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新・鉄道綜合スレ
1
:
とはずがたり
:2015/08/11(火) 14:41:44
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/l50
1036
:
チバQ
:2016/11/19(土) 11:49:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00010000-doshin-hok
追い込まれたJR北海道、本業で大なた 維持困難路線発表
北海道新聞 11/19(土) 7:00配信
追い込まれたJR北海道、本業で大なた 維持困難路線発表
記者会見で維持困難路線の事業見直しを表明する島田修社長=18日午後、札幌市中央区のJR本社
旧国鉄以来の効率化、多角化も限界
経営難にあえぐJR北海道が18日、鉄道事業の抜本的な見直しを正式に表明した。これまで国鉄時代からの不採算路線の廃止や人員削減など効率化を進めてきたが、基金運用益の減少や地方路線の低迷が響き、本業で大なたを振るわざるを得なくなった。来春に発足30年の節目を迎えるが、道内では鉄路が「頼れる足」ではなくなる恐れもある。
【動画】JR北海道「全線の半分、単独で維持困難」10路線13区間正式発表
追い込まれたJR北海道、本業で大なた 維持困難路線発表
発足当時の路線と見直しを検討している路線
JR北海道は1987年4月、国鉄分割・民営化に伴い、3千キロを超える路線を継承して誕生した。88年3月に青函トンネルを通る海峡線(87・8キロ)の開通はあったが、国鉄時代に廃止が決まっていた天北線(南稚内―音威子府間、148・9キロ)などの長大路線や産炭地の路線を次々に廃線。95年に深川―名寄間の深名線(121・8キロ)を廃止し、現在は発足時に比べ、19%少ない2568・7キロで営業している。
追い込まれたJR北海道、本業で大なた 維持困難路線発表
JR北海道の「単独では維持が困難な路線」
路線は減ったが、人口が集まる札幌圏での近距離利用の増加などから、2015年度の旅客輸送人員は発足時より4割多い約1億3400万人となるなど、むしろ増えているのが実態だ。ただ、鉄道運輸収入は96年度の800億円をピークに減少傾向にあり、昨年度は約685億円と発足時より1割多い程度でしかない。87年頃に約170キロだった道内高速道路網が今は6・5倍に延び、航空路線の拡充も重なって、柱となる中長距離輸送で苦戦を強いられているからだ。
追い込まれたJR北海道、本業で大なた 維持困難路線発表
発足時と現在の比較
こうした本業の不振を補うため、JRはJRタワーを核とした商業施設をはじめ、スーパーやホテルなど多角化を図ってきた。鉄道以外の「非鉄道事業」が全売上高に占める割合は6割と、先月に株式上場したJR九州と同水準に達する。
ただ、11年の石勝線の特急脱線炎上事故を皮切りに、トラブルが相次ぎ、それまで怠ってきた安全投資に資金を重点配分せざるを得なくなった。老朽化した橋やトンネルの修繕費もかさみ、17年3月期のJR単独の経常赤字は過去最悪の235億円まで膨らむ見通しだ。赤字補填(ほ てん)のため積まれた6822億円の経営安定基金も超低金利の影響で、運用益が当初想定の45%に当たる226億円(16年度見込み)まで減っている。
「できれば鉄路を維持したいが、もう背に腹は代えられない」とJR幹部は漏らす。単独で維持する方針を明確にしているのは、北海道新幹線の札幌延伸分も含め11区間1150・7キロ。現路線の約半分に当たる13区間1237・2キロについては今後、バス転換や資金負担などを沿線自治体に求めていく。企業存続を模索しながら、公共交通を担う責務をどう果たすか。進む道はかつてなく険しい。
1037
:
チバQ
:2016/11/19(土) 11:50:44
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0339743.html
要衝・旭川に衝撃 JR石北、富良野、宗谷線「維持困難路線」に
11/19 07:00
JR北海道が18日正式発表した「JR単独では維持が困難な路線」には、石北線新旭川―網走間、富良野線富良野―旭川間、宗谷線名寄―稚内間と、道北の住民の足を支える鉄路の多くが含まれた。各路線の起点・終点となる旭川市や周辺自治体でも改めて危機感が募る。すでに宗谷線存続を訴える沿線の協議会に加入するなどした旭川市は、道北を広く覆う形となった鉄路の将来への不安に対し「一自治体で判断できる問題ではない」と、さらに富良野など周辺にも協議の場の設置を呼びかける方針だ。
JR北海道の発表によると、旭川市の関わる3区間は輸送密度200人以上2千人未満で、国鉄時代なら「原則廃止対象」だった路線。同社は利用の少ない駅の廃止や運賃値上げ、鉄道の設備を自治体が所有する「上下分離方式」などの検討が必要としている。
旭川市には17日、JRの旭川支社長らが訪れ、事前に概要を説明。同市によると、JR側は今後どういう方策が取れるか協議したいとの意向を示し、上下分離方式には「すぐに『下』(鉄道設備)部分の負担をお願いするということではない」と理解を求めたという。市側はこれに対し、沿線自治体がまとまった形で協議に応じる考えを伝えた。
同市は10月、宗谷本線活性化推進協議会に加わって宗谷線存続に向けた要望活動などを行い、石北線ではオホーツク圏活性化期成会と連携している。
一方、富良野線(54・8キロ)は沿線を網羅する既存組織がない。西川将人市長はJRの説明について報告を受け、富良野市など関係自治体と情報交換するよう担当の地域振興部に指示。18日、北海道新聞の取材に「すぐではなくても厳しい現実は待ち受ける。JRの示す方策以外にも有効な手だてがないか、JRや沿線自治体としっかり協議したい」と述べた。
同部は「現時点で(財政的)負担をする意識は持っていない」とするが、「利用密度だけでなく、駅間の利用状況なども示してもらわなければ検討は進まない」との認識も示した。
高校生の通学や観光で富良野線の重要度が高い美瑛町には16日にJRが説明。塚田聡仁副町長は「JRと町が直接話し合うのではなく、道を含め沿線全体で協議すべきだ。経営が苦しいのは分かるが、地域を守る責任は重い」と訴えた。
危機感は民間企業も同様で旭川商工会議所の新谷龍一郎会頭は「道北・道東方面のこれほど広範囲の路線が対象となり、驚いている」。地方路線は農水産物を貨物列車で運ぶほか、ビジネスや観光、地域住民の利用もあるだけに「経済、生活に大きな影響を与えかねず、心配だ」とした。
一方、宗谷線のうち第三セクターの北海道高速鉄道開発(札幌)が設備を所有する旭川―名寄間(76・2キロ)について、JRは当面は単独維持するとしたが、安全な鉄道サービスを持続する「費用を確保できない」とし、将来的に地元の負担増を求める方針。同区間に位置する比布町は町の独自予算で駅舎を建て替えたばかりで「鉄道は移住を検討する人へのPRポイント。鉄道をより利用してもらえるよう町としても行動したい」としている。
1038
:
チバQ
:2016/11/19(土) 11:50:59
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0339712.html
宗谷線名寄―稚内間の存続 「自治体だけで解決困難」
11/19 07:00
JRが単独維持困難路線として発表した宗谷線名寄―稚内間の天塩中川駅を出発する普通列車=18日
【名寄、士別】JR北海道は、18日正式発表した「単独で維持困難な路線」13区間のうち宗谷線の名寄―稚内間など8区間について「鉄道として残す道を相談したい」(島田修社長)と地域との協調を探る姿勢を示した。ただ、JRが進める事業見直しは痛みと負担を求める内容で、沿線の首長は存続への危機感を共有しながらも「自治体だけで解決できるようなものではない」と慎重な姿勢を示した。
JRは名寄―稚内間について「単独維持困難路線」とし、事業見直しとして《1》設備の見直しやスリム化、利用の少ない駅の廃止や列車の見直しによる経費節減《2》運賃値上げ《3》利用促進策《4》上下分離方式を進める―方針を打ち出した。一方、道などが出資する第三セクターの北海道高速鉄道開発(札幌)が線路の一部を所有する旭川―名寄間は「全体で維持可能な11線区」に入り、南北で分かれることになった。
道北24市町村などでつくる宗谷本線活性化推進協議会には旭川、比布が新たに加わる体制となったが、17日に事前説明を受けた協議会会長の加藤剛士名寄市長は「廃止ありきでないことは伝わった」と評価した一方、「旭川から稚内までが宗谷線であって切り離して示されたことは遺憾」とした。JRが手法の一つとして示した自治体が鉄道設備を所有する上下分離方式には「自治体が安全面の対策を含めた部分を持つというのは現実的でない」(加藤市長)「過疎に苦しむ道北で負担は難しい」(牧野勇司士別市長)と否定的だ。
また、JRは地域と共同の利用促進策を盛り込んだが、一連の合理化を一方的に進めてきたJRには自治体の不信感は根深い。18日まで上京し、全国町村会に出席した音威子府村の佐近勝村長は「町村会では『JRと話し合ってもらちが明かない。いっそのことつぶれて、別の担い手になった方がいい』という声が少なくなかった。JRが信頼できるパートナーになれるかどうかが重要」とくぎを刺した。
1039
:
チバQ
:2016/11/19(土) 11:51:38
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0339733.html
募る不信感「誠意ない」 JR維持困難路線 空知管内は5線区
11/19 07:00
JR北海道が18日、「単独では維持が困難な線区」として13線区を発表し、このうち5線区がある空知管内でも、各地で路線の見直し議論を始めたい考えだ。ただ、公表直前に廃線方針を伝えたり、収支面だけで路線存廃を判断するJRの姿勢に各自治体は不信感を募らせる。道内の公共交通機関のあり方として国や道が主導して検討すべきだとの声も根強く、協議が進むかは見通せていない。
「誠意は見えず、不信感しかない」。この日の発表直前にJR幹部の訪問を受け、「きょうの午後に正式発表する」とだけ伝えられた月形町の上坂隆一町長は憤慨した。今週に入りJRは全道の「維持困難線区」の沿線自治体を訪れた。ただ、全国町村会の会合が東京であったため、多くの町では町長不在の中の対応となった。17日に対応した浦臼町の川畑智昭副町長は「詳しい説明をしなかったことも含め、一方的すぎる」とJRの姿勢を批判する。
■上下分離に難色
バス転換方針が発表された留萌線深川―留萌間沿線の秩父別町の渋谷信人副町長は「鉄道は他の交通手段とは違い、なくなったときの社会的な影響が格段に大きい。今回の発表ではその点について一言も触れられていない」と指摘した。岩見沢の松野哲市長も「JRの厳しい経営状況は認識しているが、路線の拙速な見直しは(市政に)甚大な影響を及ぼす」とコメントした。
さらに「鉄道設備を沿線自治体で保有する上下分離方式は、厳しい財政状況や利便性の面からも非現実的で到底容認できない」(松野市長)、「バス転換と言っているが、既にバスは(留萌線に並行して沼田―深川間は)走っており、どういうつもりなのかが分からない」(渋谷副町長)と提案された内容そのものにも疑問が噴出した。
JRが路線ごとに複数自治体による協議会の設置を求めていることについては、栗山町の花田正博副町長は「自治体や駅ごとに利用状況が違い、路線維持に対する温度差がある。路線一括ではなく、自治体ごとに相談すべきでは」と述べた。
■運輸局は「冷淡」
関係自治体は、国や道にも真剣な議論を求めている。今年8月、根室本線対策協議会をつくる沿線4市1町(滝川、赤平、芦別、富良野、南富良野)の各首長らは北海道運輸局を訪れ「道内の交通体系のあり方を示してほしい」と要望した。協議会によると、運輸局側は「住民の足ならバスでもいいのでは」などと、そっけなかったという。
協議会加盟自治体のある首長は「まるで国には関係ないと言わんばかりの対応だった。国鉄から切り替わるときに、JR北海道の鉄道事業は大きな赤字になると分かっていたはずなのに」と憤りを隠さない。芦別市の今野宏市長は「道内全体を考えて交通網を整備する視点で、道や国にもっと積極的に論議に関わってほしい」と話した。
1040
:
チバQ
:2016/11/19(土) 11:52:09
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0339739.html
JR、単独維持困難な線区発表 オホーツク管内沿線首長 「費用負担応じられない」 タマネギ列車影響も
11/19 07:00
JR北海道が18日、石北線と釧網線を含む13区間を「単独では維持困難な線区」だと正式発表したことを受け、管内の沿線首長からは「とても応じられない」などと費用負担に対する反発や「公共交通の方針を示すべきだ」と国や道の関与を求める声が上がった。JRは今後、協議会を設け、路線のあり方について話し合いたい意向だが、議論の行方は不透明だ。
オホーツク圏活性化期成会の会長でもある辻直孝北見市長はJRの発表内容について「地域にとっても北海道全体にとっても大きな問題。とうてい容認できるものではない」と強調。石北線の存廃は、生産量日本一のタマネギを運ぶ貨物列車の運行にも関わるため「今後は農業や運輸関係者と話し合うこともあり得る」と述べ、関係団体や経済界とも連携していく考えを示唆した。
美幌町の土谷耕治町長は、鉄道設備を自治体に所有してもらう「上下分離方式」が提案されることを懸念。「石北線は路線が長いが、沿線自治体の数は少ない。個別自治体が負担するとなれば相当な額になるのは間違いない。町の財政事情を考えればとても応じられない」と、同方式導入には明確に反対する考えだ。
大空町の山下英二町長は「JRによる路線維持を町の基本的な考えとして協議する」と述べ、あくまで鉄路の維持が前提との考えを強調。遠軽町の佐々木修一町長も「JRの考えを詳しく聞いた上で、沿線自治体や道と協議していきたい」と述べた。
釧網線沿線の首長にも戸惑いが広がった。小清水町の林直樹町長は「非常に難しい問題だ」と一言。上下分離方式について「果たして負担に耐えられる金額におさまるのか。町として公共交通は何としてでも維持しなければならず、(負担が大きいからと)なくなってもいいです、とも言うこともできない。どうすればいいのか」と困惑。清里町の櫛引政明町長も「地域をポンと見捨てるようなことはしないでほしい。今の形で維持してもらいたい」と話した。
一方で、道や国が主導権を発揮すべきだとする声も相次いだ。JR石北線と釧網線の両方を抱える網走市の水谷洋一市長は、維持困難路線が道内の複数に及んでいることを踏まえ、「北海道全体の交通体系のあり方の検討が必要で、鉄路維持を前提に道が論点整理を行い、政策横断的な対応を図るべきだと考える」と道の関与を求めた。
櫛引政明・清里町長も「沿線自治体だけで済む話ではなくなっている。国鉄の分割民営化に関わってきた経緯から、国も全く知らんぷりというわけにはいかないはず」と、道や国を含めた協議の必要性を訴えた。
斜里町は「町長が不在のためコメントできない」とした。
■妙案なく協議難航必至 JR、期成会 意向かみ合わず
JR北海道が発表した「単独では維持が困難な路線」に石北線と釧網線が含まれ、管内でも同社が今後、沿線自治体と協議開始へ動きだす。管内18市町村でつくるオホーツク圏活性化期成会は、鉄道事業見直しに対し、道主導で全道的に対応することが必要と強調。一方JR側は、路線維持へ個別の沿線自治体に実効性ある具体策を求めている。互いの意向はかみ合っておらず、協議難航は必至だ。
「JRと自治体というよりは、道が公共交通のあり方を示してほしい」。期成会会長を務める北見市の辻直孝市長は18日の発表を受けて、そう強調した。発表された維持困難路線は、道内鉄路の約半分に及ぶ。
期成会はこれまでも、8月に道に行った要望活動で「道内交通網での鉄道の位置付けの明確化」を訴えるなど、JRの鉄道事業見直しに道の関与を求めてきた。道はワーキングチームを設置するなど一定の動きはあるものの、期待に比べて「動きが鈍い」(管内自治体幹部)との声も。管内は妙案が見つからないまま、JR側の発表を迎えた。
一方、JR側は発表で、石北線と釧網線を「安全な鉄道サービスを持続的に維持するための費用を確保できない線区」と明記。その上で、路線維持への選択肢として、利用の少ない駅廃止や列車見直しによる経費節減、運賃値上げなど、主に利便性が後退する内容を求めている。
鉄道設備を自治体が所有しJRは運行のみを行う「上下分離方式」も選択肢に盛り込み、自治体側に費用負担も含め具体的な対策を求める内容だが、「自治体に負担を求めること自体がおかしい」(土谷耕治・美幌町長)との声もあり、議論の行方は難航が予想される。
1041
:
チバQ
:2016/11/19(土) 11:53:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161118-00000122-mai-soci
<JR北海道>資金不足限界に 維持困難路線5割公表
毎日新聞 11/18(金) 21:42配信
JR北海道が単独維持困難と公表した線区
在来線の総延長の約5割を「維持困難な路線」と公表したJR北海道。その背景には、経営安定基金の運用低迷に加え、安全投資負担が重くなったことがある。国鉄分割民営化で発足したJR「3島会社」のうち九州は株式上場を果たし、明暗が分かれた格好だ。【野原寛史、藤渕志保】
「民間企業として維持できるレベルを超える路線は赤字削減や路線のあり方を相談させてほしい」。18日、札幌市内で記者会見したJR北の島田修社長は苦渋の表情で自治体に協力を求めた。
過疎化が進む広大な北海道で、JR北の経営難自体は1987年の発足当初から予想された。このため国は6822億円の経営安定基金を設け、高い利率の運用による赤字補填(ほてん)を狙った。しかしバブル崩壊後に運用益は減少し、当初見込みとの差額は来年度で累積約4500億円に上る見通しだ。これまで資産売却などでしのいだが、限界に達している。不動産事業などの多角化も、JR九州ほどの成功には至らなかった。
資金不足は安全面にしわ寄せされ、2011年には石勝線で特急列車の脱線炎上事故、13年には函館線で貨物列車の脱線事故が発生し、その後レール検査データ改ざんも発覚。利用者の信頼を失い、安全投資でさらに資金不足となる悪循環に陥った。老朽化した車両やトンネルなどの修繕を含む安全投資には16年度以降、毎年350億円必要で、道内を今夏に襲った台風被害も追い打ちとなった。
今後、JR北は沿線自治体と路線維持の費用負担などを協議。自治体が鉄道施設を保有する「上下分離」方式も検討する。しかし、自治体は「公共交通を採算性だけで判断すべきではない」「自治体財政も厳しく負担はできない」と反発の声が上がる。
見直し対象となった日高線沿線の新ひだか町の酒井芳秀町長は「路線区間ごとの協議は地域格差も生む。道全体の問題として、道や国の責任で将来を見据えた振興策を検討すべきだ」と指摘した。
JR四国をはじめ、JR他社も地方に多くの赤字路線を抱える。地域の公共交通をどう整備し、誰が費用を担うのか。JR北の苦境は、北海道だけにとどまらない、重い課題を突きつけている。
1042
:
チバQ
:2016/11/19(土) 11:54:04
http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00m/040/144000c
JR北事業見直し
「大切な足奪わないで」路線維持願う声
毎日新聞2016年11月18日 22時57分(最終更新 11月19日 10時46分)
「年金生活者には大切な足なのに……」。JR北海道は18日、在来線の総延長約2420キロのうち、約5割に当たる約1237キロ(10路線13線区)を「維持困難な路線」として公表した。路線廃止や減便、バス転換など鉄路の大幅縮小の可能性が高くなり、対象線区の住民からは不安や不満の声が漏れ、路線維持を求める声が相次いだ。【横田信行、千々部一好、平山公崇】
廃止・バス転換の検討線区となった根室線富良野-新得間の幾寅駅(南富良野町)。故高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となり、今も年間約2万5000人が訪れる。真冬のロケを炊き出しなどで支えた幾寅婦人会の元会長、佐藤圭子さん(77)は「健さんは撮影後も、地元と交流してくれた。列車が通らない『鉄道員』のロケ地なんて、健さんもファンもさみしがる」とした上で、「通学や通院に利用する人もいる。このままなくなったら困る」と路線維持を求める。
北海道のほぼ中央に位置する富良野市は、同市に乗り入れる全2路線3線区が対象となり、南富良野町の観光関係者は美瑛・富良野地域の孤立を懸念。「観光面から見た交通網の再編も考えなければならない。8月の台風被害にも遭い、泣きっ面に蜂だ」と眉をひそめた。
また、協議対象になった室蘭線岩見沢-沼ノ端間の栗山駅で、列車を待っていた由仁町の岩元好美さん(75)は「1人暮らしの年金生活者にとって、列車は大切な生活の足。今春のダイヤ改正で便利な昼前の列車がなくなった」と不安を吐露。通学に利用している岩見沢緑陵高2年の高橋茉那さん(17)は「運賃は片道360円。バスなら600円かかる。列車は冬も事故がなく、定時運行なので安心なのに……」と話した。
根室線釧路-根室間の厚岸駅から通う釧路工高2年の斉藤稜平さん(17)は「バスは料金がかさむから、親の負担が増えてしまう」、入院中の夫の見舞いに週3回ほど利用しているという浜中町の坂下光子さん(66)は「私は車の運転免許がなく、息子も仕事で忙しい。JR以外の移動手段を考えたことがない」と不安な様子だった。
方向性の提示必要
JR北海道の企業体質に詳しい加藤敬太・小樽商科大准教授(経営組織論)の話 JR北は脱線事故やレール検査改ざんなど一連の問題を起こした。その会社がこれからどう変わっていくか方向性も提示する必要がある。ビジョンを示さず、廃止対象の路線を公表したことに違和感を拭えない。台風で被災した根室線富良野-新得間を復旧させず、そのまま廃止方針を示したことも「被災したから廃止するのではないか」と思わせる。
1043
:
チバQ
:2016/11/19(土) 12:42:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161119ddlk01020121000c.html
<JR北海道>5割維持困難 「再生努力したのか」 住民は戸惑い、憤り /北海道
10:46毎日新聞
「採算だけの問題ではない」「経営努力が足りないのではないか」--。JR北海道が全体の約5割に当たる10路線13線区を単独での維持困難と正式発表した18日、廃止や負担増の提案を突き付けられた沿線の自治体と住民からは戸惑いや憤りの声が上がった。この他に「協議の対象となる可能性がある区間」も示され、更なる路線縮小への不安が広がっている。
◇札沼線
「人口減少とはいえ、現に暮らす住民がいるのに」。札沼線の新十津川駅(新十津川町)前で乗降客に休憩所を提供する後木幸里さん(85)は、この日のJR北の発表を悔しがった。
札沼線は、北海道医療大学-新十津川間(47・6キロ)がバス転換を検討するとされた。浦臼(浦臼町)までの列車は1日1往復だけで、生活の足として使う人はほとんどいない。ただ約2・5キロ東には多くの特急列車が走る函館線の滝川駅があり、滝川市街地に向かう観光客らが地域住民と談笑できるスポットをと2年前に「寺子屋」を開設した。
わずかに増えた観光客に「街再生の起爆剤になる」と期待を膨らませた中での鉄路廃止提案。「再生にとことん努力したとは見えない。採算に合わないのは昔から分かりきったことで、本州とは違う基準で論じてもらいたい」と訴えた。
出張先の東京にいた熊田義信・新十津川町長は「JRはわが身を切らず、自分の都合で地方に負担を押しつける」と語気を強めた。
この日の朝、JR北の小山俊幸常務が札沼線沿線の月形町役場を訪れ、上坂隆一町長に発表があることを伝えた。上坂町長は「公共交通を担う会社で、採算だけで判断すべきでない。先人が残してくれた遺産の廃止には怒りを感じるし、納得できない」と存続を求める決意を示した。【渡部宏人、千々部一好】
◇根室線
根室線は、釧路-根室間(135・4キロ=通称・花咲線)と滝川-富良野間(54・6キロ)の2区間が地元との協議対象とされ、富良野-新得間(81・7キロ)はバス転換などが提案された。
総合病院への通院のため浜中町奔幌戸(ぽんぽろと)から2カ月に1度、列車で釧路市に来るという女性(63)は「もし花咲線がなくなったら、もう出てこられない」と嘆く。仮にJRが使えなくなると、路線バスでは乗り換えも必要で往復料金は2倍以上になるといい「何としてでも存続してもらいたい」と話した。
釧路町別保から約20分かけて釧路市内まで通勤している男性(51)も「バス料金は高い。鉄道がなくなったり値上げとなったりすれば、影響は大きい」と険しい表情を見せた。
根室市の長谷川俊輔市長は「路線見直しだけで赤字を解消しようとする方針は慎重に判断すべきだ。上下分離方式も含めて、沿線自治体に負担を求める方針が示されたことは拙速な判断で、受け入れられない」とコメントした。
一方、富良野までの区間のバス転換が示された新得町だが、帯広や札幌方面への特急が走る路線に比べると利用者は少ない。町内会長を務める丹羽鶴松さん(78)は「旭川市の親類に会う時は車を使うので、何十年も汽車に乗ったことはない。利用者はほとんどなく、JRは空気を運んでいるようなもの」と理解を示した。【平山公崇、本間浩昭、鈴木斉】
1046
:
荷主研究者
:2016/11/19(土) 17:02:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201611/CK2016111202000136.html
2016年11月12日 東京新聞
鹿島田駅と新川崎駅 ぐっと便利に 歩行者通路が15日開通
住宅棟(奥)の竣工にともない開通する歩行者通路(手前)=幸区で
JR南武線鹿島田駅とJR横須賀線新川崎駅をつなぐ全長約四百メートルの歩行者用通路が、十五日午後一時に開通する。既に供用が始まっている両駅のペデストリアンデッキと、両駅の間に位置し、同時に竣工(しゅんこう)する住宅棟の敷地内通路がつながることで、便利になりそうだ。
駅周辺の再開発事業で完成した住宅棟は地下二階、地上四十七階建て。これまでペデストリアンデッキを利用して両駅を行き来する場合、住宅棟手前で一度地上に下りなければならなかった。
再開発事業は二〇〇七年度に都市計画決定された。商業施設「新川崎スクエア」が昨年三月にオープンし、住宅棟や周辺の道路整備などが行われている。 (小形佳奈)
1049
:
チバQ
:2016/11/22(火) 21:49:02
http://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20161122000054.html
北陸新幹線、学研付近ルート「事業性厳しい」 JR西社長
11:00京都新聞
JR西日本の来島達夫社長は21日、東京都内で記者会見し、北陸新幹線敦賀以西ルートの選定で、京都府が求めている京都―新大阪間で府南部の関西文化学術研究都市付近を経由する「南回り」について「事業性としては厳しい」と否定的な見方を示した。
JR西は福井県小浜市から京都駅を経て、東海道新幹線の北側を回って新大阪駅に至るルートを提示している。来島社長は京都―新大阪間に関し「速達性を重視し、京都から直線的に新大阪へいくことが必要。南回りをつくるには途中駅で利用を誘発することに意味があるが、途中駅が明確ではない」と指摘した。
その上で国土交通省が示した費用対効果の数値で、南回りが投資に見合わないとされる1を下回ったことを踏まえ「事業性は厳しいルートだ」と述べた。
小浜舞鶴京都、米原ルートを含む3案を比較している与党検討委員会は、あらためてJR西に意見を聞く方針。来島社長は「(ルートへの)思いは変わるものではない。私どもの思いを正確に伝え、あとは国の議論において決めるのが筋だ」と話した。
1050
:
チバQ
:2016/11/22(火) 21:50:30
http://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20161122083244846.html
新幹線、小浜・京都ルート支持相次ぐ 北陸、関西の経済界など
08:30福井新聞
新幹線、小浜・京都ルート支持相次ぐ 北陸、関西の経済界など
北陸新幹線敦賀以西のルート案
(福井新聞)
北陸新幹線敦賀以西に関する3ルート案の調査結果が国土交通省から示され、北陸、関西の経済界をはじめ小浜・京都ルートを求める声が日増しに高まっている。22日には福井県の西川一誠知事が沿線自治体のトップを切り、与党敦賀以西ルート検討委員会に出席。小浜・京都ルートが米原、舞鶴ルートより「早さ」や「使いやすさ」で優れていることを主張し、年内決定と早期整備を訴える。
■そろう足並み
「乗客の利便性と速達性、料金、災害発生時の完全なバイパス機能などの観点で、一部区間であっても、他の新幹線と重複しない方がいい。北陸経済連合会、JR西日本が推している小浜・京都ルートで早期に着工してほしい」
17日に北陸新幹線建設促進同盟会などが行った中央要請で、関西経済連合会の辻卓史リニア・北陸新幹線担当委員長は、福井県が求める小浜・京都ルートの支持を表明した。関経連が敦賀以西の具体的なルートに言及したのは初めて。15日に表明した北陸経済連合会の久和進会長と足並みをそろえた。
18日には富山県の石井隆一知事が定例会見で「乗り換えがなく早く着き、料金が安い小浜・京都ルートが良いという意見が相当多い」と評価して事実上の支持を表明した。
富山県議会最大会派の自民党会派も同じ考えを総会で決定。中川忠昭幹事長は「北陸新幹線の金沢開業後、富山県民は金沢駅での乗り換えに苦労している。東海道新幹線の代替機能という意味でも、大阪に直通することが大事だ」と強調。国の調査結果では、小浜・京都ルートの工期は米原ルートより5年長いが「年内に決め、金沢―敦賀と同時に整備を進めれば、その差はないに等しい」と力を込める。
■大混雑の恐れ
利用者のメリットが最も大きい小浜・京都ルートに対し、乗り換えが必要で所要時間が一番長く、料金が最も高いのが米原ルートだ。
国交省幹線鉄道課によると、米原駅での乗り換えは15分と想定。敦賀―新大阪の距離は小浜・京都ルートより約20キロ長いために運賃が高く、JR西とJR東海の両路線を走ることで特急料金が割高になる。
特急しらさぎの乗客に加え、湖西線を走っていた特急サンダーバードの利用者も米原駅で乗り換えになり、改札は今よりさらに大混雑する恐れがある。乗り継ぎダイヤの調整も困難が予想される。
■過密ダイヤ
米原ルート推進派には「リニア中央新幹線が大阪まで開業すれば、東海道新幹線の過密ダイヤに余裕が生まれ、北陸新幹線を乗り入れることができる」との見方がある。
ただ、リニアと東海道新幹線「のぞみ」の共通駅は品川と名古屋、新大阪の3駅しかなく、福井県新幹線建設推進課は「東京、新横浜、京都駅で乗り降りする人の多くはのぞみを引き続き利用するだろう」と分析。また、新たにリニア沿線となった地域の利用者も、リニアから東海道新幹線や北陸新幹線に乗り換え、京都、北陸方面に向かうと想定され、東海道新幹線の過密ダイヤは解消できないとする。
一方、舞鶴ルートは国の調査結果で投資に見合わないとの数値が示され、3番手との見方が大勢だ。しかも福井―新大阪の所要時間は小浜・京都ルートに比べて12分長く、運賃も約2千円高い。福井だけでなく、北信越の沿線地域にもメリットがなく、福井商工会議所の川田達男会頭は今月1日の会見で「舞鶴ルートなら悲劇」と述べた。
22日の与党検討委で西川知事は米原、舞鶴ルートには最も大事な利用者の視点が欠けていることを訴える予定だ。
1051
:
チバQ
:2016/11/22(火) 23:13:25
http://toyokeizai.net/articles/-/145533
仰天!「超長距離」通勤列車の遠すぎる始発駅
東京に3時間以上かけてやってくる列車も
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渡辺 雅史 :フリーライター 2016年11月20日
平日朝の通勤ラッシュの時間帯、全国各地のターミナル駅には、たくさんの列車が到着する。
その多くは郊外にある車庫や、駅のホームの脇などにある、一時的に車両を停めておく「留置線」と呼ばれるところに置かれていた列車だ。だが、車庫や留置線にある車両だけでは通勤客を運びきれない、もしくは、増え続ける通勤客に対して車庫が手狭になってしまった、という場合、遠くにある車庫に列車を置いて対応することがある。
時刻表を見ると、朝5時台、6時台に遠くの駅から出発して、8時台、9時台にターミナル駅に到着する列車が各地で走っている。
そんな「一見なんでもないような通勤列車に見えるけれど、実はすごいところから来ている」列車をいくつか紹介したい。
富士山のふもとから来る通勤電車
東京と新宿・立川・八王子方面を結ぶ中央線の快速。この路線には、富士山のふもと、山梨県の富士急行線河口湖駅を朝5時48分に出発し、8時51分に東京に到着する電車が走っている。走行距離114.4キロメートル、所要時間3時間3分。途中47もの駅に停車する。
この電車は新宿に8時35分に到着するので、通勤で乗ったことのある沿線の方は多いと思われるが、河口湖が始発駅だということを知って乗る方は少ないだろう。ちなみに、河口湖発の快速は1日2本あり、もう1本は河口湖を6時18分に出発、東京着は9時20分となっている。
中央線の快速にはもうひとつ、変わったところから来ている通勤電車がある。青梅線の奥多摩駅を6時6分に出発し、8時14分に東京に到着する電車だ。
河口湖と東京を結ぶ電車は、夕方の時間帯に通勤快速河口湖行が走っているので「逆もあるだろうな」と想像がつくが、東京発奥多摩行の中央線快速電車は平日、土休日とも1本も運転されていないため、意外な感じがある。始発駅の奥多摩も終着駅の東京も東京都内。2時間以上かけてこの電車を乗り通せば、東京都の広さを実感できるだろう。
新幹線なら40分の距離に4時間!
