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新・鉄道綜合スレ

1とはずがたり:2015/08/11(火) 14:41:44
前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/l50

4961OS5:2024/12/20(金) 19:42:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/db46192412d7a81898d43fa244f0ebce6319f02e
特急はるかの発着、京都駅から隣の駅に 「京都駅一極集中」から観光客の分散狙う
12/20(金) 19:01配信

京都新聞
特急はるか

 JR西日本は22日、京都・滋賀と関西国際空港を結ぶ特急「はるか」について、京都駅発着のダイヤを山科駅発着に切り替えると発表した。京都市営地下鉄東西線などへの乗り換えができる山科駅を観光周遊の起点とすることで、観光客の分散化を図るという。来年度から山科駅のホーム増設工事に着手し、2029年度の切り替えを目指すという。

【写真】はるかが発着することになった駅はこちら

 はるかは最長で関西空港と野洲駅とを結ぶ。山科駅は現在も停車駅だが、停車するのは朝晩の5本のみで、1日上下計約60本の大半が京都駅発着となっている。発着を山科駅にすることで、関空から南禅寺(左京区)や醍醐寺(伏見区)など地下鉄東西線沿いの観光地へのアクセスを向上させ、「京都駅一極集中」の緩和を目指すという。工事費は100億円規模で、長さ約250メートルのホームを4番乗り場の北側に設ける。

 松井孝治市長と市役所で記者会見した財剛啓京滋支社長は「山科駅と駅周辺の魅力、利便性を向上し、市民生活と調和した持続可能な観光の実現に一緒に取り組みたい」と話した。

 京都駅のはるかの発着場所は現在、主に30番ホームを使用しているが、JR西によると、山科駅への発着切り替えに伴い、0番ホームに移す。空く形となる30番ホームは嵐山などへ向かう訪日外国人らで混雑している山陰線に充て、山陰線のホームの混雑緩和につなげるとしている。

 はるかの山科―関西空港間の指定席料金は特急券込みで4590円。料金体系は変更しないという。

4962OS5:2024/12/21(土) 00:04:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c3babed331d3a94d5034900a6ad6aba94793b32
大雨で全線不通のJR美祢線をBRTに転換、専用道4・2キロ整備を提案…JR西日本が沿線自治体に
12/20(金) 12:26配信

読売新聞オンライン
JR西日本が美祢線のBRT転換案を示した第3回会合

 昨夏の記録的な大雨の影響で全線不通となっているJR美祢線(山口県)について、JR西日本は19日、バス高速輸送システム(BRT)への転換案を示した。沿線を走る国道316号が主な運行ルートで、道路と並行しない一部区間4・2キロを専用道として整備する。(小林隼、本岡辰章)


 沿線自治体と構成する復旧検討部会の第3回会合で提案した。専用道は厚保―湯ノ峠駅間の線路に設け、被災前の1・5倍に相当する1日29本を運行する。運賃と所要時間は鉄道と同水準を維持し、設置駅は柔軟に検討する方針という。

 JR側の説明に対し、自治体側は専用道14・1キロを備えて昨夏に開業した「日田彦山線BRT」(福岡、大分両県)など全国の先行事例と比べ、提案された美祢線の専用道が短いことから「速達性が十分に発揮できない」と指摘した。JR西日本広島支社の能登一明・地域交通課長は「道路との並行区間が多く、一定の速達性は確保できる」と理解を求めた。

 次回会合は来年2月の開催予定で、JR側がバス転換にかかる費用などを示す。官民で共同出資する第3セクター方式の導入も検討する見通し。部会長を務める山口県美祢市の中島紀子・地域振興課長は「今後も鉄道での復旧とともに中身を協議したい」と述べた。

4963OS5:2024/12/22(日) 13:38:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/a42037c0d1985687e1ed428a7c5d4bb06648a301
敦賀―福井3セク「車両やりくり」1時間2本に増便…関西・中京方面との接続改善へ
12/22(日) 12:37配信
読売新聞オンライン
3月15日からのダイヤ

 第3セクター鉄道「ハピラインふくい」(福井市)が、来年3月15日に初めて行うダイヤ改正の概要を発表した。日中時間帯の敦賀―福井間について、一部をのぞき、現在の1時間あたり1本から2本に増便し、関西、中京方面への特急や新快速との接続を改善する。(高山智仁)

【画像】初のダイヤ改正を行うハピラインふくいの車両(福井県敦賀市で)

 ハピラインは、今年3月の北陸新幹線県内延伸に伴い、JR西日本から並行在来線として経営分離された北陸線敦賀―大聖寺間(84.3キロ・メートル)を引き継いだ。

 現在、敦賀―福井間は、午前9時台〜午後4時台は1時間1本の運行となっている。改正では、敦賀発を増便し、福井発は武生止まりの便を敦賀まで延伸する形で、一部時間帯を除いて1時間2本の運行を実現する。発車時刻も原則、敦賀発は毎時20分と50分、福井発は毎時05分と35分のパターンダイヤにしてわかりやすくするという。

 敦賀駅でのJRとの接続も改善する。ハピラインとの乗り換えが30分以内でできる特急サンダーバードは、午前9時台〜午後4時台で現在の25本中14本から、改正後は23本とする。特急しらさぎについても、16本中8本を14本にする。

 日中時間帯の北陸線新快速、普通列車からの乗り換え時間も、現在最大50分程度のところ、おおむね5分に短縮される。小浜線との接続も午前9時台〜午後5時台でおおよそ20分以内となる。

 また、朝の通勤・通学時間帯では、午前7〜8時台の敦賀発の普通列車の運転間隔を、最大25分まで短縮。福井止まりの一部の便を、芦原温泉までの直通運転とする。

 帰宅時間帯の混雑解消に向けては、現在2両編成で運行する午後5時39分福井発敦賀行き普通列車を、新ダイヤでは午後5時42分福井発の4両編成とする。

 ハピラインの担当者は「利用状況が好調なため、車両のやりくりを工夫して増便や増車を実現させた」と話す。

JRは通勤客に配慮
 一方、JR西日本もダイヤ改正を発表した。小浜線、越美北線の運行本数に変更はないが、北陸新幹線では、通勤利用客が多い平日のつるぎ7号(午前7時23分富山発敦賀行き)について、1月14日から、定期券で乗車できる自由席を2両から3両に増やす。

4964OS5:2024/12/22(日) 13:39:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1efd08a985982802a9926a47d24ee22e9b69b47
栃木県民は公共交通を「ほぼ使わない」8割超…交通網の貧弱さ、不満要因から浮き彫りに
12/22(日) 10:22配信
読売新聞オンライン
【地図】栃木県

 栃木県が行った今年度の県政世論調査で、公共交通機関を「ほとんど利用しない」とした人が8割を超えた。公共交通機関に不満を感じる要因では、運行本数や駅・バス停までの距離などが多数を占めた。公共交通機関を利用している人の満足度は高く、交通網の貧弱さが利用を妨げていることが浮き彫りとなった。(奥山大輝)

【グラフ】栃木県民が公共交通に感じている不満、1位は?

 県政世論調査は県が専門業者に委託し毎年行っているもの。継続質問のほか、その時々の注目テーマについても質問項目を設けており、今回は昨年8月に開業したLRT「ライトライン」の話題性などを考慮し、公共交通に関する質問を初めて聞いた。

 調査結果によると、日常生活の中で鉄道・バス・タクシーなどの公共交通機関を「ほとんど利用しない」と回答した人は83・3%だった。このうち、「自家用車やオートバイを使うのでほとんど利用しない」との回答が43・1%で、約半数を占めた。「ほぼ毎日利用する」は3・1%、「1週間に数回利用する」は2・5%、「1か月に数回利用する」は9・9%で、「利用する」とした人は合わせて15・5%だった。

 公共交通機関を「利用する」と回答した人に、公共交通のサービスや運行状況の満足度を聞くと、「満足している」とした人は、「どちらかといえば」を含めて67・2%に達した。不満だとした人は32・4%だった。

 「公共交通機関に不満を感じること」をすべての対象者に複数回答で聞くと、「運行本数が少ない」(41・3%)が最多で、「自宅や目的地から駅・バス停までが遠い」(34・7%)、「他の公共交通機関との乗り継ぎに時間がかかる」(19・6%)などが続いた。

 地域別では「運行本数が少ない」との回答の割合は、県南が46・4%、県北が46・1%とそれぞれ5割弱だったのに対し、県央では34・9%で、地域間で差があった。

 今回の調査で、この5〜6年の間に暮らしがどう変わったかを聞くと、「悪くなった」とした人は51・0%となり、昨年度の53・0%とほぼ横ばいだった。ただ、「悪くなった」の割合は2022年度以降、3年連続で5割を超えた。

 「悪くなった」とした人に要因について聞くと、「物価が上昇したため」が62・6%で最も多く、2番目に多かった「不景気のため」の12・1%を大きく引き離している。物価高騰の影響の大きさが表れた。

 「県政に対して、特に力を入れてほしいこと」を複数回答で聞くと、1位が「高齢者福祉対策」(55・6%)、2位が「医療対策」(50・9%)、3位が「子育て・少子化対策」(41・2%)との結果だった。

 調査は6、7月にかけて、無作為に抽出した18歳以上の県民2000人を対象に郵送方式で実施され、1271人が回答した。回収率は63・6%。

4965OS5:2024/12/22(日) 13:42:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea8313ef1f597fdcc08b5e4ca6ef4eb0ecad815
JR新潟駅バスターミナルに目立つ汚れ、まだ開業1年たたないのに…飲食物のこぼれ跡か 
12/22(日) 12:01配信

新潟日報
JR新潟駅のバスターミナル

 2024年3月末に開業したJR新潟駅の「新潟駅バスターミナル」。多くの店が開店し連日にぎわう中、「汚れが目立つところが多い。誰が掃除しているの」と、新潟日報に質問が寄せられた。駅が活気づく年末年始を前に、気になる話題だ。実態を知ろうと取材に出かけた。

【画像】新潟駅バスターミナルの床の汚れ

 新潟市都市政策部新潟駅周辺整備事務所の清水洋所長によると、新潟駅の管理は駅舎がJR、工事中の場所は周辺整備事務所など、場所によって異なる。このうち、バスターミナルの管理は新潟市の中央区役所建設課が担当という。

 建設課を訪ねると、担当者が「日常的な掃除は毎日、市が委託した業者1社が行っている」と説明してくれた。ゴミ拾いや掃き掃除、汚れの水拭きなどを実施しているという。

 それでもバスターミナルを歩くと、通路の床を中心に黒っぽい汚れが目立つ。業者が日々努力しているのに、なぜだろう?

 建設課によると「新潟駅ビルで多くの飲食店が開店した4月下旬から、目立つようになった」という。田中篤史課長は「食べ物や飲み物がこぼれた跡かな」と推測したほか、「多くの人が歩くので、汚れるのは仕方ない面もある。床が白っぽい色なので、汚れが目立つのかもしれない」との見方も示した。

 また、毎日掃除を行う業者からは「嘔吐(おうと)物や人の排せつ物がある」との声が届いているという。

 「床に使われている素材が汚れやすいのでは」。そんな疑問を抱き、素材の商品名を聞いた。開発した企業のホームページを見ると「滑りにくく、汚れを落としやすくした」とあり、決して汚れやすくはないようだ。ただし「汚れないわけではありません」との注意書きもあった。

 建設課では2024年度内に、日常の掃除では落ちにくい汚れを除去する、特別な清掃の実施を検討中だ。

 私たちにできることは何だろう。田中課長は「食べ物などをこぼしたらそのままにせず、ティッシュで拭き取るなど“初期対応”をしてほしい」と呼びかける。嘔吐や排せつは「そのための場所がきちんと、あります」。

 冬は雪の影響も気になる。建設課にバスターミナルの除雪体制を尋ねると「バスが運行していない深夜0時半〜翌朝5時ごろに実施する」とのことだった。日中の降雪量が多い場合は新潟交通(新潟市中央区)と協議し、対応するという。

 新潟駅は「新潟の陸の玄関口」といわれる。帰省などで新潟駅を訪れる人が増える季節。掃除や除雪をする人に感謝し、きれいな玄関口で「おかえり」「ようこそ」と出迎えたい。

4966OS5:2024/12/22(日) 19:20:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88999c954a6b75715956e0155d21a36b4468f78
大阪城周辺「ヒガシ」に熱視線 新キャンパスや新駅、開業ラッシュ
12/22(日) 18:00配信
 水をたたえた濠に囲まれ、国内外からの観光客が絶えない大阪城(大阪市)。その周辺で今、街並みを一新する勢いで再開発が進む。大学の新キャンパスや地下鉄の新駅など大型事業がめじろ押しで、ホテルや飲食店も次々開業。繁華街のキタ(梅田)、ミナミ(難波)に次ぐ成長エリアとして市東部の大阪城一帯「ヒガシ」に、関係者が熱い視線を送っている。(共同通信=平野恭子)


 核となるのは城の東側に広がる森之宮地区だ。ごみ焼却工場などが並んでいたが、老朽化や組織再編で再開発が決定。現在は大阪公立大の森之宮キャンパスが建設中で、2025年秋のオープン後は学生と教職員約6千人が通う予定だ。

 元々JRや複数の地下鉄が交わるポイントだったが、利用客の急増を見越し、大阪メトロは大学近くに新駅を28年にも開業。1万人以上を収容できる新駅直結のアリーナ、屋上に空飛ぶクルマの発着場を備えた駅ビルの建設構想も明らかにされている。

 新駅の前には歩行者中心の広場を設け、公共交通機関を軸とした街づくりを目指すという。

 立命館大の岡井有佳教授(都市計画)は「フランスのパリは『人がいかに快適に過ごせるか』を追求し、人中心の脱クルマ政策が進んでいる。人が街を歩き、憩い、店に入る。経済的にもプラスになった。日本はまだまだ車社会だが、森之宮地区が日本での『人中心の街』の先駆者になるかもしれない」と言う。

 大阪市はキタとミナミを南北に結ぶ御堂筋を中心に発展したが、今後は25年大阪・関西万博の会場となる市西部の夢洲・舞洲と大阪城の東西ラインに期待する声が多い。

 今年5月、大阪城北西の天満橋地区にオープンしたホテル「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」は、館内の装飾を『水都大阪』にちなむ川や船の意匠で統一した。前川博之総支配人は「万博を前に大阪はホテルの開業ラッシュ。競争は激しいが、これから大阪城周辺は人の流れが大きく変わる。川や城を一望する立地を生かし、特色を出していきたい」と話した。

4967OS5:2024/12/23(月) 14:25:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad3402e6e53b1fbe1a69ff64d2d4228612c81cc0
JR宗谷線「最北の秘境駅」抜海駅、25年3月廃止 北海道稚内市が24年度で費用負担終了 住民落胆、駅舎保存は道険し
12/23(月) 13:35配信

北海道新聞
「最北の秘境駅」として知られ、来年3月のダイヤ改正で廃止されるJR宗谷線の抜海駅=16日、稚内市

 【稚内】「最北の秘境駅」として知られるJR宗谷線の抜海駅(稚内市)が、来年3月に廃止されることが決まった。JR北海道から維持管理を引き継いだ同市が本年度限りで費用負担を終えるためで、存続を求めていた地域住民からは落胆の声が上がる。住民らは駅舎の保存を訴えていく考えだが、実現性は不透明だ。


