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新・鉄道綜合スレ

1037チバQ:2016/11/19(土) 11:50:44
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/dohoku/1-0339743.html
要衝・旭川に衝撃 JR石北、富良野、宗谷線「維持困難路線」に
11/19 07:00

 JR北海道が18日正式発表した「JR単独では維持が困難な路線」には、石北線新旭川―網走間、富良野線富良野―旭川間、宗谷線名寄―稚内間と、道北の住民の足を支える鉄路の多くが含まれた。各路線の起点・終点となる旭川市や周辺自治体でも改めて危機感が募る。すでに宗谷線存続を訴える沿線の協議会に加入するなどした旭川市は、道北を広く覆う形となった鉄路の将来への不安に対し「一自治体で判断できる問題ではない」と、さらに富良野など周辺にも協議の場の設置を呼びかける方針だ。

 JR北海道の発表によると、旭川市の関わる3区間は輸送密度200人以上2千人未満で、国鉄時代なら「原則廃止対象」だった路線。同社は利用の少ない駅の廃止や運賃値上げ、鉄道の設備を自治体が所有する「上下分離方式」などの検討が必要としている。

 旭川市には17日、JRの旭川支社長らが訪れ、事前に概要を説明。同市によると、JR側は今後どういう方策が取れるか協議したいとの意向を示し、上下分離方式には「すぐに『下』(鉄道設備)部分の負担をお願いするということではない」と理解を求めたという。市側はこれに対し、沿線自治体がまとまった形で協議に応じる考えを伝えた。

 同市は10月、宗谷本線活性化推進協議会に加わって宗谷線存続に向けた要望活動などを行い、石北線ではオホーツク圏活性化期成会と連携している。

 一方、富良野線(54・8キロ)は沿線を網羅する既存組織がない。西川将人市長はJRの説明について報告を受け、富良野市など関係自治体と情報交換するよう担当の地域振興部に指示。18日、北海道新聞の取材に「すぐではなくても厳しい現実は待ち受ける。JRの示す方策以外にも有効な手だてがないか、JRや沿線自治体としっかり協議したい」と述べた。

 同部は「現時点で(財政的)負担をする意識は持っていない」とするが、「利用密度だけでなく、駅間の利用状況なども示してもらわなければ検討は進まない」との認識も示した。

 高校生の通学や観光で富良野線の重要度が高い美瑛町には16日にJRが説明。塚田聡仁副町長は「JRと町が直接話し合うのではなく、道を含め沿線全体で協議すべきだ。経営が苦しいのは分かるが、地域を守る責任は重い」と訴えた。

 危機感は民間企業も同様で旭川商工会議所の新谷龍一郎会頭は「道北・道東方面のこれほど広範囲の路線が対象となり、驚いている」。地方路線は農水産物を貨物列車で運ぶほか、ビジネスや観光、地域住民の利用もあるだけに「経済、生活に大きな影響を与えかねず、心配だ」とした。

 一方、宗谷線のうち第三セクターの北海道高速鉄道開発(札幌)が設備を所有する旭川―名寄間(76・2キロ)について、JRは当面は単独維持するとしたが、安全な鉄道サービスを持続する「費用を確保できない」とし、将来的に地元の負担増を求める方針。同区間に位置する比布町は町の独自予算で駅舎を建て替えたばかりで「鉄道は移住を検討する人へのPRポイント。鉄道をより利用してもらえるよう町としても行動したい」としている。


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