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新・鉄道綜合スレ

1134チバQ:2016/12/24(土) 12:37:31
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1612230021.html
【ニュースの深層】JR北海道 ローカル線半減も? “道民の足”どうなるのか
12月23日 11:09産経新聞

【ニュースの深層】JR北海道 ローカル線半減も? “道民の足”どうなるのか
JR北海道の留萌本線の留萌〜増毛間が廃線。廃線当日を迎え、増毛駅で列車を前に記念撮影をする人たち=4日午後、北海道増毛町(桐原正道撮影)
(産経新聞)
 JR北海道のローカル線の一部がまた廃線の危機を迎えている。10路線13区間で「単独では維持困難」と公表した同社は今後、バス転換などの対策について沿線自治体との協議を本格化させる方向だ。「またか…」と落胆の声が上がる一方、存続を求めて地域で一致団結する方針の自治体も。“道民の足”はどうなるのか-。(社会部 池田証志)

JR抜きの地域協議体目指す深川市

 「極端に利用が少ない線区」。JR北海道は11月18日、記者会見で留萌線深川-留萌間(約50キロ)をこう呼び、バスなどへの転換を地域と相談する区間として挙げた。輸送密度(1キロ当たりの1日輸送人員)が200人に満たない。1列車当たりの平均乗車人員が11人だ。運営赤字の路線だが、維持するにはさらに老朽化対策として今後20年間に約30億円が必要になるという。

 「廃線の結果、衰退した町をたくさん見てきた」と危機感を募らせるのは、深川市企画財政課の担当者。「全体的な構図が示されなければ、個別の話はできない。採算ベースで考えるのでなく、地域全体の公共交通をどうするか議論が必要だ。そもそも国策として配置したのに、経営が難しくなったからといってポンポンと(路線を)切っていくのは拙速だ」と厳しい姿勢で臨んでいる。

 実際に廃線の影響を受けるのは深川市民より周辺自治体から深川市内の学校へ通う生徒たちとみられ、JRを外した形の地域協議体をつくるべく周辺自治体に働きかけ始めているという。

 北海道の高橋はるみ知事も「道の公共交通ネットワークに重大な影響を及ぼす可能性があり、大きな危機感を持って受け止めている。JR北海道は公共交通機関としての役割を十分認識し、拙速な対応のないよう強く求める」とコメントした。

廃線を“逆提案”した夕張市

 「われわれはこれまでいろいろなものを無くしてきた。慣れている」。夕張市まちづくり企画室の担当者は、財政破綻を経験した同市の歴史を振り返った。炭鉱や観光施設などが、時代の荒波の中で1つずつ失われていった。

 100年以上の歴史を誇る石勝線新夕張-夕張(夕張支線)については、同市からJR北海道に廃線を“逆提案”し、合意している。同市はコンパクトシティ構想を進める中で、交通網の再編を議論してきた。その中でJR北海道の経営状況を理解し、「黙っていても廃線なら、こちらから提案して理念を高めたい。JRも『はい、さようなら』でなく、一緒に考えてくださいと前向きな選択をした。延々と『廃線か』『やめてくれ』というやりとりを続けるくらいなら、どうやってバスを走らせるかと考えるのが市民のためだ」と心意気を語る。

 鉄路の代替となる見込みのバスについては、同線区と並行して走る幹線道路を中心にフィーダー(支線)バスをつなげる。子供の足を第一に考え、小中高校への通学や病院への通院の利用実態に合わせて路線を構築していく考えだ。


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