 「地域として(存続に向けて)できる限りのことはやってきたが、廃駅が決まってしまい残念」。駅の周辺住民でつくる抜海町内会の森寛泰会長(62)は肩を落とす。

 抜海駅は1924年(大正13年)開業で、稚内市中心部から約10キロ南の酪農・漁業地帯にある。JRの日本最北駅は同駅から2駅北の稚内駅だが、周辺に建物が少ない無人駅であることから「最北の秘境駅」と呼ばれる。俳優吉永小百合さん主演の映画「北の桜守」(2018年公開)のロケ地にもなった。

 止まるのは1日上下計7本の普通列車で、過去5年間の1日平均乗車人数は2.2人。JR北海道は同3人以下の駅を廃止の目安としており、来年3月15日のダイヤ改正での廃止を決めた。

 存廃を巡っては曲折があった。JRは2019年に乗客減のため稚内市に廃止方針を提示。市は同駅が最寄りの高校生らの「足」を確保するため、21年度から除雪費を中心に年間約100万円を支出し、駅を維持してきた。

 22年には同年度で市費負担を終える方針を示したが、住民の反発を受けて撤回。その後、高校生の通学はスクールバスの混乗、地域住民は乗り合いタクシーの運行といった代替交通のめどがついたとして、24年度限りで維持費の負担を打ち切ると決めた。

4968OS5:2024/12/23(月) 14:26:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/353f9c6cd680d1152c63437b2fbffef9dc926cfb
北陸新幹線延伸、立民京都府連・福山氏「小浜・京都ルート」は「基本ライン」…与党に情報提供要求
12/23(月) 12:04配信


読売新聞オンライン
北陸新幹線の延伸に関する情報を求める福山府連会長(中央)ら(京都市上京区で)

 北陸新幹線の延伸を巡り、立憲民主党京都府連は22日、府連事務所(京都市上京区)で記者会見し、「地下水への影響などで府民に懸念が広がっており、与党だけで決められる話ではない」として、立民への情報提供と意思決定への関与を、政府・与党に求める考えを表明した。

 福山哲郎府連会長は、検討が進む「小浜・京都ルート」は「基本ラインだと思う」とした。その上で、西脇隆俊知事や松井孝治・京都市長が、与党の整備委員会で地下水への影響や建設残土などへの懸念を伝えたことを踏まえ「我々にも判断材料を提示してほしい。知事与党、市長与党としての責任もある」と強調した。

 泉健太衆院議員も「敦賀駅まで開業し、府民の間でも空気が変わってきた。情報を与党だけに握らせてはいけない」と話した。

 福山氏は、与党に対する要求での他党との連携について「政争の具にするつもりはない」と否定した。

 与党の整備委は20日に年内の詳細なルート決定を見送り、来年度の着工を事実上、断念している。

4969OS5:2024/12/24(火) 10:30:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdd7ae83056c083eea928ee68703b0156acfeca0
TX、東京駅延伸目指す 沿線自治体で期成同盟会 茨城・守谷
12/24(火) 10:00配信


茨城新聞クロスアイ
設立が決まり、手を携える期成同盟会の市長ら=守谷市役所

つくばエクスプレス(TX)と「都心部・臨海地域地下鉄構想」の東京駅接続の早期事業化を目指し、11の沿線自治体で構成する期成同盟会が23日発足し、設立総会が茨城県守谷市役所で開かれた。会長には同市の松丸修久市長が就任し、同県内沿線3市も参加した。

名称は「つくばエクスプレスと都心部・臨海地域地下鉄の接続事業化促進期成同盟会」に決まった。

参加したのはTX沿線の茨城、千葉、埼玉、東京4都県の10市区。さらに有明地区まで通る臨海地下鉄の始発で、東京駅の立地する東京都中央区も加わった。

TXは構想段階では東京駅が起点だったが、現始発の秋葉原駅から東京駅間(約2.1キロ)は「今後整備について検討すべき路線」に後退した経緯がある。

これまでもTX沿線7市の首長懇談会では運営会社の首都圏新都市鉄道などに対し、東京駅延伸の要望を重ねてきた。2016年の国土交通省の審議会でTX東京駅と臨海地下鉄の接続が明示された。また22年には都が臨海地下鉄の開業目標を40年と発表したこともあり、早期の事業化に向け、活動の強化が必要として同盟会結成に至った。

市役所で開かれた会合には7市長ら11自治体の関係者が出席し、会長に松丸市長が就いた。今後は茨城、千葉、埼玉の3県にも参加を依頼していく。来年3月には総決起集会を開き、機運を高める。

会合後、記者団の取材に松丸市長は「東京駅延伸が実現すれば、沿線自治体の魅力は格段に変わっていく。自治体の熱意を伝えて一丸となって頑張りたい」と述べた。

茨城新聞社

4970OS5:2024/12/27(金) 11:12:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/da6b49c21a56ea6866a908ea9a863babe6a99219

北九州空港に最寄りの「JR日豊線朽網駅」に特急停車…来年4月から、「エアポートバス」も増便へ
12/27(金) 10:45配信

読売新聞オンライン
JR九州

 JR九州は26日、北九州空港に最寄りの日豊線朽網駅に、来年4月から特急列車を停車させると発表した。駅と空港を約20分で結ぶ「エアポートバス」も1日27往復から40往復に増便され、連携して空港との交通の利便性を高める。

【写真】北九州空港

 博多駅を発着する特急の「ソニック」と「にちりんシーガイア」が対象で、午前7〜10時台と、午後3〜6時台に、それぞれ上下線の計5本が停車する。博多発の場合、空港までの所要時間は約20分短縮されて約1時間20分になるという。

 北九州市で記者会見した武内和久市長は「福岡空港も近い北九州市西部の市民をどれだけ北九州空港に誘致できるかに関して、強力な武器になる」と述べた。

4971OS5:2024/12/28(土) 15:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe5a3e8ebf0c3f4afcf52db915d161c39e804fe4
北陸新幹線<小浜・京都ルート>来年度着工断念は「急がば回れ」…財政負担に不安、酒造組合は地下水懸念
12/28(土) 13:11配信

読売新聞オンライン
京都駅周辺のルート案

 北陸新幹線の敦賀―新大阪間の延伸を巡り、与党の整備委員会(委員長=西田昌司参院議員)は年内の詳細なルートの決定を見送った。来年度としていた着工を事実上断念し、地元の合意形成を優先する構えだ。沿線自治体などの懸念解消に向け、具体的な対策や科学的な知見を示すことが早期着工への鍵になりそうだ。(岩崎祐也)


 敦賀以西を巡っては、政府・与党が2016年に「小浜・京都ルート」に決定。与党の整備委は今年8月から、京都市内の駅の位置とルートが異なる3案の検討に入り、今月20日、JR京都駅南側の南北方向に設置する「南北案」、JR桂川駅付近に設ける「桂川案」の2案で引き続き検討することを決めた。

 この決定を、西田委員長は「急がば回れ」と表現する。整備委の聞き取りで今月13日、西脇隆俊知事や松井孝治・京都市長が示した地下水や財政負担などへの懸念を踏まえ、改めて地元説明に注力し、着工条件の一つの「自治体同意」をクリアするといった意味だ。

 中でも懸念の声が大きいのは地下水への影響だ。工事には地下を掘り進めてトンネルを造る「シールド工法」が採用される見込みだが、国土交通省などはトンネルが地下水の流れを妨げる恐れはないと強調。市営地下鉄東西線(二条―太秦天神川駅間)は同じ工法で造られたが、市の資料には「周辺井戸への影響はほとんどなく、補償件数はゼロ」との記載もある。

 一方、西脇知事が「目に触れないから不安が広がりやすい」と言うように、東西線や阪急京都線よりも深い位置を掘り進めることへの懸念はある。地下水は古くから様々な産業で活用されており、酒造組合などは将来の水質変化を危ぶみ、府市に要望書を渡した。

 延伸の工費は最大5.2兆円(南北案)と試算され、沿線自治体には、財政負担も気がかりだ。整備新幹線の建設費はJR西日本から入る「貸付料」を除いて、残りを国が3分の2、沿線自治体が3分の1を負担するのが原則となっている。

 整備委メンバーには「整備新幹線は国策」との考え方から、「国が圧倒的に負担しなければならない」という声も上がる。貸付料の増額などで、地元負担が軽くなる可能性はあるが、見通しは立っていない。

 年内にルートが決まれば、環境影響評価などを経て来年度着工の予定だったが、西田委員長は目標時期を「できるだけ早く」とする。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームも「(来年度着工は)困難との認識」とし、着工時期は事実上白紙に戻った。

 課題の克服に向け、国は追加調査や専門家による説明も視野に入れている。北陸新幹線は、災害時の代替ルートにもなる国家プロジェクト。建設的な議論が急がれる。

4972OS5:2024/12/28(土) 15:39:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/590aadbec1dd76412baa5337f3d32460e66360ff
北海道新幹線の函館駅乗り入れ、動き停滞 大泉市長言動控え 協議水面下に
12/27(金) 14:02配信
北海道新聞
国土交通省鉄道局に要望に訪れた大泉函館市長(左から3人目)ら道南の関係者

 函館市が目指す北海道新幹線函館駅乗り入れに向けた動きが最近鳴りを潜めている。市はJR北海道などと水面下で協議中のためと説明するが、関係機関には慎重論が根強く、現時点で進展はないもようだ。新幹線を巡っては2030年度末から延期となった札幌延伸の時期が最大の焦点になっており、大泉潤市長がこうした状況も踏まえ、乗り入れ関連の言動を控えている側面もある。

 大泉市長は23日、池田達雄北斗市長や自民党の向山淳衆院議員(比例代表道ブロック)らと国土交通省を訪れ、早期の札幌延伸を要望。大泉市長は終了後、「函館駅乗り入れの話はなかった。今求めるべきは一日も早い札幌開業だ」と述べた。

 昨年春の市長選で乗り入れを目玉公約に掲げた大泉市長は、就任直後の補正予算に調査費を計上し、今年3月には整備費を160億円台と試算した調査結果を公表。市議会への報告を経て関係機関との協議入りを表明するなど矢継ぎ早に手を打ってきた経緯がある。

 だが最近は10月に乗り入れをテーマとした市主催のフォーラムがあったものの、関係者の話題に上る機会は減っている。

 乗り入れにはJRや国、北海道に加え、新函館北斗―函館間の沿線自治体の協力が不可欠だ。市はJRや北斗市、七飯町などと職員間で協議し、課題への対応策を検討している状況だと説明。大泉市長周辺は「表立った動きがない状況がしばらく続く」と話す。

 その関係機関との協議も順調ではない。函館市は9月に突如、JRに新たな費用負担を求めないと表明。実現性を疑問視するJRとの協議の前進を狙ったとみられるが、JR幹部は「乗り入れは全くばら色ではない」となお冷淡だ。

 大泉市長も言動を抑え気味だ。関係者によると今月3日夜、鈴木直道知事との会食で乗り入れについて切り出さなかった。翌日も知事と道庁で面会し、札幌延伸の重要性を唱えた一方、乗り入れについては「いずれトップ間で話すタイミングがある」と伝えるにとどめたという。

4973OS5:2025/01/01(水) 18:27:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/165dbcc8671e456b14afe5807d13f75542cdec4f
沖縄本島縦断鉄道、計画は軌道に乗るのか 「経済波及効果の分析に着手」と玉城知事
1/1(水) 17:04配信

産経新聞
沖縄本島を縦断する鉄道計画について言及する沖縄県の玉城デニー知事=那覇市(大竹直樹撮影)

沖縄県の玉城デニー知事は1日までに報道各社の新春インタビューに応じ、那覇市と名護市を結ぶ鉄道計画を巡り、「導入による経済波及効果の分析に着手している」と明らかにした。沖縄本島を縦断する鉄道の必要性を改めて国に訴える方針。

沖縄に鉄道を敷設する計画は、総事業費6千億円を超える戦後最大のプロジェクトとされる。最高時速100キロ以上で走行可能な専用軌道を整備。有識者らで構成する検討委員会は平成30年、浦添市や宜野湾市、北谷町、沖縄市、うるま市、恩納村を経由するコースを推奨ルートとして選定している。

ただ、事業効果の目安となる「B/C」(費用便益比)は1を大きく下回っており、採算性の課題から計画は具体化していない。玉城知事は「費用便益比とは別に、鉄軌道導入に伴う社会経済的な効果を定量的に整理、把握する必要がある」との認識を示した。

県は引き続き、軌道や駅などの施設を自治体などが保有し、鉄道会社が運行を担う「上下分離方式」の特例制度創設を国に求めるとともに、「LRT」(次世代型路面電車)やモノレールの整備も要請するという。

■真価問われる玉城知事

沖縄本島では戦前、軌間762ミリの軽便鉄道が走っていたが、先の大戦で焼失。平成15年の「沖縄都市モノレール」(愛称・ゆいレール)開業まで鉄軌道が敷設されず、戦後は車社会が進んだ。その結果、交通渋滞が慢性化し、沖縄本島南部にある那覇空港からアクセスの悪い北部地域では経済発展が遅れている。

県は一昨年12月、宜野湾市内で鉄軌道導入に向けた講演会を開催したが、来場者に配られた資料は平成30年に作成されたもので、玉城知事の在任中に、計画がほとんど進展していないことを物語っていた。

沖縄は観光客の増加でレンタカーの需要は高止まりしているが、鉄軌道が整備されれば、レンタカー頼みだった観光客も一定数が列車利用に移行し、道路の渋滞緩和につながるとみられている。

沖縄県は人身事故に占める飲酒運転の割合が、平成2年から28年まで27年連続で全国ワーストを記録。29〜30年、令和2年こそ汚名を返上したが、3年以降は再びワーストが続いている。県警幹部は「要因の一つに車社会がある」とみており、鉄道整備が実現し、列車での通勤が当たり前になれば、飲酒運転の連続ワースト記録も返上できるかもしれない。

観光資源に恵まれた沖縄だが、十分な振興策や景気浮揚策が図られず、地元財界関係者からは玉城県政に失望する声も出ている。文字通り、計画を軌道に乗せ、閉塞感を打ち破る局面転換を図ることができるのか。玉城知事の真価が問われている。

4974OS5:2025/01/04(土) 10:57:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f3be643a3b5b3b44d2bb6a90bfa8c36d21c5067
特急なのに「新快速」よりも遅い!? 関空特急「はるか」の「ゆっくりダイヤ」の理由とは
1/4(土) 10:35配信

鉄道コム
関空特急「はるか」

 JR西日本では、関西国際空港へのアクセス特急列車として、京都〜関西空港間などで「はるか」を運転しています。

 この「関空特急」は、日中は毎時0分および30分に京都駅を出発するダイヤが組まれています。しかし、同駅の時刻表を見ると、毎時0分・30分には、「はるか」と同じ下りの「新快速」が発車するダイヤが組まれています。しかも、新大阪駅の到着時刻を見ると、特急料金が必要な「はるか」よりも、特急料金不要の新快速が先に着くダイヤ。つまり、「はるか」の方が京都〜新大阪間の所要時間が長くなっているのです。まるで「特急料金の払い損」ですが、なぜこのようなダイヤとなっているのでしょうか。

