち抜く」と力を込める。

◎足並み乱れ指摘

 石垣は、野党統一候補として16年参院選、17年仙台市長選の再現を目指す。ただ、共闘をけん引してきた旧民進党が分裂した影響で、足並みの乱れを指摘する声は少なくない。
 候補者選定は難航し、立候補表明は5月上旬にずれ込んだ。出遅れを挽回しようと、地方議員らとともに行った地域回りは、県内をほぼ一巡。300カ所近くで街頭演説し、名前の浸透を図った。
 6月下旬に国民民主や社民、共産各党、連合宮城による支援の枠組みが固まり、巻き返しの態勢が整った。会員制交流サイト(SNS)で街頭演説の様子を発信するなどインターネットを使った運動も積極的に展開する。
 党代表枝野幸男は「宮城は最重点選挙区の一つ。全力で支える」と位置付けた。石垣は28日夜に仙台市内であった総決起集会で「宮城から政治を変えなければいけない。皆さんと力を合わせ、勝ち抜きたい」と息巻いた。
(敬称略)


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2019年06月29日土曜日

1350チバQ:2019/06/30(日) 16:58:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00000057-jij-pol
著名人、擁立競う=無党派層を意識-与野党【19参院選】
6/29(土) 14:54配信 時事通信
 参院選に向け、与野党がタレントら著名人の新人候補の擁立を競っている。

 無党派層を強く意識したもので、高い知名度を生かして、支持拡大を図るのが狙いだ。

 著名人候補の擁立に最も積極的なのは立憲民主党。比例代表に、アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでタレントの市井紗耶香氏(35)や、アカペラグループ「RAG FAIR」元メンバーの奥村政佳氏(41)を擁立した。

 比例代表にはこのほかに、元格闘家の須藤元気氏(41)や、「筆談ホステス」として脚光を浴びた元東京都北区議の斉藤里恵氏(35)も立候補する。立憲幹部は「有名人がいると、いろいろと発信しやすい」と票の上積みを期待する。

 これに対し、自民党は元F1レーサーの山本左近氏(36)を比例候補として擁立。現在は社会福祉法人の理事を務めており、関連する業界団体などの支援を受ける。愛媛選挙区では、地元テレビ局のリポーターなどで活躍したタレントのらくさぶろう氏(54)が出馬する。

 国民民主党も、スリランカ出身の元大学教授でタレントのにしゃんた氏(49)が、大阪選挙区に立候補。ただ、同党は比例代表への著名人擁立を模索したが、政党支持率の低迷で苦戦が予想される中、当選枠を争う連合の組織内候補らの反発もあり、実現しなかった。

 ◇各党の主な著名人候補
【自民】
らくさぶろう(54)タレント
山本左近 (36)元F1レーサー
【立憲民主】
市井紗耶香 (35)タレント
奥村政佳 (41)音楽家
斉藤里恵 (35)元東京都北区議
須藤元気 (41)元格闘家
【国民民主】
にしゃんた (49)元大学教授
※敬称略

1351チバQ:2019/06/30(日) 17:05:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000011-khks-pol
<参院選 いざ決戦>秋田/地上イージスで攻防
6/30(日) 11:30配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>秋田/地上イージスで攻防
(写真:河北新報)
 再選を狙う自民党現職の中泉松司(40)と、無所属新人で野党統一候補の主婦寺田静(44)が激突する。秋田市が候補地となっている地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の問題を巡る攻防が焦点の一つとなる。

<自民火消し図る>

 中泉は農業政策を重点に据え、農家票の取り込みを急ぐ。5月は農相吉川貴盛が応援に入った。県農協政治連盟は2016年の前回参院選は自主投票だった。今回は中泉を推薦し自民支持に回った。

 10年の参院選以降、衆院選を含めた国政選挙で、自民は秋田で連戦連勝。前回参院選も東北で唯一、野党統一候補を破った。しかし、野党サイドが寺田擁立を決めると自民は警戒感を強め、党本部は秋田を激戦区に引き上げた。

 6月中旬には湯沢市出身の官房長官菅義偉や中泉の所属派閥を率いる政調会長岸田文雄がてこ入れに乗り込み、総力戦の構えだ。

 一方で、イージス・アショアに関し続発する防衛省の失態が影を落とす。防衛政策に理解を示してきた自民県議や党員からも反発が生じ、自民県連は「逆風」を懸念。逆手に取る形で同省を厳しく追及する姿勢を鮮明にし、火消しを図る。

<野党結束なるか>

 寺田はイージス・アショアについて、同省が候補地とする陸上自衛隊新屋演習場が住宅地に隣接することを理由に反対している。

 夫の衆院議員(比例東北)寺田学は「政府与党が寄ってたかって新屋に押し付けようとするのなら、県民が新屋の住民の味方になるしかない」と呼び掛ける。

 前回参院選で野党が東北で唯一敗れた雪辱を果たすには共闘しかないと、立憲民主、国民民主、社民の3党の各県連と連合秋田などが寺田静を擁立。共産党県委員会も独自候補を取り下げて支持に回った。

 野党各党は県連レベルでの支持・支援にとどめ、政党色を薄めて無党派層を呼び込む戦略を描く。選対の核は、3党県連と連合秋田などが設立した「あきたの笑顔をつくる会」。6月は県内全25市町村で集会を開き、支持拡大に向けた動きを加速させた。

 しかし、つくる会は寺田擁立の関係者で構成されるため、共産は会に名を連ねていない。会は「各党がそれぞれの立場で頑張る」と説明する。

 「大事なのは市民と野党が一枚岩で戦う姿を見せられるかだ」。共産幹部は党主催の集会でげきを飛ばすが、野党が結束できるかは定かでない。(敬称略)

1352チバQ:2019/06/30(日) 17:06:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000006-withnews-soci
時代を映す「諸派」UFO党・年金党……28も出た89年、唯一の当選者は? 惨敗で武装化した「真理党」
6/29(土) 10:00配信 withnews
時代を映す「諸派」UFO党・年金党……28も出た89年、唯一の当選者は? 惨敗で武装化した「真理党」
通常国会閉会日、参院本会議に臨むアントニオ猪木氏。「諸派」として当選したのは1989年7月の参院選だった=2019年6月26日、岩下毅撮影=朝日新聞
国政選挙で「主要政党」に任せておけないと名乗りを上げる「諸派」は、時代を映すと言われます。なかでも、全国を一つの選挙区とみなす参院選の「比例区」に立候補するさまざまな団体は、テレビの政見放送などでまさに全国に名を轟かそうと多種多様です。参院選を前に、「諸派」の歴史を振り返ります。(朝日新聞編集委員・藤田直央)

【写真】元祖「諸派」の人、アントニオ猪木氏 初登院の表情、訪朝、引退まで……

「諸派」28団体234人も出た参院選
ここで問題です。次に記す団体が出たのはいつの参院選の比例区でしょう?

・ちきゅうクラブ
・スポーツ平和党
・年金党
・人間党
・UFO党
・主権在民党
・全婦会救国党ミニ政党悪税消費税反対大連合
・老人福祉党
・原発いらない人びと
・雑民党
・国会議員を半分に減らす会
・日本世直し党

答えは、1989年7月。主要政党を含めれば40団体、385人の立候補は、それまでの参院選比例区で最多。うち「諸派」は28団体、234人を占めました。

たった1人の当選者、アントニオ猪木さん
当時はといえば、バブル経済がピークへ。1988年に発覚したリクルート問題が贈収賄事件に発展し政界を揺るがす中で、89年1月に昭和天皇崩御で平成へ改元、4月に3%の消費税導入、そして参院選直前の東京都議選での自民党惨敗、とまさに激動でした。

政治の大きな流れとしては、この参院選でも自民党が惨敗して参院で与野党が逆転し、1993年の政権交代への布石となります。でもこの記事では「諸派」が主人公ですので、先に挙げたさまざまな団体の主張をいくつか見てみましょう。

・ちきゅうクラブ=「地球を守ろう。女性の声が生きる社会を」
・年金党=「年金制度改悪に反対、年金倍増をめざす」
・UFO党=「未確認飛行物体論議を政治の場でもとりあげる」
・雑民党=「性の解放、あらゆる差別の撤廃」
・太平会=「母や妻を嘆かせる再軍備反対。軍備強化は日本でなく米国の防衛だ」

ぜひ政権放送を見てみたかったなあと思うのですが、残念ながらこの参院選比例区で「諸派」の当選は改選50のうちスポーツ平和党の新顔1人。それが今回の参院選を機に76歳で政界を引退するプロレスラーのアントニオ猪木さんでした。

