したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第23回参議院議員選挙(2013年)

2947チバQ:2013/08/06(火) 00:39:30
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/13/News/shimane/Ss201307250001.html
≪検証・自民王国再び≫(下)対抗勢力 '13/7/25

--------------------------------------------------------------------------------


 「小さな風も、みんなで吹かせれば大きな風になる」。JR松江駅前(松江市)で4日、参院選島根選挙区(改選数1)の第一声を上げたみどりの風現職の亀井亜紀子さん(48)は、手作りの風車を握りしめた。無党派層が起こす「風」で組織力不足を補う戦略を象徴する演出だった。

 年金問題で自民党批判が吹き荒れた6年前の参院選。公示1カ月前に立候補を表明した亀井さんを圧勝に導いた「風」は今回吹かず、亀井さんの得票は10万票以上減った。

 6月15日に松江市であった事務所開き。民主党県連の和田章一郎代表は「もう少し信頼を醸成するような行動をとってほしい」と苦言を呈した。

 亀井さんは消費税増税に反対し、民主党と連立政権を組んでいた国民新党を2012年4月に離党。初当選の立役者だった民主党県連や連合島根に相談はなく、亀裂は決定的になった。民主党は前回の推薦から県連支持に格下げを決めた。

 父で元衆院議員の久興さん(73)が築いた支持基盤も空洞化が目立った。久興さんが郵政民営化に反対し、05年に自民党を離党した後は、選挙戦を郵政関係者と労組に依存。高齢化した亀井さんの支持層は今回、自民党の切り崩しを許した。

 「帰って来たかと思うと、あいさつもなくどこかに行ってしまう」。津和野藩主を務めた亀井さんの先祖の本拠地、津和野町で父子を支えた会社役員は、地元活動の不足を指摘する。

 「久々に親亀、子亀がそろいました」。選挙戦の中盤、浜田市での個人演説会で、亀井さんは壇上の父を紹介した。しかし、約200人の来場者の大半は労組関係者。拍手も湧かず、冷え込んだ関係を浮き彫りにした。

 約3万2千人の組合員を擁し、非自民共闘の中核を担うはずだった連合島根は1990年の発足以来、初の自主投票を決めた。幹部は「脱原発など一部労組と相容れない政策を相談もなく掲げた。説明不足で心は離れてしまった」と突き放す。

 21日、開票速報を見守る亀井さんの事務所で民主党県連幹部は「(自主投票を主張した労組とは)一緒にやる必要はない。分裂してもいい」と顔をしかめた。非自民共闘が不発に終わった理由を報道陣に問われた亀井さんは「結果の分析は皆さんのお仕事」と言い捨てた。

 共産党新人の向瀬慎一さん(42)は環太平洋連携協定(TPP)反対と脱原発を強調。3年前の参院選の同党候補より約7700票多い約2万6千票を得た。

 「農産物の輸入自由化反対も反原発も、昔から共産党の看板政策。亀井さんの主張が共産党に近寄り、老舗政党の存在感が高まった」と向瀬さん。自民党圧勝で「一強多弱」が顕著になる中、「自共対決」を掲げて躍進した同党の勢いを代弁した。(石川昌義、川上裕)

【写真説明】風車を手に有権者に駆け寄る亀井さん。期待した「風」は吹かなかった(4日、松江市の県庁前)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板