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新・鉄道綜合スレ

1042チバQ:2016/11/19(土) 11:54:04
http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00m/040/144000c
JR北事業見直し

「大切な足奪わないで」路線維持願う声

毎日新聞2016年11月18日 22時57分(最終更新 11月19日 10時46分)

 「年金生活者には大切な足なのに……」。JR北海道は18日、在来線の総延長約2420キロのうち、約5割に当たる約1237キロ(10路線13線区)を「維持困難な路線」として公表した。路線廃止や減便、バス転換など鉄路の大幅縮小の可能性が高くなり、対象線区の住民からは不安や不満の声が漏れ、路線維持を求める声が相次いだ。【横田信行、千々部一好、平山公崇】

 廃止・バス転換の検討線区となった根室線富良野-新得間の幾寅駅(南富良野町)。故高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となり、今も年間約2万5000人が訪れる。真冬のロケを炊き出しなどで支えた幾寅婦人会の元会長、佐藤圭子さん(77)は「健さんは撮影後も、地元と交流してくれた。列車が通らない『鉄道員』のロケ地なんて、健さんもファンもさみしがる」とした上で、「通学や通院に利用する人もいる。このままなくなったら困る」と路線維持を求める。

 北海道のほぼ中央に位置する富良野市は、同市に乗り入れる全2路線3線区が対象となり、南富良野町の観光関係者は美瑛・富良野地域の孤立を懸念。「観光面から見た交通網の再編も考えなければならない。8月の台風被害にも遭い、泣きっ面に蜂だ」と眉をひそめた。

 また、協議対象になった室蘭線岩見沢-沼ノ端間の栗山駅で、列車を待っていた由仁町の岩元好美さん(75)は「1人暮らしの年金生活者にとって、列車は大切な生活の足。今春のダイヤ改正で便利な昼前の列車がなくなった」と不安を吐露。通学に利用している岩見沢緑陵高2年の高橋茉那さん(17)は「運賃は片道360円。バスなら600円かかる。列車は冬も事故がなく、定時運行なので安心なのに……」と話した。

 根室線釧路-根室間の厚岸駅から通う釧路工高2年の斉藤稜平さん(17)は「バスは料金がかさむから、親の負担が増えてしまう」、入院中の夫の見舞いに週3回ほど利用しているという浜中町の坂下光子さん(66)は「私は車の運転免許がなく、息子も仕事で忙しい。JR以外の移動手段を考えたことがない」と不安な様子だった。

方向性の提示必要
 JR北海道の企業体質に詳しい加藤敬太・小樽商科大准教授(経営組織論)の話 JR北は脱線事故やレール検査改ざんなど一連の問題を起こした。その会社がこれからどう変わっていくか方向性も提示する必要がある。ビジョンを示さず、廃止対象の路線を公表したことに違和感を拭えない。台風で被災した根室線富良野-新得間を復旧させず、そのまま廃止方針を示したことも「被災したから廃止するのではないか」と思わせる。


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