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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

7047名無しさん:2012/12/01(土) 18:30:30
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121201-1054249.html
東国原氏、和歌山で街頭演説し本格始動

 日本維新の会の比例近畿ブロック単独候補として衆院選に出馬する予定の東国原英夫前宮崎県知事が1日、和歌山県田辺市で街頭演説した。

 11月30日の公認発表後初めての遊説で、日本維新の新たな「看板」として本格始動した形だ。

 和歌山3区の小選挙区候補とともにマイクを握り「地方に財源、権限を移譲し、自主自立の自治体運営を可能にしたい」と強調した。演説場所のショッピングセンターでは買い物客らが足を止め、携帯電話のカメラで撮影する姿がみられた。

 日本維新は和歌山の小選挙区全3区に候補者を擁立しており、東国原氏は1区の和歌山市や2区の海南市も訪問。田辺市の演説では宮崎県知事として口蹄(こうてい)疫の発生に対応した経験を振り返り「この国には災害に対処する法整備ができていない」と訴えた。(共同)

 [2012年12月1日18時4分]

7048名無しさん:2012/12/01(土) 18:35:37
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20121201ddlk26010516000c.html
京都・冬の陣:’12衆院選/4止 維新、みんな、未来 公認の調整、間際まで /京都
毎日新聞 2012年12月01日 地方版

 ◇合流破談や新党結成、解党…
 「公開討論会には参加しないのが原則。その時間があれば地元の皆さんに直接話しかけて」。11月27日夜、京都市下京区のホテル。日本維新が小選挙区に擁立した4人と維新10+件塾生ら支援者約30人が初めて顔を合わせた会合で、維新から派遣された大阪市議、片山一歩はこう指示した。公示まで1週間。異例ずくめの展開で選挙戦に臨む緊張感が漂う。支援者の一人は「従来とは異質な選挙だが、橋下(徹)さんの言葉についていくしかない」と腹をくくった。

 ベテラン府議、田坂幾太(60)の携帯が鳴ったのは22日夜。旧知の維新副代表の今井豊からだった。「あなたに出てほしい」。前日、1区で新人男性の擁立を発表したばかり。ところがこの日、男性が辞退したのだ。京都維新代表だった田坂は「厳しいが、これもチャンスだ」と承諾した。27日、20年ぶりに朝の街頭演説に立った。

 4人のうち2人は選挙に出るのは初めて。片山ら大阪市議2人が陣営の動きを把握し、指示を出す。長年、自民の選挙にかかわった男性は「集会に動員しようにも呼びかける組織もない。目の前の誰にでも1票の可能性があると信じて呼びかけるしかない」と打ち明ける。頼みの綱の「風」は吹くのか。田坂は「大阪と違い(維新による)変化を目の当たりにしていない京都では勢いが実感しにくい」と認めつつ、「既成政党に対する閉塞(へいそく)感は同じ。受け入れられる素地はある」と話す。

 みんなは1区で前職の平智之(53)、4区で新人の石田哲雄(62)の2人を立てる。維新との合流話が破談し、両区とも両党が対決することに。大飯原発の再稼働に反発して民主を離党した平は「反原発を訴える政党が増えることは有権者にとっていいこと」と冷静に受け止める。

 一方、維新10+件、みんな、未来を含む8人が争う見込みの4区。石田は「みんなと維新10+件は合流すべきだ」が持論で独自に「みんなの維新」のキャッチフレーズを掲げる。未来の前職、豊田潤多郎(63)は前回選で民主の比例単独で当選。消費税増税などに反対し、きづな、生活、未来と移った。

 また、3区でみんな公認で出馬予定だった元職、清水鴻一郎(66)は一転して6区で維新公認に。ところが、清水のめいでみんなの京都市議、清水祐子が早朝の街頭活動を手伝う姿も。「個人的な思いでやってくれている」(鴻一郎)という。

 「第三極同士で争えば、既成政党を利するだけなのに」。ある候補予定者は懸念を消せないでいる。(敬称略)【林哲平、古屋敷尚子、村瀬達男】=おわり

7049名無しさん:2012/12/01(土) 19:07:22

岩手4区に新人=民主【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100655
 民主党岩手県連は1日、衆院岩手4区に新人で党職員の及川敏章氏(56)を公認候補として擁立すると発表した。4区は民主党を除名され、日本未来の党に合流する小沢一郎氏の選挙区。
 一方、県連は小沢氏とともに民主党を離れた畑浩治氏が出馬する2区への候補擁立は断念した。(2012/12/01-18:41)

7050バハムート:2012/12/01(土) 19:09:56
>>6999
軽はずみな注文だが、来年の参院選というのがある。そこに出馬を模索というのはないだろうか?

7051名無しさん:2012/12/01(土) 19:10:20
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20121201-1054271.html
民主、岩手4区に党職員の及川氏を擁立

 民主党岩手県連は1日、衆院選の岩手4区に党職員及川敏章氏(56)を擁立すると発表した。

 岩手4区には日本未来の党に合流する「国民の生活が第一」の小沢一郎代表、自民党新人の藤原崇氏、共産党新人の高橋綱記氏も立候補を予定している。

 また民主党は前職が生活に移って候補者がいない岩手2区での擁立を断念した。記者会見した県連選対本部長の平野達男復興相は「候補者を立てる力がなかった」と述べた。(共同)

 [2012年12月1日19時2分]

7052名無しさん:2012/12/01(土) 19:17:50
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/shuin2012/38336.html
維新とみんな、福井で相互推薦 衆院選の3選挙区で

(2012年12月1日午後7時10分)
. 日本維新の会とみんなの党は、衆院選で立候補予定者が重複しない選挙区での相互推薦を決定、福井県内選挙区から出馬予定の3氏が1日発表した。

 維新は、みんな公認で福井2区から出馬予定の武田将一朗氏、みんなは維新公認の1区鈴木宏治、3区塚本崇両氏を推薦した。決定は11月30日付。

 相互推薦を受けて3氏は県庁で共同記者会見をした。鈴木氏は、維新とみんなは行財政改革を通じて「小さな政府」を目指す理念が一致しているとした上で「第三極が結集して福井で旋風を巻き起こしたい」と強調。武田氏は「政策の細かい差はあるが、二大政党という共通の敵に対抗するため連携していきたい」、塚本氏は「既存政治から脱却するため、第三極が団結し、しがらみに縛られた福井を変えていきたい」と語った。

7053チバQ:2012/12/01(土) 19:39:02
>>7001
吉野、怒っていいんじゃねーか!?

吉野正芳氏(64)=比例東北前職=は、重複立候補者より下位の順位での単独立候補となる予定

http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/12/News/chugoku/Sc201212010001.html
'12/12/1
重複18人、1位で並列 比例中国の自民 自民党は30日、衆院選の中国地方20小選挙区に擁立する20人のうち、安倍晋三総裁(58)=山口4区前職=と石破茂幹事長(55)=鳥取1区前職=を除く18人を、比例代表中国ブロック(定数11)に名簿順位1位で重複立候補させる方針を示した。

 広島市中区であった広島県連の拡大選対会議で、選対本部長代理に就いた宇田伸幹事長が報告した。本部長に就任した溝手顕正参院幹事長(参院広島)によると、地盤の福島県から比例中国への転出が決まった吉野正芳氏(64)=比例東北前職=は、重複立候補者より下位の順位での単独立候補となる予定だ。

 自民党は、さらに6人前後を比例中国に単独立候補させる方針で、各県連が人選を進めている。(野崎建一郎)

7054チバQ:2012/12/01(土) 19:42:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121201ddp041010031000c.html
12年末・この国を選ぶ:民主にすさぶ逆風 反応薄く肩落とす1年生議員 理念共感、あえて出馬の新人も
毎日新聞 2012年12月01日 西部朝刊

 政権交代の風が吹いた09年の前回衆院選で生まれた143人の民主新人議員。あれから3年、2回目となる衆院選を前に、1年生議員たちは一転、逆風を肌で感じながら苦戦を強いられている。一方、こうした状況であっても、民主が掲げる理念に共感し、あえて民主から国政に初めて挑戦しようとする若者もいる。逆境にある民主の候補予定者たちを追った。【門田陽介、伊藤奈々恵、吉川雄策】

 「『マニフェストはウソだらけ』と書かれるが、私はそう思わない。厳しい環境で実現したこともある」。衆院宮崎2区の民主前職、道休(どうきゅう)誠一郎氏(59)は25日、宮崎県川南町の公民館で熱っぽく訴えた。郡司彰農相も応援に駆け付けたが、聴衆は予定の50〜100人に対して約20人だった。

 前回、選挙区で自民の江藤拓氏(52)に敗れたものの、政権交代の風に乗り比例復活で初当選した。だがこの3年間、民主支持率は急落し、さらには地元で起きた口蹄疫(こうていえき)の対応を巡り政権批判も浴びた。県北の延岡市など16市町村を抱える同区はただでさえ保守の強い地盤で、民主の地方組織も思うように拡大できていない。

 市部の住宅街などを1人で歩き、1日100カ所を目標に街頭演説を重ねる。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)反対も訴えるが、「山間部ではいい反応がもらえない」と肩を落とす。3年前の「風」はなく、佐賀県の約1・8倍もある広い選挙区で、党名に頼らず自分の名前を浸透させられるのか。「前回衆院選も含めて、まだ一度も道休氏を見たことがない」。川南町の自営業の60代男性はそう話す。

 27日朝、福岡県岡垣町のJR海老津駅前。福岡8区から出馬予定の民主前職、山本剛正氏(40)が政策チラシを差し出すと、男性の一人にはねのけられた。「逆風の影響を肌で感じる」と山本氏。

 前回、自民の麻生太郎元首相(72)を相手に約7万票の大差で敗れ、民主旋風で復活できた。「東京からの落下傘」と批判も受けたが、地元の小さなイベントにこまめに顔を出すなど知名度アップに努めてきた。今回は党が逆風だが、陣営は「山本の名前が浸透し、前回より戦いやすい」と言い、皮肉にも党との状況が逆転した様子。山本氏は「相手が大きいのでチャレンジャーとしてぶつかっていく」と決意を新たにする。

 「このタイミングで民主から出るのはやめた方がいい」。民主新人で山口1区から初めて国政に挑む冨村郷司氏(29)は、周囲からそう言われたという。

 地元の銀行を9月に退職したばかり。政治経験はゼロ。だが融資担当で市民の苦しい生活を目の当たりにし、民主の基本理念に共感を覚えたという。「逆風だからと言って投げ出してはいけない。民主が必要だと若い世代に訴えたい」。奮起の日々が続いている。

7055チバQ:2012/12/01(土) 19:43:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20121201ddh041010004000c.html
12年末・この国を選ぶ:三重1区構図 民自対決様変わり 津VS伊賀、既成党VS第三極
毎日新聞 2012年12月01日 中部夕刊

 衆院選小選挙区で東海3県屈指の激戦区として知られた三重1区(津市の一部、伊賀、名張市)。いずれも伊賀地域が地盤の民主前職、中井洽(ひろし)氏(70)と自民前職の川崎二郎氏(65)が、中選挙区時代から約30年にわたって因縁の対決を続けてきた。ところが中井氏が引退を表明。民主が後継と目した前津市長の松田直久氏(58)は日本維新の会からの出馬を選択した。「津市対伊賀地域」「既成政党対第三極」の構図が生まれ、これまでの選挙戦とは大きく様変わりする。【谷口拓未、田中功一】

 24日朝、津市の大型スーパー前で、維新の会のシンボルカラー・黄緑色のジャンパーに身を包んだ松田氏がマイクを握った。「必要なのは地方から統治システムを変えることだ。国政のリーダーが津から出てもいいのではないか」。21日に維新公認候補として発表された後初めての街頭活動だった。

 小選挙区制導入後、三重1区では中井、川崎両氏が毎回つばぜり合いを演じ、事実上2人の一騎打ちとなっていた。ここ5回の選挙は川崎氏が3勝2敗で、いずれも敗者は比例復活を果たした。

 中井氏の引退を受け、民主は昨春の三重県知事選で推薦した松田氏に立候補を要請したが固辞された。民主の候補者選考は難航し、11月26日にようやく前衆院議員秘書、橋本千晶氏(44)の擁立を発表した。前回は候補者を立てなかった共産は旧津市議の岡野恵美氏(60)を擁立した。

 様相が一変したことに対し、有権者の間では歓迎や戸惑いが交錯する。

 松田氏の街頭演説を聞いていた津市の無職男性(62)は「津から候補者が出るのはうれしいこと。でも誰に投票したらいいのか決めにくい」。一方、伊賀市での川崎氏の集会に出席した無職男性(64)は「これまでずっと伊賀地域から2人も衆院議員が出ていたのに」とライバルである中井氏の引退を残念がった。

7056チバQ:2012/12/01(土) 19:43:55
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20121130ddlk01010260000c.html
12年末この国を選ぶ・北海道:維新VSみんなVS大地 「第三極」が票争奪戦 共産と社民、埋没危惧 /北海道
毎日新聞 2012年11月30日 地方版

 衆院選(12月4日公示、16日投開票)が迫る中、政党の離合集散が激しい。「第三極」は嘉田由紀子・滋賀県知事らが結成した「日本未来の党」と橋下徹・大阪市長らが率いる「日本維新の会」を軸に勢力が二分化する様相。道内でも、維新やみんなの党、新党大地などによる票の奪い合いとなりそうだ。一方、03年衆院選で失った道内議席の奪還を目指す共産党と社民党は新党の話題性を前に埋没を危惧する。【山下智恵、伊藤直孝、小川祐希】

 ■連携も模索

 街頭演説先の札幌・大通公園で25日昼、みんな新人の沢田隆二氏(41)と維新新人の高橋美穂氏(47)が鉢合わせた。あいさつを交わしたが、高橋氏は沢田氏に気遣ったのか演説場所を移した。

 衆院選で、みんなと維新は候補の選挙区調整を図ったが破談。道内では2区(札幌市北、東区)で沢田氏と高橋氏が競合する。維新より1日早く候補擁立を決めたみんなの党道広域支部の水橋初支部長は「後出しジャンケンみたいに候補を立てられた」とこぼす。

 ただ、注目度の高い維新の看板は捨てがたく、みんなの党本部は両党候補が重ならない道1区(同市中央、南、西区)と5区(同市厚別区、石狩管内)などで維新との相互協力を模索する。水橋支部長は「選挙区ごとにちぐはぐな対応だが、できる協議はしたい」と部分連携に可能性を残す。

 一方、維新も道内での基盤は弱い。北海道ブロック担当の大阪市議は比例代表道ブロックで「50万票は取りたい」と議席獲得に意欲を見せるが、党からの人的・資金的支援も乏しく、厳しい選挙戦を強いられそうだ。

 「同じ場所に長くいるより15分間隔で回るといい。店があればあいさつし、握手して」。29日、札幌市内の事務所で、大阪市議が立候補予定者の一人に街頭宣伝のコツを伝授した。事務所は23日に構えたばかり。後援会もできたが、会員は友人や親戚も含め二十数人。

 党組織の拠点を道内に作る時間的余裕もない。別の大阪市議は「党が割ける人員も限られる。各候補らの自立した活動に頼らざるを得ない」と話す。

 ■一線画す

 「反TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、反原発を訴えていく。北海道の声を代弁するのは新党大地だ」。札幌市内で27日あった大地の道本部事務所開きで、鈴木宗男代表は声を張り上げた。

 鈴木氏は政策が近い未来との合流を否定。道8区(渡島、檜山管内)では、小沢一郎代表の「国民の生活が第一」(未来に合流)が擁立した北出美翔氏(26)を支援するが、鈴木氏は「北海道は大地の名を生かす方がプラスになる」と第三極とは一線を画す。党名も「真民主」を外し、以前の「新党大地」に戻した。

 大地は05、09年の衆院選は道内比例で約43万票を集め1議席を確保。鈴木氏は「大地は北海道の第3党」と豪語するが、今回は第三極が躍進すれば、得票が伸び悩む可能性もある。大地は五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保氏(38)らを道内7選挙区で擁立。比例票の積み増しを狙うものの、他党からは「大地は所詮、宗男さんの個人商店」との声も漏れる。

 ■独自色前面に

 共産党は比例38万票を目標に道内全12選挙区に候補を立てる。「TPPに断固反対し、一貫して農業を守ると言っているのは共産党」。政策ビラには、共産党経済懇談会(6月)で共産にエールを送った奥野岩雄・JA北海道厚生連会長の発言を引用。党道委員会の青山慶二書記長は「反TPP、反原発をテコに従来の保守層とも友好関係は広がっている」と自信を見せる。

 だが道内議席を失った03年以降、共産の衆院選比例得票は25万票前後、10年参院選は18万票台と低迷。比例に出馬する党道委政策委員長の畠山和也氏(41)は「綱領という基本ビジョンを持つ政党らしい政党は共産党だけ」と独自色を出そうと躍起だが、第三極に埋没しかねない。

 社民党を取り巻く状況はさらに厳しい。10年参院選の道内比例得票は7万票余りにまで減少。党道連の道林実代表は「ウルトラCで票が来ることなんてない。地道に政策を訴えるしかない」と話す。

 比例に道連幹事長の浅野隆雄氏(56)を擁立し、各地の労組や脱原発集会で支持を呼びかける。「地方労組では民主党への不満が鬱積している」と道林氏。衆院解散後、かつてたもとを分かった新社会党道本部と初の選挙協力の協定を結ぶなど「護憲勢力の結集」を目指す。

7057名無しさん:2012/12/01(土) 19:45:01

自民3人を追加推薦=新党改革【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100673
 新党改革は1日、衆院選で自民党候補3人を新たに推薦すると発表した。推薦候補は次の通り。(敬称略)
 【岩手】2区 鈴木俊一【富山】3区 橘慶一郎【石川】2区 佐々木紀(2012/12/01-19:34)

7058名無しさん:2012/12/01(土) 19:45:08
>>7053
吉野はそもそも玄葉の選挙区から逃げ出したから仕方ない。

7059チバQ:2012/12/01(土) 19:45:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012112900547
消費増税、再び争点=国民、賛否どう判断【12衆院選】
 来月16日投開票の衆院選で、消費増税が主要な争点の一つとなっている。激しい国会論戦の末にようやく決まった消費増税の実施を2014年に控え、再び論争が繰り広げられる。
 消費増税法は民主、自民、公明の3党合意を経て今年8月に成立した。14年4月に税率を5%から8%に引き上げ、15年10月には10%にする予定だ。増収分は医療や子育てなどの社会保障に充てられる。
 野田佳彦首相は前回衆院選で民主党が消費増税をマニフェスト(政権公約)に掲げなかったことを踏まえ、「国民に信を問う」として衆院解散に踏み切った。民自公は増税を着実に実施するため、低所得者対策や社会保障制度改革などを前面に押し出し、国民の理解を得たい考えだ。また、そろって大型補正予算を編成し、増税前に景気を下支えする方針も示す。
 しかし、民自公以外の政党には増税反対論が広がっている。日本未来の党は反増税を旗印に勢力の結集を図り、国民の生活が第一などがこれに合流。日本共産党も反対を訴え、増税を阻止する構えだ。
 日本維新の会は異色の提案をする。税率を11%にした上で、国と地方の財源に充てられている消費税をすべて地方財源とする方針だ。地方分権の目玉に位置付けるが、増え続ける社会保障の代替財源をどうするのかなど、具体案は見えていない。
 国民に負担を強いる消費増税は過去の選挙でも何度となく争点に上り、勝敗を左右してきた。世界最悪の財政赤字を抱え、社会保障制度の将来像を見通せない中で迎える今回の衆院選、国民は消費増税をどう判断するのか。(2012/11/29-14:56

7060名無しさん:2012/12/01(土) 19:47:13
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/12/01/kiji/K20121201004681970.html
山本太郎 VS野田?橋下?「どの選挙区に行こうが勝つ気は満々です」

ツイッターで出馬宣言した山本太郎
Photo By スポニチ

 脱原発活動を続けてきた俳優の山本太郎(38)が1日、都内で衆院選への出馬を表明し、注目の選挙区について「まだ決めていない」としながらも「国が終わるか、終わらないかの戦い。注目されないといけない。そのためには一番強い相手とぶつかりたい」と語った。

 脱原発の立場から「国民を被ばくさせようとした民主党の枝野(幸男)さん、細野(豪志)さん、野田(佳彦)さんにけじめとつけにいってやろうという気持ちはありました」と話した。

 さらに「(維新の会の)橋下徹さんが出るのであれば、ぜひともガチンコでケンカさせていただきたい」とも語り「どの選挙区に行こうが勝つ気は満々です」を自信を見せた。
.
[ 2012年12月1日 19:04 ]

7061名無しさん:2012/12/01(土) 19:58:28

自民、5区コスタリカ解消=岡山【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100617
 1区は9選を目指す自民逢沢に前回比例復活の民主高井が再挑戦し、みんなも県内初の国政選挙の候補となる新人赤木を擁立する。2区は民主前職の津村と自民新人山下が対決。3区は維新に合流したベテラン平沼が、前回比例復活の自民阿部、民主新人西村らの挑戦を受ける。
 4区は民主現職の柚木と自民元職橋本が3度目の対決。過去2回はいずれも柚木が制している。故加藤六月元農林水産相の秘書だった維新赤沢の参戦が影響しそうだ。自民が5区で採用してきたコスタリカ方式は、村田吉隆元防災担当相の引退で解消。加藤の選挙区出馬が急きょ決まり、前回比例復活した民主花咲と再び争う。(2012/12/01-17:55)

7062名無しさん:2012/12/01(土) 20:00:15

中川、民主議席の奪還狙う=広島【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100618
 1区の自民岸田は、厳しい逆風にさらされた前回も選挙区での議席を死守した。今回は、民主から未来に移る前職菅川、民主新人野中の挑戦を受ける。2区は民主前職の松本と自民元職の平口の対決に、維新が新人を立てて参戦。5区も自民元職の寺田が、民主前職で首相補佐官の三谷に雪辱を期す。3区は、比例から回る自民前職の河井が、民主前職の橋本、維新新人の中丸らと争う。
 4区は再選を目指す民主空本に対し、自民が引退した中川秀直元幹事長の後継として、次男俊直を擁立。世襲批判をかわし、選挙区議席の奪還を狙う。民主が候補擁立を見送った6区は、未来から出馬するベテラン亀井に、自民小島が再び挑む。7区は民主前職の和田と自民新人の小林に加え、維新新人の坂元も出馬。共産は全選挙区に新人を立てた。(2012/12/01-17:55)

7063チバQ:2012/12/01(土) 20:00:51
>>7057
なんでこの3人(この選挙区)なんですかね?

7064名無しさん:2012/12/01(土) 20:02:01

自民の巻き返し成るか=沖縄【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100633
 前回、4選挙区全てで敗れた自民がどこまで巻き返せるかが焦点。民主は3、4区で、消費増税法採決で造反して離党した前職への対抗馬を擁立。維新は全選挙区に候補を立てた。1区は5選を目指す国民新の下地に、自民国場と維新安田、前回は比例単独だった共産赤嶺が挑戦する。2区は社民前職の照屋と自民宮崎、維新金城の争い。3区は未来の玉城、民主崎浜、自民比嘉、維新大城、共産宮里らが競合。4区は無所属の瑞慶覧に、民主大城、自民元職の西銘、維新魚森、共産真栄里が挑む。(2012/12/01-17:57)

7065名無しさん:2012/12/01(土) 20:03:18
>>7057
新党改革は総選挙後与党入りか?

7066チバQ:2012/12/01(土) 20:07:02
>>7065
改革クラブ程度に扱ってもらえるかどうか・・・

7067名無しさん:2012/12/01(土) 20:11:29
>>7066

新党改革は選挙終わったら自民党に合流とみた

7068名無しさん:2012/12/01(土) 20:19:42

民主原口に懸念材料も=佐賀【衆院選情勢】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100625
 1区は民主前職の原口に、自民新人の岩田が挑む。党代表選への出馬やテレビ出演などで知名度の高い原口だが、民主への逆風に加え、社民が自主投票としていることがどう響くか。2区は民主大串と自民今村の前職対決に。3区は民主、社民がともに擁立を断念。強固な地盤を誇る自民保利に対し、共産新人の山口は脱原発などを訴えて支持拡大を図る。共産は1、2区にも新人を立てた。(2012/12/01-19:32)

7069沖縄無党派:2012/12/01(土) 21:52:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100655
手4、大阪17区に新人=民主【12衆院選】
 民主党は1日、衆院岩手4区に党職員の及川敏章氏(56)、大阪17区に元堺市議の西哲史氏(35)を公認候補として擁立すると発表した。いずれも新人。岩手4区は民主党を除名され、日本未来の党に合流する小沢一郎氏の選挙区。(2012/12/01-20:42)

さすがに大坂17区は公示直前にあんなことされたら意地でも立てるよなー。

7070旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/12/01(土) 23:21:54
地方は多いですね。小選挙区で相当勝つと見込んでいるのかな。
逆に近畿は,小選挙区で敗れる候補が多く出ると見込んでいるのか。

比例42人を追加公認=自民【12衆院選】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012120100739

 自民党は1日、衆院選の比例代表単独候補42人を発表した。いずれも新人。これにより同党の比例候補は48人となった。候補者は次の通り。(敬称略)
 【北海道】清水誠一▽勝沼栄明▽大越農子
 【東北】吉田修▽村上文人
 【北関東】新谷正義▽佐藤明男▽百武公親▽下田彰一
 【南関東】文月涼▽石川英男▽出畑実
 【東京】赤枝恒雄▽田畑毅▽川松真一朗▽小野敬三▽石田計夫
 【北陸信越】永山文雄▽助田重義▽渡辺智康▽轟好人▽小林孝治
 【東海】川田隆▽佐橋靖隆▽山際功修▽杉山真
 【近畿】西村日出男
 【中国】池田道孝▽木村光寿▽井木敏晴▽日野原修治▽秋田博紀▽佐伯充範
 【四国】永井一郎▽高橋央▽松崎敏則▽篠崎令子
 【九州】末吉光徳▽湯川一行▽西村忠則▽泉幸親▽川嶋潔典(2012/12/01-23:01)

7071旧ホントは社民支持@鹿児島市:2012/12/01(土) 23:34:42
鹿児島市に住んでるので,こういう話題でも

衆院1区 未来の党から渡辺氏出馬へ
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=00233957_20121201
今月4日に公示される衆議院議員選挙の鹿児島1区に鹿児島市長選に出馬して落選した渡辺信一郎さんが日本未来の党から出馬することがわかりました。鹿児島1区に日本未来の党から立候補するのは元会社顧問の渡辺信一郎さん(55)です。渡辺さんによりますと先月の鹿児島市長選挙で落選した後、日本未来の党からの要請を受けて出馬を決めたということで、2日党側から公認候補として正式に発表されるということです。出馬の理由について渡辺さんは、衰退した鹿児島の経済を元気にするためとしており、原発ストップと消費税増税ストップを柱に訴えていきたいと話しています。衆議院鹿児島1区にはこれまで民主党前職の川内博史さん、自民党元職の保岡興治さん、共産党新人の山口広延さん、日本維新の会新人の山之内毅さんが立候補を表明しており、鹿児島1区は5人による選挙戦となります。

7072アーバン:2012/12/01(土) 23:58:28
>>7070
東京の川松真一朗って墨田区長選に出た方かな?