 「はるか」が新快速よりも遅いのは、列車が走るルートが理由です。下りの「はるか」は、京都駅から向日町駅付近までの間は、新快速が走る線路ではなく、山陰本線(嵯峨野線)や貨物線の線路を経由しています。特に京都駅付近ではスピードを上げることができないため、同駅始発の下り「はるか」は、同じ時間に京都駅を出発する新快速に、易々と追い抜かれる光景が毎日見られます。

 このような京阪間だけの視点では、「はるか」は新快速に劣る列車となってしまいます。しかし、「はるか」は関空へのアクセスのための列車。京都→新大阪間の所要時間こそ新快速より遅いのですが、京都駅から関西国際空港まで乗り換えなしで結ぶという価値は、新快速にはありません。要は目的が異なるのです。

 そもそも、「はるか」が京都駅でこのような運転体系となっているのは、駅北側の烏丸口側にあるホーム(30番線)を使用しているため。かつては烏丸口付近に「京都エアシティターミナル」があり、「はるか」とこの設備が接続するサービスが提供されていました。

 「はるか」が京都駅で専用ホームを持っているということは、他列車との乗り間違い防止というメリットになります。しかし、「はるか」は京都駅付近で嵯峨野線の線路を経由しており、さらに同線は京都駅付近が単線となっているため、「はるか」の存在が嵯峨野線増発の障害となっていることも考えられます。JR西日本では、2029年度にも「はるか」を山科駅発着に延長することを発表していますが、これが実現すると「はるか」は30番線発着ではなくなるため、嵯峨野線増発の余地も生まれてくるかもしれません。

 ちなみに、「はるか」は京都駅付近以外でも、さまざまな短絡線や貨物線を駆使しています。茨木駅付近から西九条駅までの間は、東海道本線の支線「梅田貨物線」を経由しており、東海道本線(JR京都線)から、大阪駅の地下ホーム(うめきたエリア)を通り、大阪環状線へと抜けています。また、新今宮〜天王寺間では、大阪環状線ではなく関西本線(大和路線)の線路を走行。さらに天王寺駅構内では、大和路線から阪和線への短絡線を経由しています。

西中悠基

4975OS5:2025/01/05(日) 20:22:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f90f03624865ce8dd77884e0c49e32d734aaf1b
滋賀からもルート再考論 北陸新幹線延伸 衆参議員が「米原」推し  「小浜は京都の理解得られぬ」
1/5(日) 5:02配信
 北陸新幹線敦賀以西の延伸を巡り、滋賀県の国会議員からも現行計画の「小浜ルート」での整備を疑問視する声が高まっている。石川県などから挙がる「米原ルート」への再考を主張する滋賀県関係議員もいる。与党が小浜での新年度着工を断念する中、ルート見直しを求める動きが強まりそうだ。

 「小浜ルートが合理的とは思わない。乗客の利便性を考えるべきだ」。自民党の大岡敏孝衆院議員(滋賀県甲賀市出身)は取材に対し、こう語る。

  ●膨らむ工期、費用

 実際、国土交通省が昨年8月に公表した試算では小浜ルートの工期が当初想定の15年から最長28年、事業費は2兆1千億円から最大5兆3千億円に膨らんだ。

 大岡氏は、小浜ルートでは現在の京都駅から西に5キロ離れた場所に新幹線駅を設ける案が含まれることなどを疑問視し、利用者目線で整備を進めることが重要だと強調。小浜ルートでの延伸に否定的な見方を示す。

 大津市を地盤とする日本維新の会の斎藤アレックス衆院議員は「米原論」を主張。小浜ルートの工期・事業費の上振れに触れ「今のままでは京都の理解が得られない。米原に考え直すべきだ」と訴えた。

 元滋賀県知事で維新の嘉田由紀子参院議員も米原を推し、「北陸新幹線大阪延伸ルートを考える勉強会」で世話人を務める。自民党の小寺裕雄衆院議員(滋賀県東近江市出身)は「京都は地元負担に耐えられないのではないか」と話す。

 JR西日本勤務を経て政治家となった滋賀県の三日月大造知事は昨年12月24日の会見で、与党整備委が小浜ルートでの新年度着工を断念したことについて「残念」と述べた。小浜ルートに関し「国で決定されたことだ。早く着工するのが望ましい」と説明した。

  ●三日月知事は?

 三日月知事は、小浜ルートは滋賀県を通らないため湖西線は並行在来線に当たらず、JRからの経営分離対象にならないとの認識を示してきた。一方、関係者間では、敦賀以西を小浜ルートで整備すれば湖西線が並行在来線となり、米原ルートなら北陸線(敦賀―米原)が並行在来線となるなど、いずれにせよ滋賀県で経営分離問題が生じる可能性があるとの見方もある。

 三日月知事は、与党が2016年に小浜ルートに決める以前、米原ルートを推していた経緯がある。米原ルートを唱える福村章石川県議は昨年12月18日、石破茂首相にルート見直しを要請した後、以前は三日月知事と一緒に米原の旗振り役を務めていたと記者団に説明。「今は知事の立場があるから言えないだろうが、小浜ルートが無理となれば、三日月知事は米原ルートに賛成すると思う」と推測した。

4976OS5:2025/01/07(火) 14:28:51
>>4810
https://news.yahoo.co.jp/articles/83637a71367749e8212512414f676649540d8a37
山陽新幹線と福北ゆたか線が交差、九州道も見える「ここしかない」…福岡県直方市に新幹線の新駅構想
1/7(火) 12:54配信



 山陽新幹線の高架の下をJR福北ゆたか線の線路が交差し、その奥には新幹線と並行して走る九州道も見える。

 「鞍手インターチェンジ(IC)も車で5分ほどで、まさに交通の結節点。新駅を作るにはここしかない。そんな場所です」

 直方商工会議所の谷弥壽彦会頭(67)は胸を張った。

 昨年、山陽新幹線の小倉―博多駅間に新駅を設置する構想が動き始めた。福岡県直方市の大塚進弘市長が6月の市議会一般質問で誘致の意向を示し、商議所も後押ししている。

 市が想定する予定地は市北部にある植木地区。福北ゆたか線筑前植木駅がそばにあり、筑豊電気鉄道の新木屋瀬駅も車で数分の位置にある。

 これまでも新駅構想が浮上してきた直方市。最近では2011年の九州新幹線全線開通前に課題を整理する調査などを行ったが、200億円を超える事業費がネックとなり、当時の市長が計画の凍結を表明した。

 九州で半導体関連企業の集積が進む中、鞍手IC近くでは県が工業用地を整備中で、同地区ではデータセンターなどの誘致が期待されている。市にとっては、今が新駅誘致の絶好のタイミングとなった。谷会頭も「遠くに行く時に乗るものだった新幹線は、今や多くの人が通勤通学で利用している。福岡市や北九州市に1時間かかるのが、10分台で着くようになれば需要があるはず」と説明する。

周辺にトヨタ自動車九州
 昨年10月には関係者が集まって勉強会も開催。講師を務めた九州経済調査協会(福岡市)の岡野秀之常務理事は新駅について、山陽や関西地方との観光・ビジネス交流の拡大や、台湾積体電路製造(TSMC)が立地する熊本との移動時間短縮などの効果を指摘。「周辺にはトヨタ自動車九州(宮若市)など、グローバル企業が立地し、条件は整っている」とした上で、「周辺の開発など、JRにとってもメリットがあることを示していくことが重要だ」と話す。

 市は広域的な地域振興につながるとして、近隣自治体とも協力して誘致を進めたい考え。来年度末の期成会設立を目指しており、その前には準備会を作る。巨額の負担金が課題となるが、市企画経営課は「準備会や期成会でしっかりと調査し、どんな効果があるのか明らかにする」として理解を求めていく方針だ。

 JR西日本広報は「正式に要望をいただけば、検討させていただくことになるだろう」とする。

 「(1970年代の誘致から)今回で4度目の挑戦。次は、あるかは分からない」と話す谷会頭。過去の誘致にも参加した経験があり、「今度こそ」の思いを強くする。「福岡市から見ると筑豊地方は山の向こうという感覚で、心理的な壁がある。駅ができれば壁が取り払われ、交流がもっと盛んになるはず」と夢を描く。(白井貴久)

4977OS5:2025/01/08(水) 11:44:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/f06a019e6d7df20a2ddc5a70f2a9530ce2d40812
北陸新幹線延伸で特急「しらさぎ」利用が大幅減 中京圏とのつながり低下か 新幹線・金沢-福井間は特急時代の4割増
1/8(水) 11:01配信


FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

北陸新幹線が福井県内に延伸後、初めて迎えた年末年始。金沢-福井間の利用者数は開業前のJR特急よりも約4割増えた。一方で、中京と北陸を結ぶ特急列車の利用者が大幅に減少し、中京圏とのつながりの低下が危惧される状況となっている。


JR西日本金沢支社によると、12月27日から1月5日までの10日間の、北陸新幹線・金沢-福井間の利用者数は上下線合わせて29万4000人で、前年の同期間のJR特急の利用者数と比べて40%増加した。

増加の要因についてJR西日本は、最大9連休となったことに加え、これまで東京との往復に米原経由で東海道新幹線を使っていた人が、北陸新幹線を利用するようになったためと見ている。

2024年は元日に能登半島地震があったため、コロナ禍前の2018年度と比較すると、北陸新幹線開業の影響で福井―金沢間は1割以上増えた。JR西日本は、首都圏からの帰省客や観光客が乗り換える手間を嫌ってか、東海道回りから北陸新幹線に移ったのではないかと分析している。

実際に、在来線の特急「しらさぎ」は前年より利用者が34%減少した。米原に停車する東海道新幹線「ひかり」の利用者数は減っていないにもかかわらず、しらさぎの利用者数は米原-敦賀間で大きく減少したのだ。そして、名古屋・大垣間でも利用者数がかなり減っている。

自動車での移動に置き換わったのか、そもそも往来の機会が減ったのか理由は分からないが、敦賀以北の特急廃止で指摘されていた中京圏とのつながりの低下が危惧される数字となっている。

一方で、大阪・敦賀間で運行しているサンダーバードは2018年度比で7%の減少と、しらさぎと比べると減少幅は少ない。

どちらも特急区間の短縮で乗り換えの不便さが懸念されていたが、利用者数の結果には差が出た。

福井テレビ

4978OS5:2025/01/08(水) 12:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e814db1c93194095d766f9c0496bacab61545d0
熊本電鉄が平日25%減便へ…運転士不足、運行間隔を広げて始発繰り下げ・終電繰り上げも
1/8(水) 11:31配信

読売新聞オンライン
熊本県

 熊本電鉄(本社・熊本市)は7日、2月3日から電車の運行本数を平日で約25%減便する大幅なダイヤ改正を行うと発表した。運転士不足が理由で、運行間隔を広げるほか、始発を繰り下げ、終電は繰り上げる。

 同社では慢性的な運転士不足が続いており、2〜3年前から7人体制だったが、来月から4人に減り、運行本数が維持できなくなったという。新たな応募があっても免許取得に1年以上かかるとして、当分の間は増便ができない見込みだという。

 同社によると、運行本数は平日が38〜40本減の121本、土曜は51本減の97本、日祝日は29本減の91本となる。運行する間隔も、藤崎宮前―御代志駅間では、朝夕のラッシュ時(午前6時半〜9時、午後4時〜8時)がこれまでの15分から20分に変更となる。

 平日の始発時刻は、御代志駅発などで10分、上熊本駅発などで30分遅くなる。平日の終電時刻は藤崎宮前駅の場合、25〜55分早まり、午後10時35分となる。ダイヤ改正は熊本電鉄のホームページなどで周知する。

4979OS5:2025/01/09(木) 02:09:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba4b00626625155bc3e46d54ad994fee5a2127fa
JR東海道線・村岡新駅が着工、2032年に開業予定
1/8(水) 20:30配信

カナロコ by 神奈川新聞
村岡新駅(仮称)・自由通路の着手式でくわ入れをする関係者=8日、藤沢市村岡東

 JR東海道線大船-藤沢間に新設する「村岡新駅」(仮称、藤沢市宮前)の駅舎と自由通路の工事の着手式が8日、建設地近くのスポーツ施設で開かれた。開業は2032年を予定。予定通り開業すれば、JR東日本管内の同線としては1925年開業の熱海駅(静岡県熱海市)以来、107年ぶりの新駅誕生となる。


 同社によると、新駅は藤沢駅から約2キロ、大船駅から約2・6キロの位置に建設される橋上駅で、駅舎は鉄骨地上3階建てで延べ床面積約710平方メートル。駅南北を結ぶ自由通路は長さ77・5メートル、幅7メートル。

 デザインコンセプトは「WALK WITH(ウオークウィズ)」で、駅舎は人々を迎え入れる新たな玄関口として明るさを重視し、自由通路は鎌倉古道をイメージして設計されたという。工事・設計費用は約155億円で、県が30%、藤沢、鎌倉両市がそれぞれ27・5%、JR東日本が15%を負担する。

 新駅近くには健康・医療関連分野の研究開発拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)」や神戸製鋼所藤沢事業所などの企業が立地しているほか、藤沢市村岡地区と鎌倉市深沢地区では土地区画整理事業が進められている。

 この日の着手式には、黒岩祐治知事や鈴木恒夫藤沢市長、松尾崇鎌倉市長、JR東日本横浜支社の矢野精一支社長ら関係者約100人が出席した。   

 黒岩知事は「世界に注目される拠点に新駅が誕生する歴史的なスタート。皆さんとお祝いできてうれしい」とあいさつ。矢野支社長は「地域を支え、日本そして世界につながる玄関口として、多くに人に愛される駅になってほしい」と期待した。

神奈川新聞社

4980OS5:2025/01/10(金) 11:29:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bb7ebdf3d6356de1b3f2cd66d077e308b5099c2
北陸新幹線延伸で「小浜先行開業も」 福井知事がルート再考けん制
1/9(木) 18:14配信
毎日新聞
年始の定例記者会見に臨む福井県の杉本達治知事=福井県庁で2025年1月9日午前10時43分、萱原健一撮影

 北陸新幹線の敦賀(福井県)―新大阪延伸で、同県の杉本達治知事が9日、年頭の記者会見で「私個人の初夢」と前置きしつつ、「小浜先行開業はあっていい」とぶち上げた。与党整備委員会が昨年末に詳細ルートの選定を先送りするなど計画に不透明感もある中で一石を投じた格好だ。


 敦賀以西のルートを巡っては、現行案の同県小浜市や京都市を経由する「小浜ルート」を求める同県に対し、石川県などからは滋賀県の米原を通る「米原ルート」への再考を求める声もある。杉本知事には、小浜先行開業に言及することで「米原ルート」をけん制する狙いもありそうだ。

 会見で、杉本知事は小浜先行開業の利点として、資材価格が高騰し続ける中、先行して工事に着手することで敦賀・小浜間の工事費や人件費が抑えられ、「全体の事業費にも良い影響がある」とした。また、知事は昨年12月の与党整備委員会などで敦賀以西の延伸を「国策新幹線」と主張しており、原発立地地域の住民避難ルートとしても「非常に効果があることを国に理解してほしい」と訴えた。

 ただし、小浜先行開業を進めるには「障害もある」とも述べ、「あくまで私の初夢」と繰り返した。【萱原健一】

4981OS5:2025/01/11(土) 12:37:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68b0be617ddfacc753c721c8e5bfb3214bb938a
成田空港拡張計画で見えた、JR東と京成の温度差 効率化で「発着回数を年間50万回に拡大」が目標
1/11(土) 12:02配信

