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第23回参議院議員選挙(2013年)

2960チバQ:2013/08/06(火) 22:15:56
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sanin2013news.0.2516185.article.html
ねじれ解消の先に(下)信頼できる野党不在
 「厳しい現実を突き付けられたが、私は悲観していない。やるべきことは分かっている。前に進もう」。21日夜、早々に落選が確定し、人もまばらになった民主・青木一功氏の事務所。大串博志衆院議員は残ったスタッフを集め、重い空気を振り払うように声を強めた。

 昨年の衆院選で惨敗し、支持率低迷のまま選挙に突入。結果は、覚悟していた以上に厳しかった。全国で結党以来最低の獲得議席となり、県内得票数も過去最低、自民候補に3倍近い差をつけられた。

 大串氏は「非自民の受け皿になれなかった」と敗因を分析する。経済や安全保障で「強い国」を志向する安倍政権に対し、抵抗感を抱く人は少なくない。そうした人たちが今回、民主に投票しなかった。52%という投票率の低さは「信頼できる野党」の不在が一因とみられる。

 全国で躍進した共産党は県内でも前回の得票を上回った。選挙戦では民主、共産ともにアベノミクス批判を展開、「自民の暴走を止める」と監視役をアピールした。だが、自民が推進し、県内で関心が高い原発再稼働と環太平洋連携協定(TPP)について、民主は共産のように反対姿勢を鮮明にできなかった。

 政権与党を経験したが故に、はっきりした対立軸を示せないジレンマ。それでも大串氏は「実現可能な政策で与党と差別化していく」とし、国会論争で存在感を示すことに活路を見いだす。そのためには、党首らの発信力が重要と強調。「菅さん、鳩山さんの時代は終わった。私たち若手で党を再建させる」と、開票翌日には急いで上京した。

 「まずは中央で盛り返してもらわないといけないが、こちらも危機感を持たないと」。県連の原康彦幹事長は党再生の課題に地方議員や党員・サポーターの増員を挙げた。ただ、それは結党以来の取り組みであり、今回の惨敗でますます難しくなった。

 民主は、衆院選の区割り変更で新1区に原口一博氏、2区に大串氏が出馬する予定。特に旧3区は足場となる後援会がほとんどなく、生き残りのためには、これから数年が正念場となる。

 一方、県内野党が苦戦する中、票を伸ばした共産。全国での躍進もあり、県委員会の雰囲気は明るい。平林正勝委員長は「一貫した政策に一定の評価を受けた」と原発やTPPなどで他の候補者が沈黙する中、「自共対決」を打ち出した成果を強調する。

 ただ、現実は自民の対抗軸と呼ぶには程遠い。比例での差は約13万票。平林委員長は、投票率10ポイント減で大量に生まれた棄権票に注目する。多くの「反自民票」は、共産ではなく棄権を選んだ。「『共産は特殊』という印象はまだ根強い」

 今後、原発再稼働やTPP、改憲など政治課題が動き始める。政策が真っ向から対立する巨大与党にどう対峙していくのか。平林委員長は言う。「さまざまな団体と接触し、政策の一致点を探りたい」。疎遠だった業界団体との共闘も視野に、イメージ払しょくを模索する。

 比例で目標2万票の6割にとどまった社民を含め、野党3党は今後、どう存在感を示していくのか。「自民1強」の中、道のりは極めて厳しい。

2013年07月24日更新


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