7073神奈川一区民:2012/12/02(日) 00:14:24
>>7071
川内氏、小澤氏にやられちゃったね。

>>7072
その通り。元テレビ朝日アナウンサー。

7074チバQ:2012/12/02(日) 00:48:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121202/stt12120200110000-n1.htm
【衆院選】
「原発」めぐり未来と維新が混乱 嘉田氏、一時再稼働容認発言
2012.12.2 00:09 [衆院選]
 次期衆院選の公約で、各党が将来のエネルギー政策を競い合う中、第三極に位置づけられる日本未来の党と日本維新の会が「脱原発」の解釈や方向性をめぐって混乱している。

 「原子力規制委員会が安全性を担保し、政府が必要と判断した場合には再稼働になる」

 未来代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日の読売テレビで、既存の原発の再稼働について安全性が担保されれば容認する考えを明らかにした。未来は「10年後の卒原発」を看板政策に掲げていただけに、原発再稼働を容認する発言は致命傷だ。

 「原発再稼働容認に言及」と大きく報じるニュースを見て慌てたのは当の本人。上京後、記者団を集め、「おわびする。手続きの説明をしたが誤解を与えた」と陳謝。さらに「安全基準はできていないし、放射性廃棄物処理の問題もある。(再稼働の)条件は整っていない。今の段階で再稼働はあり得ない」と述べ「原発容認」を打ち消すのに必死だった。

 一方、維新幹事長の松井一郎大阪府知事は1日、石原慎太郎代表が衆院選公約でないとする「既存原発のフェードアウト(徐々に削減)」は公約であり修正する考えはないと表明した。

 原発政策について維新は公約の「政策実例」で「既設の原発は2030年代までにフェードアウトする」と記述。ただ、衆院解散後に合流した石原氏ら旧太陽の党側は政策実例を「アイデアプール」とみなし、公約ではないとの認識だ。

 石原氏は11月30日の記者会見で「シミュレーションせずに今から30年代になくすと言うのは非常に暴論に近い」と訴え、公約の見直しは「橋下徹代表代行も合意している」と断言した。

 これに対し大阪側は、維新八策を反映させた政策実例も公約という認識であり、維新が「脱原発」から後退したとの批判を受けたくない思いがある。

 松井氏は1日、読売テレビで「今の原発は30年代にフェードアウトできる。ゼロになっていく」と訴えたが、その後、大阪市内で記者団に「ルールを決めればフェードアウトしていくことで代表と代表代行がぴったり一致している」と対立はないことを強調した。

 突然の衆院解散を受け、離合集散を繰り返した「第三極」。政党の体裁を整えることに精いっぱいで、重要政策に詰めの甘さが露呈している。(山本雄史)

7075チバQ:2012/12/02(日) 00:50:40
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50077&catid=489&blogid=16

2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(1)不信感

(2012年11月24日付)

■「国民不在」怒り極限

 近年の各種世論調査で既成政党や第三極を抑えて最大勢力となっている無党派層。前回2009年衆院選で政権交代の原動力になったといわれ、今回衆院選でも各党が動向を注視している。無党派層は政治をどのように見詰め、何を求めているのか。宮崎日日新聞社は16〜23日、「支持政党なし」の県民100人(男性50人、女性50人)にアンケート調査を実施した。その結果を基に無党派層に迫る。


   ×     ×

 「つまらない。政治家が自分たちの職を守るためにやっていて、国民不在と感じる」(美郷町、62歳農林業男性)。「あてにしていない。『先生』と呼ばれてちやほやされているのがいけない」(門川町、35歳会社員女性)。今の政治をどう思うか−との問いに対し、無党派層から次々に辛辣(しんらつ)な声が返ってきた。

 肯定的な意見は「第三極が出てきておもしろい」(高鍋町、24歳自営業男性)など2人だけ。調査では、実に98%もの無党派層が今の政治に満足していないことが分かった。


   ◇     ◇

 それぞれの回答を聞くと、政治への「怒り」や「不信」が随所にみられる。

 民主党が政権交代を果たした前回衆院選。宮崎市の主婦(27)は、旧態依然とした旧政権の体質に嫌気がさして民主党に票を投じた。しかし、派手に打ち上げたマニフェストの実現力が伴わず、離党者が後を絶たない新政権の迷走ぶりに期待は失望、政治不信へと変わっていった。

 「ニュースも見たくないくらいイライラすることもある。文句ばかりの自民党にもげんなり。報道のせいかもしれないが茶番」とあきれ果てている。

 ほかにも「国民より自分のために動く政治家が多い」「政党分裂ばかりで行き先不透明」と厳しい意見が並ぶ。


   ◇     ◇

 政権交代後の3年半で3人の首相が出たように、首相や大臣の交代が相次いだことへの批判も多い。

 高原町の農業男性(76)も「ころころ代わるせいか、政策が場当たり的で筋が通っていない」。このほかには「リーダーシップのある人がいない。誰が首相になっても同じ」「足の引っ張り合いばかりで醜い」との内容が目立った。

 宮崎市の主婦(55)の目には「政治家はもはや機能していない」と映り、「外交も震災復興も普天間飛行場移転も拉致問題も、中途半端で何も解決しない。自分の生活が第一な政治家ばかり。議員と歳費を減らすべきだ」と憤る。

 政治への怒り、不信感は極限に達しつつある。

7076チバQ:2012/12/02(日) 00:51:09
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50078&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(2)過去の選挙

(2012年11月25日付)

■変化求め支持変える

 2007年1月の出直し知事選を制したのはタレントの東国原英夫氏だった。官製談合事件に伴う前知事の辞職、保守分裂した対立候補−。しがらみのなさを売りにした候補に風が吹き、宮崎日日新聞社の出口調査によると無党派層の56.1%が支持。公選知事としては県政史上初の民間出身知事を生んだ。宮崎市の主婦(37)は「選挙で投票に行ったのは数回だが、東国原さんにだけは票を入れたのを覚えている」と振り返る。

 半年後の参院選でも、政治経験のない無所属新人の外山斎氏が自民現職に勝利。出口調査では、無党派層の47.4%が外山氏に票を投じたとしている。年金問題などから増幅した当時の自民党政権への不満の受け皿となった。

 無党派層は過去、本県でも大きな風を吹かせてきた。最近の選挙では、各政党の基礎票を積み上げるだけでは計算できない結果が生まれている。


   ◇     ◇

 宮崎日日新聞社が無党派層100人に行ったアンケート調査では、09年の前回衆院選で投票したと答えたのは75人に上る。さらに82人が、今回の衆院選は投票に行くと答えている。「無党派=無関心」とは決していえない。

 「選挙はわれわれが政治に関わることのできる唯一の機会」(宮崎市高岡町、69歳無職男性)、「選挙に行かないと政治に文句は言えない」(国富町、30代会社員女性)、「自分の1票を無駄にしたくない」(宮崎市、78歳無職女性)。無党派層の多くは自らの力を自覚し、政治を注視する。


   ◇     ◇

 半面、投票した“その後”には無頓着さも。本県関係国会議員の名前を聞く質問に対し、3人以上答えられたのは34人。前回衆院選で投票したという75人のうち、小選挙区、比例区で投票した候補者・政党ともに覚えていたのは半数以下の31人だった。

 これに投票した候補者の名前が不確かな人や、候補者か政党の片方しか覚えていない人を加えると57人。そのうち24人が前回衆院選の比例区で民主党に投票したと明らかにした。宮崎市の会社員男性(34)は「何か変わるかなと思って投票したが、変わらなかった」。同市の団体職員男性(62)は「前回は初めて民主に入れた。でもだめだった」。

 宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「政党ができたり分裂したり合併したりを繰り返す様子をずっと見てきて、政治不信が高まっているのが無党派層だろう。だから変化を求め、状況に応じて毎回支持を変えている」とみる。

 無党派層は風を起こし、風に乗る。しかしその風向きは容易に変わる。

7077チバQ:2012/12/02(日) 00:51:29
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50079&catid=489&blogid=16
【第3部】無党派層に迫る(3)情報源

(2012年11月26日付)

■ネット活用広がらず

 宮崎市の自営業女性(42)はインターネット交流サイト・フェイスブックで300人を超す「友達」とつながる。旧知の友人や仕事相手、サイトで知り合った人など関係はさまざま。衆院選宮崎1区に立候補を予定する3人も含まれる。

 「宮崎にゆかりのある人とつながりたくて『友達』になる。政治家であることはきっかけじゃない」。候補予定者の日常には「人柄が伝わる」と感じるが、「他党批判はうんざり。政策をアピールする投稿も読まない」。政治や選挙の情報はテレビのニュース番組で知るという。

 この女性の例のように、近年多くの政治家が活用するインターネットは、無党派層の政治情報の入手先として十分な支持を得ていない。宮崎日日新聞社が無党派の県民100人に行ったアンケートの「政治に関する情報のうち何を最も参考にするか」(複数回答可)との問いで、フェイスブックや短文投稿サイト・ツイッターを含むインターネットは17人。テレビの62人、新聞の50人に及ばなかった。


   ◇     ◇

 本県選挙区からの立候補予定者10人のうち8人は、ホームページやブログなどインターネット上に自前の発信手段を持つ。利用者が増えているフェイスブック、ツイッターも5人が利用している。

 候補予定者たちの狙いはさまざま。「政治そのものに関心をもってもらうため」「有権者の声の把握が目的」といったもののほか、「テレビや新聞ではなく、自分の言葉で伝えたい」との思いも聞かれる。一方で、公職選挙法が公示後のサイト更新や投稿を認めていないことから、「効果は未知数。選挙戦略とは考えない」と手探りの部分があることも認める。


   ◇     ◇

 では、なぜネットが政治情報の入手先として選ばれないのか。調査では「ネットの情報は個人的見解が多い」(宮崎市・35歳主婦)、「ツイッターやフェイスブックは友人とのやりとり専用」(同・23歳大学生男性)「演説会など候補者と直接会って話を聞く」(都城市・55歳サービス業)などの声が集まった。一方で「テレビや新聞は偏っている気がする。ネット上の一般の人のコメントで価値判断している」(同・27歳主婦)と支持する意見もあった。

 こうした傾向に、宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「そもそもネットを使うのは20、30代が中心で有権者全体からみれば少数派。また、ネットは候補者の意見を直接聞ける一方、第三者により精査された情報ではないという側面もある」と話している。

7078チバQ:2012/12/02(日) 00:51:54
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50080&catid=489&blogid=16
【第3部】無党派層に迫る(4)第三極

(2012年11月26日付)

■実像見えず期待感薄

 今回衆院選で注目される第三極。既成政党への批判の受け皿として名乗りを上げるが、宮崎市の会社員女性(38)の見方は厳しい。「その場しのぎでくっついたり離れたりして、政党そのものがよく分からない」と感じるからだ。宮崎日日新聞社が無党派層100人を対象に実施したアンケート調査では、「第三極への期待はあるか」との問いに対し、52人が「ない」「あまりない」などと回答した。

 第三極について懐疑的な見方をしている要因の一つは、相次ぐ政党分裂や新党結成で第三極の立ち位置や実態が見えにくくなっていることがある。調査からは「政党がいっぱいあってよく分からない」(宮崎市・28歳看護師女性)といった困惑の声や、「政策や考え方が違う人の寄せ集めで長続きしない」(高原町・76歳農業男性)「しょせん選挙前にできるのが第三極」(宮崎市・56歳公務員男性)といった冷ややかな声が多数寄せられた。


   ◇     ◇

 逆に「ある」と明確に答えたのは31人。高鍋町の自営業男性(24)は「今の政治を変えてくれそう」と期待する。以前は自民党を支持したこともあったという男性だが、代わり映えしない政治に興味は薄れつつあった。今では家族と政治について議論するほど政治への関心は高まり、「地域活性化や中小企業の救世主になるような政策を打ち出す政党なら支持したい」と第三極に熱い視線を注いでいる。

 数ある第三極の中でも特に注目度が高いのは日本維新の会。二枚看板となる石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の知名度は抜群だ。小林市の団体職員女性(35)は「政治への関心はあまりないが、橋下さんも石原さんも知っているし、何かしてくれそう」と親近感を抱く。また、「主張がはっきりしていて分かりやすく、物事を決められそう」「橋下さんは若くて頼りがいがあり、一緒に歩んで行けそう」といった声が上がる。


   ◇     ◇

 一方で「期待していいのか分からない」などと判断に迷う意見も17人から寄せられた。同市の無職男性(73)は「第三極が出てきたのは必然的な動きだが、今後どうなるかは未知数。政党が多すぎて選べない。政策が吟味できない」、都城市・58歳団体職員は「閉塞(へいそく)感を打破する可能性はある。だが、逆に混迷が深まる恐れもあり複雑」とそれぞれ頭を悩ませている。

 第三極勢力が結集に向けた動きを加速させる中、無党派層の多くは複雑な心境でその動向を見守っている。

7079チバQ:2012/12/02(日) 00:52:20
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=50101&catid=489&blogid=16
2012衆院選みやざき
【第3部】無党派層に迫る(5)投票率向上
■地道な政策訴え必要

 1990年2月の衆院選まで80%前後で推移してきた本県の投票率は96年以降、60%台に低迷。2009年も69.10%にとどまり、戦後の衆院選では1946(昭和21)年以来63年ぶりに全国平均(69.28%)を下回った。どうすれば投票率を上昇させられるのか。宮崎日日新聞社が無党派層100人に行ったアンケート調査で、そのアイデアを求めた。

 「何かが変わるという感覚が必要」。宮崎市のパート女性(58)は、自身の経験からそう考えている。投票を促しても応じなかった20〜30代の子ども3人が、政権交代で注目された2009年衆院選では投票所に出掛けたからだ。同市の会社員男性(34)は「総理大臣を直接選挙にすれば興味も高まる」との持論を持つ。

 投票方法の充実を求める意見も多い。同市の自営業女性(29)は「わざわざ投票所に行くのは面倒。インターネット投票にすべきだ」と提案。「スーパーやショッピングセンターに投票所を」(延岡市・35歳会社員男性)との声もあった。



   ◇     ◇

 「名前の連呼や動員のせいで選挙から遠ざかっている人も多いのではないか」。宮崎市の会社員女性(38)は今の選挙運動の在り方も投票率低下の一因とみる。「今の選挙運動をどう思いますか」との設問には、この女性のように48人が否定的。「連呼はうるさいだけ。政策が伝わらない」(宮崎市・55歳パート女性)、「選挙権は個人のもの。集会への強制的な動員は疑問」(国富町・30代会社員女性)など批判が噴出した。

 肯定的な意見は「候補者が有権者に触れ合う機会」(宮崎市・29歳自営業女性)「選挙を盛り上げてくれる」(川南町・47歳会社員女性)など14人にとどまる。

 「時代にそぐわない。インターネットなど社会の変化に合わせるべき」(串間市・58歳飲食業男性)など公職選挙法見直しを提案する声もあった。


   ◇     ◇

 新富町の無職男性(70)は過去、一人の政治家にひかれてある政党を支持していたが、その政治家の引退に伴って政治への関心が薄れたという。その男性は、自身の経験から、投票率アップには「候補者同士の論戦の場を多くの人に見せる」ことが大切だと言い、「結局は候補者の質。人気のない商品を売る店に行列はできない」と断言した。

 12月16日に投開票を迎える今回衆院選。調査では、無党派層の関心を引きつけるために、従来の手法にとらわれず身近な政策を地道に訴えることの大切を示している。
(おわり)

7080チバQ:2012/12/02(日) 00:53:37
>>6849
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121201-00000215-mailo-l45
政党混迷:2012衆院選みやざき/下 「中山VS上杉」今も 自民分裂、遺恨深く /宮崎
毎日新聞 12月1日(土)16時7分配信

 「ここは大激戦区。民主や社民が(票の)取り合いをすれば、本当の選挙相手は(日本維新の会の)中山(成彬)さんになる」
 1区から出馬予定の自民新人、武井俊輔氏(37)の選挙事務所開きが宮崎市であった11月29日朝、陣営の選対幹部は6人が名乗りを上げる選挙区の状況をこう分析した。
 自民は09年の前回衆院選で、不出馬宣言を翻した中山成彬氏(69)と県連が推す上杉光弘氏(70)が1区から立候補を表明。ともに閣僚経験のあるベテラン2人だが、党本部は双方の公認を見送り、分裂選挙に突入した。いずれも無所属で立候補した結果は、共倒れ。保守王国・宮崎で、96年の小選挙区制導入以降、初めて非自民候補に議席を明け渡した。県連は「党紀違反行為があった」として、中山氏を除名扱いにした。その後、中山氏は10年の参院選比例代表に「たちあがれ日本」から出馬し落選。正式に自民党から除名された。
 「中山VS上杉」の構図は今も見え隠れする。上杉氏は、今回衆院選候補を選ぶ公募に武井氏らと応募したが、県連の説得を受け入れ取り下げた。その代わり比例に回り、党の比例代表名簿に入った先月中旬、組織力を欠く武井氏を下支えすることに合意。武井陣営の選挙を取り仕切る選対本部長に、上杉氏後援会長の日高義幸宮崎市議が就任し、組織選挙の態勢を整えた。
 「県連、支援団体、後援会の総力を結集し、何としても県都のある1区奪還を果たさなければならない」。中村幸一県連会長は、地域支部長に向けた文書で活を入れた。
 一方、「第三極」離合集散の流れで「日本維新の会」公認となった中山氏。同30日、武井氏の事務所から徒歩数分の場所に選挙事務所を開き「自民党のために尽くしてきたが除名された。今回の戦いは一部の県連上層部と、一般の党員・県民の戦いでもある」とあいさつ。遺恨の深さを見せつけた。
 集まった人の多くは、自民党時代からの支援者。その固定票に加え、維新の風を期待する中山氏は「日本維新の会(代表代行)の橋下(徹大阪市長)さんと一緒に日本の改革ができる。本当によかった」と新党にも気を配ったが、安倍晋三・自民党総裁との近さも度々示唆して「自民党色」をアピールした。
 「10年後、20年後、あのとき武井を選んで宮崎がまとまり、宮崎の政治が変わったと次の世代に思ってもらえる戦いをしたい」と訴え、保守票集結を目指す武井氏。「保守層は元々私だ」と自負する中山氏。別々の党の看板を掲げ、同じパイを巡って争う2人の姿は、混迷の度合いを増す政党政治を鏡のように映し出している。【門田陽介】
12月1日朝刊

7081チバQ:2012/12/02(日) 01:00:37
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121128/nar12112802100003-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
1区 県都に吹くか「維新旋風」
2012.11.28 02:09
 ■無党派層がカギ

 「維新の会です。維新の会が奈良に来ました。よろしくお願いします」

 近鉄奈良駅前。元国土交通省職員の維新、大野祐司が姉と2人で次々と通行人に声を掛け、深々と頭を下げた。

 前東京都知事の石原慎太郎が代表、大阪市長の橋下徹が代表代行を務める日本維新の会。これまでに地域政党「大阪維新の会」は大阪市議選や大阪府議選で第一党を獲得し、都市型選挙には強いとされる。

 選挙区の大半を占める県都・奈良市は、県外就業者が3割を超え、いわゆる無党派層が多い。

 その都市型の選挙区で、果たして「維新旋風」は吹くのか。各陣営の関係者は注目している。

 ただ、突然の衆院解散で、維新の選挙準備には出遅れ感も否めない。特に新人の立候補予定者ほど厳しく、大野は公認発表される17日の前日、勤務先のフィリピンから急いで帰国した。

 「どう訴えれば有権者に届くのか。どういう時間帯がいいのか。手探りだが、しがらみのない選挙戦を頑張りたい」。大野は拳を握りしめる。

 一方、逆風が厳しいとされる民主は、馬淵澄夫が4選を目指す。

 馬淵は奈良1区で平成15年、郵政民営化が焦点となった17年、政権交代が注目された21年、いずれもトップ当選を果たした。

 今回は、菅内閣で国土交通相、東日本大震災後は原発担当の首相補佐官も務め、さらに知名度を高めた。

 しかし、他府県の立候補予定者の応援や、マニフェスト作成のため上京を余儀なくされるなど、なかなか地元で腰を据えて活動できない事情も抱える。

 それでも馬淵は「私の相手は毎回違う。相手が誰であろうが、問われるのは自分。相手との戦いではなく、自分との戦いだ」と言い切る。

 元県議の自民、小林茂樹は昨年12月に立候補を表明した。

 昨年、党県連が奈良1区の候補者を公募したが決まらず、県連会長の奥野信亮が「人柄がよく、後援会組織も強い」と立候補を直接要請した。

 小林も「奈良市内の保守の代表として責任感を感じている」と決断した。

 以後、早朝から駅に立ち、イベントなどにも顔を出す。親子3代続く“議員一家”でもあるが、小林は「知名度はまだまだ」と気を引き締める。

 奈良市内の老人保健施設で准看護師として勤務していた共産、伊藤恵美子は今年6月、立候補を表明した。

 地元の県議や市議と協力して選挙区内の主要駅前に立ち、「今ほど医療や福祉が粗末にされている時代はない。命が大切にされる政治をしたい」などと声を張り上げる。

 支援する県議は「郵政民営化や政権交代が争点となった以前の選挙では、こちらの言うことに聞く耳を持ってくれなかった。しかし今は違う」と強調。従来とは異なる有権者の反応を感じているという。(敬称略)

                   ◇

 公示が来月4日に迫る衆院選。奈良1〜4区の選挙区別に立候補予定者の動向を伝える。

                   ◇

 ■奈良1区の立候補予定者
 馬淵澄夫52 元国土交通相 民 前
 小林茂樹48 元県議    自 新
 伊藤恵美子66 准看護師   共 新
 大野祐司52 元国交省職員 維 新

7082チバQ:2012/12/02(日) 01:01:54
>>6661 奈良2区
 百武威 37 医師     民 新
 高市早苗 51 元科学技術相 自 前
 中村哲治 41 参院議員   未 元
 中野明美 64 元県議    共 新
 並河健 33 元外務省職員 維 新

http://sankei.jp.msn.com/region/news/121130/nar12113002170004-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
3区 香芝に3事務所、奈良府民票争奪戦に
2012.11.30 02:17
 「香芝で生まれ育った吉川です」。民主、吉川政重は香芝市の近鉄大阪線五位堂駅前で、乗降客に声を放った。

 吉川は香芝市議を3期、県議も同市選挙区で1期務め、「香芝は牙城」という意識は強い。駅立ちや街頭では、「香芝の吉川」と枕詞(まくらことば)を添えてアピールすることを心掛ける。

 しかし、陣営関係者は「情に訴えても通用しないのが、香芝の難しさ」と気を引き締める。そのため吉川は、地元の民主系市議の支援で地域の祭りやバザー会場などにも足を延ばす。

 吉川が香芝市を重視するのは、地元出身だけが理由ではない。

 近鉄大阪線で大阪方面に直結する同市は、大阪のベッドタウンとして住宅開発が活発で、現在も近鉄五位堂駅北側などで開発事業が進行中だ。

 世帯数は、平成3年の市制施行時から約1・8倍の約2万8700世帯(10月末現在)に増加した。大阪や京都に通勤する県民、いわゆる「奈良府民」が多く、全世帯の6割以上が大阪方面などからの転入世帯とされる。