名古屋エリアで走っている朝の長距離列車は、東海道本線静岡発の岐阜行普通列車だ。静岡駅を早朝5時1分に出発し、名古屋に9時4分、終着の岐阜には9時34分に到着する。静岡を6時41分に出る東海道新幹線の「ひかり493号」に乗ると、名古屋着は7時24分。新幹線だと43分で行ける距離を4時間かけて走るという、なかなかの鈍行ぶりだ。
海沿いを走る紀勢本線。紀伊田辺駅6時ちょうど発の京橋行きは、この路線を大阪方面へと向かう(写真:tarousite / PIXTA)
関西エリアでは、和歌山県の紀勢本線紀伊田辺駅を朝6時ちょうどに出発する列車が、天王寺、大阪を通って京橋までを結んでいるほか、三重県伊賀市にある関西本線の柘植(つげ)駅を6時34分に出る列車は、草津線、東海道線を経由して大阪まで乗り入れている。
九州では、博多に8時19分に到着する普通列車が、長崎県の佐世保の手前、早岐(はいき)駅を始発駅としている。5時34分に早岐を出発した列車は、有田、肥前山口、佐賀、鳥栖、博多を通り、さらに小倉、門司港へと向かう。終着の門司港駅到着は10時11分。午前8時台に博多に到着するこの通勤列車は、JR九州の普通列車の中で、最長距離を走る列車だ。
1052
:
チバQ
:2016/11/22(火) 23:13:49
首都圏では、小田急多摩線の唐木田から東京メトロ千代田線を経由し、JR常磐線の我孫子を結ぶ列車など、3つの鉄道会社にまたがって運転される列車は珍しくない。だが、全国的に見てみると、3社以上を直通する列車は数少ない存在だ。
そんなレアな存在の列車が、朝の通勤時間帯、意外なところで運転されている。まずひとつめは、新潟県の糸魚川を6時41分に出発する金沢行普通列車だ。この列車は、えちごトキめき鉄道の糸魚川駅を出発して、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道を経由して金沢へと向かう。
北陸新幹線の開業によって誕生したこれら3つの鉄道会社だが、時刻表を見ると金沢発富山行など、2社にまたがって運転される列車は多数あるものの、3社にまたがって運転されるのはこの列車と、夕方に金沢を出発する糸魚川行の1往復だけだ。
そしてもう一つは、岩手県の小鳥谷(こずや)を6時33分に出る鮫行の普通列車だ。始発駅の小鳥谷はIGRいわて銀河鉄道の駅で、ここから青い森鉄道、JR東日本の八戸線を経由して、終着駅の鮫に8時24分に到着する。走行距離59.9キロメートル、所要時間1時間51分と、非常にのんびり走る列車だ。
日本で1本しかない通勤列車が北海道に
珍しい通勤列車は他にもある。JR北海道では、函館本線の倶知安(くっちゃん)を6時20分に出発する苫小牧行(札幌8時19分着)が、日本で1本しかない特徴のある列車だ。この列車は途中の小樽と札幌の間で電車とディーゼルカーを一緒に連結し、電力とディーゼルエンジンの両方を使って運転されている。
また、長野県の篠ノ井駅を8時3分に出る豊野行の普通列車も珍しい存在だ。長野駅を発着する在来線の列車は、この列車以外すべてが長野始発、長野止まりで、この1本だけが唯一、長野駅を「途中駅」とする列車なのだ。
最近は、早朝に遊んでから出社する「エクストリーム出社」が話題となっている。もし自分が通う会社や学校の近くに、ちょうどいい時間に到着する列車があったら、早朝、もしくは前日に始発駅へと向かい、長距離列車や珍しい列車に乗って出社する「鉄ストリーム出社」をしてみるのも面白いだろう。
1053
:
チバQ
:2016/11/22(火) 23:30:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000105-asahi-pol
北陸新幹線延伸ルート案、試算に疑問点 選定へ聞き取り
朝日新聞デジタル 11/22(火) 21:53配信
北陸新幹線延伸ルート案、試算に疑問点 選定へ聞き取り
北陸新幹線の与党検討委員会は、沿線自治体からの聞き取りを始めた=22日、東京・永田町
北陸新幹線の大阪延伸ルート(敦賀―新大阪)の選定に向け、与党が22日、沿線自治体から聞き取りを始めた。「小浜・京都」案を軸に検討を進める方向だが、国土交通省による所要時間などの試算に、疑問点も浮上している。
【写真】北陸新幹線の延伸ルート案と国交省試算
「舞鶴(京都府)」「小浜・京都」「米原(滋賀県)」の3ルート案について、与党の検討委員会は22日、敦賀駅がある福井県の西川一誠知事から意見を聞いた。西川氏は、費用対効果や運賃面で小浜・京都の優位性を強調したという。11日に国交省が示した試算でも小浜・京都だけ所要時間が1時間を切り、運賃が最も安かった。与党関係者は「普通に考えればこのルートが軸になる」と話す。
だが、試算には「乗客数の想定が現実的でない」(滋賀県関係者)との指摘も出ている。開業初年度の1キロあたりの乗客数を1日平均4万1100人としているが、近いルートを走る在来線特急の約2・4倍の水準だからだ。国交省は在来線特急より所要時間が40分近く縮むため「新たな移動需要が生まれる」(幹線鉄道課)と主張している。
1054
:
とはずがたり
:2016/11/24(木) 11:02:10
>>1038
>音威子府村の佐近勝村長は「町村会では『JRと話し合ってもらちが明かない。いっそのことつぶれて、別の担い手になった方がいい』という声が少なくなかった。JRが信頼できるパートナーになれるかどうかが重要」とくぎを刺した。
過激だなぁw。
けどJR北は労組の力が強すぎる様だし,この一遍潰したが方が良いって気持ちは理解出来る。
選別雇用しても大丈夫だってのは国労vsJRで確立してるしな。革マルを潰せるぞ(;´Д`)
それにしても一気に来て反撥が大きくなりすぎて話しが潰れない事を祈る。
先ずは日高本線,留萌本線,根室本線富良野〜新得,札沼線辺りに絞った方が良さそうだな。
1055
:
とはずがたり
:2016/11/24(木) 11:04:10
>>1050
こうなると将来,敦賀─岐阜羽島に新幹線建設だなぁ(;´Д`)
小浜・京都ルートだと中京⇔北陸の利便性が大部下がるがどうする心算だろう?
新幹線リレー号的なものを走らせるのかな?米原─敦賀の新快速の増強で十分か。
1056
:
とはずがたり
:2016/11/24(木) 22:00:40
昭和59年の鉄道弘済会発行の中部編時刻表が転がってた。小さい奴である。定価200円。
急行東海が未だ走ってるけどその165系東海2往復4本中が1本だけ浜松始発であった頃のものであるが,時刻表を見てて以下の様だったらしい。
東京7:15─301M急東海1号→静岡10:04/11:02─444M→三島12:08/12:19─459M→浜松14:38/15:17─304M急東海4号(浜松・静岡間468M普通)→東京19:43
大垣夜行にも使えそうだが大垣夜行は折り返し静岡行き普通になる記憶があるのでこれは品川の電車区所属の車輌が使われたのであろう。朝,国府津辺りから持って来て夕方国府津辺りへ入庫してたら恰度良さそうである♪
1057
:
チバQ
:2016/11/24(木) 23:02:04
http://www.sankei.com/west/news/161124/wst1611240057-n1.html
2016.11.24 18:00
フリーゲージ乗り入れ「無理」 JR西社長「山陽新幹線は時速300km前提」
JR西日本の来島達夫社長は、九州新幹線長崎ルートに導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の山陽新幹線への乗り入れについて「難しい面がある」との認識を示した。
フリーゲージトレインの最高時速は270キロなのに対し、山陽新幹線は最高300キロで運転している。
来島社長は「最高速度を前提にダイヤを組んでおり、ダイヤ構成上、非常に問題は大きい」と理由を説明した。
1058
:
チバQ
:2016/11/26(土) 09:20:12
http://www.sankei.com/economy/news/161125/ecn1611250028-n1.html
2016.11.25 18:26
鬼怒川線に来夏「東武ワールドスクウェア」駅 東武が10年ぶりの新駅
東武鉄道は25日、鬼怒川線の小佐越-鬼怒川温泉駅間(2・5キロ)に「東武ワールドスクウェア」駅を来年夏に開業すると発表した。
東武ワールドスクウェアは、世界の遺跡や建築物を模型で再現したテーマパークで、平成27年度は約41万人が来園。5年の開園以来、最寄りの小佐越駅から徒歩8分かかっていたが、入園口の前に新駅を設けて利便性を高める。来春から運行する新型特急「リバティ」も停車する予定。
東武が新駅を開業するのは、17年8月の野田線(アーバンパークライン)「流山おおたかの森」駅以来、10年ぶりとなる。
1059
:
チバQ
:2016/11/26(土) 11:11:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00000027-kyt-soci
新幹線“新駅”「南田辺・狛田地区」が候補 京都・京田辺市
京都新聞 11/25(金) 22:50配信
北陸新幹線の延伸ルートで、与党検討委員会が京都府京田辺市内に駅を設置した場合の費用対効果などの調査を国土交通省に指示したことについて、同市は25日、関西文化学術研究都市の「南田辺・狛田地区」(京田辺市・精華町)が駅候補地の一つになることを明らかにした。
延伸ルートの京都-新大阪間について、京都府は関西学研都市「精華・西木津地区」(精華町・木津川市)への経由を念頭に「南回り」を提案していたが、奈良県の荒井正吾知事が県を通過し建設費を負担するルートに難色を示し、検討委で県の北を通る京田辺市経由ルートが浮上した。
同市は、府などが土地を有しているが開発が進んでいない「南田辺・狛田地区」が、京奈和自動車道が通り、近鉄やJRとのアクセスも良いとして有力な駅候補地になるとしている。
石井明三市長は同日の会見で、市内の駅候補地について明言を避けつつ、「(関西学研都市の)開発を後押しする大きなインパクトとなり、府南部全体の地域振興につながる」と期待を示した上で、「(府や山城地方の自治体などでつくる)北陸新幹線府南部ルート誘致促進同盟会で引き続き(南回りルート)誘致に向けて取り組んでいきたい」と話した。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20161124000139
新幹線「南回り」京田辺経由検討へ 与党委、奈良県通過拒否で印刷用画面を開く
北陸新幹線の敦賀以西ルートを選定する与党検討委員会は24日、京都―新大阪間で京都府が提案している関西文化学術研究都市付近(精華・西木津地区)を経由する「南回り」について、京田辺市に駅を設置した場合の費用対効果や建設費などを年内に調査するよう国土交通省に指示した。沿線の奈良県が県内を通過することに反対したためで、今後は京田辺市経由が検討対象になる。
この日の意見聴取に出席した奈良県の荒井正吾知事が、県内を通過する学研都市経由は「県の財政負担に見合うメリットがない」として拒否した。これを受けて西田昌司委員長が、奈良県を通過せず、JR片町線や近鉄京都線が通る京田辺市への修正を提案。荒井知事は「京田辺市の方が利便性は高い。財政負担もないので反対するものではない」と受け入れた。
小浜京都ルートを求めているJR西日本の来島達夫社長も意見聴取に応じ、「最短の距離と時間でいけるルートが基本だ」と小浜京都の優位性を訴えた。南回りのルート修正については「現時点は(東海道新幹線の北を通る)北回りを想定している。調査のデータを見て委員会が判断されると思う」と述べた。
【 2016年11月24日 23時00分 】
1060
:
チバQ
:2016/11/26(土) 11:14:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00000544-san-bus_all
北陸新幹線の米原乗り入れは「到底困難」 JR東海社長が改めて強調
産経新聞 11/25(金) 18:04配信
北陸新幹線の敦賀-大阪間の延伸ルートをめぐり、JR東海の柘植康英社長は25日の定例会見で、米原から東海道新幹線に乗り入れる案は「到底困難だ」との見解を改めて示した。両新幹線の運行システムが異なるほか、東海道新幹線のダイヤが過密なため。2037年ごろとなるリニア中央新幹線の大阪開業後はダイヤに余裕が生じるとみられるが「相当先の話で、想定は難しい」と述べた。
延伸ルートに関しては、米原駅(滋賀県)で東海道新幹線につなぐ「米原ルート」▽福井県小浜市から南下し京都経由で新大阪に至る「小浜京都ルート」▽小浜付近から京都府舞鶴市を経由して新大阪に至る「小浜舞鶴ルート」-の3案について、国土交通省が費用対効果などの試算結果を与党に今月11日示した。
与党は年内に小浜京都ルートを選ぶ方向。運行主体となるJR西日本も同じ意見だ。ただ、事業費が最も安い米原ルートや、地域活性化への期待から小浜舞鶴ルートを推す声も根強い。
1061
:
チバQ
:2016/11/26(土) 11:15:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00000525-san-pol
北陸新幹線延伸、奈良回避の新ルート案 与党が国土交通省へ検討要請
産経新聞 11/25(金) 12:54配信
北陸新幹線延伸、奈良回避の新ルート案 与党が国土交通省へ検討要請
北陸新幹線「京都―新大阪」間のルート案(写真:産経新聞)
北陸新幹線の大阪延伸をめぐり、京都-新大阪間で検討されている南北の新ルート2案のうち、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)を通る「南側ルート」について与党は24日、奈良県を経由しない新ルートの検討を国土交通省に要請した。同日、与党の検討委員会に奈良県の荒井正吾知事が出席し、経済的便益の観点から南側ルートに反対を表明したため。
荒井知事によると、現状の南側ルートで奈良県内を5キロ経由した場合、県負担は250億円、補助金を除いた単独負担でも150億円にのぼる。しかし、奈良から北陸方面に向かう場合、JRか近鉄で京都を経由するのが一般的で、けいはんな学研都市経由では多くの利用者が期待できず「財政負担に見合うメリットがない」と述べた。
荒井知事の反対表明を受け、与党の敦賀・大阪間整備検討委員会の委員長で、南側ルートの提唱者でもある西田昌司参院議員(自民)は「学研都市の南側を通る案は奈良、近畿全体にとっても新幹線の利益を享受できると考えたが残念」と述べた。
そのうえで西田氏は、京都府京田辺市のJR京田辺駅や、隣接する近鉄新田辺駅と連絡しつつ奈良県を通らない代替案を示し、「ここに新幹線が入ってくれば、ネットワーク的に良いのでは」と述べた。この奈良回避ルート案については、荒井知事も歓迎の意向を示した。国交省は今後、新ルートの費用対効果などについて調査を行う。
同日の検討委員会にはJR西日本の来島達夫社長も出席。福井県敦賀市以西の延伸3ルート案について、同県小浜市から南下して京都に至る「小浜京都ルート」を改めて支持した。与党は引き続き沿線自治体への意見聴取を進め、年内に延伸ルートを正式決定する。
1062
:
チバQ
:2016/11/26(土) 11:16:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00000034-mai-soci
<北陸新幹線>延伸ルート 沿線自治体で温度差
毎日新聞 11/25(金) 11:25配信
北陸新幹線の敦賀-大阪の延伸ルートについて石川県加賀地方の沿線自治体で温度差が生じている。沿線3市長がそれぞれ24日の記者会見でルート案に対する考えを表明し、山田憲昭・白山市長と宮元陸・加賀市長が「小浜・京都ルート」を支持する一方、和田慎司・小松市長は「米原ルート」を推した。東海道新幹線の代替機能や中京圏とのつながりなど、どの要素を重視するかによって首長間で違いが出ている。【中津川甫】
敦賀以西のルートを巡っては、(1)米原で東海道新幹線につなぐ米原ルート(50キロ)(2)小浜から京都に南下する小浜・京都ルート(140キロ)(3)小浜、舞鶴を通る舞鶴ルート(190キロ)--の3案が候補となっている。想定工期は、小浜ルートと舞鶴ルートが各15年、米原ルートが10年。
小浜ルートは福井県やJR西日本などが推し、米原ルートは石川県議会や滋賀県が実現を求めている。
ルート選定を検討している与党は小浜ルートに絞り込む方向で調整に入った。
小浜ルートに理解を示す山田市長は「県議会の議決は重いが、(米原での)乗り換えは面白くない。乗り換えなしで時間も早く、安いとなると、どう考えても(小浜ルートに)ならざるを得ない」と話した。
同じく小浜ルートの宮元市長は「県議会の決議には元々賛成ではない。(延伸ルートは東海道新幹線の)代替機能が一番大事」とし、東海道新幹線につなぐ米原案に否定的な考えを表明。さらに「福井県を通るから、福井の総意や活性化策を尊重すべきではないか」とした。
一方、米原ルートを推す和田市長は「早くつながった方がいい。建設費も一番安い」と主張。「トヨタなど日本経済をリードしているのは東海地区。地元中小企業もさまざまな部品を受注しており、南加賀では大きなメリットがある。大阪ではない」とし、建機大手・コマツのお膝元である地元と中京圏とのつながりを重視した。3案で運賃が最も高い点については「乗り換えなどがあるためだと思うが、JR同士で工夫してほしい」と求めた。
1063
:
チバQ
:2016/11/26(土) 11:18:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000106-mai-bus_all
<北陸新幹線>「小浜・京都」与党調整…所要時間最短
毎日新聞 11/24(木) 22:46配信
<北陸新幹線>「小浜・京都」与党調整…所要時間最短
◇費用対効果も優れ
北陸新幹線の福井県敦賀市以西のルート選定を検討している与党は、三つのルート案のうち、同県小浜市を経由し京都駅、新大阪駅に至る「小浜・京都ルート」に絞り込む方向で調整に入ったことが24日、分かった。3案の中で北陸と大阪の所要時間が最短で、国土交通省が今月公表した試算でも費用対効果が良好なため。与党は年内にも決定したい考えだ。
新幹線の運営主体となるJR西日本も同日開かれた与党検討委員会(委員長・西田昌司自民党参院議員)に出席し、従来と同様に小浜・京都ルートが望ましいとの意見を表明した。ただ、他の2案の沿線自治体はそれぞれの利便性の高さを訴えており、与党は意見を聞きながらさらに調整を進める。
北陸新幹線の整備計画で敦賀以西のルートは、小浜市付近を経由し大阪に至るよう定められている。ルート案として検討されているのは、小浜・京都ルートのほか、滋賀県米原市で東海道新幹線に接続する「米原ルート」と、福井県小浜市と京都府舞鶴市を経由して京都駅、新大阪駅に至る「舞鶴ルート」がある。
今月11日に発表された国交省の試算結果では、米原ルートは建設費が約5900億円と他ルートより大幅に安かった。一方、敦賀-新大阪間の所要時間と料金では小浜・京都ルートが最短・最安(43分、5380円)だった。同ルートの建設費は約2兆700億円だが、建設で生じる総便益(利便性向上の効果額)が3案中最も多いとされた。3案で最も長距離の舞鶴ルートは建設費が約2兆5000億円と最大で、採算性が悪いと評価された。
滋賀県は米原ルートの採用を訴えているが、JR西日本は「米原ルートを採用すると現状でもダイヤが過密な東海道新幹線の線路を走る必要があり、システム統合の面からも難しい」と否定的だ。また、京都府は日本海側を活性化させるという地方創生の観点から、舞鶴ルートの採用を主張しており、各自治体はさらに与党への働きかけを強める構えだ。【北陸新幹線取材班】
1064
:
名無しさん
:2016/11/26(土) 11:29:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161125/k10010783861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_023
JR北海道の台風被害 国が復旧費全額補助へ
11月25日 12時39分
ことし8月から9月にかけての台風や大雨で鉄道の施設に大きな被害を受けたJR北海道に対して、国土交通省は、復旧費用を実質的に全額補助することを決めました。
JR北海道は、ことし8月から9月にかけての台風や大雨で8つの路線で橋が流されるなどの被害が出て、復旧費用がおよそ38億円に上る見通しです。
国土交通省は25日、JR北海道の復旧費用について支援することを決め、今年度予算の予備費から8億円余りを支出することを閣議で決めました。このほかの費用については、車両やレールの更新など安全投資のための助成金を充てて支援することなどにより、JR北海道の復旧のための費用は実質的に全額補助されることになるということです。
石井国土交通大臣は、25日の閣議のあとの記者会見で、「JR北海道が必要な資金を確保できるように措置した。支援を活用して早期の復旧に努めてほしい」と述べました。
1065
:
とはずがたり
:2016/11/26(土) 13:12:31
鹿屋と垂水も購入して大隅線復活
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191161933/338
させようww
日南市、JR九州株を購入…路線存続求め
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20161126-567-OYT1T50019.html
09:05読売新聞
利用者数が低迷するJR日南線の存続を求め、沿線の宮崎県日南市が、10月に上場したJR九州株を購入した。
隣接する同県串間市も近く取得する方針。JR吉都線沿線にある同県小林市も購入を検討中だ。背景には、上場で経営合理化による不採算路線の廃止論が強まりかねないとの危機感がある。
日南線は1963年に開通し、南宮崎(宮崎市)―志布志(鹿児島県志布志市)駅間の88・9キロを結んでいる。日南市は10月、JR九州の3800株を988万円で購入。崎田恭平市長は「路線の維持を求める姿勢を示すため」としている。
同じく沿線の串間市も約3300株を取得する方針で、購入費1000万円を今年度の一般会計補正予算案に計上し、市議会の12月定例会に提案する。野辺修光市長は「日南線は通勤、通学など生活の足として不可欠。JRに存続を訴えていきたい」と強調する。
1066
:
チバQ
:2016/11/28(月) 00:26:37
http://mainichi.jp/articles/20161127/ddr/041/040/002000c
JR留萌線
一部、最終運行まで1週間 廃線後の街、模索 増毛町長「駅活用し観光名所に」
毎日新聞2016年11月27日 北海道朝刊
利用者減少などにより95年の歴史に幕を下ろすJR北海道の留萌線の留萌-増毛間(16・7キロ)の最終運行が12月4日に迫った。往時を知る北海道増毛町の堀雅志町長(62)は、廃線を受け入れる苦渋の役割を担った。「列車が来なくなっても、増毛駅は地域の中心だ」と、鉄道が消えた後の街づくりを模索している。【横田信行】
堀さんは「時刻表を持って列車で旅をするのが大好き」という鉄道ファン。高校時代には増毛から1人で急行を乗り継ぎ、九州まで行ったこともある。鉄路は連絡船を経て、全国につながっていた。
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留萌-増毛間も、高校通学で利用。朝の列車は150人ほどの高校生や「ガンガン部隊」と呼ばれた海産物の行商人でにぎわった。だが次第に道路整備が進み車も普及して、娘2人は高校の通学に、鉄路と並行するバス路線を選んだ。町の人口はピーク時の約4分の1の4500人余りに減少。増毛高校も2011年に閉校した。
この区間の1日1キロ当たりの利用者は1987年度の480人から2014年度は39人に落ち込み、100円の営業収益を得るのにかかった費用を示す「営業係数」は4161円に膨らんだ。
町役場でJR北との協議の担当課長だった堀さんは線路沿いに住み、列車の音が聞こえる日常が揺らぐ中で15年2月、町長に初当選。JR北は同年5月、廃止前提の協議を拒む町に「我々の判断で進めるしかなくなる」と通告してきた。その姿勢に反発が募り、今年4月の廃止同意書への署名は耐え難かった。せめて抗議の意思をと、最近まで最終運行日の式典欠席を考えていたほどだ。
だが「町民が乗らないのは事実」と言葉をのみ込み、廃止後の地域振興に協力を得ることに力を注いできた。
増毛駅は、81年に製作された故高倉健さん主演の映画「駅 STATION」のロケ地となった。夫婦でエキストラに参加し、思い入れも深い。廃線後は駅を往時の姿に戻し「これからも町民や観光客が集まる場所にすることから始めたい」と話す。
1067
:
チバQ
:2016/11/28(月) 19:03:03
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161127-OYT1T50064.html
新幹線延伸、米原案巡り自民党内に温度差…石川
2016年11月28日 18時20分
北陸新幹線敦賀以西ルートを巡り、石川県議会で米原案を決議した自民党内に微妙な温度差が生じ、谷本知事が苦悩を深めている。
来月5日の特定ルートの支持表明に向けた意見集約の混迷を危惧する声も出ている。
自民県連役員の県議は26日、金沢市で県内6国会議員に米原案実現に向けた協力を要請し、福村章会長は終了後、「決議を尊重してしっかりやるとの返事だった」と結束を強調。ただ、国会議員も一枚岩とは言えず、岡田直樹参院議員は「決議を踏まえ、しかし、予断を持たずに考えたい。特定ルートはいささか時期尚早だ」と言葉を濁した。
その後の谷本知事との県政懇談会でも、決議を援護する積極的な発言は誰からもなく、馳浩衆院議員(石川1区)は「乗り換えのないことは大きな優位。北陸で足並みをそろえてほしい」と福井、富山県が推す小浜―京都案への支持を示唆。県議としては国会議員の同意を得て知事に米原案を迫る段取りだっただけに、肩すかしを食らう形となった。
谷本知事はこの日も「熟慮する」と述べるにとどめたが、ある県幹部は「(県内で意見が割れており)わざわざ火中の栗を拾う必要もない」と、知事が米原案と小浜―京都案を併記するのではとの見方も示した。
1068
:
チバQ
:2016/11/28(月) 19:11:13
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161128_23034.html
<北海道新幹線>高速走行3年延期に青森困惑
北海道新幹線の新青森-新函館北斗間(約149キロ)のうち、青函トンネルを含む貨物列車との共用走行区間(約82キロ)の高速走行実現が3年程度先延ばしとなった。全ダイヤでの高速走行を長年要望してきた青森県議会と県は、国土交通省の見通しの甘さを批判。今後のスケジュールを示さない国の姿勢に不信感を募らせている。
◎貨物共用区間 国の姿勢に不信感
「高速走行時期が延びるという今回の説明は、誠に唐突な感を免れない」
今月上旬に開かれた青森県議会新幹線・鉄道問題対策特別委員会で、国の報告に対する受け止めを聞かれた三村申吾知事は不満をのぞかせた。出席した国交省の担当者に対し、県議からも「なぜ今ごろになって新たな問題が出てくるのか」「3年間の議論は何だったのか」と質疑が相次いだ。
青森県は、全ダイヤでの高速走行実現を条件に2005年、北海道新幹線の着工に同意した背景がある。今回の報告に、県幹部も「高速走行を本気で実現しようとしていないのではないか。調整の仕方は考えようと思えば出てくるはずだ」と疑念を抱く。
新幹線は本来、時速200キロ以上で走行する。北海道新幹線の最高速度は時速260キロで、青函トンネルも将来的に新幹線が高速走行する前提で規格設計、建設された。
現状は、地震発生や新幹線の風圧による貨物列車の荷崩れや脱線事故を防ぐため、トンネルの前後を含む共用区間で、これまでの特急列車と同じ時速140キロで走行する。高速走行が実現すれば、新青森-新函館北斗間の所要時間は約1時間から約30分に短縮される。
青森県はこれまでに、北海道新幹線建設費計約5800億円のうち、約803億円(見込み含む)を負担してきた。特別委では「(短縮された)わずか3分に803億円かかったのか」と、所要時間や運賃、乗り換えの利便性がさほど向上しないことへの県民の不満を代弁する県議もいた。