東洋経済オンライン
成田空港への鉄道アクセスの拡充が検討されている(写真:Kurohara/PIXTA)

各地で計画・進行している鉄道に関する「あの計画」はいったいどうなっているのか、そしてそれらの計画が地域社会にもたらすものとは? 
新幹線の延伸や在来線の再整備、地方鉄道の存続問題など、それぞれの地域で進行する鉄道関連事業、鉄道ファンのみならずそれぞれの地域に住む人々なら誰もが気になる計画について、YouTubeで大人気の鉄道アナリストが徹底解説! 
鐵坊主さんの著書『鉄道路線に翻弄される地域社会 - 「あの計画」はどうなったのか?』から一部抜粋、編集してお届けします。

【図で見る】ターミナルA・B滑走路の位置とターミナルC滑走路の予定地

 成田空港では国際空港としての競争力強化のため、滑走路の増設やターミナルの集約など、空港施設の大規模な拡張計画が検討されている。

 それに伴い、成田空港への鉄道アクセスの拡充も検討事項に挙げられ、空港駅の統合や空港アクセス線の複線化が提案されている。その計画の可能性について考えてみたい。

■発着回数大幅増加へ──成田空港の拡張計画

 現在の成田空港には、ターミナル1(下の図ではT1と表示)、ターミナル2、ターミナル3(同図では2と3を合わせてT2・3と表示)と3つのターミナルがあり、フライトが発着する滑走路を見ると、現在、A滑走路とB滑走路の2本が運用されている(※外部配信先では図を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

 しかし、東アジア全体でも国際空港の競争が激化するなか、成田空港の機能強化、発着便数増加を実現すべく、空港施設の大幅な改修が検討されてきた。それが滑走路の延長と新設、ターミナル統合である。

 現在のB滑走路は2500m級であるため、これを1000m延伸、幅員を60mとした3500m級とすることで、その汎用性を高める。さらに、C滑走路として3500mの滑走路をもう1本新設し、離着陸回数の増加に対応する。

 そして、現在3つに分かれているターミナルビルを1つに集約し、成田空港全体の運用効率を高める。

 ターミナルを集約することで、国際線のトランジット客のターミナル間での移動が不要となり、利便性向上を図ることができるのもメリットである。さらに、ターミナル1は運用開始から40年以上が経過し、ターミナル2もすでに30年が経過しているため、集約によりリニューアルが図れることも重要なポイントである。

 このような滑走路の新設、空港全体の面積拡張、運用の効率化により、発着回数を年間50万回まで拡大することを目標としている。2023年の年間発着回数は約21万回であるから、その目標は倍以上という意欲的なものだ。


■ターミナル統合で変わる成田空港線

 3つのターミナルを集約した新しいターミナルビルは、ターミナル1と2の間に建設されることが計画されている。これにより、既存の成田空港駅は廃止され、新ターミナルビルの地下に新設されることが検討されている。

 成田空港へと至る路線(以下、「空港アクセス線」と呼ぶ)には、京成電鉄とJR東日本が乗り入れているが、線路施設を保有するのは、第3セクターの成田空港高速鉄道である。

 成田空港高速鉄道は、京成電鉄とJR東日本を筆頭株主として、成田国際空港株式会社、ANAホールディングスなどが株主に名を連ねているが、空港アクセス線の運行本数増加については、発着回数50万回を目指す成田国際空港株式会社が強く要望している状況である。

 その解決策として提案されているのが、空港アクセス線の複線化である。

 現在の空港アクセス線は線路が2つ並び、すでに複線化されているように見える。しかし、これはJR東日本と京成電鉄それぞれの路線が単線で並列しているもので、JR東日本が狭軌1067mm、京成電鉄が標準軌1435mmと、線路幅が異なることが理由だ。

 関西空港に乗り入れるJR西日本と南海電鉄のように、同じ狭軌路線であれば、複線として同じ線路施設を共有することが可能だが、JR東日本と京成電鉄ではそれができない。

 そのため、空港アクセス線で運行本数を増やすためには、それぞれの路線の複線化が必要となるわけだ。

4982OS5:2025/01/11(土) 12:38:24
■JR東日本と京成電鉄の温度差

 空港アクセス線の複線化を考えた場合、この路線の周辺には田畑やゴルフ場が広がり、住居も少ないため、都心部を走る路線とは異なり、用地確保のハードルは低い。

 しかし、路線距離は約10kmに及び、その事業費はかなり大きなものとなり、その費用捻出が大きな問題となる。

 成田市は国家戦略特区に指定されており、成田空港のアクセス強化は国家プロジェクトとしての意義もあり、国からの補助金が得やすい状況にある。

 しかし、それでも成田空港高速鉄道の主要株主であり、列車の運行会社でもある京成電鉄とJR東日本、運行本数増加を要望する成田国際空港株式会社には、それなりの負担が求められるだろう。

 そこで問題となるのは、京成電鉄とJR東日本では成田空港アクセス線の重要性が異なる点である。

 例えば、日中の運行本数を比較すると、JR東日本の成田エクスプレスは1時間に1〜2本、快速も同じく1時間に1〜2本である一方、京成電鉄はスカイライナーが1時間に3本、アクセス特急が1本から2本、本線系統の快速が1時間に3本運行と、その運行本数には大きな違いがある。

 駅の規模を見ても、JR東日本の空港第2ビル駅は1面1線であり、終点の成田空港駅も島式ホームの1面2線と比較的小規模である。

 対して、京成電鉄の空港第2ビル駅は島式ホームの1面2線、終点の成田空港駅は2面3線であるが、運行本数の多さから、番線を5つに分けるほど、複雑な運用を行っている状態である。

 また、京成電鉄はスカイライナーを看板列車として、専用車両で高頻度で運行しているのに対し、JR東日本は成田エクスプレスの専用車両として開発されたE259系からNʼEXの文字を消し、房総特急など他の路線でも運用可能とするなど、空港アクセス特急に対するブランディングに消極的になりつつある。

■複線化事業は大きな投資となる

 このように、空港アクセス線に対する両社の注力の度合いは大きく異なるが、それはJR東日本が広範な運行エリアを持ち、京成電鉄に比べ、成田空港へのアクセス路線への優先順位が低く、特定の路線に対する経営資源の集中度が低いことに起因していると考えられる。

 空港と都心を結ぶ鉄道アクセスの拡充は成田空港の拡張計画に向けて欠かせないものだろう。

 しかし、JR東日本の現状を見ると、複線化への同意を得ることは簡単ではなく、成田空港へのアクセス路線において、かなり積極的な京成電鉄にとっても、複線化事業は大きな投資となるため、その決断には慎重にならざるを得ない。

 成田空港会社は、目標とする年間50万回の発着回数の達成への道筋をより明確に示すことが必要である。そして、複線化工事への投資に見合うだけの輸送量の増加が見込めれば、JR東日本、京成電鉄の協力を得ることもできるだろう。

 成田空港のさらなる発展は、日本国内のみならず、東アジアにおいても、国際空港としての地位を確固たるものにする。鉄道会社がその一翼を担い、経営上の大きなメリットとなるよう、関係者が一致団結しての取り組みに期待したい。

鐵坊主 :鉄道解説系YouTuber 鉄道アナリスト

4983OS5:2025/01/12(日) 23:28:02
https://www.tetsudo.com/traffic/map/
鉄道長期不通路線マップ2024年12月31日(火)時点

不通路線名 全線/一部 不通区間 不通キロ 原因

津軽線   △一部不通 蟹田〜三厩間 28.8km 2022年8月豪雨 →廃止へ
奥羽本線 △一部不通 新庄〜院内間(2025年ゴールデンウィーク前再開見込) 45.8km 2024年7月豪雨
陸羽東線 △一部不通 鳴子温泉〜新庄間 49.2km 2024年7月豪雨
陸羽西線 ×全線不通 新庄〜余目間(2025年度再開予定) 43.0km 国道トンネル建設工事
米坂線   △一部不通 今泉〜坂町間 67.7km 2022年8月豪雨

いすみ鉄道いすみ線 ×全線不通 大原〜上総中野間 26.8km 列車脱線事故

黒部峡谷鉄道本線 △一部不通 猫又〜欅平間(2025年以降再開見込) 8.3km 2024年能登半島地震
大井川鐵道大井川本線 △一部不通 川根温泉笹間渡〜千頭間 19.5km 2022年台風15号

山陰本線 △一部不通 人丸〜滝部間 21.6km 2023年6月豪雨
美祢線 ×全線不通 厚狭〜長門市間 46.0km 2023年6月豪雨

日田彦山線 △一部不通 添田〜夜明間(2023年8月28日(月)BRT開業) 29.2km 2017年7月豪雨
肥薩線 △一部不通 八代〜吉松間 86.8km 2020年7月豪雨
くま川鉄道湯前線 △一部不通 人吉温泉〜肥後西村間(2025年再開見込) 5.8km 2020年7月豪雨

4984OS5:2025/01/15(水) 10:39:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c266138099e13445473e568ac44b495dcd0bf70
熊本市電、延伸の「東町線」に期待と懸念 2031年度開通目標「ぜひ来てほしい」 用地買収には不安の声も
1/15(水) 8:49配信

熊本日日新聞
健軍町電停に停車する市電の新型車両。一帯では交差点の拡張や電停の改良が計画されている=2024年12月16日、熊本市東区

 熊本市電を東区の健軍町電停から市民病院まで1・6キロ延ばす「東町線」(仮称)の整備計画が動き出した。2024年9月には設計や用地の測量に関する事業費を市議会が可決。市は沿線住民を対象とした説明会を開いた。住民からは延伸に期待する声が上がる一方、用地買収などに不安の声も聞こえる。


(写真:熊本日日新聞)

 延伸は31年度の全線開通が目標。市は25年度に実施設計と用地の測量を行い、26年度に買収にかかる用地や物件の調査に入るスケジュールを描く。市は熊本都市圏の渋滞対策として「自動車交通から公共交通への転換を図るための1歩目となる重要事業」と位置付ける。

 市によると、総事業費は約141億円。市は国の補助金などを活用することで、実質的負担は55億円になると見込んでいる。

 ルートは健軍町から県道熊本高森線沿いに進み、東野1丁目交差点で左に曲がり、自衛隊中通りを市民病院の東側まで進む。県道は一部400メートルを単線化し、自衛隊中通りは中央分離帯を軌道にする。

 延伸区間には市民病院のほか東区役所や第二高、商業施設、団地が点在する。区間中に四つの電停を設ける。市は延伸により1日当たり約2300人、年間84万人の利用増加を想定。1日約2千台の自動車利用削減を見込む。

 延伸で渋滞時の市役所と市民病院との移動時間は、車(約55分)より市電(約34分)が早くなるという。市民病院近くに住む男性(69)は「病気をしてから車を運転しなくなった。家から健軍町電停までは歩いて30分かかる。中心市街地に出るためにも市電にはぜひ来てほしい」と早期完成を待ち望む。

市電の延伸が計画されている自衛隊中通り。中央分離帯の場所に軌道が整備される=2024年12月17日、熊本市東区

 計画では、健軍町交差点や東野1丁目交差点を拡張するため、一帯の用地買収も発生する。

 健軍商店街前の交差点近くの店舗「さくら餅」は用地買収にかかる予定だ。3代目店主の三浦徳子さん(47)は「祖母の代から67年、この場所で営業しているので動きたくないが、市の事業では仕方がない」と話す。ただ、人通りの多い今の場所からの移転には「近くにすぐに土地が見つかるかどうか…」と不安を口にする。

 健軍商店街振興組合の井川正宏理事長(60)は「市電が延伸すれば健軍での人の流れが変わるだろう。延伸の話ばかりではなく、市とは商店街のことも含めてまちづくりの話を一緒にしたい」と言う。

 市市電延伸室の太江田真宏室長は「市電延伸は市の一大事業。地域住民と意見交換し、市電を利用しやすい環境づくりを進めていきたい。延伸を契機としたまちづくりにも関係部局と連携して取り組みたい」と話している。(山下雅文)

4985OS5:2025/01/17(金) 09:33:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c543c6fe122a4f87878e17b546b271b8d66112f2
阪急電鉄が「新大阪駅」への乗り入れに前のめりになるワケ…実現した場合の「大きすぎる利点」
1/17(金) 7:04配信

現代ビジネス
photo by iStock

JR西日本と南海電鉄が乗り入れるなにわ筋線が建設中だが、阪急電鉄はこれに接続する、なにわ筋連絡線と新大阪連絡線の建設計画を明らかにしている。この計画が実現すれば、大阪の交通事情は大きく変わり、利便性が大幅に向上することは間違いないが、この計画には色々と課題も多い。この計画の実現性について鐵坊主・著『鉄道路線に翻弄される地域社会―「あの計画」はどうなったのか?―』では考察している。本書より一部を抜粋してお届けする。

【写真】阪急電鉄が「新大阪駅」に乗り入れたら…

阪急なにわ筋連絡線と新大阪連絡線とは?
なにわ筋線は2023年に開業したJR西日本の大阪駅地下ホームと、JR難波駅、南海電鉄新今宮駅を接続する、大阪を南北に縦断する新線であり、2031年度の開業が予定されている。

なにわ筋線へはJR西日本、南海電鉄の関西空港や和歌山方面などからの列車の乗り入れが想定されており、関西空港へのアクセス、大阪の鉄道ネットワーク拡張、交通渋滞の緩和や利便性の向上が期待される。

阪急電鉄の計画とは、なにわ筋線開業に合わせ新大阪駅と大阪駅地下ホームを十三(じゅうそう)駅経由で結ぶ新しい連絡線であり、大阪駅から十三駅をなにわ筋連絡線、十三駅から新大阪駅を新大阪連絡線としている。

阪急電鉄は以前より新大阪駅そばには用地も取得し、乗り入れ計画を温めてきたが、阪急電鉄単独では事業費や需要予測から実現することができず、現在に至っている。しかし、なにわ筋線に接続することで、大阪南部、和歌山、関西空港へのアクセスが可能となり、より大きな効果が得られるとして、新大阪駅への乗り入れ構想の実現に向けて舵をきったというところだ。

阪急電鉄にとって大きな挑戦となる新線計画
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阪急電鉄にとっては悲願ともいうべき、新大阪駅への乗り入れだが、その実現には課題も多い。その一つが、線路規格の違いである。阪急電鉄は標準軌(1435mm)を使用しているが、 JR西日本と南海電鉄は狭軌(1067mm)であり、なにわ筋線もこの規格で建設されている。そのため、なにわ筋連絡線・新大阪連絡線は阪急電鉄の他の路線から乗り入れできない、完全に独立した路線となり、既存の車両を運用することができないため、専用車両が必要となる。

この問題に対し、阪急電鉄では、南海電鉄と同じ規格の車両を製造し、車両の保守管理は南海電鉄に依頼することで解決するとしている。

なにわ筋線へのアクセスが欲しい阪急
阪急電鉄の路線網は大阪梅田を起点に、京都河原町、神戸三宮、宝塚と、大阪北部から京阪神地区をカバーしている。そのため、難波、天王寺、堺といった大阪南部地区とは縁が薄く、なにわ筋線の乗り入れによって、路線ネットワークの拡大を図ろうとしている。

