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第24回参議員議員選挙(2016年)
2184
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:07:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000024-mai-pol
<参院選>野党共闘 及ばず 複数区、比例に課題
毎日新聞 7月11日(月)2時51分配信
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<参院選>野党共闘 及ばず 複数区、比例に課題
岡田克也・民進党代表(後列右から2人目)ら野党幹部と共に支持を訴える杉尾秀哉氏(同3人目)=長野市のJR長野駅前で2016年7月6日、巽賢司撮影
◇1人区、一定の効果
参院選では全国32の改選数1の「1人区」全てで野党4党が候補を一本化して臨み、一定の効果はあった。ただ、改選数3以上の選挙区で野党候補が乱立し、比例代表名簿の統一には至らず、「自民1強」は崩せなかった。与党は「自公対民共」の構図を強調。「野合」批判で保守層や無党派層を引きつけることを狙った。
【写真特集】参院選 落選した主な候補者
自民党はほとんどの1人区で公明党の推薦を確保して組織戦を展開し、21勝11敗と勝ち越した。一方、民進、共産、社民、生活の野党4党は共闘して対抗。「改憲勢力の3分の2阻止」や、安倍晋三首相の経済政策を批判して「アベノミクスのうたげは終わった」(岡田克也・民進党代表)などと訴えた。論戦はすれ違い気味だったが、13年参院選の1人区で自民に29勝2敗(当時31選挙区)を許したのに比べれば、野党の対抗力が強まった形だ。
ただ、改選数3以上の選挙区で民進候補と共産候補が共倒れになるケースもあり、反安倍政権の比例票も割れた。野党の比例統一名簿を主張していた生活の党の小沢一郎共同代表は10日夜の記者会見で「統一候補は大きな一歩だが、反省しながら、国民が認めてくれる受け皿を進めることが今後の課題だ」と総括した。
共産党の志位和夫委員長も党本部での記者会見で「11の勝利は最初のチャレンジとしては大きな成功だ。第2、第3段階に発展させたい」と満足げな様子を見せた。岡田氏はNHK番組で「3年前の(参院選の)どん底から回復の途上だが十分ではない」とし、野党共闘について「市民を巻き込んだ新しい政治を加速させたい」と強調した。
一方、自民党の谷垣禎一幹事長はネット番組で「私どもの応援の方々には、(民進党が)共産党と一緒になったことに非常にアレルギーが多かった」と指摘。TBS番組では「他律的勝利だ」と述べ敵失による勝利だとの認識を示した。高村正彦副総裁も文化放送の番組で「野党がしていた経済政策の糾弾に、国民の審判が下ったと思っている」とアベノミクスに自信を見せた。ただ、稲田朋美政調会長はTBS番組で「共産が候補を降ろして1人区が厳しい」とも認めた。
今回、自民党は北陸や九州などで順当に勝ち、参院選に限ると福井は9連勝、和歌山、山口、鹿児島で6連勝となった。野党4党は民進公認を15人、共産公認を1人、無所属統一候補を16人立てた。民進は輿石東副議長が引退した山梨で議席を守り、改選数2から1人区となった宮城、長野でも議席を確保。岩手、山形、新潟、沖縄で無所属候補が当選した。
選挙戦では「自公対民共」を強調する安倍首相の野党攻撃が目立った。「理念も政策も違うのに候補を統一し、まさに野合、無責任だ」「気をつけよう、甘い言葉と民進党」などの挑発を繰り返した。志位氏は「首相は野党共闘が怖くて仕方ないから全国で悪口を言っている」と反論したが、批判合戦の中でアベノミクスを巡る論戦は空回り気味だった。【小田中大】
2185
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:08:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000504-san-pol
参院選・大阪 橋下氏不在、出遅れも組織力と競争でカバー…おおさか維新、本拠地で完勝
産経新聞 7月11日(月)0時21分配信
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参院選・大阪 橋下氏不在、出遅れも組織力と競争でカバー…おおさか維新、本拠地で完勝
当選確実となり握手を交わす浅田均候補(右)と高木佳保里候補 =10日午後、大阪市北区(竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)
与野党が入り乱れた激戦の大阪選挙区(改選数4)では、おおさか維新が2議席を獲得し、本拠地で底力を見せた。橋下徹前代表の政界引退後、事実上初の国政選挙。党の今後を占う重要な戦いを橋下氏抜きで乗り切り、党内には安堵(あんど)感が広がった。
おおさか維新新人の浅田均氏(65)と高木佳保里氏(43)の当選確実が伝わると、開票センターが設けられた大阪市内のホテルでは、所属議員が「完勝や」と歓声を上げた。
「大阪での改革を全国に広げ、納税者が納得できる税金の使い方にする第一歩としたい」
代表の松井一郎大阪府知事はこう語り、「憲法審査会でまじめな議論をしていきたい」と憲法改正にも意欲をみせた。
簡単な戦いではなかった。党を牽引(けんいん)してきた橋下氏が昨年12月、大阪都構想の住民投票での敗北を受け、表舞台から去った。
「民進や共産にみすみす議席を渡す必要はない」
橋下氏の後を受けた松井氏は、6年前の改選時より1議席増えた大阪選挙区で2人擁立を模索したが、橋下氏不在の影響が見通せず擁立作業は滞った。
決断したのは5月中旬。公募を経て、高木氏が候補者に決まったときには公示まで20日を切っていた。
出遅れをカバーしたのは、母体である地域政党「大阪維新の会」が培ってきた組織力だった。
大阪府議団が府議出身の浅田氏を、大阪、堺両市議団と国会議員団が高木氏を支援する態勢を決定。両陣営が「切磋琢磨(せっさたくま)」して票を掘り起こした。ある幹部は「競い合うことで勢いが生まれた」と振り返った。
本拠地で完勝し、「改憲勢力」として国政でも存在感を発揮できる見通しとなったが、「議席が1桁では勝ったとはいえない」と松井氏。党名についても「これ以上こだわると『大阪だけが大事なのか』といわれてしまう」として、変更を示唆した。
設計図の練り直しを進める都構想に関しても、今回の結果が「都構想への賛成の意思表示とは思っていない」と述べるにとどめた。
2186
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:08:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000518-san-pol
参院選・山梨 「山梨の政治史に残る選挙だ」後継者当選で輿石氏感極まる
産経新聞 7月11日(月)1時17分配信
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参院選山梨選挙区は10日、民進党公認の新人、宮沢由佳氏(53)が自民党公認の新人、高野剛氏(68)を破った。民進は今期で引退する輿石東氏が3期18年間、出身母体の県教職員組合(山教組)の全面支援で維持してきた議席を、後継の宮沢氏が死守した。自民は安倍晋三首相が2回来県したものの、議席奪回の悲願を果たせなかった。無所属で元職の米長晴信氏(50)、幸福実現党公認の新人、西脇愛氏(31)も及ばなかった。投票率は前回(平成25年)を2・18ポイント上回る58・83%となったが、18、19歳の投票率は47・78%にとどまった。
甲府市上阿原町の選挙事務所では午後10時20分、テレビの開票速報で宮沢氏の「当選確実」の一報が流れると、当落の決定を待ちあぐねていた大勢の支持者から、拍手と歓声がわき起こった。宮沢氏は万歳で陣営幹部と勝利を祝った後、支援者に深々と頭を下げた。「皆さん一人ひとりのお力添えで当選できました。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
長年、ともに活動してきた子育て支援団体の女性たちが宮沢氏に駆け寄り、喜びを分かち合った。
宮沢氏は「立場、党派を超えて、未来の平和と子供たちの笑顔のために、私を応援してくれた皆さんに感謝したい」と述べ、野党共闘の成果を訴えた。
陣営を陣頭で指揮した輿石氏は「有権者の良識の勝利。選対をはじめ、みんなの心が一つになった。山梨の政治史に残る戦いだったと思う」と感激で声を震わせながら喜びを語った。
選挙戦は序盤、知名度と組織力を誇る自民・高野氏に先行された。それでも、最終盤の山教組の動きや、同氏が長年の子育て支援活動を通して培った女性を中心としたネットワークが、集票に大きく貢献した。
選対本部長を務めた中島克仁衆院議員は「最終的には野党が一致したことが、この結果を出したと思う」と初の野党共闘を評価した。さらに、「子育て支援など宮沢氏が取り組んできたことが有権者に広がり、民進党の政策と“車の両輪”となった」と宮沢氏の勝因を分析した。
◇
一方、甲府市国母の高野氏の選挙事務所。テレビの開票速報で宮沢氏の「当選確実」が伝えられると、支援者から大きなため息がもれた。
沈痛な面持ちで姿を現した高野氏は「『経済優先』の訴えが届かなかった。結果として保守が一枚岩になれなかったのは、私の努力不足だ」と話した。森屋宏選対本部長も「(保守一本化は)当初からのテーマだった。成し得なかったことを真摯に受け止めなくては」と無念さをにじませた。
高野氏は、長年の県議経験と政権与党の“パイプ”を強調し、地域経済の活性化などを訴えた。しかし、有権者の心には十分に響かなかった。
今回、県連は党を支持する100を超える業界・各種団体を初めて一本化した。党本部も安倍首相に加え、石破茂地方創生担当相、岸田文雄外相ら主要閣僚を相次いで来県させ、「万全の支援」(県連幹部)で臨んだ。
だが、高野氏は過去の国政選挙への対応や県議会の会派対立に苦しんだ。
最近では、県議会で3月に議長人事をめぐり、自民党内の会派対立がエスカレートし、流会による予算廃案の事態に発展。高野氏は当時、まだ県議だった。
高野氏と対立してきた「自民党山親会」のある県議は公示前、「面従腹背だ。選挙に力が入らない」と言い切るなど、県連は結束力に欠けた。さらに、保守層にも支持者が多い元職の米長氏の立候補で、票の一部が取り崩された。
2187
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:09:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000023-ryu-oki
大差勝因は「県民の怒り」 伊波氏、国会へ院内会派も視野
琉球新報 7月11日(月)15時34分配信
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大差勝因は「県民の怒り」 伊波氏、国会へ院内会派も視野
伊波洋一氏
琉球新報社は11日、参院選沖縄選挙区で初当選した伊波洋一氏(64)を那覇市天久の琉球新報本社に招き、米軍普天間飛行場の返還・移設問題や憲法改正などの政策課題への対応について聞いた。聞き手は普久原均編集局長。
(12日付朝刊に詳報)
事実上の一騎打ちを展開した現職大臣と10万票の大差がついたことについて伊波氏は「安倍政権が沖縄を介さず基地を押し付けるということに対して、県民の怒りが満ちている。相手候補を当選させないということが1票につながった」と分析した。
国会では当面、無所属で活動することになるが、「院内会派が形成できるのであればやっていきたい。政治集団を形成しない手もない」との認識を示した。
【琉球新報電子版】
2188
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:44:55
【北海道】
自民は票割に失敗ですね。足せば自民のほうが票取れてますね
当 長谷川岳 (現) 自民党 648,269
当 徳永エリ (現) 民進党 559,996
当 鉢呂吉雄 (新) 民進党 491,129
柿木克弘 (新) 自民党 482,688
森英士 (新) 共産党 239,564
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0291905.html
大接戦 鉢呂氏が執念 道選挙区 民進、票のすみ分け的中
07/11 07:00
改選数が2から3に増えた参院選道選挙区は、最後まで結果が見通せない大接戦の末、民進党が2議席を勝ち取り、かつての「民主党王国」の意地を見せた。全国的に自民党が躍進する中、現職が組織型の選挙に徹し、新人は無党派層の取り込みを狙ってすみ分けを図り、道内での復調の足がかりをつかんだ。自民党は知名度のない道議出身の新人に支援を一点集中させたが、2議席目は獲得できなかった。
「ほっとした。これが道民の民意だと国政に伝えていかなければならない」。11日未明、現職の徳永エリ氏(54)に続き、新人の鉢呂吉雄氏(68)が滑り込むと、民進党道連の佐々木隆博代表は興奮気味に語った。
道内の民進党勢力は、前身の民主党時代に政権から落ちた2012年衆院選、13年参院選、14年衆院選と、道内での国政選挙で、自民党に首座を奪われ続けてきた。トップ当選は自民党現職の長谷川岳氏(45)に譲ったものの、改選3議席中2議席を占めたことで久々に「勝利感」が漂った。
道選挙区は改選数2の時代、過去6回にわたって自民、旧民主両党の「指定席」だった。民進党は「安倍政権の暴走を止める」(道連幹部)と2人擁立を決めたものの、徳永氏に続く候補選びは難航。元経済産業相の鉢呂氏が岡田克也代表の説得を受け入れたのは選挙3カ月前の4月だった。
党道連は当初、支援団体の連合北海道を構成する労働組合の票の一部を鉢呂氏に回し、2人当選させる戦略を描いていた。だが10年の参院選道選挙区では、連合が丸抱えで支援した候補が敗れている。連合は「組織の力を分散すれば『2連敗』の恐れがある」として徳永氏の支援に集中した。
だが、この構図が結果的に功を奏した。2人が互いにせめぎ合いながら、組織と無党派層の支持者をそれぞれ掘り起こし、票をうまく分け合った。
鉢呂氏の売りは、社会党、民主党時代から衆院議員として計7回当選し、知事選にも出馬したことがある知名度だった。フリーキャスターの佐藤のりゆき氏や古くから付き合いがある連合OBらの支援を取り付けた。敵陣にも平気で入っていく大胆な選挙手法は健在で、ススキノ交差点に夜遅くまで立つなど札幌重点の作戦を展開した。
徳永氏は、無党派層を取り込んだ前回選挙から一転、労組票が流出するのを防ぐ「守りの選挙」を強いられた。しかし、ふたを開けてみれば唯一の女性候補であることや、元テレビリポーターとしての知名度も武器となり、早々と当確を決めた。
2189
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:45:17
共産党新人の森英士氏(38)は民進党候補の間で埋没した。終盤情勢で森氏が勢いを失うと、上田文雄前札幌市長らが共産党支持者に「死に票」としないよう呼びかけ、一部が民進党候補に流れたとみられる。皮肉な形で「野党共闘」が成立した可能性があり、共産党道委員会の青山慶二委員長は「党への期待や反応は大きかったのに、改選数が変わっていろいろな力学が働いた」と肩を落とした。
一方、最後まで知名度不足に苦しんだ自民党新人の柿木克弘氏(48)は11日未明、札幌市中央区の事務所で「謝って済まない話かもしれないが、一言おわびさせていただきたい」と憔悴(しょうすい)しきった表情で語った。
安倍政権が高い内閣支持率を維持し、「改憲勢力3分の2」も視野に入れる今回、自民党にとって「2議席確保」は当然視された目標。現職の長谷川氏に続く2人目の候補として選ばれたのが、美唄市選出で道議当選5回の柿木氏だった。
「道議会のど真ん中でにらみを利かせる政策通」(高橋はるみ知事)と評価され、当初は「札幌の長谷川、地方の柿木」のすみ分けが可能とみられたが、一向に浸透しなかった。焦りを募らせた自民党の茂木敏充選対委員長は5月9日、道連幹部を東京都内に呼び寄せ、「道議が全面的に柿木でやらないと話にならない」とげきを飛ばした。
異例の支援体制が続いた。道議50人の大半が柿木陣営に入り、企業、団体のトップを何度も集めて「長谷川より柿木を」と号令をかけた。公明党や創価学会にも、柿木氏に手厚く票を振り分けるよう頭を下げた。道内に入った菅義偉官房長官や小泉進次郎衆院議員らは柿木氏のみを応援。陣営幹部から「これだけやって負けたら本人の問題」と突き放す声も出ていた。
8日に道内入りした安倍晋三首相は「いけるんじゃないか」と周囲に手応えを語ったが、及ばなかった。
長谷川氏は柿木氏に自民党の組織票をはがされる中、YOSAKOIソーラン祭り創始者の知名度や現職の実績を生かし、6年前に続いてトップ当選した。道幹部は「これだけ柿木氏に傾けても長谷川氏が強いということは、市民団体など従来の自民党と違う層から支持されているということだ」と振り返った。(報道センター 仁科裕章、佐藤陽介)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0291941.html
選挙速報でミス 道新ホームページ
07/11 03:25
参院選道選挙区の開票速報で、北海道新聞社が11日未明、鉢呂吉雄氏の当選確実を速報する際、同社のホームページ「どうしんウェブ」と、メール速報などのスマートフォン・携帯向けサービスに、誤って「柿木克弘氏が当選確実」との速報を配信した。
誤った速報は11日午前0時半ごろから約5分間掲載された。担当者が入力ミスしたのが原因。
北海道新聞社電子メディア局の話 どうしんウェブとスマホ・携帯向けサービスの利用者および関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしたことをおわびします。
2190
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:49:15
【千葉】水野は共産にも負けたか
当 猪口邦子 (現) 自民党 760,093
当 元栄太一郎 (新) 自民党 577,392
当 小西洋之 (現) 民進党 472,219
浅野史子 (新) 共産党 351,561
水野賢一 (現) 民進党 314,670
高橋正夫 (新) 無所属 57,329
香取成知 (新) こころ 50,098
古川裕三 (新) 諸派 23,777
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk12010343000c.html
<2016参院選ちば>自民、堅く2議席 民進、1議席失う(その1) /千葉
15:28毎日新聞
第24回参院選は10日投開票され、千葉選挙区(改選数3)では、自民党現職の猪口邦子氏(64)、自民党新人の元栄太一郎氏(40)、民進党現職の小西洋之氏(44)が当選した。自民は知名度の高い猪口氏が他の候補者を引き離し、元栄氏も組織票を固め、45年ぶりに2議席を獲得した2013年参院選に続いて完勝した。民進も2議席を狙ったが、旧みんなの党幹事長だった現職の水野賢一氏(49)が議席を失った。共産党も新人の浅野史子氏(45)が初議席を目指したが及ばなかった。当日有権者数は520万1477人(男258万8201人、女261万3276人)。
◇猪口氏、知名度生かし
「おめでとう!」。再選が確実になると、千葉市中央区の事務所では、猪口氏を支援者が拍手と歓声で迎え入れた。おなじみの黄色いスーツで登場した猪口氏は「感謝の気持ちでいっぱい。訴えてきたことをやり抜いていきたい」と、満面の笑みで支援者らと喜びを分かち合った。
猪口氏は2005年の衆院選比例代表東京ブロックで当選したが、10年参院選で千葉選挙区にくら替えして初当選。その直後から6年間、千葉市をはじめ、県内各地の駅頭でのつじ立ちを続け、地道に支持を広げてきた。
選挙戦では、国際政治学者としての経験や国連軍縮会議議長を務めた実績に加え、小泉内閣で当選1回ながら少子化・男女共同参画相を務めるなどして得た高い知名度を生かして終始リードした。アベノミクスの継続や核軍縮、給付型の奨学金制度の導入を訴えたほか、女性であることも前面に押し出し、自民支持層だけでなく無党派層にも浸透した。【小林多美子】
◇元栄氏が初当選
新人候補としての新鮮さをアピールしてきた元栄氏。開票速報番組で早々に「当選確実」が出て、千葉市中央区の事務所は大歓声に包まれた。「ありがとうございました」と頭を下げた元栄氏は「身の引き締まる思い。きょうは始まりの始まり。『送り出して良かったな』と言ってもらえるまで、全身全霊で頑張る」と決意を述べた。
米国イリノイ州生まれで神奈川県育ちと、千葉とは縁の薄い「落下傘候補」だった。知名度不足が懸念されたが、自民の石井準一参院議員や県議らの手厚い支援を受けて組織戦を展開。都市部から郡部まで足を運び、集会を開くなどして顔を売り込んできた。
公示後は、相談内容に応じた弁護士を気軽に検索できるインターネットサイト「弁護士ドットコム」の創設者であることや40歳の若さを前面に出した。党本部からも安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官ら大物議員が駆けつけて全面的にバックアップした。【阿部義正】
◇浅野氏、浸透できず
浅野氏の落選が確実になると、千葉市中央区の共産党県委員会に集まった支援者たちからため息が漏れた。
1人区では野党共闘体制をとった共産だが、改選数3の千葉では、02年参院補選以来8回目の国政挑戦となる浅野氏を擁立した。
3児の母でもある浅野氏は「誰の子どもも殺させない」と、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法の廃止や憲法9条改正反対を訴え、安倍政権の「アベノミクス」からの転換を強調した。
給付型奨学金の充実や保育施設の増設なども公約に掲げ、子育て世代や無党派層への食い込みを狙った。浅野氏は「悔いが残るのは事実だが、一緒に戦ってくれた仲間にお礼を言いたい」と述べた。【田ノ上達也】
2191
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:49:33
◇野党は戦略の再考を 選挙取材班キャップ・川名壮志
千葉選挙区では、自民が3議席のうち2議席を奪い、選挙前に与党1、野党2だった構成を逆転させた。参院選の最大の焦点は、非改選も含めた改憲勢力が参院で憲法改正の発議に必要な「3分の2」を占めるかどうかだった。その阻止を掲げた野党の「共闘のほころび」を突き、自民が完勝した。
公示直後の毎日新聞の世論調査では、参院選後、改憲手続きを進めることに県内の44%が「反対」と答え、「賛成」の39%を上回った。最も重視する争点でも「憲法改正」が13%を占め、「アベノミクス」の12%を超えた。自民が必ずしも県民の強い支持を得ていたわけではなかった。
だが、1人区で候補者を一本化した民進と共産は、3人区の千葉では独自候補を擁立し、受け皿になりきれなかった。6日に千葉市で遊説した共産の志位和夫委員長は、野党共闘を強調しつつも「民進」と口にしたのは一度だけ。公示後3度も千葉入りし、浅野氏への支持を強く訴えた。一方、党本部の強い意向で現職2人を立てた民進は終盤、共倒れを防ぐために小西氏一人の支援に傾注せざるを得なかった。野党に自民を切り崩す知恵も余力も残っていなかった。
出口調査(共同通信社)によると、無党派層の選挙区での投票先は民進と共産を合わせて56%を占めた。自民を21ポイントも上回っており、無党派層は野党に傾いていた。憲法改正の発議をさせない--。それを最優先するならば、千葉でも野党は協調し、是が非でも2議席を狙うべきだった。
年内にも予想される衆院選の県内13選挙区のうち、民進は10、共産は9で既に候補者擁立を決めた。今回の結果は、野党に戦略の再考を迫っている。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk12010138000c.html
<2016参院選ちば>自民、堅く2議席 民進、1議席失う(その2止) /千葉
15:28毎日新聞
◇小西氏は再選決める 無党派層にも浸透
安全保障関連法廃止と改憲阻止を強く訴えた小西氏が、反自民票を広く集めて再選し、民進の議席を守った。
千葉市中央区の事務所では、投票終了とほぼ同時に小西氏当選確実の報が流れると、支持者から「よし!」と大きな声が上がり、駆けつけた小西氏を拍手で迎えた。小西氏は「安倍政治で希望が持てない有権者の1票が積み重ねられた結果。安保法制は法治主義の立場から許してはならないもので、全力で追及していきたい」と改めて決意を示した。
選挙戦では連合の支援を受けながら、「アベノミクスで格差が固定化されている」と安倍政権を批判。脳卒中で倒れた父親の21年にわたる介護経験を交えながら「皆で支え合う共生社会を」と呼びかけた。総務省などで官僚として積み重ねた経験のほか、民主党政権当時に社会保障政策を立案した実績を挙げて有権者にアピールし、「民主主義を取り戻す」と、改憲阻止も訴えて無党派層もつかんだ。【渡辺暢】
◇水野氏、出遅れ響く
みんなから出た6年前に続く再選を目指した水野氏。民進発足直前に旧民主会派に合流したため公認が4月にずれ込むなど出遅れが響き、議席を失った。
午後9時すぎ、千葉市中央区の事務所に姿を現すと「アピール不足、力不足だった。有権者の審判を真摯(しんし)に受け止めなければ」と敗戦の弁を述べ、支援者一人一人に頭を下げて回った。今後の政治活動については「未定です」と話した。
自民衆院議員を4期務めた後、みんなへ。幹事長だったが解党し、無所属を経て民進に加わった。「保守中道」の立場を強調し、消費増税延期を「アベノミクスの行き詰まりの証明」と指摘。公的年金積立金の運用なども批判し、行財政改革を訴えた。【北川仁士】
2192
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:51:50
【神奈川】千葉に同じく 金子は共産にも負けた
当 三原じゅん子 (現) 自民党 1,004,877
当 三浦信祐 (新) 公明党 629,582
当 真山勇一 (元) 民進党 582,127
当 中西健治 (現) 無所属 524,070
浅賀由香 (新) 共産党 487,729
金子洋一 (現) 民進党 448,954
丹羽大 (新) おおさか維新の会 218,853
森英夫 (新) 社民党 76,424
清水太一 (新) こころ 50,256
佐藤政則 (新) 無所属 32,113
片野英司 (新) 諸派 25,714
壱岐愛子 (新) 諸派 21,611
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk14010186000c.html
<2016参院選・かながわ>与党全勝、3議席 民進、1議席死守(その1) /神奈川
14:20毎日新聞
第24回参院選が10日投開票され、12人が立候補した神奈川選挙区(改選数4)の当選者が決まった。自民現職の三原じゅん子氏(51)が元女優としての知名度の高さを生かし、トップ当選。自民の推薦を受けた公明新人の三浦信祐氏(41)が初当選、無所属で戦った後、自民が追加公認した現職の中西健治氏(52)も再選を果たし、与党候補は全勝で3議席を確保した。野党は激戦の末、無党派層にも浸透した民進現職の真山勇一氏(72)が、共産新人の浅賀由香氏(36)、民進現職の金子洋一氏(54)との競り合いを制し、民進は旧民主から続く議席を死守した。
◇三原氏トップ当選
午後8時の投票終了と同時にテレビで「当選確実」の速報が流れると、三原氏は横浜市中区の事務所で支援者と万歳。「皆さんのおかげで勝利できた。育児や介護での女性の負担を減らせるよう、社会保障政策に力を入れたい」とかすれた声で抱負を語った。
自民公認候補として県連の全面的な支援を受け、組織戦を展開。元女優で知名度も高く、街頭演説はいつも握手や写真撮影を求める人だかりができた。人気を票に結びつけるため、精力的に各地を回って有権者との触れ合いを重ねた。
報道各社の序盤情勢調査で「優勢」と伝えられた後も、菅義偉官房長官など閣僚らが応援に入って引き締めを図り、圧勝となった。
◇公明・三浦氏が笑顔
三浦氏は午後8時すぎ、横浜市中区の事務所で、支援者に何度も頭を下げて「幼児教育無償化など、国がしっかりバックアップして経済活動に不安のない社会を作りたい」と誓った。公明としては2013年参院選で初当選した佐々木さやか氏に続き、神奈川選挙区で初めての2議席獲得となった。
党の支持母体、創価学会の組織票を固め、推薦を受けた自民の支持層も取り込んだ。菅義偉官房長官が地元支援者の集会に招いて支持を呼びかけたほか、公示後は谷垣禎一幹事長や安倍晋三首相も応援演説に駆け付けた。
知名度不足を克服するため、人が多い横浜、川崎両駅前などで街頭演説を多くこなし、ツイッターやフェイスブックも駆使した。
◇追加公認 中西氏も再選
11日午前0時20分、「当選確実」と報じられると、横浜市中区の事務所は歓喜に包まれた。支援者約80人に祝福された中西氏は「当選できたのは(有権者が)経済政策を前に進めてほしいということだと思う。経済の成長力を高めていきたい」と語った。自民党は中西氏を追加公認した。
2010年参院選は旧みんなの党公認で当選したが、14年の解党後は無所属に。今回は麻生太郎副総理兼財務相の主導で自民の推薦を受け河野太郎防災担当相など麻生派の県選出国会議員らが支援。麻生氏自身もたびたび応援に駆け付けた。
外資系証券会社に21年間勤務した経験から、経済通をアピール。企業や経済団体の票を取り込み、経済への関心が強い会社員ら無党派層にも食い込んで混戦から抜け出した。
◇三原氏、幅広く浸透 出口調査分析
共同通信社の出口調査によると、自民現職の三原じゅん子氏は、全年代、男女別いずれでも最多の支持を得ており、幅広い層に浸透していたことをうかがわせた。
支持政党のない無党派層からの支持を得たのは真山勇一氏がトップで、以下、浅賀由香氏、三原氏と続いた。野党が無党派層から一定の票を集めたといえそうだ。
自民支持層は5割強が三原氏に、3割弱が中西健治氏に流れた。一方、2人を公認した民進の支持層は4割が金子洋一氏に、5割弱が真山氏に投票。三浦信祐氏は公明支持層の8割を、浅賀氏は共産支持層の8割を取り込んだ。
憲法改正への賛否を問う質問では、年代別では、賛成は20代が5割強で最も多く、反対は60代が5割強で最も多かった。男女別では賛成は男性が5割弱、女性は3割強だった。
支持政党別では、賛成が上回ったのは自民、公明など。逆に民進、共産、社民支持層では反対が8〜9割に上った。
2193
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:52:48
◇投票率55・46%
今回参院選の神奈川選挙区の投票率は55・46%で、前回2013年参院選の54・47%を上回った。当日有権者数は757万7073人だった。投票時間が現行の午後8時までに延長された1998年以降、補選を除く過去6回の投票率は55%前後で推移してきた。
14年衆院選の県内投票率は53・88%で、12年衆院選(59・87%)を大きく下回り戦後最低を記録。政治への関心低下が指摘されているが、今回は公職選挙法の改正で18、19歳が投票する初めての国政選挙で、若者の投票行動が注目されていた。
そうした中、大学のキャンパスに臨時の期日前投票所を設置するなど若年層を意識して投票率アップを目指してきた。
期日前投票者数は101万7179人で前回より16・44%増えた。制度が定着してきたことに加え、前回よりも選挙期間と期日前投票期間が1日長いことが影響したとみられる。【太田誠一】
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇政策論争深まらず
与野党対決に加え、与党、野党それぞれが内部で票を奪い合う混戦となった神奈川選挙区は、自民、公明の公認候補が議席を確保し、全国の傾向と同様に自公政権の堅調ぶりが表れた。だが、選挙戦の激しさとは裏腹に、有権者が期待した論争は深まらなかったと指摘せざるを得ない。
政策論争を振り返りたい。公示直後の毎日新聞の世論調査では、県内有権者が重視する争点は「年金・医療」「憲法改正」などだった。だが、街頭演説で年金・医療に力を入れた候補は少なく、改憲も反対する野党候補が訴えるばかりで、与党候補はほとんど触れなかった。私は公示に際し、大きな争点だけでなく神奈川の未来も語ってほしいと書いたが、そうした議論も盛り上がらずじまいだった。
加えて、終盤が近づくにつれ、無党派層を取り込む狙いからか、通行人との握手や名前の連呼に精を出す主要候補の姿が目立った。今回は18、19歳が初めて投票できる国政選挙なのに、旧来と代わり映えしない光景だった。これでは若者の政治に対する関心が高まるとは思えない。
激戦区の割に今ひとつ盛り上がりを欠いた印象がぬぐえない。とはいえ、投票した県民の「民意」が託されたことは確かで、当選者の仕事はこれからだ。国会などでどんな働きをするのか、ぶれずに公約を実現できるのか、私たちは注視していかないといけない。それが選んだ有権者の責任でもある。【福永方人】
2194
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:53:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk14010189000c.html
<2016参院選・かながわ>与党全勝、3議席 民進、1議席死守(その2止) /神奈川
14:20毎日新聞
◇真山氏、巻き返し
有力候補者の中で最後に出馬を表明した真山氏だが、元民放キャスターの知名度を武器に、出遅れを一気に巻き返した。激戦を制して当選確実と報じられると、横浜市中区の事務所で支援者の拍手に包まれ、「安倍政権の暴走を止め、憲法改正を阻止したい」と強調した。
旧維新の党と旧民主党の合流後の今年4月に公認を得て、出馬が決まった。県内に縁がないことを逆手に取り、「しがらみのなさ」を最大限にアピール。特定の企業や団体の支持を受けないクリーンさや「原発ゼロ」の主張を訴えた。
党本部が2人を公認して支持層の票を食い合う中、県内の主要な駅前を中心に街頭演説を重ね、無党派層へも支持を拡大した。
◇共産「18年ぶり」逃す
落選が確実になると、浅賀氏は支援者の集まる横浜市神奈川区の事務所に姿を見せ、「私の力が及ばず、本当に申し訳ない」と肩を落とした。共産として1998年の参院選以来となる選挙区での議席獲得の願いは、つながらなかった。
選挙戦では「自公」対「野党と市民連合」の構図を強調し、安全保障関連法の廃止などを訴えた。自公政権に反対する層の票の受け皿として支持の拡大を図り、憲法改正に意欲を示す現政権の姿勢を懸念する保守層にも一定程度食い込んだ。
企業勤務や子育てなど自身の体験を街頭で積極的に語った。選挙期間中は、党幹部が何度も街頭演説の応援に入ってテコ入れしたが、及ばなかった。
◇金子氏、3選届かず
旧民主党と旧維新の党が合流した民進党の県連代表として3選を目指した金子氏だったが、4議席目に一歩及ばなかった。落選が確実になり、支援者の集まる横浜市中区の事務所に顔を出すと、「結果を伴うことができず、申し訳ない」と肩を落とした。
昨夏に労働団体・連合神奈川の推薦を受けて組織を固めた。ところが、党本部が「政権交代の実現のため、神奈川では2人の当選を目指す」と今年4月に真山氏を公認。共倒れの懸念を抱えつつ、身内の票を奪い合う選挙戦を強いられた。
旧経済企画庁の元官僚として経済通をアピールし、「アベノミクス」批判を展開。党幹部も続々応援に駆け付けたが、無党派層に浸透できなかった。
◇丹羽、森、清水氏 支持は広がらず
おおさか維新新人の丹羽大氏(39)は、広告代理店のサラリーマンから一念発起、地縁血縁のない神奈川で出馬した。県内各地で街頭演説を繰り広げ、若年層を中心に声をかけながら浸透を模索したが、議席獲得はならなかった。
社民新人の森英夫氏(44)は「命」をキーワードに、安全保障関連法の廃止や原発反対、消費増税の反対などを訴え、安倍政権批判層の取り込みを図ったが、支持は広がらなかった。
公示直前に出馬表明したこころ新人の清水太一氏(34)は「自主憲法の制定」などを訴えたが、出遅れを巻き返すことはできなかった。
2195
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-39927382.html
無党派票が分散、真山氏が追い上げ 参院選神奈川選挙区の出口調査
08:00神奈川新聞
無党派票が分散、真山氏が追い上げ 参院選神奈川選挙区の出口調査
神奈川新聞
(神奈川新聞)
共同通信社が神奈川県内投票所で実施した出口調査によると、4人に1人を占める無党派層(支持政党なし)のうち、2割が民進・真山勇一氏に投票した。投票先を真山氏とした無党派層は序盤戦の世論調査(6月下旬)に比べ倍以上に急増しており、選挙戦終盤に向けて支持を広げていったことがうかがえる。真山氏は民進支持層の48・2%も固めた。 無党派層の支持が次に多かったのは共産・浅賀由香氏の16・7%で、浅賀氏は共産支持層の84・4%も堅守した。 6年前にみんなの党から出馬した際は、無党派層の3割から支持を集めた中西健治氏は、無所属で自民の推薦を受けた今回の支持は13・3%だった。自民支持層では27・5%を獲得した。みんなの党の候補は3年前、6年前の参院選で、ともに約3割の支持を受け無党派層の「受け皿」となっていたが、解党で無党派の票が分散した形だ。 出口調査によると、自民・三原じゅん子氏は、自民支持層の5割以上を押さえたほか、高い知名度を生かして無党派層からも14・5%を獲得。公明・三浦信祐氏は公明支持層の85・9%を固めた。 民進・金子洋一氏は民進支持層の40・9%、無党派層の13・1%を得た。 政党支持率は、自民は36・2%で3年前とほぼ変わらず、民進は14・8%で3年前の民主より約4ポイント伸ばしたものの、民主候補がダブル当選した6年前の32・4%には及ばなかった。公明は6・8%で前回並み、共産は6・7%で前回より微増した。 今回初めて投票権を得た10代の投票先は三原氏が3割を占め、真山氏、金子氏が続いた。三原氏は全年代で最多の支持を集めた。
2196
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:55:32
【東京】横粂の30万票は健闘では!?