県議側からの「高速走行が実現するまで、運賃を見直せないか」との質問に、国は「運賃の軽減措置は制度的に難しい」と即答。新たな負担金を心配する声に対しては「現時点では想定していない」と述べた。
問題視された地元への情報提供の機会の少なさに関しては、函館市内で22日に開かれた沿線自治体や商工団体による協議会で、高速走行の早期実現に向け新たな検討組織が設置される見通しとなった。県によると、国と沿線自治体に加え、経済、観光関係者らで構成し、社会的・経済的な側面からの議論の深化と、国との情報共有を強化する狙いがあるというが、設置時期など詳細が決まるのはこれからだ。
[青函共用走行区間の高速走行延期]国は2013年3月に示した方針で、18年春に1日1往復の高速走行実現を目指すとしていたが、今年10月下旬、21年春まで3年程度延期することを青森県などに報告した。理由として、(1)安全運行するためにレールの金属疲労層を削り取る「削正(さくせい)」作業に想定以上の時間がかかり、完了が19年度になる(2)トンネル内のすれ違いや衝突を避けるための貨物列車誤進入防止システムも導入までに試験が必要になる-ことなどが示された。
関連ページ: 青森 社会.
2016年11月28日月曜日
1069
:
チバQ
:2016/11/29(火) 21:33:57
http://www.sankei.com/politics/news/161129/plt1611290022-n1.html
2016.11.29 17:51
北陸新幹線で富山知事が小浜京都ルート支持 「速達性に優れ運賃も安い」
富山県の石井隆一知事は29日の県議会本会議で、北陸新幹線で未着工の福井県・敦賀以西について「(同県・小浜から南下して京都を経由する)小浜京都ルートが望ましい」と述べ、同ルートを支持する考えを表明した。
石井知事は答弁で「小浜京都ルートは速達性に優れ、乗り換えがなく運賃も安価」と指摘。年内のルート決定を求めるとともに、早期の全線開通を働き掛けるとした。
北陸新幹線延伸を巡っては、滋賀県・米原で東海道新幹線に乗り換える「米原ルート」と京都府・舞鶴を通る「小浜舞鶴ルート」も候補になっている。所要時間や投資効果から小浜京都ルートを支持する声が強まっている。
1070
:
チバQ
:2016/11/30(水) 19:00:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00010000-norimono-bus_all&pos=2
「エル特急」いつの間にか影薄く 残りわずか5種 特急大衆化の立役者はいま…
乗りものニュース 11/26(土) 7:00配信
「エル特急」いつの間にか影薄く 残りわずか5種 特急大衆化の立役者はいま…
「エル特急」の「しらさぎ」。前面のマーク左上に「L」の字が入っている(1989年、恵 知仁撮影)。
「特急」を大衆的な存在に
北海道の札幌駅と室蘭方面を結ぶ「すずらん」、札幌駅と旭川駅を結ぶ「スーパーカムイ」、名古屋、米原駅と金沢駅を結ぶ「しらさぎ」、名古屋駅と長野方面を結ぶ「(ワイドビュー)しなの」、そして大阪、名古屋駅と高山方面を結ぶ「(ワイドビュー)ひだ」。これら5つの特急列車にはある共通点が存在します。
それは「エル特急」であるということ。かつては全国各地の国鉄(JR)線で走っていた「エル特急」ですが、現在、それを名乗るのはこの5列車だけです。
「エル特急」は、1972(昭和47)年10月に誕生した特急の愛称です。「エル(L)」に明確な意味や由来はなく、「特急」の英訳「Limited Express」や「Light」「Liner」などの頭文字を取ったものともいわれています。
この新登場した「エル特急」はそれまでの特急列車と異なり、自由席を連結し、毎時00分、30分発などの頻発パターンダイヤで運行されるのが特徴でした。「数自慢・かっきり発車・自由席」をキャッチフレーズに、文字どおり「特別な急行」列車であった「特急」を大衆的な存在にしたといえます。
この「エル特急」はその後、従来の急行列車を置き換えるなどして、中央本線の「あずさ」、伯備線の「やくも」、鹿児島本線の「有明」など、全国の各線を走るようになりました。
「エル特急」いつの間にか影薄く 残りわずか5種 特急大衆化の立役者はいま…
1985年3月時点で下り24本、上り23本が運転されていたエル特急「ひたち」は、国鉄の特急で最多の運行本数だった(1989年、恵 知仁撮影)。
「エル特急」の呼称、やめた会社と使い続ける会社
しかしJR東日本とJR西日本、JR四国、JR九州の4社は2000年代に入ると順次、「エル特急」の呼称を使用しなくなり、『JR時刻表』『JTB時刻表』からも「L」の表記が消えていきました。「やくも」「くろしお」などの「エル特急」を走らせていたJR西日本によると、資料が残っていないとのことで、詳しい廃止理由は、いまとなっては不明だそうです。
しかし一方、JR北海道とJR東海では現在も「エル特急」の呼称を使用しています。特にJR北海道は「L」マークを駅や列車に表示しており、まだまだ“現役”といった印象。同社によると「『L』マークの表示について、明確な決まりはありません」といいます。
「『エル特急』の呼称については、00分、30分発など定時性のある特急列車に使われてきたものを、そのまま引き継いでいるというのが実際のところです。今後廃止する予定も、いつまで継続するという予定もありません」(JR北海道)
かつてと比べ、「特急」が身近な列車になった現在。自由席を連結した列車も一般的になり、ダイヤも変化を重ねるなかで、「エル特急」とほかの「特急」との区別は、あいまいなものになっているのかもしれません。「特急」を身近にした立役者であった「エル特急」、その今後が注目されます。
1071
:
チバQ
:2016/12/01(木) 02:40:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00000019-kyt-l26
北陸新幹線ルート、「舞鶴」が優位 京都府試算、経済効果を加味
京都新聞 11/30(水) 15:00配信
北陸新幹線の敦賀-大阪間のルート選定で、京都府が、観光消費や企業立地への影響も含めて独自に試算した費用対効果の概要が30日、分かった。京都-大阪間で関西文化学術研究都市付近を通る場合、府が推す小浜舞鶴京都(舞鶴)ルートの費用対効果の数値は1・6となり、小浜京都(小浜)ルートの1・5を上回って「投資に見合う」とした。
府は試算結果を同日午後の与党検討委員会で報告する。府北部を含む日本海側の発展を訴え、舞鶴ルート実現へ巻き返しを図る。
国土交通省は米原ルートを含む3案で、新幹線敷設による運賃収入増といった事業主体(JR西日本)の便益などを試算し11日に公表。便益を建設・維持費で割った数値が舞鶴ルートだけが1を下回る0・7で、投資に見合わないとされた。府は事業者便益などに、観光客の消費や企業立地を金銭に換算した経済効果を加味して試算した。
この結果、舞鶴ルートでは、京都-大阪間で関西学研都市付近を通り、新駅設置が見込まれる「南回り」の場合1・6で、採算ラインの1を上回る。経済効果は1兆円を超えるとした。同区間で東海道新幹線の北側を通る「北回り」では駅設置がなく、1・0にとどまった。
小浜ルートは「南回り」のみ試算し、1・5。米原ルートの試算は行わなかった。
1072
:
チバQ
:2016/12/01(木) 19:02:43
http://www.asahi.com/articles/ASJCZ5HBNJCZPLFA00J.html
北陸新幹線延伸ルートで「我田引鉄」 京都VS.滋賀
岩沢志気
2016年12月1日12時07分
3ルートが検討されている北陸新幹線の大阪延伸(敦賀―新大阪)を巡って、地元となる府県の主張が対立している。費用対効果で劣るとされた舞鶴ルートについて京都府の山田啓二知事は30日、東京であった与党の検討委員会で、独自の試算を元に巻き返しを図った。滋賀県は米原ルートの優位性を主張する構えで、「我田引鉄」の合戦は続きそうだ。
特集:北陸新幹線
延伸ルートは舞鶴のほかに、小浜・京都、米原がある。国土交通省の試算では、費用対効果を示す指数は米原が2・2、小浜・京都が1・1、舞鶴は0・7だった。1を下回ると経済効果と費用が釣り合わないとされ、整備新幹線をつくる条件から外れる。
山田知事は非公開の検討委が終わった後に、国交省の試算に反論したことを明らかにした。新幹線ができることによる旅客数や消費額の増加など、全体の経済効果を京都府が独自に試算したところ、舞鶴は費用対効果の指数が1・0になったという。
京都府の試算については与党議…
1073
:
チバQ
:2016/12/01(木) 19:03:40
http://www.sankei.com/west/news/161129/wst1611290034-n1.html
2016.11.29 14:04更新
異なる試算結果のなぜ? 滋賀「米原ルート」国「小浜京都ルート」…北陸新幹線敦賀以西ルート
北陸新幹線で未着工となっている福井県・敦賀以西の3ルート案をめぐり、滋賀県は28日、県の独自試算と国土交通省が公表した試算との相違点についての分析をまとめた。利用者数は、滋賀県の独自試算では米原で東海道新幹線につなぐ「米原ルート」が最多なのに対し、国試算では福井県・小浜から南下し京都経由で新大阪に至る「小浜京都ルート」が最も多い。滋賀県は、所要時間の算定方法の違いなどによるものと見ており、今後国に改めて県の見解を伝える考え。
国と違う試算結果
1キロ当たりの利用者数は、滋賀県の独自試算では米原ルートが3万400人、小浜京都ルートが2万2200人、京都府・舞鶴を経由し、新大阪に至る「小浜舞鶴ルート」が1万8500人となり、米原ルートが最も多い。しかし、国試算では米原ルートが3万6100人、小浜京都ルートが4万1100人、小浜舞鶴ルートが3万4700人だった。
県はこの違いを分析する上で、それぞれのルートの所要時間に着目。米原ルートについて、米原駅での乗り換え時間を県が5分と計算したのに対し、国交省は15分としていた。また、県はいずれのルートも敦賀駅に止まる想定だが、国交省は止まらないと想定。さらに、列車の速度を県が時速約165キロとしたのに対し、国交省は時速約200キロで試算していた。
この結果、金沢-新大阪間の所要時間は県の独自試算では、米原ルート=1時間40分▽小浜京都ルート=1時間33分▽小浜舞鶴ルート=1時間51分。国試算では、米原ルート=1時間41分▽小浜京都ルート=1時間19分▽小浜舞鶴ルート=1時間31分-と、大きく異なった。
「非常に大きな投資プロジェクト」
滋賀県の三日月大造知事は28日の記者会見で「時間短縮による利便性が、利用者数の増加につながっている可能性が高い」とした上で、「非常に大きな投資プロジェクトなので、より開かれた議論で多くの人の理解が得られる決め方を作っていく必要がある」と述べた。
三日月知事は来月5日の与党検討委員会のヒアリングに出席し、米原ルートの乗り換え時間の短縮のため米原駅から東海道新幹線への乗り入れを提案するとともに、試算結果の相違点について議論の必要性を訴える方針だ。
1074
:
とはずがたり
:2016/12/02(金) 12:35:56
つくばエクスプレス 領収書の控えを1年で廃棄 国税当局が法人税法違反で指導 11年間、全20駅で
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-afr1612020003.html
08:14産経新聞
つくばエクスプレス(TX)を運営する「首都圏新都市鉄道」(東京都台東区)が、法人税法で7年間保管するよう定められている領収書の控えを1年間で廃棄していたことが1日、同社への取材で分かった。全20駅で開業以来約11年間続いていた。国税当局から同法違反を指摘され、口頭で是正指導を受けた。公共交通機関を運営する第三セクターである同社に対し、出資した自治体からは問題視する声が上がっている。
同社によると、廃棄していたのは、乗客が購入した定期券や回数券などの領収書の控え。平成17年8月の開業以来、社内規定で保管期間を1年としていた。
国税当局が今年8月、印紙税の納付状況について調査した際に指摘。同社は9月に社内規定を修正した。印紙税の納付については問題はなかったという。
国税庁によると、企業が領収書の控えを7年間保管しないのは同法違反だが、罰則はない。同社は「法人税法施行規則の認識違いがあった。今後は適切な書類管理をしていきたい」とした。
秋葉原駅(東京都千代田区)とつくば駅(茨城県つくば市)を結ぶTXを運営する同社の主な株主は沿線自治体。茨城、千葉、埼玉の3県や東京都のほか、東京都足立区、茨城県つくば市なども名を連ねる。取材に対し茨城県は「経緯や対応状況を確認したい」、千葉県は「(同社は)国の指導を守り、遺漏のないようにしてほしい」とした。
領収書の控えは企業決算の基礎資料であるだけでなく、横領などの社内不祥事が起きた際に実態を把握するための重要な資料にもなる。企業監査に詳しい北海道大学の蟹江章教授(会計監査論)は「明らかなコンプライアンス違反で、保存期間の意味を考えるべきだ。内部統制の意識の低さの表れだ」と指摘した。
1075
:
チバQ
:2016/12/04(日) 14:50:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161203ddlk01020182000c.html
<鉄路の行方>沿線自治体「主体性ない道」に反発 JR抜き議論模索も /北海道
12月03日 10:41毎日新聞
JR北海道は先月に「単独維持困難」と発表した路線で今後、自治体と地域協議会を設置し、代替交通や鉄路維持の方策を話し合いたい意向だが、市町村側からはJR北や主導権を発揮しようとしない道の姿勢に批判が相次いでいる。対象沿線では「JR北抜き」で地域の議論を始めようとしたり、道に「仕切り役」を求めたりする声が強まってきた。(社会面参照)
留萌線では4日に最終運行日の留萌-増毛間に加えて、深川-留萌間も廃止方針が発表された。JR北の小山俊幸常務は2日、深川市の山下貴史市長を訪れ、バス転換に理解を求め、「利用実態に即し、バスの方が効率的で持続可能と説明した。関係自治体に話し合いの場を設けてくれるよう求めていく」と報道陣に話した。
ただ、山下市長はJR北に「廃止方針の再考を促す」との立場を崩さない。1日の記者会見ではJRが入る「地域協議会」を「時期尚早だ」と拒否し、深川市を含む沿線5市町だけの「地域協議体」を来年早々にも設置する考えを示した。
その上で山下市長は「道が仕切り役となり、大きな土俵で整理してほしい」と国、道レベルの解決を訴えた。
一方、留萌市の高橋定敏市長は先月29日の記者会見で、「議会や市民の意見を聞きながら判断する」と説明。地域協議会についても「自治体で意見をまとめ、判断する」と、慎重に対応する方針だ。
◇ ◇
オホーツク地域の18市町村は2日、北見市内で意見交換会を開催。JR側が「単独維持困難」とした石北線と釧網線について「今後とも存続への取り組みをしていく」との方針を再確認した。
終了後に記者会見した北見市の辻直孝市長は「道に主体性を持って仕切ってもらい、動向を注視する」と話した。地域協議会については「基本的には『道を頭にして』と考えており、その構造が見えない中での協議には危惧がある」と、現時点では応じないとしたが、「協議でなく説明なら、受け皿の用意はある」とも語った。
◇ ◇
道は「鉄道ネットワークワーキングチーム」を設置。JR北と自治体との協議会にも参加する意向だ。
2日の道議会一般質問で、高橋はるみ知事は「道の公共交通ネットワークに重大な影響を及ぼしかねず、大きな危機感を持って受け止めている」と答弁。国にJR北への支援を求めるとともに、チームの議論をふまえて全道的な鉄道網の在り方を示すとした。
一方、質問に立った議員からは「知事の決意や覚悟、鉄路や地域への思いが全く伝わってこない。なぜ『私が先頭に立つ』という主体的な思いが出ないのか」と意見もあった。
JR北広報部は「自治体側に協議のテーブルについていただくしかないので、何度でも丁寧に説明したい」としている。【渡部宏人、横田信行、山田泰雄、一條優太、野原寛史】
1076
:
チバQ
:2016/12/04(日) 14:56:38
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016120402000005.html
所要時間6分の1、料金半額に 北陸新幹線・小浜-京都間
05:00中日新聞プラス
所要時間6分の1、料金半額に 北陸新幹線・小浜-京都間
所要時間6分の1、料金半額に 北陸新幹線・小浜-京都間
(中日新聞プラス)
北陸新幹線の未着工区間(敦賀-新大阪)を巡り、有力視される小浜-京都案で小浜の駅利用者が大きな恩恵を受けることが国土交通省の試算で分かった。現行の特急利用と比べ、京都までの所要時間は十九分と六分の一、運賃・料金は二千百十円と二分の一になる。県内五駅では唯一、時間短縮だけでなく料金も安くなる。
小浜に造られる新幹線駅は、JR東小浜駅への併設が想定され、各駅停車の「はくたか」が止まる。国交省によると、小浜-京都間は所要時間が十九分、料金が二千百十円。小浜-新大阪間は三十四分、五千五十円となる。
現在、東小浜駅の利用者が京都、大阪に向かうにはJR小浜線で敦賀駅に行き、同駅で特急サンダーバードへの乗り換えが必要。この場合、東小浜-京都間は約百二十分、四千二百九十円。東小浜-新大阪間は約百四十分、五千七百円。
県幹部は、所要時間と料金がともに改善されることに「画期的で、小浜が京都の通勤圏になる」と強調。人口減少対策や地域活性化などに好影響をもたらすとみている。
敦賀以西を巡っては、小浜-京都のほか、米原と舞鶴各ルートの二案がある。距離が長い舞鶴案の場合は、小浜-京都案よりも利用者の利便性が劣る結果になった。
◆ルート決定は20日にも
北陸新幹線敦賀以西ルートを巡る「高速交通体系シンポジウム〜若狭にひかりを」が三日、小浜市で開かれ、あいさつに立った高木毅衆議院議員が同ルートが二十日にも正式決定するとの見通しを示した。
高木氏は与党検討委員会の前委員長で、現在は検討委と与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)のメンバー。高木氏によると、十九日に検討委、二十日に同PTの会合があり、「(検討委の)思いは一つになっていると判断している」と報道各社に語り、早期の予算決定を意識し、越年はせずにルート決定するとの見込みを明らかにした。
シンポジウムでは、小浜-京都ルート決定後を意識した議論も行われた。小浜市に隣接するおおい町民から原子力災害時における新幹線の活用を求められ、高木氏は「新幹線を原子力防災計画に位置付ける必要がある」と応じた。
1077
:
とはずがたり
:2016/12/04(日) 17:06:34
<留萌線>思い出運んで95年 留萌?増毛間きょう最終
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161204/Mainichi_20161204k0000e040145000c.html
毎日新聞社 2016年12月4日 11時34分 (2016年12月4日 14時48分 更新)
列車が雪煙を上げながら疾走していく。4日が最終運行となるJR留萌線留萌?増毛間(16.7キロ)。11月に北海道増毛町を訪れると、例年より早く本格的な寒波が襲来し、夜明け前に増毛駅を出発した深川行きの列車は風雪の中、荒れる日本海を見渡しながら目的地を目指していた。
JR留萌線は1921年開業。かつてニシン輸送などで活躍した路線だが、道路網が発達するなどして利用者は減少の一途をたどった。JR北海道によると、留萌?増毛間の定期乗車券の利用者は最近まで1人いたものの、11月に入り、ついにゼロになった。
増毛町に住み、8年目というパートの藤江真弓さん(31)は、同区間の鉄道利用が数回だけだったという。バスに乗り込む小学生の娘を見送りながら、「鉄道の廃止で子どもたちが列車に乗る機会がなくなるのは残念だけど、留萌の街中に出るにはバスの方が便利。バスの便数をもっと増やしてほしい」。
故高倉健さんが主演した映画「駅 STATION」(81年公開)で、「風待食堂」として登場した雑貨屋の多田商店。映画制作時の外観を残し、現在は観光案内所になっている。
半世紀にわたって増毛町の移ろいを見てきた元店主の多田玲子さん(78)は「昔は学校の先生が転勤になると、大勢の生徒や町民が駅に集まってね。『蛍の光』を歌って先生が乗った汽車を見送ったのよ」と懐かしむ。多田さんは鉄路の廃止を悲しむ一方、「増毛には歴史があり、海の幸や山の幸もある」と前を向く。
95年間の歴史に幕を下ろすことになった留萌線留萌?増毛間。午後7時48分に増毛駅を出発する深川行きが最終列車となり、町民や鉄道ファンが最後を見送る予定になっている。【手塚耕一郎】
1078
:
とはずがたり
:2016/12/04(日) 19:48:14
樺太連絡の重要な駅だったか。
留萌築港着工・留萌本線留萌迄開通…1910年
増毛開通…1921年
宗谷本線稚内迄全通…1922年
留萌開港…1929年
輸送密度は2014年の留萌〜増毛で39人。輸送密度は年間輸送人キロ/営業キロ/日みたいだから営業キロが16.7 kmだとすると,39*16.7で一日651人キロ,利用者が居た事になる。
上下13本走ってるので651/13で1列車辺り50人キロ。
まあ全員留萌〜増毛を乗ったと仮定して16.7で割ると2.9986...だからほぼ1列車辺り3人平均で留萌から増毛迄乗ってたって感じの様だ。
増毛駅
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%97%E6%AF%9B%E9%A7%85
歴史[編集]
1977年の増毛駅と周囲約500m範囲。下が留萌方面。駅舎より南側に単式ホームを有し、本線は北側の貨物ホームへ引き込み線を分岐して、その外側へ折り返し線となって伸びる。南側の山手側には車庫と放置された転車台の窪みが見える。駅裏は数本の留置線を挟んで北側に並ぶ倉庫裏へ荒荷積み降ろし場、南側に石炭の荷下ろし場が設けられている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
1905年、日露戦争に勝利した大日本帝国は、ポーツマス条約締結の結果として「樺太の北緯50度以南の領土を永久に日本へ譲渡する」ことになった。樺太の実効統治による領土画定と国力増大を急いでいた大日本帝国は、ロシア帝国によるシベリア鉄道の全線開通よりも先に、樺太北海道間の海運と鉄道の連続輸送力を早急に高める必要に迫られていた。すでに宗谷本線は1890年代に整備計画が決定されていたが、高地や原野を開墾開拓しながらの内陸鉄道建設は困難を極め、開通の遅延が予想されていた。(稚内まで全通したのは1922年) そこで大日本帝国は、鉄道建設の速度が早い留萌本線を先に作り、留萌樺太間輸送計画を優先して完成させることになった。留萌港の修築は1910年に着工したが、留萌は波が荒く土木技術上の問題から整備に時間を要し、鉄道が開通しても港が完成しない事態が予想されていた。(開港は1929年) そこで港を早く使える増毛まで留萌本線を延長することになった。こうして開業した増毛駅は、北海道樺太間輸送における鉄道港湾連続輸送の重要拠点となり、大日本帝国の国策に貢献することになった。[2]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%99%E8%90%8C%E6%9C%AC%E7%B7%9A
留萌本線
2014年(平成26年)度の留萌駅 - 増毛駅間の営業係数は4,554(管理費を除くと4,161)であり[報道 7][新聞 6]、これはかつて「日本一の赤字線」と呼ばれた美幸線の1974年(昭和49年)度の営業係数(3,859)をも凌ぐ数字である[新聞 7]。
1079
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とはずがたり
:2016/12/04(日) 19:59:26
俺の持論だ♪
2016年09月23日 06時30分 更新
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
日本の鉄道史に残る改軌の偉業 北海道もチャンスかもしれない
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1609/23/news035_4.html
[杉山淳一,ITmedia]
(前略)
石北本線、根室本線の復旧も改軌したら……
無理を承知で書くけれども、いま、台風被害で不通になっている石北本線や根室本線を復旧させる際に、新幹線と同じ1435ミリメートルにできたらどんなにいいだろう。
石北本線を改軌すれば、北海道新幹線の旭川延伸と接続できる。秋田新幹線のような新在直通新幹線方式で、札幌や新函館北斗から網走へ直通できる。いや、新函館北斗?函館も1435ミリメートルの単線を追加すれば、函館とも結べそうだ。さすがに東京駅まで乗り入れようなどとは言わない。だから改軌工事に当たって電化する必要はない。ディーゼル・ハイブリッドタイプの道内専用車両を投入したい。根室本線、石勝線も同様に非電化で改軌する。函館、札幌から帯広、釧路、根室へミニ新幹線を走らせる。
現在のJR北海道の路線略図、赤線は災害不通区間(9月20日現在)
http://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/sugiyama04_mf.jpg
北海道新幹線旭川延伸と主要路線の改軌イメージ
http://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/sugiyama05_mf.jpg
貨物列車はどうするか。青函トンネルは貨物列車との併用でスピードを制限された。そして、石北本線、根室本線とも、喫緊の課題は旅客列車ではなく貨物輸送だ。石北本線の玉ねぎ列車は10月上旬まで運休の見込み。荷物の玉ねぎも台風被害で水没したけれど、このまま出荷できなければ、被害を免れた玉ねぎも腐ってしまう。根室本線も同様だ。トラック輸送で補っているとはいえ、帯広貨物ターミナルから札幌への輸送力は半減している。運休が長期化するようなら、十勝港からの船便も検討中という。
運ばない荷物は腐る。市場は待ってはくれない。東京・大田市場では玉ねぎの高騰と品不足に困惑しており、輸入を検討する動きもあると報じられた。急いで出荷するためにトラック輸送と船便が定着したら、もう荷主は鉄道貨物には戻ってこないかもしれない。国鉄時代、1975年の8日間に渡るスト権ストで、貨物列車の顧客はトラック輸送に移ってしまった。あの悪夢が蘇りそうだ。
石北本線と根室本線を改軌した場合は、貨物列車も新幹線規格に変更する。懸案の貨物新幹線の誕生だ。こちらは道内にとどめない。東北新幹線に乗り入れて、仙台、大宮付近に積み替えステーションを作り、在来線貨物列車やトラックに積み替える。生鮮食品輸送のスピードアップだ。鮮魚だって輸送可能になる(関連記事)。
このところ寂しい話題が続いたので、今回は夢物語を綴ってみた。しかし、近鉄名古屋線や京成電鉄の改軌、山形・秋田新幹線も、当時は無理な夢物語だったはず。その夢を叶えてくれたあのころにあって、現在にないもの。それは、鉄道を生かすという展望を持ったリーダーである。夢は夢として捨て置いていい。しかしリーダーシップは必要だ。近年の鉄道を思う1人として、実に嘆かわしい。
1080
:
とはずがたり
:2016/12/04(日) 20:13:02
2015年11月06日 08時00分 更新
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
2019年、東海道新幹線に大変革が訪れる
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1511/06/news020.html
JR東海は10月22日、東海道新幹線のN700A追加投入と700系の2019年引退を発表した。東海道新幹線の電車が最高時速285キロメートルのN700Aに統一されると、東海道新幹線に劇的な変化が起きる。それは「のぞみ」所要時間の短縮だけにはとどまらない。
[杉山淳一,ITmedia]
第2のダイヤ大変革、そのカギを握るのは?
