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第23回参議院議員選挙(2013年)

1やおよろず ◆N22LLUydY2:2010/07/14(水) 08:06:13
第22回参議院議員選挙(2010年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/

2930チバQ:2013/08/05(月) 23:42:16
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2013/seikai/seikai_02.htm
13参院選青森・岩手 政界の行方

(中)混迷の非自民
(2013/07/24)

 「もう(万歳を)やったんだ…」
 21日午後8時すぎ。推薦した無所属新人・工藤信氏の選挙事務所で、民主党青森県連の田名部匡代代表は表情を曇らせた。
 開票率0%でも、テレビは青森選挙区を含め、自民党候補の当確を次々と報じていた。当選者を囲んで歓喜に沸く光景は、6年前には民主のものだった。
 2007年の参院選。民主が擁立した新人の平山幸司氏は30万5千票余を獲得、自民の現職候補を打ち破った。2年後の衆院選での政権奪取につながる、鮮やかな勝利だった。
  ■    □
 あれから6年。民主は再び野党として迎えた参院選で、独自候補の擁立を断念。不戦敗回避のため、工藤氏を推薦した。
 過去最多の6人による乱戦。民主を離党して生活の党に入った平山氏、10年の参院選と昨年の衆院選で民主公認だった、みんなの党の波多野里奈氏とも相まみえた。
 結果は4位。牙城であるはずの三八地域では離党組2人も下回った。推薦候補とはいえ、党勢の衰退をあらためて突き付けられた。
 非自民の保守勢力は、それぞれに候補を立てて支持を訴えた。しかし、政党の離合集散に対する有権者の批判も背景に、政権批判票の受け皿にはなり得なかった。
 一方、政局と一線を画してきた共産党の得票は前回を大きく上回り、野党の中で存在感を示した。

 「(自民への)一極集中の構図を招いたのは、野党にも責任がある」。選挙結果を受けた非自民各党の認識は、総じて一致する。
  ■    □
 「現状では何回選挙を戦っても同じ結果になる。昔の県民協会のような組織も含め、野党連携の在り方を勉強したい」
 「自民1強時代」が到来した中、田名部氏は今後の非自民勢力の在り方について、緩やかな協力関係を選択肢の一つに挙げる。
 議席を失った平山氏も「党中央がどう考えるかだが、小沢一郎代表も、このままでは自民に対抗できないと言っている」と連携の必要性に言及する。
 非自民の再編に向けた動きは、中央レベルで活発化する可能性がある。一方、県内では、再編を見据えた思惑も見え隠れする。
 全国的には着実に支持を広げているみんなの波多野氏は「野党再編は必ず来る。その時、受け皿になれるよう努力する」と言ってはばからない。
 これまで非自民の中核を担ってきた民主では、平山、波多野両氏に対するアレルギーが依然として根強い。連携は容易でない。
 野党結集の必要性を肌で感じながらも、それぞれのメンツが絡み合い、見いだせない着地点。トンネルの出口は、まだ先だ。
【写真説明】
街頭で支持を訴えた民主県連の田名部匡代代表(左)。しかし、推薦候補が惨敗し、党勢の衰退に歯止めがかからなかった=20日、弘前市

2931チバQ:2013/08/05(月) 23:42:42
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/kikaku/kikaku2013/seikai/seikai_03.htm
13参院選青森・岩手 政界の行方

(下)流動化進む岩手
(2013/07/25)

 「小沢王国がどうなるとか、自民が21年ぶりに議席を狙うとかが話題になったが、岩手県の抱えている復興が最優先だ」
 過去最多の6人による乱戦となった岩手選挙区で、3選を果たした無所属現職の平野達男氏。2位以下を大きく引き離しての勝利に、こう胸を張った。
 退潮著しい民主に見切りを付けて参院選に臨んだ平野氏を支えたのは、同調して離党した岩手県議や、一部の民主県議、地域政党いわて、県議OBら。「復興に必要な人が誰かを県民がしっかりと選択した結果」と口をそろえる。
 地域政党いわての飯沢匡代表は「一つの政治支配が変化するだろう」と圧倒的な強さを誇った「小沢王国」の衰退ぶりを強調する。
 「岩手の政治を良くしようという人が前に出る、風通しの良い風土をつくることが大事」とも語り、生活の党を率いる小沢一郎氏に対抗し得る、非自民勢力による新たな結集軸の誕生に期待を寄せる。

 ■    □
 生活は擁立した新人候補が惨敗し、全国の選挙区と比例代表でも議席を獲得できなかった。
 民主分裂から、国民の生活が第一、日本未来の党、生活とわずか1年の間に合従連衡が繰り返されたことに、支持者からは「置き去りにされた」との不満も漏れる。
 佐々木順一県連幹事長は「党の存在や政策を知ってもらう時間が不足した」と敗因を挙げる。それでも「国民の生活を守る主義を今後も強力に訴える。その構成員に小沢先生もいるということ」と強気の構えを崩さない。
 惨敗した民主は、平野氏の離党が最後まで尾を引いた。階猛県連代表は「一緒に戦おうとした平野さんが別の形で当選し複雑だ」と心境を吐露。24日、参院会派の新党改革に合流した平野氏と連携する可能性については「政治的に微妙な話」と述べるにとどめる。
  ■    □
 平野氏に大きく水をあけられた自民。最重点区と位置付けた党本部の全面支援を受けたが、県外出身である新人田中真一氏を国政に送り込むだけの実力はなかった。
 県連幹部は「岩手が変わる重要な選挙だった」と悔やむ。県内の基盤強化と〝勝てる候補者〟の発掘、育成というかねての課題に直面している。
 権勢を振るった小沢氏の求心力が低下し、流動化が加速する岩手県政界。各政治勢力の思惑が絡み、その行方は混沌(こんとん)としている。(参院選取材班)
【写真説明】
平野達男氏(右)の3選を喜ぶ、民主の渡辺幸貫県議(左)、無所属の五日市王県議(右から2人目)ら=21日、盛岡市の選挙事務所

2932チバQ:2013/08/05(月) 23:47:30
http://www.jomo-news.co.jp/ns/4713745063963413/news.html
2013参院選 検証(上) 統一地方選へ動き
更新日時:2013年7月23日(火) AM 07:00
 参院選から一夜明けた22日、群馬選挙区で激しい戦いを繰り広げた各党は、2年後の知事選、県議選を見据え動き始めた。山本一太氏の4選を過去最多得票で飾った自民党県連は祝勝ムードを戒めつつ、この勢いを維持して統一地方選に臨みたい考え。敗れた民主党県連は常任幹事会で参院選を総括し、組織の再構築を急ぐ方針。共産党はインターネットを使った選挙運動に手応えを感じ、日頃からの情報発信を強化して支持拡大を進める。

 山本氏の選挙戦を支えた須藤昭男幹事長は同日、お祝いに駆け付けた支持者らの対応に追われた。話題が58万票という山本氏の得票に及ぶと「この得票は自民の実績への評価ではなく、今後進める政策への期待の現れ。ここからが正念場」と口元を引き締めた。

 山本氏は全国の党公認候補の応援のため、公示後の県内入りは実質3日間。〝留守〟は衆院議員や県議、市町村議が選挙カーに交互に乗り、候補者不在の選挙戦を支えた。5小選挙区で勝利した昨年の衆院選の総得票数は49万票。自民票が減少傾向にあっただけに、山本氏が獲得した58万票は党県連にとって明るい材料。今後も各議員が結束して、保守王国にふさわしい結果を引き出したい考えだ。

 「応援を受けたのに、大変厳しい結果になってしまった」。民主党県連の黒沢孝行会長は同日、疲労の色をにじませつつ、連合群馬傘下の労組などへのおわび行脚に追われた。

 2010年の前回参院選と比べて群馬選挙区の得票は半分以下。昨年12月の衆院選に続く惨敗に、労組には「候補者擁立が毎回遅れている。県連は戦える態勢づくりを本気で考えるべきだ」との不満がくすぶる。

 県連は27日に常任幹事会を開き、参院選の総括と、退潮傾向にある党勢の巻き返し策を議論する。黒沢会長は「2年後の統一地方選を見据えて組織再構築と人材育成を急ぐ」と続投の意向。県議の一人は「逆風で、全国の民主が負けた。県連内に責任をなすりつけ合う余裕はない」と代弁する。

 共産党は前回の参院選から選挙区で約1万6千票、比例代表で2万票以上伸ばした。小菅啓司県委員長は「都議選の躍進後、党への期待や注目が集まり、党の提起に共感してもらえた」と分析する。

 今後はインターネットを積極活用した情報発信を検討する。憲法改正阻止や脱原発などの政策を訴えて安倍政権との対立軸を示し、支持を広げる方針だ。

2933チバQ:2013/08/05(月) 23:48:16
http://www.jomo-news.co.jp/ns/5013746253817089/news.html
2013参院選 検証(中) 主要業界団体 自民に回帰
更新日時:2013年7月24日(水) AM 09:00
・関係維持に腐心 
 「敵対したわけではないことは、自民党にも分かってもらえているはずだ」

 政府が環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加した23日、参院選群馬選挙区を自主投票としたJAグループ群馬の幹部の一人は、水面下で自民党との関係維持に腐心したことを示唆。今後の交渉で農畜産物の関税堅持を求めるため、安倍政権への影響力を残せたとの見方を示した。

 JAは山本一太氏の選挙事務所に自前の施設を提供し、集会では各地のJA幹部がひな壇に並んだ。党県連も配慮し、比例代表のJA組織内候補の県内集会には国会議員や県議が出席。山本氏は演説で「TPPに疑問があるのは分かる。自主投票でも十分」と理解を示した。

 一部のJAは他党候補を支援したが、上毛新聞社が実施した世論調査では農業者の8割近くが山本氏へ投票すると回答、自主投票でも投票先に大きな変化はなかった。

 昨年の衆院選で自民が政権に復帰。一時は距離を置いた郵便局長会、県医師会、県建設業協会など主要な業界団体は自民支持に回帰。山本氏の県内最多得票の原動力となった。

・一部産別が猛反発
 対照的だったのが民主党。加賀谷富士子氏が改憲反対、原発再稼働反対、TPP反対の姿勢を打ち出したことに、一部の産別労組が猛反発、推薦の取り消しや見送りが相次いだ。

 選挙戦終盤の17日、民主が高崎市内で開いた総決起集会で、連合が比例代表に擁立した組織内候補9人のうち、壇上で紹介されたのは8人だった。加賀谷氏の主張に反発する産別労組が出席を辞退した。選挙期間で陣営最大の1500人余りを集め、海江田万里代表も駆けつけた集会は、支持基盤のほころびを印象づける結果となった。

 連合群馬の幹部は「労組によって政策への温度差はさまざま。候補者に極論を展開されると結束は難しい」と渋い顔で振り返る。出口調査によると、民主支持層の3割近くが山本氏へ流れた。加賀谷氏の主張は一部のJAや市民グループとの連携につながったが、広がりを欠いた。

 TPPへの反対を強く訴えた共産は一部のJA幹部から支援を取り付けた。この幹部は店橋世津子氏と並んで街頭演説し、「TPP反対」を訴えた。党関係者は「今後の大きな手応えになる」と成果を強調した。

2934チバQ:2013/08/05(月) 23:48:57
http://www.jomo-news.co.jp/ns/1713746775409149/news.html
2013参院選 検証(下) 浮動票狙いネット発信
更新日時:2013年7月25日(木) AM 07:00
●候補不在補う
 「今回はインターネットを使える選挙です。写真と動画を撮り、フェイスブックやツイッターで広めてください」

 参院選が公示された7月4日、自民党の山本一太氏が太田市内で行った街頭演説で、司会を務めた県議が聴衆に呼び掛けた。参院選から解禁されたインターネットによる選挙運動を、少しでも有権者に周知しようとの狙いからだ。

 山本氏はブログの発信力に定評があり、1カ月のアクセス数は90万件と永田町有数だ。17日間の選挙期間中も51本の文章をブログで公開した。実質3日間しか県内入りできなかったが、陣営はネットを通じた山本氏の発信が有権者に毎日届いたことが、圧勝を後押ししたとみる。

 選挙戦では山本氏以外の各陣営も、浮動票獲得に生かそうと、戦略に頭を悩ませた。専従スタッフを配置し、遊説に同行して写真や動画を撮影したり、ツイッターを更新して親しみやすさをアピールした。

●双方向生かせず
 民主党の加賀谷富士子氏の選対役員は「何を発信するか、軸足が最後まで定まらなかった」と悔やむ。陣営は有権者とネットで政策を語り合い、有権者に情報を拡散してもらう戦略を描いた。だが、時間的余裕がなく、投稿は短文の活動報告や集会の告知が中心。有権者の質問にもほとんど返信できず、ネットの双方向性機能を十分生かすことができなかった。

 対策部隊を立ち上げて全国的にネット選挙に取り組んだ共産党。3年前の参院選と比べ、県内で選挙区約1万6000票、比例2万票以上得票を伸ばしたのはネット効果もあったと分析する。だが、準備不足は否めなかったとして、党県委員会は議員や選挙を目指す党員らが今後、日常的にブログやツイッターを更新する必要性を指摘した

 共同通信社が参院選投開票日に実施した出口調査によると、86.6%がネットを「参考にしなかった」と回答。ネット利用機会が多い20代でも、「参考にした」は29.2%にとどまった。選挙運動に解禁されたネットをどう有効に活用するか。舞台は地方選に移る。

 8月25日に告示される渋川市長選の立候補予定者の陣営は「政策や人物をアピールする機会を増やすためにも取り組む」とネット活用に意欲を示した。有権者とつながる有効な手段としてネットを生かすには、周到な準備が欠かせない。

2935チバQ:2013/08/06(火) 00:18:32
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/23saninsen/kikaku11_20130714_1.shtml
(上)1人区の争い 組織力とネット駆使

2013年 7月14日

支持を呼び掛ける陣営。広い参院選岐阜選挙区では組織力が欠かせない=JR大垣駅前
 「がちんこ勝負になった」。改選数が1になり、民主党県連の関係者は意気込んでいる。

 岐阜選挙区は過去4回、二つの枠を自民系と民主の候補が分け合ってきた。「3年前の参院選に民主党から2人を出すまで、ほぼ無風だった」

 広大な県内全域が選挙区の参院選は、組織力がより重要となるが、今回も地方組織の強化という以前からの課題が重くのしかかる。実動部隊となる県議も自民の30人に対して民主系は8人だ。

 少ないマンパワーをカバーする手段として、吉田候補の陣営が重視するのがインターネットだ。

 今回から解禁されたインターネットを使った選挙運動。使い方によっては組織力がなくても有権者に声が届く。吉田陣営の交流サイト「フェイスブック(FB)」には各地の街頭演説の様子を掲載。ここを窓口に、憲法改正や社会保障などの政策論争に持ち込みたい考えだ。

 一方の自民党は安倍内閣の高支持率を追い風に「勝つなら思いっきり勝とう」(古屋圭司県連会長)と、目標を引き上げる発言が出始めている。

 党本部は閣僚や党幹部を次々と投入。大野候補を後押しする。15日には安倍晋三首相が大野候補の地元羽島市に応援に入る予定。全体の勝敗を左右する改選1人区の必勝に向け、国会議員、県議を中心に総力で組織戦を展開している。

 中でも、県連が力を入れるのは期日前投票。比例代表で自民票が伸びれば、選挙区の得票も上積みが期待できるとみて、業界団体の集会では期日前投票を呼び掛けている。警戒するのは緩み。「参院選は急に潮目が変わることがある」と組織の引き締めに余念がない。

 1人区では2位を狙う戦いに意味はない。優勢が伝えられる自民への不満をまとめて取り込み、トップを狙うしかない。鈴木候補を擁立した共産党の松岡清県委員長は「1人区となり、政党間の戦いの様相が色濃くなった」と感じている。「今の自民党政権を批判できるのは共産党のみ。対決軸を前面に押し出したい」と意欲を燃やす。躍進した都議選の勢いを岐阜につなげたいとしている。

 諸派の加納候補は県内各地で消費税増税の廃止、国防強化などを訴える。

2936チバQ:2013/08/06(火) 00:20:48
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/mie/CK2013072302000230.html
<地殻変動参院選から>(上) 民主、組織頼みの選挙限界 2013年7月23日 支持者に頭を下げる高橋千秋さん(左)。右は岡田克也元副総理=津市の事務所で


 自民への追い風は、王国をも、いとも簡単にのみ込んだ。二十一日投開票された参院選三重選挙区で自民新人の吉川有美さん(39)が、民主現職の高橋千秋さん(56)を退け、十五年ぶりに自民議席を奪い返した。補選を含めて過去五連勝を誇りながらも今回、凋落(ちょうらく)ぶりが際立った民主。昨年末の衆院選に続く勝利で復権を印象付けた自民。全国屈指の民主王国の「地殻変動」を振り返り、今後を展望する。

 投票を翌日に控えた二十日夜。近鉄四日市駅前で、最後の街頭演説を終えた民主の岡田克也元副総理は充実した表情を浮かべ、記者団に手応えを話した。「相手と並ぶところまで来たと思う。北勢ではむしろ勝っているのではないか」

 その感触は、自身の精力的な活動に裏打ちされていた。衆院選での敗北以降、高橋さんの全面支援に入り、連日朝の駅立ちに五百社の企業回り。異例の応援に、陣営内では「候補者がもう一人いるかのよう」と評された。

 だが開票結果は、予想を裏切る内容。県中南部だけでなく、お膝元の四日市市や桑名市をはじめ、北勢地方のほとんどで競り負けた。テレビが自民の当確を報じる中、津市の事務所にいた岡田元副総理は終始険しい顔。「昨年の衆院選は民主を罰する選挙、今回はアベノミクスへの期待感。空気と戦っていたようだった」と敗戦を振り返った。

 民主王国を支えてきたのは、組合員数十三万人を抱える連合三重と、県議会の最大会派「新政みえ」との選挙共闘。「三重県方式」とも呼ばれ、今回も各地で組織力を生かした選挙戦を展開した。新政みえの三谷哲央代表は、昨年の衆院選で国会議員が二人に減ったマイナス面を挙げながらも「三重県方式は機能し、今まで以上に活動した」と自負する。

 選挙戦を通じて目標に掲げた集会数や電話作戦の件数など、いずれも過去の選挙と遜色はなかった。ただ、今回の選挙期間中、地元で個人演説会の呼び込みを任された新政みえ所属の県議は「来るのは、地元以外の常連ばかり。これでは広がりがない」とこぼした。

 開票翌日、県庁で会見した芝博一選対本部長代行は、敗因を「政権を失ってから時間がたっておらず、失望感を払拭(ふっしょく)できなかった」と分析した上で、民主王国の立て直しへこう話した。「風やムードは一過性のもの。日ごろの活動で連携を続け、三重県方式をより強固なものへ進化させたい」

 自らの強みを見詰め、磨き直すことに活路を見いだそうとしている。

2937チバQ:2013/08/06(火) 00:21:02
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/mie/CK2013072402000210.html
<地殻変動参院選から>(下) 自民、復権へ戦略ピタリ 2013年7月24日 初当選を万歳三唱で喜ぶ吉川有美さん(中央)。右隣は川崎二郎・自民党県連会長=四日市市の事務所で


 二十一日夜の開票直後に伝わった自民新人吉川有美さん(39)の当選確実の報。間もなく始まった吉川さんの当選あいさつに続き、自民県連の川崎二郎会長がマイクを握り、勝利宣言した。

 「まさに三重県において自民党は復活した」

 民主王国の三重で、自民は二〇〇〇年の補選から参院選五連敗中。ただ、一一年の知事選で推薦候補が接戦で勝利、昨年末の衆院選では過去最多の五人の国会議員を誕生させた。党勢回復への集大成と位置付けたのが今回の参院選だった。

 戦略は、北勢出身の若手を担ぎ出し、民主の岡田克也元副総理のお膝元、北勢地域を切り崩すこと。候補者擁立が三月末と出遅れたが、高い政権支持率と党の組織力を最大限生かすことでカバーした。

 党本部は、安倍晋三首相や石破茂幹事長が二度の県内入りする異例の支援をした。首相が四日市を訪れる際には、東京の大手企業幹部が県内の下請けや関連会社へ声掛けする周到ぶり。北勢地方の選挙に長く携わってきた陣営関係者は、かつては見向きもされなかった企業からの好反応ぶりに「これが自民党の選挙なのか」と驚きを覚えた。

 明確な対立軸をつくれない野党の姿に、ある自民県議は「争点らしい争点は、表に出さないほうがやりやすい」と打ち明けた。吉川さんはアベノミクスによる経済成長と、女性候補ならではの訴えを中心にした。

 知名度不足の候補者本人や具体的な政策よりも、党のイメージに重きを置いた作戦は奏功。果たして、もくろみ通り、北勢地域で競り勝ち、五万票差で逃げ切った。川崎会長は「自民党の総力を挙げて戦った」と選挙戦を振り返った。

 しかし民主王国の三重を、完全に自民へと塗り替えるのはまだ道半ば。自民党県連の水谷隆幹事長は、参院選から一夜明けた二十二日の会見で「今回の勝利は再生を進めるスタート。組織作りをし、流れに乗って党員をもっと増やしたい」と慎重さを崩さなかった。

 県内の自民党員は十五年ほど前、十万人を超えていた。その後の政界再編、野党転落のあおりなどを受け、現在は八千人にまで落ち込んでいる。

 「おごることなく対応していかないと、また支持は離れていく」

 復権への手応えも、また、追い風があってこそと自認している。

(この連載は加藤弘二、河北彬光、安藤孝憲が担当しました)

2938チバQ:2013/08/06(火) 00:22:06
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/nagano/CK2013072302000239.html
<戦い終えて>(上)自民 党員増やし組織力強化 2013年7月23日 石破茂幹事長(左)らの応援を受け演説する吉田さん(左から2人目)=佐久市で


 「今回の選挙でわれわれが考えないといけないのは、六月の都議選や昨年の衆院選ではない。四年前の総選挙だ」。選挙戦序盤、自民の吉田博美さんは上田市内の個人演説会で聴衆に呼び掛けた。

 吉田さんは選挙期間中、頻繁に過去の自民の政権運営の反省点を口にした。四年前の衆院選の敗因を「国民の痛みの分からない旧態依然とした態度が、政権交代という(民主の)スローガンを払拭(ふっしょく)できなかった」とも言及した。

 今回は事前の情勢分析で自民の一人勝ちが伝えられる中、「勝ってもおごらない」という謙虚な姿勢を示し、かつての自民からの変化を印象付けた。

 こうした主張が奏功し、党の県内比例票の得票率は30・6%と、昨年の衆院選から6ポイント伸ばした。選挙区でも吉田さんが羽田さんを上回るトップ当選を果たした。

 アベノミクスへの期待感もあり、自民は国会のねじれを解消。完全に復調したと言えるが、県内の組織力には課題が残る。昨年の県連党員数は一万二百五十二人と前年比で七百人近く減少。有権者に占める加入率は全国でも下位に沈んでいる。

 党員獲得を目標に掲げる県連は六月の役員会で、県連国会議員が各地方で定期的に環太平洋連携協定(TPP)などの政府方針を県民に説明し、意見を聞く会合を開くことを決めた。石田治一郎幹事長は「地方の人たちのいないところで政策が進むようなことが続けば、選挙をやってくれる人はいなくなる」と趣旨を説明する。

 昨年末の衆院選で初当選した木内均衆院議員(比例)も党員獲得を課題に挙げる。「まずは参加してもらうための間口を広げる必要がある。党員を増やすために、より費用のかからないサポーター制の導入もある」と構想を練る。一層の党勢拡大には「われわれが地に足を着けて地域の課題を吸い上げる地道な努力をすることが重要」と指摘する。

 共通する思いは、地方の声をくみ取って政権運営にいかす必要性だ。吉田さんも二十二日、「選挙戦では道路網の整備への要望が高かった。必要なところに予算を投じられるように動きたい」とあらためて決意を示した。