当 蓮舫 (現) 民進党 1,123,145
当 中川雅治 (現) 自民党 884,823
当 竹谷とし子 (現) 公明党 770,535
当 山添拓 (新) 共産党 665,835
当 朝日健太郎 (新) 自民党 644,799
当 小川敏夫 (現) 民進党 508,131
田中康夫 (元) おおさか維新の会 469,314
横粂勝仁 (新) 無所属 310,133
三宅洋平 (新) 無所属 257,036
鈴木麻理子 (新) こころ 102,402
増山麗奈 (新) 社民党 93,677
小林興起 (新) 諸派 82,357
佐藤香 (新) 無所属 67,535
高樹沙耶 (新) 新党改革 60,431
鈴木信行 (新) 諸派 42,858
浜田和幸 (現) 無所属 28,408
トクマ (新) 諸派 20,412
鈴木達夫 (新) 無所属 16,187
柳沢秀敏 (新) 無所属 12,091
佐藤均 (新) 諸派 7,853
横堀喜久 (新) 無所属 7,329
又吉光雄 (新) 諸派 6,114
川上晃司 (新) 無所属 5,812
犬丸勝子 (新) 諸派 5,388
大槻文彦 (新) 諸派 5,377
岩坂行雄 (新) 無所属 5,184
原田君明 (新) 無所属 5,017
深江孝 (新) 諸派 4,497
姫治けんじ (新) 諸派 3,854
鮫島良司 (新) 諸派 3,714
藤代洋行 (新) 諸派 3,296
2197
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:56:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160711/mca1607110400011-n1.htm
【参院選】田中康夫氏、東京最後の議席逃す 「さまざまな分析ある…」とがっくり (1/2ページ)
2016.7.11 04:00
大激戦の末、最後の1議席にあと一歩届かなかった。おおさか維新の会元職の田中康夫氏(60)は、11日午前0時10分すぎにテレビで落選確実が伝えられると、東京・麻布十番にある選挙事務所に姿を見せた。さばさばした表情で、「人口が減少していく中で、地に足を付けた福祉や医療や教育の話を皆さまにした。理解いただいた方もいるが、現実にそういう社会に直面しないと想像できない方もいる」と選挙戦を振り返った。敗因については「さまざまな分析はあるかと思うが、議席を獲得できなかったのは事実」と肩を落とした。
一橋大在学中の昭和55年、「なんとなく、クリスタル」でベストセラー作家に。平成12年に長野県知事選に初当選すると、「脱ダム宣言」で名をはせた。その後、新党日本を立ち上げて代表に就任。参院議員を経て衆院議員になったが、24年の衆院選で落選した。
福祉や教育分野に予算を重点配分した長野県知事時代の実績を強調し、空き家を活用したデイサービスや保育所の設置、乳幼児から大学まで教育完全無償化の実現などを訴えてきた。
高い知名度で、多くのメディアの序盤情勢調査では改選6議席の6、7番手につけていたが、終盤は民進現職の小川敏夫氏(68)の猛追を受け、わずかに及ばなかった。
2198
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:12
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk13010141000c.html
<2016参院選>自民手堅く2議席 民進意地の2議席(その1) /東京
06:19毎日新聞
10日に投開票された参院選で東京選挙区の新しい顔ぶれが決まった。改選数が1増えて6になり31人が立候補した激戦。自民は現職の中川雅治氏と新人の朝日健太郎氏が当選。2013年の前回に続き2議席を確保。公明も現職の竹谷とし子氏が再選を果たした。公示直前に辞職した舛添要一前知事の「製造者責任」は大きな争点にならず、与党が堅実に票を伸ばした。民進は現職の蓮舫、小川敏夫両氏が議席を死守。党勢が低迷するなか首都で意地を見せた。共産は新人の山添拓氏が初当選。13年に続き議席を確保し、存在感をアピールした。投票率は57・50%で前回の53・51%を上回った。
◇中川氏、組織力で3選
自民現職の中川雅治氏(69)は、都議らがフル稼働する組織戦を展開。自民支持の業界団体からも推薦を受ける手厚い支援で3選を決めた。当選確実の一報が入ると、港区の事務所は支援者らの拍手と歓声に包まれた。中川氏は「アベノミクスの道をしっかりと進み、本格的な経済の好循環を目指していきたい」と、安倍政権の経済政策をさらに推進していく考えを示した。
選挙戦では、議院運営委員会や国家安全保障特別委員会で委員長を務めた2期12年の実績をアピール。街頭演説には安倍晋三首相ら多くの党幹部が登場し、支持を訴えた。
中川氏も英国の欧州連合(EU)離脱決定にしばしば言及した上で「政治は安定が大切。この選挙で安定した政治基盤をいただきたい」と述べるなど、党幹部と歩調を合わせ政策の継続を訴えた。
自民は2人擁立したが、党都連は組織の戦力を中川氏に絞って応援する選挙戦を展開した。【川畑さおり】
◇朝日氏、初当選果たす
五輪に2度出場した元ビーチバレー選手の自民新人、朝日健太郎氏(40)は知名度を生かして初当選を果たした。当選が確実になると、約30人の学生ボランティアの「朝日」コールに迎えられ、表参道近くの事務所に姿を現した。支援者らと笑顔で握手を交わし「これからがスタートライン。皆さんの思いを国会に届けていきたい」と意気込んだ。
出馬表明が遅れたことに加え、同党の組織票の大半が現職の中川雅治氏に流れる展開になったが「身長199センチの大型新人」「バレーに注いだ情熱を次は政治に」とアピール。ソーシャル・ネットワーキング・サービスを駆使し、徐々に支持が浸透した。「東京五輪・パラリンピックを成功させたい」と訴え、無党派層も引き寄せた。
同じ自民でも組織を重視した中川氏とは対照的だった。「バレーの試合を見ていた人たちに自分を思い出してもらいたい」と街頭に立ち、有権者らとの交流を重視した。【山田奈緒、柳澤一男】
◇公明・竹谷氏は再選
公明現職の竹谷とし子氏(46)は、支持母体の創価学会票などを手堅くまとめ再選を決めた。午後8時の開票開始早々に当選確実が速報で流れると、新宿区の事務所に集まった支持者から大きな拍手が起きた。竹谷氏は「皆さんの献身的な支援で当選できた」と深々と頭を下げ「1期目から取り組んできた財政の見える化による無駄削減をさらに前進させたい」と語った。
竹谷氏はイメージカラーの淡いピンクのジャケット姿で街頭演説を重ね「公認会計士の経験を生かして行財政改革を進めた」と1期目の実績を強調。「財源を確保しながら福祉や子育ての政策を進め、弱い立場の方々を守る」と、党の方針を前面に打ち出し支持を固めた。【山田奈緒、堀智行】
2199
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:45
◇投票率57.50% 前回比3.99ポイント増
参院選東京選挙区の投票率は57・50%(男57・42%、女57・59%)だった。前回の53・51%から3・99ポイント増え、07年(57・87%)並に回復した。18歳選挙権の導入などで関心が高まったようだ。
区市町村別では利島村の82・17%が最高で、最低は瑞穂町の50・60%だった。区部の最高は文京区の64・59%、市部は武蔵野市の62・82%だった。
期日前投票者数は156万477人だった。当日有権者数(1115万7991人)の13・99%に当たり、過去最多だった前回の1・2倍となった。今回は公示日が通例より1日前倒しされたため、期日前投票が可能な期間も1日長い6月23日〜7月9日の17日間だった。【五味香織】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk13010144000c.html
<2016参院選>自民手堅く2議席 民進意地の2議席(その2止) /東京
06:19毎日新聞
◇蓮舫氏、貫禄の3選
「今の経済政策は行き詰まっていると一貫して言い続けてきた。対案を示し、転換を訴えていきたい」。民進現職の蓮舫氏(48)は午後8時過ぎに当選確実の速報が流れると、港区の事務所で万歳する支援者らに深々と頭を下げた。
抜群の知名度を背景に、伸び悩む党勢をはね返しての3選。選挙期間中は党の顔として、他候補を応援するため全国を駆け巡った。東京選挙区でマイクを握ったのは、わずか3日間だが、街頭演説には数百人の聴衆が押し寄せ、握手を求める人が殺到した。
選挙戦では「国民の賃金につながっていない。貧困にあえいでいる一人親が多く、奨学金で大学を卒業しても、非正規雇用が多い」と、アベノミクスで景気が良くなったという与党を批判。「将来、納税者になり、社会保障を支える若い世代のために投資しよう」と訴え、民進支持層だけでなく、若者などの無党派層からも幅広い支持を集めた。【柳澤一男、福島祥】
◇小川氏、劣勢の中4選
民進現職の小川敏夫氏(68)が4選を果たし、同党が2議席を維持した。11日午前0時10分過ぎに当選確実の速報が流れると、新宿区の事務所で支持者らは立ち上がって喜び、小川氏は「最後に民進党の底力を見せることができた」と語った。
2010年は民主党で当選。同党は13年の前回参院選東京選挙区で、候補者を1人に絞ったが敗北した。維新の党との合流などで今年3月に発足した民進も支持は伸び悩んだ。
政治資金などの公私混同問題で、公示直前に舛添要一前知事が辞職した。選挙戦では裁判官、検事、弁護士の法曹三者を務めた経験と、民主党政権下での法相の実績をアピール。「国会の鬼検事」のキャッチフレーズで政治とカネの問題を追及する姿勢を強調した。
「国民の生活を苦しくしながら、良くなっていると言い張っている」と安倍政権の経済政策を批判。岡田克也代表ら党幹部も応援に駆け付けテコ入れし、首都の議席を守った。【飯山太郎】
2200
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:56
◇共産・山添氏が初当選
共産新人の山添拓氏(31)が、2013年の前回参院選に続き東京選挙区で同党の議席を獲得した。「やまぞえ」コールと拍手の中、文京区の事務所に笑顔で現れると「安倍政治に対する強い怒りの声が、私を国会にという思いにつないでくれた」と感謝。「憲法を壊す政治でなく、憲法を生かす政治にかじをきる」と力を込めた。
山添氏はブラックバイトや給付制奨学金の創設など、若者が直面する問題を取り上げ「若者が自分らしくやりがいを持って働けない社会に未来はない」と主張。舛添要一前知事の公私混同問題を追及した党都議団の実績も訴えてきた。
前回の東京選挙区で12年ぶりに同党の議席を回復した吉良佳子参院議員(33)も連日応援に入り、若く明るいイメージを強調。「野党共闘をリードしてきた共産党」とアピールし、安全保障関連法の廃止や憲法改正の阻止を訴え「安倍政治を終わらせよう」と呼びかけ、支持を広げた。【円谷美晶】
◇田中氏、及ばず おおさか維新
おおさか維新元職の田中康夫氏(60)は、国政への復帰にあと一歩及ばなかった。港区の事務所で支持者らを前に田中氏は「思いが伝わったかは分析が必要」と、悔しさをにじませた。
著作などを通した知名度の高さと、長野県知事や衆参両院議員を務めた実績を生かし、無党派層への浸透を図ってきた。遊説先では愛称の「ヤッシー」を名乗ったり、愛犬のトイプードル「ロッタ」を引き連れたりするなどして親しみやすさをアピール。情報発信にさまざまなインターネットツールも駆使した。
選挙戦では高齢者介護や保育の充実、教育完全無償化などの公約を掲げたが支持は広がらなかった。今後の政治活動については「即答できない」と述べた。【鈴木一生】
◆主要政党の落選者
◇社民・増山氏
社民は新人の増山麗奈氏(39)が敗れ、議席獲得はならなかった。給付型奨学金の創設やブラックバイトの根絶、待機児童ゼロなどを公約に掲げ、若者や主婦層の取り込みを狙ったが、党としての存在感を示せなかった。
◇こころ・鈴木氏
日本のこころを大切にする党新人の鈴木麻理子氏(31)は、当選を果たせなかった。消費税収の一部を政府が運用し、年金とは別に運用益などを還付する「消費税マイレージ」の導入などを訴えたが、浸透しなかった。
◇改革・高樹氏
新党改革は新人の高樹沙耶氏(52)が議席に届かなかった。「燃料電池の普及などによる脱原発の実現」「医療大麻の研究推進で医療費の削減」などを訴えたが、幅広い層の有権者を引きつけることができなかった。【飯山太郎】
2201
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:03:53
【埼玉】面白みのない結果
当 関口昌一 (現) 自民党 898,827
当 大野元裕 (現) 民進党 676,828
当 西田実仁 (現) 公明党 642,597
伊藤岳 (新) 共産党 486,778
沢田良 (新) おおさか維新の会 228,472
佐々木知子 (新) こころ 118,030
小島一郎 (新) 諸派 27,283
http://news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-39942453.html
<参院選>共産・伊藤岳氏、勢い広がるも惜敗 新たな運動には手応え
10:55埼玉新聞
<参院選>共産・伊藤岳氏、勢い広がるも惜敗 新たな運動には手応え
埼玉新聞
(埼玉新聞)
共産新人の伊藤岳氏(56)は落選が決定的になると、厳しい表情で「候補者としての力不足をおわびしたい」と肩を落とした。激戦区と言われた埼玉選挙区で、現職候補らと3議席目を争って横一線の戦いを繰り広げてきただけに、さいたま市浦和区の選挙事務所には重苦しい空気が満ちた。
国政選挙への挑戦は7度目。共産としても1998年以来18年ぶりの議席獲得を目指したが、結果は実らなかった。「安保法制の廃止」を掲げ、市民団体などと連携し精力的な選挙運動を展開するなど、新しい動きを見せた。公示後は志位和夫委員長が3回県内入りして支持を訴えたほか、終盤には不破哲三前議長も応援に駆け付けた。
「野党と市民」対「自民・公明」の構図を打ち出し、「改憲反対」「保育園の待機児・特養老人ホームの待機者ゼロ」「増税は富裕層から」「若者への投資」など、母親世代や若者に訴えた。選挙戦の中、「今までにない支持の広がり」と手応えを得ていた荻原初男県委員長も「全力を尽くしたが期待に応えられなかった」と落胆した様子で述べた。
伊藤氏は「これほどまで市民の皆さんが支えてくれた選挙はなかった。改憲勢力と市民・野党の戦いはこれから」と今後の尽力を誓った。
2202
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:04:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010329000c.html
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その1) /埼玉
13:55毎日新聞
第24回参院選は10日投開票され、7人が立候補した埼玉選挙区(改選数3)では、自・民・公の3人が現職の意地をみせ、当選を果たした。自民現職の関口昌一氏(63)は、現政権を担う自民党への幅広い支持を得て4選を決め、旧民主と旧維新が合併した民進の現職・大野元裕氏(52)は、野党第1党の地力を見せつけ再選を果たした。公明現職の西田実仁氏(53)は、連立を組む自民党からの推薦も奏功し、3選を決めた。7度目の国政挑戦となった共産新人の伊藤岳氏(56)は護憲や野党共闘を訴え、改憲勢力との対決姿勢をアピールしたが、及ばなかった。おおさか維新新人の沢田良氏(36)は、徹底した行財政改革などを訴えたが、支持を広げられなかった。こころ新人の佐々木知子氏(47)は公示直前に立候補を表明し、知名度を上げられなかった。幸福実現の新人、小島一郎氏(45)は消費税率の引き下げなどを掲げたが、十分に浸透しなかった。【参院選取材班】
◇関口氏安定の4選
関口氏は政権与党への安定した支持を受け、早々に4回目の当選を確実にした。
10日夜、さいたま市浦和区高砂3の事務所に姿を現した関口氏は支援者らを前に「(トップ当選で)期待が大きく、身の引き締まる思いだ。経済や社会保障の問題を中心に取り組んでいきたい」と述べた。
選挙戦で関口氏は、病院の病床数の算定方法を見直し、県内で病床数を約1500増加させたことや、副総務相時代に地方創生を進めたことなど、現職としての実績を強調してきた。
陣営も県内の自民の国会議員や県議を中心に組織戦を展開。安倍晋三首相や閣僚、党幹部が相次いで応援に入り、無党派層にも浸透を図った。【内田幸一、安藤いく子】
◇西田氏「重点区」3選
西田氏が3回目の当選を決めると、さいたま市浦和区仲町3の事務所は大きな拍手と歓声に沸いた。
10日夜、支援を受けた自民党の国会議員と共に万歳した西田氏は「厳しい戦いを勝ち抜き、自公連立で2議席を取ることができた。大きなご恩を仕事でしっかり返したい」と支持者に感謝した。
公明党本部は今回の選挙で埼玉選挙区を「重点区」と位置づけ、自民党本部から西田氏への推薦を得た。
西田氏は公示後、中小企業支援策や「預金者保護法」など実現した議員立法をアピール。公明党の山口那津男代表や自民党の安倍晋三首相、菅義偉官房長官ら大物の来県応援を受けて強固な自公の協力態勢を打ち出し、保守層に浸透した。【鈴木梢】
◇沢田氏「経験が励みに」
和光市本町3の事務所で開票結果を待った沢田氏は10日夜、落選が決まると支援者に感謝を伝える動画撮影を行った。
沢田氏は撮影で「結果は落選だったが、いろいろな経験が励みにつながった。自分の中で皆様の応援を受け止め、(今後)2倍、3倍の力で活動していきたい」とメッセージを送った。
初の選挙に臨んだ沢田氏は、大学時代に2年間過ごした所沢市などで街頭演説を展開。国会議員の歳費削減など「身を切る改革」の推進を訴え、「地域による改革は大阪からスタートした。今度は埼玉から始めさせてほしい」と呼びかけた。また、18、19歳の新有権者らに県内で最年少の候補者であることもアピールしたが、及ばなかった。【遠藤大志】
◇佐々木氏出遅れ響く
佐々木氏は、公示まで2週間となった先月8日に立候補を表明。6候補に追いつこうと急ピッチで知名度アップを図ったが、出遅れを取り戻せなかった。
佐々木氏は10日夜、ふじみ野市上福岡6の自宅で「力不足と(十分な)下準備ができなかったことが敗因。選挙戦では、訴えたことに興味を持ってもらえた。いろんな出会いがあったので、この経験を今後に生かしたい」と語った。
選挙戦では、政府が消費税を積み立てて将来、還付する「消費税マイレージ制度」の導入や拉致問題の早期解決などを訴えたが、上位に食い込むことができなかった。【内田幸一、大山知香】
2203
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:05:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010121000c.html
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その2止) /埼玉
13:55毎日新聞
◇大野氏、地力の再選
再選を目指した大野氏は、現職の強みを発揮して議席を維持した。
大野氏は10日夜、さいたま市大宮区東町2の事務所で支援者らの拍手を浴び「参議院をもう一度、良識の府にするためにどうするか自分に問い掛けている。ご信頼に応えるため、6年間、改めて頑張らせていただく」と語った。
今回の選挙戦では、生活の党から推薦を受け、社民との協力関係を保つ一方で、共産候補と距離を置き「野党共闘」とは一線を画した。
また、連合埼玉の全面支援を受け、上田清司知事も3回来援。所属していた旧民主が政権与党だった2010年の前回選に比べて厳しい戦いを強いられたが、議席を死守した。【奥山はるな】
◇伊藤氏、終盤一歩及ばず
伊藤氏の落選が決まると、さいたま市浦和区岸町7の事務所では支援者らががっくりと肩を落とした。
10日夜、同事務所に現れた伊藤氏は支持者らを前に「皆さんの支援に感謝します。(落選は)候補者としての力不足で、おわびしたい」と悔しさをにじませつつ、「訴えた中身は間違いではなかった」と力を込めた。
今回が国政への7度目の挑戦となった伊藤氏は、選挙戦で「安倍政治は暴走政治。戦争法を廃止し、アベノミクスもチェンジする」と主張。「野党共闘で、市民とともに新しい政治を切り開く」と訴え、ツイッターとフェイスブックでの情報発信など、18、19歳の新有権者へのアピールにも注力してきたが、一歩及ばなかった。【鈴木拓也】
2204
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:10:51
【愛知】減税の力はもうない感じですかね
当 藤川政人 (現) 自民党 961,096
当 斎藤嘉隆 (現) 民進党 575,119
当 里見隆治 (新) 公明党 531,488
当 伊藤孝恵 (新) 民進党 519,510
須山初美 (新) 共産党 302,489
奥田香代 (新) 諸派 218,171
平山良平 (新) 社民党 64,781
井桁亮 (新) こころ 59,651
中根裕美 (新) 諸派 47,088
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk23010152000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 自公、2議席確保 民進2議席回復(その1) /愛知
11:37毎日新聞
改選数1増の4となり、9人が立候補する激戦となった参院愛知選挙区は、公認候補を1人に絞り込んだ自民現職の藤川政人氏(56)が圧勝した。9年ぶりの党候補者となった公明新人の里見隆治氏(48)も、推薦を受けた自民の協力で初当選し、与党で2議席を確保した。民進は、現職の斎藤嘉隆氏(53)が議席を守り再選を果たしたうえ、新人の伊藤孝恵氏(41)も初当選し、旧民主党時代の2010年選以来の2議席を得た。安全保障関連法の廃止を訴え、市民団体と連動して議席獲得を目指した共産新人の須山初美氏(37)は及ばなかった。投票率は55・41%(前回選52・65%)だった。社民や減税日本は存在感を示せなかった。
◇藤川氏、余裕の再選 自民
自民現職の藤川氏は6年間の実績と安倍政権の経済政策「アベノミクス」の継続を訴え、手堅く再選を決めた。
藤川氏は野党転落後初の国政選挙となった2010年の参院選で初当選。その後、県連会長として愛知自民を全15区から衆院議員を出すまでに押し上げた。今回の選挙戦ではこうした成果を強調。「ばらまきより明日への種まき」をキャッチフレーズに、農業やものづくりの活性化などを訴えた。
自民支持層を固めたほか、若者らが主催する討論会などにも積極的に参加し、若年層にも食い込んだ。選挙戦後半には党幹部も応援に駆け付け、無党派層にも浸透。終始優勢のまま連続のトップ当選を決めた。
◇伊藤氏、初当選 民進
民進新人の伊藤氏が新人の中で幅広い支持を集め、初当選した。
党の公募に応じ、今年2月に立候補を表明。知名度不足を克服するため、名古屋市中心部などで精力的に街頭演説を繰り返した。元報道記者としての体力やフットワークの軽さを生かし、有権者の目を見て10万人と握手する作戦を展開。自身と同じ境遇の介護や育児を抱える若い母親層などに支持を訴えた。
また、公示前から岡田克也代表ら党の大物が続々応援に駆け付け、民進支持層だけでなく、無党派層の支持も取り付けた。
名古屋市東区の事務所に「当選確実」の知らせが入ると、伊藤氏は満面の笑みに目を潤ませ、支持者らと喜びを分かち合った。
◇斎藤氏、議席守る 民進
民進現職の斎藤氏は出身母体の連合愛知からの支援を軸に幅広い支持を集め、再選を決めた。
元小学校教員の経歴を生かし「子どもたちの未来をあたためる」をスローガンに、給付型奨学金の充実や子育て支援、格差是正などへの注力をアピール。自身が与党の安保関連法の採決を目の当たりにしたことを挙げ、改憲阻止を訴えた。
組織固めにとどまらず、「100カ所マラソン演説」を敢行するなど、新人候補並みの積極的な選挙戦を展開。民進支持層だけでなく、他党支持層や無党派層からも広く支持を得た。
「当選確実」の一報が入ると、事務所は大歓声に包まれ、斎藤氏は満面の笑みで支持者と握手を交わした。
2205
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:11:25
◇悲願の議席、里見氏 公明
自民の推薦を受け、盤石の体制で選挙戦に臨んだ公明新人の里見氏が2007年に失った悲願の党議席を奪還した。
選挙戦では、谷垣禎一幹事長や石破茂地方創生担当相ら、連立を組む自民の幹部が続々と応援に駆け付けた。厚生労働省の元官僚で「社会保障と雇用のエキスパートで即戦力」とアピールし、無党派層にも支持を広げた。街頭演説では非正規雇用者の待遇改善も強調し、若い世代にも訴えが届いた。
名古屋市中区の事務所に里見氏が姿を見せると、大きな拍手が起こった。里見氏は紅潮した顔で「皆さんのご期待に添えるよう全力を尽くします」と深々と頭を下げ、支持者と握手を交わした。報道陣から自民との選挙協力について問われると「保守層からの支援をいただいた」と感謝。「専門の労働分野で掲げた公約にしっかり取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
◇社民・平山氏、訴え実らず
社民新人の平山良平氏(68)は、国政選挙5回目の挑戦で、悲願だった党議席の獲得を目指したが、党勢の衰退に歯止めがかからず、支持を得られなかった。
選挙戦では対面方式を重視。主要駅や大型ショッピングセンターなどでの演説で、消費増税の中止や脱原発、護憲を訴えた。自身の学生時代と比べ「授業料が45倍になっている」と指摘。授業料の減額や、雇用環境の改善など若者向けの施策も訴え、「ぶれない姿勢」をアピールした。
ただ、他候補と施策が重なり独自色が出せなかったうえ、党の支援組織の低迷もあり、涙をのんだ。敗戦が決まると、平山氏は名古屋市中区の事務所で支持者に深々と頭を下げた。
◇共産・須山氏、及ばず
共産新人の須山氏は、1998年以来となる党議席の獲得を目指したが、及ばなかった。安保関連法の廃止を掲げる市民団体とも連携して選挙戦に臨んだが、自公政権の批判票を集めきれず、涙をのんだ。
須山氏は、デザイナーとして昼夜を問わず働いた経験から、雇用環境の改善のほか、大学の学費半減など若者向けの政策を訴えた。安保関連法の廃止など、政策協定を結ぶ「市民連合@愛知」のメンバーと一緒に街頭に立ち、「市民と政治を変えよう」と繰り返したが、無党派層に浸透しきれなかった。
落選の報を受け、名古屋市中区の事務所は沈痛な空気に包まれた。須山氏は「私の力不足で申し訳ない」と支持者らに頭を下げた。
◇減税・奥田氏、浸透せず
減税日本の新人、奥田香代氏(51)は、おおさか維新との共同候補にもなり、「身を切る改革」を訴えたが、知名度不足もあり、支持が広がらなかった。
減税代表の河村たかし名古屋市長と自転車で街宣。名古屋市の市民税5%減税の実績を強調し、「税金の無駄遣いをなくして財源をつくれば、増税の必要はない」と繰り返し訴えた。おおさか維新代表の松井一郎大阪府知事のほか、吉村洋文大阪市長らも応援に駆け付け、「納税者が笑顔になれる社会をつくる」と主張した。
ペット関連会社の社長の奥田氏は愛犬と街頭に立ち、「動物愛護を通した命の大切さ」も訴えた。ただ、立候補表明が4月となり、出遅れが響いた。
2206
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:11:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk23010156000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 自公、2議席確保 民進2議席回復(その2止) /愛知
11:37毎日新聞
◇投票率は55・41% 前回比2・76ポイント増 「18歳選挙権」効果も
愛知選挙区の投票率は55・41%で、前回選の2013年の52・65%を2・76ポイント上回った。
選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初の国政選挙となったほか、選挙戦が通常よりも1日長かったことで、投票率が上がったとみられる。
最も高かったのは豊根村73・37%で、最低は名古屋市中区の42・41%だった。男女別では、男性が56・15%、女性は54・68%だった。
90万3419人が期日前に投票し、期日前投票率は14・83%で、前回選を2・06ポイント上回った。最も高かったのは豊根村の35・03%、豊田市が27・61%と続いた。最低はあま市の9・03%だった。
当日有権者数は607万4520人(男303万1190人、女304万3330人)で、前回より18万7988人多かった。
◇出口調査
◇藤川氏、無党派層にも浸透 比例、改憲賛成66%が自民
共同通信社の出口調査によると、自民現職の藤川政人氏は20代以上でほぼ3割以上の人が投票し、無党派層の約2割にも浸透した。
民進の新人・伊藤孝恵氏と現職・斎藤嘉隆氏は、それぞれ民進支持層の4割超を固め、伊藤氏は無党派層の2割超、おおさか維新支持層の1割超にも浸透。公明新人の里見隆治氏は公明支持層の約9割を固めた。
一方、共産新人、須山初美氏は共産支持層の4分の3を固めたが、若年層の支持が伸びなかった。
10代の投票先は、藤川氏23%、里見氏19%、伊藤、斎藤両氏はいずれも17%とほぼ横並びで、そのほかは6%以下だった。