ちなみに1983年の参院選比例区で「諸派」ながら2議席を得て存在感を示したサラリーマン新党は改選を迎え、「憲法違反の消費税撤廃、不公平税制の打破」を訴えましたが、当選ゼロでした。

「サラ新」代表で大学教授の青木茂さんは「反自民の風は私たちの上を通りすぎた」と語りました。そう、政治腐敗への批判票は野党第一党の社会党に集まっていたのです。

25人全員落選、武装化路線進めた「真理党」
この参院選後、1989年12月の冷戦終結という国際的な大事件を経て1990年2月の衆院選を迎えます。そこにも時代を映す「諸派」が臨んでいました。「真理党」です。

当時の朝日新聞の記事から引用します。

<真理党は、(旧東京)4区に立った麻原彰晃候補を教祖とするオウム真理教が母体。東京の全選挙区で18人、近県で7人の計25人の候補を立て、確認団体となった。しかし、実際の選挙運動は、4区に集中している。『消費税廃止、医療・教育の改革、福祉の推進、国民投票制の導入』が政策だ――1990年2月14日朝日新聞朝刊「小政党も頑張る(900万 政・事情 90総選挙) 東京」>

<昨年から杉並を中心に大量のポスター、文書配布や駅頭でのユニークな宣伝で名前を売り込み、公示後も信者の人海戦術などが話題に。『理想郷を早期に実現するため、宗教的な救済と同時に政治の変革をめざしている』と話している――1990年2月14日朝日新聞朝刊「小政党も頑張る(900万 政・事情 90総選挙) 東京」>

真理党の25人は全員落選。定数5の旧東京4区では当選者は7万票前後でしたが、「麻原候補」は1783票でした。実は前年すでに坂本堤弁護士一家殺害事件を起こしていたオウム真理教は、この選挙での惨敗を機に武装化路線を進めます。そして、1995年3月、13人が死亡し、6千人以上が重軽傷を負う地下鉄サリン事件を引き起こすことになるのでした。

     ◇

この記事は朝日新聞とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。夏の参院選に向けて、普段はあまり注目されない「諸派」について、成り立ちや歴史などを踏まえた解説記事を全3本配信します。

1353チバQ:2019/06/30(日) 17:07:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000007-withnews-soci
「諸派」から考える参院選「安楽死制度を考える会」の前身、実は……安くない供託金、それでも出る理由
6/30(日) 10:00配信 withnews
「諸派」から考える参院選「安楽死制度を考える会」の前身、実は……安くない供託金、それでも出る理由
「安楽死制度を考える会」が今回の参院選に臨む記者会見をした事務所の入り口。前回の参院選に出た「支持政党なし」という団体と代表は同じ人だ=2019年6月27日、東京・蒲田。藤田撮影
「雑草という草はない」という伝でいけば、「諸派」という団体はない、と言えるかもしれません。7月4日公示、21日投開票の参院選には、新聞では「諸派」と書かれるさまざまな団体が候補者を立てそうです。「諸派」って何?国政選挙で考えてみます。(朝日新聞編集委員・藤田直央)

前身は「支持政党なし」
参院選の日程が決まった翌日の6月27日、東京都内である「諸派」が立候補予定者を発表しました。「安楽死制度を考える会」です。

全国を一つの選挙区とみて団体同士で競う「比例区」と、都道府県ごとに候補者同士で競う「選挙区」に、まず計10人を擁立。全員が新顔のまだ新しい団体ですが、計10人を出すことで比例区に立候補でき、団体としてテレビで全国に流れる政見放送にも出られます。

実はこの団体の代表、3年前の前回参院選で比例区に出た団体「支持政党なし」の代表と同じ人です。

前回は法案ごとにネットで賛否を尋ねて国会での投票に反映させる「直接民主制」を掲げ、当選者ゼロながら64万票余りを獲得。でも先輩の政治家に「支持政党なしの人の声をどう国政に届けるの」と諭され、今回は「原点に返って」自身がこだわる安楽死制度の法制化を政見放送も活用して訴えるそうです。

現職の国会議員がいる政党と違って身軽なものですが、それでも計10人を立候補させるには結構な額の「供託金(きょうたくきん)」が必要です。売名目的などの立候補で選挙が混乱するのを防ぐためで、参院選では比例区1人600万円、選挙区1人300万円。一定の得票がないと没収されるので、いい加減な姿勢では臨めません。

躍進した「NHKから国民を守る党」
今回の参院選には「NHKから国民を守る党」という「諸派」も出ます。2013年に発足し、受信料を支払った人だけ視聴できる「スクランブル放送化」の実現などを訴えます。

NHK批判という単一争点に訴えを絞る戦略が、受信料を払いたくない有権者に響いているようで、これまで39人の地方議員を誕生させました。地方の足場をいかし、参院選でめざすのは国政での初議席。6月28日現在、比例区に代表ら4人、選挙区に19人を擁立する予定で、こちらも供託金は相当な額にのぼります。

そこまでして今回の参院選に臨むこの2団体ですが、朝日新聞の紙面では政党とは扱わず、前述のように「諸派」とひとくくりにします。政党については法律上、交付金を受ける場合など目的に応じた基準はあっても、画一的な定義はありません。このため選挙報道では各メディアがそれぞれの基準で政党扱いする団体を決めます。

朝日新聞では「主要政党」を国会議員の数や組織の広がりなどから判断します。今回の参院選では6月28日現在で、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、共産党、日本維新の会、希望の党、社民党、れいわ新選組の9団体がそれにあたり、すべて参院で議席を持っています。

ハードル高い比例区の1議席
一方、それ以外の団体は「諸派」扱いとなります。上記の2団体以外に、オリーブの木、労働の解放をめざす労働者党、幸福実現党が名乗りを上げ、いずれも現職の国会議員はいません。主要政党の候補者と競う選挙区で「諸派」が勝つのは至難のワザ。比例区では1議席を得るには100万票ほどが目安です。

相当高いハードルですが、今回1人でも当選者を出せば各メディアに一目置かれ、「主要政党」への道が開けるかもしれません。

     ◇

この記事は朝日新聞とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。夏の参院選に向けて、普段はあまり注目されない「諸派」について、成り立ちや歴史などを踏まえた解説記事を全3本配信します。

1354 チバQ:2019/07/01(月) 12:44:24
しかし盛り上がりに欠けますねえ、、、
選挙あるんだっけ?って、気分です。

1355名無しさん:2019/07/01(月) 21:31:43
https://www.sankei.com/politics/news/190701/plt1907010032-n1.html

https://www.sankei.com/images/news/190701/plt1907010032-p1.jpg

THE SANKEI NEWS
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N国党が参院選候補41人を発表
2019.7.1 18:32政治政局

会見する、NHKから国民を守る党の立花孝志代表(中央右)=1日午後、東京都新宿区の都庁(宮崎瑞穂撮影)
会見する、NHKから国民を守る党の立花孝志代表(中央右)=1日午後、東京都新宿区の都庁(宮崎瑞穂撮影)
 政治団体「NHKから国民を守る党」は1日、参院選に公認候補41人を擁立すると発表した。公約として「スクランブル放送を実現し、NHKの受信料を払わない人への電波を止める。NHKを見たくない人の権利を守る」と訴えている。公認候補はいずれも新人で内訳は次の通り。(敬称略)

【比例代表】立花孝志▽浜田聡▽岡本介伸▽熊丸英治

【選挙区】北海道=山本貴平▽青森=小山日奈子▽岩手=梶谷秀一▽宮城=三宅紀昭▽秋田=石岡隆治▽山形=小野沢健至▽福島=田山雅仁▽茨城=田中健▽栃木=町田紀光▽群馬=前田みか子▽埼玉=佐藤恵理子▽千葉=平塚正幸▽東京=大橋昌信▽神奈川=林大祐▽新潟=小島糾史▽福井=嶋谷昌美▽山梨=猪野恵司▽長野=古谷孝▽岐阜=坂本雅彦▽静岡=畑山浩一▽愛知=末永友香梨▽三重=門田節代▽滋賀=服部修▽京都=山田彰久▽大阪=尾崎全紀▽兵庫=原博義▽鳥取・島根=黒瀬信明▽岡山=越智寛之▽広島=加陽輝実▽徳島・高知=石川新一郎▽香川=田中邦明▽愛媛=椋本薫▽福岡=川口尚宏▽長崎=神谷幸太郎▽熊本=最勝寺辰也▽大分=牧原慶一郎▽沖縄=磯山秀夫