 ただ多様な県民の声の中には、一人勝ちした自民への警戒感もある。若林健太参院議員は「安倍政権への期待はあったが、県民は暴走への懸念も感じている。踏み違えない政権運営をしないといけない。改憲は必要と思うが火急ではない。県民が一番求めるデフレ脱却に注力するべきだ」と政権にくぎを刺した。

    ◇

 参院選長野選挙区は現職二人が当選した。国政選挙が当面ないとされる中、主な政党の選挙後の課題を追った。

2939チバQ:2013/08/06(火) 00:22:21
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/nagano/CK2013072402000215.html
<戦い終えて>(中)民主 党より候補者を前面に 2013年7月24日 当確を受けて父の羽田孜元首相(右)に笑顔を見せる雄一郎さん=21日午後8時8分、上田市の事務所で


 「得票率でまだ二桁の差がある。一桁に詰めろ」。選挙戦の終盤、四選を果たした羽田雄一郎さん(45)の後援会「千曲会」の幹部は、事前に予想した情勢から本人に最後のハッパを掛けた。

 自民候補に水をあけられ、当選しても二〇〇七年の約五十四万票から大幅に減らすのは確実だった。危機感を持った羽田さんは「分かりました」と答えたという。

 公示後、羽田さんは「一位での当選を目指す」と公言。当初は地盤である衆院三区の全市町村でトップの得票を目標に掲げた。

 しかし、陣営のムードは違ってきた。街頭演説をしても人影がまばらな場所が少なくない。幅広い支持を集めた二〇〇七年とは、真逆の展開だった。

 陣営幹部は「一位を取ろうとは思っていない。どれだけ差を詰められるかが勝負」と打ち明けた。陣営では「とても自民に太刀打ちできない」という実感が占め、諦めの雰囲気も漂った。

 厳しい状況を打破しようと、候補本人の人柄や実績をアピールするのに傾注し、党を表に出すのを極力避けた。「党名を出すだけで、反感を買ってしまう」(陣営関係者)からだ。危機感を持った陣営も、強固な組織をフル稼働させた。

 これらが奏功し、ふたを開ければ二十九万四千票を獲得。後援会幹部の指示通り、トップの自民候補に七万票差、得票率で7ポイント差まで迫り、三位の共産候補に倍近くの差をつけた。掲げた通り三区の市町村別得票で全勝し、底力をみせた。

 「最初は選挙になるのかというくらい厳しい戦いだった」。当確の一報が流れると、羽田さんは目を潤ませて喜んだ。

 倉田竜彦党県連幹事長は七万票差を「衆院選に続き、長野県の党は踏みとどまった」と評価。「党より候補者を前面に出して戦ったのがその要因と考えている」と語った。

 ただ、全国的な党の支持低下は止まらない。倉田幹事長は「無党派層頼りの選挙しかできなかったのに限界がある」と指摘。党勢拡大に向け、現役の衆院議員がいない県内の衆院二、四、五区のてこ入れと党員やサポーターの組織固めに力を入れる方針を示した。

 四回目の当選で、羽田さんは党内で中核的な存在となる。北沢俊美県連代表は「党は人心を一新し、再出発しなければならない。その中心に羽田雄一郎がいるべきだ」と期待を込める。党再生と地元の組織固めという、二つの大きな仕事が積み残された。

2940チバQ:2013/08/06(火) 00:22:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/nagano/CK2013072502000211.html
<戦い終えて>(下)自民 反対層の受け皿に 2013年7月25日 応援に入った志位和夫委員長と共に、支援者の激励を受ける共産の唐沢千晶さん=長野駅前で


 投開票日の夜、共産の唐沢千晶さん(43)の事務所。支援者十五人が食い入るようにテレビを見詰めていた。十二年ぶりの東京選挙区議席獲得や比例候補の当確が伝えられる度、大きな歓声が上がる。長野選挙区で自民、民主の現職二人の当確が伝えられたが、悲壮感はなかった。

 「暴走する安倍政権にストップをかけてほしいという思いが、私を支持してくださった。比例でも前進。私の負けも決して無駄ではなかった」。敗戦の弁を述べる唐沢さんも、時折笑顔を見せた。

 過去二回の参院選比例代表では、県内の得票数、得票率ともに減少傾向だった。今回は二〇一〇年の前回選より五万票伸ばし、得票率も13・9%と躍進。自民、民主に次ぐ三位に浮上した。

 支持なし層や若年層への浸透が課題だったが、唐沢さんは訴えの中心に非正規など若者の労働問題を据え、改憲や原発再稼働でも自民との対決姿勢を明確化。今井誠党県委員長は「党に縁のなかった人に意識的に働き掛けた」と振り返る。

 投開票日に本紙が県内三十カ所で実施した出口調査では、支持なし層の17%余りが比例で共産に投票したと回答。自民に次ぎ、みんなと同じ数字だった。唐沢さんも「若者層から共感が得られた」と語った。

 今井委員長は原発や改憲問題に市民と共同で取り組む意向を示し、「草の根の運動で国民的世論をつくりたい」と力を込めた。

 ■「第三極」

 昨年末の衆院選で「第三極」と言われ、台風の目となったみんなと維新。みんなは一定の支持を集めたが、維新は伸び悩んだ。

 選挙戦序盤、長野駅前で声をからすみんなの角恵子さん(33)と党の井出庸生衆院議員。二人を維新の県総支部代表、宮沢隆仁衆院議員が見詰めていた。

 当初は参院選での選挙協力を決めた両党だが、維新の橋下徹共同代表の「慰安婦発言」が原因で協力解消。県内で維新は候補擁立を見送った。

 宮沢議員はその後、自身のブログで「私見」としながら角さんへの支持を表明。自民の暴走を防ぐ点などを理由に挙げた。

 宮沢議員の支持表明に、上田市でみんなの渡辺喜美代表は「アジェンダ(政策課題)の一致する範囲でご支援をいただくのは一向に構わないし、ありがたい」と語った。

 県内の比例得票率はみんなが10・2%、維新は8%。宮沢議員は「8%の得票率は非常にありがたい。自民に批判的な一部の有権者の受け皿となった」と話した。

 一定の支持層を持つ両党。今後はいかに野党として存在感を示すのかが問われる。

(この企画は小西数紀、市川泰之、森若奈が担当しました)

2941チバQ:2013/08/06(火) 00:23:30
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/gifu/CK2013072302000243.html
<参院選を終えて>(上)絶対得票率 圧勝自民 安泰と言えず 2013年7月23日
 自民新人の大野泰正さん(54)の圧勝で終わった参院選岐阜選挙区(改選数一)。自民の強さと民主の凋落(ちょうらく)が顕著になった。ただ、「全有権者に占める支持の割合」でみると、自民も安穏とはできない状況が見えてくる。

 「一九九八年の結党当初の党勢に逆戻りした感じ。政権に再挑戦するには、十年必要かもしれない」

 参院選の投開票から一夜明けた二十二日、民主県連の柴橋正直代表(34)が惨敗を振り返った。

 早朝には岐阜市の繁華街で、大野さんの四割ほどの得票に沈んだ民主新人、吉田里江さん(47)とともにマイクを握った。淡い水色のジャケット姿で「声なき声を拾い上げ、弱者に優しい共生社会を目指して戦い続ける」と訴えたが、足を止める通勤客はまばらだった。

 県民の民主離れをはっきり示すデータがある。百七十万人ほどの県内有権者の何%から票を託されたかを示す絶対得票率だ。

 ピークは、政権交代を成し遂げた二〇〇九年の衆院選だ。民主の比例代表の絶対得票率は31・8%。全有権者の三人に一人ほどの支持を得て、小選挙区と比例を合わせ七人の衆院議員が誕生した。

 だが、政権に就くと迷走した。消費税増税をめぐる意見対立などで離党者が相次ぎ、有権者の期待は失望に。一二年の衆院選比例代表は9・8%に急落。小選挙区の全五候補が落選した。「反転攻勢への足掛かり」(県連幹部)に位置付けた今回の参院選比例代表は7・1%で、退潮に歯止めを掛けられなかった。

 一方、「一強」とも称される自民も安泰とは言えない。

 今参院選の岐阜選挙区では、得票数が十二年ぶりに五十万票を超えた。ただ、比例代表の絶対得票率は20・7%。「王国崩壊」と報じられた〇九年衆院選の比例代表は21%で、当時の水準に届いていない。

 「投票用紙に『自民』と書く人は増えていない。風が吹けば簡単にひっくり返る」とは、大野陣営の幹部。大野さんは二十二日朝、JR岐阜駅前の街頭演説で「県民の半数近くが投票に行っていない。自民党は重く受け止めなければ」と、表情を引き締めた。

 岐阜選挙区で新人の鈴木正典さん(49)を擁立し、一定の自民批判票を得た共産は、比例代表の絶対得票率も上がった。4・4%で、一二年の衆院選から1・1ポイント、〇九年の参院選からは1・5ポイント増えた。鈴木さんは「反自民で一貫してきた姿勢が、選挙を重ねるごとに評価されるようになった」と語った。

 (参院選取材班)

2942チバQ:2013/08/06(火) 00:23:55
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/gifu/CK2013072402000213.html
<参院選を終えて>(下) ネット選挙 活用手探り、次に期待 2013年7月24日 ネット選挙を振り返る学生ら=瑞穂市穂積の朝日大で


 インターネットによる選挙運動が解禁された参院選を、ネット世代の若者たちはどうみたのか。岐阜選挙区(改選数一)に出馬した候補者の交流サイト「フェイスブック(FB)」やツイッターを見続けた朝日大学法学部(瑞穂市)の学生らからは、「書き込み内容に慎重さが目立った」「もっと政策論争を」などの厳しい意見が相次いだ。

 学生は、斎藤康輝教授(憲法学)のゼミで学ぶ三年生八人。FBやツイッターに質問を投稿したり、公示日には第一声の集会にも駆けつけ、候補者の生の声を聞いた。

 「FBは演説の告知ばかりのように感じた。正直、見たいとは思えなかった」と、不満を口にするのは松野貴史さん(21)。政党や候補者のホームページ(HP)で主張を確認した上で、だれに一票を入れるか決めた。

 候補者は二〜五種類のサイトで情報発信しており、市橋満里菜さん(20)は「手広くやりすぎ。どれを見れば候補者のことを知ることができるのか分からなかった」と話す。

 ネットをどう使えばいいのか、有権者側も戸惑っている様子がうかがえたという。「ネット上で政策への疑問をぶつけたり、候補者と議論をしても良かったのでは」(松野さん)

 学生たちの書き込みに対し、候補者はそれぞれ回答してきた。「これまでの選挙では、候補者と直接やりとりする機会はなかった」。下条友輔さん(21)の目には新鮮に映った。

 一方、斎藤譲一さん(20)が訴えたのは、選挙期間以外のネットの活用だ。「普段からツイッターなどで意見を発信して初めて、フォロワー(読者)が増える。関心を集めるには、選挙の時だけ頑張るのでは物足りない」

 斎藤教授も、岐阜選挙区のネット選挙を見続けた一人。改選数が「二」から「一」に減ったため、選挙前から自民が圧倒的優位とされたことに注目する。「今回から一人区になった岐阜だからこそ、自民新人の大野泰正さんに、他の候補者はもっと論戦を仕掛けるべきだった」

 民主新人の吉田里江さんは、ネットで独自の発信をした。有権者の生の声を録音し、自分のHPで自由に聞けるようにしたが、得票数は大野さんの四割ほどにとどまった。

 「普通に戦えば、自民に対抗できないことは予想できた。憲法に関連するゆるキャラを作ってネット上で発信するとか、とにかく話題をつくる必要があった」と斎藤教授。組織票を固めた自民に対抗するため、ネットに身近な若者をひきつける工夫を求めた。

 参院選をきっかけに、FBやツイッターを開設した候補者たちもいる。普段から積極的に書き込みをして、情報発信や有権者との交流に生かせば、若い世代の距離感を近づけられる可能性もある。

(参院選取材班)

2943チバQ:2013/08/06(火) 00:34:51
http://www.nnn.co.jp/news/130724/20130724010.html
2013年7月24日

ターニングポイント 参院選を終えて(上)
 参院選鳥取選挙区は自民党の舞立昇治氏が圧勝した。全国的にも大勝し、衆参の「ねじれ解消」を実現した同党は、鳥取県内でも支持基盤の強化に期待を抱く。一方、半年前まで政権の座にいた民主党の関係者は「解党的出直し」を口にする。参院選を通して大きく変わった、政治の“潮目”を探った。

当選から一夜明けた22日、鳥取事務所に集まった支援者と握手を交わす舞立氏(左)=鳥取市弥生町
■反省からの再出発
 石破茂自民党幹事長は選挙期間中の9日、八頭郡に入り、舞立氏の遊説に同行した。石破氏は走行中の選挙カーから「舞立、舞立」とマイクを離さない。「全国どこでもやっている。党を挙げてやっており、幹事長自らがお願いに来たと、一人一人に分かっていただくためだ」。鋭い眼光からは、参院選に臨む強い決意がにじんだ。

 選挙戦最終日の20日夜、米子市の舞立事務所で開かれたマイク納め式。同党の赤沢亮正衆院議員は「おごり高ぶる自民党として有権者に大きなおきゅうを据えられて以降、全力で努力してきた」と声を震わせた。昨年の衆院選で政権奪還後も、自民党は「反省」や「信頼回復」といった言葉を強調してきた。

 その中での舞立氏の圧勝。当選から一夜明けた22日、舞立氏は米子市の事務所で「徐々に信頼回復しているのが実感だが、真価が問われるのはこれから。ねじれが解消され、自民党は言い訳のできない状況に置かれた」と気を引き締めた。

 「JAグループを代表して、祝辞を申し上げる。舞立さんがぶれない誠実な青年だと認識し、JAいなばは態度を表明した」

2944チバQ:2013/08/06(火) 00:35:25
http://www.nnn.co.jp/news/130725/20130725006.html
ターニングポイント 参院選を終えて(中)
 自民党の舞立昇治氏に大差で敗れ、現職・川上義博氏の議席を奪われた民主党。比例の県内得票も前回(2010年)の半分以下の4万票台となり、党勢は大きく減退した。今選挙戦では川上氏の後援会と党県連が一枚岩になり切れず、党の最大の応援団である連合関係者も意気消沈。県内の党員サポーター数も激減しており、立て直しは容易ではない。

■信頼喪失
 「民主に対する世間の気持ちが氷のように冷めきっていた。政党が信頼を失うと、こういうことになる」。落選の報を受けた川上氏は21日、米子市の選挙事務所で報道陣にこう語り、深くため息をついた。「敗因の一番は、民主党に対する信頼が完全に喪失したということだ」

 県内の選挙区で民主唯一の議席を失ったことに、民主党県連の伊藤保代表は「アベノミクスに対抗し、国民に民主党の存在をアピールするものがなかった」と、あくまで責任を党本部に振り向けた。だが、党員の中には「地方議員の動きが鈍かった」と県連のふがいなさを指摘する声もある。

2945チバQ:2013/08/06(火) 00:35:54
http://www.nnn.co.jp/news/130726/20130726003.html
2013年7月26日

ターニングポイント 参院選を終えて(下)
 参院選で自民、公明両党が過半数を獲得し、衆参のねじれが解消された。県内の首長からは、経済対策や道路整備など、さまざまな政治課題の解決や前進を期待する声が上がる。半面、道州制の導入や地方交付税の削減など地方にとって“痛み”を伴う施策の推進に不安の声も広がっている。

参院選で自公が圧勝したことを受け、平井知事(右)は早速始動。太田国交相にミッシングリンクの解消を訴えた=23日、国土交通省
■道路整備に弾み
 22日、県庁で緊急に招集された幹部会議。集まった幹部らは、自公両党が選挙中に訴えてきた各政策を分析し、県の対策を協議。平井伸治知事は「地方から声を上げてこそ国の政治が動きだす」として、国への要望を早急に取りまとめるよう指示した。

 両党が掲げる政策の中で、県が最も期待するのは国土強靭(きょうじん)化や減災・防災対策に伴う高速道路の整備。県は山陰道の全線開通に弾みがつくと期待。この勢いに乗り、山陰道と鳥取市福部町をつなぐ高速道路の事業化も前に進めたい考えだ。

 平井知事は23日に早速上京。自公圧勝の余韻冷めやらぬ永田町や霞が関を歩き、太田昭宏国土交通相らに「ミッシングリンク(高速道路の欠落箇所)の解消に向け力強く踏み出していただきたい」と、悲願達成に向けた具体的な動きを求めた。

2946チバQ:2013/08/06(火) 00:39:12
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/shimane/Ss201307240001.html
≪検証・自民王国再び≫(上)揺らぐ基盤 '13/7/24

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 自民党新人の島田三郎さん(57)の圧勝で幕を閉じた参院選島根選挙区(改選数1)。県内の衆参4議席を6年ぶりに自民党が独占し、政界の大物を送り出してきた「自民王国」が再興した。17日間の選挙戦で見えた「王国」への期待とその内実、再興を許した非自民共闘の揺らぎを通じて、今回の選挙を検証する。

 「島根の発展に全力を尽くされることを期待する」。21日、松江市であった島田さんの当選報告会。公示後「国政の混迷は衆参のねじれが要因」としていた溝口善兵衛知事は笑顔で祝辞を述べた。

 溝口知事をはじめ、選挙戦では県内首長の大半が応援に駆け付けた。全19市町村のうち街頭でマイクを握ったのは隠岐4町村と津和野町を除く14首長に上る。山陰自動車道の延長や「アベノミクス」への期待感を前面に打ち出した。

 自公政権が継続された今回の審判を受け、補選を除く国政選挙は衆院解散がない限り、向こう3年は実施されないことになった。「予算を獲得できる議員を国会に送ろう」。14日、溝口知事は浜田市でストレートに訴えた。国会議員への陳情で予算を確保し、公共事業を推進。雇用を生み産業振興を図る―。首長の間には、「王国」で機能した国と地方との強力なパイプの復活を望む姿勢が目立ち始めた。

 しかし、政治主導で地方への恩恵を期待する首長たちとは対照的に、かつての「王国」の住民には政治不信が広がる。

 雲南市掛合町。故竹下登元首相を生んだ山あいの町は今、支持基盤の揺らぎに見舞われている。自民党掛合支部長の吉井伝(つたえ)さん(68)は「国会議員を応援しても生活が良くならないという声が多い」と嘆く。ピーク時に約300人いた支部の党員は約140人。「景気がいい時代を知らない若いもんほど政治に期待していない」と言う。

 党員の減少は全県で深刻だ。4万人台だった1990年代から、2011年には約1万3千人とこの15年間で約3分の1に落ち込んだ。県連傘下の104団体が11年に集めた企業・団体献金は約1億6千万円。10年前の01年に比べ約4割減った。景気低迷や公共工事の削減などで「企業が献金額を減らしたりやめたりした」(県連幹部)という。

 今回、島田さんの得票は有効票の約6割を集めた。一方で得票数はこれまでの参院選の党公認候補者のうち当選者では1995年に次ぐ2番目の少なさだ。

 野党への失望など「敵失」も背景にしたねじれ解消の下、衆参4議席の奪還を果たした自民党県連。今後、民意との距離感をどう埋めて政治への信頼を取り戻すのか。

 「暮らしが良くなったと感じてもらうこと」。県連の福田正明幹事長は経済政策が最優先との考えだ。「アベノミクスの恩恵を地方に浸透させる」と今後、島根版の経済政策を策定し、党本部に提案するという。

 「今回信頼を失えばもう戻らない」。福田幹事長の脳裏には4年前の政権交代がよぎる。「おごらず民意と真摯(しんし)に向き合う」。少子高齢化など山積する課題の解決に、有言実行が求められる。(樋口浩二、石川昌義)

【写真説明】溝口知事(左から3人目)の横で演説する島田さん(右端)。選挙戦では再三、地元首長の応援を受けた(14日、浜田市長浜町)

2947チバQ:2013/08/06(火) 00:39:30
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/shimane/Ss201307250001.html
≪検証・自民王国再び≫(下)対抗勢力 '13/7/25

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 「小さな風も、みんなで吹かせれば大きな風になる」。JR松江駅前(松江市)で4日、参院選島根選挙区(改選数1)の第一声を上げたみどりの風現職の亀井亜紀子さん(48)は、手作りの風車を握りしめた。無党派層が起こす「風」で組織力不足を補う戦略を象徴する演出だった。

 年金問題で自民党批判が吹き荒れた6年前の参院選。公示1カ月前に立候補を表明した亀井さんを圧勝に導いた「風」は今回吹かず、亀井さんの得票は10万票以上減った。

 6月15日に松江市であった事務所開き。民主党県連の和田章一郎代表は「もう少し信頼を醸成するような行動をとってほしい」と苦言を呈した。

 亀井さんは消費税増税に反対し、民主党と連立政権を組んでいた国民新党を2012年4月に離党。初当選の立役者だった民主党県連や連合島根に相談はなく、亀裂は決定的になった。民主党は前回の推薦から県連支持に格下げを決めた。

 父で元衆院議員の久興さん(73)が築いた支持基盤も空洞化が目立った。久興さんが郵政民営化に反対し、05年に自民党を離党した後は、選挙戦を郵政関係者と労組に依存。高齢化した亀井さんの支持層は今回、自民党の切り崩しを許した。

 「帰って来たかと思うと、あいさつもなくどこかに行ってしまう」。津和野藩主を務めた亀井さんの先祖の本拠地、津和野町で父子を支えた会社役員は、地元活動の不足を指摘する。

 「久々に親亀、子亀がそろいました」。選挙戦の中盤、浜田市での個人演説会で、亀井さんは壇上の父を紹介した。しかし、約200人の来場者の大半は労組関係者。拍手も湧かず、冷え込んだ関係を浮き彫りにした。

 約3万2千人の組合員を擁し、非自民共闘の中核を担うはずだった連合島根は1990年の発足以来、初の自主投票を決めた。幹部は「脱原発など一部労組と相容れない政策を相談もなく掲げた。説明不足で心は離れてしまった」と突き放す。

 21日、開票速報を見守る亀井さんの事務所で民主党県連幹部は「(自主投票を主張した労組とは)一緒にやる必要はない。分裂してもいい」と顔をしかめた。非自民共闘が不発に終わった理由を報道陣に問われた亀井さんは「結果の分析は皆さんのお仕事」と言い捨てた。

 共産党新人の向瀬慎一さん(42)は環太平洋連携協定(TPP)反対と脱原発を強調。3年前の参院選の同党候補より約7700票多い約2万6千票を得た。

 「農産物の輸入自由化反対も反原発も、昔から共産党の看板政策。亀井さんの主張が共産党に近寄り、老舗政党の存在感が高まった」と向瀬さん。自民党圧勝で「一強多弱」が顕著になる中、「自共対決」を掲げて躍進した同党の勢いを代弁した。(石川昌義、川上裕)

【写真説明】風車を手に有権者に駆け寄る亀井さん。期待した「風」は吹かなかった(4日、松江市の県庁前)

2948チバQ:2013/08/06(火) 00:40:32
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/shimane/Ss201307230005.html
野党共闘の限界露呈 亀井さん大敗、組織づくりも低調 '13/7/23

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 参院選島根選挙区で、みどりの風現職の亀井亜紀子さん(48)は自民党候補に大敗し、島根県内衆参4議席の自民党独占を許した。6年前の参院選で成果を挙げた非自民共闘の再現は不発に終わり、亀井さん自身による支援組織づくりも低調だった。

 2007年の参院選で民主、社民両党と連合島根は、国民新党から立候補した亀井さんを全面支援した。年金問題で自民党への不満がくすぶる中、民主党幹部が続々と選挙区入りして政権交代への期待を高め、県内の参院選では18年ぶりに非自民議席を獲得した。

 国民新党政調会長となった亀井さんは、党務に追われ、地元の支援組織との意思疎通を欠いた。12年4月には消費税増税に反対し、民主党と連立関係にあった国民新党を離党。経緯を地元で十分に説明しなかったため、民主党県連との不協和音が表面化した。