憲法改正の賛否別に比例の投票先を聞いたところ、賛成の66%が自民、10%が公明に投票、一方で反対は41%が民進、16%が自民、15%が共産に投票した。
2207
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:14:30
【大阪】
当 松川るい (新) 自民党 761,424
当 浅田均 (新) おおさか維新の会 727,495
当 石川博崇 (現) 公明党 679,378
当 高木佳保里 (新) おおさか維新の会 669,719
渡部結 (新) 共産党 454,502
尾立源幸 (現) 民進党 347,753
古川秀雄 (新) こころ 37,913
佐野明美 (新) 諸派 36,646
数森圭吾 (新) 諸派 16,532
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk27010331000c.html
<2016参院選>維新の強さ、2議席 改憲勢力が独占 /大阪
14:36毎日新聞
改選数4に9人が立候補した参院選大阪選挙区は10日投開票され、おおさか維新が擁立した新人の浅田均さん(65)と高木佳保里さん(43)がそろって初当選し、維新の強さを見せつけた。安倍政権が進める「女性活躍」の象徴として立った自民新人の松川るいさん(45)はトップで初当選を果たし、公明現職の石川博崇さん(42)は手堅い戦いぶりで再選。自公維の改憲勢力が議席を独占した。共産新人の渡部結さん(35)は2013年に続く議席獲得を狙ったがかなわず、民進現職の尾立源幸さん(52)は議席を守れなかった。日本のこころを大切にする党新人の古川秀雄さん(38)、政治団体「支持政党なし」新人の佐野明美さん(45)、幸福実現新人の数森圭吾さん(36)は届かなかった。当日有権者数は729万2841人、投票率は52・23%だった。【参院選取材班】
◇高木さん、知名度上昇
おおさか維新新人の高木さんと浅田さんは、一緒に大阪市北区のホテル会場に現れ、支持者らと喜びを分かち合った。高木さんは「維新のスピリッツを日本中に届かせたい。働く女性、子育て世代の代表として、皆さんの生の声を国政に伝えたい」と力強く語った。
選挙戦では、5年余り務めた堺市議としての経験をアピール。2人の娘を持つ母親の立場から、維新の看板政策である教育無償化の実現を訴えた。
高木さんは3月に自民党を離党し、維新の2人目候補として6月に立候補を表明した。大阪、堺両市議と国会議員の支援を受けた。知名度アップを最重要課題として街頭に立ち、支持を広げた。
◇浅田さん、政策浸透
浅田さんは、早々に当選確実となった。会場に集まった支持者からは「おー」という歓声と拍手が起こった。真っ黒に日焼けした浅田さんは晴れやかな笑顔を浮かべて、「今回の選挙で副首都構想への期待の大きさを感じた。政調会長という立場で実現できるようがんばっていきたい」とあいさつした。
維新創設メンバーの浅田さんは、党所属の府議らの支援を受けて個人演説会を繰り返し開くなど既存の維新支持層を引き付ける作戦を展開した。
演説では、東京一極集中の解消や「大阪都構想」、教育無償化の実現を掲げて「政策の浅田」をアピールし、国政進出を果たした。
◇「今後も市民と一緒」 共産・渡部さん
共産新人、渡部さんの大阪市中央区の事務所では、当選を信じて集まった支持者らから、「あーあ」と大きなため息が漏れた。午後9時過ぎに事務所に現れた渡部さんは涙を浮かべて、「とても悔しい。敗因を分析して次につなげ、市民の皆さんと一緒に、これからも声を上げていきたい」と頭を下げた。
渡部さんは、憲法9条堅持や安全保障関連法の廃止、消費増税の中止を訴えた。自らも非正規雇用を経験したことから、労働環境の改善や学費減額なども政策に掲げた。
党幹部も度々、大阪入りし、市民団体などの支持を集めたが、議席には届かなかった。
◇3選かなわず謝罪 民進・尾立さん
民進現職の尾立さんは3選を目指したが、議席を失った。大阪市中央区の事務所では、支持者らが開票速報を厳しい表情で見守り、落選が確実になると落胆の声が聞かれた。
尾立さんは深々と頭を下げて、「『安倍政権の暴走を止めろ』という声をいただいたが、私の力不足です。申し訳ありません。私の訴えをしっかりと届けられなかった。そのひと言だと思う」と険しい表情で語った。
選挙戦では「1%の大金持ちより99%の人々の幸せを」とキャッチフレーズを掲げて、経済政策「アベノミクス」を批判した。しかし無党派層に浸透せず、苦戦を強いられた。
2208
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:14:58
◇地縁なく苦戦 こころ・古川さん
こころ新人の古川さんは、自主憲法の制定や拉致問題の解決など、党が掲げる政策を訴えた。古川さんは堺市中区の事務所で、「投票してくれた方に申し訳ない。有権者の反応はよかったが、大阪全域を回る時間がなかった」と振り返った。
古川さんは宮崎県出身。中山恭子代表から要請されて立候補した。地縁のない大阪で精力的に街頭に立った。
◇投票率52・23% 前回比0.49ポイント減
大阪選挙区の投票率は52・23%で、13年の前回選(52・72%)を0・49ポイント下回った。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めて迎える国政選挙として投票率の行方も注目されていたが、史上最低だった1995年(38・26%)の後では、最も低くなり、有権者の関心は高まらなかったようだ。
府内で新たに投票権を得た18、19歳の有権者約17万人は、全有権者(729万人)の2・3%を占める。各政党や自治体はさまざまな方法で高校生や大学生ら向けに啓発し、投票を呼び掛けた。若者層の関心は一定程度高まったとみられるが、投票率のアップにはつながらなかった。2001年以降の投票率は、56〜53%前後で推移していた。
◇無党派層18.7% 改憲賛成49.9% 出口調査
投票を終えた有権者2212人を対象にした共同通信社の出口調査によると、無党派層を意味する「支持政党なし」と答えた人は全体の18・7%。おおさか維新の28・8%、自民の24・3%に続いて3番目に多かった。
このうち、最多の18・8%が共産新人の渡部さんに投票。おおさか維新新人の浅田さんと高木さんにはともに16・4%が入れ、公明現職の石川さんにも10・6%が投票した。
10代、50代を除く全ての年代で自民新人の松川さんに投票した人が最も多く、特に20代、30代の支持が高かった。10代では約3割が高木さんに投票した。
憲法改正は「賛成」が49・9%、「反対」が45・9%。10〜30代の若者では「賛成」が上回った。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110037.html
【参院選・大阪】無念の涙「安保法制反対」共闘及ばず民進と共倒れ、共産・渡部氏
11:04産経新聞
【参院選・大阪】無念の涙「安保法制反対」共闘及ばず民進と共倒れ、共産・渡部氏
落選が確実となり支持者と挨拶し涙をぬぐう渡部結氏=10日、大阪市中央区
(産経新聞)
おおさか維新の高木佳保里氏と最後の議席をめぐって競い、敗れた共産新人の渡部結氏。野党が共闘し、安倍政権への批判を展開したが、民進現職の尾立源幸氏と共倒れに終わった。大阪市中央区の選挙事務所で、「安保法制反対の市民との共闘など新たな広がりに手応えを感じていたが、結果につなげられなかった。悔しいです」と述べ、無念さをにじませた。
15年ぶりに大阪選挙区で議席を獲得した平成25年の前回選の再現を狙い、庶民に恩恵が届いていないアベノミクスは失敗だと主張。最低賃金の引き上げや同一労働同一賃金の実現なども訴えた。
改憲勢力の自公とおおさか維新による議席独占の阻止を呼びかけ、公示前には尾立氏とともに街宣活動を行うなど大阪でも野党共闘をアピールしていたが、選挙期間中は別行動。「共産党は野党共闘の懸け橋だ」と訴えたが、支持をまとめきれなかった。
2209
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:15:32
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110038.html
【参院選・大阪】お維新高木、出遅れなど逆境はねのけ「本拠地2議席目」、党勢拡大象徴に…“元敵”ながらも議員団全面支援
11:14産経新聞
【参院選・大阪】お維新高木、出遅れなど逆境はねのけ「本拠地2議席目」、党勢拡大象徴に…“元敵”ながらも議員団全面支援
花束を受け取り笑顔を見せるおおさか維新の会の高木佳保里氏=10日夜、大阪市北区(山田哲司撮影)
(産経新聞)
2児の母として教育無償化への熱意を繰り返し訴えたおおさか維新新人の高木佳保里氏。今春の自民離党から間もない6月に維新候補として立候補表明した。出遅れ感は否めなかったが、最後の議席を争った共産新人の渡部結氏をかわし、大阪選挙区での「2議席目」を獲得。党勢拡大の象徴となった。
選挙戦では「自民では改革が進まない。改革を実行できるのは維新だけ」と古巣を批判し支持を広げた。
高木氏は、自身の支援のためフル稼働した大阪維新所属の大阪、堺両市議団やおおさか維新の国会議員団らを前に、立候補表明から40日足らずの短期決戦を振り返りながら、「諸先輩方のご支援で戦い抜けた」と緊張の面持ちであいさつ。「今日がスタート。『維新スピリッツ』を日本中にとどろかせたい」と決意を語り、満面の笑みで花束を受け取った。
2210
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:17:45
【兵庫】大阪と同じく民進共産共倒れ
当 末松信介 (現) 自民党 641,910
当 伊藤孝江 (新) 公明党 542,090
当 片山大介 (新) おおさか維新の会 531,165
水岡俊一 (現) 民進党 420,068
金田峰生 (新) 共産党 228,811
湊侑子 (新) 諸派 49,913
下家淳の介 (新) こころ 23,954
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk28010262000c.html
<2016参院選ひょうご>投開票 伊藤氏と片山氏が初当選 自民・末松氏、笑顔の3選(その1) /兵庫
14:14毎日新聞
◇改憲勢力が全議席獲得
第24回参院選が10日投開票され、兵庫選挙区(改選数3)では、自民党現職で党幹事長代理の末松信介氏(60)が3選を果たし、公明党新人で弁護士の伊藤孝江氏(48)とおおさか維新の会新人で元NHK記者、片山大介氏(49)がともに初当選した。県内では憲法改正に前向きな3党が改選議席を独占した。民進党は県内での参院の議席を失い、衆参合わせて国会議員は1人だけになった。共産党は改憲阻止を掲げ、野党共闘を進めたが、民進と共倒れする形になった。国政選挙では今回から初めて選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。当日有権者数は463万1741人(男219万3516人、女243万8225人)、投票率は53・73%(男54・15%、女53・36%)だった。【参院選取材班】
改選数1増の3となり、現職2人と新人5人が争う全国屈指の激戦となった選挙戦。自民の末松氏は、比較的高い安倍政権の支持率を背景に、安定した戦いを進めた。自民県議団を軸に各種団体回りにも力を入れて保守層を引き締め、無党派層の支持も得た。
公明の伊藤氏は、自民から推薦を得たが、反発する自民県連との溝に苦しみながらも公明候補として同選挙区での24年ぶりの当選を決めた。公明幹部が頻繁に応援に駆けつけ、支持母体の創価学会もフル回転した。自民党からも県内選出の衆院議員が支援に回り、自民支持層にも一定程度食い込んだ。
片山氏は、当初、おおさか維新の会の橋下徹前代表の政界引退の影響が心配された。だが、街頭演説で「身を切る改革」を訴え、阪神間を中心に無党派層に浸透。母体となった日本維新の会時代の2013年に続く議席獲得で、支持の底堅さを印象づけた。
民進党現職の水岡俊一氏(60)は、維新の党との合流で支持層の幅を広げたが、共産との共闘に反発の声も出ていた。無党派層への広がりにも欠け、民進は、民主党時代の2013年に続き参院兵庫選挙区での議席を失い、県内では、旧民主生え抜きの国会議員はいなくなった。
共産党新人の金田峰生氏(50)は安倍政権への批判を強めたが浸透しなかった。幸福実現党新人の湊侑子氏(33)と日本のこころを大切にする党新人の下家淳の介氏(44)も支持を広げられなかった。
◇公明24年ぶり当選 伊藤氏
伊藤孝江氏の当選確実の知らせが入ると、支援者が集まった神戸市中央区の事務所は割れんばかりの拍手が湧き起こり、歓喜の渦に包まれた。
大阪で勤務する弁護士からの転身で、知名度がほぼゼロの状態からスタート。公示後は精力的に街頭演説をこなし、「県内から女性国会議員を」と女性の視点を政策に生かすとアピール。自民からも安倍晋三首相らが応援。兵庫選挙区で公明候補として1992年以来の当選を決めた。伊藤氏は「支援者の方々のお陰で勝ち抜くことができた。一人に寄り添う政治に取り組む」と力を込めた。
◇「身を切る」維新浸透 片山氏
神戸市中央区の県庁近くにある片山大介氏の事務所に当選確実の知らせが届くと、集まった支援者から大きな拍手と歓声が起こった。片山氏は「身を切る改革を実行したい。古い政治を変え、新しい政治を作っていきましょう」と日焼けした顔に笑みを浮かべて決意を述べた。
片山氏は、選挙戦でおおさか維新の大阪府・市での改革の実績をアピール。国会議員の定数や公務員の人件費削減による財源を教育の無償化に充てると一貫して主張した。大阪府知事の松井一郎代表が何度も応援に駆けつけ、無党派層にも支持を広げた。
2211
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:18:20
◇民進、議席失う 水岡氏
神戸市のJR元町駅近くにある水岡俊一氏の事務所では、支援者らが開票速報を見守った。落選が分かると深いため息が漏れた。
連合兵庫の支援を受け、3選を目指した水岡氏。組織固めを図り、公示後に岡田克也代表も2度兵庫入りしたが、民進党結党後も支持は回復せず、無党派層に浸透できなかった。共産党との野党共闘を模索したが、安倍政権への批判票を奪い合う結果となった。
県内では、旧民主党からの民進国会議員はゼロに。水岡氏は「力が及ばず、働く者に支えられた議席を失った」と支援者に深々と頭を下げた。
◇「命、尊厳」広がらず 共産・金田氏
神戸市兵庫区の金田峰生氏の事務所では、落選が確実になると集まった支援者らが肩を落とし、ため息をついていた。
金田氏は、安倍政権への批判票を掘り起こそうと、安全保障法制や憲法改正に反対する若者や女性グループとも連携。全国の1人区での野党共闘を背景に民進党は批判せず、支持拡大を狙った。公示後も県内をくまなく回り、アベノミクスやTPPへの反対を訴えたが、及ばなかった。
金田氏は「命や尊厳を守る政治を目指したが、力不足だった。憲法改悪を許さない運動を広げていきたい」と話した。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk28010279000c.html
<2016参院選ひょうご>投開票 伊藤氏と片山氏が初当選 自民・末松氏、笑顔の3選(その2止) /兵庫
14:14毎日新聞
◇危機感をバネに圧勝
神戸市中央区の末松信介氏の事務所では、当選確実が伝えられると、日に焼けた顔に満面の笑みを浮かべた末松氏が、駆けつけた県議ら支援者とバンザイを繰り返した。
公明党の擁立による与党間の争いに、陣営は危機感を抱いた。自民県連が公示前に公明との選挙協力を事実上拒否する異例の会見を開くなど波紋は広がり、末松氏自身も「公明党と戦うのは情けないくらいつらい」とこぼすほどだったが、陣営は逆に引き締まった。末松氏は「アベノミクスを進め、景気回復の恩恵を中小企業や地方に波及させたい」と抱負を語った。
◇「改憲」どうなる? 「議論が広がらない」 憲法知ってもらうことが大事
参院選では、憲法改正の発議が可能となる3分の2(非改選も含め162議席)を与党や改憲に前向きな政党が取るかどうかも焦点となり、県内では改選3議席全てを改憲に前向きな政党が占めた。だが、選挙戦では憲法を巡る議論は一部の候補に限られた。憲法の勉強会などに取り組む関係者からは「議論が広がらない」との声も漏れる。
「明日の自由を守る若手弁護士の会」兵庫支部は、自民党が憲法改正草案を公表した翌年の2013年から弁護士が憲法について解説する「憲法カフェ」を始め、250回に達した。支部事務局長の吉江仁子弁護士は「国家と国民との関係や憲法について広く知ってもらうことが目的」と説明する。
吉江さんは今、憲法を変える必要はないと考えるが「政治的中立性が求められているが、教育現場などは萎縮している。中立性は本来、意見を言わないことではなく、いろんな意見を平等に扱うことではないか」と問い掛けている。
神戸YWCA(神戸市中央区)も13年から、憲法出前プログラムを始め、大学のゼミなどで年4〜5回開催している。「まずは憲法を知ってほしい」と、憲法と自民の草案を並べ、学生らに自由な議論を促している。
参加者らは、例えば家族に関する規定で「児童虐待をされた子どもも親を助ける義務があるのか」と問題提起するなど、身近なテーマで議論が白熱するという。担当者は「条文を読んでもらうといろんな発見がある」と話す一方、「憲法について知ろうとする人は一握り。どうすれば議論がより広がるのか」と模索する。【久野洋】
2212
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:18:30
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■視点
◇格差是正へ知恵出して
今回の参院選兵庫選挙区で論戦となるべき大きなテーマの一つは「格差」への対応だったと思う。与党は、大企業や東京に偏るアベノミクスの恩恵を中小企業や地方に波及させると訴え、野党は、非正規雇用対策や教育無償化などを掲げた。参院議員の任期は6年。格差是正の成果を出す責務がある。
10年前の第1次安倍政権誕生時、私は麻生太郎財務相の地元の福岡県の旧産炭地に勤務していた。前身の小泉政権下で経済は好調だったはずだが、地元企業は「景気回復を感じない」と頭を抱えていた。2008年秋のリーマン・ショックによる派遣労働者の大量解雇を経て、格差の問題が再びクローズアップされた。
参院選に向けた連載「夏に問う」でも、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が発効した場合の競争に危機感を持つ農家や老老介護で困窮する家庭、子どもの貧困問題などを取り上げた。経済指標上で景気は回復していても、格差の内容はより深刻化しているというのが実感だ。
投票日が近づくにつれ選挙戦は過熱した。だが、具体的に格差の問題にどう取り組むのか、見えてこなかった。憲法改正にどういうスタンスを取るのか、与党の候補者がほとんど語ることがなかったのも残念だ。
人口減少時代に突入し、地方が抱える格差への対応は待ったなしだ。当選議員には政党間の批判合戦を超えて「良識の府」にふさわしい知恵を出し合ってほしい。【井上元宏】
2213
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:20:06
【福岡】民進が1位ってことが特筆かな?
当 古賀之士 (新) 民進党 670,392
当 大家敏志 (現) 自民党 640,473
当 高瀬弘美 (新) 公明党 467,752
柴田雅子 (新) 共産党 195,629
森上晋平 (新) おおさか維新の会 93,683
竹内信昭 (新) 社民党 55,017
石井英俊 (新) こころ 30,909
船戸タキ子 (新) 無所属 16,047
吉冨和枝 (新) 諸派 15,743
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk40010299000c.html
<2016参院選ふくおか>民進トップ 与党は2議席(その1) /福岡
14:29毎日新聞
アベノミクスなど経済政策の他、社会保障の充実、安全保障法制を含む憲法問題を争点にした第24回参院選が10日投開票された。福岡選挙区(改選数3)は即日開票の結果、民進新人の古賀之士さん(57)が旧民主時代から過去5回自民と分け合った議席をトップ当選で守った。24年ぶりに増えた1枠には公明新人の高瀬弘美さん(34)が入り、1992年以来の同党の議席を回復させた。自民現職の大家敏志さん(48)は2回連続のトップはならなかった。
共産新人の柴田雅子さん(32)と社民新人の竹内信昭さん(63)は、市民団体「市民連合ふくおか」の推薦を受け、安倍政権批判と改憲反対を軸に訴えたが及ばなかった。おおさか維新新人の森上晋平さん(32)は行政の無駄の削減などを呼び掛けたが広がりに欠けた。日本のこころ新人の石井英俊さん(39)は減税による経済活性化、幸福新人の吉冨和枝さん(57)は改憲による国防の強化、無所属新人の船戸タキ子さん(58)は子供の道徳教育の制度化などをそれぞれ訴えたが、いずれも伸び悩んだ。
18歳選挙権の導入で有権者数は増え、投票率は前回を3・49ポイント上回る52・85%となった。【門田陽介】
◇古賀さん転身、初当選 「国民と政治、距離縮める」
民放の看板アナウンサーから初当選を果たした民進の古賀さんは、福岡市博多区の事務所で支援者らに感謝の言葉を述べ、「喜び以上に責任の大きさを感じている。発信力を磨き、国民と政治の距離を縮めるお手伝いをしたい」と語った。
昨年11月、大久保勉参院議員(55)が突然の公認辞退を表明。後継を託されたのが古賀さんだった。県連の公募を経て公認が決まってからは、支援組織や市民団体の集会を精力的に回った。なぜ国政を目指すのか、なぜ民進党なのか、自身のバックボーンやテレビ局時代の経験を交え丁寧に説明してきた。
公示後は、安保法制や表現の自由を巡る「政治への危機感」を前面に出し、選挙ポスターはトレードマークの笑顔を封印した。街頭や個人演説会では、医療や介護の負担に上限を設ける総合合算制度や育児コーディネーターの創設、給付型奨学金の拡充などを掲げ、「憲法改正より経済政策を」と訴えた。
民進党として臨んだ初の参院選。県連は60万票の得票目標を掲げ、高い知名度を生かした保守層への浸透にも期待をかけた。逆風に苦しんだ前回選と比べ一定の支持層を取り戻し、無党派層の一部も取り込んで最終盤に抜き去った。【林由紀子】
◇自民、大家さん再選 組織戦徹底 「党の底力に感謝」
安倍政権の実績を強調し「アベノミクスの推進しかない」と訴え続けた自民の大家さんが、徹底した組織戦で手堅く選挙戦を進め、再選を果たした。選対幹部や支援者らが開票を待った福岡市内のホテルには、午後8時過ぎに当確の一報が入り、大家さんは「自民党の底力に感謝したい」と深々と頭を下げて拍手と歓声に応えた。麻生太郎副総理兼財務相も「我々の力不足で、1番にすんなりとはいかなかったが、6年間の実績を評価していただいた」と話した。
1期6年で財務政務官などの実績を積み重ねた大家さんは、昨年夏に党公認を得ると、古巣の自民県議団から全43議員が直筆で署名した推薦状を取り付け団結をアピールした。
改選数1増を受け一部国会議員を中心に2人目の擁立を模索する動きが春先まで続き、24年ぶりの公明候補を党本部が推薦。大家さんも「厳しい形だった」と話す。
それでも県内11小選挙区の選対組織が、推薦を受けた県農政連など各種団体と連動して支持層を固め、県連は「2人目問題などで逆に一枚岩となり、70万票の目標に向かって走れた」と振り返ったが、民進・古賀さんの終盤の猛烈な追い上げにかわされた。【門田陽介、尾垣和幸】
2214
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:20:51
◇公明、高瀬さん感涙 24年ぶり党に議席 「女性、高齢者に輝きを」
「右も左も分からなかった私に、皆様が道を示してくださり、ここまで歩いてくることができました」。公明の高瀬さんは、党の悲願だった改選3枠目の獲得が決まると、支援者が詰めかけた福岡市東区の事務所で目に涙を浮かべた。
公明党が福岡選挙区を戦ったのは、最後に改選数が3だった1992年以来。必勝を期する党は、東ティモールで女性外交官として活躍していた高瀬さんに白羽の矢を立てた。
昨年9月に外務省を辞した高瀬さんは「子育て世代の女性や高齢者らが輝く社会を実現する」と訴え、全域で地方議員らの集会などに参加して支持層へ浸透。党幹部も繰り返し福岡に入り、てこ入れをした。
さらに、安倍晋三首相と並ぶポスターやリーフレットで「自民党本部推薦」を強調。街頭演説では「自公安定政権の継続」を呼び掛けた。菅義偉官房長官らが個人演説会に駆けつけるなどの支援もあり「福岡での自公過半数」に結びつけた。【門田陽介、志村一也】
◇共産、柴田さん届かず 「手応えはあったが残念」
反自公層の受け皿の立場をアピールすることで一定の支持を集めた共産の柴田さんだが、改選数が増えた福岡選挙区で目指した党として初の議席獲得はならなかった。
同選挙区の3議席目に他候補の当選確実が伝わると、党関係者が集まった福岡市博多区の事務所は重い雰囲気に包まれた。柴田さんは「ブラック企業根絶などの訴えは手応えがあった。残念だが、得たものは大きい」と目をうるませた。また改憲についても「この結果で国民が9条改憲などを認めたわけではない」とけん制した。
昨年11月の立候補表明後、新聞奨学生として働きながら大学に通った経験から、返済不要の奨学金制度の創設などの訴えを展開し、安保関連法の廃止や改憲阻止も強調した。
党県委員会も「かつてなく反応がよい」と選挙期間中のてこ入れを強化。党幹部の応援を増やし、選挙ポスターの張り替えなど無党派層を意識した訴えを展開したが、及ばなかった。【吉川雄策】
◇投票率52.85% 前回3.49ポイント上回る
県選管が発表した福岡選挙区の確定投票率は52・85%(前回2013年49・36%)。男女別は男52・57%、女53・10%で、女性がやや上回った。
期日前投票は64万7907人で、前回よりも約11万4000人増えた。各陣営は最終盤まで投票を呼び掛け、2回連続の50%割れは避けられた。【門田陽介】
2215
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:21:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk40010309000c.html
<2016参院選ふくおか>民進トップ 与党は2議席(その2止) /福岡
14:29毎日新聞
◇十分に浸透せず 無所属・船戸さん
無所属の船戸さんは立候補表明が公示直前と出遅れた上、地盤も看板もない中、有権者に十分浸透できなかった。選挙戦ではインターネットを使った発信に力を入れ、商店街などを歩いて女性が活躍できる社会の実現に向けた環境整備や定年の延長、子どもの道徳教育の制度化などを訴えたが、届かなかった。【林由紀子】
◇「5度目」実らず 幸福・吉冨さん
衆参合わせて5度目の国政選挙に挑んだ幸福の吉冨さんは、教育改革や外交・防衛論を軸に支持を訴えたが、最後まで広がりに欠けた。
県内全域で精力的に遊説とミニ集会を重ね、善悪の価値観などを教える「宗教教育」や、憲法9条改正、国防強化などの政策を提案したが、支持が伸び悩んだ。【門田陽介】
◇「落下傘」広がり欠く おおさか維新・森上さん
維新の森上さんは、党の公募を経て福岡選挙区からの立候補を決めたいわゆる落下傘。個人演説会は開かず、街宣車で団地や住宅街を重点的に回る「空中戦」を展開した。公示直前には松井一郎代表、期間中には馬場伸幸幹事長が来援したが、党の顔だった橋下徹前代表の不在で厳しい戦いを強いられた。衆院議員らの支援を受け、道州制の実現や教育の完全無償化、憲法改正などを訴えたが、支持を広げられなかった。【林由紀子】
◇党勢退潮、出遅れ響く 社民・竹内さん
社民が9年ぶりに公認候補として擁立した竹内さんは、思うように支持拡大できず、議席獲得につながらなかった。35年の教員生活で経済的に苦しい多くの高校生と接した経験から「親の経済力で人生が左右される子どもをなくす」と格差是正を前面に訴え、高校授業料の完全無償化などを強調。だが党の衰退傾向や、野党統一候補擁立の見極めで立候補表明が遅れたことなどが重なり、終盤になっても支持は伸びなかった。【吉川雄策】
◇候補乱立の中で埋没 こころ・石井さん
日本のこころの石井さんは、9候補が乱立した中で埋没した。
石井さんは経済格差に苦しむ保守層の受け皿になろうと「5%への消費減税で経済を活性化し、デフレ脱却につなげる」と自民党との違いを主張。都市部を重点的に回って支持を求めた。
昨年12月に「次世代の党」から党名変更し、自主憲法制定などを強調。党のテーマソングを選挙カーから流すなどして支持拡大を図ったが、及ばなかった。【吉川雄策】
〔福岡都市圏版〕
2216
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:26:58
【共産党】
>>56
大門実紀史:近畿 【当選】
田村智子:東京 【当選】
岩渕友:北海道・東北 【当選】
奥田智子:北関東
椎葉寿幸:南関東
武田良介:東海・北陸信越 【当選】
春名直章:中国・四国
伊勢田良子:九州・沖縄
*市田忠義も当選
2217
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:28:52
【公明】7議席目獲得!宮崎勝って誰ですかね?
