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第23回参議院議員選挙(2013年)

2936チバQ:2013/08/06(火) 00:20:48
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/sanin2013/mie/CK2013072302000230.html
<地殻変動参院選から>(上) 民主、組織頼みの選挙限界 2013年7月23日 支持者に頭を下げる高橋千秋さん(左)。右は岡田克也元副総理=津市の事務所で


 自民への追い風は、王国をも、いとも簡単にのみ込んだ。二十一日投開票された参院選三重選挙区で自民新人の吉川有美さん(39)が、民主現職の高橋千秋さん(56)を退け、十五年ぶりに自民議席を奪い返した。補選を含めて過去五連勝を誇りながらも今回、凋落(ちょうらく)ぶりが際立った民主。昨年末の衆院選に続く勝利で復権を印象付けた自民。全国屈指の民主王国の「地殻変動」を振り返り、今後を展望する。

 投票を翌日に控えた二十日夜。近鉄四日市駅前で、最後の街頭演説を終えた民主の岡田克也元副総理は充実した表情を浮かべ、記者団に手応えを話した。「相手と並ぶところまで来たと思う。北勢ではむしろ勝っているのではないか」

 その感触は、自身の精力的な活動に裏打ちされていた。衆院選での敗北以降、高橋さんの全面支援に入り、連日朝の駅立ちに五百社の企業回り。異例の応援に、陣営内では「候補者がもう一人いるかのよう」と評された。

 だが開票結果は、予想を裏切る内容。県中南部だけでなく、お膝元の四日市市や桑名市をはじめ、北勢地方のほとんどで競り負けた。テレビが自民の当確を報じる中、津市の事務所にいた岡田元副総理は終始険しい顔。「昨年の衆院選は民主を罰する選挙、今回はアベノミクスへの期待感。空気と戦っていたようだった」と敗戦を振り返った。

 民主王国を支えてきたのは、組合員数十三万人を抱える連合三重と、県議会の最大会派「新政みえ」との選挙共闘。「三重県方式」とも呼ばれ、今回も各地で組織力を生かした選挙戦を展開した。新政みえの三谷哲央代表は、昨年の衆院選で国会議員が二人に減ったマイナス面を挙げながらも「三重県方式は機能し、今まで以上に活動した」と自負する。

 選挙戦を通じて目標に掲げた集会数や電話作戦の件数など、いずれも過去の選挙と遜色はなかった。ただ、今回の選挙期間中、地元で個人演説会の呼び込みを任された新政みえ所属の県議は「来るのは、地元以外の常連ばかり。これでは広がりがない」とこぼした。

 開票翌日、県庁で会見した芝博一選対本部長代行は、敗因を「政権を失ってから時間がたっておらず、失望感を払拭(ふっしょく)できなかった」と分析した上で、民主王国の立て直しへこう話した。「風やムードは一過性のもの。日ごろの活動で連携を続け、三重県方式をより強固なものへ進化させたい」

 自らの強みを見詰め、磨き直すことに活路を見いだそうとしている。


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