東海道新幹線は2015年3月のダイヤ改正から、一部の「のぞみ」で最高時速285キロメートルの運行を始めた。東京駅〜新大阪駅間の所要時間は3分短縮されて、2時間22分になった。わずか3分、されど3分。小さなスピードアップの積み重ねで、東海道新幹線は開業時の4時間より1時間38分も所要時間を短縮した。JR東海はさらに小さな時間短縮を積み重ねて、東京〜大阪間2時間10分を目指している(関連記事)。
次のステップとして、JR東海は2019年にN700Aを追加投入し、700系を引退させる。その後、700系はJR西日本の山陽新幹線で余生を過ごすだろう。…
東海道新幹線の電車はN700系で6代目…しかし、2019年に行われるダイヤ改正は、その中でも革新的になるはずだ。
その理由は「N700Aに統一」「全列車の最高時速285キロメートル」というだけではない。「全列車の最大加速度が2.6キロメートル毎時毎秒(km/h/s)」になるからだ。これが何を意味するか。そして、その効果を予想してみよう。その説明の前に、東海道新幹線の車両の歴史を振り返ってみたい。
…(中略)…
既に全車が時速285キロメートル対応だが……
東海道新幹線で最高時速285キロメートルが解禁となった。スピードアップしたのぞみは早朝深夜の8本と毎時1本。いずれも車両はN700Aだ。ところが、前述のように、700系も最高時速285キロメートルで走行可能だ。つまり、現在、既に東海道新幹線の車両はすべて最高時速285キロメートルに対応している。なぜ、今、すべてののぞみが最高時速285キロメートルに統一されないのか。
その理由は2つある。1つは、N700Aと700系は、同じ時速285キロメートルでも質が違う。どちらも比較的直線的な区間で時速285キロメートルを達成できる。ただし、N700Aは車体傾斜システムを採用し、曲線区間でもスピードアップできる。700系はできない。つまり、最高時速は同じでも、曲線通過速度に違いがある。
もう1つは冒頭で紹介した「加速性能の違い」だ。加速性能は鉄道技術用語では「起動加速度」と呼び、1秒あたり上昇する速度で表す。単位は「km/h/s」。日本語では「キロメートル毎時毎秒」と記述する。1キロメートル毎時毎秒は、1秒ごとに時速が1キロ上昇する。これは時速100キロメートルに達するまでに100秒かかるという意味になる。
1081
:
とはずがたり
:2016/12/04(日) 20:13:20
>>1080-1081
700系の最大起動加速度は1.6キロメートル毎時毎秒。N700系は2.6キロメートル毎時毎秒だ。つまり、同じ最高速度を出せるとはいえ、700系は加速が鈍い。そうなると最高速度で走行できる距離が減り、所要時間は多くなる。これでは700系とN700Aを共通で運用できない。微妙な違いとはいえ、性能差がある車両が混在した場合に運行間隔を詰めるならば、速度の遅い700系に合わせる。
700系が引退するまで、N700Aはフルに性能を発揮できない。これが、現在、最高時速285キロメートル運転を早朝深夜と毎時1本に限る理由である。早朝深夜は運行間隔が空いているので、高速で走っても前の列車に追いつかない。毎時1本は、高速タイプの列車を走らせるために、その時間帯だけ前後の列車の運行間隔を調整した結果だ。
こだまの加速力がカギになる
つまり、2019年に東海道新幹線のすべての列車がN700Aになる場合のメリットは、最高時速285キロメートルの車両に統一されるから、という理由よりも、最大加速度2.6キロメートル毎時毎秒の車両に統一されるからという理由のほうが大きい。歴代東海道新幹線の車両の加速度を振り返ると、0系は1.0キロメートル毎時毎秒。100系、300系、500系、700系は1.6キロメートル毎時毎秒。N700系とN700Aは2.6キロメートル毎時毎秒となる。
だから、最大起動加速度という数値で見れば、東海道新幹線は誕生から0系引退の1999年までの35年間が、「1.0キロメートル毎時毎秒」時代、それ以降、2019年までの20年間が「1.6キロメートル毎時毎秒」時代だ。そして2019年に第2の変革「2.6キロメートル毎時毎秒」時代が始まる。全列車の起動加速度が引き上げられ、曲線通過速度も向上する。これが大変革の決め手になる。
そして、起動加速度の向上で最もメリットを受ける列車はこだまだ。ひかりやのぞみの効果は小さい。なぜなら、起動加速度の効果は、停車駅が多く、速度ゼロからスタートする回数が多いほど大きくなるからだ。
こだまはとても過酷な宿命を持った列車だ。のぞみ、ひかりに追い越された後は、ただちに発車して後を追う。しかし、もう後ろから次ののぞみやひかりが迫っている。通過列車の合間に「サッと走ってキュッと停まる」という動作を、各駅停車で実行している。こだまが遅ければ、後続の通過列車が追いついてしまう。そうなる前に、待避設備のある駅に逃げ込まなくてはいけない。
東海道新幹線のように、高速かつ運行頻度の高い路線では、各駅停車の加速力アップが重要である。これはJR在来線や大手私鉄の通勤路線も同じだ。例えば、阪神電鉄には「ジェットカー」と呼ばれる電車がある。プロペラ機に対してジェット機に例えられる速さという意味だ。いかにも速そうなイメージで、特急電車用だと思うかもしれない。しかし、この愛称は同社の各駅停車専用電車に受け継がれている。路線全体の列車の速度を上げるなら、加速度に優れた各駅停車用電車が必要だ。
東海道新幹線の全列車がN700Aになる。と、いうことは、すべてのこだまの起動加速度が上がる。従って、2019年、東海道新幹線のダイヤ改正は今までよりも大規模になるだろう。
1082
:
チバQ
:2016/12/04(日) 20:40:00
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161204-OYT1T50013.html?from=ycont_latest
九州新幹線、FGT屋外試験…車軸の摩耗調査
2016年12月04日 10時45分
新八代駅を出発するフリーゲージトレイン(3日午後11時32分、熊本県八代市で)=関屋洋平撮影
新八代駅を出発するフリーゲージトレイン(3日午後11時32分、熊本県八代市で)=関屋洋平撮影
九州新幹線長崎(西九州)ルートに導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の屋外走行試験が3日夜、熊本県内で始まった。
鉄道・運輸機構が来年3月まで4両編成の車両を約1万キロ走らせ、実用化の課題とされる車軸の摩耗の状況を調査。国土交通省の技術評価委員会が来夏、耐久走行試験に移行できるかどうかを判断する。
屋外走行試験の区間は、九州新幹線熊本―鹿児島中央間とJR鹿児島線熊本―八代間。乗車率150%を想定した荷重をかけ、最速で新幹線区間は時速260キロ、在来線区間は時速130キロで走らせる。3日午後11時半頃、九州新幹線新八代駅を出発した。
(ここまで278文字 / 残り206文字)
1083
:
チバQ
:2016/12/04(日) 20:42:33
http://www.sankei.com/west/news/161118/wst1611180032-n1.html
2016.11.18 09:30
北陸新幹線「小浜→京都→新大阪」リニア直結に関西期待 課題は「整備のスピード感」と財源確保
北陸新幹線で未着工の福井県・敦賀以西について、同県・小浜から京都経由で新大阪に至る「小浜京都ルート」とする方針を与党が固め、北陸、関西の悲願である全線開通へ大きく前進した。整備中のリニア中央新幹線などと連動すれば、観光客誘致や防災面で大きなメリットが生まれる。今後は整備のスピードと財源確保が課題になる。
北陸新幹線は昭和48年に整備計画が決まったが、予算不足などから事業は長引き、平成9年10月に高崎-長野間(通称、長野新幹線)が開業した後、昨年3月に金沢へ延伸開業するまで約17年半かかった。
今月11日に国土交通省が示した試算では、敦賀-新大阪間は43年に着工し、工期は15年(小浜京都ルート)と想定している。
整備をこれ以上遅れさせないよう、与党はルート決定を急いだ。東海道新幹線が地震などで不通になった場合の代替ルートの必要性や、増加する訪日外国人の周遊コースを提供する経済的利点も背景にある。
26年12月に着工したリニア中央新幹線は、39年に東京(品川)-名古屋間を先行開業、57年に大阪延伸する計画だったが、政府から3兆円の財政投融資を受けることで最大8年の前倒しが可能となった。北陸新幹線でも財源確保の議論が進みそうだ。
一方、今回のルート決定で、京都-新大阪間は大阪府北部を通る「北ルート」が有力となった。関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)を通る「南ルート」は、国交省の試算では経済的便益を建設費などの総費用で割った「費用対効果」が0・9で、着工条件の1を下回っている。
また、京都府・舞鶴を経由する「小浜舞鶴ルート」の実現は事実上なくなり、高速鉄道の空白地帯である山陰地方の新幹線整備は一段と困難になった。
1084
:
名無しさん
:2016/12/04(日) 21:17:35
関東人が戸惑う「関西ならではの鉄道ルール」
東洋経済オンライン 12/1(木) 5:00配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161201-00147339-toyo-bus_all
1085
:
とはずがたり
:2016/12/05(月) 09:42:46
2016年11月25日 06時45分 更新
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
JR北海道は縮小よし、ただし線路をはがすな
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036414563/2232-2233
1086
:
とはずがたり
:2016/12/05(月) 13:20:42
>>1085
2016年10月07日 06時30分 更新
杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
シベリア鉄道の北海道上陸に立ちはだかる根本的な問題
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1399200577/770-771
1087
:
チバQ
:2016/12/05(月) 20:06:36
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016120502000143.html
廃線乗り越え 夢の延伸へ 海浜鉄道湊線24年度開業目指す
08:10東京新聞
廃線乗り越え 夢の延伸へ 海浜鉄道湊線24年度開業目指す
終点の阿字ケ浦駅から、海浜公園方面を望む=ひたちなか市で
(東京新聞)
全国のローカル鉄道が厳しい経営環境にあえぐ中、ひたちなか海浜鉄道(ひたちなか市)が、異例とも言える湊線の延伸を検討している。現在、終点になっている阿字ケ浦駅から国営ひたち海浜公園西口まで、約三・一キロの延伸ルートが固まった。二〇二〇年度に事業認可を受け、二四年度の開業を目指す方針だ。年間二百万人以上が訪れる海浜公園への延伸により、沿線の活性化や渋滞緩和などの効果が期待されるが、事業費の確保や設備増強などクリアしなければならない課題も多い。 (越田普之)
ルートは当初、公園内を通したり、路面電車のように道路を走らせたりする案もあったが、いずれも実現性に乏しく、最終的に公園西側の外周道路に沿って高架化する案に落ち着いた。終着駅と中間の二駅の計三駅を新設する予定。
海浜鉄道に出資するひたちなか市の本間源基(もとき)市長は先月三十日の定例会見で、一七年度中の延伸基本計画策定を表明した。公園西口周辺には、コストコなど大型商業施設が立ち並ぶことから、市は終点の駅を、バスターミナルやタクシープールを備えた交通結節点にする考えだ。
海浜鉄道の吉田千秋社長は、延伸により輸送人員が年間で三十万人程度増えると見込む。勝田駅から海浜公園までの運賃を千円に設定した場合、年間の旅客運輸収入は一・五倍の三億円に増え、「延伸の価値は十分ある」と分析する。
廃線の危機にあった海浜鉄道を支えてきた市民団体「おらが湊鐵道応援団」団長の佐藤彦三郎さんは「延伸は応援団設立当時からの夢。海浜公園の入り口までつながれば、公園の入場券付き切符の利用も増えるはず」と期待する。
ただ課題も多い。市の試算では、延伸にかかる費用は六十五億円。市は国、県と三分の一ずつ負担する青写真を描くが、支援の確約を得ている訳ではない。場合によっては事業費が膨らむ恐れもある。
鉄道設備の増強も必要だ。吉田社長によると、延伸で乗客が増えれば、三両編成で運行する必要が出てくるという。常時、三両編成で走らせるには、保有車両を現在の八両から十二両に増やさなければならない。車両の新造には一両当たり一億五千万円かかるといい、海浜鉄道にとって痛い出費だ。中古車両の需要も全国的に高まっており、安価に調達するのは容易ではない。また、阿字ケ浦駅の線路の敷き直しなどで、さらに支出が増える可能性もある。
沿線活性化への期待の裏で、旧来の市街地の空洞化を心配する声もある。那珂湊本町通り商店街の活性化に取り組む「三鉄ものがたり」代表の佐藤久彰さんは、延伸計画を歓迎しながらも、「乗客は商店街に立ち寄らず、直接、海浜公園近くの大型商業施設に流れてしまうのでは」と危惧する。「地域の商店街に来てもらうための工夫が、これまで以上に必要になる」と話している。
◇
湊線は存続の危機を乗り切ったが、県内では二〇〇〇年代に入ってから二つの路線が廃止されている。日立電鉄線(常北太田駅-鮎川駅)は〇五年、鹿島鉄道線(石岡駅-鉾田駅)は〇七年に、それぞれ運行を終えた。いずれも線路のあった敷地はバス高速輸送システム(BRT)のルートなどとして活用されている。
<ひたちなか海浜鉄道湊線> ひたちなか市内の勝田-阿字ケ浦の14・3キロを走る。1913年、水運に代わる交通手段として湊鉄道が勝田-那珂湊で開業。24年に磯崎、28年には阿字ケ浦まで延伸した。太平洋戦争末期の44年に茨城交通と合併。戦後、モータリゼーションの進展で乗客が減少し、2005年に廃線が決まりかけた。08年、ひたちなか市と茨城交通が出資する第三セクター方式で存続。11年の東日本大震災では、ほぼ全線が被災、再び危機に陥ったが復活し「復興のシンボル」と呼ばれた。官民挙げた支援に加え、利便性の向上、グッドデザイン賞を受賞した駅名標や駅猫の「おさむ」などが話題を呼び、年間利用者数が20万人増加した。黒字化まであと一歩と迫っている。
1088
:
チバQ
:2016/12/05(月) 20:08:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161205ddlk18020200000c.html
<北陸新幹線>大詰め、ルート選定 小浜案、実現へ気勢 政官財420人が決起大会 福井 /福井
14:27毎日新聞
北陸新幹線で未着工の敦賀以西のルートについて、小浜から南下し京都を経由する「小浜京都ルート」の実現に向けた総決起大会が4日、福井市内であった。県内の政官財界の関係者ら約420人が参加し気勢をあげた。
県北陸新幹線建設促進同盟会(会長・西川一誠知事)と北陸新幹線小浜・京都ルート建設促進同盟会(同・松崎晃治小浜市長)の主催。西川知事は「小浜京都ルートが利便性・速達性に優れ、費用対効果も最適なのは明らかだ」と強調。松崎市長は「嶺南地域が首都圏や北陸、関西圏と新幹線で結ばれることは地域住民の悲願で、地域発展の千載一遇のチャンスだ」と訴えた。
出席した複数の国会議員によると、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームは20日に敦賀以西のルートについて結論をとりまとめる見込みという。【竹内望】
1089
:
チバQ
:2016/12/06(火) 21:56:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00010002-fukui-l18
小浜・京都案に強力な「追い風」 北陸新幹線、北陸3県足並みそろう
福井新聞ONLINE 12/6(火) 18:15配信
小浜・京都案に強力な「追い風」 北陸新幹線、北陸3県足並みそろう
敦賀以西を巡る沿線知事らの支持ルート
北陸新幹線の敦賀以西ルート選定に向け、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会は5日、沿線自治体の7府県からの意見聴取を終え、福井県をはじめ石川、富山の北陸3県が支持する小浜・京都案を選定する方向で与党が最終調整に入った。北陸3県知事の足並みがそろったことが、強力な“追い風”になった。
■利便性で小浜・京都
「旅客流動の多い北陸と関西圏を早く結ぶことができ、利用者負担も最少だ」。西川一誠知事は11月22日、沿線自治体のトップを切って検討委に出席し、小浜から京都経由で新大阪に至る小浜・京都案での建設をあたらめて主張した。
営業主体のJR西日本も支持。米原、舞鶴案には利用者の視点が欠けているとして西川知事は「利用者の利便性を最優先にすべき」と訴えた。
これに同調したのが富山県の石井隆一知事だ。30日の検討委で「小浜・京都案が望ましい」との考えを示した。「北陸新幹線の金沢開業で、富山県民は関西方面へ行く際、むしろ不便を感じている人がかなりいる。やはり、乗り換えがなく、速達性に優れ、運賃も安い方がいい」。富山から新大阪まで約98分との試算も示した。
石川県の谷本正憲知事は5日にようやく、小浜・京都案を支持すると表明。「これまで北陸3県が思いを同じにして活動してきた。福井、富山県の思いも大切にした」と記者団に理由を述べ、北陸一丸をアピールした。小浜・京都案が実現した場合の北陸と中京圏のアクセス確保は、石井、谷本両知事が検討段階で特段の配慮を求めており、今後の課題となりそうだ。
■米原、舞鶴は劣勢
乗り換えが必要で所要時間が一番長く、料金が最も高いとされた米原案。滋賀県の三日月大造知事は5日、「国の試算結果で、最も投資効果が優れていると示された。多額の投資が必要なだけに国民的な議論も必要」と訴えた。
米原案は石川県会も推していたが、谷本知事が小浜・京都案支持を明言し、北陸3県が一致したことで追い込まれた形だ。
国土交通省の試算で、費用対効果が0・7と投資に見合わないとされた舞鶴案も窮地に立たされた。京都府の山田啓二知事は11月30日の検討委で、舞鶴市など沿線の地域経済効果を考慮すれば1以上に改善されるとする独自の試算を示し反論したが、JR西は同案に否定的。別の案を推す与党国会議員からは「将来の山陰新幹線実現につなげるための布石のつもりでは」との声も出ている。
検討委は7、12、14日の計3回の会合を持ち、14日をめどに中間とりまとめを行う予定。上部組織の与党PT座長の茂木敏充自民党政調会長は「ルートは与党PTで決める」と明言しており、検討委で絞り込みをせずに、20日にも開かれる与党PTで正式に決定するとみられる。
1090
:
チバQ
:2016/12/06(火) 21:57:34
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161206-00000061-nnn-soci
「四季島」専用ホーム 上野駅に新設へ
日本テレビ系(NNN) 12/6(火) 19:06配信
来年春から運行を始める、豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の専用ホームを上野駅に新たにつくると、JR東日本が発表した。
JR東日本によると上野駅に新設されるホームは、現在の13番線と14番線の間につくられることから、「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」と名付けられる。
このホームは来年5月から運行開始するJR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」専用で、乗客のみが入場できるという。
現在、「四季島」は車体がおおむね完成したため、接客スタッフを乗せて訓練運転を行っている。東北や北海道などを周遊し、北海道新幹線に乗り換えるプランもある。最も高い料金は3泊4日で一人95万円(2人1室)だが、来年8月分までがすでに完売しているという。
1091
:
チバQ
:2016/12/06(火) 22:07:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000030-kyt-l26
「小浜京都」が軸、一本化難航も 北陸新幹線、与党委聴取終了
京都新聞 12/5(月) 23:35配信
「小浜京都」が軸、一本化難航も 北陸新幹線、与党委聴取終了
北陸新幹線の敦賀以西ルートを選定する与党検討委員会は5日、国土交通省が示した3案の調査結果を踏まえた沿線6府県への意見聴取を終えた。滋賀県の三日月大造知事があらためて米原ルートに賛同し、各府県が支持するルートは依然として3案に分かれたままだ。今後は最も支持が集まった小浜京都(小浜)ルートを軸に議論が展開されるとみられるが、国会議員の間でも意見が割れ、一本化は難航しそうだ。
■滋賀知事、この日も米原ルート強調
この日の会合で三日月知事は、国の調査で費用対効果を示す数値が最も高かった米原ルートの優位性を強調。工期が最短で建設費も最も安いことを踏まえ、「早くつなぐことを考えても合理性がある」と訴えた。
石川県の谷本正憲知事は運行主体のJR西日本が提案したことを重視し、小浜ルート支持を初めて表明した。大阪府の新井純副知事は「どのルートでも早くつなぐことが大切」と主張。ルートは京都―新大阪間で京都府南部を経由する「南回り」を含め、与党の議論に委ねる考えを示した。
この結果、富山、石川、福井の北陸3県は、JR西と同じく小浜と東海道新幹線の北側を通る「北回り」で足並みがそろうことになり、滋賀県は米原、京都府は小浜舞鶴京都ルートと南回りをそれぞれ推す構図となった。
与党は20日に予定する整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)で最終決定する方針だ。新幹線整備は多額の公費投入を必要とするだけに、ルート選定には国民が納得する説明が求められる。
西田昌司委員長は「沿線府県で共通するのは、一日も早い整備を求めていることだ。国費投入を増やすことも含め、みんなが合意できる方向でまとめたい」と述べた。
1092
:
チバQ
:2016/12/07(水) 20:33:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161207-00000131-jij-pol
「小浜・京都」に決定へ=北陸新幹線延伸ルート―与党
時事通信 12/7(水) 19:03配信
北陸新幹線の延伸で未着工区間の敦賀(福井県)―大阪間について、与党は7日、福井県小浜市と京都駅を通る「小浜・京都ルート」案を採用する方針を固めた。
与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の下部組織が14日に中間報告をまとめ、PTが年内に正式決定する見通し。
敦賀―大阪間をめぐっては、「小浜・京都ルート」に加え、小浜市と京都府舞鶴市を経由して京都駅に向かう「舞鶴ルート」と、滋賀県の米原駅に延伸して東海道新幹線に接続する「米原ルート」の計3案が検討対象となっていた。