 その票は選挙戦の行方を大きく左右するとされ、各陣営とも関心が高い。今回は立候補を予定する4陣営中、吉川を含む3陣営が事務所を構えた。

 前回、大和高田市に事務所を置いた自民、奥野信亮も今回、香芝市に事務所を開いた。

 「敵陣に乗り込み、票を奪いにいく」と陣営関係者。中選挙区時代も含め、旧文相、法相も務めた父の誠亮とともに約45年間守ってきた自民の議席奪還を目指す。

 前回の落選後は地盤の御所、大和高田両市を中心に支援者をあいさつ回りし、入念に準備を進めてきた。奥野は「ようやく待ちに待った選挙だ」と話す。

 17日に立候補表明したばかりの維新、西峰正佳も香芝市に事務所を構えた。

 広陵町や王寺町なども含めた新興住宅地を中心に浮動票を狙う。主要駅や商業施設を重点的に回り、街頭で党の政策を訴える。

 横浜や大阪からも次々と維新の塾生が選挙区入りしている。

 陣営関係者は「浮動票の多い選挙区は、維新にとって多少とも追い風になる。景気回復や中央集権の打破など党の政策が浸透すれば、出遅れは挽回できる」と話す。

 一方、共産、豆田至功の陣営は「香芝市などのニュータウンは、もともと党の支持基盤が弱く、無理に浮動票を獲りにいく戦術は取らない」と静観。他陣営とは一線を画し、事務所を大和高田市に構えた。

 支援者回りを重点に、郡部では党の地方議員と協力して従来の支持票固めを進める。

 選挙区内の電機メーカーの工場前などで、大手企業が進めるリストラを批判。「労働者の雇用を守る」などと党の独自色を打ち出している。(敬称略)

                   ◇

 ■奈良3区の立候補予定者
 吉川政重 49 元県議    民 前
 奥野信亮 68 元法務政務官 自 元
 豆田至功 59 元田原本町議 共 新
 西峰正佳 45 歯科医師   維 新

7083チバQ:2012/12/02(日) 01:02:35
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121201/nar12120102290004-n1.htm
【衆院選2012 奈良】
4区 広大な選挙区 効率的な移動 知恵絞る
2012.12.1 02:29
 都市部の橿原市や、山間部の吉野郡、宇陀郡などを含む19市町村を抱える奈良4区。面積は県全体の約8割を占める。大票田の橿原市中心部から十津川村役場までは片道約80キロ。車で移動しても2時間半〜3時間はかかる距離だ。

 「効率を考えれば、市街地中心の選挙戦が理想。しかし、くまなく訪問しなければ、『あの人は来なかった』と批判される…」。ある陣営は、4区特有の事情を打ち明ける。

 そのため各陣営とも、効率的な移動などに知恵を絞っている。

 前回初当選した民主、大西孝典は衆院解散後に早速、昨年9月の紀伊半島豪雨で被災した十津川村を訪問した。

 県南部を地盤にする民主の参院議員、前田武志も付き添い、地元関係者と豪雨災害からの復興について意見交換した。

 少しでも時間を有効活用するため、県南部に移動する車中では、携帯電話で直接、支援者に電話を掛けている。

 陣営幹部は「県南部に足を運べば一日仕事になり、スケジュールの調整に苦慮している」としながらも、「選挙戦では、衆院災害対策特別委理事として復旧支援に取り組んだ実績なども強調したい」とする。

 自民、田野瀬太道は、衆院解散翌日の11月17日、大淀町の文化祭の会場まで足を運んだ。

 引退を表明した父、良太郎の後を継いで、党員投票で後継に選ばれたばかりだった。

 やや緊張してマイクを握り、会場であいさつした田野瀬。「新人らしく選挙区を広く回り、まずは名前と顔を覚えてもらいたい」と気を引き締めた。

 衆院解散から6日後の11月22日に維新の公認を受けた松浪武久は、広い選挙区を駆け巡る時間を惜しむかのように、橿原市の近鉄大和八木駅前で慌ただしく街頭演説を始めた。

 叔父は、元衆院議員の健四郎。自民から維新に合流した前衆院議員の健太はいとこにあたる“政治家一族”だ。

 松浪自身も大阪府泉佐野市議を3期務めたが、広大な面積の奈良4区は土地勘もなく、戸惑いは隠せない。

 早速、橿原市に移り住み、事務所を開設。県議会で11月20日に発足したばかりの「奈良維新の会」の県議2人を頼りに、戦術を練っている。

 松浪は「公示までは市街地の主要駅で街頭演説中心に。公示後は選挙区全域を回りたい」と話す。

 5月に立候補を表明していた共産、山崎タヨは準備期間の余裕を生かし、紀伊半島豪雨に被災した県南部に何度も足を運んでいる。

 衆院解散後も、山間部の天川村に入り、村職員から被災後の現状を聞いた。地元支援者とも懇談会も続けている。

 着々と郡部の支持層を固める一方、橿原市や桜井市など都市部でも、党の市議らと支持者を回り、主要駅では街宣活動にも力を入れる。

 「公示は目前。少しの時間も無駄にはできない」。各陣営は慌ただしさを増している。(敬称略)

                   ◇

 ■奈良4区の立候補予定者
 大西孝典56 元災害特理事 民 前
 田野瀬太道38 元議員秘書  自 新
 山崎タヨ62 団体支部長  共 新
 松浪武久45 元泉佐野市議 維 新

7084チバQ:2012/12/02(日) 01:05:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121129/elc12112902030003-n1.htm
【衆院選2012 新潟】
年の瀬決戦(上)1区 無党派層訴え鍵
2012.11.29 02:02 [新潟県]
 12月4日の衆院選公示が迫り、県内では立候補予定者が選挙事務所を開いて支持者固めに力を入れるなど事実上、選挙戦が始まっている。全6選挙区で民主、自民の対決が軸になる。議席を独占する民主に対し、自民が1〜4区に新人を擁立、5区が比例代表からくら替えの前職、6区が元職という顔ぶれで議席奪還を目指す。さらに「第三極」の日本未来の党が1区で、日本維新の会が4、5区で加わり、波乱含みの展開も予想される。全選挙区の対決の構図を探った。

                   ◇

 ■1区

 「県都」の新潟市を中心とする1区は、4選を目指す民主前職の西村智奈美(45)に自民新人の石崎徹(28)が挑む。未来の新人内山航(31)、共産新人の武田勝利(48)も立候補を表明している。都市部に多い無党派層にどこまで訴えかけられるかが鍵を握る。厚生労働副大臣の西村の選挙事務所開きには新潟市長の篠田昭が駆け付け、知事の泉田裕彦の祝電も披露されるなど、実績と組織力で迎え撃つ。自民県議らを先頭に組織固めを急ぐ元官僚の石崎は20代という若さを武器に追い上げる。内山は、4人の子供の父親という生活感と参院議員の森裕子の秘書として地域を奔走した行動力を前面に押し出し訴える。

 ■2区

 2区は選挙区内に原子炉全基停止中の東京電力柏崎刈羽原子力発電所があり、再稼働問題への対応が争点となる。3選を狙う民主前職で農林水産政務官の鷲尾英一郎(35)に、自民新人で元官僚の細田健一(48)が切り崩しを図る。細田は愛知県出身で「落下傘」候補だけに、柏崎市長選で割れた地元の自民市議らが一枚岩となれるかが課題だ。民自対決に、原発反対を訴える共産新人の宮路敏裕(54)、社民新人の渡辺英明(62)が割って入る。

 ■3区

 3区は、再選に向かう民主前職の黒岩宇洋(46)に、自民の斎藤洋明(35)、共産の田中真一(50)と無所属の三村誉一(66)の3新人が挑む展開となりそうだ。選挙区外の南魚沼市出身の黒岩に対し、地元村上市出身で元官僚の斎藤が地縁・血縁を生かして猛追する。魚沼地域に劣らぬ稲作地帯であることを意識し、田中と三村は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加反対を訴える。三村は選挙活動を徒歩で行う独特のスタイルだ。(敬称略)

7085チバQ:2012/12/02(日) 01:05:28
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121130/ngt12113002220002-n1.htm
【衆院選2012 新潟】
年の瀬決戦(下)“女の戦い”軸の4区
2012.11.30 02:22
 ■4区

 新潟市から長岡市までまたがる4区は4選を狙う民主前職の菊田真紀子(43)に自民新人の金子恵美(34)が挑む“女の戦い”を軸に、維新の公認を得て意気上がる元職の栗原博久(65)が急追し、共産新人の西沢博(32)が政策を軸に訴える。27日夜の菊田の決起集会には三条市長の国定勇人が駆けつけ「再びバッジを」と訴え、会場の喝采を浴びた。元県議の金子は「地域の声を国政に」と訴え、支持者を開拓。各地で組織を整備し、知名度が上昇している。栗原は3回当選で培った地盤に加え、12月1日は維新代表代行の橋下徹が駆けつけ一気に反転攻勢を目指す。

 ■5区

 7選を目指す現職閣僚の民主前職、田中真紀子(68)と比例からくら替えの自民前職、長島忠美(61)の争いに、過去2回自民から出馬した米山隆一(45)が維新の公認を得て割って入り、波乱含みに。共産新人の服部耕一(43)も支持を訴えている。田中は公務の合間に頻繁に地元入りし、28日の事務所開きでは「真剣勝負」と語気鋭く語り、盤石を誇る組織を引き締め。「支持」を決めた連合新潟幹部も駆けつけエールを送った。長島は自民県議、市議や後援会などの組織を固め26日に事務所開き。幹線道などで“手振り”も始め臨戦態勢に入った。組織を持たない米山は街頭を中心に草の根型の活動を進め、フェイスブックなどインターネットを活用して若者票に期待する。12月1日は代表代行の橋下が長岡入りし、浸透を図る。

 ■6区

 6選に挑む民主前職の筒井信隆(68)と自民元職の高鳥修一(52)が激しく争い、共産新人の高橋ミキ子(53)が政策論争を挑む。後援会を中心に、連合新潟の推薦を受け支持拡大を目指す筒井は28日に選対合同会議を開催。臨戦態勢を整えて一気にスパート。支持者を固め、企業、団体との連携強化を目指す。高鳥は23日に事務所開き。地元県議、市議らとともに支持者を回り、企業や団体にあいさつを続け、民主への逆風を追い風に変えてこまめに街頭で辻立ちし、支持を広げる。(敬称略)

7086チバQ:2012/12/02(日) 01:07:51
http://yamagata-np.jp/news/201211/28/kj_2012112800891.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[1]  1区・民自前職が攻防
2012年11月28日 10:10
 突然の衆院解散から師走の政治決戦へ―。第46回衆院選は12月4日の公示が目前に迫ってきた。民主、自民の二大政党による激しい攻防、新旧交代をめぐるせめぎ合い、そして日本維新の参入…。各政党、各候補予定者は生き残りを懸けた戦いに突入する。日増しに緊張感が高まる県内の3小選挙区で、「公示前夜」の舞台裏に迫る。(文中敬称略)
 「首相を決める党代表選に2度も立てる人物が今の山形にいるか。そんな人を落選させたら全国で笑われる」。県1区の民主前職、鹿野道彦が19日、山形市内で開いた朝食会。鹿野を支える民主、社民の県議、市議ら20人以上が集まり、こんな発言が相次いだ。

 2005年の前々回衆院選で落選し、前回返り咲くとともに悲願の政権交代を果たした鹿野は予算委員長、農相を歴任。要職に就いたことで地元入りの機会が減った。陣営は「相手は小まめに回っている」と焦りを隠さない。後援組織の高齢化も不安材料に挙がる。色あせた感のある政権交代から3年余り。地元への浸透度で後れを取り、後援会の機動力が弱まる中、逆風が追い打ちを掛ける。

■TPP反対姿勢
 鹿野の言動に対し、ある陣営関係者は「(核心に)踏み込んだ話をしなければ支持は得られない」と注文する。鹿野は9日のJA県大会で、環太平洋連携協定(TPP)に関し慎重な物言いに終始した。鹿野は「党の考えをまとめるのが自分の立場」と説明する。

 元首相鳩山由紀夫がTPPなどに反対し、公認を得られず出馬を断念した。その後に幹事長輿石東、政調会長細野豪志と連絡を取った鹿野は「政府が最終的に判断することになったTPPに現時点で反対しても公認取り消しはない」ことを確認。本県JAなどが山形市で29日に開く「TPP交渉参加断固阻止」県民緊急集会で「反対の考え」を示し、決死の覚悟で自民への流れを阻止する構えだ。

 一方、政権奪還を訴え、息巻く自民党。その中で自民前職の遠藤利明は小選挙区での雪辱に向けた準備を進めている。

 前回、遠藤の得票は10万4911票、鹿野は10万6202票。1291票差で苦杯をなめた。県1区の上山、天童、山辺、中山各市町で遠藤は計3万9093票を積み上げ、鹿野を4738票上回ったが、山形市で6029票差をつけられ比例復活に甘んじた。

■安定しない戦績
 大票田で安定しない戦績から、「中心部(山形市)で弱い」。上山市出身の遠藤にはこんなレッテルが付きまとう。

 陣営は山形市内の攻略に腐心し、市内小学校区ごとに支援組織の設置を目指してきた。しかし、思うように進まない。「組織の核としてめぼしい人は町内会長、民生委員と肩書が重なり多忙。高齢でもある」(陣営関係者)。

 11年の県議選で遠藤は激戦の上山、天童両市区で支援候補を勝利に導いた。先の天童市長選で無投票当選した山本信治とも連動し、想定通りに周辺を固めつつあるが、昨年9月の山形市長選の敗北を引きずり、県都での有効な手だてを講じられないままだ。

 遠藤は23日の後援会事務所開きで「風は関係ない。挑戦だ」と前回敗れた自身の立場を強調した。裏腹に支援者からは「今回は優位な状況だ」と風を頼りに楽観する声が漏れた。

 勝敗の鍵を握るであろう山形市の攻防。前回、鹿野を積極支援した知事吉村美栄子の動向も不安要素だ。

7087チバQ:2012/12/02(日) 01:08:31
http://yamagata-np.jp/news/201211/29/kj_2012112900925.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[2] 2区・前職に自民新人挑む
2012年11月29日 11:33
 「3年前の鈴木(啓功)とは違うぞ」。県2区の民主前職、近藤洋介サイドからよく聞かれるセリフだ。民主への追い風に加え自民の出遅れで、ダブルスコア勝ちした前回。陣営引き締めの意味合いもあるが、関係者いわく「今度の相手は東大卒で若くてイケメン」。何より農村票の多い県2区で、農政に通じた元官僚の自民新人、鈴木憲和は脅威にほかならない。

 解散後、自民のベテラン県議が鈴木を連れ、置賜地域の近藤の有力支援者宅を訪問。夏場から続く切り崩し策はさらに活発化し、近藤陣営に緊張感を生み出している。

■党より個人強調
 近藤にとっては固い組織力で逆風をしのぐ戦いとなる。「党派を超えて」「政治家としての地金が問われる」。首相野田佳彦の側近を強調する一方、選挙後の政界再編をちらつかせて民主党色を薄め、個人を強調する表現を使いだした。経産副大臣の公務で、解散後も中小企業対策などに追われる。「公示になれば選挙戦に没頭したい。正直、日がないので焦っている」と吐露する。

 近藤は党政策作りの中心人物だが、環太平洋連携協定(TPP)への対応をめぐり、解散当日の新聞折り込みチラシが波紋を呼んでいる。TPP推進派とされてきたが、「反対」が踊る文言にJA関係者らは首をかしげた。「交渉参加すべきとの立場だが、農業を守る立場であることを伝えたかった」と近藤。29日の交渉参加断固阻止県民緊急集会での発言に注目が集まる。

 一方、自民が巻き返しを期して擁立した元農水官僚の鈴木憲和。自民の牙城だった県2区内の失地回復が命題だ。

 高畠町後援会の発会式が25日に行われ、来賓の寒河江信町長は鈴木が農水省時代に置賜各地を訪れていたエピソードなどを紹介し「官僚としての大望を捨てて戦う決意をした彼に国政の場へ進んでもらいたい。はっきり支持を表明させていただく」と言い切り、前回よりも積極的な姿勢を示した。鈴木支持の旗色を鮮明にした首長は初めてとなる。

 東根市で28日に開かれた北村山地区事務所開きに、東根市長土田正剛が顔を見せた。土田は前回、近藤支持を打ち出し、今回も変わらぬ姿勢を示している。土田は「小選挙区はお世話になっている近藤さん。比例は自民」としながら「鈴木さんは必ずや日本を背負って立つ政治家に大成する。当選の栄誉を勝ち取ってほしい」と持ち上げた。

■農業を対立軸に
 7月の事務所開き以来、総裁安倍晋三、幹事長石破茂、青年局長小泉進次郎と豪華ラインアップを招き走りだした。農政のプロとして農業再生を訴え、TPPには一貫して反対。農産物輸出、若者の取り込みなど農業者の共感を意識した政策で、前職との対立軸にしようと腐心してきた。

 追い風は確かに吹いている。しかし、鈴木は「微風程度」と言い「地道に足を運び、一人でも多くの有権者に自分の思いを伝えたい」と堅実な攻めの姿勢を強調する。

(文中敬称略)

7088チバQ:2012/12/02(日) 01:09:10
http://yamagata-np.jp/news/201211/30/kj_2012113000963.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[3] 3区・保守分裂の酒田
2012年11月30日 11:31

 「うちの支部は(反党行為の)市議に離党まで促した。県議も党紀保持に厳しく臨んでほしい」。酒田市内で28日に開かれた加藤紘一酒田飽海地区選対の合同会議で、自民党平田支部の役員が声高に訴えた。前列で席を並べていた同地区選対副本部長の県議森田広、星川純一の表情が険しさを増した。

 衆院選の対応をめぐり、保守分裂が必至となっている酒田市。県3区から自民公認で14選を目指す前職加藤に対し、前酒田市長阿部寿一が反旗を翻す形で無所属で立候補を表明した。保守系市議が両陣営に分かれ激しい前哨戦を繰り広げている。

■党紀で重い縛り
 市内四つの自民党支部のうち、酒田、八幡、平田の3支部で支部長を務めていた市議が阿部支援に回って辞任。平田支部では反党行為への厳しい批判を受け、3市議が離党した。残る市議の多くも自身の後援会内で意見が割れ、加藤、阿部のどちらに付くかで厳しい選択を強いられた。党所属の酒田市・飽海郡区選出3県議の後援会の内情も同じだが、「党紀」という重い鎖で縛られる。

 党本部は24日、都道府県連を通じ、幹事長石破茂と党紀委員長谷川秀善の連名で「党紀の保持について」という異例の通知を各支部に送った。

 「全党員が党紀を順守するとともに、非公認・非推薦候補者への応援は絶対に許さない厳しい姿勢で、結束して党公認・推薦候補者の全員当選を目指す」

 加藤の酒田市後援会幹事長佐藤弘はこの通知を合同会議で読み上げ「反党行為は県連が厳正に対処することになる」と厳しい口調で語った。後援会最高顧問に就いた平田牧場会長の新田嘉一は酒田飽海地区選対事務所開きであいさつし「今度の衆院選で自公は過半数の議席を得る。無所属では何もできない」とし、市内に広がる阿部支援の動きをけん制した。

■「王国」への挑戦
 「われわれは『加藤王国』の牙城に挑戦している。皆さんの力でぜひ世代交代を実現させよう」。酒田市内の後援会事務所で26日に開かれた阿部陣営のミニ集会で、選対本部長中村護が気炎を上げた。さらに司会役の選対幹部が続けて「酒田から40年間、保守系国会議員が出ていない。そのことでこの地域に多くの弊害が生じている」。

 酒田市を中心とする酒田飽海と、鶴岡市が中心の鶴岡田川に分かれる庄内。両市は長く、政治、経済の両面で庄内の覇権を争ってきた経緯がある。だが、加藤が鶴岡田川で強力な地盤を築いているのに対し、酒田飽海は中選挙区時代に10期務め、1972(昭和47)年に落選した後に引退した池田正之輔(旧八幡町出身)の後、保守系衆院議員を輩出していない。加藤はこの年の衆院選で初当選した。

 阿部を推す市議の一人は「加藤は鶴岡の人。この地域から保守系議員を出すのが酒田市民の悲願」と話し「酒田の保守層の底流にある思いが、加藤の健康不安をきっかけに世代交代論として表面化した」とみる。(文中敬称略)

7089チバQ:2012/12/02(日) 01:09:34
http://yamagata-np.jp/news/201212/01/kj_2012120100012.php
【2012衆院選】県内3小選挙区〜公示前夜[4] 3区・“空白区”の新庄最上
2012年12月01日 09:28

 「岸さんの支援は(得票を左右する)大きな要因になる。メッセージを頂戴し、大変心強く感じます」。新庄市で11月25日夜に開かれた自民前職、加藤紘一を支援する団体の新庄最上地域代表者集会。同地域出身で、参院議員岸宏一(自民)は東京都内での党務で欠席したが、加藤は25分間に及んだ決意表明の中で、岸に向けた賛辞を随所に織り交ぜた。「だいぶ気を遣っているな」。出席した同党関係者は驚いた。

■参院選のしこり
 鶴岡、酒田、新庄の3市を中心とする広域エリアに勢力域が分かれる県3区。保守系の候補予定者を見れば鶴岡田川は加藤、酒田飽海は無所属新人の阿部寿一がいる。「地元から代議士を」をスローガンに両地域で運動が過熱する中、新庄最上は“空白区”。だからこそ阿部は同地域の保守系議員に対して積極的に接触しており、興味を示す議員も少なくない。こうした状況に加藤陣営は「保守層の結束を強化しなければならないんだが…」。

 歯切れの悪さの背景にあるのは、2010年の参院選。早々と3選出馬への意欲を表明した岸に対し、加藤が会長を務めていた同党県連が新人公募に踏み切った。結果、現職候補がいる選挙区で異例とも言える党員投票を導入。岸は新人を制して党公認を勝ち取ったが、党内の反発は大きかった。同地域の岸支援者は「現職が出馬表明しているのに公募した理由が現在でも理解できない」と話す。しこりは完全に解消されたとは言い難い状況だ。

 「手打ちが必要だ」―。関係修復を図るため、加藤陣営は同党総裁選後の10月上旬、選挙をにらんだ加藤、岸会談の段取りを整えた。そして同月中旬の都内。関係者によると、加藤は酒田市長選で自身が応援する新人候補本間正巳への選挙協力を要請した後、本題を切り出した。「(自分は)次の衆院選に出る。支援をお願いしたい」。こう述べて頭を下げた。

■「行動してもらう」
 「公認候補はしっかり応援する」と岸。「前回参院選の公認手続きに対し快く思っていないムードが新庄最上にはある。(一枚岩となるには)行動してもらうことが必要になる」と続け、その雰囲気を自ら払拭(ふっしょく)することを暗に促した。

 岸の指摘に対し、加藤が答えを出す場と関係者が注目した11月25日の代表者集会。同地域の有力者ら約110人が出席した中で、加藤は冒頭から岸の存在感をたたえる言葉を並べ、満足そうな表情を見せた。だが、岸に近い複数の支援者は「やはり前回参院選の公認選びのいきさつに触れ、しっかり釈明し、頭を下げてもらわなければ応援する気にはなれない」と話す。

 一枚岩にならない同地域の保守系支持者の状況について、加藤を推薦し、岸とも関係が深い公明党県本部の幹部は「県本部が目標に掲げる東北比例過去最多得票を実現するためにも保守分裂は困る。加藤、岸両氏との間の溝を危惧する。早期の関係修復を求めたい」と動向を注視している。

(文中敬称略)

7090チバQ:2012/12/02(日) 01:12:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2012syuin/kiji/nagasaki/20121201/20121201_0002.shtml
長崎県 防衛票めぐり攻防 4区、基地の街に火花
2012年12月01日 15:58  自衛隊員約6千人が駐留し、米軍基地で日本人従業員約1600人が働く佐世保市。30日、森本敏防衛相が民主前職で防衛政務官の宮島大典氏(49)の応援に駆けつけ、自民前職で元防衛副大臣の北村誠吾氏(65)は連日、基地前で朝立ちを続ける。「自分こそが基地の街の役に立つ」。同市を抱える4区は、自らの力を誇示する「防衛票」争奪戦が熱を帯びる。

 「自分の仕事を手伝ってくれた。宮島政務官のような人材を日本で一人でも育ててほしい」

 この日夕、同市内のホテル。壇上で森本防衛相は宮島氏とがっちりと握手して見せた。陣営によると、民間出身の森本防衛相が応援演説するのは異例という。

 宮島氏は防衛政務官に就任して2カ月足らずだが、強みは「現職」と「若さ」だ。この日も「佐世保は国策と直結する。森本さんの下で学んだ知識を国防に役立て、将来の地域づくりに生かしたい」と力を込めた。
 支持基盤である連合傘下の基地従業員労組「全駐労長崎」(約850人)も援軍の一つだ。陣営に幹部を引き入れ「雇用維持」を訴えることも忘れない。

   ×   ×

 その10時間ほど前。北村氏は市内の陸自相浦駐屯地前にいた。

 当選4回。「防衛副大臣」の肩書で挑んだ前回衆院選は自民逆風の中で比例復活を果たした。その北村氏が解散後の“日課”になっているのが基地前の街頭演説だ。

 市内の海自、陸自の施設を巡り、「国民のために命をかける自衛隊が安心して役割を果たせるよう憲法でしっかりと位置付ける」と強調。傍らには「海上自衛隊佐世保OB会」(約千人)の会員が寄り添い絆の強さを演出する。