 さらに、脱原発を政策の柱に掲げたため、中国電力労組を傘下に含む連合島根との関係が一層悪化。1990年の連合島根発足以来、初の自主投票とする事態を招いた。亀井さんを支えた労組は自治労や日教組など旧総評系に限られ、連合内部の足並みの乱れも露呈した。民主党県連幹部は「連合が動かなかった。党再建は長期化する」と頭を抱えた。

 亀井さん個人の組織力強化も十分ではなかった。後援会の中心は、父で元衆院議員の久興さん(73)から引き継いだ支持者で高齢化が目立った。投開票日の夜、松江市の亀井さんの事務所に集まったのは民主、社民両党の県連幹部と労組関係者が中心。自民党候補の当確が早々に報じられ、頭を下げた亀井さんは「もっと時間がほしかった」と述べた。(川上裕、石川昌義)

【写真説明】亀井さん(奥)の敗戦の弁を聞く民主、社民両党県連と一部労組の幹部。非自民共闘は広がりを欠いた(21日、松江市学園南の事務所)

2949チバQ:2013/08/06(火) 00:47:04
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/oukokufukkatsu_kisuu/ren667201307230560.html
[1]自民 内憂外患 勢いづく国会議員団 2013年07月23日(火)

井原巧氏の出陣式に臨む自民党国会議員団と中村時広知事。安倍政権との間合いは=4日、松山市 「ねじれ国会」が解消した21日投票の参院選。愛媛選挙区も自民党が6年前の雪辱を果たし、県内を選挙区とする衆参6議席の独占が復活した。大勝した「王国」はどこに向かい、野党は再起へ結集できるか。(敬称略)

 「この参院選(愛媛選挙区)には日本維新の会から候補者は出ていないのかな」
 4日、松山市で開かれた自民党・井原巧の出陣式。愛媛1区を地盤とする衆院議員、塩崎恭久はこれ見よがしに言い放った。目の前にたたずんでいた松山市長の野志克仁に聞こえるように。
 昨年末の衆院選は、日本維新の候補だった池本俊英(松山維新の会会長)を県都で全面バックアップした知事中村時広と野志。推薦を受ける業界団体の一部をはがされた元官房長官の塩崎が穏やかなはずはなかった。
 参院選は一転、そろって井原にエールを送った中村、後継市長の野志との「けじめ」問題が尾を引く。
 実際、3月の自民県連大会後、発足した新執行部が党本部で幹事長石破茂と中村の面談をセットしたが、国会議員が待ったをかけ、土壇場でキャンセル。政権復帰し、自民総裁(首相)安倍晋三の下で政調会長代理に就いた塩崎、中村の確執は氷解しそうにない。
 「県益」のため「誤解があったなら、おわびする」と2月定例県議会や県連大会で繰り返し口にした中村。だが、国会議員団は「直接の謝罪がないと党本部に行かせられない」と国政への陳情を人質に取った形だ。
 そして9日の安倍の来援時、松山空港に呼ばれた中村は貴賓室で「ハレーションを起こしたことは、申し訳ない」と釈明した。
 そもそも「政治は人なり」を信条に衆院選では池本、参院選では井原を推した中村。ちまたに流布する「自民への『けじめ』から井原についた」との臆測をかき消し「ともに四国中央市長、松山市長時代から平成の大合併の悩みを共有した仲」と、あえて出陣式で披歴してみせた。
 先の衆院選で県内4小選挙区の独占を復活させ、参院議員を含め勢いづく国会議員団。この参院選で公募に応じた井原の選考過程も不満の一因だ。
 なぜか。党本部に公認を上申する候補を決定するのは県議団による常任総務会。県連大会に次ぐ意思決定機関だが、国会議員はメンバーではない。
 「『開かれた』県連に向け改革を進める。民間人も入れてプロジェクトチームをつくるべきだと話し合っている」。3月9日、松山市での県連地域・職域支部代表者会議であいさつに立った塩崎は、根回ししないまま構想をぶち上げた。
 愛媛は「県議による県連運営」が伝統。閉会後には、複数の幹部が「何が県連改革ぞ」と怒り心頭だった。当時の県連幹事長・清家俊蔵も「その都度、丁寧に説明し選考を進めた。東京の日程に縛られる国会議員が常任総務会に出席するのは難しいのでは…」。
 国会議員団から突き上げられる「内憂」、知事中村との距離感という「外患」を包摂する自民県連。大勝の美酒に酔いしれるのはつかの間か。(西山秀和)

2950チバQ:2013/08/06(火) 00:47:34
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/oukokufukkatsu_kisuu/ren667201307240588.html
[2]みんな 「受け皿」 民主との共闘進まず 2013年07月24日(水)

みんなの党県連の設立で合意した参院議員の柴田巧組織委員長(左)と横山博幸県議。すべてはここから始まった=5月10日、松山市 「県連の党勢拡大のため何とか(藤岡佳代子の擁立を)理解してもらえないか。明日、民主党幹事長の細野豪志が愛媛入りする予定らしく、すぐにでも向こうに返事をしなければならない」
 「そんなことを急に言われても本人をよく知りませんので。できれば即答は勘弁してほしいのですが…」
 5月28日夜、東京都内のホテル。みんなの党代表の渡辺喜美、選対委員長の浅尾慶一郎とテーブルをはさんだ県連代表の横山博幸は言葉に窮した。
 その数時間前、藤岡は渡辺の「最終面接」に臨み、悪くない手応えを感じていた。
 そもそも今年に入り民主党県議から打診され、次いで日本維新の会の公募に転じ、大阪で選考に進んだが最終的に辞退した藤岡。結局、日本維新共同代表の橋下徹による「従軍慰安婦」発言が飛び出し、選挙協力を解消したみんなの党が民主との候補者調整で電撃的に担ぎ出した。
 4月、5月と足しげく来県した党組織委員長の柴田巧が、中四国の戦略拠点として白羽の矢を立てたのが県議の横山。1年前、消費増税に反発し、県連幹事長を務め政権与党の座にあった民主を離党していた。
 「非自民、非共産の受け皿に」と、みんなの党県連の設立会見を開いた5月13日。しかし反応は間もなく意外なところから上がる。「いろいろ難しい事情はあったにせよ、(横山は)うち(自民党県連)に入るとかいう話があったはずだが」―。自民の国会議員がいぶかしげに声をひそめた。
 そして知名度を誇る前衆院議員で民主県連代表、永江孝子との事実上の一騎打ちを覚悟していた自民は警戒モードを解き、途端に緩みが広がった。
 一方、みんなの党本部に半ば押し切られる形で出馬を受け入れた県連。選対委員長の浅尾が藤岡の公認を県庁で発表するまで、発足から2週間余りしかたっていなかった。
 愛媛の選挙区で衆参初めてとなる擁立。耳目は民主県連、連合愛媛との「共闘」へ移った。全国でも第1弾の候補者一本化。眼目は「野党が乱立すれば、自民を利するだけ」だったからだ。
 ただみんなの党、民主党の本部レベルの思惑とは裏腹に検討さえ始まらず、一向に組めない協力関係。
 「民主のマニフェスト(政権公約)違反が許せず離党しました。票だけを目当てに消費増税という根幹の政策が違う勢力と一緒に戦っても、選挙が終わればまたバラバラになるだけですから」
 公示が目前に迫った6月24日の事務所開き後、参院議員で県連顧問の柴田は横山に詰め寄られ、黙ってうなずくしかなかった。(敬称略、西山秀和)

2951チバQ:2013/08/06(火) 00:47:54
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/oukokufukkatsu_kisuu/ren667201307250610.html
[3]共産 「浮上」 反自民 老舗に存在感 2013年07月25日(木)

1998年参院選以来の国政選議席増を喜ぶ共産党の林紀子県委員長(左)=21日夜、松山市(撮影・増田有梨) 21日夜、投票が締め切られてから間もなく始まった共産党新人植木正勝の報告集会。県委員長林紀子の声は弾んでいた。「国政選挙で議席が増えるのは1998年(の参院選)以来。二大政党、第三極がもてはやされ、共産は選択肢の外に置かれるような苦節十数年だった。皆さんと喜び合いたい」
 東京など都市部の3選挙区で勝利し12年ぶりに選挙区の議席を奪取した共産。比例も改選3議席を5議席に増やした。全国的に民主党が惨敗、日本維新の会やみんなの党が伸び悩む中、野党で共産が浮かび上がった形だ。
 県内も伸びた。選挙区は自民党新人井原巧に大きく水をあけられたものの、植木は6万1385票を獲得。民主が候補を擁立せず、野党共闘も実現しなかったことが大きく影響したのは否めないが、2010年参院選の同党候補に比べて1万票以上を上積みした。
 主戦場に位置付け、民主や日本維新などとも競った比例は4万282票。得票率7・11%は前回を3ポイント近く上回り、過去5回の参院選で98年に次ぐ高さだ。四国を活動地域の一つに置く候補を再び国会へ送り込むことに愛媛も一役買った。
 今回の浮上は、議席を倍増させた東京都議選(6月23日)が流れをつくったといえる。
 「街頭演説をしていると、携帯電話のカメラで自分を撮影する若い人が現れるようになった」と植木は潮目の変化を確信。林は「結果が出たことで、共産は応援しても勝てないと思っていた支持者の参院選への意欲が高まった」と追い風に相好を崩した。
 「原発即時ゼロ」も若者の一部を引き付けた。愛媛新聞社が7月に行った県民世論調査では、四国電力伊方原発の再稼働に関し、賛否が拮抗(きっこう)する中、植木は街宣でも積極的に「NO」を発信。陣営では選挙戦最終盤、高齢の支援者とそろいのTシャツを着た若者が「再稼働反対!」を街頭で叫んだ。「高齢化」のイメージが付きまとう同党で、世代を超えた支持層拡大の可能性を示した光景だった。
 「ぶれずに自民政権に対決してきた共産が今こそ頑張れと背中を押されている」と林。今参院選では二大政党の民主、第三極の日本維新、みんなの党などに物足りなさを感じた有権者が、反自民の「受け皿」として再び共産を選んだとも取れる。
 非改選と合わせると10議席を超え、党首討論の質問資格を満たすなど存在感を発揮する場面が増える共産。ただ期待が大きければ、しっぺ返しも大きいのが政界の常。結党90年を超える老舗政党は移り気な有権者をいかにつなぎ留められるか。(敬称略、和泉太)

2952チバQ:2013/08/06(火) 00:48:19
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/oukokufukkatsu_kisuu/ren667201307260644.html
[4]民主「不戦敗」 支持層拡大 機会失う 2013年07月26日(金)

街頭政談演説会で「比例は民主へ」と訴える民主党県連=14日、松山市 選挙戦最後の日曜、松山市の銀天街入り口。愛媛選挙区候補を抱える陣営のスタッフが慌ただしく街頭演説の準備を進めていた。視界に捉えた民主党県連代表の永江孝子がつぶやく。「(選挙区)候補者がいて、うらやましい」
 県連は約1時間前、同市一番町通りの大街道入り口で街頭政談演説会を敢行。「比例は民主へ」と訴えた。「逆風」を覚悟していたがその日はさほどでもなく、大街道商店街を練り歩く永江に「応援しとったんよ。次は頑張って」と励ましの声も飛んだ。
 選挙区候補者がいない比例陣営は、マイクを使った街頭演説などが限られる。市民の反応がなまじ悪くなかっただけに、永江は未練が断ち切れなかった。
 県連は5月下旬、民主―みんなの党両本部の候補者調整に従い、永江の擁立を断念。愛媛では2007年参院選で民主、社民両党県連と連合愛媛が手を握って自民党の重鎮に土をつけた成功体験があり、焦点は「野党共闘」の実現に移った。
 だが連携には、民主県連前幹事長で、みんなの党県連代表横山博幸による直接の要請は譲れなかった。「『応援は必要ない』という横山発言を修正してもらわないと、党員・サポーターらの理解が得られない」(民主県連幹部)。県連は「門戸は開いている」(永江)状態だったが、横山は消費税増税をめぐる政策の違いなどを理由に拒否した。
 結局「共闘」への糸口を探る党本部、直接協力を求めたみんなの党新人藤岡佳代子の意向を民主県連は受け入れず、両党本部が絵を描いた「協力関係の構築」は幻に終わった。
 一方、民主県連の最大支援組織・連合愛媛は6月下旬に愛媛選挙区の自主投票を決定。会長木原忠幸は「みんなの党の政策が分からず、組合員に浸透させる時間がない。次の選挙で民主、みんなの党が競合した場合、混乱を招く」と説明した。
 表向きは組合員の判断に委ねた形だが、幹部の本音は「みんなの党は避けてくれ」。連合の支援を受けて県議に当選、その後離党した横山への憤まんも根強いままだった。
 結果は民主県連と連合愛媛が存在感を示せず、比例得票数は前回の3分の1以下(約5万7千票)に激減。24日の常任幹事会で引責辞任を申し出た永江は「候補者のいない選挙はつらい」とこぼすしかなかった。
 選挙戦には目の前の議席の奪い合いだけでなく、活動を通して組織の足腰を強め、新たな支持層を掘り起こす側面もある。「不戦敗」で機会を逃した県連、連合愛媛。そのダメージはただの1敗にとどまらないかもしれない。(敬称略、和泉太)

2953チバQ:2013/08/06(火) 00:48:38
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/oukokufukkatsu_kisuu/ren667201307270717.html
[5]比例「共闘の成否」 明暗分け「一強多弱」 2013年07月27日(土)

自公両党は合同集会を重ね「ねじれ国会」を解消。改憲など政策の溝も解消できるか=5月26日、八幡浜市 「与党共闘」による大勝で「ねじれ国会」の解消にこぎ着けた自公と対照的に、「非共産」野党は愛媛選挙区での選挙協力がかなわず、比例にも大きな影を落とした。
 「6年前(の参院選で)自公は惨敗し、少数与党に転落した。愛媛選挙区は井原巧(自民)、比例は山本博司(公明)をお願いします」―。5月26日、八幡浜市民会館。合同集会で山本は声を張り上げ、自公が提出した南海トラフ巨大地震対策に向けた特別措置法案の実績を訴えた。
 自民、公明に分けられた入り口を約千人の支持者がくぐると会場は井原、山本のポスターが交互に貼られ、一体感を醸成。7月4日の公示後もツーショットの街宣を県都で重ね、相乗効果を狙った。
 ひところ、県議会レベルで愛媛維新の会など非自民会派と連携を密にしていた公明。だが昨年末の衆院選に維新が進出し、比例でかち合うと「国政自由だったはずだ」と共同歩調は冷え込んだ。
 日本維新の会は初陣の衆院選で17万8千の県内票をたたき出した。愛媛、松山、西予の3維新の会が原動力となったのは間違いない。
 ただ県総支部への参加を見送り選挙区、比例とも自主投票を決め原点回帰。日本維新は実動部隊を失い、共同代表の橋下徹の「従軍慰安婦」発言も響き、5万5041票に沈んだ。
 複数の県議が愛媛選挙区で井原を推した愛媛維新は自民の公認に先立つ2月、「地域第一、政策中心の精神は同じ」と幻に終わった「出馬要請書」をしたためたほどだ。
 一方、県連が開設されておらず愛媛関係の候補も空白だった先の衆院選で、県内は3万3千の比例票を得たみんなの党。選挙区初の公認候補を立て、比例とも連動させた結果、4万9559票と党勢拡大に資した。
 増税反対、原発ゼロという共通項をみんなの党に見いだせたはずの社民党。だが環太平洋連携協定(TPP)や、旗印の護憲で相いれず愛媛選挙区は自主投票を決め、比例に力こぶを入れた。
 全国的な退潮傾向が続き、衆院選の比例は1万票。参院選は9861票となり「運動の質、量とも反省が必要だ」と総括する。
 「一強」の自民が王国を復活させた愛媛。「多弱」の野党は共産のように安倍政権に正対する姿勢を貫いて存在意義を見いだすか、補完勢力としてパーシャル(部分)連合を組むか、または結集軸を打ち立てるか―。
 愛媛選挙区は過去最低の投票率に落ち込む中、衆参で自公が6年ぶりの多数を握った今こそ、与野党の切磋琢磨(せっさたくま)が政治の質を上向かせると信じたい。(敬称略、西山秀和)      
=おわり

2954チバQ:2013/08/06(火) 22:11:28
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/2013sanin/2013/07/16092543010992.shtml
2013参院選・記事 (2013年7月16日更新)
長崎新聞



諫干開門調査問題 論戦ほぼ触れられず

対策工事着手の阻止に向けて立てた看板を見詰める安平さん=諫早市森山町


 6月5日夕、諫早市森山町本村自治会の安平直正自治会長(69)の自宅に農水省九州農政局の職員2人が突然やってきた。

 話す内容は分かっていた。諫早湾の潮受け堤防排水門の開門調査に向けた事前対策工事の着手。職員は「福岡高裁の確定判決が出てますから」と切り出したが、安平さんは「聞く必要はない」。説明したという口実を与えないため、ものの数分で追い返した。しかし、意外とあっさり引き下がったのは、やってますというアリバイづくりでは−とも感じた。

 高裁の確定判決が定めた開門期限は12月20日。半年を切る中、農政局は工事着手に理解と協力を求めようと干拓地周辺の自治会長や地権者宅を戸別訪問。林芳正農相は「対策は可能な限り地元の気持ちに沿えるよう努力する」と繰り返すが、現場での対話の糸口は見いだせないままだ。

 民主政権下で決まった開門調査だが、自民政権も確定判決の"呪縛"からか、その方針を踏襲。ある開門反対派団体幹部は「ここまで泥沼化する元凶になったのは当時の菅直人首相の安直な政治主導だった」と振り返りつつ、「自民も昨年12月の衆院選では候補者が『石にかじりついてでも』と開門阻止を言っていた。あれはいったい何だったのか」とぼやく。参院選での論戦は低調で、公示前、同市であった公開討論会で開門問題に触れられることはなかった。街頭演説でもほぼ話題に上ることはない。

 安平さんは、工事着手の"Xデー"は選挙後まもなくでは−と推測する。「言いにくいから今は黙って、終われば一気に」。だが着手に向けた対抗措置も着々と準備しているという。

 地元の仁反田川の両岸にある住民と自治会の所有地は、対策工事で排水ポンプの設置が予定されているが、ロープを張り、立ち入り禁止の看板を立てた。7月12日に開いた自治会長の会議では見張り役の分担を決め、動きを察知すれば阻止行動をすることも確認した。

 「選挙のことで住民に声を掛けても集まらないが、諫干はすぐに集まる。それだけ地元は開門阻止で固まっている。国は姿勢を改めるべきだ」

 立場は違えど、国の対応に憤るのは開門を求める漁業者も同じ。開門訴訟原告団長の松永秀則さん(59)=小長井町=は遅々として進まない対策工事に「官僚が本気で開門をする気がないのが問題」と指摘。国のやる気のなさを感じ取っているのは安平さんと一致する。

 「民主は期待外れ。自民は元の公共事業一辺倒。もう少しちゃんとした政治ができないのだろうか」と松永さんは話す。

2955チバQ:2013/08/06(火) 22:11:59
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/2013sanin/2013/07/15094452010983.shtml
2013参院選・記事 (2013年7月15日更新)
長崎新聞



離島の戦い 「時間対効果」を重視

ガンバローコールで気勢を上げる離島の支援者=対馬市内


 参院選は前半戦を終え、長崎選挙区(改選数1)の各候補は離島にも足を運んだ。しかし、駆け足で回ったり、遊説を一部地域に絞り込む日程が目立つ。県土の約4割を占める離島だが、有権者数は全体の1割弱と少なく、"時間対効果"を重視せざるを得ない各陣営の事情が透けて見える。候補者が来ない島もあり、有権者からは「いつものこと」と冷めた声も聞こえる。

 13日朝、五島市福江港。長崎港発のジェットフォイルが着岸すると、自民新人の古賀友一郎候補(45)はたすきを掛けたまま急いで下船し、選挙カーに飛び乗った。分刻みで島を回り、夕方には再び港に。過密行程を終えた古賀候補は「長崎がこれほど広いとは。すべてを回るのは難しい」と額の汗をぬぐった。

 当初は1泊して夜に集会を開く予定だったが、急きょ取りやめた。「連休中でもあり、本土の大票田にいないと落ち着かないのだろう」。地元支援者は理解を示しつつも、残念そうな表情を浮かべた。結局、島に宿泊し、演説会を開いたのは対馬市のみだった。

 「対馬は大きい。くたくたになった」。11日夜、対馬市の演説会で、民主現職の大久保潔重候補(47)は疲労感をにじませた。隣には比例代表で出馬したみどりの風新人、山田正彦候補(71)の姿も。衆院長崎3区を主地盤とし、離島にも熱心な支援者を持つ「山田党」との選挙協力をアピールした格好だ。

 しかし、大久保候補が公示後、離島市町のほぼ全域でこなした集会に山田候補が出席したのは、対馬、壱岐両市の演説会のみ。しかも両候補「合同」としながら、舞台看板に「山田」の名前がないなどの"不手際"も。ある支持者は「連携が足りない」と嘆いた。

 幸福実現新人の山田聖人候補(47)の陣営は「多くの人に姿を見てもらうには都市部の方が効率がいい」とし、13日に出身地の新上五島町に入ったのみ。共産新人の原口敏彦候補(51)の陣営は「時間に余裕がないため、壱岐や対馬などは公示前にあいさつしておいた」。選挙期間中は五島市に絞り、9日に来島した。

 一方、五島列島北部、人口約2800人の北松小値賀町には公示後、候補者が一人も来ていない。地元住民によると「国政選挙では珍しくない」。ある女性(64)は「島は深刻な問題をたくさん抱えている。本土からの船便もあるんだから、一度くらい政策をアピールしに来るべき」と冷ややかな表情で語った。

2956名無しさん:2013/08/06(火) 22:12:29
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/2013sanin/2013/07/17092739011007.shtml
2013参院選・記事 (2013年7月17日更新)
長崎新聞



国境離島 支える漁業者

出漁準備をする作元さん。「島の漁師が生きていける環境をつくってほしい」と望んでいる=対馬市豊玉町


 まばゆい光が真っ暗な水平線を照らす。五島市福江島から西約150キロ、日中両国の排他的経済水域(EEZ)の境界海域だった。「日本ではあれほど強い集魚灯は使えない。あれが外国漁船か」。同市小泊町の漁師、川村嘉津豊(35)は10年ほど前に見た不気味な光景が脳裏に焼きついている。

 この海域は仲間内でよく話題になる。「中韓の漁船がどんどん増えている」「むちゃな漁法で乱獲していないか」。現場に向かいたい気持ちはある。だが、近年は燃油高や魚価低迷が経営を圧迫。周囲の仲間たちも含め、現場にすら行けない状況が続いている。

   ◇   ◇

 尖閣諸島などをめぐる問題で、領土領海への関心が高まっている。今春施行した改正離島振興法の付則には、事実上の国境離島を意味する「重要な島」への特別措置の必要性も明記された。そうした島々を支えてきたのは基幹産業の水産業だが、近年は経営環境の悪化で衰退が続く。国境に近い壱岐、対馬、五島の漁協の正組合員数は昨年3月末で約5300人。大半は零細な漁業者で、この40年間で3分の1以下になった。

   ◇   ◇

 「島の漁師を苦しめているのは、むしろ国内の大型漁船だ」。韓国に面する対馬市豊玉町志多浦を母港に、40年以上一本釣り漁を営む作元良光(63)は憤る。かつては集落で数十隻の船団を組み、血気盛んに国境へ繰り出した。だが、1980年代以降に状況は一変。それまでアジなどの大衆魚に限られていた国内の大規模な巻き網漁業の規制が緩和され、島の漁民が生活の糧としたマグロなどの高級魚まで狙うようになった。

 一本釣り漁船は魚群を何日も追いかけ、1匹ずつ取るが、大型漁船は「1回で根こそぎ」。大量に出荷するため魚価も下落する。水産資源の枯渇も懸念され、島の漁師と大型漁船の間で話し合いが続いている。