そして、何と言っても大きいのが関西空港へのアクセスである。インバウンドの多くも入国する関西空港から京都、神戸という人気の観光スポットを擁する阪急沿線へのアクセス改善は、間違いなく大きなメリットとなる。

現在、阪急沿線から関西空港へアクセスする場合、阪急梅田駅で下車して、大阪駅(名前は異なるが、同じ場所である)で特急はるかや関空快速への乗り換えとなるが、多くの乗客が行き交う阪急梅田駅・大阪駅での乗り換えはあまりお勧めできるものではない。

また、南海電鉄の天下茶屋駅を経由して、相互乗り入れを行う大阪メトロ堺筋線を介して阪急京都線へアクセスする方法もあるが、天下茶屋駅発の列車は途中の高槻市駅までの列車がほとんどであるため、京都方面へ行くには天下茶屋駅と高槻市駅での2回の乗り換えが必要と、これも便利なものとはいえない。なにわ筋連絡線・新大阪連絡線が開通すれば、乗り換えは阪急神戸線、京都線、宝塚線が分岐する十三駅での1回のみとなり、関西空港へのアクセスは飛躍的に向上するわけだ。

この乗り入れは新大阪駅への路線を持たない南海電鉄と阪急電鉄の相互乗り入れと思われてきたが、阪急電鉄はJR西日本との相互乗り入れも想定している。

大阪と和歌山の間で南海電鉄とJR阪和線は並行しているが、阪和線がやや山側を走っていることもあり、競合になっていない駅も多い。阪急電鉄は両社の路線に乗り入れることで、より広範囲な市場への参入が可能になるだろう。

4986OS5:2025/01/17(金) 09:33:41
十三駅の一大拠点化にも必要な新線開業
photo by iStock

前述の通り、十三駅は阪急京都線、神戸線、宝塚線が分岐するハブ駅であり、多くの乗客で賑わうが、その多くは乗り換え需要であり、乗降人員が阪急全体で6位という数値にも表れているように、さほど多くはない。

駅周辺は大阪の下町風情があるが、土地の有効活用がされているとは言い難く、阪急阪神ホールディングスは地上39階建てのタワーマンションを中心に、図書館や教育施設、スーパーマーケットなど、大規模な再開発、十三駅の拠点化を進めている。

なにわ筋連絡線・新大阪連絡線が開業すれば、十三駅と新大阪、関西空港という大阪の玄関口が結ばれ、十三駅は大阪の新たなハブとして、その存在価値が飛躍的に向上する。これが阪急電鉄が新線開業に前のめりな大きな理由の一つだろう。


JR西日本と南海電鉄にも大きなメリット
阪急なにわ筋連絡線・新大阪連絡線であれば、十三駅で多方面からの阪急電鉄の需要を取り込むことが可能だ。

阪急電鉄とJR西日本は京都〜大阪〜神戸において競合しているものの、南海本線と阪和線のように、路線全体がぴったり隣り合って走っているわけではない。例えば、阪急京都線は、祇園地区に近い京都河原町をターミナルとするのに対し、JR京都線のターミナルは京都駅である。同じ京都でも、乗客が行き先に応じて使い分けをすることができるため、一定の棲み分けができている。

また、今後の人口減少を見据え、各鉄道会社の考えは「競合」よりも「共存」へとシフトしている。必要な部分では協力し、共存を図るのが今後のトレンドであり、阪急電鉄とJR西日本、南海電鉄の相互乗り入れからも、そうした考えが垣間見られる。

まだまだ不透明な計画
『鉄道路線に翻弄される地域社会ー「あの計画」はどうなったのか?ー』(ワニブックス刊)

阪急電鉄の経営陣は地元メディアに対し、なにわ筋連絡線・新大阪連絡線を、2031年度になにわ筋線と同時開業させる方針を明らかにしている。

しかし、なにわ筋連絡線・新大阪連絡線は建設に着手されていないどころか、建設費用の概算や具体的なルートについても明らかにされておらず、建設が始まっているなにわ筋線との同時開業はかなり難しい状況である。

なにわ筋連絡線・新大阪連絡線が実現すれば、多様な選択肢が提供されることで、利用者にとってはより便利になることは間違いない。その計画には大いに期待したいが、その道筋を見極めるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

鐵坊主(鉄道解説系YouTuber)

4987OS5:2025/01/17(金) 09:39:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/e243f92c1846714dcf29fb6fe689a9904880dff0
小浜ルートに待った 北陸新幹線敦賀以西で知事 議論必要、延伸問題に一石
1/17(金) 5:02配信

北國新聞社
北國新聞

 北陸新幹線敦賀以西を巡り、馳浩知事は16日の会見で、現行計画の小浜ルートについて、前提となる収支採算性などのデータが示されていないとして「小浜と言い張るのはちょっと待ってほしい」と述べた。小浜を推す従来のスタンスに変わりはないとしたものの、工期や建設費の上振れを受けて議論が必要だと主張した。県内で米原ルートへの転換を求める声が強まる中、延伸議論に一石を投じた形だ。

 会見で記者団の質問に答えた。

 小浜ルートは昨年8月の国交省の試算で工期は当初の15年から最長で28年に延び、建設費は2兆1千億円から最大で5兆3千億円に上振れした。

 馳知事はこうした前提条件の変化に触れながら「(ルート決定の)根拠を沿線住民に示し、納得が得られる状況になっているかどうか議論してほしい」と強調。議論もされていないのは「おかしい」と指摘した上で、少数与党の現政権が新幹線延伸事業で国民の納得を得るには「根拠となる数字、議論のプロセスを示す必要がある」と訴えた。

 米原ルートに関する言及はなかった。

  ●福井知事の先行開業案「気にする必要ない」

 福井県の杉本達治知事が年頭会見で「自身の初夢」として「小浜先行開業」を提案したことについては「気にする必要がないとの認識だ」と語った。

 その理由として馳知事は、北陸新幹線建設促進同盟会長である杉本知事から事前の相談がなかったと説明し、「発言の重大性はそんなに高くないと理解しており、コメントするのは適切ではない」と述べた。富山県の新田八朗知事は杉本知事に賛同する考えを示している。

 馳知事は延伸に関し、「25日の県政報告会で持論を述べる」とも話した。

4988OS5:2025/01/19(日) 22:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f0dc8c03824d3aaa9ed771f33d6da3758d91891
リニア工事起因の可能性高い 岐阜の地盤沈下、JR東海
1/18(土) 19:33配信

共同通信
リニア中央新幹線のトンネル工事現場(岐阜県瑞浪市)

 岐阜県瑞浪市大湫町のリニア中央新幹線トンネル工事現場付近で地盤沈下が起きた問題を巡り、JR東海は18日、「工事による水位の低下に起因している可能性が高い」との調査結果を明らかにした。不具合が生じた住宅について、国の補償基準に基づいて対応するとしている。

 現場では昨年2月中旬、トンネル掘削中に湧水が発生。付近の井戸などで水位低下が判明した。JR東海は、衛星データの解析やボーリングによる地質調査の結果から、水位低下で地層の砂や粘土が圧縮されるなどしており、沈下との相関があると判断したという。

 JR東海はこれまで、地盤沈下と工事の関連は不明とし「地下水位低下の影響も否定できない」と説明していた。周辺の地表面は今月14日時点で、昨年5月末から最大7.7センチ沈下。今後も数センチ以上の沈下が生じる可能性があるとしている。

 JR東海は同5月に工事を中断。現場周辺を調べたところ、地盤の沈下を確認した。今月14日時点で、47人が所有する家屋の調査を終え、補償に着手しているという。

4989OS5:2025/01/19(日) 22:20:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4688bfb0958075c5747da98c1d595b96247da73
「蒲蒲線」構想、3セクと東急が国交省に申請…800m離れた2つの「蒲田駅」結ぶ計画
1/18(土) 12:54配信

読売新聞オンライン
【地図】蒲蒲線と羽田空港アクセス線のイメージ

 JR・東急線の蒲田駅(東京都大田区)と、京急線の京急蒲田駅を結ぶ鉄道新線「新空港線」(蒲蒲線)の整備に向け、蒲蒲線の整備主体となる第3セクター「羽田エアポートライン」は17日、国土交通省に整備構想の認定を申請した。

 整備構想では、蒲蒲線の工期は2025年度後半〜41年度末を予定し、総事業費は約1250億円とした。東急多摩川線蒲田駅を地下化した上で、京急蒲田駅付近までの約800メートルの区間に線路などを整備し、両駅を結ぶ計画になっている。

 東急電鉄もこの日、蒲蒲線整備に向けた営業構想の認定を国交省に申請。整備効果の例として、約37分かかる東急線自由が丘―京急蒲田駅間が、約15分に短縮されるとした。

 両構想が認定されれば、両社は「速達性向上計画」を国交省に提出する。同計画が認定されると、都市鉄道利便増進事業と認められるという。

4990OS5:2025/01/19(日) 22:24:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/476cf00482206c592096621b1e0ea3dd32634b0f
九州で新幹線がない県は大分と宮崎だけ 計画から半世紀以上…「東九州新幹線」の現状と課題は
1/19(日) 7:00配信

TOSテレビ大分
東九州新幹線は2つのルートを検討
東九州新幹線ルートイメージ

九州で新幹線がない県は大分と宮崎だけというのをご存じでしょうか。2022年に佐賀の武雄温泉駅から長崎駅の間で西九州新幹線が開業したため九州で新幹線がない県は大分と宮崎だけになってしまいました。期待が高まる「東九州新幹線」の現状について取材しました。

【写真を見る】九州で新幹線がない県は大分と宮崎だけ 計画から半世紀以上…「東九州新幹線」の現状と課題は


改めて東九州新幹線の検討されているルートについてです。県が示しているのは、大分から小倉を経由して博多までを結ぶ「日豊本線ルート」。そして、由布市や日田市を通って新鳥栖から博多に向かう「久大本線ルート」の2つです。

日豊本線ルートは大分から小倉まで所要時間が31分、費用は総額で8195億円と試算されています。一方、久大本線ルートでは大分から新鳥栖まで32分、費用は8339億円となっていてこちらの方が少し費用は高くなっています。

久大本線ルートが通る日田市民は「わくわくしている」
佐藤知事

こうした東九州新幹線の実現に向けて、県内では2024年もいろいろな動きがありました。

東九州新幹線の早期実現のために重要となるのが地元の機運醸成。そのための取り組みは2024年も県内各地で行われました。

2つのルートの1つ、久大本線ルートが通る日田市では県が住民向けの説明会を開催。市民などおよそ60人が集まり、参加者からは新幹線開通に期待する声が聞かれました。

◆参加者
「まかり間違えば日田が(新幹線の)駅になるかもしれない」

「今まで考えていなかったので久大線ルート。わくわくしている」

また7月には県内の自治体や経済界で作る期成会が総会を開き、佐藤知事も出席しました。総会では今後も国への働きかけを行っていくことなどを確認しています。

佐藤知事も実現に意欲を燃やし力を入れている東九州新幹線。2025年最初の定例会見でも改めて意気込みを示しました。

◆佐藤知事
「広域交通ネットワークは、なかなか目に見えて新しく、例えば東九州新幹線や豊予海峡ルートは具体的にできるようになりましたというところまでなかなかいかないが、引き続き果敢にチャレンジしていくということではないかと思います」

計画から半世紀以上、進展がない
宮崎県で検討中のルート

また、宮崎でも大分と同じように新幹線に関する議論は進んでいます。

宮崎県では、大分を通る「日豊本線ルート」は同じなんですが、鹿児島までの「鹿児島中央先行ルート」、熊本までの「新八代ルート」と大分県が示していたものとは違うルートで費用や所要時間を試算する調査が行われました。

そして、新幹線の工事が始まるまでの手順についてです。まず、新幹線の建設計画が基本計画に決定されその後、整備計画に格上げされる必要があります。そして、工事実施計画の認可が降りて初めて着工できるということです。

この過程の中で、東九州新幹線が今、どの位置にいるかというと、まだこの基本計画の段階です。しかも基本計画路線になったのは1973年のことで、計画から半世紀以上、進展がないのが現状です。

東九州新幹線も含めて、現在、全国で11の路線が基本計画の段階にあり、整備計画への格上げに向けてそれぞれの自治体でいろいろと機運を高める活動をしているという状況です。

2025年も各地で進む早期実現に向けた取り組み…新幹線開通に向けては機運を高める取り組みを続けていくことが重要です。

テレビ大分

4991OS5:2025/01/21(火) 10:06:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba2da99704e37e37c4f12736443b321cf2641528
小浜先行開業に「仲間」も冷ややか 北陸新幹線の敦賀以西延伸 福井知事の唐突発言に広がる困惑
1/21(火) 5:01配信

北國新聞社
敦賀延伸の効果で年末年始の利用が最多となった北陸新幹線。敦賀以西のルート議論が停滞している=4日、金沢駅

 ●西田昌司氏「無理だ、意味ない」
 ●杉本福井知事「誰も反対しない」

 北陸新幹線敦賀以西の延伸を巡って、福井県の杉本達治知事が年頭会見で打ち出した「小浜先行開業論」に、永田町で冷ややかな声が上がっている。米原ルートへの再考を求める国会議員はもとより、「小浜派」の与党整備委員長、西田昌司参院議員(自民、京都選出)ですら「無理だ」と否定的。京都など沿線自治体の理解を得られず、新年度着工が流れたルートを既成事実化しようという唐突な「小浜止まり」の提案に困惑が広がる。


 「小浜を先に開業させても全く意味がない」。杉本知事の会見での発言について、20日までに北國新聞社の取材に応じた西田氏は、こう言い切った。

 西田氏は本来、小浜ルートを強く推し、杉本氏と歩調を同じくしている。それでも「北陸新幹線は大阪までつないでこそ」との立場で、先行開業は論外との認識だ。

 杉本知事が「自身の初夢」として小浜先行開業論に言及したのは9日の年頭会見で、「小浜までは誰も反対する人がいない」と訴えた。これを受け、富山県の新田八朗知事は「もっともなことであり、賛成だ」と理解を示したものの、石川県の馳浩知事が「気にする必要がないとの認識だ」とするように、沿線関係者はその先のルート論議を棚上げした「我田引鉄」に眉をひそめる。

 自民党の佐々木紀衆院議員(石川2区)は「小浜に新幹線が通ればいいという馬脚を現したのではないか」と指摘。米原ルートへの変更を政府に提言した日本維新の会の馬場伸幸前代表(衆院大阪17区)は「福井の有権者へのメッセージなのだろうが、現実味がない」と断じた。

 杉本知事が小浜先行開業論を掲げた背景には、米原を推す声が日増しに強まっていることへの危機感があるとみられる。

 13日、小松市で開かれた福村章県議の新年互礼会であいさつした佐々木氏は「今年を『米原再考元年』にしなければならない」と力を込めた。ルートに関する自主研究会を主導する自民党の岡田直樹参院議員(石川選出)もこの会合で「小浜一本やりでは危ない」とあらためて懸念を示した。

 京都府内では地下水への影響やトンネル掘削に伴う残土処理などを問題視して反対運動が起き、「米原ルートが現実的」との声は少なくないという。小浜ルートでの着工には停滞感が漂うだけに、杉本知事の初夢発言について、西田氏は「『米原はあり得ない』と抗議したい思いもあるのだろう」と推し量った。