 演説の中で一段と語気を強めるのが「次は大臣」だ。「地元にもっと役立つ」。与党返り咲きの可能性が強い情勢を生かし「不況克服の即戦力」をアピールする。

 一方、未来新人の末次精一氏(49)は防衛予算の維持、共産新人の石川悟氏(60)は米軍基地の撤去を訴えている。



=2012/12/01付 西日本新聞朝刊=

7091チバQ:2012/12/02(日) 01:14:38
>>6712 京都・冬の陣:’12衆院選/2 自民、公明 公募の新人、「政党」前面に /京都
>>7048 京都・冬の陣:’12衆院選/4止 維新、みんな、未来 公認の調整、間際まで /京都

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000177-mailo-l26
京都・冬の陣:’12衆院選/1 民主 謝罪と成果、セットで訴え /京都
毎日新聞 11月28日(水)15時34分配信

 ◇「“風”に頼らぬ」地道に政策語ってこそ
 「浮動票は第三極に流れ、ごっそり抜ける。(政権を)継続し、地元と日本のために全力を尽くしたい。どうか助けてください」。4区に出馬予定の民主前職、北神圭朗は今月24日の京都市右京区の事務所開きで力を込めた。参院議員や後援会、連合京都のメンバーら約150人らも懸命に手をたたき、熱意に応えた。
 民主が悲願の政権交代を果たした09年夏。北神は市北部の農村を自転車で駆け回った。あぜ道を走り、畑で作業をする人を見つけては駆け寄った。市街地ではスーパーや駅前で立て続けに街頭演説。子供の手を引く母親が駆け寄って来た。「民主は子供の味方ですね」。日焼けした北神に握手を求めた。
 今月下旬。首相、野田佳彦による電撃的な解散の余韻も冷めやらぬ中、陣営幹部十数人が事務所で額を寄せた。ある幹部によると、ここで決まった方針は、「街頭で顔を広めるより、北神の人柄を知っている支援者を回って票を固めることに重点を置く」ことだ。
 北神自身も認めている。「街頭で道行く人に『民主の候補者』とだけ知られても効果は期待できない。支援者に向き合い、(政権が)できなかったことを謝罪し、成果を訴えた方がいい」
 先週、右京区のレンタル会議室に後援会員30人程度が集まった。北神は「大変厳しい情勢だ。3年余りで実現したことも多いことを広めてほしい」と深々と頭を下げた。「首相補佐官」が見せた危機感に、後援会員の目の色が変わったという。
 民主は前回、6区のうち5区で勝利し、残る1区も比例復活した。だが、昨年の統一地方選で府議会で第2党、京都市議会で第3党にとどまり、「地力」には疑問符がつく。連合京都の幹部は「支援組織や地方議員組織の力は相変わらず自民に及ばない」と明かす。
 政府や党で要職を歴任した前原誠司も24日に東山区であった後援会総会で「党内はいつもゴタゴタ。反省し、深くおわびをしなければならない」と率直に謝罪した。一方で「野党やマスコミから『何もしていない』などと言われるのは腹立たしいし、不本意だ」と語気を強め、失業率や有効求人倍率の改善、高校無償化実現など政権の「成果」を挙げてみせた。府連幹事長の府議、中小路健吾は「“風”に左右される選挙を繰り返していいのか。冷静に、地道に訴え、政策を語っていきたい」と話した。【古屋敷尚子】
(敬称略)=つづく
×   ×
 12月4日の公示まで1週間となった衆院選。政党の離合集散が相次ぐ混戦の中、選挙戦をどう進めるのか。「冬の陣」に挑む各党の事情を探った。
11月28日朝刊

7092チバQ:2012/12/02(日) 01:14:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000179-mailo-l26
京都・冬の陣:’12衆院選/3 共産、社民 脱原発、国民の眼力期待 /京都
毎日新聞 11月30日(金)13時2分配信

 ◇「若者の力で何とか挽回」
 衆院解散後初の週末を含む23〜25日の3連休中、共産は「ハンドマイク隊」と称し、全府域の駅前や街角などで党支部メンバーや市町議員らが5〜10分程度、つじ立ちし、政策ビラを街行く人々に配った。約1100ある党支部の3分の1が参加し、延べ約1万カ所に及んだ。
 党府委員長、渡辺和俊は「ビラ配りの反応は良かった。『参考にしたい』と受け取ってくれた」と話す。一方で、「次々政党ができてくる。わけ分からん」。こんなことを言う人も目立ったという。
 連休最終日の25日昼前、京都タワー(京都市下京区)前の大型街宣車の上に、府内唯一の前職で党国対委員長、穀田恵二(65)ら小選挙区の候補予定者が顔をそろえた。
 「最近けっこう宣伝しているが、数日たつともう(政党が)消える。ひどいのになると擁立発表の次の日に候補予定者が『もう辞めた』と」
 穀田が真っ先に言及したのは、日本維新など「第三極」への批判だった。冬晴れの行楽日和。周辺は観光客らでごった返していたが、足を止める人はまばらだった。
 78年まで計28年間府政を担い、「トラさん」の愛称で知られた革新系知事、蜷川虎三の元で力を蓄えた府内の共産。だが近年は、小選挙区制に移行した96年に比例で26万余あった得票が09年の前回選で19万余、10年の参院選で約15万、と組織の弱体化は否めない。
 「原発即時ゼロ」を前面に掲げるが、既成政党や「第三極」の多くが、表現は異にするものの脱原発の方向性を打ち出している。
 「大飯原発の再稼働反対運動を市民団体や母親たちと一緒に戦ってきた。脱原発をうたう政党は多いが、実現できる党を見分ける目が育っていると信じている」。渡辺は力を込めた。
   ◇
 同様に「反原発」を掲げる社民。解散10日後の26日、2区で新人、佐藤大(33)を擁立した。社民は現在、府議、京都市議ともにゼロ。佐藤も同市議選に2度出馬したが、落選した。厳しい現状を認めつつ、佐藤は「経済的に新自由主義をとるのか、社会民主主義をとるのかという対立軸が打ち出されていない。若者の力で何とか挽回したい」と存在感をアピールする。
   ◇
 幸福実現も1、4両区に新人を擁立し、「消費税増税反対」などを主張している。(敬称略)【入江直樹、五十嵐和大】=つづく
11月30日朝刊

7093チバQ:2012/12/02(日) 01:29:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000029-mailo-l05
選択の視点:’12衆院選・秋田/1 TPP 農家、医師に警戒強く /秋田
毎日新聞 11月27日(火)11時15分配信

 ◇製造業者「生き残りに必要」
. 国民の圧倒的な支持を受けた政権交代から3年3カ月。衆院選が来月4日公示、16日に投開票される。14政党が乱立し、それぞれの政策を打ち出す中、有権者は何を基準に投票すればいいのか。低迷する農業、雇用不安、少子高齢化など秋田で特に深刻な課題を中心に、民主党が推し進めた政策の影響をたどり、今後を展望する手がかりを探る。
 「TPP反対」「食の安全安心を守れ」−−。今月15日、東京の国会議員会館前で、全国の農協青年部から集まった約100人が、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に反対して農作業着姿で座り込みをした。
 参加した県農協青年部の佐々木保副委員長(39)=潟上市=は「(外国産農作物には)コストや栽培面積で太刀打ちできない。自給率向上と言いながら下がる道を選んでいる」とTPPを批判。「アジアの成長を取りこむと言うが(交渉相手に)中国は入っていない。それで輸出を伸ばせるのか」と疑問を呈する。
 TPPは発効から10年以内に原則全品目の関税撤廃や医療・金融などの市場開放を目指す協定。民主党は野田佳彦首相がTPP推進を公認の条件にすると表明した。自民党も安倍晋三総裁は交渉参加に前向きな発言をしている。他党は警戒する主張が多く、今回の衆院選の争点の一つだ。
 農協の政治団体、県農協政治連盟は、推薦候補選定の参考にするため各立候補予定者にアンケートを実施した。22日に大仙市で決起集会を開いたJA秋田おばこは、3区の立候補予定者を招き賛否をただした。出席した3人のうち、国民の生活が第一前職と共産新人は強く反対を主張し、喝采を浴びた。また、2区で民主前職が開いた小集会では、「慎重に対応する」などと歯切れの悪い前職に対し、出席した男性が「だから先生は賛成か反対か」と何度も食い下がる場面もあった。
 農業だけではなく、医療現場からも懸念の声が上がっている。南秋田整形外科院長で県医師会常任理事の小玉弘之医師は「TPPに参加したら利益追求型の米国の病院が参入し、地方の病院がつぶされる。国民皆保険のシステムは崩壊し、患者は医療を受ける権利を奪われパニックに陥るだろう」と話す。報酬の高い病院に医師が集中し、地方の医療機関の医師不足が加速する危険も高まるという。小玉医師は「危機的な状況が迫っている」と強く懸念する。
. 一方、TPPを歓迎する声もある。「農家には悪いがTPPがなければ生き残れない。手取り足取り保護されている農業ではなく、今度は製造業にも目を向けてほしい」。湯沢市の自動車部品メーカー経営者の男性(70)はそう語る。
 大手自動車メーカーの孫請けとして約20年間、ギアの部品などを製造。数年前に4000万円投資してコンピューター制御で部品を作る機械も導入した。「おたくの設備じゃ作れないでしょと思われたら命取り」のため、先手先手を打ってきた。しかし、08年のリーマン・ショック以来、大手メーカー減産のたびに注文は減った。今年は中国の反日暴動もあり、売り上げは前年同期比4割減という。
 前回選挙では「弱い立場の私たちの生活を変えてくれる」と期待して民主党に投票したが「だめだった」。TPPには期待するが、「民主党は今回は遠慮したい」。真剣に製造業のことを考えてくれるところを選ぶつもりだ。=つづく
11月27日朝刊

7094チバQ:2012/12/02(日) 01:46:30
>>7070
近畿で柳本を公認する余裕なさそうだなあ
吉野みたいに九州にでも国替えか?

7095名無しさん:2012/12/02(日) 02:36:44
自民党 比例区公認42人を発表
http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo46/news/TKY201212010629.html
自民党は1日、衆院選の比例区単独で公認する立候補予定者42人を発表した。公認を内定したのはすべて新顔で、次の通り。(敬称略)
北海道=清水誠一(63)、勝沼栄明(38)、大越農子(42)▽東北=吉田修(65)、村上文人(62)▽北関東=新谷正義(37)、佐藤明男(60)、百武公親(50)、下田彰一(59)
▽南関東=文月涼(45)、石川英男(51)、出畑実(62)▽東京=赤枝恒雄(68)、田畑毅(40)、川松真一朗(31)、小野敬三(67)、石田計夫(69)
▽北陸信越=永山文雄(62)、助田重義(52)、渡辺智康(52)、轟好人(63)、小林孝治(57)
▽東海=川田隆(55)、佐橋靖隆(61)、山際功修(57)、杉山真(33)▽近畿=西村日出男(66)
▽中国=池田道孝(65)、木村光寿(39)、井木敏晴(47)、日野原修治(54)、秋田博紀(50)、佐伯充範(39)
▽四国=永井一郎(57)、高橋央(45)、松崎敏則(61)、篠崎令子(50)
▽九州=末吉光徳(66)、湯川一行(63)、西村忠則(63)、泉幸親(60)、川嶋潔典(30)

7096名無しさん:2012/12/02(日) 08:48:41
http://mainichi.jp/select/news/20121202k0000m010111000c.html
衆院愛知12区:未来、維新と対決 都築氏を公認へ
毎日新聞 2012年12月02日 02時30分(最終更新 12月02日 02時41分)

 日本未来の党が、衆院愛知12区(岡崎市など)に無所属で出馬予定だった元衆院議員、都築譲氏(62)の公認を内定したことが分かった。12区では日本維新の会が重徳和彦氏(41)を既に擁立しており、未来が維新に配慮せず第三極同士で対決する姿勢を鮮明にした。

 都築氏は当初、未来に合流する国民の生活が第一からの立候補を目指していた。生活は当時、同一選挙区で第三極同士が戦うことを避ける方針だったため都築氏に愛知13区(碧南市など)へのくら替えを要請。だが都築氏は「地元で戦いたい」と拒否し、12区に無所属で立候補することを決めた経緯がある。

 未来に合流する旧減税日本関係者は都築氏の公認について「未来は、原発などの政策で維新とのずれが目立っている。未来として、愛知県内でできるだけ議席を取りたいということだ」と維新に配慮しない考えを明らかにした。都築氏は毎日新聞の取材に「未来と政策はほぼ一致しており、一緒に戦えるのは心強い」と話した。

 未来は愛知10区(一宮市の一部など)で新人の会社社長、高橋一氏(52)の擁立を内定。10区ではみんなの党が民主離党組の前職、杉本和巳氏(52)を擁立しており、愛知県内で未来はみんなとも戦う形になった。

 また未来は愛知7区(瀬戸市など)に新人の弁護士、正木裕美氏(31)を擁立することも内定した。【三木幸治】

7097名無しさん:2012/12/02(日) 08:52:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t31015.htm
民主、小沢氏と激突 岩手4区・及川氏が出馬へ
 政権与党の威信を懸け、民主党が衆院選岩手4区で、党分裂の「張本人」である国民の生活が第一の小沢一郎代表と直接対決する。県連の擁立作業は難航したが「不戦敗は許されない」と公示直前に党本部主導で候補の投入を決めた。「逆に組織が引き締まる」と、小沢氏陣営は迎え撃つ。全面対決により、重なった支持基盤の分裂は避けられそうにない。

◎堂々と選挙
 「1、3区は(小沢氏と分裂して)悩みながらも決死の覚悟でやっている。支持の拡大に向けて堂々と選挙をすることは当たり前だ」
 1日に盛岡市であった新人及川敏章氏(56)の出馬会見。選対本部長の平野達男復興相(参院岩手選挙区)は、擁立の理由を語った。
 急転直下の候補者決定だった。県連は地元からの擁立を模索したが難航。11月30日、党本部側が及川氏に出馬を要請し、同日夜に決断した。

◎吹っ切れる
 4区では平野復興相と県議4人が小沢氏とたもとを分かち、民主党に残った。支持基盤が重なる中、擁立は自分たちの基盤も大きく揺さぶる。
 ある県議は小沢氏が岩手1区に達増拓也知事の妻陽子氏を擁立したことに対し「政治の私物化だ」と憤り「正直ちゅうちょしていたが、小沢さんの政治姿勢に対し、県民の不満はかなりある。『小沢王国』の地盤に一石を投じたい」と吹っ切れたように話す。党本部も野田佳彦首相が公示日に応援に入る方向で検討中という。

◎明確な構図
 一方、小沢氏の後援会連合会の小笠原直敏会長は「今までは別居状態だったが、離婚届を出されたようなものだ」と対決姿勢をあらわにする。
 もともと仲間だった民主党の擁立で票が流れる可能性はあるが、別の後援会幹部は「構図が明確になって戦いやすくなった。組織が引き締まる」と歓迎する。
 ただ小沢氏の後援会内には困惑する声もある。民主党に残留した県議の地元の後援会関係者は「一番恐れていた事態になった。県議が本腰を入れれば地域が分裂してしまう」と危ぶむ。

◎2区への擁立は断念

 民主党岩手県連は1日、衆院選岩手4区に、党本部職員の及川敏章氏(56)を擁立すると発表した。同時に模索した2区の擁立は断念した。
 及川氏は盛岡市で記者会見し「民主党が衰退したら、他党はマニフェスト選挙を真面目にやらなくなる。前議員の小沢一郎氏への批判ではなく、民主の立場を訴えていきたい」と語った。
 県連選対本部長の平野達男復興相は「支持者から投票できる候補者がいないとの声が強かった。人となりを前面に出して戦いたい」と述べた。
 及川氏は岩手県金ケ崎町出身、駒沢大卒。1981年から民社、新進、自由、民主の各党本部に勤めた。現在は民主党国民運動委員会部長。
 95年参院選比例代表、96年衆院選比例代表東北ブロックにそれぞれ新進党から立候補、2000年衆院選比例代表四国ブロックに自由党から出馬したが、落選している。
 岩手4区には自民党新人の藤原崇氏(29)、日本未来の党に合流する国民の生活が第一の前議員小沢一郎氏(70)、共産党新人の高橋綱記氏(64)が立候補を予定する。


2012年12月02日日曜日

7098名無しさん:2012/12/02(日) 08:57:25
http://www.asahi.com/politics/update/1202/TKY201212010824.html
未来、飯田代行を擁立へ 山口県内で 副代表は森氏ら[PR]

 日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は1日、総選挙でブレーンの飯田哲也代表代行を山口県内で擁立する方針を固めた。小選挙区の立候補予定者は100人超で約2割が女性の見通し。比例区での著名人の擁立も調整している。

 嘉田代表が2日、東京都内で記者会見し、政権公約とともに候補者を発表する。飯田氏は環境エネルギー政策研究所長として、嘉田氏の「卒原発」政策づくりに協力。今年7月の山口県知事選に立候補して次点だった。

 また、嘉田氏は1日、東京都内で記者団に党役員人事を明らかにした。飯田氏を代表代行に充て、副代表には森ゆうこ参院議員、山田正彦、阿部知子両前衆院議員を起用。幹事長ポストは当面空席にし、未来に合流する国民の生活が第一の小沢一郎代表の執行部入りは見送った。

7099名無しさん:2012/12/02(日) 09:01:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20121201-OYT8T01026.htm
[衆院選]比例票にらむ各党

 衆院選の公示(4日)までわずかとなり、県内の各党は比例選での支持拡大を目指した取り組みを強化している。小選挙区の立候補予定者と連動した活動や支持団体への働きかけなどのほか、「大物」の来援などで無党派層の取り込みにも力を入れている。

 民主は前回2009年、自民より9万票多い24万3000票を獲得して、第1党となったが、今回は和歌山3区が空白区となったこともあり厳しい状況。県連の浦口高典幹事長は「小選挙区での擁立作業に追われたこともあり、比例戦略まで手が回らない」と実情を明かす。

 2区の前議員の日本維新の会へのくら替えに伴って急きょ擁立した新人の支援で手いっぱいだという。3区は、出馬を断念した前議員の支持者を比例選ではつなぎとめたい意向で、「支持団体などの協力で広報車を回す」とする。公示後には野田首相が県内入りする予定で、巻き返しを図る。

 自民、公明両党は連立政権時には、公明が小選挙区で自民候補を支援、自民が比例選で公明をサポートする選挙協力を進めてきた。野党として臨む今回も、公明は、3区の自民前議員の推薦を早々と決めたが、1、2区の自民公認の立候補予定者2人は、まだ推薦していない。公明側は「まだ目に見える形の比例選での支援策が示されていない」と公示直前まで待つ構えだ。

 自民県連の吉井和視幹事長は、「激戦となった1、2区の陣営は足元の地盤固めに必死」と、突然の解散による調整不足が背景にあると指摘する。一方で、「政権奪還に向け比例票獲得を徹底する」と強調。公示後に安倍総裁の来県を計画し、てこ入れを図る。

 公明は、比例選近畿ブロックで立候補予定の新人を、今期限りで引退する県本部代表の前議員・西博義氏の「後継」と位置づけ、支持拡大に力を入れている。9月下旬以降、県内で20回近く演説会や集会を開き、11月も和歌山市内で街頭演説して支持を訴えた。

 「風」に大きく左右されない固い支持基盤を持ち、05年に10万8000、09年に9万2000の比例票を獲得。県本部の角田秀樹幹事長は「長年地元から議員を送り出してきた運動の集大成」と力を込め、11万票の得票を目指す。

 解散後に県内全3選挙区に擁立した日本維新の会は1日、松井幹事長らが県内入り。JR和歌山駅前で松井幹事長は「住民が税金の使い道を決める地域主権に向け、国を変える最後の決戦に力を貸してほしい」と訴えた。「和歌山担当」の大阪府議は「選挙区での勝利はもちろん、党の『地盤』の近畿の比例で追い風を受け止めることも躍進の鍵だ」と、県内の比例票積み増しを狙う。

 共産は、比例選近畿ブロックで解散前は3だった議席数を4へ増やすのが目標。県内全区で早くから各陣営が活動し、比例の集票も重視する。県委員会の竹内良平委員長は「近畿は党躍進の主戦場となる。自民党型政治を食い止めるための戦いにしたい」と語気を強めている。

 社民は活動を比例に絞る。機関誌の号外を配布したり、和歌山市内で街宣活動を行ったりしている。県連の野見山海代表は「党勢拡大に向けて精いっぱい声かけを続けていく」と話す。

(2012年12月2日 読売新聞)

7100名無しさん:2012/12/02(日) 09:12:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t51004.htm
衆院選対応「前回と違う」 山形知事選・吉村氏事務所開き

事務所開きで再選を誓う吉村氏(中央)

 任期満了に伴う山形県知事選(来年1月10日告示、27日投開票)で、再選を目指す現職吉村美栄子氏(61)が1日、山形市内で事務所開きを行った。衆院選対応は「白紙」と従来の立場を繰り返したが、「前回衆院選とは同じではないと思う。『県民党』を大事にしたい」とも述べ、民主候補を支援した前回とは異なる対応に含みを持たせた。
 事務所開きには陣営幹部ら約60人が集まった。いずれも民主党前議員で、衆院選山形1区で12選を目指す鹿野道彦(70)、山形2区で4選を狙う近藤洋介(47)の両氏、前回比例で復活当選し山形3区で再選を期す社民党前議員の吉泉秀男氏(64)らも出席した。
 来賓で最初にあいさつした自民党参院議員の岸宏一氏(72)=山形選挙区=は「今後も県民党の立場で山形県を導いてほしい」と要望。前回衆院選での吉村氏の対応を踏まえ、今回の対応にくぎを刺したとも取れる発言をした。
 これに続き、鹿野氏は「吉村知事の働きは全国でも高い評価を受けている。私も県民の一人として再選のために頑張る」と述べた。近藤、吉泉両氏も同様に、ほとんど政党色を表に出さずに応援の弁を述べた。
 前回知事選で民主、共産、社民3党の支援を受けた吉村氏は、その約7カ月後に行われた前回衆院選で「恩返し」として鹿野氏の支援を表明した。今回の衆院選でも、鹿野氏側には吉村氏の支援を期待する声がある。
 自民党は知事選対応を正式に決めていないが、今回は大半の県議が吉村氏の支援に回っている。
 吉村氏は「支援者にいろいろな政党の方がいて難しい」としつつ、前回衆院選との違いを「知事選の恩は選挙で返そうと、その都度対応してきた」と語り、鹿野氏との貸し借りは解消されているとの見方を暗に示した。
 吉村後援会の岡田久一会長は「前回知事選とは応援の構図が全く違う。最後はわきまえた行動をするはずだ」と話している。

2012年12月02日日曜日

7101名無しさん:2012/12/02(日) 09:14:30
http://www.shinmai.co.jp/news/20121202/KT121201ATI090023000.php
自民、北陸信越に轟氏を擁立 衆院選比例代表
12月02日(日)

 自民党は1日、衆院選比例代表北陸信越ブロック(定数11)の単独候補として、党長野県連事務局長で新人の轟好人氏(63)=長野市=を擁立すると発表した。

 轟氏は明大法学部中退。元県職員で、長野地方事務所長などを務めた。取材に対し「党の方針に従った」としている。

 同党は今衆院選で、小選挙区候補が比例に重複立候補する見通し。この日は轟氏以外にも各県連事務局長らの擁立を決めており、名簿順位は重複立候補者の下位に登載されるとみられる。

7102名無しさん:2012/12/02(日) 09:15:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20121202/CK2012120202000137.html
【群馬】
前衆院議員の中島氏が引退 維新の打診辞退
2012年12月2日

 前衆院議員の中島政希氏(比例北関東)は一日、今回の衆院選に出馬せず、引退を発表した。中島氏は日本維新の会の石関貴史氏から、同会の候補として出馬を打診されてきたが辞退。政治的に近かった鳩山由紀夫元首相の引退に合わせ、「鳩山民主党の終焉(しゅうえん)とともに、群馬での政治活動に終止符を打ちたい」とのコメントを発表した。今後は群馬4区から出馬する同会の宮原田綾香氏を支援するという。 (美細津仁志)

7103名無しさん:2012/12/02(日) 09:17:52
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121201-OHT1T00296.htm
嘉田代表、YAWARA連れて全国回る

 日本未来の党の嘉田代表は1日、衆院選が公示される4日の第一声を福島県で行う意向を明らかにした。大阪市内で記者団に、左胸に着けた福島県の東日本大震災からの復興を応援するバッジを指さし「(第一声の)希望は、ここです」と述べた。福島第1原発事故が起きた地で全国遊説を始めることで、2022年までに原発を全廃する「卒原発」をアピールする狙いがある。

 全国遊説について嘉田氏は「小沢氏というよりは、遊説担当と(演説)する」と述べ、小沢氏ではなく、日本未来で遊説を担当する谷亮子参院議員(37)を同行させる意向を明らかにした。YAWARAちゃんとタッグを組む嘉田氏の姿が全国で見られそうだ。

 また嘉田氏はこの日、民放番組で「原子力規制委員会が安全を担保し、政府が認めれば」と発言。その後「(原発再稼働は)今の段階ではあり得ない」と否定し、再稼働容認と誤解を与えたことを謝罪した。

(2012年12月2日06時02分 スポーツ報知)

7104名無しさん:2012/12/02(日) 09:19:14
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t31002.htm
社民岩手県連 2〜4区の擁立断念