確 長沢 広明 (現) 942,266
確 秋野 公造 (現) 612,066
確 横山信一 (現) 606,897
確 熊野正士 (新) 605,226
確 谷合正明 (現) 478,175
確 浜田昌良 (現) 388,473
確 宮﨑勝 (新) 18,571
竹内真二 (新) 7,488
2218
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:36:11
自民比例候補
【業界団体】
○2013当選の団体
【当選】徳茂雅之 54 新 全特相談役 全国郵便局長会 429千
【当選】藤木真也 49 新 (元)JA青協会長 全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)338千
【当選】宇都隆史 41 現《1》〈額〉 (元)外務政務官 自衛隊 326千
【当選】自見英子 40 新 日医連参与 日本医師連盟 249千
【当選】足立敏之 62 新 (元)国交省技監 全国建設業協会 215千
【当選】藤井基之 69 現《2》〈岸〉 (元)文科副大臣 薬剤師会 204千
【当選】高階恵美子 52 現《1》〈細〉 党女性局長 日本看護連盟 201千
【当選】山谷えり子 65 現《2》〈細〉 (元)国家公安委長 神道政治連盟 191千
≪落選≫増山寿一 53 新 (元)独立法人理事 中小企業基盤整備機構理事 178千
○2013落選の団体
≪落選≫畦元将吾 58 新 医療団体役員 日本放射線技師連盟 2013年自民比例出馬落選 28千
【当選】宮島喜文 64 新 医療団体会長 日本臨床衛生検査技師会長 赤石清美の後継18千
○2013擁立してない団体
【当選】水落敏栄 73 現《2》〈岸〉 (元)文科政務官 日本遺族会
【当選】進藤金日子 52 新 全国土改連顧問 全国土地改良政治連盟
【当選】小川克巳 64 新 医療団体副会長 日本理学療法士協会
*歯科医は献金問題で2016擁立断念
>>887
【ご当地】
≪落選≫大江康弘 62 元《2》 (元)参国交委員長 和歌山 2013落選
≪落選≫竹内功 64 新 (元)鳥取市長 鳥取 【合区救済】
【当選】中西哲 64 新 (元)高知県議 高知 【合区救済】
【当選】山田宏 58 新 (次) (元)衆院議員 東京
【当選】園田修光 59 新 (元)衆院議員 鹿児島 2013落選
【有名人 その他】
【当選】阿達雅志 56 現《1》 参国土交通委員 佐藤信二・元衆院議員の娘婿(山口)
【当選】片山さつき 57 現《1》〈二〉 党総務副会長 天台宗
≪落選≫堀内恒夫 68 現《1》 党文科副部会長 巨人監督
≪落選≫伊藤洋介 52 新 作家 東京プリン 2013落選 【ネット候補・最下位落選】
【当選】今井絵理子 32 新 歌手 SPEED
【当選】青山繁晴
2219
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:40:17
旧維新全滅
労組と立正佼成会と有田・・・
【労組など】
○2013当選の団体
【当選】浜口誠 51 新 自動車総連役員 自動車総連 271千
【当選】小林正夫 69 現《2》 (元)厚労政務官 電力総連 235千
【当選】江崎孝 59 現《1》 参沖北特委員長 自治労 235千
【当選】那谷屋正義 58 現《2》 (元)文科政務官 日教組 176千
【当選】石橋通宏 50 現《1》 党国際副局長 情報労連 167千
【当選】矢田稚子 50 新 労組役員 電機労連 152千
○2013落選の団体
【当選】川合孝典 52 元《1》 ゼンセン顧問 ゼンセン 138千
【当選】難波奨二 57 現《1》 参院決算委理事 JP労組 120千
≪落選≫轟木利治 56 元《1》 基幹労連顧問 基幹労連 103千
○2013擁立してない団体
≪落選≫田城郁 56 現《1》 参国土交通委員 JR総連 (生活・山岡を支援)
≪落選≫森屋隆 48 新 私鉄総連局長 私鉄総連 (2010擁立落選)
≪落選≫藤川慎一 52 新 JAM副会長 JAM
【ご当地】
≪落選≫田中直紀 75 現《3》 (元)防衛相 新潟
≪落選≫前田武志 78 現《2》 (元)国土交通相 奈良
≪落選≫大河原雅子 63 元《1》 (元)都議 東京
≪落選≫小野次郎 62 現《1》(維) 党副代表 山梨
≪落選≫柴田巧 55 現《1》(維) 参院議運委員 富山
出馬せず 寺田典城 75 現《1》(維) 参院総務委理事 秋田
【有名人 その他】
【当選】白真勲 57 現《2》 (元)内閣府副大臣 立正佼成会?
【当選】藤末健三 52 現《2》 (元)総務副大臣 立正佼成会?
【当選】有田芳生 64 現《1》 参院法務委理事
≪落選≫西村正美 52 現《1》 歯科医師 日歯連の支持は得られず
≪落選≫鎌谷一也 63 新 畜産農協組合長
>>1122
2220
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:40:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010355000c.html
<参院選>著名人4人当選 自民・青山氏、最多47万票
12:51毎日新聞
<参院選>著名人4人当選 自民・青山氏、最多47万票
著名人候補の得票
(毎日新聞)
10日投開票の参院選比例代表には知名度の高い「著名人」が8人立候補し、4人が当選した。
最多得票は自民党が擁立したジャーナリスト、青山繁晴氏(63)の47万票。同党では、人気歌手グループ「SPEED」の今井絵理子氏(32)も31万票を得た。「テレビなどのメディアを通じて知名度のある候補」を著名人と定義した。票数はいずれも11日午前11時現在。
自民党は青山、今井両氏を含め、各党で最多の4人を立てた。再選を目指した元プロ野球選手の堀内恒夫氏(68)、作家の伊藤洋介氏(52)はいずれも落選した。
民進党はジャーナリストの有田芳生氏(64)が20万票で当選し、社民党は弁護士の福島瑞穂副党首(60)が25万票で4選を果たした。
3月に施行された安全保障関連法の廃止を訴えて結成された政治団体「国民怒りの声」は比例代表で議席を獲得できなかった。慶応大名誉教授の小林節氏(67)は得票が伸び悩んだ。
参院選比例代表は2001年から、政党名票だけでなく個人名票でも投票できる「非拘束名簿式」が導入された。
01年は舛添要一氏(自民)が158万票、04年は竹中平蔵氏(同)が72万票を獲得し、集票力の高さを見せつけた。
しかし、13年に日本維新の会(当時)で当選したアントニオ猪木氏は35万票にとどまった。【小山由宇】
2221
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:41:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010367000c.html
<参院選>旧みんなの党出身、明暗分かれる
13:29毎日新聞
かつて政界の「第三極」として注目され、2014年11月に解党した旧みんなの党出身の議員経験者は今回の参院選で、自民党、民進党、おおさか維新の会などから立候補したが、結果は明暗が分かれた。
無所属で神奈川選挙区から当選した中西健治氏は、自民党から追加公認された。14年衆院選で落選した元みんな代表の渡辺喜美氏は、おおさか維新の会の比例代表候補になり、議員に返り咲いた。
民進党からは4人が立候補し、神奈川選挙区で真山勇一氏が当選したが、千葉選挙区の水野賢一氏、比例代表の小野次郎氏と柴田巧氏は落選した。水野氏以外の3人は旧維新の党から民進党に合流したが、「新党効果」を生かせなかった。
新党改革の比例代表候補になった山田太郎氏は約29万票を集めたが、同党が議席を獲得できず、落選した。田中茂氏、寺田典城氏、江口克彦氏、松田公太氏は参院選に立候補しなかった。【小山由宇】
2222
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:42:14
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110072.html
【参院選】公示前にフェイスブックで出陣式案内 おおさか維新で落選の三宅博氏、公選法抵触か
18:09産経新聞
参院選(10日投開票)におおさか維新の会の比例代表候補で出馬、落選した元衆院議員の三宅博氏(66)が、公示前日の6月21日に交流サイト「フェイスブック」(FB)で出陣式への参加を呼び掛ける投稿をしていたことが11日、分かった。大阪府選挙管理委員会によると、公示前の選挙運動であれば、事前運動を禁じる公選法に抵触する恐れがあるという。
FBには6月21日午後、参院選への立候補のほか、出陣式の開催場所や日時を案内する投稿があり、「ご臨席いただき激励を賜りますよう、謹んでご案内申し上げます」などと記されていた。産経新聞の取材に応じた三宅氏は、「FBの書き込みは担当者に任せており、チェックが不十分だった」と説明。投稿は既に削除したという。
三宅氏は平成11〜21年まで大阪府八尾市議を務め、24年12月の衆院選で日本維新の会から比例近畿ブロックで立候補し、初当選。26年12月の衆院選には次世代の党から大阪14区に出馬したが落選した。
2223
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:43:19
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-564394.html
【参院選】三宅洋平氏落選も25万票超え 選挙フェスが示した新たな可能性
16:30東スポWeb
【参院選】三宅洋平氏落選も25万票超え 選挙フェスが示した新たな可能性
左から三宅洋平氏、山本太郎参院議員
(東スポWeb)
東京選挙区から出馬した無所属の三宅洋平氏(37)は「選挙フェス」という音楽と政治を組み合わせた独自の選挙活動で奮闘するも落選となった。
選挙期間中、渋谷では女優の一色紗英(39)とXJAPANのギタリスト・SUGIZO(47)、品川では俳優の窪塚洋介(37)、格闘家の山本KID徳郁(39)が応援演説に駆けつけるなど各界の著名人から支持を集め、9日に行われた「選挙フェス」は渋谷ハチ公広場で行われる予定を急きょ変更。陣営関係者によると、多くの聴衆が見込まれたことから品川駅港南口に変更し、2万人近くが集まったという。
しかし、いざ開票が始まるとすぐに当選困難な状況が明らかに…。
結果判明後の会見で三宅氏は「4週間の選挙活動を支えてくれたのは全員ボランティア。政党票相手の(選挙の)難しさを感じたが、25万人を超える皆様が目覚めた。新しい政治勢力ができたことを確信しています」と充実した表情を見せた。
また、三宅氏を推薦した山本太郎参院議員(41=生活の党と山本太郎となかまたち共同代表)も会見に同席し「彼の表現力は政治に必要だと思っている。(この結果は)始まりにすぎない」と健闘をたたえ、最後は「選挙フェス」らしく、湧き起こった洋平コールと太郎コールでにぎやかに締めくくられた。
三宅氏は2013年の参院選に比例代表で立候補し、落選議員では最多得票の17万6970票を得るも落選。今回、東京選挙区で25万票を超えた。この現象をどのように捉えるべきなのだろうか?
社会学者で東京工業大学の西田亮介准教授は「前回よりも票を積み増しており、選挙フェスは政治的なことが分からない人を取り込もうとする選挙運動の手法として精度を高めているといえる。そこに参加している人もSEALDs(シールズ)よりも多様性があり、三宅さんは着々と基盤を作っている」と分析。その上で「安定した政治的基盤になる可能性もあるが、教祖化したり過激化の可能性も否めない。どちらへ向かうか、今後も注視が必要だろう」と提言した。
果たして“祭りの後”から生まれるものは何なのか…。
2224
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:46:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110045.html
【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
12:34産経新聞
【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
平成27年12月、手を振りながら大阪市役所を退庁する橋下徹氏
(産経新聞)
橋下徹前代表が政界引退してから初の本格的な国政選挙を迎え、「橋下商店」から脱却できるかが注目されたおおさか維新。選挙区で3、比例代表で4の計7議席を獲得し、躍進した。「改憲勢力」として国政で一定の影響力を確保するとともに、2議席を獲得した本拠地・大阪では看板政策「大阪都構想」の再挑戦にはずみがつきそうだ。
橋下氏不在による発信力低下が党内でも不安視された選挙戦。躍進を支えたのは、大阪を中心とした関西で築き上げた地盤だ。
比例代表でおおさか維新が得た約515万票の4割以上を関西で獲得。約130万票でトップだった大阪をはじめ、多くの府県で上位に食い込んだ。選挙区でも、関西の改選計12議席のうち自民に次いで多い3議席を獲得した。
特に大阪選挙区では改選数4のうち2人を通し、得票数も前回選の約105万票(当時は日本維新の会)から、2人で計約140万票と上積みした。ある幹部は「もう風頼みではない。大阪では完全に与党として戦えた」と自信をみせた。
大阪での完勝は、都構想の再挑戦の大きな後押しとなる。設計図を練り直し、改めて都構想の是非を問う住民投票を実施したい維新だが、そのために必要な大阪府市両議会の過半数は確保できておらず、他党の協力が不可欠だ。
「参院選の結果が都構想賛成の意思表示だとは思っていない」。代表の松井一郎大阪府知事は10日夜の記者会見で慎重な態度を貫いたが、他党からは「都構想への態度を考えなければならないだろう」(自民府連関係者)との声が上がる。
国政では、非改選の5議席と合わせて単独で法案を提出できる11議席を満たした。次期国会で早速、政治資金規正法の改正案を提出する方針だ。
憲法改正についても、会見で「中身の真面目な議論をしたい」と意欲をみせた松井氏。ただ、自民が改憲項目の候補とする緊急事態条項創設などには、「反対だ」と断言した。
改憲議論の進み方次第では、維新が提出した法案を自民は簡単には無視できなくなるという状況が生まれる。同席した馬場伸幸幹事長も「(維新の改憲案に)賛成してもらえないなら、別に(自民案に)賛成する必要もない」と自民側を牽制(けんせい)した。
国政の場でいかに存在感を高めるのか。松井氏は党名変更も示唆しつつ、「(他党に)相手にされなくても、大きな壁に当たっていく姿を国民にみていただく」と強調した。
2225
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:47:20
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/185459
女子アナ&キャスター 参院選“元テレビ美魔女”候補の明暗
2016年7月11日
左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
今回も各地でテレビ界出身の“花”が舞った。
静岡(改選数2)の新人、平山佐知子(静岡・45・民進)は元フリーアナウンサー。2013年まで14年間、NHK静岡のニュース番組で契約キャスターを務め、「静岡の膳場貴子」とも。知名度は抜群で、自民支持者にもファンが多い。トップ当選に注目が集まったものの、自民の現職、岩井茂樹(48)の組織力の前に後塵を拝した。
衆院から転身した愛媛(改選数1)の永江孝子(愛媛・56・無所属)は元南海放送アナ。12、14年の衆院愛媛1区で塩崎厚労相と激戦の末、連続して敗れ、3度目の正直が期待された。学生食堂を回るなど若者の票も掘り起こしたが、1万票差で泣いた。
女子アナじゃないが、定数1増の愛知(改選数4)の新人、伊藤孝恵(愛知・41・民進)は元テレビ大阪記者→資生堂→リクルートというキャリアウーマンだ。「民進王国」で同じ民進現職、斎藤嘉隆(53)と票を分け合い、早々と当確。
同じく定数1増の北海道(改選数3)の徳永エリ(北海道・54・民進)は元テレビリポーター。自民と民進がそれぞれ2人を擁立、混戦模様になったが、約20万票あるといわれる“ムネオ票”が不発に終わり、元道議の自
民新人、柿木克弘(48)に競り勝った。
滋賀(改選数1)の現職、林久美子(滋賀・43・民進)は元びわ湖放送のキャスターで、13年に自民の世耕官房副長官と再婚。野党共闘で自民新人の小鑓隆史(49)をねじ伏せるとみられたが、夫婦でねじれ選挙ばかりがクローズアップされ、失速。苦杯をなめた。
女優で元キャスターの石井苗子(比例・62)はおおさか維新の比例で初出馬。
「同党の中では知名度が高く6万台の得票で滑り込めた。選んだ政党が正解です」(永田町関係者)
国政に“タックル”を決めた。
2226
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:48:59
俺は比例はここに投票しました
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160711k0000e040328000c.html
<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
11:26毎日新聞
<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
「支持政党なし」のポスター4枚が並ぶ掲示板(一部画像を処理しています)=東京都杉並区で2016年7月1日午後0時34分、早川健人撮影
(毎日新聞)
10日に投開票された参院選比例代表で、政治団体「支持政党なし」の得票が64万票を超えた。無党派の有権者が「どの政党にも入れない」つもりで投票してしまう可能性を、団体側も認識していたという。公職選挙法には抵触しないが、専門家は「制度の盲点を突いた行為で選挙の冒とくだ」と批判している。
「支持政党なしという名前、素晴らしいと思いませんか。間違えて投票する人がいると思いますが『支持政党がない』という思いは裏切っていません」
7日夕、東京・上野で佐野秀光代表(45)が声を張り上げた。演説後の取材に「有権者の勘違いを期待して名称をつけたわけではない」と笑った。
佐野氏は東京都大田区にある情報通信関連会社の社長。学生時代は自民党学生部に入っていたという。2009年から率いる政治団体の名称を「新党本質」「安楽死党」と変え、13年から「支持政党なし」を使用。新党本質だった09年の衆院選比例代表北海道ブロックでは7399票だったが14年衆院選の同ブロックで10万票余を獲得。総務省によると、「なし」とだけ書かれた票は従来は無効票とされていたが、「支持政党なし」が出て以降は各開票所の責任者が判断しているという。
政策は「一切なし」。既存政党の政策にインターネット上で賛否を問い、結果に応じて国会で議決権を行使するという。佐野代表は「気に入っている名称なので、しばらく使うつもり」と語った。
西川伸一・明治大教授(政治学)は「紛らわしい名称で有権者の誤認に便乗しようという考えが明らか。政党の主張を支持して投票する人に非礼を働いている」と分析。「議員が負うべき責任をネットに転嫁しているだけ」と批判する。松本正生・埼玉大教授(政治意識論)は「白票と似た意味の既存政党批判票を狙っているのだろうが、選挙そのものを冒とくしている」と非難。一方で「憲法は結社の自由を保障している。世間の良識でクリアしていくしかない」と語った。【鳴海崇】
2227
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010166000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その1) /北海道
10:41毎日新聞
◇徳永氏、政権批判奏功 鉢呂氏、国政復帰果たす
民進党の2陣営が歓喜の渦に包まれた。10日に投開票された参院選で、道選挙区(改選数3)は民進現職の徳永エリ氏(54)、新人の鉢呂吉雄氏(68)が議席を獲得。自民党は現職の長谷川岳氏(45)=公明党推薦=の1議席にとどまり、新人の柿木克弘氏(48)=同=は涙をのんだ。喜びに沸く民進の2陣営に対し、自民道連は2議席獲得に失敗し、幹部は苦渋の表情を浮かべた。投票率は56・78%。当日有権者数は461万3374人だった。
◆徳永氏陣営
民進道連最大の支持母体・連合北海道の支援を受けた徳永氏が再選を決め、札幌市中央区の事務所に集まった支持者らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。徳永氏は「安倍政権は『強い国』というが、道民は強さではなく安心を望んだ。格差解消に力を尽くしたい」と決意を述べた。
選挙戦では「参院選は日本の転換点になるだろう。安倍政権は憲法を『みっともない』と言い、戦後民主主義を否定している」などと激しい政権批判を展開。一方で、選挙権年齢の18歳以上への引き下げを受け、若者の労働問題を取り上げながら、「『国会のお母さん』として若者の声を国会に伝えたい」などと訴えた。
連合北海道の組織力に助けられる「守りの選挙」となり、街頭演説よりも団体などへのあいさつ回りを行い、組織票固めに奔走した時期もあった。1期6年間の議員生活では週末に道内入りし、支援者らと対話して地方重視の姿勢を示してきた。今回の選挙戦でも大票田・札幌市に滞在したのはわずか5日間。常に地方の声を拾う姿勢が奏功した形だ。【藤渕志保】
◆鉢呂氏陣営
元経済産業相の鉢呂氏が、3年ぶりの国政復帰を果たした。民進2人目の公認候補として、4月に出馬表明。他の候補より出遅れたが、「一日も休まず全道を巡り、ポスターを張って回った」という豊富な選挙運動が奏功、参院に初当選した。
選挙戦では、無党派層の多い札幌圏を中心に活動を展開。さらに今回から選挙権を得た18、19歳を含む若い世代を重視する政策を打ち出した。また党随一の農業通として環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対などを訴え、衆院議員時代の地盤である後志地方などで支持を広げた。
高い知名度に加え、豊富な政治経験もアピール。さらに「憲法改正を堂々と問うこともなく、改正手続きの要件緩和ばかりを先行させる安倍政権の手法は、立憲主義の本旨に反する」と訴え、護憲派や反安倍政権の受け皿にもなった。
鉢呂氏は万歳三唱の後に意気込みを問われ「TPPに断固反対し、最低でも再交渉を求めていきたい。声を受け止め切れていない、若い皆さんと政治との懸け橋にもなりたい」と力を込めた。【野原寛史】
◆比例代表
◇公明・横山氏、再選果たす
北海道・東北ブロック重点候補として比例代表に立候補した公明党現職の元道議、横山信一氏(56)が再選を果たした。農林水産政務官時代に魚などの検疫を強化した実績をアピールし、農林水産業の振興などを公約していた。また、「継続と安定か、混乱かを選択する重要な選挙だ。公明に力を与えてほしい」と訴えていた。【一條優太】
◇こころ・佐藤氏、支持広がらず
日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)は支持が広がらず、当選ラインに及ばなかった。元自衛官の佐藤氏は駐屯地周辺を中心に街頭演説。「米国に押しつけられた憲法を改正すべきだ」と改憲を主張したほか、「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で食料自給率が下がろうとしている中、中国が南シナ海で日本の通商ルートを脅かしている。政府は自給率を上げる政策を取るべきだ」と訴えていた。【日下部元美】
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010169000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その2止) /北海道
10:41毎日新聞
◇長谷川氏、盤石の再選
YOSAKOIソーラン祭りを創設した長谷川氏は高い知名度を生かし、再選を果たした。開票が始まった午後8時になるとほぼ同時に当選確実の一報が入り、札幌市中央区の事務所には大きな歓声と拍手がわいた。長谷川氏は「当選の余韻を感じるのではなく、明日から始動できるよう頑張りたい」と喜びの心境を語った。
改選議席の1増に伴い、自民党は今回、長谷川氏と元道議の柿木氏の2人を公認。道連や道議の支援は柿木氏に集中したが、長谷川氏陣営は公示後、道内179市町村のうち169市町村を回って支持を広げた。
今回は定住人口の減少対策などを公約。具体的政策として外国人観光客を中心とした交流人口の拡大や、情報通信技術(ICT)を活用した農業の促進を挙げ、「地域の経済循環を促す施策が重要だ」などと訴えていた。
また、憲法改正については「国民的な議論を経て憲法改正を目指すことが基本的な立場。環境権などへの対応が急務であり、時代の変化に応じて憲法を見直すのは当然のことだ」と主張していた。【一條優太】
◇柿木氏、知名度不足響く
国政初挑戦の柿木氏が、議席獲得を逃した。知名度不足に悩み、当初から劣勢が伝えられただけに、札幌市中央区の事務所は重苦しい雰囲気に包まれ、関係者は口を真一文字に結んだ渋い表情で開票速報を見つめていた。
元道議の柿木氏は今回、自民道連の公募に応じ、選考に通った岩本剛人道議と2人目の公認候補枠を争った。道議51人と道連会長の伊達忠一参院議員ら国会議員3人の計54人が昨年12月に投票した結果、柿木氏が30票を獲得し、公認候補に選ばれた。道議を辞職した6月には「政治生命をかけた戦い」と参院選に臨む覚悟を語っていた。
選挙戦では「道議会の政策通」としてアピール。「地方を粗末にしたら、北海道の発展はない」などとして札幌一極集中の解消や給付型奨学金制度の創設、五輪・パラリンピックの札幌開催誘致の実現などを訴えた。同僚の道議や道連の手厚い支援に加え、公明党や地域政党「新党大地」の推薦を得た。さらに公示後は道内のほぼ全ての市町村を回ったが、知名度不足を補えなかった。【三沢邦彦】
◇共産・森氏、挑戦実らず
前回2013年参院選、14年衆院選に続く国政挑戦3回目の共産党新人の森英士氏(38)は、自民、民進の壁を崩せず、「三度目の正直」を果たせなかった。共産は今回、「野党共闘をしなくても、自民、民進が票を食い合えば、3番目の議席は十分狙える」(道委員会幹部)と独自候補を擁立し、1989年以来27年ぶりとなる道選挙区の議席獲得を目指していた。
森氏は今回、無党派層の取り込みを目指し、道内300カ所で街頭演説。「私たちの生活が苦しく、先が見えないのは自己責任ではない。政治の方向が間違っているからだ」と安倍政権を批判した。認可保育園の増設や最低賃金の引き上げを訴え、子育て世代や若者の支持拡大を目指した。【安達恒太郎】
◇投票率56.78% 前回を2.37ポイント上回る
道選挙区の投票率は56・78%となり、前回2013年参院選を2・37ポイント上回った。今回の選挙は改選数が2から3に増え、自民、民進両党が各2人を擁立。激しい選挙戦となり、自民は安倍晋三首相や菅義偉官房長官、民進は岡田克也代表らを投入したことなどが影響したとみられる。
一方、期日前投票は有権者の約16%に当たる73万9134人が利用した。【袴田貴行】
2229
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:47
……………………………………………………………………………………………………
■解説
◇争点見えない「内向き神経戦」
単なる「陣取り合戦」に終始した18日間の選挙だった。参院道選挙区は改選数が増え、自民、民進両党がそれぞれ2人を公認。計10人が立候補し、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」や社会保障のあり方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などを争点に舌戦を繰り広げた。
しかし、選挙戦の内実は、保守と革新勢力がそれぞれ身内の票を奪い合う「内向きの神経戦」(野党陣営)だった。このため、各種争点の対立軸が見えづらく、耳に心地よい公約ばかりが並んだ。
最大の争点になるとみられた憲法改正も、自民陣営は「有権者の関心が低い」として街頭演説での言及を避けた。野党候補は改憲阻止を掲げたが、改憲の長所や短所は明確にならなかった。
仮に自民が2議席を獲得しても、選挙戦の内実は変わらない。「何を基準にして投票すればよいか分からない」。街頭演説を聞いていた30代男性の漏らした言葉が今回の選挙を最も象徴している。当選者はもとより、各党、各候補は男性の言葉の意味をかみしめるべきだ。【酒井祥宏】
2230
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:02:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000122-jij-pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く―比例代表【16参院選】
時事通信 7月11日(月)17時36分配信
参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。
2231
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:03:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000013-nkgendai-ent
池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
日刊ゲンダイ 7月11日(月)15時33分配信
池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
左上から時計回りに今井絵理子、高樹沙耶、堀内恒夫、田中康夫(C)日刊ゲンダイ
開票から5分後に“スピード”当確したのが「SPEED」の今井絵理子(32・比例・自民)だ。聴覚障害のある長男(11)とともに壇上に立ち、手話で会話、笑顔をみせた。
■沖縄基地問題「これから向き合う」
若者には抜群な知名度を誇る今井だが、出はなをくじかれた選挙戦だった。
長男を女手ひとつで育てる“シングルマザー”かと思いきや、出馬表明直後に元同級生の男と「事実婚」状態であることが発覚。しかも、男には風営法と児童福祉法違反容疑で逮捕歴があることが分かったのだ。それでも沖縄で涙の“里帰り”街宣を行うなど、全国各地を飛び回った。
「何かと“いわくつき”でしたが、やはり『SPEED』というブランド効果は絶大。街頭を歩けば、今井と名刺交換しようとするファンが殺到しました。最後のお願いにはTRFのダンサー・SAMも駆け付け、盛り上がった。若さと知名度を最大限に生かしたことが勝因でしょう」(在京キー局関係者)
ただ、当選後、沖縄の基地問題について問われた今井は「これから向き合う」と返答。質問した池上彰氏を呆れさせた。
■「政治家より大麻」と最後まで“高樹節”
元女優の高樹沙耶氏(52・東京・新党改革)は、代名詞となった「大麻」の重要性を訴えたが、大激戦の東京(改選数6)で完敗。落選会見では「政治家が目的ではなく、医療大麻について知ってほしかった」と最後まで“高樹節”だった。
「ドラマ『相棒』で美人女将役として人気を集め、知名度は抜群。都心の無党派層を取り込もうとしたのですが、街頭演説をやっても反応はイマイチでした。有権者には“キワモノ”候補にしか映らなかったのでしょう」(スポーツ紙記者)
新党改革といえば、公私混同問題で辞職した舛添要一前都知事が10〜13年の間、代表を務めていた政党。出馬するタイミングも“マイナス”に作用した。
■田中康夫氏、堀内恒夫氏も落選
東京(改選数6)でドブ板も展開した元長野県知事の田中康夫氏(60・東京・おおさか維新の会)は、次点で落選となった。
田中氏は、めったに顔を出さないという元CAの美人妻を連れ、商店街も駆けめぐった。
「ですが、有権者から『おおさか維新と考えが違いませんか』と突っ込まれるなど、本人のリベラルのイメージを払拭できなかった」(おおさか維新関係者)
巨人元監督の堀内恒夫氏(68・比例・自民)は、6年前の比例で10万票余りを得たが、次点。
13年に議員の死去で繰り上げ当選し、前回の雪辱と3年間の実績を問う選挙となったが、当選ラインに遠く及ばず惨敗。監督と政治家には向いていないようだ。
2232
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:07:42
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607110256.html
【参院選】自民党56議席で勝利も「競り負け」目立つ 党内に警戒感も 全121議席が確定
21:44産経新聞
第24回参院選は11日、全121議席が確定した。自民党は神奈川選挙区で当選した中西健治氏の追加公認も含め56議席を獲得。公明党の14議席と合わせ、与党で改選過半数(61議席)を上回り、勝利した。ただ32の改選1人区は21勝11敗に終わり、前回の平成25年参院選(29勝2敗)より戦績は悪化。27年ぶりとなる単独過半数にも届かず、党内に「大勝」ムードは感じられない。
「(前回よりも)比例代表票を150万票以上増やし、改選前を上回る議席をいただいた」
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の記者会見で、前回以上の勝利を収めたと強調した。「より安定した政治基盤のもと、一層力強く政策を前に進めることができる」とも語った。
ただ、首相の胸中は安堵ばかりではない。11日の臨時役員会では「次の戦いは衆院選。負けたところはしっかり敗因を総括し、備えないといけない」と檄を飛ばすことも忘れなかった。