1356片言丸:2019/07/01(月) 21:55:47
>>1354
選挙前はなんだかんだ盛り上がりやすいですが、今回国会に山場がなく、盛り上がりが皆無でしたね。
統計も出さず、ネタの抑制も効いているし。

野党は、衆議院の小選挙区制に縛られて、誰と組んで誰を叩くかばかり言っていて、全然政権ビジョンが示せません。参院選で伸びなければ意気消沈したまま衆院選になりそうで、自民にとっていい展開です。

今なら真っ向から憲法改正に進んでも勝算ありそうな気がしますが。。

1357チバQ:2019/07/02(火) 00:17:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000584-san-pol
れいわ新選組、参院選に元「セブン」オーナー擁立
7/1(月) 20:15配信 産経新聞
 政治団体「れいわ新選組」(代表・山本太郎参院議員)は1日、参院選に新人でコンビニ加盟店ユニオン元執行副委員長の三井義文氏(62)を擁立すると発表した。三井氏はコンビニエンスストア「セブン-イレブン」の元オーナーで、24時間営業の改善などを求めてきた「戦うコンビニ店長」として知られる。選挙区と比例代表のどちらで出馬するかは未定。

 れいわ新選組は参院選の公約に消費税の廃止などを掲げている。

1358チバQ:2019/07/02(火) 10:16:53
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190702-00012453-bunshun-pol
「来るなと言われても田中角栄は行く!」 “選挙の神様”が挑んだ史上最大の作戦
7/2(火) 6:00配信 文春オンライン
「来るなと言われても田中角栄は行く!」 “選挙の神様”が挑んだ史上最大の作戦
©文藝春秋
 令和元年の夏、3年に1度の参議院通常選挙が行われる。国政政党の党首たちは17日間にわたる期間中、全国各地をくまなく行脚し、それぞれが目指す「国のかたち」を国民に直接訴える。

【写真】田中角栄が利用した大型ヘリコプター

 第一次安倍政権が突然に倒れた2007年のように、結果次第では政権の致命傷になりかねないのも参院選特有の怖さだ。空前絶後の人気を誇った田中角栄も首相時代の45年前、夏に行われた参院選をきっかけに退陣に追い込まれた。

「選挙の神様」として語り継がれる宰相は、なぜ派手に転んでしまったのか――。

 当時、角栄は政権与党が持つあらゆる資源を総動員させて反転攻勢を仕掛けたが、ことごとく裏目に出てしまった。満身創痍で挑んだその全国行脚の足跡を40年後に丹念にたどった、知る人ぞ知る選挙ルポがある。月刊「文藝春秋」2014年8月号に掲載された「『選挙の神様』角栄が挑んだ史上最大の作戦」が、それだ。

 筆者の常井健一氏は、全身を駆使して地べたを這うような密着取材を敢行し、「選挙の当事者」が抱く葛藤や本音を現場目線で描き続けてきたノンフィクションライター。その作品では、1974年にタイムスリップして至近距離で見たかの如く、関係者たちの記憶の中に残る田中角栄の背中を追いかけ、知られざる素顔に迫っている。

 参院選を目前に控えた今、異色の「密着ルポ」をアンコール配信する。



※なお、証言者の年齢・肩書き・当選回数、その他データなどは掲載時(2014年7月)のものです。一部表現を修正してあります。

◆ ◆ ◆

「選挙の神様」は、なぜ総力戦で敗れたのか
 今からちょうど40年前の1974年初夏、田中角栄は総理就任から2年の節目を前に、参院選(6月14日公示、7月7日投開票)に臨んでいた。

「来るなと言われても私は行く!」

 そう叫びながら全国を回り、2年前に後退した衆院選時よりも4倍多い、150万人の聴衆を集めたという。

 自民党は参院過半数維持のため、改選議席130のうち63が必要だった。ところが、投票率は史上最高の73%、結果は62に終わり、与野党逆転が現実味を帯びた。党内では三木武夫や福田赳夫は閣外に出て角栄批判を大展開。田中内閣の命脈は尽きた。

「選挙の神様」と呼ばれ、空前絶後の人気を誇った角栄が、なぜ総理のクビを賭けた総力戦で敗れたのか。

 これは、いまだに答えが出ていない戦後屈指のミステリーなのである。

 角栄の評伝は枚挙に暇がないが、大半が「五当三落(5億円集めた候補は当選、3億円では落選)」という言葉を用いて異常な金権選挙と記すのみだ。

 あれほど角栄の表と裏が露わになった出来事はないと、あの蒸し暑い梅雨の選挙戦を知る党関係者は口を揃えるが、手掛りとなる資料は手元に残していない。

「田中さんは特異なキャラクターであったが故に誤解が複雑に被せられていて、未だに実体が伝わっていません」

 衆院議員の中村喜四郎(65)は言う。

 76年、衆院旧茨城三区から27歳で初当選した中村は、田中派のプリンスとして頭角を現し、宇野宗佑内閣で戦後生まれ初の入閣を果たした。

 ところが、94年、ゼネコン汚職事件に絡む斡旋収賄罪で逮捕。上告棄却後、2003年に失職・収監。だが、服役中を除けば、初当選から今まで実に12戦無敗なのである。

 その類まれなるしぶとさは、ロッキード事件で逮捕後もトップの得票で5戦全勝した角栄を髣髴とさせる。

「とにかく『基本』を訴える人でした」
 事件発覚から20年も報道機関の取材を避けてきた中村が、話を続ける。

「現在進行形の政治家である間は過去を語りたくなかった。罠にかかった、ああされた、こうされた、と言い訳ばかりを聞かされてはみんなうんざりするでしょう。田中さんも同じで、一切弁解しなかった。だから有権者は最後まで応援したし、亡くなって20年経った今でも根強い人気がある」

 中村は大学卒業後、田中事務所の門を叩く。そして40年前の敗北劇を傍で見ながら、ある鉄則を学び取った。

「『選挙の神様』だとリアルに感じたことはありませんが、とにかく『基本』を訴える人でした。あまりに単純なこと、学ぶまでもないことを気が遠くなるほど丁寧に続ける。それを聞き流した人は政治的に恵まれぬまま終わり、盗み取ろうとした人は選挙に勝ち抜いて、表舞台に生き残りましたよ」

1359チバQ:2019/07/02(火) 10:19:44
「選挙はタイミングだ」
 74年6月6日朝、党本部の一室。角栄は全候補者に総計6億5000万円の公認料を手渡す前、訓示を垂れた。

「選挙がスタートする時には票読みを教えます。私は25年もやってきた選挙の商売人だ。誤差は2%しかない」

 この決起大会に集められた95人中、現在も永田町に生き残るのはただ一人、参院議員の山東昭子(72)だ。

 選挙の1年前、衆院二回生の渡部恒三(82)は、一度だけ食事したことのある山東に声をかけた。幹事長の橋本登美三郎からこう迫られたからだ。

「総理が今回の全国区は『女』だと言うんだ。女を探すなら、渡部君しかいない。そう、みんなが言っている」

 人気投票に似た全国区では、前回、キャスターの田英夫(社会)が1位、歌手の安西愛子(自民)が2位だった。組織力で革新勢力の後塵を拝する自民党は、浮動票の受け皿を求め、今回も有名人を担ごうとした。渡部は、その目玉候補として若き知性派女優の山東に照準を定めたというわけだ。

 数日後、山東は角栄と向き合った。

「どうだ、政治をやってみないか?」

「政治学すら学んだことありません」

「どの道だって最初からプロはいないよ。しかし、選挙はタイミングだ」

 山東は出馬を決断したが、「選挙の商売人」の角栄は知名度だけで勝てるほど選挙は甘くないと知悉していた。

 だが、山東は芸能活動を続けた。

 NHKアナウンサーの宮田輝や女優の山口淑子も出馬すると聞いていたが、かたや紅白歌合戦の司会を射止め、こなた「3時のあなた」の司会を続けているではないか――。

 後日、山東は角栄に呼び出された。

「君の演説は女優が喋っているようにしか聞こえないぞ。早く引退して候補者として、国民に語りかけなさい」

 その話を信じ、山東は引退した。

 中村の言う通り、角栄は自らの流儀に従う人間には支援を惜しまない。陣営に副幹事長の竹下登や渡部を指南役として送り込み、角栄の署名入りで彼女を宣伝する葉書の束も用意した。

 さらに、彼女のお披露目も設けた。

経済界の人と金を注いだ
 パタパタパタパタ……。

 選挙戦序盤、茨城県日立市に2機のヘリコプターが轟音と共に現れた。

 野球場の客席を埋める5000人が一斉に見上げると、アナウンスが響く。

「ただいま総理が到着しましたー」

 角栄は街宣車の上で山東を隣に立たせ、あのダミ声でがなり立てた。

「戦時中、働き口がなく、海外へも飛び出した。しかし、戦後30年、働きたい者は職にありつけ、月給も上がったじゃないですか!」「社会、共産は公害などを出す工場を潰せと言うが、働く所がなくなったらどうする!」