 社民党岩手県連は1日、盛岡市で総合選対委員会を開き、衆院選岩手2〜4区への候補者擁立を断念することを正式に決めた。1区は新人で県連代表の伊沢昌弘氏(65)が立候補する。
 県連の細川光正幹事長は「最後まで努力したが、擁立の環境整備ができなかった。今後は伊沢氏の支援と、比例票の獲得に全力を注ぎたい」と述べた。2〜4区は自主投票になるという。
 岩手は東北で唯一、小選挙区導入後も複数候補を擁立し続けていた。特に4区の擁立見送りは1996年の小選挙区制導入以降初めて。

2012年12月02日日曜日

7105名無しさん:2012/12/02(日) 09:22:05
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t11014.htm
地方議員経験4氏出馬へ 地方選の様相 衆院宮城2区

 衆院選(4日公示、16日投開票)で、宮城2区(仙台市宮城野、若林、泉区)に立候補を予定する6陣営のうち、4人の地方議員経験者のせめぎ合いが激化している。長年の政治活動でそれぞれ地元政界に名が通り、一定の支持基盤があるのが強み。地方選さながらの「接近戦」は過去の選挙遍歴も絡んで過熱気味だ。
 県議経験者は自民党前議員の秋葉賢也氏(50)、元自民党議員で日本維新の会の中野正志氏(64)、みんなの党新人の菊地文博氏(52)の3人。共産党新人の福島一恵氏(52)は仙台市議出身。
 県議を3期務めた秋葉氏は泉区が地盤。10人規模の小集会を地域ごとに重ねる手法で、着実な浸透を目指す。宮城野区選出だった中野氏も3期。自民党時代からの人脈を生かし、支持者回りや企業訪問を徹底する。
 菊地氏は通算5期で地盤は宮城野区。この2年半、党の顔として浸透を図ってきた。町内会単位で支援を得る地域もある。福島氏は仙台市議5期を務めた若林区で、培った地域人脈を武器に個人票を積み上げる。
 秋葉、中野、菊地3氏は、そろって自民党に所属していた時代がある。
 秋葉氏が初当選した2005年の2区補選で、当時比例東北衆院議員だった中野氏は秋葉氏を支援。菊地氏も党公認を目指したが、候補者公募方法を疑問視して離党。無所属で戦ったが敗れた。
 秋葉、中野両氏は過去2度の衆院選で、選挙区と比例東北を交互に変わるコスタリカ方式で連携。09年の前回は2区の中野氏が落選、比例の秋葉氏は当選した。中野氏は今年7月に離党。たちあがれ日本、太陽の党を経て維新所属となった。
 かつての連携相手を敵に回す因縁の戦いだが、中野氏は「ライバルは秋葉氏」と公言する。対する秋葉氏は22日、泉区で開いた国政報告会で「所属政党を一度も変えていないのは私と共産党ぐらい」と皮肉った。
 地盤が重なる中野、菊地両氏も火花を散らす。菊地氏は早くからみんなと維新の第三極結集を目指してきたが、中央の主導権争いが響いた。菊地氏は「維新は既存政党の補完勢力に成り下がった。真の第三極として、堂々と秋葉氏に挑む」と言う。中野氏も「今の政治には知恵や突破力が足りない。維新が政治を変えていく」と政策を訴える。
 共産党の福島氏は「第三極は弱肉強食の論理で格差や貧困が広がる」と批判する。
 宮城2区にはほかに、日本未来の党に合流する国民の生活が第一は、民主党を離党した前議員斎藤恭紀氏(43)が立候補する。民主党は刺客として参院議員(比例)の今野東氏(64)を立てる。

2012年12月02日日曜日

7106名無しさん:2012/12/02(日) 09:25:49
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=26944
行政・政治 : 衆院選公示直前長野5区の情勢 5氏が立候補予定
更新:2012-12-2 6:01

 衆院選長野5区の立候補予定者は、「日本未来の党」に合流した前職の加藤学氏(43)、自民党元職の宮下一郎氏(54)、共産党新人の三沢好夫氏(68)、社民党新人の池田幸代氏(40)の前回選の顔ぶれに、民主党新人の花岡明久氏(33)が加わった。政党の枠組みなど構図が微妙に揺れ動く中、各陣営は公示前の前哨戦を激しく繰り広げている。

 公示1週間前に新党に合流した加藤氏は対応に追われながらも、「卒原発」を掲げる党の方針に「選択肢が明確になった」と前向きに捉える。消費増税阻止とともに訴え、存在感を示したい考え。女性党首を生かし、女性票獲得にも力を入れる。今回は連合の支援を受けられないが、初出馬から7年間で培った人脈を中心に陣容を固める。11月末までに伊那、駒ケ根、飯田の3カ所に事務所を開いた。

 古巣・民主の候補者擁立には「3党合意の一角。自民とともに蹴散らしたい」。社民、共産とは一部主張が重なるが「現実味ある政策をしっかり訴えたい」としている。

 花岡陣営は11月25日の出馬表明を受け、後援会の体制づくりを急いでいる。前回加藤氏を支えた党員が大半を占める。佐々木重光幹事長は「加藤氏とともに抜けたサポーターは少数」とし、「再び党の政策を訴えれば花岡への期待は高まる」と強調する。

 花岡氏は「民主の共助に対し自民の自助など、政策姿勢の違いを分かりやすく示したい」とし、街頭活動を中心に支持を訴えている。過去の選挙で党が苦戦している上伊那には、伊那市内に事務所を置き活動を強化する構え。11月30日には箕輪町で開かれた連合上伊那地協幹事会に出席し、同会の推薦を得た。

 宮下陣営は11月30日夜に上伊那選対本部を設置。「いよいよ本番。絶対に負けられない」と議席奪還への決意を新たに、力強く気勢を上げた。

 宮下氏は「伊那谷を桃源郷に」と持続可能な社会の実現を主張。リニア中央新幹線開業までの15年間を「伊那谷集中発展期間」に位置付け、インフラ整備や観光開発などの推進を訴える。

 「誰が出てきても、最も地域の未来に責任を負っている自負がある」と宮下氏。無党派層の動きや「風」を警戒し地域や企業回りを徹底し支持拡大を図る。決起集会を地区ごとに計画するなど、後援会組織の強化にも余念がない。

 三沢氏は丹念にミニ集会や街頭演説を重ね、消費増税反対、脱原発、環太平洋連携協定(TPP)反対などを訴える。JR東海の飯田線駅無人化の反対も主張に加えた。

 TPPに反対するJA関係者と懇談するなど、新たな支持層の掘り起こしも図る。「農業従事者や原発再稼動に不信感を持つ若者、非正規雇用労働者などから期待の声が寄せられている。これまでにない手応え」と話す。

 伊那谷で生まれ育ち、地元を拠点に活動する唯一の候補者としてアピール。他陣営の動きにも「軸がぶれず、地域の暮らしを守るのは共産党」と違いを強調する。

 池田氏は1日30回のつじ立ちを目標に街頭活動に力を入れる。「民主に失望した、自民には戻れないという声が多いと実感している。格差・貧困の是正と脱原発をしっかりと訴える」と票獲得を狙う。11月25日に5区総合選対委員会を結成。竹内久幸県連代表は「全県的に比例票をどう確保していくか」とし、県内唯一の候補者となる池田氏の支持拡大を訴えた。

 民主の出馬について池田氏は「当然のこと」と冷静に受け止め。「未来」に関して選対幹部は「社民党が脱原発運動に一貫して取り組んでいることを、多くの人が知っている」と影響を否定する。

7107名無しさん:2012/12/02(日) 09:27:37
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=26948
行政・政治 : 衆院選公示直前長野4区の情勢 4氏が立候補予定
更新:2012-12-2 6:02

 4日公示される衆院選の長野4区は、再選を目指す民主前職の矢崎公二氏(53)に、議席奪還を狙う自民元職の後藤茂之氏(56)、新党から立候補する日本未来新人の三浦茂樹氏(43)、4度目の出馬となる共産新人の上田秀昭氏(58)が挑む構図になる見通しだ。

 矢崎氏は前回選から一転、党への逆風を受けながら選挙戦に臨む。解散後は都市部でのあいさつ回りと街頭演説に力を注いだ。マニフェストが実現していないことを詫びる半面、「8割は着手した」と政権交代の成果を強調。「古い政治に戻すのか」を争点に掲げ、改革の継続を訴える。

 陣営は蓮舫氏や江田五月氏ら知名度の高い党幹部を招へいし、のろしを上げた。ただ組織的に票を積み上げる「足し算の選挙はしない」。連合や郵政研をはじめ同級生や党員・サポーターによる「掛け算」の広がりで勝機を狙う。

 後藤氏は、ミニ集会や街頭演説などで「日本人が国内で働けて若者が地域で働けるよう経済を再生する」と経済対策を重点課題に掲げる。陣営は「前回は逆風以上の台風や嵐。主張を聞いてくれなかった。今回はしっかり話を聞いてくれるし、雰囲気はいい」と受け止める。第三極の動きについては「選挙目当てに映る」と批判する。

 各市町村に置く後援会組織を生かして多くの有権者に声を掛け、票固めを図る。陣営は「集会をしっかりこなし、石にかじりついてでも議席を奪還する」と意気込む。

 三浦氏は、街頭演説とミニ集会を重ねて知名度アップを図る。準備期間は1カ月程度と短いが、これまでの「一人ひとりの声を聞きたい」という地道な活動で、支援の輪の広がりを実感している。後援会組織は作らずに、各自の意思で集まってくれる人たちの手で選挙を戦う。「少人数でもそれぞれの意思は強い」

 無名の新人で結成したばかりの新党。「地元に生まれ、育ち、実際に住んでいる。木曽は日本の縮図で、地方・田舎の代表として中央に声を届けたい」と、古里の代弁者としての資格を強調する。

 上田氏は原発やTPP、消費税増税など国政上の山積する課題に対し、「すべてに具体的な解決方法を提案している共産党の政策を有権者に丁寧に説明し、共感を得ていくことが第一」とし、政策の浸透に力を注いできた。

 選挙区での当選に加え、党の議席倍増に向けて比例区での議席復活を最大の目標に掲げる。陣営幹部は、「二大政党に対する幻滅で『どこに投票していいかわからない』という有権者の受け皿となるために、どこまでしっかりと有権者に声を掛けられるかがカギ」と話している。

7108名無しさん:2012/12/02(日) 09:29:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121202/elc12120202080022-n1.htm
【衆院選2012 岩手】
民主が4区・及川氏擁立、2区断念
2012.12.2 02:08 [岩手県]
 民主党県連は1日、衆院選岩手4区に金ケ崎町出身で党本部職員、及川敏章氏(56)=東京都国分寺市=を公認候補として擁立すると発表した。2区の擁立は「態勢を整えるのが難しい」(選対本部長・平野達男復興相)との理由で擁立は断念した。

 及川氏は水沢高、駒澤大を卒業後、民社、新進、自由、民主4党で組織委員会事務局などを務めてきた。現在は党国民運動委員会部長。平野復興相とは高校の同窓。

 立候補を決断した理由として、民主党が衰退するとマニフェスト選挙がすたれる▽税と社会保障の一体改革にともなう国会議員の削減が実現されなくなる−との危機感を挙げた。

 4区の選挙戦では、未来の前職、小沢一郎候補予定者について、とくに批判はしないが、政治家の脱世襲制を訴えるという。

7109名無しさん:2012/12/02(日) 09:32:41
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121202/tks12120202060000-n1.htm
【衆院選2012 徳島】
師走県都決選(下)1区
2012.12.2 02:06
 ■“仙谷党”に挑む自民新人

 「日本の危機を乗り越えていくため、石にかじりついてでも、はいつくばってでも、徳島の街を回る覚悟だ」。衆院選の公示まで10日を切った11月25日、民主前職の仙谷由人は徳島市のJR徳島駅前のホテルで開いた総決起集会であいさつに立ち、力を込めた。

 決戦を前に、党の支持率が低迷する中、「逆風が吹き、厳しい選挙戦になる。官房長官までやったから大丈夫という油断は禁物」と陣営幹部は分析する。総決起集会に先立つトークイベントでは、仙谷の主張が「誤解されかねない」という原発問題をあえてテーマに取り上げ、丁寧に政策を説明した。

 平成21年の前回衆院選、徳島県の選挙区では民主2勝、自民1勝と勢力図が逆転した。今回も民主、自民が全3選挙区で直接対決する構図に、前回は候補者を1区に絞った共産も全選挙区で候補者を擁立。維新は大激戦の2区への参戦を目論んだが、公認発表した候補者が出馬を断念した。

 徳島市を中心とした徳島1区で、仙谷は平成8年の小選挙区制導入以降、連続当選を重ねてきた。連合徳島をはじめとした民主の支援団体に加え、城南高OBらを核とした後援会など、保守層をも巻き込んだ「仙谷党」が選挙戦を支える。「保守王国」と評される徳島県では異例の存在だ。

 その1区に、自民が悲願の議席奪取を狙って擁立した“刺客”は元県議の福山守。26日、県議会議長に議員辞職願を提出、同日付で許可された。福山は徳島1区と重なる県議選徳島選挙区で前回、前々回と連続トップ当選した「地方のエキスパート」だ。

 昨年10月に党徳島1区支部長に就任以降は地道に支持者回りや行事参加を続けてきた。27日には徳島市問屋町で事務所開きを開催。福山は「民主党の仙谷氏を相手に同じ土俵でがっぷり組ませてもらっている。日本再生の突破口を、徳島1区から切り開いていきたい」と熱っぽく訴えた。陣営幹部は「民主への風は逆風といわれているが、逆風がそのまま自民への追い風になっているわけではない」と警戒する。

 共産は2度目の挑戦となる党県書記長の古田元則を擁立する。4月に出馬表明して以降、270回以上の街頭演説をこなしてきた。古田は「聴衆の反応がかなりよくなってきた。消費増税や原発再稼働への国民の怒りを追い風に戦いたい」と意気込んでいる。

                   ◇

 【立候補予定者】

 ◇徳島1区

 仙谷由人 66 民 前

 福山守 59 自 新

 古田元則 64 共 新

7110名無しさん:2012/12/02(日) 09:39:50
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20121202/CK2012120202000066.html
【静岡】
衆院選 県内首長は、どう応援?
2012年12月2日

◆国との関係思いさまざま
 知事や政令市長ら現職首長が党首クラスに就任して多党が乱立する衆院選。国と地方の関係見直しが大きくクローズアップされている。静岡県内の首長は今回の選挙でどう動くのか。「国政と地方自治は別」と一線を引く首長がいる一方、政治課題によっては「黙っていられない」と特定の候補予定者を応援して声を上げる市長もいる。

 「原発問題が争点になるべきだと思う」。中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働反対を打ち出し、先月の市長選で三選を果たしたばかりの湖西市の三上元市長は力を込める。「脱原発をめざす首長会議」の世話人を務め、脱原発を訴える立候補予定者からは、推薦文や集会での講演の依頼が飛び込んできている。

 衆院解散後、脱原発を主張する民主党の菅直人前首相(東京18区)から推薦してほしいと求められた。静岡3区で日本維新の会から立候補する予定の鈴木望さん(63)を推薦し「(脱原発であれば)党を問わず応援したい」との姿勢だ。

 選挙期間中は市議会の十二月定例会もあり、全国を飛び回るわけにはいかないが、九日には県境で接する愛知15区から社民党公認で立候補予定の豊田八千代さん(63)の応援演説をする予定だ。

 自身の選挙では、「浜岡原発から六十キロも離れているのに脱原発を訴えるのはやめた方がいい」と支援者に言われた。だが、「脱原発を言わずに落選していたら悔いが残る」と意志を貫いた。「市内を回っていて、脱原発を望む声が大きかった」と振り返る。「本来は原発問題は国がやるべきだ。国がしっかりやらないから、地元が声を出さないといけない」と国政に注文をつける。

 一方、他の県内首長は、衆院選とは距離を置く発言が目立つ。川勝平太知事は「私は一切、関わらない」と明言している。

 静岡市の田辺信宏市長も「私は無所属の立場。どこかの政党にくみする発言は控えたい」。かつて自身が挑戦した静岡1区の顔触れには「どなたが勝つにせよ、国政はその人にあずけたい。大切な国と市のパイプ。良い関係をつくりたい」と特定候補の応援はしない。

 「個人的なつながりで、要請があれば行けるところは行こうと思う」とするのは浜松市の鈴木康友市長。ただ「県内は差し障りがある。行くのは県外」。市内の小選挙区からは自身も所属した松下政経塾の後輩が出馬予定だが、地元は避ける。

 鈴木市長の政経塾生時代からの「盟友」である野田佳彦首相(千葉4区)の陣営から要請があり、足を運ぶ方向で検討中。自民党の安倍晋三総裁の側近、菅義偉幹事長代行(神奈川2区)とも衆院議員時代からの交友があり、日程が合えば応援に入るという。

 また東京都知事選に立候補した元民主党衆院議員で前神奈川県知事の松沢成文さんには、先月の集会に出席しエールを送った。

7111名無しさん:2012/12/02(日) 09:42:49
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20121202a
衆院選比例東北に村上氏出馬へ 自民県連事務局長

 自民党は1日、衆院選の比例代表公認候補42人を発表した。東北ブロックには、党秋田県連事務局長の村上文人(ふみと)氏(62)=秋田市=が立候補する。党本部からの比例単独での出馬要請に応じた。

 村上氏は「国民を欺いた民主党に政権は任せられず、急ごしらえの第三極も危ない。国のため、安定した政治を取り戻すため、役に立てるのであれば力を尽くしたい」と語った。

 同市生まれ。東京農大農学部卒。県水産漁港課長補佐、参院議員公設秘書などを経て2000年に党県連事務職員、04年から同事務局長。公職選挙の出馬は初めて。

 同日発表された公認候補42人は全員新人。県連事務局長など各地の党支部幹部が多くを占めた。比例重複の小選挙区候補の多くが当選し、比例での獲得議席が名簿登載人数を上回った場合に、他党に議席を譲る事態を防ぐ狙いとみられる。比例代表候補は計48人になった。

(2012/12/02 09:30 更新)

7112名無しさん:2012/12/02(日) 09:45:32
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20121201-OHT1T00286.htm
小泉進次郎氏、女性集めて決起集会!自民の「顔」として全国遊説へ

地元・横須賀市内で「女性のつどい」を開催した小泉進次郎氏 自民党の小泉進次郎前衆院議員(31)は1日、神奈川・横須賀市内のホテルで女性のみを対象とした集会「女性のつどい」を開催。「この会は、3年前の衆院選でも最初に開催した集会。僕の原点です」と約100人が集まった聴衆を前に気持ちを新たにした。

 前回の09年の衆院選は、引退する父・小泉純一郎元首相(70)の後継候補として、自身初めての出馬だったため、公示から投開票まで全日程を自分の選挙区での活動に費やした。あれから3年。党の青年局長を務めるなど存在感を強める進次郎氏を取り巻く状況は激変した。

 今回は計12日の選挙戦のうち、地元にいるのはわずか4日。8日間は自民党の「顔」として全国を遊説する過密スケジュールとなっている。しかも、そのうち3日が北海道。前回の衆院選で民主党が11勝1敗と大勝を収めた“民主の牙城”を崩す切り込み隊長役に指名された。公示前日の3日には、小選挙区制では自民党が議席を獲得したことのない北海道9区から出馬する堀井学氏(40)の応援演説が決定している。

 自民党関係者は「全地域からオファーが殺到したが、大半の地域は泣く泣くあきらめざるを得なかった」と進次郎氏の人気ぶりを証言。進次郎氏の陣営関係者は「地元であまり活動できないのは痛いが、こればかりは仕方ない」とあきらめ顔だ。

 前回の衆院選は、世襲批判も浴びた。進次郎氏は当時を振り返り「通り際に、心ない人から足を踏まれたりしましてね」と苦笑い。圧倒的優位が予想されている選挙戦だが、民主党が禁止し争点の一つにしようとしている「世襲」だけが弱点となりそうだ。

小泉王国の牙城崩しを狙う林氏 ◆進次郎氏に挑む民主・林氏「全選挙区で一番キツい」 “小泉王国”に民主党から挑むのは、前衆院議員秘書の林公太郎氏(30)。不利を承知で選挙戦に挑む。「党の人から『300ある選挙区のなかで、一番キツいのはここ』って言われましたよ」と苦笑い。「しかも“前任者”は横粂(勝仁)前衆院10+ 件議員。彼が民主を離党して以来、1年以上空白だった区ですからね」と地盤固めにも不安があることを認めた。それでも「小泉さんの考えに反対する有権者の受け皿は必要」と自ら志願してこの神奈川11区の出馬を決めた。

 進次郎氏については「演説は抜群。ヘタすると父の小泉純一郎さん以上だが、その中身はカラッポ。ブレーンがいて、その助けで初めて政策を語れる」と辛らつだ。自身は最近まで、内閣官房で東日本大震災の復興関係の仕事をこなしてきた政策通。「地盤も何もないけど、政策勝負なら負ける要素はない」と胸を張った。

 ◆神奈川11区(横須賀市、三浦市)立候補予定者
 小泉進次郎(31)自民前
 林公太郎(30)民主新
 斉田道夫(64)共産新

(2012年12月2日06時02分 スポーツ報知)

7113名無しさん:2012/12/02(日) 09:48:47
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121201-OYT1T01242.htm?from=ylist
維新、新人に「公開討論会に出るな」…失言懸念

 4日公示の衆院選で、日本維新の会が新人の立候補予定者に対し、各小選挙区で開かれている公開討論会への参加を見送るよう指示していたことが分かった。

 維新の会幹部は「遅れている選挙準備に専念させるため」と説明するが、維新の会の大阪府議は「準備不足の新人は討論会で袋だたきに遭いかねないため」としている。

 維新の会の小選挙区公認候補152人のうち、選挙の経験がゼロの新人は約80人。立候補する選挙区とつながりのない「落下傘候補」も多い。維新の会の府議は「新人が討論会で失言するとイメージダウンが大きく、地元事情に疎い落下傘候補は特に危ない」と話す。

 維新の会は新人の参加見送りを先月下旬に決定。討論会は全国各地で市民団体などが企画しており、大阪や京都などの討論会では、維新の会の立候補予定者が不在のまま行われている。

(2012年12月2日07時42分 読売新聞)

7114名無しさん:2012/12/02(日) 09:56:09
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121202t21020.htm
維新公認で台風の目? 演説会盛況 青森1区・升田氏

橋下氏が訪れた街頭演説会には多くの県民が詰め掛けた。ともに「青森にも維新の風を」と呼び掛けた=11月28日午後6時ごろ、青森駅前公園


 衆院選(4日公示、16日投開票)青森1区に出馬する升田世喜男氏(55)が勢いづいてきた。過去2回とも無所属で3位。今回、たちあがれ日本から出馬の予定だったが、日本維新の会公認となったとたん、注目度が急上昇。橋下徹氏や石原慎太郎氏が駆け付け、演説会は過去にない盛況ぶり。5人の立候補が予定される中、台風の目となりそうだ。

 11月28日夕、JR青森駅前の街頭演説会で、升田氏は党代表代行の橋下氏に初めて会った。津軽弁で「よぐきたねし」と歩み寄ると、うれしそうに、がっちりと握手を交わした。
 街頭に2500人(主催者発表)が集まるのも初めて。「青森からも維新の風を吹かせていこうではありませんか。選挙に出るのは升田。橋下と書いても票にならないので、間違えないでください」とユーモア交じりの弁舌で聴衆の笑いを取っていた。
 1日には、党代表の石原慎太郎氏も青森市に駆け付けた。会場は1500人(同)が詰め掛け、これまでにない熱気。「国政に、升田さんを出さなきゃいけない。青森のためだけでなく、日本のために」。石原氏の熱弁に大きな拍手が湧いた。
 升田氏は津軽半島の突端、旧小泊村(現中泊町)の出身。村議を3期務めた後、村で初めて県議に当選し自民党系会派に所属。2期目に辞職して国政に挑んだが、当時の1区は自民党重鎮の津島雄二元厚相の地盤で惨敗。特に、都市型選挙民が多い青森市で票が伸びなかった。
 家族で青森市に引っ越し、毎日街頭に立って政策を訴えるなど地道に活動。2005年の衆院選は2万6380票だったが、09年は3万5283票と支持を増やしている。
 1区は前回、追い風に乗った民主党の横山北斗氏(49)が10万1290票で当選。次点の無所属の津島淳氏(46)は6万8910票だった。日本未来の党に変わった横山氏陣営は「前回よりも、浮動票の分がかなり目減りするのではないか」と不安げ。
 自民党公認となった津島氏陣営も、同じ保守票を奪い合う存在として警戒する。津島氏は「あちらはずいぶん熱気がある」と危機感を口にする。県連選対本部長の山崎力参院議員は「今回、民主から自民に戻ってくるべき票が、風に乗って維新に流れれば困る」と浮動票の行方を気にする。
 升田陣営は、維新の会となって、県議2人と青森市議2人らが初めて応援についた。これまで組織がなく「弱い」とされていた青森市内で、小さな後援会グループも約50できた。「無所属の時とは天と地の差」と升田氏も実感。陣営は「もう泡沫(ほうまつ)とは言わせない」と勢いづく。