 ★小浜ルートと米原ルート 小浜ルートは敦賀から小浜市、京都市を経由して新大阪に至り、米原ルートは敦賀から米原につなぐ。2016年、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームは北陸新幹線の敦賀以西について、小浜の採用を決めた。当時の国土交通省の試算では、小浜が事業費約2兆1千億円・工期15年、金沢-新大阪の所要時間は1時間20分、米原は事業費約5900億円・工期10年、所要時間は東海道新幹線に乗り換える想定で1時間41分。国交省は昨年8月、物価高騰を考慮した新たな試算を公表し、小浜の事業費は最大5兆3千億円、工期は最長28年に膨らむとした。

4992OS5:2025/01/22(水) 10:39:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/288a3b1926445164890f9841e5f507bb7c4a7771
運転士が不足、減便相次ぐ 熊本県内鉄道各社 離職者増え待遇改善が急務に 大手私鉄と人材争奪戦も
1/22(水) 8:45配信

熊本日日新聞
熊本電鉄の藤崎宮前駅に掲示されたチラシ。減便の理由にも言及している=17日、熊本市

 熊本電気鉄道(熊本市)と肥薩おれんじ鉄道(八代市)が相次いで、2月からの列車の減便を決めた。背景には深刻な運転士不足がある。関東の大手私鉄などとの人材の奪い合いも激化。地域の足をどうやって守っていくのか─。行政も「知恵を絞らなくてはならない」と危機感を強めている。

熊本の交通

 「1、2月に退職するとの申し出が複数の運転士からあった」。1月7日、熊本電鉄は2月3日から減便することを発表し、理由をそう説明した。運転士は定員9人に対し、7人で運行してきたが、そのうちの3人が退職を申し出た。運行本数を減らす割合は曜日によって異なるものの、現行より24%から34%、少なくなる。始発を遅め、終電を早める対応も取る。

 1月10日には第三セクターの肥薩おれんじ鉄道が2月1日からの減便を発表した。熊本電鉄の公表からわずか3日後のことだった。

 2004年の開業以来初めての減便となる。こちらも退職希望者が相次ぎ、運行体制の維持に必要な運転士35人に対し、4人が不足する見通しとなったことが理由だ。熊本県内の区間では、早朝の上下線1本ずつを対象とする。

 ほかの第三セクターも運転士不足に直面している。南阿蘇鉄道(高森町)は駅での運転指令業務を含め運転士7人でシフトを組んでいる。「各部署を兼務しながら運行を維持し、ギリギリのところで踏ん張っている」と担当者。運転士の養成には1年を要するため、社員の募集は続けざるを得ない。

 くま川鉄道(人吉市)は20年の熊本豪雨で被災し、一部区間で不通が続く。運転士の資格を持つ12人で指令業務などを含めて対応できているものの、26年度上半期に予定する全線復旧後には人手が不足する懸念もある。「運転士は随時募集しているが、なかなか集まらないのが実情だ」と同社運輸課。

 ここにきて、県内で運転士の離職が相次いでいるのはどうしてなのか─。交通関係のコンサルティング会社、トラフィックブレイン(東京)は「コストカットに重きを置き過ぎたため」との見方を示す。太田恒平社長は「十分な人件費を確保できない事態を招き、従業員にしわ寄せが来ている」と指摘する。

 人材争奪戦も激しくなる一方だ。県内の鉄道会社の幹部の一人は「東京などの大手私鉄が中途採用を積極的に進めている。地方鉄道は待遇面でかなわない。引き留めが難しい」と打ち明ける。「研修に時間をかけて、やっと一人前になった運転士が早々に退職するケースもある」

 こうした状況を踏まえ、県の富永隼行企画振興部長は「運転士を確保するには待遇改善が必要だと認識している」と話す。交通渋滞の改善に向けて公共交通の利用促進を掲げているだけに、「行政が交通事業者の経営体力の向上のために何ができるかを考えていく」と強調した。

 行政に対し、トラフィックブレインの太田社長は「公費投入は喫緊の課題だ。その意義を納税者や社会に説いていく覚悟を決めないといけない」と注文した。(立石真一)

4993OS5:2025/01/22(水) 10:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f529040944f9683646c62be0b6b92e2a5131716
小浜先行開業、滋賀知事も異論 北陸新幹線敦賀以西 「乗り換え必要変わらず」 
1/22(水) 5:02配信

北國新聞社
 北陸新幹線敦賀以西の延伸について、関西広域連合長を務める滋賀県の三日月大造知事は21日の会見で、福井県の杉本達治知事が小浜市までの先行開業を検討すべきだとの考えを示したことに疑問を呈した。先行開業を巡っては、「小浜派」である与党整備委員長の西田昌司参院議員(自民、京都選出)も否定的な見解を示しており、関西の知事からも異論が出た形だ。

 三日月知事は先行開業したとしても、多くの乗客にとって小浜や敦賀で在来線への乗り換えが必要になることは変わらないと指摘。「京都や新大阪に(早期に)つなげてほしいという要望には少し当てはまらないのではないか」と述べた。

 政府・与党の現行計画である小浜ルートは、工事による地下水への影響などを不安視する声が京都府から出ている。与党整備委員会は昨年12月、詳細ルートの決定を先送りし、2025年度中の着工を断念した。石川、富山からは米原ルートへの転換を求める声が強まっている。

4994OS5:2025/01/23(木) 16:29:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fd724d946c1acee361c93e69ad84f56ed99d71f
阿武隈急行、鉄路維持を公表 経営改善議論は途上、利用促進や公費負担が課題
1/23(木) 12:00配信


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福島民友新聞
宮城県側も鉄路として維持する方針が決まった阿武隈急行。ただ、赤字解消に向けた見通しは不透明だ

 経営が悪化する第三セクターの阿武隈急行(福島県伊達市)を巡り、宮城県と同県内の沿線3市町は22日、同県側区間の鉄路を維持する方針を正式に公表した。ただ新型コロナウイルス禍以降は利用者数の低迷が続き、燃料費高騰も重なって赤字解消の見通しは立たない。今後は人口減少による利用者の減少も予想されており、さらなる利用促進の取り組みや公費負担の在り方の見直しが急務となっている。

宮城県と3市町、ようやく足並み
 仙台市で開かれた阿武隈急行沿線地域公共交通協議会で、宮城県が「総合的に判断した」として鉄路維持の方針を関係者に伝えた。宮城県と県内の沿線3市町は、福島県区間と比較し利用者の少ない宮城県区間について路線バスやバス高速輸送システム(BRT)への転換を含めた検討を進めてきた。鉄路維持は沿線住民の利便性などを考慮したとみられ、自治体ごとの公費負担の割合を見直し、1年半以上の議論を経てようやく足並みがそろった形だ。

 阿武隈急行は、2023年度の利用者数が190万人とピークだった1995年度の325万人から4割減少。さらに東日本台風や福島県沖地震など近年の相次ぐ災害やコロナ禍の影響で経営が悪化、23年度も燃料費高騰の影響などから5.1億円の営業損失を計上した。宮城県の試算によると、沿線人口の減少によって50年度には利用者数が117万人まで減り、年間の営業損失も18億円にまで膨らむ見通しで、経営の抜本的な改善は避けられない状況だ。

 しかし経営改善の議論は停滞が続いてきた。福島県や宮城県などでつくる検討会は当初、輸送方法の転換に加え、利用促進策や今後の経営体制、運行ダイヤの合理化などについて今年3月までに結論を出す方針だった。ただ宮城県側の鉄路維持に関する議論に時間を要し、そのほかの議論は進まなかった。鉄路維持の方針が決まり、沿線自治体からは「厳しい経営環境を考えると公費負担で支える仕組みの構築は避けられない」との声も上がる。ようやく議論は本格化するが残された時間は限られており、本年度は経営改善に向けた方向性を示すにとどまる見通しだ。

 この日の協議会では、沿線自治体から「鉄路をどのように維持していくか。(国から有利な交付金を受けられる)鉄道再構築事業実施計画に向けた課題の整理も必要」「人口減少に合わせたダウンサイジングなど在り方の検討も必要ではないか」などの声も上がった。協議会の会長を務める吉田樹福島大教授は「鉄道維持を決めたことをゴールだと思ってはいけない。目的はこの地域を維持すること。鉄道を地域のためにどう生かすのか、まだまだ議論が必要だ」と語った。

福島民友新聞

4995OS5:2025/01/24(金) 11:09:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fc82c63a43010937ba261eb4eb5ad0a199cb604
「え、ここ沼津!?…」 終電寝過ごし注意「Sランク」 関東から乗ってきたお客さんに聞いてみた
1/24(金) 7:01配信

静岡新聞DIGITAL
金曜日の深夜、タクシー待ちで長蛇の列を作るJR沼津駅南口

 会社の同僚と楽しく酒を交わした後、電車に揺られて寝過ごした終着駅で独りぼっちー。JR東海道線の沼津駅では関東方面からの最終電車の到着後、ホームにそのような乗客の姿がしばしばみられる。ただ、JR東日本は今年3月のダイヤ改正で、同駅発着の電車を減らす方針を発表した。運行本数は昨年も減少しているため、その理由を探ってみた。

「え、ここ沼津!?…ってどこだっけ?」
カラオケやネットカフェが入った駅周辺の建物=JR沼津駅南口

 金曜日の深夜。JR沼津駅南口では、宴席帰りとみられる人々がタクシー待ちで長蛇の列を作っていた。最終電車は午前0時半ごろに到着。乗客が続々と改札を通る中、乗り越し精算などのため窓口には人の列ができていた。駅員と話していた乗客の声が遠くから聞こえる。「え、ここ沼津!?…ってどこだっけ?」

 冬風が吹きつける中、構内から出てきた会社員男性(27)に声をかけると「飲み過ぎた。めっちゃ恥ずかしい」と大声で後悔した。男性は神奈川県の平塚駅周辺で同僚と飲んだ後、熱海駅で降りようとしたが寝過ごしたという。

 ただ、男性は「駅周辺にカラオケやネットカフェもある。そこまで絶望する環境ではないかも」と切り替えていた。

なぜJR東日本の車両が沼津駅に?
東海道線が通るJR沼津駅の位置を示す地図

 そもそもなぜJR東日本の車両が、JR東海の車両も使用する熱海駅を超えて沼津駅まで直通運行しているのか。理由を尋ねると、JR東日本横浜支社広報は「東海道線の通勤、通学時間帯の直通の利用者に対応するため」と説明する。

 東海道線の車両基地は神奈川県小田原市(国府津車両センター)にあり、熱海駅には常時車両を置いておける基地はない。夜間帯に15両編成と5両編成の各1編成ずつをホームに止めているものの、需要に対応すべく沼津駅から直通しているという。

 近年は関東からの直通電車が減っている理由について、直通の利用客が減っていることを挙げ、「適切な輸送力とすることでサステナブルな事業運営に取り組んでいる」とコメントした。
 一方、沼津駅には静岡方面からの乗り過ごし客も少なくない。

 駅構内を出た場所で両親の迎えを待っていた20代女性は、静岡駅から乗車し、富士駅で降りようとしたが寝過ごした。お酒が入っていたこともあり、乗車後すぐに熟睡したという。女性は「やってしまった」と後悔を口にしつつ、迎えの車に乗り駅を後にした。

寝過ごし客の検索ランキング 「タクシー」最多
 終電に乗り遅れたり寝過ごしたりした人は、その後どのような行動をとるのだろうか。ヤフー(現LINEヤフー)が2023年に発表した調査で、終電を逃した人は「タクシー」「宿泊」「帰宅検討(タクシー以外)」「朝まで」などを検索していたことが分かった。2022年12月の金曜を含む週末を対象に、「Yahoo!乗換案内」アプリと「Yahoo!検索」のデータを分析した。

 検索者数が最も多かった「タクシー」(38・5%)の場合、駅前にタクシーが見当たらずタクシー会社に連絡している様子がうかがえる。その次に多かったのが「宿泊」(27・2%)で「ホテル格安」「ネットカフェ」などと続いた。

 タクシー以外の「帰宅検討」は14・5%ほど占めていた。「路線図」を検索して別の路線で帰宅できないか調べたり、深夜バスでの帰宅を考えたりする様子がうかがえた。居酒屋やカラオケで「朝まで」(6・3%)過ごす検索行動もあったという。

4996OS5:2025/01/24(金) 11:33:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ab8cae7f9023d0bdda20c2571008e271a8e9eb2
全線不通の「JR美祢線」代行バス快速便、継続運行を要望…沿線3市がJR西日本へ「非常に助かっている」
1/24(金) 11:21配信

読売新聞オンライン
山口県

 2023年夏の記録的な大雨の影響で全線不通となったJR美祢線について、沿線の山口県の美祢と長門、山陽小野田の3市は23日、運休区間を試験的に走る代行バスの快速便を3月の期限後も引き続き運行するようJR西日本に要望した。JR側は現行のダイヤ継続には否定的で、利用状況を基に改めて検討する意向を示した。


 快速便は、3月21日までの期間限定で昨年10月に運行が始まった。12月のダイヤ変更を経て現在は1日に最大11便が走り、全ての停留所に止まる通常便より16分早い65分で発着点の長門市と厚狭両駅を結んでいる。

 この日は、3市を代表して篠田洋司・美祢市長がJR西日本中国統括本部(広島市)を訪れた。篠田市長は「(快速便の効果で)定時性と速達性が確保され、高校生の通学などが非常に助かっている」と述べ、広岡研二・広島支社長に要望書を手渡した。

 非公開の協議後、広岡支社長は報道陣の取材に応じ、「便ごとに利用状況に差があり、当初の計画通り3月でいったん区切りをつける」と説明し、快速便の運行期限を維持する考えを明らかにした。一方で「その後の対応は利用状況や地域のニーズを踏まえ、地元自治体とともに知恵を絞りたい」と述べ、含みを持たせた。

4997OS5:2025/01/26(日) 04:26:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/cce1931afaa004fecb481560496d7a9aa94b1b42北陸新幹線「小浜ルート」に京都の懸念は山積み 財源や地下水、残土…負担に見合う恩恵はあるのか
1/25(土) 18:32配信


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京都新聞
北陸新幹線の新駅候補地となっているJR京都駅周辺。地下水への影響が課題の一つとなっている(京都市南区)

 北陸新幹線の敦賀(福井県)―新大阪間延伸計画で、与党整備委員会が目指していた2025年度中の着工を断念した。京都府や京都市がヒアリングで訴えた懸念への回答は示されないままだが、与党整備委は今後、市民も含め理解を得るため説明していくという。懸念を取り除くには、財源では整備委幹部が主張する「全額国負担」が実現する制度的な裏付けなどの説明が不可欠だ。地下水への影響や建設残土の処分を巡っては、「問題ない」と判断できるだけの科学的な知見や対策案を示すことが求められる。積み上がる「懸念」をまとめた。

【写真】北陸新幹線「京都新駅」もう一つの候補地は

■「全額国費負担」主張も…

 最大5兆3千億円とされる巨額の事業費に伴う地方の財政負担は、財政が厳しい府と京都市にとって大きな懸念材料になっている。

 与党整備委員長の西田昌司参院議員(京都選挙区)は「全額国費負担」を主張するが、中野洋昌国土交通相は17日の会見で「現時点で(負担の在り方を)見直すことは予定していない」と否定。松井孝治市長も「国交省以外の省庁から得ている情報では、市の負担がないなんてことはない」と懐疑的な見方を示す。