小浜・京都案は、運行主体のJR西日本の他、富山、石川、福井3県などが支持。国土交通省が11月に公表した試算は、3案中で乗車時間が最短で、投資効果も見合うと評価していた。舞鶴案は京都府が、米原案は滋賀県がそれぞれ中心となり推してきたが、支持が広がらなかった。
また、京都―大阪間に関しては、駅を設置せず直結させる案の他、JR京田辺駅と近鉄新田辺駅(いずれも京都府京田辺市)付近に新駅を設ける案がある。与党関係者は「この区間は今後も検討が続く可能性がある」と話した。
1093
:
チバQ
:2016/12/07(水) 20:34:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161207-00010001-fukui-l18
福井―京都の所要時間半減 北陸新幹線、小浜・京都ルート試算
福井新聞ONLINE 12/7(水) 8:14配信
福井―京都の所要時間半減 北陸新幹線、小浜・京都ルート試算
北陸新幹線の高架橋が整備される福井市中心部の住宅密集地。写真上部のカーブを描いた建設現場が福井高柳高架橋=11月16日、福井市中心部上空から(福井新聞社ヘリで撮影)
北陸新幹線敦賀以西ルートを巡り、年内決定が有力視されている小浜・京都案で、福井-京都は最短40分で結ばれることが、国土交通省がまとめた試算の詳細資料で分かった。最短でも1時間20分かかる現行の特急サンダーバードに比べて半分。北の玄関口となる芦原温泉駅からも約1時間で京都とつながり、福井県内5駅を拠点に福井県と関西の時間距離が劇的に縮まる。
ただ停車駅と所要時間は、国交省が需要予測などのために想定したもので、開業後の実際の運行ダイヤはJRが決めることになっている。
国交省の詳細資料によると、最速型の「かがやき」は県内では福井駅のみ止まる。福井から京都までの所要時間は40分(運賃・料金5700円)で、新大阪までは55分(6460円)と試算している。
通常の「かがやき」は福井駅と敦賀駅に停車する。敦賀から京都までの所要時間は28分(4020円)で、新大阪までは43分(5380円)。
「はくたか」は芦原温泉、福井、南越(仮称)、敦賀、小浜の5駅全てに止まる。京都までの所要時間は、芦原温泉からが1時間3分(6130円)で南越からは45分(5380円)。新大阪までは芦原温泉からが1時間18分(7660円)、南越からは1時間(6130円)とした。
時間短縮効果と運賃・料金の両面で、最大のメリットがあるのは小浜駅の利用者。現在、小浜線を使って敦賀駅で特急サンダーバードに乗り換え、京都に向かうと2時間掛かるが、「はくたか」を利用すると19分で6分の1に短縮される。運賃・料金も2110円で、現行の4290円の半分以下だ。新大阪までの所要時間も現行の2時間23分から34分になり、運賃・料金も5700円から5050円になる。
国交省は、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームに先月提出した調査結果に、小浜・京都案の地域活性化への貢献として「小浜市付近が、関西中心部からの通勤圏内となり、地域開発効果が期待される」と明記している。
調査結果によると、小浜・京都案は乗り換えの必要な米原案と遠回りの舞鶴案に比べて所要時間が最も短い。運賃・料金も最安で福井―新大阪の場合、米原案よりも約3千円、舞鶴案と比べて約2千円安い。
1094
:
チバQ
:2016/12/08(木) 21:47:13
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161208ddlk42040314000c.html
<フォーカスながさき>FGT検証走行試験開始 /長崎
15:31毎日新聞
◇「耐久」再開の判断材料に 「安全、コストに不安」長崎ルート見送り意見も
九州新幹線長崎ルートに導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の検証走行試験が始まった。結果は、車両の不具合で2年前から中断している耐久走行試験再開に向けた判断材料になり、FGT実用化を大きく左右する可能性もある。国などは再開に意気込むが、地元からは「長崎ルートへのFGT導入は見送るべきだ」との声も上がる。【小畑英介】
今月3日、熊本県八代市のJR新八代駅で、同日始まったFGTの検証走行試験が報道陣に公開された。国土交通省や鉄道・運輸機構の職員らが見守る中、熊本駅を出発したワインレッドとシャンパンゴールドのFGT試験車両(4両編成)が午後11時20分過ぎ、新幹線の下り線ホームに滑り込んだ。
試験車両が実際の線路を走るのは、耐久走行試験が中断された2014年11月以来。車両に同乗した国交省の潮崎俊也・技術審議官は「260キロで走行したが、問題は感じなかった。台車の改良効果を確認し、ぜひ次の段階(耐久試験)に移行したい」と話した。
同機構によると、検証試験は九州新幹線熊本-鹿児島中央間と、在来線(鹿児島線)の熊本-八代間で実施する。車輪の幅を変える「軌間変換装置」を使って新幹線と在来線を行き来し、来年3月までに計約1万キロを走行させる計画だ。
計60万キロの走行を目指し14年10月に始まった耐久試験は、約3万キロ走った時点で車軸の摩耗などが見つかり、中断した。同機構は15年12月、国の専門家委員会に摩耗への対策などを報告。改良した台車の室内試験を今年5月から開始した。
改良台車は約3万7500キロ走っても問題はなかったが、走行時の振動などを考慮して荷重を約1・3倍にしたところ約9000キロで車軸に摩耗が発生。車両製造などのコストも従来の新幹線に比べ2・5〜3倍に上ると試算され、先月18日の国の専門家委で、今年度中を予定していた耐久試験再開の延期が決まった。
一方で、国交省などが「1・3倍の荷重は過酷な条件。改良効果を実際の線路で試したい」として、実施の了承を得たのが今回の検証試験だ。国は「検証試験実施で耐久試験の一部を省略できる」などとして、FGTの先行車を22年度の暫定開業時に投入する目標に変更はないと強調する。
県内では、検証試験の実施に対し、厳しい声が上がる。県議会九州新幹線長崎ルート建設促進議連会長の八江利春県議は「開発を急いで安全やコストに不安を残してほしくない。少なくとも、開業が近い長崎ルートへの導入は断念すべきだ」と全線フル規格化への転換を主張。与党国会議員の一人は「FGT開発には多くの予算がかかっている。国としては、少しでも可能性があれば諦めたくないという状況だろうが、残されたチャンスは少ない」と指摘する。国は来年6月ごろ、検証試験の結果をまとめ、耐久試験再開について判断する予定だ。
………………………………………………………………………………………………………
◆FGTの耐久走行試験をめぐる経緯◆
2014年10月 開始
11月 車軸の摩耗などの不具合で中断
15年12月 国の専門家委員会が不具合対策を了承
16年 5月 改良した台車の室内試験を開始
11月 国の専門家委が試験再開見送りと新たな検証走行試験の実施を了承
12月 検証試験を開始
17年夏ごろ 検証試験の結果を国の専門家委に報告し、試験再開の是非を判断
〔長崎版〕
1095
:
チバQ
:2016/12/08(木) 21:54:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20161208k0000m040100000c.html
<北陸新幹線>小浜・京都ルートで一本化へ
12月07日 21:34毎日新聞
<北陸新幹線>小浜・京都ルートで一本化へ
議論されている敦賀以西のルート計3案
(毎日新聞)
◇与党PTで20日にも正式決定
北陸新幹線の福井県敦賀市以西のルートについて議論する与党検討委員会が7日、国会内で開かれ、同県小浜市を経由して京都駅・新大阪駅に至る「小浜・京都ルート」に一本化することで大筋合意した。検討委が14日に報告書をとりまとめた上で、20日にも開催予定の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)で正式決定される見通しだ。
敦賀以西ルートについては、小浜・京都ルートのほか、滋賀県米原市で東海道新幹線と接続する「米原ルート」や、小浜市、京都府舞鶴市を経由して京都駅・新大阪駅に至る「舞鶴ルート」の計3案が議論されている。西田昌司委員長(自民党参院議員)は会合後、報道陣に対し、どのルートかは明言を避けつつも「一つの方向性に固まりつつある。合意できる方向でまとめられる、という感触を得た」と述べた。
敦賀以西ルートをめぐっては、滋賀県が工事費の安さなどから米原ルートを主張するなど、沿線自治体間で意見が割れていた。だが、11月に国土交通省が出した試算では、小浜・京都ルートが3ルート中、最速で北陸-新大阪間を結び、料金も最も安くなる見通し。建設・開業によって生じる利便性向上の効果額も3ルート中、最も大きくなる。小浜・京都ルートは元々、運営主体となるJR西日本が提案したルートであり、福井、石川、富山の北陸3県の各知事が一致して同ルート支持を明言するなど賛同が広がっていた。
米原ルートについては、JR東海やJR西日本が運行ダイヤや技術的な側面から東海道新幹線への乗り入れに否定的で、乗り換えの必要性がネックとされた。舞鶴ルートは遠回りで時間がかかる上、建設費も最も高くなるため、費用対効果の悪さも指摘されていた。
西田委員長は、年内のルート決定後、工事の前提となる環境影響評価(環境アセスメント)の費用が来年度予算に計上されるとの見通しも明らかにした。【吉永康朗】
1096
:
とはずがたり
:2016/12/09(金) 19:48:50
さしあたって必要な阪神本線・近鉄奈良線系統のホームドア。
鶴橋:1・3番線(奈良線ホーム)…特急・21m近鉄車・19m阪神車の混在・2番線もやると5200系(3扉)もある。
大阪難波:下りホーム…特急・21m近鉄車・19m阪神車の混在
阪神梅田:特に特急発着ホーム…19m阪神車のみ
阪神三宮:1番線ホーム…19m阪神車のみ
折り畳み式等で工夫できないかなあ?ホームが狭そうだ。。
1097
:
チバQ
:2016/12/10(土) 19:18:16
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-161210X021.html
福島、宮城結ぶ鉄路再開=JR常磐線、5年9カ月ぶり―「復興の希望」乗せ
12:29時事通信
常磐線が一部再開
東日本大震災で被災し、運休していたJR常磐線の相馬(福島県相馬市)―浜吉田(宮城県亘理町)間(約23キロ)が10日、運転を再開した。写真は山下駅を出発する1番列車=10日午前、宮城県山元町【時事通信社】
(時事通信)
東日本大震災で被災し、運休していたJR常磐線の相馬(福島県相馬市)―浜吉田(宮城県亘理町)間(約23キロ)が10日、運転を再開した。福島県北部の相馬地方と仙台が5年9カ月ぶりに鉄道でつながり、復興の加速が期待される。
同日午前5時42分、一番列車が山下駅(宮城県山元町)から仙台へ向け、約150人を乗せて出発。町民らが手を振って見送った。斎藤俊夫町長はあいさつで、「震災からきょうまでの道のりを思い出すと万感の思いだ」と声を詰まらせ、「希望を乗せた一番列車の出発を祝いたい」と話した。近くに住む自営業斉藤慶治さん(60)も「心待ちにしていたので、うれしい。きょうは隣の駅まで行ってみようと思う」と笑顔で妻と乗り込んだ。
山下駅や新地駅(福島県新地町)などでは記念式典が行われた。新地駅の式典には安倍晋三首相が出席。安倍首相は「新地駅は復興のシンボル。駅とともに町が見事に復興し、多くの人が訪れてほしい」と述べ、再開を祝った。
避難指示が続く福島県浪江町から南相馬市に避難している女性(70)は、今回の再開を受け、新地駅まで試乗してみたといい、「駅がとても立派でびっくりした。全線開通するのを楽しみにしている」と語った。
再開区間のうち、山下駅など津波で流失した3駅は、内陸側へ最大約1.1キロ移転。将来の災害に備え山下、坂元両駅を高架化し、新地駅は盛り土でかさ上げした。宮城県内の被災路線は、バス高速輸送システム(BRT)の一部導入を含め全て復旧した。
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20161210_73036.html
<常磐線>「復興の象徴」沿線沸く
15:25河北新報
<常磐線>「復興の象徴」沿線沸く
復興支援で東京から訪れたボランティアたちも、一番列車が走る姿を見送った=10日午前5時44分、宮城県山元町
(河北新報)
東日本大震災で大きな被害を受けたJR常磐線が5年9カ月ぶりに相馬(福島県相馬市)-浜吉田(宮城県亘理町)間で運行再開した10日、沿線自治体の住民は待望の鉄路復活に沸き返った。「復興のシンボルになってほしい」。利用者の希望を乗せ、常磐線が再び動きだした。
仙台駅と約40分で結ばれた宮城県山元町の山下駅。夜明け前にもかかわらず、午前5時42分の仙台行き始発列車出発時には、町民や役場関係者ら約300人が駅に駆け付けた。
「おかえり!常磐線」と書かれた横断幕を用意した町民もおり、ホームは祝賀ムード一色に。沿岸部の自宅を流され、町内の別の場所に移転した会社員加藤智春さん(41)は「ずっと再開を待っていたので、一番列車を見送りたかった。電車が通れば、多くの人が町に来てくれる」と話した。
一番列車には約100人が乗り込んだ。「今後も皆さまに愛され、親しまれる鉄道を目指します」と車内アナウンスが流れると、山元町の無職鈴木敬一さん(75)は「みんなが喜んでいる。最高」とにこやかに話した。
福島県新地町の新地駅でも、住民ら1000人以上が参加し記念式典が行われた。来賓出席したJR東日本の冨田哲郎社長は「仙台圏との交流が拡大し、地域が元気になってほしい」とあいさつ。安倍晋三首相も現地を訪れ、テープカットで運行再開を祝った。
駅前では地元住民が神楽やダンス、吹奏楽を披露。高校生が手作りワッフルを振る舞うなどして乗降客を出迎えた。
1098
:
チバQ
:2016/12/11(日) 18:22:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161211-00000011-khks-soci
<常磐線>チーム常磐 困難乗り越え工期短縮
河北新報 12/11(日) 12:50配信
<常磐線>チーム常磐 困難乗り越え工期短縮
内陸に移設された山下駅で工事の様子を振り返る石川区長
10日に運行を再開した常磐線相馬-浜吉田間。当初は2017年春とされてきた開通予定を半年近く前倒しできた陰には、昼夜を分かたず作業に当たったJR東日本常磐復興工事区「チーム常磐」の奮闘があった。
復興工事区を率いた石川文雄区長(45)は山下駅で一番列車を見送った。「思わずポロッと来ちゃったね」。動きだす列車を見ながら、この3年間感じ続けた緊張が次第に解けていった。
復興工事区が宮城県山元町に設置されたのは2013年11月。在来線の新線を造ること自体が珍しくなっていたJRにとって、15キロに及ぶ鉄路敷設は未知とも言える作業だった。沿岸部は復興工事が最盛期を迎え、資材や人材が足りない。作業は困難を極めたが、工期短縮へあらゆる手段を取った。
戸花山(とはなやま)と呼ばれる丘陵地に全長604メートルのトンネルを通した工事が象徴的だ。標高はわずか30メートル余り。普通なら山肌を切り崩して線路を敷くが、一帯には平安時代の大規模な遺跡があって発掘調査が必要だった。
調査を待てば完成が1年近く遅れる。斜面には住民が植えてきたサクラもある。地形を変えずに済むよう、あえてトンネル掘削に挑んだ。もろい地盤を薬剤で固め、慎重に掘り進めた。
「チーム常磐」という名前は復興工事区立ち上げの時に石川区長が付けた。「厳しい仕事になるのが分かっていたから、よりどころになる言葉が欲しかった」。当初のメンバーは自身を含めて11人。20代中心で全員仙台に住まいがあったが、山元町内の寮に泊まり込みで作業が続いた。
寮の周りにはコンビニもスーパーも居酒屋もない。疲れを癒やしてもらおうと、時には石川区長がポケットマネーをはたいて寮の冷蔵庫を缶ビールで埋めた。
ピーク時は総勢15人で作業に当たり、全体の工期を半年近く縮めた。「作業員も含めて1000人以上が一丸となって働くことができたおかげです」。石川区長はほっとした表情で話した。
1099
:
とはずがたり
:2016/12/12(月) 09:49:55
遅れとんのか・・
>建設費も、約2739億円から約4022億円へ増える見通し
こりゃまたがーんこ騰がるね(;´Д`)まあこうでもせにゃ造られへんからしゃーない。投資や,投資。
新幹線も便利に 建設中の神奈川東部方面線、その効果 しかし抱える課題
https://trafficnews.jp/post/60901/
2016.12.05 恵 知仁(鉄道ライター)
建設が進められている神奈川東部方面線。その開業で、東京〜神奈川間の交通状況が大きく変わる可能性がありますが、2016年8月、開業が延期される見通しであることが明らかに。何が課題で、いまそこはどうなっているのでしょうか。
… 現在、横浜市内で「神奈川東部方面線」の建設が進行中。それを経由し相鉄とJR東日本、東急電鉄が直通運転を行い、相鉄沿線と新宿、渋谷、目黒方面が乗り換え無しで直結される予定…です。
相模鉄道は2016年12月4日(日)、相鉄本線と神奈川東部方面線の分岐駅になる西谷駅(横浜市保土ケ谷区)付近で、線路新設の工事現場を報道陣に公開。合わせて進行状況などを明らかにしました。
「神奈川東部方面線」は、相鉄の西谷駅とJR東海道貨物線の横浜羽沢駅(横浜市神奈川区)付近を結ぶ約2.7kmの「相鉄・JR直通線」、そして横浜羽沢駅付近と東急の日吉駅(横浜市港北区)を結ぶ約10.0kmの「相鉄・東急直通線」という2区間で構成。横浜羽沢駅付近でJR線と、日吉駅で東急東横・目黒線と線路がつながり、直通運転が行われます。
相鉄沿線に限らない神奈川東部方面線の効果
神奈川東部方面線の開通により、相鉄の二俣川駅(横浜市旭区)と新宿駅とのあいだが59分から直通44分に、目黒駅とのあいだが54分から直通38分に、湘南台駅(神奈川県藤沢市)と渋谷駅とのあいだが60分から直通51分に短縮される見込みです。これまで東京都心へ出るには「乗り換え」というワンクッションがあった相鉄沿線が、ベッドタウンとして存在感を高める可能性があります。
利便性が高まるのは、相鉄沿線ばかりではありません。相鉄・東急直通線の途中に新横浜駅(仮称)が設置され、相鉄や東急の沿線などから東海道新幹線の利用がしやすくなります。新横浜駅(仮称)と渋谷駅とのあいだは、41分から直通30分になる見込みです(所要時間はすべて朝ラッシュ時を想定。乗り換え、待ち時間を含む)。
しかしその建設は、予定より遅れています。今年2016年8月26日、相鉄・JR直通線は2018年度内から2019年度下期へ、相鉄・東急直通線は2019年4月から2022年下期へ開業時期が延期になる見込みであると、整備主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が発表。建設費も、約2739億円から約4022億円へ増える見通しであることが明らかにされました。
神奈川東部方面線が抱えている課題
鉄道・運輸機構は開業時期が遅れる見込みになったことについて、相鉄・JR直通線は「本線にかかる用地の取得が難航したことや、安全対策設備の検討に時間を要したため」、相鉄・東急直通線は「本線にかかる用地の取得が難航したことや、調査の結果、当初想定よりも地質が軟弱で補助工法が必要となったことなど」を理由として挙げています。
また相鉄・JR直通線について、相鉄の担当者によると、西谷駅と横浜羽沢駅付近を結ぶトンネルなどの工事は順調で、横浜羽沢駅側からレールを搬入する準備に入っているとのこと。しかし、横浜羽沢駅付近におけるJR東海道貨物線との接続部分が、運行されている多数の貨物列車へ影響を与えないよう工事する必要があり、その調整などに時間を要しているそうです。
こうした状況について、神奈川東部方面線が走る横浜市の担当者は、工期短縮とコスト削減、市民への情報提供について努めてほしいと話します。神奈川東部方面線は「都市鉄道等利便増進法」に基づいて整備され、国、地方自治体(神奈川県と横浜市)、整備主体の鉄道・運輸機構が事業費の3分の1ずつを負担。相鉄と東急が施設使用料を整備主体に払って、列車を走らせる形です(上下分離)。
神奈川東部方面線の開通により、先述した相鉄沿線(横浜市西部、神奈川県央部)と東京都心、また相鉄・東急沿線などと東海道新幹線のアクセス向上といった効果が見込めるほか、相鉄によると「広域鉄道ネットワークの形成と機能の高度化」「新横浜都心、二俣川・鶴ヶ峰副都心等のさらなる発展にも貢献」するとのこと。相鉄沿線に限らない広範囲な変化を起こす可能性を持つこの路線、今後の進行状況が注目されます。
【了】
1100
:
とはずがたり
:2016/12/12(月) 18:12:58
東京─浦和・大宮がJRの独占ってのが関東の鉄道の貧困を象徴している。千葉も事実上JRの独占だ。
春日部経由では競争力は殆ど無いだろうけど大宮発着特急も頑張って欲しい。半蔵門線とか乗り入れはどうかな?そのくらいしないとなかなか便利さで勝てん様な。大宮からスカイツリーと浅草寺行く客だけで集客どんなもんやろ?
東武鉄道が新型特急を導入、愛称は「Revaty」 浅草-大宮間を直通
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/10/27/11.html
東武鉄道は27日、 来春新たに東武スカイツリーラインに導入する新型特急500系の愛称を「Revaty(リバティ)」に決定したと発表した。「バラエティ(さまざまな)」と「 リバティ(自由な)」を掛け合わせた造語。
同鉄道が新型特急を導入するのは26年ぶり。 新特急は伊勢崎線、日光線、野岩・会津鉄道、 アーバンパークラインに乗り入れ、浅草―大宮間を直通運転する。
新特急は3両1編成。複数の編成を結合、分離することで、一つの特急が複数の目的地に向かうことを可能にした。「乗り換え不要でシームレスな移動が可能」としている。
新特急の車体は「先進的でシンボリックなデザイン」。 シャンパンベージュを基調とし、 グリーンとブルーのラインをあしらった。
1101
:
とはずがたり
:2016/12/13(火) 19:50:56
東京メトロ
ホームドアの設置計画、従来より前倒しに
http://mainichi.jp/articles/20161105/k00/00m/040/136000c
毎日新聞2016年11月4日 23時49分(最終更新 11月5日 06時26分)
東京メトロは4日、銀座、東西、半蔵門の3路線のホームドアの設置計画を見直したと発表した。従来の計画より最大1年程度前倒しされる。2022年度までに全9路線179駅のうち、87%で設置が完了する。
8月に銀座線の青山一丁目駅で起きた視覚障害男性の転落死亡事故などを受け、検討を続けていた。同社によると、銀座線(大規模工事中の渋谷、新橋駅を除く)では16年度中に設置を開始し、18年度上期に完了させる。
東京メトロの調査で、障害者の利用が多かった東西線の6駅、半蔵門線の7駅は19年度末までに完了させるという。
丸ノ内線、有楽町線、南北線、副都心線は全駅設置済みで、東京メトロのホームドアの設置率は15年度末現在で47%。【高橋昌紀】
1102
:
とはずがたり
:2016/12/13(火) 19:54:19
山手線に引き続いて京浜東北線。順当とは云え,また東急や営団の方が積極的やけど,図体でかくて乗客も多い東日本にしては上出来〜♪
山手線・京浜東北線の次は当然中央線と総武線じゃがどうかな?乗客多い埼京線もかな?