◇青森1区立候補予定者
波多野里奈39 民新 
津島淳46 自新 
横山北斗49 生前(2)
升田世喜男55 維新 
斎藤美緒32 共新 

 <おことわり> 新党「日本未来の党」の公認名簿が発表前のため、合流する生活の立候補予定者について公認の表記は生活(略称・生)のままとします。

7115名無しさん:2012/12/02(日) 10:00:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121202/tcg12120202040001-n1.htm
【衆院選2012 栃木】
選挙区の情勢 5区 与党候補不在の戦いに
2012.12.2 02:04
 自民県連会長と民主県連代表が対決する構図だったが、富岡が民主を離党し状況が一転。みんなに移った富岡が盤石の地盤を持つ自民茂木に挑む。共産川上は政策を前面に押し出す。「何としても擁立する」(県連代表・谷博之)としていた民主だが、11月29日に擁立断念を表明。3年3カ月の民主政権に評価を下すべき選挙で、与党候補不在となった。

 茂木は、前回・平成21年も逆風の中、県内選挙区で唯一、自民の議席を守った。足利市をはじめ選挙区内に5カ所の主要拠点を設けて組織戦を展開。突然の解散にも「年内解散に照準を合わせて投票日のパターンごとにスケジュールを決めていた。バタバタしている感じはない」と冷静だ。閣僚や党要職を歴任し、応援などで公示後も選挙区外の活動が多くなるが、「この3年3カ月、毎週末地元に戻り、何百回と懇談会を開くなど以前にも増して活動してきた」といい、地盤固めには余念がない。

 富岡は民主からみんなへ移ったばかりで、選挙態勢を組み直す必要もあり、離党の影響は不透明だ。県連代表の突然の行動に民主からは「裏切り行為」と強い批判が上がる。富岡は「有権者は掲げた政策に賛同して票を投じた。民主党は目指す方向から離れてしまった」と説明。「批判する人もいるが評価してくれる人もいる。政治理念を分かってもらえるよう努力する」と話す。富岡に代わって民主県連代表に就いた谷は「何が何でも」と候補擁立に執念をみせたが、結局断念。ただ、富岡にとって厳しい状況は変わらない。

 5区から3度目の出馬になる川上は、原発ゼロや消費増税中止などを掲げ、「自民党型政治の行き詰まりを断ち切る新しい改革を押し出していく」と訴える。論戦の軸となる与党候補不在の中、政策を浸透できるかが鍵となる。(敬称略)=おわり

                   ◇

 茂木敏充57 前党政調会長 自前(6)

 川上均56 党県委員   共新

 富岡芳忠46 元銀行員   み前(1)

 ※カッコ数字は当選回数

                   ◇

 ■平成21年の選挙結果

 当 101383 茂木敏充 自前

 比  92592 富岡芳忠 民新

     2226 森兼光 幸新

 ■17年の選挙結果

 当 125773 茂木敏充 自前

    56680 富岡芳忠 民新

 ※比は比例代表で当選

7116名無しさん:2012/12/02(日) 10:07:17

「マニフェスト」は“死語” 民主党失政でイメージダウン (1/2ページ)2012.12.2 09:17
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121202/mca1212020920000-n1.htm
 重点政策、選挙公約、骨太…。今回の衆院選を前に与野党が発表した公約のタイトルでは「マニフェスト」が“死語”になりつつある。前回衆院選では政策本位の選挙を象徴するキーワードとして注目され、平成15年の流行語大賞に選ばれたが、「マニフェスト違反」を繰り返した民主党の失政によるイメージダウンが響いている。

 前回衆院選では民主、社民など5党が「マニフェスト」を採用した。ところが、今回の衆院選でマニフェストという言葉を明確に使用したのは民主党だけ。

 自民党は今回から「重点政策」に。社民党も「『うそつき』と同義語になりつつある」(福島瑞穂党首)として「選挙公約」に衣替えした。公明党は「重点政策」を前面に打ち出し、冊子にはマニフェストを薄い文字で表記する苦心ぶりがうかがえる。

 第三極の日本維新の会は「骨太」、みんなの党は「アジェンダ」などと各党各様、独自の表現で公約を掲げている。

 ただ、マニフェストの特徴だった公約の数値目標や工程表も、各党の公約から影を潜めた。

 特に原発存続の是非をめぐっては各党の公約に開きがあるものの、具体的な道筋は示されていない。数値目標や工程表に縛られた民主党の二の舞いを避けたいとの思惑もありそうだ。

 このため、今回の衆院選では政策本位の選挙が後退しかねないとの懸念も残されている。(岡田浩明)

7117名無しさん:2012/12/02(日) 10:17:53
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20121202-1054488.html
小沢ガールズ岡本氏に同期の刺客

 異例の同期対決に神奈川3区が白熱した選挙戦に発展している。日本未来の党の岡本英子前衆院議員(48)が出馬する神奈川3区(横浜市鶴見区、神奈川区)に、民主党の勝又恒一郎前衆院議員(49)が刺客として登場した。

 2人は横浜市出身で、岡本氏は横浜国立大卒業後、95年に横浜市議(4期)に初当選した。勝又氏も横浜国立大大学院経済学研究科修士課程修了後、95年に神奈川県議(3期)に初当選。さらに2人は09年の前回選挙で民主党公認で出馬し、ともに初当選を遂げた同期だ。“小沢ガールズ”の1人である岡本氏は、小沢一郎氏とともに民主党を離れており、今回は前回選挙で神奈川15区から出馬した勝又氏が同区へ鞍替えし“岡本つぶし”に挑む構図になっている。

 1日午後3時、JR鶴見駅前で岡本氏は街頭演説を行った。脇に置かれていた「国民の生活が第一」時代の看板の上には、応急処置として「未来」のシールが貼られていた。

 演説では主に「卒原発」や「消費税増税反対」を訴えたが、同期対決については「民主党の誰かが(同区へ)来ると思った。政策軸が違うから関係ない」ときっぱり語った。未来の党へ合流し、党名が変わったことで看板などを2日間かけて変更したという。

 岡本氏は「未来になり政策が分かりやすくなった。いい風が吹いている」と自信の表情を見せた。同区では自民、みんな、維新、共産からも候補者が出馬する激戦区となっている。【峯岸佑樹】

 [2012年12月2日8時41分 紙面から]

7118名無しさん:2012/12/02(日) 10:26:52
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121202/201212020955_18748.shtml
立候補予定者、駆ける 公示前最後の週末、準備急ピッチ
2012年12月02日09:55

集まった支持者に政策を訴える立候補予定者=1日午前、恵那市内

 4日公示される衆院選前の最後の週末となった1日、県内の立候補予定者は師走の寒空の下、精力的に選挙区内を駆けまわった。急ピッチで進む選挙準備の合間を縫い、事務所開きを行う陣営が相次いだ。

【1区】
 民主前職の柴橋正直氏は女性集会で「皆さんの声に応えるのが使命」と語った。自民前職の野田聖子氏は党岐阜市支部と後援会の合同会議で組織内の連携を確認。日本未来の党に合流する前職の笠原多見子氏は、市内のイベントで「党名を覚えて」と無党派層らにアピール。共産新人の鈴木正典氏は、事務所開きなどで党の存在感を訴えた。政治団体幸福実現党新人の野原典子氏も辻立ちした。

【2区】
 民主新人の堀誠氏は街頭で民主党政権の実績を強調しつつ「積み残した政策は率直におわびしたい」。自民前職の棚橋泰文氏は大垣市の座談会で、技術革新で景気対策に取り組む考えを語った。日本未来の党から立候補予定の前職橋本勉氏は街頭で「未来の橋本勉」の浸透を図った。共産新人の高木光弘氏は事務所開きで強い決意を語った。

【3区】
 民主前職の園田康博氏は各務原市の後援会事務所開きで必勝を誓った。自民元職武藤容治氏は瑞穂市などでミニ集会を開いて結束を強固に。共産新人の服部頼義氏は羽島市などで街頭演説し、消費増税中止などを訴えた。

【4区】
 民主新人熊崎陽一氏は可児市で街頭演説や事務所開き。自民前職金子一義氏も高山市などで事務所開きをして気勢を上げた。日本維新の会前職今井雅人氏は可児市の事務所で選対会議を行って陣営を引き締めた。共産新人日下部俊雄氏は高山市で事務所開きを行い、士気を高めた。

【5区】
 民主前職の阿知波吉信氏は中津川市で新たに組織した後援会の事務所開き。自民前職の古屋圭司氏は東濃各市で国政報告会を開いてデフレ脱却などを主張した。共産新人の井上諭氏はJR中津川駅前で井上哲士参院議員と街頭で演説。政治団体幸福実現党新人の加納有輝彦氏も多治見市などで街頭演説をした。

7119遠野の雨乞い師:2012/12/02(日) 10:30:05
>>7067
つまり、舛添要一氏と荒井広幸氏は古巣の自民党に戻るということですね。

7120名無しさん:2012/12/02(日) 10:33:14
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121202/201212021004_18749.shtml
県内団体、両にらみ 同一選挙区で複数候補を並立推薦も
2012年12月02日10:04
 4日公示される衆院選(16日投開票)で、県内の小選挙区候補者支援をめぐり、歯科医師や建設業者ら業界団体の対応が分かれている。自民党支持に回帰する団体がある一方で、同一選挙区で民主、自民の2人を支援する動きも出ている。政党が掲げる政策を重視するところもあれば、人物本位と強調する団体もある。それぞれの団体に思惑があり、対応はまだら模様だ。

 業界団体はかつて自民党を支えたが、2009年の政権交代後は民主党とのつながりも築いてきた。

 県歯科医師連盟は岐阜1、3、5区で、民主、自民両党の前職(元職)の推薦を決めた。10年夏の参院選岐阜選挙区(改選数2)では古くからつながりのある自民に加え、政権与党の民主候補も並立推薦したが、衆院小選挙区で複数の候補を推薦するのは初めてとなる。

 同連盟幹部は「医療政策に理解のある人を人物本位で選んだ。小選挙区であれ、比例復活であれ、地元から議員を輩出し期数を重ねてもらうことが業界や地域のためになる」と強調、矛盾はないと説明している。

 郵便局長らでつくる「郵政政策研究会県本部」も今回は1、5区で民主前職と自民前職を並立で支援する方向。09年衆院選は郵政民営化法案に反対した自民前職を単独で支持していたが、今回は民主前職と並立で支援する方向に転換した。並立支援とするのは、完全民営化路線を後退させる改正郵政民営化法の成立に、民主が積極的に尽力したためだという。4区は、改正法採決時、民主にいた日本維新の会前職のみを支援する方向。県本部幹部は「政党ではなく、世話になった個人を見ている。集会への動員などの依頼があれば、両方に協力することになる」と話す。

 10年参院選では民・自候補を並立推薦した県建設業協会は、傘下の地区建設業協会に対応を委ねている。ただ、幹部は「民主政権で公共事業予算が削られ、業界は冷え切っている。今回の衆院選で自民は国土強靭(きょうじん)化という待望の拡充政策を掲げており、ほとんどの地区協会が、自民候補に絞って応援するだろう」と見通す。

 同参院選で同様に並立推薦した県農協農政連盟も今回衆院選では全5小選挙区で自民に絞った。最重要課題と位置付ける環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加に絶対反対の立場から「交渉参加推進を党公認の条件とされた民主候補は推薦条件に当てはまらない」(連盟幹部)。民主からの推薦依頼は“門前払い”となった。

 自民一辺倒の姿勢を変えていない団体もある。県薬剤師政治連盟は「ぶれずに」自民を推薦、県看護連盟も自民を応援する方向だ。

 各種世論調査で政党支持率が自民に水をあけられ、政権維持が危ぶまれる民主。政府予算などの要望の窓口となり、党幹部と意見交換の場を設定するなど関係づくりに腐心してきた県連の幹部は推薦取り付けについて「参院選の時より厳しい」と危機感を募らせる。

 並立推薦を「どちらもやらない意思表示」と受け止める政党関係者もいる。

7121名無しさん:2012/12/02(日) 10:34:58
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20121202ddlk21010175000c.html
衆院選:維新・藤井氏が4区・今井氏を全面支援 /岐阜
毎日新聞 2012年12月02日 地方版

 衆院選で比例東海ブロックの単独候補として出馬する日本維新の会の藤井孝男氏(69)が1日、岐阜市内で記者会見した。「小選挙区は今井、比例は維新と支援者に呼びかけたい」と述べ、4区から立候補する維新前職、今井雅人氏(50)を全面支援する意向を改めて強調した。

 原発などを巡って党内の不一致が指摘されている点については「数字や年代など言葉のニュアンスで違いがあると思われるが、差異はない」と説明。「石原(慎太郎)代表、橋下(徹)代表代行そろって県内で街頭活動をして比例代表の票の掘り起こしを狙う」と述べた。【梶原遊】

7122名無しさん:2012/12/02(日) 10:37:53
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20121202000087
自民比例四国に篠崎氏(丸亀出身)/衆院選
2012/12/02 09:45

 自民党は1日、衆院選の比例代表候補42人を発表した。香川県関係では、丸亀市出身で著述業の新人、篠崎令子氏(50)=東京都=が四国ブロックに立候補する。

 篠崎氏は、大手前高校から実践女子大中退。著述業の傍ら、NPO法人役員として育児支援などを行っている。自民党政経塾5期生。党県連が実施した参院選などの公募に応募した経験がある。

 同日、四国新聞の取材に応じた篠崎氏は「これからの日本を担う政権を決める節目の選挙に、当事者として関わることに責任を感じる。日本人としての誇りを育む道徳教育の充実を訴えたい」と抱負を語った。

 公認候補は次の通り(敬称略)

 【北海道】清水誠一(新)、勝沼栄明(新)、大越農子(新)【東北】吉田修(新)、村上文人(新)【北関東】新谷正義(新)、佐藤明男(新)、百武公親(新)、下田彰一(新)【南関東】文月涼(新)、石川英男(新)、出畑実(新)【東京】赤枝恒雄(新)、田畑毅(新)、川松真一朗(新)、小野敬三(新)、石田計夫(新)【北陸信越】永山文雄(新)、助田重義(新)、渡辺智康(新)、轟好人(新)、小林孝治(新)【東海】川田隆(新)、佐橋靖隆(新)、山際功修(新)、杉山真(新)【近畿】西村日出男(新)【中国】池田道孝(新)、木村光寿(新)、井木敏晴(新)、日野原修治(新)、秋田博紀(新)、佐伯充範(新)【四国】永井一郎(新)、高橋央(新)、松崎敏則(新)、篠崎令子(新)【九州】末吉光徳(新)、湯川一行(新)、西村忠則(新)、泉幸親(新)、川嶋潔典(新)

7123名無しさん:2012/12/02(日) 10:41:07
http://www.asahi.com/area/tochigi/articles/MTW1212020900001.html
業界、自民回帰の動き 
 【山岸玲、田中正一】4日公示の衆院選に向けて、県内業界団体の「自民党回帰」が目立つ。自民党の政権復帰をにらんでの動きとみられる。一方で推薦を決めるにあたり、「条件」を候補者に突きつける動きも広がっている。

 県医師会の政治団体「県医師連盟」は1日、宇都宮市内のホテルで幹事会を開き、自民党候補は5区すべてで、民主党候補は1区と2区でそれぞれ推薦することを決めた。長く自民党を支持してきたが、小泉政権での医療政策に反発。民主寄りに傾いていたが、今回は全国的に「支持政党なし」に統一した。

 農協などの政治団体「県興農政治連盟」も、10年参院選での両党推薦の方針を変えて、自民候補のみの推薦を決めた。協議の場では「民主党の『み』の字も出なかった」(高橋勝泰幹事長)という。

 自民党県連はこれまでに181団体に推薦を依頼し、石坂真一幹事長は「自民党への期待感をはっきりと感じる」と語る。一方、民主党県連は70〜80団体に推薦を要請。農協などの大規模団体から推薦を見送られたことに、党県連の松井正一幹事長は「正直に言って痛手だが、努力していくしかない」と話す。

 こうした中、業界団体側は新たな動きを見せる。

 県医師連盟は今回の衆院選で初めて、「政策協定書」への署名を推薦候補に求めた。内容は環太平洋経済連携協定(TPP)や県内での医学部新設への反対など5項目。同連盟の太田照男委員長は「選挙後の政権の枠組みが見通せず、今の所属政党より個人の考えを重視した。守らなければ次はない」と話す。

 県興農政治連盟も、「例外なき関税撤廃に断固反対する」との内容の確約書を交わすことを初めて推薦の条件とした。

 民主党最大の支持母体である連合栃木も、民主党候補者に政治理念や政策などに協力するとの内容の誓約書を求めた。消費増税法案の採決で対応が分かれたことを受けてのものだ。青木義明会長は「決して(行動を)縛るものではないが、候補者との意思統一を確認するため」と話している。

7124名無しさん:2012/12/02(日) 10:42:56
http://mainichi.jp/area/mie/news/20121202ddlk24010054000c.html
2012衆院選:5区の情勢 4選目指す自民、支持層厚く 挑む民主前職、共産 /三重
毎日新聞 2012年12月02日 地方版

 4選を目指す自民前職の三ツ矢憲生氏に、前回惜敗した民主前職の藤田大助氏(比例東海)が再び挑み、前回擁立を見送った共産からも内藤弘一氏が出馬する。

 第1次産業が盛んで、労働組合を組織する企業が少なく、県内で最も自民支持層が厚い選挙区。しかし前回は、最も有権者の多い伊勢市で藤田氏が三ツ矢氏を約6200票上回り、敗れたものの約2800票差まで肉薄、比例復活当選を果たした。

 藤田氏は、祖父(故人)と父が元自民県議で、前回は追い風も受け、自民支持層にも食い込んだ。しかし今回は「マニフェストを一部しか実現できなかったことに厳しい声が多い」と危機感を募らせる。街頭演説や国政報告会などで「党利党略の政治を断ち切り、未来志向の政治を目指す」と訴えている。

 三ツ矢氏は前回、比例重複立候補を辞退し背水の陣で臨んだ。陣営は「伊勢市で今回も負けるわけにはいかない」とし、再び比例重複を辞退する方針。ミニ集会や支援者回りを精力的にこなし「民主党は政権運営の難しさを実感したはず。自民10+件党が日本の国力を取り戻す」と政権奪還に意気込む。

 内藤氏は街頭演説や支持者回りを続け、「公約を実行せず、国民の期待に沿わない政権だった。これからは『国民が主人公』の政治を貫いていく」と民主政権を批判。陣営は「消費増税や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加など、地域の怒りの声は大きい」とし、支持拡大に期待感を示す。【木村文彦】

==============

党県副代表    藤田大助  36=[民]前(1)

[元]外務委理事 三ツ矢憲生 61=[自]前(3)

党県委員     内藤弘一  48=[共]新

〔三重版〕

7125名無しさん:2012/12/02(日) 10:46:35
信濃毎日新聞調査
自民18%
民主15%
維新12%
ソースあればヨロ

7126名無しさん:2012/12/02(日) 11:02:38
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20121202ddlk08010125000c2.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121202-00000043-mailo-l08
2012衆院選:選挙区情勢 6区 自民分裂、第三極も /茨城
毎日新聞 12月2日(日)10時49分配信

 当初は民主、自民、共産の争いと見られたが、無所属候補が立候補表明し自民が分裂。第三極政党では日本維新の会、日本未来の党が相次いで名乗りを上げた。県内で最も人口が多く、半数以上が新住民とされる都市型選挙区で、既存政党も含めて流動化する政治状況の中、浮動票の奪い合いとなりそうだ。
. 民主前職の大泉博子氏(62)は11月26日、つくば駅前で岡田克也副総理(59)と街頭演説。「社会保障と税の一体改革は私のライフワーク」と旧厚生省官僚の自負と共に専門家らしく説いた。前回は自民から大量離党した県医師連盟の全面的な支援を受け、「医師の乱」の主戦場を制した。今回も医師連盟の支援は受けるが、政権公約(マニフェスト)でできなかった点が多く、無党派層に支持を広げられるかが鍵を握る。
 自民元職の丹羽雄哉氏(68)は前回、おひざ元での医師の反乱で11回連続当選を阻止された。今秋は宣伝カーで選挙区を回り、支援者へのあいさつを妻幸子さん(63)と手分けして行う。11月23日の記者会見で「社会保障は先を見据えながら徐々にお願いすること」と述べるなど、少子高齢化対策で厚生行政を引っ張ってきた現場感がにじむ。地元での存在感の薄さも指摘されるが「閣僚や党三役をやると、どうしても遠ざかる」と理解を求める。
 「地域に根差した国会議員を地元から出さなければならない」と11月21日に記者会見し立候補の動機を訴えたのは無所属新人で元県議の狩野岳也氏(48)。父は衆参両議員を務めた明男氏(故人)、母は元参院議員の安氏(77)。「先祖代々みな自民党。離党届を出したが、党員と思っている」と語る。自民党県連は離党届を受理せず保守分裂選挙となった。「私は守る人」がキャッチフレーズ。権利、生活、領土などを守ることを強調する。
 「3・11の不幸を将来に残していいのか」。日本未来の党新人の栗山天心氏(54)は公認発表の11月29日、小沢一郎氏(70)も参加した水戸市のパーティーで「卒原発」を力強く訴え、支援者らから大きな拍手が送られた。地元つくば市の市立竹園東中のPTA会長として「子どもたちのためにも原発は絶対反対」と力を込める。県行政書士会長を務めた経験や人脈を生かし「一生懸命頑張る」と話す。
 気温2度に冷え込んだ11月28日朝、維新新人の深沢裕氏(41)はJR土浦駅前で街頭演説した。東海村にある日本原子力研究開発機構の研究主幹。「日本が抱える問題の多くは原発、エネルギー、災害など科学。科学者としての経験や知識を政治の世界に生かしたい」と話す。ボランティアの支援者と共にトレードマークの緑のマフラーを首に巻き、通勤者に手を振った。

 共産新人の青木道子氏(62)は衆院解散日の11月16日、JR土浦駅前で街頭演説し「原発ゼロの日本を。TPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加阻止、ストップ消費税増税」と訴えた。宣伝カーを下りると、街頭を走り、名刺を配った。JAつくば市谷田部で32年勤め、約10年前からブドウ栽培を同市で行う。「農業政策や原発事故で今何とかしないといけないと感じた」と出馬の動機を話す。【福沢光一】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆立候補予定者◆
 (かっこ数字は当選回数)
 ◇6区=土浦市、つくば市など
大泉博子 62 [元]厚生省課長 (1)民前
丹羽雄哉 68 [元]厚相   (10)自元
栗山天心 54 行政書士        未新
深沢裕  41 原子力機構員      維新
青木道子 62 党県委員        共新
狩野岳也 48 [元]県議       無新
12月2日朝刊

7127名無しさん:2012/12/02(日) 11:20:15
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121202/plt1212020709001-n1.htm
【12・16衆院選 壮絶選挙区に迫る】分裂の小沢王国、怨念の刺客戦! 岩手3区★
2012.12.02

 「誰が、両磐(りょうばん=岩手県南部の旧磐井郡のこと。現在の一関市と平泉町)を制するかが、選挙最大のカギ」

 こう分析するのは、小沢一郎代表率いる「国民の生活が第一」が丸ごと合流する「日本未来の党(未来)」から立候補予定の旅館経営者、佐藤奈保美氏の事務所だ。

 岩手県は「小沢王国」として知られるが、岩手3区は、消費税増税をめぐって小沢氏が民主党を離党した際、「与党で被災地復興に当たりたい」とたもとを分かった元側近の黄川田徹副復興相の地盤。激怒した小沢氏が「刺客」として擁立したのが佐藤氏だ。

 同区は、一関市、陸前高田市など5市3町。有権者約23万人。

 「過去の選挙は、黄川田氏が小沢パワーで勝利してきた。今回は『小沢王国分裂』と『民主党大逆風』で、自民党も力を増している。2000年選挙時の当選ラインか」(県政関係者)

 つまり、6万票前後で勝敗が決まりそうなのだ。

 民主党県連筋も「(人口が多い)両磐がポイント。ここで相手候補を突き放さないと勝つのは無理」と納得する。

 黄川田氏は4期12年、国会議員を務めてきた。東日本大震災では、自宅と地元事務所が津波に流され、両親と妻、長男、秘書を失った。副復興相として地元にも貢献し、実績と知名度は抜群だ。

 それでも、刺客の名前を聞き、黄川田陣営は震え上がった。佐藤氏の父親は菅原喜重郎元衆院議員。黄川田陣営の大幹部だったからだ。黄川田氏が沿岸部出身なら、菅原、佐藤両氏は大票田の両磐出身だった。

 「小沢氏自ら、佐藤氏の公認発表会見を行うほど、対決姿勢をあらわにしている。一関市議会の民主党『一新会』(11人)の大半や、市議会議長ら市重鎮も佐藤氏支持。未来の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)が女性ということで、女性候補がプラスに動く可能性も強い。佐藤氏は、岩手宮城内陸地震で被害を受けた旅館を再建した実績もある」(市議会関係者)

 危機感を強める黄川田陣営には、中央から続々と大物が応援に入っている。小沢氏が離党した直後には野田佳彦首相が、先週24日には岡田克也副総理が入った。

 佐藤陣営にも焦りがある。事務所関係者は「時間がない。3区は香川県より広く、知名度不足。沿岸部は黄川田氏が強く、釜石は民主党の支持母体である連合が強い。両磐を制し、相手候補の強い沿岸部にどこまで食い込めるか」と語る。

 骨肉の争いに割って入ろうとするのが、岩手県選出の玉沢徳一郎元農水相や尾身幸次元財務相の秘書を務めた橋本英教氏。「小沢王国分裂で勝機はある」(自民陣営)と士気が高まる。(ジャーナリスト、田村建雄)