 「このままじゃ魚も漁師もいなくなる」。国政選挙のたびに仲間内で窮状を訴え、資源管理のルール作りを求めてきた。民主党政権時には地元選挙区から農水大臣も誕生した。それでも「何も変わらなかった」。政治への不信と無力感ばかりが募る。

 国境離島の警備は自衛隊や海上保安庁ばかりが注目される。それでも、外国漁船と向き合い、日本の海を守ってきたのは漁民だという自負がある。作元は言う。「漁師が生きていける当たり前の環境をつくってほしい。それだけで国境離島の現状は大きく変わるはずだ」=文中敬称略=

2957チバQ:2013/08/06(火) 22:13:27
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/2013sanin/2013/07/24100430011095.shtml
2013参院選・記事 (2013年7月24日更新)
長崎新聞



決戦終わって 13参院選長崎・上

初当選が決まり、自民県連の谷川会長(左)と握手する古賀氏=21日夜、長崎市の選挙事務所


 参院選長崎選挙区は自民新人の古賀友一郎(45)が、再選を目指した民主現職の大久保潔重(47)に17万3400票余りの差をつけて圧勝した。これで自民は県内の衆参選挙区全6議席を独占した。選挙戦を振り返り、今後の県内政局の行方を探る。

 「バンザーイ、バンザーイ」。21日午後8時すぎ、早々とテレビが報じた古賀の「当選確実」。歓喜に包まれた長崎市大黒町の選挙事務所で、自民県連会長の谷川弥一だけは険しい表情を崩さなかった。「勝因は安倍内閣に対する国民の支持。悪いけど、ほかの人でも当選した」。古賀の当選のあいさつが終わり、そそくさと事務所を後にしようとした谷川は取り囲んだ報道陣に言い放った。

 選挙戦は終始優勢に進んだ。しかし、演説で「国会のねじれ解消」や「アベノミクス」ばかりを訴える古賀に対し、「いつも同じ内容」「具体的な話がない」と支持者からも不満の声が上がった。それでも、陣営が重要視した県都長崎では、昨年12月の衆院選長崎1区の戦いよりさらに差を広げ、連勝を飾った。ある自民県議は開票結果に「たいして運動してないのに、ダブルスコアとは」と本音を口にした。

 古賀が獲得した票が有権者数に占める割合は、現職の金子原二郎が3年前の前回参院選で獲得した票の割合と同じ3割程度。投票率が低下した分だけ民主の票が減った結果、大勝になったといえる。選対本部長を務めた金子は「期待に応えられなければ、次の選挙ではしっぺ返しに遭う」と気を引き締めた。

 当確直後のインタビュー。古賀は「つよく、やさしい日本をつくる。地元の諸課題の解決にも取り組む」と述べたが、具体的な中身にまで踏み込む発言は最後までなかった。

   ◇     ◇ 

 同じころ、長崎市宝町の大久保の選挙事務所では、関係者がぼうぜんとテレビの選挙番組を眺めていた。「ここまで差がつくとは...」。しばらくして敗戦の弁を述べた大久保は、やつれた表情で語った。

 陣営は落選より、むしろ県全体で倍近く開いた差に衝撃を受けた。三菱重工労組長崎造船支部の幹部は選挙期間中、「活動報告の実績は上々だが、実態と合っているのか」と不安をぬぐえなかった。それが的中した。一定の存在感を示してきた長崎市でも惨敗し、連合長崎会長の森光一は「収穫は何もない」と、ぶぜんとした表情を浮かべた。

 「候補者対候補者という次元ではなく、自民対民主になった。政治家としては大久保の方が上だ」。民主県連幹事長の高比良末男は強がって見せた。だが、一度失った信頼を取り戻す糸口は見えてこない。=文中敬称略=

2958チバQ:2013/08/06(火) 22:13:49
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/2013sanin/2013/07/25093128011102.shtml
2013参院選・記事 (2013年7月25日更新)
長崎新聞



決戦終わって 13参院選長崎・下

敗戦が確実となった大久保氏(右)の労をねぎらう高木氏=21日夜、長崎市の選挙事務所


 21日夜、民主党公認の大久保潔重(47)が敗戦の弁を述べた後の長崎市宝町の選挙事務所。県内唯一の党国会議員となった県連代表の衆院議員、高木義明(比例九州)は、態勢立て直しの方策を問う報道陣に絞り出すように語った。「そう簡単に、次のことを考える余裕はない」

 2010年7月の前回参院選からわずか3年間で、県内の衆参選挙区6議席を自民に奪われた民主。09年9月の政権交代後、退潮への転機となったのが10年2月の前回知事選だった。

 民主は当時、満を持して党推薦候補を擁立。だが、自民支持の経済界トップらが無所属で担ぎ上げ、自民が支援した元副知事の中村法道に、10万票近い大差で敗北した。

 その中村の任期満了に伴う知事選が、来年2月にまた巡ってくる。中村は2期目への意欲の有無について現時点で「白紙」としているが、出馬は有力視されている。その場合、前回と与野党の立場が逆転し、満身創痍(そうい)の民主は難しい対応を迫られる。

 民主県連幹事長で県議の高比良末男は知事選について「現状ではまったく戦える状態ではない」。そしてこう付け加えた。「自民も(中村と)あつれきがあるという話を聞く」

 「役人だ。政治家としての姿が見えない。少なくとも念書を取らないと、誰が何と言っても推薦しない」

 同じ夜、当選した自民党公認、古賀友一郎(45)の長崎市大黒町の選挙事務所。記者から知事選の対応を聞かれた自民県連会長の谷川弥一は、中村への不満をあらわにした。

 自民県連幹事長で県議の瀬川光之は「離島政策一つとっても、党国会議員や県連と相談して国に施策を求めるような姿勢があるべきだ」と語る。中村が就任後、各党間で"中立"の立場を取ったこともあり、知事選で支援した自民の中枢にはこうした声が漂っている。中村を支持する経済界関係者の一人は「懸念はある。前回は自民との共闘で勝利したのだから」と表情を曇らせる。

 「ねじれ国会」が解消し、今後3年間は本格的な国政選挙がないともいわれる。しかしその間、県内では知事選があり、15年春の統一地方選へと続いていく。かつてないほどの権力基盤を築いた自民を軸に、次の"決戦"への胎動が始まっている。=文中敬称略=

2959チバQ:2013/08/06(火) 22:15:25
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sanin2013news.0.2514271.article.html
ねじれ解消の先に(上) 巨大与党に重い責任
 「今から政治家として一歩を踏み出す。今までと違っていろんな事を勝手に言う訳にはいかない。党の中で、どう振る舞っていけばいいのか考えなければいけない」。21日夜、歓喜に包まれていた自民・山下雄平氏の事務所。党の重鎮、保利耕輔衆院議員のあいさつに、会場を埋めた支持者からどよめきが起きた。

 争点の一つとなった環太平洋連携協定(TPP)問題。自民の強力な支持団体で、選挙戦では実働部隊としても活動する県農政協議会の推薦を受けた山下氏。安倍政権はTPP交渉参加を表明し、23日から本格的に協議に加わるが、山下氏自身は選挙期間中も「今の参加国の枠組みではアメリカ寄りの議論になる」と、明確に反対の姿勢を打ち出してきた。

 保利氏の発言を山下後援会会長の立場で聞いた野口好啓JA佐賀中央会副会長は言う。「保利先生のひと言は気になる。山下氏は私たち農政協議会が応援し、当選させた候補。TPP交渉の局面ではさまざまなお願いをするし、約束を違えた時は抗議する」

 圧倒的勝利で、衆参の「ねじれ」を解消した自公連立政権。今後は政府・与党が打ち出す方針や政策がスムーズに進む一方、その決断に対する責任も、党所属の議員一人一人が背負うことになる。

 TPP問題はその代表的な課題だ。党の方針は「コメなどの聖域5品目を守る」だが、現在の関税率をそのまま守るという意味ではない。対して、TPPに反対する農業団体は「5品目の税率はそのまま守る」というスタンスで、死守するものの見解にずれがあるのが現状だ。

 勝利の余韻が残る22日朝、自民県連の福岡資麿会長は、山下氏とともに県農政協議会の中野吉實会長ら幹部を訪ねた後、厳しい表情で話した。「確かに、ずれはある。だからこそ関税率の問題だけでなく、農家の経営安定につながるプラスアルファの政策を含めて示していく必要がある。消費税増税問題もそうだが、決断には丁寧な説明とコンセンサスづくりが必要。それが責任ある与党というものだ」

 党本部の方針と地元の声−。そこに生じた「ねじれ」をどう解きほぐし、理解を得ていくのか。巨大与党が抱える課題は重い。

 一方、連立を組み、今選挙も連携して戦った公明の役割も「ねじれ」解消を受けて大きく変わる。野党が抵抗勢力となり得ない情勢の中、巨大な力を持つ自民の「重し」になり得るのは公明だけだ。

 「暴走とはいわないが、特に憲法問題。自民は改正草案をつくるなど改憲に前向きだが、公明は平和主義を含む3原則はしっかり守っていく立場。96条の先行改正にも同意できない」。今回の選挙で改選議席より1議席を上積みした公明。「政権の中で発言力を確保する意味で、大きな1議席だった」。県本部の伊藤豊代表は“連立内野党”としての存在意義を強調した。

   ◇    ◇   

 自公連立政権が「ねじれ」解消を実現した参院選。政治が前に進むという期待もあるが、責任はそのまま与党にのしかかる。一方、惨敗した民主をはじめとする野党は巨大与党に、どう対峙していくのか。「ねじれ」解消を受け、今後の各党の課題を探った。

2013年07月23日更新

2960チバQ:2013/08/06(火) 22:15:56
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sanin2013news.0.2516185.article.html
ねじれ解消の先に(下)信頼できる野党不在
 「厳しい現実を突き付けられたが、私は悲観していない。やるべきことは分かっている。前に進もう」。21日夜、早々に落選が確定し、人もまばらになった民主・青木一功氏の事務所。大串博志衆院議員は残ったスタッフを集め、重い空気を振り払うように声を強めた。

 昨年の衆院選で惨敗し、支持率低迷のまま選挙に突入。結果は、覚悟していた以上に厳しかった。全国で結党以来最低の獲得議席となり、県内得票数も過去最低、自民候補に3倍近い差をつけられた。

 大串氏は「非自民の受け皿になれなかった」と敗因を分析する。経済や安全保障で「強い国」を志向する安倍政権に対し、抵抗感を抱く人は少なくない。そうした人たちが今回、民主に投票しなかった。52%という投票率の低さは「信頼できる野党」の不在が一因とみられる。

 全国で躍進した共産党は県内でも前回の得票を上回った。選挙戦では民主、共産ともにアベノミクス批判を展開、「自民の暴走を止める」と監視役をアピールした。だが、自民が推進し、県内で関心が高い原発再稼働と環太平洋連携協定(TPP)について、民主は共産のように反対姿勢を鮮明にできなかった。

 政権与党を経験したが故に、はっきりした対立軸を示せないジレンマ。それでも大串氏は「実現可能な政策で与党と差別化していく」とし、国会論争で存在感を示すことに活路を見いだす。そのためには、党首らの発信力が重要と強調。「菅さん、鳩山さんの時代は終わった。私たち若手で党を再建させる」と、開票翌日には急いで上京した。

 「まずは中央で盛り返してもらわないといけないが、こちらも危機感を持たないと」。県連の原康彦幹事長は党再生の課題に地方議員や党員・サポーターの増員を挙げた。ただ、それは結党以来の取り組みであり、今回の惨敗でますます難しくなった。

 民主は、衆院選の区割り変更で新1区に原口一博氏、2区に大串氏が出馬する予定。特に旧3区は足場となる後援会がほとんどなく、生き残りのためには、これから数年が正念場となる。

 一方、県内野党が苦戦する中、票を伸ばした共産。全国での躍進もあり、県委員会の雰囲気は明るい。平林正勝委員長は「一貫した政策に一定の評価を受けた」と原発やTPPなどで他の候補者が沈黙する中、「自共対決」を打ち出した成果を強調する。

 ただ、現実は自民の対抗軸と呼ぶには程遠い。比例での差は約13万票。平林委員長は、投票率10ポイント減で大量に生まれた棄権票に注目する。多くの「反自民票」は、共産ではなく棄権を選んだ。「『共産は特殊』という印象はまだ根強い」

 今後、原発再稼働やTPP、改憲など政治課題が動き始める。政策が真っ向から対立する巨大与党にどう対峙していくのか。平林委員長は言う。「さまざまな団体と接触し、政策の一致点を探りたい」。疎遠だった業界団体との共闘も視野に、イメージ払しょくを模索する。

 比例で目標2万票の6割にとどまった社民を含め、野党3党は今後、どう存在感を示していくのか。「自民1強」の中、道のりは極めて厳しい。

2013年07月24日更新

2961チバQ:2013/08/06(火) 22:20:12
>>2146の名無しさん凄い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130806-00000091-mai-soci
<選挙違反>みんなの党候補者逮捕 運動員に報酬約束 福岡
毎日新聞 8月6日(火)20時5分配信

 福岡県警は6日、7月21日投開票の参院選に福岡選挙区から立候補し落選したみんなの党新人、古賀輝生容疑者(50)=福岡市博多区豊2=を公職選挙法違反(日当買収、事前運動)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、公示前の6月、福岡市博多区で、運動員の男性3人に対し、参院選の選挙運動をしてもらう報酬として、1時間につき800円、または1日につき1万円の日当を払う約束をしたとしている。県警は容疑に対する古賀容疑者の認否を明らかにしていない。

 県警によると、男性3人は選挙期間中、選挙カーに乗って投票を呼びかけたり、街頭演説会場で聴衆に手を振ったりしていた。日当は選挙後に支払われる約束だったが、実際には支払われなかった。

 公職選挙法は、事務員や手話通訳者など直接選挙運動に関わらない人について、参院選では1日50人以内への報酬支払いを認めているが、投票呼びかけなど運動員は無報酬と定めている。報酬を約束したり、支払いを申し入れたりしただけでも同法違反に問われる。

 みんなの党福岡県支部長の佐藤正夫衆院議員は「大変遺憾。警察に全面協力し、党として法令違反がないよう教育を徹底する」とのコメントを出した。【遠山和宏】


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130806-00000156-jij-soci
みんなの党候補者を逮捕=参院選運動員に報酬約束容疑―福岡県警
時事通信 8月6日(火)20時23分配信

 7月21日投開票の参院選で、運動員に報酬支払いの約束をしたとして、福岡県警捜査2課などは6日、公選法違反(買収約束など)の疑いで、福岡選挙区でみんなの党から立候補し、落選した無職古賀輝生容疑者(50)=福岡市博多区豊=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は、立候補届出前の6月上旬〜下旬、福岡市博多区で選挙運動員の男性3人に対し、時給800円や日給1万円を支払うと約束するなどした疑い。

2962旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/08/06(火) 23:30:01
形式的とはいえ,2日の本会議で選任しておいて,そりゃ無茶かもしれん。

民主委員長の解任案提出=参院ポスト明け渡し要求−自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013080600980
 自民党は6日夜、参院内閣、外交防衛、財政金融の3委員長の解任決議案を参院に提出した。民主党にこれらの委員長ポストの明け渡しを迫るためだ。これに先立ち、参院議院運営委員会は理事会で、常任委員長ポストの配分をめぐり協議。自民党は今国会中の結論を求めたが、民主党が秋の臨時国会への先送りを主張したため、強硬手段に踏み切った。
 参院事務局によると、解任決議で委員長ポストを他党が奪った例はないという。公明党は対応を決めていないが、同党が党内の慎重論に配慮して棄権した場合でも解任案は可決される。自民党が多数で押し切れば「数の横暴」との批判を招きそうだ。 
 自民党は議運委理事会で、これら3委員長と、同党が出す国土交通、環境、行政監視3委員長を交換するよう民主党に要求。6日夜、解任案と併せて国交、環境、行政監視3委員長の辞任願も提出した。自民党の脇雅史参院幹事長はこの後、国会内で記者会見し、「国会で政党が果たすべき役割を無視している」と民主党の対応を批判した。
 自民党は、民主党が今国会会期末の7日朝までに3委員長を明け渡さなければ、同日午前の参院本会議で解任決議案を可決、自民党の委員長を選出する構えだ。
 7月21日の参院選後、与野党は常任委員長ポストの配分方法を協議。自民、民主両党間で調整が付かなかった部分は手を付けず、今月2日の召集日に暫定的な形で決めていた。民主党は参院議員会長選が6日に終わったばかりであることから、準備不足を理由に結論の先送りを求めている。(2013/08/06-22:51)

2963旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/08/06(火) 23:51:40
この懲罰動議もよくわからんねぇ。
個人的には,
(1)あと1人の二重投票議員が誰か分からないのに,この2人にだけ懲罰を科すことは可能か?
(2)そもそも参議院規則では,投票箱に用紙を入れるのは参事の仕事。
   第5条 議員は、点呼に応じて、投票及び木札の名刺を持参して、演壇に至り投票する。
       甲参事は名刺を、乙参事は投票を受け取り、議員に代つて夫々名刺箱及び投票箱に投入する。
(3)意図的な二重投票であるという立証は可能なのか?
 (ア)結果が僅差であるならともかく,全会派一致での選挙なのだから意図的に二重投票を行うことの利益がない。
 (イ)木札と投票用紙の枚数の照合が行われることが分かっているのに(つまり,ばれることが明らかであるのに)わざわざ意図的に二重投票しますかね?

ってことで,まぁ,多分ナチ問題で野党がギャーギャー騒ぐことに対しての牽制なのかな,と。

自民、又市・糸数両氏に懲罰動議 参院副議長選二重投票
http://www.asahi.com/politics/update/0803/TKY201308030090.html
 自民党は、参院副議長選で誤って二重投票した社民党の又市征治党首代行と無所属の糸数慶子氏に対し、懲罰動議を参院に提出した。又市、糸数両氏は朝日新聞の取材に対し、「投票用紙が重なっていることに気付かなかった。不注意だった」などと答え、故意ではなかったとしている。
 新しい副議長を選ぶ投票は2日に行われ、240議員が投票した。しかし、又市、糸数両氏が誤って予備の用紙も重ねて二重投票してしまい、議員数よりも3票多い243票が投じられた。もう一人、二重投票した恐れがあるが、特定できなかった。結果、参院史上初となる再投票になった。自民党はこうした事態を問題視し、同日中に懲罰動議を提出した。

2964チバQ:2013/08/09(金) 20:49:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130809/stm13080919340001-n1.htm
田中衆院議員の秘書を書類送検 公示前に投票依頼文書 埼玉
2013.8.9 19:34
 参院選公示前に投票を依頼する文書を有権者に郵送したとして、埼玉県警捜査2課は9日、公職選挙法違反(法定外文書頒布、事前運動)の疑いで、自民党の田中良生(りょうせい)衆院議員(49)=埼玉15区=の公設第1秘書(38)を書類送検した。

 送検容疑は公示前の6月下旬、15区内の戸田市などの有権者に、自民党の古川俊治氏(50)と、公明党の矢倉克夫氏(38)への投票を依頼する文書を郵送したとしている。

 参院選埼玉選挙区では、古川氏を公認候補とする自民党が、公明党の矢倉氏を推薦する経緯があった。

 文書は田中議員と各地区の県議との連名で、県議の名前を無断で使った疑いもある。

 同課は7月22日に田中議員の事務所など複数の関係先を家宅捜索していた。田中議員の事務所は「捜査中なので話せない」としている。

2965旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/08/30(金) 18:20:19
これ,確かに妙な話。真鍋賢二ナツカシス。。。

自民・衛藤氏「高松0票」支援者、開票ミス主張
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130830-OYT1T00802.htm?from=ylist
 7月21日に行われた参院選の比例選で、当選した自民党の衛藤晟一・首相補佐官の得票が高松市で「0票」だったのは、開票のミスだとして、推薦した香川県遺族連合会などが、市選管に票の再点検を求めていることがわかった。
 市選管は「開票は立会人の下で適正に行われた」としている。
 衛藤氏は全国で20万4000票余りを得票して当選。香川県は574票あったが、高松市が0票で、他の16市町が96〜3票だった。
 2007年の初当選の際は、同県で得た1078票のうち、432票が高松市の票だった。
 同連合会の真鍋賢二会長は選挙後、中央選管に調査を申し入れ、今月27日には市選管に口頭で再点検を要請。「私も高松市民で、期日前投票で確実に衛藤さんの名を書いた」と話す。

2966名無しさん:2013/08/30(金) 18:48:57
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130830-OYT1T00802.htm
自民・衛藤氏「高松0票」支援者、開票ミス主張

 7月21日に行われた参院選の比例選で、当選した自民党の衛藤晟一・首相補佐官の得票が高松市で「0票」だったのは、開票のミスだとして、推薦した香川県遺族連合会などが、市選管に票の再点検を求めていることがわかった。



 市選管は「開票は立会人の下で適正に行われた」としている。

 衛藤氏は全国で20万4000票余りを得票して当選。香川県は574票あったが、高松市が0票で、他の16市町が96〜3票だった。

 2007年の初当選の際は、同県で得た1078票のうち、432票が高松市の票だった。

 同連合会の真鍋賢二会長は選挙後、中央選管に調査を申し入れ、今月27日には市選管に口頭で再点検を要請。「私も高松市民で、期日前投票で確実に衛藤さんの名を書いた」と話す。

(2013年8月30日15時42分 読売新聞)

2967名無しさん:2013/08/30(金) 19:32:56
参院選で衛藤氏、高松で「0票」 有権者が市選管に抗議
(2013年8月30日午後1時32分)
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/national/744503.html

 7月の参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏について、高松市選管が市内での得票を0票としていたことが30日、市選管などへの取材で分かった。投票したとする有権者4人は同日、投票用紙の再点検を求める抗議文を市選管に提出した。

 市選管の山地利文事務局長は「個人的には不自然だと思うが、開票は正規の手続きで行われたので再点検できない」としている。

 衛藤氏は全国で約20万票を集め2度目の当選。6年前は高松市でも432票を得票した。抗議文を手渡した自営業亀山巧さん(63)は「私たちの票はどこへ消えたのか。超法規的措置も検討して真相を明らかにしてほしい」と訴えた。

2968名無しさん:2013/08/30(金) 20:01:15
http://news24.jp/nnn/news8832564.html
高松市で衛藤晟一氏0票 有権者が抗議文

7月の参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏について香川県高松市での得票が0票だったのは納得がいかないとして衛藤氏に投票したとする有権者4人が市の選挙管理委員会に再点検を求める抗議文を提出。選管は臨時の委員会を開いて対応を協議する。

2969名無しさん:2013/08/31(土) 20:27:33

<参院選>衛藤氏「得票0」の謎 「投票したはず」有権者抗議−−比例・高松市選管

毎日新聞 8月31日(土)16時20分配信



 「私の1票どこに?」。7月21日投開票の参院選比例代表で20万票以上を集めて再選した自民党の衛藤(えとう)晟一(せいいち)氏の得票が高松市内で「0票」だったことに波紋が広がっている。30日には「確かに投票した」と主張する同市の自営業、亀山巧さん(63)ら4人が、投票用紙の再点検を求める抗議文を市選管に提出した。だが、開票結果に納得できない場合に再点検などを求めて高裁に提訴できるのは、公選法では開票日から30日以内と定められており、市選管が対応するのは難しいという。【広沢まゆみ】

 市選管を訪れたのは、亀山さんのほか、66〜80歳の女性3人。

 衛藤氏は2007年の初当選時、香川県内で1078票獲得、高松市内の票数は432だった。ところが、先月の参院選では県内で574票を得たが、高松市内は「0」。高松市を除く県内16市町では、96〜3票を得たほか、自民党が比例代表に擁立した29候補のうち、衛藤氏を除く28人は高松市内で票を得ていた。

 市選管によると、開票の際、投票用紙は新たに導入した自動読み取り分類機6台で、政党名や候補者名別に分類した後、選管職員が手作業で一枚一枚確認した。分類機で政党名や候補者名を識別できなかった投票用紙も、選管職員が同様に確認するので、混入していた場合は気付くという。開票を見守った自民党の立会人も結果を認めた。

