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新・鉄道綜合スレ

1043チバQ:2016/11/19(土) 12:42:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20161119ddlk01020121000c.html
<JR北海道>5割維持困難 「再生努力したのか」 住民は戸惑い、憤り /北海道
10:46毎日新聞

 「採算だけの問題ではない」「経営努力が足りないのではないか」--。JR北海道が全体の約5割に当たる10路線13線区を単独での維持困難と正式発表した18日、廃止や負担増の提案を突き付けられた沿線の自治体と住民からは戸惑いや憤りの声が上がった。この他に「協議の対象となる可能性がある区間」も示され、更なる路線縮小への不安が広がっている。

 ◇札沼線

 「人口減少とはいえ、現に暮らす住民がいるのに」。札沼線の新十津川駅(新十津川町)前で乗降客に休憩所を提供する後木幸里さん(85)は、この日のJR北の発表を悔しがった。

 札沼線は、北海道医療大学-新十津川間(47・6キロ)がバス転換を検討するとされた。浦臼(浦臼町)までの列車は1日1往復だけで、生活の足として使う人はほとんどいない。ただ約2・5キロ東には多くの特急列車が走る函館線の滝川駅があり、滝川市街地に向かう観光客らが地域住民と談笑できるスポットをと2年前に「寺子屋」を開設した。

 わずかに増えた観光客に「街再生の起爆剤になる」と期待を膨らませた中での鉄路廃止提案。「再生にとことん努力したとは見えない。採算に合わないのは昔から分かりきったことで、本州とは違う基準で論じてもらいたい」と訴えた。

 出張先の東京にいた熊田義信・新十津川町長は「JRはわが身を切らず、自分の都合で地方に負担を押しつける」と語気を強めた。

 この日の朝、JR北の小山俊幸常務が札沼線沿線の月形町役場を訪れ、上坂隆一町長に発表があることを伝えた。上坂町長は「公共交通を担う会社で、採算だけで判断すべきでない。先人が残してくれた遺産の廃止には怒りを感じるし、納得できない」と存続を求める決意を示した。【渡部宏人、千々部一好】

 ◇根室線

 根室線は、釧路-根室間(135・4キロ=通称・花咲線)と滝川-富良野間(54・6キロ)の2区間が地元との協議対象とされ、富良野-新得間(81・7キロ)はバス転換などが提案された。

 総合病院への通院のため浜中町奔幌戸(ぽんぽろと)から2カ月に1度、列車で釧路市に来るという女性(63)は「もし花咲線がなくなったら、もう出てこられない」と嘆く。仮にJRが使えなくなると、路線バスでは乗り換えも必要で往復料金は2倍以上になるといい「何としてでも存続してもらいたい」と話した。

 釧路町別保から約20分かけて釧路市内まで通勤している男性(51)も「バス料金は高い。鉄道がなくなったり値上げとなったりすれば、影響は大きい」と険しい表情を見せた。

 根室市の長谷川俊輔市長は「路線見直しだけで赤字を解消しようとする方針は慎重に判断すべきだ。上下分離方式も含めて、沿線自治体に負担を求める方針が示されたことは拙速な判断で、受け入れられない」とコメントした。

 一方、富良野までの区間のバス転換が示された新得町だが、帯広や札幌方面への特急が走る路線に比べると利用者は少ない。町内会長を務める丹羽鶴松さん(78)は「旭川市の親類に会う時は車を使うので、何十年も汽車に乗ったことはない。利用者はほとんどなく、JRは空気を運んでいるようなもの」と理解を示した。【平山公崇、本間浩昭、鈴木斉】


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