【岩手3区(一関市など)主な立候補予定者】
△黄川田徹 59 民主前
▲橋本英教 45 自民新
△佐藤奈保美46 未来新
 菊地幸夫 53 共産新
 (記号は夕刊フジの分析。△=やや優勢、▲=やや苦戦)

7128名無しさん:2012/12/02(日) 11:29:17
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2012/12/02110737008660.shtml
活動費の返還請求に応じず

 民主党は、離党(除籍)した前衆院議員の山田正彦、福田衣里子両氏らに支給した衆院選に向けた活動費の返還を求めている。請求を受けた両氏だが、返還に応じる考えはなく、逆に党の対応を批判している。

 衆院選長崎3区で日本未来の党から立候補予定の山田氏は「民主党員時代に党員の権利として受け取ったから返す必要はない。返金を求めるのは法律的にナンセンス」と憤り、陣営関係者からは「民主党からの嫌がらせだ」と恨み節も聞かれた。

 みどりの風入りした福田氏は「長崎2区総支部としてもらい、街宣カーなどの資金に充てた。残ったお金は総支部に引き継いでいる。私個人に返せというのはおかしい」と反論する。

 民主党は衆院選立候補予定者の活動費として10月、各総支部に300万円を支給。安住淳幹事長代行は記者会見で、日本維新の会など新党に移った11人に「返還しなければ立候補する資格はない。けじめを求めたい」と11月中の全額返還を求めていた。党本部によると、返還の確認ができたのは4人。応じない人への対応はまだ決まっていないという。

 一方、福田氏の離党により、急きょ2区から立候補することになった川越孝洋氏の場合はどうなるのか。党県連によると、10月の時点で立候補を予定していなかったので支給されないという。陣営関係者は「衆院解散後に立候補が決まったので仕方ない。厳しいが何とかやりくりしたい」。川越氏も「きついが、しょうがない」と話した。

7129名無しさん:2012/12/02(日) 11:39:24
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20121202ddlk03010035000c.html
2012衆院選:民主県連、4区に及川氏を擁立 2区は断念 小沢氏陣営反発 /岩手
毎日新聞 2012年12月02日 地方版

 民主党県連は1日、党分裂で空白区となっていた4区で、金ケ崎町出身の党本部職員、及川敏章氏(56)を擁立すると発表した。同じく候補者が決まっていなかった2区については擁立を断念する。

 同日、盛岡市の県連事務所で記者会見した及川氏は、「このまま民主が衰退すれば、どの党もマニフェスト選挙をやらなくなる」と出馬を決めた理由を説明。同席した県連選対本部長の平野達男復興相は「4区でも候補者を立てて堂々と選挙するのは当たり前のこと」と擁立に至った経緯を述べた。

 一方、4区の小沢一郎氏(70)の陣営からは反発の声が上がった。同氏連合後援会の小笠原直敏会長は同日、記者団に対して「来年は参院選もある。(出馬予定の)平野氏は北上が地元だから、別れても一緒になれると思っていた」と驚きをあらわにした。そのうえで、「4区で立てるというのは、けんかを売られたも同じだ」と、民主への対決姿勢を示した。

 4区にはほかに自民新人、藤原崇氏(29)、共産新人、高橋綱記氏(64)が立候補を予定している。【宮崎隆、和泉清充】

7130名無しさん:2012/12/02(日) 11:41:19
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121202_14.htm
決戦の焦点(6完)福島/自民議席奪還なるか
 民主党は前回(2009年)、県内5選挙区で全勝した。うち1、2区の前議員が国民の生活が第一に移った。自民党が議席を奪還できるかどうかが焦点となる。
 民主党は1、2区に新人、3、5区に前議員を立てる。4区は14期務めた前議員が引退。後継候補擁立に失敗し、不戦敗が確定した。増子輝彦県連代表は「地元の判断だから仕方がない」と諦め顔で語る。

<対応不満で逆風>
 前回の民主党の県内の得票率は56.7%で、05年の前々回より10ポイント以上伸ばした。今回は福島第1原発事故の政府対応への不満が強い逆風となっている。
 5区の前議員は復興副大臣を務めた。陣営は「不満の集中砲火を浴びかねない」と不安を隠さない。3区の前議員は重要閣僚で地元に帰る機会が少なく、11月21日に地元経済団体の会合に出席した際は「閣僚を辞めたらもっと直接的に寄り添える」と釈明に努めた。
 前議員が除名となり議席が空白になった1、2区は11月下旬、増子代表の指名で国会議員秘書2人の立候補が決まった。

<組織戦に徹する>
 自民党は1、2、5区に元議員、3、4区に新人が挑む。平出孝朗県連幹事長は「原発事故からの復興を促進できるのは自民」と攻勢を強める。
 かつての政権与党として原発を推進した責任を問う声も根強い。「反省し、丁寧に理解を求める」(元議員)と歯切れの悪さも見せる。
 1、2区の元議員は組織選挙に徹する。5区は元議員と比例東北の前議員が公認争いをし、元議員が指名され、前議員は比例中国に回った。
 4区は新人が2年前に名乗りを上げ、時間をかけて組織を整えた。引退した民主前議員の支持層が日本維新の会新人へ流れるのを警戒する。3区は難航の末、11月18日に新人を擁立。1996年衆院選で自民候補として勝利した経験がある新党改革幹事長の参院議員が支援する。
 日本未来の党に合流する生活は前議員が1、2区に立つ。1区は個人後援会、2区は地方議員らが支える。組織人員7万8000の連合福島の支援を失ったが、「新党効果で原発ゼロ政策が明確になる」(2区陣営)と無党派層獲得に生き残りを懸ける。5区で1日、新人が立候補表明した。

<競合と連携 混在>
 公明党は比例東北で2議席獲得を目指す。党県本部職員の新人を名簿2番目に載せた。小選挙区は1、2、4、5区で自民候補を推薦し、連携を強める。
 維新は5区に元議員、2、4区に新人が出る。11月27日に石原慎太郎代表と橋下徹代表代行が福島市で演説。4区新人は不戦敗となった民主党支持層への浸透を図る。
 共産党は前回、選挙区候補を1区に絞ったことが響き比例得票が7万割れした反省から、全選挙区に立てる。久保田仁県委員長は「目標は比例10万票」と意気込む。
 みんなの党は11月29日、5区で新人が立候補表明し「復興と賠償を前進させる」と語った。維新とは5区で競合し、2区で維新新人を推薦した。
 社民党は4区の新人のみ。「生活、民主との競合は避けたい」(加藤雅美県連代表)と以前の連携相手に配慮した。
 新党改革は比例東北に新人を立て3区で自民候補を推薦した。

<小選挙区立候補予定者>
【1 区】
大場 秀樹 43 NPO理事長 民 新
亀岡 偉民 57 団体役員   自(町)元(1)
石原洋三郎 39 政党役員   生 前(1)
渡部チイ子 59 農業     共 新

【2 区】
斎藤 康雄 63 議員秘書   民 新 
根本  匠 61 元首相補佐官 自(岸)元(5)
太田 和美 33 政党役員   生 前(2)
緑川 一徳 31 会社員    維 新
平  善彦 60 党区副委員長 共 新

【3 区】
玄葉光一郎 48 外相     民 前(6)
菅野佐智子 59 学習塾経営  自 新
小山田智枝 43 党地区役員  共 新

【4 区】
菅家 一郎 57 前会津若松市長 自(町)新 
小熊 慎司 44 参院議員   維 新
原田 俊広 53 政党役員   共 新
小川 右善 63 農業     社 新

【5 区】
吉田  泉 63 前復興副大臣 民 前(3)
坂本 剛二 68 元経産副大臣 自(町)元(6)
松本 喜一 64 楢葉町議   未 新
宇佐美 登 45 元内閣理事  維 元(2)
吉田 英策 53 党県委員   共 新
菅本 和雅 45 党支部長   み 新

<おことわり> 新党「日本未来の党」の公認名簿が発表前のため、合流する生活の立候補予定者について公認の表記は生活(略称・生)のままとします。

7131名無しさん:2012/12/02(日) 11:46:33
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20121202ddlk10010096000c.html
民主県連:離党の石関氏が所持の帳簿、維新に返還の要請書 /群馬
毎日新聞 2012年12月02日 地方版

 日本維新の会の石関貴史前衆院議員(群馬2区)が民主党を離党後も同党県連の帳簿などを所持しているとして、同党県連は1日、維新の石原慎太郎代表あてに返還を求める要請書を提出した。

 要請書によると、県連は10月22日、会計責任者を石関氏から後藤克己幹事長に変更。政治資金規正法に基づき15日以内の帳簿や通帳などの引き継ぎを求めたが、応じていないとしている。

 石関氏は11月28日にコメントを発表し、「再三にわたり引き取りを求めている。悪質な選挙妨害」と主張している。【喜屋武真之介】

7132名無しさん:2012/12/02(日) 11:49:41
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121130-OYT1T01246.htm?from=ylist
連合に従わない自治労秋田県本部、「未来」支持

 連合秋田傘下で最大の団体である自治労県本部(組合員約1万1330人)は30日、秋田市で執行委員会を開き、衆院選では連合秋田の「民主党候補の推薦・支持」という方針に従わず、ともに日本未来の党に合流予定の「国民の生活が第一」の高松和夫氏(70)(秋田1区)、京野公子氏(62)(同3区)の支持を決めた。

 連合秋田は11月29日、秋田1、3区で民主党候補を推薦し、同2区は同党候補を支持する方針を示していた。だが、同本部の仙葉久書記長は30日、「『反自民・非共産』で考えた時、1区と3区では未来の党の考えが最も我々に近い。社民党との『3者共闘』を壊した民主党県連への反発は強い」と話した。同本部は同2区では社民党の石田寛氏(65)を推薦する。

(2012年12月2日11時40分 読売新聞)

7133チバQ:2012/12/02(日) 11:53:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121202-00000005-asahi-pol
野田首相、重複立候補へ 現職では森氏以来
朝日新聞デジタル 12月2日(日)7時7分配信

 民主党代表の野田佳彦首相(千葉4区)は4日公示の総選挙で、比例南関東ブロックに重複立候補する意向を固めた。歴代の現職首相は2000年の森喜朗氏以外は重複立候補を辞退しており、異例の対応だ。

 民主党はすべての立候補予定者が小選挙区と比例区で重複立候補し、比例名簿は全員1位とする方針。野田首相も党方針に沿って重複立候補する。

 ただ、現行の小選挙区比例代表並立制が導入されてからの過去5回の総選挙では、歴代首相や党首クラスが重複立候補を辞退してきた。09年総選挙では麻生太郎首相、民主党の鳩山由紀夫代表ともに重複立候補を見送った。

7134名無しさん:2012/12/02(日) 12:11:57
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news1/20121201-OYT1T00882.htm
亀井久興・元国土庁長官が政界引退を表明

 元国土庁長官の亀井久興氏(73)は30日、読売新聞の取材に対し、「選挙に出るという気持ちはない」と述べ、衆院選島根2区に立候補せず、政界を引退する考えを正式に表明した。

 不出馬の理由について、亀井氏は「年齢を考えれば、(同年代の政治家の)周りがどんどん引退していく中で、未練がましいと言われかねない」と説明。今後については「表舞台に立つことは考えていない。若手、中堅議員らをバックアップしていくことで役割を果たしていきたい」などと話し、後進の育成に力を注ぐという。

 亀井氏は今年7月下旬、民主党県連代表らに衆院選に立候補しない意向を伝えたとされていたが、本人は進退を明らかにしていなかった。

 亀井氏は1974年の参院選で自民党公認候補として初当選し、2005年には郵政民営化法案に反対して国民新党に参加。国土庁長官や国民新党幹事長を歴任し、通算で参院議員2期、衆院議員5期務めたが、09年の衆院選で敗れて議席を失った。(小林隼)

(2012年12月2日09時14分 読売新聞)

7135チバQ:2012/12/02(日) 12:12:28
>>6687 岩手
>>6923 山形
>>7130 福島
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121128_05.htm
決戦の焦点(1)宮城/1、2区で第三極競合
 29年ぶりの師走決戦となる衆院選は、12月4日の公示(16日投開票)まで1週間となった。急転直下の解散から各党は慌ただしく走りだし、東北の25選挙区の立候補予定者の顔触れは固まりつつあり、今のところ102人に上る。民主、自民の二大政党が21選挙区で激突するほか、第三極勢力が躍進を目指す。最近の選挙結果を踏まえ、東北各県の決戦の焦点を見る。

 県内6選挙区の解散前の議席数は民主党4、自民党1、国民の生活が第一1だった。政権批判で支持基盤が揺らぐ民主党と政権奪還を狙う自民党による攻防に加え、日本維新の会やみんなの党など第三極勢力の伸長が焦点になる。

<農村票の離反も>
 民主党は1、3、4、5区に前議員、2、6区に元議員を立てる。全選挙区での擁立は2003年衆院選以来となる。党所属議員が離党した2区には、1区で2度の当選経験がある参院議員を送り込む。
 前回09年衆院選では候補を立てた全5選挙区を制覇。獲得票は同数の候補を立てた05年の郵政選挙から40%伸ばした。
 躍進を支えた無党派層の支持は流動化が必至だ。農家への戸別所得補償の実現で開拓した農村票も、野田佳彦首相が意欲を示す環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加方針で離反の恐れが強まる。
 反転攻勢を図ろうと、党は24日、岡田克也副総理を仙台市と登米市に投入。岡田氏は「厳しい戦いになるが、引き続き政権を担える議席を取る」と支持を呼び掛けた。

<引き締めに躍起>
 雪辱を期す自民党は2、6区に前議員、1、3、4区に元議員、5区に公募で選んだ新人を擁立した。全選挙区で民主党と激突する。前回の獲得票は05年衆院選比で16%減。党支持基盤の立て直しに努めてきたが、第三極勢力の台頭で保守層の流動化に不安を抱える。
 20日に開設した県連の選対本部で小野寺五典会長は「野党になって初めての選挙だ。どぶ板選挙で1票1票積み上げよう」と陣営を鼓舞した。友党の公明党とは選挙協力に向けた協議を進める。
 各選挙区では「自民回帰」に一定の手応えをつかむ。懸念は組織に漂う楽観論だ。元議員の一人は「自民党は昔と何も変わっていない、という批判も聞く。支持率は頭打ちで、言われているほど楽な選挙ではない」と緩みがちな空気の引き締めに躍起だ。

<3選挙区に7人>
 第三極勢力は、県内3選挙区に3党の計7人が立つ。
 生活は2区に民主党を離党して新党きづなから合流した前議員を、1区に新人を立てる。2区の前議員は「反消費税増税」を前面に出し、二大政党との差別化を図る。
 日本維新の会は2区に自民党元議員、1、4区に新人の擁立を決定。選挙協力を模索したみんなの党の1、2区の新人と競合する。第三極勢力同士で票の奪い合いが激化することも予想される。
 みんなは25日、前日に維新との競合が決まった1区の選対会議を開き、新人候補は「ぶれずに曲げずにやってきたのはみんなの党だけだ。既得権益にどっぷり漬かった既成政党と戦う」と対決色を強めた。
 公明党は選挙区に候補を立てず、比例票の上積みに力を入れる。25日は仙台市などで比例候補が国政報告会を開催。「失政を重ねた民主党政権に終止符を打つ」と訴えた。自民党との選挙協力はまず3、6区で決まった。
 共産党は前回、擁立を2選挙区に絞った戦略を転換。全選挙区に候補者を立てた。「比例東北の1議席を必ず守り抜くのが目標」(県委員会)とし、「即時原発ゼロ」を主張の柱に掲げ、支持拡大を狙う。
 社民党は、1区へ12年ぶりに独自候補を立てる。6区は2000年の補選以来5回連続で元議員を立ててきたが、今回は断念。比例東北に転出し、比例票の底上げを図る。
 幸福実現党は4区に新人を立てる。

7136チバQ:2012/12/02(日) 12:12:39
◇小選挙区立候補予定者
 【1区】
郡和子   55 内閣政務官  民   前(2)
土井亨   54 党県支部長  自(町)元(1)
横田匡人  47 元仙台市議  生   新
榎秀隆   47 新宿区議   維   新
角野達也  53 党県地区役員 共   新
林宙紀   35 党県支部長  み   新
桑島崇史  33 党県職員   社   新
 【2区】
今野東   64 党県代表   民   元(2)
秋葉賢也  50 党副幹事長  自(無)前(3)
斎藤恭紀  43 党県代表   生   前(1)
中野正志  64 元経産副大臣 維   元(3)
福島一恵  52 元仙台市議  共   新
菊地文博  52 党県支部長  み   新
 【3区】
橋本清仁  41 国交政務官  民   前(2)
西村明宏  52 元内閣政務官 自(町)元(2)
吉田剛   31 党県地区委員 共   新
 【4区】
石山敬貴  42 党県支部長  民   前(1)
伊藤信太郎 59 元外務副大臣 自(大)元(3)
畠山昌樹  38 医師     維   新
戸津川永  30 党県地区委員 共   新
村上善昭  40 会社役員   諸   新
 【5区】
安住淳   50 党幹事長代行 民   前(5)
大久保三代 36 党県支部長  自   新
渡辺昌明  59 党県委員   共   新
 【6区】
鎌田さゆり 47 元党県副代表 民   元(2)
小野寺五典 52 党県会長   自(岸)前(4)
高村直也  29 党准県委員  共   新

7137チバQ:2012/12/02(日) 12:13:00
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121128_06.htm
決戦の焦点(2)青森/自民、議席独占も視野
 民主党は衆院解散直前に空白区の候補を決め、陣立てを整えた。厚い保守地盤が強みの自民党が議席独占を狙う。混戦の1区では第三極の動向も注目される。

<支援の広がり鍵>
 民主党は前回(2009年)、1区で議席を獲得し、2〜4区の3人は比例東北で復活当選。このうち、消費税増税などをめぐり2人が除名となり、今回は国民の生活が第一から立つ。
 空白区だった1、2区の候補が決まり、候補4人がそろったのは13日。10年参院選青森選挙区で落選した新人と元県議を、それぞれ擁立することを決めた。
 ただ、県連内には「無理な擁立は自民党に利するだけだ」との反発もあり、結束に不安が残る。連合青森は4人全員の推薦を決め政策協定を締結。組織内の支援の広がりが鍵になる。
 田名部匡代県連代表は「政権交代は一定の成果を残した。使命感と責任感、忍耐力を持って一致結束して乗り切る決意だ」と力を込める。

<強固な基盤強み>
 自民党は前回、逆風の中で3議席を守った。強固な支持基盤で底力を見せた2〜4区のベテラン前議員は今回、応援のため全国を飛び回る。
 木村太郎県連代表は「各候補が自分だけ当選すればいいのではなく、みんなで当選できるように頑張る」と党組織の結束を強調する。
 自民党が重点区に位置付けるのは1区。前回は世襲批判のため党公認を得られなかった新人が公認候補として挑み、民主、生活、日本維新の会、共産の4党と戦う。
 県連選対本部長の山崎力参院議員は「1区は浮動票が多い。第三極を意識した戦略がウエートを占めることになる」と警戒しつつ、05年衆院選以来となる議席独占を視野に入れる。

<意気込む第三極>
 第三極勢力は、現時点で4選挙区で4人が立つ見通しだ。
 生活は1、2区に元民主党の前議員、3区に新人を擁立。4区でも人選を急いでいる。
 横山北斗県連代表は、消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)交渉参加への反対を鮮明にする。「青森の暮らしと経済を悪くする政策であり、絶対に負けるわけにはいかない」と言い切る。
 維新は1区に、太陽の党から合流した元県議を公認した。野合批判に対し元県議は「中央集権を打破し、地方分権を勝ち取るという部分で一致できれば十分。青森にも維新の風を吹かせたい」と意気込む。
 公明党は解散前の比例東北の1議席確保が第1目標。比例票の集約に向けて、3、4区で自民党前議員の推薦を決めた。自民党との選挙協力が深まるかどうかを慎重に見極めながら、1、2区の推薦を検討している。
 共産党は05年衆院選以来、全選挙区で候補を立てる。堀幸光党県委員長は「消費税、原発、TPPいずれも反対の立場を貫いてきたのは共産党だ」とアピールする。
 前回、1区に候補を立てた社民党は選挙区への擁立を断念した。比例票獲得に全力を挙げる。

◇小選挙区立候補予定者
 【1区】
波多野里奈 39 フリーアナウンサー 民   新
津島淳   46 元衆院秘書     自(町)新
横山北斗  49 党副幹事長     生   前(2)
升田世喜男 55 元県議       維   新
斎藤美緒  32 党県委員      共   新
 【2区】
中村友信  57 元県議       民   新
江渡聡徳  57 党副幹事長     自(大)前(4)
中野渡詔子 41 党広報委員     生   前(1)
小笠原良子 63 党地区委員     共   新
 【3区】
田名部匡代 43 党県代表      民   前(3)
大島理森  66 前党副総裁     自(大)前(9)
山内卓   34 会社役員      生   新
松橋三夫  63 党県委員      共   新
 【4区】
津島恭一  58 党国対委員長代理  民   前(3)
木村太郎  47 党県会長      自(町)前(5)
千葉浩規  51 党県常任委員    共   新

7138チバQ:2012/12/02(日) 12:13:34
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121130_10.htm
決戦の焦点(4)秋田/支持者重複、3区混戦
 民主党は前回(2009年)、県内3選挙区で全勝したが、3区の前議員は国民の生活が第一に移った。1、2区の前議員が、議席を守ることができるかどうかが焦点となる。
 民主党は1、2区とも、自民党との事実上の一騎打ちとなる。1区は前議員が4選を目指すが、自民党新人の攻勢を受けている。前回は無所属で初当選し、民主党に移った2区の前議員も激戦が必至。3区は離党した前議員への対立候補として新人を立てる。
 党県連の沼谷純政調会長は「逆風があることは確かだ。野党時代とは違い、政権与党としての審判を受ける選挙になる」と危機感を強める。

<自民意気込む>
 自民党は党県議26人がフル回転し、支持拡大を図る。1区を最重点区と位置付け、県都の議席を狙う。2区では前回、1300票差で敗れて比例で復活当選した前議員が雪辱を期す。
 元議員を立てる3区は前回、前々回に続く混戦の様相。生活前議員、日本維新の会の新人とぶつかるが、この3人による対決は3度目となる。元議員は自民党元衆院議員を父に持つ維新新人と支持者が重なり、票が割れるとみられる。
 自民党県連の渋谷正敏幹事長は「逆風を受けた前回に比べて票が減る材料は少なく、増える要素が多い。全ての選挙区で議席獲得を目指す」と意気込む。

<選挙協力を模索>
 嘉田由紀子滋賀県知事が結成した「日本未来の党」に合流した生活は、1、3区でともに民主党を除名になった前議員が立候補する。1区は民主党と連合票を奪い合う構図になる。
 第三極結集を念頭に、社民党などとの選挙協力を模索している。党県連の高松和夫会長は「単独での政権獲得は難しい。選挙区調整などで協力していくべきだ」と言う。
 選挙区に候補者を出さない公明党は、比例東北で2議席獲得を狙う。自民党との選挙協力では、1区の新人、2区の前議員の推薦をともに決めた。
 3区では前回、自民党が分裂選挙になったため、全国の選挙区で唯一推薦を出さなかった。前回、自民系無所属で挑んだ新人は維新に移った。公明党県本部の田口聡代表は「3区も自民党を推薦する方向で環境を整えていく」と話す。

<維新がてこ入れ>
 維新は29日、1区に党東京事務所長で元議員の追加公認を発表した。3区では、3度目の挑戦となる新人を公認している。28日に橋下徹代表代行が遊説に入り、12月2日には石原慎太郎代表が応援に入る予定。
 共産党は全選挙区に新人を擁立する。米田吉正党県委員長は「政党が乱立する中、政党の在り方が問われている。ぶれない共産党をアピールしたい」と強調する。
 社民党は1、3区の擁立を見送り、2区に新人を立てる。前回は選挙協力を結んでいた民主党の一部に離反の動きがあった。しこりが残っており、集票合戦が激化しそうだ。党県連の石川ひとみ代表は「党の勢力拡大に向けて、やれることをきっちりとやる」と語る。

◇小選挙区立候補予定者
 【1区】
寺田学    36 首相補佐官   民   前(3)
冨樫博之   57 元県議     自   新
高松和夫   70 党県会長    生   前(1)
近江屋信広  63 党東京事務所長 維   元(1)
佐竹良夫   62 政党役員    共   新

 【2区】
川口博    65 党県副代表   民   前(1)
金田勝年   63 元外務副大臣  自(額)前(1)
佐藤邦靖   57 党2区国対委長 共   新
石田寛    65 党県幹事長   社   新

 【3区】
三井マリ子  64 北欧研究家   民   新
御法川信英  48 元外務政務官  自(無)元(2)
京野公子   62 党県幹事長   生   前(1)
村岡敏英   52 会社社長    維   新
佐藤長右衛門 68 党県農政委長  共   新
 ◇
<おことわり>新党「日本未来の党」の公認名簿が発表前のため、合流する生活の立候補予定者について公認の表記は生活(略称・生)のままとします。

7139チバQ:2012/12/02(日) 12:15:46
>>6539流転 東北・迫る衆院選−政党編(1)混迷/選択軸、複雑さ増す
>>6690流転 東北・迫る衆院選−政党編(2)苦境/首相強気、地方と差
>>6786流転 東北・迫る衆院選−政党編(3)交錯/高揚と拭えぬ不安