 事業費のうちJR西日本が支払う「貸付料」を除いた残りを国が3分の2、自治体が3分の1の割合で負担する現行の仕組みは、延伸地域に利益があることを前提に1997年につくられた。一方、敦賀―新大阪間で府内に設けられる駅は京都駅周辺と松井山手の2駅で、どれだけ恩恵があるか見通せない。府市は積極的に延伸を誘致しておらず、西脇隆俊知事も「受益に応じた負担」を繰り返し主張してきた。

 着工条件の一つで、見込み利益を事業費で割った「費用対効果」を国などが示していない点も自治体側の不信の一因だ。2016年の小浜ルート決定時の試算では「1・1」と、投資に見合うとされる「1」を辛うじて上回ったが、今年8月に詳細ルート3案が示された際は新たな数値は出ず、詳細ルートが確定してから算定するとした。西田委員長は「1より低かったらやらないというルールではない」と訴えるが、理解が広がっているとは言えないのが現状だ。

■「豆腐にストロー通すようなもの」

 整備による影響で最も懸念の声が噴出したのが地下水だ。穴を掘りながらトンネルを造るシールドトンネル工事は「豆腐にストローを通すようなもの」(国交省幹部)とされ、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が行ったシミュレーションでも地下水への影響はなかったという。ただ、シミュレーション結果は公開されておらず、京都市の松井孝治市長は「影響があるのかないのか、現時点では確信を持てない」と疑問視する。

 駅舎は「東西案」「南北案」「桂川案」のいずれの場合でも土留めで地下水をせき止めた上で、地上から穴を掘って建設される。だが、開削はかつて市営地下鉄工事で井戸枯れが相次いだ工法で、国交省幹線鉄道課も取材に、周辺で水枯れが「全く発生しないわけではない」と影響を認める。具体的な影響の範囲や補償方法は未提示のままだ。

 地下水は酒造や茶道、豆腐作り、銭湯など幅広い業種に関わり、懸念の声は以前から出ていた。府酒造組合連合会と伏見酒造組合が今月2日、府と市に地下水への配慮を求める要望書を提出したが、内容は2017年とほぼ同じ。7年たっても解消されない不安に、関係者のいら立ちは募る。

 京都の地質や地層に詳しい京都大の尾池和夫名誉教授は「地下水はすべてつながっており、掘った場所と離れたところで影響が出る可能性もある。地下水の流れを変えるということは広い範囲で水質や水量を変えるということだ」と警鐘を鳴らす。

4998OS5:2025/01/26(日) 04:27:06
■残土は東京ドーム16杯分

 国交省によると、「東西案」「南北案」「桂川案」のいずれになった場合でも、山岳トンネルの掘削や大深度地下工事で約2千万立方メートル(東京ドーム16杯分)の残土の発生が見込まれるというが、具体的な受け入れ候補地は提示されていない。

 関係者によると、京都市は2021年ごろ整備委幹部の要請を受け、市内で複数の候補地を探し、水面下で提示した。しかし、盛り土の崩落を防ぐ大規模工事が必要だったり、市内からのアクセスが難しかったりして、正式な候補地として俎上(そじょう)に載ることはなかった。具体的な受け入れの動きは、今月4日の整備委で福井県が敦賀港で約40万立方メートルの受け入れが可能と示したのにとどまる。

 そもそも「2千万立方メートル」は日本維新の会の国会議員が国交省から11月下旬に聞き取った数字で、公式な資料に記載はない。量について、同省幹線鉄道課の担当者は「走る距離が長ければ土の量も多くなる」と淡々と語るが、かつて一部で報じられた「880万立方メートル」との推計を大幅に上回る量に住民らから驚きの声が聞かれる。

 また府中北部の土壌は自然由来のヒ素の濃度が高く、山岳トンネル区間で出る残土の約30%は遮水シートによる封じ込めや中間処理が必要な「対策土」となる見通しだが、対策にどのぐらいの費用がかかるのかは示されていない。残土を運搬する車両による交通渋滞への懸念も強まっている。

4999OS5:2025/01/26(日) 12:19:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5b7a276fd56a0b14045284313bb7c9f26d75b67
ハピラインふくい3月のダイヤ改正詳細を発表 普通列車の運転間隔を短縮、全体の運行本数は減
1/26(日) 11:37配信

福井新聞ONLINE
ハピラインふくい

 ハピラインふくい(本社・福井県福井市)は1月24日、3月15日のダイヤ改正の詳細を発表した。通勤・通学時間帯について福井行きの下り列車を全て敦賀発とし、普通列車の運転間隔を最大67分から25分に短縮するなど、利便性の向上を図る。

【画像】通勤・通学時間帯の敦賀方面―福井方面のダイヤ

 通勤・通学時間帯の福井行きの下り線について、午前7時45分敦賀発の快速列車を同8時4分発に変更。同7時54分敦賀着のJR特急サンダーバードからの乗り換えを可能にした。ただ、同時間帯の下りの運行本数は普通と快速合わせて現行の6本から4本に減る。

 福井―敦賀間のビジネス、観光需要に対応するため、午前9時台〜午後4時台の福井-武生間の普通列車上下12本を敦賀まで延ばす。夕方の帰宅時間帯の混雑緩和に向け、午後5時39分福井発敦賀行きの普通列車を同42分発とし、現行の2両編成から4両編成に変更。一方で、同6時26分福井発敦賀行きは4両編成から2両編成とする。

 全体の運行本数は、福井駅で乗り換えが必要だった敦賀―芦原温泉・金沢方面の上下線の直通運転を増やしたことなどから、11本減の120本になる。

 小川俊昭社長は「利用者の要望を反映しており、福井―敦賀間のダイヤは関西や中京圏からの来県客が利用しやすくなることも目指した」と説明。昨年3月の開業から12月末までの1日あたりの利用者数は目標の2万人を超えて順調に推移しているとし「利用状況を注視し、さらなるダイヤ改善につなげたい」と話している。

福井新聞社

5000OS5:2025/01/26(日) 19:53:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb15156274d20a3355fd6e965c69d1639f80711
馳知事「小浜ありき」に異論 県政報告会 「敦賀以西の選択肢増やして」
1/26(日) 5:02配信

北國新聞社
出席者を前に県政報告を行う馳知事=金沢市内のホテル

 石川県の馳浩知事は25日、金沢市内で開いた県政報告会で、北陸新幹線敦賀以西の小浜ルートについて「京都を説得できていない。選択肢を増やして、着地点を見つける努力をする段階に入っているのではないか」との見解を示した。米原ルートへの再考を求める声が県内外で強まる中、「小浜ありき」で進めようとする動きに異論を唱えた格好。「米原」を推す首長や県議からはルート転換に向けて期待が広がった。

  ●西田昌司氏に「京都説得を」

 与党が2016年に合意した小浜ルートは昨年8月、工期が当初の15年から最長で28年に延び、建設費が2兆1千億円から最大で5兆3千億円に上振れするとの試算を国土交通省が示している。

 県政報告で北陸新幹線の延伸問題を取り上げた馳知事は「9年前と今とで数字が違う。一度決めたからといって、小浜と言い張るのは無理がある」と強調した。

 延伸区間の長い京都では、巨額の建設費負担が発生することに加え、工事に伴う建設残土処理や地下水への影響に府民の強い懸念がある。馳知事は、延伸を議論する与党整備委員会で、小浜ルートを強く推す西田昌司委員長(参院京都選挙区)を念頭に、「京都を納得させるのは整備委員長だ。あなたは府民を説得できていない」と批判した。

 米原ルートには言及しなかった。一方で、小浜着工が23〜25年度の3年連続で先送りされることになったとし、「仏の顔も三度までだ」とも語った。

  ●米原派の期待広がる

 知事の発言に「米原派」の出席者は今後の議論の進展に期待を寄せた。

 福村章県議は「一歩前進だ」と評価し、与党整備委員の佐々木紀衆院議員も「今までより踏み込んだ発言だ」と受け止めた。

 宮橋勝栄小松市長は「(米原への再考に)前向きな発言になってきた。知事がルート転換を表明する日は近いんじゃないか」と予想。一方、宮元陸加賀市長は「もっと踏み込んでほしかった」と物足りなさそうに語った。

 ホテル日航金沢で開かれた県政報告会には1450人(主催者発表)が出席した。小森貴連合後援会長のあいさつに続き、佐々木氏、宮本周司参院議員、近藤和也、西田昭二、小森卓郎、小竹凱の各衆院議員、善田善彦県議会議長が順にあいさつした。閉会あいさつに立った後援会「はせ浩銀河の会」の米沢寛会長は来年春の知事選に向けて出席者の支援を呼び掛けた。

 馳知事は、能登半島地震、奥能登豪雨からの復興に取り組む意欲も語った。被災した住宅の補修に関し、被災者にイメージしてもらいやすいよう修繕のモデルプランを示すと報告した。

5001OS5:2025/01/26(日) 19:53:57
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1640971?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink#goog_rewarded
敦賀以西巡り、国会議員 石川VS福井小浜派・稲田氏に「ここは米原」 通り掛かりに佐々木氏けん制
社会

2025/1/25 05:00
 24日の通常国会開会式後、北陸新幹線の敦賀以西ルートを巡り、「小浜」「米原」で主張が対立する福井、石川の議員が、互いに譲らない姿勢をにじませる場面があった。福井県の杉本達治知事は小浜までの先行開業検討を訴えるなど、ルート議論の先行きは見通せないだけに、国会での論戦開始に合わせるかのように静かな火花が散った。

 開会式後、与野党の石川県関係国会議員が集まって議事堂前で写真撮影しようとしていたところ、和装姿の稲田朋美衆院議員(自民、福井1区)が通り掛かった。小浜派である稲田氏の「乱入」に、米原への再考を求める自民の佐々木紀衆院議員(石川2区)が「ここは米原ですよー」とけん制。この発言に、稲田氏は笑いながらも右手をぐっと握りしめながら、その場を立ち去った。

5002OS5:2025/01/30(木) 16:57:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/588f0b933f22de785128da64fbad45cd95e9a57b
JR四国、全線の特急が1万円で乗り放題「スマえき(か)しこく1日フリーきっぷ」を発売
1/30(木) 16:20配信


鉄道コム
JR四国の特急列車

 JR四国は30日、「スマえき(か)しこく1日フリーきっぷ」を発売すると発表した。

 同きっぷは、JR四国チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」限定で発売する、期間限定のきっぷ。JR四国全線が1日乗り放題となる。同きっぷは、2024年にも発売し、好評を得たという。

 2025年版の同きっぷは、2月1日から28日まで利用可能。価格は、大人1万円、小児5000円で、小児用は大人用とセットでのみ購入できる。発売期間は、1月31日から2月27日まで。利用日の1日前までの発売となる。フリーエリアは、JR四国全線と、土佐くろしお鉄道の窪川〜若井間。特急・普通列車の普通車自由席(土佐くろしお鉄道線は普通列車のみ)が乗り放題となる。

5003OS5:2025/01/31(金) 08:38:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/84bf5d6695ffda966003fca7a3a5ceb41105a212
新幹線あれば在来線特急は不要ですよね? 思いっきり“競合する列車” 優位性は…ある!
1/31(金) 7:12配信
新幹線相手に到底勝ち目はないのでは…?
特急「踊り子」や「湘南」で使用されるE257系。「踊り子」と「湘南」は東海道新幹線と競合している(柴田東吾撮影)

 北陸新幹線が敦賀駅(福井県敦賀市)まで開業した際、北陸新幹線と並行する在来線では特急列車が廃止されました。しかし、全国を見渡すと新幹線に並行する在来線にも特急列車が設定されている場合があり、あたかもライバル関係のようになっています。新幹線と在来線の特急が競合している区間を3つ挙げてみます。

●東海道新幹線vs特急「湘南」「踊り子」
 東京〜小田原・熱海間は、JR東海の東海道新幹線とJR東日本の東海道線が並行し、他社どうしで競合しています。在来線の特急として、東京〜小田原間では特急「湘南」が、東京〜熱海間では特急「踊り子」が運転され、一部の「踊り子」はJR東海管内にまたがる東京〜三島間でも東海道新幹線と競合しているのです。

 新幹線と在来線の特急を比べると、新幹線の方が圧倒的に速そうです。2025年1月現在で運賃・料金や所要時間を比べると、東京〜小田原間では東海道新幹線の運賃・料金の合計が自由席利用で3280円、所要時間は約33分である一方、在来線の特急「踊り子」は運賃・料金の合計が2538円(ICカード利用)、所要時間は約1時間20分です。

 また、東京〜熱海間では東海道新幹線の運賃・料金の合計が自由席利用で3740円、所要時間は「ひかり」で約36分、「こだま」で約45分かかる一方、在来線の特急「踊り子」は運賃・料金の合計が3560円、所要時間は約1時間20分。所要時間では新幹線が圧倒的に速いのに、運賃・料金の合計は「踊り子」が少し安い程度にとどまっているのです。

「湘南」や「踊り子」に勝ち目がないように見えますが、「湘南」は平日の通勤時間帯に運転され、沿線の通勤客に利用されているほか、「踊り子」は伊豆急下田や修善寺などの伊豆半島への観光輸送が主体で、東京方面に列車が直通していることに意義があるのです。また、「踊り子」は新幹線が通らない横浜駅に停車する点でも、優位性を発揮できます。

東海道・山陽新幹線vs特急「スーパーはくと」「らくラクはりま」
京都・大阪〜鳥取間を結ぶ特急「スーパーはくと」。現行のHOT7000系は登場から30年が経過し、置き換え対象となっている(画像:PIXTA)

 京都〜姫路間では、JR東海の東海道新幹線およびJR西日本の山陽新幹線と、JR西日本の東海道本線および山陽本線が並行しています。主に同区間で新幹線と並行してJR西日本が運転する在来線特急が、「スーパーはくと」と「らくラクはりま」です。

 こちらも運賃・料金や所要時間を比べると、新幹線の運賃・料金の合計が自由席利用で4840円、所要時間は約43分である一方、在来線の特急「スーパーはくと」の運賃・料金の合計は4700円(通常期)と新幹線より少し安い程度で、所要時間は約1時間30分と新幹線の倍以上もかかっています。

 京都〜姫路間も新幹線が有利に見えますが、「スーパーはくと」は京都・大阪と鳥取などを結ぶ列車として運転されているので、新幹線とは役割が異なります。ちなみに、1994(平成6)年に「スーパーはくと」が新設された際は、全列車が大阪発着で運転されていました。1996(平成8)年に山陰本線の一部を電化した際、京都から山陰本線経由で鳥取方面に直通する特急列車がなくなったため、代わりとして「スーパーはくと」を京都発着に延長した経緯があるのです。

 また、「らくラクはりま」は平日の通勤時間帯に運転されていますが、沿線の通勤利用を狙った列車で、この列車も新幹線と性格が異なります。

 さらに、京都〜姫路間では新快速がおおむね15分間隔で運転されています。新快速の所要時間は「スーパーはくと」や「らくラクはりま」とほぼ同じで、運賃は2310円と新幹線の半額以下で済みます。

 このほか、京都〜新大阪間では東海道新幹線と特急「サンダーバード」が競合しています。「サンダーバード」は大阪から北陸方面を結ぶ特急列車として運転され、こちらも新幹線と在来線特急で列車の性格が異なっています。

