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第46回衆議院議員総選挙(2013年?)

6786名無しさん:2012/11/30(金) 12:08:54
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1112/20121130_09.htm
流転 東北・迫る衆院選−政党編(3)交錯/高揚と拭えぬ不安

政権奪還を期す自民党陣営の後援会会合。議席奪還に向け、高揚感と不安感が交錯している=24日、郡山市

 「乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負だ」。口べたと言われる男が大見えを切った。
 衆院選福島2区に立候補する自民党元議員根本匠(61)が24日、郡山市内で開いた後援会会合。400席は全て埋まり、決起大会さながらの決戦ムードが漂った。

<原点回帰図る>
 弁士は根本を含め5人。かつて政策集団を組み、互いを盟友と呼び合った党総裁安倍晋三との「近さ」をアピールする場面は一切なかった。
 根本は前回(2009年)、当時民主党で千葉7区から国替えした太田和美(33)に6選を阻まれた。安倍内閣で首相補佐官を務めた実績は、いとも簡単に吹き飛んだ。県内全5選挙区で自民候補は全滅した。
 「いつまでも大物に頼ってはいられない」。根本の後援会幹部は言う。目指すのは大風でもびくともしない浸透だ。自民党型選挙の原点回帰へ陣営は回転を速める。
 自民党は前回、東北の選挙区議席が5にとどまった。今回は全25選挙区に候補を立て、勢力逆転を狙う。迷走した民主党政権に代わり、政権復帰が現実味を帯びているのは確かだ。
 「支援者を回ると『今回は大丈夫だ』と言われるが、本当か。上滑ってはいないか」
 宮城3区で3選を狙う自民党元議員西村明宏(52)は24日、岩沼市であった会合で、拭えない危機感を率直に語った。

<支持率頭打ち>
 選挙区の4市9町の各支部に選対本部を設け、選対本部長には元県議会副議長を据えた。県内の自民党候補の中では最初に公明党の推薦も受け、陣立てが整う。
 それでも一抹の不安があるのは、党勢の爆発的回復を感じないからだ。
 各種世論調査で支持率は第1党を維持するが、ピークは9月の党総裁選直後だった。首相野田佳彦が党首討論で放った解散宣言に、安倍が虚を突かれた形になったことなどが響いた。
 野田の正面突破に「政治家のすごみを久々に見た。討論に限れば安倍の完敗」と感じる自民党関係者は少なくない。第三極勢力の台頭も相まって、支持率は頭打ちだ。
 集票の構造的不安もある。「鉄板とされてきた支持層の溶解」(西村陣営幹部)だ。野に下った3年3カ月の間、自民党の長期政権を支えた業界団体や地域組織の支持基盤は大きく揺らいだ。

<基盤修復途上>
 強力な支持団体だった宮城県建設業協会は今回、自民党を含め推薦依頼を受けた候補への態度決定が公示直前までずれ込む見通しという。会長の佐藤博俊は「今は国政の過渡期。協会として会員を締め付けるのは難しい」と打ち明ける。
 党組織の強みだった各地の地域支部も、高齢化と支持離れで党員数が減っている。農村部を中心に民主党に侵食された基盤修復も途上にある。
 「青森の4選挙区全てで勝ち抜く。青森から流れをつくり、東北へ、日本へとつなげたい」
 解散翌日の17日、青森2区の前議員江渡聡徳(57)は青森県野辺地町での支部幹部会合で強調した。逆風だった前回も議席を守り、保守の面目を保った。今回は政権奪還へ士気が上がる。
 各地の陣営に交錯する不安と高揚。党再生が懸かる戦いに、隣り合わせの二面性が浮かび上がる。(敬称略)

2012年11月30日金曜日


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