 白い手袋で握り拳を作り、激しい手振りと同時に足を勢いよく踏む。街宣車は縦に揺れ、聴衆は圧倒される。

 1時間以上の独演会が終了すると同時に万歳三唱が巻き起こる。その中を角栄は得意満面で退場していく。

 しかし、舞台裏の角栄は恐ろしく冷静に票読みを周囲に説くのだった。

「集まった人の3分の1は我が党の支持、あとの3分の1は浮動票、残りは、まあ、反対票でしょうな」

 実は、聴衆の大半は電機大手・日立製作所の社員であった。なぜなら、社を上げて山東を応援していたからだ。

 当時、狂乱物価の影響などで内閣支持率は低迷。そこで角栄は奇策に打って出た。幹事長名で2000社に支援を要請し、角栄のコネで就職した企業人で作る「誠心会」もフル回転させた。そして、組織が脆弱な候補者に、経済界の人と金を注ぐ戦略を実行していく。

 前出の宮田にはトヨタ、元全日本女子バレー監督の大松博文には東芝や出光など、山東には日立の他、コカ・コーラ、ヤクルトが全面支援した。

 一方、公示直前まで芸能活動を続けた山口には大企業を付けなかった。

「やっぱり足りない。日程表出せ!」
 二十数年後に「参院の天皇」と呼ばれることになる村上正邦(81)も、角栄の忠告に背いた一人だ。

「キミ、1万5000票足りないよ!」

 全国区の新人候補だった村上は山東と並んで座り、そう説教を受けた。それでも、宗教団体・生長の家の票をもう一人の候補者と折半し、当選ラインとされた55万票は取れると高を括っていた。一方の角栄は「投票率が上がるから当選できない」と踏んでいた。

「やっぱり足りない。日程表出せ!」

 公示後も、角栄は各地遊説中の村上を探し当て、電話をかけ続けた。

「ところで、福岡にはいつ入る?」

 それは、福岡出身の村上に九州電力の支援をつけようという意味だった。

 だが、自民党内で田中派と対立する福田派に属していた村上は派閥の体面を気にし、折角の申し出を断った。

 最終的に山東は120万票を獲得し、全国区(改選議席54)の5位で当選、山口はギリギリの46位。村上は2万票ほど足りず、落選した。

1360チバQ:2019/07/02(火) 10:22:14
 全て、角栄の言った通りとなった。

 精度の高い情報こそが「選挙の神様」の力の源泉だったが、それはインテリジェンスの賜物でもあった。

 かつて、党本部7階には畳の間があった。選挙が近くなると、そこで他言無用の謀議が繰り広げられたという。

「各候補にABCでランクを付ける作業を少人数でこっそりと行うのです」

 その頃、幹事長室に詰めていた元党職員の奥島貞雄(78)はそう明かす。

 あるベテラン党職員が全国を歩き、候補者の人脈や組織、評判を調べ上げ、当落予想を弾き出す。その極秘資料は幹部向けに数部だけ複製された。

 その党職員は、兼田喜夫という。兼田は歴代総裁の中でも角栄には特に入れ込んだ。戦時中、満州で「田中二等兵」の素質を見込んだ中隊長が、彼だったのだ。戦後、2人の立場は逆転したが、無礼講で酒を飲む関係は続く。

 40年前から党の専属カメラマンを務める岡崎勝久(70)は証言する。

「兼田さんはあの参院選中も遊説先にひょっこりと現れて、角さんの袖を無造作に掴んで、聴衆に混じる戦友の元まで連れて行く姿を何度も見ました。中隊長と二等兵の関係、そのまんまでしたよ」

新兵器はヘリコプター
 角栄は「上官」の後方支援を受ける一方、自ら編み出したスタイルで結党20年来の慣習を壊した。

 当時の発表によると、公示前の5月11日から7月6日までの約2か月、4万キロを移動し、46都道府県、147か所で演説した。昨夏の参院選で安倍晋三が回ったのが2万キロ、36都道府県だから、いかに並外れた作戦だったか想像が付くだろう。

 新幹線は東京〜岡山のみ、高速道路は東名と名神しか開通しておらず、北海道と四国は本州とつながっていない時代である。飛行機の場合は、特別機をチャーターしていた。空港から会場までは交通規制を敷かねばならない。

 そのため、佐藤栄作時代までの総裁遊説は1日1か所1回が限界だった。

 その壁を打ち破った「新兵器」は、山東の応援にも登場したヘリである。

 計画を立てたら、警官の動員も少なくて済み、2年前の衆院選よりも4倍も多くの演説がこなせるではないか。

「それと、ヘリを使ってまで勝たせたい候補なんだというメッセージにもなる。リーダーの必死な姿を見せれば、候補者も支援者も自分の能力をギリギリまで引っ張り出そうとする。そういう田中イズムを全国展開して流れを作ろうとしたのです」(前出の中村)

 さらに、角栄たちが選んだのは、並みのヘリではない。一度に大人数を運べる大型の双発機「バートル」だった。民生用の同型機は日本に3機しかない中でなんとか2機所有する岐阜の業者を探し当てたのだ。

 党本部から打診を受けた、業者側の担当者である長久栄夫(72)は語る。

「当時は発電所の建設ラッシュで、送電鉄塔用の巨大な資材を運ぶのに大忙しでしたので、急に2機欲しいと言われて困ったなあという印象でしたね」

 前代未聞の試みが始まった。殺風景なキャビンに絨毯を敷き、航空機用の座席を取り付けた。25人乗りの豪華サルーンに化けた2機は、総理用と番記者用に分けて飛ばすことにした。

 1日の利用で会社員の平均年収を超えるため、野党は槍玉に上げた。

「それでも総理が行くと決めたら、当時は誰も逆らえませんよ」

 と、党に作られた総裁遊説班の副班長だった森英二(73)は述懐する。

「田中さんは、飛行中は常に下を眺めていました」

1361チバQ:2019/07/02(火) 10:22:44
最高権力を監視するはずのウォッチドッグたちも……
 最新鋭のヘリを単なる移動手段で終わらせないのが、「選挙の商売人」たる所以だ。

 前方5列目の総理席にある窓だけが半球状になっていた。そこに首を突っ込めば、大パノラマが望める。窓に釘付けになった角栄は指を差し、「ここはアイツの選挙区だ」と呟く。河川、道路、鉄道、用水路、工場、学校などを上から眺めれば「データ」が浮かび、現地の実情が一目瞭然になるのだ。

 そして、演説会場に着くと、

「空から見るとこの町が一番良い!」

 と唱え、聴衆の愛郷心に寄り添う。

 世代を超えた娯楽にもなった。ヘリには少年たちが物珍しげに群がった。

 鳥取の遊説中には、地元の女子高生が「会いたい」と申し出てきた。

 おかっぱ頭の15歳はお小遣いの大半を費やし、角栄の写真が載った新聞や雑誌を買い集め、自慢のスクラップブックを作っていた。

「これだけの資料は官邸にもないね」

 気を良くした角栄は、突然言った。

「お姉ちゃん、ヘリに乗るか?」

 鳥取から松江まで45分間、女の子は晴れて総理の傍で景色を楽しんだ。

 一方、角栄を追う番記者用のヘリでもお祭り騒ぎが繰り広げられていた。

 記者たちが演説会場からヘリに戻ると、機内の所々からダミ声が上がる。

「ソ〜ウデショ、ミナサン」

「いいや、こうだよ。ン、ソウデショ」

 角栄のモノマネ大会である。最高権力を監視するはずのウォッチドッグたちも仕事を忘れてすっかり魅了され、角栄の戦略に欠かせない従順な情報源として取り込まれていく。

 こうして握手や対話を通じた「接近戦術」を採り入れる一方、その舞台を整えたのが党職員の精鋭部隊である。

 今でも自民党では国政選挙が近づくと、部署の壁を越える形で若い党職員による総裁遊説班が立ち上がる。角栄のヘリにも男女6〜7人が送り込まれ、第一秘書の田中利男や官邸から来た秘書官と特命チームを形成した。

 それは、ゲリラ戦の最前線を髣髴とさせるものだ。河川敷にヘリが着陸するなり、一人は総理を会場まで先導する。一人は全力疾走で公衆電話を探し回り、党本部の司令塔に連絡する。