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121201_01.htm
流転 東北・迫る衆院選−政党編(4)挟撃/第三極つぶし合い
 決戦を目前にした立候補予定者が一番驚いた。
 滋賀県知事の嘉田由紀子が脱原発を掲げた「日本未来の党」の発足を発表した11月27日、国民の生活が第一代表の小沢一郎は、間髪入れず未来との合流を打ち出した。

<合流聞き絶句>
 「えっ…」
 その夜、生活から岩手3区に立候補予定する新人佐藤奈保美(46)は一関市内であった支持者との会合後、合流の知らせを聞き絶句した。
 居合わせた選対幹部が慌てて佐藤に経緯を説明。佐藤は「(中小政党の乱立ではなく)小さな力を大同団結し大きな力にしたい」とだけ語った。
 佐藤は小沢が放った「刺客」。3区で生活に同調せず、民主党にとどまった前議員黄川田徹(59)と激突する。24日に一関市内に生活の看板とともに事務所開きをしたばかりだった。
 立候補予定者が全く知らないうちに、政党の看板が目まぐるしく変わる。思いもよらない展開への不安を振り払うように、佐藤の陣営幹部はつぶやいた。「小沢についていくだけだ」
 二分化が進んだ第三極勢力。もう一方のグループの主導権争いが、固まっていた選挙構図を揺さぶった。

<焦燥もにじむ>
 日本維新の会代表石原慎太郎と代表代行橋下徹が、JR仙台駅前で演説した27日午後。宮城2区に立候補するみんなの党新人菊地文博(52)は1人、泉区の住宅街で訴え続けた。
 「維新はぶれた。しがらみを絶てる真の第三極は、みんなの党だけになった」。言葉には「一日の長」のある党のプライドと、維新との合流がついえたことへの焦燥がにじんだ。
 2010年参院選宮城選挙区で10万票を獲得した菊地。党の足場のない宮城で第三極の地歩を築いてきた。道州制などの政策研究を通じて視野に入れていたのが維新との共闘だ。
 衆院解散翌日の17日、流れは急変した。石原率いる太陽の党は発足3日で維新との合流を発表。太陽公認だった元自民党議員中野正志(64)との競合は必至となった。
 みんなの党県選対幹部は党代表渡辺喜美の秘書に接触。「中野を維新の比例に回すか、菊地をみんなの単独比例候補にするか、打開策が必要だ」と迫った。答えは「特別扱いはできない」。両党が選挙区と比例を分け合う可能性は消えた。

<「落下傘」擁立>
 みんなが新人林宙紀(35)を立てる宮城1区にも、維新は新宿区議の榎秀隆(47)をぶつけたが、陣営は急ごしらえだ。
 石原と橋下が仙台市の街頭に立った27日、榎は宮城県庁で慌ただしく立候補の記者会見。翌日、県議会棟を訪ねて県議へのあいさつ回りを試みたが議会は休会中。「誰もいません」。配れた名刺は2枚だけ。宮城とは縁もゆかりもない落下傘候補の現実を味わった。
 ようやく固まった第三極の勢力図。一連の離合集散は政界再編の予兆か、単なる合従連衡にすぎないのか。
 維新の参戦を迎え撃つ菊地と林は連日、街頭に立つ。「政党の真贋(しんがん)が問われる戦いになる」と訴える。
(敬称略)

7140チバQ:2012/12/02(日) 12:16:10
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121202_11.htm
流転 東北・迫る衆院選−政党編(5完)存亡/中小党勢回復狙う

 「原発と使用済み核燃料再処理工場はストップさせる。消費税増税なんてとんでもない」
 11月30日夕、薄暗くなったJR青森駅前。衆院選比例東北(定数14)に立候補する社民党新人で元八戸市議の山名文世(64)は、党の金看板である「脱原発」「反消費増税」を繰り返した。

<脱原発が続々>
 冷たい雨が降る中、足を止めて聴く人はほとんどいなかった。山名の表情は硬い。「脱原発を掲げる政党が増えた。埋没を避けなければ…」
 同党青森県連は今回、初めて県内選挙区への候補擁立を断念した。毎回、得票が伸びず供託金没収が続いた末の苦渋の決断だった。
 党はほかの5県で各1人を選挙区に立て、比例単独に元議員と新人を擁立する。前回(2009年)は比例で31万6000票を獲得して1議席を確保したが、苦戦は必至だ。東北ブロック協議会事務局長の田山英次は周囲にげきを飛ばす。「存亡を懸けた戦いだ」
 知名度のある政治家を党首に据えて、注目を集める第三極。多党化で比例票の行方は読めなくなり、既存の中小野党は焦りを深める。

<選挙区と連動>
 「この比例の議席を失ってはならない」
 仙台市中心部に、比例東北で4選を目指す共産党前議員の高橋千鶴子(53)と宮城1区に立つ新人角野達也(53)の合同事務所を開いた25日、東北ブロック責任者の宮城県委員長中島康博は、ひときわ声を張り上げた。
 共産党は今回、9年ぶりに東北の全25選挙区に候補者を擁立する。全ての候補を高橋と連動させる「人海戦術」で議席を死守する戦略だ。
 選挙区候補を9人に絞った前回、比例票は1万も減って31万5000票だった。最後の1議席を何とか手にした。
 光明もある。党が反対する環太平洋連携協定(TPP)交渉参加をめぐり、青森県農協農政対策委員会は30日、初めて共産候補の推薦を決めた。
 これに先立つ28日、高橋は宮城県農政連会長の菅原章夫と接触。党のチラシやポスターを渡すと、菅原は「組合員に情報は公平に伝えよう」と受け取った。「メッセージが農家に届いてくれれば」と高橋。議席死守へ気合がみなぎる。

<第三極に矛先>
 政権復帰を目指す公明党。比例東北で解散前の1議席から2議席に増やすのが目標だ。東北の16選挙区で自民党候補の推薦を決め、選挙協力も加速する。
 「(比例議席最後の)14番目でいい。何とか2議席を実現したい」
 岩沼市で24日にあった自民党元議員の役員会。駆け付けた公明党宮城県本部代表の石橋信勝は、「一心同体」を強調し、比例への協力を求めた。
 前回は東北で51万6000票を獲得したが、過去最高だった前々回の62万票を大きく減らした。多党化で流動的な要素は増え、得票目標にはあえて触れず、「2議席獲得」を前面に出す。
 1議席目は党幹事長の前議員井上義久(65)の必勝を期す。「人気だけで委ねてはならない」。井上は東北各地でこう訴え、比例票を脅かす第三極に矛先を向ける。
 民主、自民両党の争いを軸に、絡み合う中小政党と第三極。決戦の号砲は2日後に迫った。(敬称略)

7141名無しさん:2012/12/02(日) 12:19:53
http://mainichi.jp/area/akita/news/20121202ddlk05010010000c.html
対決の構図:12年衆院選/中 2区 自民、組織力で雪辱期す /秋田
毎日新聞 2012年12月02日 地方版

 ◇民主「人物本位」訴え 社・共は2大政党批判展開
 秋田2区は再選を目指す民主前職の川口博氏(65)と、前回選は1351票の小差で敗れ比例代表で復活当選した自民前職の金田勝年氏(63)の争いに、共産の佐藤邦靖氏(57)と社民の石田寛氏(65)の新人2人が挑む構図だ。第三極勢力からの擁立の動きはみられない。

 「我が党は力不足で段取りが悪い。素直に謝ります」。川口氏は先月30日、大館市の事務所開きで支援者約150人(主催者発表)を前に、民主への逆風を意識した危機感をにじませた。

 小坂町長を19年間務め、09年4月の知事選に挑戦。同8月の前回衆院選は無所属で臨み、政権交代への期待感に後押しされ勝利をつかんだ。だが、前回選では民主と連合秋田は社民候補を推薦。当選後入党したが、連合秋田は今回、1、3区の民主候補を推薦としたのに対し、川口氏は支持にとどめた。

 民主党が積極的な環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加も農業関係者の多い2区では批判の的。集会で参加者に詰め寄られた時は「私も農家の小せがれだから状況は分かります」と答えるのがやっとだった。

 今夏から毎週末、農業関係者を中心にあいさつ回りを続けた。「人物本位」を掲げ雇用創出や地域振興などを訴える。票田の大館市は社民候補と票の奪い合いになるとみられ、男鹿、南秋地域での支持拡大を目指す。

 「3年間でみなさんの期待と希望が失望に変わった」。先月29日、金田氏は大館市で総決起集会を開き、約1000人(主催者発表)を前に民主党批判を繰り返した。

 解散を見据え、今年7月から後援会組織を強化。前回は38の後援会で戦ったが、今回は56に増やした。前回選で川口氏に6726票差をつけられた大館市では新たに5後援会増やし11後援会に。さらに農協や電力、医療など保守系の業界の支持も固め、票を上積みしての雪辱を期す。「安定した政治で経済成長を図り、郷土を守る」と訴える。昨春、軽い脳出血で入院したが「体調は万全」と強調する。

 佐藤氏は、TPP交渉参加反対、原発ゼロ、消費増税反対を軸に「ぶれない共産党」を訴える。5月以降、500回以上という街頭演説で支持を訴えた。陣営幹部は「自民、公明両党だけでなく民主党にも失望した有権者が佐藤の言葉に耳を傾け、手応えを感じる」と話し、支持の広がりに欠ける2大政党への批判票の取り込みを狙う。

7142チバQ:2012/12/02(日) 12:20:59
>>6555 福島1区
>>6778 福島3区
>>6937 福島4区

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000049-mailo-l07
ふるさとを選ぶ:’12衆院選・選挙区情勢 2区 第三極の風 「未来」への合流に活路 /福島
毎日新聞 11月29日(木)11時28分配信

 ◇「地上戦」「空中戦」で激突
 「ようやく発表になったか」。28日、国民の生活が第一前職、太田和美氏(33)の選挙事務所幹部はこう言ってポスターの印刷中止を指示した。「卒原発」を掲げる嘉田由紀子・滋賀県知事の新党「日本未来の党」が27日に結党発表され、生活の解党・合流が決定。第三極の最大勢力となる。太田氏も新党の公認候補となる。幹部は「新たな風が吹き始めた」と声を弾ませた。
 太田氏は消費増税に反対し、7月に民主を離党した。衆院解散後も候補者選定が難航した民主を尻目に、「擁立がなければ、民主票を取り込める」との計算もあった。しかし、3年前に太田陣営を仕切った増子輝彦参院議員は、意趣返しとばかりに自身の秘書、斎藤康雄氏(63)を立てた。太田陣営に漂い始めていた重い空気を、新党合流が吹き飛ばした。
 「都市部の選挙は空中戦です」。連日、ハンドマイクを手に街頭に立つ太田氏は不特定多数に呼びかける自らの手法をこう呼ぶ。通行中の車から女性やお年寄りが手を振る。「声なき声がここにある。私の政治活動の原点」と語り、合流後もこのスタイルは続ける。
 「これが地上戦です」。本宮市の社会福祉法人に支援要請に訪れた自民元職、根本匠氏(61)は話す。職員らを前に「スローガンだけの政治は終わった。政策本位の政治を取り戻します」と訴えた。
 衆院5期を務めた根本氏は前回、民主の落下傘候補だった太田氏に敗れた。震災と原発事故をはさんで3年4カ月。「現職時代には考えられないほど有権者の声を聞いて回った」。企業や団体を訪ね、後援会や地区の集会を重ね、確かな手応えを感じている。「ふるさと復活」とうたったポスター。雪辱を期す自身の思いもにじむ。
 「選挙事務所も何もこれからです」。突然の擁立決定から2日後の26日、民主新人の斎藤氏は「国会議員は自分にはとても無理だと感じていた」と打ち明けた。しかし、増子氏は「斎藤君は震災後、筆頭秘書として県内の首長らの声を私に届けてくれた。だからこそ候補者にふさわしい」と言う。自らの後援会や連合の組織票を固め、出遅れを取り戻す。
 「道州制を目指す維新旋風を」。日本維新の会新人、緑川一徳氏(31)は“橋下人気”受け、東京から故郷・福島にUターンした。選対本部には大阪府議が入る予定で、地元議員の支援は見えない。「これが既成政党にはできない改革力」と語り、友人知人との“手作り選挙”で挑む。
 「(2区候補予定者の中で)原発即時ゼロを訴える唯一の政党です」。共産新人の平善彦氏(60)は原発問題を最大の争点と位置づけ、組織票に反原発票の上乗せを目指す。農家出身で、貧しさから高校を中退した。苦労人ゆえの人柄で、党の施策を説き歩く。【栗田慎一】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆09年衆院選の得票◆
当 太田和美 民前 131306
  根本匠  自前 111596
  酒井秀光 諸新   2397
11月29日朝刊

7143チバQ:2012/12/02(日) 12:21:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121202-00000053-mailo-l07
ふるさとを選ぶ:’12衆院選・選挙区情勢 5区 原発事故の地元 出馬に拍車、5党乱立 /福島
毎日新聞 12月2日(日)10時51分配信

 ◇自民の公認調整、直前まで
 「2人を当選させる。支援団体も全力であたる」。いわき市のホテルで1日あった自民党いわき総支部、双葉郡総支部合同の役員会・選挙対策本部発足式で、岩城光英・党県連会長は宣言した。
 公示1週間余り前までもつれた公認調整は一時、分裂選挙も危惧されたが、決着した。公認候補に決まった5区支部長の元職、坂本剛二氏(68)が「福島復興、政権奪還に向け、2人で力を合わせて頑張ろう」と手を差し伸べた。すると、前回3区に回って唯一、比例復活した前職、吉野正芳氏(64)も「吉野後援会も(坂本氏の議席)必獲(ひっかく)のため全力を挙げる」と手を握り返した。
 解散後、県連は「支部長が公認」との原則に基づき坂本氏の公認を申請。岩城会長ら幹部が再三上京し、吉野氏の比例東北ブロックからの「原発事故災害復興枠」を要請した。しかし、他の被災地などの県連から激しいブーイング。吉野氏は、安倍晋三総裁、石破茂幹事長ら党幹部が在籍し当選が「約束」された比例代表中国ブロックからの立候補が決まった。
 「選挙中も地元に張り付いて全員当選に全力を挙げる。バッジをつけて福島にお返しするオールジャパンの復興支援態勢」(吉野氏)がとられた。だが、坂本陣営には焦りもある。吉野氏の支持者のわだかまりと、選挙態勢構築の遅れだ。陣営には11、12月議会を抱える県議、市議、首長らが連日張り付き、支持者へのあいさつ回りやミニ集会に同行するなど、急ピッチで支持固めを図る。
 一方、09年衆院選で厚い保守の壁を破って当選を果たした民主前職の吉田泉氏(63)。こちらも連日、陣営に県議、市議らが張り付き「労組などと結束し逆風をはね返す」と、支持固めに余念がない。吉田氏は会津、中通りに散った双葉郡からの避難者の仮設住宅を一巡。「党首討論で男を上げた野田(佳彦)さんこそ首相の器。頼りにしている頑張って、との声が圧倒的に多い」と手応えをつかみ始めている。
 さらに、原発の廃炉、再稼働停止や復興の遅れ、消費増税法案を巡る“連立”は野合だとして、日本維新の会元職の宇佐美登氏(45)、共産新人の吉田英策氏(53)、みんなの党新人の菅本和雅氏(45)も立候補を表明。宇佐美氏は「地域のことは地域で決める。福島を未来の子どもたちのために復興させる」と街頭宣伝し、知人を頼ってあいさつに回る。吉田英氏も「復興の基本は住宅、商売、工場、医療など生活再建。安心して暮らせる浜通りを」と主張。消防団・PTA活動で培った地域貢献などで浸透を図る。
 この他にも、日本未来の党から出馬を模索する動きがある。長期避難を余儀なくされた双葉郡の有権者が多数いる原発事故の地元5区では、政党・候補予定者の乱立に拍車がかかる。【中尾卓英】=おわり
………………………………………………………………………………………………………
 ◆09年衆院選の得票◆
当 吉田泉  民前 135692
  坂本剛二 自前  88968
  石渡剛  諸新   5150
12月2日朝刊

7144チバQ:2012/12/02(日) 12:25:22
>>6666混迷<1> 民主 「地方軽視」の代償は
>>6814混迷<2> 自民 公募で狙う「党新生」
>>6905混迷<3> 維新・みんな・未来 「台風の目」になるか

http://www.tokyo-np.co.jp/article/shuin2012/saitama/CK2012120202100009.html
混迷<4> 共産・社民 「埋没」に強い危機感

 「いろんな党が出てきましたが、選挙目当ての離合集散だ。ぶれずに筋を通すのが共産党ということで、新たに注目されています」

 先月十七日、共産のさいたま市議が市内で開いた市政報告会。衆院選の埼玉1区に出馬する共産新人の青柳伸二がマイクを握り、日本維新の会など最近できた新党との違いをこう強調した。

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、初の大型国政選挙となる衆院選。共産は「即時原発ゼロ」が公約の大きな柱だが、「卒原発」を掲げる日本未来の党などとも県内で議席を争う。青柳は「共産党は事故前から一貫して反原発を訴えてきた。党員でない有権者からも支持を得られるはずだ」と、党への“風”に期待する。

 共産は前回、県内十五の小選挙区のうち九選挙区で候補者擁立を見送った。選挙戦では「自公政権は退場を」と訴えて政権交代をうながしたが、政権与党の座に就いた民主党は迷走。共産は全国的に「議席増のチャンス」と判断し、今回は県内全小選挙区に新人の擁立を決めた。

 民主、自民の「二大政党」への批判票の受け皿を目指すが、今回は県内で5区と11区を除く小選挙区で維新と未来、みんなの党のいずれかの候補者とも戦うことになる。

 小選挙区はもともと二大政党に有利な制度。自民や民主の陣営からは「『第三極』と共産が無党派層の票を奪い合えば、組織票のあるウチには好都合」と、多党乱立を歓迎する声も上がる。県委員長の小松崎久仁夫は「有権者は『第三極か共産党か』というせめぎ合いにいる。私たちはもっと旗印を上げ、スピードを上げることが大事だ」と力を込めた。

     ◇

 先月十九日朝、JR浦和駅前に社民党の青いのぼりがはためいていた。「原発ゼロ」「消費増税NO」に加え、「憲法」の文字が浮かぶ。「憲法を守り抜く。それが社民党です」。埼玉1区に出馬する新人川上康正が声をからした。

 今年九月、衆院の年内解散を見込んで社民県連合が開いた会議で、のぼりに「憲法」の文字を入れることを急きょ決めた。県連合代表の佐藤征治郎は「脱原発を訴える党はほかにもあるが、憲法を一番に掲げるところはない。うちは憲法を守ることが『一丁目一番地』だ」と説明する。

 一方、党首の福島瑞穂は「脱原発議員を応援する」として、競合しない小選挙区で未来と選挙協力する考えを表明。党本部から県連合には「(未来と)緩やかな連携をすることになった」との通知が届いたという。

 1区には未来の立候補予定者はいない。ただ佐藤は「われわれは比例票の掘り起こしで手いっぱい。未来と一緒に行動することや、互いに推薦し合うことはない」とした上で「脱原発も訴えるが、一番は憲法」と、当初の方針通りに選挙戦に臨む考えだ。 =敬称略、おわり

 (この企画は前田朋子、増田紗苗が担当しました)

7145名無しさん:2012/12/02(日) 12:28:10
http://mainichi.jp/select/news/20121202mog00m010011000c.html
衆院選:民主“大物”にも危機感 現職閣僚も前衆院議長も、首相道内入りでテコ入れ
2012年12月02日

 民主10+件党が逆風にさらされる中で迎える衆院選(4日公示、16日投開票)。道内でこれまで強固な基盤を築いてきた民主10+件の“大物議員”にも危機感が募る。1日には野田佳彦首相が解散後初めて道内入りし、横路孝弘前衆院議長(71)や三井辨雄(わきお)厚生労働相(70)らの支持を訴えて回った。【円谷美晶、山下智恵、大場あい、吉田競】

 「この北海道1区は試金石となる選挙区です。民主党の改革を前に進めるためには、揺るぎない信念で政治活動をしてきた横路さんが必要です」。野田首相は1日、札幌市中央区の繁華街で、道1区(札幌市中央、南、西区)から出馬する横路氏とともに、握りあった手を高く掲げた。

 11選目を目指す横路氏は道知事を3期務めた後に国政復帰し、高い知名度を誇る。96年の小選挙区制導入以降、毎回10万票以上を獲得し、1区は「民主の牙城」とされてきた。だが、民主党関係者からは「今回は分からない」との声も漏れる。

 横路氏は05年に衆院副議長、09年からは衆院議長を歴任。ここ数年は地元での不在が常態化した。後援会は高齢化し、若い世代への浸透が課題とされる。

 1区には自民党▽日本維新の会▽共産党▽新党大地が新人を擁立。4人の平均年齢は約45歳だが、横路氏は「今の政治には経験が非常に大切」と訴える。一方、横路氏の陣営幹部は「若い政党や候補は勢いがあり、どこまで伸びるか読めないのが怖い」と警戒する。

 野田首相は横路氏の応援に先立ち、札幌駅北口で、道2区(札幌市北、東区)の三井氏と肩を並べ、「社会保障改革を進めるために、三井さんの役割はどんどん多くなる。これからも三井さんを先頭に改革を前に進めていきましょう」と呼びかけた。

 選挙で有利と言われる現職閣僚も、党への逆風におびえる。三井氏は先月23日、札幌市で報道陣に対し「(有権者は)民主10+件党というだけで冷ややかな感じがする」と漏らした。

 三井氏や小平忠正国家公安委員長(70)=道10区(空知、留萌管内)=ら要職を務める前職にとっては、解散後、地元に戻る時間が限られることも不安要素だ。本人に代わって後援会などが奔走するが、三井氏の選対幹部は「本人がいるのといないのとでは大違い」とため息をつく。小平氏も先月25日の事務所開き後、「極力こちらにいたいが、職責があるので調整しながらやっていく」と、もどかしさを口にした。

 09年の衆院選小選挙区で11勝1敗と圧勝。自民党が全国的に大勝した05年も8勝4敗。「民主10+件党王国」と言われる北海道を襲う逆風に、党本部もてこ入れを図る。公示日の4日には細野豪志政調会長が応援に駆けつける予定。全国的に人気が高い細野氏の来道について、道連幹部は「北海道で負けたら民主10+件党は終わりだということだ」とつぶやいた。

  ×  ×

 野田首相は1日、函館市も訪れた。街頭演説では、エネルギー政策について「原発に頼らない社会をつくり、30年代までにゼロを目指す」と訴えた。だが、大間原発の建設問題については触れなかった。同市東雲町の会社員の男性(60)は「大間についても一言ほしかった」と不満顔だった。【近藤卓資】

7146チバQ:2012/12/02(日) 12:31:35
>>7115 栃木5区
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121127/elc12112702110015-n1.htm
選挙区の情勢・1区 「崖っぷち」雪辱期す船田
2012.11.27 02:11 [栃木県]
 前回、激しい逆風の中、議席を失った自民船田が民主石森への雪辱を期し、さらに平成22年参院選で善戦したみんな荒木が2人の戦いに割って入る。共産田部は政策浸透を図る。

 25歳で初当選し、39歳で経済企画庁長官を務めるなど“若きプリンス”と呼ばれた船田も2度の落選を経験。今回は「崖っぷち。3度目はない。政治生命をかけてこの崖っぷちを乗り切る」と悲痛な覚悟で臨む。自民が現職候補を推薦した知事選と宇都宮市長選では、衆院選の前哨戦と位置づけ、積極的に街頭に立った。さらに衆院解散後は支持者回りなどで地盤固めに余念がない。

 前回、「戦う脳外科医」をキャッチフレーズに新人ながら当選9回の大物・船田を下した石森。今回は一転、逆風にさらされている。民主県連は知事、宇都宮市長両選挙に候補を立てられず自主投票。知事選投開票日の今月18日、事務所を開き、翌日、ライフワークとしている早朝の辻立ちを再開した。民主政権の反省を交えた街頭演説には有権者の反応も冷ややかだ。「今回は厳しい」と漏らしながら、救急医療改革や「政権維持」を訴える。

 22年参院選では、党の勢いもあり約22万4500票を獲得した荒木。政治経験のない新人で、ほぼ支援組織もない中での選挙だったが、今回は昨年の統一地方選で誕生したみんな所属の県議や市議らが選対を組織。当時の追い風はなく、浮動票を取り込めるかは不透明だが、「一人一人握手して地道に回るしかない」と戦術は変わらない。

 国政、地方両選挙の経験を持つ田部は知事選で党公認候補の応援で街頭に立ち、消費増税反対などを訴えてきた。政策の浸透で比例票の上積みも狙う。(敬称略)

                   ◇

 12月4日公示、16日投開票に向け、県内各選挙区は候補予定者がほぼ出そろった。戦いの構図、公示直前の情勢を探る。

                   ◇
 石森久嗣 50 脳外科医師  民前(1)
 船田元 59 元経企庁長官 自元(9)
 田部明男 57 党県委員   共新 
 荒木大樹 41 石材会社社長 み新 
 ※( )数字は当選回数
                   ◇
 ■平成21年の選挙結果
 当 145702 石森久嗣 民新
   111455 船田元 自前
     8883 小池一徳 共新
     3836 河内宏之 幸新

 ■17年の選挙結果
 当 141868 船田元 自前
   103757 水島広子 民前
    10301 野村節子 共新


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