5004OS5:2025/01/31(金) 08:39:07

山陽新幹線vs特急「ソニック」「きらめき」
特急「ソニック」で使用される883系(右)と885系。「ソニック」は小倉〜博多間で山陽新幹線と競合している(2022年1月、柴田東吾撮影)

 小倉〜博多間では、JR西日本の山陽新幹線とJR九州の鹿児島本線が平行しています。在来線では特急「ソニック」や「きらめき」が運転され、山陽新幹線と競合しているのです。

 運賃・料金や所要時間を比べると、新幹線の運賃・料金の合計が自由席利用で2160円、所要時間は約16分である一方、「ソニック」や「きらめき」は運賃・料金の合計が1910円、所要時間は40分から50分ほどかかっています。

 こちらも所要時間で新幹線が圧倒していますが、新幹線が小倉〜博多間をノンストップで結ぶ一方、「ソニック」「きらめき」は主要駅に停車して沿線からの利用があります。また、「ソニック」は博多・小倉と大分を結ぶ特急として運転され、博多から大分に直通する列車としての意義があるのです。

「きらめき」は博多〜小倉・門司港間で朝晩を中心に運転され、沿線の通勤利用が主体となっていますが、かつては日中にも「きらめき」が運転され、山陽新幹線と競合していた時期もありました。

 このほか、長崎本線の特急「リレーかもめ」や「かささぎ」の一部には門司港発着の列車があり、小倉〜博多間も走行して山陽新幹線と競合しています。これらの列車も、「きらめき」や「ソニック」と似た使命があります。

 新幹線と並行するJR在来線特急はライバルの関係にも見えますが、特に都市部では役割に違いがあり、それぞれの列車で利用者が定着しているのが実態です。

柴田東吾(鉄道趣味ライター)

5005OS5:2025/02/03(月) 08:05:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/97f765be469756234139a14e0186563db926b16d
京都説得は「至難」 知事、北陸新幹線ルート再考に含み
2/3(月) 5:02配信

北國新聞社
 会合では、北陸新幹線敦賀以西の延伸に関し、馳知事がルート再考に含みを持たせる場面があった。佐々木氏が質問したところ、馳知事は小浜ルートについて、京都府内の地下水への影響をはじめとする課題を挙げ「問題のただ一点は京都。府民を説得するのは至難の業だ」との認識を示し、「小浜案が現実的かどうか、決着を図る時期に来ている」と語った。

 県内では米原ルートへの転換を求める声が強まっている。馳知事は「米原という選択肢を具体的に示すことはしない」とした一方、「地元の国会議員と足並みをそろえて対応するのは当然」と強調。さらに「これまでの歴史的な経緯の中で、小浜派の一員と言っているだけだ」とルート再考の考えをほのめかした。

 知事の回答に対し、米原ルートを推す佐々木氏は「県民の思いを背負って、今日は刺し違える覚悟で来た。知事もよく考えていただいていると思ったので、これ以上言わない」と話した。自主研究会で米原を含めた選択肢を検討する岡田氏も「現時点での答弁として必要十分だ。知事の真意が垣間見えた」と評価した。13日に研究会の第2回会合を開き、検証を深める方針だ。

 佐々木氏は、小浜ルートを推進している与党整備委員会の西田昌司委員長(参院京都選挙区)が夏の参院選で改選期を迎えることから「京都問題の解決を参院選の公約に掲げてもらうよう求めたい」と語った。

5006OS5:2025/02/04(火) 22:05:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c2cc356e2ad4f6c3d3ce95970fefa8fdac8086e
福岡市地下鉄空港線を大幅増便 朝は3分間隔→2分50秒間隔に
2/4(火) 18:07配信


朝日新聞
福岡市地下鉄の新型車両「4000系」=2024年11月29日午後2時57分、姪浜駅、伊藤未来撮影

 福岡市は4日、福岡市地下鉄の空港線と箱崎線のダイヤ改定を発表した。平日の朝夕のラッシュ時の大幅な増便で混雑緩和を図る。3月15日から。

 空港線の姪浜―中洲川端間では、午前7〜9時台に7往復、帰宅時間帯の午後5時以降に12往復を追加する。

 この結果、混雑率は朝のラッシュ時に130%から125%、夕方のラッシュ時には120%から90%になると見込んでいる。姪浜―中洲川端間の平均運行間隔は、朝のラッシュ時は3分から2分50秒に、夕方のラッシュ時は4分から3分20秒に短縮される。

 箱崎線は午前9時台に1便減便し、午後10時に1便増便する。

 国土交通省による主要路線の混雑率調査によると、2023年度の空港線・大濠公園―赤坂間の混雑率は132%で全国で50位前後だった。

 福岡市地下鉄では、昨年11月から新型車両「4000系」が運行を開始しており、所有する車両数が増えたことが今回の増便につながったという。4000系について、現在は2編成が運行中で、2027年度までに6両18編成を導入する予定。(伊藤未来)

朝日新聞社

5007OS5:2025/02/04(火) 22:07:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b337be9eb30d356cd556cf552239d4683793513
JR西日本、美祢線は「BRTへの転換案が適している」…大雨で被災し全線不通「鉄道より低コスト」
2/4(火) 11:26配信

読売新聞オンライン
JR西日本

 2023年夏の大雨で被災し全線不通となっている山口県のJR美祢線について、JR西日本は3日、同社が提案する復旧案のうち、バス高速輸送システム(BRT)への転換案が適しているとの見解を示した。

【写真】土台が流されたままのJR美祢線の線路

 同社や県、沿線自治体で構成する復旧検討部会の会合で説明した。同社は昨年12月の会合で、沿線を走る国道316号を主な運行ルートとするBRT転換案を提示した。運行本数を鉄道の約1・5倍の29本とすることや、線路がある一部区間(4・2キロ)を専用道に整備することで、利便性の向上が可能としている。

 今回はBRTに転換する場合の費用も試算した。国の交付金を活用するなどした場合の概算は約55億円で、自治体の実質的な負担額は3・7億円程度とした。完成には着工後3〜4年程度かかる見通しという。同種の復旧事例には、23年夏にJR日田彦山線の一部を転換した「BRTひこぼしライン」などがある。

 JR西日本広島支社の能登一明・地域交通課長は会合で「BRTは鉄道より低コストで地域の実情や変化に対応できる」と述べた。

5008OS5:2025/02/07(金) 18:20:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/cca1d87d20fe50d762d9f10be41112a6a5900120
赤字続く富山地鉄鉄道線 沿線市町村が2億円支援へ 一方で春から減便
2/5(水) 20:39配信

北日本放送

KNB北日本放送

赤字が続く富山地方鉄道の鉄道線への支援について話し合う沿線7市町村の検討会が、きょう、開かれました。物価高騰対策として市町村から地鉄に2億円の支援を決めた一方で、鉄道線は今年春のダイヤから減便や運賃値上げを行う方向です。

検討会には、富山市など沿線市町村の7人の市町村長に加えて新田知事が出席しました。

富山地方鉄道の鉄道線事業は、昨年度、およそ7億円の赤字です。

この赤字を補てんするため、地鉄は、運賃改定などで2億円をあてるとする一方、沿線市町村に対し、燃料や資材など物価高騰支援として2億円、さらに市町村から地鉄に運行を委託する分として3億円の合わせて5億円の支出を求めていました。

これに対し県と沿線市町村は、きょうの検討会で、物価高騰に対するおよそ2億円の支援を決めました。

一方で、運行委託の3億円について沿線市町村は既に負担しないことを決めています。

これに伴い地鉄は、4月からの新ダイヤで利用者の少ない列車の減便や運賃値上げなどの対応をとるとしています。

検討会では、2026年度以降の対応として、鉄道線の持続可能な運行に向けて本線と立山線・不二越上滝線の赤字区間について個別に検討していくことを決めました。

5009OS5:2025/02/09(日) 13:46:57
https://www.nagoyatv.com/news/?id=028503
名鉄広見線、存続か一部廃止か 開通から100年、沿線人口減り赤字続き 判断は6月に
2025年1月31日 19:37
存続か廃線か…。岐阜県を走る名鉄広見線が揺れています。赤字のローカル鉄道を守るため、さらに多額の負担をするべきか、地元自治体が判断を迫られています。まちの未来をめぐる議論の行方は。

存続か廃線か議論されている名鉄広見線

 田園地帯をのんびりと走る名鉄広見線。開通から100年以上の歴史を持つ路線です。
 
 このうち、新可児駅から御嵩駅までの7.4kmの区間で議論されているのがーー。

 “存続”か“廃線”か。

 背景にあるのは、利用者の減少です。約30年前には年間200万人を超えた利用者は、最近では約80万人に。人口減少にコロナ禍も重なり、年間2億円前後の赤字が続いていました。

 そして名鉄が去年の夏、自治体に伝えたのがーー。

「今まで老朽化の部分も含めて、手が付いていない状態でもあるかと思うので、そういった部分への投資、継続するなら投資が必要だということで」(御嵩町 渡辺幸伸 町長)

 可児市と御嵩町は2010年から毎年計1億円の「運営支援金」を名鉄に出してきました。

 それでも、現状のままでは「路線の維持は難しい」との説明を受けたといいます。

 必要な投資額は、15年で約17億6000万円に及ぶといいます。

「やはり金額的には非常に大きい。財政上のシミュレーションをしても、大変厳しい数字と認識している」(渡辺町長)
 

自治体が維持費用をさらに負担するか、バス路線に転換するかの選択肢が示された

地元に示された2つの選択肢
 30日に御嵩町であった説明会には、利用者約60人が参加しました。

 示されたのは2つの選択肢です。

 一つは「みなし上下分離方式」。運行は名鉄が続ける一方、維持費用は自治体が負担する方法です。この場合、自治体の負担は年間で約1億8000万円に膨らみます。

 もう一つは、鉄道を廃線としバス路線に転換する方法。負担額は約6400万円が見込まれています。

 しかし…この区間の利用者の半分以上は通学定期の学生です。参加者からは若者の地域離れを懸念する声が上がりました。

「御嵩駅から名古屋駅まで1時間20分くらい。バスだと2時間くらいかかるかもしれない。大学だと2時間くらいが通学圏内になると思う。御嵩町が、名古屋で仕事をしている人にとって住む場所の選択肢になりえなくなって、どんどん若者や人口減少につながるのでは」(参加者)

 バスの運転手の確保策や、財源をめぐる質問もありました。町の説明を聞いた参加者はーー。

「高校生の子どもがいて、通学に困るなと思って説明会に来ました。やはり電車を残してほしいと思った。バスだと通学時間が長いので、学校に通う時間が長いほど、子どもも大変」(説明会の参加者 40代)

「鉄道があるならあった方がいいかなと。町のシンボル的なものとして」(説明会の参加者 50代)
 

判断を迫られる御嵩町の渡辺幸伸町長

判断は6月、専門家はどう見る
 廃線に踏み込むかどうかの判断は6月に迫っています。

「100年という鉄道の部分が基軸となって、町づくりもしてきた部分もあるので、町民の方のニーズを聞きながら、最終的には総合的な検討をしていく必要がある」(渡辺町長)

 一方、存続に向けた協議を地元と続けてきた名鉄は、今後について「自治体側の結論を踏まえて対応していきたい」としています。

 地方の公共交通に詳しい専門家は…。

「"みなし上下分離"を決断するなら、これからの負担は、かなりする覚悟をしないと。そのためにも利用を増やして、地域にとって大切な鉄道として、残して生かしていくことを頑張らないといけない」(名古屋大学大学院 環境学研究科 加藤博和 教授)

 鉄道を存続するにせよ、バスに置き換えるにせよ、住民が自治体と一緒に考え、行動していく必要があると話します。

「公共交通をどう便利にして、地域が守っていく気になるかを追求していく。使える局面を見つけ出して、こういう時は使ってみようとか、週に1回ぐらい使えたらいいが、難しいなら月1回ぐらいは通勤してみようと、『他人事』ではなくて『我が事』と、みんな考えてもらえるといいなと」(加藤教授)
 

路線の維持とバス転換のそれぞれの懸念

バス転換による懸念はほかにも
 これまで以上の負担を引き受けて鉄道を維持するか、廃線にしてより負担の軽いバス路線に置き換えるか。名鉄広見線の地元は大きな岐路に立っています。

 バス路線に置き換えることについては、若者の流出への不安以外にも懸念の声があります。

「道路渋滞の発生」
・朝夕の通勤通学ラッシュが発生する恐れ

「地域のにぎわいの衰退」
・駅前や駅周辺に集まる人が減って地域経済への悪影響の恐れ

「観光客や観光戦略への影響」
・名鉄の路線図から外れ、沿線地域を訪れる観光客が減る恐れ

5010OS5:2025/02/09(日) 22:21:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e0c4302c21fc5483686f3ad3649765cb44aecc9
「昼間」に線路の保守作業…人手不足の中で作業員確保のため、利用者には戸惑いも
2/9(日) 16:00配信



読売新聞オンライン
 JR各社で、夜間の営業終了後や運行の合間を縫って実施してきた線路の保守作業について、日中に路線を運休して集中的に行うケースが広がっている。作業員の人手不足が問題となる中、仕事を続けやすい環境を整える狙いがある。(高松総局 黒川絵理)

【図】一目でわかる…JR四国の営業赤字、このように推移している

 「保守工事で運休だとは思わなかった」。山口県周南市のJR徳山駅で昨年12月26日、岩徳線に乗車しようとした同県防府市の女性(71)は戸惑いの表情を見せた。

 JR西日本の岩徳線岩国―徳山間では、同11月から2月7日までの平日15日間の午前9時半〜午後4時、レールや枕木の交換を集中的に行った。この時間帯の列車上下各2本は各日、運休した。

日中に行われている保守作業の様子=JR西日本提供

 女性は老人ホームで暮らす母のもとを訪ねる予定だったといい、「あきらめるか、バスを探します」と話した。

 JR西によると、2019年頃から同様の取り組みが本格化した。当初は中国地方が主だったが、福井県を中心とする小浜線などにも広がり、昨秋は京都府などの関西線や、滋賀県などの草津線でも実施した。昼間に運休しても影響が限定的なローカル線が中心だ。

 背景にあるのは、人手不足だ。24年度の社員数は2万4300人と、10年前の3万170人から約2割減少。保守作業を行う要員も減っている。

 人員数に応じ、効率的に作業を進めるため日中に行うことにした。不規則な勤務を減らして労働環境を改善し、離職を防ぐ狙いもある。明るい時間帯に作業するため、ミスや事故の防止にもつながるという。

 沿線住民らを対象にした作業の見学会も積極的に開催している。JR西は「お客様にご迷惑をおかけすることになるが、理解してほしい」としており、実施線区の拡大を検討している。

 JR九州は10年度頃から、JR北海道も19年からそれぞれ、運休を伴う昼間の工事を行っている。JR四国は、2月12日から、愛媛県南部の予讃線八幡浜―宇和島間で初めて行う。平日の5日間、各日特急・普通計14本を運休させ、敷石の交換や線路沿いにある樹木の伐採を行う。

 関西大の安部誠治名誉教授(交通政策論)は「線路設備の維持管理は、鉄道の安全を守る上で極めて重要だ。作業員の高齢化や人手不足が深刻化する中、夜間の作業を日中に置き換えるだけでなく、ロボットなど最新技術を有効に活用していくことが求められる」と指摘する。


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