 その間、メンバーはトランシーバーでやり取りし、懸案事項が生じたら随行している総理秘書官を経由して「最高司令官」に判断を仰ぐ。すると角栄は細かい指示を出すのだ。

「おい、水出せ」「リポビタンD出せ」「おしぼり!」「手袋!」……。

 角栄が言い出せば、黒革のトランクから取り出す人員も一人必要になる。

「水は、瓶入りのミネラルウォーターです。それを冷やしておくために、トランクには小型のジャーが入るよう板で仕切りを付けました。銀座のカバン屋で特注したものだったと思います」(遊説班の一員だった佐野邦雄・67)

 地方の宿に着けば、遊説班は翌日の日程を党本部と詰める。ヘリが飛ばなければ、別ルートを練る。そこに、角栄が秘書官を通じて晩酌に誘ってくる。その際に嗜むお気に入りの銘酒も、事前に仕込まなければならない。

 遊説班には特製の白いブレザーが配給されたが、日が進むにつれて黒ずんでいく。それが彼らの勲章だった。

顔面麻痺と下痢症
「最後まで負ける気がしなかった」

 全国で角栄フィーバーを体感した遊説班の老兵たちはそう口を揃える。

 ところが、147回分の遊説経路を丹念に調べ上げると、順風満帆ではなかったことが明らかになった。舞台裏の目撃証言からは、超人然とした宰相とは別の顔が浮かび上がってくる。

 角栄は公示日、新宿での第一声を終え、本土復帰3年目の那覇から鹿児島に回り、2日目に川内、本渡、3日目に熊本、福岡、北九州で演説した。

 その帰り際、ヘリが待機する人気の少ない広場で撮られた貴重なオフショットには、背中を丸め、オーラを感じさせない「56歳」が写っている。

1362チバQ:2019/07/02(火) 10:23:34
 40年前、聴衆の一人としてその一枚をカメラに収めた、北九州在住の西村忠(54)は説く。

「向かって右側の目が腫れぼったく、頬が少し垂れていますよね。数年後に倒れたというニュースを見て、あの時から弱っていたのかなと思いました」

 当時、すでに顔面麻痺に悩まされていたようだ。だが、聴衆の前では「角栄」を演じ続けた。「野党が批判ばかりするから、口がひん曲がってきたよ」と笑いに替えてしまうのだ。

 角栄の秘書だった朝賀昭(71)に訊ねると、当時の体調をこう明かした。

「オヤジは汗をたくさんかくから、水を飲み過ぎるでしょ。それとストレスが一緒になって起こす下痢症だった。安倍(晋三)さんと似たような、神経性というのかな。あの頃はゴルフをやっていても『ちょっと、すまん』と言って何度もトイレに駆け込んだ」

 断片的な情報を組み合わせると、選挙中、角栄は3度、主治医の検診を受けている。もちろん、新聞に載った大本営発表は「異常なし」であった。

 選挙戦中盤になると、番記者たちを前に急にこんなことを漏らしていた。

「お腹が痛いので失礼します」

 すると、漢方薬を飲み始めたのだ。

「その『薬』は熊胆だな。仁丹の2回りぐらいの大きさに砕いた物をオブラートに包んで持ち歩いていた」(朝賀)

 演説会場だった場所をいくつか訪ね歩くと、病院に隣接する広場が少なくない。事実、遊説班は経路を組む際、万が一の事態に備えていたのだ。

角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸
 また、新兵器も、せっかちな角栄に「変調」を来たす火種となった。

 ヘリは有視界飛行のため、雨や霧にはめっぽう弱く、梅雨空では高度を下げなければならない。その際、電線やビルに引っ掛かるリスクが生じる。

 実際、角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸し、騒ぎを起こしていた。

 40年前の昼下がり、名古屋市郊外で高圧線すれすれに舞い降りる物体を見た近藤奎治(75)は、ガン病棟でその記憶を手繰り寄せた。

「いきなりバリバリと……何かが割れるような音がして……びっくりして店を飛び出したんだけど……」

 雨の中、近藤の営むガソリンスタンドに、遊説班の森が駆け込んできた。

「今すぐ車3台、用意できませんか」

 近藤が用意したクラウンをヘリがある原っぱまで走らせると、泥だらけの足で迫ってくるのは総理ではないか。角栄は警察の先導車を待たずに、名古屋のテレビ塔に向かって出発した。

「ヘリをやめるんじゃないかと人は言うがご冗談でしょう。文明の利器を使えば日本列島は小さくなって良い」

 予定通りに演説会を終え、記者に囲まれると角栄はそう開き直った。その足で新築のホテルに入ってくると、絨毯には無数の足跡が付いたという。

 またも悪天候で東北の空港に緊急着陸した時のこと。天気の回復を待つ間、角栄は地団太を踏んで喚き散した。

「おい、まだ飛ばないのか!」

 困り果てた取り巻きが一人、また一人と待合室を離れる。とうとう遊説局長の橋本龍太郎も消えてしまうと、静まり返った部屋で角栄は爆発した。

「もう、行っちゃえ! 行くぞ!」

 すると、遊説班長の党職員が飛んできて、角栄に向かって声を上げた。

「管制の許可が下りていないんです! あなたは田中個人じゃなく、一国の総理なんだ。危険な目に遭って落っこちたら日本の国が大変なことになるんです。もう少しだけ待って下さいよ!」

 角栄は渋々、忠告に耳を傾けた。

 投票日5日前、2泊で山梨、長野、富山、新潟各県を巡る最後の遠征では、とうとうヘリは使えなかった。

 朝、角栄は閣議を短く切り上げ、官邸を車で発った。街頭演説4回、定例記者会見2回をこなし、長野の旅館に着く頃には午後8時半を過ぎていた。

 やっぱり明日もヘリは飛ばない。今更、日程も変えられないが、遊説班は長野から富山に抜ける方法を決められずにいた。北アルプスが立ちはだかり、山越えできる道路がないからだ。

1363チバQ:2019/07/02(火) 10:23:55
 40年前、聴衆の一人としてその一枚をカメラに収めた、北九州在住の西村忠(54)は説く。

「向かって右側の目が腫れぼったく、頬が少し垂れていますよね。数年後に倒れたというニュースを見て、あの時から弱っていたのかなと思いました」

 当時、すでに顔面麻痺に悩まされていたようだ。だが、聴衆の前では「角栄」を演じ続けた。「野党が批判ばかりするから、口がひん曲がってきたよ」と笑いに替えてしまうのだ。

 角栄の秘書だった朝賀昭(71)に訊ねると、当時の体調をこう明かした。

「オヤジは汗をたくさんかくから、水を飲み過ぎるでしょ。それとストレスが一緒になって起こす下痢症だった。安倍(晋三)さんと似たような、神経性というのかな。あの頃はゴルフをやっていても『ちょっと、すまん』と言って何度もトイレに駆け込んだ」

 断片的な情報を組み合わせると、選挙中、角栄は3度、主治医の検診を受けている。もちろん、新聞に載った大本営発表は「異常なし」であった。

 選挙戦中盤になると、番記者たちを前に急にこんなことを漏らしていた。

「お腹が痛いので失礼します」

 すると、漢方薬を飲み始めたのだ。

「その『薬』は熊胆だな。仁丹の2回りぐらいの大きさに砕いた物をオブラートに包んで持ち歩いていた」(朝賀)

 演説会場だった場所をいくつか訪ね歩くと、病院に隣接する広場が少なくない。事実、遊説班は経路を組む際、万が一の事態に備えていたのだ。

角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸
 また、新兵器も、せっかちな角栄に「変調」を来たす火種となった。

 ヘリは有視界飛行のため、雨や霧にはめっぽう弱く、梅雨空では高度を下げなければならない。その際、電線やビルに引っ掛かるリスクが生じる。

 実際、角栄号は2か月間で4か所に緊急着陸し、騒ぎを起こしていた。

 40年前の昼下がり、名古屋市郊外で高圧線すれすれに舞い降りる物体を見た近藤奎治(75)は、ガン病棟でその記憶を手繰り寄せた。

「いきなりバリバリと……何かが割れるような音がして……びっくりして店を飛び出したんだけど……」

 雨の中、近藤の営むガソリンスタンドに、遊説班の森が駆け込んできた。

「今すぐ車3台、用意できませんか」

 近藤が用意したクラウンをヘリがある原っぱまで走らせると、泥だらけの足で迫ってくるのは総理ではないか。角栄は警察の先導車を待たずに、名古屋のテレビ塔に向かって出発した。