自民党は今回、比例代表は前回より1増の19議席を獲得するなど、堅調な戦いを進めた。しかし、改選1人区では、東北6選挙区で5敗するなど、前回はみられなかった弱さも露呈。青森と新潟、大分は当選者と1万票差もなく、土壇場で競り負けた格好となった。
そうした選挙区の主な敗因は、民進党や共産党など野党4党の共闘効果とされるが、アベノミクスの恩恵が十分に届かず、農業政策への批判が強い地域だったといえる。「首相の人気だけで選挙を勝利できる空気が微妙に変わった」(閣僚経験者)との見方もあり、自民党は経済対策のあり方などを再点検する考えだ。
民進党は32議席。改憲勢力の3分の2確保阻止はできなかった。おおさか維新の会は7議席で伸長した。共産党は6議席だった。(水内茂幸)
2233
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:09:07
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ765HHHJ76UTFK00Z.html
「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
14:33朝日新聞
「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
主な組織内候補の獲得票の推移と、比例区トップ当選者の得票数
(朝日新聞)
比例区で、民進党は旧民主党発足以来最低だった13年の7議席を上回る11議席を得た。公明党は7議席、共産党は5議席で改選数を上回った。13年は10議席だった「第三極」は、おおさか維新の会の4議席にとどまった。改選数2の社民党は1減、生活の党と山本太郎となかまたちは議席を確保した。
政党名でも候補者名でも投票できる比例区。比例票全体に占める個人票の割合は、現行制度が導入された01年の36%をピークに下がり続けたが、13年はやや増え、今回はまた減った。
自民の1位は、全国郵便局長会相談役の徳茂雅之氏で約52万票。建設などの業界や遺族会といった「常連」も当選し、「合区」で地元の候補者がいなくなった高知の元自民県議が4位当選した。一方、全国農政連の藤木真也氏は約24万票で、前回当選者より10万票以上減った。政権による農協改革や環太平洋経済連携協定(TPP)合意が影響したとみられる。
2234
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:19:02
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110260-n1.html
2016.7.11 21:43
【参院選】
島尻安伊子担当相落選の沖縄 国VS県の対決姿勢強まる
島尻安伊子沖縄北方担当相の参院選沖縄選挙区での落選から一夜明けた11日、政府と沖縄県の対決色は一気に強まった。
防衛省は11日、米軍北部訓練場(同県東村など)でヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開するため、資材や重機の搬入を始めた。準備が整い次第、工事に着手する。
翁長(おなが)雄志(たけし)知事は「不意打ちだ。県民を欺くような行為は不信感を深めるだけで残念だ」と批判。基地問題をめぐり14日に開かれる政府との作業部会で見解をただす意向を示した。
作業部会は普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟の和解条項に基づくもの。それを経て、政府は辺野古の埋め立て承認取り消しの撤回を求めた是正指示に翁長氏が従わないことの違法性確認を求める訴訟を起こし、再び法廷闘争に入る。
一方、来月が締め切りの平成29年度予算案概算要求では、政府・与党内で沖縄振興予算の減額圧力が強まることが予想される。島尻氏の働き掛けで前年度比10億円増の3350億円となった28年度の振興予算についても「案件によっては予算執行を見送る可能性がある」(政府高官)という。
政府は28年度予算で米軍西普天間住宅地区(宜野湾市)跡地での国際医療拠点構築に12億5千万円を計上した。拠点構築は島尻氏が旗振り役となる一方で翁長氏は消極的なため、政府側がブレーキを踏み、執行見送りや29年度予算案での減額対象になりかねない。
2235
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:22:08
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110198-n1.html
2016.7.11 08:20
【参院選】
1人区自民「東低」 与党、競り負け相次ぐ
今回の参院選の勝敗を左右した32の改選1人区は、自民、公明の与党が21勝と勝ち越した。ただ、現職閣僚が戦った福島、沖縄両選挙区をはじめ11選挙区で自民候補が苦杯をなめ、安倍晋三首相(党総裁)が自ら何度も訪れ、てこ入れした「激戦区」での取りこぼしも相次いだ。
「最初の挑戦としては効果があった」
共産党の志位和夫委員長は10日夜、ボードに候補者の氏名と赤いバラが並んだ党本部の記者会見場で、「安倍政権打倒」を掲げた初めての野党共闘に一定の手応えを示した。
民進、共産、社民、生活の野党4党は改憲勢力の3分の2阻止で共闘し、「野党統一候補」を擁立。このうち岩手や山形、沖縄の各選挙区で終始、選挙戦を有利に進めた。
一方、自民党は西日本の候補者を中心に続々と当選を決めたが、最終盤まで接戦にもつれ込んだ選挙区で苦しんだ。とはいえ、序盤の劣勢を接戦まで盛り返した選挙区も少なくなく、政府高官は「(野党統一候補に自民候補が)離されていたのをだいぶ追い上げた」と分析。自民党選対幹部も「取りたいところで取れなかった選挙区はあるが、全体としては満足だ」と振り返った。
これまで与野党が1議席ずつ分け合ってきた宮城、新潟、長野の3選挙区は、定数を「10増10減」する改正公職選挙法の成立に伴う定数減で、今回の参院選から新たに改選1人区になった。与野党の候補が接戦のまま投開票日を迎えたが、いずれも野党候補が勝利した。
特に、民進党の岡田克也代表(衆院三重3区選出)が自らの進退をかけた三重選挙区では、安倍首相をはじめ自民党幹部が重点的に支援し必勝を期したが、民進候補の逃げ切りを許す形となった。
自民党は現職閣僚の苦戦も相次いだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を抱える沖縄選挙区では、島尻安伊子沖縄北方担当相が野党統一候補を相手に苦杯をなめた。元米兵の軍属による女性殺害事件も悪影響を招き、野党統一候補に敗れた。この結果、自民党は沖縄県で衆参両院の全議席を失う事態となった。
前回の平成25年参院選から改選1人区になった福島選挙区でも、同じ現職閣僚の岩城光英法相が落選した。同県で自民党の改選議席ゼロは初めて。
一方、人口の少ない選挙区を隣接する選挙区と統合する「合区」が初めて実施され、「鳥取・島根」「徳島・高知」のいずれも自民候補が野党統一候補を退けた。共産党の野党統一候補が唯一、1人区に挑んだ香川選挙区では、自民候補が当選した。
安倍政権打倒で結束する民共勢力の協力関係はさらに進むのか。民進党の枝野幸男幹事長は10日夜のNHK番組でこう語った。
「一定の成果はあると思っている。今回の結果を詳細に分析し、さまざまな活動を検証して今後に生かしていきたい」
2236
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:23:20
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110090-n1.html
2016.7.11 05:11
【参院選・新潟】
民進・田中直紀氏が落選 真紀子氏は姿見せず 「角栄王国」が名実とも崩壊…
民進党の元防衛相、田中直紀氏(76)が落選した。これまで3回当選した参院選の新潟選挙区から比例代表にくら替えし、4選を目指したものの得票は最後まで伸びなかった。
直紀氏は11日午前4時半ごろ、新潟市中央区の事務所に姿を見せ「比例代表として思うところはしっかりと伝えてきた。支えていただいた方に感謝します」と、約30人の支持者らを前に淡々と敗戦の弁を述べた。妻で元首相の角栄氏の娘、真紀子氏(72)の姿は、そこにはなかった。
衆院16回の当選回数を誇り「コンピューター付きブルトーザー」と呼ばれた角栄氏が昭和22年の初当選以来、新潟県で築き上げた「田中角栄王国」が名実ともに崩壊した瞬間だ。角栄氏の後継者となり外相も務めた真紀子氏、そして直紀氏と69年にわたって守り続けてきた「田中」の議席がついに国会から失われた。
敗戦の弁で直紀氏は「皆さまに評価していただいている『田中政治』については、田中家としては誇りを持っている」と述べ、角栄王国が日本の政治に果たした役割を強調した。
その上で事実上の政界引退を表明した。「結果はしっかりと受け止め、これからは地域の一人として、地域の発展のために努力していきたい。私も経済人の一人。今後も政治への思いは持ち続けたいが、財界人として地域を支えていきたい」
平成24年12月の衆院選では当時、文部科学相だった真紀子氏が新潟5区で敗れ、比例での復活も果たせず落選。角栄氏の初当選から65年続いた議席を失い、角栄王国の地盤は約3年半前の時点で既に事実上、崩れ落ちていた。
直紀氏は22年の参院選では44万票近くを集め、新潟選挙区(改選数2)でトップ当選を果たした。だが、今回から改選数が1つ減って「1人区」になったことから、自民党候補との対決を避けて比例に転出した経緯がある。
この結果、民進党が新潟選挙区に擁立する候補を決められない状態に陥り、野党陣営が混迷するきっかけとなった。もっとも、混迷の引き金を引いた直紀氏自身も、今回の参院選では票の集まり具合を見通せず、社長を務める越後交通グループや角栄氏の時代から続く後援会などを中心に支持固めを進めてきた。
街頭演説や集会では安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、金融緩和策に頼らない戦略的な経済政策への転換を訴えた。選挙期間中、真紀子氏も新潟県内の街頭でマイクを握り「主人には志がある」とアピール。「アベノミクスはアホノミクス」などと皮肉り、相変わらぬ真紀子節で直紀氏を支えたが、及ばなかった。
今回の選挙戦について直紀氏は次のように総括した。「一党支配という異常な状況を打破したいと考えてきた。新潟で育ち、地域の代表として臨んだが、努力不足だったことは否めない」
2237
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 22:38:22
比例纏め
…
46位 民主11(106.8)
47位 生活1(106.7)
48位 自民12(105.8)
─────
49位 お維5(103.0)
50位 自民20(100.5)
51位 共産7(100.2)
…
概ね100万票で1議席の計算だが106.7万票の生活はギリギリ1議席,515.3万票のお維はギリギリ4議席。
右派的主張で被るこころ73.4と幸福36.6を併せると110.0万と1議席。
維新はギリギリ4議席だったから親安倍・脱原発で政策が一致する新党改革票58万票を糾合出来てれば軽く5議席行ってた。
社民と生活と怒りを併せると3,070,283。ギリギリ3議席行かない(3議席目が102.3万票)だが統一名簿効果が出て3議席は取れたのではないか?但し3議席目を当選するのは小林節7.7万票ではなく社民の吉田党首15.3万票か。小林が拒否る訳だ(;´Д`)また吉田社民党首が民主から出てたら通ってたなw(民主最下位が13.8万票)
2238
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:43:09
当 伊波 洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
金城 竜郎 (新) 諸派 9,937
2239
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:45:47
【沖縄】
当 伊波洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
金城竜郎 (新) 諸派 9,937
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110093.html
【参院選・沖縄】衆参全6人が基地“反対派” 「沖縄の怒りは限界」「年寄りばかり叫んでる」 現職閣僚敗北
21:59産経新聞
参院選から一夜明けた11日、当選者は「一歩ずつ政策を進めたい」と喜びをかみしめた。沖縄選挙区で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対を掲げ、現職閣僚を敗った無所属新人、伊波洋一氏(64)は宜野湾市内の自宅で報道陣の取材に応じ、「託された民意を日本政府だけでなく米国にも伝えたい」と語った。
沖縄では衆参選挙区全6議席を移設反対派が独占し、自公が議席を失うことになった。米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が相次ぎ、県民に「反基地感情」が参院選を前に再燃していたが、陣営幹部は「事件があろうがなかろうが結果は同じだった。移設反対の公約を破った島尻さんを県民が許さなかったということだ」と分析する。
伊波氏を応援していた那覇市の男性(71)は「毎月のように米軍の事件が起きる。沖縄県民の怒りはとっくに限界だ。大臣の敗北で風向きが変わってほしい」と期待した。
一方、「同年代に基地反対を声高にいう人は見かけない。年寄りばかりが叫んでいる」というのは同市内の飲食店員の女性(22)。今回の結果を「投票率が低く、全県民の思いとは思えない」とし、「米軍で事件を起こすのは一部の人だけ。私の知る米軍人はいい人も多い。マスコミでは伝わりにくい側面も県民は理解すべきだ」とした。
また、比例代表で初当選した自民新人で女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏(32)はテレビ番組で基地問題の認識を問われ、「12歳から東京で活動しており、現状を家族や友人からしか聞いていない。これからきちんと向き合っていきたい」と発言した。
2240
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:47:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100073.html
【参院選・沖縄】現役閣僚・島尻安伊子氏が苦杯…「反基地感情」に押される? 安倍政権にダメージ
07月10日 21:54産経新聞
全国で自民党候補が相次いで勝利を収める中、米軍基地容認派と反対派の事実上の一騎打ちとなった沖縄選挙区(改選数1)では、3選を目指した自民現職の沖縄北方担当相、島尻安伊子氏(51)が苦杯をなめた。現役閣僚の敗北は、安倍政権にとっても手痛い結果となった。
沖縄県では参院選前、米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が続発。翁長雄志県知事らが支援する無所属新人で元同県宜野湾市長の伊波洋一氏(64)は再燃した「反基地感情」を背に勢いを増し、現役閣僚との選挙戦を制した。
午後7時55分ごろ、島尻氏は那覇市松山の選挙事務所に入った。拍手で迎えられ、開票結果を待とうと座った直後、どこからか「午後8時、当確でました」と“非情な”声が響いた。開票を待たずして伊波氏の当選確実の一報が流れ、事務所は静まりかえり重い空気が流れた。
この結果を受けて、呆然(ぼうぜん)とテレビを見つめ、周りに「申し訳ありません」と謝り続けた島尻氏。支援者に「皆様に応えられなかったのは大変残念。(議員としては)もう去るが、沖縄の明るい未来のため引き続き努力したい」とあいさつした。
その後、報道陣の取材に応じた島尻氏は、米軍属による女性暴行殺害事件の選挙戦への影響について聞かれると、「選挙うんぬんではなく、あってはならない事件。県民の安心安全を守れなかったことは政治家として非力を感じますが、事件は選挙に持ち出すようなものではない」と話した。
また、翁長派の伊波氏が当選したことを受け、改めて米軍基地問題への民意を問われ、「いま国と県は円満な解決に向けて話し合いをしている。ただ、私が普天間飛行場の名護市辺野古移設の問題で落選したのであれば、真摯(しんし)にうけとめなければならない」とした。
具体的な敗因について、島尻氏は「いま基地問題で国と県がどういう話し合いをしているのか、細かく伝わっていなかったことをひしひしと感じた」と県民への周知不足を反省。そして今後については、「安倍総理が判断すること。白紙です」とした上で、「参院議員の職がなくなるわけですから、一般論でいえば大臣の職は辞することになる」と肩を落とした。
2241
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 22:50:26
野党惜敗系選挙区
愛媛 8,429票差 (1.3%差)
滋賀 40,948票差 (6.4%差)
長崎 50,869票差 (8.0%差)
秋田 53,531票差 (9.9%差)
この辺は3年後はひっくり返したい。
2242
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:51:08
【大分】1100票差
当 足立信也 (現) 民進党 271,783
古庄玄知 (新) 自民党 270,693
上田敦子 (新) 諸派 22,153
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk44010335000c.html
<2016参院選おおいた>足立さん、大接戦制し3選 古庄さん、及ばず /大分
15:42毎日新聞
第24回参院選は10日に投開票され、大分選挙区(改選数1)で、民進現職の足立信也さん(59)が、自民新人の古庄玄知さん(58)との大接戦を制して3選を果たした。足立さんは社民、共産と初の野党3党の共闘を実現させ、安倍政権を厳しく批判。2期12年の実績も強調して支持を集めた。アベノミクスの継続を求めた古庄さんはあと一歩及ばなかった。幸福新人の上田敦子さん(49)は支持が広がらなかった。【池内敬芳、西嶋正法】
足立さんは、民進、社民、共産の野党3党の「共同候補」として安全保障関連法の廃止などを訴え、安倍政権への批判票を取り込んだ。推薦を受けた連合大分の労組票を基盤に票の掘り起こしを図ったほか、現職の知名度を生かして無党派層に幅広く浸透した。
公務で地元に戻る機会が少なかったこともあり、序盤は相手候補にリードを許したが、中盤以降は連合がフル稼働。さらに前大分市長の釘宮磐氏の後援会も活発に動き、後半に一気に巻き返した。
また民進党は大分選挙区を最重点区と位置づけ、蓮舫代表代行ら党幹部を投入。地盤の大分市など都市部で票を伸ばし、九州・山口で唯一の野党現職の議席を守りきった。
古庄さんは農協や商工団体、医師会など130を超える団体から推薦を取り付け、組織戦を展開。選挙戦では首相を筆頭に自民党幹部ら「大物」が相次いで来県し、「自民の古庄」をアピールした。全国的な安倍政権の求心力を背景に、保守層を手堅く固めたが、無党派層の支持が広がりを欠くなどし、12年ぶりの自民の議席奪還には届かなかった。
上田さんは宗教団体を基盤に、憲法9条改正や減税などを訴えたが、支持は広がらなかった。
◇現職の壁高く 古庄さん、深々と頭下げ
古庄さんは足立さんの当選確実が報じられた後、大分市内のホテルに姿を見せ、支援者らに「私の不徳の致すところです」と頭を下げた。昨年9月の公募で候補予定者となり、知名度ゼロからのスタート。自民の国会議員らとともに県内をくまなくあいさつ回りし、「ぴりっと辛いコショウです」の決まり文句で名前の浸透に努めた。各種調査で一時はリードしたとみられていたが、2期12年の実績を訴えた現職の壁を越えられなかった。【池内敬芳】
◇花束受け取り意欲 足立さん「政権の暴走止めたい」
足立さん当選確実の報が開票速報で流れると、支援者らが待機する大分市のホテルの会場は拍手と歓声で沸き返り、バンザイ三唱。地盤の大分市の得票で逆転した足立さんは、野党3党の共闘について「それぞれの立場の人が自分の立場で運動してくれた。従来以上に政策実現に取り組みたい」と語った。選挙戦では医療・福祉の充実や東九州道の前倒し開通など2期12年の実績を強調。「安倍政権の暴走を止めたい」と訴えた。【田畠広景】
2243
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:51:20
◇投票率は58.38% 18歳選挙権で注目 前回を5.23ポイント上回る
大分選挙区の投票率は58・38%で、3年前の前回の53・15%を5・23ポイント上回った。
参院選が選挙区と比例代表で行われるようになった1983年以降の投票率は、86年の81・59%が最高で、最低は95年の52・78%。ただしこの2回は例外的で、大半は60〜70%台で微減しながら推移してきた。ところが前回2013年は10ポイント近く急落し、県民の半数しか投票していない、という結果になった。
このため今回は、初の「18歳選挙権」実施の効果と合わせて注目された。特に与野党が接戦を展開して有権者の関心を呼び、投票率は前回を上回ったが、6割台には届かなかった。【池内敬芳】
◇無料バスで投票所へ 県内初、中津市選管が運行
中津市選挙管理委員会は10日、県内で初の「参院選投票バス」を運行させた。市内の48の投票区のうち、本耶馬渓、山国両地区など12投票区で、有権者計721人が投票に行きやすくするための処置。本耶馬渓町尾兎洞(うとう)地区でも、住民ら3人がマイクロバスで旧屋形小学校跡の「やかた田舎の学校」(市が管理する宿泊施設)で投票した。立花清香さん(76)は「車を持っていない人も投票できるので便利。次の選挙でもぜひ運行してほしい」と話していた。【大漉実知朗】
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇野党辛勝、退潮も顕著
事実上の一騎打ちになった激戦の大分選挙区を制したのは、野党3党が「共同候補」として擁立した現職の足立さんだった。しかし2期12年の実績と、初めて共産を含めた野党共闘にもかかわらず、選挙戦中盤まで自民の新人候補にリードを許す薄氷の勝利。伝統的な革新地盤の大分でも、野党の地盤沈下が浮かび上がった形だ。
かつて旧民主と社民両県連は交互に候補を擁立して協力する「大分方式」を採用。しかし2007年以降の参院選は両党の足並みがそろわず、自民に「漁夫の利」を許したこともあった。今回、足立陣営が社民に頭を下げて支援を求め、共産との共闘も受け入れた背景には分裂選挙への反省以上に、安倍政権下で強まる「自民1強」への危機感があった。
民進には「共産色」を毛嫌いする声も根強かったが、それでも選挙戦中盤には初めて3党の合同演説会が実現し、共闘はぎくしゃくしつつも一定の成果を上げた。だが今回の接戦は、裏返せば野党全体の退潮を証明している。年内の衆院解散もささやかれる中、何とか踏みとどまった大分の野党は喜びもつかの間、立て直しが急務と言える。【西嶋正法】
………………………………………………………………………………………………………
足立信也(あだち・しんや)59民 現(3)
[元]厚労政務官▽党県代表・党税調副会長▽医師[歴]筑波大助教授▽筑波大
2244
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:52:11
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-1431C3BB-5181-4BAB-AC6E-D712A93F91FE.html
「良識示せた」「わずかな差」県内各党の声
03:00大分合同新聞
与党が議席を上積みする中、大分選挙区では民進党の現職が議席を死守。県内の各党関係者の間では歓喜と落胆が入り交じった。
<民 進>
支援者は、大分市内のホテルで開票状況を静かに見守った。開票が進んでも当落がみえない状況に会場は緊張感に包まれていたが、当選確実の一報に会場の雰囲気は一転、喜びの声が湧いた。接戦を制して議席を死守したことに、党県連幹部は笑顔と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
小嶋秀行党県連幹事長は「安倍首相の暴走を止めなければならないという訴えが県民に浸透した。議席を守った意義は大きく、これからの6年は党を大きくするためにも活動してほしい」と期待。吉良州司党県連代表代行は「大分でしっかりと良識を示せた。勝因は安倍政権に対する国民の怒りであり、人に投資するという党の政策が浸透したため」と話した。
<社 民>
民進、共産両党との選挙協力で臨んだ初めての選挙。大分市の事務所に幹部らが集まり、開票結果を見守った。民進党現職の当選確実の速報が流れると、会場から拍手が起きた。
内田淳一党県連合代表は「終盤厳しいとの情報もあり、最後の追い込みが功を奏した。自民1強に警鐘を鳴らした県民の意思の表れが勝因ではないか」と分析した。
比例代表で再選を目指す吉田忠智党首については、厳しい情勢が伝えられた。内田代表は「演説では手応えがあった。最後まで見守りたい」と話した。
<共 産>
初めての野党共闘。選挙区で支持を求めた民進党現職の当選確実が報じられると、大分市の党県委員会に集まった幹部は「よかった」と手をたたいた。林田澄孝県委員長は「野党共闘の大きな成果。一緒に頑張った結果だ」と満面の笑み。全国では改選議席を上回る議席数を獲得した同党。「今後改憲に進む方向は強まるだろう。戦争反対を訴える党としての責任を果たす」と表情を引き締めた。
<自 民>
約400人の関係者が大分市内のホテルに集まった。当初は開票速報で古庄玄知氏のリードが伝えられ拍手が湧き起こっていたが、深夜に民進党現職の足立信也氏の当選確実が報じられると静まり返った。
衛藤晟一党県連会長は「何とか大分で現職から勝ちを収めたいと努力してきた。これだけ力強い支援をもらい、手応えはあったと感じていたが、わずかの差で負けてしまった。心からおわびする」と深々と頭を下げた。
御手洗吉生党県連幹事長は「懸命に頑張ってきたが、あとわずかのところで当選することができなかった。結果を出せず、支援してくださった皆さんに本当に申し訳ない」と言葉少なに話した。
<公 明>
県本部の河野成司代表は大分市の県本部事務所で、自民党県連から推薦を受けた比例代表現職と福岡選挙区新人の当選確実を見届けた。その後は大分選挙区の自民党新人陣営を訪れて激励。大分では選挙区と比例代表で初の自公相互推薦が実現したが及ばなかった。「中盤まで手応えがあったものの大分市での上滑りを心配していた。相互推薦は今後につながる大きな一歩だ」と話した。
<お 維>
大分選挙区は候補を立てず、特定候補の支援もしなかった。県総支部の桑原宏史代表代行は比例のみの選挙戦を振り返り「全国で目標の6議席を確保し、大分でも党勢拡大の礎として十分な支援をいただいた。これからは地方議員の増加が課題となる」と述べた。
2245
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:53:55
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-AF117950-B291-469B-86C8-9F4F736EC813.html
足立氏僅差で古庄氏破る
03:01大分合同新聞
足立氏僅差で古庄氏破る
足立氏僅差で古庄氏破る
(大分合同新聞)
【大分選挙区(改選数1)】民進党現職の足立信也氏(59)が、自民党新人の古庄玄知(こしょう・はるとも)氏(58)=公明党推薦、政治団体「幸福実現党」新人の上田敦子氏(49)を破り、3選を果たした。推薦する連合大分の労組票を基盤に、共産、社民両党の支援を受ける「野党共同候補」として反政権票をまとめ、古庄氏を僅差で上回り、大接戦を制した。
野党3党の候補一本化で事実上の与野党一騎打ちとなり、全国屈指の激戦区として注目された。民進党は九州の1人区で唯一の議席を死守した。自民党は12年ぶりに改選議席の奪還を狙ったが、果たせなかった。
投票率は58・38%。戦後2番目の低さだった2013年(53・15%)を5・23ポイント上回った。
足立氏は厚生労働政務官を務めた旧民主党政権時代を含む2期12年の実績をアピール。アベノミクスや自民党が掲げる憲法改正を「安倍政権の暴走」と批判し、対決姿勢を前面に出した。野党3党の支持層や安保関連法廃止を求める市民団体も含め、政権に批判的な勢力の結集に成功。現職の強みもあり、無党派層にも浸透した。
民進党本部は岡田克也代表ら幹部を投入して支援。終盤には連合大分が再度組織を引き締め直して動きを活発化させ、組織外への集票を進めた。
古庄氏は昨年9月に候補者公募で選ばれ、国会・地方議員と連動した選挙戦を展開。友好団体・企業や選挙協力した公明党も集票に活発に動き、互角以上の戦いを演じた。安倍首相ら党幹部・閣僚を続々と投入して押し上げを図ったが、課題だった知名度不足もあり、厚い自民党支持層に十分に浸透できなかった。無党派層の支持もやや広がりを欠き、最終盤で競り負けた。
2246
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:57:40
【愛媛】
山本順三 (現) 自民党 326,990
永江孝子 (新) 無所属(野党統一) 318,561
森田浩二 (新) 諸派 14,013
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk38010371000c.html
<2016参院選>山本氏が3選 堅い組織力で逃げ切る /愛媛
16:33毎日新聞
参院選は10日投開票され、現新3氏が争った愛媛選挙区(改選数1)は、組織力に勝る自民現職の山本順三氏(61)=公明推薦=が、無所属新人で野党統一候補の永江孝子氏(56)=民進、社民推薦=と幸福実現新人の森田浩二氏(56)を破り、3選を果たした。【橘建吾】
当選確実の一報が入ると、松山市内のホテルに設けられた報告会場は拍手と歓声に包まれた。山本氏は大勢の支持者らと万歳し「古里のために恩返しをしていきたい」と、3期目への抱負を述べた。
山本氏は、約250の業界団体の推薦を取り付けたほか、自民県連の地域・職域85支部など、県内全域に張り巡らされた厚い基盤を生かして堅実な組織戦を展開した。
安倍晋三首相が公示前後に2度県内入りしたほか、谷垣禎一幹事長や小泉進次郎氏らが連日来県。自民、公明支持層のほか、無党派層も取り込んで支持を伸ばした。
選挙期間中は、2期12年間の経験と実績をアピールし、安倍政権の経済政策・アベノミクスの継続を主張。知名度不足が指摘されたが、地元の今治市を中心に支持を固め、逃げ切った。
市民団体と連合愛媛の支援を受けた永江氏は4月に出馬表明。安全保障関連法廃止を旗印に、民進、共産など野党4党の力を結集した。6月29日には4党の党首らが街頭で支持を訴えた。
元民放アナウンサーとして培った高い知名度を武器に県内を駆け回り、草の根選挙で浮動票の取り込みを図ったが、堅固な保守地盤に穴を開けることはできなかった。
森田氏は国防体制の強化や消費税減税などを訴えたが、支持が広がらなかった。
◇18、19歳有権者の投票行動に注目
過去5回の参院選の県内投票率は49・40〜61・91%の間で推移していた。民主党が政権を奪った2009年衆院選は70・91%に達したが、その後は衆参とも低落傾向が続き、13年の前回参院選は史上最低の49・40%(全国ワースト6位)、14年衆院選も過去最低の49・80%だった。
今回は、選挙権年齢引き下げ後初めての国政選挙で、新たに有権者となった18、19歳の行動や、それより上の世代への波及が注目された。【橘建吾】
◇若者たちを取材して 「未来への責任」背負い1票
各陣営や選管はあの手この手で18、19歳を中心とした若者たちに投票を呼び掛けた。24歳の私よりほんの少し年下の若者たちはそれらをどう受け止め、何を考えながら1票を投じたのか。投票を終えた18〜22歳の50人に話を聞く中で見えてきたのは「主権者として未来への責任を果たそうと一歩を踏み出した」姿だった。
投票先をどう選べばいいのか分からなかったという声が多かった。愛媛大1年の高橋奈実さん(19)は「政策はよく分からなかった。親の投票先が考えの近い人だったのでその人にした」。松山大2年の女子(19)は「政策を見ても候補者を見極められる自信がなかった。なんとなく政権与党の現職に入れれば安心かなと思った」。
不安を抱えながらも投票所まで足を運んだのはなぜか。松山南高3年の兵頭璃保さん(18)は「周囲の大人から、投票に行った方がいいと言われた。とりあえず行かなきゃという使命感」。松山大3年の女子(20)は「投票もせずに文句を言う大人にはなりたくなかった」。
自分で情報を集め、投票先を決めた若者もいた。同1年の武藤星河さん(18)は「ネットで各党の公約を比べた。憲法を今の社会情勢に合うよう見直そうという考えに共感した」。同3年の馬越真由佳さん(21)は「授業で自民の改憲草案を知って、これは革命に近いと不安になった」。
当選した政治家に期待することを尋ねたところ、半数以上が「特に期待はないけど……」と苦笑いしながらも、「金銭問題や不祥事での辞職はやめてほしい」「責任感を持って公約を実現してほしい」と口をそろえた。
「親に聞いて」でも「なんとなく」でも、社会経験の乏しい中でそれぞれに考えて投じた1票。1票を託した政治家がその後どう汗をかくのかを見続けることで、本当の意味での主権者になっていくのかもしれない。選挙の「終わった後」が試されるのは、政治家だけでなく、私たち自身でもあるという実感を、投票所のすぐそばで深くした。【成松秋穂】
2247
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:58:14
………………………………………………………………………………………………………
◆解放結果
◇改選数1-3=開票率100%
当 326,990 山本順三 61 自現
318,561 永江孝子 56 無新