 市選管を訪れた亀山さんらに山地利文事務局長は「立会人に確認してもらっており、適正な開票事務が行われたと判断している」と説明した。抗議文提出後、亀山さんは「私の周りで最低50人は衛藤氏に投票したと言っている」と述べた。

 投票用紙は市選管の倉庫で6年間保管されるが、封印が解かれる可能性は低いという。
.
最終更新:8月31日(土)16時20分

毎日新聞

2970名無しさん:2013/09/01(日) 18:34:07
衛藤氏(自民)高松で「0票」/7月参院選
2013/08/31 09:48
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20130831000170


 7月の参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏の得票が、高松市選挙管理委員会の集計で0票だったことに納得できないとして、市内の有権者4人が30日、投票用紙の再確認を求める抗議文を市選管に提出した。4人は「間違いなく衛藤さんに投票した。ゼロはありえない。民主主義の根幹を揺るがす問題だ」と指摘している。

 衛藤氏は、全国で約20万票を獲得し、6年前の参院選に続き2回目の当選。前回は、高松市で432票を獲得している。

 抗議文を提出した自営業亀山巧さん(63)は、「私たちの票はどこへ消えたのか。超法規的な措置も含めて、真相を明らかにしてほしい」と主張。市選管の山地利文事務局長は「開票は正規の手続きで完了した。国政選挙で既に確定した票は市選管の判断では再確認できない」としている。

 県選管によると、選挙結果に疑義がある場合は、東京高裁へ再確認を求めて中央選管を提訴できる。ただし、開票翌日から30日以内に提訴する必要があり、今回は既に期限を過ぎているためできないという。

 市選管は、今回の参院選から自動読み取り機6台を導入。比例代表の開票は1回目に政党を、2回目に個人票を読み取り、担当者が確認してから計数機で票を数えた。

2971名無しさん:2013/09/02(月) 15:32:12
>>2970
自民党候補だけでなく民主党で10万票を集め落選した候補にも、地方の中都市でゼロ票という例があった。
その自治体には、後援会の幹部も住んでおりゼロはどう考えてもおかしいと、法的対処も含め検討している。

2972名無しさん:2013/09/06(金) 19:11:36
38歳の若さで泥船(民主党)から離党

http://senkyo.mainichi.jp/news/20130907k0000m010027000c.html
民主党:梅村前参院議員が離党 7月参院選落選前議員で初

毎日新聞 2013年09月06日 18時55分

 7月の参院選で大阪選挙区から出馬し落選した民主党の梅村聡・前参院議員(38)が離党することが6日、分かった。7月の参院選で落選した民主党の前議員で離党者は初めて。既に海江田万里代表ら党幹部に意向を伝えた。

 梅村氏は「シンクタンクで働くことになり、党に所属すると研究活動に支障をきたす」と説明したという。

2973チバQ:2013/09/16(月) 22:03:01
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130916/waf13091618000027-n1.htm
【関西の議論】
投票したのに集計「0票」とは…参院選比例「高松」の不可解、「30日過ぎた」と動かぬ選管
2013.9.16 18:00 (1/3ページ)[関西の議論]

高松市選管に提出された抗議文
 「私が投票した1票はどこに行ったんでしょうか」−。高松市の有権者4人が8月末、高松市選管にこんな抗議をした。7月21日に行われた参院選比例代表で、投票したとする候補の得票が集計結果で「0票」とされたため、文書で再点検を求めたのだ。しかし公選法は開票結果に疑義がある場合、再点検を求めて提訴できるのは開票日から30日以内と規定。すでに期限が過ぎてしまった上、市選管も再調査は行わない方針で、不可解な「0票」問題はこのまま真相究明が置き去りにされそうな状況だ。(藤谷茂樹)

 

消えた私の1票


 「本当に納得できない。全部やり直してほしい」。8月30日、高松市選管に抗議文を提出した有権者の女性は、自分の1票が“消えた”ことに、こう怒りをぶつけた。

 得票が0票とされたのは、比例代表で約20万4千票を得票し、2度目の当選を果たした自民党の衛(え)藤(とう)晟(せい)一(いち)氏。香川県内では県遺族連合会が推薦するなどし、今回574票を獲得。前回改選の平成19年の参院選では県内で1078票を得て、高松市だけでも432票獲得した。その高松市で今回は0票というのは、明らかに異常な事態だ。

 有権者たちは「ゼロなんてあり得ない」「開票ミスがあったのではないか」と投票用紙の再点検を要望。これに対し、市選管の山地利文事務局長は「個人的には不自然に思うが、選挙は正規の手続きを経て確定しているので再点検はできない」と話した。

 抗議文を提出した1人の高松市城東町の自営業、亀山巧さん(63)は「超法規的な措置などで、再点検はできないのか」と不満を漏らした。

 衛藤氏の関係者も「一生懸命支援してくれた人に申し訳ない」としたうえで「それ以上に、投票した人の意思が無視されている事態だ。人権が蹂(じゅう)躙(りん)されているのではないのか」と憤る。

2974チバQ:2013/09/16(月) 22:03:27
再点検に“高いハードル”


 市選管によると、投票用紙は任期満了の6年後まで市で保管される。

 公選法の規定では、参院選比例代表の結果に疑義があり再点検を求める場合、中央選管を相手取り、開票日から30日以内に提訴しなければならない。

 総務省選挙部は「一度確定した選挙結果を覆すことにもなりうるので、(提訴という)厳しい手続きが必要になる」とした上で、「開票作業は立会人が不正を監視することで選挙の公平さを保っている。簡単に票を見直せるならば、選挙結果は信頼できるものだという選挙効力の安定性を維持できない」と説明する。

 しかし亀山さんらは「選挙に疑問があればすぐ訴訟では、ハードルが高い」と訴える。期限内の訴訟に至らず、やり場のない怒りを抗議文で表した形だ。

 

ヒューマンエラー?


 亀山さんらが実際に投票したのなら、なぜ0票という結果が出たのか。4人は投票の際、「難しい漢字もあるので『えとう せいいち』とひらがなで書

 市選管によると、今回の開票では、新たに導入した自動読み取り機で政党名や候補者名を分類した後、職員が目視で確認してから計数機にかけていた。開票管理者と立会人も点検している。市選管の担当者は「目視確認を行っており、票仕分けを読み取り機だけに頼っているわけではない。読み取り機も正常に作動していたはずだ」と説明する。

 高松市が導入した票の自動読み取り機は、全国約900自治体が使用している。今回、市長選、市議選とのトリプル選となった奈良市では、参院選比例代表と市議選の票の仕分けに使用。同市選管の担当者は「ミスがあったとしても、機械の設定ミスや票のまとめ方の誤りなど、あくまでヒューマンエラーではないか」と推測する。

 

再発防止策は


 開票でミスがあったのか、あったとすれば何が原因か。高松市は抗議に対し、公選法の規定などから「再点検はできない」との姿勢は変えていないが、市選管の開票事務作業を検証する方針は示している。ただ再点検ができなければ、真相究明は八方塞がりのままだ。

 投票行動に詳しい香川大法学部の堤英敬教授は「0票というのは不自然だ。有権者が名前を書き込む投票方法では、票を仕分ける側の職員の判断で無効票としてしまうなど、ミスが生じる可能性がある」と指摘。今回の問題では、「再点検はできなくても、0票になるケースを考え、検証していくことは必要だ。開票作業を行った自治体選管に結果への疑問点を指摘する仕組みを検討する余地はある」と、制度の見直しに言及する。

 明らかに不自然な結果を生んだ今回の開票。候補者の当落に関係がなかったとはいえ、後味の悪さを残した。

2975名無しさん:2013/09/19(木) 17:56:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130918-00001596-yom-pol

参院選「実力以上の結果」…共産が総括

読売新聞 9月19日(木)7時51分配信

 共産党は18日、党本部で第8回中央委員会総会(8中総)を開き、4年ぶりとなる党大会を来年1月15日から4日間の日程で開くことを決定したほか、改選3議席から8議席に伸ばした7月の参院選について、「実力以上の結果であることを、リアルに直視する必要がある」などと総括する決議を採択した。

 決議では、参院選の結果について「自共対決を鮮明に打ち出したことが評価をいただけた」と分析する一方、2010年参院選比で党員が93・3%、党機関紙「しんぶん赤旗」の購読者数も89・5%にとどまったことを挙げ、「強く大きな党をつくることが絶対不可欠」と明記。「党の自力の問題は私たちの最大の弱点であり、反省点」とも指摘した。
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最終更新:9月19日(木)7時51分

2976チバQ:2013/09/25(水) 23:38:30
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20130925173241
広野氏の元秘書と元ウグイス嬢を起訴
(2013年09月25日 17時32分)

 選挙運動参加の見返りに現金の受け渡しがあったとして、富山地検は生活の党元副代表の広野ただし氏の元公設秘書の女と、元ウグイス嬢の女を公職選挙法違反の罪で起訴しました。

 公職選挙法違反の罪で、起訴されたのは、広野ただし氏の元公設第一秘書で、富山市上滝(かみだき)の大畑清美被告(58)と、広野氏の選挙事務所でいわゆるウグイス嬢をしていた富山市八町のバスガイド・中瀬恵津子被告(65)の2人です。

 大畑被告は、参院選選挙運動前の今年6月、選挙事務所で中瀬被告に選挙運動参加への見返りとして法定限度額の1万5千円を超える一日あたり3万円の現金を払う約束をし、選挙終了後の今年7月31日に、大畑被告に合計33万円を渡したとされています。

 2人の認否や、詳しいいきさつについて富山地検は、「公判で明らかになること」として明らかにしていません。

2977チバQ:2013/10/20(日) 17:23:20
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20131020/1388544
簗瀬進氏、引退表明 「選挙目指す活動しない」 10月20日 朝刊

 7月の参院選比例代表で落選した元職の簗瀬進氏(63)は19日夜、宇都宮市内で開かれた参院選の選挙報告会で、「簗瀬進として選挙を目指す取り組みはこの前の参院選で総まとめとさせていただきたい」と述べ、政界引退を表明した。2014年4月1日から、昭和音楽大の副学長と憲法学の教授に就任することも明からにした。

 簗瀬氏は「もう精いっぱいのことはやらせていただいた」と前置きした上で「民主党をたたき直し、成長させなくてはならない。仲間を応援する目的で後援会は解散しない」と話した。

 報告会後の記者団の取材に対し、「政界引退という表現は使いたくない」と説明したものの、「選挙を目指す活動はしない。選挙を目指す若い方の支援はする」と言及。また「(民主党を)離党する気はない」と述べ、民主党県連常任顧問は当面続ける見込み。

 簗瀬氏は1981年、県弁護士会に登録。県議2期を経て、90年に自民党公認で衆院選旧栃木1区に初当選した。衆院議員2期、参院議員2期務めた。

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20131020-OYT1T00419.htm
簗瀬進・元参院議員、政界引退を表明

 7月の参院選に比例選で立候補し、落選した民主党の簗瀬進・元参院議員(63)が19日、宇都宮市内で開催した選挙報告会で「選挙を目指すのは7月の参院選で総まとめとする」と述べ、事実上の政界引退を表明した。

 簗瀬氏は県議、衆院議員を経て1998年、参院選栃木選挙区で初当選。県連代表や参院予算委員長などを務めたが、3選を目指した2010年参院選で落選。今年7月の参院選は比例選で返り咲きを目指したが及ばなかった。

 簗瀬氏は、今後について「民主党を中心に自民党と対抗する政治勢力を作るため、考え方の共通する仲間を応援したい」と話した。来年4月から川崎市の大学で教授として憲法学などを教える予定という。

(2013年10月20日12時46分 読売新聞)

2978チバQ:2013/11/10(日) 12:32:40
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20131110000158

高松・参院選「消えた票」問題/複数箇所に落とし穴

2013/11/10 10:07

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開票事務の流れ
開票事務の流れ

 再発防止の教訓に―。7月の参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏の高松市での得票が「0票」だった問題。市選挙管理委員会による検証は原因特定に至らなかった半面、開票中に他候補の票に紛れ込んだ可能性を示唆し、ミスが起き得る局面が複数示された。「これまでの選挙でも票の混入があったのでは」。衛藤氏の支持者はそう不審がり、識者からは開票作業の迅速化の弊害を指摘する声も。“消えた票”が投げかけた課題は大きい。

■真相は箱の中
 今回の参院選で衛藤氏が得た香川県内の得票数は574票。8市9町中「0票」は高松だけだった。「私もそうだが10人以上が投票したと言う。ゼロは何かの間違いだと思った」。支持者で高松市の自営業、亀山巧さん(63)はそう振り返る。

 亀山さんは8月末、他の支持者と投票用紙の再点検を求める抗議文を市選管に提出。だが、投票箱が開かれることはなかった。というのも、公職選挙法の規定では、再点検を求められるのは開票日から30日以内。既に期限を過ぎており「ルール上、再点検は不可能」(市選管)だったからだ。

 ミスはあったのか。もしあったのなら、その原因は。箱を開けられない以上、真相を知るすべはなくなったが、大西市長も「常識的に考えれば不自然」と述べ、作業の検証を指示する異例の事態となった。

■応援が裏目?
 検証では投票箱を開いた後、候補者別に票を仕分けるところから、票の枚数を計算し、最終確定するまでの7作業すべてをチェックし直した。

 結果は「(1)〜(7)の作業すべてで票の混入などのミスが起き得る局面あり」。中でも、最後まで誤りに気付きにくく、数十票単位のミスも起き得ると想定したのは、(3)審査で点検した票を他候補の容器に入れる(4)連絡係が票を運ぶ際、別の候補者用のかごに入れる(5)計算結束で、端数の票が混入する(7)得票計算で、束にした票に別の候補者名の表紙を貼る―の4局面だ。
 市選管によると、(3)と(4)の場合、手が空いた別の係の職員が応援に回ることがあるためミスを誘発しやすい。(7)は作業最終盤のため、「間違いはない」との思い込みが落とし穴になる恐れがあるという。

 市選管では今後、職員の役割分担の徹底や、ダブルチェック体制の強化などの改善策を講じる予定だ。

■迅速化も遠因
 今回の問題は、6年前の参院選では高松だけで400票以上を獲得した衛藤氏が0票だったことで不自然さが際立った。しかし、仮に1票単位で他候補に票が紛れ込んでいたとすればどうか。市選管は「あってはならないこと」としながらも、混入に気付かないケースもあり得ると説明する。

 「間接民主制の正統性を揺るがす事態につながりかねない」。香川大法学部の堤英敬教授(投票行動論)は一連の騒動をそう指摘し、「人が作業する以上、ミスの可能性はついて回るが、選挙の場合『仕方がない』では済まされない。他市町の選管も他山の石にし、チェック体制を見直す必要がある」と警鐘を鳴らす。

 東大大学院法学政治学研究科の川人貞史教授(政治学)も、ミス防止には点検作業の徹底しかないとした上で、「最近の選挙は開票作業の迅速化が求められる。『とにかく早く確定させなければ』という意識も、問題の背景にあるのではないか」と推測する。

 問題を踏まえ、香川県選挙管理委員会は、本年度中に各市町の担当職員を対象にした勉強会などを行う考え。担当者は「これまで迅速化にウエートを置いてきたが、正確性をより高める取り組みを強化したい」と話す。

 来年は知事選、再来年は統一地方選と大きな選挙が相次ぐ香川県内。「一票の重み」が軽んじられるようなミスがあってはならない。

2979チバQ:2013/11/19(火) 21:00:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131119/stt13111920270005-n1.htm
菅氏に恨み節も 民主・鈴木元議員が離党 7月の参院選で落選
2013.11.19 20:25
 7月の参院選で落選した民主党の鈴木寛元参院議員が19日、離党届を提出した。鈴木氏は同日付の交流サイト「フェイスブック」に、「9月に突然、総支部の解散命令が届いた。びっくりしたが、解散届を提出するのにあわせて離党することにした」と掲載し、執行部の対応に不満を募らせて離党を決めたことを示唆した。

 民主党は参院東京選挙区から現職2人を公認する予定だったが、公示2日前に鈴木氏の一本化を決定。だが、菅直人元首相らが党方針を無視して別の現職を支援したため、事実上の分裂選挙となり2人とも落選した。

 鈴木氏は、「20日には党員資格を停止されていた最高幹部が復帰される。分裂選挙の原因となった最高幹部の言動への批判の声がいまだ強くある」と暗に菅氏を指して、不満を述べた。

2980チバQ:2013/11/20(水) 00:00:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000112-san-soci
徳洲会の園田氏支援 「職員の10倍の名簿を」 虎雄氏、大臣会食翌日に指示
産経新聞 11月19日(火)7時55分配信



田村厚労相と徳州会(写真:産経新聞)
 田村憲久厚生労働相(48)が5月に医療法人徳洲会グループ幹部らと料亭で会食していた問題で、会食の翌日に同法人前理事長の徳田虎雄・元衆院議員(75)が、グループが7月の参院選で重点支援を決定していた園田修光(しゅうこう)・元衆院議員(56)=比例代表で落選=について、「支援をガンガンやれ。職員数の10倍(の名簿集め)がノルマだ」などと指示していたことが分かった。

 会食に出席した幹部は周囲に「田村大臣から『園田氏をよろしく』と頼まれた」と話しており、報告を受けた虎雄氏が支援態勢を強化しようとしたとみられる。田村氏は会食について「一般的な話として選挙の話は出たかもしれない」と説明するにとどめている。

 関係者によると、田村氏は5月17日、医療法人徳洲会副理事長(当時)の鈴木隆夫氏(72)らグループ最高幹部4人と東京・赤坂の料亭で会食。席上では、田村氏と園田氏が同期当選であることから、園田氏の選挙についても話題になったという。

 会食翌日の5月18日午後に出席者の一人が、虎雄氏が療養中の湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)に出向いて内容を報告。その直後に虎雄氏は園田氏を積極的に支援するよう各病院に号令を掛けた。集まった名簿は、グループが電話で支持を呼びかける際の参考資料となっていた。

 虎雄氏の意思は側近の女性幹部によって全国の地区責任者に電話で伝えられた。この中で女性幹部は、スターン美千代容疑者(46)=公職選挙法違反容疑で逮捕=の名前を挙げ「あらためて指示があると思う」と申し添えており、美千代容疑者も参院選の票集めに深く関与していたことがうかがえる。

 参院選でグループは4月19日付の文書で園田氏の支援を地区責任者へ伝達。5月26日にはグループの会議に園田氏が出席し、修復腎移植の先進医療認定を「田村厚労相に働きかける」と話していた。

 田村氏は、今月8日の衆院厚生労働委員会でグループ幹部との会食について記憶にないことを強調したが、13日の同委で一転、「同僚議員に誘われた酒席に徳洲会の方々がおられた」と認めた。誰が会費を支払ったかなどについては明言を避けている。田村氏をめぐっては、園田氏と美千代容疑者が大臣室を訪問したことも判明している。

2981チバQ:2013/11/21(木) 01:22:59
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131120/kgs13112015340000-n1.htm
徳洲会の園田氏支援、「手尽くせ」虎雄氏次女がハッパ 女性スキャンダルで組織動かず
2013.11.20 12:40
 今年7月の参院選で医療法人徳洲会グループが園田修光(しゅうこう)・元衆院議員(56)=自民党の比例代表から出馬、落選=を支援していた問題で、選挙戦終盤にグループ法人代表、スターン美千代容疑者(46)=公職選挙法違反容疑で逮捕=らが「票が伸びないので、もっと手を尽くしてほしい」などと各病院に複数回要請していたことが19日、関係者への取材で分かった。

 徳田毅(たけし)衆院議員(42)=自民党を離党、鹿児島2区=の政界での影響力を高めるためグループを挙げて園田氏の当選を狙ったが、毅氏の女性スキャンダルで徳洲会の組織の動きは鈍かったという。

 関係者によると、グループは4月19日付の文書で園田氏の支援を地区責任者へ伝達し、同月下旬には園田氏の選挙運動用ポスターやチラシを病院・医療施設に送付。医療法人徳洲会前理事長、徳田虎雄・元衆院議員(75)も病床から「ガンガンやれ」とハッパを掛けていた。

 だが、選挙戦が終盤にさしかかっても劣勢であることが判明し、美千代容疑者ら毅氏の親族は繰り返し全国の地区担当者に電話でてこ入れを図った。

 元グループ幹部によると、今年2月に毅氏が女性スキャンダルで国土交通・復興政務官を辞任して以降、グループ内部や支持者の間には毅氏への反発が拡大。ある古参の支持者が、握手をしようと近づいた毅氏に「もう付き合うことはできない」と言い放ち、手をはねのける一幕もあった。

 美千代容疑者らからの参院選への支援要請にも、グループ内部にはしらけムードが漂っており、組織の動きは最後まで鈍かったという。園田氏は参院選で6万5840票を獲得したが落選した。

2982チバQ:2013/11/26(火) 00:29:27
>>2961

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131125/trl13112516320002-n1.htm
みんなの党候補に有罪 参院選の公選法違反
2013.11.25 16:30
 7月の参院選で運動員に報酬を支払う約束をしたとして、公選法違反(買収約束など)の罪に問われた、みんなの党福岡選挙区の公認候補だった古賀輝生被告(50)に福岡地裁は25日、懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 江口和伸裁判官は判決理由で「動機は自己中心的。供与を約束した金銭は少額とはいえず悪質で、選挙の公正が害された」と述べた。犯行を認め、反省していることなどから執行猶予が相当と判断した。 判決によると、5月下旬と6月、福岡市博多区の選挙事務所で、計3人に選挙運動の報酬として日当1万円や時給800円を支払う約束をし、立候補届け出前に運動をした。

 古賀被告は17万6396票を得たが落選した。

2983チバQ:2013/11/26(火) 19:32:21
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20131125-OYS1T00683.htm?from=ranking
参院選選挙違反、元みんなの党候補に有罪

 7月の参院選でみんなの党の公認候補として福岡選挙区に立候補し(落選)、公示前に選挙運動の報酬を渡す約束をしたとして、公職選挙法違反(買収、事前運動)に問われた元参院議員秘書、古賀輝生被告(50)に対し、福岡地裁は25日、懲役1年6月、執行猶予5年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。江口和伸裁判官は「自己中心的な犯行で選挙の公正を害し、責任は重い」と述べた。

 判決によると、古賀被告は5〜6月、福岡市博多区の事務所で男性3人に対し、自分のための選挙運動をする報酬として日給1万円か時給800円を約束し、選挙の事前運動をした。

 みんなの党は起訴後、古賀被告を党員資格停止処分とし、今月6日には古賀被告から出された離党届を即日受理した。

(2013年11月25日 読売新聞)

2984チバQ:2013/12/08(日) 11:06:42
>>2976
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20131207173540

2013年12月07日(土)

※富山県内のニュースです。



東京高検 広野氏の連座適用求め提訴
 東京高検 広野氏の連座適用求め提訴
(2013年12月07日 17時34分)

 7月の参院選比例代表に生活の党から出馬し落選した広野ただし前参議院議員について、東京高検は7日までに、公職選挙法の連座制適用を求めて東京高裁に提訴しました。

 広野氏の参院選当時の公設第一秘書は、選挙の運動員5人に法定額を超える報酬を支払った公職選挙法違反の買収の罪で富山地裁から懲役1年6か月、執行猶予5年の有罪判決を受け、先月12日に確定していました。

 これを受けて東京高検が提起した行政訴訟で連座制が適用されると広野氏は同じ参院選比例代表で5年間立候補ができなくなります。

 提訴を受けて広野氏は「私の秘書、運動員のことなので監督責任は感じている。裁判への対応については弁護士と相談して決めたい」と述べ、「政界再編や二大政党制の確立に向けて政治活動は続けていく」としました。

2985チバQ:2013/12/29(日) 16:40:04

191 名前:チバQ 投稿日: 2013/12/29(日) 16:37:23 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013122900038
自民森屋議員、県議に牛肉=公選法抵触の可能性−山梨