「ヘリをやめるんじゃないかと人は言うがご冗談でしょう。文明の利器を使えば日本列島は小さくなって良い」

 予定通りに演説会を終え、記者に囲まれると角栄はそう開き直った。その足で新築のホテルに入ってくると、絨毯には無数の足跡が付いたという。

 またも悪天候で東北の空港に緊急着陸した時のこと。天気の回復を待つ間、角栄は地団太を踏んで喚き散した。

「おい、まだ飛ばないのか!」

 困り果てた取り巻きが一人、また一人と待合室を離れる。とうとう遊説局長の橋本龍太郎も消えてしまうと、静まり返った部屋で角栄は爆発した。

「もう、行っちゃえ! 行くぞ!」

 すると、遊説班長の党職員が飛んできて、角栄に向かって声を上げた。

「管制の許可が下りていないんです! あなたは田中個人じゃなく、一国の総理なんだ。危険な目に遭って落っこちたら日本の国が大変なことになるんです。もう少しだけ待って下さいよ!」

 角栄は渋々、忠告に耳を傾けた。

 投票日5日前、2泊で山梨、長野、富山、新潟各県を巡る最後の遠征では、とうとうヘリは使えなかった。

 朝、角栄は閣議を短く切り上げ、官邸を車で発った。街頭演説4回、定例記者会見2回をこなし、長野の旅館に着く頃には午後8時半を過ぎていた。

 やっぱり明日もヘリは飛ばない。今更、日程も変えられないが、遊説班は長野から富山に抜ける方法を決められずにいた。北アルプスが立ちはだかり、山越えできる道路がないからだ。

1364名無しさん:2019/07/02(火) 10:24:08
「これこそ日本列島改造だ!」
 途方に暮れる遊説班長に向かい、角栄は切り出した。

「立山の下にトンネルがあるはずだ」

 その一言を聞きつけるなり、遊説班の面々は半信半疑のまま、黒電話に齧り付くようにダイヤルを回し続けた。

「ところが、東京の役所に問い合わせても『知らない』と言うのです。諦めかけた頃、『存在する』という情報が入った。ただし、一般車両は入れないと……」(前出の佐野)

 確かに、黒部ダムの建設時に掘られた地下通路が、観光ルートになって3年前に全線開通していた。トロリーバスとケーブルカーとロープウェイを乗り継いで山越えする「立山黒部アルペンルート」である。車移動に固執していた遊説班にとって、角栄の腹案はコロンブスの卵のような発想だった。

 翌日、角栄一行を乗せた車列は長野県側にある地下通路の入り口に着いた。そして、「トロリー専用」のはずのトンネルをそのまま猛スピードで走り抜けた。

「これこそ日本列島改造だ!」

 ロープウェイに乗り換え、ダムを見下ろすと、角栄は得意げに叫んだ。見事、富山の日程をほぼ予定通りにこなしたのだ。

「いざ選挙となれば、敵味方関係なく協力を仰ぐ」
 前の晩、角栄が密かに佐伯宗義という男に電話したのを知る者は少ない。

 佐伯とは北陸の鉄道王として知られ、「アルペンルート」を開発した張本人である。選挙の前年、角栄は官邸で初当選同期の議員でもある彼から開通の報告を受けていた。突然、閃いたのは、それが頭の片隅にあったからだろう。

 佐伯の秘書を務めていた金山秀治(87)に訊ねると2人は派閥も異なり、親しい間柄ではなかったと首をかしげるが、遊説班長だった小安英峯(78)は「それが角栄流だ」と説く。

「いざ選挙となれば、敵味方関係なく協力を仰ぐ。貪欲ですよ。でなきゃ、仲間が死んでしまうわけですから」

 立山越えの翌朝、角栄が滞在する富山市内の旅館に突然、ランニングシャツ姿の佐伯が駆け込んできた。時同じくして、角栄も廊下の向こうから歩いてきた。そして2人は無言で抱き合った。

 この時の心境は、直前に宿の一室でしたためたという書から窺い知れる。

〈天地英雄氣 千秋尚凜然〉

 墨痕鮮やかな揮毫にこめたのは、「雄大な心は永遠無限に変わりなく凜々しく勇ましい」という思いだ。

 それを秘蔵してきた富山県護国神社の栂野守雄(69)によると、朝、角栄は他の色紙を横にやり、神前に納める芳名帳を手に取って筆を走らせたという。

 そう神に念じないと乗り越えられないほどの「山」がもう一つ、目の前に立ちはだかっていたのだ。遊説先の地方紙では、こんな事件を報じていた。

〈企業ぐるみ選挙は遺憾 中央選管委員長が異例の見解/自民・自治省反発、政治問題に〉(信濃毎日 7月3日)

 先述した奇策に、選管は土壇場で異例の警告を発し、全国紙は一斉に批判したのだ。不偏不党であるべき選管の長が実は社会党関係者であるという特殊事情もあったが、閣内からも蔵相の福田が同調した。角栄が「党の顔」となって築き上げた挙党一致体制は崩れ去った。

「オヤジもこれで潮目が変わったという認識をしていました」(前出の朝賀)

最終日、やはりヘリは飛ばなかった
 寺社で演説を行う前はいつも、角栄は不意に拝殿に向かい、手を合わせては警護官を慌てさせていたという。

 その後、随行者が封筒を置いていく。中身は、序盤に訪れた静岡の寺の住職に確かめてみると、3万円。それが終盤の富山では10万円、しかも、角栄が直々に渡していた。

 いよいよ自民党の敗色が鮮明になり、神仏にも縋る思いだった様が見て取れよう。

 最終日、やはりヘリは飛ばなかった。夕方、沼津から1時間遅れで滑り込んだ会場は浅草本願寺。選挙戦、いや総理として最後の街頭演説である。角栄は1万5000人にこうこぼし、諦念をにじませた。

「最後は神様か仏様の前がいいな」

 浅草を地元とする衆院一回生だった深谷隆司(78)は動員をかける中、角栄ブームの終焉を察知したという。

「あの時、1万5000人も入ったかなあ。安定政権に胡坐をかいて強気一点張りの総理の態度を見て、反発を感じている有権者は少なくなかったよ」

 奇想天外のヘリ作戦も敗因のように扱われた。党機関紙でさえ、「お祭り化して、かえってゆるんだ」という党員の発言を堂々と載せたほどだ。

 その3か月後、立花隆の「田中角栄研究」と児玉隆也の「淋しき越山会の女王」という論考が「文藝春秋」に載った。以後、そこに出た暗部と恥部が正史となり、全国遊説の折に150万人に見せた天真爛漫な姿は忘却の彼方に追いやられた。

 さらに2か月後、角栄は退陣。敗軍の将は総力戦を振り返らぬまま、国民の前から政界の奥の院へと姿を消す。

1365チバQ:2019/07/02(火) 10:24:21
早くも86年衆参同日選で再現されたヘリ遊説
 近年、角栄といえば、自民党を離れ、数の力で隠然と政治を動かした小沢一郎と重ねられることが多かった。

 だが一方、党に残り、1974年の敗北を抱きしめ、人知れずリベンジを果たした面々がいた。55年体制が崩壊してもなお、彼らが自民党を延命させ、平成の一強政権を作り上げたと言っても過言ではない。

 大規模なヘリ遊説は、早くも86年衆参同日選で再現された。「角栄流」を進化させた選挙戦略が、全国を回った総理の中曽根康弘に衆院300議席をもたらし、ロッキード事件から低迷する党勢を挽回させた。その遊説隊長はあの選挙で敗れ、6年後に初当選した村上正邦だった。

 96年衆院選では、遊説局長として角栄に随行した橋本龍太郎が地方行脚を通じて全国に旋風を巻き起こし、自民党は3年ぶりに単独政権に返り咲いた。

 そして、現在、安倍自民党は大型国政選挙だけでなく、都知事選など重要な首長選でも勝利を重ねている。

 あらゆる激戦地に喜寿を越えた今でも送り込まれる指南役は、あの遊説班長だった小安である。さらにその奥で画を描くのは、角栄号の「金庫番」として同道していた元宿仁(68)。知る人ぞ知る党事務方の最高権力者だ。

 2人を重用するのは、現幹事長の石破茂。彼の父も候補者としてあの参院選を戦い抜いた。その縁で10年後、議員になる前、角栄の傍で学んでいる。

 その石破が語る。

「私が取り戻したいのは、あの頃の自民党です。先頭の者が都道府県、市町村の議員のネットワークを掌握して、選挙になればできることは全て、倒れるまでやる。角栄先生は金があったから、能力があったからではない、人間を知り尽くしていたからそれができたのでしょう。あの真似は、誰もできませんよ。しかし、システムとしてなら残せるかもしれない。我々はそれができる最後の世代だと思っています」