14,013 森田浩二 56 諸新
………………………………………………………………………………………………………
山本順三(やまもと・じゅんぞう) 61 自[細]現(3)
副国交相▽副内閣相▽副復興相[歴]県議▽党県会長・党幹事長代理▽早大=[公]
2248
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:01:00
【奈良】
当 佐藤啓 (新) 自民党 292,440
前川清成 (現) 民進党 216,361
吉野忠男 (新) おおさか維新の会 119,994
田中孝子 (新) 諸派 13,293
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk29010252000c.html
<2016参院選>自民・佐藤氏が初当選 「野党統一候補」に完勝 /奈良
15:53毎日新聞
参院選は10日投開票され、奈良選挙区(改選数1)では自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦=が、民進現職の前川清成氏(53)=共産、社民、生活推薦▽おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現新人の田中孝子氏(60)を破って初当選した。佐藤氏は政権継続を訴え、若さも強調して選挙戦を優位に進めた。前川氏は「野党統一候補」として政権批判を強めたが浸透できず、3選を阻まれた。吉野氏らは支持が広がらなかった。自民は2013年前回選に続く連勝で、12年ぶりに非改選を含む選挙区2議席を独占した。投票率は56・89%で前回を1・35ポイント上回った。【参院選取材班】
奈良市東九条町の佐藤氏の事務所には、陣営幹部や支持者らが集まり、開票速報を見守った。早々に「当選確実」が伝えられると、大きな歓声が上がり、拍手に包まれた。
選挙運動で日焼けした佐藤氏は、支持者と固い握手を交わしてバンザイ。支持者らを前に「これからがスタートだ。当選は、アベノミクスを前に進めてほしいという期待、自分の若さへの期待だと思う。全力で働く」と抱負を述べた。
佐藤氏は昨年11月に総務省を退職し、立候補を表明した。30代の若さを前面に出してアピールし、安倍政権の継続を訴える一方、子育て世代や高齢者への支援など「全世代型の社会保障制度」の実現を掲げた。企業・団体回りを徹底して知名度アップ、組織固めを図る一方、党も奈良を「重点区」と位置付けて公示前から安倍晋三首相が来県。県選出の高市早苗総務相もたびたび応援演説に駆け付けるなどてこ入れを図り、広く浸透した。
◇民進・前川氏、3選阻まれる
前川氏の落選が確実という連絡に、支持者らが集まった奈良市柏木町の事務所には沈黙が広がった。
3選を阻まれた前川氏は「改憲勢力が議席を伸ばすと、この国の将来が本当に心配だ。残念な結果になり、おわびする」などと述べたうえで、現在務めている民進党県連の代表を退く意向を示した。
民進、共産などは5月、前川氏を「統一候補」とすることで合意。共産は選挙区候補を取り下げて支援に回った。前川氏は安保関連法の廃止、安倍政権打倒を柱に訴え、議員立法25本を提出するなど2期の実績をアピール。支援組織である労組の組織票固めも図ったが、無党派層に十分浸透できず、幅広い支持を得られなかった。
◇維新・吉野氏、無党派層取り込めず
吉野氏は落選が確実になり、奈良市大宮町7の事務所で「街頭などで手応えは感じたが、思いを伝えきれなかった。私の不徳の致すところで申し訳ない。知名度を上げる努力が足りなかった」と語った。
今年3月、自民、民進の対決構図に割って入る形で出馬表明。大阪経済大教授として学生を指導してきた経験も強調し、大学までの教育無償化、国会議員定数の削減、報酬引き下げなど「身を切る改革」を掲げたが、無党派層を取り込めなかった。
◇支持広がらず 幸福・田中氏
田中氏は、消費税率引き下げ、マイナンバー制度の見直し、国防強化など党の主要政策を訴え、県内各地を精力的に回って他党との違いを強調したが、支持が広がらなかった。
2249
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:01:15
◇投票率56・89% 前回を1・35ポイント上回る
参院選奈良選挙区の投票率は56・89%で、前回(55・54%)を1・35ポイント上回った。当日有権者は116万3136人(男54万5722人、女61万7414人)だった。
投票率の上昇は07年以来9年ぶり。18歳選挙権の導入で、政治や選挙への関心が高まったことも影響を与えたとみられる。
県内の投票率が過去最高だったのは1950年の74・54%で、最低は95年の44・62%(補選除く)。その後は60%前後で推移し、年金記録漏れ問題が関心を集めた2007年の参院選では9年ぶりに60%を超えた。
旧民主党による政権交代後の10年は再び60%を割り込み、自民党が政権を奪回した翌年の13年にはさらに低下した。
県選管が10日に発表した期日前投票の最終集計は、選挙区17万784人、比例代表17万782人で、いずれも前回選より25%増加。当日有権者数の15%を占めた。【芝村侑美】
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇「自民一強」議論深まらず
参院奈良選挙区では37歳新人の佐藤氏が初当選し、自民党が参院選挙区2議席を独占した。2014年衆院選でも県内4選挙区のうち3議席を同党が獲得している。「安倍一強」と言われる政治状況下、奈良もまた「自民一強」の様相を呈し始めた。
自民党は同選挙区で1956年から13連勝(補選含む)したが、89年に労組系候補に敗れ、2004年以降は旧民主党候補に3連敗するなど流動的状況が続いた。12年に自公で政権を再奪取すると、13年前回選は旧民主党に圧勝。佐藤氏は今回の選挙戦でアベノミクスなど安倍政権の政策を強調し、勝利した。
一方、民進党は危機的状況だ。現職の前川氏が他党と共闘しても政権批判票の受け皿になりきれなかった。県内の残る選挙区議席は衆院の馬淵澄夫氏のみで、抜本的な立て直しを迫られる。
今回の選挙では18歳選挙権が導入され、参画意識の高い若者らの声も聞かれた。政治に問われるのは有権者に確かな選択肢を示せるかだ。ただ、有権者は「積極的な選択」をしたと言えるだろうか。
改憲発議要件の国会議席「3分の2」が焦点となりながら、佐藤氏は演説では憲法問題にほぼ触れず「争点隠し」との批判は免れない。一方の野党も共闘は実現したが、具体的な政策提示に欠けた。
県内のある与党幹部は「風が吹けば情勢はすぐに変わる」と言う。風頼みの選挙は政治の責任でもある。理念と実現性を備えた政策論争が求められる。【芝村侑美】
………………………………………………………………………………………………………
佐藤啓(さとう・けい) 37 自 新(1)
[元]総務省職員[歴]茨城県常陸太田市総務部長▽首相補佐官秘書官▽東大=[公]
2250
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:03:10
【滋賀】
当 小鑓隆史 (新) 自民党 332,248
林久美子 (現) 民進党 291,290
荒川雅司 (新) 諸派 12,705
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk25010240000c.html
<2016参院選>滋賀選挙区 自民・小鑓氏が初当選 民進、衆参選挙区議席失う /滋賀
15:31毎日新聞
10日投開票された第24回参院選で、滋賀選挙区(改選数1)は自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明推薦=が民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦=と幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)を破り、初当選した。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の推進や自公による安定政権の継続などを訴えた小鑓氏が選挙戦を終始リードし、3選を目指した林氏に逆転を許さなかった。県内は2010年参院選から12年衆院選での敗北まで民主(現民進)が衆参で選挙区選出国会議員を独占し「王国」とも呼ばれたが、これで選挙区の国会議席を全て失った。選挙区の投票率は56・52%で、前回より3・56ポイント上昇したが、過去3番目の低さ(補選を除く)だった。当日有権者数は114万9277人だった。
◇「ゴールでなくスタート」
2年越しの勝利だ--。大津市浜大津1の小鑓氏の事務所では「当選確実」の一報に、支持者らが「やったぞ」「よかった」と歓声を上げた。小鑓氏は「アベノミクスは発展途上だ。滋賀県の高い潜在力を生かし、更に発展させたい」と抱負を述べた。
中央官僚から転身を図った2014年の知事選で三日月大造知事に惜敗。その雪辱を果たそうと、昨年9月の立候補表明以降、「琵琶湖を何十周もした」というほど精力的に活動を続け、知名度の浸透を図ってきた。
6月の国会閉会後からは安倍首相、自民党の谷垣禎一幹事長、小泉進次郎農林部会長ら大物や人気のある政治家が次々と来援した。また、小鑓氏自身も衆院小選挙区ごとに遊説日程などを細かく決め、県内をくまなく回った。選挙序盤で報道各社が優勢を伝えても陣営は気を緩めず、県議ら党所属の地方議員を中心に企業回りなどを続け、着実に党の支持基盤を固めていった。
街頭演説では「アベノミクス」の立案者の一人として政策継続の必要性を強く主張。その政策の結果として生まれた税収増を財源に安定した社会保障制度を築くと訴えた。安保法制廃止を前面に打ち出した野党共闘に対抗し、日米同盟の重要さを指摘した上で、「政策もばらばらの野党に政権は任せられない」と自公による安定政権の継続を呼びかけた。
連立を組む公明党も全面的にバックアップ。党県本部の粉川清美代表は「公明の選挙区候補は小鑓さん」と連呼し、強力に応援した。
支援者への感謝の言葉で小鑓氏は目に涙を浮かべながら「(知事選落選から)2年間、本当に長い期間だった」と振り返り、「ゴールではなく議員としてのスタート。皆さんの期待に応えられるよう、しっかり仕事をする」と誓った。
選対本部長を務めた自民党県連の上野賢一郎会長は「もう一度チャレンジしたいという本人の気持ちが実を結んだ。当時争った三日月知事も今日は……」と言及。笑い声と拍手の中、最前列に座った三日月知事は苦笑しながら中腰に立ち上がって一礼した。上野氏は「公明党からも大きな支援をいただいた。今後もしっかりとした絆を固めていきたい」とも述べた。
一方、憲法改正についての報道各社の質問に対し、小鑓氏は「(野党は)選択肢を示さないまま否定だけするのは良くない。個別に具体的な議論を深めることが大事だ」などと述べた。【衛藤達生、大原一城】
2251
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:06:50
【三重】
当 芝博一 (現) 民進党 440,776
山本佐知子 (新) 自民党 420,929
野原典子 (新) 諸派 24,871
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100084.html
【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
00:44産経新聞
【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
3選を果たし喜びを爆発させる民進現職の芝博一氏。右は信子夫人=10日夜、津市
(産経新聞)
民進の岡田克也党代表が進退をかけたことで参院選の「象徴区」となった三重選挙区(改選数1)は、激戦の末、民進現職の芝博一氏(66)が自民新人の山本佐知子氏(48)らを破り、民進の前身である民主党の金城湯池として知られた“牙城”を守った。
芝氏は午後9時55分ごろ事務所に到着。集まった支援者を前に「国民の暮らしと平和を守るという訴えを県民に受け止めていただいた」と喜びを語った。
同区は平成12年の補選以降、推薦候補も含めて民主が5連勝。しかし、前回選挙ではベテランが自民新人に敗れ、今回は「がけっぷちの戦い」(陣営幹部)だった。
学生グループ「SEALDs TOKAI(シールズ東海)」や学者、弁護士らが呼びかけ人の市民団体系組織「市民連合みえ」を橋渡し役に共産、社民の支援を取りつけ、野党統一候補として必勝を期した。
岡田氏も「盟友の芝氏を落とすようでは代表の資格はない」と退路を断って支援。芝氏は「私一人の戦いではないと責任を感じていた」と明かし、選挙戦を通じて「支援の輪の広がりを感じた。最後まで厳しい戦いだった」と振り返った。
山本氏は、安倍晋三首相(党総裁)ら党幹部や鈴木英敬三重県知事の応援を得て善戦したが、知名度不足が最後まで響いた。
2252
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:07:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010109000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その1) /三重
12:06毎日新聞
◇「重点区」議席を死守 野党共闘で票伸ばす
参院選は10日投開票され、三重選挙区(改選数1)は、民進現職の芝博一氏(66)が、自民新人の山本佐知子氏(48)=公明推薦=と幸福新人の野原典子氏(59)を破り、3選を果たした。自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け激戦を展開。芝氏は連合三重など従来の組織票に加え、野党統一候補として、共産、社民両党のほか、野党共闘の仲介役を果たした市民団体「市民連合みえ」の支援を受けて得票を伸ばした。山本氏は、2013年の前回選挙に続く連勝を目指す自公両党の総力を挙げた支援を受けた。次々と来県した党幹部や現職閣僚らの応援を受け、懸命に知名度アップを図ったが、及ばなかった。投票率は59・75%で、前回を1・93ポイント上回った。当日有権者数は151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だった。【参院選取材班】
民進党の岡田克也代表のお膝元の選挙区で、「安倍晋三首相対岡田代表の代理戦争」とも言われた。自民、民進両党の威信をかけた選挙戦の末、前回参院選で現職の議席を失った民進が雪辱を果たした。津駅近くの津市羽所町にある芝氏の事務所には、開票が進むにつれて続々と支持者が訪れ、「当選確実」が報じられると、大きな歓声が上がった。まもなく姿を見せた芝氏は、満面の笑みを浮かべて次々と支持者と握手し、感謝の言葉を述べた。
芝氏は連合三重などの労組票に加え、地元の鈴鹿市では自民支持層からの支持も少なくない。このため、全国的な野党共闘が進む中、陣営内には共産党との連携への反発を懸念する声もあり、共闘に向けた協議は遅れた。
安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合みえ」が橋渡し役となり、野党統一候補となったのは公示約1カ月前の5月23日。県組織を持つ民進、共産、社民の野党3党が同団体と個別に政策協定を結んだ。
芝氏は、政策協定に基づき、安倍政権による改憲阻止や、アベノミクスによる格差の是正を強調。「アベノミクスは既に失敗、破綻している。地方や人に寄り添う政治に転換する」とし、「今の平和を守り継いでいく」と訴えた。
街宣活動や個人演説会では、市民連合みえから「SEALDs TOKAI」メンバーや子育てグループの主婦らが応援演説したほか、共産、社民両党も自主的に支援し、支持を広げた。
また連敗への危機感から、岡田代表が「三重で負けたら次の党代表選には出ない」と退路を断つ決意を示したほか、民進県連や連合三重なども活発に動き、従来の支持層をきっちりと固め、自民新人の山本氏らを振り切った。
◇出口調査 無党派6割が芝氏、山本氏は3割強
共同通信社が10日に実施した出口調査によると、芝氏は民進支持層の9割強を着実に固めたほか、自主的支援を受けた共産、社民の支持層のそれぞれ8割以上を手堅くまとめた。さらに支持政党を持たない無党派層の6割が支持した。
山本氏は自民支持層の8割強の支持を集め、公明支持層の7割にも食い込んだが、無党派層からの支持は3割強にとどまった。
野原氏は支持が広がらなかった。
年代別では、芝氏と山本氏に大きな支持の差は見られないが、10〜40代の各世代では山本氏が、60、70代では芝氏の支持がわずかに上回った。
選挙区と比例代表の投票行動の関連性を見ると、芝氏を支持した層の6割は民進に、1割余が共産に票を投じたとしている。山本氏を支持した層では7割が自民、1割強が公明に投じたとしている。
また今回の選挙の争点の一つとなった憲法改正に対する質問では、芝氏支持者の4分の3が改憲に反対とし、賛成したのは1割余りにとどまった。山本氏支持者では、8割が改憲に賛成とした。支持政党別では、自民支持層の7割、公明支持層の5割近くが賛成する一方、民進支持層の8割、共産支持層の9割近く、社民支持層の7割が反対とした。無党派層では7割が反対、2割が賛成だった。
◇当日有権者数県選管が訂正 4人増の151万8247人
県選挙管理委員会は10日、参院選の県内の当日有権者数に誤りがあり、9日発表した人数より4人多い計151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だったと発表した。明和町選管が事務処理を誤り、4人少なく報告していたという。
在外選挙人を含む有権者数は、2013年の前回参院選と比べ2万790人(1・39%)増となる。【田中功一】
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2253
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:07:40
■解説
◇民進「王国」党勢回復し切れず
自民、民進ともに「重点選挙区」と位置付けた三重選挙区は、事実上、民進現職の芝氏と自民新人の山本氏の一騎打ちとなり、芝氏が辛うじて議席を守った。だが、野党統一候補として共産、社民の自主的な支援を受けての勝利。かつて「民主王国」と呼ばれた三重でも党勢が回復し切れていないことを表す結果となった。
芝氏は当時与党の旧民主公認で出馬した2010年の参院選で、旧民主が全国で議席を減らす中、自民新人に7万票近い差をつけて危なげなく勝利した。しかし、13年の参院選では、旧民主現職が、自民新人に約5万6000票差で敗れた。
陣営は今回、連敗を免れようと強い危機感を持って選挙戦に臨んだ。野党共闘でも共産との連携に反発する旧来の支持者離れを最小限に抑えるため、政党間で直接、政策協定を結ばず、安保関連法廃止などを訴える市民団体「市民連合みえ」と野党各党が個別に政策協定を結ぶ形にした。
選挙戦では表立った協力はせず、街頭演説などでは市民団体のメンバーらが応援演説した。ただ、芝氏の行動予定は共産などにも知らされ、各地の演説では多くの共産支持者が耳を傾けた。
その中で芝氏は、安保関連法の廃止や安倍政権による改憲阻止、アベノミクスで生じた格差の是正など、市民団体との政策協定に基づく訴えを展開。選挙戦が進むにつれ、共産党県委員会幹部は「多くの支持者が内容に満足している。共産票の大半は芝さんに行く」と言うほどになった。13年参院選での共産新人の得票数は約6万票。言葉通り、その大半が芝氏に流れたとすると、野党候補者が一本化されていなければ当選は微妙なものになっていたことになる。
参院選は政権選択の選挙ではない。野党として訴えたことが、直ちに政策に反映されるわけではない。しかし、選挙戦での訴えを具体的な政策として示し、愚直に主張し続けることが必要だ。そうでなければ、有権者の信頼を再び得ることはない。【田中功一】
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◇三重選挙区開票結果=開票率100%
当 440,776 芝博一 66 民現
420,929 山本佐知子 48 自新
24,871 野原典子 59 諸新
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◇当選者の略歴
芝博一(しば・ひろかず) 66 民 現(3)
党県代表▽椿大神社椿会館長[歴]県議▽内閣官房副長官▽皇学館大
◇略歴の見方
氏名▽年齢(投票日の10日現在)▽政党▽現職・元職・新人の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)[歴]以下は過去の肩書▽最終学歴▽末尾の=以下の四角囲み文字は推薦・支持政党<政党名>自=自民党、民=民進党、諸=諸派
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選挙区の候補者と比例代表の市町別得票数、市町別投票率はあす掲載します
〔三重版〕
2254
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:08:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010113000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その2) /三重
12:06毎日新聞
◇自民、連勝逃す 総力戦、知名度不足補えず
激戦を展開した民進・芝氏の「当選確実」が報じられると、四日市市生桑町の山本氏の事務所で開票速報を見守っていた支持者らに落胆が広がった。しばらくして姿を見せた山本氏は、自らの力が及ばなかったことをわびるとともに、選挙戦での支援に感謝の言葉を述べた。
山本氏は1月上旬に出馬を表明。それ以後、自民県議や市議らが、山本氏とともにそれぞれの支持者を回り、浸透を図った。公示前後には、安倍首相や谷垣禎一幹事長、集客力のある小泉進次郎・党農林部会長らが複数回にわたり応援のため来県したほか、閣僚や党幹部らが連日、街頭演説や個人演説会で支援を呼びかけ、山本氏の知名度アップを図った。野党共闘についても、「政策の違う党の連携は野合だ」などと批判した。
さらに2011年の知事就任以来、国政選挙で特定候補・政党を応援せず中立的立場を貫いていた鈴木英敬知事も、自民党からの強い要請を受け、山本氏支持を表明。応援演説では、伊勢志摩サミットの開催などを挙げ、「安倍首相率いる自公政権が長く、安定的に運営されることが、三重県や日本のプラスになる」と山本氏への支持を訴えた。
山本氏は、旧三重1区選出の元衆院議員で自治相を務めた故・山本幸雄氏の孫であることをアピール。また、安倍政権の経済政策についても「アベノミクスは道半ばだが、着実に成果を上げている」として政策を継続する必要性を訴えた。さらに、元旅行会社員の経歴を強調。サミット開催で三重が世界に情報発信され、知名度が上がったとして、「サミットの効果を今後の地域活性化に生かすため、私の経験と知識を生かしてほしい」と訴えた。だが、前回参院選のような追い風はなく、芝氏に追いつけなかった。
◇投票率59・75% 前回比1・93ポイント上回る
三重選挙区(改選数1)の投票率は59・75%で、前回参院選(2013年)の57・82%を1・93ポイント上回った。男性は59・91%(前回58・41%)、女性は59・59%(同57・26%)だった。
期日前投票者数は23万6923人で、前回よりも4万8746人増え、当日有権者数の15・61%を占めた。また、不在者投票者数は9057人と、前回より907人多かった。
今回は自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け、議席死守を掲げる民進に対し、自民は党幹部を相次ぎ投入し、総力戦を展開。激戦を受け有権者の関心も高まったと思われる。
また、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、若年層の投票率向上を目指す啓発活動も各地で行われた。
市町別で最も高かったのは大紀町の71・33%。逆に最も低かったのは志摩市の55・75%だった。津市は60・37%、四日市市は57・62%だった。
県内の参院選の投票率(補選を除く)は、衆参同日選となった1980年に過去最高の79・44%を記録。最低は95年の47・07%だった。
98年からは、投票時間が午後8時まで2時間延長され、60%台まで上昇した。それ以降、前々回までの計5回は60%台で推移し、前回は50%台に落ち込んだ。今回も60%台には届かなかった。
〔三重版〕
2255
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:09:50
【長野】
当 杉尾秀哉 (新) 民進党 574,052
若林健太 (現) 自民党 499,974
及川幸久 (新) 諸派 20,350
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk20010044000c.html
<2016参院選>民進・杉尾氏、初当選 野党共闘が奏功 若林氏届かず 自民、議席失う /長野
12:37毎日新聞
10日投開票の参院選で、3候補が1議席を争った長野選挙区は全国的な自民党優勢の流れとは別に、民進党新人の杉尾秀哉氏(58)が初当選を果たした。改選数が2から1に減る中、共産、社民両党との共闘態勢を固め、自民党現職の若林健太氏(52)を退けた。改憲勢力が改正発議に必要な定数の3分の2に届くかが注目されたが、9条改正反対を明確にした杉尾氏に対し、若林氏が改憲について言及を避けたため、議論はかみ合わなかった。諸派(幸福実現党)新人の及川幸久氏(56)は伸びなかった。当日有権者数は177万348人(男85万6835人、女91万3513人)。投票率は62・86%で、前回2013年の57・72%を5・14ポイント上回った。【参院選取材班】
全国の1人区の中で比較的早く野党共闘を実現させた杉尾秀哉氏が、猛追する若林健太氏を振り切った。自民側が憲法改正に言及しない点を「争点隠し」と批判し、憲法9条改正や安全保障関連法への反対を軸に「安倍政権打倒」を訴え、支持を広げた。
当選を決め、JR長野駅前のホテルで、杉尾氏は万歳三唱し、支持者と喜び合った。
引退する北沢俊美元防衛相の後継者選びが難航した影響で、出馬表明は今年1月と出遅れた。元TBSキャスターという知名度はあったが、陣営は「民進公認候補の杉尾氏」という認知度をどう広げるかに腐心。県内77市町村をくまなく回り、浸透を図った。
党本部も「長野で勝てなければどこも勝てない」と最重点区に位置付け、岡田克也代表ら幹部が次々と応援に駆け付けた。杉尾氏は、憲法改正について「選挙が終われば安倍政権が改憲に向かうのは明らか。自民の改憲草案は国民を縛る内容だ。さらに戦争に近づく」と強調した。
また、経済政策アベノミクスを「失敗」と主張。「安倍政治は強者の政治。貧困層が増え格差が拡大した。公的年金の運用も失敗し多額の年金が消えた。人への投資、弱者のための政治を実現したい」とし、共産、社民支持層や、市民団体でつくる信州市民連合などの支持を固め、無党派層にもアピールした。
民進支持層の保守派には、共産との共闘に反発もあったが、影響は限定的だった。
◇若林氏「支援応えられず」
若林健太氏の陣営は、県内の主要4経済団体を中心に、企業への協力要請を強める徹底的な組織戦を展開。経済政策アベノミクスの継続を軸に、地方の活性化や社会保障の充実などを訴えたが、野党3党の分厚い共闘の壁は崩せなかった。
敗色が濃厚になると、長野市のホテルで、若林氏は「支援に応えられず申し訳ない」と支持者にわびた。
改選数減の中、議席を守るため、陣営は危機感を募らせた。公明党との初の合同決起大会を開き、連携を強化。「相手の背中が見えてきた」と支持者に発破を掛けた。
自民党本部も「最重点区」として、幹部が相次いで応援に入ったほか、安倍晋三首相自ら保守系地方議員らに電話で支援を呼び掛ける異例のてこ入れを展開。野党共闘を「反対だけで、代案を示さない野合だ」と批判し、共産との共闘に反発する民進系保守層らの取り込みも狙った。
若林氏は、外務政務官や農水委員長などを務めた1期6年の実績を強調。杉尾秀哉氏を「落下傘候補」と批判し、「地域の実情を国政に届けられるのは私だ」と訴えた。野党からは憲法改正に言及しないことから「争点隠しだ」と追及されたが、最後まで避け続けた。
◇及川氏浸透せず
元国際金融マンとして積み立て方式の年金制度創設などを訴えた及川幸久氏は、浸透しなかった。個人演説会を中心に「県産リンゴなどを輸出し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を乗り越えよう」と主張した。
2256
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:10:10
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■解説
◇政権の歯止め選択 改憲論争かみ合わず
県民の選択は、自公政権への歯止めだった。背景には、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法制定など、反対意見を顧みない政権運営への批判があったことは言うまでもない。政権側は、県民の判断を重く受け止めるべきだ。
若林氏は経済政策の継続を強調し、憲法改正について言及を避けた。取材に「争点にするほど議論が熟していない」と語ったが、自ら自民党改憲草案策定に関わりながら、こうした逃げを打てば「争点隠し」の非難は免れない。県外からの移住者によって人口維持を図るこの時代に、相手に「落下傘候補」とレッテル貼りをする戦術も、有権者をしらけさせたのではないか。
民進は「県民の良識が勝った」とするが、無党派層を大きく取り込むような「風」は起こせなかった。支持が伸びない中、連合や共産、社民の組織頼みだった感は否めない。
杉尾氏を支持した有権者も、全幅の信頼から1票を投じたわけではない。杉尾氏を選択した女性は「民進に期待しているわけではないが、安倍政権には反対だから」と本音をのぞかせる。有権者の信頼を勝ち得るには、公約の「弱者のための政治」をどう具現化するかが問われることになる。【巽賢司】
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◇当選者略歴
杉尾秀哉(すぎお・ひでや) 58 民 新(1)
党県副代表[歴]TBS解説専門記者室長▽関西学院大特別客員教授▽東大=[共][社]
2257
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:08
【新潟】2300票差
当 森裕子 (元) 無所属(野党統一) 560,429
中原八一 (現) 自民党 558,150
横井基至 (新) 諸派 24,639
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010008000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その1) /新潟
12:22毎日新聞
◇野党共闘、激戦制す
第24回参院選が10日投開票され、新潟選挙区(改選数1)では、野党統一候補として臨んだ無所属の元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=が野党各党の支持層を固め、返り咲きを果たした。自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=は知名度不足が最後まで響き、涙をのんだ。幸福実現新人の横井基至氏(35)も独自の政策を訴えたが、及ばなかった。
新潟選挙区は今回から改選数が2から1に削減され、与野党候補による事実上の一騎打ちとなった。投票率は前回2013年の55・82%を上回る59・77%だった。
新潟市中央区の森氏の選挙事務所に当選確実の報が入ると、集まった野党各党の県幹部や支援者からは、歓声と拍手が湧き起こった。激戦を制し、3年ぶりに国政に返り咲いた森氏は「この新潟から新しい民主主義が生まれた。市民と野党が一つになり勝利を勝ち取った」と喜びをかみしめた。
「安全保障関連法廃止」を旗印に、新潟選挙区で初めて実現した今回の野党共闘では、民進党をはじめとする野党4党がどこまで「一枚岩」になれるかが焦点だった。陣営では、あえて合同選挙対策本部を作らず、野党各党が個別に応援する形を取り、市民団体が仲介役となって「緩く」まとまった組織を形成。各党がそれぞれのスタンスで支援したことが功を奏した。
民進党内では、森氏が2012年に旧民主党を離党した経緯などから「アレルギー」も色濃く残っていたが、選挙期間中は岡田克也代表も応援に駆け付けるなど「融和」をアピール。街頭演説では県内の衆院議員らも街宣車の上に立ち、「安倍政権打倒」を訴えた。選挙戦中盤以降は、英国の欧州連合(EU)離脱に伴う円高や株価の下落を受け、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への批判を強め、支持を広げた。
森氏が野党統一候補に正式に決まったのは4月下旬と出遅れたが、「地域組織」を県内約20地区に置き、草の根で支援態勢を整備。陣営内でも「後手に回った」と不安の声もあったが、2期12年参院議員を務めた知名度の高さでカバーした。【柳沢亮、後藤結有】
◇投票率59・77% 前回3・95ポイント上回る
参院選新潟選挙区の投票率は59・77%で、大方の予想に反して前回を3・95ポイント上回る結果となった。当日有権者数は195万9714人(男94万1784人、女101万7930人)。今回から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、投票率向上への期待が高まっており、一定程度、効果があったとみられる。