 自民党の森屋宏参院議員(56)=山梨選挙区=が、山梨県議21人に贈答用の牛肉を贈っていたことが29日、分かった。有権者への物品供与を禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。同日に会見した森屋氏は「妻や秘書が季節のあいさつとして贈った。私は知らなかった」と説明した。
 森屋氏によると、妻が贈り先の名簿を用意し、政策秘書が米沢牛のすき焼きセット(7000円相当)を注文。森屋氏の名前で、自民党や無所属の県議計21人に贈ったという。
 森屋氏は「お歳暮などの贈り物は妻に任せていた。妻には重たいことという認識はなかった。県民や県議に迷惑を掛け、おわびする」と陳謝。議員辞職は否定した。
 森屋氏は山梨県議を経て、7月の参院選で初当選した。(2013/12/29-14:58)

2986穏健保守系無党派:2013/12/30(月) 16:42:41
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131229-OYT1T00822.htm
県議21人に牛肉「妻が贈った」参院議員が釈明

 自民党の森屋宏参院議員(56)が今月、県議21人に牛肉を贈っていたことがわかり、29日、山梨県甲府市内で会見を開いた。

 公職選挙法では、選挙区内の有権者に金品を贈るなど寄付行為を禁じているが、森屋氏は県議(都留市・西桂町選挙区)を務めていた時、同じ選挙区以外の同僚県議にお中元やお歳暮を贈っていたとし、「妻が県議時代と同じ感覚で贈った。私は知らなかった」と釈明。初めてもらったという県議の中には「参院選を応援したお礼ではないか」と受け止めた人もいた。

 森屋氏は会見で、「21人に贈ったことは知らなかった。参院選は全県が選挙区。私も忙しく、妻に気をつけるよう注意をすることまで気が回らなかった」と説明。森屋氏は28日から21人の県議に連絡を始めたことについては「迷惑をかけるのではないかと思った。公選法違反は念頭になかった」と釈明した。

 一方、例年もらっていたという県議は「これまでは選挙区外だったから頂いていた。しかし、(参院選は)全県が選挙区なのに今回も届いたので、翌日に送り返した」と話した。また、初めてもらったという県議も複数おり、そのうちの一人は「参院選では森屋氏を応援しており、そのお礼以外に思い当たることはない」と話した。

 県内では、2005年12月に市川三郷町の久保真一町長が町民に牛肉などを贈り、公選法違反(寄付行為の禁止)容疑で書類送検され辞職、起訴猶予処分となり、出直し選挙で再選している。また西桂町では、11年に石田寿一前町長名義のウナギのかば焼きが支持者に宅配され、町を二分する政争に発展。翌年、町長と町議会双方のリコールが成立し、石田氏は失職している。

(2013年12月30日11時54分 読売新聞)

2987穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 11:26:34
昨夏当選参院議員・資産公開=選挙区
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014010600140
(2014/01/06-10:18)

2988穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 15:23:55
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140106/plc14010614290017-n1.htm

【参院議員資産公開】
上位20人中、自民が18人 1億円超は5議員
2014.1.6 14:28


 6日公開された参院議員の資産で、上位20人のうち自民党議員が18人を占めた。残る2人は、民主党と日本維新の会がそれぞれ1人だった。

 資産総額が1億円を超えたのは5人。総額17億580万円で群を抜いてトップだった飲食チェーン「ワタミ」元会長の渡辺美樹氏(自民党)は、投資信託などの有価証券が16億2648万円で大半を占めた。マンションなど横浜市内の不動産のほか、総額以外にオリエンタルランドの千株保有も報告した。

 投資助言会社社長も務める2位の藤巻健史氏(日本維新の会)は、総額6億6870万円のうち投資信託が4億3879万円で、東京都内の自宅以外にも投資目的で複数の不動産を所有する。

 3位は参院議員としては新人だが衆院議員を7期務めた木村義雄氏(自民党)で1億2576万円。次いで林芳正農林水産相、武見敬三氏までが1億円を超えた。林、武見両氏はともに自民党で当選4回のベテランだ。

2989穏健保守系無党派:2014/01/06(月) 15:43:49
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140106-OYT1T00248.htm
昨年当選の参院議員資産公開…最多は渡辺美樹氏

 参院は6日午前、2013年7月の参院選で当選した参院議員121人の「資産等報告書」を公開した。

 読売新聞社の集計によると、1人当たりの平均資産額(株式、貸付金、借入金を除く)は3770万円で、10年の前回参院選当選者の3020万円を750万円上回り、前回に引き続き増加した。

 最も多かった外食大手「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏(自民)と2位の投資コンサルティング会社代表の藤巻健史氏(日本維新の会)らが、平均を押し上げた。一方、公開対象の資産が「ゼロ」と報告したのは、資産公開が始まった1993年以来最多の21人(自民9人、公明4人、維新の会3人、民主、みんな、共産、結いの党、無所属各1人)で、二極分化が進んだ。

 1人当たりの平均資産を政党別で見ると、維新の会が9174万円で最も多かった。以下、自民党5190万円、民主党1351万円、社民党1033万円、みんなの党984万円、公明党903万円、共産党403万円、結いの党(1人のみ)ゼロの順だった。

(2014年1月6日10時49分 読売新聞)

2990穏健保守系無党派:2014/01/07(火) 19:40:20
799 名前:穏健保守系無党派 投稿日: 2014/01/07(火) 19:38:32 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014010700825
五十嵐文彦前衆院議員を略式起訴=参院選で事前運動、罰金30万円−大津簡裁


 大津区検は7日までに、昨年7月の参院選に民主党から比例代表で出馬し、落選した元財務副大臣の五十嵐文彦前衆院議員(65)を公職選挙法違反(事前運動、法定外文書頒布)罪で略式起訴した。
 滋賀県警が昨年8月、同容疑で書類送検していた。略式起訴は昨年12月16日付。大津簡裁は同25日、罰金30万円の略式命令を出した。納付の有無は明らかにされていない。
 起訴状によると、五十嵐氏は昨年5月下旬〜6月中旬ごろ、複数の秘書と共に、埼玉県狭山市の郵便局から滋賀県米原市の有権者ら20人に投票を依頼する文書を郵送したとされる。
 五十嵐氏は1993年の衆院選で初当選。2010年9月から12年10月まで財務副大臣を務めたが、同12月の衆院選で落選した。(2014/01/07-19:24)

2992穏健保守系無党派:2014/01/08(水) 15:35:33
5328 :穏健保守系無党派:2014/01/08(水) 15:33:32
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2014/01/08/4.html
2014年01月08日(水)
森屋氏の牛肉贈答問題 追及の動き活発化、県議会議長が調査会設置

 自民党の森屋宏参院議員(山梨選挙区)名の贈答用牛肉が県議21人に宅配された問題で、県議会で真相究明を求める声が強まっている。7日開かれた県議会の常任委員会では、県議から問題の調査を求める意見が相次ぎ、棚本邦由議長は同日、調査会を設置して事実関係の把握に乗り出すことを表明した。調査では全県議から受け取りの有無やその後の対応などを聞き取る方針。問題発覚後、贈答品の受け取り手である県議にも批判が出ていることを踏まえ、県議会独自の調査が必要と判断した。県議会内で真相究明を求める動きが活発化している背景には、昨夏の参院選の候補者選考をめぐる自民系県議の対立も影響しているとの見方も出ている。

2993穏健保守系無党派:2014/01/09(木) 19:22:45
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140109-OYT1T00524.htm
かば焼き騒動後に牛肉…参院議員辞職求め要望書

 自民党の森屋宏参院議員が昨年12月、山梨県議21人にお歳暮として牛肉を贈った問題で、甲府市の女性団体「新日本婦人の会県本部」は8日、森屋氏あてに議員辞職を求める要望書を提出した。




 要望書では、森屋氏が妻や秘書が牛肉を贈る手続きを行ったとして、自身は贈ったことを把握していなかったと主張していることに触れ、「(森屋氏の)地元の西桂町では、ウナギのかば焼き贈答問題で町長・町議会がリコールに発展したこともあり、知らなかったでは済まされない」と指摘。その上で、県民への謝罪と、議員辞職を求めた。要望書を受け取った森屋氏の秘書は「内容を精査する」と答えるにとどめた。

(2014年1月9日15時01分 読売新聞)

2994穏健保守系無党派:2014/01/13(月) 20:25:59
>昨夏の参院選で敗れた米長晴信・前参院議員は、みんなの党に残留する意向を示したという。

http://www.asahi.com/articles/ASG1D5VXZG1DUZOB00P.html
山梨)みんなの党の県幹事長の離党を承認 米長氏は残留
2014年1月13日03時00分

 みんなの党県総支部は12日、甲斐市内で役員会を開き、県幹事長の飯島正樹・甲府市議の離党を承認した。幹事長など新役員の態勢は1月中に決める予定。

 飯島氏は役員会で、12月下旬に離党届を党本部に提出し、現在、前県代表の小野次郎参院議員が幹事長を務める結いの党への入党手続きを進めていると説明した。昨夏の参院選で敗れた米長晴信・前参院議員は、みんなの党に残留する意向を示したという。

 25日に昭和町内で開く国政報告会に渡辺喜美代表を招き、支援者らからの質問に答える予定だ。

2995チバQ:2014/01/17(金) 00:20:35
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140116-OYT1T00350.htm
牛肉お歳暮議員に辞職申し入れ、刑事告発も

 自民党の森屋宏参院議員が県議21人にお歳暮として牛肉を贈った問題で、山梨県内の労働組合や弁護士団体などでつくる市民団体「山梨革新懇」(代表世話人・関本立美弁護士)は15日、甲府市丸の内の森屋氏の事務所を訪れ、森屋氏宛てに議員辞職を求める申し入れ書を提出した。


 関本弁護士は提出後、革新懇のメンバーである弁護士の有志が中心となり、森屋氏を公選法違反(寄付行為の禁止)の疑いで週内にも捜査機関に刑事告発することを明らかにした。

 申し入れ書では、県議を長年務めた森屋氏の経歴に触れ、「貴職はもとより妻も秘書も公職選挙法に精通しているはず」と指摘。その上で「責任逃れに終始している貴職は国会議員として不適格」として即時辞職を求めた。受け取った森屋氏の秘書は「よく読ませていただきたい」と話した。

 また、関本弁護士は申し入れ書の提出後、報道陣に対し、県内の有志の弁護士らが刑事告発を予定していると説明。「県議会の調査会もあるが、外部から見ると分かりにくい。捜査機関に事実関係を明らかにしてもらいたい」と話した。

(2014年1月16日11時59分 読売新聞)

2996穏健保守系無党派:2014/01/17(金) 16:28:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014011700617
牛肉贈答で自民議員を告発=公選法違反容疑で弁護士ら−山梨

 自民党の森屋宏参院議員(56)=山梨選挙区=が山梨県議に牛肉を贈っていた問題で、同県内の弁護士4人が17日、公選法違反(寄付行為の禁止)容疑で、森屋議員を甲府地検に告発した。
 告発状によると、森屋議員は昨年12月24日ごろ、県議計21人にそれぞれ7000円相当の牛肉を宅配便で贈ったとされる。
 森屋議員は昨年末の会見で「妻や秘書が季節のあいさつとして贈った。私は知らなかった」と説明していた。告発を受け、「内容を見ていないのでコメントできない」と話した。(2014/01/17-15:49)

2997穏健保守系無党派:2014/01/28(火) 19:25:36
http://www2.knb.ne.jp/news/20140128_39297.htm
2014 年 01 月 28 日 16:40 現在

広野元議員に連座制適用求める


 去年7月の参議院選挙で、当時の公設秘書が選挙違反をしたとして有罪が確定した広野允士・元参議院議員に連座制を適用するよう検察が求めた裁判の第1回口頭弁論が28日、東京高等裁判所で開かれ、広野元議員側は争う姿勢を示しました。

 この裁判は、去年7月の参議院選挙比例代表に生活の党から立候補して落選した広野元議員の公設第一秘書が運動員に法定額を超える報酬を渡していたとして有罪判決が確定したのを受けて、東京高等検察庁が、広野元議員に連座制を適用するよう東京高等裁判所に裁判を起こしたものです。

 28日の第一回口頭弁論で、広野元議員の代理人弁護士は「秘書とは選挙活動で意思を通じていない」と主張する意向を示しました。

 この裁判で広野元議員が敗訴し、判決が確定した場合、連座制の対象となり、参議院選挙の比例代表で5年間、立候補が禁止されます。

 参議院の比例代表での連座制適用を求める裁判は東京高裁が管轄となっています。

 広野元議員は、「裁判中につきコメントできない」としています。

2998名無しさん:2014/02/14(金) 19:48:21
 結いの会派結成に伴う参院の新勢力分野は次の通り。
 自民114▽民主・新緑風会58▽公明20▽みんな12▽共産11▽維新9▽結い6▽社民・護憲連合3▽改革・無所属の会3▽生活2▽無所属4(2014/02/14-18:39)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014021400770

衆院の新たな勢力分野は次の通り。
 自民293▽民主・無所属クラブ55▽日本維新の会53▽公明31▽みんな9▽結い9▽共産8▽生活7▽社民・市民連合2▽無所属13(2014/01/23-21:31)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014012300937

2999チバQ:2014/03/11(火) 23:15:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20140310-OYT8T01156.htm
森屋議員を事情聴取 牛肉贈答問題

 自民党の森屋宏参院議員(山梨選挙区選出)が県議21人にお歳暮として牛肉を贈った問題で、県警が森屋氏本人に対し、任意で事情聴取したことが10日、捜査関係者への取材でわかった。牛肉贈答に対する森屋氏の関与の度合いなどについて聞き、森屋氏は「妻が県議時代と同じ感覚で贈ってしまい、私は知らなかった」と説明したという。森屋氏は公職選挙法違反(寄付行為の禁止)容疑で告発されており、県警は近く捜査書類を甲府地検に送付する。

 捜査関係者によると、県警は今月に入り、都内で森屋氏への聴取を行った。森屋氏のこれまでの説明によると、県議らに贈られたのは、森屋氏名義の米沢牛のすき焼きセット(1セット7350円相当)。森屋氏は県議(都留市・西桂町選挙区)時代、同じ選挙区以外の同僚県議にお中元やお歳暮を贈っていたという。このため、妻が昨年12月、森屋氏が所属していた県議会会派などの県議21人の名簿を秘書に送って発送を依頼。秘書が店に注文して発送した。

 参院選は全県が選挙区で、公選法では選挙区内の有権者に金品を贈るなどの寄付行為を禁じている。県警捜査2課は1月、県内の弁護士グループが提出した森屋氏に対する同容疑の告発状を受理していた。

(2014年3月11日 読売新聞)

3000旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/06/25(水) 22:22:46
>>2965-2971など。こんな形で決着するとは思わなんだ。。。

白票水増し、市幹部ら逮捕=昨年の参院選、公選法違反容疑−高松
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014062500990
 高松地検は25日、昨年7月の参院選比例代表で、開票作業中に白票約300票を水増ししたとして、当時の高松市選挙管理委員会事務局長で同市農業委員会事務局長の山地利文容疑者(59)と、得票計算係だった団体職員の大嶋康民(60)、消防局次長山下光(56)両容疑者を公選法違反(投票増減)容疑で逮捕した。同地検は認否を明らかにしていない。
 逮捕容疑は2013年7月22日、集計・入力済みの白紙投票を担当者に手渡し、再度入力させて約300票を増やした疑い。
 同選挙をめぐっては、選挙結果確定後に市内の有権者が「投票した候補の得票数が0票になっている」と市に指摘したが、市側は「異議申し立て期間が過ぎている」として調査しなかった。同地検に告発があり、捜査の過程で白票水増しの疑いが発覚した。(2014/06/25-21:32)

参院選で白票300票増やした疑い 高松市幹部ら逮捕
http://www.asahi.com/articles/ASG6T5J3MG6TPLXB00H.html?iref=comtop_6_05
 高松地検は25日、昨年7月の参院選の開票・集計作業をした高松市選挙管理委員会事務局長兼選挙課長ら当時の市職員3人を公職選挙法違反(投票増減罪)の疑いで逮捕し、発表した。
 逮捕したのは、事務局長だった山地利文容疑者(59)、開票作業で得票計算係だった大嶋康民容疑者(60)と山下光容疑者(56)。大嶋容疑者以外の2人は現在も市職員。
 3人は昨年7月21〜22両日、市内の体育館で参院選比例区の開票・集計作業をした際、集計入力済みの白紙投票を集計入力担当者に手渡し、再び入力させるなどして白紙投票を約300票増やした疑いがある。

3001チバQ:2014/06/29(日) 16:02:46
http://mainichi.jp/select/news/20140627k0000m040098000c.html

高松白票水増し:ずさんな内部検証 選管局長、不正隠蔽か

毎日新聞 2014年06月27日 07時30分


 昨年7月の参院選開票作業時に白票を水増ししたとして高松市の幹部ら3人が高松地検に公選法違反容疑で逮捕された事件で、市選管が昨年9月に実施した内部検証が、開票事務のまとめ役に作業手順などを確認するだけのずさんなものだったことが市への取材で分かった。特定候補の得票が「0」だったことが疑問視されたが、この候補の票を見た職員の有無は調べておらず、検証作業の責任者だった前市選管事務局長の山地利文容疑者(59)が立場を利用して不正の隠蔽(いんぺい)を図った可能性がある。

 高松市で得票がゼロだったのは全国で20万票以上を集めた自民党の衛藤晟一(せいいち)首相補佐官。2007年の前回選挙では同市で432票を獲得していた上、同氏に投票したとの指摘が市民から相次いだことなどから、大西秀人市長が検証を要請し、山地容疑者が責任者に就いた。

 聴取の対象は、ともに逮捕された得票計算係の大嶋康民(60)=元市税務部長=と山下光(56)=市消防局次長=両容疑者を含めた開票や集計などの作業の主任・副主任クラス17人。山地容疑者自身は聞き取りの対象から外れ、全員の聴取に立ち会っていた。

 しかも、聴取の内容は作業手順の他、どういう点でミスが起きやすいかという具体性のないもの。当時、複数の有権者が選管に「衛藤氏の名前が記された用紙を見た職員がいないか検証を」と要請していたが、検証項目に含まれなかった。

 検証結果を説明する10月の記者会見で、山地容疑者は「ミスの有無は分からない」と説明。毎日新聞の取材にも公選法で定めた期間を過ぎているので再点検はできないとして「(衛藤氏への得票を)『見た』との証言が出ても、今となっては真実かどうか確認しようがなく、意味がない」と答えていた。

 東原博志・現市選管事務局長は「投票用紙の再点検は無理でも、衛藤氏の票があったかを当時の担当者から聞き取ることは可能だったはず」と指摘。ずさんな検証手法についても「最終的な決定権限があったはず」と述べ、山地容疑者の当時の立場が影響していた可能性を認めている。

 今回の事件では、山地容疑者らによる白票水増し容疑と衛藤氏の「0票」の関係は未解明。高松地検は押収した投票用紙を調べるなどして関連を捜査するとみられる。【鈴木理之、久保聡】

3002旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/07/15(火) 22:39:55
こういうことだったのね。

開票作業不正で6人起訴 高松市、白票水増しに隠蔽工作
http://www.asahi.com/articles/ASG7H4QFRG7HPLXB00F.html?iref=comtop_6_01
 昨年7月の参院選比例区で再選された自民党の衛藤晟一参院議員の得票が高松市で0票だった問題で、高松地検は15日、衛藤議員への有効票312票を集計せず、投票用紙を保管した箱の封印を解いて隠蔽(いんぺい)工作したなどとして、同市選挙管理委員会の前事務局長山地利文容疑者(59)を公職選挙法違反(投票増減)と封印破棄の罪で起訴した。
 他に公選法違反罪で起訴されたのは、比例区の票を計算していた元市財政局税務部長大嶋康民(60)、消防局次長山下光(56)の両容疑者。封印破棄罪では、市選管事務局選挙課の岡弘哲課長補佐(53)、坂川昌史選挙係長(52)、藤沢優管理係長(41)の3職員も在宅起訴された。
 起訴状などによると、山地、大嶋、山下の3容疑者は昨年7月21〜22日、高松市内の体育館で参院選の開票作業中、投票総数が交付した投票用紙より300票余り足りないと思い込み、集計済みの白票400票を二重に集計させたうえ、未集計の白票71票をそのまま集計済みの票に混ぜ、白票を329票増やした。その後、未集計の衛藤氏への有効票312票を見つけたのに、集計させずに集計済みの票に混ぜたとされる。
 白票の水増しを指摘する通報が市に寄せられた昨年8月には、山地容疑者と選管職員3人が、高松市役所内の選管事務局の委員会室で、保管されていた有効票箱の封印を解き、衛藤氏への投票185票を無効票箱に混入。9月には、無効票箱に入っていた無効票327票を廃棄するなどした。今年1月には無効票箱内の白票322票に書き込みを入れたとされる。

3003チバQ:2014/07/16(水) 18:41:15
http://senkyo.mainichi.jp/news/20140716ddm041040162000c.html
公職選挙法違反:高松市選管白票水増し 選管ぐるみ票操作 6人起訴、「不足」と勘違い 昨夏参院選、検証担当者も関与
毎日新聞 2014年07月16日 東京朝刊


拡大写真 昨年7月に実施された参院選の開票の際に高松市選管が白票を水増ししたとされる事件で、公職選挙法違反(投票増減)容疑で逮捕された前市選管事務局長らが投票数と交付した投票用紙の数が約300票合わないと勘違いしたことをきっかけに、選管ぐるみで不正に票の操作を繰り返していたことが高松地検特別刑事部の調べで分かった。つじつま合わせのため衛藤晟一(せいいち)首相補佐官(自民)の312票を段ボール箱に入れて隠し、同市での得票を「0」としていた。同地検は15日、前市選管事務局長で開票管理者代理だった山地利文容疑者(59)ら6人を公選法違反(投票増減)罪や刑法の封印破棄罪で起訴した。【道下寛子】

 公選法違反罪で起訴されたのは、開票作業時に得票計算係の責任者だった元市税務部長の大嶋康民(60)、得票計算係の主任だった市消防局次長の山下光(56)の両被告。封印破棄罪で在宅起訴されたのは、市選管選挙課課長補佐の岡弘哲(ひろのり)(53)▽選挙係長の坂川昌史(52)▽管理係長の藤沢優(41)の3被告。山地被告は両罪に問われた。地検は6人の認否を明らかにしていないが、市によると岡被告は起訴内容を認めている。

 起訴状によると、山地、大嶋、山下の3被告は昨年7月21日夜から22日未明に高松市の体育館であった開票作業で、投票数が交付した投票用紙の数より約300票足りないと勘違いした。つじつまを合わせるため3人で共謀し、集計入力が済んでいる白票400票を二重に数えさせる一方、未集計の白票71票を数えずに集計済み投票束に混ぜて減らし、差し引き329票増やした。この後に衛藤氏の312票が見つかったため、集計せず段ボール箱に梱包(こんぽう)して投票を減らしたとされる。関係者によると、3人は白票をまとめた束に付けるバーコードを貼り替え、二重集計の発覚を免れていたという。

 また、山地被告と在宅起訴された3被告の計4人は共謀し、昨年8月上旬〜中旬、高松市役所の市選管事務室で有効票が入った段ボール箱の封印を破棄し、衛藤氏の票185票を無効票が入った段ボール箱に移した。9月上旬〜中旬には無効票が入った段ボール箱を開け、2010年7月の参院選で未使用のまま保管されていた投票用紙331枚を混ぜる一方、無効票327票を破棄。また、今年1月下旬ごろ、無効票の段ボール箱を開封し、白票322票に書き込みをしたとされる。

 地検は一連の不正について、山地被告らが開票当日の票の不正操作の発覚を免れるためにしたとみている。また、在宅起訴された3人は不正操作を知った上で加担したとしている。

 この選挙では、高松市で衛藤氏の得票が「0」だったことが疑問視され、昨年9月には高松市民が刑事告発。市は内部で検証したが、起訴された選管職員4人がその中心になっており、原因は「不明」とされた。