東急・JR東・営団が頑張れば東京のコアな部分のホームドア設置は完了する。次は大阪環状線以後のJR西と大阪市交だ。東急の関西版的な阪急も梅田・十三・高架工事中の淡路辺りは速やかに設置して欲しいねぇ。
ホームドア設置58駅に=20年度まで、京浜東北線など―JR東
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-161213X430.html
17:26時事通信
JR東日本は13日、京浜東北線の大宮―桜木町間の全駅でホームドア設置を決めたと発表した。2020年度までに同線など在来線計58駅に整備する。
同社によると、京浜東北線では37駅に整備予定で、うち27駅は20年度までに設置する。駅改良工事を行う川崎や浜松町など10駅は21年度以降になる。
同社は10年から山手線で整備を始め、同線の全29駅のうち24駅で設置済み。大規模な駅改良が行われている新宿、渋谷両駅での設置は21年度以降になるという。
同社管内には、国が優先的な整備を求める利用者10万人以上の駅が94駅あり、うち47駅で20年度中に設置が完了することになる。
1104
:
とはずがたり
:2016/12/14(水) 23:17:02
おお,知らんかった。
昔山線経由の特急「北海」とともに客車急行「ニセコ」が走ってたけど両者併せた感じっすね〜♪
[PDF]特急「ニセコ」運転! - JR北海道
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160719-2.pdf
2016/07/19 - 札幌〜函館をニセコ経由で結びます. 特急「ニセコ」運転! JR北海道では、「北海道新幹線開業記念 大人の休日パス」(※)の設定期間である8月29日(月)〜9月7日. (水)の10日間、札幌〜ニセコ〜函館間で特急「ニセコ」を運転します。
[PDF]特急ニセコ 運転! - JR北海道
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161201-1.pdf
2016/12/01 - 平成29 年1 月 札幌〜函館をニセコ経由で結びます. 特急ニセコ 運転! JR北海道では、「大人の休日倶楽部パス」(※)の設定期間である平成29年1月19日(木)〜31日(火). の13日間、札幌〜ニセコ〜函館間で特急ニセコを運転します。
1105
:
とはずがたり
:2016/12/15(木) 09:57:08
おお,そんな羨ましい修学旅行だったのか!>特急「はまかぜ」にも使われた気動車が老朽化で故障
しかしバスはあかんやろ〜。
是非,姫路から伊勢迄山陽・阪神・近鉄経由で近鉄5200系(特急車両でもいいけど)で修学旅行して俺をうらやましがらせてくれw
修学旅行先変更、理由は車酔い… 兵庫・姫路の小6生 60年続いた伊勢から京都へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000009-kobenext-l28
神戸新聞NEXT 12/1(木) 15:45配信
修学旅行先変更、理由は車酔い… 兵庫・姫路の小6生 60年続いた伊勢から京都へ
貸し切り列車に乗り込む子どもたち=1998年撮影、姫路市提供
姫路っ子の小学校時代の思い出と言えば「伊勢・奈良」の修学旅行。兵庫県姫路市内のほぼ全校が約60年続けてきた行事だが、来年度から訪問先が「京都・奈良」に変更される。6年前、各校が長年利用したJRの貸し切り列車が故障。バスに切り替えた途端、児童の車酔いが相次ぎ問題になった。伊勢旅行になじみのある保護者らは惜しんだが、校長会が移動距離の短いルートを選んだ。(三島大一郎)
【写真】列車内で楽しそうに過ごした児童たち
姫路市立小学校(全69校)の修学旅行は6年生が対象。旧家島町を除き5〜6月に1泊2日の日程で実施している。
校長会によると、「伊勢・奈良」行きは戦前に一部の小学校が導入。1957(昭和32)年ごろには全校に広がったという。
姫路と伊勢の移動距離は約300キロ。旧国鉄やJRの通常運行では使われない予備の車両を貸し切り、移動に使った。
ルートは市内の最寄り駅を出発し奈良へ。東大寺の大仏を見学し、再び列車で伊勢・二見浦に向かう。翌早朝は「夫婦(めおと)岩」で日の出を拝み、伊勢神宮や鳥羽水族館を訪ねた。
ところが6年前、特急「はまかぜ」にも使われた気動車が老朽化で故障。代替車両が見つからず、翌年から全行程をバスに切り替えた。
列車内は自由に歩き回れたが、バスはシートベルトを着用。車酔いで体調を崩す児童が増え、保護者が迎えに来る事態が度々起きた。
校長会は2年前から行き先の変更を検討し、移動距離が短い「京都・奈良」に決めた。今年に入り、来年以降の宿泊場所のめどが立ったという。
「祖父母の時代から修学旅行は伊勢だったのに…」。今春、各校で行われたPTAへの説明では、変更を惜しむ声が相次いだ。
校長会長を務める城陽小の原田貞雄校長は「児童の体を第一に考えた苦渋の決断。残念に思う人も多いが理解してほしい」と話す。
1106
:
とはずがたり
:2016/12/15(木) 17:53:56
新潟色?知らんなあ・・
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%96%B0%E6%BD%9F%E8%89%B2&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjWnLzE6PXQAhXHybwKHYMfB8MQ_AUICCgB&biw=1366&bih=589
#imgrc=_
なんか交流急行色とあんま変わらん様な。。
赤と黄の「新潟色」電車、2017年1月復活 まずはツアーで JR東日本
http://news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-61511.html
11:16乗りものニュース
国鉄時代に新潟エリアの電車でみられた「新潟色」。赤色と黄色に塗装されたこの車両が2017年1月に復活します。
1978年まで運転されていた「新潟色」
JR東日本新潟支社は2016年12月14日(水)、赤色と黄色に塗装した、いわゆる「新潟色」の115系電車を定期列車に導入すると発表しました。
「新潟色」は、JR東日本新潟支社によると1960年代後半、新潟に転属してきた70系電車に、雪の多い地域でも目立つよう赤色と黄色の塗装が施されたことに由来。新潟エリアでしか見られなかったことから、「新潟色」と呼ばれ、1978(昭和53)年まで運転されていたといいます。
今回復活する「新潟色」の115系は定期列車への導入に先立ち、ツアー専用臨時列車として運転される予定です。2017年1月21日(土)と翌22日(日)の各日、「懐かしの新潟色越後ぐるっと周遊号」として新潟駅を午前9時32分に出発。吉田〜弥彦〜東三条〜新津〜新発田を経由し、新潟駅へ15時00分に到着します。新潟駅以外での乗車はできません。
車両は「新潟色」115系3両編成。旅行代金は、臨時列車の乗車に特製掛け紙付き弁当や車掌携帯用行路表を模した乗車記念証、オリジナルステッカーが付いて大人4600円、子供3600円です。「びゅう予約センター新潟」にて、12月19日(月)から電話で予約受付が開始されます。
1107
:
チバQ
:2016/12/15(木) 18:28:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000011-mai-soci
<北陸新幹線>「負担に便益合わぬ」 京都や滋賀が不満
毎日新聞 12/15(木) 8:59配信
◇「小浜・京都ルート」で事実上決着
北陸新幹線の福井県敦賀市以西は「小浜・京都ルート」で事実上決着した。同ルートを要望していた北陸3県(富山、石川、福井)が歓迎の声を上げる一方、京都府や滋賀県にとっては意に沿わない形となり、明暗が分かれた。整備新幹線は沿線自治体による巨額の建設費負担が前提となるため、京都府は「キャスチングボートはうちが握る」と巻き返しを諦めていない。財源問題も含めて、建設実現までにはいくつものハードルが残されている。【北陸新幹線取材班】
【地図でわかりやすく】「小浜・京都ルート」など敦賀以西のルート3案
今後の最大の問題は、敦賀以西ルートの建設に必要な約2兆700億円(国土交通省試算値)の財源だ。
整備新幹線の建設費は、運行主体のJR各社が支払う線路・施設の「貸付料」と国、地方の負担で賄っている。貸付料は完成後に生じる収入だが、財源が足りないため、建設中の北陸新幹線の金沢-敦賀間、九州新幹線の長崎ルート(長崎-武雄温泉)、北海道新幹線の札幌延伸(新函館北斗-札幌)では、将来の貸付料をあてこんだ借金を財源として使ってしまっている。いわば「先食い」している形だ。
国、地方の資金もこの3ルートにすべて使われるため、「現時点では、札幌延伸完了の2030年度末までは新たな路線建設の財源はない」(国土交通省)状態だ。このため、国交省の想定では、敦賀以西の着工は札幌延伸直後。敦賀まで開業する22年度末から約8年の「空白」ができる。
今後、地元自治体や政治サイドでは、着工前倒しで「空白」を埋めようと、国の補助金増額や敦賀以西区間の貸付料の「先食い」などを働きかける動きが活発になりそうだ。この日の報告書でも、整備財源確保の検討についての要望が明記された。与党検討委の西田昌司委員長は「今後の整備に向けて、何よりも大きいのは財源確保だ」と予算増額の必要性を強調した。
だが、早くても全線開業は20年以上先。リニア中央新幹線の新大阪開業に先を越されたり、北陸など沿線人口の動向が採算性に影響したりする可能性もあり、課題は多い。
1108
:
チバQ
:2016/12/15(木) 18:55:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000040-mai-soci
<北陸新幹線>「米原」落選 地元「今後も実現求める」
毎日新聞 12/15(木) 11:42配信
「憤りを覚える」「今後も米原ルートを求めていく」。北陸新幹線の福井県敦賀市以西のルートについて与党検討委員会が中間報告で「小浜・京都ルート」と決めた14日、滋賀県内の関係首長らは改めて反対姿勢を示すと共に、今後の政府内での検討に望みを託した。また、湖西線の並行在来線化は強く拒絶する考えを強調した。【衛藤達生、若本和夫、塚原和俊】
同日午前、三日月大造知事と米原市の平尾道雄市長、県内の自治体や経済界などでつくる北陸新幹線米原ルート実現促進期成同盟会の日向寛会長らは菅義偉官房長官らに改めて米原ルート実現を求める要望書を提出。提出後、三日月知事は報道各社の取材に「これから政府与党が最終調整する段階。政府にも私たちの考えを直接伝えるべきだと考えた」と説明した。
しかし、午後に開かれた与党検討委ではあっさりと米原ルートが「落選」。三日月知事は県公館で再び報道各社の取材を受け、「残念」とした上で「大きな国家プロジェクトで多額の費用もかける。あらゆる可能性を十分検討していただけたかどうか分からない」などと述べ、今後、正式決定に向けた議論の中で改めて米原ルートの実現を求める考えを示した。
米原市の平尾市長と期成同盟会の日向会長も同日夕、米原市役所で記者会見。平尾市長は「リニア中央新幹線開業などを踏まえた議論がない」「結論ありきではないか。議論の透明性を求めたい」と怒りをぶつけた。日向会長も「費用対効果が2分の1、建設費が3倍以上となるルート案で集約された検討経過を客観的に説明されるよう切望する。米原ルートが費用対効果、建設費、建設期間でもっとも優位性があると訴えてきたことへの返答がないことに憤りを覚える」とし、「正式決定までは三日月知事とも連携して運動を進めていきたい」と結んだ。
一方、湖西線が並行在来線の検討対象になることについて、三日月知事は「どのルートになっても県内を通る在来線については経営分離は認められないと主張してきたし、その考えは変わらない」と改めて反対する姿勢を示した。高島市の福井正明市長は「県外ルートが決定された中での極めて理不尽な議論であり、断固として認められない」。大津市の越直美市長も「湖西エリアと京阪神を結ぶ非常に重要な交通機関で毎日4・8万人の利用がある。これまで以上に国、県及びJR西日本に断固反対を強く申し入れていきたい」とのコメントを出した。
1109
:
チバQ
:2016/12/15(木) 18:56:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00010001-fukui-l18
「小浜・京都」着工へ三つの課題 北陸新幹線・敦賀以西ルート
福井新聞ONLINE 12/15(木) 11:37配信
長年の懸案だった北陸新幹線敦賀以西ルートは14日、福井県の求める小浜・京都案で事実上決着した。だがルートが決まってもすぐ着工できるわけではない。整備新幹線の着工5条件のうち、JR西日本の同意は見通しが立ったものの、肝心の財源議論はこれから。並行在来線も不透明だ。沿線の滋賀県、京都府との調整もある。2030年度末の北海道新幹線札幌開業より早い全線開業の実現は、主に三つの課題をどう克服するかが鍵になる。
最大の壁として立ちはだかるのが、安定的な財源見通しの確保だ。政府与党は、整備新幹線に充てる国費を30年度末まで毎年755億円と決めており、北陸新幹線金沢―敦賀などの建設中の3線に使うことで合意している。つまり、敦賀以西の新規財源はまだ何も見通しが立っていない。
与党内からは、早くも敦賀―京都、京都―新大阪の2段階整備を模索する声が出始めている。「財源が足りないから、どこまでを整備するのかという議論になるだろう。京都止まりもありうる。京都から東海道新幹線の線路と共有できないかという案が浮上する可能性もある」とは与党PTメンバーの一人。「これからいろんな問題が出てくる。一難去ってまた一難だ」と財源議論の厳しさを見通す。
■ ■ ■
整備新幹線のルートと似た区間を走る並行在来線は「第二の国鉄をつくらない」との理由でJRから経営分離することが原則だ。分離した後は第3セクターなどが引き継ぐことになるため、沿線自治体の同意が着工5条件の一つに含まれている。
JR西の来島達夫社長は11月16日の定例会見で、小浜・京都案に決まった場合、どの路線が並行在来線になるかについて明言を避けた。
福井県は「並行在来線は、優等列車(特急)が新幹線に移る区間」との旧運輸省の見解を踏まえ、「小浜線は該当しない」とみている。
もし湖西線がその対象になれば、新幹線が通らないにもかかわらず、滋賀県の沿線自治体が第3セクターで引き継ぐ可能性があるため、同県の三日月大造知事は「容認できない」とのスタンス。調整が難航すれば、工事実施計画を認可できずに着工時期がずれ込む恐れは否定できない。
■ ■ ■
京都府の負担も課題だ。小浜・京都案の建設延長約140キロのうち、京都府を走る距離は本県より長く、その分だけ建設費も大きくなる。しかも大半がトンネルで、小浜―京都の途中に駅は設けられない見通し。山田啓二知事は与党検討委などで「トンネルや橋があるだけで地元に負担を求めるのはおかしい」「府民の便益に対して負担が重すぎる」と難色を示している。
北陸新幹線の整備を巡っては以前、新潟県と国土交通省が工事に関する情報公開や新潟県内の駅の停車頻度などを巡って対立。泉田裕彦前知事が地方負担に異議を唱えて予算計上がずれ込んだことがあり、今回も憂慮する声がある。
「ルートが決まった後からが本当のスタート。新規着工の財源確保や並行在来線、中京圏へのアクセス向上、敦賀駅での乗り換え利便性確保など数えれば切りがないほど課題が山積している。戦略を立てて取り組むことが必要だ」。8日の県会総務教育常任委員会で仲倉典克委員(県会自民党)はそう力を込めた。
1110
:
チバQ
:2016/12/15(木) 18:56:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000516-san-pol
「北ルート優位、南ルート有望」北陸新幹線の大阪延伸 与党検討委
産経新聞 12/15(木) 11:11配信
北陸新幹線の大阪延伸は14日の与党検討委員会で「小浜京都ルート」に決まり、今後の焦点は、決定が持ち越された京都-新大阪間で南北2ルート案のどちらが選定されるかに絞られた。検討委は、東海道新幹線の北側を走るルートが事業費などの観点で「優位」と判断。一方で地域開発の観点から、南側を走るルートを「有望」としている。
北側ルートは大阪府北部を通り、途中駅は作らない。南側ルートは関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)に途中駅を設ける計画だ。ただ南側ルートをめぐっては11月24日、奈良県の荒井正吾知事が「費用に見合うメリットがない」と意見表明し、国土交通省が同県を経由しないルートの試算作業を始めた。
今のところ有利なのは北側ルートだ。石川、富山、福井の北陸3県から「南側ルートは時間短縮効果が小さい」などの意見が出されたほか、国交省が11月11日に公表した前回の試算では、南側ルートは北側ルートに比べ建設費が2千億円以上高く、投資に見合わないとされた。
一方で京都府は11月30日、地域の住民増や旅客増などの「地域経済効果」で換算すると、南側ルートが投資に見合うとの独自試算を公表。新駅設置に向けて巻き返しを図るが、委員の中には新駅の集客効果を疑問視する声もある。
国交省は来年1月下旬から2月上旬にかけて南側ルートの新しい試算を発表予定。検討委は今年度中に意見を取りまとめ、与党PTに最終報告する。(織田淳嗣)
1112
:
チバQ
:2016/12/15(木) 21:51:35
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016121502000013.html
中京・山陰の接続を配慮 北陸新幹線・小浜-京都案採用へ
05:00中日新聞プラス
中京・山陰の接続を配慮 北陸新幹線・小浜-京都案採用へ
北陸新幹線敦賀以西ルートを「小浜-京都案が適切」と結論付けた与党整備新幹線建設推進PTの検討委員会=東京・永田町で
(中日新聞プラス)
北陸新幹線敦賀以西ルートで、小浜-京都案が適切との結論を出した与党の検討委員会。十四日にまとめた中間報告では、北陸と中京圏のアクセス機能の確保や、山陰新幹線といった基本計画路線の整備計画化を提言するなど、脱落した米原、舞鶴の両案を推す声への配慮も色濃く反映させた。
検討委では「速達性、利便性に優れる」と小浜-京都案を推す意見が多数を占めたが、費用対効果に優れる米原案、日本海側の発展を期待する舞鶴案を支持する意見もあった。
そのため報告書では、大阪延伸により北陸と中京圏の結び付きが弱まることを懸念する北陸三県などが要望した中京圏とのアクセス機能確保の検討を明記。舞鶴を経由して山陰地方に至る山陰新幹線や、敦賀-名古屋間の北陸・中京新幹線といった基本計画段階で長年止まっている路線の整備計画化の検討にまで踏み込んだ。
並行在来線の取り扱いも盛り込まれた。小浜-京都案は滋賀県を通過しないが、同県内の湖西線が並行在来線となる可能性がある。委員からは湖西線の経営分離が「JR側の意向で勝手に決められることがないように」との意見もあり、運行主体のJR西日本に対し自治体の意向確認を強く求めた。
委員長の西田昌司参院議員(京都選挙区)は、これらの配慮を「委員の総意」と指摘。「ルート決めから外れた地域のそれぞれの思いが大きい」と米原、舞鶴の二案を支持する自治体や各委員の意見を尊重したことを強調した。
検討委メンバーの高木毅衆院議員(福井2区)は「北陸三県が一つにまとまってこのルートを支持してきたので良かった。あとは早く着工して、一日も早く完成させるための財源確保が大きな課題だ」と今後を見据える。
佐々木紀衆院議員(石川2区)は「中京圏とのアクセス確保はしっかりやってくれと意見した。そこは大事なところだ」と説明。上野賢一郎衆院議員(滋賀2区)は「報告書に賛成という訳ではないが、私どもの主張も一定程度受け入れられた」と話した。
(山本洋児、中平雄大、成田嵩憲)
◆建設工事の暴力団関与防止へ協議会
北陸新幹線建設工事への暴力団の介入や関与を防ぐため、北陸新幹線福井県内建設工事暴力団等排除対策協議会の設立総会が十四日、福井市の県警葵分庁舎で開かれた。
建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構や県警の暴力団対策の担当者、工事に関わる企業関係者ら四十人ほどが出席。「暴力団などの反社会的勢力からのあらゆる要求は断固拒否し、新幹線建設工事への関与を一切許さない」との文言を盛り込んだ宣言を決議した。
機構によると、敦賀までの県内区間七十四キロのうち、四十一キロで土木工事に着手しており、残りの区間も本年度中に発注する見通し。来年度以降、軌道や電気設備、駅舎の工事も本格化するため、この時期に設立総会を開くことにした。
県警組織犯罪対策課の市橋貴敏課長は「暴力団からの不当要求に関する情報があれば、ささいなことでも相談してほしい」と呼び掛けた。
1113
:
チバQ
:2016/12/15(木) 22:24:11
http://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20161215113652584.html
「小浜・京都」着工へ三つの課題 北陸新幹線敦賀以西
11:27福井新聞
「小浜・京都」着工へ三つの課題 北陸新幹線敦賀以西
整備新幹線の着工5条件
(福井新聞)
長年の懸案だった北陸新幹線敦賀以西ルートは14日、福井県の求める小浜・京都案で事実上決着した。だがルートが決まってもすぐ着工できるわけではない。整備新幹線の着工5条件のうち、JR西日本の同意は見通しが立ったものの、肝心の財源議論はこれから。並行在来線も不透明だ。沿線の滋賀県、京都府との調整もある。2030年度末の北海道新幹線札幌開業より早い全線開業の実現は、主に三つの課題をどう克服するかが鍵になる。
最大の壁として立ちはだかるのが、安定的な財源見通しの確保だ。政府与党は、整備新幹線に充てる国費を30年度末まで毎年755億円と決めており、北陸新幹線金沢―敦賀などの建設中の3線に使うことで合意している。つまり、敦賀以西の新規財源はまだ何も見通しが立っていない。
与党内からは、早くも敦賀―京都、京都―新大阪の2段階整備を模索する声が出始めている。「財源が足りないから、どこまでを整備するのかという議論になるだろう。京都止まりもありうる。京都から東海道新幹線の線路と共有できないかという案が浮上する可能性もある」とは与党PTメンバーの一人。「これからいろんな問題が出てくる。一難去ってまた一難だ」と財源議論の厳しさを見通す。
■ ■ ■
整備新幹線のルートと似た区間を走る並行在来線は「第二の国鉄をつくらない」との理由でJRから経営分離することが原則だ。分離した後は第3セクターなどが引き継ぐことになるため、沿線自治体の同意が着工5条件の一つに含まれている。
JR西の来島達夫社長は11月16日の定例会見で、小浜・京都案に決まった場合、どの路線が並行在来線になるかについて明言を避けた。
福井県は「並行在来線は、優等列車(特急)が新幹線に移る区間」との旧運輸省の見解を踏まえ、「小浜線は該当しない」とみている。
もし湖西線がその対象になれば、新幹線が通らないにもかかわらず、滋賀県の沿線自治体が第3セクターで引き継ぐ可能性があるため、同県の三日月大造知事は「容認できない」とのスタンス。調整が難航すれば、工事実施計画を認可できずに着工時期がずれ込む恐れは否定できない。
■ ■ ■
京都府の負担も課題だ。小浜・京都案の建設延長約140キロのうち、京都府を走る距離は本県より長く、その分だけ建設費も大きくなる。しかも大半がトンネルで、小浜―京都の途中に駅は設けられない見通し。山田啓二知事は与党検討委などで「トンネルや橋があるだけで地元に負担を求めるのはおかしい」「府民の便益に対して負担が重すぎる」と難色を示している。
北陸新幹線の整備を巡っては以前、新潟県と国土交通省が工事に関する情報公開や新潟県内の駅の停車頻度などを巡って対立。泉田裕彦前知事が地方負担に異議を唱えて予算計上がずれ込んだことがあり、今回も憂慮する声がある。
「ルートが決まった後からが本当のスタート。新規着工の財源確保や並行在来線、中京圏へのアクセス向上、敦賀駅での乗り換え利便性確保など数えれば切りがないほど課題が山積している。戦略を立てて取り組むことが必要だ」。8日の県会総務教育常任委員会で仲倉典克委員(県会自民党)はそう力を込めた。
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:
チバQ
:2016/12/19(月) 16:09:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00010000-fukui-l18
中京圏と北陸のアクセスが課題 特急しらさぎの高速化求める
福井新聞ONLINE 12/18(日) 8:20配信
北陸新幹線敦賀以西の小浜・京都ルート実現によって、北陸と関西圏の移動時間は劇的に縮まり、交流人口のさらなる増加が期待できる。その一方で、北陸は中京圏とも経済的な結び付きが強い。2027年にはリニア中央新幹線の名古屋開業を控える。北陸と名古屋を結ぶ特急しらさぎの存続はもちろん、高速化によるアクセス向上が重要になる。
「小浜・京都案が採用された場合、特急しらさぎの本数を維持、増加し、高速化も実現してほしい」。11月30日の与党検討委員会で、富山県の石井隆一知事は敦賀以西整備後を見据えた対策を訴えに盛り込んだ。石川県の谷本正憲知事も12月5日の意見聴取で「名古屋への移動に格段の配慮を」と要望した。西川知事も以前から強く求めており、北陸3県は中京圏への利便性向上についても考えが一致している。
石川県会が昨年9月議会で米原案による早期整備を求める決議をした理由の一つが、米原駅での乗り換えの課題はあるものの「北陸と関西圏、中京圏が新幹線で同時につながる」という点。富山県の利用者も、同県の独自試算では富山駅から北陸新幹線を使い、京都駅で東海道新幹線に乗り換えて名古屋に向かうと現状より75分短くなるが、運賃は5010円高くなる。
与党検討委の中間報告には「北陸と中京圏のアクセス機能の確保へ検討に着手することが必要」と明記された。14日の会合後、委員長の西田昌司参院議員(京都選挙区)は「ルート以外にも地域の思いを反映させた」と述べた。
■ ■ ■
福井県新幹線建設推進課によると、14年度の北陸と中京圏(愛知、岐阜、三重県)を行き来する鉄道利用者の流れを示す「旅客流動」は1日当たり3900人だった。
関西圏(2府4県)との旅客流動1万7300人と比べると約4分の1だが、リニア中央新幹線が開業すると東京(品川)―名古屋は約40分で結ばれる。北陸と中京圏の交流が多くなり、リニアの沿線地域から名古屋を経由して北陸を訪れる観光客も飛躍的に増える可能性がある。
リニア開業による経済波及効果を最大化する鍵となるのが、しらさぎだ。JR西日本と東海は現在、金沢―米原と金沢―名古屋をそれぞれ1日8往復運行しており、敦賀―新大阪開業後も運行存続に前向きな姿勢を示している。
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そこでクローズアップされるのが、しらさぎの高速化。県は独自に研究し、JR西や国土交通省などに要請している。
現在、敦賀―名古屋(延長126キロ)の平均時速は89キロで、停車時間10分を含めると95分かかる。このうち米原―大垣(延長36キロ)の平均時速は80キロで、敦賀―長浜(延長38キロ)の100キロより20キロも遅い。スピードアップのため県は、速度の遅い米原―大垣の軌道強化や滋賀県内を走る線路のカーブを緩くする改良を提案している。
ただ、高速化の実現には多額のコストが掛かることが想定される。県新幹線建設推進課は「北陸と中京圏のアクセス向上は、両エリアのさらなる発展につながる。北陸3県をはじめ、しらさぎ沿線の滋賀、岐阜、愛知県とのスクラムを強化し、国やJR西、東海と具体化に向けた協議を進めていきたい」としている。
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福井新聞社
1115
:
名無しさん
:2016/12/19(月) 18:21:19
リニア名古屋駅、着工 地下30メートル掘る大工事
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASJDJ5GYPJDJOIPE02D.html
13:53朝日新聞
リニア名古屋駅、着工 地下30メートル掘る大工事
安全祈願・起工式に出席した関係者ら=19日午前、名古屋市中村区、戸村登撮影
(朝日新聞)
2027年の開業をめざすリニア中央新幹線の名古屋駅が19日、着工した。JR名古屋駅に発着する新幹線と在来線を走らせながら地下約30メートルを掘る工事となる。今回の工事範囲は19年5月までの工期で、最終的には27年に完成する予定。
この日、名古屋駅西側であった安全祈願・起工式には、JR東海の柘植康英社長や愛知県の大村秀章知事ら関係者が参加し、工事の無事を祈った。柘植氏は「名古屋駅の工事は新幹線や在来線が走りながらで大変難しいが、安全に細心の注意を払って進めて参りたい」と述べた。リニアの名古屋駅は長さ約1キロ、幅約60メートル。現在のJR名古屋駅と東西に交差する形で地下に建設する。
リニア中間駅は奈良 JR東海「京都だとカーブきつい」
http://www.asahi.com/articles/ASJ6865HLJ68OIPE02F.html?ref=goonews
細見るい2016年6月9日19時03分
JR東海は、リニア中央新幹線の大阪延伸を前倒ししても、中間駅を奈良市付近とする今の計画を変更しない方針だ。京都の政財界が求める京都経由のルート案には応じない。カーブがきつくなって走行速度が落ちるなどの弊害が出るためで、新たに国の低利融資の支援を受けても、ルートの維持は譲れないという。
国がJR東海と話し合って決めたリニアの建設計画では、東京・品川から新大阪までに通る各県に、一つずつ中間駅を設ける。新大阪の一つ手前の駅は「奈良市付近」と明記。これに対し、ルートから外れる京都市などは「日本文化の発信拠点として世界中の人が訪れる地を通らないのは大きな損失」などと主張し、変更を求めてきた。
これまでJR東海は品川―名古屋間を2027年に開業し、さらに45年に大阪まで延伸する予定だった。ただ、国がリニア向けの低利融資制度をつくって建設を支援する方針を今月に打ち出したことから、JR東海も延伸時期を前倒しする方向で検討に入った。
計画が見直されることから、京…
1116
:
チバQ
:2016/12/20(火) 17:23:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000057-mai-soci
<JR西日本>東北新幹線乗り入れへ 臨時直通便を検討
毎日新聞 12/20(火) 16:50配信
<JR西日本>東北新幹線乗り入れへ 臨時直通便を検討
仙台-金沢を結ぶ初の直通新幹線から降りた乗客でにぎわう新幹線ホーム=JR金沢駅で2016年11月7日午後2時38分、中津川甫撮影
JR西日本金沢支社(金沢市)の児島邦昌支社長は19日の記者会見で、東北の団体客を対象とした仙台-金沢の臨時直通新幹線が11月に初めて運行されたことを受け、北陸の乗客を対象にした臨時の直通便も検討していると明らかにした。大宮(埼玉)での乗り換えが不要で、東北新幹線に乗り入れる。JR東日本の運行管理システム上は3月に開業した北海道新幹線の新函館北斗までの直通運行が可能との認識も示した。
JR西によると、直通新幹線の運行には、運行管理システム以外にもJR東との調整が必要。JR東は宮城県内にある総合車両センターで北陸新幹線のE7系を保守点検しており、東北新幹線への乗り入れができる。JR東も取材に対し、「直通運行は仙台までに限らず、技術的には新函館北斗まで可能」(広報部)としている。
ただ、菊田剛・副支社長は、北陸新幹線が将来的に大阪延伸された場合でも、山陽新幹線や、東海道新幹線(JR東海)への乗り入れは運行管理システムなどが異なるため「できない」と説明した。【中津川甫】
1117
:
チバQ
:2016/12/20(火) 19:22:12
>>1114
しらさぎ高速化の話がうまく行けば
次はしらさぎのフリーゲージ化ですかね?