期日前投票は30万8078人が利用。期日前投票率は15・69%と前回2013年(11・33%)を上回り、過去最高を更新した。制度の浸透に加え、各党が積極的に利用を呼びかけたことも影響したとみられる。【米江貴史】
2258
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:24
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■解説
◇最大の勝因「市民の力」
改選数が1に削減され、全国屈指の激戦区として注目された参院選新潟選挙区は、野党統一候補の森氏が制した。県内の有権者は、安全保障関連法や、今回の選挙戦で「争点隠し」と批判された憲法改正などについて、安倍政権に「ノー」を突き付けた格好だ。
有権者の選択は、2014年の衆院選後、選挙中は「封印」した安保関連法の議論を再開させたような手には乗らないという政権へのメッセージとも言える。与党側は今回の野党共闘を「政策も理念もない野合」と批判したが、いくつかの共通政策を旗印に主義や主張を超えて結束することで、大きな力となることも証明された。
今年1月、森氏が立候補表明した際には「野党統一候補は困難に」との記事を掲載した。森氏が旧民主党を離党した経緯などから、党内の反発が大きかったためだ。実際、民進党は最後まで国会議員の対応が分かれ、連合新潟の一部の労働組合も「自主投票」とするなど動きは鈍かった。
それでも共闘を実現し、「巨大与党打倒」という壁まで乗り越えられたのは、安保法制や改憲への有権者の反発が想像以上に大きかったということだ。デモ行進や署名活動から一歩前進し、選挙に結びつけた市民らの動きが最大の勝因だった。
ただ参院選の結果はレースに例えれば、スタートラインに立つ前の準備段階。衆院選での協力にはより大きな壁がある。巨大与党を打倒できるか。野党の本当の戦いはこれからだ。【米江貴史】
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◇当選者の略歴
森裕子(もり・ゆうこ) 60 無元(3)
[元]副文科相▽生活の党県代表[歴]横越町議▽拉致問題特別委員長▽新潟大=[民][共][社][生]
2259
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010015000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その2止) /新潟
12:22毎日新聞
◇組織戦、不発 中原氏、知名度不足が響く
「皆さんから必死の思いで支援を頂いたにもかかわらず、残念な結果になった。本当に申し訳ない」
「野党共闘」の壁に再選を阻まれた中原氏は、新潟市中央区の事務所で、集まった支持者らを前に厳しい表情で敗戦の弁を述べた。
選挙戦では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や、野党側が廃止を訴える安全保障法制の必要性を訴え、政権安定の重要性を強調した。
党所属の県議や市町村議の後援会を軸に、約2500の企業や団体などの推薦を取り付けたほか、公明党の推薦も得て組織戦を展開。党本部は新潟選挙区を重点選挙区と位置付け、安倍晋三首相が3回県内入りしたのをはじめ、閣僚クラスが連日訪れ、無党派層の掘り起こしを図った。
だが、最大の課題だった知名度不足は最後まで克服できず、アベノミクスの効果が県内にまで及んでいないことや「争点隠し」と野党が批判した憲法改正へのあいまいな姿勢も逆風となった。【米江貴史、南茂芽育】
2260
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:15:49
【山梨】
当 宮沢由佳 (新) 民進党 173,713
高野剛 (新) 自民党 152,437
米長晴信 (元) 無所属 67,459
西脇愛 (新) 諸派 10,183
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010013000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その1) /山梨
12:25毎日新聞
◇野党統一で接戦制す
第24回参院選は10日投開票され、山梨選挙区(改選数1)では、民進新人の宮沢由佳氏(53)=共産、社民推薦=が、自民新人の高野剛氏(68)=公明推薦=ら3人を破り、初当選を果たした。野党統一候補の宮沢氏は、任期限りで引退する輿石東参院副議長(80)が18年間維持してきた議席を引き継ぐ。高野氏は党の組織を挙げて追い上げたが、届かなかった。投票率は58・83%で、前回(2013年)参院選を2・18ポイント上回った。【参院選取材班】
◇子育てや介護訴え実る
全国の32ある「1人区」でも屈指の激戦となった山梨選挙区。たった一枚の国会への「切符」を手にしたのは、宮沢氏だった。
甲府市上阿原町の事務所では「当選確実」の一報を受けると、支持者らが手を取り合って歓声を上げた。
宮沢氏は「皆さまのおかげで当選することができた。党派を超えて子どもが幸せに育つ社会が求められていると感じた。一歩一歩歩んでいく。輿石先生の続きの道を作っていきたい」と述べた。輿石氏は「感謝するのみ。必ず私の思いも含めて国政へ県民・有権者の良識を運んでくれる」と話した。
総合選対本部長を務めた民進の中島克仁衆院議員は野党共闘について「それぞれの立場を乗り越えられた。結果が出てよかった」と述べた。
民進党は、岡田克也代表が公示日の第一声に甲府市を選ぶなど、重点選挙区に位置づけた。党でも知名度がある山尾志桜里政調会長や蓮舫代表代行らもたびたび来県。宮沢氏とともに街頭演説に立ち、知名度アップに一役買った。
宮沢氏は、子育てや介護充実を訴え、峡北地域などで優位に戦いを進めた。一方、民進候補が不在の衆院2区の地域では苦戦が伝えられていた。しかし、宮沢氏を推薦した連合山梨や、輿石氏の出身母体の山梨県教職員組合(山教組)などが全面的に支えることで接戦を制した。
◇「一定の結果を出せた」
富士川町最勝寺の事務所に落選の知らせが入ると、トレードマークの青色ポロシャツ姿の米長氏は支持者らを前に深々と頭を下げた。
米長氏は「政党の戦いの中で一定の結果を出せた。今後も県内で政治家として活動を続けていきたい」と述べた。
米長氏は2007年、参院選山梨選挙区で旧民主公認で初当選。その後、消費増税法案への対応を巡って離党し、3年前の参院選でみんなの党から出馬し落選した。今回は、候補者の中で最も遅い5月下旬の出馬表明となった。
無所属で、組織から支援を得られないまま選挙戦に突入。出身の旧民主の支持者をはじめ、自民支持層にも浸透を図った。
選挙戦では、「政策の深さ、知識では負けない」と「即戦力」である点をアピール。草の根選挙を展開したが、届かなかった。
◇投票率58.83% 10代は47.78%
山梨選挙区の投票率は58・83%で、前回(2013年)を2・18ポイント上回った。選挙権年齢の引き下げに伴い新たに有権者に加わった18、19歳の投票率は47・78%で、全体より11・05ポイント低かった。
安倍晋三首相は政権が掲げる経済政策「アベノミクス」の是非を参院選の争点に据えた。しかし、県内では主な争点となり得ず、論戦は低調に。公示直後から、民進新人と自民新人の2人の激戦が伝えられた。最終盤までもつれる展開となったものの、2回連続で50%台の投票率にとどまった。
同選挙区の投票率は、過去最低の52・26%を記録した1995年以降、60%台で推移した。10年は、輿石東氏(現参院副議長)と宮川典子氏(現衆院議員)が激しく競り合い、64・04%を記録。しかし、前回は低調で56・65%にとどまった。
当日有権者数は70万5769人(男34万3200人、女36万2569人)。うち10代は1万7463人で、全体の2・47%を占めた。
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2261
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:16:07
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■解説
◇政策の具体像提示を
18年間、輿石東氏が守ってきた議席を、民進新人の宮沢由佳氏が引き継ぐ形となった。しかし、輿石氏と決定的に違うのは、旧民主票に加えて共産、社民、旧維新と幅広い支援の上に成り立つ「1議席」である点だ。
宮沢氏は20年以上にわたり、子育て支援活動に携わってきた。選挙戦では経験も踏まえ、「子供が安心して生まれ、幸せに成長できる社会をつくりたい」と主張。「安全保障関連法の廃止」なども訴えた。ただ、公約の形で示しておらず、有権者には伝わりづらかった点は否めない。
背景には「野党共闘」がある。原発再稼働をはじめ、野党ごとに温度差がある政策テーマが存在する。詳細を詰めると野党間協力にひびが入りかねず、選挙戦で深入りを避けた形だ。これでは選挙優先の「野合」批判を受けるのもやむを得ない。
政策論議が深まらなかった点では、他の候補も同じだ。自民新人の高野剛氏は、自民党の政策・公約をなぞった主張が多く、「国会で何をしたいのか」が明確に示されなかった。米長晴信氏は、参院議員の経験を強調したが、無所属議員として、掲げた政策をどう実現させていくかの展望が見えづらかった。
宮沢氏の擁立時に野党4党(当時)で結んだ政策協定には、「協定の実現、政策的な一致が広がるよう努力する」とある。宮沢氏は、こうした野党間の議論を避けずに、今後、政策の具体的なビジョンを示してほしい。【後藤豪】
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当 173,713 宮沢由佳 53 民新
▽ 152,437 高野剛 68 自新
▽ 67,459 米長晴信 50 無元
10,183 西脇愛 31 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
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◇当選者略歴
宮沢由佳(みやざわ・ゆか) 53 民 新(1)
社会福祉法人理事長▽会社代表[歴]県立大非常勤講師▽名古屋市立保育短大=[共][社]
2262
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:16:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010019000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その2止) /山梨
12:25毎日新聞
◇県議団分裂響く 高野氏
自民は民進(旧民主)から18年ぶりの議席奪還を目指したが、かなわなかった。民進・宮沢氏の「当選確実」が報じられると、甲府市国母7の高野氏の事務所では、支援者らからため息が漏れた。
高野氏は「日本中で自民党が支持を伸ばす場面で敗北を喫したのは、私の不徳の致すところ。これまでの協力に感謝したい。本当に申し訳ない」と語り、頭を下げた。その後、高野氏は記者団の取材に対して、「一枚岩になれなかったからこんな結果になった」とも話した。
選対本部長を務めた森屋宏参院議員は「高野氏のすべき仕事、できた仕事を県民に伝えきれず、おわび申し上げる」と述べた。
知事選と甲府市長選で独自候補を擁立できなかったことから、県連は早くから組織の立て直しを急いだ。3月には、約170の業界団体が参加し、相互に諸問題の解決を図る任意団体「元気やまなし絆の会」を結成。甲府市では市議団18人が選対本部を作り、地域支部の立て直しを図った。一方で、自民系県議団は分裂し、対立が続いたまま選挙戦に突入した。自民内部から選挙戦への影響を懸念する声が上がっていた。
危機感を持った党本部は、安倍晋三首相が公示前後に2回、県内入りした。党幹部や閣僚が次々と来県し、追い上げを図ったが、及ばなかった。
◇各地の投票所で朝早くから1票 子ども連れら
県内各地の投票所には朝早くから有権者が訪れ、意中の候補者や政党に1票を投じた。
甲府市青沼3の市総合市民会館では、午前中から子ども連れの有権者らが訪れた。投票を終えた甲府市青沼1の主婦、風間ますみさん(80)は「東京都知事の騒動もあり、クリーンな人に議員になってほしい」と話した。同市青沼の男性(58)は「雇用問題に力を入れているかを重視した。もうすぐ定年だが、再就職に不安がある。国や政治家はしっかり対策を考えてほしい」と話した。【滝川大貴】
2263
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:19:54
【福島】
当 増子輝彦 (現) 民進党 462,852
岩城光英 (現) 自民党 432,982
矢内筆勝 (新) 諸派 20,653
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010089000c.html
<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その1) /福島
12:22毎日新聞
10日投開票された参院選の福島選挙区(改選数1)は、民進現職の増子輝彦氏(68)=社民推薦=が、法相で自民現職の岩城光英氏(66)=公明推薦=を破り3回目の当選を果たした。「1票の格差」の是正で2013年の前回選から改選数が2から1に削減される中、増子氏は共産、社民の支援を受ける「野党統一候補」として安全保障関連法や安倍政権の経済政策を批判して大接戦を制した。岩城氏は徹底した組織戦を展開し、現職閣僚としての政策実行力をアピールしたものの、4期目の議席獲得はならなかった。幸福実現新人の矢内筆勝氏(54)は支持が広がらなかった。選挙区の投票率は57・12%で、13年の参院選よりも2・6ポイント上昇した。当日有権者数は163万7954人(男79万6448人、女84万1506人)だった。
◇野党共闘で激戦制す
福島市御山の増子氏の事務所。午後10時15分ごろ、「当選確実」の一報が入ると集まった支持者約150人の大きな歓声に包まれた。拍手に迎えられて姿を現した増子氏は支持者と万歳を繰り返し喜びをかみしめ合った。
増子氏は「厳しい選挙を戦い抜くことができた。正直、今も当選が信じられない」とほっとした表情を浮かべた。
再選を果たした10年の参院選は、前年に政権交代を果たして、高い支持率を保っていた民主(当時)が新人候補も擁立。民主票が二分したにもかかわらず、「増子票」とも呼ばれる堅い個人票に支えられて、組織力に勝る岩城氏に競り勝った。
改選数1の今回は「野党統一候補」として共産・社民の支持層を取り込んで票を上積みできるかどうかが、議席確保への最大のカギだった。
選挙戦に入ると、安全保障関連法の廃止や安倍政権の経済政策・アベノミクスの批判などを前面に押し出すことで政策面で一致する共産、社民の支持層を徐々に固めていった。
一方、革新勢力との共闘により、県議や衆院議員時代から中通り地方を中心に築いてきた「保守層や、労組の票が一部離れるのではないか」(陣営幹部)との懸念もあった。
だが、公示後は「県民統一候補」とも街頭演説や集会などで盛んに訴え、従来の支持者に配慮しつつ、無党派層の一部にも浸透。支持組織の連合福島もフル回転で支援した。
終盤戦にかけ、安倍晋三首相や人気の高い小泉進次郎・衆院議員らの応援を連日受けていた岩城氏の猛烈な追い上げも振り切った。
当選後、増子氏は記者からのインタビューで選挙戦について「5年3カ月間の震災対応を地道にコツコツやってきた。さまざまな県民の力の結集の結果だ」と語った。【岸慶太】
………………………………………………………………………………………………………
■増子輝彦氏の主な公約■
<原発>
・県内原発の全10基廃炉
・情報公開の徹底
<汚染廃棄物>
・中間貯蔵施設の早期建設
・県外処分の実施
<再生エネルギー>
・エネルギーの地産地消推進
・新技術の研究、開発施設誘致
<安全保障>
・安全保障関連法の廃止
・集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回
<社会保障>
・年金、介護、医療制度の改革
<農業>
・環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対
・戸別所得補償制度の復活
………………………………………………………………………………………………………
◇当選者の略歴
増子輝彦(ましこ・てるひこ) 68 民 現(3)
[元]副経産相▽国交委理事[歴]県議▽衆院議員▽民主党副代表▽早大=[社]
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2264
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:20:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010094000c.html
<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その2止) /福島
12:22毎日新聞
◇組織票固め、不発に
岩城氏は、自民の組織力をフル活用して選挙戦を進めながら、議席を守れなかった。
午後10時15分ごろ、福島市太平寺の事務所に「落選」の一報が入ると、集まった支持者は落胆の表情を見せた。事務所に姿を現した岩城氏は、硬い表情を浮かべ「皆さんに本当に一生懸命活動していただいたのに、期待にお応えできなかったことは、私のまさに力不足。心からおわび申し上げます」と語った。
岩城氏は2010年参院選で増子氏にトップ当選を許し、今回も劣勢と見られていた。このため、自民県連は県内五つの衆院小選挙区ごとに国会議員をトップとする選対組織を設置。140を超える支援団体にも初めて選対をつくるなど組織票を徹底して固めた。安倍晋三首相が3度も県内へ応援に入るなど党本部も全面支援を続けた。
政策面で、岩城氏は政府与党との太いパイプをアピールしながら復興の加速化を訴え、安倍政権の経済政策の成果も強調した。
選挙戦の後半に入ると、増子氏を支える野党3党に対し「野合」との批判を強め、猛烈に切り崩したものの、強固な個人票を持つ増子氏に及ばなかった。
疲れ切った表情で報道陣の取材に応じた岩城氏は進退について「白紙」と語った上で、「福島の復興に、古里の復興に向け、自分なりの活動を模索していきたい」と話した。【曽根田和久】
◇投票率57.12% 震災の影響続く
参院選福島選挙区の投票率は57・12%(男57・39%、女56・87%)だった。2013年の前回参院選を2・6ポイント上回ったものの、過去3番目に低かった。
県内で参院選の投票率は、1995年に過去最低の51・74%を記録した。98〜10年は60%台を維持してきたものの、13年の前回選は再び50%台にまで落ち込んでいる。
県内の選挙は、11年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の後、投票率が低下傾向にある。震災後の大型選挙を見ると、14年衆院選(52・51%)、15年県議選(46・67%)で、それぞれ戦後最低を記録している。
各市町村の選管などによると、震災と原発事故の影響で、現在も約9万人が県内外で避難生活を送り、土地勘の薄い避難先からの投票が負担になるなどし、低投票率の一因になっていると見られる。また、復興施策を巡って、各候補者の主張に明確な違いがないことなども、投票行動に影響しているようだ。【土江洋範】
2265
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 23:21:36
自民35.9%=民進は6年ぶり2割台―比例代表【16参院選】
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160711X219
17:06時事通信
参院選の比例代表では、自民の得票率が2014年の衆院選と比べて2.8ポイント増の35.9%となり、首位を維持した。民進は同2.7ポイント増の21.0%で、旧民主時代の10年参院選以来、6年ぶりに20%台を回復したものの、自民には大きく水をあけられた。
自民は13年参院選、14年衆院選に続き、得票率が3回連続で30%台の高水準。得票数は参院選としては01年以来、15年ぶりに2000万票を超えた。公明も13.5%で3位となり、与党で比例票の約半数を獲得した。
旧民主は13年参院選で得票率が13.4%まで低迷。その後、14年衆院選では上昇に転じ、民進に衣替えして初の国政選挙となった今回も得票率を伸ばした。旧維新との合流効果が表れた格好だが、依然としてピーク時の半分程度にとどまっている。
共産は10.7%の4位で、10%台の得票率を継続。おおさか維新は9.2%となり、14年衆院選の3位から5位に後退した。
一方、個人得票は、公明の長沢広明氏が約94万2000票でトップとなった。公明は4位までを独占。これに続き、自民の徳茂雅之氏が約52万1000票を獲得し、同党で首位となった。
2266
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:21:58
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160710_61080.html
<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
04:55河北新報
<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
落選が決まり、支持者に頭を下げる岩城光英さん(左から2人目)=10日午後10時50分ごろ、福島市の事務所
(河北新報)
改選数が2から1に減り現職2人が激突した福島選挙区で、自民党現職の法相岩城光英さん(66)の落選が福島市の事務所に伝えられると、詰め掛けた支持者らは声を失った。「期待に沿えず、申し訳ない。私の力不足です」。岩城さんは、声を震わせながら頭を下げた。
過去3度の選挙はいずれも旧民主系候補の後じんを拝して2位当選。「負けられない戦い」の今回、原発事故被災地での閣僚落選阻止を至上命令とする党本部の全面支援を受けた。フル稼働する県選出国会議員や地方議員にも支えられた。
閣僚として県外に遊説に出ず、選挙区に張り付いた。安倍政権打倒を声高に叫ぶ野党統一候補に対抗し、ひたすら訴えた。「復興加速化の流れを止めてはならない」「引き続き復興を私に任せてほしい」
だが、安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長ら大物弁士の相次ぐ投入は逆に、本人の影の薄さを際立たせた。頼りとしていた業界団体などの組織固めも結果的に上滑りとなり、あと一歩届かなかった。
「まちづくりに若い人の声を届けたい」。30歳でいわき市議に当選。福島県議、いわき市長、参院議員と順調にキャリアを積み重ねてきた。36年間の政治家人生を飾るはずの一大決戦は、大きな挫折感を残して終幕を迎えた。
2267
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 23:22:15
18歳51%・19歳は39%…低かった投票率
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160711-567-OYT1T50218.html
22:13読売新聞
総務省は11日、参院選(選挙区選)の18歳と19歳の投票率の調査結果を公表した。
18歳は51・17%、19歳は39・66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45・45%だった。高校などで主権者教育を受ける機会の多い18歳と、大学生や社会人が多い19歳で、差がある傾向が明らかになった。
調査は、47都道府県それぞれから、おおむね4投票区を抽出し、18歳、19歳の投票率を調査した。抽出された18、19歳の有権者数は計1万1480人で、当日有権者数の0・01%。18歳より19歳の投票率が低い理由として、大学進学などで親元を離れながらも、住民票を移さず投票にも行かない人がいるとの指摘もある。
一方、読売新聞社の調べでは参院選全体の投票率は54・70%(選挙区選)。全体の投票率は前回2013年参院選を2・09ポイント上回ったものの、参院選では過去4番目に低かった。調査方法が異なるため、単純比較はできないが、18歳、19歳の投票率が全体に比べ低い傾向にある。
2268
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:22:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_61068.html
<参院選福島>増子さん会心 閣僚破る
3選を決め、支持者から贈られた宝船を手に笑顔を見せる増子輝彦さん=10日午後11時5分ごろ、福島市の事務所
拡大写真
「よっしゃー」「さすがだ」。現職閣僚を退け、福島選挙区の議席を死守した民進党現職増子輝彦さん(68)の福島市の事務所は、当選の知らせを受けて大歓声に包まれた。
激戦の末の勝利に喜びもひとしお。「県民の良識が安倍政権を打ち破った」。増子さんは日焼けした顔に会心の笑みを浮かべた。
厳しい戦いだった。相手陣営は原発事故被災地での現職閣僚の落選を阻止しようと、敵意むき出しの挙党態勢で向かってきた。「福島から強権政治にストップを」「憲法9条改正を阻止しなければならない」。野党統一候補として安倍政権に対峙(たいじ)する県民の結集を必死に呼び掛けた。
政権交代可能な二大政党制を築こうと1994年、衆院議員初当選の4年後に自民党を離党。15年後の2009年に実現した民主党政権下で原発事故が起き、3年余りで野党に転落した。
経済産業副大臣として原発輸出を進め、安全神話に漬かった過去を反省し「県民に寄り添い原発のない社会をつくる」と誓った。そして「もう一度、政権交代を実現したい」との思いで走り続けてきた。
揺るぎない信念と党派を超えて培ってきた支持が最後に真価を発揮し、与党の猛攻をはね返した。「平和を守るとともに、福島の復興を推し進める」。表情を引き締めた。
関連ページ:福島政治・行政
2016年07月11日月曜日
2269
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:24
【山形】
当 舟山康江 (元) 無所属(野党統一) 344,356
月野薫 (新) 自民党 223,583
城取良太 (新) 諸派 15,223
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010062000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その1) /山形
11:58毎日新聞
◇野党共闘支持集め
参院選は10日投開票され、山形選挙区(改選数1)は、無所属元職で野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=が、自民党新人の月野薫氏(61)=公明党推薦=と、幸福実現党新人の城取良太氏(39)を破り、再選を果たした。参院選で野党が勝利したのは、舟山氏が旧民主党候補として初当選した2007年以来、9年ぶり。
舟山氏は民進、社民両党や連合山形のほか、独自候補の擁立を取り下げて舟山氏の支援に回った共産党や無党派層など、安倍政権に批判的な幅広い層に支持を広げた。JA全農山形出身の月野氏は、多くの政府・与党幹部の応援を受け、自公両党の組織固めを図り、農業票の取り込みを狙ったが及ばなかった。城取氏は支持に広がりを欠いた。
投票率は62・22%、当日有権者数は95万2172人だった。【参院選取材班】
舟山氏陣営は、山形市松見町の事務所で固唾(かたず)をのんで結果を見守った。当選確実の一報が入ると、大きな歓声が上がった。舟山氏は支援者らの大きな拍手に迎えられ、「みなさんの力の結集で当選できた。みなさんの声を国政にしっかり届けたい」などと抱負を語った。
推薦を受けた民進、社民両党と連合山形などが中心となり選対を組織。共産党も独自の選対をつくり舟山氏への投票を呼びかけるなど側面支援に回った。
県内各地での集会や遊説には県議や市議らが同行し、連動した活動を展開した。月野氏陣営が政府・与党の幹部を続々と投入したのに対し、野党幹部の応援はほとんど受けず、政党色を極力抑えた。週末には大票田の市部で積極的に遊説するなど、元職の知名度を生かして無党派層への浸透も図った。
政策面では、「競争をあおり地域経済を疲弊させた」とアベノミクス批判を強調。大都市中心から、地域を軸とした経済政策への転換を訴えた。
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)については「今回が止める最後のチャンス。中身を議論することが必要だ」と、政府に情報開示や説明を求めた。安倍政権による憲法改正にも反対姿勢を打ち出すなど、政府・与党への対決姿勢を明確にし、幅広い層の支持を集めた。【光田宗義、野間口陽】
◇投票率、1.46ポイント増62.22% 与野党対決、明確な構図も影響
山形選挙区の投票率は62・22%と、前回の2013年参院選の60・76%を1・46ポイント上回った。参院選では過去2回連続で下落していた傾向に歯止めがかかった。自民党新人の月野氏と、無所属元職で野党統一候補の舟山氏による事実上の「与野党対決」の構図が明確になったことも、有権者の関心を高める一因となったとみられる。
各候補は、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の評価や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を含む農業政策、憲法改正などを主なテーマに論戦を繰り広げた。
改正公職選挙法の施行を受け、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことも注目された。国政選挙では、年齢が若い有権者ほど投票率が低い傾向が顕著だったことから、大学のキャンパス内に期日前投票所を設置するなどの取り組みが県内でも広がった。
2270
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:36
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇応援頼らず「草の根」徹し
野党統一候補として「議論のない乱暴な政治に歯止めをかけよう」と、一貫して安倍政権を批判し続けた舟山康江氏が、国会への返り咲きを果たした。
舟山氏は野党幹部の応援に頼らず、「草の根」の運動に徹した。安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」や、農家の不安感が根強い環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、安全保障関連法、憲法改正など多くの課題で政府・与党を批判。「反対意見を言える野党候補」の存在意義を強調した。アベノミクスの恩恵を実感しにくく、農業県でもある山形で、訴えは一定の共感を呼んだ。
庄内地方では、保守系の阿部寿一・元衆院議員の支援を受けた。前回参院選でTPP反対を明確に打ち出した舟山氏への期待から、今回、農業票の一部を取り込むなど、保守層の切り崩しにも成功した。
「地域に力を取り戻す」と、アベノミクスの転換を主張した舟山氏は、社会保障の充実や若者らの労働環境の改善などが、経済活性化にとって重要と強調した。TPPについては、政府による情報開示や国会での議論が必要だと力説。ただ、経済活性化や農業振興に向け、具体性のある処方箋を示せたとは言い難い。安倍政権下での憲法改正には反対しつつも、「一言たりとも憲法を変えてはならないとは思っていない」と語る場面もあった。
安倍政権に批判的な幅広い勢力の結集を図ったことが、ある種の「歯切れの悪さ」につながった面は否めない。また、特定政党に所属しないままでは、政策の実現には困難が伴う。政治家としてどこを目指し、何を成し遂げるのか。舟山氏には「反対意見」だけでなく、明確な展望も語ってほしい。【光田宗義】
………………………………………………………………………………………………………
舟山康江(ふなやま・やすえ) 50 無 元(2)
[元]農水政務官▽置賜自給圏機構役員[歴]農水省職員▽民主党副幹事長▽北大=[民][社]
2271
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010066000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その2止) /山形
11:58毎日新聞
◇月野氏、知名度不足響く
月野氏の落選が確実との知らせが入ると、陣営に詰め掛けた支持者らは肩を落とし、深いため息に包まれた。月野氏は「みなさんに支えてもらったが、力不足のため、このような結果になった。すみませんでした」と深々と頭を下げた。
終始、課題の知名度不足の解消に奔走した。昨年12月の立候補表明後、県選出の国会議員や県議らと、各方面へのあいさつ回りを精力的にこなした。公示前から安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官、谷垣禎一幹事長ら自民党本部の幹部や閣僚が連日県内入りし、「自民の月野」を強くアピールした。
また、「頼れる仕事人」「山形のおやじ」など分かりやすいキャッチフレーズも駆使し、親しみやすさを強調した選挙戦を展開。政権与党を共に担う公明党の推薦も得て、各個人演説会で応援演説も受けたが浸透せず、知名度で勝る舟山氏に及ばなかった。
JA全農山形出身ながら、TPPに対する政府・自民党への根強い反発から、県農協政治連盟が自主投票を決め、推薦を見送ったことも大きな痛手となった。【山中宏之】
◇「残念」落胆の声 城取氏
城取氏陣営では、集まった支持者がテレビの選挙速報画面で開票状況を見守った。票が伸びず落選が決まると、「残念」と落胆の声が漏れた。