 総務省選挙部管理課によると、選挙結果には影響ない可能性が高い。同課は「過去に聞いたことがない。選挙制度そのものを揺るがしかねない」と困惑している。

 ◇衛藤氏「信じられない」
 衛藤晟一首相補佐官は15日、首相官邸で「信じられない。日本でそんなことが起こり得るのかとびっくりしている。自分は間違いなく入れたという方の声が無視されたのは非常に残念。ぜひ国民一人一人の意思がはっきり分かるようにしてもらいたい。選挙に対する信頼を回復しなければならない」と話した。

3004チバQ:2014/07/16(水) 18:47:44
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140716000114
衛藤氏の票312あった/選挙後も隠蔽工作か
2014/07/16 09:42

票の不正増減の流れ
 昨夏の参院選比例区の開票作業で高松市職員ら3人が白票を水増ししたとして逮捕された事件で、高松地検は15日、白票を300票余り増やす一方、衛藤晟一氏(自民党)への投票を集計しなかったとして、公職選挙法違反(投票増減)の罪で、当時、市選挙管理委員会事務局長の山地利文(59)、得票計算係の大嶋康民(60)と山下光(56)の3容疑者を起訴した。さらに、不正を隠すため、封がされた段ボール箱を開封し票を移し替えるなどしたとして、封印等破棄の罪でも山地容疑者を起訴し、いずれも市選管職員の岡弘哲(53)、坂川昌史(52)、藤沢優(41)の3人を在宅起訴した。
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 高松市の開票結果では衛藤氏の得票はゼロだったが、高松地検は起訴事実で「衛藤氏への投票が約312票あった」と認定。票数操作は「開票作業で投票数が300票余り足りないと思い込み、つじつま合わせで白票を水増しした」と指摘し、衛藤氏の票は「白票の水増し後に票の束を見つけたが、集計せずに箱に入れた」とした。

 起訴状などによると、山地、大嶋、山下の3被告は昨年7月22日、参院選比例区の開票作業で、票のつじつま合わせのため、白票を2回集計させるなどして白票約329票を水増し。その後、見つかった衛藤氏への投票約312票を集計しなかった、としている。

 また、山地、岡、坂川、藤沢の4被告は昨年8月、市役所11階の市選管の部屋で、有効票の入った箱のガムテープを剥がすなどして開け、衛藤氏の票を無効票の箱に移し替えた。同年9月と今年1月にも、無効票の箱に2010年参院選の投票用紙を入れたり、白票に文字などを書き込んだなどとしている。

 市選管によると、票の入った箱は市役所地下1階で保管されていた。昨年8月には市に開票の不正を指摘する匿名の手紙が届いたほか、衛藤氏の支援者がゼロ票に関して抗議。昨秋以降に刑事告発を受けた高松地検が捜査を始めており、隠(いん)蔽(ぺい)工作を図ったとみられる。

 同地検は6人の認否などを明らかにしていないが、岡被告は同日、市選管に「申し訳ないことをした」と話したという。

解説 選挙の根幹揺るがす
 昨夏の参院選で自民党の衛藤晟一氏の高松市での得票がゼロ票だった問題は、選挙の根幹を揺るがす不正発覚につながった。高松地検が起訴した市選挙管理委員会の職員らは、既に判明していた白票の水増しにとどまらず、衛藤氏の票に気付きながら、票を操作する隠蔽工作を繰り返したとされる。事実なら、選挙への信頼を失墜させる前代未聞の不祥事だ。

 同地検によると、一連の不正は、本来あったはずの衛藤氏の票を見落とした開票作業がきっかけとなった。その結果、票の数が合わなくなり、職員らは白票を水増しするつじつま合わせを行ったが、その後、未集計だった衛藤氏の票が見つかったという。

 この段階で開票作業をやり直すことも可能だったはず。だが、作業の遅れを気にしたのか、衛藤氏の票は未集計のまま票を保管する箱にこん包された。「1票の重み」はないがしろにされ、同氏の得票数はゼロで確定した。

 さらに、当時の選管事務局長や部下の選管職員らは、集計後の票が入った段ボール箱を無断で開封し、票を細工する不正を行っていたという。その時期は、白票の水増しを指摘する内部通報に基づき市が内部調査を行っていた最中の昨年8月や、衛藤氏の支持者が票の再点検を求めた直後の同9月などであり、組織ぐるみで不正を隠そうとした悪質さが透けて見える。加担したとされるのが、ベテランの選管職員ばかりなのも衝撃的だ。

 今回は、衛藤氏の得票がゼロだったために支持者から声が上がったが、仮に同氏の得票数が数十票でもあれば不正は発覚しなかった可能性が高い。「今までの選挙でも同じことをやっていたのでは」との疑念を抱かれても仕方がない。

 行政事務の中で、選挙事務は特に公平公正さが求められる。取材に応じた大西市長は「不正をチェックする立場の選管職員がこのようなことになり、申し開きができない」とうなだれた。市は、事件の再検証や再発防止を図る第三者委員会の設置を予定しているが、突き付けられた課題はあまりに大きい。

(報道部・金藤彰彦)

3005チバQ:2014/07/16(水) 18:49:29
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20140716000115
箱開封、新たな衝撃/高松・白票水増し
2014/07/16 09:43

謝罪する(左から)綾野和男市選管委員長、東原博志同事務局長ら=高松市役所
 昨夏の参院選の開票事務を巡る白票水増し事件で15日、新たな衝撃が走った。白票の水増しに加え、票が保管されている箱を開封し、中にあった票に手を加えたとして、選管職員ら6人が起訴される異常事態。「まさか箱を開けるとは」「組織ぐるみと言われても仕方がない」。記者会見に臨んだ市選管幹部は頭を抱え込んだ。
【→参照記事】

 「非常に悔しく、じくじたる思いだ」。会見した東原博志選管事務局長は深々と頭を下げた。起訴された元事務局長や在宅起訴された3職員は、選挙事務の中枢に関わってきたベテランばかり。「選挙事務を支えてくれていたのに。なぜそんなことをしたのか」と涙で声を震わせた。

 事件の背景について「少しでも早く開票事務を終えようとしたことが一因だと思う」との見方を示す一方、「箱の開封などは、組織ぐるみと思われてもやむを得ない」とうなだれた。

 同事務局長によると、在宅起訴された3人は、元事務局長らが逮捕された6月下旬以降も勤務しており、後に行われた農業委員会の選挙にも関わっていた。在宅起訴された市選管選挙課の岡弘哲課長補佐からは15日正午すぎ、「投票用紙が入った箱を開けた。ご迷惑をかけて申し訳ない」と打ち明けられたという。

 昨夏の参院選で、自民党の衛藤晟一氏の高松市の得票が「ゼロ票」だった問題は、元事務局長らの不正工作があったことが明らかになった。

 元事務局長らがゼロ票問題後に行った開票事務の検証作業の中心でもあったことから、東原事務局長は「検証内容は見直す必要がある」とし、「今後は設置予定の第三者による調査委員会に取りまとめていただきたい」と述べた。また、投票用紙が入った箱を保管する書庫には、他の部局の資料も一緒に保管されており、申請すればどの職員でも入ることができるため、保管方法の見直しにも言及した。

 一方、大西市長は「市政への信頼をさらに失墜させる事態になったことを、心からおわび申し上げる」と謝罪し、抜本的に職員の意識改革を図る対策に乗り出す考えを示した。

政治的な意図がないか疑問残る
 ジャーナリストの大谷昭宏さんの話 選挙の公正さを担保すべき選挙管理委員会事務局による許し難い犯罪で、選挙制度そのものが崩壊する。一方、手口は単純で、衛藤晟一候補に投票した支援者から苦情が来るのは自明だ。ただ、なぜ衛藤氏の票だったのか、政治的な意図は本当になかったのか。実態解明には説明が足りず、疑問が残る。

「言語道断」と怒り 衛藤氏支持者
 「言語道断。あきれるのを通り越して怒りがわく」。高松市選管の白票水増し事件で、ゼロとされていた衛藤晟一氏への投票300票余りが見つかっていたにもかかわらず、隠蔽工作をしていたことが判明した。衛藤氏の支持者で、市選管に検証を求めてきた同市の自営業亀山巧さん(63)は「『再点検できない』と言いながら自分たちは票が入った箱を開けていたのか…」と絶句。「選管ぐるみで隠そうとした罪は重い」と怒りをあらわにした。

 亀山さんと他の支持者は参院選後の昨年8月末、市選管に投票用紙の再点検を求める抗議文を提出。市選管はその後、「公選法で定められた提訴期間を過ぎており、再点検はできない」と回答していた。

 亀山さんは「国政のために投じた大切な1票。積極的な投票を呼び掛ける選管職員が自ら不正な行為をするなど考えられない」と憤り、「以前から同じことをしていたのではないか。市全体の綱紀が乱れている」と厳しく批判した。

真実の解明を
 衛藤晟一参院議員の話 日本でこんなことが起こり得るのかとびっくりした。選挙は民主主義の基本だ。票の行方が分からなくなったのは、国民一人一人の意思が無視されたということで残念だ。(容疑者の起訴で)事実は少し解明されたが、引き続き真実が明らかになるよう求めたい。

3006チバQ:2015/01/15(木) 19:25:58
2013維新比例から出馬。次々点で落選なのでココに
http://www.ktn.co.jp/news/2015/01/%E5%89%8D%E9%9B%B2%E4%BB%99%E5%B8%82%E9%95%B7%E5%A5%A5%E6%9D%91%E6%85%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E%E6%B0%8F%E3%81%8C%E6%AD%BB%E5%8E%BB.php
2015年1月14日のニュース

県議会議員を経て初代の雲仙市長を務めた奥村慎太郎さんが、きょう正午すぎ亡くなりました。60歳でした。奥村慎太郎さんは国会議員の秘書を経て、1991年から県議会議員を4期務めました。 2005年に雲仙市の初代市長に当選し、2期目の途中となる2012年に長崎2区から衆議院選挙に立候補しましたが落選しています。奥村さんは今年4月の選挙で県議復帰を目指していましたが、きょう正午すぎ雲仙市内で突然倒れ、病院に搬送されたものの死亡が確認されました。死因は大動脈はく離でした。

http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034681061.html?t=
前の雲仙市長の奥村氏が死去
雲仙市の前の市長の奥村慎太郎さんが14日午前、外出先で倒れ、病院に搬送されましたが、亡くなりました。60歳でした。
奥村さんは、雲仙市の出身。
衆議院議員の秘書を経て平成3年から長崎県議会議員を4期務めました。
そして、平成17年、島原半島の7つの町が合併して雲仙市が発足したのに伴って行われた市長選挙に立候補して、初当選しました。
市長在任中は、過疎化と高齢化が大きな課題となる中、基幹産業である農業や観光の活性化に力を尽しました。
平成21年に韓国・プサンの室内射撃場で起きた火災で雲仙市の旅行客を含む日本人10人が死亡した事故では、遺族によるプサンへの渡航を積極的に支援するなどしました。
奥村さんは、平成24年12月に行われた衆議院選挙に長崎2区から立候補するため、2期目の任期途中で、雲仙市長を辞職しました。

関係者によりますと、奥村さんは14日午前、外出先で大動脈かい離のため倒れ、病院に搬送されましたが、病院で死亡が確認されたということです。
01月14日 19時45分

3007チバQ:2015/03/01(日) 23:49:32
821 :チバQ :2015/03/01(日) 23:48:51
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/595365.html
橋本聖子氏、自民札連に退会届 市長選「為書き」問題(03/01 07:31、03/01 08:16 更新)
 自民党の橋本聖子参院議員(比例代表)が自民党札幌市支部連合会(札連)に退会届を提出したことが28日、分かった。橋本氏は札幌市長選(4月12日投開票)に民主党推薦で出馬する前副市長の秋元克広氏(59)の後援会事務所に激励の張り紙「為書き」を送ったことが問題視され、札連が撤去を求めていた。

 札連会長の高木宏寿衆院議員は「本人の意思を尊重する」としており、受理する方針。札連幹部によると、退会届は27日夜に提出された。札連が為書き撤去を求める文書を橋本氏に送ったことを受け「厳粛に受け止めている。すべての責任は私にある」との趣旨だったという。

 橋本氏は札連の元会長。昨年1月、市長選に出馬する元総務省自治大学校研究部長の本間奈々氏(45)への推薦決定をめぐる混乱の責任をとる形で辞任している。札連は市内に事務所を持つ国会議員のほか、市内の道議、市議、党員らで構成し、現職の議員が退会届を出すのは異例という。<どうしん電子版に全文掲載>

3008チバQ:2015/04/14(火) 21:55:57
3592 :名無しさん:2015/04/13(月) 19:35:02
.
平野氏が岩手知事選出馬へ 元復興相
04/13 11:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0122739.html

 任期満了に伴う9月の岩手県知事選で、元復興相で参院岩手選挙区選出の平野達男氏(60)が出馬に向け最終調整していることが13日、関係者への取材で分かった。知事選には既に現職の達増拓也氏(50)が3選を目指して立候補する意向を表明している。

 平野氏は14日にも盛岡市で記者会見し、正式表明する。

 平野氏は、2013年参院選の直前に民主党に離党届を出し、無所属で3選を果たした。同氏を支援した岩手県議らが今年3月、「東日本大震災からの復興の手腕に期待できる」と知事選への出馬を要請、平野氏は態度を保留していた。

 自民党県連も平野氏の出馬に期待感を示している。

3009チバQ:2015/05/29(金) 21:46:31
>>2135
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/404747/
暴力団との交際報道で公認取り消し被害の元女優候補 勝訴で参院選再出馬も
2015年05月29日 10時00分

名誉を回復した田島氏
 暴力団関係者との交際を報じた週刊文春記事を受け、2013年参院選での自民党公認を取り消され、出馬を取りやめた元女優の田島美和氏(51)が、出版元の文芸春秋に謝罪広告掲載などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、記事は事実でないと判断し、週刊文春の表紙から広告やグラビアを除いた最初のページに謝罪広告を載せるよう命じた。

 謝罪広告を雑誌の巻頭に指定した判決は異例。判決は謝罪文を文芸春秋ホームページに1年間掲載することと、440万円の損害賠償の支払いも命じた。文芸春秋は「不当な判決だ」と即日控訴した。

 判決後、田島氏は東京永田町の自民党本部で本紙の取材に「2年前、文春さんの執拗なまでの中傷記事を受けまして国政進出を断念した。身の潔白のために正々堂々と闘ってきました。勝訴という形で言い渡されたので、やっと自分の気持ちも一段落しました」と笑顔で話した。

 80年代にアイドルユニット「麻生真美子&キャプテン」として活動した田島氏は「麻生真宮子」の名前でも女優としてドラマなどに出演した。

 イタリアなど海外で歌手活動した後、食品開発などを行う会社を起業。2006年ごろから政治活動をスタートした。

 現在は“再チャレンジできる社会作り”“女性の社会進出”などを重要政策として「自由民主党東京都みらい創生支部」支部長の肩書を持つ。

 これで堂々と来年の参院選に再チャレンジするのか。

「いつの選挙でどうこうということは自分の中で考えていません。これは党本部の判断もあるでしょうし。でも、いつどうなるとか関係なく、自分の信念を持って今後も政治活動にまい進していきたいと思っています」

 今後は自民党総裁、安倍晋三首相(60)が、田島氏を参院選の目玉候補にするか注目が集まる。

3010チバQ:2015/06/01(月) 22:51:04
>>3008
http://news24.jp/nnn/news8859540.html
民主県連が畑氏に出馬要請へ
(岩手県)


■ 動画をみる
民主党県連は、10月に想定される参議院岩手選挙区補選の候補として、前の衆議院議員の畑浩治氏に出馬を要請する事を決めた。民主党県連は、5月31日、平野達男参院議員の知事選出馬に伴い、10月に想定される参議院岩手選区補選の候補として前衆議院議員の畑浩治氏(51)に近く出馬を要請する事を決めた。畑氏は、去年12月の衆議院選挙岩手2区で落選し、現在は特定の政党に所属していない。一方、自民党県連は、31日、選対会議を開き、9月の知事選に出馬を表明している平野達男参議院議員の支援を決定した。知事選をめぐっては、これまでに現職の達増拓也知事と平野達男参議院議員が出馬を表明している。
[ 6/1 13:54 テレビ岩手]

3011チバQ:2015/06/01(月) 22:52:14
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150601_31041.html
<参院岩手補選>畑氏に出馬要請へ 民主県連

 平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)に出馬するのに伴い、10月に予定される参院補選で、民主党岩手県連は31日、元衆院議員の畑浩治氏(51)に立候補を要請する方針を決めた。6月中に正式に働き掛ける。
 畑氏は2014年12月の衆院選に、小沢一郎氏が代表を務める生活の党から出馬、落選した。現在は無所属。
 盛岡市で記者会見した民主党県連の黄川田徹代表は「民主が主軸となって戦いたいが、国政レベルで野党連携の話もある。本人の考えも聞きたい」と生活との連携に含みを残し、現段階では党公認に固執しない意向を示した。「自民党に対峙(たいじ)できる候補で即戦力として適任者。ぜひ国政復帰してほしい」とも述べた。
 畑氏は取材に対して「光栄なこと。正式な要請があれば支援者と相談して対応を決めたい」と述べた。支援者には早期の国政復帰を望む声があるという。
 畑氏は久慈市出身、早大卒。国土交通省職員などを経て05年衆院選で岩手2区から民主党公認で立候補、比例東北ブロックで復活当選した。09年衆院選は同区で再選。12年の民主党分裂で離党し、14年衆院選は生活から出馬した。
 同補選について、自民党県連の鈴木俊一県連代表は「県議選や知事選の選挙態勢が整うまでは擁立作業は難しく、一度凍結したい」と話している。

3012チバQ:2015/06/25(木) 23:42:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150625-00005210-sbunshun-pol
与野党が激突する岩手決戦 安倍官邸の敵は小沢か二階か
週刊文春 6月25日(木)18時6分配信

 6月16日、岩手県知事選の構図が固まった。共産党が36年ぶりに候補者擁立を見送り、現職の達増拓也氏の支援を表明。小沢一郎・生活の党代表が全面バックアップする達増氏は、民主党や維新の支援も取り付け、自公が推す元復興相の平野達男参院議員との与野党対決となる。

「9月6日投票の予定ですが、国会の大幅会期延長で、安保法制の採決とも重なりかねない。安倍政権にとっては、負けられない選挙ですが、現時点では、達増氏が大幅にリード。地元政界の関心は、知事選後の参院補選に移りつつあります」(地元記者)

 小沢氏は、知事選だけでなく、平野氏の議員辞職に伴う10月の参院補選にも野党共闘の枠組みを生かしたい考え。民主党も同調し、小沢氏側近の元衆院議員に近く出馬を要請。野党再編の試金石として連携する構えだ。

 一方、自民党側は思うように候補者選定が進んでいない。

 同党関係者が明かす。

「知事選で平野氏の擁立を水面下で進めた自民党の二階俊博総務会長や、元小沢秘書の高橋嘉信元衆院議員が、参院補選の候補者選びでも主導権を握ろうと動いています」

 二階氏側の意を受けた岩手県議が、5月下旬ごろから党関係者に出馬に向けた挨拶回りを開始。県連会長の鈴木俊一党総務会長代理は、この動きを黙認したという。

「4月下旬、大島理森氏が衆院議長に就任すると、空席となった衆院予算委員長に二階氏最側近の河村建夫氏が起用された。河村氏が務めていた総務会長代理には、副会長の鈴木氏が昇格。この玉突き人事を主導したのは、言うまでもなく二階氏です。2月に無派閥となった鈴木氏は自分を重用してくれる二階氏に足を向けて寝られない」(同前)

 だが、首相官邸が県議擁立の動きに待ったをかけた。

「最近、官邸は二階氏に警戒感を強めており、岩手補選で主導権を握られるのは避けたい。そこで前知事の増田寛也元総務相に参院補選への出馬を打診しましたが、即答で拒否された。元県議が出馬に意欲を示しており、ある有力者を介して安倍晋三首相のもとに事実上の公認要請を届けています。官僚経験者も含め候補者選定が進むものと見られます」(政治部記者)

 今年1月の佐賀県知事選で官邸主導で担いだ候補が敗れた際も、二階氏は対立候補と気脈を通じていた。

 官邸の真の敵は、小沢氏かそれとも二階氏か。


<週刊文春2015年7月2日号『THIS WEEK 政治』より>

3013チバQ:2015/07/03(金) 23:51:15
3811 :チバQ:2015/06/30(火) 21:48:18
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150629-00010001-shincho-pol
二階サンが掻き回す「岩手県知事選」のツケ〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 6月29日(月)15時51分配信

 小沢王国の牙城を崩すべく出張ったはいいが、彼もまた「剛腕」過ぎた。

 9月6日の岩手県知事選を、自民党の二階俊博総務会長が掻き回しているのである。党関係者の話。

「そもそも、小沢さんの側近である現職の達増(たっそ)拓也知事の対立候補として、元民主党の平野達男参院議員を自民党から担ぐと言い出したのが、かねて付き合いのあった二階さんでした。党の岩手県連は、蚊帳の外に置かれたことに不満を持ちつつも、達増陣営から土建業者を引きはがすには、国交族として役所に口が利ける二階さんの力が必要。それで、平野さんの支援体制を整えてきたのですが、問題はその先なんです」

 平野議員が知事選出馬に伴い辞職すれば、10月にも参院岩手選挙区の補選が行われる。

「知事選が苦戦を強いられているだけに、せめて補選だけは勝ち取りたいというのが、県連のスタンス。ところが二階さんと平野さんは、再び彼らを蚊帳の外に置き、決して“良いタマ”とは言えない無所属の岩手県議に目星をつけた。もちろん、県連は難色を示しています」(同)

 さらに、県連と同様に二階氏を警戒しているのが、安倍晋三総理だという。官邸関係者によれば、

「彼の担いだ候補者が補選を通れば、二階派に入ることは目に見えている。いくら総裁選での再選を支持して貰ったからといって、勢力拡大は見過ごせません。そこで、6月19日、第1次安倍政権で総務大臣を務めた増田寛也元岩手県知事と官邸で会い、補選への出馬を打診したんです。もっとも、増田さんが今更、参院議員に魅力を感じるわけもなく、断られてしまったそうですが……」

 その「剛腕」は敵を倒すのか、増やすのか――。

※「週刊新潮」2015年7月2日号

3014チバQ:2015/07/08(水) 22:07:14

>>3013
>決して“良いタマ”とは言えない無所属の岩手県議に目星をつけた。

http://news.ibc.co.jp/item_24804.html
及川あつし県議が参院補選に出馬表明 (2015年07月08日 11:50 更新)
10月に行われる見込みの参議院岩手選挙区の補欠選挙に、県議会議員の及川あつし氏が出馬を表明しました。
及川氏はきょう午前、報道陣に対し平野達男氏の知事選出馬に伴って行われる、参議院岩手選挙区の補欠選挙に立候補する意向を明らかにしました。補選は10月の実施が見込まれています。及川氏は八幡平市出身の47歳で、銀行員や議員秘書などを経て、1999年の県議選盛岡選挙区で初当選しました。2003年と2005年に衆院岩手1区に立候補し落選しています。及川氏は自民党と公明党に推薦を要請する考えです。

3015チバQ:2015/07/09(木) 21:42:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150709_31024.html
<参院岩手補選>及川氏が出馬表明


及川敦氏
拡大写真
 10月に実施が見込まれる参院岩手選挙区補選で、県議の及川敦氏(47)は8日、無所属で立候補する意向を表明した。自民、公明両党に推薦を要請した。補選への立候補意思を明らかにしたのは及川氏が初めて。
 記者会見した及川氏は「東日本大震災からの復興や医療福祉、農業など国政でなければ解決できない問題がある。チャンスがあれば挑戦したいと考えていた」と述べた。及川氏が所属する無所属系の「いわて県民クラブ」が推薦する。
 及川氏は八幡平市出身で慶応大卒。銀行員や盛岡市議を経て1999年県議選で初当選。2003年、05年衆院選岩手1区に自民党公認で立候補したが落選。06年には自民党を離れた。県議通算3期目。
 補選は岩手県知事選(9月6日投開票)に現職の平野達男参院議員(61)が立候補した場合に行われる。
 民主党は元衆院議員の畑浩治氏(51)に立候補を要請し、生活の党と共闘に向けて協議している。共産党は独自候補の擁立を検討している。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年07月09日木曜日