1118
:
とはずがたり
:2016/12/20(火) 22:54:03
かなりどうでも良いニュースだけど北海道の駅廃止ニュースには敏感になってしまう。
50音順「最後のJR駅」廃止へ 2017年3月ダイヤ改正で
http://news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-61789.html
07:00乗りものニュース
… 現在の「最後の駅」は、北海道長万部(おしゃまんべ)町にある函館本線の蕨岱(わらびたい)駅。JR北海道は、この駅を2017年3月4日(土)のダイヤ改正をもって廃止します。1日の平均乗車人員が10人以下と極端に利用が少ないことが理由で、長万部町は同町内にある函館本線の北豊津駅とともに、廃止に合意していました。
函館本線ではほかに北海道森町の東山駅と姫川駅、桂川駅も2017年3月のダイヤ改正をもって廃止されますが、これら5駅のうち路線開通当初から存在するのは蕨岱駅だけ。1904(明治37)年の開業から110年あまりを経て、その歴史に幕を下ろすことになります。
新しい「50音順で最後のJR駅」は当面安泰?
蕨岱駅が廃止されると、京浜東北線の蕨駅(埼玉県蕨市)が新たな「50音順で最後のJR駅」になります。蕨駅の1日平均乗車人員は約5万9500人(2015年度)ですから、廃止されることはなさそうです。
… なお私鉄を含めると、「50音順で最初の駅」には、JR相生駅のほか、群馬県桐生市に位置するわたらせ渓谷鐵道と東武桐生線の相老(あいおい)駅、岐阜県郡上市に位置する長良川鉄道の相生(あいおい)駅(岐阜県郡上市)が加わります。「最後の駅」は、石川県金沢市にある北陸鉄道浅野川線の割出(わりだし)駅です。
1119
:
チバQ
:2016/12/21(水) 20:26:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00000093-asahi-bus_all
東海道新幹線、車掌3人から2人に 「安全性変わらず」
朝日新聞デジタル 12/21(水) 18:50配信
JR東海は21日、2018年3月から東海道新幹線の車掌を現在の3人から2人に減らすと発表した。指定席、グリーン席の車内改札を今年3月からなくしたことで車掌に余裕が生まれたのに加え、車内の防犯カメラの設置などで安全性が高まったためという。
「こだま」の一部区間はもともと車掌は2人だったので変わらない。また、車掌とは別に巡回や客の案内をする子会社員のパーサーについて、異常発生時に補助的な仕事以外もできるようにする。東京―新横浜駅間などの利用客の多い区間は、新設する巡回担当車掌を配置することも検討する。
JR東海の柘植康英社長は21日の会見で、「安全性、異常時の対応、サービス、巡回は、現在よりレベルが下がるとは考えていない」と話した。
1120
:
とはずがたり
:2016/12/22(木) 10:05:48
東海道新幹線、車掌3人から2人に 「安全性変わらず」
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/436/6d3980a32631bfbb75b7fb7cb8ae73df.html
(朝日新聞) 18:50
JR東海は21日、2018年3月から東海道新幹線の車掌を現在の3人から2人に減らすと発表した。指定席、グリーン席の車内改札を今年3月からなくしたことで車掌に余裕が生まれたのに加え、車内の防犯カメラの設置などで安全性が高まったためという。
「こだま」の一部区間はもともと車掌は2人だったので変わらない。また、車掌とは別に巡回や客の案内をする子会社員のパーサーについて、異常発生時に補助的な仕事以外もできるようにする。東京―新横浜駅間などの利用客の多い区間は、新設する巡回担当車掌を配置することも検討する。
JR東海の柘植康英社長は21日の会見で、「安全性、異常時の対応、サービス、巡回は、現在よりレベルが下がるとは考えていない」と話した。
1121
:
とはずがたり
:2016/12/22(木) 10:07:39
中央リニアの諏訪経由主張といい,鳥取県の合区の反対といい地域エゴには辟易せざるを得ない。
舞鶴大回りなんて北陸新幹線の速達性を台無しにする唾棄すべき案を本気で推してるのだとしたら狂ってる。まあ政治的な妥協を引き出そうと怒った振りしてるなら完全に合理的な戦略だ。
中央リニアが出来て東海道新幹線に余裕が出来たら相生─鳥取─米子─出雲市や小浜─舞鶴─天橋立と敦賀─米原を標準軌化・3線化して東京─米原─金沢・天橋立や東京─姫路─出雲市なんて走らせたいね♪交直流新幹線の登場だw
<北陸新幹線>舞鶴ルート消滅 市民ら「起爆剤奪われた」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20161221k0000e040261000c.html
12月21日 11:41毎日新聞
北陸新幹線の福井県敦賀市以西ルートは20日、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームで京都府舞鶴市を経由しない「小浜・京都ルート」に正式決定した。人口減少が続く中、新幹線をまちの振興の“起爆剤”として期待していた舞鶴市内の商店主らからは失望の声が相次いだ。
「京都市と20分で結ばれるようになれば、観光客も増えにぎわいも回復するのに」。西舞鶴駅と舞鶴西港に近い平野屋商店街振興組合理事長で、金物店を経営する宮本利春さん(71)は肩を落とす。クルーズ船の寄港が増える中、京都市内への移動時間が短くなれば、外国人観光客の飲食や買い物をする街として舞鶴市が注目されると期待した。「日本海側のインフラは常に後回しにされる。起爆剤を奪われた気分。店主たちの失望も大きい」と悔しがった。
東地区・大門商店街振興組合理事長の塩見邦夫さん(71)も「『日本海側は発展しなくていい』と言わんばかりの決定だ。舞鶴を通らなければ日本海側に新幹線が来ることはない」と憤る。まちの観光振興を図るNPOを結成し、市民有志と活動しているだけに「国全体の発展より目先のコスト勘定が勝ってしまった。政治は何のためにあるのか」と嘆いていた。
◇
舞鶴市の多々見良三市長は同日、記者会見で「(京都丹波高原国定公園内を通る)小浜ルートがすんなり通ると思っていない。ルートの多少の変更はこれまでにもあった」と述べ、舞鶴ルートの望みが絶たれていないことを主張。「府北部のポテンシャルと重要性を引き続きアピールし、小浜と舞鶴のどちらがふさわしいか、国益的に判断してもらえるようにしたい」と語った。【鈴木健太郎】
1122
:
チバQ
:2016/12/22(木) 22:10:30
http://toyokeizai.net/articles/-/150284
JRが「成田エクスプレス」をテコ入れする狙い
通勤利用狙い「お得なきっぷ」も発売
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大塚 良治 :湘北短期大学准教授 2016年12月20日
千葉方面での所用を終えて、総武本線で東京駅に戻ると、「これからの帰宅は、N’EXで!N’EXえきねっとトクだ値」と大きく書かれた広告看板が視界に飛び込んできた。「N’EXえきねっとトクだ値」は、18時発以降の「成田エクスプレス」(以下、N’EX)東京・大船駅間(46.5キロ)を定期券との併用で利用できる特別企画乗車券(おトクなきっぷ)である。
「N’EXえきねっとトクだ値」(以下、「トクだ値35」)は通常期820円・繁忙期950円・閑散期690円と、いずれもA特急料金よりも35%割引となっている。閑散期は、同区間の普通列車グリーン車平日料金770円よりも安くなる。購入手続きを東日本旅客鉄道(JR東日本)のインターネット会員制予約サイト「えきねっと」にて行った上で、乗車前にJR東日本などのみどりの窓口や指定席券売機などで購入手続きに使用したクレジットカードを提示してきっぷを受け取る必要がある。
空港と関係ない区間でなぜ「おトクなきっぷ」?
JR東日本によると、「トクだ値35」は「通勤利用の状況については定量的なデータなどで把握していない」(同社広報部)ものの、「東京・品川から横浜・戸塚・大船方面にビジネスからの帰宅客向けに、18時以降のN’EXにおトクに乗車できる商品として設定している」(同)という。2015年12月1日から2016年2月29日までの期間限定で発売を開始したが、発売期間が延長され、現在のところ2017年2月28日乗車分まで発売することとなっている。
N’EXは成田空港アクセスを主な目的とする列車である。それにもかかわらず、JR東日本は、なぜ成田空港駅と無関係の区間で、帰宅利用向けの「おトクなきっぷ」発売に踏み切ったのか。
その理由を見る前に、まずN’EXの沿革を簡潔に振り返ってみよう。
N’EXは、成田線成田駅―成田空港駅間開業日の1991年3月19日、専用車両の253系を使用して池袋駅・新宿駅・横浜駅―成田空港駅間を結ぶ全車指定席の特急として運行を開始した。その後順次運行区間を拡大し、現在の定期列車の運行区間は大宮駅・池袋駅・新宿駅・高尾駅・大船駅―成田空港駅間である。さらに富士山の世界文化遺産登録の翌年、2014年7月26日から富士急行線河口湖駅発着の臨時直通運転を行っている。
N’EXの最大のセールスポイントは、東京都心・周辺都市の主要駅と成田空港駅の間を定時運行で直結する利便性と全車座席指定制による着席保証の提供であるが、満席になることは少ないようだ。JR東日本は、「平均で約6割〜7割程度ご利用頂いている列車もある」と説明する。
JR東日本は、これまでN’EXのテコ入れ策を度々実施している。具体的には、2001年12月1日の戸塚駅全列車停車ならびに一部列車の成田駅―東京駅・新宿駅・池袋駅間での定期券乗車特例の適用開始、2002年12月1日の渋谷駅停車、2003年10月1日の四街道駅一部列車停車および品川駅停車本数増加などが行われている。
割安なきっぷ発売や新型車導入の効果は・・・
上記テコ入れ策以外の同社によるN’EX活性化に向けた主な取り組みとしては、「おトクなきっぷ」の発売による利用促進と、快適性向上による他交通機関に対する競争優位確立の2点に集約することができる。
N’EXに乗車可能で、誰でも購入できる主な「おトクなきっぷ」としては、運賃と特急料金の両方が含まれる「N’EX往復きっぷ」(以下、「往復きっぷ」)、特急料金のみが含まれる「房総料金回数券」(以下、「回数券」)、そして「トクだ値35」が発売されている。「回数券」「トクだ値35」はともに定期券との併用が可能で利用当日の購入が可能であるが、「往復きっぷ」は利用前日までの購入が必要である。
快適性向上については、2009年10月1日、回転リクライニングシートと電源コンセントなどを備えた新型車両E259系の営業運転を開始した。新型車は「充実した車内空間、無線LANとダイヤルロック式の荷物置き場の設置、および防犯カメラの設置によるセキュリティー向上」(JR東日本)が売りだ。
しかし、そうした取り組みにもかかわらず、2012年3月17日のダイヤ改正では「輸送体系の見直し」として、N’EXの一部区間短縮と編成減車が実施された。それに伴い余剰となった車両は、同年12月1日から東京駅―伊豆急下田駅間の臨時特急「マリンエクスプレス踊り子」に使用されている。
今月16日に発表された2017年3月のダイヤ改正では、新宿方面発着のN’EX増発と大船方面発着列車などの本数一部見直し、また東京駅-成田空港駅間の3往復を6両から12両へ増車することが発表されたが、N’EX活性化の手だてを考えることは重要である。
1123
:
チバQ
:2016/12/22(木) 22:10:53
そこでここからは、N’EXをJR東日本の一事業と位置付けて、SWOT分析を行うことによって考えることにしたい(SWOT分析の詳細は「元商社マンが挑む『湘南モノレール』活性化」を参照)。「強み」は「東京都心・周辺都市・観光地の主要駅―成田空港駅間を定時運行で直結する利便性」、「弱み」は「自由席と比べると料金が割高な指定席のみで気軽な利用が困難」、「機会」は「訪日外国人の増加」、「脅威」は「競合交通機関の台頭」をそれぞれ挙げることができる。
N’EXのターゲット設定としては、「弱み」の克服による通勤利用獲得と、「機会」の活用に対応した「強み」のさらなる磨き上げによる観光利用の獲得に、それぞれ照準を合わせることが適当である。
まず、「成田空港利用者が座って快適に利用できるよう全車指定席としている」(JR東日本)現状は、乗車率伸び悩みの一因になっていると考えられる。筆者はN’EXへの自由席設定が望ましいと考えるが、車内改札業務負担が増える懸念もある。そこで、普通列車Suicaグリーン券システムの特急自由席版を導入し、あわせて車内料金を設定すれば、車内改札業務負担の抑制が期待できる。
通勤利用の実態はどうなっている?
全車指定席で登場し、のちに自由席を設けた関空アクセス特急「はるか」(写真:ミヤゴハチ / PIXTA)
なお、全車座席指定列車として運行を開始し、後に自由席を設定した空港アクセス列車としては、西日本旅客鉄道(JR西日本)が米原駅・草津駅・京都駅―関西空港駅間で運行する特急「はるか」がある。
N’EXでの自由席設定が直ちには難しいのであれば、「おトクなきっぷ」の利便性向上によって、「弱み」を克服したいところである。特に「回数券」「トクだ値35」のチケットレス化は、旅客にとってはきっぷ受け取りの手間が省けるだけでなく、JR東日本にとっても発券コストの削減につながり、利用者とJR東日本の双方にメリットがもたらされる。
それでは、実際のN’EXの利用状況はどうか。10月の平日に、「回数券」「トクだ値35」が利用可能な時間帯のN’EXに乗車してみることにした。選んだ列車は、東海道本線(横須賀線)東京駅18時20分発「成田エクスプレス40号」大船行き(列車番号:2040M)3号車、山手線池袋19時33分発「成田エクスプレス53号」成田空港行き(列車番号:2253M)、および成田線成田9時05分発「成田エクスプレス6号」横浜・池袋行き(池袋行き列車番号:2206M)8号車である。
朝はスーツ姿の男性や女性の比較的まとまった利用が見られたものの、夜は都内各駅からの新規乗車は少ない様子だった。冒頭の「なぜ成田空港駅と無関係の区間で、帰宅利用向けの『おトクなきっぷ』発売に踏み切ったのか」という疑問に対する答えは、「新規乗車が少ない東京駅・品川駅から大船駅間の乗車率向上のため」ということになるだろう。
勤め帰りに「トクだ値35」を頻繁に利用しているという公務員の40代男性は、「品川駅からはいつも空いており、ゆとりがあってよい」と話す一方、「乗車率向上のためには、チケットレスにするなど使い勝手をよくする必要がある」と課題を指摘する。
現在は朝の「トクだ値35」の設定はないが、朝の東海道本線東京近郊区間の普通列車は混雑するためニーズは少なくないだろう。しかし、JR東日本広報部は、「現在のところN’EXを利用した大船・横浜から東京方面への通勤利用向けの『おトクなきっぷ』設定の計画はない」とする。
1124
:
チバQ
:2016/12/22(木) 22:11:16
成田アクセスの競争をどう勝ち抜くか
一方、観光利用獲得のためには、「機会」を生かすことが重要である。しかし、東京駅―成田空港各ターミナル間をJR普通列車よりも低運賃で結ぶジェイアールバス関東・ビィー・トランセグループ共同運行の「THE アクセス成田」などのバスや、日暮里駅―空港第2ビル駅間を最速36分で結ぶ京成電鉄「スカイライナー」など「競合交通機関の台頭」が著しく、観光利用獲得を目指す上での「脅威」になっている。
「脅威」を回避し、「機会」を生かすためには、「強み」をさらに磨き上げる必要がある。そのためには、JR東日本線と接続する他社線への直通列車の拡大があってもよい。実現には、E259系への他社線対応保安装置搭載などの投資が必要となるが、検討する価値はある。
具体的には、伊豆急行線伊豆急下田駅や東武鉄道(東武)日光線東武日光駅・鬼怒川線鬼怒川温泉駅への直通運転を検討してはどうだろうか。E259系はすでに「マリンエクスプレス踊り子」として伊豆急下田駅へ乗り入れている。また、JR東日本の特急車両(253系1000番台)と東武100系「スペーシア」による新宿駅―東武日光駅・鬼怒川温泉駅間の定期相互直通運転が行われている。
仮にN’EXの東武線直通が実現すれば、成田空港と東武線沿線の「蔵の町」栃木・日光エリアの間のアクセスが向上する。JRが東武線直通特急に使用している253系1000番台はN’EXの「お下がり」であり、数年のうちに車齢が30年に到達する。更新時期を見据えて、今からE259系車両への対応を準備しておいて損はない。
上記よりもハードルが高い私案としては、御殿場線直通運転と、箱根登山鉄道線直通運転を挙げたい。成田空港と「富士山のまち」御殿場または箱根の間のアクセス向上によって訪日外国人の利用増加を期待できる。ただし、箱根登山鉄道線直通運転実現には、東海道本線・箱根登山鉄道線の間での渡り線設置が必要である。
他方、静岡県内の鉄道とまちづくりに詳しい都市計画技術者の美濃部雄人静岡市副市長は、「『御殿場プレミアムアウトレット』付近への御殿場線新駅設置で、同線とアウトレットへの誘客が期待できる」と語る。この新駅が実現すれば、N’EXの御殿場線直通列車の価値はさらに高まると筆者は考える。
また、「強み」を磨き上げるさらなる方策として、大宮駅発着のN’EXの浦和駅停車を提案したい。現状では、浦和駅―成田空港間の直行バスがないため、鉄道の直行ニーズを掘り起こせるともに、着席ニーズに応えることで顧客満足度向上を実現できる可能性を秘めている。
「観光立国」のインフラとして活性化を
外国人にとってN’EXは、「JAPAN RAIL PASS」や「JR EAST PASS」などで利用可能なため、訪日外国人のJR東日本線の利用を促す上で重要な列車である。「東京都心・周辺都市・観光地の主要駅―成田空港駅間を定時運行で直結する利便性」を提供している列車として、観光立国政策推進に向けたインフラとしての役割も担っている。JR東日本および接続する他社の路線ネットワークを十二分に活用することで、N’EXのポテンシャルはさらに高まるはずである。
また、N’EXへの自由席設定や「おトクなきっぷ」の利便性向上策を実施することで通勤利用をさらに獲得したいところである。大胆なアイデアの企画・実行によるN’EXの活性化を期待したい。
1125
:
チバQ
:2016/12/22(木) 22:12:43
http://toyokeizai.net/articles/-/149744
北陸新幹線「小浜・京都」案は本当に最善か
工事や建設費で他ルート再浮上の可能性は?