2度目の参院選に挑んだ城取氏は、消費税率5%への減税、憲法9条改正を柱とした国防強化、農業改革などを掲げ、「7年間ぶれずに一貫していることが我々の武器。新しい選択を県民に提示したい」と訴えた。街頭演説や支持者回りに全力を挙げたが実らなかった。【野間口陽】
2272
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:24:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_51066.html
<参院選山形>舟山さん「訴え届いた」
支持者から花束を受け取り、笑顔を見せる舟山康江さん=10日午後8時30分ごろ、山形市の事務所
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落選が決まり、遠藤利明自民党県連会長(中央)と握手する月野薫さん(右)=10日午後8時20分ごろ、山形市の事務所
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山形選挙区は、無所属元議員の舟山康江さん(50)が雪辱を果たした。当選が確実となると、畳に正座しての「山形流万歳」で喜びを爆発させた。紅潮した顔で「力をくださった皆さんに感謝します」と語り、頭を下げる舟山さん。山形市の事務所で吉報を待ちわびた支援者からは「よくやった」との声が掛かり、拍手が湧いた。
訴えの中心は環太平洋連携協定(TPP)反対だった。水田地帯を回り、「政府は、農政の失敗を農家、農業団体のせいにしている。決して許してはならない」と叫び続けた。
国政挑戦4回目。高い知名度を誇り、県内各地の演説会はどこも満席状態だった。大雨の6日にあった山形市での集会も人の集まりは上々。「雨の中でも大勢の人が耳を傾けてくれた。訴えがみんなの心に届いている手応えがある」と自信をのぞかせた。
野党統一候補として支援政党や団体がフル回転しながらも政党色は抑え、無党派層へも浸透した。「多くの人の支えがあったからこその勝利」。舟山さんは感謝の言葉を繰り返した。
自民党新人の月野薫さん(61)は苦戦の末、党の議席を奪われた。「私の力不足でした」。山形市の事務所で、重苦しい雰囲気の中、深々と頭を下げた。
全農山形出身の農業通。TPPを好機と捉え、農産物の輸出拡大を図る農業の必要性を訴え続けた。「農業振興策実現のため政権与党とのパイプ役になる」と強調。序盤は閣僚級が連日応援に入り、組織戦を展開したが、届かなかった。
「応援を頂いたのに、申し訳ない」。月野さんは力なくうなだれた。
関連ページ:山形政治・行政
2016年07月11日月曜日
2273
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:25:34
【秋田】
当 石井浩郎 (現) 自民党 290,052
松浦大悟 (元) 民進党 236,521
西野晃 (新) 諸派 11,131
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010153000c.html
<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その1) /秋田
11:47毎日新聞
◇組織と知名度奏功
10日投開票の第24回参院選で、3人が立候補した秋田選挙区(改選数1)は、自民党現職の石井浩郎氏(52)が、民進党元職の松浦大悟氏(46)と幸福実現党新人の西野晃氏(39)を破って再選を果たした。選挙戦は公明党の推薦を受けた自民党候補に民進、共産、社民の野党3党統一候補が挑む、与野党全面対決に。石井氏は政権与党の強みを生かし、各種団体のバックアップを受けて組織選挙を展開。元プロ野球選手の知名度は健在で、1期目の実績もアピールして支持を集めた。返り咲きを狙う元民放アナウンサーの松浦氏は、アンチ安倍政権の姿勢を色濃く打ち出し、政権批判票の結集を目指した。だが、2013年の前回選に続き敗北した。非改選も含めた秋田選挙区は自民党の2議席独占で変わらず、9年ぶりの非自民勢力勝利はならなかった。【川村咲平、池田一生、松本紫帆】
支持者らで混み合う秋田市寺内蛭根の石井氏事務所。午後8時過ぎに「当選確実」の一報が入ると、大きな歓声が上がった。石井氏は拍手で迎えられ、支持者らと万歳三唱で喜びをかみしめた。
「厳しい選挙と言われていた。国会議員や県議の皆さんが一致団結して戦ってくれたことが勝因だ。謙虚に、真摯(しんし)に仕事に向かうことを誓う」と述べた。
政権与党の現職候補として臨んだ初の選挙戦。新人の野党候補として初当選を果たした2010年の選挙とは打って変わり「相手に追われる戦い」(陣営幹部)となった。
それでも、県内を網羅する党国会議員と県議たちがフル回転。さらに公明党のほか、約400の団体から推薦を受け、盤石の組織選挙を展開した。
八郎潟町出身の元プロ野球選手として高い知名度を誇る石井氏。今回は参院文教科学委員長を務めた実績を前面に打ち出し「小中学生の高い学力を維持しながら、社会で活躍できる人材育成に向けた道徳教育の充実を」と主張した。
事実上の一騎打ちとなった、野党統一候補の松浦氏に対しては「選挙目的で結集した、責任感のない野党に政権は渡さない」と批判を強め、議席死守を訴え続けた。
「唯一の地元候補」とアピールし、地域とのつながりを強調するとともに、他候補との差別化を図ることも忘れなかった。
総決起大会には菅義偉官房長官が訪れて支持を呼びかけた。公示後も安倍晋三首相や谷垣禎一・党幹事長、小泉進次郎・党農林部会長らが駆け付け、背中を押した。無党派層にも一定の支持を広げることに成功した。
◇返り咲きならず 松浦氏
秋田市山王中島町にある松浦氏の事務所は、早々と石井氏の当選確実が伝えられ、重苦しい空気に包まれた。松浦氏は沈鬱な表情で「力不足でこのような結果になったことをおわびします」と切り出し、集まった支持者らに深々と頭を下げた。
「野党統一候補として戦い抜いた18日間を誇りに思う」とも述べた。自身の今後については明言を避けた。
2013年の選挙で落選し、国政への返り咲きを目指した松浦氏。今回は民進、共産、社民の国政野党3党と市民団体「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)の4者協議を経て野党統一候補となった。
選挙戦では「8割以上の国民がおかしいと声を上げている」と、安全保障関連法の廃止を主張。安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、社会保障の充実を訴えて、反自民票の受け皿として支持拡大を目指した。
岡田克也代表ら民進党幹部や共産党の市田忠義副委員長、社民党県連の石田寛代表らも応援に駆け付けた。
それでも、組織選挙を展開した石井氏には及ばなかった。
◇再度の挑戦も支持浸透せず 西野氏
2度目の参院選挑戦となった西野氏は「まだまだ秋田はおがっていく(成長していく)」と訴えたが、今回も及ばなかった。
宗教法人「幸福の科学」に入信し、幸福実現党県副代表に。憲法9条改正や消費税減税、道徳や宗教教育の充実を訴えて浸透を図った。だが、与野党対決に埋没し、支持は広がらなかった。
2274
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:25:44
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇手痛いしっぺ返しも
参院選秋田選挙区は、自公連立政権の現職候補が野党統一候補を退けた。結果を素直に読めば、政権与党が有権者の支持を集めたことになる。だが、1票を投じなかった有権者の思いがそうだとは限らない。約4割が投票しなかった事実を軽視すべきではない。
石井氏は今回、政権与党の現職議員として初の選挙戦を迎えた。だが、盤石の組織選挙でありながら、松浦氏の追い上げを不安視する声が絶えなかった。安倍晋三首相らが相次いで来県したのは、「東北全敗」への危惧によるところが小さくなかったはずだ。
自民党には今回、目立った追い風も逆風も吹かなかった。石井氏の勝因として、元プロ野球選手の知名度があることは否めない。この勝ち方が、遠くないとささやかれる衆院選への弾みになるかは疑問が残る。自民党が民意を読み誤れば、手痛いしっぺ返しが待っていてもおかしくない。
党の県内基盤のもろさが課題だった松浦氏にとって、野党共闘は渡りに船だっただろう。ただ、与党批判の受け皿にはなりきれなかった。異なる政党や市民団体が連携する足し算にとどまらず、どう支持を広げるか。共闘を続けるならば、選挙戦の徹底的な総括が必要だ。【川村咲平】
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◆秋田選挙区開票結果=選管最終発表
当 290,052 石井浩郎 52 自 現
▽ 236,521 松浦大悟 46 民 元
11,131 西野晃 39 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
2275
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:26:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010164000c.html
<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その2止) /秋田
11:47毎日新聞
◇10代有権者も思い込め投票 意見取り入れて/若者が暮らしやすく/意義深い
県内の有権者たちは、どんな思いで投票に臨み、どんな願いを1票に託したのか。各地で尋ねた。
秋田市の大学生、飯田さくらさん(18)はこの日午前、市役所の投票所に足を運んだ。「高校の頃から、学校の先生に選挙に行くことの大切さを教わっており、絶対に投票すると決めていました。政治に若者の意見をどんどん取り入れてもらえれば」と話した。
今回、初めて投票に臨んだ10代の有権者たちからは、選挙権を得たことについて好意的な意見が相次いだ。
秋田市の大学生、谷崎由奈さん(19)は「比例代表は数が多く、選ぶのが難しかった。でも、今回から10代の意見を反映させてもらえるのはうれしい」。大潟村の学生、菊池啓輝さん(19)は「若年層の票を増やして若者が暮らしやすい社会になるようにと思い投票した」と力を込めた。
秋田市の会社員、菅原直樹さん(18)は「実感はまだ湧かない。でも、自分の意見が反映されると思うと意義深いと感じます」と感慨深く語った。
10代でなくても、初めて投票所に足を運んだ人もいる。秋田市の作業療法士、五十嵐瞳さん(26)は「投票は生まれて初めてです。ネットであれこれ調べて投票先を決めました。職業柄、医療現場への施策が充実してくれればと願っています」。一方で同市の無職、池田カナ子さん(83)は「投票は毎回ちゃんとしています。今回は、人生最後の選挙かもしれないと思って来ました」と打ち明けた。
政治不信を口にする有権者も少なくなかった。湯沢市の自営業、佐藤祐治さん(57)は「アベノミクスなんて地方には全く恩恵がないと思う。地方はますます疲弊していくのではないか。頼れる政党なんてあるのか疑問だ」と語った。
横手市のパート、佐藤愛さん(28)は「毎日の暮らしで精いっぱいだし、自分の1票で暮らし向きが良くなるのかも疑問です。憲法問題にも関心がありますが、周りではその話をする人はほとんどいません」。今回は、投票するか迷いながらも1票を投じたという。
具体的な政策に関する注文もあった。能代市の障害児福祉施設運営、藤田貴子さん(50)は「障害児を持つ家庭の暮らしが厳しくなっている。生活が少しでも潤うよう、賃金アップを望んでいる。障害児の就労機会を拡大する対策を充実させてほしい」と訴えた。
鹿角市の果樹農家、佐藤一さん(66)は「大筋合意したというTPP(環太平洋パートナーシップ協定)がこれからどうなるのかもよく分からない。政治家には腰を据えて農政に打ち込んでもらいたい」と述べた。
秋田市の会社員、水野聖和さん(46)は「人口減少問題や農家の人たちの苦労をくんでくれるのは誰なのかを考えて投票した。当選した人には、私たちの生活実感に即した政治活動をしてほしいと思います」と注文を付けた。【田村彦志、佐藤伸、山本康介、森口沙織】
◇投票率は60.87%
改正公職選挙法の施行に伴い、国政選挙としては初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた今回の参院選。秋田選挙区の投票率は60・87%(男62・01%、女59・87%)だった。過去最低を更新した前回2013年の56・19%を4・68ポイント上回った。当日有権者数は89万7614人(男41万8301人、女47万9313人)。
選挙戦は民進、共産、社民の野党3党が協力して統一候補を擁立。自民党候補との事実上の一騎打ちとなった。ただ、政権選択の選挙ではなかったこともあり、投票率を大幅に押し上げる要因にはならなかったようだ。
期日前投票の投票者は26万1887人。投票者全体に占める割合は47・93%で前回から7・84ポイント上回った。
県内では新たに18、19歳のおよそ1万7000人が有権者となった。県内の有権者の約2%にあたる。県選挙管理委員会は、10代有権者に限った推定投票率を11日にも公表する。【池田一生】
2276
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:27:09
【宮城】
当 桜井充 (現) 民進党 510,450
熊谷大 (現) 自民党 469,268
油井哲史 (新) 諸派 19,129
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010064000c.html
<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その1) /宮城
11:35毎日新聞
参院選は10日投票、即日開票され、宮城選挙区(改選数1)では民進党現職の桜井充氏(60)が自民党現職の熊谷大氏(41)を振り切り、4度目の当選を決めた。改選数が2から1に減って初めての選挙で、現職同士の事実上の一騎打ち。桜井氏は3期18年の実績を背景に、安全保障関連法の廃止や奨学金制度の充実を訴え、民進党のほか、推薦を受けた共産党や社民党の支持者にも浸透した。再選を目指した熊谷氏は党県連を挙げて組織戦を展開。東日本大震災からの復興加速化やアベノミクス継続を訴えた。小泉進次郎衆院議員ら知名度のある弁士が次々と応援に駆けつけるなど猛追したが、届かなかった。投票率は52・39%で前回の50・75%を1・64ポイント上回った。
◇「国民共闘」訴え実る
選挙戦序盤は優勢とされた桜井氏だが、後半に党を挙げた組織戦を展開する熊谷氏の猛追を受け、開票作業の終盤まで競り合った。当選確実の一報が仙台市青葉区の選挙事務所に伝わると、詰めかけた支援者らから大きな歓声と拍手がわき起こった。
支援者から「充コール」で出迎えられた桜井氏は「野党共闘を『野合』と批判されたが、結果的にはそうではなかった。安倍政権の暴走を止めるという主張が受け入れられたと思う」と話した。
改選数が2から1に減り、激戦となった今回の参院選。桜井氏は2〜3月に共産と社民から推薦を取り付け、全国初の野党統一候補となった。街頭演説では「憲法9条改正反対」を強く訴え、共産や社民支持層を固めた。県医師連盟や県歯科医師連盟からも推薦を受け、自民支持層の一部を切り崩した。
また、安全保障関連法に反対する弁護士や学生らでつくる市民団体とも選挙協力を結び、「政党の枠を超えた国民共闘」(桜井氏)をアピール。市民と共に戦う姿勢を前面に打ち出し、無党派層にも浸透した。
◇幸福実現党・油井氏、支持を広げられず
幸福実現党の油井氏は2014年衆院選(比例東北ブロック)に立候補し落選して以来の国政選挙に挑んだが、支持を広げられなかった。
選挙戦では憲法9条改正と国防軍の創設を主張。「自分の国を自分で守ることのできる真の主権国家になるべきだ」と訴えた。防衛や航空・宇宙分野を日本の新たな基幹産業に位置付け、規制緩和で育成することや、消費税減税による消費拡大策を公約に掲げた。
また、東北電力女川原発(女川町、石巻市)を再稼働する必要性を強調し、「原発の再稼働は電気料金を引き下げ、日本や地域経済の活性化につながる」と訴えた。だが、大接戦となった自民と民進の現職2人の間に埋没し、存在感を高められなかった。
◇将来に前向きな政治を 今後も選挙に参加する 一票に託した若者の声
参院選で投票した10〜20代の若者2人に一票に託した思いを聞いた。
2014年の衆院選などに続いて3度目の投票をしたという仙台市太白区の東北大4年、洞口駿さん(21)は「若者の意見を吸い上げて、政策として実現してくれる候補者は誰かを考えて票を入れた」という。
候補者の座談会に参加したり、インターネット動画で街頭演説を聞き比べるなどしてそれぞれの主張を吟味してきた。洞口さんは「将来に前向きなメッセージを発してくれる政治家が増えれば、僕らの世代も政治に興味を持って投票に行くと思う」と話した。
東松島市の東北福祉大2年の武田結友さん(19)は「会場の空気感に緊張した。未来を変えるかもしれない1票の重みを感じた」と初めての投票の感想を語った。
武田さんは投票の際、「東日本大震災の復興をどれだけ考えてくれているか」を判断材料にしたという。地元でボランティアをする中で、復興は道半ばという思いを強めていたからだ。各候補者のホームページを見て政策を比較したといい、「今後も政治に興味を持って積極的に選挙に参加したい」と話した。【鈴木一也、本橋敦子】
………………………………………………………………………………………………………
◇当選者の略歴
桜井充(さくらい・みつる) 60 民 現(4)
[元]副財務相▽医師[歴]副厚労相▽民主党政調会長▽東北大院=[共][社][生]
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:27:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010085000c.html
<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その2止) /宮城
11:35毎日新聞
◇猛追あと一歩 改選数1減、無党派層へ浸透足りず
自民党の組織力を生かした猛追も及ばず、熊谷氏が涙をのんだ。桜井氏当確の一報が流れると、一斉に落胆の声が上がり静まりかえった。事務所に来た熊谷氏は目を赤らめながら「敗因は私の力不足。総理や党幹部に応援に入ってもらったが、期待を生かせなかった」と話した。
公示前から3期18年の実績を持ち、知名度で勝る民進党の桜井氏に大きく離されていると見られていた。県医師連盟が桜井氏を推薦したほか、県農政連も自主投票を決めるなど、旧来の自民党支援組織も一枚岩ではなかった。
危機感を強めた党本部の指示で、党県連が選挙戦を仕切り、国会議員らがフル回転する組織戦を展開し、桜井氏を終盤猛追した。
安倍晋三首相が2度応援に駆けつけ、党三役や閣僚も次々と応援入りするなど、党本部の手厚い支援も受けた。熊谷氏も「最大被災地の宮城から与党の議席を失ってはいけない」と与党候補の立場を強調。推薦を受ける公明党の比例候補への支援も訴え、票を固めたが、無党派層への浸透などが足りず、一歩及ばなかった。
◇投票率は52・39% 07年以来の上昇 前回比1・64ポイント増
宮城選挙区の投票率は52・39%で前回2013年の50・75%を1・64ポイント上回った。参院選で投票率が上昇するのは07年以来。
与野党が議席を分け合ってきた前回までと異なり、現職2人が1議席を争う激しい選挙戦。各陣営とも支援組織への働きかけを徹底したほか、党首ら知名度の高い応援弁士が街頭で訴えを繰り広げたことも有権者の関心を高めた。
今回は野党が統一候補を擁立したことで立候補者が1992年の補欠選挙以来の3人にとどまった。安倍晋三政権の経済政策アベノミクスや安全保障法制の是非など、争点に対する各候補の訴えの違いが比較的明確だったことが投票行動に結びついた可能性がある。
また、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての選挙で、公示前から注目されたことも影響したとみられる。
期日前投票も好調だった。9日までに前回13年に比べて1・24倍の29万9233人が投票した。仙台市5区の期日前投票所となった仙台駅前の商業ビルの前では、各陣営が街頭演説し、期日前投票を呼びかけていた。
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:28:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11092.html
<参院選宮城>桜井氏 無党派に強み
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◎熊谷氏 若年層で健闘/出口調査
参院選投票日の10日、県内の投票所で実施した出口調査によると、民進党現職の桜井充氏は党支持層の95.4%から票を集めた。特定の支持政党がない「無党派層」にも強みを発揮し、61.4%から支持を得た。自民党現職の熊谷大氏は党支持層の86.8%を固めたが、無党派層の支持は34.3%にとどまった。
桜井氏は、推薦を得た共産、社民、生活の野党3党支持層の81.0%から票を獲得し、共闘が功を奏した。
内訳は共産支持層の81.8%、社民支持層の78.8%、生活支持層の82.4%。与党の公明党支持層からも30%強の支持があった。
年代別では20代、30代で40%に届かなかったが、50代〜70代以上では55%前後を占めた。衆院小選挙区別では仙台市内の1、2区をはじめ3、5、6区で熊谷氏を上回った。
熊谷氏は、推薦を受けた公明支持層の65.4%、日本のこころを大切にする党支持層の62.5%を固めた。共産、社民、生活の野党3党の支持は13.8%だった。
年代別では40代以下の全ての年代に浸透し、特に20代の支持は60.8%に上った。10代からも50.0%の支持があった。衆院小選挙区で見ると、塩釜市や黒川郡などの4区で浸透し、1〜6区で唯一、桜井氏を上回った。
幸福実現党新人の油井哲史氏は広がりを欠いた。
回答者の支持政党は自民37.2%、民進22.1%、公明5.2%、共産4.4%など。無党派層は20.5%だった。
[出口調査の方法]県内の36投票所で、投票を終えた有権者に投票内容などを答えてもらった。回答者は男性747人、女性743人の計1490人。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日
2279
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:29:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11082.html
<参院選宮城>民進虎の子死守 足場築く
当選を確実にし、支持者と握手を交わす桜井充さん=10日午後11時10分ごろ、仙台市青葉区の事務所
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改選数が2から1に減った宮城選挙区は、全国初の野党統一候補となった民進党現職の桜井充氏(60)が、安倍政権への批判票を取り込み4選を果たした。再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)は「党営」による強力な組織戦を展開したが、届かなかった。
桜井氏は安全保障関連法廃止を旗印に今年3月、共産、社民両党から推薦を受け、市民団体と政策協定を締結。全国初の野党統一候補として早々と態勢を構築し、3期18年の実績と知名度で先行した。
公示後、フル回転した自民の組織力にいったんは劣勢に立たされたが、保守層の一部に食い込む支持者を固めて対抗。終盤は民進の地方議員が大票田・仙台に絞ってつじ立ちを展開するなどして無党派層を引きつけ、抜け出した。
民進支持の一部労組には「共産アレルギー」が残り、選挙戦では共産衆院議員の「防衛費は人殺し予算」発言で防戦も余儀なくされたが、地方への恩恵が薄いアベノミクスへの不信感を巧みに取り込んだ。
熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。党本部も宮城を最重点区と位置付け、安倍晋三首相が2度、岸田文雄外相と小泉進次郎党農林部会長が3度、県内入り。圧倒的な物量で候補を押し上げ、首相自ら地方議員や業界団体に電話をかけるなど引き締めを図った。
党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。「共産と組む民進には負けられない。自公のための戦いだ」(県連幹部)と野党共闘への反発で結束はしたが、歯車はかみ合わなかった。
桜井氏の勝利で、民進は党勢復活への足掛かりをつかんだ。全国へのうねりをつくり、成果を刻んだ野党共闘も可能性をつないだ。自民優位の政治状況が続く中で、次期衆院選の態勢構築や来年に迫った仙台市長選、知事選への駆け引きに影響を与えるとみられる。
(解説=報道部・大橋大介)
2280
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:29:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11086.html
<参院選宮城>自民 どぶ板徹底も力の差
落選が決まり、支持者の手を握ってわびる熊谷大さん(左)=10日午後11時20分ごろ、仙台市宮城野区の事務所
拡大写真
全国に先駆けた野党共闘が、巨大与党の激烈な総攻撃をしのぎ切った。
改選数が2から1に減り、現職のどちらかが議席を失う宮城選挙区は、大激戦の末、民進党現職の桜井充さん(60)に軍配が上がった。全国的に野党統一候補が苦戦を強いられる中、反自民票を結集。自民党現職の熊谷大さん(41)は6年間の活動不足が響き、勢いに乗れなかった。
桜井さんが当選を確実にした10日深夜、仙台市青葉区立町の事務所には共産、社民の県組織幹部らが集まり、喜びを爆発させた。桜井さんは「皆さんのおかげ。安倍政権の暴走を止めるという県民の良識が示された」とガッツポーズした。
苦しい選挙戦だった。「先行逃げ切りでなければ自民に太刀打ちできない」(民進県連幹部)と昨年から布石を打ってきたが、破壊力は想像を超えていた。
自民は序盤から党幹部を続々と投入。6月25日には安倍晋三首相と岸田文雄外相による「前代未聞のてこ入れ」(県連幹部)を仕掛けた。「大物が来ても票は伸びない」と言う桜井さんが「厳しい」と漏らすようになり、追い込まれた。
重苦しい雰囲気を打開したのが、民進県連の地方議員だった。7月1日、青葉区のホテルであった県連選対会議で、安住淳代表が「共産、社民の運動量に世話になった。民進が今、動かないでどうする」と一喝。翌日から市内に県議、市議が一斉に散り、のぼり旗を街頭に立てて候補者の名前を繰り返した。
選挙戦最終日の9日夕、地元の青葉区川平で開いた個人演説会。支持者から「絶対勝てる。自信を持って」と声を掛けられた桜井さんから涙があふれた。郡和子県連幹事長は「これほど必死な姿は見たことがない。よほど苦しかったんだろう」と心中を代弁した。
熊谷さんは、自民県連の主導による徹底した「どぶ板選挙」で支持固めを急いだが、浮上できなかった。県連幹部は「地域を回らず、自前で選挙戦の態勢すら組めなかった候補者に、身内も必死になり切れなかった。政治家として力の差が出た」と敗因を語った。
関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月11日月曜日
2281
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:30:46
【岩手】
当 木戸口英司 (新) 無所属(野党統一) 328,555
田中真一 (新) 自民党 252,767
石川幹子 (新) 諸派 34,593
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010024000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その1) /岩手
11:14毎日新聞
◇「野党共闘」実る
与野党対決は野党に軍配--。10日に投開票された参院選岩手選挙区(改選数1)で、無所属新人の木戸口英司氏(52)は、自民新人の田中真一氏(49)との事実上の一騎打ちを制し、初当選した。自民は24年ぶりの同選挙区の議席奪還を果たせず、幸福実現新人の石川幹子氏(51)も支持を広げられなかった。当日有権者数は109万2042人、投票率は57・78%だった。【村山豪、二村祐士朗、藤井朋子、小鍜冶孝志】
盛岡市中央通1の木戸口氏の事務所。午後8時に当選確実の一報が入ると、集まった支援者から歓声が湧き上がった。木戸口氏も笑顔で姿を現し、支持者と万歳をして当選を喜んだ。
木戸口氏は報道陣の取材に「野党共闘や市民の思いが結集した結果だ。今の政治を変えてほしいという期待感が、日に日に高まっていくのを強く感じた」「これからの野党各党との連携が大事だと思っている」と応じた。
当初は民進などから、知名度不足を危ぶむ声もあった。しかし、木戸口氏は野党4党や連合岩手などの推薦を得て、着実に協力態勢を固めていった。
公示後も県内をくまなく回り、支持を広げた。先月28日には、盛岡市を訪れた共産の志位和夫委員長や生活の小沢一郎・共同代表ら野党幹部と並んで、街頭で演説。達増拓也知事と共に「野党共闘」をアピールするなどして知名度不足を一掃すると、無党派層の支持もつかんだ。
◇投票率57.78% 前回を0.25ポイント上回る
参院選岩手選挙区の期日前投票者数は18万608人で、有権者に占める割合は16・5%に上った。期間が17日と通常より1日多かったこともあり、制度が導入された2004年以降で過去最高となった。投票率57・78%は前回(13年)の57・53%を0・25ポイント上回り、一転して上昇した。
期日前投票者の割合が最も高かった自治体は普代村の31・26%で、続いて二戸市26・42%、金ケ崎町23・94%だった。最も少なかったのが雫石町の10・82%。大学での期日前投票者数は、岩手大(盛岡市)394人▽県立大(滝沢市)80人▽富士大(花巻市)33人--だった。
東日本大震災の復興が進まないことや憲法改正、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果が感じられないことへの危機感が、期日前投票者数や投票率を押し上げたとみられる。【村山豪】
2282
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:01
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇「共闘」成果これから
憲法改正手続きや安倍政権の経済政策「アベノミクス」を進めるか、それとも待ったをかけるのか。有権者が託したのは「安倍政権ストップ」を訴える木戸口英司氏だった。岩手選挙区ではとりあえず野党共闘が奏功した。
野党側の候補者擁立は波乱含みだった。当初想定していた生活の主浜了氏が、突然引退を明らかにしたことで擁立作業が混迷。民進と生活の間に意見の対立があった。「苦渋の決断」(民進幹部)で選ばれた木戸口氏が立候補を表明したのは、6月22日の公示からわずか1カ月前だった。
それでも、共産の市町村議らが県内各地で木戸口氏の応援に奔走した。生活の小沢一郎・共同代表の後援会や達増拓也知事の支援も生かし、スタートの遅れを盛り返し、無党派層にも広く浸透した。
ただし、今回の結果は、野党第1党の民進が自民、公明に立ち向かうには、共産などの協力が必要になることを示したとも言える。
各党は「打倒、安倍政権」で結束したものの、政策や方向性は大きく異なる部分もある。共闘が成功だったかを占うには、木戸口氏のこれからの政治活動次第だ。有権者の視線がその一挙手一投足に絶えず注がれていることを、木戸口氏は忘れるべきではない。
一方、安定した支持率を維持する安倍政権の追い風の中で、自民の弱体化は深刻だ。知名度でも木戸口氏より優位に立ち、無党派層の取り込みが期待できる平野達男参院議員の応援も生かせなかったのは、田中氏の陣営や自民県連の組織が機能しなかったからだ。
自民は、組織の立て直しが急務となっている。【村山豪】
………………………………………………………………………………………………………
木戸口英司(きどぐち・えいじ) 52 無 新(1)
[元]知事政務秘書[歴]衆院議員秘書▽県議▽千葉大=[民][共][社][生]
2283
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010031000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その2止) /岩手
11:14毎日新聞
◇田中氏、支持伸び悩む
田中氏の陣営は、盛岡市大通3のホテル東日本盛岡に支援者が集う会場を設けた。ニュース速報で「木戸口氏の当選確実」が伝わると、支援者からため息が漏れた。田中氏は報道陣の質問に「やるべきことは全てやったので、後悔はない。東日本大震災の復興を(政治家として)成し遂げたかった」と答えた。
田中氏は2013年の前回参院選で、初めて立候補した。無所属の平野達男氏に約8万票差で敗れたものの、16万票余りを獲得。足跡を残した。
「2度目で当選できなければ一生できない。背水の陣で挑む」という意気込みで、今回の選挙戦に臨んだ。平野氏の支援も取り付け、前回票からの上積みを目指した。
安倍政権の高支持率を背景に、選挙戦では農産物の販路拡大や、岩手の観光振興による経済の発展などを訴えた。しかし、思うように無党派層や平野氏の支援者などに支持拡大を図れなかった。
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