3016チバQ:2015/07/09(木) 21:43:24
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150709_6

動きだす参院補選 及川氏出馬に自民「対応は白紙」


 10月に実施が見込まれる参院岩手選挙区の補欠選挙で、政治団体いわて県民クラブ所属の県議及川あつし氏(47)=盛岡選挙区=は8日、記者団に出馬の意向を表明し、自民党と公明党に推薦要請した。「原則公認候補」を掲げる自民党県連は「対応は白紙」、公明党県本部は「党本部と相談する」としつつ対応の検討に入った。及川氏が他党派への先手を打ったことで、野党共闘に向けて協議している民主党と生活の党、独自候補を目指す共産党の動きも本格化することになりそうだ。

 「国政でなければ根本的に解決できない県政課題がある」。及川氏は同日、県議会棟で記者団に対し、出馬の決意を語った。その後、自民党県連の工藤勝子幹事長、公明党県本部の小野寺好代表を訪れ、推薦を要請した。

 自民党県連の鈴木俊一会長は8日、岩手日報社の取材に対し「及川氏から7日に連絡があった。対応は白紙だ」と強調。「公認候補を立てるのが筋だが、過去には推薦候補で戦った選挙もある」として慎重に対応を探る構えを示した。県連内では公募による選定を求める声もあり、及川氏との連携が整うかは現時点で流動的だ。

(2015/07/09)

3017チバQ:2015/07/21(火) 21:29:25
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20150721-OYT1T50009.html
与党は誤算、野党も小沢氏意向で難航の参院補選
2015年07月21日 08時22分
 10月に行われる見通しの参院岩手選挙区補欠選挙で、与野党の候補者選びが難航している。


 補選は、岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)に平野達男参院議員(岩手選挙区、無所属)が出馬することに伴うもので、10月8日告示、25日投開票となる見込みだ。

 保守系の県議(無所属)が7月初め、立候補を表明、自民、公明両党に推薦を要請した。この県議は自民党に政策が近いとされるが、同党県連は「国政選の原則は公認候補」(鈴木俊一会長)との立場だ。ただ、公認候補を擁立した場合、この県議と「保守分裂」となる可能性がある。自民党は、安倍首相の3選の公算が大きくなっている9月の党総裁選後初の国政選挙となるため、必勝態勢で臨みたいところだが、対応に苦慮している。

 野党は、知事選では民主、維新、共産、生活の各党が、生活の小沢共同代表に近い現職の達増拓也知事の支援で一致したが、補選では一枚岩とはなっていない。

 民主党は、前衆院議員の畑浩治氏に出馬要請しているが、小沢氏は、畑氏支援に難色を示し、別の候補擁立を模索している。畑氏は昨年の衆院選で落選するまで生活所属だったが、今は無所属で、民主党入りを望んでいるとされる。「小沢氏は自分から離れた畑氏が許せないのではないか」(民主党幹部)との見方も出ている。

 補選には共産党も独自候補を擁立する。

2015年07月21日 08時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3018チバQ:2015/07/29(水) 22:45:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150729_31063.html
<参院岩手補選>各党、定まらぬ戦略

◎自民、世論の動向を注視/野党、一部で連携を模索

 10月下旬に予定される参院岩手選挙区補選に向け、各党の戦略が定まっていない。9月の自民党総裁選後、初の国政選挙となり、安全保障関連法案など政権運営の是非が争点となる見通し。自民党は世論の動向を注視し、野党は連携を模索するが、候補擁立の動きは鈍い。補選は平野達男参院議員(61)が、岩手県知事選(8月20日告示、9月6日投開票)にくら替え立候補した場合に行われる。

<出馬表明まだ1人>
 現時点で補選への立候補を表明しているのは、県議会無所属系会派「いわて県民クラブ」の及川敦氏(47)だけ。無所属で挑戦する意向で自民、公明両党に推薦を求めた。
 自民党県連の鈴木俊一会長(衆院岩手2区)は「国政選挙は原則、公認候補で臨むべきだ」と推薦には消極的な姿勢を示す。
 及川氏は「自民党公認で立候補するつもりはない」と話す。自民が新たに公認候補を擁立すれば、保守分裂となる可能性がある。

<民主と生活が会談>
 民主党県連は、昨年の衆院選岩手2区で生活から立って落選し、現在は無所属の元衆院議員畑浩治氏(51)の擁立を目指す。岡田克也代表は「生活との連携は重要」として、小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)と会談を重ねる。
 小沢氏は人選に当たり「岩手の参院議員2人は県北と県南ですみ分けてきた」と経緯を強調する。もう1人の現職は生活の主浜了氏(65)で県北が地盤。畑氏も県北の久慈市出身で、小沢氏は「県南から出すべきだ」と指摘する。

<知事選は前哨戦に>
 知事選では3選を目指す現職の達増拓也氏(51)を生活、民主、共産各党が支援。社民党も達増氏基軸の自主投票で、事実上の「野党連合」だ。
 補選はやや事情が異なり、共産党は独自候補の擁立を目指す。社民党は野党連携の動向を見て対応する。
 知事選は野党結集の達増氏、自民と公明が支援する平野氏による与野党対決。補選の動向を占う戦いとなる可能性もある。
 平野氏は参院議員を辞めておらず、知事選立候補による自動失職を選ぶ意向を示す。地元支持者の一部には「早く参院議員を辞し、知事選に専念すべきだ」との声がある。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年07月29日水曜日

3019チバQ:2015/08/08(土) 10:28:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150808_31003.html
<平野氏不出馬>参院補選消滅 立候補予定者落胆

 平野達男参院議員(61)=岩手選挙区=が7日、岩手県知事選への立候補を取りやめたことで、10月下旬に予定された参院岩手選挙区補選は消滅した。知事選に続く参院補選も野党優勢とみられていたことから、自民党本部が連敗回避へ画策したとの臆測が流れる。補選への準備を進めていた関係者は落胆した。
 県議会無所属系会派いわて県民クラブの及川敦氏(47)は7月、補選に無所属で立候補する意向を表明した。及川氏は自民、公明両党に推薦を要請。知事選の平野氏と同じ枠組みで戦うシナリオを描いたが、一気に崩れ去った。
 記者会見した及川氏は「平野氏の話を聞いたばかりでまだ状況をつかめていない。今後の対応は後援会と相談して決める」と戸惑いの表情を浮かべた。
 民主党は、昨年の衆院選岩手2区で生活から立って落選し、現在は無所属の畑浩治元衆院議員(51)に立候補を要請していた。岡田克也代表と小沢一郎生活代表(衆院岩手4区)が共闘に向けて、候補者調整を続けていた。
 畑氏は突然の補選消滅に「ただただ残念。国政の状況を注視しながら再挑戦の機会を狙いたい」と語った。


関連ページ:岩手政治・行政
2015年08月08日土曜日

3020チバQ:2015/08/13(木) 22:46:57
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20150813-OYT1T50039.html?from=ycont_latest
参院補選に名乗りの県議、立ち消えで不出馬表明
2015年08月13日 17時29分
自身の進退を明らかにする及川氏(12日、県庁で)
自身の進退を明らかにする及川氏(12日、県庁で)

 岩手県議会会派「いわて県民クラブ」の及川敦県議(48)は12日、県庁で記者会見し、9月6日投開票の県議選にも知事選にも出馬しないと明らかにした。

 今後も政治活動は続けるという。

 及川氏は平野達男氏(61)が参院議員を辞職した場合、10月に行われると想定されていた参院岩手選挙区補選に無所属で出馬すると表明していた。平野氏が知事選出馬を断念し、補選は行われなくなったため、進退が宙に浮いていた。

 及川氏は会見で「(県議選に)新人候補を擁立し、退路を断ってここまでやってきた。結果として時局を見誤ったのは私の不徳の致すところ」と述べた。引き続き国政を目指すかどうかについては、「否定はしないが、今は充実した気持ちで『また国政を目指して明日から頑張ります』という状況にない」と話した。

2015年08月13日 17時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

3021名無しさん:2015/09/22(火) 22:15:37
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-207815-storytopic-3.html
そうぞう 儀間光男氏に出馬要請
2013年6月10日 11:25

 政党そうぞう(下地幹郎代表)は9日、那覇市の党本部で開いた拡大役員会で、党最高顧問で前浦添市長の儀間光男氏(69)を7月の参院選比例代表に擁立することを決定した。友党関係にある日本維新の会の公認候補となる見通し。その場で要請を受けた儀間氏は回答を保留した。10日昼までに返答するという。
 要請後、儀間氏は記者団に出馬について「一切考えていない」と述べた上で、「自問自答したい」と含みを持たせた。要請に対して儀間氏は「市長選を終えたばかりだ」と難色を示したが、「後援会や支援企業などを含めて、明日まで検討させてもらいたい」と述べたという。
 そうぞうの呉屋宏幹事長は儀間氏に絞った理由について「市町村長へのネットワークが広く、政治経験も豊富。沖縄のことを熟知している。最適な候補者だ」と説明した。
 役員会では選挙区には擁立しないことも確認。儀間氏が比例出馬を受諾しなかった場合について「2人目は考えないという前提だ」と述べ、擁立断念を示唆した。
 儀間氏は1943年生まれ、伊是名村出身。東農大卒。浦添市議2期を経て80年から県議を4期。県議会議長も務めた。2001年から浦添市長を3期務め、2月の選挙で落選した。

3022名無しさん:2015/09/23(水) 13:39:39
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/148849/
「70歳定年」守られず自民内紛?
2013年06月04日 11時00分

 参院選の公認候補をめぐって自民党で内紛が勃発しそうだ。5月31日、小泉進次郎衆院議員(32)は70歳定年制を無視して公認が出たことについて「おかしいと思う」と堂々表明。別の若手議員からも「著名人候補が何人かいるが、何を考えているのか」とイチャモンがついている。

「僕は総務会で反対しました」。小泉氏はきっぱりとこう言った。自民党は先日、参院選比例代表に佐々木洋平元衆院議員(71)を公認すると決めていた。「まず年齢に目が行きました。事務方に聞いたら『70歳未満がルールです』と。(佐々木氏は)猟友会会長で、鳥獣被害に全国の方が苦しんでいるのは分かる。しかし、その方々の思いが71歳を国会議員にしてくれということではないと思う。こう総務会で言ったら、非難ごうごうでした」(小泉氏)。党の内規で参院選比例代表には70歳定年制があるが、むしろ党内からは「そんなルールはなくせ」との声も上がっているという。「そんなことやったら自民党は変わっていないと言われるに決まっている。例外もダメとは言わないが、おかしいと思う」と小泉氏は持論を変えていない。

 若手の不満はこれだけじゃない。ある若手議員は「ワタミ(渡辺美樹)や東京プリン(伊藤洋介)に佐竹(雅昭)の3氏にも公認が出ているけど、どういう基準で選んだのかさっぱり分からない。私のところにも『どうして自民党は公認したんだ』と抗議がいくつも来ている。こういう声を党本部はちゃんと知っているのか」と不満顔だ。

 この日、渡辺氏が党本部で出馬会見し「安倍晋三首相から口説かれた」と告白。これでは若手も直接文句を言えない。高支持率にあぐらをかけば、参院選で思わぬしっぺ返しを食らうかも。

3023名無しさん:2015/09/23(水) 13:59:42
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_sangiin/4382.html
土田氏、参院選出馬意向 維新公募に申請示唆
(2013/3/27 08:05)
 元参院議員の土田博和氏(63)=御殿場市=が今夏の参院選で静岡選挙区(改選定数2)から出馬する意思を固め、日本維新の会と公認について相談し、後援会関係者らと調整に入っていることが26日、分かった。
 土田氏は3月上旬の後援会の集会で「医療改革のためもう一度、国政に挑戦したい」と参院選に出馬を目指す意向を伝えた。
 同日の静岡新聞社の取材に土田氏は「今は話せる段階ではない」としながら、「1次(公認)になるか、2次かも含め、全て日本維新の会に任せている」と説明し、維新の参院選候補者公募に申請していることを示唆した。
 維新本部は30日に大阪市で開く結党大会で参院選の1次公認を発表する。土田氏が公認されるかどうかは未定。支援者には土田氏の出馬を慰留する声もあり、後援会幹部は「維新公認が出馬の前提条件」との考えを示している。
 土田氏は民間病院理事長。2009年の参院補選静岡選挙区に民主公認で出馬して初当選した。10年の参院選比例代表で落選し、民主党を離党した。現在は政策アドバイザーとして静岡維新の会と連携している。先の静岡市議選で維新公認候補の応援演説を行っていた。
 参院静岡選挙区には自民、民主両党の現職が出馬するほか、共産党、政治団体幸福実現党からの立候補が決まっている。また、自民の県議会議長も出馬の意向を示している。

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_sangiin/4403.html
静岡選挙区、土田氏を公認 維新結党大会
(2013/3/31 07:33)
 日本維新の会は30日、初めての党大会(結党大会)を大阪市内の会議場で開いた。共同代表の橋下徹大阪市長はあいさつで、夏の参院選を「自民、公明両党の過半数獲得を阻止できるかが、国の統治機構を変える体制維新ができるかどうかの分水嶺(れい)だ」と強調し、党勢拡大で政権への影響力を強める意向を表明した。
 参院静岡選挙区では候補者として医療法人理事長で元参院議員の土田博和氏(63)=御殿場市=を1次公認した。土田氏は報道陣の取材に応じ、出馬理由に「福祉医療政策が遅々として進まない。閉塞(へいそく)した日本を変えるには中央集権国家を変えること。維新の良さを根気強く説明していく」と語った。
 元民主党の参院議員だった経歴には「民主の議員には世話になった。ただ、政策が違えば、当然こうなる」と語った。
 維新は静岡県総支部も設置。総支部代表には鈴木望衆院議員(63)=比例東海=が就いた。衆院選挙区支部長には静岡2区にIT関連商社経営諸田洋之氏(46)、8区には元県議の源馬謙太郎氏(40)が選ばれた。
 維新は大会で、現行憲法を「絶対平和という共同幻想を押し付けた元凶」と断じ「大幅な憲法改正」や統治機構改革を実現するとした新たな党綱領を決定。企業・団体献金を容認する改正規約、憲法96条改正や道州制実現のための議員立法の提出を掲げた活動方針も採択した。
 活動方針は参院選勝利に向け、みんなの党などとの選挙協力も盛り込んだ。

3024名無しさん:2015/09/23(水) 13:59:52
>>3023

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_sangiin/4457.html
維新転身「理由は実行力」 土田氏、参院選へ意気込み
(2013/4/13 08:07)

 夏の参院選静岡選挙区(改選定数2)に日本維新の会公認候補として出馬する医療法人理事長の土田博和氏(63)=御殿場市=が12日、静岡市内で記者会見した。民主党から維新に転身した理由は、「政策を実行してくれそうな党に参加するのが筋」と語った。
 土田氏は、公務員改革や年金制度一元化を例に、「無駄を省いて財政を改革するのが民主の最初の方針だったが、それすらできず、消費税増税に走ってしまった」と述べた。維新の実行力の根拠として橋下徹共同代表の改革実績に触れ「歴代の政権でできなかったことを必ずやり遂げていく」と強調した。
 政策では、子育て支援に向けた人口目標設定や医師不足対策としての医師数の地域枠設置などを掲げた。

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_sangiin/5066.html
維新・望月氏出馬へ 土田氏は比例代表
(2013/6/22 07:49)
 日本維新の会は21日、7月の参院選静岡選挙区(改選定数2)に公認候補として精密機械製造会社経営の新人望月飛辰(ひりゅう)氏(43)=静岡市清水区=を擁立することを明らかにした。同選挙区から維新公認で立候補を予定していた医療法人理事長の元職土田博和氏(63)=御殿場市=は比例代表の候補に回る。
 望月氏は静岡市清水区出身で成蹊大卒。大阪維新の会の維新政治塾1期生で、現在は法政大大学院に在学中。望月氏は静岡新聞社の取材に「日本の閉塞(へいそく)感を打破できるのは維新だけ。逆風だが、土田氏と連携し、維新の原点回帰を訴える」と語った。
 選挙区候補の差し替え理由について、土田氏の陣営関係者は「選挙区に候補者を擁立するみんなの党の動きが影響した」と説明。維新県総支部の鈴木望代表は「党勢にプラスになるという判断。総支部としても望月氏を支援する」と述べた。

3025名無しさん:2015/09/23(水) 16:31:54
http://www.chunichi.co.jp/hold/senkyo/sanin2013/shiga/CK2013062602000231.html
岐路 みんな・蔦田恵子代表に聞く
2013年6月26日

 滋賀選挙区にみんなの党から候補者を擁立できないのは残念。近畿で勢力を伸ばせない表れと、反省を含めて思っている。全国比例で訴えかけても候補者がいないとやりにくい。ただ自民にも民主にも任せるのは嫌だという人の受け皿になれる。飛躍はないが、堅い支持を保つことができると考えている。

 堅い支持があるのは一貫してぶれずに、国民目線で考えて政策を打ち出しているから。例えば、消費増税反対、発送電分離、電力自由化、公務員改革、地域主権型道州制。国民の生活を安全に経済的にも豊かになってもらいたいという視点から訴えている。そこが、有権者にぜひ見てもらいたいポイント。

 大企業や特定の団体、霞が関の官僚のためでもない。しがらみのない政党。反対するための野党でもない。安倍政権の「三本の矢」の一つの金融政策では、みんなの党が主張したことをやってもらっていると思うが、具体策が見えない経済成長の部分は批判する。メリハリをつけた形で健全な野党として存在感を示している。

 党勢拡大をしていかないといけないが、今は日本維新の会の存在がある。二〇一〇年の参院選とは状況が様変わりしている。近畿では維新に発信力があるから、みんなの党を強調するのが難しくなってきた。やりにくいのは事実だ。

 その維新との距離感だが、みんなの党は政策で判断する党。今後も政策が同じところには十分手を取り合っていく。維新共同代表の橋下徹大阪市長の慰安婦発言がどう影響するかは分からないが、発言を聞いたときには嫌な気持ちがした。傷ついた人がいるのは確かだし、謝って撤回するべきだ。

 昨年末の衆院選で獲得した得票数は五万票弱だったので、参院選では同じくらいの得票数を目標にしたい。みんなの党が言うべきことを言ってアピールすることで、自民を動かしていく役割を果たさせてもらえるかどうかの選挙だと思う。

 ◇党の県内状況 蔦田恵子代表が比例代表候補として出馬した2010年参院選では比例得票数で約9万8000票を獲得した。昨年の衆院選では滋賀2区で候補者を擁立したが、比例得票数は約5万票止まりだった。県内でみんなの党に所属する議員は2人。県議の蔦田代表と大津市議が1人いる。

(構成・梅田歳晴)

3026名無しさん:2015/09/23(水) 16:32:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/news1/20130612-OYT1T00344.htm
みんな、静岡で独自候補か…維新との協力解消で

 参院選静岡選挙区(改選定数2)を巡り、みんなの党が独自候補の擁立に向けて調整に入った。

 浜松市在住で、医療関係の30歳代の女性が候補として浮上しているという。

 同党県連絡本部長の小池政就衆院議員(比例選東海ブロック)は11日、読売新聞の取材に応じ、候補者擁立を検討していることを認めたうえで、「2010年の前回参院選で候補者が得た票数を考慮した」と述べた。同党候補は10年の参院静岡選挙区で35万9983票を獲得したが落選した。

 同党は今夏の参院比例選にパラリンピック競泳金メダリスト河合純一氏(38)を擁立。静岡選挙区には日本維新の会の元民主党参院議員土田博和氏(63)が立候補を表明し、両党が競合しないようすみ分ける予定だった。

 しかし、維新の会の橋下共同代表のいわゆる従軍慰安婦を巡る発言を理由に協力関係を解消していた。

(2013年6月12日10時45分 読売新聞)

3027名無しさん:2015/09/23(水) 16:33:36
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/election_sangiin/4404.html
みんなと共闘へ 維新静岡の鈴木代表「具体的にはこれから」
(2013/3/31 07:48)

 日本維新の会の静岡県総支部代表に就いた鈴木望衆院議員(比例東海)は30日、夏の参院選で同じ第三極のみんなの党と「共闘したい」との方針を示した。ただ、選挙協力などの戦略は「具体的にはこれから。どこまで詰められるかだ」とも語った。
 みんなは参院選の党公認候補にパラリンピック金メダリストの河合純一氏を内定している。選挙区での出馬か比例かは発表されていないが、維新の鈴木氏は「比例は河合氏、選挙区は土田博和氏で協力できればと思う」と語った。みんなの党の小池政就衆院議員(比例東海)は30日、静岡新聞社の取材に「本部方針に従い、政策でも共闘できればと思う」と鈴木氏の方針に一定の賛意を示した。
 第三極は先の静岡市議選で維新が2議席、みんなが1議席を初めて獲得。県内には衆院全選挙区とはいかないまでも、2、8区に支部長を置くなど、党勢拡大のための“起点”ができつつある。
 今後は維新の参院選候補土田氏とみんなの河合氏を第三極の関係者がどう支援し、県内各地に訴えを広げられるかが焦点となるだけに、鈴木氏は大会に集まった県内関係者を前に、「一致結束していこう」と呼び掛けた。
 参院静岡選挙区には自民、民主両党の現職が出馬するほか、共産党、政治団体幸福実現党からの立候補が決まっている。また、自民の県議会議長も出馬の意向を示している。

3028名無しさん:2015/09/23(水) 16:37:17
http://www.sankei.com/region/news/130520/rgn1305200017-n1.html
2013.5.20 02:10
【参院選2013 静岡】
「みんなと協力」強調 維新・土田氏が決起集会

 夏の参院選静岡選挙区(改選数2)に日本維新の会から立候補の意向を表明している医師で元民主党参院議員の土田博和氏(63)が19日、静岡市葵区のホテルアソシアで決起集会を開いた。集会には同党の中山恭子元拉致問題担当相や東国原英夫衆院議員が参加し、支持を訴えた。

 維新とみんなの党は参院選で選挙協力を行う予定だったが、維新の橋下徹共同代表の「慰安婦」発言で関係が悪化。この日の集会でも、みんなの小池政就衆院議員や参院選比例代表でみんなから出馬予定の河合純一氏は欠席した。

 中山氏は「維新の参院議員は3人だけ。もっと増えれば政府の政策にも声が反映できる」、東国原氏は「維新は(橋下氏の発言などで)世間を騒がせているが、逆境ほど真価が問われる」と応援。土田氏は2人の激励に対し、規制改革や医療・福祉などの持論を説明した後、「維新が負けたら地方主権の芽がつぶれてしまう」と訴えた。集会後、土田氏は「お互いに障害者福祉に力を入れている比例の河合氏とタッグを組む」と述べ、みんなの党と協力していく考えを強調した。

3029チバQ:2015/09/27(日) 21:31:15
http://www.47news.jp/CN/201509/CN2015092701001217.html
13年参院選、250万円提供 運動手伝った日歯連職員に
2015/09/27 18:47 【共同通信】
 政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)をめぐる政治資金規正法違反事件に絡み、2013年7月の参院選前後に自民党の石井みどり参院議員陣営の出納責任者だった元日歯連副理事長が、選挙運動を手伝った日歯連職員1人に少なくとも250万円を渡していたことが27日、関係者への取材で分かった。
 公選法は、選挙運動員への報酬の支払いを原則として禁じている。東京地検特捜部もこうした支出を確認しており、公選法違反(買収)の疑いもあるとして捜査しているとみられる。
 副理事長側はこれまでの取材に、選挙運動への報酬ではないとの認識を示し「買収には当たらない」としている。


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