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梅原 淳 :鉄道ジャーナリスト 2016年12月16日
北陸新幹線は現在、高崎駅と金沢駅との間の345.5キロメートルで営業中だ。金沢駅から先については、敦賀駅(福井県)との間の125.2キロメートルが鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)によって建設されており、2023年春の開業を目指している。
敦賀駅からさらに西の区間にも整備計画が立てられており、北陸新幹線は東海道・山陽新幹線の新大阪駅までの延伸が確定済みだ。この区間では小浜・舞鶴・京都ルート、小浜・京都ルート、米原ルートの3ルートが候補に挙げられてきた。
国土交通省は11月11日、「北陸新幹線敦賀・大阪間のルートに係る調査について」と題し、3ルートを比較する際の指標を発表した。与党は12月7日に開催した検討委員会(委員長・西田昌司参議院議員)で小浜・京都ルートの採用をほぼ確定させ、14日には同ルートが適切とする中間報告書をまとめ、事実上の決着を見た。20日に予定されているプロジェクトチームの話し合いの場で正式に決めるという。
3ルートの長所と短所を改めて比べると・・・
国土交通省の資料を見ると、3ルートには一長一短があり、与党の検討結果のとおり小浜-京都ルートが有利とはいうものの、その差は少ないと筆者は考える。建設費、そして敦賀-新大阪間の所要時間や運賃・料金、総便益を総費用で除した数値(費用便益費、B/C)という観点から改めて比べてみよう。
建設費は米原ルートが約5900億円と最も安いうえ、B/Cも2.2と3ルート中最大だ。だが、このルートは米原-新大阪間を建設しないため、この区間をどのように移動するかという問題点が残る。北陸新幹線の列車を東海道新幹線に乗り入れさせようにも、同区間を平日に毎日運転される東海道新幹線の営業列車の本数は下り128本、上り127本の計255本。営業列車は下りが平均8分26秒おき、上りは平均8分30秒おきと、大都市圏の通勤電車並みの運転頻度だ。
さらに、京都・新大阪間に設けられている車両基地と新大阪駅との間では車庫を出入りする回送列車も多数走っており、この区間では最も混雑する時間帯には上下とも平均4分おきに列車が運転される。したがって、北陸新幹線の列車が東海道新幹線に直通していく運転方法は現実的ではない。
しかし、米原駅で乗り換えるとなると不便だし、もし東海道新幹線に完全に並行するルートで米原-新大阪間も建設したとすると、実際の線路の長さでさらに107.1キロメートル分の敷設が必要となるために建設延長は約167キロメートルに増え、米原ルートの魅力は一気にしぼんでしまう。
とはいえ、現状では建設費の安さは魅力的であり、また北陸新幹線を介して北陸地方と中京圏との間の移動が便利になる点はほかのルートには見られない。石川県議会はいま挙げた点を考慮して米原ルートを推奨していた。
敦賀-新大阪間の所要時間や運賃・料金は小浜・京都ルートが最も有利だ。B/Cは1.1で米原ルートには劣るものの、1.0以上あれば建設を上回る効果が得られると言われているので合格点を与えられる。小浜・舞鶴・京都ルートは建設費、所要時間、B/Cとすべての面で他の2ルートを上回る点が存在しない。
しかしながら、小浜・京都ルートが採用されたとしても、小浜市と京都市との間はほぼ全区間が山間部であり、長大なトンネルの掘削に難儀することも予想される。実際に、小浜市と京都市との間を結ぶ高速道路は舞鶴若狭自動車道・京都縦貫自動車道と山あいを避けており、まさに小浜・舞鶴・京都ルートそのものだ。今後の地質調査の進展具合では小浜・舞鶴・京都ルートへと変更される可能性も皆無とはいえないだろう。
1126
:
チバQ
:2016/12/22(木) 22:13:19
北陸新幹線は都市間の「最短ルート」ではない
さて、金沢・敦賀・新大阪間が開業の暁には、東京駅と新大阪駅との間を北陸新幹線経由で結ぶ列車の運転が可能となる。もしも東海、東南海、南海地震などが発生して東海道新幹線が不通となった場合、北陸新幹線は東海道新幹線の代替としての役割を果たせるため、可能な限り最短のルートを行くべきだとの意見も根強い。このため、敦賀・新大阪間のルートを決めるにあたっては、距離の長い小浜・舞鶴・京都ルートなど問題外で検討に値しないと批判する人も見受けられる。
もちろん無用な遠回りは避けるべきだが、北陸新幹線は実際のところ、理想どおりの最短ルートでは建設されていない。その例は高崎駅と佐久平駅との間、そして長野駅と富山駅との間で顕著に見られる。
当初、高崎・佐久平間で検討されたルートは軽井沢駅回りではなく、軽井沢駅を通らずに南側を直行するというものであった。地形図をもとに直行ルートの距離を測定すると49キロメートルと、現在の高崎-佐久平間59.4キロメートルと比べて10キロメートルほど短い。
当初のルートは、軽井沢駅回りのルートと比べると距離だけでなく線路の勾配という面でも有利であった。線路の勾配は、水平方向に1000メートル進む間に15メートルの高低差が生じることを意味する15パーミルであり、軽井沢駅回りの30パーミルと比べてとても緩いのだ。
北陸新幹線の列車は安中榛名-軽井沢間を通過する際、長さ約15キロメートルにわたる30パーミルの勾配区間に苦労させられている。坂を登る列車のスピードは最新鋭の新幹線電車をもってしても山頂付近では時速190キロメートル程度にまで落ちてしまうし、坂を降りる列車も安全上の配慮から時速210キロメートルを超える速度では走らせられない。加えて、地形の関係で軽井沢駅の周辺に急カーブが誕生してしまった。
このため、軽井沢駅を通過する列車といえどもスピードは時速110キロメートルに落とさなくてはならない。建設費、所要時間の両面から軽井沢駅回りのルートは直行ルートと比べて劣っており、仮に北陸新幹線を東海道新幹線の代替と位置づけるのであれば、軽井沢駅回りのルートは絶対に採用してはならないとさえ言える。
軽井沢経由を望んだのは国鉄だった
ところが、軽井沢駅回りのルートは地元が誘致したものではなく、当時の国鉄が強く希望した結果実現した。国鉄は、多くの観光客が訪れる軽井沢に駅を設置することは営業政策上絶対に必要であると、北陸新幹線の建設を担当していた当時の日本鉄道建設公団(現在の鉄道・運輸機構)に申し入れたのだ。軽井沢町の人口は2016年11月1日現在で2万0926人、2015年度の北陸新幹線軽井沢駅の乗車人員は1日平均3559人である。全国有数の避暑地軽井沢を経由することには、いま挙げた数値以上の価値があると見なされたのだ。
長野・富山間は飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉の各駅を経由する長さ169.5キロメートルのルートが採用となったが、当初はさらに短い北アルプスルートが計画されていた。文字どおり北アルプスの山中を抜けていくというもので、三角形の2辺を行く現在のルートとは異なり、長野駅と富山駅との間をほぼ直線で貫く。地形図による筆者の計測では87キロメートルと、およそ80キロメートルも短い。
お察しのとおり、北アルプスルートは極めて深い山あいを行くために難工事が予想された。トンネルの長さは合わせて70キロメートルにも達するうえ、山自体も火山であるために内部は高温と建設の条件としては最悪に近く、1975年ごろには早くも候補から外されたという。
1127
:
チバQ
:2016/12/22(木) 22:13:43
だが、東海道新幹線の代替新幹線ネットワークという位置付けを固持するのであれば、北アルプスルートを押し切っていたとしても荒唐無稽とは言えない。東海道線の丹那トンネル、北海道新幹線・海峡線の青函トンネル、北越急行ほくほく線の鍋立山(なべたちやま)トンネルと、難工事として歴史に名を残すトンネルはいずれも困難を承知で掘削されてきたからだ。現在のルートは建設の難易度が北アルプスルートに比べれば低く、しかも沿線には都市が連なっているため、約80キロメートルもの遠回りを上回る利点が生じると見なされたのであろう。
ところで、長々と北陸新幹線の遠回りの具合を述べてきたのは理由がある。今回議論されている敦賀-新大阪間の3ルートは、いずれも両駅間の最短ルートではないからだ。
敦賀駅から新大阪駅まで地図上で直線を引くと、滋賀県高島市や京都市の西方、大阪府高槻市の北方、同茨木市や同吹田市のほぼ中央を通る約114キロメートルが最も短いルートとなる。京都駅を通らなければ意味がないというのであれば、このルートをやや東にずらせばよい。具体的には敦賀-京都間が約79キロメートル、京都・新大阪間は東海道新幹線と並行するとして39.0キロメートルの計約118キロメートルとなる。
いま挙げた最短ルートは初期の段階で湖西ルートと呼ばれていたものに近い。要は在来線のJR西日本湖西線に沿うルートだ。しかし、湖西ルートは強風に見舞われるケースが多いといった理由により、早い段階で候補から外された。路線の主体がトンネル区間となるであろうという点、またトンネル以外の区間はリニア中央新幹線のようなシェルターの設置といった対策が考えられるにもかかわらずである。
実際にどのルートになってもおかしくはない
とはいえ、ほぼ確定した小浜・京都ルートについては、原子力発電所を建設した見返りという観点から福井県小浜市を通るという事情も理にかなっているし、少々の遠回りくらい大目に見るべしという意見も正しい。そもそも、この区間の営業主体となるJR西日本が小浜・京都ルートを推していることからも、ルート議論をいまさら蒸し返す必要はもはや存在しないであろう。
しかし、建設費の財源に困窮となれば米原ルートが再浮上の可能性もある。また、2016年11月1日現在で人口8万2333人を抱える舞鶴市を経由することに価値を見いだしたり、小浜-京都間を貫くトンネル掘削に難儀したりするようであれば、小浜・舞鶴・京都ルートの可能性もないとはいえないであろう。何にせよ、最終的にどのルートで開業を果たしても意外でもないし、驚くこともないのだ。
1128
:
チバQ
:2016/12/23(金) 09:30:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161219-00000100-impress-life
JRグループ、2017年3月4日に全国でダイヤ改正を実施
Impress Watch 12/19(月) 20:40配信
JRグループ、2017年3月4日に全国でダイヤ改正を実施
写真:Impress Watch
JRグループの7社は12月16日、2017年3月4日にダイヤ改正を行なうと発表した。それによると、東海道新幹線は「のぞみ」28本、「ひかり」23本について、東京駅〜新大阪駅の所要時間を3分短縮するなど、各地でダイヤが変更される。主な変更点を紹介する。
【この記事に関する別の画像を見る】
□新幹線
東海道・山陽新幹線では、すべての定期列車の「のぞみ」「ひかり」をN700Aタイプの車両で運行する。これにより、「のぞみ」28本、「ひかり」23本について、東京駅〜新大阪駅の所要時間を3分短縮する。また、山陽新幹線の新ATC(自動列車制御装置)の導入により、東京駅〜博多駅を直通運行する上下合計62本のすべての「のぞみ」の所要時間が1分〜7分短縮される。
九州新幹線は一部列車を山陽新幹線と直通するほか、新大阪駅〜熊本駅間の「みずほ」に臨時列車を設定、1日8往復程度の運行となる。
東北・北海道新幹線では、東京駅〜仙台駅で「はやぶさ」を1往復増発する。北陸新幹線では「かがやき」の夕方〜夜の上り列車の時刻を見直し、夜間から夕方へ1本をずらすなど運行間隔を調整する。
□在来線
在来線では、北海道において特急列車の運行区間を見直し、途中で乗り換えが必要になる区間が発生する。これは車両の老朽化により、使用できる車両が減少するための措置。
札幌駅〜稚内駅に2往復運行の「スーパー宗谷」と1往復の「サロベツ」は「宗谷」として1往復と、旭川駅〜稚内駅に2往復の「サロベツ」として運行する。同様に札幌駅〜網走駅の「オホーツク」は4往復が2往復となり、旭川駅〜網走駅間の2往復は「大雪」として運行する。
一方、札幌駅〜旭川駅は「ライラック」3本の新設と、「スーパーカムイ」1本の廃止で1往復増となる。札幌駅から稚内駅や網走駅への特急は乗り換えが必要になる列車も発生するため、旭川駅で改札口を出ない限り、特急券やグリーン券は直通列車と同じ料金で乗車が可能になるよう、制度を改正する。
首都圏では、成田空港へのアクセスとなる特急「成田エクスプレス」を東京駅〜池袋駅間で延長増発し、都内と成田空港を移動する際の利便性を向上させる。
関西地区では大阪駅と金沢駅を結ぶ特急「サンダーバード」の一部が高槻駅に停車する。また、金沢駅で「サンダーバード」と「かがやき」の乗り換え時間を短縮する。さらに、東海道・山陽線の新快速の車両を現在の8両または12両編成から、終日12両編成へと変更、新快速の利用が快適になるとしている。
九州地区では、特急「かもめ」の増発のほか、鹿児島・肥薩線では、新しいD&S列車として特急「かわせみ やませみ」を毎日、3往復を運行開始する。
ダイヤ改正では、延長して開業する路線や、新駅も開業する。延長は可部線の可部駅〜あき亀山駅間で、河戸帆待川駅とあき亀山駅が開業する。この区間は2003年に廃止された区間の一部で、復活して開業となる。
1129
:
チバQ
:2016/12/23(金) 09:31:10
□新駅・新路線・廃止駅
新駅はこのほか、山陽線の西条駅〜八本松駅に寺家駅が開業、磐越西線の郡山駅〜喜久田駅に郡山富田駅がダイヤ改正から少し遅れて2017年4月1日に開業する。
なお、北海道では10駅が廃止される。千歳線の美々駅、根室線の島ノ下駅、稲士別駅、上厚内駅、釧網線の五十石駅、函館線の東山駅、姫川駅、桂川駅、北豊津駅、蕨岱駅。
□新型車両
新型車両は男鹿線と若松線(筑豊線 若松駅〜折尾駅)に投入される。どちらも蓄電池列車で、男鹿線は交流蓄電池電車ACCUM(EV-E801系)を1編成導入、若松線はすべてを蓄電池電車「DENCHA」(819系)に置き換える。
また、烏山線はすでに直流蓄電池電車ACCUM(EV-E301系)を一部に導入していたが、追加投入してダイヤ改正ですべての列車をACCUMに置き換える。
トラベル Watch,編集部:正田拓也
1130
:
とはずがたり
:2016/12/24(土) 11:00:07
やっと復活へ。1.6kmのその先もちゃんと路盤残しときや〜!
<広島・JR可部線>廃止路線を復活へ 試運転始まる
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/142/2b0605f9a7032ef410029936ab76e894.html
(毎日新聞) 12月23日 19:49
2003年に廃止され、来年3月4日に復活する広島市のJR可部(かべ)線・可部駅以北約1.6キロ区間の試運転が23日始まった。JRが廃止した路線を復活するのは初めて。
可部線は国の特別名勝・三段峡(広島県安芸太田町)と同市内を結んでいたが、利用が落ち込み、非電化の約46キロ区間が廃止された。今回、住宅や公的機関が集中する地域で電化延伸される。
沿線住民が復活を強く望み、廃止後も跡地は未使用のままだった。試運転の日を迎え、JR西日本の貞本鉄富・可部管理駅長は「一つの壁を乗り越えた」。【寺岡俊】
可部線「延伸」のほか、全国に4つのJR新駅が誕生 2017年春
http://news.goo.ne.jp/article/trafficnews/business/trafficnews-61640.html
12月19日 11:00乗りものニュース
JRグループが2017年3月ダイヤ改正の概要を発表。可部線の延伸区間など、全国に4つの新駅が誕生します。
広島県に3駅、福島県に1駅
JRグループは2016年12月16日(金)、来春に実施するダイヤ改正の概要を発表。2017年3月4日(土)の改正にあわせて3駅、4月1日(土)にはさらに1駅が誕生します。
JR西日本では3月4日(土)に、広島県の横川駅(広島市西区)と可部駅(同・安佐北区)を結ぶ可部線を、可部駅からさらに「あき亀山」駅(同)まで延伸開業。中間には「河戸帆待川(こうどほまちがわ)」駅(同)が設けられます。広島駅までの所要時間は最短であき亀山駅から38分、河戸帆待川駅から36分です。
また同日、山陽本線の西条駅と八本松駅のあいだに「寺家(じけ)」駅(いずれも広島県東広島市)が開業します。普通列車のみが停車。同駅から広島駅までの所要時間は最短で34分です。
JR東日本は4月1日(土)に、福島県の郡山駅と新潟市の新津駅を結ぶ磐越西線に「郡山富田(こおりやまとみた)」駅(福島県郡山市)を開業。郡山?喜久田間に位置し、快速を含む全列車(下り19本、上り18本)が停車します。「Suica」などの交通系ICカードも利用可能です。
1131
:
チバQ
:2016/12/24(土) 12:26:49
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016122102000011.html
<政治新幹線の先に>(上) 米原乗り入れ
12月21日 05:00中日新聞プラス
<政治新幹線の先に>(上) 米原乗り入れ
<政治新幹線の先に>(上) 米原乗り入れ
(中日新聞プラス)
北陸新幹線の未着工区間(福井県・敦賀-新大阪間)のルートを巡り、与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)が二十日、下部組織の検討委員会の報告を基に小浜-京都案の採用を決めた。費用対効果や建設費などで圧倒的に優れる米原案は、どうして選ばれなかったのか。「政治新幹線」と言われる検討過程の深層に迫る。
「米原ルートはリニア中央新幹線が通ることになれば、当然つなげるべきだ」。今年一月、一人の政治家がソファに深くもたれて悠々と語った動画がネット上に流れた。
画面越しに映るのは、与党PTの検討委員長の西田昌司参院議員(京都選挙区)。米原案を推す滋賀県知事でも米原市長でもない。
ただこうも加えた。「米原案の根拠は『リニアができたら(東海道新幹線の過密ダイヤが)空くじゃないか』というところにある」。当初、新大阪までのリニア全線開業は二〇四五年を予定。新幹線の延伸時期までに開業が間に合わないのを見越し、暗に米原案を否定するものだった。
その三カ月後の四月、与党検討委は米原案と小浜-京都案、舞鶴案の三案に絞り、滋賀県が米原案、JR西日本と福井県が小浜-京都案、京都府が舞鶴案をそれぞれ推す三つどもえになった。
当時から営業主体のJR西も支持する小浜-京都案が一歩リードしていた。米原案は、リニア開業時期との絡みで、米原駅での東海道新幹線への「乗り入れ」ではなく、「乗り換え」が前提に。所要時間の長さをネックに出遅れていた。
しかし、夏ごろから米原案に追い風が吹く。政府が名古屋-新大阪間の開業前倒しへ動きだしたからだ。十一月十一日、四五年から最大八年の前倒しが正式に決まった。
「当時は巻き返せる空気だった」と滋賀県関係者は振り返る。ところが、三日月大造知事が今月五日、与党検討委で「乗り入れ」を提案すると、その利点は議論されなかった。検討委後の会見で西田委員長は次のように言い放った。
「新幹線整備は、JRと地元自治体の合意が大きな柱。技術的な議論より、そのポイントが事実上、大事だと思う」
JR西日本とJR東海は終始、ダイヤの過密性や会社間の運営システムなどの違いを挙げるばかり。有識者から「乗り入れは可能」と指摘が挙がっても、JR東海の柘植康英社長は「相当先の話」と「乗り入れ」への言及を避けた。
三日月知事は「乗り入れ」の実現例として山陽新幹線と九州新幹線の相互直通運転を指摘。その上で「乗り入れに必要な経費は数百億円、別のルートを選択すると、(米原案の五千九百億円)プラス一・五兆〜二兆円だ」として、国民本位の議論を求めた。しかし、結果は違った。
今振り返れば、西田委員長は一月、動画でこうも言っていた。「一つ一つ聞き取りして現状を委員が理解し合っていくとルート選定は自然に落ち着いていく」
この発言について、与党関係者は補足する。「結局、小浜-京都案を選ぶための議論。米原乗り入れを検討したら、落ち着くどころではなかった」
(この連載は成田嵩憲が担当します)
1132
:
チバQ
:2016/12/24(土) 12:27:08
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016122202000008.html
<政治新幹線の先に>(中) 石川県の翻意
12月22日 05:00中日新聞プラス
<政治新幹線の先に>(中) 石川県の翻意
小浜-京都案支持を報道各社に説明する石川県の谷本知事(中央)=東京・永田町で
(中日新聞プラス)
「決議が早すぎる。なくしてよ、早く」
一日、石川県の谷本正憲知事は県議会第二会派との懇談で、議会が「米原ルートが最適」とした昨秋の決議の撤回を冗談めかして求めた。
北陸三県は福井、富山が小浜-京都案支持を打ち出していたが、石川は立場を留保していた。議会決議を主導した自民党県連会長の福村章県議が十月に滋賀県庁で三日月大造知事と会談し、米原案実現へ連携強化を約束していたからだ。
しかし、そこには筋書きがあったようだ。翌二日、福村県議は工期の短い米原案と同レベルの早期開通を前提に一転、小浜-京都案支持を表明。満を持した谷本知事は五日、与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチームの検討委員会のヒアリングで小浜-京都案支持を明言した。
谷本知事の決断の根底には、小浜-京都案を提案したJR西日本の意向がある。「自らルートを提案したというのは、よほどの覚悟を持っているのでしょう」と決断の正当性をJRに委ねた。
JR西日本が小浜-京都案を提案したのは今年一月の与党検討委。関西から北陸への旅客誘導の大きさを踏まえ収支採算性を重視したとした。
その意向は関西広域連合にも働いた。与党検討委の翌々日、広域連合は当初の米原案推奨の立場を白紙撤回。その会議前、JR西の来島達夫副社長(当時)が非公開で各府県に小浜-京都案支持の立場を唱えていたのだ。
なぜJRの意向が重視されるのか。政府が、税金を投じる整備新幹線建設の着工五条件の一つに「営業主体としてのJRの同意」を掲げるからだ。谷本知事は「(JRは)同意を超えて自らルートを提案された。小浜-京都案ならば、収支採算性は相当良くなるという判断があったのだろう」とその意向をくみ取る。
JRの意向はルート選定にとどまらない。新幹線と並行する在来線の経営分離にも大きく働く。JR西の来島副社長は滋賀県への説明で「(小浜-京都案になった場合)湖西線(山科-近江塩津)が並行在来線になる可能性がある」と経営分離の検討対象を示した。
これを受け、県や県議会、地元自治体などは「JR西日本から北陸線、湖西線が経営分離されることは認められない」と米原案と同時に訴えてきた。
とはいえ、着工五条件の一つには「並行在来線の経営分離について沿線自治体の同意」があり、JR側に決定権があるわけではない。さらに、小浜-京都案をまとめた今月十四日の与党検討委の中間報告には「新幹線が通らない県内の在来線の経営分離は現在の自治体の意向を前提とすべき」と明記された。
だが予断を許さない。「たとえ着工後すぐに経営分離しなくても、JR側は運賃の値上げや減便をして利用者を減らしていくのが目に見えている」。湖西線を守る住民の会世話役の中本義文さん(69)、垣貫邦男さん(65)は将来的な経営分離を危ぶむ。
1133
:
チバQ
:2016/12/24(土) 12:27:35
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016122402000018.html
<政治新幹線の先に>(下) 巨額の建設費
05:00中日新聞プラス
<政治新幹線の先に>(下) 巨額の建設費
米原ルートの実現を求める看板。建設費が1兆5000億円も上回る小浜-京都ルートに決まったことに、地元関係者は憤りを隠せない=米原市のJR米原駅前で
(中日新聞プラス)
十四日、県内の関係者は憤っていた。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会が小浜-京都案にまとめた報告書に記された理由が、たった数行にすぎなかったからだ。
「北陸と関西の間の移動の速達性、利用者の利便性などを総合的に勘案し、小浜-京都ルートが適切である」
会合後、報道各社から理由を問われた西田昌司委員長(参院京都選挙区)は、報告書と同じ説明を繰り返すだけだった。
県内の経済団体を核とする米原ルート実現促進期成同盟会の日向寛会長は、検討委の会合後、憤りをあらわにした。
「小浜-京都案は米原案に比べ、建設費が三倍以上。税金の使い方を示さず、経費の高い路線を選ぶのに説明がない」
米原市の平尾道雄市長も不満を隠さなかった。「(JR西日本が)急に小浜-京都案を言い出して、あれよあれよという間にその案が有力になって。私は与党の議論を怪訝(けげん)な感じで見てきた」
国土交通省の調査結果によると、小浜-京都案は運賃・料金が最も安い上に関西-北陸間を一番早く行き来できるが、費用対効果や建設費、建設期間は、米原案(乗り換え)がはるかに上回る。
所要時間を二十分短縮するのにさらに一・五兆円を追加する-。小浜-京都案を米原案と比べるとそんな計算ができる。
「時間短縮に大金を払うルート。これでは、米原案は合理性で勝るのに政治力で負けたと言わざるを得ないだろう」。日向会長は嘆いた。
二人が指摘する通り、二十日の与党PTで正式決定した小浜-京都案が実行できるかは不透明だ。巨額の建設費が着工の壁になるからだ。
着工時期は従来の計画通りなら、北海道新幹線札幌開業後の二〇三一年以降。それまで財源確保の見通しは立たず、開業は早くても四六年だ。
与党PT座長の茂木敏充・自民党政調会長は、小浜-京都案の通過ルート公表に向けた詳細調査に一〜二年、環境影響評価(アセスメント)に四年ほどかかるとし、「(四六年より早期の開業に向け)この間に与党で整備財源確保の検討を行う」と語った。
新幹線建設には、JRの負担と同時に、国と沿線自治体が税金を投じるが、国と自治体は財政逼迫(ひっぱく)の中、ともに支出への抵抗感は強い。
舞鶴案を推していた京都府の山田啓二知事は十五日の定例会見で「府にとって便益は少なく、見合った負担しかできない」と述べ、建設費の地方負担額の軽減を国に求める姿勢を明らかにした。
与党内でも心配の声が上がっている。自民党の行政改革推進本部は十六日、敦賀以西ルートの建設費を厳しく見積もるよう政府に求めた。着工までに建設費の見積もりが上振れする可能性があるとみたからだ。
国交省の試算では、小浜-京都案は「投資に見合う」とされた。ただ、前提となる乗客数は、現在の在来線特急の二・四倍に増えるとしている。
与党関係者は自嘲気味に言う。「これから沿線の人口減が進む。少々楽観的すぎではないか」
(この連載は成田嵩憲が担当しました)
1134
:
チバQ
:2016/12/24(土) 12:37:31
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1612230021.html
【ニュースの深層】JR北海道 ローカル線半減も? “道民の足”どうなるのか
12月23日 11:09産経新聞
【ニュースの深層】JR北海道 ローカル線半減も? “道民の足”どうなるのか
JR北海道の留萌本線の留萌〜増毛間が廃線。廃線当日を迎え、増毛駅で列車を前に記念撮影をする人たち=4日午後、北海道増毛町(桐原正道撮影)
(産経新聞)
JR北海道のローカル線の一部がまた廃線の危機を迎えている。10路線13区間で「単独では維持困難」と公表した同社は今後、バス転換などの対策について沿線自治体との協議を本格化させる方向だ。「またか…」と落胆の声が上がる一方、存続を求めて地域で一致団結する方針の自治体も。“道民の足”はどうなるのか-。(社会部 池田証志)
JR抜きの地域協議体目指す深川市
「極端に利用が少ない線区」。JR北海道は11月18日、記者会見で留萌線深川-留萌間(約50キロ)をこう呼び、バスなどへの転換を地域と相談する区間として挙げた。輸送密度(1キロ当たりの1日輸送人員)が200人に満たない。1列車当たりの平均乗車人員が11人だ。運営赤字の路線だが、維持するにはさらに老朽化対策として今後20年間に約30億円が必要になるという。
「廃線の結果、衰退した町をたくさん見てきた」と危機感を募らせるのは、深川市企画財政課の担当者。「全体的な構図が示されなければ、個別の話はできない。採算ベースで考えるのでなく、地域全体の公共交通をどうするか議論が必要だ。そもそも国策として配置したのに、経営が難しくなったからといってポンポンと(路線を)切っていくのは拙速だ」と厳しい姿勢で臨んでいる。
実際に廃線の影響を受けるのは深川市民より周辺自治体から深川市内の学校へ通う生徒たちとみられ、JRを外した形の地域協議体をつくるべく周辺自治体に働きかけ始めているという。
北海道の高橋はるみ知事も「道の公共交通ネットワークに重大な影響を及ぼす可能性があり、大きな危機感を持って受け止めている。JR北海道は公共交通機関としての役割を十分認識し、拙速な対応のないよう強く求める」とコメントした。
廃線を“逆提案”した夕張市
「われわれはこれまでいろいろなものを無くしてきた。慣れている」。夕張市まちづくり企画室の担当者は、財政破綻を経験した同市の歴史を振り返った。炭鉱や観光施設などが、時代の荒波の中で1つずつ失われていった。
100年以上の歴史を誇る石勝線新夕張-夕張(夕張支線)については、同市からJR北海道に廃線を“逆提案”し、合意している。同市はコンパクトシティ構想を進める中で、交通網の再編を議論してきた。その中でJR北海道の経営状況を理解し、「黙っていても廃線なら、こちらから提案して理念を高めたい。JRも『はい、さようなら』でなく、一緒に考えてくださいと前向きな選択をした。延々と『廃線か』『やめてくれ』というやりとりを続けるくらいなら、どうやってバスを走らせるかと考えるのが市民のためだ」と心意気を語る。
鉄路の代替となる見込みのバスについては、同線区と並行して走る幹線道路を中心にフィーダー(支線)バスをつなげる。子供の足を第一に考え、小中高校への通学や病院への通院の利用実態に合わせて路線を構築していく考えだ。
1135
:
チバQ
:2016/12/24(土) 12:37:49
毎年170億円の赤字
JR北海道の平成29年3月期決算は単体で過去最悪となる235億円の経常損失が見込まれている。「毎年170億円前後の赤字が今後3年ほど見込まれ、このままの状況が続くと、会社が立ちゆかなくなる」(同社広報)ことから、同社発足(昭和62年)以来初の抜本的な事業見直しが必要になった。
同社が「単独では維持困難」とする10路線13区間は、全路線の約半分に当たる計約1200キロに及ぶ。輸送密度が「200人未満」の3区間と「200人以上2000人未満」の8区間、既に自治体などからなる協議会と話し合いを進めている2区間がある。今後はバスへの転換や運賃の値上げ、鉄道存続のための費用負担などを沿線自治体と協議する。
同社の島田修社長は11月18日の記者会見で「国鉄改革から30年が経過し、人口減少や高速道路網の整備といった環境の変化に、真正面から向き合う必要がある」と強調した。石井啓一国土交通相は記者会見で「国も道庁と連携しながら協議に参画し、持続可能な交通体系の構築のために何ができるか検討していきたい」と述べた。
映画「駅 STATION」にも幕
今月4日には、留萌線留萌-増毛間が運行を終了。95年間の歴史に幕を閉じた。増毛駅舎は故高倉健さんの主演映画「駅 STATION」などのロケ地になったことでも知られ、4日には鉄道ファンらが名残を惜しんだ。
「今や住民の足は主に自動車になっている。電車があった方がいいが、学生以外はほとんど使っていないのが実態だ」とつぶやくのは、道内のある自治体職員。今後3年間、JR北海道と沿線自治体は住民のためにどのような路線を進んでいくのだろうか-。
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【JR北海道】=昭和62年4月に国鉄分割・民営化で事業を引き継いだ旅客鉄道会社。本社は札幌市中央区。今年6月現在、社員数7065人。営業キロ数は青函トンネル以北の約2568キロ。輸送人員は昨年実績で約1億3437万人。過疎地域で不採算路線が多く、今年度9月の中間決算時点で単体通期で過去最大の235億円の赤字を見込む。資本金90億円だが、非上場で全ての株式を関連団体が保有している。今年3月に新青森駅(青森市)-新函館北斗駅(北海道北斗市)間で北海道新幹線を開業した。
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