 自民党の宿啊である一強の驕り。それは、40年前に角栄が倒し損ねた強敵でもある。遺された者たちの試行錯誤は今も続いている。

(文中敬称略)

常井 健一/文藝春秋 2014年8月号

1366チバQ:2019/07/02(火) 10:40:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000524-san-pol
東京選挙区 与野党入り乱れての群雄割拠、非自民票の熾烈な争奪戦
7/2(火) 10:00配信 産経新聞
東京選挙区 与野党入り乱れての群雄割拠、非自民票の熾烈な争奪戦
参院選に立候補予定の山岸一生氏(左)と塩村文夏氏。立憲民主党の街頭演説会で支持を訴えた=6月26日午後、東京都新宿区(飯田英男撮影)
 全国屈指の激戦区、東京選挙区(改選数6)は、与野党入り乱れての群雄割拠の様相を呈している。野党の間では、改選数1の「1人区」で実現しているような共闘とは裏腹に、非自民票の熾烈(しれつ)な争奪戦が水面下で展開されている。

 通常国会閉会日の6月26日夕の新宿駅東南口広場。東京選挙区で立憲民主党から出馬する元都議の新人、塩村文夏は、同じ選挙区から出馬する元朝日新聞記者の同党新人、山岸一生への支持を懸命に訴えた。

 「この夏の陣、山岸さんとともに戦って2議席を獲得していきたい。私たちに力を貸してください」

 立民にとって、この広場は縁起がいい。平成29年10月の衆院選で、党を立ち上げた直後に約8千人(主催者発表)の聴衆を集めた。いわば「聖地」だ。

 だが、この日は夕方の帰宅ラッシュに合わせたタイミングでの街頭演説だったにもかかわらずビラを受け取る人は少なく、熱気はほとんどなかった。党関係者は「足を止める人が少なすぎる」と嘆いた。

 今回、立民は無党派層が多い都市部で多くの議席を獲得する戦略を描いており、東京は最重点区と位置付ける。3年前の参院選で旧民進党で当選した蓮舫と小川敏夫は、立民の副代表と常任顧問だ。当時、それぞれ約110万票と約50万票を獲得した。

 当時と何が違うのか。一つは勢いに陰りが見られること。もう一つは、政治団体「れいわ新選組」を発足させた現職、山本太郎の存在が大きい。山本は6年前、約66万票を獲得して初当選した。今回、2カ月足らずで約2億円の寄付金を集めた。街頭演説ではあっという間に人だかりができる。その勢いに立民幹部は警戒感を隠さない。

 山本は選挙区と比例代表のどちらに出馬するかを明らかにしておらず、「ここまで引っ張ったら、最後まで言わない。どうぞしびれてください」と既成政党をあざ笑うかのようだ。

 共産党もあなどれない。街宣車には「暮らしに希望を HOPE」と書かれた、赤いガーベラをモチーフにしたスタイリッシュな横断幕。狙うは所得格差に不満を持つ無党派層だ。2期目を目指す現職の吉良佳子は6月26日夕、新宿駅西口で街宣車に乗り込み、「私は諦めない。再び国会に送り出してほしい」と支持を求めた。

 互いを意識するのは野党だけではない。自民党が同月27日に党本部で開いた都連選対本部の開所式。元厚生労働副大臣の現職、武見敬三は終始硬い表情で「何としてでも2議席獲得させていただきたい。そのためにも、必死で頑張る所存だ」と訴えた。

 6年前、元五輪相の丸川珠代は知名度を生かして約106万票とトップ当選を果たし、選挙区初挑戦だった武見は約61万票と最下位だった。公明党代表の山口那津男や山本ら知名度が高い候補者が並ぶ中、都連幹部は「埋没しかねない」と懸念する。だが、その危機感がバネとなり、都連関係者によると、支持を伸ばしているという。

 父親は元日本医師会会長の武見太郎。れっきとした厚労族で、医師や薬剤師など医療関係の組織票にも期待している。

 そんな武見を横目に、丸川にも焦りがにじむ。自身も厚労族だが、医療関係の票が一方的に武見に流れそうだからだ。初当選した12年前は改選数5。自民に逆風が吹き荒れ、4位当選に甘んじた。選挙が水物であることを身をもって経験している。

 「正直厳しい…」

 周囲にそう漏らす丸川に余裕はない。=敬称略(千田恒弥、今仲信博)

1367チバQ:2019/07/02(火) 17:30:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000023-ryu-oki
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(上)高良陣営 問われるオール沖縄
7/1(月) 11:49配信 琉球新報
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(上)高良陣営 問われるオール沖縄
決起大会で参加者に支持を訴える高良鉄美氏(左)と糸数慶子氏(右)=6月15日、浦添市のてだこホール
 「皆さんにご心配をお掛けしたが、私たちが分裂して喜ぶのは安倍政権だ」。高良氏に議席を受け継ぐ立場の糸数慶子氏は6月29日の女性決起集会で力を込めた。当初、出馬に意欲を示していた糸数氏は高良氏を擁立した社大党に反発し、離党届を提出した経緯がある中、確執の払拭(ふっしょく)を図った。


 「開かれた候補者選定を求める」とし、参院選沖縄選挙区候補者の見直しを求める団体も発足。糸数氏の出馬を求める声も上がったが、最終的に高良氏を支援する態勢を整えた格好だ。6月15日に浦添市内で開かれた決起大会で糸数氏は高良氏と手を携えて登壇し、支持を訴えた。糸数氏は国会が閉会するまでの間、東京と沖縄を日帰りで往復し、各地の集会に参加するなどしてきた。

 参院選が本格化する中、県政与党、国政野党の関係者らはそれぞれの支持する比例代表候補の応援に動き出す。党派や各労組が推す候補者との協力態勢を構築し、集票活動に力を入れている。北大東村を除く県内40市町村に与党県議や地元市町村議を支部長とする支部を立ち上げた。一方で、足並みの乱れが表面化する場面も見られた。

 6月29日の政策発表で、日米安全保障条約の認識について問われた高良氏は「廃止すべきだ」と答えたが、会見終了前に「将来的な話で、すぐ破棄はできない」と訂正した。同席した玉城デニー知事をはじめ、オール沖縄には日米安保体制を認め、反辺野古で一致する保守層や経済界の支援層もある。今選挙戦では、オール沖縄を構成する一部経済界が表だった支援を控えるなど、これまでの選挙と比べても態勢は盤石とは言えない。

 辺野古新基地建設を最大争点に掲げる中、相手候補の安里氏は賛否を明確にしていない。高良氏は「辺野古の問題を客観的に見るだけではよくない。(政治家の)責任を示すべきだ」と批判し、今後の論戦などを通して追及していく考えだ。県知事選や衆院3区補選で維持してきた「オール沖縄」態勢を今選挙でも構築できるかが情勢の鍵を握りそうだ。

    ◇     ◇

 4日公示、21日投開票の参院選に向け、沖縄選挙区(改選1議席)には琉球大名誉教授で無所属新人の高良鉄美氏(65)とシンバホールディングス前会長で新人の安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=が立候補を表明し、事実上の一騎打ちの構図となっている。両陣営は既に激しい前哨戦を繰り広げている。今選挙の情勢や各陣営の動向などを追った。 ('19参院選取材班)

琉球新報社

1368チバQ:2019/07/02(火) 17:39:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000060-asahi-pol
れいわ、参院選に創価学会員を擁立 玉城知事の支援者
7/2(火) 16:48配信 朝日新聞デジタル
れいわ、参院選に創価学会員を擁立 玉城知事の支援者
れいわ新選組から立候補を表明した野原善正氏(右)と山本太郎代表=2日午後、東京都新宿区、藤原伸雄撮影
 政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表(参院議員)は2日、東京都内で記者会見し、公明党の支持母体・創価学会員の野原善正氏(59)を参院選で擁立すると発表した。

 れいわの擁立候補は6人目。野原氏は、昨年9月の沖縄県知事選で、公明党が支援した候補者と争った玉城デニー氏を支持。街頭演説などで、創価学会の三色旗を振って支援した。

 野原氏は「自民党の歯止め役になるはずの公明党が一緒になって暴走している。公明党沖縄県本部は辺野古新基地に反対にもかかわらず、容認する候補を支援して矛盾している」と指摘。「このままだと憲法9条改正が実現してしまう。公明党、創価学会が加担したというのは未来永劫(えいごう)悔やまれる」と強調した。(河合達郎)

朝日新聞社

1369チバQ:2019/07/02(火) 17:41:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000019-ryu-oki
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(下)安里陣営 辺野古で自公温度差
7/2(火) 13:54配信 琉球新報
参院選・沖縄選挙区の情勢を探る(下)安里陣営 辺野古で自公温度差
那覇支部大会でガンバロー三唱する安里繁信氏(右端)と公明党沖縄方面本部の糸洲朝則本部長代行(右から2人目)、日本維新の会沖縄総支部の當間盛夫幹事長(同3人目)=6月24日、那覇市の県市町村自治会館
 「まさに沖縄保守の大同団結だ」。6月22日、シンバホールディングス前会長で新人の安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=の政策発表に先立つ全市町村支部長および全体会議で、安里氏を支援する「新しい沖縄を創る県民の会」の西銘順志郎会長は、集まった首長や県議、市議らに呼び掛けた。自民党、公明党、日本維新の会が連携する「自公維」態勢で一堂に会して選挙運動方針を確認するのは初めてだという。


 「開かれた候補者 安里氏は次期沖縄振興計画の策定を重要施策として訴える。若年層を中心にSNSなどで自身の考え方を広める一方、企業の朝礼や模合などの会合回りを徹底するなど新旧の選挙手法を融合させている。政治の世界では新人だが、過去に日本青年会議所の会頭や沖縄観光コンベンションビューロー会長などを歴任し、知名度は比較的高く、無党派層の取り込みには一定の自信をのぞかせる。鍵を握るのは、基礎票をどこまで固められるかだ。

 1月に自民党県連が安里氏の擁立を決めた際には、公明内の一部には反発の声もあった。しかし6月22日の政策発表で、安里氏が名護市辺野古移設問題について、県民投票で反対の民意が示されたことなどから「口が裂けても推進とは言わない」と発言。普天間飛行場の県内移設に反対する公明党県本内からは「100点満点」(県本幹部)と高く評価する声が出た。

 一方で自民党県連内には、辺野古を巡る発言に不満もくすぶる。昨年9月の知事選での敗北を教訓に、4月の衆院3区補選で島尻安伊子氏が移設容認を打ち出した。県連としても「普天間の危険性除去のために辺野古を容認する」という姿勢を前面に打ち出した直後だけに「特に(名護市のある)3区はブレーキがかかった」(県連幹部)と吐露する。

 安里氏の辺野古問題への姿勢は、選挙の実働部隊となる市議、県議の運動量を左右しそうだ。支持基盤の引き締めと無党派層の取り込みを同時並行で進めていくためにも、今後は選対と自民県連の意思疎通が綿密に図れるかが焦点となる。

    ◇     ◇

 4日公示、21日投開票の参院選に向け、沖縄選挙区(改選1議席)には琉球大名誉教授で無所属新人の高良鉄美氏(65)とシンバホールディングス前会長で新人の安里繁信氏(49)=自民公認、公明、維新推薦=が立候補を表明し、事実上の一騎打ちの構図となっている。両陣営は既に激しい前哨戦を繰り広げている。今選挙の情勢や各陣営の動向などを追った。 ('19参院選取材班)

琉球新報社

1370チバQ:2019/07/02(火) 17:46:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00000025-khks-pol
<参院選 いざ決戦>福島/実績現職に共闘挑む
7/2(火) 12:03配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>福島/実績現職に共闘挑む
(写真:河北新報)
 3選を狙う自民党現職の森雅子に、野党統一候補で無所属新人の水野さち子が挑戦する。森は2期12年の実績に加えて知事選への立候補経験もあり、全県的な知名度で先行。元県議の水野は地盤の会津若松市を起点に、浜通りや中通りへの浸透を急ピッチで進める。

大物弁士を投入

 2013年参院選の現職対決をダブルスコアで制した森は、今回は「非常に厳しい選挙」と繰り返す。国会議員、県議らと地域を回り、支持固めを進める。

 直近の国政選挙での自民の苦戦ぶりが危機感を呼んでいる。16年参院選福島選挙区は党公認候補の得票割合は47%にとどまり、野党統一候補に敗北。17年衆院選も県内5選挙区で47%と非自民候補を下回った。

 旧民主党への逆風とアベノミクスへの期待の恩恵を受けた13年の勢いはもうない。「対抗馬が非自民でまとまり、苦しい戦いになった」と自民県連関係者。ある県議は「投票直前まで組織を引き締める」と語る。

 激戦区には大物弁士が次々と送り込まれる。6月15日、JR福島駅前に立ったのは新元号発表で応援依頼が急増した官房長官の菅義偉。しの突く雨の中「福島を真に再生するには政権の安定が必要」と強調した。

 「『令和おじさん』には有権者の反応が違う。集会も引き締まる」と陣営関係者。組織戦と空中戦を駆使し、抜け出しを図る。

投票率勝敗の鍵

 水野は16年参院選、17年衆院選に続く野党統一候補の勝利を目指す。立憲民主、国民民主、社民各党県連と無所属議員、連合福島の5者協議会が擁立。5月下旬に共産党との協議が整い、東北で山形県とともにいち早く共闘が成立した。

 「30万票と6000票の戦い」(県議)とされる知名度の差を埋めるため、5者協は県内19地区に選対本部を設置。共産と他の野党3党を仲介した市民団体も街頭活動を展開する。

 共闘の旗印である「原発ゼロ」を掲げるまでには曲折もあった。候補者選定を前に5者協が確認した政策は「原子力に依存しないエネルギー政策」。水野の初期のビラにも原発ゼロの文言はなかった。

 その後の候補者一本化に際し、4党と無所属議員は原発ゼロの表現で合意。電力系労組を抱える連合福島は「政党間の合意には干渉しない」として、反自民勢力の結集を優先する。

 陣営が注目するのは投票率。関係者は「50%を切れば勝てない。比例区と連動した運動が鍵だ」と語る。(敬称略)

1371チバQ:2019/07/02(火) 17:55:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190701-00000020-khks-pol
<参院選 いざ決戦>山形/組織と知名度で激突
7/2(火) 12:04配信 河北新報
<参院選 いざ決戦>山形/組織と知名度で激突
(写真:河北新報)
 再選を目指す自民党現職大沼瑞穂に、野党統一候補で無所属新人の元民放アナウンサー芳賀道也が挑む。党の厚い支持組織を背景に与党の実現力を強調する大沼に対し、芳賀は高い知名度を武器に「地元候補」をアピールする。

◎34市町村長推薦

 大沼は4月までに県内35市町村のうち34市町村長の推薦を取り付けた。市長有志代表の東根市長土田正剛は6月23日、自民県連大会に駆け付け「首長34人で支えれば絶対に負けるわけがない」と気勢を上げた。

 環太平洋連携協定(TPP)への対応などが争点となった2016年の前回参院選では、自民公認候補が参院議員舟山康江(非改選)=無所属=に12万票差で大敗。大沼陣営は農業者票の流出を警戒し、前回は自主投票だった県農協政治連盟からも推薦を得た。

 6月22日の総決起集会には党政調会長岸田文雄が来援し「ばらばらの政党に政策の実現性はあるだろうか」と野党統一候補を批判。大沼は集会に先立ち、岸田と共に新潟・山形地震で被災した鶴岡市を視察して「市や県ではかなわない復興もある。国としてどんな支援が可能か検討する」と強調した。

 政策パンフレットや公式サイトはピンク色を基調に統一。「子育て・介護応援団」のキャッチフレーズで子育て世代、女性の共感獲得も目指している。

 対する芳賀は、大沼から約8カ月遅れの3月初めに立候補を表明。旧民進党の分裂と17年衆院選を経て、立憲民主、国民民主両党の県組織の強化が停滞する中、人選を一任された舟山が擁立を主導してきた。

◎地元で30年以上

 芳賀は知名度を頼りに、無党派層や若い世代への浸透を狙い、6月にはインターネットライブ配信「はがチャンネル」を開設。若手市議や県出身歌手をゲストに招くなどし、地域課題について討論を重ねる。

 選対本部長を務めるのは県内唯一の非自民系国会議員の舟山。「大きな組織に勝てるのは一人一人の草の根の力。全員野球で安倍政権を倒す」と意気込む。

 陣営は、地元で30年以上アナウンサーを務めた芳賀と、東京で生まれ育った大沼との対比も意識する。

 6月20日の集会では、選対幹部が大沼を「東京から山形への出稼ぎ」と挑発。芳賀は同15日の公開討論会で「中央が優遇され、地方がないがしろにされている。東京からズームアウト、山形にズームインする政策が必要」と、かつて担当した番組のキャッチフレーズをもじって訴えた。(敬称略)


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